代理
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 14:09:24.82 ID:9QgGQBSb0
レッドアイズスレと聞いて
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 14:10:14.53 ID:vGokrS3U0
ポイズン・ヴォルト期待
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 14:10:49.86 ID:/+tz+szS0
支援
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 14:10:53.35 ID:W6G0itUiO
原子王萌え
6 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 14:12:25.88 ID:BHjHjMZ10
こんにちわ。
僕です。
実は、最初に謝らなくてはならないことがあるんです。
いまさら。
ほんといまさらなんですけど。
第三話の76と78の間に、ある1シーンが入るんです。
すなわち、僕のコピペミスです。
俺、バカス。
先にそれを張ってから本編入ります。
マジすまんこ。
7 :
前話76、78の間のシーン:2011/01/16(日) 14:14:56.21 ID:BHjHjMZ10
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)[来るよ。5、4、3……]
(十)「……!」
今だ。
一気に地を蹴って右に転がり込む。
( ○v○)
キィィィイイィィイイイイン!!
舞い上がる砂埃。
敵機は一瞬にして私とすれ違った。
ジェット音が半音下がって遠ざかる。
私は飛び起きるようにすばやく体制を整え、敵機を追いかける作業に入った。
まだ、間に合うはず。
(十)「ジェット用意……! フルブースト!」
(十)パウ…!
ジェットが破裂したような音を出して、発進。
体が置き去りになるくらいの勢いだ。
うまく背後が取れた。
8 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 14:17:12.56 ID:BHjHjMZ10
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 14:19:50.20 ID:2IaokiE40
よし支援
10 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 14:19:52.80 ID:BHjHjMZ10
人物紹介
ξ゚听)ξ ツン。射撃が優れているとか優れてないとか。あと相当常識に疎い。一応主人公。
( ^ω^) ブーン。本名は内藤ホライゾン。程よくヤク中。
_
( ゚∀゚) ジョルジュ。好きなグループはEarth, Wind & Fire。好きな曲はIn the stone。
川 ゚ -゚) クー。世界の誇るスナオモデル一号機。表情が出ないのはロボットだからではなく、個性。
彡⌒ミ
( ´_ゝ`) 流石 父者。「マニュアル・ファンタジスタ」の異名を持つ。世界二大天才の一人。トーキョー本部所長。54歳。
(`∠´) ベル。トーキョー本部副所長。実はいい人。しかし偏見がすごい。46歳。
('A`) ドクオ。世界を股に駆ける風来坊。腕の良いパワードスーツ乗り。厨二。ポイズン・ヴォルト()
o川*゚ー゚)o キュート。スナオモデル最新機。人型にバリアを積んだ革命機でもある。
パワードスーツ
(十) 原子王。ツンのパワードスーツ。当然ながら結構蒸れる。
|::━◎┥ 歯車王。ブーンのパワードスーツ。特注らしい。
/◎ ) =| ) 蒸気王。ドクオのパワードスーツ。ロマン仕様。
11 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 14:23:23.11 ID:BHjHjMZ10
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(-e-)
(//‰ ゚) ピピッ
(//‰ ゚) 「外部損傷、ゼロ」
(//‰ ゚) 「人工知能、影響無し」
(//‰ ゚) 「稼働率、オールクリーン。限界突破、可能」
(//‰ ゚) 「機械類のワープ、100%成功」
(//‰ ゚) ピピッ
(//‰ ゚) 「送信完了」
(//‰ ゚)
(//‰ ゚) 「起きて下サイ」
(-e-)
(//‰ ゚)つ)-e-) バキッ
(#)-e-)
(#)'e')「……ん?」パチッ
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 14:24:00.39 ID:LKEft0RB0
支援
13 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 14:26:34.17 ID:BHjHjMZ10
(//‰ ゚)「起きられましタカ」
(#)'e')「ここは……?」
(//‰ ゚)「トーキョーCエリア11デス。ワープ成功しまシタ」
(#)'e')「俺、生きてるんだが……」
(//‰ ゚)「ハイ。実験成功。人間で生きてワープできたのはあなたが始めてデス」
(#)'e')
(#)'e')「まじで?」
(//‰ ゚)「体のどの部分も無事デス。今まで100%の確立で頭部が削がれていましたが、それもありまセン」
(#)'e')
\('e')ノ「イヤッフゥゥゥゥウウウ!!」
(//‰ ゚)「喜んでいる場合ではありまセン」
\('e')ノ「喜んでる場合だろ。歴史的瞬間だ! ワープ理論を根本から考え直したのが良かったんだ!」
(//‰ ゚)「そうなんですガ、トーキョーにワープした今までのロボットは治安部隊に全て殲滅されていマス」
(//‰ ゚)「間違いなく、私たちは攻撃を受けるでショウ」
('e')「やべえ。喜んでる場合じゃねえ」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 14:28:38.53 ID:vGokrS3U0
ようやく話が動き始めたか
15 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 14:30:10.20 ID:BHjHjMZ10
(//‰ ゚)「そもそも、生きている人間が現れるのは初めてでしょうカラ、捕虜にされるでしょうネ」
('e')「……深刻な事態になったな」
(//‰ ゚)「ですから、私たちロボットには特殊な任務があるんデス」
('e')「どんな?」
(//‰ ゚)「たとえ、ワープに成功しようとも、人間は殺せト」
('e')「えっ」
(//‰ ゚)「この実験は過程に過ぎまセン。ここで全てが公になるよりいいでショウ」
(//‰ ゚)つy= ガシャ
('e')「う、うわ……」
(//‰ ゚)つy=そ バン!
