梓「ごはんだよ」 トンちゃん「だからいつも市販の餌はやめろ糞が!」
とんちゃん「お前の作った餌が食べたいんだよ・・・ 言わせんな恥ずかしい///」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/05(水) 07:36:38.33 ID:XmaFqW6nP
あずにゃんペロペロ(^ω^)
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/05(水) 11:27:48.19 ID:z1rPNZOCO
つづけろ
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/05(水) 11:29:25.89 ID:2LIEF8FF0
梓「しゃべるカメを売り飛ばしてエフェクターを買おうっと」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/05(水) 11:31:49.57 ID:irA37RBi0
トンちゃんマジイケメン
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/05(水) 11:46:21.46 ID:HFqExk1J0
喋るカメとか何処のポルナレフだよ
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/05(水) 11:59:02.99 ID:nF2/3qvW0
梓「トンちゃんごは… トンちゃんがいない!」
梓「トンちゃんどこ行ったのー!!」
唯「スッポンモドキうめー」もぐもぐ
トンちゃん食べて精力ギンギンになった唯が梓を襲うやつお願いします
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/05(水) 12:15:11.11 ID:z1rPNZOCO
ほ
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/05(水) 12:40:17.25 ID:qQ1gWKu90
>>8 唯「お"なかずぃたぁー…」
唯「あっ!トンちゃん!」
唯「」バリバリムシャムシャ
唯「スッポンモドキもなかなかいけるね!」
梓「こんにちはー」
唯「あ、あずにゃん!(あれ?あずにゃんを見てると何だかムラムラ…)
こうですかわかりません
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/05(水) 12:46:35.83 ID:zSM43puy0
唯「あー男うめー」
夏候敦「ああああらめえええええええ!!!」ビクンビクン
唯「精を絞りつくした 歴戦の軍人もこうなったら無力だね」
梓「ひっ!唯先輩なにしてるんですか…」
唯「次は中野サンプラザでも食うか…」
こうだろ
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/05(水) 13:10:10.75 ID:ldene/y10
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/05(水) 15:50:33.72 ID:YZEkzJss0
ついにカツラをとったタモリの登場か
トンちゃん(クソが……また市販の餌かよ。こいつホントに俺のこと可愛がってんのか?)
唯「あ〜ずにゃん!」
梓「うわっ!ちょっとやめてくださいよお」
トンちゃん(こいつらできてんだろ)
唯「あずにゃんの唇は柔らかいねえ……ん」
梓「んあ……唯先輩……」
トンちゃん(……やばい頭大きくなってきた)
続けてー
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/05(水) 17:16:48.60 ID:n+iYg+l50
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/05(水) 17:26:44.52 ID:Nw98BMpp0
勉強してるんだよ俺は
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/05(水) 17:29:27.55 ID:zSM43puy0
ムクムク…パーン
トンちゃんの頭は破裂した
葬式会場
梓「…うっ…ぐすっ…どうしてこんなことに…」
紬「今日のお菓子はスッポンモドキよー」
唯「わーい」
唯「ふふ……あずにゃん可愛い」
トンちゃん(……)
梓「あん……あっ、駄目……」
トンちゃん(……死なねえかなこいつら。そんなことする暇あったらメス連れてこいよクソが!)
トンちゃん(だいたいズボンとか無いからな……そろそろギンギンなのバレるかな……)
ガチャ
律「おーっす。掃除サボってたら怒られちった」
唯「お、おおお、おっす!」
梓「うにゃっ!?こんちゃーす!」
律「……な、なんだよその挨拶。怖いな」
トンちゃん(救世主だな。いつもズンドコ鳴らして水面揺らしやがってムカつくけど、今日は感謝だな)
澪「ごめん、ちょっと数学の質問しててな」
紬「私も遅れたのー」
唯「はい!はいどうも、いらっしゃい!」
梓「じゃあ練習しましょう!練習!もう音楽室では練習するっきゃ無いですね!」
トンちゃん(すげーテンパッてんな……あー、でも全員揃っちゃったなあ)
紬「お茶にしましょう」
唯「わーい」
梓「……切り替え早っ」ボソッ
律「ん、なんて?」
梓「あ、いえ……練習したほうがいいんじゃないかと」
澪「私もそう思うぞ」
わいわいがやがや
トンちゃん(……これ、やめてくんねえかな。ハブられるの嫌いなんだよね)
唯「んー、でも、ほら美味しいよ、このケーキ!」
梓「む……まあ、ちょっとくらいなら」
澪「私は……ベース弾いとくよ」
律「……ダイエットっすか」ププッ
澪「うっ……うっさい!」ゴツッ!
