1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
魔王の呪いで昼は人間。夜は魔物。
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 11:32:47.34 ID:cUCTJgLr0
スライムナイトというかピエール
とてもお世話になりました
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 11:34:17.23 ID:DRK42VlkO
ギスヴァーグ
>>2 エンディングで人間になって鉄兜とったら美しい乙女だったら最高だと思う。
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 11:36:12.02 ID:4bQSpb5NO
スライム♀
がシンプルかつ至高
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 11:37:23.50 ID:FpOtq+wmO
デュラハーン
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 11:38:28.28 ID:IxGTtgbnO
しましまキャット
マネマネ禁止
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 11:39:44.00 ID:xOWgGUceO
ホイミンに中出ししては回復されるループを楽しみたい
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 11:41:24.45 ID:Y5mbtC3y0
ウィッチレディもらい
まほうつかいのマーリンってじいさんだかばあさんだか
分かんないけど呪いで老婆の姿にされるけど実はピチピチギャルでした。
ってものいいと思う。つーかあれ魔物なの?
暗黒面に落ちて魔王の手先になった人間の魔法使いってことでいいのか?
>>10 ホイミンかわいいよね〜。女の子だったらいいのに。
私のイメージではイカ娘を成長させたかんじ。
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 11:56:39.14 ID:2I3yQtZgP
キラーマシンとかだとFF6のティナのように
魔王に洗脳されて文字どおり戦闘マシンになってしまった女の子。
主人公の愛で人の姿と心を取り戻す。
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 11:59:43.66 ID:MxGnLkahO
ホイミンは体が人間で顔はモンスターのまんまって感じがするwwwww
ホイミンよりしびれクラゲのほうがいいだろ
ヘルヴィーナス
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 12:06:26.63 ID:2I3yQtZgP
しびれくらげだとなんか色白で髪も白くて
儚げで謎めいた美少女って感じがしていいね。
でもうかつにさわったらビリビリさせられちゃう。
もしそれはツンデレなの。デレたら甘えん坊。
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 12:09:55.85 ID:2I3yQtZgP
ホイミスライム→好奇心一杯な天然娘。
ベホマスライム→男勝りで元気で無鉄砲。
しびれくらげ→ミステリアスツンデレ。
ぷるぷる…ぼく悪いスライムじゃないよ
のスライム
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 12:54:11.21 ID:2I3yQtZgP
ホイミンかわいいよホイミン。
私もホイミンと出会って一緒に旅がしたい。
サンタローズ村の洞窟にて。
「人間の言葉が分かるなんて珍しいホイミスライムだな」
「ボク、ホイミン!にんげんになるのがゆめなんだ!」
「俺は鍛冶屋の○○。今は世界中を旅して回ってる」
「……ボクもにんげんになるためにひとりでたびをしてるの」
「へぇ…面白いやつだな〜。ところでなんでこんな所にいるんだ?」
「むらのひとたちにこわがられて……どうくつににげてきたの」
「そうか〜しょうがないよな、よし!じゃあ俺と一緒に旅をしようぜ!」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 12:56:10.37 ID:ed1ltax/O
爆弾岩は間違いなくブス
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 12:57:11.76 ID:VFsUqJyN0
はぐれメタル
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 12:57:33.52 ID:2I3yQtZgP
「ほんとう!?わーい!ボク、にんげんのともだちができたよ!」
「バーカ!ホイミン、お前は……今日から俺の相棒だ!」
「『あいぼう?』あいぼうってなあに?ひのきのぼうみたいなの?」
「仲間って意味だ。俺達は一緒に旅する仲間だ。よろしくなホイミン」
「えへへ…こちらこそよろしく!ケガをしたらいつでもボクにいってね!」
【ホイミンがなかまになった!】
※世界観はシリーズごちゃまぜドラクエワールド+ご都合設定。
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 12:58:12.87 ID:Z50DtDE/O
デビルアーマー一択
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 12:59:09.80 ID:2I3yQtZgP
旅の途中。
「○○さん!ボク、トヘロスをおぼえたよ!えっへん!」
「へえ〜、凄いじゃねぇか。早速唱えてみてくれよ」
「エヘヘ…これで○○さん、たびがらくになるね!」
「そうだな〜、ほんとホイミンは最高の相棒だな!」
(○○さんのおやくにたちたい…!)
「いくよ!トヘロス!」
【ホイミンはトヘロスをとなえた!しかしいまのホイミンのレベルは5!
このちほうのしゅうへんモンスターのへいきんレベルは10だった!】
「…………ぐすん」
「……か、蚊とかハエとか寄ってこねーからすっげー助かってるぜホイミン!」
※がんばれホイミン。
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 12:59:21.96 ID:LXZJ2rbvO
8に出てくる魔女みたいなやつ
じごくのマドンナに踏まれたい
防具屋にて。
【ホイミンは『とんがりぼうし』をそうびした!】
「わーい!ぼうしだ!ぼうしだ!ありがとう○○さん!」
「かわいいなあ…。すげぇ似合ってるぜホイミン!」
「ボクしってるよ!ぼうしってハトとかウサギとかハンカチとか…
なかからいろんなものがでてくるんだよね!」
(先週モンバーバラで観たマジックショーの事か……)
「う〜ん。まあ帽子っていっても大体シルクハットだな。ハトが出るのは」
しばらくして宝箱からシルクハットを手に入れたホイミン。
「わくわく…わくわく…」
(何か菓子でも入れといてやるか……)
※ホイミンが帽子の中に入って寝てたらかわいい。
毒針を買ってもらったホイミン。
「刺すなよ?絶対俺を刺すなよ…!」
(○○さん『おわらいげいにん』みたい……)
「だいじょうぶだよ!いつもはこうしてサヤにしまっておくから……」
しばらくして人間の世界では『鍼治療』というものがある事を知ったホイミン。
(はりをさしてつかれがとれるなんてすごいなあ…MPがなくなってもおやくにたてるね)
「○○さあ〜ん!あれ?ねてるよ。つかれてるんだなあ…よし!ためしてみよう!」
【しかしホイミンの『かしこさ』はまだまだひくかった!】
「ホイミ…ン…キ、キアリー………キア…リーを……」
「ぎゃああああ!○○さん!ホイミ!トヘロス!ベホイミ!」
【ホイミンはこんらんしている!】
※本当は即死します。
ポートセルミの町にて。
「道具屋で貰った福引券がだいぶたまったな。ホイミン、福引をしてみるか?」
「ふくびきってなあに?まんびきみたいなわるいこと?だ、だめだよう……」
「……またどこでそんな言葉覚えたんだ。違う違う。まあクジのことだ。
この券一枚でガラガラ音がする箱を一回まわせる。
そこから出た玉の色によっていろんな景品が貰えるんだ」
「わ〜たのしそう!ボクやってみた〜い!ふくびき!ふくびき!」
「じゃ福引所に行くか。確かこの街では酒場にあったな」
・
・
・
「は〜い!5等、キャンディーでーす!」
「わ〜い!○○さん!みて!キャンディがこんなにいっぱいあたったよ!」
(30回まわして全部ハズレのアメ玉じゃねーか!当たり入ってんのか!?)
「あまいね!おいしいね!ふくびきってたのしいね○○さん!はい、あ〜ん!」
「(………ま、いっか)あーん」
※一等は過去五年間出てません。
ボストロール
人間の相棒と旅をするうちに人間の世界の事を色々勉強したホイミン。
人間はオスとメスに分かれていて繁殖するということ。
(※スライムは雌雄同体で交尾の際には気分によってどっちにもなれる)
時折相棒が色街で女を買うことを『交尾の練習』だと教えられてるホイミン。
『およめさん』を貰えば人間の男は繁殖出来ると言う事を知ったホイミン。
「○○さん。○○さんもいつかはタマゴ…じゃないあかちゃんうみたい?」
「……ホイミン。赤ん坊を産めるのは女だけなんだぞ……」
「ええっ…!そうなの?じゃあ○○さんはタネをつけるだけなんだね!」
「どこでそんな言葉覚えたんだ……」
そのうちに相棒がいつか『およめさん』をもらったら、
もう一緒にいられなくなるのではないかと心配になったホイミン。
「馬鹿野郎!お前は俺の大事な相棒だぞ?心配するな……。
お前をペット扱いしたり、邪魔にするような女なんざいらねえよ」
「○○さん…。エヘヘ。ボクたち…ずっといっしょだよね?」
「ああ…俺達はずっとずっと一緒だ!」
『およめさん』になる女の人は誰でもいいというわけではないこと、
そして自分に合った『およめさん』を探すのは結構大変で人間は誰でも
繁殖出来る訳ではないということを知ったホイミン。
「あんなにほかのおんなのひととこうびのれんしゅうをしてるのに……
むだになったらかわいそうだね…。およめさん、はやくみつかるといいね」
「ゲホゲホッ……そ、そうだな……(なんてこと言うんだ…!)
