1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
男「はあ・・・はあ・・・はあ・・・なんとか逃げ切れたか?」
「・・・」
男「うわあああ⁉」
「・・・」
男「くそっ‼こうなったら‼」
「‼」
男「ぐっ‼・・・」
男「」
「・・・」バキッ‼
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 15:49:51.68 ID:+qFZpcm80
だっさ
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 15:55:02.73 ID:fSuXa+CQ0
次の日‼
憂「お姉ちゃーん‼もう時間だよー⁉」
唯「今行くよー」
唯「ちょっとオシャレしてみました‼」
憂「すごく似合ってるよお姉ちゃん‼」
唯「えへへ。ありがとう憂ー」
憂「澪さんたちと会うのも久しぶりだよね」
唯「うん‼・・・あっもうこんな時間だ‼」
憂「同窓会もう始まっちゃうよ⁉」
唯「は、早く行かなきゃ‼」
憂「行ってらっしゃい‼」
唯「言って来まーす」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 15:57:16.63 ID:fSuXa+CQ0
憂「さて、お姉ちゃんも行ったことだし」
憂「今日くらいはテレビでも見ながらゴロゴロしてようかな」
「たった今入ったニュースです。ガイアメモリを持った男2人組が暴れている模様です。現場に○○レポーターが行っています。○○さん?」
憂「あれ・・・これ桜高じゃ・・・」
憂「お姉ちゃん⁉」
スレ立てありがとうございます
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 15:58:42.17 ID:fSuXa+CQ0
唯「急がないと・・・ひょっとして私が一番最後かなあ?」
澪「」
律「」
唯「あっ澪ちゃーんりっちゃーん‼」
律「唯⁉」
唯「2人とも久しぶりだね‼」
澪「ひょっとして今来たのか?」
唯「うん。2人も今来たの?」
澪「いや・・・というか」
律「ニュース見てないのか?」
唯「うん、どうしたの?」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 15:59:55.81 ID:fSuXa+CQ0
澪「この近くでガイアメモリを持ったやつらが暴れてるらしくてな」
律「私たちもさっきまで桜高にいたんだけど、中止になった
んだ」
唯「ええっ⁉」
澪「唯も早くここから離れよう。犯人といつぶつかるかわからないぞ」
唯「っていうか・・・ガイアメモリってなに?」
律「お前・・・本当ニュース見てないんだな」
唯「ええみてません‼」
律「褒めてねえよ」
澪「ガイアメモリってのはどこかの企業が開発した人体強化装置なんだ」
唯「へー」
律「その大量のガイアメモリが1年前に盗まれ、ばら撒かれたたんだよ」
澪「ばら撒かれたガイアメモリは色々な人間の手に渡って犯罪に使われたりしてるんだ」
唯「ほうほう」
澪「最近この近くでもガイアメモリ関連の事件が多くてニュースで頻繁にやってるんだぞ?」
唯「全然知りませんでした‼」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 16:03:16.13 ID:dI1HDHyD0
‼
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 16:05:16.62 ID:BpuJqDwZ0
つまんなかったら俺が乗っとってあげるから
安心して最後まで書ききっていいんだよ
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 16:05:40.05 ID:fSuXa+CQ0
律「相変わらずだな唯は」
唯「それで、ガイアメモリってのを使うとどうなっちゃうの?」
律「簡単に言うと化物になる」
唯「化物?」
律「ああ」
唯「それってどんな姿?」
律「本当人間とは思えない姿になるらしいぞ」
澪「ひいいいい‼」
律「澪も相変わらずビビり過ぎだっつーの‼」
澪「だ、だって・・・」
唯「りっちゃん、その化物ってさ・・・」
律「なんだ?」
唯「ひょっとして後ろにいる人のことじゃないよね?」
律澪「え?」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 16:06:48.05 ID:fSuXa+CQ0
化物「・・・」
律「うわあああ⁉」
澪「」
唯「や、やっぱりそうだったんだ⁉」
律「早く言えよ‼逃げるぞ澪‼」
澪「」
律「澪⁉」
唯「気絶してるよ‼」
律「マジかよ・・・」
化物1「なあ兄貴、こいつら殺る前に犯しちまおうか?」
化物2「じゃあ俺は気絶してる女貰うわ」
化物1「ずりーぞ兄貴‼」
唯「おお・・・人の言葉話せるんですね‼」
律「お、お前よく普通にしてられるな」
台本ですらト書きしてあるというのに
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 16:17:10.33 ID:fSuXa+CQ0
化物1「2人とも逃げんなよ」
化物2「にげたらそこの黒髪女殺しちゃうよ?」
律「くっ」
唯「・・・あの」
化物2「あ?なんだよ?」
唯「暴れてる人達ってあなた達2人のことなんですか?」
化物1「急に何言ってんだ?」
律「何なんだよ唯⁉」
唯「うーん・・・あのねりっちゃん」
唯「あの上にいる人ってなんなのかな?」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 16:18:06.93 ID:fSuXa+CQ0
律「上?」
「・・・」
律「な、なんだよあれ・・・お前らの仲間かよ⁉」
化物1「は?知らねーよ。なあ兄貴?」
化物2「・・・」
化物1「兄貴?」
化物2「・・・るぞ」
化物1「え?」
化物2「逃げるぞって言ってんだよ‼」
唯「あっ‼あの人飛び降りたよ⁉」
律「こっちに来る⁉」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 16:29:08.99 ID:fSuXa+CQ0
化物2「や、やべえ・・・」
化物1「何がやばいんだよ⁉」
「・・・」マキシマムドライブ‼
化物1、2「⁉」
「‼」
化物1、2「ぐわああああ‼」
律「う、嘘だろ?」
唯「2人とも倒しちゃったよ⁉」
「・・・」グシャバキッ‼
男1「俺達のガイアメモリが・・・」
男2「くっ」
「・・・」
律「こ・・・こっちを見てやがる。まさか助けたと見せかけて・・・」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 16:35:09.63 ID:fSuXa+CQ0
唯「・・・」
律「お、おい唯⁉そっち行くな‼危ないぞ‼」
唯「じー・・・・」
「・・・」
唯「うーん・・・」
「・・・」
唯「りっちゃん‼多分この人大丈夫だよ‼」
律「はあ⁉」
「・・・」
律「あ・・・行っちまった」
唯「ね?大丈夫だって言ったでしょ?」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 16:36:13.01 ID:fSuXa+CQ0
律「なんで大丈夫だってわかったんだよ?」
唯「うーん・・・何となくかな」
律「何だよそれ」
唯「でも私にはあの人が私達を助けてくれた。そう感じたんだよね」
律「あの人って・・・あれは人っていうより・・・」
律「ガイコツの・・・化物じゃねえか」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 16:46:56.23 ID:3KIRoRFnO
はやく
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 16:49:07.94 ID:fSuXa+CQ0
唯「ただいまー」
憂「お姉ちゃん⁉」
唯「憂?」
憂「大丈夫だった!?変な人に襲われたりしなかった⁉」
唯「大丈夫だよー」
憂「そっか・・・よかった」
唯「・・・」
律「いいか唯、あの今回のことは誰にも言うなよ?」
唯「何で?」
律「周りに余計な心配かけたくないからな。唯だって憂ちゃんに変な心配かけたくないだろ?」
憂「・・・お姉ちゃん?」
唯「な、何でも無い‼」
憂「?」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 16:49:52.81 ID:fSuXa+CQ0
男1「すいませんでした・・・」
男2「まさか本当に存在するなんて・・・」
「ガイコツの・・・化物ね」
「・・・」
「お疲れ様でした」
「あれは?」
「はい、ベルトもメモリも完成しています。あとは適合者が見つかれば」
「そう」
「しかし、適合者が果たして見つかるのでしょうか?それに2人も・・・」
「候補は・・・いるわ」
「本当ですか⁉」
「・・・ええ」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 16:55:32.15 ID:Qj/ZzFOF0
つまんね
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 17:00:39.84 ID:fSuXa+CQ0
「ならその候補者さえ適合すれば‼」
「でもまだしばらくは私1人でやるわ」
「ですが・・・」
「お願い。もう少し・・・待ってちょうだい?」
「は、はい」
(私1人で全て破壊出来ば・・・そうすればみんなに迷惑は
かからない)
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 17:07:37.03 ID:fSuXa+CQ0
1週間後‼
憂「お姉ちゃん、私ちょっとお醤油買い忘れちゃったから行ってくるね」
