1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
多分最後のリベンジ
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 19:12:42.98 ID:zl276nc3O
家族以外で3個もらった俺は勝ち組
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 19:14:17.56 ID:Cl5IyBZS0
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 19:15:50.31 ID:b4w8rogW0
女の子「ホワイトデーなんて大っ嫌い・・!」
かと思った
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 19:17:45.22 ID:Cl5IyBZS0
>>2 俺の弟大皿いっぱいになるくらい貰ってきやがった 俺はこの友状態
友「さて、俺も行くか」
友「誰のとこに行こうか…」
1.陸上部
2.風紀
3.後輩妹
4.家庭部
5.委員長
>>8
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 19:23:30.72 ID:Cl5IyBZS0
あげ
安価下
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 19:30:10.88 ID:b4w8rogW0
安価上
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 19:40:15.29 ID:Cl5IyBZS0
お願いだから誰か来て
安価下
またお前か
安価を諦めればいいじゃない
2
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 19:43:14.25 ID:olwLY4X40
今年は辛うじて2個もらったから2で
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 19:48:02.40 ID:Cl5IyBZS0
>>9 諦めたくないんだよぅ
友「…ちょっと無茶してみるか」
風紀「……」
友「…おーい、風紀ー…」
風紀「………」
友「…風紀さーん…」
風紀「…………」
友「…きれいな風紀さーん…」
風紀「……………」
友「…頼むから返事してくれよぉ!」ユッサユッサ
風紀「ええい、やめろ!なんだお前は、うっとうしい!」
友「いいじゃないかよぅ、俺とお話しようよぅ!」
風紀「お断りだ、誰がバカと話なんかするか!バカが移る!」
委員長「うるさい!友君も風紀さんも静かに!」
風紀「う…すいません」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 19:52:10.67 ID:Cl5IyBZS0
友「やーい、怒られたー」
風紀「…ふん!」ベキッ
友「いてっ!何すんだよ!」
風紀「お前のせいで怒られたんだろうが…!」
友「わ、悪かったよ…」
風紀「で、何の用だ?」
友「だから、ちょっと話でもしようかなって」
風紀「…どういう風の吹き回しだ」
友「まあいいじゃないか。たまには嫌な感情抜きのコミュニケーションでもしようぜ?」
風紀「…静かに話せよ」
友「分かってるって、また怒られたくないもんな」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 19:58:14.44 ID:Cl5IyBZS0
風紀「で、何を話すんだ?」
友「え…あ、どうしよ、何話そう」
風紀「お前な…」
友「だってお前とまともに話すなんて初めての試みだし、そもそもお前のことそれほど知ってるわけじゃないし…」
風紀「知って欲しくもないがな。だったら、適当に趣味のことでも話せばいいだろう」
友「それが無難だな。じゃあ、ご趣味はなんでしょうか?」
風紀「お前に教えるのは非常に不愉快だが教えてやろう、私の趣味はトレーニングだ」
友「…随分硬派な趣味をお持ちで」
風紀「まあ、趣味であり習慣と言ったところか。昔からよく父と体を鍛えているのでな」
友「へえ〜、親父さんと…」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 20:04:11.08 ID:Cl5IyBZS0
友「その親父さんってどんな人?」
風紀「空手家だ。道場の師範をやっているが、しょっちゅう山篭りに行くので道場にも家にもいることは少ないな」
友「山篭り…今時やる人がいるんだ…。もしかして風紀も経験者?」
風紀「小さい頃は夏休みなどによく父と一緒にやったな。最近はやっていないが」
友「へえ〜、道理であんなに強いわけだ」
風紀「ああ、お前ら程度なら半径3m以内で捉えれば10秒で仕留められる」
友「今そういう話やめてくれませんか、マジで怖いから…」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 20:11:24.22 ID:Cl5IyBZS0
友「まあ、お前の恐ろしさの根源は分かったよ。そりゃいつも中々逃げ切れないわけだ」
風紀「正直逃げて欲しくないんだがな。私だってお前らを追うのはめんどくさい」
友「あ、あははは…お、そろそろ授業かな」
風紀「そうだな。まあ、思ったより楽しかった。いつもこのくらいまともにしてくれたら私も楽ができるんだが」
友「まあ、多分これから1週間はいつもより大人しくしてると思うよ。んじゃな」
風紀「ああ」
友「意外とまともに話せたな…余計なことしなけりゃいい奴ってことなんだろうな」
友(けど風紀からチョコを貰うのは厳しいだろうな…なんたって『まず俺たちの悪いイメージをどうにかしないといけない』しな)
友「ま、別に風紀じゃなきゃいけないわけじゃないし、風紀は余裕ができてから仲良くなってけばいいか…」
友「…さて、そろそろ男が帰ってくるな」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 20:15:51.16 ID:Cl5IyBZS0
男「ただいまー」
友「おう、どうだった?」
男「とんでもなくいい反応をもらえたよ。そっちは?」
友「ああ、風紀と話した」
男「風紀と!?大丈夫か、何か痛いことされなかったか?」
友「なんで親みたいなノリなんだよ。大丈夫だよ、一発殴られただけだ」
男「殴られたのかよ。けど見たところ大怪我じゃないみたいだし、ホントに大丈夫みたいだな」
友「おう。ちゃんとまともに話せたしな」
男「おお、それはすごい。どうやらお互い出だしは順調みたいだな」
友「ああ。それじゃ、次の時間も頑張ろうぜ」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 20:20:22.79 ID:Cl5IyBZS0
次の休み時間
男「さて、本日2度目の休み時間だ」
友「だな。で、今度は誰のとこ行くんだ?」
男「うーん…とりあえず、幼馴染にはさっきの会話の流れから昼休みくらいゆっくり話せる時間じゃないと会いに行くのはまずいな。
今回は幼馴染は除外して、誰に会いに行こう…」
1.風紀
2.図書
3.会長
4.後輩姉
5.委員長
>>21
安価下
2
安価↓
3
もういっちょ3
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 20:43:13.13 ID:Cl5IyBZS0
あげたほうがいいかな
安価下
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 20:46:16.04 ID:Cl5IyBZS0
男「そうだな、会長にでも会いに行くか。んじゃ、行ってくる」
友「そうか、行ってらっしゃい。んじゃ、俺は…」
1.陸上部
2.風紀
3.後輩妹
4.家庭部
5.委員長
>>27 あまりに遅いんでこっから進行しながら安価やります
ストーリーがかぶったらその下で
…orz
3…
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 20:53:48.22 ID:Cl5IyBZS0
3年廊下
男「さて、3年の廊下に来たけど…俺会長の教室知らないんだった。誰かに聞いたほうがいいかな…」
会長「あら、男君。また私に会いに来てくれたの?」
男「へ?あ、会長!良かった、会えて」
会長「あら、ホントに私に会いに来てくれたんだ。ありがと」
男「いえいえ。会長の教室知らなかったんで、ちょうど困ってたんですよ」
会長「あ、そっか。君には教えてなかったんだっけ。ごめんね」
男「そんな、謝らなくてもいいですよ」
会長「私の教室は3-Cだから、私に会いに来た時は3-Cを覗いてみてね。もしいなかったら、この辺か生徒会室辺りをぶらついてるから」
男「はい、分かりました」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 20:59:29.98 ID:Cl5IyBZS0
会長「さて、それじゃ聞かせて貰おうかな」
男「へ?な、なんすか?」
会長「もう、とぼけないでよ。君の武勇伝、聞かせてもらう約束だったでしょ」
男「あ、そういえば…」
(やっべ、忘れてた…)
会長「あんなに噂になるくらいだもん、すごい話があるんだよね?楽しみだなー」
男「いや、そんな武勇伝って程のものは…」
会長「いいからいいから。なにか派手にやらかして怒られたこととか、詳しく聞かせてよ」
男「そ、それじゃあ…」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 21:02:06.74 ID:HT7bOoLBO
1
たぶんスレタイで損してる
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 21:11:01.97 ID:Cl5IyBZS0
男「掃除の時間に起こった話とか、どうでしょうか」
会長「掃除の時間…バイオレンスなにおいがぷんぷんするわね」
男「…そんなバイオレンスなことはそんなにないですけど。うちの学校って、箒がボロいのばっかだったじゃないっすか」
会長「確かに。あれ握ったとき手が痛いのがいくつかあって困るのよね〜。それで私が新しい箒の入荷を議決させたんだけど」
男「あ、あれ会長の仕業だったんすか」
会長「男君。『仕業』って言い方はどうかと思うなー」
男「す、すんません」
会長「ま、いいから続き続き」
男「あ、はい。それであるとき、学校の箒を使いたくなかったら自分で持ってくればいいじゃないかと思いついて」
会長「へー、なるほど。そういう対策を取ったんだ」
男「ええ。朝早くに登校して、誰もいない内に誰かに見つからない場所に隠しておいて、掃除の時間になったら取りに行くって手段をとりました。
んで見事に成功して、友には感心と驚きの目で見られましたね」
会長「へーっ」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 21:24:03.50 ID:Cl5IyBZS0
>>27 もう1週間だもんね…
会長「あれ、でもそれじゃ派手にやらかしてないけど…」
男「まあ、ここで話が終わったらそうなんですけど。それで次の当番のとき、俺が同じように箒を持ってきたら、友も同じことを、
しかも性能のいい自在箒を持ってきてまして」
会長「あら、友君も」
男「多分対抗心を燃やしてのことだったんでしょうけど。それで俺も火が点いちゃって、当番の日の度にどんどん前回の相手より性能のいい掃除道具を持ってくるようになりまして。
モップやら、クイックルワイパーやら」
会長「あらあら、二人とも元気ねえ」
男「それで最終的に、友の奴が掃除機持ってきやがったんっすよ。親に黙ってこっそり。
当然、掃除機ってでかい音がするじゃないっすか。それまでは同じ掃除の班の奴には黙っててもらったんすけど、さすがに音が出ちゃうと隠し切れなくて。
そんで風紀にばれて、あいつに掃除機ぶっ壊された挙句、二人仲良く指導室行きっすよ」
会長「あーららー…」
男「俺は怒られただけで済んだけど、友は加えて家の掃除機ぶっ壊されちまったから、そら大変で。
次の日、親に来月の小遣い止められたってしけた顔してましたよ」
会長「…ぷっ、あははは!そりゃ災難だったわね!」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 21:33:40.49 ID:Cl5IyBZS0
会長「あはは、あははははは!っ、あははは…ゲホッ、ゲホッ」
男「ちょ、咳き込むまで笑わなくてもいいじゃないっすか!」
会長「ご、ゴメンゴメン…いやー、さすが有名なバカコンビだわ。すごく面白かったわよ」
男「どうも…ってか、元会長にこんなこと話してよかったのかな…」
会長「ああ、大丈夫大丈夫。もう会長じゃないし、怒ったりしないわよ。それに私が求めてたのはそういう面白いことだしね」
男「へ?」
会長「私が生徒会長になった理由のひとつはね、生徒会長になればそういう面白い話に出会いやすくなるかもと思ったからなの。
実際はそんなことは全然なかったんだけどね」
男「そ、そりゃまたすごい理由っすね…」
会長「あ、もちろんこの学校を思ってって気持ちもあったわよ?でもやっぱり、人生楽しまなくちゃウソじゃない」
男「まあ、それには同意できますね」
会長「だから、今すごく君に会えてよかったって思ってるんだ。ありがとね、男君。私、君のこと気に入っちゃった」
男「き、気に入ったって…」
会長「おっと、そろそろ授業だね。またね、男君。また面白い話聞かせてね」
男「あ、はい、それじゃ…」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 21:36:33.44 ID:Cl5IyBZS0
男「なんかよく分からないけど、会長に気に入られたみたいだ」
男(これもしかしたらいけるんじゃないか?もっと気に入られるようにすれば、会長からチョコを貰うのも夢じゃないかも…)
男「まあ、まだ分からないけどな。友はどうしたかな…上手くいってるといいが」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 21:50:10.79 ID:Cl5IyBZS0
友「そんじゃ隣のクラスの陸上部にでも会いに行くか」
3-C
友「こんにちわー…っと」
陸上部「あ、友君だ」
友「お、陸上部」
陸上部「どうしたの?何か用事?」
友「え、えーっと…なんて言ったらいいかな…」
陸上部「?」
友(どうしよ、なんて言ったらいいんだ?君に会いに来たってのは…それほど仲良くなってるわけでもないのになんか気持ち悪いし…
君と話を…あんま変わってないな…知り合いに会いに…いないよC組に知り合いなんて…ああ、なんて言ったら…)
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 21:53:10.94 ID:Cl5IyBZS0
陸上部「…もしかして、特に用事はないの?」
友「えっ!?あ、その、えっと…」
陸上部「もしそうなら、あたしと話でもしない?」
友「へ…」
陸上部「君がどんな人なのか、ちょっと興味あるからさ。その…あんな噂もあるし」
友「あ、べ、別にいいけど…」
陸上部「ホント?ありがと!じゃ、何話そっか?」
友(な、なるほど、そうやって話に移るのが自然なのか…)
「そ、そうだな…」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 22:03:16.51 ID:Cl5IyBZS0
友「え、えっと…ご、ご趣味はなんでしょうか?」
陸上部「あはは、何その聞き方。なんかお見合いみたい」
友「そ、そうかな」
陸上部「えっと、趣味は…散歩かな」
友「へえ、散歩」
陸上部「音楽でも聴きながら、家の近くとか公園とか、他にもいろんなとこ散歩するんだ。で、途中でコンビニ寄っておやつ買ったり、
適当な場所で座りながらちょっと本読んだり」
友「あ、本読むんだ」
陸上部「あ、もしかして本読むイメージないと思った?」
友「い、いや、そんなことないけど」
陸上部「いいのいいの。本っていっても陸上関係のだったり、小学校向けの文庫本だったりするから」
友「なるほど」
陸上部「それで日が沈み始めた頃に家に帰って、のんびり部屋で休んで、夕飯を待つのが大体の日曜日の過ごし方かな」
友「なんかいいな、そういうの」
陸上部「でしょー、えへへへ。自分でも贅沢な時間の使い方してるなーって思うもん」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 22:13:57.46 ID:Cl5IyBZS0
友「で、陸上部のほうはどんな調子なの?」
陸上部「まあ、悪くないかな。体力をつけるように毎日気を遣ってるし、タイムもグーンとって程じゃないけど少しずつ縮まってってるし」
友「へー、さすがエースか」
陸上部「だ、だからそんなエースって程じゃないって」
友「なんか足が速くなる秘訣とかあんの?」
陸上部「そんなのないよ。ちゃんと部活のない日も十分なトレーニングはこなしてるし、秘訣っていうなら毎日頑張るかな」
友「なるほど、エースのありがたいお言葉ですね」
陸上部「もーっ、だからそれはいいって」
友「あはは…あ、もう授業だ」
陸上部「あ、ホントだ。それじゃ、また話しようね」
友「ああ、また」
友「結構好感触だな。いい感じに話せたし」
友(でも、チョコを貰えるほどにはまだ遠いな…ちょっとずつでも距離を縮めていかないと)
友「さて、そろそろ男も戻ってくるかな」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 22:19:59.08 ID:7oDvKpWiO
しえん
お、まだ頑張ってたんだな
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 22:28:43.84 ID:Cl5IyBZS0
男「ただいま帰ったぞ」
友「お待ちしておりました、男殿」
男「うむ、苦しゅうない」
友「…なんだこのノリ」
男「ま、それは置いといて。先輩に掃除用具の話してきたぜ」
友「へー…って、あれ話したのかよ!?」
男「まあ、武勇伝ないか聞かれたからな。とっさに思いついたのがあれだった」
友「うわー、俺の人生の汚点…」
男「いいだろ、どうせ俺もお前もあれ以外に汚点いっぱいあんだから」
友「それを言っちゃおしまいだろ…ああ、こっちは陸上部と話したよ」
男「おお、どんな感じだった」
友「まあ、悪くなかったかな。それより、次の授業の用意しようぜ」
男「そうだな。んじゃまた後で」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 22:30:31.32 ID:Cl5IyBZS0
次の休み時間
男「昼休み前最後の休み時間だな」
友「ああ。で、どうするんだ?」
男「そうだな…誰に会いに行こう」
1.風紀
2.図書
3.会長
4.後輩姉
5.委員長
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 22:31:18.54 ID:Cl5IyBZS0
安価下
えっと……安価下
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 22:41:58.68 ID:Cl5IyBZS0
あげるか
安価下
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 22:43:37.54 ID:E+PywMiz0
4でよろすこ
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 22:46:40.73 ID:Cl5IyBZS0
男「後輩姉のとこ行ってくるかな。んじゃ、後でな」
友「おう。さ、俺は…」
1.陸上部
2.風紀
3.後輩妹
4.家庭部
5.委員長
>>49
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 22:55:27.48 ID:Cl5IyBZS0
1年廊下
男「さて、またクラスを聞きそびれていたわけだが…」
後輩姉「あれー…?おっかしいなあ…」
男「…見つけた…そしてまたか…」
1-A前ロッカー
後輩妹「まだ見つからないの、お姉ちゃん?」
後輩姉「待って、多分ロッカーにしまったはずだから…」
男「あーっと…後輩…だよな?」
後輩姉妹「「はい?」」
男「ああ、マジで双子なんだな…」
後輩姉「あ、男先輩!?なんでここに?」
男「うーん、君がまた困ってる気がしたから…とか」
後輩姉「ホントですか!?先輩ってすごいんですね…」
後輩妹「…冗談に決まってるじゃない、お姉ちゃん」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 23:05:31.11 ID:Cl5IyBZS0
男「で、今度は何がなくなったの?」
後輩姉「あ、次の音楽の時間の教科書なんですけど、ロッカーにしまったはずなのに見つからなくて」
後輩妹「おかげでさっきからあたしは待たされっぱなしで…早くして欲しいのに」
男「なるほどね…」
後輩姉「先輩、どこにあるかとか思いつきませんか?」
男「えーっと…机の中とかは探した?」
後輩姉「机の中ですか…ちょっと待っててくださいね」タタタ…
男「…君も大変だね」
後輩妹「昔からなので、もうとっくに慣れてます」
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 23:12:44.06 ID:Cl5IyBZS0
後輩姉「あった、ありました!先輩、ありがとうございます!」
男「うん、どういたしまして…」
後輩妹「…あんなにロッカーの中を探したのはなんだったの…全く」
後輩姉「えへへ、ごめんね。ところで、先輩は結局何の用だったんですか?」
男「ああ、いや、ちょっと君と話でもしようかと思って」
後輩姉「え、あたしとですか?」
男「うん、あれから君がどうしたか気になったからさ」
後輩姉「え、気になったって、あの、あたし…」
後輩妹「だまされちゃ駄目だよお姉ちゃん、この人はこうやってバレンタインのチョコを貰おうと必死になってるだけなんだから」
男「な、何言ってんだ君!」
後輩妹「あれ、違ったんですか?友先輩がそうだったので、その友達の男先輩もそうだと思ったんですけど」
男「う…」
(友め…なんて厄介な子に厄介なこと言いやがったんだ…)
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 23:17:28.62 ID:Cl5IyBZS0
後輩妹「…だったらあたしはお邪魔ですね。お姉ちゃん、あたし先に音楽室行ってるから」
後輩姉「え、ま、待って妹ちゃん…」
後輩妹(せいぜい頑張ってくださいね、男先輩)
男「え…」
(もしかして、気を遣ってくれた?)
後輩妹「じゃ、また後でね、お姉ちゃん」タタタ…
後輩姉「あ…行っちゃった」
男「そうだな…それじゃ、せっかくだからちょっと話でもする?」
後輩姉「うーん…そうですね。まだちょっと時間もありますし」
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 23:24:36.65 ID:vi4hp4MrO
またお前か!安価なら↓
支援
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 23:29:02.06 ID:ms6/+gFS0
2
風紀ちゃんちゅっちゅ
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 23:29:53.83 ID:Cl5IyBZS0
男「同じクラスだったんだな、妹と」
後輩姉「はい。たまに先生にややこしいって言われます」
男「だろうな」
後輩姉「まあ、あたしは妹ちゃんと一緒のクラスで嬉しいんですけど。せっかくの双子の姉妹なんだから、できるだけ一緒にいたいじゃないですか」
男「うーん、その気持ちは分からないでもないかな」
後輩姉「そういえば、さっき妹ちゃんが言ってた友先輩って、昨日言ってた先輩のお友達ですよね?」
男「ああ、そうだよ」
後輩姉「そうですか…うちの妹が重ね重ねすいません」
男「いいって。どうせ俺も友も言われ慣れてるし」
後輩姉「妹ちゃん、格下と見た人にはいつもああだから、よくトラブルが起こって…その度にあたしも一緒になって謝ってるんです。
昔からだからもう慣れてますけど」
男(ハプニング姉妹…)
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 23:38:16.83 ID:Cl5IyBZS0
後輩姉「あ…それで、ですね…さっき言ってた、バレンタインチョコって…」
男「あ!いや、そのことは忘れて…」
後輩姉「あの…欲しいんですか?」
男「いや、いらないと言ったら嘘になるけど、そんな会って間もない、しかも年下の子にせがむなんてみっともないこと…」
後輩姉「…欲しいならあげますよ?」
男「……なんだって?」
後輩姉「先輩には2度もお世話になったし、本当に欲しいならバレンタインに持ってきますけど…」
男「…まじで いっているのですか?」
後輩姉「その、お礼ってことで…やっぱり、いらないですか?」
男「…あー…」
(どうする…これは願ってもないチャンスだが…プライドとか、そういう面で問題が…
どうすんの?どうしちゃうのよ!?)
1.貰う
2.保留
>>56
けーえすけー上げ
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 23:41:46.97 ID:Cl5IyBZS0
その頃
友「…風紀に再挑戦してみるか」
友「おーい、風紀ー」
風紀「…なんだ?」
友「お、今度は1発で返してくれた」
風紀「さっきの二の舞になるのは目に見えてるからな。で、今度はなんの用だ?」
友「いや、また話でもどうかなって…」
風紀「……」ハァ
友「ため息っ!?」
風紀「仕方ない。非常に面倒だし不本意だが、お前の相手をしてやる。感謝しろ」
友「…土下座でいい?」
風紀「邪魔になるからよせ」
友「…はい」
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 23:42:38.02 ID:vi4hp4MrO
2
2
会長&幼馴染修羅場ルートにネジ込んでやるキリッ
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 23:50:08.26 ID:Cl5IyBZS0
風紀「で、何を話すんだ?」
友「そうだな…あ、そういやさっき男が掃除機の話をぶり返してきてさー…」
風紀「ああ、あれか。私とお前らバカコンビの記念すべき20回目の指導室行きだったな」
友「そんなもん記念しないでくれよ…」
風紀「それもそうだな…ああ、しまった。こんなことでお前と意見を一致させてしまうとは」
友「そんなに俺のこと嫌い!?」
風紀「あんなに迷惑をかけられてどうお前らを好きになれというんだ」
友「いや、そうやっていがみ合っているうちに生まれる友情とか…」
風紀「だまれ気持ち悪いことを言うな蛆虫二度としゃべれなくなりたいか豚が」
友「…ごめんなさい」
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 23:50:12.34 ID:vi4hp4MrO
明日は月曜だし安価出すなら正直リベンジできないと思う
安価なら↓
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/20(日) 23:56:52.17 ID:Cl5IyBZS0
友「でもさ…」
風紀「?」
友「俺もよくお前に痛めつけられる度に色々言うけど、実際それほどお前のこと嫌いじゃないぜ」
風紀「……」
友(…その表情を見たとき、僕はすぐに昨日見たあの後輩の表情を思い出した…だが、それは似て非なるものだった。
今の彼女の表情は、嫌悪感を露にしながらもその中に憐れみのような感情を含んだ顔…つまり…)
風紀「…何を言っているんだお前は?悪いものでも食ったか?」
友「…多分正常稼動しております」
風紀「そうか、つまり異常ということだな」
友「うわひでえ」
風紀「いきなり気持ち悪いことを言うな。軽くびっくりしたぞ」
友「ははは…」
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 00:00:36.58 ID:Zsul8kOs0
風紀「おっと…そろそろ授業か。ほら、もう次の授業の用意をしろ」
友「お、そうだな。じゃ、また」
風紀「じゃあな」
友「…いい雰囲気にはならなかったけど、ま、普通に話せたしいいか」
友「…男、どうなったかな?」
ちょっと風呂行ってくる
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 00:36:20.20 ID:sJjVZRat0
おい幼馴染ルート
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 00:53:13.85 ID:3cb81sFg0
風紀ちゃんマジ風紀
支援た
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 00:55:27.81 ID:Zsul8kOs0
ただいま
男「…ほ…保留…ってことにしてもらえるかな?」
後輩姉「え、保留…ですか?」
男「いや、お礼とかそういうのでバレンタインチョコを渡すのはよくないっていうか、少なくとも好意がないとっていうか…
と、とにかく、しばらく返事は待ってもらえるかな?」
後輩姉「は、はい」
男「そ、そういえばそろそろ授業始まるけど、行かなくていいの?」
後輩姉「あ…そうですね。それじゃ先輩、また」
男「ああ、またな」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 01:00:50.39 ID:Zsul8kOs0
男(これでよかったのかな…)
男(まあでも、ある意味保険ができたと考えればいいよな。これで後輩姉からは『欲しいと言えばほぼ確実に貰える』わけだからな)
男「俺も行かないとな…教室戻るか」
2-B
男「ただいま」
友「お、どうだった?」
男「…まあ、よかったよ」
友「?なんか歯切れ悪い返しだな。俺はまた風紀と話したよ」
男「おお、そうか。さて、次は昼休みだな」
友「おお、続きはそのときにだな」
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 01:05:15.99 ID:Zsul8kOs0
昼休み
友「それじゃ、昼食いに行くか」
男「待て待て。確かに昨日は昼を情報整理の時間にしたが、今日はそうじゃない」
友「え、どういうことだ?」
男「そらお前、この時間は昼食を女子と一緒に取れるかもしれないんだ。だったらそうしないともったいないだろ」
友「あ、そうか」
男「だからこの時間はできるだけ有効に活用しないといけない。まあ、昨日みたいに情報整理するのもありだが」
友「なるほど…で、どうするんだ?」
男「ああ、今日は…」
1.幼馴染
2.風紀
3.図書
4.会長
5.後輩姉
6.委員長
7.情報整理
>>69
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 01:09:29.95 ID:U12tX0T1O
11111
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 01:14:38.97 ID:wi2n5Ae/O
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 01:16:52.85 ID:dS8W0tps0
1
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 01:30:31.28 ID:Zsul8kOs0
男「それじゃ幼馴染と昼食うかな」
友「分かった。んじゃ俺も誰かと食おうかな…」
1.陸上部
2.風紀
3.後輩妹
4.家庭部
5.委員長
>>74
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 01:31:21.82 ID:Zsul8kOs0
男「おーい、幼馴染」
幼馴染「あ、男」
男「昼飯一緒に食わねえか?さっきの約束も兼ねてさ」
幼馴染「! 分かった。一緒に食べる」
男「決まりだな。んじゃ、行こうぜ」
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 01:33:10.75 ID:Zsul8kOs0
食堂
男「何食う?」
幼馴染「ミートソース」
男「そっか、俺はA定食にすっかな」
男「いただきます」
幼馴染「いただきます」
男「あれ、そういや飲み物買わないんだな」
幼馴染「持ってきてるから」
男「持ってきてるって、どこに?」
幼馴染「ここ」ヌッ
男「うわっ!ポケットから水筒…!?」
幼馴染「いつも学校の帰りに次の日飲みたいのを買って冷蔵庫に入れておいて、朝水筒に移してる。
ここで頼むメニューは、水筒の中身と一番マッチするものを選んでる」
男「へ〜…本当に飲み物オ…飲み物好きなんだな」
幼馴染「……」コク
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 01:36:43.27 ID:Zsul8kOs0
男「なあ、いつからそんなにこだわり持つようになったんだ?昔はそんなこだわりなかったよな?」
幼馴染「…あれは中学2年の時」
男「うんうん」
幼馴染「その頃私は毎日学校が終わってすぐ塾に通って、9時頃まで塾で勉強していた。
それで帰りが遅くなるから、いつも夕食は塾の校舎で食べていた」
男「それと飲み物にどう関係が?」
幼馴染「当然食事の時にはのどが渇く。だから水筒を持っていっていたけれど、中身はいつもスポーツドリンクだった。
食事時のスポーツドリンクはすごくまずくて、私はいつも辟易していた」
男「そりゃ大変だったな…」
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 01:38:28.63 ID:3cb81sFg0
幼馴染は天使ちゃんっぽいな
安価なら2
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 01:39:38.42 ID:Zsul8kOs0
幼馴染「そんなある日、そのまずさが尾を引いて、塾の帰りに気分が悪くなって町のベンチで休んでいた。
多分傍から見ても分かりやすいほど元気がなかったんだと思う。ある人が心配して話しかけてきた」
男「……」
幼馴染「その人はどうしたのと心配そうに声をかけてくれた。飲み物がまずくて気分が悪くなったと答えると、その人は悲しそうな顔をした。
そして私にペットボトルに入った飲み物を渡してくれた。それを飲んだとき、私は言いようのない感情に包まれた。
あのスポーツドリンクとは比べ物にならない、こんなおいしい飲み物がこの世にあったのかと」
男「へー…そんなに美味かったのか」
幼馴染「その人は自分をある飲料会社の製品開発部の人間だと言った。私に飲ませてくれたのは、開発中の試作品だと教えてくれた。
私が素直においしかったと伝えると、その人は満面の笑みで喜んでくれた。
そして私はおいしい飲み物は全ての人を幸せにすると悟り、次第にこだわりを持つようになった」
男「へー、いい話っぽいけど…知らない人から貰った物を飲むのはどうかと思うぞ」
幼馴染「…どうしてそういうぶち壊すようなことを言うの」
男「う…」
幼馴染「…ばか」
男「…ゴメン」
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 01:40:32.46 ID:3cb81sFg0
あれこの展開まとめにも無かった?
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 01:41:43.67 ID:Zsul8kOs0
男「まあ、お前のこだわりの理由はよく分かったよ」
幼馴染「そう」
男「じゃあさ、今日の帰りにお前のお勧めの飲み物買いに行こうぜ。飲んで感想教えるからさ」
幼馴染「別に構わない」
男「よし、約束な」
幼馴染「分かった」
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 01:46:34.47 ID:xm0ZMY02O
長生い 長生あ ごめちゃんが 携帯でなんとか体操してた
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 01:46:42.70 ID:Zsul8kOs0
>>76 だってコピペだもん
友「風紀と食おうかな…色々言われそうだけど。おーい、風紀ー」
風紀「何だ、また話でもしたいのか?」
友「違う違う、一緒に昼食おうぜ」
風紀「…ひとつ聞こうか」
友「なんだ?」
風紀「なんでいきなり私に関わりだしたんだ?何か企んでいるのか?」
友「別に、ただなんとなく」
風紀「…本当か?」
友「本当だって」
風紀「…分かった。今日だけだぞ」
友「おう、じゃあ行こうか」
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 01:52:36.02 ID:Zsul8kOs0
食堂
友「俺、ラーメンにしようかな。風紀は?」
風紀「カレーだ」
友「いただきまーす」
風紀「いただきます」
友「いや、こうしてお前と顔をつき合わせて食事をする日が来るとは」
風紀「それは私の台詞だ。なんでこんなことになったのか」
友「それは俺が誘ったからだな」
風紀「そうか、諸悪の根源はお前だったな。どうやら、そのラーメンがお前の最後の食事になるようだ。よく味わって食えよ」
友「ちょ、そりゃないだろ!」
風紀「冗談だ」
友「笑えねえよ…」
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 01:54:02.93 ID:xT+cGVvl0
今年はクラスで一番と評判のあの娘から手作りチョコもらいましたが何か?
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 01:58:13.28 ID:Zsul8kOs0
風紀「食事はまともに取るんだな」
友「お前は俺を化け物か何かと思ってるのか…?」
風紀「お前と男は、人の皮をかぶったドブネズミかなにかだと思っている」
友「化け物の方がマシだったよ!」
風紀「おや、どこからかネズミの鳴き声が聞こえるな。困ったものだ、駆除しなければ」
友「やめようぜそういう嫌な冗談!?」
風紀「分かった分かった。…ふふ」
友「あれ…」
風紀「ん?どうした?」
友「いや…」
(今、笑ったよな…)
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 02:01:48.47 ID:Zsul8kOs0
友「ご馳走様でした」
風紀「ご馳走様」
友「さて、お前はこれからどうするんだ?」
風紀「ああ、私は風紀委員で片付けないといけない仕事があるからな。教室に戻らなければ」
友「そっか。じゃ、またな」
風紀「ああ」
友「…さて…男はまだ食ってるかな?」
>>83 おうふ
風紀の仕事手伝えばいいのに
風紀ルートまだー
何故バレたwwww
正直スレ汚しスマンかったorz
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 02:06:38.79 ID:Zsul8kOs0
男「お、いたいた」
友「あ、男。どうだった?」
男「ああ、放課後に幼馴染と約束取り付けてきた」
友「おお、やったじゃないか」
男「そっちは?」
友「風紀と昼食った。なんと、風紀のやつ笑いやがった」
男「…マジで?」
友「マジマジ」
男「ホントならすげえぞ。多分お前、風紀攻略の第一段階をクリアしてるな」
友「そうか?自分では分からないけど」
男「その調子で頑張れよ。さて、それじゃ余った時間で情報整理といこうか」
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 02:15:14.64 ID:Zsul8kOs0
男「今の状況はこうだ」
男 友
幼馴染・『昔以上に仲のいい関係になる必要がある』 陸上部・『相応の好意がないとチョコはもらえない』
風紀・『まず俺たちの悪いイメージをどうにかしないといけない』風紀・左に同じ
図書・『ある程度仲良くなれば義理チョコならもらえそう』 家庭部・『当日家庭部のおこぼれのチョコを貰えるかも』
会長・『チョコをくれるかは分からない』
後輩姉・『欲しいと言えばほぼ確実に貰える』 後輩妹・『姉から貰えれば一緒に、姉が無理でもお情けで貰えるかも』
委員長・『恋人並の関係にならなければまず無理』 委員長・左に同じ
男「…こうか」
友「ちょっと待った」
男「……何か?」
友「何かじゃないだろとぼけんな」
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 02:20:34.08 ID:Zsul8kOs0
友「ここだここ!」
後輩姉・『欲しいと言えばほぼ確実に貰える』
友「どういうことだ説明しろ!」
男「いや、なんていうか、ほら、俺後輩姉のこと助けてやったろ?そのお礼にチョコあげてもいいって」
友「な、なんだと…じゃあお前、チョコ貰えるんじゃないか!!」
男「まあ、そうなんだけど…今はまだ保留だし、お礼で受け取るのとかはなんか違うと思うし…
だからこの後輩姉のは、いざという時の保険だな」
友「そうか…んじゃ、まだノルマ未達成ってことでいいんだな」
男「ああ、それで構わない」
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 02:27:58.79 ID:Zsul8kOs0
男「じゃ、続けるぞ。今日の好感度変動を大体の予測で数値化すると…」
男
幼馴染 0→10
会長 0→15
後輩姉 0→20
友
風紀 −20→−5
陸上部 0→5
男「このくらいかな?ちなみに0がただの知り合いで、100を最大としての計算な」
友「…風紀マイナススタートなんだ」
男「そら今までのことを考えるとな。だから大変なんじゃないか」
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 02:30:52.94 ID:dZm4sjA60
風紀がただめんどくさがって見えるだけで
もっとポイント高いんじゃないかと思うのはギャルゲのやり過ぎか・・・
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 02:34:43.65 ID:Zsul8kOs0
友「で、こっからどうするんだ?」
男「そうだな…これだけで判断すると俺は後輩姉を攻めて行くべきなんだが、その必要がなくなってるからな…
とりあえず、今日の幼馴染との下校でどうなるかだな。
お前は…間違いなく風紀を攻める流れだな」
友「そうか?だってマイナススタートだぞ?」
男「大事なのはスタート地点じゃない、そこからどう走るかだ。まあ、他の子のほうが攻めやすいのは確かだが。
まだ2日目だし、一応路線変更はきくからな」
友「そうだな…じゃあ、まだまだここからだな」
男「ああ。とりあえず俺は放課後の予定は決まってるし、お前はお前で放課後を有効活用してくれ」
友「了解!」
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 02:37:47.05 ID:Zsul8kOs0
>>91 あくまで男の予測なので
放課後
男「それじゃ、俺は幼馴染と帰るから」
友「ああ、じゃあまた明日」
男「おう、またな」
友「…さて。どう放課後を活用するか…」
1.陸上部
2.風紀
3.後輩妹
4.家庭部
5.委員長
>>96
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 02:42:40.01 ID:Zsul8kOs0
男「おーい、幼馴染」
幼馴染「あ、男」
男「それじゃ、行くか」
幼馴染「うん」
通学路
男「で、お前はいつも帰りに明日の飲み物買ってるんだっけ?どこで買ってるんだ?」
幼馴染「色々。コンビニだったり、自販機だったり」
男「へー、自販機でも買うのか」
幼馴染「売る場所に飲み物の優劣は関係ない。大事なのは、味」
男「なるほど。で、今日はどこで買うんだ?」
幼馴染「途中のコンビニ」
男「あ、それで大体分かった。んじゃ行くか」
幼馴染「……」コク
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 02:45:58.13 ID:dZm4sjA60
スレタイ素直に安価でおにゃのこ攻略だ
とでもしたほうがきたかもね
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 02:52:30.91 ID:Zsul8kOs0
コンビニ
男「で、どれがお勧めなんだ?」
幼馴染「待って。先に明日のものを買うから」
男「いや、それだったら俺もお前と同じのを買うよ。お前のお眼鏡にかなうやつだったら、それでいいだろ」
幼馴染「分かった。じゃあ…これ」
男「これは…コーヒー牛乳?」
幼馴染「そうだけど違う。コーヒーに牛乳、そして絶妙にココアの入った新感覚のコーヒー飲料」
男「へー、なんか甘そうなイメージだな」
幼馴染「確かに聞いただけではそうだけど、実際は甘すぎず苦すぎない計算されたブレンドの仕方がなされていて非常にすばらしい。
まさにコーヒー飲料の革命的一品」
男「なるほど。でも、だったら水筒に入れて大丈夫なのか?」
幼馴染「心配ない。飲み物の系統ごとに水筒を用意している」
男「そ、そりゃすげえ…じゃあ、早いとこ買っちまおうぜ」
幼馴染「……」コク
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 03:01:01.42 ID:Zsul8kOs0
男「じゃあ、早速飲んでみるか」
幼馴染「そうして」
男「それじゃ…」ゴクッ
幼馴染「…どう?」
男「…ああ、こりゃうめえ!なるほど、思ったより甘くないけど、期待はずれってほどじゃない…むしろ、苦味と甘みがいい感じに口の中に広がって…
うめえ、すげえうめえ!」
幼馴染「期待に沿えたみたいで、何より」
男「おう、多分お前が紹介してくれなかったら飲むことなんてなかったよ。ありがとな、幼馴染」
幼馴染「…それほどでもない」ポリポリ
男「そんな照れるなよ」
幼馴染「…照れてない」
男「なーに言ってんだ、俺をごまかせると思ってんのか?お前昔から照れると決まって左頬をかいてたろ」
幼馴染「…そんなことない」
男「いいって、隠さなくても。ホントに感謝してるぜ、幼馴染」
幼馴染「……ん」コク
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 03:09:10.77 ID:Zsul8kOs0
男「それじゃそろそろ帰るか」
幼馴染「……」コク
男「…なんか思い出してきたな、昔のこと。小学校の頃は、たまにこうやって並んで帰ってたな」
幼馴染「ん」
男「クラスが変わってから、そんなことも全然なくなってたけどな…懐かしいな」
幼馴染「そう」
男「…反応薄いな。お前ももっとこう、昔話に花を咲かせようとか思わないのか?色々思い出したり覚えてること話してさ…」
幼馴染「…話さないわけじゃ、ない」
男「え?それってどういう…」
幼馴染「…着いた」
男「あ、ホントだ…」
幼馴染「じゃあ、また明日」
男「ああ、また明日…」
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 03:11:01.21 ID:Zsul8kOs0
男(…どういう意味だ、最後の言葉は?)
