1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
代理
俺「ひ、久しぶりだね」
ウエスター「久しぶりだなぁ、元気にしていたか!?」
俺「あ、ああ・・・」
サウラー「変わらんな」
俺「あ、あれ、サウラー君もいる感じ・・・」
サウラー「今日は君に頼みがあって来た」
俺「頼みってなんッスか?」
サウラー「それは」
ウエスター「ラビリンスに来るんだ!」
俺「・・・」
サウラー「・・・」
ウエスター「さあ早く!」
俺「そりゃ、行くのは構わないけど・・・
なんで?」
サウラー「少し面白いこ」
ウエスター「貴様ラビリンスに来ることに理由が必要なのか!?」
俺「・・・」
サウラー「・・・」
ウエスター「見損なったぞ!貴様はそういうやつだったんだな!」
俺「・・・」
ウエスター「・・・」 ←二人がかりでボコボコにしました
俺「何があったんッスか?」
サウラー「プロトタイプメビウスのことを覚えているか?」
俺「そんなこともあったね・・・
あれのせいで俺がどれだけ酷いメに遭ったと」
サウラー「それはいい」
俺「それはいい、て・・・」
サウラー「プロトタイプメビウスがどのようにオゾン層を回復させていたか調べたんだ」
俺「どうやってたんだよ?」
サウラー「ダイソン球の要領で星そのものを包み込み
管理システムで大気の濃度を調整し少しずつオゾンを作り層にしていたようだ」
俺「・・・ダイソン球って恒星を殻で包む、あのSF理論?」
サウラー「貴様らの世界ではそうだな」
俺「マージでぇー」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/11(金) 02:05:27.74 ID:IS5rvpdlO
え?
こういう誘い出し方もありなの?
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/11(金) 02:07:01.22 ID:MnG/TApu0
昔●持ちだったはずだが
サウラー「プロトタイプメビウスが使っていたダイソン球はバブル型だ」
俺「・・・ちょっとわかんね」
サウラー「均一に泡のような小型機を星周辺に張り巡らせるダイソン球だ」
俺「・・・」カリカリカリ
サウラー「・・・」
俺「こんな感じ?」
゜
゜ ゜
゜ ○ ゜
゜ ゜
゜
サウラー「絵が下手だな・・・」
俺「それを言うなよ・・・」
サウラー「全然違うがそれはいい」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/11(金) 02:12:39.60 ID:IS5rvpdlO
俺「(それはいい、て・・・)」
サウラー「概念で衛星のような小型機が星周辺に散布されているとわかればそれで十分だ」
俺「なるほどねぇ・・・」
サウラー「そしてその小型機にはセンサーだけでなくカメラがついていた」
俺「へぇ・・・」
サウラー「貴様らが衛星で地球を観測しているのを参考にさせて貰ったよ」
俺「・・・?
ああ、お前ら宇宙から自分の星を観測する技術持ってなかったんだ」
サウラー「その言い方は違うな
持っていたが、それは民衆に知らされている技術ではなかったということだ」
俺「・・・負けず嫌いなやつだな」
サウラー「感謝するよ、君のプリキュアには
プロトタイプメビウスをそのままにしておいてくれたおかげで
苦労することなくシステムを扱うことができた」
俺「俺のプリキュア?
ブルームとイーグレットは俺のプリキュアではねえよ
あれは野生のプリキュア」
サウラー「それはいい」
俺「(こいつなんだかわかんねえけどテンション高いぞ・・・)」
サウラー「そのシステムを使って星の観測をしていたら
思わぬ副産物を見つけてしまったんだ」
俺「ナスカの地上絵でもあったか?」
サウラー「8割は正解だ
古代遺跡が見つかった」
俺「・・・ほう」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/11(金) 02:19:10.11 ID:HnjPn545P
キュベレイに……えっ?
サウラー「僕はそれをクレタ遺跡と名づけた」
俺「ま、マージでぇ・・・
今日のお前テンション高すぎてノリがあわねえ・・・」
サウラー「これから僕たちはそれの観測に行くんだ」
俺「(聞いてねえ・・・)」
サウラー「・・・」
俺「・・・え!?俺もッスか!?」
サウラー「起きろウエスター」
ウエスター「・・・朝か!?」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/11(金) 02:24:14.17 ID:IS5rvpdlO
まぁいいや
まーくぅぅぅぅぅん!!
久しぶりだにゃー!!!
ウエスター「なぁ頼むよ青髭ェ!」
俺「なんだ気持悪い・・・」
ウエスター「サウラーがいれば解析に問題はないと思うのだが
サウラーだけだと何があっても自分の頭の中だけで結論を出してしまうだろう」
俺「そうだね」
ウエスター「それじゃあ俺がつまらん!!」
俺「行くなよ・・・じゃあ」
ウエスター「えー!だって古代遺跡だぞ!
楽しそうじゃないか」
俺「・・・サウラー、なぜこいつを誘った?」
サウラー「地獄耳でね
ついてくると言って仕方ないんだ」
俺「めんどくせー」
ウエスター「あ、コラ!めんどくさいとはなんだ!」
ウエスター「頼む!一生のお願いだ!」
俺「何度目だよ?
ま、別にいいけど・・・ベリーでいいか・・・手持ちのプリキュアは」
サウラー「・・・」ガシッ
俺「・・・」
サウラー「いけない」
俺「な、何が?」
サウラー「キュアベリーを誘ってはいけない」
俺「なんで・・・?」
俺「じゃあパインか」
ウエスター「・・・」ガシッ
俺「・・・」
ウエスター「ダメだ」
俺「・・・」
ウエスター「キュアパインは危険だ」
俺「た、確かに危険だけれども・・・」
俺「ベリーもパインもダメってじゃあ誰を俺の警護につければいいんだよ!?
お前ら俺を護る気なんてないくせにー!!俺はか弱い一般市民なんだぞ!!」
サウラー「キュアピーチでいいんじゃないのかい?」
俺「ダメだろ」
ウエスター「・・・」
俺「それが一番ダメでしょうが!!!」
ウエスター「イースでいいじゃないか」
俺「もっとダメでしょ!
あいつぁお前らの比にならないほど俺を護る気がねえよ!!!」
さーて、今回は……だーれっかなだーれっかなっと
俺「ベリー!」
サウラー「仕方ない・・・キュアパインを許可してあげよう」
ウエスター「ダメだダメだ!イースでいい!
むしろイースがいい!」
俺「お前の願望はどうでもいいよ!
パインだ!パインだったらいいんだな!」
ウエスター「ダメだ!あいつは遺跡を壊す恐れがある!」
サウラー「なるほど、それは一理ある
やはりキュアピーチだな」
俺「ふざっけんじゃねえよ!!!」
ウエスター「あみだクジだ!!!」
まーくん!!
俺「じゃあ、左端な」
ウエスター「うむ」
○
l l l
l−l l
l l−l
l−l l
l l−l
l l l
l−l l
l l l
パ ベ パ
ッ リ イ
シ l ン
ョ
ン
俺「やり直しだ」
ウエスター「なぜだ!?」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/11(金) 02:47:34.85 ID:TOA/uuBHO
本物か?
俺「パッションはない!!
パッションだけはない!!」
サウラー「そこをキュアピーチに変えてもいいけど」
俺「それもねえ!!!」
ウエスター「さて、イースを呼びに行こう!」
俺「ちょっと待って・・・ホント待って・・・
ベリーでいいじゃん・・・ねえ待ってよ・・・」
ウエスター「女々しいぞ!」
俺「・・・くぅ・・・」
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
せつな「古代遺跡?」
サウラー「別に嫌なら来なくてもいいさ
本当だったら僕たちだけで行く予定だったんだが
彼がプリキュアをつれて行きたいときかなくてね」
俺「若干ウソ入ってんじゃねえか!!!」
ウエスター「こいつがイースを連れて行きたいときかないのだ!
来いイース!」
せつな「あんたが?」
俺「ウソしか言わねえんだよ!!!」
せつな「・・・」ズズッ
俺「ここ俺んちのリビング!!!
なんでてめえ平然と自分ちみたいに使ってんだよ!!!?」
せつな「別に構わないけど」
ウエスター「本当か!?」
せつな「だってラビリンスで見つかった古代遺跡なんでしょう?
