俺「ストライクウィッチーズであります!

このエントリーをはてなブックマークに追加
1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
  |!-‐== 、-‐: :  ̄ ¨__- 、   _____ 
   !  /: : : : : : : : : : : :.ヾく二 -‐‐ ¨フ
   ∨: : : ://:. ;〃: l: : : :i: : ∧    / 
  .〃:/: :〃:.:/ /l: :|ヽ: : l: :|: :.∨ / 
  //:/!: : lム⊥_{ W_ヾ:ト、l: : :.Yi  ストライクウィッチーズの世界に俺を入れて
.   l/ |!: :.{ ∨‐    - `メ リ: i :}:リ  イチャイチャしようずwwwwwwってスレ
.   |! |\ir=ミ   ≠=ミ ノ:.从リ
       !::::::: ,   :::::::∠ノュ ノ. 
        ヽ  ┌ ┐   ,.ィ:ァ<. 
          > 、_ .,.ィ ⊥ォ: : :.Y     妄想を垂れ流すも良し
        ____ ノT゙ ̄/::ヽ: : ム    初SSにチャレンジするも良し
      〃:::/:::}从/:::::/:::::ヾ: : ゙Y   そこのあなたも書いてみたらいかが?
      〃-‐ヽノフ∠::_/¨::::;::-‐-Y: :{ 
    ,{:{::::::/ //:::::::>〃:::::::::::::}: : :)  
    /::{::::/ //::::/:::〃 ::::::::::::::i : : ゙ヽ, 


まとめWiki
ttp://www16.atwiki.jp/vip_witches/
前スレ
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1293296180/
避難所(したらば)
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/14336/1292913927/
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 00:55:19.32 ID:pOAq1C4A0
>>1乙
くっそ、規制め……スレを立てられない事をこんなに不便に思ったのは初めてだ
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 00:55:35.45 ID:zbTblGUS0
>>1乙
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 00:55:46.89 ID:DRWI0Bgk0
>>1おつ
お風呂気持ちよかったねトゥルーデ
5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 00:56:03.36 ID:Y+lLt43N0
>>1

大魔神か、俺は皇国の方のバルクホルンのイメージだったな
6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 00:56:30.84 ID:pOAq1C4A0
大魔神はランデル伍長のイメージだったなぁ、懐かしい
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 00:56:56.88 ID:sdNEpjm30
1おつ
8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 00:57:03.97 ID:WtAAiyF20
>>乙です
年末だなぁ
9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 00:57:09.60 ID:YD/a09ZfO
>>1

クリスマスから腹が痛いサンタさんに健康を奪われたお……
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 00:57:49.47 ID:03sryJED0
        |ト、   .-y=====┐..    イ!
        || >:':.:/      ヽ.:`く ||
        |レ'.:.:ノ   ̄ ̄ ̄ \:.:ヽ!!
       /_/      ∞    \ ',
      [___________]
       l.:/ .:.:.,'.:.:..:l/‐-/  l.:/ -',.:.:.:.:,
      V.:.>‐l .:.:>ちホ:::::::::::/ちホV.:.:.', 
     ,.:'.:.:.{  |.:./{ ト-j:::::::::::::::ト‐j l∧.:.'、
.    ∠イ',八__|/_  `´      `´ ハ.∧.:.\
         )ハ::\  'ー=-'  ノ    ̄ 
            Vl:::〕  r≦
           ,x<:::::::<    ヽ:::`x
        / \ヽ:::\___}::://ヽ

  _________[][] __| ̄|____[][]__
 |_____  |  |__  __|   \ \ r‐┐
      / /   _ |  |_        ̄ / /
  __/ く_   / / |  |\ \  __/ /
 |___/\_|   ̄   |_|    ̄  |__/
11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 00:58:26.23 ID:WtAAiyF20
>>9
その健康が誰かにきっと
届いてるさ
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 00:58:48.62 ID:hhWj/ae70
>>1
再販のエイラたんフィギュア眺めながらサンダーヘッドさん待ってるわ
13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 01:00:35.99 ID:jgN4myM00
>>1乙!!
14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 01:00:38.98 ID:WtAAiyF20
早速だれか書かないの?
15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 01:03:32.20 ID:pOAq1C4A0
前スレの続きがいるはず、その次に誰もいなければ俺が行かせて貰う予定
16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 01:05:51.42 ID:WtAAiyF20
前スレの933の続きだけど
他の人がいるなら気になさらずに〜
>>14
お前さんの続きは?
18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 01:07:38.16 ID:WtAAiyF20
>>17
行っていいんすか?
19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 01:08:15.51 ID:E7JSGqw90
前から疑問なんだがスオムス人はなんで苗字に〜ネンってつくのが多いのだろう?
20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 01:09:17.82 ID:pOAq1C4A0
>>18
どうぞどうぞ、0時に予約しておきながら遅れたんで貴方の次に起きてたら行かせて貰います
あと人少ない時に投下しないと今回は怒られるかもしれないので……
21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 01:09:47.87 ID:WtAAiyF20
日本でいう田中とか山田とかいう感じ?
22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 01:10:34.35 ID:WtAAiyF20
>>20じゃあ行きますね
23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 01:12:49.92 ID:+64bboGl0
>>19
 i: : : : : : : : : : : : : i   i: :i ∨: : : :i: : : : : : :i  i:;   i: ::i  ヽ_: : :
 !: ::!: : : : i ー-;A:;i_  i: i ヘ: : : ::i: : : : : ::i  i;' _ r:ナ  ̄  i: : : :
 l: :ii: : : : :i : : ;i i:!    ̄i;ニ=-ヽ: : :i: :ゝ_:_;i -‐二   i;'      i: : : :
. i::i i: : : : :i : ;i. _ム-r‐ラ..T,弋  ヽ: :i; : : : i  ‐ラ7¬..t‐v-ニ_  l: : : :.    >   才/i   |   十
  i! i : : : ::i :;i., | l;ヘl:::::}::l ヽ  ヾ;: : ::i'    |;ヘl:::::}:::|  / ̄!: : : :   `フ    レ|'  し  .l, 〔_メ、
  l  ∨ : : :i: iヘ ! く〜'::ノ       ヽ: i'      く〜::ノ /  /: : : :     `
  l   ヽ、: iヘ;∧    ̄          ヾ       ̄     /: : : : :   /┬ _  l  l  -┼-  -┼-┼    /
        ヽ;:、:::∧                          /: :/: : :     十 | |   `  |.   ┼     |  '    / _
         ,'`:::::::::i        ,                  /;//: : : :     人  ̄     /   〔_メ、    ー--   レ' \_
       i: : ::::::::::i       ヽ                 '´ /: : : : :
       !: : : :::::∧        ___            /: : : : : :
       i: : : : :::::i!\     l´_   ヽ            イ: : : : : : :
         i: : : : : :::ヽ \       ̄ ´      ,  ' /: : : : : : : :
24あの日の約束 3:2010/12/29(水) 01:17:37.59 ID:WtAAiyF20
〜あらすじ〜
流れ星に願ったらかなっちゃった
以上。



俺「や、、、くそ、、く、だよ、」
ルッキーニ「なにがぁ〜?」
俺「わっ!?」

目を覚ますと少女がそこにいた

俺「え、?は、?」
まてまてなんだこれは
なぜ知らない部屋で知らない少女がいるんだ
ルッキーニ「ねぇ、ねぇ、名前は〜?」
俺「え、、と俺だけど・・・」
ルッキーニ「そっかぁ私はルッキーニって言うんだぁっ」
・・・・・・
ルッキーニ「変な名前〜〜」
俺『え〜〜〜〜』
25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 01:18:17.74 ID:Y+lLt43N0
それ知りの汎用度は異常
26あの日の約束 3:2010/12/29(水) 01:23:42.61 ID:WtAAiyF20

シャーリー「おい、ルッキーニあんまり騒ぐなよ」
ルッキーニ「わーいシャーリーだー」
俺「・・・・・」
なんだこれますますわけわからん
俺「まぁ服装にはノーコメントだ」
冷静になれオレ
宮藤「あ、起きたんですね」
リーネ「よかったです」
エーリカ「何々〜、あの人起きたの〜?」
バルクホルン「おいハルトマン部屋の掃除がまだ・・・」
坂本「お、起きたのか」
ペリーヌ「少佐、あんな男気になさらなくても」
はははは、もう無理だ

俺「なんだこれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」

エイラ・サーニャ「・・・・・」
27あの日の約束 3:2010/12/29(水) 01:30:04.31 ID:WtAAiyF20
執務室にて

俺「夢落ちじゃないのか・・・」
ミーナ「ん?何か言った?」
俺「あ、いえなにも・・」
ミーナ「で、あなたは誰?」
俺「俺です」
ミーナ「階級と所属は?」
俺「漢検三級、バスケットボール部」
ミーナ「へぇ〜〜」ニコニコ
俺「嘘です。ごめんなさい。」
泣いていいよね?
ミーナ「あなた、軍人じゃないわね?」
俺「はい・・・」
ミーナ「出身国は?」
俺「日本ですけど、、そのここはどこですか?」
ミーナ「ここは、、、って日本?」
俺「・・・・地図あります?」
28あの日の約束 3:2010/12/29(水) 01:36:28.41 ID:WtAAiyF20
その後のやりとりで
わかったというか、わかってしまった
というか・・・

俺「別世界かぁ〜」
エーリカ「なるほどぉ」
俺「わっ!?」
エーリカ「えへへへへへ」
バルクホルン「おいハルトマン今はミーナが話中だっ」

ワーワーワーワー

俺「・・・・・・・」
ミーナ「とにかく部屋に案内しなくちゃね」
俺「え?」
ミーナ「とにかく事がハッキリするまでここに居なさい」
俺「いいんですか?」
ミーナ「ええ」
俺「ありがとうございます」

俺退出後

バルクホルン「ミーナ、彼を戦力にする気か?」
ミーナ「あら、なんのことかしら?」
バルクホルン「まったく・・・」
29あの日の約束 3:2010/12/29(水) 01:40:31.66 ID:WtAAiyF20
部屋案内中

エーリカ「ねぇ?俺っていうんだよね」
俺「うん」
エーリカ「そっか、わたしはエーリカだよっ」
俺「あ・・うん」
エーリカ「そんなにビクビクしなくても、、、」

部屋到着
エーリカ「あ、ここだよ」
俺「あー、、、ありがとうエーリカ」
エーリカ「うんっ」
はぁ〜、みんなかわいいんだよここにいる女の子

30あの日の約束 3:2010/12/29(水) 01:44:37.65 ID:WtAAiyF20
バタンッ

俺「ふぅ〜〜〜〜」
さぁ、どうする頭が痛い。
わけが解らない。
夢?いや夢じゃない。
死後の世界?
いや違う・・・。
?「どう調子は?」
俺「最悪だ・・・・って」
?「イタイイタイイタイ」
俺「てめぇだな悪いのは・・・」
?「けらなくても・・・」
俺「・・・話、聞かせろ」
31あの日の約束 3:2010/12/29(水) 01:49:32.70 ID:WtAAiyF20
そう目の前にいるのは
あの時おれの前に現れた少年だ

?「ぼくの名前はカササギだよ」
俺「・・・・」
カササギ「ここじゃ使い間と同じみたい」
俺「・・・・」
カササギ「・・・・どしたの?」
俺「いや」
カササギ「えとね・・・」
俺「・・・・・・」
カササギ「は〜、話すよ、説明するって言ったからね♪」
32あの日の約束 3:2010/12/29(水) 01:57:22.50 ID:WtAAiyF20
えーと整理しようコイツの言うことを信じるとすると
カササギは世界を旅してて七月七日?七夕に橋?
だかなんかを作るために集まって後に解散
その日だけ力が大きくなって人の目にも写るらしい
ああ・・・あの流れ星か
で、最初に願いをかけた人の願いを叶える?

俺「・・・・・」
カササギ「わかった?」
俺「金が欲しい」
カササギ「?」
俺「そう願ったらどうなるんだ?」
カササギ「う〜ん、叶えるっていっても一時的だからね」
俺「・・・」
カササギ「まぁ少しの時間だけ願いのかなった夢を見る」
俺「夢なのか?」
カササギ「みたいな感じってだけ」
俺「なるほど」
カササギ「わかってくれたか」
俺「じゃあ本題、俺はいつ帰れる?」
カササギ「おやすみ〜」
33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 01:59:48.56 ID:Y+lLt43N0
支援
34あの日の約束 3:2010/12/29(水) 02:03:27.71 ID:WtAAiyF20
ぎゃ〜〜〜〜〜〜〜〜

カササギ「ひどいなぁ・・・」
俺「いいからどうなってんだ今」
カササギ「えと、ね今回のは珍しいんだよ」
俺「?」
カササギ「二つの世界でぼくが見えて二人とも同時に願いを願ったんだ」
俺「???」
カササギ「あんな遅くに星見してたんだからびっくりだよ」
俺「・・・・・へぇ」
カササギ「以上、おやすみっ」
35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 02:08:48.53 ID:IY14cs2BO
支援ぬ
36あの日の約束 3:2010/12/29(水) 02:10:20.84 ID:WtAAiyF20
のわぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜

カササギ「イタイイタイッ」
俺「あれ?もう起きたの?」
カササギ「えーー・・・」
俺「はっきり言ってくれ、帰れるのか?オレは・・・」
カササギ「おかしいんだよ、願いを叶えてあとは君を連れて
     帰るだけだったんだ・・・ぼくもまた旅にでる予定が」

俺「帰れないってことか・・・」
カササギ「うん」

37あの日の約束 補足:2010/12/29(水) 02:20:56.77 ID:WtAAiyF20
えーとここまで読んでくれた人がいたら
ありがとうございます。
補足するとカササギは織姫と彦星を会わせてくれる
橋になってくれる鳥のことです。
カササギは群れで橋をつくります。
その時に力が大きくなって七夕の夜だけ
願いを叶えてあげるだけの力を得るという設定です
ようするに橋作って解散した後です
願いで物を出しても消えてしまいます
(大体一時間ほどで)
つまり本来なら俺は世界を移動した後もとの世界に
戻り
「え?夢かぁ」となるはずでした。
まぁそんな感じです。
俺を飛ばしてサーニャを助けたのは
俺の世界に近い位置にカササギがいてそっちを
拾ってウィッチーズ世界に行ったわけです。
38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 02:25:20.92 ID:WtAAiyF20
今日はここまでです。この後はまぁ
設定を作れたのでみんなと仲良くなって
白いネウロイ、帰れない謎を解いて、といった感じです。

39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 02:33:07.10 ID:FGmM+tz/O
乙なんダナ!
白いネウロイって言ったら昔いたネウロイ太郎とかにもいたなぁ。


ロスマン曹長といちゃいちゃしてる妄想を何とか文章にしたいぜよ、けど504と比べて502は参考になる文章とかが少ないからキャラが分かり難いなぁ。
40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 02:40:03.86 ID:Y+lLt43N0
乙乙

今後の展開期待してるぜ
41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 03:16:24.68 ID:4GHt0gZ5O
保守
42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 04:10:01.65 ID:bEAbV98EO
43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 04:41:03.74 ID:XSJrsfD70
乙。
執筆していたら、やけに寒い。 灯油ヒーター壊れたw。
不貞寝する。
44以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 05:01:05.50 ID:uYkq/YhEO
静かダナ
45以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 05:34:28.15 ID:MLCE8FjuP
こっちじゃ一月からストパン2期再放送らしい。
全部DVD録画してあるけど、せっかくだから見るか。
46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 05:35:04.16 ID:g6Tpm4LJO
まあ時間が時間だしな
47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 06:42:14.09 ID:jOPfEi5iO
48以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 07:27:44.51 ID:DcByrzQcO
戦場のカメラマンになってミーナ中佐の尻を撮りまくりたい
49以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 08:24:02.21 ID:OLvSlcqm0
戦場のカメラマンになってルッキーニちゃんと[検閲削除]する薄い本なら既に…
50以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 09:05:35.40 ID:5He/5qty0
みるきーすと(ry
51以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 09:37:30.40 ID:07xH7alv0
今、投下しても大丈夫かな?
52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 09:37:32.85 ID:Bw4qVgcG0
ほも
>>964からの続きを投下してもいいかな?
また途中で途切れたらごめんなさい。10分ぐらい書き込みが無かったら落ちたって事で。
5352:2010/12/29(水) 09:38:21.92 ID:Bw4qVgcG0
すみません>>51に譲ります。
54>>53 ありがとう!できるだけ早く終わりにする:2010/12/29(水) 09:41:39.33 ID:07xH7alv0
前ストライクウィッチーズだったらいいのに >>778 から

2人は、教えられた部屋に向かった

俺と友は部屋数の関係上、相部屋になった

しばらく使われてなさそうなドアを開き、中に入って明かりをつける

俺「ふぅ……」

友「ウィッチねぇ……」

俺たちは、空飛ぶ女たちをウィッチと呼ぶことを知った。人類の敵、ネウロイのことも…

この世界のウィッチは基本的に女、その中でも少数に限られるということらしい

友「俺はウィッチとかネウロイををどう思う?…」

俺「……何とも思わないな……」

俺はウィッチ、そしてこの世界が受け入れられなかった
55イーグル俺:2010/12/29(水) 09:45:11.68 ID:07xH7alv0
友「まぁ、俺も何とも思ってないけど……それより……」

友は真面目な表情から、変態チックな顔へと変えた

友「みんな、すげぇ美少女じゃん!!」

俺「………………」

友「俺もそう思わないか?」

俺「思う、思う(棒) 」

友「だろ?あのシャーリー大尉だっけ?なんなんだよ、あのビックマウンテン!!それに、坂本少佐とミーナ中佐はお姉さんって感じがするし、ルッキーニとエーリカは反則体型だよ!(ロリ)」
 「宮藤は将来、良いお嫁さんになりそうだな!リーネのボディは俺好みだ!ペリーヌは夜、さびしいから一緒に寝てくださらないかしら?とか言ってきそうだよ!!」
 「エイラとサーニャは恋人関係なのか?俺の直感はそう感じた!!」
 「でも…バルクホルン大尉が一番俺の好みだな!!あの、規律正しいところ…そして、からかったときのあの表情…引き締まったボディ…けしからん!!…何より、殴られたときの快感が……」

友は俺を気にせず、どんどん喋った

そして俺は、こいつの新たな一面を知った

こいつはMだったんだ……いや、語弊があったな、こいつはドMだっ!!
56イーグル俺:2010/12/29(水) 09:46:17.66 ID:07xH7alv0
こんなに友が変態だったなんて知らなかったぞ!

いらない情報かもしれないが、俺もドMです

俺「おまえ……バカだな……」

友「いやぁ〜そんなに褒めないでくださいよぉ〜」

友は嬉しそうに喋る

俺(今からでも遅くない……部屋を変えてください)

------------------------
----------------
--------

― しばらくして ―

俺「そういえば友、自己紹介する時、バルクホルン大尉とやけに仲が良くなかったか?」

俺は、この疑問を思い出したので聞いてみた

友「いやぁ……医務室でちょっとあってな……」

友は思い出したくないかのように、俺から目をそらした
57イーグル俺:2010/12/29(水) 09:47:11.57 ID:07xH7alv0
俺「ま……まさか……おまえ……卒業したのか?……俺という在校生を残して、卒業だと!?……お前が男に……」

俺の悪い癖、被害妄想

度々、症状が現れる

友「いや……お前が想像してることとは違うぞ、絶対に違う…」

友は俺の発作には慣れている

俺「じゃぁ…何なんだよ……はっ!まさか……お前さっき、殴られるのが気持ちいいとか言ってたよな?……」

友「まぁ、バルクホルン大尉限定だけどな」

俺「…そうか、医務室でお前は、バルクホルン大尉と……SMプレ『くたばれっ!!』バキッ!!

友は俺がSMプレ●と言いかける前に、殴り倒した

友「してない!俺はSMプレ●なんて、絶対にやってないから!!でも、やるとしたら、受けを希望します!」
58イーグル俺:2010/12/29(水) 09:48:27.53 ID:07xH7alv0
俺「す、済まなかった……つい、悪い癖が……」

俺は殴られた頬を押さえて、立ち上がる

こんなやり取りを小さい頃から続けてきました

俺たちは明日のウィッチ適性検査に備えて、早めに寝た

------------------------
---------------
------

― 翌日の午後 ―

友「ふぅ〜っ、意外と簡単な検査だったな」

俺「そうだな、後は結果待ちか」

俺たちは検査を終えて、ミーティングルームへ向かった

今日の朝、ミーナ中佐から知らされたんだけど新しい補充兵がくるらしい
59イーグル俺:2010/12/29(水) 09:49:23.81 ID:07xH7alv0
俺の乗ってきたF-15と試作中の噴流式ストライカー 通称「ジェットストライカー」との性能比較をするためらしい

どんな子だろう?

-----------------
--------
---

― ミーティングルーム ―

坂本「これからビシバシ訓練してやらないとな!はっはっはっはっ!」

宮藤「どんな人が来るんだろう?」

リーネ「おとなしそうな人だとイイな…」

ペリーヌ「規律を乱さない人に来て欲しいわ」

エイラ「サーニャ、眠そうだけど大丈夫カ?」

サーニャ「うん……」

ルッキーニ「おもしろい人来ないかなー?」
60イーグル俺:2010/12/29(水) 09:50:44.74 ID:07xH7alv0
シャーリー「私は堅物以外なら誰でもいいな…」

みんながミーティングルームに集まったところで、ミーナが口を開いた

ミーナ「みなさん、今日は新しい補充兵に来てもらっています。どうぞ、入って」

ミーナは閉まっているドアに向けて、しゃべった

コンコン

ヘルマ「失礼します!補充兵のヘルマ・レンナルツ曹長であります!」
   「131先行実験部隊『ハルプ』にて新型ストライカーのテストパイロットをやっておりましたが、この基地に駐機してある戦闘機との性能比較のため、
    こちらに出向する運びとなりました!」

ヘルマという人が敬礼をしながら、挨拶をしてきた

俺(小さいな……)

今日はここまでです
>>52さん、お待たせしました
61以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 09:52:13.67 ID:HAuW0tts0
ヘルマちゃんきた!これで勝つる!
62以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 09:53:25.37 ID:XSJrsfD70
乙!
ヘルマがでてきたかw
63以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 10:38:21.12 ID:/c0JMGKcO
乙!
ヘルマキターー!
64以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 11:01:37.32 ID:KI+k2o2c0
65以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 11:19:43.16 ID:kmhx0Bp9P
ヘルマちゃん涙目可愛い!
66以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 11:56:07.53 ID:blCAI2eZO
6752:2010/12/29(水) 12:24:26.67 ID:Bw4qVgcG0
投下しても大丈夫かな?
68以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 12:31:35.74 ID:OfqsdvE80
問題なかとよ
69以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 12:53:53.98 ID:IY14cs2BO
どした?
70失礼遅くなった:2010/12/29(水) 12:58:42.13 ID:Bw4qVgcG0
前スレ>>964から

(食堂)

坂本「おはよう・・・って、誰もいないのか・・・?」

俺「おかしいですね・・・誰も居ないなんて?」

俺と坂本少佐はあの日から一緒に朝早くから訓練をするようになっていた。なんだか時々物凄い視線を感じるが。

坂本「全員寝坊か・・・たるんでるな。」

俺「しかし、バルクホルン大尉、宮藤さんぐらいはいらっしゃっても・・・」

坂本「仕方ない、叩き起こしに行くとするか。」

俺「は、はい。(大丈夫だよな・・・?)
71以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 13:03:59.52 ID:Bw4qVgcG0
バン!

坂本「お〜い、みやふじー、起きろー!」

宮藤「う、うーん・・・」

俺(顔が赤いな・・・ひょっとして・・・フヒヒ)

坂本「いつまで寝てるんだ!全く!」

宮藤「す、すひまへん・・・うう」フラッ

俺「だ、大丈夫ですか?」

坂本「・・・こりゃいかん、すごい熱だ。」ピトッ

坂本「今は軍医も居ないし・・・仕方ない、今日は休みでいい。しっかり寝ていろよ。」

バタン

坂本「宮藤はカゼか・・・。他の奴らはどうしたんだろうな。」

俺(なんだか・・・もの凄く嫌な予感が・・・。)
72以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 13:08:44.80 ID:Bw4qVgcG0
バルク「お、おはよう・・・」フラフラ

バルクホルン大尉が、向こうから歩いて来た。何だかふらふらしている。

俺「だ、大丈夫ですか?(デジャブ・・・)」

バルク「な、何、心配・・・無い。」フラフラ

坂本「顔色も悪いし・・・休んでも構わんぞ?」

バルク「だ、大丈夫だ・・・」バタッ

俺「大尉ー!」

坂本「いかん、凄い熱だ・・・(デジャブ・・・)」

俺「まさか・・・バルクホルン大尉も風邪とは・・・。」
73以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 13:09:42.51 ID:IY14cs2BO
支援
74以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 14:18:52.14 ID:IY14cs2BO
ほしえん
75以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 14:21:14.26 ID:jgN4myM00
76以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 15:02:48.27 ID:uYkq/YhEO
ほっほっ
77以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 15:04:18.73 ID:jgN4myM00
しゅ
78以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 15:08:24.86 ID:OfqsdvE80
過疎ってるし俺投下してもいいかな?
79以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 15:10:14.13 ID:sdNEpjm30
ゴウッ
80以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 15:11:11.94 ID:IY14cs2BO
GO!
81テレポート俺:2010/12/29(水) 15:13:07.62 ID:OfqsdvE80
じゃあ行きます。
適当なあらすじ

もっさん「模擬戦すっぞ、俺エイラとな」
俺「あい」
エイラ「たりい」
俺「この動きを見よ!」
エイラ「やられた」
俺「次誰」
もっさん「私だ」
もっさん「烈風斬」
俺「ひでぶ」
もっさん「終わり」
82テレポート俺 前スレ>>200から:2010/12/29(水) 15:18:22.91 ID:OfqsdvE80
―――数日後

俺「…」

ある昼下がり、俺は基地の中庭のベンチに腰をかけ花を眺めていた。特に来たくてここに居る訳ではない。
強いて何か目的があったと言えば、ハンガーで剣の手入れをしていた所そこらへんを飛んでた蝶ちょを見つけ
ただふらふらと、追い続けていたらここにたどり着いた。
つまり、俺は蝶に魅せられてしまった訳だ。今時ルッキーニでもそれは無い…かな。

ペリーヌ「こんな所でボケっとする暇があるなら訓練でもしたらどうですの?」

背後から聞こえてきた上官に対するものだとは思えない挨拶をしてきたのはペリーヌだった。
手にはお洒落なティーセットが握られている。

俺「ああ、いたのか」

ペリーヌ「ずっと前から…は居なかったですけど、注意力が不足してるんじゃないんですの?」

俺「ツンツンしてんなー、ここに飛んでいる蝶を見て心が穏やかにならないのかよ」

ペリーヌ「それは蛾ですわよ?」

俺「…」

ペリーヌ「ま、蛾に魅せられたと言うなら仕方ありませんわね」

そしてペリーヌはフ、と鼻で笑った。
HAHAHAこやつめ、やりおるわ。
83テレポート俺:2010/12/29(水) 15:24:06.27 ID:OfqsdvE80
俺「…ペリーヌは何しに来たんだよ」

ペリーヌ「見て分かりませんの? ティータイムですわ」

俺「一人で?」

ペリーヌ「う…何か問題でもありますの!?」

俺「いや無いけどさ…」

そう言いペリーヌは不機嫌そうに横に座りポットからお茶を注ぎ始めた。
甘い林檎のような香りがした。

俺「何飲んでるんだ?」

ペリーヌ「カモミールティーですわ、昔私の寮機だった子から教わりましたの」

俺「へぇ…寮機ねえ」

ペリーヌ「寂しがりやで甘えん坊で、ちょっと怒っただけで大泣きするような子で…今は上手くやっているのだか」

俺「ふーん…」ニヤニヤ

ペリーヌ「な、なんですのニヤニヤと気持ちの悪い」

俺「いやー、その子の事が大切なんだなーて思ってな」

ペリーヌ「べ、別にそういう訳じゃありませんわ!」
84以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 15:25:31.65 ID:uYkq/YhEO
支援
85テレポート俺:2010/12/29(水) 15:29:10.83 ID:OfqsdvE80
俺「はいはい」

ペリーヌ「全く…」

俺「…」

ペリーヌ「…」

会話が途切れる。
俺はさっきまで取っていた花壇を眺める姿勢から目線を90度上に反らし、この真っ青な空を見上げる姿勢を取った。
雲1つ無い晴天、まさに扶桑晴れといえるだろうこんな日でも世界のどこかで命を賭けた戦闘が行われていると思うと、なんとも複雑な気分だ。
…まぁ、なんというか、その命を賭けた戦闘の最前線の一つがここなんだけどな。
ネウロイとの戦闘でまだ20にも成ってない女の子が命を落とす事もあるような激戦区なんだが
こんな状況でこの501にいる皆はいつも何を考えて過ごしているんだろうか…試しにペリーヌに聞いてみよう。

俺「なーペリーヌー」

ペリーヌ「なんですの?」

俺「ペリーヌはさー、何でウィッチになったんだ?」
86テレポート俺:2010/12/29(水) 15:34:37.17 ID:OfqsdvE80
俺がそう何気なく聞いた途端カチャン、とカップをコースターに強めに置く音が聞こえた。
そういやペリーヌの故郷はガリアか、失言だったのかも知れない。
恐る恐る耳を傾るとペリーヌは声のトーンを少しだけ落とし、

ペリーヌ「色々、ですわ」

と、言った。
その言葉に一体どんな意味が込められているのか今の俺には知るよしも無かった。

俺「色々、か」

ウウウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥ

ペリーヌ「ネウロイですわ! 行きますわよ」

俺「…ああ」
87テレポート俺:2010/12/29(水) 15:39:43.78 ID:OfqsdvE80
―――ガリア国境付近


坂本「敵機発見! 全長…300はある!」

バルクホルン「随分と大物だな」

エーリカ「それに何だか角ばってるねー」

今回の敵は三角が1、2…16個ほどで構成された非生物的なデザイン。(デルタ16面体)
まるで人間が丁寧に定規で線を引いて作ったようなものだ。

ペリーヌ「…」

俺「おいペリーヌ、大丈夫か?」

ペリーヌ「え、ええ! 問題ありませんわ」

俺「無茶するなよな…」

よりによってこんな大物のネウロイがガリアに迫るとはな…ペリーヌもついてない。

坂本「それでは、いつものフォーメーションだ。突撃!」

「「了解」」
88テレポート俺 やっべ(デルタ16面体)消し忘れた:2010/12/29(水) 15:44:19.61 ID:OfqsdvE80
俺「さてと、さっさと片付けないとな」

まずは中距離からMG42で装甲を削りつつ、出方を伺う。
俺のテレポートで一気に距離を詰めて直接装甲を斬るというのも手の一つなのだが、相手が大型機となると
僚機の狙いが1つに定まりやすくなる。そこに俺が急に標的に接近すると見方の弾で撃墜されかねないため、今はその手は控えなければならない。
まぁインカムで忠告しておけば問題無いのだが、そうなるとウィッチ達の銃撃が止まる事になるから結局ネウロイに与えるダメージ効率が悪くなるんだよな。

ミーナ「再生力が高いわね…坂本少佐、コアの確認を」

坂本「ああ、今から…これは!」

「キイイイイイイイイイイイイイイン!!!」

パキン! と何かが割れるような音と同時にネウロイは上部・中心部・下部と3機に分裂した。

バルクホルン「またか!」

俺「またって言うのは前にもこういうネウロイが出たのか?」

シャーリー「まあな、前のは200機くらいに分裂したっけ」

俺「200機…」

さらっと凄い事言いやがる。200機なんて普通の部隊なら一人は撃墜されんぞ。
89テレポート俺:2010/12/29(水) 15:47:21.57 ID:OfqsdvE80
坂本「各機中心部にコアがある! バルクホルン隊は上を、ミーナ隊は下を狙え! 後の者は私のサポートを!」

「「「了解!」」」

俺「俺は少佐の後か…」

俺の他に少佐に付いてるのは…ペリーヌと宮藤とリーネか、あの程度の大きさのネウロイなら少佐の烈風斬一発で切り伏せる事が
出来るだろうし俺たちは確実に当てるための足止めって所か。他の隊はまぁ…なんとかなるか。



ペリーヌ「ガリアはもう…渡しませんわ!」バババババ

リーネ「コアが見えました!」ガチャ、ドゥーン

坂本「分かった! ネウロイから離れろ!」

俺「おお、いよいよか」

少佐は魔力を帯び青色に輝いてる扶桑刀、烈風丸を大きく振りかぶった。

坂本「烈風斬!!」

「キイイイイイイイイイイイイイイン!!!」

ネウロイはコアを真っ二つに斬られ砕け散り、当たりはネウロイの破片が舞った。
90以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 15:50:18.45 ID:HAuW0tts0
しえん
91テレポート俺:2010/12/29(水) 15:53:50.40 ID:OfqsdvE80
リーネ「やった!」

宮藤「凄いです、坂本さん!」

ペリーヌ「まだ2機残ってますわよ! 喜んでないで早くあちらの応援に!」

「「は、はい!」」

次はどちらから狙おうか。
バルクホルン隊にはMG42二丁ももてる馬鹿力がいるから問題ないし、まずはミーナ隊のネウロイから潰すか。
ま、俺達がいなくても自力で潰せるだろうけどな。

俺「余裕だな」

そう吐き捨て、粉々に砕け散ったネウロイを後にした。

俺「さて、俺は遠くから牽制でも…」ヒュイン

坂本「俺ぇ! 避けろ!!」

俺「する…」

坂本少佐の声が届く前に赤い閃光が俺の顔のすぐ横を通り過ぎた。今のはネウロイのビーム?
だがそのネウロイはどこから? 増援?だとしたらもっと早く気付くだろうし……何だか急に右肩が熱くなってきた。
見てみれば肩の部分が焼けただれていた。痛みより驚きが先行して気付かなかったのか。
肩から血が腕を伝って垂れてきた。手の感覚は…うん、大丈夫だ。まだある。
92テレポート俺 支援感謝!:2010/12/29(水) 15:58:55.56 ID:OfqsdvE80
ペリーヌ「ネウロイが再生した!?」

あの粉々に砕け散った状態から再生…? コアが両断される所をしっかり見たぞ…

宮藤「俺さん! 大丈夫ですか!?」

俺「あ、ああこれくらい平気だ」

宮藤「でも血が…!」

俺「大丈夫、傷は浅いし宮藤はこんな所で無駄に魔力を消費しちゃ駄目だ」

俺はそう言って手をぐるぐる回して見せた。正直かなり痛いけど、我慢できないほどじゃない。

宮藤「そうですか…でも無茶しないで下さいね?」

俺「分かってる」

坂本「どうなってる…コアは破壊したはずだぞ…」

バルクホルン『少佐!! 聞こえるか!!』

坂本「どうした!?」

バルクホルン『倒したはずのネウロイが破片から再生した! 支援頼む!』
93テレポート俺:2010/12/29(水) 16:04:29.72 ID:OfqsdvE80
シャーリー『ガリアには行かせねえぞ!!』ババババ

バルクホルン『く…私は前に出るから少佐は…ガガ…ガガガ』

坂本「バルクホルン!? 応答しろ!」

ミーナ『坂本少佐! 聞こえる!? コアを壊したと思ったらネウロイが復活して…』

俺「おいおい…どういう事だよ…」

宮藤「ああ、ネウロイがガリアに…!」

リーネ「徹甲弾残りわずかです!」

坂本「このままでは不味い…!」

ミーナ『坂本少佐! 指示を!』

坂本「やむを得ないか…全機に告ぐ、基地に戻って作戦を立て直すため一時撤退!!」

俺「マジか…」

ギリ、と奥歯をかみ締めた。
…適切な判断、か。まともな策も無くただ突っ込んで勝てるほどネウロイは甘くない。
94以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 16:06:34.24 ID:kmhx0Bp9P
どうせみんなコミケなんだろ畜生!