男(話さないわけじゃないって、どういうことだ…)
男(…今は考えても答えは出ないか)
男「友はちゃんとうまくやれてるだろうか…」
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 03:15:45.79 ID:dZm4sjA60
とりあえず友は風紀と陸上部だな
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 03:16:48.54 ID:Zsul8kOs0
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 03:18:23.99 ID:dZm4sjA60
風紀の仕事手伝いで友の株うp
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 03:23:59.10 ID:Zsul8kOs0
>>102は2と判断
友「せっかく調子がいい…らしいし、風紀の手伝いでもするか。風紀は…どこにいるんだ?
なあ委員長、風紀知らねえ?」
委員長「風紀さん?風紀さんならそこの空き教室で仕事の続きをしてるだろうけど…何するつもり?」
友「いや、別にやましいことはしないけど…」
委員長「そう。迷惑かけちゃ駄目よ?」
友「分かってるって」
空き教室
風紀「……」カリカリ
友「おーい、風紀ー」
風紀「…また、お前かっ…!」
友「頑張ってるな、仕事」
風紀「当然だ」
友「じゃあ、俺も手伝おうか?」
風紀「…!?」
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 03:24:56.06 ID:dZm4sjA60
それでいい
というかひとがいない・・・
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 03:29:01.11 ID:Zsul8kOs0
友「…どうした?」
風紀「…妙にお前が絡んでくるのは、仕方ないとしよう…ああ、別にそのくらいだったら大して動揺はしない…
だがこの仕打ちはひどすぎるぞ神よ…!」
友「…いきなり何言ってんだ?」
風紀「頼むっ!友っ!!」
友「は、はい!!」
風紀「後生だから、私の仕事を手伝わないでくれ!!」
友「…え」
風紀「バカのお前に仕事を手伝わせたら、どうなるかなんて目に見えている!頼む、バカな考えは捨てて今すぐ帰ってくれ!!」
友「え、ええ〜…」
(どうしよう、ここまで必死に断られるとは思ってもみなかった…)
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 03:35:16.27 ID:Zsul8kOs0
友「いや、そんなこと言われても、俺どうしたらいいか…」
風紀「だから帰ってくれ!それが私には一番助かるんだ!!」
友「で、でも…あ、じゃあそばで応援するとかは…」
風紀「気が散る!やめろ!」
友「う、うーん…どうしよう…だったら、なんか必要なものがあったら取りに行くけど…」
風紀「だから…いや、それなら別にこいつでも大丈夫か……分かった。じゃあそうしてもらおう」
友「よし、決まりだな」
風紀「じゃあ早速で悪いが、職員室から朱肉を借りてきてくれないか?ちょっと出が悪いみたいでな」
友「OK、待ってろ。すぐ取ってきてやるから」タタタ…
くそぅ…
友は風紀で問題無いが
男の会長派は俺だけなのか…
支援
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 03:42:32.03 ID:Zsul8kOs0
…こうして友がパシリにされることで、何気に風紀の仕事の効率は上がったのだった…
風紀「…よし、これで終わりだ」
友「お、お疲れ様」
風紀「全くだ。お前が手伝うと言い出した時に追い払おうとして無駄に疲れたからな」
友「…すいません」
風紀「だがまあ、何気に役に立ってはくれたし、一応感謝してやろう」
友「そりゃどーも」
風紀「…ん…もうすっかり暗くなってしまったな」
友「あ、じゃあ俺途中まで送ろうか?」
風紀「…なんだと?」
友「暗い夜道を女子一人で歩かせるのは危険だろ?」
風紀「…誰に言っているか分かっているのか?」
友「分かってるって。でも、これはそういうのは関係ないだろ?」
風紀「…ふん。まあいいだろう、そういうなら一緒に帰ってやる」
友「ははは、どうもありがとうございます」
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 03:45:59.98 ID:dZm4sjA60
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 03:49:54.02 ID:Zsul8kOs0
校門前
友「後片付けしてくるから待ってろって言われたけど…お、来た来た」
風紀「待たせたな」
友「別に、それほど待ってはないさ。じゃ、行こうか」
風紀「ああ」
通学路
風紀「…全く、まさかこんなにお前と同じ時間を過ごす日が来るとは思ってもみなかったぞ」
友「そりゃ同感だ」
風紀「執拗に絡んできた本人が何を言う」
友「はは、確かに」
風紀「だがまあ、お前といるのもそれほど悪くはなかったかもな。むしろ、お前を目の届くところに置けた分余計に疲れなくて良かったかもしれん」
友「お、嬉しいこと言ってくれるじゃないの」
風紀「後半ちゃんと聞こえてたか?」
友「聞こえてた聞こえてた。それを加味しての台詞だよ」
風紀「…ふん、そうか」
>>109 PCが規制さえされてなきゃなぁ…
もしもしだとキツい
ってか
>>1は
「クリスマスまでに彼女作る」の人っぽいな
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 03:58:06.79 ID:Zsul8kOs0
風紀「…なあ、この際だから聞きたいんだが、どうしてお前はバカなんだ?」
友「…僕ちん、こんな答えにくい質問受けたの初めて」
風紀「まあ、確かに答えにくかったな。私ももし『風紀さん、あなたはどうして風紀さんなの?』と聞かれたら返答に困るだろうからな」
友「何!?俺はもう『バカ』っていうひとつの存在なの!?」
風紀「なんだ、自分で気づいていなかったのか?」
友「ひどい!」
風紀「ははは、冗談だ」
友「…あ」
風紀「ん?どうした?」
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 04:03:50.33 ID:Zsul8kOs0
友「いや…また笑ったなと思って」
風紀「また笑った…?」
友「お前が俺たちと話して笑ったことなんてなかったからさ。珍しいなと思ったんだ」
風紀「言われてみれば確かに…どういうことだ?」
友「それは…まあ、うん」
風紀「なんだ、何を言おうとした」
友「いや、別に」
(…俺といて笑うってことは、多分俺といて楽しいってこと…だよな)
風紀「…不愉快だが、まあいい。お前の言葉にこだわるほど私もバカじゃない」
友「毎度ながらすごいこき下ろされ方だなー俺…」
風紀「…ここまででいい。家はすぐそこだから、あとは一人でも大丈夫だ」
友「ああ、分かった。じゃあ、また明日」
風紀「ああ、また明日」
会長アンカ来いコラ
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 04:08:27.89 ID:Zsul8kOs0
友「…今風紀、ちゃんとまた明日って返してくれたな…今まではまたなっていっても同じように返してくれなかったのに」
友(もしかして男の言うとおり、ちょっとずつ風紀との関係がいい感じになってる…のかな)
友(多分、俺の悪いイメージも多少は良くなってるだろうし…これなら『仲良くなっていけばチョコも貰えそう』…かも)
友「ま、今日はもう早く帰ろう。男も多分上手くやってるだろうし」
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 04:16:00.54 ID:Zsul8kOs0
次の日 2月9日(水)
男「よっ」
友「お、おはよ」
男「昨日はいい感じだったよ。そっちはちゃんと放課後を有効活用できたか?」
友「ああ、風紀の手伝いをして、その後いっしょに帰った」
男「へえ、やるじゃねえか」
友「ちょっと距離も縮まった気がするな。で、今日の方針は?」
男「ああ、今日で明日と明後日の方針が決まると言ってもいい。今日1日で一番仲良くなれた子を中心に、
他の仲の良くなった子も余裕があれば攻めるって感じになっていくだろう」
友「じゃあ今日も昨日と同じ感じで行くのか?」
男「ああ、だが心構えはより緊張感を持っておくように」
友「イエッサー、サー!」
男「よし、いい返事だ」
友「…これ昨日もやったな」
男「まあ気にするな」
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 04:17:32.61 ID:Zsul8kOs0
休み時間
男「さあ、今日最初の行動だ」
友「よし、誰から行く?」
男「まずは…」
1.幼馴染
2.風紀
3.図書
4.会長
5.後輩姉
6.委員長
>>119
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 04:24:34.86 ID:9UKig1loO
1
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 04:44:01.72 ID:zcglnDMoO
4
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 04:46:16.78 ID:Zsul8kOs0
男「そんじゃ、今日は会長から行ってみますか」
友「おう、行ってらっしゃい。んじゃ俺は…」
1.陸上部
2.風紀
3.後輩妹
4.家庭部
5.委員長
>>123
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 04:51:33.71 ID:Zsul8kOs0
3-C
男「会長、いるかな?」
会長「あ、男君だ。おはよう、男君」
男「おはようございます、会長」
会長「もしかして、また面白い話でも聞かせに来てくれたの?」
男「面白いかどうかは分かりませんけど、話をしにきたのはそのとおりですね」
会長「大丈夫、君の話は絶対面白いわよ。なんたって、この私のお気に入りなんだから」
男「はあ、そうっすか」
生徒A「会長のお気に入りだと…!?」
生徒B「あいつ確か2年のバカで有名な男だろ…なんであんなやつが…?」
男(色々言われてるなー…ってかやっぱ会長人気なんだな…)
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 04:56:35.70 ID:Zsul8kOs0
会長「で、今日はどんな武勇伝を用意してくれたのかな?」
男「いえ、今日はそういうのじゃなくて、普通に世間話でもと思って」
会長「あら、そうなの。ちょっと残念かな」
男「はあ、すんません」
会長「でも、君なら世間話でもきっと楽しくお話してくれるんだろうね。それじゃ、お話しましょうか」
男(この人、どんどんハードル上げてってること分かって言ってんのかな…)
「えっと、じゃあ…」
しゃっあああ!
会長とったどぉ!
友は風紀の2じゃあ!
でも家庭部も見てみてぇ〜!
寝る
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 05:04:34.63 ID:Zsul8kOs0
男「会長の趣味ってなんっすか?」
会長「趣味?趣味ねえ…なんて答えたらいいのかな、色々あるっていうか…」
男「多趣味ってことっすか?」
会長「そういうのともまた違うのよねぇ…ちょっと興味が出て色々始めてみるけど、長続きしないっていうか、ずっとやる趣味ってあんまりないのよ」
男「あー、そうなんすか」
会長「強いて言うなら、ゲームとか読書とか…まあ、いわゆる普通の娯楽ね」
男「へえ、会長もゲームやるんすか。どんなのをよくやるんすか?」
会長「そうね、RPGとか、シュミレーションとか…あまり激しくないやつかな。コントローラーをガチャガチャ動かすの、苦手なのよ」
男「じゃあ格ゲーなんかは…」
会長「苦手中の苦手ね。あんなののコマンドとかを入力できる人の手の構造を知りたいわ」
男「ははは、慣れると案外できるもんっすけどね」
会長「君は得意なの?」
男「得意って程じゃないですけど、やるほうですかね」
会長「ふーん…」
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 05:10:25.98 ID:Zsul8kOs0
会長「じゃあ、今度見せてくれる?」
男「え?」
会長「君が格ゲーやるとこ。普通のレベルで格ゲーできる人がどう手を動かしてるのか、見てみたいな」
男「はあ、別にいいっすよ」
会長「ホントね?約束よ?」
男「はい、約束っす」
会長「うん、ありがと。やっぱり君は面白いね。昨日ほどのインパクトはないけど」
男「それは何よりっす」
会長「…あ、もう授業始まっちゃうね。またね男君、約束忘れないでね」
男「分かってますって。それじゃ、また」
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 05:12:25.80 ID:Zsul8kOs0
男「うん、割と好感触かな」
男(すでに会長に気に入られてるってのは大きいな。これなら思ったより楽に仲良く慣れるかも)
男「さて、戻るか。友はどうなったかな?」
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 05:16:34.04 ID:Zsul8kOs0
ああ、もう5時…そろそろ寝るよ…
今日中に終わらせたかったけどな…このスピードだと1日進めるのにぴったり1日かかっちゃうかもな…
次に来れるのは朝の9〜10時、または夜の7〜9時だけど…多分落ちてるんだろうな…
落ちたら…スレタイを『幼馴染「ペプシシリ−ズは私の敵」』とかに変えて続きからやるかな。
残ってたらまたこのスレで続きからやらせてもらいます。
それではお休み
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 05:55:03.39 ID:i7eXqICH0
乙保守
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 07:21:02.76 ID:U12tX0T1O
age
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 10:36:00.89 ID:njgNrVCXO
ほぅ
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 10:41:15.16 ID:Zsul8kOs0
おはよう まさか残ってるとは思わなかったからちょっと嬉しい
それじゃ続きから行くけど朝はそれほど長くはいられないんで多分次の安価までの進行になります
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 10:44:56.91 ID:Zsul8kOs0
友「そんじゃ早速風紀に話しかけてみるか。おーい、風紀ー」
風紀「…今日もか…なんなんだ、一体」
友「またまた、分かってるくせにぃ〜」
風紀「できれば面倒だから分かりたくないがな。仕方ない、またお前と話でもしてやる」
友「うんうん、そうこなくっちゃ」
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 10:54:51.58 ID:Zsul8kOs0
友「なあなあ、昨日の俺どうだった?お前の役に立ってたか?」
風紀「ああ、驚いたことによく働いてくれてたよ。お前が全くの役立たずではないとは知らなかった」
友「今まで全くの役立たずだと思ってたのかよ…」
風紀「いや、それどころかいるだけで周囲をかき乱す災いの種だと思っていた」
友「…俺黒猫かなんか?」
風紀「黒猫のほうがかわいげがある分随分ましだな。お前はそういうよさは皆無だからな」
友「えー、そんなことないだろ。なんつーか、あふれ出る癒しの波動みたいな…」
風紀「…うわ…」
友「そんなマジで嫌そうな顔しなくてもいいじゃないですか!?」
風紀「いや、さすがに今のはかつてない程気持ち悪かった」
友「うへぇ、傷つくなぁ…」
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 11:07:28.53 ID:Zsul8kOs0
友「でも思ってたってことは、今は違うと思ってくれてるってことでいいんだよな?」
風紀「ん?ああ…そうだな、多少お前に対する認識を変えてやってもいい」
友「おお、やった」
風紀「うん、お前は災いの種から、置き場に困る置物レベルに格上げだ」
友「それ邪魔なだけの存在ってこと!?」
風紀「妥当だろう?」
友「いやいや、昨日お前の役に立ってたろ!」
風紀「ああ、それはそれ、これはこれだ」
友「どっちも俺のことなのに!?」
風紀「はははっ、冗談だ」
友(…あ…また笑った…)
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 11:17:10.88 ID:Zsul8kOs0
風紀「まあ、実際昨日は少しだけ役に立ってくれたからな。そのことは感謝している」
友「なんだ、ちゃんと正当な評価を下してくれるんじゃないか」
風紀「好き嫌いで不当な評価を下すほど、私は腐った人間ではないさ」
友「お前が腐った人間になるなんて想像つかないけどな」
風紀「ああ、自分でも想像できないな」
友「とにかく、ちゃんと役に立てたみたいで何よりだ」
風紀「ああ、いつもあれくらいまともでいてくれたら助かるんだが」
友「前向きに検討してみるよ。…そろそろ授業だな」
風紀「そうか、用意をしないとな」
友「じゃ、またな」
風紀「ああ、またな」
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 11:21:59.59 ID:Zsul8kOs0
友「だんだん風紀とまともに話せるようになってきたな。ちゃんとまたなって返してくれたし」
友(この調子でいけば、風紀からチョコを貰え…るのか?なんか不安だけど…ま、今は仲良くなることを考えてればいいか)
友「さて、そろそろ男も戻って…」
男「よ、戻ったぜ」
友「おお、男。どうだった?」
男「色々と話が盛り上がったよ。そっちは?」
友「風紀と昨日のことを話してたよ」
男「そうか、そっちも順調みたいだな」
友「ああ、お互いにな」
男「それじゃ、また次の休み時間に」
友「おう、また後で」
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 11:26:22.00 ID:Zsul8kOs0
次の休み時間
友「さて、次は誰のとこに行こうか」
男「じゃあ俺は…」
1.幼馴染
2.風紀
3.図書
4.会長
5.後輩姉
6.委員長
>>140
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 11:40:59.66 ID:i7eXqICH0
ksk
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 11:43:48.46 ID:i7eXqICH0
人いねー
ここで敢えて2
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 11:52:28.92 ID:Zsul8kOs0
男「俺もちょっと風紀と話してみようかな」
友「お、マジ?」
男「お前のおかげで俺たちへの態度が多少やわらかくなってるみたいだからな、もしかしたらまともに話せるかもしれない」
友「そうか、まあがんばってこいよ。じゃあ俺はどうしようか…」
1.陸上部
2.風紀
3.後輩妹
4.家庭部
5.委員長
>>143 今回はかぶる可能性を考えて安価決定待ち
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 12:03:00.96 ID:U12tX0T1O
age
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 12:03:44.73 ID:N0XcK8+70
4
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 12:11:13.43 ID:Zsul8kOs0
友「家庭部のとこにでも行ってくるか」
男「そうか、じゃあまた後でな」
友「ああ、行ってくる」
男「…さて。じゃあ風紀に話しかけるか…なあ、風紀」
風紀「…今度はお前か…なんなんだお前らは、昨日から執拗に絡んできて」
男「ま、いいじゃねえか。ちょっと話でもどうだ?」
風紀「ふむ…まあ、お前だけと話さないというのも不公平か。いいだろう、付き合ってやる。お前はやつに比べたら多少まともな方だしな」
男「お褒めいただき光栄です、っと」
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 12:20:36.69 ID:Zsul8kOs0
男「昨日は随分友からアタックをかけられてたじゃないか」
風紀「ああ。かなりしつこかったな。…お前の差し金じゃないだろうな?」
男「違う違う。全部あいつが決めてやったことだって」
風紀「ふむ、やはり罰するべきはあいつか」
男「まあまあ、聞いた話だとお前も結構楽しそうにしてたらしいし、そう気を立てなくてもいいじゃねえか」
風紀「…楽しそうだった?私が?」
男「違うのか?」
風紀「…そうだな…今思うと、私はあいつとの会話を楽しんでいたのかもな」
男「ならよかったじゃねえか。それに、ちょっとは友のことも分かってやれたろ」
風紀「…ふん」
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 12:29:26.66 ID:Zsul8kOs0
男「で、どうよ最近の調子は」
風紀「お前らが大きな問題を起こしていないからいい方だな」
男「そうかそうか、俺たちが大人しくて寂しいか」
風紀「誰が、いつ、そんなことを言った?」ガシッ メキメキメキ
男「い、いだだだ!折れる、腕折れる!」
風紀「いい加減なことを言うな、気持ち悪い」
男「わ、分かったよ…冗談の分からないやつだな」
風紀「む、それは聞き捨てならん。私は結構冗談とかは分かる方だと自負しているのだが」
男「…それこそ冗談だろ」
風紀「失礼な。いいだろう、今度とびきり面白い冗談を聞かせてやる」
男「なんかよく分からない張り合い方だけど…いいぜ、楽しみにしててやる」
風紀「ああ、そうしろ」
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 12:35:59.80 ID:Zsul8kOs0
男「さて、そろそろ授業かな」
風紀「ああ。ほら、さっさと授業の用意をしろ」
男「へいへい。んじゃまたな」
風紀「ああ、じゃあな」
男(うん、やっぱり話そうと思えばまともに話せるんだな。腕はまだちょっと痛いけど)
男(…しかし、やっぱりあいつの中で友に対する考えが変わってきてるみたいだな。友にとってはいい兆候だ)
男(俺は今回風紀と大きな進展はなかったが、それが分かっただけで十分だ)
男「…さて、その友はどうしてるかな?」
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 12:44:48.35 ID:Zsul8kOs0
友「家庭科室に着いたけど…中に人の気配がないな」
友「そういえば今日は家庭部がないから、休み時間に仕込みをやることもないのか…参ったな、どこを探せばいいんだ?」
…♪るーららるーららるーらるららー…
友「…この微妙に古い選曲は…もしかして」
図書室前
家庭部「♪もうどーにもとまらないー♪」
友「やっぱり家庭部だったか」
家庭部「え、友さん?やっぱりって…?」
友「いや、微妙に古い歌が聞こえてきたから、もしかしたらと思って」
家庭部「歌って…まさか聞こえてました?」
友「そりゃもうバッチリ」
家庭部「ああ、また…恥ずかしい…」
友「あははは」
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 12:50:12.28 ID:Zsul8kOs0
友「で、ここにいるってことは、図書室になんか用だったの?」
家庭部「ええ、ちょっとお料理の本を探しに」
友「なるほど。今持ってないってことは、これから借りるとこだったんだ」
家庭部「ええ、そうですね」
友「呼び止めちゃって悪かったかな?」
家庭部「いえ、そんなことは」
友「ちょっと話でもしようかと思ったんだけど、本借りてくるならここで待ってようか」
家庭部「そうですか?じゃあ、早めに借りてきちゃいますね」
友「うん、待ってるよ」
落ちた最初のスレから見てるぜ
友の風紀が気になる!
1頑張れ!
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 12:58:09.84 ID:Zsul8kOs0
家庭部「お待たせしました」
友「ああ、大丈夫大丈夫。それが借りた本?」
家庭部「ええ、ティータイムにぴったりなお菓子の作り方が載ってるんですよ」
友「へえ、美味そうだね」
家庭部「それでは、ちょっとお話でもしましょうか」
友「そうしようか。えっと…そういえば、君のクラスを聞いてなかったね」
家庭部「あ、そういえばそうですね。ごめんなさい、うっかりしていました。わたしのクラスは2-Dです」
友「分かった、じゃあ休み時間に君に会いに行くときは2-Dに行けばいいんだね」
家庭部「ええ、いつでもお待ちしています。もしいなかったら、どこか校内を歩き回っていますので」
友「そのときは、微妙に古い選曲の歌を頼りに探してみるよ」
家庭部「お、お恥ずかしい限りです…遠くから聞こえるほど大声で歌ってしまって…」
友(もしかして無自覚なのかな…)
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 13:06:45.11 ID:Zsul8kOs0
友「ところで家庭部に入ってるってことは、趣味はやっぱり料理なの?」
家庭部「ええ、そうですね。家でもたまに家族に振る舞ったりしています」
友「へえ、一度食ってみたいな」
家庭部「あら、でしたら明日の放課後に家庭部に寄ってみます?もしかしたら、料理の余りを差し上げられるかもしれません」
友「ホント!?行く行く!」
家庭部「ふふっ、では家庭部の終わる5時半頃にいらっしゃってください。できるだけ残すようにしておきますから」
友「うん、そうさせてもらうよ。ありがとう家庭部」
家庭部「いえいえ、こちらとしても美味しく食べてもらえるのはありがたいことですから」
友「…あ、そろそろ授業だ」
家庭部「あら大変、そろそろ戻らないと…それでは行きましょうか」
友「ああ、急ごう」
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 13:13:16.35 ID:Zsul8kOs0
2年廊下
家庭部「では私はここで。ごきげんよう、友さん」
友「ああ、また」
友(よし、家庭部と明日の放課後に約束を取り付けられたぞ)
友(これで家庭部とも多少の進展がありそうだな)
友「さて、俺も教室に戻らないと」
2-B
友「ただいま戻りました、殿」
男「うむ、どうであったか?」
友「家庭部と明日の放課後に約束を取り付けてきました」
男「おお、でかした。わしはそれほど進展はなかったが、お前が風紀に今までよりはいい目で見られていると分かったぞ」
友「おお、わたくしのために、ありがたき幸せ」
男「ではそろそろ授業の準備をするとしようか。続きは次の休み時間じゃ」
友「ははーっ」
委員長(何かしら、あの二人のノリ…)
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 13:20:58.58 ID:Zsul8kOs0
次の休み時間
男「さて、さっきのノリは忘れて気を引き締めていこうか」
友「おう、昼休み前最後の休み時間だしな」
男「さて、誰に会いに行こうか…」
1.幼馴染
2.風紀
3.図書
4.会長
5.後輩姉
6.委員長
そろそろ出かけます。でもテックジャイアン買ってこないといけないし、多分早めに帰るよ。
というわけで続きは夜の7〜9時に。…落ちてなかったらだけど。落ちてたらスレタイは
>>127のやつで近いうちに立てるよ。
ではちょっと遠めに安価
>>162
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 13:40:05.85 ID:N0XcK8+70
支援
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 14:40:17.70 ID:CtCnr/zqO
支援だこのやろう
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 15:17:57.13 ID:N0XcK8+70
人少ないな
まあ平日の昼だからしょうがないか
しえん!
保守
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 18:06:06.65 ID:N0XcK8+70
ほす
4
4
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 19:09:02.85 ID:ZwWh1puTO
支援
保守
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 20:14:53.84 ID:Zsul8kOs0
ただいま ちゃんと残ってて一安心だ
そんじゃ続けます
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 20:17:28.11 ID:Zsul8kOs0
男「また会長に会いに行ってくるかな」
友「おう、行ってらっしゃい。んじゃ俺は…」
1.陸上部
2.風紀
3.後輩妹
4.家庭部
5.委員長
>>170
絶対風紀
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 20:26:57.78 ID:Zsul8kOs0
3-C
男「会長は…あれ、いない。確か、教室にいなかったらこの辺か生徒会室の辺りをぶらついてるっていってたな…
この辺にはいないみたいだし、生徒会室に行ってみるか」
生徒会室
男「会長は…あ、いたいた。誰かと話してるな…」
会長「…だから、それじゃうまく先生を納得させられないと思うのよ。だからもう少し譲歩した案になるように練り直したほうがいいと思うな」
生徒「はい、分かりました。アドバイスありがとうございます」
会長「いいのいいの、それじゃ頑張ってね」
生徒「はい、それじゃ」スタスタ…
男「…なんかの相談に乗ってたんですか、会長?」
会長「え?あ、男君。そうそう、生徒会役員の子の相談に乗ってあげてたの。引退しても、元会長は頼りになるらしいからね。
でももうそろそろ一人で頑張れるようになってもらわないと、私も困っちゃうんだよなー」
男(そう言いながらも、なんか満更じゃなさそうな顔をしてるな)
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 20:32:50.53 ID:Zsul8kOs0
会長「それで、君は何の用かな?またお話しに来てくれたの?」
男「あー…そのつもりでしたけど、せっかく生徒会の話題が出たんだから、今回は会長の話が聞きたいっす」
会長「え?私の?」
男「はい、生徒会で記憶に残ってる話とか、なんか聞きたいなって」
会長「なるほど…ま、いつも聞き手に回ってばっかってのも失礼だしね。いいわよ、今度は私がお話してあげる」
男「ありがとうございます。面白いの、期待してます」
会長「な、なんか期待されるとちょっと照れくさいわね…じゃあ、何話そっかな…」
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 20:33:59.71 ID:4Ab7PyVB0
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171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 20:43:09.40 ID:Zsul8kOs0
会長「あ、学食の新メニュー追加の話とかどうかな?」
男「学食の新メニュー?あのアンケートのやつっすか?」
会長「そうそう。あれ決めるの大変だったんだから」
男「へー、詳しく聞かせてくださいよ」
会長「もちろん。最初はね、副会長クンの呟きから始まったの。『何か学食で新鮮味のあるものを食いたい』ってね」
男「ほー」
会長「それでなんとなくその呟きを聞いて私も同じこと思っちゃってね。その次の週の議題に上げて、アンケートをとってみようって話になったの」
男「結構気安く議題って上げられるんすね」
会長「そ、そんなことないわよ。ちゃんと生徒からの声を聞いてあげたもん」
男「生徒…ああ、副会長っすか」
会長「…男くーん?よけーな茶々入れないの」
男「あ、すんません」
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 20:52:56.42 ID:Zsul8kOs0
会長「まあいいわ。それでアンケートを全校生徒に取ったんだけど…」
男「あ、なんとなく分かります。内容がすごかったんでしょ」
会長「そう、そうなのよ!まともな内容もあったんだけど、フォアグラのステーキやらふかひれの姿煮やら、学校で出すのはとても無理なものとか、
マンゴーのビフテキとか脳みそ腐ってるんじゃないかってメニューまで書かれてて、一体アンケートを何だと思ってるのかと…
…男君、まさか君も?」
男「いえ、俺は無難にビーフシチューにしましたけど、友のやつがアンケート提出した後に『おせち料理って書いてやったぜー』とかアホなこと言ってきたんで」
会長「…友君に私が怒ってたって伝えておいて」
男「あー、了解っす」
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 21:04:47.81 ID:Zsul8kOs0
会長「でもそっかー、君もビーフシチューって書いたんだー」
男「はい、学食でビーフシチュー食えたらすげえいいだろうなって思って。あんま食ったことなかったし」
会長「うん、そうだよね。実際アンケートでも上位に入ってたし、私もアンケート見てるうちに学食でビーフシチュー食べられたらいいなーって思っちゃって。
それで1位のステーキを学校じゃ無理って理由で却下して、強引にビーフシチューに決めさせたの」
男「ご、強引って…いいんすかそれ」
会長「いいのいいの、押し切られる方が悪いのよ。それに君も新メニューのビーフシチュー食べたんでしょ?」
男「あ、はい。あれ中々美味いっすね。一口ですぐ学食のお気に入りメニューのひとつになりましたよ」
会長「そうよねー、あの牛肉の崩れ具合がまたいいのよねー…ああいけない、思い出したら食べたくなってきちゃった」
男「ははは、俺もっす」
会長「そう、じゃあ今日は二人で一緒にビーフシチュー食べにいかない?実は最近ご無沙汰だったしねー」
男「あ、いいっすね。そうしましょうか」
会長「決まりね。忘れないでね?」
男「ええ、もちろん」
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 21:08:45.80 ID:Zsul8kOs0
会長「あ、そろそろ戻らないと」
男「あ、そっすね。んじゃ、また後で」
会長「ええ、昼休みにね」
男「よし、昼休みに約束を取り付けられたな」
男(なかなかいい調子かもな。とりあえず、昼に約束できたのはでかいぞ)
男「さて、友も頑張っている頃かな?」
夕飯の時間だ
続きはまた後で
夕飯遅すぎだろww
支援
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 21:55:13.22 ID:Zsul8kOs0
ただいま
友「…今頭の中で風紀と書かれた牌がズラリと並んだ気がした…これは風紀と話せってことだよな。
んじゃ行くか…おーい、風紀ー」
風紀「なんだバカ」
友「おおう、いきなりですか」
風紀「全く、お前ら揃いも揃って私に絡んできて…いい加減しつこいぞ」
友「いいじゃないか、なんか話そうぜ」
風紀「ふん、まあいいか。今更断る理由もないようなものだしな」
友「よっしゃ。んじゃ、何話すかな…」
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 22:00:32.88 ID:Zsul8kOs0
友「さっき男と話してたみたいだけど、どうだった?」
風紀「ああ、ちょっとだけお前の話をした」
友「へえ。どんな風に話したんだ?」
風紀「…別に、普通だ」
友「別にって、話してくれてもいいじゃないか」
風紀「だから普通だと言っているだろう」
友「普通じゃ分からないって。俺のことどんな風に話したんだよ?」
風紀「ええい、しつこい!殴るぞ!」
友「ひっ、わ、分かったよ。なんだよ、いいだろ別にちょっとぐらい…」
風紀「……」
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 22:12:31.45 ID:Zsul8kOs0
友「ま、まあそれはもういいや。じゃあ最近なんか変わったこととかある?」
風紀「変わったことか。それなら真っ先に浮かぶのはお前らが比較的まともになっていることだな」
友「真っ先に浮かぶのがそれかよ…」
風紀「お前らには手間をかけさせられたからな。このままどんどん静かになってくれれば大助かりなんだが…」
友「あー…多分来週には元通りかなあ…」
風紀「そうか…だったら今のうちに殺しておくか」
友「だーっ、ストップストップ!分かった、できるだけこのテンションを維持するようにするから!」
風紀「ふん、一切信頼できないが、今回は勘弁してやろう」
友「ひーっ、助かった…なんかこの流れ、次第にパターン化していってるな」
風紀「ふふっ、そうかもな」
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 22:19:22.08 ID:Zsul8kOs0
友「んー、なんかいいな」
風紀「何がだ」
友「いや、こうしてお前と話しているのも、意外と楽しいなって」
風紀「な…っ!?な、何を言っているんだお前はっ!」
友「何って、別にお前と一緒の時間の感想を言っただけだけど…」
風紀「私と一緒の時間って…気持ち悪い言い方をするな!」ベキッ
友「げふっ!い、1日ぶりのパンチか…」
風紀「お、お前が妙なことを言うからだ。反省しろ」
友「なんだよ一体…分かったよ、申し訳ございませんでした」
風紀「…ふん。ほら、もうすぐ授業だ」
友「あ、そうだな。んじゃまたな」
風紀「ああ、またな」
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 22:26:10.02 ID:Zsul8kOs0
友「いやー、まさか殴られるとは…そんな悪いこと言ってないと思うけどな、俺」
友(けど楽しく話せるようになってきたのは事実だしな。意外といい仲になれてきてるのかも…)
友「さて、男もそろそろ戻ってくるかな?」
風紀(…なんなんだ、あいつは…いきなり楽しいとか言ってきて…)
風紀(そりゃ、私もさっきあいつとの話を楽しんでたみたいなことは言ったが…)
風紀(ほ、本人にそんなこと言えるわけないじゃないか…それをあいつはさらっと言ってきおって…)
風紀(な、なんだかおかしいぞ…あいつらに乱されるのはいつものことだが、これは、なんというか…)
風紀(ええい、やめだやめ。次の授業の準備をしなければ)
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 22:29:13.82 ID:Zsul8kOs0
男「おーう、ただいまー」
友「あら、お帰りなさい」
男「会長と昼に約束取り付けてきたよ」
友「あら、よかったじゃありませんか。こっちはまた風紀に殴られたところですよ」
男「おいおい、大丈夫か?」
友「それほどひどくはありませんよ。それでは、続きはまた昼休みに」
男「おう、そうだな」
友「…今の俺、気持ち悪くなかったか?」
男「大丈夫大丈夫、誰も気にしない」
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 22:32:32.48 ID:Zsul8kOs0
昼休み
友「で、お前は会長と昼に約束があるんだっけ?」
男「ああ。お前も誰かと昼食ってこいよ。んじゃまた後で」
友「了解。さて、誰と食おうか…」
1.陸上部
2.風紀
3.後輩妹
4.家庭部
5.委員長
>>186
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 22:38:38.71 ID:Zsul8kOs0
3-C
男「さて、会長は…お、いたいた。向こうもこっちに気づいたみたいだ」
会長「待ってたよ、男君。それじゃ行こっか」
男「そっすね」
食堂
会長「ビーフシチューお願いします」
男「あ、俺もビーフシチューで」
会長「んー、久しぶりだなービーフシチュー」
男「楽しみっすねー」
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 22:43:46.89 ID:zcglnDMoO
2
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 22:46:42.08 ID:4Ab7PyVB0
/ ̄ ̄ヽ
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`'<`ゝr'フ\ + |(●), 、(●)、.:| +
⊂コ二Lフ^´ ノ, /⌒) | ,,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|
⊂l二L7_ / -ゝ-')´ .+ | `-=ニ=- ' .::::::| + .