唯「わかったー。変な人についていっちゃダメだよー」
憂「うん、大丈夫だよ。言ってきまーす」
唯「うーん・・・暇だなあ」
prrrr‼
唯「あれ?携帯鳴ってる・・・あずにゃん?」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 17:16:17.64 ID:fSuXa+CQ0
唯「久しぶりー。どうしたのあずにゃん?」
梓「お久しぶりです。今から会うことって出来ますか?」
唯「全然構わないよ‼結局あずにゃんに会えずじまいだったからね‼」
梓「じゃあ△△公園の前でまちあわせましょう」
唯「おっけー」
唯「あずにゃん久しぶりー‼」
梓「あの・・・抱きつくのやめてもらえますか?恥ずかしいです」
唯「んもう、あずにゃんは相変わらずだねえ」
梓「唯先輩も相変わらずみたいで・・・」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 17:18:29.45 ID:fSuXa+CQ0
唯「そういえばあずにゃん今日は急にどうしたの?」
梓「実は・・・ムギ先輩のことで」
唯「?ムギちゃんがどうかしたの?」
梓「実はムギ先輩・・・どこにいるかわからないらしくて」
唯「え?」
梓「この間の同窓会にも結局来なかったみたいで」
唯「そうなんだ・・・」
梓「じゃあ唯先輩も・・・」
唯「うん。ムギちゃんの携帯番号変わっちゃったみたいで、連絡つかないんだよ」
梓「やっぱりそうでしたか。唯先輩ならと思ったんですが」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 17:31:08.36 ID:fSuXa+CQ0
きゃあああ‼
梓「えっ?」
唯「今の・・・悲鳴だよね」
梓「あっちのほうから聞こえましたよね?」
唯「行ってみよう‼」
梓「ちょっ!唯先輩‼」
梓「唯先輩待ってくださいよ‼」
唯「・・・え?」
梓「憂⁉」
黒幕はムギ
<とIは何なんだ
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 17:36:57.69 ID:fSuXa+CQ0
「・・・」
梓「あ・・・あれなんですか⁉ガイコツの化物⁉」
唯「・・・憂」
男1「お前ら動くんじゃねえぞ‼それにてめえもだ、ガイコツ野郎‼」
「・・・」
男1「俺が暴れたら絶対来ると思ったぜ。てめえが動いた瞬間、この女殺してやるからな」
「・・・」
男1「兄貴のメモリは破壊されちまったみたいだけどな。俺のは完全に破壊されてなかったんだよ‼残念だったなあ‼」
梓「ど、どうしましょう唯先輩⁉」
唯「・・・」
梓「唯先輩?」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 17:48:09.83 ID:fSuXa+CQ0
男1「てめえはあのときの」
唯「・・・」
梓「唯先輩‼危ないです‼」
唯「・・・を」
男1「あ?」
唯「・・・憂を」
唯「憂を離してよ‼」ダッ‼
男1「なに⁉」
梓「先輩‼」
「⁉」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 17:49:14.62 ID:fSuXa+CQ0
憂「きゃっ!」
唯「憂‼大丈夫⁉」
憂「うん・・・ありがとうお姉ちゃん」
唯「よかったあ」
梓「唯先輩危ない‼」
唯「え?」
男1「てめえよくも人質を・・・」
唯「あ・・・ああ
・・・」
男1「殺してやる‼」
唯「憂逃げて‼」
憂「お姉ちゃん⁉」
梓「憂先輩‼‼」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 17:50:58.09 ID:Le14S/9H0
憂先輩?つまり唯と憂が合体したってこと?
それなんて胸熱
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 18:03:06.66 ID:fSuXa+CQ0
唯「・・・」
唯「えっ?」
「・・・‼」
憂「お姉ちゃんを・・・かばった?」
「ぐっ」ドサッ
唯「ああっ⁉」
男1「へへっ、ざまあみやがれ‼」
唯「あのっ!大丈夫ですか⁉しっかり・・・」
「・・・」
唯「・・・え?」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 18:04:13.40 ID:fSuXa+CQ0
唯「そんな・・・」
梓「唯先輩⁉どうしたんですか⁉」
憂「お姉ちゃん⁉」
男1「さて‼邪魔者も消えたことだし、思いっきり暴れてやるぜ‼」
きゃああああ‼‼
梓「な、何なんですかあの化物は⁉それにこいつも一体⁉」
唯「・・・こいつじゃないよ」
梓「唯先輩?」
憂「なんで泣いてるの?」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 18:04:39.41 ID:iDL9QkPt0
‼
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 18:23:18.69 ID:fSuXa+CQ0
「・・・」
唯「‼どうしたの⁉」
梓「なにか指差してる・・・」
唯「あれは・・・アタッシュケース?」
憂「中を開けろってことかな?」
梓「唯先輩・・・」
唯「・・・うん」ガチャッ
梓「こ・・・これって‼」
唯「ベルト?」
憂「それにこれ・・・ガイアメモリってやつじゃない⁉」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 18:24:31.18 ID:fSuXa+CQ0
唯「なんでこれを・・・」
「・・・」
唯「・・・憂」
憂「なにお姉ちゃん?」
唯「あずにゃんと一緒にこの人を連れて逃げて」
梓「⁉」
憂「お姉ちゃんは⁉」
唯「私はちょっとやることがあるんだよ」
梓「唯先輩まさかそのガイアメモリで・・・」
憂「やめてよお姉ちゃん‼」
唯「憂」
憂「お姉ちゃん・・・」
唯「大丈夫。すぐに戻るから」ダッ‼
憂「お姉ちゃん‼」梓「唯先輩‼」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 18:45:07.61 ID:fSuXa+CQ0
唯「いた・・・」
唯「・・・よし‼」
唯「・・・あれ?よく考えたら私これの使い方わかんないや」
唯「どうしよー‼」
梓「なにしてるんですか⁉」
唯「あずにゃん⁉憂は?」
梓「例のガイコツを連れて逃げました」
唯「あずにゃんも早く逃げないとまずいよ」
梓「私は唯先輩を連れ戻しに来たんです。このままじゃ帰れません」
唯「うーん・・・」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 18:46:12.06 ID:fSuXa+CQ0
梓「唯先輩」
唯「んー?」
梓「多分そのベルトとメモリ、2人用です」
唯「そうなの⁉なんでわかるの⁉」
梓「ガイコツさんに聞きましたから」
唯「ああ・・・じゃああずにゃんももう・・・」
梓「はい。憂はまだ気づいてないみたいですけど」
唯「・・・」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 18:55:46.73 ID:fSuXa+CQ0
梓「正直私には詳しいことはわかりません」
唯「うん」
梓「ただ一つだけ、今あの化物を止められる方法はこのベルトとメモリだけなんです」
唯「うん」
梓「・・・やってやるです」
唯「え?」
梓「どうせ2人用のメモリなんです。唯先輩以外にもう1人必要です。」
唯「でもそれじゃああずにゃんが・・・」
梓「・・・正直怖いですよ。でも・・・」
唯「あずにゃん?」
梓「唯先輩とだったら、例え地獄だろうがなんだろうがお付き合いしますから」
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 18:56:52.36 ID:fSuXa+CQ0
唯「ひょっとしたらもう澪ちゃんたちにあえなくなるかもしれないよ?」
梓「大丈夫です。信じてますから。唯先輩となら絶対帰れるって」
唯「じゃあ・・・やるよ」
梓「はい。唯先輩はこっちのメモリらしいです」
唯「えーっと・・・ジョーカー?」
梓「私のはサイクロンですね」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 19:05:42.80 ID:fSuXa+CQ0
梓「あとはこのベルトにそれぞれメモリを差し込むだけです」
唯「よーし‼・・・変身‼」ジョーカー‼
梓「えっ⁉」
唯「どうしたの?あずにゃんも早く変身‼だよ⁉」
梓「は、はあ・・・恥ずかしい」
梓「・・・変身‼」サイクロン‼
憂「お姉ちゃん、梓ちゃん・・・」
「う、うーん・・・」
憂「あっ⁉ガイコツさんの姿が‼」
ムギ「う、憂ちゃん・・・」
憂「嘘・・・紬さん・・・⁉」
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 19:12:58.64 ID:fSuXa+CQ0
唯「・・・これが私・・・ってあずにゃん⁉」
唯「大丈夫⁉あずにゃん⁉」
梓「なんですか?」
唯「えっ・・・私の中から聞こえる?」
梓「どうやら変身したら私の意識だけが唯先輩と同化するみたいですね」
唯「おおー‼あずにゃんと一つになったね‼」
梓「や、やめてください‼恥ずかしい・・・」
唯「えー」
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 19:20:03.74 ID:fSuXa+CQ0
梓「そんなことより行きますよ‼」
唯「あっ、うん‼」
男1「ヒャッハー‼どんどん殺してやるぜ‼」
唯「待ちなさい‼」
男1「あ?なんだてめー?」
唯「え?えーっと・・・あずにゃん?私達って誰だっけ?」
梓「なに言ってるんですか⁉」
唯「いやーだってそのまま平沢唯とあずにゃんっていうわけにもいかないよ?」
梓「またそんなくだらない・・・」