だったら私が行く理由もあるわ」
サウラー「ならば決まりだな」
ウエスター「ラビリンス組の四人で行く!」
俺「俺はいつからラビリンス側になったんだよ!!?」
せつな「・・・」
俺「・・・せ、せっちゃ〜ん、危なくなったら助けてくれるぅ?」
せつな「・・・」
俺「・・・」
せつな「私嫌いなのよね、あんた」
俺「チェンジー!!!!チェンジチェンジチェンジ!!!!」
支援。
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
俺「うおー・・・さっぶいぞサウラー・・・」
サウラー「もうすぐ着く、無駄口を叩くな」
俺「く、くそう・・・こいつ、マジつまんねえ」
ウエスター「サウラーに話しかけるからだ」
俺「なるほどね・・・じゃあウエスター
ラビリンスの辺境ってこんなに大自然なんだなー・・・」
ウエスター「うむ」
俺「なんで?」
ウエスター「知らん」
俺「だからお前と話したくねえんだよ!!!」
せつな「・・・」
俺「なぁせつなぁー
ラビリンスって人の居住区以外は手付かずなのは知ってたけどさー・・・
それにしてもここら辺おかしくね?」
せつな「何が?」
俺「ラビリンスの環境ってさー
俺たちの世界と大して変わらないんだろ?
その割には進化が違いすぎるような気がするんだ」
サウラー「・・・」
せつな「例えば?」
俺「あまりにも植物が少なすぎる・・・」
サウラー「オゾン層がダメになっていた結果だろうな」
俺「あ、喋るんだ・・・」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/11(金) 03:08:19.52 ID:Oyt2Toiy0
せつな「ラビリンスには人の立ち入りが極端に規制されたデッドゾーンがあったのよ」
俺「デッドゾーン?」
せつな「そ・・・」
俺「・・・」
サウラー「ラビリンスを覆っていた黒い雲も一部のものだったのさ」
俺「なるほどね・・・覆いきれていないゾーンが人の立ち入りが規制されたゾーン、デッドゾーンってことね」
サウラー「居住区と言えば聞こえはいいが、ラビリンスは人が住める地があまりにも少なすぎたのさ」
俺「・・・」
ウエスター「何を言っているんだ、お前らは?
冒険の前だと言うのに!小難しいことばかり言って!ずるいぞ!俺をのけ者にするな!」
俺「そうだね」
サウラー「そうだな」
せつな「そうね」
ウエスター「・・・(疎外感が凄いぞ・・・)」
俺「・・・ここか」
サウラー「ああ、あそこに見えるが古代遺跡クレタだ」
せつな「・・・広いのね」
俺「広いっつーか・・・都市じゃねえか・・・」
ウエスター「うむ、冒険のかおりがするな!」
サウラー「今日はもういい
遺跡下に広がる都市のどこかでキャンプをし
明日から遺跡の探索を開始する」
俺「そうだね・・・もう疲れたや
アカルン使おうぜー!」
せつな「アカルンはタクシーじゃないの」
ウエスター「・・・」
せつな「ウエスター!そんな崖っぷちに立ってたら落ちるわよ!」
ウエスター「・・・」
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
俺「しかし、まぁ・・・
こんなただの遺跡探索ならラブ連れてくればよかった」
せつな「どんなことを想像していたのよ・・・?」
俺「そりゃあ、我が名はイース!ラビリンスの遺跡を荒らす者は打ちのめす!
的な敵が襲い掛かってくる」
せつな「・・・」ガッ
俺「イッターイ!!!!」
せつな「・・・」
俺「足踏むことねえだろ!!!!!」
せつな「フンッ」ツカツカツカ
俺「あの野郎・・・」
サウラー「遺跡の内部をスキャンした画像だ」
俺「こんな便利なもんあるんなら早く渡せよ」
サウラー「さっき作ったばかりのものだ」
俺「ふーん・・・へー・・・」
ウエスター「態度悪いぞ、イースとケンカしたからってそういうのはダメだろうが」
俺「全然悪くねえし!!!」
サウラー「君も画像に目を通しなよ」
ウエスター「うむ・・・ごちゃごちゃし過ぎていて何がなんだかよくわからんのだ」
サウラー「だからしっかり見なきゃならないんだろう?」
ウエスター「・・・そ、そういうものか」
サウラー「そういうものだ」
俺「態度悪いぞウエスター」
ウエスター「わ、悪くなんてないぞ!」
サウラー「イースにも渡してくるか」
俺「サウラーは行ったか」
ウエスター「うーむ・・・全くわからんなーこの見取り図」
俺「ウエスター」
ウエスター「ん?なんだ?」
俺「サウラーの目的はなんだ?」
ウエスター「ぬ?」
俺「普通に考えておかしいだろう」
ウエスター「何が?」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/11(金) 03:25:09.84 ID:PjUyHReF0
誰か前回のスレタイ教えてください
俺「冒険とかそんなのくだらねえだろ」
ウエスター「くだらんことなど」
俺「お前の解釈で考えるなよ
サウラーが冒険なんてする柄かよ?」
ウエスター「・・・」
・・・サウラー「わーい!冒険だー!冒険だー!」・・・
ウエスター「・・・」
俺「・・・」
ウエスター「ありえんな」
俺「だろう」
俺「なんでもいい
最近のサウラーのひとりごとでもなんでもいいから教えろ」
ウエスター「ひとりごとかぁ・・・
あいつはなかなかひとりごとを言わないからな
いや待てよ・・・」
俺「なんだよ?」
ウエスター「キュアベリーに送るメールの内容で頭を掻き毟っていたことならあるな」
俺「そうか、あいつらヨロシクやってんのか
それはよかった」
ウエスター「うむ、キュアベリーにはいずれラビリンスに来てもらいたいものだ」
俺「あと7年、ベリーが大学出るまでは待ってあげてね」
ウエスター「ああ」
俺「じゃねえええええええよ!!!!!
誰がプリキュアの嫁入りの話しろっつったよ!!!!」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/11(金) 04:03:00.04 ID:MnG/TApu0
さるか
支援。
保守。
ほ
ウエスター「他にはそうだな・・・
財政難とか言ってたような・・・」
俺「財政難?」
ウエスター「うむ・・・」
俺「・・・」
ウエスター「・・・」
俺「サウラーに聞きにいこっと」
ウエスター「ちょっとぉ!!」
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
サウラー「・・・」
せつな「複雑な構造だわ
地形をそのまま利用して造られた建造物なのね」
サウラー「スキャンしてみたはいいが
実際は中に入ってみないことには理解できない構造だよ」
せつな「あのアホはどう言っていたの?」
サウラー「彼は手に取った瞬間、真剣に考える気が失せたようだった」
せつな「イラつくほど正しいわね
こんなものと睨めっこしても何も見えてくる気がしないわ」
俺(アホって言われた)
ウエスター(いいじゃないか)
せつな「ねえサウラー」
サウラー「なんだい?」
せつな「あなたの本当の目的ってなんなの?」
ウエスター(おっ!)
俺(・・・)
ウエスター(なぜお前らはそんなにサウラーに詳しいのだ?)
俺(普通気付きます
って言うか、喋んな
気付かれたらどうする?)
せつな「バレバレよ」
俺「そりゃないぜ」
俺「お前には気付いても気付かないふりをするという優しい心はないのか!?」
せつな「ないわ」
俺「・・・マジぶっ飛ばす!」
ウエスター「待て!」ガシッ
俺「放せウエスター!
俺はこの小娘をぶっ飛ばさなきゃ気がすまねえ!!!」
ウエスター「やめろ!!」
サウラー「やれやれ騒々しいな」
せつな「・・・」ツーン
俺「このせつな野郎!!!」
ウエスター「ところでサウラー、結局本当の目的とはなんなのだ?」
サウラー「・・・ラビリンスは今財政難の状態にあるんだ」
俺「財政難て・・・」
サウラー「彼らが税金の徴収を嫌がったからね」
せつな「・・・」
ウエスター「・・・」
俺「えー・・・」
せつな「消費税って嫌だわ」
ウエスター「ああ、消費税など意味がわからんな」
せつな「なんで必要以上に多く払わなきゃいけないのか理解できないわ」
ウエスター「バイト代からも税金を徴収されていた
全くもって意味がわからん」
サウラー「彼らが意味がわからんと切り捨てているお金がないから
国家の維持管理すら難しい状態にあるんだ」
俺「アチャー・・・」
サウラー「こうなったら埋蔵金にでも頼るしかないだろう」
俺「ふーん・・・」
俺「トレジャーハンターは嫌いじゃない!」
サウラー「そう言ってもらえると助かるよ」
俺「お宝見つけるぞー!」
ウエスター「おー!!」
俺「ニューヨークに行きたいかー!」
ウエスター「おー!!?」
せつな「ニューヨーク・・・?」
俺「・・・」
サウラー「さぁ、明日に備えて眠ろう」
俺「じゃ、俺あっちの民家で寝るー
寝袋くれ」
サウラー「ウエスター」
ウエスター「ほらよ」
俺「サンキュー!」
ウエスター「俺はどこで寝ようかなー」
俺「お前路地の真ん中とかが似合うんじゃね?」
ウエスター「え?」
サウラー「木の上とかどうだい?」
ウエスター「え!?
