ツンデレにこれって間接キスだよなって言ったら583.5

◆このスレは何？
ツンデレの妄想でひたすら萌え続ける場です。どんな形でもいいのでアナタのツンデレ妄想を垂れ流してください。
◆前スレ
ツンデレにこれって間接キスだよなって言ったら582.75
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1296133295/
◆まとめサイト色々
http://www.geocities.jp/tundere2ch/index.html (更新停止)
http://sntd.web.fc2.com/ (長編 更新停止?)
http://www.geocities.jp/tsunderechohen/ (長編 更新停止)
http://tunder.ktkr.net/ss/ (SSまとめ 更新停止?)
◆過去ログ置き場
http://www.tndr.info/
http://tunder.ktkr.net/ (更新停止?)
◆ツンデレにこれって間接キスだよなって言ったら　専用掲示板
http://jbbs.livedoor.jp/computer/21510/
◆うｐろだ
http://tunder.ktkr.net/up/
http://kjm.kir.jp/index.php (携帯用)
◆お題作成機
http://f3.aaa.livedoor.jp/~fake/odai/sel.cgi
http://masa.s23.xrea.com/
http://maboshi.yh.land.to/tundere/
◆規制中の人向け、レス代行依頼スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/21510/1275069975/

◆ツンデレって何？
「普段はツンツン、二人っきりの時は急にしおらしくなってデレデレといちゃつく」ようなタイプのキャラクターのこと。
◆このスレでよく使われる人物設定
男：ﾃﾞﾌｫﾙﾄﾈｰﾑは別府タカシ。ツンデレに色々したりされたりする。
アッパー：ﾃﾞﾌｫﾙﾄﾈｰﾑは椎水かなみ。感情表現豊かな基本形。
ダウナー：ﾃﾞﾌｫﾙﾄﾈｰﾑはちなみ。ローテンションで「……」を多用して喋る。
お嬢：ﾃﾞﾌｫﾙﾄﾈｰﾑは神野りな。お嬢様口調。というかお嬢様。
老成：ﾃﾞﾌｫはまつり。「纏」と書く。わしは〜じゃのう等、古風かつジジ臭い言い回しをする。
尊大：ﾃﾞﾌｫはみこと。「尊」と書く。自信に満ちあふれたような、偉ぶった言い回しをする。
関西：ﾃﾞﾌｫはいずみ。関西弁で喋る。
ボクっ娘：ボクっ娘ツンデレ。一人称「ボク」。ﾃﾞﾌｫﾙﾄﾈｰﾑは決まっていない。
勝気：気の強い男勝りツンデレ。ﾃﾞﾌｫﾙﾄﾈｰﾑは決まってい(ry
無表情：無表情ツンデレ。ﾃﾞﾌｫﾙﾄﾈｰﾑは決まっ(ry
中華：中華系ツンデレ。「〜〜アル」といった言い回しをする。ﾃﾞﾌｫﾙﾄﾈｰﾑは決(ry
幽霊：幽霊ツンデレ。憑依したりする。アッパーだったりダウナーだったりする。ﾃﾞﾌｫﾙﾄﾈｰﾑは(ry

山田：クラスメイトとして使われることが多い。いわゆる友人A。なぜかVIPPER口調で描かれがち。
友子：クラスメイトとして使われる事が多い友人B。好奇心が強かったり世話好きだったりいろいろ。

※名前の由来などについてはまとめサイト参照

・上記の名前や設定はあくまでデフォルト。
・投下許可は求めなくていいですが、長編SSについては、投下前に宣言をしていただけると他のSSとのごちゃ混ぜ防止になるのでスレに優しいです。
・書き上がってから一斉投下してね。 書きながら投下はイクナイ。
・感想レスは励みになるので大歓迎。
・投下のタイミングは自分で見計らおう。投下直前にはリロードを心がけよう。
・もしスルーされても泣かないこと。
・投下後に殊更に感想を求めたり、レスが付かないからって自虐したりすると、ツンデレに嫌われます。
・みんなも多少のことは大目に見てスルーしよう。

パー速でやれ

すまん前スレ間違えた。
◆前スレ
ツンデレにこれって間接キスだよなって言ったら583
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1296832770

>>1乙


・・・・と言いたいところだが前スレは時間切れだ
ちゃんと確認しなさいよねっ！

いちおつ

捕らえた獲物は逃さないお嬢
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1805.jpg

スレ建てなんて、>>1兄さんにしては上出来です。

ご褒美に…その……な、なでなでしてあげます(///


ゃ…ち、違…兄さんが、じゃなくて、私がなでなでするんです！
だ、だから撫でないで下さいって言っ……




うにゅぅ…(/////

>>7かわいいよお

>>1乙
だが、完走を知らぬとはうっかりさんだな


>>7
強引なお嬢いいなｗｗｗ

おはよう

>>7
GJ

しかしこの男、お嬢の誘いを断ろうとするとは何事か

ほ

前スレ>>422 GJ!

委員長成分補完したぜ

代行スレ527貼り損ねたorz

バレンタイン直前に落とすなんて甘ったれてる

ノッチの嫁さんのツンツン振りを見て、｢TVに映ってないトコだとデレデレだったりして…｣とか考えてしまった俺は多分疲れてるんだなとか思いつつ>>1乙

>>16
いやだから完走だと何度申したらお主らは……



バレンタインネタ一発目の前半7レス投下行きます

（自炊）ツンデレにバレンタインチョコの注文を付けてみたら

『会長って、バレンタインデーにチョコあげる人います？』
　書記の文村が、唐突にそう切り出し、仕事中だった俺達はみんな一斉に顔を上げて彼女を見た。
『私？』
　聞き返す会長に、文村は頷く。
『そうです。会長って美人でスタイルも良くて性格もキリッとしててカッコ良いし、すご
いモテるじゃないですか。だから、もしかしたらそういう人の一人や二人はいるのかなーって』
　ちょっとした憧れの眼差しで、文村は会長を見つめた。そんな彼女に、俺は横からツッ
コミを入れる。
「一人や二人って……本命が二人もいたらおかしいだろ。ビッチかよ」
　すると文村は、俺をジロリと睨み付けて文句を言った。
『うるさいですね。単なる言葉のアヤじゃないですか。女日照りの別府先輩は黙ってて下
さい。あ、でもイケメン男を何人も手玉に取る会長って、それはそれで妖艶な悪女って感
じで素敵かも』
　バレンタインデーを前に控え、男としてはどうしても微妙な気分になるこの時期に心に
突き刺さる一言を加えると、文村は半ば妄想に浸りながらうっとりと会長を見やる。しか
し、そんな会長はお構い無しにベシンと書類にハンコを押すと、脇に寄せた。
『お生憎様だけど、モテるってのはお門違いだわ。例え美人でスタイル良くて性格がカッ
コ良くても、男が言い寄って来てくれるとは限らないんだから』
「そこは全く否定しないのかよ。すげー自信だよな」
　つい、揶揄したくたって言うと、会長にジロリと睨み付けられた。
『例えって付けたでしょう？　いずれにしても不細工でひ弱で性格も捻じ曲がった別府君
には言われたくないわ』
　性格捻じ曲がってんのは会長も一緒だろと言いたくなったが、お返しのダメージを考え
て、俺は口をつぐんだ。まあ、文村の言ってる事は間違いでないのは俺も認める。クラス
じゃ、いつも会長の傍にいられる俺を羨む男子はかなり多いし。
『そーですよ。別府先輩が自信持てるような所がひとっつもないからって、ひがまないで下さい』

　何か、生徒会執行部の女子はこぞって俺を苛める打ち合わせでもしてんのかと思うくら
い、当たりがキツイ。正直、女子を敵に回すようなことをした覚えはないのになと思う。
「バレンタインデーかぁ。僕には縁のない話だなあ」
　計算機を打つ手を止めて、会計の早川が背もたれに体を預ける。
「チョコなんて、小学校三年の時以来貰ってないし。何か、小学校の高学年になるとさ。
女子と仲良く話すとスゲーからかわれたりしたじゃないですか。あれが嫌で何となく避け
てたら、中学の時はほとんど話す機会もなくなっちゃいましたからね」
　それが俺に向けられた言葉と理解して、俺も頷く。
「だな。中三くらいだと、女と仲良い奴もいたけど、何か特別な目で見られてたような感
じだったし」
「じゃあ、やっぱり先輩もずっとチョコなしですか？」
　同類を見つけて安心したかのような顔で、早川が聞いて来る。俺は、ちょっと微妙な顔で頷いた。
「あー、まあ、身内以外はな」
　渋っ面でむき出しで皿に乗せたチョコを差し出す妹を思い出して答えると、即座に文村
が反応した。
『身内って、妹さん、先輩にチョコあげてるんですかっ？　嘘っ！？』
「いいなー、妹でも。僕なんて、姉にチョコ貰った事ないですよ」
　後輩二人に取り囲まれ、俺は慌てて弁解するように答える。
「くれるっつっても、あれだぞ。手作りチョコを初めて作るから、実験台になってくれと
か、友達用に買ったデコチョコの元が余ったからとかそんなんだぞ？　ちゃんとラッピン
グして、はいお兄ちゃん。これ……食べて、とかじゃないんだからな」
　そもそもうちの妹は誰に対しても他人行儀な口の利き方なので、お兄ちゃんと呼ばれた
事すら一度もないのだが。
『そうですよねー。でも、それだって意外です。私に先輩みたいなお兄ちゃんがいたら、
絶対にバレンタインにチョコなんてあげませんから』
　俺は無言でため息をつく。いや、もう後輩に言われたい放題というのも何気に辛いぞ。
しかも遠回しにチョコなし宣言されたようなものだし。
「で、文村さんは誰かあげる人いるの？」
　サラリと早川が聞くと、彼女はビクッと体を震わせてから、陰の入った表情で視線を落とす。
『……どーせ、私も本命なんていないもん……　友チョコと義理チョコしかないもん……』

　そう呟いてから、パッと顔を上げて周りを見回しながら言葉を続ける。
『あ、でもみんなにはチョコあげるからね。計君にも。だから今年はチョコ無しじゃないよ』
「ホントに？　ありがとう。やっぱり生徒会入って良かったなあ。何か不純な気もするけ
ど、そうじゃなかったら先輩とか女子とかとはほとんど話す機会もなかっただろうし」
　素直に喜ぶ早川に、何となく文村の顔も綻ぶ。何かちょっといい雰囲気なのかと思うと
羨ましくもあった。
『会長には、いっつもお世話になってますから、超気合入れてデコチョコ作って来ますね。
だから、期待してて下さい！！』
　勢い込んで、文村は今度は会長に対して言う。すると会長はちょっと困ったような笑顔
を浮かべて頷いた。
『ありがとう。けど、お返しは何も出来ないわよ。私は義理チョコとか、そういう風習に
乗っかるのは好きじゃないから』
『いいんです。会長に食べて貰えればそれでも』
　そう頷いてから、文村は今度は俺に向き直って言った。
『あと、その……仕方ないですから、別府先輩にもくれてあげます。でも、中身は期待し
ないでくださいね』
　てっきり俺には無しかと覚悟していただけに、その言葉は意外だった。しかし、同時に
つい俺の捻くれスイッチが入ってしまう。
「あれ？　さっき、俺みたいな奴が兄だったら、絶対チョコあげないって言ってなかったっけ？」
　すると文村は、眉毛を逆立て、目に見えて怒った。
『兄妹なら渡したくない相手でも、義理チョコだと渡さなくちゃいけないこともあるんで
すっ！！　べっ……別にいらないんだったらいいですよっ！！』
「あー、いや。くれるっつーんなら、ありがたく頂くけどさ」
　自分の軽口を呪いつつ、急いで言うと、文村はフンと鼻を鳴らしてそっぽを向いた。
『だったら、計君みたいに素直に喜んでくれればいいのに。ほんと、別府先輩って性格ひ
ねくれてますよね。最悪です』
「そんな事言っても、俺ん時と早川の時じゃ、言い方も全然違ってたじゃねーか」
　仕方なく、とかくれてやると言われても素直には喜べんだろと思って言うと、キッパリ
と言い返された。
『それは、先輩と計君の人としての差ですから』

「あー、そうかよ。全く、どんだけ俺は評価低いんだか……」
　断言され、卑屈な気分で呟くと、横から早川が小声で慰めを言ってくれる。
「大丈夫ですよ。別府先輩は僕なんかよりずっと強いですから。僕なら、会長と文村さん
にここまで責められたら、二度と来れないと思いますし」
「そうかよ。ありがとな」
　何だか慰めになってないような気もしながらも、一応礼は言っておく。一方、文村はさっ
さと気持ちを切り替えて会長の方に向き直った。
『で、話が一周しましたけど、会長はどうするんです？　義理チョコとか友チョコなしだっ
たら、あげる人はいないって事ですか？』
　俺も、それから早川も気になったらしく、みんな一斉に会長に注目する。しかし会長は、
澄ました顔のまま、髪をうなじでかき上げてから言った。
『さあ、どうかしらね？』
　その言葉に、文村の乙女心が即座に反応した。
『うわっ！！　今の会長の一言って、すごく意味深じゃないですか？　何か、敢えて否定
しないって事は、もしかしたらいるんじゃないですか？　義理チョコとかじゃないチョコ
をあげる人が』
『ノーコメントよ。それに関してはいるともいないとも答えないわ』
　会長にしては珍しく、曖昧な答えに終始した事が逆に文村の好奇心を煽る結果になっていた。
『うーん。会長がチョコをあげる人ってどんな人なんだろう？　少なくともこの学校の人
じゃないですよね？　実は近所に素敵な年上の幼馴染がいたりとか、頭が良くてカッコ良
い家庭教師の先生だったりとか』
　さすが、文学少女。妄想には事欠かないようだ。憧れの表情を浮かべる文村に、さすが
の会長も苦笑して言った。
『そんな、マンガや小説みたいに素敵な男の人が身近にいたらいいのにね。でも、残念な
がら、それはないわよ』
『じゃあ、生まれた時から親が決めた許婚がいるとか？』
　ビシッと会長に向けて人差し指を向ける文村に、会長は肩をすくめて微かに笑って見せた。
『さあ、どうかしらね？　ただ、うちは普通の家庭よ』
　何と言うか、そんな彼女に俺も早川と二人顔を見合わる。何と言うか、俺達はすっかり
置いてきぼりだ。バレンタインなんて、所詮女の子のイベントに過ぎないのだろう。

『でも、やっぱり会長にはそんじょそこらの男なんて似合わないですよ。ハァ……　どん
な人なんだろうかな？　そして、どんなチョコをあげるんだろう？　やっぱり手作りです
か？　それとも、会長も実は密かにデコるのとか好きですか？』
　文村の気に飲まれたのか、俺も何となく想像してみたくなった。あの会長が、好きな男
相手に手作りチョコとかだったら、どんなのを作るんだろうと。しかし、すぐに俺は、あ
る記憶にぶち当たった。
「あ……！！」
　つい出した声に、皆の視線が俺に集まる。
『どうしたんですか？　別府先輩。変な声出して』
　俺は一瞬迷った。別に俺にくれる訳でもないし、仮にくれたとしても、事前にこういう
事を言うのはどうかと思ったからだ。しかし、俺の蒙った苦しみを思うに、一応釘は刺し
ておいた方がいいのかもしれない。例え、いや。確実に機嫌を損なうとしてもだ。
「いや。手作りでチョコ作るなら、気をつけた方がいいと思ってな」
『何を？　一体、何に気を付ければいいって言うの？』
　会長が不機嫌そうに眉根を寄せる。その表情にいささか尻込みしたが、言うと決めた以
上は半端は良くない。俺はグッと気持ちを強くして言った。
「いや。くれぐれも辛い菓子は作るなよ。チョコレートに唐辛子の粉を練り合わせるとか、
ハバネロクッキーのチョコレートがけとかな。でないと、もし渡す相手がいたとしたら死
ぬぞそいつ」
　文村が一瞬厳しい顔で俺に抗議しかけて、ピタッと止まる。彼女も、そして早川も、以
前会長が調理実習で作った激辛シューマイを食っているから、その記憶が蘇ったのだろう。
しかし、すぐに首を左右に振って自分の考えを振り払うような仕草をすると、いささかトーン
ダウンしつつも俺に文句を言う。
『別府先輩、何言ってるんですか。いくら会長が辛い物好きだからって、チョコやクッキー
に辛い物を練り込む訳ないじゃないですか。そんなの、お菓子に対する冒涜ですよ。ねえ？』
　同意を求められた会長は、しかしややうつむき加減で下を向いたまま何も言わなかった。
何気に文村も、今地雷を踏ん付けた事は気付いていないのだろう。いや。会長手作りの激
辛クッキーを食った俺以外が、気付くわけがないが。
「ま、念のためだよ。もし、会長に好きな奴がいるなら周到な会長の事だし、好みの味く
らいは把握してんだろうけどさ」

