1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :
2011/02/14(月) 03:09:59.74 ID:9tN1JHoSO 梓「ふう…」 私、中野梓は悩んでいた。 原因は、目の前の紙、というかそれに書かなきゃならない内容である。 梓「…改めて考えてみると、歌詞書くのって難しいなぁ」 つまりは、そういうことである。 一人一つ歌詞を書いてくること。律先輩が、そんなことを言い出したため、私は頭を悩ませている。
ごきにゃんデロデロ
もう寝るから 乙
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 03:11:35.37 ID:d0lpcHc+O
(^ω^)prpr
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 03:11:39.90 ID:sY6VsxkL0
([[[[[)<
期待
7 :
棄車保帥 ◆jGok8klrco :2011/02/14(月) 03:13:00.27 ID:kSVcAMNL0
唯「ゆいおりこう!あずなんわるいこ。しーね!し−ね!」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 03:13:01.87 ID:l0mJGtqG0
人の歌詞パクるなよあずにゃんwwww
9 :
マジレス1IX91w ◆MAJI1IX91w :2011/02/14(月) 03:13:48.67 ID:9sVxtbJmP
ミクってたしか僕っこだったよな
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 03:14:57.65 ID:9tN1JHoSO
いろいろ考えてはみるものの、いまいちピンとくるものがない。 いい文章が思い浮かんでも、それは既存の歌詞の模倣だったり、見返してみると思わずグシャッ、とやりたくなるような歌詞だったりする。 梓「…そういや私、作文とかも苦手だったなぁ…」 自分の語彙力の無さがもどかしい。 今更ながら、澪先輩やムギ先輩はすごいなぁと感心する。
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 03:15:09.90 ID:6RSP6gwcO
梓「琴吹不人気過ぎワロタwwwwっと」ッターン!
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 03:15:14.15 ID:ZXZJOflHO
梓ペロ
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 03:20:36.22 ID:9tN1JHoSO
梓「いいや、今日はもう寝よう…」 親に見られたらそれはもう恥ずかしいので、しっかりと後片付けをして、寝床につく。 梓「どんなに寒くても、僕は幸せ…」 そのワンフレーズから、先に進まない。 ここだけは、ふっと頭に降りてきた。 梓「寒いのは嫌いなんだけどなぁ…」 書き直そうかとも思ったが、なんとなくこの歌い出しは使おうと思った。 ほんのちょっとでも、せっかく自分で考えたものなんだしね。
14 :
棄車保帥 ◆jGok8klrco :2011/02/14(月) 03:21:11.17 ID:kSVcAMNL0
唯「あずなん、パクったわるいこ!しーねしーね」
梓「私のターン!ドロー!」シャッ 梓「憂と魔法カード殺意の波動をいけにえにささげ、憂選手を召喚!」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 03:21:44.33 ID:5LkqqJHC0
期待してる
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 03:25:18.56 ID:9tN1JHoSO
純「歌詞?」 梓「うん、なかなか思いつかなくて…」 とうとう純に相談するところまで来てしまうとは… 最初は憂に相談しようかと思ったが、少なからず音楽に触れているぶん、純のほうがいいアイデアをくれる気がしたのだ。 純「歌詞かぁ、そんなの簡単じゃない」 ほう?なにか考えがあるのだろうか。
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 03:29:36.31 ID:9tN1JHoSO
純「もう直感で思いついたことを書く、これに限るね」 梓「…」 やはり純は純だったか。 それができるなら最初から苦労はしていない。 梓「そんな簡単に言わないでよ…」 純「そうは言ってもねえ、歌詞ってそういうもんじゃない?」 果たしてそういうものなんだろうか。世の中のいろんな曲を聞いていても、その歌詞がとても思いつきでできたものとはとても思えない。
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 03:34:48.21 ID:9tN1JHoSO
梓「まあいいや、ありがと純」 とりあえず最低限話を聞いてくれた礼だけしておく。 すると、 純「よし!じゃあ今日一緒に考えよう!」 …マジですか。 純には悪いが、ぶっちゃけ何も進展する気がしない。それどころか、邪魔してくる気すらする。 梓「いや、別にそこまでしてもらわなくても…」 純「えー…つれないなぁ、もう…」 まあ、また詰まったら話でも聞いてもらおう。
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 03:41:11.17 ID:9tN1JHoSO
その日の晩。 今日も私は机に向かって、歌詞を考えていた。 梓「直感ねぇ…まあ、これもある意味直感だけども」 今はまだ暑さも残る9月である。 それなのに、私の頭に降ってきたフレーズは、明らかに冬の歌詞だった。 梓「幸せ、か…」 この文を思いついたとき、私は何を考えていたのだろうか。 あの時の自分に聞いてみたい。 梓「あの時はたしか…唯先輩と一緒に帰ってたんだっけな」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 03:47:29.14 ID:9tN1JHoSO
唯先輩は、もうすでにいくつか出来上がっているらしい。 …まあ、憂の力によるものが大きいだろうけど。 憂に相談するのを止めた理由も、唯先輩がきっと憂に協力を求めるであろうことを予測したからだ。 私のぶんまで憂に負担させては申し訳ない。 梓「あの時、私は先に校門のとこで待ってたんだっけ…」 だんだんとあの日の記憶が戻ってくる。
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 03:53:36.17 ID:9tN1JHoSO
あの日、私はいつものように部室に向かったのだが、そこには唯先輩しかいなかった。 唯「あれ?あずにゃんどったの?」 梓「唯先輩こんにちは…他の先輩がたは?」 唯「何言ってるの、今日は部活休みだって昨日言ってたじゃん」 そうだった。 そういえばそんなことを言ってた気が… 梓「あちゃあ…すっかり忘れてました」 唯「あずにゃんはドジっこだね!」 と満面の笑みで言いながら抱きついてくる唯先輩。 梓「ちょ、いきなりやめてください!それより、そしたら唯先輩はなんでここに?」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 03:59:13.15 ID:9tN1JHoSO
唯「私は昨日部室に忘れ物しちゃって。あ、あずにゃん今日は用事ある?」 梓「いや、特にありませんが…」 唯「じゃあ一緒に帰ろうよ!」 まあ予想はしていたが。でも、用事がないのは事実だし、私は断る理由もなく、一緒に帰ることにした。 梓「それじゃ行きましょうか」 唯「あ、私さわちゃんに用事あるから、校門のとこで待っててくれないかな?」 先に言いなさい。 梓「わかりました。じゃ先行ってますね」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 04:06:44.86 ID:caZxdzkiO
うん、見てるよ
25 :
棄車保帥 ◆jGok8klrco :2011/02/14(月) 04:07:46.70 ID:kSVcAMNL0
うん
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 04:08:08.64 ID:9tN1JHoSO
唯「絶対だよ?絶対先帰っちゃダメだよ!?」 梓「はいはい…ちゃんと待ってますよ」 そんなことしてもしょうがないでしょうに…いや、でもそれはそれで困ってる唯先輩を見られて面白いかも… やらないけどね。 そんなことがあり、校門でしばらく待っていると、唯先輩が走ってきた。 唯「おまたせー!!」 お、おお。走る走る。 しかもめっちゃ叫んでる。 そんな大声出しながら走ってくるもんだから、私のところにつくころには、すっかり息も切れ、へたり込んでしまった。
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 04:13:28.04 ID:9tN1JHoSO
唯「はあ、はあ…ごめんね、待たせちゃって」 梓「そんなわざわざ走ってこなくても大丈夫なのに…ほら、水飲みます?」 そんなに私が先に帰るとでも思ったのだろうか。 まったく、私が先輩にそんな失礼なことするわけないじゃないですか。 …ちょっと考えたけど。 唯「ありがと………ん、もう大丈夫だよ」 唯先輩は立ち上がり、よくわからないポーズをとる。 …元気アピールだろうか? 唯「行こっか、あずにゃん」 梓「はい」 まったく、可愛い人なんだから。
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 04:21:19.90 ID:9tN1JHoSO
