(´・ω・)('A`)泥だらけの大隊さんのようです
1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
代理んぐ
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 14:57:50.49 ID:EXXUbq+i0
スレ立て有難うございます。
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 14:59:09.46 ID:F5o/QkDh0
戦争もの?支援
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 15:00:00.64 ID:fKGFHG1i0
立てられなかったから支援してやんよ
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 15:16:36.48 ID:fKGFHG1i0
作者マダー?
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 15:20:07.11 ID:EXXUbq+i0
一話『開戦』
191x年ニューソク国首都
ドクオは大学の学生であったが都合でショボーン教授と同居の身だった。
教授はぐうだらな性格だたっため家事はドクオにまかせっきりだったのだ
(;'A`)「ふぅ…先生もいい加減一人でご飯ぐらい作れるようになればいいのに」
(;'A`)「重いなぁパン買いすぎたかなぁ」
( ・∀・)「号外!号外だよ!」
( ´∀`)(,,゚Д゚)(*゚ー゚) ガヤガヤ ガヤガヤ
('A`)「ん?何の号外だろ?」
( ・∀・)「ブーン公爵とその家族が殺された!」
(;'A`)「え!?公爵が?」
( ´∀`)「やったのは間違いなくVIP連邦の連中に違いないな」
(,,゚Д゚)「あぁ奴らはニューソクの連邦加入を望んで今まで圧力をかけてきたからな」
ミ,,゚Д゚彡「痺れを切らして反対派のブーン公爵を殺したってわけか、こりゃあ戦争になるぞ」
(;'A`)「た、大変だ!教授に知らせないと!」
(;'A`)「い、一枚ください!」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 15:29:12.96 ID:EXXUbq+i0
(´・ω・)「ドクオくん遅いなぁ
ガチャッ!バタン!
(;'A`)「ハァハァ…せ、先生!」
(´・ω・)「遅いよドクオくんコーヒ沸かしておいたから」
(;'A`)「それどころじゃないです先生!講釈が、ブーン公爵が殺されました」
(´・ω・)「えっ!本当かい?」
ドクオはさっき貰った号外新聞をショボーンに差し出した。
(´・ω・)「ふーむ……ドクオくん今日はパンで済ませよう、食事が終わった後支度して大学へ行くんだ」
(;'A`)「え!?でも……」
(´・ω・)「いいから早く」
(´・ω・)(もう大学じゃあ始まってるかな……こりゃあ手が付けられないぞ)
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 15:32:54.25 ID:ihanb+Eo0
ふむ
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 15:42:51.84 ID:EXXUbq+i0
ニューソク大学
( ゚∀゚ )「ブーン公爵閣下は、我らの独立のために最善を尽くしてくれた!」
( ゚∀゚ )「これは戦争は始まっていた!我ら祖国のために散って行った命を無駄にしてはいけない!」
ミ,,゚Д゚彡( ´∀`)( ・∀・)(,,゚Д゚)「戦争だ!独立だ!我らに自由を!」
(´・ω・)(もう始まってるようだ)
(;'A`)「せ、先生…戦争になりますかね…」
(´・ω・)「証拠が出てこない限りでは戦争はないと思うけど、でもそれも何時までもつか」
(;'A`)「とりあえず教室に行ってみます。」
(´・ω・)「うん、ああいう連中には気を付けるんだよ。戦争について聞かれても知らないといって無視するんだ」
(;'A`)「は、はい!」
(´・ω・)「さてと…クーのところに行くか」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 15:43:10.64 ID:fKGFHG1i0
「ぐうだら」→「ぐうたら」
「性格だたっため」→「性格だったため」
これくらい直そうず、ながらだったらスミマセン
支援
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 15:55:30.00 ID:ihanb+Eo0
支援
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 15:59:44.36 ID:EXXUbq+i0
川 ゚ -゚)「やぁショボーン先生、偉い騒ぎになってるね」
(´・ω・)「あぁ、首相選挙以来だよこんなに演説がいやになってくるのは」
川 ゚ -゚)「ハハッ…で、戦争はあり得るかい?」
(´・ω・)「すぐにはないさ、でもいずれはなるかも知れない。国防軍の指揮権はブーン公爵にある」
(´・ω・)「しばらくは指揮系統は混乱して戦争どころじゃないさ」
川 ゚ -゚)「連邦が先に来るか?」
(´・ω・)「あり得る話かもしれないけど、先に仕掛けるのならこんな回りくどい事はしないだろ」
川 ゚ -゚)「そりゃあそうだよな、だけど戦争になったら君は軍隊に入るのかい?」
(´・ω・)「近いうちに召集令がくだって僕も―――」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 16:09:40.50 ID:fKGFHG1i0
支援
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 16:17:10.70 ID:EXXUbq+i0
ガチャ バタン!
