美琴「喋らなくていい、探らせて」

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1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
脳の微弱な電気信号を読み取ればこれができるんじゃないの?
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 21:18:06.35 ID:iSMYfnIr0
レールガンで記憶読み取ってたしな
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 21:31:37.69 ID:GFFXJlNtP
それなんて孫美琴?
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 21:35:48.13 ID:/2M8IejO0
>>3
すっきりした、ありがとう
5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 21:37:19.83 ID:1F4QcK1JO
触らせて?だと…

ウッッ……!!
6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 22:00:28.43 ID:1F4QcK1JO
ふぅ…
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 22:03:57.35 ID:1F4QcK1JO
正直すまんかった…
8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 22:07:26.43 ID:1F4QcK1JO
おい人が謝ってるんだぞ…?
9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 22:10:08.55 ID:1F4QcK1JO
おい!聞いてんのか!
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 22:13:13.90 ID:1F4QcK1JO
最近どう!?
11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 22:14:51.51 ID:1F4QcK1JO
ふぅ…
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 22:17:27.72 ID:1F4QcK1JO
なぜだ…なぜ俺がレスすると止まるんだ…
13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 22:19:51.29 ID:1F4QcK1JO
ネットでもはぶられ者か…
14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 22:22:10.13 ID:1F4QcK1JO
    ::::::::::::
   Λ_Λ :::::::
  /彡ミヘ )ー、 ::::
  /:ノ:丶 \::| :::
 /:|:: \ 丶| :::
 ̄L_ノ ̄ ̄ ̄\ノ ̄
15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 22:27:32.82 ID:1F4QcK1JO
いやてっきり…
16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 22:29:36.35 ID:1F4QcK1JO
私はですねぇ…
17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 22:32:10.53 ID:1F4QcK1JO
その……
18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 22:34:45.59 ID:1F4QcK1JO
スレタイを見てSSを期待してたんだよ…それがこの仕打ちだよ…
19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 22:35:57.86 ID:0bVFaGpDP
なぜだろう
掘らせてに見えた
20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 22:37:11.00 ID:1F4QcK1JO
>>19
……!!
21銀myLove ◆YINbe/LOVE :2011/02/20(日) 22:37:39.94 ID:OWcPhJoA0 BE:3276336577-2BP(0)
22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 22:40:24.69 ID:1F4QcK1JO
>>21
今までどこに行ってたんだよ
23銀myLove ◆YINbe/LOVE :2011/02/20(日) 22:42:16.93 ID:OWcPhJoA0 BE:1069823982-2BP(0)

>>22
>>2からいたけどなにか?
24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 22:43:25.35 ID:1F4QcK1JO
>>23
レスしてよ!プンプン
25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 23:48:42.80 ID:69h/9eU70
美琴「喋らなくていい、探らせて」

上条「えっ、嫌だよキモイ」

                     (完)
26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 00:26:59.53 ID:S5sfgsVGQ
美琴「喋らなくていい、探らせて」

美琴(え…うそ!コイツこんな……)

美琴(えっ!まさかあんなことまで!?)

美琴(え/// ダメ/// これ以上は///)

美琴(もうダメ/// 探るのも限界///)



上条「もしも〜し御坂サン?」

美琴「アンタ何考えてるのよ///」

上条「えっ!?」
27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 00:33:00.52 ID:ftdSUeLBO
上条「チリチリする辺りがゴーストラインだ、それ以上潜るな
 攻性防壁に焼かれるぞ」
28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 00:40:00.82 ID:ftdSUeLBO
美琴「あっ」

上条「お、ビリビリ」

美琴「ビリビリ言うな!」ビリビリ

上条「よ、よせビリビリ!いや御坂様美琴様!特売の米が!トイレットペーパーが!」

美琴「……良く見れば随分と大荷物ね」

上条「月に一度の特売日なんですよ」

美琴「なんか所帯染みてるわね……」

上条「ああ、そうだ。ちょっと頼んで良いかな」
29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 00:47:24.12 ID:ftdSUeLBO
美琴「何よ?」

上条「さっき携帯に着信があったんだけど、上条さんは両手がふさがっている訳でして」

美琴「そうね」

上条「ちょっと俺の携帯取ってくんない?」

美琴「……荷物下ろしたら?」

上条「上条さんは食べ物を地べたに下ろすのを良しとしない人なんですよ」

美琴「まぁ別に良いけど……」

上条「ありがとうビリビ
美琴「あ゛?」

上条「ありがとうございます美琴様」

美琴「よろしい。で、携帯は何処に入れてるの?」

上条「ズボンのポケットですよ。右の」

美琴「……ズボン、の……?」

上条「そう、前の右」
30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 00:52:37.80 ID:ftdSUeLBO
美琴「…………え、ちょっ、えええ?」

上条「?……どうした?頼むよ」

美琴「いや、でも、ほら」

上条「ちょっと取って履歴見てくれれば良いからさ」

美琴「……わ、解ったわよ!取れば良いんでしょ!?」

上条「……いや、そんな真っ赤になるほど嫌なら無理にとは」

美琴「い、行くわよ!」(聞いてない)
31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 01:00:21.31 ID:raQtBSir0
いったいなにがはじまるんです?
32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 01:00:49.50 ID:ftdSUeLBO
美琴「後ろに廻るわよ……どおりゃあ!」ソロリ

上条「……いや、掛け声の割りに浅いんですが……もっと奥だから」

美琴「わ、解ってるわよ……」ドキドキ

上条(う、細い女の子の指が脚の付け根を撫でつつ奥へと……これはヤバいのでは……!)

美琴「な、無いわよ……」ドキドキドキドキ

上条「あ、あの……もっと奥、なんですけど」

美琴(うわあああなんかコレ痴漢してるみたいじゃないの!)ドキドキドキドキ

上条(うわあああなんかコレ痴漢されてるみたいだぁああ!)ドキドキドキドキ
33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 01:07:18.95 ID:ftdSUeLBO
美琴(うわあああズボンの中あったかいナリ……!)モゾモゾ

上条(ヤバい!ビリビリ!そこはデンジャラスゾーンだ!上条さんの上条さんが覚醒しちまうぞ!)ピクピク

美琴「な、無い様な気がするんだけど……」ドキドキドキドキドキドキ

上条(あ、やべえ携帯左のポケットだった)

美琴「ね、ねえ、ちょっと」ドキドキモゾモゾ

上条「も、もっと奥かなあ……?」ドキドキドキドキ
34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 01:11:02.23 ID:S5sfgsVGQ
何か違うものを探らせる話になっている支援
35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 01:14:41.08 ID:ftdSUeLBO
つん

美琴(あ、なんかあった)

上条「あふ」

美琴「ち、ちょっと!変な声出さないでよ……!」

上条「す、すまん」(それはメインシャフトだビリビリ!)

美琴(これかな?)ギュッ

上条(違う!違うぞビリビリ!でも言ったら殺される……!)
36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 01:16:42.58 ID:SXxwUC4O0
事情が変わった
続けてくれ
37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 01:21:17.14 ID:ftdSUeLBO
美琴「……取れないわよ」ドキドキグイグイ

上条「ひ、引っ掛かってるのかなあ?」(刺激が!刺激が!)

美琴(……なんか携帯にしては軟らかい様な)

上条(女子中学生が上条さんの上条さんを!)

しゃきーん

美琴(?……軟らかくない……気のせいだったかな)

上条(やべえ言い訳効かない状態に……!)
38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 01:26:01.70 ID:eOs1Fkwb0
アウトー!!!でも続けろください
39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 01:27:15.22 ID:rWn3E7YfO
上条さんの上条さんワロタwww
40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 01:30:55.43 ID:ftdSUeLBO
美琴(なんか円柱な感じの携帯ね……ていうか取れない)グイグイグイグイ

上条(やべえ!たどたどしくも容赦無い手つきが!手つきが!)

美琴「……ねえ」

上条「な、なんでしょうか美琴さん」

美琴「あんた携帯変えた?」

上条「えー……変えたっ……ていうか……変えて無いっていうか」

美琴「?……!」

そのときッ!
御坂美琴の演算能力はッ!
上条当麻の身体形状と自身の右手の位置を計算したッ!
レベル5の演算の結果ッ!
それは真実に辿り着くッ!

美琴(まさか……これは……ッ!)ドキドキドキドキドキドキドキドキ
41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 01:31:40.76 ID:EafK0+tY0
いろいろ酷いなwwww
42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 01:31:50.86 ID:9zNfC4k10
レベル5すげええええええ
43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 01:33:29.34 ID:zmhlupFM0
サイバーブルースレかと
44以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 01:39:04.06 ID:ftdSUeLBO
美琴「…………」モゾモゾモゾモゾ手探りで確認作業中

上条「あの……あふっ……美琴様……?」

美琴「……………………」記憶の中の保健体育の教科書の図と照合中

上条「……あの……」

美琴「ふ」

美琴「ふふ「ふふふ「ふふふふ「ふふふふふ「ふふふふふふ「ふふふふふふふ」ギュッ

上条「怖ッ!?怖いよ美琴様!?ていうか握りしめられると上条さんの上条さんが……っ」
45以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 01:43:27.76 ID:ftdSUeLBO
美琴「あんたってヤツは……」ギュウウウ

上条「うお」

美琴「花の中学生に何をさせとんじゃああああ!!」

上条「ふ、ふおおおおお!!」

―――その日、学園都市のいち高校生の避雷針に落ちた雷は、観測史上最大級の規模だったという―――
46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 01:48:56.88 ID:lXk5U+k1O
47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 01:49:00.92 ID:S5sfgsVGQ
両手塞がってたな
合掌
48以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 01:51:00.20 ID:ftdSUeLBO
―――――――――
――――――
―――

上条「知ってる天井だ」

馴染みの病院の、馴染みの病室。いつも通りの展開。

上条「不幸だ……」

特売品どころか着衣まで吹き飛ぶ程の電撃、
いや雷撃を受けて軽傷で済んだ辺りは幸運なのかも知れない。
それもまたいつも通りか。

微かなノックの音に応えれば、見舞いの客が訪れるのもいつも通りで。

見舞い客が若い女性なのもいつも通り。

美琴「お、お邪魔します……」
49以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 01:51:27.54 ID:eOs1Fkwb0
南無いけど自業自得よな
50以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 01:51:42.65 ID:YuX+HdDX0
続くのか
よかった
51以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 01:59:19.99 ID:ftdSUeLBO
上条「」ビク

美琴「あの……っていうか」

上条「」ビクビク

美琴「女の子騙して触らせるとかあんたバカじゃないの!?変態!?変態なの!?」

上条「ご、ごめんなさい!!すいませんでした!!もうしません!!」

美琴「当たり前よ!!だいたいそういうことがしたいならしたいと素直に……ッ!?」

上条「……ん?」

美琴「ななな何でもない!何でもないんだからね!!」

上条「はいッ!何でもありませんマム!」

美琴「はあ……まぁ男の子なんだから溜まっ……色々あるだろうけど」ボソボソ

上条「……」敬礼中

美琴「……他の女の子にされるよりマシか……な……」ボソボソ

上条「あの……さっきから何を」

美琴「何でもない!」

上条「はッ!何でもありませんマム!」
52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 02:00:35.44 ID:eOs1Fkwb0
上条さんの上条さんよく無事だったな
53以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 02:02:22.94 ID:sINxFzKa0
一体このスレどうなってるんです?
54以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 02:07:18.27 ID:ftdSUeLBO
美琴「……はあ……」

御坂美琴の溜め息は、諦観とも決意ともつかず、どちらともとれた。

上条「……」敬礼中

美琴「……ねえ」

上条「はい!」

美琴「携帯持ってわよね?あたしのバッテリー切れちゃって」

上条「へ?」

最高峰の電撃使いたる御坂美琴ならばバッテリーの充電位は出来るだろう。
それ以前に上条当麻の携帯電話は彼女の雷撃によって消し飛んでいた。
彼女がそれを知らない筈は無い。

上条「いや、上条さんの携帯は……」

美琴「喋らなくていい、探らせて」

赤い顔の御坂美琴の右手が、病院の薄い毛布の内側に滑り込んで行った。


続くかな?
55以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 02:08:11.20 ID:eOs1Fkwb0
わっふるわっふるうううううう
56以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 02:08:44.65 ID:ftdSUeLBO
よっしゃスレタイで〆たぜ
57以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 02:14:21.69 ID:epQJ2RK80
続くかな?じゃない続くんだよ
マジでお願いします
58以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 02:15:44.11 ID:ftdSUeLBO
>>55
上条さんの携帯電話が美琴の充電器にセットされてチャージしたら放電したぜ
的な流れしかないぞこの後って
59以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 02:16:58.51 ID:EafK0+tY0
むしろそれでいい
60以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 02:17:33.15 ID:ftdSUeLBO
まあ良いか
続けちゃお
61以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 02:18:02.74 ID:eOs1Fkwb0
>>58
俺はそれ以上を望まない
62以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 02:22:07.34 ID:fsuACW1K0
おひょひょ
63以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 02:23:14.41 ID:H8nKk1OAO
続けて下さい
64以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 02:30:57.60 ID:ftdSUeLBO
ゆらゆらと。
ふわふわと。
上条当麻の下半身を覆う毛布の中心が、ゆっくりと膨縮を繰り返す。
ベッドサイドの椅子に掛けたまま、少年の下半身に上体を預けた御坂美琴が、少年の顔を見上げている。

上条「……ッ…」

時折眉をしかめ、呻きを噛み殺す上条当麻の赤い顔を見つめる少女。
甘える様に左の人差し指を甘く噛み、整った唇から漏れる吐息は熱く爛れ、
紅潮した頬は少年のそれに劣らず赤い。
潤んだ眼は少年の顔を見つめながら、時折、毛布の膨らみへと泳ぐ。

「当麻の携帯電話、凄く熱くなってるよ……」
65以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 02:34:50.78 ID:Hb6utCnk0
いいです
66以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 02:37:23.34 ID:1qXOLAyx0
(・∀・)イイ
67以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 02:41:34.82 ID:ftdSUeLBO
―――御坂美琴は電撃使いである。
超能力にまで達したその能力は、ヒトの神経を流れる生体電流さえ操る。
しかし、若干14歳にしてレベル5に上り詰めた美琴は知らなかった。
異性に対して欲情という感覚を得た経験の無い美琴は知らなかった。
電撃使いの能力が、時として自身を苛む事を。

昂りがもたらした無意識な能力の発露は、美琴の意思をオーバーライドし、
性的な経験の無い彼女の身体さえ、異様なまでの興奮状態に高めていた。
68以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 02:42:34.38 ID:5L4tmISL0
オラなんだかワクワクしてきたぞ
69以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 02:50:11.66 ID:ftdSUeLBO
これがあと僅か数年の後であったなら。
これが上条当麻の病室でなかったなら。

おそらく御坂美琴はしかるべき恋人に身を委ね、昂りを鎮めていただろう。
おそらく御坂美琴は初めての自慰に挑戦し、自らを鎮めていただろう。

しかし、暴走を始めた身体が求めるものが目の前にあった。
暴走の引き金を引いた上条当麻がそこに居た。

上条当麻の顔を見た瞬間から身体は熱を持ち、火照る脚を擦り合わせた時には、
お気に入りのゲコ太のショーツの湿りを自覚してしまった。
手のひらに、上条当麻の器官の熱を思い出した時、
御坂美琴は既に止まれなくなっていた。
70以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 02:54:05.97 ID:epQJ2RK80
wktk
71以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 02:54:19.00 ID:eOs1Fkwb0
わっふるわっふる
72以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 03:01:36.40 ID:ftdSUeLBO
「ねえ、気持ちいい……?」

熱く浮かされた様な声。
鼻にかかった吐息。
ふわふわと蠢く毛布の膨らみ。

「……ッ……く……ふ……」

異性と手を繋いだ事も無い様な、幼ささえ残した少女とは思えない手練手管に、
上条当麻は成す術も無く、応える余裕も無い。

美琴には電気磁器の流れが見える。生体電流さえ見える。
彼女には、愛しい少年の感じ方が、文字通り眼に見える様に、手に取る様に解る。

パジャマの上から擦るだけで身動きさえ封じ、達しそうになるとポイントを外す。
少女の無邪気に支えられた娼婦のテクニック。
美琴の右手は、上条当麻を容赦無く攻め立てる。
73以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 03:09:22.26 ID:Hb6utCnk0
よいねぇ
74以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 03:11:14.49 ID:eNKVYgDI0
これは…!
75以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 03:15:31.87 ID:ftdSUeLBO

「はあ……っ」

大きく熱く吐息して。
当麻自身から手を離し、右手で下半身を撫で下ろす様に毛布を剥ぐ。
初めての行為、初めての興奮。
美琴の理性は既にとろけてしまっていた。
今ここに居るのが当麻でなくても、彼女は見境無く求めていただろう。
経験が無い事も手伝って、強力な媚薬に惑わされているのに等しい。

「……あ、ちょっ…待っ」

恋する少年の戸惑いさえ無視して、パジャマのズボンと下着をはだける。
椅子から腰を浮かせ、そこに熱く赤い顔を寄せ、
トランクスに引っ掛かって勢い良く跳ねた熱い器官に頬を打たれる。

「あう……んっ」

それだけで甘い声が洩れた。
76以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 03:18:42.32 ID:Hb6utCnk0
良過ぎる
77以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 03:26:46.61 ID:epQJ2RK80
良いよ
78以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 03:30:07.02 ID:ftdSUeLBO

「まて、ビリビリ!それは……!」

野暮天極まる当麻の声は届かない。
熱く猛った当麻自身を間近に見て、
初めて嗅いだ男の匂いに酔って。
何の躊躇いも無く、先端に滲む雫を舐め取った。

「……ッ……」

当麻は、強く甘美な刺激に、声を噛み殺し、シーツを掴み絞める事しか出来ない。

「んむ……ん……っふ……」

いとおしむ様に、味わう様に、美琴は当麻自身に舌を這わせ、しゃぶり、甘く噛み、深く呑み込む。
自身の反射さえ能力で制御し、喉まで使って愛撫していく。
生体電流の流れを見ながら、快楽のツボを探し、性感帯を舐め擦る。
性的興奮に暴走した能力は美琴の神経を研ぎ澄まし、
舌を、口腔の粘膜を擦り付けるだけで快楽を生み出していく。
79以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 03:33:40.33 ID:PgmQ8Sj2O
40mAの電流を心臓に流すと死ぬ
これ豆な
80以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 03:35:17.70 ID:ftdSUeLBO
初めての行為に怯え、女の子の様にただ震えている事しか出来ない当麻。
初めての行為に酔い、慣れた男の様に当麻を貪る美琴。
唇での奉仕では無い。
舌での愛撫でも無い。
男性経験の無い少女は、娼婦のテクニックを持って、口で少年を犯していた。
81以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 03:39:27.52 ID:TfidznaF0
>>79
電圧も関係あるんじゃないの・・・?
82以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 03:51:46.93 ID:ftdSUeLBO

「うお……まて……ビリビリ!」

弄ばれた当麻自身が、一際膨らみを増す。
女の本能と能力でそれが何を示すのか察した美琴が、先端を呑み込む。

「ん……っ!」

呻きが重なり、当麻の吐いた精が美琴の口腔に溢れる。
腰を浮かせて痙攣する当麻のモノを口に含んだまま、ずるずると音を立て、
尿道を迸る暇さえ惜しむ様に、男の汁を啜り上げる。

口に溜めたものを溢さぬ様に、萎えて行く当麻を口から引き抜く。
キスさえした事の無い唇から一筋の白濁を垂らしながら、鼻で深く呼吸。
口腔を満たすモノを舌で掻き混ぜ、美琴は男の匂いと味に恍惚の表情を浮かべていた。
83以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 03:52:42.93 ID:ftdSUeLBO
そろそろみんな飽きて来たかな?
まだ続ける?
84以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 03:53:31.11 ID:ZbgoSpep0
kamawan tuduketamae
85以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 03:55:50.67 ID:e16iqJpKO
全力で続けてください
お願いします
86以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 03:59:12.87 ID:eOs1Fkwb0
さむいからつづけて
87以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 04:06:04.39 ID:ftdSUeLBO

これで終わりか、そう当麻は思った。
上条当麻にとって、御坂美琴は妹の様な位置付けにあった。
そっち方面には疎いのだろうと、そう思っていたウブな少女。
その美琴の行為に、少なからずショックを受けていた。

だから、口に溜めたものをごくりと飲み下し、ベッドによじ登り、
萎えつつある器官を右手で擦りながら、
左手ひとつで器用に自身の下着をずらす少女を見て―――
色欲に、いや、獣欲にけぶった美琴の潤みきった眼を見て―――
少しばかり、恐怖を覚えたのだった。
88以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 04:09:22.25 ID:z8oSekG9O
いいねェ最ッ高だねェ!
89以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 04:17:49.24 ID:ftdSUeLBO
当麻を跨いだ白く細い脚。
開いた太腿を繋ぎ留める様に、半端に下ろされた白いショーツが肌に食い込んで居る。
プリントされたカエルのキャラクターのイメージからは程遠く、
それは美琴の分泌したものでぐっしょりと濡れている。

見せつける様に持ち上げられたスカートの下。
薄く淡い茂みの中で、女の部分が、内腿が、てらてらと濡れ光っている。

「いいよね……もうがまんできないの……いいよね……」

開いた唇から犬の様に荒く息を継ぎ、うわごとの様に繰り返す。
―――この時、上条当麻が彼女を抱き締めていたら。
愛などなくとも、ただ情欲だけでも構わないから、美琴を求めていたら。
彼女の、いや二人の未来は少し変わっていたかもしれなかった。
90以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 04:19:45.61 ID:FZdL86AQO
>>88 中学生だぜい
91以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 04:25:58.67 ID:ftdSUeLBO
上条当麻は童貞である。
そして、自分はモテないのだと思っていた。
だから、反応できなかった。

少しだけ哀しそうな表情を浮かべ、美琴は腰を下ろして行く。
ぽたぽたと、美琴の分泌液が当麻自身に落ちる。
そこは、美琴の愛撫と、視覚的な挑発により、当麻自身が驚くほどの硬度でそそり立っていた。
92以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 04:30:38.10 ID:ZWdDb+sj0
>>81
お前は自由自在に自分の心臓の抵抗値を変えられるのかよww
93以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 04:36:24.18 ID:ftdSUeLBO
「はあ……あ……あ……」

ずぶずぶと。
中に満ちた潤滑液を押し出し、溢れさせ、その音を打ち消す様に喘ぎながら、
少女は自ら少年を呑み込んでいく。
充分以上に潤み、男を受け入れるべく開いたそこを、当麻自身が拓いていく。
欲情しきったそこに破瓜の痛みは無い。
あっても能力が打ち消す。快楽に転化する。
生理用品すら怖くて入れられなかったそこに、
美琴の手首ほどもありそうな器官が侵入していく。
自分ですら触れた事の無い粘膜が擦られ、その甘美な刺激に閉じた眼から涙が溢れた。
94以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 04:36:36.39 ID:iUgTBLMh0
とにかく鬱展開だけは止めてくれ
頼む
95以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 04:43:40.80 ID:geY2YlwD0
支援
96以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 04:47:15.81 ID:ftdSUeLBO
病室は悲鳴に似た呻きと、獣染みた喘ぎ、
ベッドの軋みと粘りのある水音に支配された。

シーツを掴み、暴力的な快楽に悲鳴を上げていたのは当麻だった。
ロデオマシンに振り回される様に身を踊らせ、
口の端から涎さえ垂らして腰を振り、
行為に溺れているのは美琴だった。

処女の証は、美琴の愛液にぐっしょりと濡れたシーツに混じる微かな赤と、
初めての快楽に酔う頬を染める赤と、
腰の動きのぎこちなさに見える経験値の低さでしかなかった。
97以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 04:48:20.65 ID:ftdSUeLBO
>>94
えー

わかった努力する
98以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 04:49:26.53 ID:Hb6utCnk0
うつはやだほのぼのがいい
99以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 04:49:55.72 ID:eOs1Fkwb0
鬱は嫌だには同意だけどほのぼのはもう手遅れじゃねぇのww
100以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 04:50:08.36 ID:b7LIO0qR0
上条「という夢を見たんだ」

土御門「死ねよ」
101以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 04:53:28.98 ID:iUgTBLMh0
鬱展開のつもりだったのかよ…orz

一定以上のレベルの地の文アリで鬱をやられると、キツさが倍増するんだよぅ…
102以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 04:55:17.20 ID:Hb6utCnk0
まじあしたから留年かけてのテスト(クラス一留年に近い)なので
そこんとこ頼みます
103以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 04:58:37.01 ID:geY2YlwD0
↑寝ろw
104以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 04:58:59.76 ID:ftdSUeLBO
能力で自身の神経を支配していてさえ、経験の無い動きばかりはどうにもならない。
滑らかさを欠く腰の動きは美琴にもどかしさを感じさせ、
それをストロークとスピードで補った。
経験値を稼ぐ為、あらゆる動きを試した。
大きく動き、小さく動き、
前後に振り、左右に振り、
円を描き、捻り、
Gスポットに擦り付け、
子宮口に押し付け。
入れる時には緩め、抜く時には締め付けた。

それは、美琴が気持ち良くなる為の動き。
今の美琴は生体電流操作能力の暴走が生んだ、セックスに溺れたメス。
当麻は苦痛にも似た拷問の様なセックスでしかない。
105以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 05:00:24.47 ID:Hb6utCnk0
>>103
なぜか寝れない
朝がくるのが怖いからかな?
なんか鬱入ってます

ていうか2chとアニメをガチで引退することにしました
106以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 05:10:04.36 ID:ftdSUeLBO
当麻の身体は、結合部を通じて美琴の支配下にあった。
いや、美琴の持つ生体電流操作能力の支配下に。
その意味では美琴自身もそうなのだが―――

容赦の無い、レイプの様な動きに耐えられるほど、経験の無い当麻はセックスに対してタフでは無い。
普通の行為だったなら、挿入から一分、いや三十秒と持たなかっただろう。
だが、美琴の無意識はそれを許さなかった。
当麻は何度も達しそうになりながら、達する事が出来ずにいる。
希に、美琴が快楽で己を失いかけた時、タイミングが合えば精を吐く事ができた。
しかし、それでも萎える事は許されない。
生体電流を操作され、持続し続ける勃起を、貪欲に擦り立てられる。

いつしか、当麻は快楽の余り苦鳴を上げていた。
107以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 05:14:07.04 ID:Ic25WuK60
いいね
108!ninja:2011/02/21(月) 05:15:45.25 ID:mqDEYfyI0
>>79
残念ながら違います。
ミクロショックとマクロショックを勉強しましょう。

電圧は42ボルトから。
死にボルトと覚える。
109以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 05:16:38.75 ID:ftdSUeLBO
美琴自身、ある意味では苦痛の中にいた。
暴走した生体電流操作能力は体力を吸い上げ、
しかし欲情に流された身体は快楽を危機とは判断せず、
しかし未体験のオーガズムに対する未知への恐怖からそれを抑え―――
イクにイケないでいるのだった。

だが、それも終焉を迎える。
110以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 05:16:51.28 ID:iUgTBLMh0
ていうか前半と雰囲気変わりすぎだw
今はそっちが懐かしい
111以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 05:19:49.57 ID:Hb6utCnk0
例によってテストand二ちゃん引退なので完結たのんます
112以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 05:20:30.72 ID:ftdSUeLBO
十何度めかの寸止めを喰らった当麻が、思わず美琴にしがみついた。
ベッドで仰け反り続けた身を起こし、細い少女の身体を抱き締めた。

その、幻想殺しと呼ばれる異能の右手で。

ガラスの弾ける様な音が、病室に響いた。
113以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 05:30:11.61 ID:b7LIO0qR0
ここで正気に戻るのかwwww
114以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 05:31:44.61 ID:eOs1Fkwb0
なんというw
115以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 05:37:24.00 ID:ftdSUeLBO
瞬間。
暴走していた美琴の生体電流操作能力が解除された。

後に残るのは、達しかけた肉体を結合させ、人並みに昂った一組の男女。

「……えっ!?嘘!?やだ!!なんで!?」

「うお!?待てビリビリ動くな出る出る出る出る!!」

「ちょっと待ってやだ止まんない止まんない!ってあんたも動くな!」

快楽を求めて振り回した腰の動きは、本能のみに従って動き続ける。
快楽を提供する為に射精を制限されていた身体が、
本来の動きを取り戻し、少女の身体を突き上げる。
異常な暴走を止めたからといって、本能的な交わり迄は止まらない。

「当麻!当麻!とうま!」

「美琴!美琴!みこと!」

いつしかどちらからともなく流され、思うがままに動き始める。
上条当麻は思いをぶつける様に達した。
御坂美琴は胎内に感じる熱い粘りに身を震わせた。

そして二人は唇を重ねた。
それはお互いのファーストキス。
異常な状況で始まり、幸せに終わった、二人の初めての締めくくり。
116以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 05:38:41.26 ID:ftdSUeLBO
>>113
その為に上条さんに美琴を抱き締めさせなかったんだぜ……!
117以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 05:39:41.47 ID:iUgTBLMh0
上条さんは例え逆レイプであっても、ヤったことに責任を取る男だよな? な?
118以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 05:44:27.53 ID:Hb6utCnk0
おわりじゃないよな?
119以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 05:53:19.12 ID:ftdSUeLBO
―――――――――
――――――
―――

まあ、そんな経緯であの二人は恋人同士と相成った訳だ。
ハッピーエンドと言って良いんじゃないかな。
まあ、うちの病院であんなに激しくされるのは困りものだがね。

うん?
―――僕を誰だと思っている?
彼女のあの能力に付いては、生体電流に関する部分だけを抑制する薬を処方したよ。
ま、慣れて使いこなせるようになれば無用のものだがね。

ん?妹達が学園都市に?
……ミサカネットワークにあの行為の体感データが漏れたらしくてね。
そのせいかもしれないな。
ま、幻想殺しの少年には今少し苦労して貰うしかないかな。

それじゃ、もう行くよ。患者が待っているからね。

ああ、また来るよ。
次はもう少し良い茶菓子を用意しといてくれ。

じゃ、おやすみ。アレイスター。
120以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 05:54:21.24 ID:iUgTBLMh0
報告すんなwwwww
121以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 05:54:45.97 ID:eOs1Fkwb0
アレイスターどうせ滞空回線でライブ映像見てたくせにwwww
122以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 05:56:12.38 ID:ftdSUeLBO
というところでおしまいでした

つか
あそこから鬱展開回避とかハンパねえぜ……!
123以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 05:57:02.21 ID:eOs1Fkwb0
>>122

がんばったな!ありがとう
124以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 05:57:31.12 ID:Hb6utCnk0
おつ!
これで二ちゃん引退できます

ありがとう
125以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 05:57:50.14 ID:iUgTBLMh0
鬱展開にしたらどうなったの?
ざっと三行で
126以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 05:59:02.08 ID:Hb6utCnk0
上条さんの
チンコが
折れた
127以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 06:03:28.12 ID:ftdSUeLBO
鬱展開の場合

上条さんトラウマでインポ、美琴は暴走しっぱなしで淫乱化
上条さんと美琴は恋人に、幻想殺しで正気に戻った美琴だがインポも淫乱も治らず
上条さんを思って泣きながら、疼く身体を鎮める為に見知らぬ男に抱かれる美琴

こんなんですた
128以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 06:04:42.53 ID:iUgTBLMh0
>>127
よし、回避して正解w
129以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 06:06:28.61 ID:ftdSUeLBO
やっぱエロは書いてて気持ち良いわー
おまえらどう?
エロSSは好きかい?
130以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 06:07:17.43 ID:eOs1Fkwb0
鬱じゃなければ大好きだよ!
我ながら耐性ねーなwとは思う
131以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 06:08:57.78 ID:snIfGeigO
美琴のエロは最高や
欝でも良いぞ
132以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 06:09:08.60 ID:iUgTBLMh0
エロは嫌いじゃないけど、単にエロだけじゃなくてコメディ要素を足してあると◎

つか、>>30近辺のお前は猫を被っていたのか…
133以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 06:12:34.95 ID:1l6qR1BE0
>>43
なんかしらんが懐かしい気持ちになった
134以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 06:16:06.39 ID:ftdSUeLBO
>>130
そっかー
鬱抜きエロを書ける様にがんばるぜ

>>131
今書き溜めてるのがあるからそのうちスレ立てるよ
楽しみにしててくれ

>>132
あれは「オチにスレタイ」「ちょいエロほのぼの」だったから……

うん、猫被ってた、うん
打ち止めかと思ったら番外個体だった!ってくらい被ってた
135以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 06:19:02.19 ID:iUgTBLMh0
あー、もし書き溜めの内容が鬱展開なら、スレ立てて最初に明記しておいてくれ
俺みたいなのはそこで帰るから、スレも荒れないし犠牲者も減るw
136以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 06:19:24.81 ID:YT3V+Wv00
>>134
おいついた
個人的には猫被りも含めてGJ
超楽しませてもらった

鬱は3回に1回くらいにしてくれたら助かる
137以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 06:21:52.60 ID:YT3V+Wv00
あと>>27の攻性防壁には超ニヤついた。
妙な小ネタのパロディは嫌いじゃないぜ!
138以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 06:23:07.45 ID:bqfAKFgy0
ハッピーエンドだったな
無事に見届けて寝た奴も多いんじゃないかな
さあ私を鬱にさせてくれ
139以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 07:02:22.68 ID:zIQwoufmO
欝の方も見てみたいわ
140以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 07:10:35.12 ID:ftdSUeLBO
んじゃチョロっと書こうかな
テンション切れちゃったから、>>127とは違う展開で
>>119の続きから

ちゃんと〆られないかもしれないが
141以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 07:14:18.59 ID:iUgTBLMh0
よし、スレを閉じようw
142以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 07:20:27.79 ID:ftdSUeLBO
―――――――――
――――――
―――

「ぶはあー」

いつもの放課後、いつもの寮室。
枕に顔を埋め、羽毛の詰まった布袋をサイレンサーにして、盛大に溜め息をつく。

あれから、一月が経った。
当麻と晴れて恋人になる。
ずっと夢見てた事だったけど、最近、ちょっと寂しい。
寮住まいだから仕方ないけど、余り会えない。
放課後も週末も、彼は補習に特売にと右往左往してるし、
漸く会えるかと思っても、遅刻やドタキャンってパターンも少なくない。
143以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 07:26:37.04 ID:ftdSUeLBO
恋人ができた。
みんなにそう報告した時は、黒子が荒れたり後輩に泣かれたり大変だったけど、
今思えば、あの時は楽しかった日常の最後の日。

(……まぁ彼が出来たって言ったらみんな遠慮するわよね……)

当麻とは夜にメールしたり電話したりはするけれど、会える頻度は前とあんまり変わらない。
黒子達が妙に遠慮するせいで、最近はなんだか独りぼっち。
144以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 07:34:45.33 ID:ftdSUeLBO
それに、まあ、なんというか、正直なハナシ。
あれ以来、抱いて貰ってない。

こっちから誘うなんて無理だし。無理だし。無理だし!
あの朴念仁め。キスしても舌とかアレしないとかどういう事?
またちん○こ直に雷撃してやろうかしら。

もやもやと思考が停滞し、むらむらと何かが沸き上がる。

時計をチェック。
黒子はまだ帰らない。
一応耳を澄ます。
廊下他、近隣に人気無し。

火照って来た頬の熱を自覚しながら、そっと身体を起こす。
145以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 07:35:34.26 ID:XcgXy+Pi0
ちん○こ
146以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 07:38:34.10 ID:E7x55rpO0
眠い
147以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 07:42:59.80 ID:ftdSUeLBO
ショーツを下ろす。
お気に入りのゲコ太パンツ。ちょっと濡れてた。
スカートも脱ぐ。
ちょっと考えて、全部脱いだ。
タンスから新しいバスタオルを出して、ベッドに敷く。
枕にクッション、ゲコ太のぬいぐるみも並べて、タオルで巻いて行く。固く固く巻いて行く。

