1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
「えっ?」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 23:22:52.57 ID:3KzBPk6w0
なんかもうスレタイも本文も
>>1のIDも全て何もかもが「このスレはつまんないですよー」って訴えかけてくる
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 23:26:59.59 ID:5ywSVwiAO
「突然どしたの。・・・え〜っとぉ・・・私も好きだよっ!」
女「・・・や。そうじゃないんだ・・・」
「え?」
女「あのな」
「うん??」
女「・・・・・・いや、やっぱり、もういい」
「えぇ?気になるよ」
女「また明日」
「う、うん・・・」
そういって彼女は隣の家へと帰って行きました。そう、私達はお家がお隣同士の幼なじみなんです
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 23:31:05.24 ID:5ywSVwiAO
女「遅刻するぞ」
「うぅん・・・。あ」
女「目が覚めたか」
「うん。・・・むにゅ・・・」
女「二度寝するな」
「うぅ・・・私はここまでのようだ・・・無念」
女「ご両親にはお前の事を頼まれてるんだ。早く起きろ」
「ぐ、ノリ悪いなぁ・・・」
今は海外滞在の両親をちょっとだけ憎みながら重たい身体を起こして目の前にいる幼なじみを見つめる
「おはよう」
女「うん。おはよう」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 23:36:24.24 ID:5ywSVwiAO
教室に入り友人達と挨拶をかわす
私の席は窓際一番後ろ。そしてその隣が
女「一限目は数学だが。宿題はしっかりやっているよな?」
この子だ。幼稚園からずっと同じクラス。改めて思うと凄い事だよね
「えっ。そんなのあったの・・・?」
女「・・・まったく」
そう悪態をつきながらも、どこか笑っている
まぁ、いつもの事だった。
女「プリント、出して。教えるから」
「うん」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 23:40:19.77 ID:5ywSVwiAO
「結婚して下さい」
女「はいはい」
お昼。幼なじみがつくったお弁当をいつものようにつついていた
相変わらず美味しい。思わず求婚してしまうほどに
「いつも、ごめんねぇ」
女「だから、謝るなって。好きでやってる事なんだから」
「そうはいかないよ。でも・・・私って何やっても上手くいかないもんねぇ。なにか恩返し出来ればなぁ・・・」
女「別に・・・側に居てくれるだけで十分だし」
「・・・そ、そぅ?」
女「う、うん・・・」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 23:42:36.54 ID:5ywSVwiAO
「帰りましょ。帰りましょ。」
女「まったく・・・お前は放課後になるととたんに元気になるな」
「失礼な!私はいつだって元気だよ!?」
女「その元気を少しは学業に向けてだな」
「聞こえない聞こえな〜い!」
女「まったく…」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 23:46:26.11 ID:5ywSVwiAO
「ねぇねぇ」
女「ん?今日は買い食いはよせよ。期限が切れそうな材料、片っ端から使うから、晩御飯、いつもより多くなるからな」
「ち、違うってばっ。なによそれ、いつも私、食べてばっかりみたいに言ってさ〜っ」
女「違うのか?」
「いや違わないけど」
女「ははっ」
「むむっ。ま、いいや。話し戻すね」
女「買い食いだっけ?」
「ち〜が〜う〜っっ!」
女「あははっ」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 23:54:19.93 ID:5ywSVwiAO
女「泊まり?」
「うんっ!明日から連休に入るしさ、ねっ?良いでしょ良いでしょ」
女「そーだな。そっちの方が、誰かさんの狂った生活リズムを叩き直せそうだし。いいよ、別に」
「・・・・・・・」
女「どうした?」
「狂った生活リズムって・・・誰の事?」
そう私が言うと、幼なじみが私の顔をにやけながら指差す
「むむっ!酷い、酷いぞ!そんな事言うのはこの口かぁ〜っ」
幼なじみの口元へと右手を伸ばす。が、空を切る私の右手。見事に回避されてしまった
女「休み中だからって夜更かしして、次の日の約束に遅れたのはどこのドイツ?」
「・・・あ、あんた?あたっっ」
額に走る痛み。デコピンなんて久しぶりにくらったよ・・・あたた
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 23:58:44.06 ID:5ywSVwiAO
そうして
連休が過ぎ
週明け
いつものように登校し上履きに履き替えようとした時だった
下駄箱に便箋が入っていた
可愛いハートマークのシールで封がされてある
「・・・・・・・・え」
(え)
え?
