マン「ベムラーの散歩してたら遅くなっちゃった！ﾁｺｸﾁｺｸ〜！」

・私立ウルトラ学園
・みんな同級生
・女子校



セブン「……あー……さむさむ……」

マン「あ、セブンちゃんおはよ〜！」

セブン「朝から元気だねぇ」

マン「セブンちゃんまたスカートの下にジャージはいて」

マン「服装検査でひっかかるしみっともないよ〜？」

セブン「だって寒いし。どうせ短足だし」

マン「そ、そんなことないと思うよ」

セブン「ちっ、目をそらしやがって。いいよねマンはスタイル良くて」

マン「そんなことないよっ！それより急がないと遅刻しちゃうよ！」

ウルトラの日常

うる☆とら

セブン「ちゃんと時計見てんの？」

マン「へあっ？まだ７時半？」

セブン「１時間まちがえるとかないわ……」

マン「ベムラーの散歩がいつもより長くなっちゃったから勘違いしちゃった」

セブン「ウチの３匹は散歩いらないからその辺楽だわ」

マン「カプセルだもんね」

セブン「てか長くなったってどれくらい？」

マン「ん〜？１時間ぐらい？」

セブン「ながっ！」

マン「それがね〜！散歩してたら公園でランニング中の人とぶつかっちゃって」

マン「その人が結構イケメンで」

セブン「何っ！？イケメン……だと……？何系の？」

マン「さわやか系……かな？」

セブン「ほほう。で？」

マン「ごめんなさいってあやまって……」

セブン「んで？」

マン「ちょっと目を離した隙にベムラーが池に落ちちゃって」

セブン「は？飼い主が飼い主ならペットもペットだな」

マン「で、そのおにいさんが助けてくれたの」

セブン「なんというイケメン……ちゃんと名前と連絡先は聞いたの？」

マン「聞く前に行っちゃった」

セブン「えー？なにそれツマンネ」

マン「それどころじゃなかったんだもん」

セブン「どんな人よ？なんか他に特徴ないの？」

マン「オレンジ色の服着てたかな」

セブン「ほほう……オレンジ色、と……」

セブン「つーかそんなドタバタしてたのにこの時間？どんだけ早く起きたのよ」

マン「やっぱり太陽が昇ると自然と目が覚めちゃうんだよね〜」

セブン「あいかわらず太陽好きすぎだな……」

ゾフィー「……はあ、はあ……」ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ

ゾフィー「おいついた！おはようふたりとも」

マン「あ〜おはよ〜ゾフィーちゃん」

セブン「おはー」

ゾフィー「マン先に行ってたんだ？」

マン「ごめんね。時計見間違えて遅刻しちゃったと思って慌てて飛び出してきちゃった」

ゾフィー「あ、そうだったの」

ゾフィー（いつも玄関で待ってるのに置いてかれたかと思ったじゃない……）

レオ姉さーん！

ゾフィー「ていうかセブン、スカートの下にジャージ履くなっていつも言ってるでしょ」

セブン「やだやだ委員長ヅラしちゃって」

ゾフィー「寒いなら指定のストッキングがあるじゃない」

セブン「それダサいから嫌」

ゾフィー「なんですって！？」

マン「ま、まあまあ大目に見てよ。おさななじみなんだし」

ゾフィー「そういう問題じゃ……」

セブン「あ、バードン！」

ゾフィー「ひっ！！ど、どこ！？」

セブン「ぷ、くくくく！鳥恐怖症は治ってないみたいね。やーい、ヘタレー！」

マン「やめなよセブンちゃん……」

ゾフィー「セーブーン！！」

セブン「オラオラ来いよヘタレ」

ゾフィー「ヘタレ言うなー！」ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ

マン「へあ〜ん！待ってよ〜！」ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ…

ジャック「……あら……」

ジャック（この赤いフレームのメガネ、セブンちゃんのかしら……）」

………
……
…

…
……
………

―教室―

ｶﾞﾔｶﾞﾔｶﾞﾔ

ｶﾞﾗｯ

セブン「ふいー」

マン「セブンちゃんどこ行ってたの？ゾフィーちゃんは？」

セブン「理科準備室」

マン「え？なんで？」

セブン「バードンの剥製あるじゃん？外から鍵かけて閉じ込めてきた」

マン「ええっ！？ひどっ！」

セブン「これでしばらくおとなしくなるだろ」

ジャック「…………」

マン「セブンちゃん絶対Ｓだよね……」

セブン「助けに行かないあんたもあんただよ」

ジャック「…………ちゃん」

セブン「？」

ジャック「セブンちゃん……」

セブン「おわっ！」

マン「ジャックちゃんおはよ〜」

セブン「いたのかよ！」

ジャック「悪い……？」

セブン「悪くないけどいるならいるで声ぐらい……」

ここまで想像できないのもなかなかないぞ

ジャック「かけたわ……何度も……」

セブン「ごめん、存在感薄くて気付かなかったわー……で、何？」

ジャック「……何か……忘れてない？」

セブン「な、何かって？」

ジャック「……大事なもの……」

セブン「めんどいなぁ……大事なものって……あ！メガネ！」

ジャック「これ……」

セブン「おお！」

ジャック「落ちてたわ……」

セブン「あ、ありがと」

ジャック「じゃ……」ﾄﾃﾃﾃ

セブン（あいかわらずへんなやつ……）

ｶﾞﾗｯ

エース「おはようございます」

タロウ「おはよーーっ！！」

マン「おはよ〜」

セブン「うるさいのが来た」

タロウ「セブーーン！宿題見せて！！」

セブン「自分でやれや！」

タロウ「つれないなー！いとこなのに！」

セブン「知らねぇ！」

タロウ「じゃあマン！」

マン「いいけどたぶん間違いだらけだよ」

タロウ「はぁん！？じゃあエース！」

エース「だめです。自分でやらないと意味がないですよ」

タロウ「いいじゃん見せてよー！お願ぁーい」ﾑｷﾞｭｰｰ ｽﾘｽﾘ

エース「甘えても駄目です」

タロウ「むううう……ん？エース太った？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

エース「ｷﾞｸ……さ、最近運動不足ですし、ちょっと食べ過ぎたかも……」

レオ「じゃあ、あたしと一緒に早朝ランニングしよっか？」

マン「あ、レオちゃんおはよ〜。今日も朝練？」

レオ「うん。大会近いしね」

マン「どこの学校とやるの？」

レオ「マグマ高校。でも技がぜんぜん完成しないんだ」

エース「大変ですね」

セブン「レオのくせに何を偉そうに……」ｺﾁｮｺﾁｮｺﾁｮ

レオ「やっ！脇……！」

セブン「また自転車で追い回してやる」ｺﾁｮｺﾁｮｺﾁｮ

レオ「イヤアアアアアアア……！！」

いとことか設定が細かいじゃねぇか

タロウ「空手部部長なのになんで反撃しないのかな？」

エース「それはズバリドＭだからですわ」

タロウ「ええええええ！？」

エース「空手をやっているのも、きっとその裏返しです」

マン「やっぱりレオちゃんはドＭだったんだ」ｺﾞｸﾘ

レオ「らめえええええええ！！」

ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ!

ゾフィー「ぜえ……ぜえ……」

セブン「あ、ヘタレ」

ゾフィー「よくもやってくれたわね……！」ﾋﾞｷﾋﾞｷﾋﾞｷ

マン「あわわわわわ……」

ゾフィー（はっ、いけない私の学級委員長としてのイメージが……）

セブン（本性捏造してイメージ作ってるくせに、このヘタレ）

ゾフィー（あとで覚えてらっしゃい……）ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

セブン（鳥恐怖症を治してからな）

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

マン（あ、チャイムなった）

とりあえず俺はみどーのウル忍絵で女装させてるが…

ﾃｨｶﾞ「みんな席についてー。宿題の答え合わせするわよー」

マン「うーん……」

ゾフィー「全然合ってないじゃない」

マン「じゃあゾフィーちゃんに教えてもらおうかなぁ」

ゾフィー「しょうがないなあ。後で見てあげるわよ」

………
……
…

レオ特訓編


―某日―

セブン「あたしが特訓してあげるから感謝しなさい！」

レオ「特訓？」

セブン「ウルチューブで対戦相手の動画を見てきたわ。今のあんたじゃ絶対に勝てない！」

レオ「なんだって！？」

セブン「いいから特訓ダーーーーッ！！」

レオ「え？ちょ……」

………
……
…

鳥恐怖症ｗ

…
……
………

レオ「で、なんではね〇びの回転寿司みたいな椅子に縛りつけられてんの？」ｲﾗｲﾗ

セブン「最初の対戦相手レッドギラスとブラックギラス」

セブン「最大の武器は肩を組み合って高速回転するギラススピンよ」

レオ「みたいね……まさか？」

セブン「回転には回転だ！」

レオ「アッーーーーーー！！」ｸﾞﾙﾝｸﾞﾙﾝｸﾞﾙﾝ

セブン「オラオラオラ！！」

レオ「アッーーーーーー！！」ｸﾞﾙﾝｸﾞﾙﾝｸﾞﾙﾝ

セブン「ふう、腕が疲れてきた」

レオ「はあ、はあ、はあ、はあ……」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

レオ（あ、これは三半規管とバランス感覚が鍛えられるかも？）

セブン「今日はこのくらいにしてしてあげるわ」

レオ「今日はって、まだやる気！？」

セブン「明日の土曜日、朝８時に学校の裏山まで来ること！いい！？」

レオ「部活あるんだけど」

セブン「余計なことを言うな！」ｳｶﾞｰ

レオ「は、はい」ﾋﾞｸｯ

レオ（わけのわからない特訓だけど）

レオ（最近伸び悩んでるあたしにとっては新しい何かがつかめるキッカケになるかもしれない……）

セブン「フン！フン！」ｼｭｯｼｭｯ

レオ（セブンもなんだかすごく真剣そうに見えるし）

レオ「ってほどけよオイ！！」

………
……
…

…
……
………

―翌日―

レオ「ヘックシ！」ｽﾞｽﾞｰ

レオ（遅いなセブンのやつ）ﾌﾞﾙﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

セブン「……うー、さむさむ」

レオ「遅かったじゃない！」

セブン「だって寒いんだもん」

レオ（言い出したのはあんたでしょうが）

掛け合いが可愛いけど絵が想像できん

＞どうせ短足だし

うむ

セブン「早速特訓だ！」

レオ「で、何やるの？」

セブン「次の相手はツルク星人。両腕の素早い二段攻撃を繰り出してくる強敵よ」

セブン「二段攻撃には三段攻撃だ！」

レオ（抽象的すぎやしないか……）

セブン「この滝の水を切れ！」

ﾄﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞ

レオ「えっ」

てっきりパンを装備したビートルとぶつかったのかと

読み進めたら面白…くなる気がするんだが
新しすぎてまだ掴めないな…

セブン「蹴りで」

レオ「待てや！今何月だと思ってんだよ！？冷たいに決まってんじゃん！」

セブン「さっさとやれい！」ｹﾞｼ

レオ「うわっ！」ﾄﾞﾎﾞﾝ

レオ「冷たーーーー！！」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙﾌﾞﾙﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

セブン「この滝の水を奴の手刀だと思え！」

レオ「そうか……敵の二段攻撃は左右の腕で防げる……残る攻撃は足だ」

レオ「それを確実に決めるためには速く正確な蹴りを……」（？）

………
……
…

タロウなのに女
父はケン、母マリー

奇才

やべえ、ウルトラマンがそのまま女装した姿で想像して笑いが止まらん

…
……
………

レオ「エイ！！ヤアーーッ！！」

レオ「……出来ない！！あたしには出来ない！！チクショーー！！」

セブン「…………むにゃむにゃ……ふあ〜あ……」ｳﾄｳﾄ

レオ「あたしには出来ない！！」

セブン（やべ、ぼーっとしてた）

レオ「出来ない！！出来ない……！！」

セブン（む……）

セブン「てい！」

レオ「いてっ！」

>>20
>>28
>>36

だいたい京アニでおｋ

セブン「その顔はなんだ！その目はなんだ！その涙はなんだ！」

セブン「その涙で敵が倒せるの……！？あたしは……（眠い）」

レオ「セブン……！あたしには出来ない！」

セブン「みんな必至に生きてるのに、くじける自分を恥ずかしいと思わないの！？」

レオ「う……」

セブン「もう一度やるのよ！」

レオ「……エイ！！ヤアーー！！」

ｳﾞｳﾞｰｳﾞｳﾞｰｳﾞｳﾞｰ

セブン「？」ﾋﾟｯ

あれ先生とルーキーは？

マン『セブンちゃん、ゾフィーちゃんとカラオケ行くんだけど来ない？』

セブン「わかった！すぐ行く！！」ﾋﾟｯ

レオ「エイ！！ヤアーー！！」

セブン「滝の流れに目標を見つけるんだ！目標がなければ滝の水を切るを切ることは出来ない！！」

レオ「流れに目標を……」

セブン（さてと）ﾃｸﾃｸﾃｸ

………
……
…

>>9
＞マン「へあ〜ん！

脳内再生して吹いた

…
……
………

ﾄﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞ

レオ（流れに目標を……）

ﾋﾗﾋﾗﾋﾗ

レオ（さくらの花びらが……！）

ﾄﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞ

レオ「これだ！さくらの花びらだ！流れに目標があった！エイ！イヤアアアアアア！！」

ｽﾞﾊﾞｰｰﾝ!!

レオ「やったあああああああ！！……っていねえよオイ！！」

ティガが英語教師でダイナが体育教師だろうか
キャラとしてのイメージは逆だけど

―その頃―

セブン「羞恥心♪羞恥心♪」

マン「ワーワー♪」ｷｬｯｷｬｷｬｯｷｬ

ゾフィー「あ、次私？」

………
……
…

…
……
………

―翌日―

セブン「おはー」ﾁｬﾘﾝﾁｬﾘﾝ

ﾄﾞｽｯ

レオ「アッーーーー！！」

レオ（尻が！！）ﾋﾘﾋﾘ

セブン「今日も特訓よ」

レオ「あのあとどこ行ってたのよーー！！」

セブン「よく風邪ひかなかったな」

レオ「自分の体の頑丈さを呪うわ……いっそ寝込んじゃいたい……」

セブン「じゃあ特訓を始める……前に、この宙ぶらりんの丸太はなに？」

レオ「カーリー星人の突進の対抗策を編み出してんの」

セブン「バカヤロー！！」ｹﾞｼ

レオ「いってえ！！」

セブン「そんなのは特訓じゃない！」

セブン「この丸太にあんたを憎しみ突き刺す心があるの！？（あたしにはある）」

レオ（……そうだ……敵は生身の相手なんだ……！）

セブン「行くぞ！！」ﾁｬﾘﾝﾁｬﾘﾝ

レオ「まさかーー！？」

新マンが影薄いとかリアルだな……

セブン「レオーーーー！！逃げるなーーーー！！逃げるんじゃなーーーーい！！」ｷｺｷｺｷｺ

レオ「イヤアアアアア！！」

セブン「自転車に向かって来ーい！！」ｷｺｷｺｷｺ

レオ「やめれええええええ！！」

セブン「（いっそのこと）飛べー！（面白そうだから）飛ぶんだー！！（出来たらマジすごいわ）」

＞レオ「イヤアアアアア！！」


うん、すごくレオっぽい

レオ（はっ……そうか！）

レオ「イヤアアアアア！！」ﾋﾟｮｰﾝ ｽﾀｯ

セブン「うお！？（ほんとに飛んだ）」

レオ（突進をかわしたあとの相手は後ろがガラ空き……！）

レオ「これだ！！」

セブン（なにが？）

………
……
…

>>48
ブレスレットが本体だからな
名前もろくに決まってないし

…
……
………

セブン「次の対戦相手ギロの武器は触手から出す白い液よ！」

レオ（白い液……！？）

セブン（ドンキで買ってきたこのアワアワシャボンシューターで……）ﾌﾞｼｭﾌﾞｼｭｰｰ

レオ「！？」

セブン「あの液体で体の自由を封じられたら一巻の終りだ！」

レオ「うわあ……」ﾈｯﾁｮﾘ

セブン「泡を弾き飛ばすには高速回転！」

レオ（また回転？）

セブン「そのためにはできるだけ空気の抵抗を少なくすること……」

レオ「空気の抵抗を……はっ……！体をできるだけ丸くするのか！」

セブン「回れ回れーー！」ﾌﾞｼｭﾌﾞｼｭｰ

レオ「うっ……くっそおお……」ﾈｯﾁｮﾘ

レオ「イヤアアアアッ！！」ﾋﾟｮｰﾝ ｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙ

セブン「おおーー」

ジャック（……何してるのかしら……？）ｼﾞｨｰｰ

………
……
…

帰ってきた新ウルトラマンジャック二世

…
……
………

―月曜日―

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

―放課後―

セブン「最後の相手のフリップ星人は何人にも分身出来るチート野郎よ！」

レオ「そう、あいつが一番の強敵……何人も相手していったいどう戦えば……」

ゾフィー（なんで私までつき合わされてるの？）

エース（いったい何が始まるんです？）

マン（これが特訓……）ｺﾞｸﾘ

タロウ（まーたはじまった）

ジャック「…………」

セブン「フリップ星人が何人もいると思っているの？」

レオ「え……？」

セブン「わからないのなら体でわからせてやるまで！」

セブン「目をつぶって！絶対に開けちゃダメよ！」

レオ「目を？」

セブン「開けたらチャリンコケツブレーキの刑よ！おりゃ！」ﾋﾞｭﾝ

レオ「いってえ！！」ﾊﾞｺｯ

マン「セブンちゃん！？」

レオ（これは……野球ボール！？）

セブン「目に頼ったらダメ！感覚を研ぎ澄ますの！」ﾋﾞｭﾝ

レオ「そうか……目に見えるものがすべてじゃない……敵はひとりなんだ！」（？）

セブン「おりゃあ！」ﾋﾞｭﾝ

レオ「うっ……！」ﾊﾞｺｯ

ゾフィー（うわあ……）

マン「セブンちゃんもうやめて！」

セブン「はなしてマン！こうしなければ対戦相手には勝てないんだよ！早くみんなも投げて！」

レオ「みんな遠慮するな！本気で投げろ！！」

マン「レオちゃん……」

ゼロは超絶イケメンＤＱＮ

タロウ「よぉし……あたしも協力する！思いっきり行くぞ！」

レオ「来い！」

マン（……軽く投げておけば大丈夫だよね）

マン「えい！」ﾋｮｲ　ﾎﾟﾄ　ｺﾛｺﾛｺﾛ

えーす（届かなければ意味はありませんね）ﾋｭﾝ

ゾフィー（傍から見たら完全にいじめよねこれ……）ﾋｭﾝ

ジャック「…………」ｼｭﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ

セブン「オラオラオラオラー！」ﾋﾞｭﾝﾋﾞｭﾝﾋﾞｭﾝ

………
……
…

【レス抽出】
対象スレ：マン「ベムラーの散歩してたら遅くなっちゃった！ﾁｺｸﾁｺｸ〜！」
キーワード：ユリアン



抽出レス数：0

どうなんだろ

…
……
………

レオ「くそう……！出来ない！出来ない……！！」

タロウ「どうしてそこでやめるんだそこで！もう少し頑張ってみてみろよ！！ダメダメダメダメ諦めたら！周りのこと思えよ！応援してる人たちのこと思ってみろって！！あともうちょっとのところなんだから！！」

セブン「休んでる暇はない！オラオラ！！」ﾋﾞｭﾝﾋﾞｭﾝ

レオ「いてっ！いってえ！！」ﾋﾞｼﾋﾞｼﾊﾞｺﾊﾞｺ

セブン「……ぷ、ぶはｗｗｗウケルｗｗｗ」

レオ「おい今誰か笑ったろコラアアアア！！」ﾊﾟｼｯ ﾋﾞｭﾝ

ﾎﾞｺｯ

セブン「いったああああ！！？」

一同「「「！？」」」

ユリアンって元は男性名だから80先生の彼氏のボンボンじゃね
まぁ百合カップルでも可

パワードとかマックスとかネクストは出るの？

ゾフィー「目をつぶったままセブンに……！？」

マン「セブンちゃん大丈夫！？」

レオ「セブン？あんたに命中したの！？」

セブン「もごもご……」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

ゾフィー「顔面にね」

セブン「め……免許皆伝よ……」ｶﾞｸｯ

………
……
…

…
……
………

―大会当日―

ﾜｰﾜｰｷｬｰｷｬｰ

マン「レオちゃんがんばれーー！」

セブン「特訓の成果を見せるのよーー！」

ゾフィー（特訓……？）

エース「がんばってー！」

ジャック「…………」

タロウ「頑張れ頑張れ出来る出来る！絶対出来る頑張れもっとやれるってやれる！気持ちの問題だ頑張れ頑張れ！そこだそこで諦めるな絶対に頑張れ！積極的にポジティブに頑張れ頑張れ！！」

レオ（みんなが応援してくれてる……絶対に負けられない……！）

………
……
…

…
……
………

ﾕｳｼｮｳｼｬﾚｵｾﾝｼｭ!

