('A`)は野球選手のようです

代理

支援！！！

支援だよ

【まとめ】
・ブーン文丸新聞
　http://boonbunmaru.web.fc2.com/rensai/baseball2/baseball2.htm
・ブーン速(閉鎖)

【1st　season　まとめ】
・ブーン文丸新聞
　http://boonbunmaru.web.fc2.com/rensai/baseball/baseball.htm


久々だから緊張してる。優しくしてね。

【あらすじ】
時は幕末、攘夷派と開国派が真っ向から対立し、坂本竜馬が活躍した時代。
そんなこんなとは全く関係なく農民として稲を育てる農民がいた。
そんな男の名は毒田剛在衛門。彼は戦火にも巻き込まれることなくただひたすらに稲を育てる。
１７話に入っても一切山場が無い今作。一体これからどう話を展開するのか。

支援！！

あ、ながら投下なのでよろしくお願いします。

ほいほい

(；'A`) 「ある日突然お箸より重い物が持てなくなってしまったー！！」

（　＾ω＾）　「バットも持てないのかお？」

(；'A`) 「バットなんて９００ｇもあるんだぞ！　そんな重さの箸がどこにある！！」

（Ｋ‘ー｀）　「ボールも？」

(；'A`) 「もちろんだ！」

（　・∀・）　「クズ」

(；'A`) 「ああどうしよう……え？　茂等さん今何て」

(´･ω･`)　「クズ」
(,,ﾟДﾟ)　「クズ」
（´<_｀　）　「クズ」

(；'A`) 「み、みんな……？」

（　＾ω＾）　「バットも持てない」
（Ｋ‘ー｀）　「ボールも持てない」
［｀―´］　「もちろんグラブも持てない」
(　＾Д＾)　「そんな野球選手」
（　ﾟ∀ﾟ）　「クズですね」


(；'A`) 「み、みんな……何言ってるんだよ？　お、俺にも野球できなくたって何か取りえは」


ζ(ﾟーﾟ*ζ　「何があるの？」


(；'A`) 「！？」

しえんじゃ

支援

ξﾟ�听)ξ「ブサイク」
（　´∀｀）　「童貞」
*(‘‘)*　「毒田くさーい」
从 ﾟ∀从　「更新もしない」


(；'A`) 「さ、最後のは俺じゃない……！」


（　´_ゝ`）　「お前が野球選手じゃなくなれば」
<ヽ｀∀´>　「何が残るという？」


(；'A`) 「……」


（　＾ω＾）　「はっきり言うお」
Ｎ| "ﾟ'`　{"ﾟ｀lﾘ　「野球の出来ないお前は」
/ ,' 3　「クズだ」

ガツン、と頭を一発殴られた気がした。
自分は今までずっと野球をしてきた。だから、野球の無い自分なんて考えられなかった。
確かに、自分から野球を取れば…何が残る？


('、`*川　「毒田さん」


(；'A`) 「い、伊藤さん！」


そんなことを考えていると、目の前に伊藤さんが現れた。
俺の想い人であり、俺にとって大事な人だ。


('、`*川　「クズ」


そんな人に罵声を浴びせられ、俺の意識は闇に落ちた。

しえーん

('A`) 「伊藤さーーーん！！」


起きた時、そこは見慣れた部屋でした。
起きるときに大声を出してしまったからか、隣の部屋から壁をドンってされた。怖かった。


(；'A`) 「あー、なんつー夢見たんだよ……」


昨日の見逃し三振は確かにひどかった。
言い訳もできないほどだった。だからと言って自分があんな夢を見るなんて……。


(；'A`) 「久々の1軍だったし、緊張が来てたのかな」

('A`) 「……顔でも洗うか」

そう言って隣ですやすやと裸で眠る人物を乗り越え、服を着て洗面所に向かう。
蒸し暑い夏の夜だ。顔を洗ってさっぱりした後は寝汗を補給するように1杯の水を飲む。
体にしみわたるとはこのことだろう。


('A`) 「あー、うま」


試しに部屋に立てかけてあるバットを手に取る。
それはいつも通りの重さを自分の手に残しながらすんなりと持ちあがった。


('A`) 「やっぱ夢だよなあ」


現実にお箸以上の物が持ち上がらなかったらどうしようと思っていたところだ。
この結果に少しほっとする。


('A`) 「……ん？」


なにか、冒頭のほうにひっかかる物があるような。

支援

ちょっと離れる支援

前回って代打見逃し三振の話だったっけ？

('A`) 「裸の人物……？」


そして、自分は起きた時に服を着ていなかった。
昨日は試合後に飲み会を開催。途中で地元の女子会（笑）グループも参戦していたような気がする。


(；'A`) 「……」


おいおいおいおい。


('A`) 「これは……まさか……」


脱童貞。


(*'∀`) 「しちゃいましたか―――！！　酒の勢いヒャッハァ―――！！！！！」

支援

先ほどに引き続き、隣人に壁ドンをされてから少し冷静になる。
昨日の飲み会で撮った集合写真を携帯で見る。


('A`) （よっしゃ、全員ええお顔立ちされてなさる！！）


昨日俺たちの飲み会に乱入してきた女子会（笑）メンバーは相当な美貌の持ち主たちだった。
美貌だけでなく性格も良かったようで、隅で烏龍茶ばっかり飲んでる俺にも絡んできてくれたいい子たちだ。


