1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
i⌒l l⌒ヽ
.| ((,,゚Д゚) | <…代理
ノOト─1つ|
/|:ヒ二コ:|
( >ト-イノ
(ノ▽∪
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 19:17:13.35 ID:1oL1Mz8XO
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 19:17:48.78 ID:oWHQFpVv0
夢を見た。
光が一切入ってこない、暗い、暗い、虫篭の中。
必死にもがく俺が居て。
誰かに手足を、一本ずつ毟られる
そう、まるで無邪気な子供が、蟻の足を一本ずつ毟り取るような感じでさ。
本当に、怖かった。
やっと、現実に覚醒できたと思ったら。
さっき見た夢と同じ、虫篭の中。
何時になったら、現実に戻れるんだ?
誰か助けてくれ・・・・・・・・・
―――――( ・∀・)虫篭のようです―――――
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 19:21:29.93 ID:oWHQFpVv0
光が完全に遮断された空間に、男がいた。
頭をボリボリ掻きながら、途方にくれている。
( ∀ )「しかし、ここはどこなんだ?」
確か歌舞伎町で酒を飲んで、それから・・・・・・・。
駄目だ覚えてねぇや。
オマケに、大音量で音楽が流れてやがる。頭が痛くなりそうだ。
これ何処かで聞いたことあるな、天国と地獄だっけ?
----------------
------------
---------
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 19:25:14.57 ID:oWHQFpVv0
とりあえず、自分の状況を整理してみる。
視覚、聴力は役に立たない。
それ以外の感覚なら問題なく使える。
ここが何所だか分からない。
どれ程の面積がある部屋なのか不明。
食料や飲み水が存在するのか不明。
なんの為にここに閉じ込めたのか不明。
嗚呼、不明な点ばかりだな。
----------------
------------
---------
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 19:29:12.57 ID:oWHQFpVv0
( ∀ )「とりあえず、壁にぶち当たるまで歩いてみるか・・・・・」
俺は手を前に出しながら、ゆっくり歩く。
もし、ずっと歩いても壁に当たらなかったらどうしようと考える。
この状況で壁も存在しなかったら、手がかりは皆無となるからだ。
何せ、本当に闇一色の空間なのだから。
それに聴覚も役立たないと考えると、状況は結構厳しい。
嗚呼、こんな狂った空間から早く脱出したい。
頭が狂いそうだ。
----------------
------------
---------
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 19:33:07.85 ID:ux1vWSIE0
支援
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 19:34:58.72 ID:oWHQFpVv0
暫く歩いていると、手に何かの感覚が伝わる。
久々の刺激にビクッとなるが、モララーは歓喜する。
体の心から冷えそうなほど冷たい物体は、金属製の物だと思われる。
あらゆる場所を触り尽し、それは金属製の壁だと判断した。
( ∀ )「よーし、とりあえず手がかりゲットだな」
それにしても頭が痛い、音量をもう少し下げてほしい。
( ∀ )「なんだか疲れたな・・・・・・・」
急に疲労感が襲い、俺は壁に寄りかかったまま寝てしまった。
( ∀ )「・・・・・・Zzz」
----------------
------------
---------
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 19:38:22.72 ID:+/MQHVD80
期待支援
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 19:39:06.76 ID:oWHQFpVv0
夢を見た。
虫篭の中心に手足を失った俺がいた。
まるで芋虫のようにゴロゴロと体を動かす俺。
狂った夢だ。
そして、誰かの手が俺の頭を持ち上げ・・・・・・・
グチャリっと握り潰す。
胴体だけとなった体は、ビクンビクンと痙攣する。
嗚呼、気持ち悪い・・・・・・・・。
----------------
------------
---------
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 19:44:03.74 ID:oWHQFpVv0
(; ∀ )「・・・・・・っは!!」
俺は覚醒する。
意識が覚醒しても、漆黒の闇が広がっている。
俺は狂いそうになる。
(; ∀ )「なんなんだよ!!!糞が!!!!!!!」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 19:46:47.82 ID:ux1vWSIE0