梓「…」 そういえばそんな感じだったな。 そのあとおしゃべりしながら帰って、途中抱きついてくる唯先輩に怒って… いつも通りの、変わらない日常だ。 梓「特に変わったことなんてないんだけどなぁ…」 あの歌詞が浮かんだ理由を考えてみるものの、なかなか思いつかない。 梓「強いて言えば、唯先輩、か…」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 04:29:06.56 ID:9tN1JHoSO
唯先輩。 新歓ライブで初めて出会い、入部してからというもの私にしょっちゅう抱きついてくる、困った人だ。 最初は戸惑い、迷惑に感じるときもあったが、今は、それほどでもない。 むしろそのスキンシップを、喜んでる部分すらあるかもしれない。 あまり人付き合いの上手なほうではない私にとって、あそこまで絡んでくる人というのは珍しいものだった。 それ故に最初はどう接していいかわからなかったが、今では私にとって、彼女はなくてはならない人になっている。
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 04:35:53.74 ID:9tN1JHoSO
梓「…そうか」 なんとなくピンときた。 私は、唯先輩に温もりを感じているのかもしれない。 あの人と触れ合うことに。 一人じゃ寒くても、唯先輩がいれば暖かさを感じることができる。 だから、冬の歌詞、か… 梓「我ながら単純だな…」 でも、なんとなくヒントを見つけた気がする。 私はもうワンフレーズだけノートに書き込み、その日は寝ることにした。
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 04:37:16.41 ID:9tN1JHoSO
どんなに寒くても 僕は幸せ 白い吐息弾ませて 駆けてくきみを見てると
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 04:44:55.39 ID:9tN1JHoSO
次の日。 純「ねぇ、梓梓」 純が妙にニコニコしながら話しかけてきた。 …なんかいやな予感が… 純「歌詞作りのことなんだけど、やっぱり私も手伝いたいなぁ」 …やっぱり。 梓「大丈夫だよ、一人でできるって」 純「私が手伝いたいの!他人の意見聞いたほうが、いいアイデアは出てくるもんよ」 こうなったら、純はてこでも動かないだろう。 割と頑固なところあるからなぁ… 梓「もう、わかったわかった!じゃ、うちでいいよね?」 純「了解!」 結局、純の押しに負けて、歌詞作りを手伝ってもらうことになった。
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 04:54:09.09 ID:9tN1JHoSO
そして放課後、うちに来た純に僅かながら出来た歌詞を見せてみた。 純「…本当にちょっとだねぇ」 …うるさいな。 純「でもさ、なんで一人称が僕なの?梓僕っ子じゃなかったでしょ」 梓「僕っ子ってなんなのよ…それはね、うん、恋する男の子の視点で書こうと思ったから、かな」 なんかよくわからない言い訳をしてしまったきがする。 まあ、間違ってはいないのだが、実際は恋とはまた違う何かなんだけど…私には上手く表現できなかった。 ああ、ホント自分の語彙力の無さが憎い!
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 04:59:09.24 ID:9tN1JHoSO
純「ふーん…」 純はなにやらニヤニヤしている。 どうせろくでもないことを考えているのだろう。 純「まあ、そういう方向で作るとして…ここがAメロだとしたら、次はBメロかな」 おや。 どうやらちゃんと歌詞作りを手伝ってくれる気はあるらしい。 それなら存分に力を借りようじゃないか。 梓「そうだね…どんな歌詞がいいかなぁ」 とは言っても、すぐに思い浮かぶわけではない。 そんな簡単ではないのだ。
あずにゃん…先輩から盗作はアカンでえ…
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 05:07:11.09 ID:9tN1JHoSO
純「んー…そだ、梓の中ではさ、この男の子の恋の相手はどんな人なの?」 梓「どんな人…?」 純「そうそう、その女の人の特徴とかさ」 ふむ。 唯先輩の特徴か…なんだかありすぎて逆にまとめられないような… ただ、今そういう具体的なことを話すのは、さすがに恥ずかしい。 梓「んー…そこまで考えてなかったな」 よって、とりあえずごまかすことにした。
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 05:20:39.44 ID:9tN1JHoSO
純「なんだよー…でもそういう感じ良くない?ほら、あなたの長いまつげもその華奢で大きな手も〜♪みたいな」 なんかいきなり歌い出したが、確かにその発想は悪くないかもしれない。 唯先輩の特徴…そういえば、いつも前髪はピンで留めてるな。 そういうことでいいのかな? 梓「なるほどね、なんか書ける気がするかも」 純「でしょ!さすが私!」 …せっかくお礼を言おうとしたのに、なんか言う気がなくなってしまった。
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 05:27:10.50 ID:9tN1JHoSO
その日はそのあたりで解散になり、私はまた一人机に向かっていた。 梓「しかし…いつの間にか唯先輩のことを歌詞にすることになってたな」 これって出来たらみんなの前で披露するんだよな…なんか完成してもいないのに、今から恥ずかしくなってきた。 あの時私は恋する男の子視点と言ったが、別に唯先輩に恋してるわけじゃないからなぁ…ただ、特別な親愛の情はあるかもしれないけども。 まあ、つまりは私が男の子だとして、唯先輩に恋してると仮定して作ればいいわけだ。 あくまで仮定、仮定だけどね。
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 05:32:56.01 ID:9tN1JHoSO
梓「…ん、とりあえずいろいろ書いてみよう」 とりあえず手を動かさなきゃ始まらない。 私の思いつく限りで男の子になりきって、唯先輩に恋をしてみよう。 梓「…恥ずっ」 そう思ってみると、なんだか意識してしまって恥ずかしい。 しかし、これも歌詞作りのためと割り切り、私は頭と手を動かした。 …ラブソング書ける人って、こんな思いをしてるのかな。
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 05:34:24.44 ID:9tN1JHoSO
切り揃えた髪が とても似合ってる でも前髪を下ろした きみの姿も見てみたい
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 05:47:04.16 ID:9tN1JHoSO
次の日の晩、今日も歌詞を考えていると、急に律先輩から連絡があった。 梓「もしもし…どうしたんですか?」 律「梓か!唯が、唯が風邪引いたらしい!」 …はあああああああ!? あれほどライブ前だから体調管理は気をつけようってみんなで言ってたのに!! 去年から何も反省してないじゃないですか! とりあえず具合を見に行くと言うことなので、みんな集まり、平沢家に向かった。 すると、 澪「え?風邪引いたのは憂ちゃん?」 とのことでした。 まあ、それもそれで問題だけど…
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 05:55:05.45 ID:9tN1JHoSO
とりあえずその場は唯先輩にまかせ、各自解散となった。 憂…まさか唯先輩の歌詞作り手伝いすぎて体壊したんじゃ… 家について、再び歌詞を考えようとしたが、どうにも力が入らない。 …平沢家の二人が気になってしょうがない。 憂は大丈夫なのだろうか…というかそもそも唯先輩は看病なんてできるのだろうか…? 梓「大丈夫…だよね?」
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 05:55:08.21 ID:U/HKC5vi0
まあ、澪って律のこと大好きだよね 映画ではきっと、澪が歌う「冬の日」が聴けるはず
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 06:04:31.51 ID:9tN1JHoSO
結局歌詞作りは諦め、寝ることにした。 寝る前に唯先輩に、ちゃんと看病できてるか確認のメールを送ったが、一応大丈夫らしい。 しかし、あの姉妹は本当に仲がいい、と常々思う。 まさしく、あの二人は二人で一つ、とかそういうものなんだろう。 ああいった姉妹がいるというのは、一人っ子の私にとってとても羨ましい。 …まあ、唯先輩は憂に頼りすぎな感じもあるけど。 そんなことを考えていたら、いつのまにか私は眠っていた。
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 06:08:37.85 ID:9tN1JHoSO
私も寝ます
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 06:12:20.53 ID:7lV550trO
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 06:28:51.78 ID:KEsyS0bv0
保守
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 07:26:04.26 ID:+bUBpRYYO
寝過ぎじゃね!?
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 07:32:08.34 ID:AtOnM7H10
仮眠としてはもう十分すぎるほど寝ているな。早く投下汁