内腿を、ぬるい滴が伝って降りて行く。

出来た。
固くて軟らかい、上条当麻(偽)。
148以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 07:50:08.25 ID:ftdSUeLBO
タオルの塊に跨がって、疼くところを押し付ける。

「……っん……!」

ゆらゆらと腰を揺らす。
あの時は、ギクシャクとしか振れなかった腰。
あれから覚えたオナニー。
それだけを糧にして、今や滑らかに踊る腰が、我ながら恥ずかしい。
149以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 08:00:05.38 ID:ftdSUeLBO
気持ちいい。気持ちいい。気持ちいい。

疼きが消えない。
本当に疼くところには届かない。
荒い息を噛み殺して、腰を振りながら、無意識に眼が泳ぐ。
ブラシの柄。ヘアアイロン。制汗スプレー。
細長い物を探してる。
疼くところに届くもの。
疼くところに出し入れできるもの。
疼くところに入れて、掻き回せるもの。

眼を閉じて、腰を振る。
当麻のアレ以外は、入れない。
当麻のアレ以外は入れたくない。

思えば思うほど、想いが募る。

疼くそこを無視して、我ながら薄い乳房を捏ね、腰を速める。

結局、三度イクまで、腰を振り続けた。
150以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 08:06:27.04 ID:ftdSUeLBO
……朝じゃないか。
夜にまだあったら続けます。
では。
151以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 09:07:37.38 ID:5RJwIzm/0
152以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 09:15:32.18 ID:WHgVCHQ70
携帯の便利さとはどこでも書ける所にあると思うんだ
153以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 09:20:52.25 ID:epQJ2RK80
GJ過ぎるだろ…
保守!
154以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 09:38:46.22 ID:epQJ2RK80
155以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 09:41:06.66 ID:QJXTzmnD0
素晴らしい
156以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 09:45:09.43 ID:YT3V+Wv00
超気になってきたからほす
157以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 10:31:05.30 ID:epQJ2RK80
保守
158以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 11:19:10.99 ID:raQtBSir0
保守って書けって言われました。
159以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 12:14:24.71 ID:epQJ2RK80
保守
160以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 12:20:34.80 ID:ftdSUeLBO
なあなあ唐突だけど

海原光貴

スキルアウト3人くらい

汚いおっさん3人くらい

どれが嫌?
すげえ嫌>嫌>嫌じゃない
で並べたら。
161以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 12:29:02.02 ID:j4wZwGD8O
全部いい
162以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 12:30:39.27 ID:V9RsVs740
海原>スキルアウト>おっさん
163以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 12:39:09.73 ID:epQJ2RK80
海原>スキルアウト>>>おっさん
3つとも嫌だけどおっさんだけは特に論外
164以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 12:43:46.30 ID:K6DZ0ev10
海原にはそっち方向に行って欲しくないな
165以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 13:17:39.10 ID:BYAgRzye0
途中どんな鬱ルートに入っても
最後はハッピーエンドこれ絶対な
166以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 13:48:06.91 ID:BYAgRzye0
絶対最後はハッピーエンドにしろよな
寝取られるだけとか胃が痛くなる
167以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 14:49:15.19 ID:epQJ2RK80
保守
168以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 15:29:09.11 ID:iqjPbMqu0
l
169以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 15:32:17.49 ID:3VTeWBK6P
ドラゴンボールスレがどうしてこうなったwwwwwww
170以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 15:38:58.27 ID:v2/4C1KuO
神回避で最高の展開と言い回しをひねり出し
普通のハッピーエンドより凄くいいハッピーエンドになったのに
作者自らそれを汚すとな
171以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 15:46:45.05 ID:epQJ2RK80
保守!
172以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 15:58:00.02 ID:bqfAKFgy0
ハッピーエンドなんてくだらねェもんはテメェの頭の中だけで十分だ
173 冒険の書【Lv=1,xxxP】 :2011/02/21(月) 16:05:21.23 ID:iqjPbMqu0
レベル1です
レベルアッパー使いたいです
174以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 16:10:15.79 ID:ftdSUeLBO
さて
パーリィを始めよう
175以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 16:24:06.82 ID:1vpjxULC0
素晴らしい
176以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 16:27:51.51 ID:ftdSUeLBO
―――――――――
――――――
―――

「おはようございます、お姉様。朝ですのよ」

「……んあ……おはよう黒子」

ふかふかの枕とベッドに埋まっていた身体を掘り起こす。
なんとなく、動く死体(リビングデッド)な気分。

「……最近、いささか元気が無い様に見受けられますけれど……
 お身体は大丈夫なんですの?」

「んー……大丈夫よ。ちょっと……うん、大丈夫」

既に支度を終えている黒子を見ながら、意識を目覚めさせていく。
腰に残る倦怠感に昨夜の所業を思い出し、自分がちゃんと服を着てるか、さりげなくチェック。
うん、大丈夫。

「…………」

何か言いたげな様子。
当麻を類人猿と呼ばなくなってから、黒子は微妙に話題を選ぶ様になってきている。
こちらの不調が当麻に原因があると思っているが、
変に追及して人の恋人を非難するのを避けたい……というところか。
177以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 16:33:31.77 ID:ftdSUeLBO

「大丈夫よ黒子。能力開発の方でちょっと苦労してるだけだから」

……まあ、嘘は言ってない。

「なら良いのですけれど……ご無理は禁物ですのよ?」

「わかってるわよ」

心配そうな表情に、苦笑いで応える。
全く、どちらが先輩なんだかわかりゃしない。

ジャッジメントのミーティングに出席する為、先に出る黒子を見送る。
リアルゲコ太謹製の生体電流操作能力抑制剤――カプセルと水を口に含んだまま、
いってきますの、の挨拶に右手をひらひらさせて応える。
178以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 16:35:08.02 ID:1vpjxULC0
支援なんだな
179以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 16:44:25.14 ID:ftdSUeLBO
朝夕、食事の前に一日二回の服用。
凄まじい味だった粉薬をカプセルにして貰ったが、ちょっとした面倒がある。
妹達がゴーグルで補っている、高レベルの電撃使いが持つ電磁的な視覚が、
ほんの少しばかり阻害されるのだ。
まあ、自力でコントロールする術を覚えるまでは我慢するしかない。
体力が尽きるまで発情し続ける、というのは、やっぱりよろしくない。

今は――とりあえず朝食を採る為に、さっさと着替えなくては。

「――うし!」

両手で我が頬を叩き、気合い一発。
常盤台中学の学生としての一日が始まる。
180以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 16:52:51.13 ID:ftdSUeLBO
―――――――――
――――――

ふと、気付けば。
どうやら居眠りをしていたらしい。
午後の授業を抜けて、能力開発訓練室に籠った。
体育館の地下にあるこの施設は、常盤台中学自慢の設備が整っている。
その一角、御坂美琴専用ブース――レベル5の特権だ――に入り、
歯医者の診察台にも似た各種モニタリングシステム付きの椅子に座り、
生体電流操作能力制御の自己開発に励んだ。

で、そのまま寝てしまったらしい。
181以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 16:59:31.88 ID:ftdSUeLBO
モニタリングを阻害しない様にと着る事になっている、淡いブルーの検査着。
素肌に直に着るそれはガウンに似ているが、
丈は腿の半ばまでしかなく、素材も透けない程度の厚さしかない。
人前で着れるモノでは無いが、まあ、流石に慣れた。
ここでしか着ないし、見るのは医師と訓練教官くらいなものだ。
182以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 17:07:38.22 ID:ftdSUeLBO
素足にサンダルをひっかけ、ぺたぺたと歩いて壁際のモニターへ。
モニタリングされたデータをチェックする。
脳波、心電図、生体電流、AIM力場、キルリアン反応。
幾つかの事に気づく。

まず、午後二時には寝ていたこと。
訓練の成果どころか訓練自体が録にできなかったこと。
現在の時刻が午後七時を過ぎていること。
そして、どうやら欲求不満が洒落にならなくなって来たこと。

いかがわしい夢でも見たのだろうか、検査着の下半身はしっとりと湿っていた。
183以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 17:09:05.26 ID:BYAgRzye0
ハッピーエンドだぞ!
ハッピーエンドにしてくれよ
184以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 17:20:11.97 ID:ftdSUeLBO
内腿を擦り合わせると、ぬるりと滑る感覚がある。
薄い検査着の胸には、二つの突起が浮いている。
身体の変化を自覚した途端、熱が増したのが解った。

「やば……!」

夕方の薬飲んでない。

さっさと帰って飲まなければ。
ええと、カバンは持って来てるから直に帰れば、いやいや着替えないとダメでしょ、
と制服に手を伸ばしたとき、脚の間がぬるっとした。

流石にこのままパンツは穿けない。
当麻と付き合いだしてから、なんとなく短パンは止めている。
ノーパンで帰る?
いやいや。
トイレに行って拭いて……
脚の間が湿ったこの格好で?
いやいやいや。

こうしている間にも、身体の火照りが増してくる。
たっぷり五分迷って、トイレに行く事にした。
どうせ誰も残っていないだろうと。

この判断が失敗の始まりだった。
185以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 17:21:21.86 ID:ftdSUeLBO
>>183
努力はしてみよう……
186以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 17:26:52.48 ID:ftdSUeLBO
専用ブースに窓は無い。
そっとドアを開け、外を伺う。

(うわ、真っ暗じゃない……)

もちろん常夜灯や非常灯はあるのだが。
夜の学校施設というのはかなり不気味ではある。

(これなら誰も居ないか)

トイレは廊下の先を折れた先。
ぺたぺたとサンダルを鳴らし、トイレへと向かって歩き出した。
187以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 17:41:42.58 ID:ftdSUeLBO
脚の間がすーすーする。
検査着の布地が胸の先を擦る。
生暖かい滴が、内腿から膝、足首までゆっくりと滑り降りて行く。

なんだか、露出狂にでもなった気分。

どきどきが加速していく。
角を曲がって、トイレまであと少し。
その先にある非常口のガラスに写る、検査着姿の自分。

ちょっとした悪戯心。

検査着の袷(あわせ)を閉じた腰の結び目を、ほどいてみたり。
開いた衿(えり)を、胸の外側に引っ掛けたりなんかしちゃったり。

心の奥で、誰かが叫んでいる。
止めて。止めて。止めて。止めて。

無視した。

ガラスに写る露出狂の痴女。
とろり、と新たなぬるみが脚を濡らす。
はあ、と吐いた息が熱い。
半ば無意識に伸びた右手が、脚の間でぬるりと滑る。


目の前のドアが開いたのは、その瞬間だった。
188以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 17:41:44.26 ID:jIruu/Ju0
支援
189以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 17:48:01.23 ID:ftdSUeLBO

「「……っ!!」」

出てきた人物と顔を見合わせ、硬直する。
脳まで筋肉だと評判の体育教師。
一年生の担当だったはず。
名前は……なんだっけ。正田だかなんだか。
タマに酒臭いとか粗暴だとか、何かと評判の悪い教師。
なぜ常盤台に居られるのか、黒子が不思議がっていたっけ。

――なんて、とりとめの無い思考は、逃避の一種なんだろうか。
190以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 17:49:10.83 ID:ftdSUeLBO
※正田先生はトゥルーブルーというエロゲのキャラクターです
191以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 17:50:49.43 ID:iqjPbMqu0
嫌な予感しかしないんですけど
192以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 17:51:55.08 ID:epQJ2RK80
大丈夫か?これ
193以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 17:53:46.81 ID:EnpRSZwsO
あの寝とられ系のやつか
いやな予感しかしない
194以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 17:58:17.94 ID:ftdSUeLBO
厳つい、大雑把な作りの顔が、驚愕から笑顔に変わる。
ニヤニヤといやらしい笑顔。
ゴリラと渾名される筋肉質の身体を誇張する様なランニングシャツ。
身体にぴったりと貼り付いた様なジャージのズボン。
その太い脚の間で、膨らみが大きくなっていく。

下向きの教師の視線が何を見ているか気付いて、
漸く自分の出で立ちに意識が向いた。

人気の無い学校の廊下で、検査着の前を開き、
脚の間をはしたなく濡らして、その間に右手を入れている姿に。
何の言い訳も効かない、痴女そのものの姿。


我が身をかき抱いて、声も無くしゃがみ込む事しか出来なかった。
195ril/bl:2011/02/21(月) 18:05:55.25 ID:4BG4IF8E0
おい




おい
196以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 18:07:12.75 ID:ftdSUeLBO
「……なんだ、何処の変態かと思えば……常盤台が誇るレベル5、御坂美琴先生じゃねえか」

どうしよう。
どうしよう。
どうしよう。どうしよう。どうしよう!

「まさか学園都市の第三位が露出狂の変態だったとはなァ……」

教師はゆっくりと近づいて来る。

「皆に知らせてやったら……喜ぶ奴らは多いだろうなあ?なあ、御坂?」

嘲る様な声。
視界の隅に見えるジャージの前に、男性自身のカタチがクッキリと浮かび上がっている。

「なあ、おい。なんとか言ってみろよ」

ヤバい。ヤバいヤバい。
薬が切れてる。
こんな状況なのに、身体の火照りが増してくる。
しゃがみ込んだ脚の間に、ぽたぽたと水滴が落ちる。
197以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 18:07:51.15 ID:zIQwoufmO
美琴逃げてー!
198以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 18:09:55.66 ID:Df013Vyu0
ッシャアア!!
199ril/bl:2011/02/21(月) 18:10:51.39 ID:4BG4IF8E0
黒子ぉぉぉおおお!!!
いま出てこないでいつ出るんだ!!
200以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 18:13:24.64 ID:ftdSUeLBO
「なあ、御坂。お前にそういう趣味があるなら……協力してやっても良いんだぜ?」

まだ理性がある内に。
まだ抵抗が出来る内に。
なんとかしないと。
なんとかしないと!

「おい、聞いてるのか、御坂」

顔を反らし、唇を噛んで意識を集中する。
スタンガン程度で良い、隙を突くだけの電撃が出来れば良い。
信用で言えばこちらが上、今さえなんとかなれば―――!
201以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 18:22:37.86 ID:ftdSUeLBO
右手に力を込めて。
しゃがんだまま方膝を付いて。
身体を捻りながら、振り向き様に電撃を―――!

「―――ッ!?」

体育教師は、その怒張を剥き出しにしていた。
臍に付くほど反り返ったモノに、一瞬、意識が逸れる。
瞬間、自ら作った小さな水溜まりを踏み、足が滑る。
冷たい廊下に尻餅を付いた時、伸ばした右手の先からは小さな放電が走っただけだった。

「……おいおい御坂よ、お前先生になんてことをするんだ?ああ?」

あくまでニヤついたまま、教師の声に恫喝の響きが混じる。
202以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 18:31:57.14 ID:ftdSUeLBO

「あ……」

体育教師の、剥き出しのソレから、もう眼が離せなかった。
薬の切れた身体が、暴走する生体電流操作能力によって急速に昂りを増してゆく。

「おうおう、涙目で見つめるほどコイツが欲しいかよ」

教師が嬉しそうに笑う。
最後のチャンスだったのに。
もう逃げられない。

電撃を放ち損ない、伸ばしたままの右手に、教師は股間のモノを近付ける。

「ほれ。コイツが欲しいか?」

紅潮した顔を頷かせ、熱く吐息して、伸ばした右手で怒張を撫で始めた自分を、
どこか他人事の様に感じていた。
203以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 18:35:49.16 ID:ftdSUeLBO
えー、一応「鬱エロ展開からのハッピーエンド」で考えてます。
逆に言うと確実に鬱でエロです。
鬱エロがダメな人は>>119辺りまでで止めておいた方が良いかと思います。

ちょっと飯食ってきますんで、続き読みたい方はお待ちください。
204以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 18:36:58.00 ID:iqjPbMqu0
このおっさんとセクロスするならきる
205ril/bl:2011/02/21(月) 18:39:02.33 ID:4BG4IF8E0
おっさんとヤるならやめてくれ
誰でもいいから助けにこさせてくれ
206以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 18:39:34.18 ID:epQJ2RK80
>>204
それが重要だよね
作者さん的にはネタバレになるからキツいんだろうけど
207以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 18:40:49.22 ID:iqjPbMqu0
おっさんというより上条ちゃん意外とセクロスというか性的な行為に及ぶなら切る
208以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 18:41:07.11 ID:1vpjxULC0
おっさんとヤるとかは無し
209以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 18:43:41.16 ID:zIQwoufmO
>>1が書きたいように書けばいいよ
210以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 18:47:56.99 ID:S5sfgsVGQ
というか安価でもないのに住民がコントロールしすぎだろww
見たくないものは見ずにいれて見たいものは選んだり自作したりできるというのに
211以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 19:02:59.50 ID:GBENW7Iy0
>>1が全力を出せる展開なら何でもいい。
212以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 19:03:40.52 ID:r5m8JcPH0
>>210
続編じゃ無かったらどうでもいいんだがな
パラレルルートとかならともかく
213以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 19:29:30.40 ID:bqfAKFgy0
要望通りハッピーエンドが終わったから書きたかった鬱書いてるんじゃないの
214以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 19:35:15.39 ID:ftdSUeLBO
なんか揉めてますか

ま、書きたい様に書かせて戴きますですハイ
215以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 19:36:23.72 ID:zIQwoufmO
それがいいです。
216以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 19:39:17.08 ID:V9RsVs740
寝取られ最高
なんかグチグチ言ってるやつはさっさとスレ閉じんかい
217以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 19:43:09.56 ID:ftdSUeLBO
―――――――――
――――――
―――

体育教師――正田が出てきた部屋は体育教官室だった。
彼が遅くまで独り残っていたのは、仕事熱心ゆえではない。
美琴は、正田に促されるままに入ったその部屋で、体育教師の正体を知った。

各運動部がフォームチェックや大会の記録などに使うため、
体育教官室にはビデオ機材、編集機材が一通り揃えられている。
お嬢様学校たる常盤台中学ならではの充実振りだ。

そこで行われていたのは、体育教師正田の副業だった。
218以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 19:53:23.10 ID:5AQgm6gp0
これは…!
219 冒険の書【Lv=1,xxxP】 :2011/02/21(月) 19:54:30.73 ID:Yma1zb8o0
はめ撮りか
220以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 20:05:54.41 ID:ftdSUeLBO
事務用の簡素だが丈夫な椅子に座る正田が、並ぶ機材を自慢していく。
(もっとも、その機能全てを把握している訳では無い様ではあったが)

大きく開いた筋肉質の脚の間、その床に、検査着を取り上げられた美琴が座り込んでいる。
正座を崩した座り方は、美琴の顔を正田の怒張に寄せるかたちになっている。
それは当麻のものより一回り長く、太い。
それは今の美琴にとっても、醜悪で穢らわしい、嫌悪の対象でしか無い。

だのに。

気がつけば、ソレを見つめている自分がいる。
触れとも言われていないのに、愛しげに撫で擦る右手が止められない。
その手を汚す先走りを、口に含んでしまう。
頬をくすぐる陰毛に、思わず鼻を埋めて深呼吸してしまう。
熱い猛りを、おしあてた頬で感じずにはいられない。
五感全てでソレを感じ、吐き気さえ覚えながら、左手で疼きを増す自分自身を慰めている。
その指は、当麻を思ってした自慰でさえ禁忌とした内側に、深々と挿し込まれ蠢いていた。
221以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 20:25:38.30 ID:ftdSUeLBO

「見ろよ、御坂」

正田がリモコンを操作すると、三つ並んだモニターの、左右二つが映像を映し出した。

「右の白黒のがな、赤外線とか……あー、なんとかいう特殊な何かの映像だ」

新体操部の練習風景。
非可視光線から特殊な電磁波まで使用した、複合センサー型カメラの映像。
使い方次第で、筋肉の動きから動きのベクトルまで分析できる代物である。

「んで、左が普通のな」

同じ映像だが、こちらはカラー。
テレビ放送にも使える高画質カメラのものだ。

「それでな、こいつらをあるツールを使って合成するとだな」

リモコンが振られ、真ん中のモニターが点く。
現れた映像は、左右のそれと同じアングル、同じ映像。
ただし―――

「見ろ!御坂!」

画面の中で踊る少女達は、全裸になっていた。

「おもしれえだろ?コイツがな、高く売れるんだぜ!お嬢様学校のガキの裸がな!」
222以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 20:26:51.49 ID:ftdSUeLBO

画面には美琴の知る同級生が映っていた。

「……学園都市第三位のビデオは幾らで売れるかなあ?なあ、露出狂の御坂さんよ」

美琴は嫌悪と憤りを感じ、同時に、潤いを増した粘膜を擦る手を速めた。

自身の身を熱し、震わせるものが、教育者にあるまじき卑劣への怒りなのか、
それとも被虐の快楽への期待なのか、美琴自身にも判らなくなっていた。
223 冒険の書【Lv=1,xxxP】 :2011/02/21(月) 20:31:43.46 ID:yb2gQgPX0
支援
224以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 20:42:54.75 ID:ftdSUeLBO

「うあ……ああ!あああ!」

「どうだ御坂!ああ!?どうだって訊いてんだろが!」

灯りの落ちた学舎に、少女の悲鳴と男の叫びが響き渡る。

副業の話を聞かされても逃げようともしない美琴をどう思ったか、
正田は撮影も何もせず、ただ彼女を犯した。

美琴にとって二度目の性行為。
だが、初めての正常位だった。
当麻との一度目は騎乗位であり、主導権は彼女にあった。
だから、美琴は知らなかった。
男性主導で貫かれ、蹂躙され、翻弄される事の意味を。
美琴の都合など無視して突き込まれ、注挿される熱い塊は、
正田の意思で美琴を昂らせ、上り詰めさせた。
この時、美琴は初めて、最初の時の当麻の苦しみを理解したのだった。
225以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 20:54:15.07 ID:ftdSUeLBO
美琴は絶え間なく打ち込まれる快楽を苦痛と感じ、
これは当麻を弄んだ最初の時の罰なのだと思った。
だから、美琴の意思を無視して、
正田の腰に絡み着いて離さない己の脚と、
力任せの注挿に合わせて踊る己の腰の動きが不思議だった。

正田は美琴を正常位で犯したあと、カメラをセットした。
そうして後背位で犯し、側位で犯し、また正常位で犯し、最後に騎乗位で犯した。
美琴は終始泣いて嫌がりながら腰を振り続け、
美琴自身から溢れ零れる正田の精液の様まで全てが録画された。

解放されたのは、朝方近くなってからだった。
226以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 21:00:35.36 ID:V9RsVs740
いいねいいね
227以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 21:03:05.15 ID:p+k3LOqA0
だから一番嫌なもの聞いたんか
なんて性格の悪い>>1だwww
228以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 21:05:29.99 ID:BYAgRzye0
美琴ざまぁな展開でもいいな
カタルシスを感じたい
229以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 21:09:13.87 ID:ftdSUeLBO
―――――――――
――――――
―――

それから、一週間が過ぎた。
美琴は夜、寮に帰る事はほとんど無かった。
大抵は朝帰りであり、授業を休んで眠り、
夜の間は正田に犯され続けた。

正田は美琴の身体に溺れていった。
美琴もまた、正田との行為に溺れていった。

薬を止めた美琴の生体電流操作能力は、正田と美琴自身に快楽を与え続けた。
人気の無い夜の校舎。
教室で、廊下で、体育館で、校庭で、屋上で、あらゆる場所で交わった。
良いかと問われ、良いわと答えた。
正田が疲れを見せれば、美琴から正田自身を口に含んだ。

昼間、心は当麻を想って泣き、夜、身体は正田を求めて涙を流した。
230以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 21:14:20.68 ID:4BG4IF8E0
ちくしょう…性格悪い1だぜ…
でもふしぎと悪くないと感じる俺がいるどうしようwww
231以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 21:15:14.70 ID:ftdSUeLBO
授業の欠席も、寮の門限破りも、全て美琴の申請で済まされた。
名目は、正田との能力開発訓練。
第三位という肩書きには、それだけの力があった。

そうして過ぎた一週間の後。
刺激を求めた正田は動きを見せる。
232以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 21:24:38.98 ID:ftdSUeLBO
放課後。
いつもより早い時間に呼び出された美琴は、
正田の運転する車の助手席に収まっていた。

どこへ行くのか。
気にならないではない。

美琴は性的な興奮を――今はまだ――得ていない。
素の状態で正田と馴れ合う気にはなれない。
一度行為を始めれば、舌を絡め精液を啜る相手ではあるが、
そうでなければ見るのも嫌だった。
だから、黙って窓の外を見ていた。
233以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 21:32:31.32 ID:ftdSUeLBO
繁華街と繁華街の狭間。
別段、立地が悪い訳でも無いのに、
何故か空きテナントの目立つ、人気の無いエリア。
大きな都市には何故か現れる、淀んだ様なスポット。

正田が美琴を連れて来たのは、学園都市のそんな場所の一つだった。

「降りろ、御坂」

路上に車を停め、正田が促す。
今日の正田は言葉少ない。
何か緊張している様でもある。
ダッシュボードから数枚の情報ディスクを取り出すと、
正田は美琴を連れて、建設途中で放棄された、壁の無いビルに入って行った。
234以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 21:38:41.89 ID:ftdSUeLBO
柱と柱の間から射し込む夕日だけを灯りに、
薄暗い階段を登った行く。

「……このディスクは」

正田が、ぽつりぽつりと話し出す。

「このディスクは、お前を撮った映像のディスクだ」

「コピーは無い。消した」

「これからコイツを売る」

「それでお前とはオサラバだ」

「……えっ?」

美琴は驚いて正田を見た。
正田の厳つい顔は、脂汗にまみれていた。
235以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 21:42:42.74 ID:V9RsVs740
エツァリさんかな
236以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 21:45:04.08 ID:ftdSUeLBO
正田は無感情な声で、淡々と話し続ける。

「お前との映像を、俺は売った」

「いつものルートでな。良い金になった」

「……今朝になって、連絡があった。ヤバい連中からだ」

「そいつらは、映像を含めて全部寄越せと言って来た」

「嫌だ……と言ったらな、持ってたコーヒーのマグが吹っ飛んだ」

「窓ガラスに小さな穴が開いててな」

「狙撃ってヤツだ。ライフルで撃たれたんだよ」
237以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 21:45:42.49 ID:4BG4IF8E0
誰かがオッサン脅しつけたのか、誰だか知らんがGJ!
238以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 21:49:14.39 ID:ftdSUeLBO

「……この階だ」

「時間までもう少しあるが」

「ひでえ事ばかりしたがよ、俺はお前を……」

正田が何か言いかけた時、夕日がビルの陰に消えた。
美琴には、その続きを聞く事は出来なかった。

239以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 21:57:57.44 ID:9zNfC4k10
打ち止めの将来→美琴
あとはわかるな
240以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 21:58:15.13 ID:ftdSUeLBO
夕日に赤く染まっていた廃墟は、薄墨を流したような暗がりに変わっていた。

「……誰?」

思ってもいなかったほど、鋭い声が出た。
“実験”を止めるべく奔走していた頃の感覚を思い出す。
一瞬、当麻の面影が過り、胸がチクリとした。

「誰?」

誰かが居る。
壁の無いビルの中、いつ来たのか、いつから居たのか。

「仏の顔も三度まで、って言うでしょ。私は仏じゃ無いから三度は聞かないわよ」

ポケットに手を入れる。
短パンを止めても、セックスや己の能力に翻弄されても、
これだけは手離さなかった、御坂美琴の証。

ゲームセンターのメダル。

241以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 22:02:55.10 ID:wogwZqFo0
支援してるぜ
242以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 22:07:56.21 ID:v2/4C1KuO
抜いちゃう男の性
243以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 22:07:58.00 ID:ftdSUeLBO
正田は顔色を失ってがくがく震えている。
威嚇の意味を込めて、右手のコインに放電させる。

一瞬、スパークの光に人影が浮かんだ。

最低十人。武装有り。銃器有り。

私一人ならどうとでもなる。
私一人なら。

ちら、と飛ばした視線の先で、正田が震えている。
コイツにはさんざん犯されて玩具にされた。
見捨てて戦えばなんとでも―――

「……待て」

迷っている間に返答があった。
244以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 22:13:32.25 ID:ftdSUeLBO

「……俺たちは敵じゃねえ」

「なら名乗りなさい」

「……第一○学区、ビッグスパイダー……の、残党ってところだな」

「スキルアウト……!」
245以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 22:19:48.99 ID:ftdSUeLBO

「レベル5相手にスキルアウトを名乗って、敵じゃ無いとか……信じると思うの?」

「まぁ……そうだな。正確には違うな」

「説明しなさい」

「俺たちがお前の敵じゃない……って訳じゃない」

「…………」

「お前が、俺たちの敵じゃなくなるんだ」

『うあ……ああ!あああ!』

突然、暗がりに沈んだ廃墟に、女の喘ぎ声が響き始めた。
246以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 22:24:55.26 ID:ftdSUeLBO

『どうだ御坂!ああ!?どうだって訊いてんだろが!』

「これは……!」

「そこのおっさんが売りさばいた最初の映像は、俺たちが抑えてる」

「…………」

「お前が『俺たちの敵じゃなくなる』なら、あれはそのまま闇に消える」

「嫌だと言ったら?」

「俺たちは壊滅して、第三位のエロ映像が流出する」

「…………」

「俺たちの玩具になるか、全世界の見世物になるか、二つに一つだ」
247以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 22:36:20.06 ID:ftdSUeLBO

「私はハッキングも得意なんだけど?」

「全世界に配信された後でその動画をどうにかできるってんなら、構わんぜ。そいつを撃てよ」

ギリ、と美琴の奥歯な鳴る。

話している間に、廃墟は暗闇に落ちていた。
ビルの狭間にあるこの廃墟は、暗くなるのが早い。

「そうそう、ここでやり合うんなら――そのおっさんは死ぬな」

ひい、と美琴の背後から声がした。
アレは大きいが肝っ玉は小さいらしい。
248以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 22:38:50.88 ID:ftdSUeLBO

「俺たちにはお前が見えてる。頷くだけで良いぜ。返事は早くな」

しばらくして、ちりん、と硬い音がした。

コインの落ちる音だった。
249以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 22:47:56.83 ID:ftdSUeLBO
正田の車が走り去る音が遠ざかる中、凌辱は始まった。
美琴には見通せない闇の中、スキルアウトたちは暗視装置でも使っている様だった。
何をどうされているのか解らぬまま、常盤台中学の制服が布片へと変わって行く。
当麻を襲った美琴がそうだった様に、
正田に襲われた美琴がそうだった様に、
僅かなりとも昂りを得られていたなら、美琴も快楽に溺れる事が出来ただろう。

だが、それはなかった。
暗闇での凌辱は、十四歳の少女に恐怖しか与えなかった。
望まぬ相手にさえ尻を振った少女を苛む、それは本物のレイプだった。
250以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 22:53:10.24 ID:V9RsVs740
黒妻さんは服役してんのかな
251以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 22:55:56.99 ID:4BG4IF8E0
ええええええwww
252以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 22:57:53.66 ID:ftdSUeLBO

「おい、こいつケツ振り出したぜ」

快楽など無い。

「すげえな、ガキの癖にザーメン飲みやがんの」

気持ち良くなんかない。

「おいケツに入れてみようぜ!二本挿しだ」

苦痛に耐えかねた身体が、快楽を求めて反応しているだけ。

「すげえ締め付けてくるぜコイツ」

ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、

「しかしガキの身体だよな。鶏ガラみてえだ」

誰か、助けて……


『あなたたち、あまり調子ぶっこいてやがると、皆殺しにしますよ。
 ――と、ミサカは怒りを抑えて警告します』


――なんか、聞こえた。
253以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:02:59.48 ID:oz13lNoO0
ふぅ…続けてください
254以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:08:53.15 ID:V9RsVs740
ここで姉妹丼展開クルー?
255以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:09:54.01 ID:ftdSUeLBO

闇の中で、男たちがあわてて動く。

時折、炭酸飲料のボトルキャップを開ける時の様な、ぷしゅ、という音がして、
その度に男たちが悲鳴を上げる。

誰かが叫んだ。

ナニモンだ手前!何しやがる!

答えが―――いや、応えがあった。
闇に沈んだ廃墟の内外、至るところから。
ぽつぽつ、ぽつぽつと小さな灯りが点る。
余り明るくは無い、緑色の光はまるでホタルの様で―――

知ってる……私、知ってる……あの灯り……あれは……

『我等は“妹達(シスターズ)”。御坂美琴の“妹達”。
 一万人に少し足りない妹達が、姉を助けに参りました。
 ――と、ミサカはキメ顔でそう言った、とキメてみます』
256以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:14:43.29 ID:ftdSUeLBO

「い、一万だあ!?そんなに居る訳ゃあねえ!
 大体、俺たちに手ぇ出したら……!」

ぴ、と音がして、妹達の声が切り替わる。

『もしもし!聴こえてる!?ってミサカはミサカは確認してみる!!』

打ち止め……?
257以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:19:18.66 ID:ftdSUeLBO

『ミサカ達で追跡とかして、その人たちの隠れ家とか見つけてあの人が――ってああっ
 ――つー訳だァ。お前は自由だァ、好きにやッちまッてかまわねェぜ、第三位』

うそ……一方通行だ……
258以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:26:25.06 ID:ftdSUeLBO
「ふ「ふふ「ふふふ「ふふふふ「ふふふふふ「ふふふふふふ」

ぱりっ、と乾いた音がして、暗闇に光が満ちる。

「あんたたち、覚悟は良い?
 お祈りは済ませた?
 廃墟のスミでガタガタ震えて命乞いする用意はOK?」

『えー、“妹達”総員退避、とミサカは慌てて逃げ出します』


その日、学園都市の一角に落ちた雷は、五週間前の記録を塗り替える観測史上最大の雷であった。
259以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:32:41.04 ID:ftdSUeLBO
―――――――――
――――――
―――

とまあ、こんな感じでね。
前の――生体電流操作能力の暴走時の体感データを体験した一部の妹達が、
オリジナルの彼女を心配してモニターしてたらしいんだな。
もちろん、ネットワークはつながってないから、
そっと遠くから見守ってたって程度らしいがね。

オリジナルの彼女が脅されている可能性を考えて、
慎重になってる内に、ちょっと時間がかかったんだね。
260以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:36:36.99 ID:4BG4IF8E0
キターーー
ありがとう1
261以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:37:45.73 ID:ftdSUeLBO

ああ、今回は幻想殺しの少年は蚊帳の外だったね。
彼だけは何も知らない。珍しい事にね。

ん?
ああ、彼女なら大丈夫だろう。強い子だよ、第三位は。

さて、もう行くよ。患者が待っているからね。

ああそうだ、君はブルボンのアルフォートがそんなに好きなのかね?

ああ、おやすみアレイスター。またな。
262以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:41:52.40 ID:ftdSUeLBO
という訳で、鬱展開からハッピーエンド再び、でした。
最後の廃墟は余計だったかな?
逆にもっと長かった方が……
とか思うところいろいろですが、まあ即興ならこんなもんだろ、
と生暖かく見てやって下さい。

ではでは
263以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:42:45.54 ID:epQJ2RK80
終わり?
264以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:44:38.54 ID:1vpjxULC0
え?
ハッピーエンド?
265以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:46:09.74 ID:aLv/Jft60
当麻不憫すぎワロタ
266以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:47:25.05 ID:4BG4IF8E0
え?






ハッピー?


