1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
初春「はい?」
佐天「い、いや……初春の後ろの人だよ」
初春「へ?」クルッ
初春「……」
初春「え?どうしたんですかぁ?誰もいませんけど……」
佐天「は、はい?」
初春「え?」
佐天「そ、そこにいるじゃんっ!」
初春「えっ、えっ、、いませんけど……」
佐天「や、やめてよもう〜、そんな茶化さないでよ、ねっ、いるでしょ?」
初春「や、やめてくださいよ佐天さん……怖いですよ……はうぅ……」キョロキョロ
佐天「……」
佐天「……」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 20:52:33.43 ID:ivkrAR3X0
>>1 _ _i⌒)-、__
/|_( _,O 、.ノ__|
/ ./ 廴人__) /
/ /_____/
./_ ! r,J三;ヾ: |
| | .! {三●;=} | n
| | .! ≡三= ! l|
| レ'! | f「| |^ト < ・・・・・・・・・・
.\ .! -=_、 ! |::: l}
.ヽi_____..! ヽ ,イ
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 21:00:13.83 ID:GkGiYNJ30
佐天(おかしい……絶対おかしい……)
佐天(最初は私の勘違いか何かって……思ってたけど……)
佐天「きゃっ……!」ドンッ
初春「さ、佐天さんっ大丈夫ですか?」
佐天「い、いってて……あ、あんたっ!気をつけなさいよッ!」
初春「えっ……?佐天さん?」
佐天「む、無視するなーっ!」
初春「え、えっと……さ、佐天さん……あの……」
佐天「ったく……都市の生徒は能力があるからって天狗になってるんだよね」
佐天「初春からもあいつに言ってくれてもいいじゃん……」
初春「だ、誰にですか?」
佐天「誰って……今、私とぶつかったあいつだよ」
初春「そ、そんな……そんな人いませんよ……?」
佐天「え、ええっ?」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 21:04:22.41 ID:GkGiYNJ30
◇ファミレス◇
佐天「初春には見えないのっ!?」
初春「はい……」
佐天「こいつがっ!?いまここに今ここに居る男が見えないの!?」
初春「あ、あの……ここ公共の施設ですから……あんまり大きな声はだめですよぉ」
佐天「で、でもっ……」
佐天「……」
初春「……」
佐天「……」
佐天「わかった……あんたはもう帰っていいわ」
初春「……」
佐天「うん、もう用件終わったし……え?いやいいから帰ってよ、はい?だーかーらー、もういいってば」
初春「……」
初春
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 21:06:15.41 ID:stpAcohD0
なにこれこわい
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 21:06:59.15 ID:ZtkkDPukP
期待
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 21:09:22.07 ID:vaFBoQev0
都市伝説?
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 21:09:31.76 ID:OSmoFxFm0
まさか佐天さんに、悪魔の目が…
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 21:09:47.73 ID:GkGiYNJ30
佐天(初春はちょっと目が悪いのかもしれない……だからここは)
佐天「おじゃましまーす」
黒子「あら、佐天さん」
佐天「遊びにきたんですけど」
黒子「初春であれば巡回に回りましたの」
佐天「いや、白井さんに用があるんだけどね……」
黒子「はい?何ですの?」
佐天「それがね……」
・
・
・
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 21:10:07.07 ID:akq2TxvY0
佐天さんのスタンドか
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 21:10:52.68 ID:1ervwjlFP
邪気眼に目覚めたか
支援ぎ
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 21:12:55.17 ID:vaFBoQev0
邪気眼だね
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 21:15:52.01 ID:hpA6dQmZ0
本体だろ
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 21:16:44.74 ID:GkGiYNJ30
黒子「は、はぁ?」
佐天「はぁ……やっぱり……」
黒子「一体私になんの用ですの?遊んでいる暇はありませんので私はこれで」
佐天「だーっ!じゃあちょっと待って!話だけでも聞いて!!」
黒子「あ゛ーっ、もう1時間無駄にしてますのよ!?」
佐天「お願いっ!本当にお願い!話だけでも聞いて!」
黒子「痛い痛い!身を引っ張らないでくださる!?」
佐天「わ、私、の、能力が身についたのかもしれない!!」
黒子「へ?能力……?」ピタッ
佐天「……」
佐天「私にしか見えてないんでしょ……?」
黒子「はて……何のことやら……」
佐天「うん……みたい……」
佐天「白井さん、最近スランプとか言ってたよね……?」
黒子「あ〜、最近体が重くて」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 21:17:44.01 ID:hpA6dQmZ0
狂ってるのはレベル0の方か
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 21:19:03.83 ID:vaFBoQev0
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 21:22:10.53 ID:GkGiYNJ30
黒子「テレポートがうまくできませんの……疲れているわけではないのに」
佐天「うん……」
黒子「で、それが貴方の能力にどう関係すると?」
佐天「私、言えなかったんだけど……もう言う……我慢できない……」
黒子「……」
佐天「実は私にだけ見えてるんだ……白井さんが背負っているものが……」
黒子「は?」
佐天「白井さん、ずっっと……背中におじさん背負ってるんだよね……」
黒子「……」
佐天「おんぶしてるんだよ……?」
黒子「……」
黒子「……」
黒子「つ、つまり……それがスランプの原因とでも……?」
佐天「……」コクッ
黒子「……」タラーッ
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 21:24:51.20 ID:vaFBoQev0
マジ邪気眼じゃん?
