五条「願うならば、もう一度貴女をこの手に抱きたい」
せめて巻き込まれないように下げるか…
432 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 19:09:45.17 ID:yCIvSmhA0
支援
433 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 19:34:15.10 ID:HmYEg3tG0
終わりかけの2chで保守
434 :
睡眠不足 ◆Uq2i1ARauU :2011/01/06(木) 19:45:51.09 ID:mg4JoIA40
オツカレ
436 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 19:59:57.73 ID:mnq6Y3M/0
ここ→
http://ufion.com/ 非公式wiki→
http://www43.atwiki.jp/ufion/ Ufionとは?
Ufion管理人masa氏曰く「世界に革命をもたらすかもしれないサイト」です。
(そのユーザー数は既にtwiitterを超えた…!とのこと。)
登録は メールアドレス不要 でIDとパスワードを入力するだけ。超簡単。
興味を持った方は、是非アカウントを作って試してみてください。
Ufion内では、チャットとTwitterと掲示板等の良いとこどりと、言われてます。
具体的に言うと、「自分の投稿した書き込みが、全てスレッドになる」と言った感じです。
ほ
ほ
439 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 21:55:51.64 ID:Hs0Zehat0
ほ
ほ
441 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/06(木) 23:24:41.67 ID:m0n7epAb0
今日読み始めて追いついた
ゲームで五条さん引きぬいて愛着わいてきてたところに読んだから
すごく五条さん好きになった
442 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 00:33:45.63 ID:u72RimuP0
落ちるまでこっちなのか?
ルイズ「うるさいわね、あーもう! 私が先に行くわ!」
キュルケたちに背を見せ、広場から町中へと足を進める。
全く、口うるさい奴だ。
どうせ私が今から行くところにだって、いつものように小馬鹿にして笑うんだろう。
バレてたまるものか。
人をかき分けながら歩いて行くとすぐに目的の店が見つかる。
この賑わう町でもあんまり人影のない通りにあるその店には、閑古鳥が鳴いていた。
看板も斜めに傾き、どう見ても趣味でやってそうなやる気の無さが窺える。
ルイズ「なんでこれだけ色んな店があるのに……仕立屋だけはこの店しかないのよ!」
鞄からボロボロになったゴジョーの服を取り出す。
これを見ると……なんだかゴジョーもボロボロになっている気がして、嫌だった。
出来るならここ、ラ・ロシェールで綺麗にしてあげてからゴジョーに渡したい。
そう思い食事も後回しにしてやってきたのだ。
とは言え、ゴジョーの服は特別製。
こんな町外れにあるしょぼくれた店で直るのか、半信半疑、いやそれどころか破れた部分が縫えれば儲け物だろう。
きたか
ルイズ「……」
辺りを見回して、だれも居ないことを確認する。
今からこの服が仕立て直されちゃったら……匂いはきっと無くなっちゃう。
だから、今からするこれは私がゴジョーの匂いを忘れないためにするだけ。
別に何か……その、変な意味でするわけじゃない。
あくまで匂いを確認しておくための『作業』でしかないんだから。
そう自分に言い聞かせて、自分の顔をウェアに埋める。
汗の匂いが鼻腔をつく。
クンカクンカ。クンカクンカ。
……いい匂いだなあ。
すーはーすーはー。すーはーすーはー。
ふぁああ……!
やだ、癖になっちゃいそう。
モフモフ。モフモフ。
んはぁ!
ゴジョーに抱きしめられてるみたい……
頭が真っ白になっていく。
ああ、ゴジョー。
ゴジョーゴジョーゴジョー……!
早くもう一回私のことをモフモフして……?
支援
完全にトリップしかけていた私の肩に、誰かの手がかかる。
誰よ、もう……
ルイズ「何っ!? 私は今忙しいn……」
息が止まる。
キュルケ「あんたなにしてるの……?」
448 :
sage:2011/01/07(金) 01:18:34.68 ID:B7XXbMBG0
くんかくんか支援
キュルケがかわいそうな人を見る目で直視しながら、言う。
そんな、いや、こんなの末代までの恥よ!