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/10(木) 00:01:21.10 ID:mcadmory0
てs
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/10(木) 00:04:36.61 ID:huLoRFGOO
女の子「あ、あの人とあなたは付き合っているんですかっ?も、もしそうでないなら・・・あの人、好きな人とかいるんでしょうか」
書いてあった場所に、時間通りに行くと女の子がいた。まぁ、ここは女子高だから当たり前なんだけど
・・・そしてこの台詞
(この子で何人目だろ・・・)
あの子ったらモテすぎでしょ
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/10(木) 00:11:58.20 ID:huLoRFGOO
女「どこに行ってたんだ」
「・・・ちょっと自分探しの旅に」
あの後なだめるのが大変だった。お陰で昼休み過ぎちゃったし・・・お弁当食べてないし・・・先生には怒られるし・・・トホホ
女「・・・」
「ちょ、ちょっと。そんな睨まないでよ」
女「正直に言わないと、お弁当あげないから」
「うっ、い、いや・・・」
女「・・・言いたくないなら、もういい」
「・・・わかったよ。・・・・また、だよ」
女「・・・・え。・・・・また・・・・って。・・・私の・・・あれ?」
「うん」
女「・・・・・そっか」
「ちゃんと、言っといたから。あいつ、そっちの気は無いって」
女「・・・・・・・・うん」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/10(木) 00:13:34.34 ID:huLoRFGOO
女「・・・・」
ちゃんと、言っといたから。あいつ、そっちの気は無いって
女「・・・・・」
女「・・・」
女「・・」
女(ばーか)
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/10(木) 00:15:20.69 ID:WhjUpFvYO
支援
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/10(木) 00:19:33.32 ID:huLoRFGOO
それから一年が過ぎ、私達は三年生になった
女「進路、どうするんだ」
「わかんないや」
女「はぁ」
相変わらずだな。みたいな表情でため息をもらす幼なじみ
「だってさ、自分が将来どうしてるかなんて、全然想像もつかないし」
女「とりあえず私と一緒の大学入るとか」
「・・・私で入れるのかな?無理でしょ」
女「私が勉強教えるし、なんなら私が大学のレベル下げる」
「えっ?そ、そんなの―――
女「悪くないから」
「あぅ」
女「私が好きでやる事だから」
「でも・・・」
女「・・・」
「わ、わかったから・・睨むの禁止っ」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/10(木) 00:22:50.59 ID:huLoRFGOO
女「とりあえず今は、私と同じ大学書いとけ。な?」
「う、うん・・・で、でも本当・・・ごめんね。足引っ張ってばっかりで」
女「気にしてない」
「す、少しは気にしてよ」
その時、幼なじみの名前を誰かが呼んだ
クラスメイト「廊下で後輩の子が呼んでるわよ」
女「え?わかった・・・ちょっと行ってくる」
「う、うん・・・」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/10(木) 00:27:45.31 ID:huLoRFGOO
(もしかして直接告白に来たのかな・・・)
もう私達は三年生なワケで。最後には卒業が待っている
(居なくなっちゃったら告白出来ないもんね。玉砕覚悟で来ました。って感じかなぁ・・・)
成績優秀スポーツ万能炊事洗濯何でもござれ
(ホント、絵に描いたような女の子)
(何で私みたいなのが幼なじみやってるんだろう・・・)
(いつも頼ってばっかりで・・・)
(・・・このままじゃ・・・ダメだよね)
そう思った私は、筆箱から消しゴムを取り出し、進路希望に書いた大学の名前を消した
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/10(木) 00:30:48.16 ID:huLoRFGOO
女「ただいま」
「案外早かったね」
女「キッパリ断ってきたよ」
「・・・ちゃんとフォローした?」
女「そういうのは苦手なんだけど・・・まぁ、そこそこには」
「じゃあオッケーだね」
そう言って立ち上がる
女「・・・?どこか行くのか?」
「進路希望調査票出してくる」
女「あぁ。いってら」
「うん」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/10(木) 00:31:20.87 ID:M3EzPGldO
てす