でも乙!
267以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:49:22.77 ID:V9RsVs740
ここから上条さんにバレてさらに鬱展開からのをハッピーエンド期待してたんだが…

まあ乙でした
268以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:51:04.66 ID:OgXBQHsfO
その後全てを知っても受け入れてくれた当麻とセックスしても感じられず
再び正田やら他やらと関係を持って結局映像が流出するまでを頼む
269以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:51:11.60 ID:z+hZkjo9O
やられちゃってるんだからハッピーでは無いよね
御坂とかどうでもいい
270 冒険の書【Lv=1,xxxP】 :2011/02/21(月) 23:53:43.87 ID:hz7KROsM0
おい


















アレイスター
271以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:54:59.51 ID:7yNIsC42O
>>255
斧乃木ちゃん!斧乃木余接ちゃんじゃないか!
272以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:55:48.01 ID:Q+eByQrw0
こんなハッピーエンド聞いたことねぇよ
273以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:57:51.11 ID:ftdSUeLBO
言われて見ればハッピーエンドでもないか
まあノーマルエンドくらいでひとつ

廃墟で上条さんが助けに行って、
スキルアウト相手だから普通に勝てなくて
目の前で御坂凌辱ルートとかもあったりして
274以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:58:28.42 ID:v2/4C1KuO
ここから当麻寝取られで頼んます
当麻目線で何も知らないまま美琴を振ればハッピーエンドやん
275以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 00:33:09.94 ID:sHGFHTn/O
アルフォートエンドだな
276以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 00:44:47.94 ID:Jd0hdWdOP
>>273
下いいなぁ

美琴凌辱だけじゃなく、上条さんにもトラウマになるくらい拷問して
その後、なんとか解放されて二人で傷を舐め合うように寄り添うけど
上条さんはそのトラウマで美琴には勃たなくて、他の女の子をセフレにしちゃって
美琴は美琴で我慢できずに街中で男誘いまくって
そんなんでも一年ぐらい一緒にいて、徐々にだけど立ち直ってきたとこで
美琴が凌辱されてる映像が流出して、一気に生活がぶっ壊れて
でも、上条さんは映像が流出したことで、みんなが美琴のエロい噂をしていることに興奮して勃ってきて
壊れた二人が、でかいモニターを美琴がハッキングして流出した映像を流しながらその前で情事に及んで
二人とも捕まって、病院へgoで、その後は治療しながら仲睦まじく過ごすとかになるといいなぁ
277以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 00:47:51.09 ID:LtPIkD/f0
>>276
期待してるよ(^-^)
278以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 01:05:42.86 ID:Qe9xdZesO
>>276
ちょっと書いてみようかなあ
279以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 01:10:33.37 ID:Qe9xdZesO
あらすじ

美琴の不調の原因だと黒子から疑われた事をきっかけに色々あって
スキルアウトの隠れ家を急襲した上条さんと御坂妹だったが、
幻想殺しの意味が無い相手では勝てる筈も無く、
御坂妹の足を引っ張ったりした挙げ句に二人ともに捕まるのであった。
280以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 01:15:16.95 ID:Qe9xdZesO
上条当麻に対する虐待は熾烈を極めた。
そもそも、彼らにとっては、美琴と御坂妹を捕らえておく為の人質に過ぎない。
生きてさえ居れば良いのだ。
281以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 01:24:22.52 ID:Qe9xdZesO
家族向けのマンションの一室が彼らのアジトだった。
そこで、当麻に対する虐待が行われていた。

当麻は手足を拘束され、目隠しをされたまま転がされ、「ゲーム」に参加を強制されていた。

「ンン!……ンッ!ンッ!」

後ろ手に縛られ、猿轡を噛まされた御坂妹。
全裸の身を俯せに、尻を高く掲げさせられ。
大きく広げ膝を付いた脚の付け根を、スキンヘッドの男が責め苛んでいる。

ルールは簡単。
猿轡を噛ませた女の喘ぎだけで、美琴と御坂妹を聞き分けること。
間違えたら、御坂妹の処女は彼らに散らされる。
282以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 01:26:38.44 ID:lv+qvoZG0
>>281
イイヨイイヨー
283以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 01:28:44.26 ID:LtPIkD/f0
ネットワークでこっそり助けも求められないのか
284以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 01:35:18.81 ID:Qe9xdZesO

「むぐ……ンン!ンッ!」

御坂妹が、目隠しをした当麻の顔を見つめながら、くぐもった声を上げる。
頬は赤く染まり、潤む瞳は涙をぽろぽろとこぼし、喘ぎは鼻にかかって熱く響く。
男たちが「まだガキじゃねえか」と評した秘部に、怪しげなジェルを塗られ、
電気仕掛けの玩具で淫核を弄ばれ、男を知らぬ場所には、
節くれ立った指が深々と出入りを繰り返している。
オリジナルに似たか、自慰を試したこともなかった少女は、
想い人を前にしながら、見知らぬ男の手指で女として開発されていく。
285以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 01:54:20.93 ID:Qe9xdZesO
どろどろになった脚の間で、モーターの音と、ぬかるみを掻き混ぜる音が交差する。

「ンンー!」

ほぐされたソコに、二本目の指が追加される。
膣壁を拓かれ、Gスポットをくすぐられ、未知の感覚の甘美に御坂妹が声を上げる。

「おいおい、彼女ケツ振り始めたぞ。早く答えてやれよ、上条クン」

囃し立てる外野の声に、当麻は焦りを覚える。
当麻が答えない限り、責め苦は続く。
当麻が間違えたら、御坂妹は輪姦されてしまう。
軽々には答えられない。
上条当麻の額には脂汗が滲んでいる。

「ンン!ンン!ンン!」

御坂妹は戦っていた。
未経験のオーガズムに対する、未知ゆえの恐怖。
こんなかたちで達してしまったら、何か大切なものを失いそうな気がして。
しかし、スキンヘッドの責めは確実に彼女をそこへと押し上げていく。

「あーあ、可哀想によ。知ってるか?イクのを我慢するとよ、それだけスゲエ飛ぶんだぜ?」
286以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 01:55:35.83 ID:Qe9xdZesO
>>283
まあ、えろいとこだけちょい書きなんで適当に補完したって
287以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 02:01:51.93 ID:Qe9xdZesO
そもそも、美琴とだって一度しかしていないのだ。
そうそう解るものではない。

「ンー!ンー!ンーー!」

「そろそろ限界かあ?上条クン、彼女イッたらタイムアップな」

「な……に……!」

ねばつく水音が激しくなる。
くぐもった喘ぎが、掠れて消える。
時間が無い。

「くそ……みこ、いや、御坂妹だ!」

「ン―――ッ!!」

当麻の叫びと、御坂妹の絶頂は、同時に響いた。
288以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 02:11:33.22 ID:Qe9xdZesO
「あーあ、間に合わねーんでやんの」

「待て!俺は答えたぞ!」

「……まあサービスしてやろうかね。見てみな」

上条当麻の目隠しが取られた。
目に写った二人の少女。

一人は一人掛けのソファに全裸のまま拘束されていた。
大きく開いた脚を投げ出し、腰を突き出す様に浅くかけ、
背もたれに反り返った、格好だけ見れば、だらしのない座り方。
その手足は動かせぬ様にソファにくくり付けられ、目隠しと猿轡を噛まされている。
音の刺激と、はしたない格好で昂ったか、自分では身動きすら出来ないのに、
その脚の間は何か溢したかの様に濡れていた。
289以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 02:19:28.11 ID:Qe9xdZesO
もう一人。
後ろ手に縛られ、床に伏せて尻を上げた少女。
虚ろな眼を半ば閉じ、荒く息をしている。

「……!すまん御坂……間違えちまった……!」

途端に腹を抱えて笑い出すスキルアウトたち。
椅子の少女が、目隠しの下で哀しそうに眉を歪めた。

椅子に縛られた、「ジャスト千円のペンダントを着けた御坂美琴」と、
床に伏した、「白い花のヘアピンを着けた御坂妹」。

そう、上条当麻は、自分のその眼で見て、恋人を取り違えてしまったのだった。
290以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 02:22:13.41 ID:Qe9xdZesO
こういう感じがツラいかな、上条さんへの虐待は。
このあと「お前のせいだ」言わんばかりに上条さんの前で輪姦したら、
上条さん勃たなくなるよねきっと。
291以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 02:30:24.44 ID:CghzQ6PN0
かなり良い
292以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 02:31:36.28 ID:CghzQ6PN0
上条さんにも色々強制的にさせる→立ってしまう→自己嫌悪→不全
のパターンは?
293以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 02:39:47.97 ID:NwQk6Cp/0
>>290
そんな感じでよろしく
294以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 02:42:59.51 ID:Qe9xdZesO
>>292
この流れだとツラいかなー
「女の子が泣いて嫌がる事を上条さんにさせる」
って必要があるけど、御坂妹と美琴だと喜んじゃうかも

一方通行なら、
「上条さんの前で美琴/御坂妹をレイプ」なんてさせたら、
一方さん勃起不全確実だよね
295以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 03:14:14.72 ID:NwQk6Cp/0
セロリはメンタル弱いしなあ
その前にクカカ言いながらスキルアウトフルボッコな気がするがwww
296以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 04:00:38.44 ID:Jc0y0ZWQ0
まさかのウォルターでワロタw
297以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 04:56:07.31 ID:NwQk6Cp/0
寝るか…後はよろしく
298以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 05:39:31.36 ID:Fxt62cY0i
鬱からハッピーを期待して見事に騙されたorz
299以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 07:02:27.45 ID:iDkyNNn/O
保守
300以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 08:37:30.82 ID:Qe9xdZesO
まだ生きてるのかこのスレ
301以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 08:41:01.02 ID:Qe9xdZesO
よし
せっかく乗っ取ったスレだし、ちょっと思い付いたネタで書いてみよう

幽明境を異にする
ってエロゲでひとネタ
上条・美琴ペアに酷い目にあって貰おう
302以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 08:53:13.35 ID:Qe9xdZesO
人生、何がどう転ぶか解らない。
御坂美琴と白井黒子の、他愛も無いやりとりに上条当麻が介入した事がきっかけとなり、
当麻と美琴は晴れて恋人同士と相成った。
手を繋ぐだけで幸せ、眼と眼が合えば真っ赤になってみたり、みたいな、
童貞と処女の幸せプラトニックないちゃいちゃバカップル振りは、
黒子やインデックスや神裂や姫神やその他色々な人々の八つ当たりを喚起し、
それを食らう周りの迷惑までを含めて大変な騒動となった。

そうして、常盤台中学の文化祭で、科学と魔術が交差する―――
303以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 08:54:28.51 ID:Ot/WghjV0
なんで神裂www
304以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 09:02:13.60 ID:Qe9xdZesO
近隣に聞こえたお嬢様学校の敷地を、
うふふ、えへへ、とはにかみ合うバカップルが行く。
付き合い出して一月が経ったが、手を繋ぐという一点にあっても、
「恋人繋ぎはまだ早い」
などという、凄まじいプラトニック振りは暗部でジョークのネタにさえなっている。
アレが例の……と囁く老若男女の噂を呼びながら、
手を繋いだ上条当麻と御坂美琴がてくてくてれてれと廊下を歩く。
305以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 09:12:29.62 ID:Qe9xdZesO

「あ、ジュース売ってるわよ当麻。生ジュース絞り立て、ですって」

「あ、本当だね美琴。……二つ下さい」

「……」プクー

「なんだ?どうした美琴?可愛い顔をフグみたいに膨らまして。
 そんな可愛い表情をしたら抱き締めちゃうぞ」

店員役の女の子が信じられないものを見る様な目を向けて来るが、当麻は気にしない。

「もう!鈍感なんだから……ひとつで充分でしょ……」カアア

「お、おう、俺たちももう、そのくらいしても……良いよな……」カアア

「バカ……」カアア

「じゃ、ジュースひとつ……ストロー二本で」

店員役の女の子が、凄まじいものを見た様な目を向けて来るが、二人は気にしない。
306以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 09:23:37.83 ID:Qe9xdZesO
高級店の様な学食に隣接して設置されたオープンカフェでも、
バカップルはやはり、きゃっきゃうふふ、である。

小さなプラコップにストロー二本、というオブジェを挟んで座るバカップル。
大変なものを見た様な目を向ける人たちに遠巻きにされているが、当然気にしていない。

「どうしたの当麻。ボーッとしちゃって」

「いや、美琴は今日も可愛いなぁと思って」

「いやぁんもう!そんなこと言われたらもっと好きになっちゃうじゃない……」

お姉様が壊れましたのー!という遠い絶叫も聞き流し、
バカップルの二人の世界は既に固有結界の如き強固さを誇っていた。
307以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 09:31:01.66 ID:Qe9xdZesO
こつん、と美琴の足が、テーブルの下で何かを蹴飛ばした。

「?」

テーブルクロスを捲り、下を覗く美琴につられ、当麻も視線を向ける。

そこにあったのは、手のひらに乗る程の、小さな木箱。
寄せ木造りの、年季の入った風な、しかし綺麗な木製の直方体。

「なんだろ。落とし物かな」

何気なく手を伸ばした時―――

「いかん上やん、そいつに触るな!」

「え?土御門?」

かがんだ姿勢のまま振り向いた当麻の指先に、硬い何かが触れた。

その瞬間、世界が暗転した―――
308以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 09:38:19.62 ID:Qe9xdZesO
―――――――――
――――――
―――

「…………?」

当麻が眼を覚ましたのは、美琴の膝枕の上だった。

「大丈夫……?当麻……」

そのまま見詰め合うバカップル。

「あー、おほん」

わざとらしい咳払いに我に帰る。

「なんだここ……」

古い、木造の図書室。
そこそこの広さに、本棚が立ち並ぶ。
天井から下がる電球の暖かい光が、柔らかく辺りを照らし、
木枠の細かい、クラシックな窓の外は、真っ暗だった。
309以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 09:43:42.28 ID:Qe9xdZesO
身を起こし、改めて辺りを見回す。

心配そうな美琴。
呆れた様な土御門。
なんだかやさぐれた海原光貴。
そして上条当麻。

クラシカルでアンティークなこの空間に、四人の人間が居た。

「何が……どうなってるんだ?土御門」

「ああ、それはだな……」

語尾が崩れない。
これはマジ話だと、当麻の背中に戦慄が走った。
310以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 09:48:40.84 ID:GpSFf7mY0
なんたるリアルタイム

紫煙
311以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 09:48:56.57 ID:Qe9xdZesO

曰く。

この土地に仕掛けられた、古い古い「呪」を利用して、
誰かが何かをしようとした――らしい。

「なんだそりゃ。何にも解ってないんじゃないか」

「それは仕方ないんだにゃー。それを調べに来て、ようやく「鍵」を見つけたら……」

「俺が触って、呪いだか何だかが発動しちまった、って訳か……」

「そういうことだにゃ……てか、多分これはイレギュラーな発動だにゃ」

「そうなのか?」
312以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 09:57:04.29 ID:Qe9xdZesO

「幻想殺しをキーに組み込む様な、特殊過ぎる魔術では無いにゃ」

「そんなのどうだって良いわよ。問題は、ここから出る方法」

割り込む美琴に、やさぐれ海原が追従する。

「ええ、上条…さんが眼を覚ます前にざっと調べたんですが……」

窓も開かず、扉も開かず。

「ただのガラスと木の枠に見えて、私の電撃でも壊れないのよ」

「これは結界……それも、単純で古く、その分強固な、厄介な代物です」

「そうか……出る方法はないのか、土御門」

サングラスの下で、表情が微かに苦く歪む。

「無いことは……無い」
313以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 10:06:07.79 ID:Qe9xdZesO
古くて単純で、その分強固な「呪」。
それならば、古くて単純な、古典的な「呪」で対抗出来るはず―――

「なんだけど、な」

「だけど……なんだよ。手があるんなら打とうぜ土御門」

「あー、……古い呪いだから、ちょっと特殊な触媒が居るんだにゃ」

「それは……ここには無いのか?」

「いや、ここなら……正確には、この面子なら、手に入る」

「なら、何が」

問題なんだ、と続けて、皆の表情に気がついた。
どうやら、眼を覚ます前に一通りの説明をしていた様だった。

「それは……「破瓜の証」と呼ばれている」

「……処女の、初めてのセックスの血と、精液の混ざったものだよ」
314以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 10:10:37.10 ID:LtPIkD/f0
wwktk
315以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 10:12:52.60 ID:NwQk6Cp/0
元ネタのゲーム知らないから期待
316以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 10:14:31.91 ID:Qe9xdZesO
沈黙が落ちる。
美琴はただ俯いて、表情は伺えない。

「他に方法は……」

「無い」

あっさり断ずる土御門。

「外からの救助はどれくらいかかるか解らない。
 だが「破瓜の証」を使っても確実に脱出出来るとは限らない」

「そうか……だけど、少しでも可能性があるなら、俺は―――」

「ダメよ、あなたが頑張っても……当麻」

美琴の呟きに、少年の言葉が止まる。

「……御坂さんの言う通りなんです、上条さん」

「幻想殺しが素材じゃ、触媒としての意味が変わるんだにゃー」

「え……」
317以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 10:20:28.86 ID:Qe9xdZesO
破瓜の証が持つ、呪術的な意味。
破壊と新生、成長の証。

その一翼を担うのに、美琴は問題が無い。
だが、幻想殺したる上条当麻の精液は、
原始的呪術のレベルでは「異能の破壊者の元素」という特殊な意味を持つ。
それは「破瓜の証」の構成要素には使えない。
恋人同士である、上条当麻と御坂美琴の結ばれた証では、
この「呪」は破壊出来ない。
318以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 10:27:22.67 ID:Qe9xdZesO

「俺が術式を担当するから、触媒の片方は海原に任せるしかないんだにゃ」

しかも、特殊な手順を踏まなくては触媒に成らない。
まず、女が男の精液を飲む。
この時、女は一定以上の性的興奮に身を置き、精液を取り込む事で、
「男を取り込んだ女」という、呪的母体としての意味が発生する。
後は交わる訳だが、ただ交われば良い訳でも無い。
319以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 10:33:04.63 ID:Qe9xdZesO
ヒトの営みを表す正常位。
獣の営みを示す後背位。
そして、呪的母体の意味を持たせた女性を支配者の位置に置く、騎乗位。
それぞれ最低一度づつの射精――もちろん、膣内で――が必須で、
しかも、最後の騎乗位では、「母体を上位に」という呪術的意味を持たせる為に、
女性はオーガズムを得るまで続けなければならない。

「それでも……やれ、って言えるのか?上やん」
320以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 10:40:34.47 ID:LtPIkD/f0
oh…
321以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 10:42:38.97 ID:Qe9xdZesO
―――――――――
――――――
―――

「……くそっ!」

幻想殺しの右手が壁を打つ。
あれから一時間話し合った。
そして……「確実とは言えないが、唯一の手段」にすがる事になった。

「落ち着けよ、上やん」

「これが落ち着いてなんか……ッ、……くそっ」

いちばん辛いのは美琴だ。
ならば、彼氏として八つ当たりも出来ない。

木造建築としてはそこそこの広さのある図書室。
その一角には、今は当麻と土御門しか居ない。

別室も無く、危険を考えたら余り距離も置けず、僅か本棚二つ向こうで、
上条当麻の恋人が、別の男と二人きり。
322以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 10:49:34.93 ID:Qe9xdZesO

「とにかく、静かにな、上やん。邪魔になる」

「…………くそ……」

本棚は、背板の無い、貫通しているタイプだった。
見れば、疎らな本の隙間から、横板と表紙の間から、
本棚二つ先の情事が、未完成のジグソーパズルの様に見て取れる。
そして、音を遮るものは何も無い。

見たくは無い。
だが、音だけ聞かせ続けられるのは、心をヤスリで削られる様だった。
だから、当麻はそれを見ていた。
323以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 10:54:40.90 ID:Qe9xdZesO
―――まず、女が男の精液を飲む。
この時、女は一定以上の性的興奮に身を置き、精液を取り込む事で、
「男を取り込んだ女」という、呪的母体としての意味が発生する―――

主導権は美琴にあった。
性格的なものもあるが、儀式自体が女性主体となるからだ。
男が射精しただけで終わるものではない。

美琴は真っ直ぐな性格である。
だから、まず、「一定以上の性的興奮に身を置く」事に真摯に取り組んだ。
324以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 10:57:17.20 ID:VZxfF5SZ0
なんてこった…
325以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 11:03:50.64 ID:Qe9xdZesO
電球が頭上で灯っている。
二人の頭上にあるもの以外、消して貰った。
美琴からは、暗がりの当麻が見えない。
逆は良く見えるはずだが、考えるのは止めた。
恋人を気遣いながら出来る事ではない。

まず、海原に服を全て脱いで貰った。
その上で、自分の服を全て海原に脱がせて貰った。
更に、自分の身体について感想を求めた。
気が狂いそうな程の羞恥。
恋人に触れて貰った事の無い裸身を晒し、
親にも見せた事の無い部分を見せた。

結果は、腿の内側を伝って下りる滴のかたちを取って現れた。
326以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 11:06:10.41 ID:FXBM63DLO
NTRは嫌いだからスレ閉じる
327以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 11:09:06.01 ID:Qe9xdZesO
美琴は海原を椅子に座らせて、その脚の間に蹲った。
獣が水を飲む様な音が、静かな図書室にぴちゃぴちゃと響く。

「うあ……!御坂さん……御坂さん……!」

うわごとの様に呻く海原の股間に、耳まで赤くした美琴が顔を埋めている。
水音は二ヶ所からしていた。
海原の股間と、美琴の脚の間と。
328以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 11:12:28.64 ID:LtPIkD/f0
これはきっついなぁ…
せめて海原が上条に姿変えてれば救いはあったのに
329以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 11:15:26.92 ID:Qe9xdZesO
美琴はまず、自分を昂らせようと考えた。
だから、海原の屹立をゆっくりと観察した。
それを口にするのに抵抗があった事も否めない。
その男根は、恋人のものではないのだから。

右手でそれを撫で、温度を感じた。
ひくひくと揺れるそれを、美琴は少し怖いと思った。
匂いについての印象は強烈だった。
特段に強い匂いではない。
良い匂いでも無い。
どちらかと言えば生臭い。
330以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 11:17:59.42 ID:VZxfF5SZ0
せめて初体験は上条さんとやらせてやれよ…
331以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 11:22:26.31 ID:Qe9xdZesO
だが、その匂いは美琴の脳髄を痺れさせた。
男の子の匂いだ、と思った。
気がつけば、その匂いを放つ、先端に滲んだ滴を舐めとっていた。
初めて口に入れた男の子は、熱くて、硬くて、苦くて、堪らなく愛しかった。
空いた左手は、ほとんど無意識のまま、美琴自身を慰めていた。
332以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 11:32:38.00 ID:Qe9xdZesO
経験が浅いのか、何か思うところがあったのか。
海原はすぐに果てた。

口に溢れたものに、美琴は驚いた。
ねっとりとした男の子の味。
鼻から息をすると、濃厚な匂いにくらくらした。

美琴はそれに酔ったのかもしれない。

唇から溢れるそれを喉を鳴らして飲み干すと、
萎えて行く海原自身をずるずると音を立てて啜った。
尿道を吸われた海原が呻いても意に介さず、
舌を動かし、自身を慰める手を速めた。

再び硬さを増すそれに、鼻にかかった熱い吐息を吐いて、
美琴は自分がどうしてそこまでしているのか解らぬまま、二ヶ所から水音を立て続け。

一度で良いはずの精飲は、二度行われた。
333以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 11:34:11.95 ID:Qe9xdZesO
このキツさが良いんだよ!

ではちょっと出かけてきますので、
出来ましたら保守願います。
334以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 12:09:31.04 ID:Qe9xdZesO
保守
335以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 12:45:23.24 ID:Qe9xdZesO
出先から保守

みんな寝取られは嫌いかな?
336以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 12:48:58.48 ID:SEt+dhM30
せめて最後は上条さんと…
337以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 13:13:31.13 ID:NwQk6Cp/0
NTRは嫌いじゃないが最初と最後は上条さんでお願いしたいが、
美琴が陵辱されるのも見たい
338以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 13:14:39.97 ID:q4q5w8J2O
ほしゅ
339以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 13:37:28.89 ID:LtPIkD/f0
こっからさらに三回中だしか…
上条さんの精神が心配だw
340以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 14:31:18.78 ID:Qe9xdZesO
保守
341以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 14:45:03.05 ID:mBH7Je440
>>97あぁ頑張ってくれ
342以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 15:02:01.12 ID:RxbAOKugO
お久しぶりです先生。
343以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 15:09:00.79 ID:0SDSAihi0
上条さんの処女は土御門が・・・
344以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 15:23:56.01 ID:Qe9xdZesO
ただいま
保守ありがとうございます

さあどうしてくれようか
345以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 15:32:40.80 ID:RxbAOKugO
ど淫乱になる彼女から目が離せなくて、泣きながら自分で弄る上条さん。
346以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 15:42:22.70 ID:Qe9xdZesO
次は――ヒトの営みを表す正常位――

美琴は床に身を横たえ、海原を受け入れるべく脚を開いた。
自ら昂るべく尽くし、目的以上に昂った彼女に、もはや羞恥は無い。

己が指先で開いた淫裂は、海原の屹立を口にして施した自慰により、
熱く綻び糸をひくほどぬかるんで、その処女地に男を受け入れる準備を整えていた。

 来て

そう唇の動きで、恋人でもない男を誘う。
赤く染まった頬は熱を帯び、潤んだ瞳で海原を誘う。
昂った身体をもてあまし荒く吐く息は、救いを求める熱病の患者の様だ。

海原は熱に浮かされた様にふらふらと立ち上がり、
床に膝を突くと、息を荒くして、獣の様ににじり寄って行った。
347以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 15:57:05.64 ID:Qe9xdZesO
ぬるぬる、にちゃにちゃと粘膜を擦る音がする。
海原と美琴の交わりは難航していた。

片想いの相手に誘われた海原。
自ら身体を開いた美琴。
童貞であり、処女であった。
性器を晒す羞恥と、
未知の行為への恐怖と、
初めての緊張と、
過剰な興奮に包まれて、なかなか上手く挿入出来ないでいる。

言葉も無く、お互いにはあはあと熱の籠った息を荒くして、何度も試みる。
美琴の秘所。
自身の指先以外で、初めてそこに触れているのは、恋人でも無い男の性器。
その粘膜を擦るものが、手でも指でもない屹立したモノの先端だという状況が、
自らそこを割り拡げ、性器を求めている自分の恥態が、
彼女をより昂らせている。
348以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 16:04:58.25 ID:Qe9xdZesO
対する海原も同じだった。
初めて片想いの相手に触れられた部分は、共に勃起の先だった。
初めは口に、今は淫裂に。
彼女の粘膜に触れる度、びくんと身体が反応する。
初めて見た美琴の秘部に、心臓がどうにかなりそうだった。

ぬるぬる、にちゃにちゃ。
ぬるぬる、にちゃにちゃ。

なかなか上手く挿入出来ない。

やがて、焦れた美琴が誘いを口にした。

「ね……はやく、来て……」

粘膜への刺激ではなく、その言葉に海原の身体がぴくりと反応し、
偶然、若い男の先端が処女の入り口を捉えた。
349以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 16:12:03.54 ID:Qe9xdZesO
―――――――――
――――――

上条当麻は冷たい木の床に座り、ただそれを見つめていた。
二つの本棚越しに見るそれは、全てが見える訳ではなかったけれど。
その音は、その声は全て耳に入って来る。

当麻は、美琴とキスまでしかしていなかった。
それも、唇を軽く合わせるだけの、小鳥の啄みのようなキス。
彼の舌さえ知らぬ口腔に、海原のペニスが呑み込まれる光景も、その音も、
全て見て聞いていた。

今回は役に立たないどころか、足を引っ張る幻想殺しの親指の爪を噛み、
恋人が、彼の知らない部分を他の男に捧げる様をただ看過している。
350以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 16:16:24.78 ID:Qe9xdZesO

はやく、きて

鼻にかかった、熱い囁き。
焦れて、自ら男を求める声。
自分に向けられるはずだったそれを聞いたとき、噛み続けた爪から一筋、赤いものが肌を流れた。
351以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 16:18:22.10 ID:MSAQ11PRO
なにこれきっつい
NTRが好きな奴は凄いと思う
352以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 16:19:58.27 ID:Qe9xdZesO
土御門はそんな様をただ見ていた。
サングラスに隠された表情は見えず、
当麻の友人としてなのか、
魔術師としてなのか、
暗部の住人としてなのか、
彼がどこに立ってそれを見ているのかは、伺い知る事は出来ない。
353以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 16:20:33.04 ID:GZyO2QhZ0
キッツイのに続きが気になる不思議
どうか最後は幸せにしてやってくれ
354以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 16:33:09.59 ID:Qe9xdZesO
―――――――――
――――――

熱く潤んだ膣を割り拡げながら、海原の屹立が侵入してくる。
触れた事も、触れられた事も無い粘膜を擦られる違和感と、
今まさにセックスをしているという実感が、甘美な興奮を伴って背中を駆け上がってくる。

「は……ああ……あああ」

喘ぎまじりの息が、勝手に唇を割って漏れる。
こつ、と何かに当たり挿入が止まる。
これがセックスなのか、なんて気持ちが良いんだろう、美琴がそう思ったとき。

「じゃあ、行くよ御坂さん」

海原がそう言った。
355以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 16:44:14.96 ID:Qe9xdZesO
見れば、海原のそれはまだ半分も入っていない。

「え、ちょっと待っ――」

言いかけた美琴の言葉を打ち消す様に、侵攻が再開される。
そこが最奥だと思った場所を突き抜けて、海原が入ってくる。

鋭い痛みと、喪失感が美琴を襲う。

これか、これが処女を失うということか―――

美琴が気づいて、恐れても、もう海原は止まらない。
美琴が恐怖したのは、痛みと喪失感に混じって、強い快感を得たからだった。
海原のペニスに蹂躙され征服される感覚。
犯される、身体を捧げる、という表現の意味を、
今美琴は実感していた。

「うあ……あ!ああぁ……」

ふと当麻の顔を思い出し、喪失感に恐怖して、
美琴の心は自らを守る為に無意識にスイッチを切り替えた。
腰を浮かして挿入を助け、美琴はただ快楽に溺れて行った。
356以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 16:55:24.05 ID:GZyO2QhZ0
これって海原が途中で弾切れになったらどうするんだろ
357以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 16:57:29.46 ID:Qe9xdZesO
海原の腰が、ぐちゅぐちゅと粘った音を立てて上下する。
美琴の腰が、ぎこちなく追従する。
本能任せの動きに、二人の理性が悲鳴を上げる。

「み、御坂さん!締め付けないで!キツすぎる!」

しかし海原の動きは止まらない。

「待って!動かないで!もっとゆっくり!」

しかし美琴の腰は止まらない。

強すぎる快感に悲鳴を上げながら、ヒトの営みを示す体位での行為は、
技巧も労りも無い、獣じみた激しさを増す。

やがて海原が動きを止める。
今まで以上に深く打ち込んだ腰を震わせて。
身体の奥に満ちる熱いものがなんなのか、美琴は女の本能で理解した。
この身体は海原によって女になったのだ、そう今更に思った。

気が付けば、海原と唇を合わせていた。
初めて他人と舌を絡ませながら、当麻の為にキスだけはしないでおこうと、
そう考えていた事を思い出していた。
358以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 17:01:32.11 ID:Qe9xdZesO
>>356
若いんだから五発や六発大丈夫!
多分。

ちょっと休憩……
359以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 17:02:49.43 ID:hG1ni5Uri
いざとなったらつっちーg
360以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 17:22:25.17 ID:Qe9xdZesO
よし再開
361以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 17:32:55.70 ID:Qe9xdZesO
肌をピンクに染めた二人が、ぐったりと身体を重ねて息を整えている。

「……重い……」

「ご、ごめん」

のろのろと身体を持ち上げる海原。
汗にまみれた身体が、重そうだ。

海原は三度立て続けに射精している。
美琴はさすがに達しては居ないが、このまま休んでいれば、
下腹の奥に燠火の様に燻る熱も冷めてしまうだろう。

最後にオーガズムに至らなければならない事を思えば、
興奮の冷めぬ内に済ませるべきだろう。
美琴はそう考えていた。

海原に処女を捧げた時のショックを受け流し、
海原に身を任せる事に抵抗を感じなくなっている自分に内心驚きながら、
美琴は身を起こした。
362以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 17:42:26.15 ID:Qe9xdZesO
美琴は四つん這いになって、海原に貫かれている。
拓かれたばかりの秘所には、まだ痛みがある。
海原も体力的にきついだろう。

だから、美琴は肘を突き、頭を垂れて固く眼を閉じ、
自慰のつもりで快楽を得る行為に没頭した。

「やん、やあ、いいよう、きもちいいよう」

「おちんちん、おちんちんはいってるよう」

わざと喘ぎ、卑猥な言葉を口にした。
自分を盛り上げ、海原をその気にさせる為の演技のつもりだった。
そのうち、演技ではなくなった。

それを恋人が聴いているだろうということは、あえて考えなかった。
363以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 17:54:17.46 ID:Qe9xdZesO
三度の射精を経た海原は、持続した行為が可能だった。
美琴は上背はそこそこにあるが、体型はまだ未発達だ。
細い腰を抱えて、肉付きの薄い尻を貫く。
ただ前後に動くのではなく、バリエーションをつけていく余裕も出てきた。
左の内壁を擦り、右を突き、深く長くストロークし、浅く短く注挿する。
ずるりと抜き出して、自分の先端で入り口近くを刺激し、
奥まで突き込んだまま、ぐりぐりと円を描いた。

美琴は大きく喘ぎ、くねくねと腰を振った。

――獣の営みを表した後背位――
それはヒトの理性でお高いを昂らせ、長く続いた。
364以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 18:11:03.77 ID:Qe9xdZesO
二人とも、さすがに疲労の色が濃い。
普通でも激しい類いのパターンと回数なのに、
休憩無し、童貞と処女の行為としては過酷と言って良い。
そこに愛は無く、義務感と快楽だけのセックスであるというのが、
更に過酷さを増していた。
お互いに愛を囁いて励まし合うことも求め合うことも出来ないのだ。

そして、最後に最難関が待つ。
――最後の騎乗位は「母体を上位に」という呪術的意味を持たせる為に、
女性はオーガズムを得るまで続けなければならない――
365以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 18:24:10.86 ID:Qe9xdZesO
―――――――――
――――――

美琴は海原に跨がり、一心不乱に腰を振る。
前に体重をかけ、後ろに仰け反り、円を描き、左右に、前後に、上下に、
変幻自在に踊る。
左手で、右手で、両手で、薄い乳房を、淫核を、転がし、扱き、弄ぶ。

眼を閉じて、被虐の妄想に心を遊ばせる。
(恋人でもない男に跨がって、気持ちよくなるために腰を振って、なんていやらしいんだろう)
それを口に出し、精液と愛液で泡立つ結合部に触れて。
ぐちゅぐちゅと、粘りつく水音に耳を済まし。
海原が呻き、胎内に精液を感じれば、
海原が萎える前に腰を振って、締め付けて、回復させて。
美琴は、一心不乱に腰を振っていた。
366以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 18:30:34.55 ID:Qe9xdZesO
―――――――――

当麻は全てを見ていた。
恋人が喘ぎ、自分ではない男を求め、奉仕する様を。
ぎこちない動きが、滑らかな動きに変わって行く様を。
まだ未発達な身体を想い、大切にしていた少女が、女として快楽を貪る様になっていく様を。
自分ではない男のモノで淫らに踊り、上り詰める様を。


そして、それを見て勃起が治まらぬ自分を憎んだ。
367以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 18:35:28.34 ID:Qe9xdZesO
ちょっと休憩―――
368以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 18:40:54.48 ID:zfyBV0o70
いいですね
369以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 18:54:35.64 ID:MSAQ11PRO
何だろうこの気持ち
悲しいとかじゃないのよ
370以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 19:07:34.85 ID:L3nBGTUx0
エロ薄すぎて欝勃起すらしねえ
371以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 19:10:54.22 ID:GZyO2QhZ0
事が終わった後の美琴と上条さんに期待
372以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 19:16:28.59 ID:Qe9xdZesO
再開―――
373以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 19:31:46.80 ID:Qe9xdZesO
―――――――――
――――――
―――