レオ「やったーーーー！！」

一同「「「やったーーーー！！」」」

………
……
…

…
……
………

レオ「ありがとう……みんなのおかげだよ」ｸﾞｽﾝ

セブン「つらい特訓によく耐えたわ！」

レオ「ありがとう師匠……！」

ゾフィー（師匠？）

エース「ではこれから祝勝会といきましょうか」

マン「カラオケ行こうカラオケ！」

セブン「あ、待ってその前にＤＶＤ返してくるわ」

………
……
…

…
……
………

―レンタルショップ―

セブン「えーっと……」ｺﾞｿｺﾞｿ

レオ「柔道〇直線？」

セブン「ためしに借りたらハマッちゃった。真空地獄車ァッ！！」ﾃﾞｭｸｼ

レオ「ゲフッ！！ソレ（ＤＶＤ）の影響かよ！！」

ゾィフー姉さん→顔の半分を火傷。傷を髪で隠している。
初代姉さん→胸の中心に大きな火傷の跡
セブン姉さん→全身隈無く傷だらけ
ジャック姉さん→膝に刺し傷＋四肢を縫い付けた跡
Ａ姉さん→脇腹に刺し傷
タロウ姉さん→首を縫い付けた跡。チョーカー（ブレスレット型）で隠している。
傷だらけの女戦士っていいよな

エースは見た編



―エース宅―

エース「ふう……んー……宿題も終わったしそろそろ寝ようかな……」

エース（あら……？何あの光？）

エース「信じてください！！」

>>70
顔の半分じゃねえよ頭頂部だろｗ

エース「見間違いっだったのかしら」ﾃｸﾃｸ

シーボーズ「クゥン……」

エース「きゃっ！？」

シーボーズ「…………」

エース「シーボーズ？」

シーボーズ「ウオーン……」

エース（シーボーズは怪獣墓場にいるはずなのに……）

シーボーズ「…………」ﾌﾜｰ

エース「消えた……？」

………
……
…

…
……
………

―翌日―

セブン「うそだぁー」

ゾフィー「シーボーズは怪獣墓場にいるはずよ」

タロウ「夢でも見てたんじゃない？」

エース「そうなのかな……疲れていたから私ったら寝ぼけてたのかもしれませんね」

マン「シーボーズってどんな怪獣なの？」

エース「それがよく覚えていないんです。ぼんやりとしか思い出せなくて」

レオ「やっぱり夢だったんだよ」

エース「そうですよね」

マン「なんだ、つまんないの」

ジャック「…………」

………
……
…

>>73
正直俺の頭の中で隊長が美人にならないんだ……
何で……かな……？

…
……
………

―夜―

―エース宅―

エース「…………」ｽﾔｽﾔ

ｶﾀｯ

エース「はっ……」

エース（……窓の外に何かいる……！？）

エース「……ゴクリ……」ｼｬｯ

シーボーズ「……クゥン……」

エース「シーボーズ！？」

………
……
…

ゾフィー姉さんはちょっと天然入ってると思うんだ

―翌日―

エース「私見たんです！本当なんです！信じてください！」

セブン「また言ってるよ」

ゾフィー「ゆうべは満月だった……カーテン越しの月明かりを見間違えたんじゃない？」

タロウ「疲れてるんだよきっと」

セブン「エースさんってば夢遊病なんじゃない？あはははは！」

エース「そんなんじゃありませんっ！！」

セブン「ご、ごめん。そんなに怒らなくても」

エース「あ、ごめんなさい」ｼｮﾎﾞﾝ

レオ「じゃあこうしよう。明日は休みだし、みんなでエースさんの家にお泊まりしよう」

マン「おもしろそう！いいよねエースさん？」

エース「はい、いいですよ」

セブン「じゃあ、あたし怖いＤＶＤ持ってく！ほんとにあった怖い話……！」

ゾフィー「や、やだ……あんたのＤＶＤマジで怖いんだから……」

エース「…………」

ジャック「…………」

………
……
…

>>79
信じてもらえないＡ姉さんｗｗｗ
ジャック姉さんは何度も退学沙汰にならなきゃな

…
……
………

―その夜―

セブン「おわかりいただけただろうか……」ﾃﾞﾛｰﾝ

ゾフィー「ひゃああああああ！！？」ｶﾞｸｶﾞｸ

レオ「見ない！あたしは見ないぞ……！！」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

マン「へあ〜〜〜〜……！！」ｶﾞｸｶﾞｸ

エース「…………」ﾎﾞｰ

タロウ「エース大丈夫？」

エース「あ、うん……」

ジャック「……今変な音がした……」

マン「うそ？」

ジャック「……うそ」

セブン「やだもー脅かさないでよー」

エース（今度こそ正体を確かめるんだ……！）

ｷｬｯｷｬｷｬｯｷｬ

………
……
…

>>81
ヤプールにハメられた悪夢が再びだな

ティガ:園芸部、料理も大好きで家庭的だけど元ヤン
ダイナ:ソフト部のお馬鹿さん、歌が得意
ガイア:理系の天才肌だけど片付けが苦手
アグル:ガイアの親友だけど思い込みが激しくて人の話を聞かない

>>85
ティガの初代姉さん対する憧れは強そうだな。
助けて貰ったし、握手してもらったし

…
……
………

マン「ベムラーかわいいよ……むにゃむにゃ……」ｽﾔｽﾔ

セブン「いけっ……ミクラス……」ｽﾔｽﾔ

レオ「アストラ……アストラぁ……」

エース（……さすがに眠くなってきちゃった……）

タロウ「……はっ、ローストチキンだ……」ｽﾔｽﾔ

ゾフィー「うう……バードンが……バードンが……」

ジャック「…………」ｽﾔｽﾔ

ｶﾀｯ

エース（……！……何……？）ﾑｸｯ

エース「あ……」

シーボーズ「…………」

エース「みんな……起きて……」ﾕｻﾕｻ

マン「……ﾓｳﾀﾍﾞﾗﾚﾅｲﾖｰ……」

セブン「……ﾒｶﾞﾈﾒｶﾞﾈ……」

シーボーズ「…………」ｽｰｯ

エース「あ、待って……」

ジャック「…………」

エース（どこにいったのかしら……）ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ

シーボーズ「クゥン……」

エース「シーボーズ……！」

シーボーズ「…………」

エース「あなたはどこからきたの？やっぱり怪獣墓場から？」

シーボーズ「…………」

エース「宇宙に……帰りたいの……？」

シーボーズ「ウオーーーーン……！」

………
……
…

…
……
………

エース「はっ……」

ﾁｭﾝﾁｭﾝ

エース「夢……？」

………
……
…

コスモス:飼育委員会　キレると真っ赤になる
ネクサス:ゲテモノ好き、宇宙ヲタ、男をコロコロ乗り換える
マックス:陸上部、ウェルザードをしょっちゅうなくす
メビウス:下級生、先輩大好きだけどレズっぽい、「お姉さま！」

セブン姉さん
イケ面にコロッと騙されて無理やり大事なモノを奪われるのか……

>>87
ローストチキンネタwww
間違いないッ！ここの>>1は出来るッ！

メガネメガネﾜﾛﾀ

…
……
………

―数日後―

―教室―

セブン「おはー……」

マン「どうしたのセブンちゃん？元気ないよ」

セブン「まーた月ロケット打ち上げ延期だってさ」

ゾフィー「私もニュース見た……ずっとトラブル続きらしいわね」

エース（あれから一度もシーボーズは現れない……やっぱり夢だったのかな……）

―その夜―

エース（買い物してたらもうこんな時間……早く帰らなきゃ……）

シーボーズ「……クゥン」

エース「え！？」

シーボーズ「…………」

エース「シボーズ……やっぱり本当にいたのね！」

マン「あ、エースちゃん」

ベムラー「ガウ！」

エース「マンちゃん？」

皇帝とかベリアルとかハヌマーンは出るの？

>>91
ゼノン→MAXのストーカー
ヒカリ→自閉的なお姉さん。メンヘラ上がり

マン「星が綺麗だからベムラーとお散歩中。ほらベムラー、ごあいさつ」

ベムラー「ガウ！」

エース「こんばんは」

マン「へあ？なあにそのコ」

シーボーズ「クゥン……」

エース「マンさん……このコが見えるの？」

シーボーズ「ウオーン」

ベムラー「ガウ！」

マン「あー！もしかして！」

エース「このコがシーボーズなの！」

そういえば、だいぶ昔だけど朝にパワード先生の英語レッスン番組やってたなあ

マン「へあ〜ん！かわいい〜！」

シーボーズ「クゥン……」

マン「よしよし。いいコだね〜」

ベムラー「ガウ！」

シーボーズ「クゥン」

ベムラー「ガウガウ！」

シーボーズ「ウオーン」

ベムラー「ガウ〜……」

シーボーズ「ウオーン……」

マン「あはは、すっかり仲よしだね」

ベムラー「ガウガウ！」

マン「なに……？宇宙に……帰りたいって？」

エース「やっぱりそうなのね？」

シーボーズ「ウオーーーーン……」ﾃｸﾃｸﾃｸ

エース「待って！」

ベムラー「ガウ！」

マン「学校の方だよ！」ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ

………
……
…

…
……
………

―校庭―

シーボーズ「ウオーーーーン」

エース「宇宙に……怪獣墓場に帰りたいのね……？」

シーボーズ「ウオーン」ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ

マン「そんなんじゃだめだよ、ほらこうだよ」ﾋﾟｮｰﾝﾋﾟｮｰﾝ

シーボーズ「ウオーン」ﾋﾟｮｰﾝﾋﾟｮｰﾝ

ベムラー「ガウガウ！」ﾋﾟｮｰﾝﾋﾟｮｰﾝ

マン「がんばって！ほらこうやって、しゅわーっ！だよ！」ﾋﾟｮｰﾝﾋﾟｮｰﾝ

ベムラー「ガウガウ！」ﾋﾟｮｰﾝﾋﾟｮｰﾝ

エース「シーボーズ……！」

シーボーズ「ウウ……ウオーーーーン…………！」ﾐｮﾐｮﾐｮﾐｮ

エース「ああっ！」

マン「おっきくなっちゃった！」

シーボーズ「ウオーーーーン！」ﾌﾜｰ

マン「消えちゃった」

エース「見ましたよね？」

マン「見た！」

エース「ちゃんとシーボーズを見ましたよね！」

マン「エースさんの言ってることはほんとうだったんだね！」

ベムラー「ガウ！」

………
……
…

…
……
………

―翌日―

ﾁｭﾝﾁｭﾝ

エース「……あ……」ｶﾞﾊﾞｯ

エース「……夢……！？そんな……」

………
……
…

…
……
………

―教室―

エース（やっぱり全部私の見ていた夢だったのかしら……）ﾎﾞｰ

ゾフィー「エースさんのせいで私も変な夢見ちゃった。シーボーズの夢」

エース「え？」

タロウ「あたしも見た！でっかいシーボーズが宇宙に飛んでいく夢！」

レオ「ほんと！？あたしも見たよ！」

ジャック「……私も……」

エース（ほんとうにほんとうだったの……？それとも偶然……？）

マン「わたしは自分が空を飛ぶ夢だったなぁ」

ｶﾞﾗｯ

セブン「なんてこったーーーー！月ロケットが打ち上げ失敗したー！！」

ゾフィー「知ってる。予定のコースを外れて飛んで行っちゃったのよね」

エース「いったい……どこへ？」

ゾフィー「怪獣墓場」

ウルトラキッズなキャラでイメージしてるけどこれでいいよな？

俺はセーラー服のウルトラマンたちで再生してる

>>109
やめてくれｗ

>>109のせいでまともに読めなくなったｗ

ゾフィー編



―ゾフィー宅―

ｶﾘｶﾘｶﾘ

ゾフィー「……つかれた……少し休憩しよ」

ｺﾂｺﾂ

ゾフィー「ん？……まさか」ｶﾞﾗｯ

マン「えへへへへ」

ゾフィー「あんたねえ……」

マン「宿題教えて？」

ゾフィー姉さん編ｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ !!!!!ｗｋｔｋ

セブンやマンのお姉さん！
一番上のお姉さん！！

ゾフィー「家が隣だからってもう子供じゃないんだから窓から入るのやめなさいよ」

マン「まだ子供だも〜ん」

ゾフィー（自分で言っちゃうあたりある意味大人なのかしらね）

ゾフィー「まあいいわ、とにかく入って」

セブン「じゃあ遠慮なく」ｺﾞｿｺﾞｿ

ゾフィー「お前もかよ！」

セブン「マンとやってもさっぱりで」

ゾフィー「あーはいはい。そのテーブル使っていいから」

ゾフィー「わからないところあったら聞いて。……何か飲む？」

セブン「お、さすが気が利きますなあ」

マン「なんでもいいよ」

セブン「あたし炭酸系」

ゾフィー（少しは遠慮しろよ……）

マンマン言ってるのに女子校生ってどうなんだこれ

―１０分後―

セブン「飽きたー！」

ゾフィー「はやっ」

セブン「気分転換にモンハンやろっと」

マン「あたしもやる〜」

ゾフィー「なぜ持ってきてる」

セブン「ラオ行こラオ」

マン「いいよ」

ゾフィー「きけよ！」

セブン「ちょっとだけだって」

マン「そうだよちょっとだけだよ」

ゾフィー「いいけど静かにしてよね」

>>109
おい、食ってみると存外いけるぞ……

マン「あ、砥石忘れた」

セブン「おいいい！」

マン「踏まれたああああ」

セブン「だからあれほど近付きすぎるなと」

ゾフィー「…………」ｶﾘｶﾘｶﾘ

マン「よしダウン！」

セブン「龍薬石ゲットおおおお落ちたああああｗｗｗ」

マン「天鱗キターーーー」

セブン「頭剥げねええええｗｗｗ」

ゾフィー「だーー！うるせーなカチャカチャカチャカチャと！！」

マン「あ、ごめん……」

セブン「そんなこと言ってやりたいんでしょお？」

ゾフィー「そ、そんなわけないでしょ」

セブン「知ってんのよ？マンと一緒にやりたくてひそかに買ってるの」

マン「ほんと！？」

ゾフィー「ちが……ゆ、ＵＦＯキャッチャーで取ったのよ！」

マン「一緒にやろうよ。ね？」ｷﾗｷﾗ

ゾフィー「う……しょうがないわね……ちょとだけよ」

やいのやいの

セブン「とりあえずゾフィーのランク上げようか」

ゾフィー「鳥みたいなやつが倒せないのよ」

マン「おお、クック先生だね」

セブン「鳥なのに平気なの？」

ゾフィー「羽毛生えてないから」

セブン「武器何でいく？」

ゾフィー「太刀」

セブン「太刀厨乙」

ゾフィー「だってかっこいいんだもん」

セブン「出発！」

ｸｪｰｸｪｰ

ゾフィー「熱っ燃える！」

マン「粉塵！」

ゾフィー「回復した？」

セブン「頭頭！耳壊せ！」

ゾフィー「やった！倒した！」

マン「ホットドリンク忘れた！」

ゾフィー「分けてあげる」

マン「さんきゅ」

ウルトラ兄弟がモンハンやってるのは想像つくが、女子校生やってるのは想像つかない

ｳｶﾞｰｰｰ

ゾフィー「雪だるまになった！？」

マン「キック！」ｹﾞｼ

ゾフィー「おおー、パーティーだとこんなことも」

セブン「だから頭狙えって！」

ゾフィー「部位破壊？なにそれ」

マン「討伐完了！」

セブン「牙折れてないし」

マン「肉忘れたああああ」

ゾフィー「はいどうぞ」

セブン「ランゴうぜえ」

ゾフィー「釣れたああああ」

ﾋﾞﾁﾋﾞﾁ

ゾフィー「いっけええ！」

セブン（スタン狙ってんのに切り下がりやがった）

マン「捕獲しよ」

ゾフィー「ごめん切っちゃった」

セブン「おいいいい」

たしかウルトラ警備隊が怪獣狩るゲームあったような

ｷｼｬｰｰｰ

ゾフィー「あれ？弾かれる」

マン「足切って足」

ゾフィー「ていうか片手剣って弱くない？」

マン「補正があるんだよ〜」

ゾフィー「太刀の方が攻撃力高いし大剣より速いし」

セブン（だんだん調子こいてきたな）

ゾフィー「あ、２乙したから採集してるね」

セブン（当たり前のように剥ぎ取りには来やがった）

ゾフィー「星５キターーーー」

マン「おめでと〜」

セブン（ティガさんの強さを思い知るがいい）

ｶﾞｵｰｰｰ

ゾフィー「なにこいつ岩投げてきた！？」

セブン「やたらと突っ込むなああああ！」

ゾフィー「クエスト失敗……わ、私のせいじゃないし」

セブン「リベンジ」

マン「今度こそ！」

ゾフィー「ハンマーやめたほうがよくない？あんまり当たってないし」

セブン（お前のせいだよ）

ゾフィー「やった頭壊れた」

セブン「尻尾切れよ」

ゾフィー「え？」

やいのやいの

………
……
…

ティガさんのおかげで太刀から弓へ持ち替えられました

>>126
ああよゐこが怪獣考えたやつか？

スレタイを理解するのに時間かかった。

へあ〜んで吹く

普段から怪獣狩りしてる奴らがモンハンってｗ

最近ティガって言っても恐竜のほうとしか思われなくて寂しい

グレート
ELT の先生
金髪巨乳

しえん

…
……
………

ゾフィー「……ん……」ｳﾄｳﾄ

ゾフィー「もうこんな時間……しまった！宿題！ふたりとも起きて！」

セブン「……んー……」ｼｮﾎﾞｼｮﾎﾞ

ゾフィー「こんなかっこで寝てたら風邪ひくよ」

マン「……うーん……」ｽﾔｽﾔ

ゾフィー「まったく世話が焼けるんだから……」

さるｏｒｚ
こんなに規制きつかったっけ
２００ぐらいいまでいったら休もう

　　　　　::|　　　　　/ヽ
　　　　　::|　　　　ｲヽ .ﾄ､
　　　　　::|. 　／　　　|.| ヽ.
　　　　　::|.　/　　　 　|.|　 ;::）
　　　　　::|-〈　,_;:;:;ノ 　||　　｀l_
　　　　　::||ヾ||〈　￣｀i ||　_;:;::;:;）
　　　　　::|.|:::||　｀--ｲ　|ゝ-ｲ:|/
　　　　　::|.ヾ/.::.　　　　|　　.;::）
　　　　　::|　　';:::::┌=┃┃./　　　安心しろさるは私が倒した
　　　　　::|　＿〉ヾ ヾ二ｿ./
　　　　　::| 。 ゝ::::::::｀---´:ト。
　　　　　::|:ヽ 。ヽ:::::::::::::::::ﾉ 。 ｀|:⌒｀