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ヽ¬. / ノ`ー-、ヘ<ー1´| ヽ | :::::::::::::ト、 \ ( ./ヽ
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│風│風│風│風│風│風│風│風│風│風│風│風│風│|風|
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187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 22:47:10.04 ID:Zsul8kOs0
男「いただきます」
会長「いただきまーす」
男「…うん、やっぱ美味い」
会長「そうねー、たまんないわーこの味!久しぶりだとさらに格別!」
男「ははは、ホント美味そうに食べますね」
会長「美味しいものを美味しそうに食べないでどうするのよ。せっかくなんだから気持ちよく食べたいじゃない」
男「それもそっすね。んじゃ、俺もそうさせてもらいますか…うーん、うめー!」
男「ご馳走様でした」
会長「ご馳走様」
男「いやー、やっぱいいなービーフシチュー」
会長「そうねー…うん、やっぱり君と知り合えてよかったなー」
男「え?」
会長「君にあの話をしなかったら、今日こうしてビーフシチューを食べることもなかったかもしれないし。
それに、私から他人に話をせがむのはよくやるけど、人に話をせがまれるのは初めてだったから。
そんな経験も君と知り合えたからできたんだよね、ありがと」
男「いえ、別に…」
風紀人気杉だろ
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 22:52:12.85 ID:Zsul8kOs0
会長「うん、やっぱりいいね君。ますます気に入っちゃった」
男「ど、どーも…」
会長「それじゃ、私は教室に戻るね。またね、男君。次も色々、私に楽しい思いをさせてね」
男「あ、はい。それじゃ、また」
男(…やっぱりあの人はいまいち掴めないけど、どうやらもっと気に入られたみたいだ)
男(これなら、もしかしたらもしかするかもな…)
男「さ、友はうまくやったかな?」
支援
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:09:19.66 ID:Zsul8kOs0
友「よし、また頭の中で牌がズラリと並んだし、風紀と一緒に食うか。おーい、風紀ー」
風紀「またか…なんだ一体」
友「今日も一緒に昼食わないか?」
風紀「…こ、断る」
友「えっ」
風紀「き、昨日だけと言ったはずだろう。今日はお前とは一緒に食わん」
友「えー、いいじゃないかよぅ」
風紀「食わんと言ったら食わん!相方と一緒に食えばいいだろう!」
友「だって男もう別のやつと約束しちゃってるし…俺一人ぼっちなんだよ、だからいいだろー」
風紀「知るか!だったら一人で食え!」
友「なんでだよ、一人より二人で食ったほうがいいだろ…」
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:11:45.61 ID:Zsul8kOs0
風紀「いいから、しばらく私に構うな!一人で考えさせてくれ!」
友「?考えるって…何を?」
風紀「っ…こ、このバカああぁっ!!」
ブンッ メコォッ
友「ぶふぅえっ!?」ズザザザザザ…ガンッ
風紀「ふ、ふん…!」スタスタ
友「…ひ、久々に食らったな、風紀の全力の一撃…仕方ない、今日は一人で食うか…」
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:16:40.17 ID:Zsul8kOs0
食堂
友「あ、いたいた…おーい、男ー」
男「お、友。誰かと食ったか?」
友「いや、風紀を誘ったけど断られた」
男「マジでか?なんでだ?」
友「さあ…なんか一人で考えさせてとか言ってたけど…」
男「ふむ…ま、そのうち機嫌も直るだろ。明日には多分元通りになってるって」
友「そうかねえ…で、そっちは?」
男「ああ、どうやら会長にさらに気に入られたみたいだ」
友「なんだ、そっちはよかったんじゃないか」
男「まあな。さて、恒例の情報整理といこう」
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:22:00.64 ID:Zsul8kOs0
男「俺たちの今の状況は…」
男 友
幼馴染・『昔以上に仲のいい関係になる必要がある』 陸上部・『相応の好意がないとチョコはもらえない』
風紀・『まず俺の悪いイメージをどうにかしないといけない』 風紀・『仲良くなっていけばチョコも貰えそう』
図書・『ある程度仲良くなれば義理チョコならもらえそう』 家庭部・『当日家庭部のおこぼれのチョコを貰えるかも』
会長・『チョコをくれるかは分からない』
後輩姉・『欲しいと言えばほぼ確実に貰える』 後輩妹・『姉から貰えれば一緒に、姉が無理でもお情けで貰えるかも』
委員長・『恋人並の関係にならなければまず無理』 委員長・左に同じ
男「…こうだな」
友「あれ、会長は変化なしか?」
男「うーん、気に入られてるのは間違いないんだが、どういう意味で気に入られてるのかはっきりしないんだよな…だから一応変化なしだ」
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:30:17.78 ID:Zsul8kOs0
男「次は予測好感度推移だ。今回は昨日の放課後の分も含めるぞ」
男
幼馴染 10→15
会長 15→30
風紀 -20→-10
友
風紀 -5→35
家庭部 0→5
男「ま、こんなもんか」
友「なんか俺の風紀の好感度一気に上がり過ぎてないか?」
男「いや、多分このくらいはいってる。十分仲良くなってきてると思うぞ」
友「そういうもんなのか…」
さるさんくらいそうね
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:38:20.33 ID:Zsul8kOs0
友「で、総評と今後の方針は?」
男「そうだな…とりあえずお前は明日から風紀メインで行け」
友「マジで!?だってさっき昼断られたぞ?」
男「さっきも言ったろ?明日になれば多分風紀の態度も良くなるって。もし駄目でも、誠意をもって接すればきっと大丈夫だ」
友「せ、誠意ねえ…ホントだな?信じるぞ?」
男「そんなこと言われても、結局はお前と風紀次第だからなあ…風紀がいい答えを出すのを祈るんだな」
友「怖えーよそれ…」
男「問題は俺だ。後輩姉は問題ないとして、幼馴染と会長どちらをメインにするか…」
友「数値だけ見たら会長じゃないのか?」
男「あくまでこれは予測だ。それに幼馴染は関係上、一気に仲を深めることができる可能性もある。
今日の放課後、どういう行動をとるかで決まってくるかもな…」
友「ふーん…」
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:42:55.77 ID:Zsul8kOs0
男「そんじゃ今はこれで解散だな。また放課後に話し合おう」
友「おう、了解。そんじゃ教室戻るか」
…3日目の昼休みが終わり、平日の5日間も折り返しに差し掛かろうとしていた。
果たしてこれが、二人の運命のターニングポイントとなるのであろうか…それはまだ誰にもわからないのだった。
友「…なにこのナレーション」
男「気にするな、改行が少ないと寂しいから入れてあるだけだ」
幼馴染&会長ルートは
時間的に厳し過ぎるか…
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:49:55.53 ID:Zsul8kOs0
放課後
男「さて、放課後だな」
友「ああ。どうしたものか…」
男「あ、そうそう。お前今日はもう風紀に話しかけないほうがいいぞ」
友「え、なんで?」
男「本気パンチ食らったんだろ?だったらそれだけほっといて欲しいってことだ。そういうときにむやみに話しかけても悪い印象を与えるだけだ」
友「そ、そうか…」
男「そういうことだから、今はお前はほかの子と仲良くなっとけ。そんじゃ俺は…」
1.幼馴染
2.風紀
3.図書
4.会長
5.後輩姉
6.委員長
>>202
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:56:21.35 ID:wi2n5Ae/O
1
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:56:48.05 ID:4jXpe6ag0
1
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/21(月) 23:59:12.53 ID:Zsul8kOs0
男「今日も幼馴染と帰るか。じゃ、また明日な」
友「おう、じゃあな。俺は…」
1.陸上部
2.風紀
3.後輩妹
4.家庭部
5.委員長
>>206
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 00:03:12.80 ID:46mE8+XeO
ksk
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 00:05:46.68 ID:jXnmfqH50
2-A
男「幼馴染、いるか?」
幼馴染「?あ、男」
男「今日もまた一緒に帰らないか?今度は別のおすすめ教えてくれよ」
幼馴染「分かった、待ってて。準備する」
男「おう、じゃあ校門で待ってるな」
幼馴染「…ん」コク
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 00:12:12.33 ID:jXnmfqH50
校門
幼馴染「お待たせ」
男「おう、んじゃ行こうか」
幼馴染「……」コク
男「今日はどこで買うんだ?」
幼馴染「あのコンビニ。今日は炭酸飲料を買う」
男「お、そりゃ楽しみだ」
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 00:15:24.25 ID:46mE8+XeO
3
ふぅ…
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 00:17:15.71 ID:HPJr24530
さるよけ
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 00:21:43.00 ID:jXnmfqH50
コンビニ
男「で、お前のお勧めは?」
幼馴染「…これ」
男「これは…はちみつレモン?」
幼馴染「そう、はちみつレモンサイダー。定番のはちみつレモンを炭酸飲料にしたシンプルな一品だが、ただはちみつレモンをサイダーにしただけではなく、
炭酸が合うように色々と手が加えられている。はちみつ味が嫌いな人でも是非飲んでみて欲しい」
男「へー…実を言うと、炭酸って聞いたとき俺はてっきりそっちのペプシモンブランを勧めるのかと…!」
幼馴染「…!そんなこと私は絶対にしない」
男「お、幼馴染…?」
幼馴染「あれは私の敵。あんな話題性だけの色物、私は認めない」
男「そ、そうか…そりゃ悪かった。んじゃ、これ買っちまおうぜ」
幼馴染「…ん」コク
210 :
7行目の男の台詞の!はなしで:2011/02/22(火) 00:31:28.36 ID:jXnmfqH50
男「そんじゃ飲んでみるか」
幼馴染「そうして」
男「ん…」ゴクリ
幼馴染「どう?」
男「…ああ、なるほど。はちみつレモンには違いないけど、これはなんかさっぱりした味だな。確かに炭酸に合うように調整されてるな」
幼馴染「そう。それで、どう?おいしい?」
男「ああ、うまいうまい。はちみつレモンってちょっと好きじゃなかったけど、これならいいな」
幼馴染「そう、良かった」
男「またいいものを教えてもらっちまったな。ありがとな、幼馴染」
幼馴染「…ん」ポリポリ
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 00:42:16.79 ID:jXnmfqH50
男「…ところでさ」
幼馴染「?」
男「こうして見ると、やっぱちっちゃいなお前」
幼馴染「…!…男、セクハラ」
男「な、何でだよ!」
幼馴染「私だって気にしている」
男「わ、悪かったよ…でも、だからって身長でセクハラって…」
幼馴染「…身長?」
男「え、何だと思ってたんだ?」
幼馴染「……」
男「身長以外で小さくて気にするもの…それって」
幼馴染「それ以上はだめ」
男「…分かったよ。余計な事は言わない」
幼馴染「…そうして」
男(しかし、身長より先にそっちが思い浮かぶってことは、よっぽど気にしてるんだな…)
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 00:46:27.14 ID:jXnmfqH50
幼馴染「…着いた」
男「そうだな。んじゃな、幼馴染。また明日」
幼馴染「うん、またね」
男(うーん、仲良くなれてはいるんだろうけど、なかなか一気に距離が縮まらないって感じだ…)
男(何かインパクトのある出来事がないと、幼馴染攻略は難しいかもな)
男「そういや友は大丈夫かな。下手打ってないといいが」
風呂行ってくる
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 00:51:55.80 ID:HPJr24530
アマガミやりたい
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 01:13:56.55 ID:pjn8+FI0O
ほ
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 01:23:01.02 ID:OxRCOg6SO
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 01:38:58.69 ID:jXnmfqH50
ただいま
>>213 俺もやりてえよ
友「後輩妹のとこにでも行ってみるか…確か1-Aだったな
1-A
友「後輩妹はいるかなっと…お、いたいた。後輩姉も一緒みたいだな」
後輩妹「まだ終わらないの、お姉ちゃん?」
後輩姉「待って、忘れ物ないかすごく心配なんだ…」
友「おーい、後輩妹ー」
後輩妹「え?…なんだ、バカ先輩じゃないですか」
友「ちょ、いきなりひでえ!」
後輩姉「え?誰?っていうか妹ちゃん、バカとか先輩に言っちゃ駄目でしょ!」
後輩妹「だってこの人ホントにバカなんだもん。わざわざチョコくれそうな女子探しに1年の教室まで来るなんて、普通やらないもん」
友「再会してすぐこの悪口ラッシュかよ…」
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 01:43:23.80 ID:HPJr24530
PS2なら安いかな
PSPがない・・・
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 01:47:31.04 ID:jXnmfqH50
後輩姉「チョコって…もしかしてこの人、男先輩とお友達の友先輩って人?」
友「えーっと…初めまして。友です」
後輩姉「いえ、こちらこそよろしくお願いします」
後輩妹「で、友先輩はなにしに来たんですか?チョコでも落ちてるかもとかアホなことでも考えてきたんですか?」
友「す、好き勝手言いやがって…そうじゃなくて、君と話でもしようかと思ったんだよ」
後輩妹「へえ、先輩でもまともなこと考えるんですね。ちょっと見直しました」
友「その程度で見直されるって、俺どんだけ評価低かったの!?」
後輩妹「まあ、そんなことはいいじゃないですか。じゃあお姉ちゃんの帰る準備が終わるまでの間、ちょっとお話しましょうか。いいよね、お姉ちゃん?」
後輩姉「うん、いいよ。だったらあせらずに準備しておくね」
後輩妹「ううん、できるだけ早く終わらせて欲しいな。あまり長く話したくないから」
友「さっきからホントひどくねえ!?」
後輩妹「ふふふ、さすがに今のは冗談です。それじゃ、教室の外で話しましょうか」
友「そうだね…ってか今のはってことは、さっきまでのはマジだったのか…」
しえん
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 01:58:37.08 ID:jXnmfqH50
友「しかしすごいな双子って。初めて見たけど、ホントにそっくりなんだもんな」
後輩妹「まあ、見た目はそうかもしれませんね。性格は似ても似つかないですけど」
友「確かに。男から聞いたけど、あの子相当そそっかしいんだって?」
後輩妹「そうですね。気をつけないと、すぐ忘れ物したり物をなくしたりして…困り者です」
友「苦労してるんだ…」
後輩妹「まあ、もう慣れてますけど。それにあたしも、お姉ちゃんによく迷惑をかけてますから」
友「え、後輩妹が?」
後輩妹「ええ。あたし物心ついた時からこんな性格なんで、しょっちゅう周囲といざこざがありまして。
その度お姉ちゃんも一緒に謝って、どうにか場を収めてもらってるんです」
友「へー…ってか自覚あるなら直そうとか思わないの?」
後輩妹「私も姉に苦労させられてますし、おあいこってことで。姉は多分一生治らないでしょうし」
友(姉のほうは仕方ないけど、妹のほうは治さないと周りにも迷惑がかかると思うんだけど…)
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 02:06:38.84 ID:jXnmfqH50
後輩妹「そういえば先輩たちは逆に性格というか行動が似てますよね」
友「…否定できないな」
後輩妹「やっぱり男先輩も友先輩みたいなことばっかりやってるんですか?」
友「うーん、全くやってないわけじゃないけど、あいつの方が多少まともかな」
後輩妹「へえ、そうなんですか」
友「ああ。あいつは俺よか成績いいしね。運動は俺の方ができるけど」
後輩妹「じゃあ結局一番バカは友先輩なんですね」
友「やっぱそうなるよねー…」
後輩妹「どうして先輩はそんなにバカなんですか?」
友「昨日も別のやつにされたよその質問…そんなこと聞かれても答えにくいって」
後輩妹「まあ、そうですよね。あたしももし『後輩妹ちゃん、あなたはどうして後輩妹ちゃんなの?』と聞かれたら返答に困るでしょうし」
友「あれなんかデジャヴだぞ!?」
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 02:13:18.25 ID:jXnmfqH50
後輩妹「ふふふっ、結構面白いですね先輩」
友「なんか俺、からかわれてるだけのような気がするけど…」
後輩妹「そんなことないですよ。先輩の受け答えの仕方とリアクション、悪くないですし」
友「リアクションって…俺芸人かなんか?」
後輩妹「多分似たようなものじゃないですか?あたしもそういう目で見てますし」
友「そ、そうなんだ…」
後輩姉「妹ちゃん、用意終わったよー」
後輩妹「あ、分かったよお姉ちゃん」
友「じゃあ俺はそろそろ行くよ。じゃあな、気をつけて帰れよ」
後輩「はい、さようなら芸人先輩」
友「最後までそんな扱い!?」
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 02:16:20.71 ID:jXnmfqH50
友「全く、失礼な後輩だな…まあ、ちょっと楽しかったけど」
友(それに、思ったより悪い印象は与えてないみたいだしな。…バカ呼ばわりされてるけど)
友(あいつとなら意外と仲良くなれるかもな…見下されるのは変わらないかもしれないけど)
友「そんじゃ、俺もそろそろ帰ろうかな…」
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 02:22:33.48 ID:jXnmfqH50
その夜 男の部屋
男「…ふむ」
男(今日で1週間も折り返し、できれば明日と明後日で1人は確定させたいところだな)
男(もし無理でも、休日に予定を入れることができれば巻き返しは不可能じゃないしな)
男(今のところ、後輩姉からは保留だが貰えることが確定している…だがこれはあくまで保険だ)
男(そう考えるとやはり幼馴染か会長に絞られるが…どう攻めたものか)
男(一人に集中していくか、同時に仲良くなっていくか…どちらにせよ、急がないといけないな)
男「…今日はもういいか。寝よう」
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 02:26:21.85 ID:jXnmfqH50
友の部屋
友「うーん、いててて…風紀に殴られたとこ、まだちょっと痛むな」
友(なんでいきなり本気で殴ってきたんだ…そんな勘に触ること言ってないと思うんだけど…)
友(ひょっとして、しつこくしたのがいけなかったかな?しつこい男は嫌われるって言うし)
友(…明日会ったら、とりあえず謝っとくか)
友「ま、いいや。深く考えるのはやめやめ、柄じゃないよ。それじゃ寝るか…」
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 02:34:23.88 ID:jXnmfqH50
会長の部屋
会長「うー…ん、今日は楽しかったなあ。やっぱり男君、面白い子だなあ」
会長(バカバカ言われてるけど、別にひどい人柄ってわけじゃないし。むしろすごくいい子だと思うんだけど)
会長(きっとあの子は行動で損をしてるんだろうなあ。ちゃんと話せば、誰でも悪い人じゃないって分かるはずなのに)
会長(…もしかしたらあの子なら、私の求める人になってくれるかも…なんて)
会長(…過度な期待は禁物ってことも、これまでの経験でよーく肝に命じてるけど)
会長「明日も会ってくれるかな?その時は、もっと色んな話ができるといいな…」
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 02:42:34.17 ID:guYfLA0dO
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 02:43:37.12 ID:jXnmfqH50
風紀の部屋
風紀「……」
風紀(…落ちつかない。理由は分かっている)
風紀(友…あいつと過ごす時間は、私にとって楽しいと感じられるものになりつつある)
風紀(だが、あいつは私に何度も辛酸を舐めさせた張本人でもある…そのことが、私にやつを受け入れることをためらわせる)
風紀(でも私ははっきり言ったじゃないか…好き嫌いで相手への不当な評価はしないと…)
風紀(ああ…だからってあいつとこれから仲良くやっていくというのは、なんとなくプライドが許さないというか…)
風紀「…ええい、くそっ!もやもやする…いっそこっそり家を抜け出して、ひとっ走りしてきてしまおうか…」
風紀「…いや、やめよう。そんなことしたってもやもやの原因がなくなるわけじゃない」
風紀(今日はもう寝よう…それで明日あいつに会うまでに、無理やりにでも答えを出しておこう…)
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 02:49:44.69 ID:HPJr24530
支援
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 02:56:12.13 ID:jXnmfqH50
次の日 2月10日(木)
校門前
友「…遅刻した…もうホームルーム始まってるな…」
(あーあ、自分が1週間に1回は遅刻するバカだってこと、自分でもすっかり忘れてたな・・・)
風紀「…来たか」
友「げ…風紀!?なんでいるんだ!?」
風紀「今日は私が立ち番だからに決まっているだろう。それでお前の姿が見えないから、どうせ遅刻だろうと思って待っていた」
友「マジかよ…誰もいなけりゃ適当にごまかせるかもとか思ったのに…」
風紀「…聞き捨てならないことを聞いた気がするが、まあいい。来い、指導室に行くぞ」
友「ええ!?今から説教かよ!?」
風紀「いいから来い。お前に拒否権はない」ガシッ
友「え、ちょ、腕掴まないでなんか怖い、ちょ、ストーーーップ…」ズルズル
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 02:58:55.32 ID:HPJr24530
よし
密室でにゃんにゃんですね
・・・普通生徒だけで指導室行かないし
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 03:03:17.18 ID:jXnmfqH50
指導室
風紀「座れ」
友「はい…」
(これでここ来るの何度目だろ…ここ苦手なんだよな…好きって人もいないだろうけど)
風紀「…1時間目の授業があるから、できるだけ手短に済ませるぞ」
友「あ、はい」
風紀「…その、だな。あれから1日かけて考えてみたんだ」
友「へ?考えたって…何を?」
風紀「…お前とのこと、だ」
友「お、俺とのこと…?」
(なんだ、説教じゃないのか…?)
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 03:10:49.94 ID:Vq2QkJVL0
とりあえず全員脳内でアニメとかゲームのキャラに変換できたわ
性格だけだから楽だなwwwww
ってか後輩姉&家庭科√を期待してたのは私だけか・・・
この二人もらっていっていい?
そんなC
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 03:14:09.28 ID:jXnmfqH50
>>231 まあそりゃそうなんだけど、風紀委員は使う権利があるってことで
風紀「ここ数日、お前が私にしつこく話しかけてきただろう」
友「まあ、そうだな」
風紀「最初のうちは、ただうっとうしくて面倒なだけだった。いつもいつも迷惑をかけられる相手に話しかけられるなんて、普通腹が立つだけだしな」
友「はあ、それは申し訳ありません」
風紀「でもお前とまともに話してるうちに…なんというか、だな…」
友「話してるうちに、なんだ?」
風紀「…ちょっとずつ…楽しいと思うようになったんだ」
友「へ…」
風紀「最初は認めたくなかったが、何度か話を繰り返すうちに、お前との掛け合いが面白くなっていって、次はどんな冗談を言ってやろうとか、
こう言ったらどう返すかな、とか…そういうことを考えるようになって…もっとお前と話していたいとすら…思うようになっていた」
友(…マジか…あの風紀がこんなこと言うなんて…)
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 03:16:10.99 ID:HPJr24530
まぁ人来させたいならもっと頑張れ
遅筆は来ないぞ☆
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 03:21:18.16 ID:jXnmfqH50
風紀「私にだって友人がいないわけじゃない。でも、あんなに楽しく話せたのは、お前が初めてだったから…
でも、私はお前のことが好きではなかったし、その気持ちを認めるのは私には難しかったんだ」
友「風紀…」
風紀「それで考えたんだ。お前のことを受け入れるべきか。昼休みにお前を殴ってから、考えて考えて…それで、やっと決めたんだ」
友「…決めたって…どういう風に?」
風紀「……」スッ
友「…え?何この手?」
風紀「こ、こういう風に手を出されたらやることは決まっているだろう」
友「…もしかして、握手?」
風紀「わ、分かっているなら早くしろ!」
友「あ、ご、ごめん。それじゃあ…」
…ギュッ
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 03:23:25.57 ID:HPJr24530
えっどうなるの
キスかと思った
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 03:31:09.54 ID:jXnmfqH50
友「……」
風紀「……」
友「…えっと…いつまでやってればいいの?」
風紀「む…もういい。離せ」
友「あ、ああ、分かった」パッ
風紀「…よし。これで私とお前は友人だ。お前が私に迷惑をかけた時以外だが、な」
友「ああ…それじゃあ、これからよろしく、でいいのか?」
風紀「ああ。これからよろしく、友」
友(あ…お前じゃなくて、名前で呼んでくれた…)
風紀「…さて。それでは私の個人的な話も済んだところで、説教の時間といこうか」
友「え、ええっ!?この流れでそれはないだろ!ってかこれで友人とか言ってたじゃ…」
風紀「お前に迷惑をかけられた時以外、と言ったろう?残念ながらお前は遅刻して私に迷惑をかけたからな。
今の私たちは、ただの風紀委員と問題児だ」
友「で、でもほら、もうすぐ授業始まるし…」
風紀「大丈夫、間に合うように手早く済ませてやる。その分密度は濃くなるが、な?」
友「な?、じゃない!ちょ、勘弁して、嫌ああああああ!」
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 03:38:00.54 ID:jXnmfqH50
休み時間
男「ははは、随分絞られたみたいだな」
友「大変だったよ…まあ、その分あいつと進展はあったけど」
男「いやー、今日はお前は遅刻してくるだろうなと思ったが、やっぱりそうだったな」
友「なんで分かるんだよ」
男「そりゃお前、いつも俺とお前が遅刻する日は一緒だからに決まってるだろ?」
友「…てことは、まさかお前…」
男「ああ、余裕で遅刻だ」ニッ
友「…怒られたか?」
男「いやー、校門に誰もいなかったからうまくごまかすことができてよかったなー」
友「…風紀さーーん!!ここに遅刻者がもう一人…」
男「わあああぁーーー、ストップストップ!!」
委員長「うるさい!もう少し静かにできないの!?」
男「あ、すいません」
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 03:46:51.20 ID:jXnmfqH50
男「分かった分かった、悪かったよ意地悪言って」
友「全く、あいつの説教のねちっこさはお前も分かってるだろ?」
男「悪い悪い。それより、今日も早速始めるか」
友「ああ、今日の方針は?」
男「今日からは2,3日目に会った女子以外は除外して攻めていこう。このタイミングで0から始めたら到底間に合わん」
友「じゃあ俺は昨日までの選択肢から委員長を除いた4人か…」
男「そうだな。俺も今日からは4人から選んでいくことになるな。そんじゃ早速行ってみますか…」
1.幼馴染
2.風紀
3.会長
4.後輩姉
>>244
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 03:53:44.88 ID:HPJr24530
ksk
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 04:03:10.17 ID:HPJr24530
人いなすぎww
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 04:04:25.05 ID:oCNsWtI40
深夜に安価進行はするべきやないんや・・・
安価なら1
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 04:05:55.84 ID:jXnmfqH50
駄目だ、僕もう限界だよ、頭痛いもん…
というわけで寝かせていただきます。
残ってたら今日と同じ、朝か夜に続き書きます。
落ちてたら、どうしようかな…スレタイに風紀を入れて近いうちに立てるよ。
それではお休み安価下
お、幼馴染は・・・?
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 04:12:09.12 ID:HPJr24530
会長は・・・?
でとりあえずオススメのギャルゲエロゲ教えろ
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 04:35:35.75 ID:y7GoH+gy0
風紀ちゃんは友と結ばれてほしい
まさかリトライしてたとはC
頑張ってな
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 06:27:19.56 ID:y7GoH+gy0
ほっほ
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 07:08:12.94 ID:yLZM3XdS0
ポッポ
251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 08:06:55.27 ID:PDIllQXtO
ほ
252 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 10:04:13.44 ID:qlh+CbB4O
ほ
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 11:22:24.02 ID:QnXKjYtyi
ほ
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 12:17:34.51 ID:guYfLA0dO
ほし
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 12:29:49.34 ID:dH4ej01L0
まだ続いてたのか
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 13:26:24.12 ID:QnXKjYtyi
ほし
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 14:11:13.33 ID:guYfLA0dO
のあ
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 15:48:12.52 ID:yLZM3XdS0
ほ
支援
ほ
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 17:30:36.09 ID:HWMiney70
ほし
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 17:49:16.17 ID:sz3MIUO00
支援
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 19:13:03.85 ID:OaTVa8jX0
保守あげ
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 19:43:31.91 ID:OxRCOg6SO
age
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 20:26:45.93 ID:SbJDzjUb0
ほ
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 20:56:44.28 ID:jXnmfqH50
ただいま 残してくれてありがとう
そんじゃ続きからいくけど…
>>245は1と判断していいのかな?それとも再安価?
1でいいと思うよ!
269 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 21:13:17.90 ID:jXnmfqH50
了解 そんじゃ続きから行きます
男「そんじゃ幼馴染のとこ行ってくるぜ。んじゃ後でな」
友「おう、それじゃ俺も…」
1.陸上部
2.風紀
3.家庭部
4.後輩妹
>>272
270 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 21:15:08.19 ID:qlh+CbB4O
2
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 21:23:53.75 ID:jXnmfqH50
2-A
男「幼馴染、いるか?」
幼馴染「あ、男」
男「なあ、なんか話でもしねえか?飲み物のことだけじゃなくて色々…」
幼馴染「…いい」
男「えっ、何でだよ?」
幼馴染「普通の話は私にはできないし、飲み物の話も満足に話すには時間が足りない。だからいい」
男「ふ、普通の話はできないって、そんなことないって。昔は俺たち、色々話せてたろ」
幼馴染「昔の話。今はもう、きっと無理」
男「……」
1.そんなことない
2.そうかもな
あれ困ったぞ、手が勝手にもう1回安価出す展開に…
>>277
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 21:31:59.26 ID:tJr+JwrqO
3
273 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 21:37:27.46 ID:jXnmfqH50
その頃
友「そんじゃ家庭部のとこ行くか。確か2-Dだったよな」
2-D
友「おーい、家庭部、いる?」
家庭部「はい?あ、友さん。何か御用ですか?」
友「いや、ちょっと話でもしようかなと思って。大丈夫?」
家庭部「ええ、わたしは全然構いません。友さんとのお話、楽しみです」
友「いや、そんなに期待しないで欲しいな。じゃあ、何を話そう…」
夕飯できた
続きは後で
274 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 21:43:03.16 ID:sHNlCO970
275 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 21:48:51.26 ID:HWMiney70
再安価か
276 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 22:08:00.36 ID:jXnmfqH50
ただいま
友「趣味は料理って言ってたけど、ジャンルっていうか、どの国籍の料理をよく作るの?」
家庭部「そうですね…父は洋食が好きなんですけど、母は和食派なので。だからどちらも同じくらい作りますかね」
友「へえ、両親の好みが真逆なんだ」
家庭部「ええ。料理だけじゃなくて、音楽や映画の好きなジャンルも全く違ってて、面白いくらいです」
友「そんなに違うんだ…ところで音楽といえば、何で家庭部はよく一昔前の曲ばっか歌ってるんだ?」
家庭部「えっ?ああ…それはですね、母の影響で…」
友「お母さんの?」
家庭部「はい。父はクラシックが好みなんですけど、母はわたしがよく歌うような一昔前の歌謡曲が好きでして。それで子供の頃からどちらもよく聴かされてたんですけど、
わたしには歌謡曲のほうが合っていたみたいで」
友「ふーん…じゃああの歌はお母さんの教育のたまものってわけだ」
家庭部「そうなりますかね、ふふっ」
277 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 22:22:18.67 ID:jXnmfqH50
友「しかしクラシックが好きって、なんていうか、古風というか…かっこいいお父さんだね」
家庭部「うーん、多分そういう教育をされていたからなんでしょうね」
友「へ、そういう教育って?」
家庭部「えっとですね…わたしの父は、ある会社の代表をやってまして。昔から代々親から継いでいるらしいんですけど、
それで子供の頃から跡継ぎにふさわしい教育を施されていたって会社の方に聞きました」
友「へ、へえ〜…」
(家庭部ってもしかして、結構お嬢様なのか・・・?)
「あ、じゃあお母さんは?」
家庭部「母は一般的な女性だったんですけど、大学生時代に父と知り合って、交流を深めているうちにお互いに好きになったそうで。
祖父は父を別の女性と結婚させたかったらしいんですけど、それを押し切って結婚したんですって」
友「なんかドラマみたいだね、そういうの」
家庭部「ええ。憧れますよね…」
278 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 22:27:53.78 ID:jXnmfqH50
友「…あ、もうこんな時間だ」
家庭部「あら、そうですね」
友「それじゃもう行くよ。家庭部のこと色々分かって楽しかったよ」
家庭部「ええ、わたしも楽しかったです。それでは友さん、また」
友「うん、また」
友「家庭部ってお嬢様だったんだな…でもなんとなく選曲とかしゃべり方の端々が庶民ぽいっていうか…多分それはお母さんの影響なんだろうな」
友(そういえば、今日は放課後家庭部と約束してたんだったな。忘れないようにしないと)
友「さて、男はどうなったかな?」
279 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 22:33:28.03 ID:SbJDzjUb0
1
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 22:39:52.37 ID:jXnmfqH50
その頃 2-A
男「…そんなことないって」
幼馴染「…え」
男「そりゃあれからずっと話すこともなくなったままで、何話したらいいか分からなくなってるかもしれないけど…
でも、全く話せないなんて、そんなこと絶対にない。時間が経っても、俺とお前がよく話してたことは変わるわけじゃないだろ」
幼馴染「…そう、かな」
男「そうだって。とりあえず手探りで色々話してみようぜ。きっとまた昔みたいに話せるって」
幼馴染「…分かった。頑張って話してみる」
男「おう、そうそう。んじゃ、何話そっかな…」
281 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 22:47:53.69 ID:jXnmfqH50
男「なんか趣味ってないのか?」
幼馴染「…飲み物」
男「そ、そうじゃなくてさ…なんか最近よくやることとか、そういうのないか?」
幼馴染「最近よくやる…あ」
男「お、なんかあったか?」
幼馴染「インターネットで、新しい飲み物の情報がないかよく調べてる」
男「へえ、お前コンピュータ持ってんの?」
幼馴染「…ん」
男「いいなあ、俺コンピュータなんてほとんど触ったことねえよ。親にはんなもん買ってやるつもりはないって言われちまってるし」
幼馴染「今度やってみる?」
男「お、いいのか!?」
幼馴染「…変なものを調べないなら」
男「ひ、人のパソコンでんなこと調べねえって!」
幼馴染「…ならいい」
282 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 22:55:25.71 ID:jXnmfqH50
男「他になんか調べたりしないのか?」
幼馴染「…授業の中で気になったこととか、たまに調べてる」
男「たとえば?」
幼馴染「…現代文の時間に、先生が昔話の話題を出してきた」
男「へえ、昔話」
幼馴染「知らない話で結構面白かったから、他に私の知らない面白い話がないか調べてみた」
男「なんかいいのあったのか?」
幼馴染「色々あった。でもその中にひとつとても怖い話があった。それを見たのは寝る少し前だったから、それを見たせいで怖くてしばらく寝付けなかった」
男「ははは、そりゃ災難だったな」
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 22:57:37.33 ID:SbJDzjUb0
支援
284 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 23:01:13.56 ID:jXnmfqH50
幼馴染「あとは…」
男「ほら、やっぱりちゃんと話せるじゃないか」
幼馴染「え?…あ」
男「な、だから言ったろ?どうせ話せないって諦めないで、やってみれば案外いけんだよ」
幼馴染「…ん。ありがとう男」
男「いいって、俺はただお前と話したかっただけなんだしさ」
幼馴染「…やっぱり男は…」
男「ん?俺がどうした?」
幼馴染「…なんでもない。それより、続きを…」
男「あ、もうこんな時間じゃねえか。ごめん幼馴染、俺戻んねーと」
幼馴染「あ…待って…もっと話したい」
男「んな悲しそうな顔すんなよ。また話に来てやっから」
幼馴染「…分かった。約束」
男「ああ、約束だ。んじゃまたな」
幼馴染「ん、またね」
285 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 23:07:53.59 ID:jXnmfqH50
男「よし、幼馴染と飲み物以外の話ができたな。これは大きいぞ」
男(多分これ自体は大きい影響はないけど、これを足がかりにもう1歩踏み出せれば、きっとそれで大きく前進できるはずだ)
男「さて、友もうまくやってると思うし、教室戻るか」
2-B
男「ただいまー」
友「お、おかえりー。どうだった?」
男「手ごたえあり、だな。そっちは?」
友「家庭部と話してきたよ。多分俺も悪くないんじゃないか?」
男「そうかそうか。んじゃ、また後でだな」
友「おう、次の休み時間に」
286 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 23:10:42.23 ID:jXnmfqH50
次の休み時間
友「で、今度はどうする?」
男「そうだな。俺は…」
1.幼馴染
2.風紀
3.会長
4.後輩姉
>>290
287 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 23:11:16.90 ID:HWMiney70
人いないな
1
1ィィィッ!!!
