1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
代理
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 19:15:50.93 ID:nYeMGfgA0
唯「ワンピースは紙の無駄使いだからはやくおわらないかな〜」
3 :
うんこクチャクチャ食う子 ◆UnkoiikoCklL :2011/01/26(水) 19:18:15.09 ID:a3M/tDqF0
和「そんな事よりカレーの話しようぜ」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 19:19:03.67 ID:EQLSRckv0
まんがタイムきらら派じゃないだと・・・・
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 19:20:28.48 ID:qhoDd0hK0
まぁ少なくても、この唯とかってキャラが出てる作品よりは人気あるんだろうな
俺ブリーチしかしらんけど
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 19:30:36.94 ID:gBACqYO+O
ありがとうございます
唯「あはは〜!すご〜い!」
唯「うう………」ペラ
唯「おお!」ペラ
唯「どっか〜ん!」ガタッ!
シーン
授業中というのをわすれてました
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 19:47:19.33 ID:gBACqYO+O
さわ子「平沢さん、どうしたの?」
まずい、今は教科書を盾にしてるから大丈夫だけど漫画を読んでる事がバレちゃうよ〜
平沢「えっ、え〜とですね〜」アセアセ
和「先生」
さわ子「どうしたの、真鍋さん?」
和「平沢さんが居眠りをしていたので私が鉛筆を刺して起こそうとしたら飛び起きて奇声を発しました」
和ちゃ〜ん
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 19:48:17.23 ID:gBACqYO+O
さわ子「そう…………平沢さん居眠りしないようにね?」
唯「は、は〜い!」
ふぃ〜助かった〜
和「唯、漫画は授業中ダメだから寝るか授業受けなさい」
唯「うん!じゃあ寝る!」
やっぱり、和ちゃんは女神様様だよ〜
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 19:55:42.63 ID:pI+59x5N0
和(お世話になってる先生の授業で寝るだなんて……)
唯「う〜ん……ムギちゃんもう食べられないよ〜」ムニャムニャ
――その時からでした
私が唯に黒い感情を抱いたのは――
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 19:59:49.98 ID:gBACqYO+O
ほうかご
唯「ふぃ〜危なかった〜」
律「ゆい〜、授業中になにやってたんだよ〜」
唯「うっ!じ、実は漫画を読んでたんだ……」
律「漫画?なんの?」
唯「これ」ドサッ!
律「うわっ!こんなにたくさんどうしたんだよ!?」
唯「えへへ〜♪実は、BOOK・OFFで一気に買っちゃったんだよ〜」
律「あ、ブリーチか」ペラペラ
唯「え!?りっちゃんブリーチ知ってるの!?」
律「ああ、聡が持ってるから読んでんだけどさ、聡がこれ読むようになったら急に変になっちゃったんだよね〜」
どうせ澪が発病、梓が内心で毒吐くキャラなんだろ
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 20:12:23.18 ID:gBACqYO+O
唯「変?」
律「なんか、やたらカッコつけるようになったとか…………かな?」
唯「それって普通じゃない?」
律「そうなんだけどさ〜カッコつけるっていうか、きもちわるくなったていうかなんといか……」
唯「その話しは置いといて〜ブリーチ読む、りっちゃん?」
律「何いってんだよ、もう部活だぞ!」
唯「え〜!ブリーチはどうすればいいの〜?」
律「んなもん、置いとけ!ほら、行くぞ!」グイッ
唯「しょんな〜」ズリズリ
律は唯を引きずり教室を出るが唯のだだが廊下に響きわたり、しばらくすると聞こえなくなった
ただ、教室のブリーチの本は闇という邪気が滲みでる煙りのように漂っていた
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 20:29:15.13 ID:gBACqYO+O
本は→本から
軽音部はいつものように、ティータイムを始め、下らない話しをし、なんだかんだで演奏してあっというまに下校の時間になった。
各々は自分の帰路に分かれ唯は帰り道が同じ梓とおしゃべりをし途中で別れ自宅へステップで帰っていった
唯は自宅の扉を開け「ただいま〜」と言うと、しばらくして憂がエプロン姿で出てきた。
唯がクンクンと匂いを嗅ぐとカレーというのがわかったのか、靴を脱ぎ捨て颯爽と憂の横を通り過ぎていった。
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 20:44:27.37 ID:gBACqYO+O
憂はそんな姉を見てやや困り顔で微笑を浮かべたるのもつかの間、リビングの方から唯の「うい〜!はやく〜!」という声が聞こえたので「ハ〜イ」と返事をし小走りで戻った。
憂はカレーを料理に盛り付け机まで運ぶと、エサを待つ犬のような姉がいた。
憂がカレーを唯と自分の前に置く。唯はよだれをたらす。憂はそれを見て笑う。
二人は手を合わせた。
「いただきます!」
二人はいつものように楽しく食べていた
今日が晩御飯を共にするのが最後とも知らずに━━━━
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 21:05:22.71 ID:gBACqYO+O
次の日
唯が風邪をひいた。
朝、いつものように寝坊の姉を起こしに行くと顔を真っ赤にする苦しそうな唯がいたのだ。
唯「うい〜、熱どう?」ハアハア
憂「お姉ちゃん、38.7℃もあるよ?」
唯「そっか〜、じゃあ今日は学校は休むね」ハアハア
憂「うん、学校には私から言っとくね?」
唯「ありがとう〜♪」
憂は立ち上がり、部屋を出ようとするがドアの前で唯を心配そうに見つめる。
それをわかっていたかのように唯は「心配いらないから早く行きなさいなお嬢さん」と目をつぶりながら言った
憂はそれを聞くと、冷蔵庫にアイスがある事、カレーがある事だけ言い部屋を後にした。
唯は憂の面倒見のよさを心で褒めたたえると、静かに眠りについた。
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 21:07:47.75 ID:tKbCzXRi0
唯「いつから私がブリーチを読んでいると錯覚していた?」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 21:44:20.87 ID:gBACqYO+O
憂が帰ってこない
憂はいつも晩御飯を作るために学校が終わってすぐに帰るのだが、夜の9時になっても帰って来ない
それどころか軽音部に憂のことをメールで聞いたのだが誰からもメールを返してくれないのだ。
唯は悩んだ。
最終的に出した答えが
『憂が軽音部にお邪魔して、帰る時にみんなが携帯を部室に忘れてしまい、憂が
「今日はカレーが作ってあるからお姉ちゃんは大丈夫。今日は二人っきりになれるよ梓ちゃん///」
となんやかんやであずにゃんの家に泊まり、現在進行形でいちゃいちゃしてるのだろうと、なんとも電波的な想像して納得した。
唯はカレーを食べ、体を洗い熱が下がってることに気付かずに深い眠りについた。
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 22:01:40.52 ID:gBACqYO+O
次の日
唯「んは〜!いい天気だぁ!」
唯はカーテンから射し込む光りで目が覚めると背を伸ばし目を時計に移す
唯「遅刻だぁ〜!!!!」
唯はハンガーにかけてあった制服を困惑しながらも着て、器用に左足と右足を交互に前へ前へと階段を下り、ただの食パンと昨日からそのままにしておいたバックをとり勢いよく出て行った。
鍵をかけていないが、1時間後に隣のおばあちゃんが閉まってないのに気付き緊急用にもらっておいた鍵で閉めてもらった
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 22:15:45.12 ID:gBACqYO+O
唯はいつもの通りを走り、少し踏切に捕まったが順調に学校へ向かい到着した。
唯「何…………これ…………」
唯の視界にはいつもと変わらない桜ヶ丘高等学校が映っている。
だが、何かがおかしいと思うとまず第一に気付いたのが『学校から人の気配がまったくしない事』
いや、正しくは『気配を感じさない壁』のようなものがある事だ
もう1つは『この桜ヶ丘高等学校に誰も近づかない』事だ
先ほどから桜ヶ丘高等学校に密接している道の真ん中に立っているのだが人っ子一人通らないのだ。
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 22:25:38.37 ID:aKAeBrXN0
とりあえず書き溜めてから出直して来い
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 22:27:17.02 ID:1b5ZCxic0
律ってブリーチナルト好きでワンピ嫌いなイメージ
いや俺の自己投影なんだけどね
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 22:28:34.50 ID:gBACqYO+O
唯は不安ながらも校門の前に立ち『壁』に触れる。
唯「…………よしっ」
指が壁を通り抜けるのを確認するとゆっくり体全体を前へ出し学校に入った
唯「うわっ!ここって……………学校………だよね」
壁を通り抜けると人の気配を感じとるできるようになった事に気付いたが、それより驚いたのが『壁』越しに見えた学校と『壁』を通った学校が全く違うのだ。
学校自体は変わっていないが、カラスが異常に多かったり、空が赤かったり、時折匂う『何か』の腐敗臭。
そして所々見える血痕が唯の恐怖心を仰いだ
唯「み、みんな大丈夫かな………とにかく教室行かなきゃ」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 22:43:33.26 ID:gBACqYO+O
危険を感じとっても前に進まなきゃと教室へ向かった。
唯は下駄箱に着くと警戒しながら、自分の靴と下駄箱に入っていた上履きを交換した。
バタン!