しえん
支援
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 19:48:05.58 ID:oWHQFpVv0
俺は声を出したはずだが、大音量の音楽のせいで、しっかり声が出たのかさえ分からない。
物凄い不安が襲う。
俺は・・・・・・・声を出せなくなっているのかも知れない。
もしかしたら、これも夢なのかも知れない。
----------------
------------
---------
支援
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 19:51:39.84 ID:oWHQFpVv0
俺は覚醒する。
おいおい、さっきのも夢かよ。
(; ∀ )「ハハ、ついに狂ったか」
相変わらず自分の声も聞き取れない、世界は漆黒で、大音量で天国と地獄を永遠に聞かされる。
いつも通りの世界だが、一点だけ異なる現象が起きる。
(; ∀ )「なんだ、この匂い?」
それはとても懐かしい匂いで、甘く優しい匂いだ。
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 19:56:11.51 ID:oWHQFpVv0
(; ∀ )「この匂いは・・・・・・香水か?」
状況は更に悪化した。
(; ∀ )「これで嗅覚も使えなくなったな。」
しかし、この匂いが現実であるという証明になり、彼は狂う一歩手前で踏ん張ることができた。
( ∀ )「とりあえず、これは現実だ。」
それを期に、彼は冷静さを取り戻すことができた。
----------------
------------
---------
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 19:59:29.46 ID:MQk9qT9z0
支援
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 20:00:28.60 ID:M7OIBUEA0
支援
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 20:01:41.10 ID:oWHQFpVv0
( ∀ )「とりあえずこの壁に沿って歩いてみるか」
ひんやりとした感覚に襲われながら、壁を手に押し付けて歩いた。
歩いている最中に壁に凹みがある部分を見つける。
凹みに人差し指を埋め込み上下に動かす。
その凹みは床からずーっと直線に伸びていて、ここが部屋の角だと理解できた。
( ∀ )「よし、ヒント2ゲット」
彼はシャツを脱ぎ、溝に合わせるように、それを置いた。
ここを起点に、部屋の形を割り出そうと考えていた。
そして、歩幅をほぼ一定にしながら壁に寄り添うように歩き始める。
----------------
------------
---------
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 20:04:35.88 ID:ux1vWSIE0
クライの人?
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 20:08:21.61 ID:oWHQFpVv0
彼は歩きながら、一定の時間に壁を殴る。
香水の匂いに慣れてきてしまい、また現実か夢か分からなくなってきたからだ。
とりあえず今のところは現実の様だった。
(; ∀ )「フゥ・・・・フゥ」
右の拳が痛い。でもこの痛みが夢と現実を区別するための唯一の策。
痛みに必死に耐えながら、己を保っていた。
----------------
------------
---------
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 20:15:02.51 ID:oWHQFpVv0
どれ程時間がたった不明だが、ようやくシャツが置いてある角にたどり着く。
そこで彼は結論を出す。
(; ∀ )「正五角形の部屋か・・・・・?」
常に一定の歩幅で歩いた結果、そう判断した。
さらに途中でドアノブらしき物が存在しなかったため、出口は壁には存在しないと結論できた。
なにこのスレ
ゴミみたいなラノベ発表オナニー会場?
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 20:16:39.59 ID:SU/O300S0
支援する
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 20:18:00.66 ID:oWHQFpVv0
訂正します
>>23×
どれ程時間が経ったか不明だが、ようやくシャツが置いてある角にたどり着く。
そこで彼は結論を出す。
(; ∀ )「正五角形の部屋か・・・・・?」
常に一定の歩幅で歩いた結果、そう判断した。
さらに途中でドアノブらしき物が存在しなかったため、出口は壁には存在しないと結論できた。
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 20:20:49.96 ID:oWHQFpVv0
(; ∀ )「そうなると、出口は天井か床にあるのか・・・・・」
しかし、どうやって漆黒の世界でそれを探せというのだ?
