1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
一応立ててみる
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/03(月) 01:43:11.23 ID:yE7Y9ZL80
期待してる
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/03(月) 01:52:42.80 ID:uDgZqRP30
なにこれ書いていいの?
4 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 01:55:43.73 ID:uDgZqRP30
DQN女 以下女
女「まさか本当に需要があるとはな…」
男「びっくりだな」
5 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 01:57:13.00 ID:uDgZqRP30
7 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 01:59:43.07 ID:uDgZqRP30
女「今日は弁当を作ってきた」
男「ほう」
DQN女「そこでなのだが、そ・・・その良かったらい・・一緒に食べ・・る・・・か?」
男「照れ隠しかわからんけど目つき怖いよ」
男「ギギギ・・・」
8 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 02:03:24.12 ID:uDgZqRP30
男「なんで殴ったの?」
女「だってお前がイラッと来ること言うから・・・その・・・つい・・」
男「何で弁当なんか作ってきたんだ?」
女「お前がカップ麺とコンビニ弁当という悪循環をしているのでな…」
男「あら、ありがたいわね」
男「でもコレ…食えんの?
相当ヤバイ色してるんだけど」
男「いてイテテテテテ ちょっギブ!ギブ!」
9 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 02:05:03.22 ID:uDgZqRP30
男「何でヘッドロックかけるの?」
女「お前はいちいち一言余計なんだよ
人の好意は受け取っとけよ死ねよ」
男「人の事言えたもんじゃないな」
女「早く弁当食べろ 殺すぞ」
男「脅迫されて弁当食うのは初めてだわ」
男「おお・・・!意外と美味いじゃん!」
10 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 02:05:53.44 ID:uDgZqRP30
女「…!だまって食え…」
男「お前何時に起きてコレ作ったの?」
女「四時から作ったから三時起きだな」
男「俺が寝た時間だな」
女「なにをしにそんな時間まで起きてるのさ?」
男「ほら・・・男の子の時間ってのがあるじゃん・・・」
女「」
11 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 02:07:30.28 ID:uDgZqRP30
女「(いや・・・待てよ・・
こいつはひょっとしたら一気に関係を進展させるチャンスなのでは・・・)」
女(どうせ、男のヤツは『え…いや…その』とか言い出すに違いない・・・!)
女「そ・・・その男の子に時間とやらには具・・・具体的に何をするんだ・・・?///」
男「お察しの通りちんちん擦って精液出すに決まってんだろ」
男「言わせんな恥ずかしい///」
女「吐き気がする・・・ちょっとトイレ行ってくる・・・」
男「いてらー^^」
12 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 02:10:09.16 ID:uDgZqRP30
女「あいつ普通弁当食ってる最中にあんな話するかよ・・・」
女「にしても・・・男もそんなことするんだな」
女「昔からの幼馴染言えど流石になぁ・・・」
女「・・・まずいな・・・こっちまでヘンな気になる」
女「そろそろ戻るか・・・」
女「ただいま」
男「やあ女。女の子の時間は終わったかい?」
女「殺すぞてめぇ」
13 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 02:12:18.35 ID:uDgZqRP30
男「でも俺を殺して一番困るのはお前じゃね?」
女「ほう…なぜそうおもうのかね・・?」
男「サンドバッグがいなくなるじゃん」
女「え」
男「ほら俺丈夫だしさ」
女「ちっ・・ちがう私がお前を殴っているのはだな・・・!サ・・・ンドバッグとかじゃなくてさ・・・」
男「お前事あるごとに俺を殴るじゃん・・・」
男「猪木かよ…」(ボソッ
女「そうだな・・・まぁとりあえず殺すのはやめとくよ
男「またこいつ俺のこと殴りやがったぞ…」
14 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 02:14:00.66 ID:uDgZqRP30
男「なぜいったいあんなに優しい女ちゃんがチンピラになってしまったのでしょう・・・」
女「べつに私はチンピラじゃないぞ」
男「そんなにスカートの丈が長い娘がチンピラじゃないわけありません」
女「ちがう、コレはファッションだ」
男「じゃあ君が薬をやってるってのは?」
女「それ・・・どんな噂だよ・・・」
男「じゃあ、煙草吸ってるってのは?」
女「断じてない」
男「お酒は?」
女「飲まない」
15 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 02:17:34.33 ID:uDgZqRP30
男「家出は?」
女「しましたよええ」
女「何か問題でも?」
男「いやそれ結構アウトロ・・・(そういえばこいつの家って…)」
男「・・・」
女「なんで黙ってるんだよ」
男「いやなんでお前こそ涙目なんだよ」
女「家の事思い出しただけだほっとけ
それにお前、そういうのはあんまりつっ込まないという暗黙のルールがあるだろ…」
16 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 02:20:50.59 ID:uDgZqRP30
男「でもあの時はびっくりしたよ。まさか家出先が俺の部屋だもんなwwwwwwww」
女「笑うなよ・・・あのときはお前をたよるしかなっか・・・うっあっうう」
男「」
男「すまんって!また家出したときは俺の家来ていいからさ
だから泣き止んでくれよ」
女「なにそれマジで言ってんの男君」
男「ああ着替えさえ持ってきてくれれば何とかする
てか切り替え早いなお前…」
17 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 02:24:27.55 ID:uDgZqRP30
男「で、次の家出の予定日はいつですか?」
女「今日」
男「今日っすか、早すぎはしませんか」
女「今日といったら今日だ。分かったらとっととお菓子やらなんやらを買っておくんだな」
男「へいへい…」
男「じゃあ、この帰ったら準備するから楽しみにして待っとけよ」
女「楽しみにしておくよ」
男「あ、そういや弁当サンキューな美味しかったよ」
女「・・・最後が聞き取れなかった後数回大きな声で言ってくれ
男「じゃあ帰るわ」
女「あっ・・・おい!」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/03(月) 02:25:36.59 ID:QViv9+kb0
なんだヤンデレ彼女か
19 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 02:28:29.39 ID:uDgZqRP30
男「マジで今日女が来るのか…」
男「自由なヤツだな…」
男「昔はかわいらしい声で『男くぅーん!』とか言ってたのにな」
男「どうしてこうなった」
男「にしても、あいつの家も大変だな」
男「たしか、俺が六歳のときあたりにあいつのお母さんが死んでて・・・」
男「現在進行形で親父に連れの女がいるんだっけか」
男「何とかして俺があいつを支えなきゃな・・・」
女「そうか・・・お前はそんな風に私のことを思ってくれていたのか…」
男「」
20 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 02:31:51.92 ID:uDgZqRP30
男「まだ準備できてないよ」
男「てか、お前どこから入ってきたんだよ!
女「ピッキングパパ」
男「つまんない上に立派な犯罪行為だなそりゃあ…」
男「うおっ!・・・ん・・女さん?」
女「…後ろ…向いててくれるかな男?」
女「…私が良いって言うまで振り向くなよ」
男「あ・・ああ・・・」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/03(月) 02:37:26.56 ID:HbWKm8f10
ふぅ・・・
22 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 02:41:25.78 ID:uDgZqRP30
男(まさか…ピッキングパパはこいつの渾身のネタだったのか・・・!)
男「こりゃあまずいな…
まさか『良いよ』って言った瞬間腹めがけてドロップキックか…!」
女「…ぅぁ・・・うっうあうああ・・・っあ・・・ゴメ・・ン・・男…」
男「おいお前なんで泣いて(ry」
女「わた…ひがっ・・良いっ・・って・・・・いうまでだま…って…てよ…」
男「あ…ああ…」
男(シャツまで水気が染み込んできやがるな…)
男(女の子の涙って良い臭いでもすんのかな…?)
男(こいつ結構良いにおいしてるしな…)
男(まぁいいや)
23 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 02:44:31.71 ID:uDgZqRP30
男「どれ、少しは落ち着いたかって・・・って・・なんで君シャツ一丁なん?」
女「濡れたから」
男「どこが?下のお口か?」
女「」
男「溝に入った・・・まじでいたいですよ女さん…」(すっかりもと通りだなよかったよかった)
女「でも君がそこまで私のことを思ってくれていたとはな」
女「正直うれしかったのと…」
男「のと…?」
女「いや…なんでもない」
24 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 02:46:55.15 ID:uDgZqRP30
女「ちょっとここに座れよ」
男「ああ・・・」(いきなりベッドか!!)
男「あのさ・・・」(まて!平常心平常心平常心)
女まぁ仰向けになって目をつぶっていてくれよ」
男(こいつぁ・・・まさか…!アレか!例のアレか!)
男「はい・・・」
女「えーと?こうするんだっけかな」
男(なんだなんだ?戸惑ってるのか・・・?)
25 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 02:52:49.71 ID:uDgZqRP30
女「よしいいぞ」
男「えーと・・・なんで俺はロープで拘束されてんですか?」
女「…今から君のエロ本を始末させて貰う!」
男「勘弁してくださいよ女さんマジでお願いします許してください」
女「まぁどうせPCのファイルにいらっしゃるんだろうけどな」
男「まて!お前が今そんなことをしたとして何になるってんだ!?」
女「まずは手始めにだな・・・」
男「なんで俺の中学の卒業文集見てんだよ」
女「お前のことだ、
どうせ文集のちょっとしたページに当時のオナネタが書いてるんだろ…」
男「なんでわかるの・・・?」
女「本当にで書いてたのか・・・」
26 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 02:55:52.60 ID:uDgZqRP30
女「次はPCだ・・・」
男「馬鹿っ!よせっ!!お前にはまだ早い!!」
女「ふむふむ・・・この『マルクス経済論』ってファイルが怪しいな」
男「よせええええええええええええぇぇぇぇ!!」
女「うわっなにこの触手ものファイル」
女「君って奴は・・・本当に・・・」
男「\(^0^)/」
27 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 02:57:31.17 ID:uDgZqRP30
女「他にも色々やばそうなのがあるな・・・」
女(ん・・・一番下に私の名前のファイルがあるぞ)
男「うわああああああああああああああ終わったああああああああああああああ」
女(少し期待しておくか・・・)カチッ
男「ああああああああああああああああああああうわあああああああああああああああ
俺の性癖がああああああああああああマルクス経済論がああああああああああああ」
28 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 02:59:30.95 ID:uDgZqRP30
女(これ・・・いつの写真だ・・・?こりゃ六歳のとき辺りか・・・?)