律「イタッ!」
紬「まあまあ、澪ちゃん、お茶だけでも飲まない?」
澪「……お茶だけなら」
トンちゃん(これいじめだよなあ。新入部員とか言うなら俺も混ぜろよな……死にたいわ)
わいわいがやがや
トンちゃん(泳ぎの練習でもすっかな……おお、三回転半ひねりだ。いや、水中だからそりゃあ出来るわな)
わいわいがやがや……
唯「ふー、じゃあ今日はお開きだね!」
梓「あ!今日も練習してない!」
トンちゃん(やった!終わった!お前らとっとと帰って乳繰り合ってろボケ)
澪「うう……結局ケーキを食べてしまった」
律「まあ、気にすんなって。どうせ全部胸に行くよ」
澪「な、何言ってんだアホ!」
トンちゃん(お前らもとっとと付き合え!死ね!)
紬「ごめんね、みんな、ちょっと先帰っててくれる?」
トンちゃん(やった!このときを待っていた!)
紬「ばいばーい……よし」
トンちゃん(やった!知ってんだぜ、棚にカメさん元気が入ってんだ!バイアグラみたいな名前の高級餌だ!)バチャバチャ
紬「ふふ、ほら、おやつよー」
トンちゃん(うめえ……ありがてえ。なんていい娘なんだ……)カプカプ
紬「……ねえ、トンちゃん」
トンちゃん(うまいよお……泣きそうだあ……)
紬「今度の学園祭終わったら、私たちは部活を引退しちゃうの」
トンちゃん(……えっ、ちょっ、マジで?カメさん元気は!?高級餌はもう出ねえの!?)
紬「それからもね、たまには遊びに来ると思うわ……でも、あんまり来れないから、きっと梓ちゃんは寂しくなるわね」
トンちゃん(知るかよ、そんなことよりカメさん元気だ!)
紬「その時は、トンちゃんが梓ちゃんと仲良くしてあげてね?約束しましょう」
トンちゃん(カメさん元気……)
紬「……じゃあねっ!」
タタタッ……
トンちゃん(もうカメさん元気は出なくなるのか……今度からもっと味わって食べよう)
トンちゃん(……皮膚ふやけてないかな……)
ガチャ
さわ子「やっほー」
トンちゃん(!やった、また餌だ!)バチャバチャ
さわ子「可愛いわあ。待っててくれたのね……ほら」
トンちゃん(うめえ。なんかヘルシーだ)パクパク
さわ子「ふふ、マツモやらいろいろな野菜を練って固めたの」
トンちゃん(手作りだ……これが愛情って奴だあ……)
さわ子「……ねえ、どうして私男日照りなのかしらね?」
トンちゃん(亀頭なら貸してあげるよ!)
さわ子「ま、返事はないわよね。じゃあね、ばいばい」
ガチャ、バタン
トンちゃん(……あいつスッポンモドキに話しかけてんだな。大丈夫かな……)
トンちゃん(……暇だ。もっと大きい水槽にしろよ、ムカつくわ……)スイー
和「……みんな帰ってるわね」キョロキョロ
トンちゃん(……うわあ、今日もくんのかよコイツ。勘弁してくれよ……)
和「よし……ハーイ、アタイスッポンモドキノトンチャン……チェ、チェケラッチョイ///」カーッ
トンちゃん(恥ずかしいな。俺も恥ずかしいもん、こいつが恥ずかしくない訳ない)
和「うー……やっぱり無理ね。ねえ、どうやったら唯を楽しませられるかしらね?」
トンちゃん(餌付けすればなんとかなると思う。いやマジで)
和「最近構ってくれないのよ……寂しいわ」
トンちゃん(……その気持ちはわからないでもない)
和「もう駄目ね。早く唯離れするべきなのかしらね……」
トンちゃん(シリアスな話しすんなよな……)
和「……ハア……じゃあね……」
トンちゃん(……勘弁してくれよ。なんで俺がこんなへこまなきゃいけねえんだよ……もう寝よ)
トンちゃん(……む。丸一日寝てしまった……そろそろアイツ来る頃だなあ)プカプカ
ガチャ
梓「トンちゃーん、餌だよー」
トンちゃん(また市販の餌だな。百均だ……くそ、あの天然ジゴロは手作り弁当とか食ってんのかな)パクパク