(,,゚Д゚)「失礼します!先生!陸軍の広報部署の連絡先はどこですか?」
川 ;゚ -゚)「うぉ!…多分そこにの紙に書いてあると思うけど」
(,,゚Д゚)「有難うございますクール先生!ついでに電話も貸してください!」
(´・ω・)「君、軍に志願するの?」
(,,゚Д゚)「ハイ!俺だけじゃありません!モナーやフサ、モララー、それにドクオもいます」
(;´・ω・)「ど、ドクオくんも?」(あちゃー捕まっちゃったか…)
川 ;゚ -゚)「ドクオくんって君と同居してる教え子だよね?」
(;´・ω・)「あぁ気は小さいけどいい奴なんだよ」
(,,゚Д゚)「先生!有難うございました!祖国のためにこの身が朽ち果てようとも独立を守ります」
(;´・ω・)「うん…がんばってね」
(,,゚Д゚)「失礼しました!」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 16:19:28.27 ID:ihanb+Eo0
支援
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 16:31:04.04 ID:EXXUbq+i0
(;´・ω・)「ふぅ……」
川 ;゚ -゚)「あの年の連中は自分の思想を全面的に出そうとして制御がきかなくなるね」
(´・ω・)「思想ってのは彼らにとって麻薬みたいなものかもしれない」
川 ゚ -゚)「それよりドクオくんが心配だね」
(´・ω・)「うん……」
* * * * *
自宅
(;'A`)「せ、先生…僕……」
(´・ω・)「知ってるよ、軍に志願したんだって?」
(;'A`)「は、はい」
(´・ω・)「最初に言ったでしょ。関わるなって」
(;'A`)「で、でも周りの空気で…その…」
(´・ω・)「押し込まれちゃった訳か……後悔してるんだろ?」
(;'A`)「ハイ…」
(´・ω・)「わかったよ明日広報官に連絡してくるから」
(;'∀`)「有難うございます先生!」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 16:45:55.59 ID:NbLdwKzX0
支援
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 16:46:33.93 ID:EXXUbq+i0
翌日
(´・ω・)「街は開戦一色だな…」
( ゚∀゚ )「何か御用ですか?」
(´・ω・)「あぁドクオくんの志願取り消しに来たんです」
( ゚∀゚ )「志願取り消し?それは無理な話ですな」
(´・ω・)「?なぜですか?」
( ゚∀゚ )「昨日志願なされた志願者はもう入隊規定ラインを越えまして除隊できないんです」
(´・ω・)「なっ!審査もせずに志願兵を入隊させるんですか?」
( ゚∀゚ )「愛国者たる者当たり前の処置ではありませんか」
( ゚∀゚ )「それに彼、ドクオくんはそれを承知の上で指印を押されてまして」
(;´・ω・)「どうにかしてくれませんでしょうか」
( ゚∀゚ )「あなたもクドイ人ですね入隊させてあげればいいじゃないですか、わが国は今最大の危機に晒されているのですぞ?」
( ゚∀゚ )「それとも国家の独立の為に戦わせたくないと…」
(;´・ω・)「い、いやそう言う訳じゃ…」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 17:04:01.88 ID:EXXUbq+i0
( ゚∀゚ )「あなたも時期に召集令が下って軍に入隊されるのでしょう。どうです?今のうちに軍に入隊へ…」
(;´・ω・)「いや結構です収集令を待ちますので…」
ショボーンは広報部署を後にした
(;´・ω・)「こりゃあ参ったな。入隊が決まったんならもうどうすることも出来ない…」
(;'A`)「あの…先生…」
(;´・ω・)「わぁっ!ドクオくん!?居たのかい?」
(;'A`)「は、はいずっとここで先生を待ってましたそれで、あの…」
(´・ω・)「あぁ御免ねどうやらダメみたいだよ」
(;'A`)「知ってます今日ギコが言ってましたから…それで僕行きます。」
(´・ω・)「そうか…でもすごく、しんどいと思うよ」
(;'∀`)「大丈夫です仲間がいますから、それに独立の為に戦うんですから僕頑張ります」