やがて、二人が戻って来た。
土御門が壁のクラシックなスイッチを操作し、
二人の行為だけを照らしていた明かりを全て灯す。
海原から土御門に渡された小瓶――魔術師の必須アイテム――
に採取した白濁の粘液には、一筋の赤いマーブル模様。

「みんな疲れてるだろ?少し休憩すると良いんだにゃー
 ボクは準備にかかるからー」

わざとらしいほど明るい宣言に、海原がへたり込む。
制服を着込み直した美琴は、当麻の元へ。
痛みがあるのだろう、腰を押さえ、ひょこひょこと歩いて。

「いたた……」

呟いて、当麻の隣に座る。

「……お疲れ様」

「……うん」

眼も合わさず、交わす言葉はぎこちない。
隣り合う二人の距離は15cm。
酷く遠い15cmだった。
374以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 19:41:56.10 ID:Qe9xdZesO
一時間の議論。
誰も望まぬセックス。
一時間の準備。
土御門の負傷―――

それだけの時間をかけて、それだけの犠牲を払った呪術破りは、
結論から言えば、成功しなかった。

成果がなかった訳では無い。
図書館の扉が開けられる様になった。
成果はただそれだけだった。

自分の血にまみれて謝る土御門を、誰も責めたりはしなかったが、
当麻と海原との間に流れる空気は悪くなった。
375以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 19:49:11.25 ID:GZyO2QhZ0
海原は内心「うっひょー役得役得」とか思ってたりしてな
376以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 19:50:11.21 ID:Qe9xdZesO
その建物は、古い学校の様だった。
二階建ての木造校舎の灯りは全て電球で、全体に薄暗い。
そして、四人で回った教室にも、何の手がかりも見つけられなかった。

海原と美琴の消耗、特に美琴の精神的動揺が酷いと見た土御門は、
保健室を拠点とし、休養する事を提案。

四人は一階、図書室脇の保健室へと移動した。
377以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 19:58:30.57 ID:Qe9xdZesO

「上やん……すまんかった」

海原と美琴を保健室のベッドで寝かし、当麻と土御門は廊下で見張りに立つ事にした。

「いや……土御門のせいじゃないさ。それに」

四人を閉じ込めた「呪」の核を破壊する―――
それだけが脱出の手段であり、それが判明したのは、
「処女の証」を使った呪術破りの反応から解析した結果だった。

「無駄だった訳じゃないしな」

「そうか……」

「…………」

「なあ上やん」

「ん?」

「美琴ちゃんと仲直り、できんかにゃー」

「……今はちょっと動揺してるだけだ。美琴は俺の彼女だよ。今でも」

「そうか……」

「ああ」
378以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 19:59:39.90 ID:a7ugFgpt0
>>373
土御門の一人称は「ボク」ちゃうでー
379以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 20:08:28.06 ID:zfyBV0o70
>>378
あれやんな、一人称オレやんな
380以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 20:08:34.17 ID:Qe9xdZesO
ちょっと、気になる事がある。その辺を見てくるから―――

そう言って、土御門は一人、行ってしまった。
当麻は独り、保健室の戸に背中をつけて、図書室から持ち出した椅子に座り込む。
当麻の幻想殺しは反則ものの異能ではあるが、
一端それが使えない状況になると、弱い。
魔術は解らず、能力にも疎い。

廊下の天井に下がる電球の灯りに右手をかざして、ひとりごちる。

「弱ぇなあ……俺は……」
381以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 20:09:39.92 ID:Qe9xdZesO
>>378
ぬ、すまん
実は禁書読んだことないんだ
382以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 20:13:19.38 ID:itGtju2j0
んなあほな
383以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 20:18:33.07 ID:Qe9xdZesO
(考えてみれば、美琴はただの犠牲者じゃないか。
俺が美琴を受け入れてやれなくてどうするんだ。
美琴は俺たちの為にあんなことをしたってのに)

かざした右手を見つめたまま、当麻は考える。

(ここでは……ここまで俺は役立たずだ。
美琴を受け入れてやれなけりゃ、本当の役立たずじゃないか)

後ろ向きな考えは、上條当麻には似合わない。
何物をも恐れず、ただひたすらに前進するのが上條当麻ではなかったか。

その時。
なにがしかの決心をした当麻の耳に、保健室の中から微かな音が聞こえた。
384以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 20:23:50.71 ID:Qe9xdZesO
椅子から立ち上がり、扉のガラスから中を伺う。
目隠しの小さなカーテンがかかった30cm四方程度の窓だが、
カーテンは端に寄せられているので覗くでもなく中が見える。

(二人が起きたのかな)

それは当たらずとも遠からず、といったところだったが、
その光景は当麻の予想を超えていた。
385以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 20:26:56.38 ID:B3a5oioX0
きついけど読んでしまう
386以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 20:27:22.03 ID:lv+qvoZG0
うわあああ
387以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 20:29:25.65 ID:Qe9xdZesO
二つ並んだベッドの間に、二人はいた。
美琴の左手を後ろ手に掴み、その上体をベッドに押し付けていた。
スカートは背中まで捲り上げられ、ショーツは膝の辺り。
海原は美琴の剥き出しの尻に、繰り返し腰を打ち付けていた。

「美琴!?」
388以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 20:32:34.03 ID:heYfKKQH0
海原絶倫すぎwww
389以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 20:33:43.13 ID:IVuRk1Vz0
海原さん死んだな
390以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 20:35:06.88 ID:GZyO2QhZ0
脱出できることになっても海原だけは置いて行っていいぞ
391以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 20:38:22.04 ID:Qe9xdZesO
美琴は空いた右手で枕を抱き寄せて顔を埋め、
ニヤニヤと笑いながら何かを囁く海原に、時折否定の首振りで応えていた。

「美琴!!美琴!!」

美琴の顔は見えず、しかし赤く上気した耳が覗いている。

「聞こえてないのか!?くそ、美琴!!美琴!!なんで開かないんだ畜生っ!!」

海原が腰の動きを変える。左右に捻り、「の」の字を描く。
後ろ手に捻られ押さえつけられた美琴の左手が、強く握られ、
枕に埋めた顔を激しく振る。
微かに、美琴の、悲鳴に似た声が聴こえた。

「美琴!!美琴!!美琴ー!!」
392以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 20:42:48.79 ID:Qe9xdZesO
海原がまた動きを変える。
美琴の左手を右手で押さえ、左手を美琴の腰に当てると、強く激しく腰を使い始めた。
ベッドの軋みがはっきりと聴こえ、泣き叫ぶ様な美琴の悲鳴が混ざる。

椅子を叩きつけても、戸板一枚どころかガラスも傷一つ着かない。
393以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 20:47:30.54 ID:Qe9xdZesO
と、海原が動きを止めた。
射精している――という訳ではない様だ。
深く押し込んだまま、微動だにせず、ただニヤニヤしながら何かを囁いている。

「海原!!てめえ!!畜生!!美琴!!」

右手で殴り付ける扉に、赤いスタンプが捺印される。
傷など構わないと、当麻は扉を殴り続ける。
394以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 20:55:43.11 ID:Qe9xdZesO
美琴の右手が、枕を握りしめる。
――やがて、小さく、美琴の尻が動いた。

「美琴!?美琴!!美琴!!」

海原のニヤニヤ笑いが深くなり、何かを囁き、美琴が首を振って否定する。
しかし、美琴の尻はグラインドを大きくしていく。
やがて海原は動かぬまま、美琴は尻で海原を貪り、美琴の動きだけでベッドが軋み始める。

海原が解放した左手はベッドのへりを掴み、美琴のグラインドを確かにする。
海原の哄笑と、美琴の喘ぎがはっきりと当麻に聴こえて――――――
395以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 20:58:43.46 ID:LtPIkD/f0
マジでキツイわこれ…

でも続きが気になる不思議
396以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 20:59:46.97 ID:GZyO2QhZ0
この海原は殺しても許されるレベル
397以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 21:01:16.52 ID:Qe9xdZesO

「上やん!」

土御門の声で眼を覚ました。
夢オチかよ!
大きく安堵の息を吐く。

「すまん。寝てたみた――」

そこまで言って気がつく。
土御門の様子が普通じゃない。

「何があった?」

「何があった、はこっちだよ上やん」

「何?」

土御門は黙ったまま、扉の小さな窓を指す。
そこから見える保健室は、無人だった。
398以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 21:07:32.19 ID:c2sW2ZUv0
何が…あったんだ…!?
399以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 21:08:44.05 ID:Qe9xdZesO
座っていた椅子を蹴飛ばして、扉を開ける。
ベッドの下、カーテンの陰、戸棚の上、何処にも二人は居なかった。

「なんでなんだ畜生……俺が居眠りなんかしたから……」

「いや、それは違うぜよ上やん」

ここの扉を開けるには、上やんと椅子をどけなきゃならない。
出入口はここだけ、ならば……

「誰かが連れ去った……誰かの意図が働いてるってのか……」

「そういう事になるな」
400以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 21:10:19.16 ID:iDkyNNn/O
なんだなんだ
401以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 21:11:53.21 ID:IVuRk1Vz0
嫌な夢だったね…
402以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 21:17:23.95 ID:VZxfF5SZ0
胸が張り裂けそうだ…
最後の一撃は…切ない…
403以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 21:17:27.50 ID:Qe9xdZesO
二人の行方にも絡むんだが、と土御門は前置きして、

「ここの結界は、あの黒い窓を外壁としてる」

保健室の、外壁側の窓を見る。
外側から闇を塗料に塗り潰した様に、真っ暗だ。

「図書室の窓も同じだったな」

「その結界は、誰か、或いは何かを閉じ込める為のものらしい。
 そう取れる術式の痕跡を見つけた」

「どういう事だ……?」

「まず一つには、ここには、結界を作って閉じ込めなきゃならん様なものが居るってことぜよ」
404以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 21:23:40.70 ID:Qe9xdZesO
もう一つは、

「結界の破壊方法も見当がついたぜよ」

「……またあんなことしなきゃならないんじゃないだろうな……」

「いや、結界の要を「幻想殺し」で壊せば良い……んだが」

「閉じ込めなきゃならなかった様なやつが解放されちまうのか……」

「そういう事になる」

「それで……二人の行方は?」

「解らないか?結界の外壁は校舎の外壁に等しく、
 結界はその「何か」が作ったものじゃない」

「……?」

「二人を連れ去ったのが「何か」なら――校舎の何処かに居るはずぜよ」
405以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 21:28:20.41 ID:Qe9xdZesO
二人して、校舎を巡る。
教室を一つ一つチェックしていく。

「だが、二人は連れ去ったのに、なんで俺だけ眠らせただけだったんだろうな」

「おそらくその右手のせいだと思うんだが……眠らせる事は出来たんだよな……」

土御門はしばし考え込む。

「何か……夢とかは見なかったか?」

「っ……」

あの光景がフラッシュバックする。
406以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 21:34:40.50 ID:Qe9xdZesO
仕方なく、あの夢をダイジェストで話すと、土御門は脚を止めて考え込む。

「まさか」

はっ、と顔を上げた。
サングラスで表情は見えないが、驚いている。

「上やん!急げ!二人を一刻も早く見つけるんだ!」

走り出す土御門。
当麻は慌てて追いかけながら、問いかける。

「なんだってんだ、土御門!」

「その夢は警告だ!上やんを眠らせたやつと、二人を拐ったやつはべつのヤツなんだ!」

「警告!?アレが!?」

「急がないとそれが現実になるってことだ!!」
407以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 21:36:12.86 ID:c2sW2ZUv0
犯人は…海原か!?
408以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 21:43:12.75 ID:Qe9xdZesO
一階、全てチェック、異常無し!
二階へと駆け上がり、端から手分けして教室をチェックしていく。

「居た!海原だ!」

土御門の声に当麻が駆け付ける。

「くそ…開かない!」

教室は、廊下側にも窓があるタイプだった。
腰辺りから上が窓になっていて、廊下からでも中が見える。
古い、全て木で出来た学校机の並ぶ中に、海原が背を向けて立っていた。

「海原!!」
409以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 21:51:19.99 ID:Qe9xdZesO
呼び掛けに、海原がゆっくりと振り向く。

海原は、夢で見たあのニヤニヤ笑いを浮かべていた。

「あれは……!」

「……憑かれたなエツァリ」

土御門が呟く。
海原――エツァリは、海原に成り済ます魔術を常時使用している。
その術式に介入され、エツァリ=海原に「成り済まされて」しまったのだ――

「いつからだ……」

「おそらく……」

土御門が言い辛そうに呟く。

「図書室での美琴ちゃんとのアレが呼び水だ。あの途中から、
 ヤツはヤツでなくなったんだろう」
410以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 21:54:53.74 ID:Qe9xdZesO
推測だが、と前置きして、土御門は続ける。
海原に憑いて結界から脱出しようとした。
しかし、触媒を得る行為の最中に憑いた為、
「触媒の魔術的意味」が変化した。
故に、呪術破りは失敗した、と。
411以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 22:02:17.00 ID:Qe9xdZesO

「今はそんなことどうだって良い!美琴は?美琴はどこだ!?」

「上やんの夢が警告だって解釈が正しければ、一緒に居るはずだ!」

だが、廊下から見る限り、中には海原しか居ない。
と、ニヤニヤと笑いながら、海原が教室の前に歩き出した。

「何をする気だ……?」

教壇を抱え、ガタガタと移動させる。
412以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 22:04:08.86 ID:VZxfF5SZ0
つまり…どういうことだってばよ
413以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 22:05:08.08 ID:Qe9xdZesO
教室の中は、現代と変わらない配置になっている。
今のものよりふた周りほど小さな黒板の下端に、美琴は居た。

半分だけ。

美琴のものとおぼしき下半身が、壁から生えていた。
414以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 22:06:51.54 ID:QP1myg80i
え!?
415以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 22:08:30.56 ID:L3nBGTUx0
シュール過ぎて笑える
416以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 22:08:34.08 ID:GZyO2QhZ0
美琴を壁に埋め込んだのか?
417以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 22:12:49.00 ID:Qe9xdZesO

「上やん!」

土御門の声を聞く前に、当麻は走り出す。
隣の教室の引戸を弾く様に開け、飛び込む。

「居たぞ!」

隣の教室の後ろの壁からは、美琴の上半身が生えていた。
ちょうど、壁に穴を開けて、身体を半分だけ潜らせた様なかたちになっていた。

うつ伏せに脱力した上体を起こし、側にあった机を寄せて支えにする。

「美琴!!美琴!!」

「う……ん……とうま……?」

「美琴……良かっ」

「上やん!」

安堵の声を否定する様に、廊下から土御門の声が当麻を呼んだ。
418以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 22:18:41.11 ID:Qe9xdZesO
教室の中、海原はニヤニヤと笑いながら、美琴の尻を撫で始める。

「ひ……!当麻!なんかお尻に触った!」

当麻の脳裏に悪夢がフラッシュバックする。

「くそ……!させるかよ!」

美琴を引っ張るが、骨盤で引っ掛かって抜けない。
壁の穴は、美琴のウエストよりは大きいが、胸囲――バストではなく肋骨――や腰骨が通るサイズではない。
419以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 22:24:46.59 ID:Qe9xdZesO

「土御門!なんとかヤツを邪魔してくれ!!」

「解った!」

当麻は教室にあった椅子を壁に叩きつける。
僅かに、土壁が崩れた。

「よし!待ってろ美琴、今出してやる」

椅子を力任せに壊し、角材と化した椅子の脚で、穴を広げ始めた。

「当麻!なんか触ってるの!」

「「なんとかするから待ってろ!」」

当麻と土御門の声がハモった。
420以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 22:28:07.20 ID:Qe9xdZesO
土御門は窓ガラスに、白墨で円を描く。

「結界破り……簡易版だが……効いてくれよ……」

二人の妨害と救出にも顔色を変えず、海原は美琴の下半身を注視している。
421以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 22:34:22.39 ID:Qe9xdZesO
海原は、美琴の尻を抱える様に、自分の腰を密着させた。
軽くかがみ、自らの足で美琴の膝裏を壁に押し付ける。
暴れる両足をそうやって封じたのだ。

ニヤニヤ笑いを深くした海原の右手が、美琴の腰から腹へ、腹から下腹へと伸びて行く。
左手は美琴の尻の割れ目をなぞる様に、奥へと進む。

ひ、と美琴が悲鳴を上げた。
422以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 22:40:18.81 ID:Qe9xdZesO
何をされるのか悟った美琴は、壁に手を突いて腰を抜こうとする。

「美琴!ちょっと手を退けてくれ、危ない!」

はからずも、穴を広げたい当麻の行動を邪魔してしまった。
慌てて手を離し、上半身の支えにと置かれた机に肘を突き、
天板を引き付ける様にしがみつく。

「……っ!?」

美琴の顔色が変わったのは、その瞬間だった。
423以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 22:42:18.14 ID:0SDSAihi0
ボルテッカーで脱出しろよ
424以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 22:42:22.04 ID:GZyO2QhZ0
恋人の目の前で入れられちゃったか……
425以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 22:42:38.64 ID:UBXBNGsj0
支援する
426以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 22:44:35.23 ID:O/rIyrjM0
パクノダかと思った
427以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 22:45:58.87 ID:Qe9xdZesO
図書室で。
美琴は、海原の前で自慰に耽った。
海原の前で、性器を晒し、開いてみせた。
最初の挿入前に、性器同士を擦り付け合った。

そうして、美琴は海原に「美琴が感じ易い触り方」を教えてしまっていた。

その知識を海原から拝借したのか、それともその時すでに海原は海原ではなかったのか。
美琴を攻める海原の指は、恐ろしく巧みだった。
428以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 22:54:58.99 ID:Qe9xdZesO

「っ……!っく……」

唇を噛み、声を堪える。
ショーツの底面を捲った指が、前後から美琴自身を刺激している。
自慰でさえ得られないほどの、“ツボを押さえた”触り方に、
美琴の粘膜は潤いを増して行く。

「ビリビリ!電気ショックだ!」

敢えて昔の呼び名を使った当麻の声にも、首を横に振るだけで精一杯だ。
おかしな声が出そうで、唇を噛み締める。
能力使用に必須の演算など、今の美琴に出来はしない。

「……っ!!」

美琴は、自分の淫核が勃起していくのを自覚した。
429以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 22:57:58.35 ID:iDkyNNn/O
電気ネズミみたいに命令すんなw
430以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 23:03:42.73 ID:Qe9xdZesO
覚えたばかりの性的快楽は、おぞましい程に甘美だった。
開かされた脚を閉じる事さえ困難な程に。

海原が懐から取り出した黒曜石のナイフで、ゲコ太ショーツを裂かれても、それは変わらなかった。
431以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 23:06:11.33 ID:QP1myg80i
ああやっぱパンツはそれなんだw
432以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 23:08:20.90 ID:UBXBNGsj0
変なピーナッツみたいなキャラのやつもなかった?
433以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 23:14:21.85 ID:Qe9xdZesO
海原は美琴の脚の間にしゃがんで、そこに顔を埋めた。

「ひ……!」

思わず声が洩れる。
今度は舌先での愛撫。
しかし、巧みに“ツボを外して”来た。
ぬるぬると柔らかく動く舌での愛撫は、美琴の知らないものだ。
だが、指よりも繊細で柔らかなそれが“気持ち良い”と身体が訴えてくる。
そんな舌で“ツボを押さえたやり方”をされたなら。
脳裏を掠めたのは“堕ちる”事への恐怖だったが、身体は逆に反応しようとする。
開いた脚を爪先立ちに、背中を反らして尻を高く。
それはいわゆる“おねだり”だと解ってはいても、
美琴自身にさえどうにも出来ない。
434以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 23:18:12.47 ID:UBXBNGsj0
上条と土御門はなにやってるww
435以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 23:20:11.97 ID:VZxfF5SZ0
特に土御門www
お前海原側だろwww
436以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 23:22:27.12 ID:U0DhYRcu0
もちろん上条は美琴にフェラさせるんだろ?
437以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 23:22:45.66 ID:Qe9xdZesO
“ツボを外す”舌先を“感じるところ”に誘導する為に、
踊り出そうとする腰を必死に抑える。

(当麻!早く!)

声も出せず、角材で壁を突く当麻を心で急かす。

「おおお!」

叫びながら急ぐ当麻だが、作業は遅々として進まない。

その時、廊下で土御門の魔術が発動した。
438以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 23:32:25.39 ID:Qe9xdZesO

「があ……っ」

予想以上の反動に、血煙を纏って土御門が崩折れる。

「なん……だと……」

廊下側の窓、素手でも壊せそうな木枠も、造りの安いガラスにも、傷一つ付いていない。

歯を食い縛り、アロハを紅く染めて身体を起こした土御門を嘲笑う様に、
何かに憑かれた海原はゆっくりと立ち上がり、ズボンのファスナーを下ろす。
屹立したものに右手を添えて、剥き出しにされた美琴の尻に
いやらしく左手をかけた海原を睨み付けながら、土御門は意識を失った。
439以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 23:33:34.39 ID:UBXBNGsj0
あぁ土御門がww
上条がなばれww
440以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 23:36:02.57 ID:GZyO2QhZ0
ひょっとして上条さんたちのいる教室から壁を爆破すればよかったのでは
441以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 23:39:03.67 ID:L3nBGTUx0
爆弾とかねーでしょ
このシュチュはなんか昔やったエロゲにあったなぁ
442以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 23:42:29.54 ID:Qe9xdZesO

「あ……やあ……」

弱々しい悲鳴に、当麻は美琴が何をされているのか悟った。

「ちっくしょおおお」

角材を振り回し、必死に穴を突き続ける。
さっき聞こえた声で、土御門が失敗したのは解った。
土壁は、ヒビは入り易いのだが、中々崩れない。

美琴の身体が、ゆらゆらと前後に揺れ始めた。
いや、海原の動きに揺らされているのだ。
その意味は解る。
だが、当麻には壁を突き続ける事しか出来ない。
443以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 23:43:44.93 ID:Qe9xdZesO
>>441
>>301
まあだいぶ変えてはいるんですが
444以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 23:46:54.58 ID:HuTzsljv0
>>27
笑っちまったwww
445以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 23:53:12.92 ID:Qe9xdZesO
美琴は必死に耐える。
壁の向こうの誰かは、小さく弱く単純なリズムで美琴を犯し続ける。
ああ、声を上げ、尻を振り、自分で動けたらどんなに気持ち良いだろう!
美琴はそれを図書室で知っている。

(捕まってるんだから仕方ないよ)

心の中で誰かが甘く囁く。

(抵抗なんか出来ないじゃない)

(どうせなら気持ち良くなろうよ)

一度自分で腰を動かしたら、きっと“堕ちる”。
処女を失った瞬間の喪失感を思い出し、心に防壁を立てて、耐える。

だが、長くは保たないだろうと、どこかで確信していた。
446以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 00:00:37.54 ID:PAbCz7JEO
当麻の脇で、美琴の動きが変わった。
前後の動きが止まり、不規則に揺れ始め、何かを否定する様に首を振る。
夢を思い出す。

―――海原が腰の動きを変える。左右に捻り、「の」の字を描く―――

最早、悪態を吐く間も惜しい。
当麻の心に、絶望が忍び寄る。
447以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 00:08:14.20 ID:yenaSqv40
もうアウトだろw
448以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 00:09:58.20 ID:PAbCz7JEO
美琴を犯すものの動きが変わった。
出入りの注挿はなく、中でくるくると動き、美琴の粘膜を掻き混ぜる。
気持ち良かった。
単純な動きで焦らされた分、声を堪え切れなくなりそうで、頭を振って意識を反らした。

(今度は簡単だよ)

(さっきまでと同じようにされてるふりをしよう)

(ほら、前後に動くだけでお腹の中、いっぱい掻き回してもらえるよ)

そっと目を開けると、潤み、涙で歪んだ視界の隅で、
当麻が必死に壁を崩そうとしているのが見えた。

それだけを心の糧に、美琴は再び目を閉じた。
449以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 00:10:15.60 ID:Y6IvwhLO0
俺のSAN値がガリガリと削られていく
450以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 00:13:14.23 ID:PAbCz7JEO

(がんばるね)

(ご褒美をあげよう)

美琴は唐突に理解した。
自分を誘惑してきた甘い声。
それは、自分を犯しているモノの声だと。

次の瞬間、ご褒美を貰った。
451以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 00:19:26.24 ID:PAbCz7JEO
少女が挙げた声は絶叫に近かった。
壁の穴が許す限りに前後左右に揺さぶられ、小さな机にしがみつく。
息継ぎに声が途絶えると、少女のぬかるみをハイペースで突き混ぜる、
ぐちゅぐちゅという粘る水音が静寂を埋めた。

傍らの少年は手を血で紅くして、涙をぽろぽろ流しながら、壁を崩そうと叩き続けた。
452以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 00:22:04.52 ID:mBFhFRDbO
上条さん頑張って(`;ω;´)
453以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 00:26:49.00 ID:PAbCz7JEO
美琴の意識は白いスパークに満ちていた。
レールガンで初めて音速を越えた時に心奪われた、白い光に似ていた。
思考はクロックを極端に落とし、考えるという行為さえ難しかった。

あの、図書室で初めて達したオーガズムの兆しに、身体が震える。

もうすぐ、もうちょい、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと!!

その入り口が見えた時、“ご褒美”は終わった。
454以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 00:32:08.89 ID:PAbCz7JEO

 ?

美琴の思考は何があったのか理解できなかった。
すぐそこにあったオーガズムの入り口がゆっくりと遠ざかる。
自分の中にあるモノがまだ熱と硬さを保っているのに、
動いてくれないことに疑念と残念を抱き、
ならば自分で動こうと考えて、
そこでようやく、自分が犯されていた事を思い出した。
455以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 00:41:52.69 ID:Y6IvwhLO0
解放されたら上条さんと思う存分セクロスしてくれ
456以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 00:43:47.66 ID:PAbCz7JEO
机に頭を垂れ、涙の滴と糸をひく涎が木を濡らすのを見ていた。
顔が熱い。吐く息が熱い。身体が熱い。
自分の中に埋まったままの、男のものがひときわ熱い。
すぐ傍らには恋人がいる。
自分からは動けない。

動いて欲しかった。
最初の単純な動きのとき、
次のゆっくりとした動きのとき、
腰を振らなかった自分がバカの様に思えた。

あのときなら、おかされているせいにして、きもちよくなれたのに。

今は、ほんの少しだけでも、自分で動かないときもちよくなれない。
でも、それはできない。

ああ、でも、脚が疲れたな。
少し、重心を移動しよう。
少し、重心を移動するだけなら、セックスにならないよね。

少しだけ。
少しだけ。
少しだけ。
もう少しだけ。

457以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 00:44:26.87 ID:RTgzK3eI0
一生のお願いですから夢落ちにしてください
でないとこれから生きて行くのが辛くなる
458以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 00:54:45.46 ID:PAbCz7JEO
美琴の体重が、左足にかかる。
お尻が小さく動く。
すぐに、右足に変える。
また、お尻が動く。
左。右。左。右。前。後。前。後。前、後、前、後、前、後、前後前後前後前後―――

「はっ、はっ、んっ、あっ、はっ、はっ、はっ、やっ、はっ、はっ、はっ、」

犬みたいに息継ぎしながら、机にしがみついて身体を揺らす。お尻を振る。
壁に生えたおち○ちんでオナニーしてる気分。
ざらついた机に擦れる胸の先が気持ちいい。
もっと大きく動いたら気持ちいいよね。
もっと早く動いたら気持ちいいよね。

視界の隅で泣いている男が邪魔だったので、美琴は眼を閉じ、快楽に集中した。
459以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 00:55:34.59 ID:OBKVHh8n0
堕ちてしまった
460以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 00:56:56.45 ID:Y6IvwhLO0
胃が痛い
461以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 01:01:13.74 ID:msChW9fKO
流石先生や
俺達に出来ないことを平然とやってのける。そこに痺れる憧れる!!
462以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 01:02:55.79 ID:yenaSqv40
これもうバッド確定じゃねーかwww



orz
463以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 01:05:40.26 ID:PAbCz7JEO
美琴が自分で動き始め、あの夢と同じ展開になって、
ぽろぽろ涙が零れても、当麻は諦めなかった。
爪の剥がれた指で壁を削り、ささくれに掌を抉られながら壁を叩いた。

美琴の声からスタッカートが無くなり、長く続く発声練習の様に変わり。
発作の様な早いペースで身体を揺らしている時、
ぼこ、と壁から塊が落ちた。
美琴の細い身体には十分な穴が開いた。

慌てて美琴の肩を掴んだ時、穴の向こうの海原と目が合った。
ニヤニヤ笑う海原の手は、美琴の腰を掴まえていた。

当麻は、恋人を力いっぱい引き寄せた。
464以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 01:05:52.29 ID:G8HP3qdeO
ああああああああああああああああああ
なまじ文章力あるだけ余計にあああああああああああああああああああああああああああ
465以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 01:06:32.25 ID:Y6IvwhLO0
さすが上条さんやで
466以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 01:08:45.35 ID:yenaSqv40
ここで拒否られたら上条さんもう立ち直れないお…
467以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 01:09:00.39 ID:PAbCz7JEO
さて

ここでルート分岐です

先にバッドエンドを書きますがよろしいですか?

にア はい
  YES
468以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 01:10:25.28 ID:G8HP3qdeO
だめだ、一旦上琴成分補給してくる
耐えられん
469以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 01:10:30.34 ID:Y6IvwhLO0
バッドじゃないのもあるのか?
それだけが俺の望みです
470以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 01:11:16.34 ID:m8FYY/eWO
>>467
もち
471以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 01:11:49.53 ID:yenaSqv40
二択…?w

もうここまできたら最後までイクっきゃねぇだろうがあああああああああ!
472以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 01:13:45.84 ID:3BnNv5Ha0
バッドエンドだとわかりつつ涙目になりながら45って
賢者タイムの代わりに訪れる最高に最低な欝状態に浸りつつ眠りにつくのがNTRの楽しみ方
473以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 01:17:13.91 ID:yenaSqv40
>>472
  `¨ − 、     __      _,. -‐' ¨´
      | `Tーて_,_` `ー<^ヽ
      |  !      `ヽ   ヽ ヽ
      r /      ヽ  ヽ  _Lj
 、    /´ \     \ \_j/ヽ
  ` ー   ヽイ⌒r-、ヽ ヽ__j´   `¨´
           ̄ー┴'^´
474以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 01:21:15.93 ID:PAbCz7JEO
美琴の身体を、力いっぱい引き寄せる。

恋人をこの手に抱く為に。
再び、バカップルと呼ばれる為に。

雄叫びを上げ、美琴の制服を掴んだ時、壁の向こうの海原が、美琴の腰を引いた。

ずるり。

滑る感覚があった。
爪が剥がれ、ささくれに切り裂かれた手に、美琴を掴み止めるだけの力は既に無く。
溢れた血は、潤滑油の役目を果たした。

彼女の腰を通すのに充分なサイズの穴は、彼女の肩を通すのにも充分なサイズだった。
力余って尻餅を突く当麻の前で、彼の恋人は穴の中に吸い込まれていった。
475以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 01:28:10.21 ID:G8HP3qdeO
ってことはハッピーエンドもあるんだよな?
マルチバッドエンドとかDODで懲りたぜ
476以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 01:28:28.19 ID:PAbCz7JEO

「……美琴」

呆然とこぼした呟きに、

「やう!!」

美琴の声が重なった。
慌てて立ち上がり、彼女が居た机を蹴飛ばして穴にすがる。
美琴はそこに居た。
やはり尻餅を突いたのだろう、床に座り込んだ海原の膝の上で、荒く息を吐いていた。

さっきの声は、尻餅の衝撃で深く突かれたせいだろう。
477以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 01:30:36.11 ID:JSAIHZGAO
ごめん
やう、で笑っちまった
478以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 01:34:05.91 ID:yenaSqv40
とりあえず海原殴れ上条さん
479以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 01:47:52.48 ID:PAbCz7JEO

「とう、ま」

潤み、焦点の合って居ない眼が、当麻を見た。

「美琴!」

「とうま……」

一瞬感じた希望は、夢か幻だった様だ。

とうま、と繰り返す美琴の腰は、再びゆらゆらと動き始めていた。

「みて、とうま」

海原の膝の上で、美琴の脚が開く。
細くしなやかな白い脚の中心で、とろとろにぬかるんだ花弁を、
グロテスクな剛直が貫いていた。

「とうま、だいすき」

言いながら、大きく開いた脚の先で床を踏み、そこを支点に腰を前後に揺らす。



480以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 01:48:34.62 ID:PAbCz7JEO
>>475
……え?
481以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 01:49:48.91 ID:PAbCz7JEO

「でも、きもちいいの」

腹を波打たせる様にくねらせ、中の男根を上下に擦る。

「すき、じゃない、おとこの、ひとの、お○んちん、で」

ベリーダンスの様に腰を捻り、結合部から漏れる愛液を泡立たせる。

「こんな、に、きもち、よく、て」

味わう快楽が、言葉をスタッカートに区切る。

「ほら、こんな、に」

体重を後ろにかけると、薄い腹にペニスのレリーフが浮いた。

「ここ、きもち、いいの」

そのまま腰を浮かし、ペニスのくびれでGスポットを掻き毟る。

「ん、ん、ん、ん、ん、んん、や、あ、ああああ」

リズムはどんどん早くなり―――
482以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 01:51:44.89 ID:rbpZBckN0
test
483!ninja:2011/02/23(水) 01:52:10.73 ID:59sIF5P90
あげ
484以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 01:53:26.30 ID:NZl63O4e0
うわああああああああ!
485!ninja:2011/02/23(水) 01:53:47.86 ID:LzRVKHI9O
!ninja
486以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 01:55:15.88 ID:G8HP3qdeO
>>480
ごめん 単純に安堵してるだけだ 深い意味は無い
487以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 01:57:19.70 ID:PAbCz7JEO
少年の目の前で、恋人が上り詰めていく。
少女の身体を通した穴は少年には小さく、彼は彼女に触れる事も出来ない。

あ、で続く声を長く上げ、かくかくと身を震わせた少女が脱力する。

少女の名を叫ぶ少年に、忘我の表情で少女が応えた。

ごめんね、とうま

少年は、恋人を失った事を自覚した。
488以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 02:01:05.30 ID:G8HP3qdeO
あああああああああ・・・
489以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 02:01:45.62 ID:RXLnfJh70
うわぁぁぁぁぁああああ
490以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 02:02:48.87 ID:Y6IvwhLO0
上琴いちゃエロスレで慰めてもらってくるわ……
491以下、名無しにかわりましてVIP がお送りします:2011/02/23(水) 02:03:10.82 ID:8qVwq+xg0
>>1
きさまだけは絶対に許さない
絶対に・・・
492以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 02:04:02.95 ID:PAbCz7JEO
―――――――――

当麻が海原を睨み付け、穴の拡張を諦めて廊下に回った時、
そこから見える教室に二人の姿は無かった。

意識の無い土御門の生存を確かめて、引戸に手をかける。
無人の教室は、あっさりと当麻の侵入を許した。

充満する発情した女の――美琴の匂いと、濡れて光る床と、
切られて落ちたカエルプリントの下着だけが、二人の跡形だった。
493以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 02:05:49.16 ID:ETJrNpjl0
>さて

>ここでルート分岐です

>先にバッドエンドを書きますがよろしいですか?