289 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 23:22:48.86 ID:VWYCpLGk0
4
1
291 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 23:31:44.06 ID:jXnmfqH50
男「また幼馴染のとこ行ってくるか。んじゃ、行ってきます」
友「おう、行ってらっしゃい。俺は…」
1.陸上部
2.風紀
3.家庭部
4.後輩妹
>>294
292 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 23:34:24.87 ID:jXnmfqH50
2-A
男「よっ、幼馴染」
幼馴染「あ、男。待ってた」
男「ははは、なんか嬉しそうだな」
幼馴染「うん。また話?」
男「おう、そうだな。またなんか話しようぜ」
幼馴染「分かった。今度は何の話?」
男「そうだな…」
2がいいな
294 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 23:40:47.97 ID:VWYCpLGk0
1
295 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 23:45:11.42 ID:jXnmfqH50
男「なんか本とか読まないのか?」
幼馴染「…あんまり。漫画なら読む」
男「へえ、漫画読むんだ。たとえば?」
幼馴染「最近ジョジョを読んだ」
男「少年漫画か…しかもジョジョとはまた渋いチョイスだな。俺も読んだことあるぜ。第何部が好きなんだ?」
幼馴染「第4部。でも一番好きな主人公はジョナサン」
男「へえ、なんで?」
幼馴染「心構えから死に様までとてもかっこよかったから。でも1部自体はちょっと苦手」
男「あ、怖いからだろ」
幼馴染「…子供から血を絞り取るシーンはもう見たくない」
男「お前怖いの昔から駄目だからなあ。でもジョナサンは好きと」
幼馴染「…ん」
風呂入ってくる
296 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/22(火) 23:45:34.31 ID:B73T/1rm0
C
支援
299 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 00:40:53.88 ID:pEb8cMiJ0
ただいま
男「しかし、少年漫画か…少女漫画とかは読まねえの?」
幼馴染「読まないわけじゃないけど、面白い漫画は少年漫画のほうが多い。古本屋に行くと結構昔ので面白いのが色々ある」
男「ふーん。昔のやつか…最近のは?」
幼馴染「あまり読まない。雑誌を読むこともないし、単行本も古本屋だと高いから。
昔のなら全巻セットでお得なのとかがあるから集めるのも楽」
男「へー、でもあれ持って帰るの大変じゃないか?」
幼馴染「確かに。20巻以上あると、重いから抱えて持って帰らないといけなくて大変」
男「まあ、こればっかりは仕方ないけどな」
300 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 00:42:19.97 ID:tQblu2v30
C
301 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 00:48:00.02 ID:pEb8cMiJ0
男「あ、そうだ。今度お前の集めた漫画読ませてくれよ。もし俺が知ってるのあったら話もできるしさ」
幼馴染「分かった。いつでも来て構わない」
男「了解。…なんかお前と色々約束してる気がするな」
幼馴染「確かに。やることがいきなり増えてきてる」
男「迷惑か?」
幼馴染「全然。むしろ楽しい」
男「そうか、なら良かった。…あ、もう時間やべーな。んじゃ幼馴染、またな」
幼馴染「…ん。またね」
302 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 00:51:28.06 ID:pEb8cMiJ0
男(結構話せるな。いい調子だ)
男(これならうまくやればバレンタインも安泰かもな)
男「さて、友は…」
男(…そうだ)
男(今回から次の時間に会いに行く相手を休み時間の前に決めておこう。そのほうが動きやすいだろうし)
男「さて、じゃあ次の休み時間は…」
1.幼馴染
2.風紀
3.会長
4.後輩姉
>>305
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 00:57:48.27 ID:pEb8cMiJ0
友「陸上部のとこにでも行くか」
2-C
友「さて、いるかな…あ、いた。誰かと話してるな。相手は1年か…」
生徒「…って感じなんですけど、どうでしょうか」
陸上部「うん、いいんじゃない?あとは筋肉のつけ方に気をつけたほうがいいかも。ちゃんとまんべんなく鍛えないと、
バランスが悪くなって却ってマイナスになっちゃうからね」
生徒「はい、アドバイスありがとうございます。それじゃ、失礼します」
陸上部「うん、ちゃんと体調管理もしっかりね」
友「やあ、陸上部」
陸上部「あ、友君」
友「今のって部活の後輩?」
陸上部「うん。練習のアドバイスを頼まれたから、色々教えてあげてたんだ」
友「へえ、さすがエースは頼られるんだな」
陸上部「も、もう、それ会う度に言ってない?」
友「ははは、そうかも」
304 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 01:02:12.17 ID:tLZkYamO0
しかしほんとに伸びないなこのスレ
そんなにスレタイで損してるだろうか
kskst
305 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 01:09:54.17 ID:pEb8cMiJ0
友「しかし、後輩に頼られて休日も十分満喫して、それでいて調子もいい…すごいな、陸上部って」
陸上部「そ、そんなことないって。あたしだって悩みはあるし」
友「へえ、どんな?」
陸上部「えっと…お小遣いが残り少ないとか」
友「あははは、なんとも意外なところで悩んでるんだ」
陸上部「散歩のときに色々買ったりするとつい無駄遣いになっちゃうんだよねー…もっとしっかりやりくりしなきゃって思うんだけど」
友「なるほど、陸上部のエースはやりくり下手と」
陸上部「な、なんか恥ずかしいなあ…友君は悩みとかあるの?」
友「え、俺?まああるっちゃあるけど…教えない」
陸上部「えーっ、あたしが教えたのになんかずるくない?」
友「そ、それでも教えられないな」
陸上部「ちぇーっ…」
友(バレンタインのチョコが欲しいなんて言えるわけない…)
306 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 01:11:10.82 ID:DLGVd1P5P
3
支援
308 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 01:21:40.33 ID:pEb8cMiJ0
陸上部「ところで、友君の方はお小遣いはどうなの?ちゃんとやりくりできてるの?」
友「ああ、そうだな…俺の場合元々貰ってる金額が少ないから、その分どうしても使いたいときに使えるようにできるだけ貯めるようにしてるな。
まあ、結果的にやりくり上手ってことかな」
陸上部「なるほど、それでもやりくり上手なんだね…いいなあ、あたしもその計画性が欲しい」
友「使いたいと思ったときにぱっと使える心構えもうらやましいけどね」
陸上部「そう?あたしはできるだけ節約できる人間になりたいな、将来とかも考えて」
友「将来ね…確かにそういうのは必要かもな」
陸上部「結婚したとき、お金のことで相手に愛想尽かされるなんて目も当てられないしね」
友「それは俺も嫌だな…ってか、結婚したときとか考えてるんだな」
陸上部「まあ、そりゃ。女の子のロマンってやつですから」
友「ふーん、陸上一筋なのかと思ってたけどそういうわけでもないんだな」
陸上部「ま、あたしも一応女の子ですから」
309 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 01:26:01.29 ID:pEb8cMiJ0
友「おっと、もう戻らないと」
陸上部「あ、もうそんな時間?じゃあまたね友君、楽しかったよ」
友「ああ、俺も楽しかったよ。それじゃ」
友(陸上部…思ったより女の子って感じだな)
友(それでもやっぱりチョコくれるキャラって感じではない気がするな…まだまだきついかも)
友「さて、戻るか」
310 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 01:28:02.44 ID:M7r/ZGzBO
3
311 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 01:28:40.92 ID:pEb8cMiJ0
友「ただいまー」
男「おかえりー」
友「陸上部と話してきたよー」
男「そうかー。こっちは幼馴染と盛り上がったよー」
友「そうかー。じゃあ後でなー」
男「おう、後でなー」
312 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 01:30:03.28 ID:pEb8cMiJ0
次の休み時間
男「さて、それじゃ俺は会長のとこ行ってくるよ。じゃあな」
友「おう。んじゃ俺は…」
1.陸上部
2.風紀
3.家庭部
4.後輩妹
>>315
313 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 01:34:39.00 ID:AhA4WBDf0
4
314 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 01:38:59.61 ID:pEb8cMiJ0
3-C
男「…さて、会長は…」
??「…わっ!!」
男「う、うわああああ!?か、会長!?」
会長「あはははは、驚いた?」
男「な、何するんですか!?」
会長「うふふふ、そろそろ来るんじゃないかと思って君を驚かすために隠れて待ってたのよ」
男「そ、そっすか…」
会長「…ちなみに、1時間目と2時間目の休み時間のときも同じようにして君の事を待ってたのは秘密ね」
男「は、はあ…」
(やっぱ変な人…)
315 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 01:39:57.79 ID:M7r/ZGzBO
2
316 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 01:47:42.23 ID:pEb8cMiJ0
会長「そんなことより…もーっ、来るのが遅いわよ!ずっと君が来るの待ってたんだからねっ!?」
ギュッ
男「うわ、か、かいちょ…!?」
(む、胸、当たってる!)
会長「君は私のお気に入りなんだから、ちゃんと私の来て欲しい時に来てくれないと駄目じゃないのぉ!」
男「わ、分かりましたから、は、放して…」
生徒A「あ、あのやろう、なんてうらやましいことになってやがる!」
生徒B「ふざけやがって、なんだってんだ畜生!」
男(ああ、周りの声が…)
会長「…よし、今回はこれくらいで勘弁してあげようかな」パッ
男「は、はあ…」
(い、いきなり疲れた…)
317 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 01:49:34.56 ID:Qq9q9XaPO
なぜか今更になってバレンタインを貰った…
食いかけだけどな
>>314 会長のお茶目っぷりにチンコ勃った
支援
319 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 01:55:53.28 ID:pEb8cMiJ0
会長「で、ここに来たってことは、私とお話しに来たってことでいいのよね?」
男「あ、はい、そっすね」
会長「それじゃ早速お話しましょうか。今日もちゃんと私を楽しませてね?」
男「分かってますって。それじゃ、今日は…そうだな、校外学習のときの話でもどうでしょう」
会長「おっ、武勇伝シリーズね」
男「別にシリーズ化するつもりはないっすけど…まあ、そのときの友と一緒に起こした騒動の話っす」
会長「んー、楽しみだねー…」
320 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 02:04:50.58 ID:pEb8cMiJ0
男「俺たち、校外学習は水族館に行ったんすよ」
会長「水族館…危険なにおいがぷんぷんするわね」
男「…水族館で危険なにおいがしたら、水族館を訪れるのは危険知らずの学者とならず者だけになると思うんですけど。まあ、それは置いといて。
水族館なんて久しぶりだったから、ちょっとテンション上がってましたね」
会長「楽しいからね、水族館。ペンギンとかかわいいし」
男「…さっき危険なにおいがするとか言ってませんでしたっけ?ま、いいや。で、早速自由行動になって友と一緒に回ったんすよ」
会長「うんうん、すでにトラブルの予感ね」
男「あー、それ的中っす」
321 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 02:05:40.70 ID:tQblu2v30
水族館か期待
322 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 02:23:18.20 ID:pEb8cMiJ0
男「ほら、水族館とかって大抵展示コーナーとかがあるじゃないっすか。なんかこの動物はこんな模様してますよーとか、そういうの」
会長「ああ、あれね。たまに気持ち悪いのとかあるわよね」
男「ああ、そうっすね。で、その水族館にあったのはサメのヒレの模型だったんすよ。
よく映画などで見るサメのヒレはこんな感じなんですみたいな。鮫肌まで再現したよくできたやつだったっす」
会長「へーっ、確かに映画とかでヒレだけ出てるのとか見るわね」
男「で、自由におさわりくださいって表示が書いてあったんで、ちょっと触ってみたんすよ。実は鮫肌って軽く触るとちょっと気持ちいいんすよね」
会長「いいなあ、私触ったことなんてないからなあ」
男「それだけだったらそれで終わりなんですけど、友のやつが急にテンション上げ始めて。…いや、思えばその日は朝から妙にテンション高かったな。
で、あいつが調子乗って横からその模型をビンタしたら…その…根元からポッキリいっちゃいまして」
会長「…ぷっ!」
男「年季入ってたけど、あれだけで折れるはずないから多分似たようなこと子供とかがやってたんでしょうね。で、ちょうど友がやったときに限界に達したと。
その瞬間、俺と友の空気がピタリと止まりましたね。で、すぐ我に返って、ちょうどその時人がいなかったから偶然友のリュックに入ってた強力接着剤でくっつけてなんとかごまかしましたね」
会長「…あ、あははははは!と、友君何やってるのよ!そ、そんなの小学生しかやらないわよ!!
さ、さすが友く、あ、あっははははは!!」
323 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 02:43:03.58 ID:pEb8cMiJ0
会長「あ、あははははは…ゲホッ、ゲホッ」
男「あーあー、また咳き込んじゃって…大丈夫っすか?」
会長「だ、大丈夫大丈夫。いやー、さすがね」
男「そりゃどうも。でもこの話、まだ終わりじゃないんすよ」
会長「え、まだあるの?」
男「はい。で、それから昼食の時間になって、ペンギンの水槽の前で弁当食ったんす。そん時に友の弁当に美味そうなおかずを見つけまして、俺がひとつ奪い取ったんすよ」
会長「あら男君、泥棒は駄目よ」
男「まあ、過ぎたことなんで。それが友の怒りを買って、今度は友が俺のおかずを奪ったんす。そっからは泥沼で、取っては取られ、取られては取りの不毛な争いっす」
会長「あーあ、どっちもどっちね…」
男「で、最後に俺が友のでっかいハンバーグを掴んだら、さすがにそれは譲れないと友が掴み返してきまして。それで引っ張りあった拍子に、
ハンバーグがペンギンの水槽のほうに飛んで行っちゃいまして」
会長「え…」
男「それを見た友が血相を変えて『僕のハンバーグぅぅぅ!!』って叫びながら柵乗り越えてペンギンの水槽に飛び込みやがって。
そしたらペンギンが餌と勘違いしたのかいっせいにハンバーグめがけて泳ぎだして、それを見た友は逃げ出したんすけど、
そのときあいつ手にハンバーグ持ってたからペンギンが追いかけてきまして。で、騒ぎを聞きつけた飼育員と先生にどうにか収めてもらって、
そのまま俺も一緒に説教食らいました」
会長「あ、あははははは!!い、いくらなんでもハンバーグのために水槽に飛び込むって、こ、子供でもそんなことしないわよ、
何考えてんのよ、あ、あは、あははっはははは!!」
324 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 02:48:54.19 ID:pEb8cMiJ0
会長「はーっ、はーっ…は、あははっ、もう最高よ君たち!よくもまあ高校生にもなってそんなことできるわね、感心しちゃうわ」
男「いや、感心しないでくださいよ…」
会長「うん、やっぱり面白いわ!さすがバカコンビ、ネタには事欠かないわね!」
男「別にネタにするつもりはなかったっすけどね」
会長「うん、ありがと男君。すごく楽しませてもらったわ」
男「それは何よりっす」
会長「あら、君の話を聞いてたらこんな時間ね。そろそろ戻ったほうがいいんじゃない?」
男「あ、そっすね。んじゃ会長、また」
会長「うん、またね。次もいい武勇伝、期待してるよ」
325 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 02:55:03.84 ID:pEb8cMiJ0
男「うん、また会長に喜んでもらえたみたいだな。そのたびに友のイメージが落ちていく気がするけど」
男(結構いい感じに気に入られてきたな…このペースを維持していくか)
男「…次は昼休みか。どうするか…」
1.幼馴染
2.風紀
3.会長
4.後輩姉
5.情報整理
>>328
326 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 02:58:25.32 ID:pEb8cMiJ0
友「うん、風紀と話すか。おーい、風紀ー」
風紀「ん…なんだ、友」
友「いや、お前と話でもしようかなーと」
風紀「なんだ、そうか。別に構わないぞ」
友「おっ、なんか今日はあっさりだな」
風紀「当然だろう。私たちはもう、その…友人なんだから」
友「ああ、そっか。んじゃ、何話そっかな…」
会長は展開広がらなさそうだな…ksk
安価なら1
328 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 03:06:24.68 ID:HRv57x8h0
1
2
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 03:10:22.31 ID:pEb8cMiJ0
友「なあ、風紀委員の仕事って大変なの?」
風紀「ふむ…そうだな、この世に大変でない仕事などない、と答えておこう」
友「あ、やっぱ大変なんだ」
風紀「まあな。朝の立ち番はもちろんのこと、校内で過剰に服装を乱すものがいれば注意し、さらには毎月の標語も考えなければいかん」
友「へー、色々あるんだな」
風紀「ああ。その中でも一番大変なのは、お前らのような問題児の指導、だがな」
友「う…」
風紀「私が何を言いたいか、分かるよな?」
友「…いつも仕事を増やしてすいません」
風紀「それでよし。全く、いつもそんな気持ちで過ごしていてくれれば、本当に私の仕事も減るんだが」
331 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 03:21:04.21 ID:pEb8cMiJ0
友「仕事と言えばさ、風紀ってなんか就きたい仕事とかある?」
風紀「む、就きたい仕事か…」
友「やっぱ風紀委員だし、警官とか警備員とか?」
風紀「いや…就きたいというか、やってみたい仕事なら…ガイドかな」
友「へ、ガイド?」
風紀「なんかやってみたくないか?こう、笑顔を振りまきながら右手をご覧くださいとか、そういうの」
友「風紀のガイド姿……ぷっ、はははっ!に、似合わないって!」
風紀「う、うるさい!」ボカッ
友「いて!わ、悪い悪い、笑ったのは失礼だったな」
風紀「…別に、自分でも似合わないことくらい分かってるさ」
友「でも、もしかしたら実際着たら似合ってるかもな。まあ、見る機会はないだろうけど」
風紀「そうだろうな…」
332 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 03:30:30.51 ID:pEb8cMiJ0
風紀「そういうお前はないのか?やりたい仕事」
友「俺?俺は…スタントマンとか」
風紀「スタントマン?映画のアクションとかをやるあれか?」
友「そうそう。普通の人にはできない危険なスタントを華麗に決めてみせて、後でその作品が完成したときに
『あれホントは俺がアクションやったんだぜ』とか言って自慢してみたりさ」
風紀「…ふっ」
友「な、なんだよ!」
風紀「いや、身体能力で私に劣るお前が何を言っているんだと思ってな」
友「き、鍛えりゃ俺だってお前くらいにはなれるさ!」
風紀「さあ、どうかな?」
友「ちぇっ、なんだよ。どうせ子供っぽいとか思ったんだろ?」
風紀「いや、そんなことはないぞ。それも立派な仕事だからな、笑うことなんかできないさ」
友「…風紀…お前、いい奴だな」
風紀「そんなことはない。普通だ、普通」
333 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 03:34:10.53 ID:pEb8cMiJ0
風紀「…っと、もう時間がないな。ここらで切り上げるか」
友「あ、そうだな」
風紀「…なあ、友」
友「ん?」
風紀「最初はお前と友人なんてと思っていたが…開き直ってみると、意外と気楽に付き合えるものだな」
友「ん、そっか」
風紀「じゃあ、またな友」
友「おう、またな」
334 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 03:40:26.46 ID:pEb8cMiJ0
友(風紀と友達か…確かに思ったより悪くないかもな)
友(友人ってことは、なんだっけ、友チョコ?とかいうやつを貰えるかもしれないし)
友(うん、今後に期待が持てるな)
友「そろそろ男も戻ってくるかな?」
男「よ、ただいま」
友「お、お帰り」
男「会長に水族館の話してきたから」
友「マジ!?あれめっちゃ恥ずかしい思い出なのに…」
男「ま、いいだろ。もっと恥ずかしい思い出ならいっぱいあるんだから」
友「そういう問題じゃないけどな…俺は風紀と話してたよ」
男「おお、友達同士の会話か」
友「そうなるな。さて、次は昼休みだな」
男「ああ。この時間は特に大事に使わないとな」
335 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 03:44:01.85 ID:pEb8cMiJ0
キリがいいしそろそろ寝るかな…人も少ないし。
楽しんでもらえてるならこちらとしては万々歳なんだが、どうなんだろう?
明日も朝か昼に戻ってくるので、またそのときに続きを書きます。
落ちたら…会長か風紀をスレタイに入れて近いうちに立てるよ。
それではお休み
336 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 03:47:50.73 ID:N8sjOQ/c0
お休み
お休み
俺も寝るから保守よろしく
338 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 04:37:08.42 ID:G7sOtCMV0
風紀ちゃんかわいいよぉおおお
ほす
339 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 05:59:44.20 ID:EC037/CLO
おれがいる
340 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 07:09:16.73 ID:Pb4+e9pR0
支援
ほ
342 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 09:52:31.23 ID:pEb8cMiJ0
おはよう 夜勤の人たちどうもありがとう
昨日の分ちょっと見返してみたんだけど…おかしいんだ…
想定してたより風紀がデレてるんだ…まだもうちょっと固い感じだと思ったんだけど…
これがキャラが勝手に動くということなんだろうか。まあそんなことはいいや。
ちょっと牛乳買って来るんで、続きは帰ってきてから書きます
343 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 10:37:31.43 ID:pEb8cMiJ0
ただいま そんじゃいきます
昼休み
男「そんじゃ俺、幼馴染と食うから。また後でな」
友「おう。んじゃ俺は…」
1.陸上部
2.風紀
3.家庭部
4.後輩妹
>>345
344 :
冒険の書【Lv=3,xxxP】 :2011/02/23(水) 10:41:31.28 ID:Y2vvRrdci
2
345 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 10:42:10.27 ID:pEb8cMiJ0
2-A
男「幼馴染、いるか?」
幼馴染「あ、男」
男「おお、いたいた。これから一緒に昼飯どうだ?」
幼馴染「ん、分かった。一緒に食べる」
男「よし、だったらすぐ食堂行こうぜ」
幼馴染「…ん」コクリ
食堂
幼馴染「焼肉定食ひとつ」
男「俺はカツ丼で」
346 :
冒険の書【Lv=3,xxxP】 :2011/02/23(水) 10:42:51.67 ID:Y2vvRrdci
ぼくは風紀ちゃん!
347 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 10:49:28.52 ID:pEb8cMiJ0
男「いただきます」
幼馴染「いただきます」
男「その水筒の中身って昨日のあのサイダーか?」
幼馴染「そう。炭酸は水筒に移すのも持ってくるのも大変」
男「だろうな。下手すりゃ炭酸抜けきっちまうし」
幼馴染「ん。だから移すときは漏斗を使ってゆっくりやってる」
男「ろ、漏斗…そこまでするか」
幼馴染「こだわるというのはそういうこと」
男「ふーん…こだわるってのも大変なんだな」
幼馴染「それでもこだわる理由があるから、人はなにかにこだわり続ける」
男「なんか重みあるな、その言葉」
348 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 10:58:25.72 ID:pEb8cMiJ0
男「ところでさ、どういう飲み物が好きとかってあるのか?」
幼馴染「ん…ちょっと難しい質問」
男「そうか?」
幼馴染「好きな飲み物の種類…挙げるなら、乳飲料」
男「乳飲料って、カルピスとか?」
幼馴染「そう。特にヤクルトは昔から好き」
男「あー、そういやよく飲んでたな、お前」
幼馴染「今でも常に冷蔵庫にストックしている。毎日朝とお風呂上りに飲んでいる」
男「へー…で、乳飲料はいいけど、牛乳は飲まないのか?」
幼馴染「飲まないわけじゃないけど、それほどは飲まない」
男「なんだ、飲みゃいいのに」
幼馴染「どうして?」
男「どうしてって、そりゃ…大きくなるだろ、色々」
幼馴染「色々……!男、またセクハラ」
男「…まあ、今回は否定しない」
349 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 11:06:04.22 ID:pEb8cMiJ0
男「ご馳走様でした」
幼馴染「ご馳走様」
男「これからどうすんだ?」
幼馴染「ん…できれば、男ともうちょっと話してたい」
男「ん、そっか。んじゃしばらくここで話してくか」
幼馴染「そうする」
男(まあ、友が来るまではこうしててもなんも問題ないしな。友、しっかりやってりゃいいが)
350 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 11:06:13.80 ID:tQblu2v30
良かった残ってた
支援
351 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 11:08:37.20 ID:pEb8cMiJ0
友「風紀と昼食おうかな。おーい、風紀ー」
風紀「ん?」
友「今日こそ一緒に昼食おうぜ」
風紀「ああ、そうだな。一緒に行くか」
友「おお、やった」
風紀「やったもなにも、友人なんだから当然だろう」
友「そっか。んじゃ行こうか」
352 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 11:19:12.34 ID:pEb8cMiJ0
食堂
風紀「私は天丼で頼む」
友「俺は…そうだな、今日はビーフシチューにしようかな」
友「いただきまーす」
風紀「いただきます」
友「そういやこのビーフシチューって、アンケートで決まった追加メニューなんだよな。風紀はあのアンケートなんて書いたんだ?」
風紀「私か?私はエビフライだ」
友「へー、エビフライか…なんで?」
風紀「子供の頃から好きなんだ、エビフライ。たまに家族でファミレスに行ったときは、いつもお子様ランチのエビフライが楽しみだったな」
友「へえ、随分かわいい子供だったんだな」
風紀「う、うるさい」
353 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 11:21:37.20 ID:pEb8cMiJ0
風紀「そういうお前は何を書いたんだ?」
友「えっ!?いや、俺は…」
風紀「なんだ、言ってみろ」
友「…おせち料理」
風紀「……」ハァ
友「あ、ため息つかれた!」
風紀「どうして素直に食べたいものを書けないんだお前は…」
友「あの時は深く考えてなかったから…」
風紀「お前が深く物事を考えることがあるのか?」
友「し、失礼な!…そりゃ、ないかもしれないけどさ」
風紀「やれやれ、逆にその能天気さがうらやましいな」
354 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 11:29:58.28 ID:pEb8cMiJ0
友「しかし美味いなこのビーフシチュー。さすがアンケートの追加メニュー」
風紀「ほう、そんなに美味いのか。今度私も食べてみるか」
友「今度と言わずに、今食ってみろよ。ほら」
風紀「む…いいのか?では…」パク
「…ふむ、確かに美味い。アンケートにビーフシチューと書いた者に感謝だな」
友「ははは、そうだな…あ」
風紀「どうした?」
友「そういや男、アンケートにビーフシチューって書いたって言ってた…」
風紀「…なんとなく悔しいな」
友「ははは…」
355 :
>>354の意味、お前らなら分かるな?:2011/02/23(水) 11:33:30.75 ID:pEb8cMiJ0
友「ご馳走様」
風紀「ご馳走様」
友「で、お前はどうするんだ?」
風紀「私はこれから風紀委員の集会だ。そろそろ行かなければ」
友「そっか。んじゃまたな、風紀」
風紀「ああ、またな」
友(うん、今日はちゃんと風紀と昼食えてよかったよかった)
友「さて、男探すか」
356 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 11:37:59.73 ID:EC037/CLO
うむ
風紀も実に自然にしてたな
357 :
>>354の意味、お前らなら分かるな?:2011/02/23(水) 11:42:59.30 ID:pEb8cMiJ0
友「お、いたいた…でも誰かと一緒にいるな。あ、そっか、あれが幼馴染か。じゃあまだ声かけるのはまずいかな…
あ、男がこっちに気づいた」
男「あ、友だ。悪い幼馴染、またな」
幼馴染「分かった。それじゃ、またね」
男「…よし。おーい、友、もう来ていいぞー」
友「なんだ、幼馴染はいいのか?」
男「ああ、今回はもう十分話したからな。ところでそっちはどうしてた?」
友「ああ、風紀と昼食ってたよ」
男「そうか、今日は食えたか。良かったな。…さて、情報整理だ」
358 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 11:49:01.25 ID:pEb8cMiJ0
名前欄消し忘れてた
男「現在の状況は…」
男 友
幼馴染・『昔以上に仲のいい関係になる必要がある』 陸上部・『相応の好意がないとチョコはもらえない』
風紀・『まず俺の悪いイメージをどうにかしないといけない』 風紀・『仲良くなっていけばチョコも貰えそう』
会長・『チョコをくれるかは分からない』 家庭部・『当日家庭部のおこぼれのチョコを貰えるかも』
後輩姉・『欲しいと言えばほぼ確実に貰える』 後輩妹・『姉から貰えれば一緒に、姉が無理でもお情けで貰えるかも』
男「こうだ。これといった変化はないが、相手が減った分判断しやすくなったな」
友「ああ。俺はこのまま順調にいけば風紀から貰えるかもな」
男「そうだな。問題は俺だ。保険があってもなおチョコを貰えるかはグレーのまま…ちょっとまずいか?」
359 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 12:01:08.51 ID:pEb8cMiJ0
男「続いて予測好感度推移だ。多分…」
男
幼馴染 15→40
会長 30→45
友
陸上部 5→15
風紀 35→55
家庭部 5→20
後輩妹 5→15
男「こんなもんじゃないか?」
友「俺に対する風紀の好感度うなぎ登りだな…ホントにこれ合ってんのか?」
男「あくまで予測だ。でもまあ、実際今朝の出来事から判断して、結構いい感じになってきてると思うぞ」
友「そうかな…でも数値の上では一番上がり幅が大きいのはお前と幼馴染なんだな」
男「ああ、普通の話をできるようになったのは大きい。これで足がかりはできてるはずだから、あとは何かチャンスが来るのを待つだけだな」
360 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 12:21:52.02 ID:pEb8cMiJ0
友「で、今後の方針は?」
男「ああ、お前はもう風紀メインで問題ないから、今まで通りで大丈夫だと思うぞ。そうしたければ他の子と仲良くなってもいいしな。
ただ…」
友「ただ?」
男「今までは気にしていなかったが、ここからはちゃんと会いに行くタイミングも考えたほうがいい。時間帯によってそのときの心情も話せる時間も大きく変わるからな。
昨日の風紀みたいに、会いに行かないほうがいい場合も出てくるかもしれないしな」
友「ああ、確かにそうだな」
男「特に昼休みと放課後は、よく考えて会いに行ったほうがいい。同じ回数会っても、普通の休み時間と昼休み・放課後じゃ与える影響も違うだろうからな。
その辺きちんと考えて流れを組まないと、後々後悔するかもな」
友「ああ、分かった…肝に銘じておくよ」
男「そんじゃ次は放課後だが…お前はもう予定が入ってるんだよな」
友「ああ、でも時間は結構遅いから、それまでに別の子と会う時間もあるかも」
男「そうか、まあよく考えて行動しろよ。それじゃまた放課後に」
友「おう」
361 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 12:29:07.94 ID:pEb8cMiJ0
放課後
男「さて、どうするか…これで今日も終わりだし、慎重に決めないとな」
友「特にお前は幼馴染も会長もグレーゾーンのままだからな…」
男「ああ、だが逆に同時に攻めるチャンスがあるとも取れる。どちらにせよここは重要だな。
さて、誰に会いに行こう…」
1.幼馴染
2.風紀
3.会長
4.後輩姉
ちょっと色々やることもあるし、今はここで中断。
続きはまた夜に、それでは遠目の安価
>>373
362 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 12:32:38.95 ID:EC037/CLO
好感度は何が基準なんだろ
100になったらゴールインか?
363 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 13:20:46.38 ID:N8sjOQ/c0
☆
364 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 13:51:01.38 ID:M7r/ZGzBO
保守
365 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 14:42:40.08 ID:Y2vvRrdci
保守
366 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 14:47:27.47 ID:0FkFyki20
>>362 あくまでも予想だし
チョコを貰うのが目的だから
あまり深く考えなくていいんじゃね?