ｲ从ﾟ ｰﾟﾉi、『ねーこの人暗くなーい？』

ﾘi､ﾟｰ ﾟｲ｀!　『本当に野球選手なのー？』

（　＾ω＾）　『多分』

从´ヮ｀从ﾄ　『やめなよーそんなに言ってあげたらかわいそうだってー』


('A`) 「……あれ」


この昨日の飲み会の流れを思い出してみると、俺に好意があったわけじゃない気がしてきた。
しかし、今俺のベッドには明らかに俺ではない何かが寝息を立てている。それも全裸で。

しええん

しえん

('A`) 「誰だ……？」


ただでさえこれまでの空白の5ヶ月で一線を越えてしまっているのだ。
画面の前の少ない俺のファン様にも俺の筆おろしの相手がだれかは気になるところであろう。


('A`) 「……」


そーっと、そーっと顔を隠している布団をはぎとってみようとする。
寝ている人物は寒いのかなかなか布団を離してくれない。


('A`) 「……せーのっ！」


掛け声とともに勢いよく布団をはがす。
そして現れた顔は俺が良く見慣れたものだった。


（Ｋ‘ー｀）　「うーんすやすや」


('A`)

誰だよ支援

こんな時間に..支援

ついにその一線を･･･

('A`)

('A`)

('A`)

('A`)

（Ｋ‘ー｀）　「すやすや」

（Ｋ‘ー｀）　「ん……朝か……」

('A`) 「お、」

（Ｋ‘ー｀）　「あれ、毒田さん。おはようございます……なんで毒田さんが僕の部屋に？」

('A`) 「おは、オハヨウ」

（Ｋ‘ー｀）　「なんで片言……ていうか、なんで僕、服を、着てない、あれ？」

('A`)

（Ｋ‘ー｀）

('A`)

（Ｋﾟーﾟ）　「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ！！！！！！！！！！！！！！」

お隣さんの通算3度目の壁ドンが炸裂したところで慶三の叫びが止まるはずもなく。
俺は慶三をなだめるのが精いっぱいだった。


（Ｋ；ﾟーﾟ）　「うわあああああああああああ！　やだあああああああああああ！！！！！」

(；'A`) 「待て！　時に落ちつけ！　多分暑かったから裸で寝ていただけだ！　多分！」

（Ｋ；ﾟーﾟ）　「絶対嘘だあああああああ！！！　なんだかお尻が痛い気がするしいいいいいいいい！！！」

(；'A`) 「なんですと！？」


あわてて自分の息子を確認してみる。


('A`) 「くっさい！！」


違う！　確認するのはそこではない！
最近悩みが多すぎて右手に登場してもらうのも久しくなかった！
だからもし交わりあっていれば息子が賢者モードに入ってるはずだ！


(；'A`) 「……」


しんなりしてやがる……！

なんだよこれｗｗ

（Ｋ；ﾟーﾟ）　「もうやだあああああああああああ！！！　やめる！！　人間をやめてやるうううううううう！！！」

(；'A`) 「おおおおおおおおおおおおお落ち着け慶三気のせいだ。俺が妙にスッキリしているのも気のせいだ」

（Ｋ；ﾟーﾟ）　「もうやだ……助けてえええええええええ！！！　誰かあああああああ！！　男の人呼んで――！！！！」


そんなこんなの大騒ぎをしているとさっきから鳴りやまなかった壁ドンが急に止まった。
かと思うと隣の部屋のドアが開く音がして、この部屋のドアが開く音がした。不用心にも鍵を閉めていなかったのだ。
隣人のおばさんが勢い良く突入してきた。