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 08:18:41.75 ID:5EKjNPwc0
ほ
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 10:20:10.86 ID:a/XCj9s80
しゅ
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 11:00:51.90 ID:KtZkFI9yO
今日も寒い
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 12:25:11.79 ID:KtZkFI9yO
ほ
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 12:47:25.35 ID:uFiz33jzi
ほし
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 13:22:52.13 ID:KEsyS0bv0
ゆいあずほしゅ!
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 13:29:30.74 ID:nJgQUmqz0
唯梓なの?
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 13:31:53.27 ID:ZG4L0/K40
ふう
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 14:20:20.30 ID:xrsFOv+WO
ほ
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 15:58:35.07 ID:KtZkFI9yO
し
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 15:58:35.87 ID:qHHKCmWeO
ん?
続くのか?
あずにゃん大勝利!
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 17:42:37.98 ID:0EuIjS460
唯梓
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 18:49:12.34 ID:KtZkFI9yO
しゅ
-――――- /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\ .:::::::::::::::/::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::ヽ /:::::::::::::::;':::/:::::::::::::::::j::::::::::::::::::::. ,':::::::: /:::/|:::::::::::::::::::::::|\::::|::::::::::i 、. /|:::::::i::|::⌒|:::{::::::::i:::::::/|⌒i:::|:::::i::::|\ , .ヾ` /::::::|:::::::i::W |:八::::::i:::::/ j/ V|:::::i::::|::::::\ノソ´ iカ/ :::::::|:::::::N,ィうテミハ :::!::/ィうiテト│::::::/\:::::::ヽ /:::::::::/ハ:::::i:::.、V::.ソ ヽレ' V::..ソ :::/V ,ト::::::::::. . /:::::::::/ レ:V^7ゝ , :イ ::| iカ '::::::::::, /:::::::::/サ' {;:::{从 、 , ム ::| fサ i:::::::::, ::::::::::;′!カ、∨ト .\ イ//リ fカ |:::::::::i i::::::::::| `ヾサ;三ミミ> -- i彡ミヾサ`´ │:::::::| |::::::::::i' ,._Ξミミミミミミミ彡/////ii_ |:::::::::| |::::::::::| ;カ≡|ヾヾヾミミミミミミ、//巛iリ≡カi │:::::::| |:::::::: | iサ |l lヾヾシヾミミミミミ|ii//三iリ `サi │:::::| |:;:::::::| ,カ ,カll|l l lヾリリリリリ川川|爪ミミiリllカ、カi |:::::::| |::::::::| ;iサ,サ |l l l リリ川川川川|爪ミミiiリ サi サi |:::::::| |::::::::| iカ ;カ, |l l リリリリ川川川川l爪ミミilリ ,カi カi |:::::::| |::::::::| iサ ;サ, |リ リリ川川川川川l爪ミミiリ ,サi サi |:::::::| |::::::::| iサ ;iカ, | リ彡彡川川川川|爪ミミiリ ,カi :サ、 |::::::| |:::::::| ,i厂 iサ, |彡彡彡彡ノ|川川|爪ミミリ ,サi `ヘ、 |:::::| |::::::|√ ,:カ, |彡彡彡彡ノ川川|ゞミミミリ ,カi `ヾ|::::| ´ ;サ, |彡彡彡彡川川リゞミミリ ,サi ;カ, |彡彡彡彡リリリミミミシ ,カi ,;サ, |彡彡ノリリリリミミミシ ,サi ;メ'´ i彡ノリリリリリゞミミシ `ヘ、 ;メ ヾリリリリノ巛ゞシ `ヘ、 ;メ ``十≡=十´ `ヘ、 ノ ゞ
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 19:22:48.30 ID:aipQ659gO
このAA見るたび思うけど、首の向きが逆だよね
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 19:28:08.57 ID:eoj/g9kmP
逆の方が気持ち悪いからコレでいいのだ
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 19:34:21.06 ID:KEsyS0bv0
ほ しゅ
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 19:51:12.80 ID:ExOFep0yO
欲しい
_,,,,,....,,_ _,,,,,,_ /、 ,. `´,.-_,,.ヽ、___ _,,.-''_,,.-=ヾ | /_,∠_ ゙、 //´./ ヽ/ ゙、、___ 、. ゙、 r'/// i ト、  ゙̄ヾ、 l/ノ ,l i, `ヽ、_ ゙、i //./ / /i i i ゙、、 `ヽ、| // / / / l l ,l i ゙、ヽ、 ゙ ゙i i'/,i'/ , / ,. / / i' ,il |゙、 'i, ゙i,、 ゙ヽ、 l i! ノ´/ i' //i' /' ,i'l i.l |. ゙、 i, i ゙i ゙、. ゙、l !/ / / ,i'/、l/ i./li i l | __,゙、i, ゙ヾ、__、 ゙i ,'./i / /、ヾ`ソ'i、 |. l=i l、‐‐,yi Y r i゙、. | l l l ./ /il  ̄ i'l i l l .!'i, ̄´゙i i i, | iy'lヾ,i !| l,/ ./i |i i! l :゙i l ゙、 .!|、. | l,. ノil | ゙i! | ,'ノ i,、. ノ ゙、i, ! i, il/| | |, | ii' i、 ヽ ヽ l ノ | i i' |i ,i'i i! i./゙、. ‐ -- 、 i'/i| | l l |l //゙、、i'/ |゙、  ̄ /〃| | ! l. i l i i'l l i i'/iヽヽ、 ,,.-'",/./ヽ i, i l゙i, ,i'l i .i/;;; i;゙、゙ヽ ` - ''"// / i |;;;;\i i, l ゙i, ,i'l,,.-'/;;;;;゙i' l〉''y'^ヽ-'"-、_/-< i';r,;;;;;;;;;\! ! i __,,,. -‐'''" /;;r'' ;; l>::::‐‐(_)=-、:::::::i | ,.'";;;;;;;;| |゙'''- .l,,_
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 20:38:52.24 ID:v5GJZL0sO
ほ
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 21:13:58.88 ID:0EuIjS460
おい
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 21:31:08.71 ID:nJgQUmqz0
ほ
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 22:06:46.59 ID:KEsyS0bv0
ほ
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 22:52:44.86 ID:nJgQUmqz0
ほ
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 23:07:01.48 ID:D7rCKX3q0
待ってるぞ
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/14(月) 23:44:36.47 ID:nJgQUmqz0
まだかよ
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 00:09:56.38 ID:SpCTy3yg0
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 00:44:09.90 ID:rMTFL3epO
まだまだ〜!