唯「キャ!」ビクッ
音がしたのは唯が下駄箱の扉を閉めた音だった。
唯「あ〜ビックリした。いつも騒がしかったから気付かなかったけど下駄箱閉める音ってこんなうるさかったんだ〜」フゥ
胸を撫で下ろすと驚いて落としたバックを拾い歩き出す
だが、その歩みが僅か10歩で制止した
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 23:07:35.95 ID:kfP32b8dO
むしろ律は単純明快な話を偏見なく楽しむクチじゃ
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 23:17:37.79 ID:gBACqYO+O
頭を真剣で貫かれて壁にぶらさっがっている
平沢 憂 と 鈴木 純
だった
唯「あ…………ぁあぁあぁぁぁぁ…………」
唯は金縛りのように声が出せなくなり体が動かなかった。
思考が働かない
目を憂と純から外せない
呼吸がつらい
そして
唯「ああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」
そして絶望の発狂
当然だ。これまで見たことない死に方で妹が死んでいるのだから。
いや、それ以前に唯は『死』というものを知らなかったからかもしれない。
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 23:20:37.89 ID:Q+S+mEi70
見てるよ
紫煙
澪に日本刀はよく似合う
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 23:27:54.92 ID:gBACqYO+O
唯は駆け出す
ただ、その場から立ち去るために
混乱した思考から捻り出した場所は自分のクラスだ
階段を駆け上がり途中で転がっている体が視界に写ったが一心不乱に足を動かした
そして足が止まり精神的疲労と肉体的疲労によって起こった荒い息を整える
唯「ここ…………だ」
震える指を扉の取ってに引っかける。
一瞬、憂と純以上の死に方をしてるかもしれないクラスメイト達を想像したが、指に力を入れる
ガラッ
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 23:41:55.44 ID:gBACqYO+O
唯「………………りっ…………ちゃん……」
扉を開けるとそこには左足を椅子に乗せ右足をブラブラさせる律が唯の席にいた
律「よっ!ゆい!」
唯「…………………」
唯は声が出なかった。
憂の死体をみた後はまさに暗中模索のように走っていたが律という光を見て、安堵したのだ。
律「どうしたんだよ?って泣いてのかよおまえ!?」
唯「ご、ごめん。ちょっと…………えへへへ」グス
ひきつった笑顔だが、少し安心した笑顔でもあった。
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 23:47:42.81 ID:gBACqYO+O
涙を拭き、呼吸を整える
唯「あ、あのね 実はさっきね…………その……………信じられないと思うんだけどさ………憂が……」
律「死んでたんだろ?」
唯「…………え?」
律「だから、憂ちゃんが死んでたんだろ?」
唯「え?な、なんでそのこと…………それに…」
『よかったじゃん』
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 23:58:58.96 ID:gBACqYO+O
唯「………………」
唯の思考は「なんで?」 「どうして?」 しか頭になかった
いつも『出来た妹だ』 『妹くれ!』と言ってくれてる律が何故『死んでよかったじゃん』というのかがわからなかった
律「唯、どうした?」
唯「りっちゃん………本気で言ってるの?」
唯は律の顔を見ずに下を向いている
律「…………ああ、本気だぜ。憂ちゃんは正直邪魔くさかったからさ〜」
唯「りっちゃん!」キッ
拳を握り締め頭を上げる
だが律の姿はなかった
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 00:03:31.76 ID:av8MerCp0
し
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 00:08:02.38 ID:Wa5p30wd0
遅い和!!!!!!
掻き均せ――
魏威太!
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 00:13:58.31 ID:jHttJLk3O
律「こっちだよ」
後ろから声
唯が振り向く
唯「………どうやったの………」
冷や汗をかいた。目の前にいると思った相手が後ろにいるという恐怖が背中を舐めた
律が人指し指を出す
律「破道の一『衝』」
瞬間、唯が『何か』に教室の中へ吹き飛ばされたのだ
唯「痛い…………」ビクッ
打ち所が悪かったのか左腕が折れたらしい
地の文に憧れたのはわかったけど向き不向きってあるよね
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 00:19:18.98 ID:ejGq+8UB0
\ /
\ 丶 i. | / ./ /
\ ヽ i. .| / / /
\ ヽ i | / / /
\
-‐
ー
__ 黒棺 --
二 / ̄\ = 二
 ̄ | ^o^ |  ̄
-‐ \_/ ‐-
/
/ ヽ \
/ 丶 \
/ / / | i, 丶 \
ヾ:.、 -‐: : :―- .-―- ._
/二ニ:_ソ>'" : : : : : : : : : : : : : : : <⌒
/'´: :/ 〃 : : :/ /: : : : : : :i: :\ \: :\
/ : : : / / /: : : :/:/: : : : : :/ :} :lヽ:i: ヽ: :\: ヽ
´ー ァ' / / /ヽ : : l/ :/ : : : / :/: ;| lト : : ,: : :ヽ l
/: : { { ヽ \l: :/: : : :〃/ l/ | l ヽ :}、 : }|
..l\. : :/ハ } : ヾ:、| / : : ://:/メ/ | j , ヘハ :/: l
.l \ V/: : :7八 : ヽ|:{ : i ://イミヽ ノ ィアミ}/ :ノ
l \. }ヘ: : l」ヘ.:`7¨|ハ: :|/イ ・ j {・}ハ/
l \ ヽ:{ ヽ{ | V|| ヽ__ノ 、 {/ 終わりにしようぜ・・・
>>1・・・・
l l:\ \ | }
.!. ,ハ:::::`:..、. `ヤi、 -ー ′
.l 〃 ',:::::::::::`:..、 {⌒ヽ丶 、 /
. l //. ',::::::::::::::::`:..、 ノ } }ー┬≧=r ´
l / / ',:::::::::::::::::::::::`:..、 /二ミヾ、_} }-、
! / / ',:::::::::::::::::::::::::::::`:...、 /´ \\`ヽ、{、ヽ
∨ / ',::::::::::::::::::::::::::::::::::::`::....._ -‐=―-、 V \ ト、 l
. `、/ ' ,::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`‐-v<ゝ冂l>ヽ '、 ヽ ヾ.、ヽ
. `、 ' ,::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ' ヘ`,ヽ } \\
. `、 `‐ 、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::リヽハ l !.ノ- 、 \l
. \  ̄ ─------ ::::::::l l l l l__ハ〈〉 ヽ
\ ,/ _ ‐ニ=-  ̄7ノ ∨l.lヲリ !
\// __ -‐ -=ニ=‐、_-‐ 'ノヽ .ノノ/- ヽ l
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 00:25:13.65 ID:tdqbxSIG0
なん…だと!
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 00:25:30.37 ID:jHttJLk3O
律「あはは〜、悪い悪い。 痛かったか?」
律は顔を食えない笑顔で唯を笑っていた
唯「りっちゃん…………どうして………」
律「悪いな、唯…………これから死ぬ奴に話す事はないんだ」
律はカチューシャをゆっくりと取るとカチューシャで止めてた前髪が一気に降りた
律が目を瞑るとカチューシャが真剣へと変わった
唯「や、やめて…………りっちゃん…………」
律「……………面を上げろ」
『侘助』
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 00:32:11.86 ID:8hHrIxxM0
りっちゃん侘助かよ
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 00:36:29.32 ID:jHttJLk3O
地の文下手くそですまん…………厨二臭いのを出すためには地の文を出すしかなかったんだ
真剣が『侘助』独特のクの字へと変わっていく
その変形前の真剣とは違い侘助は異様な意思とも言えるものがあった
唯「りっちゃん…………それって…………」
律が唯の後ろに回りゆっくりと侘助を唯の首に掛けた
律「じゃあな」
鈍い音が閑静な教室に響いた
デコ助とかにすればいいのに
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 00:47:31.17 ID:cRu4eBrqO
顔を食えない笑顔で〜〜笑っていた
カチューシャ〜〜カチューシャ
とか、意味の重なりとか気をつければ大分マシになんじゃね
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 00:51:19.30 ID:jHttJLk3O
律「…………………」
律はゆっくり唯の死体を置くと刀をカチューシャへと戻し、髪をたくしあげ元の髪型にして窓の外をみる
律は唯の死体をもう一度確認しようと後ろを向いた
律「また、姫子の野郎か………」
2つに割れた紙があった。よく見ると先ほどの血がきえていたのだ。
律「四楓の三『空蝉』か…………さすが『瞬神』って所か……ククク」
律の笑い声が教室から廊下まで轟くように広がる。
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 01:06:57.61 ID:jHttJLk3O
>>45 なるほど!
唯の死体→死体
とか?