梓「唯先輩ったらさあ、昨日もやけにベタベタ触ってきてさ、えっちなんだよ」
トンちゃん(殺したい。アイツ殺したい)
梓「でも……ふふ、断ろうとしたら泣きそうな顔するんだもん。可愛いんだ」
梓「それでさ……それで……どう、なるのかな。学園祭が終わったら……私は……」
トンちゃん(マジかよ……またこういう雰囲気か。なんだってんだ……)
梓「ひとりぼっちだよね。唯先輩もさ、部活が終わったら、私のこと構ってくれなくなるのかな?」
トンちゃん(……)
梓「……トンちゃんがいるもんね!平気!よし、ギター弾こう」
トンちゃん(同じような悩みを昨日眼鏡が言ってたよ……贅沢だな、こいつも)
唯「あずにゃーん!」
トンちゃん(お前は死ねよ、糞ジゴロが)
梓「あ、唯先輩こんにちは」
唯「あん、あずにゃんのいけずぅ。ほら、ワンモアセッ」
梓「……こんにちは」
唯「違うよお、こにゃにゃにゃん、って言ってよお」
トンちゃん(原型留めてねえだろうが。あと、お願いだから俺を無視しないでください)
梓「原型とどめてないじゃないですか……それに、トンちゃん無視しちゃ駄目ですよ」
トンちゃん(だからお前は大好きだ!)
唯「おお、スンマセン、トン先輩!」
トンちゃん(……バカにしてんのか?)バチャバチャ
梓「ほら、練習しますよ!」
唯「はいはい、でもさ、その前に……」ギュッ
梓「……もう抱きつかれたくらいじゃ驚きませんから」
唯「だよね、知ってる……じゃあ、さ」チュッ
梓「ん……ふぁ……」
トンちゃん(……家でやれよもう……)
唯「んむ……ねえ、あずにゃん?」レロ
梓「あぅ……首筋なめちゃ駄目です……」
唯「あのね、大丈夫だから。部活終わってもずっと一緒だからね……」
梓「……エッチですね、唯先輩は」
唯「んなっ!そういう意味じゃないのに……」
梓「ふふ、分かってますよ」
トンちゃん(クソが……イチャコラしやがって。眼鏡可哀想だな……)
ガチャ
澪「悪い、遅れた。っていうか、唯、掃除サボっただろ」
唯「おおおう!スンマセンした!」
澪「……昨日からテンション高いな」
梓「よしきた、さあきた、練習ですね!?」
律「こいつもなんなんだ」
紬「あらあらうふふ」
わいわいがやがや
トンちゃん(うわあ……来たよいじめタイム。死にたいなあ……終わんねえかな、部活)
トンちゃん(ムチムチ眼鏡か真面目眼鏡来ないかな……来ないよな、部活終わらないと来ないもんな……)プカー
唯「あ!トンちゃんが死んじゃった!浮かんでるよ!」
梓「ええっ!?」
トンちゃん(死んでねえよ。お前ら早く帰ってイチャコラしろよクソが)スイー
律「お、おう……こいつ死んだふりできんのか」
澪「意外な特技だな」
トンちゃん(馬鹿にすんのも大概にしろよ……)
紬「うふふ」
トンちゃん(部活おわんないかなあ……金髪に餌貰いたいな)
わいわいがやがや
唯「じゃあねー!」
紬「はーい。私また用事あるからー」
トンちゃん(なんつーかもう……演奏しないで欲しいんだけど。ドラムやっぱ響くわ。居心地悪いわあ……)
紬「あら、トンちゃんお疲れ?はい、おやつよ」パラパラ
トンちゃん(オアシスだな。オアシスは金髪とムチムチ眼鏡だけだ。真面目眼鏡は駄目だ、憂鬱になる)
紬「……ねえ、私、ちょっと贅沢なこと言うわ。聞いて?」
トンちゃん(カメさん元気だから聞きます)
紬「あのねえ、私って、もしかして八方美人なのかなあ、って……いや、器用貧乏?なんかよく分かんないけど……」
トンちゃん(……)
紬「唯ちゃんは梓ちゃんと、りっちゃんは澪ちゃんと特に仲がいいじゃない?私は……私は、どうなのかしらね」
トンちゃん(……)
紬「……」
トンちゃん(……面倒くさっ!)
