1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
阿嵩埼事件についてまとめ
一、以下の文章は一部を除き、昭和54年11月13日〜平成22年1月20日までの
当時のメディア・文献・証言を元に、未だ未解決である、通称「阿嵩埼(あがさき)事件」編集・再構成したものです。
一、事件の文献が膨大だった為、非常に長文となっております。
また事件の概要を詳しく知ってもらう為に、一般的に適切でない表現が多々あります。 参考にさせていただいた文献は、諸事情により名前を一部伏せさせていただきます。
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 12:16:49.46 ID:zwz3CRav0
事件概要
1936年(昭和11年)5月18年、荒川区の待合で阿部定(当時32歳)が、愛人の料理店主・石田吉蔵(42歳)を絞殺。
さらに一物を切り取り、持ち歩いて逃げた。あまりにも有名な猟奇殺人である。
まあ全て含めて知らん人もいると思うから話しようや
昭和54年11月13日 ××新聞社会面より
「不明の会社員、遺体で発見」
13日午後5時45分ごろ、千葉県阿嵩埼市のごみ捨て場に男性の遺体があるのを近所の小学生が見つけ、阿嵩埼市中央署に通報した。阿嵩埼市中央署は遺体を10日夜から行方が分からなくなっていた会社員久我利彦さんであるとみて、死因を調べている。
久我さんは10日夜に会社を出た所から行方が分からなくなり、警察は久我さんが何らかの事件に巻き込まれた可能性もあると見て行方を捜索していた。
久我さんの遺体は半透明のビニール袋に入れられており、体には暴行を受けた形跡があったことから、殺人事件として慎重に調べを進めている。
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 12:17:56.04 ID:zwz3CRav0
1936(昭和11年)5月18日午前11時頃、荒川区尾久町4丁目にある花柳界の待合「満左喜」で、
1週間前から滞在していた男女のうち男の方が寝床で殺されているのを女中が発見した。
男性は桃色錦紗の腰紐で絞め殺されており、敷布団がどす黒い血で染まっていたのは陰部も切り取られていたからだった。
左太腿部には血で「定吉2人」と書かれ、敷布には「定吉2人キリ」と書かれていた。
左腕にも「定」という字が書かれていたが、これだけは鋭利な刃物で刻まれていたものだった。
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 12:18:12.82 ID:3cVqgDoJ0
順子はバランスを失い、自転車に乗ったまま転倒、側溝に落ちた。
そこへ、Aが近づき「大丈夫ですか」と声をかけ、助け起こすと
「あいつは気違いだ。俺も脅された。危ないから送っていってやるよ」
と言って、近くにある倉庫の暗がりで
「俺はヤクザの幹部だ。お前はヤクザから狙われている。セックスさせれば許してやる」
と脅し、ホテルに連れ込んで強姦した。
広瀬正の『エロス』に一部、概略がある事件
昭和54年11月15日 週刊××より
「残虐極まりない犯行!阿嵩埼市殺人事件の恐るべき拷問」
13日千葉県阿嵩埼市のごみ捨て場で無残な他殺死体で発見された会社員の久我利彦さんだが、捜査関係者の話からその残虐な手口が少しずつ分かってきた。なんと久我さんの遺体には“拷問”された跡が残されていたというのだ。 (略)
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 12:19:45.73 ID:zwz3CRav0
同伴していた女はこの日の朝8時ごろ、「ちょっと出てきますけど、よく休んでおりますから、
どうぞそのままにしといてください」と言って出ていったまま、戻ってこなかった。
この男女は滞在中、夜も昼も布団の中でたわむれているのが目撃されていた。
1週間も滞在していたから、人相ははっきりしていたが、女の行方はようとしてわからなかった。
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 12:20:57.74 ID:JRmW6QRyO
(略)
まず久我さんの両腕と両足は鈍器のような物で骨が砕かれていたという。
逃げ出さない為とも思えるが、足の骨は膝からつま先に至るまで、腕の骨は肘から指先に至るまで粉々に砕かれていたという。
発見された久我さんの両手両足はタコやイカのように曲がりくねっていたと推測される。
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 12:22:03.95 ID:3cVqgDoJ0
午後10時ころ、Aは自宅に戻っていたCに電話をかけると、
そこにはBの他にDがいたが、Aはこの3人を外に呼び出した。
その後、4人の少年たちは東京都足立区綾瀬のCの自宅の2階のたまり場に順子を連れ込んだ。
この日、Cの父親は3日間の社員旅行で沖縄に出掛けたため、
自宅には母親とCのひとつ上の兄がいた。
また、久我さんの両目には瞬間接着剤が流し込まれ、瞼と眼球が完全に固着していたという。
更に久我さんの両耳にはカテーテルのような器具が挿入され、鼓膜が破壊されていたというのだ。
何も見えない暗闇と何も聞こえない静寂の中で、久我さんは両手両足を生きたまま粉々に砕かれた可能性も否定できない。
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/30(日) 12:23:26.37 ID:JRmW6QRyO
それだけではない。一部報道によると久我さんの舌には注射器の針でつけられた思われる穴が何百箇所も空いており、そのすべてが生きたまま付けられた物であると判明したのだという。
ちなみに、久我さんの体からは一切、麻酔等薬品は検出されてはいない。つまり、彼は生きたまま、失踪した10日の夜から死亡推定時刻と思われる13日の昼まで麻酔も打たれずにこの拷問を受けつづけていたという事になる。
これではまるで生体実検である。
(以下略)
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
いずれかの拷問を最初に受けた時点で苦痛で気絶していたため
生きていても痛みは感じなかったとされる。
なおこの事件は現在に至るまで未解決事件である。