唯は1年1組にいた。
唯は『殺された』と思っていたが次の瞬間には目の前に自分のクラスメイトがいた事に混乱していた。
姫子「フ〜、危なかった。
唯、大丈夫?」
唯「え?あ、うん……………」
姫子「そう………ねえ、なんで反撃しなかったの?」
唯「…………え?」
姫子「え?って……………あ!思い出した!昨日、唯休みだったんだ!」
唯「そ、そうだ!ねえ、姫子ちゃん!昨日何があったの!?」
>>44 律「……………前髪を上げろ」
『デコ助』
なんかいまいちだな
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 01:14:26.60 ID:8hHrIxxM0
>>48 斬られる度にデコが広がっていくとか本家より危険な能力になっちまうぞ
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 01:19:11.37 ID:jHttJLk3O
姫子は聞かれると下を向いた。
どうやら、あまり言いたくない事らしい。
唯「ご、ごめん………いやなら言わなくていいんだよ」アセアセ
姫子は顔を上げ唯の両肩を掴み「違う」と言った
姫子「あたしが言いたくない理由は唯を傷つけちゃうからなの………」
唯「え?それってつまり……………私のせいって事?」
姫子「わからない、和が言うにはそうらしい………………でも大丈夫!みんな唯がこんな事するなんて思ってないよ」
唯「………和ちゃん」
姫子「唯…………なんでこうなったか聞きたい?」
唯「…………うん………お願い………」
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 01:21:50.86 ID:jHttJLk3O
すまん、寝る
残ってたら書く
書くの遅くてごめん
さわ子はドン観音寺ポジで
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 02:38:15.60 ID:1sJXQE280
死神代行消失編早く終わって欲しい
行間は1行で良いよ
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 04:05:02.45 ID:av8MerCp0
0
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 06:29:11.65 ID:zkUpwLsa0
て
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 07:55:21.56 ID:jHttJLk3O
保守ありがとうございます
姫子「唯、一昨日にブリーチ持ってきてたでしょ?」
唯「う、うん………それが、どうかしたの?」
姫子「それで昨日、唯に断りなくクラスのみんながブリーチ読みはじめてさ〜」
唯「うん、うん!」
姫子「おもしろかったから後輩もクラスに呼んだんだ。そしたら、あっという間に学校中に広まっちゃたんだよ」
唯「?」
姫子「1つ、1つの巻がどこに行ったかわからなくなって、そしたら急にブリーチの本が光り出してこんな力が使えるようになったんだ」
唯「・・・・・・・・・・・・」
姫子「唯、聞いてる?
唯は説明の意味がわからず頭を傾げたままだった
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 08:09:27.53 ID:jHttJLk3O
姫子「ごめん、信じられない……………よね?」
唯「え〜と……………」
唯「厨二病?」
姫子「違う」
姫子が言うには
ブリーチの本が一ヶ所に集まっていた所を学校のみんながバラバラの場所に人から人へと渡してしまったせいで本が 早く一ヶ所に集めろ と怒ったらしい
姫子「という、和の見解でした」
唯「え?それだったら、素直に戻せばよかったんじゃないの?」
姫子「うん……………でもね、ある事件でみんな信じれなくなったの…………」
唯はまさかと思い、唾を飲んだ後に「事件?」と聞いた
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 08:27:12.39 ID:av8MerCp0
さっさとかけおちんちん
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 08:36:53.08 ID:jHttJLk3O
姫子「憂ちゃんと鈴木さんが死んだ事件だよ」
唯「………………」
姫子は唯の顔を見て理解した。
姫子「見たんだね………」
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 08:48:04.30 ID:s7smFZG+0
地の文が平坦すぎる
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 09:54:03.37 ID:Oqw5tOs2i
ほ
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 11:13:46.68 ID:jHttJLk3O
姫子「みんな、憂ちゃんと鈴木さんの死体見てさ、疑心暗鬼になっちゃたんだ………」
姫子「お互い、信じれなくなって殺しあった…………今は数えるほどしか生きてないよ」
お互いが敵にしか見えず仲間だった人を斬り合う
まるで地獄絵図だったと姫子は言った
姫子「それで………どうする?」
どうする?と聞かれても唯は自分に何が出来るのかわかるはずもなかった。
相手は不気味な剣と力を使い笑いながら命を狙う『仲間』
唯は今まで起こった事が再び脳裏に浮かび涙が頬に流例る。
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 11:18:21.05 ID:jHttJLk3O
姫子「とりあえす和の所に行く?」
唯は下を向きながら静かに頷いた
姫子「よし!生徒会室に行くか! あそこは強力な結界が張ってるから安心できるよ」
そして、姫子は脱力した唯の手を取り消えていった。
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 11:20:10.51 ID:+rGi558J0
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 11:37:58.57 ID:jHttJLk3O
軽音部 部室
ガチャ
扉を開けたのは律だった。溜め息を吐き、肩に力が入ってない歩き方で部室へ入ってきた
澪「殺ったか?」
いつもの席に座っていてた澪は扉を背にして律を見ないまま、深刻そうに聞いた。
律「悪い、悪い。また、姫子の奴に邪魔されちったよ」
と律は言い訳気味に喋りいつもの席に着く
梓「律先輩、取り逃がしたんですか? 使えないですね」ハン
律の右手前にいた梓は、呆れた顔で笑う。
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 11:39:05.27 ID:I3qtxiv70
あずにゃんwww
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 11:47:38.49 ID:Oqw5tOs2i
ブリーチってこんな話なの?
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 11:53:02.76 ID:IkvfXWvo0
大体こんな感じ
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 11:58:23.28 ID:8YPsjaGoP
信代は大前田的ポジ
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 12:02:43.72 ID:jHttJLk3O
律「中野てめえぇぇ!!!」
律は拳を固め、それを中野にぶつけようとしたが、それより先に紬が茶菓子を律の前に置いた
紬「りっちゃん落ち着いて。大変だったのよね?」ニコッ
律は視線を紬に移すと女神の笑顔のような顔をしていた。
律はそんな紬の顔を見ると先ほどの憤怒は消え、茶菓子と一緒に置かれた紅茶を啜った。
澪「所で梓、和達の霊圧は捕捉できてのか?」
梓「す、すいません…………あいつら霊圧知覚を障害させる強力な鬼道を発動してて………」
梓は面目なさそうに喋り下を向いて指と指をを乱雑に動かしていた
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 12:21:45.47 ID:jHttJLk3O
律「なんだ、梓だって使えないじゃん」プププ
梓「〜〜〜〜〜!///」
梓は顔を赤らめ小さかった体がさらに小さくなった。
澪「律、やめなよ」
律「ハイハイ」モグモグ
律は空返事をして、茶菓子を豪快に食べた。
澪「たくっ………まあ、多分あいつら唯のギー太を取りにくるだろうな」
律「そうだな、奇襲してくと思うからトラップ仕掛けないと……………ッ!!」
瞬間、鈍重な霊圧が四人を襲った
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 12:33:47.98 ID:jHttJLk3O
梓「ウッ………………」ドドドドドドドド
澪「また………さわ子先生か…………グッ!」ドドドド
暫くすると鈍重な霊圧は感じなくなると四人は息を整える
律「ふぅ〜、さわちゃんの野郎調子に乗りやがって………四人で倒しに行こうぜ!」
澪「ダメだ!あの『剣八』でさわ子先生のサブだぞ!戦ったら多分、私達只で帰れないぞ!」
紬「そうよ、りっちゃん。 さわ子先生より先に和ちゃんを倒さないと」
律「で、でもよ〜」
梓「律先輩はサブが弱いですからね〜」ククク
律「グッ!?侘助だって強いぞ!」
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 13:00:19.65 ID:jHttJLk3O
澪「まあ、気長に待つか………勝つのは私達だからな」フフフ
生徒会室
唯「うはぁ〜びっくりした!急に体が重くなったよ〜」
唯は先ほどの霊圧の影響で足に力が抜け内股で座っていた
和「唯、大丈夫?」
隣にいた幼なじみの和も霊圧の影響で力が抜けていた。
「立てる?」と和が手を出すと唯は「うん」と言い和の手を掴み立ち上がった
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 13:08:50.42 ID:jHttJLk3O
唯はスカートを手で埃を叩き生徒会室を見回す。
そこには、クラスメイトの
佐藤 茜
瀧 エリ
いちご
姫子といて、生徒会長の曽我部もいた。
エリ「唯、大丈夫だった?」
茜「怪我はない
いちご「……………」チッ
曽我部「大丈夫みたいね………よかった………」
姫子「大丈夫決まってるじゃないですか!私がたすけたんですよ先輩!」エッヘン
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 13:51:25.69 ID:jHttJLk3O
唯「みんな…………」グスン
唯は自分のせいでみんなが死んでしまっているのに、それをまったく責めない姫子達の優しさに涙を流した
姫子「唯、さっきから泣きすぎだよ」ハハ
和「唯、泣いてる所悪いんだけど、今の状況を喋っていいかしら?」
唯「うん………お願い」
和「ありがとう。じゃあまず、律達の事を喋るわね」
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 14:14:50.81 ID:jHttJLk3O
和「この校内には、すでに派閥が出来ているの」
和「主に強力な派閥は私達と律達ね。お互いに15巻づつ持ってると思うわ」
唯「さっきのもりっちゃん達がやったの?」
和「違うわ、さわ子先生よ」
唯「へ…………」
和「気をつけてね。今、貰った力のせいでさわ子先生は情緒不安定になってる」
唯はさわ子の奇声を発しながら剣を想像すると顔がひきつった
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 14:16:43.74 ID:jHttJLk3O
和「後、力については『メイン』と『サブ』があるわ」
唯「メインとサブ?」
和「漫画の中で力の上下があるでしょ?普通の人だと『メイン』が隊長格や十刃で『サブ』が副隊長や従属官よ」
唯「なるほど!」
姫子「ちなみに律の侘助は『サブ』だよ!」
唯「あ、あれで…………」
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 14:31:58.16 ID:40W86n560
さわちゃんはウルキオラポジが良い
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 14:39:32.05 ID:jHttJLk3O
律の異様な殺気と刀のどす黒い邪気が再び脳裏に浮かぶ
『サブ』であのレベル、『メイン』のレベルがどれほどなのか唯は想像できなかった
唯「みんなも、それぞれ持ってるの?」
和「ええ、みんな持ってるわ。でも、少し違う人もいるわ」
唯「違う?」
和「そう、『サブ』も隊長格と十刃レベルの人もいるの」
唯「え〜!それってズルいよ〜!この中にいるの?」
和「ええ、私といちごと曽我部先輩よ」
唯「すごいよ、みんな!」
いちご「うるさ…………」ボソッ
>>39 なんか知らんけど絶望ビリーが頭の中で流れてた
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 15:01:21.31 ID:jHttJLk3O
唯「へ?………」
エリ「ちょ、いちご」
いちご「唯、自分のせいでこうなってる事わかってる?あなたが知らずにやったとしても、本を持ってこなきゃこんな事にならなかったのよ」
姫子「いちご!」
いちご「あ……………ごめん……………」
唯「ううん………いちごちゃんが言ってる事はあってるよ…………だから、私が責任をとる」
拳を握りしめ、真っ直ぐした目でいちごを見つめる。
唯「私が、みんなを助ける!」
いちご「……………そう」
姫子「さすが唯!言うね〜!」
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 15:22:12.58 ID:or1uCdLm0
C
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 15:26:51.57 ID:jHttJLk3O
和(唯はこういう時、強いわね…………)
唯「所で私はどうすればいいの?」ヘラッ
一同「あらら………」
和(やっぱり、考えなしに言ったのね………)
和はため息を吐き唯の近くに寄ると唯のヘアピンに触れる
和「私的にヘアピンかと思ったけど対話してないみたいね」
唯「対話ってブリーチでいうと、刀さんと喋る事?」
和「ええ、みんな対話して力の使い方を覚えたわ」
和「やっぱり唯はギー太ね」
唯「あ!そういえばギー太!」
いや、唯悪くなくない?