　この場は何とかこれで収めようと、自分の言葉を否定するような発言をする。すると、
文村も頷いて言った。
『そうですよ。大体、念のためだなんて必要ないんです。あんな事を言う事自体が、先輩
がおバカな証拠ですから』
　またキツイ一言が来たが、これで場が収まるならと俺も大人しく甘受する事にする。し
かし、その時会長が、勢いよく椅子を鳴らして席を立った。それに、俺達三人の視線が一
斉に会長に集まる。
「ど、どうしたんですか？　会長……」
　普段、あまりそういう行動を取ることがない会長だけに、驚いた早川が会長に聞く。し
かし会長は、無言で書類の束を持ち上げると、俺の前にドサッと乱暴に置いた。
「ちょっと待て。どういう事だよ？」
　咄嗟に会長に聞くと、会長は冷たい視線で流し目をくれると、無機質な声で言った。
『私は用事があって帰るから。あとは別府君一人でやっておいてくれる？　生徒会の印鑑
は押していいから、今日中に全部ね』
「ちょっと待て。これ一人で全部今日中とか無理だろ絶対。俺の仕事もあるんだぞ？」
　しかし、その抗議は会長の無言の視線に跳ね返された。
『無理だろうがなんだろうが、絶対やってもらうわ。あと、秀美ちゃんと早川君の分もね。
二人とも、後のことは別府君に任せて、今日は帰っていいわよ』
「え？　でも……」
　さすがに躊躇いを感じて、後輩二人が会長を見やる。しかし会長は自分の席に戻ると、
コートを着込み、鞄を手に取ってから言った。
『気にすることないわ。貰えもしないくせに、人のチョコに難癖つけようとするおバカさ
んなんて、放っておいていいから』
　どうやら、俺の一言で会長が害した気分は、俺の予想を遥かに上回っていたようだった。
しかし、かといって謝るのも変な話なので黙っていると、文村が立ち上がる。
『あの、私のは大丈夫です。急ぐものじゃないですし、先輩に触られたらクチャクチャに
なっちゃいますから』
　そう言って、彼女も帰り支度を始める。その背に、会長が声を掛けた。
『秀美ちゃん。何だったら、途中まで一緒に帰りましょう。お菓子屋さんでチョコ見てく
のも楽しいかも知れないわ』

『そうですね。あと、お茶しましょうか？』
「おいおい。用事あるんじゃなかったのかよ？」
　思わずツッコミを入れると、会長がジロリと俺を睨んで言った。
『これも用事でしょう？　何か文句でもあるの？』
　そして、俺の返事も待たず、首に巻いたマフラーを直すと、颯爽と生徒会室を出て行ってしまう。
『あ、ちょっと待って下さい！！　それじゃ、別府先輩。お先失礼します』
　慌てて会長の後を追って、文村が生徒会室から出て行く。男二人になったところで、早
川が聞いてきた。
「先輩。何であんな事言ったんですか？　会長が怒っても仕方ないとは思いますけど」
「さあ。何でだろうな」
　俺は適当にはぐらかした。こればっかりは、食った奴でないと分からない危機感だし。
『早川君も、今日はもう帰りなさい。これは会長命令だからね』
　思いもかけず戻ってきた会長に、早川がビクッと体を震わせる。
「わ、分かりました。僕の分も大丈夫ですから、別府先輩は会長の仕事に集中してくださ
い。それじゃっ！！」
　慌てて早川が、生徒会室を出て行く。一人残された俺は、大量の書類を前に、一人ため
息をついたのだった。


続く

wktk

生徒会シリーズきた！これでかつる！

どうしたら完走したことになるの？
１０００いけばいいの？

>>25
まだGJとは言ってやんねー

待ってる

ほ

毎年上映会が開かれて顔真っ赤になるツンデレ
学習しないツンデレ
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1806.jpg

>>31
GJ!!
ツンデレの手作りチョコ食べたい

GJ

お題
・チョコが苦手な男とツンデレ

ほ

お題
つ・バレンタインデーに男が風邪引いて休んだら

20分かつみん

させぬ

危ない

それじゃあ、>>19-25の続き投下します。

9レスと長いですが、お付き合いよろしく

（自炊）ツンデレにバレンタインチョコの注文を付けてみたら　後編

［二年D組。別府タカシ君。ホームルームが終わりましたら、速やかに生徒会室に来て下さい］
　週が開けて14日。今日は生徒会活動はないはずだがと思いつつ、俺は席を立つ。しかし、
校内放送で呼び出されても、クラスの誰もピクリとも反応しない。副会長ともなると、日
常茶飯事だからだが、何となく寂しさを覚えなくもない。
「ちぃーっす」
　ドアを開けて、生徒会室に入る。すると、同じように呼び出しを受けた会長と早川はも
うやって来ていた。
『別府先輩。遅いですよ』
　一人、呼び出しに名を連ねなかった文村が憤慨して言う。それもそのはず。呼び出した
のは彼女本人だからだ。
「アホか。お前、私用に放送室使うなよな」
　そう言うと、彼女はむくれた顔をして言い返した。
『だって、連絡するの忘れちゃったんですもん。今日、生徒会活動が無い日だって忘れて
て。校内で携帯使うの禁止だし、だったら校内放送使った方が手っ取り早いじゃないです
か。ちゃんと許可は取りましたし、私達が呼び出されても、誰も不思議に思わないし』
「まあ、そりゃそうだけどさ……」
　両手を腰に当て、ふんぞり返る文村相手に俺は頭を掻いた。確かに校則違反じゃないが、
公私混同も甚だしいだろと。
『あんまりゴチャゴチャ言うと、チョコあげませんよ。その為に呼び出したんですからね。
はい、これ計君の分』
　俺を睨み付けて文句を言ってから、急に穏やかな顔になって早川にチョコを差し出す。
「あ、ありがとう。嬉しいよ」
　素直に笑顔でお礼を言う早川の手に、小さくて派手な柄の手提げ袋がぶら下がっている
のを、文村が気付く。
『ちょっと、計君。その手に持ってるのは何？』
　すると早川は、何の気も無く自然に持ち上げ、頷いて答えた。
「ああ。これバレンタインチョコ。クラスの女子から貰ったんだ」

『えええええ〜っ！！　何よそれ？　小学校以来、チョコ貰った事なかったんじゃないのっ！？』
　驚いて声を上げる文村に、早川は照れ臭そうな笑顔で答えた。
「それがさ。僕、数学は得意じゃん。クラスでいつも試験前になると数学教えてる女子の
グループがいてさ。メンバー全員から感謝の気持ちでってくれたんだ」
『それにしては、何か箱が随分大きいよね？』
　袋の中身を覗き込んで文村がチェックする。すると、早川は見やすいように広げて言った。
「うん。何でも、みんなで遊んで適当にデコッてたら大きくなりすぎたとか言って。元の
チョコより飾りの方がでかくなったって言ってた」
『信じらんないーっ！！　何だあ。計君にとって久し振りのチョコだからって、義理にし
ては頑張ってみたのにーっ！！　何か裏切られた気分だよ……』
　残念そうな声を上げる文村に、早川が慌てて言った。
「いや。文村さんからのチョコも嬉しいよ。それに、向こうはグループ四人でだからさ。
一人の女の子から貰うのは文村さんだけだし」
『あー、ありがと。そう言ってくれて。でもいーなー。そういうのもさー』
　やさぐれた口調でぶつくさ言いつつ、次の袋を手に取る。それから、パッと気持ちを切
り替えたように笑顔になって、文村が会長に袋を差し出す。
『はい！！　これ、会長にです！！』
『本当にいいの？　女の子同士だなんて、何かちょっと変な感じだけど』
　戸惑い気味の会長に、押し付けるように渡しながら文村が笑顔を見せる。
『なーに言ってるんですか。今時、友チョコなんて普通じゃないですか。むしろ、女の子
同士の方が流行ってるんですから』
『ありがとう。それじゃあこれは、家に帰ってからゆっくりと楽しませてもらうわ』
『はい！！　頑張ってデコりましたんで、楽しんでください！！』
　心底から嬉しそうな顔で会長にチョコを手渡し、俺の方を向いた時には嘘みたいな仏頂
面だった。
「何で、俺の時はそんな不満そうな顔になるんだよ」
　つい疑問を呈すると、即座に答えが返ってきた。
『当たり前じゃないですか。だって、別府先輩なんかにチョコ渡さなきゃいけないんですから』

「嫌々渡されるのはこっちも困るけどな」
　正直に感想を言うと、仏頂面がさらに怒りの表情へと進化する。
『どっちなんですかっ！！　欲しいんですか欲しくないんですかっ！！　欲しくないんだっ
たら、別にいいですよ。家持って帰って食べますからっ！！』
　ここで欲しくないなんて言ったら、何か今後ずっと口を利いてくれなさそうな気がして、
俺は慌てて言った。
「いや。欲しいよ。くれるって言うんなら、もちろん欲しいけどさ」
『だったら、四の五の言わず、さっさと受け取って下さいっ！！』
　突き出された紙袋を、恐る恐る受け取ると、彼女はパッと手を離した。
『言っときますけど、あくまで、先輩に対しては義理の義理チョコですからねっ！！　中
身なんかには期待しないで下さいよっ！！』
「分かってるから、そうムキになって何度も何度も義理義理連呼すんなって。あんまり言
われると、嬉しさも無くなっちまうぞ」
　何か、むしろ必死にすら見える彼女をたしなめると、文村は唇を尖らせ、不満そうに下を向く。
『だって……勘違いでもされたら……』
「勘違いなんてしないって。だから安心しろ」
　その言葉に、何故か文村の体がピクッと反応する。だが、次の瞬間にはパッと顔を上げ
ると、もう笑顔の彼女がそこにいた。
『それじゃあ、私は今日はこれで失礼します』
『あら？　もう帰るの？』
　会長の言葉に、彼女は元気良くうなずく。
『はい。これから証人喚問があるんで』
「証人喚問？」
　怪訝な顔で早川が聞くと、文村はちょっと憤慨した顔でうなずく。
『そう。うちらのグループで、こっそりと野球部の男子にチョコ渡してた子がいたんです。
みんなで男子なんて知らないから、友チョコ交換し合おうねって約束してた仲間で。だか
ら、これから証人喚問なんです』
「おいおい。ちょっと裏切った程度でいじめんなよ」

　文村に限ってはそんな事ないだろうが、女子同士でもよく、こういった事が自殺に繋が
るいじめに発展する事もある。冗談っぽくでも釘を刺しておいたほうがいいと思って言う
と、文村は笑顔で否定した。
『大丈夫ですよ。友達みんなでお茶しながら、洗いざらい白状させるだけですから』
　だが、その笑顔がちょっと黒いなあと思わないでもなかった。
『あ、それじゃあもう急ぐんで。お疲れ様でーす』
　ペコリと軽くお辞儀をして、彼女はダッシュで駆け去っていった。
『……生徒会役員が廊下を全力ダッシュって……あれは、減点ね』
　会長の一言に、俺はチラリと様子を窺うが、どうやら面白がっている雰囲気だった。し
かし、しっかり弱味を握るあたりは会長も黒い。
「それじゃ、僕も帰ります」
　早川の挨拶に、俺は軽くうなずいた。
「おう。お疲れな」
『お疲れ様。早川君』
「それじゃあ、お疲れ様です」
　そして、後に残ったのは、俺と会長の二人だけだった。とはいえ、何かある訳でもない。
むしろあるとすれば、あまり良くない事だけだろう。
「じゃあ会長。またあし――」
『待ちなさい。別府君』
　みなまで言い切る前に、会長に言葉を被せられて止められた。そして、何の用か聞こう
とする前に、制服の裾をむんずと掴まれる。
『貴方は、こっちよ』
　そう言って、俺を生徒会室に引っ張り込む。
「ちょ、ちょっと待てよ。服伸びるって！！」
　しかし、会長はお構い無しにそのままドアを閉めると、俺を会長の席まで連れて行く。
「で、何の用だよ。今日は活動は休みだろ？」
　制服を引っ張って皺を直しつつ聞くと、会長は椅子に座って置いてある書類を指す。
『これね。先週頼んでおいた書類は』
「あ、ああ。そうだよ。一応、ちゃんとやってはあるから」

　結局、最後に終わったのは午後八時を回った頃だった。全く、口は災いの元とはよく言っ
たものだと、俺はしみじみと思ったものだった。
『一応、確認しておかないとね。もし、手を抜いたりしていたら、全部やり直させるから』
「はいはい。どうぞ、ご存分に御覧になって下さい」
　半ばヤケクソな口調で俺は答える。確かに最後の方はかなりくたばっていたから、完璧
な会長の仕事からすれば、相当やっつけである。難癖付けられる可能性は大いにあった。
『ふうん。一応はちゃんとやってあるようね』
　書類を見て、チェック項目を確認しつつ会長が呟く。俺は、大人しく椅子に座ると、ボ
ケッと会長の様子を眺めていた。しかし、どうも会長の書類さばきの手が遅い。しばらく
書類に視線を落としたまま、止まっている時すらあった。
「どうしたよ。何か、問題でもあったか？」
　俺が聞くと、会長はハッと顔を上げて、驚いた顔で俺を見つめた。それから、首を軽く
左右に振ると、視線を書類に戻しつつ答える。
『いいえ。今のところは大丈夫よ』
　そう言って、また書類チェックに戻るものの、すぐにまた手が止まってしまう。どうも、
あの会長にしては珍しく事心ここにあらずといった様子である。
「会長」
　俺は、もう一度声を掛けた。すると、ビクッと肩を震わせてから、会長が俺の方を向く。
『な……何？　あんまり仕事の邪魔、しないでくれない？』
「いや。その仕事の手が止まってるからさ。どうしたのかなって思って」
　すると会長は、俺の質問には答えず渋い表情で僅かに顔をうつむかせる。そのまま様子
を見ていると、会長は深いため息をついてから顔を上げた。そして、顔に掛かった髪を頭
を振って軽く払うと、俺を見て言った。
『いいわ。別府君。ちょっとこっちに来てくれる？』
「はいよ」
　何となく、いつもの会長とは雰囲気が違うのを感じて戸惑ったが、俺はそれを表に出さ
ずに、気軽な調子で返事をすると、立ち上がって会長の前に立つ。
「で、どこがまずかった？」

　書類のダメだしだろうと思って聞くが、会長は俺をまっすぐに見つめたまま答えなかっ
た。しかし、少し経ってから小さく呟く。
『違うわ。その事じゃないわよ』
「は？」
　思わず聞き返す俺を無視して、会長は引き出しを空けた。そして、中から何か取り出す
と、俺に向けて差し出す。
『……これ。受け取ってくれる……？』
　会長の手にあるのは、水色に青の模様が入った綺麗なラッピング用の袋だった。口は金
のリボンで留められている。
「へ……？　これって、まさか……」
　会長の手から袋を受け取りながら呟くと、会長は俺の目をまっすぐに見据えて言った。
『一応先に言っておくけど、バレンタインデーだからって訳じゃないからね』
　まさかという期待を、会長の言葉が打ち消す。しかし、リボンを解いて袋を開けると、
中にはやはり、小さなカラフルのチョコレートが入っていた。形も様々で、実に女の子の
手作りらしい、可愛らしいチョコである。
「いや。でもこれ、チョコじゃん」
　そう言うと、会長は思いっきり俺を睨み付けて言った。
『だから、バレンタインだからって訳じゃないって言ったでしょ！！』
　珍しく、興奮した声を上げる会長をしばし呆然と見つめた後で、俺は疑問を口にする。
「まあ、いいけどさ。バレンタインじゃなかったら、何で俺にチョコくれるんだよ？」
　すると会長は、俺から視線を外し、横を向くと小さく言った。
『貴方に、バカにされたからよ……』
「は？」
　何度目かの疑問の声が口を突いて出る。すると会長は、もう一度俺を睨み付けて言った。
『いいから食べてみなさいよ』
「あ、ああ。分かったよ。それじゃあ、いただきます……」
　会長の手作りチョコを、会長の見つめる前で口にするのは、何だかドキドキする。俺は、
無難そうなホワイトチョコを摘むと、口に含んだ。
『どう？　味の方は』
「うん。いや、美味いけど……」