思考を廻らせても、答えは出ない。
彼の精神がどんどん磨り減る。
(; ∀ )「駄目だ、疲れた。寝たい」
----------------
------------
---------
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 20:22:58.38 ID:ux1vWSIE0
しえしえ
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 20:23:37.10 ID:oWHQFpVv0
俺は覚醒する。
右足に違和感がある。
触れてみようとするが、そこには足がない。
立とうとするが、立てない。
頭を掻き毟ろうとするが、それすら叶わない。
俺は芋虫になっている。
嗚呼、誰かに頭を捕まれ、体が宙を浮く。
そして・・・・・・・・
グチャリ
意識を失った。
----------------
------------
---------
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 20:27:25.13 ID:oWHQFpVv0
俺は覚醒する。
いや、もはや覚醒したのかも分からない。
壁を思い切り殴るが手ごたえが無い。
逆の手で頭を掻き毟る
これにも手ごたえが無い
嗚呼、両腕は無いのか。
アハハ、アハハハハハハハハハハ
----------------
------------
---------
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 20:29:49.19 ID:H8htkuR60
ラルクアンシエン
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 20:31:06.73 ID:oWHQFpVv0
俺は覚醒する。
今度は現実なのか?
手足はあるのか?
(; ∀ )「か、確認しなきゃ・・・・・・」
思い切り壁を殴る。
激痛が走る。
逆の手で、頭を掻き毟る。
両腕はあるようだ。
次に両足を確認する。
うん、有るみたいだ。
俺は一安心する。
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 20:33:23.83 ID:+/MQHVD80
こうやって全身の感覚を奪うと
洗脳が簡単になるってばっちゃが言ってた
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 20:35:17.68 ID:oWHQFpVv0
(; ∀ )「そろそろ出口見つけないとヤバイな。」
俺は壁から離れ。
手当たりしだい動く。
不意に、右肩に何か棒のようなものが当たる。
その棒を両腕で触れる。
その棒には、一定の間隔で横に生える棒がある。
横になっている棒に触れる。
左から右にスライドさせると立てに伸びる棒を見つける。
(* ∀ )「これは、梯子か?」
モララーは心の中で歓喜する。
これで、ここから脱出できる。
----------------
------------
---------
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 20:38:52.19 ID:oWHQFpVv0
俺は迷わず梯子を昇る。
相変わらず、漆黒の闇の中で天国と地獄が流れているが、気にしない。
だってもう脱出できるのだから。
そして、暫く昇っていくうちに、ある疑問が沸き起こる。
(: ∀ )「俺は何時まで昇ってるんだ?」
おかしい。
梯子を昇り始めてから結構な時間が経っているはずなのに。
いまだに天井にぶつからない。
これはいったいどういうことだ?
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 20:41:47.59 ID:oWHQFpVv0
(: ∀ )「・・・・・・・・・・」
急に恐怖が彼を襲いだす。
足の震えが止まらない。
その震えは、体を段々と支配していく。
そして、彼は梯子から落下した。
グチャリ。
嫌な音が空間を支配する。
----------------
------------
---------
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 20:45:44.24 ID:oWHQFpVv0
俺は覚醒する。
さっきのも夢だと。
あの痛みも夢だというのか。
夢だとしたら、生々し過ぎる。
(: ∀ )「アハ、アハハハハ!!」
もう駄目だ。
お願いだから。
俺を発狂させてくれ!!!!
俺は大声で叫び散らす。
勿論、その声は天国と地獄に遮られ、自分の耳にも届かない。
----------------
------------
---------
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 20:46:36.48 ID:f1OPVEqd0
支援
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 20:47:03.72 ID:+/MQHVD80
支援
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 20:48:51.56 ID:oWHQFpVv0
俺は覚醒する。
ハハ、もう疲れた。
煮るなり焼くなり好きにしてくれ。
・・・・・・・・・・・・・ん?
( ∀ )「あれ、音が止んだ?」
大音量で流れていた音楽が消えている。
その代わりに、前に嗅いだ香水の匂いがする。
そして・・・。
人間の温もりを感じる。
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 20:49:22.32 ID:VzKeHqFt0
しえ
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 20:52:34.81 ID:oWHQFpVv0
(* ∀ )「・・・・・・!!」
俺の下腹部に気持ちのいい感覚が起こる。
まるでフェラチオをされているような感覚だ。
その部分に手をやろうとするが、両腕が無いようで、触るに到らなかった。
グチャグチャといやらしい音が部屋に響く。
その感触と音は段々と早くなっていき、俺に快感をもたらす。
(* ∀ )「・・・・・・・!!!!!」
俺は強制的に射精させられる。
そして俺の意識はまた闇に戻った。
----------------
------------
---------
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 20:54:37.28 ID:VzKeHqFt0
支援
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 20:55:00.33 ID:SU/O300S0
先が読めん
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 20:56:09.67 ID:oWHQFpVv0
俺は覚醒する。
さっきのは夢なのか?