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 21:26:00.25 ID:GkGiYNJ30
◇寮◇
黒子「〜とか、もう子供ですのよ、佐天さん……」
御坂「あはは、でも本当かもしれないわよ」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 21:32:26.84 ID:GkGiYNJ30
黒子「ですが……あまりにもいきなりと言うか何というか」
黒子「では御姉さま、背中に足のない幽霊がダブルピースしてますの……といきなり言われるも同然ですのよ」
御坂「ひっ!」バッ
黒子「……」
御坂「ど、どこっ!?どこよっ!?」
黒子「……」
黒子(まさか引っ掛かるとは……)
黒子「御姉さまって意外と、そっち系駄目駄目ですのね……」
御坂「あ、あんたふざけんじゃないわよっ!そういう子供っぽい……あのっ……嘘はやめなさいっ!」
黒子「はいはいすいませんですの、それより佐天さんどうにかしてくださいな」
御坂「え?わ、私が?」
黒子「私は仕事がありますの、御姉さまが付き合わないとまた明日もおじさんがどうのこうの言われますわ」
御坂「う、うーん……あ、あ、そうだ!私も明日用事あるんだよねーっ!」
黒子「……」
御坂「い、いや、べつに怖いとかじゃないから!明日……ほら……用事があるんだよね……ほら、あのー」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 21:36:43.31 ID:umyPdhaEP
佐天涙子の怪談ナイト
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 21:40:39.38 ID:GkGiYNJ30
御坂「か、買い物に……」
黒子「佐天さんも誘えばいいじゃないですか……」
御坂「ひ、一人で遊びたい時もあるでしょっ?」
黒子「やっぱり怖いのですね、御姉さま……ああ、情けない」
御坂「あっ、あんたねぇっ!」
御坂「黒子こそ、仕事って何?そんなに忙しいの?」
黒子「ええまぁ……本当であれば今日も泊まり残業だったのですが、先輩の優しさを受けて今日限り帰ってまいりました」
黒子「明日から、またわけのわからない作業が始まりますわ……ああ、鬱ですの……」
御坂「どんな事件……?」
黒子「心霊現象だそうです……」
御坂「し……ってあんた!まんま佐天さんの言うとおりじゃない!なんで佐天さん信じないの!?」
黒子「御姉さま、ここはどこですか?学園都市ですのよ?」
御坂「あっ……」
黒子「ああ……レベル5の御姉さま……どうされたのですか……お化けなんか信じるのですか?」
御坂「……ぐ、ぐぬぬ」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 21:43:19.41 ID:lFJqmyIZ0
支援
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 21:43:45.64 ID:vaFBoQev0
黒子が御坂に情けないって言うはずないだろ?
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 21:58:44.59 ID:XHQBBD+j0
御姉さまじゃなくてお姉様だろ
御って書いてる奴初めて見た
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 22:17:36.32 ID:GkGiYNJ30
◇翌日◇
黒子「じゃあ、お願いしましたの」
御坂「はいはい……」
黒子「くれぐれも佐天さんを天狗にさせないように……また乗り込んでもらっては困りますわ」
御坂「あれでしょ?幽霊について触れなければいいんでしょ?」
黒子「もしよければお姉さまの口から断固として幽霊なんていない!といってくれればありがたいのですが……」
御坂「それはあんまりじゃない?佐天さん、見えてるんでしょ……?」
黒子「そういう年頃なのかもわかりませんわ、では私はこれで」
御坂「同い年のお前が言うか……」
佐天「あ、御坂さん?」
御坂「えっ?あっ……ああ……おはよう佐天さん」
御坂(すごく都合良いなぁ……)
佐天「御坂さんこれからどこへ行くんですか?私は白井さんの所へいく途中なんですけどぉ」
御坂「えっ?黒子ん所いくの?」
佐天「はいっ!なんか聞くところによると心霊がどうたらこうたらって騒ぎになっているらしいじゃないですか!」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 22:21:25.66 ID:OSmoFxFm0
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
/:::::::∧::::::::::::::ハ,へ::::::::::::::::::::::__::::::|
/:::::::::l Uヽ::::::N /--、_ヽ:::::::::::::/ヽl:::::|
/::::::::::l_ ∨ イ´ (八:l lヽ:::::::/p) |:::::i
,:::::::::::| ,ヘ i:V丿 〉::/ / /:::「|┐-‐、 心霊と聞いて!!