その後ろからひょっこりとギーシュまでもが顔を出す。
最悪だ。
ぐるぐると思考が頭の中を巡り、整理がつかない。
ルイズ「あ、あああ……!」
ギーシュ「だから僕はつけるのなんてヤメようって……」
キュルケ「いや、だって気になるじゃない」
ルイズ「んんん……たたたたた……ちちちちちちち……!」
ギーシュ「ルイズだってひとりになりたい時があるじゃないか……」
キュルケ「そりゃあそうだけど。まさか、こんな……」
ルイズ「ち、ちが!!」
腕をブンブン振り回し必死で誤解だということを伝えようとする。
ギーシュ「はあ、触らぬ神に祟りなしだよ。ぼかぁもう爆発はごめんだ」
開いた口がふさがらない私を見て、ギーシュは小走りで逃げていく。
キュルケ「あ、ちょっとあんた! ……ルイズ、悪かったわね。どうぞお続けになって! あたしもみなかったことにするから!」
焦った笑いを浮かべてキュルケも私を一人残し去っていく。
嘘だ嘘だ嘘だ!
こんなとこ見られたら何を言われるか分かったものじゃない!
ルイズ「ああああああああああああああああああああああああああああ!」
顔が真っ赤になっていくのを感じる。
最悪だ最悪だ!
こんなところツェルプストーに見られるなんて……ああああああああああ!
クンカクンカしちゃってたじゃない!
モフモフまでしちゃってたわ!
ヤバいヤバいヤバいヤバい!
ルイズ「いやあああああああああああ!!!」
ガンガンと戸を叩き、行き場をなくした恥ずかしさをぶつける。
今すぐ布団に潜り込んで顔を隠したい。
バカ! 私のバカ!
どうしてもっと自分の部屋でクンカクンカしておかなかったのよ!
451 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 01:33:11.17 ID:S4tJeTXf0
クンカクンカしてるwwwwwww
ルイズ「いやあああああああああああ!!!」
ガンガンと戸を叩き、行き場をなくした恥ずかしさをぶつける。
今すぐ布団に潜り込んで顔を隠したい。
店主「なんですかい? 騒がしいな」
叩いていたドアから中年の男が現れる。
ルイズ「あ……」
店主「ああ、貴族のお客さんですか。悪いけどもう少し優しく戸は叩いて貰えますかね」
不機嫌そうな顔で私に言う。
ルイズ「ご、ゴメンなさい」
思わず謝ってしまった。
店主は頷くと、私の手に視線を移す。
店主「何か、ウチに仕立てて欲しいものが? ハルケギニアのものなら何だって三日で新品同様にしてみせますぜ」
ルイズ「ホントに!?」
徐々に落ち着きを取り戻し始めた鼓動が、その言葉ではね上がる。
453 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 01:42:33.28 ID:S4tJeTXf0
支援
店主「……その手の布切れ。見せてもらってもいいですかい」
ルイズ「え、はい」
手渡されたゴジョーの服をまじまじと見つめて、手触りを調べる店主。
言われてみればゴジョーの服はあまり見かけない材質だった。
やけにツルツルしているし、絹や綿とも違う。
私の持っているどんな服よりも汚れにくかったし、丈夫だった。
店主「フム、こいつぁこの辺の布じゃないね。貴族のお嬢さん、一体どこでこれを手に入れたんですかい?」
ルイズ「それは……違うの。私の、その、こ、『恋人』が着ていたのよ!」
言ってやったわ。
フフフ、少なくともこの店の主人は私とゴジョーを恋人だと思う。
……幼稚過ぎる自分の行いに虚しくなる。
ああ、そんなことよりキュルケとギーシュになんて言い訳しようかしら。
店主「その人は、もしかして東方から来たんじゃないでしょうかね。こんな珍しい布、そうとしか思えない」
私の台詞には何の興味も示さず、服を太陽に透かして話す店主。
ルイズ「まあそんなものかしら」
本当は東方じゃなくて違う世界からやってきた、なんて言ったらどう思うだろう。
信じるはずもないか。
私自身、ゴジョーから最初にそう言われたときはジョークにもならないつまらない冗談だと鼻で笑っていた。
店主「やっぱりね……ウチは場所が場所なこともあって、色んな国から服の仕立てを依頼されるんですが」
腰に手を当てて、服を伸ばしたり縮めたりして材質を見定める姿は職人のそれであった。
どうやら寂れたとこに店を構えてもやっていける腕は持っていそうだ。
ルイズ「じゃあ前にもこんな服を?」
店主「いんやぁ見たこともありませんね、こんな素材。古今東西、どんな物でも綺麗に仕立てるのがウチのモットーですが……こいつぁ初めてだ」
ルイズ「じゃあ……」
店主「まあ立ち話もなんです。中に入ってくだせぇ」
いいからさっさと移れよ
また前みたいに最後が見れない奴等を出したいの?