　何だか詰問されているような気分で答える。すると、会長が不機嫌そうに言葉を吐き捨てた。
『私だって……作ろうと思えば、ちゃんと甘いお菓子だって作れるんだから……』
　その言葉に、俺は納得した。俺のあの言葉を気にしていて、それでわざわざ証明する為
に手作りチョコを作って来たのかと。
「いや。俺は別に、会長が出来ないと思って言ったわけじゃなくて……」
　弁解の言葉を口にするが、最後まで言う前に、会長に遮られた。
『謝罪しなさい』
「え？」
『私をバカにした事を、今この場で謝って。そうしたら、私ももう、この事は忘れてあげるから』
　俺からすれば、確かに揶揄するようには言ったが、バカにして言ったつもりではない。
とはいえ、会長を酷く不愉快にさせたのは事実なのだから、ここは男らしく謝るべきだろう。
「分かった。悪かったよ。あれは失言だった。反省する」
『分かればいいのよ。分かれば』
　そう言うと、会長は椅子から立ち上がる。帰り支度を始めた会長に、俺は聞いた。
「おい。書類のチェックはしなくていいのか？」
『いいわ。少し見ただけで貴方の仕事振りは分かったもの。まあ、多少いい加減な所はあ
るでしょうけど、押さえる所さえ押さえてあれば問題はないわ』
　実にあっさりした態度に、俺はふと思った。もしかしたら、書類のチェックなんて最初
から口実で、俺にチョコをくれる為に、呼び止めたのではないだろうかと。
「なあ。一つ聞いていいか？」
　俺の言葉に、会長が動きを止める。
『何？　出来れば、貴方と長話はしたくないんだけど』
　日頃、二人きりでいる時間が圧倒的に多いのに、こういうところは矛盾してるなと思い
つつも、俺は頷く。
「一言だけ。何で……チョコ渡すのが、今日だったんだ？」
『え……？』
　驚いたような顔をする会長に、俺は真っ直ぐ視線を向けて言葉を続けた。

「バレンタインのチョコじゃないんだったら、むしろ明日とかの方が誤解されなくて良かっ
ただろ？　なのに、何でわざわざ今日なんだよ」
　俺の質問に、会長はしばし呆然と俺を見つめていたが、やがて口をキュッと強く結び下
を向く。それから、小さな声で答えた。
『……別にそんなの……一刻も早く、証明したかったからってだけよ。いちいち避ける方
が面倒じゃない。それだけなんだから』
「本当に？」
『当然よ。変な期待してるんだったら、今すぐそれを打ち払いなさい』
　顔を上げ、強い言葉を放つ会長に、俺は降参した。仮にそうでなかったとしても、会長
がそんな事認めるとは思えない。
「わかった。納得したよ」
　そう言うと、会長は頷いて言った。
『それじゃあ、もういいわね。そのチョコは、後は貴方が食べちゃって。捨てたりしたら
ダメだからね』
「そんな事しねーよ。せっかくの会長の手作りチョコだ。大切に食べさせて貰うよ」
　すると、俺の言葉に会長の顔が僅かに赤くなったような気がした。しかし、すぐに顔を
背けられてしまったので、ハッキリとは確認出来なかったが。
『じゃ、後は戸締りを宜しくね。また明日』
　つかつかと部屋を早足で横切ると、会長の姿は扉の向こうに消えて行った。
「やれやれ。どこまでが本当で、どこまでが嘘なんだか……」
　小さく俺は呟く。本当に、あの会長は分かりにくいにも程がある。しかし、あの会長か
らバレンタインデーにチョコを貰えたのは、多分世界で俺一人だ。その事実だけでもあり
がたく噛み締めておこう。
「あと一つ。食ってから帰るか」
　袋の中のチョコはかなり多い。どのみち食べ切れるものでもないから、家でこっそりと
食べようと思ったが、その前に一つくらいは食べておきたかった。俺は適当に摘んで口に含んだ。
「ぐふっ！？」
　噛んだ途端、中から出てきた粉に俺は思いっきりむせた。口いっぱいに辛さが広がる。

「げほげほ、げーほっ！！　ごほっ！！　げほっ！！　何じゃこりゃあっ！！」
　しばらく苦しんでから、俺はようやく平静を取り戻す。
「まさか、他にもあるんじゃないだろうな……」
　もう一つ摘んで齧ってみるが、それは普通のチョコだった。よくよく考えてみれば、甘
いお菓子が作れると証明する為の手作りなのだから、地雷を幾つも用意しておくとは思え
ない。単に二発目で踏んだ俺が強運だっただけだ。
「くっそー……会長め……」
　中を漁っていた時に、メッセージカードが入っているのを見つけた。広げて見てみると、
そこには一言だけ、でかい文字で書かれていた。

『バカ』

「ちっ……　どうせ俺はバカだよ」
　カードに向かって毒づくと、チョコをバッグにしまって、俺も生徒会室を後にしたのだった。


以上です。
予想以上に長くてスマン

バカって言われたい

>>49
ブラボーだ

>>49
GJ
GJだとも

かなみんちゅっちゅ

>>49

gj！会長はいつか盛大にデレてくれるのだろうか

>>49 GJ

会長のデレがみたい

お題
つ・いつでも全力投球なツンデレ

しかしこの会長がデレる＝シリーズの完結と成り得る罠。
>>49ＧＪ！会長可愛いｗｗｗｗ

>>49
これはいつか会長サイドの話も見てみたい

IDちぇき

避難所あらぶってるなw

>>49
とても良いんだが、世間では結構テンプレだけどこのスレのテンプレには何故かないよね。
あと、最近お嬢分が足りないと思うんだ。

http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1809.jpg

精一杯の勇気的な。

お嬢ごといただきます

絵師フィーバーktkr

お題

豪快なツンデレ
派手なツンデレ
元の属性から各ツンデレ（アッパー・ダウナー・関西など）にチェンジできるツンデレ
海賊ツンデレ


豪快だなぁ

>>61
会長って無表情クール系だと思っていたんだが、そう単純な括りでもないのか
俺もまだまだ甘いな

そしてお嬢分を美味しく頂きつつ、メイド分SSを8レス行きます

（自炊）今年は素直にバレンタインチョコをあげる事にしたツンデレ

　コンコン。
「芽衣か？　どうしたんだ？」
『あ、いえ。お茶の準備が出来ましたので、宜しかったらリビングの方へいらして頂けますか？』
「ああ、ありがとう。それじゃあ、片付けてすぐに行くよ」
『は、はい……　お待ちしておりますので……』
「（そういえば、今日はバレンタインデーだよな。芽衣の奴、今年はどんな言い訳を用意し
てるんだか）」


「お待たせ、芽衣」
『いえ。ちょうどお茶が入ったところですので、良かったです』
「あれ？　この箱は何？」
『――――っ！！　えっ……えっと、それはその……今日はバレンタインですから……わ、
私からタカシ様への……チョコレートです……』
「へ……へぇ……」
『へぇって……　一体どんな反応なんですかっ！！　義理とはいえ、チョコレートを差し
上げるんですから、形だけでももう少し喜んで頂けても宜しいんじゃないですかっ？』
「いや、その……　何か、意外だなって思って」
『意外って、何がですか。私がタカシ様にチョコレートを差し上げるのは、何も今年に始
まった事ではないと思いますが』
「うん。でもさ。今まで一度も、素直にバレンタインチョコですって言ってくれた事無かっ
たからさ。クッキーにさり気なくチョコチップ混ぜたりとか、焼き菓子の材料にチョコを
使ったりとか、こっそり作っておきながらありませんって言われたりしてたから、こんな
風に素直にくれるなんて思ってもみなかったし」
『そ、それはその……もういい加減、バカらしくなっただけです。もう何年も二人で一緒
に暮らして、何度もバレンタインデーを迎えていて来ましたからね。どうせ、タカシ様は
私が何を言っても、最後にはチョコをくれるんだろうって思ってるに決まってますし』
「うん。実際、くれてるしね」

『だってそれは……男のご主人様にお仕えしているのに、チョコを渡さないとか、メイド
として逆にそれはどうかと思いますもの。礼儀上の問題です』
「まあ、そこまで気を遣う必要はないと思うけどね。でも、何か今年は格別に嬉しいよ」
『は……？　な、何がですか。確かに、いろいろと言い訳をつけて来た事実は認めますけ
ど、でも毎年チョコは差し上げて来たじゃないですか』
「でも、こんな風に箱に入れてラッピングまでしてさ。バレンタインチョコですって言っ
て渡されたのなんて初めてだから。ここまでは予想してなかったからかな」
『こ……こんなのは、別に世間一般では普通じゃないですか。何も恋人同士に限った事で
はありませんし、渡し方が変わったからといって、私のタカシ様に対する思いが変わった
訳ではありませんから』
「まあ、そうなんだろうけどさ。でも、嬉しいよ。ありがとう」
『お……お礼とかはもう結構ですから。さっさと開けて食べて下さいっ！！　お茶が冷め
ちゃうじゃないですか』
「まあまあ。そう急かさないで。お茶は美味しく頂くから」
『食べる前から飲んだら、無くなってしまうじゃないですかっ！！』
「大丈夫。芽衣はいつも、無くなるとすぐにお茶のおかわりはいかがですかって聞いてく
れるじゃん。……うん、美味しい。体も温まるし」
『そ、それはそうですけど……』
「さて。それじゃあ一息ついたところで、いよいよ芽衣のくれたバレンタインチョコを開
けてみようかな」
『ですから、いちいちバレンタインチョコなんて強調しておっしゃらないでくださいって
ば！！　たまたまバレンタインだからチョコにしてみただけで、いつも作ってるお菓子と
そう変わりはありませんから』
「気分だよ。気分。大体、男としては、こんな綺麗なメイドさんにチョコレートを貰って
る人なんて、多分日本中でも俺くらいしかいないだろうし」
『なななっ……　何をバカな事をおっしゃっているんですかっ！！　変に余計なお世辞と
か入れなくてもいいですからっ！！』
「だって、日本で本当にメイドを雇っている家がどのくらいあると思う？　その中でも、
専属でメイドを一人つけてる男なんて、多分五人もいないと思うよ。さらに、そのメイド
さんがこんなに可愛いとなれば、もう俺くらいじゃないかな」

『だから、可愛いとか綺麗とか、そういう嘘はおっしゃらなくていいですっ！！』
「嘘じゃないってば。見たまんまをそのまま言ってるだけだし」
『（ああ……もう……み、見たまんまとか……う、嬉しいというか何と言うか、どうにかなっ
ちゃいそうです……　それなのに、タカシ様ったら平然とそんな事言えるなんて……ズル
イです……）』
『も、もういいですからっ！！　早く食べて下さいってば！！』
「うん。ま、そう慌てずゆっくりとね。では、いよいよご開帳と……」
『（ううう……　何だか、私自身が嬲られているみたいです……）』
「おおっ！？」
『な……　こ、今度は何なんですかっ？　もういい加減、大げさに驚くのは止してください』
「いやあ。こんな、ストレートにチョコってのも、初めてかなって」
『べ……別に、そこまで驚くほどの事ではないかと思いますが。どうせ、素直に渡すんだっ
たら、こういうチョコの方がひねりとかがいらない分、楽なだけです』
「でもこれさ。手間暇は随分掛かるよね。今流行のデコチョコっていうのなんだろうけど、
飾りつけもシンプルなのにすごく細かくて、土台のチョコもオリジナルの形だしさ」
『こういうのは、凝り出すとつい楽しくて止まらなくなってしまう時があるんです。です
から、別にタカシ様の為と言うよりは、自分の趣味みたいなものですから、特に気になさ
らなくても結構ですから』
「そうなんだ。でも、何だか食べるのもったいない気がするな」
『やっ……止めて下さいそういうのはっ！！　へっ……変に有り難がられるのは、却って
迷惑ですから……ちゃんと食べて下さいっ！！』
「分かった分かった。ちゃんと食べるから。ところで、芽衣の分は？　いや、こう聞くの
も変な話なんだけどさ。俺ばっかりチョコレート貰って、芽衣は何にも無しだと、何か気
が引けるし」
『わっ……私の分はいいんです。そもそも、メイドなんですから、本来はこうしてお茶の
席に同席する事さえおこがましいんですからね。タカシ様が遠慮なさるから、今は当たり
前のように、こうして一緒に頂いておりますが』
「うん。それは何回も口をすっぱくして言われてるから分かってるけどさ。何も遠慮しな
くても、自分用に少しくらいお茶請けを用意してもいいんじゃないのかなって思っただけで」

『きょ……今日はその……いいんです……　私は遠慮しますから、タカシ様はどうぞ、お
気になさらず、食べて下さい』
「ふうん。まあ、芽衣が食べたくないからというんならいいけどさ。でも、何かちょっと
必死になってるところを見ると、やましい理由があるとかじゃない？」
『え……？　べ、別にそんな事はありませんが』
「実は、チョコ作ってる最中に、ずっとつまみ食いしてたとか？」
『なっ……！？　なななっ……何をバカな事を……私がつまみ食いだなんて、そんな、は
したない真似をするとでも、おっ……思ってらっしゃるのですか？』
「別につまみ食い自体ははしたないとは思わないけどな。俺も、自分で料理作る時は大抵
やってるし。ていうか、何でかああいうのがすごく美味しく感じたりするんだよな」
『わ……私をタカシ様と一緒にはしないで下さい。別府家のメイドたるもの、つまみ食い
など、許される物ではありませんから』
「で、主人としての命令だけどさ。正直に答えてくれる？　でないと、このチョコは今日
はお蔵入りかな。芽衣の見てないところで、密かに食べるとするよ」
『なっ……何でいちいちそんな事するんですかっ！！　大体、こんな所で命令権を使うな
んて卑怯です』
「で、どうなの？」
『ううっ……　す……少し……』
「少しだけ？　それなのに、お茶菓子を我慢するの？」
『……の……つもりでしたが……』
「つい、食べ過ぎちゃったんだ」
『だっ……だって、仕方ないじゃないですかっ！！　タカシ様のお口に入れるチョコレー
トですもの。そこら辺の安物を素材に使うわけには行きませんから、海外からブランド品
のチョコレートを取り寄せたのですが、一口食べただけで、全然違うんですよ？　甘い物
好きな女の子だったら、誰だって手が出ちゃいます。むしろ私は我慢した方です！！』
「分かった。分かったからそうムキにならなくても。それに、芽衣が隠したがるからつい
つい追求したくなっただけで、つまみ食いそのものは全然悪い事だと思ってないからさ」
『し、しかしその……別府家のメイドとして、そういう行為は……』
「相変わらず、お堅いなあ。本家行って、こっそり見てごらんよ。うちのメイド達だって、
キャアキャア言いながら、つまみ食いしてるはずだよ」

『そっ……そうなんですかっ！？　それで、メイド長は何にもおっしゃらないんですか？』
「多分、大っぴらにやってたりすれば怒るだろうけどね。少しくらいは見て見ぬフリをし
てるんだと思うよ。だって、若い女の子なんだし、それくらいの密かな楽しみはあっても
いいだろうし」
『し、しかし本家がそれでは、示しがつかないのでは……？』
「だから、こっそりとやる分にはって事だろ？　だから、芽衣もそんなに気張らなくても
いいよ。そこまで言うって事は、普段やってる事でもないんだろうし」
『そ……それは、無論その通りです。必要な味見以外は、つまみ食いなど致しません』
「じゃあ、その件はいいじゃないか。で、本当にお茶菓子無しでいいの？　別につまみ食
いしたからって、食べるなとは言わないけど」
『いえ。それはその……余分なカロリーや糖分を摂取してしまったので、その分控えなけ
ればならないものですから……』
「そうか？　芽衣はスタイルもいいんだから、そこまで気にすることないのにな。主人の
付き合いだと思って、クッキーの二、三枚も食べてくれた方が、こっちは気が楽だけどな」
『そういう所を我慢して、必死に体型を維持しているんですっ！！　あと、スタイルがい
いとか言わないで下さいっ！！　タカシ様は褒めてるつもりかも知れませんが、私の体型
をいちいちチェックされるなど、迷惑ですからっ！！』
「べ、別にいちいちチェックしなくても、パッと見で十分分かるけど、まあ気にしたなら
ゴメン。ところで、本当に一人で食べちゃっていいんだよね？」
『無論です。これはタカシ様だけが食べる為に作ったんですから』
「よし。それじゃ、頂くよ。さすがにそろそろ、目の前に置いとくのも限界になって来たし」
『どうぞ、召し上がって下さい。私としても、片付かないものですから、さっさと食べて
下さったほうがありがたいです』
「そんな、詰め込むように食べる訳には行かないさ。これだけ丁寧に、時間掛けて作って
くれたんだもの。じっくりと味あわせて貰うからね」
『そっ……そんな、じっくりとか、おっしゃらないで下さいっ！！　何かその……タカシ
様がおっしゃると、イヤらしく感じます』
「ええ〜？　それは心外だな。ごく、普通に言ったつもりなんだけど」
『タカシ様がそうでも、受け取る側がそう聞こえたんですからそうなんです。自重なさっ
て下さい』