トンちゃん(……なんだよお。いっつも一人でプカプカ浮いてる俺の身にもなれよな……死にたいわ)
紬「……なんてね。ふふ、つまんない話だった?」
トンちゃん(ああ!泣きそうな顔で言うなよ、もう!)バチャバチャ
紬「あら、反応してくれるの?嬉しい……」
トンちゃん(がんばれがんばれ金髪!負けるな負けるな金髪!)バチャバチャ
紬「あらあら、ありがとう」ニコニコ
トンちゃん(ファイトだファイトだ俺!そのうち出会いもあるだろさ!)バチャバチャ!
紬「……」ニコニコ
トンちゃん(おっきい頭!亀の頭!たくましいたくましい俺!)バチャバチャ
紬「……床がびしょ濡れだわ……」シュン
トンちゃん(あ……はい、すんません)ピタ
紬「でも、ありがとね」フキフキ
紬「ふふ、トンちゃんが励ましてくれるなんて思ってなかったから……あ、ごめんね?」キュッキュッ
紬「よしっ……と。はい、じゃあ、もう一回餌あげるわ」パラパラ
トンちゃん(やった!バチャバチャして良かった!)パクパク
紬「……美味しいのかしら、これ。百円だったんだけど」
トンちゃん(……おい。おいマジか)
紬「まあ、トンちゃんが好きなら良いわよね。じゃあね」
トンちゃん(プラシーボかよ!ざけんな!くそが、ムチムチ眼鏡だけかよお!旨い飯が食いたいよお)バチャバチャ
紬「え、ちょ、トンちゃん!?」
トンちゃん(もうやだ!誰かもっと手間かけて世話してくれよお。市販の餌落とすだけで世話した気になってんじゃねえぞコラ!)バチャバチャ
紬「あ、あ、床が……」アタフタ
トンちゃん(ムチムチ眼鏡来い!手作り餌ください!)
紬「駄目よトンちゃん!めっ!」
和「やっほー、トンちゃん。チェケラッチョイ!」ガチャ
トンちゃん(お前じゃねえんだよ!ムチムチ眼鏡のほうに来て欲しいんだよお!)
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/05(水) 18:40:07.80 ID:dDQyozBN0
おう
紬「えっ……」
和「あっ……チェ……チェ・ゲバラ。男の生きざま……」
紬「……うん」
和「……はい。じゃ、じゃあ、私生徒会行ってくるわ!」
トンちゃん(気まずいよお!空気ぐらいなんとかしてけよ!)バチャバチャ
紬「ああ、また!」
和「……え、なにそいつ。滅茶苦茶暴れてるじゃないの、ガメラ?」
紬「ガメラは良い怪獣よ!」
和「あ、はい、ごめんなさい」
紬「うん……」
和「はい……」
トンちゃん(……駄目だあ。やっぱり真面目眼鏡は駄目な奴だな)
和(死にたい……これは死にたいわ。)
和(駄目よ、真鍋和!ここは一発空気を変えなさい!そんなだから唯に嫌われるの!)
トンちゃん(こいつまた変なこと考えてんだろうな)
紬「あ、あの……」
和「アタイスッポンモドキのトンチャン!チェケラッチョイ!」
紬「えっ」
和「……」
トンちゃん(……マジかよ)
紬「……ふふ」
和(やった!ウケた!)
トンちゃん(マジかよ!?)