言われるがまま、店の中に入る。
そこはおよそ仕立屋と言うには似つかわしくない物ばかりが置いてある場所だった。
今にも動き出しそうな怪しい仮面が飾られ、おどろおどろしい顔をした女の絵が壁に掛けてある。
とてもじゃないが一人では立ち寄りたくない店だ。
店主「座ってくだせえ」
私の前に引かれたのは、骸骨を模した椅子。
……よくこんな趣味で店が成り立つものだ。
ルイズ「これ、全部あなたの趣味……?」
店主「そうなのもありますがね。大体は客が仕立て代替わりに置いていった物でさあ」
ルイズ「……それで商売成り立つの?」
主人「はは、ご尤もですがね。世の中、金ばかりが物を言うってわけでもありませんからねぇ」
ルイズ「……」
主人「そんな顔されるともっと面白いものを見せたくなるじゃないですかい」
ルイズ「いいわよ、いらないわ」
否定するが、主人はニヤニヤと面白がって立てかけてあった剣をテーブルの上に置く。
鞘にしまわれたそれは……なんとなく嫌な予感がするシロモノだった。
458 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 02:07:52.60 ID:S4tJeTXf0
>>456 その場合まとめサイトの人がスレッドのミラーか何か見て
補完するんでねえ?
店主「ハッハッハ、そう言わずに。別に蛇が出るわけじゃあないですよ。お嬢さんの安全は保証しますから」
ルイズ「……あっそ」
つまらないそうな顔をしてみせる。
興味なんか全然ないんだけどここで断って店主の機嫌を損ねるのも面倒だ。
仕方なく、剣を鞘から少しだけ引き抜く。
剣「かーー! ずっとだんまりでストレスが溜まるばかりだぜ。おいオヤジ、たまにはオレを抜けって言ってるだろ? 毎日だんまり続けさせられる俺の身にもなってみろよ! 可哀想だとは思わねぇか!?」
抜いた途端、剣は堰を切ったように喋り出す。
柄の部分が口のようにカクカク動き、ちょっと不気味だ。
主人「今抜いてるじゃないか。それにお前は五月蝿すぎるんだよ。だからたまにお客さんの前で見せてやるくらいが丁度いい。本当ならさっさと武器屋に厄介払いしたいんだぞ」
ルイズ「……インテリジェンス・ソード?」
剣「その通りさ、お嬢ちゃん……これでも由緒正しき名剣なんだぜ。その昔にゃあ『ガンダールヴの左腕』だったこともある。ま、お嬢ちゃんにはわかんねえだろうけどな!」
主人「なに言ってんだか……悪いね。ちょいとビックリさせてやろうと思っただけなんだが」
ガンダールヴ?
なぜそのことをこの剣は知っているのだろう。
ガンダールヴなんて言葉、普通は聞いたこともないはず。
それに左腕とも言っている。
……適当なことだと決め付けるには、余りにも具体的な言葉が多い気がした。
ルイズ「あんた……」
剣「んん? お前さんもしかして……ハッハッ、こいつぁおでれーた! お嬢ちゃん虚無かい!」
ルイズ「え?」
剣「え、じゃねえだろ? 何だ、自覚もしてねえのか? 使い魔はどこだ? ガンダールヴがいるはずだろ? そいつに会わせてくれよ?」
次から次へと質問を投げかける剣に、私の頭は混乱しだす。
そんな私を見て店主は鞘に喋る剣をしまう。
店主「まったく、少し喋らすとこれだからな。すまないねえ」
ルイズ「……ええ」
何かが引っかかった。
店主「話をコレに戻しやしょう」
店主は古ぼけた剣の上にゴジョーのウェアを置く。
店主「幸いなことに、破れて無くなっている部分はそんなに多くない」
店主「ただねぇ……この背中にある首もとの部分。何か読めない文字が書いてあったみたいだが、ココばっかりはちぎれてるんで直せませんね」
ルイズ「……何とかならない?」
店主「なんとかと言ってもねぇ、元になる布がないんじゃどうしようもねぇですよ。ウチは人の手でやってますからね、そんな魔法みたいなことは無理でさあ」
ルイズ「そう、よね……」
千切れてなくなった物を、また生み出すなんてメイジにも無理だ。
意気消沈して俯いた私に店主は話しかける。
462 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 02:27:01.73 ID:wwodyaKm0
出てねえなと思ったらここで出たか
店主「まあそんなに落ち込まないでください、同じ生地で仕立て直すのは無理ですが……そうですなあ、ワッペンで名前でも入れれば違和感なく見せられるものになると思いますよ」
ルイズ「ホント!? 直るのね!?」
打って変わった私の声に店主は苦笑いする。
店主「切れている部分は同じ色の糸を使えば目立たないでしょうから、何とかなるでしょうさね。文字はなんにしますかい?」
……困った。
こんなことになると思ってなくて、考えていない。
所属としては……一応魔法学院になるのかしら。
トリステイン魔法学院?