>にア はい
>  YES

ハッピーエンドもあるんだよね?
この鬱な気分をどうにかしてくれ…
494以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 02:08:09.30 ID:BmF/ZWd00
美琴ざまぁな展開にしてくれよ
495以下、名無しにかわりましてVIP がお送りします:2011/02/23(水) 02:08:15.70 ID:8qVwq+xg0
>>493
レールガンのまもりかたでなんとか鬱かは逃れた(__)
496以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 02:09:06.39 ID:OTtIBwIe0
なんだかんだで読んでる奴は素質あると思うよw
497以下、名無しにかわりましてVIP がお送りします:2011/02/23(水) 02:09:57.29 ID:8qVwq+xg0
だれでもいいからハッピーエンドにしてくれ
498以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 02:10:07.33 ID:yenaSqv40
消えた?
499以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 02:14:32.78 ID:Y6IvwhLO0
>>496
いちゃエロスレ保管所で精神衛生を保ちつつ、最後はハッピーだと信じてる
最初のSSみたく
500以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 02:15:57.96 ID:yenaSqv40
>>499
今の話はBADだっていってんじゃん
501以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 02:18:15.74 ID:PAbCz7JEO
それから、土御門を保健室に寝かせて、当麻は校舎を探し歩いた。
体力が尽きるとその場で眠り、眼が覚めればまた探し歩いた。
狭い校舎である。
大抵、美琴は直ぐに見つかった。
教室で貫かれている時もあった。
理科室で試験管を入れられている時もあった。
美術室では筆で苛められ、焦らされて泣いていた。
どの時も扉は開かず、見ている事しか出来なかった。
保健室の土御門はいつの間にか居なくなり、
代わりにニヤニヤ笑う土御門が海原と一緒に美琴を抱く様になった。
502 ◆1x9Klfrctw :2011/02/23(水) 02:19:40.19 ID:hthS5LUI0
…?
503以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 02:20:35.58 ID:G8HP3qdeO
土御門オオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!
504以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 02:26:06.17 ID:PAbCz7JEO
美琴はいつも、当麻と眼を合わせながら達した。
当麻も、自分自身を扱き、美琴の眼を見ながら精を放った。
美琴が後ろの穴を開発されていく過程や、口戯に長けていく様、
精液を飲むだけでイケる様になっていくところや、
海原に下の口を掻き乱されながら、上の口でちゃんと土御門をイカせたりするところを見ながら、当麻は自慰に耽った。
食べ物が無くても、ほとんど眠らなくても平気だった。


彼らが救出されたのは、三ヶ月の後だった。
505以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 02:30:36.71 ID:yenaSqv40
全てが悪夢だったと信じたい…
506以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 02:34:13.73 ID:PAbCz7JEO
―――――――――
――――――
―――
上条当麻の手記


俺たちを助けたのは、インデックスと妹達、それに若干のボランティアだった。
海原と土御門は魔術サイドの何処かが連れて行った。
救出から更に三ヶ月が経ったが、あれから二人がどうなったのか、インデックスも知らないという。
一度しつこく聞いたら、知らない方が良いと言われた。
あの結界というか、校舎はなんだったのか。
インデックスに聞いたら、やっぱり知らない方が良いと言われた。
507以下、名無しにかわりましてVIP がお送りします:2011/02/23(水) 02:37:49.99 ID:8qVwq+xg0
おい







おい
508以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 02:42:29.09 ID:PAbCz7JEO
今、美琴はカエル顔の先生のところに長期入院中。
俺はひと月で出られて、今はカウンセリングに通ってるだけだけど、
美琴はなんだか良くないらしい。
らしい、というのも、面会出来ないから、先生の話でしか解らないからだ。
そのうち良くなる、先生はそう言っていた。
先生が言うならそうなんだろう。

ただ、気になるのは、
病院に行くと、ときどき美琴のアノ時の声が聞こえること。
それを聞くと、先生はいつもカエル顔にニヤニヤ笑いを浮かべて、幻聴だよと言う。
先生がニヤニヤ笑いながら言うには、美琴はとても具合が良いそうだ。
いつかまた会いたいな。


BAD END
509以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 02:45:09.91 ID:PAbCz7JEO
えー、駆け足でしたが、
「真相なんてわからねえ、みんなアンハッピーだよ!」
というエロゲのバッドエンド的なバッドエンドでした。
510以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 02:46:04.96 ID:RXLnfJh70
おい









てめぇ

ハッピーエンドとやらに期待
511以下、名無しにかわりましてVIP がお送りします:2011/02/23(水) 02:51:27.28 ID:8qVwq+xg0
夢落ちをここまで願ったのは生まれてはじめてだ・・・
512以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 02:51:40.84 ID:msChW9fKO
何処に行けばあなた様のSSが読めるのか、教えてください
513以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 02:55:16.78 ID:PAbCz7JEO
>>463より分岐

美琴の身体を、力いっぱい引き寄せる。

恋人をこの手に抱く為に。
再び、バカップルと呼ばれる為に。

雄叫びを上げ、美琴の制服を掴んだ時、壁の向こうの海原が、美琴の腰を引いた。

(美琴を取られる)

そう思ったとき、上条当麻の心に満ちたのは、怒りでも、闘争心でもなく、悲しみと恐怖であった。
514以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 02:57:24.05 ID:PAbCz7JEO
>>512
キョン「……性的虐待?」
でググると、読めます。
知りきれトンボですが。

あとなんか乗っ取りで書いたけど忘れた。
515以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 03:04:16.56 ID:PAbCz7JEO
涙をこぼして、
顔をぐしゃぐしゃに歪ませて、
どんな強敵をも恐れなかった上条当麻は、美琴を失うことを怖がって。
みっともなく泣きながら、美琴の身体を抱き締めた。

そのまま、何も考えずに力いっぱい後ろに引いた。
バランスを崩し、もつれ合って、みっともなく床に転がった。

穴を潜るときにぶつけたのか、美琴の脚には少し擦り傷があったけれど。
御坂美琴は、上条当麻の腕に抱かれていた。
516以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 03:07:10.65 ID:msChW9fKO
上条「俺実はNTR属性なんだ」美琴「…えっ////」
これですか?
517以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 03:13:28.06 ID:PAbCz7JEO
犯され、汚されてはいたけれど。
快楽に溺れ、一度は堕ちたけれど。
脚の間を、はしたなく濡らしてはいたけれど。
美琴を、愛しいと思った。
図書室での出来事のあと、感じていたわだかまりのなんと小さな事か。

細い少女の身体をしっかりと抱き締める。

「当麻……痛いよ…」

まだ少し余韻を残していたものの、自分を取り戻した美琴が呻いた。

「ご、ごめん」

「許さない」

「ええ!?」

「ここを出たら、私をいっぱい愛して。そしたら許してあげる」

「美琴……」

見詰め合う二人。
バカップル再誕の瞬間だった。
518以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 03:15:45.39 ID:PAbCz7JEO
>>516
確認しました
そこの>>44くらいから乗っ取ったのは私でございます
519以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 03:16:40.55 ID:PAbCz7JEO
いかん
反動でギャグが混じる
520以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 03:18:15.22 ID:yenaSqv40
ハッピーエンドならもうギャグでもなんでもいいよ
521以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 03:19:44.11 ID:msChW9fKO
書きたいように
書けばいい
人間だもの
みつお
522以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 03:23:39.79 ID:PAbCz7JEO
海原は姿を消していた。
廊下に出て、意識を失っていた土御門を回収。
とりあえず、保健室に戻る事にした。

そこから拐われた美琴は嫌がったが、当麻は校舎の中ならおそらくどこでも一緒だろう、と判断した。
なにより、今は土御門の為にベッドと傷薬が必要だった。
523以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 03:36:06.73 ID:PAbCz7JEO
保健室で包帯と傷薬を探す当麻の前で、
美琴が見せた「治療」は、まるで魔術の様だった。

魔術の反動と術を破られた逆流で、ほとんど虫の息だった土御門は、
僅か五分で全くの健康体になっていた。

「なんだこりゃ……」

「さすがのオレも驚いたぜよ……」

土御門元春はレベル0ではあるが、肉体再生の能力者である。
どんな能力であれ、ヒトがその肉体に宿す以上、その伝達・発現を司るのは神経細胞である。
そして、その神経細胞を流れ行く信号は、生体電流、即ち電気である。
524以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 03:41:17.99 ID:PAbCz7JEO
電気といえば、生身でハッキングから夜のおかずまでこなす、
電撃使いのレベル5、御坂美琴先生の手の内である。

「簡単に言うと、あなたの身体をハッキングして演算代行してアクセラレートしたわけよ」

えへん、と無い胸を張る美琴の頭を、二人してえらいえらいと撫でてやった。
525以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 03:46:24.93 ID:PAbCz7JEO

「さて」

土御門、皆を集めて「さて」と言い。

「今回の種はこれだ」

土御門がベッドの下から出したのは、一冊の本だった。

「なんだそれ……日記帳?」

「おーっとぉ……上やんは触るなよ。この「校舎」が消えちまうからにゃー」

「「は?」」

美琴と当麻の声がハモる。
526以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 03:49:40.28 ID:PAbCz7JEO

「そんな簡単に見つかって良いのか、そういうのは」

「簡単じゃあないぜよ。上やんが眠らされてる間に、魔術探知で探したんだにゃ」

「ああ、私が拐われた時ね」

「で、内容は」

「オレもまだざっとしか見てないんだが……」
527以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 03:57:07.43 ID:PAbCz7JEO
―――――――――
――――――

昔、今から六十年くらい昔。
常盤台中学のあった辺りに、中学校があった。
そこに、手の付けられない悪いのが居た。
盗み、カツアゲは当たり前、気に食わない奴、言うことを聞かない奴は半殺し。

そんな奴が、一人の少女に恋をした。
ひとつ後輩の少女は転校生で、男の粗暴さを知らなかった。
ついでに、気が強かった。
ワルの面子を捨てて告白した男を、少女は手酷く振った。
528以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 04:04:01.97 ID:PAbCz7JEO
その日から、彼女に対するイジメが始まった。
いや、イジメなんてレベルじゃ無かった。

男は彼女を人気の無い図書室に呼び出して、レイプした。
無理やり犯して、処女だった彼女が感じて喘ぎ出すまで、何度も何度も。
好きでもない男に抱かれて腰を振る彼女を、男は嘲った。
529以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 04:08:03.67 ID:msChW9fKO
スレ乗っ取りってある意味寝取りだよね支援
530以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 04:10:34.54 ID:PAbCz7JEO
次の日、それでも彼女は学校を休まなかった。
男は今度は、教室に呼び出した。
窓から上半身を外に出させた上でカーテンを閉め、
外から見えない室内で、彼女が自分で尻を振るまで犯し続け、
彼女は校庭の皆に顔を晒したまま犯された。
531以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 04:14:54.02 ID:PAbCz7JEO

「なあ土御門、それって……」

「そう、美琴ちゃんがしたりされたりしたのとほぼ同じなんぜよ」

「じゃあ海原先輩は……」

「そいつに取り憑かれたんだろうにゃー」

「じゃあソイツをここに閉じ込めたのは……」

「まあ、続きを読めば解るぜよ」
532以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 04:23:57.38 ID:PAbCz7JEO
―――――――――
――――――

それでも彼女はめげなかった。
男は彼女を犯し続けた。
理科室で試験管を入れさせたり、
授業中の教室で堂々と犯したり、
ワル仲間と二人で散々に犯したり。

んで、ある時、どれだけやっても翌日には平然としている彼女に業を煮やして、
男は彼女の妹に手を出した。
533以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 04:26:50.99 ID:PAbCz7JEO

「それって……場合によっては私がそういう目に会ってたかも、ってこと?」

「まあ、そういう事になるにゃあ」

「……」ギリ

「当麻……歯ぎしり怖い」

「続けるぜよ」
534以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 04:28:09.76 ID:msChW9fKO
猿回避ヌルポ
535以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 04:31:15.97 ID:PAbCz7JEO
―――――――――
――――――
―――

妹の方は姉ほどタフじゃなかった。
というより、姉が異常だわな。
最初の時にどこかおかしくなっていたのかもな。

妹が何をされて、どうなったのかは書いてない。
ただ、姉は男を許さなかった。

姉は、男を呪った。
536以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 04:35:34.38 ID:PAbCz7JEO

「この日記には、それ以上の事は書いてない。何をしたのか、どうやったのか」

「ただ、どうなったのかだけははっきり解った」

「彼女はこの「校舎」という異空間に、男を閉じ込めた」

「結界魔術の心得があったのか、それとも力有る家系だったのか」
537以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 04:39:27.55 ID:PAbCz7JEO

「この結界の中じゃ、ヒトの身体は基本代謝しない」

「さっきみたいに、レベル5の電撃使いが助けたりしない限り」

「男は身体が朽ちるまで、孤独に過ごすはずだった」

「だが、手違いがあった」
538以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 04:41:28.63 ID:msChW9fKO
猿回避ってしなくて良いの?
539以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 04:47:49.97 ID:PAbCz7JEO

「独りきりで閉じ込めるはずの結界に、術者自身が……彼女までが取り込まれた」

「何も無いここで、男は彼女を犯し続けた。
 やがてお互いの肉体が朽ちた時、男は悪霊を通り越して鬼になった」

「彼女は術者の死と共に消えるはずだった結界を、
 鬼を封じるものとして維持する為に、呪物に変じた」
540以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 04:49:04.37 ID:PAbCz7JEO
ごめん、限界
寝ます

起きてまだあったら書きます

おやしみなさい
541以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 05:02:07.26 ID:msChW9fKO
とりあえず乙
542以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 06:20:20.97 ID:mBFhFRDbO
支援
543以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 07:09:56.57 ID:Mos8TNNV0
544以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 07:21:27.84 ID:Y+tZ4YaV0
頑張れ
545以下、名無しにかわりましてVIP がお送りします:2011/02/23(水) 07:44:13.67 ID:gTReDPpli
支援
546以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 07:59:33.41 ID:hipCC2wEO
547以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 08:00:23.82 ID:Y+tZ4YaV0
548以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 08:09:12.24 ID:A9L92OS2O
549以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 08:14:42.64 ID:mTHPUsXS0
未読でこれとかどんだけSS読んできたんだ
550以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 08:33:49.03 ID:Y+tZ4YaV0

551以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 09:16:28.82 ID:IrFtRx6Gi
552以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 09:43:07.95 ID:Y+tZ4YaV0

l


553以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 09:45:54.09 ID:gnPzjZBU0
上条さん、右手でいたすと
幻想が殺されて萎えちゃうん?
554!ninja:2011/02/23(水) 09:46:54.33 ID:uAKGMi8b0
555以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 10:12:43.01 ID:bDs8PnXp0
556以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 10:43:20.05 ID:bDs8PnXp0
557以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 11:28:02.28 ID:m8FYY/eWO
なんかすっげースレ開いてしまった…
558以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 11:56:53.89 ID:HDbAMXiz0
559以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 11:58:40.45 ID:23Xs25Y80

560以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 12:33:09.00 ID:PeJbUPbRO
561以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 12:35:12.02 ID:23Xs25Y80
562以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 13:07:57.80 ID:PAbCz7JEO
おお
まだあった
563以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 13:14:59.60 ID:PAbCz7JEO

「でも、どうするんだ?その鬼ってやつ」

「レールガンでぶっ飛ばしちゃう?」

「……それだと海原が死んでしまうぜよ……」

「じゃどうするんだ?右手で触ってやれば良いのか」

「オレに考えがあるぜよ。任せなさい」
564以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 13:23:27.41 ID:A9L92OS2O
おぉ来てる!
565以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 13:26:23.55 ID:PAbCz7JEO
土御門を先頭にして、図書室へと移動する。
鼻歌混じりに歩く土御門は上機嫌で、よほど有効な作戦でもあるのかと二人を期待させる。

「ところで美琴」

「なに?当麻」

「それ、なんとかならないか?」

美琴の格好のことである。
壁から引き抜かれる時に当麻の血で汚れたシャツはともかく、
下半身にはカーテンを巻き付けている。
下着を破られた上、スカートは彼女自身の体液で汚してしまった。
仕方がないので、教室のカーテンを外して巻いたのだが、
さすがに美琴の下半身よりカーテンの方が長い。
美琴はそれをずるずる引き摺って歩いているのだ。
566以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 13:32:22.60 ID:PAbCz7JEO

「し、仕方ないでしょ!」

「でも、転んじまいそうだぞ」

少し顔を赤らめて、右手を差し出す当麻。
少し顔を赤らめて、その手を取る美琴。

「手……あったかいね」

「美琴……」

「当麻……」

「あー、隣の図書室に移動するだけで雰囲気ださないで欲しいんだにゃー……」
567以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 13:41:19.48 ID:IrFtRx6Gi
だっこでもしてろw
568以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 13:41:56.13 ID:PAbCz7JEO
図書室。
始まりの部屋。
美琴と海原が触媒を得る為に交わった場所。
まだうっすら男と女の淫臭が漂っている。
当麻のどこかが、ちり、と痛んだ。

「で、どうするんだ?」

「ふふふ、心配性だなぁ上やんは。オレはもともと陰陽師ぜよ?
 鬼は得意分野ぜよ」

陰陽師。
己の護衛として、手駒として、鬼さえ使役する魔術師。

「ま、見てなさいって」
569以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 14:00:18.75 ID:PAbCz7JEO
土御門の指示で準備が進む。
机や椅子を動かして、スペースを空ける。
教室から失敬してきたチョークで直径三メートルほどの円を描き、
中に三角を描き、逆三角を重ねる。
六芒星の魔方陣である。

「さて、上やんはこっちな」

魔方陣から二メートルほど離れた本棚の前に椅子を置く。
保健室から持って来たベッドシーツを裂いて紐を作り、
椅子を本棚に固定する。
背板の無い、貫通型の本棚に、椅子はすぐに固定された。
570以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 14:06:47.68 ID:23Xs25Y80
Ktkr
支援
571以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 14:07:42.40 ID:PAbCz7JEO

「んじゃ、上やん座って」

言われるがままに座る当麻を、土御門は椅子に縛り付けて行く。

「お、おい」

「いいからいいから」

足首を椅子の脚に、手は後ろ手にして纏めて縛る。
胸の下辺りにかけた紐を手の紐に掛けて、しっかりと縛りつけた。
572以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 14:15:19.75 ID:PAbCz7JEO

「んじゃ次、美琴ちゃんね」

美琴を魔方陣の真ん中に立たせ、背中に回した両手を、裂いたシーツで縛る。

「見てみ、上やん。美琴ちゃん身体柔らかい!背中で腕組み出来るぜよ!」

まさにその様なかたちで縛られている。
幅のある白布は、下碗を一纏めに覆う様に巻き付けられていた。
573以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 14:18:20.27 ID:se1ibt8a0
一応聞くけどハッピーエンド?
574以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 14:20:19.14 ID:Y6IvwhLO0
なんか嫌な予感がして来たぞ
575以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 14:21:26.60 ID:PAbCz7JEO
やや怯えた表情の美琴に、やはりシーツの目隠しをした土御門に、
当麻が焦れて声をかける。

「おい!何をするつもりなんだ!?」

土御門は黙って、美琴の下半身を覆うカーテンを剥ぎ取った。

「きゃっ!?」

「土御門!?」

反射的にしゃがみ込んだ美琴は土御門に押され、バランスを崩して膝をつく。

「いいから、黙って見てな」

口調の変わった土御門は、ニヤニヤと笑いながらそう言った。
576以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 14:22:59.92 ID:PAbCz7JEO
>>573
一応デッドエンドにはしない方向で
577以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 14:29:27.77 ID:PAbCz7JEO

「お前は……!」

ニヤニヤしている土御門の向こう、図書室のドアが開き、海原が入って来た。

「この男の知識は役に立つな。「オレたち」は遂にこのクソみたいな場所から出られる……」

「なに……?」
578以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 14:34:46.93 ID:PAbCz7JEO

「日記にあっただろ?あのクソ女を玩具にしたのは、オレひとりじゃねえ」

「鬼は二人居たってことか……!」

「そういうこった。『オレたち』が何をするか……そこで黙って見てろ」

土御門が、海原が、ニヤニヤ笑いながらズボンのファスナーを下ろす。

「美琴!美琴!」
579以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 14:35:49.22 ID:StRFVCTeO
いい加減にしろや
580以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 14:42:57.93 ID:PAbCz7JEO

「美琴!電撃はどうした!そいつらなんてぶっ飛ばしちまえ!」

「……ひ…っ」

美琴は萎縮するばかりで、抵抗の素振りさえ見せない。
抵抗も出来ずに嬲られて、快楽に負けて自ら腰を動かしてしまった経験は、
少女に少なからぬトラウマを残していた。
581以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 14:50:14.08 ID:PAbCz7JEO
美琴は、後ろ手に縛られ、あのレイプを連想してしまった。
一切の抵抗が出来ず、蹂躙された記憶。
その時点で、美琴の無意識は抵抗を放棄してしまった。
『苦しい思いをしても勝てないのなら、最初から負けを認めた方が良い』
美琴のどこかで、誰かがそう囁く。

鎖に繋がれて育ったゾウが、成長しても麻紐一本の拘束から逃げられない様に、
美琴は今、戦う力を失っていた。
582以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 14:56:29.07 ID:ldqcWzZc0
えー・・・
583以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 14:57:07.44 ID:PAbCz7JEO

「こいつにはすげえ『力』がある。こいつを堕として、その力をこの魔方陣にぶちこむ」

土御門がニヤニヤと得意気に言う。

「それで結界は緩む。弱まる。――お前の右手で壊せる程度にな」

海原がニヤニヤと得意気に言う。

「ま、黙って見とけ」

そう言って、二人は美琴に手を伸ばした。
584以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 15:03:39.30 ID:RXLnfJh70
おい…

どうしてこうなった
585以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 15:05:09.10 ID:Y6IvwhLO0
バカップルのいちゃエロはどこへ行った……
586以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 15:06:00.80 ID:23Xs25Y80
まぁいい。続けてくれ
587以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 15:12:24.98 ID:PAbCz7JEO
ひざまづき、脚を開き、やや腰を浮かせた姿勢の美琴。
土御門の顔を跨いだ尻は何の束縛も無く、しかし逃れる素振りも見せない。
ぴちゃぴちゃと舌を使う音に合わせる様に、くねくねと細いウエストが動く。

「ん……ん……んっ……」

口を開き、突き出した舌の上に乗せた海原のモノを、深く、浅く呑み込む。
前後に動くその頭は、海原が軽く撫でているだけだった。
588以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 15:18:20.88 ID:PAbCz7JEO

「美琴!」

叫んで立ち上がった当麻の前で、驚いて椅子から転げ落ちた美琴が目を丸くしていた。

「……あれ?」

拘束など無い。美琴の下半身も、ややはだけてはいるものの、
白いカーテンが巻き付いたままだ。

「どうした!」

保健室の引戸をずばんと開けて、見張りの土御門が叫ぶ。

「……夢?」
589以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 15:22:36.89 ID:PAbCz7JEO
夢。
淫らな夢。
前に見た夢は予知夢めいた警告だった。
ちらりと見たサイドボードの上には日記帳。

当麻は考えが纏まる前に動いた。

―――あれが警告の予知夢なら、今度こそ悲劇を防ぐ―――!
590以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 15:29:38.84 ID:PAbCz7JEO

「な……え!?」

戸惑う土御門を押し倒し、馬乗りになる。

「てめえらが……美琴を犠牲にして何かしようってんなら……」

「なにがなんでもその幻想をぶち殺す!」

戸惑いの表情が消えない土御門の顔に、
やべえちょっと早まったかも、と思ったが、
さっきの夢が脳裏に浮かんだので構わずぶん殴った。

ガラスの弾ける様な音が、校舎に木霊する。
591以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 15:35:25.28 ID:PAbCz7JEO
―――――――――
――――――

「殴らなくても、触るだけで良かった気がするんだにゃー……」

「す、すまん」

「私、当麻がおかしくなったのかと思った……」

怖かったよう、と涙ぐむ美琴を、当麻がよしよしと抱き締める。

「良し聴けバカップル。上やんが見た夢はヒントにはなった」

「何か思いついたのか、土御門」

「今から説明する」
592以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 15:36:55.41 ID:NZl63O4e0
ガンバ
593以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 15:39:52.35 ID:Y6IvwhLO0
あれ、亡霊一匹消滅しちゃったんじゃね?
594以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 15:45:18.86 ID:PAbCz7JEO

「オレたちが直面してる問題は、脱出、海原の救出、鬼退治、この三つだ。ここまでは良いな?」

バカップルが頷く。

「脱出は上やんが日記帳に触れれば結界が壊され、成功する。
 但し、鬼は逃げ、海原もどうなるか解らない」

「鬼退治には戦力が足りない。鬼が二人――二匹いると解った以上、
 敵地であるこの場所では、オレ一人と、力はあっても素人の二人じゃ分が悪い」

「増して、人に憑くタイプの鬼なら、海原を助けても他の人間に憑かれたらアウトだ」

「そこで」

「「そこで?」」
595以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 15:51:55.53 ID:PAbCz7JEO

「はい土御門先生」

「はい上やん君」

「土御門に憑いてたやつは俺がこれで殴ったから消えたんじゃないか?」

幻想殺しを挙げて見せる。

「いや、上やんがそいつで魔術は殺せても魔術師は殺せない様に、
 幻想殺しで鬼は殺せない」

「そうなのか?」

「誰かが悪魔を召喚して、上やんがそいつをぶん殴ったら、
 召喚魔術を殺された悪魔は帰るだけ、悪魔自体は死なない」

「そういうもんなの、当麻」

「そういうもんらしいな、美琴」

「そういうもんなんぜよ、バカップル」
596以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 15:53:52.58 ID:PAbCz7JEO
すいません、ちょっと出かけます

夜までには戻ります
597以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 15:55:52.71 ID:NZl63O4e0
ノシ
598以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 15:57:22.36 ID:23Xs25Y80
まってるよ
599以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 16:38:34.86 ID:PAbCz7JEO
ただいま
600以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 16:42:52.33 ID:PAbCz7JEO
土御門を先頭にして、図書室へと移動する。
鼻歌混じりに歩く土御門は上機嫌で、よほど有効な作戦でもあるのかと二人を期待させる。

土御門の指示で準備が進む。
机や椅子を動かして、スペースを空ける。
教室から失敬してきたチョークで直径三メートルほどの円を描き、
中に三角を描き、逆三角を重ねる。
六芒星の魔方陣である。

「さて、上やんは……ってどうした?」

上条当麻は美琴を背に庇い、全力で警戒していた。
601以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 16:43:24.94 ID:23Xs25Y80
おかえり
はやかったね
602以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 16:47:20.25 ID:PAbCz7JEO

「いや、夢と同じ展開だったから……」

それを聞いた土御門が、堪えきれないとばかりに笑い出す。

「あはははは……そりゃあそうだにゃあ。やる事自体はそんなに変わらないんぜよ」

「どどどどういう事よ!?」

美琴が狼狽え、当麻が土御門に近づく。

「ぺたり」

「わざわざ右手で触らなくてもオレは正気ぜよ」
603以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 16:54:12.78 ID:PAbCz7JEO

「美琴ちゃんにエロいことして、その力を魔方陣に打ち込み、結界を『ずらす』」

「ただし、相手は上やんにしてもらう」

「それで、上やんと美琴ちゃんを『外』に出す」

土御門が、若干意地悪な笑顔で説明を締める。

「簡単だろ?」
604以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 17:08:35.22 ID:PAbCz7JEO

「え?いや、質問して良いか?」

「はい、上やん君」

「お前と海原はどうするんだ?あと鬼は」

「上やんからどこか然るべき所に応援を要請して貰って、外部からの救出を待つ……っと!」

土御門が羽虫を払う様な仕種を見せると、赤い火花が空中に散った。

「鬼が来たな」

土御門の口調が変わる。

「何!?」

共に戦う姿勢を取る当麻を制して、出入口に向き直った土御門が言葉を継ぐ。

「お前が守るべきは誰だ?上条当麻」

「自衛だけならなんとでもなる!お前はお前の成すべき事を成せ幻想殺し!」

605以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 17:11:01.07 ID:PAbCz7JEO
土御門の両手が閃き、その指に挟まれた左右二つづつのフィルムケースから、
鮮やかな色の折り紙細工が四方に飛ぶ。

朱雀
玄武
青龍
白虎

魔方陣を中心に四方聖獣を配し、護りの壁が築かれる。

「土御門!」

当麻と美琴を中に置き、彼は壁の外に居た。
606以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 17:17:26.81 ID:PAbCz7JEO
次第に色を失って行く壁の向こうで、土御門が笑ってみせる。

「頼むぜ、上やん。早いとこ一発キメて、助けに来てくれよ」

サングラスに半顔を隠した今世紀最高の陰陽師の頬を、鮮血が伝い落ちる。

「土御門!」

「おおっと、忘れてた。その右手、美琴ちゃんにも魔方陣にも触らないようにな」

血化粧に飾られた笑顔が、黒く染まる壁に隠れた。
607以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 17:26:30.40 ID:PAbCz7JEO
図書室の真ん中に、黒い円柱が完成する。
それを背にして、サングラスを血で汚した少年が立つ。

図書室のドアが開き、現れたのは海原光貴。
ニヤニヤと笑い、もう一人の鬼であろう瘴気を纏って。

迎え討つは土御門元春、世界最高の陰陽師にしてレベル0の肉体再生能力者、
そして、黒い円柱に護られた上条当麻と御坂美琴の友人。

「このオレが命をかけて紡ぐ護壁結界、破れるものなら破って見ろ!」
608以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 17:32:14.74 ID:PAbCz7JEO
―――――――――

黒く染まった壁は、音も光も通さない。
天井の電球が、暖かい色で少年と少女を照らす。

その向こうに消えた友人を想い、項垂れる当麻の背中を、
美琴がそっと抱き締める。

「大丈夫」

「きっと大丈夫」

当麻はゆっくりと向き直り、左手で美琴を抱き締めた。
609以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 17:37:37.01 ID:IrFtRx6Gi
つっちーがかっこいい、だと…?
610以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 17:43:20.79 ID:PAbCz7JEO

「ん……ふ……ちゅ……」

どちらともなく重ねた唇は、どちらともなく挿し込まれた舌に割られ、
開き、お互いを求め合った。

恋人同士が初めて交わす、深いキス。

情欲ではなく、愛情を求めて触れる行為が呼び起こす歓喜に、身を震わせる。
当麻は無心に美琴を求め、また与えた。
美琴は、かつて色欲に負けて海原と交わしたキスとの違いに驚いた。
美琴の口の中で、時折戸惑う当麻の舌が愛しいと感じた。
あふれ零れる唾液さえ、愛しくて堪らなかった。
611以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 17:51:42.69 ID:PAbCz7JEO
融け合う様なキスを交わし、離した唇を透明な糸が繋ぐ。

「美琴……」

赤く上気した頬、潤む瞳。
美琴の右手が当麻の頬をそっと撫でる。
当麻がそれに応えようとして右手を上げ、思い留まる。

「右手、ダメなんだよね」

美琴が腰のカーテンをほどき、幻想殺しに幾重にも巻き付ける。

「み、美琴」

思わずどもった当麻の目線は急角度で斜め下。
美琴の脚は、電球の灯りに濡れた内側をきらきらと光らせた。
612以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 17:58:36.28 ID:PAbCz7JEO

「ばか」

美琴の右手が、当麻の胸を軽く叩く。

「知らなかった?女の子は大好きな男の子とキスしたら……濡れるのよ」

中学生とは思えぬ「女」の顔で言い、当麻の胸に当てたその手が動き出す。
シャツのボタンを外しながら、ゆっくりと下りていく。

「当麻の右手、使えないんだから……」

ボタンを外し終えた手が、膨らんだ当麻のズボンの前を、そっと撫でた。

「私が、してあげるね」
613以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 18:09:47.39 ID:PAbCz7JEO
魔方陣の中心で、仰向けに寝かせた当麻を、その身体を跨いだ美琴が脱がして行く。
肌が露になる度、そこに口づけて、舌を這わせる。
そうしながら、美琴自身も肌を晒して行く。
初めから剥き出しの美琴の下肢は、当麻の身体を跨いで開かれている。
そこから、ぽたぽたと滴が落ちる。

「綺麗だ……」

当麻が呟くと美琴は上気した顔を更に赤くして、
しかしその目線を追って、

「ど・こ・見・て・言ってるのかな〜?」

にしし、と笑った。
614以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 18:16:08.32 ID:PAbCz7JEO

「ねえ」

当麻を跨いだまま、美琴は膝を使って移動。
当麻の胸の脇に膝をおいて、当麻の顔に向けて腰を突き出す。

「見て」

両手の指で、そこを開く。

「綺麗?」

「綺麗だ」

「本当に?」

「ああ」

「……汚くない?」

その問いに、当麻は気づいた。
やはり、海原とのセックスや、犯されて応じてしまった事を気にしているのだろう。
だから、当麻は答える。
615以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 18:17:24.35 ID:23Xs25Y80
いけいけ
616以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 18:20:34.92 ID:PAbCz7JEO

「綺麗だ」

「どこも綺麗だ」

「美琴の身体、全部、綺麗で、全部、好きだ」

「汚いところなんか無い」

「嫌いなところなんか無い」

「俺はいま初めて見た、これから知る美琴の身体しかわからないけれど」

「俺には美琴だけで良い」

「美琴」

「愛してる」

返事は、嬉し涙と熱いキスだった。
617以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 18:23:56.24 ID:23Xs25Y80
GoGo
618以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 18:28:35.59 ID:IrFtRx6Gi
く、くそ…どうせまたここから落とそうとするんだろ?
期待なんか絶対しないんだからね!
619以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 18:30:57.94 ID:PAbCz7JEO
身を起こした美琴が、脱がし終えた当麻の腰に、ゆっくりと身体を沈めて行く。
当麻の屹立を押さえつける様に、その熱い茎の半ばを秘裂で挟み込み、
当麻の腹に押さえ込む。。

「入れたい?」

慈愛に満ちた顔で意地悪く微笑し、粘膜と淫核で、ゆっくりと当麻自身を愛撫する。

当麻は問いに頷く前に、暴発した。
620以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 18:33:33.02 ID:jO7ISJ6J0
500000000000回行った
621以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 18:38:42.34 ID:PAbCz7JEO

「んっ……」

先端から白濁を吐く度にひくひくと繰り返す防縮に、敏感な部分を刺激された美琴が呻く。

「み、美琴が可愛くてエロいから」

思わず始めた言い訳を軽いキスで止め、
だいじょうぶ、と唇の動きで囁いて、
美琴はゆらゆらと身を揺らす。

当麻の、あちこちに傷痕のある腹に暴発した白濁を指ですくい、口に入れる。
622以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 18:45:26.09 ID:PAbCz7JEO
萎えかけの当麻自身を、美琴自身で摩擦する。
くねくねと、ゆらゆらと踊る細く白いウエスト。
大きく脚を開いて、粘ついた音を立てて腰を蠢かす。
軽く眼を閉じ、そこの感覚を味わう美琴の頬は赤みを増し、息づかいが荒く乱れて行く。

「……んっ……ん……く……」

こらえてこらえ切れずに洩れる声。

直接の刺激より、視覚と聴覚に煽られて、当麻は復活した。
623以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 18:52:29.24 ID:PAbCz7JEO

「み、美琴」

当麻の問いかけに、美琴はうっすらと眼を開く。

「……うん?」

すっかり出来上がり、刺激に浸っていた美琴の眼は焦点が甘くなっていた。

「そろそろ……」

ねだる当麻の声も、やや上擦っている。

「……うん」

寝惚けた様な声で頷いて、美琴は腰を浮かせる。
当麻のペニスはそれを追いかける様に立ち上がり、
美琴のクリトリスとの間に名残を惜しむ様に糸をひいた。
624以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 18:57:54.27 ID:PAbCz7JEO
美琴の手が当麻自身を導いて、美琴の入り口にあてがう。

「……いい?」

美琴が問い、当麻が頷いて、美琴の身体が沈んで行く。

「は……あ……入って来る……当麻……」

中に満ちた蜜をあふれさせながら、美琴が当麻を呑み込んで、
二人は漸く結ばれた。

625以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 19:08:21.88 ID:PAbCz7JEO

「や、は、すご、とうま、とう、ま、っ、や、あ、あ、」

蜜に満ちたぬかるみを掻き混ぜる粘ついた音を立てながら、
美琴は当麻の上で踊る。
海原に身体を開いた時にも、
後ろから犯されて夢中になって身体を揺らした時にも、
決して得られなかった充足感に底上げされて、
美琴の身体が快楽と喜悦に満たされて行く。

「みこと……みこと……!」

当麻の腰が美琴の身体を突き上げ、弾ませる。
男が女を犯すのではなく、
女が男を求めるのではなく、
互いの動きに自分を合わせ、
互いを満たし合って行く。
626以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 19:14:09.50 ID:PAbCz7JEO
当麻が左手を伸ばし、美琴が右手を伸ばし、
指が絡み、掌が合わさり、体温を交換する。

当麻が呻いて美琴の中に果て、その熱を感じた美琴が続いて達した。
自分が達したことより、相手をそこへ導いたことより、
共に上り詰めた事が嬉しくて、二人は唇を重ねた。


そして、魔方陣が光り出す。
627以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 19:15:55.37 ID:PAbCz7JEO
ちょっと休憩―――

ラブラブえっちなんて初めてちゃんと書いたぜ
628以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 19:17:35.11 ID:WjPEg6B2O
SAN値を削られながら見てた甲斐があったぜ
これでまた落とされたら多分俺は憤死する
629以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 19:21:02.71 ID:ak52bkgW0
やっとこさ安心した
630以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 19:29:02.18 ID:msChW9fKO
ほっとしてる奴
何か物足りない自分
このスレだとどちらが異常者なのだろう
631以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 19:30:37.50 ID:PAbCz7JEO
再開―――
632以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 19:41:13.49 ID:PAbCz7JEO
―――――――――
――――――
―――

エピローグ
上条当麻の手記

そうして、俺と美琴は帰って来た。
白昼の常盤台中学に、そのままの姿と姿勢で帰ったので、
違う意味で大変な騒動にはなったのだが。
まあ、そちらは俺と美琴は婚約する事で落ち着いた。
美琴の中学卒業を待って、正式な婚約というかたちになる。
美琴のお父さんと黒子に命を狙われたりはしているが、概ね幸せだ。
633以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 19:49:04.56 ID:PAbCz7JEO
土御門と海原は、無事救出された。
インデックスを通じて必要悪の教会に協力を要請したところ、
何故か神裂火織が天草式を引き連れてやって来た。
俺は右手の幻想殺しが却って皆の邪魔になるというので、参加は出来なかったが、
僅か一時間で事を終えて帰ってきたのはさすがというべきだろう。
海原は、美琴に合わせる顔が無いと絶賛引きこもり中。
634以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 19:50:38.55 ID:NZl63O4e0
>>630
みんな違ってみんないい(キリッ
635以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 19:54:04.41 ID:PAbCz7JEO
土御門は学校を三日休んだだけで復活。
今度美琴の飯でも食わせてやろう。

あの空間については、まだわからない事もある。
だけど、今は気にしない事にした。
幻想殺しなんて大層なものがあっても、どうにも太刀打ち出来ないことはある。
それが解っただけでも上等だと思う。
636以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 19:59:31.78 ID:PAbCz7JEO
ただ、あの鬼――
色情鬼とでも言うのか、あの亡霊、一匹逃げたかもしれない、
そんな話を土御門から聞いた。
もしそうなら、なんとしても見つけ出してどうにかしたいと思う。

ま、さしあたりの問題は美琴とのデートプランだ。
次は少し遠出してみよう。
自力で帰れる範囲で。


Good END
637以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 20:02:17.39 ID:A9L92OS2O
GOOD END…

まさかTURUEもあるのか…!?
638以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 20:03:43.84 ID:NZl63O4e0
639以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 20:04:27.50 ID:PAbCz7JEO
以上、おしまいでございます

途中グダグダしましたが、まあ、ラブラブえっちで終われて良かったかな、と。
鬼を一匹逃したので、きっとまた犠牲者が出るでしょうけど。
それがまた美琴なのか、インデックスなのか、御坂妹なのか、
滝壺なのか、打ち止め……は危ないか。
まあその辺は妄想任せで、ひとつ。
640以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 20:06:53.00 ID:ak52bkgW0
乙!
641以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 20:11:06.22 ID:A7AjjECK0
乙ー
このスレに出会ってNTRに目覚めそうになったわ
642以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 20:14:54.45 ID:A9L92OS2O
なるほ
あえて1人逃げENDか!

