梓「唯先輩? ……寝てる……」

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1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
たったら書く
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 16:31:06.20 ID:xYfiKY0+0
はい
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 16:31:34.70 ID:YaqqLuUNO
はいじゃないが
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 16:32:45.76 ID:HB+/6PM90
は〜あい
5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 16:32:59.14 ID:lw1+B6TdO
ネクストゥコナンズヒーントゥ!
「在日」
6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 16:36:53.64 ID:sS+SFwUs0
入学式を終えても何の感慨も湧かなかった。
人ごみを避けてベンチに座り、適当に受け取ったサークルの勧誘パンフの束を眺める。
どれもつまらなそうだ。と、一枚のパンフを見て手が止まった。
『ジロウリング同好会 来たれ、らーめん二郎フリーク!』
そうだ――俺が親に無理を言って東京の大学に来たのは、二郎が食べたかったからだ!
俺は、そのパンフを握りしめた。
部室のドアを勢い良く明ける――が、部屋を間違えたようだ。
部屋の中に敷いたマットの上で、レスリング(?)のユニフォームを身に着けた
ガチムチマッチョが二人、腰をかがめて向かい合っている。
そこで俺は奇妙なことに気づいた。青と赤のレスリングユニフォームの男たちは、
それぞれ両手でラーメンのどんぶりのような物を持っている。どんぶりには、山盛りのモヤシ――
「そィヤぁ!」「しャッシょィー!」掛け声とともに、相手を牽制する男たち。
ふと青のユニフォームの男が動き、自分のどんぶりを相手のどんぶりに叩きつける。
赤いユニフォームの男のどんぶりから、モヤシがこぼれる。
「スプラウトアウト!ツーポインッ!」審判らしき男が宣言する。
赤マッチョがそのまま前に出てどんぶりを突き出す。
しかし、どんぶりは宙を切り、そのヒジが青マッチョの額をかする。
「ギルティ!ギルティ!」青マッチョがなにかをアピールする。
しかし審判は首を横に振り「ノットギルティー!」と宣言した。
それでも審判に食いさがる青マッチョに、審判が笛を吹き「ロットコンフュージョン!」と叫ぶと
青マッチョのどんぶりにトングでヤサイを追加した。
「ラスト30セカン!ファイッ!」
その声を聞いて、赤マッチョの顔に焦りが、青に余裕の表情が浮かぶ。
刹那。赤マッチョが自分のどんぶりを投げ捨て、青マッチョにタックルをかます。
そのまま足首を取り、ヒールホールドをがっちりと決める。
青マッチョがタップすると、赤マッチョが両手を高く突き上げて雄たけびをあげた。
マネージャに渡された茶色く変色したタオルで汗をふきながら、赤マッチョが俺に近づいてきた。
「やあ、新入生だね?俺たちといっしょに、汗とカネシにまみれた青春を送らないか?」
こうして、俺はジロウリング同好会に入部してしまった。以上チラ裏っす。
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 16:37:39.95 ID:sS+SFwUs0
いやー、昨日のセカンドはやられました。はめられました。
第一ロッター・・・・・小カタメ少なめ 第二ロッター・・・・・小カタメ
第三ロッター・・・・・小カタメ麺半分 第四ロッター(俺)・・・大

見事デスロットです。今思うと前の三人、確信犯だったと思う。
知り合い同士みたいだったし(てかよく見る奴らw)、第三ロッターのメガネが俺の食券見た後、前二人とひそひそ喋ってた。
『あいつ、ロット乱しにして恥かかしてやらない?w』こんな会話してたんだろうな・・・
いつも大を相手にしてる俺に嫉妬してんだろうな。。陰険なやり方だよ。正々堂々と二郎で勝負しろよ。

正直ロットタイムは心臓バクバクだった。でも俺は覚悟決めた。この卑劣なやつらに勝負挑んだよ。
ロット乱して店主に恥かかせるわけにはいかないし、一応ここの常連の看板背負ってるしね。
焼け石に水かも知れないけど、一応ヤサイは少な目コール。
三人もさすがよく来てるだけって(あえて常連とは呼ばない)素早いフットワークだった。

やきもきしながら俺も遅れて戦闘開始。タイムラグは二分近くはあったと思う。
今俺がすべきことは二郎を味わうことや、ロットリズムを楽しむことではない。
『いかに早くこのブツを胃袋にぶち込むか』
これだけを考えた。
結果ですが、なんとか三位に入ることができました。。あいつらの唖然とした表情は俺の最高のデザートだった。
平常心を装ってさりげなくいつも通りの『ごちそうさま』と店主に軽く会釈
その時、店主と目があった。店主の目は少し笑っているようにも見えた。俺もついに店主に認められたかなw

三馬鹿トリオがその後どうなったのは知りません。しかし一言だけ言わせてもらう。
『勝負する時は相手を選べ』
以上レポっす。チラシの裏すんません。
8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 16:38:24.07 ID:sS+SFwUs0
久々に、ロットバトル報告。

目黒店のファーストロットで、横に並んだ兄さんからバトルを持ちかけられた。
「バトルいかがすか?」と、大豚Wのフダをちらつかせながら挑発してきやがる。
俺も負けじと「いいけど、俺、相当強いよ?」と大豚Wのフダをパチリとカウンターに置く。
そいつは、色黒短髪ガチムチマッチョで、スポーツ用のメガネをかけた、いかにも体育会系といった感じ。
実際、近所の大学生かなにかなのだろう――なめやがって。

さて、ほどなく全マシの「二郎」が俺たち目の前に置かれる。ロットバトルスタート!
一心不乱にまず野菜を攻略する俺。ふと、対戦相手のマッチョを見ると・・・早い。早すぎる。
みるみるうちに野菜の1/3がやつの腹の中に消えていった。
これは、あれを使うしかない。
ヤツの目を盗み、俺は箸を両手に持ち、自らのどんぶりに積み上げられた野菜とアブラと豚の山の下に差し入れる
――ご存知「ツバメ返し」。
二本の箸ですばやく野菜山をすくいあげ、カウンターの下に捨てる荒業だ。

メガネの曇りを拭いて唖然とするマッチョ。俺の野菜の山はきれいさっぱりなくなっており、既に麺の攻略に入っている俺。
やつのひきつったようなその恐怖の眼差しが忘れられないw
今までは体力に任せた勝負で勝ちを拾ってきたのだろうが、相手が悪かったな。これが大人の戦いかただ。


結果、負けました・・・マッチョ、麺食うスピード早すぎです・・・体育会系マジきたねぇ・・・。
俺は麺を食いきれず、半分近く残して、やつに800円を払い店を後にした・・・
9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 16:39:10.83 ID:sS+SFwUs0
チラ裏だが、今日川崎店で珍しい体験をしたんでレポさせてくれ。

ツレと2人で「今日は久しぶりに二郎でも行くか〜w」なんて感じで川崎店に行ったのよ。そしたら行列が予想外に短くて
驚いちゃって。「あれ、どうしたんだろう」とは思ったけど「ま、ラッキーってことで良しとしとくか。あまり余計なことを考え
すぎても二郎がマズくなるだけだし」と勝手に納得して、店内へ。
んで「ヤサイマシマシ、ニンニクヌキ、カラメ」とコールしたら、右隣の中年2人組が「『ヤサイマシマシ、ニンニクヌキ、カラメ』」って声を揃えて俺の
注文を繰り返してきた。「なんだこいつら」と思ってそいつらを見てみると、なんとあの関口宏と渡辺正行で。
リーダーが「そんなあなたにはこんな問題!」って笑顔で言うんだけど俺はまだ状況がよく飲み込めない。
でもそんなことはお構いなしに関口宏が「ラーメン二郎の支店のうち、2005年以降にオープンした支店。4つお答えください
スタート!」って。
「なんだこれ、フレンドパークのアレ? でもなんで二郎で?」ってパニクりながら左を見てみると、なぜか友人がルーム
ランナーの上で走り始めてる。
リーダー「はい走って! まだよまだよまだよまだハイどうぞ!」
俺「えっ、えっ? …っあ、神保町店、違う…ひばりが丘駅前店、桜台駅前店。えーっと、ひばりが丘駅前、桜台駅前、
…立川店! あとひとつ? ひばりが丘駅前、桜d」
ブッブー
あとひとつが出てこなかった。友人は息を切らせてハァハァいってる。
リーダー「惜し〜〜〜〜ぃ! あと一個が出てこなかった!」
関口宏「ひばりが丘駅前店、桜台駅前店、立川店。3つ出てきたじゃない」
俺は何と言っていいかわからず黙ったままだった。
関口宏「小岩店」
俺「あっ、小岩ぁ」
関口宏「大宮店」
俺「大宮だ、っあ〜」
関口宏「千住大橋店」
俺「あ〜…」
答えられなかったことへの屈辱がしばらく頭から離れず、ふと我に帰ると、目の前にはさっき注文した二郎が。
そしてあの2人組はいつの間にかいなくなっていた。あれは幻だったのか、それとも…

味は良い方にブレの範囲内でした。
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 16:48:10.79 ID:ZPdcGlHj0
たってたのか
よし投下
11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 16:48:42.64 ID:sS+SFwUs0
「ブタ ウメッ!」
「カネシ ウメッ!」
さわやかな朝の挨拶が、澄みきった青空にこだまする。
ホームのお店に集うロティストたちが、今日も天使のような無垢な笑顔で、黄色の看板をくぐり抜けていく。
恥を知らない心身を包むのは、ニンニクの臭い。

ロットリズムは乱さないように、他のロッターには負けないように、ワシワシと食すのがここでのたしなみ。
もちろん、なめてかかって撃沈などといった、はしたない客など存在していようはずもない。

ラーメン二郎。
昭和四十五年創立のこの店は、もとは体育会系の学生のためにつくられたという、伝統あるデカ盛りラーメン店である。
東京都内。江戸の面影を未だに残している緑の多いこの地区で、総帥に見守られ、
麺少なめから麺マシ大ブタダブルヤサイチョモランマニンニクアブラカラメまでのコールが唱えられるラヲタの園。

時代は移り変わり、元号が昭和から改まった平成の今日でさえ、
週5回通い続ければ温室育ちの純粋培養ジロリアンが箱入りで出荷される、
という仕組みが未だ残っている貴重なラーメン店である。
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 16:49:44.44 ID:sS+SFwUs0
「もやし、食べてしまったんですか!!!!????」

多分、僕の口の周りに微妙にもやしがついていたのだろう。
はい、食べました。美味しかったです。と答えた。すると、
「うちの店は初めてですか?
 (答える間もなく)何故もやしを食べたんですか?
 麺を食べる前に何故もやしを食べたのですか?
 ルールがあるじゃないですか。
 まず麺をというルールがあるじゃないですか!」
と18センチのまま一気にかましながら、テーブルの上にあるラーメンを取り上げてこう言った。

「これをお出しすることは出来ません。マナーに反する人はお帰りください」
 
唖然とした。
「だってここにもやしがのせてあるから、食べちゃいけないなんて書いてないから食べました。
 じゃあ、今から吐き出しますよ。それでも駄目なんですか?」
と訊ねたら、また同じことを言われた。
長男を見たら、長男は「あちゃー」という顔で奥でもじもじしている。
そっか、わかった。次は旦那さんだ。
3秒ほど無表情で見詰めたら、反応があった。

「お客さんは酒を呑みますか? 利き酒って知ってますか?
 利き酒をする前にもやしを食べますか?
 そういうことです。そんな神経の人に食べてもらっては困るのです」

 ここでまた奥さんがかまし始める。
「うちは看板も出さずに必死にやっているのですよ。
 スープを認めてくれないなら、やっていけないんですよ。
 もやしを先に食べたら麺がスープを吸うじゃないですか?ロットが乱されるじゃないですか。
 そんな人にスープを呑んで味を判断されたら、もう終わりなんですよ、はぁーはぁーはぁっ」
13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 16:50:11.31 ID:ZPdcGlHj0

せんぱい、って。
遠くで、誰かに呼ばれた気がした。
だけど今、私はとても眠いのです。なので、睡眠続行。

「せんぱい」

遠くで響いていたと思っていた声は、だんだんとはっきり聞こえてくる。
起きてください、と体を揺すられる。
私はまだ夢心地のまま、瞼をうっすらと開けた。

「おはようございます、唯先輩」

あれ、あずにゃん……?