むしろ、周りのやつらが人のものを勝手に回し読みしていったからこうなったわけで
それで持ってきたのはお前だからお前のせいとか…
どんだけ責任転嫁だよ
軽音部が唯の味方にならないのも違和感ありまくり
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 15:34:00.62 ID:or1uCdLm0
派閥が出来てる意味が分からないけどなノリノリだし。
まぁ、面白いんでC
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 15:37:21.66 ID:MlTJjyp70
「私は悪くない!…そうだ、持ってきた唯が悪いんだ!」
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 15:44:24.92 ID:jHttJLk3O
和「大丈夫よ、部室においてあるから」
唯「よかった〜……………あれ?」
和「どうしたの?」
唯「りっちゃん達の拠点って部室だよね?」
和「ああ、大丈夫よ。一度も解放してない物は霊圧が通らない物なの。だから、壊されたりはされてないわ。」
唯「そうなの!?よかった〜」
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 16:01:42.40 ID:or1uCdLm0
これはわざと遅くしてるのか?それとも書きためていないのか?
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 16:13:34.91 ID:8hHrIxxM0
>>89 この行間のスカスカっぷりと展開の遅さはどう考えても師匠へのリスペクト
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 16:17:02.00 ID:jHttJLk3O
>>85姫子達はそういう風に考えてるけど、いちごは自尊心が高いから
>>87みたいに考えてるイメージだった
和「それで唯…………どうする?」
唯「もちろん、ギー太を取りに行く!それでみんなの誤解を解いて仲良しにする!」
和が「わかったわ」と頷くと他のクラスメイトにアイコンタクトした。
和「どうやら、みんな気持ちは同じみたいね」
和(私達じゃ、みんなの疑う心を消せない………唯ならきっとみんなを繋げれる)
和「じゃあ、、立花さん、いちご、瀧さん、佐藤さん、唯をよろしくね?」
唯「え?和ちゃんはついてきてくれないの?」
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 16:24:43.04 ID:or1uCdLm0
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 16:34:14.63 ID:jHttJLk3O
和「ごめんね、唯。私はここで律達に場所を知られないための鬼道を出してなきゃいけないの。だから、私と曽我部先輩抜きで行ってきて」
唯「そっか………じゃあ行ってくるね!」
姫子「よし、行くぞみんな〜」
勢いよく一同は教室を後にした。
和は唯が出るのを確認すると、微かに不気味に笑みを浮かべた。
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 16:48:05.52 ID:or1uCdLm0
オサレ展開にしても遅すぎやしないか・・・
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 17:01:15.19 ID:jHttJLk3O
曽我部「真鍋さん、あの子達、ちゃんと唯ちゃんの剣取り戻せるかしら」
和「大丈夫ですよ、先輩………そもそもあの子達が行かないと準備が出来ないじゃないですか」
和は眼鏡を外し、和を心配そうに見てた曽我部を見て微笑みかける
曽我部「まあ、それもそうなんだけどね」
和「曽我部先輩、『覚醒』の準備に入りましょう…………唯が剣を持ってくればこっちのものです」
曽我部「真鍋さんは研究熱心ね、すでに他の人達を遥かに凌駕するのに」
和「曽我部先輩」
そっと曽我部の顎をなぞる
和「人は完璧をより確実にするためにさらなる進化をします。今がその時なんですよ」
曽我部(いつのまに…………)
和は顎から手を離すとそして今度は手を指し伸ばした
和「共に行きましょう。」
「私が天に立つために」
眼鏡が静かに割れた
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 17:10:52.20 ID:8YPsjaGoP
和ちゃんヨン様か
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 17:13:29.24 ID:8hHrIxxM0
てっきり憂か純のどっちかが鏡花水月なのかと思ってたわ
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 17:46:11.75 ID:jHttJLk3O
一方 唯達は部室までの階段にたどり着いていた
姫子「トラップがあると思ったけど、意外に何もなかったわね………」
いちご「油断大敵………」
姫子「わかってるよ」
姫子「唯、さっき言ったようにこの作戦はあくまで唯の剣を取り戻すためだからね」
唯「うん、わかってる」
姫子「じゃあ、行く………ハッ!」
ドドドドドド
轟音が鳴り響き鈍重な霊圧が5人を押し潰す
姫子は苦しみながらも廊下側の方を見るとそこには、
刀を握りながら歩いてくる紬だった
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 18:01:41.89 ID:Uxz6Gec30
あの、続きはやく
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 18:13:12.72 ID:jHttJLk3O
紬「あらあら、唯ちゃんお久し振りね。風邪は治ったの?」
さも、欠片ほど思ってない言葉を唯に放つ
唯「む、むぎちゃん…………」
茜「みんな、先に行って!ここは私が!」
姫子「でも、むぎは『メイン』レベルが2つ持ってるんだよ!?」
茜「でも………」
瀧「私もやる!」
茜「エリ!?」
瀧は茜と目を合わせ「大丈夫」と合図した
瀧「姫子達は上へ!ここは任して!」
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 18:40:46.78 ID:jHttJLk3O
姫子「頼んだ!唯達行くよ!」
唯「茜ちゃん、エリちゃん!怪我しないでね!」
紬が逃げる唯達を確認すると困った顔で溜め息を漏らした
紬「あらあら、逃げられちゃったわね」
瀧「そんな事言って本当はそうなるってわかってたんじゃないの?」
瀧は左髪の髪止めを取り、真剣へ変えた。
茜も後ろの髪止めを2つほどき、真剣へと変形させる
紬「あら?バレてたの?」フフフ
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 18:42:00.67 ID:jHttJLk3O
依然として紬は余裕の表情を浮かべ二人を見る。
そして、ゆっくり指先を向けた。
紬「二人の仲の良さは結構いいオカズになってたのに…………残念だわ」
茜・瀧「オカズ?」
紬「ごめんなさい、何でもないの…………じゃあ、バイバイ」
紬の指先に赤い閃光が集束し始める
紬「『虚閃(セロ)』」
巨大な赤い閃光が廊下を瞬時に覆う
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 18:54:16.58 ID:jHttJLk3O
ドドドドドドドドド
唯「エリちゃん達………大丈夫かな………」
姫子「大丈夫だよ………二人は強いからね」
3人は部室の前立っていて扉の前にいても、重苦しい霊圧を感じていた。
姫子「唯は私が守るからいちごは援護して」
いちご「わかった」
姫子「唯は扉を開けて、ギー太を見つけたら、走って」
唯「うん!」
姫子「よし…………」
3人は固唾を伸び姫子が足で勢いよく扉を開けた
ガチャン!
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 18:56:21.77 ID:cUsO3eB50
スレ落ちる前におわんのか
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 19:15:44.17 ID:ob9lB5H+0
サトシつえええええええええええええええ
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 19:19:32.87 ID:jHttJLk3O
>>104 遅くてスマン
ラストの構成は出来てるから………
一方 瀧達の方は先ほど紬が放った虚閃によって廊下が半壊し煙が外からの風邪でもうもうとしていた
紬「あら〜♪避けられちゃったみたいね〜」
煙が晴れると服装が少し破れ肌が露出していた二人が刀を横に構えていた姿が紬の目に写った。
瀧(危なかった………)
紬「さて、お遊戯はこの辺にして二人共………本気出してちょうだい」
瀧「言われなくても」
茜「そのつもりよ!」
瀧は左手を右手首に置き、腰元に引く
瀧「波ことごどく我が盾となれ 雷ことごどく 我が刃となれ!」
瀧「『双魚の理(そうぎょのことわり)』」
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 19:37:30.48 ID:jHttJLk3O
瀧の剣は2本の剣になり5枚の札がぶら下がっている縄が両剣の尻に繋がっている剣へと変形した
茜「花風乱れて花神啼き
天風乱れて天魔笑う」
茜「『花天狂骨(かてんきょうこつ)』
茜「よし!行くよアカ………」
「射殺せ 『神槍』」
茜がエリの方を見ると同時にエリの胸に神槍が刺さる
血飛沫がエリの胸から大量に吹き出し、茜の体に細々と付着する
茜「エ…………リ………」
友の死によって茜の瞳孔が開き体だ小刻みに震えていた
その刺した張本人は手で口を覆いフフフと笑い声を漏らしていた
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 19:54:16.13 ID:jHttJLk3O
体だ→体が
紬「ごめんね〜アカネちゃん。殺しちゃった♪」テヘッ
アカネは両手の刀を置き倒れこんだ瀧を掬うように抱き抱えた
アカネ「………ユルサナイ………………」
紬は一瞬、ゾクッと霊圧の上昇を感じ刀を構えた
アカネ「許さない!」
ドドドドドドドドドドドド
アカネの叫びと共に体の視覚化された霊圧が炸裂する
アカネ「ごめん、唯ちゃん…………むぎちゃんは生かして帰せそうにない」
紬「ウフフ………面白くなってきたわ」
モブ使ってるくせにメインの口調すら把握出来てない奴って痛いよね
霊圧って視覚かされたっけ?もう長いこと読んでないから最近はできんの?