男「ちくしょおおおおおおおおロープをとってくれよおおおおおおおおおおお
生き地獄じゃねえかあああああああああああああ」
女(これは小学校入学のときの奴か・・・
うわっ私の当時のスク水の写真まであるじゃないか・・・)
女(消しとくか)
男「おい女そのファイル消すんじゃねえぞ」
女「!!」
男「それは俺の思い出だ。俺はそいつと一緒に生きてきたんだ」
男「そいつは俺の生きがいだ。正直友達にだって好きだってことは言いにくかったし」
男「ましてやお前にだってそれは言えなかった」
女「・・・ああわかった・・・」
男「だから俺の触手ファイル消さないで」
29 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 03:01:05.38 ID:uDgZqRP30
男「何もロープで縛りながら蹴るこたぁ無いだろ・・・・」
女「ちょいシャワ−浴びてくる」
男「おまえも遂に触手ファイルに毒されたか」
女「・・・」
男「おい女」
女「・・・」
男「さっき言った言葉だけど」
男「ちゃんとお前のフォルダだからな」
女「なにが?」
男「俺が消して欲しくなかったファイル」
女「そうか・・・」
女「少しお前の気持ちが知りたい」
男「・・・」
女「シャワー浴びてから聞くから考えとけよ」
30 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 03:02:04.89 ID:uDgZqRP30
男「あの・・・ロープ・・・」
女「お前が覗きにくるから外さない」
男「じゃあせめて手だ解除して」
女「手を解除したら足も外せるだろ」
男「覗きに行かないよ。ファイルの整理がしたい」
女「君のファイルは何一つ消していないぞ」
男「そういう確認じゃない…整理がしたい」
女「分かった。外してやるが覗きに来たら殺す」
31 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 03:07:19.68 ID:uDgZqRP30
女(いつからだろうか・・・あいつを慕いだしたのは・・・)
女(いや・・・そんなことよりあいつの事が気になりだしたのはいつからだ?)
女(母さんが死んで親父が女についていった時か?)
女(じゃあ私はあいつを父親として思っていたのか・・・?)
女(いや最初はそうだったのか?
私はあいつの事を心のよりどころとして使っていただけじゃないのか?)
女(それに・・・あいつは私を支えなくてはとも言っていた
女(だとしたら私はあいつにとってお荷物で・・・
私はあいつを好きになる資格なんて無いんじゃあないのか・・・)
女「ははっ・・・はははっ・・・あはは・・・っう・・・っうあ・・あ・・うぅあ…うあ…」
32 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 03:08:14.14 ID:uDgZqRP30
男「ふーふーふふふふーん♪ふふーん♪」
女「ただいま」
男「おかえりー♪」
女「なぁ男・・・私は」
男「女!お前、お前のスク水消しやがったなぁあああああああああああ!」
女「・・・」
男「てかお前触手ファイルとお前のとは別の水着ファイルもろとも消しやがってええええ」
女「なあ」
男「ん?どうした?」
33 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 03:09:01.35 ID:uDgZqRP30
女「お前にとって私は何なんだ?」
男「え?何その重い話」
女「私の母親が死んで家庭崩壊したときからお前は私を支えようとしてたんだよな?」
男「・・・」
女「お前は私のことがどう見えている?」
女「お前は私の事を保護者として見ているのか?それとも・・・」
女「私を一人の女としてみているかだ」
男「!」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/03(月) 03:10:48.25 ID:KyYUB6DL0
よしそのまま良い展開持ってけ
35 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 03:10:59.00 ID:uDgZqRP30
女「私はもう分からないんだ君のことも私自身の事も」
女「だから聞かせてくれ男。君のがどう思っているか」
男「まーた涙目になってやんの」
女「・・・」
男「そんなんだからお前は昔、俺に『泣き虫トマト』って言われるんだよ」
女「!・・・おっおまえそんなこと覚えていたのか?」
男「うん煽ってたら顔真っ赤になって面白かったから」
36 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 03:12:39.92 ID:uDgZqRP30
男「正直最初の頃は只の友達だったよ」
男「でもって、君を支えようとしているのも事実だ」
男「でも俺はお前のことをお荷物だと思ったことなんか無かったよ」
女「……」
男「また泣きやがったなこの泣き虫トマトwwwwwwwww」
女「しっ!死ね!」
男「話に戻るぞ」
女「あっ・・・うん」
37 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 03:14:34.86 ID:uDgZqRP30
男「でもってさ、さっきファイルを整理してたじゃん」
男「あの時さ
お前の事がいつごろから気になってたか整理してたんだ」
女「それって・・・」
男「まぁ最後まで聞けよ」
男「結局分からなかったよ」
男「でも今も昔も君のことが好きなことに変わりないよ」
女「それは・・・プロポーズとして受け取っていいのか…?」
男「そうだな・・・できる事ならロープに縛られたままじゃなくてちゃんと告白したったかな」
女「あ・・・ああああああ!ごめん!!男!」
男「なんかおめえ口調変わってんぞ」
38 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 03:16:04.83 ID:uDgZqRP30
男「これからどうしようか女?何かする?」
女「ぅっううああああああ男っううあああひっえっ」
男「おーい(^0^)ノ」
女「良かったぁっうう…うっ・・あっひっ…!」
男「そうか俺の股間のジョニーの味はそんなによかったか」
男「久々に殴られた」
39 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 03:18:21.91 ID:uDgZqRP30
女「でも、男が私の事をお荷物じゃないと思ってくれてたのは本当に嬉しかったよ」
男「…そうか…」
男「そういえば女」
女「何だ?」
男「いつまでここにいる気だ?」
女「えーとそりゃあ冬休みが終わるまでかな?」
男「はい?」
40 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 03:20:06.14 ID:uDgZqRP30
女「何か不満か?問題か?」
男「いえ・・・特に・・・問題はありませんが…ちぃっと長すぎやしませんかね?」
女「もしかして叔母様がくるのか?」
男「うーんでもお正月には帰らないとなぁ」
女「いいことを考えたぞ」
男「ほう」
女「君が私を彼女だと紹介してそっちに行くというのはどうだろうか?」
男「はい?はい?」
41 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 03:21:48.95 ID:uDgZqRP30
女「いやさ叔母様に挨拶をしなくてはと思いましてですね」
男「お前どんだけあの家に帰りたくないんだよ・・・」
女「親父が出張と称してクリスマスから女のとこに遊びに行くんだよ・・・・」
男「そりゃ悲惨だな…」
男「まあまだ日数はあるからのんびりしますか」
ピルルルルルウツゥルウッルウルルル!
男「む。電話か・・・もしもし?」
女友「あっ…!もしもしー男くーん?今から空いてるー?」
男「どうだろうな?空きそうにないぞ。お嬢さん何かご予定でも?」
女「おい誰だ女の声がするぞ、おいきいてんのか」
女友「あっ…女さんいるんだ…ね・・んじゃあまた今度空いた日でいいよ♪」
男「悪い空きそうにない」
42 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 03:23:33.46 ID:uDgZqRP30
女友「えっそれどういう」
男「いやさ女が冬休み中は俺のとこに泊まるんだとよ」
女「これは決定事項だぞ」
女友「えーとさじゃあさ!女ちゃんに男君とこ行って良いか聞いててもらえないかな?」
男「俺が女に殺されそう」
男「えーとさ女友がコッチに来たいんだとよいいか」
女「なんだ女友かじゃあいいぞ」
男「いいってさ」
親しい人同士で君って呼び方するもんなのか?
俺だけか・・・違和感がしたのは
44 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 03:28:59.31 ID:uDgZqRP30
>>43 女「なんとなくそっちの方が強そうじゃない?」
男「俺はそうは思わないな・・・俺はお前にご主人様と言わせたい」
女「」
男「すいませんでしたご主人様…」
女「足舐めて三回あたしの周り回って「ワン」って鳴きな」
わんわん
46 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 03:34:20.65 ID:uDgZqRP30
女(女友は昔からの友人だ。正直あの語尾の♪がうざったらしいほど明るい)
女友「へへっへー☆んじゃ、いまから行っちゃうぞおおおお!!」
女友「楽しみにしておくのだあああああああ!」
男「ああ…」
男(女友の奴・・・またおかしくなっちまったのか)
男「んじゃ電話切るぞ」
女友「おっけーい♪んじゃねー」
ガチャ ツー ツー
また最初から書くのかよ
48 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 03:38:39.07 ID:uDgZqRP30
女友「どうやって接しようかな
とりあえず女ちゃんの顔を見てそこから適当に接すれば良いかな
怖いな男君に会うのも怖いけど女ちゃんにあうのも怖いな怖いな怖いな
怖いな怖いな怖いな人が怖いな」
女友「私と男君の世界が欲しいな女ちゃんは私と男君の友達だもんねそうだよねそうだよねそうだよね」
女友「何で男君とわたしのせかいに女ちゃんが居るの女ちゃんが居居るのえねねえねねえねえねえねえねえね
ねえねねねえねえんえねねえねえねええねねえ」
女友「うーす!遊びに来たぞおお!!」
49 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 03:41:08.18 ID:uDgZqRP30
男「よ・・・よお女友!」
女「来たか」
女友「きちゃった☆」
女友「ねえ、男君ちょっと・・・」
男「はい」
女友「女ちゃんはなんでここにいるのかな?」
男「家出だとよ」
女友「それで、冬休みの間ねー」
男「あのさ・・・女友?」
女友「ハァーイ!?なんでしょーかぁ!☆」
男「無理しなくて良いぞ」
ほ しゅ
51 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 03:52:17.50 ID:uDgZqRP30
52 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 03:54:16.77 ID:uDgZqRP30
女友「・・・何のことかな?」
男「お前デルピエロは辞めたんじゃないのか?」
女友「男君、世の中生きているとね
自分が損な役回りに行かないといけないときがいっぱいあるんだよ」
男「!」
女友「ピエロさんは男君の方なんじゃないかな?」
男「女友・・・」
女友「男君はいっつも損ばかりしてるよ。
昔いじめられてた時だって殴らなくてずっと耐えてたり」
男「違うあれは俺が弱かっただ」
女友「いいよね男君は本当は力があって面白くて人気者で
だって男君が頑張ればその場の状況なんてすぐに変わっちゃうもんね」
男「・・・・」
女「話が長いな・・・・」
女「アイツにメールでもするか」
53 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 03:56:18.12 ID:uDgZqRP30
舎弟「フフーン♪フフフーン♪なんだかんだいってプリキュアは最高だなあ」
ナージャキミノホホエーミハー
舎弟「うあわあお・・・女さんからのメールだ・・・・」
女「なにかよい暇つぶしを教えろ」
舎弟「煙草吸えばいいじゃないですかっと」
女「お前か私の煙草説を流しているのは」
舎弟「違います学校というか世間一般のイメージですよ」
舎弟「アネサンも心燃えるような恋でもすれば良いじゃないですか」
舎弟「恋はいいものですよ」
舎弟「恋を知らぬアネサンは可愛そうですよ」
女「男に振られてたらこいつを真っ先に川に沈めてたな」
54 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 03:57:07.52 ID:uDgZqRP30
男「・・・・・」
女友「・・・・・・」
女「さて・・・おいお前らはなしは終わったか?」
男「ああ・・・今行く」
女友「・・・・・・・・・うん!ごめぃーんね女ちゃん☆」
55 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 03:58:35.38 ID:uDgZqRP30
男(俺がピエロか・・・)
女友(わたし何言ってんだろ・・・・女さんに対する嫉妬を男君にぶつけただけじゃない・・・)
女(こいつら暗いな・・・ムードメーカーではないがあいつを呼ぼうか…)
女「おい男、一人呼んで良いか?」
男「あ・・・ああ・・誰だ?」
女「舎弟」
男「舎弟ってお前・・・その名前で呼ぶのやめてやれよ」
女「舎弟?今から空いてるか?」
舎弟「ハートキャッチプリキ・・・なんだアネサンか…てっきり友達かと
アネサン何か問題でも?」
女「今男のところに来ているんだがどうにも暗いんだ」
舎弟「なにっ!男ですって!?早速とっちめないといけませんね・・・」
女「そういうのは良いから来い」
56 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 04:04:21.96 ID:uDgZqRP30
舎弟「男尾おおおおおおおおおおおおおおおおお
くそがあああああああああああ!!覚悟しやがれ人類の敵がああああああ!!」
女「落ち着けよ」(ドスッ
舎弟「うぐぅ・・・いきなり溝ですか・・・」
女友「男君・・・誰・・・この人・・・?」
男「女の友達さ」
舎弟「お前のせいでええええええええええどれほど
アネサンが苦しんでるかああああああああわかってんのかあああああああああ」
男「おい女お前こいつになに吹き込んだんだよ」
舎弟「しらばっくれやがってええええええええ!てめえのせいでアネサンはあああああ」
女『男のことを考えると急に胸が痛んで頭がガンガンしてくる。どうしたらいいんだ?』
舎弟「お前のせいでええええええええアネサンは動悸や頭痛が止まらないんだぞ!!