('eξ,;. カシュッ
バタッ・・・
(//‰ ゚) ピピ
(//‰ ゚)「ワープでの人間の生存、送信完了」
16 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 14:33:25.27 ID:BHjHjMZ10
(//‰ ゚)「これで私の全てが終了した」
(//‰ ゚)「自爆する」
(//‰ ゚)
(//‰ ゚)
(//‰ ゚)
(//‰ ゚)「おかしい。自爆機能が付いていない」
(//‰ ゚) ピピ
(//‰ ゚)「……四つのアンノウン。治安部隊か?」
(//‰ ゚)「……少し、抵抗してみるか」
(//‰ ゚)「どうせ捕まろうとも、メモリーは任務のことを残して他は抹消されている」
(//‰ ゚)「それに、自分の生きた証を残すというのも悪くは無い」
(//‰ ゚)「……ウイング、展開」
爪(//‰ ゚)爪 ガションッ
爪(//‰ ゚)爪「……来い」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
17 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 14:37:04.33 ID:BHjHjMZ10
ξ゚听)ξパワードスーツを身に着けて、のようです
第4話「新結成、ワープ特別対応部隊」
18 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 14:40:55.55 ID:BHjHjMZ10
ξ゚听)ξ ズズッ
うん。
今日もコーヒーがおいしい。
川 ゚ -゚)「ふむ……。この資料、本当か?」
ξ゚听)ξ「だから本当だってば」
_
( ゚∀゚)「とても信じられねえな」
確かに私も信用できなかったけど、実際戦ってみればわかる。
何にも無い所から突然現れるロボット。
だってそれ以外信じられないんだもの。
( ^ω^)「うーん。まあ、こういうのを理解するのは常識を捨てるのが手っ取り早いもんだお」
川 ゚ -゚)「むう……」
ξ゚听)ξ「で、なんであんたがここにいるのよ」
( ^ω^)「え? コーヒー飲みに。うちの支部は出動命令出なくて暇なんだお」
なにこの当然みたいな答え方。
なんか腹立つわね。
19 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 14:45:30.64 ID:BHjHjMZ10
ξ--)ξ「まったく……」
ξ--)ξ ズズッ
あのラウンジの件から三日。
未だに不審ロボットの出現は収まらない。
日によっては四四八支部も出動する日もあったくらいだ。
そして、あの日から不審ロボットの自我ハッキリした。
一機一機が考えて行動している。
だけど、肝心のメモリーはやっぱりブランク。
昨日は自爆をするロボットも確認されたようで、謎は深まるばかり。
謎は深まるばかり、といえばあの大きなパワードスーツの人と少女だ。
本部で食べ物を凄い勢いで食べた後、足早に立ち去ってしまった。
――――――・・・・・・・・・・・・・・・………………................
('A`) ガタッ
ξ゚听)ξ『帰るんですか?』
('A`)『ああ、長居は無用だ。いくぞ、キュート』
o川*゚ー゚)o『うん』
ξ;゚听)ξ『ま、待って』
20 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 14:49:04.67 ID:BHjHjMZ10
ξ;゚听)ξ『名前だけでも……』
('A`)『……俺に名前なんてねぇ』
('A`)『どうしても覚えたかったら、「ポイズン・ヴォルト」だ』
o川*゚ー゚)o『ドクオ、って言います。「ポイズン・ヴォルト()」は自称(微笑)です』
('A`)
ξ;゚听)ξ『ドクオ、さん……』
('A`)
('A`)『ポイズン・ヴォルトだ』
o川*゚ー゚)o『行こうドクオ』
(#;A;)『……いいじゃねえか! たまにはカッコつけさせてくれよ!』
o川*゚ー゚)o『全然かっこよくないよ。まず顔がだめだよ』
(#;A;)『顔のことを言うのは無しだろ! もう知らん!』
(#;A;) スタスタ
ξ;゚听)ξ『あっ……』
o川*゚ー゚)o『では、さようなら〜』
このドクオとキュートはかいわれステーションを思い出す
22 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 14:53:45.18 ID:BHjHjMZ10
o川*゚ー゚)o スタスタ
ξ;゚听)ξ
(#;A;) スタスタ
o川*゚ー゚)o スタスタ
ξ;゚听)ξ『行ってしまった……』
――――――・・・・・・・・・・・・・・・………………................
ξ--)ξ ズズッ
本当、何者だったんだろう。
まず、何のために旅をしているのかもわからない。
一応「ポイズン・ヴォルト」って言うことはわかったんだけど。
_
( ゚∀゚)「常識を、ねぇ……」
( ^ω^)「うーん。まるでSFだお」
ちなみに、彼らがさっきから悩んでいるのは本部から送られてきた資料のせいだ。
その資料は最近現れる不審ロボットのこと。
敵機の特徴、戦闘力の理由、そして肝心なのが、出現方法。
23 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 14:58:09.39 ID:BHjHjMZ10
戦闘力の理由はどうやら理解できるらしい。
なんでも稼働率と感情回路を連結させて、とかなんとか。
だけど感情回路は生かしたままで、とか。
私にはまったく理解できなかった。
というより、理解する気がないわけで。
川 ゚ -゚)「ワープ……。まったく理解ができん。本当に亜空間なるものが存在するというのか?」
( ^ω^)「存在するんじゃないかお? もう考えたってわからんお」
_
( ゚∀゚)「そうだな。考えたってわかんねえもんはわかんねえ」
で、話を戻すと今彼らが悩んでいるのは出現方法のこと。
なんでもその出現方法はワープしか考えられないらしい。
私は常識に疎いけど、ワープっていう言葉ぐらいは知ってる。
どこでもドア、とか、あとは……。
咄嗟には思いつかないけど、自分の足で移動しなくても一瞬でそこにたどり着くことが出来るってやつだ。
もちろん理論は知らない。
書いてあるけど理解してない。
一番最初に仮説って書いてあるし、無理やり理解しなくてもいいんじゃないかって思うんだけど。
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 14:59:59.29 ID:LKEft0RB0
私怨
25 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 15:03:59.01 ID:BHjHjMZ10
ξ--)ξ
ξ--)ξ ズズッ
とにかく、私はよくわからない難しい理論から逃げている。
だって、考えたってわからないじゃないの。
そんなことしてたって時間の無駄。
無駄ったら無駄。
無〜駄!
