195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 00:54:34.02 ID:qDAlLS+h0
s
……取り敢えず駅まで来たものの、これからどうすれば良いのだろう。
もちろん急に九州の実家に帰省できる訳が無い。
( ^ω^)「そうだ。大学、行こう」
どこかのキャッチフレーズに有りそうな台詞を呟き、大学へ向かった。
交通手段は電車だったのだが、両手の荷物が原因だったのだろうか。
車内で幼女に白い目で見られた。
私を見ないで!
やるじゃん。
支援
せめてもっと面白く乗っ取られればよかったろうに
元が良かっただけあって台無しだな
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 01:06:38.43 ID:zIHlW+mwO
頑張れー
シベリアより配達
416:いやあ名無しってほんとにいいもんですね :2011/01/25(火) 00:24:30 発信元:202.229.176.150
どなたかドクオホームレスのスレまで配達お願いです
今回は170レス過ぎてからだけど期待してます、音楽短編祭も
大学に着いたものの、どこに隠れていれば良いのだろうか。
第一候補として上がったのが、地下書庫だった。
あそこは人が滅多に来ない、隠れるには打ってつけではないだろうか。
( ^ω^)「よし、行くかお」
……床に変な蓋が有る。
太っている自分でも入れそうな大きさだ。
鍵は付いていなかった。手をかけると簡単に開いた。
中は少し狭いが、生活できるスペースは有る。
(;^ω^)「少し埃っぽいお……」
贅沢は出来ない。実家に連絡を入れて、帰れるまでここに隠れていよう。
>>47の実家も燃えてたって設定見落としてました。
少し変えさせてもらいます。
( ^ω^)ぐー
間の抜けた音が自分の腹から鳴った。
腹が減っては戦は出来ぬ。飯を買ってこよう。
一応の用心をしながら蓋を開け、購買に走った。
途中、腹がずっと鳴っていた。
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 01:22:53.18 ID:T8wSyGKy0
購買では、自分を魅了するたくさんの食料が並んでいた。
だが無駄遣いは出来ない。金は少ししか持っていないのだ。
迷いに迷った末、メニューはカップラーメンとおにぎりになった。
( ^ω^)「我慢我慢だお……」
( ^ω^)「そういえばドクオ達は……」
早く飯を食べる為に小走りで地下書庫に向かった。
途中、嫌な考えが頭を過ったが、必死にその考えを振り払った。
ドクオ達もドクオ達で頑張っているだろう。
地下書庫で一人寂しく飯を食べているといきなり蓋が開いた。
( ^ω^)「……お」
蓋を開いたのは、ジョルジュを押し付けたドクオだった。
('A`)「で、お前は何でここにいるんだ?」
( ^ω^)「地下書庫で隠れようと思ってたら運良くここを見付けたんだお。」
( ^ω^)「実家に連絡が付いたらここを出るつもりだお」
('A`)「まさかお前と考えが被るとはな」
( ^ω^)「ジョルジュは死んだかお?」
('A`)「いきなりそんなブラックな質問すんなよ……」
('A`)「生きてるよ。生きて、ダッチの墓を造るって言ってた」
( ^ω^)「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
笑い死ぬかと思った。
だが何故かドクオが少し怒っている。
( ^ω^)「ドクオもここに住むつもりかお?」
('A`)「住み込みのバイトとかが見つかるまではそうさせてもらうわ」
('A`)「それにしても電気通ってるのは助かるな……お前の持ってた炊飯器も意外に使えそうだし」
( ^ω^)「農学部からコメかっぱらってくるお」
('A`)「そういえば遺伝子超組み換え米を実験配布してたな」
( ^ω^)「とりあえず水と米は大学で補給可能だお。あとネットも繋がるお」
