1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
代理ですん
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/13(日) 23:55:12.31 ID:o0OtTKwM0
ありがとうございます。投下を始めません
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/13(日) 23:56:05.32 ID:2NipZLUb0
16歳♀暇だから全レスします☆ こちらスネーク 1990年生まれ集まれ〜☆ 安価でお絵描き
中学生 遊戯王 新ジャンル VIPで本格的にRPG作ろうぜ XBOX360
全力で釣られるのがVIPPERだろ!w ポケモン コテデビューする ら
が カレシと別れそう・・・ 初心者 鬱病♀だけど 彼氏/彼女いないVIPPERちょっとこぃ♪ き
っ 唇スレ mixi招待するお 釣った厨房に安価でメールwwwww ☆
こ さみしい・・・誰かかまって 425はどこも変えてなかった ピカ厨 自 す
う 時代の流れ デブきめぇんだよ 捨てアド晒してメル友 メンヘラ 殺 た
い VIPヌクモリティ 顔晒し 馴れ合いスレ 「〜だお」 コテ雑 し
き 今のVIPが嫌ならVIPから出てけww A雑 大阪VIPPER集まれ!!☆ ま
た 工作員 18歳♀が16歳♂に安価メール VIPでMMO ネタにマジレスの嵐 す
く 隠れオタ skype パートスレ Skype mp3垂れ流し
な 住所ギリギリまで晒して近かったらラーメン 二番煎じ
い 空気読め リア充 ニコニコ動画 >1 そっヵ、残念やわ(´・ω・`)
お 付き合ってくだしあ>< 今から元カノに痛メする >3 ウチは高校生だぉ☆
>9 うはwwこれがVIPクオリティw
∩∩ V I P は ぼ く ら の 時 代 だ !! V∩ >2 自重しろwwwww Be
ハ (7ヌ) (/ / >7 ブラウザゲーやらないか?
ル / / ∧_∧ || モリタポ
ヒ / / ∧_∧ ∧_∧ _( ゚ω゚ ) ∧_∧ || 埼 >5 2chって有料なんですか?
\ \( ゚ω゚ )―--( ゚ω゚ ) ̄ ⌒ヽ( ゚ω゚ ) // 玉 >6 え?俺マジ貧乏なんだけど
\ /⌒ ⌒ ̄ヽ ゆとり /~⌒ ⌒ / O >8 お母さんに何て言えば
| |ー、 / ̄| //`i構って女/ F 安価で絵描くお
低 | 恋愛 | | 厨房 / (ミ ミ) | | F 14歳♀中学生処女だけど質問ある? ハ
年 | | | | / \ | | ム
齢 | | ) / /\ \| ヽ PCに詳しい人ちょっときて!!! イ ス
化 / ノ | / ヽ ヽ、_/) (\ ) ゝ | 電車男 ミ タ
| | | / /| / レ \`ー ' | | / サーセンwwwwwwwwwwwwwww フ |
ニュー速VIP
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/13(日) 23:58:37.90 ID:p+4oNoh5P
期待してる
支援
5 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/13(日) 23:59:24.25 ID:+7WCDpAIO
規制が解けたので久し振りのVIPでの投下です。
嬉しいです。
お待たせした方々誠に申し訳ありませんでした。
では投下していきます。
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/13(日) 23:59:42.10 ID:4JIpuqUV0
お、来たか支援
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/14(月) 00:00:44.08 ID:8mE+cd2H0
何だ何だ
8 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 00:01:26.50 ID:Nm4XyV6kO
9 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 00:02:32.60 ID:Nm4XyV6kO
‐六日前‐
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/14(月) 00:02:35.77 ID:rKDmRqfp0
支援するん
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/14(月) 00:05:23.51 ID:Mh1mLSZp0
しーえーん
12 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 00:05:30.75 ID:Nm4XyV6kO
( ´∀`)「以上が派遣先だモナ。」
('A`)「そこまでバラバラ。といったわけでは無いんですね。」
( ´∀`)「モナの外交力なめんな。」
( ^ω^)「ありがたいですお。」
モナーの努力により、派遣国は二カ国に減少していた。
( ´∀`)「君たちの誠意に、モナなりに応えてみたモナ。
休暇を与えるから、準備してくれモナ。」
13 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 00:08:08.67 ID:Nm4XyV6kO
(-@∀@)「おや、終わりましたか。」
('A`)「おぅ。待たせたな。
オレとブーンはラウンジに派遣だとさ。」