支援
95テレポート俺:2010/12/29(水) 16:10:01.59 ID:OfqsdvE80
ペリーヌ「な…駄目です少佐!! ここで引いたらネウロイはまたガリアに!」

坂本「ペリーヌ、気持ちは分かるがこのまま成す術も無く我々がいても兵力を無駄に消費するだけだ」

ミーナ「そうよ、ペリーヌさん。被害を最小限に抑えるにはこれしか方法が無いわ、だからここはひとまず他の部隊に任せて…」

ペリーヌ「でも! この先には同胞の集落がありますわ! ここから一番近い部隊でも2時間は掛かります! それじゃ間に合いませんわ!!」

宮藤「そうですよ! ここで諦めちゃったらガリアの人が…」

バルクホルン「だったら私達にどうしろと言うんだ! ここで無駄に足掻いても人が多く死ぬだけなんだぞ!?」

ペリーヌ「それでも…ガリア貴族としてここで諦める訳にはいきませんわ!!!」ブロロロロロ

坂本「おいペリーヌ! どこへ行く!?」

バルクホルン「命令違反だぞ!!」

ペリーヌ「忌々しいネウロイ共に…二度とガリアの空を汚させてたまるもんですか!!」

ペリーヌの身体は青白く輝き、

ペリーヌ「トネール!!!!!」

と言うと、バリバリバリ!! とまるで雷が落ちたかのような轟音が響いた。
雷撃はネウロイの動きを止めるだけでなく装甲を、そしてコアまでも焼き切った。
96以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 16:11:06.30 ID:IY14cs2BO
コミケ…いつか行ってみたいものだ

支援
97テレポート俺:2010/12/29(水) 16:16:05.79 ID:OfqsdvE80
俺「す、すげえなおい」

バルクホルン「そこまで威力が出せるのか!?」

リーネ「ペリーヌさん凄い…」

ネウロイは再び粉々に砕け散った。

ペリーヌ「はぁ…はぁ…はぁ…」

だが、海に降り注ぐネウロイの破片は重力に逆らいまた元のネウロイへと姿を成した。

坂本「ビームが来るぞ!!」

ネウロイは3機同時にビームを1箇所に放つ事で、より強力な1本のビームにして見せた。
そして、その1本の太く赤い閃光はペリーヌへと向かって放たれた。

ミーナ「ペリーヌさん!!」

ペリーヌ「あああ…」

隊長の声はおそらく届いてない。
ペリーヌはただ呆然と立ち尽くしていた。とてもじゃないが今の状態であのビームを防げないだろう。

俺「糞! 手間かけさせやがって!」

テレポートでペリーヌのすぐ横まで移動し、手を掴みまたテレポートする事で少佐達の所まで2人で戻ってきた。
98テレポート俺:2010/12/29(水) 16:22:02.02 ID:OfqsdvE80
ミーナ「お願いだから無茶しないで……あなたも501の家族なのよ? 」

シャーリー「そうだよ馬鹿! もしお前が死んじゃったらどうすんだよ…」

ペリーヌ「それでも……わたくしは…ガリアを、ガリアを守らないと…」ポロポロ

ルッキーニ「ペリーヌ…」

坂本「………基地へ戻るぞ」

「「………」」

坂本「返事は!?」

「「は、はい!!」」

…ここまでか
99テレポート俺:2010/12/29(水) 16:27:34.67 ID:OfqsdvE80
「待って」

俺「…え?」

ミーナ「あ、あなた…」

バルクホルン「何だって…?」

シャーリー「おま…」

ルッキーニ「うじゅ…?」

宮藤「え…」

リーネ「な、何を…」



坂本「…おい、ハルトマン?」

エーリカ「何とかなるかもしれない方法ならあるよ」

ペリーヌ「ほ、ホントですの…!」

宮藤「ハルトマンさん…! あのネウロイを倒せる策があるんですか!?」
100テレポート俺:2010/12/29(水) 16:34:40.24 ID:OfqsdvE80
エーリカ「ああ」

ミーナ「フラウ!」

エーリカ「ごめんミーナ、もし失敗したら全部私が責任取るからさ、今回だけは見逃してよ」

バルクホルン「…はぁ、今回も、だろ?」

ペリーヌ「そ、それでネウロイを倒す策があるんですの!?」

エーリカ「うん、じゃあ今から言うからよく聞いてね」

エーリカ「私が思うに、あのネウロイは3つで1つのコアなんじゃないかな。
     さっきまでの戦闘で分かったんだけどあのネウロイは同じタイミングじゃないとビームを発射出来ないみたいなんだ。
     向きとかビームの本数は変えられるみたいだけど、ビームの射程と太さからして威力はほぼ同じだね。
     それに3機の内どれかのネウロイのコアを破壊されると同時に、後のネウロイもピタリと動かなくなったし、これはサポートにでも回ってるのかな。  
     流石にしくみまでは分からないけど私達の見えない力か何かで繋がってるんだろうね、まさに三位一体、て感じに。
     だから、3機同時にコアを破壊出来れば…あのネウロイを倒せるかも知れない」

俺「…マジかよ」

こいつはあの短時間の戦闘でそこまで敵の情報を見切ったのか?
どんな観察力してんだよこいつは。これがカールスラントのトップエースか…
101テレポート俺:2010/12/29(水) 16:39:13.91 ID:OfqsdvE80
坂本「ハルトマン!!」

エーリカ「…」

坂本「罰はちゃんと受けてもらうぞ」

エーリカ「…了解」ニコ

リーネ「で、でも3機同時に撃墜なんて…」

ルッキーニ「3機くらい楽勝だってー」

シャーリー「ああ、私達が居れば3機だろうが30機だろうが撃墜してみせるさ」

坂本「ガリアは近い、早速陣形を取るぞ! さっきと同じく隊は各ネウロイに着け! 私に着いていたものはどちらかの隊に別れろ!」」

坂本「そしてネウロイをまとめて破壊するため出来るだけ1箇所に固めろ! 固める場所はあの中心部のネウロイだ! それでは散開!!」

「「了解!!」」

坂本「ペリーヌ、お前の雷撃で暫くネウロイの動きを止めなければならないが…魔法力は大丈夫か?」

ペリーヌ「まだまだ余裕ですわ」

坂本「そうか、なら行け!」

ペリーヌ「はい!! 少佐!!」

ペリーヌ「ブループルミエ、ガリア貴族の誇りにかけて参りますわ!!」
102以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 16:41:45.42 ID:bzNJ+XQp0
支援
103テレポート俺:2010/12/29(水) 16:45:52.89 ID:OfqsdvE80
俺「そんな上手くいく訳がねえよな…」

俺は苦戦していた。
たった1機の中型サイズのネウロイを倒す…と言うなら俺たちにとって造作も無い、とまでは言い切れないがとにかく簡単な事だ。
だが、今俺たちのすべき事は3機のネウロイのコアをほぼ同時破壊。
しかもそれがペリーヌの雷撃でネウロイの動きを止めてる間にしなくてはならないと言うのだから、傑作だ。

ミーナ「随分ネウロイが逃げ腰になったわね…私達の狙いに気がついたのかしら」

俺「ペリーヌ!後どのくらい耐えられる!?」

ペリーヌ『魔法力が尽き果てるまでですわ!!』

俺「もっと具体的に!」

ペリーヌ『知りません!! 早くして下さいまし!!』

魔法力の消費とかを考えてもう喋らすのは良くないか。
とりあえずネウロイを押すようにしてペリーヌの所へ…

「ずおりゃああああああああ!!!」

ガコオオオオオオォォォォォォン!!

俺「何だ!?」

インカムから轟音が聞こえた。それと今の声はバルクホルンか?

バルクホルン『此方バルクホルン、下部のネウロイの誘導に成功した』
104テレポート俺:2010/12/29(水) 16:50:59.72 ID:OfqsdvE80
シャーリー『誘導ってMG42でネウロイをぶっ飛ばす事を言うのか』

ネウロイをぶっ飛ばした…? じゃあ、今の轟音はネウロイが接触した音なのか? 分裂して小さくなったとはいえ100前後はあるぞ…

バルクホルン『黙れリベリアン。とにかく、おかげでMG42が使い物にならなくなったので私は盾にまわる。
       見ての通り今皆をそちらに向かわせているがお前達も早くネウロイを接触させろ!!』

俺「ああ、分かってる!」

銃弾をネウロイの動きを封じるようにばら撒く。
攻めるのではなく壁としての銃撃なので弾数がそろそろヤバイ。

リーネ「徹甲弾全弾消耗しました!」

宮藤「あたしもです!」

ミーナ「弾切れの方はペリーヌさんの盾に! 弾がある者は至急増援に!」

シャーリー「糞!! ちょこまかと逃げ回りやがって!!」

バルクホルン『そろそろペリーヌがヤバイ! 上部はまだか!?』

ペリーヌ『魔法力がもう限界ですわ…早く…!!』

俺「弾が当たらねえ!!」ガチン

俺「な…こんな時に弾切れ…!!」
105テレポート俺:2010/12/29(水) 16:56:02.31 ID:OfqsdvE80
エーリカ「俺! ネウロイがそっちに!」

俺「糞!!」

ヤバイ、ここで逃がすとネウロイがガリアに…!

ペリーヌ『早く…!』


バチッ!

俺「がああぁぁぁぁ!?」

ユニットから妙な音が聞こえたと思ったらまるで全身に焼けるような激痛ととてつもない量の魔力が走った。

エーリカ「俺!?」

俺「糞ったれがああああああああああああああ!!!!!!!」

何だこの痛みは…だが、今なら行ける! 背中の大剣に魔力を込めネウロイへ突っ込む。
そして渾身の力でそれをネウロイにぶっ刺した。
106テレポート俺:2010/12/29(水) 17:01:14.54 ID:OfqsdvE80
俺「いけええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!」

大剣を媒介に身体からネウロイへと魔力を送る。そして…

ヒュンッ!!

俺はネウロイをペリーヌの居る所までテレポートさせる事に成功した。

俺「少佐ァ!!!」

坂本「任せろ!」

坂本「烈風斬!!!!!!!!!!!!!」

3機のネウロイを繋ぐように青白い光が走り、少し遅れてバン!!!と綺麗に真っ二つになった。
ネウロイは砕け破片はそのまま…………海へと還っていった。
107テレポート俺:2010/12/29(水) 17:06:46.51 ID:OfqsdvE80
バルクホルン「勝った…!」

エーリカ「やりぃ!!」

宮藤「やったー!! 凄いよペリーヌさん!!」

ペリーヌ「…」

坂本「ペリーヌ!! 大丈夫か!?」

ミーナ「気を失ってるわね…ホントよくやってくれたわ、この子は」

俺「ははは…ホント、よくやってくれた…ぜ…」

シャーリー「俺―――」

坂本「―――!」
108テレポート俺:2010/12/29(水) 17:10:44.49 ID:OfqsdvE80
―――病室

俺「は」

病室かここは、俺は魔力を使い果たして倒れたのか…?
それにしてもあの時の力は何だったんだろうか…

ペリーヌ「…」

彼女は俺の隣のベッドで月明かりに照らされて、まるで人形の様に眠っていた。

俺「いい奴だったな…」

ペリーヌ「死んだような言い方は止めて下さいまし」ガバ

俺「起きてたのか」

本気で寝てたのかと思ってた。
109テレポート俺:2010/12/29(水) 17:18:07.57 ID:OfqsdvE80
俺「そうか」

ペリーヌ「…俺少佐」

俺「ん?」

ペリーヌ「1回しか言いませんからよぉーーーーーーっく聞きなさい」

俺「おお、何だ?」

ペリーヌ「…ありがと」ボソ

彼女は顔を真っ赤にさせそう言うとサっとシーツで顔隠した。
これが。これがこのSSで最初で最後になるだろう、ペリーヌ・クロステルマンの俺に向けたデレだった。
110テレポート俺:2010/12/29(水) 17:20:44.24 ID:OfqsdvE80
今回はここで〆です。長い間スレ占領してしまって申し訳ない
駄文に付き合ってくれて有難う
111以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 17:25:29.26 ID:tCm+zMSpO
支援!
夜にひまだったら久しぶりに誰得SS投下する
112以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 17:26:45.21 ID:tCm+zMSpO
みすった
終わってたか
おつ!
113以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 17:28:10.63 ID:4GHt0gZ5O
メメタァ!
114以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 17:31:54.70 ID:bzNJ+XQp0
乙!!
115以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 17:36:58.38 ID:sdNEpjm30
>>111
ゴウッ
今日何度目だろう
116以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 17:45:15.21 ID:nXT8my2KQ
昨日は結局耐えきれず寝てしまった…申し訳ない…
今日こそ0時くらいに投下させてもらいたいどす…

そして支援
117以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 18:01:52.84 ID:wHiEM2yu0
全然書けなくなったボスケテ
118以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 18:19:52.76 ID:g6Tpm4LJO
ネタ湧くまで少し離れるというのも手よ?
119以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 18:51:58.65 ID:RjmoN2u+0
予約ないっぽいし久しぶりに投下いいかな?
120以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 18:52:15.13 ID:blCAI2eZO
いけよやー
121ウィッチーズが家族だったら 七日目:2010/12/29(水) 18:55:21.54 ID:RjmoN2u+0
コンコン

エイラ「誰ダー?」

ガチャ

俺「エイラ姉ちゃん、起きてる?」

エイラ「私は起きてるけどサーニャが寝てるから静かにナ」

サーニャ「zzz」

俺は今エイラ姉ちゃんとサーニャの部屋に来ている。
家は家族が多いからほとんどが二人部屋だ。
美緒姉ちゃんとミーナ姉ちゃん トゥルーデ姉ちゃんとエーリカ姉ちゃん
シャーリー姉ちゃんとルッキーニ エイラ姉ちゃんとサーニャ リーネと芳佳
そして俺とペリーヌ姉ちゃんは一人部屋だ。俺はともかくペリーヌ姉ちゃんが
一人部屋なのはわけがある。決してハブられてるとかそんなわけじゃない。
122ウィッチーズが家族だったら 七日目:2010/12/29(水) 19:00:00.54 ID:RjmoN2u+0
エイラ「どうしたんダ?夜這いカ?」

俺「ち、ちがうって!宿題見せて欲しいんだよ!」

エイラ「やっぱそんなことカ、入れヨ」

そう言われて部屋に入れてもらう。
あと夜這いはありえないからね。宣言してから夜這いする人なんていないからね。

エイラ「んで、なんの宿題ダ?」

俺「数学の宿題あったよね?それ写さして欲しいんだけど」

エイラ「ああ、お前そういえば明日当たる順番だもンナ」

エイラ「ちょっと待ってろヨ、え〜っと・・・」

エイラ姉ちゃんはクラスの中じゃ成績優秀なほうに入る。
だからたまにこうやって宿題を写させてもらっている。同じクラスに兄妹が
いるのって助かるよね。 ちなみに試験前はエイラ姉ちゃんとペリーヌ姉ちゃんと
俺とリーネで一緒に勉強することが多い。皆で不得意科目カバーできるからね。
123ウィッチーズが家族だったら 七日目:2010/12/29(水) 19:05:12.76 ID:RjmoN2u+0
エイラ「あれ?どこしまったかナ・・・?おっ!あったあった!」

そう言って姉ちゃんは鞄の中からノートを取り出す。

エイラ「ほら、早く写せヨー」

俺「ありがと、姉ちゃん」

エイラ「しっかし、お前勉強ぜんぜんしてないナー この宿題なんて授業受けてたら
    すぐ解けるようなもんダロー」

俺「俺数学苦手なの知ってるだろ?授業ついてくだけで精一杯だよ・・・」

エイラ「・・・よかったら私が家庭教師してやってもいーんダゾ」

俺「ほんと!?姉ちゃん?」
124以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 19:07:58.09 ID:IY14cs2BO
エイラマジ天使

支援
125ウィッチーズが家族だったら 七日目 支援感謝:2010/12/29(水) 19:10:04.23 ID:RjmoN2u+0
エイラ「あ、ああ いつでもいいゾ」

本当に助かる。これでテストで赤点とって補習受けることもなくなりそうだ。

エイラ(これでこいつと二人っきりで・・・)

エイラ「ふふふ・・・」

俺「姉ちゃん、どうしたのさ?急に笑ったりして」

エイラ「な、なんでもないゾ いいから早く写セ!」ポカッ

なんで聞いただけなのに頭たたくのさ・・・姉ちゃん・・・
126ウィッチーズが家族だったら 七日目:2010/12/29(水) 19:15:09.56 ID:RjmoN2u+0
-----------------------------

俺「ふぅ〜 終わった〜」

宿題を写し終える。これで明日は当てられても大丈夫だろう。写した問題だけなら。

俺「んで、エイラ姉ちゃんはさっきからなにやってんの?」

エイラ「ン?おまえの明日の運勢を占ってるだけダゾ」

姉ちゃんはタロットカードを広げてなにやら占ってるみたいだ。
エイラ姉ちゃんは学校に入ってすぐ、占い研究会を立ち上げて部長になった。
部員はエイラ姉ちゃんと数合わせで入った俺だけ。
エイラ姉ちゃんの占いは結構当たるので、クラスメイトから頼まれることも多い。

俺「俺の運勢?どんな結果なの?」

エイラ「ンー・・・微妙な結果ダナ・・・」
127以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 19:19:50.14 ID:blCAI2eZO
支援
エイラ姉ちゃんが可愛くて忘年会がつらい
128ウィッチーズが家族だったら 七日目:2010/12/29(水) 19:19:51.36 ID:RjmoN2u+0
エイラ「女難の相が出てるナ・・・他人から危害を加えられソウ・・・
    あと白いものに注意するコト・・・不注意による予想外の悲劇・・・
    こんなとこダナ」

俺「はぁ・・・寝る前にそんな不吉な話を聞くなんて・・・」

がっくりと俺は肩を落とす。明日は宿題外のとこも当てられそうだなぁ・・・
予想外の悲劇だし・・・女難の相は・・・美緒姉ちゃんかシャーリー姉ちゃんか
エーリカ姉ちゃんだな・・・大体問題起こすのはこの三人だし・・・
他人からの危害・・・穴拭か?・・・白いもの・・・予想がつかない・・・

エイラ「まっ!占いなんて当たるも八卦、当たらぬも八卦だ。そんなに気にするナ」

そう言いながらエイラ姉ちゃんは俺の背中をバンバンと叩く。

俺「まぁ、覚悟はできたよ。宿題見せてくれてありがとう、姉ちゃん」

宿題も写し終わったし、俺は部屋を出て行こうとする。
その前に姉ちゃんの言葉に足を止める。
129以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 19:22:06.84 ID:HAuW0tts0
支援
130ウィッチーズが家族だったら 七日目 支援感謝:2010/12/29(水) 19:25:16.98 ID:RjmoN2u+0
エイラ「あ、お前明日早く起きろヨー」

俺「何で?」

エイラ「私、明日日直で早く行くんだヨ、お前も手伝え」

日直の人はいつもより早めに学校に行き、掃除の点検やチョークの補充など
めんどくさい作業がある。

俺「・・・俺は寝てたいんだけど」

エイラ「もう宿題見せてあげないゾ〜」

俺「喜んでお供します」

それだけは本当に勘弁してください。芳佳と同じ学年にはなりたくないです。

エイラ「ふふ・・・じゃあ明日7時半に出るからナー
    朝食と昼食は私がサンドイッチでも作っといてやるヨ」

俺「ああ・・・わかったよ・・・じゃおやすみ」

バタン

エイラ「ふふふ・・・これで明日は二人っきりで登校できるナ!」
131以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 19:28:23.35 ID:Bw4qVgcG0
しえん
エイラねーちゃんかわいい
132ウィッチーズが家族だったら 七日目 支援感謝:2010/12/29(水) 19:30:06.94 ID:RjmoN2u+0
-----------------------------
朝 

ガチャ

俺「おはよ〜姉ちゃんたち・・・」

眠い目をこすりながらリビングに入る。昨日あれから別の宿題を思い出して
急いでやってたからまだ眠い。得意教科だったから少しは楽だったけど。

ミーナ「あら、おはよう」

美緒「おはよう、珍しいな。いつもは遅刻ギリギリまで寝ているのに」

ゲルト「おはよう」

リビングには美緒姉ちゃん、ミーナ姉ちゃん、トゥルーデ姉ちゃんがいた。
他の兄妹たちはたぶんまだ寝ているんだろう。

エイラ「お、起きたカ、おはよう これお前の分の弁当ダ」

エイラ姉ちゃんがキッチンからリビングに来て、俺に弁当を渡す。
エイラ姉ちゃんの作るサンドイッチはおいしいんだよな。
133ウィッチーズが家族だったら 七日目:2010/12/29(水) 19:34:53.01 ID:RjmoN2u+0
エイラ「準備できてるカ?できてるならいくゾ」

俺「準備はできてるんだけど・・・まだ眠いから寝てたいです・・・」

エイラ「ほらっ・・・いいかげん起きロ!」グイッ

俺「んー・・・うわっ!」

エイラ姉ちゃんがおもいっきり手を引っ張る。
まだ寝ぼけてる俺は立ち上がりきれずに前に転びそうになり、
とっさに目の前にあるのを掴むが止まりきれず転んでしまう。

俺「いつつ・・・ん・・・なんだこれ?」

転んだ時に掴んだものを見る。
チェックの柄が入った布で、どこかで見たことあるな〜思いながらと
倒れたまま上を向くと・・・
134ウィッチーズが家族だったら 七日目:2010/12/29(水) 19:39:54.56 ID:RjmoN2u+0
エイラ「・・・」

エイラ姉ちゃんが笑顔で固まってる。パンツ丸出しで。
俺も身動きできずにエイラ姉ちゃんのパンツを下から眺めてる。
どうやら掴んだのはエイラ姉ちゃんのスカートだったみたいだな・・・
うん。眼福眼福・・・ってそんなこと考えてる場合じゃない。

エイラ「・・・///」プルプル

あ、やばい。顔真っ赤にして震えだした。
とりあえず助けを求めようと他の姉たちのほうを見てみる。

美緒「・・・」

ミーナ「・・・」

ゲルト「・・・」

美緒姉ちゃんは苦笑してる。ミーナ姉ちゃんは目を合わせてくれない。
トゥルーデ姉ちゃんは笑顔だけど怒りのオーラが出てるような・・・
誰も助けてくれなさそうだな・・・あきらめよう・・・
135以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 19:42:44.40 ID:IY14cs2BO
こっそり色を教えてくれ…な?

支援
136ウィッチーズが家族だったら 七日目 支援感謝:2010/12/29(水) 19:45:05.99 ID:RjmoN2u+0
エイラ「・・・」

俺「ね、姉ちゃん」

エイラ「・・・」

俺「に、似合ってる・・・ね」ニコッ

エイラ「〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!」///

バキッ

エイラ姉ちゃんが思いっきり俺の顔を踏みつける。痛い。
ああ、もしかして・・・
占いの白いのに注意ってこのことだったのかなぁ・・・
137以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 19:47:34.95 ID:blCAI2eZO
ぱんつじゃねぇから!
ズボンだから!
138ウィッチーズが家族だったら:2010/12/29(水) 19:47:47.03 ID:RjmoN2u+0
今回ここまで
支援感謝でした
年末は忙しくて書き貯めが進まない・・・
>>135 最後の行を見ろ あとはわかるな?
139以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 19:52:56.44 ID:IY14cs2BO
ああ、バッチリだ!

乙!
140以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 20:01:09.30 ID:XSJrsfD70
乙!
エイラには、うん。白が似合うな。うんうん。
141以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 20:47:57.99 ID:Bw4qVgcG0
乙!

この後の投下予定はどうなってる?
142以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 20:54:41.85 ID:IY14cs2BO
0時以外はわからないな…
143以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 21:10:03.80 ID:bEAbV98EO
>>141
空いてるよ
144以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 21:28:40.22 ID:XSJrsfD70
年賀状書くのを放棄して、SS書いている。こっちのほうが面白い。
>>141 まってるぞーぃ。
145以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 21:42:09.12 ID:yLAEWlXG0
>>144をみて年賀状まだ書いてないことを思い出した
今年は出すの諦めるか
146以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 21:48:42.91 ID:4GHt0gZ5O
新谷良子と麻生夏子って微妙に似てね?唇とか
147以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 21:50:24.64 ID:eTsZBycz0
ちょっとご質問なんですが、Ju52って一人で操縦できますかね?
148以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 21:52:00.73 ID:HAuW0tts0
パイロット2名
149以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 21:52:41.42 ID:eTsZBycz0
>>148
ですよね…そこをどうにか一人で、って無理か…
150以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 21:54:07.68 ID:DRWI0Bgk0
分身でもすればおk
>>111だが12時の人が終わったら投下するよ
151以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 21:54:21.43 ID:wHiEM2yu0
ハロもってこい!
152以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 21:54:56.17 ID:eTsZBycz0
>>150
なるほど分身かあ
ありがとうございました
153以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 21:55:01.68 ID:4GHt0gZ5O
おっと誤爆失敬
154以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 21:58:07.25 ID:IY14cs2BO
>>151のがハロワいってこい!に見えた…
疲れてるのかな…
155以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 22:01:55.06 ID:cxupy3WCP
魔改造して一人で操縦できるようにしたことにすればいいじゃない
156以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 22:03:32.50 ID:eTsZBycz0
>>155
なるほど…ありがとうございます
157以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 22:07:38.26 ID:03sryJED0
主人公を二人にする
158以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 22:08:49.92 ID:eTsZBycz0
二人同時に活躍させるなんて俺の力量じゃムリダナムリダナ
159以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 22:28:50.56 ID:4GHt0gZ5O
なんか書いているうちに徐々に設定まみれに……
こういうのって適当にぼかしといた方が良いのかなあ
160以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 22:28:51.93 ID:5He/5qty0
むむ
161以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 22:45:06.50 ID:Bw4qVgcG0
>>72
誰も投下して無さそうなので失礼
あらすじ・もっさんルート


俺「それで・・・・・」

坂本「ミーナも風邪、か・・。」

俺「中佐まで・・・。どうしましょう・・・?」

坂本「軍医も居ない、しかも最悪なタイミングだ。食料が無くなった。」

俺「ど、どうしましょう・・・。」

坂本「うろたえるな。買い出しに行くとしよう。」

俺「基地を開けても大丈夫なんでしょうか?」

坂本「大丈夫だ。ネウロイの行動パターン的にいえば、今日奴らが来る可能性は低い。」

俺(嫌な予感が・・・。)
162以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 22:52:13.43 ID:Bw4qVgcG0
(ローマへの道で)

俺「坂本少佐、車の運転お上手なんですね。」

でこぼこ道なのに、全く揺れを感じない。

坂本「ああ。自分でも運転をするからな。それと・・・少佐は付けなくていい。」

俺「いえ、そんな訳には・・・」

坂本「空軍ではどうだったか知らんが、私の所属は海軍だ。階級など関係無い。はっはっは!」

俺「しかし・・・」

坂本「分かった分かった。『これはー上官命令だ!少佐はー付けなくていい!』・・・これで満足か?」

俺「・・・はい!坂本さん!」

坂本「わっはっは!それでいいんだ!、それで!」

坂本(できれば、下の名前で・・・///)

俺「・・・?」


ミーナ(ぐぬぬ・・・・)←うなされている
163以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 22:52:55.29 ID:eTsZBycz0
ミーナさん、正夢になっちゃったね・・・
支援
164以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 22:56:44.85 ID:uYkq/YhEO
支援ー
165以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 22:58:30.72 ID:Bw4qVgcG0
(ローマ)

わいわいがやがや

俺「すごい混みようですね。ローマっていつもこんな感じなんですか?」

坂本「私もあまり町に出た事が無いから詳しくはないが、これ程混む事は・・・」

衛兵「おっと!そっちは通行禁止だよ。」

俺「あ、すいません。・・・随分な混みようですが、何かあったんですか?」

衛兵「ん?知らないのかい?正午からロマーニャ空軍の軍事パレードをやるんだ。」

衛兵「良かったら、見においでよ。そっちの彼女さんと一緒にさ。」

坂本「わ、私は彼女では・・・///」カァァ

俺「・・・///」

衛兵「なんだなんだ図星か?羨ましいなー、この。じゃ、ローマを満喫してくれよ、お二人さん!」ニヤニヤ
俺「・・・。///」

坂本「・・・。///」

俺(き、気まずい・・・。)

俺「さ、さっきは災難でしたねー。こ、恋人と間違えられるなんて。」

坂本「わ、私は別に・・・それでも・・・」ゴニョゴニョ

俺「・・・。///」カァァ

坂本「・・・い、嫌か?その・・・私とじゃ。」

俺「そ、そんなことは・・・むしろ大歓迎です!///」カァァ

坂本「! ・・・。///」カァァ


ペリ犬(うがあああああ!!!)←うなされている
167以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 23:10:27.11 ID:Bw4qVgcG0
(雑貨品店)

俺「つ、着きましたね!」

坂本「そ、そうだな!」

俺「さ、さあ何を買おうかなー。」

坂本「か、風邪に効くものを・・・」

俺・坂本「「こ、これなんかどう・・・、あ・・・・///」」

俺と坂本さんが同じ薬を同時に取ろうとして、てのひらが重なった。

そのまま両方とも、数秒間動きが止まる。

坂本「す、すまん!///」バッ

俺「い、いえいえこちらこそ!//」バッ

俺・坂本「・・・・///」シュウウー・・・

店主「・・・バカップルめ。」ボソッ

俺「じゃ、じゃあまずはこれと・・・///」

坂本「こ、米も必要だな。あと酒でも買っていこう。(さ、さっき・・・///)」

俺(あれ、坂本さん素面に戻っちゃった。ちょっと残念だ・・・。)
168以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 23:12:12.14 ID:eTsZBycz0
壁の用意ができたんダナ
169以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 23:13:55.27 ID:Bw4qVgcG0
マイドアリー

俺「案外掛かってしまいましたね。」

坂本「そうだな。いろいろなものがありすぎて、目移りしてしまったぞ。はっはっは!」

俺「ハハ、迷子にならないで下さいよ。」

坂本「だ、誰が迷子になんか・・・!///」

俺「ハハ、冗談ですよ。むしろ俺の方が迷子になりそうです。」

坂本「そうだな・・・お前、さっき歴史関係の本の前で、随分と長い時間立ってたからな。」
170以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 23:38:49.28 ID:eTsZBycz0
返事をしてくれええええええええええ
171以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 23:40:07.55 ID:sdNEpjm30
寄り道すんなw
172以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 23:42:04.21 ID:pOAq1C4A0
もっさん可愛い!!
173以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 23:43:37.74 ID:IY14cs2BO
二人に消されたか…
174以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 23:45:25.79 ID:YD/a09ZfO
またミーナさんに狙撃されたか……
175以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 23:46:15.32 ID:eTsZBycz0
土方&扶桑海軍の皆さんの仕業かもしれない
176以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 23:53:45.65 ID:qzdS7kFAO
キュッ
177以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 00:01:30.56 ID:RaD/m2ns0
ID:Bw4qVgcG0氏はどうしてしまったんだ……
0時から予約してたけど反応あるまで待機するどす
178以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 00:03:18.82 ID:jqDES1TX0
寝落ちたんじゃないかな? 気になるなら戻ってきたら代わればいい
179以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 00:08:11.15 ID:RaD/m2ns0
じゃあ折角なので15分までに来なかったら行くずら
180アギトの俺:2010/12/30(木) 00:15:58.07 ID:RaD/m2ns0
それじゃいないっぽいので行っちゃうずら
前回までのあらすじ