367 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 16:18:36.27 ID:l8NYt/RY0
ほ
368 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 16:22:57.53 ID:M7r/ZGzBO
ほっしぶる
ほ
370 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 17:43:38.01 ID:ieHuCHDT0
ほ
371 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 18:09:28.01 ID:GwCTx8Mi0
ほっほー
372 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 18:37:06.01 ID:GwCTx8Mi0
1
373 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 18:37:20.16 ID:ik0NLYWY0
1
374 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 19:42:48.60 ID:ieHuCHDT0
ほ
375 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 19:45:44.28 ID:hdWZUT8O0
376 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 20:01:49.23 ID:GwCTx8Mi0
ho
377 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 20:58:57.83 ID:sWb0HXa00
ほしゅあまいよ
378 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 21:12:45.68 ID:Pb4+e9pR0
ほしゅ
379 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 21:22:11.99 ID:pEb8cMiJ0
ただいま みんなありがとう
>>375は笑った オープニングはこれだな
そんじゃ続き行きます
幼馴染か…じゃあ会長ルートは消えたな(ボソッ
380 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 21:25:32.31 ID:pEb8cMiJ0
男「今日も幼馴染と一緒に帰るか…んじゃお先に。頑張れよ」
友「おう、任せとけ。…さて、約束の時間までまだ結構あるけど…どうしようか?」
1.陸上部
2.風紀
3.後輩妹
4.約束の時間まで待つ
>>383
381 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 21:28:44.99 ID:pEb8cMiJ0
2-A
男「幼馴染」
幼馴染「あ、男」
男「今日も一緒に帰らねえか?お勧め教えてもらうのとかは抜きでもいいしさ」
幼馴染「ん、分かった。ちょっと待ってて」
男「おう、じゃあ昨日と同じように校門で待ってるな」
幼馴染「ん」コク
382 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 21:37:30.20 ID:pEb8cMiJ0
通学路
男「今日も買い物か?」
幼馴染「ん。もう習慣だから」
男「毎日だろ?小遣い大丈夫なのか?」
幼馴染「大丈夫。十分貰ってる」
男「そっか。ちょっとうらやましいな」
幼馴染「そう?」
男「毎日好きなもの買えるんだろ?そりゃうらやましいさ」
幼馴染「別に毎日じゃない。次の日が休日の時は買っていない」
男「ああ、そっか」
幼馴染「でも、たまに休日に新しいものを発掘に行くこともある。そのときは大抵買うのは小さい缶だけど」
男「自販機で?」
幼馴染「そう。美味しいのを発見したときは、そのまま缶を保存したくなる」
男「ははは、そんなに嬉しいか」
幼馴染「ん」コク
383 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 21:44:42.29 ID:pEb8cMiJ0
コンビニ
男「今日は何買うんだ?」
幼馴染「今日はこれ」
男「え、フルーツオレ?」
幼馴染「たまにはシンプルなものも飲みたい」
男「なるほど、結局最後は王道ってわけか」
幼馴染「ん」コク
男「そんじゃ買ってこいよ。待ってるからさ」
幼馴染「…買わないの?」
男「ああ、俺はさすがに毎日買えるだけの余裕はないからな」
幼馴染「…そう」シュン…
男「ああ、シュンとすんなよ。また今度一緒になんか飲んでやるからさ、な?」
幼馴染「…ん。約束」
男「ああ、約束だ」
384 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 21:47:08.79 ID:wDtMkJnM0
/ ̄ ̄ヽ
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>>379 ええ…
ってか幼馴染みだけ描写が明らかに違いすぎだろ…
386 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 21:52:18.92 ID:pEb8cMiJ0
男「…なあ、ちょっと寄り道して行かねえか?」
幼馴染「寄り道?」
男「ああ、ちょっと遠くなるけど小っちぇえ頃にたまに遊んだ公園、覗いていかねえか?」
幼馴染「私は別に構わない」
男「決まりだな。んじゃ今日はこっち通って行かなきゃな」
幼馴染「ん」
387 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 21:53:37.43 ID:9Z1RWUfX0
会長√終わりとか最早ここに用はない
388 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 21:58:44.02 ID:pEb8cMiJ0
>>385 そうか?まあ幼馴染だしな
公園
男「あー、なんか久しぶりだな」
幼馴染「ん」コク
男「お、あのジャングルジム懐かしいな。久々にちょっと登るか」
幼馴染「…私は久々じゃない」
男「ああ、分かってる。お前昔は登れなかったんだよな、ジャングルジム」
幼馴染「…覚えてるなら意地悪言わないで」
男「ははは、悪い悪い。そんじゃ今日はお前のジャングルジム初体験だな」
幼馴染「…ん」
男「さてと…荷物はここ置いとくか。よっと」
幼馴染「ん…」
男「んじゃ行きますか。よっ」
幼馴染「ん…っ」
389 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 21:59:23.88 ID:GwCTx8Mi0
幼馴染支援
俺は期待している支援
391 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 22:01:23.45 ID:pEb8cMiJ0
夕飯できた 続きはまた後で
この放課後が終わったらちょっとインターバル入る
392 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 22:03:27.93 ID:DLGVd1P5P
会長・・・
393 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 22:38:28.97 ID:pEb8cMiJ0
ただいま なんかつぶやきがざわめかせてるみたいだけど会長についてはまた後で
男「んー、久しぶりだなー、ここから見る夕日」
幼馴染「私は初めて見る」
男「どうだ、感想は?」
幼馴染「…きれい」
男「だろ?ガキの頃はなんも思わなかったけど、今になってよく分かるぜ…」
幼馴染「…ありがと、男」
男「ん、何が?」
幼馴染「色々。この夕日のことも、また話しかけてくれたことも」
男「話しかけたこと?」
幼馴染「ん。…ずっと、また話したいと思ってたから」
男「え…」
394 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 22:51:00.87 ID:pEb8cMiJ0
幼馴染「小五になってクラスが変わって、男と話さなくなったとき、私は寂しかった。私の話し相手は、いつも男だけだったから」
男(あ…そういえば、幼馴染が俺以外のやつと話してた覚えがない…)
「で、でもだったらそっちから話しかければよかっただろ?」
幼馴染「私はこんなだから。いつも私からじゃなくて、男から話しかけてくれてたし」
男「た、確かに言われてみれば…」
幼馴染「だからあれから中学、高校と上がっていって、そのたびに男とまた同じクラスになりたいと思っていた。でも、あれから一度も同じクラスになることはなかった。
男がいないクラスで、私はいつも誰とも話せず一人だった。だからあの日、男がまた話しかけてくれてすごく嬉しかった。
嬉しかったのに…何も言えなかった」
男「幼馴染…」
幼馴染「久しぶりだから緊張しただけだって、最初は言い聞かせてた。でも次に男が来てくれたとき、また私は上手く話すことができなかった。
もう無理なのかなと思ったとき、男が飲み物の話題を出した瞬間、体が反応して口が私の意志を離れてしゃべり始めた」
男(あの時か…)
395 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 23:00:37.96 ID:pEb8cMiJ0
幼馴染「それで飲み物の話題ならまた男と話せると思って、男が私に飲み物の話題を振ってくれることが嬉しくって、楽しくて…
でもまた昔みたいに普通の話をするのは無理だと思ってたから、今朝男にああ言って、男がそんなことないって言ってくれて、
本当にまた普通の話もできるようになって、いっぱい、いっぱい嬉しくて…」ポロ
男「え…」
幼馴染「あれ…なんで…涙が…」
男「あー…そんなに嬉しかったのか、また俺と話せたの」
幼馴染「うん…きっとそう…今、すごく嬉しい…」
男「…なんだ、よかったな」
幼馴染「…うん。ありがとう、男。やっぱり男は私にとって、唯一無二の人」
男「よ、よせよ、恥ずかしいから」
幼馴染「…ん」コク
396 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 23:03:34.63 ID:GwCTx8Mi0
幼馴染…
397 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 23:06:47.62 ID:tQblu2v30
もう幼馴染でも良い気がしてくる
398 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 23:07:36.89 ID:pEb8cMiJ0
男「…落ち着いたか?」
幼馴染「…ん」コク
男「そっか。んじゃ、そろそろ帰るか」
幼馴染「ん」コク
幼馴染家前
男「じゃあな、幼馴染。また明日」
幼馴染「ん。また明日」ガチャン
男(…幼馴染が、あんな風に考えてくれてたなんて、全然知らなかったな)
男「…最低だ、俺。今までバレンタインのチョコ貰えりゃそれでいいやとか、バカなこと考えてた」
男(これからは、真面目にあいつと向き合おう。あいつのためにも、俺のためにも)
男「…友は大丈夫かな」
399 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 23:16:30.43 ID:pEb8cMiJ0
友「そうだな、時間もあるし、風紀とちょっと話してこようかな。…あれ、そういやあいつどこにいるんだ?」
委員長「ふう…」ガラ
「あら、まだいたの友君」
友「あ、委員長。ちょうどいいや、風紀知らない?」
委員長「風紀さんなら、今日も空き教室で仕事をやってると思うけど…邪魔しちゃ駄目よ?」
友「し、しないって」
委員長「本当に?昨日あなた、風紀さんに思いっきり殴られてたじゃない」
友「き、昨日の敵は今日の友ってやつだよ。ちゃんと今朝あいつとは和解したし」
委員長「そう。ならいいけど」
友「んじゃ覗いてみるか。ありがと、委員長」
委員長「いいのよ別に。ホントに迷惑かけちゃ駄目よ」
400 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 23:22:55.80 ID:pEb8cMiJ0
空き教室
風紀「……」
友「風紀ー、いるかー」
風紀「…はぁ。いくら友人とはいえ仕事中に来て欲しくはなかったのだが」
友「ま、いいじゃないか。ちょっと話でも…」
風紀「…これが見えないか?今私は仕事中なんだが」
友「う、ゴメン。じゃあ、一昨日みたいにお前の手伝いしようか?」
風紀「ああ、そうしてくれ。それが一番助かる」
友「オッケー。んじゃ、なんか必要なものあるか?」
風紀「そうだな…職員室から借りたこの備え付けのペン、ちょっとインクの出が悪いんだ。別のやつを借りてきてもらえるか?」
友「よしきた、任せとけ」タタタタ…
401 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 23:28:43.17 ID:pEb8cMiJ0
…午後5時20分
風紀「…よし、これで終わりだな」
友「お、そうか」
風紀「今日も助かった。感謝する」
友「おう、どういたしまして」
風紀「私は後は後片付けをして帰るが、お前はどうする?せっかくだから一緒に…」
友「あ、悪い。俺ちょっと今から行くとこあってさ」
風紀「む…そうか」
友「帰るのはまた今度な。んじゃ、また明日な」
風紀「ああ。また明日」
友(さて、そろそろ家庭部の活動も終わる頃だよな…)
風紀「…そうか、一緒には帰れないのか…」
(…って、なぜ残念がっているのだ私は。いくら友人だからって、たかが一緒に帰れないくらいで…)
「…まあいい。後片付けをしなければ」
402 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 23:32:41.84 ID:pEb8cMiJ0
家庭科室
友「中はどんな様子かな…」
家庭部「…それでは、残りの片付けは私がやっておきますので。皆さん、これで解散としましょう」
部員「はい、ありがとうございました!」
友(おっとと…あれ、隠れたほうがいいのか?ま、いいや)
家庭部「…ふう」
友「やあ、家庭部」
家庭部「あら、友さん。お待ちしていました」
友「うん、ありがと。それで、約束の料理って…」
家庭部「ああ、はい。これです」
403 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 23:42:35.13 ID:pEb8cMiJ0
友「これは…プリンかな?」
家庭部「はい。キャロットプリンと紅茶プリンです」
友「へえ、うまそうだな。ホントに貰っていいの?」
家庭部「ええ、どうぞお好きなほうから」
友「いやー、ありがとう。じゃあキャロットプリンから、いただきまーす」パク
家庭部「どうですか?」
友「うん、うまいね。にんじんの甘みがいい感じに出てるよ」
家庭部「そうですか、良かった」
404 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 23:49:28.53 ID:pEb8cMiJ0
友「それじゃ次は紅茶プリンを…」パク
「おお、こっちもうまいな。ミルクティーみたいな味で、なかなかいける」
家庭部「よかった、どちらも気に入っていただけたみたいで。身内や同じ部の人以外で食べてもらったの、初めてなんです」
友「へーっ、なんか嬉しいなそれ。こっちもこんなにうまいもの食わせてもらえてよかったよ」
家庭部「そうですか。やはり自分の料理を褒めてもらうのは嬉しいものですね」
友「いや、ホントうまいよ。毎日食後に食いたいくらいだね」
家庭部「も、もう、褒めすぎですよ友さんってば」
405 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 23:51:07.59 ID:ik0NLYWY0
はらへった
406 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/23(水) 23:55:12.73 ID:pEb8cMiJ0
友「ご馳走様でした」
家庭部「ふふっ、お粗末さまでした」
友「今日はありがとう、家庭部。こんなうまいもの食わせてもらっちゃって」
家庭部「いえ、いいんですよそんな」
友「お礼と言っちゃなんだけど、ここの片付け俺も手伝うよ」
家庭部「えっ?い、いえ、そんな、部の人でもない人にそんなことさせられません」
友「いいからいいから、どうせついでだしさ。ね?」
家庭部「…分かりました。それじゃ、どうぞよろしくお願いします」
友「ははは、任せてよ。で、どこから片付けたらいい?」
家庭部「あ、でしたらそのボウルを…」
407 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 00:01:52.09 ID:ZDdX4qro0
友「…ふう。これで終わりかな?」
家庭部「ええ、そうですね。お疲れ様でした」
友「うん、ありがとう。もうすっかり暗くなっちゃったな…」
家庭部「そうですね。ではわたしもそろそろ帰らないと…」
友「あ、送っていこうか?」
家庭部「え!?い、いえ、さすがにそこまでしてもらうのは…」
友「でも、こんな暗い夜道を女の子一人で歩くのは危ないよ」
家庭部「いえ、本当にいいんです。途中までは歩きですけど、迎えの車を待たせてありますし」
友「え、迎えの車?」
家庭部「ええ。ですから本当に大丈夫です」
友「うーん…じゃあ、その車まで送っていくよ。それならいいでしょ?」
家庭部「そうですね…それでしたらお願いしましょうか」
友「よし、じゃあ用意してくるから校門で待ち合わせね」
家庭部「はい、分かりました」
408 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 00:06:24.02 ID:ZDdX4qro0
校門
家庭部「お待たせしました」
友「ああ、それじゃ行こうか」
家庭部「ええ」
友「しかし、迎えの車って…すごいね」
家庭部「ええ、できれば歩きで通学したいんですけど、家がちょっと遠いところにありまして、交通手段が車しかないんですよ」
友「なるほど、そりゃ大変だね」
家庭部「はい。ですから途中まで車で送ってもらって、あとは歩きで通学するようにしてるんです」
友「へー…どんな車?」
家庭部「どんなって、普通のシルバーの車ですけど」
友(きっと高そうな車なんだろうな…)
409 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 00:08:05.64 ID:Yf0RRkke0
シルバーって言ったらアウディ
410 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 00:10:50.88 ID:ZDdX4qro0
駐車場
家庭部「あ、ここです」
友「あ、ここなんだ。で、車って?」
家庭部「あれです」
友「へ、あれ!?」
家庭部「ええ、どうかしましたか?」
友「いや、何でも…」
(ほ、ホントに普通の車だ…)
家庭部「それでは、私はこれで。お母さーん」
友「お、お母さん!?」
家庭部母「おー、来た来た。相変わらず部活の日は遅いねえ…ん?」
411 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 00:17:13.66 ID:ZDdX4qro0
家庭部「どうかしたの?」
家庭部母「いや、あんたの学校の制服の男の子がお目目まん丸くしてこっち見てるからさ。知り合いかい?」
家庭部「ええ、友さんっていって、わたしをここまで送ってくれたの」
家庭部母「へぇーっ、今時そんな見上げた心構えの子がいんのかい。ちょっとあんた呼んできなよ、あたしからもお礼言いたいからさ」
家庭部「ええ、分かったわ。友さん、ちょっと来てくれますか?」
友「へっ!?あ、ああ、何?」
家庭部「家のお母さんが友さんにお礼を言いたいって言うので。この人がわたしのお母さんです」
友「あ、ど、どうも…」
家庭部母「どーも、この子の母親です。この子が世話になってるみたいで、どーもありがとね」
友「い、いえ、そんな…」
風呂入ってくる
412 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 00:44:57.48 ID:Yf0RRkke0
まだか
413 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 00:58:13.93 ID:V58H7LSAO
をい
414 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 01:00:02.63 ID:0WL9uOUX0
家庭部可愛いよ
415 :
ただいま 家庭部母 CV:沢城みゆきで:2011/02/24(木) 01:11:40.23 ID:ZDdX4qro0
家庭部母「いやー、わざわざ女の子を送るなんてホントいい子だねえ。どうせこの子のことだから断っただろうに、それでも送るたぁエライエライ」
友「はあ、どうも…」
家庭部母「うん、おばさん一発で君のこと気に入っちゃったよ。だからってそう簡単にうちの娘はやれないけどね」
家庭部「ちょ、ちょっとお母さん!?」
家庭部母「ほら、親のあたしが言うのもなんだけどさ、この子かわいいだろう?胸もでっかいしさ」
友「いや、まあ、確かに…」
家庭部「も、もう、何言ってるのよ!友さんまで!」
家庭部母「だから引く手数多だろうけど、こんなかわいい娘気安くあげられるわけないじゃないさ。
そういうわけだから、この子狙いなら覚悟しときなよ?」
友「は、はあ…」
家庭部母「そんじゃあたしらはこれで。♪どーいつーもこーいつーもあーのせーきを、たーだひーとーつねらっていーるんーだよー…っと」
友(ああ、見た目は似てないけど、やっぱり家庭部のお母さんなんだ…)
家庭部「す、すいません、やかましい母で…」
友「い、いや別に…」
家庭部「そ、それではまた明日」
友「あ、うん、また明日」
416 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 01:18:04.18 ID:ZDdX4qro0
ブロロロ…
友「な、なんていうかパワフルな人だったな…家庭部のお母さんってことは若くて40前後なんだろうけど、すごく若々しいというか…
あんなに見事にジーンズを穿きこなす人妻見たことないよ…」
友(けど多分、今日のことで家庭部とはけっこう仲良くなれた気がする。なかなかいい調子かも)
友(しかし、うちの娘はどうとか、いきなりぶっとんだ話をされてびっくりしたな…家庭部とそういう関係に…)
友(…いや、ないない。絶対つりあってないって)
友「ま、いいや。俺も帰ろう」
417 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 01:26:00.34 ID:ZDdX4qro0
…その夜 幼馴染の部屋
幼馴染「……」カタカタカタカタ…
幼馴染「………」カタカタカタカタ…
幼馴染「…………」カタカt
幼馴染「…あほらしい」カチッ
幼馴染(こんなことしなくたって、また明日も男に会って話ができる。だったらこんなもの書いても無意味)
幼馴染「…早く寝よう。早く男に会いたい」ゴソゴソ
幼馴染「…お休み」
カチッ、カチッ…
418 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 01:35:33.03 ID:ZDdX4qro0
…パッ
委員長「…さて、皆様楽しんでおられるでしょうか。この話もこれで木曜日が終わり、残り半分へと差し掛かりました」
委員長「とは言っても、残り4日のうち2日は休日、そして1日はバレンタインデー当日。休日を生かせなければ、実質残り1日しかありません」
委員長「…つまり、明日。2月11日が、男と友、二人の命運を分けると言っても過言ではありません」
委員長「そしてそれをよき日とするかは、他の誰でもない皆様がお決めになるのです」
委員長「さて、そんな大事な日の前に、ここで少々わたくしと休憩と参りましょう。どうやら書き手も毎日徹夜で文を書き続けて疲れているようですし」
委員長「ではこれより、皆様の質問を受けさせていただくとともに、いくつかの解説をさせていただきます。なお、質問がある際は書き込みの冒頭に『委員長さん』と書いてください」
委員長「それでは、お相手はわたくし委員長でお送りさせていただきます」
419 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 01:37:06.54 ID:0WL9uOUX0
委員長さん毎日お疲れ様
420 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 01:44:28.44 ID:ZDdX4qro0
委員長「それではまず、皆様が気になっている、上にある書き手のつぶやきについて説明させていただきます」
委員長「これは実に簡単なことです。噛み砕いて言えば、世の中好感度だけが全てではない、といったところでしょうか」
委員長「詳しく説明すると、もし会長ルートに進むのであれば、『放課後に会長と会う』→『次の日の休み時間にまた会長と会う』という流れでイベントをこなさなければならなかったのですよ」
委員長「すでに木曜日の放課後の相手が幼馴染に決まった以上、会長とのイベントをこなすのに必要な日数が足りなくなることが確定してしまったのです」
委員長「まあ、こればっかりは仕方ありません。上の安価周辺を見る限り、皆様が幼馴染メインで進みたいと揃ってお考えになっていたようですから」
委員長「結局のところ、ハーレムルートは甘くないということです」
421 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 01:47:39.95 ID:ZDdX4qro0
>>419 委員長「はい、バカ二人に毎日毎日うるさいというのは大変です。全く、風紀さんではないですが、もっと落ち着いて欲しいものです」
委員長さん委員長さん
今進んでるルートが終わったら他のルートも書く?
423 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 01:55:23.51 ID:ZDdX4qro0
>>422 委員長「それはまだ分かりません。バレンタインデー終了時、男と友が誰かと恋仲になって終わるとも限りません。
その場合は二人のバレンタイン後の誰かと恋仲になるまでの話に続けるか、やり直して別のルートを書くかのどちらかを書き手は計画しているようです」
委員長「おそらくどちらにするかの決定は皆様に委ねることになるでしょうが、先に言っておくと、『風紀はバレンタイン後でないと恋仲になれない』ようなストーリー展開が
すでに書き手の頭の中で出来上がっている、とだけは伝えておきましょう」
424 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 01:59:29.41 ID:ZDdX4qro0
委員長「…どうやら、書き手の頭がだいぶ煮上がっているようです。書き手はどうやら、会長ルートのときの
バカコンビの武勇伝を考えるのが一番つらいと考えているようです」
委員長「どれだけバカに、それでいて一応現実的な範囲に収めて話を考えるかで頭をフル稼働させていたらしいです」
委員長「全く、書き手にまで迷惑をかけるとは、さすがバカコンビ」
>>423 強欲な俺は全部書いてほしい!
返信ありがとうございました!
また明日も書いてね〜
426 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 02:15:12.33 ID:ZDdX4qro0
委員長「…参りました。この時間でも、質問だったら結構来ると踏んでいたのですが」
委員長「では、ちょっと裏話でも。実は最初の予定だと、後輩姉妹は全く関係のない者同士だったのですよ」
委員長「最初の段階では、片方の名前が『年下』になる予定だったのです。…今考えるとなんか嫌ですね、名前が年下って」
427 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 02:20:35.54 ID:ZDdX4qro0
委員長「あと、ストーリー展開上登場することはなかったのですが、友サイドにはもう一人、『先輩』というヒロインを出す予定でした」
委員長「まあ、決まっているのは名前だけで、どういうキャラかも決まっていなかったのですが」
委員長「というかこの書き手、ほとんどのキャラ設定を行き当たりばったりで決めているので、いつかボロがでないかと冷や冷やものです」
428 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 02:33:50.37 ID:ZDdX4qro0
委員長「…人がいないのか、質問を出しかねているのか分かりませんが、少し寂しいですね。
皆さんもっと突っ込んだ質問をされてもよろしいのですよ?『このキャラって○○なの?』とか、そういうフランクな質問もできる限り受け付けますので
429 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 02:40:26.37 ID:GzWU54S+0
風紀ちゃんはどんな髪型を意識してるの?
430 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 02:46:22.26 ID:ZDdX4qro0
>>429 委員長「ああ、やっと来てくれましたね…ゴホン」
委員長「実際のところ、書き手自身も掴みかねているのですよ。ロングというのは間違いないのですが、髪をまとめているのかいないのか、
まとめているならゴムかリボンのどちらか、どういうまとめ方かなど、いまいち定まらない状態でして」
委員長「ただ言えるのは、恐らく夫婦になったらポニテにするだろうということです。…なぜかは知りませんが」
431 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 02:50:57.61 ID:GzWU54S+0
なるほど
妄想で補完しますね。
風紀ちゃん単騎でSS書いてほしいくらい風紀ちゃんが愛おしい
432 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 02:51:03.25 ID:0WL9uOUX0
図書委員ちゃんかわいかったなぁ…
433 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 02:55:15.11 ID:ZDdX4qro0
>>432 委員長「図書委員ですか…実はこの書き手、以前このスレのプロトタイプと位置づけられるスレをクリスマス直後に立てたのですが、
そのときはほぼ完全に図書ルートまっしぐらでしたね。実を言うと、書き手自身もなぜ時期によってこんなに違うのかわからないようです」
委員長「まあ、そのときにスレにいた方々の嗜好もあるでしょうが」
434 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 03:01:57.85 ID:GzWU54S+0
その時のログとかって残ってないの?
435 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 03:01:58.82 ID:0WL9uOUX0
>>433 家庭部ちゃんも母親含めて好きだしみんなストライクなんだよなぁ
436 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 03:09:17.27 ID:ZDdX4qro0
>>434 委員長「プロトタイプのことですか?スレタイでしたら『男「クリスマス、終わっちまったな…」』で合っていると思います。
ログなどは持っていませんが、検索なさったら出てくるかもしれません」
>>435 委員長「ありがとうございます。書き手も数少ない経験と自分の趣味嗜好を駆使して自分ができるだけ好きになれて、
なおかつできるだけたくさんの人の心の琴線に触れるキャラになるように書いているので、そう言ってもらえると嬉しい限りです。
…と、書き手が思っております」
437 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 03:14:51.55 ID:ZDdX4qro0
委員長「…なんだか皆様頭に委員長さんとつけてくれませんね。ちょっと寂しいです」
委員長「今日は3時半で寝ようと思います。明日は朝に来れたらインターバルの続きを、そして夜に
5日目を始めることにしようかと思います」
委員長「それでは皆様、もう少しだけお付き合いください」
438 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 03:15:26.75 ID:9HW1/SI/0
今北会長終わり把握帰る
439 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 03:20:21.21 ID:ZDdX4qro0
>>438 委員長「ああ、寂しいことを言わないでください。バレンタインが終われば再攻略のチャンスもありますので」
委員長「…ちなみに会長ルート、少々ブラックというか、1歩間違えば木曜日の放課後に会長と会ってもそこの選択肢で即バッドエンドになる可能性のあるルートの予定でした」
委員長「会長の心の暗黒面は、是非再攻略の際にお見せしたいと思います」
440 :
!ninjya:2011/02/24(木) 03:20:34.63 ID:KyPev8Kn0
a
441 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 03:33:11.93 ID:0WL9uOUX0
委員長さんおやすみなさい
442 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 03:35:13.26 ID:ZDdX4qro0
委員長「…もう3時半ですね。意外と早いものです」
委員長「それでは、就寝のあいさつは書き手にしていただきましょう」
委員長「あ、ちなみに頭に『委員長さん』とつけたレスは質問とみなして次のインターバルでできるだけ答えますので、皆様お好きなようにご質問をどうぞ」
委員長「それでは、お相手は捨てヒロインとなった委員長でお送りしました」
443 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 03:38:14.73 ID:ZDdX4qro0
…というわけで、寝かせていただきます。
委員長さん、ヒロインだったのがこんな役回りになってしまって申し訳ないけど、こうすると委員長さんすっごく扱いやすいキャラだな。
というわけでもうヒロインじゃなくなっちゃったけど、これからもよろしく委員長さん。
ではいつも通り、また朝か夜に来ます。落ちたら、幼馴染か風紀か委員長をスレタイに入れて近いうちに立てるよ。
それではお休み
444 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 03:54:47.80 ID:0WL9uOUX0
ほしゅ
445 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 04:49:14.18 ID:gBqBlSvs0
保守
446 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 06:09:50.74 ID:GzWU54S+0
ここで俺が保守
447 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 07:08:55.22 ID:CoYAjH1J0
保守
448 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 07:38:18.79 ID:0WL9uOUX0
ほす
449 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 09:13:00.97 ID:ZDdX4qro0
おはよう 夜勤の人ありがとう
それじゃ言ったとおり朝はまたしばらくインターバルということで
出かけるちょっと前に5日目に突入させてもらうのでよろしく
それじゃ委員長さん、またしばらくよろしく
450 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 09:15:47.72 ID:ZDdX4qro0
…パッ
委員長「……」
委員長「…ハッ」
委員長「申し訳ございません。ちょっとここ4日間の日誌を読み返しておりまして。いやはや、彼らには随分濃密な4日間でした」
委員長「それではまた昨晩と同じように質問を受け付けさせていただきます。気軽にご質問ください
451 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 09:34:57.16 ID:ZDdX4qro0
委員長「…朝だからというのもあるでしょうが、人が来ませんね」
委員長「しかしこのスレ、安価進行にも関わらずどうして慢性的な過疎状態なのでしょうか」
委員長「一応何人かの方は見続けてくれているようですが…何人かは会長ルート消滅でいなくなってしまったようですが…
それにしてもこんなに人が来ないというのはなんて寂しいのでしょう」
452 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 09:43:52.08 ID:+1IM7rT3O
いるぞー
453 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 09:46:37.29 ID:ZDdX4qro0
>>452 委員長「…ありがとうございます。いや、嬉しいです」
委員長「しかしそれでも人が少ないですね…何かやったほうがいいんでしょうか?」
454 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 09:53:23.26 ID:mpKfvlfn0
委員長さん!
質問なんですが、「クリスマス、終わっちまったな」のdat落ちしてないスレはありますか?
455 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 09:59:51.46 ID:ZDdX4qro0
>>454 委員長「…ちょっと分かりかねます。無責任な話かもしれませんが、落ちてからのことはどこかにまとめてあるかなども分からないので」
委員長「探せばあるかもしれませんが、あれ以来書き手自身も調べたことがないので…本当に申し訳ございません」
456 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 10:04:19.05 ID:mpKfvlfn0
>>455 こちらこそ変な質問すみません。
因みに幼なじみが飲んでいたはちみつレモンサイダーは、オリジナルの飲み物ですか?
457 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 10:09:19.38 ID:aWeCqByj0
昔の男と幼馴染はどんな感じの仲だったか一つ
458 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 10:10:27.54 ID:ZDdX4qro0
>>456 委員長「はい、その通りです。あとその前日の放課後のココア入りカフェオレは、実際の商品にアレンジを加えたものです」
委員長「またその前に出たキャラメルシェーキとバタースコッチドリンクは、実際にある商品なのでお探しになってはどうでしょう」
459 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 10:14:52.03 ID:ZDdX4qro0
>>457 委員長「昔の二人の関係ですか…ちょっとお待ちください」ペラペラ
委員長「…ああ、ありました。本編でも言っていた通り、基本的に男が幼馴染を遊びに誘っていたようです。
傍から見れば一方的な関係だったかもしれませんが、幼馴染本人はそうは思っていなかったようですね」
委員長「まあ、一言で言えば引っ張っていく者とついていく者の関係ですね」
>>458 ポッカのココ・プレッソってやつかな?
バタースコッチは多分チェルシー?
461 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 10:19:13.77 ID:ZDdX4qro0
>>460 委員長「それで間違いないと思います。ちなみに書き手はどれも飲んだことがあります。
書き手のお気に入りはキャラメルシェーキだそうです」
462 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 10:21:40.51 ID:mpKfvlfn0
463 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 10:23:40.42 ID:ZDdX4qro0
>>462 委員長「いえいえ、お役に立てたなら幸いです」
委員長「…人がいるというのはいいものですね」
464 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 10:42:01.98 ID:ZDdX4qro0
委員長「…なんだかまったりとした時間が流れていきますね」
委員長「安価と同時に物語を進めていると、時間の感覚が早く感じるのでこの感じはだいぶ気楽です」
委員長「…この空気にまぎれて色々ぶっちゃけてしまいましょうか」
465 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 10:43:18.36 ID:mpKfvlfn0
466 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 10:51:12.58 ID:ZDdX4qro0
>>465 委員長「ええ、どうぞ。答えられる限りなら何でもお答えするので、なんでもお聞きください」
467 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 11:00:46.20 ID:EiUvNHT9O
最初のスレからいるぜー
とりあえず安価系はどんどん進まないとだれちゃうからねー
速筆のほうが伸びるよ
もしくはいちいち安価にするとか
禁書の安価スレとかはガンガン安価出してる
468 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 11:04:03.67 ID:mpKfvlfn0
委員長さんは、学食の新メニューのアンケートに何を記載したのですか?
469 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 11:05:21.04 ID:ZDdX4qro0
>>467 委員長「お付き合いいただきありがとうございます。…そうですね、書き手に速度かガンガン安価を出す度胸があればよかったのですが。
しかしやはり即興は楽しいですが疲れますね。書き溜めると張る作業なので深夜でも楽なんですけどね」
470 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 11:10:57.65 ID:ZDdX4qro0
>>468 委員長「私ですか?私はさばの味噌煮を書きました。肉より魚のほうが好きなので」
委員長「でもビーフシチューもなかなかいけますね。アンケートを書いた男君と押し通した会長に感謝です」
471 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 11:20:19.23 ID:aWeCqByj0
そういえば男判断の幼馴染の好感度は0スタートだったけど、実際には高かったって事になるのだろうか
472 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 11:25:13.37 ID:ZDdX4qro0
家庭部>風紀>>会長>図書>陸上部>>委員長>>>幼馴染
委員長「……」
委員長「…あ、これヒロインのバストサイズのことですので」
委員長「後輩姉妹は書き手の中でまだ不定ですのでここには入っていないですけど」
473 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 11:29:38.72 ID:ZDdX4qro0
>>471 委員長「そうですね、男のつけたのはあくまで予測ですから。実際は風紀はもうちょっとだけ低いですし、幼馴染ももうちょっとだけ高いです。
まああれはあくまで参考として、皆様自身で大体を予測してもらって、そこから判断して安価をとっていただいてもこちらとしては全然問題ありません」
474 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 11:43:18.16 ID:pzjvsTL70
475 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 11:46:23.05 ID:ZDdX4qro0
>>474 委員長「そういうことを言ってあげないでください。本人も気にしているんです」
委員長「…まあ、これを見ると私もかなり控えめですが」
476 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 11:47:12.61 ID:i6e2jwz3O
委員長は男と友どっちかって言われたらどっちとんの?
477 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 11:50:02.14 ID:pzjvsTL70
>>475 風紀とか家庭部とかこれ、GとかHいってるよね
478 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 11:51:17.60 ID:ZDdX4qro0
>>476 委員長「…男君でしょうか。まだ男君のほうが多少まともです」
委員長「しかし彼、運動もからきしというわけじゃないし、成績も上の下程度はあるのに、どうしてあんなにバカなんでしょうか。
友君と気が合うことといい、全くもって謎です」
479 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 11:55:19.11 ID:ZDdX4qro0
>>477 委員長「さあ、どうでしょう。かなり大きいのは間違いないですが」
委員長「風紀さんは私から見てもたまにうらやましくなるくらいありますけど、実際のサイズ自体は聞いていませんので」
委員長「…やはり魚より肉なんでしょうか」
480 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 12:03:43.72 ID:i6e2jwz3O
友は風紀に殴られるたんびに乳揺れを見てたんだな
481 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 12:07:50.62 ID:ZDdX4qro0
>>480 委員長「そうでもありませんよ。普段殴るときはそれほど力を入れていないのであまり揺れていませんし、
本気で殴ったときは胸が揺れていても友の視界はもっと揺れているので。そう簡単に役得とはいかないのです」
482 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 12:23:50.86 ID:ZDdX4qro0
委員長「…今度は何をぶっちゃけましょうか」
委員長「身長…うーん、一番高いのは風紀、時点で会長、私と続き、一番低いのは幼馴染…ということくらいしか決まっていないんですよね。
あとは何か話の種はないでしょうか…」
483 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 12:40:34.33 ID:EiUvNHT9O
話は進まないの?
484 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 12:45:07.82 ID:ZDdX4qro0
>>483 委員長「今はまだ休憩中です。書き手が出かける直前に5日目に入って安価を出すところまで進めて、
続きは夜に帰って来てからにする予定ですので、どうか皆様も今はまったり過ごしていただければ」
委員長「ちなみに、これの次のインターバルは、バレンタイン直前に30分から1時間程度を予定しています。
そのときも同じように質問に答えたり、ちょっと解説したりする予定です」
485 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 13:42:24.30 ID:mpKfvlfn0
無理せずに頑張って下さい。
続き楽しみに待ってます。
486 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 14:40:22.09 ID:saAvKsyC0
☆
ほ
488 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 16:55:51.39 ID:Yf0RRkke0
ほ
489 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 16:58:26.18 ID:W/CjLuqv0
490 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 17:07:19.26 ID:ZDdX4qro0
委員長「…いけません。うとうとし始めたと思ったらこんな時間です」
委員長「急ぎではないので出かけるのは今からで問題ないのですが」
委員長「というわけで宣言通り、ただいまから5日目に入らせていただきたいと思います」
委員長「皆様どうかお付き合いください」
491 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 17:11:05.22 ID:ZDdX4qro0
次の日 2月11日(金)
…チチチ…
委員長「…んん…」モゾモゾ
委員長「…ああ、朝か…」
委員長「今日で今週も終わりね…」
委員長「…朝ごはん作らないと」
492 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 17:15:52.23 ID:ZDdX4qro0
学校 2-B
友「おはよー」
男「おう、おはよう」
友「いやー、早くももう金曜だなー」
男「ああ、そうだな。…友」
友「ん、なんだ?」
男「今日からは本当に真面目に行くぞ」
友「真面目にって…今までは真面目じゃなかったのか?」
男「ああ、そうかもな。でも昨日で考えを改めたよ。本気でぶつからないと、相手の気持ちに対しても失礼だ」
友「…何があったのかは分からないけど、なんとなく分かったよ。じゃあ、今日からはもっと気合入れていこうか」
男「おう。とりあえず続きは休み時間だな」
493 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 17:25:19.77 ID:ZDdX4qro0
休み時間
男「さて、いっちょやるか」
友「で、今日の方針は?」
男「そうだな…今日の目的は、『休日の約束を取り付けること』だな」
友「休日の約束?」
男「明日と明後日を無駄に過ごさないためには、今日中に誰かと約束を取り付けないと駄目だ。一緒に勉強でも、遊びに行くのでもいい。
ただ1日一人と考えて、『約束できるのは土日に一人ずつの合計二人のみ』だがな」
友「ああ、要するに目当ての相手と遊ぶ約束を立てるように行動すりゃいいんだな?」
男「そうだ、チャンスがあったら積極的に誘っていけ。ただし制限は忘れないようにな」
友「了解。で、あとはいつも通りだな?」
男「ああ。というわけで俺は…」
1.幼馴染
2.風紀
3.会長
4.後輩姉
…というわけでここでちょっと出かけてくる また夜に
あ、ちなみにストーリー進行中も頭に『委員長さん』ってつけてくれたら質問とみなして次のインターバルでまとめて答えるから
安価とかぶったらその下とみなすので、安心して質問どうぞ
そんじゃちょっと遠めに安価
>>500
494 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 17:32:18.81 ID:pzjvsTL70
過疎区
495 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 17:59:29.80 ID:CoYAjH1J0
保守
496 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 17:59:30.53 ID:/AO6xKyTO
委員長さん
幼馴染みのモデルは長門でおk?
長門とは全然違うじゃん
498 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 18:22:09.93 ID:saAvKsyC0
なんでも既存のキャラに当てはめようとする意味が分からないkskst
1だろねksk
500 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 19:20:37.10 ID:Fx2GTB9p0
1しかない
501 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 20:31:25.59 ID:Yf0RRkke0
ほ
ほ
ほ
504 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 22:44:30.02 ID:0WL9uOUX0
し
505 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 22:57:39.38 ID:ZDdX4qro0
ただいま ファミ通立ち読みしてたら遅くなっちまった みんなありがとう
では早速…といいたいとこだけどこれから夕飯なのでまた後で
506 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 23:37:09.23 ID:Yf0RRkke0
ほ
507 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 23:38:33.86 ID:ZDdX4qro0
ただいま
男「そんじゃ幼馴染と話してくる。んじゃまた後で」
友「おう。俺は…」
1.陸上部
2.風紀
3.家庭部
4.後輩妹
>>509
508 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 23:40:55.85 ID:ITjeCjOhO
2(AA略
509 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 23:43:19.82 ID:ZDdX4qro0
2-A
男「幼馴染、いるか?」
幼馴染「あ、男。おはよう」
男「おう、おはよう。えっと…昨日はありがとな」
幼馴染「?」
男「その…正直にああ言ってくれてさ。お前の気持ち聞けて…嬉しかったよ」
幼馴染「…ん」ポリポリ
男「そ、それじゃあちょっと話でもしようか。どうせ俺暇だしさ」
幼馴染「ん」コク
2
511 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 23:53:18.27 ID:ZDdX4qro0
男「休日に新しい飲み物発掘に行くっつってたけど、具体的にどこ行くんだ?」
幼馴染「ん…よく行くのは駅前の辺り。色々な店があって探しやすい。あとは自販機を巡回したり、場合によっては電車に乗って
別の町に探しに行くこともある」
男「へー、結構活動的なんだな。別の町に行って迷ったりしないか?」
幼馴染「…たまに迷う。そういうときに人に聞ければいいけど、できないから下手すると日が暮れた頃にやっと駅に戻ってこれたなんて時もある」
男「おいおい、女の子がそれは危ないって」
幼馴染「そう?」
男「自覚なしかよ…」
風呂入ってくる
512 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/24(木) 23:53:18.10 ID:0WL9uOUX0
お、来てた
513 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 00:41:00.40 ID:NvNtRcqp0
ただいま
男「お前、そんなんで誰かに襲われでもしたらどうすんだ?」
幼馴染「…そんなこと、考えたこともなかった」
男「おいおい…お前結構かわいいし、意外と危ないんだぜ?」
幼馴染「……」ポリポリ
男「照れてる場合かっ!」
(ったく…あれ、これチャンスじゃないか?これを口実に幼馴染と一緒に出かけられるかも…
どうする?)
1.誘う
2.誘わない
>>516
514 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 00:44:09.09 ID:NvNtRcqp0
友「風紀と話するか…おーい、風紀ー」
風紀「ん、なんだ?」
友「時間あるし、ちょっと話しないか?」
風紀「ん、構わないぞ。何を話す?」
友「そうだな…」
515 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 00:50:43.51 ID:pM2VxBoe0
1
516 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 00:54:08.66 ID:NvNtRcqp0
友「風紀ってよくどこに遊びに行くんだ?」
風紀「ふむ、そうだな…特にどこというところはないな。買い物などにはあまり行かんし、映画なんかの金のかかるところにもそうそう行かんからな。
強いて言うなら、土曜日に道場に顔を出すくらいか」
友「へー…金ないの?」
風紀「そういうわけではない。あまり金を使うようなところに行く気にならないだけだ」
友「でも別に行きたくないってわけじゃないんだろ?」
風紀「まあ、それはそうなんだが…そういう場所に行くような友人がいないという感じか」
友「んー、確かにお前がみんなと大勢でわいわい騒ぎながら遊びに行くって絵は想像つかないな」
風紀「…失礼な。まあ、自分でも分かってはいるが…」
517 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 00:56:05.39 ID:bsPWJkUv0
1
518 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 00:59:36.37 ID:NvNtRcqp0
風紀「お前はどうなんだ?」
友「俺?俺はたまに男とカラオケ行ったり、ゲーセン行ったり…まあ、二人で遊ぶことが多いかな」
風紀「ふむ、そうか…」
友「…行ってみたいの?そういうとこ」
風紀「…そんなことないと言えば嘘になる。だが、一人でそういうところに行くのは抵抗があるというか…」
友「そっか…」
(ん?これって風紀を誘うチャンスか?二人でどっか行こうって誘えば乗ってくるんじゃ…
どうする?)