っていうか俺の将来の事よりホイミン、お前はどうなんだ!?」
「ボク?」
「お前いつか人間になりたいとか言ってただろ?(無理だけどな…)
一体どんな人間になりたいんだ?大体なんかアテがあるのか?」
「エヘヘ…ほんとはとつぜんにんげんになって○○さんをびっくりさせようと
おもってたんだけど……おしえてあげる!やっぱりひみつはよくないよね…。
だってボクたち……なかまだもん!○○さんはボクのあいぼうだもん!」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 13:06:37.63 ID:QjLBZDPUO
これだから女アピールの激しいバカは…
ホイミンまでイメージ悪くなるだろうがks
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 13:06:42.23 ID:0+nbXDnu0
ヘルバトラー♂
俺が執事になってお仕えしたいくらい
ゴソゴソとホイミン専用の小さな道具袋から何か取り出したホイミン。
彼が相棒に見せたのは目を凝らさないと見えない小さなメダルであった。
「メダルおうっているでしょう?ちいさなメダルをあつめてるへんなおじさん」
「ああ…俺も何枚か持ってるな。でもこれはまたずいぶんと小さいな……」
「これはスライムぞくのメダルおうがあつめてる『ちっちゃなメダル』なんだよ。
これをあつめてもっていけば、おおさまがスライムぞくにつたわるひじゅつで
わがいごとをかなえてくれるんだ。ただしスライムぞくにかぎるけどね」
「へぇ…お前はこれを集めるために旅をしてたのか……。
で、その秘術とやらはスライムを人間にすることもできるってことなのか?」
「うん、5まいあつめればにんげんになれるんだ。ボクいま3まいもってる!」
「じゃあ後2枚だな。一人でよくこれだけ集めたなあ、ホイミン」
(にんげんにはオスメスのくべつがあるんだよね……。
ボク…にんげんになれたら○○さんとおなじカッコイイおとこのひとになりたいと
おもってたけど……、おんなのこになればもしかしたら○○さんの『およめさん』に
なれるかもしれない…○○さんとこうびをしてはんしょくができるのか……)
※ホイミンは女の子になればいいと思ってる。
代行スレたてしてもらったけどレスが無いので
以前書いてた小ネタを加筆編集して保守替わりに投下してる。
暇なら読んでください。
アルカパの宿屋にて。
「ん?ホイミン。鏡なんか見て何してるんだ?」
「エヘヘ…にんげんになったときのためにかみをとかすれんしゅう!」
「お前いつも俺の髪梳かしてくれてるだろ?なかなか上手いぞ?」
(だって…○○さんはおとこのひとだもん。かんたんだよ。かみもみじかいし。
ボクしってるよ。にんげんのおんなのひとはむすんだりあんだりクルクルしたり、
いろんなかざりをつけたり…なんかいろんなくすりをつけたりたいへんなんだよ。
あ、あとかおにおえかきもしなくちゃならないんだ…はぁ…ボクにできるかな?)
「ボ、ボクはこうみえてもホイミスライムのなかではおしゃれなほうなんだよ!」
「そうなのか?ははっ…ホイミンはかわいいな」
「ねえ…『かわいい』ってどんないみなの?ボクまだよくわかんないよ」
「う…う〜ん、難しいな。まあ褒め言葉だ。素直に喜んどけ」
「でも…こないださかばで○○さんがおんなのひとに『かわいいぼうやね』って
いわれたとき、○○さんムスッとしてたじゃない。ほんとにほめてるの?」
「あ…あれはだな…(つまんねーこと覚えてやがるぜ…)
とにかく?『かわいい』ってのは俺みたいな奴に使う言葉じゃねーの!
そのうちお前にも分かるから!とにかく細かいことは気にすんな!」
「ええ〜!ひどいよう!おしえてくれたっていいじゃない!
じゃあ○○さんもボクのことかわいいっていっちゃダメ!」
「なんでだよ!」
「ボクは○○さんのあいぼうだもん!おんなじだもん!」
【ホイミンはほほをふくらませプンプンおこっている!】
(じゃあ他になんて言えばいいんだよ…誰か教えてくれ)
※なんとなく女の子になりたいと言えないホイミン。
ホイミンは男の子だと思い込んでる相棒。
お洗濯が出来るようになったホイミン。
「おお!上手いぞ!畳むのもちゃんと出来るんだなホイミン」
「ねぇねぇ……アイロンっていうのもするんだよね!」
「そ…それは危ないからやめとけ(下手したらスルメになるぞホイミン…)」
「プンプン…!またこどもあつかいして!じゃあ『ボタンつけ』をおしえてよ」
「ははは…なんだか奥さんみたいだなホイミン」
「『オクサン』?おくさんってなあに?なんかきいたことあるけど」
「ま、嫁さんのことだな」
(およめさん!そういえばたびでみたおくさんってひとはいろいろおしごとしてた…
おりょうりをしたり、おそうじをしたり、こどものめんどうをみたり、かいものしたり、
『だんなさん』のおしごとをてつだったり……たいへんだ!ボクにできるかな!?)
「○○さん……もうしばらくまっててね…ボク、がんばるから……」
「ん?どうしたホイミン」
※『よるのおつとめ』もあるんだよホイミン。
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 13:13:06.80 ID:QjLBZDPUO
>>38 だったらそっちでやれよ
暇なら読めって誰もお前に保守代わりのSSなんて頼んでねえよ
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 13:16:28.26 ID:9e40yyszO
公開オナニーは困るな
>>41 そう?じゃあスレタイ通りのお話をしたいからあなたもなんか書いて。
何が好きなの?
シャーマンやゾンビマスターが♀ならかなりエロいと思うの
ドラキーならバットウーマンみたいな女の子。
羽生えてて(羽だけ残して欲しい!)八重歯が可愛い。
しっぽもあるといいと思う!
エリミネーターと殺人鬼は……ヤンデレな女の子なのかな?
こーいうの好きな人もいるみたいだし。アリなのかもね。
マドハンド……手だけ…。
綺麗な手かもしんないけどこれを喜ぶのはジョジョの吉良くらいだ。
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 13:32:44.07 ID:FYsr5V+X0
プチットガールズと5Pしたい
大王イカはみんな大好きイカ娘。っていうかイカの女王様。
あ〜トラ男はいいんじゃない?
女の子なら可愛いんじゃない?
よるのていおうw 夜の女王か。
嫁というより女主人だね。
にじくじゃくとかごくらくちょうは
リオのカーニバルで踊ってそう。ラテン系が好きな人には。
ランプのまおうかあ。
ハクション大魔王のアクビちゃんみたいのが出てきたら可愛い。
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 13:48:12.51 ID:A+NWSnS10
なんか上のはなし聞いてるとみんな擬人化&女体化前提が多いんだな。
>>54 >>1参照だからね。
そのまま魔物のままだったらいい相棒的な意味での
『嫁』なんじゃない?
うずしおキング…うーん、容姿だけ見ると
FF4のバルバリシアに似てるね。
しかしブスだろうなこりゃ。
ミミックとか人食い箱なら『箱入り娘』ってとこなのかな?
メッサーラの一匹目の名前はサーラ。
名前だけ聞くと可憐な乙女ぽいね。
強くて魅惑的な女性なんだろうな。
つーか私しかいないなら何書いてもいいじゃんよ。
文句言いに来ただけかよ
>>41。
自分も何か書きたくてこのスレひらいたんじゃないの?
いどまじん…貞子?嫁にしたい人いる?
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 14:15:05.99 ID:A+NWSnS10
はじめからSSスレで立てていれば・・・
メタルスライムは…なかなか口説けない。
恋の駆け引きを楽しめます。大人向け。
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 14:18:14.99 ID:mvjsnER10
かまいたち
>>59 いや、別にこの話で盛り上がれるならそっちがいい。
レスがなくなったからさ。
はぐれメタルなんか一人ぼっちで庇護欲そそる。
でもなかなか会えない。思いが募る。
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 14:22:26.30 ID:A+NWSnS10
そもそもドラクエとか久しくやってねーからどんなのがいるかわからんな・・・
ポケモンみたいに新種増えてるのか。
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 14:23:33.32 ID:ptnjZ8V00
マネマネ
テリワンでも女に化けてたし…ヤれる
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 14:23:43.42 ID:VxCQyMWa0
じごくのマドンナに踏まれたいムチで叩かれたい
>>64 私も5で止まってる。
外伝的ゲームも含めたらかなりいるだろうね。
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 14:27:59.37 ID:VXVW7ZjGO
ももんじゃ
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 14:29:07.29 ID:W0RYNkRO0
一角うさぎ
ももんじゃはかわいい。
愛した女性が『実は私呪いでよるはももんじゃなの』
っていっても全然オーケー。夜だっこして寝たい。
お楽しみは…いいんじゃね?昼間でも別に。
誰もいないなら続き載せるよ?
マイラの村の温泉にて。
『当温泉は刺青を入れている方、および暴力団関係者はお断り……』
「よし!ホイミスライムは大丈夫だな!良かったなホイミン!」
「○○さん!このおふろ…これ、『おんせん』っていうんだよね?」
「よく知ってるな。ホイミンは温泉は初めてだな。温泉っていうのはな、
普通の宿屋の風呂と違っていろんな体に良い成分が入ってるんだぞ」
「ええっ…!すごいっ…おんせんってすごいんだね○○さん!」
「この壁に効能が書いてあるな…打ち身、捻挫、腰痛、皮膚病…etc... 」
「そ…そんなに!?じゃあ…おんせんがあればボクのホイミはいらないね…」
「バ…バカッ…しょんぼりするな!ホイミと温泉は全然別のものだぞ?