「やっと起きましたね」

窓から差す朝日よりも、ずっとまぶしくてあったかい笑顔。
その顔があんまりにも優しくて。
あったかい何かに包まれているようで、安心できて、再び瞼を閉じたくなる。でも、我慢我慢。せっかく起してくれたんだもん。
それにしも、可愛いなぁ。でもなんで、あずにゃんがココに?

14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 16:50:27.67 ID:sS+SFwUs0
店に足をふみいれた瞬間、いつものホームとは違う空気に凍りついた。
「ロット神様が・・・怒っている!?」
おれは素早く店内をみまわし、ロット神の怒りの元凶をみつけた。
色白の細身の少女。食券は大豚ダブル。
こんな少女が1.8ロット以内に食べきれるとはとても思えない。
いや、何ロットかけようが食べきれまい。ギルティー。

カウンターの豚どもはすでに怒り狂っていた。ひときわデブな豚が口火をきって吼える。
「おうおう、なんだあの人間は!?くいきれもしねーくせに大豚ダブルだぜ!!」
少女はびくっと身を震わせ、しかし気丈にも問い返した。「だったら何なの?」
豚どもがいっせいに吼える。
「ロットが乱れるんだよ!」「女は二郎にくるな!」「ロット神様がお怒りになるのだ!」
いけない。豚たちが暴走している。止めなきゃ。
しかし俺の焦燥とは裏腹に、少女は静かに豚たちに問うた。
「じゃあ私がロットバトルに勝てばいいわけ?」
一瞬の静寂。店内が爆笑の渦につつまれた。
「ブッヒッヒッヒ!」「おまえが我らに勝つだとぉ!?」「人間の小娘が生意気な!!」

少女は毅然とおごそかにコールした。「全部マシマシで」
厨房の助手がクルリと白目をむき、甲高いソプラノで歌い始める。
「はりつめた汁のぉー、ぷるえるアブラよぉー、
月の光りにざわーめーくぅー、おまえのにんにくぅ〜」
みるみるうちに寸胴からプルプルアブラがあふれだした。
あふれるアブラに触れた豚どもが溶けていく。
俺は絶叫した。「みんな!!カネシに入れ!!カネシに入ればアブラの動きは遅くなる!!」
「スプーッ!!」駆け寄ってきたスプーに飛び乗り店主に怒鳴った。
「三田の総帥を呼んでくる!!」
ちきしょー、世界の終わりに間に合えばいいんだが。
きょうのロットバトルは地獄だぜ!フッハッハー!!
15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 16:50:51.72 ID:ZPdcGlHj0

「まだ、寝ぼけてるんですか?」

優しく、私の頬を右手でなぞる。
やぁらかい、あずにゃんの手。

「……せんぱい」

声が、さらに甘くなって。
あずにゃんは、ゆっくりと唇を近づけてきてくれる。
綺麗だなぁ、なんて思いながら。
ゆっくりと、ふたりの唇が重なった。

「ん……」

……あぁ、昨日はあずにゃんの家にお泊りに来たんだったね。
とろん、と今にもとけそうな頭で、ぼんやりと思い出す。

「目、覚めましたか」

うーん、もうちょっと、かなぁ。
もう一回してくれれば、起きられる気がする。

16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 16:51:08.18 ID:sS+SFwUs0
店員「ニンニクいれますか」
ぼく「えっ」
店員「ニンニクはいれますか」
ぼく「いえいりません」
店員「えっ」
ぼく「えっ」
店員「まだ食べたことがないということでしょうか」
ぼく「えっ」
店員「えっ」
ぼく「一見するってことですか」
店員「なにがですか」
ぼく「ぼくが」
店員「ああ食べ続けていただければランクがあがって
    待遇が変わりますよ」
ぼく「そうなんだすごい」
店員「ではいれますか無料ですよ」
ぼく「くさくなったりしませんか」
店員「えっ」
ぼく「えっ」
店員「ああ口臭のことなら最後に歯をみがいてから一年間経っているので紛れます」
ぼく「なにそれくさい」
店員「ちょくちょく来ていただければ空気と同じですよ」
ぼく「なにそれもくさい」
店員「えっ」
ぼく「えっ」
17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 16:51:33.09 ID:ZPdcGlHj0

「……もう」

しょうがないですね、なんて言いながら。
あずにゃんの嘘つき。自分だって、足りないくせに。
ホントは、もっともっとしたいでしょ?
でも、いいよ。そういう素直じゃないところも、すきだから。

「おはようの、キスです」

そして、再びあずにゃんが唇を落としてきて――――――。

18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 16:52:16.98 ID:sS+SFwUs0
行ってきましたよ初二郎。以下レポっす

・行列が無い。むしろ店内ガラガラ←何時間並ぶか解らないからわざわざ文庫本持ってったのに・・・
・券売機の横に両替機が←コンビニで小銭作ってから行ったのに・・・
・取り敢えずブタをチョイス。食券が紙←カウンターにパチリと置きたかったのに・・・
・若い店員「トッピングはどうしましょう?」
俺「や、野菜!で!お願いします!」
 ←お願いしますだけやたら早口に。マシとか言ってみたかったのに・・・
・客は自分含めて四人←ロットなんて概念ないじゃないか・・・
・野菜はマジで茹でてあるだけ。味がしない←てか野菜で全体的に味が薄まってるような・・・
・客はゆったり自分のペースで食してる←バトルの話はなんだったんだ・・・

評価としては“よくあるラーメン屋”だなと言ったところでしょうか。
あと、このスレにある話ほとんどネタじゃねーか!目茶苦茶緊張しながら行ったのに!

以上、初二郎レポでした。チラ裏スマン。
19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 17:01:15.52 ID:shqVuIg50
ID:ZPdcGlHj0書けよ
20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 17:01:48.81 ID:ZPdcGlHj0



*****





「起きてくださいよ、唯先輩」

………………。
あずにゃんが、私を見下ろしていた。
「起きてください」? あ、れ? 私、寝てた……?
ってことは、さっきの……夢?

「……」

私、いつから寝てたんだろう。
視界に映るのが、こちらを見下ろしているあずにゃんの顔と真っ白い天井。つまり私は、横になって寝ていたらしい。体を起こすと、軽く、くらりとする。
でも、あずにゃんと目線の高さがおんなじになったから、嬉しい。
21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 17:02:06.43 ID:3BjX4EQ60
乙!面白かったよ
次に期待してる
22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 17:03:00.02 ID:ZPdcGlHj0

「……おはよう、あずにゃん」

さっきの夢の余韻がまだ抜けきらなくて、ふわりと笑いかけるように声をかける。
あずにゃんも、笑顔を返してくれる。


そう、思ってたのに。


「先輩」

その声は、思っていたよりもずっとずっと冷たくて。

「せっかく遊びに来てるのに、なんで寝ちゃうんですか」

あずにゃんが立ち上がる。冷たい色の瞳が、私を見下ろしていた。
私たちの間に、距離ができる。もう、同じ高さで目線が交わることはない。

「……どうでも、いいんですか?」

さっきまでの甘い夢は、もう覚めたのだと思い知らされる。

23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 17:03:48.98 ID:ZPdcGlHj0

「私の話、全然聞いてくれてなかったんですね」

ち、ちがうよ。
確かに、なんか頭の中がぼんやりしていて、話の内容を上手く思い出せない。
けれど、あずにゃんの話を聞いてなかったなんて、そんなこと絶対にしないから。

「信じられないです」

あずにゃん、怒ってる。
それは、今にも泣きそうな顔にも見えて。
でも、言葉が出なくて。動くこともできなくて。
小さく震えるその身体を、抱きしめることができなかった。

「……いいです、もう帰ります」

――――え、ちょ、ちょっと待ってよ、あずにゃん。
ごめん、と、一言すら言えずに。
去っていく背中を、追いかけられない。ただただ、それを眺めていることしかできない私。

「さよなら、先輩」

バタン、と。
ドアのしまる音が、やけに響いて聞こえた。

24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 17:05:19.48 ID:ZPdcGlHj0

*****





「まってあずにゃ…………!!」

「わっ、い、いきなり何ですかっ!?」

び、びっくりした……。
さっきまで幸せそうに寝ていた唯先輩が、何故かいきなり跳ね起きたのだ。
先輩はそのまま呆然とした様子で、くるりと部屋を見渡すと、私と目があった。

「……あずにゃん…………」

「はい?」

先輩が、じっ、とこちらを凝視する。
そして、そのままいくらか時間がたった。
どうしたんだろう、とさすがに私も心配になってきて、声をかけようとした瞬間、

「あずにゃああああんっ!!」

と、いきなり抱き着かれる。
勢いで押し倒されそうになるのを、なんとか踏ん張った。

25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 17:06:19.55 ID:ZPdcGlHj0

「……あずにゃん、あずにゃん……!」

あの……ですね、唯先輩の部屋でふたりっきりとはいえ、下には憂もいるんだし、その、抱きしめられると、う、嬉しいんですがっ、そそそ、それ以上に恥ずかしいんですっ。
て、いうかですねっ、その、先輩が顔をうずめているそこは、ちょうど私の胸でありまして。
くすぐったいのと、嬉しいのと、恥ずかしいのと、訳がわからないのとがごちゃまぜで、すごく心臓がドキドキ言ってるんですよ。

「どどど、どうしたんですかっ、なんなんですかっ、いきな……り……」

絶対、私の心音、聞かれてる。
こんなにドキドキしていて、それが先輩に聞かれてると思うと、更に心臓が早く脈打つ。
先輩を押し返そうと、肩に触れて、気付いた。

「……あずにゃん……っ」

先輩が、震えていることに。
今にも消え入りそうな声で私を呼んで、私を抱く手に力を込める。

「何か……嫌な夢でも見たんですか……?」

そう、途中までは幸せそうな寝顔だった。それはもう、それだけで見ている私が幸せな気分になれるくらい。
でも、それがだんだんと曇り始めて、それから小さく名前を呼ばれた気がした。
夢の中でも名前を呼ばれる、それを嬉しく思いながらも、こんな表情で呼ばれるのも複雑だと思った。

26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 17:07:02.61 ID:ZPdcGlHj0

「…………」

先輩は、何も言わない。
尋ねた後で、はっと気付く。
私の、ばか。きっと、先輩にとって、もう思い出したくもないような内容だったのかもしれない。
無神経なこと言ってごめんなさい、そう謝ろうと、ちょっと顔を下げた瞬間、先輩が私の胸から顔を上げる。

「忘れちゃった」

「……ぇ?」

「夢の内容」

「………………」

まぁ……うん、夢なんて、そんなものですよね。

「なんだろー、あれぇ?」

……こっちが聞きたいですよ。
先輩は私の腕の中で、うんうんと唸っている。

「ねぇ、あずにゃーん、私どんな夢見てたんだっ…………け」

27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 17:07:54.00 ID:sS+SFwUs0
「小の方〜」
「はい」
「…小のかたは?」
「はい」
「……」
「…」
こんなやりとりが取り交わされている現場に出くわすことがジロリアンの皆さんなら何度かあるだろう。
これらの大半は、一見さんにありがちなトッピングコールへの対処不全だ。
しかしそれは、誰しもが通る道。
登竜門であるコール童貞での失敗は温かい目で見守ってあげたいものである。

ただ、上記したやりとりを、崇高な志を持ち、敢えて行っている者がいると言うことを
知るものは非常に少ないのではないだろうか?