唯「じゃああずにゃん決めて‼」
梓「ええっ⁉」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 19:29:33.46 ID:fSuXa+CQ0
男1「おい‼誰かって聞いてんだよ⁉」
唯「あずにゃん早く‼」
梓「ああもう‼・・・じゃあ・・・」
唯「ええー⁉」
梓「唯先輩が決めてって言ったんでしょう⁉」
唯「冗談だよ・・・あずにゃんてば・・・」
男1「おい・・・いいかげんにしろよ‼勝手に出て来て人の質問無視しやがって‼」
唯「それじゃあ・・・私の名は仮面ライダーWだ‼」
男1「仮面ライダーだあ?」
梓「恥ずかしすぎる・・・」
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 19:40:34.61 ID:fSuXa+CQ0
唯「私達の友達を・・・絶対に許さないよ⁉」
男1「その姿、ガイアメモリか。どうだ?俺と一緒に手を・・・」
唯「ふんす‼」
男1「なっ⁉速い‼」
唯「ええいっ‼」
男1「ぐあっ」
唯「てえい‼」
男1「があっ‼・・・糞が‼」
唯「うわあ‼」
梓「大丈夫ですか⁉」
唯「・・・全然痛くないよ‼」
男1「バカな・・・本気でぶん殴ったのに・・・」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 19:50:44.37 ID:fSuXa+CQ0
唯「今度はこっちの番だよ‼」
男1「くっ」
唯「これはあなたに殺された街の人の分‼」
男1「ぐはっ‼」
唯「これが人質にされた憂の分‼」
男1「ぐおおっ‼」
梓「唯先輩‼さっき教えたとおりやってください‼」
唯「うん‼そしてこれが・・・」マキシマムドライブ‼
唯「ムギちゃんの分だ‼」
唯梓「ジョーカーエクストリーム‼」
男1「くそおおお‼」
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 20:01:20.87 ID:fSuXa+CQ0
唯「やった!やったよあずにゃん‼」
梓「すごい・・・自分のものみたいに扱えてる」
唯「よし・・・後は」
男1「な・・・なんだよ⁉」
唯「ふん‼」グシャ‼
男1「あああっ⁉俺のメモリが⁉」
唯「・・・」
男1「あの方から頂いたメモリが‼‼」
唯「やったよ・・・ムギちゃん」
梓「・・・あの方?」
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 20:10:15.10 ID:fSuXa+CQ0
梓「さて、あいつも警察に突き出しましたし」
唯「うん」
梓「行きましょうか。憂から病院の場所も聞きましたし」
唯「ムギちゃんに聞かないとね。なんであんなことをしていたのか」
梓「そしてなんでガイアメモリを持っていたのかを」
病院‼
ムギ「・・・2人ともごめんなさい」
梓「いいんですよ。私達も無事帰ってこれたし」
唯「あずにゃんと一緒になれたからねー」
梓「唯先輩‼」
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 20:19:09.48 ID:fSuXa+CQ0
紬「・・・」
唯「ムギちゃん、なんであんなガイコツさんになってたの?」
紬「・・・わかった。全て話すわ」
梓「・・・」
紬「実はガイアメモリの開発を指揮していたのは、琴吹財閥なのよ」
梓「そうだったんですか⁉」
紬「ええ、人間の体を極限まで強化する。これがコンセプトで作られたの」
梓「でもそれがどうしてあんな化物に?」
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 20:26:07.49 ID:fSuXa+CQ0
紬「ガイアメモリはまだ試作段階なの。だからメモリを直接人間に差し込むなんてことをすると、メモリ内のパワー全てがその人に加わる・・・」
梓「それであんな化物が・・・」
唯「でもムギちゃんや私達は姿は変わっちゃったけど、あそこまで気持ち悪くはならなかったよ?」
紬「それはベルトのおかげよ」
梓「ああ、なるほど」
唯「どういうこと?」
梓「ガイアメモリを安全に使用するには、人間とガイアメモリの間にフィルターが必要なんですよ。ですよねムギ先輩?」
紬「ええ、私や唯ちゃん達がメモリの力に溺れることなく済んだのは、このベルトがあってこそなのよ」
唯「ムギちゃんもこのベルトを?」
紬「私のは少し違うけどね。私のは1人用。私単独で変身出来る」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 20:32:10.83 ID:fSuXa+CQ0
梓「ムギ先輩がここまでする理由は何なんですか?それに、琴吹財閥で開発されたガイアメモリがどうして街にばら撒かれたんです?」
紬「ばら撒かれた理由はわからないわ。わかっているのは所員の中に裏切り者がいて、その所員がメモリを持って姿を消したっていうことだけ」
梓「そうなんですか・・・」
紬「それにね、ガイアメモリ製作の案を出したのは・・・私なの」
唯「ムギちゃんが?」
紬「それでこんな事件が起こっちゃった。だから私自身で責任を取ろうと思ったわ」
梓「だからあんな姿に・・・」
紬「この街にばら撒かれたガイアメモリ全てを破壊する。これが私なりのけじめよ」
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 20:38:18.47 ID:fSuXa+CQ0
梓「ちなみに残りのガイアメモリは・・・?」
紬「唯ちゃん達が破壊したメモリも合わせるとあと50個」
梓「ご・・・」
唯「50・・・」
紬「そんなガイアメモリを速やかに破壊するために、琴吹財閥は新たなシステムを開発したの。私のこのベルト、ロストドライバーをさらに進化させたベルトを。」
唯「ひょっとしてそれが・・・」
紬「そう。ダブルドライバーよ。私のロストドライバーと違って、2つのメモリを使うことが出来る。パワーも段違いよ。さらに戦闘状況に応じてメモリの差し替えも可能なの」
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 20:47:09.30 ID:fSuXa+CQ0
梓「なるほど、そういうことですか」
唯「どうしたの?」
梓「わからないんですか?恐らくムギ先輩は最初から私達に変身させるつもりだったんですよ」
唯「そうなの?」
紬「・・・うん」
梓「やっぱり・・・」
紬「ダブルドライバーのコンセプトを聞いた時、私の頭の中に4人の顔が浮かんだわ」
梓「まさか澪先輩や律先輩も候補に入ってたんですか⁉」
紬「でも・・・頼めなかった。みんなを危険に合わせたくは無かったから‼」
梓「でも結果として私と唯先輩がベルトを手にした。ムギ先輩の計画通りじゃないですか?」
唯「あずにゃん・・・」
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 20:49:18.37 ID:fSuXa+CQ0
紬「だからそのダブルドライバーを返してほしいの」
梓「え?」
紬「今回の事件は憂ちゃんが人質にされたことからそこに唯ちゃん梓ちゃんが居合わせたことまで完全に私の誤算だった」
梓「もう2人にあんな危険な目にあってほしくないの。だからドライバーとメモリを渡して?」
唯「これからムギちゃんはどうするの?」
紬「ダブルドライバーを使ってこれからもメモリを破壊しつづけるわ。幸い財閥の中のボディーガードがいるからその人と一緒に・・・」
唯「ダメだよムギちゃん‼」
梓「先輩・・・」
紬「唯ちゃん・・・」
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 20:50:56.86 ID:fSuXa+CQ0
唯「ムギちゃん水くさいよ⁉私達に遠慮してさ‼」
紬「唯ちゃん・・・」
唯「友達が苦しんでたら助ける。それが友達だよ‼」
梓「じゃあ唯先輩もガイアメモリ破壊に参加するんですか?」
唯「当然だよ‼ムギちゃんのためだもん‼」
梓「ひょっとしたら今ムギ先輩が言ってることは嘘かもしれませんよ?」
唯「え?」
梓「私達に同情してもらってメモリ破壊に協力させる。そういうつもりかもしれないじゃないですか」
紬「・・・」
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 20:59:16.31 ID:fSuXa+CQ0
唯「・・・それでも」
唯「それでも私はムギちゃんに協力するかな。」
紬「唯ちゃん・・・」
梓「はあ・・・そうですか」
梓「ムギ先輩、すいませんがこのベルトはしばらく返せそうにありません」
紬「梓ちゃん・・・じゃあ⁉」
梓「勘違いしないでください‼唯先輩がやるっていうから仕方なく・・・」
唯「あーずにゃーん‼」
梓「にゃっ‼」
唯「やっぱりあずにゃんはいい子だよう」
梓「や、やめてください・・・」
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 21:00:26.02 ID:fSuXa+CQ0
紬「2人とも・・・ありがとう・・・」
梓「あ、それと条件があります。澪先輩や律先輩、その他他の人達に私達のことは黙っていてください」
紬「ええ、わかっているわ」
唯「なんだかとんでもない秘密抱えちゃったね‼」
梓「唯先輩のせいですよ。先輩が断りさえすればこんなことにはならなかったのに。」
唯「でも私が断ってても、きっとあずにゃん1人でムギちゃんに協力してたよね?」
梓「・・・まさか。そんなはずありません」
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 21:01:29.68 ID:fSuXa+CQ0
唯「またまたあずにゃんってばー」
梓「だから抱きつかないでください」
唯「ちぇっあずにゃんのケチ」
梓(それにあの男の言っていた言葉。あの方から頂いたメモリ・・・あの方って・・・一体?)