一回温泉に入ったからって、あっという間にキズが治るわけじゃないんぜ」
「そ、そうなんだ……」
「ホイミン、風呂から上がったらまた指圧(触手圧?)を頼むぞ。
お前のホイミと組み合わせたアレはどんな疲れだって吹っ飛ぶからな!」
「エヘヘ…ボクちからがすこしあがったからきっともっときくとおもうよ!」
「ん?お前最近レベル上がってたっけ?」
「ちがうよ!ふくろにはいってた『ちからのたね』をたべたんだよ!」
(……あとで俺が食おうと思って取っておいたのに………)
「○○さん!おんせんってひろいね!おおきいね!」
「あんまりはしゃぐなよ!大人しくしてないとつまみ出されるぞ」
「はーい!」
「ホイミン、ここの湯はお前には熱すぎるから、お前はこの桶に入れ。
水でうめてやったから。これなら茹でホイミスライムにならなくて済むぞ」
「ありがとう!ねぇ○○さん。えっと…オセナカオナガシシシマショウカ?」
「はは…また難しい言葉を覚えたもんだな。よし頼むか」
【ごし…ごし…。ホイミンはいっしょうけんめいせなかをあらった!】
「○○さん!あたまもあらってあげる!カユイトコロハゴザイマセンカー?」
「ははははは……!」
【ホイミンはキョロキョロとあたりをみわたしている!】
「ねぇ○○さん…。おんせんって、おとこのひとしかはいれないの?」
「ん?女風呂はこの向こう側にあるぞ」
「おんせんっておんなのひととおとこのひとはいっしょにはいれないの?」
「そうだ」
(にんげんのおんなのこになったら○○さんとおんせんにはいれないのかあ……)
「まあ混浴ってのもあるにはあるがな(間違っても若い女はこねーけどよ……)」
「そ!そうなんだ!(よかったあ……)」
※貸切風呂というのもあるから安心してホイミン。
相棒に絵本を読んでもらって寝るホイミン。
「……こうしてハチはバリイドドッグになった今でもビスタの港で
ご主人の帰りをいつまでもいつまでも待ち続けているのです…。
…ん?もう寝ちまったのかホイミン。今日は疲れたもんなあ……」
「すや…すや……」
(スライムも夢を見るらしいな……今どんな夢をみてるんだろ?)
「わーい…わーい…やっとにんげんになれたよう…むにゃむにゃ…」
(そーいやこいつ人間になったら一体何をしたいんだろ?)
「ぱふ…ぱふ…ぱふ…ぱふ……ふふ…くすぐったいよう……」
「…………!?どんな夢見てるんだホイミン!?」
※スライムおっぱいの女の子ホイミンにぱふぱふしてもらいたい。
とうとう『ちっちゃなメダル』(スライム専用)を5枚集めたホイミン。
いざスライム族のメダル王の元へ!
「いよいよ人間になれるんだなホイミン…よかったな、ほんとに」
(もうこいつを肩に乗せられないのか……少し残念だぜ……)
「うん……」
「ん?どうした浮かない顔して。嬉しくないのか?夢がかなうんだぞ?」
「ねぇ○○さん。ボクがにんげんになってもいっしょにたびをしてくれる?」
「当たり前だろ?お前は俺の相棒なんだからな!でもな……」
「でも…なあに?」
「俺は今世界を観るために旅をしてるけど…あと2年くらいしたら故郷に戻る。
俺の本職は鍛冶屋だからな。でも…お前はどうする?人間になったら何になる?」
「よくわかんない…。とにかくにんげんになりたいだけだったんだけど……」
「お前はモンスターだからわからないだろうけど人間には『職業』ってのがある」
「しってるよ。せんしとか…まほうつかいとか…ゆうしゃとかだよね?」
「まあそーいうのもあるけどな。パン屋だったり、大工だったり、神父とかもだな。
単に仕事の名前ってんじゃなくてまあ『肩書き』ってやつだ。まだ難しいか?」
「かたがき?」
「要するに『ただの人間』ってのはいないんだ。旅をしていれば旅人だし、
学校に行っていれば学生。子どもがいれば父親だったり母親と呼ばれる。
何もしてなくてフラフラしてるやつだって遊び人とか穀潰しとかいうんだぜ」
「………」
「ま、今はわからなくても人間になったらきっと人間の心がわかるようになるさ。
あと2年は一緒に旅が出来るんだし、その間ゆっくりと自分が何になりたいか考えろ。
そしていつか自分の道が見つかったら……その時はお別れだ……ホイミン」
「お…おわかれ!?」
「ちょ…泣くなよホイミン!バカ!あ〜もう、俺の言い方がまずかったな…。
俺達はずっとずっと相棒だ!それは絶対に変わらない。一生な……。
でも俺は鍛冶屋だし、お前が旅の吟遊詩人や船乗りになりたくなったら…
もう一緒にはいられないだろう?」
「………うん」
「まあ旅に出ないってんならしばらく俺の家で一緒に住めばいいさ。
俺と同じ鍛冶屋になりたくなったら弟子にしてやってもいい。
まあ俺もまだまだヒヨッコだけどな…。
でもいつか男は自分の家を持つもんだ。ずっと一緒には暮らせない」
「そうなんだ……」
「でもなあ…ホイミン。さっきも言ったけど、俺達は仲間だ……。
お前が道具屋になろうがさすらいのギャンブラーになろうが、
いつでも遊びに来い。困ってることがあったらなんでも相談に来い。
俺達は心のなかでずっとずっと一緒だ……安心しろホイミン!!」
「エヘヘ…ありがとう○○さん…!!ボク…にんげんになるよ!!」
「ああ……がんばれよホイミン!!」
「ようこそメダル王の城へ。良いかな?レベル20以上の、
『ちっちゃなメダル』を持ったスライム族の願いをかなえてやろう!」
(なんか混じってねぇかこのオヤジ……)
「はい、いまのボクのレベルは30です!」
「ほほぅ、ホイミスライムなのによ〜う頑張ったな。偉いぞ。してメダルは?」
「これです。ここにちゃんと5まいあります!」
「5枚?たった5枚か?これじゃあ人間にしかなれんぞい?」
「はい!ボクにんげんになりたいんです!にんげんにしてください!」
「物好きよのぅ〜。ほんとに人間なんかがいいのか?スライムナイトとかじゃなくて?」
(殴っていいかなこのスライムオヤジ!!)
※ちなみに一番人気のスライムナイトはメダル20枚。はぐれメタルはメダル50枚。
メタルキングはなんとメダル200枚。他にも枚数に応じていろんなスライムに転職できる。
「はい…ボクにんげんになるのがゆめだったんです!にんげんがいいんです!」
「まあいいんじゃけどな……あ、そういえば人間になるなら一つだけ注意事項がある」
「なんですか?」
「実は以前もお前と同じように人間になりたいと言ってきた物好きなスライムがいてな。
まあ無事なれたことはなれたんだが…どうも一日3時間ぐらいしかもたないらしい……」
「さ…3じかん!?たったの3じかんしかにんげんになれないの!?」
「で、わしも不思議に思って原因を調査したんじゃよ。
そして城の過去の記録を調べたらどうやら昔も今と同じような事があったらしい。
今地獄の帝王だか魔王だかというやつが復活しそうになっとるじゃろ?」
「ああ…おかげで世界各地で魔物が凶暴化してる」
「どうもヤツのその邪悪な魔力というか瘴気が人間化を邪魔しているらしい。
わしらは大人しくても所詮魔物じゃからな。どうしても影響を受けてしまうのじゃ」
「そ、そんなあ……」
「まあそんながっかりすることはない。その為に勇者がおるんじゃろ?伝説の勇者が!
わしの独自の情報網によると勇者のパーティは今かなりのとこまで奴に迫っておる!
ま、あと2年もしない内になんとか倒してくれるじゃろ。やつらに任せておけば良いわ」
「そしたら…かんぜんなにんげんになれるの?」
「ああ…それまで今まで通りホイミスライムとして修行に励め。
覚えた魔法は人間なっても決して無駄にはならんぞ?
それに一日3時間は人間になれるんだし、人間の勉強も出来るじゃろ」
「まあ、よかったじゃねーかよホイミン。俺もまだお前を肩に乗っけて
旅が出来るのかと思えばそれはそれでうれしいぜ!ゆっくり行こうや!」
「そうだね…ボクまほうもにんげんのべんきょうもいっぱいがんばるよ!」
「フォフォフォ…頼もしいのう…。良い目をしたホイミスライムじゃ。
お前ならきっと人間になっても立派に生きていけるじゃろ。
さて…ではそろそろ願いを叶えるとするか!準備は良いかな?」
「はい!よろしくおねがいします!」
「ホイミンよ…なりたい人間の姿をよ〜くイメージするのじゃ。集中力じゃぞ?」
「はい…!う〜〜ん………!」
(ホイミン……)
「ではゆくぞ!う〜ん…!………ザムデイン!!!」
【メダルおうはへんなじゅもんをとなえた!】
・
・
・
『……するとそのホイミスライムはまばゆいばかりの光に包まれました。
やがて光が収まるとそこには一人の美しい乙女が立っていました。
年の頃は17、18。青空のような長く美しい髪。黒真珠のごとき輝く瞳。
真珠を溶かしたような瑞々しく透き通るような白い肌。
そして胸には彼女の以前の姿を思わせる大きな………おっぱい!! 』
「……………※%○●#!!??ホ…ホイミン!?」
【なんと!あいぼうはこんらんしてしまった!】
「やった!ボク人間の女の子になれたよ!○○さん!やったよ!!」
(ほほぅ……これはアレじゃな。3時間は全部夜に使いきってしまうじゃろ……)
・
・
・
【名前】ホイミン
【種族】人間(ただし勇者が魔王を倒すまで1日3時間のみ)
【性別】女
【職業】○○の恋人(レベル20で『お嫁さん』に転職可)
【レベル】1(ただいま人間の生活を勉強中!)
>>2>>4ドラクエFFスレに貼ってた
ちなみに描いたのは自分
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 16:41:37.86 ID:2I3yQtZgP
それから1ヶ月後。宿屋にて。
・
【ゆうべもおたのしみでしたね!】
「お、起きたかホイミン。大丈夫か?も少し寝てていいぞ?」
「ふあぁ…おはよう○○さん…。ボクだいじょうぶだよ」
「ゴメンな。夕べはちょっと無茶させちまったな……」
「へいきだよ…!だんだんなれてきたし!もういたくないよ!