川 ゚ -゚)「……全てにおいて腑に落ちん」
( ^ω^)「考えたってわかんないんだけど、やっぱり考えちゃうお……」
ξ゚听)ξ「あんたたち、もうやめときなさいよ。見てるこっちが疲れちゃうわ」
川 ゚ -゚)「ふむ……」
_
( ゚∀゚)「そんなことより、なんでトーキョーにしかワープしないんだろうな」
なんでも糞もないわよ。
きっと目的があるのよ。
それかトーキョーにしかワープできないの。
それでいいじゃない。
26 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 15:07:39.45 ID:BHjHjMZ10
川 ゚ -゚)「……そうだな。そこにも謎が残る」
( ^ω^)「おーん……。トーキョーにこだわりでもあるのかもしれないお」
_
( ゚∀゚)「トーキョーに亜空間ってやつが作りやすいんじゃないのか?」
おのれ、ジョルジュ。
余計な議題提供しやがって。
また始まっちゃったじゃないの。
ξ゚听)ξ「ほら、もう終わり!」
川 ゚ -゚)「だが……」
またクーが渋った。
こういうことに関しては素直じゃないのよね。
ξ゚听)ξ「このまま話し合ってたら日が暮れちゃうわ」
_
( ゚∀゚)「たしかにツンちゃんの言うとおりだ。やめるか」
うん。
ジョルジュは馬鹿で良い子。
矛盾してるけど。
27 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 15:14:20.75 ID:BHjHjMZ10
( ^ω^)「とりあえずコーヒーでも飲むかお。クー、今日はキリマンジャロで」
川 ゚ -゚)「了解した」
ξ--)ξ「ふぅ……」
ξ--)ξ ズズッ
ようやく終わった。
これでゆっくりコーヒーが飲めるってもんね。
_
( ゚∀゚)「あっ」
と思った拍子にジョルジュが何かを思い出したみたい。
なにかしら。
ξ゚听)ξ「どうしたの?」
_
( ゚∀゚)「いや、朝ツンちゃんがまだ寝てるときに通信が来てたこと言うの忘れてた」
忘れてた?
ロボットが?
大丈夫?この子。
( ^ω^)「ロボットが忘れ事……。やっぱりここは個性の強い隊だおね」
個性で片付けていいのかな。
28 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 15:19:48.65 ID:BHjHjMZ10
ξ゚听)ξ「あんた一回メンテナンスしてもらったほうがいいんじゃないの?」
_
( ゚∀゚)「こないだクーに見てもらったばっかりだけどな」
川 ゚ -゚)「特に問題は無かったぞ」
ξ゚听)ξ「そうなの?」
川 ゚ -゚)「ああ」
クーが見てるなら大丈夫だ。
多分、ブーンの言うとおり個性なのかもしれない。
ロボットって難しい。
川 ゚ -゚)「ブーン。コーヒーだ」コトッ
クーがマグカップを机に置く。
( ^ω^)「ありがとうお」
マグカップからは白い湯気が出ていて、とても熱そう。
けれど、ブーンはそれを気にすることなく冷まさないで口の中に流してしまった。
ξ゚听)ξ「あんた、熱くないの?」
( ^ω^)「それがいいんだお」
熱いのはいいけど、私だったらそんなの飲めないわ。
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 15:22:28.21 ID:vGokrS3U0
完結までに何杯のコーヒーを飲むのやら
30 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 15:24:49.22 ID:BHjHjMZ10
_
( ゚∀゚)「で、通信の相手なんだが、所長だったぞ」
所長がわざわざ?
一体何かしら。
_
( ゚∀゚)「ツンちゃんは元気かって聞かれたから、私のようなロボットにとても怖いですって言っといたぜ」
いやいや。
答えになってないし。
というより、あんたがそういうこと言うから私が怒るんじゃないの。
ξ#^竸)ξ ニコッ
笑顔になってあげるわよ。
それでいいんでしょ?
_
(;゚∀゚)「おお、怖」
ξ#^竸)ξ「それで? 所長はなんて言ってたの?」
_
( ゚∀゚)「なんでも昼頃に使いを寄越すから、彼の言うとおりにしてくれって」
_
( ゚∀゚)「大したことないから大丈夫だ。とか言ってたな」
昼頃……。
ということはそろそろね。
大したことじゃないならいいんだけど。
31 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 15:28:27.25 ID:BHjHjMZ10
( ^ω^)「なんだろうお……。所長自ら通信なんて、大したことなんじゃないかお?」
よく考えればそうよね。
大したことじゃないわけないわ。
ξ゚听)ξ「……いつ来るかしら」
川 ゚ -゚)
川 ゚ -゚)σ「あれじゃないのか?」
クーの指差す方向を見ると、窓越しに見えたのは遠くからやってくるジープ。
こんな支部に来る奴なんてブーンくらいしかいないからおそらくそうだろう。
_
( ゚∀゚)「本部からの来客なんて初めてだな。部屋を片付けなくていいのか?」
ξ;゚听)ξ「やべ」
よくみると机の上は汚いし、ゴミはちょいちょい落ちてるし、お世辞にも綺麗とは言えない状態だ。
これは急いで片付けなくては。
ξ;゚听)ξ「みんな、早く片付けるわよ!」
( ^ω^)「僕もかお?」
ξ#゚听)ξ「当たり前でしょ!」
ぉ〜ん
33 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 15:32:53.16 ID:BHjHjMZ10
( ^^ω)ガチャ
( ^^ω)「こんにちわホマ。本部からの使いで来たホマ」
ξ;゚听)ξ「ハァ……! ハァ……!」
(;^ω^)「ハァ……!ハァ……!」
(;^^ω)「なにかあったホマか?」
川 ゚ -゚)「いや、何も無い。気にしなくて良いです」
何とか間に合った。
一生懸命片付けたおかげで、こんなにも部屋は綺麗に。
やれば何でも出来るという立派な証拠だ。
_
( ゚∀゚)「あんた、ブーンに似てるな」
(;^^ω)「私がホマか?」
(;^ω^)「失礼な。僕はそんなに不細工じゃないお」
……!
本部から来た人になんて失礼な。
せっかく掃除して感じの良い印象を植え付けようと思ったのに台無し。
この、馬鹿共。
34 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 15:36:39.04 ID:BHjHjMZ10
( ´`ω)シュン
あーあ。
落ち込んじゃったじゃない。
川 ゚ -゚)「さあ、こんなところで落ち込んでるのもなんだからここに掛けてください」
( ´`ω)「ありがとうホマ」
さりげなくあんたも失礼よ、クー。
( ´`ω)「よいしょ」
本部の人が椅子に腰を掛けた。
結構体の大きい人だから、小さな椅子が頼りなさげに見える。
ξ゚听)ξ「えっと、お名前は……」
( ^^ω)「失礼。マルタスニムは瀬川と言いますホマ」
マルタスニムは瀬川。
なんだか珍しい名前。
川 ゚ -゚)「それで、ご用件は……」
( ^^ω)「最近多発している不審ロボットの件で来たホマ」
35 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 15:41:00.90 ID:BHjHjMZ10
( ^^ω)「彼らの出現方法がワープだっていうのはもうわかってるホマ?」
川 ゚ -゚)「はい。さっき資料を読みました。とても信じられませんが」
_
( ゚∀゚)「どこに出るかわかんねえから、そっちはいろいろな支部に連絡取って大変だな」
( ^^ω)「そこなんだホマ!」
マルタスニムさんがジョルジュの声にかぶせるように叫んだ。
いきなりだったものだから、少しだけびっくりしてしまった。
そこっていうのは支部に連絡取る、ってこと?