l::ハ:::::∧ (り _ `゙´: : : レ' く`<)ヾ、r´ ̄ヽ
レ l::::::::!ヽ` ┌=っ、 u ,ヘ〃ミゝ ;;;;ノ
l:::::::{ :: : : : ヽ:::::/ ヽ / \:>´ ̄ヽ
`、::人 ヾ_,っ),ィ 〈 /:!、;;;;ヽ二ヽ、
Y ` =‐- -‐.二,'´| ) 「ヽ /:/  ̄┌亠丿
くノ|:ゝ(ノ l l | /::`´:{ ;;;; 「ヽ、7 l__
彡r‐|へ |_/∨/::::::, -ゝ-、「ヽ /:::::::ヽ
__(,-、| 」 | /:::::::r´ ;;;; ∨、:::::::::::::::::ヽ
と{ ;;;; lT ̄├┤\::! ;;;;;;;;丿l::::::::::::::::::::::::::ヽ
く,ゝ‐く l| / │/`ヽ __ノ:::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/ ;;;,-亠、メ‐-、」 ;;;;;;;; 丿:::::::::::\:::::::::::::::::::::::::::::ヽ
`-t l ;;;; ヽ ;;;;;;;;ノ::::::::::::::::::::::\:::::::::::::::::::::::::::l
ヽ、ハ ;;;;;;;;;;; ト‐ ´ ヽ::::::::::::::::::::::::::\::::::::::::::::::::/
|:::「` ‐'´ | ヽ:::::::::::::::::::::::::::l二_─-'´
j::::l l \::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 22:25:16.75 ID:GkGiYNJ30
御坂(まずっ……止めないと……)
佐天「はい?どうしました?」
御坂「い、いやあ、ほら……今日は買い物に行くんだけど」
佐天「あっ!そうなんですか!?じゃあ私はこれで失礼しまーす」
御坂「ま、待って!」
佐天「わっ、な、なんですか?」
御坂「え、えっと……佐天さんもお買いもの行かない?」
佐天「ああ……でもわたし、これから黒子さんのお手伝いをしようかと……」
御坂「……え、ええと……ひ、一人さびしいんだよね」
佐天「じゃあ黒子さん呼びましょうよ、ついでに初春も呼んで例の」
御坂(佐天さんやる気だ……こうなったら……)
御坂「佐天さん……って、レベル0だよね?」
佐天「え?あ、はいそうですよ。いや『でした』というべきですか……私、判定にはでませんでしたがなにかしらの能力あるみたいで」
御坂(黒子の言った通り……佐天さん今回の事件に協力する気でいるみたいね)
佐天「都市伝説知ってます?なんでも打ち消す事のできる右手の奴なんですけど、どうやらそういう感じっぽいんですよね」
しえん
黒子さんて呼び方は違和感あるな
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 22:33:21.03 ID:GkGiYNJ30
御坂「は?あいつの能力?」
佐天「はい?いや、そういう飛び抜けた能力を持っているんではなくて、その類の能力っぽいんです」
佐天「イマジンブレイカーって奴もレベルに影響されないらしいんですよ、私もレベル0のままなので」
御坂「……」
御坂(ちょっと待って……もしかしてこの子もあいつのような才能を持っているの?……)
御坂(普通じゃ考えられないトンデモ能力の持ち主……現にあいつが居るわけだし、佐天さんの能力もあり得るんじゃないか……?)
御坂(でも……それは非科学的……学園都市にきてそんな能力……)
佐天「あ、あの〜」
御坂(これは一度会わせてみたいかも……)
御坂「ちょっといい、佐天さん。会ってもらいたい人がいるんだけど」
佐天「え?いいですよ別に」
御坂「よしっ、じゃあいこう。走って!」タタタッ
佐天「は、走ってですかっ?」タタタッ
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 22:43:30.08 ID:/v/OTfCT0
きたいしてるよ
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 23:06:31.06 ID:vaFBoQev0
サッカー見ろ
意外と面白くなってきた
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 23:29:57.58 ID:GkGiYNJ30
◇10分後◇
御坂(だけど……あいつどこ居んのよ……)
御坂(そういえばあいつのケー番も知らないじゃない……なにやってんのよ私)
御坂(別にそんなに、親しい友達ってわけじゃないけど……連絡先くらい交換しておくべきだったかな……)
佐天「あのー……」
御坂「あ、疲れた?」
佐天「いえ、その、何処に向かっているんですか?」
御坂「ああ……ちょっと知り合いにね、はは……」
佐天「知り合いですか……」
御坂(だーっ!なんでこういう時に限ってあいつ出てこないのよッ!あいつの生息分布図がほしい!)
佐天「あの、知ってますか?例の事件」
御坂「え?事件?」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 23:33:21.16 ID:tX+IaOpD0
うふふふふふふふうふ
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 23:42:08.13 ID:GkGiYNJ30
佐天「事件ですよ、殺傷事件」
御坂「さ、殺傷事件?それって黒子が今取り掛かっている奴なの?」
佐天「ええっと、それはわかんないんですが……犯人がみつからないみたいなんですよね」
御坂「へぇ……でもそんな大変な事件なのに犯人特定できないなんておかしいわね。はいジュース」
佐天「あ、どうも……」
佐天「……」
佐天(わかめジュース……?これは最早、嫌がらせなのでは……)
御坂「学園都市の治安を疑うわね、こんな事件早く終わらせればいいのに。開発ばかりに目を向けて私達の安全には無関心かぁ……」
佐天「いや、犯人の特徴すらつかめていないそうなんですよ。結構全力で調べ上げているそうなんですけどねー」
御坂「……」
御坂(そういえば黒子の奴、多忙だって嘆いていたな……でもそれはまた別かな……心霊が云々言ってたし)
御坂「一体どんな能力者なのかしら……」
佐天「そこなんですよ、問題はっ」
御坂「もしかして、私の上をいレベルの能力なのかしら……全ての願望を実現できるとか……」
佐天「そんなのじゃないんですけどね、中でも有力な説があって」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 23:47:27.54 ID:GkGiYNJ30
御坂「有力説?」
佐天「実はですよ……耳を貸してください……」
御坂「えっ、なになに?」
佐天「その犯人……」
御坂「……うん」
佐天「幽霊だって……言われているんですよ……」
御坂「……」
佐天「どうですかっ!?幽霊ですよ幽霊!すごいですよねっ!」
御坂「……」
御坂「ゆ、幽霊……?」
御坂(黒子が言っていた心霊現象って……もしかしてこの事件の事なの……?)