1.誘う
2.誘わない
>>521
519 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 01:02:46.62 ID:/R+dpx7p0
勿論1で
520 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 01:02:57.34 ID:NvNtRcqp0
男「…よし。じゃあ俺が一肌脱いでやる」
幼馴染「え?」
男「明日か明後日、そういう出かける予定あるか?」
幼馴染「あ、うん…明日行こうかと思ってる」
男「よっしゃ。だったら俺もついていってやる」
幼馴染「え、本当に?」
男「おう。どうせやることないしな」
幼馴染「…ありがとう」
男「いいって。あ、やべ、もう時間ないな。んじゃ幼馴染、またな」
幼馴染「ん。またね」
521 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 01:09:37.97 ID:NvNtRcqp0
男(よし、うまく誘えたな。これで土曜の予定は埋まった)
男(…そういや、昨日は忘れてたけど、昨日の幼馴染の話でちょっと想定してたのとは条件が違うって分かったんだよな)
男(今までは『昔以上に仲のいい関係になる必要がある』と思ってたけど、もしかしたらそうじゃなくて、
『仲が悪化しなければ普通に貰える』かもな…なんたってあいつの俺への感情は昔から変わってなかったわけだしな)
男(なんだ、意外とあっさり貰えちまうかもな…まあ、ちゃんと相応の心構えで貰わないとだが)
男(さて、それじゃ次の休み時間に会いに行く相手を決めておくか…)
1.幼馴染
2.風紀
3.会長
4.後輩姉
>>525
522 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 01:14:12.72 ID:/R+dpx7p0
過疎で笑えない
安価なら1
523 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 01:18:49.15 ID:pM2VxBoe0
1
524 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 01:19:13.81 ID:rqViykvC0
kskst
525 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 01:39:07.97 ID:VyFgOJVW0
あえての4
526 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 01:47:04.84 ID:NvNtRcqp0
友「じゃあさ、今週の休みに俺と遊びに行く?」
風紀「は?お前と?」
友「ああ。行ってみたいんだろ?友達と行くような遊び場所」
風紀「…そうだな。行くか」
友「そうこなくっちゃ。で、いつにする?」
風紀「ああ、行くなら日曜にしよう。土曜日は道場に顔を出すつもりだからな」
友「ん、分かった。どっか行ってみたい場所とかある?」
風紀「…遊園地」
友「え?」
風紀「遊園地に行ってみたい。行ったことがないんだ」
友「へー、珍しい…じゃあ日曜の10時に駅前でいいか?」
風紀「ああ、それでいい」
友「んじゃ、決まりだな。それじゃそろそろ授業だし、俺はこれで」
風紀「ああ、またな」
527 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 01:50:13.27 ID:NvNtRcqp0
友「風紀、遊園地行ったことないんだ…珍しいな」
友(とりあえずこれで日曜の予定は埋まったか…)
男「ただいまー」
友「おう、お帰り。風紀と日曜に約束してきたよ」
男「お、こっちは土曜に幼馴染とだ」
友「早速お互い一つづつ予定が埋まったな」
男「ああ。それじゃまた後で」
友「ああ、また後で」
528 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 01:51:09.47 ID:/R+dpx7p0
遊園地とかもろデートじゃねーかwwww
友もやりおるな・・・
529 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 01:54:11.17 ID:NvNtRcqp0
次の休み時間
男「じゃあ俺後輩姉のところ行ってくるから。また後でな」
友「おう。俺は誰のとこ行こうかな…」
1.陸上部
2.風紀
3.家庭部
4.後輩妹
>>533
530 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 01:54:47.43 ID:vx0rrwya0
楽しみじゃ
俺は幼馴染エンドが超見たい
531 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 01:57:15.40 ID:NvNtRcqp0
1-A
男「後輩姉はいるかな…お、いたいた。よっ」
後輩姉「えっ?あ、男先輩!」
男「今日は失くし物はないんだな」
後輩姉「あ、あたしだっていつも物を失くしてるわけじゃないですよ」
男「ははは、そりゃそうだ。ところでちょっと話でも…」
後輩姉「あの、それより先輩」
男「えっ?」
532 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 01:57:57.50 ID:pM2VxBoe0
4
533 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 02:00:27.22 ID:vx0rrwya0
3
534 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 02:00:39.17 ID:NvNtRcqp0
後輩姉「えっと…この前言った、チョコの話なんですけど…」
男「チョコ…あ」
(そうだ、この子にお礼のチョコを貰う話、保留のままだった…)
後輩姉「どうしますか?先輩がいいなら、あたし持ってきますけど…」
男(どうする…今日は金曜日、もう保留はできないぞ…)
1.貰う
2.貰わない
>>537
535 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 02:05:42.21 ID:vx0rrwya0
人こねぇな〜
ksk
536 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 02:08:45.85 ID:pM2VxBoe0
2
537 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 02:11:54.67 ID:Kz8NdEMH0
2
538 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 02:17:54.36 ID:NvNtRcqp0
男「あー…せっかくだけどさ、貰わないでおくよ」
後輩姉「あ…そうですか…」
男「うん。俺にあげるくらいなら、別のやつにでもやってよ」
後輩姉「…分かりました。じゃあ当日は持ってこないでおきますね」
男「うん、そうしてくれ。ところで、せっかくだし話でもどうかな?」
後輩姉「…そうですね。何かお話しましょうか」
男「よし、それじゃ…」
539 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 02:25:40.16 ID:NvNtRcqp0
男「よく物を失くすのって、ホントに昔からなの?」
後輩姉「う…そうですね。物心ついたときから、よくどこに何を置いたか分からなくなって周りを騒がせちゃいましたね」
男「そりゃ大変だな…」
(周りが…)
「ちゃんと気をつけてる?」
後輩姉「そのつもりなんですけど…どうしても治らないんですよね…なんででしょう」
男「うーん、さすがにそれは俺も分かんないな」
後輩姉「そうですよね…はぁ、どうにかして治せないかなぁ…」
540 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 02:31:05.82 ID:vx0rrwya0
置いた場所をメモ
あ、でもメモを無くしそうだなwww
541 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 02:31:55.54 ID:NvNtRcqp0
男「で、妹の方も昔からああなの?」
後輩姉「ええ。あたしの失くし物が見つかったと思ったら、あの子が誰かに咬みついてて…
それが収まったと思ったら、またあたしが物を失くして…それの繰り返しでしたね」
男「苦労したんだろうな…」
(周りが…)
「で、どちらも治らず現在に至ると」
後輩姉「はい…姉妹揃ってお恥ずかしい限りです」
男「ははは…まあ、個性があると思えばいいんじゃない?」
後輩姉「そうですかね…このままじゃ駄目だと思うんですけど…せめてどっちかが治ればなあ…」
男(この先も苦労しそうだな…周りが)
542 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 02:44:49.40 ID:NvNtRcqp0
男「おっと、もうこんな時間か。じゃあまたな」
後輩姉「あ、はい。先輩、またです」
男(いかんな…誘うチャンスも来なかった。もっとちゃんと話をしていたら機会もうかがえたんだろうが…)
男(まあ、もう幼馴染と約束を取り付けてるし、焦ることもないか)
男(次は誰に会いに行くか…)
1.幼馴染
2.風紀
3.会長
4.後輩姉
>>545
543 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 02:45:56.51 ID:/R+dpx7p0
kskst
544 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 02:46:48.51 ID:NvNtRcqp0
友「家庭部に会いに行こうかな…」
2-D
友「いるかな…あ、いたいた。おーい、家庭部ー」
家庭部「え?あ、友さん」
友「今大丈夫かな?いいなら話しない?」
家庭部「ええ、大丈夫ですよ。何をお話します?」
友「そうだな…」
545 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 02:47:27.97 ID:vx0rrwya0
1
546 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 02:58:03.02 ID:NvNtRcqp0
友「昨日のことだけど…」
家庭部「あ、昨日はありがとうございました」
友「いいって。それで…なんていうか、すごいお母さんだったね」
家庭部「あははは…」
友「でも、きれいな人だったな。いくつ?」
家庭部「えっと…今年で41になると思います」
友「41!?41であんな若さ!?」
家庭部「ええ。すごいですよね、あんなに元気で」
友「へえ〜…家とは大違いだな」
家庭部「友さんのご両親はどんな感じなんですか?」
友「んー、普通じゃない?けちだし、結構厳しいし」
家庭部「そうなんですか…お会いしてみたいです」
友「いやいやいやいや、やめてくれよそんな。家の親なんか会わせられないって」
家庭部「そうですか…残念です」
547 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 03:03:47.65 ID:NvNtRcqp0
友「お父さんはどんな感じなの?」
家庭部「お父さんですか?そうですね…優しくて穏やかですけど、とても強い人です。肉体的にも、精神的にも」
友「ふーん…やっぱり家とは違うんだろうな。俺の父さんなんか、家にいるといつも母さんに邪魔者扱いされてるし」
家庭部「うふふふ、確かに違いますね。わたしのお父さんとお母さんは、今でもとても仲が良いので」
友「へー…いいな、そういうの」
548 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 03:08:35.69 ID:NvNtRcqp0
友「家庭部のお父さん…どんな人なんだろ、会ってみたいな」
家庭部「あ、会ってみます?」
友「へっ?」
家庭部「ちょうど明日の夜、お父さんが2週間ぶりに帰ってくるので。良かったら、友さんをわたしの家にご招待して、
会わせてさしあげられますけど」
友「ま、マジ!?」
家庭部「ええ、マジです」
友(どうする?願ってもないチャンスだけど…)
1.誘いを受ける
2.誘いを断る
>>550
549 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 03:21:42.09 ID:/R+dpx7p0
ここは安価取りたいけど人がいない
1
550 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 03:23:31.96 ID:0VS4yQFPO
なんか一気に人居なくなったな
この後の展開期待で1
551 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 03:32:44.93 ID:NvNtRcqp0
友「あー…じゃあせっかく誘ってもらったんだし、行こうかな」
家庭部「本当ですか!?友達を家に呼ぶなんて初めてだから、わたしも嬉しいです!」
友「そ、そう、なら良かった。で、そうしたらいつ…」
家庭部「あ、そうですね。じゃあ明日の午後5時に、昨日の駐車場にお母さんと一緒に迎えに行きますので」
友「分かった、明日の5時だね。忘れないでおくよ」
家庭部「はい、よろしくお願いします」
友「うん。…ところで今、俺のこと友達って…」
家庭部「あっ…ご迷惑でしたか?」
友「い、いや、そんなことないよ。俺のこと友達と思ってくれてたんだなって」
家庭部「それはそうですよ。なんて言ったって、わたしの料理を食べてくれたんですから」
友「そっか…ありがとう、家庭部。じゃあ、俺そろそろ行かないと」
家庭部「はい。楽しみにしていますね、友さん」
552 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 03:34:52.90 ID:NvNtRcqp0
友(そっか、家庭部に友達と思われていたのか…なんか嬉しいな)
友(とにかく、これで俺は休日の予定が2日とも埋まったな。良かった良かった)
友「男の方はうまくやったかな?」
553 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 03:39:43.06 ID:NvNtRcqp0
男「ただいま」
友「おう、お帰り。どうだった?」
男「やったことといえば、お礼のチョコを断ったくらいかな。そっちは?」
友「おう、明日家庭部の家に行くことになったよ」
男「マジでか、すげえな。これでお前は土日の予定が埋まったのか」
友「ああ、これで安泰だな。んじゃ続きはまた次の休み時間だな」
男「おう、また後でな」
554 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 03:42:51.13 ID:NvNtRcqp0
今日はこれで寝るかな…人もいないし。
明日はちょっと朝は来れないので、夜からになります。
でももしかしたらこれまでより早めに始められるかも。できれば明日中に土曜までは終わらせたいな。
もし落ちたらスレタイ『男「俺たちの明日に栄光を!」委員長「うるさい」』で立てるよ。
それではお休み
頑張ってくれ
556 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 04:12:06.82 ID:vx0rrwya0
落とすまい
557 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 05:22:14.91 ID:gItqm72N0
風紀ちゃんマジ風紀
558 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 07:07:35.04 ID:gItqm72N0
出かける前の保守
559 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 08:30:33.31 ID:wPn5zvpQO
あげとく
560 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 10:05:51.79 ID:P6uXKyq00
保守
561 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 10:39:56.49 ID:SQ5IqlEY0
今日25日なんですけど
いつまでやるんですかね
562 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 13:01:35.50 ID:Kz8NdEMH0
★
563 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 13:30:45.93 ID:J+ghE4uX0
委員長さん、簡単にでいいんでヒロイン達の容姿を教えてくれませんか?
家庭部は最初はわはわした小さい娘だと思ってたら巨乳お嬢様でちょっとビビった
ほ
565 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 16:03:34.83 ID:TCEeLgp1i
☆
566 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 17:12:40.41 ID:/R+dpx7p0
ほ
567 :
:2011/02/25(金) 17:50:41.72 ID:O2JbfwSa0
ほ
568 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 19:01:28.53 ID:1Ol0ZoHx0
あぶね
569 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 20:04:41.79 ID:1Ol0ZoHx0
ねぶあ
570 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 20:29:50.13 ID:NvNtRcqp0
ただいま みんなありがとう …あー疲れた 往復3時間だもん
というわけで早速行かせてもらいます 可能ならインターバルまで進めて質問答えてあげたいな
571 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 20:35:18.61 ID:NvNtRcqp0
次の休み時間
男「じゃあまたちょっと幼馴染と話してくる」
友「おう、行ってらっしゃい」
男「行ってきます。…あ、そうそう」
友「ん?」
男「お前もう土日の予定埋まったろ?だったらこの時間何もしなくても構わないからな」
友「へ、マジ?」
男「ああ、土日があるなら今日無理することもないし、下手に別の子と会って気がつかずにダブルブッキングなんてことになったら大変だからな。
だからこの時間は休んでても大丈夫だからな。休み時間だし」
友「んー、分かった。考えとくよ」
男「おう、そんじゃ今度こそ行ってきます」
友「行ってらっしゃい。さて、だったらどうするか…」
1.陸上部
2.風紀
3.家庭部
4.後輩妹
5.パス
>>574
572 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 20:44:39.61 ID:NvNtRcqp0
2-A
男「幼馴染、いるか?」
幼馴染「あ、男」
男「今暇なんだけど、またちょっと話でもするか?」
幼馴染「ん」コク
男「よしきた。何話すか…」
573 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 20:50:46.21 ID:s7Jhie8t0
本当にアカ無料であげます メッセか申請してください
mixi id=35373133
574 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 20:53:09.37 ID:NvNtRcqp0
男「幼馴染って音楽とか聴くのか?」
幼馴染「ん、あんまり聴かない。そういう道具も持ってないし」
男「そっか」
幼馴染「男は聴くの?」
男「いや、俺も道具持ってないから聴かないな。たまに店の試聴とかはするけど」
幼馴染「ん、そう」
男「あははは…自分が聴いてないのに人にこういう質問するべきじゃなかったな」
幼馴染「…確かに」
575 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 21:01:33.07 ID:gGS7aCFMO
2
仲良くなろうぜ
576 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 21:02:11.39 ID:NvNtRcqp0
男「ってか幼馴染って、そういう類の娯楽あんまり興味ないのか?前もテレビ見ないって言ってたし」
幼馴染「ん…そうかも。あまりうるさいのは好きじゃないし」
男「んー、そっか…だから漫画とかしか買わないのか」
幼馴染「ん。漫画やパソコンならうるさくならないから」
男「なるほど、うるさい娯楽はとことん排除されてるわけだ、お前の周りからは」
幼馴染「ん」コク
男「でもなら街中に繰り出したりするんだ?それこそお前の苦手そうな町の喧騒ってやつが…」
幼馴染「苦境の中でこそ、得られるものがある」
男「あー…なるほど…なんか修行僧みたいだな」
幼馴染「そう?」
男「ああ。なんかお前がかっこよく見えたよ…」
577 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 21:07:58.81 ID:NvNtRcqp0
男「おっと…そろそろ戻るかな。そんじゃ幼馴染、またな」
幼馴染「ん、またね」
男「まあ、今回は普通の会話だったか。前に比べたら大分話せるようになったな」
男(幼馴染とは休日の約束もしたし、無理することはないけど…まあ、あいつとはできるだけ話してやりたいしな)
男「さて、昼休みの行動を決めておくか…」
1.幼馴染
2.風紀
3.会長
4.後輩姉
5.情報整理
>>580
578 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 21:16:33.51 ID:NvNtRcqp0
友「ま、気楽に風紀と話そうかな。おーい、風紀ー」
風紀「ん、なんだ?」
友「またちょっと話しないか?」
風紀「構わないが…お前そんなに暇なのか」
友「いいだろ別に、暇だって」
風紀「まあ、お前が暇でも私に害があるわけではない…いや、むしろ暇なお前を野放しにすると厄介なことになるかもしれないのか」
友「あ、ひっでー!」
風紀「というわけで、お前の暇を頑張って潰さなければいけなくなった。それでは早速話をしようか」
友「なんか腹立つけど、まあいいや。それじゃ何話すかな…」
579 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 21:27:58.35 ID:NvNtRcqp0
友「さっき遊園地行ったことないって言ってたけど、マジなの?」
風紀「ああ、本当だ」
友「そりゃまたどうして?お前の親連れてってやるとか言わなかったの?」
風紀「私が小さい頃は父も多忙だったからな…大抵山篭りか、試合で遠征していて一緒にいることも少なかったよ。
だからファミレスに行くのも母と二人だったし、父と一緒にいられたのは夏に一緒に山篭りをしたときくらいだな」
友「それで寂しくなかったのか?」
風紀「寂しくなかったと言えば嘘になるが、父にだって大事な事があるんだ、私の感情で邪魔することなんかできなかったさ。
父が試合に出ることがなくなった頃には、私ももう遊園地に連れて行って欲しいなんて素直に言える年頃じゃなかったし、結局行けずじまいだ」
友「そっか…お前はお前で大変だったんだな」
風紀「大変か…自分でそう思ったことはなかったな。それが自然なことだと思っていたしな」
580 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 21:30:15.39 ID:KG+egSmT0
1
581 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 21:39:19.03 ID:NvNtRcqp0
友「しかし話聞く限りだと、随分空手一筋な親父さんだな」
風紀「む…そうだな。その分だけとても強かったぞ。道場での練習試合や一緒に山篭りをしているときなどでよく父の戦う姿を見たが、
それはそれは勇ましいものだった」
友「へーっ……ちょっと待った。山篭りしてるときに戦った?誰と?」
風紀「ん?熊だが?」
友「熊…ああ、熊ね…はあ、熊!?」
風紀「ん?何を驚いている?」
友「いやいやいやいや、だって熊ぞ!!熊ってお前…!」
風紀「いや、普通に倒せると思うが…」
友「まるでお前も普通に倒せるみたいな言い方やめろよ!まさかマジでお前も…いややっぱ答えなくていい!!
ウワーッ、俺たち今まで何を相手にしてたんだよ!!」
風紀「落ち着け。さすがに急所を把握してるから倒せるんであって、きちんと知識を持って挑まないとさすがに私だって危ないぞ」
友「俺は知識あっても倒せないよ!!ってか今のでお前も倒せるって分かっちゃったよ!!」
夕飯できた 続きはまた後で
582 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 22:05:00.21 ID:ib453SeX0
ほ
583 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 22:20:02.33 ID:O2JbfwSa0
はよ
584 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 22:27:36.86 ID:NvNtRcqp0
ただいま
友「…つかぬことをお聞きしますが、いつ頃から倒せるようになったので?」
風紀「ああ、中2のときだな。はっきり覚えている。あの晩食べた熊鍋は美味かった…」
友「そんな一夏の経験みたいな言い方されても…ってかそんなやつの本気パンチ何度か食らってなんで死んでないんだ俺?」
風紀「人間相手にはできるだけ急所を本気で攻撃しないようにしつけられたからな。本気でやらずにお前らを捕まえるときは急所を軽く突いているが」
友「道理で吹っ飛び方は違っても痛みは若干しか変わらないわけだ…なんてやつだよお前は」
風紀「…やはり私は普通じゃないのか?」
友「こっちとしては今まで普通だと思っていたほうがびっくりなんだけど…」
風紀「怖いか?」
友「いや、怖くないって言ったら嘘になるけど、今更なあ…別に今までと変わらないだろ」
風紀「そうか…良かった」
友「ん?良かったのか?」
風紀「…せっかく友人になったのにそんなことで嫌われるのは嫌だからな」
友「ふうん、そっか」
585 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 22:32:06.77 ID:NvNtRcqp0
友「あ、もうこんな時間か。そろそろ授業の準備するか」
風紀「む、そうだな。じゃあまたな、友」
友「おう、またな風紀」
友「いやー、いきなり熊とか言ってきたときはびっくりしたな…風紀父娘恐るべし」
友(しかし人間鍛えればそこまで強くなれるのか…人の可能性って素晴らしい)
友「さて、そろそろ男も…」
男「ただいまー」
友「お、お帰り。こっちは風紀とちょっと話してたよ」
男「ん、そっか。んじゃまた昼休みに」
友「おう、また後で」
586 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 22:33:30.38 ID:NvNtRcqp0
昼休み
男「じゃあ俺幼馴染と昼食うから。また後でな」
友「おう。俺はどうするかな…」
1.陸上部
2.風紀
3.家庭部
4.後輩妹
5.パス
>>589
587 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 22:36:46.23 ID:NvNtRcqp0
2-A
男「幼馴染、いるか?」
幼馴染「あ、男」
男「一緒に昼食おうぜ。いいか?」
幼馴染「ん。一緒に食べよう」
男「よし、んじゃ行くか」
幼馴染「ん」コク
588 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 22:36:56.16 ID:mL2LrSKNO
2
589 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 22:38:00.68 ID:mL2LrSKNO
なにがあろうと2
590 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 22:42:25.00 ID:NvNtRcqp0
食堂
男「俺はどうしようかな…日替わりランチでいいや。幼馴染は?」
幼馴染「…クリームシチュー」
男「いただきます」
幼馴染「いただきます」
男「そういやそのクリームシチュー、ビーフシチューが入ってからは頼む人減ったらしいな」
幼馴染「…それは困る。もしなくなったら、私の毎日の飲み物の購入サイクルが狂う」
男「あ、サイクルとか考えてんだ」
幼馴染「ん。ちゃんとバランスよく大体の種類でスケジュールを組んでいる」
男「へー…」
591 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 22:48:56.94 ID:NvNtRcqp0
男「あれ、ってことはもしかして幼馴染って日替わりセット頼んだことない?」
幼馴染「ん。それは曜日ではなく本当に日によって変わるから、スケジュールに組み込みようがない」
男「こだわりの弊害ってやつか。なんかもったいない気がするな」
幼馴染「仕方ない。日替わりを捨ててでも私は飲み物を取る」
男「うーん、さすが幼馴染って感じだな」
幼馴染「…ただ、たまに食べてみたくなるときもある」
男「あ、じゃあ食う?」
幼馴染「…いい。今日の日替わりは私のフルーツオレには合わない」
男「そっか…うーん、ここまで来るともう頑固のレベルだな…」
592 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 22:51:21.85 ID:NvNtRcqp0
男「ご馳走様でした」
幼馴染「ご馳走様」
男「これからどうする?」
幼馴染「ん、昨日と同じように男と話していたい」
男「分かった。んじゃしばらくはまだここにいるか」
幼馴染「ん」コク
593 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 22:54:20.37 ID:NvNtRcqp0
友「風紀と昼食うか。おーい、風紀ー」
風紀「ん、なんだ?昼か?」
友「おっ、分かってるじゃん」
風紀「まあ、連日お前に昼に誘われたらな。嫌でも分かるというものだ」
友「…嫌なの?」
風紀「違う、言葉の綾だ。で、食堂に行くんだろう?」
友「ああ、そうそう。それじゃ行こうか」
風紀「ああ」
594 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 23:02:11.83 ID:NvNtRcqp0
食堂
友「俺はラーメンかな」
風紀「む、奇遇だな。私もラーメンにしようと思っていたところだ」
友「お、そっか。んじゃラーメン2つ」
友「いただきまーす」
風紀「いただきます」
友「しかしこの食堂、結構美味いもの多いよな。このラーメンも悪くないし」
風紀「ああ、そうだな。普通にレストランなんかで出るものと比べても遜色ないしな」
友「でもお前の好きなエビフライはない、と」
風紀「ああ…残念だ」
友(割と本気で残念そうだ…)
595 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 23:11:53.81 ID:NvNtRcqp0
風紀「あのアンケート、もう一回やってくれないだろうか…」
友「ああ、学食アンケートか?」
風紀「ああ。そうしたらお前が下らないことを書く前に無理やりにでもエビフライと書かせて出すのだが…」
友「ちょ、それヤクザの発想だろ!」
風紀「どうせろくなことを書かないのなら、有効活用したほうがいいだろう?」
友「だったら普通に頼めばいいだろ?」
風紀「お前が私の頼みを聞くのか?」
友「うーん、前なら聞かなかっただろうけど、今は友達だしな。どうしてもと頼まれたら書いてやるかもな」
風紀「む…そうか、ありがとう。そう考えてくれたのにああ言って済まない」
友「まあ、いいって。前までの俺たちはそんな感じになってもおかしくなかったわけだし」
風紀「そうだな…本当に、ついこの間までお前とこうやって過ごして、休日に遊ぶ約束までするようになるとは思ってもみなかったな」
友「ああ…人って割と短期間で変わっていくものだな…」
596 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 23:16:46.94 ID:NvNtRcqp0
友「ご馳走様」
風紀「ご馳走様」
友「で、これからどうするんだ?また今日も仕事か?」
風紀「いや、今日は特に仕事はないので暇だな。なんならもう少し話していくか?」
友「ん、そうだな、そうするか」
(別に急いで男と合流する必要もないしな…)
597 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 23:19:07.45 ID:NvNtRcqp0
キーンコーンカーンコーン…
風紀「む、予鈴か。そろそろ戻るか」
友「ああ、そうだな」
2-B
男「あ」
友「おお、よう」
男「そうか、風紀と今まで話してたのか」
友「悪いな、合流できなくて」
男「いや、俺も幼馴染と話してたし、大丈夫だ。それじゃ情報整理は放課後だな」
友「おう、分かった」
598 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 23:25:42.15 ID:NvNtRcqp0
放課後
友「放課後だな」
男「ああ、それじゃ情報整理といこう。俺たちの状況は…」
男 友
幼馴染・『仲が悪化しなければ普通に貰える』 土曜に約束済み 陸上部・『相応の好意がないとチョコはもらえない』
風紀・『まず俺の悪いイメージをどうにかしないといけない』 風紀・『仲良くなっていけばチョコも貰えそう』 日曜に約束済み
会長・『チョコをくれるかは分からない』 家庭部・『当日家庭部のおこぼれのチョコを貰えるかも』 土曜に約束済み
後輩姉・『欲しいと言えばほぼ確実に貰える』 後輩妹・『姉から貰えれば一緒に、姉が無理でもお情けで貰えるかも』
男「こうか…おっと、しまった。後輩姉はもう断ったんだったな。修正するとなると…」
後輩姉・『欲しいと言えばほぼ確実に貰える』→『貰えるはずだったが断った』
男「こうだな」
友「なんかもったいない気がするな…」
男「ま、過ぎたことだ。グダグダ言ってもしょうがない」
599 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 23:38:24.89 ID:NvNtRcqp0
男「次に予測好感度変動だ」
男
幼馴染 40→65
後輩姉 20→25
友
風紀 55→60
家庭部 20→45
男「大体こんなところか」
友「風紀の上がり幅が落ちたな」
男「まあ、多分今は安定期ってとこか。よほどのことがない限り一気に下がりも上がりもしないだろ」
友「で、そっちは幼馴染が一気に上がってきたな」
男「まあ、上がったというより予測違いを修正したって感じかな」
友「?どういうことだ?」
男「それはプライベートなのでノーコメント」
友「はあ…?」
600 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 23:45:09.12 ID:NvNtRcqp0
友「で、残りの方針は?」
男「ああ、俺はここまできたらとことん幼馴染一本で行く。お前はここまで風紀一本だったが、
ここに来て家庭部からも貰える可能性が出てきたな」
友「ああ、そうみたいだな」
男「だから同時に行ってもいいが…一応もう一回行っとくぞ」
友「え?」
男「貰うからには貰う側として恥ずかしくない姿勢で臨め。中途半端な気持ちで行くのは相手にも失礼だしお前自身にもよくない。
貰うのはチョコだけじゃなくて相手の気持ちもだってこと忘れんなよ。たとえ義理だろうが本命だろうがな」
友「あ、ああ…分かった」
男「ならいい。それじゃ後は休日を待つだけだな…いや、一応この放課後も生かすべきか」
601 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 23:51:00.46 ID:NvNtRcqp0
男「それじゃ、お互い最後の放課後を有意義に使おう」
友「ああ、そうだな。お前はどうするんだ?」
男「そうだな、俺は…」
1.幼馴染
2.風紀
3.会長
4.後輩姉
5.帰る
>>604
602 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/25(金) 23:51:18.00 ID:/R+dpx7p0
男が漢らしい
603 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 00:08:44.71 ID:9eSffQRYO
追いついた 1
604 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 00:09:14.71 ID:u4HTV/y20
1かな
でも後輩姉が好きです
605 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 00:27:55.92 ID:sc+J7kh70
男「それじゃ今日も幼馴染と帰るか…じゃあ、週明けに」
友「おう。それじゃ俺は…」
1.陸上部
2.風紀
3.家庭部
4.後輩妹
5.帰る
>>608 風呂入ってくる
606 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 00:30:54.56 ID:9eSffQRYO
2
607 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 00:58:46.46 ID:kncvWLJm0
kskst
608 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 01:00:04.65 ID:oiJ0/vg+0
/ ̄ ̄ヽ
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`'<`ゝr'フ\ + |(●), 、(●)、.:| +
⊂コ二Lフ^´ ノ, /⌒) | ,,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|
⊂l二L7_ / -ゝ-')´ .+ | `-=ニ=- ' .::::::| + .
\_ 、__,.イ\ + \ `ニニ´ .:::/ +
(T__ノ Tヽ , -r'⌒! ̄ `":::7ヽ.`- 、 ./| .
ヽ¬. / ノ`ー-、ヘ<ー1´| ヽ | :::::::::::::ト、 \ ( ./ヽ
\l__,./ i l.ヽ! | .| ::::::::::::::l ヽ `7ー.、‐'´ |\-、
___________________________ __
│風│風│風│風│風│風│風│風│風│風│風│風│風│|風|
│紀│紀│紀│紀│紀│紀│紀│紀│紀│紀│紀│紀│紀│|紀|
└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘└─┘
男の会長ルートはなくなったか…
610 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 01:19:23.74 ID:sc+J7kh70
ただいま
2-A
男「幼馴染、まだいるか?」
幼馴染「あ、男」
男「今日も一緒に帰ろうぜ。お勧め云々抜きで」
幼馴染「分かった。ちょっと待ってて」
男「おう。校門で待ってる」
幼馴染「ん」コク
611 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 01:23:11.49 ID:sc+J7kh70
通学路
男「今日はまっすぐ帰るんだよな?」
幼馴染「ううん。家で飲む小さい缶ジュースを買う」
男「そっか。自販機?」
幼馴染「ん」コク
男「じゃあ行こうぜ。確か帰りにある自販機って2つあったな」
幼馴染「ん。今日は一つ目のところで買う」
612 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 01:26:03.77 ID:NB6eh9M20
っしゃぁ!!!!
幼馴染エンドに行けそうだぜ!!!!
>>608 GJ
613 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 01:39:27.66 ID:sc+J7kh70
自販機前
男「で、何買うんだ?」
幼馴染「ん…今日は、これ」ピッ
ガコン
男「それは?」
幼馴染「ゼリー入りミックスジュース。ミックスジュースの中にりんごゼリーの入った面白い一品」
男「へえ、うまそうだな」
幼馴染「買う?」
男「いや、明日に備えて買わないでおくよ。それじゃ帰ろうぜ」
幼馴染「ん」コク
614 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 01:42:57.85 ID:sc+J7kh70
幼馴染家前
男「じゃあ、また明日な」
幼馴染「ん。また明日ね」
男「あ、そうだ」
幼馴染「?」
男「いや、待ち合わせの時間と場所決めてなかったなと思ってさ。どうする?」
幼馴染「ん…用意ができたら、私が男を呼びに来るのじゃ駄目?」
男「あー、別にいいぜ。んじゃ明日は用意してお前が来るの待ってるよ」
幼馴染「ん。じゃあね」
男「おう、じゃあな」
バタン
男(さて…明日はどうなるかな)
615 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 01:46:01.46 ID:sc+J7kh70
友「風紀と帰るか…おーい、風紀ー」
風紀「ん、なんだ?」
友「お前今日も仕事あるの?」
風紀「いや、すでに昨日全部片付いているからな。軽く校内の見回りをしてから帰るつもりだ」
友「そっか。じゃあ一緒に帰ろうぜ」
風紀「いいのか?軽くとはいえ20分はかかるぞ?」
友「だったら俺も付き合うよ。それくらいいいだろ?」
風紀「む…分かった。では付き合ってもらうか」
友「よっしゃ。よろしくお願いします、と」
616 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 01:50:58.89 ID:sc+J7kh70
廊下
風紀「そこ、服装がだらしないぞ。シャツはズボンに入れておけ」
生徒「へーい」
友「へえ、ちゃんといちいち注意するんだな」
風紀「当たり前だ。そのくらいしないで何が風紀委員だ」
友「いや、俺たちいつもお前にのされてるばっかだからさ。そういうところは初めて見るなって」
風紀「お前らが注意だけで収まらないことばかりやるからだろうが。夏期講習の爆竹なんか特に驚いたぞ」
友「あれは俺たちも驚いたよ。夏期講習あるって知らなかったもん」
風紀「ちゃんとプリントが配られていただろうが…」
友「えへへ…失くしちゃった」
風紀「…全く」
617 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 01:54:10.48 ID:sc+J7kh70
風紀「…こんなところか」
友「よし、じゃあ帰ろうか」
風紀「そうだな。帰る準備はできてるから、すぐに帰れるな」
通学路
友「いやー、さっきお前が爆竹の話したから色々思い出してきたよ」
風紀「思い出さなくていい。腹が立ってくるだけだ」
友「分かった分かった。お前とこういう思い出話をするのは危険だな」
風紀「分かればいい」
618 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 01:58:38.19 ID:sc+J7kh70
風紀「…ここまででいい。ではまたな」
友「ああ、また明後日」
風紀「む、そうか…また明後日。楽しみにしてるからな」
友「風紀と遊園地か…不思議なもんだな」
友(まあ、その前に家庭部と約束があるわけだけど…どちらかというとこっちのほうが不安だ…)
友(家庭部は優しくて穏やかな人って言ってたけど、もしホントは怖い人だったらどうしよう…)
友「どうか家庭部のお父さんがいい人でありますように…」
619 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 02:03:37.09 ID:sc+J7kh70
…パッ
委員長「皆様、楽しまれておりますでしょうか」
委員長「さて、突然ですが予定を変更してここでインターバルとさせていただきます」
委員長「なぜかと言うと、この休日のイベントは休み時間をはさまない長いイベントとなるので、できることなら日をまたがずにやりたいのですよ」
委員長「では今日中に土曜日を終わらせられるかと考えたところ、『ムリ!』という結論に達しまして」
委員長「というわけで今日はここで本編を一時中断させ、土曜日は明日の昼か夕方から始めさせていただきたいと思います」
委員長「それでは早速、溜まっている質問に答えたいと思います」
620 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 02:07:00.99 ID:sc+J7kh70
>>496 委員長「残念ながら違います。幼馴染のキャラ設定の際、特にモデルにしたというキャラはございません」
委員長「ただ、幼馴染の『…ん』という返事は、GジェネDSのオリジナルキャラクター、ディー・トリエルを基にしたので、
モデルといえば彼女ということになるのでしょうか」
621 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 02:13:36.83 ID:8BxiggwAO
てかダウナーのテンプレみたいなもんだろ
622 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 02:16:39.81 ID:sc+J7kh70
>>563 委員長「そうですね…書き手の中で大体のビジュアルイメージはあるのですが、できることなら各々で
好きなようにイメージを作って欲しいので、はっきり言うのは避けていたのですが…ストーリー上、
容姿に触れる発言をさせてしまった時点でそんなの無駄な配慮ですね」
委員長「それでは開き直って、各キャラの大体のイメージを書いてしまおうと思います。では、わたくし委員長から」
委員長「わたくしの見た目は、子気味よくリズムに乗って伝えることができます。…ゴホン。
眼鏡クールのセミロング、胸は控えめ背はスラリ。…いかがでしょうか」
623 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 02:27:18.62 ID:sc+J7kh70
委員長「風紀は、上で言った通り髪型はロングということしか決まっていないので、あとは言えるのは
髪の色は黒で、背も胸も大きいということくらいですか」
委員長「幼馴染は背は大体145前後、胸も非常に小さめと風紀とは対照的な体格になっています。
髪型は、戦場のヴァルキュリア2に登場するマガリの髪をほどいて、前髪を数ミリ程度伸ばした感じでしょうか」
624 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 02:28:40.36 ID:Thmwunnw0
委員長さん爆竹についておせーて!