でもにんげんのこうびのれんしゅうってたいへんなんだねぇ…」
「う、うん…まあ、そうだな……」
「でもいいのかなあ…ボクなにもしてないきがするけど…、
いろいろがんばってるのは○○さんだけなきがするよ?」
「ま、まだお前の人間としてのレベルは低いからな。見習いだ。
そのうち少しづつ色々教えてやるから…色々とな……」
「うん!ボクがんばるよ!レベルをあげて『およめさん』にてんしょくするよ!」
※できれば3時間以上ホイミンを特訓したい。
ロザリー
オラクルベリーの街にて。
「足で歩くのってまだ変な感じ…。でも靴をはけるのがうれしいな!」
(ホイミンは何を着せても可愛いな…あ、手織りのケープ買ってやろう…)
「うわーこの街は人間がいっぱいだね。でもボクちょっと不安。
だけど○○さんと一緒なら大丈夫だよね!」※実際にゲームであった台詞
(金の髪飾りを付けたら似合うだろうなあ……)
「○○さん!○○さん!今日はとってもいい天気だから
ひなたぼっこでもしようよ!」※実際にゲームであった…
(下着もあと何着かいるな……も、もちろん普通のやつだぞ!)
「○○さん!○○さん!」※実際にゲームで…
「んっ…!?ああすまん!考え事してた……」
「えへへ……呼んでみただけ」※実際に…
(………………くっ…!///)
「○○さん!もう宿屋に戻るの?なんで!?まだお昼だよ!?」
【なんと!ホイミンはまっぴるまからやどやにつれこまれた! 】
※人間のホイミンはかしこさが2倍になり漢字でしゃべれます。
ポートセルミの町にて。
「ねえねえ○○さん!いまこのまちにゆうしゃさまがきてるんだって!」
「マジでか!?すげえ…!きっと伝説の超凄い武器やら鎧なんかを
装備してるんだろうな…見せてもらいてぇなあ…よし、会いに行こうぜ!」
「○○さんはかじやさんだもんね!えらいね!べんきょうねっしんだね!」
……そんなこんなで勇者を探し歩くこと1時間。ついに勇者を酒場で発見!
「ボソボソ……なあホイミン。ほんとにあいつが勇者なのかな……?」
「だってさっきからおみせのひとにゆうしゃだっていってるよ。じぶんから。
『おれはゆうしゃだからさかだいをまけろ』とか『バニーはいないのか』とか。
それにあのかんじ……ふつうのにんげんとはなにかちがうよ……。
ぼくはまものだからよくわかるの。『しんせい』なオーラをかんじるよ……」
「ボソボソ…よく見たらまだありゃ子供じゃねぇか…15か16くれーか?
つーか…なんだあの装備…。革の鎧て!武器もただの銅の剣だし……」
「う〜ん。きっとたびにでたばかりなんじゃない?なんかよわそうだし……」
(あのスライム親父め!何が『勇者はもう魔王の近くまで迫ってる!』だ!
このままだとあとクリアまで5、6年はかかりそうだぞ!こっちが困るわ!)
「ボソボソ…ねぇねぇ…あのひとたちがゆうしゃさまのおなかまなのかなあ?」
「……なんだありゃ。棺桶に片足突っ込んでそうな魔法使いのジジィに、
胡散臭そうな中年男の商人に…あん?ありゃもしかして『くさったしたい』か!?
神官服みたいの着てやがるが…神のご加護はどうなってんだ。世も末だぜ…」
「ボソボソ…ゆうしゃさまはモンスターつかいなのかな?ますますほんものだよ!」
(ニセ勇者様御一行にしかみえねぇ……)
「ねえねぇ…いまならぼくたちをゆうしゃさまのなかまにしてくれるかもよ!
ゆうしゃさまとまおうをたおしたでんせつのかじやさん!でんせつのホイミスライム…」
(バカヤロー!あのぐらいの年の男は四六時中エロいこと考えてんだよ!
こいつが人間の女になれるってわかったらどうなるか……。
しかもモンスター使いかもしれないし……ますます危険だわ!)
「…ホイミン。勇者の仲間ってのは運命に導かれるように集まるものだ。
俺達にそんな器は無い!俺達は陰ながらひっそりとこっそりと静か〜に
やつらをサポートしていこう。早く魔王を倒してもらわんと困るからな……」
「『かげのこうろうしゃ』ってやつだね!○○さんシブイね!カッコイイね!」
※僕は勇者ですなんてって自分からは恥ずかしくて言えないと思う。
『人間やっぱりうまい物を食べてるときがいちばん幸せだよな。
あとの人生はオマケみたいなもんだよ』※ドラクエ名言集より。
3ヶ月前、町の食堂にて。
「ホイミン。俺のサラダ食え。ドレッシングかかってないから」
「ありがとう!いただきまあす…。もぐもぐ…もぐもぐ…。
あ、このサラダ、かいがはいってるよ!おいしいな!」
「うまいか?リンゴのジュースも頼んでやったからな」
「ありがとう○○さん!ボク、くだもののジュースだいすき!
でも…ボクも○○さんとおなじものをたべてみたいなあ…」
「このカレーか?でもお前料理してあるもの苦手じゃねぇか。
あんなに食いたがってたパンも結局少ししか食えなかったし」
「いつかにんげんになれたらいろんなものをたべてみたいなあ……」
・
・
・
そして現在。
「○○さん!これカレー?カレーだよね!?人間の食べ物だよね!」
「よかったなホイミン。さ、早く食ってみろ。うまいから」
「………!おいしい!カレーって凄くおいしいね○○さん!」
(かわいい……。これから色んな物を食わしてやるからな……)
「でも…なんか○○さんの食べてるカレーとちょっと違うよ?
そっちは鼻がツーンとするけどボクのは甘い匂いがする…」
「ん?ああ、俺が食ってんのは辛口。お前のは子供用超甘口カレーだ」
「プンプン!ボク、子供じゃないよ!ボクもおんなじカレーちょうだい!」
「いや…きっと食えねぇって…。やめとけホイミン。無理だ。
いくら今人間だからって、イキナリこれは刺激が強すぎるぞ」
「う〜ん…。じゃあちょっと味見させて?一口だけちょうだい」
「……どうなっても知らねぇぞ…。ほれ」
「ぱく……※%○●#!!??ギャーッ………!!!」
【なんと!ホイミンはショックでホイミスライムにもどってしまった!
みせじゅうとびまわってみずおけにあたまからつっこんでしまった!】
「か〜ら〜い〜!にんげんのたべものってこわいよう……」
「いわんこっちゃない……これからは勝手に何でも食っちゃだめだぞ」
※次回は『ホイミン、くさやに挑戦する』です(ウソ)
あ、こいつらも戦ったりすんるだっけか。
【まもののむれがあらわれた!】
「ホイミン!下がってろ!……ベギラマ!」
(○○さん!スゴ〜イ!カッコイイ!)
「チッ…固てぇなコイツ…!仕方ねぇ!バイキルト!」
【かいしんのいちげき!まもののむれをやっつけた!】
「ふぅ…疲れた…。ホイミン、ベホイミを頼む。ダメージ食らった」
「は〜い!いくよ〜…!ベホイミ!」
「お前のべホイミは本当によく効くなあ…俺は回復魔法は苦手だ…」
「○○さんはけんもつかえるしまほうもできるじゃない!
まほうせんしっていうんでしょ?カッコイイなあ……」
「俺は武器や防具を造る鍛冶屋だからなあ…やっぱり自分も
少しは剣を使えたほうが良いものつくる参考になるし、
強い装備品は魔法がかかってるものが多いからな。
だから魔法の勉強もしてるだけだ。戦士は本職じゃないぞ」
「でも○○さんはとってもつよいよ!ボクもホイミだけじゃなくて
なにかちがうことがしてみたいなあ…せっかくにんげんになれるんだし」
「う〜ん…お前に向いてる職業ねぇ……僧侶は…たいして変わらんな」
「……あっ!そうだ!ボクぶとうかになりたいよ!」
「はぁ…?武闘家だぁ?マジで言ってんのかお前」
「ボク、『せんかれっこうけん』がつかえるようになりたいよ!」
「閃華裂光拳?あの伝説の女武闘家の必殺技のことか?」
「ボクホイミとくいだし…にんげんになったらてもあしもながいし、
けっこうすばやさもたかいからむいてるとおもうんだけど?」
「ん〜でもなぁ…肝心の力と体力がなぁ……」
「ほら!ボク『ちからのたね』と『スタミナのたね』たくさんもってるよ!」
「うお!いつの間にこんなに溜め込んだんだ?つーかどうやって集めた?」
「ボク、じめんにおちてるちいさなものをみつけるのとくいなんだ」
(盗賊の方が向いてるんじゃねぇか…?)