501にやってきたすごいツンの俺がデレました
ネウロイに精神攻撃食らってへこんでたけどミーナさんが励ましてちょっと元気でた
でも幼女にキモい言われてまたへこんだよ

俺「ああ、もうマジしんどい」

エイラ「夜中に緑色でうろつくなキモい」

俺「てか俺マジでマジアレでアレがアレで超アレだし……」

エイラ「日本語でおk」

俺(´・ω・`)

ミーナ「まあ元気出せ」

俺「めんどくせえ、とりあえずネウロイぶっちめるわ」

俺「オギャー!腕がー!」

ミーナ「ワロタwwwww」

ここから続き
181アギトの俺:2010/12/30(木) 00:20:27.23 ID:RaD/m2ns0
俺「なん……だと……」

目を疑った、本来あるはずの右腕は影も形も見あたらない
上腕の半ばから先は鋭利な刃物で切断されたかのように、すっきりと、清々しい程、綺麗に切り落とされていた
先ほどの僅かに耳に届いた水音は、それが海に落下したものだと理解するのに時間は必要なかった

ここまで数瞬、我に帰ると同時に燃えるような痛みが腕から全身に走り出し、嵐に斉唱するかのように真っ赤な体液が吹き出した

俺「がっ、ぁ……!」

ミーナ「お……俺さん!……嫌!う、腕が!」

俺に飛びついて吹き出す血を止めようと腕を押さえる
だが勢いは止まらず、ミーナの姿を、綺麗な顔を、緑褐色のジャケットを、朱く染める

俺「ちぃっ……」

失った右腕との別れを惜しむのはまた今度にしなければ、とにかく現状を切り抜けるのが第一だ

痛みを仮面に表さないよう必死で耐えながら、背に生える二本の帯(羽)のうち一本を左手で引き千切る
飛行に必要な部位ではあるが片方残っていれば一応の飛行は可能だ
左手と口を使い、器用に右腕の付け根を限界まで縛り上げ止血を試みる
吹き出していた血の勢いは弱まるが完全には止血できない、これ以上はアギトの再生能力に頼る他ない
182以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 00:21:56.15 ID:jqDES1TX0
支援
183以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 00:22:19.86 ID:iROypQBT0
あらすじのさいごがみえない
184以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 00:22:20.54 ID:L825U6bYO
支援!
185以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 00:24:59.86 ID:RftlXakzO
支援た
186アギトの俺 いつも支援ありがとう、嬉しくて座りしょんべん漏らしてる:2010/12/30(木) 00:25:22.05 ID:RaD/m2ns0
ミーナ「ああ……俺……さん……嫌……腕……」

俺の腕を触りながら、血に染まった姿でまだ狼狽を引きずるミーナの肩を残された左腕で掴み揺する

俺「落ち着け、ミーナ、周りを見ろ、ネウロイは、もう一体、いる、索敵、してくれ」

冷静さを無理矢理上書きしようとミーナに状況判断を請うが、俺自信焦りを隠しきれない
二人とも正常な判断ができるような状況ではない、このままでは右腕どころの話では済まされないだろう

俺(まずい、このままでは……くそっ、致し方あるまい)

眼下の無人島を視界に入れる
俺としては不本意極まり無いが一旦あそこに退避して機を伺う他無い
拳士として敵に背を向けるのは屈辱以外の何者でもないが、ミーナを連れている以上そうわがままも言っていられない

全てを振り切って戦に逃げだした戦鬼とて、一度守ると誓った者を見捨て戦に没頭するほど人非人ではない
逆を言えば、それでも鬼になりきれない弱さを抱えているともとれる

とにかくこのままでは埒があかないと、未だ動けないミーナを左腕で抱え、島に向けて降下する
屈辱だが、まずは頭を冷やさねばならない、考えるべき事はいくらでもある……

俺「おのれ……この痛み忘れぬぞ……」

一度だけ背後を振り返り、怨みの相貌で空を見上げる
厚く黒い雲と何もかもを遮るような強い雨の中、視界の端に蛇の様なのたうつ黒い影が映った気がした
187169:2010/12/30(木) 00:26:46.74 ID:gGe50IeH0
支援

同志カーチャンが部屋に居たので落ちてました。サーセン。
>>180が0時から投下予約をされていたので、お譲り(言い方が間違ってるか・・。)します。
188以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 00:28:14.70 ID:jqDES1TX0
>>169
どんまい、乙

アギト支援
189アギトの俺 >>187すまぬ……すまぬ……:2010/12/30(木) 00:30:32.22 ID:RaD/m2ns0
――――無人島、洞窟

ネウロイから逃げ、無人島に降下した二人は小さな洞窟へ身を隠した
洞窟の奥から見える外界は未だに強い雨風に吹かれており
時折方向を変えた風によって入り口付近には大きな水たまりが作られている

俺の感覚で上空にはまだネウロイが待機しているのが取ってわかる
島の上空千数百メートルを円を描くようにゆっくりと旋回しているようだ

少なくとも島に向けて攻めて来ることが無い様子を確認し、洞窟の奥にあった枯れ草と枯れ枝を寄せ集める
だいぶ前から風で吹き込まれていたのであろう、外の雨にも関わらずよく乾いており着火材としては申し分無い
ミーナの持っていたMG42の7.92mm弾を左手と歯だけで解体し火薬を調達、火を起こす

火に当てるように壁際の岩にミーナの服を掛ける、濡れた服は地面に水滴を垂らしながら岩に張り付ている
ミーナのジャケットとブラウスは俺の血に染められており、広く、赤黒い染みで汚されていた

一方俺は、変身を解いた事で右腕を縛っていた帯も消えてしまった為、代わりに着ていた服を破り止血に使っている
濡れた、上ズボンは壁際で乾かしている

二人は下着姿で背中合わせに焚き火の隣に座っており、ミーナは膝を抱え、俺は虚空を眺めている

ミーナ「……」

何と声をかけていいのかわからない……
拳士の要である利き腕を目の前で失った俺に対してミーナは自分を責め続けている
自分がもっと俺の事をよくわかっていれば、一人で飛ぶのを止められていれば……
ああすればよかった、こうすればよかったと、思ったところでどうしようもない事が頭の中をぐるぐると回っている
190アギトの俺:2010/12/30(木) 00:35:33.30 ID:RaD/m2ns0
俺「ミーナ……すまない」

何故か唐突に俺が謝罪を述べる

ミーナ「え……どうして……?」

俺「……」

ミーナ「……?」

俺「折角、揃いで着けていたのに……海に落としてしまった」

ミーナ「も、もしかして、リングの事?」

俺「……あ、ああ」

片腕を亡くしているというのに随分と暢気な事を言い始めた
肩越しに振り返ってみると、痛みや喪失感よりも照れが少し出ているいつもの俺の顔が見える

ミーナ「そ、そんな事いいわよ……それより……」

俺「腕の事か……気にするな、俺の油断が招いた結果だ、ミーナが気に病むことは何もない」

ミーナ「そんな……でも……」

俺「気にするな、俺が弱かっただけだ、戦闘で傷つくのはその者が弱いからだ」

戦闘で傷つくのはその者が弱いから……
そういえば前にもこんな話をしたような気がする
191以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 00:40:17.61 ID:iROypQBT0
しえん
192アギトの俺:2010/12/30(木) 00:40:33.23 ID:RaD/m2ns0
ミーナ「で、でも……」

かといって黙っている事もできない、拳士にとって二つの拳の内一つを失うという事は単純に戦力が半分になるという事ではない
その原因を、直接でなくとも発端の一部に自分が関わってしまっていることに罪悪感を拭えない

俺「問題ない」

ミーナ「問題あるわよ……」

俺「大丈夫だ」

ミーナ「大丈夫な訳ないでしょう……」

俺「大丈夫だ、問題ない」

ミーナ「……」

俺「大丈夫だ」

何度問うても頑なに「大丈夫」としか答えない
俺の「大丈夫」が全く「大丈夫」に聞こえないのはミーナの気のせいではないだろう

ミーナ「貴方の大丈夫は全然大丈夫じゃないわよ……いつも……」

俺「大丈夫だと言っている!問題ない!」

少し語気を荒げて必死に平静を訴える、が
今の俺は勿論、今朝方の様子からしてもどう考えても大丈夫なわけが無い
193以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 00:42:39.44 ID:jf6mXjLzI
支援

俺に爪の垢を分けてください
194以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 00:44:54.34 ID:cR95AyFmO
ミギウデノカタキヲトルノデス
195アギトの俺:2010/12/30(木) 00:45:29.81 ID:RaD/m2ns0
こんな事を繰り返していては何も変わらない
いい加減に俺のこんな姿は見ていられない……

ミーナは遠慮するのをやめる事にした

もうやめよう、今までは俺の事を気遣って、俺のプライドを傷つけないようにそれ以上を口にしないようにしていたがもう限界だ
このままでは俺が保たない、嫌われても良い、嫌な女と思われてもいい、以前戦う意味を問うた時以上に心を決める
俺にこれ以上無茶な事をして傷ついて欲しくない、傷ついて欲しくない、それなのに……

考える内にふつふつと怒りが沸いてくる

いつもいつも自分の身体の事なんてほったらかしにしてこんな無茶ばかり……
自分から死に向かう事はしないなんて言ったけどそれも本当かどうか怪しくなってきた

人間を守るため?
いい加減にして欲しい、何でもかんでも一人でできる訳がない、自信過剰というレベルではない
そもそもこちらの気持ちを考えたことがあるのか、心配する方の身になって欲しい、出撃する度に気が気じゃない

ああもう、この分からず屋、石頭、唐変木
人の気も知らず勝手な事ばかり……勝手にこんな気持ちにさせておいて無責任にも程がある
196以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 00:46:25.78 ID:vj6UkYQGP
逆ギレっぽいw
ていうかアギト腕生えんのかw
197アギトの俺 >>196どうなんでしょう、うふふ:2010/12/30(木) 00:50:25.49 ID:RaD/m2ns0
ミーナ「いつもそうじゃない、大丈夫だ、平気だ、問題ないって……
     なによ、本当は辛いのに、苦しいのに、痛いのに、いつもそうやって嘘ばかりついて何も言ってくれなくて
     自分を騙して、意地を張って、無理をして……そんなに私は頼りにならない?どうして力にならせてくれないの?家族と言ってくれたのは嘘だったの?」

俺「……」

ミーナ「全ての人間を守るため?笑わせないで、そんなこと本気で出来ると思ってるの?
     一人の力なんてたかが知れているのよ、それを義務だなんだって、勝手に自分で縛り付けて……馬鹿みたい」

俺「……」

ミーナ「あげくの果てに一人で突っ走って、勝手に傷ついて、腕を……右腕、利き腕まで失って……貴方拳士でしょ!?
     拳士が利き腕失って何が出来るっていうの!?それで人間を守る?思い上がるのもいい加減にして!!」

言葉を続ける度に熱が籠もってくる、頭に血が上るのがわかる、血流が早い
顔が熱い、頭も熱い、身体も熱い、涙が出てくる、なんだか訳がわからなくなってきた

ミーナ「人の気も知らないで!貴方が傷つく度に私がどんな気持ちでいるかなんて知らないんでしょ!!
     守る守るって、そればっかり!だから何なのよ!それは何なの!ただの贖罪なの!?
     私は妹さんの身代わりなの!?私の事どう思ってるのよ!答えなさいよ!」

壮大に論点がずれてきた、自分でも何を言ってるのか訳がわからない
頭に血が上りすぎて本来なにを言おうとしたのかも忘れそうだ
198アギトの俺:2010/12/30(木) 00:55:37.07 ID:RaD/m2ns0
俺「……」

背中越しに俺が少し震えているのが分かる
相当怒らせてしまっているのだろうか……いや、一発や二発殴られるのは覚悟の上だ、それでも止めようとは思わない

ミーナ「……貴方は自分が思ってるほど強くないのよ、どうしてそれが分からないの?」

最後の一言だけ、静かに、諭すように告げる

俺「……る」

ミーナ「……」

俺「貴様に……何が分かる!!」

勢いよく振り返った俺が左腕でまたミーナの肩を掴む
視界の端に見える右腕は止血の効果と再生能力があってか、とりあえずの所出血は止まっている様に見える

向かい合った二人は下着姿だ、冷静な状態であれば羞恥でまともに話も出来ないだろう
まして俺の事だ、目の前に下着姿の女性なんて者が居ようものなら真っ赤になって鼻血を吹き出しかねない
だが今は状況が違う、修羅場というやつだ、そんなもの互いに目に入ってなどいない

ミーナ「ええ分からないわよ!だから何!?分からないからこう言ってるんじゃない!聞いてるんじゃない!」

俺「俺が……俺がどれだけ……」

ミーナ「知らないわよ!!貴方だって私の事何も知らない癖に、勝手な事言わないで!!
    弱いくせに無理ばっかして、何も知ろうとしないで拒絶して!!人の気持ちを考えた事なんてないんでしょ!!」
199以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 00:59:54.42 ID:iROypQBT0
早い夫婦喧嘩ですね。爆発しろ。
200アギトの俺:2010/12/30(木) 01:00:23.97 ID:RaD/m2ns0
俺「俺が弱いだと……そんなもの……そんなもの、俺が一番分かっている!!」

肩を掴む腕に力を込める、ミーナの柔肌に俺の指が食い込んで圧迫する
痛みに顔を少ししかめるがそんなものには構っていられない

ミーナ「だったら!!分かってるなら!!どうして無茶ばかりするのよ!!人の気も知らないで!!」

俺「今更……今更ここまで来て退けるものか!!引き返せるものか!!
  俺には戦う道しか残されていないんだ!!それを……それを貴様に否定される謂われはない!!」

ミーナ「それしか残されていない?それしか見ていない、知ろうとしないの間違いじゃないの!?
     何も知らない癖に分かった風な口を聞かないで!」

俺「な……くそ、くそっ!くそっ!なんだってんだ今日は、くそっ、最悪だ!!」

反論する言葉が見つからないのか、ミーナから目をそらし斜め下を見るように吐き捨てて毒付く

ミーナ「今日は?私は毎日よ!毎日毎日、貴方の事を考えてるとどうにかなりそうなの!どうしてくれるのよ!!」

すでにあまり話が噛み合っていない、ただ感情をぶつけ合うだけで議論にすらなっていない
それすら互いに伝わっているのかも疑わしいが、二人は気にも留めていない

俺「黙れ、黙れ……黙れ……!!好き勝手なことを……言うなっ!!」

肩を掴んでいた左腕を突き放す
その勢いで壁に背を強く打ち付けたミーナは、痛みに顔を歪める
肩には俺のよって付けられた赤い手形の跡が痛々しく刻まれている
201以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 01:05:06.20 ID:iROypQBT0
しえーん
202アギトの俺:2010/12/30(木) 01:05:39.21 ID:RaD/m2ns0
ミーナ「……っく」

俺「はぁ……くそっ、くそっ、何だ、何だっていうんだ!」

先ほどネウロイとの戦闘中に得たものと似たような訳の分からない苛立ちに襲われる

自分が弱い事なんて百も承知だ、だから鍛錬に日々費やしている
この23年間は勿論、アギトの力を手に入れてからも、ネウロイを討つ事を目標としてからもずっと強くなる為だけに鍛錬を続けてきた
それでもまだ足りない、ネウロイを討ち続ける為にはいくら力があっても足りるものでもない

俺(そんなことは誰に言われるまでもなく理解している、くそっ、ふざけるな、脆弱なウィッチが偉そうな口を……)

自分のことは自分が一番理解している、ミーナだってそう言った筈だ

俺「だから!俺は強くなる為に全てを費やしてきた!ずっとそうやって生きてきた!何が間違ってる!答えろ!ミーナ!」

ミーナ「何も……何も、分かってない……じゃない!そんな事言ってるんじゃない……わよ!」

背中を打ちつけた痛みのせいか、途切れ途切れに息継ぎを交えて答える
そんな様子にも気づかず俺はミーナを攻め立てる

俺「じゃあ何だというんだ!!」

ミーナ「わ、私が……言いたい、のは……」

言いかけて身体がぐらりと揺らぐ
壁に背を預けたかと思うとそのままずるずると洞窟の床に伏せ、倒れてしまった
203以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 01:08:06.94 ID:iROypQBT0
ヘルマちゃんペロペロ
204アギトの俺:2010/12/30(木) 01:10:40.69 ID:RaD/m2ns0
俺「……ミーナ?」

ミーナ「はぁ……はぁ……」

上気した顔で肩を上下させて息を荒げている
よく見れば乾いたはずの身体も汗で濡れている、全身に現われた汗はその苦悶を表しており酷く辛そうに見える
半裸でのそんな姿は通常で考えれば劣情を催さずにはいられないだろうが……

俺「おい……ミーナ!どうした!しっかりしろ!」

ミーナ「あ……ぅ……あぁ……」

意識も朦朧としているようで俺の問いにも上手く答えられない

俺「何だ……風邪……か?」

風邪にしては随分と性質が悪そうだ、そんな生易しいものには見えない
直前まで喧々囂々としていた姿からのあまりの変わり様に妙な危機感を覚える

俺「まさか……」

岩にかけてあるミーナのジャケットとブラウスを見やる
俺の血で汚れた服、多少の量ではない、服全体を汚すように壮大に血が降りかかっている

俺「ミーナ、使い魔を呼び出すんだ」

床に倒れていたミーナを抱き起こし、不意に要求する
その意図は分からないがミーナは朦朧とした意識で辛うじて従い、灰色狼の耳と尾を呼び出す
205以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 01:12:23.62 ID:L825U6bYO
支援ぜよ
206アギトの俺:2010/12/30(木) 01:15:28.90 ID:RaD/m2ns0
俺「……やはり、そうか」

耳と尾を見た俺の顔に確信が宿る
ミーナに生えた耳と尾は普段の青白い魔力の他に、黒みがかった異質の魔力を共に帯びている
それがミーナの体調を煩わせている原因だと告げていた

俺(俺の血を浴びた際にどこからかアギトの魔力が入り込んだか……厄介な事になったな、くそ)

108人の犠牲者を出した賢者の石の移植実験
それから分かるように賢者の石は適合した者でないと正常に運用できないどころか、宿主を死に至らしめる魔性の力だ
それ故、適合者の持つ魔力はその異形の力を纏うあまり体内で異質化し非適合者に対しては劇薬へと変質していた

賢者の石本体は別として、アギトの魔力だけが非適合者に入り込んだ所でウィッチ自身が死に至ることはない
だがその魔力はウィッチの魔力経路を浸食し、使い魔を死に至らしめるには充分すぎる毒性を孕んでいる

俺(まずい……このままでは……)

俺に身体を預け、苦しそうに息を荒げているミーナを見る
空にはネウロイ、外は嵐、応援を呼ぶにもそうはいかない
応援を呼んだところで普通の救護兵にアギトの魔力をどうこうできる確証も無い

俺(やるしか……ない、か……)

覚悟を決めた俺が奇妙な、神妙な顔をする、様々な感情の交じり合ったなんとも取れぬ複雑な表情
これから行う事に対する覚悟が軽いものではない様子が見て取れる
207以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 01:19:10.08 ID:vj6UkYQGP
なんらかのねんまくせっしょくをおこなうんですねわかります
もげろばくはつしろ
208以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 01:19:56.27 ID:RftlXakzO
よしズボン脱いだ
209以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 01:20:30.90 ID:iROypQBT0
したのあなしかむりなんですね!そうですね!
210アギトの俺 それはどうだろうか……:2010/12/30(木) 01:20:52.66 ID:RaD/m2ns0
俺「ミーナ、聞こえるか」

ミーナ「はぁ……はぁ……」

抱き抱えたミーナの耳元で囁く

俺「すまん、その不調の原因はアギトの魔力、俺のせいだ……そして面倒な事にそれを取り除くのは俺にしかできない」

色々伝えなければならないことはあるが時間が惜しい、簡潔に必要な事柄だけを抽出して伝える

俺「ミーナ自身の体調は安静にしていればそのうち回復するだろうが……このまま放っておけば使い魔を死なせることになる」

ミーナ「はぁ……ぁ……ん……」

俺「……俺を、信じられるか」

ミーナ「あ……はぁ……ぁぁ……うん……」

力なく頭を俺の右肩に預けているが、了承を示すように僅かだが、確かに頷く

俺「すまん……なるべく、苦しませないようには努力する」

治療の前に心の底から謝罪する

守るどころか自分の責任でミーナを苦しませていることに罪悪感で押し潰されそうになる
だが悔やむのは後回しだ、まずは治療に専念しなければならない、失敗は許されない
もう一度覚悟を決めて、そっと左手をミーナの尾に伸ばす
211以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 01:24:57.95 ID:iROypQBT0
しっぼコキとはマニアックっすね。
212アギトの俺:2010/12/30(木) 01:25:27.50 ID:RaD/m2ns0
ミーナ「あっ……は……ぁ……」

アギトの魔力は使い魔を浸食しようとしている、その影響か左手が尾に軽く触れただけで苦しそうに悶えを上げる

俺「大丈夫か」

ミーナ「ぅ……へい、き……」

俺「すまん……少し我慢してくれ」

手順としてはこうだ
耳から尾へ、使い魔の末端から末端までを俺の魔力を使い誘導することで内部に絡みついたアギトの魔力を全て絞り出す
同質の魔力同士だからこそ出来る荒療治だが、今はこうする他無い

まず使い魔に食い込んだアギトの魔力を引き出すために、出口として尾に魔力の通り道を作る
アギトの魔力が通過する際の苦痛を和らげる為に、尾の芯を内側から魔力で拡張し、魔力の通る道を広く取らせる

次に耳
耳を刺激し、耳に絡みついた魔力を頭頂部から最短距離を取る為に背骨を通り
体内に散らばる魔力の欠片を全て引きつけて尾まで誘導

最後に、準備しておいた魔力の通り道を使い、尾の先から異物……アギトの魔力を絞り出す、という行程になる
体内を、特に背骨付近を通る際にはかなりの苦痛を伴う筈
あまり痛い思いをさせたくはないが……他に方法が無い以上ここで迷っても仕方が無い
213以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 01:26:51.59 ID:fuO+Xfrx0
修羅場シーンでニヤニヤが止まらなかったのは何でだ・・・

支援
214以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 01:29:30.14 ID:iROypQBT0
まさかの尻尾からびゅっびゅ
215アギトの俺 色んな人にごめんなさいしないといけないかもしれない:2010/12/30(木) 01:30:11.71 ID:RaD/m2ns0
俺「始めるぞ」

ミーナ「ん……」

尾の芯に触れるか触れないかという際どい所で、根本から先までを優しく撫で上げる
その際に少しづつ根本から魔力を送り込んで、芯を通る道をほんの僅かずつ広げるのを忘れない

ミーナ「んん……っぅ……」

根本から撫で上げる度にミーナが苦しそうな声を上げる
苦痛を我慢してか、俺の背に手を回し強く抱きつく形になっている

俺の胸に、身体の正面に柔らかいものが押しつけられるがそれに感情を乱されている場合ではない
ミーナのウィッチとしての命がかかっているのだ
俺は雑念を全て振り払い治療に専念する

左手に意識を集中させる、少しずつ注いだ魔力が尾の中に通り道を広げる

何度繰り返したか、充分に魔力の通り道を広げ終わった俺は耳への作業へ取りかかる

その間も左手は尾から離す訳にはいかない、ここで手を離してしまえば折角広げた通り道がまた萎んでしまう
左手は通り道を広げると同時に、送り込んだ魔力を維持する役目も担っている

と、そこで今更気がついた
今の俺には右腕が無い、これでは耳から魔力を誘導する事なんて出来やしない
216以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 01:34:14.53 ID:L825U6bYO
ここであのコピペ思い出した俺はいけない子
217以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 01:35:19.45 ID:YOUMjJMNP
コピペ?

支援
218アギトの俺 >>213ああいうの大好きなの……:2010/12/30(木) 01:35:30.24 ID:RaD/m2ns0
俺(しまった……論争に熱くなってすっかり忘れていた……)

左手も離すわけにはいかない、かといって右腕……残された上腕の半分では仔細な魔力の調整も勿論、誘導など出来るはずもない
なればどうするか……右手の代わりに使えるもの、代わりになるものは……

俺(致し方あるまい……)

幾ばくか考えを巡らすが答えは一つしか導き出せない
これ以上悩む時間も惜しい、出来ることがあるならすぐにでも動くべきだと判断する

俺「ミーナ、すまん、後で好きなだけ怒ってくれて構わない、少しだけ我慢してくれ」

ミーナ「は……ぁ…………ぇ?」

簡単に謝罪を述べると、自分に抱きついているミーナの身体をずらし
歯をたてないように気を付けて、唇で甘く耳に噛みついた

ミーナ「ん、あぁ……っ!!」

予想外の刺激に身体を跳ねさせる
がん、と俺の鼻っ柱にミーナの頭が激突し唇を離してしまう
右手が使えない以上、自由に動かせて仔細に魔力を通わせられるのは口しかないと判断したが、やはり……

俺「痛っ……む、無理か?」

ミーナ「ん、んん……だ、ぃじょうぶ……」
219以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 01:36:16.97 ID:vj6UkYQGP
アマガミSSですねわかります
もげろばくはつしろ
220以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 01:37:48.64 ID:iROypQBT0
ミーナさんは裏表のない素敵n
221以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 01:38:04.89 ID:RftlXakzO
こやつ緊急時に獣耳と尻尾を開発とは余裕だな!
222以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 01:38:58.76 ID:fuO+Xfrx0
おっきした
223アギトの俺 治療行為です!:2010/12/30(木) 01:40:17.22 ID:RaD/m2ns0
唐突な刺激に驚いただけのようだ
それと同時に、これからの作業は俺に抱きついたままではやりづらかろうとミーナは自ずから体制を変える
俺の身体から一端離れ、俺の腿を抱えるような形で地面に両膝と両腕を着き息を整える

ミーナ「つづ……けて……」

俺「すまない、手間をかける……」

左手は尾から離さないまま、再び耳の先を口に含む
唇の先に魔力と神経を集中させ、周囲に感じられるアギトの魔力を引きつける
耳の縁を通ってもう片方の耳へと唇を滑らせる、両の耳に蓄積されていた異物が全て俺の口先へ集まる

ミーナ「ん……ぅっ……く……」

魔力が移動する度に相変わらず苦しそうな声を上げる
俺を心配させまいとしているのか、極力声を漏らさないように口を押さえて耐える様が痛々しい

耳から集めた魔力を唇から舌先に移す、なるべく肌との接地点が小さい方がミーナに与える苦痛も少なくてすむだろうという考えだ
頭頂部から髪を口に含まないように気をつけ、舌先をうなじの辺りへと移動させる

ミーナ「っ……く、ああぁぁ……」

肌に直接魔力の接点が移動したからか、少し痙攣しながらミーナがまた身体を強ばらせる
口を押さえていた手を離し地面に爪を立てる
苦痛を耐える為か、少し震えながら爪は地面を削る
224アギトの俺:2010/12/30(木) 01:45:46.75 ID:RaD/m2ns0
その様子に心を痛めながらも俺は作業を続ける
舌先でうなじを通り、首筋を通過させ、背骨に沿って背を下ろうとする

口を半開きにした状態でずっと舌を出しているせいで俺の口から唾液が漏れ、ミーナの背を汚す
罪悪感に苛まれながらも舌先の動きは止めない、作業を続けることが最優先だ
……と、順調に背を下っていた舌先が何者かに邪魔される

俺(ぬ……)

二人とも服を乾かしているとはいえ下着姿であり全裸な訳ではない
つまるところ、ブラが邪魔をしていて舌が通れない
しかし舌を離してしまえば今まで耳から集めてきた魔力がまた散ってしまう
もう一度最初から繰り返すにもミーナの使い魔がそれに耐えられる保証もない

舌先に魔力を集めているせいで上手く喋る事も出来ない
ブラの手前でどうしたものかと困惑している俺を察したのかミーナが無言で片腕を背中に伸ばす

ミーナ「ん……ぅ……」

片手で器用にホックを外すと、それはするりと肩を伝って脱げ落ち、肘に引っかかった状態で地面に落ちた
今まで誰の目にも触れさせたことのない、頑なに隠され、包まれていた双丘が露わになる
背中からでも見ようによっては一部視界に入ってしまうそれを目に納めないよう、俺は視線を外す

ミーナ「いい……わよ……」

俺(すまん……)
225以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 01:47:20.90 ID:RftlXakzO
ちょっとリーネちゃんと治療行為してくる
226以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 01:49:05.47 ID:fuO+Xfrx0
ズボン脱ごう
股が苦しい
227アギトの俺:2010/12/30(木) 01:51:06.56 ID:RaD/m2ns0
声に出さずに謝ると作業を再開する
背骨を通って体内に残ったアギトの魔力を再び舌先に収集する

……思った以上に量が多い
背中に舌を這わす時間が予想以上に長くなる
苦痛に耐え滲ませた汗と、俺の唾液がミーナの背に水跡を残す

ミーナ「あ、あぁっ……ぁ……ぅ……」

またミーナが苦悶の声を漏らす、急がなくては……
焦りながらも慎重に、細心の注意を払って魔力の収集を続ける

舌先はそろそろ腰に辿り着く、綺麗にくびれた腰に少し汗が溜まっている
それだけ苦痛を伴っていたという事だろう、また俺の中に申し訳なさが沸き立つが
同時にもうすぐ作業も終わりに近い事に油断をせぬよう再び気を引き締める
腰を通るときに口に含んだ汗の塩気を感じ、感情が乱されそうになるのを理性で押さえ込んだ

やっとの事で舌先が尾の付け根に辿り着く
舌先を離さないよう、集めた魔力を逃さないよう、左手にそのまま受け渡す

俺「はぁ……」

口を解放され、左手に無事魔力を渡したことで軽く安堵を漏らす

俺「大丈夫かミーナ、もうすぐ終わる」

俺の腿を抱えているミーナを安心させようと声をかける
本来なら頭の一つでも撫でてやりたいところだが右腕が無い以上それも出来ない事を少し悔やむ
228アギトの俺:2010/12/30(木) 01:55:38.34 ID:RaD/m2ns0
魔力を尾に移動させた事で今の体勢も必要ないと悟ったミーナが起きあがり
空を掴むように俺を求め、再び抱き付いて体を預ける

ミーナ「ぅ、ぁっ……はぁ……だいじょ……ぅぶ……」

途切れ途切れの言葉で強がる、先程もそうだがとても大丈夫には見えない

俺(そうか……ミーナが言っていたのはこういう気分だったのか……これは、やるせないな……)

強がるミーナを見て己の様を思い出し、情けなさと申し訳なさに居た堪れなくなる
これが終わったら謝ろう、さっきは冷静さを欠きすぎていた、と治療をしながら冷めた頭で反省を浮かべた

さて反省は後回しだ、思考を元に戻す
ミーナはああ言うがアギトの魔力を無理矢理に通してきたのだ、相当に体力を消耗しているに違いない
ここからが最後の正念場だ

俺「最後は……いや、最後まで痛いかもしれない、我慢できるか」

ミーナ「……ぅん」

俺「よし」

予想以上に集まった魔力が大きい、尾の中を通るときにかなり苦痛を伴うだろう
最後の確認をしてから意を決して尾の根元を絞るように力を込め、あらかじめ広げた経路に魔力を通し始める
229アギトの俺:2010/12/30(木) 02:00:23.93 ID:RaD/m2ns0
ミーナ「っく、ああああああっ!!」

びくん、と体を弓なりに反らせて声を上げ数度大きく痙攣する

ミーナ「ああっ……う……あぁ……」

再び力なく俺に体を預け、息を荒げながら探るように俺の背に手を回す

俺「痛いか?」

ミーナ「痛ぃ……けど……いいから……つづけて……」

俺「……わかった」

これ以上の問答は必要ない、ミーナが覚悟を決めた以上俺はそれに答えるだけだ
再度左手に意識を集中する、尾の根元から絞るように少しずつ、魔力を押し上げる

ミーナ「ああっ……っく……ん、ぁっ……」

必死で痛みに耐えるミーナが俺の背に爪を立て、肩に歯を立てる
食い込む爪を歯の痛みに俺は僅かに顔を歪めるがミーナの痛みはこんなものではないと痛みから意識を外す

その間も左手を動かすのを止めない、少しでも早くこの苦しみからミーナを救ってやりたい
ただ、それだけを意識して作業に没頭する
左手を握る、尾に沿って絞り上げる、また握る、絞り上げる、握る、絞る
何度も、何度も繰り返し、少しずつ魔力を尾の先へと誘導する
手を動かす度にミーナは苦悶の声をあげ、俺に爪跡と歯型を刻む
230アギトの俺:2010/12/30(木) 02:05:22.93 ID:RaD/m2ns0
やっとの事で左手が尾の先まで辿り着く、あとは魔力を抜けば終わる

俺「行くぞ」

ミーナ「ぁ……はぁ……はぁ……う……ぅん……」

俺「最後は一番痛いと思う、すまない……なんとか耐えてくれ
  今まで苦しめた分の贖罪に何でもしよう、何でも言う事を聞こう、だから、なんとか耐え切ってくれ」

ミーナ「ん……うん……」

俺「すまん……」

何度目か分からない謝罪を口にして、左手に一気に力を込め尾の先を握る
ぐっ、と尾の先を引き絞り魔力を一息で引き抜いた

ミーナ「っあ、あああああああああああああああああああああっ!!」

先程よりも大きく体を弓なりに反らして何度も痙攣する
体が震えるたびに形のいい胸が揺れ、目を逸らしていた俺の視界に幾度か入り込む

俺の背に立てた爪は更に肉に食い込み、血を滲ませる
僅かに掻き毟るように引かれた爪によっていくつかの蚯蚓腫れを残していた

ミーナ「あああああ…………ああ……っあ……はぁ、はぁ、はぁ……」

くたり、と再び身体を俺にしな垂らせ、顎を右肩に預け、完全に力の抜けた状態で両腕をだらりと地に垂らす
231アギトの俺:2010/12/30(木) 02:10:28.52 ID:RaD/m2ns0
俺「……大丈夫か」

ミーナ「ええ……すごい、全然……楽になったわ……はぁ……ありがとう……はぁ……」

俺「礼を言われるような立場じゃあない……俺が原因だ……」

ミーナ「はぁ……また、そんな事……言って……」

俺「……」

ミーナ「約束……守ってもらうわよ」

俺「約束……だと?」

ミーナ「何でも言う事聞くって、言ってた」

少しいたずらっぽく目を泳がせて小悪魔の様な表情で俺を見る

俺「聞こえていたのか……」

ミーナ「当たり前じゃない……ね、じゃあまず一つ」

相変わらず力の入っていない身体で、顔だけを俺の方に向け耳元で囁く

ミーナ「しばらく、このまま……このままでいさせて……」

俺「……ぬぐぅ」
232以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 02:12:33.25 ID:JC5dBLr1O
ぐぬぬ…
支援
233以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 02:13:42.34 ID:wvQ7h/Vp0
ふぅ
234アギトの俺:2010/12/30(木) 02:15:29.58 ID:RaD/m2ns0
治療が終了し、気が緩んだ俺は今の状況をやっと冷静に認識する
ミーナの事を心配するあまり、自分の責任を問うあまり、頭の中から強制的に除外していた現状が押し寄せる波のように頭に入り込んでくる
それと同時にいままで自分のやっていた行動が治療でなければどういうことなのかを理解して頭が吹っ飛びそうなくらい脳内に血が巡る

俺「ファー……ブルスコファー……ファー……ブルスコファー」

ミーナ「俺さん?」

呼吸が乱れる、動悸が収まらない、脳の認識が追いつかない
自分に密着している女子の柔肌、見慣れた顔、身体全体に感じる柔らかい感触
いったい自分は何をしているんだ、さっきまで何をしていた?誰に何をしていた?