625 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 02:38:24.48 ID:sc+J7kh70
委員長「ビジュアルについての説明中ですが、
>>624に答えたいと思います」
委員長「私は夏期講習には出ず自宅学習だけでしたので実際に見たわけではないですが、
どうやらその事件の前日、男君が友君にせっかくだから夏休みの誰もいない学校でしかできないことをやろうと言い出したそうです」
委員長「何をやろうかと相談した結果、真昼間の校庭で思いっきり大量の爆竹を鳴らしてやろうという話になったそうで。
そして当日、二人が計画を実行したところ、突然の音に夏期講習に来ていた生徒や教師が音に驚いて外を覗きました。
そのとき初めて、バカコンビはその日が夏期講習だと気づいたようです」
委員長「後は音を聞きつけ、誰の仕業かいの一番に察知して外に飛び出した風紀さんの飛び蹴りが二人に炸裂。
そのままやりすぎない程度に風紀さんが二人を痛めつけ、そのまま先生に引き渡して説教を食らわせたそうです」
委員長「…全く、バカですね」
626 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 02:47:02.89 ID:sc+J7kh70
委員長「会長は、風紀ほどではないですが高めの背、並より少し大きめの胸、肩より少し上辺りまでの長さの茶髪。
あとは少したれ目気味でしょうか」
委員長「家庭部はとにかくトップクラスの胸、それと軽くウェーブの入ったロングの茶髪。
そして頭にはいつも三角巾ですね」
627 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 02:59:08.07 ID:sc+J7kh70
委員長「陸上部はヘアピンで留めたショートカット、平均より少し小さめの胸、軽く日焼けした肌。
図書は肩まで伸ばした黒髪を一部ゴムで留めている、平均程度の背と胸の持ち主…ですね」
委員長「後輩姉妹は同じ背、同じ黒髪、同じ胸、同じ髪の長さ。
違うのは髪のまとめ方と目つき…といった感じでしょうか」
628 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 03:02:42.89 ID:sc+J7kh70
委員長「…これでヒロイン全員のビジュアルを言い終えたでしょうか。
後で『余計なこと言うな』とか言われそうで少々怖いのですが、どうかご容赦ください」
委員長「これ以外でビジュアルを知りたいキャラがいたら、お気軽に言ってくださいね」
629 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 03:31:35.13 ID:sc+J7kh70
委員長「…静かですね。まあ深夜ですから当然ですけど」
委員長「明日は土曜日ですし、人も来るでしょうか?」
楽しみ
631 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 03:46:05.13 ID:LtVpRgZh0
風紀ちゃんぺろぺろ
632 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 03:59:49.47 ID:sc+J7kh70
>>630 委員長「そう言っていただけると嬉しいです。書き手も明日は自分の手がどんな休日を描き出すのか楽しみなようです」
委員長「…よくもまあここまで即興で書けたものです。本当はこの書き手、日常的な会話を書くのが苦手なのに、ここまで書けたのは奇跡としかいいようがありません」
>>631 委員長「…ぺろぺろはどうかと思いますが、このビジュアル説明で満足していただけたのでしょうか。
皆様にとって余計なものとならないことを祈るばかりです」
633 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 04:14:30.40 ID:sc+J7kh70
委員長「…そろそろ寝ましょうか。あまり遅くなるのもどうかと思いますし」
委員長「それでは就寝のあいさつは書き手にしてもらいましょう」
634 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 04:16:14.99 ID:sc+J7kh70
というわけで俺はもう寝るよ。委員長お疲れ様。
明日は…どうだろう、それほど遅くはならないと思う。
落ちてたら上にあるスレタイで立て直して6日目から始めるよ。
それではお休み
635 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 05:27:35.68 ID:G4dBRlNn0
お休み
636 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 08:05:04.45 ID:9bXgpkeyO
ほ
637 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 10:12:03.66 ID:VMt0vy+90
ほ
638 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 11:10:41.24 ID:gLM+RQqfO
ほ
639 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 12:15:47.59 ID:8BxiggwAO
あぶね
ほ
641 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 14:04:45.74 ID:16EACgU80
ほっほっほ
642 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 15:25:36.16 ID:KfZt4YPC0
あぶね
643 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 15:34:40.67 ID:dHXcz0q80
うほっしゅ
644 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 15:49:44.38 ID:xlzeBHOK0
ほ
645 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 15:50:10.41 ID:Thmwunnw0
ぶねぶね
646 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 17:05:24.84 ID:G4dBRlNn0
★
ほしょ
648 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 17:44:54.15 ID:M0CgzkGn0
あ、保守はsageないんだっけ
sageでも保守になるよ
ほ
651 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 19:25:25.75 ID:LtVpRgZh0
hshs
652 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 20:06:42.92 ID:sc+J7kh70
ただいま みんなありがとう
それじゃ6日目土曜日行かせてもらいます
多分安価はあっても少なめになるかな
653 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 20:11:30.71 ID:sc+J7kh70
2月12日(土) 午前10時20分
男の部屋
男「…そろそろかな…」
ピンポーン
男「お、来た来た」
玄関前
ガチャッ
男「お、やっぱり幼馴染だったか。おはよう」
幼馴染「ん、おはよう」
男「それじゃ行くか」
幼馴染「ん」
男「で、今日はどこに行くんだ?」
幼馴染「まずは自販機の巡回から」
男「オーケー、分かった」
654 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 20:15:16.94 ID:sc+J7kh70
自販機前
男「一つ目だな」
幼馴染「ん。特に目新しいのはないけど、ここで1本買っておく」
男「お、早速か」
幼馴染「ん。午前中のお供」
男「なるほど。じゃあそれ買ったら次だな」
幼馴染「ん」ピッ
ガコン
幼馴染「それじゃ行こう」
男「おう」
655 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 20:20:55.19 ID:hZNFHqZq0
支援
656 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 20:22:30.32 ID:sc+J7kh70
駅前
男「で、いくつか回って駅前にいるわけだが」
幼馴染「ん。ここでもまずは自販機巡回」
男「おう、分かった」
幼馴染「ここからが本番。多分駅前のを全部回る頃には昼ごはんの時間になってる」
男「そんなかかんのか!?」
幼馴染「駅前は至る所に自販機があるから、かなり大変」
男「へー…まあ、覚悟しとくよ」
657 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 20:39:51.16 ID:sc+J7kh70
幼馴染「…ん。これは新しいもの」
男「じゃあ買うのか?」
幼馴染「ん。一度は飲んでみないと」ピッ
ガコン
幼馴染「それじゃ次」
男「おう」
幼馴染「…ここにはない」
男「それじゃ次のとこか」
幼馴染「ん」
・
・
・
658 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 20:45:47.97 ID:sc+J7kh70
午後1時10分 デパート
男「つ、疲れた…お前大丈夫なのか?」
幼馴染「ん。いつものことだから」
男「そのバッグの中に何本か缶とかペットボトルが入ってるから俺より大変なはずなのに…
なんかお前、俺より体力ないか?」
幼馴染「そんなことない。途中でちょくちょく朝買ったやつを飲んでなかったら私もばててる」
男「それだけで大丈夫って…どういう体の構造してんだお前」
幼馴染「きっと燃費がいい」
男「あー…なんとなく理解できた」
659 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 20:56:54.82 ID:sc+J7kh70
男「で、どうする?昼飯食うか?」
幼馴染「ん。ここのフードコートで食べる」
男「分かった。んじゃ行くか」
幼馴染「ん」コク
フードコート
男「俺はうどんにすっかな…お前は?」
幼馴染「チキンカレー」
夕飯できた 続きはまた後で
660 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 21:28:13.80 ID:sc+J7kh70
ただいま
男「…ふう、ご馳走様でした」
幼馴染「ご馳走様でした」
男「で、また続きか?」
幼馴染「ううん。さっき買ったやつを飲んでみる」
男「さっき買ったやつって、全部か?」
幼馴染「ん」
男「おいおい、確か3、4本あったろ?大丈夫なのか?」
幼馴染「大丈夫。いつものことだし、今日は男もいるからもし駄目だったら飲んでもらえる」
男「まあ、それくらいいいけどさ…」
幼馴染「それじゃ1本目から」
661 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 21:29:54.15 ID:hZNFHqZq0
しえん
662 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 21:34:45.56 ID:sc+J7kh70
男「それはなんだっけ?」
幼馴染「ジンジャーピーチ。桃のジュースにジンジャーを合わせたものらしい」
男「うまいのかそれ?」
幼馴染「飲んでみなきゃ分からない。ん…」ゴク
男「どうだ?」
幼馴染「…微妙。ジンジャーが利きすぎて桃の味が死んでいる。これはハズレ」
男「そっか…まあそういうこともあるよな」
幼馴染「ん。でも開けちゃったから全部飲まないと」
男「おお、偉いな。無理だったら言えよ」
幼馴染「ん」
幼馴染「…ぷは」
男「飲み終わったか」
幼馴染「ん。それじゃ次」
男「随分ハイペースだな…」
幼馴染「いつものこと」
663 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 21:42:32.67 ID:sc+J7kh70
幼馴染「…ぷは」
男「これで全部か。結局当たりは1つだけだったな」
幼馴染「仕方ない。もはや飲み物の種類が飽和してきている今となっては、当たりのほうが少ない。
たとえ当たりでもすでに存在するものの改良などが多いのが現状」
男「な、なんか専門家みたいだな…いや、もはやその通りか。じゃあ、また探索の続きか…」
幼馴染「…待って」
男「ん?」
幼馴染「…トイレ」
男「あー…そらあれだけ飲んだらそうなるか」
幼馴染「仕方ない。これもいつものこと」
男「まあ、だったら早く行ってこいよ。待ってるからさ」
幼馴染「ん。待ってて」
664 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 21:52:41.76 ID:sc+J7kh70
幼馴染「お待たせ」
男「おう。んじゃ行くか」
幼馴染「ん」
男「で、次はどこ行くんだ?」
幼馴染「次はここの売り場やいろんな店を回る」
男「へー…また大変そうだな…」
幼馴染「これもいつものこと。それじゃ行こう」
男「おう」
665 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 21:57:07.76 ID:sc+J7kh70
午後3時50分 とある食料品店
幼馴染「ここで最後」
男「そっか…いやー、色々回ったなー…」
幼馴染「この店はこの辺で一番新商品の仕入れが早い」
男「ってことは、それだけ期待が持てるってことか」
幼馴染「ん。入ろう」
男「おう」
男「なんかあったか?」
幼馴染「まだ。……!!」
男「ん、どうした?」
幼馴染「…これ」
男「これか?…クリームチーズドリンク?」
幼馴染「……」
666 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 22:03:00.52 ID:sc+J7kh70
幼馴染「…面白い。これは私への挑戦と受け取った」
男「おいおい、んな大げさな…」
幼馴染「これを買う。早く行こう」
男「お、おい、待てって」
男「…で、買ったわけだけど…挑戦ってどういうことだよ?」
幼馴染「こういう食品の飲料化商品は、2つの必要条件がある」
男「必要条件?」
幼馴染「『本物を食べたほうがいい』と少しも思わせないことと、『これは基になったものとは別物』と思わせないこと。
この両方をクリアーするのはそう簡単には無理」
男「なるほど、それで挑戦って言ったわけか」
幼馴染「ん。それじゃ、早速飲んでみる」
667 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 22:07:26.00 ID:sc+J7kh70
幼馴染「……」コク
「…っ!」
男「ど、どうした?」
幼馴染「…なんということ」
男「お、おい、だからどうしたんだよ?」
幼馴染「…はい。飲んでみて」
男「えっ!?いいのか?」
幼馴染「いいから早く」
男「わ、分かった…」
(そういやこれって間接キスじゃ…ま、まあ、本人が飲めって言ってんだからいいのか…)
「……」ゴク
男「な…なんだこれ!?うめえ!?」
幼馴染「…やっぱり、私の感覚違いじゃなかった」
支援
669 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 22:16:37.52 ID:sc+J7kh70
男「すげえぞこれ…飲む前はクリームチーズの味を想像してたけど、とんでもねえ…それより美味い!
クリームチーズのなめらかな味に、見事に調整された甘さが混じって、全然違和感がねえ!
それでいて、これはクリームチーズだとはっきり言えるこの感じ…なんつーかホントすげえ!」
幼馴染「…ん。これは驚いた…私の完敗。もう1本買ってくる」
男「おう、いやー、ビックリだぞこれは…」
午後4時30分 駅前
幼馴染「今日は有意義な探索だった」
男「ああ、そうだな。あれ飲んだ瞬間、俺何かに目覚めそうになったよ」
幼馴染「…そう。それじゃ、今日はもう帰ろう」
男「おう、そうするか」
670 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 22:23:26.83 ID:sc+J7kh70
午後4時50分 幼馴染家前
幼馴染「今日は楽しかった」
男「おう、俺もだ」
幼馴染「…また一緒に来てくれる?」
男「ああ、いいぜ。いつでもついて行ってやる」
幼馴染「…ありがとう。それじゃ、また学校で」
男「おう。またな」
バタン
男(いやー、疲れたけどホント楽しかったな…いいもんだな、誰かと町を歩き回るって)
男「そういや今何時だ…お、もうすぐ5時か。確か友は…」
友「…もうすぐ約束の時間だな」
671 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 22:25:25.01 ID:sc+J7kh70
同時刻 駐車場
友「そろそろ来るはずだよな…」
友(大丈夫だよな、俺?どこも変じゃないよな?ああ〜、なんか不安になってきた…)
…ブロロロ…
友「あっ、来た!」
672 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 22:31:07.95 ID:sc+J7kh70
ガチャッ
家庭部「友さん、お待たせしました」
友「ああ、家庭部」
家庭部「それじゃ、車に乗ってください。家まで案内しますので」
友「うん、分かった」
車内
友「こんにちは」
家庭部母「おーう、友君。2日ぶりだねえ、元気してた?」
友「あ、はい」
バタン
家庭部「もう出して大丈夫だよ、お母さん」
家庭部母「あいよ。んじゃ、行きますか」
ブゥゥン ブロロロ…
673 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 22:44:11.13 ID:sc+J7kh70
家庭部母「しかし男の子を家に呼ぶなんて、家庭部もやるねえ」
家庭部「も、もう、お母さんったら…」
家庭部母「女友達だって子供の頃くらいしか連れてこなかったのに、いきなり男の子を連れてくるんだもんねえ。ビックリだよ」
友「ははは…」
家庭部母「で、今日はうちの旦那に会いに来たんだって?」
友「はい、そういうことになってます」
家庭部母「いやー、家族に挨拶に来るなんて、まるで結婚間近の恋人みたいだねえ」
家庭部「お、お母さん、変なこと言わないでよ!友さんとはただの友達なんだから!」
家庭部母「分かってるって、我が娘ながらノリが分かってないねえ」
家庭部「す、すいません、母が変なこと言って…」
友「ははは…いや、別に大丈夫だよ」
674 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 22:52:57.16 ID:Nr5+6eh3O
幼馴染み√は料理マンガみたいになるなww
675 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 23:08:45.66 ID:sc+J7kh70
>>673 3行目 子供の頃くらいしか→ろくに に修正
家庭部母「お、そろそろ着くね」
友「あ、そうですか」
(どんな家なんだろ…)
家庭部「あ、見えてきました。あれが私の家です」
友「へー、あれがそうなんだ」
(漫画で見るような大豪邸ってわけじゃないけど、やっぱりうちより大きいな…)
家庭部母「思ったより大きくないって思ったろ?」
友「い、いえ、そんなことは…」
家庭部母「旦那の実家はまさに大豪邸って感じだけどね。あたしらが結婚して間もない頃に新しく建てたんだよ」
友「へー、そうなんですか…」
家庭部母「あんまり大きいと生活していく上で逆に大変になるからね。あれくらいがちょうどいいのさ」
友「はあ…」
C
677 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 23:18:48.51 ID:sc+J7kh70
家庭部家玄関
家庭部「ただいま」
家庭部母「おーい、帰ったよー」
使用人「お帰りなさいませ」
友「あ、どうも…」
(おお、これが金持ちの家にいるっていうメイドさんってやつか…いや、でも和服だから違うのか…
こういう場合なんて言うんだ?女中…は違うか。まあ普通に使用人か?)
家庭部母「使用人ちゃん、この子お客さんだから。ちょいと一足先に客間に案内してあげとくれよ」
使用人「かしこまりました。どうぞこちらへ」
友「あ、それじゃ…」
家庭部「それでは友さん、また後で」
友「うん、また後で」
678 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 23:39:52.21 ID:sc+J7kh70
客間
使用人「それではどうぞおくつろぎください」
友「はあ、どうも…」
使用人「……」
友「……」
使用人「……」
友(き、きまずい…)
「あ、あの…」
使用人「はい、なんでしょう」
友「ひ、暇ですしなにかお話しませんか…なんて」
使用人「…そんなふうに私に話を持ちかけた客人は初めてです」
友「あ、す、すいません…」
使用人「いえ、謝ることはありません。まあ、とは言ってもこれまでの客人は奥様と旦那様のご友人くらいしかいませんが」
友「あ、そうなんですか…」
679 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 23:40:52.08 ID:P5PFQsJH0
どこまでひっぱるんだよこのスレ
680 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 23:49:23.88 ID:sc+J7kh70
使用人「お嬢様とはどんなご関係で?」
友「いや、普通に友達ですけど…」
使用人「そうですか。襲ったりしないのですか?」
友「し、しないですよ!何言ってるんですか!」
使用人「私なりの冗談です。気にしないでください。わはは」
友「いや、気にしますって…」
(なんか変な人だな…)
使用人「おっと、いけません。できるだけテンションを上げないようにしないと、止まらなくなってしまいます」
友「はあ…」
ガチャッ
家庭部母「いよっ、お待たせ」
友「あ、どうも…あれ、家庭部は?」
家庭部母「ああ、あの子は夕食の準備をしてるからね。ちょっと遅くなるよ」
友「あ、そうなんですか」
家庭部母「使用人ちゃん、ここはいいからあの子の手伝いをしてやっておくれよ」
使用人「かしこまりました」
しえん
682 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/26(土) 23:55:04.29 ID:sc+J7kh70
家庭部母「あの子と話したかい?」
友「あ、はい、ちょっとだけ」
家庭部母「あの子ちょっと変な子だろ」
友「はあ、そうですね…」
家庭部母「ちゃんと働いてくれるしいい子だけどね。普段はめちゃくちゃ明るい賑やかな子なんだよ。
仕事中はああやってキャラ作ってるけど」
友「へえ、そうなんですか」
家庭部母「あの子が高校生の時にバイトで来てからずっと働いてもらってるんだよね。いや、ホント楽しい子なんだよ、素は」
友「へえ…」
683 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 00:01:07.00 ID:Kzp///fw0
家庭部母「なんだい、なんかさっきから返事がワンパターンじゃないかい?もしかして緊張してんのかい?」
友「はあ、多分そうです」
家庭部母「あははは、楽にしておくれよ。そんな緊張してたら旦那が帰ってくるまで持たないよ?」
友「はあ、そうですね…」
家庭部母「うーん…あ、そうだ。だったら緊張をほぐすためにちょっとあたしとゲームでもしないかい?」
友「え、ゲームですか?」
家庭部母「そうそう。確かこの部屋に置いてたはずだけど…お、あったあった。ほら、スーファミ」
友「おお…」
家庭部母「あたしと対戦でもして、あの子が準備を終えるまで待とうじゃないの。ほら、2コン」
友「あ、どうも」
家庭部母「ぷよぷよはできるかい?」
友「はい、少しなら」
家庭部母「よし、んじゃやろうか。配線つないで…と」
684 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 00:07:51.24 ID:Kzp///fw0
1時間半後
家庭部「お待たせしました」
友「あ、家庭部」
家庭部母「おー、遅かったね」
家庭部「あら、お母さんと遊んでいたんですか」
友「うん。いやー、強いね家庭部のお母さん。一回も勝てなかったよ」
家庭部母「ふっふっふ、まだまだ若い世代には負けないよ?」
家庭部「楽しそうですね…わたしもやっていいですか?」
友「うん、もちろん」
家庭部母「んじゃあたしと代わんな。後は若い二人でごゆっくりってね」
家庭部「うん。それじゃ友さん、やりましょうか」
友「そうだね、やろうか」
家庭部母「じゃあまた後で呼びに来るよ。楽しくやりなよ」
バタン
685 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 00:12:45.46 ID:Kzp///fw0
1時間後
友「うーん、家庭部のお母さんも強かったけど、家庭部もなかなか強いな。まさか五分五分とは」
家庭部「うふふ、お母さんに鍛えられましたから」
友「自分では結構うまいつもりだったのに、自信なくなっちゃうな…」
家庭部「そんな、友さんも十分強いですよ」
ガチャッ
家庭部母「おーい、どうやら帰ってきたみたいだよ」
家庭部「うん、分かった。それじゃ友さん、行きましょうか」
友「あ、うん」
(いよいよか…どんな人なんだろ…)
686 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 00:25:18.24 ID:Kzp///fw0
家庭部家玄関
家庭部父「ただいま」
家庭部母「おー、おかえり」
家庭部父「やあ、2週間ぶりだね。しばらく会えなくて寂しかったよ」
家庭部母「よ、よしなよ、娘の友達のいる前で…」
家庭部父「おっと、そうだったね。失礼」
家庭部「おかえりなさい、お父さん」
家庭部父「ああ、おかえり。友達を連れてきたんだって?」
友「あ、どうも、お邪魔してます…」
家庭部父「ああ、君のことか。初めまして、娘がお世話になっているようだね」
友「はあ、まあ…あ、俺友って言います」
家庭部父「友君か、よろしく」
友(な、なんか優しそうなでよかった…)
風呂入ってくる
687 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 01:15:13.48 ID:yhXhRIkz0
まだ風呂かー
688 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 01:27:41.82 ID:Kzp///fw0
ただいま
>>686最後の友の台詞 優しそうな→優しそうな人 に修正 あと家庭部父(CV.置鮎龍太郎)で
食堂
一同「いただきます」
家庭部父「ほう、今日はチキンソテーか。美味そうだ」
家庭部母「毎度毎度美味い料理ありがとね、家庭部」
家庭部「そんな、わたしが好きでやってるんだし…」
家庭部父「好きなことで人を喜ばせることができるなら、それは素晴らしいことだよ」
家庭部「そ、そうかな」
友(なんかいい家族だな…ここにいるのが悪く思えてくるよ)
689 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 01:35:30.92 ID:IvVi85VG0
なんか裏がありそうなCVだな
690 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 01:36:09.98 ID:Kzp///fw0
家庭部父「それで友君、君の口から聞いておきたいんだが、君と家庭部はどんな関係なんだい?」
友「えっ!?い、いや、ただの友達ですけど…」
家庭部父「そうか。大事なことだから、はっきりさせておきたかったのでね。不躾なことを訊いてすまない」
友「いや、いいですよそんな…」
家庭部母「あたしはこの子結構気に入ってるけどね。家庭部を駐車場まで送ってくれたし」
家庭部父「おや、そうなのかい。それはなかなかできた少年だね」
友「あ、あはは…どうもありがとうございます」
家庭部父「君のような子が家庭部の友達でいてくれるなら嬉しいね。どうかこれからも仲良くしてあげて欲しい」
友「それはもちろんです」
家庭部母「あら、いい返事だね」
家庭部「友さん、ありがとうございます」
友「い、いや…はは…」
691 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 01:43:58.20 ID:Kzp///fw0
一同「ご馳走様」
家庭部父「それで、これからどうするんだい?もし良かったら泊まっていっても構わないが」
友「い、いえ、今日は帰ろうかと思います。親が心配しますし」
家庭部父「そうか。ではひとつお土産でも持たせてあげよう。1週間前に行った場所で売っていたお菓子だ」
友「あ、ありがとうございます」
家庭部母「そんじゃまたあたしが送ってってあげるよ」
友「あ、はい。お願いします」
家庭部「友さん、今日は楽しかったです。また遊びに来てくださいね」
家庭部父「そうだね。そのときは歓迎するよ」
友「はい、また今度。それじゃ家庭部、また学校で」
家庭部「ええ、また」
692 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 01:49:12.87 ID:Kzp///fw0
車内
家庭部母「どうだった、うちの旦那は」
友「あ、はい。すごく優しい人でした」
家庭部母「そうだろ。あたしの自慢の夫さ」
友「ははは…そういえば、お二人は学生時代に出会って恋人になって結婚したんでしたっけ」
家庭部母「おや、ひょっとしてあの子から聞いたのかい?」
友「はい」
家庭部母「そっかそっか。そうだね、あれはもう20年以上前になるのか…いやー、懐かしいね」
693 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 02:06:32.16 ID:2Js0icDDO
さるよけ
694 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 02:09:13.29 ID:Kzp///fw0
家庭部母「最初に出会ったのは新入生歓迎会の席だったっけ…お互い好みも正反対なのに妙に気が合ってね。学部も同じで、
すぐに意気投合してよくつるむようになったね。2年も経つ頃には、自然に付き合ってたよ。で、卒業間近のときにプロポーズされてビックリしたねえ。
でもあの人の親父さんが猛反対してね、それで卒業と同時に旦那が家を出てあたしと一緒に会社を立ち上げてさ」
友「へえー…」
家庭部母「好きでもない女から結婚相手を選ぶ必要がないくらい自分に実力があるんだって証明するんだって、あの頃の旦那は息巻いてたね。
それであたしと二人三脚で会社を大きくしていって、あの子が腹ん中にできる頃には押しも押されぬ上場企業さ。
そうなったら文句も言わせず義父さんに認めてもらって、晴れて旦那は跡を継ぎ、あたしは会社の女社長に昇格さ」
友「え、その会社って今もあるんですか?」
家庭部母「ああ。あたしが普通に主婦やれるくらいの余裕持たせてくれる優秀な副社長もいるし、あたしも旦那も昔から今まで順風満帆さ」
友「す、すごいですね…」
家庭部母「お互い好きって気持ちと、それを押し通す能力があったからできたのさ。だからあの子の相手も、想いも力もある男しか認めるつもりはないよ。
あたしも旦那もね」
友「はあ…」
家庭部母「ただ能力があるだけじゃあの子は幸せになれないし、想いだけじゃあの子を守ってあげられない。
もしあんたがあの子を好きになることがあったら、覚悟しておきなよ。あの子の旦那になるってことは、旦那の会社の跡継ぎになるってことでもあるしね」
友「……」
家庭部母「…あははは、脅すようなこと言って悪かったね。そろそろ着くよ」
695 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 02:19:28.18 ID:Kzp///fw0
駐車場
家庭部母「そんじゃ、後は一人で帰れるね?」
友「…はい」
家庭部母「なんだい、さっきの話気にしてるのかい?大丈夫だよ、別にさっきの話のあたしたちくらいになれってんじゃないんだしさ。
あれは旦那が才能あふれるスーパー経営マンだからできたことだしね」
友「す、スーパー経営マン…」
家庭部母「まあ、恋人になるにしろ、そうでないにしろ、あの子と仲良くしてやってよ。
あんただったらあの子を泣かせたりしないって思うし」
友「はあ、そうですかね」
家庭部母「そんじゃあたしは行くよ。またね、友君」
友「あ、はい、また」
バタン ブロロロ…
友「ふう…今日は楽しかったな…」
友(想いと力か…なんか難しそうだな…)
友(まあ、今は考える必要のない話か)
友「さて、早く帰って寝るか…明日も予定があるしな…」
696 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 02:29:15.27 ID:Kzp///fw0
その夜 家庭部の部屋
家庭部「ふぅ…」
家庭部(友さんか…初めて会ったときは、噂もあってどんな人か少しだけ怖かったけど、実際はいい人だな…)
家庭部(とても優しいし、あんな噂なんてすぐに気にならなくなっちゃった。やっぱり噂は噂ってことよね)
家庭部(今日は楽しかったな…友さん、また来てくれるといいな…)
家庭部「…♪きみとでーあーあってからーいーくーつもーのーよるをかたーりーあかしーたー♪…」
697 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 02:31:37.84 ID:Kzp///fw0
…今日はここまでかな。さすがに今からじゃ日曜のデートは書ききれないだろうし。
どうしよう、もう寝ようか、3時くらいまでインターバルやろうか…
698 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 02:38:32.62 ID:JuOhxPh/0
無理良く無い
699 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 02:41:46.38 ID:Kzp///fw0
>>698 そっすね…んじゃ寝るか。
できれば明日でいい加減バレンタイン終わりにしたいな。
それではお休み
700 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 02:59:59.56 ID:rudntZi+0
おやすみほしゅ
701 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 03:28:52.10 ID:hZqJ8rQm0
おやすみ保守
702 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 03:53:27.85 ID:KT+iAbN00
気けば朝だwwwww徹夜してもた。
703 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 03:57:31.66 ID:KT+iAbN00
☆
704 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 04:02:59.65 ID:KT+iAbN00
委員長さん1000までにまとまる?
705 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 04:05:18.91 ID:KT+iAbN00
ていうか人いる?
706 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 04:06:38.89 ID:KT+iAbN00
むしろ俺がきもい
707 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 04:12:33.24 ID:KT+iAbN00
保守ペースが思い打線
708 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 04:14:36.22 ID:KT+iAbN00
保守
709 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 04:17:00.26 ID:KT+iAbN00
会長に踏まれてぇ
710 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 04:25:00.03 ID:JM76uLt+0
711 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 04:28:56.24 ID:KT+iAbN00
保守
712 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 04:35:54.24 ID:KT+iAbN00
710ありがとう。
PC死んで詰んだ俺にPSPという発想が出たのはこの瞬間のための伏線か。(涙)
713 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 07:26:05.10 ID:5Qs7pejbO
保守
何日で落ちるんだっけ
715 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 09:10:54.48 ID:5Qs7pejbO
8日ルールじゃなかった?
716 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 09:25:03.85 ID:KT+iAbN00
1まだー?
ほ
718 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 10:32:35.80 ID:IbzwTodeO
719 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 12:35:36.91 ID:lW/mUQjE0
おっと
720 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 13:39:36.88 ID:OWTFt8Y70
おっとっと
721 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 14:12:37.13 ID:Kzp///fw0
ただいま そういやもうやばいんだよな
とにかく速攻で終わらせないと ってわけで7日目日曜日いきます
>>721 がんばれ、無理矢理な終わらせかたはやだ
723 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 14:14:18.37 ID:Kzp///fw0
2月13日(日) 午前9時30分
風紀の部屋
風紀「…どこもおかしくないよな…よし」
風紀「…行くか」
724 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 14:20:26.84 ID:Kzp///fw0
午前9時55分 駅前
友「よし、五分前到着っと。あいつとの約束で遅れたら何言われるか分からないからな…
まだ風紀は来てないのか。でもあいつのことだし、遅れたりは…」
風紀「ああ、いたいた。おい、友」
友「あ、風紀…おお」
風紀「な、なんだ?」
友「いや、ちょっとビックリしてさ。いつもと雰囲気違ったから」
風紀「そ、そうか?もしかして変か?」
友「いや、そういうんじゃなくて…」
風紀「だったらなんだ?」
友「あーっと…似合ってるな、その服」
風紀「む…あ、ありがとう」
友「あと、今日は髪型ポニテなんだな」
風紀「まあ、せっかく遊びに行くんだし気分を変えてみようと思ってな。…それじゃ、行こうか」
友「おう。まずは切符買わないとな」
725 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 14:25:31.30 ID:Kzp///fw0
電車内
友「こっから2駅だな」
風紀「楽しみだな、遊園地。そういえばお前は行ったことあるのか?」
友「ああ、子供の頃に親に連れられて何回か。あと、確か去年の夏休みに男と」
風紀「男二人で遊園地か…なんか嫌だな」
友「い、いいだろ別に、男だけで遊園地行っちゃいけないなんて決まりないだろ」
風紀「まあ、それはそうだが。私なんて行ったことすらないわけだし」
友「じゃあ今日は俺がしっかり案内してやらないとな」
風紀「そうだな。初めてなので、どうかよろしく頼む」
友「おう。任せとけ」
726 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 14:29:13.14 ID:Kzp///fw0
遊園地 入場門
友「おおー…大体1年半ぶりか」
風紀「へえ、こんな感じなのか。なんだか年甲斐もなくわくわくするな」
友「おお、早速楽しみだしてるな。それじゃチケット買おうか」
チケット売り場
友「高校生二人フリーパスで」
受付「はい、お二人で2000円になります」
友「1000円あるよな?」
風紀「当たり前だ。初めてとはいえさすがにただで入れるとは思ってないさ」
友「ははは、そりゃそうだ」
727 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 14:38:04.16 ID:Kzp///fw0
遊園地 園内
風紀「これが遊園地の空気…おお…」
友「いい感じにテンション上がってきてるみたいだな。それじゃどれから乗る?」
風紀「そ、そうだな…やっぱりジェットコースターだな」
友「ま、遊園地って言ったら最初に思いつくのはやっぱそれだよな。んじゃ並ぶか」
ジェットコースター前
友「そういやお前、こういうとこのガイドさんやってみたいって言ってたっけ」
風紀「ああ、そうだな。子供達を相手に、こちらにお並びくださいとか言ったり…」
友「へー、じゃああんな感じの…」
使用人「こちらのジェットコースター、だだいま30分待ちになっておりま〜す♪」
友「ブーーーーッ!!」
風紀「友っ!?」
728 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 14:39:30.50 ID:r6zR4U4+0
さるよけ
わたしがさるさんです
730 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 14:42:36.19 ID:KT+iAbN00
使用人ルートはー?
731 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 14:44:53.29 ID:Kzp///fw0
友「し、使用人さん!?」
使用人「え?あら、キミは昨日のお客さんじゃない!こんなところで奇遇ねえ!」
友「奇遇ねえ、じゃないですよ!あなた使用人のはずじゃ…」
使用人「ああ、今日は旦那様が帰ってきてるから、ご家族の邪魔にならないようにって休暇貰えるのよ。
で、それを利用してこうしてここでバイトしてるってわけ」
友「な、なるほど…」
風紀「友、知り合いの方か?」
友「ああ、この人は使用人さん…」
使用人「あら?あららら?あ〜ら〜?」
友「な、何ですか…」
グイッ
友「うわっ!」
使用人(な〜に、二股?見かけによらずやるね〜、キミ)
友「な、何言ってるんですか!」
(この人、昨日と全然キャラ違うじゃないか…!)
732 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 14:50:52.25 ID:9gpo3tSE0
風紀ちゃん幸せになってくれ!!
ポニテかわいいよぉおとお
733 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 15:10:22.23 ID:Kzp///fw0
使用人(な〜るほどねえ、お嬢様に手を出さなかったのは、あの彼女ちゃんで巨乳への耐性できてたからってわけね、なるほどなるほど)
友「だ、だから俺はどっちともそういう関係じゃないですから!ただの友達です!」
使用人「もう、分かってるってば。冗談の分からない子ねえ〜」
友(これがこの人の素…なんていうか、疲れる…)
「ところで、なんでわざわざ使用人以外にバイトを?給料足りてないんですか?」
使用人「バッカね友クン、あの一家がそんな低い給料出すわけないじゃない。あたしがバイトしてるのは、夢の実現に必要な資金集めのためよ」
友「夢?」
使用人「そう。こうやって稼いだ資金を元手になんか商売やって一発当てて、かわいい年下の子を逆玉の輿で手に入れるのよっ!!」
友「な、なんじゃそりゃ…」
734 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 15:11:45.99 ID:Kzp///fw0
使用人「そりゃ他人から見たらしょうもないと思われるかもしれないけど、あたしにとっては大事な夢よ。
そのために大学だって経営学部を専攻したし、たまに空いた時間を見繕って奥様に経営法をレクチャーしてもらってるしね」
友「へ、へえ〜…頑張ってるんですね」
使用人「それが夢ってもんよ。まあおしゃべりはこのくらいにしとかないとあたしクビになっちゃうし、早く並びなよ。
そのためにここに来たんでしょ?」
友「あ、そうですね」
使用人「それじゃデート頑張ってね〜♪」
友「なっ…!」
使用人「うはは〜♪」
友「な、何言ってんだか…そ、それじゃ風紀、行こうか」
風紀「む…そ、そうだな」
735 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 15:18:57.72 ID:Kzp///fw0
友「い、いや、なんていうか…エネルギッシュな人だな…」
風紀「む?知り合いじゃなかったのか?」
友「いや、知り合いっちゃ知り合いなんだけど、前に会った時とはキャラが違ったというか…」
風紀「よく分からないな…」
友「まあ、分からなくていいんじゃないかな…」
友(しかし、デートだなんて、何言ってるんだあの人は…そりゃ、風紀と二人で遊園地に遊びに来てるけど…
…あれ?これってホントにデートなのか?よく考えたら、女子と二人きりでこんなところに遊びに来てるって…
これまさしくデートじゃん!!どうしよう、気づかなかった!!)
風紀「どうした友?」
友「い、いや、なんでもない」
(ど、どうしよう…そうだと気づいたらなんか緊張してきた…)
736 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 15:23:25.51 ID:Kzp///fw0
友(ふ、風紀は分かってないのかな…これがデートだってこと…)
風紀「ジェットコースターか…楽しみだな…」
友(あ、分かってないやこれ)
風紀「なあ、楽しみだよな?」
友「へ、あ!?あ、そ、そうね、うん!」
風紀「…どうしたんだ?様子が変だぞ?」
友「い、いや、変じゃないよ!?うん、だいじょぶだいじょぶ」
風紀「そうか、ならいいんだが…」
友(ウワーッ、どうしようこれ、困ったぞ!と、とにかく平常心平常心…)
737 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 15:31:36.25 ID:scCkr0hw0
まとめもちょっと読んできたけど、これ面白くないね
そりゃ過疎るわ
738 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 15:33:15.48 ID:Kzp///fw0
風紀「…うーん、楽しかったな、友!特に最後の急落下なんか最高だった!」
友「ああ、そうだな…」
(ジェットコースター乗ってる間にとりあえず落ち着いたけど…これからどうしよう…
ってかなんか一人だけ分かっててもう片方は気づかず無邪気に楽しんでるって…なんか悔しいぞ)
風紀「なあ、次はどれに乗る?なんだかすごく楽しくなってきたぞ!」
友(ああ、こんなにはしゃいじゃって、まるで子供みたいだな…そうだ、そうだよ!