唯「あずにゃん?どうかした?」
梓「・・・いや、なんでもありませんよ」
唯「じゃあ今日から私とあずにゃんは仮面ライダーだね‼メモリ破壊頑張るぞー‼」
梓「ちょっと‼恥ずかしいからやめてください‼」
???「へえ・・・そういうことね」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 21:03:57.04 ID:fSuXa+CQ0
唯「じゃあねあずにゃん」
梓「はい、また明日連絡します。」
唯「はいはいー・・・って澪ちゃんから電話だ」
梓「澪先輩からですか?」
唯「もしもし澪ちゃん?どうしたの?・・・え?」
梓「?」
唯「澪ちゃん落ち着いて⁉今家にいるの⁉とにかく行くから待ってて‼」
梓「澪先輩どうかしたんですか?」
唯「澪ちゃんのお母さんとお父さんが・・・家で倒れてるって」
梓「ええっ⁉」
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 21:40:28.92 ID:fSuXa+CQ0
2時過ぎまで仕事行って来るんで、もし残っていたら続き書きます
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 22:12:10.57 ID:/HgfwNr40
これなんのクロス?
仮面ライダーはクウガ〜竜騎までしか分からん
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 22:14:39.28 ID:jWqNvYCb0
まさかの澪んがてるいるーフラグ
ダブルと聞いて
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 22:55:31.48 ID:jWqNvYCb0
脚本は良かった。キャラも良かった。殺陣も良かった
唯一残念だったのがエクストリームの姿
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 23:24:18.72 ID:s71oFN6i0
部室
唯「ふぅ〜」
シュィィィン
唯「??」
鏡から糸の様なものが現れた!
こんな感じで誰か
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 23:45:21.00 ID:F1Nvn8A7O
龍騎クロスなら前に3、4作程見たぞ
Wクロスはもっとあったな
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 23:45:45.63 ID:jWqNvYCb0
むしろ
一号=澪
二号=律
V3=唯
ちはる=憂
琴美=梓
がみたい
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 23:49:33.94 ID:s71oFN6i0
電王はある?
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 23:55:53.70 ID:s71oFN6i0
梓「ユイタロス!行くよ!」
ムギタロス「あそびたいで〜す♪」
ユイタロス「えぇ〜わたしがやりたーい」
ミオタロス「てんこもりでどうだ?」
リツタロス「だな!!」
梓「みんな!行くよ!変身!」
こんな感じでだれか
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 00:33:53.41 ID:R5lULMDD0
>>67 龍騎クロス!?
なんてググれば見つかる!?
電王は配役が難しいと思うんだ
ハナちゃんとかお姉さんとかデネブとかどうすんの
>>71 戦え…戦え… 唯「んー?」
唯「戦わなければ生き残れない!」
唯「りゅうき!」
あと1個あった気がするが見つからん
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 00:44:34.97 ID:R5lULMDD0
>>73 戦え… 好きだな
よくあそこまで話練ったと思う
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 01:50:29.66 ID:zCAAh9S6P
昨日AtoZ観た
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 02:20:16.71 ID:5s13q3uu0
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 03:10:21.96 ID:aKfQ8l2C0
まさか残ってるとは思いませんでした。
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 03:15:48.07 ID:aKfQ8l2C0
というわけで再開します。
唯「澪ちゃん‼」
澪「唯・・・」
律「梓も一緒だったか」
梓「澪先輩、一体なにがあったんですか⁉」
澪「」
唯「澪ちゃん・・・」
律「今の澪には酷だ。私でいいならわかる限り教えるよ」
おーきたかまってたで
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 03:26:50.57 ID:aKfQ8l2C0
律「まず澪が家に帰ってきた時点で、澪の両親はやられた後だったらしい」
梓「やられた?強盗かなにかですか?」
律「そこらへんはまだ確証は無い。だけど恐らく・・・・あの化物が絡んでると思う」
唯「ガイアメモリ・・・⁉」
梓「どうしてそう思うんですか?」
律「救急車で運ばれる前に私がこっちに着いたからさ。傷口とか見たんだけど・・・あれは人がつけられる傷じゃないよ。あんなことやれるとしたら頭のおかしい猟奇殺人犯だ。」
唯「そんな・・・」
律「それに薄気味悪い化物を見たっていう証言もあるらしいしな」
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 03:36:04.73 ID:aKfQ8l2C0
梓「それで先輩の両親は?」
律「まだわかんない。少なくとも今の時点で最悪の状態は避けられてるみたいだけどな」
唯「じゃあ⁉」
律「でも可能性としては悪い方の確率が圧倒的なのは確かだよ」
唯梓「・・・」
律「私のわかる範囲はこれくらいだ。わざわざ来てくれてありがとな。とりあえず今日からしばらくは私が澪の面倒見るよ。」
唯「なら私も‼」
梓「唯先輩、あんまり人が多くてもかえって迷惑です。ここは律先輩に任せましょう」
唯「あずにゃん・・・」
律「悪いな唯。なんかあったら連絡するからさ」
唯「うん・・・」
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 03:48:47.19 ID:aKfQ8l2C0
唯「・・・ねえ」
梓「なんですか?」
唯「やっぱり澪ちゃん家に戻ろう⁉」
梓「唯先輩・・・」
唯「このままだと澪ちゃん、どうにかなっちゃいそうで・・・私嫌だよ‼」
梓「・・・私だって残りたかったですよ」
唯「あずにゃん?」
梓「私だって‼あんな澪先輩見てられないです‼」
唯「じゃあ・・・」
梓「でも私や唯先輩じゃあ今の澪先輩は助けられないと思います。だけど律先輩なら・・・小さい頃からの友達なら・・・」
唯「・・・」
梓「だから唯先輩、私たちは私たちに出来ることをしましょう?」
唯「?」
梓「もう忘れたんですか?私たちの第二の顔を」
唯「あっ‼」
梓「とにかく今は、例の化物の仕業かどうか調べましょう。律先輩に化物退治は出来ないけど、私たちには出来ますから」
唯「・・・うん、そうだね」
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 03:56:46.07 ID:aKfQ8l2C0
澪「」
律「なあ澪?」
澪「」
律(ダメか)
澪「律・・・?」
律「なんだ?」
澪「犯人・・・捕まるかな」
律「ああ、すぐ捕まるよ」
澪「そっか」
律「・・・」
澪「もし捕まらなかったら」
律「?」
澪「私が殺してもいいかな」
律「澪・・・⁉」
澪「」
律(いつもなら冗談だ‼とでも言うのに・・・)
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 04:10:00.07 ID:aKfQ8l2C0
澪「・・・律?」
律「澪・・・私はお前を絶対に守る」
澪「・・・」
律「わけのわかんねえ化物からだけじゃない。お前を・・・復讐の塊には絶対にさせないから‼」
澪「律・・・」
律「だから・・・いつもの澪に戻ってくれよ」
澪「・・・」
律「・・・」
澪「・・・ありがとな、律」
律「澪・・・」
澪「私、パパとママを信じるよ」
律「そうか・・・」
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 04:17:03.35 ID:aKfQ8l2C0
澪「だから律、お願いがあるんだ」
律「なんだ?」
澪「私から離れないでくれ・・・」
律「ああ」
澪「お前がいなくなったら・・・私は・・・」
律「いなくならないから」
澪「うん」
律「私は死んだって、澪の側にいるよ!」
澪「・・・バカ律」
律「なにをー⁉そんなこと言う澪ちゅわんなんて、私知りませんことよ?」
澪「バカ、冗談だ」
律「またバカって言われたー‼」
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 04:18:51.27 ID:W9kCisoeO
‼
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 04:27:35.75 ID:z8EV2oCj0
澪「ぷっ」
律「澪やっと笑った」
澪「律が悪いんだぞ?お前が変なこと言うから・・・」
ピンポーン
澪「・・・律‼」
律「ちょっと見てくる」
澪「やめろ‼危ないから‼」
律「大丈夫だって。私が一度でも澪との約束破ったことあったか?」
澪「りつぅ・・・」
律「澪、私を信じろ」
澪「・・・」
澪「わかった。信じるよ」
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 04:31:09.36 ID:z8EV2oCj0
澪「・・・」
澪「律・・・まだかな」
澪「もう10分経ってる。何かあったのか?」
澪「・・・頑張れ、私」
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 04:34:47.57 ID:z8EV2oCj0
ガチャ
澪「律・・・今助けるからな」
澪「・・・」
澪「変だ・・・だれもいな
律「うおっ!どうした澪?」
律「もう大丈夫か?」
澪「ああ」
律「なにむすっとしてんだよ?」
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 04:38:59.29 ID:z8EV2oCj0
澪「だっていきなり律が横から出てくるから・・・」
律「私はゾンビか」
澪「律のせいでまた気絶しちゃったじゃないか」
律「そんな怖がりな律が大好きなんだよ!」
澪「・・・で?」
律「ん?」
澪「誰だったんだよ?」
律「なにが?」
澪「誰か来たじゃないか・・・」
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 04:45:20.34 ID:z8EV2oCj0
律「ああ、あれな。」
澪「・・・」
律「新聞の勧誘だった」
澪「へ?」
律「いやーしつこくてさ、あんまりしつこいから怒鳴ってやったよ。さっさと帰れってな」
澪「そ、そうだったのか」
律「だから言っただろ?私を信じろって」
澪「うん・・・ごめん、律」
律「わかればよろしい」
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 04:51:18.18 ID:z8EV2oCj0
律「あっそうだ」
澪「どうした?」
律「ちょっと着替え取って来る」
澪「え?着替えなら私のを・・・」
律「いやー私人のパジャマ着ると寝られなくなるんだよ」
澪「そ、そうか」
律「大丈夫、自転車で飛ばしていくからすぐに戻るよ」
澪「・・・」
律「みーお」
澪「大丈夫だ。信じてる」
律「よし!じゃあちょっくら行ってくるわ」
澪「ああ」
律「澪?」
澪「ん?」
律「今夜は寝かさないぜ、ベイビー?」
澪「バカ」
律「」
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 04:57:22.42 ID:z8EV2oCj0
澪「・・・」
「・・・私を信じろだって?当たり前じゃないか」
「私は常に律を信じてるよ。だから着替え取りに行くって言ったときも何も言わなかった・・・本当は嫌だったけど」
「だけどそうじゃない。私が言いたいのは」
「律・・・なんで嘘吐いたんだ?」
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 05:04:03.52 ID:z8EV2oCj0
澪「あの時私は耳を塞いでなかった。だからわかる。律は怒鳴ってなんかいない」
「律の声はよく響くから聞こえないはず無いんだ」
「それにパジャマの話のときもそうだ。あいつは覚えてないだろうけど、1回私のパジャマ着て寝たことあっただろ?しかもずいぶんと気持ち良さそうに寝てたじゃないか」
「律・・・下で何があったんだ?」
「まさか・・・あの化物と・・・」
「律‼‼」
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 05:10:29.90 ID:z8EV2oCj0
「あら、ひょっとして澪?」
澪「え?その声は・・・」
和「久しぶりね」
澪「和⁉」
和「ええ・・・どうしたの急に飛び出してきて」
澪「律を見なかったか⁉」
和「律?いいえ、見てないけど。どうかしたの?」
澪「・・・いや、何でも無い。ごめんな、取り乱しちゃって」
和「いいわよ、誰にでもそんな時はあるわ」
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 05:19:34.32 ID:z8EV2oCj0
澪「じゃあ私、律探しに行くから」
和「あっ、ちょっと待って」
澪「なんだ?」
和「澪に大事な話があったのよ」
澪「大事な・・・話?