紬「ねえ、トンちゃん?さっきは励ましてくれてありがとうね。もう少し、お話聞いてくれる?」
和「イイワ!アタイに任せて!」キラキラ
トンちゃん(お、おおう……俺のほうが恥ずかしいんだけど)
紬「あのね、私、寂しいの……だって唯ちゃんと梓ちゃん、澪ちゃんとりっちゃんばかり仲良しなんだもの」
和(……う、わあ……しくじった。シリアスな話だった)
トンちゃん(お前の考えてること分かるよ。よおく分かる。いつも俺がお前に大して思ってたことだ)
紬「それでねえ、そんなこと考えちゃう自分が嫌いだわ……み、みん、な……仲良しで、」ジワ
和「……」
紬「み、んな、や、優しいのに……私は……」ポロポロ
トンちゃん(おいおいおいおい……駄目眼鏡じゃ対処しきれねえよお……天然ジゴロじゃないと無理だあ)オロオロ
和「ムギ」
紬「ふぇ?」
和「いい娘ね、あなたは」ギュウッ
紬「あう……」
和「みんな仲良しで優しいから、気になるのよね。十分なはずなのに、他の人より量が少ないのが、嫌なのね?」ナデナデ
紬「……うん……でも、それは私の我侭なの」
和「そうね。でも、しょうがないわよねえ」ナデナデ
トンちゃん(……マジかよ。なんでお前らは他に人がいると俺をハブるんだ……)
なにこのいい話
続けろ
トンちゃん(暇だー。暇だよー……やった!空中四回転だ……いや、水中だった)クルクル
和「しょうがないわよ。私も、寂しいもの」
紬「……唯ちゃん?」
和「うん……」
紬「撫でるのやめちゃいや」
和「あ、ごめんね。あのね、でも、思うの。私は唯と十年間仲良しだったわ」ナデナデ
紬「うん、知ってる」
和「だからね、それと同じくらい、本当は仲良しを他の人に分けてあげなきゃいけなかったの」ナデナデ
和「今から、そうしなきゃいけないのよ、きっと」ナデナデ
紬「……和ちゃん」
和「だからね、きっとムギには、凄く仲良しな人が現れるわ。だって、あなたはみんなに優しいんだもの……」ジワッ
トンちゃん(……おいおい。そういう顔で言う台詞じゃねえだろ……相変わらず締まんねえな、コイツは)
紬「和ちゃん、泣いてる……」
和「うぁ……」ポロポロ
トンちゃん(オラ!がんばれがんばれ駄目眼鏡!もう少しでジゴロになれるぞ!)バチャバチャ
dちゃんがいい奴なのか変態なのかわからない
和「うっぷ……な、なにすんのよ爬虫類!」ベチャッ
トンちゃん(フォローしてんだよハゲ!男の言いたい台詞ベストワン※俺集計が言えるぞ!)
紬「和ちゃん、はい、ハンカチ」
和「ん、ありがとう」フキフキ
紬「……ねえ、和ちゃんは……」
和「……泣いてないわよ」
トンちゃん(言え!やべっちょっとこれ楽しくなってきた!)クルクル
和「水槽の水が、かかっただけ」
トンちゃん(イヤッホウ!俺も言ってみてえ!あ、でも無理だ!いつも水の中だから無理だ!羨ましいいいい!!)
紬「……そっか」クスッ
和「うん……ってトンちゃんが言ってたわ!」アタフタ
トンちゃん(駄目眼鏡だな。そういうところ駄目だわ)
紬「ふふ……じゃあ、トンちゃん。どうすれば和ちゃんと仲良くなれるかしら?」
和「……アタイが思うに……」
トンちゃん(知らねえよ。ってかお前が答えんのかよ!)
トンちゃん「ごめんちょっと飯食ってくるわ。百均の」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/05(水) 19:32:32.94 ID:wcTTP1SW0
ぽ
和「……たまに、傍にいて欲しいんだと思うわ。唯から離れなきゃいけないけど、すぐに独りになるのは、寂しいから……」
紬「うん」ナデナデ
和「あ……ん。ありがと」ギュッ
紬「ふふ、ありがとう、トンちゃん。和ちゃんと、きっと仲良くなれるわ……」
トンちゃん(俺に振るなよ……)ヒラヒラ
紬「うん、じゃあね、バイバイ」ヒラヒラ
和「……じゃあ、ムギ、一緒に帰りましょう?」
紬「……うん!」
トンちゃん(……独りになってしまった……)
トンちゃん(寂しいなあ。ムチムチ眼鏡……確かさわちゃんだ。さわちゃん来ないのな、今日は……)
トンちゃん(なんつうか、皆面倒くさいけど……良い奴らだな。いや、可愛い?まあいいや……寝よ)zzz
C
トンちゃん(三千世界の 鴉を殺し ぬしと添い寝が してみたい〜)パクパク
さわちゃん「おっはよう、トンちゃん!……あれ、息苦しいの?大丈夫?」
トンちゃん(都々逸歌ってんだよ!セックスしたいんだよ!百歩譲って友達が欲しいです)
さわちゃん「……わかったわ!鳴かぬ蛍が身を焦がすってやつね、これは!」ピーン
トンちゃん(!すげえ!あんたすげえよ!さわさん最高だ!)