アストラ編



―某日―

タロウ「へー、なんか楽しそう。あたしも買おうかな」

エース「私もやってみたいですね」

マン「今度皆でやろうよ」

ｶﾞﾗｯ

レオ「おはよ」

マン「レオちゃんおはよ〜」

アストラ「レオ姉サーーーーン！！」

一同「「「姉さん！？」」」

レオ「アストラ！？」

アストラ「レオ姉サーーーーン！！」

レオ「アストラ！あんたクラス違うでしょ！」

アストラ「レオ姉サン……」

レオ「ほらあっちあっち」

セブン「は、初耳なんですけど」

マン「妹……？」

レオ「小さいころに事故で死に別れたと思っていたら実は外国で引き取られていたらしくて」

タロウ「ええええええ！？」

エース「さらっとすごいこと言いましたね」

セブン「ハードすぎる」

………
……
…

…
……
………

―放課後―

マン「ベムラ〜ごはんだよ〜。よしよし、ベムラーはよく食べるね」

バムラー「ガウガウ！」ﾓｸﾞﾓｸﾞﾑｼｬﾑｼｬ

エース「マンさん、こんばんは」

マン「エースさんお買い物？」

エース「ええ、活きがいいツインテールが手に入ったので」

エース「タロウさんの家でツインテール鍋パーティーをするところなんです」

エース「レオさんの妹さんの歓迎会もかねて。よかったらマンさんも一緒にどうですか？」

でもレオ姉さんしか喋れない

マン「いいの？」

エース「もちろんですわ」

マン「セブンちゃんとゾフィーちゃんも誘ってもいい？」

エース「はい」

マン「じゃみんなで行くね！」

エース「ええ、お待ちしてますね。それじゃ」ﾍﾟｺﾘ

卵だよな？

郷さん…

マン「……セブンちゃんに電話してみよ」ﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯ

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ……ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ……

マン「あれ？出ないな……」

『ただ今電話に出ることが出来ません』

『ジュワーー！！っという発信音のあとにメッセージを』ｶﾞﾁｬｯ

セブン『ごーめん今超ミクラスと遊んでた。どしたの？』

マン「あのね……ｶｸｶｸｼｶｼﾞｶ……」

セブン『へー、おもしろそう。あたしも行こっかな』

マン「うん、じゃあまたね」

セブン『おｋ……じゃあ』

ｶﾞﾁｬ　ﾂｰﾂｰﾂｰ

マン（ゾフィーちゃん……あ……ジャックちゃんも誘ってみようかな）ﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯ

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ……ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ……

マン（……出ない……一応ウルトラサインしとこ……）

ｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁ

マン「これでよし……さあ出かけｙ（ｒｙ」ｳﾞｳﾞｰｳﾞｳｰﾞｳﾞｳﾞｰ

マン「あ、ウルトラサイン来た……？ｆｒｏｍジャックちゃん。打つのはやっ！えーと」

『誘っτ＜れτぁりか〃と→☆ﾚｫちゃω妹ぃたωた〃ね→！私なωか誘っτもらぇるとぉもっτなかったから超ぅれＵぃωた〃けと〃☆ぅちもﾂｨ冫〒→儿大好きなσ！Ｕ〃ゃぁなωか飲み物買っτ＜ね！』

マン「……本体よりも喋ってる……」

………
……
…

…
……
………

―タロウ宅―

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

エース「はーい」

マン「こんばんわぁ」

エース「いらっしゃい。どうぞあがって」

マン「おじゃましま〜す。ほかのみんなももうすぐ来ると思う」

エース「でもごめんなさい。まだ出来てないんです」

マン「いいよいいよ。そんな急がなくても」

ラビドッグ「ワンワンッ！」ﾍﾟﾛﾍﾟﾛﾍﾟﾛ

マン「あはは！くすぐったいよラビドッグ」

ラビドッグ「ハッハッハッハッハッ」

エース「じゃ、最後の『仕上げ』が残ってるから……」

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

エース「あ、セブンさんかしら？」

セブン「ういーっす」

ジャック「…………」ﾍﾟｺﾘ

セブン「そこで一緒になった」

エース「こんばんわ」

マン「どうしたのそのタッパ？」

エース「まあ、材料を持って来てくれたんですか？」

セブン「闇鍋ときいて」

マン「へあっ！？闇鍋じゃないよ！何持ってきたの？」

セブン「それはあとのお楽しみー」

グ丼

ジャック「……これ……」ｶﾞｻｶﾞｻ

エース「ジュース買ってきてくれたんですね。ありがとうございます」

マン「わたしなんかマイスプーンしか持ってきてないよ〜。へへへへ」

セブン「カレーかよ」

エース「それじゃあもうすぐできるので、ちょっと待っててくださいね」

マン「あ、何か手伝うよ」

エース「大丈夫ですよ気を遣わなくて」

タロウ「お、新しいメンバーが」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

セブン「あんたは作らないの？」

タロウ「あたしは食べる専門」

タロウ「まー今日は親帰ってこないし明日休みだし遠慮しなくていいよ」

エース「ツインテールをお鍋に入れたらテーブルに移しますね」ｺﾞｿｺﾞｿ

マン「へあっ！？」

ツインテール「グギギ、キシャアア！キシャアアアア！！」ﾋﾞﾁﾋﾞﾁﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝ

ジャック「！？」

マン「まだ生きてる！？」

エース「ええ、ですから『活きがいい』と。まさにまな板の上のツインテールですね」

セブン「まさか絞めるところから……」

エース「ぽわあああああああああああああああああ！！！」ｽﾞﾊﾞｰﾝ

マン・セブン・ジャック「「「！？」」」ﾋﾞｸｰﾝ

ツインテール「グギョギョ……ギョ……」ｶﾞｸｯ

エース「テエエエエエエエエエエエエエエエエエエ！！！」ｽﾞﾊﾞﾊﾞｰﾝ

マン・セブン・ジャック「「「あわわわわ……」」」

エース「私、料理大好きなんです……」

エース「食材がキレイに切れたときとか……硬い骨が上手く切れたときとか……」

エース「柔らかい肉が形を崩さず切れたときとか……すごく、キモチイイんです」

エース「ウフフフフ……アハ、アハハハハハハハハハハハ！！」

マン（主に切断……）

ウルトラギロチンとかバーチカルギロチンとか切断技多いもんな…

ウルトラスラッシュ
エースブレード
バーチカルギロチン
ホリゾンタルギロチン
サーキュラーギロチン
ギロチンナイフ
ウルトラギロチン
ギロチンショット

あと切断技あったっけ？

期待せずにはいられない

>>157
ハンドスライサー

さるなの？寝たの？

また規制されたんでもう少ししたら休みまー

セブン「ちょっと……！刃物持ったら性格変わったわよ！？」

タロウ「え？ああ、昔からだから。気にしないで。下手に近寄らなきゃ大丈夫だから」

セブン「エーー！近付いたらどうなんのよ……！」

エース「ほら……このムチがコリコリしてて美味しいんですよ……？コラーゲンたっぷりで――」

マン「へああああ……」

ジャック「…………」

………
……
…

……
………

エース「はい、完成です」

マン「ま、まあ……」

セブン「これが生きるということね」

ジャック「…………」

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

レオ「こんばんは！本日はお招きいただき……」

アストラ「レオ姉サーーーーン！！」

タロウ「いらっしゃーい」

レオ「おじゃまします。わあ、いい匂い……！」

アストラ「レオ姉サーーーーン！！」

レオ「これ、近所の店のだから買ってきたんだけど」

タロウ「おおー」

エース「コロッケですね」

タロウ「じゃー始めよーか！」

マン「あ、ゾフィーちゃんは？」

セブン「ああ、ゾフィーは塾で遅くなるって」ﾆﾔﾘ

タロウ「なんだ、せっかくのごちそうなのに」

セブン「ゾフィーのことなんかいいよ」

マン「でも……」

セブン「ゾフィーのことなんかいいよ」

エース「では先にいただきましょうか。レオさんとアストラさんの再会を祝して……」

セブン「ちょっと待ったー！」

タロウ「食うのか食わないのかどっちなのよ！」

セブン「最後にあたしが持ってきたのを入れて完成よ」

マン「へあっ？ほんとに闇鍋する気？」

レオ「ちょ、待ってくれ！話が違わないか？」

セブン「うるさい！」ｶﾁｯ

マン「あ、電気」

セブン「ダーーーーーーーッ！！」ﾎﾞﾄﾎﾞﾄﾎﾞﾁｬ

レオ「イヤアアアアアアアア！！」

アストラ「レオ姉サーーーーン！！」

ジャック「…………」

タロウ「うわあ……」

マン「せっかくエースさんが作ったのに」

エース「これはこれで楽しそうですわ」

タロウ「そうだ！見えないなら音を頼りにすればいいんだ。ベル作戦だ！」ﾁﾘﾝﾁﾘﾝ

ｼｰﾝ…

セブン「や、鍋動かないからダメだろ」

タロウ「はぁん！？」

やいのやいの

セブン「ツインテールウマー。グドンが大好物なのもわかるわ」

マン「へあ〜……怖いよ〜……」

タロウ「ツインテールは美味いのにたまに変なのが……」

マン「これ何……？お芋……？」ﾓｸﾞﾓｸﾞ　ｺﾞｸﾝ

エース「お芋はいれてないはずですけど……」

セブン「ああ、じゃあチグルリスフラワーの球根」

マン「ゲフッ！飲んじゃったあああああ！」

セブン「火通してるから大丈夫でしょ」

タロウ「すっげー硬い葉っぱ入ってるんだけど」

セブン「たぶん庭に生えてたスフラン」

タロウ「ぎゃあああああああ！よりによって吸血植物ばっかり！」

エース「もらったコロッケも食べましょうか」

セブン「もう鍋に入ってるよ」

エース「コロッケがあああ……！」

レオ「いくらなんでもやりすぎじゃない！？」

セブン「うるさい！あんたも食うのよ！」

レオ「何を食わせる気よ！？」

セブン「レオー！逃げるなー！」

レオ「やめてえええええ！」

アストラ「レオ姉サーーーーン！！」

セブン「ジャック、レオを押さえつけて！」

ジャック「…………」ｶﾞｼｯ

レオ「ちょっ……！んん！むぐ……」ﾓｸﾞﾓｸﾞｺﾞｸﾝ

セブン「どう？」

レオ「カリっとしたと思ったら中からドロっとしたのが……」

セブン「ナメゴンの卵ね」

レオ「ウソぉ！？あっためたら余計ヤバいじゃん！」

セブン「多めに塩ふっといたから平気平気」

ラビドッグ「ハッハッハッハッハッハッハッ……」

やいのやいの

………
……
…

そういやウルトラ怪獣の植物って吸血仕様多いよな

カタン星人ネタ吹いた

レオ姉さん心眼で…と思ったら鍋は動かないしあの人心眼それほど向いてないっぽかった

冒頭のオレンジの人ってハヤタだよなこれ

ランニング中で犬（？）を助けるために自分を捨てるさわやか系のイケメンだから郷さんかと一瞬思ったけど
考えたら接点ねえなマン姉さんと

あの初代ウルトラマンの物語が朝のちょっとした出来事扱いとは、この作者なかなかやり手である

一人のイケメンの自己犠牲を目の当りにして
そのイケメンじゃなくて地球人全体にメロメロになっちゃう
セブン姉さんマジ戦士

…
……
………

―ゾフィー宅―

ゾフィー「ふぁあ……そろそろ寝よ……ん……ウルトラサイン？」ｳﾞｳﾞｰｳﾞｳﾞｰｳﾞｳﾞｰ

ｶﾁｶﾁ

ゾフィー（画像ファイル受信中……？）

『ｆｒｏｍ：セブン　みんなでツインテール鍋パーティー！いえーい』

ゾフィー「えっ」

………
……
…

ツインテールの肉はちゃんと火をとおさないと食中毒とかなんとか

…
……
………

―タロウ宅―

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

タロウ「お？」

ｿﾞﾌｨｰ「どぼしでわ゛だしぼ誘っでぐでながっだのよぼおおおお！！」

マン「ああー！！ゾフィーちゃんにウルトラサインするの忘れてた！！」

セブン「おめーの席ねぇから！」

ゾフィー「ガーン……！」

マン「うそうそ！ちゃんと残ってるよツインテール鍋」

ゾフィー「ほ、ほんと？」ｸﾞｽﾝ

エース（レオさんには肉体的苦痛を）

エース（ゾフィーさんには精神的な苦痛をあたえる傾向があるようね……）

ラビドッグ「ハッハッハッハッハッハッ」ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ

ゾフィー「ありがとうラビドッグなぐさめてくれるのね」

マン「はい、お箸」

ゾフィー「うう、ありがとうマン……」

エース「お口に合うといいんですけど」

ゾフィー「うん、おいしい……！」ﾊﾟｸﾊﾟｸﾑｼｬﾑｼｬ

やいのやいの

マン「じゃあ最後はごはん入れて雑炊で締めだね」

ゾフィー「いいわねえ」

セブン「え？うどんじゃないの？」

マン「へあ？ごはんだよ〜！」

レオ「インスタントラーメンでしょ？」

アストラ「レオ姉サーーーーン！！」

タロウ「ウチはごはんとうどん両方かな」

ジャック「……ゆでたまご……」

エース「全部入れちゃいましょう」

ﾎﾞﾄﾎﾞﾄﾎﾞﾁｬ

へあ？

ゾフィー姉さんが可愛すぎて生きてるのが辛い

光へあげ

マン「ラーメンおいしいね」

セブン「ゆでたまごもなかなか」

ﾓｸﾞﾓｸﾞﾑｼｬﾑｼｬ

タロウ「もー食べられないよー……」

レオ「いやぁ食べた食べた」

アストラ「レオ姉サーーーーン！！」

ゾフィー「もう遅いから早く片付けて解散にしましょう」

マン「そうだね」

やいのやいの

………
……
…

アストラが本当にレオ姉さんしか話していない件

無口で目立たないけど乗り物大好きで実は流星キックだのスライスハンドだの意外と武道も得意なジャック姉さんはまだですか

無口で目立たないけどブレスレットに頼りまくりで最終的にはぺちゃんこにされちゃうジャック姉さんはまだですか？

ティガ先生編



―数日後―

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

マン「１時間目は世界史かぁ」

ｶﾞﾗｯ

ティガ「はーい席についてー。今日は超古代文明についてね」

マン「ティガ先生っていいよねぇ。美人だし、頭いいし、おしとやかで」

セブン「それがかえってあやしいけどね」

マン「へあ？」

ティガ「どうしたのマンさん、早く教科書出して」

マン「すいませんっ」

………
……
…

…
……
………

―放課後―

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

マン「やっと終わった〜でもまだ４日もあるよ……」

セブン「月曜から何言ってるんだか」

マン「へあ〜……それにしてもツインテール鍋美味しかったな〜」

セブン「３日前の味を反芻するなよ」

マン「そうだセブンちゃん、帰りにモチロン屋の甘栗ぜんざい食べに行こうよ」

セブン「言ってるそばからこれだよ。いいよねマンは食べても太らなくて」

マン「そんなことないよ〜、えへへへへへ。ゾフィーちゃんも行くよね？」

ゾフィー「生徒会の仕事があるからパス」

セブン「しゃーない。つきあってやるか」

へあ？が可愛すぎるｗｗｗ

へあ？
が可愛くみえてきた

クソッ…作者の思うつぼか…

―商店街―

モチロン「はい、甘栗ぜんざいふたつお待ちどうさま」

マン「わ〜い」ﾓｸﾞﾓｸﾞﾑｼｬﾑｼｬ

セブン（このコとつきあってると体が持たないわね。カロリー的な意味で）

マン「あれティガ先生じゃない？」

ティガ「…………」ﾃｸﾃｸ

セブン「あ、ほんとだ」

マン「お〜いティガ先生〜」

マグマ「ヒャッハー！ここは通さねえぜ！」

マン「な、なんなんですか？」

レッドギラス「モガーモガー」

ブラックギラス「ヌガーヌガー」

元ヤンきたーーーーー

セブン「なんでだろう、よくわからないけどすっげームカつくわ……！」ﾋﾞｷﾋﾞｷﾋﾞｷ

マグマ「ちょっとつきあってくれるだけでいいからさあ……」

ティが「あの、すいません」

マグマ「ん？」

ティガ「その子たちはうちの生徒なんですけど」

マン・セブン「ティガ先生！」

マグマ「うっせーなぁ……お、よく見りゃこっちもイケてんじゃねーか」

レッドギラス「モガーモガー」

ブラックギラス「ヌガーヌガー」

ティガ「チッ……汚い手で触んじゃねーわよ」ｷﾞﾛﾘ

マグマ「ひっ」ﾋﾞｸｯ

ここまで萌えないSSも珍しい

ヒュドラ「そいつに逆らわない方が身のためよ」

ダーラム「…………」

マグマ「ヒュドラさん！？ダーラムさん！？」

ヒュドラ「なんたってそいつは……」

マグマ「ま、まさか、あのチーム瑠瑠威江（ルルイエ）の伝説のダーク……」

ティガ「その名前で呼ぶんじゃねえ！！」

マグマ「ひいいいい！すいやせんでしたああああ！！」

レッドギラス「モガーモガー」

ブラックギラス「ヌガーヌガー」

マン・セブン（ドキドキドキ……）

ヒュドラ「まさかほんとにセンコーになってるなんてねぇ。どう？ウチらとまた派手にやらない？」

ティガ「おことわりよ」

ヒュドラ「そう。じゃ、またどこかで会うこともあるかもね」

ダーラム「……グッバイ……マイフレンド……」

ティガ「……チッ」

マン「……ティガ先生」

セブン「もしかして元……」

ティガ「ストップ……！今見たことは誰にも言わないでね」

ティガ「校長先生に知られたらちょっと面倒だから」

マン「は、はい……！」

セブン「じゃあそのかわりに世界史の成績を……」

ティガ「調子に乗るんじゃありません！」

………
……
…

…
……
………

―翌日―

ﾏﾝ「――てことがあったの」

セブン「…………」

マン「ティガ先生かっこよかったんだから……！」

ゾフィー「へえ……でもそれって学校にバレたらマズいんじゃない？」

マン「だから誰にも言うなって……あっ！」

ゾフィー「しゃべってるし……それを横で黙って聞いてるセブンって……」

セブン「誰にも言うなとは言われたけど話してるのを止めろとは言われてない」

ゾフィー「あんたねえ」

タロウ「大丈夫っしょ、あたしらが誰にも言わなければ」

エース「それじゃあ私たちだけの秘密ということで……」

レオ「だな」

アストラ「レオ姉サーーーーン！！」

ジャック「…………」ﾊﾟｶ　ｶﾁｶﾁｶﾁ（大ニュース！！ティガ先生に衝撃の過去が――）

………
……
…

そういやティガってもとは闇の巨人だったな

ギジェラってヤクで当時の人間がラリっても見捨てずに仙台で待ってたティガさん

ベリアル様まだかよ

ティガの名前が厨二過ぎる

平成組を教師にするならゼロは逆にセブンの母ちゃんなのかな

いい感じに脳内擬人化(？)できた
素晴らしい……

ゼロ「私はウルトラマンゼロ！セブンの母よ！」

俺の知らないウルトラワールドがここにはあった

先輩の過去は知らず子犬のように懐くダイナさん

…
……
………

―数日後―

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

ティガ「さようならー」

生徒「さ、さようなら」ｿｿｸｻ

ティガ（気のせいかしら、最近生徒に避けられている気が……）

キング「ティガ先生」

ティガ「なんでしょうか校長先生」

キング「近頃ティガ先生のいかがわしい過去について噂が流れているのですが……」

ティガ「バレてる……！！」ｶﾞﾋﾞｰﾝ

………
……
…

ジャックてめえタイマー抜いてメビウスの胸ぐらいぺっちゃんこにするぞ

―数日後―

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

―放課後―

ティガ「はぁ……」

マン「ティガ先生元気ないね」

ティガ「苦労して築いてきた理想の先生象が台無しだわ……」

ティガ「校長先生には睨まれるし、生徒にはからかわれるし」

マン「大変ですねぇ」

ティガ「誰のせいだと思って……！」

セブン「誰のせいってそりゃ自業自得でしょうが」

ティガ「うぐっ……」

………
……
…

…
……
………

マン「今日のばんごはんは何かな〜？」

セブン「あんたの頭にはそれしかないの？」

成田「……誰か……いないかな……」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

マン「へあっ！？」ﾄﾞﾝ

成田「きゃっ！」

マン「ごめんなさいっ……！大丈夫ですか？」

セブン「すいません！マンがぼーっとしてるから」

成田「ごめんなさい。私も考えごとしてて……んんっ！？」

マン「へあ？」

セブン「？」

成田「……おおおおお……これは……」ｼﾞﾛｼﾞﾛ

マン「な、なんですか？」

成田「私のイメージぴったりだわ！！」

俺「モガーモガー」

俺「ヌガーヌガー」

円谷プロ編



―美術室―

ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ！

成田「カントク！」

円谷「うわっ！びっくりした！」

成田「イメージにぴったりのコを見つけましたよ！」

マン・セブン「？？？」

円谷「おおっ！？小さい顔にすらっとした手足……！」

マン「へあ……？」

円谷「バランスのとれた素晴らしいプロポーション！すごいわ！イメージ通りよ！」

セブン（なにこの敗北感……）

ついに成田までwww
タイマー取られるぞ逃げてーーー

金城「これですぐにでも撮影に入れますね」

マン「あ、あの……撮影ってなんですか？」

円谷「いけない私ったら……私は３年の円谷です」

円谷「彼女は同じく３年の美術担当の成田さん」

成田「よろしく」

円谷「脚本の金城さん」

金城「よろしくね」

円谷「このコはキャメラマンの高野さん」

高野「こんにちは」

円谷「私たちは映画研究会のメンバーなの」

マン「はあ……」

円谷「あなたたち、お名前は？」

マン「えと、２年のマンです」ﾍﾟｺﾘ

セブン「セブンっす……」

円谷「マンさんにセブンさんね……実は私たち、卒業記念の映画を作ろうとしているの」

円谷「マンさん！その映画に出演してもらえないかしら！」

マン「ええーー！？」

セブン「映画！？」

………
……
…

…
……
………

―下校―

セブン「少し考えさせてくださいって言ったけどマジで出るつもりなの？」

マン「へあ〜……主演かぁ〜……えへへへへ」ﾎﾟﾜﾜｰﾝ

セブン「聞いちゃいねえ……」

マン「綺麗な衣装とか着るのかな……どうしよう水着撮影とかあったら……キャー！」

セブン（勝手に言ってやがれ……）ﾋﾞｷﾋﾞｷﾋﾞｷ

………
……
…

…
……
………

―翌日―

マン「やりますっ！！」

セブン「…………」

円谷「ありがとうマンさん！！学園生活最後の思い出に最高の作品が撮れるわ！！」

マン「わたし、がんばります！」

成田「じゃあさっそく佐々木さんのところに行ってきます！」

ヒッポリト成人はフィギュア作りが趣味のオタク

―家庭科室―

佐々木「それじゃ早速採寸させてもらうわね」

マン「本格的なんですね……」

佐々木「学生作品だからといって手を抜くつもりはないもの」ﾃｷﾊﾟｷ

マン（うわぁ〜……本当に映画なんだ……）

佐々木「次はこのチューブをくわえて目をつぶってそこに横になって」

マン「はい……え？うわっ？……モゴモゴ……」ｶﾎﾟｯ

巨乳ランク
マン
ダイナ
エース
コスモス
ガイア

貧乳ランク
メビウス
新マン
ネクサス
ヒカリ
レオ

佐々木「石膏を流し込んでライフマスクを作るからね。化学反応で少し熱いけどガマンしてね」ﾄﾞﾛﾄﾞﾛｫ

マン（な、なにこのドロドロした白い液！？）

セブン（なーんか雲行きあやしくなってきた……）

マン（熱っ……！）ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

佐々木「ダメッじっとしてて」

マン（映画ってこんなことまでするんだぁ……）

………
……
…

―数日後―

マン「これ、どういうことですか……？着ぐるみってどういうことですか？」

円谷「ちゃんと説明してなかったことは悪いと思ってるわ……」

セブン（やっぱりこんなことになったか……）

マン「わたし、出来ません……！アクションなんてやったことないし」

円谷「それは私たちがちゃんと演出するから……」

マン「でも……」

成田「もう着ぐるみも作ってしまったし」

円谷「もう時間が無いの……最後の作品を素晴らしいものにしたいの……！」

円谷「あなたにしかできないことなの！お願い！」

セブン「…………」

マン「わたし……」

セブン「帰ろ、マン」

マン「セブンちゃん……？」

セブン「映画だかなんだか知りませんけど、こんなだますようなマネして」

セブン「着ぐるみの中に入る人間がいやいややってる映画なんか……」

セブン「誰も面白いなんて思わないわ……！」ｸﾞｲｯ

円谷・成田「…………」

マン（……わたしにしか出来ないこと……）

セブン「マン？」

マン（わたしは、今までなんとなく生きてきて、何かを一生懸命やったこともなくて……）

マン（でもそんなわたしをこんなにも必要としてくれる人がいるなら……）

セブン「マンったら！」ｸﾞｲｯ

マン「やります！！」

セブン「え？」

マン「わたしにしか出来ないことなら……わたしを必要としてくれる人がいるなら……」

マン「わたしやります！！」

円谷「マンちゃん……」

成田「やってくれるの……？」

セブン「いいの？ほんとに」

マン「うん……！この役を最後までやりきれたら」

マン「これからなにがあってもくじけずに生きていけると思うの！」

セブン「……あんたがいいなら、いいんじゃない……？」

円谷「マンちゃん！ありがとう！」

セブン「……すいません。あたしとしたことが、つい熱くなっちゃって」

円谷「いいのよ、私たちの方こそだますようなことしてごめんなさい……」

成田「これで撮影が開始できるわ！」

………
……
…

―翌日―

ティガ「映画の撮影？体育館を使うなら誰か顧問の先生が必要ね……まさか私に？」

セブン「そのまさかでーす」

ティガ「だめよ……私バレー部の顧問やってるし」

マン「そこをなんとか」

ティガ「他の先生に頼んでくれないかな……」

セブン「引き受けてくれないなら先生のこの黒歴史写メを……」

ティガ「どこでそれを！！」

セブン「ヒュドラさんとダーラムさんから。案外いい人でしたよ」

ティガ「あのふたり……！」

マン「おねがいします……」ｳﾙｳﾙ

ティガ「…………ッ！しょうがないわね、部活が終わったあとと休日でよければ引き受けるわ」

マン・セブン「やった！」

………
……
…

…
……
………

―放課後―

ゾフィー「マンが映画ねえ……心配だわ」

マン「出来るよ！」

セブン「でさ……」

ゾフィー「私はダメよ。生徒会あるから」

セブン「薄情者……！」

マン「しかたないよ、ゾフィーちゃんいそがいいもんね……」

マン「あ、先輩と打ち合わせしにしなきゃ！じゃあまたね！」ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ

ゾフィー「……でも意外ね」

セブン「何が？」

ゾフィー「セブンがマンのためにあちこち駆け回ってるなんて」

セブン「あのコがあんなに目をキラキラさせてるところ見たことないんだもん」

セブン「そんなの見ちゃったら……ねぇ」

タロウ「あたしらにも出来ることがあったら協力するよ」

エース「ぜひお手伝いさせてください」

ジャック「……私も……」

レオ「あたしも練習が終わったあとなら」

セブン「ありがと。先輩たちに話しとくよ」

アストラ「レオ姉サーーーーン！！」

―美術室―

円谷「どう？着心地は？」

マン「……すごく……きついです」ｷﾞｭｳｷﾞｭｳ

佐々木「ウェットスーツだからね」

マン「前が見えないです……それに息が苦しいです……」ｽｺｰｽｺｰ

円谷「成田さん、やっぱりのぞき穴をあけるしかないわ。時間も予算もないし」

成田「……マンちゃん、お面の目のところに印をつけるから動かないでね」

マン「はぁい」

円谷「ヒーローの名前を考えなくちゃいけないわね」

マン「わたしの……名前……」

円谷「ヒーローを超えるヒーロー……ウルトラヒーロー……」

円谷「マンちゃんのヒーローだから『ウルトラマン』！！」

マン「ウルトラマン……」

円谷「いい響きだわ」

マン（……わたしが……ウルトラマン……！）

ｶﾞﾗｯ

金城「カントク、キャスティングのことなんですけど……」

円谷「どうしたの金城さん？」

金城「やっぱり変身する主人公は男性の方がいいと思うんですよ……」

円谷「そう……うーん、でも誰かぴったりの人いるかしら……？」

金城「清潔感があって……さわやかな好青年……」

マン「さわやかな……あっ……！」

円谷「？」

マン「います！」

………
……
…

まさかのハヤタ

成田さんは目に穴あけるの渋らなかったか？
あとカラータイマー

…
……
………

―日曜日―

円谷「――というわけで、主演のハヤタさんです」

ハヤタ「ハヤタです。よろしく」

円谷「偶然マンちゃんのご近所さんでよかったわ」

高野「それじゃあマンちゃんの撮影を始めましょう」

マン「ハヤタさんは一緒じゃないんですか？」ｽｺｰｽｺｰ

高野「ハヤタさんは教室のセットで別撮りだよ。特撮班と本編班で分かれて撮影するんだ」

マン「なーんだ、がっかり」ｽｺｰｽｺｰ

ハヤタ「――へえ、セブンちゃんはマンちゃんのおさななじみなんだ」

セブン「知らなかったなぁ、マンのご近所さんだったなんてぇ……」ｸﾈｸﾈ

マン（ええー！？セブンちゃん！？）

ティガ「なんだか本格的なのね……」

ゾフィー「ほんとに出来るのかしら、マン」

ジャック「……来たのね……結局……」ﾎﾞｿ

ゾフィー「休みの日くらいはね……っていつの間にそこに！？」

エース「先生、どうぞこちらでゆっくりしてください。紅茶でも飲んで」

ティガ「あら、ありがとう……うーんいい香りね」

エース「焼きたてのパンもありますよ」

ティガ「やだ、おいしい。これは顧問になってよかわね」ﾊﾟｸﾊﾟｸ

マン（エースさんナイス）ｽｺｰｽｺｰ

高野「ポーズを決めるからね。ホリゾントが切れちゃうからもう少しかがんでみてくれる？」

マン「ホリゾントってなんですか？」

高野「背景のパネルのことだよ」

マン「へえ〜、こうですか？」

高野「いいね、そのポーズ忘れないでね！」

マン「はぁい」

高野「次はパネルを向こうに動かして」

タロウ・レオ「はーい」

ベムラー「ガウガウ！」

円谷「！？」

マン「ダメだよベムラー！入ってきちゃ」

円谷「ベムラーっていうの？」

マン「ごめんなさいカントク。ほらベムラーあっち行って」

円谷「これはいけるわ！」

マン「？」

………
……
…

…
……
………

マン「そうじゃないよベムラー！このおもちゃをくわえて投げるの」

ベムラー「ガウ！」

高野「特殊潜航艇Ｓ号ね」

マン「特殊潜航艇Ｓ号を投げるの。いい？」

ベムラー「ガウ！」ﾎﾟｲｯ

マン「そうそう！いい子ね」

円谷「これはいい画が撮れそうだわ……！」

ティガ（シュールな光景……）

円谷「最後にウルトラマンが飛び立つシーンを撮ります」

………
……
…

初代姉さんさっきからベイダー卿のようだｗｗｗｗ

このSS自体結構シュール

…
……
………

円谷「いろいろ試したけどうまくいかないわね……」

高野「イントレ板をみんなで持ち上げるってのはどうですか？」

円谷「やってみましょう」

高野「マンちゃん真ん中に立って」

マン「はい」

高野「じゃあみんな『せーの、シュワー！』で」

一同「「「せーの、シュワー！」」」

マン「へあ！？ゆ、揺れる……！」

円谷「もう少しでうまく出来そう！がんばって！」

一同「「「せーの、シュワー！」」」

マン（あ……なんだかすごくみんなで一緒に作ってるって感じがする……）

………
……
…

…
……
………

円谷「日も暮れてきたし今日はあがりで」

高野「おつかれさまでしたー」

マン「おつかれさまでしたー」ｶﾞﾊﾞｯ

高野「大丈夫マンちゃん？」

マン「ぷはーーっ！空気が美味しい……」

エース「はいタオル」

マン（うわあ！こんなに汗が出るものなんだ……！）

………
……
…

…
……
………

―月曜日―

ｶﾞﾔｶﾞﾔｶﾞﾔ

―教室―

マン「ふぁ〜……もうクタクタだよ……」

エース「昨日は大変でしたからね」

セブン「あたしも疲れた」

ゾフィー「あんたは何もしてないでしょうが」

セブン「してたよ。ハヤタさんにお茶あげたりタオル渡したり」

ゾフィー「どこのマネージャーよ」

ティガ先生ということは打ち上げは焼肉か
部位レベルで美味しい店教えてくれるよ！

>>246
そんなマニアックなネタまで放り込めというのかｗｗｗ

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

ティガ「授業始めるわよー」

マン「……ｚｚＺＺＺ」ｽﾔｽﾔ

ティガ（爆睡してる……でもあの撮影現場を見てたら怒れないわよね……）

………
……
…

…
……
………

―放課後―

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

―音楽室―

円谷「今日はアフレコをする予定……だったけど」

マン「？」

円谷「普通にウルトラマンの掛け声を収録してもいまいちなような気がするわ……」

円谷「巨大感に欠けるというかなんというか、反響して震えてる感じが欲しいのよね」

マン「反響……」

円谷「……うーん……あら？」

マン「ピアノ、ですか？」

円谷「これはいけそうだわ！この中に頭を入れて叫んでみてちょうだい！」

マン「な、なんて言えばいいんでしょう？」

円谷「何も考えないでとにかく叫ぶのよ」

マン「へあ？」

円谷「そう、それよ」

円谷「ウルトラマンは宇宙人だから空手や相撲みたいな普通の掛け声じゃだめなのよ」

円谷「まずは『へあ』からいきましょう。テープ回して！」

マン『へあーーーーっ！！』

マン（うわ、中で響いてうるさい……）

円谷「すごくいい！どんどんいきましょう！」

マン『しゅわっ！！』

マン『びゃあーーっ！！』

マン『わっち！！』

マン『はっちゃ！！』

マン『ほわーーっ！！』

………
……
…

…
……
………

―翌日―

円谷「今日は光線や爆破のシーンを撮ります」

マン「はい！」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

高野「両腕を十字に組んで『シュワッチ』だよ」

マン（両腕を十時に組んで『シュワッチ』……両腕を十時に組んで『シュワッチ』……両腕を十時に組んで『シュワッチ』……）

円谷「ヨーイ……スタート！」

マン「シュワッ！！」

セブン（尻がエロイ……）ｺﾞｸﾘ

マン（視線が痛い……）

何このSS…面白い…

顔と体重は元のままって認識で良いんだよな？

円谷「次は曳光弾で」

ﾎﾟﾝﾎﾟﾝﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

ベムラー「ガウガウ！」

マン（ポンポンいってる……！）

ティガ「え？え？そんなことまでやるの？」

円谷「次爆破ー！」

タロウ「危ないから離れて離れて」

ティガ「ちょ、待ってそれは聞いてないわよーー！！」

円谷「５……４……３……」

………
……
…

…
……
………

ゾフィー（生徒会が長引いちゃった……まだマンたち撮影してるかな？）ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ

ｶﾞﾗｯ

円谷「点火！」

ﾎﾞﾜｰｰﾝ!