俺「モ……モルスァ」

ミーナ「え?ちょっ、何……」

現状の認識が脳の許容量を越えた俺は、ミーナを抱いたまま白目を剥いてその場で気を失い、壁に背を預ける
もはやどっちがどっちを抱いているのか分からない状態でミーナが微笑み、後ろに回していた手で俺の頭を撫でる

ミーナ「ふふ、可愛い」

先程の喧騒はどこへやら、これではまるで、まるでそういうアレだ

気絶した俺の身体へ指を這わせる
服の上からは細身に見えていた、鍛え上げられた鋼の肉体
激しい鍛錬と戦闘の証として至る所に傷痕を刻み、堅く引き絞られた肢体は気を失っていても力の有りようを確かに感じさせる
その力強さを確かめながら、疲れた身体を少し休めようと俺の胸に寄り添い、ミーナも目を閉じる

火に照らされて寄り添う二つの影を外から響く雨音が優しく包んでいる
嵐はまだ止まないが、二人の心情を表すかのように少しずつ弱まってきているように見えた
235アギトの俺:2010/12/30(木) 02:17:49.07 ID:RaD/m2ns0
とりあえずここまで
うん、ごめんなさい、でもミーナさんペロペロ(^ω^)
俺もペロペロしたかったの
236以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 02:20:36.53 ID:fuO+Xfrx0
乙!

ぼくもぺろぺろしたいれす^q^
237以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 02:21:11.56 ID:RftlXakzO


ファービーワロタw
238以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 02:22:11.55 ID:L825U6bYO
乙ーん

俺もペロペロしたい
239以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 02:27:05.13 ID:ehTKBl+fO
乙ペロペロ
240以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 02:27:06.96 ID:JC5dBLr1O
おつー!
241以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 03:09:30.04 ID:JC5dBLr1O
3時…
空いてるし寝落ちするかキリの良い所までか行くかね
242魔人と呼ばれる俺第二章1話:2010/12/30(木) 03:18:18.59 ID:JC5dBLr1O
>>730辺りから

粗筋

エイラーニャとイチャイチャ

特に何もなかった気がする
243魔人と呼ばれる俺第二章1話:2010/12/30(木) 03:24:48.30 ID:JC5dBLr1O
――――――――

食堂

ミーナ「私もたまには作ってみたわ」

俺以外「・・・・・」

シャーリーが宮藤を連れて離れる
何か二人で会話しているようだ…多分

シャーリー「なんで止めなかったんだよ・・」

宮藤「私が来る前にはもう・・手遅れでした」

俺「・・?どうしたお前達」

特に気にせず自分の分を取り食事する
美味しくは無いが食えん事も無いな…はっきり言えばマズイが

ペリーヌ「お、俺さん!?大丈夫ですの!?」
244魔人と呼ばれる俺第二章1話:2010/12/30(木) 03:30:13.08 ID:JC5dBLr1O
俺「その言い方はヴィルケに失礼じゃないか?
正直に言えば美味しくは無いが研究所の飯に比べれば美味しいもんだぞ
ヴィルケは是非頑張って美味しく作れるようになるんだな
お前達も食えよ・・特にバルクホルン
模擬戦をするならちゃんと食え」

ミーナ「そうかしら・・美味しいけど・・」

俺「味覚音痴のせいか・・治せ」

ゲルト「これを食べたら私は不戦敗になる気がする、間違いない」

俺「馬鹿な事言ってないで食べたらどうだ?」
245以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 03:35:25.03 ID:ehTKBl+fO
支援
246魔人と呼ばれる俺第二章1話:2010/12/30(木) 03:35:35.03 ID:JC5dBLr1O
もっさん「落ち着け・・俺は普通に食べている・・なら大丈夫かもしれない・・うぐっ!?」

坂本が倒れ込む…本当にこれはそこまで危険な食べ物なのだろうか

俺「・・足りないな
後で代わりに何かやるからエイラとサーニャの分も貰うとするかな」

エイラ「俺!惚れなおしたゾ!後で覚えてろヨ!」

俺「食う気が失せた・・」

サーニャ「後で背中流しますから頑張って下さい・・」

俺「・・食う気湧いてきた
でも流さなくても良いからな」
247以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 03:35:46.64 ID:dIgcEnKZ0
しえん
248魔人と呼ばれる俺第二章1話:2010/12/30(木) 03:39:56.33 ID:JC5dBLr1O
――――――――

格納庫

ゲルト「宮藤がいなければ不戦敗だった・・」

あの後バルクホルンは逃走を計ったが逃げ切れず
食べて、倒れて、治癒されて、起き上がるという流れ作業なサマは中々楽しかった

俺「面倒臭いから不戦勝か無かったことにして欲しかったよ・・」

拳銃型の模擬戦用のペイント銃を1丁手に持ちストライカーを装着する

ゲルト「手加減のつもりか?舐められたものだ」

俺「なんでもでかけりゃ良いってもんじゃ無い
カールスラント人は相手がなんでもでかくないと満足出来ない主義か?
拳銃サイズでも昇天させてやるぜ?」
249以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 03:41:44.34 ID:kb+Omfb50
どれ、支援だな
250以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 03:43:09.00 ID:ehTKBl+fO
シエン
ゲルト「げ、下品だぞ貴様!」

俺「・・俺は今何を言って・・まあ良いか
先に空に上がってるからな」

ストライカーに魔力を送り低速で上空に飛ぶ

もっさん「やはりあいつは狂っている・・同じ事にも弱気だったり強気だったりと掴み所がなさ過ぎる」

ミーナ「元々そういう不器用な性格なんじゃないかしら・・ただ狂っているのは確かね」

ゲルト(取り敢えずミーナの料理を普通に食べられるのは狂っているな…)

ミーナ「トゥルーデ?何か言いたい事があるのかしら?」

ゲルト「無い!無いからな!
行ってくる!」
252魔人と呼ばれる俺第二章1話:2010/12/30(木) 03:50:41.22 ID:JC5dBLr1O
――――――――

基地上空

俺「来てしまった・・悪いが手加減出来ない」

ゲルト「手加減されて勝っても嬉しくないな
拳銃型だけでは力不足だろ、腰の刀も使うのか?」

俺「拳銃型のみで十分だ
刀を使ったら開始早々あんたは八つ裂きになってるな」

もっさん「リーネが撃つ号砲が開始の合図だ
準備は良いか?」

俺・ゲルト「問題無い、早くこいつを仕留めさせろ」
253魔人と呼ばれる俺第二章1話・支援感謝:2010/12/30(木) 03:55:15.41 ID:JC5dBLr1O
俺「・・人が言葉選んで話してやってんのに同じ事言うなよ」

ゲルト「貴様こそ私の真似をするな!」

俺「おい、本気で八つ裂きにすんぞ小娘
格納庫に戻って実弾装填してこい」

ゲルト「ふん、貴様なぞペイント弾だけで十分だ」

もっさん「待て待て!そう殺気立つな!
用意は出来てるなら始めるぞ?リーネ、頼んだ」

リーネ「は、はい!」

AMRを上空に構えて引き金を引く…筈だった
リーネ「へ・・くちゅん!」ダンッ!

発射された弾がバルクホルンに向かっていく
…なんで実弾?
って考えてる場合じゃないな
バルクホルンと今にも届きそうな弾の間に割り込み抜刀し
弾に刀を振り下ろす

俺「跡形も無く霧散しろ・・超振動」

対ネウロイ用兵器…超振動
長年研究し、やっと使い捨てではあるが刀サイズの物を完成させることが出来た
ただ作成費用が莫大に掛かるので予備も含めてほんの数本だけしかない

俺「・・ビーショップー、号砲に実弾は不要だろ?
だいたいお前はくしゃみするときに引き金から指を離そうって思考無いのか?」
リーネ「ご、ごごごごごめんなさい!」
255以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 04:00:40.88 ID:ehTKBl+fO
支援
256以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 04:03:26.53 ID:rgs0RWxF0
>>150だが今やっと帰ってこれたけど、眠いから寝て起きて空いてたら投下するよ・・・
寒すぎて死にそうだが、支援!!
そしておやすみ
俺「なに、良いんだよ?
誰も怪我してないしね

遺書でも書いて待ってなよ、必要になるかもしれないし」

もっさん「ま、待て!曳光弾を使うように言ったのは私だ!
通信機に銃声だけではわかりにくいだうと思ってわかりやすく何も居ない上空に撃たせる気だったのだ!」

俺「撃ったのはビショップだ関係ねぇよ
ともあれ号砲は放たれた
バルクホルン・・俺が勝ったらお前に殺すように命令する・・くたばるなよ!」
とは言えただの脅しだ
実際俺が勝っても殺すように命令するわけが無い
別にこんな一芝居打たなくても良いんだが事の重大さは他人に指摘されるとわかりやすいものだ
258魔人と呼ばれる俺第二章1話:2010/12/30(木) 04:09:51.81 ID:JC5dBLr1O
もっさん「まずい!誰か俺を撃墜しろ!」

エイラ「し、少佐!何も撃墜しなくテモ!」

もっさん「あいつが本気だったらどうする!
なにも殺せとは言っていない!
宮藤!ペリーヌ!リーネを何処かに連れていけ!」

宮藤「は、はい!」

ペリーヌ(大丈夫ですのに…まあ、少佐が言うなら連れていきますわ)

ミーナ「撃墜するかは置いといて・・行くわよ、フラウ」

エーリカ「そうだね、トゥルーデのピンチだしね!」
259魔人と呼ばれる俺第二章1話:2010/12/30(木) 04:23:26.26 ID:JC5dBLr1O
――――――――

俺「模擬戦だから殺しはしないが容赦無く痛め付けさせてもらう・・悪く思うなよ」

一気に加速しバルクホルンの周りを飛び回る
俺を視認するのが精一杯な程やわでは無いだろうな?

ゲルト「なら私も容赦無く痛め付けさせてもらう!
負けるわけにはいかない!」
260以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 05:00:40.72 ID:ehTKBl+fO
261以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 06:22:31.98 ID:nf3sbIpT0
ぬーん
262以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 07:52:48.81 ID:gGe50IeH0
263以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 07:53:55.66 ID:/aoGzWBi0
起きてこのスレを見てみたらアギトとミーナさんが治療行為と称してちゅっちゅしてたでござる
264以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 07:56:40.56 ID:gGe50IeH0
ID:JC5dBLr1O
は落ちたのかな?
265以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 08:46:51.92 ID:2xLYbm5c0
今日は投下中に射殺される書き手が多いな
266以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 09:21:39.89 ID:4mGrU+3/O
まぁ色んな意味で戦争中だし仕方ないね
267以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 09:39:14.48 ID:aUy/47DoO
息抜き程度に即興で思いついた小ネタ投下する。


俺「ロスマン曹長、ロスマン曹長。」

ロスマン「何かな俺くん?」

俺「良かったらカールスラントの言葉を教えて欲しくて。」

ロスマン「珍しいね、俺くんが訓練以外で勉強なんて。」

俺「隊の皆は各国の言葉が話せるのに俺だけ日本語…いや扶桑語しか分からなくて皆に迷惑かけてますから。」

ロスマン「ふふっ、誰も迷惑なんてしてないわよ?でも何でカールスラントの言葉なの?」

俺「あの……それは……」

クルピンスキー「その質問についてはこの伯爵がお答えするよ。」

ロスマン「なんで其処でニセ伯爵が出てくるのよ?」
268以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 09:51:22.93 ID:aUy/47DoO
クルピンスキー「まあまあ落ち着いてくれロスマン曹長。」

ロスマン「まあ良いわ、それじゃあ伯爵が答えてくれるかしら?」

クルピンスキー「有り難き光栄だね、では俺君が何故カールスラント語だけを習いたいと言ってきたのか。」

俺「いや、別にカールスラントの言葉だけとは言ってな――

クルピンスキー「俺君は少し黙っていてくれないかい?今は私の推理について話している所なんだ。」

俺「えっ、何か酷い。」

クルピンスキー「さて、本題に戻ろうか。元々俺君は所謂異世界の出身で故郷は我々とは違う平和な世界らしい。これはロスマン曹長も聞いているよね?」

ロスマン「ええ、正直今でも信じられない突拍子な話だったけど。」

クルピンスキー「俺君の世界じゃ統合戦闘航空団はおろか世界中の人間と関わる事自体が少ない、だから自国の言葉くらいしか覚えないみたいだね、そうだろ俺君?」

俺「はい。」
269以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 10:05:43.57 ID:aUy/47DoO
ロスマン「それで、それがどう関係するの?」

クルピンスキー「簡単な話だよ、俺君は命の恩人である我が隊のエディータ・ロスマン曹長を敬愛しているが、今までその恩を返す事はおろか敬愛する曹長の母国語さえ分からない自分に憤りを感じているんだ。」

ロスマン「け…けけ敬愛……!?」

クルピンスキー「何かプレゼントを上げようと悩んでも正規軍人となって日が浅い俺軍曹の悲しい程に低い薄給では高価な物は買えない……。」

俺「確かに薄給ですけど悲しい程低いって訳じゃ……」

クルピンスキー「そして何か愛の言葉でも告白しようと思った俺君であったけどプロポーズしようにも扶桑の言葉でプロポーズしても……と考えた訳だ。」

ロスマン「プ……プロポーズ……!?」

俺「あの……最初のプレゼントの下りはあってますけどプロポーズはちが――

クルピンスキー「俺君…今そんな言葉を彼女に言ったら半殺しじゃ済まないよ?」ボソボソ

俺「近っ……って伯爵…酒くさっ!」
270以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 10:09:39.17 ID:iROypQBT0
脱いだ
271以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 10:21:30.04 ID:aUy/47DoO
クルピンスキー「はっはっは、お酒は紳士の嗜みだよ俺君。」

俺「紳士じゃない…仮に紳士だとしても紳士と言う名の変態だよぉ……」

クルピンスキー「ふふっ、何故俺君がカールスラントの言葉を習いたいと聞いて来たのか分かったかいロスマン曹長?」

ロスマン「け…けど、直接私に聞きに来るのは何で?ラル少佐や伯爵から習ったって……」

クルピンスキー「ラル少佐は忙し…くは無いが仮にも少佐だし頼み難いんだろうね、そして私は世界中の女の子に愛を振る舞う人間だ。一人の男性に構っている余裕はない……だから不本意ながらも直接ロスマン曹長に頼みに来た訳だ。」

ロスマン「そ……そうなの俺くん?」

俺「違いますよ?」

ロスマン「そういう事なら上手く教えられるか心配だけど、責任を以て貴方に私の母国語を教えてあげる。」

俺「あれ、なんかおかしい。」

クルピンスキー「それでは邪魔者の伯爵は此処で退散させて頂くよ。お幸せに俺君。」

俺「散々場を荒らした挙げ句に逃げたよ!」

ロスマン「さあ準備は良いかしら俺くん?素敵なプロポーズが出来るくらいみっちり教えてあげるからね?」

俺(役得と言えば役得だけど……これで良いのだろうか……)


続く(続いて欲しい)
272以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 10:22:59.14 ID:iROypQBT0
ふぅ…。
273以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 10:50:25.93 ID:1R3DXqWO0
ふぅ…

274以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 10:52:28.79 ID:nL4gqgy9O
初めてここ来たけど、異世界から来た話が多いね

ちょっと、バック・トゥ・ザ・フューチャーのマーティーがウィッチの世界に紛れ込む妄想が頭によぎった
デロリアンが故障して…みたいな
275以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 10:57:08.48 ID:KJTVyVnf0


今、ほんの少しだけ投下OK?
276以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 11:04:20.38 ID:1R3DXqWO0
いっちゃいなー
277>>60から 本当に少しです  イーグル俺 :2010/12/30(木) 11:05:33.34 ID:KJTVyVnf0
俺(小さいな……)

ヘルマ「若輩者ではありますが、何卒よろしくお願いいたします」

ヘルマは自己紹介を終えると、みんなにお辞儀をした

ミーナ「ヘルマ曹長は俺2等空尉…」

ミーナは俺の階級はこれでいいのかしらと確かめるように目を合わせてきた

俺「ああ、2等空尉じゃなくて中尉でいいですよ」

ミーナ「わかりました。ヘルマ曹長と俺中尉にはこれから一緒に訓練を行ってもらいます」

俺「了解しました」

俺が了承し終えたとき、ヘルマはミーナに質問をした
278イーグル俺 :2010/12/30(木) 11:06:34.91 ID:KJTVyVnf0
ヘルマ「あの…ミーナ中佐…質問よろしいでしょうか?」

ミーナ「どうぞ」

ヘルマ「あの…あちらにいる男の方2人は…」

ヘルマは困った表情で俺と友の方を見てきた

ミーナ「俺中尉と友少尉よ。彼たちは私たちとは違う世界から来たらしいの」

ヘルマ「ほ、本当ですか!?」

友「そうだよ〜俺、日本生まれ〜」

俺「同じく」

ミーナ「私たちも最初は信じられなかったけど、あの機体と服装等を見ると、信じざる終えないわね…」

ヘルマ「………」

俺(頭の中、混乱してるな…)

俺はヘルマの表情からわかった
279イーグル俺 :2010/12/30(木) 11:08:09.88 ID:KJTVyVnf0
ミーナ「では、これで解散します。あっ、言い忘れてたけどヘルマ曹長と俺中尉は今日から一緒の部屋で生活してください」

俺「えぇぇぇっ!!?」

ヘルマ「えぇっ!!?ど、どういうことですか!?ミーナ中佐!?」

俺とヘルマはミーナ中佐の爆弾発言に物凄く驚いた

ミーナ「これから2人はたくさんの共同訓練や作戦を行ってもらいます。だから、日ごろから息を合わせる訓練をして欲しいから、同じ部屋にしたの」

俺「うぅ……」

訓練といわれたら仕方が無い…

ヘルマ「了解です…」

ヘルマも俺と同じ気持ちのようだ

ヘルマ「こ、これからよろしくお願いします…俺中尉…」

俺「お、おう…よろしく…」

これから俺は13歳の女の子と一緒の部屋で過ごすことになるのか…

----------------------------------
280イーグル俺 :2010/12/30(木) 11:09:23.47 ID:KJTVyVnf0
― 俺とヘルマの部屋 ―

俺「………」

ヘルマ「………」

まぁ、こうなることは予想してたよ

だが、一つだけ予想できないものがあった

ベットが一つしかない……


ここまでです
少なくてスミマセン…
友はバルクホルン√、俺はヘルマ√の2本立てで書いていきたいと思います
281以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 11:09:42.39 ID:vUc7Dctm0
ヘルマルートとは新しいな
282以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 11:13:08.94 ID:m1mpG21y0
俺得
283以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 11:17:59.50 ID:ZyjYs7WlO
乙!

つ「ハンモック」
284以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 11:29:21.18 ID:RftlXakzO


枕並べておきますね
285以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 11:30:12.49 ID:1R3DXqWO0
つYES/YES枕
286以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 11:31:42.12 ID:jf6mXjLzI


なんか電波を受信したんだけど

オストマルクなどのマイナーな国の男性ウィッチ
希少な固有魔法と卓越した戦闘センスで幼くして世界最強のウィッチとも言われている
しかし、最強と言われている自分と現実の自分とのギャップ
自分自身を褒められた事が無いため、最強のウィッチで無くなったら自分は必要とされなくなる、と思い悩んでいた

501に入ってからも悩み続け、その事を他人に打ち明けられず
一人だけ妙に浮いた感じになっていた

そしてある日の模擬戦はエーリカが相手
たまたま体調も悪く、絶対に負けてはいけない、という極度の緊張、プレッシャーから敗北
今までの努力が全て無駄になり、更に自分は必要とされなくなるという恐怖から気を失い、墜落寸前にエーリカに助けられる

目覚めてからは実戦でも初歩的なミスを繰り返す様になり、501の仲間とまともに話せなくなる程精神的に追い詰められていく


誰からも必要とされなくなってしまった、という結論に至り、夜中一人で基地を抜け出そうとするがエーリカに見つかる
最初は誤魔化すつもりだったのに、生まれて初めてのウィッチではない自分への素直な褒め言葉に心を許し


まで受信した
後は誰か頼む
287以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 11:37:38.12 ID:fuO+Xfrx0
おまえがかけたろう
288以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 11:39:12.88 ID:ivWs0qni0
>>286
期待してるぜ
289以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 11:39:37.01 ID:ZyjYs7WlO
言い出しっぺの法則
290以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 12:20:35.01 ID:95Nrripw0
保守
291以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 12:23:04.83 ID:fuO+Xfrx0
1話分は気合で書けた。
妄想力が尽きて2話入らずに投げそう・・・
292以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 12:23:17.73 ID:omyVh/ip0
すかしっ屁の法則。     スカー
293以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 13:16:26.43 ID:b1tIpNnVO
ウッ
294以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 13:22:55.07 ID:gGe50IeH0
今後の予定は?
295以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 13:29:42.19 ID:70x4p77V0
とりあえず予約は入っていないはず
296以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 13:32:32.09 ID:iROypQBT0
シャーリーちゃんと街に買い物に行くよ。人混みは嫌いだから年越しは家でまったりイチャイチャと過ごすかな。
で、夜はシャーリーちゃん次第だけど年始めの初えっちかな。
297>>169から:2010/12/30(木) 13:41:06.61 ID:gGe50IeH0
では投下します。

あらすじ
俺「もっさんかわいいよもっさん」
ミーナ「士ね」
俺「」
俺「いえ、それは・・・その・・・(言うべきか?)」アセアセ

坂本「・・・・なあ。」

俺「は、はい。」

坂本「困った事があったら・・・言ってくれ。お前が話したくないのなら・・・仕方ない。」

坂本「だがな・・・私はお前の事を知っておきたい。」

俺「はい。分かりました・・・。笑わないで聞いてくださいよ?」

俺「俺は・・・別の世界から来ました。」

坂本「そうか!はっはっは!・・・すまん。冗談では無さそうだな。」

俺「それも、未来のです。黙っていて、すみませんでした。」

坂本「はっはっは!何だ、そんな事か!真剣な顔をしているので、もっと深刻な事だと思ったぞ!」

俺「は、はあ・・・(それなりに深刻な事だと思うんだけど・・・。)」

坂本「私にとって、俺は俺だ。どこから、何をしに来ていたとしても、な。」

俺「・・・有難うございます!」
299以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 13:47:00.37 ID:Jb9nxZxw0
「士(もののふ)ね」か、わかってらっしゃる。
300以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 14:05:37.55 ID:gGe50IeH0
坂本「それで・・・一つ・・・聞きたい事があるんだ。」

俺「何ですか?」

坂本「お前は・・・その・・・元居た世界に、帰りたくはないのか?」

坂本「これはお前が決めることなんだろう。でも・・・一つ言わせてほしい。」

俺「・・・・。」

坂本「これをこの場で言うのは・・・人として、ふさわしくない事なのかもしれない。だがな・・・私は、お前に行って欲しくない。」

坂本「もちろんこれは、私の我が儘だ。・・・俺と居ると、楽しいんだ。今までで、こんな気持ちは初めてだ。」

俺「・・・ふふっ。」

俺「・・・そんなこと言われたら、残るしかなくなってしまいます。」

坂本「・・・!」パァァ

俺「地獄の果てまで、お供しますよ。坂本さん!」

坂本「・・・ああ!///」
301以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 14:17:30.18 ID:gGe50IeH0
ビィーッビイーッ!

俺・坂本「「!?」」

市民「ネウロイの襲撃だーっ!」

俺「なんてこった・・・。」

坂本「そ、そんな・・・、今日は無い筈なのに・・・。」

俺「・・・坂本さん、ストライカーユニット、持ってきてますか?」

坂本「・・・いや。・・・くそっ!」

俺「いいえ、まだ手はありますよ。・・・・ほら。」

坂本「軍事パレード用の戦闘機か。・・・だが、あれの装備ではネウロイの装甲は破れないぞ・・・」

俺「おっしゃる通りで。フォッカーの機銃では、ネウロイの装甲は破れません。」

坂本「・・・冗談を言ってる場合では無いぞ!!」キッ

俺「こうするんです、よっ!」

坂本「なっ///」

いわゆるお姫様だっこの形で、坂本さんを持ち上げる。
302以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 14:19:19.17 ID:4mGrU+3/O
支援ザム!
303以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 14:19:50.57 ID:gGe50IeH0
俺「すいませーん、ちょっと借りますよ。」

衛兵「お、おいちょっと・・・ああ。本気で言っているみたいだね。いいよ。もうどうにでもなれ。」

俺「すいません。」

後部座席に坂本さんを、そっと降ろす。

坂本「な、なんだったんだ、いきなり・・・///」

俺「説明するのは後、ですよ!それっ!」

昔ゲームでやったとおりに、プロペラを始動させる。

俺「動いた!離陸しますよ!掴まっててください!」

坂本「おい、ちょっと・・・うわああ!」

エンジンを始動させると、道路で右往左往していた市民達が、さっと左右に寄った。

俺「逃げ足の速い人たちだな・・・・。」
304以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 14:27:42.99 ID:gGe50IeH0
坂本「な、なんとか離陸できたようだが・・・これから、どうするんだ?」

俺「まあ、ちょっと見ててください・・・。」

巨大ゴキブリのような胸糞悪い外見をしているネウロイに向かって、機銃を撃つ。

カンカンカン

坂本「なあ・・・わざとやっているのか?すべて弾かれてるぞ。」

俺「仕方ありませんね・・・坂本さん、上翼の上に乗れますか?」

坂本「・・・ああ。そういう事か!」

坂本さんは、俺のやろうとしている事に気付いたようだった。

俺「・・・頼みましたよ。」

坂本「・・・ああ!」



俺「このまま突っ込みますよ、坂本さん!見てろよネウロイ・・・お前を開きにしてやるとしよう。」

坂本「突っ込めええええええ!!!」

俺・坂本「烈 風 斬 !!」
305以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 14:33:59.72 ID:gGe50IeH0
ネウロイは、ヒラキになった。

そして、散った。

俺「やりましたよ!坂本さん!」

坂本「あ、ああ・・・良かった・・・。」フラッ

俺「うわっとっと!」

よろけた坂本さんを、何とか抱きとめる。

ちょうどさっきと同じように、お姫様だっこの体勢になった。

坂本「・・・・///」

俺「・・・///」

しばし、無言で見つめあう。
306以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 14:35:36.66 ID:gGe50IeH0
上気して、汗ばんで赤くなった顔、潤んだ片目、なかなか色っぽい。

坂本「ふ・・・はっ・・・はっはっは!!」

俺「あっはっはっは!」

互いにほんのり赤みを帯びた顔のまま、しばらく笑いあっていた。



衛兵「チッ お〜い、そろそろ降りてきてくれ〜」

俺・坂本「あ、はい、すいません。」

一旦終わり
307以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 14:39:04.33 ID:JC5dBLr1O
おつー!
308以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 14:51:58.09 ID:1R3DXqWO0
おつー
309以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 14:59:11.76 ID:rgs0RWxF0
さて今起きたわけだが、空いてるなら投下していいかな?
310以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 15:04:26.36 ID:JC5dBLr1O
GO!
311デリカシーのない俺:2010/12/30(木) 15:09:53.80 ID:rgs0RWxF0
じゃあ久々にいかせてもらうよ!
まとめwikiにのせてなくてすまんこ

前回
最近俺の評価低くないか?→デスクワーク手伝う→ミーナと雑談
→美緒に手だしたらぶっとばす→はいはい→デスクワーク終わり

そのあともっさんにいろいろ探られ注意される
そのことを隠す
ぼこられる

からですが、結構前なんでおぼえてないかもしれないが・・・
じゃあいくよー
312デリカシーのない俺:2010/12/30(木) 15:12:18.90 ID:rgs0RWxF0
〜二日後、ハンガー〜

まさかこうなるとは思わなかった

いやいやまじで


俺「―――。」

芳佳「お、俺さーん・・・。大丈夫ですか?」

シャーリー「いやどうみても大丈夫じゃないだろ。おーよしよし。」

ルッキーニ「あれ?俺どうしたの?なんか死に絶えたセミみたいな顔してる!」

リーネ「なんでも坂本少佐が口をあんまり聞いてくれないんだって。だからそっとしておこうと思ったんだけど・・・。」

シャーリー「ミーナ中佐に俺をどうにかしてくれって頼まれてな。俺と少佐が喧嘩でもしたんだろうってさ。」

ルッキーニ「放置してたらいつか回復するんじゃないの?」

芳佳「放置して二日目なんだけどね・・・。」
313デリカシーのない俺:2010/12/30(木) 15:16:14.06 ID:rgs0RWxF0
言い忘れてたが前回は前々スレの>>194からです
今日中にちゃんとwiki編集しときます
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


シャーリー「こんなんじゃ戦闘にも出られないんじゃないか?俺の機体って精神状態が悪けりゃだめなんだろ?」

俺「いや・・・一応・・・出られるよ・・・。これでも20歳ですから・・・。こんなことで落ち込んでられないさ・・・。」

リーネ「うーん、俺さん坂本少佐に丁寧に謝ってはいかがですか?」

俺「そんなこと・・・やってないとでも・・・?すでに・・・やったさ・・・。でも・・・今回ばかりは・・・さすがに度が過ぎてるってさ・・・。」


俺は先日の執務室での件で、ちょっとやりすぎたと思って謝りに行ったが

どうも誠意が足りなかったのか、一蹴されて追い返された

確かに心配されてるのに嘘で返すのはよくないと分かっているんだが・・・

あの時はそうやって逃げないと美緒はずっと俺を問い詰めてくるであろうと思ったからだ

でもあれだよね、美緒も子供っぽいよね
314デリカシーのない俺:2010/12/30(木) 15:22:56.12 ID:rgs0RWxF0
なにやら四人が俺から離れてひそひそと話をしている

俺はその様子に少しだけ聞き耳をたてるが、まったく聞こえない


シャーリー「少佐も少佐だよな〜。俺のこととなるとなんか子供っぽくなるし・・・。」ボソボソッ

芳佳「あ、それは思ってました。なにか私たちのときと違いますよね。」ボソボソッ

リーネ「でもなんか楽しそうだよね。」ボソボソッ

芳佳「俺さんも俺さんだよね。」ボソッ

シャーリー「仕方ない。このままじゃちょっとばかし迷惑だ。よし、ここは一つ二人を釣ろうじゃないか。」ボソボソッ

ルッキーニ「でもどうすんの?」ボソッ

シャーリー「ふっふっふ、この私にまっかせなさい。考えがあるんだ。今度の週末――――」
315以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 15:28:25.06 ID:JC5dBLr1O
支援ダナ
316デリカシーのない俺:2010/12/30(木) 15:28:41.49 ID:rgs0RWxF0
-------------------------------------------------------------------
〜三日後、週末、外〜

今日は太陽がまるごと顔を出し、快晴だ

なんだか知らないが、基地の備品やら食料が足りないので買ってきてくれと頼まれてしまった

私は立場的にいくのもなんなので他の者達に頼もうと思ったが、皆予定があるため無理らしく、結局私がいくことになってしまったわけだが

なにやら俺の姿も見当たらなないし、みんなも様子が変なことから少し違和感を感じていたのだけれども・・・


私の予感は当たってしまったようだ

外に手配したというトラックに向かい、ドアをあけ乗り込もうとすると・・・


坂本「俺・・・?なにをしてるんだ?」

俺「美緒こそ・・・なにしてんだ?シャーリーとルッキーニと芳佳は?」
317以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 15:31:45.67 ID:L825U6bYO
支援!
318デリカシーのない俺。支援感謝!:2010/12/30(木) 15:33:55.40 ID:rgs0RWxF0
坂本「いやなにやら今日はリーネも含めた四人で色々やるらしいから基地にいるはずだ。で、俺はなんでここにいる?」

俺「俺はロマーニャで買い物を頼まれたんだ。ちょっとばかし備品やら食料やら足りないというんでな。」

坂本「それは私が行くことになっていたはずなんだが・・・。」

俺「え、そうなのか?・・・まぁいいや。早くいこう。ほらほら乗ってくれ。」

坂本「(謀られた・・・。ミーナめ、余計なことしおって!)俺と二人でいくのか・・・?」

俺「いいじゃねぇか、たまには。この前はごめんな、仲直りにちょっと行こうぜ。」


坂本「はぁ・・・わかった。いいだろう。お金はちゃんともってきてるな?」

俺「ほらここにあるよ。ミーナからちゃんと預かってる。」ボスボス

坂本「ならいいだろう。運転たのんだ。」

俺「了解っと。じゃあ出発〜。」ブロロロロ ブォーン


気まずい二人を乗せたまま車は動き出した

ロマーニャに向けて・・・
319デリカシーのない俺:2010/12/30(木) 15:39:14.56 ID:rgs0RWxF0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

〜ロマーニャ、昼過ぎ〜

俺「やっと着いたな。そこまで時間はかかってないけど。で、どこからいく?」

坂本「そうだな・・・。とりあえず色々うってる雑貨屋でも行くか。」

俺「よし、まぁ終わったらなにかしようぜ。」

坂本「そういえば聞きたいんだが、ストライカーユニットはどうした?」

俺「いや、積まれているはずだが・・・。」

坂本「ん、ならいい。あと、俺。」

俺「ん?どうした?トイレか?」

坂本「違う!・・・この前は刀なんかでぶって悪かったな。まだ痛むか?」


俺「・・・ははっ!これでも鍛えるからな。全然平気だ。気にするな、あれは俺が悪かったよ。自業自得だ。」
320デリカシーのない俺:2010/12/30(木) 15:44:37.40 ID:rgs0RWxF0
坂本「ふふっ、わかってるならいいさ。」

俺「少しは悪びれろよ!」

坂本「終わったことじゃないか、わっはっは!」

俺「はぁ〜勝てないな。ほら着いたぞ。」


事前にミーナから聞いていたより俺の機嫌がいい気がするのは気のせいだろうか

ここ数日しおれていたのは知ってるが、さすがにあそこまで落ち込むとは思わなかったわけで・・・

だが、さすがに私が連れてきたのにあの仕打ちは俺に悪いな、と思って謝った

いやだからと言ってあの件は俺が悪いと思うのだが・・・


雑貨屋につき、店前に車を置いて、私たちは店に入る

ルッキーニに聞いていたそうだが、色々揃っていてかなり便利そうだ


俺「お菓子に・・・花の種・・・それに手鏡・・・くしっと・・・。」

坂本「うーん。」
321デリカシーのない俺:2010/12/30(木) 15:49:43.26 ID:rgs0RWxF0
俺が色々商品を買っている間に私は少しばかり店内を歩き回った

すると、いつぞや宮藤がバルクホルンに頼まれたかわいらしい服と同じものがあり

なんとなく思い出してみるついでに手にとってみる


宮藤には似合うだろうは、さすがにバルクホルンにも似合わないな、と苦笑し戻そうとした

ミーナも無理だろうし、エイラも似合わなさそうだ

やはりサーニャか宮藤、リーネあたりだろうな・・・

むっ、別に若いことに嫉妬しているわけではないぞ!