J(#'ｰ`)し　「うっせーぞてめえらこらあああああああああああ！！！！！！」

J(#'ｰ`)し　「今何時だと思ってんだてめーら！！！！！　朝の7時だぞ！！　そんな時間に騒がしいのはみのもんただけで充分じゃ！！！！」

J(#'ｰ`)し　「だいたいそのブサイク面には前から……」

J( 'ｰ`)し　「……」

J( 'ｰ`)し


('A`)　←いつものブサイク
（Ｋﾟーﾟ）　←尻を抑えながらうずくまり、ブサイクに慰められているイケメン
この部屋　←イカくさい

J( 'ｰ`)し　「……お邪魔しました」

(；'A`) 「絶対誤解された―――！！」

sien

('A`) 「まあ、あれだよ。事故？　みたいな感じで」

（Ｋ；ー；）　「事故ってなんだよ……パワプロでも選手データ消すレベルだよ……」

('A`) 「まあ、これからまた試合あるし。お前ヴィッパーズの核弾頭なんだから。な？」

（Ｋ；ー；）　「もうやだ。新宿で過ごす……余生はママになって終える……」

('A`) 「けいぞー！！　戻ってこーい！！」


このままではらちが明かないので昨日のことを知っていそうな奴に電話をかける。
昨日の飲み会で一緒になって騒いでいたのは……


('A`) 「伊陽！」


その名を思い出し、電話をかける。
ワンコール、ツーコール。出るまでの時間がやけに長く感じる。

『はい……もしもし』

('A`) 「伊陽か！？」

『はい……伊陽ですよぅ。毒田さん……まだ朝の7時ですよぅ』


寝起きの声で伊陽が返答する。
正直寝かせてあげたいがこっちはそんなことを言っている場合ではない。


('A`) 「それはすまん。手短かにに行くが、昨日の飲み会俺はどんな感じだった？」

『昨日の飲み会？　……毒田さんは酒乱ですよぅ』

('A`) 「え」

『女子会（笑）メンバーが入ってくるまでは烏龍茶しか飲んでなかった毒田さんがカパカパとウォッカを空けだして』

('A`) 「え」

『べろべろになった毒田さんは女子に手を出そうとしたけど拒否されたから僕にキスしましたよぅ』

('A`) 「……」

支援だ

『こんなところですよぅ。……もう毒田さんとは飲みに行きませんよぅ』

(；'A`) 「そ、それはすまなんだ……ところで、そのあと俺はどうしてた？」

『んー……僕は1次会で帰ったんで分かんないですよぅ』

(；'A`) 「お、俺は1次会で帰らなかったのか……」

『慶三とガイエルと省吾さんに抱えられながら2次会に消えて行きましたよぅ』

('A`) 「慶三……」

『……それが何か？』

(；'A`) 「え！　いやははははははははははっははっははははははははははは」

('A`) 「なんでもないよ。じゃっ！」

『あ、ｔｙ』


伊陽との通話を終了し、黒の可能性がさらに高くなったことを実感する。
慶三はまだ隣でしくしくと泣いている。

その後、俺たちの足取りを追ってみても最終的な情報は『俺が慶三に担がれて家まで帰された』だった。
つまり、ここに入った人間は俺と慶三の2人しかいない。


('A`)

（Ｋ；ー；）


そして、俺は妙にスッキリしている。
慶三は尻が痛い。


（Ｋ；ー；）

('A`)

支援

>>4
待ってた！
無事完走したらペロペロしてやる

「練習、行こうか……」

「先生、お尻が痛いです……」

「大丈夫！　気のせいだから！　大丈夫！」

「あ、でも、もしものときのために別々に球場入りした方が……」

「そ、そんな社内には関係を隠しているカップルみたいな……」

「で、でももしも何かがあったら……オエッ」

「わ、わかったわかった！　別々に行こう！　俺が先に行くから！」

「お願いします……げろげろ」

「せ、洗面所で吐いてー！！」

レールウェイズスタジアム所沢


（　・∀・）　「毒田おーっす」

('A`) 「こ！　こんにちわ！！」

（；・∀・）　「声でけえ！　うるさいよ！」

('A`) 「す、すいません」


この人は茂等弘和さん。ヴィッパーズを長年に渡って支えてきた生え抜き内野手だ。
今は俺のポジションである二塁手でレギュラーとして張っている。今年で37歳だがまだまだやれそうな気配を持っている。


J（　ﾟ_ゝﾟ)し　「うーっす」

('A`) 「あ、アーロン……悪かったな、朝早くに電話なんかしちゃって」

J（　ﾟ_ゝﾟ)し　「かまわんよー」

こいつはアーロン・ガイエル。助っ人外人だが日本でのキャリアはもう4年になる。
非現実的な『魔空間』の使い手だ。今年で38歳だがチームで一番はっちゃけていると評判だ。
だから飲み会でやらかすのはアーロンだと思っていたのだが……

J（　ﾟ_ゝﾟ)し　「あかんでー？　飲み過ぎは」

('A`) （アーロンに説教食らう日が来るとは…）

支援

［｀―´］　「やあやあ毒田。昨日は荒れていたねー」

('A`) 「山本さん……」


山本省吾さんはヴィッパーズ所属の投手で決してトレードはされていない。
昨日の飲み会でも山本さんは大人っぽくジンだかウォッカだかオマンコだかをニヒルに傾けていた。
オードリー若林に似ていることは皆の暗黙の了解だ。