俺はイースと寝るんだー!!」
せつな「冗談じゃないわ・・・全員別々よ」
ウエスター「・・・え・・・?」
サウラー「じゃあ僕は、向こうの民家で」
せつな「私はあっちでいいか」
ウエスター「そんな!みんな同じ場所で眠ればいいじゃないか!
キャンプの夜はみんなでキャンプファイヤーを囲って
歌って踊って楽しいものなんだぞ!」
俺「サウラー、飯は?」
サウラー「ウエスターが背負っているリュックの中に携帯口糧が入っている」
俺「・・・マジでレーションかよ・・・
そういうんだったら食料は各自用意とか言っておきなさいよ
カップラーメン持ってくるとか色々できたでしょうに・・・」
せつな「・・・じゃあ、おやすみなさい」
俺「本当にレーションデビューなんだな・・・
俺はついに・・・栄養を取るだけの食事デビューしちゃうんだな・・・」
サウラー「文句があるなら食べなくていいさ」
俺「食うよ!」
ウエスター「・・・」
支援。
ウエスター「青髭ェ・・・」
俺「・・・なんだよ?」
ウエスター「キャンプしようぜ!」
俺「やだよ、気持ち悪い・・・」
ウエスター「キャンプするんだ!!」
俺「キャンプて・・・」
ウエスター「来い!軟弱者の貴様にサバイバルというものを教えてやる!」
俺「サウラー!こいつをなんとかしろ!
明日に備えるという言葉を教えてやれ!」
サウラー「・・・じゃあ、おやすみ」
俺「サウラー!!」
ウエスター「いくぞ!」
ウエスター「ちょうどいい河があるじゃないか!」
俺「ウエスター、明日に備えるって大切なんだぜ」
ウエスター「いいか青髭、河の中央部に岩があるだろう」
俺「聞いちゃいねえ・・・」
ウエスター「あの周辺は魚がいるんだ」
俺「・・・釣りか?釣竿がねえぞ」
ウエスター「違う、あの岩目掛けて手ごろな岩を投げつけてやれば」ブンッ
俺「・・・」
ゴッ
ウエスター「振動で魚が失神し浮かび上がってくるのだ!!」
魚「・・・」プカプカ
魚「・・・」プカプカ
ウエスター「どうだ!すごいだろう!!」
俺「あ、ああ・・・」
ウエスター「やってみろ!」
俺「い、いいよ・・・」
魚「・・・」プカプカ
魚「・・・」プカプカ
俺「・・・で、どうすんだよ・・・?」
ウエスター「あとは失神した魚を取ってくればいいだけだろう」
俺「お前行けよ」
ウエスター「なぜこのクソ寒い中河に入らねばならんのだ?」
俺「え、ええー・・・」
ウエスター「俺が魚を失神させた、失神した魚を取ってくるのは」
俺「・・・」
ウエスター「貴様の仕事だろうが」
俺「ちょっと意味わかんない」
俺「クソッタレー!!!取ってきたぞ馬鹿ヤロー!!!!!」バシャバシャ
パチパチ
ウエスター「・・・」
俺「俺が足凍傷覚悟で河に入ってる間になんでてめえ火で暖まってんだよ!!?」
ウエスター「魚は木の枝を二本口から突っ込み、2、3度回して枝を引っ張ってやれば
内臓を取り出すことができる」
俺「ちょっと見たくないです・・・」
ウエスター「あとは塩をふって焼けば」
タタタターン
ウエスター「焼き魚ー!!!」
俺「テンションたけえ!!!!!」
俺「サバイバルマスター」
ウエスター「なんだ?」
俺「お魚おいしいです///」
ウエスター「イースやサウラーも一緒にキャンプすればいいのになぁ・・・」
俺「いや、あれで正しいんじゃない?」
ウエスター「つまらんだろう」
俺「つまるつまらないの問題じゃなくてさ」
ウエスター「なんだ?」
俺「睡眠時間がねえってレベルの話なんだよ!!!!」
俺「お前、次からサバイバルならパインと一緒にやれ」
ウエスター「キュアパインとサバイバルなどつまらんだろうが」
俺「ぜってー楽しいと思うよ!
あいつも中々サバイバルマニアだからね!」
ウエスター「なんだと?」
俺「一回付き合わされたことあるけど
ウサギを罠に嵌めて干し肉とか作り始めるレベルだからね」
ウエスター「なんだと!?」
俺「お前らちょっと仲良くしてみなさいよ」
ウエスター「うーむ・・・」
俺「あー、寝るか」
ウエスター「・・・」
俺「寝ないの?」
ウエスター「火の始末があってな」
俺「マージでぇー」
ウエスター「・・・貴様なぜ参加したのだ?」
俺「は?」
ウエスター「今回の誘いに貴様にしては随分歯切れよく了承したではないか」
俺「・・・なんでお前サウラーより俺に詳しいんだよ」
ウエスター「(当たりだったのか・・・)」
俺「もしかしたら間違ってるかもしれないけど
サウラーの目的って別にあるよね」
ウエスター「別にある?とはどういうことだ?」
俺「う〜ん・・・」
ウエスター「・・・」
俺「なぜここなんだ?」
ウエスター「・・・?」
俺「俺がサウラーなら古代遺跡が見つかったのなら
調査部隊を派遣する」
ウエスター「・・・」
俺「その間に俺は他の古代遺跡を衛星から探すだろうなー」
ウエスター「・・・」
俺「と言うか・・・サウラーって古代遺跡に興味あんの?」
ウエスター「・・・」
俺「過去から学べることは大体が古文書に記されている
わざわざ遺跡に足を運んでまで得られる情報なんてないに等しい
そういうのはそういうことに興味がある考古学好きのやることだ」
ウエスター「ふむ・・・」
俺「俺とサウラーは禁止区域でラビリンスの歴史に触れている」
ウエスター「・・・」
俺「サウラーはプロトタイプメビウスの制御もやってたし
あの後あそこでもっと深く歴史を勉強していた可能性もある・・・」
ウエスター「・・・」
俺「じゃあこうは考えられないだろうか」
ウエスター「・・・」
俺「サウラーはここに来たかったんだ
目的はわからない」
ウエスター「・・・」
俺「プロトタイプメビウスの制御も全て
この遺跡を探すためにやっていた」
ウエスター「・・・」
俺「つまりここは特別な場所だってことだ」
ウエスター「さっぱりわからん」
俺「いいさ、俺もペラペラ喋るタイミングが欲しかっただけだから」
ウエスター「・・・?」
せつな「本当にくえないやつだわ・・・」
ウエスターたんかわいい
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/11(金) 10:39:02.41 ID:IS5rvpdlO
保守
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/11(金) 11:42:22.07 ID:gT4roXLvO
がんばれ
ほ
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/11(金) 13:52:05.41 ID:HnjPn545P
まーくんはmktn大好きだなぁ
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/11(金) 14:47:12.96 ID:VaURVANCO
まだだよ
保守。
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/11(金) 16:10:48.13 ID:kQJx8X+o0
まさやー
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/11(金) 16:50:32.53 ID:kQJx8X+o0
保守
キュアウエスターだけど質問ある?
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/11(金) 17:31:26.80 ID:gT4roXLvO
遺跡でウエスターがプリキュアなる展開なのか
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/11(金) 17:41:27.65 ID:sLoiSk+hO
まーくんスイートはどうだった?
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/11(金) 17:47:48.39 ID:VM2/kbGE0
もしかして青髭今働いてる?
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
ウエスター「冒険だー!」
俺「テンションたけえ!!!」
せつな「あなたもね」
俺「寝不足だよマジで・・・」
ウエスター「なんだ貴様、遠足の前は眠れなくなるタイプか」
俺「お前のせいだよ!!!」
サウラー「そうだ、青髭」
俺「なんだよ?」
サウラー「これを持っておくといい」
俺「・・・」チャカ
ウエスター「・・・」
俺「銃ッスか・・・」
サウラー「どうやらイースは君を護る気はないようだ」
せつな「・・・」
俺「自分の身は自分で護りなさいってこと?」
サウラー「そういうことだ」
俺「俺銃なんて使ったことねえよ・・・
安全装置とかついてんの?」
サウラー「大丈夫だ、解除してある」
俺「・・・」
サウラー「・・・」
俺「あっぶねーよ!!!!!」
俺「銃ねぇー・・・
銃なんてあっても意味ないと思うんだけどなー・・・
遺跡の中にゾンビとかいるなら必要かもしれねえけど・・・」
せつな「銃があってもあなたじゃゾンビに勝てないわ」
俺「・・・あ、銃いるわ
野生のキュアゾンビが襲い掛かってくるかもしれねえ」
せつな「・・・」
俺「そう睨むなよキュアゾンビ」
せつな「・・・」ガシッ
俺「いったーい!!!
