1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
SASUKE第26回大会 1月2日放送
代理
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 18:31:35.93 ID:Pj3tle910
「人はそれをただ、執念と呼んでしまうのか。戦うものだけが知る栄光と挫折のコントラスト。
だからこそ、悔しさが、喜びが、慟哭が、快感が、千倍輝く人生のとき。
恩讐の彼方に、光を求めて、さあ突き進め!」
「究極のサバイバルアタックSASUKE!」
……
第一章
ハルヒ「みんなこれ見て。テレビ出演よ。」
TBSの、世界100ヶ国近くで放映されてるいうあの名物番組の案内だ。
キョン「TBSのSASUKEじゃないか。まさかこれに出るのか。」
ハルヒ「そうよ。」
キョン「ということは俺たちも含まれてるんだろうな。」
ハルヒ「ううん。今回出るのはあんたと古泉君だから。」
キョン「なんで俺と古泉だけなんだ。」
ハルヒ「女じゃ第1ステージもクリアできないだろうし、だからあたしたちは応援。」
ぶっちゃけ俺より適正ありそうな人物を知ってる。
長門だったら第1ステージどころか完全制覇できそうだな。
でもそれを全国ネットで放送されたらたまったもんじゃないから自重しとこう。
ハルヒ「あんたが完全制覇すればSOS団の知名度が一人歩きするわよ。」
キョン「いや、まず簡単に出られるわけがない。書類選考がな・・・」
古泉「僕の知り合いにTBSのスタッフがおりまして、僕とあなたはエントリーが決まっております。」
キョン「なぬ?」
ハルヒ「ということ。あんたたちにSOS団の運命がかかってるわよ。」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 18:33:55.10 ID:Pj3tle910
古泉「事情を説明しますと、今回のことは僕の方から持ちかけました。」
キョン「いくらハルヒの退屈しのぎだからって、もう少しマシことを考えろよ。」
古泉「それはすいません。ただ僕は涼宮さんも出てくれると思ってたのですけど、そこは誤算でした。」
キョン「これだけは言っておくが、変な力で完全制覇とかはなしだからな。
日本中、いや世界中に俺たちの変態性が知れ渡ったらたまったもんじゃない。
それだけでなく真剣な選手に失礼だ。」
古泉「それならちゃんと練習しないといけませんね。SASUKEに出場したことがある山田さんに頼んであります。」
キョン「機関にSASUKEに出た者がいたのか。 ん?山田ってあのミスターサスケか?」
古泉「いえ山田勝己さんではありません。」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
新川「お久しぶりです。」
キョン「新川さんか。」
新川「山田は今不在です。練習セットはこちらへどうぞ。」
キョン「な、なんじゃこりゃ」
古泉「これがそりたつ壁、これがサーモンラダー、これがアルティメットクリフハンガーです。」
キョン「本家のセットとは違うんだろうが、これだけで迫力あるな。」
そして俺はこのセットで特訓することになった。