( ^^ω)「こちらも、決まった場所に出現しない敵機を探して近くの支部に連絡するのが大変で……」
( ^^ω)「そういうことで、所長がワープ特別対応部隊というのを作ろう、と言ったんだホマ」
ワープ特別対応部隊?
ξ゚听)ξ「要するにワープしてきた敵はその部隊が担当するってことですね」
( ^^ω)「そうホマ」
確かにそのほうが円滑に回る。
出現する範囲もトーキョーの枠にはまってるような物だから、そんなに多くの隊を待機させてるのも無駄といえば無駄だ。
現にブーンの支部なんかは一度も出撃命令が出されていない。
まあ、ブーンは待機を無視してるけど。
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 15:42:15.45 ID:2HBHWtER0
おお来てたのか
支援
37 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 15:45:59.78 ID:BHjHjMZ10
( ^^ω)「で、そのワープ特別対応部隊は三つ作ることにしたホマ」
( ^^ω)「その一つがこの四四八支部なわけ。だからここに来たんだホマ」
川 ゚ -゚)「そうですか」
ξ;゚听)ξ「わ、私たちがワープ特別対応部隊?」
えらく急な話。
こっちにも心の準備ってものが……。
……所長のことだものね。
急でも仕方が無い。
でも、事前に話を通しておいて欲しかったかな。
( ^^ω)「正確に言えば四四八支部プラス内藤ホライゾンって人が入るんだホマ」
( ^^ω)「この4人が不審ロボットとファーストコンタクトを取ったからホマね。腕も立つみたいだし」
( ^ω^)「えっ。僕がワープ特別対応部隊なのかお?」
(;^^ω)「……ん?君が内藤君だったホマか」
ブーンが私たちと一緒の部隊になるの?
ξ*゚听)ξ
ちょっと嬉しいかも。
38 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 15:50:12.28 ID:BHjHjMZ10
_
( ゚∀゚)「おっ。ツンちゃんよかったなあ」
ξ#゚听)ξ「うっさいわね!」
でも、ブーンと同じ職場か。
余計うるさくなっちゃうわね。
( ^^ω)「これがワープ特別対応部隊のメンバーの書類ホマ」パサッ
( ^^ω)「正式な所長からの挨拶はまた後日連絡するホマ。こちらも少し立て込んでて……」
マルタスニムさんがカバンからだした書類。4部。しっかり人数分だ。
それには私たちの顔写真とその他もろもろが書いてあるようだ。
で、私たちが第一部隊みたい。
ちなみにココが本拠地になっている。
( ^^ω)「とりあえず内藤君がここにいて四四七支部に行く手間が省けたホマ」
( ^ω^)「おっお。たまたまここにいて良かったですお」
にしても、この二人本当に似てるわね。
口元がそっくり。
親子なんじゃないかしら。
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 15:51:38.56 ID:2HBHWtER0
だいぶ話が動いて来たなー
支援
40 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 15:54:41.14 ID:BHjHjMZ10
ξ゚听)ξ「……ふむふむ」
とりあえず書類に目を通しときましょ。
まず第二部隊。
第二部隊は三人しかいないみたい。
それぞれが相当の腕なのかしら。
( ^ω^)「こいつ、「スモッグ」じゃないですかお?」
……ブーンが書類の写真を指差してマルタスニムさんに話しかけている。
スモッグ?
知り合いなのかな。
( ^^ω)「そうホマ」
( ^ω^)「おーん……。ラウンジでなんかやらかしたって聞いてたけど、VIPに送られたのかお」
ちょっと私にわかるように話しなさいよ。
ξ゚听)ξ「だれよ、その「スモッグ」ってやつ」
( ^ω^)「ラウンジで名前の知れてたパワードスーツ乗りだお」
……聞いたこと無いわね。
誰だろう。
41 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 15:58:41.37 ID:BHjHjMZ10
( ^ω^)「もういい年なのに現役なんだおね〜」
[爪'ー`)]
改めて顔写真を見ると、確かに老けて見える。
42歳。
本名はフォックス。
男の癖に髪が長いのが特徴、ってところかしら。
別段かっこいいわけでもないし。
_
( ゚∀゚)「で、なんで「スモッグ」なんだ?」
( ^ω^)「確か、ヘビースモーカーだからって誰かが言ってたお」
案外、簡単な理由ね。
もっと凄い理由があるのかと思った。
でも、あだ名なんてそんなもんか。
( ^^ω)「ん?硝煙で周りが見えなくなるくらい弾を打ちっぱなしにしたことが理由じゃないのホマ?」
( ^ω^)「そうなんですかお?」
……なんだか諸説あるみたい。
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 16:03:15.89 ID:2HBHWtER0
ふむふむ支援
43 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 16:03:56.70 ID:BHjHjMZ10
ξ゚听)ξ「ブーン、この子は?」
[ハハ ロ -ロ)ハ ]
私はフォックスって人の下に印刷してあるメガネの女の子の写真を指差してブーンに見せた。
きっとこの子にも通り名があるに違いない。
だって凄そうな顔してるんだもの。
見た目若いし。
( ^ω^)「うーん。……知らないお」
ξ゚听)ξ「クーは?」
川 ゚ -゚)「私もわからないな」
ξ゚听)ξ「そうなの……」
_
( ゚∀゚)「なんで俺には聞かないの」
名前はハロー。
歳は……17?!
高校生じゃない!
こんなところにいて大丈夫なの?
44 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 16:07:58.91 ID:BHjHjMZ10
( ^^ω)「彼女はスーパールーキーってやつだホマ」
( ^ω^)「凄い人なんだおね」
ξ゚听)ξ「なんでこんな若い子がVIPにいるのよ」
( ^^ω)「えっと……。自ら志願してここに来たんだったと思うホマ」
こんなところに自ら志願して……ねぇ。
人生間違ってるわよ。
きっと。
ξ゚听)ξ「で、最後の隊員は……」
[▼・ェ・▼]
犬?
うん、犬ね。
なんで犬が隊員なのかしら。
川 ゚ -゚)「ふむ。第二部隊は納得の人選だな」
犬がいるのに?