俺「なにしてるんだ?・・・へぇ、服がほしいのか?」

坂本「うわわっ!き、急に話しかけるな!」

俺「あ、すまん。けど、これが欲しいのか?」

坂本「いや欲しいわけではなくて、少し思い出していたんだ。」
322以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 15:53:01.82 ID:ZyjYs7WlO
支援
323デリカシーのない俺。支援感謝だす。:2010/12/30(木) 15:54:40.81 ID:rgs0RWxF0
俺「思い出す?」

坂本「以前に宮藤がバルクホルンに頼まれたときにこれと同じものを買ってきたんだ。それで今とってみると確かにあいつには似合わないなと思ってな。」

俺「トゥルーデはかっこいい、すらっとした服が合うかもな〜。確かにこれは似合わない、くくっ・・・。」

坂本「おいおい、あんまり笑うなよ。ふふっ、失礼じゃないか。」

俺「そういう美緒だって顔が少しひきつってるぞ。」

坂本「こ、これは違うぞ。さ、さて買い物は終わったか?」

俺「ん、ああ。全部な。エイラに注文されていたペアカップを買ってこなきゃいけないんだが、ここにはいいのなくてな。」

坂本「ふむ、別のところにいくか。」


なにやらつい数日前までの雰囲気はすっかりなくなり、今や501に入ったときくらいまでに回復した

いや・・・前よりかなりいいかもしれない

なぜだろうか・・・買い物は最初全然乗り気ではなかったんだが・・・
324デリカシーのない俺:2010/12/30(木) 16:00:03.11 ID:rgs0RWxF0
そういえば俺も歳は20だが、やはり若い子の方がいいのだろうか


坂本「俺はああいう服が似合う女性が好みなのか?」

俺「はぁ?急になんだよ。その質問には、服が似合うとか似合わないとかで女性を選ぶ男がいるのかって逆に返すよ。」

坂本「別に一般男性の趣向を聞いているわけではないだろう。俺としてはどうなんだ?」

俺「いや俺の趣向も一般男性と考えてくれよ・・・。うーむ、俺の好みは美緒みたいな女性だよ。」

坂本「なっ!///俺、ふざけるのも大概にしろ!///」

俺「さて、そろそろもう一つの雑貨屋だな。」


はぐらかされたようであまりいい気はしないが、俺を一般男性と考えろというならば

別にああいう服は似あっても似合わなくても関係ない、ということか・・・


まてまて、これでは私が俺の好みを知りたいみたいではないか!
325以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 16:02:33.37 ID:vj6UkYQGP
違うのかい
326デリカシーのない俺。>325さぁどうでしょう:2010/12/30(木) 16:06:01.12 ID:rgs0RWxF0
〜雑貨屋2〜

俺「ペアカップとかだれと使うんだろうな。」

坂本「そりゃエイラのことだからサーニャに決まっているだろう。あの二人は仲いいしな。」

俺「少し心配でもあるな。」

坂本「まぁエイラはああ見えてかなり奥手だろうから大丈夫だろう。」

俺「エイラはサーニャに対して過保護だよな。でもヘタレでなにもできないっていう・・・。」

坂本「仲がよければそれでいいと思うさ。宮藤とリーネも仲がいいしな。」

俺「あの二人は親友って感じがするけど、芳佳がちょっと危ない感じもするけどな。」

坂本「あれはたぶん性分なんだろう・・・。まぁリーネやシャーリーが一手に引き受けてくれるから他の者は安心さ。」


俺「そうだな〜。えっと、これでいいか。美緒もなにかいるか?」

坂本「うーん、私は扶桑茶をよく飲むからこういう西洋のティーカップは雰囲気が合わないからな・・・。」

俺「ふむふむ。ほんじゃまいいか。じゃあでるぞー。」
327デリカシーのない俺。:2010/12/30(木) 16:11:05.94 ID:rgs0RWxF0
なんやかんやですべての頼まれた物品を買い終え、私たちは少しばかり休憩に入った

お金は十分にあるようで、近くの喫茶店に入り休むこととなった

ドアをあけて入ると、一人一人が軍服を着用した二人――私と俺だが――をおかしな目でみてくる


当然だ

私の感性はいいものでもないが、店内はなかなかおしゃれな店でそういう服で入るにはあまり似つかわしくない

だが俺は何食わぬ顔で席につき、手間取っていた私を手招きして引き寄せた


そして落ち着いたところにウェイターがこっちに近づいてきて、注文を訪ねてきたので

俺はコーヒーにケーキ、私はティーを頼んだ

扶桑茶がなくて残念


坂本「こういうところは苦手なんだが・・・。」

俺「美緒も女の子なのにそんなこと気にするなよ。まぁ軍服でくるんじゃなかったな。」
328デリカシーのない俺。:2010/12/30(木) 16:16:16.57 ID:rgs0RWxF0
坂本「はぁ・・・無計画だな。」

俺「そういうのも楽しいと思わないか?」

坂本「まぁ前みたいにぶらりと旅したりするのは楽しそうだ。」

俺「そうだろう、そうだろう。年寄り臭いけど、戦争終わったら一緒にどうだ?」

坂本「悪くはないな。でも、俺と一緒だと疲れそうだ。」

俺「失敬な。まぁでも当分終わりそうもないな、この戦争は。」

坂本「私たちががんばれば早く終わるさ。」

俺「おっ、きたな。」


少しばかり会話していると、かちゃかちゃと食器の音をたて、注文したものが運ばれてきた
329以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 16:17:33.14 ID:4mGrU+3/O
支援ですよ!支援!
330デリカシーのない俺。支援感謝ですよ!:2010/12/30(木) 16:21:24.74 ID:rgs0RWxF0
俺「ふう・・・やっと一息つけたな。」

坂本「みんなからの頼みごとが多かったからな。というかお菓子が多すぎる・・・。たるんでるな。」

俺「女の子らしいじゃないか、多めにみてやれ。」

坂本「お菓子を食べるのはいいが、あれは買い過ぎだ・・・。」


トラックにいれた袋は、いっぱいにお菓子が詰め込まれ、今にもはちきれて飛び出しそうにしている

買物のほとんどはお菓子だったような気もするな・・・

それにしても俺はこのお菓子みたいに甘すぎる


俺「かわいいじゃないか。俺はお菓子はほとんど食べないが、食べているところを見るのは結構好きだな。」

坂本「私は少し食べるな・・・。ハルトマンに誘われたり、ミーナと仕事の休憩のときにな。」

俺「美緒も女の子らしいじゃないか。おっ、このケーキうまいな・・・。ほら、あーん。」

坂本「私はもう20だ。茶化すんじゃない。・・・それとそういう恥ずかしいことはやめてくれ。」
331デリカシーのない俺。あと1レスだ:2010/12/30(木) 16:26:53.55 ID:rgs0RWxF0
俺「二十歳だろうが、男からみりゃかわいいもんなんだよ。ほら、食べてみろって。あーんして。」ズイッ

坂本「わ、わかったからそこまで近づけるな///むむ・・・ぱくっ。」

俺「おいしいだろ?」

坂本「た、たひかに・・・、うふぁいな・・・///《たしかに・・・、うまいな。》」モグモグ


俺「おいおい、口の端にクリームを付けてるぞ。」フキフキ

坂本「あ、す、すまない・・・/////」
332デリカシーのない俺:2010/12/30(木) 16:27:34.72 ID:rgs0RWxF0
いや、なんかおかしいだろう!

なんで私がこんな乙女みたいなことをせねばならんのだ!

俺といるとやっぱり私は変になってしまう


すー・・・はー・・・すー・・・は・・・なんとか調子を整えないと・・・


坂本「そ、そろそろでるぞ。もう十分休憩はできただろう。」

俺「おっ、そうだな。というかわずかに日が赤くなってきてる・・・。」

坂本「じゃああと少しだけしてから帰るか。」
333デリカシーのない俺:2010/12/30(木) 16:31:36.89 ID:rgs0RWxF0
はい、これでいったん止めます
やっと進展した感じでよかったぜ・・・
さっぱり系でいこうと思ったらこういう風になったわけだ

次回は夕暮れ時のロマーニャでの話です
ここで空気を読むネウロイさん登場なわけだが、このせいで俺の秘密がちょっとばれてしまうって感じか・・・
支援してくれた方読んでくれた方感謝!
では、次のかたどうぞ〜
夜遅くに空いてたらまた投下しにくるよ
334以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 16:33:29.08 ID:ZyjYs7WlO
乙!
ネウさんw
335以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 16:38:27.51 ID:4mGrU+3/O
乙乙
336以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 16:39:12.01 ID:1R3DXqWO0
おっつっつ
337以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 16:41:11.32 ID:gGe50IeH0

俺のもっさんがこんなに可愛いわけが無い!
338以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 17:06:38.26 ID:rgs0RWxF0
過疎だな・・・
339以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 17:08:16.17 ID:Xz1q88G+0
帰省とコミケと大掃除で忙しいんだよ
340以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 17:50:37.31 ID:/aoGzWBi0
もっさん人気
良き哉良き哉
341以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 18:14:40.56 ID:gGe50IeH0
投下してもよろしいか?
342以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 18:15:53.49 ID:JgmRL0mZ0
暇ができたら投下します・・・大掃除で忙しいんで分かりませんが・・・・。

片づけた筈の場所に洗濯物の山が積んであるんだぜ・・・・母ちゃん、俺を殺す気か?
343以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 18:16:10.89 ID:RftlXakzO
ズボン脱いで待ってる
344以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 18:17:13.92 ID:JgmRL0mZ0
>>343
ありがとう
>>341
gogo
345341:2010/12/30(木) 18:21:59.68 ID:gGe50IeH0
偉大なる>>342が来るまで投下します
>>306から

あらすじ
俺「もっさんかわいい」
もっさん「烈風斬wwwww」
作者(ど、どういう事だ・・・>>311の可愛いもっさんがいるぞ・・・・!)
346以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 18:40:45.54 ID:b1tIpNnVO
どうした?
347以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 18:57:10.83 ID:OQ8Re1XN0
烈風丸の錆になったか
348以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 19:00:13.63 ID:TMGjVUmv0
新作が読みたい気分
349失礼、落ちてた:2010/12/30(木) 19:03:06.60 ID:gGe50IeH0
その後ピザを食べて元気を回復した坂本さんと一緒に、基地に戻ってきた。

粥を作り、皆の部屋へ持っていく。

コンコン

俺「入りますよー。」

リーネ「は、はい・・・。」

坂本「調子はどうだ?リーネ。ほら、粥だ。食え。」

リーネ「だいぶ良くなりました。お粥、有難うございます・・・。」


ムシャムシャ

坂本「どうだ?美味いか?」

リーネ「ええ、とっても!」

坂本「だ、そうだ。良かったな!」

俺「坂本さんこそ、嬉しそうな顔してますよ?」ニヤニヤ

坂本「なっ!・・・///」

リーネ「ふふ・・・何だかお父さんとお母さんみたいです。」

俺、坂本「・・・・///」
350以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 19:11:05.84 ID:gGe50IeH0
その後、ミーナ中佐の部屋にも持って行った。

ものすごい視線を浴びせさせられた気がしたが・・・・気のせいだろう。うん。



俺「やっと終わりましたね・・・。」

坂本「ああ。全員の部屋に持って行って、その後回収するというのも、中々大変なものだな。」

俺「さて、お待ちかねの・・・」

昼間買ってきた買い物袋を、ごそごそ探す。

351以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 19:22:29.15 ID:OQ8Re1XN0
私怨
352以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 19:32:51.15 ID:JC5dBLr1O
ちえん
353以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 19:34:06.52 ID:vj6UkYQGP
また同士カーチャンと見た
354>>350すまぬ・・・すまぬ・・・!!:2010/12/30(木) 19:59:56.42 ID:gGe50IeH0
俺「ストリチナ!」

坂本「すとり・・・何だそれは?」

俺「ロシ・・・おっと、オロシア産のウォッカですよ。元居た世界では、品薄だったので思わず買ってしまいました。」

坂本「ほほう・・・いつもは扶桑の酒だから、こういうのも新鮮でいいかもな。」

俺「さあ、開けますよ!・・・そういえば坂本さん、強い酒は大丈夫ですか?」

坂本「ああ。別に問題ないが?」

俺「なら大丈夫ですね。乾杯しましょう。(嫌な予感がするけど・・・気のせいだよな。)」

坂本・俺「「乾杯!」」
355以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 20:05:36.71 ID:gGe50IeH0
で・・・。

俺「どうしてこうなった」

坂本「わっしょーい!!///」

目の前には、暴れまわる坂本さんが・・・。

ああ、本棚から本落とさないで。

坂本「美味しいな!このコーラ!///」

それは しょうゆ です。

餅にでも付けようかと思ってたんだが・・・ああ、全部飲んじまった。血圧大丈夫かな?

坂本「美味しいな!このワイン!」

それは ぶどうジュース です・・・ああ、もういいや。

俺「ちょっと落ち着いてくださ・・・んんん!!」

いきなり坂本さんに組み敷かれた。

何とか逃れようとしてもがくが、ビクともしない。流石坂本さん・・・

そして、顔を近づけてきて・・・
356以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 20:07:42.19 ID:OQ8Re1XN0
大丈夫か?
疲れてるなら少し休むとよろし
357以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 20:08:27.12 ID:JC5dBLr1O
醤油はマズイぞ…生命的に

支援
358以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 20:13:22.77 ID:/lTkPiTe0
だよな、昔は醤油を飲みすぎると死ぬって
よく親に言われたもんだ・・・
359以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 20:14:01.01 ID:L825U6bYO
コップ一杯で死ねるぞ

支援
360以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 20:16:12.97 ID:vUc7Dctm0
ウィッチに不可能は無いに決まってるだろ
361以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 20:18:28.55 ID:iROypQBT0
ブームくんワロタ
362以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 20:30:46.93 ID:/lTkPiTe0
>>360そういえばそうだったw
363以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 20:36:52.66 ID:gGe50IeH0
坂本「んん・・・・んぷっ・・・・れろっ・・・・はっ・・」

俺「〜〜〜!!!」

坂本さんの唇が、俺の唇に吸いつき・・・舌を入れてきた。

坂本「んちゅ・・・・れろっ・・・はぁっ・・・・」

俺「はぁっ・・・れろっ・・・」



俺「そ〜うだったらいいのにな〜」

坂本さんは、そこで力尽きていた。
364以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 20:43:06.57 ID:zP39NP6W0
良かったね、逆レイプされなくて!
365以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 20:44:54.80 ID:ZyjYs7WlO
俺の貞操危機一髪
366>>356すまん・・・すまん!!:2010/12/30(木) 20:54:34.60 ID:gGe50IeH0
坂本「すう・・・すう・・・」

俺「・・・。」ナデナデ

可愛らしい寝息を立てている坂本さんに毛布をかけ、起こさないようにそっと、部屋を出る。

・・・ちょっと残念だったかもな。

パタン

俺(それにしても・・・坂本さん・・・可愛かったな///)

俺(やべえ、ニヤニヤが止まらねえ)ニヤニヤ


土方「おわッ!?」ゾッ

俺「あっ!」

土方「・・・何か嬉しい事でもあったんですか?随分と嬉しそうな顔をなさってますね・・・?」

俺「あ・・・すみません。」
367以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 20:57:38.05 ID:gGe50IeH0
廊下で突然、土方さんに出くわした。もう12時を回っているというのに、仕事熱心な人だ。

土方「少尉の話は、少佐からよく伺っております。・・・ふふ、ちょっと嫉妬してしまいそうですよ。」

土方「俺少尉の話をする時の少佐の顔、とてもうれしそうな顔なんです。」

俺「そ、そうなん・・・ですか?」

土方「ええ、それはもう。何だか・・・我々扶桑海軍に父親が出来たようですよ。」

俺「父親・・・ですか?」

土方「坂本さんはそう思っていらっしゃらない様ですが、扶桑の水兵たちは皆、坂本少佐の事を母か姉のように慕っています。かく言う私もその一人です。」

俺「そ、そうなんですか・・・。」

土方「と、言う訳で"お父様"、月を肴に、どうですか?一杯?」ニコッ

俺「・・・///」
368以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 21:09:11.36 ID:ZyjYs7WlO
まさかの土方ルート
369以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 21:10:08.30 ID:L825U6bYO
原点回帰って奴ダナ
370以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 21:10:36.42 ID:4mGrU+3/O
おい馬鹿止めろ
371以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 21:11:07.99 ID:b1tIpNnVO
アッー
372以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 21:12:50.82 ID:iROypQBT0
さくやはおたのしみでしたね。
373以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 21:19:03.06 ID:OQ8Re1XN0
百合があるなら薔薇があってもいいと思うんだ
374以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 21:21:27.98 ID:gGe50IeH0
>>367
×お父様
○父上

>>370
ご安心を。ホモルートではありません。
375以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 21:30:17.66 ID:gGe50IeH0
(格納庫)
http://www.youtube.com/watch?v=zQ5Az8pHeZs&feature=related

俺・土方『父ちゃん母ちゃんベッドでゴロゴロ
     母ちゃん転がり こう言った
    「お願い 欲しいの」
    「しごいて」
     おまえによし
     俺によし
     うん よし!

土方『日の出と共に起き出して
   走れと言われて一日中
   マロニー殿下はろくでなし
   梅毒 毛ジラミ ばらまく浮気!』

   〜中略〜

俺『人から聞いた話では
  スオムスプッシーは冷凍マン庫
  うん よし
  感じよし
  具合よし
  すべてよし! 』

俺・土方『味よし
     すげえよし
     おまえによし
     俺によし ! 』
376以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 21:34:18.98 ID:zP39NP6W0
完全に事後?
377以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 21:35:20.44 ID:vUc7Dctm0
ミーナに殺されるぞwww
378以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 21:36:28.58 ID:gGe50IeH0
俺・土方『スカした美少女 もういらない
     俺の彼女は三八式!
     もし戦場で倒れたら
     棺に入って帰還する
     胸に勲章 飾り付け
     母に告げてよ 見事に散ったと!』

   .r-、 _00           /::::'┴'r'
   .|::::'´::::r┘  !「`L00、|.l└ク_;厂  /
   .|::::「|:::|    l| |Ln:::r┘|.l _lニユ、 ./
   . ̄└r''"´]_ l| | r゙=゙┐ |└ァ::/ /  /
   、ヽ、 ,ゞ´_::::| l| |「二:::7 .|.l └′/  / /                        .r-、 _00           /::::'┴'r'
   . \\`´ |:::|. l| l 〈::/  、 !     '/                      .|::::'´::::r┘  !「`L00、|.l└ク_;厂  /
                 、__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人_,.  |Ln:::r┘|.l _lニユ、 ./
                _)                                     (_ l| | r゙=゙┐ |└ァ::/ /  /
            ____ _)                       (_ l| |「二:::7 .|.l └′/  / /
          /  ノ_ ヽ,,\                                      (  l| l 〈::/  、 !     '/
        / ≦゚≧ミ:≦゚≧⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒
        |    (__人__)|                              , -―-- 、
        |     |r┬| }                                /       \
         |     | | | }                       /〃 ,ィ  ,ィ     ハ
            |.    `ニニ  }                     _       l l ,≠//‐-l l     ',
            ヽ      }                      ヽ > 、   ./≦゚≧ミ:≦゚≧   / l   ___
379以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 21:39:20.43 ID:OQ8Re1XN0
これはひどい酔っ払いw
380以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 21:41:57.04 ID:iROypQBT0
うわぁ…
381やべ、ずれた:2010/12/30(木) 21:42:55.73 ID:gGe50IeH0
坂本「お、ま、え、た、ち・・・・・!!」ブルブル

俺・土方「「あ、やべwww坂本少佐だwwwちっすwwww」」

土方「少佐もどっすか?wwwww一杯wwwwww」

坂本「土方・・・お前まで・・・・!」

俺「ん〜?wwwwどうwwwwしたんwwwwですかwwwww?」

俺・土方「「飲めえwww飲めえwwwwデュフフフwwwww」

坂本「覚悟は出来てるんだろうな・・・・?」プルプル

俺・土方「「僕はまだしにましぇ〜んwwwwww」」

坂本「黙れえッ!!」

俺・土方「「アッー」」


こうして・・・俺と土方さんは良い方向で友達になった。

・・・その後数日間は坂本さんは口をきいてくれなかったけど・・・・
382以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 21:46:20.56 ID:/lTkPiTe0
 三           三三
      /;:"ゝ  三三  f;:二iュ  三三三
三   _ゞ::.ニ!    ,..'´ ̄`ヽノン
    /.;: .:}^(     <;:::::i:::::::.::: :}:}  三三
  〈::::.´ .:;.へに)二/.::i :::::::,.イ ト ヽ__
  ,へ;:ヾ-、ll__/.:::::、:::::f=ー'==、`ー-="⌒ヽ
. 〈::ミ/;;;iー゙ii====|:::::::.` Y ̄ ̄ ̄,.シ'=llー一'";;;ド'
  };;;};;;;;! ̄ll ̄ ̄|:::::::::.ヽ\-‐'"´ ̄ ̄ll

383以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 21:47:56.43 ID:OQ8Re1XN0
三           三三
       ∧/;:"ゝ  三三 ∧f;:二iュ  三三三
  三   ( ^ω^ )    ,.( ^ω^ )^)
      /.;: .:}^(     <;:::::i:::::::.::: :}:}  三三
    〈::::.´ .:;.へに)二/.::i :::::::,.イ ト ヽ__
    ,へ;:ヾ-、ll__/.:::::、:::::f=ー'==、`ー-="⌒ヽ
  . 〈::ミ/;;;iー゙ii====|:::::::.` Y ̄ ̄ ̄,.シ'=llー一'";;;ド'
    };;;};;;;;! ̄ll ̄ ̄|:::::::::.ヽ\-‐'"´ ̄ ̄ll
384以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 21:48:19.61 ID:gGe50IeH0
今回の投下はここまでです。支援してくださった方々、有難うございました!

年内に完結させたかったけど、終わりそうにない・・・。

ちなみに、「ストリチナ」は実在するウォッカです。
385以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 21:49:01.30 ID:/lTkPiTe0
>>383クソ吹いたwまさか返されるとはw
386以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 21:53:22.17 ID:JC5dBLr1O
AA連携ワロタ

おつー!
387以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 21:55:41.58 ID:OQ8Re1XN0
酒飲みたくなった乙
388以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 21:55:59.93 ID:/lTkPiTe0
乙です!
389以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 22:12:02.45 ID:KJTVyVnf0
乙!
今、予約なければ投下したいんだけど……
390以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 22:14:27.27 ID:b1tIpNnVO
乙!

>>389
GOGO
391イーグル俺 >>280からの続き:2010/12/30(木) 22:17:49.42 ID:KJTVyVnf0
ベットが一つしかない……

俺は男として床で寝ることになるだろう

俺「ベット…一つしかないから俺、今夜は床で寝るよ…」

ヘルマ「い、いえ…中尉殿がベットをお使い下さい…」

俺「そういってもなぁ……じゃぁ、今日は友の部屋で寝るよ」

俺はヘルマを気遣って、今夜は友の部屋で寝ることにした

ヘルマ「ありがとうございます…中尉殿…」

俺「俺のことは中尉殿じゃなくて俺って呼んでもいいぞ」

ヘルマ「そ、そんなことは出来ません!俺中尉は上官ですから…」

俺「んー じゃあ、俺さんぐらいとなら呼べるかな?」
392以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 22:18:59.48 ID:OQ8Re1XN0
ktkr
393以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 22:19:17.63 ID:b1tIpNnVO
ベットじゃなくてベッドだよ
394以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 22:19:50.54 ID:70x4p77V0
GOGO


しっかし土方酔いどれルートにはワロタw
395以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 22:22:06.32 ID:dCDOD1wr0
まさかのヘルマ√
これは期待せざるを得ない
396以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 22:22:32.60 ID:L825U6bYO
それじゃ、俺は次に投下させて貰おうかな

支援
397イーグル俺 >>393 指摘ありがとうございます!16年間、ベットだと思ってた…:2010/12/30(木) 22:22:41.95 ID:KJTVyVnf0
ヘルマ「でも…」

俺「上官命令。俺のことはこれから俺さんと呼ぶように」

ヘルマ「了解です…俺中尉殿…」

俺「俺さん」

ヘルマ「うぅ……了解です……お、俺さん…//////」

俺「うむ、それでいい」

ヘルマは顔を赤らめて、恥ずかしそうだ

俺は壁にかかっている時計をちらっと見ると、入浴の時間だった

確か先に女たちが風呂に入って、その後が俺と友だったよな…

俺「おい、ヘルマ。風呂の時間じゃないのか? 」

俺は時計を指差して言う

ヘルマ「あっ!もうこんな時間ですか…俺中尉殿、ありがとうございます」

俺「おっと、呼び方が変わってるぞ」

ヘルマ「……//////// 俺さん…了解です…//////」
398イーグル俺 支援感謝:2010/12/30(木) 22:27:09.46 ID:KJTVyVnf0
俺「うん、それでいい。そんなに堅くなるなって」

俺はそう言うと、ポンッと手をヘルマの頭に置いた

ヘルマ「……///////////」

ヘルマは顔を真っ赤にして、浴場へ向かった

--------------------
-----------
-----

― 浴場 ―

ルッキーニ「いっちばーん!!」

ルッキーニが誰よりも早く湯船に飛び込む

その後に続いて宮藤、ハルトマンが入ってくる

バルクホルン「こらっ!ハルトマン!飛び込むな!!」

バルクホルンが一喝する

ヘルマ(ああ…バルクホルン大尉の体……すばらしいであります!)
399以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 22:30:15.80 ID:70x4p77V0
第三の淫獣
400イーグル俺 :2010/12/30(木) 22:32:25.22 ID:KJTVyVnf0
ヘルマの憧れのウィッチはバルクホルン大尉だ

ずっと前から尊敬しているらしい

ヘルマはじーっとバルクホルンの体を見つめる

バルクホルンがその視線に気づいた

バルクホルン「ん?どうしたヘルマ曹長」

ヘルマ「い、いえ、何でもないであります!!別にバルクホルン大尉の裸体など拝見しておりません!!」

ハルトマン「トゥルーデの裸体?」

ヘルマ「ハ、ハルトマン中尉!?何でもないであります…」

ハルトマン「本当にぃ〜?」ニヤニヤ

ヘルマ「うぅ……」

ヘルマ大ピンチ!!

その時、ヘルマの背後にはおっぱいハンターことルッキーニが忍び寄っていた

ルッキーニ「そ〜っと…えいっ!!」

ヘルマ「きゃっ!!」
401イーグル俺 :2010/12/30(木) 22:38:29.29 ID:KJTVyVnf0
ヘルマは後ろから胸を揉まれて、かわいい悲鳴をあげる

ヘルマ「や、やめてください!ル、ルッキーニ少尉〜!!」

ヘルマは助けを周りに求める

しかし…

ルッキーニ「………残念賞……」

ヘルマ「残念賞? 」

ヘルマはきょとんとした表情である

エーリカ「つまり、ぺったんこってことだよ」

ヘルマ「な、ななななな…私だって将来は大きくなるんですから!!」

ヘルマは意味を理解したのか、顔を真っ赤にして怒る

ルッキーニ「残念賞より…私はシャーリーのほうがいい!!」

ルッキーニはシャーリーの胸へと飛びつく

シャーリー「ははは、ルッキーニめ」

シャーリーは無抵抗でルッキーニを受け入れる

ヘルマ「私だって!大きくなる…はずです…」
402イーグル俺 :2010/12/30(木) 22:43:16.18 ID:KJTVyVnf0
ヘルマは自分の胸に問い聞かせるように言った

宮藤「シャーリーさんの……いいなぁ……」

リーネ「芳佳ちゃん……」

ペリーヌ「まったく…お下品なこと…」


― その頃 脱衣所近くでは ―

友「ふふふ……行くぞ俺!」

俺「待て待て待て!!おまえ、どうするつもりだっ!?」

俺は部屋で寝ていたところをいきなり友に起こされ、ここまで連れてこられた

友「それはもちろん……のぞきだっ!!(バルクホルンの裸体が目的)」

俺「馬鹿野郎!そんなことしたら、一気に信用を失うぞ!!」

友「大丈夫だ!この前、整備兵からこの『透明マント』貰ったんだ」
403以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 22:44:07.23 ID:70x4p77V0
整備兵何者だよw
404以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 22:46:36.30 ID:1R3DXqWO0
整備兵はホグワーツの住人か青狸なのか・・・
405イーグル俺 :2010/12/30(木) 22:47:52.15 ID:KJTVyVnf0
友はそういうと、半透明な布を取り出す

俺「それ、ドラ●もんにででこなかったっけ?」

友「ドラ●もんって何だ?」

俺「いや、こっちの話しだよ。気にするな」

友「お、おう…それより、ほら!お前のも用意してあるから!」

友は俺に透明マントを渡す

俺「いくらなんでも、のぞきはマズイだろ!!」

友「ったく……お前、男として恥ずかしくないのか?のぞきは男の義務だぞ!」

友は仁王立ちして、語り始める

俺(さすが変態…のぞきについて語るとは夢にも思わなかったよ…)

友「とにかく!さぁ、行くぞ!!」

友は強引に俺を連れて行こうとする

俺「マズイって!!」
406イーグル俺 :2010/12/30(木) 22:52:29.47 ID:KJTVyVnf0
友「まぁまぁ」

俺「あ―――っ!!」

俺は無理やり透明マントを被せられ、風呂場に潜り込んだ

-------------------
----------
---

キャッ ヤメテーエイラサン! フフフ、ヨイデハナイカ!