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 01:08:26.18 ID:DTdo71mf0
h
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 01:45:45.29 ID:7juc1xklO
な
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 02:14:27.11 ID:DTdo71mf0
ほ
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 02:42:08.44 ID:mvjKvBjt0
まだか
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 02:48:11.26 ID:BBVzS3MaO
あ
俺が続き書いてもいい?新進気鋭の書き手なんだけど
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 03:03:55.49 ID:nyrADz4Y0
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 06:10:13.32 ID:DTdo71mf0
保守
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 08:57:09.38 ID:np/YMW7J0
唯梓・・・ラブラブ唯梓を・・・
こなそうだが一応
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 11:49:50.49 ID:JFfuu5NeO
まだまだ
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 12:47:31.39 ID:rMTFL3epO
もう駄目かね
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 13:35:53.95 ID:4CgqD/TG0
おい
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 15:16:42.16 ID:rMTFL3epO
すごく良かったのに 未完で終わるとかもったいないなぁ…
ぐぬぬ
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 17:12:21.95 ID:vUIDA5OA0
保
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 17:20:58.57 ID:P9YQ2M4z0
まだかよ。ったく 保守
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 17:51:04.12 ID:vUIDA5OA0
____ , ' ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:.:.ー- 、 /:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\ /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:ヽ:.:.:.:ヽ /:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ __/:.:.:.:.:.:./:.:.:.:./:.:.:!:.:.:.:!.:.:.:.:.:.:.:.|ヽ:.:.:.:.',:.:.:.:.:', /:::::i:.:.:.:.:.:.:,:.:.:.:.:,:.:.:.:ハ.::.:.|.:.:.:.:.:.:.: i ',:.:.:.!:.:.:..:..', . /::::::::::|:.:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.!:.:.:/ ',:.:.!ヽ.:.:.:.:./―-!:.:.:!:.:.:..:.:ハ /:::::::::::::!:.:.:.:.:.!:|:.:.:.:.|:.:/,.斗ヘ:! ',:.:.:.,′ ',:..|:.:.:..:.:.:.i /::::::::::::八.:.:.:.:.!ハ:.:.:.:!イ ! i:.:/ ,. x=xV!.:.:..:.:.:..| . !:::::::::::/ \:.:.:|.:.:、:.:| x==x |/ ん价}リ.:.:..:.:.ハ} 保守してやるからさっさと書くです。 . |::::::::ム--、__,>:|.:.:.:ヽ!〃 ん:ハ v少 ,:.:.:.:.:.∧ !::::/::::::::::::::::八|:.:.:.:.:.| ヽ vとツ 、、 i:.:.:.:./::::::, |:/:::::::::::::::::::::::::!:.:.:.:.:|r‐-、 、、 ' ,.:.:.!/:::::::::ヘ . /::::::::::::::::::::::::::::{!:.:.:.〈` ヽ〉 ,ハ.:./:::::::::::::∧ /::::::::::::::::::::::::::::: 八ゝ┴ 、 \ ° , イ:.:.:./::::::::::::::::::人 . /:::::::::::::::: ̄ ̄ ̄¨ヽ::::::::::::::\ }` , -く|:::::!:.:./:::::,.:::-――‐ヽ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::∨ ,X. /::斗レ':::´:::::::::::::::::::::::::::ヽ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::C::| /-┴‐':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::, :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ \::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::( / / /,、 〉::::::::C::::::::C:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 18:43:49.23 ID:yCY4jkOI0
_,,,,,....,,_ _,,,,,,_ /、 ,. `´,.-_,,.ヽ、___ _,,.-''_,,.-=ヾ | /_,∠_ ゙、 //´./ ヽ/ ゙、、___ 、. ゙、 r'/// i ト、  ゙̄ヾ、 l/ノ ,l i, `ヽ、_ ゙、i //./ / /i i i ゙、、 `ヽ、| // / / / l l ,l i ゙、ヽ、 ゙ ゙i i'/,i'/ , / ,. / / i' ,il |゙、 'i, ゙i,、 ゙ヽ、 l i! ノ´/ i' //i' /' ,i'l i.l |. ゙、 i, i ゙i ゙、. ゙、l !/ / / ,i'/、l/ i./li i l | __,゙、i, ゙ヾ、__、 ゙i ,'./i / /、ヾ`ソ'i、 |. l=i l、‐‐,yi Y r i゙、. | l l l ./ /il  ̄ i'l i l l .!'i, ̄´゙i i i, | iy'lヾ,i !| l,/ ./i |i i! l :゙i l ゙、 .!|、. | l,. ノil | ゙i! | ,'ノ i,、. ノ ゙、i, ! i, il/| | |, | ii' i、 ヽ ヽ l ノ | i i' |i ,i'i i! i./゙、. ‐ -- 、 i'/i| | l l |l //゙、、i'/ |゙、  ̄ /〃| | ! l. i l i i'l l i i'/iヽヽ、 ,,.-'",/./ヽ i, i l゙i, ,i'l i .i/;;; i;゙、゙ヽ ` - ''"// / i |;;;;\i i, l ゙i, ,i'l,,.-'/;;;;;゙i' l〉''y'^ヽ-'"-、_/-< i';r,;;;;;;;;;\! ! i __,,,. -‐'''" /;;r'' ;; l>::::‐‐(_)=-、:::::::i | ,.'";;;;;;;;| |゙'''- .l,,_
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 18:44:20.79 ID:DTdo71mf0
保守
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 19:20:42.92 ID:vUIDA5OA0
保樹