そのうちバファリン中毒になるぞ!!」
男「」
57 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 04:05:19.85 ID:uDgZqRP30
女友「…それって女ちゃん・・・」
女「心配するな舎弟もうそれは起こらないよ」
舎弟「えっなんで」
女「なんと男と付き合うことになった」
女友&舎弟「はあ!?」
58 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 04:09:20.59 ID:uDgZqRP30
舎弟(まぁ俺にはプリキュアがあるから良いとして)
女友「」
舎弟(問題はこいつだな さっきから死んだ魚みたいに口をパクパクさせてやがる)
男「おい…女、お前なにも公然の場で言わんでも…」
女「まぁ舎弟と女友だし言っても良かったな…」
舎弟「ちょいと・・・女友さん…だっけな一緒にコンビに行こうぜ
アネサンなんかいりますか?」
女「紅茶花殿のミルクティー頼むわ」
男「じゃあ俺はペプs(ry」
舎弟「聞いてねえよ死ね」
59 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 04:11:18.76 ID:uDgZqRP30
舎弟「おい・・・女友・・・紀伊店のか?」
女友「」
舎弟(こういうのは頭を撫でてやると大概落ち着くって何かに書いてあったな・・・)
舎弟(こういうのはキメキメで渋い声を出して・・・頭を撫でる…!)「女友さん・・・」(ナデッ
女友「うああああうああ!!あっあ・・・ああっああ…!
くくrなさわるなくるなあああああああああ」
舎弟「」
舎弟「すいませんでした」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/03(月) 04:27:23.07 ID:HbWKm8f10
舎弟・・・
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/03(月) 06:31:59.03 ID:PWUOGVyn0
ほ
62 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 06:57:34.37 ID:uDgZqRP30
ちょいと休憩
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/03(月) 07:22:54.97 ID:pIqNIGnU0
しえ
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/03(月) 07:33:05.88 ID:OIe1J8TJ0
これ好き
ほ
66 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 09:02:37.67 ID:uDgZqRP30
おはよう再開
女友「そうやって!!!みんな私を騙して!最後にはボロ雑巾みたい捨てるんでしょ!?」
舎弟(これが噂に聞くヤンデレってやつか
俺そのうちボストンバッグかなんかにつめられるんじゃね)
女友「あなたもなんでしょ?あなたも私のお金目当てなんでしょ???????」
舎弟「こいつ何歳だよ・・・・」
67 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 09:05:53.99 ID:uDgZqRP30
女友「みんな私の知らないところで!!陰口ばっかり言って!!!!信頼してたのに!
皆死んじゃえ!!死ね死ね!!男君も女ちゃんも死ね死ね死ね!!!」
舎弟「まてよ!」
女友「!うあっああ!あうああうあ!」
舎弟「男は死んで当然かもしれんがなんでアネサンまで死ぬ羽目になってんだよ」
普通の小説で書けばいいのに
69 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 09:07:44.23 ID:uDgZqRP30
女友「だってさ女ちゃんは僕の男君を取ったんだよ
あんな苦労も知らない奴が喧嘩ができるだけの奴がなんでなんでなんで」
舎弟「まてよ、男の奴はお前のものなのか?」
女友「男君は私が『コワレた』ときに助けてくれたもん!だから私は好きになったの!
私は男君のことが好きだって女ちゃんは気づいているもん!だからアイツは私から
男君を奪ったの!許さない許さない許さない許さないいいいいい」
舎弟「アハハハッ!馬鹿じゃねーの?」
女友「えっ」
舎弟「そりゃお前のことなんて好きどころか気にもしねえわ」
70 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 09:08:43.06 ID:uDgZqRP30
舎弟「だってそうじゃん男からしたらお前はただの友達だ
しかもお前の恋愛感情なんて誰も知ったこっちゃねえだろ」
舎弟「それを許さないだあーだこーだ言いやがって
てめえはてめえのワガママしか言えねえのか?」
女友「ちがうちがうちがうちがう!私はみんなから好かれるように頑張った
どんな酷いことを言われても笑顔で返してきた
みんなに好かれようと笑ってきた明るく振舞ってきた!!
だれかがお金をねだったりしてときもちゃんと貸してあげた!!
私が嫌われてる!?そんなわけないじゃない!」
舎弟「そんな努力・・・虚しいだけだよ・・・・女友・・・
それにお前が金を撒いたって飴ちゃんが無くなったら子供は遊ばないよ」
女友「じゃあなに?私の努力は無駄だっていうの!?」
舎弟「ああそうさ、無駄だったよ」
71 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 09:09:26.25 ID:uDgZqRP30
女友「アハハハッ!アハハッハ!あーあ・・・」
女友「ミルクティー・・・買わないとね・・・」
舎弟(まずいな・・・こいつ何かする気か・・・)
女友「全部無駄だってなら私ごとこんな世界なくなればいい・・・
私の世界ごと壊れてしまえばいいの・・アハハハ!!アッハ・・・は」
舎弟「…じゃあどうぞご勝手にお死にください」
72 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 09:10:32.15 ID:uDgZqRP30
女友「うんあそうだなそうだねいまからあそこの車道に飛び込んで死ぬよコレで全部おしまいおしまいおしまい」
舎弟「でも、お前が死んで悲しむ奴も居るってことだ」
女友「例えば?もしかして君?悲しんでくれるの??」
舎弟「俺はわかんないけどすくなくとも女は悲しむよ」
女友「なんで?ふざけないでよ?あいつが悲しんでても仕方ないじゃない?
男君が居るんだからいいじゃない?」
舎弟「俺がアネサンとしゃべってるときにはいつもお前と男の糞野郎がでてくるよ」
舎弟「俺はお前の事知らないのにアネサン自分のペースで話すんだぜ」
舎弟「毎回話す最初に『私の友達で女友という奴が居てだな・・・』って言ってお前の説明しだすんだぜ」
女友「・・・」
73 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 09:16:37.13 ID:uDgZqRP30
女友「ねえ・・・舎弟君・・・」
舎弟君「しゃっ・・・・舎弟君って・・・まぁこの文章の表記上仕方ないけどさ・・・」
女友「今からでも皆と」
女友「なっなかなおりできるっうっかっかなっぁ・・・」
舎弟「泣かなくてもいいさ
少なくとも姉さんや男の糞野郎はお前のことを友達だと思ってるんじゃないの」
舎弟「紅茶買おうか、待たせすぎたら姉さんに殺されちゃうよ」
女友「あ・・・うん」
舎弟(にしても・・・こいつ昔何があったんだ・・・正直、精神が正常とはいえないぜ・・・)
74 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 09:17:55.02 ID:uDgZqRP30
女「遅い」
舎弟「すいませんアネサン
こちらお煙草です・・・」
女「ココアシガレットじゃねーかこのカス
つーか私は煙草吸わないし・・・・・やっぱりお前が私の喫煙説を流しているのか…」
舎弟「すんませんしたああああああチョークスリーパーは勘弁してくださいいいいい」
男「よーす女友!」
女友「・・・・」
女友「ごめんなさい・・・さっきのことは・・・・」
男「いいっていいってあの時は俺も言いたいこといって悪かった」
女友「いや!むしろ言いたいこと言ってください!
じゃないと伝えたいことなんて伝わんないですから
75 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 09:21:26.70 ID:uDgZqRP30
男(女友…こいつ…」
男「もう…俺が居なくても平気だな…」(ボソッ
舎弟「男おおおおおおおおおおおおおおおおきっさまああああああああああ
女さんという方がいらっしゃりながら女友さんまでたぶらかしやがってええええ」
男「うおってめえ!キーボード投げんじゃねえ!」
男「すっかり日も暮れたな・・・」
女「もうお前らは帰り時か・・・」
女友「舎弟君一緒にかえろっか」
舎弟「ああ・・・!そうだね!ちょっと待ってね」
舎弟「男さんちょっと・・・」
男「珍しいなさん付けとは」
舎弟「あの女友さんは昔なんかあったんですか?」
76 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 09:28:21.98 ID:uDgZqRP30
-深夜-
男「じゃあ話をしようか
てかこの時間帯から大丈夫なのか?]