御坂「ち、ちょっと待って。それっていい加減な憶測でしょ?都市伝説の類じゃないの?」
佐天「それが違うんですよっ!犯行が異常なんですっ」
御坂「えっ?どんなの……?」
佐天「ちょっと気味が悪い話になっちゃうんですけどね……この事件の被害者全員に共通して起こっている事があって……」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 23:48:43.93 ID:+sZG9Xub0
C
なんでスレタイちょっと黒子っぽい口調なん?
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 23:54:14.03 ID:uil1iULY0
ていとうこが犯人か
美琴が上条さんの番号知らない時なら確実に五体満足だし
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 23:55:13.93 ID:GkGiYNJ30
御坂「う、うん……」
上条「お、ビリビリか?」
御坂「え?」
佐天「ん?」
上条「おお、ビリビリ中学生じゃないか。学校はどうしたんだ?サボりか?」
御坂(こいつタイミング悪い)
佐天「知り合いですか……?」
御坂「そうそう」
御坂(これは迂闊に話すわけにはいかないわね……面倒な事になにそうだし……)
佐天「……」
上条「今は間が悪いからまた今度相手してやるよ、次、卵割ったら泣くぞ」
御坂「な、なによ、それっ!もう私の眼中にあんたなんていないんだからっ!」
上条「はいはい、それは良かった……で、友達?」
御坂「あ、この子、佐天涙子っていうの」
上条「……ん」
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 00:01:38.88 ID:gYew8XDo0
佐天「……」
上条「……」
御坂「ほ、ほら……一応挨拶の言葉くらいかけてやって」
佐天「……」
上条「なんか……どこかで会ったか?」
御坂「え?」
佐天「わ、私も……なんか、会った事あるような、ないような……」
御坂「えっ!?あんたたち知り合い!?ど、どこで会ったの?」
上条「それが思い出せない……なんだろう……どこかで話したことがあるような、ないような……」
佐天「私も曖昧で……よく思い出せないんですけど……」
御坂「……」
御坂「なによ……知り合いなの……なあんだ」
上条「ま、気のせいか……あっ!」
上条「すまんっ!俺、帰らないとヤバい!じゃっ!」タタタッ
御坂「ち、ちょっと!」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 00:15:53.03 ID:olhiSTgE0
C
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 00:24:47.89 ID:gJgbM7xV0
ぽぽうぽぽうぽぽうぽぽうぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽ\(^o^)/
寝たか
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 01:40:27.40 ID:RVzT3w8J0
●( `.∀´)<あんた達、もう寝なさい!
49 :
d:2011/01/26(水) 01:40:42.41 ID:ollTLDmq0
d
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 04:27:06.32 ID:uFNOewVi0
御姉さまが御坂さまにみえて ドンだけだよって一瞬思ってしまった
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 08:22:24.73 ID:JwqKufZe0
ほ
し
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 09:27:10.32 ID:o5mSpaqn0
あ
上条さんの背中は山のように悪霊くっついてそうだな
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 11:08:17.68 ID:o5mSpaqn0
ほ
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 12:10:41.35 ID:o5mSpaqn0
ほ
し
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 14:53:10.53 ID:o5mSpaqn0
ほ
ほ
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 15:29:33.16 ID:MP7y71uR0
>>54 神の如き者やエイワスより格上の神様もいるらしいけどな
右腕が勝手に生える神様
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 16:58:42.59 ID:gYew8XDo0
残っていた保守
ぼちぼち書き始めますので
来たか
待ってたぜ
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 18:26:43.07 ID:gJgbM7xV0
ポロロッカ
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 19:36:18.71 ID:/tSMxe940
か
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 19:51:08.04 ID:gJgbM7xV0
な
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 20:41:31.40 ID:v3huaUOF0
お
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 21:05:40.14 ID:gYew8XDo0
御坂「まったく……あいつ勝手に現れるくせに勝手に消えるのよね」
佐天「そうなんですか……」
佐天「何処で知り合ったんですか?」
御坂「え?ああそうね……うーん、どこだったかしら」
佐天「なんか新鮮な感じでした……なんでだろう……」
御坂「新鮮?あいつが?あの髪形から口調からキャラまでコ○コ○コミックの漫画の主人公並みにデジャブなあいつが?」
佐天「た、確かに……あんな主人公沢山いそうっすね……」
御坂「それか異質すぎて逆に新鮮に感じたとか」