( ^ω^)「さすが特別部隊。僕たちが第一部隊なんかでいいのかお……」
なんであんたも犬に突っ込まないのよ。
45 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 16:12:30.44 ID:BHjHjMZ10
_
( ゚∀゚)
ξ゚听)ξ チラッ
ジョルジュに目線を送る。
あんたは私と同じでお馬鹿だから、犬に違和感あるわよね?
私の変わりに聞きなさい。
といった具合で。
_
( ゚∀゚)
_
( ゚∀゚)「第二部隊はすげー豪華メンツだな。俺たちが場違いだぜ」
ξ#゚听)ξ「なんでなのよ!!」
( ^ω^)そ
川 ゚ -゚)そ
( ^^ω)そ
_
( ゚∀゚)そ
ξ゚听)ξ「あっ」
いきなり怒鳴ってしまった。まるでメンヘラじゃない。
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 16:13:50.48 ID:2HBHWtER0
支援
47 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 16:16:37.94 ID:BHjHjMZ10
(;^ω^)「どうしたお?」
ξ;゚听)ξ「い、いや、なんで犬がいるのに誰も突っ込まないのかなーって」
川 ゚ -゚)「なんだ、ビーグルも知らないのか」
まるで常識みたいな言い方ね。
こんなの知るわけないじゃない。
_
(;゚∀゚)「ツンちゃん。常識だぜ」
(;^^ω)「ビーグルを知らない人がいるなんてホマ」
ξ;゚听)ξ
どうやら常識だったみたい。
ξ;゚听)ξ「なんなのよビーグルって。ロボットみたいだけど」
川 ゚ -゚)「ああ。人型ロボットだ。顔は犬だがな」
顔が犬の人型?
化け物じゃない。
なにそれ。
( ^ω^)「悪趣味だけど、凄いロボットなんだお」
とりあえず最後まで話を聞いてみましょ。
48 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 16:20:57.98 ID:BHjHjMZ10
川 ゚ -゚)「ハインリッヒ高岡が作り出した戦闘用ロボットだ」
川 ゚ -゚)「ハインリッヒ高岡はわかるか?」
やばい。
わからない。
ξ;゚听)ξ「わからない……です」
川 ゚ -゚)「ハインリッヒ高岡というのはモグリの医者だ」
医者?
医者がロボット作ったわけ?
( ^ω^)「なんでも最高の技術を持っていて、助かる見込みの無い患者を救っては高額な報酬を要求するという変わった医者だお」
なんだかどこかで聞いたことのある設定ね。
ξ;゚听)ξ「その医者がなんで戦闘用ロボットを作ったわけ?」
川 ゚ -゚)「確かビーグルに関する論文では「キメラが戦闘に優れている証明」をしたい、と記してあった」
顔を変えただけじゃ戦闘力は上がらないと思うんだけど……。
川 ゚ -゚)「大変優れたロボットだが、顔が人間でも性能に変化は無いな」
やっぱりそうなんだ。
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 16:22:29.99 ID:2HBHWtER0
ハインさん悪趣味だけど頭良いんだな
支援
50 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 16:25:10.46 ID:BHjHjMZ10
[▼・ェ・▼]
ξ゚听)ξ「ふーん……」
とりあえずこのワンコが凄いことは理解できた。
医者の作ったロボット。
一体どんなロボットなんだろう。
( ^^ω)「ところで、私がここに来た理由はもう一つあるホマ」
あ、まだ第三部隊の資料に目を通してないのに先に進もうとしている。
まあいいか。
後で見れば。
( ^ω^)「理由ってなんですかお?」
( ^^ω)「ジョルジュ君は旧式だからこの先、結構辛いと思うんだホマ。たとえ優れていたとしても」
_
( ゚∀゚)「ま、そうだな」
たしかに、その通りだ。
仮にも特別部隊。
この先、ワープの数が頻繁になれば戦闘も多くなってくる。
良く考えれば、旧式のジョルジュが入っていることに少し疑問が残る。
51 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 16:28:55.29 ID:BHjHjMZ10
( ^^ω)「ということで、とても素敵な換装パーツを所長から預かってきたんだホマ」
_
( ゚∀゚)「おお! 助かるぜ! もちろんファンキーなんだろうな?」
(;^^ω)「……ファンキーかどうかはわからないホマ」
なんでこの子はファンキーにこだわるんだろう。
……私にはファンキーは早すぎる。
川 ゚ -゚)「では今からテストを?」
( ^^ω)「そうホマ。そのために第一部隊を最後にしたんだホマ。他はもう昨日の夜のうちに回ったホマ」
今からテストみたい。
でもここにはテスト用のダミーは無いので誰かが相手をしなくてはならないわけで。
ξ゚听)ξ「だれがテストの相手になるの?」
( ^^ω)チラッ
( ^ω^)「おっ?」
( ^^ω)「内藤君に頼むホマ」
(;^ω^)「……不細工って言ったからですかお?」
どうやら決まったみたい。
しぇー
53 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 16:33:46.31 ID:BHjHjMZ10
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(//‰ ゚)
(//‰ ゚)「もう終わりか。この程度の奴らに今まで殲滅されていたとは」
(#゚;'.;、
ξ。li)
(//‰ ゚)「所属は……」
(//‰ ゚)「……ワープ特別対応第三部隊? 聞いたこと無いな。こんなチームを作っていたのか」
(//‰ ゚)「何部隊あるかわからんが、この程度の腕。高が知れている」
(//‰ ゚)「とりあえず、情報送信」ピピッ
(//‰ ゚)
(//‰ ゚)「さて、この先どうしたものか」
(//‰ ゚)
(//‰ ゚) ピピッ
(//‰ ゚)「通信?」
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 16:36:55.74 ID:2HBHWtER0
ワープ特別対応部隊できたばっかなのにいきなりやられてんのか…
支援
55 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 16:38:06.75 ID:BHjHjMZ10
(//‰ ゚)「ハイ。横堀デス」
「先ほどから情報の送信が立て続けに行われているが」
(//‰ ゚)「ハイ。自爆装置が機能しなかったためデス」
「ふむ……。ならば仕方あるまい。これからは敵機との交戦は控えてくれ」
(//‰ ゚)「了解デス」
「何か大きな動きがあれば、新たに任務を与える。それまでステルスで待機」
(//‰ ゚)「了解デス」
「頼んだぞ」ブチッ
(//‰ ゚)
(//‰ ゚)「ふむ……。待機とは退屈なものだな」
(//‰ ゚)「……ステルス」
フッ・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