(´・ω・)「わかったよ、私も近いうちに後を追うことになるかも知れない」
('∀`)「その時は僕と同じ部隊であってほしいですね!ははっ」
(´・ω・)「うん…だといいね」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 17:09:52.73 ID:EXXUbq+i0
ながらですのでちょっと疲れました。
しばらく休憩させていただきます。
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 17:17:50.34 ID:ihanb+Eo0
ほいよ支援
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 17:30:17.12 ID:Jn5l+8kz0
支援
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 17:46:03.15 ID:EXXUbq+i0
同日ニューソク大学教授室
(´・ω・)(彼は、ドクオくんはやっていけるだろうか…)
川 ゚ -゚)「ショボーン先生」
川 ゚ -゚)「ドクオくんはどうやらダメみたいだったようだね」
(´・ω・)「うん…彼は僕のたった一人の家族みたいなもんなんだ。なんていうか、寂しいっていうか…」
川 ゚ ー゚)「プフッ…アイツがいないと家事洗濯は自分でしなきゃならないからね」
(#´・ω・)「なっ!僕の話をそういう風に解釈しないでもらいたいね」
川 ゚ -゚)「ゴメン、ゴメンそれよか君にお別れのあいさつに来たんだ」
(´・ω・)「えっ?もしかして辞めるのかい?」
川 ゚ -゚)「あぁ陸軍の士官候補に入ることになった。」
(´・ω・)「クールの親父さんは確か陸軍のお偉いさんだったっけ?」
川 ゚ -゚)「うちの家系は全員軍人だからね女だろうと関係ないさ無理矢理でも銃を持たされ戦わせられるのさ」
(´・ω・)「そうか…寂しくなる…」
川 ゚ -゚)「なに戦争が終わったらまたここに戻ってくるさ」
(´・ω・)「ドクオくんに会ったらよろしく頼む」
川 ゚ -゚)「あぁ分かってるよ」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 18:11:33.33 ID:ihanb+Eo0
しえん
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 18:33:11.51 ID:EXXUbq+i0
それから月日が流れた。
ブーン公爵殺害事件の後軍部によるクーデターが起こり軍部はニューソク国の実権を握った
そのあとVIP連邦はタイミングを計ったようにニューソク国に宣戦を布告
他国もニューソク国に支援を行った。しかし直接的支援はせず物資支援という形であった。
開戦後、戦況はどちら共に好転を見せず国境付近でこう着状態が続いたかに見えた
( ・∀・)「号外!号外だ!VIP連邦軍は国境を突破しニューソク平原に向かってる」
(´・ω・)(もうそんなに押されているのか…)
(´・ω・)(クールやドクオくんそれに教え子のみんなは無事だろうか…)
(´・ω・)(僕も軍に入るべきだったのかも知れない…)
自宅
(´・ω・)「ん?手紙が来てる…」
(;´・ω・)(まさか!)
【召集令状】
(´・ω・)「やっぱりだ…ついに僕も行くことになるのか」
(´・ω・)「悩んでも仕方ない今のうちに支度しないと」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 18:54:04.32 ID:ihanb+Eo0
sien
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 18:58:54.71 ID:mDlYAJ1m0
これは塹壕で敵の狙撃に頭も上げられずに砲撃さらされ続けるgkbrした日々を過ごすうちに
足が壊死しかけてろくに歩けなくなって座り込んでいたら戦友に迫撃砲弾が直撃して
吹き飛んできた彼の指輪を嵌めた腕が顔に直撃して重傷を負って後送されるも元通りにはならずに
傷痍軍人の恩恵も切れた後も世間から疎まれ余生を過ごすような第一次世界大戦系の物でよろしいのか?