佐天「ああ、そうかも……」
佐天「って、それより!!今何時ですか!?」
御坂「えっ?」
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 21:22:14.44 ID:gYew8XDo0
◇ジャッジメント◇
黒子「あ゛ーもう、缶詰状態とはこの事ですの……」
初春「しょうがないじゃないですか、早く手を打たないと大事件になっちゃいますよ」
黒子「どうせ愉快犯ですの、全く……逃げ切れるとでも」
初春「だけどなんの手がかりも掴めていないんですよ?」
黒子「それは私達が本気でないからですの」
初春「私は本気ですよっ、もう」
黒子「もう馬鹿らしくて嫌になりますわ……」
初春「あっ、白井さん」
黒子「なんですの〜?」
初春「また被害件数が増えています、えっと……」
黒子「またですの……?」
初春「被害件数……えっと……15件、15件!?15件も増えてるっ!」
黒子「ええ?」
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 21:32:37.27 ID:gYew8XDo0
初春「さらに詳しい事件の情報も届いてますよ」
黒子「読み上げてくださる?」
初春「はいっ、えっと……」
初春「狙われた被害者は全員女性だそうです、それに髪型は全てストレート」
初春「それに全員足に深い傷を負っています……犯人はどうやら足を狙っているみたいですね……」
黒子「悪趣味ですのね」
初春「でも足を切断されたという情報は寄せられていませんよ……ただ傷つける為にやっているのか……と」
黒子「ではなおさらタチ悪いですの」
初春「な、何でですか……切断する方がタチ悪いですよ……」
黒子「犯人はそこまでやる勇気を持ってませんのよ、と言う事はただの変態が女性を傷つけて喜んでいると捉えるしかありませんの」
初春「で、被害者は全員何も見ていないと言うそうです」
黒子「はい?足を切られているにも関わらず?」
初春「はい……見ていないと……」
黒子「はて……」
初春「なにかおかしいですよね……本当にお化けだったらどうしますかぁ……?」
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 22:11:36.13 ID:+/47bqIk0
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 22:26:51.27 ID:m4UQFT9l0
キルユーーーー!!!
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 22:42:32.09 ID:+PFaFcPg0
まだかよ
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 22:43:29.25 ID:utUq8t0BP
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/26(水) 23:32:16.66 ID:sRlRvVtw0
コラ逃げんなや
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 00:20:01.90 ID:hWPvAtgR0
初春「黒子さんも知ってますよね、あの事」
黒子「だからそれは犯人の悪戯ですの、雰囲気作りに過ぎませんの」
初春「でも例のメールが本当にお化けだったらどうしますか……?」
黒子「……」
初春「呪いのメールですよ?なんかお化けチックじゃないですか」
黒子「……」
黒子「初春、貴方楽しんでません……?」
初春「えっ……そ、そんな!そんなわけないですっ!」
黒子「もう一度いいますの、幽霊なんていません!」
初春「……し、知ってますよぉ、もう……」
黒子「じゃ、私は外の空気を吸ってきますの。初春は留守番をよろしゅう」
初春「ちぇ、白井さん夢がないなぁ……」ボソッ
「黒子さん」なのか「白井さん」なのかはっきりしないな
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 00:33:34.50 ID:hWPvAtgR0
黒子(全く……みんな揃ってお化けお化けと馬鹿馬鹿しい)
黒子(なにを根拠にお化けなど……まんまとメディアに踊らされているんですの)
黒子(佐天さんも自らを霊能力者と名乗り出すし……どうなってますの本当に……)
女1「ねぇねぇ、知ってる?かごめの奴」
女2「ああ、あの心霊の事件ね……」
黒子(あああ、しっかりなさって……お化けなんて存在しないんですのよ)
女1「長髪の人にだけかめごの歌がメールで届くんだって……怖いから私短くしてきたの」
女2「メールが届いたらその人は襲われるってやつでしょ……?怖いなぁ……」
黒子(かごめかごめ……それは初耳ですわ、奇妙なメールが届くとは聞いていたのですが)
黒子「失礼、ジャッジメントですの」
女1「えっ?あ、はい」
黒子「その話はどこで入手されたのですか?」
女1「えっと……それは……」
女2「……」
黒子「良かったら教えていただきたいのですが……」
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 00:41:38.71 ID:hWPvAtgR0
黒子「友達に被害者が?」
女1「ええ、私の友人が実際に被害にあっているそうなんです……」
黒子「はぁ……それでその友達が今話していた情報を?」
女1「いえ……それは……担当の先生から聞いたのですが」
黒子「友達とはお会いしましたの?」
女1「それが、会いたくないというのです……」
黒子「会いたくないと?」
女2「私も……その人と友達の関係でいるのですが、面会を向こうから拒否されまして」
黒子「ん……それはつまり……」
女1「決して仲の悪かったわけではないのですが……彼女が会いたくないと言うのです……」
黒子(まぁ、そりゃトラウマになりますわね……あまり多数と面会したくないのでしょう)
黒子「それで、なぜかごめの歌が?それについてなにか知ってますの?」
女1「いえ……あまり知りません……でも不謹慎な童謡であることは認知しています」
黒子「ええ、それは私も知っていますわ、確か子供を殺す儀式だとか」
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 00:46:41.72 ID:hWPvAtgR0
女1「そうなんですか?じゃあ私の知っている説ではありませんね」
女2「私は死刑囚が首をはねられる話だと聞きましたけど……」
黒子「まぁ童謡には沢山の説がありますから、どれが真実だと一概にはいえませんわ」
黒子(初春の馬鹿……なんでこういう話を伝えなかったのですのっ!)