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 20:21:41.26 ID:JFfuu5NeO
あ
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 20:58:26.65 ID:DTdo71mf0
ず
_,,,,,....,,_ _,,,,,,_ /、 ,. `´,.-_,,.ヽ、___ _,,.-''_,,.-=ヾ | /_,∠_ ゙、 //´./ ヽ/ ゙、、___ 、. ゙、 r'/// i ト、  ゙̄ヾ、 l/ノ ,l i, `ヽ、_ ゙、i //./ / /i i i ゙、、 `ヽ、| // / / / l l ,l i ゙、ヽ、 ゙ ゙i i'/,i'/ , / ,. / / i' ,il |゙、 'i, ゙i,、 ゙ヽ、 l i! ノ´/ i' //i' /' ,i'l i.l |. ゙、 i, i ゙i ゙、. ゙、l !/ / / ,i'/、l/ i./li i l | __,゙、i, ゙ヾ、__、 ゙i ,'./i / /、ヾ`ソ'i、 |. l=i l、‐‐,yi Y r i゙、. | に l l l ./ /il  ̄ i'l i l l .!'i, ̄´゙i i i, | iy'lヾ,i !| l,/ ./i |i i! l :゙i l ゙、 .!|、. | l,. ノil | ゙i! | ,'ノ i,、. ノ ゙、i, ! i, il/| | |, | ii' i、 ヽ ヽ l ノ | i i' |i ,i'i i! i./゙、. ‐ -- 、 i'/i| | l l |l //゙、、i'/ |゙、  ̄ /〃| | ! l. i l i i'l l i i'/iヽヽ、 ,,.-'",/./ヽ i, i l゙i, ,i'l i .i/;;; i;゙、゙ヽ ` - ''"// / i |;;;;\i i, l ゙i, ,i'l,,.-'/;;;;;゙i' l〉''y'^ヽ-'"-、_/-< i';r,;;;;;;;;;\! ! i __,,,. -‐'''" /;;r'' ;; l>::::‐‐(_)=-、:::::::i | ,.'";;;;;;;;| |゙'''- .l,,_
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 21:47:03.48 ID:SpCTy3yg0
ゃ
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 21:48:40.48 ID:RsCf1qLR0
ん
_,,,,,....,,_ _,,,,,,_ /、 ,. `´,.-_,,.ヽ、___ _,,.-''_,,.-=ヾ | /_,∠_ ゙、 //´./ ヽ/ ゙、、___ 、. ゙、 r'/// i ト、  ゙̄ヾ、 l/ノ ,l i, `ヽ、_ ゙、i //./ / /i i i ゙、、 `ヽ、| // / / / l l ,l i ゙、ヽ、 ゙ ゙i i'/,i'/ , / ,. / / i' ,il |゙、 'i, ゙i,、 ゙ヽ、 l i! ノ´/ i' //i' /' ,i'l i.l |. ゙、 i, i ゙i ゙、. ゙、l !/ / / ,i'/、l/ i./li i l | __,゙、i, ゙ヾ、__、 ゙i ,'./i / /、ヾ`ソ'i、 |. l=i l、‐‐,yi Y r i゙、. | 愛してる! l l l ./ /il  ̄ i'l i l l .!'i, ̄´゙i i i, | iy'lヾ,i !| l,/ ./i |i i! l :゙i l ゙、 .!|、. | l,. ノil | ゙i! | ,'ノ i,、. ノ ゙、i, ! i, il/| | |, | ii' i、 ヽ ヽ l ノ | i i' |i ,i'i i! i./゙、. ‐ -- 、 i'/i| | l l |l //゙、、i'/ |゙、  ̄ /〃| | ! l. i l i i'l l i i'/iヽヽ、 ,,.-'",/./ヽ i, i l゙i, ,i'l i .i/;;; i;゙、゙ヽ ` - ''"// / i |;;;;\i i, l ゙i, ,i'l,,.-'/;;;;;゙i' l〉''y'^ヽ-'"-、_/-< i';r,;;;;;;;;;\! ! i __,,,. -‐'''" /;;r'' ;; l>::::‐‐(_)=-、:::::::i | ,.'";;;;;;;;| |゙'''- .l,,_
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 22:27:54.00 ID:SpCTy3yg0
もう誰でもいいから書けよ
唯梓に需要なんてないから書かなくていいよ
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 22:45:08.28 ID:RsCf1qLR0
需要あるか無いかはここで保守やたら頑張ってる連中みりゃわかるがね
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 22:55:55.92 ID:SpCTy3yg0
需要ないカプが1月あたり10数作も書かれるわけ無いだろ
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 23:00:02.05 ID:vUIDA5OA0
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 23:05:36.72 ID:SpCTy3yg0
俺は唯梓厨だよ 言わせんな恥ずかしい
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/15(火) 23:33:40.57 ID:SpCTy3yg0
ふひひ
律梓じゃない…だと…?
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 00:08:54.15 ID:Du8BuUQb0
寝る前保
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 00:15:30.05 ID:pp1UVJ+hO
おまえらもう諦めろよ
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 00:55:10.72 ID:VWFlkbiNO
諦めない!
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 01:05:19.96 ID:yn6bmITB0
ふんす
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 01:10:05.66 ID:hE6FM0hN0
もう二日前じゃねえか・・・
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 02:11:06.91 ID:kA/kMsd10
目が覚めたのは、朝の八時を回ったころ。 梓「……あれ? 遅刻?」 今からダッシュで向かっても、多分学校には遅れることになるだろう。 わざわざ学校に行って、遅刻した理由をクラスメイトの前で告白したくもないし……。 今日は――。 梓「よし、サボろう」 そして、憂のお見舞いに行こうと考えた。
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 02:12:49.73 ID:qg9ACTAnO
やっとか期待
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 02:14:28.70 ID:pp1UVJ+hO
俺は信じていたよ
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 02:17:36.29 ID:KV7EPPzjO
ここから復活かよ。保守力すげーな。 待ってたぞ。
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 02:20:46.94 ID:AWIumZrU0
待ってた
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 02:22:18.34 ID:vteEMV3NO
という保守だったのさ…
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 02:25:39.26 ID:nZkygFAD0
両思いになる唯梓がみたい・・・
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 02:33:52.03 ID:jFeJYEbPO
は
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 04:28:12.77 ID:5p36tuMz0
ちくしょう!