皆さんは「ニンニクいれま主義者」と呼ばれる思想の持ち主をご存じだろうか?
彼らは、「ニンニク入れますか?」という具体的な質疑に対してのみ
応答をする、というルールを己に課した者たちだ。

トッピングコールを催促する際、麺の量やラーメンの種類を述べるだけで
済ましてしまおうとする現状を憂いるあまり、
心を頑なにして、「ニンニク入れますか?」の言葉をひたすらに待つのである。

彼らは二郎を愛するあまり、ニンニクを入れる過程を神格化するあまりに、
小さな物事、たった一言に囚われてしまった悲しい者たちなのだ。

皆さんに私が言いたいのは、そんな、「ニンニクいれま主義者」に遭遇したら、
そっと耳元で囁いてあげてほしいのだ。
たった一言
”ニンニク入れますか?”
と……。
28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 17:08:02.74 ID:ZPdcGlHj0

視線がばっちり交わって、視界一面が唯先輩で埋まる。
きっと先輩の視界も、私でいっぱいなはず。
お互いの距離が近いことに、今更気付いてしまう。
かぁ、と顔が沸騰するのが自分でもよくわかった。

「あずにゃん」

「……はい」

視線は、少しも動かさないまま。
逸らしたいとも思わない、綺麗な瞳。

「近いね」

「…………そ、ですね」

瞳にも、頭の中も、心も。
好きな人でいっぱいに満たされている。

「かお、まっかだよ?」

あなたもです、と言えなかった。
そう言って、照れたように微笑みかけてくれる先輩の顔が、あまりにも可愛すぎて。
29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 17:08:40.40 ID:sS+SFwUs0
この前友人と3人で二郎行ったときの話。

「最近続けて来てるし、今日は軽めにしとくかw」とかいいながら
食券買ってたら、よく見かけるデブがなんか睨んでくるんだよね。
○○(友達ね)がそいつの食券見たら「大」だし。
そういやコイツ前見たときも大喰ってやがった気がする。
だからお前デブなんだよと。

で、俺の小カタメが出てきたと思ったら、ちょっと遅れて座ったさっきのデブが
そりゃもうエラい勢いで食い始めたわけ。汗だくになりながら物凄い形相で
ひたすら喰ってる。
よく2chなんかで「二郎は豚のエサ」なんて言われて、
俺もジロリアンのはしくれとして反論したりしたけど、
あれ見たらもう否定できないね。まさにエサにがっつく豚。
見苦しいことこの上ない。

なんかそれ見てたら食欲なくなっちゃって、小にしといてよかったなー
なんて思ってたらそいつが食い終わったらしく、なんか勝ち誇ったような
顔して見てやがる。こっち見んな。豚。

結局そいつは顔真っ赤で汗だく状態ながら妙に落ち着いた声で
「ごちそうさま」
って言って帰って行ったが、店長もなんか苦笑いしてた。
30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 17:08:47.91 ID:ZPdcGlHj0

「……えへへ」

先輩が瞼を閉じて。
やわらかな唇が、右の頬に触れた。
そこが更に熱を上げて、じわじわと全身に浸透していく。

「……あずにゃん?」

だいすきな声。

「夢じゃない?」

ちゃんとココにいる、それを確かめるように、先輩は私を抱きしめ直した。
だから私も、それにこたえる。

「夢じゃないですよ」

「うん」

「ちゃんと、唯先輩の隣にいますから」

「うん……絶対だよ」

31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 17:09:26.10 ID:sS+SFwUs0
では、急いで頂きます。
ヤサイ、シャキシャキですね。
しばらくぶりにご対面の三田二郎の一杯はいつもの如く、キャベツ多くて色彩綺麗。
今回は豚もお行儀良く整列しているので美しいビジュアル。

その豚は脂身1/4位。肉塊では無かったので、一個を一口で頂きます。脂身と赤身のバランス最高?。メチャンコウマイ!!(≧▽≦)
端っこ、一塊発見!!今回の端っこに限っては脂身が無かったのですが、ふんわりと軟らか。
カネシへの浸かり具合も最高の状態。やっぱり三田の豚は旨すぎです!!
麺は、おぉう!うみゃい!!
同ロットのカタメコールの影響か、噛みしめると最後はブチンと麺がはじけて噛み切れる食感。
なんとなくいつもカタメコールして失敗すると悲しいのでデフォなんですよね(笑)

さすがにアブラが多いのでスープを飲む分量減らして完食です。

もちろん、お友達には追いつく事が出来ずも久々の早喰いでした。スピード重視でいったのでタイムを計ってたら、8分半。
おヤサイ少なめ、たぶん麺も少なめも自分としてはビックリタイムでした!!(≧∇≦)b
次回はもっとゆっくり味わって食べようっと。

そのお友達、ワンコインで二郎のクオリティとボリューム、豚に驚愕w
あと二回通いなさいとアドヴァイス。また一人、二郎に嵌まってしまうであろうこと必至ですね (*^m^*)罪づくりなことをしてしまったw―
32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 17:09:56.60 ID:Nm75uN3v0
梓「唯先輩? ……死んでる……」
33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 17:10:05.76 ID:ZPdcGlHj0
絶対です、という言葉の代わりに、唇を重ねた。
触れ合わせるだけ。でも、今はそれだけでじゅうぶんで。

「ん〜、じゃあ、一緒に寝よっか!」

「って、また寝るんですか」

「だってあずにゃんあったかいんだもーん」

えい、と体重をかけられて押し倒される。
それから先輩は、もう一度キスをしてから笑った。

「おやすみっ」

今度は良い夢見れる気がする、と。私の胸に顔を埋めながら嬉しそうに言ってれたから。
私も、そう思います。

「……おやすみなさい、せんぱい」

お日様にも負けない、あったかくて、やさしい体温を感じながら、瞳をそっと閉じた。





おしまい!



まぁ正直自分でも二重夢オチはないな、と思っている
34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 17:10:20.56 ID:sS+SFwUs0
最初、友人達と川崎二郎に行ったのだが、あまりに多くの人が並んでおりこの寒空の中で
待ちつづけるのは無理と主催者が申したので、暖々に行くことに。暖々は5人程度の並びだ
ったので、回転は悪いがそれなりに早く席につけた。席についてから暫くしたら、店長が
トッピングを聞いてくる。そこで隣の友人が「野菜多めで」と言った。えええ!?ここの野菜多めは
ヤバイだろと。その友人には一応これを見せている筈なのですが…。
店長が野菜多めのトッピングを聞くと、どんぶりからスープを流し出しました。
まあ、確かにあれだけ大盛りならスープがこぼれるので事前に減らしておくのが良いのでしょうが…。
ちょっとカルチャーショックを受けました。そしておかしな量を盛る店長。そしてその友人に
渡されました。

おおおおおお。これはヤバい。どう見ても人が食う量ではないです。
友人はこの時点で負けを確信したようです。俺も確信しました。
ちなみに自分は、ラーメン、温泉卵の野菜少し多め、油多めです。

これも結構な量の野菜がありましたが、やっぱり野菜大目の前には勝てません。
比較するとこんな感じ。

んで、食い始めたのですが、自分のはまだちょいと工夫すればスープとかにありつけたのですが、
友人はずっともやしを食い続けていました。なんの拷問なんでしょうか。
結局友人は無理と判断したようで、しばらくしたら野菜をこちらに移植してきました。
ちなみに移植することになった段階で彼はまだ麺にありつけていませんでした。
結局自分も野菜多め+友人からの移植野菜で、腹は本当にギリギリでした。最後の方は正直拷問でした。
あーゆー状態でのもやしってなんであんなに食いたくなくなるんでしょうかね。
暖々の適正な野菜量は「普通」か「ちょっと多め」が良いみたいです、「少し多め」は二郎でもトップクラス(めじろ台並)で、
「多め」はその倍ぐらいあるんじゃないでしょうかね。友人は知らなかったので注文してしまったようなので、
次からは普通を注文すると思います。恐らく二度と「野菜多め」を間近で見ることはないでしょう。
いやあ、久々に二郎らしい圧倒的な存在感を感じました。
35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 17:10:56.82 ID:3BjX4EQ60
続ききたー!!!
これはID:ZPdcGlHj0の保守のたまものだな!GJ!!!
36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 17:11:10.41 ID:sS+SFwUs0
いやー、昨日の車検はやられました。はめられました。
自動車重量税・・・・・8800円 検査手数料・・・・・1400円
自賠責保険・・・・・18980円 軽自動車税納税証明・・・7200円

見事安上がりです。今思うと当日支払う合計費用、29180円だったと思う。
オートバックスの車検は軽自動車税抜きで約4万円みたいだったし(てかよく考えると高いw)、車検場のメガネが俺のネイキッド見た後、前二人とひそひそ喋ってた。
『あいつユーザー車検だろ、守銭奴扱いにして恥かかしてやらない?w』こんな会話してたんだろうな・・・
いつもオートバックスを相手にしてる俺に嫉妬してんだろうな。。陰険なやり方だよ。正々堂々と5番窓口で勝負しろよ。

正直サイドスリップ検査は心臓バクバクだった。でも俺は覚悟決めた。この卑劣なやつらに勝負挑んだよ。
再検査にして5番窓口で恥かくわけにはいかないし、一応ここの素人の負い目背負ってるしね。
焼け石に水かも知れないけど、一応検査は初めてコール。
三人もさすがよく見てるだけあって(あえて検査員とは呼ばない)素早いフットワークだった。
やきもきしながら俺もゆっくりと検査開始。白線からは20センチ近くはズレてたと思う。
今俺がすべきことは素早く40キロに合わせることや、ドライブオンリフトを楽しむことではない。
『いかに前準備なしのこの検査をクリアするか』
これだけを考えた。
結果ですが、なんとか左右フロントロアボールジョイントブーツ要交換に抑えることができました。。あいつらの憮然とした表情に俺は最高に申し訳なく思った。
平常心を装ってさりげなく『修理してきます』と5番窓口に軽く会釈
その時、窓口のお姉さんと目があった。お姉さんの目は少し笑っているようにも見えた。俺もついに5番窓口に覚えられたかなw