黒子(犯人が調子にのる前に、手を打つ必要がありますわね……)
・
・
・
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 00:54:56.28 ID:hWPvAtgR0
◇寮◇
御坂「……もう、佐天さんを止めるの大変だったんだから」
黒子「ご苦労様ですの、お姉さま」
御坂「で、結局進展はあったの?」
黒子「まぁ、ちょっとはありましたけどもぉ……」
御坂「ふーん、まぁ頑張ってね」
黒子「お姉さま……かごめかごめはご存知で?」
御坂「あれでしょ?かーごーめかーごめー♪ってやつでしょ?」
黒子「それのこわーい話とか、知ってますの?」
御坂「は?怖い話?さぁ……あ、でも……」
黒子「はい?」
御坂「鶴が母親で、亀が子供って噂は聞いたことあるけど」
御坂「鶴と亀が滑るわけだから、それを深読みすると流産という意味につながって……うーん、もう忘れちゃった」
黒子「流産ですの……?じゃあ事件と全く関連性ありませんわね……」
御坂「どうしたの?事件と関係するの?」
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 01:02:17.28 ID:hWPvAtgR0
黒子「被害者の受信ボックスにかごめの歌が届いて、間もなく被害にあっているみたいで……」
御坂「へぇ、気持ち悪いわね」
黒子「それに、被害者は全員髪を下ろしていたそうなのでお姉さまもお気をつけなさってくださいな」
御坂「あんた私が誰だか知ってて言ってんのよね?」
黒子「お化けだったらどうしますの?」
御坂「……」
御坂「ば、馬鹿言ってんじゃないわよ……」
黒子「冗談ですの、全くお姉さまったら」
御坂「で、かごめの歌と犯行に一切の関連性もなかったわけ?」
黒子「ええ、恐らく」
御坂「なによそれ、意味わかんない」
黒子「まだわかりませんの、調査中でして……」
御坂「一回歌ってみなさいよ」
黒子「どんな歌でしたか……もう忘れましたわ」
御坂「あんた真剣に調査してんの?」
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 02:32:07.22 ID:qo1MhUgF0
ほ
しゅ
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 04:46:33.26 ID:WiKVOMh+0
も
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 06:35:10.54 ID:nH4jW+Sx0
ち
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 07:22:54.84 ID:sKGne0B80
ほ
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 09:00:34.93 ID:qo1MhUgF0
ほ
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 09:54:34.14 ID:JLLsrc+/0
も
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 10:15:17.44 ID:JObywzFt0
白井さん!
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 10:44:45.08 ID:/nK3LL1a0
ジャスト ア モーメントですの!
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 13:00:06.41 ID:LZ1x8fGk0
へいへい
まだですの?
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 13:40:55.21 ID:JLLsrc+/0
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 15:46:06.39 ID:qo1MhUgF0
ほ
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 16:41:20.11 ID:FIaiRHim0
え・・・?
足狙う霊って、白井さんがおっしゃっていた美琴さんの・・・
まだなのか
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 20:24:56.82 ID:C5fj9p7W0
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 20:29:32.11 ID:+dcp6NyG0
∧ 厶- 、 /´{, イ
く⌒V ト( ノ⌒ヽ }イZ __rァ
ト-\ > ⌒` rぅ ノ ト' ァ( ヽ≧
>ど `ァァ' } `フ 'ヘ、rーミo く Z, __
_}>(_ rぅ(人){ ノ厂爪r‐トz_人__ノ `Y(`Y 人
`{.__ノ 「Z、r`.:.:|/:V:/|:.....V.. {_. イ>i⌒ o⌒}r‐`
弋__ n__人.:/:/ 斗-、/ }::.:. ..:ト::...ト、.. Z、r{ i く 厂)
と.に_うT.:/孑七i≧ト 从i:.:.:.| }斗- 、 }:: i.`ー'Y《:<
《_ィ(八)∨^ 、__,  ̄ '¬i7メV:.|:.:.< フ爪
|/|..:{..:::| xイ'´二`y __, く:ノ}:.:.:..}ハトレ′
z弋ハ:.::{ 《 ん::.i ´二`く, リ:./::.:.:.:.. |
‐≦.:八ト ヒツ ん::.i} }f /:/::.:./:人:{
ノィ弋{ ////// 廴ツ ブ7::./}/ \
ヽ. _. ' /// ブイ::..人
__人 /´ ̄`ヽ / ∧::.ヽ:.廴
 ̄フ-\ / `ヽノ、 ,厶イヽ{
r<´ .:.:.::::{/ \ノ ノ.. イ:::N
/{ヽ ヽ.:.:.:.:/ _、ヽノチ::::.:.:.ヽ:{
/ ヽ\ / /ー '/::::.:.:.:.:.://〉、
VIP列島@とある科学の超電磁砲 ーVIPPERで学園都市を作るー
http://vipquality.sakura.ne.jp/town/start.htm 【列島Wiki】
http://www21.atwiki.jp/viprettou/pages/1.html 【紹介フラッシュ】
http://vipquality.sakura.ne.jp/town/flash/viprettou.swf
ほろろ
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 21:59:13.46 ID:hWPvAtgR0
私がこんな事聞くのは大変恐縮なのですけども、これ面白いんですか?