派遣先の一国、ラウンジにはブーンとドクオが派遣される事になった。
( ^ω^)「しぃもラウンジに連れて行けてよかったお。」
(-@∀@)「ほう。それはよかったですね。
私は寂しくなりますが…。」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/14(月) 00:08:43.25 ID:Mh1mLSZp0
しえ
15 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 00:10:40.06 ID:Nm4XyV6kO
アサピーは召喚術士の村出身で、召喚師殿の助手の役職に着いている。
術のノウハウ流出を防ぐため、召喚術士は気軽に国外に出れない立場にあった。
(-@∀@)「離れ離れになる前に、三人でパーッとなにかしたいですねぇ…。」
/ ゚、。 /「お、三人共揃ってるな。丁度良い。」
城から出てきたダイオードが、突然割って入った。
('A`)「お、ダイオードか。
三人?アサピーも?」
/ ゚、。 /「ああ。神からの伝言がある。」
支援
17 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 00:13:38.56 ID:Nm4XyV6kO
( ^ω^)「なんだお?」
/ ゚、。 /「アサピー。お前にも休暇が貰えたぞ。
三人で里帰りでもしてこい。って事だそうだ。」
('A`)「え、オレは里帰りっつっても故郷ここなんだけど。」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/14(月) 00:15:01.40 ID:rKDmRqfp0
しえー
19 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 00:15:25.82 ID:Nm4XyV6kO
アサピーはもちろん、意外な事にブーンも召喚術士の村出身だ。
( ^ω^)「お!ナイスだお!
ドクオも来るお!」
召喚術士一族は常人よりも多量の魔力を持っている。
が、ブーンのように召喚術自体を使えない程度の魔力しか持って生まれる者もいる。
ブーンの扱える水分量は規格外。
水に特殊能力を付加できる事も特別。
天使としては規格外、召喚術士としては落ちこぼれ。
それがブーン。
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/14(月) 00:16:09.46 ID:Mh1mLSZp0
寝る支援
21 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 00:18:57.76 ID:Nm4XyV6kO
(-@∀@)「記念旅行にしましょう。私も数年戻ってませんし。」
対して召喚術士として仕えるアサピーの魔力は推して測れる。
師匠の召喚師には及ばないまでも、その後継者として確定していた。
勤勉に術式を学び、その力を国民のために役立てたいと常に考えている。
それがアサピー。
22 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 00:20:32.25 ID:Nm4XyV6kO
('A`)「まぁ良い機会だしな。」
天使の力を与えられ、国に仕えてきた。
その魂に宿るは死の力。
その身に宿るは比類無き武術。
誰かが口にした呼び名は『最強』。
それが、ドクオ。
ブーンが橋渡し役となり、国を守る同じ目的を持つ三人は自然と親友になった。
23 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 00:21:38.96 ID:Nm4XyV6kO
/ ゚、。 /「うむ。存分に楽しんで来い。
国は私達に任せろ。荷造りはギコも手伝ってくれるそうだ。」
('A`)「ありがてぇ。早速準備するか。」
去っていく三人の背中を見ながら、ダイオードは呟いた。
/ ゚、。 /「伝えましたよ…。
ショボン様。」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/14(月) 00:22:13.22 ID:rKDmRqfp0
ショボンね…
25 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 00:23:38.38 ID:Nm4XyV6kO
‐五日前‐
26 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 00:25:09.66 ID:Nm4XyV6kO
(*゚ー゚)「じゃ、行ってらっしゃーい。」
('A`)「おう。」
( ^ω^)「お土産楽しみにしとくお。」
(-@∀@)「といっても、特に名産品なんて有りませんがね。」
(,,゚Д゚)「留守は任せて下さい。」
三人が召喚術士の村へと向かう馬車に乗り込んだ。
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/14(月) 00:25:41.40 ID:rKDmRqfp0
しえしえ
28 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 00:28:04.86 ID:Nm4XyV6kO
目的地はVIP領内とは言えど、ほぼ丸一日かかる距離にある。
村で一泊するそうなので帰ってくるのは三日後の夜だ。
(,,゚Д゚)「…さて。しぃの荷造りから纏めるか。」
(*゚ー゚)「ドクオが何が要らないか解らないもんね。」
二人が家に入ろうとした時、カラカラと車輪の回る音が響いた。
(;ФωФ)「うおぉ!
