ノパ听)ブーン系小説・イラスト練習&総合案内所のようです

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740オラオラお前らもっと投下しろや、歩くようです様のお通りだ
さて、少しだけ話は脇道に逸れます。
初めの目的地である絵描きさんの墓にたどり着くまでの間に、あたしはブーンからあることを学ばされました。

それは、言葉です。

ξ;゚听)ξ「え? 違う言葉なんてあるの? 
      嘘でしょ? 親指立てて『嘘です!』って言ってよ?」

( ^ω^)「嘘です! なーんて言うわけないだろうがお。
      世界は広いんだお。その広さの分だけ、違う言語が存在するんだお。
      というわけで、お前にはこれから、二つの言語を覚えてもらうお」

ξ゚听)ξ<どひー

そんなわけで、旅の初期、北の大地に初めての村を見つけるその時まで、
あたしとブーンの会話は、ロシア語と英語、そんな名前の言葉を覚えるためのやりとりに終始しました。

ああ、こんなことを学ばなければならないだなんて、歩くって辛いことだなぁと、改めてあたしは思いました。

言葉を覚えることなんて、辛いことでもなんでもなかったと、あとから嫌でも思い知らされるのに。