何お前!!俺の足踏むのが趣味なの!?」
せつな「・・・」ツーン
俺「ぶっ殺」
ウエスター「やめーい!青髭!」
俺「だからベリーかパインが必要なんだ・・・
例えば遺跡が崩れてきたとき、銃なんてあってもなんの意味もないでしょう・・・」
ウエスター「何を心配することがある?」
俺「おお!ウエスター!俺を護ってくれるのか!?」
ウエスター「受け止めればいいじゃないか」
俺「・・・」
せつな「・・・」
俺「せっさん!アカルンでパイン呼んできて!!」
せつな「嫌よ」
俺「せっさんのアホー!!!」
サウラー「行くぞ、ここで喚いていても体力の無駄だ」
ウエスター「待てーいサウラー!!」
俺「俺、留守番する!!!」
せつな「さあ、行くわよ髭」
俺「放せクソせつな!!!」
C
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
サウラー「・・・」
俺「・・・」
ウエスター「凄いぞイース!入って早々に壁に絵があった!!」
せつな「凄いわね」
サウラー「写真を撮っておくか」
俺「写メとろっと」
ウエスター「ピース!」
サウラー「・・・」
俺「・・・どけアホスター」
ウエスター「記念写真を撮るのだろう?
だったら俺のも撮ってくれ!」
サウラー「アホスター、どけてくれ」
俺「そうだどけアホスター」
ウエスター「(なぜだ・・・)」
せつな「1+1はー?」
ウエスター「にぃー!」
俺「これは女の人でいいのかな?」
サウラー「比較対象がないからなんとも言えんが
目の位置が低いような気がする」
俺「と、すると少女か?」
サウラー「まだ結論を出すべきときではないさ」
俺「そうだね」
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/11(金) 18:43:31.99 ID:ocvhahvp0
そういやまーくんが生まれて一年たったな
サウラー「・・・」カチッ
俺「なんだそれ?ボール型のライトか?」
サウラー「空間を認識する装置さ」
俺「・・・」
サウラー「認識した空間を元に情報を繋いで洞窟内のマップを作り上げることができる」
俺「出口がわからなくなっても元来た道を帰れるのね」
サウラー「そうだ」
俺「もっと冒険しようよ!」
サウラー「僕は君と違って危ない橋は渡らないんだ」
ウエスター「1+1は!?」
せつな「にぃー!」
サウラー「とりあえず通路を歩くしかないか」
ウエスター「青髭!扉があるぞ!」
俺「マジかよ!?行けせつな!扉を開くんだ!」
せつな「あなたが開ければ」
俺「馬鹿やろう!こういうのはプリキュアがやるって相場決まってんだよ!」
せつな「怖いのかしら?」
俺「全然怖くねえし!!!」
せつな「そうは見えないけど・・・証明できるのかしら?」
俺「こんな扉開けれちゃうもんね!!!」ガチャ
ウエスター「おお!凄いぞ青髭!!」
俺「ギャー!!!」
ウエスター「どうした!?」
俺「なんか顔についたー!!!」
せつな「蜘蛛の巣じゃない」
サウラー「・・・」
俺「嵌めやがったな、せつな!!!」
せつな「あなたが勝手にやったことでしょう」
俺「怖いからって・・・俺に頼ってばっかじゃダメなんだぜ」
せつな「・・・、くだらないわ」
俺「待てよせつな!!」ガシッ
せつな「なにょ」グニッ
俺「・・・」
せつな「・・・」
ウエスター「(こ、古典的な・・・肩を叩いて人差し指を伸ばすだけのトラップ)」
せつな「殺す!!」
ウエスター「やめるんだ、イース!!!」
俺「アホー!アホー!」
サウラー「この悪ふざけはいつまで続くんだい?」
昔はコンビニすら入るのをためらってたまーくんが遺跡発掘だなんて
サウラー「・・・」バサッ
ウエスター「スキャンした見取り図を見て何かわかるのか?」
俺「・・・」ゲシゲシッ
せつな「・・・」ガシガシッ
サウラー「この先は下のフロアになるのかな」
ウエスター「階段か?」
サウラー「階段があればわかりやすいのだがこの建造物には階段がないんだ」
ウエスター「・・・どゆこと?」
俺「・・・」ゲシゲシッ
せつな「・・・」ゴッ
俺「弁慶は・・・反則だよ・・・」
せつな「ふふ・・・」ゴッゴッゴッ
俺「やめてせつな・・・痛い痛い痛い・・・」
サウラー「いい加減にしろ」
俺「階段がないだってぇええええええええ!!!!!」
せつな「呆れた、本当に見取り図を見ていなかったのね」
サウラー「現在いる位置がここだ」
俺「うん・・・」
サウラー「先ほどから作っているマップと照合すると・・・一階分地下に行ったことになる」
俺「ホンマや」
ウエスター「なぜだ?分岐の道などあったか?」
サウラー「なかった」
せつな「隠し扉があるということかしら?」
俺「マージでぇ?
だとしたらさー、外側から徹底的にスキャンして内部構造調べつくしたほうがいいんじゃないの?」
サウラー「・・・」
サウラー「・・・ただ、迷路のように入り組んだ構造だとも考えられる」
ウエスター「ふむ・・・」
せつな「確かにここから進んだ先に上り道があるわ」
俺「お前って地図読むのメチャメチャうめえよな」
せつな「あんたがヘボ過ぎるだけじゃないの?」
俺「そ、そんなことねえし!ラブとか地図グルグル回転させるけど俺しねえし!」
せつな「・・・」
俺「・・・」
せつな「ラブ可愛い///」
俺「全くだなー///」
サウラー「集中しろ」
せつな「ごめんなさいサウラー」
俺「ごみーん」
支援。
サウラー「とにかくこのまま真っ直ぐ行けば中央部と思わしき広場へ出るはずだ
そこに行ってみようじゃないか」
俺「退路の確保は終わってるし俺はかまわねえけど」
せつな「私も構わないわ」
ウエスター「俺も全然構わんぞ」
サウラー「よし、じゃあ行こうか」
俺「雑談ターイム!!」
せつな「あなたと雑談することなんてないわ」
俺「サウラーがmktnへのメールの内容で困っていた件について!」
サウラー「ブゥッ!!!」
せつな「・・・それは興味あるわ」
サウラー「しゅ、集中しろ」
C
俺「なぁサウラー、美希たんへ返すメールで何を悩んでたんだよ?」
せつな「ことと次第によってはあなたでも容赦しないわよサウラー」
サウラー「・・・」
ウエスター「す、すまんサウラー」
サウラー「はぁ・・・別に悩んでいたわけじゃない」
俺「お前が頭掻き毟るとか異常だろ」
サウラー「・・・」
ウエスター「すまん!」
サウラー「別に大したことじゃないさ
食事に誘われたけどあまりにも場違いな場所へ案内されそうだったから断りたかっただけさ」
俺「(ある・・・あいつが行く場所オサレ過ぎて行きたくないときある)」
せつな「(あるわ・・・美希のセンスについていけないときってあるわ)」
ウエスター「ハッハッハッ!俺や貴様ほどのイケメンに似合わない場所などあるわけがないだろう」
俺「(何言ってんのこの筋肉?)」
せつな「(サウラーはともかくあんたもそれに該当するの・・・)」
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/11(金) 19:33:50.34 ID:MnG/TApu0
案外似た者同士だな
せつな「ねぇ髭!」
俺「にゃんだい!せっちゃん!?」
せつな「ラブがあなたを場違いな所へ誘ったらどーするのー!?」
俺「行くにょ!ラブが行きたい場所ならいつだって直行にょ!!」
せつな「素敵ー!!」
俺「にょっほっほっほっ!!」
サウラー「・・・」
俺「・・・」
せつな「・・・」
ウエスター「貴様らどうしたというのだ・・・」
俺「いつまで無駄話をしているんだ」
せつな「私たちは得体も知れない謎の遺跡の内部に入っているのよ
気を抜いていたら死ぬわ」
支援。
mktnがサウラーとなんてそんなの嘘だよね
まーくんのスレのミキタンはまーくんとラブラブだって私信じてる
保守。
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/11(金) 21:50:39.99 ID:RjuQvXnsO
まーはん久し振りやないかい!