56 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 16:42:19.06 ID:BHjHjMZ10
_
( ゚∀゚)「ヒュー! クールなパーツだな!」
( ^^ω)「気に入ってもらえてよかったホマ」
ジープから出てきたのは大きな黒い腕。
いつも戦闘用に付けている腕とあまり変わりは無いように見える。
ただ、腕の先には大きな銃口。
口の大きさから高火力だということがなんとなく、わかる。
_
( ゚∀゚)「見た感じ、長距離射撃用か?」
( ^^ω)「そうホマ。あと、これを」
マルタスニムさんが右手に持っていたゴーグルをジョルジュに渡した。
このゴーグルでロックオンするのだろうか。
これはカッコイイかもしれない。
_
( (==)「ジャーン」
ξ;゚听)ξ
つけてみるとそうかっこよくも無かった。
というより、完全に誰だかわからないほど顔が隠れてしまっている。
これは微妙。
微妙なこと、この上なし。
57 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 16:47:08.16 ID:BHjHjMZ10
川 ゚ -゚)
川 ゚ -゚)「ジョルジュ」
_
( (==)「あ?」
川 ゚ー゚)bそ「最高にクールだ」
_
( (==)「ヘヘッ」
_
( (==)bそ「アイム、ファンキー!」
やっぱりこの子たちと私の思考回路は違うと思う。
しかも、珍しくクーが笑ってる。
超笑顔。
[ピピッ]
|::━◎┥[おーい。そろそろ始めてくれお]
スピーカーからブーンの声。
どうやら痺れを切らしたみたい。
ブーンが着替えてからかれこれ20分くらい経ってるから、当然といえば当然か。
|::━◎┥
ちなみに、ブーンは歯車王に着替えて長距離射撃のぎりぎり当たるラインに待機している。
なんとか目視出来るくらいの距離だ。
58 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 16:53:39.00 ID:BHjHjMZ10
( ^^ω)「じゃあ、始めるホマ」
_
( (==)「OK」
_
( (==) ガチャガチャ
ジョルジュが右腕を取り外し、新しい換装パーツに組み替える。
手馴れたもので、一見めんどくさそうにみえる作業も手早くこなしている。
私じゃとても出来ない。
まあ、ロボットを引き合いに出すのはおかしいけど。
川 ゚ -゚)「もし、この換装パーツとゴーグルがとんでもなく高性能だったら……」
ξ゚听)ξ「ん?」
ぼーっとジョルジュの換装を見ていたら急にクーに話しかけられた。
川 ゚ -゚)「ブーンは無事ではないな」
ξ;゚听)ξ
いや、大丈夫でしょ。
来るとわかってる攻撃が避けられないってことも無いと思うし。
大丈夫。
うん。
大丈夫よね?
59 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 16:57:53.57 ID:BHjHjMZ10
_
( (==)「装着、かんりょー」
_
( (==)「かっこいいぜ!」
ジョルジュの腕には普通の腕の5倍くらいはある見事な兵器が装着されていた。
前は少しおかしいと思っていたけど、最近はこのアンバランスさがかっこいいんじゃないかと思い始めている。
太陽に照らされて光る黒がかっこよさを倍増させてるような気もする。
とてもかっこいい。クールとはこのことか。
……うん、かっこいいんだけど。
本当に大丈夫かしら。
ブーン。
( ^^ω)「よし。じゃあ、ブーン君。適当に動いてみてほしいホマ」
|::━◎┥[了解ですお]
ξ;゚听)ξ
川 ゚ -゚)「心配だな」
ξ;゚听)ξ「え、ええ、しんぱ……」
ξ;゚听)ξ「な、何言ってんの! 心配なわけないじゃない!」
川 ゚ -゚)「……どうした?」
心配なんてしてないわよ。きっと大丈夫。大丈夫。……私がやればよかったかな。
@@@@
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 16:59:26.63 ID:2HBHWtER0
ジョルジュの装備かっこいいぜ!
ブーンがどうなることやら支援
62 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 17:01:47.56 ID:BHjHjMZ10
|::━◎┥[じゃ、行くおー」
遠くに粉塵が上がり始めた。
ブーンがジェットで駆け回っているらしい。
_
( (==)
_
( (==)「おお……」
_
( (==)「おお!」
ξ;゚听)ξ
川 ゚ -゚)「どうだ?」
_
( (==)「ブーンの動きが手に取るように見えるぜ!」
( ^^ω)「ホマホマホマ! それは嬉しいホマ」
ジョルジュは肩を震わせて感動している。
手に取るようにわかるって、すごい高性能なのかしら。
まあ、そうよね。
旧式のスペックを補えるくらいの補助パーツじゃなきゃ、だめだもの。
だ、大丈夫。大丈夫よ。だって、ブーンよ? 大丈夫、大丈夫。
63 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 17:05:25.16 ID:BHjHjMZ10
_
( (==)「じゃ、打つぜブーン」
|::━◎┥[当てる気で来いおー」
_
( (==)「任せな! 尻捲くっとけよ!」
|::━◎┥[出したまんまにしといてやるからさっさとぶち込めお]
いつもと大して変わらないノリ。
川 ゚ -゚)「挑発されてるぞジョルジュ」
_
( (==)「俺はクールボーイ。こんなんじゃあ、生ぬるいぜ!」
いつもと大して変わらない会話。
( ^^ω)「発射のタイミングはジョルジュ君に任せるホマ」
_
( (==)「OK。いくぜブーン!」
|::━◎┥[ばっちこ〜い]
ξ;゚听)ξ
ξ;゚听)ξ ソワソワ
緊張してるのは私だけみたい。
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 17:07:48.45 ID:2HBHWtER0
しえん
65 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 17:09:10.72 ID:BHjHjMZ10
_
( (==) ガシャ
巨大な腕から支えのような四本の棒が展開した。
しっかりと土に食い込んで、なにがあっても動かなさそうだ。
銃口を平行より上に向けて、セット。
準備は整ったようだ。
_
( (==)「ごー、よーん、……」
ジョルジュがカウントを始めた。
いつも通りの軽い口調。
だらしない、伸ばしたような。
ξ;゚听)ξ ソワソワ
( ^^ω)「どうしたホマ?」
ξ;゚听)ξ「な、なんでもないです」
大丈夫よね、ブーン。
_
( (==)「さーん、にー、いーち……」
なんで私がこんなに心配しなきゃいけないんだろう……。
66 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 17:14:16.60 ID:BHjHjMZ10
_
( (==)「ファイア!」
ガウンッ……!!