子供と思えばデートと感じることもないじゃん!なんだ、簡単じゃないか!)
友「そうだな、次はメリーゴーランドでも乗るか?」
風紀「メリーゴーランドか…」
友(ほら、こんなに目を輝かせて、ホントにただのかわいい子供みたいじゃないか…だったらやるべきことは、この子に遊園地をとことん楽しませてあげることだろ)
友「それじゃ、行くか」
風紀「ああ!」
739 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 15:41:35.34 ID:Kzp///fw0
午後12時40分 食事所
友「いただきまーす」
風紀「いただきます」
友(あれから色々回ったけど、ホント楽しんでたなこいつは…まあ、良かったかな)
風紀「ふう…結構楽しんだな。少しはしゃぎ疲れた」
友「ははは、ホント子供みたいに楽しんでたからな」
風紀「む…子供みたいとは失礼な」
友「いやいや、だって反応がいちいち子供みたいなんだもん。目をキラキラ輝かせてさ」
風紀「…なんか恥ずかしいな」
友「まあ、初めての遊園地だしいいんじゃないか?」
風紀「で、次はどこに行く?」
友「そうだな、お化け屋敷にでも行くか」
風紀「…お化け屋敷」
友「ん、どうした?」
風紀「…いや、なんでもない」
740 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 15:48:28.74 ID:Kzp///fw0
お化け屋敷前
友「それじゃ入るか」
風紀「…ああ」
友(なんか急に静かになったな…ひょっとして…)
お化け屋敷内
風紀「……」
友「そ、そんなにくっつかなくても」
風紀「べ、別にいいじゃないか」
友(歩きにくい…っていうか、腕にやわらかい感触が…)
…ギャオオオオオオ!!
風紀「キャアアアア!?」
ギュウゥッ
友「うおおっ!?」
(お、思いっきり当たってる…!)
741 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 15:53:36.28 ID:Kzp///fw0
風紀「…はぁ、はぁ…」
友「い、いきなり抱きつくなよ…」
風紀「す、すまない…」
友「も、もしかして…怖いのか?」
風紀「…仕方ないだろう。お化けって言葉が通じないじゃないか。言葉の通じない相手は苦手なんだ。
同じ理由で外国人に道を訊かれるのも駄目だ」
友「お化けと外国人同列かよ…ってかそれだったら、熊だって言葉通じないじゃないか」
風紀「誰が怖くないって言った?倒すことはできても、対峙しているときは実際内心はビクビクものだ」
友「へ、へえ、そうなんだ…」
風紀「そ、そういうわけだから、お化けは苦手なんだ…」
742 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 16:00:52.11 ID:Kzp///fw0
友「…だったら、ほら」スッ
風紀「え?」
友「手、つないでやるよ。少しはましになるだろ」
風紀「あ…ありがとう」ギュッ
友「それじゃ、行くか」
風紀「…ああ」
友(しかし、そうか…お化け駄目なのか…)
「なあ、ところで今の話聞く限りだと、風紀って英語苦手なのか?」
風紀「ああ。日本の中で生きていく上で、英語なんて要らないじゃないか」
友「ははは…風紀って勉強できるイメージがあったんだけど」
風紀「そうでもないな…英語と理科はさっぱりだ」
友「へえ…なんか意外だ」
743 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 16:07:14.44 ID:Kzp///fw0
お化け屋敷出口
風紀「や、やっと出られたか…」
友「ははは、いやー、あの時上げた『キャアアア』って叫び声はかわいかったな」
風紀「う、うるさい!」
友「ゴメンゴメン。…そういや、あの時とは逆だな」
風紀「ん?なんのことだ?」
友「ほら、お前が俺と友達になるって言ったときは、お前が手を差し出してきたろ?
で、今度は俺がお前に手を差し出したからさ。あの時とは逆だと思って」
風紀「ああ…なるほど」
友「…あれがなかったら、俺たち今こうしてないんだよな」
風紀「そうだな。手を差し出したから…か…」
友「…よし、気を取り直して。次に行こうか?」
風紀「ああ、そうだな」
744 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 16:15:11.00 ID:dkJPRLcqO
745 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 16:24:49.12 ID:Kzp///fw0
午後4時30分 観覧車
友「…きれいだな、夕日」
風紀「そうだな…とても」
友「今日は楽しかったよ、ありがとな」
風紀「こちらこそ。初めての遊園地、とても楽しかった。…なんだか楽しみ疲れたな」
友「ははは、そっか…!!」
風紀「ん?どうした?」
友「い、いや、なんでもない」
風紀「む、そうか」
友(い、今、向こうのゴンドラに乗ってたカップルが、き、キスしてた…び、びっくりした…
風紀は気づいてないみたいでよかった…風紀も気づいてたら変な空気になるとこだったよ…)
風紀「…ふぅ…」
友(そ、それにしても今日はこっちだけがずっとドキドキしっぱなしで、向こうは無邪気に楽しんで…くそ、悔しいな…)
746 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 16:25:28.91 ID:wtCQBFSY0
スレタイの問題
747 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 16:34:43.90 ID:Kzp///fw0
駅前
風紀「じゃあな、友。また明日」
友「おう、また明日」
友「ふぅ…疲れたな…でも、楽しかった」
友(あいつも随分楽しんでたし、良かった良かった)
友「…さて、それはそれとして。いよいよ明日はバレンタインか…」
友(大丈夫かな…誰かチョコくれるかな…うう、不安だ…)
友「まあ、ここまで頑張って今更気にしてもしょうがないよな…よし、今日は早く帰って寝よう」
その頃
男(いよいよ、決戦の日…だな)
男(友も俺も、この1週間色々やってきた…きっと大丈夫だ)
男(もし駄目だったら…まあ、次の日にバカ騒ぎでもしてやるさ)
男「…どうか、俺たちがバカ騒ぎをして風紀に殺される羽目になりませんように…」
748 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 16:39:00.16 ID:Kzp///fw0
…パッ
委員長「…皆様、ここまでお付き合いいただきまことにありがとうございます」
委員長「さて、いよいよ最終日、バレンタインデー。二人のこれまでの行動が実を結ぶか否か、実際に示されるときがやってきました」
委員長「ですがその前に、ここで少々インターバルを挟みたいと思います」
委員長「…どうやらこのスレももうすぐ寿命のようですが、バレンタインはそれほど時間をかけないつもりですので、まあ間に合うでしょう」
委員長「それでは30分ほど、ゆっくりお過ごしください」
749 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 16:41:56.23 ID:Kzp///fw0
>>704 委員長「そもそも1000までいかないかも知れませんが、絶対にバレンタインまではまとめます。ご安心ください」
委員長「ただ、その後となると少々このスレではもう厳しいかもしれませんね…」
750 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 16:49:15.88 ID:Kzp///fw0
>>737 委員長「まあ、そう簡単に全ての人に面白いと言ってもらえるとは思っていません。
面白くないと言われたら、もっと面白くなるように考えるだけです」
>>744 委員長「SSを書く上で大事なのは、気には留めても気に病まない、というのが書き手の考えですので。
色々言われてもめげずに完結を目指します」
>>746 委員長「やはりそうなんでしょうね…この書き手のスレタイのセンスはとことん悪いので。
いっそ皆様にスレタイを考えてもらいましょうか…」
751 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 17:10:08.16 ID:Kzp///fw0
委員長「…そろそろ始めましょうか。時間も残り少ないですし」
委員長「それでは、最終日、バレンタインデー。開始です」
752 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 17:12:12.07 ID:Kzp///fw0
2月14日(月) バレンタインデー
委員長の部屋
委員長「…ん…」
委員長「…朝ね」
委員長(今日は騒がしくなるんでしょうね…憂鬱だわ)
委員長(せめてあの二人が静かに過ごしてくれるよう願うばかりね…)
753 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 17:15:26.73 ID:Kzp///fw0
2-B
男「おはよう」
友「おはよう」
男「…いよいよだな」
友「…ああ」
生徒A「……」ソワソワ
生徒B「……」ドキドキ
友「へへへ、クラスの男子全員から焦りと不安が伝わってくるようだぜ…」
男「ああ…もてるやつともてないやつをはっきりと選別するこの日…俺たちは…」
男・友「勝者になってみせる」
委員長(息合ってるわね…)
754 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 17:23:11.16 ID:Kzp///fw0
生徒C「お、おお…!」
男「…どうやらあいつは机の中にあったみたいだな」
友「…な、なあ男、俺今更不安になってきたよ…大丈夫かな?」
男「大丈夫、自分を信じろ」
友「ほ、本当に?」
男「ああ、本当だ」
友「俺はセーフなのか!?」
男「ああ、セーフだ!」
友「俺は確実なんだな!!?」
男「ああ、確実だとも!!」
友「アアァーーーイム、オッケエエエエエエエ!!!?」
男「アアアアァーーーーーーユゥ、オッケエエエエエエエエエ!!!」
委員長「うるっさいっ!!!」
男「あ、すいません」
755 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 17:29:07.69 ID:IvVi85VG0
流石に最終日は安価無いのかな
C
756 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 17:31:04.47 ID:Kzp///fw0
男「まあ落ち着こう」
友「そうだな」
男「とにかく今日の予定は、なによりもバレンタインチョコを貰うことだ。とは言っても、くれるんだったら当然持ってきていないということはない。
絶対に俺たちの分のチョコがあるはずだ」
友「おう」
男「だから無理に催促せず、それでいて渡しやすい雰囲気に場を持っていくように会話する。そうすりゃ当然の如く貰えるはずだ」
友「なるほど」
男「ただ、もしかしたら特殊な状況が出てくることもあるかもしれない。十分覚悟しとけよ」
友「特殊な状況ってなんだよ?」
男「それは俺にも分からん。今日は何が起きてもおかしくないからな。それじゃ、後はそれぞれ自由にやるぞ」
友「…了解」
757 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 17:34:44.35 ID:Kzp///fw0
休み時間
男(…さて、休み時間だ)
男(とは言っても、俺がチョコを貰える見込みがあるのははっきり言って幼馴染しかいない。
後輩姉は断っちまったしな…)
男(一応会長を候補に入れても、二人が限度…つまり、どちらかに会いに行くことになる)
男「どっちにするか…」
1.幼馴染
2.会長
>>760
758 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 17:44:25.59 ID:uuG9Dwvz0
1
759 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 17:51:55.54 ID:Kzp///fw0
あ…今日スタドラじゃん…忘れてた…
安価下
2
761 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 17:59:42.42 ID:Kzp///fw0
男「…会長に会いに行ってみるか」
3-C
男「いるかな…」
会長「あら、男君!」
男「あ、会長。おはようございます」
会長「4日ぶりね、久しぶり〜」
男「いや、久しぶりって…」
会長「だってそりゃそうよ、君に会えないとつまらないんだもん」
男「ははは…」
会長「で、またお話に来てくれたの?」
男「あ、はい、そうですね…」
・
・
・
762 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 18:04:05.51 ID:Kzp///fw0
男「…それじゃ、俺はこれで」
会長「あ、ちょっと待って」
男「はい?」
会長「えーっと…」ゴソゴソ
「…ああ、あったあった。はい、これ」
男「これって…チロルチョコ?」
会長「今日はバレンタインでしょ?だから一応、ね」
男「あ…ありがとうございます!会長!」
会長「う、うーん、10円のチョコでそんなに喜んでもらうと、なんか悪い気がしちゃうな…
それじゃ男君、またね」
男「はい、また!」
男(やった…これは1つとカウントしてもいいんだよな!やったぞ、10円とはいえ会長にチョコ貰ったぞ…!)
男 1個獲得
763 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 18:05:57.25 ID:Kzp///fw0
友「どうしようかな…誰のとこに行こうか…」
友(貰えそうなくらい仲良くなったって言えるのは風紀と家庭部くらいなんだよな…
ってことはこの二人のどっちかか…)
友「どっちから行こう…」
1.風紀
2.家庭部
>>765
764 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 18:13:39.59 ID:agSXSxNjO
1 1 1
1
766 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 18:28:51.65 ID:Kzp///fw0
友「まず風紀だな、クラスも同じだし。おーい、風紀ー」
風紀「ん、なんだ」
友「いや、話でもしないかと思って」
風紀「む、いいぞ」
友「それじゃ…昨日は楽しかったな」
風紀「ああ、そうだな。遊園地とはいいものだな」
友「そうだな。でさ…」
・
・
・
767 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 18:33:10.07 ID:Kzp///fw0
友「ところでさ…」
風紀「ん?」
友「いや、今日はバレンタインだなって…」
風紀「ああ、そうだな」
友「それで、さ…」
風紀「ん?何が言いたいんだ?」
友「いや、その…」
(バレンタインってはっきり言ったのにこの反応…まさか…
…持ってきてない?)
風紀「おっと、そろそろ時間だな。ほら、もう戻れ」
友「う、うん」
友(ど、どういうことだ…あれだけやって駄目だったのか…?)
768 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 18:35:18.40 ID:Kzp///fw0
次の休み時間
男「さて…次は幼馴染だな。行くか」
2-A
男「幼馴染、いるか?」
幼馴染「あ、男」
男「ちょっと話でもするか?今暇なんだよ」
幼馴染「ん、分かった」
男「よし、それじゃ…」
・
・
・
769 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 18:38:52.07 ID:Kzp///fw0
男「…おっと、もう戻らないと」
幼馴染「あ、待って」
男「ん?」
幼馴染「今日、家に来て欲しい」
男「え、どうして?」
幼馴染「いいから。お願い」
男「あー…分かった。約束する」
幼馴染「ん。それじゃ、またね」
男「おう、また」
男(なんだろう…チョコか?いや、それだったら今渡したはずだし…何だろう…)
男(まあ、後で分かる話か。これで俺は放課後まで何もしなくても大丈夫だな)
770 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 18:40:39.23 ID:Kzp///fw0
友「…気を取り直して、家庭部のとこに行くか…」
2-D
友「おーい、家庭部ー」
家庭部「あ、友さん」
友「ちょっと話でもどうかな?いい?」
家庭部「ええ、いいですよ」
友「ありがとう。それじゃ…」
・
・
・
771 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 18:45:02.39 ID:Kzp///fw0
友「そういや、今日って家庭部だよな」
家庭部「ええ、そうですね」
友「今日は何を作るの?」
家庭部「今日はバレンタインということで、チョコクッキーを焼く予定です」
友「へーっ、美味そうだな」
家庭部「食べに来ます?」
友「いいの!?」
家庭部「ええ、もちろん」
友「行く行く!いやー、嬉しいなあ!」
家庭部「ふふっ、ではこの前と同じように、部活が終わった後に」
友「うん、分かった。それじゃ、俺はこれで」
家庭部「ええ、また」
友(やった、これで貰える約束ができたぞ!クッキーだけど、カウントしてもいいんだよな)
友(いやー、良かった良かった…)
772 :
やばいやばい時間ない:2011/02/27(日) 18:49:14.93 ID:Kzp///fw0
放課後
男「戦果は」
友「…まだない。でも約束はしている」
男「そうか。俺はこれから幼馴染と約束があるから、これで…」
風紀「ああ、まだいたかバカコンビ」
男「え?」
友「あ、風紀!」
風紀「どうした、また企みか?」
男「ち、ちがわい!」
風紀「分かっている。大方、チョコの話でもしていたんだろう。今年も貰えなかったな、と」
男「ば、バカにすんな!俺はちゃんと1個貰ったぞ!…チロルチョコだけど」
風紀「ふん、つまり男は安物の義理チョコ、友に至っては貰えもしなかったわけだ」
友「そ、そりゃ俺は…」
773 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 18:53:31.79 ID:Kzp///fw0
風紀「仕方ない奴らだ。ほら」
友「え…」
風紀「私から友人への情けだ。こっちは友の分だ、受け取れ」
友「お、おお、板チョコ…!」
風紀「で、こっちは友人の友人への情けだ。ほら」
男「お、おお、ありがとう」
風紀「じゃあな。これで満足してさっさと帰れ」
友「あ、ありがとう風紀!マジで嬉しいよ!」
風紀「……」ヒラヒラ
友「やったな、男!」
男「おう!…で、素朴な疑問なんだが、なんで俺はミルクチョコでお前はホワイトチョコなんだ?」
友「…さあ?」
774 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 19:05:52.74 ID:Kzp///fw0
男「…というわけで、これでお互いノルマ達成だな」
友「おう。で、今日はどうする?」
男「俺は幼馴染と約束があるからもう帰るよ。じゃあな」
友「おう。俺は家庭部が終わるまで待つか…」
775 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 19:09:42.03 ID:Kzp///fw0
午後5時30分 家庭科室
友「家庭部は…終わってるみたいだな。…家庭部、いる?」
家庭部「あ、友さん。お待ちしてました」
友「ああ、ずっと楽しみだったよ」
家庭部「ふふっ、そうですか。では早速、これが約束のクッキーです」
友「おお…じゃあ貰うよ」サクッ
「…おお、美味い!」
家庭部「ふふっ、良かったです」
776 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 19:16:39.01 ID:Kzp///fw0
家庭部「ふふふ、すっかり平らげてしまいましたね」
友「そのくらい美味かったってことだよ」
家庭部「そう言ってもらえると嬉しいです」
友「それじゃ、帰ろうか」
家庭部「あ、待ってください」
友「え?」
家庭部「あの…家庭部のものとは別に、友さんにと思って…どうぞ」
友「こ、これって…手作りチョコ!?」
家庭部「ええ。昨日頑張って作りました」
友「う、ウワーッ、嬉しいなあ!!ありがとう家庭部、大事に食べるよ!」
家庭部「そんなに喜んでいただけるなんて、わたしも嬉しいです」
友「それじゃ、今度こそ帰ろうか。駐車場まで送ってくよ」
家庭部「あ、どうもありがとうございます」
友 1個獲得
夕飯行ってくる 戻ってきて落ちてたら上にあるスレタイで立てるよ
ほす
778 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 19:24:42.40 ID:PVgYWsh10
保守
779 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 19:30:59.85 ID:Us8mR6AL0
保守はしてやるが新しくスレ立てんなら製速いけ
780 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 19:33:20.18 ID:ZgBBsboeO
ほし
781 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 19:47:46.32 ID:KT+iAbN00
ガンバレ
782 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 19:52:31.98 ID:Us8mR6AL0
会長√だったらチロルが手作りだったんだろうな
784 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 20:06:16.81 ID:Us8mR6AL0
はやく帰っておいで
785 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 20:33:12.06 ID:agSXSxNjO
面白いよ
wktk
ほ
ほす
>>782 頭の中で会長がチロルチョコを手作りしてる姿が浮かんでしまった俺はバカ
790 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 21:40:16.38 ID:ZQi9HYP/O
ほっしゅっしゅ
791 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 22:23:36.72 ID:QqyXTc830
続きまだかな
長い夕飯だな
793 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 22:28:28.26 ID:Kzp///fw0
ただいま ちょっと色々向こうで遊んでたんだ
そんじゃラストスパート行きますか
wktk
795 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 22:35:01.05 ID:Kzp///fw0
幼馴染家前
男「幼馴染待ってるかな…しかし、久しぶりだな幼馴染の家…」
ピンポーン …ガチャ
幼馴染「いらっしゃい。待ってた」
男「おう。それじゃお邪魔しまーす」
幼馴染母「幼馴染、お客さん?…あら男君じゃない!久しぶりねえ!」
男「あ、どうもおばさん。お久しぶりっす」
幼馴染母「最後に家に来たのはいつだったかしら?いやー、こんなに大きくなっちゃって…」
幼馴染「お母さん、話は後でいいから」
幼馴染母「あら、そうだったわね。それじゃ、用事が終わったら言ってね」
男「いやー、ずっと会ってないとやっぱ記憶より老けちまうもんだなあ…で、俺を呼んだのはどういう用事なんだ?」
幼馴染「ん。来て」
796 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 22:37:38.88 ID:Kzp///fw0
居間
幼馴染「そこに座ってて。ちょっと用意してくるから」
男「おう。どれくらい待てばいい?」
幼馴染「すぐできる。温めるだけだから」
男「温める…?」
(一体なんなんだ?)
797 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 22:41:59.57 ID:Kzp///fw0
幼馴染「お待たせ」コト
男「これって…?」
幼馴染「バレンタインチョコ」
男「…ああ、なるほど、そういうことか。お前らしいな」
幼馴染「ネットで調べて、昨日の内に作っておいた」
男「へえ…それじゃ、いただきます」
ゴクッ
幼馴染「どう?」
男「…うん。美味いぜ、このホットチョコレート」
幼馴染「…良かった」
男(なるほど、学校で渡さなかったのは、持って来れなかったからか…)
本来は飲み物だしな
799 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 22:45:54.70 ID:Kzp///fw0
男「昨日からずっと作りっぱなしのままだったのか?」
幼馴染「ん。作ってから誰にも飲まれないように家族に見られない安全な場所に鍋ごと隠しておいた」
男「て、徹底的にやってるな…怒られなかったか?」
幼馴染「鍋が一つ使えなくなって、お母さんは文句言ってた」
男「ははは、そりゃそうだ。でもそこまでして俺のために作ってくれたんだろ、ホントにありがとな」
幼馴染「…ん」ポリポリ
800 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 22:49:20.01 ID:uuG9Dwvz0
良いね
801 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 22:50:37.80 ID:Kzp///fw0
幼馴染家前
男「今日はありがとな、美味いホットチョコレート飲ませてもらって」
幼馴染「ん。どういたしまして」
男「それじゃ、また明日な」
幼馴染「あ、待って」
男「ん?どうした?」
幼馴染「ちょっと屈んで」
男「こうか?」スッ
幼馴染「…ん」チュ…
男「え…」
幼馴染「…また明日ね」
ガチャッ バタン
男(…ほっぺにキスされちまった)
男(どう考えても本命のチョコといい、これって…そういうことだよな)
男「…と、とりあえず帰って落ち着こう」
802 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 22:57:18.96 ID:Kzp///fw0
その夜 幼馴染の部屋
幼馴染(……)
幼馴染「……っ!」ゴロゴロゴロゴロ
幼馴染「…何やってるの、私…」
幼馴染(本当は、チョコをあげてそのまま告白するつもりだったのに…なんであんな中途半端に…)
幼馴染「明日どんな顔をして会えばいいの…恥ずかしい…」
幼馴染(でも、男…喜んでくれたみたいでよかった…)
幼馴染(ああ、でも明日どうすれば…ああ、だけど……)
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ…
幼馴染母「騒がしいわね…何やってるのかしら、あの子」
幼馴染父「…そっとしておいてやれ。そういう時もある」
803 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:03:00.79 ID:Kzp///fw0
風紀の部屋
風紀(…あいつ、すごく喜んでたな…)
風紀(ふふっ、休み時間の時のあいつの困った顔といったら…)
風紀(でも、結果的には喜んでくれたみたいだし、わざわざ買ってきたかいがあったというものだ)
風紀「……」
風紀「…ちょっと待て…どうして私はにやけているんだ?」
風紀(チョコを渡して喜ぶなんて、ま、まるで私があいつのこと…)
風紀「ええい、緩むな私の頬!あいつとは友人だって決めたじゃないか…なのに、なのに…!
ぬ、ぬああああああああ!!」
ガチャ ダダダダダダ…
804 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:06:37.31 ID:uuG9Dwvz0
かわいい
805 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:11:07.30 ID:IvVi85VG0
素晴らしい
806 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:11:18.34 ID:Kzp///fw0
家庭部の部屋
家庭部「ふう…」
家庭部(友さん、喜んでたな…クッキーもそうだったけど、わたしの手作りチョコを渡したときは、もっと)
家庭部(…あんなに喜んでくれるなんて思わなかった…ただ手作りっていうだけなのに…)
家庭部(それに、友さんが手作りチョコを貰って喜んでいるとき、料理を褒めてもらったときとはどこか違う、嬉しさが…)
家庭部(…友さんか…不思議な人だな…でも、なんだか…)
家庭部「…♪バレンタインデーキーッス… バレンタインデーキーッス… …リボンをかけーてー♪…」
807 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:14:45.69 ID:rudntZi+0
そろそろラストスパートか
808 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:16:32.20 ID:Kzp///fw0
2月15日(火) バレンタインデー翌日
2-B
男「……」
友「……」
男「…おはよう」
友「…おう」
男「最終結果は?」
友「人数で言えば2個。個数で言ったら3個」
男「そうか。こっちも3個だ」
友「そうか…」
男「…何かあったのか?」
友「…そっちこそ」
男「…俺は特に何も」
友「そうか。俺もだ」
男(言えない…明らかに本命のチョコを貰った上、ほっぺにキスまでされたなんて…)
友(最後にめちゃくちゃ出来のいい手作りチョコ貰ったなんて言えないよな…)
809 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:24:26.35 ID:Kzp///fw0
休み時間 2-B
友「おーい、風紀ー」
風紀「えっ!?な、なんだ友?」
友「いや、ちょっと話でもと思ったんだけど…」
風紀「あ、は、話か。別に構わないぞ、友人だしな、うん」
友「?…まあいいや。でさ、昨日のチョコなんだけど…」
風紀「え!?あ、うん、チョコね、はいはい」
友「…どうしたんだ?様子が変だぞ?」
風紀「へ、変じゃないぞ」
友「いや、絶対おかしいって」
風紀「へ、変じゃないって言っているだろう!」ドス
友「ぶっ!わ、分かったよ…」
風紀(ど、どうしよう…友の顔、まともに見れないよぉ…)
810 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:32:21.41 ID:Kzp///fw0
2-A
男「幼馴染、いるか?」
幼馴染「…!」
ガタンッ ガタガタッ
男「お、おい、大丈夫か?」
幼馴染「…だ、大丈夫」
男「全く、ほら」スッ
幼馴染「…ん」ギュッ
男「よ…っと。どっか怪我してないか?」
幼馴染「ん。大丈夫」
男「そっか、良かった。今暇か?暇ならなんか話そうぜ」
幼馴染「ん。分かった」
男「よしきた。んじゃ、何話すか…」
男(…幼馴染、多分お前のことだから、あのキスだけでもすごく頑張ったんだろうな。気持ち、伝わったぜ。
…でも駄目なんだ。俺、まだお前のこと、しっかり好きになりきれてない。だからもう少し待っててくれ。
俺、お前のことちゃんと好きになってみせるから。きっとお前のことだから、告白するのは無理だろうし。…こういう考えはずるいか。
とにかく、俺がお前のこと好きになったら…絶対、お前に告白するよ。だから…それまで待っててくれ)
811 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:39:36.67 ID:Kzp///fw0
昼休み 食堂
友「…なあ、男」ズルズル
男「なんだ、友?」モグモグ
友「バレンタインは終わったけどさ…なんでか分かんないけど、むしろ俺たちの中では、何かが始まったような気がするんだ」
男「…奇遇だな、俺もだ」
友「何がって訊かれるとはっきりとは言えないんだけど、なんていうか…これまでの俺たちになかった、大事な何かが、さ」
男「ああ、そうだな。俺たちはまだここで一息ついちゃいけないのかもな。ここからが俺たちにとって大事なんだ。
バレンタインは、始まりに過ぎなかったんだな」
友「じゃあ…」
男「ああ、まだまだ立ち止まってはいられない!走り続けないといけないんだ、俺たちは!」
友「そ、そうか…なんかみなぎってきたぜっ!!」
男「おう!俺たちの明日に、栄光を―――!!」
委員長「…うるさい」
男「バレンタインなんてだいっキライだ…」 終わり
812 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:45:31.33 ID:Kzp///fw0
…パッ
委員長「…皆様、ここまでお付き合いいただきまことにありがとうございました」
委員長「このバレンタインの物語は、これにて終了となります。皆様、お疲れ様でした」
委員長「思えば10日以上になるのでしょうか…安価を諦めろと言われ、慢性的な過疎になってもなおここまで頑張れたのは、皆様のおかげです」
委員長「…本当に、ありがとうございました」フカブカ
813 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:54:39.34 ID:Ad2nI+f30
おつかれさまでした。楽しかったです。
814 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:55:31.41 ID:y0MywcKU0
乙
出来れば、後日談も見たいな
815 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/27(日) 23:57:50.60 ID:hZqJ8rQm0
お疲れ様〜
楽しませて貰いました
出来れば恋人になってからのとかのお話も見たいです
気が向いたらでいいんで
816 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:01:36.38 ID:wrmE1/+J0
委員長「…さて、当初の予定ならばここで安価によって再攻略か続きの話をやるかにする予定だったのですが…
見ての通り、もはやスレに残された時間は多くありません」
委員長「よってここからは新しくスレを立てて続けるか、ここで終わりにするかとなるのですが、
どちらにせよ書き手はしばらく休みたがっています」
委員長「なのでどちらにせよちょっとお休みをもらってのんびりしたいと思います。
ここまでの質問など、ゆるりと答えていくのでどうぞお気軽に『委員長さん』とお声をかけてください」
817 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:05:41.89 ID:JfK17xQA0
委員長さん
お疲れ様〜
恋人になるまでとかの番外編は想定外?
818 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:08:28.51 ID:bo3Vq2CGO
面白かった できることなら後日談も見たい とりあえずお疲れ様
819 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:09:32.98 ID:wrmE1/+J0
>>817 委員長「ありがとうごさいます。
いいえ、そんなことはありませんよ。風紀なんかは、最初から終わり方は絶対にこうすると決めていましたし、
当然その先の話も大体ですが考えてあります。とは言っても、ここまでの話よりは大分短いですが」
委員長「スレに余裕があればそれもできたのに…書き手の速度が速ければ間に合ったのでしょうか」
820 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:15:36.43 ID:9tiNsRU00
いろんな意味で勉強になった
委員長さん結婚を前提にエッチさせてください
822 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:19:45.41 ID:wrmE1/+J0
委員長「…このスレ、皆様の目には色々と異様なものに見えたかと思います。バレンタインを過ぎたのにバレンタイン関連のスレを立てたこと、
男のみではなくその友人である、大抵のSSでは脇役である友とのW主人公であったこと…」
委員長「まず時期外れになった理由は、最初のスレでも書きましたが書き手が規制されていたのです。
本来であれば、バレンタインの1週間前に立てて、バレンタインの波に乗っかろうと安い考えを持っていたのですが」
委員長「次にW主人公になった理由ですが、これは男一人のハーレム状態ではなく、男と友が支えあってもてようと努力する、
そんな話を書きたかったからなのです」
委員長「それにあたって基本的に男はシリアス寄り、友はコミカル寄りの路線で話を進めました。
なので二人の共通ヒロインである私と風紀さんは、どちらが攻略するかで大分話の雰囲気が変わるように流れを組んでいました」
823 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:24:14.58 ID:wrmE1/+J0
>>820 委員長「…恐らくその中には悪い意味も含まれているのでしょうね。まあ、仕方ありません。
たとえそうでもお役に立ったなら嬉しいことです」
>>821 委員長「駄目です。生まれ直して出直してください」
824 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:28:03.67 ID:xkdvjUJ/O
委員長さん
委員長さんはどっちがタイプ?
825 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:31:45.35 ID:wrmE1/+J0
>>824 委員長「それは男君と友君という意味ですか?でしたら男君です。上でも答えましたが、男君のほうが多少マシですし。
友君は…まあ、ありえませんね。ルートありましたけど」
委員長「…友君の私ルート、どんな風になったんでしょうか。書き手も内容は即興なので、書いてみないと分かりません」
826 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:33:30.83 ID:M4YRrSk30
お願い!
風紀と友のこれからを!
後オレ的には会長が!
乙ー
828 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 00:39:50.85 ID:wrmE1/+J0
>>826 委員長「風紀と友のこれからは、こちらとしても書きたいところです。まあ、いずれ…というには少々時間がないですか。
恐らく、結ばれたあとは風紀は友にべったりになるでしょうね」
委員長「…会長ですか…いいんですか?もうこの際だからハッキリ言っちゃいますけど…
彼女、いわゆるヤンデレですよ?それもちょっと特殊な歪み方の」
829 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 01:07:51.73 ID:wrmE1/+J0
委員長「入浴タイムです。それでは、また後で」
830 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 01:19:26.58 ID:rSUHBu9J0
831 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 01:59:25.24 ID:sC93/v2a0
後日談とか別√書くなら製速行ったほうがいい
832 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 02:05:54.76 ID:xYDzPO760
書き手さんも委員長さんもお疲れ様でした
一段落付いたんでゆっくり休んでくださいね
833 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 02:15:47.71 ID:wrmE1/+J0
委員長「上がりました。いいお湯でした」
>>830 委員長「かなり特殊ですけど。判断を誤れば一つの選択肢だけでバッドエンドもありうるというのを考えていました」
>>831 委員長「でしょうね…でもそうなったら毎日書ける自信ないんですよねこの書き手…ほとんど急がなきゃ落ちるという強迫観念で自分を追い込んで書いていたようなものですから。
後日談だけならVIPでというのは…このスレを見ていない人に分からないしよくありませんか」
>>832 委員長「ありがとうございます。即興は考えながらでろくに推敲もできないので、疲れるし後で見たら変な文になってるかもしれないしで大変ですが、とても楽しかったです。
まあ初めてというわけではないんですけど、この長さのものは書いたことがないですね」
834 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 03:04:38.72 ID:wrmE1/+J0
委員長「…誰もいませんね。深夜、しかも終わりましたし当たり前ですか」
委員長「ではのんびり他のスレを覗きながらしばらく過ごしましょうか…」
835 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 03:04:58.02 ID:xYDzPO760
委員長さんおやすみなさい
836 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 03:06:59.29 ID:wrmE1/+J0
>>835 委員長「はい、おやすみなさい。いい夢を」
委員長「…私はもうしばらく起きてましょうか」
837 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 03:12:07.78 ID:0XipBMT3O
正直書き手的には会長ルート面倒くさくなってなかった?
何かほとんど廊下で会話ばっかりだったし…
838 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 03:19:40.87 ID:wrmE1/+J0
>>837 委員長「そんなことはないです。ただ放課後の安価の幼馴染率が100パーセントだったので、放課後に会長と過ごしたことがなかったから
そう感じるのではないでしょうか。確かに武勇伝は面倒でしたが、別に会長が面倒というわけではなかったですよ」
委員長「しかし見返すと安定した幼馴染との下校率ですね…ここまで皆様の心が一致するとは」
マジか…
安価取る時間によってイベントが違うならその辺もう少し説明しておいてくれないと…
序盤で会長安価ちょいちょい取ったが進展しないから投げたわww
まぁ何にせよ
>>1乙
840 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 03:41:36.19 ID:wrmE1/+J0
>>839 委員長「そうですね…そういうことを遠まわしに伝えるような発言は木曜日に男にさせたのですが、遠まわしな上に遅かったですね。申し訳ございません。
もしも、本当にもしもこんな感じのスレをまた立てることがあったら、その辺りを明言することにします」
841 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 04:01:11.90 ID:837L1VyyO
個人的に男には明るい奴、友には静かな奴をくっつけた方がいいと思った
二人の性格的に
842 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 04:08:36.29 ID:wrmE1/+J0
委員長「あー、なんとなく分かります。確かにそのほうがよかったかもしれませんね。実際にルートのある中だと男は後輩姉、友は私でしょうか。
ヒロイン割り振りの際、バランスを考えずに割り振ったらこうなったのですが…ちゃんと考えたほうがよかったかもしれませんね」
843 :
!ninja:2011/02/28(月) 04:33:38.02 ID:wFiMmbrJP
test
844 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 04:38:51.10 ID:wrmE1/+J0
委員長「そろそろ寝ましょうか。いい加減起き続けても体に毒ですし」
委員長「それでは最後の挨拶は書き手にしてもらいましょう」
委員長「お相手はわたくし委員長でお送りしました」
845 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 04:42:10.29 ID:2ZVXyinF0
乙でした
最後まで見れて良かったよ
846 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 04:44:48.09 ID:wrmE1/+J0
いや、みんなこんな時期を逃したスレを見てくれてホントにありがとう。
ここまでかかるとは思ってなかったけど、こんなに自分の立てたスレが伸びたのは初めてだし嬉しい。
明日には落ちてると思うけど、仮に残ってたらまたちょっと質問に答えるよ。
後日談は…どうしようかな。やるとしたらやっぱり『男「俺たちの明日に栄光を!」委員長「うるさい」』で立てるかな。
まあ、いつになるか分からないし、他に書いてるものもあるからやらない可能性のほうが大きいけど。
みんな、ホントに楽しかったよ。ちゃんと安価にも付き合ってくれたし、感謝してもし足りない。
それでは…お休み、紳士諸君
847 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 05:27:33.16 ID:eTZjTNkP0
ちきしょう!起きてる時に乙って言えなかった!
風紀ちゃん幸せになってくれ!!
848 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/28(月) 08:29:15.66 ID:ltzKQZQG0
乙華麗
849 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
遅いかかもしれんが
>>1乙
できれば次もたてておくれ