［｀―´］　「昨日は負けちゃったけど今日も大事な一戦だ。気を引き締めようね」

('A`) 「……はい」


気を引き締めろ、がケツを締めろ、に聞こえてしまった俺はもう駄目かもしれない。
大事な一戦、というのはこれから行われるレールウェイズとの試合だ。
レールウェイズは現在リーグ首位。それを追いかけるのが我らがニュー速ヴィッパーズ。
昨日の天王山第1ラウンドは俺の見逃し三振により敗戦。ゲーム差は３．５に広がっている。


［｀―´］　「ここから2連勝すればゲーム差は１．５。そうなれば優勝も見えてくるさ」

紫煙

しばらく音沙汰なしだと思ったらとんでもないことになってやがる

レールウェイズの練習が終わり、ヴィッパーズの練習が始まる。
と、同時に門も開放されるため、気の早いファンが観客席を彩り始める。


「毒田ー！　サインくれー！」

「毒田―！」

「毒田―！　ブサイク―！」

「毒田ー！　バカー！」

「バカ！」


('A`) 「うっせー！」


というわけで外野のフェンス辺りをランニングしているとファンのこんな声も聞こえてきたりする。
ここで軽いサインなどを行う選手もいるようだが、もちろん俺はそんなことしない。
だいたいが罵倒の言葉しか投げかけられんし。

「KZー！」

「慶三クーン！　結婚してー！」

「なんで川島悟りの表情？」

「毒田にでも犯されたんじゃね」

「その発想はなかったわ」


('A`) （鋭い……）


若手の急先鋒で顔立ちもいい慶三は人気がある。
だからこういうときはファンのサインおねだり攻撃が飛び出すし、慶三も良くそれに応えているのだが。


（Ｋﾟーﾟ）　「ｵｲｯﾁﾆｰｵｲｯﾁﾆｰ」

('A`) （ありゃあ無理そうだな……試合までに戻ればいいけど）


今の慶三がランニングする姿は怖い以外の何物でもなかった。

421 名前：いやあ名無しってほんとにいいもんですね[sage] 投稿日：2011/01/07(金) 18:50:51 発信元:219.125.145.43 [6/6]
野球選手に盛大な支援をお願いしたい

シベリアより配達

いやん

まあ、そこの問題は試合後にまた考えるとしてだ。
さすがに慶三も犯されたといって試合に影響を及ぼしたりはしないだろう……たぶん。
プロである以上そうと信じたい。あるいは放心状態の慶三でもヒットを打てるような本能に期待したい。


('A`) 「俺がレギュラー復帰かあ……」


正直、自分でも不調を脱したとは思えないし、まだレギュラー復帰は速いような気がする。
今の俺の状態なら茂等さんのほうが打つだろうし、守備など月とうんこみたいな差がある。
だのに。


(；'A`) （3番セカンド毒田……うう、無理だろ）


なんと、クリーンナップに指名されてしまったのである。
確かに調子のいい俺ならクリーンナップも自信を持ってこなすが……

しえん　

はじき出された茂等さんはサードに。
実戦で茂等さんにサードを経験したことがあるのか聞いてみた。


（　・∀・）　『ねーよｗｗｗｗｗｗ』


との回答だった。調べてみると新人時代に2試合だけ経験があるらしい。
この時期にほぼ未経験のサードにコンバート。今季からショートからセカンドにコンバートしているにもかかわらず。


('A`) 「茂等さん……」


守備なら俺より茂等さんのほうが120倍は上手い。
守備の中でもより大事なセンターラインは名手で固めるべきなのだが……


('A`) 「……」


守備は遠く及ばない。
ならば、打撃で自分の存在を主張するしかない。
3番という打線の核。守備が出来ないことによる重圧。
それらが自分にとってどんな方向に作用するかは、わからなかった。

ふーむ

('A`)は野球選手のようですに凸
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1294395211/1

1 名前：風吹けば名無し[] 投稿日：2011/01/07(金) 19:13:31.59 ID:nVCoB9UX
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1294382341/

なんJから突撃がくるぞぉぉぉぉｘ

ドクオって何で外野にコンバートされないんだろう？

この時に気づいていてもおかしくなかった。
そういえばレールウェイズ側の監督の顔色がおもわしくないなあ、とか。
いつもは先輩だからって試合前に挨拶に来てくれる後輩の長岡が来ないなあ、とか。

先攻・ニュー速ヴィッパーズ　（※印は外国人）
打順　守備位置　名前　AA　年齢
打率　本塁打　打点 　(成績は試合前のもの)