衝撃が頭の中に響いた。
まるで空気が揺れたようだ。
ξ;゚听)ξ
銃口からは煙が立ち上がっている。
ふわり、と風にたなびいて頼りなさげ。
川 ゚ -゚)「あの弾、曲がるな。どういう原理だ?」
ξ;゚听)ξ「曲がる?」
確かに、少しではあるが右に軌道が反れている。
どういうこと?
( ^^ω)「そうなんだホマ! この弾はロックオンした相手に軌道を変えるホマ!」
( ^^ω)「ホーミングの原理を弾に詰め込んだだけなんだけど、これが結構使えるんだホマ」
えっ。やばくない?
67 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 17:18:11.90 ID:BHjHjMZ10
( ^^ω)「ホーミングミサイルみたいにクイクイ曲がって追いかけるわけじゃないから、奇襲に向いてるといえば向いてるホマね」
|::━◎┥[……この弾、軌道が反れるお!]
スピーカーからはブーンの焦る声。
( ^^ω)「大丈夫ホマ。うまーく避ければ当たらないホマ」
( ^^ω)「ホマホマホマ!」
……絶対、不細工って言われたこと、根に持ってる。
わざとにブーンを選んだんだ。
でも、自業自得よね。
お願いだから、しっかり避けなさいよ。
_
( (==)「がんばれよブーン! はじめてのお尻が弾丸なんて洒落にならないぜ」
|::━◎┥[確かに洒落にならんお……!]
川 ゚ -゚)「着弾まで、4秒」
|::━◎┥[OK、華麗に避けてみせましょうお]
ξ;゚听)ξ
みんな心配してないし、大丈夫よ。ツン。あなたも心配することなんて無いわ。
68 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 17:23:42.80 ID:BHjHjMZ10
川 ゚ -゚)「3、2、1、……」
|::━◎┥[ふおおおお!]
川 ゚ -゚)「着弾」
ブーンの間抜けな声をきっかけに、地平線に粉塵が上がった。
うまく爆発からも避けれただろうか。
ξ;゚听)ξ「ブ、ブーン……」
_
( (==)「おっ。ツンちゃん、ダーリンが心配かい?」
ξ;゚听)ξ「ええ……」
_
( (==)「wow!」
本当に心配。
もし、死んじゃったらどうしよう。
一緒に話も出来なくなっちゃうのかな……。
ξ;゚听)ξ
私はただただ地平線を眺めるばかり。
何も考えられない頭で、スピーカーから流れるブーンの声を待っていた。
69 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 17:27:04.61 ID:BHjHjMZ10
|::━◎┥[……なんとか避けれたお]
ξ;゚听)ξそ
避けれてた!
ξ;--)ξ「……ふぅ」
良かった。
本当に良かった。
_
( (==)「良かったな。ダーリンが生きてて」
ξ;--)ξ「ええ……」
_
( (==)
_
( (==)「大変だ。さっきから怒らないし、否定しないぞ」
川 ゚ -゚)「そうだな。じゃあ、ブーンはツンのダーリンで確定だ」
_
( (==)「ヒュー!」
( ^^ω)「彼らはそういう関係だったのかホマ」
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 17:31:03.84 ID:BKeQ8dOZ0
支援
71 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 17:31:35.59 ID:BHjHjMZ10
|::━◎┥ゴオオオオオオオオオ
ブーンが遠くからけたたましい音を立てて帰ってきた。
その後ろに青い尾を引いて。
|::━◎┥バッフゥゥゥ・・・
逆噴射。
私たちに土煙が降りかかる。
|::━◎┥カシュッ
( ^ω^)カポッ
( ^ω^)「いや、凄い武器だお。威力もさることながら、着弾寸前でククッと曲がるとは恐れ入ったお」
_
( (==)「おかえり、ツンのダーリン」
(;^ω^)「おっ?」
ξ;゚听)ξ「あ、ああああんた何言ってんの!」
川 ゚ -゚)「ツンが凄く心配してたぞ。ツンのダーリン」
(;^ω^)「僕、ツンのダーリンなのかお?」
ξ;////)ξ「あんたたち! なんの冗談よ!」
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 17:35:21.95 ID:vGokrS3U0
なんというデレっぷり
73 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 17:35:53.90 ID:BHjHjMZ10
_
( (==)「さっきから言ってたぜ」
_
( (==)「ツンちゃんもしっかり相づち打ってたじゃねえか」
ξ;////)ξ「嘘! そんなの嘘よ!」
あああああああ。
なんてこと言うの、この子たち。
相づちなんて打ってないし。
そもそも好きじゃないし!
でも、心配してたけど。
あれ?
なんであんなに心配してたの?
好きだから?
そんなわけ無いじゃないの!
こんなヤク中お断りよ!
ξ;////)ξ「うわあああああああ……」
(;^ω^)「ぼ、僕はどうしたらいいお?」
川 ゚ -゚)「さあな」
(;^ω^)「君たちから振っといてそりゃないお」
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 17:38:14.37 ID:jdTGd8bo0
ひゅーひゅー
75 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 17:40:11.78 ID:BHjHjMZ10
( ^^ω)「青いホマ……。僕もこんな青春を……」
( ^^ω)ピピピピ
( ^^ω)「はい、マルタスニムですホマ」
ξ;////)ξそ
通信?
ξ;////)ξ「ほほ、ほら。お話してるから、静かにしなさい」
川 ゚ -゚)「一番うるさかったのはツンなんだが」
(;^ω^)「僕は何も言えないお」
_
( (==)「よっ! シャイダーリン!」
ξ;////)ξ「あんたらうっさい!」
なんなのよこの子達。
もう嫌!
( ^^ω)
( ^^ω)「今、第一部隊の所で、換装パーツのテストを……」
76 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 17:43:13.38 ID:BHjHjMZ10
( ^^ω)「ええ」
( ^^ω)「……第三部隊が迎撃に向かったわけですホマね」
(;^^ω)
(;^^ω)「本当ですかホマ?」
ξ;゚听)ξ
……あれ、なんか雲行き怪しい雰囲気?
(;^^ω)「ホマホマ」
(;^^ω)「把握しましたホマ」
(;^^ω)「では、失礼しますホマ」ピッ
( ^ω^)「なんかあったんですかお?」
(;^^ω)「一機のワープしてきたロボットに、第三部隊全滅。生存者無しみたいホマ」
ξ;゚听)ξ
はい?
全滅?