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 22:11:48.03 ID:gyV2d3mA0
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 22:13:41.26 ID:JMpq2BTb0
n
___|| 三 ニ −
._、。,.., / | |^|`i
n: ,'※※E*。 乂__ノ
...|| ゚{i_l」」|_|'i゚.,j、 ,/ /
f「| |^ト '!.゚ー ゚ |l)ノ゙ッ-‐‐,'三ニニニニ) 三 ニ −
ヽ_.ノヽトト_i⌒)-、n__n.~ ̄
ゞ`fう.、( _,O 、.ノ,o r‐'。うx.
z(_,o、_ノv廴人_)げ(__ノ、)ぅ、 三 ニ −
(_ノ__)☆ (人☆ _,,,,,。-=-─-、 三 ニ −
|,,ォ ≠ミ ィ ≠ミ|,,,,,,,,,,。-‐‐‐-‐'///////////ノi、,,_
.〃 yr=ミ:、 !/行ミt|======::////////////// X'
| {_ヒri}゙ . ゙ ヒrリ.》|======::://////////./ ,, x ‐ -\-x 、 三 ニ −
.|  ̄´ '__ .|r - ‐ヽー−- - ‐‐''".,/::/::.::::.::.::.::.::.\::..\
,`i {ニニニィ |■■■ヽ ./::/::.::.:/:|::.::.::.::.::.::ヽ::.::.:ヽ
/ ∨ } |: : : : : : :ヽ .'::.:|i::.i::.j| |::.ヽ :|i:.::.::|::(V゙ハ三 ニ −
/ ___ ゙ニ三/ | ; ; ; ; ; ; ヽ i::.::|i::.ト八|\j斗\::|::(ノ{):|
~~`Xー.-ミ------、 |: : : : : : : ヽ _ |::.::|iYf:心 ヽ ィ行ハ|:.::j|::.::|
/ ::::::::::::::::::::::::::::: ヽ | | .\_,,,ッ-‐'''~~ ,, |:.:リハ弋::リ 弋::ソ}|/)::│三 ニ −
{::::(((0) ::::::: (o)))::} .| \ \_,ッ-‐''~~, ∨|::.:: ' ,_ イ::.::.|
.i:::::://// ' ////::: i .| \_,,ッ-‐''"~ |_| i人 ー - /::.::|::.::.:|
i:::::::::::r‐==ヲ:::::::::::ノV _ _,,ッ-‐''''~~ ̄|::∨ :.:...、__. イ::/::.i|::.::.:| 三 ニ −
ヽ:::::::::\ニン:::::::::/ ̄ ̄  ̄
. 丶、__..;;;-' 三 ニ −
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 22:22:45.54 ID:hWPvAtgR0
黒子「どのような歌でしたか……」
御坂「かーごーめかーごーめ、ええと……」
黒子「籠の中の鳥は、いついつ出やる……ええと」
御坂「……」
黒子「……」
御坂「……」
黒子「……」
御坂「……」パカッ
黒子「お姉さま、なに携帯を開いてますの?」
御坂「別にいいでしょうが」
黒子「そういって歌詞を検索するつもりでおられるのでしょう?お姉さまこそ忘れているのではありませんか……」
御坂「童謡なんて聞いて育ってられるかっつーの……えっとぉ」
御坂「あっ、続きヒットした!『夜明けの晩に』だ」
黒子「鶴と亀が滑った、後ろの正面だあれ。で終わりですわね、うーん……」
御坂「歌詞だけじゃ意味がわからないわね」
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 22:37:20.59 ID:hWPvAtgR0
御坂「メールが届いてからどれくらいして、犯行に至っているの?」
黒子「さあ、わかりませんわ」
御坂「はぁ?あんたねぇ」
黒子「それがわかればスムーズに事が運びますのっ」
御坂「え?犯行時刻もわかってないわけ?」
黒子「ええ、不思議ですわね……」
御坂「いくらか推測くらいできるでしょうがっ!」
黒子「被害者がなにも記憶がないと言うらしくて……」
御坂「ちょっと待って冷静になって考えてみると、まず鶴が被害者だとする」
御坂「亀は置いておいて、鶴が滑ったわけよ……黒子、被害者の負傷は下半身だったわね?」
黒子「ああ、なるほど……鶴が滑ったと言う事は、そういう事につながりますのね」
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 22:45:02.16 ID:hWPvAtgR0
御坂「鶴と亀が滑った時刻は夜明けの晩なのよね」
黒子「ああ、そういう事ですのね……つまり犯行時刻は夜明けのと……」
御坂「3時から5時にかけて、犯行が行われるって推測できるじゃない」
黒子「まぁそうですが、それは犯人の罠かもしれませんの」
御坂「確かに分かりやすいわね……でも夜じゃないと犯行に及ぶ余裕なんて無いと思うんだけど」
黒子「なにかしらの能力に決まっていますの、あの眉毛の濃いレベルアッパーだって身を隠せたりして犯行に及んだのですから」
御坂「そうかしら……」
黒子「そうに決まってますの、さぁお姉さま私と一緒にオネムしましょ。明日も早いのですから」
御坂「眠れるわけないじゃない、気になって仕方がないわ」
黒子「はいはい、それは私共に任せて、さぁさぁ」
御坂「寄るな」
prrrrrrrrrrr
C
ふむ
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 23:29:40.87 ID:hWPvAtgR0
黒子「あら、電話……」
御坂「え?誰?」
黒子「んもう、空気の読めない発信者ですの……ん」
黒子「佐天さんですわ……」