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
俺「ここが中央部なわけぇ?」
サウラー「いや、中央部は地形を利用した中庭になっている」
ウエスター「室内であるということはまだ中央部ではないわけだな」
サウラー「一つ手前と言ったところかな」バサッ
俺「甲冑があるぞ、せつな」
せつな「それがどうしたの?」
俺「と、ちょっと待て」
ウエスター「どうした?」
俺「また絵だ」
まーくん今日はペースいいな
ウエスター「今度のは随分とでかい絵だな」
せつな「随分と人が描きこまれているけど・・・」
サウラー「・・・」カシャ
俺「左右の人物は着ている甲冑が違う
あと、武器を持ってんな」カシャ
ウエスター「戦争の絵か?」
サウラー「だろうね」
俺「・・・この甲冑と同じと考えていいのかな・・・」
甲冑「・・・」ギギ
俺「・・・」
甲冑「・・・」ギギギ
俺「あひゃあ〜・・・!」
俺「パッショーン!!」
せつな「・・・」
甲冑「・・・」ギギギ
俺「助けてパッション!か弱い俺を命がけで護っておくれ!!」
ウエスター「ふん、甲冑が動いたくらいで情けないぞ青髭!
そんなもの殴り砕いてしまえばなんの問題もあるまい!!」
サウラー「と、そうもいかないようだ・・・」
ウエスター「何?」
サウラー「全ての甲冑が動いている」
甲冑「・・・」ギギギ
甲冑「・・・」ギギギ
甲冑「・・・」ギギギ
ウエスター「ぐぬぬ・・・」
俺「おふぅ〜・・・助けてプリキュアー!!」
せつな「チェインジ!!」
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/11(金) 22:22:44.81 ID:MnG/TApu0
パッションVS兵士達
劇場版の再来か
パッション「つぉああぁぁ!!」バゴッ
甲冑「・・・」ガシャーン
サウラー「どうもまいったね、これは
どういう原理で動いているんだい・・・?」
甲冑「・・・」ギギギ
俺「あひゃあ〜!!!」
ウエスター「数が多過ぎる!」
俺「お家帰るぅー!!!こんな危険な場所もう嫌だ!!!
俺が何したって言うんだよ!!!もうやだ帰るぅー!!!」
ウエスター「貴様も泣き言を言っていないで戦え!!」バゴッ
甲冑「・・・」ガシャーン
俺「無理ぃー!!!」
甲冑「・・・」ギギギ
サウラー「バラバラにしても復活するのか・・・」
パッション「仕方ない・・・アカルンで一旦外へ」
俺「あひゃあ〜!!!」
パッション「髭!こっちに来なさい!!」
俺「あああ〜!!お家帰るぅー!!!!」
パッション「あのアホが!!」
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/11(金) 22:29:08.79 ID:VaURVANCO
そうか
ラブのお嫁さんと婿殿だからせつなとまーくん仲悪いんだな
ウエスター「髭!!」バゴッ
甲冑「・・・」ガシャーン
俺「ウエスターきゅん///」
ウエスター「何をやっているんだ!!貴様それでも男か!?」
俺「・・・」
ウエスター「どうした?」
俺「(なんだアレ・・・?)」
ウエスター「・・・上ばかり見てどうした?」
俺「(シーリングファン・・・だけど動きが・・・)」
甲冑「・・・」ギギギ
甲冑「・・・」ギギギ
サウラー「あの馬鹿二人は見捨てて逃げないかい?」
パッション「同感だわ」
甲冑「・・・」ギギギ
甲冑「・・・」ギギギ
ダンッ
ウエスター「うおっ!!いきなり発砲するな!!!」
俺「・・・」
甲冑「・・・」ガシャーン
甲冑「・・・」ガシャーン
甲冑「・・・」ガシャーン
ウエスター「・・・な、何が起こった?甲冑が崩れ落ちたぞ・・・」
俺「ファーファーファー!!!!」
俺「アホどもめ!甲冑が動くカラクリも見抜けず悪戯に大量を消耗するとは愚の骨頂!!
傀儡は糸を切ってしまえば動かなくなるのも道理!核を狙えぬ貴様らはアホなのだ!!」
ウエスター「・・・」
甲冑「・・・」
サウラー「なるほどね・・・」
パッション「上から張り巡らされた糸で動いていたのね」
俺「ファーファーファー!!!これだから脳みそ筋肉は困る!!!!!」
ウエスター「そ、そうか!!じゃあ貴様・・・アレもなんとかしてくれ!!!」
甲冑「・・・」ガシャーンガシャーン
甲冑「・・・」ガシャーンガシャーン
甲冑「・・・」ガシャーンガシャーン
俺「あれはムリです・・・」
サウラー「通路から続々甲冑が押し寄せてくるようだね」
パッション「・・・まずいわ・・・完全に分断された・・・」
甲冑「・・・」ガシャーンガシャーン
甲冑「・・・」ガシャーンガシャーン
甲冑「・・・」ガシャーンガシャーン
俺「こんな場所で死にたくないよー!!!」
ウエスター「さっきまでの高笑いはどこへ消えてしまったのだ!!!」
俺「おかーさーん!!!おかーさーん!!!」
甲冑「・・・」ガシャーンガシャーン
甲冑「・・・」ガシャーンガシャーン
甲冑「・・・」ガシャーンガシャーン
俺「おとーさーん!!!おかーさーん!!!おじーちゃーん!!!おねーちゃーん!!!」
ウエスター「・・・」
俺「お姉ちゃんって誰だよ?」
ウエスター「知らん」
甲冑「・・・」ガシャーンガシャーン
甲冑「・・・」ガシャーンガシャーン
甲冑「・・・」ガシャーンガシャーン
ウエスター「う・・・」
俺「よーしウエスター!!」
ウエスター「何かいいアイデアでも思いついたか?」
俺「逃げようじゃないか!!!」
ウエスター「・・・男の生き様に後退という二文字はな」
俺「ほな、サイナラ」ダッ
ウエスター「ちょ!!!」
ウエスター「待て青髭!!!イースとサウラーと別々に逃げていいのか!!!?」
俺「ウエスター!!お前イースとサウラーの居た位置を見てみろよ!!!!」
甲冑「・・・」ガシャーンガシャーン
甲冑「・・・」ガシャーンガシャーン
甲冑「・・・」ガシャーンガシャーン
ウエスター「・・・あれ、あいつらどこ行ったんだ?」
俺「なんかぁ〜、二秒で逃げたよ」
ウエスター「・・・」
俺「・・・」
ウエスター「薄情者めー!!!」
俺「・・・」
俺「あわわわわ〜!!!」ダダダッ
ウエスター「チックショー!!!」ダダダッ
俺「ウエスター!!!」ダダダッ
ウエスター「どうした!?打開策でも見つかったか!!?」ダダダッ
俺「疲れた!!!おんぶー!!!」ダダダッ
ウエスター「おんぶって・・・」ダダダッ
俺「とうっ」ガシッ
ウエスター「絶対なんか間違ってる!!!」ダダダッ
甲冑「・・・」ガシャーンガシャーン
甲冑「・・・」ガシャーンガシャーン
甲冑「・・・」ガシャーンガシャーン
C
ウエスター「降りろ青髭ー!!!」ダダダッ
俺「ごめんよウエスター・・・でも俺・・・」
ウエスター「青髭・・・貴様!どこかやられたのか!?」ダダダッ
俺「さっき銃を撃ったときから手首と肘と肩が非常に痛いんだ・・・」
ウエスター「腕を突っ張って銃を撃つからだろうがー!!!」ダダダッ
甲冑「・・・」ガシャーンガシャーン
甲冑「・・・」ガシャーンガシャーン
甲冑「・・・」ガシャーンガシャーン
俺「うっとーしなー!!」ダンダンッ
甲冑「・・・」カンッ
ウエスター「間接が痛いと言ったそばから撃つ奴があるかー!!!」ダダダッ
俺「い、いたいー」
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/11(金) 23:25:26.35 ID:+ok+DM0c0
ウエスター「クソウ!!こんなことをしている間にもイースが危険に晒されているかもしれないのに!!!」ダダダッ
俺「ウエスター・・・甲冑が何を目標に動いているかわかる?」
ウエスター「え?なんで!?」ダダダッ
俺「床そのものが仕掛けなんだ、質量がある方に甲冑は動くようになっている
つまり、質量が多い俺とお前の方に多くの甲冑が集まってくるってことだ!」
ウエスター「なんだってー!!?」ダダダッ
俺「つまり俺たちの方がピーンチ!」
ウエスター「どうするんだ!!?」ダダダッ
俺「これだけ大掛かりな装置だ、もちろん管制されている
床にセンサーがついてるってことは下に管制室がある」