「やれやれ。芽衣の前だと、何言っても怒られそうな気がするなあ」
『それはタカシ様の資質の問題です。今後、社会に出られて多くの女性と接する機会をお
持ちになるのですから、今のうちに直して頂かないと困ります』
「……今の学校でも、クラスでもサークルとかでも普通に女の子と話ししてるけど、芽衣
より厳しい子には会ったこと無いけどな……」
『何ですか？　私が特殊だとでもおっしゃるのですか？』
「ああ、いや。そういうわけじゃ。と、とにかく、頂くよ」
『はい。どうぞ、お食べになって下さい』
　パキッ……
「うん。美味しい。このチョコ、すごく美味しいな。なかなかこんなチョコにはお目にか
かれないんじゃないか？」
『それは、元の素材が高級だからです。私の腕とは関係ありません』
「いいよ。そんな、謙遜しなくても。大体、一度溶かして固めてるんだろ？　素材が高級
であるほど、失敗すればそれが味に出そうだと思うんだけど。でも、このチョコはすごく
美味しいよ」
『タカシ様。お褒めになられるのは結構ですが、大げさも過ぎると、相手の嬉しさも半減
致しますよ？』
「全然、大げさなんかじゃないさ。この緑色のは抹茶かな？　綺麗な色してるね」
『はい。ホワイトチョコを原料に、私が混ぜてみましたけど』
「すごいね。さすが、プロ顔負けって感じだよ。うん。味も美味しい。トッピングも、和
風っぽい味に良く合ってるね」
『で、ですから褒め過ぎないで下さいってば！！　変にくすぐったいだけで、全然嬉しく
ないですからっ！！』
「そう？　でも、見た感じはそうは見えないけどな」
『ど……どこがですかっ！！　私はちっとも、その……喜んでなんていないですよっ！！』
「でも、顔真っ赤だし、何か頬がヒクヒクしてる。何か、顔が綻びそうなのを懸命に我慢
している感じなんだけど」
『そ……っ……そんなことありませんってば！！　勝手に捏造なさらないで下さい！！
タカシ様のバカッ！！（////////////////）』

「ふう……とうとう、全部食べ切っちゃったな。すごく美味しかったよ。ありがとう、芽衣」
『……私は……少し、疲れました』
「どうかしたの？」
『だ、だってその……タカシ様ったら、一枚一枚、全部褒めながら食べるんですもの……　
聞いてるこっちが、気疲れします』
『（本当に……嬉しさを表に出さないようにするのに、どんなに苦労したか……）』
「ゴメンゴメン。でも、九枚全部、違う種類にした芽衣の苦労に報いてあげたいと思って
ね。それが却って疲れさせちゃったなら、謝るよ」
『いえ。もう結構です。それより、お茶のお代わりはもう宜しいですか？』
「うん。とりあえずいいよ。チョコももう無くなっちゃったし。何か、全部食べ切っちゃっ
たのは、やっぱりもったいなかったかなあ。何か、少し寂しい気分だよ」
『べっ……別に、たかが義理チョコみたいなものじゃないですか。何も、そんな寂しがる
必要はありません』
「うん。でも、また来年まで待たなくちゃならないのかと思うと、ちょっとね」
『それはまあ、バレンタインなんて年に一回のイベントですし……って、ちょっとタカシ様』
「何だい？　芽衣。怖い顔して」
『何って……　何でそんな、来年までとか当たり前のようにおっしゃっているんですかっ！！』
「だって、これからも芽衣は俺のために、バレンタインにはチョコを作ってくれるんだろ？
俺の傍にいる限り、ずっと一生」
『いいいいい……一生……ですかっ！？』
「うん。だって、芽衣自身が言ってるじゃん。自分は好むと好まざるとに係わらず、ずっ
と俺のメイドなんだって。それで、メイドが主人にチョコを渡すのは普通だって言うんな
ら、そういう事になるんじゃないの？」
『あ……いや、それはその……』

「もちろん、当たり前なんて思わないよ。芽衣みたいな子が傍に仕えてくれて、おまけに
バレンタインには毎年手作りチョコをくれるなんて、感謝してもし足りないくらいだと思っ
てるから。だから、これからも楽しみにし続けるからさ。宜しくな」
『あっ……あう……』
「ん？　どうかしたの？」
『なっ……何でもありませんっ！！　その……私は、食器を片付けてまいりますので、失
礼しますっ！！』
「あ、芽衣。何を慌ててるのか知らないけど、落とさないよう気を付けてな」
『そ……そんな事、タカシ様に言われなくても分かってますっ！！』


『ハア……ハアッ……ハア……』
『（何でだろう……タカシ様に、一生って言われた途端に胸がすごくドキドキしちゃって……
道理の上では、確かにその……正しいのに……何だか、急に特別のような事のように……）』
『（一生……一生、タカシ様の傍で……添い遂げられたら……じゃなくてっ！！　お仕え出
来るだけでも……私……幸せですから……ですから、これからもずっと一生、タカシ様の
ためにバレンタインチョコを……作って差し上げますよ……（//////////////））』


以上。
バレンタインは妄想湧くなあ

起きてて良かった

生きてて良かった

おやすみ

>>73
GJ!!
相変わらず芽衣は可愛いな
つい流石は"俺の"芽衣なんて言っちゃったらどうなることか

おやすみかなみん

ねむねむ

・眠れない男とツンデレ

さておはようございます
本日はバレンタインデーでございますがみなさまいかがお過ごしでしょうか

おはよう

バレンタインおめでとう。
下手な鉄砲数打ちゃ当たるというか、八レス投下。

　月曜日。
　俺は教室内でチョコを渡し合う愚かな女どもに人を殺せそうな視線を一通り投げかけ終えると、カバンを担いで下校した。
　校門までさしかかると、門の影に見慣れたツインテールがぴこぴこしているのを見つける。あのぴこぴこは、多分かなみだろう。

「…えーと…「これ、ありがたく受け取りなさいよ」…ちょっと偉そうかな…「作ってみたの、食べる？」…うーん、これもなぁ…」

　彼女は胸に煌びやかな包装紙のチョコレートらしき物体を抱え、一人でそわそわと何か呟いている。

「かなみ？」
「うひゃぁっ！？…あ、あああああアンタねぇ…っ！後ろから急に声掛けるなっ！」
「ああ、悪い。…あ、それカカオと砂糖とミルクを適当に配合した熱に溶ける茶色いお菓子？」
「…普通にチョコって言いなさいよ…まあ、そう…だけどさ」
「へー。かなみもチョコ作ったり渡したりすんのな。誰に渡すんだ、友達か？」
「え…えーと、いや、これは…その…」
「……まさか…男…か？いやいやそんな、お父さん許しませんよ？」
「アンタはいつから私のお父さんになったんだっつーの！…大体、その、私が他の男にチョコ渡したら悪いの？関係ないじゃない…」
「……………まあ、な」
「………」
「………はぁ」
「………あー、もううっとおしい！アンタねえ、チョコ欲しいなら欲しいって正直に言いなさいよっ！」
「え？いや別に、チョコ欲しいなんて俺は──」
「さっきからそういうオーラ出まくってんのよ馬鹿っ！……ったく…ほら、これ」
「…え？これって…」
「あげるわよ。アンタがあんまり可哀想だから」
「…いや、なんか…悪いな」
「嫌なら返せ」
「いや、喜んで頂きます」

　こうして俺は、周りの生徒から人を殺せそうな目線を受けながらもチョコをゲットする事に成功した。
　チョコは小さいのが数個ころころ入っているタイプで、結構おいしかった。

俺の家の前にコートとマフラーを着たコロポックルが立っていた。
いや、ちなみだった。

「よう、ちなみ。寒い中お地蔵さまごっこか？」
「………そうやってすぐギャグで場を流すタカシは間違いなく空気の読めない男。死ね」
「…なんか急に風当たりが強くなったなあ、へっくし」
「…当然」
「で、どうかしたか？とりあえず家上がっとく？」
「…いい…ここで…」
「…そうか。で、今日はどうした…」

　んだ、と口を開く前に、ちなみはすっと俺の目の前に四角い包装紙を取り出した。

「……くれてやる」
「え…？くれんの？ありがとう。で、これ何？」

　無言で蹴りを喰らった。

「……痛…もしこれで盲腸の傷跡が開いたらどうしてくれんだお前…」
「…そのまま死ねばいいのに…」
「…で、これは一体…甘い匂い…あ、これひょっとしてチョコレートか！？」
「気づくのが遅い…馬鹿」
「いや、だってまさかちなみから貰えるとはなー。ひょっとして手作り？俺だけのために？」
「…そんな訳ない…材料、あまったから…」
「…へえ。他にチョコ渡した人がいるのか。ちなみに誰に渡したの？」
「……え………山田…？」
「……なんで疑問形なんだよ」

　不条理キックをもう一発俺のどてっ腹に入れると、ちなみは逃げるように去って行った。
　ちなみにチョコレートは、態度と反比例するように、なんか嘘みたいに甘くて美味しく出来ていた。

　一般人の権化たるこの俺、別府タカシは、2/14の朝に家の前にばかでかいトレーラーが停まっているのを見つけた。
　更にその上には、ファー付きのコートを身に纏った金髪の少女。仁王立ちで、家から出てきたこちらを待ちかねたように高笑いした。

「オーホッホッホッホッホ！別府タカシ、随分と遅いお目覚めですのね！…おかげでワタクシはこの寒空の下長らく待ってしまいましたわ、バカっ！」
「よう神野財閥令嬢にして絶滅危惧種縦ロールの伝道師神野リナたん。この日に一騒ぎ起こすってこたあ、当然チョコレートを期待していいんだな？」
「フフ…流石はタカシ、お分かりのようですわね…とうっ！」

　トレーラーから黒ストも悩ましく飛び降りるリナ。ばばーん！という効果音と共に、トレーラーをびしぃっ！と指差した。

「こちらはベルギーから一流のパティシエを（やれやれ、俺は聞き流した）チョコですわ！
　貴方という下僕をより従順に躾ける為にわ・ざ・わ・ざ！ここまで尽くしてあげる優しくて麗しいご主人様に感謝なさい！
　さあ！このトレーラーの中のチョコというチョコを喰らい尽くし私に一生の忠誠を誓うのですわ！オーホッホッホッホ！」
「……えー」
「…え？…な、なんですのそのだらしのない顔はぁっ！もっとこう、喜びのあまりワタクシに飛びつくくらいのリアクションは見せなさいっ！」
「……手作りじゃないの？」
「て、手作り…？」
「…やれやれ、二度寝するか…」
「あっ…ちょ、ちょっと待ちなさい！待って！待ってって言ってるでしょこの無気力無神経鈍感男ーっ！ああもう、一体何が不満だと言うのですかっ！」
「…だーってさあー。いくら味が良くても市販じゃーなー…せっかくだし、リナの手作り食べたかったなー」
「あ…あう……」

「…帰るわ」
「ま、待ちなさいっ！…じい、あれを…」
「…んー？」
「…………はい」
「…これは？」
「…その、一応、ワタクシもその、チョコレートと言うものを作ってはみたのですけれど…これは…」
「焦げてるねえ。黒いねえ」
「うっ…ううううう〜〜〜っ！ええ、焦げてますとも黒いですとも苦いですとも！笑いたければ笑えばいいですわ！この神野リナが、こんな──」
「ぱくっと」
「あっ！…ちょ、ちょっと貴方！何を食べてるんですのぉっ！や、やめ…」
「ｶﾞﾘｺﾞﾘｶﾞﾘｺﾞﾘ」
「うう…」
「…うんまあ、確かに不味いね。でもまあ、これはこれで美味いよ」
「なっ…！？う、嘘をおっしゃらないでくださいましっ！」
「いや…少なくとも市販よりは美味いよ。リナがこれを、俺のために作ってくれたんだからね」
「！！！（ﾎﾞﾝｯ!）………あーーーーーーもーーーーーそれだから貴方って人はあーーーーーーーーっ！」

ベルギーからお越しいただいた一流パティシエ「……俺って……（ベルギー語）」
その幼馴染「あはは、ま、お疲れさまって所ね（ベルギー語）」
べおたた流ティシエ「…可愛らしい光景も見れたし、別にいいんだけどさ」
幼馴染「あの男の子もヤルよねー。手作りの方がいい、なんてまともな神経じゃ言えないよ？」
ベおたティシエ「…そうか？いや、俺もどうせもらうなら手作りの方が…」
幼馴染「アンタが言う？アンタは、自分で作った方が早いでしょ」
ベアトリーチェ「そういう問題じゃねえんだよ。…ところで、お前俺にチョコレートとかくれないの？」
幼馴染「は？…なんで私が、アンタに？」
ベティシエ「いや、だって普通に欲しいって。この国の風習は独特だけど、悪くないもんだなーとあの二人見てたら思えてきた」
幼馴染「…クッキーしかないけど」
ベティエ「お、作ってくれたんじゃん。ラッキー」
幼馴染「あんまり美味しくないよ」
ベエ「いや、お前からもらえりゃそれだけで十分。あんがとな」
幼馴染「…なーに恥ずかしい台詞言ってんだか。バカ」

　チョコレートなど用意している筈もない。
　当然だ。いくら文化として定着していると言っても、しょせんは製菓会社の陰謀。
　…大体、私とあいつの関係はこう、好きだのなんだのという浮ついたものではない。本当になんてことのない、ただの幼馴染だ。
　だから2/14だからといって、わざわざチョコレートなど用意してやる義理は当然ないわけだ。

「あ、尊。チョコレート作ってみたけど食べる？」

　　そ　う　き　た　か　。

「……この日に、私が貴様からそれを受け取ると思っているのか？」
「…嫌ならいいんだけどさ。尊のために作ったから、勿体ないかなーっと」
「ええい、私のためとか言うな背筋がぞわぞわするっ！
　大体、貴様はただでさえ女と見紛う程の少女趣味なのだからせめてこの日くらいは自重せんかッ！」
「えー。いや、だって男子が人目を気にせずお菓子作れる唯一の日だろ？」
「前提から間違ってる！…第一、なんで私なんだ。他にもっといるだろ、隣子とか友子とか…」
「ああ、友子達にも配るつもり。…尊は幼馴染だし、やっぱ特別なものあげたいかなと」

　にこっ、と効果音付きで微笑みやがるタカシ。ああもう、男子高校生が「にこっ」とか笑うな。
　大体、本来ならそれは立場的に女性の私が言うべき台詞だろうが。私がいつも言いたくて言いたくて仕方のない台詞だろうが。

「…ん」
「え？」
「貰ってやるから、さっさと寄越せ」
「はは、ありがと。…はいこれ。これからも宜しくね」

　結局私は、2/14の浮かれ陽気に乗るハメになってしまった。
　…私は悪くない、これはどう見たって、先に仕掛けてきたあいつが悪いのだ。

「洋菓子は口に合わんのじゃ」

　俺は纏の指をじっと見る。

「…第一、洋菓子の類は固いやら甘過ぎるやらもったりしてるやら、根本的に日本の食感にそぐわん」

　纏の指を見る。

「特にちょこれーとは嫌いじゃ。甘いだけでベタベタになるし、あんなモン、どこがいいのかさっぱりわからん」

　纏の指を見る。

「…とにかく、儂はありとあらゆる菓子の中でちょこれーとが一番嫌いなんじゃ。見たくもない」

　絆創膏と包帯でぐるぐる巻きになった、纏の指を見る。
　仏のような穏やかな笑顔で、俺は纏に話しかけた。

「……纏」
「なんじゃ」
「例え2/14にチョコくれなくても、俺は一生懸命頑張ってる纏の事が本当に大好きだからな」
「なっ…！？ぬ、主は一体何を聞いておったのじゃたわけーーっ！」

　家に帰ると、居間で月の石を片手に思いつめた表情でボクっ娘が座っていた。

「よお、どーした梓…モガッ！？」

　衝撃である。
　なんと梓は、俺の顔を見るや否や俺の口に手に持った月の石をねじ込み始めたのだ！

「がっ、げふ、ごほっ…ちょ、ちょっと待て梓！俺はまだ生命保険に入ってないぞ！？」
「うっさいバーカ！早く飲み込め！」

　生命の危機を感じた俺は、とりあえず指令通りにその月の石をうまく噛み砕いて喉に流し込む。
　どこぞのサーカスの「石食い男」を思い出した。…月の石、めっちゃ苦ぇよ…。

「…梓」
「へ、へへっ…み、見たかタカシ！ボクだって本気出せばこのくらい作れるんだからねっ！」

　は、と疑問符を与える隙を、今日の梓は与えない。

「あ、でも勘違いしないでよ？これはあくまでボクの料理スキルを見せてあげただけで、特別な意味なんかなーんにもないんだからねっ！」
「ちょ、ちょっと待って梓、俺の話を──」
「じゃ、じゃーボク帰るからっ！あ、分かってると思うけど、ホワイトデーは三倍返しだからねっ！」

　俺に何も発言権を与えないまま、梓はハリケーンの如く去って行った。
　俺はひとり居間に立ちつくし、何も出来ないまま静かにこみ上げるしゃっくりの感覚を感じてなどいたのだった。


　その日の梓ん家では、思わず取ってしまった大胆な行動に悶々としながらベッドの上を転げ回る梓の姿が目撃されたと言うが、
　それはまた、別のお話である。

とりあえず終わり。

GJ!