なにやら乙女の悲鳴が聞こえてくるが、透明マントをかぶった俺たちは気にしない

友《おぉぉぉぉぉぉぉっ!やべぇ…》

友は鼻息を荒くしながら、湯船近くへ移動する

俺《…………///////////》

俺も男の子です

生理現象は当然、起きます

友《なんちゅうボディしてるねん…たまらんわ(バルクホルン)…》
407以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 22:53:36.51 ID:70x4p77V0
   ,,v‐v-/l_  (⌒) 
  _「/ ̄  く   /
  lYノノ/_ノl_ヽ))
  <イ( l l )l>  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 <|)'|l、"(フノ|l  < えっちなのはいけないと思います!
  ,(ヨリ<>o<>リ']  \_________________
  |ト‐!]-ム- i']l
  ヽ_ノv__l/ /
.  ノ[//‐─‐/_/、
 ( /E|,   (フlヨ \
 ,-| El___lヨ /
└-\`^^^^^^´/
408イーグル俺 :2010/12/30(木) 22:55:21.11 ID:KJTVyVnf0
俺《お、お前…鼻血…》

俺は友の顔を指差す

友《悪い悪い…女の子の裸見るの初めてだからな》

俺《ったく……(ヘルマはどこだ?)……》

そう思いつつ、俺たちはどんどん湯船へと接近する

その時、ハルトマンがバルクホルンにお湯をかけて、お湯のかけあい大会になってしまった

まわりにお湯が飛び散る

俺《おっと…お湯がかかっちゃったぜ…》

友《やば……俺…言い忘れてたけど、このマント…水とかかかると効果がなくなるから…》

俺《それって…つまり……》

友《周りから見えるってこと…》

俺は頭から血の気が一気に引いた
409以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 22:58:41.95 ID:omyVh/ip0
袋支援 今夜は笑えるな
410以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 22:59:28.42 ID:OQ8Re1XN0
俺オワタ
411以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 23:00:03.71 ID:JC5dBLr1O
わかってるなら水場で使うなよww

支援ダナ
412イーグル俺 :2010/12/30(木) 23:00:12.15 ID:KJTVyVnf0
俺《友…お前はお湯…かかったのか?…》

友《いや…かかってない…それと、おれ用事思い出したから、帰るわ……》

俺《お、おい!?待てよ!?》

友は全力で湯船の近くから立ち去った

そして湯船の近くには、お湯がかかって効果が無くなった透明マントをかぶってる俺ひとり

俺の目の前にいる全ウィッチからの視線を感じた

俺「ど…どうも…」

「「「「「「きゃぁぁぁぁぁっ!!!!!」」」」」」

ウィッチたちの悲鳴

ある者は俺にお湯をかけてきたり、マウンテンを両手で隠したりしている

正直、湯気で存分にマウンテンは見ていません(残念…)
413以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 23:01:25.22 ID:/lTkPiTe0
終わった・・・か
414以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 23:02:10.42 ID:70x4p77V0
オワタ…
415以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 23:02:33.63 ID:omyVh/ip0
南無・・・・
416以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 23:04:45.70 ID:RftlXakzO
骨は拾ってやるよ
417イーグル俺 :2010/12/30(木) 23:05:06.42 ID:KJTVyVnf0
俺「わ、悪気は無かった!!許してくれっ!!」

俺は叫びながら、全力でその場から逃げる

しかし、後ろから坂本少佐が全力で追いかけてくる

坂本「待てぇぇぇぇっ!のぞき魔!!!」

坂本少佐!!前、隠してください!!マウンテン丸見えです!!

俺「許してくれぇぇぇぇぇっ!」

俺は心の中で友を恨みつつ、必死で逃げた

しかし……

坂本「やっと捕まえた…」ハァハァ

捕まりました

後ろから風呂桶を投げられ、俺の頭に直撃

そして痛みで倒れこんだところを拘束されました

俺「すみません…これは友が仕立てたことで…」

坂本「言い訳無用!!貴様には後に厳罰を下す!!」
418以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 23:08:17.89 ID:7YvmW3qdO
    |┃≡
    |┃  ̄`ヽ
 ガラッ.|┃(ィハ从)i、
.______|┃´・ω・ノ゙` オッパイナイノカ…
    | と   l,)
______.|┃ノーJ_
419イーグル俺 :2010/12/30(木) 23:10:04.93 ID:KJTVyVnf0
俺「りょ、了解……」

友のやつ、覚えてろっ!!

そして俺は目隠し、両手両足拘束の状態にされた

----------------
---------
-----

― 翌日 ―

昨日の夜の入浴事件で俺はミーナ中佐と坂本少佐から厳重注意と自室禁固2週間の罰が下った

俺はミーナ中佐の執務室から出た瞬間、友の部屋へ向かった

友を殴る為に…

俺はドアを勢いよく開けた

俺「こぉらぁぁぁぁぁっ!友はいるかぁぁぁぁぁっ?」

シーン

俺「あれ、いないのか……どこ行きやがった?」

俺は基地内を一通り歩いて友を探した
420以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 23:10:57.29 ID:zP39NP6W0
馬乗りかな?
421イーグル俺 ごめんね…おっぱいなくて… >>420 馬乗りです:2010/12/30(木) 23:15:09.88 ID:KJTVyVnf0
そして俺は、外でバルクホルン大尉と友が一緒に居るのを見つけた

おもしろくなりそうだから、しばらく隠れて見ていよう…

-------------
--------
---

バルクホルン「友、ウィッチ適性検査の結果はでたのか?」

友「まだだよ。でも、今日の夕方には結果が出るらしい…トゥルーデはこれから訓練なのか?」

俺(なぬ!?いつの間に名前で呼び合う仲になっちゃってんの!?)

あ…やばい…いつもの妄想がでてきたぞ…

ポワワ〜ン

***********************

友「バルクホルン大尉、好きです」
422以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 23:18:39.40 ID:YOUMjJMNP
お前ら年末だからってペロペロだの飲んだくれだの馬乗りだの…

いいぞもっとやれ
423イーグル俺 :2010/12/30(木) 23:20:08.07 ID:KJTVyVnf0
バルクホルン「な!?な、何を言っているんだ!?貴様は!?」

友「冗談なんかじゃありません。本気であなたが好きなんです!」

バルクホルン「ぬ、ぬぅ…//////」

友「返事ははっきりしてくれるほうが嬉しいです」

バルクホルン「……キライじゃない……」

友「すみません…声小さくて聞き取れませんでした」

バルクホルン「だ、だから!//////私はお前のことは…キ、キライ…じゃない…//////」

友「え……キライなんですか?……」ショボーン

バルクホルン「ええい!/////だから私はお前のことが好きだっ!!/////////」

バルクホルンは友の頬にキスをする

友「…………////////」

バルクホルン「………/////////」

2人は無言で唇を寄せ合った…

******************************
424イーグル俺 :2010/12/30(木) 23:25:32.70 ID:KJTVyVnf0
こんな事ありえないな… 俺の妄想は危ないわ…

俺、自重しなくちゃな…

------------
------
--

俺が妄想がエキサイティングしている間に2人はどこかに行ってしまった

俺「あれ!?何処行きやがった?」

俺「まあ、検査結果聞くとき、会うから、別にいいか…」

俺は荷物を取りに自室(ヘルマの自室でもある)へ向かった

---------
-----
--

俺はドアを開け、部屋に入った

ヘルマ「!?」ビクッ
425イーグル俺 :2010/12/30(木) 23:30:20.35 ID:KJTVyVnf0
ヘルマは俺を見ると、少し後ずさりした

俺「どうしたの…」

ヘルマ「………」

ヘルマは枕を抱えて、さらに後ずさりする

俺(嫌われちまったかな……風呂場、覗いちゃったんだもんな…)

俺「あ、あの…ヘルマ…」

ヘルマ「……」

ヘルマは口を閉じたままだ

俺「俺…もう用事は済んだし出て行くから、安心してくれ…」

俺は部屋に置いてあった私用のものを手に取って、言った

ヘルマ「………」コクッ

ヘルマは首を小さく縦に振った
426以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 23:32:36.39 ID:RftlXakzO
なんか興奮する支援
427以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 23:34:11.55 ID:L825U6bYO
ヘルマちゃんペロペロ
428以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 23:34:22.20 ID:iROypQBT0
やだ、想像したら息子が
429イーグル俺 支援ありがとう:2010/12/30(木) 23:34:26.20 ID:KJTVyVnf0
俺「じゃ、じゃあな……」

ヘルマ「…………」

俺は、今からヘルマの自室に変わる部屋を後にして、友の部屋へと向かった

俺「はぁ……ヘルマに嫌われたか…あとでちゃんと話をしなくちゃな…」

-----------------------
-------------
---

― 友の部屋 ―

俺「お〜い、友居るか?」

俺はドアを開ける

しかし、返事は無かった

俺「ったく…何で居ないんだよ…」
430イーグル俺 :2010/12/30(木) 23:37:53.24 ID:KJTVyVnf0
俺は壁にかかっている時計を見て、大事なことを思い出した

俺(あっ、適性検査の結果を聞きに行かなくちゃ!たぶん、友も執務室にいるだろう…)

俺は執務室へ向かった


今日はここまでです
見てくれた方、ありがとうございます
投下待ちの方、長らくお待たせしました。スミマセン…
431以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 23:40:01.88 ID:/lTkPiTe0
続きが気になるところで終わらせおって・・・
寝れんじゃないか
432以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 23:40:30.79 ID:70x4p77V0
乙!
433以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 23:41:14.37 ID:RftlXakzO


この下ろしたズボンをどうしろと……
434以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 23:44:36.09 ID:iROypQBT0
執務室と言えば…。
435以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 23:46:53.25 ID:jf6mXjLzI
空いてるなら投下ok?
436試作な俺:2010/12/30(木) 23:47:05.96 ID:L825U6bYO
乙乙、0分まで時間も無いんで、早速始めさせて貰うね
前スレ>>818からの続き・前回のあらすじ

ダルシム「『再覚醒』がどうたらこーたら」

バルクホルン「戦闘中には常に味方の動きに気を意識しろ」
俺「了解」

ミーナ「西のセバーン島に巣くう超大型ネウロイ・パトゥーリアに総攻撃を仕掛けます」

オペレーション・ノーティラス!

パトゥーリア超堅えwww

パトゥーリアさんの感想↓
銃→「効かねえwww」
フリーガハマー→パトゥーリア「効かねえwww」
烈風斬→「ちょっと効いたwww。いてえwww」
バスターライフル→「ビーム美味しいれすwww^q^」

俺「ちょwwwマジかよwww」

沢山ネウロイ出てきたー!罠だー!逃げろー!

リーネとペリーヌが戦闘不能になって
俺「ヤローてめえぶっ殺す!」←命令違反
バルクホルン「落ち着け馬鹿やろう!」 バキッ
俺「調子こいてごめんなさい」

前回はここまで。こっからが今回のお話
437以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 23:49:08.08 ID:/lTkPiTe0
支援
438おっと、これはどうすればいい:2010/12/30(木) 23:50:41.19 ID:L825U6bYO
<翌日・ロマーニャ基地・執務室>

バルクホルン「……つまり、別のウィッチ部隊と共にパトゥーリアに対し再攻撃を仕掛ける事に?」

ミーナ「ええ。オペレーション・ノーティラスは、空軍、他のウィッチ達と共に後日再決行される事になったわ」

坂本「上はよっぽど我々の失敗が嬉しいようだな。いざ手柄をあげようと、相当数の部隊を集めているようだ
   もちろん、そういう人ばかりでは無いのだろうけどな」

バルクホルン「上の思惑はいい。今はパトゥーリアを何とかするのが先決だ」

ミーナ「そうね。作戦には私達も参加するのだけれど、その……俺さんの事なのだけれど」

坂本「そうだ。俺の事だ」

バルクホルン「俺の事?」

バルクホルン(命令違反の事か・・・)

――――――――――――――――――――

<廊下>

バルクホルン「あいつは今、医務室か・・・」

坂本から頼まれた言伝を伝える為に俺の所へ向かいつつ、
昨日の戦闘の撤退時の事を思い出す

バルクホルン(あの時・・・)
439このまま投下して良いのだろうか・・・?:2010/12/30(木) 23:53:52.31 ID:L825U6bYO
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

俺『離せ!』 グッ

バルクホルン『!?』 グググググ・・・

バルクホルン(私が、力で押されている・・・・・俺に?) グググ・・・

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

バルクホルン(私はあいつを抑えきれなかった。非力な筈のあいつを・・・) テクテク

バルクホルン(特訓の成果?……いや、それにしたってあれは異常だ・・・)

バルクホルン(あれは一体・・・) ピタリ

部屋に着いたので一旦考えるのを止め、扉をノックしようと───

「開いてるよ。どうぞ」

部屋の中からそう言われたので、ノックの動作を止めてドアノブに手をかける

ガチャッ

俺「……やっぱりあんたか」

バルクホルン「わかってたのか?」

俺「まぁ、なんとなく……気配でな」
440以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/30(木) 23:55:41.59 ID:b1tIpNnVO
先に予約してたんだし大丈夫でしょ
441では失礼して:2010/12/30(木) 23:56:41.93 ID:L825U6bYO

――――――――――――――――――――


俺「再攻撃・・・か」

俺「でも、俺は参加しちゃいけないんだろう?」

バルクホルン「ああ」

俺「・・・ハッ。バスターライフルの使えない俺には、用は無いってか?」

バルクホルン「……甘ったれた事を言うな」

俺「・・・分かってる。分かってるよ、違うんだろ?」

俺「命令違反・・・、したからなんだろ」

バルクホルン「・・・そうだ」

俺「だよな・・・・・」

俺「命令違反して、効かねーって分かってる筈なのに無謀な攻撃しようとして、撤退を遅らせて、仲間を危険に巻き込んで・・・」

俺「挙げ句、追っ手を振り切ろうとして失敗して、またあんたに助けられちった・・・」

俺「ハハッ。だっせぇな、俺・・・」

バルクホルン「・・・・・」
442試作な俺:2010/12/30(木) 23:58:19.47 ID:L825U6bYO
バルクホルン「・・・勇敢と無謀は違う。おまえのあれは、ただの逆上───」


バルクホルン「いや、味方を殺す行為でしかない」


バルクホルン「おまえはあの時、私達を信用せず、一人で戦っているつもりになっていたんだ」

俺「・・・・・」


何も言い返せ無かった。いや、言い返せるはずが無い


我ながら無様だと、そう思う。冷静になってから考えて、すぐに俺は後悔したから


今バルクホルンの言っている事は、全面的に正しい。全くもってその通りだ


味方を危険に巻き込んだ。俺の独断─────いや、我が儘で


俺だけで無く、少佐やバルクホルンも怪我するどころか、下手したら死んでしまっていたかもしれない


自分の愚かさにどんどん嫌気が差す。なぜ、もっと冷静でいられなかったのか。なぜ、もっと味方を信用出来なかったのか


悔しいのは俺だけじゃない。バルクホルンや少佐達だって、悔しいに決まっている。それなのに俺だけ、あんな子供みたいに───
443試作な俺-13話:2010/12/31(金) 00:00:03.89 ID:UuW93wdVO
俺「・・・なぁ」

バルクホルン「なんだ?」

俺「どうすれば、良かったんだ?」

バルクホルン「っ・・・・・・」

俺「あの時……、2人がやられたって聞いた時───」

俺「どうしても我慢出来なかった。仲間がやられたからやり返す。それしか頭に無かった」

俺「結果大局を見失い、味方を危険に晒してしまった」

バルクホルン「・・・・・」

俺「けど、本当にどうしようもなかったんだ。体の奥底から滲み出る感情に─────怒りに抗えなかった」

俺「あんたに殴られるまで……自分で自分を、抑えきれなかったんだ」

バルクホルン「・・・・・」

俺「・・・・・」

一通り話し終えて、俺は口を閉じる。バルクホルンは聞いて何かを考えているようで、2人の間に気まずい沈黙が流れる

やがて、バルクホルンが口を開いた

バルクホルン「・・・感情で行動するのは、正しい人間の生き方だ。あの時のおまえは、「人」としては正しかったのかもしれない」
444試作な俺-13話:2010/12/31(金) 00:05:06.75 ID:UuW93wdVO
俺(「人」としては、か…………)

バルクホルン「だが、あの時おまえが居たのは戦場だ」

バルクホルン「戦場において、生の感情丸出しで戦ったりすれば、それは時に味方を危険に晒す」

バルクホルン「律する必要があるんだ。己の感情を───心を」

俺「律する・・・・・」

俺「難しい・・・難しいぞ。バルクホルン」

バルクホルン「そうだ。難しいようで簡単、簡単なようでとても難しい。複雑な事なんだ」

バルクホルン「私だって、完全に出来るわけではない。
        理性的でいたつもりが激情に身を任せ、周りが見えなくなっていた事に後から気付く事もある」

俺「あんたもか……」

バルクホルン「私だって人の子だ。それくらいのミスはする」

バルクホルン「だから……、その、散々言っといてなんだが───」

バルクホルン「気にするなとは言わない。だが、落ち込むな。おまえらしくもない」

バルクホルン「いつもの軽い調子はどうしたんだ。おまえがそんなんじゃ、こっちの調子も狂う」

俺「・・・・・」
445試作な俺-13話:2010/12/31(金) 00:09:32.43 ID:UuW93wdVO
俺「強いよな、あんたは・・・」 ボソッ

バルクホルン「ん?」

俺「いや、なんでもない」

俺「ちょっと、1人で考えさせてくれ」

バルクホルン「・・・・・わかった」

――――――――――――――――――――

<基地港・ラオホウ内部、研究室>

助手「イタッ!」 ガシャン!

研究者B「おわっ、何やってるんだよ」

研究者A「今の所、もう一回やり直しじゃないですか。しっかりして下さいよ」

助手「す、すいません……」 ペコペコ

研究者A「さっきからミスしてばかりじゃないですか。作業に集中して下さい
     まったく、ただでさえ糞忙しいってのに・・・」

助手「ご、ごめんなさい・・・」

研究者A「謝る前に手を動かして下さいよ。まったく……」

研究者B「・・・・・」
446試作な俺-13話:2010/12/31(金) 00:13:24.77 ID:UuW93wdVO
助手「こっちの方、終わりました・・・」

研究者A「もう終わったんですか?どれ─────完璧じゃないですか。次はこちらをお願いします」

助手「は、はい」

研究者A「私は途中経過を大佐に報告してきますので、少し失礼しますよ」

ガチャッ、キィッ……、ガチャン

研究者B「・・・・・」 テキパキ

助手「・・・・・」 テキパキ

研究者B「・・・気になるのか?」

助手「えっ・・・?」

研究者B「プロト01の事が。だから、作業に集中出来ないのか?」

助手「・・・はい」

研究者B「なら、行ってこい」

助手「へっ?」

研究者B「気になるんだろ?早く行けよ。上の空でやられてちゃ、こっちも迷惑なんでな」

助手「で、でも私には、あの子に会う資格なんて・・・」
447以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 00:15:42.98 ID:5q8HYQExO
流石イケメンに定評のあるB
448試作な俺-13話:2010/12/31(金) 00:16:27.17 ID:UuW93wdVO
研究者B「資格なんかいらねえだろ。今までそんな事気にしながら会ってたのか?」

助手「……気付いてしまったんです。私のしている事は傲りでしかない。あの子の気持ちを弄んでいるだけなんだって」

助手「だってそうじゃないですか。中途半端に優しくするだけで、助ける気なんて無い。自分が救われたいだけの、自己満足でしかな───」

研究者B「それで手を止めたら、本当にただの自己満足だな」

助手「っ・・・・・」

研究者B「本当に、自分が救われたいだけの予防線でしかねえじゃねえか。いいのかよ、それで」

助手「私、は・・・・・」

研究者B「俺にはあいつが、おまえに心から懐いているように見えてたが?」

研究者B「それなのに、おまえの勝手な都合で中途半端に優しくするだけ優しくして、それすらも中途半端に投げだすようじゃ───」

研究者B「あいつがますます報われないと思うけどな」

助手「・・・!」

研究者B「おまえが何を持ってそう思ってるのかは知らないが───」

研究者B「中途半端に止めるなら、最初からやるんじゃねえ。やるなら最後まで貫き通せよ」

助手「!」

助手(・・・・・そうだ。決めたんだったじゃない)
449試作な俺-13話:2010/12/31(金) 00:19:18.97 ID:UuW93wdVO
助手(「あの子が前を向くと言うのなら、私は私に出来る事をしよう」って……)

助手(それなのに、本当に何やってるの私・・・)

助手(うん。私に出来る事をしよう。逃げないで、ちゃんとあの子に向き合おう)

助手「・・・ありがとうございます。行ってきます」

研究者B「礼はいいから。ホラ、行った行った」

助手「はい・・・!」

ガチャッ、キィッ、ガチャン!

タッタッタッタッ…………

ガチャッ

研究者A「今助手とすれ違ったけど、どこ行ったんだ?」

研究者B「01の所」

研究者A「なんだぁ?また胡麻擂りにでも行ったのか?」

研究者B「俺が行かせたんだよ」

研究者A「おまえが?ふーん」

研究者B「上の空で作業されてちゃ、こっちも迷惑なんでな」
450以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 00:20:29.67 ID:JuCGpwPjO
流石Bイケメン

支援
451試作な俺:2010/12/31(金) 00:24:00.79 ID:UuW93wdVO
ちょっと短いけど、切りが良いので今回はここまでです
次切る所だとかなり先になってしまうんで……

明日はまた昼なり夜なり投下する予定です
お目汚し失礼、読んでくれた人ありがとう
452以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 00:27:54.25 ID:0EwLIUu+0
乙でした〜
453以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 00:28:15.03 ID:2pSXpzLp0
乙です
454以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 00:28:29.53 ID:UMJFV6cLO
乙なんダナ!

ロスマン曹長と大晦日の夜にいちゃいちゃしてる妄想を文章にしないと、ロスマン曹長可愛いよペロペロ
455以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 00:34:16.89 ID:dPlQSZzEO
乙乙
456以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 00:35:22.47 ID:tiNyKWXK0
マルセイユ×オリキャラ
お願いします
457以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 00:35:54.85 ID:Z81sWKpb0
おつ〜
458以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 00:36:35.91 ID:5q8HYQExO
乙!
459以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 00:53:53.54 ID:AW+xWvd70
少し聞きたいんだけど、今まで吸血鬼の俺とかっていたっけ??
460以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 00:56:13.04 ID:2pSXpzLp0
いなかったと思うよ
461以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 01:01:57.33 ID:eWCsiOp00
おっぱいから魔法力吸ってパワーアップする俺なら考えてマシタ
リーネルートだよっ!いや書かないけどね
462以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 01:11:38.32 ID:iI9wRYmu0
>>461それ某漫画で見たことが・・・
気のせいか
463以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 01:17:25.85 ID:D0MhLu2nO
なんというクェイサー
464以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 01:19:04.53 ID:iI9wRYmu0
気のせイサー
465以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 01:38:15.06 ID:AW+xWvd70
>>460ありです〜
466以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 01:38:29.59 ID:tiNyKWXK0
ティナー!
467以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 01:40:20.87 ID:iI9wRYmu0
誰かなんか短編でもいいから栄養を・・・
468以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 01:40:27.32 ID:2pSXpzLp0
お前が、欲しいいいいいいいぃぃぃ!!!!!
469ヘルマちゃんいじり:2010/12/31(金) 01:45:50.39 ID:a/a6d/0f0
俺「おいヘルマ、ガムやるよ」

ヘルマ「わあ、俺さんありがとうございます……これは?」

俺「3個のうち一個だけすごくすっぱいガムだ、2個は甘〜いぞ」

ヘルマ「甘いの大好きであります!ありがとうございます!」

俺「いいからほれ、食ってみろ」

ヘルマ「いただきます!」

モグモグ

ヘルマ「うう〜、すっぱいです!はずれです!」

俺「おう、じゃあ残りは甘いやつだな、よかったな、楽しみが残って」

ヘルマ「うう〜」ウルウル

俺「そんなにすっぱいなら残りのやつ食って甘さで中和したらいいじゃないか」

ヘルマ「さすが俺さんです!そうするであります!」

モグモグ

ヘルマ「うう〜、これもすっぱいです!どうしてですか〜!」
470ヘルマちゃんいじり:2010/12/31(金) 01:48:47.57 ID:a/a6d/0f0
俺「そうか、おかしいな?なんでだろうな?」

ヘルマ「うう〜」ウルウル

俺「きっと甘いのとすっぱいのを逆に入れてしまったんだろう、最後の一個は絶対甘いはずだ」

ヘルマ「そうですね!きっとそうですよ!えへへ、最後のお楽しみ〜♪」

俺「じゃあお楽しみを食って、すっぱいのとおさらばしようぜ」

ヘルマ「はい!いただきます!」

モグモグ

ヘルマ「うぇぇ〜、なんでこれもすっぱいですか〜」

俺「ゲラゲラゲラ」

ヘルマ「うう〜、俺さんの仕業ですね!」

俺「ゲラゲラゲラ」

ヘルマ「ひどいであります!ひどいであります!」

ポカポカ

俺「ゲラゲラゲラ」

おわり
471以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 01:49:47.83 ID:iI9wRYmu0
ありがてぇ・・・
472以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 01:50:41.85 ID:9J8dBzsd0
      ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓  
      ┃┏━━━━━━━━━━━━━━┓┃  
      ┃┃     i::i、:://杏 \\}/::∧i   .┃┃  
      ┃┃    i::!://ト: : :ゞ: : :\\:::!:i.  .┃┃  
      ┃┃   ///         \\::!  ┃┃  
      ┃┃  // /         i  i\\  ┃┃  
      ┃┃//  l    イ i! i  /  /.\\┃┃  
      ┃┃/   ル  , イi! //! /! ./.ハ!..\┃┃  
      ┃┃ i .i.i-kキ=i! //! //=≠/ /  ゝ. .┃┃  
      ┃┃  i.ヾiレイ::::x  シ イ:::ュメ,イヘ . .┃┃  
      ┃┃   i  ゞ弋:リ     弋:ソ}/ィ  !  .┃┃  
      ┃┃  l ヽ 〃   '   〃 イ/   !.   ┃┃  
      ┃┃  !i  ミ、  、_ .   // / i   .┃┃  
      ┃┃   i!i ヽ、 、    ィ /ィ  i   . ┃┃  
      ┃┃      _, ! ー  !、 ___ i .i   ┃┃  
      ┃┃  / ̄ミヾ: :>_<: : :ヽヾ ヽ丶.,... ...┃┃  
      ┃┗━━━━━━━━━━━━━━┛┃  
      ┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛  
      .ヘ   l |   ` ̄フ ‐七    /   __i_ ヽ``  
      ´  \ 丿 レ \′  ´__) や /⌒し  / )  
   
                 |      /      ┼─‐``  
                 |      /      / つ  
                 ヽ_ノ  //\/   / (___  
473以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 01:51:22.41 ID:iI9wRYmu0
・・・・・
474以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 01:52:04.83 ID:nVQiDhuYO
あなたが神か
475以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 01:54:37.71 ID:Z0i1oHWb0
>>468
2期最終回のもっさんに俺がそれを言ってもっさんがコアから脱出、
俺がそれを抱きかかえて烈風丸の柄を2人で掴んで
真・烈風斬を放ち、コアを破壊する。

という電波が頭をよぎった。
476以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 01:56:02.02 ID:iI9wRYmu0
明日でストパンラジオ終わるんだけど・・・
477以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 01:57:25.97 ID:a/a6d/0f0
気に病むな、このスレは終わらない
478以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 02:05:35.77 ID:9J8dBzsd0
俺「ただいまー」

綾香「遅いぞ、またどこかで飲んできたのか?」

俺「そんなんじゃありませんよーあやかちゅわーん」ヒック

綾香「完全に酔ってるな…!」

俺「酔ってないてば」ギュゥッ

綾香「なっ///ば、ばか離せっ///」

俺「はぁっ綾香たんいい香りだなぁ…すんすん」

綾香「や、やめろっ…こんな玄関先でっ……」

俺「綾香たんぺろぺろ」

綾香「ひゃぁっ…!や、やめろぉ……」


っていう短編誰か書いてくれませんかね
479以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 02:05:36.59 ID:JuCGpwPjO
そうか・・もう終わりだったな・・
480以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 02:05:44.00 ID:ga8zu0OZ0
>>466
まとめwikiのヒロイン別一覧を見ろ
481以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 02:07:46.49 ID:3abwv2tq0
>>475
それどっかで読んだ気がする。どの俺だったっけかな
482以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 02:10:36.32 ID:iI9wRYmu0
スレ埋まるの早くね?
483以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 02:11:59.68 ID:9J8dBzsd0
そろそろ寝ようか黒江さん
今晩も俺の秘剣雲耀で黒江さんのネウロイを一刀両断してあげますよ
484以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 02:14:39.37 ID:Wpgd65R+0
エイラ・イルマタル・ユーティ来年
485以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 02:14:39.30 ID:C/4vYRh/0
今開いてるんなら投下しようかな・・・
486以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 02:15:14.52 ID:Z81sWKpb0
こいよ!支援するぜ!
487以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 02:15:51.36 ID:3abwv2tq0
>>484
評価する
488以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 02:17:38.97 ID:C/4vYRh/0
んじゃ次のレスから行きます
文書いたのなんか初めてだから細かいところには目をつぶって欲しい。
489以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 02:19:41.04 ID:qyLZdF+00
支援なら任せろ!
490以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 02:19:47.43 ID:C/4vYRh/0
―――太平洋上空・輸送機内―――

?「お、起きたか。」

ん…と、ここは…?

?「輸送機の中だ。」

は?なんで?

?「お前はロマーニャの501統合戦闘航空団に異動になったんだ。」

ああ、そうだった。異動になったんだ、501に。

……501ぃ!?

俺「ちょっと待って下さい!異動とは聞いてましたが、501とは聞いてませんよ大佐ぁ!」

おかげで寝ぼけていた頭が一瞬で覚醒した。

大佐「いやまぁ言ったらお前拒否するじゃん?お前が行くことは決定事項だったもんでなぁ。」

な、なんで…。

大佐「火力が欲しいんだとさ。お前なら丁度いいだろ。世界中から集まったエースの戦いっぷりを見られるんだから、
   お前自身の成長にもつながるだろう。」

しかし、何も501でなくても…。
それに501にはあの人が…。
491以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 02:23:04.74 ID:C/4vYRh/0
大佐「諦めるこったな。この決定は何があろうと覆らない。」

そ、そんな…。

…あれ?
そういえば、この輸送機に乗った、というか大佐の部屋に入ってからの記憶がないんですが。

大佐「ああ、それはだな。俺の部屋でお前にコーヒー出したろ?その中にちょっと睡眠薬をだな…。」

あなたは部下をいったいなんだと思ってるんですか…。

大佐「おーおー、陸が見えてきたぞ。」

話をそらすな!



―――ロマーニャ基地・ハンガー―――

着いてしまった…ここが501の基地…。
誰かわからないように取り敢えずサングラスでもかけておこう…。

大佐「何だ?そのグラサン。お前そんな趣味あったっけ?」

俺「気にしないでください。それより早く輸送機の外に出なくていいんですか?」

大佐「おっとそうだったそうだった。」

機外に出る。俺の気分とは逆に雲ひとつ無い青空が恨めしい。
大佐の視線の先に2人の女性の姿が見える。
492以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 02:27:31.65 ID:C/4vYRh/0
大佐「扶桑皇国海軍より大佐、ただいま到着しました。」

俺「同じく俺少尉、到着しました。」

ミーナ「ようこそ501統合戦闘航空団へ。歓迎します。隊長のミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ中佐です。」

坂本「副隊長の坂本美緒少佐だ。よろしく。」

平常心だ、平常心。
動揺を悟られてはいけない…
しかし俺の胸の内を知るはずもない大佐はあっけらかんと言い放った。

大佐「んじゃコイツのことよろしく。」

…は?

俺「え、ちょっと大佐?何でまた輸送機に乗り込むんですか?大佐も一緒じゃないんですか?」

大佐「ん?何いってんのお前。残るのはお前だけだよ。」

それがロマーニャで聞いた彼の最後の言葉だった…
しばらく呆けていたが、二人の視線を感じ、我に返る。

ミーナ「では俺少尉、行きましょう。」

俺「あ、はい。了解です。」

坂本「…。」

ま、まだ見られてる…。
493以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 02:29:12.46 ID:Z0i1oHWb0
>>481
芳佳と一緒に真・烈風斬放ったのならあるよ。>三角

もっさんとではまだなかった筈。

ちなみに刀の柄を2人で掴んで〜のくだりは無職がやった。
相手はエーリカだけどl。
494以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 02:31:34.53 ID:C/4vYRh/0
―――ロマーニャ基地内・ブリーフィングルーム―――

ミーナ「今日はこの基地に来た、新しいウィッチの仲間を紹介します。では少尉、どうぞ。」

ついにこの瞬間が来た。
ブリーフィングルームに入る。
緊張するなぁ…。こうやって人前に立つのは慣れない…。
しかも全員女の子ときた。
うおォン…目がいっぱい…つまりおっぱいもいっぱい…。

俺「き、今日から501統合戦闘航空団に配属になりました、俺少尉です。よ、よろしく…。」

………。

水を打ったように静まり返る。
…あ、あれ?もしかして何かまずい事言った?

「お、」

「男ぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおお!?」

耳がキーンとなった。痛い…。
そうです男ですごめんなさい。

にわかにざわつき始める室内。

ミーナ「はいはいみなさん静かに。落ち着いて。」
495以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 02:32:55.18 ID:k9l0EdFoO
いつまでここでやってんだよ
避難所あるならそっちでやれks
496以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 02:34:20.89 ID:D0MhLu2nO
支援
497以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 02:35:35.46 ID:C/4vYRh/0
おっぱいさん「いやでも隊長。男のウィッチなんて聞いたことないぜ?」

堅そうな人「そうだ!それに何だそのサングラスは!ふざけているのか!」

その隣から、えーおもしろいじゃーん、との声。
堅そうな人がだいたいおまえはだな、と隣の金髪の子に説教を始めた。
あの二人、仲よさそうだな…。

坂本「だから落ち着け。男のウィッチも存在することはする。ごく僅かだがな。」

そのごく僅かに何で俺が入ってしまったんだろうか…。
運命のイタズラって怖い。

坂本「少尉も、そろそろそのグラサンを外せ。顔も見えん。」

うっ。と、取るしかないのか…。
お気に入りのサングラスをとる。
視界が少し明るくなった。
ま、まだ前髪がある!