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/10(木) 00:32:35.31 ID:huLoRFGOO
頬が痛い
目の前で大好きな子がわんわん唸ってる
そりゃ、こうなるだろう
女「なんでだよっ!!」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/10(木) 00:39:17.02 ID:huLoRFGOO
「だから、何度も・・・言ったでしょ」
女「わからない。わからない・・・。今回だけは本っと・・・意味わからん・・・」
女「真剣な話しがあるって家に来てみれば・・・何だよ、それ・・・」
泣いてる。まぁ私が泣かせたんだけど。こんなに泣いてるの久しぶりに見た気がする
「就職して、一人で自立して、頑張るんだよ、私」
女「・・・頑張れよ・・・何て、言えないよ・・・。なに?私の事嫌いになっちゃった?」
「そんな事一言も言ってないよ!」
女「じゃあ・・・何で・・・」
「だから、それは・・・何度も・・・」
女「・・・ずっと一緒だと思ってた」
「え?」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/10(木) 00:44:00.87 ID:2ISJcJ9L0
しえん
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/10(木) 00:45:23.97 ID:huLoRFGOO
女「ごめん。もう帰るな。頭ん中ぐちゃぐちゃで疲れた」
「・・・待って」
女「・・なに?」
「せめて、頑張れ。とか・・・ないの?私のこれからの生活を応援は・・・してくれないの?」
女「無理に決まってるだろ」
「え?」
女「どれだけ自分が世間知らずか・・・お前、わかってないだろ」
「っ!」
女「炊事洗濯周りの事全部私や親にしてもらっていた奴が何言ってんの?って感じ」
「ひ、ひどいよ・・っ」
女「事実でしょ」
「・・そ、それは・・・うぇっ」
女「・・・じゃあね」
幼なじみはそう言って、静かにドアを開いて閉め
最初からいなかったかのように
部屋を後にした
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/10(木) 00:51:32.70 ID:huLoRFGOO
女「・・・・」
隣の席を見る
アイツは今日も居ない
女(今日で三日目・・・)
教員に聞いてみた所、風邪だと言う
女(嘘つけ。仮病なんて使いやがって)
女(元気だけが取り柄なくせして)
女(そして・・・その元気さに・・・天真爛漫なアイツに私は惹かれて・・・)
女(・・・)
女(・・なんであんな事言ったんだか・・・)
女(アイツなりに考えて出した答えだったんじゃないのか・・・)
女(・・・でも)
女(何で相談も無しに・・・!)
女「クソッ」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/10(木) 00:56:37.39 ID:huLoRFGOO
結局なんなんだろうな。今まで親友やってきたけど。これ以上は無理なんかな
親友以上
私はソレを望んでいる。でもアイツはどうなんだ?
私の元を自ら離れて・・・
女「・・・イライラする」
女同士の恋愛って・・・なんなんだろうか
いや、なんなんだろうかってなんなんだろうか
女「・・・意味わからん」
クラスメイト「ねぇ」
女「ん」
クラスメイト「また、来てるわよ」
女「え?」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/10(木) 00:57:14.88 ID:WhjUpFvYO
C
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/10(木) 01:00:48.82 ID:huLoRFGOO
「ゴホッゴホッ」
「あぅ・・・しんどい・・」
人生初の風邪。風邪って・・・辛いなぁ
「ゴホッゴホッ」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/10(木) 01:05:19.63 ID:huLoRFGOO
女「だから、付き合う事は出来ない。悪いな」
寒い。なんで屋上なんだこの子は。いや、定番と言えば定番だが。他にも場所はあっただろうに。・・・寒い
女の子「お話を聞いてくれただけでも嬉しいです。ありがとう・・・ございました」
今にも泣きそうな顔して言う。この手の顔は・・・苦手だった
女「あぁ。・・・それじゃあな」
女の子「・・・はい」
そう言って、私は女の子に背を向け屋上を後にした
女「―――くしっ!!ぅう・・・風邪引いたかも」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/10(木) 01:15:01.39 ID:huLoRFGOO
女「・・・辛い」
人生初の風邪。風邪って・・・辛いな
バタンッッ!!