GJ

ブラボーだ

保守

>>92
どの娘も可愛いが、やはりかなみさんは俺の嫁だと再認識した

GOODJOB

>>73
>>92

gj！！

>>91
ちなみと尊編がツボだ
が関西さんと委員長忘れてるぜ…

かなみんとご飯

ＧＪ!!

なんか考えてるうちに
まな板チョコちなみんと言う単語が沸いた件

しかし俺はきょぬー派なので
お嬢に溶かしたチョコぶちまけて舐めてくる

かなみんにチョコ投げつけられたい

愛してるよみこと

今日寒いっす

ツンデレの温もりが欲しい……

ホワイトバレンタイン

>>49
このひとのいっつも糞ラノベにでてくるような似非ツンデレだよな。
ただでさえﾂﾝ時がかな〜りうざいんだから、各話各話でデレさせとけばいいと思うけど

てす

>>107が見本を書いてくれるそうです。

ただいまかなみん

とりあえずお嬢の胸でも揉んで落ち着こうぜ

妹「た、たまたま一つあまったから兄貴にあげる///」

俺「ありがと。来年も期待してるな」

妹「調子のんな！」

ってなことになんないかなあ

そんな妹が欲しい……

妹つんはかわいいのぅ

かつみんとお風呂

しかし待って欲しい
妹がブラコンでわざわざツンデレさんの目の前でチョコを渡して煽る展開もいいじゃない

ほ

か

お題
つ・ツンデレの冷たい頬を両手で包んであっためてあげたら

早くバレンタイン終われ！

・チョコを渡すのを躊躇っていたらいつの間にかバレンタインが終わりかけてて焦るツンデレ

洗濯機が壊れちゃったよ



ちなみん呼ばなきゃ

この雪が降りしきる中お嬢が外で男を待ってたら…












とりあえず抱き締めておっぱいもふもふするよね

かなみんチュッチュ

（　^ω^）・・・

（^ω^）・・・

インフルエンザかかった

ウイルスがツンデレな美少女型だったら良いのに

ウイルス「べ、別にあんたに休んでほしくて暴れた訳じゃないんだからね！」

みたいな？

雪すげー


お題
つ・雪だるまみたいになってしまったツンデレ

あげとこ

>>123
タ「不審者確保っ」
モニュモニュモニュモニュ
リ『ひゃあ///や、おやめなさい!!何なさいますか!!』
タ「こんな雪降る夜に人ん家の前でウロウロしてたら怪しいと思うだろ」
リ『そうでは無くて･･･何処を触って///貴方こそ変態ではありませんか!!』
タ「不審者に変態呼ばわりされたorz これはこのけしからん乳を一晩中揉みし抱いて心の傷を癒すしかない」モニュモニュ
リ『ば、馬鹿!!いい加減になさい!!（そんな事されたら身も心も持ちませんわ///）』
タ「で、冗談抜きで何してたの？」
リ『う･･･、別に大した事ではありませんわよ･･･』
タ「言わないと本当に一晩中揉みし抱くよ？」
リ『そ///それはまだ心の準備が出来ていませんわ!!』
タ「出来たらＯＫなのかよwで、どうしたん？」
リ『く･･･こ、これですわよ!!』
観念して手の平を開くお嬢。
リ『我社の新商品のチョコですが少し余ってしまいまして、どうせなら今年もチョコ０個な貴方に施しをと思ってですね･･･』
タ「溶けて原形留めて無いがな（汗」
リ『え･･･そんな（強く握り過ぎましたわorz）』
タ「まぁ雪の中わざわざ持って来てくれたんだしありがたく頂くよ」
リ『ちょ、貴方何を･･･あぁ///（タカシが私の手を舐めて///）ボンッ
タ「形はアレだがやっぱり美味しいな･･･ってお嬢？大丈夫か？おい、しっかりしろお嬢ーー!!』

特にオチは無いが
赤面して爆発するお嬢最高

>>130
素晴らしい
お嬢のおっぱいもふもふ！！

規制解除されてる？

『もういらないでしょ？』と「お前のが欲しいんだよ」
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1810.jpg

>>133
かわいいいいいいいいいいいいいいいいい！

ＩＤ

>>133
嫉妬してるツンデレは無敵超人

IDちぇき

投下宣言？
4レスほど失礼

　目を覚ましたら部屋の中に見知らぬ女の子が居た。
　…………見知らぬ女の子が居た！
　金髪の長い髪をツインテールにした、中学生ぐらいの可愛い女の子が正座していた。
　融解。
　ではなく、誘拐。
　頭の中に浮かぶその犯罪的な二文字を必死で打ち消した。
　布団から起き上がろうとすると視界がコーヒーに入れたミルクの軌跡の様に歪む。
　身体の節々に痛みと頭痛と倦怠感、そして酷い寒気を感じた。
「あら、起きたの？」
　目の前の女の子が口を開いた。
　頭痛と併発する耳鳴りに関わらず、その声は鈴の音の様に鮮明に届いてくる。
「あー……おう」
「体調は？」
「……………すこぶる悪い」
「でしょうね」
　やっぱり、と呟いた。
　何処か落ち込んだような表情。
「そうだ、お粥作ってるけど食べる？」
「………頂こうかな」
「温めてくるから、その間に熱計ってなさい」
　女の子が体温計を差し出して台所に向かった。
　思考出来る体力が無いので大人しく言う通りにする。
　体温計を脇に挟み天井を眺める。
　三十九度。俺死ぬかもしらんね。
「何だか、マネキンを見てる気分になるわね」
　そんな評価と共に女の子が戻ってくる。
　手には器とレンゲを載せたお盆。
　上半身だけ起こし受け取る。
「ほら、熱いから気を付けなさいよ」
　何度か息を吹きかけてから口に運ぶ。熱いが美味い。

「美味いな、これ」
「………そう？ 別に大したこと無いわよ、こんなの」
　素っ気なくそう言って、顔を背ける。
　さて、そろそろ一番の疑問を聞こうか。
「で………君は誰？」
「インフルエンザ」
　当然の様に答えられた。
「正確にはインフルエンザのウイルスなんだけどね。貴方に感染したらこんな姿になっ
ちゃってたのよ」
　あー。
　あーあーあー。
　電波さん？ という言葉が口の中で転がる。
　吐きだして良い物か、どうか。いやダメだろ。
「…………別に信じなくても良いわよ」
　ぷい、という感じにそっぽを向く。
　拗ねたようだ。
「…………って事は、俺が誘拐してきた近所の女の子って訳じゃないんだな？」
「貴方、そんな趣味があるの？」
　豚を見るような眼で見られた。
　ぞくぞくするのはきっとインフルエンザの所為………あれ、つまりこの子か。
「誘拐だったらとっくに逃げてるわよ」
「それもそうか」
　スッゲー自由にしてるもんな。
　動けないの俺の方だし。
　誘拐犯が看病されるとかどんなストックホルム症候群だよ。
「それでだな、インフリュエンジャちゃん」
「言えて無いわよ」
「イン子ちゃん」
「勝手に略さないでよ、鳥みたいじゃない」
　確かにイン子だと鳥の様だが、エン子だと指みたいになってしまうじゃないか。

「幻覚、じゃないよなぁ………」
「みたいね。食器とか触れたもの」
「だよな」
　もし幻覚だったらこのお粥はどうやって作ったというのか。
　俺が自分で作って記憶改変？ それは寂しすぎる。
「一旦寝てから病院行くか……あぁ、職場に連絡入れないと」
　携帯を探すと、少し遠くで充電器に繋がっている。
　布団から出ないと届かないが正直動くのがだるい。
　傍に座っていたイン子ちゃんがはぁ、と溜息をついて立ちあがる。
「ほら、受け取りなさい」
「どうも」
　携帯電話を取ってくれた。
　これでまた幻覚では無い証拠が増えた。
　アドレス帳から番号を見つける。
　数回のコール音の後で繋がり、休む旨を伝えた。
「ふぅ………やっべ、だるい」
「あの、ごめんね」
「ん？」
　電話を切った後、イン子ちゃんがとても神妙な声音で謝ってきた。何故。
「治るまで看病するし……治ったら私、ちゃんと出ていくから」
「んん？」
　いやいやいや。
　何故俺が健康になることとイン子ちゃんが出ていくことが連動してるんだ。
　…………あー、ウイルスだからか。
「出ていかなくてもいいんじゃないの、別に」
「え？」
「大体そんな姿になって、住む所とか行くアテはあるのか？」
「それは、無い……けど」
「だったら決まりだ決まり、居候しとけって。安心しろよ、女の子一人養うぐらいの
甲斐性はあるさ」

　イン子ちゃんは鳩が豆鉄砲喰らったような顔をしている。
　簡潔に言うと驚いてる。
　なんだ、直ぐ出てけとでも言うと思ったか。
「私が此処に居るとまたインフルエンザになるわよ？」
「人間の抗体なめんな、同じ病気は通じねぇよ」
　言いきった後、一際強い頭痛が走る。
　どうやら身体が不調を自覚し始めたらしい。
　大人しく横になる。
　イン子ちゃんは枕元に正座して俺の顔を覗き込んでくる。
「………貴方は良くっても、友達が来たときはどうするのよ」
「我慢して貰う。ま、辛いのは一回目だけだろ」
　そんな頻繁に来る友達も居ないしな………いかん、悲しくなってきた。
「それにな、俺が居て欲しいんだよ」
　誰かの作った料理を食べられたのは、本当に久しぶりだったから。
　病気の時に傍に誰か居てくれるのは、本当に久しぶりだったから。
「……………あっそ」
　イン子ちゃんが呟いた。
　既に眼を瞑っていたのでその表情は見えなかった。
「病院行くから、昼に起こしてくれ」
「うん」
　頭痛と耳鳴りを感じながら、ゆっくりと意識が沈んでいく。
　もう一組布団を買わないとなぁ、とか。
　そんな事を考えながら眠りに就くことにした。


　完全に眠りに落ちる寸前に声が聞こえた気がする。
「………ありがと」
「あっはっはー、気にすんねー……」

―続（かない）―

>>142
すげえ発想だなｗｗｗＧＪ！

インフルウイルスが美少女型だったら良いのにな、とか考えてたら一日が終わってた話。
熱が出過ぎて逆に身体が軽い。

どうでもいいが、
「私が貴方に感染してる限り、他の人は貴方に近づけない」
「私が貴方を一人占め……うふふ」
そんな感じの文字通りな病ンデレも考えた。
　

>>133が可愛すぎて寝てる場合じゃ無かったんです。

1時間みこっちゃん

ところがぎっちょん

1時間かなみさん

残念だったな

一時間ちなみん

久しぶりに阻止！

バレンタイン終わったなぁ

三時間みこちん

そうはい神崎
2時間かつみん

>>142
イン子ちゃんかわいいなｗｗ
このウイルスになら感染してもいいかも知れぬ…

おはよう

チョコ貰いすぎて食いきれなすぎワロタ




…ワロタ

でかけよう

外が寒いよ･･･助けてツンデレさん｡

バレンタインでさ

俺は例年通り自分の部屋でツンデレがチョコ持って来るのを待ってたの

ツンデレは毎年チョコくれるから期待しているところがあったんだよ

それが今年はチョコボールだって言うんだよ

なんだかんだ言って手作りだったり高そうなチョコを貰えていたからがっかりしちゃう訳

そしたらツンデレ、チョコボールを一つ唇で挟んで目を閉じたの

最初意味が分からなくて呆然としてたら、ツンデレがそのパッチリお目々を開けて俺の目を見てくるの

五秒ほど見つめ合ってたかな、またツンデレは静かに目を瞑って

それ見て俺すごいドキドキしてんの、え？そういうこと？そういうことなの？って

言い忘れてたけどツンデレすげー頑固なの、部活で遅くなるから先帰りなって言っても、外真っ暗になっても校門で俺のこと待つ位に

だから俺にチョコボール食わすまでコイツやめないんだろうなって分かるの、よし、覚悟決めた

覚悟決めたと言っても俺ビビリだし、なるべく唇には触れないように気を付けてチョコボールを頂きました

いちご味美味しい、と思いながら食べていたら、ツンデレがチョコボールを一粒渡してきました

今度は普通にくれるのかって思ったら、最近は男から女へチョコをあげるのが流行っている、ということを熱心に語りだしてね

鋭い俺は、そういうことか可愛い奴め、と唇でチョコボールをくわえたの

そしたらさ、間髪いれずに唇に柔らかい感触が走ってさ、っていうかツンデレ勢い強すぎて思い切り押し倒されたの

その後のことはよく憶えてないけど俺の隣で寝てるツンデレと空になったチョコボールを見て、ああ夢じゃなかったのかって話

バレンタインでさ

私は例年通りアイツの部屋にチョコ持って行ったの

アイツは毎年私からしかチョコ貰えないから楽しみにしてんだよなぁ

だから今年はチョコボールにしてやったの

なんだかんだ言って毎年手作りチョコあげてたからアイツ滅茶苦茶がっかりしてんの

それ見てたらテンション上がっちゃって、イジワルしてやれとチョコボールを一つ唇で挟んで目を閉じたの

十秒位かな、アイツ何にもしないから目開けてみたらポケーッと私の顔見てて、目が合っちゃった

目線反らすに反らせなくてしばらく見つめ合ってたんだけど、どうにか平静を装って目を瞑ることが出来て

それで私すごいドキドキしてんの、あれ？何で？からかってただけなのにって

言い忘れてたけどアイツすげー優しいの、私が偉そうなこと言っても怒らないし、真っ暗な帰り道送ってくれたりする位に

だから私に恥かかさないようにこのチョコボール食べてくれるかもって考えていたら、よし、って小さく聞こえて

不意に、唇にカサついた感触が流れて、本当に、一瞬触れるか触れないか、だけど思いやりのあるキス

私が余韻に浸ってたらアイツがキス？興味無いね、みたいな顔でチョコ食ってたからさ、何かムカムカきてチョコボールを一粒渡してやった

アイツ馬鹿だから、最近は男から女へチョコをあげるのが流行っている、とチョコボールを口に含むことを示唆

ニブチンのアイツでも分かったのか、唇でチョコボールをくわえたの

くわえた瞬間、アイツの唇を力一杯奪ってやったわ、勢い付けすぎてそのまま押し倒してしまったけど

その後のことはよく憶えてないけど私の隣で寝てるアイツと空になったチョコボールを見て、ああもう恥ずかしすぎて死にそうって話

うひょぉぉおおお

俺を悶絶死させる気か
ＧＪ

んああああああああ
キュン死してまうやろー！！

あんまり言うべきではないのは分かってる！だが！


絵師はどこだあああああああああああああああああああっ！

これは萌え死ぬｗｗｗ
GJ！！！！

ツンデレといちゃこらできるチョコボールはどこに売ってるんだ

2時間かなみ

だが阻止

ツンデレとイチャコラできるチョコボールは来世に置いてあるって婆ちゃんが言ってた

雪すげー

ほしゅ

ほったらかしすぎだろお前ら

久々のデレ(晴れ)だ

誰もいない･･･
お嬢といちゃつくなら今のうち･･･

>>171
あれ？俺がいる？

お嬢かわいいぺろぺろ

この時間ならまだ大丈夫か？

大丈夫だ

　　　　　　　　　　 ヾヽ'::::::::::::::::::::::::::'',　　　　 /　時 .あ　ま　ヽ
　　　　　　　　 　 　 ヾゝ:::::::::::::::::::::::::::::{ 　 　 |　 間 .わ　だ　 |
　　　　　　　　　　　　 ヽ::r----―‐;:::::|　 　 ｜　じ　て　　　　|
　　　　　　　　　　　　　ｨ:f＿､　､_,..,ヽrﾘ　 　 .|　 ゃ　る　　 　 |
　　　　　　　　　 　　　 Ｌ|` "'　 ' " ´bﾉ 　　|　 な　よ　　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　',　 ､,..　　 ,ｲ　　　　ヽ　い　う　　　 /
　　　　　　　　　　　　　＿ﾄ, ‐;:-　 / ﾄr-､_　　　＼　 な 　 ／
　　　　　　　,　 __. ィｲ´　|:|: ヽ-- '.:　〃 　 `i,r-- ､_ ￣￣
　　　　　 〃／　'" !:!　　|:|　:､　. .:　〃　 i // ｀　　 ヽヾ
　　　　　/ /　　 　 |:|　　ヾ,､｀　　´//　ヽ　!:!　　　　　'､｀
　　　　　　!　 　 　 |:|　//　ヾ＝=' '　 i　 i' |:|　 　 　 　 ',
　　　　　｜　　 ...:// 　 l　　　 　 / __　, 　 |:|::.. 　 　 　 |
　 とﾆとヾ_-‐'　 ∨ i l　 '　　　　 l　|< 天　 ヾ,-､＿: : : .ヽ
　と二ヽ`　 ヽ､_::{:! ｌ l 　 　 　 　 !　|'　夂__ -'_,ド ヽ､_}-､_:ヽ