間に合わなかったであるか!」
29 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 00:30:05.31 ID:Nm4XyV6kO
lw´‐ _‐ノv「まったく…。」
(;ФωФ)「お主があんなトラップを仕掛けるからであろう!」
lw´‐ _‐ノv「言い訳するな!
全部食べれば間に合ったのに!」
(;ФωФ)「飛んでくる鱒寿司なんか見たら、まずビックリするであろう!」
(;゚ー゚)(どんなトラップなんだろ…)
30 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 00:32:06.40 ID:Nm4XyV6kO
(,,゚Д゚)「まぁいいじゃないっすか。
三、四日で戻ってきますし。」
( ФωФ)「まぁそうであるが…。」
(,,゚Д゚)「あ、そうそう。神様から書類を預かって来たんです。
持って行くついでに家まで送りますよ。」
そう言ってギコは車椅子を押し始めた。
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/14(月) 00:33:17.71 ID:rKDmRqfp0
さるさる
32 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 00:34:07.71 ID:Nm4XyV6kO
( ФωФ)「すまんな。わざわざ家まで送ってもらって。」
lw´‐ _‐ノv「うむ。誉めて遣わす。」
(,,^Д^)「女王様ですかw
スンマセン、台所で水貰います。」
( ФωФ)「おう。自由に使うといい。」
ロマネスクが妻を抱えて寝室へ向かうのを見届けた後、ギコは台所の扉を閉めた。
33 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 00:35:49.90 ID:Nm4XyV6kO
(,,゚Д゚)「さて、と。」
慣れた手付きで食器棚の引き出しを開ける。
そこには日付ごとに分けられた薬が並んでいた。
(,,゚Д゚)「〜♪」
ポケットから出した薬と、今夜の薬をすり替える。
その流れでコップを取り出し、申し訳程度に水を入れて台所を後にした。
34 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 00:37:54.96 ID:Nm4XyV6kO
(*゚ー゚)「お。おかえりー。」
荷造りをしながら、しぃは荷造りを進めていた。
(,,゚Д゚)「ごめんな遅くなっちゃって。」
家の中はすでに箱が高く積まれている。
(,,゚Д゚)「あんま手伝えなかったな。」
(*゚ー゚)「あー…まだまだ有るけどね。
取りあえずご飯にしょっか。」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/14(月) 00:37:55.66 ID:rKDmRqfp0
ギコももうダメな人か
36 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 00:40:01.63 ID:Nm4XyV6kO
料理の並ぶ食卓。向かい合って二人が食事を進めた。
(,,゚Д゚)「こうやって二人で晩飯は珍しいな。」
(*゚ー゚)「そうだねぇ…昔でも三人で食べてたもんね。」
ギコの指が、耳のピアスの中心に光るルビーに触れた。
(*゚ー゚)「このピアスも懐かしいね。」
しぃはエメラルド、ドクオはサファイアのピアスを着けている。
37 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 00:42:04.65 ID:Nm4XyV6kO
(,,゚Д゚)「そうだなぁ…。
正式に天使になった時に買ってくれたんだっけ。」
ドクオが記念に三大宝石をあしらったピアスを買った。
心で繋がった仲間の証拠として。
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/14(月) 00:43:29.33 ID:8mE+cd2H0
しえーん
39 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 00:44:10.57 ID:Nm4XyV6kO
(,,゚Д゚)「お、これ美味いな。」
(*゚ー゚)「そう?ドクオの好物なんだ!」
(,,゚Д゚)「やっぱりか。俺達味覚にてるからなぁ…」
すっ、とギコは左手をテーブルの下に隠した。
握りしめた手のひらに刺さる爪が痛かった。
40 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 00:45:38.34 ID:Nm4XyV6kO
(,,゚Д゚)「腹一杯だ…
おっと時間だ。行かないと。」
(*゚ー゚)「え?今から?」
(,,゚Д゚)「おう。ちょっと大事な仕事が、な。」
(*゚ー゚)「全く…仕事人間だなぁ。ギコくんは。
いってらっしゃい。」
ギコが家を出ると、既に目的の人物は待ちかまえていた。
「さあ。案内してね。」
41 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 00:46:45.81 ID:Nm4XyV6kO