※閃華裂光拳とは……説明がめんどうなのでググってください。
アッサラームの街。劇場のバーにて。
「○○さん!にんげんのおどりこさんがたくさんおどってるね!」
「ベリーダンスはこの街の名物だからなぁ〜」
「にんげんのおとこのひとはダンスがすきなの?いっぱいみにきてるね」
「ボソッ…ダンスが好きっつーか…踊り子が好きなんだろ……」
「○○さん!ぼくもダンスできるんだよ!みて!」
【ホイミンはおどっている!】
「ははっ…!なんだそりゃ。『かわいいおどり』か?」
「プンプン!これはダニーさんじきでんの『ふしぎなおどり』だよ!」
「ダニーさんって誰だよ?」
「しらないの?あのゆうめいな『ダニーズじむしょ』のしゃちょうさんだよ!」
「全然知らねぇ……」
「ダンスニードルのダニーさんがたちあげたげいのうぷろだくしょんだよ!」
「魔物の世界にも芸能界があるのか……」
「じつは…ボクはむかし『ダニーズジュニア』をやってたんだよ!」
「ほほぉ……(なんだそりゃ?)」
「ボク、もりでダニーさんからちょくせつスカウトされたんだよ!すごいでしょ!」
「そりゃすげぇや…(訳わかんねーんだけど……)」
「まあボクたびがしたくなっていちねんでやめちゃったんだけどね」
「お前にそんな過去があったとはな……」
「あと『さそうおどり』もできるよ。ちょっとヘタだけど……」
「………ところでお前それ、人間になっても踊れんのか?」
「ん〜わかんない。たぶんできるとおもうけど……」
「『おどりこのふく』買ってやるから今晩宿で俺に見せてくれ……!」
「いいけど…○○さんなんかちょっとかおがこわいよ…?」
※「YOU 来ちゃいなYO!」って誘われたらしいです。
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 16:53:21.79 ID:2I3yQtZgP
ノアニールの村にて。
「ヘイ!らっしゃい!おにーさんサンマ買ってかない?サンマ!
この時期脂のってて美味いよ〜!まけとくからさ!どう!?」
「はーい!防具の『元気屋』!恒例の深夜のタイムセールが始まるよ!
お、そこのホイミスライム!かわいいねぇ〜!『かいがらぼうし』どう!?」
「先ほど零時に焼きあがりましたメロンパンはいかがですか〜!?」
「はぁ…結構です………」
「なんか…よなかなのにこのむらのひとはみんなげんきだね…○○さん…」
「昼間もこんな調子だったぞ…。どうなってんだこの村。呪われてんのか?」
「……その通りじゃよ、旅のお人……」
「うぉっ…!いきなりなんだ爺さん!どっから湧いてきた!?」
「この村の人々は近くの森に住むエルフの女王の呪いにかかり、
昼夜関係なくやたらめったらハイテンションになってしまったのじゃよ……」
「イヤな呪いだな……」
「おじいさんはなんかげんきないね」
「実は20年前、わしの息子と近くの森のエルフの女王の娘が駆け落ちをしてな、
怒った女王がこの村に呪いをかけた。後から産まれてくる子供ももれなく効く
恐ろしい呪いなのじゃがわしだけそのまま……これはわしへの嫌がらせじゃ…」
「周りがこんななのに自分だけローテーションってキッツイな……」
「も〜たまらんわい…。静かに暮らしたいのじゃがわしがこの村を出たら、
村人全員永遠の眠りにつけてやると女王に脅かされておるのじゃよ……」
「おじいさんかわいそう……」
「何とかなんねーもんかな」
「それが1週間前、なんとこの村に勇者様のパーティがやってきてな。
村人総出で丸2日間ぶっ続けで歓迎の宴をひらいたわい。疲れたぞ…。
わしは勇者様に何とかわしを…いや、この村を救って下さるようにお願いをした。
勇者様ならエルフの女王も説得できるかもしれんからな」
(あいつらがなんとか出来るのかねぇ……)
「それでどうなったの?」
「それが…3日前に出かけられてまだ戻ってこないのじゃよ。
女王の住む隠れ里はここから歩いても3時間かからないのじゃが…」
「面倒くさくなってバックれたんじゃねーのか?」
「○○さん!ゆうしゃさまはそんなことしないよ!」
「そうじゃ、勇者様は困っている者を絶対に見捨てたりせんわい!
それにこのイベントを消化しないと次のイベントのフラグが立たん!」
(そんなことねーと思うけど……)
「実は…1ヶ月前に家の大掃除した時、使ってない押入れの奥から
偶然女王の娘が書いた2通の手紙と『まひするルビー』を発見してな。
手紙の1通はわし宛。もう1通は女王へ宛てたものじゃった。
その手紙によると娘は里から逃げ出してくる前に女王への嫌がらせで
宝物庫からその『まひするルビー』を持ち出してきたらしくてな……」
「母娘揃って陰湿だな……」
「しばらくしたらルビーを女王の元へ返してきて欲しいと書いてあった。
母親への手紙と共にな。それをわしは勇者様に託した…。
なにせわしは嫌われておるし、第一この村を一歩も出れんからな」
「じょおうさまへのおてがみにはなんてかいてあったの?」
「わからん。厳重に封がしてあったからのう……。
盗み見なんぞしたりしてまた女王の怒りをかったらいかんし…」
「ゆうしゃさまはもうじょおうさまにルビーをかえせたのかなあ?」
「わからん…返したところで呪いを解いてくれるという保証は無いがな。
しかしもういいかげん帰ってきてもいい頃なんじゃが……。
ルビーを持ち逃げせんように人質として爺さんを一人預かっておるし」
「全然信用してねーじゃねーか……」
「旅のお人、ちょっとエルフの里に行って来て様子を見てきてくれんか?」
「『ちょっとそこの道具屋行ってきて』ぐらいの軽い感じで言うんじゃねーよ!
とばっちりでこっちまでそのヘンな呪いにかかったらどーすんだ!」
「○○さん…いってきてあげようよ…。おじいさんがかわいそうだよ。
それにゆうしゃさまをかげながらサポートするんじゃなかったの?」
「うっ…そういうばそうだったな。こんなとこで時間とらせる訳にはいかねぇ。
やつらにはさっさとラスボス倒してきてもらわないといけねーからな」
こうしてエルフの里に向かった一人と一匹。
しかし村を出てすぐの洞窟の中で勇者のパーティを発見したのだった。
「この洞窟の奥に湧いてる水が美味いと聞いて立ち寄ってみたが…
なんでここで勇者様ご一行がブッ倒れてるんだ…?」
「ゴクゴク…ゴクゴク…!○○さぁん!○○さんものんでみなよ〜。
このおみずすっごくおいしいよ〜。はやくすいとうにつめようよ〜」
【ホイミスライムはゆうしゃよりみずのほうがだいじだった!】
「いや…水筒は後でいいからホイミン、こいつらにキアリクしてやってくれ…。
時間が経ってるみたいで気絶してらあ。こりゃ目が覚めるまでしばらくかかるぞ」
「なんでまひなんかしてるのかなあ…しびれくらげでもいたのかなあ……」
「しびれくらげは海の魔物だろーが。こんなとこに出てくるわけねーよ。
おそらくこのルビーのせいだな。邪な心を持つ人間がこいつを使うと
とたんに麻痺しちまうらしいってじいさんが言ってた。多分そのせいだ。
ルビーを抱えたままなんつーイヤラシイ顔で固まってんだこの出腹商人……」
「マヒはとけたけどがっちりつかんでるよ。てこでもはなしそうにないね……」
「きっとここでこっそり鑑定してどっかに売り飛ばすつもりだったんだろ…」
「でもまほうつかいのおじいさんをひとじちにされてるんじゃないの?」
(じじぃ…捨てられたな)
「○○さん、これからどうするの?」
「こんな呪いのアイテム、売れないとわかったらさっさと女王に返しにいくだろ。
俺も気持ちわりーからそれに触りたくないし…もうほっといて先に村に戻ろうぜ」
「おきるまでまってなくていいの?」
「俺達は絶対に勇者の前に顔を出してはいかん。それが男の美学ってもんだ」
「『びがく』ってなあに?よくわかんないけどカッコイイ!」
(もしホイミンに目をつけられて…不思議な力で仲間にでもされたらたまらん…)
村に戻ると老人に訳を話し勇者の帰りを待つことに。
そして二日後……。
「大変じゃあ…!!旅のお人!旅のお人おおおぉぉぉぉぉっ……!!」
「お、落ち着けじいさん…どうした?ついに勇者が戻ってきたのか?」
「そ、そうなんじゃよ…!無事に女王から許しをもらえたそうじゃ……!!
すぐに女王から預かってきた『ねむりのこな』を中に撒いてくださってな…
そ、そしたら急に村人が落ち着きを取り戻してな!村の呪いが解けたわい!」
「良かったなあ…これで静かに余生を送れるなじいさん!」
「おじいさんよかったね!」
「感謝するぞい!旅のお人!いゃあ!ありがとう…!ほんとうにありがとう…!」
「じやあ俺達はまた旅に出るとするか。元気でなじいさん」
「ちょ…ちょっとまちなされ!旅のお人!お礼にこれを受け取ってくれんかの!?」
「お、悪いなじいさん。ありがたく貰っておくぜ。ありがとよ」
「わーい!わーい!おれい、おれい!なんだろう?」
「例の大掃除の時、息子の部屋のタンスの奥から出てきた『エッチなしたぎ』じゃ。
おそらく女王の娘が忘れて行ったのじゃろう。タグがついておるから新品じゃよ!」
「……………」
「恋人の1人や2人おるのじゃろう?おぬし、男前じゃもんなあ〜!
こいつを装備させて……ヒッヒッヒ…!若いっていいのぅ〜!うらやましいわい!」
「『エッチなしたぎ』ってなあに?○○さん!ボクもそうびできる!?」
「……………」
「じゃあわしはここで!さようなら旅のお人!気をつけてな!旅の無事を祈ってるぞ!
そうだ!わしも少ししたら旅に出るぞ!なにせ呪いで村から出れなかったからのう…!
世界中のカジノめぐりをするぞい!どこかで会ったら酒でも飲もうぜ!ヒャッハー!」
「ねぇ○○さん…こんどはあのおじいさんがのろいにかかっちゃったのかなあ……?」
「………かもな」
【ノアニールのむらののろいがとけた!ホイミンは『エッチなしたぎ』をてにいれた!】
※エッチな下着の入手イベントは大変重要なので長くなりました。
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 17:06:32.63 ID:2I3yQtZgP
ホイミンはお風呂が好きでいつも相棒と一緒にお風呂に入ります。
熱いお湯が苦手なので桶にぬるいお湯を張ってもらい浸かります。
宿屋にて。
「なあホイミン…。今夜は人間の姿で風呂に入らねーか?」
「うん!ボク、にんげんのおふろのれんしゅうする!」
・
・
・
「○○さんと一緒の湯船に入れてうれしいなあ!キャッキャッ…!」
(ホイミン…肌がほんのりピンク色に染まってきて……たまらん!)