セブン「あ、火の粉が」

ゾフィー「ギャアアアアアア！！」ﾎﾞｯ

マン・セブン「ゾフィーーーー！！」

エース「大丈夫ですか！？」

ゾフィー「アチ！アチ！大丈夫じゃないわよ！！」ﾁﾘﾁﾘ

タロウ「前髪がっ……！」

セブン「ミスｗｗｗファイアーヘッドｗｗｗバロスｗｗｗ」

ゾフィー「笑いごとじゃなーーい！！」ﾃﾞｭｸｼ

セブン「ゲフッ！」

ティガ「なんなよこの有様は！」

円谷「このことはどうか内密に……」

ゾフィー「映画撮影の爆発で前髪が燃えたなんて誰にも言えるわけないでしょ……！」

ゾフィー「もう知らない！！」ｳﾜｰﾝ

ティガ「もうさっさと片付けなさい！今後火薬一切禁止！！」

円谷「仕方ない。これからはＣＧでなんとかしましょう」

ティガ「だったら最初っからＣＧでやれよっ！！」

ジャック「…………」ｶﾁｶﾁｶﾁ（委員長の頭部、炎上……！！）

………
……
…

そして期待を裏切らないファイヤーヘッドオチ

へあ〜ん

これは流行る

ゾフィー姉さんの捏造癖はまだですか？
後マグマは草生やしてないとなんか落ち着かない

ええ、今年のエイプリルフールも楽しみです

>>260
俺4月1日仕事休み取ったもん

…
……
………

―１ヵ月後―

マン「撮影もいよいよ大詰めですね」

円谷「そうね……」

金城「今までよくがんばったよマンちゃん」

高野「いろいろなことがあったね」

マン（ほんとにいろいろなことがあったなぁ……）ﾎﾜﾎﾜｰﾝ

―
――

ハヤタ『君はいったい何者だ？』

マン『Ｍ７８星雲ノ宇宙人ダ……』

ハヤタ『これはなんだ？』

マン『ヘッヘッヘッヘ……シンパイスルコトハナイ……』

ベムラー『ガオーン！』

セブン『おつかれさま！』

マン『シュワッチ！！』

エース『はいタオル』

タロウ『がんば！』

マン『ヘアッ！』

レオ『おつかれ！』

アストラ『レオ姉サーーーーン！！』

ジャック『がんばって……』

ベムラー『ガウガウ！』

マン『ヘアーーッ！！』

ゾフィー『ギャアアアアアア！！』

ゾフィー『笑いごとじゃなーーい！！』

――
―

マン「……カントク、お願いがあるんですけど」

円谷「なに？」

マン「ウルトラマンを助けに来る宇宙人の役をやってほしい人がいるんです……」

………
……
…

今北
80はもちろん教師だよな？な？

…
……
………

―教室―

マン「……ダメかな？」

ゾフィー「ごめん、他あたって」

マン「……うん、わかった……」ﾄﾎﾞﾄﾎﾞﾄﾎﾞ

セブン「…………」

ゾフィー「……なに？聞いてたの？」

セブン「まだ怒ってんの？」

ゾフィー「別に……前髪はもう生えてきたわよ。映画とかガラじゃないってだけ」

ゾフィー「学校中でファイアーヘッドとか言われるのも慣れたし」

セブン「そっ……」

ゾフィー「じゃ、私帰るから」

セブン「……意地っ張り……」

………
……
…

…
……
………

ゾフィー（……どうして私に……）ﾃｸﾃｸﾃｸ

―
――

マン『わたし……ゾフィーちゃんと同い年だけど……』

マン『ゾフィーちゃんのことお姉ちゃんみたいに思ってたよ……』

マン『優しくて……強くて……困ったときはいつも助けてくれて……』

マン『でも……助けてもらうのはこれで最後にするね……』

マン『だからお願い……』

――
―

ゾフィー「……そんな頼まれ方されたら……断れないじゃない……！」ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ

………
……
…

…
……
………

―体育館―

マン「…………」ｽｺｰｽｺｰ

円谷「……それじゃあ、本番ヨーイ！」

高野「５……４……３……」

ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ！

ゾフィー「……はあ……はあ……はあ……」

マン「ゾフィーちゃん！？」

なにこれ面白い

　　　　　::|　　　　　从
　　　　　::|　 　　　从从　
　　　　　::| 　　　从从从
　　　　　::|. 　／　　　|.| ヽ.
　　　　　::|.　/　　　 　|.|　 ヽ
　　　　　::|-〈　 __　　　||　　｀l_
　　　　　::||ヾ||〈　￣｀i ||ｒ‐'''''i| | 　　　
　　　　　::|.|:::||　｀--ｲ　|ゝ-ｲ:|/
　　　　　::|.ヾ/.::.　　　　|　　./　 　 　
　　　　　::|　　';:::::┌===┐./ 　　　　
　　　　　::|　＿〉ヾ ヾ二ｿ./
　　　　　::| 。 ゝ::::::::｀---´:ト。
　　　　　::|:ヽ 。ヽ:::::::::::::::::ﾉ 。 ｀|:⌒｀。
　　　　　::|:::ヽ　。ヾ::::::/　 。　 ﾉ:::i　 　｀。
　　　　　::|:::::::|　。　|:::| 　。　/:::::::|ヾ:::::::::）
　　　　　::|::::::::| . 。 (●) 。　|:::::::::::|､ 　::::〈

ゾフィー「助けに来てやったわよ……」

マン「ゾフィーちゃん……」

ゾフィー「……いつだって助けるから……」

ゾフィー「ピンチのときに駆けつけるから……」

ゾフィー「最後だなんて言わないでよ……！」

マン「うん！」

円谷「じゃあ……これを着てくださいね」

ゾフィー「えっ……？」

………
……
…

…
……
………

ゾフィー（苦しい……こんなのを着てマンは飛んだり蹴ったりしてたの……？）ｽｺｰｽｺｰ

円谷「台本通りお願いね」

ゾフィー「あ、はい……」

円谷「本番ヨーイ……！」

………
……
…

…
……
………

―卒業式―

ゾフィー『ウルトラマン、目を開け……』

ゾフィー『さあ、私と一緒に光の国へ帰ろう……』

ﾊﾟﾝﾊﾟﾊﾟﾊﾟｰﾝ　ｼﾞｬｼﾞｬﾝ♪

終

ﾜｰﾜｰﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

円谷「……それでは最後に出演者の紹介です」

円谷「ウルトラマン役のマンさんとゾフィー役のゾフィーさんです！」

ﾜｰﾜｰﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

ｷｬｰﾌｧｲｱｰﾍｯﾄﾞｻｰﾝ

ゾフィー「くっ……だからいやだったのよ……」

マン「あはははは……」

………
……
…

…
……
………

―中庭―

円谷「ほんとうに今までありがとう」

成田「最高の思い出になったわ」

佐々木「マンちゃんのおかげだよ」

金城「マンちゃんは最高のヒーローだったよ」

高野「マンちゃんのこと忘れないよ」

マン「先輩……」

素直じゃないなぁ、全く
　　　　　　　　　　　../ヽ　.|::　　　　　　　::|　　　　　/ヽ
　　　　　　　　　　..ｲヽ .ﾄ､.|::　　　　　　　::|　　　　ｲヽ .ﾄ､
　　　　　　　　　／　　　|.| |::　　　　　　　::|　　／　　　|.| ヽ.
　　　　　　　　/　　　 　|.|..|::　　　　　　　::|.　/　　　 　|.|　 ヽ
　　　　　　　-〈　 __　　　||.|::　　　　　　　::|-〈　 __　　　||　　｀l_
　　　　　　　|ヾ||〈　￣｀i ||.|::　　　　　　　::||ヾ||〈　￣｀i ||ｒ‐'''''i| |　　　ちっ、ちょっと命持ってきて
　　　　　　　|:::||　｀--ｲ　|..|::　　　　　　　::|.|:::||　｀--ｲ　|ゝ-ｲ:|/　　　やったからって偉そうに
　　　　　　　.ヾ/.::.　　　　|.|::　　　　　　　::|ヾ/.::.　　　　|　　./
r､　　　 　r､　　';:::::┌===.|::　　　　　　　::|　　';:::::┌===┐./
ヽヾ　三　|:l1　　〉ヾ ヾ二..|::　　　　　　　::|　＿〉ヾ ヾ二ｿ./　　　　ﾎﾞｿ
　＼>ヽ/ |｀ ｝　ゝ:::::::｀--..|::　　　　　　　::|￣ゝ::::::::｀---´:ト＿　　　　
　　ﾍ　lノ `'ｿ｝ 。ヽ:::::::::::::::|::　　　　　　　::|:ヽ　ヽ:::::::::::::::::ﾉ 　 ｀|:⌒｀ヽ
　　　/´　 /:::ヽ　。ヾ::::::/...|::　　　　　　　::|:::ヽ　　ヾ:::::/　　　　ﾉ:::i　 　ヽ
　　　＼. ｨ::::::::|　。　|:::| 　..|::　　　　　　　::|:::::::|　　　|::| 　　　/:::::::|ヾ:::::::::）

セブン「マジでよく耐えたわ」

ジャック「……楽しかった……」

エース「さみしくなっちゃいますね……」

タロウ「あたしらももう２年生か」

レオ「早いもんだね」

アストラ「レオ姉サーーーーン！！」

ゾフィー「これでおわりなんてもったいないわね……」

円谷「そのことだけど、撮影機材は置いていくからもしよかったらまた使ってね」

マン「ほんとですか？」

セブン「よーし……今度の主役は……あたしダーーーーッ！！」

一同「「「ええーーーーっ！！？」」」



ＥＮＤ

おちゅぱい

乙！
ゾフィー姉さん可愛いよゾフィー姉さん

優しさを失わないでくれ。
>>1000をいたわり、互いに助け合い、
どこの国の人達とも友達になろうとする気持ちを失わないでくれ。
例えその気持ちが何百回裏切られようと。
それが>>1の最後の願いだ。

ところがもうちょっと続くんじゃ

>>85
>>91
>>98
を参考にして

そうだろうと思ってたよ

ＥＸ編

―某日―

ゾフィー「つかれたー。生徒会も楽じゃないわね」

ゾフィー（あら？こんな時間なのに理科室に明かりが……）ﾃｸﾃｸﾃｸ

―理科室―

ガイア（今度こそ……）

ﾎﾞﾜｰﾝ

ゾフィー「あぶねええええっ！！」

ゾフィー（また燃やされるところだった……）ﾊﾞｸﾊﾞｸﾊﾞｸ

ゾフィー「いったい何ごと！？」

ガイア「ケホケホ……また失敗か」

ゾフィー「あーあーこんなに散らかして。大丈夫？」

ガイア「すいません」

ゾフィー「何をしていたの？何かの実験？」

ガイア「はい、トラウマを克服する薬を研究していたんです」

ゾフィー（トラウマを……！？もしかして鳥恐怖症も……！）

ガイア「私の友達が飼っていたハムスターが死んでしまって」

ガイア「以来その友達は心を病んでしまったのです」

ゾフィー「そ、そう……ところでその薬は恐怖症にも効くのかしら？」

ガイア「恐怖症？」

ゾフィー「そう、例えば……例えばよ？鳥恐怖症……とか」

ガイア「はあ……トラウマを克服すれば可能だと思いますが」

ゾフィー「ほんと！？」

アグル「ガイア！またお前は……！」

ゾフィー「？」

アグル「どうしてそこまで私に構う……」

ガイア「君を助けるためだよ！」

アグル「クリシス……教えて……どうしてこの星はガイアを選んだの……！？」

ゾフィー「クリシス？」

ガイア「そういう設定です」

ゾフィー（設定？）

アグル「ヒトは愚かだ……」

アグル「ヒトはこの星にとってばい菌なのよ……ばい菌は消毒されるべきなのよ！」

ゾフィー（え……このコヤバくない……？）

ガイア「目を覚ますんだアグル！」

アグル「私はこの星に選ばれた……私はこの星を救済する……クリシスの予言は正しかったんだ！」

ゾフィー「彼女どうしちゃったの？」ﾋｿﾋｿ

ガイア「いわゆる中二病というやつです」

アグル「私の邪魔をするのなら……容赦しない……！」

ﾔﾒﾙﾝﾀﾞｱｸﾞﾙ　ｼﾞｬﾏｦｽﾙﾅｶﾞｲｱ

やいのやいの

ゾフィー（関わらない方がよさそうね……）

………
……
…

…
……
………

―パン屋ステラポラリス―

エース「いらっしゃい。あらコスモスさんジャスティスさん」

コスモス「こんにちは」

ジャスティス「どうも」

コスモス「メロンパンください」

ジャスティス「お子様」

コスモス「お子様じゃない！」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

エース（あらあら、顔真っ赤になっちゃってかわいい）

………
……
…

空想科学女子高シリーズ
うるとらっ！

…
……
………

―某日―

―昼休み―

セブン「ん？マン、あんたまた胸おっきくなったんじゃない？」

マン「へあ？そ、そんなことないよ〜」

セブン「うりゃ」ﾑｷﾞｭ

マン「へあ〜ん！やめてよ〜！」

セブン「少なくみつもってもＣ……いやＤはあるわね」ﾌﾆｮﾌﾆｮ

マン「し、Ｃだよう……」

セブン「うそつけ！」

ネクサス「ちょっと……よろしいでしょうか……？」

AタイプBタイプCタイプネタをそう使うか

確かにCタイプはえらい巨乳だ

コスモスのメロンパンってwww

マン「はい？」

セブン「ん？」

ネクサス「私は……写真部の……」

ネクサス「ネクサスです……」

ネクサス「おふたりの……後姿が……」

ネクサス「とても……素敵だったので……」

ネクサス「もし……よろしかったら……」

ネクサス「一枚……写真を撮らせてもらっても……」

ネクサス「よろしいでしょうか……」

セブン「…………」ｲﾗｲﾗ

マン「は、はあ」

ネクサス「お時間は……とらせません……」

ネクサス「４秒で……済みますで……」

マン「でも」

ネクサス「お時間は……とらせません……」

ネクサス「４秒で……」

セブン「あーもう！めんどくさいからちゃちゃっと撮ってもらえって！」

ネクサス「ありがとう……ございます……」

ネクサス「ではふたり並んで……レンズを見てください……」

ネクサス「はい……３……２……１」ﾊﾟｼｬ

ネクサス「はいＯＫです……」

ネクサス「どうも……ありがとう……ござゴホゴホッ！ゴホッ！！」

戦場カメラマンwwwまあそうだけどさwwx

ネクサスwwww
混ざっとるwwwwwwww

てかアグルひでぇwwww

セブン「え！」

マン「大丈夫ですか？」

ネクサス「……大丈夫です……持病ですので……」

ネクサス「研究中の……新薬が……早く完成すればいいのですが……」

ネクサス「……ゴホッゴホッ……！」

ネクスト「あ、お姉ちゃん。具合悪いなら保健室で休んでなきゃダメじゃない」

ネクサス「どうも……失礼しました……」

マン「はぁい」

ネクサス「ところで……自衛隊に入りたいというのは……」

ネクサス「私は……反対よ……」

ネクスト「えー、だって子供のころからの夢なんだもん」

………
……
…

…
……
………

―放課後―

―陸上部―

マン「あ、マックスちゃん。気合入ってるなぁ」

セブン「入りすぎでしょ」

マックス「マックススピイイイイイイイイイイイイドォ！！」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

ゼノン「いいタイムね。この調子で大会でもがんばって」

マックス「マックス！！マックス！！マックス！！」

ゼノン「今日はもう休んだ方がいいわ」

ゼノン「大会前は体調管理を大事にしましょう」

マックス「よっしゃもう一本！！マアアアアアアアアアアックス！！」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

ゼノン「待て！これ以上練習してはいかん！！」

マン（がんばれっ！）

………
……
…



ＥＮＤ

ウルトラマンマーックス！

ウルトラ学園　２ｎｄ Ｓｅａｓｏｎ



―映画研究部部室―

エース「お茶が入りましたよ」

セブン「いつもすまないねえ」

マン「それは言わない約束ですよ」

タロウ「何言ってんだ」

ジャック「……おいしい」

セブン「つーかあれだな。あの映画が好評で同好会から正式な部に格上げになったのはいいけど」

エース「成り行きで部員になってしまった私たちには」

エース「具体的にどんな活動をしたらいいかわかりませんね」

タロウ「部室まで割り当てられたのにね」

マン「いいんじゃない？」

マン「放課後にまったり出来るし、紅茶は美味しいし、エースさんのパンはおいしいし」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

タロウ「パンばっか食ってんなよ！日本人ならお米食べろ！」

タロウ「しかしうまい」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

セブン（また太る）ﾓｸﾞﾓｸﾞ

タロウ「つーかセブン次回作はあたしが主役だーとか言ってじゃん」

セブン「あの時は勢いで言ったの。そもそもどうやって映画作るのよ？って話」

エース「そうですね。撮影機材も使い方がよく分かりませんし」

タロウ「よく考えたらちょっと手伝ってたってだけで映画の作り方なんてぜんぜん知らないしね」

マン「くよくよ考えてもしょうがないよ。なんとかなるよ〜」

ゾフィー「ならないっつーの」ｶﾞﾗｯ

マン「あ、ゾフィーちゃん。一緒にお茶しようよ」

ゾフィー「うーん、いい香り。じゃ、お言葉に甘えて……って違ーう！」

セブン「なんの用だヘタレ」

ゾフィー「ヘタレ言うな！」

そういやルーキー居ないな

ゾフィー「せっかく正式な部になったのに新年度になってからそれらしい活動してないでしょ！？」

ゾフィー「このままじゃまた同好会に格下げよ。悪ければ廃部よ廃部」

マン「へあ！？」

セブン「それは困った。うちらの憩いの場が」

タロウ「具体的にどうしろと？」

ゾフィー「そうね……企画書のひとつでも作って提出するしかないわね」

エース「それなら私たちにも出来そうですね」

マン「じゃあ脚本はセブンちゃんだね」

セブン「な、なんであたしが」

タロウ「そうだな、一番はりきってたしな」

マン「そうだよ」

ｾｰﾌﾞｰﾝ ｾｰﾌﾞｰﾝ ｾｰﾌﾞｰﾝ

セブンセブンセブン！セブンセブンセブン！

セブン「しょ、しょうがないなあ」

ジャック「…………」

ゾフィー「それじゃ、確かに申し渡したわよ」ｽﾀｽﾀ

セブン「さて、どうしようかね」

レオ「お邪魔しまーす」ｶﾞﾗｯ

マン「いらっしゃ〜い」

レオ「練習の前にお茶でも飲んでいこうかと思って」

エース「ええどうぞ。少し待っていてくださいね」

セブン「また特訓しようぜ」

レオ「お断りします」

セブン「レオの熱血スポ根物語でも書こうかな」ｽﾞｽﾞｰ

レオ「なんの話！？」

アストラ「おねえちゃぁ〜ん！」ｶﾞﾗｯ

セブン「ぶはあっ！！」

一同「「「！？」」」

セブン「誰だお前ええええ！！いきなり妹妹しくなってきめええええ！！」

マン（アストラちゃんがしゃべった……）

レオ「春休み中にこっちの言葉を猛勉強したんだよ。な？」

アストラ「おねえちゃんがいなくなって探しちゃったぁ」

レオ「で、どうしたんだ？」

アストラ「おねえちゃん、あたし留年しちゃったぁ。エヘ」

一同「「「な、なんだってーーーー！！」」」

レオ「どうして今まで黙ってたんだ！？」

セブン「まあついこの間まで外国にいたんじゃしょうがないわな」

やいのやいの

………
……
…

このアストラ偽物じゃね

ババルウまで出るのか

今思えばウルトラマンって凄い巨乳だったよな、Cタイプなんか大胸筋でメフィラスの光線弾いてるんだぜ…

セブンさんも、Ｘのアクアプロジェクトで向こう側に行ったら巨乳だったな

竜飛も大間も大して変らんだろ

鬱トラマンさん多重人格？

…
……
………

ダイナ（ここが……映画研究部……）

ダイナ（よし……）

ダイナ「失礼します！」ｶﾞﾗｯ

マン「あ！新１年生だ！」

タロウ「指さすなよ」

セブン「おやおや可愛らしい新入生がなにしにきたのかね？」

ダイナ「わたし、１年のダイにゃです！（噛んだ……）」

一同（（（噛んだ……？）））

マン「ようし、それじゃあ今日から君はダイにゃんだ！」

ダイナ「え……」

ダイナさんそういやベリアルの時に助っ人に来てたな

セブン「まあまあ立ち話もなんだし座りたまえよ」

エース「お茶淹れますね」

ダイナ「あ、あの……わたし映画研究部に入りたくて来たんです！」

マン「おお！入部希望者だ！」

セブン「ちょ、ちょっと待って。あたしたちすでに廃部の危機に立たされてるんだよ？」

タロウ「全然映画とか作れないし……」

エース「困りましたねえ」

ジャック「…………」

ダイナ「わたし、図書室で『ウルトラマン』のＤＶＤ見ました！」

セブン「それは先輩たちが作ったやつでうちらは全然……」

ダイナ「ウルトラマンすごくかっこよかったです！マン先輩のファンになっちゃいました！」

マン「へあ！？」

一同（（（なんですと！？）））

ダイナ「かっこいいし、可愛いし、スタイルいいし……わたしの理想なんです……！」ｷﾗｷﾗ

マン「へあ〜……」ﾀｼﾞﾀｼﾞ

ダイナ「入部させてくだひゃい！！」ﾍﾟｺﾘｰ

一同（（（また噛んだ）））

セブン（これは面白そうな展開……）

セブン（しかしアホそうだな）

ﾏﾝｻｰﾝ ﾍｱｰﾝ

やいのやいの

………
……
…

しばし休憩
しかし書き溜めが無くなったのに二期はきついな
キャラに任せて勝手に動かさせてる状態

エースとセブンは特に仲良しって設定とエースがウルトラの父の隠し子っていう設定は活かされるのか？

あとタロウの極度のマザコン…。

>>エースがウルトラの父の隠し子っていう設定

児童書のみの設定で公式じゃなかた希ガス
タロウの母は死んでるのか生きてるのかどっちなんでしょ

へあーんが出る度ににやつく

普通に可愛い女子高生の絵と声で読んでるけど
掛け声出すたびに吹き替え音声になる

>>321
エースは孤児で父の養子って設定の間違いじゃにゃいか？

しかし、なんだこのSSはゾフィー(CV.田中秀幸)で想像してるが無茶苦茶カオスじゃないか

まあ隠し子は定番ネタだからw孤児は公式じゃなかった？

タロウの母はウルトラの母だろ？

>>324
それで、掛け声以外はどんな声優を想定して読めばいいのだね？

なんとなくらきすたとけいおん混ぜたような感じで想像してるけど
俺も掛け声にやられるｗ

>>325
サコミズ……サコミズ……
やっぱりヒカリはゾフィーに生徒会役員に抜擢されるのかね

>>326
母さんは母さんじゃなくて父さんだったの……

…
……
………

―翌日―

―１年教室―

メビウス「それじゃあ入部できたんだ」

ダイナ「うん！先輩たちみんないい人でよかったよ。レオさんもかっこよかったね」

アストラ「わたしの自慢のおねえちゃんだもん」

ボガール「良かったじゃん」ﾊﾟﾘﾊﾟﾘﾓｸﾞﾓｸﾞ

メビウス「私にもちょうだい。テリヤキツインテール味」

ボガール「いいよー」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

アストラ「あたしもー」パリパリ

メビウス「私も見てみようかなその映画」

ダイナ「すっご面白いよ！マンさんかっこいいし！」

アストラ「わたしも手伝ったんだよぉ」

ダイナ「いいなあ、わたしも間近でみたかったなあ」

ｶﾞﾗｯ!