舎弟「家族は実家に帰省していますから
まあ俺は行きませんけど」
男「舎弟…この話を聞くにあたってお前には少しばかり約束をしてもらう」
男「まず始めに…この事は誰にも言わないこと」
舎弟「はい」
男「今から話す事実から逃げないこと」
舎弟「…?は…はい」
男「そうだな・・・」
男「結論から言うと彼女は昔誘拐された」
舎弟「!!」
77 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 09:29:40.10 ID:uDgZqRP30
男「あいつは○○銀行のお嬢さんでね
そのことからあいつは中学校辺りから”特別”扱いされててね
それを良く思わない生徒からイジメを受けたり
他の同級生からの誘いとかは断れないタチだからさ金を貸したりしてたんだな」
舎弟「・・・・」
男「で、ある日だあいつは誘拐された
犯人は逮捕されたから良かったものの誘拐犯は女友の友人の父親だった
そして、誘拐されている間に彼女は言葉を忘れたりして」
舎弟「忘れたりして・・・?」
男「最終的に心がおかしくなっちまった
あいつの親父は世間体を気にするばかりして
あのことあの子の事件のことを腫れ物扱いした」
舎弟「それで・・・ああなっちまったって言うんですか・・・!」
男「ああなっちまったてのは?」
78 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 09:34:46.33 ID:uDgZqRP30
舎弟「実はコンビニに行く途中でかくかくしかじか・・・」
男「ああそうか・・」・
舎弟「すいません・・・あの子に酷いことをいっぱい言って・・・」
男「いやでもこれであの子も言いたいことも言えたしスッキリしたんだと思うぜ」
男「とりあえずここまでが俺があの子に関して知ってることだ
君の方から何か言っておくことはあるかい?」
舎弟(あいつはあんたのことが好きなんだとは流石に言えねえな・・・)
舎弟「いえ、何も」
男「君は・・・」
舎弟「?」
79 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 09:50:52.78 ID:uDgZqRP30
男「君は彼女に自分の家庭の事を聞かれたとき、ちゃんと話せるか?」
舎弟「!!」
男「君はさっき『家族は帰省してるけど自分は帰らない』といってたね
君も何かしら抱えているんだろけど、彼女がそれを聞いた時に君はちゃんとなせるか?」
舎弟「話せます!彼女の痛みに比べれば俺のなんて屁でもないです!」
男「よく言った
誰かの傷を背負うってのは当然逃げてはいけないし
自分自身の傷も見せなければならない事を分かってほしかったんだ」
舎弟「・・・」
舎弟「じゃあ俺は帰ります・・・アネサンにもよろしくとお伝えください」
男「変に礼儀正しいな」
舎弟「当たり前だアネサンに関しては俺はパーフェクトだ」
男「じゃあな」
80 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 09:52:01.59 ID:uDgZqRP30
女「舎弟の奴・・・成長したな・・・・」
男「起きてたのかお前」
女「当たり前だ
お前の浮気相手は再起不能にしなくちゃならんしな」
男「」
男「さてと・・・寝ますかね・・・」
女「おいお前深夜に男女二人で密室だぞ!
やることは無いのか!?」
男「無いね!断じて!」
81 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 09:59:15.27 ID:uDgZqRP30
男「んでもってさ」
女「ん?どうした?」
男「お前は何でスケバンなんてやってんだよ?」
女「えーと・・・な・・・」
女「そりゃあ、かっこいいからってのもあるけど」
男「お前もともと喧嘩嫌いだったじゃねえか」
女「昔の話だろ」
82 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 10:01:44.57 ID:uDgZqRP30
女「今は違うただそれだけだ」
男「・・・」
女「それに・・・だ」
女「このスケバンの格好になってたらさ、
いろんな奴が見かけで判断してるんだなって思うようになったよ」
男「・・・」
女「おまえさ女友となんかあったか?」
男「!!」
女「別に浮気とかじゃなさそうだが昨日辺り舎弟としゃべってたしな」
男「なぁ女、」
女「ん?」
男「思い出めぐりの旅でもしようか・・・」
83 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 10:04:09.49 ID:uDgZqRP30
女「どこに行く気だ?」
男「とりあえず小学校に行こうかな」
女「なぁあそこには・・・」
男「そうだな、妹のとこにも行ってやんないと」
女「そうか・・・妹さんは元気か?」
男「まだ進展は無いよ」
女「・・・」
84 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 10:04:59.84 ID:uDgZqRP30
男「なぁーにしょげた顔してんだよ」
女「君は辛くないのか・・・?」
男「べーつに
誰でもそれなりに苦労はしてるでしょ?
女もそれなりに苦労してるだろ?」
女「正確には苦労してただな」
85 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 10:05:41.01 ID:uDgZqRP30
男「?」
女「一応君に私の悩みはすべて打ち明けたはずだからな」
女「私は君ほど強くは無い
でも君が死にそうになったり辛くなったりしたら全部受け止めてやるよ」…
男「はははっ!だいじょーぶですって!お前には苦労かけさせないよ」
女「あのな!私はそんなことを言ってるんじゃな・・・」
男「ありがとうな…」
男「でも、お前なんかに人殺しのことなんて背負ってもらわなくていいんだよ」
女「!おい!男!」
男「そろそろ行こうか?」
女「・・・」
86 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 10:06:21.89 ID:uDgZqRP30
男「よぉーし!まずは小学校だなー!」
女「そうだな・・・って正門が閉まってるじゃねえか」
男「冬休み中だったな」
男「ここはインターホンでだなぁ」
男『もしもし男ですが学校の方に忘れ物をしてしまいまして』
『えぇっわたくし不審者なんかございませんよ』
『ほら54期生っていうんですかかね?あれの卒業者です』
男「オッケーだとよ」
女「おい、忘れ物ってなんだ?」
男「タイムカプセルだよ」
女「!」
男「あれ掘りに来た」
87 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 10:07:32.85 ID:uDgZqRP30
男「ほら・・俺さアレしてさ・・・」
男「みんなと一緒にタイムカプセル埋めれなかっただろ」
女「そして私が君と一緒のタイムカプセルに入りたいって言って
二人だけのタイムカプセルになったんだっけか」
男「ロマンチックだな『二人だけのタイムカプセル』って、どっかの小説みたい」
女「良いから・・言ったこっちがが恥ずかしくなってきた」
88 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 10:14:03.81 ID:uDgZqRP30
男「確かここだっけかな」
女「桜の木の下に埋めようとか当時言ってた気が・・・」
男「桜の花はまだできてねええよな・・・」
女「冬だからな」
男「なあやっぱこれ掘るの春にしねえか?」
女「なんで?」
男「枯れた桜の木の下でタイムカプセルを空けるなんざちぃっとかなしくねえか」
女「そうだな・・・」
男「来た意味無かったかもなここ・・・」
女「なあ男・・・お前このときは私のことどう思ってたんだ?」
男「恋人と友達の中間かな・・・」
男「なあ女、俺の居なかった小学校六年の間はどうだった?」
89 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 10:18:12.20 ID:uDgZqRP30
女「六年生のときは・・そうだな・・・いつも君のことばかり考えてた」
男「・・・」
女「なぜお前だけあんな目にあわなきゃいけなかったかとか・・・色々考えたよ」
男「じゃあ俺からも聞くけどさ」
男「当時お前は俺のことをどう思っていたんだ?」
女「面白い奴だと思った
誰にも分け隔てなく接してみんなを笑わせていた
そんなイメージだ」
女「じゃあそろそろ行くか」
男「どこに?」
女「中学校じゃないのか?」
男「中学校は嫌な事がいっぱいあってお前と女友の思い出しかないし別にいいかな」
男「じゃあ俺の昔の家に行くか」
90 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 10:19:54.36 ID:uDgZqRP30
女「なあ男・・・私には今の男の気持ちが分からない」
女「いまの男は自分を傷つけているだけだよ・・・」
男「俺も今、俺自身の気持ちが分からないんだ」
男「なあ女」
男「!」
女「私が君の君の傷を受け止めるから!だから一人で抱え込まないでくれよ・・・」
男「違うっ!お前が俺のことなんざ背負わなくて良いんだよ!!」
女「私が君を支えるからっ!私が!」
男「もういいっていってんだろ!!」
女「ビクッ!」
91 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 10:27:20.01 ID:uDgZqRP30
男「女、俺はお前の事をお荷物だと思っていたよ!昔から今もずっと・・・」
男「なあ女終わりにしよう・・・もう」
女「なんでだよ・・・!じゃあ何であの時お荷物だったと言ってくれなかったんだよ!」
男「女、お前の気が済むまで俺を殴ってくれよ」
男「それでもうおしまいだ」
女「ふざけんなよ・・・!ふざけんな・・・!」
男「早く殴ってくれよ・・・もう俺を楽にしてくれ・・・」
女「今のお前を殴る気にはとてもなれない・・・・」
男「また泣くのか
そうやってお前は泣くと俺が慰めてくれると思ってるんだろ?」
女「もう・・やめてくれ・・・もう・・・」
男「女・・・もう俺に会うな・・・俺の何も背負うな・・・・俺を忘れてくれ・・・」
女「なんでだよ・・・!なんで男・・・!」
男「邪魔なんだよ!!俺の思い出から出ていってくれよ!!」
女「!!」
92 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 10:29:52.61 ID:uDgZqRP30
女「鍵を貸せ・・・着替えを取ってくるそれでもう帰るから・・・」
男「ああ・・・」
女「本当に終わりなんだな・・・男・・・」
男「しつこいぞ・・・」
女「お正月はどうしようか」
男「来なくていい・・・邪魔だ・・・」
女「ごめんなさい・・・ごめんなさい”!
もう私は男の何にも触れないって約束するから!