坂本「…前髪も上げろ。」

ですよねー。
…いや、まぁ前髪ごときで目元を隠し通せると思ってたわけでもないけど。
最後の砦を取り払う。
視界が開けて部屋全体を見渡せるようになった。
目の前にいる少佐殿の顔もしっかり確認できる。
バッチリ目が合いそのまま数秒。
口を開いたのは坂本からだった。
498以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 02:36:13.86 ID:D0MhLu2nO
wkwk
499以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 02:36:14.51 ID:Z81sWKpb0
寝る前支援
500以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 02:38:42.38 ID:qyLZdF+00
支援
501以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 02:41:18.28 ID:C/4vYRh/0
坂本「やはりりお前か、俺。」

俺「…そうだよ。美緒お姉ちゃん。」

少佐の険しかった顔が、今では笑顔に変わっていた。







堅そうな人「!」ガタッ

おっぱいさん「おまえじゃねぇ。座ってろ。」






ここで終わりになります。
もうちょっと早いこととうかすればよかったね。次からはもうちょっと考えよう。
支援マジ感謝
502以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 02:42:22.50 ID:qyLZdF+00
503以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 02:42:32.32 ID:iI9wRYmu0
504以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 02:42:56.63 ID:D0MhLu2nO
乙!
もっさん弟とは新しい。

そして相変わらずなお姉ちゃんに安心したw
505以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 02:47:24.24 ID:COIdjQqQ0
乙乙 信頼と実績のお姉ちゃんですね、わかりますん
506以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 02:48:38.73 ID:iI9wRYmu0
誰か投下しない?
もうみんな寝るのかな
507以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 02:52:33.33 ID:WQwbd6i60
じゃあ、投下させてもらおうかな。
SSははじめてだけど。
508以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 02:53:30.71 ID:iI9wRYmu0
徹夜で見守ろう
509以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 02:53:30.80 ID:my7BdkvD0
新作期待!
510スオムス派遣の大尉:2010/12/31(金) 02:54:36.42 ID:WQwbd6i60
では次スレから
511スオムス派遣の大尉:2010/12/31(金) 02:55:30.32 ID:WQwbd6i60
間違えた、スレじゃなくてレスです。はい
512スオムス派遣の大尉:2010/12/31(金) 02:56:25.54 ID:WQwbd6i60
ビューリング「来たか」

カウハバ空軍基地の滑走路に飛行船が着陸し、次々と機材が降ろされていく。

ハッキネン「これでやっと、母国の飛行脚が装備できますね」

いつの間にか、ハッキネン少佐がやってきていた。

ビューリング「そうですね」

そのとき……、タラップから数名の男達が降りてきた。

一人は20歳くらいの青年で、あとの二人はコートを着た中年男性だった。

ビューリング「……彼らは?」

ハッキネン「カールスラントから来た補充兵と、技術者だそうです」

ビューリング「カールスラント人というと……」

ハッキネン「そうです。義勇独立飛行中隊の所属になります」
513以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 02:58:00.99 ID:iI9wRYmu0
支援
>>511が終わったら私も投下するよ
514スオムス派遣の大尉:2010/12/31(金) 03:00:02.80 ID:WQwbd6i60
ハッキネン「カールスラント空軍のヴァルター・フォン・ラインハルト大尉ですね?」

?「……」

コートを着た男「おい、ヴァルター君。君のことだぞ」

?「あ、はい……」

ヴァルター「本日付けで義勇独立飛行中隊に配属された、ヴァルター・フォン・ラインハルト大尉であります」

ビシッ、とカールスラント式の敬礼をする。

ハッキネン少佐もそれに答礼する。

ハッキネン「カウハバ空軍基地指令のハッキネン少佐です。ようこそカウハバへ。歓迎します」

そこに智子達が勢い込んで走ってきた。

智子「お、遅れてすいませんっ!」

キャサリン「まったく……、補充機の到着日を忘れるなんて、どういうことねー」

智子「義勇独立飛行中隊の隊長を務めている、穴拭智子中尉です。よろしくお願いします」

ヴァルター「ヴァルター・フォン・ラインハルト大尉であります」
515以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 03:04:20.97 ID:JuCGpwPjO
今日は人居るな…
なら寝るか

寝る前支援
516スオムス派遣の大尉:2010/12/31(金) 03:05:01.38 ID:WQwbd6i60
大尉は智子を見つめたまま動かない。

智子「あ、あの……、私の顔に何か……?」

コートを着た男「中尉殿、すまないな。彼は少し戸惑っているようだ。ではこれで」

ハッキネン「あの、基地の案内の方は……」

コート姿の男「ありがたいが、また今度にしてもらいましょう」

男は大尉を連れてハンガーへ歩いていってしまった。


――夜、基地内の廊下

ハルカ「あの新入り、なんなのよ!」

ハルカ「智子中尉の事、ジーっと見つめちゃって! まったく……ブツクサブツクサ」

?「――か?まだ――――なのか?」

ハルカ(? ハンガーから声が聞こえるけどなんだろう)
517以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 03:09:03.17 ID:COIdjQqQ0
支援
おっかないっス、ハルカ姐さん
518スオムス派遣の大尉:2010/12/31(金) 03:09:31.52 ID:WQwbd6i60
コートを着た男「うーむ。大佐、どうだ?」

軍服の男「変化は無いな」

コートを着た男「どうしたものか……。どうだ、何か思い出さないか」

ヴァルター「いえ、何も」

軍服の男「博士、私も暇じゃない。ここにいられるのもあと数日だ。このまま出すしかないだろう」

コートを着た男「それまでに思い出せばいいが」

ハルカ(思い出す? 一体、何の話を「ハルカさん?」

ハルカ「ひっ!!」

エルマ「どうしたんですか? そんなに驚かなくても」

ハルカ「いや、これは……その……」

エルマ「なにかハンガーにあるんですか?」

ハルカ「えっ、いやいやいや。何もないですよ! 何も!」

ハルカ「もうすぐ消灯時間ですし、行きましょう。ね?」

エルマ「?」
519スオムス派遣の大尉:2010/12/31(金) 03:15:00.98 ID:WQwbd6i60
――宿舎

エルマとハルカが戻ってきたすぐ後、扉が開いた。

現れたのはハッキネン少佐とヴァルター大尉だった。

ハッキネン「皆さん、ヴァルター大尉も今日からここで生活することになります」

ハッキネン「大尉が男性と言うこともあり、部屋を分けたかったのですが、空き部屋がありません」

ハッキネン「ですので、あの敷居の向こうのベッドが大尉のベッドになります」

ハッキネン「では、これで」



エルマ「あ、あの……、独立義勇飛行中隊へようこそ」

ヴァルター「……ああ、これからよろしく」

それだけ言うとヴァルター大尉はベッドに潜り込んでしまった。

キャサリン「物静かねー。カールスラント人はみんなああなのかねー」

ウルスラ「そうでもない」

キャサリン「やっぱり変わってるねー」
520スオムス派遣の大尉:2010/12/31(金) 03:19:16.93 ID:WQwbd6i60
――翌朝、ブリーフィングルーム

ハッキネン「フォン・ラインハルト大尉はカールスラントの最前線で戦っていたのですが、
      戦闘後に記憶喪失になり、空から下ろすわけにもいかにので、優勢なこちらに送られてきました」

記憶喪失という言葉に一同はざわつく。

コートを着た男「ここからは私が説明させて頂こう」

智子「そちらは?」

ハッキネン「こちらはフラックウルフ社の技術者、クルト・タンク博士です」

タンク「私は彼のストライカーユニットの設計者、クルト・タンクだ」

タンク「そして彼が子供の頃からの知り合いだ」
521スオムス派遣の大尉:2010/12/31(金) 03:24:02.82 ID:WQwbd6i60
タンク博士によると、大尉の父親と博士は出身地も同じで、グライダー研究会時代からの友人だった。
ヴァルター大尉とは大尉が小さい頃から遊んであげていたという。

その後、ウィッチとなった大尉は、ネウロイが侵攻してきた故郷ブロンベルクを守るため出撃した。
だが到着が遅れ、町は守れず、家族も目の前で殺された。
そのショックから精神性の記憶喪失となり、スオムスへ派遣されてきた……。

タンク「……以上だ。彼が多少の奇異な行動をするのには目をつむってくれるとありがたい」

タンク「飛行については問題ない。大丈夫だ。」

ビューリング「戦術機動は無理だろうな」

タンク「そうだろうな。私はウィッチではないので良くはわからんが」


そのとき突然、ブリーフィングルームの受話器が鳴る。

ハッキネン「幸か不幸か早くもリハビリの機会がやってきたようです」

ハッキネン「ネウロイが当基地に向けて進撃中、全員迎撃の準備をしてください」
522以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 03:24:30.94 ID:2pSXpzLp0
支援
ラインハルトって名前には使うけど苗字は聞いたこと無いな
523スオムス派遣の大尉:2010/12/31(金) 03:26:01.93 ID:WQwbd6i60
ひとまずここで投下終了
次は昼にでも

まあ、いらんこの3巻のネタだとバレバレでんがな
524以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 03:26:46.19 ID:iI9wRYmu0
乙で〜す
525スオムス派遣の大尉:2010/12/31(金) 03:28:29.33 ID:WQwbd6i60
>>511ゲオルク=ハンス・ラインハルト上級大将って方がいますよ
526スオムス派遣の大尉:2010/12/31(金) 03:29:32.46 ID:WQwbd6i60
レス先まちがってんがな(爆)
>>522ですー
527以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 03:31:28.65 ID:2pSXpzLp0
>>526
なるほど、浅学ですみません
528以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 03:31:42.15 ID:iI9wRYmu0
誰も投下予定ないならいっていいかな?
529以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 03:32:27.08 ID:D0MhLu2nO
「俺」じゃないから違和感があるな……
530以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 03:33:41.44 ID:iI9wRYmu0
「俺」だと脳内で好きな名前いれられるよね
531以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 03:37:03.81 ID:2pSXpzLp0
>>528
ゴゥッ
532以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 03:37:58.62 ID:my7BdkvD0
やっぱり俺じゃないとな
533以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 03:38:40.44 ID:iI9wRYmu0
>>531
OK、でも初めてなんで
がんばります
534以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 03:39:32.48 ID:COIdjQqQ0
支援はまかせろーバリバリ
535ほうきに乗った俺 1:2010/12/31(金) 03:44:41.18 ID:iI9wRYmu0
-ウィッチーズ基地-

俺「あああああああああああ!?」
ガシャーーーン

俺「いてぇぇ・・・また、か」

オレの名前は俺なんの因果か世界を渡ることが出来る

俺「どこだ、ここ?」

どうやら部屋のようだ
半分はごみ屋敷?そして半分は殺伐としている
二人部屋だろうか?

ドォォォォォォォン
響く轟音

俺「なんだ?あの黒いの・・・」

空には黒い戦闘機のような生物がいた
戦ってるのは

俺「女の子?」
536ほうきに乗った俺 1:2010/12/31(金) 03:46:33.73 ID:iI9wRYmu0

俺「ここに来たのもなにかの縁か・・・」

しかし助けにいこうにも

俺「どうやって飛べば・・・」

ほうき?

俺「え、、、、と」

はぁ・・・行くか・・・
537以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 03:52:15.92 ID:D0MhLu2nO
支援
538ほうきに乗った俺 1:2010/12/31(金) 03:53:41.66 ID:iI9wRYmu0
-基地上空-

坂本「なぜネウロイがここまで来ているのに気づかなかった?」

エーリカ「こっちが聞きたいよーー」ダダダダダ

シャーリー「こいつ、前にローマの町に来たやつにそっくりだ」
      
ミーナ「・・・ステルス?」

宮藤「だからサーニャちゃんでもわからなかったんだ」

リーネ「そんな・・」

基地上空のネウロイの狙いは
501JFW基地のようだ

ネウロイ「ウォォォォォォォォォン」

坂本「っく、防戦一方かっ」

バルクホルン「基地の非難状況は?」

ミーナ「・・・、まだのよう」

ルッキーニ「このままじゃ倒せないよー!」



539ほうきに乗った俺 1:2010/12/31(金) 03:59:13.54 ID:iI9wRYmu0
エイラ「オイッ、なんだアレ?」

サーニャ「ほうきに乗ってる・・・」

俺「またがるのは簡便な・・」

さすがに男が箒にまたがるのは
なしだろう
いや・・・恥ずかしいだけなんだが

ミーナ「な、、あなたは?」

俺「手、かすよっ!」

ネウロイの攻撃はまだ続いている

坂本「とにかくここからやつを遠ざけるっ」

俺「了解っ!」

オレはネウロイに猛スピードで突っ込んでいく

540ほうきに乗った俺 1:2010/12/31(金) 04:04:03.70 ID:iI9wRYmu0
シャーリー「おい、あれじゃぶつかるぞ?」

坂本「・・・いや」

オレはネウロイの側面をスレスレで通り抜ける
いや、正確には側面を手でなぞりながら、、、

ネウロイ「ウォォォォォン」

宮藤「なにっ!?あれ?」

リーネ「ネウロイを削っている?」

オレの力は魔力を込めた部分で触れた箇所を分解すること
要するに、削り取る

俺「・・再生すんのか?」

541ほうきに乗った俺 1:2010/12/31(金) 04:11:18.32 ID:iI9wRYmu0

俺「どうすりゃいいんだ?」

エイラ「コアを狙うんだよっ!」ダダダダダ

ドォォォォォォォォン

俺「ミサイル?」

それはサーニャのフリーガーハマーから放たれた物だ

俺「あの光ってるやつか、、、!」

ミーナ「再生が早いっ!」

俺「そぉらよっとー!」

俺はコア?のあった場所に向かい一直線に進んでいく
そして・・・

ネウロイ「ォォォォォォォン」

坂本「・・・すごいな」

ネウロイは光となって崩れていく

542ほうきに乗った俺 1:2010/12/31(金) 04:12:24.87 ID:iI9wRYmu0
俺「これで終わり?かな」


俺「・・・・あれっ!?」やばい、限界だ・・・

あぁぁああぁぁぁぁああああぁぁ〜〜

ガシャ〜〜ン

エイラ「なんなんダ?アイツ?」


543以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 04:15:37.39 ID:D0MhLu2nO
支援支援
544ほうきに乗った俺 2:2010/12/31(金) 04:20:26.46 ID:iI9wRYmu0
-執務室-

そこには刀を持っている女性と
怒ると怖そうな女性とどこにでもいそうな少年がいた

ミーナ「人探し?」

俺「はい、それでたまたま基地に来てて」

坂本「なるほど・・・それでたまたまネウロイの襲撃にあった」

俺「そ、、、そうです」言っても信じてくれるわけないしな

坂本「そして私たちを助けようと箒にのって飛んだ」

俺「・・・・・」

坂本「信じられんな・・・」

545ほうきに乗った俺 2:2010/12/31(金) 04:22:32.31 ID:iI9wRYmu0

俺「あははははは・・・・」まずい

ミーナ「・・・あなたはウィッチの才能があるわ」

俺「はぁ・・・」なにウィッチって?

ミーナ「上層部には私から話をします」

俺「?」

ミーナ「あなたにはここで戦ってもらうわ♪」

俺「な、、、なん」
なんで、とは言わせてもらえなかった



   
546ほうきに乗った俺 2:2010/12/31(金) 04:25:50.28 ID:iI9wRYmu0

坂本「ハンガーの整備スペースで事故があったらしいぞミーナ」

ミーナ「あら、物騒ね」

坂本「たしか原因は・・・なんだったかな?」

俺「・・・・・・」

ミーナ「人がほうきと一緒に落ちてきたそうよ」

坂本「へんな奴もいるもんだな」


547以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 04:44:14.19 ID:hXsCeX+70
支援だぃ
548以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 04:46:56.90 ID:my7BdkvD0
好きだぜ支援
549ほうきに乗った俺 2:2010/12/31(金) 06:06:18.22 ID:iI9wRYmu0
ミーナ「まったくね」

坂本「見つけたらどうするんだ?」

ミーナ「そーね・・・どうしようかしら」

俺「・・・・・・・」あはは・・

ミーナ「あなたはどう思う?」

俺「・・・・・」

そんなのもちろん

俺「許せませんね♪」
550以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 06:09:23.59 ID:tM8BXz930
今沖田支援
551ほうきに乗った俺 2:2010/12/31(金) 06:09:48.38 ID:iI9wRYmu0

ミーナ「お、それとあなたにはここで私たちと一緒にネウロイ
    と戦ってほしいのだけど・・・無理かしら?」

俺「よっしゃーがんばるぞー・・・」

坂本「はっはっはっはっは」

笑い事じゃないっつのっ!!
552ほうきに乗った俺 2:2010/12/31(金) 06:15:35.66 ID:iI9wRYmu0
-ハンガーにて-

坂本「しかしストライカーがはけんとはな・・・」

ミーナ「ほうきで飛べたのになんでかしら?」

俺「いや、それはタイト・・・わかりません」
今、何か殺気が・・・

坂本「ふむ、ほうきで戦うとなればそれなりに乗りこなせるように
   ならなくてはなっ」

ミーナ「そうね・・・だったら『あそこ』かしらね」

俺「へ?」

ミーナ「あなたは三日後、アンナ・フェラーラさんの所に行ってもらいます」

俺「・・・・・」だれ?
553ほうきに乗った俺 2:2010/12/31(金) 06:25:03.91 ID:iI9wRYmu0
-ハンガー整備スペース-

俺が来てから二日後の夜

整備兵A「どうした片付けなら終わっただろ?」

俺「ん、あー、いや、ちょっとな・・・」

整備兵B「恋か?」

俺「ちげーよ・・・」
この二人の整備兵はオレが落下した場所の片づけをした奴らだ
申し訳なくて手伝ってたら打ち解けた、て感じだな

554ほうきに乗った俺 2:2010/12/31(金) 06:29:53.46 ID:iI9wRYmu0
整備兵A「なんだ、またなんか壊したか?」

俺「ちがう」

整備兵B「なんだデストロイヤーか?」

俺「だから違うって」

整備兵A「ユニット壊しの俺、ってか」

俺「だから違うって!!」
まぁ、こんな二人もこの世界の最初の友達?だ
喋るのも意外と楽し・・・

整備兵B「回収班でも作ってもらうか?」

整備兵A「ほうきのか?」
ははははははははははははははは

俺「うるせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

ったく明日からアンナとか言う人の所で訓練なんて・・・

俺「まぁ、こんなのもいいか」

そして夜はふけていく---

555ほうきに乗った俺 3:2010/12/31(金) 06:36:16.48 ID:iI9wRYmu0

-アンナの島-

ドッボ〜〜〜〜〜ン

アンナ「はぁ〜、何回落ちりゃ気が済むんだい?」

俺「人が好きで落ちてるみたいにっ!?」

オレはわけあってアンナという人の下でほうきに乗る訓練を
している。なぜ沈んでるかって、聞くな・・・

グリゼルダ「お兄ちゃんまた落ちてるーー」
ラウラ  「落ちてるーーー」

俺「ぬ〜〜〜〜」

アンナ「はははっだらしのないお兄ちゃんだねぇ」

俺「はぁ、はぁ、」

俺は何とか這い上がりもう一度ほうきの上に立つ
556ほうきに乗った俺 3:2010/12/31(金) 06:38:05.51 ID:iI9wRYmu0

俺「よしっ、もう一回っ」

ドッボーーーーン!!
わはははははははははははは

アンナ「はぁ〜、合格をやれる日は来るのかねぇ・・」

俺「笑うなーーーーー!!!」
557ほうきに乗った俺 3:2010/12/31(金) 06:42:11.83 ID:iI9wRYmu0
-数日前-

ミーナ「アンナさんはね元ヴェネツィア空軍大尉なの」

なんのこっちゃ?

坂本「老人になってもほうきで空を飛べるんだあのクソ・・・
   アンナと言う人は」

ミーナ「まぁほうきで飛ぶなら一番の先生ってことね」

俺「・・・・・・」クソ?
558ほうきに乗った俺 3:2010/12/31(金) 06:43:44.97 ID:iI9wRYmu0
坂本「まぁ腕は確かだ、行って来い、俺」

ミーナ「がんばってね」

俺「・・・不本意ながら了解しました」

さくっと終わらせるか・・・
559ほうきに乗った俺 3:2010/12/31(金) 06:48:31.82 ID:iI9wRYmu0

-現在-

俺「はぁ〜、うまく飛べねぇぇ・・・・・」
さくっと?なにそれ?

グリゼルダ「ねぇ〜お兄ちゃんウィッチ〜?

俺「ああ、そうらしい」

ラウラ「ウィッチ、ウィッチ〜」

俺「ははは・・・」
子供は苦手なんだけどな

イザベッラ「こら二人とも俺さんがこまってるでしょ?」

二人「は〜〜い」

イザベッラ「ごめんなさい、うるさくて・・・」

俺「いえ、大丈夫です」
560ほうきに乗った俺 3:2010/12/31(金) 07:27:41.84 ID:iI9wRYmu0

イザベッラ「・・この子達、大きくなったらお婆ちゃんみたいに 箒で飛ぶウィッチになるんだーって言うんですよ」

俺「・・・出来ますよ子の子達なら」 あんだけ元気なんだ、きっと出来るさ

アンナ「元気にしてくれりゃ一番なんだけどね」

グリゼルダ「ご飯だーーーー」
ラウラ「ゴハン、ゴハンーーー」

アンナ「ふふっ、ゆっくりお食べ」

イザベッラ「食べましょう、俺さん」

俺「家族・・・・か」
いいもんだよな、こういうの

俺「うんっ、いただきます」

オレは気づいたら笑っていた
561ほうきに乗った俺 3:2010/12/31(金) 07:31:12.95 ID:iI9wRYmu0
とりあえずここまでです。
この子たちです
子の子になってますごめんなさい
あと規制が・・・すごい

ここまでみんなが寝てるうちにとがんばりましたが
さすがに眠い

読んでくれた人がいたらありがとうございます。
あとエイラルートです

強くなって帰ってきてからラヴコメです。では〜
562以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 07:43:03.90 ID:ljdRaePP0
乙なの。
563以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 07:48:17.23 ID:UuW93wdVO
おはよーの乙!
564以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 07:52:42.82 ID:HsYuYcHwO

久々のエイラだな
565以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 08:31:34.06 ID:hXsCeX+70
乙。

前前スレ?「なんて」>>406に貰った案ころ餅、鋭意作成中。
長くなるのは俺の癖。もーどーにでもなぁれ!
566以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 09:26:30.60 ID:UuW93wdVO
誰も居ないみたいなんで保守がてら投下させてもらう
567-Prototype-試作品-13話-かさなる力:2010/12/31(金) 09:30:43.25 ID:UuW93wdVO
研究者B「さてっ、作業に戻るぞ。やる事は山ほどあるんだ。
      バスターライフルの魔導炉の修理もしなくちゃいけないしな」

研究者A「ようやくバスターソードの調整が終わったと思ったら、今度はバスターライフルの修理・・・・・今夜も徹夜かチクショー!!」

――――――――――――――――――――

<医務室>

俺「律する、か・・・・・」

俺は先ほどバルクホルンと話していた事を思い出していた

正直に言って自分の場合、戦闘中に感情を律する事は人の何倍も難しい
γ-グリフェプタンの効果により、どう足掻いても冷静ではいられない。あれはそういう物なのだ

今思い返してみると、服用時の自分は碌に周りと連携が取れていなかった事に気がつく

バルクホルンや、エイラ、サーニャ達と共に協力してネウロイを撃破したりはしたが、
あれはどちらも非服用時。今回とは別の話だ

「そんなんならクスリ飲まなきゃいいじゃ〜ん」と声が聞こえて来そうだが、義務付けられているのでそうもいかない

そこで、この前助手にキレた事を思い出す
戦闘中の自分は、周りに気を使ってなんていられない。下手したら一緒に撃ち落としてしまうかもしれないとか言った気がする

だがそれはだいぶ前の話であって今は違う───のか?自分ではよくわからない。少しは出来ていたのだろうか

とにかくこれでも昔─────つまり二年くらい前よりは、ずっとマシになったのだが
568試作品な俺-13話 あ、>>449からの続きです:2010/12/31(金) 09:37:02.50 ID:UuW93wdVO
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!何遊んでんだよオマエらーっ!』
『ちょっと!あたしの獲物に手出さないでよ!』
『テメエからぶっ殺すぞ01!』
『どけよ02!てめえもまとめて撃っちまうぞ!』
『邪魔すんな03!テメエもうぜぇ!』
『邪魔よ!邪魔ぁ!』
『オマエはドカドカ撃ちすぎなんだよバーカ!』
『いけよファングッ!!』
『06!テメエわざと・・・!』
『03!テメエは弾避けにだけなっていればいいんだよ!』
『うっせーよ!トロ過ぎて見てらんねぇんだよ!オマエの戦闘はぁ!』
『・・・オマエら、うざい』
『ウザいのはオマエだ!01!』
『しょうがねぇ。殺されるよりは殺す方がマシってね』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

俺(・・・我ながら、酷いな。
  つっても、当時はそんな事考える余裕なんざ無かったし・・・)

俺(一緒に戦う……共闘……連携……仲間……)

俺(やっぱり、無理なのかな。俺が望んだ所で、俺とあいつらじゃ釣り合わない。
  俺なんかじゃ、アイツらと一緒に戦う事なんて、出来な───)

コンコン!ガチャッ!

俺「!?」

助手「来ま……したよ・・・」 ゼェ・・・、ハァ・・・
569試作品な俺-13話:2010/12/31(金) 09:42:32.52 ID:UuW93wdVO

――――――――――――――――――――

助手「・・・なるほど。だいたいわかりました」

俺「わかるのかよ」

いきなり部屋に飛び入ってきたかと思いきや、傷の心配を少しして、すぐに悩みがあるなら相談しろと詰め寄られた

最近素っ気なかった事とかも気になったが、とりあえず話を聞いてもらった

助手「つまり一緒に戦いたいけど、また自分が暴走して仲間を危険に巻き込んでしまうかもしれない」

助手「戦闘中の自分は冷静ではいられない。自分のミスが味方を危険に晒すかもしれない。でも一緒に戦いたい。そういう事ですね?」

俺「・・・だいたいそうだけど」 (何故二回言ったし・・・)

助手「うーん・・・・・」

俺(・・・?)

助手「大丈夫だと思いますよ」

俺「は?」

助手「あなたなら、大丈夫だと思います」

俺「はぁ?」

俺「ハァ……。何の根拠も無しに、適当な事言うなよ」
570試作品な俺-13話:2010/12/31(金) 09:46:43.02 ID:UuW93wdVO
助手「だって、今までは出来ていたじゃないですか」

俺「へ?」

助手「前は協力する気なんて全く無かったのに、今あなたはこうやってどう協力しようか悩んでいる」

助手「それだけでも凄い変化なのに、戦いの中でも命令にまで従い、協力しようとしている」

助手「それは、あなたが確実に変わってきている証拠です。ちゃんとあなたは前に進んでいるんですよ。
   なら後は気持ちの問題です。今回は偶々暴走しちゃっただけ。だから、今度はきっと出来ます」

助手「ようは心構えです。クスリの効果になんて負けないで下さい。だってあなたは、強い子なんだから」

俺「・・・・・」

助手「それにあなたには、あんなにも心強い仲間がいるじゃないですか」

俺「っ・・・・・・!」

あー・・・もう。一体なんなんだコイツは。人に心配させといて、急に復活したと思いきやいきなり相談だの何なの

コイツ結局、具体的な案は何も言ってない。ようは気休めしか言ってねえじゃねぇか

今までも出来ていた?それの限界が来たから詰まったんじゃねーか。クスリの効果に負け、自分を見失った。だからこうして悩んで───

悩んで・・・何も変わってねぇな。いや、そもそも悩んだ所で、元々何とかなる問題じゃないよな・・・?

じゃあ結局は心構え・・・?あれ、コイツの言っている事意外と的を得ている?・・・得ているのか?あれ?

あー、何だコレ。何なんだよコレ。真面目に考えてたのが馬鹿らしくなって来たぞ・・・
571試作な俺-13話:2010/12/31(金) 09:53:38.12 ID:UuW93wdVO
俺「・・・・・」 ウーン

助手(言いたい事を片っ端から言ったはいいけど、うまく伝わったかなぁ……)

俺「あ゙あーっ!ウザいっ!」

助手「へ……?」

俺「そうだな。あんたの言うとおりだよ。気持ちの問題だ」


そうだ。何やってるんだ俺は。なんでまた弱気になってんだよ

アイツらと一緒に戦う為に、下を向くのは止めて前を見るって決めてたじゃねーか。何つまんない事で悩んでんだよ

出来ない?やるんだよ!

出来る!絶対に出来る!だって俺は、1人じゃないのだから

心のどこかで、まだアイツらを信用しきれてなかったんだ。だからあんなアホをやった

もう迷わない。今俺は、アイツらと一緒に戦う。クスリなんかに負けない。仲間がいれば、気持ちがあれば大丈夫!また前を向ける!


そうだ。理屈なんざどうだっていい


やるだけだ!

572試作な俺-13話:2010/12/31(金) 09:55:04.84 ID:UuW93wdVO
助手(どうやら立ち直ってくれたみたい。良かった・・・)

俺「な、なぁ。助手」

助手「はい」

俺「・・・あ、ありがとう」

助手「ふふっ、どういたしまして」 ニコッ


ヴヴゥゥゥゥーーーーーーーン!!!!!


俺「警報・・・?」

助手「行くんですか?」

俺「もちろんだ」

助手「なら、いってらっしゃい」 ニコッ

俺「ああ。行ってきます」

ガチャッ、キィッ……、ガチャン!

助手「気をつけてね・・・」

助手(これでいいんだよね?お父さん、お母さん・・・)
573試作な俺-13話:2010/12/31(金) 09:57:17.29 ID:UuW93wdVO
<ブリーフィングルーム>
ミーナ「みんな、揃っているわね」

負傷したリーネ、ペリーヌ。2人に付きっきりの宮藤と、怪我人であり謹慎中の俺を除いた計8人が、ブリーフィングルームに集まっている

坂本「良い知らせが1つと、悪い知らせがが3つある」

エーリカ「じゃあ、良い知らせからー」

坂本「リーネとペリーヌの容態が安定した。医師によれば、数時間もすれば目を覚ますそうだ」

ルッキーニ「よ、良かった〜」 ホッ

エイラ「アイツらがそんな簡単にやられるはず無いもんナ」

サーニャ(良かった・・・)

皆が安心の表情を浮かべる。緊張感の糸が切れ、部屋は一時的に安堵感に包まれたが───

バルクホルン「……それで、悪い知らせは?」

心の中で安心しつつも表情には出さずに、問題の方をバルクホルンが尋ねた

坂本「敵がこちらに向かって来ている」

シャーリー「敵って・・・」

坂本「パトゥーリアだ」

部屋に再び緊張が走り、部屋の空気が一気に張り詰めた
574試作な俺-13話:2010/12/31(金) 09:59:01.45 ID:UuW93wdVO
エーリカ「なんで?パトゥーリアは、セバーン島にいるはずじゃ……」

坂本「これを見ろ。空軍の偵察機が撮ったものだ」 カシャン

プロジェクターにより、一枚の写真が大きく映し出される

一体の大型ネウロイを中心に、それよりやや小さめな大型が2体。中型と小型がざっと見て100体以上の、艦隊を形成している

坂本「これが、パトゥーリアだ」

エイラ「あっちから来たってのカ?」

ミーナ「そして2つ目の悪い知らせ。もう数時間もしないうちに、パトゥーリアはこの基地に到着してしまうわ」

サーニャ「そんな・・・」

坂本「そして3つ目───」

坂本「後日オペレーション・ノーティラスを再決行する為に大規模の部隊が集められる事になっていたが、現状ではまるで集まっていない。
   つまり、増援が間に合う事はほとんどない」

坂本「そして今、リーネとペリーヌは先ほど言った通り、まだ目を覚ましていない」

坂本「宮藤は魔力を使い切り、同じく治療室で寝ている。俺も負傷している為医務室だ」

シャーリー「ちょっと待てよ。じゃあそれって……」

坂本「つまり、ここに居る八人─────我々だけで、パトゥーリアを食い止めなくてはならない」

一同『・・・!』
575試作な俺-13話:2010/12/31(金) 10:00:04.01 ID:UuW93wdVO
ミーナが地図を指しながら、作戦を説明する

ミーナ「この海域がパトゥーリア及び護衛との、交戦予測地点です。そして───」

ミーナ「ここが絶対防衛線です。基地を守る為なら、なんとしてもパトゥーリアをこの線に到着させる訳には行きません。もし、パトゥーリアがこの線を越えた場合───」

坂本「この基地は、奴の主砲に焼かれる事になるな」

サーニャ「そんな・・・」

ミーナ「勝率の低い戦いだけど……みんな、力を貸してくれる?」

シャーリー「もちろんだ。任せてくれ」

ルッキーニ「ロマーニャも、この基地も、芳佳達も私が守る!」

バルクホルン「この程度の事で逃げ出しては、カールスラント軍人の名折れだ」

エーリカ「今更聞かなくても、大丈夫だよ〜っと」

エイラ「ここで逃げたりしたって、何にもならないしナ」

サーニャ「私達のお家は、私達の手で守る・・・!」

坂本「皆、覚悟は決まっているようだぞ?」

ミーナ「みんな、ありがとう……。
    ストライクウィッチーズ、出撃しま───」

「お待ち下さい」 ガチャッ
576以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 10:05:29.03 ID:UuW93wdVO
ミーナ「ダルシム大佐・・・?」

シャーリー(このおっさん、本っ当にタイミング悪いよな……)

ダルシム「単刀直入に言います。俺中尉にも、出撃してもらいますよ。彼には出撃義務がある」

坂本「・・・現在俺中尉は負傷中の上に、謹慎処分中です。出撃は許可出来ません」

ダルシム「謹慎処分?この非常時に何を言っているのですかあなたは。基地が無くなってしまっても良いと?」

坂本「そうではありません!私は───」

ダルシム「それに、あの程度の負傷なら、彼にはどうってことありませんよ」
    「むしろ、あなたの様なロートルよりも、よっぽど役に立つと思いますがね」

ミーナ「!?」

シャーリー「なっ!」

エーリカ「っ!!」

バルクホルン(この男……!) ギリ…

サーニャ(酷い事言う・・・)

エイラ(本当にウィッチが嫌いなんだなコイツ・・・。でもだからって、こんなの酷いじゃナイカ!)