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 20:20:20.61 ID:uNWcpLbH0
それより日常系をファンタジックにする方が遥かに痛い
つまりまどかマギカは痛いと・・・
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 20:26:44.76 ID:jHttJLk3O
軽音部 部室
勢いよく入った唯達は回りを見回すと梓、律、澪がいつもの席に座っていた
唯「み、みんな…………」
姫子「唯、あそこ……」
姫子が指を指す所に目的のギー太が壁にもたれて置いてあった
姫子は異変を感じて、唯の耳元に近づき「今は動かない方がいい」とささやいた
澪「久し振りだな、唯」
澪は体を90度向きを変え唯に喋りかけた
唯「澪ちゃん……………」
澪「どうした?そこのギー太、取らなくていいのか?」
澪は指先をギー太に向け、唯を誘導するかのように催促した。
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 20:40:40.72 ID:jHttJLk3O
口調は本の影響で変わってます
厨二臭くするために口調を変えたと思ってくれ
いちご「罠にわざわざハマる人がいる?バカなの?」
梓「でも、その罠が恐くて動けないのは先輩じゃないですか?」プププ
いちご「…………ナマイキ……」
唯「あ、あずにゃん………」
梓「唯先輩、お久しぶりです!妹を殺した気分はどうですか?」
唯「え?」
姫子「やっぱり、あんた達 唯が黒幕だと思ってるのね」
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 21:01:19.76 ID:jHttJLk3O
梓「当然ですよ、殺し合いが始まった日に『たまたま』いなかったし、この漫画を置いたのも唯先輩なんですよ? 誰だって疑いますよ」
唯「私………そんな事してない!」
梓「唯先輩って意外に策士なんですね? その言葉も一瞬、本気に信じちゃいますよ」
梓は唯をゴミクズをみるような目で睨んでいた。
唯は今の梓に何を言っても信じて貰えないと悟った。
姫子「つまり、唯が憂を殺したようなものだって言いたいの?」
律「そゆこと」
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 21:25:18.07 ID:MlTJjyp70
どうした
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 21:29:55.45 ID:8hHrIxxM0
大丈夫
冨樫よりは仕事してる
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 21:39:25.12 ID:jHttJLk3O
姫子「あんた達、いつも仲良しだっただろ?そんな証拠にもならない事で唯を疑うの!?」
梓「大量殺人犯が友達なんてヘドが出ますよ。」
唯「そ……………そんな………」グス
澪「いい加減にしなよ唯。 そうやってすぐ泣いて許されると思うの?」
姫子「澪!」
いちご「ごめん、姫子ちょっと退いてて」
いちごは左手で一番前に出ていた姫子を押し退け前へと出る
いちご「さすがの私も我慢の限界。」
いちごはブレザーのポケットから携帯を取り真剣へ変形させた。
いちご「唯、今の律達は昔の律達じゃない………悪いけど唯の事ここまで言って私は許せない」
唯「いちごちゃん…………」
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 21:48:48.95 ID:jHttJLk3O
梓「い、良いんですか先輩!?罠があるかもしれないんですよ?」
いちご「黙りなさいチビスケさん。」
梓「グッ!」
梓はいちごの威圧に圧され言い返せなかった
いちご「そもそも、貴方達風情がこの私が手傷を負う罠にかかると思ってるの?」
真剣を逆手に持ち変え腕を肩の高さまで静かにあげる
いちご「いい?貴方達と私は格が違うの、だから私に負けるのも自明の理なのよ。
霊圧が増幅し空間が軋む
いちご「安心しなさい。この世に一片も残さず切り刻んであげるわ」
澪「律!梓!」
姫子「唯、走れ!」
「卍 解」
『千本桜 景厳』
物書くってレベルじゃねーぞ!
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 22:01:03.39 ID:jHttJLk3O
部室は一瞬の内に桜の波に埋もれ倒壊した。
空中に舞う澪・律・梓は落ちながら唯を探していた
律「いたぞ!」
そこには落ちながらギー太に触れようとする唯の姿があった。
澪「梓!」
梓「わかってます!」
梓「鎖せ!『黒翼大魔(ムルシエラゴ)』」
解放と共に梓から鋭い冠が構成され悪魔のような翼が生えた
唯「届け!」
梓「解放はさせません!」
音速に近い速さで迫る梓。ギー太に必死に触ろうとする唯。
そして━━━━━
━━━━━━━
━━━━
━━━
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 22:23:33.77 ID:qo1MhUgF0
遅い
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 22:23:59.24 ID:jHttJLk3O
━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━━
唯「・・・・・・・うっ・・・・・・・ここは・・・・・・」
目が覚めるとそこは重力関係が狂いそうなビルが上下左右に飛び出ていた
首を3、4回左へ右へと往復させると立ち上がり数秒呆け、何もする事が無いと歩き出した。
唯「ここ……………何処だろう?」
歩いても歩いてもあるのは天を衝かんばかりの摩天楼があるだけだった。
ふと、耳をすますと雑音のような声が聞こえてきた。
唯「誰?」
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 22:34:21.06 ID:bdBVWydxO
所々日本語おかしいし、誤字脱字も多い
書き込む前に見直すって事知らないの?
内容も痛過ぎる。書いてる本人が面白いと思ってるだけの只のオナニー
俺はもう見ないけど、まぁ頑張ってね中学生
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 22:35:20.36 ID:Dn+Po1Ab0
セリフだけで書けるように努力しろよ
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 22:36:31.39 ID:8hHrIxxM0
鰤を台詞のみで表現したら酷い事故が起こるぞ
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 23:08:15.85 ID:jHttJLk3O
後ろを振り向くと細い棒にバランスよく立つ、40〜50代の黒色マントを着ている男がいた
唯「おじさん、誰?」
■■「まだ君には私の名前を聞くことは出来ない。」
唯「そっか………ねえ、おじさん………私に力を貸してくれない?」
■■「それは君に覚悟があるかどうかだ」
唯「覚悟?」
■■「そう、人を殺せる覚悟を君に試す」
男のマントが分裂を始めると近くに何かが構成された。
■■「これで君の覚悟を試す」
そこには一生忘れる事はない、いつも近くにいてくれた人物。
唯「う……………い………?」
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 23:16:57.18 ID:jHttJLk3O
憂「お姉ちゃん………久し振り」
その声は紛れもなく唯一無二の妹、平沢 憂 だった
唯「う…………い………」
ゆっくりと近寄る唯
だが、憂が突然「来ないで!」と大声を出した
唯「な、なんで?」
憂「だって、お姉ちゃん私を殺したじゃない」
憂は後ろに手を回し、前に出すと手には真剣が握られていた。
唯「う………憂?」
憂「ごめんお姉ちゃん……………死んで」
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 23:26:16.86 ID:jHttJLk3O
刀を握り唯に斬りかかる。縦、横と本気で斬りかかる憂に唯は本当の『死』を感じた
唯「憂、こんな事止めて!」
憂「なんで?だってお姉ちゃんは私を殺したんだよ?」ブン
唯「それは謝るよ!でも、外のみんなも助けなきゃいけないの!」
と唯が叫ぶと憂の手がピタリと止まった。
憂「そっか………じゃあわかった」
憂は握っていた真剣を唯の目の前に突き刺した
憂「じゃあ、その剣で私を殺して。私が邪魔なんでしょ?」
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 23:38:33.12 ID:jHttJLk3O
唯「そ、そんな事できないよ!」
憂「じゃあ、外にいる律さん達はどうやって助けるの?あっちは本気で命を狙ってくるんだよ?」
唯「それは………………」
憂「それが出来ないなら私はお姉ちゃんを殺すよ」
唯「………………護る…………」
憂「………………………」
唯「私は力が無くてもみんなを護る!みんなを殺すための力ならいらない!」
憂「………………そっか……………それがお姉ちゃんの答えなんだね?」
唯「うん!」
憂「それでいいなら、私は止めない………でも、最後に私をその剣を刺して」
ホームなのに準備しない敵って何か負けるしかないよな
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 23:48:25.41 ID:jHttJLk3O
唯「そ、それは…………」
憂「違うの、安心して…………これは私との鎖を解き放つためなの」
唯「どういう事?」
憂「さっきまでのは、お姉ちゃんがどんな風に力を使うか決める物で、これは私の死をお姉ちゃんが受けいれるためなの。わかった?」
唯「憂の死を……………受け入れる……………」
憂「そう、これを認めないとお姉ちゃんの力を阻害してしまうの。だから……お姉ちゃん私を殺して」
唯「…………………うん」
唯は静かに立ち上がり突き刺さっていた剣を力一杯引っこ抜き剣先を憂の心臓に向ける
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 23:54:46.89 ID:jHttJLk3O
唯「今までありがとうね、憂……………大好きだよ」
憂「うん、私も大好きだよお姉ちゃん!」
唯「……………バイバイ………」
唯が憂の胸を貫くと、光りに包まれた
そして、今までの憂との思い出が流れている。
唯は涙を流しながら小さく「ありがとう」とささやいた。
━━━━━━━
━━━
━
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 00:17:07.42 ID:A2uHbi7lO
場所と時は戻り、桜高校は光りに包まれた
梓「クッ!間に合わなかった!」
そして次第に光りは薄れていき回りの景色がはっきりと見えるようになる。
梓はキョロキョロと唯を探すと、崩落した部室の欠片の山に立っているのに気がついた
梓「やっぱり、あの剣…………」
唯は柄も鍔もない大刀を肩に置き悠然と立っていた。
唯「みんな……………悪いけど本気で行くね」
唯は大刀を前に突きだし空いていた左手を右肘に添える
すると、風が徐々に強くなり唯を中心にして巻いていた。
唯「……………卍解!」
瞬間、今度は闇が取り巻き視界覆われた
闇が晴れると先ほどの唯とは違い、黒い刀と黒色の特別な死覇装を着ていた
唯「『天鎖斬月』」
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 00:17:11.00 ID:ESX4cqLyP
ぶりぶりざえもん
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 00:19:22.77 ID:A2uHbi7lO
寝る
残ってたら書く
つまんなくてごめんなさい
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 00:19:40.03 ID:QpYZdls90
すごく…痛いです…
でもいいね!