だから…傍に居させてくれ…」
男「うざいんだよ!!全部消えちまえ!!てめえも何もかも!!」
女「…男…もう一度聞くが・・・私は本当に君にとって邪魔だったか・・・?」
男「もう黙ってろよ・・・」
93 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 10:32:00.26 ID:uDgZqRP30
女「じゃあ着替えとか取ってくるからさ・・・
外で待っとくか?」
男「ああ・・・そうする・・・」
女「じゃあな」(バタン
女「うっ・・・あっれおかしいな・・・涙と止まんないや・・・あいつと居ると泣いてばっかだな・・・
女「!・・・これって・・・でも・・もう・・・」
男「終わったか・・・?」
女「うん」
男「…じゃあな…」
女「また・・・な」
男「…俺はもうお前にも女友にも会いたくないよ」
女「・・・・ごめんな・・・・なんもできなくて・・・」
男「最初から・・・」
男「最初から俺はお前らになんか期待して無かったよ・・・」
94 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 10:37:16.85 ID:uDgZqRP30
(これでいい・・・これで・・・痛みを背負うのは辛いはずじゃない・・・ )
( けどいつの間にか辛くなっていた)
(あいつに俺の傷みなんざ背負ってもらわなくて結構だ・・・」
(置手紙かこれは・・・・)
『もしあなたが辛いときはいつでも私を呼んで下さい。』
『私はいつでもあなたを待っています』
『あなたがどれほど私を嫌っていても私があなたを思う気持ちは変わりません 』
『ごめんなさい』
『また学校であったらいつも通り嘘でもいいから話してください。』
『口で伝えちゃうと泣きそうになるからこんな形でしか言葉を残せないけど』
『ごめんね男君 』
男(ビリビリ)
男「お別れなんだよ女・・・もういいんだよ・・・」
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/03(月) 10:37:27.64 ID:o+oZifuf0
支援
96 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 10:48:01.45 ID:uDgZqRP30
「これは女のファイルか」(カチッ
「あいつ・・・俺の触手画像Uも消しやがったな」
「そういやあいつのことをいつ気になりだしたかとか時系列でファイル整理してたんだっけか」
「この写真は・・・そうか女友と女と俺で撮った写真か・・・」
「あーあ畜生なんであの頃に戻れなくなっちまったんだよ」
ピンポーン
「女か・・・」
「なんだ」
舎弟「…」
男「どうした…?舎弟」
舎弟「ふざけんな…!ふざけんなよ男!!」
言い終わる間も無く舎弟は男の胸倉を掴み言う
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/03(月) 10:49:46.58 ID:OBlYqqGy0
最後まで書き溜めてあるの?
98 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 10:55:30.72 ID:uDgZqRP30
しかし男はそれにまったく動じようとせず
舎弟「さっきアネサンにすれ違ったんだが泣いてた…
事情をアネサンは話てくれなかった…」
舎弟「お前…!アネサンに何をした…?」
男「…お前が来ることも計算済みだ…」
男「もう俺を殴ってくれよ・・・気が済むだろ・・・」
舎弟「殴って気が済むならてめえなんてすぐに殴ってやってやるさ!」
舎弟「何があったか話せ!今この場で!」
男「・・・」
99 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 10:58:58.17 ID:uDgZqRP30
男「俺はあいつに傷を背負わせないでやろうと思ってあいつを・・・」
舎弟「お前は…嘘つきだ…!
結局それはアネサンを使って自分から逃げただけなんじゃねえのかよ・・!?・」
舎弟「結局俺に言ったことなんて綺麗事だったじゃねえか・・・」
舎弟「なんとか言いやがれよ・・・おい・・・」
男「お前に話してやろうか?なんなら」
舎弟「何でも言ってみやがれよ!!」
男「俺は・・・」
「俺は父親を殺した」
100 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 11:00:13.77 ID:uDgZqRP30
舎弟「は?」
男「小学校五年のとき俺は父親を殺した」
舎弟「な・・なんで・・・」
男「小学校4年までは俺にはちゃんと母さんが居た」
男「その日は参観日だったかな・・・俺は母さんに誉められたくていっぱい手を上げて発表したりしたんだ」
「その日母さんは「男ちゃんが頑張ったからご褒美をあげるね」って言ってくれてんだ
俺は期待しておもちゃ屋に向かったよ」
男「俺もあんまり来たことがなかった良く分からないおもちゃ屋でさ・・・
帰り道に迷っちまって人気の無いところに来ちまったんだ」
舎弟「おいそれと父親とどういう関係があるってんだよ!?」
101 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 11:01:13.72 ID:uDgZqRP30
男「人気が無かったんだ・・・あのときでもそこにさ変な太った男が居てさ・・・」
舎弟「おい!うつむいてるだけじゃわかんねえんだよ!」
男「その時さ・・その時さ・・・母さんは若かったんだ・・母さんは若かったんだ・・・・」
男「・・・母さんは強姦されたって言ったら・・・・いいのかな」
102 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 11:03:03.76 ID:uDgZqRP30
男「俺はただ見てるだけだった・・・足がすくんじまって動けなかったんだ・・・・
あのとき俺は誰かに助けを呼ぶこともできたかも知れなかったな・・・」
男「しばらくするとたまたま通りかかった警察が来た
犯人は逮捕されたけど母さんは完璧に壊れちゃってさ」
男「そこからの俺の家庭崩壊は早かったよ
当時小学2年だった妹は訳が分からなさそうに警察の話を聞いてて
父さんは常に放心状態で母さんはおかしくなっちゃってさ」
男「結局母さんは精神病院に入院したよ」
男「で、一ヵ月後屋上から飛び降りて自殺したよ笑顔でな」
舎弟「・・・」
男「ああわりぃ・・・気分悪くなるよな・・・お茶・・・入れるからさ・・・」
103 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 11:05:10.58 ID:uDgZqRP30
男「母さんがしんでから父さんは何かが外れたかのように狂っちまってさ」
男「酒を飲んで日常的に家族に暴力を振るうようになったよ」
男「DVとかはうけてたけど妹は父親のことを好いてたらしくてさ」
『いつものパパはいつになったらもどってくるの?』とかあざ作りながら聞いてきたよ
男「んで学年が上がっての二学期のことだ
親父が妹を犯そうとした
母さんの件もあってかすぐに体が動いてね
調理場から包丁を取って親父の首を切るまでには二分もかからなかったよ」
男「犯したり犯されたり面倒な家族だろ?」
舎弟「…変に場を和ませようとしなくて良いんだよ・・・」
男「凄惨な状況だったよリビングには親父の首が飛んで妹は声にならないような声をあげて
それで俺は少年院に行ったよ幸い状況も状況で中学入学まで通うことにいなったかな」
男「中学は酷いものだったよ
何かとつけて人殺しだの母さんがレイプされただの
どこから仕入れてきたのか分からないほど的確な情報でさ・・・」
104 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 11:19:04.23 ID:uDgZqRP30
男「唯一の救いだったのが女と女友だけだった」
「あいつらはいつも俺を庇ってくれたよ」
「でもあいつらも俺を庇ったせいでイジメにあってた・・・」
「俺はあいつらに報いるためにあいつらの色んなことを背負ってきたつもりだった」
「でも、もうあいつらの抱え込んだものはある程度消えていっているし
いざとなりゃお前がいるしな・・・」
「俺の役目は終わりだ。これ以上あいつらといたってあいつらにとって迷惑なだけだ」
舎弟「それでも・・・それでも女さんはあなたのことが好きなんですよ・・・」
男「あいつにはもっと見合った奴が居る。俺なんかが貰っても仕方ないんだよ」
「女に伝えてくれないかすまなかったと・・・そして俺はお前の事が好きだったと・・・」
舎弟「ざっけんなよ!」
105 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 11:29:29.04 ID:uDgZqRP30
舎弟「そんな大切なことならなんで自分から伝えないんだよ!」
「俺はアネサンの恋人じゃねえんだよ!」
舎弟「アネサンは俺が思ってるほど強くないのかもしれない…
でもあんたが思っている以上にあの人は強い…!それにあの人は…!
背負うべきものから決して逃げたりなんかしない!!」
男「…今更…どんな顔して会えば良いってんだよ!!」
舎弟「逃げないでくれよ・・・!あんたはアネサンを奪った生かすかねえ奴だ
でもあんたは俺にとって兄貴なんだよ・・・!」
106 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 11:46:17.43 ID:uDgZqRP30
舎弟「あんたが逃げたら俺は何を志にして生きていけばいいんだよ!!」
男「・・・」
男「おい、舎弟」
舎弟「なんだよ・・・」
男「アネサンはどこに居ると思う?」
107 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 11:58:02.55 ID:uDgZqRP30
女「・・・」
舎弟『男の奴が何かしでかしたんですね・・・!待っててください!絶対つれて帰りますから』
女「・・・」
舎弟「姉ささあああああああああああん!ボンクラを連れてきましたよおおおおお!!」
男「・・・・」
女「・・・・」
108 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 11:58:49.75 ID:uDgZqRP30
女「なんだ?私が触手ファイルUを消したことに対しての文句か?」
男「女、ごめん・・・な・・・」
女「なにがだ・・・?お前の言っている事は正しかったよ
泣けばお前が慰めてくれると心の何処かでは思ってたし
お荷物であることも・・・」
男「ごめんな・・・女・・・」
男「俺さ・・・お前のこと・・お荷物なんて思ってないんだ・・・」
男「本当は俺はお前の事が好きなんだ
でも俺はお前には俺なんかよりもっと似合う奴がいると思っているんだ」
女「男君にとって似合うとかってなに?」
前の分貼ってる間にもちろん書き溜めしてるんだろうな?
110 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 12:19:04.30 ID:uDgZqRP30
女「私は男しか居ないんだ・・・他の代わりなんて誰もいない・・・」
男「・・・俺は人殺しだ・・・ましてや俺の家族は汚れきって・・・」
女「そんなこと気にしてるのは男君だけだよ・・・」
女「私の居場所はお前のいる世界だけだ・・・」
男「俺と一緒にいるとお前まで人殺しだの罵られるぞ」
女「そんなもん犬に吠えられた程度じゃないの」
111 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 12:22:24.92 ID:uDgZqRP30
女「男・・・私は男の苦しみを背負う
だからお前は私の苦しみを背負ってくれないか?」
男「!」
女「これでお相子だろ」
男「ははっ えっぐっ・・くっ・・くっ・・そっ・・
ははってめえの前で泣いちまったよ・・・・サイアクだな・・・ははっ」
男「仲直りしてくれるか・・・?」
女「ああ・・・当たり前だ!
これで仲直りだぞ!」
男「ああ!