77 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 17:48:05.34 ID:BHjHjMZ10
(;^^ω)「その後敵機はステルス。完全に撒かれたらしいホマ」
第三部隊。
資料に目は通せなかったけど、他の部隊と同様に腕の立つ人、高性能なロボットが配属されていたはず。
それがたった一機に全滅?
どういうこと……?
そんな強い敵、今まで出てこなかったはず。
全支部で死者が出ていないんだから。
(;^^ω)「とにかく、第一部隊、第二部隊。緊急収集だホマ。今から本部へ一緒に行くホマ」
川 ゚ -゚)「了解です」
_
( (==)「特別部隊結成から程なく全滅。先が思いやられるねぇ」
(;^ω^)「これからそういったロボットがワープしてくることもありえるわけだお?」
ξ;゚听)ξ
とにかく、大変なことになった。
目的も、どこから送られてくるかもわからない。
それに、部隊を全滅させるほどのロボットが出てきて……。
対策、取れるの?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 17:50:23.58 ID:J3fdeqPs0
デデンデンデデン
79 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 17:52:31.40 ID:BHjHjMZ10
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【同時刻 某所】
(;<●><●>)「ハァ……ハァ……!」
(;<●><●>)(何とか、撒けた)
(;<●><●>)
(;<●><●>)「ワープ装置は……そこか」
( )ゴソッ
(;<●><●>)「!!」
( ><)つy= カチッ
( <●><●>)
( <●><●>)「ビロード……」
( ><)つy=「ワカッテマス。君がここに来ることは知ってました」
( <●><●>)
( ><)つy=「本当に行ってしまうんですね」
( <●><●>)
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 17:53:27.99 ID:2HBHWtER0
不穏だな
支援
81 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 17:57:02.53 ID:BHjHjMZ10
( <●><●>)「……僕は」
( <●><●>)「いや、僕たちはこの計画は地球の未来を救うと信じて疑いませんでした」
( <●><●>)「そうですね、ビロード? だけど、君も疑い始めてるはずです。こんなの本当は我々のエゴでしか無いということを」
( ><)つy=
( ><)つy=
( <●><●>)
( <●><●>)「この計画の果ては腐っている。違いますか?」
( ><)つy=「僕は……」
( ><)「僕はもうわかんないんです。何が正しくて、何が間違っているのか」
( <●><●>)
( ><)「目の前でちんぽっぽちゃんは殺されて、言うこと聞けって……」
(。><)ポロポロ
(。><)「こんなことされたら、誰も信じられないんです」
(。><)「僕は、僕は……」
( <●><●>)
82 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 18:00:34.95 ID:BHjHjMZ10
(。><)「……ワカッテマス。君は、いつも自分で考えて。自分で正しいことを見極めて。今までそうやって生きてきました」
( <●><●>)
(。><)「僕はその逆。人を見て。人が正しいと思っていることを正しいと思い込んで……」
(。><)「……僕は、弱いんです」
( <●><●>)
( <●><●>)「ビロード。僕と一緒に……」
(。><)「駄目なんです!」
( <●><●>)
(。><)「僕には、もうそんな勇気も残されてないんです」
(。><)「この計画に依存するしか、この計画しか居場所がないんです」
(。><)「たとえ、正しくなくても」
( <●><●>)
(。><)
( <●><●>)
(。><)「ねえ、ワカッテマス……」
83 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 18:04:15.86 ID:BHjHjMZ10
(。><)「正しいことの反対は、間違ってることなの?」
(。><)「それとも、正しいことの反対は、また別の正しいことなの?」
(。><)「教えてください。ワカッテマス」
( <●><●>)
(。><)
( <●><●>)「……それはわかりません」
( う<)
( ><)「強いね。ワカッテマスは」
( <●><●>)
( ><)「答えがわからなくても、前に進める」
( ><)「答えがわからなかったら、自分で見つけようと歩き始める」
( <●><●>)
( ><)「僕には、出来ないんです」
( <●><●>)
( ><)
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 18:05:32.35 ID:2HBHWtER0
ちんぽっぽ…
支援
85 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 18:08:44.44 ID:BHjHjMZ10
[どこに行った?! 見つけ出したら殺せ!]
[まさか、機密を奪わずにワープ室か? おい、見て来い!]
(;<●><●>)「くっ……」
( ><)「行ってください」
(;<●><●>)「ビロード……君は……!」
( ><)つy=「行ってください!!」
(;<●><●>)
( ><)つy=「君が来る前に、ワープを起動させておきました。君のパワードスーツも転送できるように」
(;<●><●>)
( ><)つy=
( <●><●>)「……わかりました」
( ><)「さあ、早く」
( <●><●>) カタカタ
( <●><●>) ピッ
ヴゥゥゥ……ンン……
86 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 18:12:23.50 ID:BHjHjMZ10
( <●><●>)
( ><)
( <●><●>)「……さようなら。ビロード」
( ><)「さようなら。ワカッテマス」
( <●><●>)「ワープ、開始」
(。><)ポロ・・・
(。><)「君は」
( <●><●>) ヴヴヴヴヴヴ・・・
(。><)「君はいつまでも、僕が大好きな強いワカッテマスでいてください」
( <●><●>) ヴヴヴヴヴヴ・・・
( <●><●>)「……ビロード! 君も僕と一緒に……!」
( <●>;;;;:::::......「ビロー……」
;;;:::::..... フッ・・・
(。><)「僕は……僕は……」
ξ゚听)ξパワードスーツを身に着けて、のようです つづく
87 :
◆24es8un4MA :2011/01/16(日) 18:15:21.74 ID:BHjHjMZ10
あとがき
解説っつーか、いつものあれは奇数回でやるようにします。
あと、また期間が開いてしまうかも知れません。
ほんのり忙しくなってきましたので。
その間にしっかり書きだめしておきます。
今日のスレ建て手伝ってくれた人、サンクス!
熱かったぜ。
それでは……。
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 18:15:47.77 ID:2HBHWtER0
話が本格的に広がって来たね
今後の展開が楽しみだ
乙
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 18:16:26.67 ID:5Drf3xbm0
乙
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 18:18:28.98 ID:B1u2k4kt0
乙!!おもしろくなってきた!!
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 18:30:16.68 ID:vGokrS3U0
乙
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 18:30:55.47 ID:Rq1dAJWH0
来てたのか
乙です、今から読む
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/16(日) 18:37:52.57 ID:jdTGd8bo0
乙!次回も楽しみにしてるよ
乙でした