糞、何か証拠になるものをとっておけばよかった。
でも、さっきの出来事で少しは生きる気力が沸いた気がする。
相変わらず漆黒で大音量なのはご愛嬌だ。
もう、これには大分なれた。
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 20:59:21.20 ID:oWHQFpVv0
( ∀ )「あれ?」
もしかして俺、シャツを着ていない?
( ∀ )「どういうことだ?」
ふと、あることを思い出し、俺は壁を探す。
幸いにも近くに壁があったので、それを頼りに部屋の角を探す。
----------------
------------
---------
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 21:01:25.43 ID:VzKeHqFt0
し
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 21:01:40.19 ID:+/MQHVD80
え
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 21:02:29.93 ID:oWHQFpVv0
暫く、角から角に移動していくと、御目当ての物を見つける。
足の裏から伝わる感触で俺は理解する。
俺のシャツだ。
( ∀ )「・・・・・・・・・・・・・」
確かこれは、俺が部屋の形を確認するために置いたシャツだ。
一体何所から何所まで夢なのか、最早分からなかった。
----------------
------------
---------
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 21:05:18.57 ID:oWHQFpVv0
俺は覚醒する。
はいはい、どうせ夢でしょ。
最早投げやりだった。
俺が生きているのか死んでいるのかも分からない。
もしかしたらこれは死後の世界かもしれない。
嗚呼、きっとそうだ、それなら納得できる。
( ∀ )「・・・・・・・・」
また、音楽が止んでいる。
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 21:08:13.61 ID:VzKeHqFt0
C
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 21:08:30.01 ID:oWHQFpVv0
そして漆黒の世界で、あの香水の香りがする。
甘く優しいあの匂いだ。
「モララー?」
誰かの声が聞こえる。
とても愛おしい声がする。
( ∀ )「うん・・・・・・?」
俺は返事をする。
支援
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 21:11:27.28 ID:oWHQFpVv0
「え、モララー。この声聞こえるの?」
( ∀ )「あぁ、聞こえてるよ、クー。」
擦れた声で返事をする。
「うわああああ!!!モララー!!モララー!!!」
嗚呼、全てを思い出した。
誰か俺を殺してくれ。
----( ・∀・)虫篭のようです 終 ----
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 21:13:59.24 ID:oWHQFpVv0
さてこれで投稿は終了です。
>>21 いいえ、
「ブーンは欲望に支配されているようです」の人です。
ここからは謎解きタイム。
そこまで難しくないと思う。
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 21:18:01.78 ID:ux1vWSIE0
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 21:20:21.71 ID:SU/O300S0
五感を失って病室のベッド上を這いずり回っている?
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 21:23:55.64 ID:oWHQFpVv0
>>57 いいえ。
五感は
>>50の時点で取り戻してます。
ただし全ての五感は取り戻していません。
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 21:28:13.99 ID:oWHQFpVv0
ヒント
虫篭は病院の個室を表しています。
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 21:32:59.97 ID:oWHQFpVv0
ヒント2
香水は現実世界と夢の区分
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 21:34:52.57 ID:ux1vWSIE0
こいうの考えるの苦手だわ…
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 21:36:09.60 ID:oWHQFpVv0
天国と地獄も現実世界と夢を区分してます。
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 21:40:26.50 ID:oWHQFpVv0
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 21:44:08.11 ID:oWHQFpVv0
もう答えだしていいかな?
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 21:45:09.05 ID:o44JXUFUP
まだ待て・・・!