女「ぅおっ!な、なんだ?」
「だ、大丈夫っっ!!?」
女「あ、あれ?お前・・・」
肩で息をしながら大好きなアイツが部屋に入ってきた
「学校に行ったら・・・居なかったから・・・先生に聞いたら風邪だって・・・」
時計を見るとまだ9時だった。
女「サボりかよ」
「・・・なんとでも言って下さい」
女「・・ぷっ、すねなくてもいいだろ」
「む、むぅ・・・」
女「・・ふふっ。久しぶりに聞いたな。お前のむぅ。って」
「・・・会話する事自体、久しぶりだもんね」
女「・・・・だな」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/10(木) 01:17:54.47 ID:huLoRFGOO
「・・あ、合鍵の場所変えた方が良いよ?幼稚園の時からずっと一緒だし・・」
女「合鍵で入ったのか・・?ああ、そっか。今お袋達仕事で居ないのか」
「・・・わ、私っ!」
女「ん?」
「か、帰るねっ!!げ、元気そうだしっ」
いや、あんまり元気じゃないけど
女「・・・」
「じゃ、じゃあっ」
女「・・・待てよ」
「は、はいっ!?」
女「・・・。・・・まぁ、その。・・・仕事、頑張れよ」
「・・・あ」
女「たまに・・遊びに行くから、さ」
「――――――うんっ!」
女「・・さ、もう帰れっ。私は眠いんだ!」
「うんっ!」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/10(木) 01:20:26.29 ID:huLoRFGOO
女「・・・」
女(だぁあああっ!くっそーっ!なんか悔しいっっ!アイツは私が休みだと知って・・・)
肩で息をしながらここまで来てくれた
女「なのに私と来たら・・・」
女(クソッ)
肝心な時に弱い・・・
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/10(木) 01:21:43.67 ID:huLoRFGOO
そうして私達はなんとか元の関係へと戻りました。
そして、卒業式を終え
5月
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/10(木) 01:25:39.21 ID:huLoRFGOO
「・・・・・・・」
私は一人途方に暮れていた
なんと就職先の会社が倒産したのだ
「ど、どうしよ・・・」
アテもなくアーケード街を歩く
「この一ヶ月・・・何とかやっていたのに・・・あぅあぅあぅ泣きそう」
「と、とりあえず心を落ち着かせよう」
そう思った矢先、小さな喫茶店が目に入る
「よ、よし・・・とりあえずコーシー・・い、いや、コーヒーを飲んで落ち着こう」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/10(木) 01:32:20.97 ID:huLoRFGOO
カランカラン
女の子「はぁい。いらっしゃい」
(わ、可愛い女の子だなぁ)
私より小さい。150cmくらいだろうか
女の子「あら、お姉さん、こんな時間に喫茶店に来れるなんて・・・しかも私服・・・まさか今噂のニートって奴!?」グサッ
「ウグッ」
女の子「え、図星?」
店主「こら、お客様に失礼するでない」
女の子「ごめんおじいちゃん。一名様でいいかしら?」
「ちょっと待って」
女の子「お連れがくるの?」
「違います!訂正させて!私ニートじゃないよっ!勤めてた仕事先が倒産しちゃって・・・今はフリーターだよっ!」
女の子「ふっ。ニートは皆そういうのよ」
「ななっ」
店主「こらっ」
女の子「うふっ、冗談よ。一名様ご案なーい」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/10(木) 01:38:16.67 ID:huLoRFGOO
「もう、なんなのあのこ・・・ん?」
席につき、何気なく窓を見ると、一枚の紙が目に入った
「アルバイト募集・・・?」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/10(木) 01:43:20.01 ID:huLoRFGOO
女「へぇ、じゃあそこで当分頑張るんだ」
ちょっと狭いワンルーム。二人でテーブルを挟みながら鍋をつついていた
「時給が良いんだぁ。当分は何とかなりそうだけど、早くちゃんとした仕事探さないとね・・」
女「そのバイトって、あんたと店主だけ?」
「ううん。女の子一人と、そのおじいちゃん、そして私の3人だよ」
女「女の子・・・」
「これがまた可愛い女の子なんだけど」
「結構毒舌で・・・」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/10(木) 01:46:14.15 ID:huLoRFGOO
女「可愛い、ね」
「うん」
女「へー、ほー、はー、ふーん」
「・・な、なに?」
女「別に」
「・・怒ってる?」
女「別に」
「・・じゃあなんで私の取り皿に白菜ばっかり入れるの?」
女「別に」
「答えになってないよっっ!んもう!仕返し!」
女「あっ、こらっ、もやしばっかり入れるなっ」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/10(木) 01:48:57.14 ID:huLoRFGOO
女「まぁ、なんだ」
女「結構頑張ってるみたいで」
女「正直意外だけど」
「その一言は余計だよ」
女「私は安心だよ」
「まぁ、心配かけたくないしね」
女「心配かけろ」
「えっ?」
女「冗談だ」
「な、なんなのっ?」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/10(木) 01:51:55.58 ID:huLoRFGOO
「ふぁ・・・」
女「そろそろ寝るか」
「そうだね」
俺「眠いしな」
「うん。・・・えっ?」
女「なに」
「今誰かいなかった?」
女「・・・さぁ?」
「・・・忘れよう」
女「・・?電気消すぞ」
「うん」
俺「お休み」
「――――!?」
おわり
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/10(木) 01:55:19.88 ID:2ISJcJ9L0
???
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
ありがとうございました
最後はネタみたいなもんです
そして、俺にはSSは向いてない。絵にして表現した方がマシだわ。お休み