1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 18:59:44.25 ID:6VIFun5x0
立ったら書く
2ちゃんねる海、海上。
あの有名なタイタニックすらも上回る豪華客船があった。
その豪華客船の、一室。
( ^ω^)「あー暇だおねー」
(´・ω・`)「…出港してからもう一週間も経つのか」
( ^ω^)「だお」
彼らは思い出す。旅することになった理由を。
約一週間前。ブーンの村
のどかさのあるいい村だった。周りは自然があり、山があった。
( ^ω^)「おいショボン行くお!」
(´・ω・`)「うん!」
今日も彼らは自然への冒険に出かける。
それが最後の冒険とも知らずに
( ^ω^)「ショボン、昨日僕見たこともない洞窟を見つけたんだお!」
( ^ω^)「行って見るお!」
(;´・ω・`)「え……怖くない?大丈夫?」
( ^ω^)「なにもないってwwwwwww」
ブーン達は慣れた森の奥へと進む。
この村の付近は彼らの庭のようなものである。
辺鄙な村に娯楽はない、だから彼らの娯楽は自然だったのだ。
洞窟が見えてきた。中は暗そうだったが淡く青い光が中を照らし出していた。
( ^ω^)「よし!行くお!」
中は見たこともないような石が発光していた。
(´・ω・`)「大丈夫かなぁ…」
どんどん奥に行けると思えば行き止まりはすぐだった。
そして余りのあっけなさに一人は拍子抜けした。
( ´ω`)「ショボン、期待はずれだったお」
(;´・ω・`)「いや、なにかあるよブーン!」
奥に一本の棒が見えた。
否、それは棒ではなく、剣。
その剣は質素なボロイ服なブーン達とは対象的に
金の装飾を纏った、いかにも豪華絢爛な剣だった。
(; ^ω^)「な…なんだおあれは?」
恐る恐るブーンは近づいて行く。
そしてまがまがしい光輝く、剣に触れようした時だった。
( ゚∀゚ )「待て」
(; ^ω^)ビク!
(;´・ω・`)ビク!
呼び止められ振り向くとそこには一人の初老。
ここで生活していたのだろうか。
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 19:36:04.54 ID:guSPn5wnP
こっちは明らかに駄作
もうこの段階でわかる
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 19:37:19.34 ID:/4E2WuA70
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 19:39:23.28 ID:idGxWP6+0
そして、ブーンとショボーンはアヒャに死刑にされましたとさ。
完
(; ^ω^)「あの、あなたは…」
ブーンを無視し、初老は語る
( ゚∀゚ )「これはわかると思うが伝説の剣だ。」
(;´・ω・`)「伝説の……剣?」
( ゚∀゚ )「左様、これから貴公らは苦しい旅をしなければならない」
( ゚∀゚ )「ブーンよお前が来たのは偶然ではない剣に宿るリベラルが呼んだのだ」
( ゚∀゚ )「リベラルが警鐘を鳴らす時、マキナを受け継いだ者呼ばれる、かの災害ダークルシアを光を用いて滅するだろう」
( ゚∀゚ )「さぁ抜くのだブーン」
( ^ω^)「え?え?意味がまったく理解できないですお」
( ゚∀゚ )「時期にわかる…今はただ抜くだけでいい、さぁ選ばれし者よ、早く!」
(;´・ω・`)「ブーンこの人電波なんじゃないの?逃げようよ」
(; ^ω^)「そうするお!」
( ゚∀゚ )「口で行ってもわからんか…ならば!」
男が指を鳴らした。
( ゚∀゚ )「そのものを食いちぎれ!」
暗闇から二つの目が光る。
(;´・ω・`)「やばいよブーン、あれは狼だ!」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 19:50:46.40 ID:/4E2WuA70
今はただ抜くだけでいい
……ふぅ
俺は見てるぜ
(; ^ω^)「クソ、どうすれば……いいんだお」
狼はじりじりと唾を垂らしながら近づいて来た。
(´;ω;`)「ブーン!」
後ろは袋小路、逃げ場などない。
( ゚∀゚ )「さぁどうする?抜かねば二人ともあの世行きだ」
( ^ω^)「どうせ死ぬなら……乗せられてやるかお!」
ブーンは剣に手をかけた。
そして、
(# ^ω^)「うおおおお!」
一気に引き抜く。
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 19:55:39.54 ID:/4E2WuA70
しえ
( ^ω^)「さぁこ…!あれ?」
ブーンは引き抜きかっこいいポーズを構えようとしたが、鞘の部分から上が
消えていた。それはもう、折れた剣のように。
(; ^ω^)「あれ、うそ!?ない!刀身がない!」
(´;ω;`)「そんなぁ!」
歎いているあいだにも狼は近寄ってくる。
( ;ω;)「くう〜万事休すか」
刹那
「ちょっと!?このじじい!!!」
狼ですら声が聞こえた方向に振り向いた。
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 20:03:26.37 ID:/4E2WuA70
wwww
ξ#゚听)ξ「ったく…なんで私の主人がこんなへちゃむくれなのよ!」
( ;∀; )「いや、近くの村の青年だったから…」
ξ#゚听)ξ「それ本当に選ばれしものなの!?」
( ;∀; )「嘘嘘!本当に選ばれしものなんだってばぁ!」
(; ^ω^)「まるで関羽のような髭をしたおっさんがおんにゃのこに踏み付けられているお」
(;´・ω・`)「もうなにがなんだか……」
しばらく踏ん付けていると女の子は満足したらしく
つかつかと唖然としている鞘を持ったブーンに近づき
ξ゚听)ξ「さ、早く切って終わらせましょ」
粒子のような消えたかと思うと、鞘に光の粒子が集まって
(; ^ω^)
立派な大剣になった。
(# ^ω^)「なんだかよくわからんお!」
ブーンは戦闘体制に入った狼を切った。
狼は血を吹き出しながら崩れ落ちた。
(; ^ω^)「ふう、なんとかなったお」
また鞘の粒子が消え始め少女の姿が現れた。
ξ゚听)ξ「まぁ初めてにしては上出来ね、ちゃっちゃと世界を救ってもらうからよろしくね」
白いワンピース姿の少女(?)はつかつかと洞窟の出口に向かって歩いていった。
訂正
(# ^ω^)「なんだかよくわからんお!」
ブーンは戦闘体制に入った狼を切った。
狼は血を吹き出しながら崩れ落ちた。
(; ^ω^)「ふう、なんとかなったお」
また刀身の粒子が消え始め少女の姿が現れた。
ξ゚听)ξ「まぁ初めてにしては上出来ね、ちゃっちゃと世界を救ってもらうからよろしくね」
白いワンピース姿の少女(?)はつかつかと洞窟の出口に向かって歩いていった。
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 20:16:53.61 ID:/4E2WuA70
支援
時は戻り豪華客船の一室
( ^ω^)「あん時は本当焦ったお…」
ベッドで回送していたブーン達はそろそろ食事の時間だと言うことに気が付いた。
(´・ω・`)「じゃあそろそろ行こうか、『彼女』も待ってるしね」
ブーンは起き上がる、周りの金持ち達と比べたらかなり異質な格好のブーン達。
( ^ω^)「ああ行こうかお」
ブーン達が部屋を出ると静寂だけが残った。
第一話 おわり
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
乙
次回もがんがれ