雪か。ネタになりそうな予感

おちるお

まだか

ツンデレさん愛してる

【バレンタインに豆を浴びせてくるツンデレ】
　登校するなり豆を浴びせられ俺はもう一体どうすれば。
「今日は節分じゃないですよ？」
「うっさい、ばーか！　来るの遅いのよ！」
　そう言いながら依然俺に豆をぶつけ続けるかなみさん。酷い。
「いつも通りの登校時間なのですが」
「バレンタインデーなんだから、アンタみたいな勘違い男は早く来てソワソワしてたらいいの！」
「や、それがね、お前の言う通り登校中はチョコ何個貰えるかなあ、とか思ってたんですが、途中でふと我に返り、もらえるわけねえかとなり生きるのを諦めかけてたんだ。それでもどうにか登校した俺を褒めろ」
「ばーか」
　褒められるどころか、馬鹿にされた。
「バレンタインデーにチョコではなく豆を配る奴に馬鹿呼ばわりされしたくないな」
「うっさい！　アンタなんか豆で充分よ、ばーか！」
　などと言いながら、なおも俺に豆をぶつけるかなみ。なんて酷い奴だ、許せない！
「くそぅ、こうなったら豆が地面に落ちるより早く口の中に入れて滋養にしてやる！」
　酸素不足の金魚みたいに口をぱくぱくさせたが、その様子を見たかなみが嫌そうな顔をしてもう豆を投げてくれなかったので、結果そこには変な金魚がいるだけになりました。
「……恥ずかしいじゃないか」
　居住まいを正すが、居心地の悪さはとんでもない。周囲のクラスメイトがこちらをちらちら見ながら何かひそひそ言い合ってるし。
「知らないわよ！」
「まあいいや。それよりチョコおくれ、チョコ。義理でいいから」
「アンタなんかにあげるわけないでしょ、ばーか」
「じゃあもう本命でもいいから」
「なんで本命の方が下の扱いなのよっ！」
　叱られる＆豆を投げられるばかりで一向にチョコが手に入らない。まあ、ダメ元で頼んでるし、しょうがないか。
　などと自分を納得させていると、先生がやってきてこの豆はなんだと言う。
「コイツが投げてました」
　あろうことか、かなみの奴が俺のせいにした。俺も必死に反論したが、クラスメイトが一丸になって俺のせいにする。普段の行いがこういうところで出るよね。敗訴。

　そんな悲しい時間を過ごしてると、もう放課後。
「……あー、まあ、こんなもんだわな」
　収穫0。しょうがないとはいえ、やっぱ悲しいね。

　まあないものねだりをしてもは仕方ない。家に帰って不貞寝するかと思いつつ鞄に教科書を詰めてると、不意にかなみが教室に戻ってきた。先に帰ったと思ったのだけど……？
「な、何一人で居残りしてるのよ。まさか誰かにチョコもらえるかもとか思って残ってたの？　気持ち悪いわねー」
「気持ち悪い言うない。じゃなくて、朝の豆事件の責任を被らされ、さっきまで一人で掃除してたんだよ。分かったか真犯人」
「私は普段から品行方正に生きてるから、先生の覚えがいいの。アンタとちょうど真逆ね？」
「よくもまあいけしゃあしゃあと……帰ってから想像の中で3回くらい犯してやる」
「変態っ！」
　俺の思想はよく弾圧されます。
「まったく……でも、なんで掃除サボらなかったの？　私が言うのもなんだけど、アンタが豆まいたんじゃないのに」
「教室が汚いままだと明日みんなが嫌がるかも、と偽善者精神をフル回転させた」
「ぎ……あ、先に言った！　ずるい！」
「お前の言わんとすることなど、俺にかかればまるっとお見通しだ！」
「……え、えっち」
　何がだ。
「そ、それより。アンタ今日は誰かにチョコもらったの？」
「なんかね、女子が男子に渡すシーンはいっぱい見たんですが、その鉢が俺には回ってこないんですよ」
「あははっ、やっぱもらってないんだ？」
「義理でもくれりゃいいと思うんだけどな。うちのクラスの女子はみんな冷たいよ」
「アンタを集団リンチしないだけみんな優しいわよ」
「そこまで目の敵にされてたのか、俺」
「しょっちゅう更衣室で覗きしておいて、よくもまあ嫌われてないと思えるわね……」
　毎回見つかるが、それでも未だ停学になってない辺り、俺もなかなかの話術を持っているといえよう。
「覗きで思い出したが、なんでかなみってブラしてるの？　必要か？　絆創膏で充分かと」
「分かった、死ね」
　かなみから殺気が質量を伴って一気に噴出した。近辺の犬が一斉に悲鳴とも思える甲高い声を上げる。いかん、死ぬ。
「すいません嘘です凄い巨乳なので絆創膏ではとてもとても！」
「くっ……この、白々しいことを」
「いや、本当に！　一見するとただの平原だが、心の目で見るとそこはもうエベレストもかくやと思えるほどの山がそびえ立っているという噂が！」
「結局見た目はうすぺたいって言ってるじゃない！」
「おお、本当だ。はっはっは。でもまあいいじゃん、俺貧乳大好きだし」
「あっ、アンタの好みなんて知らないわよ！　ばーかばーかばーか！」

「痛い痛い痛い」
　いっぱい殴られたが、普段の生存を諦めそうになる暴力と違い、なんかちょっと手加減してる感じだった。いやそれでも充分痛いですが！
「そ、それより。話を戻すけど。……チョコの話だけど」
「ああ、はあ。まだ馬鹿にし足りないのか」
「そ、そじゃなくて！　……え、えと」
　何か言いづらいことでもあるのか、かなみは髪をいじくりながら視線をさまよわせた。
　……む、何やら空気が変貌を。さっきまでの血で血を洗う戦場空気はどこへやら、何やら青春っぽい雰囲気が！
「ち、チョコ。……えっと、えと、あの。……ち、チョコ」
　視線が俺の顔に来たかと思えば、胸元に行ったり腰に行ったり忙しない。かと思えば、なんかどんどんかなみの顔が赤くなっていってるし。
「は、はい」
　いかん、なんか俺まで緊張してきた。呼吸ってどうやるんだっけ！？
「あ、あの、あのね。ぎ、義理。そう、義理なの。義理だからいいの」
「は、はい。いや全くその通りで？」
「だ、だから、いる？」
「はい？」
「だ、だから。チョコ！」
「は、はい！」
「ぎ、義理だから。絶対義理だから。アンタに本命なんてありえないから。勘違いしたらぶっ殺すから」
「こんな可愛いらしい殺意ぶつけられたの初めてだ」
「い、いーから受け取りなさい！」
「へぎゅっ」
　鼻っ柱になんかぶつけられた。
「いたた……あ、これ」
　俺の鼻に押し付けられていたのは、可愛くラッピングされた箱だった。
「義理だから！　絶対に義理だから！　中にも義理って書いてるから！　ハート型のチョコ真ん中で割って失恋を意味してるから！」
「悪意しか感じられねえ」
「悪意てんこもりだから！　毒入りだから！」
「食べられません」
「食べないと殺すから！」
　知らない間にDEAD ENDルートに入ってたようだ。どっちにしても死ぬ。

「しょうがない。どうせ死ぬなら食って死のう」
「そ、それがいい。食べて死んで」
　かなみは俺の隣の席に座り、真剣な表情でこちらを見つめている。視線を感じながらピンク色の包装をぺりぺりと破ると、両手で収まるほどの大きさの箱が姿を現した。なるほどハート型だが、これを開けると亀裂があるのだなあ。
　そう思いながら蓋を取ると、本来あるはずの亀裂がない。しかも、義理とも書いてない。これはどういうことかとかなみを見ると、
「あ、わ、割るの忘れてたし、義理って書くのも忘れてた」
　なんて、あわあわしながら棒読みで読み上げる始末。
「……な、何よ。文句あるなら言いなさいよ！」
「勘違いしてもよろしいか？」
「だ、ダメに決まってるでしょ！　ばか、ばーか！」
「痛い痛い痛い」
　またしてもぺこぽこ殴られた。
「ほ、ほら。いーから早く食べなさいよ、ばか」
「あ、うん。ちなみに、毒は？」
「入ってる。食べたら死ぬ」
「なるほど」
　ということで、一口かじる。大変甘くておいしい。
「ど、どう？　おいしい？　死ぬ？」
「ふむ。おいしいけど、死なない」
「あ、え、えっと、毒入れるの忘れてた。残念、それただの義理チョコね」
「しかも、亀裂も義理って入れるのも忘れてるから、俺に本命チョコと勘違いされ、喜ばれる始末」
「……め、迷惑よね。ちょー迷惑よね」
　気づいてるのかどうか知らないが、かなみの口角が吊りあがってる。なんかすっげー嬉しそう。言うと怒られそうだが。でも言いたいなあ。
「かなみ、ニコニコしてる」
　欲求に耐え切れず、口から言葉がこぼれる。
「わ、笑ってないわよ！　こ、こっち見るな、ばかっ！　変態っ！」
「はっはっは。あのさ、かなみ。ホワイトデー、覚悟しろよ」
「う……」
「俺は勘違いする変態なんでな。義理チョコを本命と勘違いし、全力でお返しするからな？」
「う……うっさい！　ばか！　死ね！　全力で死ね！　笑うな！　ばかーっ！」
　などと酷いことを言いながら、真っ赤な顔で俺をぺこぽこ叩くかなみだった。

>>184GJ!!!かわいすぐるｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
ツンデレに毒殺されたい

ふぅ…

ブラボーだ

>>184
可愛すぎて死にそうだ…
ホワイトデーの話もできればお願いしますお願いします

>>184ぐっじょぶ

俺もチョコほしかったな・・・

おやすみ委員長

>>184
「〜だから」って連発するの可愛いなｗｗｗｗｗ

絵消えるのはえー…orz

仕事オワタ


久々に勝気とデート出来るな

ほ

>>159が可愛かったので落書き。
http://tunder.ktkr.net/up/log/der
1811.jpg

目を閉じさせるの忘れてたけど気にしない。
一人でバレンタインネタだけで5枚目だけど気にしない。

>>192
ファイルシーク経由ならまだしばらく残ってる予感

>>195
絵師が来たぞおおおおおおおおおおっ！ＧＪ！

ＩＤ

>>195
ちょっとチョコボール箱買いしてくる

>>195
GJ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

いまさらバレンタインネタ

タ「今年も収穫ゼロでした」

妹「兄貴に上げる気の触れた人なんているわけないじゃん」

タ「好きに言いやがって。そういうお前は誰かに上げたんかよ」

妹「あっ、あたし！？それは…、えっと…」

タ「なんだよその顔は」

妹「兄貴…」

タ「あ？」

妹「だから、その…、あにきに…。ぁぅ…」

タ「聞こえねーよ」

妹「(恥ずかしくてあげるなんていえないよ…)」

>>201
その妹一つください

おやすみかなみん

眠れねーぞ！！

危ないじゃない、ばかっ！

おはよう尊

>>195
すげぇエロいGJ

バレンタインネタはいいのう

おはようございますです

おでかけ

>>195
見れなくてショック！

不安やらストレスがやばい
ツンデレを抱き締めて発散したい

ツンデレ×お嬢＝最強

お嬢に八重歯は必要だろうか

お嬢に不必要なモノなどありません

男「なー、なんで最近そんなにツンツンしてんだよ。昔みたいに愛嬌よくすりゃ可愛いのに」
女「うるさいわね。別に私の性格がどうだって良いでしょ」
男「勿体ないぜ？まぁ、俺はそういうとこが好きだけどな」
女「バカじゃないの？」
男「なんでそんな事言われなけりゃならないんだ」
女「以前あんたの家いった時エロゲっていうの？あれ見つけたんだけど」
男「！？」
女「ツンデレいいんちょだっけ？あんた、あんなのが好きな訳…きもちわるい」
男「ななななななにを勝手に漁ってんだよ！？」
女「あんたが『ゲーム貸してやる』って言いながら忘れてたのが悪いんでしょ！」
男「そ、そうだっけ？」
女「そうよ。その後ゲーム借りたでしょ？」
男「(何か納得いかねぇ……」
女「私をこんな女にしたのはあんたなのよ？責任……とってもらうわよ？」

最後のセリフを使いたいためだけにふと受信。
これ、ツンデレとはちっと違うかね。

>>216
僕を盗撮いくない

かなみんちゅっちゅ

>>216
それもまたツンデレ

お嬢ペロペロ

ほ

ツンデレからチョコほしかったな・・・

ほしゅ

ほ

保守

かなみんの控えめおっぱいぺろぺろ

ツンデレからチョコ貰いたかったぜ(´･ω･`)

ほ

泣きたい

ほ

思ったより早く解除来たぜ

お題
つ・思ったより早く男と再会出来る事になったツンデレ

おやすみ委員長

ho

ツンデレを抱き締めて眠りたい

昨日、送別会で酒飲んで投下出来なかったから二日遅れになったけど、バレンタインネタ6レス行きます

（自炊）バレンタインデーに男だけがチョコを貰えなかったら

『はい。課長、これ』
〔うん？　椎水君。何だいこれは〕
『えっと……今日、バレンタインデーじゃないですか。ですから、義理というか、日頃
お世話になってますので』
〔ああ、ありがとう。だけど私は甘い物は苦手だから――〕
『知ってますよ。だから、これはおかきです。課長の好きな海苔巻きの』
〔そうか。悪いね。そこまで気を遣ってもらって。それじゃあ、遠慮なく頂くよ〕
『はい。えーと、これは、太田さんの分ですね。どうぞ』
《ありがとう、椎水さん。それじゃあ、遠慮なく頂くよ》
『どうぞ、小腹が空いた時にでも食べてください。で、これは野口君に』
【あ、僕にもくれるんですか。ありがとうございます】
『いえいえ。普段から頑張ってるからね。はい。さて、と……』
「え……あれ？」
『はい？　どうかしましたか？　別府さん』
「えっと……いや、その……何でもないんだけどさ」
『何でもないなら、別にいいじゃないですか。それじゃ、私は仕事に戻りますから』
［あらら。別府君だけ何にも無しなんだ。かわいそー］
『ちょっ！？　何なんですか咲先輩。いきなり後ろから』
［いやいや。かなみちゃんがチョコ配ってんのが見えてさ。どうすんのかなーって思い
ながら観察してたけど、露骨にスルーとか、可哀想すぎじゃない？］
「あー、いや。いいんだよ、早川。こういうのは気持ちだしさ。嫌なのに仕方なく渡さ
れてもしょうがないし」
『そうですよ。別府さんなんて、普段お世話になってるどころか、こっちが世話してる
方ですし、仕事だってちんたらちんたらやってばかりで全然ダメなんですから。むしろ
こっちが貰いたいくらいです』
［相変わらず、かなみちゃんは別府君には手厳しいわねー。チロルチョコの一つでもあ
げればいいのに］