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 21:46:15.44 ID:oWHQFpVv0
>>65 了解。
あんまり難しく考えないほうがいいかも・・・・・。
意外と答えはシンプルだったりします。
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 21:49:18.14 ID:ux1vWSIE0
ミザリーしかうかばなかった
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 21:50:26.40 ID:Y/4HNMT6O
江戸川乱歩の芋虫を思い出した
とりあえず四肢は無くなってるのか?
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 21:53:50.89 ID:oWHQFpVv0
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 21:55:04.76 ID:oWHQFpVv0
>>68 殆ど正解出てますね。
では答え合わせをします。
ちょっとまってて
なんとなくわかったぞ
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 21:58:20.05 ID:M7OIBUEA0
ぬおおお…うっすらとしかわからん…
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 22:02:46.23 ID:o44JXUFUP
あ、わかった!!
手足毟られる方が現実で、暗闇の部屋が夢か!!
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 22:05:38.04 ID:BMl8UTKl0
乙一のあれみたいな感じか
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 22:08:06.62 ID:+nDyuY4n0
ジョニーは戦争へ行ったのほうを思い出したよ
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 22:10:24.91 ID:oWHQFpVv0
もうちょっとお待ちください
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 22:14:43.35 ID:Y/4HNMT6O
∧_∧
( ・∀・) ワクワク
oノ∧つ⊂)
( ( ・∀・) ドキドキ
∪( ∪ ∪
と_)_)
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 22:16:16.88 ID:Y/4HNMT6O
ずれた……
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 22:18:22.53 ID:oWHQFpVv0
まず
>>4で、モララーは酒を飲んでましたが、家に帰る途中で大きな事故に遭ってます。
>>4で光が完全に遮断された空間というのが、つまり両目が潰れているということです。
>>10の時点でモララーは現実世界で完全に四肢を失ってます。(手術で切断)
>>10のグチャリと握りつぶすはモララーの自殺願望の現われ。
>>14では(声が出せなくなっているかも知れない)という時点で喉が潰れていることを表しています。
>>16の香水の匂いは、彼女のクーが来たことを表している。
>>17の「彼は狂う一歩手前で踏ん張ることができた」はクーの必死の呼びかけで峠を乗り越えることができたを表しています。
>>34、
>>35は完全に現実世界に戻るための葛藤を書いています。まあ結局
>>36で梯子から落ちてまた昏睡状態が続くのですが。
>>37でモララーが危険な状態になります。
>>40>>42は香水登場=クーが登場します。本当にモララーを愛していたクーは彼の生きた証を残そうと、人目を盗んで四肢と視力、声を失ったモララーと無理やり交尾します。
このときクーは、モララーはもう助からないと思っています。
そして
>>50で意識が完全に回復します。
そして全てを理解したモララーは「殺してくれ」といいます
ちなみに
>>54の擦れた声は、本当にただの唸り声です。喉が潰れているから当然です。
本人はきちんと声を出していると思っているでしょうが・・・・・
それ以外の表現は、生きるか死ぬかの葛藤を表しています。
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 22:23:05.00 ID:ux1vWSIE0
乙
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 22:24:15.96 ID:M7OIBUEA0
おお…すごい…
乙です!
えぐいお…
乙
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 22:26:54.55 ID:Y/4HNMT6O
おわああああ
生き延びたのが逆に辛いのかと思うと、やる瀬ねえな……
乙乙
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 22:29:33.05 ID:oWHQFpVv0
付き合ってくれた皆様ありがとうございます。
今日一日で考えた割りに良いものが書けて満足です。
あと、好き嫌いが激しいでしょうが
いま連載中の「ブーンは欲望に支配されているようです」もよろしくお願いします。
これ以上に深い作品にしていきたいと思ってます。
それでは、この作品がまとめに載ること祈りながら眠ります。
付き合ってくれた皆様本当にありがとうございました。
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 22:32:53.49 ID:Y/4HNMT6O
これも欲望も面白いよ
もう一回乙
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 22:33:40.09 ID:VzKeHqFt0
おつ
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/15(土) 22:36:59.85 ID:oWHQFpVv0
>>85 ありがとうございます。
少し自信がわきました。
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
発想がすごいな
欲望の方も楽しみにしてる、乙