俺「仮面ライダーW！」

おっさん「私をリストラした会社は許さん」



俺「そこまでだぜ」



おっさん「何者だ？」



俺「俺？俺は正義の味方だぜ」


おっさん「」



俺「おっさん、こんなビルをそんな憎しみの目で眺めて何しようってんだ？」

おやすみ

おっさん「私はこの会社にリストラされてしまったのだよ」



俺「そりゃ残念だったな」



おっさん「だからこんな会社燃やし尽くす！」　＼ﾏｸﾞﾏ／



俺「やはりドーパントだったか！」

〜fine〜

俺「見せてやるぜ」　＼ｻｲｸﾛﾝ／



俺「俺の力をな！」　＼ｼﾞｮｰｶｰ／




ﾃﾞｰﾚﾚｰﾃﾞﾚﾃﾞｯﾃﾞｯﾃﾞｯ




W「一人仮面ライダーW！」

>>4
〜fin〜

W「あいにく俺はぼっちでね」



マグマ「」



W「一緒に変身してくれる相棒は募集中なんだ」



マグマ「不憫な」



W「いくぜドーパント！　くっ、右半身がうまく動かねぇ！」

マグマ「消えろ」



W「うわー！」






W「」

俺「やはり一人で仮面ライダーはムリか」



俺「相棒を探すしかねえ！」



俺「俺のフィリップはどこだ！」

俺「そこの君！」



イケメン「なんスかぁ」



俺「俺と一緒に新潟の平和を守る仮面ライダーにならないか？」



イケメン「ハぁ〜？」

イケメン「おもしろそッスね」



俺「サイクロンメモリを受け取るんだ」



イケメン「これがガイアメモリ」



俺「なぜ貴様ガイアメモリを知っている！」

イケメン「」



俺「まさか貴様、新潟県立歴史博物館の手先か！？」




イケメン「」　＼ｻｲｸﾛﾝ／




俺「俺としたことが！」

なぜに新潟

イケメン「別に新潟県立歴史博物館と関係はないけど」



俺「」



イケメン「一緒に仮面ライダーやってくれって頼んでる頭いかれたおっさんの話なら聞いたことあるってゆうか」




俺「返せ！　サイクロンメモリを返せ！」




イケメン「駅前でこんなことやられると迷惑なんだよね」

イケメン「だからこんなオモチャは捨てちゃ〜う！！！」　



ブンッ



俺「サイクローン！！！」

イケメン「おっさんもこれに懲りたらもうこんなことやめちゃったら」



俺「貴様、自分が何をしたかわかっているのか！？　新潟の平和が」




美人「イケメンくーん！」




俺「俺か？」




美人「誰このおっさん？」




イケメン「駅前の仮面ライダー」

美人「こんなおっさんほっといてホテルいこーよ」




イケメン「じゃあねおっさん」




俺「」




俺「こんなことをしている場合じゃない　サイクロンメモリを探さないと」

俺「サイクロン　サイクロン」




？「お探しのものはこれかな？」　＼ｻｲｸﾛﾝ／




俺「サイクロンメモリ！！！」

俺「誰だかしらねえが助かったぜ」




？「君は相棒を探しているようだね」




俺「」




？「僕が君の相棒になってあげてもいいけど」




俺「フィリップ？」

この疾走感
間違い無くこの>>1はサイクロンサイクロン

チビデブハゲ「今日から僕が君の相棒ってことでいいかな」




俺「」




チビデブハゲ「よろしくね」




俺「間に合ってます」




チビデブハゲ「」

チビデブハゲ「おいおいそれはないだろう」




俺「だってお前ベルトがまけそうにないじゃないか」




チビデブハゲ「僕はパソコンの中に星の本棚を持っているんだよ」




俺「星の本棚」




チビデブハゲ「わかりやすくいえばグーグルかな」




俺「」

俺「わかったぜデブ」




デブ「わかってくれたか」




俺「だがハードボイルドな俺は相棒を大根買う感覚では選べない」



デブ「駅でスカウトしているくせによくいうよ」



俺「試用期間中ってことでどうだ」




デブ「いいだろう」

俺「今回の目的は会社に怨みがある男だ」



デブ「」



俺「ビルを燃やしちまいやがった」



デブ「ドーパントかい？」



俺「ああ」

デブ「ビルがとけ人が死ぬ、新潟ではありえないことだ」



俺「」



デブ「でもターゲットは目的をはたしたんだろう？　だったらもう活動しないんじゃないか？」



俺「そうかもしれねえ」



デブ「おいおい」