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 01:09:57.87 ID:vbdxIAMH0
保守っとくか
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 03:03:57.83 ID:vbdxIAMH0
h
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 03:57:38.20 ID:G0ZMLhyS0
ここから挽回するのか
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 05:08:03.28 ID:e+rgZHpe0
いいと思うよ
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 08:22:26.19 ID:A2uHbi7lO
保守ありがとうございます
姫子「唯、やめろ!今は逃げるの!」
唯「任せて!」
唯の黒刀が闇を纏う
唯「月牙天衝!!」
黒い半月の斬撃が澪を覆うように迫る
澪「卍解!大紅蓮氷輪丸!」
解号と共に氷の巨大な翼が生え、唯の斬撃を氷の翼で簡単に防いだ
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 09:38:14.06 ID:KdSTOxRp0
おっせーよ
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 10:52:40.55 ID:kALUzX/w0
まだか…
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 10:58:29.43 ID:D7wINNSa0
流石師匠リスペクトなだけある。
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 11:28:20.40 ID:vbdxIAMH0
ありゃー
澪カマセ確定かー
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 11:32:47.30 ID:D7wINNSa0
>>146 ほんと初登場のかっこよさからは目も当てられねぇよな、氷雪系最強(笑)
というかなぜ 軽音部vsモブ ではなく 唯+モブvs軽音部 にしたのかが今の所わからない
主人公を二人用意するわけでもないし
キャラを変えてまでする必要なくない?
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 11:43:28.21 ID:A2uHbi7lO
唯「なん……………で………」
澪「残念だけど今の唯じゃ私達は倒せないよ」
姫子「唯!今はあいつらに敵わない!逃げるよ!」
梓「逃がすと思ってるんですか?」
姫子「捕まえられると思ってるの?」
梓はヤレヤレと呆れため息を吐くと「仕方ないですね」と言うと霊圧を強める
梓「本当は使いたくなかったんですけどね…………」
闇に飲まれ消えていく梓。
梓「なんたって裸近い格好になっちゃいますからね、恥ずかしいんですよ」
闇が晴れると先ほどの冠は無く髪の毛から2つの角が生えていた。
目からは黒い涙が流れ、下半身は闇を纏っていた。
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 12:02:16.13 ID:vbdxIAMH0
卍解初披露して数ページ後には切り捨てられてたのは唖然としたよ
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 12:06:42.80 ID:A2uHbi7lO
梓「『刀剣解放第二階層(レスレクシオン・セグンダ・エターパ)』
解放が終わると黒く深い霊圧が回りに広がった
姫子「すごいね………でも……………気付かない?」
姫子は指を梓の方に向ける。梓は「何が?」と聞くと姫子は「後ろ」と言う。
ドドドドドドドドドドドド
瞬間、梓の霊圧を遥かに上回る霊圧が周りを押し潰す
律「何だよ……………これ…………グッ!」
澪「律!後ろだ!」
律「え?」
律は苦しみながらもゆっくりと後ろを見ると、そこには不適に笑いながら歩いてくるさわ子がいた。
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 12:30:26.28 ID:A2uHbi7lO
律「さわ………ちゃん…………」
さわ子「あ〜ら、りっちゃんじゃな〜い、フフフフフフフフフフフフ」
片手に持っていた血に塗られた剣を高く上げると、勢いよく足下にいた律に振り下げた。
粉塵と共に地面が盛り上がり周りが炸裂する。
澪「律!」
律「大丈夫だよ!」
律が煙りから姿を表し体制を整える
律「軋れ!」
剣の側面に爪を立て、思いっきり引っ掻く
律「『豹王(パンテラ』!」
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 12:53:38.87 ID:A2uHbi7lO
律は解放すると体が光りに包まれ、そして髪の毛が伸び長い尻尾が生えた律が姿を表した。
さわ子「あら、可愛くなったわね」
律「!?」
一閃
さわ子が繰り出した一振りは律の体を斜めに真っ二つにした
律「うそ……………だろ…………」
澪「りぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃつ!」
律は血を吹き出しながらゆっくりと倒れた。
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 12:55:02.42 ID:D7wINNSa0
律wwww
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 12:56:15.99 ID:vV1Ip8jF0
ばんかい!
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 12:58:49.54 ID:ntFzwszp0
何この稚拙な文章
物書きとして許せないんだが
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 13:35:46.36 ID:A2uHbi7lO
澪「うそ………りつが……………死んだ…………」
澪「うわあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
澪「卍解!」
澪「雀蜂雷公鞭!」
右手に持っていた刀が3メートルほどのロケットに変形した
梓「澪先輩!それは和先輩を倒すための最終手段じゃないですか!」
澪「うるさい!律が生きてなきゃ意味がないんだよ!」
澪は肩の照準を合わせるための隙間からさわ子を狙う。
梓(クッ!これじゃあ作戦が……………唯先輩達がいない!?)
梓「澪先輩!唯先輩達がいません!」
梓は大声で叫ぶが澪の耳は欠片も入っては無く、「律…………今、敵を取ってあげるからね………」という言葉をなんども詠唱していた
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 13:37:54.39 ID:vbdxIAMH0
澪ちゃんが護廷十三隊のカマセ枠を一手に引き受けたのか…
澪両方ともかませとか悲惨だな
これだけ先の見える展開も珍しい
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 13:55:05.17 ID:YUZihWMN0
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 14:08:07.48 ID:LBE3ba+c0
これこそ師匠クオリティ
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 14:51:24.35 ID:S5QCuUAT0
まだか
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 14:51:54.02 ID:KdSTOxRp0
早くしろよ
風邪ひくだろ
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 15:02:20.77 ID:LBE3ba+c0
なぜ脱ぐ?
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 15:12:40.64 ID:A2uHbi7lO
梓(まずい、このままじゃ私まで………『大鬼道長』の結界で被害を最小限にする!)
梓は両手を合わせると澪とさわ子を囲む何十層の結界を張った
対峙するさわ子と澪
さわ子は腕を前に出して人差し指を動かし澪を挑発する
澪「死ねええええぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」
ロケットを押さえていた装置が外れ轟音をたて勢いよくさわ子に進む
だが、さわ子は依然として笑っていた。
カッ!ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
輝かしい光りと共に凄まじい爆発が起こる
結界が6、7枚破れても、衝撃が漏れ地響きが轟いた
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 15:32:43.62 ID:A2uHbi7lO
梓(これほど…………………でも、耐えなきゃ学校が…………グッ!)
徐々にヒビが入る結界。
しかし、しばらくすると衝撃は緩和していった。
梓(ふぅ………これほどの威力………二人共生きて帰れないでしょう………)
やがて、結界内の煙りが晴れるとはっきり中が見えるようになった
梓「…………え?」
梓は目を天にした。たった一ヶ所だけに人が一人入れる穴が空いていたのだ
梓「嘘………私は確かに結界を最高硬度にしたのに………」
ゴッ!
重く暗く深い霊圧を梓は背中に感じた
振り向かなくてもわかる『死』を理解した
ゆっくりと梓は首を後ろに動かす
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 15:35:07.43 ID:2SuomqU/0
けいおんと鰤って以外と好きな奴被ってんじゃね?