うーん、長すぎるわね。
じゃあシンプルにゴジョー?
これも捻りがなさすぎる。
サッカーとでも入れておけば喜ぶかしら。
いやでも、それじゃちょっと……
テーコクとか言ってたかしら、アイツのチーム。
それだったら喜ぶかも。
……いえやっぱりダメ。
ホームシックになったら困るわ。
うんうんと頭を悩ませた結果、出した答え。
464 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 02:34:33.40 ID:dLzIYDel0
朝まで保守頼む
その前にスレ期限か?
ルイズ「ルイズ(はぁと)でお願い……!!」
店主「はいはい、わかりまし……ええぇ!? そいつぁお嬢さんの名前じゃないんですかい!?」
ルイズ「何よ! 文句あるのかしら……!?」
店主「い、いやあ。ないですよ……」
慌てた様子で店の奥に入っていく店主。
ルイズ「だったらいいでしょう。文字数も少ないし、割合簡単でしょ」
店主(……これを着せられる旦那。ご愁傷さまですぜ)
なにか良からぬことをこの店主は考えている気がしてならないが、あえて黙っておこう。
今の私はある程度の事ならば許せる広い心を持っている。
……あんなところを見られれば誰だってそうなるか。
やれやれと独りごちた。
0かと思った
店主「そいじゃ日にちはいかがしますかね、二三日後なら大丈夫ですが?」
にべもなくそう尋ねると店主は腕を組み、首を傾げた。
ルイズ「あー、今日がいいわ」
店主「きょ、今日ですかい!? そりゃあちょっと無茶でさあ!」
ルイズ「しかもあと二時間後。すぐにこの町から出ていかなくちゃならないのよ」
店主「二時間後!? ムリムリムリ! ウチは飯屋じゃないんですぜ!?」
身振り手振りで否定の意を伝える店主。
ルイズ「お・ね・が・い……!」
黒いオーラが自分の背中から出ていることだろう。
店主「……はあ、同じ色の糸を見つけるのだって一苦労だってのに。特別料金頂きますよ?」
ルイズ「え、出来るの!? お金なら多少は奮発するわ!」
店主「まあ時間があれば、イイ線まではいけそうですが……二時間で元通りってのは流石に不可能ですな。だけど違和感ない程度にはしてみせましょう」
微笑みながら口髭を触る店主。
運が良かった。
他の店ならどう頑張っても二時間じゃ無理そうなのに。
頼み込んでみるものだ。
店主「ああ……あと特別料金についてですが」
ルイズ「ぼったくるつもり!?」
店主「まさか! 貴族のお嬢さんからそんな事したらすぐにウチなんかつぶされてしまいますからね」
ルイズ「じゃあなによ?」
店主「なにか、巷じゃ見られないような珍しいもんを料金がわりに持ってきてくれれば、お代は頂きませんよ」
ルイズ「めずらしい物? そんなこと言われても、すぐには」
店主「何だって良いですよ。ここにある物を見ればわかるでしょう?」
手を広げて示すのは、何度見ても趣味が悪い店内。
今どき骨董屋だってこの店の物は引き取らないだろう。
要は趣味の悪いものを持って来いというのだろうか?