俺「だがドーパントを放っておくわけにはいかねえ」



デブ「そうだね」



俺「検索してくれデブ」



デブ「この中にいるかい」



俺「これはなんだ？」



デブ「新潟で最近報道された指名手配犯さ　星の本棚から検索した」



俺「やるじゃねえか」



デブ「人はこれをググるという」

亜希子いねーじゃん

俺「こいつだ」



デブ「こいつはビルが燃えた日に報道された指名手配犯だ」



俺「他に何か情報はないか」



デブ「彼は商談に失敗して会社をクビになったようだ　だとしたら次に狙うおそれがあるのは」



俺「商談先の会社か！」



デブ「ビンゴ」



俺「いくぜ相棒」



デブ「ああ、半分力を貸してあげよう」

おっさん「憎い」




俺「そこまでだぜ」




おっさん「またお前か」




デブ「今度は僕もいるよ」

何この神スレ

ここまでアツいストーリーを見た事が無い

おっさん「憎い」　＼ﾏｸﾞﾏ／




デブ「まずいな　あのおっさんメモリにくわれている」




俺「メモリブレイクしかない」

マグマ「ニクイ！」




俺「おっと　そんなに慌てんなよ」




デブ「」




俺「変身だ！」




デブ「ちょっと待ってくれよ　ベルトがなかなかはまらないんだ」




俺「」

デブ「よし」　＼ｻｲｸﾛﾝ／



俺「」　＼ｼﾞｮｰｶｰ／



デブ「変身！」
俺「変身！」




ﾃﾞｰﾚﾚｰﾃﾞﾚﾃﾞｯﾃﾞｯﾃﾞｯ





Ｗ「「さあ、お前の罪を数えろ」」

Ｗ（俺）「てめえ！　轟々マグマを撒き散らしやがって！」



マグマ「」



Ｗ（俺）「せっかく屋根に積もった雪がとけちまったじゃねえか！」



マグマ「」



Ｗ（俺）「雪下ろしが楽で助かったぜ　ありがとうよドーパント」




Ｗ（デブ）「僕もお婆ちゃんから君にお礼を言ってほしいと頼まれている」

いい奴じゃん＼ﾏｸﾞﾏ!／

マグマ「ニクイ！」



Ｗ（俺）「そんな遅い攻撃に当た　右半身が重い！」




マグマ「ハアアア！」




Ｗ（俺）「うわー！！！」




Ｗ（デブ）「気をつけてくれ　ここには僕の体も転がっているんだ」




Ｗ（俺）「誰のせいでこうなってると思ってんだ！」

魚沼と十日町でもやれ

Ｗ（俺）「やつを倒したらダイエットだ」




Ｗ（デブ）「しかたない　コーラの代わりに野菜ジュースにしよう」




Ｗ（俺）「緑茶にするんだ」　＼ｼﾞｮｰｶｰ／




Ｗ（俺）「おおおお！　ジョーカーエクストリーム！」

マグマ「」



ヒラッ




Ｗ（俺）「なんでマキシマムドライブを平然と回避するんだよ！」



Ｗ（デブ）「この速度じゃ避けられない方が変さ」




マグマ「うおおおっ！！！」




Ｗ「「うわー！！！！」」

Ｗ（俺）「今回は相棒もいたのに　また負けっちまうのか」




Ｗ（デブ）「初陣で敗北とはついていない」




ヒュウウウ




Ｗ（俺）「」

ヒュウウウ



Ｗ（俺）「風だ」




Ｗ（デブ）「ありえないな　春はまだ先だというのに」




Ｗ（デブ）「春一番だ」




Ｗ（俺）「街の風が俺たちを」




Ｗ（デブ）「わかっている」

Ｗ「「はああああ！」」



マグマ「」



Ｗ「「せいやあああ！！」」



マグマ「ぐおおお！」



Ｗ「「」」

こうして新潟は守られた

しかし街を泣かせる悪がつきたわけではない

街が泣くときは必ず彼らが現れるだろう

その名は


仮面ライダーＷ


終わり

乙
新潟すげぇ

乙
いてもいなくてもマグマ変わらなゲホゲホ

あきこはどうした

第２話「恐るべきＴ／女の涙」



デブ「ダイエットなんてしても僕は痩せられないんだ」



俺「そのコーラをゴミ箱に捨ててから言え」



デブ「だって僕は太りやすい体質なんだ」



俺「そのピザをゴミ箱に捨ててから言え」



ピンポーン

醜女「ここが噂の『すぐします屋』さんかしら？」



俺「いらっしゃいませ！　庭の草むしりから電球の取替えまでワンコインで受けたまわる『すぐします屋』です！」



デブ「なんだい『すぐします屋』って」



俺「うるせえな　こうでもしないと生活がなりたたないんだよ」



デブ「だからといって草むしりと電球の取替えを同じ額でやることはないだろう　労力が違い過ぎる」