「○○さん!○○さん!ボク、体と髪を洗ってみたい!」
「そ、そーだな!あっ…今日は俺が洗ってやる!いや、洗わせろ!」
【ホイミンはからだじゅうをゴシゴシされている……!】
「キャハハ…くすぐったいよう○○さん!」
(スベッスベのつるっつるだな…こいつの肌……ゴクッ…)
「あわあわだねぇー…」
(ほんっといい体してるなあ、こいつ……)
「ぬるぬる…だねぇー…」
(ヤバイ…我慢出来なくなってきたぞ…。仕方ねぇ…1回目はここで…)
「ん…んんっ…○○さぁ…ん……なんか…カラダ……ヘン……」
【なんと!ホイミンがじょうきしたはだとうるんひとみでみつめきた!】
(なんつーエロい顔してたんだホイミン!いいのか!?いいんだな!?)
………バタッ!
【なんと!ホイミンはゆあたりをしてしまった!ショックでへんしんがとけた!】
「ちょっ…!ホイミン!大丈夫か!?おい!しっかりしろっ…!!」
「……うぅ〜ん。あたまが…クラクラ…して…めが…グルグル…するよう……」
(イキナリ普通の湯に長く浸かり過ぎたか…徐々に慣らしていくべきだった…)
【ホイミンはふろからでた!そしてそのままあさまでねむってしまった!
しかしあいぼうはしばらくねつけない!あいぼうはもんもんとしている!】
※この位のエロが精一杯です。おゆるしください。
イブールランドとは人気絵本作家イブールが儲けすぎた金で作っている遊園地、
およびそれを中心としたリゾート私設である。彼の描く絵本は『イブールの絵本』として
世界中の子供から大人にまで親しまれており、絵本に登場する様々なキャラクターを
あしらった商品は世界中でバカ売れしている。まさしく金の卵を生むガチョウである。
ちなみに一番有名なキャラクターは【ミ○キースライム】。ホイミンもこのイラストが
描かれた小さなマグカップが大のお気に入りで道具袋にいれていつも持ち歩いている。
「○○さん!このかんばん!!なんてかいてあるの?ミ○キーがかいてあるよ!」
『セントベレス山の巨大リゾート施設《イブールランド》この春ついにオープン!
かわいいキャラクターがお出迎え!楽しい乗り物がい〜っぱいの巨大遊園地!
珍しい動物がたくさんの動物園!誰も知らない海の生き物満載の水族館!
常設のサーカスではベテラン芸人による楽しいショーがお楽しみいただけます!
また当施設のホテルには良質の天然温泉、巨大カジノ、ショッピングモールを完備!
そして一流シェフを集めたレストランでぜひとも世界中の美食をご堪能ください!!』
「あ〜これかぁ…ついに完成したのか……。ホイミン、これは遊園地の案内板だ」
「ゆうえんち…?ゆうえんちってなあに?」
「遊園地ってのはな…。こう…でっかいカラクリの馬に人が乗ってグルグルまわったり…
ものすごいスピードのトロッコがあったり…作り物のおばけがいる屋敷があったり……」
「……???」
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 17:34:53.64 ID:A+NWSnS10
さるさんにでもなったのか。
「口で説明してもわかんねーか。よし!今度ここに連れてってやる!とにかく楽しいとこだぞ!」
「ほんとう?わーい!わーい!」
「実は俺、三年くらい前にここの建設現場でバイトしてたんだぞ」
「へぇ〜」
「その頃は俺も旅に出たばっかでまだまだ弱くてな〜。魔物には苦戦するし金は無いし…、
明日の飯にも困ってたとこに酒場の親父からここのバイトの話を紹介されて行ったんだ」
「どんなおしごとだったの?」
「ん〜。毎日岩を運んだり、石壁を積んだりする体力勝負だったが待遇は随分よかったぞ。
給料は良いし、部屋は個室だし、三食美味い飯を食い放題だったし、温泉には入れたし」
「ねぇ、ねぇ…イブールさんにあったことある?」
「おう!ちょくちょく現場を見に来てたなあ…。優しげで結構気さくなおっさんでよ。
俺みたいなただのバイトにもよく声を掛けてくれたわ。あ〜懐かしいぜ…。
そこには俺のような若い奴らがたくさん働いててな。夜はみんなで酒飲んで騒いで…
将来の夢なんか話したりして…友達もたくさん出来たし、いい思い出だな。マジで」
「『せいしゅんのいちぺーじ』ってやつだね!」
「お、難しい言葉知ってんなホイミン!で、俺はそこで三ヶ月働いてまた旅に出たんだ。
金は貯まったし、力は付いたし。俺、イブールさんにはほんと感謝してるんだぜ」
「ゆうえんち、たのしみ!」
「え〜と、今からホテルの予約が出来るみたいだな…早速連絡してみるか。
お、世界中のでかい街に直通の旅の扉を設置してあるって!?スッゲェなあ…
当時は船で島まで行って、ケーブルカーで山頂まで登ったからな。こりゃ楽だぜ」
「ミ○キースライムいるかなあ……」
「握手してもらえるといいな!ホイミン!」
※『ゲマのティーパーティ』『ジャミのメリーゴーラウンド』『ゴンズさんのハニーハント』
が人気らしいです。夜は盛大なパレードと花火が楽しめます。行ってみたいです。
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 18:02:37.58 ID:2I3yQtZgP
今夜は森で野宿。
「ホイミン、そろそろ晩飯にしようぜ」
「ねえ…○○さん。このキノコたべれる?あっちにはえてたよ」
「どう見ても毒キノコです。本当にありがとうございました……」
「がっかり……ん?…なにかいる!○○さん!気をつけて!」
【ももんじゃがあらわれた!こちらのようすをうかがっている!】
「う〜ん…。なんか襲ってくる気は無さそうだな…どうしだんだろ」
「あのももんじゃ…おなかがへってるみたいだよ」
「お前腹減ってんのか?一緒に飯食うか?ほれ、干肉やるぞ」
「ぐうぅ〜…!くわっ!くわっ!くわっ!ももんじゃ!ももんじゃ!」
【ももんじゃはおいしそうにほしにくをたべている!】
「おお、食ってる食ってる。こうして見ると中々可愛いもんだな」
「………………」
「………ホイミン。お前の方が100倍可愛いから………」
※スライムつむりもかなり可愛い。飼いたい。
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 18:03:29.32 ID:2I3yQtZgP
勇者達によく出会うのは偶然です。
ルラフェンの町にて。
「ほんっとにこの町は歩きにくいったらねぇぜ…よそ者を拒んでるとしか思えねぇ…」
「ねぇねぇ。この『ムラムラそう』をえんとつのいえのおじいさんにとどけるんだよね?」
「ああ、全く…迷子になって道聞いた家のじいさんからヘンな依頼受けちまったぜ」
「これ、なににつかうのかな?」
「新しい強壮剤の材料になるらしいが…なにせ下町の発明王の造るやつだ。
怪しい薬に違いねぇ。あぶねーあぶねー。絶対認可は下りないと思うぜ…」
「……あっ!○○さん!いまむこうからあるいてくるの、ゆうしゃさまだよ!」
「マジでか?おいホイミン、ちょっと隠れるぞ!こっそり様子を伺おうぜ!」
「キャッキャッ…!ボクたちなんかたんていさんみたいだね!カッコイイ!」
・
・
・
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 18:03:42.07 ID:WfjOpFT10
うむ
「う〜ん。どうやら連中、明日にはサラボナに向かうらしいな」
「ゆうしゃさまたち…すっごくおさけくさかったね……においがプンプンしたよ」
「全くこんな真っ昼間から…確かにこの町の地酒は美味くて有名だけどよ…
つーかまだあんなショボイ装備してんのか…いつまで革の鎧着てんだよ…」
「きっと、おかねをめぐまれないひとたちにあげてるんだよ……」
「カジノ船に行きてぇとかなんとか話してたぞ…こりゃ遊んで使い果たしてるな」
「………」
「チッ…仕方ねぇ…。確かサラボナへはここから一本道のはずだ…。
先回りしてサラボナ方面に抜ける洞窟の宝箱に売っぱらおうと思ってた
いらねー防具入れといやるか。急ぐぞホイミン!まずはじいさんの家だ!」
そして…ベネットじいさんが開発した『ファイト一発』は世界中で大ヒット。
勇者達は『革のこしまき』『かめのこうら』『戦士のパジャマ』を手に入れた。
※相棒は若いので薬は不要。しかもホイミン相手なので一発と言わず三発は…
ついに明かされるホイミンの過去、そして人間に憧れる理由。
【まねののむれにかこまれた!】
「チッ…!数が多い!稲妻の剣発動!…イオラ!」
【まもののむれをやっつけた!】
「ふぅ…危なかった…マヒ攻撃する奴がいたからな。食らったら厄介だったぜ」
「おつかれさま〜!ケガはなあい?ホイミするよ!」
「ああ…俺は大丈夫だ……っ!!?ホイミン後ろ!伏せろっ!…!」
【なんと!ごうけつぐまがたちあがってホイミンにおそいかかってきた!】
「ガルルルッ……ガオォォォォォーーーン……!!!」
「きゃっ………!!!」
「ホイミン……!!!」
……………………………ドサッ…!!!