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 05:12:29.30 ID:bA06y3CY0
まだだ まだ希望は残っている
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 05:31:00.14 ID:2zyKFUFM0
なんと 保守
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 06:15:58.75 ID:5p36tuMz0
の
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 07:08:47.98 ID:2zyKFUFM0
ど
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 07:11:39.08 ID:hE6FM0hN0
か
ち
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 08:35:55.32 ID:yn6bmITB0
ゃ
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 09:18:11.81 ID:5p36tuMz0
ん
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 10:09:10.11 ID:gnJ50Sdf0
の
め
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 10:23:44.93 ID:nZkygFAD0
だ
ろ
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 11:23:31.27 ID:+UzFuRCFO
すいません、やっと家に帰ってこれました 中断してしまい本当に申し訳ないです
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 11:29:33.32 ID:+UzFuRCFO
次の日、唯先輩は「U&I」という歌詞を作ってきた。 唯先輩の憂を思う気持ちが詰まった、素晴らしいものだった。 満場一致でこの歌詞で曲を作ることになり、唯先輩はとても嬉しそうにしていた。 そんな唯先輩を見て、私は…うん、私は、少なからず嫉妬していた。 これだけの歌詞を作ることができる力に、ということもあるが、それ以上に、そんな歌を贈ることができる人が隣にいるという事実に。
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 11:35:18.28 ID:+UzFuRCFO
もちろん私だって、今作ってる歌は大事な人を思って作っている。 しかし…それは唯先輩の憂に対しての思いとは雲泥の差がある。 家族に対する思いなんて、そう簡単に言葉にできるものじゃない。 …こんな思いで、あの歌を作ってしまっていいのだろうか。 唯「えへへー、楽しみだねっ!」 自分の歌詞に曲がつくことを喜び、唯先輩が笑いかけてくる。 私は、ぎこちない相槌しかうてなかった。
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 11:36:16.78 ID:qg9ACTAnO
支援ぬ
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 11:39:45.74 ID:+UzFuRCFO
放課後、私はまた純と歌詞づくりに励んでいた…とはとても言い難い。 いまいち、いやまったく身が入らない。 純「ちょっとー、どうしたのよー」 純が私を心配そうに見ている。 大丈夫だよ、と言おうとしたが、口から出てきたのは、今日の出来事と、そのときの私の感情だった。
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 11:41:40.56 ID:nNc3Mr3xO
手と手、目と目、繋いで二人〜♪
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 11:51:43.25 ID:+UzFuRCFO
純「なるほどね…梓、あんた本当にくそまじめね…」 梓「だ、だって…!」 何を言う。 真面目に歌詞づくりを考えることの何が悪いのか。 純「そんな深く考えることないじゃない。私にはむしろなにが悩みどこなのかわからないけど」 純「作っちゃいけない歌なんてないわ」
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 12:06:52.40 ID:+UzFuRCFO
梓「…」 純「別にいいじゃない、梓の唯先輩に対する思いがそんな崇高なものじゃなくたって」 純「どれだけ不格好でも、とにかく思いを伝えたい。だからそもそも歌ってものがあるのよ」 純「遠慮することはないよ、梓。今あんたが作れる最高の思いを作ればいいのよ」 梓「純…」
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 12:10:51.27 ID:+UzFuRCFO
…何よ。 ちょっとかっこいいこと言っちゃって。 まあ、純みたいなやつにそんなことを言われてしまうほど、私は深刻そうにしていたのだろう。 でも、 梓「…ありがと」 純「はいはい、どういたしまして」 確実に、私は今この憎めない親友に救われたのだろう。 …純のくせに。
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 12:16:27.03 ID:+UzFuRCFO
梓「純、明日からは私一人で作るよ」 今ならできる気がしていた。 私はきっとそんな歌詞づくりに才能があるほうじゃないし、そもそも歌自体上手いほうではない。 でも、そんな私でも。 梓「私の思いを、書いてみる」 こう、胸を張って言える。 純「そうね」 純は優しく笑った。 その顔を見て、より一層やる気が出てきた。
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 12:20:29.52 ID:+UzFuRCFO
純「じゃそろそろ帰るね。しかし…」 梓「ん?」 純「気づいてないのか…いや、ならわざわざ言わなくても…」 梓「どうしたの?何かあるなら言ってよ」 私たち、親友じゃない。 純「そう…あのさ、梓」 梓「何よ」 純「あんた、マジで唯先輩のこと好きだったんだね」
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 12:24:48.31 ID:2zyKFUFM0
それはもう
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 12:27:58.29 ID:+UzFuRCFO
梓「…え?」 え?え? 純「いや、この前は誰に向けた歌詞かなんて言わなかったのに、もうさっきから唯先輩唯先輩って…まあ薄々わかってはいたけど」 梓「………」 純「………梓?」 梓「ああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」 純「うわっ!?」 ヤバい!ヤバい!めっちゃ油断してた!全然気にせずペラペラしゃべっちゃったよ!! 馬鹿私!ホント馬鹿! 純「…梓」 梓「な、何か用かな?」 平静を取り繕う。 純「応援してるぞ☆」グッ 梓「うるさい!帰れ!今すぐ帰れ!」 無理でした。
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 12:35:19.59 ID:+UzFuRCFO
純を帰し、一人枕に顔をうずめる。 考えるのは、唯先輩のこと。 梓「……」 私は、唯先輩のことは特別な存在というのは意識していた。 しかし、まさか… 梓「…唯先輩が、好き」 こっちが本当の気持ちだったとは。 この気持ちは、恋とは違うと思っていた。 そもそも女の子同士だし。 でも。 梓「好き」 こんなにすらすらと口から出てくるなんて。 気づいてしまった私の気持ちは、すごく恥ずかしかったけれど、なんだか暖かかった。 梓「…好き…」 決壊したように、私の口からは、唯先輩への気持ちが溢れた。 そして、そのまま眠りについた。
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 12:36:24.17 ID:+UzFuRCFO
きりがいいので、ひとまず仕事に行きます 帰宅したらまた再開します
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 12:37:35.94 ID:Du8BuUQb0
いつ帰ってくるのか言ってくれよ
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 12:40:21.01 ID:PsvRFNMA0
唯ちゃんとんにゃあのまんこぺろぺろ保守
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 12:41:09.61 ID:+UzFuRCFO
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 12:56:24.88 ID:2zyKFUFM0
保守する ゆいあずのために
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 13:41:08.81 ID:nZkygFAD0
うおおおおおおおおおお! ほしゅ
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 13:50:11.42 ID:gnJ50Sdf0
再開していたか もう帰ってこないかと思ってたわ
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 13:51:00.66 ID:Du8BuUQb0
二日以上保守させたんだからより良い完結を望むよ
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 14:08:52.10 ID:5p36tuMz0