('A`)「意外といい生活できそうだな……、ただこの空間に二人だとちょっと狭いな」
( ^ω^)「贅沢言うなお。誰のせいでこうなったと思ってるんだお」
('A`)「え? お前だよね?」
( ^ω^)「ブーンの空間に後からドクオが入ってきたって意味だお」
('A`)「釈然としねえ」
ドクオは頭のネジが何本か緩んでいるんだと思う。
こんな事は小学生でも分かるはずだ。
人居ますかね('A`)
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 01:41:33.09 ID:qDAlLS+h0
s
('A`)「しかし米は小分けにしないとバレるな……俺のカバン使って運ぶか。ビニール袋にでも詰めて」
( ^ω^)「じゃあ晩飯の米取ってきてくれお。ついでに学食のテーブルから塩としょうゆもちょっと頼むお」
('A`)「がめついなお前……まあ行ってくるわ」
ドクオが梯子に手を掛けた瞬間、蓋が開く。
さっきもこんな事が有ったよ……
_
(ヽ゚∀゚) 「……ぉぅ」
蓋から顔を覗かせたジョルジュは死人の様にやつれていた。
……流石にすまないことをしたと思った。
居ましたかすいません。
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 01:47:56.68 ID:zIHlW+mwO
おお、これで元の話と繋がったか
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 01:51:05.74 ID:qDAlLS+h0
ここからが本番
('A`)「ジョルジュ……、墓は作り終わったのか?」
(;^ω^)「ジョ、ジョ、ジョルジュジュ、ほほほ本当にすすまなかったお」
_
(ヽ゚∀゚)「ああ、もう良いんだ」
(;^ω^)「とととてもそそそんな風には見えないお」
ブーンでも流石にこれは謝るか。
そうだ、家が燃えて無くなった今、ジョルジュはどこに泊まるんだろうか。
('A`)「なあ、ジョルジュ。お前はどこか泊まる所が有るのか?」
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 01:54:18.05 ID:FJO9V9fH0
ジョルジュ「いいえ」
_
(ヽ゚∀゚)「……いや、無い。だからこうして大学に忍び込んだんだ」
( ^ω^)「……忍び込んだ?」
_
(ヽ゚∀゚)('A`)「え?」
( ^ω^)「どうしたんだお?」
こいつ……まさか……
('A`)「お前……ゲートからそのまま入ってきたのか?」
本番とか無いです><
>>1の方が面白かったよばーかって人はスレを閉じて下さい。
お願いします。
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 02:00:14.00 ID:zIHlW+mwO
しえ
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 02:00:21.14 ID:DUBXGFMSO
C
( ^ω^)「? それ以外に何が有るって言うんだお?」
('A`)「馬鹿お前、それだと入った数と出た数が合わなくなるだろ」
('A`)「そうすると校内を隈無く探してお前を見付ける筈だ」
('A`)「お前が見つかったら一緒に居る俺たちも見つかっちまうだろ」
( ^ω^)「……なるほど……思いもつかなかったお」
_
( ゚∀゚) 「とりあえずブーンは一回出てけ。俺らが一回のトイレの窓を開けておくからそっからもう一度入れ」
C
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 02:09:13.19 ID:qDAlLS+h0
si
(;^ω^)「……分かったお」
俺は慌てて走り去ったブーンを一瞥し、ジョルジュに向き合う。
('A`)「……ジョルジュ、行くか」
_
( ゚∀゚) 「……そうだな」
そういえばコイツはブーンを許しているのだろうか?