三馬鹿トリオがその後どうなったのは知りません。しかし一言だけ言わせてもらう。
『再検査の時は頼むから通してくれ』
以上レポっす。チラシの裏すんません。
37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 17:12:09.41 ID:sS+SFwUs0
入学式を終えても何の感慨も湧かなかった。
人ごみを避けてベンチに座り、適当に受け取ったサークルの勧誘パンフの束を眺める。
どれもつまらなそうだ。と、一枚のパンフを見て手が止まった。
『ジロウリング同好会 来たれ、らーめん二郎フリーク!』
そうだ――俺が親に無理を言って東京の大学に来たのは、二郎が食べたかったからだ!
俺は、そのパンフを握りしめた。
部室のドアを勢い良く明ける――が、部屋を間違えたようだ。
部屋の中に敷いたマットの上で、レスリング(?)のユニフォームを身に着けた
ガチムチマッチョが二人、腰をかがめて向かい合っている。
そこで俺は奇妙なことに気づいた。青と赤のレスリングユニフォームの男たちは、
それぞれ両手でラーメンのどんぶりのような物を持っている。どんぶりには、山盛りのモヤシ――
「そィヤぁ!」「しャッシょィー!」掛け声とともに、相手を牽制する男たち。
ふと青のユニフォームの男が動き、自分のどんぶりを相手のどんぶりに叩きつける。
赤いユニフォームの男のどんぶりから、モヤシがこぼれる。
「スプラウトアウト!ツーポインッ!」審判らしき男が宣言する。
赤マッチョがそのまま前に出てどんぶりを突き出す。
しかし、どんぶりは宙を切り、そのヒジが青マッチョの額をかする。
「ギルティ!ギルティ!」青マッチョがなにかをアピールする。
しかし審判は首を横に振り「ノットギルティー!」と宣言した。
それでも審判に食いさがる青マッチョに、審判が笛を吹き「ロットコンフュージョン!」と叫ぶと
青マッチョのどんぶりにトングでヤサイを追加した。
「ラスト30セカン!ファイッ!」
その声を聞いて、赤マッチョの顔に焦りが、青に余裕の表情が浮かぶ。
刹那。赤マッチョが自分のどんぶりを投げ捨て、青マッチョにタックルをかます。
そのまま足首を取り、ヒールホールドをがっちりと決める。
青マッチョがタップすると、赤マッチョが両手を高く突き上げて雄たけびをあげた。
マネージャに渡された茶色く変色したタオルで汗をふきながら、赤マッチョが俺に近づいてきた。
「やあ、新入生だね?俺たちといっしょに、汗とカネシにまみれた青春を送らないか?」
こうして、俺はジロウリング同好会に入部してしまった。以上チラ裏っす。
38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 17:32:59.25 ID:/0bJI8a+P
正直sS+SFwUs0のせいであんまり萌えられなかったのにゃん
変な奴に目を付けられただけに惜しいスレなのにゃん
39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 17:33:38.78 ID:ZPdcGlHj0
じゃ、もいっこかく
40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 17:34:58.90 ID:BUKYiFKK0
自動でさるよけ支援が入ってたのさww
41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 17:37:40.14 ID:sS+SFwUs0
「ギルティ!」「ギルティ!」「ギルティ!」店内のロッター3人が立ち上がり、指を差す。
指差す先には、精一杯早く食べようと四苦八苦する涙目の老人がいた。
「老人ギルティ!」「食うの遅すギルティ!」「ギルティィィィ!!!」3人が老人に詰め寄る。
俺はスープをを飲み干し、テーブルを拭き丼をカウンターの上にあげると、思い切りテーブルを叩いて
「ノットギルティー!」と叫んだ。びくり、3人の動きが止まる。
「人は誰でも二郎を食べていい!それが解らない貴様らは、豚だ!」
グウの音も出ない大豚トリプルどもを押しのけ、店主に軽く会釈し帰路についた。

アパートの階段を登ると、はたしてそこには先の老人がいた。
先ほどとは様子が違い、手には古びた木の杖を持ち、真っ白な長衣に身を纏い、
そして禿げ頭の上には野菜とニンニクとアブラがマシマシでトッピングされていた。
「ワシはロット神。青年よ、お前は優しい男じゃな。好きな願いを言うがよい…褒美に叶えてやろう。」
「…俺の願いはさっきも言った。誰もが美味しく、二郎を食べる事ができる世界。それだけだ。」
「無欲な男よ!何でも願いが叶うのだぞ!?己の為に願う事は無いのか?」
俺は無言で部屋の鍵を開ける。
「よかろう…お主の願いしかと聞き届けた。」
振り返ると老人の姿は無かった。

部屋のテレビをつけると大変な騒ぎが起きていた。
世界の人々の前に、謎のヌードル『二郎』が次々と出現しているというのだ。
チャンネルを変えるたび、世界中からニュース映像が飛び込んでくる。
アラスカでは、イヌイットたちがもうもうと湯気をたてる二郎を旨そうにすすっている。
アフリカのどこかの難民キャンプでは、飢えた子供たちが嬌声をあげながら豚にかぶりついている。
イスラエルとパレスチナの兵士たちが肩を並べ、突如出現した未知の味覚に舌鼓を打っている。
CNNのキャスターはニュースを読み上げている最中に二郎が出現し、明らかに困惑していた。

──これでいい。これが、俺が願った世界そのものだ。
そのときふわりと、俺の目の前にも二郎が出現した。
俺もまた、地球に生きる無数の命のひとつであることを改めて実感し、胸が熱くなる。
しかしさすがに一日二杯はきついので、せっかくの神からの贈り物だが俺はその二郎をトイレに流す事にした。
42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 17:37:55.85 ID:srOu1h8z0
ほっほーう
43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 17:39:53.72 ID:K+bN/QkT0
先に乗っ取られたのが痛いな、まぁ速攻NGしたけど。
まぁよかったよ、乙。
44以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 17:40:24.08 ID:sS+SFwUs0
ちょっと前にオープンした新店(亜流だけど)についてのレポ

早すぎかたかな、、と到着するとすでに3人が並んでいた。
先客の3人の様子をさりげなくチェックすると、見た感じ、落ち着きながらもどこかに闘志を感じる。
試合前のボクサーみたいだ。
二郎バカというか初物好きというか、全く懲りない奴らだ(俺もだけど)。
10分もしないうちに、さらに数人が後ろに並ぶ。他店では常連なんだろうな。いわゆる「できる空気」を出してた。
いざ、オープン。
先客3人がコールする。

「大豚W全マシ」「大豚W全マシ」「大豚W全マシ」

おいおい。。。
確かに、オープン初日のファーストロット、これこそが店の未来を占うもの。
今日はあいさつ程度で終わらすつもりだった俺が間違っていた。仕方がない。

俺「大豚W全マシで」

出てきた二郎を胃袋にかっ込みながら気がついた。他の奴らのレベルもなかなか、いや、高い。かなり高い。
うちの地元の他のファーストの奴らでもヤバいかもしんない。
そう思うと、急に楽しくなってきた。
昔なら負けん気が出ただろうに、楽しくなるなんて、俺も歳をとったのかな?なんて思ったけど、違う。今は言い切れる。
うまく表現できてるかわからないけど、ブラジル代表の奴らが楽しそうにサッカーするのと同じこと。
ギリギリの環境で互いの実力を見せ合うのは、なんとも心地よいってこと。

気がついたら完食。
帰り際に、店主をみるとファーストが上手くいきホッとした表情をしていた。開店とファーストロットの成功おめでとさん。

以上、軽くレポっす。
45以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 17:40:50.39 ID:srOu1h8z0
あぼーんすりゃただの保守装置だろ
46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 17:40:54.74 ID:ZPdcGlHj0
ありがとう
最初立ってるのに気付かなかったんだ俺のあほ
47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 17:41:47.53 ID:sS+SFwUs0
チラ裏すいません

いやー、ドラクエ9面白かったね。ようやく全クリ出来たんで祝杯上げに神保町へ行きました。
とりあえず、装備品はみかわしの服とステテコパンツ。ついでに、
巨人の帽子(村田善則のサイン付)もかぶっていきました。

武器は?って?ぶっちゃけレベル99、職業・二郎マスター
の俺くらいになると素手で十分なんだけど、一応、前に店主からもらった
スープかきまぜる用のお古のひのきのぼうを装備しておきました。

ってことで、はじめの一歩のデンプシー・ロールばりに上半身を左右に振りながら
人込みをみかわすこと、1時間。開店30分前に店に着きました。

店前はもう行列。俺の前に8匹のキングスライムみたいな腹のやつらが並んでいて、
お前ら画面に入りきらねえよ!と思ったので、深く腰を落として一匹ずつ正拳突き。
「うごっ」、「ばき」。路上にへたり込むキンスラ6匹。あとの2匹は実は
肥満したはぐれメタルだったらしくさっさと逃げました。

キンスラ達の野次を仁王立ちで受け流すこと20分。ようやく開店。
1番奥の席に座り、店主にひのきのぼうを見せて、「いつもの」と注文したら、
「てめー、あの時、鍋からスープ棒盗んだ奴か!」と言われ、逃げようとしたものの
店主にベギラゴンばりのアツアツのスープをぶっかけられ、あえなく御用。
さらに、はぐれメタルが交番に行っていたらしく、今取り調べ中。

後5年は二郎食えないらしいです。俺からのアドバイスとしては、ゲームと
現実を間違えるなよってことと、やっぱ店主が最強ってことです。
48以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 17:42:41.47 ID:sS+SFwUs0
オーダーと戦略
昨日の池袋の野菜はモヤシの割合がとても大きく、キャベツの収率が悪い。
キャベツの絶対量は戦果に大きな変化をもたらすだろう、ということで、全員
野菜はマシマシにする流れに。ぼくがたのんだのは、実はニンニクな二郎が
実用性を考えたときにあんま好きじゃなくて(「二郎を満喫するぞ」というとき
は食べるけど翌日朝からバイトだったし)、ニンニクは入れずに「野菜マシマシ
辛目」。野菜を増したときにはカラメを追加しないと、味のしないゆでた野菜が
大量に乗っかってくるというちょっと残念な状況に陥っちゃうんだよね。

ピザが腹に残ってる感覚はなかったものの、待ってる間に無残に散った前人
を見たため(半分も食べてなかった)、それを恐れて大人気なく本気の二郎食い
モードの準備。池袋東口は胡椒と唐辛子があるから、味を途中でチェンジする
(通称ヘルプ)が可能。それを見越して、まず麺あげの儀式(食べているうちに
麺がスープを吸って膨張してしまうのを防ぐために、野菜を沈めて麺をスープ
から揚げる戦略)をし、そのあと順調に麺を食べて、野菜と豚をバランスよく食
べるという作戦を考えた。麺フェーズと野菜豚フェーズの途中でそれぞれ胡椒
と唐辛子を投入することで飽きることなく食べきる予定。
49以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 17:42:55.34 ID:ZPdcGlHj0
もし残ってれば深夜にまた投下したいです
50以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 17:47:11.60 ID:BUKYiFKK0
保守してくれてる人がいるから大丈夫だろww
純が好きな人みたいだから噛ませでだしとけwww
51以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 17:56:04.43 ID:krf5csOL0
52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 18:00:10.88 ID:sS+SFwUs0
212 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/02/07(月) 16:41:23.25 ID:BUKYiFKK0
あずにゃんおすすめ動画くらい教えてやれよww
53以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 18:11:36.08 ID:LLXvvbHQ0
テラヘルツ波での10Gbps通信模擬実験に成功!!wwwww
http://hato.2ch.net/test/read.cgi/news/1297052482/
54以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 18:22:13.26 ID:lfWgohon0
S 【ゴールデン】SSはメインではないものの載れば30〜100コメントは期待出来る
A 【エレファント】 様々な種類のSSがあり、活気もある コメントも10個以上
B 【SSちゃんねる】 【闇速】 有名サイトであり、コメは5〜10くらい
B 【百合ノート】 検索で一番上になりやすく活気があるコメはSSによっては割とつく
C 【SS図書館】 【森きのこ】 【インバリアント】 【2書庫】 コメントが5〜つく
C 【けいおん!SSまとめブログ】 更新頻度が高くコメントは3〜5程度 外野レスは載らない
C 【自分用まとめ】 【SSなSPECIAL】 コメントはほとんど付かないが支持層がある
D 【SS保存場所】コメントはほとんどつかないけどアフィ嫌いにおススメ
D 【SSジャンキー】 【ブラストVIP】 【VIPのSS】 マイナーだが最近キてるらしい
E 【ゆいうい】 【ゆいあず】 【和なひと時】 マイナーだが載れば嬉しい
F 【ペロペロ速報】これは初めて見た
G 【日刊目標ブログ】【戯言ニュース】活動停止中
55以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 18:32:26.47 ID:Uaubar/R0
>>54には死んで欲しいなぁ、と心の底から思いました まる
56以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 19:02:40.03 ID:ZH0Dz20WO
あずにゃん萌え
57以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 19:16:18.85 ID:/0bJI8a+P
あずにゃんにゃん!あずにゃんにゃん!
58以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 19:19:31.16 ID:q8V/uPc/0
非常によろしい
59以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 19:48:09.42 ID:/0bJI8a+P
あずにゃんにゃん!あずにゃんにゃん!
60以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 19:51:01.68 ID:rgPFttyt0
ID:sS+SFwUs0
はただの保守装置か