ヒカリ「ボガール！！」

ボガール「またかよ」

ヒカリ「あの時の恨み……！」

メビウス「ヒカリ！落ち着いて！」

ヒカリ「放してメビウス！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

ダイナ・アストラ「ひええええ！」

ヒカリ「よくも私のアーブ饅頭を！」

ボガール「まだ言ってんの！？」

ヒカリ「職人の高度な技術で作られた奇跡の饅頭をあんたは食い尽くしたのよ！」

ボガール「だって残ってたからいらないんだと思ったんだもん」

ヒカリ「みんなで分けようと思ってたのに……！」

ダイナ「や、やめようよ２人とも……」

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

アストラ「ほ、ほら授業始まっちゃうよ」

メビウス「ヒカリは隣のクラスでしょ！」

ヒカリ「くっ……復讐は果たすわ！必ず！」ｽﾀｽﾀｽﾀ

………
……
…

ボガール同級生かよｗ

…
……
………

―放課後―

ﾃﾞｯ ﾃｰｰﾝ♪

『ウルトラマン』

ﾊﾟﾝﾊﾟﾊﾟﾊﾟｰﾝ ﾊﾟﾊﾟﾊﾟｰﾝ♪

ダイナ「ね、すごいでしょ？」

メビウス「かっこいい……」

ﾊﾔﾀﾊﾘｯﾊﾟﾅﾆﾝｹﾞﾝﾀﾞ ｷﾞｾｲﾆﾊﾃﾞｷﾅｲ

ﾜﾀｼﾊﾆﾓｳﾏﾝﾈﾝﾓｲｷﾀﾉﾀﾞ

ﾖﾛｼｲ ﾜﾀｼﾊｲﾉﾁｦﾌﾀﾂﾓｯﾃｷﾀ ｿﾉﾋﾄﾂｦﾊﾔﾀﾆﾔﾛｳ

ｼﾞｬ ﾊﾔﾀﾄｷﾐﾉｶﾗﾀﾞｦﾌﾞﾝﾘｽﾙｿﾞ

メビウス「うう……ウルトラマンが宇宙に」

ダイナ「ありがとうウルトラマン……」

メビウス「これでお終いなの？」

ダイナ「うん」

メビウス「ウルトラマン……」

………
……
…

…
……
………

―翌日―

―放課後―

メビウス「私も入部させてください！」

マン「へあ？」

メビウス「ウルトラマン、すごく素敵でした……お姉さまって呼んでいいですか！？」

マン「こ、困ったなあ」

ダイナ「あ、ずるーい！」

ｵﾈｴｻﾏｰ ﾍｱｰﾝ

セブン「モテモテだねえ」

ジャック「…………」

………
……
…

メビウス「そんなに大変だったんですか？」

マン「隊員の役ならやってもいいかな……？」

ダイナ「うわあ……！いいですねそれ！」
…
……
………

セブン「それじゃあ……脚本、というか企画書を作らなきゃいけないわけですが」

ジャック「…………」

マン「はいはーい！怪獣が100体出てくる映画！」

セブン「予算が足りないわよ」

セブン「てか特撮モノは無理でしょ。技術予算もないし。円谷先輩たちがどうやって予算集めたか謎だわ」

マン「そっか……」

ダイナ「マン先輩はもうウルトラマンやらないんですか？」

マン「え、また着ぐるみに入るのはちょっと……あれけっこう大変だったんだよ」

エース「そうですねえ。たくさん汗をかきますしあちこち生傷が絶えませんでしたし」

>>337
ミス

…
……
………

セブン「それじゃあ……脚本、というか企画書を作らなきゃいけないわけですが」

ジャック「…………」

マン「はいはーい！怪獣が100体出てくる映画！」

セブン「予算が足りないわよ」

セブン「てか特撮モノは無理でしょ。技術予算もないし。円谷先輩たちがどうやって予算集めたか謎だわ」

マン「そっか……」

ダイナ「マン先輩はもうウルトラマンやらないんですか？」

マン「え、また着ぐるみに入るのはちょっと……あれけっこう大変だったんだよ」

エース「そうですねえ。たくさん汗をかきますしあちこち生傷が絶えませんでしたし」

メビウス「そんなに大変だったんですか？」

マン「隊員の役ならやってもいいかな……？」

ダイナ「うわあ……！いいですねそれ！」

＞怪獣が100体出てくる映画！

ネタが細かいｗｗｗｗ

タロウ「大体着ぐるみどうすんのさ。あんなのあたしらで作れんの？」

タロウ「お面以外はもうボロボロだよ？」

エース「とりあえず企画書を提出するだけなら実現可能かどうかは考えなくていいんじゃないですか？」

セブン「それもそうね」

マン「じゃあやっぱり100体怪獣！ニコラスとアギラとウインダムも出るの！」

セブン「ミクラスな。てか100体怪獣とかシリーズやりつくしてネタが無くなった末の苦し紛れ作品だろ」

マン「そっか」ｼｮﾎﾞﾝ

ニコラス「なんでワイがそないな映画出なあかんのや」

ウル忍かと思ってスレを開いたがどうやら違うようだ…

セブン「ウルトラマンが怪獣と派手にドンパチする作品だったからドラマ重視でいくとか」

タロウ「ドラマ重視？」

セブン「スパイ映画みたいな。侵略してくる宇宙人と防諜合戦を繰り広げる。サスペンスな感じで」

セブン「主人公は渋くてダンディな感じのイケメンで」

セブン「ジャックはどんなのがいい？」

ジャック「……ウルトラマンが帰ってくる……」

セブン「おお、それは燃える」

エース「ヒトの心の闇に付け込んでくる侵略者というのはどうでしょう」

エース「周囲との信頼関係を引き裂くような策略にも負けない主人公です」

セブン「ドロドロした作風もいいわね」

>>342ニコラスお前かぶりもの好きだったじゃないか･･･

タロウ「明るい方がいいなあ。主人公も明るくてフレッシュなイケメン」

タロウ「怪獣と友達になったり宇宙に帰してあげたり。アットホームな感じで」

セブン「アットホームねえ。おっと、熱血スポ根モノもはずせないわね」

セブン「レオを本格的にジープで追い回したり大爆発したり」

メビウス（アストラちゃんが聞いたら泣き出しそう）

マン「ティガ先生がウルトラマンに変身したら面白そう！」

セブン「あははは。ウルトラマン先生か」

セブン「まー、ウルトラマンの続きみたいな感じならこんなところね」

ネタの細かさに吹くｗ

セブン「これをまとめてテキトーに企画書的なもん書けば廃部の危機は回避でおｋ？」

ダイナ「…………」ｳﾄｳﾄ

セブン「っておい」

マン「ダイにゃん起きて」

セブン「起きろ！」ﾑｷﾞｭ

ダイナ「ひゃあっ！？」

セブン「ん？これはなかなか……」ﾌﾆｮﾌﾆｮ

ダイナ「あやややや！」

セブン「ダイにゃん着やせするタイプ？」

メビウス「…………」ｻｽｻｽ

ジャック（……同志……）ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

メビウス「？」

いちいち本人が提案するネタが本人の作風だっていうｗｗ

不細工80ちゃんマダー？

…
……
………

―翌日―

ティガ「ふーん……空想特撮シリーズか」ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ

セブン「どうかこれでご勘弁を」

ティガ「まあいいでしょう。ただしこれからも企画書は作り続けて会報にまとめてね」

セブン「うええ、ダル」

ティガ「文句を言わない」

マン「ティガ先生どうしてきてくれなかったの？先生も来ないとつまんない」

ティガ「私だって顧問を掛け持ちして大変なのよう」

エース「パン焼いてお待ちしてます。うふふふ」

ティガ「ああっ、それには弱い……」

ジャック「…………」

………
……
…

仲直り編



―１年教室―

ボガール「ほら、アーブ饅頭買ってきたからこれで許して。ほんとごめんね？」

ヒカリ「…………」

メビウス「もういいじゃないヒカリ、ほら美味しそうだよ。みんなで食べよ？」

ヒカリ「いらない！」ﾊﾞｼｯ

ボガール「…………！」

ヒカリ「あ……」

メビウス「ヒカリ……！」

ボガール「もう知らない！」ｳﾜｰﾝ

メビウス「どうして素直になれないの……」

ヒカリ「わ、私が悪いんじゃない……」

メビウス「…………」


………
……
…

…
……
………

―放課後―

ｻﾞｱｱｱｱｱ

ヒカリ（私のバカ……）ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ

ゾフィー「あれってメビウスちゃんの友達じゃない？」

タロウ「ああ、確かヒカリちゃん」

タロウ「おーい、どしたの？傘も差さずに」

ゾフィー「風邪ひくわよ。はい、これでふいて」

ヒカリ「すいません」

タロウ「なんかあったの？」

ヒカリ「しょーもないことで友達とケンカしています……」

ｶｸｶｸｼｶｼﾞｶ

タロウ「そんなことがねえ。食べ物の恨みは怖いって言うしね」

ゾフィー「私はボガールちゃんに同情しちゃうかなー」

ヒカリ「…………」

ゾフィー「私のおさなじみにもいるのよね」

ゾフィー「甘やかすとすぐ調子に乗って悪ふざけするやつ」



セブン「へっくし！」ｽﾞｽﾞ

ゾフィー「あ、ごめん嫌味のつもりじゃないのよ？」

ゾフィー「でも、あなたもボガールちゃんの懐の深さに甘えちゃってるんじゃないかな」

タロウ（言うねえ。もっともらしいこと）

ヒカリ「…………」

タロウ「家、近くだから寄ってきなよ。雨もやまないしさ」

ヒカリ「…………」ｺｸﾘ

………
……
…

しばし休む

ウルトラの乳

…
……
………

―タロウ宅―

タロウ「ただいまー！」

マリー「おかえり。雨大変だったでしょ。あらゾフィーちゃん。いらっしゃい」

ゾフィー「こんにちは、おばさま」

マリー「そちらは？」

タロウ「後輩のヒカリちゃん」

ヒカリ「こんにちは……」

マリー「こんにちは。今コーヒー淹れるからふたりともあがって」

ゾフィー「お邪魔します」

ラビドッグ「ワン！」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

タロウ「ただいまラビドッグ」

マリー「寒かったでしょう。はい、熱いから気をつけて」

ｶｸｶｸｼｶｼﾞｶ

マリー「そう、お友達とケンカをねえ。そういえばお父さんにも仲のいい親友がいたけど」

マリー「ケンカ別れしちゃったのよね」

ヒカリ「？」

タロウ「そうなの？」

続きは

なんでかわいいはずなのに想像しにくいんだよ

マリー「警備会社を一緒にやっていたんだけど些細なことでケンカして」

マリー「『あのヒト』は……それっきり」

ゾフィー（あれ、なんだっけ……確かベリ……なんとか……）

マリー「そんなことになったら、きっと後悔するわ」

ヒカリ（メビウス……ボガール……）

マリー「ほんとうはもう怒ってないんでしょう？仲直りしたいけど勇気がないだけなのよね？」

ヒカリ「…………」ｺｸﾘ

マリー「そんなに難しく考えないで。心の鎧を脱ぎ捨ててほんの少し勇気を出すだけでいいの」

ヒカリ「鎧を……」

マリー「ちょっと強引なくらいでちょうどいいのよ」

マリー「『あのヒト』も強引なところがあってそれがまた……あらやだ私ったら」

タロウ「今聞いてはいけないことを聞いたような……」ｱﾜﾜﾜﾜ

マリー「昔のことよ」ｳﾌﾌﾌﾌ

ヒカリ（勇気を……）

ラビドッグ「ワンワン」ﾊｯﾊｯﾊｯﾊｯ

―商店街―

ボガール「今日の献立はなんにしようかしら……」

ボガール「モンス姉さんは私より大食らいだし、レッサーも食べ盛りだからなあ」

ボガール「チャンドラーのササミ買ってこう。高たんぱく低脂肪だし」

ヒカリ「ボガール！」

ボガール「ヒカリ」

ヒカリ「えと……あの……」

ボガール「今日、晩御飯作るの手伝ってくれる？姉さん家に帰ってくるんだ」

ヒカリ「……あ……うん！」

………
……
…

レイオニクス編



―某日―

―ペットショップペンドラゴン―

レイ（ん？またあの子か。最近よく見るな）

ゾフィー（き、今日こそ克服してやる）

レイ（ここは俺が行こう。よし、ちょっと挨拶をしてばっちり心をつかんで来い）

レイ「いけ！リトラ！」

ゾフィー「！？」

ゴモたんｸﾙｰ

カニゴローのSSを思い出すな

行けっ！ゴモたん！

カミーラさんの立ち位置が気になる

リトラ「ピエー！」ﾊﾞｯｻﾊﾞｯｻ

ゾフィー「……！」

レイ「なんだ……？戻れ！リトラ！」

リトラ「ピエー！」

レイ「これは……いったい……？」

ゾフィー「…………」

レイ「立ったまま気絶している……どういうことだ？」

レイ「君、しっかり……うっ！？」ﾋﾟｷｰﾝ

レイモン『うおおおおおお……！！』

レイ「う……なんだ？今のビジョンは？」

レイモン『うおおおおおお……乳もませろおおおおおおお！！』

レイ「バカな！これが……俺の本当の姿だというのか……！？」ﾋﾟｷﾋﾟｷｰﾝ

レイモン『女子高生えええええええええ！！』

レイ「やめろおおおおおおおお！！」

コスモス「なにしてるんですか？」

レイ「うっ！？」

ゾフィー「……はっ……！？」

もうレイブラッド星人は改名しておっぱい星人になればいいと思うよ

このレイブラット星人は本編より遥かに危ない

ゾフィー「やだ……私ったら」

レイ「違う……巨乳に興味はない。俺は呪われたレイブラッドの血を断ち切ったんだ……」

ゾフィー「え、きょ……？」

コスモス（かっこいいのに時々変なこと言うんだよねこのおにいさん）

レイ「それよりもよく来たなコスモス」

コスモス「リドリアスー♪」

リドリアス「クワー」

ゾフィー「コスモスちゃん常連さんなの？」

コスモス「ええ、うちマンションだから飼えなくて」

ヒドラ来るか？

(ｊｋの胸に)超振動波だ！

リドリアス「クワー」

ゾフィー（うわーこいつ鳥っぽい……）ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

レイ「君もよく見かけるな。何を探しに来たんだ？」

ゾフィー「いえ、私は別に……」

レイ「遠慮せずに言ってごらん。何でも取り寄せるぞ」

ゾフィー「あの……じゃあ、飼うかどうかは別としてバードン……とかは？」

レイ「ああ、いるよ。今ケージから出してやろう」

ゾフィー「あー！ダメです！いいです！出さなくて！出さないでください！！」

レイ「どういうことだ？」

ゾフィー「実は私、昔バードンに襲われたことがあって……」

コスモス「そうなんですか」

ゾフィー「幼なじみがバードンの巣にちょっかいを出してバードンに襲われて」

コスモス（マンさんのことかな）

ゾフィー「それを助けようとしたら今度は私がバードンの毒にやられて……」

ゾフィー「その幼なじみはとっくにその場から逃げていて」

ゾフィー「毒でしびれて動けない私は雨がふる中、一日中放置され」

ゾフィー「助けられたときには毒と寒さで死にかけていました……」

レイ「それは辛かったな……」

バードンのあの強さはなんだったんだ

ケムジラ補正？
まあ自分はケムジラのが怖かったけど

>>371
南翔太の声で再生するとニヤニヤするｗｗｗ

おい！！燃やされただろ!!お前は

ゾフィー姉さんヘタレかわいいよゾフィー姉さん

ゾフィー「それ以来鳥恐怖症に……思い出すだけでも震えが止まらない！」ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

ゾフィー「バードンなんてこの世から消えてしまえばいいのに！」

コスモス「それは違うと思います！」

ゾフィー「え？」

コスモス「この世界に……必要のない命なんてひとつだってありはしないんです！」

レイ「そうだな、君の友人が巣に干渉しなければ君がバードンに襲われることもなかったはずだ」

コスモス「この星の命はみんな必至に生きてるんです！」

ゾフィー「そう……ですよね。でも」

レイ「でも？」

ゾフィー「その幼なじみは自分のせいで私が鳥恐怖症になったことを知らないんです」

ゾフィー「もし自分のせいだって知ったら、あのコ落ち込むわ……」

レイ「優しいんだな……」

コスモス「ゾフィーさん……」

レイ「少し待っていてくれ」

ゾフィー「？」

レイ「……さあ」

バードン「ギエーー」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

ゾフィー「ひっ！！」

レイ「怖がらないで。その優しい気持ちで接してやればバードンは決して君を傷つけたりしない」

バードン「ギエーー」

レイ「さあ、さわってごらん」

ゾフィー「…………」ﾂﾝ

バードン「…………」

ゾフィー「…………」ﾂﾝﾂﾝ

しえん

バードン「ピーピー」

レイ「ほらね」

ゾフィー「あ……あは」

コスモス「わあ、よかったあ」

ゾフィー「あは、なんともないじゃない……よく見たら結構可愛いし」ﾂﾝﾂﾝﾂﾝﾂﾝ

バードン「ピーピー」

ゾフィー「……あは、あははは、このこの」ｸﾞﾘｸﾞﾘ

レイ「あ、あまり調子に乗らない方が」

�C

そういやケムジラが成虫になったらバードンも凌ぐ地球産最強怪獣ってマジ？

きっとこのペットショップでは餌用のケムジラを大量に養殖…

バードン「ギエーー」ｲﾗｯ

ゾフィー「！？」

バードン「ギエーー！！」ﾎﾞﾜｯ

ゾフィー「アチイイイイ！！」ﾁﾘﾁﾘ

レイ「！？」

コスモス「ゾフィーさん！？」

ｶﾞｼｬﾝ

レイ「ああっ！ケムジラの飼育箱が！！」

バードン「ギエーー！！」ｸﾞｯﾁｬｸﾞｯﾁｬﾓｸﾞﾓｸﾞ

ktkr

ちゃんと燃やしたww

wwwww

レイ「いけっ！ゴモラ！」

ゴモラ「キシャー！」

レイ「ケムジラの脱走を許すな！」

ゴモラ「キシャキシャー！」

レイ「ゴモラ！超震動波だ！」

ゴモラ「キシャーーーー！！」

ゾフィー「ゲホォッ！？」ﾄﾞｶｰﾝ

コスモス「ああああ！！」

ｺﾞﾓﾗ! ﾁｮｳｼﾝﾄﾞｳﾊﾀﾞ! ﾚｲｻﾝｵﾁﾂｲﾃｰ!