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 19:03:23.33 ID:EXXUbq+i0
ニューソク平原第四線塹壕
ドーン…
ドォーン…
ダカラッ ダカラッ ダカラッ (馬の足音)
_
( ゚∀゚)「クール大尉殿!一三○○時、召集兵が到着しました!」
川 ゚ -゚)「早いな、よし地下壕に集めるんだ。私もすぐ行くよ」
地下壕
( ><)「大砲の音がだんだん近づいてきたんです。」
<ヽ`∀´>「うるさいニダ!大砲なんかにビビってるんじゃないニダ!」
(´・ω・)「ここは前線の一、二、三線塹壕から遠いからここまで大砲の弾は来ないよ」
( ><)「よかったです。でもいずれはここも戦場になるんです」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 19:06:18.40 ID:EXXUbq+i0
>>23 的を射てますが第一次大戦はよく分からないものが多いので忠実ではないかもしれません
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 19:06:31.90 ID:/4E2WuA70
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 19:14:14.61 ID:EXXUbq+i0
ミ,,゚Д゚彡「知ってるか?しばらくはマシな飯にありつけねぇらしいぞ」
( ><)「ほんとなんですか?」
ミ,,゚Д゚彡「しばらくはネズミを食ってしのぐそうだ」
( ><)「ひっ!ネズミ!?」
<ヽ`∀´>「ネズミは最高のご馳走ニダそれと蛆虫もいけるニダあれはいいタンパク源になるニダ」
( ><)「か、帰りたいです」
(´・ω・)(ネズミかぁ…大学の軍事講義で一度だけ食べた事あったっけか)
_
( ゚∀゚)「私語は辞め!」
川 ゚ -゚)「諸君よく集まってくれたこれより部隊わけを行う各士官の指示に従え」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 19:19:14.38 ID:ihanb+Eo0
紫煙
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 19:27:00.60 ID:EXXUbq+i0
_
( ゚∀゚)「解散!」
ガヤ… ガヤガヤ…
(´・ω・)(クールがこの部隊の指揮官か…)
川 ゚ -゚)「ん?ショボーン先生…」
(´・ω・)「やぁクール見違えたよ軍服を着てるとさまになるね」
川 ゚ -゚)「召集兵の名前に君の名前があってね。何とか私の部隊に引き込んだんだ」
(´・ω・)「あぁだから…」
川 ゚ -゚)「ドクオくんも居るよ」
(´・ω・)「えっ?ドクオくんも?」
川; ゚ -゚)「もっともあまり元気な姿じゃないけどね…」
(;´・ω・)「そんな、まさか…」
川; ゚ -゚)「昨日斥候隊として出たんだけどそこで敵の斥候隊に偶然出くわしてね」
川; ゚ -゚)「右肩にと左足に銃弾を食らったんだ」
(;´・ω・)「そ、そうか…彼に会えるかな?」
川; ゚ -゚)「平原近くの村の野戦病院で寝てると思うよ」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 19:29:35.84 ID:mDlYAJ1m0
ついつい「西部戦線異状なし」を思い出すね
支援
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 19:35:31.05 ID:/4E2WuA70
いい
すごくいい
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 19:42:34.25 ID:EXXUbq+i0
(;´・ω・)「首都に送還は無理なのかい?」
川; ゚ -゚)「それは分からないな」
(;´・ω・)「そ、そうか」
_
( ゚∀゚)「ショボーン!俺と来るんだ!」
川 ゚ -゚)「話は終わりだドクオくんは私が責任を持って面倒を見よう」
(;´・ω・)「有難うクール…」
塹壕通路
_
( ゚∀゚)「お前らには敵の大砲で壊れた塹壕の修復をしてもらう各自スコップを持て」
(;><)「重いです…」
_
( ゚∀゚)「ぐだぐだ言うな!貴様らは国を守るために来たんだ!文句を言わず作業にかかれ!」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 19:43:53.25 ID:mDlYAJ1m0
兵隊の仕事の3割は穴掘り
残りは5割が待機で2割が移動
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 19:46:40.12 ID:/4E2WuA70
穴掘り……ゴクリ
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 19:47:45.87 ID:mDlYAJ1m0
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 19:49:25.04 ID:/4E2WuA70
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 19:51:38.38 ID:EXXUbq+i0
(´・ω・)(力仕事なんてしばらくやってないから…クッ!)