『別府さんにはチロルチョコ一つだってもったいなさ過ぎです。今時、付き合いだけの
義理チョコなんて、流行じゃないですよ』
［まあ、そうだけどね。そんな可哀想な別府君には、あたしからチョコあげよっか？］
「えっ？　マジで」
『ちょっと、咲先輩それ本気ですか？　いくら同期のよしみだとか言っても、別府さん
なんかにチョコあげる必要なんてないと思いますけど』
［だって、こういうのは気持ちなんでしょ？　チョコに恵まれない可哀想な男子に上げ
たいって言うのも、気持ちだと思うんだけど］
「何か、引っかかる言い方だけど、この際何でもいいや。くれるっていうんなら、是非頂くよ」
『（えっ？　え……咲先輩が別府さんにチョコレートなんて、まさか……）』
［それじゃ、遠慮なくどうぞ。うちの課は、みんな平等にってお菓子の詰め合わせをカ
ウンターの上に置いといたんだ。一応、課のメンバーにって事なんだけど、別府君も自
由に取っていいからね］
「何だ。俺にくれるって訳じゃないのか……」
［あったり前でしょ。食べられるだけでも良しとしなさいよね］
「はいはい。ありがとよ。じゃあ、あとでおすそ分けに預かるとしますか」
［ええ。どうぞどうぞ］
『（何だ……　ビックリした。詰め合わせのおすそ分けかぁ……）』
［こーらっ！！］
　チョンッ！！
『なっ……何ですかっ？　咲先輩』
［全くもう。ホント、かなみちゃんって素直じゃないんだから］
『な……何がですかっ？　意味分かんない事、言わないで下さい』
［だって、あたしが別府君にチョコあげるって言った時、すっごい真剣な顔で見てんだ
もん。怖いくらいだったよ］
『う……嘘です。そんな顔してません』
［してたって。写真に撮って見せてあげたいくらいだったもん］
『どうして、先輩はそうやって人をからかうんですかっ！！　そんな事言って、私が動
揺すると思ったら大間違いなんですから』

［ま、いいけどね。ただ、あんまりグズグズしてると、誰かに取られちゃうかもよ？　意
外と、あれでよその部署の子の評価は悪くないからね］
『そんなの、絶対におかしいです。私は近くにいて別府さんのダメっぷりはよく分かり
ますけど、別に遠目で見たからって、カッコイイってわけでもないのに』
［果たして、本当にそう思っているのかな？］
『な……何がですかっ？　またそうやって変な事言わないで下さい』
［はいはい。でも、忠告はしといたからね。それじゃ］
『（まったくもう……先輩ってば、余計なおせっかいばかりなんだから……　まあ、心配
してくれてるってのは分かってるけど……）』


「ふぁあ〜っ！！　つっかれたぁ。もうみんな帰っちまったしなあ。外は雪か……俺も
今日は帰るかなあ……」
　ガチャッ……
「うん？　誰だ？」
『お……お疲れ様です……』
「し……椎水さん？　どうしたの、こんな時間に」
『ちょっと……その、忘れ物しちゃって……』
「忘れ物？　どうせ、明日も仕事なんだし、何もわざわざ取りに来る事なかったんじゃない？」
『いえ。その……今日じゃなきゃ、ダメな物ですから』
「そんな急ぎのものなの？　まあ、だったら早く持って行った方がいいよな」
『えーと、その……取りに来たわけじゃないです。置いて帰るのを忘れたんです』
「置いて帰るの？　それだったら、今日じゃなきゃダメって事はないんじゃない？」
『…………えっと、これ……』
「え？」
『これを……この机の上に置いておかなくちゃいけなかったんで。それじゃ』
「ちょ、ちょっと待って」
『なっ……何ですか、別府さん。私、もう用事は済んだんですから……』
「いや、この紙袋ってさ。もしかしたら、チョコレート？」
『そ、それは別府さんが自分で確認して下さいっ！！　私が答えなくたって、分かりますから……』

「えーとさ。良かったら、コーヒー一杯くらい飲んで行かない？　外、寒いしさ。ちょっ
と体を温めてからの方がいいんじゃない？」
『……………………』


「はい、お待たせ。砂糖ミルク入りだったよね」
『……すみません』
「それじゃあ、この袋の中身は、開けちゃっていいのかな？」
『そ、それは別府さんの自由ですっ！！　別府さんの机の上に置いてあったものなんですから……』
「あくまで、置いてあったものにしたいんだ。素直にくれるって言ってくれた方があり
がたいんだけどなあ」
『違いますっ！！　あくまで私はここに置いといただけです。あとは別府さんが好きに
して下さい』
「もしかしたら、怪しいものかと思って捨てちゃうかもよ？」
『そ……それだったら、それでも構いませんから……』
「意地っ張りだなあ。全く……　うん？　カードがあるぞ。どれどれ……」
「食べて下さい、だけか。名前も書いてないんだな。何で？」
『だ……だって……　私からだって書いたら……結局、あげたみたいになっちゃうじゃ
ないですか……』
「同じようなものだけどなあ。だって、筆跡で椎水さんからだって、分かるのに」
『そっ……！！　それでも……ですっ……』
「どうして、そんなにチョコあげたって形にするのを嫌がるかなあ。俺は、出来ればバ
レンタインチョコですって渡してくれた方が嬉しいんだけど」
『だ……だって……』
「だって、何？」
『……だって……そんな事言うの……恥ずかしいから……　別府さんに私からのバレン
タインチョコ、食べてくださいなんて、そんな事……言えませんっ！！』
「でも、今言っちゃったよね？」
『――――っ！！（/////////////）　そっ……それは、別府さんが言わせるような事言うから……』
「ゴメンゴメン。このチョコレート、もしかして、手作り？」

『……い、一応……です。こんなの、砕いて固め直しただけみたいなものですから……』
「でも、手間掛けてくれたんだね。ありがとう」
『お、置いてあっただけのものを、別府さんは食べただけですっ！！　お礼を言われる
なんて、筋違いですから……』
「椎水さんのものだって分かりきっているのに、お礼言わないわけいかないじゃん。そ
れに、本当に嬉しいからさ」
『……え？』
「だって、今年はちょっとは期待してたのにさ。俺だけチョコなしとか、内心かなりガッ
カリしてたんだぜ。まあ、今はその分上がってるけどさ」
『そっ……それは、その……だって、こんなの、仕事中にあげれるわけないじゃないで
すかっ！！　それに、別府さんおしゃべりだから、すぐに騒いじゃうし……』
「まあ、そうだね。みんな買ってきたチョコなのに、俺だけ手作りとかいかにも区別し
てんのバレちゃうもんね」
『…………う…………で、でもいいじゃないですかっ！！　こうして、今は食べられて
いるんですからっ……』
「うん。ありがとう。美味しいよ」
『……べ、別に感想とかいりませんから。食べるなら、さっさと食べちゃって下さい』
「ううん。残りは持って帰って家でゆっくり食べるよ。もったいないし、それにあんま
りゆっくりしてると、雪で帰れなくなるしね。椎水さんも、もう帰ったほうがいいよ」
『わっ……私は……心配してません……』
「何で？　まだ、電車はある時間だけどさ。下手したら止まるぞ、これ」
『だっ……だって……』
「うん？」
『だって……帰れなくなったら……別府さんが、責任持って、その……泊めてくれるで
しょうから……』
「もしかして、最初からそっち期待してたとか？」
『――――っ！！（///////////////）　なっ……そっ……そんな訳ないですっ！！　別府さん
こそ、何期待してるんですかっ！！　バカッ！！』
「ゴメン。ちょっと期待し過ぎかな？」
『そうですよっ！！　まあ……いいですけど……』

「それじゃ、どうする？　帰る？　それとも……うち、来る？　俺はどっちでもいいけど」
『そういう曖昧な態度は嫌いです。私』
「じゃあ、どうすればいいのかな？　俺んちに来いって、そう言えばいいの？」
『……好きに……して下さい……　私は……どっちでも……』
「分かった。じゃあ、そうしよう。タクシーでって言いたいけど、さすがにここからじゃ
遠いからな。駅からになるけど、いい？」
『ホント、甲斐性なしですね。別府さんは。まあ、お財布事情は何となく分かりますか
ら、文句言いませんけど』
「申し訳ないね。そこまで気を遣ってもらっちゃって」
『いいんです。それより、あの……』
「何？」
『もし、忘れ物を置きに来た時に……まだ、別府さんがいたら……言おうって……』
「いいよ。言って」
『その……今日、あげるの……チョコだけじゃ、ないですから…………その……
私も……（///////////）』
「何だ。最初から、俺んち来る気満々だったんじゃん。全く、素直じゃないんだから」
『うっ……！！（//////////）　も、もう……別府さんの、バカッ！！』


終わり
素直じゃないからいらぬ苦労をするのだが、そこがツンデレの良い所

ちょっとだけ働くのが怖くなくなった気がする
ありがとう

かわいい！ツンデレな上司か部下欲しい

かわいいのぅかわいいのぅ

ξ*ﾟ�听)ξ「保守してあげるからありがたく思いなさいよね！」

ぐっじょぶ

明日学校サボろうかな

>>246

ツンデレ的建前
女「あんたがサボったら級長の私が怒られるのよ、ちゃんと学校来なさい！！」

ツンデレ的本音
女「それに、あんたのいない学校なんてつまんな……な、なんて言うはずないでしょ！！」


まぁ、学生時分は勉強くらいしとけやってことで

ＩＤ

おやすみかなみん
愛してる

IDかなみん

583スレ目か
お題
・ツンデレに夜行急行に乗ろうと言ったら
・ツンデレと北国旅行
・ツンデレ列車

ツンデル入ってる

おやすみお嬢

ID

稽古の後のみこっぱいに顔埋めたい

おはようございます
・・・・・え、いやこれは生理現象、いわゆる朝ｄ言わなくていいですかはい
まぁすぐに戻るんで先に待っててくださいっていやお気遣いなくちょっ待っ





ｱｯｰ

おはツン

久しぶりにこのスレ見つけた！！

最後に見たのが３年前（当時は受験生
過去ログで自分の書き込んだスレ調べたら375.5だったから、583.5とか胸熱

さて、仕事行くか……

ツンデレの為に

規制？

てすてす

最近ＳＳいいかんじだな

やっぱバレンタインとかイベントあると
皆も妄想沸くんだろうなー

>>251
男「寒いな……」
女「ちょっと、余り近寄らないでよ！」
男「え」
女「誤解されたら恥ずかしいじゃない」
男「でも、ここ北海道だから知り合いいないし。
　　って言うか俺の誘いに乗って来てるって事はそういう事じゃないのか？」
女「万が一があるでしょ。それに、あんた一人じゃわびしかろうと思って来てあげただけよ！
　　これだから喪男は勘違いしやすくて嫌なのよね」
男「(喪男って……)そ、そうか。分かった」(2mくらい離れる
女「………。………(軽く俯く」
男「う〜寒い寒い…」
女「………(ｽｽｽ」
男「女？」
女「寒いんでしょ。くっついておいてあげるからありがたく思いなさい」
男「……ハハ、すげー暖かいな。ありがとう」
女「………(ｷﾞｭｯ」


男「でもこれこそ見られたら誤解されるんじゃないのか？」
女「(この朴念仁！」

>>264か、か、かわいいあいああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

眠い眠い３２分かなみ

Oh

ya

規制解除と聞いて

ただいま

お腹痛い

ツンデレと桃鉄して完膚無きまでに負かしたい

ほ

涙目なツンデレさんは核に等しい威力をもつ

10ふんかつみん

そし

7分かつみん

阻止

そして十分かなみん

あかーん

hoa

ta

ふろ！

ツン１｢男の部屋はいつも散らかってるな。
整理整頓という言葉を知らないとみえる｣

ツン２｢そうですわね、まるでゴミ箱みたい｣

男｢文句言うわりにはしょっちゅう来るのなお前ら｣

ツン１｢来たくはないが来ないと部屋が荒れ放題だからな｣

ツン２｢わたくし達が綺麗にしてあげないと、お部屋が可哀相でしょう？｣

男｢……まあいいや、掃除してくれるのは助かるしな。ジュースでも持ってきてやんよ｣

ツン１｢氷も入れて｣

ツン２｢お菓子もよろしく｣

ﾃｸﾃｸﾃｸ……

ツン１｢………………はああああ、おっ、男のベッドの匂いすごいいっ｣ｸﾝｶｸﾝｶ

ツン２｢んふーっ、男の下着くさいわ、なんてくさいのぉ｣ｸﾝｶｸﾝｶ



とかどうよ

>>284
ツン２がみさくらっぽいぞｗ

>>284
ちょっと変態チックです

だがそれがいい

同じ男を狙うツンデレ同士は
いがみあわなきゃ

いやいや、そんなルールはない
双子で協力して押しかけるツンデレもいい

やっぱね、かなみさんとちなみさんは姉妹って設定が俺の大好物な訳ですよ。二人とも俺の嫁だけど。
そっから名作SSが生まれたり、かなみもんちなみもんといったキャラが生まれ訳ですよ。かなみんちなみん俺の嫁だけど。
つまり妄想力駆り立てて誰かそういう話書いてくれよって話。かなみちなみ俺の嫁だけど。