【ホイミンのどくばりがきゅうしょをついた!ごうけつぐまをやっつけた!】
「ふぅ…あぶなかったあ…。グスッ…えーん!こわかったよう○○さん…!」
「よしよし…無事で良かったぜホイミン。ゴメンな。俺が油断してた……」
「ぐすっ…もうだいじょうぶだよ○○さん。ちょっとびっくりしちゃっただけ…」
「ホントか?まあ少し休んで行こう。…にしてもお前の毒針はスゲェなあ…。
危ないからほとんど下がらせてるけど…戦ったらいつも百発百中じゃねぇか」
「きゅうしょをついているからね」
「……だからそれがすげぇんだって。熟練した武闘家だって動いてる敵の
急所を100%攻撃出来ないんだぜ?毎度毎度会心の一撃は絶対無理だ」
「そうなの?」
「ホイミスライムのお前に一体どうしてそんなことが出来るんだ?」
「……う〜ん。それはねぇ…はなせばちょっとながくなるけどいい?」
「待て待て…じゃあ人間に変身してから頼む。ひらがなだけだと読み辛い」
「……………」
・
・
・
「あれはまだボクが人間になる旅に出る前のことです。
ある日、野原でちょうちょを追って遊んでいたボクはいつの間にか
ロンダルキアへの洞窟に迷いこんでしまい出口がわからず困っていました」
「……なんつーあぶねー場所の近くで遊んでたんだ…」
「あそこに住んでる魔物は意地悪なやつが多くて…ボクはうっかりぶつかった
バーサーカーの怒りを買って追い掛け回されていました。ちゃんと謝ったのに…」
「そりゃ相手が悪かったな……」
「……とそこへ突然一人の人間の男が現れてあっという間にバーサーカーを
やっつけてしまったのです!本当に一瞬の事で……ボクもうビックリしたよ!」
「一人であの洞窟に来たのか?スゲェなあ……」
「どうやら武闘家らしいその人は鉄の爪はおろか、防具すら身につけてなくて…
もう剥き出しの筋肉がスッゴイの!胸には矢で射抜かれたような傷がいくつも
あって…とにかくゴッツイの!そんでもうメチャクチャ強くて凄いカッコいいの!」
「装備無しってマジか?ありえねぇ…恐ろしい男もいたもんだぜ……」
「ボクが危険な魔物じゃないとわかると、その人は親切に洞窟の出口まで
ホクを連れてってくれて……途中で襲いかかってきた魔物は全て瞬殺されたよ」
「パネェ……」
「ボクはすっかりその人に憧れて…頼み込んで少しの間旅に同行させてもらったんだ。
そしてその強さの秘密を教えてもらい、弟子にしてもらい修行をつけてもらったんだ」
「弟子……?ホイミスライムをか?」
「その人はえ〜と…何とかシンケンとかいう前説…いや、伝説の拳法の使い手で……
一撃で魔物を倒せるのはツボ…だか、ヒコウ…?だったかな?そういう体のキの流れ?
の要所要所が見えて…そこを正確に突くことによって…一撃で倒すことができるんだって」
「もしかしてその男が伝説の勇者じゃね?今いるのニセモノだろ絶対」
「違うよ〜。その人は魔法は使えなかったし。勇者ならライデインを唱えられるじゃん。
なんか同じ人間の宿敵がいるとか…そいつを探して倒すために旅をしていたんだって」
「そんな強い男が探し求める敵……マジで人間なのか?」
「ボク達は三ヶ月ほど一緒に旅をして、その間にボクはヒコウが分かるようになったんだよ!
その人も…いや、ボクはその人を師匠と呼ぶよ!?師匠もすっごく驚いてたよ」
「……俺も驚いてる」
「う〜ん、でもねぇ…ヒコウが見えた所で当時のボクはただの非力なホイミスライムで…
いくら力を込めても会心の一撃どころか…ひのきの棒で殴った方が全然ましだったよ」
「………だろうなぁ…」
「…で、でもでもね。敵を倒すヒコウの他にも体のキの流れを良くする治療のための
ヒコウも教えてもらって…ボクは触手がたくさんあるし…ホイミと組み合わせた指圧が
すごく良く効いてね。師匠にマッサージ師としてどこでも食っていけるって褒められたよ!」
「あ〜それでお前の指圧(触手圧?)はあんなに上手いのか。人間のプロ以上だもんな」
「……まあそれでホイミスライム初の武闘家になる夢は諦めたんだけど、ボク師匠に
出会って人間に憧れて…師匠と別れた後も人間になる方法を探して旅を続けたんだ」
「そこで俺に出会ったって訳だ。しかしお前にそんな過去が会ったとはなあ……。
なるほど、それで非力なお前に毒針はぴったりの武器だったって訳か」
「でもたくさん敵がいたら攻撃貰っちゃうし…、ボク守りは弱々だから……」
「それで人間になったら武闘家になりたいって言い出したのか……」
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 19:09:28.24 ID:2I3yQtZgP
「なれるかなあ…?」
「なんせ一日3時間しか人間になれないからなあ……。
普通の人間だって長い時間修行を積んで強くなるんだし」
「そーだよねぇ……」
「まあ、そんなにがっかりすんなって。その内いい方法が見つかるさ!」
「エヘ…ありがとう○○さん!そうだよね!きっとなれるよね!」
「……ところでホイミン。その…ヒコウってのは…メタルスライムにもあるのか……?」
「……もちろんあるよ…ボクにはちゃんとそれが見えるよ…。でもね○○さん……。
ボクは同じスライム族を倒して強くなるくらいだったら……弱いままでかまわないさ!」
(…………ホイミン△)
※ホイミンはすばやさが高いので相手の動きが良く見えます。見えるだけ。
ポートセルミの宿屋の食堂にて。
「今日は早く飯食って休もう。この町名物の海鮮鍋だぞ」
「お鍋に色々入ってるね!お魚に貝にお野菜に……ネコ!」
「はあ〜猫だあ……?」
「あっちのテーブルに置いてあるお鍋にネコが入ってるよ!」
「ほんとだ…土鍋の中に猫が入って眠ってる…なんだありゃ?」
「はははっ…お客さん、あれはポートセルミ名物『ねこ鍋』ですよ」
「『ねこ鍋』?なんだそりゃ……」
「ネコをグツグツ煮て食べるの?」
「ははっ…!猫は食べませんよ。ここは港町で船がたくさん来ます。
猫は船の倉庫に積んだ食料を荒らすネズミを捕ってくれるので、
船の守り神として船乗り達からとても大事にされてるんですよ」
「へぇ〜」
「だからこの町でも猫を飼ってる家はたくさんあります。
みんな猫が大好きでしてね。ある日、ある道具屋の親父が
倉庫にある土鍋をいくつか洗って外に干しておいたところ、
たくさんの猫がそこに入って丸くなって昼寝をはじめまして…
その姿がとてもかわいらしいってんで評判になりましてね。
以来この町で飼われてる猫の寝床は土鍋になったんです」
「なるほど、それで『ねこ鍋』か。はは!たしかに可愛いな!」
「………………」
・
・
・
「ホイミン……お前の方がずっとずっと可愛いからさ……。
いい加減そっから出てこい。猫が困ってんじゃねーか……」
※新名物、ホイミスライム鍋はいかがですか?
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 19:15:54.76 ID:2I3yQtZgP
あと1エピソードでおわり。一時間後。
できればそのあとスレタイ通りの話題がしたい。
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 19:45:40.33 ID:bRH/DI7g0 BE:1075253928-2BP(0)
ほ
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 20:18:58.09 ID:2I3yQtZgP
この物語は人間と魔物との異種婚姻譚、すなわちラブストーリーです。
サラボナから北、山奥の村にて。
「ねぇねぇ…○○さん、このむらにはどんなようがあるの?」
「んー?この地方一帯は昔から養蚕が盛んでな、絹織物が名産品なんだ。
この村に住む職人達は特に染織や縫製の技術が高くて、世界中の貴族や
金持ちから注文がきてるんたぜ。とにかく絹の服つったらココが一番なんだ」
「○○さん、きぬのパジャマでもかいにきたの?」
「ち、違う違う!…えっとな…お、前の服を作りに来たんだよ……」
「ボクの?」
「そうだ…とにかく予約で一杯だから出来上がるまで2年はかかるらしい。
今のうちに注文しとかないと間に合わないからな……」
「なににまにあわないの?」
「あー…今は気にしなくていいから!とにかく出来上がってのお楽しみだ!
宿で荷物置いてひと休みしたら人間になって店に行くぞ。連絡はしてある」
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 20:20:32.61 ID:2I3yQtZgP
「なんでにんげんになるの?」
「そりゃサイズを測ったり…デザインを決めたり……色々あるさ」
「なんだかすごいね。おかねがたくさんいるんじゃないの?」
「一生に一度の大事な日の晴れ着だぞ?いくらかかっても構わねーよ」
「『はれぎ』ってなあに?よくわかんないけどうれしいな!○○さんありがとう!」
・
・
・
それから数時間後。
「ちょっと時間がかかっちまったな…。途中でホイミスライムに戻っちまったけど、
ちゃんと採寸は出来たし、金は払ったし、出来上がったらキメラ急便で俺の家に
届けてくれるように頼んどいたからもう安心だ。暗くならないうちに宿に戻るぞ!」
「おまけに『きぬのエプロン』もらっちゃったね!ボクここれきておりょうりしたい!」
(エプロン……ホイミン…人間…女…裸………ゴクリ……)
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 20:22:07.43 ID:2I3yQtZgP
「…ん?ねぇねぇ○○さん!あそこみて!あそこのぼちにいるの…あれって…」
「あん…?……!ありゃ勇者が連れてた『くさったしたい』じゃねーか!