１　SS　川島慶　（Ｋ‘ー｀）　23
．２８４　１０　３１

２　３B　茂等　（　･∀･）　37
．２９３　２　２２

３　２B　毒田　('A`)　２６
．２３７　０　７

４　１B　宝　(　＾Д＾)　28
．３１８　２２　７４

５　RF　※ガイエル　J（　ﾟ_ゝﾟ)し　38
．２０７　２０　４１

６　LF　伊陽　(=ﾟωﾟ)　25
．２７８　１１　３９

７　C　比木　(-＿-)　31
．２８８　９　３１

８　CF　擬古　(,,ﾟДﾟ)　32
．２８７　０　１７

９　P　秋山　19
5勝　4敗　防4.17

後攻・シベリアレールウェイズ　（※印は外国人）
打順　守備位置　名前　
打率　本塁打　打点 　(成績は試合前のもの)

１　SS　宇野
．-.-- ０　０

２　3B　今岡　
．２２７　０　６

３　RF　多村
．１８７　０　３

４　１B　藤山　／^o^＼　27
．２８７　１４　４９

５　CF　小和田　(^o^)　33
．３０２　１４　５０

６　LF　グリーンウェル
１．００　１　１

７　C　悠太郎　|　^o^　|　24
．２０９　２　９

８　２B　元木
．２３４　０　７

９　P　斉藤和
０勝　０敗　防-.--

しえしえしえ

コラコラコラコラ〜ッ！(`o´)

捕手

ごめん、ちょっと風呂行ってきます。

ほーい

�C

スタメンひでぇｗｗｗ

ほしゅーーーー

まだか

(；'A`) 「なんじゃあのスタメン……」


2軍に近い打線、いやいっそこれは2軍の打線と言ってしまってもいい。
それほどまでにレールウェイズの打線はひどかった。
まず、レールウェイズの代名詞にまで成長した長岡の不在。
3割を楽々越すアベレージに30盗塁当たり前の脚力。守備も１級品で最近では長打力も付いてきた。


('A`) 「そんな化け物がスタメン落ち……？」


なんだなんだ、最近では相手を舐めてかかるのが流行りか。
それともあれか。偵察メンバーか。多いな。


（　・∀・）　「いや、あれが今日のレールウェイズの本気のスタメンだ」

('A`) 「なんで……どうしてこうなった。グリーンウェルなんて神のお告げを聞いて帰ったはずなのに」

（　・∀・）　「年棒はしっかりふんだくってな……本当に日本球界を舐めた奴だった」

J（　ﾟ_ゝﾟ)し　「なんか食中毒が蔓延したらしいでー」

('A`) 「食中毒？」

おかえり

昨日アーロンが喋っていた内容が思い出される。
確か暑いから食中毒や腐った食べ物には気をつけろということだった。


('A`) 「まさか……」

J（　ﾟ_ゝﾟ)し　「？」

('A`) （……違うか。さすがに）

(　＾Д＾)　「しかしレールウェイズも運が悪いというかなんというか。スタメンがほぼいないじゃん」


今日から４番に座る宝さんが呟く。
確かにぱっと見て実績がある選手は小和田ぐらいのものだ。
……そういえば。


('A`) 「小和田さんってかなりのスぺランカー体質だったような気がするんですが……」

（　・∀・）　「ん、そういや倒れてないな。奴なら他のまったく関係ないことで休んでそうだが」

＼(^o^)／　「……」


小和田はかつて恵まれた体から糞のような怪我を乱発するスぺランカーだった。
今では西麻布の関東連合から入手した薬によって完全無欠の体を手に入れている。
それは例え腐った鶏肉でもスカスカのおせちでもまったく傷つかない完璧な体だった。


／^o^＼　「スタメン全滅ﾜﾛﾀ」

|　^o^　|　「やばいです　どうしましょう」

＼(；；；^o^)／　（……やべえ）


この２人は昨日の小和田主催の飲み会には参加していない。
だから無事で終わったわけだが、この２人はこの事態の責任が小和田にあるのを知らない。

> スカスカのおせち
６Pチーズのことか

しえん

昨日　居酒屋　『樹海』


（＾ｑ＾）　『おらおら飲め飲めやろーどもー』

| 　＾o＾　|　『ぐわあ、もうのめません』

（　＾＾ω）　『し、しぬ……のみすぎでしぬ……』

（　｀ー´）　『避けろナッパ――！！』

（　ﾟ∀ﾟ）　『ぬわーっ！！　唐突なネタも飲み会のノリならでは！！』

＼(^o^)／　『……むう』


小和田は水を一口飲み、場を見渡した。
確かに今日の試合に勝ったことは大きい。大きいが、自分を含め少々はしゃぎすぎてしまったようだ。
さらにある歌舞伎役者が腕相撲を挑んできたことも悪かった。あれで場の悪ノリが過ぎてしまった感がある。