律「そんなこんなで私が戻ってきたら澪が涙目でこっちに飛びついてきてさ。和も苦笑いだったよ」
唯「そっか、とにかく澪ちゃん少しでも元気になってよかったよ!」
律「全くだよ・・・ところでさ」
唯「うん?」
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 05:25:42.81 ID:z8EV2oCj0
律「実は私が着替え取りに行く少しまえに警察の人が来たんだ」
唯「どうしたの?」
律「どうやら今回の犯人は例のガイアメモリ絡みじゃあ無いらしい」
唯「えっ⁉そうなの?だって近所の人が化物を見たって・・・」
律「それも勘違いだってさ」
唯「そうなんだ」
律「まあ頻繁にそんなやつと遭遇したくないって」
唯「ま、まあね・・・」
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 05:30:56.81 ID:z8EV2oCj0
律「澪の両親も無事峠は越えたみたいだし、とりあえず一安心だろ」
唯「本当⁉よかったあ‼」
律「ん?・・・悪い、澪が寂しがって呼んでるわ」
唯「澪ちゃん相変わらずだね」
律「じゃあな、唯」
唯「うん、じゃあねりっちゃん」
唯「よかったあ‼」
憂「お姉ちゃんどうしたの?」
唯「澪ちゃんのお母さんとお父さん、無事だって‼」
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 05:37:32.29 ID:z8EV2oCj0
憂「本当⁉よかったねお姉ちゃん‼」
唯「うん!そうだ、あずにゃんにも知らせなきゃ!」
梓「本当ですか⁉」
唯「本当も本当だよー」
梓「よかったです・・・」
唯「ああ、それと今回の犯人はガイアメモリ絡みじゃないらしいよ」
梓「え?」
唯「目撃者っていうのも単なる勘違いだって。酷い話だよ全く」
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 05:42:37.21 ID:z8EV2oCj0
梓「・・・」
唯「あずにゃん?」
梓「その話、本当ですか?」
唯「うん、りっちゃんが言ってたよ」
梓「律先輩が?」
唯「どうしたのあずにゃん」
梓「いえ、ずいぶん私の調べた情報と違うなと思いまして」
唯「そうなの?っていうかもう調査始めてんの⁉」
梓「当たり前です・・・まさか何も調べてないんじゃ」
唯「すいませんでした‼」
梓「だと思いましたよ・・・」
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 05:50:11.08 ID:z8EV2oCj0
唯「それで、あずにゃんの調べた情報って?」
梓「ああ、実は他にも化物の目撃者がいたんですよ」
唯「そうなの⁉」
梓「ええ、それに中々詳細な目撃もありました。化物が変身を解除しかけてる瞬間を見た人がいました」
唯「本当に?」
梓「本当です。信じてないんですか?」
唯「そうじゃないけどさ、なんかずいぶんりっちゃんの言ってたことと違うから・・・」
梓「確かに・・・」
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 05:56:10.95 ID:z8EV2oCj0
梓「しかもかなり面白い情報があるんですよ」
唯「なに?」
梓「その化物が変身を解除しながら向かった先・・・何処だと思います?」
唯「?」
梓「桜高だそうです」
唯「なんと・・・」
梓「明日行ってみる価値があると思いません?」
唯「でも簡単には入れないんじゃ・・・」
梓「大丈夫です。明日は堂々と入れます」
唯「ええ?・・・あっ!文化祭!」
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 06:05:18.96 ID:z8EV2oCj0
次の日‼
唯「いやーこの学校に来るのも久しぶりだねえ」
梓「わかってるとは思いますけど、遊びに来たんじゃないですからね?」
唯「わかってるよー・・・あっ!焼きそばだ!」
梓「はあ、調査終わったらゆっくり食べていいですからね」
唯「ああんっ、あずにゃんのおにー」
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 06:12:19.88 ID:z8EV2oCj0
「あら、あなたたちは・・・」
梓「え・・・?」
唯「曽我部先輩!お久しぶりです!」
梓「確か和先輩の一つ前の生徒会長だった・・・」
曽我部「確か梓ちゃんとは・・・1回だけ会ったことあるわよね?」
梓「あれ、そうでしたっけ?」
唯「失礼だよあずにゃん、りっちゃんが密かに会っては過去問借りてたじゃん」
梓「あっ・・・すみません!」
曽我部「いいのよ気にしないで」
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 06:20:30.72 ID:z8EV2oCj0
唯「先輩も文化祭を見に?」
曽我部「いいえ、私は遊びに来てるんじゃないの。そうね・・・見張りってとこかしら」
梓「じゃあひょっとして・・・」
曽我部「そう、ここの教師をやってるわ」
唯「ほえー・・・先輩すごいです!」
曽我部「そんなこと無いわよ」
唯「じゃあじゃあ!山中さわこ先生ってまだいますか?」
曽我部「山中先生なら去年異動したわ」
唯「そうなんですか・・・残念じゃ」
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 06:28:03.63 ID:z8EV2oCj0
唯「あっそうだ忘れてました!
曽我部「何?」
唯「先輩の愛しの澪ちゃんは相変わらず元気ですよ!」
曽我部「あら!本当⁉」
唯「はい!相変わらずの怖がりです!」
曽我部「秋山さんってば・・・本当に素敵だわ‼」
梓「ああ、そういえば曽我部先輩は澪先輩の熱狂的ファンでしたね」
曽我部「そうなのよ」
梓「澪先輩とはたまに会うんですか?」
曽我部「いえ、私が大学卒業しちゃってから一度も会ってないのよ。久しぶりに秋山さんに会いたいわねえ」
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 06:34:12.25 ID:z8EV2oCj0
唯「ひょっとしたら今日ここにりっちゃんと来てるかもね」
梓「ですね。あっ、急ぎましょう!調査が出来なくなっちゃいます!」
曽我部「調査?」
梓「あ、えっと・・・」
唯「私たちの同級生が何人来てるかの調査です‼」
曽我部「そ、そうなの。変わった調査ね」
唯「はい!頑張ります!さあ行くよあずにゃん」
梓「あ・・・はい」
曽我部「今日は楽しんでいってね」
唯梓「はーい」
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 06:41:04.43 ID:z8EV2oCj0
唯「もう!あずにゃんめっだよ⁉」
梓「すみません・・・油断しました。しかし唯先輩があんなフォローするとは」
唯「もっと褒めて‼」
梓「でも若干苦しかったですよ」
唯「そうかなあ・・・あれ?」
梓「そうです・・・・あれ?」
唯「りっちゃんだ‼」梓「澪先輩‼」
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 06:44:53.70 ID:z8EV2oCj0
梓「えっ⁉律先輩ですか⁉」
唯「うん!っていうかそっちは澪ちゃん⁉」
梓「はい・・・どうしましょうか」
唯「じゃあ私が右側のりっちゃんを追いかけるよ」
梓「分かりました私は左側の澪先輩で」
唯「なにかあったら連絡するねー!」
梓「分かりましたー!」
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 06:50:11.04 ID:z8EV2oCj0
唯「あれー・・・どこいっちゃったんだりっちゃんは」
「っていうか澪ちゃんと離れるなんてりっちゃんらしくない!見つけたらめっ!だよ全く!」
梓「あちゃー、澪先輩見失っちゃった。これは唯先輩怒れないや・・・」
「でも昨日の今日で律先輩と離れて行動するなんて・・・律先輩らしくない」
きゃあああああ‼
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 06:58:34.73 ID:z8EV2oCj0
>>111 >「でも昨日の今日で律先輩と離れて行動するなんて・・・澪先輩らしくない」の誤りでした。
唯「悲鳴⁉」
梓「あっちから聞こえた‼」
唯「あずにゃん‼」
梓「唯先輩‼」
唯「確か聞こえたのこの辺りだよね⁉」
梓「・・・あれです‼」
化物「・・・」
和「くっ・・・」
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 07:03:13.65 ID:z8EV2oCj0
唯「和ちゃん⁉」
梓「どうして和先輩が⁉」
唯「あずにゃん‼行くよ‼」
梓「ちょっ、待ってください!ここでの変身はまずいです!」
唯「じゃあ・・・そこのトイレで変身しよう!」
梓「分かりました!」
サイクロン! ジョーカー!