御坂「佐天さんかよ……」
黒子「まーた心霊が云々かんぬん言うんでしょうけど……もしもし」
佐天「白井さん……?」
黒子「ですの」
佐天「ごめん……こんな夜遅くにかけちゃって……」
黒子「全くですのッ、お姉さまとのプレイべーとな雰囲気が台無しですわ」
佐天「はは……ごめんね……」
黒子「で、どうされたのですの?」
佐天「あのね……まぁ、大したことじゃないんだけどね……」
黒子「ん……元気がありませんのね」
御坂「……」
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 23:36:08.44 ID:hWPvAtgR0
佐天「今さっき……来たんだけど、大丈夫だよね?」
黒子「はい?主語が抜けてますのー」
佐天「め、メールが来たんだ……今、ほら……流行ってる悪戯だよ……」
黒子「え?メールが?」
御坂「え?」
佐天「もうやだなぁ、あはは……なんか気持ち悪くなっちゃって……」
黒子「……」
御坂「……メールって……?」
佐天「寂しくなっちゃって……電話かけちゃった、ごめん、切るね」
黒子「待って」
黒子「お姉さまっ」
御坂「わかってるわよ、今から行くって伝えて」
黒子「分かりましたの、佐天さんっ、聞こえてます?」
佐天「き、気のせいだと思うけど……なんか……部屋の外から音がするんだよね……猫か何かかな……」
御坂「ちょっと変わって、黒子」
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 23:42:22.92 ID:hWPvAtgR0
御坂「佐天さんっ?聞こえる?私だけど」
佐天「み、御坂さんっ……?」
御坂「切らないで、大丈夫。今からいくから」
佐天「そ、そんな悪いですよ……こんな遅くに……」
御坂(ん……今何時……)
御坂「……2時……57……」
御坂「――ッ」
御坂「もうこんな時間っ!?黒子っ!テレポート使って今すぐ佐天さん家にいくわよっ!」
黒子「わかってますわっ」
御坂「佐天さんっ、聞こえる?ずっと切らないで!電話きっちゃ駄目だから!」
佐天「はぁっ……べ、ベランダから……お、音がっ、ひっ……!」
御坂「しっかりして!!今すぐ行くからっ」
黒子「本当にタチの悪い演出しますわね……これではまるで本当の幽霊のよう……」
御坂「いいから黒子、はやくっ!」
なにこれ怖い
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/27(木) 23:53:39.68 ID:JLLsrc+/0
盛り上がってきたぜぇぐふふ
「後ろの穴はどう?」に見えた
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 00:53:59.85 ID:XB/jxs1FO
ほ
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 01:24:56.13 ID:2zF+I7iN0
急に面白くなってきた
期待
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 02:17:35.73 ID:hhvDSlBF0
●( `.∀´)<あんた達、もう寝なさい!
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 03:29:01.15 ID:qa/eDZ270
保守
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 05:50:35.47 ID:zMYzsV110
ほ
し
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 07:13:36.53 ID:AX8IgDw+0
ほ
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 09:05:18.16 ID:c0UyYkI90
し
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 10:21:16.72 ID:t28SeXEy0
の
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 11:24:25.50 ID:BZz2c4ovP
実
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 11:28:28.81 ID:2zF+I7iN0
態
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 11:36:56.57 ID:CvVAD9tU0
ですの!!
128 :
はま〜ん ◆ZGUNDAM.12 :2011/01/28(金) 13:23:26.22 ID:jaX81hNqO
ほ
佐天さんは魔術師系ってこと?
能力開発してたら魔術は使えないっていうし
上条さんみたいに生まれつきってことか
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 14:17:02.25 ID:KsLt3LTD0
江原さんみたいな人なんじゃね?
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 14:56:38.52 ID:so2rSFcH0
おせえよさっさと書けやks
ここで追いついてしまった
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/28(金) 16:47:09.38 ID:242GCcffO
犯人はこの中にいる!?
ほ
し
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
し