―――――――――――
何が起こった。
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/14(月) 00:47:05.65 ID:rKDmRqfp0
しえー
43 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 00:48:14.84 ID:Nm4XyV6kO
夕飯を食ってから数時間後
シューが倒れた。
呼吸はすでに止まってしまった。
熱が
命が
失われていく。
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/14(月) 00:48:55.87 ID:AISUKKx0O
しえ
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/14(月) 00:50:07.25 ID:rKDmRqfp0
ギコェ…
46 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 00:50:27.14 ID:Nm4XyV6kO
誰であるか
家に入ってくるヤツは。
「僕が助けてあげようか?」
誰であろうとかまわん。
なんでもする。
妻を助けてくれ。
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/14(月) 00:51:47.41 ID:o5JVoHu2O
金曜から待ってたC
48 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 00:52:03.21 ID:Nm4XyV6kO
(´・ω・`)「その言葉、絶対だよ。」
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/14(月) 00:54:45.11 ID:rKDmRqfp0
ロマには頑張ってほしい
50 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 00:55:24.26 ID:Nm4XyV6kO
‐四日前‐
51 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 00:56:34.56 ID:Nm4XyV6kO
VIPからいくつかの山を越えた先に、その村はある。
小さな村の入り口に馬車が止まった。
('A`)「おー着いた着いた。」
( ^ω^)「懐かしの故郷だお。」
(-@∀@)「取りあえず私の家へ行きますか。
息子を自慢させて頂きましょう。フフ。」
52 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 00:58:47.92 ID:Nm4XyV6kO
三人は長閑な畦道を歩く。
時間などに縛られない世界は、自然と心を落ち着かせた。
('A`)「十歳くらいだっけ?」
(-@∀@)「その通り!
生意気盛りが可愛い頃ですね。」
( ^ω^)「あー…ドクオが一番嫌そうな年頃だお。」
('A`)「基本的にガキは嫌いだ。」
取り留めもない雑談していたが、ある地点でアサピーの歩みが止まった。
そこは一軒の小屋の目と鼻の先。
53 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 01:00:01.31 ID:Nm4XyV6kO
(-@∀@)「息子に会う前にお願いが有るのですが…。」
('A`)「お?どうした?」
(-@∀@)「お二人には天使としての素性は明かさないで欲しいんです。」
( ^ω^)「なんでだお?」
(-@∀@)「私は五年間も家を空けてたんですよね。
そのせいで『神様と天使にパパを取られた』と嫌悪しているそうです。」
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/14(月) 01:00:04.33 ID:etnVWTMaO
支援
55 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 01:02:03.83 ID:Nm4XyV6kO
多感な時期に父親が不在。
なまじ生きている分、憧れや寂しさが膨れ上がってしまったようだ。
( ^ω^)「オッケーだお。
ブーンは早く仲良くなりたいお!」
('A`)「子どもはブーンが引き受けてくれ。
オレは本を読みたいからな。」
(-@∀@)「ドクオは本当に引きこもり体質ですね。
武闘派のくせに。」
( ^ω^)「アサピー自慢の書庫をずっと楽しみにしてしてたからだお。
武闘派のくせに。」
('A`)「お前ら…もう家入ろーぜ。」
56 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 01:05:00.84 ID:Nm4XyV6kO
(*@∀@)「久し振りだとワクワクしますね…。」
アサピーが小屋に近づくにつれてそわそわしている。
小走りに駆け寄り、扉の取っ手を鷲掴み。
そして戸を全力で開け、ありったけの声で叫んだ。
(*@∀@)「レモナ!モララー!