ウエスター「下に行けばいいのか!?」ダダダッ
俺「いや、俺たちが選択した逃げ場は下へはいけない」バサッ
ウエスター「つまり?」ダダダッ
俺「サウラー達が管制室へ行くまで俺たちは逃げるのが仕事ってことだよ」
ウエスター「よしきた!!!」ダダダッ
ウエスター「降りろー!!!」ダダダッ
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/11(金) 23:27:38.28 ID:ttNBfofD0
スレタイがキュアウェスカーに見えて開いたらサウラーがサウザーに見えた
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
サウラー「・・・」カシャ
パッション「こういう状況だと言うのに随分余裕ねサウラー
甲冑「・・・」ガシャーンガシャーン
甲冑「・・・」ガシャーンガシャーン
甲冑「・・・」ガシャーンガシャーン
パッション「その絵が何か目的だったりするの?」
サウラー「別に・・・」
パッション「・・・」
サウラー「しまったな、分断するのならマップ製作を青髭に手伝ってもらえばよかった・・・」
パッション「・・・」
サウラー「・・・心配する必要はないか、やつだったらウエスターが持っている方装置を使ってくれるかな」
サウラー「・・・」カチッ
パッション「・・・」
サウラー「・・・この通路は最深部へ直行できるコースだ
たぶんあの甲冑を操っている管制室がある」
パッション「最初からそれが目的で逃げたの?」
サウラー「あの場ではああするしかなかったじゃないか
別にどちらが管制室に辿りついたっていい」
パッション「どちらも繋がっていなかった場合どうするつもりだったの!?」
サウラー「繋がっていたんだからいいじゃないか
彼らはタフなんだ、別に心配する必要はない」
パッション「・・・」
ガゴンッ
サウラー「これで甲冑の動きは止まる」
甲冑「・・・」
甲冑「・・・」
甲冑「・・・」
パッション「・・・」
サウラー「よし・・・」
パッション「あなたって思ったよりも行き当たりばったりなのね」
サウラー「ワイルドと言ってくれ、さぁ行こう・・・」
パッション「・・・」
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
甲冑「・・・」
甲冑「・・・」
甲冑「・・・」
俺「止まった・・・」
ウエスター「止まったぞー!!!」
俺「さすがサウラーだ!!」
ウエスター「頼りになるなあいつは!!」
俺「ヤッター!!ヤッター!!」
ウエスター「ヤッター!!ヤッター!!」
俺「・・・中庭だ・・・」
ウエスター「随分と時間がかかったがようやく中庭か・・・」
俺「太陽が眩しいぜ」
ウエスター「早くイース達と合流しようじゃないか!!」
俺「・・・」
ウエスター「青髭・・・?」
俺「ウエスター、あれなんだ?」
ウエスター「・・・むぅ?」
ウエスター「中庭にある塔か?」
俺「中庭に塔を建てるってどういう神経だよ・・・」
ウエスター「まさにミステリアスだな」
俺「ミステリアスねー・・・
まぁいいか・・・」
ウエスター「なんだ?」
俺「空中庭園・・・」
ウエスター「それより早くイース達とだな!」
俺「お前サウラーが持ってた空間を認識する装置持ってるか?」
ウエスター「ん?これか?」
俺「・・・」カチッ
ウエスター「それよりイース達と」
俺「来た道戻るのもめんどくせーし、俺は別行動で」
ウエスター「何ィ!?」
ウエスター「別行動って貴様!」
俺「じゃあねウエスター!」
ウエスター「自分の身すら護れん貴様が別行動を取ってどうする!?」
俺「・・・」ツカツカツカ
ウエスター「ちょっとぉー!!!」
貴様に何かあると俺がイースに怒られるんだぞ!!!」
俺「・・・」ツカツカツカ
ウエスター「わかった!俺と貴様で行動しよう!!」
俺「マジで?じゃあおんぶしてくれ」
ウエスター「それは断る!!!」
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
俺「・・・」カシャ
ウエスター「なぁ青髭ー・・・
この絵がどうしたというのだ?」
俺「ん・・・?」
ウエスター「今度は神々しく輝く男の絵だが
俺にはさっぱりこの絵の素晴らしさがわからんぞ」
俺「だろうねー
俺もわかんねーから気にすんな」
ウエスター「じゃあなぜそんなに写真を撮る?」
俺「まぁ待てって」
俺「・・・」コンコンッ
ウエスター「絵の写真を撮って甲冑に襲われて・・・
トレジャーハンターというのはこんなにもつまらんのか?」
俺「・・・そうだねぇ、一度やってたけどあのときはもっと楽しかったねぇ」コンコンッ
ウエスター「どこら辺が楽しかったのだ」
俺「えー・・・美少女に囲まれてキャッキャッしてたからなー」コンコンッ
ウエスター「プリキュアか?」
俺「ダークプリキュア5だ」コンッ
ウエスター「なんだそれは?」
C
俺「・・・」コンッ
ウエスター「壁を叩いて何をしているのだ?」
俺「ウエスター、棒とかない?」
ウエスター「ない」
俺「そうか、じゃあちょっと下がってろ」
ウエスター「・・・」
俺「・・・」ダンッ
ウエスター「ちょ!!?」
俺「・・・」
ズズズッ
ウエスター「・・・えー!!?」
え?つまり今回ウエスターがメインなの?
ウエスター「壁が・・・開いた・・・
隠し扉か!?」
俺「・・・」バサッ
ウエスター「そういう楽しいことをするなら!!なぜ教えてくれないのだ!!?
俺も壁コンコンやりたかったのにー!!!」
俺「うん・・・」
ウエスター「隠し部屋には俺が一番に入るからなー!!」
俺「言っとくけどそこ外壁と直通してるぞ」
ヒュウ〜
ウエスター「・・・」
俺「・・・うん」バサッ
俺「・・・マジかよ・・・」ヒュウ〜
ウエスター「ちゃんと説明してくれ、じゃないとそろそろ俺が危ない」
俺「ウエスター見ろよ」
ウエスター「何をだ?」
俺「これが足場だってよ・・・」
ウエスター「足場?そんなもの無かろう」
俺「外壁の岩の微妙な出っ張りだよ」
ウエスター「・・・」
俺「・・・」
ウエスター「これは足場ではないだろう・・・」
俺「スキャンした画像で一番気になったのはココだったんだ」バサッ
ウエスター「これはなんだ?」
俺「お前が入りたがってる隠し部屋だよ」
ウエスター「・・・」
俺「・・・仕方ねえ降りるしかねえか・・・」
ウエスター「本当に行くのか!?
そんな危険をおかしてまで行く理由はあるのか?」
俺「わかんねーが・・・
行くしかねえだろ・・・
見つけちまったんだから・・・」
ウエスター「ま、待て青髭!!」
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
俺「到着ー!」
ウエスター「死ぬかと思った・・・」
俺「・・・」
ウエスター「なんだこの部屋は・・・?」
俺「隠し部屋にしちゃあスゲーゴージャスだな・・・」
シエン
ウエスター「ベッドが膨らんでいるぞ・・・」
俺「誰か寝てるんだろ」
ウエスター「ね、寝てるって・・・」
俺「おはよーございます!!!」バサッ
ウエスター「・・・」
俺「・・・」
ウエスター「うわああああああああああ!!!!!人骨じゃないかああああああああ!!!!!」
俺「人骨くらいでギャーギャー言うなよ」
ウエスター「逆に!逆に貴様は人骨を見てなぜ平然としていられるのだ!!!?」
俺「・・・ちょっと昔・・・」
ウエスター「お前の過去はどうなっているんだ!!!?」
C
俺「・・・この人骨変だなー・・・変だよー・・・」
ウエスター「ど、どこが変なのだ?」
俺「見た感じベッドの中で孤独死って感じ?
なのにパジャマ着てねーし・・・」
ウエスター「う、うむ?
言われてみれば確かに・・・」
俺「なんだこれ」カランッ
ウエスター「・・・ゆ、指輪?」
俺「・・・」
ウエスター「・・・」
俺「全裸で指輪www守銭奴wwww」
sい
俺「しかしまぁ、この指輪もらおーっと!」
ウエスター「怨念とかついているかもしれないぞ!!」
俺「じゃあ御祓いすればいいでしょ!!!」
ウエスター「・・・うむ」
俺「ふぅ・・・」ギシッ
ウエスター「コラー!!!