やいのやいの

………
……
…

…
……
………

ゾフィー選挙編

―某日―

―生徒会室―

ユリアン「もうすぐ私の任期もお終いね」ﾌｳ

８０「後任のことはもう考えてるの？」

ユリアン「はい」

ユリアン（私の後を任せられる生徒はあのコしかいない……）

ゾフィー（うう……）

ゾフィー（ゴモラの超震動波を食らってから内臓をめちゃくちゃにかき回されたみたいだわ……）

ゾフィー（頭もヒリヒリするし……）

ｶﾞﾗｯ

ゾフィー「お疲れ様でーす」

ユリアン「ねえゾフィー、相談があるんだけど？」

ゾフィー「はい、なんでしょう会長？」

ユリアン「あのね……」

………
……
…

…
……
………

―映画研究部部室―

マン「へあ？生徒会長？」

セブン「マジ？」

ゾフィー「うん」

エース「わあ、名誉なことですわ」

タロウ「できんの？」

ゾフィー「どうしよう。私自信ないよ」

おもろい
ウルトラマンでしか再生出来なくて吹くけどｗｗ

セブン「むりむり！ヘタレに生徒会長なんてつとまるわけないじゃん」

セブン「見てみろって、またバードンに頭燃やされたんだぜきっと」

ゾフィー「ち、違うわよ！階段でコケたのよ！」

メビウス「セブン先輩……」

ダイナ「あわわ」ｵﾛｵﾛ

ジャック「証拠写メ」ﾊﾟｶ

ゾフィー「ちょ！いつのまに！」

セブン「ぷｗｗｗファイアーヘッドｗｗｗ再びｗｗｗ」

ゾフィー「ぐぬぬぬぬぬぬ……」

ゾフィー「いいわ！見てなさい！生徒会長がなによ！やってやろうじゃない！」ﾒﾗﾒﾗﾒﾗ

セブン「ふっ……かかったな」

ゾフィー「な、どういう意味よ？」

エース「生徒会役員選挙にはメフィラスさんも立候補するらしいんです。もちろん生徒会長に……」

ゾフィー「ええっ！？」

マン「メフィラスちゃんって成績学園トップの？」

セブン「しかも大財閥の御令嬢」

タロウ「おー、こりゃとんでもないライバルね」

マン「大丈夫！ゾフィーちゃんならきっと勝てるよ！」

セブン「まあせいぜいがんばんなさい」

ゾフィー「や、やってやるわよ！」

ゾフィー（どうしようやばいやばいやばいやばいやばい）

………
……
…

がんばれゾフィー
超がんばれ

…
……
………

―翌日―

―生徒会室―

８０「はい、確かに立候補受け付けたよ」

ユリアン「私も応援演説するからがんばってね！」

ゾフィー「は、はい……失礼します」

メフィラス「ゾフィーさん」

ゾフィー「メ、メフィラスさん？」

メフィラス「生徒会長に立候補するそうですね」

ゾフィー「ええ」

メフィラス「生徒会役員選挙、お互い頑張りましょうね」ﾆｺ

ゾフィー（あ、なんだ結構いいヒトっぽい）ﾎｯ

ケムール「…………」

バルタン「…………」

ザラブ「…………」

メフィラス「……と言いたいところだけど」

ゾフィー「！？」

メフィラス「選挙の前にすでに私の勝利は決まっていますわ」

メフィラス「無駄な抵抗はおやめになった方がよろしいですわよ？」

ゾフィー「なんですって？」

メフィラス「選挙に出てもあなたの敗北は目に見えています。そこでどうでしょう？」

メフィラス「無様な姿を学園中にさらす前に立候補を辞退する……というのは？」

ゾフィー「え……？」

メフィラス「今ならまだ間に合いますわ。さあ、私にたった一言」

メフィラス「『あなたに生徒会長の座をあげます』と一言おっしゃってくださいませんか？」

メフィラス「そうすればあとで大恥をかくこともありませんわ。オホホホホホホ！」

ケムール「…………」

バルタン「…………」

ザラブ「…………」

ゾフィー（確かに……私に勝ち目なんかない……）

セブン『むりむり！ヘタレに生徒会長なんてつとまるわけないじゃん』

ゾフィー（今のうちに辞退しちゃえば……でも……）

マン『大丈夫！ゾフィーちゃんならきっと勝てるよ！』

ゾフィー「…………」

メフィラス「どうしまして？さっさとおっしゃってくださいません？」

ゾフィー「私は……」

ゾフィー「あなたに……生徒会長の座を……」

ゾフィー「あげ……」

メフィラス「フフフフ」

なんというメフィラスｗｗ
確かにメフィラスだわー
メフィラス過ぎてセーラー服着たメフィラスですっごいキモイけどｗｗｗ

ゾフィー「るわけないでしょおおおおおお！！」

メフィラス「なんですって？」

ケムール・バルタン・ザラブ「「「！？」」」

ゾフィー「こんな卑怯な取り引き、応じるわけないって言ってるのよ！」

ゾフィー「御令嬢だかなんだか知らないけど……」

ゾフィー「こんな汚いマネするなんて大した女じゃないわねっ！！」ﾋﾞｼｯ

ケムール「あなた……！」

バルタン「メフィラスさんに向かって！」

ザラブ「口の利き方に気を……」

メフィラス「およしなさい。行きますわよ」

ｱｰﾝ ｵﾏﾁﾆﾅｯﾃｰﾒﾌｨﾗｽｯｻｰﾝ

ゾフィー「私はゾフィーよ！！ウルトラマンのピンチを救ったゾフィーよ！！」

ゾフィー「あんたなんかに負けないんだからああああああ！！」

８０「誰だ廊下で騒いでるやつは！」ｶﾞﾗｯ

ゾフィー「ご、ごめんなさーい！」ﾋｬｰ



メフィラス（……汚い女……私にそんなことを言ってきた方は初めてですわ……）

ジャック「…………」ｼﾞｨｰ

………
……
…

体育座りのやたら似合う知的クール系のミラーナイト
暑苦しい不良のグレンファイヤー
(たぶん)風紀委員のジャンボット

は、まだですかね？

…
……
………

―数日後―

―登校時間―

ｷｬｰ ﾒﾌｨﾗｽｻｰﾝ

メフィラス「オホホホホホホ。よろしくおねがいしますわ」

タロウ「ちぇっ、みんなメフィラスの方に行っちゃってるよ」

エース「やはり大人気ですね」

マン「ほら！ゾフィーちゃんも始めないと！」

ゾフィー「え、ちょっと押さないでよ」

ｱｯﾌｧｲｱｰﾍｯﾄﾞｻﾝﾝﾀﾞｰ ｷｬｰ ﾌｧｲｱｰﾍｯﾄﾞｻｰﾝ

ゾフィー「ど、どうか私に清き一票を！」ｷﾞｸｼｬｸ

セブン「……あー、ねむねむ……」

マン「セブンちゃんおそいよ〜！」

セブン「あ、やってるやってる」

ゾフィー「よろしくおねがいしまーす！」

ｷｬｰｷｬｰﾜｰﾜｰ

レオ「ちょっとごめんよ」

ゾフィー「レオ？」

レオ「みんな聞いてくれ！」

ｷｬｰ ﾚｵｻｾﾝﾊﾟｲﾖｰ ﾚｵｷｬﾌﾟﾃｰﾝ

エース「さすが運動部部長は人気者ですね」

セブン「レオはわしが育てた」

レオ「これは生徒会長を選ぶ選挙なんだ。これは人気投票じゃない。ゲームでもない」

レオ「誰がこの学校のために一番がんばれるか、誰が生徒会長にふさわしいかを決める選挙なんだ」

レオ「みんな、ゾフィーが行事や生徒会の仕事をどんなに一生懸命やってきたか知ってると思う」

レオ「そのことをちゃんと考えて投票してほしい。私の言いたいことはそれだけ。じゃ」

ゾフィー「ありがとうレオ……」

レオ「邪魔したな」

セブン「かっこつけちゃって……！このこの」ﾌﾆｮﾌﾆｮ

レオ「イヤアアアアアアッ！！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

マン「よーし！」

タロウ「あ、マン」

マン「みんなー！」

ｱｯ ｳﾙﾄﾗﾏﾝﾀﾞｰ ｷｬｰ ﾏﾝｾﾝﾊﾟｰｲ

マン「しゅわっ！！」

セブン「ええええ」

マン「ゾフィーちゃんはこの学校で一番生徒会長にふさわしい人だよ！」

マン「ゾフィーちゃんはいつも私を助けてくれて……強くて優しくて……強くて優しくて……」

マン「えっと、とにかくゾフィーちゃんを応援してください！！」

ゾフィー「マン……」

ｷｬｰｷｬｰﾜｰﾜｰ

ゾフィー「みなさん……私は今まで生徒会の役員を今までやってきました」

ゾフィー「ユリアン先輩のようにはいかないかもしれないけど」

ゾフィー「私は私なりの生徒会長をやっていくつもりです！応援よろしくお願いします！」

やいのやいの

メフィラス「……ゾフィーさん」

ゾフィー「なによ」

メフィラス「あの時の言葉、取り消しますわ」

ゾフィー「あの時の？」

メフィラス「この選挙の結果……わからなくなってきましたわ」

メフィラス「正々堂々勝負することを約束しますわ」

ゾフィー「わかった。約束するわ」

………
……
…

このメフィラスさんは缶ジュースに毒入れたりするようなやつじゃなくて良かった

…
……
………

―放課後―

―商店街―

ゾフィー「はあ」

ゾフィー（……ほんとに勝てるのかな……）ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ

モチロン「ゾフィーちゃん！」

ゾフィー「は、はい？」

モチロン「選挙に出るんだって？これ食べて元気出しな」

ゾフィー「おばちゃん……」

レイ「コスモスから聞いた。オレも応援しているぞ」

ゴモラ「キシャー！」

リトラ「ピエー！」

バードン「ギエー！」

ゾフィー「レイさん……！」

ﾌﾞｰﾝ ｷｷｰ ｶﾞﾁｬ

ケン「ゾフィーちゃん選挙出るんだってね。がんばれよっ」

ゾフィー「おじさま……ありがとうございます……！」

ゾフィー（みんなが応援してる……期待にこたえなきゃ！）

………
……
…

ウル忍かと思った

頑張れゾフィー姉さん！

…
……
………

―投票日―

―映画研究部部室改めゾフィー後援会事務所―

エース「投票前アンケートの結果は……７０％対３０％で大幅に不利ですね」

セブン「うーんこりゃ厳しい」

タロウ「あきらめんなよ！！」

ゾフィー「ま、まだよ……まだ投票前演説があるわ……！」

マン（がんばれゾフィーちゃん……！）

………
……
…

…
……
………

メフィラス「――以上で演説を終りますわ。ご清聴ありがとうございました」

ﾒﾌｨﾗｽｻｰﾝ

ｷｬｰｷｬｰﾜｰﾜｰ

タロウ「まずいな。一気に勢いを持ってかれた」

エース「原稿用紙も持たずにですからね」

セブン（綺麗事に踊らされちゃって……胸くそわるいわ）

８０「次はゾフィーさんの最終演説です。どうぞ」

ﾒﾌｨﾗｽｻｰﾝ

ｷｬｰｷｬｰﾜｰﾜｰ

ゾフィー「……あ、あの……」

セブン「まだ騒いでる」

レオ「これじゃ演説が始められないじゃない！」

ティガ「みんなー！静かにー！」

ｷｬｰｷｬｰﾜｰﾜｰ

マン「…………」

エース「カリスマ性ですね」

ジャック「…………」

マン「へあーーーーーーーーっ！！！」

一同「「「！？」」」

ｼｰﾝ…

マン「ゾフィーちゃん！がんばれーーーー！！」

ゾフィー「マン……」

ユリアン「ゾフィー……」

ゾフィー「えと……あ、あの……せ、先日、ある生徒から」

ゾフィー「『徒会長として必要な心構えはなんですか？』と聞かれました」

ゾフィー「答えは『勇気』。これに尽きます……」ｷﾞｸｼｬｸ

セブン（あー！固まっちゃってる……）

エース（リラックスリラックスですよ！）

ゾフィー「私も一年生の頃よく先輩に言われたのですが、生徒会長が生徒会長であるためには」

ゾフィー「どんな強大な敵を前にしても、逃げない気持ちが必要なんです」

ゾフィー「それさえあれば、誰でも生徒会長なんです」ｷﾞｸｼｬｸ

ゾフィー「ゆえに、私は……私は……」

ｻﾞﾜｻﾞﾜ

ゾフィー「私は……」

ゾフィー（私は……こんな紙切れを読み上げるしか能がないの？）

ゾフィー（メフィラスの言う通りじゃない……）

ゾフィー（こんなんじゃやる前から勝負は見えてるようなものじゃない……）

マン（ゾフィーちゃん……）

ゾフィー（……違う……）

ゾフィー（……違うわ！）

ゾフィー「私は……誰かの上に立つような人間じゃありません……」

ゾフィー「私は生徒会長には……向いていないかも知れません……」

ｻﾞﾜｻﾞﾜ

ゾフィー「でも、仲間がいたから今日までがんばってこれた」

ゾフィー「どんなときでも……仲間たちの笑顔があったから……私は笑顔でいられた」

ゾフィー「だから、みんなのために生徒会長になりたい……」

ゾフィー「みんなが笑顔でいられるために生徒会長として精一杯意がんばります！」

ゾフィー「みんな……今まで応援ありがとう……！結果がどうなっても私は」

ゾフィー「私と私を応援してくれた人たちを誇りに思います……！」

ゾフィー「これで演説を終わります……」

ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

ｷｬｰｷｬｰﾜｰﾜｰ

マン「ゾフィーちゃーーーーん！かっこいいよーーーー！！」

セブン「やれやれ、これで五分五分ってとこかしらね」

エース「あとは天に運を任せるのみ……」



メフィラス「…………」

………
……
…

…
……
………

８０「投票結果を発表します。当選したのは……」

ｼｰﾝ

マン「…………」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

一同「「「…………」」」

８０「ゾフィーさんです！」

ゾフィー「うそ……やった……やったー！！」

一同「「「やったーーーー！！」」」

ｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜ

ｳｿﾀﾞﾄﾞﾝﾄﾞｺﾄﾞｰﾝ! ﾒﾌｨﾗｽｻﾝｶﾞﾏｹﾙﾜｹﾅｲ!

セブン「え、ちょっと」

８０「みんな静かに……」

マン「そんな……」

最初のカンペってエイプリルフールのブログネタだっけかｗｗｗ
相変わらず芸が細かいｗｗｗ

おいｵﾝﾄﾞｩﾙ星人混じってるぞ

セブン「え、ちょっと」

８０「静かに！」

ティガ「みんな静かに……」

マン「そんな……」

ｷｰｰｰﾝ ｺﾞﾄｺﾞﾄ

ジャック『……あーあー……テステス……マイクテス……』

ゾフィー「ジャック！？」

メフィラス『選挙の前にすでに私の勝利は決まっていますわ』

メフィラス『無駄な抵抗はおやめになった方がよろしいですわよ？』

ﾒﾌｨﾗｽｻﾝ ﾒﾌｨﾗｽｻﾝﾉｺｴﾀﾞｰ

ｻﾞﾜｻﾞﾜ

メフィラス「こ、これは……！！」

ゾフィー『なんですって？』

メフィラス『選挙に出てもあなたの敗北は目に見えています。そこでどうでしょう？』

メフィラス『無様な姿を学園中にさらす前に立候補を辞退する……というのは？』

ゾフィー『え……？』

メフィラス『今ならまだ間に合いますわ。さあ、私にたった一言』

メフィラス『『あなたに生徒会長の座をあげます』と一言おっしゃってくださいませんか？』

メフィラス『そうすればあとで大恥をかくこともありませんわ。オホホホホホホ！』

ｻﾞﾜｻﾞﾜ

メフィラス「なんてこと……わたしとしたことが……盗み撮りされていたなんて！」

ﾒﾌｨﾗｽﾊﾜﾀｼﾀﾁｦﾀﾞﾏｼﾃｲﾀﾝﾀﾞｰ!

ﾋｷｮｳﾓﾉｰ! ｷﾀﾅｲｿﾞｰ!