ザッ ザッ ザッ
ミ,,゚Д゚彡「おい聞いたかよA班の連中第一線塹壕勤務らしいぜ」
(;*゚∀゚)「マジかよ!ふぅ貧乏くじをひかされずに済んだぜ」
ミ,,゚Д゚彡「突撃隊なんて死んでも嫌だね」
(;*゚∀゚)「機関銃にハチの巣にされるか迫撃砲でバラバラになるか…」
ミ,,゚Д゚彡「うまく敵塹壕に潜り込んでも待ってるのは地獄だ」
<ヽ`∀´>「スコップさえ持ってれば大丈夫ニダよ」
ミ,,゚Д゚彡「あのなー――――」
ヒュルルルルル
VOOOOOOOOOOOOOM!!!!
(;´・ω・)「うわぁあああ!!」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 19:53:07.11 ID:ihanb+Eo0
私怨
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 19:53:37.05 ID:mDlYAJ1m0
スコップさんは塹壕の覇者
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 20:03:37.22 ID:EXXUbq+i0
ミ;,,゚Д゚彡「あ、あ、足が!足がぁああああ!!」
_
(;゚∀゚)「糞っ!衛生兵!畜生!早く止血しろ!!」
(´・ω・)「班長殿!私は医学免許を持っています」
ミ;,,゚Д゚彡「は、早くしてくれぇえええ!!」
(;´・ω・)「クソッ出血が多い…」
<;ヽ`∀´>「こんな所にまで野砲が来るなんてニダ」
(;><)「つ、つーさんが…」
( ;,,^Д^)「み、ミンチになってますよ…」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 20:04:43.15 ID:ihanb+Eo0
おうふ
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 20:10:58.87 ID:4g0xYgjB0
パリは燃えているか聴きながら読んでる
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 20:23:14.63 ID:EXXUbq+i0
しばらくしてフサの出血は止まったしかし片足を亡くした彼は首都に送還となった
まだ銃は一発も打ってはいない。
それなのに片足を亡くしとぼとぼと首都へ帰るのであった。その姿はまるで負け犬のよう
それから三日が立った敵が第一線を突破した報告もなくこう着状態が続いてるらしい
ショボーンたちは相変わらず塹壕の復興作業にあたっていた
夜
_
( ゚∀゚)「我々の班は明日第一線塹壕勤務だ!いいか各自銃の点検をしておくように」
(´・ω・)「はぁ…いよいよ明日になってしまったか」
(;><)「あぁ…怖いです」
<ヽ`∀´>「大丈夫ニダ、明日は騎兵隊の援軍も来ると聞いてるニダよ」
( ,,^Д^)「しかし敵には何か新兵器があるみたいですよ?」
<ヽ`∀´>「あの動く鉄の塊の事ニダか?」
( ,,^Д^)「ええ噂によると全身機関銃に張り巡らせた鉄の四角い塊だそうです」
<ヽ`∀´>「そんなものナポレオソ戦役に猛威を振るったくわが国の竜騎兵の敵じゃないニダ」
( ,,^Д^)「だといいですが…」
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 20:25:06.67 ID:mDlYAJ1m0
まさかA7Vたんなのか
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 20:29:01.75 ID:ihanb+Eo0
ほほう
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 20:36:44.07 ID:EXXUbq+i0
(´・ω・)「新兵器か…」
(´・ω・)(この戦争でいろいろなものが変わり始めている…)
(´・ω・)(聞くところによるとどこかの国では空飛ぶ兵器や人間を一瞬のうちに殺す煙も開発してると聞く)