時事ネタ入れすぎＷＷＷ

ミス

＼(^o^)／　『諸君！！』

（＾ｑ＾）　『灰皿ぺろぺろ』

（；｀ー´）　『池沼さん死ぬ！　死ぬから！』

（　ﾟ∀ﾟ）　『くっ、目にゴミが……』

| 　＾o＾　|　『ゴシャ』

＼(；^o^)／　『あー、聞いてくれるかな？　一応僕って心のほうはまだスぺ体質だからさ』


全員がこちらを見ているのを確認してから喋り出す。
まだ灰皿を舐めている池沼は見なかったことにする。

作者なんJ民やろ

＼(^o^)／　『このままでは明日に差し支えてしまう。だから薬を渡しておくので寝る前に飲むように！』

（　｀ー´）　『薬……』

＼(^o^)／　『野球規約には引っ掛からない！　市販されてる酔い覚ましの薬だから大丈夫だ！』

（＾ｑ＾）　『錠剤ぺろぺろ』

（　＾＾ω）　『怪しい……』

（　ﾟ∀ﾟ）　『まあまあ。このままじゃ明日に残っちゃうのは確実ですし。ありがたく頂きましょうよ。人数分あるんですか？』

＼(^o^)／　『もちのロンさ』

（　ﾟ∀ﾟ）　（古い……）


長岡がサランラップに包まれた錠剤を受け取ったのを皮切りに参加者が１つずつ錠剤を受け取っていく。
結局最後の池沼が受け取り、小和田が持っていた錠剤はすべてなくなった。

はいざらでてきーらをのんだことあるひと

ない

（　＾＾ω）　『でも先輩に渡されたからと言って得体のしれない錠剤を飲むのは……』

＼(^o^)／　『まったく長谷川は疑り深いなあ』


そう言って小和田は包みを外し、水で一気に錠剤を流し込む。
ゴクン、という音が樹海界隈に轟いた。


＼(^o^)／　『この通りだ』

『oh...』

『なんてすばらしい飲みっぷりだ』

『こ、これを飲んだら免許証を返してくれるんですね？』

『おう、早くしろよ』


スぺランカーの小和田が飲んでも大丈夫ということで安心したのかその場にいた全員が錠剤を飲み干す。
当然副作用など出るはずもなく、その場で飲み会はお開きとなったのだ。

そして翌日、つまり今日。


＼(^o^)／　「ｵﾜﾀ」


親戚である居酒屋樹海のマスターから電話がかかって来た。
ちなみに顔は同じであるので読者には優しくない２人の会話である。


＼(^o^)／　「どうしたんだ」

＼(^o^)／　「やってしまった」

＼(^o^)／　「なんだ？　ビールと称して醤油を振舞っていたのがついにばれたか」

＼(^o^)／　「違う。そっちじゃない」

＼(^o^)／　「ではなんだ。FF14が糞ゲーということがばれたか」

＼(^o^)／　「それは最初から分かっていたことだし俺の責任ではない」

＼(^o^)／　「食中毒だ」

＼(^o^)／　「食中毒？」

支援だす

＼(^o^)／　「私の店から食中毒を出してしまった」

＼(^o^)／　「なんということだ」

＼(^o^)／　「やはりグルーポンで食材を仕入れたのがまずかったか」

＼(^o^)／　「お前は何を考えているんだ」

＼(^o^)／　「すまんかった」

＼(^o^)／　「というわけでレールウェイズの選手今頃腹痛に苦しんでるわ」

＼(^o^)／　「なぬ」

＼(^o^)／　「すまぬ」

＼(^o^)／　「私が渡した薬は

　　　　　　　“普通の時に飲むとすっごく酔い覚めるけど食中毒の時に飲むと症状が３倍となって現れる錠剤X”

　　　　　　　なのだぞ」

＼(^o^)／　「すまぬ」

＼(^o^)／　「なんということだ」

＼(；^o^)／　「なんということだ……」

／；^o^＼　「小和田さん顔色悪いですよ？」

|　^o^　|　「うんわるく　せんぱつがいないため　ぷろぶろがーにたよるしか　ありませんでした」

＼(；^o^)／　(これ俺のせいってばれたら減棒かなあ）


――ヴィッパーズベンチ


('A`) 「このメンバーなら行けるんじゃないか？」

J（　ﾟ_ゝﾟ)し　「油断は禁物やで」

/ ,' 3　「その通りじゃ。油断するなよ。だが勝て。これは絶対だ」


監督代行のその言葉にヴィッパーズベンチは無言で頷く。
チームとしての方向は完全に固まっている。後は相手を叩き潰すだけだ。

しえん

結局２軍のメンバーに不覚を取るほどヴィッパーズは弱くも油断もなかった。
悟りの境地に達した慶三は先頭打者HRを含む４安打の活躍。
４番に座る宝さんも２安打、５番のガイエルは３安打でクリーンナップで合計５安打。
１２点の猛攻を見せ、レールウェイズに勝利。ゲーム差を２．５に縮めたのだ。