ゾフィー「待って！」

メフィラス「！？」

ゾフィー「確かに立候補を辞退するように持ちかけられたけど……」

ゾフィー「そのあとは正々堂々戦うってメフィラスと約束したわ！本当よ！信じて！！」

ｼｰﾝ…

ｻﾞﾜｻﾞﾜ

やいのやいの

メフィラス「……私をかばう必要はなかったはずですわ」

ゾフィー「…………」

メフィラス「下手な哀れみなら結構ですわ」

ゾフィー「……バーカ」

メフィラス「な、なんですって！？」

ゾフィー「それでいいのよ」

メフィラス「はぁ？」

ゾフィー「悔しかったら悔しい。嬉しかったら嬉しい。それでいいじゃない」

メフィラス「…………」

ゾフィー「私は嬉しかったよ。生徒会長になれて」

メフィラス「悔しいけど……どうやら完敗みたいね」ﾌｯ

ｱﾊﾊﾊﾊﾊﾊ…

………
……
…

…
……
………

マン「へあ〜〜ん！ゾフィーちゃ〜〜〜〜ん！」

一同「「「おめでとーーーー！！」」」

ﾊﾞﾝｻﾞｰｲ ﾊﾞﾝｻﾞｰｲ ﾊﾞﾝｻﾞｰｲ

ゾフィー「ちょっとやめてよ。恥ずかしいって」

ﾜｰｯｼｮｲ ﾜｰｯｼｮｲ

ゾフィー「ちょ、ま……」

ﾌｧｲｱｰ ﾌｧｲｱｰ ﾌｧｲｱｰ

ﾊﾞｰﾄﾞﾝ ﾊﾞｰﾄﾞﾝ ﾊﾞｰﾄﾞﾝ

バードン「ギエー！」ﾎﾞﾜﾎﾞﾜｰ

ゾフィー「やめろおおおお！！」

やいのやいの

エース「それにしても、まさかジャックさんがあんなものを用意してたなんて」

セブン「投票の前に流しちゃえば良かったのに」

ジャック「……あくまで保険……」

ジャック「……信じていたから……」

ゾフィー「やあん！ありがとうジャック！」ｷﾞｭｳ

ジャック「…………」ｶｧｰ

８０「あの放送は君の仕業だな。ちょっと生徒指導室まで来なさい」

レオ「えーー！？どうして！？」

８０「勝手に放送室を使ったのことには変わらないからな」

ジャック「私の事は気にしないで――――――――」ｽﾞﾙｽﾞﾙ

ダイナ「そんな……」ｵﾛｵﾛ

一同「「「…………」」」ｼﾞｨｰ

８０「……打ち上げまでには返す」ﾎﾞｿ

メビウス「ほっ」

タロウ「それじゃあ打ち上げは焼肉だーーーー！！」

セブン「ティガ先生のおごりで！！」

ティガ「待てやコラア！！」

………
……
…

海水浴編



―某日―

レオ「海？」

アストラ「うん！ダイナちゃんたちと行くの！」

レオ「そっか、気をつけて行ってくるんだぞ」

アストラ「おねえちゃんは行かないのぉ？」

レオ「ごめん、ごめんその日は部活があるんだ」

アストラ「そんなぁ」ｼｮﾎﾞﾝ

レオ「たまにはおねえちゃんじゃなくてほかのコと遊んできなよ」

アストラ「うん、わかった」

レオ「海は怖いぞ。クラゲやウニがいっぱいだ」

アストラ「はぁい」

レオ「それに水場はユーレイが出るからな」

アストラ「ええっ！？」

レオ「冗談だよ」

アストラ「もう！」ﾌﾟﾝｽｶ

ｱﾊﾊﾊﾊﾊ ﾔﾀﾞｰｵﾈｴﾁｬﾝｯﾀﾗｰ

………
……
…

…
……
………

―数日後―

アストラ「わーーーーい！！」

ダイナ「海だーーーー！！」

メビウス「夏だーーーー！！」

ボガール「マズいラーメンだーーーー！！」

ｻﾞｻﾞｰﾝ

ｷｬｯｷｬｷｬｯｷｬ

このスレでザザ−ンって聞くと波の音じゃない方が浮かぶ

ヒカリ「海に来てまでわざわざマズいラーメン食べる必要あるの？」

ボガール「それがいいんじゃない。しっかしマズいわ」ｵｴｰ

レッサー「姉ちゃんもっと食べたいよー」

ボガール「もうおかわり禁止っ！お金ないよっ！」

メビウス「でもお姉さまと一緒に来たかったなぁ」

ダイナ「仕方ないよ。ゾフィー先輩とエース先輩以外は補習でしばらく勉強漬けだもん」

―その頃―

マン「へあ〜ん、遊びたいよぅ」

セブン「真夏のビーチボーイが待ってるってのに……」

タロウ「海行きてー。熱くなれよーーーー！！」

ジャック「…………」

ティガ「黙ってやりなさい！」

ダイナ「それにしてもヒカリちゃんの銀色の水着かわいいね」

ヒカリ「そう？あんたもけっこう冒険したじゃない。赤い水着なんて」

ボガール「メビウスも派手だねー。炎柄とか」

メビウス「夏は一度きりだもんね。派手にいかないと」

ダイナ「アストラちゃんはワンピースか」

アストラ「だ、だって恥ずかしいんだもん」

ボガール「やれやれ、まぶしいねえ」

ダイナ「よーし！ビーチボールやろうよ！」

アストラ「やろやろ」

メビウス「いいよ。えいっ！」ﾋｭｯ

ダイナ「やぁん！」ﾊﾞｲｰﾝ

ダイナ「変なところに当たったー」

メビウス「当ててんのよ」

ダイナ「イジワルー」

メビウス「ヒカリもやろうよ」

ヒカリ「やだ、日に焼けるし」

ボガール「あんたこそ海に来た意味あんの？」

ヒカリ「いいじゃないなんでも。おじさーんタッコング焼きくださーい」

ラゴン「あいよっ」

ボガール「しかし今年は猛暑だねえ。まっかにもおおえたああたいよおおだああからああっと♪」

ラゴン「おっいいねえ♪おじさん歌を聴くと踊っちゃうよっ♪」ｸﾈｯｸﾈｯ

ピーター「ウオンウオン♪」ﾋﾟｮﾝｺﾋﾟｮﾝｺ

メビウス「いくよー！セアッ！」ﾎﾟｰﾝ

ダイナ「ジョワッ！！」ﾎﾟｰﾝ

アストラ「エイッ！！」ﾎﾟｰﾝ

メビスス「わっ！高い！」ﾄﾞﾃ

メビウス「いたたたた」

ダイナ・アストラ「あはははは」

メビウス「よーし……だあっ！」ﾋｭｰﾝ

ヒカリ「いたっ！」ﾍﾟﾁﾝ

ボガール「ぷっ！」

メビウス「あーごめーん」ﾆﾏﾆﾏ

ヒカリ「…………」ﾆﾏﾆﾏ

ボガール「…………」ﾆﾏﾆﾏ

ヒカリ「こおらああああっ！！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

ボガール「ボガーーーーッ！！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

ｷｬｯｷｬｷｬｯｷｬ

やいのやいの

ヒカリ「ぬん！」ﾎﾟｰﾝ

ボガール「ボガーッ！」ﾎﾟｰﾝ

アストラ「きゃっ！」ﾍﾟﾁｯ

ダイナ「飛んでっちゃった」

アストラ「取ってくるね」ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ

ｻﾞｻﾞｰﾝ ｻﾞｻﾞｰﾝ

アストラ「……どこいったんだろ……あ、あった！」

ﾋﾟｰﾎﾟｰﾋﾟﾎﾟﾎﾟｰﾎﾟｰ♪ﾋﾟｰﾎﾟｰﾋﾟｰﾎﾟｰﾋﾟｰﾎﾟﾎﾟﾎﾟｰ♪

アストラ（オカリナの音色……？）

？？？「おねえちゃん」

アストラ「わ、びっくりした」

？？？「ゴミはちゃんと持ち帰ってね。でないと……」

アストラ「でないと……何？」

？？？「…………」

アストラ「ねえ、君名前は？」

？？？「シンイチ」

ヒカリ「アストラー！ボールはー？」

アストラ「あ、今行くー！」

アストラ「あれ？さっきの子……」

………
……
…

…
……
………

アストラ「ボールあったよー……あれ？」

メビウス「困るんですけど……」

ダイナ「…………」ｵﾛｵﾛ

マグマ「いいじゃんいいじゃんちょっとぐらいさー」

レッドギラス「モガーモガー」

ブラックギラス「ヌガーヌガー」

ガッツ「我々はいかなるナンパにも負けたことのないガッツ星人だ」

バルキー「いいんだね？やっちゃって」

グローザム「暑い……！なんだこの暑さは……」

デスレム「向こうで最強のエンペラさんが待ってるからさー」

ボガール「ちょっとー！やめてくれるー？いやがってるでしょー？」

マグマ「うるせえ！デブはあっちいけ！」ﾄﾞﾝ

ボガール「いたっ……！」

ヒカリ「ちょっと！」

ボガール「あたしゃぽっちゃり系だよおおおお……！」

アストラ「エイヤアッ！！」

マグマ「ぎゃあっ！！」ｸﾞｼｬｱ

一同「「「！？」」」

ﾄﾞｶﾊﾞｷｸﾞｼｬｺﾞｽﾊﾞｺ ﾚｵﾈｴｻｰﾝ!

マグマ「こいつめちゃくちゃ強ええ！」

アストラ「わたしの友達を傷つけるやつは許さない！」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

マグマ「ひいいっ！！すいやせんでしたああああ！！」

ｳﾜｰﾝﾏﾏｰ ｽﾀｺﾗｻｯｻ

ダイナ「すごいアストラちゃん！」

アストラ「お姉ちゃんに習った空手が役に立ったわ」ﾌﾝﾌﾝ

ヒカリ「見直しちゃった！」

ボガール「これだからオトコは……」

メビウス「変な邪魔が入っちゃった。仕切り直しだね」

ｷｬｯｷｬｷｬｯｷｬ

やいのやいの

………
……
…

…
……
………

ヒカリ「あー遊んだ遊んだ」

メビウス「結局ヒカリが一番はしゃいでたね」

ヒカリ「そんなことないわよ」ｶｧｰ

ボガール「メビウスとダイナは日焼けして真っ赤だね」

ダイナ「水着のあとがついちゃった」

メビウス「遅くなっちゃうから早く帰ろ」

ヒカリ「そうね」

ﾃｸﾃｸﾃｸ

ｻﾞｻﾞｰﾝ ｻﾞｻﾞｰﾝ

アストラ「あれ……こんなところにお墓が……」

ヒカリ「ほんとだ」

アストラ「あっ……」

メビウス「真市ノ墓……」

ダイナ「ん……オカリナ？」

アストラ「このオカリナ……まさか」

ボガール「どうしたの？」

………
……
…

…
……
………

―レオ宅―

アストラ「おねえちゃああああん！」

レオ「おかえり」

アストラ「ユーレイ！ユーレイが出たの！」

レオ「まーたまたー。からかってんの？」

アストラ「ホントなんだってば！！」

レオ「ユーレイなんているわけないでしょ」

アストラ「信じてよおねえちゃん！」

レオ「はいはい……あ、ちゃんとゴミ持ち帰ってきたね。えらい。ん？……なにこれ」ｶﾞｻｺﾞｿ

レオ「オカリナ……？」

アストラ「えっ」



ﾋﾟｰﾎﾟｰﾋﾟﾎﾟﾎﾟｰﾎﾟｰ♪ﾋﾟｰﾎﾟｰﾋﾟｰﾎﾟｰﾋﾟｰﾎﾟﾎﾟﾎﾟｰ♪

ｻﾞｻﾞｰﾝ ｻﾞｻﾞｰﾝ

ｻﾞｻﾞｰﾝ

………
……
…

ユリアン先輩編



―休日―

―商店街―

ユリアン（どうしようかしら……）ｳﾛｳﾛ

マン「へあ？ユリアン先輩？」

ゾフィー「どうしたんですかこんなところで」

セブン「８０先生と待ち合わせですか？」

ユリアン「んなっ！そんなわけないじゃない！」ﾋﾗﾘ

マン「？……執事喫茶ＵＭＡ団体割引券……」

ユリアン「ああんダメ！」

セブン「ずいぶんいいご趣味をお持ちで」

ゾフィー（執事喫茶って……あの執事喫茶？）ﾜｸﾃｶ

ユリアン「ベスもチャックもスコットもドタキャンされちゃって困ってたのよ……」

ユリアン「あ、もしよかったら一緒に行かない？」

マン「へあ〜ん、楽しそう♪」

セブン「イケメンの園」ｼﾞｭﾙﾘ

ゾフィー「わ、私はそういう店に行くのは良くないと思うな……ま、まだ高校生なんだし」

セブン「じゃあさっさと帰れ腰抜けが！！」ｸﾜｯ

ゾフィー「ハイすいません行きたいです」

ユリアン「じゃあ行きましょう」

………
……
…

…
……
………

ユリアン「ＵＭＡ……ＵＭＡ……あ、ここね」

ゾフィー「…………」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

ｶﾞﾁｬ ｷｨｰ ｶﾗﾝｶﾗﾝ

グレート「あぁん！？お客さん！？」

ユリアン「えっ」

グレート男か
執事喫茶ってどんなんか知らんな

グレートガチムチｗｗｗ

ベスチャックスコットって海の向こうの奴らか

グレートきたｗｗガチムチｗｗｗ

むきむきで胸に蝶ネクタイ付けたグレート想像しちまったｗｗｗ

ユリアン「えっ」

ゾフィー（マッチョな男の人がいっぱい……！？）

マン「へあ〜ん……なんだか怖い……」

グレート「あれだな？見せかけで超ビビッてるな？」

セブン「おおおオトコの園だぜーー！」ﾋｬｯﾊｰ

ユリアン「想像してたのと違うううう！！」

グレート「何の問題ですか？」

ダダ「なんだい。なんか文句あるのかい」

マン「ここって執事喫茶じゃないんですか？」

ダダ「違うよ執事喫茶はもう潰れたのさ。ここは今日からガチムチ喫茶だよ」

ゾフィー「でも表に『ＵＭＡ』って」

ダダ「ああ、あれは『う〜んマッチョの餡かけチャーハン』の略だよ」

ゾフィー「いや意味わかんない」

ユリアン（ふざけんなし……）

パワード「Ｆｕｃｋ♂ｙｏｕ」

マン「へあっ？」ﾋﾞｸｯ

グレート「あぁん！？（客を選ぶなんて）だらしねえな！？」

ダダ「こらパワード、口の利き方に気をつけな」

パワード「いやぁ染まりや〜す」ﾆﾔﾘ

ユリアン（染まらないそまらない染まらない……３次元のガチムチになんて染まらない）ｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸ

ダダ「まああんたたちも客として来たならゆっくりしておいき。グレート、パワード、頼んだよ」

グレート「いざぁ……」

ユリアン（やっぱり２次元のがいい……）

セブン「これもありだ！うっしゃー！！」

グレート「歪みねえな」

やいのやいの

グレート「…………」

マン「……あ、何か頼まなきゃ」

セブン「じゃあ紅茶ください！」

グレート「ええぞ」

マン「わたしはミルクと砂糖もセットで」

グレート「やっぱりな」

マン（え、砂糖入れそうな子供っぽく見えたのかな）

セブン「なんか食べる？」

マン「何があるんですか？」

グレート「ピザプリン、餡かけチャーハン、おいなりさん、トンガリコーン……いつだってあるよきんぴら」

セブン（ピザプリン？）

マン（きんぴらごぼう？和風なメニューが多いのかな）

マン「わたしトンガリコーン」

セブン「おいなりさん食べよっと」

グレート「あ、いや……（間違えた）スマン！」

セブン「？」

グレート「おいなりさんは３時のおやつだ」

セブン「あ、時間帯限定メニューか」

グレート「仕方ないね」

セブン「じゃあピザプリン食べてみようかなｗｗｗ」

グレート「オーライ」

マン「どんな味だろうね」

セブン「さあ」

マン（すっごい筋肉だなぁ）ﾁﾗｯ

グレート「お客さん！？」

マン「な、なんでもないです」

セブン「筋肉触ってもいいっすか？」

グレート「カモォン……」

セブン「すごく……硬いです……」ﾍﾟﾀﾍﾟﾀ

マン「どれどれ……うわ、すご〜い」ﾍﾟﾀﾍﾟﾀ

パワード「…………」

ゾフィー（無口なのね……）

ユリアン（何か別のこと考えて気を紛らわそう……ティーカップ×スプーン……）ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

パワード「……ちゃんぽん！」

ゾフィー・ユリアン「！？」ﾋﾞｸｯ

ゾフィー（ちゃんぽんがオススメってこと？）

ゾフィー「じゃあそれで」

ユリアン「食べたらここ出ようか」

ゾフィー「はぁ、いいですけど」

パワード「後で座りたいです？」

ゾフィー「え？あ、隣どうぞ」

パワード「やった」

マン（ほんとにトンガリコーン……）ﾎﾟﾘﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

マン「セブンちゃんそれどんな味？」

セブン「プリン味のピザ？」

マン「ピザ味のプリンじゃなくて？」

セブン「あれ？どっちだろ。わかんなくなっちゃった」

パワード「Ｆｏｏ〜♪」ﾄﾞﾝ

ゾフィー「ほんとにちゃんぽん……」

ユリアン「あらおいしそう」

ゾフィー・ユリアン「いただきます」

やいのやいの

………
……
…

…
……
………

セブン「やー目の保養になった！」

ゾフィー「そう」

ユリアン（３次元はやっぱダメね）

マン「わたしはよくわからなかったな〜」

………
……
…

ウルトラセブン編



―映画研究部部室―

マン「えへへへへ」

セブン「なによ気持ち悪い」

マン「みんなにお客さんだよ」

エース「お客さん……ですか？」

マン「誰だと思う？」

タロウ「んもーじれったいなあ。教えてよ」

マン「じゃーん！」

ｶﾞﾗｯ

円谷「みんなひさしぶり！」

セブン「カントク！？」

金城・高野・成田・佐々木「こんにちは」

エース・タロウ「先輩！」

セブン「どうしてまた……」

円谷「映画を企画してるって聞いて飛んできちゃった」

高野「私たちでよければ手伝うよ」

セブン「い、いやーしかしほんとに企画だけで、作る気更々なかったって言うかなんと言うか」

タロウ（この先輩たちならマジで映像化しちゃうからな）

円谷「ふうん『ウルトラアイ』か……」ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ

金城「セブンちゃんが書いたの？荒削りだけどうまく書けてるよ。サスペンス調なのもいいね」

セブン「そ、そうですか」ﾃﾍ

成田「武器は宇宙ブーメラン……ふむふむ」

佐々木「今度の気ぐるみは甲冑のイメージだね」

エース「ええ、そうですね」

円谷「今度は殺陣を重視か……」

マン「…………」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

円谷「やろうか？」

セブン「やっちゃいますか？」

マン「わ、わたしまた気ぐるみに入るの？」

円谷「いやあ、さすがに他の人に頼むよ」

金城「大学で探してみよう」

円谷「主人公は渋くてダンディなイケメン……さあ、またうまく見つかるかな？」

セブン「まさかそんなうまい話あるわけ」

マン「あるわけないよね〜」

セブン「その辺にいたりするわけないじゃん」

一同「「「あはははははは」」」

………
……
…

…
……
………

放課後

―商店街―

セブン（渋いイケメン……ダンディなイケメン……すぐ近くにいるわけないか……）ﾎﾞｰ

ﾌﾟｯﾌﾟｰ ｷｷｰｰｰ!

セブン「あ……」

？？？「あぶない！」

セブン「きゃあっ！」

カタン「バッキャロー！気をつけろ！」ﾌﾞﾛﾛﾛ

？？？「……怪我はないかい？」

セブン「は、はい……あ……！」

？？？「じゃ、車には気をつけるんだよ」

セブン「あ！あの！お名前は！？」

？？？「名前？そう……モロボシ・ダンとでもしておこうか」



ＥＮＤ

さりげなくカタン星人とかwww
>>1はタロウ相当好きとみた

ほ

ほしゅ

>>480
>>481
この話はもうこれでおしまいなんじゃ

ウルティメイトフォースゼロが残ってますぜ