唯梓「変身‼」
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 07:05:29.64 ID:bnTfbfrA0
頑張れ超頑張れ
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 07:08:55.91 ID:z8EV2oCj0
唯「ちょっと待ったあ‼」
化物「⁉」
唯「大丈夫・・・でしょうか⁉」
和「え、ええ・・・あなたは?」
唯「仮面ライダーW‼・・・です」
和「は、はあ・・・」
梓「先輩!完全に引かれてますよ⁉」
唯「やっぱりあずにゃんのセンス悪すぎだよ」
梓「」
唯「じゃあそこの化物さん‼この私が相手だよ‼」
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 07:13:59.62 ID:z8EV2oCj0
唯「ふんす!」
化物「!」
「てえい!」
化物「!」
「あずにゃん!当んないよ⁉」
梓「ずいぶんトリッキーな動きをしますね」
唯「これじゃあいつまで経っても当たらないよ・・・うわ!」
梓「大丈夫ですか⁉」
唯「うん、向こうの攻撃は全然痛くないんだけどね」
梓「こうなったらメモリを変えましょう」
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 07:23:11.32 ID:z8EV2oCj0
唯「メモリを変える?」
梓「ムギ先輩が言ってましたよね。私たちはメモリを変えて戦闘を有利に出来るって」
唯「よーし・・・じゃあこれとこれだ!」
ルナ! メタル!
梓「あっ!その組み合わせは・・・」
唯「わっ!なんか棒が出て来たよ⁉」
梓「これが武器の様ですね」
唯「ていうかなんか急に身体が重くなったよー」
梓「ルナとメタルのメモリは相性が悪いんです。使いにくいらしいですよ」
唯「早く言ってよあずにゃん!」
唯「へんしん‼」
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 07:29:07.54 ID:z8EV2oCj0
梓「唯先輩!奴が逃げようとしてます!」
唯「ええ⁉どうしよう・・・」
梓「奴に向かってその棒を向けてください!」
唯「えっと・・・こう?」
ビヨーン
唯「あずにゃん!棒が伸びたよ!しかもぐにゃぐにゃに曲がった!」
梓「ルナの能力は超能力みたいな感じですね。こちらの攻撃を曲げたり出来るみたいです。」
化物「⁉」
唯「よし!捕まえたよ!」
梓「じゃあそのままそいつをこっちにひっぱって・・・」
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 07:34:00.15 ID:z8EV2oCj0
「‼」
唯「うわあ⁉」
梓「どうしたんですか⁉」
唯「わかんない・・・なんかいきなり斬られたような・・・」
化物「⁉」
「・・・」
梓「なんですか・・・あれ?」
唯「赤い・・・仮面ライダー?」
和「・・・あれは⁉」
和「そう、もう使用したのね」
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 07:39:35.82 ID:z8EV2oCj0
「・・・」エンジン!
「!」
ズバッ‼
化物「‼」
唯「は、速いよあの仮面ライダー⁉」
梓「すばしっこかったあいつを一撃で・・・何者ですか⁉」
化物「」
唯「どうしようあずにゃん、敵さんやられちゃったよ?」
梓「・・・まだです!」
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 07:46:14.15 ID:z8EV2oCj0
唯「まだ生きてた⁉」
梓「追いかけましょう!」
唯「でもあの赤い仮面ライダー・・・」
梓「とにかく今はあの怪人です!」
唯「う、うん」
「・・・」
和「どう?アクセルドライバーの調子は」
「・・・」
和「不満なようね?追いかけたかった?」
「・・・」
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 07:53:29.02 ID:z8EV2oCj0
和「それもそうよね。だってあの怪人は昨日・・・」
「・・・」
和「そんな怒らないでほしいわ。言っておくけど、そのドライバー渡したの私だからね」
「・・・」
和「じゃあ、私ご飯食べに行くから」
和「そうだ、言い忘れてたわ」
「・・・」
和「助けてくれてありがとう」
和「さて、唯と梓はこれからどうするかしら?」
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 08:01:55.51 ID:z8EV2oCj0
梓「そこを右に曲がってください!」
唯「ほい!」
梓「次に奴は左を曲がっています!」
唯「左か!」
唯「こ、これは・・・⁉」
梓「怪我人ですか・・・」
唯「あずにゃん・・・」
梓「仕方ないですね。彼女の救護を優先しましょう」
唯「うん!大丈夫ですか⁉」
「う・・・」
梓「えっ⁉」
唯「どうしたの?あずにゃんの知り合い?」
梓「というか・・・鈴木純。私の同級生です」
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 08:05:20.23 ID:z8EV2oCj0
2時間程出かけます。その間もちょっとだけ進めると思いますが。
ほう
把握
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 10:44:52.27 ID:zCAAh9S6P
ほ
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 11:23:27.18 ID:z8EV2oCj0
再開します。
梓「それで・・・純は?」
唯「怪我はしてるけど、命に別状無いって!よかったねあずにゃん!
梓「そうですか・・・よかった」
唯「もう目も覚めてるみたいだから行ってあげたら?」
梓「はい。ではお言葉に甘えて」
梓「純?起きてる?」
純「梓?久しぶりじゃん」
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 11:32:19.43 ID:z8EV2oCj0
梓「大学卒業して以来かな」
純「だね」
梓「・・・」
純「・・・」
梓「怪我、大丈夫なの?」
純「うーん正直あんま大丈夫じゃないかな?」
梓「そっか・・・」
純「ていうかあの時の状況あんま覚えてなくてさ」
梓「そうなの?」
純「ただ覚えてるのは変な着ぐるみ着た人に助けられたことくらいかな?」
梓「着ぐるみ・・・」
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 11:39:35.99 ID:z8EV2oCj0
純「あの着ぐるみの人って梓達の知り合い?」
梓「そんな訳無いじゃん‼」
純「そんな怒らなくても・・・」
梓「む・・・」
純「最近記憶がよく飛んじゃうんだよね」
梓「それって病気じゃ・・・」
純「いや、原因はわかってるんだ」
梓「原因ってなによ?」
純「うーん・・・今度教えるよ」
梓「なにそれ」
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 11:47:07.91 ID:z8EV2oCj0
梓「そうだ、どこ怪我したの?」
純「正直襲われた覚えは無いんだけどさ・・・・ほらここ」
梓「これって・・・」
純「なんか紐みたいなので思いっきり締め付けられた感じじゃない?完全に痣になっちゃってるよ・・・」
梓「・・・」
純「それにほら!これ見てよ!」
梓「え・・・?」
純「いま包帯で隠してるけど、実はスッパリと斬られちゃってるんだよ⁉」
梓「・・・」
純「梓?」
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 11:54:40.75 ID:z8EV2oCj0
梓「・・・純」
純「なに?」
梓「襲われる直前、なにしてた?」
純「えっと・・・あれ?何してたっけ?」
梓「・・・また記憶飛んじゃったの?」
純「うん、ごめんね。」
梓「いいよ、別に。じゃあ・・・私行くね」
純「うん・・・梓?」
梓「何?」
純「今度2人で飲みに行かない?」
梓「・・・うん、行こう」
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 12:06:06.31 ID:z8EV2oCj0
唯「あっ、あずにゃんどうだった?久しぶりの純ちゃんは」
梓「唯・・・先輩」
唯「あずにゃんどうしたの⁉なんで泣いてるの⁉」
梓「・・・何でも無いです。それよりも唯先輩」
唯「ん?」
梓「澪先輩の両親に大怪我を負わせた犯人が・・・見つかりました」
唯「え?」
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 12:07:55.64 ID:pLDl5/+WO
まさか純ちゃんが…
ところで、>とIは何かの伏線か?