死人が眠っているベッドに腰掛けるやつがあるかー!!!」
俺「ちょっと説明しようか・・・」
ウエスター「説明・・・?」
俺「サウラーはパンドラの匣を開けに来たのかもしれないって話だよ」
ウエスター「ぬ?」
俺「メビウスの製作を開始した頃にちょっと流行ったゴシップの話」
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
サウラー「肥大化した太陽と燃える人・・・」カシャ
パッション「・・・」
サウラー「うん・・・やはり思ったとおりだ」
パッション「その絵になんの意味があるのかしら?」
サウラー「気にしなくていいさ」
パッション「気になるわよ」
サウラー「・・・」
パッション「だってここが宝物庫じゃない
でもあなたはこんなものに全く興味なしって感じだわ
それ以上に絵が気になってる!
そろそろちゃんと説明しなさい!」
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 01:09:54.20 ID:paqWRiUaP
こないだのゴーストタウンといい
最近まーくんオカルト寄り
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 01:14:30.22 ID:A9NHAA4S0
何かに影響されてんだろ
サウラー「メビウスはラビリンス管理システムとして造られたものだ」
パッション「それがどうかしたの・・・?」
サウラー「それが予言された未来だとしたらどうする?」
パッション「・・・話が見えないわ」
サウラー「メビウスを造りはじめた頃、あるゴシップが流行ったんだ」
パッション「・・・ゴシップ?」
サウラー「メビウスの誕生は予言された未来である
あるいは予言を辿って造られているといううわさ話さ」
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
俺「昔ある都市に未来を的中させる予言者がいた」
ウエスター「・・・」
俺「その預言者は5つの未来を予言しそれを絵にしるした」
ウエスター「・・・」
俺「ほら、一枚目の写真を見ろ」
ウエスター「・・・これは」
俺「この部屋だ」
C
ウエスター「ではあの絵に書かれていた少女と言うのは」
俺「・・・こいつだろうな」ギシッ
ウエスター「・・・」
俺「・・・」
ウエスター「それで・・・?」
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
サウラー「噂が噂を呼んだ可能性もあるが
実はその予言の絵には6枚目が存在するという」
パッション「・・・」
サウラー「予言の内容はメビウスが世界を管理するという内容だが
もし6枚目があるとしたら・・・気にならないか?」
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
俺「あの中庭で見た塔・・・あれは空中庭園だ・・・」
ウエスター「空中庭園・・・?」
俺「6枚目の絵は空に記したと言うのがゴシップでの定説だが
あの塔の天辺・・・そこが今回のゴールだ・・・」
ウエスター「・・・」
俺「そして、その預言者の居た都市の名をこう言う」
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
サウラー「ここの本当の名を、メビウスと言う」
パッション「メビ・・・ウス・・・」
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
俺「・・・」ガゴンッ
ウエスター「・・・な、何をしたんだ?」
俺「行くぞ・・・」
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
サウラー「・・・」ガゴンッ
パッション「・・・」
サウラー「あいつがうまくやっているのなら、これで空中庭園への橋が架かるはずだ」
パッション「そううまくいくかしら・・・」
サウラー「あいつはもう気付いている・・・
いや、最初から気付いていたのだろう・・・」
パッション「フンッ」
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
ウエスター「イースゥー!!!」
パッション「・・・」
俺「ほらよ!俺が見つけた絵の写メだ!」ポイッ
サウラー「頼りになるじゃないか相棒」ポイッ
俺「・・・ハッww」
サウラー「・・・フフww」
ウエスター「イース!あいつらが怖いんだ!!」
パッション「同感だわ」
俺「一枚目は預言者の絵だ・・・
城の隠し部屋にひきこもったまま孤独死していた・・・」
サウラー「居たのかい?」
俺「仏さんがな」
ウエスター「・・・」
サウラー「二枚目の戦争の絵、僕達が見つけた栄華の絵
これらは世界の予言ではなくこの国家の未来を示した絵だろう・・・」
ウエスター「はいはい!はい質問!」
俺「・・・」
サウラー「・・・」
ウエスター「い、嫌そうな顔するなよぅ・・・」
C
ウエスター「なーんであの預言者はあんな場所で死んでいたんだ?」
俺「・・・確か、・・・サウラー君」
サウラー「預言者はこの国のお姫様だったのさ」
俺「そう、正解!」
パッション「忘れていたのね、痴呆」
俺「・・・その悪口若干引くわー・・・」
ウエスター「なるほどー」
俺「自分の死を予知できて対策打たないとか間抜けだよねー
笑っちゃう〜」
パッション「・・・」
俺「キュアマリンの物ま」
パッション「似てないわ」
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 01:55:55.27 ID:paqWRiUaP
頑張れまーくん!!
サウラー「四枚目、肥大化した太陽と燃える人の絵・・・」
俺「オゾン層の欠損かな・・・」
サウラー「そう考えるのが妥当だろうね
見えた未来を説明する材料がなかったんだろう」
俺「五枚目・・・」
ウエスター「神々しく輝く男の絵だな」
パッション「これがメビウスということ・・・?」
俺「だろうね、まるで救世主だ」
サウラー「・・・六枚目・・・」
俺「ついたか・・・」
ウエスター「・・・」
パッション「・・・」
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 02:05:43.53 ID:paqWRiUaP
絶対っプリキュアっもくーしろくっ!!
支援。
俺「・・・」
サウラー「・・・」
パッション「二対の・・・五枚目に描かれていた男・・・」
ウエスター「・・・」
俺「・・・」
サウラー「・・・ふー・・・」
ウエスター「ど、どういうこと?どういう意味?」
パッション「片方は黒い背景の中にいて
片方は地球・・・かしら・・・そこに立ってるわ」
俺「・・・」
パッション「地球は・・・おだやかな色使いだわ・・・見ていて安心するような」
サウラー「・・・」
ウエスター「え!?え!?どゆこと!?」
サウラー「パンドラの匣の中に残っていたのが・・・これか・・・」
ウエスター「どゆこと!?」
パッション「プロトタイプメビウスとラビリンス管理システムメビウスの元
繁栄している絵なんじゃないかしら・・・」
ウエスター「なんだ・・・予言が当たっていたと言うわけではないか!
ナーッハッハッ!!!」
パッション「・・・」
ウエスター「ちょっと待てー!!!」
サウラー「天使が四体舞い降りる絵ならまだ救いもあっただろうに・・・」
俺「・・・」
ウエスター「うむ、こんなものどーでもいい!!
予言の内容がここで終わっているのならば
預言者のみた未来はここまでということだ!!」
パッション「ウエスター・・・」
ウエスター「未来は自らの手で掴み取るものだろうが!!!」
サウラー「君ってやつは・・・」
俺「・・・」カタカタ
ウエスター「ラビリンスのこれからの歴史に予言など必要ないのだ!!!
なぁ青髭!!」
俺「ちょっと黙ってて」カタカタ
ウエスター「・・・」
俺「サウラー、これ立体化して映し出すことできない」カタカタ
サウラー「ん?できるが」
俺「やって」
サウラー「・・・」カタカタ
パッション「何を映し出そうとしているの?」
俺「う〜ん・・・俺とサウラーが集めたマップ」
ウエスター「そんなものを映し出してどうしようというのだ」
俺「ちょっと・・・」
ブゥゥゥー・・・ン
俺「・・・うんうん・・・」
パッション「何を持っているの?