乙でした!
643以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 20:21:09.44 ID:msChW9fKO
お疲れ様です。

いつかは攻殻ネタも見たい
644以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 20:22:25.53 ID:23Xs25Y80
乙!
あとは>>650がTurueを書いてくれます。
645以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 20:23:06.20 ID:PAbCz7JEO
>>637
トゥルーは女の子がもう二人くらい居ないと無理っぽいですw

>>641
保健室での夢から壁ごしあたりまでを読み返して、
勃ったらあなたは覚醒済みな気がしますが如何でしょう

>>642
あの面子ではどうにもならないと気づいたので逃がしました。
あとはバトル展開になりますが、なにせ原作読んでないので……
646以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 20:36:16.58 ID:ZlHUObm10
とりあえず乙!!
どうやら俺はNTR属性レベル1だとわかったwww
知り合いにNTRはツライわ
普通の陵辱系なら全然いけそうなんだが…
647以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 20:40:51.29 ID:PAbCz7JEO
ミサカネットワークにレイプ願望を煽る様なデータを流してだな
チョーカー通じて一方通行に注ぎ込んだら、
一通さんが美琴を襲ったりしないだろうか

とか考えてみたり
648以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 20:49:26.93 ID:OTtIBwIe0
それも面白いな
寝取られた後、そのままフェードアウトてのが多いので復讐的な何かも欲しいすね
649以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 21:00:06.65 ID:23Xs25Y80
鬼が青髪に取り付いて小萌を襲う
650以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 21:08:27.10 ID:ZlHUObm10
妹達について話があるって呼び出されて
研究者達の為という名目で色々ヤられるとか
651以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 21:16:37.40 ID:23Xs25Y80
よし、以上を踏まえた上でだれか書こうぜ
俺はだめだぞ。クソSSになるからな。
前科2犯…いや、3犯
652以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 21:37:05.14 ID:A7AjjECK0
美琴の昔の男に寝取られるってのもいいな
そのへんは適当な研究者でもレベル5の誰かとかでもいいからさ
653以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 21:47:03.48 ID:PAbCz7JEO
本人だけが知らないとかどうかな

高能力者の定期検診として月イチで精密検査
毎回何故か寝てしまう美琴

そして上条さんに届く謎のDVDは睡眠薬レイプもの
654以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 21:47:53.16 ID:23Xs25Y80
Misaka Net Work
Port 463

オンライン会議室 入室 8200
10032:オリジナルの最後の性交からどれくらい経過した?
12440:2年くらい?
13300:あの感触、もう一度欲しいんだけど
14400:それには同意する。で、どうするよ?
13002:一番可能性があるのは上条当麻。だけど、彼が行動に出るとは思えない。
13300:だれか他にいないのか?
15002:なんとかみんなで説得を…
16030:誰を説得するんだよ。まずオリジナルは無駄だろ?
17200:土御門
18202:あれは義妹がいるからだめだろ
655以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 21:51:13.60 ID:hiaTVf/U0
ふむ…続けたまえ
656以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 21:51:20.84 ID:23Xs25Y80
13550:青ピ
13350:論外
12302:無理
15400:最低
16330:…一方通行
12200:は?ふつーに無理だろ
14300:なにしにw
13603:無駄無駄
15502:おい、おまえら。一方通行はネットワークに繋がってるだろうが。
14430:つまり?
14530:ハッキング、操作か…
15530:…理論上は可能だな…
17704:やるか?
18300:やるしかないだろ
657以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 21:56:49.45 ID:23Xs25Y80
11550:しかし…
19880:懸念材料はない。多少強引かもしれないが…
16330:こまけぇことはいいんだよ
10141:スパコンによる審議は?
15600:賛成2、条件付き賛成が1な。
10032:反対する理由はない。やりたまえ。
13302:じゃ、やっちゃうよ?
15502:おk
17603:やれ
12004:早く
10053:脱いだ
16602:Mission始動!
658以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 22:00:59.05 ID:A7AjjECK0
俺も脱いだ(2回目)
659以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 22:02:00.02 ID:23Xs25Y80
一方通行 「くっ…」

打ち止め「どうしたのってミサカはミサカは心配しながら聞いてみる!」

一方通行「いや、なんでもねェよ。ちょっと頭痛がしてなァ。すまんがちょっと寝るわ」

打ち止め「大丈夫?ってミサカはミサ(ry」

一方通行「くそ、なんで急に頭痛なんか。風邪かァ?インフルじゃねェよなァ…
…ねるか…」
660以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 22:03:28.90 ID:PAbCz7JEO
> 10032:オリジナルの最後の性交からどれくらい経過した?
> 12440:2年くらい?

やべえスゲエ気になる
661以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 22:05:09.57 ID:23Xs25Y80
<<会議室
15420:データの書き込みが終わったぜ
15402:乙!
16603:GJ!
15420:最優先割り込みだ。じきに行動を開始するだろう。
14402:GJ!
15502:Very乙!
662以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 22:10:13.61 ID:23Xs25Y80
一方通行「ハッ? なんだァ?この感じは?理解に苦しむぜェ…」ギンギン

打ち止め「あ、おはようってミサカはミサ…この膨らみは?ってミサカはミサカは聞いてみ…る?」

一方通行「ちょっとなァ、どうしても出かけなきゃならない気がしてしょうがねェんだ…ちょっと出かけて来るぜェ…」

一方通行は打ち止めの言葉も耳に入らず、家を飛び出した。
…とある少女を探すために。
663以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 22:15:10.56 ID:23Xs25Y80
一方通行「なんだァ?俺はなにをしているんだァ?」

よくわからないが、体が勝手に動く。
行き先は本人にもわからないはずなのに、戸惑うことなく足を進める。

そして見つけた。
常盤台の制服に身をつつんだ、シャンパンゴールドの髪をした少女を。

カチッ
一方通行はチョーカーのスイッチを切り替えた。
664以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 22:19:23.20 ID:23Xs25Y80
刹那。周囲の音が消える。
そして少年は風となった。
次の瞬間には少年も少女もそこにはいなかった。
665以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 22:21:11.01 ID:OBKVHh8n0
なんかなぁ
666以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 22:22:34.26 ID:23Xs25Y80
美琴「え?ちょ?なんなのよ!?え!?一方通行!?」

一方通行「ヒヒヒヒヒヒ」

もう理性などなかった。完全に仕組まれたプログラムに占領され、ただその通りに動くだけ。ロボットとなんらかわりはない。

>>665
よし、バトンタッチww
667以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 22:23:48.46 ID:NZl63O4e0
もうやめて!
これ以上みことをいじめないで!
668以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 22:32:50.78 ID:PAbCz7JEO
ω・) 続き書いて良い?
669以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 22:33:08.36 ID:23Xs25Y80
>>668
どうぞ
670以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 22:34:08.27 ID:PAbCz7JEO
>>669
ありがと
671以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 22:40:18.08 ID:PAbCz7JEO

「ひ……!」

理性を無くした一方通行への恐怖から、美琴は電撃を放つ。
普段なら人間(上条当麻を除く)相手には決して使わないレベルの、高電圧電撃。
しかし、致死性の一撃は一方通行の前で逸れ、天に消える。

「カ……!」

理性の無い状態ではベクトル操作も不完全なのか、
僅かに纏わりついたスパークに一方通行が動きを止める。
672以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 22:45:48.48 ID:PAbCz7JEO
美琴は走り出してから気づく。
ここは何処かのビルの屋上。
階段を探すか、非常階段を使うか、エレベーターはあるのか、
それともいっそ飛び降りてしまおうか。
視界の隅に階下へのドアを見つけ、方向転換。
学校指定の革靴の底を剥き出しのコンクリートに削り、
全速力で走り出す。
673以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 22:54:08.69 ID:PAbCz7JEO
―――――――――

「クソ……なンだァ……?」

スパークは電子機器であるチョーカーから一方通行に干渉した。
僅かに理性が戻る。

「……ッ」

目眩にふらつく一方通行。
しかし、妹達の仕掛けた“操り人形の糸”の支配下から抜け出せない。

どうしてここにいるのか。
何をしていたのか。
わからないまま走り出す。
微かに感じた匂いが彼を誘っていた。

御坂美琴愛用のコロンは、妹達も知っていた。
674以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 22:58:04.66 ID:OBKVHh8n0
書く人によって文章って変わるもんなんだなぁとおもいました
675以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 23:00:05.64 ID:23Xs25Y80
>>674
俺もそう思うわ
書き溜めしてない添削なしの時の俺の文は酷いもんな。
先に結末まで書いて全体のバランス整えるとマシな文になる
676以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 23:02:19.61 ID:PAbCz7JEO
―――――――――

(ここ、なんか見覚えが)

階段を駆け降りながら、美琴は思考を振り切った。
今は余分な事を考える余裕は無い。
フロアを三つ、四つと降りて行き、幾つ目かの踊り場で、正面に人影を見た。

慌てて止まろうとして足を踏み外し、段を幾つかお尻でステップ。
人影の足元に着地した。
677以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 23:06:29.24 ID:PAbCz7JEO

「いったあ……」

全速力からのヒップスライディングに涙目になる。
す、と差し出されたその手をとって、

「あ……ありがとう」

礼を言って見上げた先で、赤い目と白い髪の少年が笑っていた。
678以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 23:11:31.34 ID:PAbCz7JEO
手を振りほどこうとして、走り出そうとして、
手は離れず、床は氷の様に滑った。
ベクトル操作だ、と気づいたのは、反射的に一方通行の下肢にすがりついてからだった。

顔の前に、一方通行の黒いジーンズ。
その前が、中のモノのかたちが解るほど膨らんでいた。
679以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 23:20:15.67 ID:PAbCz7JEO
フラッシュバック。
忌まわしい記憶。
忘れたい記憶。
忘れていた記憶。
二年前。

常盤台中学入学以前の美琴は、病院で暮らしていた様なものだった。
類い稀な潜在能力。
その発現とコントロールの為、
また、神経に纏わる病気の治療方法研究への協力者として。
電気系能力者の神経伝達を調査する、として、様々な刺激を与えられた。
各種味覚、痛み、熱さ、冷たさ―――そして、触覚。
680以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 23:24:14.84 ID:PAbCz7JEO
美琴に「触覚」を与えた初老の医師は、それだけを多く、また長く行った。
そのほとんどは医師の身体で行われ、対象は美琴の身体全てだった。

美琴は約半年に渡り、祖父の様な年齢の医師に、裸体を撫で回されていた。
681以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 23:28:17.97 ID:WeC95KPE0
え、なにこれエロなの?
682以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 23:31:53.16 ID:IrFtRx6Gi
>>681
ほのぼのではないな
683以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 23:36:37.83 ID:y7F2Rh820
キャラを御坂→インデックス、海原→ステイル
で置換したらまだ読めた。それでも心臓が痛い俺にNTRは無理だわ
684以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 23:39:11.00 ID:PAbCz7JEO
初めて触られた日は、ただ恥ずかしいと思った。
初めて下着の上から触られた日には、いけないことをされている様な気がした。
下着を脱ぐ様に言われる様になった頃には、倫理的に問題ありと認識していた。
口の中の触覚検査には、医師の舌と、グロテスクな器官も使われた。
自分が性欲の対象として弄ばれていると知りつつ、
医師の与えてくれる「触覚」に酔った。

診療室にアンチスキルが踏み込んで来たとき、
美琴は椅子にかけた医師の膝に乗り、身体を揺らしていた最中だった。
685以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 23:42:40.85 ID:PAbCz7JEO
セックスに依存していた心と身体を能力開発に振り向け、
美琴はレベル5にまで至った。

そして今、学園都市最強の少年が、最新の敵として美琴の最古の傷痕を抉ろうとしていた。
686以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 23:47:19.98 ID:PAbCz7JEO
恥も外聞も無く、這うように逃げる。
セックスへの依存から逃れる為の苦労、禁断の辛さが脳裏をよぎる。
踊り場から下り階段に手がかかった時、どこかから聞き慣れた声がした。

『不幸だー!』
687以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 23:51:59.00 ID:PAbCz7JEO
美琴は思い出した。
ここは上条当麻の住む寮。
更に、視界に入る木の高さには見覚えがある。
自分が手をかけた下り階段の先、そこにみえるフロアこそ、彼の部屋のある階。

もうすぐ、彼が此処に来る。
学園都市で唯一、一方通行に対抗できるヒーローが!
688以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 23:53:49.07 ID:PAbCz7JEO
ちょっと休憩
希望があるって素晴らしいよね


手が届くかどうかは別として
689以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 23:59:21.20 ID:A7AjjECK0
この鬼畜さんめ!
690以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 00:01:27.52 ID:oMk8pIizO
再開―――
691以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 00:08:44.72 ID:oMk8pIizO

「ク……カカ、カカカキクケケ!」

良く解らない哄笑を上げて、一方通行が美琴の右手を引く。
左手で掴んだ下り階段の最上段にすがりついて耐える。
上体を地面に付くほど屈め、踏ん張る足は膝を立てて広く開く。
逃げる為にそうなった姿勢が、一方通行の目的に都合が良いと気づいたのは、
摩擦力のベクトルを操作され縫い目から分解された短パンが地に落ちた時だった。
692以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 00:16:12.99 ID:oMk8pIizO
慌てて姿勢を変えようとして、身体は動かなかった。
一方通行に触れられた身体は、運動のベクトルを絶たれ、美琴の意識を裏切る。

「クカカカ」

一方通行の指先が、ショーツの底面、その中心を縦になぞる。
二年前がフラッシュバックする。
リラックマのショーツが分解された時、濡れた肌に風が冷たかった。
693以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 00:24:36.39 ID:oMk8pIizO
たし、たし、たし、たし、

階段を登る靴音が近づいて来る。
やる気の無い足音で、美琴には上条当麻の物だと解った。
助けを呼ぼうと口を開き、躊躇う。

軽く触れられただけの身体が熱く火照っている。
脚の内側に、伝い落ちる液体の感覚。

レイプされかけて感じている、そんな自分を彼に見せたいのか?

一方通行が手を離し、代わりに腰に手を当てた。
充分には準備が出来ていない場所に、一方通行の先が入って来る。

一方通行から自由を得た右手は、あふれそうになる悦声を押さえる為に、自身の口をふさいだ。
694以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 00:31:31.00 ID:oMk8pIizO
前戯の無い挿入が産む、痛みに近い感覚は、二年前のフラッシュバックと、
その時の感覚を身体に思い出させた。

ずるずると、感覚を楽しむ様にゆっくりとした注挿。
三回目のストロークの頃には、二年前を思い出した身体は、
床に水滴を落とすほどの潤滑液を分泌していた。

たし、たし、たし、たし、

足音が登って来る。
695以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 00:33:09.09 ID:S9ttWfx5i
…ごくり
696以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 00:38:36.01 ID:oMk8pIizO
たし、たし、たし。

ぴりりりり。

はい、もしもし。なんだ、土御門か。

すぐ下の踊り場で、ヒーローが立ち話。
何に興奮したのか、一方通行が獣の様に腰を使い始めた。

「―――っ!」

ぐちゅぐちゅといやらしい音がする。
ぱたぱたと、いやらしい水滴が落ちる。
尻と腰が当たる音がする。
当麻に聞こえないだろうか。
当麻に聞こえてしまわないだろうか。
必死で口を押さえ、声を殺す。
それに精一杯で、一方通行の腰使いに合わせて踊り出した自分の尻など、
止められるはずも無い。
697以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 00:48:53.71 ID:oMk8pIizO

―――ああ、それでビリビリのやつがさ

階下の電話に自分のあだ名を聞いて、飛びかけた意識を繋ぎ止める。

―――だから、何かプレゼントとかさ。アクセサリとかで良いのかな

上条当麻が自分を気にかけている。
そんな言葉に、火照った頬に涙が伝う。

彼に見られたくない。
こんなはしたない姿なんて見られたくない。

一方通行がスピードを上げて、それに合わせて自分の腰が踊りをペースアップ。
懐かしい、久しぶりの、それだけに今まで味わった事のない程のオーガズムが近づいて来る。

くる、くる、くる、くる、だめ、いや、声が、声が出ちゃう!

その寸前、

「クカカカケケケカカ……か……」

一方通行が大きな声で笑って、チョーカーのバッテリーが切れた。
698以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 00:54:39.09 ID:oMk8pIizO

―――なんだ?

気づかれた。
気づかれた、気づかれた!
口を押さえた手に当たる鼻息が熱く荒い。
一方通行は硬く熱いモノを自分に埋めたまま、身動き出来ずにいる。
逃げるなら今だ。
腰を引いて、それを引き抜いて、上に逃げる。
それで良い。

両手で階段の端を掴み、震える脚で腰を上げる。
699以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 01:01:12.34 ID:vJKZVeyv0
いいぞ
700以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 01:02:55.13 ID:oMk8pIizO
ずるり
上向きにそそり立つ先端が、内壁を擦る。

「ん……ふ……!」

甘い刺激が、後ろ髪を引く。
このまま腰を往復させても良い言い訳が、十も二十も頭を過る。
脚に力が入らない。

(この脚が萎えたら、もう一度入れられるのに)

無意識に浮かんだそれが、震えて踏ん張る足から力を奪った。
浮いた腰が戻り、再び挿入される。
抜けた力は少しだけのはずなのに、最初の位置より深く呑み込んだモノが、胎内の最奥に当たる。
701以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 01:10:13.26 ID:hx6SfyWu0
ミコトサンインランネ
702以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 01:12:37.87 ID:oMk8pIizO
このまま、動き続ける為に自分を騙す甘言が百も二百も浮かび、
理性でそれを片端から否定していく。
姿勢を整えると称してウエストを上下させ、一方通行のモノで中を掻き混ぜた。
やり方が悪いと自分を騙して、一度抜きかけたソレを入れ直した。
抜くことに集中する為だと眼を閉じて、自分が抉られる感覚に集中した。
理由をつけて左右に振り、自分に嘘をついて上下させた。

気がつけば、両手をかけた階段にしがみついて、
夢中で身体ごと前後に動いていた。
703以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 01:18:11.87 ID:oMk8pIizO
久しぶりの感覚に溺れ、何もかも忘れて没頭し、

―――ビリビリ?

名前を呼ばれた気がして顔を上げた。
上条当麻がそこに居た。

マンションの廊下から呆然と見上げる当麻と、
階段上端の縁に手をかけている自分の眼が合った。
704以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 01:18:13.77 ID:S9ttWfx5i
今一方さん気失ってんのか?
705以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 01:23:52.62 ID:O3OCOXEV0
一方さん気を失ってる状態じゃ何言っても言い訳にしかならないな…w
電撃で気絶させて無理矢理勃起させてハメてるようにしか見えん
706以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 01:28:21.89 ID:oMk8pIizO
もう遅い。
もう見られた。
もう逃げられない。
もう言い訳が効かない。

だから、もうなんだって良いよね。

「とうま!とうま!やあ、や、みないで、や、だめ、きもち、いいっ、ああっ」

遅滞なく身体は動く。
犯されているように見えて、
セックスに見えて、
実はただのオナニー。
一方通行のペニスと上条当麻の視線に貫かれて。
中を抉るものが、ふ、と太さを増す。
それが何の前兆か、美琴は身体で知っている。

「や、くる、くる、なか、だされ、ちゃう、やだ、や、あ、あ―――」

あ、で始まり長く続く叫びを挙げて。
御坂美琴は一方通行の精を受けて果てた。
オーガズムの余韻にひたりながら、駆け寄ってくる当麻の顔を眺め、
そのまま意識を失った。
707以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 01:28:53.99 ID:hx6SfyWu0
ダッチボーイみたいやな一方さん
道具使ってオナってる感じ
708以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 01:37:10.75 ID:oMk8pIizO
ミサカネットワーク
匿名ひみつスレッド

―― 堪能した
―― 堪能した
―― 濡れた
―― 上条当麻と顔が合わせられない///
―― ↑10032乙
―― オリジナルどうなるんだ
―― アクセロリのレイープで片付くんじゃね
―― 電池切れのセロリ上条当麻にポコられたとかマジ?
―― ↑↑半端に略すなw
―― 上位個体にバレたらどうすんだ
☆☆ もう知ってたりして
―― え?
―― え?
―― えあばばばばば
―― あばばばばばば

おしまい
709以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 01:38:21.73 ID:vJKZVeyv0

終わりなんすか?
710以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 01:42:50.52 ID:oMk8pIizO
以上でした
一方通行さんでガンガン行きたかったけど、電池切れるじゃん?
チョーカー無しのセロリさんじゃ美琴は捕まらないし

まあ一人でも多くNTR的な覚醒させたりとか
勃たせたりするのが生き甲斐なので
そんな人が一人でも居たら俺の勝ち

そんな生き方いかがでしょうか
711以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 01:45:23.85 ID:oMk8pIizO
>>709
このスレの>>27からずっと即興ですんで
正直オチに使えるネタがありません
712以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 01:54:50.63 ID:BymJeeGR0

なんか最近2chでオーガズムって言葉をよく見るんだけど流行ってんの?
713以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 02:03:33.27 ID:S9ttWfx5i

もう上琴いちゃエロじゃ抜けねーよちくしょう
714以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 02:04:08.57 ID:I25wdShL0
715以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 05:05:17.18 ID:2IgWA8Nk0
乙だ
716以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 07:11:50.15 ID:vJKZVeyv0

まだスレが若干残ってるから、だれか
>>649とか書いてもいいんだぜ?
717以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 07:16:49.79 ID:l3RilYzkO
それはいいや
718以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 08:36:39.58 ID:UZKKOe9Y0
NTRならなんでもいい
今ならイカなんとかでも興奮できる気がする
719以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 10:00:31.02 ID:S9ttWfx5i
720以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 10:02:28.14 ID:kVUKo0Ni0
ふぅ…
721以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 10:20:58.83 ID:oMk8pIizO
せっかく残っているので、ちょっと思い付いたバカネタをやってみんとす
722以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 10:24:59.94 ID:oMk8pIizO

当麻「みんなーこんにちはー当麻おにいさんだよー!」

美琴「こんにちはーみことおねえさんだよー!」

当麻「今日は『えっちのひみつ』第二回、『おんなのこのひみつ』だよ!」

美琴「前回『おとこのこのひみつ』はおもしろかったね!」

当麻「じゃ、今日はみことおねえさんの身体で勉強していこうね!」
723以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 10:25:21.55 ID:/GPseuHR0
期待
724以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 10:27:47.49 ID:oMk8pIizO

当麻「じゃ、まずは『おんなのこのからだ』を知っていこうね!」

美琴「と、当麻おにいさん、ややややさしくしてね!?わたしはじめてなんだからね!?」

当麻「あいてやくはこちら、みつきおにいさんだよー!」

海原「よろしくねー!」

美琴「」
725以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 10:34:02.31 ID:oMk8pIizO

当麻「さて、はだかに剥いたおねえさんの身体をみてみようね!」

美琴(ちょっと!どういうこと!?)

当麻(仕事だ、そのガウンを脱げ)

美琴「は、はーい、これがおんなのこの身体だよー……!」(後で覚えてなさいよ……)

海原「これがおっぱいだね、おにいさん」

当麻「そうだね。じゃみつきおにいさん、触ってみようね!」
726以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 10:38:27.19 ID:oMk8pIizO

さわさわ

美琴「……っ!」

当麻「だめだよみつきおにいさん、もっとやさしく」

海原「こ、こうかな」

美琴「んっ……ふ」

海原「乳首が硬くなって来たよおにいさん!」

当麻「感じている証拠、ではないんだよ!乳首は触られたら勃起するものなんだ!」

海原「へー」クリクリ

美琴「っ……んっ……」

当麻「あ、でも見てごらん!」
727以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 10:42:47.83 ID:oMk8pIizO

海原「おねえさんの顔が真っ赤だよ!」サワサワ

当麻「そう、身体もうっすらピンクだね!」

美琴「やっ……んっ」///

当麻「じゃ、下の方もみてみようね!みことおねえさん、オープン!」

美琴「こ……こう……かな」

当麻「もっと」グイ

美琴「やあっ」///

728以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 10:45:56.45 ID:oMk8pIizO

海原「おねえさん、毛がうすいね!ろりなま○こがよくみえるよ!」

当麻「ほんとだね!としのわりに発育がおそい子もいるんだ!」

美琴「もうやだ……」

海原「あれ、おにいさん、おねえさんのここ、なんだか濡れてるよ?」
729以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 10:49:15.85 ID:oMk8pIizO

当麻「うん、良いところに気がついたね!」

海原「なんでかなー?ねえ、おねえさん」

美琴「くっ……」

当麻「おんなのこはね、えっちなきもちになると、そこが濡れてくるんだよー!」

海原「ええ?じゃ、おねえさんは好きでもないおとこのこに触られて…」

当麻「そうだね!えっちだね!」
730以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 10:50:05.98 ID:kVUKo0Ni0
おいwwwww
731以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 10:52:25.57 ID:oMk8pIizO

当麻「じゃ、おねえさん、そこを自分でひらいてみてよ!」

美琴「ちょっ……イヤよ!」

当麻「だったら、みつきおにいさんにお願いし」

美琴「ほ、ほら、これがおんなのこのま○こよ!」くぱあ

海原「ピンクだね!」ハアハア

当麻「きれいだね!」
732以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 10:55:56.68 ID:oMk8pIizO

当麻「じゃあみつきおにいさん、近くで良くみてみようね!」

海原「おお……」ハアハア

当麻「もっと、鼻息がかかるくらい近づいてごらん」

美琴「やあ……息がくすぐったいよう……」////

海原「すごくえっちな匂いがするよ!それになんだかぬるぬるしてきた!」ハアハア

733以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 10:56:54.14 ID:kVUKo0Ni0
おいやめろwwww
734以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 11:01:33.26 ID:oMk8pIizO

当麻「それはね、見られて興奮しているんだ!」

海原「ええっ?好きでもないおとこのこに見られて興奮するの?」ハアハア

当麻「どうなの?おねえさん」

美琴「……っ……おねえさん、は……こ、興奮して……るよー……」/////


当麻「好きでもない男に自分で開いて見せつけて濡れるって、とんだエロ中学生だなあ」

海原「おにいさん、口調口調」
735以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 11:05:22.17 ID:oMk8pIizO

当麻「じゃあ、実際に触ってみようね!」

海原「はーい!」

美琴「やだぁ……」

当麻「まず、そこが大陰唇」

海原「ここだね。ツルツルしてるよ」サワサワ

当麻「おとなのおんなのこは、ここにも毛が生えていたりするんだ」

海原「へえー」サワサワサワサワ

美琴「や、っ……ん」
736以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 11:06:51.30 ID:vJKZVeyv0
ちょww
737以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 11:09:34.08 ID:oMk8pIizO

当麻「次は小陰唇…おねえさん、もっと開いて?みつきおにいさんによく見えるように」

美琴「……」クパ

海原「ん?これかな?」クチュクチュ

当麻「んー、そうだね。おねえさんロリだから小陰唇が小さいんだね」

海原「そうなんだー」クチュクチュクチュクチュ

美琴「んっ、や、っ……あっ」
738以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 11:11:33.87 ID:kVUKo0Ni0
>>海原「はーい!」
クソワロタwwwwww
739以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 11:13:05.54 ID:oMk8pIizO

当麻「……」

海原「ハアハア」クチュクチュクチュクチュ

美琴「はっ、はっ、はっ、はっ」

当麻「……」

海原「ハアハア」クチュクチュクチュクチュ

美琴「お、おにいさん、つ、次は?」

当麻「次はクリトリスだね!おねえさんは早くクリトリスを触ってほしいんだって!」

美琴「ちょっ違っ」

海原「エロいね!」

当麻「エロいね!」
740以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 11:17:45.23 ID:oMk8pIizO

当麻「みつきおにいさん、クリトリスがどこかわかるかなー?」

海原「えーわかんなーい」

当麻「じゃあおねえさんにおしえてもらおうねー」

美琴(こいつら……!)