さわちゃん「そうだと思って……じゃん!スッポンモドキをもう一匹買ってみました!」
トンちゃん(うおおおおおおおおおおおお!!)
さわちゃん「いやね、ペットショップのイケメンとお茶したいとかそういう訳じゃないわ。トンちゃんのためを思ってね?」ポチャ
トンちゃん(すげえ……この人女神だわ……)
スッポンモドキ(……どうも)
さわちゃん「あらあら、早速仲良くなりそうね。じゃあ、また放課後ね!」ヒラヒラ
トンちゃん(さらば英雄!あなたは偉大な人でした!)ヒラヒラ
スッポンモドキ(なんであの人爬虫類に話しかけてんだろう……大丈夫なのかな)
トンちゃん(な、なあ……しゅ、趣味は……)モジモジ
スッポンモドキ(ねえ、そんなことよりさっきの人、なんで私たちに話しかけてたの?)スイー
トンちゃん(ああ、あの人いい人だからな)プカプカ
スッポンモドキ(そんなにいい加減で大丈夫か?)
トンちゃん(大丈夫だ、問題ない)
スッポンモドキ(そう……ところでさ、キミ)
トンちゃん(ああ……趣味は都々逸さ。知ってるかい?)
スッポンモドキ(いや、そうじゃなくてさ……)
スッポンモドキ(いいケツしてるね)
トンちゃん()
スッポンモドキ(どうしたんだい……ほら、力抜きなよ)
トンちゃん(こ……)
トンちゃん(こにゃにゃにゃアッーーーーーン!)
梓「やっほートンちゃん!」
唯「ちわっすトン先輩!」
トンちゃん(……うぉお……ケツが裂けそうだ)プカプカ
スッポンモドキ(ごめんね、私の頭大きいから///)
トンちゃん(死ね)
梓「また死んだふりしてる……あ、餌あげなきゃ」
唯「おお、私もお世話したい!」
梓「じゃあ、一緒にあげましょう」
唯「うん!新婚夫婦みたいだね!」
梓「な……ばか///」
トンちゃん(元気の出るものをくれ……さわさんの手作り料理が食いたい)
梓「お、こんなところにいつもと違う餌が。ムギ先輩のかな?」
唯「ほら、先輩ご飯っすよー」
トンちゃん(……だから……)
トンちゃん(だからいつも市販の餌はやめろ糞が!)
終わりです。えっちい話じゃなくてスイマセンでした。
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/05(水) 19:55:55.20 ID:xz1YZMtQ0
なかなか斬新で面白かったぜ
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/05(水) 19:57:49.61 ID:iijzxShw0
乙
このムギの心情が14話のムギとシンクロした
ここまで後ろ向きではないにしてもな
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/05(水) 20:01:34.49 ID:2vR/sz9u0
おつ〜
ゆいあず以外が案外まともだったなw
スレタイとは裏腹にいい話だった
えっちい話なんかとんでもない!
これがいいんだよ!君が書いてくれたこの話が「いい」んじゃあないかッ!
唯「トンちゃんはいつも元気だね」
夏候敦「おう」
ガチャ
梓「遅れてすいません。ジュンが見学したいって言うもんで」
夏候敦「こんにちは」
言い忘れてた。みんなこれからも和ちゃんをよろしく
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/05(水) 20:27:51.88 ID:dDQyozBN0
和さわの奴か?乙
こういう話も書けるならまたこの路線の話も書いて欲しいな
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/05(水) 20:40:42.30 ID:u63V/EPY0
トンちゃんメインSSとか感動した
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/05(水) 20:49:45.89 ID:n+iYg+l50
ワロタ
えっマジでこの人なの?
和「好きです、先生」
ごめんそれは違うわ
もっと地の文だらだらのやつだわ
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/05(水) 21:58:14.93 ID:mbK0WeCu0
>>56 和ちゃんの話するからだろwww
勉強しなさい!って和ちゃんが言ってたよ
おつでしたー
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/05(水) 23:09:34.55 ID:ecx0Ut7O0
和ちゃんがギター始めるやつ?
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/05(水) 23:20:45.96 ID:Nw98BMpp0
そんなのも書いた
今読み返してもキチガイじみてる気がするけどあれは哲学系の本読んで一時期発狂しちゃってたせいだ
じゃあ、みんなさ和ちゃんをよろしく
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
おつ。
また書いてね。