うぶっ!」
女「仲直りついでの右ストレートだ」
112 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 12:23:05.72 ID:uDgZqRP30
女「おい、男焼きそばパンかって来い
男「おいまててめ(ry」
舎弟「俺、カレーパンな」
男「おい、てめえらやめ(ry」
女友「メ・・メロンパンが・・良いな」
男「」
男「購買部の在庫数もあるだろうから
一緒に来なさいお前ら」
女「チッ!」
女「仕方が無いなついて行ってやるよ」
男「何・・・今の舌打ち・・・・」
113 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 12:24:15.21 ID:uDgZqRP30
男「む・・・あれは・・チビ・・・」
チビ「ごめんなさい・・・・いまはお金もってないです・・・・」
DQN「おいチビ!てめえ今出さなかったらどうなるか分かってキイテンのかぁ!?」
チビ「ひっ・・・」
手下1「流石DQN君!俺たちにできないことを平然とやってのける!!」
手下2「そこに痺れる!憧れるぅ!」
女「おい」
114 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 12:25:04.41 ID:uDgZqRP30
手下1「ゲェ・・・!お・・・女!」
手下2「あべし!」
DQN「なに君wwwwやろうっての?ww」
女「除け、目障りだ」
手下1「DQN君ここは一旦引き下がりましょう!」
手下2「そうですぜ!女ポチョムキンこと女と戦って只ですむはずなんざありませんぜ!」
DQN「おい糞尼・・・てめえ今後どうなるか分かってんのか?」
115 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 12:27:49.07 ID:uDgZqRP30
女「さあな、私は出家しないから尼にはならないんだよ」
DQN「てっめえええあんましザケたこと言ってたらブッころ・・・」
体育教師「おいDQN!何やってんだ!」
DQN「チッ・・・てっめえが俺の目の前にきたらぶっ殺す・・・
覚えとけよ・・・!」
手下1「あーあDQN君怒らせちまったな・・・」
手下2「しーらね・・」
男「なぁ、これ今考えれば冬休みの話だろ」
舎弟「一日だけ学校にこなきゃならないとかそんな設定なんだよ
いわせんな恥ずかしい」
※
>>1が面倒なご迷惑をおかけしたことを深くお詫びします
116 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 12:28:42.86 ID:uDgZqRP30
女「チビ、大丈夫か?」
チビ「ありがとう・・・ございます・・・・」
チビ「でも女さん!大丈夫なんですか!相手はあのDQNなんですよ!!」
女「心配いらんよ、大概ああいう奴らは群れてないと何もできない奴らさ」
チビ「で・・・でも!」
女「お前心配性だな・・・
まあいざとなりゃ舎弟もいるしな・・」
な、舎弟?」
舎弟「は・・はい!」(ガクッガクッ
男「おい女、いざとなりゃ俺が行くぞ」
女「人を殴れないお前が喧嘩するなんてとんだ笑い話さ」
男「・・・」
117 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 12:32:37.96 ID:uDgZqRP30
DQN「おい・・・手下・・・女のやつそんなにやばい奴なのか?」
手下1「ええ・・・なんでも熊を殺したとかどうとか・・・」
手下2「実は893とうらで繋がってるとか・・・」
DQN「ククッ・・ハハハッ!」
DQN「それは全てでまかせだ・・・
なぜならあいつはそこまで強くないからだ!」
手下共「!」
DQN「あいつの体系をよく見てみろ!
あいつはそこまでデブなわけでもガタイが良いほうでもねえ
むしろ結構ナイスバディなほうだ・・・!」
手下「つ・・・つまり・・・!?」
DQN「あいつは本当は弱い!強いと思ってるのは奴の威圧感と雰囲気からだ!」
手下1「それにボクシングをやってるDQN君が負けるはずないですもんね!!」
手下2「しかも人質までとっちまえば完璧に俺らの勝ち・・・!」
DQN「そういうこった!ハハハハッ!ハハハッ!」
118 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 12:35:07.61 ID:uDgZqRP30
女「んー!腰が痛い・・・」
舎弟「アネサン!」
女「ん?何?どうかした?」
舎弟「実は・・・俺!怖いんですDQNが・・・」
女「・・・」
舎弟「俺・・・!昔DQNに苛められてて・・・
苛められるのがいやで強くなろうとしてアネサンの所に来たんです・・・」
舎弟「俺・・・!強がってますけど・・ホントは何も出来なくて・・・!」
女「お前は今・・・私のことをどう思っている?
ただ単に暴力の上で憧れているのか・・・それとも・・・」
舎弟「・・・最初の頃はアネサンがいるから
もうあいつらに苛められなくて済むかなって思ったりもしてました
でもいつの間にかアネサンの事を一人の女性として意識してしまいました・・・・」
女「・・・」
119 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 12:37:27.67 ID:uDgZqRP30
舎弟「でも、男があなたと付き合ったって聞いて
俺はアネサンを諦める踏ん切りがついたのかも知れません
アネサンは俺の事をどう思っているか分かりませんが」
舎弟「俺はアネサンの事を一人の人として尊敬していますし
アネサンには失礼かも知れないですけど僕はアネサンを
本物の『姉』のようにも思っています」
舎弟「これが僕の姉さんに対する気持ちです」
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/03(月) 12:56:02.24 ID:o+oZifuf0
支援
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/03(月) 13:13:20.82 ID:xfLQqpPL0
追いついた支援
122 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 13:17:06.23 ID:uDgZqRP30
舎弟「!」
女「じゃあ、ますます弟であるお前を傷つけられないな!
舎弟・・・私がDQNに絡まれたらお前は逃げろ
お前に傷ついてもらっちゃあ困るんでな」
舎弟「姉さん、話してて思ったんですけど
やっぱりアネサンがDQNに絡まれたときは僕も参戦しますよ!」
女「おい・・お前」
舎弟「心配要りませんよ!一応これでもアネサンの弟なんですから!」
女「ふふっ・・・頼りない根拠だな・・・」
女「まぁでも無理はするなよ・・・」
舎弟「分かってますって!」
123 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 13:17:57.01 ID:uDgZqRP30
あぶねえ…さるさん来てたから別のスレ行っちまってた…
女「でもさ・・よくよく考えてみれば冬休み中に学校に来るのは今日だけだろ」
舎弟「じゃあ、あんまり意味無かったですね・・・」
女「どうだろうな?あいつらのことだどうせ休み中に呼んでくるんじゃないか?」
舎弟「まぁそんときは任せといてくださいよ!」
女「お前・・・マジで無理すんなよ」
124 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 13:20:01.54 ID:uDgZqRP30
女「よし男、そろそろ帰るぞ」
男「zzz・・・」
女「おい、起きろ。いつまで昼寝してるんだ」
男「やっやめてくれ!女!俺のスク水フォルダだけは消さないでくれぇ!! あっ」
女「家に着いたら消しておくか・・・」
女友「ねぇ男君スク水フォルダってなにー?」
男「ごふっ!えーとなぁ俺の聖地かな・・・ うごっぱ!」
舎弟「てめええええええええアネサンという人が居ながらああああああああ
お前は生きて居ちゃいけない存在なんだああああああああ!!」
男「おい痛いって・・・!マジでやめろ・・・!うごふっ!」
男「・・・・」
女「男君に追悼」
125 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 13:21:04.19 ID:uDgZqRP30
____
女「じゃあお前らバイバイな」
女友「うん!ばいばーい!」
舎弟「世話になりましたアネサン!」
男「俺のフォルダが・・・思い出が・・・聖地が・・・」
舎弟「おい男、お前アネサンを泣かしてみろ!ミンチじゃすまねえからな」
男「わかっとるよ」
126 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 13:22:40.75 ID:uDgZqRP30
女「さて、男!学校も終わって汗びっしょりだな・・・
そして密室に男女二人・・・このシチュエーションでやることは一つ・・・!」
男「妹のとこ行って来る」
女「!」
女「わかった。
私も付き添うよ」
127 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 13:23:54.92 ID:uDgZqRP30
妹「・・・・また来たの・・・このヒトゴロシ・・・!」
男「・・・」
女「病室の外で待っていろろ言われたが・・・
会話がだだ漏れだぞ・・・男・・・」
妹「あの日さ・・・お父さんは一緒にキモチイイコトしようって言ってたの
あのときお父さんは元の優しいお父さんに戻ってたの!
それなのにお前は!」お父さんを殺した!
男「ちがう・・・あの時の親父は・・・」
妹「元はといえばお前のせいで母さんは死んだんだ!」
男「・・・!」
妹「お前は二人の人を・・・両親を殺した!」
妹「だから・・・私も殺してよ『兄さん』」
妹「そうすれば家族みんなで天国から地獄に行くあなたの姿が見れるもの・・・」
男「・・・それはできない・・・!」
妹「じゃああなたが死んでよ…お父さんを殺したあなたが死なないだなんて可笑しいもの・・・」
128 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 13:25:28.02 ID:uDgZqRP30
妹「出来ないなら帰って・・・帰ってよ!!」
男「すまなかった・・・本当に」
妹「ここから出ていけ!!居なくなれ!!死ね!死んでしまえ!!」
男「・・・・」
女「なぁ、男よ」
男「ん?」
女「お前には私がちゃんとついているからな
私もお前の事を背負ってやるからな」
男「ありがとう・・・女・・・」
男「俺はお前がいてくれて本当に良かったと思えるよ」
女「・・・ちょっと恥ずかしいからやめろ・・・」
男「ははっ・・・ありがとうな」(ナデナデ
女「おい、止めろっておい・・・殴るぞ・・・?」
129 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 13:29:49.34 ID:uDgZqRP30
女「さて、男よ・・・夜に男女二人密室・・・もうこれは・・・」
男「おやすみー(^0^)ノ」
女「心配するなすぐに寝かせてやる・・・」
男「ほう・・・んなんじゃこりゃ・・・・」
男「zzz・・・」
女「よくコナンとかで使う睡眠薬ハンカチさ・・・」
女「さて、男・・これから君をだな・・・・」
携帯「ダケジャナイヤイヤヤイヤーイ!」
女「・・・だれだ・・・舎弟か・・・?」
女「もしもし・・・」
DQN「女ちゃあああああああん!」
130 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 13:30:41.33 ID:uDgZqRP30
女「!・・・なんの用だ?」
DQN「○○の廃工場に来い!」
女「悪いがお前に構ってやれるほど私は手が空いていないんだ」
DQN「いいのーかなー女ちゃーん?来ないと女友ちゃんがどうなっちゃうんだろうねー?」
女「!!…おい!!お前ふざけんな!!女友に指一本触れてみろ!ぶち殺すぞ!」
DQN「じゃあ早くきなよ!まぁ来てもこいつがどうなるかは知ったこっちゃねえけどなぁ」
女「くそ・・・が!」
女「おい舎弟!今大丈夫か!?」
舎弟「俺は大丈夫っすけどなにかあったんですか?」
女「DQNが廃工場で女友を人質にしていわ私たちを待っているらしい・・・」
舎弟「な、なんで!?」
女「詳しい話は後だ!公園で落ち合うぞ!」
131 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 13:40:51.51 ID:uDgZqRP30
舎弟「DQNの野郎共・・!絶対に殺してやる!!」
女「舎弟!行くぞ!」
舎弟「はい!」
女友「き・・ちゃ・・だめ・・!」
手下1「オラよ!」ドスッ
女友「うっぁあっ」
手下1「おいwwこいつ吐きやがったぞwwwww」
手下2「おい流石に止めろって・・・いくらなんでも相手は女友だぞ」
手下1「こいつ○○銀行のお嬢さんだったかな・・・
ムカつくんだよ・・・!何の苦労もしらねえで生きていやがって!!