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 12:23:22.62 ID:z8EV2oCj0
梓「純?入るよ」
純「梓どうしたの・・・って唯先輩じゃないですか‼」
唯「純ちゃんやっほー」
梓「・・・純、お願いがあるんだけど」
純「お願い?」
梓「純の・・・持ち物を見せてもらいたいんだ」
純「私の持ち物?そんなの見てなに・・・」
梓「・・・」
純「知ってるんだ・・・私がガイアメモリ持ってること」
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 12:32:49.00 ID:z8EV2oCj0
梓「純、お願いだからメモリを渡して」
純「嫌だ」
梓「・・・」
唯「純ちゃん、どうしてガイアメモリなんかに手を出しちゃったの⁉」
純「・・・大学卒業して、梓や憂と離れ離れになって、私の周りからは今まで仲の良かった人間は人っ子一人いなくなりました。」
純「就職してもうまくいかない。そんな愚痴をこぼす相手もいない。もう最悪でしたよ。」
梓「・・・」
純「そんな時、あの方に久しぶりに会ったんです」
梓「あの方・・・」
覚えたてのコードを使ってみたかったんだねかわいい
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 12:39:35.23 ID:z8EV2oCj0
純「あの方は私の苦しみをわかってくれた。そしてそんな悲しみを紛らわせてくれる素敵な物をくれたんです」
梓「それが・・・」
唯「ガイアメモリ・・・」
純「知ってます⁉ガイアメモリって使うと嫌なことなんてまるで無かったかのようにしてくれるんですよ‼」
梓「・・・」
純「私の場合使ったあと記憶が飛んじゃうのが欠点ですけどね」
梓「・・・よ」
純「でも絶対悪いことには使ってないんで‼梓も信じてよ!」
梓「・・・でよ」
純「え?」
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 12:50:50.63 ID:z8EV2oCj0
梓「ふざけないでよ‼純のせいで・・・純のせいで澪先輩の・・・‼」
唯「あずにゃん」
純「澪先輩の・・・なに?私澪先輩に何かしたの?」
和「へえ、あなたが犯人だったのね」
唯「和ちゃん⁉」
純「真鍋先輩・・・犯人ってなんですか?私一体何したんですか⁉
和「覚えてないのね。なら全部教えてあげるわ。あなたはガイアメモリを使った状態で澪の家に入り、澪の両親に瀕死の重傷を負わせた。」
梓「なんで先輩がそのことを⁉」
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 12:59:40.57 ID:z8EV2oCj0
純「へ・・・?」
和「さらに今日の文化祭でもメモリを使い暴走。危うく大量殺人犯になるとこだったわね」
唯「和ちゃん‼」
和「私は彼女に自分のしたことを教えとあげただけよ」
純「嘘だ・・・嘘だ・・・嘘だ・・・」
和「あとあなたのその怪我、一つは唯と梓がつけた傷だから」
梓「和先輩⁉」
純「そっか・・・そういうことだったんだ」
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 13:05:23.03 ID:jS64yd4q0
ういうい
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 13:09:46.99 ID:UmXamrbt0
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 13:12:48.60 ID:z8EV2oCj0
梓「純‼」
純「2人で私の楽しみを奪おうとしてるんだね。だから知らない内にこんな傷まで・・・」
唯「純ちゃん落ち着いて⁉」
純「これ以上私の楽しみを奪うのなら・・・殺してやる」
純「うあああああ‼」
和「あら、醜い姿になっちゃったじゃない。それじゃあ唯、梓。そっちはお願いね?」
唯「和ちゃん⁉」
梓「何だっていうんですか⁉私たちが仮面ライダーだってことも知ってるみたいだし・・・」
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 13:18:46.83 ID:z8EV2oCj0
唯「とりあえず・・・今は純ちゃんをなんとかしないと」
梓「・・・ですね。幸いこの部屋に人はいない。変身するなら今です!」
唯「あずにゃん行くよ⁉」
梓「はい‼」
唯梓「変身‼」
和「向こうは始まったみたいね。あとはこっちなんだけど・・・中々動いてくれないのよね」
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 13:29:05.51 ID:z8EV2oCj0
純「コロシテヤル・・・コロシテヤル‼」
唯「ちょっ‼さっきよりも速くなってるんだけど⁉」
梓「まずい・・・メモリを変えてください‼」
唯「うん‼じゃあ・・・えっと・・・」
純「死ねえ‼」
唯「うわあ‼」
梓「唯先輩⁉」
唯「攻撃まで強くなってる・・・⁉」
梓「唯先輩‼もう一撃来ます‼」
唯「え⁉」
純「うおおお‼」
唯「ぐうっ‼」
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 13:50:11.92 ID:z8EV2oCj0
唯「痛たた・・・」
梓「大丈夫ですか⁉」
唯「なんとか・・・でもどうしよう、このままじゃあ勝てないよ」
梓「くっ・・・」
「・・・」
唯「あ・・・あずにゃんあれ‼」
梓「さっきの赤い仮面ライダー⁉」
「‼」
純「ギャアアア‼」
唯「やっぱり強いよ‼」
梓「ええ、でもあの仮面ライダー・・・一体・・・?」
唯「よーし‼今の内にメモリチェンジだ‼」
ルナ! トリガー!
唯「これなら相性いいメモリ同士のはず‼」
マキシマムドライブ!
唯「くらえええ‼」
ういうい・・・・
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 13:54:49.18 ID:z8EV2oCj0
梓「・・・どうやら終わったみたいですね」
唯「うん」
「・・・」
唯「あ、あの‼」
「・・・」
唯「ありがとうございました‼」
「・・・」
梓「唯先輩なにお礼言ってるんですか⁉味方じゃないかもしれないんですよ⁉」
唯「でもあの人のおかげでメモリチェンジも出来たんだよ?」
梓「それは・・・まあ」
俺の専ブラだと一文字の「!?」が「・」になって見えるからすげえ変ww
あと「・・・」は「…」のつもりなんだろうけど見慣れなくて変だなww
それと「!」を複数打つときも全角でいいんじゃないかしら詰りすぎてて変だ
内容とは関係ないけど気になったんで
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 14:06:20.73 ID:z8EV2oCj0
純「う・・・」
梓「純‼」
純「あ・・・梓・・・」
梓「良かった・・・」
純「私の・・・メモリは?」
梓「・・・」
純「そっか・・・壊れちゃったか」
梓「純・・・教えて?純に今回の澪先輩の件。あれを指示したのは一体誰?」
唯「あずにゃんどういうこと?」
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 14:17:46.27 ID:z8EV2oCj0
梓「メモリを使うと記憶が飛んじゃう純が自分の意思でそんなこと出来るはずありません。純に指示、誘導していた人間がいるはずです」
純「・・・」
梓「お願い・・・」
純「私が話したらあの方に迷惑が掛かっちゃう。だから・・・教えられない。」
梓「そう・・・」
純「でも、私のメモリが壊された以上あの方は私を追放すると思う。それなら・・・」
梓「え?何?」
純「1回しか言わないからよく聞いて。この学校にはもう1人、メモリを使っている人間がいる」
梓「・・・」
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 14:30:28.65 ID:z8EV2oCj0
純「もしも私が知らない内に指示されていたなら、それは全てその人によるものだと思う。」
梓「その人の名前は?」
純「それは・・・」
和「はいストップ。悪いけど唯と梓はこれ以上首を突っ込まないでもらえるかしら?」
唯「和ちゃん・・・」
和「唯、よく暴走した相手によく勝ったわね?」
唯「赤い仮面ライダーが助けてくれたからね」
和「・・・へえ」
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 14:35:34.41 ID:z8EV2oCj0
梓「和先輩、なんで私たちのことを知ってるんですか⁉」
和「聞いたからよ」
梓「誰からですか?」
和「さあ?それは言えないわね」
唯「ま、まさか純ちゃんに指示してたのって・・・」
和「・・・そうよ、私よ」
唯「!?」
和「なんてね。そんなわけ無いじゃない。私はれっきとしたあなた達の仲間よ」
梓「なに言ってるんですか!?さっき私たちと純を戦わせておいて!!」
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 14:47:56.76 ID:z8EV2oCj0
和「しょうがなかったのよ。ああでもしないと、純のメモリは破壊出来ないだろうし、私の計画もうまくいかなかったんだから」
唯「計画?」
和「そう。でもその計画もおじゃんよ。どっかのお人よしがあんた達を助けちゃったからね」
梓「お人よしって・・・まさかさっきの仮面ライダー!?」
和「ええ。あら、ちょうどいいとこに噂のお人よしから電話が来たわ・・・もしもし?」
唯梓「・・・」
和「知らないわよ。自業自得でしょ?・・・・はいはい、今行くから待ってなさい?」
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 14:55:07.25 ID:z8EV2oCj0
和「お人よしが困ってるみたいだから行くわね。」
梓「ちょっと待ってください!!」
和「なに?悪いけどこれで最後の質問にしてくれる?」
梓「和先輩の目的は・・・何なんですか?」
和「決まってるじゃない。世界平和よ」
唯「あずにゃん、これからどうするの?」
梓「決まってます。真犯人の所に行きます。」
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 15:02:04.54 ID:z8EV2oCj0
唯「じゃああずにゃんは真犯人が誰かわかったの⁉」
梓「なんとなくですけどね」
唯「よし!じゃあその真犯人の所に行こう!?」
梓「ええ」
「あら、2人揃ってこんな場所に何しに来たのかしら?」
梓「お邪魔でなければ少しお話をと思いまして。」
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 15:11:44.34 ID:z8EV2oCj0
「それで?一体何のお話をしに来たの?」
梓「・・・最初に変だと感じたのは、私の事を覚えていた。こんな些細なことでした」
「別に変だと思わないけど?」
「私からすれば高校の時1度しか会ったことの無い人から名前を呼ばれること自体怖いですよ。まるでつい最近調べたように、考えることもなく私の名前を呼んだんですから」
「・・・」
梓「まあでもその時点ではまだ不思議に感じる程度でした。澪先輩の話をするまではね」
「へえ」
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 15:24:36.71 ID:z8EV2oCj0
梓「あの時唯先輩から澪先輩の話を振っていました。大学卒業以来会ってない大好きな澪先輩の話を先輩自ら振らなかったのはミスでしたね?」
「・・・」
梓「澪先輩のことを既に調べ尽くしていたんですよね?だから澪先輩の話題を出さなかった。出す必要が無かった」
「はあ・・・」
梓「ですよね?曽我部先輩」
曽我部「でもそんな程度じゃあどうでも言い訳できるわよ?」
梓「でしょうね。唯先輩お願いします」
唯「えいっ」
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 15:32:19.90 ID:z8EV2oCj0
梓「あれー?この音何ですかね?」
曽我部「・・・」
梓「唯先輩、今何しました?」
唯「澪ちゃんの携帯にコールしました!!」
梓「どうして澪先輩の携帯がこの職員室で鳴るんですかね?」
曽我部「・・・」
梓「どうやらその奥の部屋から聞こえますね。」
曽我部「あーあ、まさか大好きな秋山さんに足引っ張られるなんて思わなかったわね」
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 15:35:02.20 ID:KVmNYE+EP
おいはやくしろ
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 15:38:45.49 ID:z8EV2oCj0
唯「澪ちゃん・・・返してください」
曽我部「それは出来ないわ。もしそれでも返せというのなら・・・そうね」
唯梓「・・・」
曽我部「私を倒してからにして頂戴」
唯「その言葉!」ジョーカー!