支援
61以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 20:03:53.42 ID:K+bN/QkT0
なにげに良作だからな、保守も万全だし
続き楽しみだ。
62以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 20:41:10.70 ID:/0bJI8a+P
あずにゃんにゃん!あずにゃんにゃん!
63以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 20:41:10.53 ID:srOu1h8z0
あげ
64以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 21:18:51.55 ID:/0bJI8a+P
あずにゃんにゃん!あずにゃんにゃん!
65以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 21:37:46.92 ID:/0bJI8a+P
あずにゃんにゃん!あずにゃんにゃん!
66以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 22:00:35.75 ID:ZH0Dz20WO
唯梓良作が久しぶりに2つも来てるからかずにゃん頑張ってるな
67以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 22:29:01.82 ID:69SYLe5T0
68以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 22:53:21.77 ID:/0bJI8a+P
あずにゃんにゃん!あずにゃんにゃん!
69以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 23:18:26.86 ID:/0bJI8a+P
あずにゃんにゃん!あずにゃんにゃん!
70以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/07(月) 23:49:20.44 ID:/0bJI8a+P
あずにゃんにゃん!あずにゃんにゃん!
71以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 00:22:39.79 ID:TIPgZtpK0
>>1頑張れ、かずにゃんも頑張れ
72以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 00:23:46.06 ID:Uw6fIClGO
携帯から失礼、>>1です

保守ありがとう!
なんかそれだけで嬉しいね

でも思ったより書けなかった……
まだ途中だし短いけど、とりあえず投下しときまする
73以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 00:25:31.83 ID:Uw6fIClGO

「みなさん、遅いですね」

「ねー」

声はふたつ、床に落ちている影はひとつ。

「あずにゃんはあったかいねぇ」

「先輩も、あったかいですよ……」

私と唯先輩は、部室のソファにふたりで座っていた。
……と言っても、ただ隣り合って座っている、という訳じゃなく。まず唯先輩が座って、その足の間に私が引っ張られてきて、今の状態の完成。
つまり、私が唯先輩に背中側から抱きしめられている状態。
もちろん、最初は抵抗していた。
……でも。

74以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 00:26:31.68 ID:Uw6fIClGO

『あずにゃん』

でも、その甘い声で、耳元で名前を呼ばれて、ぎゅっと抱きしめられて。
背中に先輩の鼓動が伝わってきて、そのドキドキが私にも伝染して。
甘くて甘くて、頭の奥がぴりぴりとしびれた。
こんなの、抵抗できるわけないじゃないですか。

「ずるいですよ」

「んー?」

「……こっちの話です」

唯先輩の匂いがする。肺の中も、唯先輩でいっぱいになる。
外側も内側も先輩で満たされている自分を想像して、身体の芯が、じん、と熱くなる。

「あずにゃーん」

不意に、名前を呼ばれた。

「あずにゃんのうなじー」

唯先輩の言ったそこに、ふっ、と息を吹き掛けられて、びくりと震えてしまう。

「や、やめてくださぃっ……」
75以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 00:26:31.97 ID:gaDqifkXO
来たか
76以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 00:27:25.76 ID:Uw6fIClGO

うなじに柔らかい感触。そして湿った音。
突然のそれにびっくりして、一瞬何も考えられなくなった。
先輩が唇を落としたのだと気付いたときにはもう、そこには舌が這っていて。

「ひぁ、あっ!?」

つぅ、と。うなじから耳たぶの下まで、唾液でできた一筋の道が作られた。きっと蛍光灯の光が当たって、てらてらと光っているだろう。

「やだぁ……っ」

「嫌?」

ぞくぞくする。
首筋が、耳が、ぞくりと震える。
ちゅ、といつもより大きく響く音。耳に軽くキスされたと思ったら、かぷり、と軽く噛まれる。
耳が熱くて、くすぐったくて、気持ちいいのが全身に広がっていく。
おかしくなりそうで、でも、先輩にしっかりと抱きしめられているから、逃げられない。

77以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 00:29:32.87 ID:Uw6fIClGO

「あっ、やだっ……、っは……や、ですぅ……っ!」

「んー……」

さっきまで噛んでいた場所に軽くキスを落としてから、やけにあっさりと引き下がってくれた。
正直、ほっとする。……でも、何かが残る。
もどかしさというか、切なさというか。……何か、足りない?
そんな不思議な感覚が私の中で渦巻いていた。

「じゃあ、こっちは?」

「――ぇ?」

78以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 00:30:49.88 ID:Uw6fIClGO
ごめんマジごめん
まだここまで

なんか、うなじちゅっちゅの話が変な方向にいっちまった
ごめんなさい頑張る
79以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 00:38:43.16 ID:P4WpodnBP
あずにゃんにゃん!あずにゃんにゃん!
80以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 00:41:45.78 ID:CYcrqgFw0
んんん
81以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 00:44:29.52 ID:/KjLP5XC0
構わん
続けてくれ
82以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 00:55:46.25 ID:6tWL377N0
もっとやれ
83以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 01:36:51.67 ID:6tWL377N0
まだか
84以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 02:04:01.32 ID:6tWL377N0
おいおい
85以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 02:11:58.58 ID:vORh5HYO0
>>1?……寝てる……
86以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 02:28:02.95 ID:H7lmILs80
>>33で十分だった
原作再開でこんな風にならないことをお祈りします
87以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 02:41:09.70 ID:dU6XK6070
久々に良作か?
88以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 04:15:31.37 ID:TIPgZtpK0
89以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 06:17:18.11 ID:Uw6fIClGO
すません
SS打ってる途中で寝てた……

じゅ、10時くらいから投下で……!!
90以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 07:36:00.67 ID:9qJEMB1z0
ほっしゅる
91以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 08:09:22.29 ID:gaDqifkXO
期待
92以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 09:22:42.64 ID:9qJEMB1z0
とっとっと
93以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 09:52:57.65 ID:Ua7Cwe+Z0
寝るほ
94以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 10:20:28.61 ID:zMzs8ppH0
95以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 11:00:43.37 ID:S2mBWpG80
>>1っす
やばい何かいろいろあるから投下午後になるやも
待ってくださっている方々、申し訳ない……
保守ほんとありがたいです
96以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 12:21:13.68 ID:9qJEMB1z0
むん
97以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 13:04:01.64 ID:/KjLP5XC0
ほす
98以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 14:06:55.63 ID:/KjLP5XC0
99以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 14:11:16.38 ID:S2mBWpG80


制服の上から、先輩のきれいな中指が、さらりと私の胸を撫でた。乳房の下から、突起の頂上までを、ゆっくりと。

「……あずにゃん」

私の左肩にあごを乗せて、先輩は熱い息を吐く。それが私の頬を撫でて、熱が上がる。
全身が熱くて、ぼーっとする。その感覚に酔っていると、先輩は慣れた手つきで制服のボタンを外し始めた。

「あ、あのっ……!?」

「ん?」

先輩の顔が近くて、ドキドキする。
大きな眼が私をじっと見つめて、ふにゃりと柔らかく微笑んだ。

「や……、なんで脱がしてるんですかっ」

「あずにゃん、可愛いから」

答えになってません、そう言う間にも先輩の指は、するすると制服を肌蹴させていく。

100以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 14:20:30.61 ID:S2mBWpG80

「きれい」

ちゅう、と首筋に吸いつかれて、ブラをたくし上げられる。
その時に先輩の手が突起をかすめた。瞬間、全身がびくりと反応する。
その感覚と吸付かれている感覚と、もうそれだけでとろけそうになる。
平面に近い私の胸が、外気に触れて小さくふるりと震えた。

「にゃ……ぁ……っ」

胸の上のブラが、変な感じ。どうせなら、取ってくれればよかったのに。
そんな考えも、すぐに消えた。

「あ、……っ、せんぱい……!」

その頂点で、先輩の指が、くるくると小さな円を描いていく。
耳をあまがみされて、それだけでおかしくなりそうだったのに。

「あずにゃん、もうこんなに固い……」

きゅっと乳首を摘まれて、くに、と左右に引っ張られる。
私は、何も考えることが出来なくなっていた。

101以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 14:26:41.75 ID:S2mBWpG80

「耳とか、うなじとか。それだけで感じちゃった?」

耳元で囁かれる。
下腹部に、つきんと鈍い痛みを感じた。

「ち、ちが……っ」

今度は肩を舌でなぞられて、力が抜ける。
先輩はそこにも吸いついて、小さな跡を残していった。
私が先輩のモノ、という証。

「違わないでしょ?」

……あ、やばい。
唯先輩の変なスイッチが入った気がする。

「……あずにゃんの、えっち」

ふわりと、先輩の掌で私の胸が包まれる。
唯先輩の手は、とても温かかった。

「きもちいいんでしょ?」

人差し指の腹で先端の突起を押しつぶされると、少しだけ膨らみのある乳房にそれが沈む。

102以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 14:29:04.44 ID:/KjLP5XC0
キマシタワー
103以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 14:31:20.90 ID:S2mBWpG80


「あずにゃん、声、我慢しないで」

私の胸を弄りながら、先輩が言う。

「ふあ、……にゃぁあっ」

与えられる快感を素直に受け止めると、口から勝手に甘い声が漏れてしまう。
やだ、こんな声。先輩は可愛いって言ってくれるけれど、本当にそうなのかな。
こんなやらしい声、すごく恥ずかしい。

「んー、あずにゃん。ちゅーしたい」

「ふえ……?」

「あずにゃん可愛い。ちゅーしたい。顔見たい。だからこっち向いて?」

顔が更に赤く染まったと思う。熱があるみたいに熱くて、恥ずかしくて。
かお、みられたくない。そう思って、ふるふると首を横に振った。

104以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 14:40:38.58 ID:S2mBWpG80


「えー」

ものすごく残念そうな声を上げられた。
でも、胸を弄る手は止まらない。

「っあ……! や、やめ……」

「やめない。ねぇあずにゃん、こっち向いてよぉ」

頬にキスを落とされる。

「……うぁ……っ」

頬だけじゃなくて、ちゃんと、唇にもほしい。
切なくて、もどかしい。

「わっ……、わかり、ました……っ」

「ほんとっ?」

「はぃ……、て、あ、あれ……?」

腰が上がらない。
足に力が入らなくて、立てない。

105以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 15:05:18.80 ID:9qJEMB1z0
おっと
106以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 15:12:44.61 ID:/KjLP5XC0
支援
107以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 15:16:43.34 ID:S2mBWpG80