だったらキュルケをここに置いていってやろう。
ルイズ「……生憎だけど持ってないわ。何か別のことで代用できないかしら」
店主「フーム。まあお嬢さんが持ってきたこの服が一番珍しいといえば珍しいですからね。これ以上の物を要求するのはいささか酷かもしれやせんね」
ポリポリと顎を掻きながら、店内を見回す店主。
泳いでいた視線があるところで止まる。
その先にあったのは私の身の丈ほどもある、さっきの剣。
今度は嫌な予感しかしない。
ルイズ「ちょっとそれは……」
店主「よし、決めた。貴族のお嬢さん、この剣を持って行ってくだせぇ」
ルイズ「え”」
店主「実を言うとね、一度その剣は武器屋に売りに行ったんですよ。だけどあんまり五月蝿いもんだから武器屋も買い取らないときた」
ルイズ「……でしょうね」
店主「その上時々鞘から抜いてやらないと文句ばかり言う。ウチもコイツには手を焼いていたんでさあ。お代はいらない、さらに剣までプレゼント! ハルケギニア全土でも中々こんなに気前のいい店は有りませんぜ!?」
ルイズ「ただの厄介払いでしょ!」
店主「ハッハッハ、そうとも言いますがね。とにかくコイツを引きとってくれりゃ、他は何にもいりません」
470 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 03:14:19.64 ID:S4tJeTXf0
五条さんルイズ(はぁと)と書かれたユニフォームを着るのか・・・
この剣を受け取らなければ服を仕立ててはくれなさそうだ。
……この剣に聞きたいことが無いといえば嘘になる。
妙に気になっていたのは事実。
もしかしたらゴジョーを探す何かの手がかりになるのかもしれない、そんな淡い期待を抱いた。
ガンダールヴ。虚無。
少なからず私とゴジョーに関係があるだろう。
ただ、一つ言うとしたら……
ルイズ「私が持ち歩くには大きすぎるわよ!」
腰に携えても背中に背負っても、床をずるずると擦るインテリジェンス・ソードに怒りをぶつける。
店主「ハッハッハ! 小さなお嬢さんにゃ、でか過ぎたかね! なら持っていくのは服を取りに来たときでいい」
手を叩いて笑う店主に腹がたつ。
ルイズ「ぜぇぇぇぇったい二時間後には仕上げておいてよね! 約束よ!」
主人の前にあるテーブルをダンと叩きつけて言い放つ。
店主「あい、了解致しましたぜ。期待して待っててくだせぇ」
剣「俺も待ってるぜ!」
いつの間にか抜かれた喋る剣がカツカツと音を鳴らし、存在を知らせる。
ルイズ「んもう! 腕が良くなきゃこんな店来ないんだから!」
プンスカ怒りながら店の出口に向かい、ドアに手をかける。
店主「はいはい、これからご贔屓にしてくれるように頑張りますよー」
ニコニコ笑いながら手を振る店主を残し、扉を勢い良く閉める。
寂れた通りに戻ってくると、クンカクンカしてたことを見られたのを思い出し、ものすごく恥ずかしくなる。
腹いせに店の壁を蹴る。
……痛かった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
_
r- J ) _ | _/
>-、 ><^ヽ ヽヘ 〈7´ ピキーン
> ァへ /⌒``⌒ヽハ / この感じ・・・ 五条か
└ヘ)ー / \ / V ∧
‐ ─(,-Jニ((rイ)ニ(rイ) ─ヘ/ ':, /`ーw─'^ー ─ -
{ ヘ ヽ | ∨
` ヘ ー― /
>r- r< _________
/  ̄ヽニYニ7 \ // /
7 ̄ \: : ヽ「|/ : / T` 、 // 天 才 /
|: : : /`tー只ィく. ,、 \ // ゲームメーカー /
/ :/> : \| |/ ∠/ \ \// /
/:/| ー-、 ン^`ヽ |. \ // /
───ヽ | |ーヘ‐'─── //________/───
` ̄ ̄ /l二二]O)_l王l_l三l__oOン
475 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 03:42:38.53 ID:S4tJeTXf0
フーケと五条さん期待
477 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/07(金) 03:48:47.29 ID:S4tJeTXf0
遅くまで乙
. '::/`´`´ ヽ: : :| 〈:::|
|::| i´(⌒ ノ: : :l. i::| 製作の方でレス投下の続きが始まっていますので
|::| i 丶:: ̄::_;;ソ .i |::| 睡眠不足になっていいのならば
.トj:|< - 、  ̄ -.〉|:イ
>>477 オマエも行きましょう
.| ' .(// ) ⌒( // ) / |
ヽ,i i' 'i |ノ
| `ヽ __、 /___/´ |
!、 ト-`´--イ j
〉、 ̄ ̄ ̄ ./、
/ /. ヽ___// |ヽ
/ ヽ / / \
ほ
480 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
いやもうここは保守しなくていいよ