【試合結果】
　　　１２３　４５６　７８９　ＲＨ
Ｖ　　２３３　００２　００２　1219
Ｒ　　０００　３００　０００　３７

Ｖ　秋山-比木
Ｒ　斉藤和〜高橋智〜川崎〜ミセリ〜福盛〜小林雅‐悠太郎


勝　秋山　６勝４敗
負　斉藤和　１敗

本　川島慶11　宝24　小和田17

なんだこのリリーフ

高橋智とはまた渋い
オリックスにいたよね

結局この食中毒騒ぎでレールウェイズの勢いは失速。
代わりにというか、上がって来たのはヴィッパーズとビックバンズだった。
安定したリリーフ陣を武器に首位に躍り出るヴィッパーズ。
しかし球団の伝統として終盤勝負弱くなる東京ビックバンズは今年はなぜか違った。


にしこり　『まあ、今年は本気で……今まで手を抜いていたわけではないですが。優勝狙っているので』


('A`) 「……」


松井さんのテレビインタビューから滲み出ている闘志。
それは液晶越しにもはっきりと伝わって来た。
今までわからなかったどれだけ勝っても同じだけ勝利を拾い1ゲーム差の2位から離れない執念。
その答えは今日発売のスポーツ新聞に載っていた。

('A`) 「監督の解任……か」


ビックバンズ・原監督の処遇。
ちぐはぐな補強ばかりしていたビックバンズを改革し、生え抜きの戦力を整えた手腕は評価する。
しかし原監督が就任してからリーグ優勝は1回もなし。ここからはさらに先のステップに進むため監督を交代する…
ただし今年優勝すれば来年以降も原体制で進んでいく――
1面に踊る文字たちを要約すればこんな感じだろう。


('A`) 「……」


現在のヴィッパーズの監督・喪名は病床に臥せている。
今は代行として荒巻守備走塁コーチが務めている。
しかし喪名もシーズンが終盤になって快方に向かっている情報がないということは……今年の復帰はないだろう。
もしかしたらそのまま退任ということになるかもしれない。


('A`) 「そういう意味では」


共感できる部分もある。そう感じた。

ふむふむ

久しぶりだなｗｗｗ
支援する

ミセリって長岡の彼女じゃなかったか？

>>95
巨人のストッパーだったほうだと思う

おお野球選手久しぶりだなｗｗｗｗ
支援

シーズンは残り8試合。ゲーム差は１。
明日は東京ビックバンズとの最終戦。場所は東京エッグドーム。
不利なアウェイの試合。しかし勝てば今年の優勝が（消去法の感が消えないが）ほぼ決まる。
逆に決めなければ泥沼にはまってしまうことになる。


('A`)　「……」


手に持つバットを握りしめる。
結局3番に座ってからも、ヒットを量産することはできなかった。
ノーヒットの試合が7割。猛打賞を打てた試合はない。
それでも荒巻代行は俺を3番から外さない。外せば勝ちを拾えた試合もあったはずなのに。


(#'A`) 「……」


ギリ、と力が一層入る。
明日は大事な試合だ。ここでつまづくわけにはいかない。
自分がバットで叩き壊してしまった壁を見ながら、ため息をつく。
――修繕費、どれぐらいだろうな。


(少し終わりが速いが）続く

乙！

おまけ　｢毒田×川島の真相」


(*'∀`) 「なはなはははははははははははははははははは！！！　この世の女子高生はわしのもんじゃーい！！」

（Ｋ*‘ー｀）　「よほほほほほほほほほほほほほほっほほほおほほほほほほほｈ！！！！　お酒おいしー！！！！」

J（*ﾟ_ゝﾟ)し　「メチルアルコール一気します！！！！！！！！！！」

（Ｋ*‘ー｀）　「いっき！　いっき！」

(*'∀`) 「百姓一揆ー！！」

（Ｋ*‘ー｀）　「あっ！　毒田さんの家に着きましたー！！」

J（*ﾟ_ゝﾟ)し　「おじゃましまーす！！」

(*'∀`) 「邪魔すんねんやったらかえってー！！」

（Ｋ‘ー｀）　「え」

J（　ﾟ_ゝﾟ)し　「はあ」

('A`) 「え、そこで素に戻るの」

おっと支援

うーんこの球場

J（　ﾟ_ゝﾟ)し　「それにしてもこの部屋暑いのお」

（Ｋ‘ー｀）　「クーラーつけましょう、クーラー」

('A`) 「ぶっ壊れてる」

J（*ﾟ_ゝﾟ)し　「この役立たずめｗｗｗｗｗｗｗｗｗこやつめｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗこやつめｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