死ね!死ね!死んじまえ!」
舎弟「てめえら・・・いい加減にしやがれ!!」
DQN「ヒーロー参上ってか!ヒャハハ・・!アハ!アハハッ!」
女「お前・・・生きてかえれると思うなよ・・・」
DQN「おーこわい・・・こわい・・・」
132 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 14:15:57.59 ID:uDgZqRP30
____一方
男「なんで俺は全裸なんだ・・・?そうか・・・俺はあいつに眠らされて・・・」
男「するとこいつはもしかして事後ってやつなんじゃ・・・」
男「うわあああああああああああああああああああああ女のやろおおおおおおおおおおおお
俺の寝ている間にいいいいいいいいいいい女あああああああああああああでてこいいい」
男「女・・・?おーい?女ー?」
男「あの馬鹿なんで携帯は置いてんだよ・・・」
男「これじゃどこいるかわからな・・・」
133 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 14:27:12.91 ID:uDgZqRP30
DQN「おい待て・・・お前が俺を殴った瞬間・・・手下2がナイフであいつの首を切る!」
手下2「!」
DQN「もしあいつが切らない場合手下1が手下2ごとあいつを刺し殺す!」
手下1「そのとおりだぜえええええええ!!
手下2いいいいいいいいいいいてめえちゃああああんと殺せよっおぉおぉぉぉ!!」
手下2「ぼ・・・・僕は嫌だ・・・この子を殺したくないし、君に殺されたくもない・・・」
手下1「あ?てめえ何今更言ってんの???てめえは俺たちの共犯者なんだぜ?
もうお前はいい子ちゃんぶっても無駄なんだぜ?」
手下2「それでも・・・僕はこの子を殺したくないんだ・・・・!」
手下1「あっそ・・・」(ザクッ
134 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 14:38:11.80 ID:uDgZqRP30
さるさんにくるしむ
舎弟 女「!!」
手下1「DQN君!やる気が無いDQN2の腕を刺しましたよおおおおおおおお」
舎弟「狂ってやがる・・・」
DQN「まあこれも俺の『暴力』による教育って奴の成果だわ」
女「お前!」
DQN「おい、俺はともかく手下1は本気だ
おそらくお前らが俺に飛び掛った瞬間あいつは女友を殺す
ましてや女友を殺した後お前らが生きて帰れる保障はない・・・」
DQN「取引をしよう
俺はお前らを気の済むまで殴る
気が済んだら女友は解放する・・・それでどうだ?」
舎弟「くそっ・・・!」
女「わかった・・・好きなだけ殴ればいい・・・」
135 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 14:49:43.35 ID:uDgZqRP30
舎弟「待て・・・殴るんなら俺から先に殴れ・・・」
DQN「ほう!少しは男らしくなったじゃねえか舎弟・・・」
DQN「にしても女ちゃんも大変だねーこんな雑魚が舎弟でさ・・・
もっと強い俺みたいな奴が居ればなあ
まあ俺が舎弟になるこたぁないけどなぁ!」
女「違うな」
DQN「あ?」
女「私はこいつの事を舎弟と思った事はあまりない
私はこいつを本当の弟のように思ってきた」
DQN「何が言いたいのかな?お前は?」
女「私と舎弟の関係は暴力だけで成り立った前らの薄っぺらい関係とは違うってことだ」
DQN「話が変わったよ」(バッ
舎弟「うあっ!」
DQN「やっぱり殴るのはお前からだ・・・・女ぁ!!」
136 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 14:52:30.86 ID:uDgZqRP30
女「ぐっ・・・あっ・・がっ・・!」
DQN「首を絞められるのは苦しいだろうなぁ!
あそこに居る手下もこうやって調教したんだからなぁ
確か舎弟君もそうだったかなぁ?」
舎弟「くっそっ・・・」
女「はぁ!はぁ!はっ・・はっ・・・」
DQN「意識が朦朧としてきたところでDQNくんのメガトンパアアアンチ!」
男「・・・おい」
137 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 14:58:39.31 ID:uDgZqRP30
DQN「ビクッ!」
DQN「お・・おお・・男・・かっ・・・か・・・」
舎弟「男さん行ったら駄目です!
いったら女友さんが・・・!」
男「」(コツコツ
DQN「くっ・・・来るんじゃねえ!お前が近づけば・・
お・・女がどうなってもしらねえぞ!」
男「」(コツコツ
DQN「あ・・・ああ・・・!おい!手下1!」
手下1「うあ・・・うぁ・・ああ」
DQN「な・・・なにビビッてやがんだ・・・!お前が女友を刺せば仕舞いじゃねえか!」
男「その場合俺はお前を殺すがな・・・」
138 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 15:00:13.29 ID:uDgZqRP30
手下1「僕が・・・刺せば・・・終わり・・・・僕がDQN君に誉められる・・・!
もう・・・痛いこと・・・も・・されなくて済む・・・!」
手下2「やっ・・・やめろ・・・!」
手下1「うううああ・・・・・宇和アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア亜アアアアアアアアアア
亜ああああアアアアアアアアアア亜ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
手下2「や・・め・・ろおおおお!!」
女友「!!!」
ザクッ!ザクッ!
手下1「なん・・で・お前・・・俺を刺してんだ・・よ」
手下2「君が僕の腹を刺して・・・僕が君の・・首を刺し・・た・・・僕の方が上手だ・・・・・・・」
139 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 15:05:17.51 ID:uDgZqRP30
DQN「うわあああ・・あっ」
男「」(ドスッ
男「まずは女を返してもらうか・・・」
男「大丈夫だった?女?怪我はない?」
男「おい手下2、今ならお前を苦しめていたDQNをお前が殺せるぞ」
男「どうする?」
手下2「ぼ・・ぼくがDQN君をこ・・・殺せる・・・んだ・・・
ぼ・・・僕が・・・」
DQN「や・・・・やめ・・・てく・・・ださい
もう悪いこともしません!人を襲ったりあなた達にも関わりません!
だから・・私を・・・たすけてください・・!男さん・・・」
140 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 15:06:17.83 ID:uDgZqRP30
男「俺に言うなよ。殺すかどうか決めるのは手下2だ
それに手下2は元はといえばお前が撒いた種だ
お前が何とかするんだな」
DQN「そ・・・そんな・・・
手下2!頼む!俺を見逃してくれ!!
俺だって好きでこんな事やってたんじゃないんだ!
調子に乗ってたら・・・いつの間にか・・・・!戻れないとこまで来ちまって・・・」
手下2「手下1君も君と同じだったよ・・・
好きでもないのに君に脅迫されて調子に乗って・・・
でもあいつは自分の命で償ったんだ」
DQN「あ・・・ああああ止めてくれ・・!来ないでくれ!殺さないでくれ!」
手下2「僕ももう長くは無い・・・だからDQN君も命で償いをするんだよ・・・」
手下2「女友さん・・・ごめんね・・・」
DQN「待て!い・・・い嫌だ・・しっ・・・死にたくない・・・!やめ・・・やめ・・・」
手下2「」(スゥ
ザクッ
141 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 15:07:19.90 ID:uDgZqRP30
男「皆大丈夫だった?」
男「女友!大丈夫!?今すぐ縄解いてやっからな」
女友「あ・・・う・・・あ・・お・・・と・・・こ・・く・・ん・・?」
男「大丈夫だかんな!いやさw
俺も良く女にロープで縛られるもんだから解くのになれちまってさ!」
女は立ち尽くしている女友は縄を解こうとする男にしゃべりかけようとするが声がでない
舎弟は転がった少し遠くにある手下1の死体を見てから
DQNとその傍らに居る手下2の死体を目にして言う
舎弟「男さん・・・あんた・・こいつらが全部死ぬことを見越してたってのか・・・?」
男「ああ・・・手下1はああなるだろうと思っていたし手下2が寝返るのも予想はついていた
ただ手下2が生きていたことは計算外だ
まぁ生きていた手下2は利用させてもらったがな」
142 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 15:08:09.52 ID:uDgZqRP30
男「俺のことを酷いと思ったか?」
舎弟「・・・・」
男「警察を呼ばなくちゃな・・・」
舎弟「えっ・・・」
男「これは一応事件だ
放っておくと面倒な事になる
まあ事件の大まかな話は手下1と2が発狂したとなるだろうけど」
男「そうだ・・・女・・お前携帯家に忘れてたぞ」
女「・・・・」
男「あれが無かったら場所がわかんなかったよ。サンキューな」
男「さてと・・・ああもしもし警察ですか?誘拐殺人事件です・・・場所は・・・」
143 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 15:15:46.63 ID:uDgZqRP30
アナウンサー「次のニュースです。昨夜未明○○工場跡地で少年ら三人が亡くなりました
犯人は死亡した少年Bとのことが・・・」
男「女は家に一旦帰ったんだっけかな・・・」
男「女友は家族の所か」
男「舎弟は・・・今は一人自宅か・・・」
男「どこのテレビつけても昨日の事ばっかだな・・・」
男「こりゃ一週間後には『子供達の闇』とかいって特番があるんだろうな・・・」
144 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 15:16:43.36 ID:uDgZqRP30
アッーレッハダレーダーダレーダー
ピッ
男「女か…なんだ…?」
女「礼を言っておこうと思ってな」
女「今からお前のとこに行っても良いか?」
男「いいけど…どうしたんだ?」
女「特に理由は無いよ」
男「そうか、女友と舎弟呼べるか?」
女「呼べる…だけど今は君と二人だけの時間が欲しい」
男「そうか…んじゃあ来てくれ」
145 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 15:18:09.13 ID:uDgZqRP30
男「まぁ…ゆっくりしてけよ」
女「その…ありがとうな…」
男「なぁ女、あの時俺のことどう思った?」
女「頼りがいがあるなと思った…でもお前の事が少し怖くなった…」
男「そ・・・そりゃそうだわ!