指輪?」
俺「・・・うん」
ウエスター「預言者が嵌めていた指輪ではないか」
俺「やっぱりだ、指輪の装飾が完全に絵がある位置と一致してる」キラッ
パッション「本当だわ・・・」
サウラー「・・・」
俺「この指輪って・・・遺跡そのものを現しているものなんだ」
パッション「どういうこと?」
俺「装飾とマップを当てはめると・・・」
ウエスター「・・・」
俺「俺たちがいるここが指輪のメイン石の位置になる」
サウラー「・・・その宝石・・・なんなんだ?」
俺「たぶん・・・ファントムクリスタル
結晶が積み重なってできる石だから中に濁りができる独特の石なのよ」
パッション「・・・それで?」
俺「確か宝石言葉が・・・時空なんだよ・・・
過去の記憶であり、未来の情報である・・・」
サウラー「・・・」
俺「預言者がパンドラの匣だとすれば・・・
預言者が外に出した情報が最後に残ったものではないんじゃない」
サウラー「・・・」
俺「預言者が外に出せなかった情報こそ最後に残った希望なんじゃないの」
パッション「・・・」
ウエスター「・・・そうか!それはメッセージだったのか!?」
サウラー「ウエスター?」
ウエスター「預言者は全裸で指輪だけ嵌めて白骨になっていたのだ・・・」
俺「なぜ指輪だけを身につけ死んだのか・・・
たぶんそういうことなんじゃないの・・・」
パッション「・・・」
俺「そして、この指輪が嵌められていた指が右手の親指・・・
意味は・・・困難をのりこえる・・・だったかな・・・」
サウラー「・・・」
俺「この6枚目の絵が終わりじゃないんだ・・・
これは未来であり、過去となる・・・
ここからもずっと未来は続いていくと・・・そういうメッセージなんじゃないのー」
パッション「・・・」
俺「ヤバイ///俺カッコいい///」
パッション「台無しだわ・・・」
俺「ずっと先の未来でここに誰かが来ること・・・
それもお見通しだったのかな」
ウエスター「ふむ・・・」
サウラー「・・・」
俺「じゃ帰ろうぜー」
ウエスター「待て青髭・・・」
俺「な、なんッスかウエスターさん・・・」
ウエスター「今日はもう遅い・・・」
俺「ああ・・・そうだな・・・」
ウエスター「キャンプしようぜ!」
俺「マジかよー・・・」
せつな「・・・私も今日はあんた達のキャンプに付き合うわ」
ウエスター「本当はイース!!」
俺「え・・・アカルンで帰ろうよ・・・」
せつな「サウラーはどうする?」
サウラー「・・・フッ・・・付き合うよ」
俺「なんでお前ら一気にノリノリなんだよ!!?」
俺「しかし付き合うからには俺だって相応の報酬と言うものを頂かなくてはならない!!」
サウラー「報酬?」
俺「一度でいいから見てみたい!サウラーが美希たんをデートに誘うとこ!」
サウラー「ブゥー!!!!」
せつな「そうね・・・」
サウラー「冗談はよしてくれ・・・」
ウエスター「貴様その指輪をどうするつもりなんだ?」
俺「え?これ?」
せつな「返しなさい、それはラビリンスのものだわ」
俺「ヤーダーヨー!気に入ったんだもん!これはこんな怖い体験に付き合わされた俺の当然の報酬だよ!!」
サウラー「報酬は得たな?」
俺「お前が美希たんをデートに誘うのはこの意味がわからないキャンプへの報酬だよ!」
サウラー「・・・」
俺「俺はこの指輪をラブにプレゼントしようと思うんだ・・・」
ウエスター「(死体がつけていた装飾品をキュアピーチへのプレゼントにするとは・・・
この男やはり歪んでいる・・・)」
せつな「だったら仕方ないわ・・・」
ウエスター「(イースゥー!!?)」
ウエスター「お前らー!食料を調達するの手伝えー!!」
俺「知らん知らん!」
サウラー「僕はそういうのちょっと苦手なんだ、頼むよウエスター」
せつな「ちょっとウエスター、雑草なんて集めても食べられないわよ」
ウエスター「・・・一人でやろう・・・」
せつな「私何かまずいこと言ったかしら?」
俺「知らん知らん!」
ウエスター「青髭ェ・・・」
俺「・・・わかったよ・・・」
せつな「へぇ・・・草って食べられるのね・・・」
俺「お前一度山吹と無人島行け」
せつな「楽しそうだわ」
ウエスター「できたぞー!」
俺「ヤッフォー!!!」
サウラー「これ衛生管理はできているのかい?」
ウエスター「そんなもの気にするな!」
サウラー「なんだと・・・」
せつな「髭、毒見しなさいよ」
俺「野鳥の種類から教えてください」
ウエスター「黙って食えんのか貴様らは!!!」
ギャーギャー・・・
ギャー・・・
・・・
C
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
南「・・・」
美希「な、なぁに話って・・・」
南「も、もしキュアベリーがよかったら・・・なんだが・・・」
美希「うん・・・」
南「その・・・」
俺「・・・」
せつな「・・・」
西「・・・」
南「お、お茶でも行かないか?」
美希「///」
南「あ、嫌だったらいいんだ!」
美希「べ、別にいいけど///」
俺「ウェールカームトゥーハピネース ワーンダーラーン」
せつな「よかったわ・・・あの二人が仲良くできているようで・・・」
俺「放送終了から一年後のデートがお茶ってどんだけピュアだよ!?
巷のチーマーが三秒で言える言葉だぜ!」
西「チーマーってなんだ?」
俺「・・・」
終わるか
乙
乙
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 04:08:55.62 ID:XNqiwNruP
乙
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 04:09:17.46 ID:LmVc2YZT0
乙
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 04:42:01.46 ID:8efXfC5IO
そういや、アメリカかなんかに行ったホラーみたいなのどうなったんだ?
楽しませてもらった!毎日チェックしてる甲斐があった!乙!
乙。
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 08:51:26.02 ID:aWWKsNkTO
ベリー→青髭じゃねーの?
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 10:29:37.71 ID:/Ff2c7cC0
マーくん的には青髭×ベリーの芽は摘んでおきたいってことなんかな
初期からベリーとの絡みが好きで読んでる俺としては複雑だ
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 11:35:17.64 ID:iD/dRLD60
それが嫌で前にベリー封印したことあったくらいだしな
でもやっぱベリーとの掛け合いが一番輝いてるんだよな
そのすぐ後のSSも結局ベリーメインだったし
そもそもベリーは俺の嫁だから誰も勘違いしないのにな
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 12:04:12.52 ID:YZ5+I9aX0
>>187 あの葛藤は結局何だったんだろうな
マーくん実は2人いるんじゃないかと思ったわ
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 12:08:22.82 ID:A9NHAA4S0
美希たんは完璧主義だから完璧じゃない人がほっとけないだけで
本命は弟だろ
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 12:21:33.01 ID:xr+K/7tS0
いやその完璧娘とダメ人間の組み合わせが良かったんだろ
まぁmktnあんまり完璧じゃないけど
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 12:33:16.92 ID:r1Cf58/J0
mktnフラグをへし折るつもりなんだろうか
それは殺生やで青髭はん・・・
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 13:41:18.24 ID:ar0ab4nK0
カップリング厨みたいだなwww
まぁ確かに気持ちは分かるが
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 14:06:05.56 ID:/FAUNZHZ0
地味にフラグ立てまくってるからな青髭
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 14:12:54.49 ID:WLsqh0on0
つかバレンタイン前だからこのSSから一年経ったんだな
キュアパイン「はいチョコレート」
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 14:28:23.30 ID:GFZYt7Lj0
>>195 あの頃のパインはまだ普通の口調の事が多かったな
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 14:32:07.75 ID:+IqCvn4i0
>>195 あの頃って入れ替わった後なのかな?
つかそのSS内ではmktnとサウラーのフラグなんて無かったことになってるんだけどな
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 15:19:39.79 ID:qZQHI8Hl0
mktn派多いな禁書で言う
ラブ→インなんとか
mktn→美琴
的な感じか
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 15:30:32.64 ID:ifFE0xoV0
俺の中では既に青髭とmktnの三次創作が始まっていたのに・・・
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 15:31:47.28 ID:W4Fi1K/uO
久しぶりにまーくん見たと思ったら何故か俺のmktnが
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 15:35:08.90 ID:YCtXUoRB0
おいお前ら気持ちは分かるが
あんまmktn言い過ぎるとまた封印されるかもしんねぇだろ
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 16:14:40.55 ID:vYJHsnAS0
そうかも知れんがこの気持ちどうしたらいい
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 16:15:12.06 ID:2LZeA++m0
ばっかオメーサウラーとくっつくくらいだったら封印の方がマシだろーがー
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 16:29:43.79 ID:S/Xs/sg20
マーくんが出した結論なら仕方ないけど
受け止め難いことは確かだな
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 16:50:08.77 ID:qA1BoeZW0
それでも我らは付いて行くのみよ
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 17:01:59.11 ID:mY0TTmah0
mktn派だけどせつなの「抱っこ・・・」にグッと来たのは俺だけじゃ無いはず
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 17:55:01.12 ID:mznjpBRO0
>>207 あれも良かったけど
タイムリープ回でベリーが最後に言ったセリフの方がグッと来た
まーくんが現実に戻る為フレプリの世界を整理してるようにしか見えないでござる……
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/12(土) 18:16:49.50 ID:bjEJsFTk0
>>209 ああ・・・この言い知れぬ不安感の正体はそれか・・・
マーくんそんなことないよね?・・・ないよね?
いい加減落とせ
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
か