俺「バカ　そのギャップを餌にして自分でやりゃいいことからお金を貰うのがハードボイルドってやつだ」



デブ「ハードボイルドね」

醜女「いいかしら？」



俺「はい　なんでも」



醜女「」



俺「あんたどこかで」



醜女「レオ君？　レオ君なの？」



俺「」

醜女「中学の頃学校でスーパー戦隊ごっこをやっていじめられたレオ君じゃない」



俺「」



デブ「実に興味深い　その話奥でゆっくり聞かせてくれないか」



醜女「いいよ　レオ君が女子トイレでウンコしてた話とか思い出話はたくさんあるの」



俺「こりゃあ少し風向きが変わったかな」

デブ「へぇ　スーパー戦隊のレッドを演じていたレオが同級生から袋叩きにあっていたんだ」



俺「ヒーローってのはいつだって孤独ってことなんじゃないの」



醜女「本当に孤独だったよねレオ君　休み時間いつも一人でアカレンジャーの変身ポーズとってた」



俺「ハードボイルドな俺は幼いときから哀愁が漂っていたってことかな」



デブ「ポジティブだね」



俺「それより醜女　なんのようだ」

形容しがたい魅力を感じる

醜女「私ね　結婚することになったの」



俺「ハッピーウエディング」



デブ「結婚ってなんだい？」



俺「デブ　お前まさか記憶が」



デブ「僕の知らない世界だ」



俺「そういうことか　教えてやりたいが残念だ　俺も知らない世界だ」

醜女「でも彼がいなくなってしまったの」



俺「なんだって」



デブ「結婚直前にして逃亡とは」



醜女「私と結婚したくなくなったんだって周囲の人は言うけど　どうしても信じられないの」



俺「」



デブ「そう考えるのが妥と　俺「デブ！」

俺「本人の言葉でもない周りの言葉なんて気にすることはない」




醜女「レオ君」




俺「俺がそいつを見つけてやる　引きずってでもお前の元へ戻すから本人と話せ」




デブ「」



醜女「うっ」

新潟人でＷ好きな俺得スレだ

醜女「レオ君は昔からそうだった　一人でいつも正しいことをしたくて走ってた」




俺「」




醜女「お願いレオ君　彼を探して」




俺「任せとけって」




デブ「」

ｵｻﾅｲｺﾛﾊﾋｰﾛｰﾆﾕﾒﾐﾃﾀｰ

デブ「どうしてはっきり言ってあげなかったんだい？」




俺「デブお前」




デブ「ターゲットは結婚式から逃げたかったんだ」




俺「」

デブ「資料をみたが今時お見合い結婚なんてバカげている」



デブ「大方ターゲットの方は両親に無理やり結婚を決められ嫌になって逃げ出したんだ」



デブ「そのターゲットを依頼者と会わせたとしても言い訳も作れない現実を突きつけられることになる」



デブ「うやむやにして時が解決してあげるのを待つのが優しさなんじゃないのか」



俺「ターゲットが醜女を嫌いだという証拠がない」



デブ「君はハードボイルドなんかじゃない　ただの理想主義者だ」

デブって呼んでも怒らないデブ△

バキッ


デブ「ぐあっ！」



俺「ガイアメモリ返せ！　お前はもう相棒じゃない！」



デブ「」



俺「これは俺だけで解決する」

俺「この広い新潟をしらみ潰しに探すのは骨が折れるぞ」




俺「いけね　早出川ダムに来ちまった」




俺「」




俺「まさかな」

男「」



俺「クソっ　最悪の予想が当たっちまった」




俺「おいやめろ！」




男「来るな！　俺は自殺するんだ！」

俺「なんで自殺する必要がある！」



男「俺は結婚相手すら親に決められるんだぞ！」




俺「」




男「醜い女を手ごろなように突きつけられ　結婚を急がされる俺の気持ちがあんたにわかるのか！？」




俺「」

男「こんなはずじゃなかった」




男「金持ちになればいい女と付き合えると信じてた」




男「そのために嫌な勉強だってしてきたし　汚い仕事だってやってきた」




男「でも金持ちで顔のいい男がいっぱいいるんだからどうしようもないだろう！」




俺「」

醜女「男さん」




男「うわっ！」




俺「醜女」




醜女「私の顔が気にいらなかったの」

男「ああそうだ！　お前の顔が汚いのが気にいらないんだ！」




男「お前がもっと美人だったら喜んで結婚していたさ！」