よし
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 14:33:12.17 ID:pp1UVJ+hO
まさか帰ってくるとは
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 15:09:48.44 ID:2zyKFUFM0
ほ
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 16:21:44.09 ID:pp1UVJ+hO
し
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 16:30:28.62 ID:Du8BuUQb0
の
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 16:42:27.13 ID:2zyKFUFM0
せ
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 16:50:21.41 ID:68PGdvbXP
ん
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 17:07:09.05 ID:X0CJNduv0
け
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 18:04:03.28 ID:gnJ50Sdf0
い
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 18:24:18.64 ID:2zyKFUFM0
お
け
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 18:46:21.62 ID:X0CJNduv0
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 19:28:43.19 ID:2zyKFUFM0
け
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 19:48:38.79 ID:pp1UVJ+hO
つ
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 19:50:53.43 ID:b57q1BV4O
の
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 19:51:26.40 ID:gnJ50Sdf0
あ
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 19:53:33.15 ID:cRyPhe/+O
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 20:00:02.50 ID:2zyKFUFM0
そろそろか
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 20:33:44.18 ID:+UzFuRCFO
帰宅しました
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 20:35:04.07 ID:VWFlkbiNO
しえーん
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 20:38:44.70 ID:2zyKFUFM0
おーけい 期待しています
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 20:59:04.18 ID:+UzFuRCFO
それからしばらくして、学園祭が行われた。 残念ながら私の歌は学園祭には間に合わず、披露されることはなかったが、唯先輩の作った曲「U&I」を筆頭にした私たちのライブは、大盛況の中幕を閉じた。 その日自宅に帰り、緊張や疲れ、そして興奮からかベッドに倒れ込んだ私は、すぐに眠りについた。 そこで、私は夢を見た。
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 21:09:00.85 ID:+UzFuRCFO
そこは、見渡す限りの白銀の世界。 私の低い視点から見える世界に、遮るものは何もない。 でも、決して寒くはなかったし、寂しくもなかった。 夢だからなんて理由じゃない。 隣には、あの人がいたから。 手と手を繋ぎ、ただ歩く。 ただそれだけのことが、私には最高に幸せだった。
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 21:14:25.26 ID:+UzFuRCFO
ふと、立ち止まる。 そして、向かいあう。 何か言わなきゃいけない、そんな思いに駆られるが、何を言っていいかわからない。 あの人は、ただ微笑む。 いくら考えても、いくら焦っても、言葉なんて出てこない。 こんなところでも、私の語彙力の無さがもどかしい。 辞書でも持っていればいいのに。 あの人は、ただ微笑む。 そして、
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 21:18:17.52 ID:+UzFuRCFO
梓「――――!!」 私の言葉は、急に吹いてきた風と、舞い上がった雪にかき消され、 私は、目を覚ました。
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 21:24:42.56 ID:+UzFuRCFO
それから。 名目上部活動を引退したにも関わらず、「受験勉強を」と言って、先輩たちは部室に来続けたので、変わらず軽音部は賑やかだった。 しかし、それでもやはり現役時に比べたら来る回数は格段に減り、私一人部室で練習する日が多くなった。 たまに憂や純、稀にさわ子先生が顔を出す時もあったが、基本的には私一人の日がほとんどだった。
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 21:31:14.45 ID:+UzFuRCFO
梓「寂しいね、トンちゃん…」 思わずそんなことを口走るほど、私は寂しかった。 少なくとも、律先輩なんかが陰で見てるんじゃないか、なんてことは思わないほどに。 そんな時思うのは、やはり唯先輩のことだった。 彼女はちゃんと大学へ行けるのだろうか? 一人暮らしとかできるのか? そもそも卒業…はさすがに大丈夫か。 唯先輩のことばかり考えていた。 来る日も来る日も。 そして、それを歌にしていった。
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 21:39:50.01 ID:gnJ50Sdf0
うむうむ
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 21:41:57.48 ID:+UzFuRCFO
そして。 梓「できた…」 とうとう私の曲「冬の日」は完成した。 我ながら今さら感が漂う。 作り始めたの、9月だし…今12月だよ? でも、せっかく出来たんだし、みんなに見てもらいたい。 この歌詞にメロディーを付けたら、どんな曲になるんだろうか。 …私の思いの結晶は、何を伝えるのだろうか。
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 21:47:42.20 ID:+UzFuRCFO
ある日、先輩たちが集まった日を見計らって、「冬の日」を初披露した。 澪「おぉ…」 律「梓のくせに…なかなかいいもん作るなぁ」 紬「とても素敵よ〜」 唯「すごーい!あずにゃん天才!」 よかった…私の歌は、なかなか好評らしい。 何よりも、一番見てもらいたかった人が喜んでいる。 それが嬉しかった。
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 21:52:44.86 ID:2zyKFUFM0
イエス!!!
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 21:53:07.22 ID:+UzFuRCFO
律「もう披露する場はないけど、せっかくいい詞なんだ、ムギ!メロディー頼んだ!!」 紬「りょーかい!」 私の歌詞が曲になる。 なんだかドキドキするな… 澪「梓、せっかくだしこの曲は梓が歌うか?」 唯「お!いいねー、あずにゃんとうとうボーカルデビューだよ!」 な、なんですと!? これは予想外だった… 梓「わ、私はいいですよ…ギターだけでいっぱいいっぱいですし」 唯「えー、もったいないー」 唯先輩が口を尖らせる。
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 21:59:25.25 ID:+UzFuRCFO
澪「じゃあどうするか…この歌詞の感じだと唯か…ムギも似合いそうだ」 律「私は!?」 澪「お前はなんか違う」 律「みおしゃんひどい…」 紬「まあまあ…とりあえず、梓ちゃんの意見を聞いてみましょうよ」 唯「そうだね!」 梓「え!?」 な、なんですと!?(二回目)
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 22:01:05.27 ID:gnJ50Sdf0
あずにゃ〜ん
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 22:04:14.86 ID:+UzFuRCFO
梓「わ、私は…」 みんながこっちを見ている。 なんか…すごく言いづらいけど…ここは譲れない。 梓「唯先輩に…歌ってほしいです」 私の唯先輩への思いを、唯先輩に歌ってもらう。 何だか本末転倒な感じもするが、これは作っている途中から決めていたことだった。 唯「私?いいの?あずにゃん」 梓「はい、ぜひ」 だって、私と同じ思いを歌ってもらうなんて。 なんか、両思いみたいな感じじゃないですか。
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 22:09:04.48 ID:+UzFuRCFO