どっちもライトヲタ
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 15:53:53.83 ID:5S9ePpub0
俺は両方ともコミック持ってるよ全巻
好きの度合いが全然違うけど
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 16:12:31.72 ID:A2uHbi7lO
梓「あ……………あ……………」
梓の視界には紫のマントに金色の冠を被った骸骨が悠然と立っていた
さわ子「どうしたの?そんな顔して」
梓「クッ!縛道の七十九『九曜縛』!」
さわ子「無駄」
表れた9つの黒点は1秒と持たず朽ちる
梓は翼で間をとり腕を差し出す
梓「千手の涯 届かざる闇の御手 映らざる光りの射手 光を落とす道 火種を煽る風 集いて惑うな我が指を見よ 光弾・八身・九条・天経・疾宝・大輪・灰色の砲塔 弓引く彼方 皎皎として消ゆ
破道の九一『千手皎天汰炮』!」
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 16:16:12.88 ID:HlqjlQfB0
がんばれ
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 16:31:55.29 ID:A2uHbi7lO
大量の光弾が次々とさわ子目掛けて放たれる
ダダダダダダダダダ
梓「ハアハア…………やり………ましたか…ハアハア」
だが、無情にもその想いは叶わずさわ子は無傷で虫も殺さない様な顔で立っていた
さわ子「少々、お痛がすぎるんじゃない、梓ちゃん?」
梓「 まだだ!」
両手の掌を少し間を空けて胸の前に置く。
すると、そこから雷がほとばしると梓は両手を広げ、長い棒のような雷を構成した。
梓「 『雷霆の槍(ランサ・デル・レラン・パーゴ)』」
梓は雷の真ん中を握りそれを
梓「死ねええええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」
思いっきり投げつけた
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 16:52:15.35 ID:A2uHbi7lO
雷の槍がさわ子の直前に来た瞬間、巨大な雷が走り空間が歪む
梓「……………………うそ」
だが、その中でもさわ子は何事も無かったかのように歩いていた
さわ子「梓ちゃん、無駄よ。私の『髑髏大帝(アロガンテ)』前じゃ、すべては朽ちるの」
掌を死の宣告を渡すように梓に向ける
さわ子「そして、今この『時』があなたの朽ちる『時』 安心して…………漫画みたいに転送させる時間も与えず朽ちさせてあげるわ……………滅びろ」
『死の息吹(レスピラ)』
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 17:04:41.27 ID:LBE3ba+c0
地の文が矛盾に満ちている
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 17:13:33.99 ID:A2uHbi7lO
迫る老いの波 梓はすべてが無駄と悟り 身を委ねる
そして梓は欠片も残らず朽ち滅びた
さわ子「意外につまんなかったわね…………期待外れだわ……………他の人探そ………」
さわ子は老いの溜め息を吐き、自分の獲物を求めて歩きだした
━━━━━━━━
━━━━━━
━━━
一方、唯達は重たい足を動かし生徒会室を目指していた
姫子「唯…………大丈夫?」
唯「うん、大丈夫………それより姫子ちゃんといちごちゃんの方がつらそうだよ?」
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 17:28:06.79 ID:A2uHbi7lO
いちご「私は大丈夫…………それより…………」
姫子「うん…………」
唯「え?どうしたの?」
唯はまだ解放して間も無い。霊圧を感じる事は他の人より劣っているのだ。
姫子といちごは軽音部の死を言うべきかどうか困惑していた。
姫子「…………ううん………なんでもないよ!」
唯「そ、そっか!」
いちご(まだ、言うべきじゃないってことね…………)
姫子「それより、急ご! 和が待ちくたびれてるよ!」
唯「うん!」
いちご(唯………みんなが死んだら何て思うだろ……………ッ!)
突然、いちごの歩みが止まる。二人は「どうしたの?」と聞くといちごは前を指差した
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 17:39:17.63 ID:KdSTOxRp0
ハ,,ハ
( ゚ω゚ ) ここから先は
/ \ 行かせません
((⊂ ) ノ\つ))
(_⌒ヽ
ヽ ヘ }
ε≡Ξ ノノ `J
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 17:43:21.21 ID:A2uHbi7lO
唯と姫子は指の方を見るとマントを着た二人の姿があった。
唯「あれって……………」
姫子「知ってるの?」
唯「うん、オカルト研の人達だよ!」
姫子(ここまで生き残るぐらいだ………ただ者じゃないのは確かね………)
姫子「唯気を付け……」
唯「こんにちは二人共!大丈夫だった?」
姫子「ちょっ!唯!」
唯「え?どうしたの?」
いちご「バカ……………」
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 18:10:00.50 ID:A2uHbi7lO
オカ研A「こんにちは軽音部の人………」
騒がしくしていた唯達はオカルト研の口が開いた途端、沈黙し冷たい目でオカルト研を睨んだ
オカ研A「ところで急に悪いんですが…………」
オカ研A「目をえぐり出していいでしょうか?」
唯「え?」
オカ研A「舌を引き抜いたり髪を油で燃やしたり皮を引き裂いたり心臓をナイフで刺したり足をひきちじったり骨を折ったり爪を一枚一枚剥がしたり口に劇薬を入れたり殺したり実験したり殺したり実験したり殺したり実験したり殺したり」
オカ研B「落ち着いて」
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 18:30:43.78 ID:A2uHbi7lO
唯は異様な空気に飲まれ呆気に取られていた
いちご「こいつら……………キモい………」
オカ研B「キモい?聞き捨てなりません。 私達が人体の神秘に興味を持ったのはこの殺し合いが始まってからですけど、実験を重ねる事によってより好きになりましたよ」
姫子「実験………?」
オカ研B「見ますか?理科室に置いてあるんですけど、まあ人体の神秘がわからない貴女達には少しショックが大きいと思いますけど」
姫子「あんたら、まさか!?」
オカ研B「可愛そうですが、これも人体の進化のためです。この戦いを利用して生徒達を実験体にさせていただきました」フフフ
唯「ひぃ!」
いちご「最低!」
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 19:17:45.73 ID:A2uHbi7lO
オカ研B「どうやら貴方達とはわかりあえないみたいですね。残念ですが実験材料になってもらいます」
姫子「クッ!こんな時に!」
構える姫子。だが、いちごがゆっくりと姫子の前に出る。いちごの拳が力一杯握られていたのが姫子の目に映った。
いちご「先に行って…………ここは私がやる………」
姫子「でも、相手は2人もいるんだよ!?」
いちご「姫子」ゴワッ!
いちごの霊圧が上がるのを感じた姫子は血の気が引いた
いちごの表情はいつもの冷静なものではなく今まで見せた事がない怒りの表情を浮かべていた。
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 19:20:08.32 ID:A2uHbi7lO
いちご「今の私には姫子達を巻き込まずにあいつらを殺す保証が出来ないから言ったの」
いちごが姫子の方を見て「お願い」っと言い笑った
ただそれだけで姫子はいちごの覚悟を受け取り理解した
姫子「生きて帰ってくるんだよ」
いちご「うん………」
唯「いちごちゃん…………」
いちご「心配しないで。必ず帰って来るから………………姫子、唯をお願いね」
姫子「了解、行くよ唯」
唯「がんばってね!」
そして二人は消えていった
で、誰の霊圧が消えるの?
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 19:32:37.48 ID:A2uHbi7lO
オカ研A「あれ?行っちゃいましたよ?」
オカ研B「構わないですよ。それに私はこの気の強いお姫様を解剖されて苦しむ姿が一番見たいんですからね」
いちご「フフフ」
オカ研B「ん?何を笑ってるんですか?」
いちご「あら、ごめんなさい」
コホンと咳を吐くと改めてオカルト研の二人を見る
いちご「糞野郎共を粉々に切り刻むのを想像したら笑いが自然と漏れてしまいましたわ」クスッ
オカ研B「あなた………良い趣味してますね……」
いちご「あら、貴女達言われて光栄ですわ」
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 19:33:51.88 ID:LBE3ba+c0
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 19:49:17.04 ID:A2uHbi7lO
オカ研A・B「・・・・・・・・・」
いちご「…………………」
お互い視線を合わせたまま、動かない。
一番最初に動いたのはオカ研Aだった。
懐から刀を出し逆手に構える。
オカ研A「啜れ!……」
いちご「破道の四『百雷』」
いちごはオカ研より先に指先から閃光を射出しオカ研Aの胸を貫いた
オカ研A「グッ!」
オカ研B「!?」
いちご「隙だらけよ」
いちごは刀を逆手に取り刀を手放す
いちご「卍解・・・・・・・『千本桜・景厳』
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 20:02:19.11 ID:A2uHbi7lO
廊下が桜で溢れかいり、雪崩のように二人を襲う
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
いちご「霊圧を感じない?・・・・・・・・・・・・」
いちごは二人の姿を確認するために桜を手元に戻す。
だが、そこには二人は姿は無くただ断然としていた
いちご「何処に……………」
「後ろですよ」
いちごは声がする方をみると二人が無傷で立っていた
オカ研A「ねえ…………痛いから解放してもいい?」
オカ研B「ええ、いいわよ」
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 20:38:03.40 ID:A2uHbi7lO
オカ研A「この傷の仕返しは貴方の体で償ってもらいますからね」
いちご「遠慮しておくわ」
オカ研A「そうわいかないですよ」
オカ研Aは逆手に持った剣を頭の上まで持っていき、そしてゆっくりと剣の先だけを口の中に入れた
オカ研A「啜れ………『邪淫妃(フォルニカラス)』
剣をさらに深く差し込む。するとオカ研Aの体が風船のように膨らみ炸裂した。そして花が咲くように表れた。
いちご「……………気持ち悪い格好…………」
オカ研B「そうですか?私は好きですよ」
いちご「貴方と一緒にしないでくれない?臭くなるから」
オカ研A「ねえ、行くよ?」
いちご「あら?待ってくれてたの?そんな姿になったって私は何とも思ってないから早くかかってきなさい」
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 20:56:19.73 ID:A2uHbi7lO
オカ研A「では、お言葉に甘えて」クイ
