ノパ听)ブーン系小説・イラスト練習&総合案内所のようです

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744オラオラお前らもっと投下しろや、歩くようです様のお通りだ
そんなこんなで歩きはじめて二年間。
その年の秋の終わり、赤い地平線の向こう側に、あたしとブーンは目的地を見つけ出します。

( ^ω^)「あれが旧友の……ショボンさんのお墓だお」

ξ;゚听)ξ「……」

山の遠景とは明らかに異なる、たくさんの高い四角い影の連なり。

それは、アシールを越えたどり着いたメッカ遺跡のように物寂しく、
だけど遺跡とは絶対的に異なる、体の奥底から寒気を感じさせてしまう何かもった、そんな場所でした。

正直言って、足を踏み入れたくはなかったです。だけど、ブーンは進み、あたしもその後を追いました。

そして、高くて四角い連なりが、石のような素材の住居のようなものだとわかるほどに近づいたその時、
ブーンは突然足を止め、こんなことを呟きました。