この僕が!帰ってきましたよ!」
( ^ω^)(きめぇ…)
('A`)「よし。殺す。」
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/14(月) 01:05:41.10 ID:rKDmRqfp0
おぉ、モララー出るか
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/14(月) 01:07:16.35 ID:dAwGW361O
こう繋がるか……
避難所で同情乙してやったけど
それだけで人気があると勘違いしないでね
読んで無いけど懸賞金レベルだな
60 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 01:07:44.60 ID:Nm4XyV6kO
|゚ノ ^∀^)「…お帰りなさい。」
( ・∀・)「…お…お父さん。」
(-@∀@)(あれ、間がちょっと心に刺さるよ。)
( ^ω^)「あ、お邪魔しますお。
アサピーの友人の」
|゚ノ ^∀^)「ブーンさんですね。初めまして。
こちらはドクオさん?」
61 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 01:10:02.76 ID:Nm4XyV6kO
('A`)「え、知ってるんですか?」
|゚ノ ^∀^)「主人の手紙はアナタ方の話ばかりなんですもん。
特徴でわかりました。」
( ^ω^)「特徴、ですかお?」
|゚ノ ^∀^)「はい。小太りなニヤケ面のブーンさんと、貧相をまき散らしてる顔のドクオさんって書いてました。」
('A`)「よし。絶対殺そう。」
62 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 01:12:04.67 ID:Nm4XyV6kO
( ・∀・)「…。」
(-@∀@)「ただいま。モララー。」
アサピーが声をかけると、モララーは恥ずかしそうに小さく「おかえり」と答えた。
少し開いた二人の間に、ブーンが割って入った。
( ^ω^)「モララーくんだおね!」
( ・∀・)「…はい。」
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/14(月) 01:12:07.20 ID:dAwGW361O
なんてベタなwwwww
だがそれが良いwwwww
64 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 01:14:56.43 ID:Nm4XyV6kO
( ^ω^)「アサピーの自慢通りカッコイいお!
お父さんに似なくてよかったお!」
(-@∀@)「そんな言い方…」
( ^ω^)「…誰がニヤケ面の小太りだって?」
(-@∀@)「すみませんでした。」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/14(月) 01:15:39.67 ID:dAwGW361O
支援ぬ支援ぬ
66 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 01:16:01.67 ID:Nm4XyV6kO
( ・∀・)「…。」
( ^ω^)「モララーくん。僕はモララーくんの色んな事知ってるお。
お父さんがいつも嬉しそうに話してたお。」
(*・∀・)「…。」
モララーは喜びを顔に表しながらも、未だにもじもじしていた。
( ^ω^)(…。)
( ^ω^)「!」
( ^ω^)「お外で遊ぼうお!