「んん? どしたの? 立てない?」

「は、はい……」

先輩が、う〜ん、と唸る。
どうしよう、まさか立てなくなるほど気持ちいいなんて。

「じゃ、こうしよう」

「えっ」

視界が、くるりと回る。
そして、眼の前には先輩の顔。

「最初っからこうしてればよかったかな」

そう言って、唇を落とされる。
触れ合う唇と唇。やっと、ちゃんとキスできた。

108以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 15:21:34.76 ID:ZEw5wiIa0
実戦
モヤシとたまに混じるキャベツ、これにカラメが効いておいしい。池袋東口は
やっぱりふだん使いの二郎という雰囲気で、店内も割とキレイだし、行列もさ
ほど長くなかったため初心者らしき客も多く、残すひとが多いかんじ。心なし
か店内が殺伐としてるので、万が一にも残せないとおもったぼくは、短パンの
ジッパーの上のボタンをそっと外した。こんな動作を店員に悟られた日には全
二郎からマークされてこの先一生奇異の目を浴びながら二郎を食べる人生
になってしまう。へその下を左手でこそこそイジリながら、野菜を5口ほど食べ、
穴を空けた。この穴から麺を取り出してやっつけてしまう、通称バジェット(穴熊)
戦略と呼ばれる手法。この利点は、麺を食べているうちに箸に豚が絡め取られ
ることが多く、豚と麺をバランスよく摂取することができる点で、すべての上に
乗っかってくるという野菜の特性上、麺揚げの儀式ができない状況下でバジェ
ット戦略をとることは非常に効率的かつ味を楽しむことができる、優等生的な
ロジスティックである。

麺も1/3くらい減る頃には豚も2-3塊ほど腹に入っていて、野菜はその時点では
1/4ほどしか手をつけていないが、まあバランスよく食べ進めたほうであろう。何
よりも恐ろしいのは最終局面で伏兵の豚が浮上してくることであり、その時点で
油にやられているばあい、ラストフェーズで豚を殺すことは非常に難しく、苦痛を
伴う。二郎を「楽しむ」のであれば、このような苦しみはなるべく避けたい(もちろん
ジロリアンとしての「悦び」を感じたい場合はこの限りでない)。昨日のぼくは割と
ヒヨってたから、無難かつ確実に目の前の二郎を殺しにかかっていた。
109以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 15:22:49.26 ID:+SEbuhbD0
支援
110以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 15:26:16.58 ID:ZEw5wiIa0
二郎包囲網
麺が残り半分を切るころには豚も残り4塊ほどに減っていて、野菜も半分
くらい減らしていた(豚を食べる際には多くの野菜を消費するので、豚を
増す場合には野菜マシはマストと個人的には考えている)。この時点で
確信していたのが、今回の麺は非常に優秀な仕上がりであり、火のとお
り具合もちょうどよく(ほかの二人は固めを頼んでいたので不明だが)、
スープにつけていても二郎らしい伸び方はしないこと、また、スープをすで
に真っ当なカタチで吸収しているため、麺の表面部分にしっかりと二郎味
が染みていて「おいしく食べられる」麺であるということ。

ただ、されど二郎であるから、このままストレートに戦闘終了するかどうか
はちょっと不安だった。ここで胡椒を投入。勢いは殺さないようにしてコン
スタントに食べながら、何段階かに分けてすこしずつ胡椒味を増していく。
これは個人の好みで使い分ければいいとおもうけど、ぼくはまず野菜だけに
胡椒をかけて「胡椒野菜」を食べ、それで豚を1塊だけ殺し、麺を大量に
すすってしまうという手順を採ることが多い。えてして単純な味がずっと続
いてしまう二郎だが、胡椒や唐辛子が用意されている場合は(また、店舗
によっては卵やカラメのタレが用意されているところもある)、それを適宜
順序を考えながら使うことで、二郎をすこし洒落た存在に“貶める”ことが
可能である。二郎に対してムキになっているとき(飲みの後や体調不良時、
またはピザを食べてきたあとなど)には、二郎を冒涜してでも食べきりたく
なるものだ。そういった二郎の存在意義を脅かす利用の仕方をも赦してく
れるのが、二郎の懐の深さというものである。
スープにも胡椒の風味がかなり強く出た頃に、とどめの唐辛子を投入。さ
いしょの一口は唐辛子が集中している部分をレンゲで掬い、唐辛子の辛さ
で一度口の中をリフレッシュする。この際水を飲んでもかまわないが、氷で
冷えた水でないと唐辛子のリセット効果が弱まってしまうため注意が必要だ。
唐辛子は起死回生のドラマをも戦闘上に引きずり出す非常に強いヘルパー
なので、ほぼ勝利が確定していたぼくは用いるべきでなかったのかもしんな
い。あっさり終わってしまった。あとには静寂と少しの汗だけが残った。
111以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 15:37:25.91 ID:/KjLP5XC0
>>107のSSだけ支援
112以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 15:44:42.85 ID:S2mBWpG80

「ん……、せんぱ、ふわぁ……ぁ」

「あずにゃん……」

ソファの上に押し倒されたんだ。啄ばむようなキスの雨の中、頭の片隅でそう思った。
触れるだけの口付けが、だんだんと深く長くなっていく。
それに従って、私たちの熱はじわじわと上がっていった。

「ちゅ……ん、」

先輩の舌が、私の唇をなぞる。迎え入れようと思って小さく隙間を開けた。
けれど、先輩は中に入ってこずに、あごへと降りていく。

「ん……。ちゅー、ほしかった……?」

妖しく笑って、軽く唇を重ねられた。
そして、首、鎖骨と、なぞりながら降りていく。

113以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 15:47:46.61 ID:ZEw5wiIa0
試合に勝ち、戦に負ける
さいごに、開いた箸をすこしずつ閉じながら泳がせ、テンポよくレンゲの上に
野菜や残りの麺を拾い集めていく。大抵の場合、10回ほど箸を動かせばレン
ゲが一杯になるので、胡椒味と唐辛子のスパイシーさがさきほどよりは薄ま
った野菜や麺を名残おしさを感じつつ口に運ぶ。これをレンゲ5杯ぶんほど
繰り返すと純粋なスープのみが残る。昨日はあまりに苦痛なく二郎を食べ
きってしまったことに気持ちが萎えきってしまい、スープは3-4口をレンゲで
飲んだだけで、他のふたりを残して店を出ることにした。大人げなかった。二
郎の悦びをほとんど感じることなく、ただの量が多目でワイルドな味のする
ラーメンを食べた、という取るに足らない経験にしてしまったのは、やはり後
悔と反省の対象だ。ましてやレンゲ・胡椒・唐辛子という、店舗によっては用
意していない道具を総動員しての圧倒的勝利。こんなの二郎じゃない。出直
してきます。
114以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 15:48:46.44 ID:ZEw5wiIa0
11/23 夜、横浜の友人と飲む事になり場所を関内に指定する。
コチラに伺う機会を狙っていたのでラッキーであったw

19:00過ぎに店先到着。うわぁ。。大行列。
店頭から角までいって、折り返し歩道を挟んで車道沿いに店先越えてます。
目視で40名以上か。大人しく列に並びます。

どうもこの日この時間は学生が多く並んでおり、歩道を遮って会話に興じたり、列に並びながら喫煙し周りに煙の迷惑掛ける事に何も感じないらしい。
一言文句言ってやりたいが、モメてこの歳で乱闘は控えたい。
恰幅の良い弟子さんも、並びの整理と注文確認の他に、店頭に灰皿があるのでそこで吸えと
喫煙マナーを待ち客に指導したらどうなのか。
隣店前に吸殻平気で投げ捨てたり、ゴミ収集所のゴミへ吸殻ねじ込んでるの見るとウンザリ。
二郎の言うことなら旨い一杯、喰いたいが為に従うとも思うのだが。。待ち客を指導するのも店の義務!?
ちょっと考えて欲しいものである。
オヤジになって口煩くなったかなぁ?

気分を変えて。。。
およそ50分程で食券機に到達。標題をポチリ。
食券2枚以上購入なんて滅多にないのでビビッて指が震えますw
橙と黒と緑のプラ券。
食券機にプラ券のディスプレイ無かったのだが、纏めて買ったのでどれがどの食券か分かりゃな〜い。
多分ニラキムチが緑と見たw
黒は汁無しか?じゃあ橙が大豚ダブルであろうか。正解やいかに?

でもって最大の肝と思われるチーズが!、チーズがぁ!!、売〜り〜切〜れ〜!!!Σ( ̄ロ ̄lll)
。。。などと取り乱したりィは致しません。
ふっふふふ。そんなことになるであろうことは想定内であ〜る ( ̄+ー ̄)ニヤリ
115以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 16:08:03.20 ID:P4WpodnBP
あずにゃんにゃん!あずにゃんにゃん!
116以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 16:32:25.03 ID:S2mBWpG80

「ちゅっ……、ふ」

そして、辿り着いた先は胸。
いきなり乳首を咥えられて、身体がはねる。

「にゃあっ!?」

「……んぅ、こりこりしてるよぉ……?」

「やぁっ、……言わ、ない……でぇっ……」

舌で、歯で。突起をいじめられて、おかしくなりそう。
耳でやられたようにあまがみされて、わずかに残っていた理性なんて吹き飛んでいく。
いけないと思う自分がいて、でも、もっと、もっとと刺激を求めてしまう。

「んぁ、唯せんぱい……、せん、ぱい……っ」

「あずにゃん」

「ふにゃぁ……、あっ、もっと、……っ」

117以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 16:35:10.81 ID:ZEw5wiIa0
入口頭上に飾られたジャンク材から制作されたシャアザクを撮影してたらカウンターが空きました。
横の給水機で水を汲み、カウンター奥4番席の店主前に陣取ります。
制作風景は見えずらかったので、カウンターフキフキしばし待ちます。
たまに言われている作り置きに合わなくて良かったァ〜。

でもって、本日のスーパーアイテムを懐からカウンターへ鎮座させますw
My一味ならぬ、Myとろけるスラチーw
反則ギリギリの荒技であ〜る。イヤ、既に退場モノ!?
だってだって〜、トッピングチーズ売り切れなんだも〜ん。
完成形に近づけて美味しく頂きたいやん。
と言うことでMyスーパーアイテムを前線投入したかは、伏せておこうw
(どう言うことで?)
そうこうしているとコール要請があり、標題コール。
我が一杯とこんばんは。
汁なしだからか、ヤサイマシマシも正直少な〜い。豚さんはやけに色白美人ですね〜。
では頂きます!!

先ずグリグリする前に豚さん頂きます。
で、ビックラ。何?この美人。
鶏さんみたいにあっさり、でもって鶏(豚ですやん)の旨味凝縮。
パンチやインパクトとは無縁もこの豚さん、なんでこんなに旨いの?
柔ら〜、身体に良さそう〜、でもって旨い!!
二郎のくせに(失礼)こんな豚さん出すなんて反則でない?
“ゴツゴツの漢”というイメージなのに“洗練された都会派美人”
ベタボレですわ。

次にニラキムチをつまんでみると、おふぉ!辛い。。。一抹の不安を感じつつ。グリグリ行っちゃいますわ〜!!
メッサグリグリ。
隣の兄ちゃんにむけて、
『ちみの丼、混ぜが足りないンちゃうか〜』と無言ではあるがグリグリアクションで語りかけます。
118以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 16:51:05.98 ID:S2mBWpG80

つん、と張り詰めた突起をぺろりとなぞって、唯先輩は唇をそこから離す。
唯先輩の眼が、かすかに細まる。見つめられて、ぞくりとした。

「あずにゃん、今みんな来ちゃったらどうする?」

――――え?

「こんなにえっちぃ姿、みんなに見られちゃうよ?」

言われて、思い出す。
そうだ、今は放課後、部活の時間。
何故か唯先輩以外いないけれど、何か用があって、後から来るのかもしれない。

「ぁ、ぅにゃあ……っ」

「ねぇ、あずにゃん?」

ソファの上に押し倒されて、やらしい声を出していて。制服は乱れて、胸は露わになっている。
やだ、やだやだやだ。こんな姿、こんな、やらしい姿。
唯先輩以外に見られたくない、見せたくない。

119以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 16:51:23.43 ID:3w/ZQw790
ゆいあずマンセー
120以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 16:52:56.78 ID:ZEw5wiIa0
さぁ、いい感じになったのでバクつきましょう!!