（Ｋ*‘ー｀）　「壊れてるなら仕方がない！　脱いじゃえばいいじゃなーいｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

(*'∀`) 「そこでテンションあがんのかーいｗｗｗｗｗｗｗｗｗ脱げ脱げｗｗｗｗｗｗｗｗ全裸ｗｗｗｗｗｗｗ祭りじゃーいｗｗｗｗｗｗｗｗ」

J（*ﾟ_ゝﾟ)し　「どんなもんじゃーいｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

J（*ﾟ_ゝﾟ)し　「一発芸しまーすｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ全裸でｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

（Ｋ*‘ー｀）　「うはｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

(*'∀`) 「おｋｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

J（　ﾟ_ゝﾟ)し　「デスノートの松田」


※なんか宴会中にベランダのヘリに乗ってブーンしてる松田のマネ


（Ｋ*‘ー｀）　「ｗｗｗｗｗあｗｗｗｗぶｗｗｗｗｗｗｗｗｗなｗいｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

(*'A`) 「おｋｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

J（　ﾟ_ゝﾟ)し　「あっ」

（Ｋ‘ー｀）　「あ」

('A`) 「あ」

（Ｋ‘ー｀）

('A`)

（Ｋ‘ー｀）

('A`) 「落ちた」

(*'∀`) 「まあいいかｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗアーロンだしｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ助かるだろｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

（Ｋ*‘ー｀）　「ですよねーｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗここ６階だけどｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

(*'A`) 「うはｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ約１０Mｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

（Ｋ*‘ー｀）　「おｋｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

('A`)

（Ｋ‘ー｀）

('A`) 「寝るか」

（Ｋ‘ー｀）　「夢です。アーロンが転落なんて悪い夢に決まってます」

('A`) 「うん。起きたら忘れてるよ」

（Ｋ‘ー｀）　「寝ましょう」


―――地上

J（　ﾟ_ゝﾟ)し　「いてて、すりむいてもうたわい。帰るか」


※ここまで全員記憶ありません

読み返してきたらやっぱり平気だった

尻の痛みとスッキリ感はいかに

('A`)

（Ｋ‘ー｀）

('A`)

（Ｋ‘ー｀）

('A`)

（Ｋ‘ー｀）

('A`) 「そらまめ」

（Ｋ‘ー｀）

('A`)

（Ｋ‘ー｀）

('A`)

（Ｋ‘ー｀）　「……」

('A`)

（Ｋ*‘ー｀）　「そ、そらまめ……ｗ　なんでここでそらまめｗｗｗｗｗｗｗ」

('A`) 「深夜×寝る前のテンションに任せてみた。反省はしていない」

('A`)

（Ｋ‘ー｀）

('A`)

（Ｋ‘ー｀）

('A`)

（Ｋ‘ー｀）

('A`)

（Ｋ‘ー｀）　「カンチョー」

('A`) 「ぬわー」

うん

(#'A`) 「貴様……やったな」

（Ｋ‘ー｀）　「全裸でいるのが悪いのだよ」

('A`) 「お前も全裸だけどな」

（Ｋ‘ー｀）　「いざ尋常に」

('A`) 「参らん」


毒田と川島は即座にカンチョーの印を結ぶ。
そして間合いからいったん離れる。これはなにも逃げているわけではない。
自分にとって最高の条件で相手の菊門に魔術をぶち込む。そのための一時退却である。


（Ｋ‘ー｀）　「カンチョー」

('A`) 「ぐわー」


なんて難しいこと考えてたら刺された。
すごく痛かった。でもなぜかすっきりしました。　どくお

※ここまで誰も記憶ありません

oh…

('A`) 「そろそろ寝るか」

（Ｋ‘ー｀）　「はい」


――そして>>15に続く――

正直蛇足だった――だが後悔はしていない――おまけ――終わり

乙でした

おまけのおまけ

――毒田がストレスでバットを壁に叩きつけてる時――

――隣の部屋


　　　ドンッ！！　ドンッ！！　ドンッ！！

　　　J(；'ｰ`)し　「ひぃぃぃ、あの部屋ではいったいどんなハードなプレイが……」


――終われ

久しぶりだったのに書くの遅くてごめんね。
緊張してたけどやっぱり楽しかった。支援ありがとう。

やっと追いついた……

乙

　　　`・+｡*・　　　　　(´･ω･`)
　　　　　｡*ﾟ　 ｡☆―⊂、　　つ　　
　　　｡*ﾟ　　　 ：　　　　　ヽ　 ⊃
　　　`+｡**ﾟ**ﾟ　　　　　　 ∪~

otu
やっぱめっちゃ面白いわ

乙