醜女「」




男「お、お前だってそうだろうが！　俺を金づるくらいにしか思ってないくせに！」

醜女「男さんは覚えてないのかもしれないけど　私たち高校の頃同じクラスになったこともあるんだよ」




男「」




醜女「高校の頃、進学校の文化祭なんてくだらないってクラスメートが乗り気じゃなかったとき」




醜女「文化祭実行委員だった男さんだけが真剣になってて」




醜女「私だってお見合いは嫌だったけど　相手が男さんだったから受けたのに！」

醜女「私ももうこんな世界イヤ」　＼ﾃｨｰﾚｯｸｽ／



俺「醜女！？」



Ｔレックス「イッショニ　ココデ　シノウ」




男「」



俺「ボサッとしてんじゃない！　逃げるんだよ！」



男「あ」

俺「本当はお前なんか助けたくもないんだ！」



男「」



Ｔレックス「ウオオオオー！！」




俺「一番汚いのはお前の心だろうが」




男「俺はそういうつもりじゃなかった」

なんだこの面と向かって言えない感じの面白さは

俺「クソ　一人で変身したってやられるのがオチだ」




デブ「やれやれ　依頼者のあとをつけてみれば」




俺「デブ！」




デブ「僕はどうして殴られたんだい？」

俺「俺は間違ってたのかもしれない」




俺「お前の言ったとおりだった」




デブ「」




俺「俺はハードボイルドなんかじゃない」

デブ「それは仕方ないさ」




俺「」




デブ「僕は彼女と会って間がないんだ　僕は彼女の魅力を知らなかったんだ」




デブ「あんなに魅力的な女性だと知っていれば僕も君と同じ結論に至ったかもしれない」




俺「」

デブ「一人じゃ足りない」



俺「俺もだ　ほらよ、お前のメモリだ」



デブ「ハーフボイルドは二人で一人の」　＼ｻｲｸﾛﾝ／



俺「仮面ライダーだ」　＼ｼﾞｮｰｶｰ／



デブ「変身！」
俺「変身！」




ﾃﾞｰﾚﾚｰﾃﾞﾚﾃﾞｯﾃﾞｯﾃﾞｯ



Ｗ「「さあ、お前の罪を数えろ」」

Ｔレックス「ウオオオオー！！」



Ｗ（デブ）「まずいね　精神が不安定だったこともあいまって侵食が早い」




Ｗ（俺）「じゃあ一気にメモリブレイクするしかないってことだろ！」　＼ｼﾞｮｰｶｰﾏｷｼﾏﾑﾄﾞﾗｲﾌﾞ／




Ｗ（俺）「おおおお！　ジョーカーエクストリーム！！」

ボゴッ


Ｔレックス「グギャアアア！！！」




Ｗ（俺）「やったか！？」




Ｗ（デブ）「やったかって言うなよ　その言葉はピンチの前振りだよ」




Ｔレックス「ウオオオオー！！」



バギバギバギバギ



Ｗ（俺）「なんだと！？」

Ｗ（俺）「巨大化した」



Ｗ（デブ）「どうやら本当に侵食されきってしまったらしい」




Ｗ（俺）「それじゃあ」




Ｗ（デブ）「もう彼女を救うことはできない」




Ｗ（俺）「」

Ｔレックス「ウオオオー！！」



ドゴッ



Ｗ（俺）「ぐああー！」




Ｗ（デブ）「どうした！？　なぜ戦わない？　彼女はもはや人格を失っているんだ！」



Ｗ（デブ）「もう彼女を止めてあげるんだよ！　眠らせてあげるんだ！」




Ｗ（俺）「」

イケメン「ご苦労様って感じ」　ジャゴンジャゴンジャゴン




Ｗ（デブ）「なぜこんなところに一般人が」




Ｗ（俺）「お前はあのときの」




イケメン「戦えないライダーは不要って感じ」　＼ﾀｶ／　＼ﾄﾗ／　＼ﾊﾞｯﾀ／




タートーバー！　タトバ・タットッバ！




ＯＯＯ「仮面ライダーは助け合いでしょ」

ＯＯＯ「」　ジャゴンジャゴンジャゴン




Ｗ（俺）「」




Ｗ（デブ）「レオ！」




Ｗ（デブ）「君の手で眠らせてあげようよ」




Ｗ（俺）「く」　＼ﾄﾘｶﾞｰ／

ＯＯＯ「」　＼ｽｷｬﾆﾝｸﾞﾁｬｰｼﾞ／




Ｗ「「」」　＼ﾄﾘｶﾞｰﾏｷｼﾏﾑﾄﾞﾗｲﾌﾞ／




Ｔレックス「」




Ｗ（俺）「全部俺のせいだ　トリガーエアロバスター」

醜女「」




俺「」




デブ「」




男「」




イケメン「フフ」

こうして新潟は守られた

しかし街を泣かせる悪がつきたわけではない

街が泣くときは必ず彼らが現れるだろう

その名は


仮面ライダーＷ


終わり

続くよな
絶対続くよな






いいから続けるんだ！