一口すすり、第一印象。
バランスで喰わせる二郎なんですね〜。
カラメコールも全然カネシ尖ってきません。
でもメッサ旨いンです!!

平たい麺は少し細く感じたが、前日の超太極悪麺を体感したらなんだって細めに感じますw
軟めですが、タレが滲みてていい感じ。

ヤサイ少ないけれど、この方向性であったらバランス重視でヤサイ山にならない方が正解なのかな。。

ズビズバっとすすりながら、豚さん喰らいます。
くぅ〜!うみゃい!!
卵の黄身やアブラがまろやかさを加速させます。
揚げタマネギはあまり存在感じなくなっちゃいました。

でもって、ニラキムチ。最初は旨かったのですが、後半は辛〜っ
多分ワタクシ、辛いの苦手なのでトッピングしない方が最後まで旨く喰えたかも。
いや、充分旨いンですけどねw
酸っぱい白菜キムチ入れてみたいなぁ。。。

最後まで美味しく頂けました。

隣の兄ちゃん、大の汁なしを前に、後半何度も固まってた。
美味しく頂ける量で楽しみましょう。

ごっちゃんです。
次回はニラキムチ抜いて、ニンニクマシマシ・カラカラいってみようっと。
もちチーズ間に合う様に突撃必至です ε=ε=ε=┌(;*´Д`)ノ
121以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 16:53:42.15 ID:ZEw5wiIa0
レポっつーか報告。

地方の二郎に行った時、たまたま俺らのロット4人全員が大豚ダブル全マシマシ。
地元じゃ大豚ダブル全マシマシがかち合ったら、自動的にバトルなんだけどここはどうなんだろう?
なんて心配は無用でした。さっきから3人の煽るような視線をビンビンに感じる。
俺も奴らを軽く観察すると‥マジあせった。
奥は、自分のリズムを完全に維持し満腹感を一切みせず完食する、池袋のアイスマン!
右隣は、あの川崎店で麺だけ食った後、具ごとスープをビールのようにイッキした、川崎イッキ!
左隣は、都内の二郎(本店除く)じゃ札を置くだけで大豚ダブル全マシマシが出てくる、無言マシマシ!
で、俺は、知ってると思うけど、麺をすする音の振動で周囲のスープをこぼす、すすり龍(ドラゴン)。
ぶっちゃけ、オールスター戦。これ、他の客から金とってもいいくらいのバトルだと思う。
店長も心なしか緊張している。ところが‥まだ二郎が出てきてないのに、後ろの方から二郎の匂いがする。
いぶかしげに後ろを見ると、たまげました。やられました。伝説のあの人がいました。
おそらく民間人では最も二郎に詳しく、長年の二郎通いでついに体臭までも二郎スープと同じになった、あのスメル増田さん!
店長の緊張の意味がわかりました。増田さんは俺らのバトルを落ちつた目で待っている。
増田さんが自分の後継者を探しているという噂はみんなも知っていると思う。その現場がここ。今のこの場所。
バトル開始! 冷静さを忘れたアイスマンがペースを乱し、川崎イッキがあせりから、麺を食いきる前にイッキしようとして、鼻から麺を出し失敗。
無言マシマシも増田さんの体臭と二郎の匂いのWパンチでペースが上がらず、緊張した俺も口の中が乾いて上手くすすれない。
グズグズの勝負。しばらくすると、増田さんは俺らの横に座り遅れて二郎を食べ始める。
ズッズッズッ!「ご馳走様」。増田さんはあっという間に完食し、無言で出て行った。
その食べっぷりは豪快で快活で、こんな食べっぷりを見せてもらえる私は、きっと特別な存在なのだと感じました。
今では、私の体臭が二郎スープ。孫にかがせるのはもちろん腋の匂い。 なぜなら、彼もまた、特別な存在だからです。
122以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 16:53:54.82 ID:S2mBWpG80
ちょっと落ちます
次はたぶん携帯からになる……かなぁ……

保守支援ありがたう
遅筆で申し訳ない
次の投下まで残ってますよーにっ!

123以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 17:02:20.40 ID:3w/ZQw790
うい
まあできるかぎりは
124以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 17:55:12.95 ID:3w/ZQw790
ふんすふんす
125以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 18:41:49.07 ID:3w/ZQw790
ふんすふんす
126以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 18:52:25.08 ID:QiL+X5r5O
( ̄^ ̄)フンス
127以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 19:37:33.35 ID:/KjLP5XC0
ゆいあずいいね
128以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 20:18:32.23 ID:3w/ZQw790
ふんすふんす
129以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 20:49:22.36 ID:3w/ZQw790
ふんすふんす
130以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 21:29:41.64 ID:/KjLP5XC0
フンス!
131以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 22:08:01.54 ID:6tWL377N0
ほっほっほ
132以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 22:41:35.47 ID:P4WpodnBP
あずにゃんにゃん!あずにゃんにゃん!
133以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 23:21:39.48 ID:YGYS5dsA0
ふんすふんす
134以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 23:48:13.20 ID:Uw6fIClGO
>>1だよおまた!
なんか残念な感じになったけど投下するね!
135以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 23:49:28.39 ID:ZEw5wiIa0
実戦
モヤシとたまに混じるキャベツ、これにカラメが効いておいしい。池袋東口は
やっぱりふだん使いの二郎という雰囲気で、店内も割とキレイだし、行列もさ
ほど長くなかったため初心者らしき客も多く、残すひとが多いかんじ。心なし
か店内が殺伐としてるので、万が一にも残せないとおもったぼくは、短パンの
ジッパーの上のボタンをそっと外した。こんな動作を店員に悟られた日には全
二郎からマークされてこの先一生奇異の目を浴びながら二郎を食べる人生
になってしまう。へその下を左手でこそこそイジリながら、野菜を5口ほど食べ、
穴を空けた。この穴から麺を取り出してやっつけてしまう、通称バジェット(穴熊)
戦略と呼ばれる手法。この利点は、麺を食べているうちに箸に豚が絡め取られ
ることが多く、豚と麺をバランスよく摂取することができる点で、すべての上に
乗っかってくるという野菜の特性上、麺揚げの儀式ができない状況下でバジェ
ット戦略をとることは非常に効率的かつ味を楽しむことができる、優等生的な
ロジスティックである。

麺も1/3くらい減る頃には豚も2-3塊ほど腹に入っていて、野菜はその時点では
1/4ほどしか手をつけていないが、まあバランスよく食べ進めたほうであろう。何
よりも恐ろしいのは最終局面で伏兵の豚が浮上してくることであり、その時点で
油にやられているばあい、ラストフェーズで豚を殺すことは非常に難しく、苦痛を
伴う。二郎を「楽しむ」のであれば、このような苦しみはなるべく避けたい(もちろん
ジロリアンとしての「悦び」を感じたい場合はこの限りでない)。昨日のぼくは割と
ヒヨってたから、無難かつ確実に目の前の二郎を殺しにかかっていた。
136以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 23:56:37.26 ID:Uw6fIClGO

「せんぱいっ……、もっ……ヤメっ……」

先輩は、私の耳元に顔を寄せて。
そして、甘い熱い吐息を吐きながら囁いた。

「だーめ」

先輩のいじわる。思っただけで、声にはならなかった。
先輩が、片方の胸の突起を摘まんで、捻る。
空いているもう片方には、先輩の舌が蛇のように這う。

「にゃ……ふっ……」

もし先輩たちが来たら。
そう思うと怖くて、見られたら終わりだということをわかっていながら、せめてもと声を塞ぐ。

「どうする? もしみんなが来たら、きっとびっくりするだろうね」

「にゃ、あぁっ!」

声が、我慢できない。
先輩が触れたところ、全部ぜんぶ気持ち良い。

137以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/08(火) 23:58:56.06 ID:Uw6fIClGO

「えっちく、にゃーにゃー鳴いてるあずにゃん見たら、みんなどう思うかなぁ」

とろける頭でぼんやりと想像する。
見られたら、そう思うと余計に身体が熱くなって、びくりと跳ねる。

「ね、あずにゃん」

先輩の声は、匂いは、指は、何かの麻薬みたいに私の思考を奪って、とろけさせていく。

「やぁあ……っ、なんで……ぁ、むね、ばっかり……っ! も、はなしてくださっ……」

先輩は、ぺったんこな私の胸を何度も何度も揉みほぐす。
こんな胸でも、弄ってると楽しいのかな? 気持ち良いのかな?
そうだったら嬉しいけれど。
でも、これ以上ここばかり攻められると、ホントにおかしくなりそうで。

「ん、そんなこと言うけど、離してくれないのはあずにゃんの方だよ?」

言われて気付く。
私は無意識に、唯先輩の頭に両手を回していた。

「そんなにおっぱい、気持ち良かった……?」

先輩の制服が素肌に擦れて、それだけなのに、快感に押し潰されそうになる。
唯先輩だから、こんなに気持ち良くなれる。

138以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 00:02:32.64 ID:Fmlv3n3fO
「……ね、もうこっちもいいかな?」

するり、と太ももを撫で上げられて先輩の指がたどり着いたそこは、もう恥ずかしいくらいに濡れそぼっていた。

「……ぅ、にゃあ……っ」

つ、と軽く下着の上からすじをなぞられた瞬間。

「あ、あずにゃんっ!?」

「ふぇっ、ここ……はぁ、これっ……以上はっ、もう本当に駄目です……、っく」

これ以上されたら、私ももう止まれなくなる。学校だろうと部室だろうと、そんなこと関係なくなってしまうくらい。
そんなところを見られたら、もう恥ずかしくて死んじゃう。
最悪の事態を思い浮かべると、涙が溢れて言葉にも嗚咽が混じる。

139以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 00:04:22.73 ID:Fmlv3n3fO

「……」

唯先輩は、目を見開いて驚いていた。
そりゃそうだよね、私が急に泣き出すんだもん。
先輩はちょっと迷った表情で、ばつが悪そうに言った。

「……あー」

唯先輩にしては、妙に歯切れが悪い。うんうんと悩んで、よしっ、と一人で気合いを入れた後に、こちらに真剣な眼差しを向けられる。

「あのね、あずにゃん。りっちゃん達、今日は来ないんだ」

140以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 00:05:20.11 ID:fgtAXrWN0
二郎包囲網
麺が残り半分を切るころには豚も残り4塊ほどに減っていて、野菜も半分
くらい減らしていた(豚を食べる際には多くの野菜を消費するので、豚を
増す場合には野菜マシはマストと個人的には考えている)。この時点で
確信していたのが、今回の麺は非常に優秀な仕上がりであり、火のとお
り具合もちょうどよく(ほかの二人は固めを頼んでいたので不明だが)、
スープにつけていても二郎らしい伸び方はしないこと、また、スープをすで
に真っ当なカタチで吸収しているため、麺の表面部分にしっかりと二郎味
が染みていて「おいしく食べられる」麺であるということ。