ホフマン

お嬢じょじょじょ

……

待ってまだ何も言ってな

おやすみ

男｢オレンジジュースしかないな。お菓子は…………あきらめてもらおう｣


ツン１｢んふうううう〜〜〜〜っ。男の汗の匂い、んふっ、たまらないっ。
ううっ、ま、枕についたヨダレの跡、おいしいぃ｣ﾚﾛﾚﾛｯ

ツン２｢くさいっ、どうしようもないほど生臭いですわぁ……
お、男の馬鹿っ、なんでこんなに下着に臭いを残してるのおっ｣ﾊﾑﾊﾑｯ


男｢…さてと、ワガママ双子にジュースを持って行くか｣

！？

ツン１｢……んっ、ックうっ、んふっんっふううーーーーーーっ！｣ﾋﾞｸﾋﾞｸｯ

ツン２｢んむっあむあむっ、ひっ、んひっ、ひいいいいいぃ！｣ﾋﾞｸﾋﾞｸｯ

ﾃｸﾃｸﾃｸ……

男｢みんなのオレンジジュース様が来たぞ｣

ツン１｢う、うん。待ちかねた、ぞっ｣

ツン２｢もう、ノドが、か、からからですわよ……｣

規制解けてないよね？

ねむい

>>296
変態過ぎるだろｗｗｗ

あれ…なんでおっきしてるんだ…

規制解けてたから落書きで保守する。
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1812.jpg

>>300
かわいい

IDみこちん

>>300
このかなみさんからは不思議な色気を感じる

>>300
これはよいｗｗｗｗｗｗ

>>300
かわいい！

お休みなさいツンデレ

ちょっとでも寝るか

お休みツンデレ

チナミ チナミン ギガチナミ ミナチナミ

>>300
素晴らしい

>>300
どこからどう見ても健全なはずなのにエロスを感じる、不思議！
GJ！！

おはツンデレー！

もう我慢の限界だ

ツンデレの悪口、暴行は日に日に激しくなっていく

ほんの一ヶ月前までは、僕にも普通に接してくれていて、むしろ上手くいけばツンデレと付き合えるんじゃね？って位仲が良かったハズなのに

今はそんなことどうでもいい、早く対策を練らないと身も心も持たない

そう考えた僕は、使えそうな本を手当たり次第買ってきて読み耽った

ツンデレのいびりが加速する中、心理学の本を読んでいるとこんな記述があった

人は恐怖によるドキドキを恋のドキドキと勘違いすることがある、と

これだ、僕は閃いた

ツンデレを怖がらせて僕に恋していると錯覚させれば、この酷いいびりも無くなるのではないか

じゃあどうやって怖がらせようかと思案していると、つけっぱなしにしてたテレビから遊園地のＣＭが流れた

日本最大の観覧車があることを売りにした、結構大きい遊園地だ

そういえばツンデレは高い所が怖いとか言っていたな、そうだ遊園地に連れて行こう

よく考えれば、観覧車の他にジェットコースター、お化け屋敷まである、怖がらせるにはピッタリな場所じゃないか

善は急げと僕はツンデレに電話を掛けたんだけど

たっぷりコールさせた後、何？何か用？、とツンデレは電話でも威圧してくる

ツンデレの脅しに負けてしまわない内に、今週の日曜日遊園地に行かないか、と切り出した

ツンデレは一言も発せず長い沈黙、僕は僅かなを不安を感じた、まさか作戦がバレている？

ここで断られたら僕は死んでしまう、必死に、何も企んでいないこととツンデレと遊園地に行きたい旨を伝えた

僕の電話越し土下座が効いたのか、そんなに言うなら行ってやる、とツンデレは了承してくれた

覚悟しろよツンデレ、お前は吊橋理論で僕に悪口すら言えなくなるんだからな

時間は飛んで、ここはさっき言ってた遊園地、僕の隣には何か普段よりおめかししたツンデレがいる

園内のベンチに腰掛け、次はどこ周る？と楽しげに聞いてくる

僕としては、さっさと観覧車に乗ってツンデレをビビらせたいところだが、好きなおかずは最後に食べる派なので、ツンデレの行きたい所で良いよ、と言ってやった

しかしこれは失言だった

コーヒーカップでは僕を酔わすため猛スピードでカップを回転させ

ミラーハウスでは置いてけぼりにされ

挙句の果てには、メリーゴーラウンドで一人だけ乗せられる羞恥プレイを強要してきたりと

だが一つ分かったことがある

やはりツンデレは高い所と幽霊がダメみたいで、ジェットコースター、お化け屋敷、観覧車は避けて行動していた

こっからは僕のターン

まずはジェットコースター、ツンデレはあっちの方が面白そうよ、と乗るのを嫌がっている

だが無駄だ、列に並んでしまえば人の波に逆らうことは出来ない

僕達の番が来てシートに着き、ツンデレの様子を伺った

ツンデレは顔がひきつり震えていた、ちょっと可愛いと思ってしまった

カタンカタンとゆっくりと上昇している中、ツンデレは僕の手を握ってきて

気がついたら僕達はベンチで一息ついていた

ツンデレの手の柔らかさに全神経が集中してしまい、どんなジェットコースターだったか全く憶えていない

空も赤くなり始め、次乗るのが最後かな、とツンデレが言い出した

僕は当初の目的を思い出し、観覧車に行くぞ、とツンデレを引っ張って行った

意外にもツンデレはすんなり観覧車に乗り込み、係員さんが扉を閉める

僕は、お化け屋敷には行けなかったかぁ、とお化け屋敷の屋根を眺めていたんだけど

ツンデレが、何で急に遊園地に行くって言いだしたの？本当に私で良かったの？と聞いてきた

僕は素直に、お前じゃないとダメなんだ、と言ってやった

するとツンデレの頬がみるみる赤くなっていく、どうやら吊橋理論の効果が出てきたようだ

これからは昔みたいに接してくれるだろう、僕はホッと一安心

帰り道もツンデレは大人しく僕の手を握って付いてくる

ツンデレを家まで送り届け、ツンデレが握っていた手が冷たくなっていくのを感じながら僕も帰路に着いた

翌日、通学路でツンデレと会ったんだけれど、昨日あれだけ大人しかったツンデレがまた僕を馬鹿にしてくる

そういえば吊橋理論での恋は長続きしないって本に書いてあったっけ

早い内に、またツンデレをドキドキさせる方法を考えなければ


お　し　ま　い

うわああああああああああああああああ
GJ

>>296
こんなの想像した
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1813.jpg

>>318
全然エロくない！不思議！

>>318
どう見ても素直ヒートです、本当にry

危な

>>318
こんな二人が男の前だとツンツンしちゃう訳だから、ツンデレって不思議

>>316
萌えた

男｢なんでおまえらそんなに息あらいの？なんとなく顔も赤いようだし……｣

ツン１｢うっ、き、気のせいだ｣

ツン２｢気のせい、で、ですわ｣

男｢それにベッドや洗ってない下着が荒らされてるように見えるんだが。
…まさかとは思うが、エロ本探しでもしたのか？｣

ツン１｢私たちがそんなマネするはずなかろう｣

ツン２｢覗き魔じゃあるまいし｣

ほ。

男「ふぅ…一服は至福の時間だぜ」
女「あ、私にもタバコ頂戴」
男「なんで？」
女「いいじゃない。ケチケチしないでよ」
男「全く……ほらよ」
女「礼は言わないわよ」
男「いや、そこはいえよ！！」
女「男が細かい事気にしないの！」
男「細かいのかよ！？」
女「ん…あー。火も頂戴」
男「火もかよ！？…あ、ライターガス切れてら」
女「はぁ！？使えないわね！」
男「何でそこまで言われるんだよ！？」
女「火ならあるでしょうが(顔を近づける」
男「え。って言うか近

ﾁｭｯ

女「ありがと……あー、うまい……ｽﾊﾟｰ」

これはちと違うか。
シュガーキスって結構ツンデレにあうんじゃないかと、思ったんだよね。

>>300
GJ

>>316
男気づけｗｗｗｗＧＪ！

雪とツンデレの組み合わせって何か良いなと思ったほしゅ
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1814.jpg

休日出勤終了
家帰ってから拗ねてるであろう尊の機嫌をどうにかしないとなぁ

hosi

ほしゅ

ただいま
つかれたからかなみん抱きしめて癒されるんだ…

かつみんが抱きついて来て体が痛い

最近落ちなくなったね

保守する

>>329
可愛いなぁ。
後ろから雪玉をぶつけてきて、振り返った時の顔かな？「ざまぁみろ」とかしたり顔。
仕返しに背中に雪入れてやったりとか、やり返されたりとかしてグショグショになって、しょーがないから家で服乾かしていく？とかなって、裸に毛布だけでドキドキしたりとか、何かテンション上がってキター！

>>337
くっ、いい妄想だぜ・・・

ほしゅ

寒い

お題
つ・スタミナを付けたいツンデレ
　・ツンデレに噛み付かれたら

放課後の図書室で図書委員ツンデレと二人っきりになりたい

描いてたのを間違えて消したけどツンデレさんも優しく激励してくれるよ！ｗ
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1815.jpg

>>343
この顔見ると意地悪したくなるｗ

誰もいない。30分ちなみんするなら今の内！

>>345
阻止

残念それは私の（ｒｙ

今更だけどバレンタインネタを

〜２月１４日〜

「あのさー尊、今日何か忘れてることないかなぁ？」
『……ほう、晩御飯もお風呂も布団も全部用意してやって、
お前が一人でご飯を食べるのは可哀相だと、晩御飯も食べずお前の帰りを待っていて、
挙げ句の果てに足が痛いからとマッサージまでしてやっているこの私に、何か文句でもあるのか？（ギュッ、ギュッ）』
「い、いやいや！？文句なんか滅相もない。ただちょっと気になっただけッス」
『気になった？なんだ、言ってみろ』
「えっと、言いにくいけど日付に関わることなんだけどさ。なんか思い当たること、ない？」
『……日付？うーむ…………ああ、成る程そういうことか！』
「あっ、気が付いた！」
『………ふっふっふっ、そうかそうか、そういえばもう少しでお前の誕生日だったなぁ！
それを忘れてないか不安だったのだろう？……バカ者め、私が忘れるわけがないだろうが！』
「（あ、あれーおっかしいぞー！！？）」
『面倒だが……まぁお前も一応は私の旦那だ。本当に本当に面倒だがっ！それなりに祝ってやるさ！』
「そ、そいつはどーも……あれ、尊の奴もしかして本当に忘れてるのかなぁ…（ぶつぶつ）」
『おい、祝ってやると言ってるのに何か文句でもあるのか！？
フッ、私に不満があるならそう言えばいいさ。…そのかわり、今後一切お前には何もしてやらないからな！！（グイッ）』
「い、痛い痛い！？」
『ふん、こんなに旦那に尽くす完璧な嫁など私以外にいないぞ！？せいぜい感謝することだな！』
「（ああ……尊の奴本当に忘れてるのか…）」

『さて、明日の朝も早いしもう寝るぞ』
「……はぁぁ……そうッスね、もう寝ましょうね…（ガサゴソ）」
『こ、コラッ、もっと離れないか！ただでさえベット小さいのだから！！』
「……いいじゃん……今日はこれぐらいしたってさ……（ムスー）」
『……おい、さっきから元気が無いみたいだがどうしたんだ？何か嫌なことでもあったのか？』
「……別に。なんでもないですよー……（プイッ）」
『それが何もない人間の顔か！？ほら、さっさと話して楽になれ！！』
「……だから何でも無いって。……強いて言うなら……今日は甘い物が食べたかったなぁって思ってさ……（がっくし）」
『甘い物？デザートに苺を出してやったはずだぞ？それでも満足できないとは……欲張りな奴だな』
「いや、単純に甘い物が欲しいってわけじゃなくて…」
『……やれやれ仕方ない、明日のデザートはケーキを出してやる。それでいいか？というか反論は許さん！』
「ご、強引だなぁ……まぁ、贅沢は言えないか。ははっ、それじゃあ明日を楽しみにしようかな！」
『……いきなり元気になりおって。おかしな奴だな』
「心配かけてゴメンな。さっ、電気消すぜ？」
『……ああ、お休み』


『（まったく、私のお菓子が食べたいのなら素直にそう言え！心配した私が馬鹿みたいじゃないか！）』
『（……それにしても、なぜ急に甘い物が食べたいなどと言いだしたんだ？別に甘党でも無いというのに）』
『（もしかして、今日は何かの日だったのか？……今日の日付は……ええと……２月の…１４日だったっけ……？）』
『（２月１４日……そうか、バレンタインか……ははっ、私としたことがすっかり忘れていたな……）』
『………………』
『…………』
『……』
『…』
『ああああああああああああああああっ！！！！！！？？？？？？』
「おわっ！？（びくっ）」

『……ぐすっ……ううぅ……ほ、本当にすまない……本当にすまない……ひっく……
違うんだ……お前の事を嫌いになったわけじゃないんだ……！
た、ただ、今度のお前の誕生日のことで頭が……一杯で……一杯で……うわぁぁぁぁぁん……（ぽろぽろ）』
「こ、こんなことで泣くなって！？ほらっ、俺ぜーんぜん気にしてないからさ！！！」
『一年に一度しかない……た、大切な日を忘れるなんて……わ、私はっ……なんて愚かなんだ……ひっく……ひっく……』
「ほ、ほらっ、いくら尊でも人間なんだから、物忘れの一つや二つあるって！」
『……慰めなんて止めてくれ……！私には……お前に優しい言葉をかけてもらう資格なんか……無い……（うるうる）』
「い、いや、そこまで思い詰めなくても…」
『な、何が完璧な嫁だ…こんな大切なことを忘れて……わ、私はっ……ぐすっ……ほ、本当にっ……さ、最低だっ……うぇぇぇん………』
「うわあっ！？最低じゃないよ！？尊は本当に最高のお嫁さんだよ！？だから元気出せって！？なっ？なっ？」
『……ど、どうしたらいいんだ……どうしたら……許してもらえるんだ……！』
「ゆ、許すも何も、別に俺は怒ってないよ！だから、泣かないで？ねっ？ねっ？」
『…………そうだ……今は泣いてる時なんかじゃ無い……』
「はぁ……ようやく分かってくれたか！？やっぱりね、尊は泣いてる姿よりも、いつものように偉そうにしてる方が……」
『……作るっ！！今からバレンタインのプレゼントを作るっ！！』
「………………へっ？」
『バレンタインデーが終わるまで……後３０分。私が本気を出せば、チョコレートケーキぐらいなら作れるはずだ！』
「…………い、いやいやいやっ、無理でしょ、絶対無理でしょ！？材料何も無いんだよ！！？」
『……２０分待ってくれ。もし眠たかったら、先に寝ててくれても構わない』
「ちょっ、尊！？」
（ガチャッ、バタンッ）
「そ、そんな無理しなくても、明日でいいのに…」


結局時間が無くて、更にてんやわんやになるみこちんは可愛いと思う。

・・・？
なんだ、俺の嫁か。

>>350
みことさんはやっぱりかわいいな

>>350
GJ！

そして体中にチョコを塗り塗りしたみこちんがハッスルするんですね

>>350
可愛すぎて死んだ

>>354
こんなところに俺が

なにか俺が大量繁殖している件

このみこちん、一週間後くらいに気付いてたらどんなアクションを起こすやら

チェック

梓「・・・このチョコを体に塗って、プレゼントはあ・た・し♪なんちゃってなんちゃって〜！」
「お、溶けてきた溶けてきた。ではさっそく……熱っちゃあぁぁぁぁぁあああ！！」

―翌日―

男「なぁ僕っこ、昨日騒いでたみたいだけど何してたの？それと腕に包帯してるけどケガでもしたか？」

梓「うるさいバカっ！誰のせいだと思ってんだ！！人の体を傷物にしたんだから責任とれよなっ！！

」男「なにそれこわい」

朝からかなみさんが布団にもぐりこんで来て目が覚めた

おはようございます

おはよう委員長

あぶい

ぉい

な、何よ！

梓ちゃん・・・俺・・・

な…なんだよ…

人いないな

１時間みこちん

阻止

なんかわろたｗ

スカイダイビングしてお嬢のおっぱいに着ぱいしたい

思わず想像してしまった

どんな勢いだよｗｗｗｗｗｗ

ぼよんっ

ツンデレと呑みに行きたい

お題
つ・救いの無い状態なのに男に相談出来ないツンデレ
　・ツンデレに願い事を一つ叶えてあげるから僕と（ryって言ったら

やっぱみこちんはいいなぁ……

1時間お嬢

お嬢は　ダメ絶対

かなみん　こっちおいでー

>>380
むすっとしてるけど赤い顔で近寄ってくるかなみんを想像して悶えた

俺「むすっ/////」

ほ

お題
つ・ツンデレの証言がどんどん覆されていったら




裁判官は友で。

ほしゅる

博士（男）とツンデレ助手と美少女アンドロイドの妄想が浮かんで止まらないのに
形にする時間がない

すきあり１０分ちなみん

ばーか

ほ

かなみんのほどよいちっぱいふにふに

巨乳のツンデレってあんまり見ないよね
そうでもない？

お嬢、かつみん、みこちんは三巨頭だと思うんだが…
あとダウナーな僕っ子も巨乳が俺のジャスティス

敬語妹はちょっとむっつりだといいな
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1818.jpg

かつみんが俺の胸に突っ込んできて動かないんだけど

代われ

腰が痛いツンデレ

抱きついてきたツンデレに煙草の臭いを注意されたい


俺煙草吸わないけど

>>393
ふぅ……

シャツくんかくんかあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

>>393
これは同意せざるを得ない

つん

>>400
同意する意外に選択肢があるとでも？

相変わらず俺しかいないスッドレだな

IDりなりん

ID

あいでぃ

かなみと結婚ＩＤ

どういうこっちゃ

たまには尊さんにおもいっきり甘えてみたい、そんな気分

おやす

み

こち

ちなみと結婚ID

シャルルちゃんマジ天使

箒ちゃんペロペロ

ツンデレを布団の中でギュッと抱きしめたい

おはよう

1週間で半分もうまらんのか

おはようございます

ツンデレンジャー

朝だからお題作成機

コンビニ
お嬢さま
体だけが目当て


ん？

24時間年中無休的な意味で(*´Д｀)

う

ID

ツン

デレ

さんに

おっぱいで

ち

ん

こを

はさ

んで

一気にもぎる

GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!
どうしてこうなった！

ツンデレにならもぎられたい

昼間っから変な事書こうとしてるから、ツンデレの罰が当たったと


あと、線路の特攻してるかつみん可愛い

>>436
ＧＪ！

>>436
うおお見れねえ

誰もいない…なら…

10分かなみん

そし

今なら……


10分みこちん

素子

>>436
みれないよ

みれない

あれ？
俺は見れたけどな

>>443
普通に見れるが

>>446
iPhoneで見てるからかも

結局見れなかった

iPhoneだけど普通に見れる

あげる

ほ

>>450
これがバレンタインあたりにかなみさんが素っ気無く言ったセリフだと思った
これがツンデレ脳やでぇ・・・

処jなんでもないです

>>436

gj！姉も妹も好きすぐる

>>453
やあ

処ｊだったらもっと恥ずかしがるべきだ！と
ミサカはミサカはマジレスしてみたり！

お題
つ・ツンデレの過去が気になる男
　・実はツンデレってビッチなんだよという噂がまことしやかに流れていたら

お題
・仕事上の付き合いだけのツンデレと男
・仕事が終了してしまうと関係が無くなってしまうので、なんとか続けようとするツンデレ
・仕事が終了した旨のメールが届き、なんて返信したものか悩み込むツンデレ

>>452
まさか保守しただけで萌えられる日が来るとは思ってもみなかった

>>458
つまりこうか

女「男にメールしてみようかな。べ、別に好意があるとかじゃないから別にいいよね/////」

部長「一人でしゃべって顔真っ赤にしてる怖い」