2011年01月10日
> ついでの余談で申せば、ぼくは明日、都内の病院で、癌かどうかの最終診断を聴く。
> 年末の手術で切除した大腸ポリープは、腸管をほとんど塞ぐほどに巨大で、
> 執刀した医師からは「癌の可能性が極めて高い」と告げられている。
> 術前の検査では、ポリープから癌は一切、発見されなかった。
> しかし切除してみると、ポリープがあまりに大きすぎるので、
> そのすべてをスライスして調べるということだった。
> ぼくは、客観的におのれを見て、しごく平静であった。
> おのれの死生観が嘘ではなかったことが、自分にも分かって、
> この嫌なことばかりの年始に、それだけが嬉しい。
> 明日の最終診断が「やはり癌でした」、「いや癌ではありませんでした」、
> いずれであっても、ぼくは不変である。
2011年01月11日
> ▼今朝、医師の最終診断を聞きました。
>
> いわば仁義として、独研(独立総合研究所)が発行している会員制レポートの会員の方々に、
> 最初にお伝えしたいので、この個人ブログで公表するのは、そのあとになります。
>
> 病院のあと、そのまま羽田空港へ向かい、大阪へ出張していますから、
> まだレポートをまとめる時間がありません。
> ぼくの健康のことだけを会員に伝えるのではなく、通常のレポート配信のなかで、
> さらりと伝えたいので、その通常のレポートを仕上げる必要があります。
>
> 明日以降になると思います。
ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
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