海原「おねえさんおねえさん、クリトリスはどこ?」

美琴「そ、それは」

当麻「おおっとみつきおにいさん、ききかたがしつれいだよ!」
741以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 11:20:50.03 ID:oMk8pIizO

当麻「こう聞くんだよ」ゴニョゴニョ

海原「うわ……まじっすかおにいさん」

美琴「?」

海原「み、みことおねえさん、おねえさんの一番感じるクリトリスはどこかなあ!?」ハァハァハァハァ

美琴「……くっ……!」(こいつら後で○してやる)
742以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 11:23:42.73 ID:oMk8pIizO

美琴「こ……ここ……でーす……」

当麻「おねえさん、口調口調」

美琴「くっ……こ、ここが、おねえさんが一番、か、感じるクリトリスだよー……」

海原「そうなんだー……ここだね?」ツン

美琴「っ」ビクン
743以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 11:26:24.32 ID:oMk8pIizO

当麻「おおっとみつきおにいさん、気をつけて!」

海原「えっ?」

当麻「そこはとても敏感なんだ!だから、きをつけないと痛いんだよ!」

海原「そうなんだー!」

当麻「そうだよね?」

美琴「そ……そうだよー……」
744以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 11:28:22.17 ID:oMk8pIizO

海原「じゃあ、どう触れば良いのかな」

当麻「美琴おねえさんに聞いてみよー」

海原「おー」

美琴「え゙っ」
745以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 11:31:49.83 ID:oMk8pIizO

当麻「ほら、はやくはやく」

海原「はやくはやく」

美琴「くっ……まず、この……周りのこれを」

海原「うーん、言葉とジェスチャーだけじゃ分かりにくいなー」

当麻「そうだよね。じゃあ実際にしてもらおうね!」

美琴「え?ちょっ」

当麻「さあカメラさん寄って寄って」
746以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 11:57:13.68 ID:S9ttWfx5i
なに向けの番組だよw


ああ、俺向けか
747以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 12:12:22.08 ID:vJKZVeyv0
この番組公開したら上条さんタイーホだろww
748以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 12:43:30.38 ID:oMk8pIizO

海原「ぼくらはモニターで見るんだね」

当麻「好きでもないおとこのこに触られて濡れ濡れなのが、どアップだね!」

美琴「や、やだあ……」

海原「やだとか言いながら自分で開いたままなのがエロいね!」

当麻「さっさと始めないとずっとどアップなのに始めないとかエロいね!」

美琴「くっ……」
749以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 12:50:46.03 ID:oMk8pIizO

美琴「はっ、はっ、はっ、はっ」

当麻「ああやって、まわりの皮で包んで、つまんでこするんだね」

海原「エロいね!あ、何かでてきたよ」

当麻「クリトリスが勃起してきたんだね」

海原「おんなのこもボッキするんだ!」

美琴「んっ……は……はっ……」

海原「動きが変わった!」

当麻「じぶんのおつゆを塗って、直接くりくりしはじめたね!」

海原「どうしておつゆを塗るの?」

当麻「むき出しのクリトリスはとっても敏感だから、ああやってぬるぬるにしないと痛いんだよ!」
750以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 13:01:36.27 ID:oMk8pIizO

海原「さすが、おにいさんは何でも知ってるんだね!」

当麻「何でもは知らないよ、知ってることだけ」

海原「そのひみつは?」

当麻「レンタルDVDショップ『窓の無いビル』で借りたDVDで勉強したんだよ!」

海原「へえ!」

当麻「『きぬはた処女喪失?異物挿入失神オナニー』とか
   『売られた純潔?御坂妹ひみつアルバイト』とか、ソフトも充実!」

当麻「新作『打ち止め初めてのオナニー・今夜のラストオーダーは濡れた中指』も入荷!
   盗撮専門レンタルDVDショップ『窓の無いビル』では、
   今なら旧作一週間レンタルがなんと50円!」

海原「すごいや!僕もいこう!」

当麻「場所と連絡先はこちらでーす」テロップ

美琴「はぁ、はぁ、……んっ……く」クリクリ
751以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 13:02:40.95 ID:/GPseuHR0
おいwwwどうしてこうなったwww
陰湿さが無いのがまたたちが悪いwww
752以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 13:05:13.82 ID:oMk8pIizO

海原「おっとおにいさん、みことおねえさんが」

美琴「あああ、や、ん、んっ、ん、あん」クリクリクリクリ

当麻「もうイッちゃいそうだね!」

海原「カメラにどアップでオナニーしてイキそうなんて、エロいね!」

当麻「エロいね!」
753以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 13:15:01.38 ID:oMk8pIizO

当麻「はいおねえさんストーップ」ガシッ

美琴「ふあ!?」

海原「ストーップ」

美琴「やあ……もう少しだったのにぃ……」

当麻「つづきはみつきおにいさんにしてもらおうねー」

美琴「……やだ……やだよう」

海原「えー」

当麻「じゃ、このままで放っておくけど、いい?」

美琴「……やだ」

当麻「じゃあおねがいしようか。みつきおにいさんにおねだりしようか」

海原「わくわく」

美琴「……っ、み、みつきおにいさん、みことの、……ここ、……して……ください」
754以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 13:17:09.30 ID:oMk8pIizO
海原「わあお!」

当麻「……」ゴニョゴニョ

美琴「……みつきおにいさん、し、舌で、みこと、いじめて、ください」

当麻「はい、よくできましたー」

海原「舌でするの?おにいさん」

当麻「おんなのこのあそこは敏感だから、柔らかい舌のほうがいいんだよ!」

海原「そうなんた!」
755以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 13:22:33.60 ID:oMk8pIizO

当麻「さあみことおねえさん、お○んこを初めてなめてもらうあいてが
   別に好きでもないおとこのこ、ってどんなきもち?」

美琴「……やだ」ジワッ

当麻「じゃやめとく?」

美琴「…………」フルフル

海原「おにいさんことばぜめがながいよー」

当麻「ごめんごめん、おにいさんきちくだから、つい、ね」

海原「きちくー?」

当麻「きちくっていうのはね……」

美琴「は、はやくぅ」モゾモゾ
756以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 13:27:35.37 ID:oMk8pIizO

当麻「じゃ、みつきおにいさん、さっきのおねえさんの動きを思い出すんだよ」

海原「わかったよおにいさん!いくよ!」ペロ

美琴「っ!」ビクン

海原「……」レロレロレロレロレロレロ

美琴「―――っ!」ビクンビクン

海原「びくんびくんしてるよおにいさん!」フガフガ

美琴「く、口つけたまましゃべるなあ!!」ビクン

当麻「うん、とっても感じている証拠だね!」
757以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 13:31:48.13 ID:S9ttWfx5i
海原wwお前もう帰れww
758以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 13:34:58.26 ID:dqfAEtvw0
こんな喋り方のショタっぽい海原いたら間違いなく
あわきんに攫われるなwwwwww
759以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 13:38:24.52 ID:oMk8pIizO

当麻「はい、こんどはおねえさんの腰をしっかり掴まえてー」

海原「こう?」

美琴「ふぁ……」

当麻「クリトリスを唇で挟んで吸いこんでー」

海原「んむ」ちゅう

美琴「ひっ……」ビクン

当麻「そのまま吸いながら舌で!舌で!舌で!」

海原「ん〜〜」ペロペロペロペロペロペロペロ

美琴「や……ふああッやッやめッあああっ待っ嫌ッだめッだめえ―――!!」ビクビクン
760以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 13:46:10.87 ID:oMk8pIizO

当麻「はいストーップ」

海原「ふが?」

美琴「ッ……は、はぁ、はぁ……また途中で……鬼ぃ……」

当麻「ははは、とうまおにいさんは鬼いさんとかくんだよ!」

海原「つつつ次はどうするのおにいさん!」

当麻「ちょっとおちつこうか、みつきおにいさん」

当麻「次はね…みつきおにいさん、みことおねえさんの『穴』はわかるかな?」

海原「穴、穴……ここ?」

当麻「そう、そこ」
761以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 13:53:06.16 ID:oMk8pIizO

当麻「ちょっと指を入れてごらん。ゆっくりね」

海原「こうかな?」ぬぷ

美琴「うあ……!」

当麻「どうかな?」

海原「すごく熱いよ!」

当麻「イキかけで脱力してるからズブズブ入るね」

海原「入るね!」ぬぷぬぷ

美琴「っ!く」ビクン

当麻「入り口入ってすぐ上の辺りをさぐってごらん」

海原「道案内みたいだよおにいさん……ここかなー?」

美琴「や、はっ……!」ビビビクン

海原「うわ!なんかざらざらしたところを触ったら、おねえさんが活け魚のようだよ!」

当麻「そこはね、Gスポットっていうんだ」
762以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 14:02:04.67 ID:oMk8pIizO

当麻「さて、これらをふまえて……処女喪失ターイム!」

海原「いえー」

美琴「ええー!?」

当麻「おや、おねえさんはイキかけで放置プレイが好きなのかなー?」

美琴「くっ……!」

海原「ほうちぷれいー?」

当麻「放置プレイというのはね」

美琴「もう好きにして……」

当麻「よし、みつきおにいさん、準備はいいかい?」

海原「はい!」シャキーン
763以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 14:07:54.28 ID:oMk8pIizO

当麻「スイッチオーン」

ういんういんういん

海原「おねえさんを乗せた台が腰のたかさに?」

当麻「そして、みつきおにいさん、おねえさんの右足を肩に乗せてごらん」

海原「あっすごい!位置がぴったりだ!」

当麻「しかもつながる場所がカメラに良くみえるよ!」

海原「エロいね!」

当麻「エロいね!」

美琴「もう殺して……」シクシク
764以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 14:13:14.51 ID:oMk8pIizO

海原「じゃあいくよー……」ぬぷ

美琴「ひっ……痛っ」

海原「あれ?入らないよ?おねえさんも痛がってるし」

当麻「それはね、おねえさんの身体が初めてのセックスを怖がって、
   入り口を締め付けているからなんだ」

海原「ええーじゃあどうするの?」

当麻「こういうときは……セロリおにいさーん!」

一方「はァーい!セロリおにいさンですよォ―――!」

765以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 14:15:01.44 ID:vJKZVeyv0
一方通行きたwwwwうぇうぇっw
766以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 14:19:14.20 ID:oMk8pIizO

海原「そうか!セロリおにいさんのベクトルそうさだね!」

当麻「そう!そのとおり、よくわかったね」

一方「オレさまにかかれば、どンな頑固な処女でもきもちよく開通さァ!さあ行くよみンな!」

三人「ベクトル♪ベクト
ル♪ルルルルル♪」

ぴよぴよぴよぴよ〜

海原「おうっ」ぬぷん

美琴「んあっ!」
767以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 14:36:03.21 ID:oMk8pIizO

海原「ああっ、すごい、おねえさんのなか、あったかいなり……っ」ドクンドクン

当麻「はや」

一方「そんな時もセロリおにいさンにおまかせェ―――」

海原「ああっ超回復!」ズプズプズプズプ

美琴「あっ、やあ、なか、出され、いやぁ……」ガクガク

一方「よいしョ」

美琴「むぐ!?」

当麻「……セロリおにいさん、なにをしているの?」

一方「ちょッともよおしたンでなァ、おくち借りてまァ―――す」クップクップ

美琴「んふ、んぐう!」モガモガ

当麻「セロリおにいさん、おねえさんは14歳だよ?おにいさんてきにはばばあじゃないの?」

一方「まァオナホと思えば……」クップクップ
768以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 14:36:57.53 ID:oMk8pIizO

海原「あああ美琴さん美琴さん」ズプズプズプズプ

美琴「もが〜!」

当麻「みつきおにいさんが素になってるね……」

当麻「みんな、おんなのこのひみつ、わかったかなー?」

当麻「次回は、『ろしゅつしゅみのひみつ』手伝ってくれるのは、かんざきかおりおねえさんだよ!」
769以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 14:37:53.76 ID:oMk8pIizO

当麻「じゃあみんな、まったね―――」


一方「TENGAよりは良いなァ」クップクップ

海原「ああ美琴さん美琴さん」ズプズプズプズプ

美琴「むが―――!」


おしまい
770以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 14:40:51.30 ID:oMk8pIizO
という訳で
地の文無し、陰湿さほとんど無し、ギャグ要素多めで美琴凌辱ものでした。
771以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 14:54:55.49 ID:5r7UAlP00
ちょっと次回の放送録画予約してくる
772以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 15:09:32.82 ID:hx6SfyWu0
エロいね!
773以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 15:20:43.91 ID:/GPseuHR0
きちくだね!!
774以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 15:44:02.45 ID:bBrW3UZK0
さすが鬼いさんだね!!!
775以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 16:18:29.94 ID:vJKZVeyv0
露出 … かんざき…
気になるwww
776以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 17:21:19.33 ID:M/tBKQSH0
セロリさんぱねぇw
777以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 17:51:45.00 ID:BymJeeGR0
何だこれwww
778以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 17:53:02.66 ID:l3RilYzkO
このスレ美琴凌辱物でいろんな話書いてるなあw


もっと読みたいです
779以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 18:26:36.65 ID:S9ttWfx5i
陵辱はさすがにお腹いっぱいだな
美琴が実はビッチで上条さんに隠れて色々な男とやりまくってるってのはどうだろ?
でも上条さんだけには素直になれないみたいな
780以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 19:12:58.22 ID:M/tBKQSH0
保守
781以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 19:42:24.31 ID:knCpIotx0
ホス
782以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 19:45:59.02 ID:YGkI949k0
ほす
783以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 19:51:37.56 ID:Udsfw5GPO
>>779
たしかそれ系はもうこの御方が書いておられる
784以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 20:25:30.26 ID:4ykt5YHB0
785以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 20:58:06.82 ID:M/tBKQSH0
786以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 21:00:11.99 ID:oMk8pIizO
ちょっと聴いていい?

ある女の子が操られてエロいことさせられるおはなし

一番ヒロインにして欲しくないのは誰?

佐天
初春
御坂妹
787以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 21:05:24.12 ID:4ykt5YHB0
してほしくない順にすると
初春>佐天>御坂妹かな
788以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 21:18:53.38 ID:oMk8pIizO
把握
789以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 21:21:11.14 ID:O3OCOXEV0
>>787
バカおまえそれ初春さんがめちゃくちゃにされるフラグだぞ
790以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 21:25:24.54 ID:oMk8pIizO

(ちょっと遅くなっちゃったかな)

バスの窓から、流れる夜景を見る。
座っているのが通路側の席だから、窓側のおじさん越しの夜景になる。
コンビニかファミレス以外、大抵のお店が閉まる時間帯。
バスはさほど混んではいないが、
女子中学生がおじさんの隣に座る程度には、席は埋まっていた。
791以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 21:32:43.46 ID:oMk8pIizO
御坂さんが上条さんと婚約する、という大事件があってすぐ、
同じ学校の友達が一人、倒れた。
お見舞いに行って、大したことなかったと安心して、
ついでだからと書店巡りなんかして、新しいスイーツのお店を見つけて。
気がつけば結構な時間帯になっていた。
792以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 21:37:48.12 ID:oMk8pIizO

(初春と一緒に来れば良かったかな)

夢中になると周りが見えなくなりがちな自分にとって、
初春の様に口煩く注意してくれる友達は貴重だと思う。
感謝の照れ隠しとスキンシップを兼ねたスカート捲りは、
肝心の本人には不評な様ではあるけれど。
793以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 21:41:00.37 ID:M/tBKQSH0
>>789
ちくしょうそうだったかww
794以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 21:43:59.83 ID:oMk8pIizO
鞄から暇潰しにと取り出した文庫本。
誕生日に貰ったレザーのブックカバーには、
ひらがなでちいさく「さてんるいこ」と打ち込んである。
私は鞄を膝に置いて、左手ひとつで文庫本を

左手ひとつ?

私の右手は知らぬ間に、右隣のおじさんに伸びていた。
795以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 21:50:25.74 ID:oMk8pIizO

(なんで?)

私の右手はおじさんを弄んでいた。
いつからそうしていたのだろう。
おじさんのズボンから突き出した赤黒いものは、熱く脈打って、とても硬かった。
対象的に白い女の子の手が、それをさすり、こすり、しごき、なでている。
それが自分の手とは思えなくて、でも、なんだか不思議な感じがして。
ただ、じっと見ていた。
796以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 21:58:40.62 ID:oMk8pIizO
初めて見る、大きくなった男の人の。
悲鳴を上げたりした方がいいのかな。
そんな風にぼんやりと思いながら、くるくると良く動く、自分の右手を観察する。

キノコの傘みたいなところを撫でて、くびれたところをなぞって、
先に滲んだおつゆを指に取って、塗りつけて。

なんだか火照ってきた。

良く見ると、右手は何か意図があるみたいだった。
おじさんを気持ち良くしながら、最後まではしないで焦らしている。

ぴい、と降車ブザーが鳴る。

文庫本を持ったままの左手が、座席の降車ボタンを押していた。
797以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 22:04:10.42 ID:oMk8pIizO
バスが止まる。
文庫本をしまった鞄を左手に、席をたつ。
私はここで降りるのだろうか。
ここには、公園くらいしかないはずなのに。

おじさんが着いてくる。

右手の指が、人差し指と中指で、たばこみたいにおじさんのを挟んでいた。
くびれたところに指をかけて、親指で先っちょを撫でている。

左手で鞄を持って、右手でおじさんを引っ張って、バスを降りた。

他に降りた人は居なくて、周りにも人は居なかった。
798以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 22:08:39.28 ID:oMk8pIizO
私はすたすたと歩き出した。
おじさんも着いてくる。
公園に入っていく。

どこへいくのかな。
どこへいこうかな。

そうだ、トイレに行こう。
さっきから、濡れた下着が張り付いて気持ち悪い。
内腿もぬるぬるして気持ち悪い。
バスに座っていたせいか、スカートの後ろが濡れてシミができていた。
なんだか張ってきた胸が、ブラで締め付けられて苦しいし。
799以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 22:10:47.10 ID:M/tBKQSH0
これ即興で書いてんだよな?
まじすげえわ
800以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 22:20:08.89 ID:Gsi0l5NQ0
原文有りで名前だけ変えてるんじゃね?
801以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 22:20:46.57 ID:oMk8pIizO
人気の無い夜の公園でも、トイレは明るかった。
広い多目的トイレを選んで、入る。
右手におじさんのを持ったままだったので、おじさんも入る。

胸が苦しいので、制服の前を開いた。
硬くなった先っぽが当たるので、ブラをずらした。
シミがついたスカートは恥ずかしいから脱いで、
濡れたショーツも気持ちが悪いので脱ぐ。
内腿がぬるぬるして、擦れると気持ち悪いので、
赤ちゃんのおむつを代えたりするベッドに腰かけて、脚を開いた。
なんだかあそこが疼くので、なんとなく右手をそこにやると、
おじさんのを持ったままだったので、おじさんとおじさんのがついてきた。

痛いけど気持ち良くて、おじさんの腰に脚を巻き付けて、
おじさんに合わせて勝手に動く自分の腰がおかしかった。

(なんでわたし、知らないおじさんとしてるんだろう)

おじさんの舌をちゅうちゅう吸いながら考えても、良くわからなかった。
802以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 22:21:46.88 ID:oMk8pIizO
>>800
100%即興でございます
803以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 22:29:32.25 ID:avVv9dBG0
なにこの乗っ取り

実は佐々木NTRスレからファンだったんですけど
書き溜め無しとかマジ尊敬する
804以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 22:35:58.29 ID:oMk8pIizO
―――――――――
――――――

朝。
目覚めてすぐにシャワーを浴びる。
おじさんの残り香が流れて落ちる。
桃の香りのシャンプーで髪を洗ったけれど、髪についた白いのがなかなか取れなかった。
脚の間から、中に残ってたおじさんのどろどろが垂れて来たので、
指を入れて掻き出した。
歯を磨いていると、おじさんの舌とアレと白いのの味と感触を思い出す。
美味しくはなかったけれど、とてもどきどきした。

寝ているうちに生えたのか、クリトリスが大きくなっていた。
大きさもかたちも、昨夜のおじさんのに良く似ていた。
擦ったらとても気持ちが良くて、おじさんのどろどろに良く似た白いのが出た。

昨夜は痛かったけど、気持ち良かった。

初春にも教えてあげよう。
だって、初春はかけがえの無い友達だから。
805以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 22:47:22.18 ID:oMk8pIizO
頭に花飾りのついた後ろ姿を見つけて、足音を忍ばせたダッシュをかける。

「ういはるー!」

声をかけると同時に、左手でスカートを跳ね上げる。

「きゃあっ!」

いつもの悲鳴が可愛かったので、ちょっとおまけ。
白と水色のしましまパンツに右手を引っ掛け、引き下ろす。

「え?」

スカート捲りに驚いて膝を揃えていたからか、パンツは一気に足首まで落ちた。
806以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 22:54:40.89 ID:oMk8pIizO
毎朝の出来事に、初春のパンツを見ようと視線を飛ばしてくる男子生徒諸君。
残念だったな、今日はパンツは見せてあげない。

白いお尻の間に右手を入れて、悲鳴を上げる初春の小さくて細い身体を、
左手で抱き寄せる。

「さささ佐天さん!?なにしてるんですか!?」

きもちいいことだよ、初春。

私の右手が、自分で開発したオナテクと、何故か身体が知っている技巧を発揮する。
左手を初春の制服の中に入れて以下同文。
807以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 23:01:39.36 ID:oMk8pIizO
通学中の同級生と先輩がざわめく。

「やっ、ちょっ、やめ、なにす、やだっ」

右手の先がぬるぬるしてくる。
左手の先で薄い胸の先が硬くなってくる。
みるみる赤くなる初春の耳に、ふう、と息を吹き掛ける。

「やうん!」

ははは、可愛くて変な声。
足を使って初春の脚を開かせて、右手をもっと深く使う。

「やあ……やだぁ……」

力が抜けていく初春から、えっちな水の音が聞こえてきた。
808以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 23:06:13.18 ID:oMk8pIizO
遠巻きにした同じ中学の仲間たちに、もっと初春の良いところを見せてあげよう。

昨夜の内に大きくなった、私のクリちゃん。
下着からはみ出したそれは、スカートの下で臨戦体勢。
可愛い初春のキュートなお尻に擦りつけて、スカートの下から顔を出させる。
809以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 23:13:26.61 ID:oMk8pIizO
おっと、その前に。
プリティな初春に特別サービス。
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ。

「やっちょっ待っダメっ嫌ァああああ―――」

私の右手、フルパワー。
みんなの前でイッてしまう初春。

楽しんでくれたかな初春?
気持ち良かったよね?

もっと気持ち良くしてあげるね初春。

ぐったりとした初春を抱きしめて、おち○ちんみたいになったクリちゃんを初春の入り口に押しあてた。
810以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 23:20:28.64 ID:oMk8pIizO
脱力した初春の中に、ずぶりと押し込む。
イッたばかりで脱力してるから、抵抗らしい抵抗も無し。
ああ気持ち良い。昨夜のおじさんもこんなに気持ち良かったかな。
衆人環視で朝から路上で立ちバック。
興奮するね初春?

「……」

うつろな眼で無反応な初春。
私の動きでかくかく揺れる。
真っ赤な頬に伝う涙がいじらしい。

そうか初春、ごめんね。
ちょっと刺激が足りなかったよね。
811以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 23:21:39.59 ID:hx6SfyWu0
●REC
812以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 23:27:02.79 ID:/GPseuHR0
なんてこった…ふたなり(?)レズとは
支援
813以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 23:27:13.36 ID:oMk8pIizO
初春の身体をアスファルトに下ろし、顔の下に鞄を敷いてあげる。
優しいなあ私。
お尻を持ち上げて、脚を開かせて、これならいろいろ動けるよ初春。
入れて、抜いて、入れて、抜いて、入れて抜いて入れて抜いて。
昔見た、犬の交尾を思い出す。
わん。

昨夜のおじさんを参考に、深く深く、浅く浅く、捻って、回して、上上下下左右左右。

「……あ――っ、んっ、あっ、んっ、ふっ、」

初春から声が漏れ始める。
気持ちいいね初春。
814以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 23:32:03.41 ID:pvWIYVvZO
上上下下右左右左LRセレクトスタート!
815以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 23:32:06.18 ID:oMk8pIizO
気持ちいいよ初春。
初春も気持ちいいよね。
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ。
初春のお尻も動き出す。くねくね。
こっちを見ている男子の一人と目があう。
真っ赤な顔して、ズボンを膨らませている。
うんうん、可愛いね。
後で佐天さんが―――

「ジャッジメントですの!」

何も無い空中から、常盤台の制服姿が沸いて出た。
816以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 23:37:01.19 ID:Udsfw5GPO
今度はふたなりに目覚めさせるのか
817以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 23:39:52.43 ID:BymJeeGR0
期待ですの!
818以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 23:43:22.95 ID:oMk8pIizO

「あれ?白井さん。どうかしたの?」

ぐちゅぐちゅ。ぐちゅぐちゅ。

「……っ!?」

絶句する白井さん。
うらやましいのかな。

「ちょっと待っててね、すぐ終わるから」

ラストスパート。
目を閉じて集中して、フルパワー。

「あっあっあっんっあっあっあっあっ」

初春のスタッカートもペースアップ。
可愛いお尻が、私のクリちゃんを呑み込んでくいくい踊る。

「―――ですのよ!―――なさいな佐天さん!」

うるさいなあ白井さん。
819以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 23:44:13.24 ID:oMk8pIizO

「あ、イく、イく、初春、初春初春―――」

中に出した感覚は素晴らしく気持ち良かった。

「あ゙―――」

初春もびくびく震えて、ちゃんとイッた。
きゅうきゅう締め付ける初春に最後の一滴まで注ぎ込んで、

「ふう……で、白井さん、どうしたの?お仕事?」

礼儀正しく訊いてみた。
820以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 23:46:58.88 ID:oMk8pIizO
休憩―――

初春被虐ルートと佐天加虐ルートとどっちにしようかな
821以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 00:05:01.36 ID:m5N5N8MU0
どっちもやっちゃえ
822以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 00:16:07.70 ID:0SeVm4OuO
―――――――――
――――――

薄暗い廊下を、一組の男女が歩く。

「――という訳ですの」

ジャッジメントのいつもの支部ではなく、アンチスキル管轄の留置施設。

「それでこの上条さんに何をさせるつもりなんだ?白井」

身柄を確保拘束された佐天涙子はここに居た。

「何といいますか、彼女は今、心も身体も普通ではありませんの……」

友人の変貌を憂い、ジャッジメントに白井黒子ありと知られた少女は憔悴した顔を俯かせる。

「お医者様でも治癒系身体捜査系能力者でも、治療はおろか原因さえ解りませんでしたの」

黒子が脚を止め、当麻も合わせて立ち止まる。

「ここですわ」

壁のスイッチを操作すると、留置室の壁が透明化する。
823以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 00:21:32.33 ID:0SeVm4OuO
酸にも電撃にも熱にも耐え、衝撃にも強い耐能力者留置室。
レベル0の少女に似つかわしく無い独房に、佐天涙子は留置されていた。

「な……!」

当麻が絶句するのも無理は無い。
与えられていた服も下着も脱ぎ捨てて、床に仰臥した涙子は、
一心不乱に自分を慰め続けていた。
824以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 00:29:18.15 ID:0SeVm4OuO
こちらに向けてMの字に開いた脚。
右手で男根そっくりなものをしごき、左の手指を膣に捩じ込んで、
自身の精液と愛液にまみれ、佐天涙子は快楽に溺れていた。

「白井さん、に、上条さん、まで、来てくれた、ん、ですね」

自身の行為に切れ切れになる言葉。

「セック、ス、しませんか?入れる方、でも、入れられる、方でも、どっちも、イケます、よ」

ぐちゅぐちゅ。ぐちゅぐちゅ。

「これは……」

「肉体的には見ての通り。精神的には……」

黒子は言葉を探す。
825以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 00:36:49.83 ID:0SeVm4OuO

「―――彼女は、性行為に対する、……精神的禁忌がありませんの」

「……つまり?」

「彼女は、う――ある少女を白昼の路上で強姦して捕まりましたの」

「でも、それの何がいけないのか理解出来ないんですの」

「検査の結果、事件の前日、おそらく前夜に、彼女は男性と性交渉をもった事が解りましたの」

「体液の残滓から推測される『お相手』は、四十代から五十代の男性」

「佐天さんは、初めてだった様なのです」
826以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 00:44:19.88 ID:0SeVm4OuO
同意の上での行為とは、あり得なくはないだろうが、考え難い。

「能力者による強姦――それによる影響と推測していますの」

「それで上条さん……いや、上条さんの右手を使いたい、と」

「そういうことですの」

「解った。―――開けてくれ」

「お願いしますの……」

白井黒子が深々と頭を下げる。
それは、上条を類人猿と呼ぶ美琴の後輩ではなく、
友達を想う、一人の少女の姿だった。
827以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 00:49:42.78 ID:0SeVm4OuO
―――――――――
――――――

もしもし。土御門か。
佐天さんの事件、聞いてるか。
そう、それだ。
――そこまで知ってるのか。
――ああ、さっき『幻想殺し』で元に戻せたよ。
心の方はどうだかまだ解らないけど。
それより土御門。俺はあの感触に覚えがあった。
そうだ、彼女に幻想殺しを使った時の感覚。

―――鬼が、出てきたぞ。
828以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 00:50:55.43 ID:MZa7uywD0
そうくるか
829以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 01:00:06.83 ID:0SeVm4OuO
―――――――――

初春飾利は、あれから検査と治療の為に入院中だった。

身に付けているのは、着物を前後逆に着たような検査着のみ。
膝丈の、薄緑のそれは薄く、ゆったりとしたシルエットながら、
胸元にふたつの突起を浮かしている。
背中の合わせは首の後ろと腰の後ろを紐で結ぶタイプ。
たくしあげるだけで良いのでトイレなどは楽だが、
サイズが合っていないのか、10cmほどの幅で背中の真ん中が上から下まで肌が覗いている。
830以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 01:05:50.03 ID:0SeVm4OuO
午後一番の検査。
初春は婦人科の内診台に仰向けになっている。
ここ数日ですっかり着なれた
――どうやっても後ろから見えてしまうお尻がまだ気になるが――
検査着を、胸元までたくしあげている。
へその辺りをカーテンで仕切られ、下半身とそこに居る医師は彼女から見えない。

クッションの付いたアームに支えられた脚は大きく開かれ、その間には医師がいる。
831以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 01:12:49.40 ID:0SeVm4OuO

「っ、これは、本当に治療、なんです……か?」

ぎしぎしと内診台が軋み、初春の身体が上下に揺れる。

「っ、そうだよ……当たり前、じゃないか、っ」

カーテンの向こうから声がする。
両脚の太腿に医師の両手の感触。
初春の下肢をリズミカルに襲う衝撃と―――快感。
佐天に襲われた時と、同じ感覚。
832以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 01:21:34.66 ID:0SeVm4OuO

「んっ!……っ、っ!」

検査着の裾を噛み、声を殺す。
両脚を支えるアームと背中に体重をかけて、『治療』に合わせ浮き沈みする腰を、
はしたないとは思うのだが、止められない。
いや、止めようという気になれない。

「……っく」

初春の中で一瞬膨らんだ『治療器具』が、熱い『薬』を吐き出す。
勝手に『器具』をきゅうきゅうと締め付け、『薬』を絞る自分の身体を嘆いて、
これは何度目で何人目だったかと数えてみた。
833以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 01:22:51.54 ID:0SeVm4OuO
休憩―――
834以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 01:23:13.46 ID:AZmEvCdW0
産婦人科ネタだと……
大好物だwww
835BJC☆1992 ◆r2iLqRkvD. :2011/02/25(金) 01:42:32.03 ID:ZQ7HbnkX0
神スレ
836BJC☆1992 ◆r2iLqRkvD. :2011/02/25(金) 01:47:30.94 ID:ZQ7HbnkX0
スチーム速報及びロブスター速報はどうぞ
837以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 02:25:52.49 ID:0SeVm4OuO
再開―――
838以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 02:34:24.14 ID:0SeVm4OuO
病院に運ばれた時、担当の看護師さんは女性だった。
渡された検査着を着ようとして、サイズが大きすぎて。
交換をお願いしたら、男性の看護師さんが代わりを持ってきた。
背中からお尻までが見えてしまうからとまた交換をお願いしたら、それしかないと断られた。
検査入院を告げられてから半日と経たずに病室が移され、
移った先は個室ではあったけれど、男性ばかりの病棟だった。
膣洗浄をしてもらった時の女医さんは中年男性に代わり、
その日の夜、私の周りには男性スタッフしか居なくなった。
839以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 02:42:05.98 ID:0SeVm4OuO
夕食後、男性看護師がやって来て、
午前中にした膣洗浄後の検査と消毒をすると告げられた。
言われるがままにベッドから降りて、腰の高さにあるベッドの手すりを掴んだ。
背中までを水平に伸ばし、床についた脚をのばしてお尻を突き出すと、
背中の割れた検査着はお腹の辺りから垂れ下がる。
剥き出しになった下半身を恥ずかしがると、医療行為なんだからとたしなめられた。
840以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 02:56:37.25 ID:0SeVm4OuO
ハンドタオルを渡されて、指示通りに口に咬んだ。
理由を聞いたが、検診の一環だとだけ言われた。

開かされた両脚を両手で掴んだまま、なにか生暖かいもので『患部』を清拭。
舌に良く似た感じのそれで、敏感な部分を中心に。
タオルのおかげで、私は声を上げずに済んだ。

そのあと、ひどく熱い『検査器具』で『患部』の中を検査された。
腰を両手で固定された私は逃げられなくて、『器具』に中を掻き回され、
何度も意識がとびそうになった。
私のお尻がくねくね動くのを見て、
検査でエッチな気分になったかな、と彼は笑った。
841以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 03:01:44.54 ID:0SeVm4OuO
看護師さんは私の中に『薬』を出した後、私の身体を蒸しタオルで拭き、
床に落ちた私の滴を掃除して、幾つかの錠剤をくれた。
隣の病室をそっと覗いたら、彼はそこのおじいちゃんの体温と血圧を――普通に――測っていた。
貰った錠剤のパッケージには、事後避妊薬と書いてあった。
842以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 03:07:59.36 ID:0SeVm4OuO
翌朝。
内診台の上で脚を開いた。
医師はもちろん夕べの看護師とは別人だったけれど、
私にした事は大差なかった。

カーテンの向こうで中年医師は『患部』に顔を埋めて『消毒』し、
看護師さんより少し細くて少し長い『器具』で『治療』をした。
腰を振って喘ぐ私に、
――気にしないでいいよ。エッチな気分になっちゃう患者さんはいるからね――
そう言って微笑んだ。
843以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 03:21:08.07 ID:0SeVm4OuO
病室に戻り、検査入院の延長を私に告げた看護師(また別の人)に、『検温』をされた。
椅子にかけた看護師の膝に跨がり、
看護師の下半身の『体温計』で『患部』の温度を、
次に『体温計』を口に入れて体温を測った。
看護師の言うままに口の中を舐められ、腰を振りながら、
彼らが何の悪意も下心もなく、本当に医療行為だと信じてそれをしているらしいと気がついた。

私は全くの善意に囲まれながら、昼夜犯され続けた。
844以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 03:30:30.87 ID:0SeVm4OuO
―――――――――
――――――

――初春と連絡が取れない?

台所でチキンライスを炒めていると、
居間兼寝室で電話に話す婚約者(予定)の声が聴こえてきた。

――そう、解ったわ。こっちでも調べてみる。

ぴっ。

「美琴?なんかあったのか」

じゅうじゅう。
フライパンの上で、赤いご飯が揺れる。
二人分のチキンライスを、皿に盛り付ける。
インデックスは小萌先生のところだから、量はいつもの三分の一。
楽でいい。

「それがね、当麻」

「完成――食いながら話そうぜ」

「うん。あ、サラダ運ぶね」
845以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 03:36:09.58 ID:0SeVm4OuO
ドレッシングは?フレンチ?ごま?