オカ研Aが指を動かすと、いちごの頭上から天井を突き抜け触手の束のような物が表れ、いちごを襲う
オカ研A「勝負ありましたね」
勝利を確認するオカ研Aはウネウネ動く触手の束を見て笑っていた……………が
ザシュザシュザシュ
何千もの斬撃音と共に触手の束は紙吹雪のように切り刻まれた。
いちご「何が勝負あったの?」
オカ研A「クッ!」
オカ研B「落ち着きなさい」
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 21:06:59.02 ID:VVT6SKQ+0
遅い
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 21:21:28.52 ID:A2uHbi7lO
いちご「…………ねえ…………良いこと考えついちゃった…………」
オカ研B「………何の話しですか?」
いちご「ああ、ごめんなさい説明不足だったわ」
いちご「貴女達…………もう1つの力は何故使わないの?」
オカ研A・B「!?」
いちご「併用もしないって事は大した力ではなさそうね………」
オカ研B「ええ、あなたの言う通りですよ。でも、貴方だって使っていないようですが?」
いちご「勘違いしないでくれる?私のもう1つは扱いにくい上に併用ができないのよ」
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 21:34:49.81 ID:A2uHbi7lO
オカ研B「何が言いたいんですか?…………」
いちご「だから、私のもう1つの力で貴方達を惨めに殺そうと思ったのよ」
オカ研B「……………ええ、構いませんよ。やってみてください」
オカ研Bは動揺せず、むしろ使うのを急かすように言う
いちご「…………じゃあ、お言葉に甘えて」
いちごは手を横に出すと桜が集束し刀に戻る。
そして、刀を前に突き出す。
いちご「倒れろ 『逆撫』」
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 22:34:04.88 ID:A2uHbi7lO
いちごの刀の尻にワッカの用な物が構成されると、手を中心にグルグルと回転する。
オカ研A・B「………………」
いちご「………………」グルングルン
オカ研B「ねえ、何も起こらないようだけど、もしかしてそうやってグルグル回して楽しむのがその刀の能力なの?」
いちご「待ちなさい…………………ほら、良い薫りがしませんか………」
オカ研Bは鼻をクンクンと動かすと、意識が一瞬薄れる
オカ研B「これは!?」
意識がはっきりすると天井に立っている事……………いや世界が逆さまになっている事に気が付いた
いちご「これが『逆撫』の能力よ」
オカ研B(上下が逆……………いや、左右もか………)
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 22:48:26.13 ID:A2uHbi7lO
オカ研A「逆さまがどうしたの?」
いちご「試してみる?」
いちごは足を強く踏み込みそして勢いよく二人に迫る
オカ研A「私に任せて」
オカ研Aは歯で自分の指を噛むとその指を前に出し閃光が指先に集束する
オカ研A「『王虚の閃光(グラン・レイ・セロ』!」
巨大な赤い閃光が空間を飲み込みすべてを破壊した
やがて、閃光が収まると廊下や教室は崩壊していた
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 23:06:46.22 ID:A2uHbi7lO
オカ研A「意外にあっけなかったなね」
オカ研B「まだやってない!外にいる!」
オカ研Bの声を聞き外を見ると迫ってくるいちごがいた。
オカ研A「クッ!『虚閃(セロ)』」
グサッ
オカ研A(ぎゃ、逆?)グフッ
いちご「あら、痛かった? でも、貴方が実験した人はこれよりもっと苦しかったのよ?」
ゆっくりと剣を抜き血が垂れる
いちご「そして、これから貴方に理解ができない苦しみを与えてあげる」
いちごは瞬歩で消えると、次の瞬間オカ研Aの体はかまいたちが起こったように切り刻まれる
オカ研A「痛い痛い痛い痛いぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!」
いちご「どう?痛いでしょ?止めを刺してあげるわ」
厨二ェ・・・
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 23:25:09.71 ID:A2uHbi7lO
オカ研A「痛い!痛い!痛い!痛い!やめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめ…………」
グサッ
オカ研B「脳ミソを刺せばすぐ黙るのね。いい勉強になったわ」
オカ研AはBの刀で頭を突きさされ絶命した。
いちご「………仲間を………」
オカ研B「勘違いしないでください。彼女が痛いと言ったからその苦しみから解放してあげたんですよ」
いちご「………殺す…………」
オカ研B「随分と優しいんですね。先ほどまで殺そうとしていた人を気にかけるなんて」
いちご「自分でも、そう思ってる…………でも、これを許さなかったら自分が自分でいられなる!」
オカ研「なるほど、プライドというやつですか?」
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 23:34:38.15 ID:A2uHbi7lO
いちご「違うわ…………本能よ…………」
オカ研B「よくわかりません……………」
いちご「わからなくていいわ…………これから貴方は私に殺されるんだからね」
オカ研B「それは困りますね……………私は人体の神秘を見出だすまで死ねません」
いちご「残念だけど、この『逆撫』の前じゃ無駄よ…………」
オカ研B「本当にそう思いますか?」
いちご「何ですって?………………」
オカ研Bはマントから刀を逆手に取り出すと腕を前に突き出した
オカ研B「私がこの刀を解放すればすぐに終わるからですよ」
いちご「随分な自信なのね…………」
オカ研「やればすぐにわかります」
私怨
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 23:52:18.79 ID:A2uHbi7lO
いちご「………来なさい……………それが驕りというのをわからしてあげるわ」
オカ研B「では…………」
霊圧を込めると鈍重な霊圧が回りを押し潰す
オカ研「卍……………解!」
「『金色足殺地蔵』』
解号と共にオカ研Bの隣りの教室が倒壊した。
倒壊と共に目が白目をむき、頭の上にワッカのような物を浮かした巨大な赤子が毒々しい紫色の息を吐きながら現れた
いちご「何……………これ…………」
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/29(土) 00:13:41.10 ID:jG37hnXYO
オカ研「安心して、この卍解をどこにいるかわからない貴方に襲わせたりしないわ…………だけど………」
いちご「うっ!」ゴブッ!
突然、いちごが血を吐き出す。顔には所々紫色の斑点があった
いちご「これは…………………毒!?」
オカ研「そうです。毒を空間一杯に広めれば関係ないですからね」
いちご「く…………………」ガクッ
いちごが倒れるとオカ研が見ていた逆さまの世界は元に戻った
オカ研「意外にあっけなかったですね、お嬢さん」
オカ研はゆっくりと去ろうとするがその足がピタリと止まった
この速さでは
終わらない
師匠リスペクトしすぎ
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/29(土) 00:21:41.59 ID:JlS8970i0
打ち切りあるで
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/29(土) 00:24:52.00 ID:Kdk32Izl0
師匠と違ってどんどん退場させるから爽快だな
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/29(土) 00:47:39.61 ID:8C/KWqhb0
断地風使うヤツはいないのか…それとももうとっくに死んじゃってるのか…
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/29(土) 00:49:24.58 ID:jG37hnXYO
オカ研(何かがおかしい…………)
オカ研は振り返ると同じようにいちごが倒れていた
オカ研(あれ?あの子の刀の変形前のはどこ?………………しまっ!)
オカ研は外の方を見ると窓一面の桜があり、さらに教室を開け窓をみても桜が窓一面に桜があったのだ
オカ研「これは、囲まれている……………あんた、まだ生きてますね!?」
オカ研はそう言うと、倒れていたいちごは弱々しく立ち上がった
いちご「フフフ、今頃気付いたってもう遅いわ…………私とあなたはここで死ぬの」
オカ研「クッ!こんな物、私の卍解で……………」
いちご「縛道六十一『六杖光牢』」
オカ研は六つの光りに捕らわれ身動きが出来ず両膝をついた
オカ研「クッ!」
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/29(土) 00:51:19.21 ID:jG37hnXYO
いちご「残念だったわね…………でも、安心して……………約束道理に粉々に切り刻んであげるから」
オカ研「やっ、やめ………!」
いちご「遅い!」
いちごは桜をオカ研の中心に囲んだ
いちご「刃の吭に飲まれて消えろ!」
いちご「吭景・千本桜・景厳』!」
ドドドドドドドドドドドド
囲んでいた桜は中心に向かって炸裂した
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/29(土) 01:01:08.05 ID:jG37hnXYO
いちご「……ハハハ……倒した…………のね………」ハアハア
いちごは安堵し、一気に体の力が抜け地面に倒れる。
いちご「私も…………どうやら………ここまでみたいね…………」ハアハア
いちご「唯と姫子の約束……………守れなかったなぁ………ゴホッ!」ハアハア
いちご「最後に素直な気持ちになれなかったのが心残りだけど……………それは自分のせいよね…………」
いちご「バイバイ………………みんな…………」
いちごは静かに息を引き取った。しかし、いちごの頬には眩しい涙が流れていた
いちごの霊圧が消えた・・・?!
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/29(土) 01:09:19.19 ID:mE8Z5X+S0
一方、一護は霊圧を取り戻していた…
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/29(土) 01:35:46.12 ID:jG37hnXYO
ふぅ………………
遅くてスマン
厨二でスマン
下手でスマン
悪いけど、2日間用事ができちゃったから書けない
月曜まで残してもいいし、落としても構わない
落ちたら、このスレを前編って事にしてくれ
最後に俺のオナニーに付き合ってくれてありがとうございました
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/29(土) 01:36:34.87 ID:Kdk32Izl0
なん…だと…?
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/29(土) 01:39:51.69 ID:maRGiJjw0
一体いつからオナニーに付き合っていたと錯覚していた?
師匠だと思ったら富樫だったか
流石に二日丸々保守すんのは邪魔かな
ちゃんと後編も立てろよな
お兄ちゃんとの約束だぞ