梓「忘れないでくださいね」 サイクロン!
唯梓「変身‼」
曽我部「ねえ?もう終わりなの?」
唯「げほっ!げほっ!」
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 15:48:48.94 ID:z8EV2oCj0
曽我部「さっきまであんなに強気だったのに・・・ねえ!」
唯「かはっ!!」
曽我部「ねえ?本当にこんなもんなの?」
唯「うぅ・・・」ヒート! メタル!
曽我部「遅いのよ!」
唯「ぐあっ」
曽我部「さて、弱いものイジメも飽きちゃったし。そろそろトドメさしてあげる」
唯「み・・・み・・おち・・ゃ
曽我部「じゃあ、死になさい‼」
唯「うわああああああ!!!」
曽我部「仮面ライダーW・・・期待して損しちゃったわ」
唯「」
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 15:57:36.73 ID:z8EV2oCj0
梓「うっ・・・」
曽我部「あら、梓ちゃんのほうはまだ息があるみたいね」
梓「・・・ま・・だ・・ぐあっ!!
曽我部「何?まだ諦めてないの?」
梓「うわああああ!!!」
曽我部「梓ちゃんって小さくて可愛いわよね。こんな子を壁に叩きつけたら・・・どうなるかしら!!」
グシャ!!
唯「」梓「」
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 16:11:49.15 ID:z8EV2oCj0
曽我部「あーあ、本当にガッカリした。面白いのがいるって聞いたからちょっと張り切ったのに」
唯「・・・ち・・ゃ・ん」
梓「へ・・・ん・し」
曽我部「あれえ?まだ生きてたんだあ?」
唯「ぐっ・・・・」
梓「かはっ・・・」
曽我部「じゃあ2人とも私の電撃を受けて・・・死んで」
唯梓「ぐああああああ!!!」
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 16:15:30.61 ID:JKYlHxSF0
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167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 16:19:36.19 ID:z8EV2oCj0
「おい」
曽我部「⁉・・・誰?」
「その手放せよ」
曽我部「・・・ふふっ」
唯「」 梓「」
曽我部「すごいわよね。あれだけの攻撃を受けてまだ死なないんだもん。」
「・・・」
曽我部「で?これからどうする?こちらの人質は3人。あなたが誰だか知らないけど状況はあなたの圧倒的不利よ?」
「3人じゃねえよ」
曽我部「はあ?」
「あと1人だ」
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 16:26:55.01 ID:z8EV2oCj0
曽我部「嘘・・・⁉いつの間に2人を・・・⁉
「和・・・2人を頼んだ」
和「ええ」
曽我部「あなた・・・真鍋和⁉」
和「お久しぶりです、生徒会長」
曽我部「あなたがここにいるってことはその赤いやつは・・・」
和「あなた達が開発していた、アクセルドライバーよ」
曽我部「・・・」
どっぷりけいおん厨で、ライダーはRXまでしかみたことないけど、そんな僕でもWは楽しめますか?
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 16:37:52.84 ID:z8EV2oCj0
曽我部「何故ドライバーまで持って行ったの?あなたへの命令はアクセルのメモリだけを渡せという指示だったはず」
和「元生徒会長ならわかりますよね。メモリだけの使用は人体への影響が強すぎる。しかもそれを・・・私の友達になんて」
曽我部「じゃああなたは正式に我々を裏切ったということなのね?」
和「そう受けとってもらって構わないわ」
曽我部「それで?このアクセルが私に勝てるとでも?」
アクセル「やってみるか?多分あんた・・・負けるぜ」
曽我部「面白いわ。ちょうどそこの2人瞬殺して退屈してたの・・・楽しませてちょうだい」
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 16:46:32.57 ID:z8EV2oCj0
「和・・・澪を頼む」
和「任せなさい。3人まとめて救出するから、時間稼ぎお願いね」
「ああ・・・それとトライアルメモリだけど・・・」
和「本当の本当にピンチのときだけ使いなさい。まだあなたに使いこなせるメモリじゃないから」
「わかった」
曽我部「へえ、中々やるじゃない?」
「ちっ!」
曽我部「でも相手が悪かったわね。あなたもこれで終わりよ」
「くっ・・・まだか・・・和!?」
曽我部先輩は変態医師か
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 16:52:22.18 ID:z8EV2oCj0
曽我部「はあっ!」
「ぐあっ!」
曽我部「ふう、そろそろ終わりかしら?」
「・・・」
曽我部「?」
「本当か・・・わかった。離脱を開始する」
曽我部「⁉逃がさないわよ!」
トライアル!
曽我部「・・・馬鹿な・・・どうやって逃げたっていうの?
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 17:01:44.59 ID:z8EV2oCj0
和「お疲れ様」
「はあ・・・はあ・・・はあ」
和「トライアルメモリの感想は?」
「思った以上に・・・キツイって」
和「でも彼女に勝つためにはトライアルの力が必要よ」
「わかってるって。絶対トライアルを使いこなしてやるから」
和「ならいいけど。ところで今日の文化祭に憂って来てたかしら?」
「いや・・・唯が行ったから留守番でもしてるんじゃないか?」
和「・・・そう」
「どうした和?」
和「いや・・・私の考え過ぎであれば・・・いいんだけれど」
>>73 今更だけど唯「りゅうき!」読んで来た
ガチで燃えた
これは作者尊敬するレベル
ただし聡お前は死ね
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 17:14:49.21 ID:z8EV2oCj0
憂「えっと・・・他に買うものは・・・」
「憂ちゃん」
憂「はい?・・・・ああっ!お久しぶりです!はい、姉も元気にしています!」
「実は大事な話があって・・・時間あるかしら?」
憂「はい、大丈夫ですけど。それでしたら家でお茶でも飲んでいってください。」
「本当に!?じゃあ遠慮無く上がらせてもらうわね!」
憂「はい!私も久しぶりに先生にお会いできて嬉しいです!」
「そんなかしこまらなくていいのよ。あなたのお姉ちゃんみたいにこう読んでくれればいいわ」
「さわちゃんって」
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 17:16:06.36 ID:I/1Sebfd0
唯「あずにゃん大好きー!」
梓「唯先輩……///」
紬「イシマタラーーー!!」
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 17:27:27.03 ID:z8EV2oCj0
今から2時まで仕事なんで抜けます。本当にすみません。2時以降も残ってれば続き再開しますので
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 18:41:54.35 ID:KVmNYE+EP
補充
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 19:38:22.58 ID:kOHEbMMV0
よかった残ってたか
ほすほす
ちなみに「…」これは三点リーダ、IMEによっては違うのかも知れないけど
「てん」と入力して変換してれば候補に出てくる、大概のSS作者はこれ使ってる
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 20:30:47.68 ID:5qnaBXVSO
がんばれほしゅ
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 21:13:54.16 ID:Mje1zfNrO
ほ
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/31(月) 21:39:58.34 ID:hXQKuMHQP
む
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
2時までは長いなぁ