ごま。

ごま好きよね当麻。

食事前の軽いひと会話。

「それで、――初春さんがなんだって?」

「んー、電話は黒子からだったんだけどね、――あ、おっきいお肉発見」

「あ、いいな――それで?」

「はい、当麻にあげる――初春さん、あの事件で入院したんだけど」

「さんきゅ――で?」
846以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 03:41:23.92 ID:0SeVm4OuO

「面会謝絶」

「――もう二週間くらい経ってないか?」

「前の前のデートの翌日だったから……十五日よ」

「ふむ(デートの日付まで良く覚えてるな)」

「心の問題だとわからないけど、面会謝絶二週間以上ってのは」

「ちょっと長い気がするな」

「でしょ」

「……俺もちょっと土御門あたりに当たってみるよ」

「お願いね」
847以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 03:57:48.89 ID:0SeVm4OuO
――――――

初春飾利は、正確には面会謝絶ではなかった。
クラスメイトが何人か。
女子中学生の顔を見に来た、同じ階の患者さん。
事件を担当したアンチスキルの人。
幾人かがお見舞いに来た。
皆が男性で、ある人は気恥ずかしそうに、
ある人はにこにこと、
ささやかながらお見舞いにと、
つまらないものですがと、
ズボンを脱いだ。

初春は善意のまま犯されることに戸惑い、戸惑っている内に、
「女」として肉の悦びを知ってしまった。
検温の時間が、検査の時間が近づく度に脚の間を湿らせて、
今日は様子を見ようと身体を開き、
善意ならばと尻を差し出した。

脱出する手段はいくらでもあり、
拒否する理由はいくらでもあり、
しかし初春は自分に、黙って犯される言い訳ばかりを許していた。
848以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 04:07:37.86 ID:0SeVm4OuO
―――――――――
――――――

第七学区立柵川中学。

この学校の特別教室棟最上階、四階隅のトイレは、放課後になると人気が無くなる。
授業以外でここに用がある者は無く、用も無いのに来る者も居ない。

その日は例外だった様だ。

トイレから男子生徒が出てくる。続いてもう一人。
カチャカチャと金具を鳴らしながらベルトを締め直しているのはともかく、二人ともに顔が赤い。

少しして、同じトイレから女子生徒が出てきた。
腰でも痛いのか、かたちの良いお尻を軽く回して、上気した頬に手を当てる。
長い髪に、白梅の髪飾り。

佐天涙子であった。
849以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 04:16:52.23 ID:0SeVm4OuO
幻想殺しに身体を元に戻して貰い、常態を取り戻した。
しかし“おじさん”との行為や、初春を襲ったときの快楽は、
それが異常な事態であったが故に、彼女の身体に刻みつけられていた。

身体を取り戻して幾日か経った夜、なんとなく持て余して繁華街をぶらついた。
声を掛けてきた父親くらいの男性に着いていき、一夜を共にした。

初春に使った男性器を失った彼女にとって、
“知らない男性との行為”こそ快楽であった。
850以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 04:29:17.51 ID:0SeVm4OuO
その日、涙子は上級生の教室へ行き、机を使って自慰に耽った。
男子生徒の鞄がひとつ残っているのは確認済みだった。

気持ち良いが物足りない思いを抑えながら、
めくったスカートの中を机の角に擦りつけていると、
鞄の持ち主とその友人がやって来た。

涙子は目撃された自慰の口止めを口実に二人を四階のトイレに誘い、身体を開いた。

上下の口を挿し貫かれ、二回づつ。
だが、男子中学生のサイズと技巧は、彼女を焦らせただけで終わった。
トイレの水道で身を清め、佐天涙子は廊下を歩き出す。
頭の中には、いつか乗ったバスの停留所。
851以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 04:31:21.94 ID:0SeVm4OuO
誰か見てる?
需要あるのかなコレ
852以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 04:36:43.62 ID:PO9/wAwj0
俺は見てるけどもうこんな時間か
853以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 04:36:57.04 ID:zRLNpS5a0
見てるよー
854以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 04:39:15.83 ID:VgDVp8GW0
なんとなく自分の性癖が理解できた気がする
855以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 04:39:32.45 ID:+OM6sD5WO
見てるよ
ただそろそろ寝る
856以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 04:43:44.85 ID:0SeVm4OuO
ありがとう
続けます
857以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 04:52:32.20 ID:0SeVm4OuO
遅い時間まで暇を潰し、バスに乗る。
良さそうな“おじさん”の隣に座り、手を伸ばした。
思ったより上手く行った。
何かに操られてした動きを真似て、おじさんのを擦る。
おじさんは少し戸惑い、でも拒絶しなかった。
代わりに手を伸ばして来たので、カバンを目隠しにして、
スカートの裾を引き上げて軽く脚を開いた。
やがて、触り方でこちらの意図に気づいた様だった。
858以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 04:53:09.17 ID:rFMRKJQ60
SS板でやろうぜ。
VIPだとすぐ落ちてしまって読み返せん。

SS速報VIP(SS・ノベル・やる夫等々)
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/

859以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 04:59:54.46 ID:0SeVm4OuO
公園の多目的トイレで貪り合う様に互いを求め、交わった。
名前も知らないおじさんに貫かれて腰を振る浅ましい自分と、
名前も知らないおじさんと舌を絡め合って悦ぶはしたない自分に、
強く激しく興奮し、何度も何度も達した。

やがて、唇にこびりついた白濁を舐めとる私に、おじさんが提案した。

――君にぴったりの場所があるんだ――
860以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 05:03:08.63 ID:0SeVm4OuO
>>858
ありがとう
これだけ終わらせる
あと少しだし
861以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 05:09:33.34 ID:0SeVm4OuO
―――――――――
――――――

よう、上やん。
――ああ、その件だ。
だが、ちょいと面倒な事になってるぜよ。
ある病院が、まるごと『鬼』の支配下にある。
あの『鬼』が、あの『校舎』を支配していたみたいにな。
スタッフから入院患者まで、みんな『鬼』の影響下にある。
――ああ、コアとなる『鬼』は一人だけだ。
――厄介だよな。だが手はある。
美琴ちゃんに変わってくれ。
彼女の協力が要る―――
862以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 05:18:05.08 ID:0SeVm4OuO

―――初春さん。初春さん。起きて下さい。

夜中に起こされた。
眠い眼を擦って起き上がると、看護師に連れ出された。

――こんな夜中にすみません。ですが、院長先生の特別治療が行われますので。

治療、と聞いて、身体が熱くなる。
硬さを増した胸の先が検査着に擦れて甘い刺激を生み出し、
脚の内側を温かな滴がつう、と伝う。

いつもの『治療』が行われる、婦人科の診察室はすぐそこだ。
863以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 05:29:13.27 ID:0SeVm4OuO
ドアを開けた先には、十人くらいの人が居た。
男性看護師、男性患者、男性医師も。

床の上に、全裸の女の子が居た。
仰向けの看護師に跨がり、男性患者に後ろを貫かれ、
左右に立つ男のモノ手でしごき、交互に口にしていた。

私は、精液のこびりついた黒髪に光る白梅の髪飾りに気づいた。

「佐天さん……?」

彼女には、私が見えて居ない様だった。
864以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 05:38:44.06 ID:0SeVm4OuO
―――――――――

初春はいつもの内診台の上に居た。
脚を開くアームは使わず、その脚は男の腰に回されている。
内診台の両脇に立った二人が差し出したモノを、両手でしごき、しゃぶる。
男たちは動かない。ただ貫き、立っているだけ。

「突いて!動いてくださいっ!いつもみたいに犯してくださいっ!」

泣く様に叫びながら、初春は腰を振る。

佐天は初老の医師に向かい合ってその膝に跨がり、
夢中で腰を踊らせている。

初老の医師は、二人を“堕とした”事に満足しながら、ニヤニヤと笑っていた。
865以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 05:45:05.60 ID:0SeVm4OuO
かつて女生徒を弄んだ男は、閉鎖された空間て悪意を醸造し、鬼となり果てた。
六十年の後、偶然迷い込んできた男を取り込み、女を犯して新たな知識を得た。

そして今。
多くの男を取り込み、二人の女を堕とした。
鬼に野望は無い。
ただ、女を堕とすことだけが目的だった。
鬼に時間の制限は無く、世界に限りは無かった。
鬼は世界の脅威だった。

この瞬間までは。
866以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 05:47:43.68 ID:0SeVm4OuO
みし、と空間が軋んだ気がした。
ニヤニヤと笑う男たちが一斉に硬直し、頭を押さえる。

――これは……!?

院長に憑いた鬼が、驚愕に眼を見開く。

反撃が始まっていた。
867以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 05:55:30.45 ID:0SeVm4OuO
病院の中庭に彼らは居た。
当麻。美琴。土御門。そして、

「こンなもンで良いのか三下ァ!」

「上等だぜ一方通行!」

『鬼』のいる病棟の周りに作られた、空気の壁。
ベクトル操作で作られた、科学の結界。
その内側に―――

「GO!!とミサカはミサカは号令してみる!!」

病棟を囲む、五十と五人の妹達。上位個体に統率された彼女らの力が、
結界の内側をイオンで満たして行く。
868以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 05:59:02.41 ID:iEPAt3GI0
マイナスイオンか
リラックスできそうだな
869以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 06:03:37.73 ID:0SeVm4OuO
そして立つは御坂美琴。
傍らの土御門の頭に左手を置いて、
生体電流を介して陰陽道の術理を探る。
右手には打ち止め。生体電流による接触回路を設定し、
ミサカネットワークを掌握して膨大な演算能力を得る。
いまや美琴は全てのミサカをその一部とし、魔術さえ取り込んで。
この瞬間、御坂美琴はレベル6にあった。

「行くわよ……あそこでさんざん弄んでくれた借り、熨斗つけて返してあげる!!」

科学と魔術が交差し、今、新たな物語が始まる。
870以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 06:08:15.08 ID:0SeVm4OuO
イオンの満ちる大気の結界に眩いスパークが走り、図形を描く。
それは、陰陽道の術理を元に構築された、科学の魔方陣。
鬼の力を封じ込め、作戦は第二段階へ。

「行くわよ一方通行!」

「まかしときなァ!」

チョーカーを介して、御坂美琴、妹達、打ち止め、そして一方通行の力がひとつとなる。
871以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 06:15:29.67 ID:0SeVm4OuO
大気が流れ、イオンが流れ。
空気中に設定された『電路』を、美琴の力が走る。
病院内、取り込まれた男たちへ―――

「御坂美琴オリジナル、科学魔術!魂の掌握(ゴーストハック)!行けえ!」

ヒトの脳を高性能コンピューターと捉え、生体電流を操って行うハッキング。
男たちに感染した『鬼(ウイルス)』を駆逐し焼き尽す―――!
872以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 06:25:07.99 ID:0SeVm4OuO
科学の力が鬼を祓い、魔術の術理で殲滅する。

「――くそ!!」

ばたばたと倒れていく男たちを見て、
鬼を内に秘めた院長が膝の涙子を払い落とす。
悲鳴を上げる彼女を後に、剥き出しの男根から粘る滴を落としながら、廊下を走る。
閉じつつある結界の気配。
もう一度閉じ込められるのは御免だった。
気配を探る。
ひとつだけ、結界の弱い場所がある。
鬼は全力で走り出す。
873以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 06:32:31.97 ID:0SeVm4OuO
非常口を蹴り開けて、表に出た鬼を、二人の男が迎え撃つ。

「八門遁甲陣……道(タオ)の術理だが、聞いたことはないかにゃー?」

七つの方位を塞ぎ、唯一の逃げ道から逃れる敵を叩く。

「お前には借りがあるからな……」

鬼に対するは土御門元春、そして上条当麻。
874以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 06:40:06.96 ID:0SeVm4OuO

「お前が人を操って……女を好きに出来るってんなら……」

「まずはその幻想をぶち殺す!」

咄嗟にかわそうとする鬼の足元に、長い鉄串が突き立ち、鬼の身体が硬直する。

地に手をついて、こめかみから赤い筋を垂らす土御門がにやりと笑う。

「影縛り……動けるか?」

絶望の表情を浮かべた鬼の顔に、幻想殺しがめり込んだ。
875以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 06:46:05.55 ID:0SeVm4OuO
―――――――――
――――――
―――

上条当麻の手記

そうして鬼は封じられた。
今度のは干渉するにも壊すにも科学と魔術の両方が必要で、
それが出来るのは美琴と妹達、それに土御門かインデックスが協力した時だけだそうだ。
ひとまず安心だろう。
佐天さんと初春さんはカウンセリングを受けている。
セックス依存症とか言うらしいが、こればかりは手助けも出来ない。
876以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 06:52:07.79 ID:0SeVm4OuO
美琴も漸く枕を高くして眠れるだろう。
短い時間でなんとか集められた五十五人を含め、
妹達には借りが出来たので、どう返そうか検討中。
妹達からは「夜の体感データ供出」という条件が提示されたが、
星でも見るのかあいつら。美琴に訊いたら顔を赤くしてた。
なんでだ。

ま、一件落着で良いんじゃないかなと思う。


END
877以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 06:55:31.37 ID:0SeVm4OuO
以上でした。

エロとそうでないところの落差激し過ぎるだろう自分……!
とか思ったり。
エロを陰鬱にすると書いてて面白いんですが、
お話として完結させようとするとどうしても大袈裟になりますねえ。

次はエロいだけのにしとこう。
878以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 06:57:18.07 ID:zRLNpS5a0
>>786-789の流れどおりの扱いだったなw
堪能した乙でした
879以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 07:00:31.85 ID:cVs8+l3d0
乙でございますわ。
880以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 08:18:39.79 ID:S1qTxLK40
超乙です
881以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 09:52:21.06 ID:MZa7uywD0
乙!
こんな話即興で書けるのマジで尊敬するわ
882以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 10:46:42.64 ID:0SeVm4OuO
>>881
コツは勢いと見切り発車ですよ
883以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 10:53:45.89 ID:0SeVm4OuO
土御「みんなーこんにちはー元春おにいさんだよー!」

神裂「え!?なんだ?本当にやるのか!?冗談とかじゃなかったのか!?」

土御「……元春おにいさんだよー!」

神裂「……」

土御「……元春おにいさんだよー!!」

神裂「こ……こんにちはーかかかかおりおねえさんだよー!」

土御「今日は『えっちのひみつ』第三回、『ろしゅつのひみつ』だよ!」
884以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 10:56:14.82 ID:iEPAt3GI0
録画予約した甲斐あったぜ
885以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 11:01:36.71 ID:0SeVm4OuO

土御「きょうぼくたちは新宿アルタ前オープンスタジオにきていまーす!!」

神裂「う、うわあ、人がアリのようだね、つ……元春おにいさん」

土御「さらに、アルタの巨大モニターもつかうんだよ、ねーちん!」

神裂「え?あの企画で?本当に?」

土御「……つかうんだよ、ねーちん!」

神裂「す、すごいねー!」
886以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 11:04:58.18 ID:MZa7uywD0
公開処刑ってレベルじゃねえw
887以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 11:06:17.89 ID:0SeVm4OuO
土御「さ、生中継なんでね、さっさといきたいと思うんですが」

神裂「ラジオのパーソナリティーみたいだよ元春おにいさん」

土御「さて、きょうのねーちんはいつものかっこうだね!」

神裂「そうだな、いや、そうだね、魔術いや色々とつごうがいいんだよー」

土御「そしてなんと!ねーちんノーパンノーブラでーす!」
888以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 11:11:50.80 ID:0SeVm4OuO

おおおお―――

神裂「観客のどよめきがっ、ていうか何故知っている!?」

土御「けさまで身につけていた下着がこれ!はい!」

おおおお―――

神裂「アルタビジョンに!?」

土御「白のスケスケTバックー!」

神裂「きゃああああ!!」
889以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 11:16:11.85 ID:0SeVm4OuO

神裂「盗んだな!?盗んだんだろ!?なくなったから私は仕方なく……!!」

土御「はいカメラさん、ねーちんのおっぱいにズームイン!」

神裂「うえ!?ぎゃああああ!!」

土御「なんだねーちん、かくしちゃだめなんだにゃー」

神裂「むむむむり!無理だから!」



890以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 11:20:41.77 ID:0SeVm4OuO

一方「こンにちはー!こういうときの、みんなのみかた、セロリおにいさンだよー!」

神裂「え!?何する気だ!?よせやめろ止めてやめろっつってんだろぉがド素人が!!」

二人「せーの、ベクトル♪ベクトル♪ルルルルルー♪」

ルルルルル―――

神裂「うわあ身体が勝手に!?」

土御「ありがとうセロリおにいさん!」
891以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 11:24:18.82 ID:0SeVm4OuO

土御「脚を広めに開いた直立姿勢、両手は背中で組んで胸を強調……!」

一方「口調、素になってンぞォー」

土御「おほん、ではあらためて、おっぱいにズーム・イン!」

ズーム・イン―――

神裂「ぎゃああああ」
892以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 11:29:51.19 ID:0SeVm4OuO

一方「大きめなおっぱいの先に、ちょこンと浮いてるねェ元春おにいさン」

土御「おおぅ……しろいTシャツの生地に、うっすらと色まですけてるねセロリおにいさん」

おおおお―――

神裂「……っ!」////

土御「顔がまっかだねセロリおにいさん」

一方「顔がまっかだなァ元春おにいさン」
893以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 11:34:58.32 ID:0SeVm4OuO

一方「おやおやァ?おねえさンのちくびがァ……」

土御「おっきくなってきたぜよー」

おおおお―――

神裂「く……っ」////

土御「こうやって、みられてどきどきするタイプのおんなのこを、なんていうかしってるかなー?」

ろしゅつきょう―――

一方「はいよくできましたァー」

神裂「こ……殺してくれ……」
894以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 11:42:12.38 ID:0SeVm4OuO

土御「じゃ、アレもってきてー」

イン「はいどうぞ、なんだよ!」

土御「はいありがとうインデックスおねえさん」

一方「おやおや?元春おにいさン、ソイツはいったいなンなンだァー?」

土御「ただの木箱だよセロリおにいさん!高さは70……80センチくらいかなー?」

一方「ヒザよりちょいと高いかンじだねェ……そいつをどうするんだァ?」

土御「それはね……こうさ!」

おおおお―――
895以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 11:46:52.54 ID:0SeVm4OuO

神裂「ちょっやめダメだってこれ!」

一方「むき出しな方のひだりあしを箱に上げたンだねェ」

土御「あらぶるタカのポーズみたいだね、ねーちん」

神裂「やかましい頃すぞド素人が!」

土御「そんなねーちんのコカンにぃー?」

ズーム・イン―――

神裂「きゃああああ!!」
896BJC☆1992 ◆r2iLqRkvD. :2011/02/25(金) 12:15:14.74 ID:ZQ7HbnkX0
ふひひ
897以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 12:31:29.65 ID:IlKSqjQV0
電車の中で見るとにやけて気持ち悪いことになっちまうwww
898以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 12:53:02.03 ID:0SeVm4OuO

おおおお―――

一方「……ギリギリだなァ元春おにいさン」

土御「……ギリギリだねセロリおにいさん」

神裂「……っ」////

土御「さてみんな、これがなんだかわかるかなー?」

ピンクローター―――

一方「せいかいィー」

神裂「」
899以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 12:59:18.34 ID:0SeVm4OuO

土御「じゃあちょっと失礼して……と」

神裂「よせやめろ馬鹿スケベ金髪ド素人!!」

土御「……おやあ?」

神裂「」

土御「カメラさんこっちこっち」

神裂「や、止めて辞めてヤメテやめてぇえええ」

土御「はいみなさんアルタビジョンにちゅうもく〜」

おおおお―――

土御「かおりおねえさん濡れてまーす!」

おおおおおおおお―――!

神裂「ばかあああああ」
900以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 13:04:04.43 ID:0SeVm4OuO

土御「えい」にゅるん

 θ゙ ぶぶぶぶぶ

神裂「やっ、あっ、あ゙あ゙あ゙あああ―――」

一方「おゥおゥ、腰がぐいんぐいん動いてるぜェ元春おにいさン」

土御「エロいね!」

一方「エロいねェ!」

エロいね!―――
901以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 13:08:02.50 ID:0SeVm4OuO

神裂「や゙っ、ちょっ待っダメっやっあ゙あああ―――」ぶぶぶぶぶ

一方「見られてるのにすごいなァ」

土御「いやいやセロリおにいさん、見られてるからすごいんだよー」

一方「おンなごころってわかンねェなー」

神裂「ち、違う〜」ぶぶぶぶぶ
902以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 13:11:34.51 ID:0SeVm4OuO

土御「さて、のこり少ないから、さっさとお着替えタイムだ!」

一方「でもどうするンだ?すなおにきがえちゃくれないぞォ」

土御「そんなときは、このばんぐみのマスコット、かれをよぶんだ!」

一方「せーの!」

ていとく―――ん

垣根「は―――い」
903以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 13:14:31.86 ID:0SeVm4OuO

一方「いつみてもれいぞうこだね、ていとくン」

垣根「まァな」///

神裂「あ゙あ゙あ゙あ゙―――」ぶぶぶぶぶ

土御「ほめてないほめてない」

どっ―――(笑)

神裂「い゙い゙い゙い゙―――」ぶぶぶぶぶ
904以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 13:18:25.55 ID:0SeVm4OuO

神裂「あ゙あ゙あ゙あ゙―――」ぶぶぶぶぶ

一方「でもどうやってきがえさせるンだァ?」

垣根「俺の未元物質に―――」

常識は通用しねえ―――!

土御「アメリカのプロレスラーみたいだね、ていとくん」

神裂「あ゙あ゙あ゙あ゙―――」ぶぶぶぶぶ
905以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 13:26:07.98 ID:0SeVm4OuO

垣根「いくぜ!未元物質!はに―――ふら―――っしゅ!!」

しゃらんら―――

神裂「いやああああっ」

一方「すげェ……生はにーふらっしゅだァ……」

土御「おとこのこの妄想(ゆめ)なんだにゃー……」

垣根「俺のはにーふらっしゅは脱衣に0.5秒!着衣に0.5秒!トータル120秒の早業さ!」

土御「ああ、だからまだ全裸なんだね、ていとくん」

一方「ポーズが片足上げたままだから丸見えだなァ」

ピロリンピポッぴろろ―――

神裂「見るな!撮るな!」
906以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 13:34:37.55 ID:0SeVm4OuO

一方「……」

垣根「……」

土御「……あ、きがえが終わるよていとくん」

一方「あ、あれは!?」

土御「まさかあの伝説の……いや、違う!?」

垣根「あれこそ堕天使エロメイドセットを参考にアレイスターが開発した、堕天使露出メイドだっ!!」

おおおおおおおおおおおお―――!!

神裂「」
907以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 13:40:56.39 ID:MZa7uywD0
ちょw
908以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 13:42:03.59 ID:0SeVm4OuO

垣根「胸元は透けるほど薄いフリル一枚めくれば露出する乳首!」

おおおお―――

垣根「風にヒラヒラ揺れるスカートはなんと股下1センチ!」

おおおお―――

垣根「ガーターストッキングに挟んだ電池ボックスに、ピンクローター!」

おおおお―――

垣根「もちろんノーパンだあああ!!」

おおおおおおおお―――!!

土御「のりのりだね、ていとくん」

一方「つかアイツずっと素じゃねェ?」
909以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 13:48:55.54 ID:0SeVm4OuO

垣根「そして!アルタ前をぐるりと一週する空中回廊!
   未元物質で出来た、高さ1.5mの散歩道は完全透明!
   下から覗いて頭ぶつけんなよてめえら!」

土御「のりのりだねていとくん」

一方「もう俺ら、いらなくねェか元春おにいさん」

土御「っていうか、ねーちんかそんなの歩く訳が―――!?」
910以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 13:58:06.80 ID:0SeVm4OuO
神裂火織は歩き出していた。
フリルが揺れる度、胸の先が視線に晒される。
スカートが揺れる度、そこに視線が集中する。
脚を伝い落ちる滴は、中で震える電気仕掛けの玩具のせいばかりではない。
透明な床越しにカメラのフラッシュが光り、
返答する様に熱い水滴が床に落ちる。
視線に愛撫された身体が火照る。
回廊半ばで膝をつく。
肩幅より広く開いた膝の間から、フラッシュの光りと視線がスカートの中を突き上げる。
911以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 14:02:57.34 ID:0SeVm4OuO

ああ。

それをすれば戻れなくなる―――
解っていても止められない、いや、止めるつもりもない。
左手でそっとスカートの前を持ち上げる。
正面にはカメラのレンズ。
アルタビジョンにすべてを晒け出しながら、右手をゆっくりと脚の間で上下させる。

多くの観衆に見守られながら、神裂火織は上り詰めていった―――
912以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 14:08:10.05 ID:0SeVm4OuO

土御「―――自分の世界に入っちまったぜよ……」

垣根「目覚めたな、あれは」

一方「誰のせいだ誰の」

土御「えー、おほん!」

土御「次回は『おもちゃであそぼう』きぬはたさいあいおねえさんだよ!」

土御「じゃあ今回はここまで!まったね―――!」


神裂「もっと見て―――!」


おしまい
913以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 14:12:54.18 ID:0SeVm4OuO
そんなわけで「おんなのこのひみつ」第二弾でした。
土御門と一方通行を進行にしたのは失敗だったかな。
途中でコンセプトがずれたので地の文出して誤魔化しました。

第三弾はいつかどこかで。
914以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 14:13:04.81 ID:USF51Gnb0

915以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 14:23:56.39 ID:iEPAt3GI0
よくやった
916以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 14:57:53.89 ID:MZa7uywD0
乙ww
917以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 15:07:13.51 ID:mLRlN/WD0
918以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 15:29:38.64 ID:kHRm2aqJ0
おつ
919以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 16:56:27.27 ID:0SeVm4OuO
ところでちょっと聞いていいかな?
次のシチュエーションで、あなたが一番胃が痛くなるのはどれですか。


・「僕たち、付き合う事になりました」
 と、にこやかに上条当麻に報告しに来た海原光貴の隣で、
 思い詰めた表情の御坂美琴が俯いている。

・土御門舞夏に新しい研修先の事を訪ねたら、
 すっごく楽しいところだよ、と一目で解るほど無理して笑った。

・上条当麻が女性に交際を申し込まれ、断る為に吹寄制理に一日だけ恋人役を頼む。
 次の日の放課後、午後の授業に出なかったので心配して探していると、
 校舎裏から数人の男子生徒の後から破れた制服で現れて、
 何が有ったのかと聞く当麻に「……転んだ」目を反らして一言
920以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 17:12:46.44 ID:HH6XXYPz0
スレそんなに残ってないのにまだ書くのかよwww
そのシチュならキツイ順で
上>下>中だな

いいか?上は絶対書くなよ!?
921以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 17:15:31.55 ID:0SeVm4OuO
>>920
や、さすがにこのスレには書かないw

次の為の参考に。
922以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 17:21:12.21 ID:MZa7uywD0
全部読みたいれす
923以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 17:25:04.15 ID:iEPAt3GI0
さすがにビリビリはもうたっぷり見ちゃったからさほどでもないかな
他二つはwktkする
924以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 17:33:37.25 ID:o+2vJMCG0
頑張りすぎワロタ
925以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 17:40:07.72 ID:N5NlaD9p0
美琴はもういいかなぁ なんかお腹いっぱい
926以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 18:01:37.91 ID:0SeVm4OuO
うーん美琴書きすぎたかな
>>920の為に上のを書くのもまた面白いけど

御坂妹や妹達は口調が書き辛いし打ち止めはロリ過ぎるし
原作読まないと浜面関係は書きにくいしな

やはり舞夏か吹寄か
姫神でも良いかな
927以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 18:26:20.29 ID:vIR7txVBO
真ん中はキツい。キツすぎるからな!
ところでインデックスは書かないのですか?
928以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 18:26:49.31 ID:HH6XXYPz0
>>926
あなたの書く浜面アイテム読んでみたいです
原作で唯一彼女持ちだし、周りは超可愛い女の子多いし言うことないね!
929以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 18:29:35.97 ID:uQ3A+cZ30
番外や打ち止めの一方さんからのNTRが見たい。
一方さんが助けにきたけど犯されちゃうの優先して補助演算解除して目の前でぎしあんとか。
930以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 18:35:13.47 ID:UCKB/I/N0
インデックスのNTR見たことないから見てみたい
931以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 18:38:36.82 ID:0SeVm4OuO
>>927
寝取られ的視点で見た場合だと、インデックスはパターンが限られててなかなか。
基本ニートだし。
あ、でも、上条さんをすげえ鬼畜に設定してステイル視点とかいいかな。
あ、アウレオルスが居たか。
932以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 18:42:11.05 ID:0SeVm4OuO
>>928
原作を読んでいないので、アイテムの女の子勢に絡める浜面以外の男キャラを知らないのですよ。
他の人のSSとか読む限りでは、絹旗が超面白そうですけど。
933以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 18:52:24.07 ID:0SeVm4OuO
>>929
一方通行の弱みを盾に犯される番外or打ち止め
自分より番外or打ち止めを優先して助けに来た一方通行
しかし番外or打ち止めは一方通行を助ける為に演算を切る
一方通行の行動に嬉し泣きしながらも―――

一方通行を助ける為だと言い訳して演算を切る
その弱みというのがハッタリだと薄々知りながら―――

なんて感じですかね
934以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 18:55:46.09 ID:0SeVm4OuO
>>930
今気づいたんですが
インデックスさんに無理矢理手を出すと必要悪の教会が出てきませんか
アウレオルス復活ならなんとかなるかな
935以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 19:03:29.36 ID:zRLNpS5a0
>>933
でも一方さん演算切ってもチート能力黒翼発動が…
アレは怒りが有頂天になったとき出てくるっぽいから演算カットは戒めにならないかも
演算切っちゃうと何が起こってるのか理解できないから心理描写もしづらそうだし
936以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 19:06:31.11 ID:HH6XXYPz0
原作でアイテムと交流がある男は今のとこ浜面だけ
あとは敵として第二位の垣根帝督くらいか?
今後はどうなるかわからないけどね!
937以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 19:18:25.20 ID:0SeVm4OuO
>>935
ああそうか羽根生えるんだっけ
演算はミサカネットワークに過負荷かけて重くしてやったら上手く行くかな
羽根は……美琴か妹達のだれかを背中合わせにくっ付けといたら防げないかな?
938以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 19:21:59.77 ID:0SeVm4OuO
>>936
ていとくんか……
メカていとくんの機械触手プレイとか。
普通に浜面が殺されるか。
逆に浜面を人質にするかなあ。
939以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 19:29:41.63 ID:0SeVm4OuO
いっそ
「女と見るや犯す事しか考えない上条当麻vs打ち止めや番外の為に戦う鈴科百合子」
なんて面白いかな
誰かやってそうだけど
940以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 19:49:06.99 ID:VgDVp8GW0
もう美琴鬼畜ものは勘弁orz

黒子ものが見たいです
941以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 20:04:30.26 ID:MZa7uywD0
美琴だからいいんじゃないの
まあなんだったら常盤台を占拠したテロリストが能力使えなくした生徒を次々犯したりするなんてのも面白そう
942以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 20:07:39.57 ID:20xiwLNEO
真ん中あたりでやってた海原のNTRはトラウマになったよ…orz
胃に穴があくかと思ったわ…

次は美琴以外でお願いします
943以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 20:07:51.59 ID:N5NlaD9p0
学園ソドムやなそれw
944以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 20:09:53.84 ID:0SeVm4OuO
>>940
何らかの理由でレベルダウンしてしまった美琴
ある日、学内の元美琴支持派の逆恨みによる美琴襲撃計画を知った黒子は、
その身体を差し出すことで襲撃を止める
意に染まぬ行為に慣らされていく黒子の身体
しかし、それを知らない美琴は黒子にレベルダウンの原因を告げる
それは上条当麻と結んだ肉体関係にあった
幸せそうに笑う美琴を見て、黒子は独り上条当麻襲撃を計画する―――

みたいな?
945以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 20:16:09.92 ID:0SeVm4OuO
>>941
能力が使えなくなる理由が難しいんですよ
美琴の意思でさせる→快楽に溺れる
美琴の能力暴走で快楽に溺れる
で行けましたが
集団になると特に難しい
946以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 20:19:41.92 ID:0SeVm4OuO
>>942
美琴はもう一つ取って置きがあったりして……
ええ、トラウマ級です
947以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 20:23:24.77 ID:zRLNpS5a0
>>946
その取って置きをスレ立てて書いてはくれまいか
948以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 20:25:09.93 ID:HH6XXYPz0
おい




やめろ
949以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 20:27:37.43 ID:0SeVm4OuO
>>947
すぐ書くと文章でバレるので、少しほとぼりを冷まします
トラウマ級だと知って読んだらトラウマにならないじゃないですかニヤリ
950以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 20:31:26.14 ID:0SeVm4OuO
あ、こっちに書くかも
http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/
SS速報Vip

せっかく教えて貰ったので
951以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 20:31:43.71 ID:20xiwLNEO
美琴はお腹いっぱいって人も多いし、別キャラで書いたほうが気分転換にもなっていいんじゃないかな…
952以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 20:34:30.83 ID:MZa7uywD0
常盤台の心理掌握なら集団睡眠くらいならやってのけそうだけどな
そういえば原作の超電磁砲で今の妹編終わって新しいシリーズに出る新キャラが心理掌握だと囁かれているからもし出てきたらまたSSも盛り上がるだろうな

とりあえずそのトラウマSSをズボン抜いで待ってるわ
953以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 20:36:20.16 ID:zRLNpS5a0
>>949
おおうなるほど了解したSS速報にも常駐してるから楽しみにしてるわ
3日くらいメシが喉を通らなくなるレベルのトラウマ期待してる
954以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 20:43:22.76 ID:lEJGeotiO
>>946
その取って置きってやつを読みたいです。
955以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 20:47:23.30 ID:cm8AyiaSO
佐々木はもう書くな。絶対書くな。 絶対書くなよ!
956以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 21:05:37.75 ID:0SeVm4OuO
>>951
そんなに嫌かw

>>952
集団やるなら書き溜めになります
このスレみたいな即興だと、二人くらいが限界かな
忘れられるキャラが出そう
957以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 21:07:18.37 ID:0SeVm4OuO
>>955
残念ながら「驚愕」待ちです
夏までお待ち下さい


たぶんね
958以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 21:13:25.06 ID:ddOOi3wK0
佐々木のスレタイkwsk
959以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 21:17:15.50 ID:0SeVm4OuO
>>958
キョン「……性的虐待?」

です
後半グダグダですけど
960以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 21:24:56.31 ID:ddOOi3wK0
>>959
サンクス
961以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 21:25:56.27 ID:0SeVm4OuO
>>953
そういえば
SS速報ってエロ大丈夫ですか?
携帯で見た範囲ではスレタイにR18付けた方が良いのかとか
ローカルルールが良くわからないので
962以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 21:31:17.30 ID:20xiwLNEO
>>956
名もないおっさんとかスキルアウトとかならぎりぎり大丈夫なんだけど…

海原だけはマジ勘弁…orz
次はトラウマどころかほんとに胃に穴あいちゃう…
963以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 21:32:16.54 ID:uQ3A+cZ30
取っておきには期待する。
最後をhappyENDで〆てくれれば今回みたいに堪能できて尚良し。
964以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 21:35:02.72 ID:zRLNpS5a0
>>961
大丈夫だと思うよ普通にエロいスレもあるしR18とかは特についてなかったような
ただ、NTRとかグロとか欝展開は注釈ないと暴れる人がいるから
スレ立てるなら特殊属性がある場合は>>1に注釈入れてあげると親切かも
965BJC☆1992 ◆r2iLqRkvD. :2011/02/25(金) 21:36:35.28 ID:ZQ7HbnkX0
どっかまとめてないのか
966以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 21:56:58.94 ID:VgDVp8GW0
最初の病室セックス以外は全部人を選ぶからな……
まとめにくいかもしれない

ところで初春佐天の話の「夜の体感データ供出」って
要は「感覚リンクしたまま上条さんとセクロスしてくれ」ってことでいいの?
妹たちと感覚共有+実況されながらイっちゃう美琴の話が読みたいぜ

鬱抜きでな
鬱抜きでだぞ
967以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 22:13:17.96 ID:BWgGeFHB0
これだけ鬱が好きな書き手に鬱抜きでとかお前ら鬼か
もういいさ。好きに鬱を書くが良いどこまでも付いていく
968以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 22:50:50.28 ID:UCKB/I/N0
残りもう書かないの?
969以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 22:52:37.36 ID:HH6XXYPz0
あと残り30レス程度で何書けと
970以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 22:58:48.24 ID:lEJGeotiO
スレ立ったら教えてね
971以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 23:12:44.63 ID:0SeVm4OuO
>>962
そっかー
次に即興で地の文ありのエロ書いてるのが居たら気をつけて欲しい

>>963
まあ努力してみる

>>964
ありがとう
個人的には「人の嫌がる事を進んでやる」が書くときのモットーなんだけど
そこは仕方ないよね
972以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 23:21:27.07 ID:0SeVm4OuO
>>965
ざっとググってみたけど無いね
コテも無しに書いたから難しいかも
スレまるごとなら見れるところあるけど

>>966
体感データはそんな感じ
逆にセックス系体感情報を無理矢理共有させられて
街中でビクンビクンしちゃう美琴とか御坂妹はいかがだろうか
973以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 23:26:21.05 ID:0SeVm4OuO
>>967
ありがとう
だが「鬱は嫌だ!鬱はやめろよ!」とか言いながら読んでくれる人が好きだ
嫌な展開を聞かれて素直に答えてくれた人が、
まさにその嫌な展開にのたうつ様など心が踊る

>>968-969
もう無理でしょ

>>970
どうやってw
974以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 23:45:18.21 ID:0SeVm4OuO
諸君 私は鬱展開が好きだ

寝取られが好きだ
ヒロインレイプが好きだ

路地裏で 廃墟で 路上で 病院で
学校で 自宅で 恋人の前で 衆人環視で

この脳内で思い付くありとあらゆる鬱展開が大好きだ

後ろから貫かれたヒロインが快楽に負けて尻を振りだすのが好きだ
涙に滲む主人公の視界の中で恋人が堕ちた時など心がおどる
興奮状態の悪役が痙攣する清純キャラに何度も何度も射精している様など感動すら覚える
火照る身体を持て余したツンデレが街角で身体を売る様などはもうたまらない
どうという事の無いチンピラに滅茶苦茶にされるのが好きだ
必死に守るはずだった元気キャラが蹂躙され犯されていく様はとてもとても悲しいものだ

諸君 私は鬱展開を地獄の様な鬱展開を望んでいる
更なる鬱展開を望むか?
情け容赦のない胃が痛くなる様な鬱展開を望むか?

『嫌だ! 嫌だ! 嫌だ!』

よろしい ならば鬱展開だ
975BJC☆1992 ◆r2iLqRkvD. :2011/02/25(金) 23:50:05.54 ID:ZQ7HbnkX0
スレタイに美琴いれりゃおk
976以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 00:16:01.98 ID:Zgymh8QkO

SS速報VIP
http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/
にスレ立てました
タイトルは
上条「美琴、愛してる」【鬱あり】
ttp://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/1298646711/l20

ゆっくり書いて行きます
977以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 00:40:26.90 ID:tFa5/Q2V0
978以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 00:46:03.60 ID:Zgymh8QkO
>>977
ありがとう
俺が貼ったのもしもし用だね
979以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 01:20:55.30 ID:bFjJpbMl0
立てたかw
GJ
そして姫神のどぎついの希望

鬱は胃が痛くなったり頭が焼ける感覚の中抜いて自己嫌悪に陥るのが好きだな
980以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 01:51:36.85 ID:VZ1sWAXh0
続き気になって全部読んだけど結局息子は無反応だった
俺にはNTR適正ないのか

とりあえず乙
981以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
SS板なら行くことはないな