ただ、されど二郎であるから、このままストレートに戦闘終了するかどうか
はちょっと不安だった。ここで胡椒を投入。勢いは殺さないようにしてコン
スタントに食べながら、何段階かに分けてすこしずつ胡椒味を増していく。
これは個人の好みで使い分ければいいとおもうけど、ぼくはまず野菜だけに
胡椒をかけて「胡椒野菜」を食べ、それで豚を1塊だけ殺し、麺を大量に
すすってしまうという手順を採ることが多い。えてして単純な味がずっと続
いてしまう二郎だが、胡椒や唐辛子が用意されている場合は(また、店舗
によっては卵やカラメのタレが用意されているところもある)、それを適宜
順序を考えながら使うことで、二郎をすこし洒落た存在に“貶める”ことが
可能である。二郎に対してムキになっているとき(飲みの後や体調不良時、
またはピザを食べてきたあとなど)には、二郎を冒涜してでも食べきりたく
なるものだ。そういった二郎の存在意義を脅かす利用の仕方をも赦してく
れるのが、二郎の懐の深さというものである。
スープにも胡椒の風味がかなり強く出た頃に、とどめの唐辛子を投入。さ
いしょの一口は唐辛子が集中している部分をレンゲで掬い、唐辛子の辛さ
で一度口の中をリフレッシュする。この際水を飲んでもかまわないが、氷で
冷えた水でないと唐辛子のリセット効果が弱まってしまうため注意が必要だ。
唐辛子は起死回生のドラマをも戦闘上に引きずり出す非常に強いヘルパー
なので、ほぼ勝利が確定していたぼくは用いるべきでなかったのかもしんな
い。あっさり終わってしまった。あとには静寂と少しの汗だけが残った。
141以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 00:05:33.22 ID:Fmlv3n3fO

「え?」

思考と涙が止まる。

「実は3人とも放課後に用事があるらしくて。今日は部活はなしってことだったんだけどね?」

けど、なんですか。

「あずにゃんと部室でイチャイチャするのもいいかなー、なんて」

「………………」

「みんなが来るかもってハラハラする中でのえっちもいいかなー、って……」

「……ふぇ、」

止まりかけていた涙がまた溢れて出して、視界がぼやける。
だって、そんな、ひどい。
私、本気で焦ってたのに。

「ご、ごめんね? でもあずにゃん、すっごく可愛かっ……」

「もう先輩なんて知りませんっ!!」



142以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 00:06:25.43 ID:fgtAXrWN0
試合に勝ち、戦に負ける
さいごに、開いた箸をすこしずつ閉じながら泳がせ、テンポよくレンゲの上に
野菜や残りの麺を拾い集めていく。大抵の場合、10回ほど箸を動かせばレン
ゲが一杯になるので、胡椒味と唐辛子のスパイシーさがさきほどよりは薄ま
った野菜や麺を名残おしさを感じつつ口に運ぶ。これをレンゲ5杯ぶんほど
繰り返すと純粋なスープのみが残る。昨日はあまりに苦痛なく二郎を食べ
きってしまったことに気持ちが萎えきってしまい、スープは3-4口をレンゲで
飲んだだけで、他のふたりを残して店を出ることにした。大人げなかった。二
郎の悦びをほとんど感じることなく、ただの量が多目でワイルドな味のする
ラーメンを食べた、という取るに足らない経験にしてしまったのは、やはり後
悔と反省の対象だ。ましてやレンゲ・胡椒・唐辛子という、店舗によっては用
意していない道具を総動員しての圧倒的勝利。こんなの二郎じゃない。出直
してきます。
143以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 00:07:46.75 ID:Fmlv3n3fO

*****



「おっはよー」

「あ、純ちゃんおはよう」

「……ぁー、おはよ…………」

「……憂、梓ってばどうしたの?」

「あはは……」

だるい……。
あれから、唯先輩は家にお泊まりすることになってしまいました。
それでまぁ……、お察しの通りというか、なんというか。

「昨日はお姉ちゃん、梓ちゃんちに泊まったんだー」

ちょ、憂っ!
純に余計なこと言わないでよっ!

「ははーん。そーいう訳ですかぁ……」

ニヤリ、という擬音語が漫画みたいに純の横に見える……気がする。

144以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 00:07:53.30 ID:fgtAXrWN0
レポ・・・いえ、これは私の懺悔です。同席されていた人、きっといらっしゃるのでしょう?諌めてください。

二つ間を空けた席に座ったのは六十歳ぐらいの白髪の似合うおじいさん、いや、お爺様、でした。
「ヤサイマシ、ニンニクのカラメ」と、お若い注文をされていて、へえ、と感心していたものです。
今となってはなんと分不相応。
バトルの一番熱い時間はとうに過ぎていましたが、若輩ながら警戒は怠らず・・・見つけてしまいました。お爺様の右手です。
ライス、それも子どものみがそれに振りかけることを許されているごま塩、これをあろうことか二郎にかけようとしていたのです。
"二郎は在る二郎を楽しむもの"、という固定観念のあった私は激怒し、
あろうことか大声で叫び散らす・・・大失態を犯してしまったのです。
しかしご老人、まったくあわてることなくレンゲにごま塩の浮いたスープを取って私に「飲め」と差し出してきました。
まあ・・・飲みませんわね。これを二郎と認めたくない気持ちがありました。
しかし味の改悪と言う三代悪の筆頭悪を犯したというのに動かない店主。
ひょっとしたら、なにか先があるのか、と一口。
・・・言葉を失いました。
ごま塩の風味が聞いた新しい二郎。あえてカラメ乗せの上でごま塩を振りかけた理由。恥ずかしながら腰が抜けました。
急ぎ自分の二郎に戻り、ごま塩を手に取りました。しかし見越していた店主、「顔がしわくちゃになるまでお前には早い」と、私に一喝。
甘さを知りました。そして、二郎を食べながら、あの新しい二郎が頭から離れない自分がいました。

ご老人と共に二郎を退店し、深く頭を下げてお話を伺いました。かのご老人、既に齢は九十を越えてらっしゃるそうです。
それでも未だ足腰粘り強く、若さ漂う体をしてらっしゃるのは、やはりあの精神と二郎なのか。
いろいろな話しを聞かせていただきました。最近は餃子のタレに注目してらっしゃるとか。
他は・・・申し訳ありませんが、言えません。この話は、私の宝なので。

私も九十になっても二郎に通い続け、その時はぜひとも新しい二郎を見つけたいものです。
145以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 00:09:37.74 ID:CYlb7Y7r0
支援
146以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 00:10:05.41 ID:Fmlv3n3fO

「ゆうべはおたのしみでしたね!」

「じゅ、純っ!」

「ホンっトに、梓は唯先輩だいすきだねぇ」

「あはは、ラブラブだからねー」

「もーっ、憂までぇ!」

でも、こんな風にからかわれるのも、唯先輩と上手くいってる証拠みたいで。
恥ずかしいけれど、ちょっぴり嬉しくも感じてしまう。

「なにー? ニヤニヤしちゃってー」

「お姉ちゃんのこと?」

「もぉっ、いい加減にしないと怒るよっ!」

こうやって言われるのも良いことなのかなって、ほんのちょっぴり思った。





おしまい!

147以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 00:10:46.13 ID:fgtAXrWN0
暑いね。暑い時はもちろん?二郎w

もう行列に並んでる最中から、夏だから汗がダラダラ。
ちなみにオイラみたいな力士体型だと、だいたい3月から11月までは夏ですね。

やっと順番がきて、大豚Wの札を置き、全マシマシと伝える。
カウンターに置かれた二郎を面前に置くだけで、もうサウナ状態。汗がボトボト。
あとは気合で食すだけ。

ただでさえ暑いのに、熱い二郎に厚い豚! うまうま〜。
オイラの体中から汗とアブラと肉汁が染み出し、脇の下は糸を引き始める。
にんにくと豚を口に含み、飲み込む前に麺を一気にすするのが、いい音のゲップを出す秘訣。
「ゲプー!」
店内に響き当たるいい音と胃の中のにんにくと豚の香りで再び現世へ戻ってきて、2度美味しい。

徐々にマシマシだった二郎がマシになり、普通になり、やがてスープまで少なくなっていく。
それに反比例するように、オイラの体も普通からシル(汁)、そしてシルシルになる。
もう体中がビチョビチョで目も開けれず、全身の毛穴に背脂がつまってきたようだ。

帰り際に、横に女性の方がいたので、シルシル状態の体をビビッと震わし(秘技・汁スプラッシュ!)、
MYシルを彼女に振りかけてあげる。
驚いた顔でこちらを見るので
「元は二郎だったものだから、大丈夫。汚くないよ」
と教えてから帰る。
MY汁で、もうTシャツが黄ばんできた。プロだとTシャツが黄金色に黄ばむらしいから、オイラはまだまだだ。

今度、2chで二郎オフがあると聞いた。みんなといっしょに二郎を食べよう。二郎万歳!大好き!

148以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 00:11:39.07 ID:Fmlv3n3fO
これでおしまい、なんだ……
シメが下手でごめんね!
微えろを目指した結果がこれだよ!
なんか、最後も一年トリオはいらなかったかなぁ
焦ってつくった感パネェ


それでも保守、支援してくれた方々!
読んでくれた方々!
どうもありがとうございました!

149以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 00:12:22.35 ID:fgtAXrWN0
シュレディンガーの二郎とは思考実験の名称である。まず、一軒の二郎を用意する。
この店に一匹の豚を並ばせる。さらにその後方に観測者を並ばせる。
店内にはヤサイ、ニンニク、アブラのトッピングは無料でできると掲示をしておく。

もし豚が助手に「ニンニク入れますか?」と聞かれたときに「全マシで」と答えたなら二郎は全マシされて出てくる。
もし豚が助手に「ニンニク入れますか?」と聞かれたときに「普通で」と答えたなら二郎は全マシされずに出てくる。
この豚が全マシをする確率を50%だと仮定する。同時に全マシをしない確率も50%となる。

つまり観測者が彼のドンブリを覗くまでは半分全マシしていて半分全マシしていないと解釈しなければならない。
全マシした状態としていない状態が独立ならば我々は認識することができるが重なり合った状態を認識することはできない。
そこで考案されたのが「ヤサイマシマシニンチョモアブラカラメ」である。
これにより一切のパラドックスが解消され一般人でも気軽に二郎で全マシを行うことができるようになったのである。
150以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 00:13:05.33 ID:ojYUMMf0O
乙。ほどよい感じで雰囲気でてた
151以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 00:15:03.58 ID:CYlb7Y7r0

唯梓さいこー
152以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 00:19:57.96 ID:1WojYUNa0
乙乙
よかったぞ
153以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 00:49:08.69 ID:GbvOHARG0
乙おっぱい
154以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 01:11:45.58 ID:pDO8Mq8d0
乙!
>>1の唯梓すごい好きだぞ
155以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 01:18:13.02 ID:chh+zph/0
乙!
ゆいあずがほのぼのしててエロくて本当に素晴らしかった
156以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 01:34:50.40 ID:dDVXoVYWO
乙!
俺の中で最上位唯梓ssだったよ
157以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 03:40:02.36 ID:r0KYSNQcO
ヨムホ
158以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 05:51:19.94 ID:RHm+lqvG0
まさに微エロだな、ガチよりこういう方が好きだ、乙
159以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 06:38:47.70 ID:ygYnpIjR0
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/08/19(木) 06:20:43.07 ID:V7f5MoKTO (4 回発言)
たくさん支援感謝です!
こんなにたくさん書いたことなかったので疲れました!
唯梓もいいけど、唯憂もステキですよね!
また機会があれば立てますね!では!
160以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 09:20:19.59 ID:7iYFIsjbO
面白かった
ただシメが少し…
161以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 11:55:08.74 ID:m02otM7O0
女体さん…?
可愛かった…お疲れ様です
162以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/09(水) 12:26:34.35 ID:Fmlv3n3fO
やっぱりシメかー
これでSS書くのは2回目だが毎回シメが上手くできん

女体さんじゃないっすよー
163以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
保守