澪「決まりだな」 律「悪いなムギ、勉強も忙しいだろうに」 紬「大丈夫!唯ちゃん梓ちゃん、とびっきりの曲作るからね!!」 ムギ先輩…なんか妙に張り切ってる気が… まあいいか。 唯「あずにゃん、出来上がったら私も頑張って歌うからね!!」 梓「はい!お願いします!」 そして、出来たら。 歌詞に込められた、私の気持ちにも気づいてください。
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 22:15:52.27 ID:gnJ50Sdf0
いいよ〜
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 22:31:41.31 ID:X0CJNduv0
いいねいいね
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 22:34:59.98 ID:+UzFuRCFO
そしてそれはついに出来上がった。 ムギ先輩の作った曲は、まさに私がイメージしていた、雪の降る町で恋人が歩いているような、素晴らしい曲だった。 梓「ムギ先輩!すごくいいです!」 律「さっすがムギ!」 紬「やだわぁ、梓ちゃんの歌詞のおかげよ〜」 澪「どっちも素晴らしいさ、じゃなきゃこんないい曲はできないよ」 でも、本当に素晴らしい曲をつけてくれた。 自分の歌詞が、こんな歌になるなんて…感動するなぁ。
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 22:43:41.31 ID:+UzFuRCFO
唯「よーし!さっそくみんな練習しよう!!」 律澪紬「おー!」 梓「おー…ってみなさん、勉強はいいんですか!?」 律「いいじゃんいいじゃん♪」 紬「せっかく曲ができたんだし〜♪」 澪「まあ…せっかく…だからな」 澪先輩まで…まあ、でも… なんか、いいな。 唯「ほら、一緒にやろ、あずにゃん!」 梓「はい!!」 久しぶりに5人でやった演奏は、舞う雪のように、キラキラしていた。
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 22:47:29.78 ID:gnJ50Sdf0
きらきら舞う雪のように美しいゆいあず
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 22:49:00.42 ID:+UzFuRCFO
その晩。 純に曲ができたことを伝えると、自分のことのように喜んでくれた。 なんだかんだでいいやつなんだよなぁ、純は。 梓「純のアドバイスのおかげだよ、ありがとね、純」 純「やめてよ、くすぐったい」 そんな話をしていると、 純「でも、梓はそれで満足したの?」 梓「え?」 そりゃそうだよ。 ちゃんと曲は完成したんだし。 純「そうじゃなくって…ちゃんと唯先輩に伝えなくていいの?あんたの気持ち」
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 22:53:52.57 ID:X0CJNduv0
保守したかいがあった
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 22:55:40.51 ID:+UzFuRCFO
梓「…」 それは… 純「梓が満足したならいいけどさ、私はちゃんと伝えるべきだと思うよ」 それはわかっている。わかっているけども。 梓「まだ、いい」 純「まだ?」 梓「うん、まだいいんだ」 梓「今は、この余韻に浸っていたいんだ。私の気持ちがこもった曲ができたことに。それを唯先輩に歌ってもらえることに」 梓「それに…今は、勉強で忙しいしね」 でも、いつか。 純「…そっか」 いつか、きっと。
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 22:58:54.47 ID:+UzFuRCFO
梓「ちゃんと伝えるよ」 梓「ちゃんと、唯先輩に」 そうだ。 この曲は、まだ完成じゃない。 唯先輩が、全てわかった上で、歌ってくれなきゃ意味がない。 純「そうだね」 梓「あ、でも…」 純「ん?」 梓「なんて告白すれば…いいだろう」
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 23:01:44.15 ID:+UzFuRCFO
純「あんたねぇ…」 受話器の向こうから、盛大なため息が聞こえる。 純「そんなことまで私に頼るなっつーの!」 梓「だ、だって…」 いいじゃない、こんなこと相談できるの、純くらいしかいないんだし。 純「まったく…そんなの簡単じゃない!言ったでしょ、不格好でいいのよ」
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 23:02:05.30 ID:gnJ50Sdf0
頑張れあずにゃん
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 23:03:58.16 ID:+UzFuRCFO
純「『好き』から始めなさいよ」 おしまい
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 23:06:05.88 ID:+UzFuRCFO
終わりです。 梓が「冬の日」の作詞、という設定で書きました。 理由は、曲を聞いた瞬間なんか唯梓っぽいなーと思ったからです。以上。 途中大幅に空けてしまって申し訳ありませんでした。 保守してくれた方、ありがとうございます。
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 23:08:04.75 ID:gnJ50Sdf0
乙 唯梓が結ばれますように
よかった。次は間を開けずに頼むw
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 23:15:19.52 ID:2zyKFUFM0
お疲れ 梓の想いになんともほんわかした ゆいあずは絶対結ばれる! また書くのなら、応援しとるよ
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 23:21:57.49 ID:+UzFuRCFO
U&Iが憂への曲、 天使にふれたよが梓への曲、 そしたら唯への曲があってもいいじゃないと思ったのがきっかけです。 唯梓は結ばれます。これはこの世の理です。
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 23:34:11.78 ID:2zyKFUFM0
ゆいあずなんてユニットを組んだんだ もう結ばれる運命だと言っているようなものだ 唯は梓のこと「かわいくて大好き!」 梓も唯のこと「目が離せない。言わないけど大好き」 と思ってるんだし。 ゆいあずは永遠です。
乙です
唯梓よ永遠なれ
必死すぎだろwwwうぇwww
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 23:55:07.80 ID:hhoMzZJ5O
乙 まさか完結するとはな
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/16(水) 23:59:13.57 ID:+UzFuRCFO
>>222 ちゃんと唯梓が結ばれるとこまで書こうかとも思いましたが…
実は過去に書いたやつが続編みたいな感じになってるんでやめました。宣伝。
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/17(木) 00:07:42.19 ID:5m/R7+xu0
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/17(木) 00:08:41.21 ID:voEOzpvt0
内容かぶってても一向に構わんから結ばれるところまで書いてもいいのよ まぁここで終わるのもそれはそれでいいけどね
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/17(木) 00:09:09.73 ID:FmL8f1ysO
>>224 ゆい「あの…入部希望…なんですけど…」
梓「ふわふわ時間!」
読んでみていただけたら幸いです。宣伝。
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/17(木) 00:10:41.34 ID:5m/R7+xu0
>>226 上のはこの間読んだな
下の読んでみるわ
あらためて乙
マジレスすると冬の日は澪ちゃんがりっちゃん家のポストにいrゲフンゲフン おつでした!
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/17(木) 00:36:18.15 ID:l0VRJUw00
ふわふわ良かった
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/17(木) 03:37:46.85 ID:cxBS55LfO
今から読む
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/17(木) 08:23:56.50 ID:TRnmJgfaO
最後の純で綺麗にまとめたな 乙でした!
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/17(木) 08:28:28.77 ID:p2vL6xFkO
どう考えても澪が律に対して送った歌詞だと思うんだけど 前髪のくだりとかモロじゃん
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/02/17(木) 12:24:01.54 ID:spbciZukP
アウェイだろうとかまわない! 純ちゃんもふもふ
場をわきまえろよ… 純ジュワ〜щ(゚д゚щ)
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :
2011/02/17(木) 12:50:07.41 ID:Op9ZZtkF0 まさか完結するとは おもしろかったおつ