なんでこんな山奥の村に…。つーことは勇者達が来てんのか?この村に?」
「あのみどりいろのふくはたしかにゆうしゃさまのなかまのしたいだね」
「なんか…やたらと慣れた様子で墓場にキャンプ張ってるな……。
あいつ、もしかしていつも町に来たらああして一人で泊まってんのか?墓場に…」
「やっぱり…いくらゆうしゃさまのなかまでも…したいはやどにとまれないよね…」
(なんだか切なくなってきたぜ…あいつ、生きてた頃はどんな奴だったんだろうな…)
・
・
・
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 20:23:47.92 ID:2I3yQtZgP
宿にて。
「今日は疲れたなホイミン。この村は良質な温泉でも有名なんだぞ。
ゆっくり風呂に浸かって…今夜は何か美味いものでも食いに行こうぜ」
「わーい!わーい!おんせんだあ!またおんせんにはいれてうれしいな!」
(あ〜あ…せっかく奮発して露天風呂付きの付きの部屋にしたのにな……
今日はもう3時間全部使い切っちまったんだけっな…はぁ…明日こそは……)
「ねぇねぇ…ボクさっきろうかでだれかがおはなししてるのきいちゃった!
あのね!なんとゆうしゃさまたちもこのやどにとまってるんだって!!」
「ま、マジかよ…。あ〜もう、温泉に来てまでアイツらの顔見んの嫌だな……」
「そんなこといわないで!ボクたちゆうしゃさまをかげからおたすけしなくちゃ…
いまちかのさかばにいるらしいからはやく『ていさつ』にいこうよ○○さん!!」
「…まだ夕方なのにもう飲んでんのかよ…あいつら魔王倒す気ほんとあんのか?」
・
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130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 20:24:43.84 ID:2I3yQtZgP
地下の酒場にて。
「コソッ…○○さん。ゆうしゃさまたちいたね……」
「シーッ…お前は俺のマントの中から絶対に出てくんなよ?」
「コソコソ…ゆうゃさまたち…もうぐでんぐでんだね……」
「ボソボソ…ツレの死体を一人墓地に放っておいてよぉ…いい気なもんだぜ」
「ヒソヒソ…ねぇ…ゆうしゃさまたちのそうび…あれ、このあいだの……」
「………ああ、俺達がこの間こっそり渡した防具だな……」
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 20:26:03.78 ID:2I3yQtZgP
「よかったね〜。ゆうしゃさまたち、きにいってくれてくださったんだね〜」
「………つーかよ…なんだ勇者のあの格好…ナメてんのか?あん?
パジャマ着て酒飲んでんじゃねーよ!!ふざけんな!ニートかてめーは!?」
「しっ…こえがおおきいよう…。あれは『せんしのパジャマ』だよう………」
「出腹商人はなんだ!腰巻一つで!風呂上りの親父そのままじゃねーか!」
「しずかにぃ……『かわのこしまき』を入れたのも○○さんだよう……」
「一番むかつくのはあのジジィだぜ!何考えて『かめのこうら』なんか着てんだ!
死にかけのくせに武術の修行でもしてんのか!?てめーはどこの仙人だ!!」
「あれも○○さんが……っていうかぎゃくにどうしてそんなのいれたの……?」
「あん?最近腰痛が悪化して湯治に来ただと…?そんなの着てりゃ当たり前だ!」
「………○○さん、もうへやにもどろうよぅ……」
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 20:27:03.76 ID:2I3yQtZgP
次の朝、宿の部屋にて。
「なあホイミン…今日はおもしろい場所につれてってやるぞ」
「おもしろいばしょ…?どこどこ?どこにいくの?」
「それは着いてのお楽しみだ。さ、早く朝飯食いに行こうぜ」
・
・
・
一時間後、村から出てすぐの川の船着場にて。
「うわぁ……ふねだふねだ…!ボクふねにのるのはじめて!」
「ははっ…これは小舟だ。海を航海する船はもっともっとでかいんだぞ!」
「ひゃあ……すごい!ボクもいつか乗ってみたいなあ……」
「近い内、海を渡って別の大陸に行こうな!船旅は面白いぞ、ホイミン!」
「わーい!うれしいなあ!ボク○○さんとたびができてとってもしあわせだよ!」
(ホイミン…………)
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 20:28:57.34 ID:2I3yQtZgP
それから二時間後。川の上流にある滝の洞窟にて。
「………………うわああああああ……!す、すごおーーーい……!!」
「ここはこの大陸一美しい滝だ。ホイミスライムのお前には特別だろう?」
「ボク、こんなきれいなけしき、いままでみたことないよ!」
「そうか…喜んでくれて嬉しいぜ」
「すっごく…すっごくうれしいよ!○○さんだいすき!ほんとうにありがとう!
ね!みずあそびしてもいい?みずがすきとおっていてとってもきれいだよ!」
「ああ…もちろんだ。ダメだなんてホイミスライムに言える訳ねーだろ?」
「わーい!わーい!きゃっきゃっ…!きっもちいい〜!たのしいなあ〜!!」
・
・
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134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 21:04:34.64 ID:2I3yQtZgP
さらに一時間後。
「あ〜たのしかったあ…!○○さん、そろそろおぺんとうをたべようよ!」
「……その前に…ホイミン、悪いがちょっと人間になってくれないか?」
「ん?いいけど、にんげんのふく、もってきた?はだかじゃだめだよね?」
「服は一応持ってきたけど…ここは今他に誰もいねーから裸のままでいいよ」
「そう?じゃあにんげんになるよ。う〜ん…しゅうちゅう、しゅうちゅう……!」
「……………」
「…………これでいい?○○さん。人間になって何するの?交尾のれんし…」
「いや違うから!!そんなんじゃねーから!やっぱお前服着ろ服!!ほれ!」
「裸でいいって言ったり…服を着ろって言ったり…ヘンな○○さん!」
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 21:05:30.73 ID:2I3yQtZgP
「あ〜もう……。よし、服着たな?ゴホン…。ホイミン、ちょっとこっち来い……」
「は〜い」
「よ、よし……。次、手!手出せ、手!左手だ!違う!そっちは右手!」
「右とか左とか…人間の体はややこしいなあ……」
「お前ちょっと黙ってろ………よし……ぴったりだな……」
「……?……○○さん、これ指輪だよね?人間が装備するやつだよね?」
「装備って言うな、装備って!これはな…『水のリング』だ………」
「………『水のリング』?」
「……人間の世界に伝わる伝説でな。その昔、天空にあるという城に住む
天空人の女がこの人間の住む地上に落ちてきた。落ちたショックで自分が
天空人だと言う事を忘れた女は自分を助けてくれた人間の男に恋をした。
やがて二人は結ばれたが、女はようやく自分が何者であるかを思い出した。
女は自分が人間でないことを男に告げた。しかし男は女に結婚を申し込んだ。
少しして女の存在を知った天空人が迎えに来たが、女は天には帰らなかった。
女は天空人でありながら人間として地上で夫と一生暮らしていくことにしたんだ」
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 21:07:17.73 ID:2I3yQtZgP
「お家に帰らなかったなんて、よっぽとその男の人が好きだったんだね!」
「その時、人間の男が天空人の女にプロポーズした時送った指輪……、
それがこの『水のリング』と伝えられている。これはそれを模して作ったものだ」
「『ぷろぽーず…?』プロポーズってなあに?」
「ホイミン、お前は俺に出会う前から人間になりたがっていたが、
別に男でも良かっただろう?強くなるにはその方が良かっただろうに、
俺の事が好きな一心でわざわざ人間の女になった。そうだろう?」
「うん…だって人間には男と女がいて…、○○さんは男だから……、
ボクが女にならないとタマゴ……いや、赤ちゃんを産めないからね」
「……ホイミン。魔王が倒されて…お前が完全な人間になれたら…
その時が来たら…俺と結婚してくれ!俺の嫁さんになってくれ……!!」
「○○さん………」
「これは……人間の男が人間でない女に結婚の誓いをした時に送った指輪だ。
俺はホイミンに…水辺の魔物でもあるお前に贈る指輪に一番ふさわしいと思った」
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 21:08:55.16 ID:2I3yQtZgP
「ありがとう○○さん……ボク人間の女の子になれて本当によかった……」
「ホイミン……受け取ってくれるな?」
「ぐすっ…!こ、こちらこそ…ボクを…○○さんのお嫁さんにしてください…!」
「ホイミン……愛してる」
「ボクも………あ、愛してます……」
「…………ホイミン……。あっ、そうだ…誤解の無いように言っとくがな、
もし…もしだぞ?もし勇者が魔王を倒せなくてお前がずっと今のままでも…
俺は絶対お前を嫁にするからな!一日3時間しか人間の姿になれなくても…
そのせいで子供ができなくても…俺はお前がいい!お前じゃなきゃダメだ!」
「………○○さん…ありがとう…(その時は人間は滅ぼされてると思うけど…)」
【ホイミンは『こんやくゆびわ』をてにいれた!】
※おめでとうホイミン。
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 21:10:42.32 ID:2I3yQtZgP
お付き合いどうもありがとうございました。
みなさんもそうでしょうが5の結婚イベントは私もホント好きで。
特にビアンカと行った滝の洞窟の美しさが今でも心に残ってて、
ぜひともホイミンにはここでプロポーズを受けて貰いたいと思いました。
ビアンカが貰ったのが水の指輪だったのも良かったです。
ホイミスライムは水辺の魔物ですからね。
おまけにビアンカは天空人で人間と結ばれるところがホイミンに重なりました。
というわけで私はやっぱりホイミンがいいですね。
スレ立て代理ありがとうございました。
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
くっそつまんねえな気えろ