(´・ω・)(これだけの人を殺す道具を作って人類はあと何年生きながらえるのだろう)
( ,,^Д^)「ショボーンさん、ショボーンさん」
(´・ω・)「ん?あぁ御免ちょっと考えこんでて…」
( ,,^Д^)「そんなこともありますよ。それよりご飯持ってきましたよ」
(´・ω・)「もしかしてネズミ?」
(;,,^Д^)「違いますよ!コーンビーフとビスケットです」
(´・ω・)「コーヒーはないのかな…」
(;,,^Д^)「あるわけないですよ」
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 20:43:15.90 ID:EXXUbq+i0
(´・ω・)「タカラくんはこの戦争をどう考えてる?」
( ,,^Д^)「僕ですか?そうですねこれも神の与えた試練ならば仕方がないことです」
(;´・ω・)「神?」
( ,,^Д^)「あぁ言ってませんでした?僕神父なんですよ」
(´・ω・)「神父なんだ…でも神様は君が人を殺めることを許してくれるかな」
( ,,^Д^)「許さないのならばここにはいません運命はすべて神が決めることなのだと私は思っているのです」
(´・ω・)「そうか…」 (いろんな考え方を持つ人がいるんだ…僕自身はどう思ているんだろう…)
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 20:44:47.63 ID:/4E2WuA70
支援
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 20:53:33.94 ID:EXXUbq+i0
翌朝
第一線塹壕
ヒュゥルルルルルル
Vooom....
Vooom.....
(´・ω・)「ついに前線か」
_
( ゚∀゚)「光栄に思え!我々は突撃隊に入る!砲撃支援の後突撃ラッパが鳴る」
_
( ゚∀゚)「そのあとは分かるな?何も考えるな敵塹壕へ向けて突撃すればいい」
( ,,^Д^)「敵の放った銃弾はわが神の加護を受けわが体を射ぬくことない、射ぬくことはない、」
<ヽ`∀´>「うぅ緊張してきたニダ…」
_
( ゚∀゚)「砲撃支援が来るぞ!」
ビャァアアアアアアア
ドォオオオオン!
バォオオオン!
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 20:55:50.61 ID:ihanb+Eo0
ふむう
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 21:05:52.93 ID:/4E2WuA70
ふぅ
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 21:14:04.34 ID:EXXUbq+i0
ドォォオオオン……
バォォォォオン……
_
( ゚∀゚)「今ので最後の砲撃だ!突撃ラッパならせ!!」
突撃ラッパが鳴った。
「うわぁああああああああ!!」
罵声や怒号が鳴り響きニューソク軍の兵士たちは死体と残骸だらけの泥沼へと走って行ったのだ
バリバリバリバリ!
<;ヽ`∀´>「機関銃ニダ!」
( ,,^Д^)「射ぬくことはない、射ぬくことはない!」
(´・ω・)「皆伏せろ!迫撃砲の音だ!」
ヒュルルッルル
ドォオオン!
<;ヽ`∀´>「うぅこれじゃあススメないニダ…」
( ,,^Д^)「もうちょっと接近すれば機銃砲座の奴を狙えるんですが…」
(´・ω・)「僕が囮になる!ここにいても迫撃砲に狙われる」
<;ヽ`∀´>「そうさせてもらうニダ!」
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 21:18:08.05 ID:ihanb+Eo0
しえんん
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 21:19:23.95 ID:EXXUbq+i0
ビチュン! ビチュン!