ジョルジュの生き甲斐とも言えるダッチを家もろとも燃やしてしまった訳だし……。
('A`)「ジョルジュ、お前はブーンを許しているのか?」
_
( ゚∀゚) 「少しな」
どうやら大丈夫みたいだ。良かったな、ブーン。
(;^ω^)「ドクオー、ジョルジュー、開けておー」
ブーンは思ったよりも速く外に回っていた。
('A`)「すまんすまん、今開けるぞ」
_
( ゚∀゚) 「ほら」
(;^ω^)「お、ありがとうだお、ジョルジュ」
ジョルジュはブーンに手を貸していた。
ブーンはそれに掴まり窓に昇る……が、上手く昇れない。
結局俺も手を貸す事になった。
('A`)「ブーン、お前運動してなさすぎだろ」
(;^ω^)「うぅ……すまんお、ドクオ、ジョルジュ」
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 02:34:52.79 ID:qDAlLS+h0
s
しえしえ
(;^ω^)「と、とりあえず地下に戻るお」
('A`)「ああ、賛成だ」
_
( ゚∀゚) 「ところで一つ聞きたいんだが」
( ^ω^)「何だお?」
_
( ゚∀゚) 「食料はどうするんだ?」
('A`)「ああ。それをブーンと話してた時にお前が来たんだ」
('A`)「農学部の米を奪ってブーンの持ってきた炊飯器で炊く、完璧だろ?」
_
( ゚∀゚) 「なるほど。これで衣住食の内、二つは大丈夫だな」
ところで非常に眠いのですが寝ても宜しいでしょうか。
またまたご冗談を
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 02:54:20.79 ID:DUBXGFMSO
またまたご冗談を
( ^ω^)「衣住食ってなんだおwww」
('A`)「……そうだな、衣の方はどうするか。洗濯したら服が無くなるぜ」
('A`)「かと言ってもずっと同じ服だとバイトに受からない」
_
( ゚∀゚) 「ああ、一人一セットは買う必要が有るな」
(;^ω^)「いや、ちょっと無視するなお」
それはお前もしていただろ、と心の中で突っ込む。
だがその時、俺はある事に気付く。
_
( ゚∀゚) ('A`)ぐー
ブーンは飯を食べていたから良いが、俺とジョルジュは何も食べていなかった事に。
またまたご冗談を休みなさい。もし残ってたら明日の夕方に書きます。
処女作なのにこんなに支援が貰えて嬉しかたでつ^q^
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 03:33:23.98 ID:8J5GdclW0
保守はまかせろ
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 03:47:43.36 ID:K45+wL9V0
ちなみにSAN値は減っていく状況が拙いんであって、上がるのは問題ないぞw
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 04:56:33.12 ID:ecH86ZL40
あぶない!!!
ぜんぜん危なくねえよw
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 06:05:40.26 ID:JWLnA1bZ0
面白いぜヒャッハ-
ほ
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 09:19:02.22 ID:IMED34PM0
保守
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 10:55:31.27 ID:zIHlW+mwO
ほっほ
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 12:36:11.37 ID:DUBXGFMSO
ほ
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 15:04:55.41 ID:oJ4iJpoc0
あ
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 16:03:25.48 ID:6hO6++rJ0
追いついてしまったお
( ^ω^)「農学部行って米かっぱらってこようず」
('A`)「ついでに塩と醤油だったか? 流石に俺も米だけは寂しいな」
_
( ゚∀゚) 「服を買うのは飯を喰ってからでも良いか」
農学部に向かっている最中、昔読んだ本を思い出していた。
その本には、米を噛み続けていれば「味の向こう側」なる物に到達すると。
……真偽は分からないが、もし本当なら儲け物だな。
後で二人に話してみるか。
('A`)「塩と醤油、塩と醤油……」
ブーンとジョルジュに米を任せ、俺は調味料を取りにきた訳だが……
人が意外にも多くてさり気なく取る事が非常に難しい。
さてどうしたものか……。
(;^ω^)「おーい、ドクオー、米調達したおー」
('A`)「今だっ!」
ブーン達が予想以上に早く米の調達を終えてきてくれたので助かった。
皆の目がブーンに向いている隙に調味料を鞄に放り込む。
('A`)「ブーン、助かった」
( ^ω^)「? 何がだお?ww」
素だったのか。まあブーンならあり得る。
_
( ゚∀゚) 「それよりも見てくれよ、この米の量」
('A`)「うおっ、これは凄いな」
ジョルジュが持っている袋の中には米が大量に入っていた。
この三人でも一ヶ月はもつだろう。
( ^ω^)「ブーンは頑張ったんだから二分の一くらいは食べてもいいお」
調子に乗っているブーンにヘッドロックを掛ける。
が、直ぐにタップをしてきたので解放してやった。
('A`)「お前が食べて良いのは百分の一だ! 少しはダイエットをしろ!」
(;^ω^)「ちょ、すまんかったおww」
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 17:41:57.09 ID:DUBXGFMSO
保
守
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/25(火) 19:17:35.48 ID:0jfjcIMV0
し
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
なんかブーンとジョルジュの個性が消えたな…