俺だって女が目の前であんなことしたらビックリだ!」
女「ごめんな・・・お前が助けてくれたってのに…」
男「…正直俺もあの時何がなんだか分からなかった」
男「とりあえずあいつ等の全部を終わらせてやるつもりだった」
女「そういやお前『手下2が生きていて事は計算外だった』とか言ってたな
もし死んでたらどうしてたんだ?」
男「俺がDQNを精神壊すまでいたぶってたかもしれん」
女「相変わらずだな」
男「えっ」
146 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 15:18:55.97 ID:uDgZqRP30
女「お前、中学時代に自分が苛められてても笑ってて誤魔化してたのに
私とか女友が苛められた時はブチ切れてたな」
男「あ・・ああ…そんなこともあったけか」
女「そう考えたらあんまりお前は怖くないな
結局は根本的に変わってないんだからな」
男「それ誉めてんの?」
女「一応は」
男「女、女友とか舎弟呼んでいいか?」
女「…ああ!私のお前と二人っきりでいたいというワガママはこれで終わりだ…」
女「それに…君ほどの奴を私が独占しておくには勿体無いんでな」
男「んじゃよぶぞ・・・!」
147 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 15:20:15.26 ID:uDgZqRP30
舎弟「どうも・・・俺もまだ心の整理がつかないんで色々話したかったんです」
女友「男くん…!そのさ…」
男(女友の奴意外と元気だな、無理してる様子もない…な)
女友「その…さ男君…」
男「…な…なんだ…?」
女「あの時凄くかっこよかったよ!!!!11」
一同「えっ」
> 女「あの時凄くかっこよかったよ!!!!11」
女友だよね?
149 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 16:00:25.30 ID:uDgZqRP30
>>148 そうです
申し訳ないです
猿さんもあるから一旦休憩
ちょっと外出てきます
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/03(月) 16:52:20.64 ID:fXorTQMN0
ほ
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/03(月) 16:52:27.67 ID:IqjJUhrp0
今過去ログ読んでる保
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/03(月) 17:02:39.28 ID:XWDkGDIE0
これ続けるの?
ある意味続き気になるけども
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/03(月) 17:34:17.02 ID:HbWKm8f10
ほ
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/03(月) 19:02:16.43 ID:HbWKm8f10
ほ
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/03(月) 19:41:57.92 ID:xfLQqpPL0
ほ
156 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 20:24:52.22 ID:uDgZqRP30
ただいま
色々あって遅れました
投下開始だぶ
あとこれ前スレの続きからもうかいていいのかな?
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/03(月) 20:34:53.26 ID:fXorTQMN0
俺はいいが
158 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 20:44:52.56 ID:uDgZqRP30
一応このまま書きまする
男「その…さお前の目の前で一応三人死んでんだぜ…?」
女「いいじゃん!屑は…死ぬべきなんだよ…?」
舎弟(こいつやっべぇな…)
女(まさかここまでとは・・・)
男(女友ェ・・)
男「怪我とかの方は?」
女友「うーん、まだちょっと痛いけどまぁ大丈夫じゃないのかな・・・?」
男「無理してない?」
女友「全然!大丈夫だよ!」
女(そういえばこいつゲラゲラ笑いながらサウスパークとか見るタイプだったな)
159 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 20:45:46.49 ID:uDgZqRP30
女友「あ…そうだ男君!わたし・・・ね・・・」
男「はいなんでしょうか」
女友「実はですね・・・」
舎弟(色々話したかったんだけどな…付け入る暇が無い…)
女友「実は家出を企てようと思いましてですね・・・」
男「はい・・・?」
160 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 20:47:45.92 ID:uDgZqRP30
女友「家出をですね(ry」
男「おい、話が飛躍しまくってて状況がつかめないぞ…
昨日家で何かあったか?」
女友「…」
女友「昨日は事件が終わってから警察の人とお父様と話をしてたんだけどさ・・・」
女友「お父様に怒られちゃった…」
男「えっ、普通心配とかしてくれ…」
女友「私さ…昔誘拐されたじゃん
それでお父様がさ
『お前は我が家の面汚しだ!お前はまた同じ失敗を繰り返しおって!
貴様らはいつまで経っても私を苦しめるのだ・・・!』だってさ」
男「漫画みたいだな」
女「SSだしな」
舎弟(『貴様ら』ってのは何だ…?もしかして俺たちのことか?)
女友「結局あの人は私のことよりご自身のメンツを気になさっているのね・・・」
女友「という訳で!私は家出の計画を立てたわけでして!男君の所にですね!」
男「俺正月ここに居ないよ」
161 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 20:52:09.43 ID:uDgZqRP30
女友「えっ」
女「その日は実家に帰るんだ
わたしも付き添う予定である」
女友「えっえっえっぇっ」
(なっ・・なに・・それ付き添うって…えっちょおおと
わっけがわかんないなあああああ)
舎弟「はぁ!?付き添うってどういうことっすか!?
何しでかしてんすか!?テロ行為じゃないですか!?」
女「いや、ご挨拶をしなくてはいけないだろ…」
女友(いやおやいやいあや…何そこまで行ってんですか女さん!女さん!
ついにココアシガレットの吸いすぎで気が狂ってしまわれたんですか?おーい!(^0^)ノ)
女友「(^q^)」
舎弟「い・・イカン・・!女友…壊れた…!
女友!素数を数えろ!素数は割り切れない!」
女友「ハッ…!すいません!取り乱してしまいました!」
男「という訳で俺らは正月居ないから…舎弟!お前は家に居るだろ!
舎弟の家に泊めてもらったらいいんじゃね?」
舎弟「すいません。今年は俺実家の方に帰省します。」
162 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 20:56:28.78 ID:uDgZqRP30
男「ん…なんでだ?何かあるのか?」
舎弟「色々と祖父と話がしたくなりましてですね…」
男「そうか…でも今女友が家に戻っても嫌なだけだろうしな…」
男「よし!女友!お前の家に乗り込んで親父にがツンと言ってやるよ!」
女「そうだな・・・流石にこれは何か言ってやらないとな・・・」
163 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 20:57:17.95 ID:uDgZqRP30
女友の家の門____
男「いつきてもっでけえなぁおい…」
女「圧巻だな…」
舎弟「これ門閉まってんじゃないですか・・・・
文字通り門前払いって奴じゃないですか・・・」
女友「…」ピッ
舎弟「なんだ今の…!すげえ!」
???「目による認証システムといえば良いですかね…」
舎弟「だ…誰だ!?」
男「あっどうも!男です!お久しぶりです!」
女「女です」
メイド「皆さん…お久しぶりです…まぁ!すっかり大きくなられて…
ところで、そこの方は?」
舎弟「どうも舎弟です」
(現実にメイドなんて居るんだな…漫画かメイド喫茶でしか見た事ないぞ・・・)
164 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 21:00:21.77 ID:uDgZqRP30
メイド「で…皆さん何の御用で?」
男「あなたのご主人様に物申しに来た!!!!11」(ドンッ!!
女「どこの海賊ゴム人間の擬音だよ・・・」
メイド「そうでしたか・・・ですが今、女友父さまはいらっしゃりませんよ?」
男「な、なんだってー!」
舎弟「実の娘が拉致されてなお家に居てあげないだなんて!
女友父はどこほっつき歩いてんですか!?」
メイド「今、女友父は会合に出かけておりますゆえ・・・」
舎弟「メイドさん!あんたもあんただ!女友ちゃんが死にかけたってのに!
なんでそんな無関心なんだよ!!ざけんなよあんた!」
メイド「私が無関心に見えますか!!ふざけないでください!!
私は女友を一番間近で見てきたものです!!それを私が無関心ですって!?」
男「メイドさん落ち着いて…」
メイド「…!すいません舎弟さん…ついカッとなってしまって…」
舎弟「い…いや俺も何も分かってないのに…すいません…」
165 :
◆9ST5Cc7EHs :2011/01/03(月) 21:02:11.62 ID:uDgZqRP30
申し訳ない
ちょっと今日投下できるか分からんです
乙乙
期待してるぜ
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/03(月) 22:01:26.20 ID:uhDUDTTj0
age
168 :
[―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/03(月) 23:00:01.28 ID:XoPvzLLCP BE:1660793055-PLT(47739)
!vip2:stop:
---
まほうつかいたんのつよめの攻撃
MP363使ってへっぽこの呪文を唱えた。
★ミ (スレのダメージ 0)
このスレは1回目のダメージを受けた (150/1000)
ぼうそうがはじまった!! さらにこのスレは2回目のダメージを受けた (300/1000)
追加攻撃!! さらにこのスレは3回目のダメージを受けた (310/1000)
!vip2:stop:
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まほうつかいたんのつよめの攻撃
MP252使ってへっぽこの呪文を唱えた。
★ミ (スレのダメージ 0)
このスレは1回目のダメージを受けた (150/1000)
ぼうそうがはじまった!! さらにこのスレは2回目のダメージを受けた (300/1000)
追加攻撃!! さらにこのスレは3回目のダメージを受けた (310/1000)
!vip2:stop:
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まほうつかいたんのつよめの攻撃
MP304使ってへっぽこの呪文を唱えた。
★ミ (スレのダメージ 310)
このスレは4回目のダメージを受けた (460/1000)
こうかは ばつぐんだ!! さらにこのスレは5回目のダメージを受けた (610/1000)
追加攻撃!! さらにこのスレは6回目のダメージを受けた (620/1000)
!vip2:stop:
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真の勇者のさすがの攻撃
MP328使ってへっぽこの呪文を唱えた。
★ミ (スレのダメージ 620)
このスレは7回目のダメージを受けた (770/1000)
こうかは ばつぐんだ!! さらにこのスレは8回目のダメージを受けた (920/1000)
追加攻撃!! さらにこのスレは9回目のダメージを受けた (940/1000)
araw
!vip2:stop:
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まほうつかいたんのつよめの攻撃
MP229使ってへっぽこの呪文を唱えた。
★ミ (スレのダメージ 940)
このスレは10回目のダメージを受けた (1090/1000)
追加攻撃!! さらにこのスレは11回目のダメージを受けた (1100/1000)
このスレは・・・
停止しました。