(´・ω・)「クソッツ狙撃兵か!」
_
( ゚∀゚)「ショボーン!何してる!死にたいのか!上官の命令を無視して囮の行為などするな!」
(´・ω・)「班長!」
_
( ゚∀゚)「各部隊で入り乱れていて混乱するのは分かるが勝手な行動をとるな」
(;´・ω・)「り、了解です…」
_
( ゚∀゚)「ここは俺たちに任せろ、タカラぁ!お前は狙撃に自信があるといったなぁ!」
( ,,^Д^)「はい!できます」
_
( ゚∀゚)「前方の機関銃の奴を狙えるか?」
( ,,^Д^)「あと2ヤード接近すればなんとか…」
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 21:24:26.36 ID:EXXUbq+i0
_
( ゚∀゚)「よし!機関銃が装てんするところを狙え!だが狙撃兵がいることも忘れるな」
( ,,^Д^)「了解です!」
_
( ゚∀゚)「ショボーンはタカラを援護射撃してやれ」
_
( ゚∀゚)「俺とニダーは他の機銃の囮になる」
<;ヽ`Д´>「なんで俺ニカ?」
_
( ゚∀゚)「頼りにしてるからだ。行くぞ!」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 21:28:22.41 ID:ihanb+Eo0
支援支援
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 21:34:52.37 ID:EXXUbq+i0
(;´・ω・)「大丈夫かいタカラくん」
( ,,^Д^)「大丈夫ですよ僕はこう見えて射撃の腕は確かなんですから」
(;´・ω・)「そうか…僕も出来る限る援護するよ」
( ,,^Д^)「お願いしますね」
ガガガガガガガ!
ガガガガ……
(;,,^Д^)「今だ!」
タカラは前方の機関銃めがけ走ったしかし迫撃砲や野砲の穴で半ばこけそうにいた
(;,,^Д^)「クソッ!これじゃあいい的だ」
敵塹壕
(A^ω^)「前方から走ってくる奴がいるお」
(B^ω^)「今装填してるからうてないお…」
(A^ω^)「なら俺が打ってやるお、おっおっ一発で仕留めてやるお」
(;,,^Д^)「糞仕方ない!」
ダァーーーーン
カチャン
(;B^ω^)「あ、あいつ走りながら撃ってくるお!」
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 21:35:36.57 ID:ihanb+Eo0
これは…
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 21:40:28.36 ID:EXXUbq+i0
(A^ω^)「南北戦争時代から変わってないそんな旧型のライフルで当たるわけないお!」
ダァーーーーーン
(A ゚ω゚)ビシッ!
(;,,^Д^)(仕留めた!次!)
(#C^ω^)「死ね!ニューソク野郎!」
(;,,^Д^)(しまった!狙撃兵が!)
ビチュゥゥゥゥン.....
(;C^ω^)「よけやがった!」
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 21:44:25.95 ID:ihanb+Eo0
あれ?強え
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 21:48:57.34 ID:EXXUbq+i0
タカラは前方のくぼみに転がり込み回避した。
(;,,^Д^)「主よあなた様の教えに背くことを許したまえ…」
(#C^ω^)「畜生!糞ニューソク野郎め!」ガチャッ
ダァァァァアアン!
(C ゚ω゚)「ビギッ!」
(;´・ω・)「す、すごいタカラ君が二人やった!」
(#B^ω^)「畜生ぶっ殺してやる!」
(;,,^Д^)「しまった装填が終わってしまった!」
ガガガガガガガ!
ビシッ
ビシッ
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 21:57:47.54 ID:EXXUbq+i0
(;,,^Д^)「ぐぅ!」
ドサッ
(;´・ω・)「タカラくん!」
(;,,^Д^)(大丈夫だ、わき腹と右足がやられただけ、引き金は…引ける!)
(;,,^Д^)「主よあなた様の教えに背くことを許したまえ…」
ヒュルルルルルル
VoooooooM
(;´・ω・)「タカラくーん!!」
_
(;゚∀゚)「タカラが迫撃砲の直撃を食らった!」
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 22:01:13.92 ID:EXXUbq+i0
明日早いのでそろそろ寝ます。
支援してくださった方、感想をしてくれました方
有難うございます。
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 22:03:48.30 ID:ihanb+Eo0
乙
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 22:05:26.10 ID:wQXDcvvC0
乙ー
(B^ω^)「・・・…やったか!?」
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 22:28:08.86 ID:HengBiGz0
乙
次回も楽しみにしてます
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/23(日) 22:29:44.40 ID:4g0xYgjB0
| またーりと塹壕戦モナ
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/ __⊥ つ≡/ M/
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/ | 1乙。 ホント 戦場は地獄だぜ!
乙