アサピーも行くお!」
(-@∀@)「え、でも疲れてますし…。」
( ^ω^)「良いから行くお!」
67 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 01:18:16.79 ID:Nm4XyV6kO
ブーンはアサピーの腕を掴んで外へ引っ張り出した。
それにモララーがついていく。
どこか嬉しそうだ。
|゚ノ ^∀^)「…すみませんね。
モララーは父親との接し方がわからないみたいで。」
('A`)「いえいえ。ブーンは遊ぶのが好きなだけですよ。」
68 :
風神 ◆NG/XXXVpWybj :2011/02/14(月) 01:18:50.14 ID:G/ttXWFw0
もう少し一レスの文量増やせよ
避難所と違うんだぞ
支援する側も大変だろうよ、これじゃ
69 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 01:19:15.50 ID:Nm4XyV6kO
|゚ノ ^∀^)「そうですね。晩御飯は奮発しますよ。」
('A`)「アイツも喜びます。取りあえずオレは荷物部屋に置いて来ますね。」
三人分の荷物を軽々抱えながら、ドクオは客間へ向かった。
|゚ノ ^∀^)「優しいですね…お二人とも。」
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/14(月) 01:19:22.00 ID:rKDmRqfp0
平和であれ支援
71 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 01:20:42.78 ID:Nm4XyV6kO
(*゚ー゚)「よーし!終わったぞー!」
(,,゚Д゚)「まぁしぃの荷物だけだけどな。」
その頃、ドクオの家では着々と引っ越し準備が進んでいた。
家財道具のほとんどと、しぃの荷物が纏められている。
(*゚ー゚)「さーて。後はドクオの分だね!」
(,,゚Д゚)「あー…その前にしなきゃいけないことがあるんだ。」
不意に、家の扉が開いた。
72 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 01:23:26.27 ID:Nm4XyV6kO
/ ゚、。 /「首尾は順調か?ギコ。」
(,,゚Д゚)「はい。大方順調です。」
家に突然訪れたのはガブリエルの力を持った大天使、ダイオードだった。
(*゚ー゚)「あれ?ダイオードさんどうしました。」
/ ゚、。 /「あぁ。君に大事な話があってね。」
ダイオードが、ポンとしぃの肩に手を置いた。
73 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 01:24:51.51 ID:Nm4XyV6kO
その瞬間、ダイオードから光が溢れだす。
洗脳能力発動の合図。
薄れ行く意識の中、最後に目に入ったのは、ダイオードの後ろで満面の笑みを浮かべるギコだった。
続く
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/14(月) 01:25:40.22 ID:8mE+cd2H0
ギコェ…
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/14(月) 01:27:39.26 ID:lubdgN8qP
乙、どうしてこうなった…
76 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 01:28:06.27 ID:Nm4XyV6kO
支援感謝です。
批判は受け止めて改善するよう努力します。
待って下さっていた方々本当に、本当に申し訳無いです。
どうしても仕事>趣味になってしまうので…
避難所のイラスト嬉しかったです。
構図好きです。
質問、指摘などがあればどうぞ。
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/14(月) 01:29:58.98 ID:EKFtw6cdP
ギコ・・・
罪悪感の一つでもあるかと思ったら満面の笑みww
1レスあたりの文量は増やした方がいいかも
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/14(月) 01:31:02.38 ID:lubdgN8qP
アサピーの行く末が気になるわぁ
79 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 01:32:40.71 ID:Nm4XyV6kO
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/14(月) 01:34:04.43 ID:lubdgN8qP
>>79 おー、いいね
でもそこまで書いたら顔AAじゃくてよくないかwwww
乙
なんで今までスルーしてきたのか…
好みにどストライク、読みやすいし面白い
続き楽しみにしてる
ドクオがロマを抱えたり荷物を運んだりしてるってことは
手の能力は無差別に常時発現してるわけではないのかな?
82 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 01:39:56.89 ID:Nm4XyV6kO
>>77 見返してみたら少なかったですね。
改善します。
>>80 じゃ今度擬人化で書いてみます。
>>79のブーンとドクオ逆でしたね。
83 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 01:42:12.46 ID:Nm4XyV6kO
>>81 ありがとうございます。
能力は任意で使い分けます。
死滅させるのにもエネルギーいりますし、垂れ流しだと魔力が枯渇します。
84 :
◆Zb08y4eL/Y :2011/02/14(月) 01:50:08.88 ID:Nm4XyV6kO
何度もスミマセン。
大変申し訳ないのですが六つの銃弾一ヶ月ほどお休みさせていただきます。
理由としては
1、音楽短編フェス準備
2、以前途中まで連載していた「( ・∀・)の王国のようです」をセルフリメイクし、書き上がった段階で短期集中で投下したいと考えています。
レベルアップして帰ってきますので。
王国のようですも気が向いたらご覧ください。
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/14(月) 01:55:09.84 ID:EKFtw6cdP
レベルアップして帰ってくるだと?
自らハードルを上げるなんて期待せざるを得ないな
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/14(月) 02:46:06.75 ID:GZqBJZLUO
面白かった
フェスも期待してる
87 :
風神 ◆NG/XXXVpWybj :
おい、内容少なすぎだろ
いくらなんでも読者をナメすぎ