ルッキーニ(むぅー…………) ←言葉の意味を理解してはいないが、馬鹿にしているのは何となくわかったらしい

坂本「………………」
577試作な俺-13話:2010/12/31(金) 10:11:51.26 ID:UuW93wdVO
坂本「……それでも、出撃を許可するわけにはいきません」

ダルシム「ほぅ・・・」 ピクリ

ダルシムが、眉間に皺をよせる

ダルシム「何故ですか。出撃義務を撤回させる程の理由あるとでも?」

坂本「……今のアイツの目には、迷いが見える。それだけです」

ダルシム「は?はっ、ははは」
    「何かと思えば、そんな理由で……」

ダルシム「問題ありませんよ。今俺中尉は、十分に戦える状態にあります。戦闘に支障はありません。俺中尉は出撃を───」

坂本「迷いを抱えたままの者を、戦場へ連れて行くわけには行きません」

坂本「迷いは時に自らだけでなく、味方をも危険に巻き込みます。
そんな状態のアイツを、戦わせる訳にはまいりません」

ダルシム「あなたも頑固な人ですねえ坂本少佐」

ダルシム「これは、上官命令で言っているのですよ!彼は戦える、私がそう判断───」

坂本「前線で戦いもしない男が、何を言う!」

ダルシム「!」

坂本「共に戦うのは私達───判断するのは私だ!」
578以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 10:13:42.89 ID:7abRhcYW0
今日はどこも過疎ダナ
支援
579試作品-13話 人が居ただと・・・?支援感謝:2010/12/31(金) 10:18:11.03 ID:UuW93wdVO
エーリカ「おー……」

シャーリー(いいぞー!もっと言ってやれー!)

ダルシム「き、貴様・・・!上官に対して─────」


ガチャン!


不意にブリーフィングルームの扉が勢いよく開けられ、皆が一斉に注目する。するとそこには───

俺「遅、れ・・・ました・・・」 ゼェ、ハァ

坂本「俺・・・!?」

バルクホルン(来たか・・・!)

エイラ(俺・・・)

ダルシム「プ───俺中尉・・・」

俺「っ・・・」 ツカツカ

部屋に飛び入った俺は呼吸も整えずにそのまま、真っ直ぐ坂本の元へと向かい目の前に立つ

坂本「何故ここに居る?おまえは今、謹慎中……いや、それ以前に怪我がまだ───」

俺「怪我はもう大丈夫ですし、昨日の命令違反の罰なら、後でいくらでも受けます。
  だから……、今は───」
580試作品-13話 人が居ただと・・・?支援感謝:2010/12/31(金) 10:26:09.17 ID:UuW93wdVO
俺「お願いします!」 バッ!

坂本「!」

ダルシム「!?」

頭を下げて、坂本に懇願する

俺「俺も・・・俺も行かせて下さい!」

バルクホルン(俺・・・)

俺「お願いします!一緒に戦いたいんです!」

ダルシム「何をしている中尉!」

ダルシム「そんな事をしなくても、貴様には出撃義務がある!貴様は出撃義務に従い───」 グッ

ダルシムが俺の肩を掴み、頭を上げさせようと───

バシィッ!

ダルシム「なっ!?」

俺「そんなんじゃねぇよ!」

ダルシム「な・・・に・・・?」

坂本「・・・・・」
581試作な俺-13話:2010/12/31(金) 10:31:20.92 ID:UuW93wdVO
俺は改めて坂本に向き直り、その眼を真っ直ぐに見つめて訴えかける

俺「出撃義務だとかはどうでもいい・・・」

俺「俺も一緒に戦いたいんです。守りたいんです。基地を……仲間を!家族を!」

俺「だから・・・お願いします!!」

坂本も、眼帯に隠されて見えないはずの両の目で俺の眼を見つめる

坂本「・・・・・」

坂本(・・・迷いが消えている)

坂本「ふっ……、いい眼だな」

俺「め・・・?」 キョトン

坂本「よし、出撃を許可する!その代わり、懲罰は三倍だからな?覚悟しておけ」

俺「っ・・・!」 パアァ
俺「あ、ありがとうございます!」 ペコリ

バルクホルン(どうやら、迷いは晴れたようだな・・・)

シャーリー「良かったじゃないか俺ー!何かよく分かんない所で話が進んでいたみたいだけど」

サーニャ「良かったね、俺さん・・・」
エイラ「まったく、気を使って損したゾー」
582試作な俺-13話:2010/12/31(金) 10:36:04.05 ID:UuW93wdVO
ダルシム「ぐっ・・・・ま、まぁ、いいでしょう。こちらとしては、中尉が出撃すれば同じ事です」

エーリカ(まだいたのかこのオジサン)

ダルシム「中尉、バスターソードを持って行きなさい。
     あなたが壊したバスターライフルの代わり程強力ではありませんが、十分役に立つはずです」

俺「あ?……あ、はい」

ダルシム「調整は既に済んでいますので、助手軍曹に簡易説明を受けなさい。それと───」

俺「・・・?」

ダルシム「 口 の 利 き か た に は 気 を つ け な さ い 」

俺「っ!!」 ビクッ

俺「…………りょ、了解」

バルクホルン(・・・・・?)

ダルシム「では、失礼」 スタスタスタスタ……

ガチャッ、キィッ……、ガチャン!

エーリカ「イ〜〜〜だッ!」 イ〜

エイラ「もう来るナー」 ベェー

ルッキーニ「ベェーーッだ!」 ベェー
583以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 10:37:11.55 ID:nuU7syuF0
人がいないようないるようないないような?

支援
584以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 10:37:46.46 ID:a/RpUt8s0
ったく最後にちゃんと」付けろよな
NGThreadで弾けねーだろ
スレ覧無駄に間延びさせんなカス
585以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 10:39:17.05 ID:ZtGTejmBO
ネウロイ乙
586試作な俺-13話 支援ありがとー:2010/12/31(金) 10:41:17.71 ID:UuW93wdVO
バルクホルン「来ると思ってたぞ。俺」

俺「こんな時に、オチオチ寝てられないからな」

俺「あんたの言った事、難しいと思うけどやってみるよ。
  俺なりに・・・精一杯な」

俺「だから、その・・・よろしく」

バルクホルン「ああ、共に戦おう」

ミーナ「俺さんが入ってくれたおかげで九人なりましたが、それでも戦力不足は否めません」

ミーナ「それでも、覚悟はいいですか?」

シャーリー「さっきも言っただろ?任せろ」
ルッキーニ「みんなは私が守る!」
エーリカ「大丈夫だよ〜」
バルクホルン「ああ、勿論だ」
サーニャ「お家、守ります・・・!」
エイラ「覚悟、出来ているゾ」
俺「当然だ。なぁに、やってみせるさ!」

坂本「ウィッチに不可能は無い!必ず勝つ!」

ミーナ「ふふっ。それじゃあ、仕切り直しね・・・」

ミーナ「ストライクウィッチーズ、出撃します!」

一同『了解!』
587試作な俺-13話 ぶっちゃけコメ付き辛い内容だとは自分でも思うわけよ:2010/12/31(金) 10:46:57.08 ID:UuW93wdVO
<集中治療室>

リーネ「スー・・・、スー・・・」

ペリーヌ「スー……、スー……」

俺(・・・・・・良かった。容態は安定しているみたいだな)

ふとベッドの横に目をやると、長椅子に宮藤が横になって眠っていた

宮藤「スー……、スー……」 zzZ

恐らくは、2人に付きっきりで治療をしていて、魔法力を使い果たしたのだろう
いつかの、自分の時と同じように

俺(いつも、ありがとうな。宮藤……) パサッ

ズレ落ちてしまっていた毛布を、再度かけ直す

俺(行ってくるよ。宮藤、リーネ、ペリーヌ)

俺(おまえ達が居るこの基地も、あいつらも、絶対に守り抜いてみせる・・・!)

タッタッタッタッタッタッ・・・・

<ハンガー>

助手「俺中尉。こちらです」

俺「これが・・・バスターソード・・・」
588試作な俺-13話:2010/12/31(金) 10:50:13.83 ID:UuW93wdVO
それは、巨大な大剣
要望をだした本人は忘れているかもしれないが、望み通り文字通りの、大きい剣である
大きさはざっと見て、自分の身の丈と大差ない

見た感じ刀身は非常に厚く、長さとも相まって持ったら非常に重そうな印象を感じる

俺「いいな、コレ・・・。今すぐ一狩り行けそうだ」

助手「気に入って貰えてよかったです」

助手「この剣は、「牙」を使う事により増す威力を、慣性質量への増幅作用に回す事により、より高い破壊力を発揮する事が可能です」

俺「・・・つまり?」

助手「対象に剣を振り下ろす瞬間に「牙」を強めると、破壊力が格段に上がります」

俺「耐久性は?」

助手「ばっちりです」 グッ

助手「「牙」を使用しても、ちょっとやそっとじゃ壊れません。俺中尉の望みに適った性能であることを、約束しますよ」

助手「それと、ここの部分なんですけど・・・」 スッ

俺「おっ!マジでコレも作ってくれたのか」

助手「でも、あまり投げすぎたりしないで下さいよ?
   剣は投げる物じゃないんですから」

俺「了ー解」
589以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 10:56:02.52 ID:ZtGTejmBO
一狩りいこうぜ!
590-Prototype-試作品-13話-かさなる力:2010/12/31(金) 11:02:28.52 ID:UuW93wdVO
助手「それと・・・お気をつけて」

俺「ん?あ、ああ」

俺「ありがとう」 ニコッ

助手(あっ・・・)

俺「行ってくるよ」

タッタッタッタッ……

助手(お願い・・・負けないで・・・・・・)



バルクホルン「準備はいいか?」

俺「ああ、勿論だ!」



大丈夫だ。出来る。
護衛のネウロイ達なんか物ともせず、パトゥーリアを叩ける

だって、仲間が一緒にいるのだから!

俺「俺機・・・・・出撃る!」

後半へ続く
591試作な俺:2010/12/31(金) 11:04:50.43 ID:UuW93wdVO
とりあえずここまで
後半は夜空いていたら投下しようと思います

相変わらず厨二。イチャ無しエロ無しとか万死に値する!って人マジごめん。俺だって早くお姉ちゃんとチュッチュッしたいぜ……
だけどあっさりくっつけたくない(うまく出来てるかどうかは別にして)このジレンマ・・・辛い

でも今回が二章のボスなんで、次回はいよいよルート分岐回です(ヒャッハァ-!

長々と失礼、お目汚し失礼
読んでくれた人ありがとうございました
592以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 11:09:42.19 ID:nuU7syuF0
おっつ!

これだけ溜めに溜めてるんだ イッチャイチャのねっちゃねちゃのぐっちょんぐっちょになるんですよね!





ね!
593以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 11:16:18.65 ID:qyLZdF+00
594以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 11:45:57.82 ID:D0MhLu2nO
595以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 11:51:19.39 ID:CPfabXwx0
乙乙
596格闘の者:2010/12/31(金) 11:52:50.75 ID:T7heOFwo0
乙であります。
この後、私が投稿してもよろしいでしょうか?
597以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 11:57:05.75 ID:D0MhLu2nO
お前さんは文章剽窃だから投下しなくていいよ
598格闘の者:2010/12/31(金) 12:18:33.25 ID:T7heOFwo0
第2話「海!!水着!!巨大蟹!?」

坂本「さて、明日は海に行くぞ!!」

周りのウィッチーズは結構はしゃいでいる中、俺は突然の事で理解できなかった。
志狼「いやっ・・・なんで、海?」
坂本「たまには休息も必要だからな。それと少しだけ訓練をする!!」

まぁ、それが本来の目的だろうけどな・・・
水着か・・・。不意にサーニャの方を見る。
サーニャも俺の視線に気がついたのかこっちも向いて顔を紅くして俯いていた。
やべっ・・・最近の俺、なんか弛んでいる様な気がする。

――――――――――――――

エーリカ「サーニャン〜、明日は海だね。」
サーニャ「・・・うん。」
エーリカ「でさ・・・彼氏の志狼に誘惑したらどうかな?」
サーニャ「・・・私、あまりスタイル良い方では・・・」
エーリカ「大丈夫だって、志狼はそんな事を気にしないタイプだと思うよ。」
サーニャ「・・・頑張ってみます。」
サーニャがそう言った後、自分の部屋に戻る。残されたエーリカは・・・

エーリカ「まぁ、志狼がなんかやらかしたら面白いけど・・・無理かな?」
子供の悪戯の様に笑う。
599格闘の者:2010/12/31(金) 12:20:00.35 ID:T7heOFwo0
そして、当日。
今日は快晴。絶好の海日和だ。
シャーリー、ルッキーニ、バルクホルン、エーリカは遊んでいる。
んで、俺は訓練用のストライカーユニットを履いている。
メンバーは俺、宮藤、リーネ、ペリーヌだ。

坂本「我々は戦闘中、何が起ころうとも対応できねばならん。そこで海に落下した時の訓練を行う」
志狼「なるほど・・・」
宮藤「前にも一度、やりましたけど・・・」
リーネ「やっぱり、今回もやるんですね・・・」
ペリーヌ「わ、私は・・・自分からやりたいと思っていまして・・・」
まぁ、ペリーヌは坂本の訓練だから受けたいのだと思ったんだろうな。

坂本「さっさと、海に飛び込めー!!」
坂本の一喝で海に飛び込む。ザブンッと水飛沫があがる。
重い!!ストライカーってこんなに重いのかよ!!?
周りを見るとやっぱ溺れかかっている。
俺は必死で水面を目指す。

志狼「ブハー!!!」
坂本「おっ。志狼。初めてにしては上出来だな。」
志狼「人間・・・死ぬ気になればこんなものだろうよ。」
遅れてペリーヌが上がってきたが、リーネ、宮藤とのしかかられ三人とも再び沈んだ。
訓練用のストライカーを脱いで三人とも回収する。

坂本「よーし、訓練終了!!後は自由!!」
宮藤・リーネ・ペリーヌ「「「はーい・・・」」」
三人ともグッタリとして砂浜に寝そべる。
600格闘の者:2010/12/31(金) 12:23:51.38 ID:T7heOFwo0
志狼「やれやれ・・・」
流石に三人も回収するとなるとちょっと堪えたので俺も浜辺に寝そべ様としたら、ハルトマンが来た。
エーリカ「志狼ー、訓練、終わったー?」
志狼「んっ?まぁな。」
エーリカ「だったら、早くサーニャンの所に行きなよ。待っているんだからさ。」
志狼「お、おい・・・押すなよ」

エーリカが俺の背中をグイグイと押す。
そして、視線の先にはエイラと一緒に体育座りをしているサーニャの姿が・・・

志狼「よ、よおっ・・・///」
サーニャ「あっ・・・こんにちは」
ヤバい、凄く可愛い・・・。
普段も可愛いが水着姿も可愛い。
そんな事を考えているとエイラがガルルルッと唸る
エイラ「おい、サーニャを変な目で見るナヨ!!」
志狼「わ、悪い・・・」
サーニャ「エイラ、そんな事を言っちゃだめだよ。」
エイラ「わ、解ったヨ・・・」

エイラが渋々と下がる。
なんだか、悪い事をした気分だな・・・

志狼「あの・・・ごめんな。」
エイラ「・・・少しだけ、許してヤル。」
志狼「そっか・・・」

俺はサーニャの隣に座る。エイラは相変わらず睨んでいるが・・・
601以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 12:24:16.05 ID:BU2eXDmi0
>>597
別に荒らしってわけじゃなさそうだね
この格闘って何かあったの?
602格闘の者:2010/12/31(金) 12:26:12.63 ID:T7heOFwo0
その時、ハルトマンとシャーリーがこっちに近づいて、
エーリカ「ほらほら、後は二人にしないと〜」
シャーリー「そうそう。」
二人はエイラの両腕を掴んでズルズルと引き摺る
「あっ、こら。サ〜ニャ〜」とエイラの声が響いた。

志狼(余計な事を・・・)
サーニャ「・・・///」ピトッ
志狼「!!!」
サーニャが俺に寄り添ってきた!!
やばい!!こう言う時はどうすればいいんだ!?
えっと、えっと!!何も思いつかない!!

サーニャ「・・・あの、志狼さんは」
志狼「?」
サーニャ「志狼さんは、歌は好きですか・・・?」
志狼「あ、ああっ、好きだよ。あのウォークマンで聴きながら歌を歌う事もあったからな。」
サーニャ「・・・そうなんですか。あの、今度で良いですから、聞かせてくれませんか?志狼さんの歌を?」
志狼「で、でも・・・そんなに歌なんか上手くないし。」
サーニャ「・・・大丈夫です。」
なんだか、和やかとした雰囲気が漂う。
そうだよ、時間はまだまだあるから、ゆっくりと進めばいいんだ。
サーニャ「!!」
その時、サーニャの魔導針に反応が出た。
志狼「サーニャ、どうしたんだ!?」
サーニャ「・・・・ネウロイの反応です!!」
サーニャの指さす方向に坂本は眼帯を外し魔眼でネウロイの距離を測る
ゆっくりと近づいてくる黒い物体を確認できた。円盤の様な形をしたネウロイだ。
603以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 12:27:13.91 ID:AW+xWvd70
>>601俺も聞きたい
604格闘の者:2010/12/31(金) 12:27:42.97 ID:T7heOFwo0
シャーリー「折角の海水浴だって言うのに空気の読めないな・・・。」
バルクホルン「そんな事を言ってないで行くぞ!!」
志狼、シャーリー、バルクホルン、宮藤、リーネは格納庫に向かい、
水着姿のままストライカーユニットを履きネウロイへ向かう。
他の人たちも準備が出来次第、飛び立つとのことだった。

――――――――――――――

俺たちが近づくとネウロイは反応したかのように鋏の様な手だが右片方が巨大である。
そして、左右が二本のも鋭い脚爪が出てくる。
その姿はまるで・・・

シャーリー「蟹?」
宮藤「蟹みたいですね・・・」
志狼「この前の人型、今回現れたのが蟹でシオマネキ。
   ネウロイはなんでも形が出来るのか?」

キュイイイイィィィィィン!!!

ネウロイが鳴き声をあげると片方の巨大な鋏が襲いかかってくる。
シャーリー「よっと。」
バルクホルン「ふっ・・・!!」
しかし、動きが直線的なので難なく回避する。
志狼「・・・あのネウロイ、今までの奴とは全然違うタイプだな」
宮藤「うん・・・あんな物理的な攻撃を仕掛けてくるなんて初めてだし。」
『聞こえるか?』
インカムから坂本の声が聞こえるだ。
『そいつのコアは真ん中にある。注意して戦うんだ。』
『了解!!』
銃を構えて蟹ネウロイを迎撃準備に入る。
605以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 12:28:48.96 ID:ljdRaePP0
たまには避難所も覗くんダナ
606以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 12:30:05.75 ID:BU2eXDmi0
>>603
剽窃って誰のパクったんだろうね?
まあ誰か来たらわかるでしょう
607格闘の者:2010/12/31(金) 12:30:10.22 ID:T7heOFwo0
その時、蟹ネウロイの口らしき部分から赤いビームが飛んでくる。
威力こそは低いが連射性のあるタイプだ
宮藤がシールドを張り、リーネが狙撃するが・・・ガギィンと弾かれてしまった。

リーネ「弾かれた!?」
バルクホルン「ならば、近づいて・・・!!」

バルクホルンが近づくが巨大鋏を振り下ろしてくる上、真紅のビームを連射する
急いでその場から旋回し離れる。

バルクホルン「ダメだ・・・近づくことすらできない!!」
シャーリー「離れれば弾かれるし、近づいてもあの鋏で邪魔してくるし。」
志狼「・・・俺があの鋏を止めている間、あんた達が奴のコアを破壊してくれ。」

バルクホルン「解った!!」

作戦開始。
俺たちが近づいてくるのを見て蟹ネウロイは、
キュイイイィィイィィィン!!
口から連射のレーザーを放つ。だが、宮藤のシールドで全て塞がれる。
ならばと鋏で切り裂こうと思ったが・・・志狼が鋏の腕を止めていた。

志狼「おい、蟹野郎。いますぐ料理してやる!!」

右腕からバチバチと電気が走り、
大きく振りかぶって電撃のチョップで蟹ネウロイの鋏腕を切断する。
相当、痛いのか蟹ネウロイは悲鳴をあげた。
そして、ウィッチーズ達は背中のコアを破壊する為に一斉射撃が行われた
どんどん、装甲が削られて行きネウロイの核(コア)があらわとなり、
弾丸が撃ち込まれネウロイは光の粒子となった。
608格闘の者:2010/12/31(金) 12:33:32.19 ID:T7heOFwo0
時刻は夕日となった。その日の海水浴は終了。
皆はそれぞれの部屋に戻って行くのだった。
自分の部屋に行こうとするサーニャ、途中でエーリカと出会い歩きながら話をしていた。

エーリカ「それで、志狼とどんな話をしていたの?」
サーニャ「・・・志狼さんの音楽機に入っている歌を聴かせてくれと約束してくれました。」
エーリカ「ほぅほぅ、それで・・・今日の海で何かしたかな?」
サーニャ「えっと・・・私から、その寄り添いました///」
エーリカ「へぇー、やるじゃん。で、志狼のはどんな感じだったの?」
サーニャ「・・・体が少しかたく柔らかく肌がスベスベしてました///」
エーリカ「かたくって柔らかい、か・・・
     確か、志狼って空手という武術やってたからね。まぁ、引き締まった体だからね。」
サーニャ「・・・そうですね。」
エーリカ「・・・サーニャンはもっと、志狼と仲良くしたいでしょ?」
サーニャ「・・・ですが、私は夜間哨戒がありますから一緒にいられなくて・・・」
エーリカ「ふふーん。私に良い考えがあるよ。」
サーニャ「・・・どんなのですか?」
エーリカ「志狼も夜間哨戒に参加させちゃえば良いんだよ。」

エーリカがニッと笑い歯がキラーンッと光っていた。

(第3話へ続く。)
609格闘の者:2010/12/31(金) 12:34:38.33 ID:T7heOFwo0
これにて、第二話を終了します。ではでは、良いお年を。
610以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 12:34:55.29 ID:BU2eXDmi0
>>605
探したら見つかった
ありがとう
611以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 12:35:18.44 ID:nuU7syuF0
はいはーい 何がなんだかわかんない人は避難所へいっらっしゃーい
612以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 13:20:25.80 ID:JuCGpwPjO
しずかだねぇ
613以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 13:56:50.74 ID:ibWm0J+P0
俺「はい、という事で保守がてらに小ネタでも垂れ流しましょうか」

バルクホルン「そうだな…じゃなくて、何だホシュって?」

俺「まぁ細かい事は気にスンナ」

コンコン

俺「お、もう来た。どうぞ〜」

ミカ「ごきげんよう」

俺「こんにちは、アホネン大尉、いや今の階級は…」

ミカ「別に暇つぶしの小ネタなんだから、階級は気にしなくてもいいわ」

ミカ「それよりも、私はそちらの方に興味があるわね」

バルクホルン「あ、ああ、失礼した。ゲルトルート・バルクホルンだ」

ミカ「へえ、いい名前ね。私はミカ・アホネン。それよりよかったら私の隊に…」

俺「あー勧誘はちょっとまた後で…」

ミカ「何よ、別にあなたには関係無いでしょう?…まぁ今回は自重してあげるわ
614以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 14:04:56.17 ID:ibWm0J+P0
バルクホルン「で、今から何をするんだ?」

俺「ああ、それそれ、こんだけ過疎ってるのもあれだからちょっとネタを挟もうと思いましてね」

俺「だから今からこの3人であるテーマにそって話し合おうぜ、て思うんだけどどうよ?」

ミカ「私はあなた除いてトゥルーデと2人っきりで話し合いたいわね」

バルクホルン(なぜ私の愛称を!?)

俺「まぁまぁそんな事言わずに」

ミカ「早くテーマを出しなさいな愚図」

俺「喜んで!、じゃあ今回のテーマはずばり…『妹』!」

ミカ「あら」

バルクホルン「何だと!?」
615以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 14:16:16.82 ID:ibWm0J+P0
俺にSSは無理だ…死のう
616以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 14:23:32.17 ID:JuCGpwPjO
待て、生きろ!
617以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 14:59:01.20 ID:E2bYSAUDO
>>615
他人のSSをコピーして台詞と主人公の能力を少し変えればSSなんて簡単に(ry
618以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 15:01:40.82 ID:ljdRaePP0
そんなことよりおやつのじかんだよフランカちゃん
619以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 15:03:20.78 ID:ZtGTejmBO
親衛隊が無理ならゲシュタポがあるじゃないか(違
620以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 15:08:28.41 ID:JuCGpwPjO
雪のせいで外出出来ないね、サーニャ
寒いの?暖まろうか
621以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 15:10:52.57 ID:qZx2ue+qO
妹は手折るもんじゃねぇ
愛でるもんだってどっかの大尉がいってた
今帰省してる途中だけど、帰って時間があればデリ俺投下します
622以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 15:18:19.68 ID:kE9pmOpS0
501戦闘航空団に配属になった俺少尉
しかし彼は病気を患い その余命はすでに2年に迫っていた
っていうのを見たい
623以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 15:19:18.59 ID:9J8dBzsd0
俺「じゃあまずはバルクホルン大尉から」

バルクホルン「そうだな、妹か。妹のクリスはかわいいな」

俺「クリス?」

バルクホルン「私の実の妹だ」

ミカ「かわいいのかしら?」

バルクホルン「もちろんだ!あぁ、クリス……」

俺「おや、バルクホルン大尉の様子が」
624以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 15:21:36.02 ID:9J8dBzsd0
バルクホルン「クリス!クリス!クリス!クリスぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!!
         あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!クリスクリスクリスぅううぁわぁああああ!!!
         あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん
         んはぁっ!クリスたんの栗色の髪をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!
         間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!
         病院のベッドに寝てるクリスたんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!
         意識が戻って良かったねクリスたん!あぁあああああ!かわいい!クリスたん!かわいい!あっああぁああ!
         嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!!
         ぐあああああああああ!!!クリスなんてここにいない!!!!あ…基地にもロマーニャにもよく考えたら…
         ク リ ス ち ゃ ん は 現実 じ ゃ な い?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!!
         そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!カールスラントぁああああ!!
         この!ちきしょー!やめてやる!!軍隊なんかやめ…て…え!?見…てる?写真のクリスちゃんが私を見てる?
         写真のクリスちゃんが私を見てるぞ!クリスちゃんが私を見てるぞ!写真のクリスちゃんが私を見てるぞ!!
         病院のクリスちゃんが私に話しかけてるぞ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ!
         いやっほぉおおおおおおお!!!私にはクリスちゃんがいる!!やったよエーリカ!!ひとりでできるもん!!!
         あ、挿絵のクリスちゃああああああああああああああん!!いやぁあああああああああああああああ!!!!
         あっあんああっああんあ芳佳ぁあ!!ミ、ミーナ!!サーニャぁああああああ!!!リーネぁあああ!!
         ううっうぅうう!!私の想いよクリスへ届け!!ブリタニアのクリスへ届け! !」

ミカ「!?」

俺「!?」
625以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 15:24:03.91 ID:Q+xSJLwnO
今日も平常運転だねお姉ちゃん!!
626以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 15:26:13.65 ID:my7BdkvD0
いつもどおりで安心した
627以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 15:26:25.17 ID:ZtGTejmBO
誰か宮藤連れてこい…って駄目だ悪化する
628以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 15:30:53.95 ID:Adtsu2PfO
クリス逃げてー!
629以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 15:36:38.35 ID:T7heOFwo0
バルクホルンぇ・・・・・・
630以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 15:39:24.60 ID:9J8dBzsd0
俺「じゃあ、つぎはアホネン大尉。アホネン大尉は妹が好きだそうですが、妹のどういった所が好きなんですか?」

ミカ「オウフwwwいわゆるストレートな質問キタコレですわねwww
   おっとっとwwwわたくし『キタコレ』などとついスオムス語がwww
   まあわたくしの場合妹とは言っても、いわゆる肉親としての好きでなく
   可愛がる対象として見ているちょっと変わり者ですのでwwwスオムスの影響がですねwwww
   ドプフォwwwついマニアックな知識が出てしまいましたわwwwいや失敬失敬www
   まあ百合のメタファーとしてのハルカは純粋によくやってるなと賞賛できますがwww
   わたくしみたいに一歩引いた見方をするとですねwwwロマーニャ人の陽気さと
   スオムスに負けず劣らずの百合さを引き継いだキャラとしてのですねwww
   ジュゼッピーナチュインニ曹長のレズビアン度はですねwwww
   フォカヌポウwwwわたくしこれではまるでレズみたいwww
   わたくしはレズではござらんのでwwwコポォ」

バルクホルン「!?」

俺「!?」
631以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 15:42:21.39 ID:KiMw7oAZ0
クソワロタ
632以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 15:46:08.19 ID:T7heOFwo0
あ ん た も かwwwwwwwwwwww
633以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 15:53:17.14 ID:Q+xSJLwnO
クリス「おねーちゃん おねーちゃんたちってなんで妹狂いなの?ねーねーなんでー?」
634以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 16:11:09.02 ID:9J8dBzsd0
俺「いやぁ、どちらとも妹狂いと言うわけでしたね」

バルクホルン「失礼な!私はただクリスの魅力を伝えただけで…」

ミカ「わたくしも、自分の意見を述べただけですわ!」

バルクホルン「そういう、俺はどうなんだ?最近、カメラで色々な所撮ってるじゃないか」

俺「そうなんですよ…それでこの間エーリカ中尉の250機撃墜の授賞式があったでしょう?」

バルクホルン「あぁ、あったな」

ミカ「誰かしら、そのエーリカって?かわいいのかしら?」

バルクホルン「腕前は一人前だが、ズボラな性格で私が世話をしないと何もできないんだ!かわいい!」

ミカ「今度つれてきなさい」
635以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 16:13:16.19 ID:JuCGpwPjO
確かに世話がやける子は可愛いもんね
636以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 16:13:22.03 ID:9J8dBzsd0
俺「この前、501の基地行ったんです。ロマーニャ。
  そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいで入れないんです。
  で、よく見たらなんか垂れ幕下がってて、エーリカハルトマン中尉250機撃墜達成!、とか書いてあるんです。
  もうね、アホかと。馬鹿かと。
  お前らな、250機撃墜如きで普段来てない基地に来てんじゃねーよ、ボケが。
  250機だよ、250機。
  なんかロンドンタイムスの記者とかもいるし。ロマーニャまでわざわざ取材か。おめでてーな。
  よーしパパ一杯写真撮っちゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
  お前らな、入り口空けろと。
  501基地ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
  ミーティングルームの隣に座った奴といつおっぱいぱふぱふが始まってもおかしくない、
  刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。男はは、すっこんでろ。
  で、やっと入れたかと思ったら、隣の奴が、尻アップで、とか言ってるんです。
  そこでまたぶち切れですよ。
  あのな、尻アップなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
  得意げな顔して何が、尻アップで、だ。
  お前は本当に尻アップを撮りたいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
  お前、尻アップって言いたいだけちゃうんかと。
  501基地通の俺から言わせてもらえば今、501基地通の間での最新流行はやっぱり、
  ズボンアップ、これだね。
  ファインダーいっぱいのズボンアップ。これが通の撮り方。
  ズボンアップってのは布地が多めに入ってる。そん代わり肌が少なめ。これ。
  で、それにおっぱい。これ最強。
  しかしこれを撮ると次からミーナ隊長にマークされるという危険も伴う、諸刃の剣。
  素人にはお薦め出来ない。
  まあお前らド素人は、ブロマイドでも撮ってなさいってこった。 」
637以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 16:15:53.75 ID:9J8dBzsd0
バルクホルン「ミーナに報告しておこう」

ミカ「あなたが撮った写真は没収しておかずにつかわせてもらうわ」

俺「」

おわり

>>614の続き勝手に書いちゃってすいません
638以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 16:19:11.79 ID:ibWm0J+P0
ずっと前からこうなるって信じてたし
639以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 16:27:02.84 ID:JuCGpwPjO
おつー
640以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 16:29:57.14 ID:WQwbd6i60
おつー 投下してもいいかな
641以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 16:34:53.89 ID:g6AnUyzJ0
wikiが荒らされてる……
642以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 16:39:43.95 ID:T5W80XTp0
TOPはすぐ治せるし格闘は盗作だからいいとして

スターゲイザーが荒らされているのが大問題だよ
643以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 16:48:02.74 ID:JuCGpwPjO
投下して良いよ
644スオムス派遣の大尉:2010/12/31(金) 17:14:14.04 ID:WQwbd6i60
Wikiが荒らされているようですが行きます

>>521より 「俺」じゃないのは色々と設定のためですね
言い訳だけど勘弁して下せえ
645スオムス派遣の大尉:2010/12/31(金) 17:19:09.42 ID:WQwbd6i60
――ハンガー

整備班長「整備は終わってます。いつでもいけますぜ」

整備班長「それと、そちらの大尉さんの機体もなかなかいいもんですぜ」

タンク「これは私の自信作だからな。空気抵抗を軽減し、最高速度は525 km/hだ」

タンク「さらに操縦性にも上昇性にも優れている。Bf109になど負けはしない」

智子「でもそんな機体聞いたことないわ」

エルマ「新型機……ですかね」

タンク「まあ、新型ではあるが、前線で配備されるのは最初で最後だろう」

博士の表情がすこし曇る。

ビューリング「出ないのか?」

智子「……あ、そうね。義勇独立飛行中隊、出撃します!」
646スオムス派遣の大尉:2010/12/31(金) 17:25:28.87 ID:WQwbd6i60
戦闘シーン割愛とかひどすぎる


――夜、宿舎

智子「久々の戦場はどうでしたか?」

ヴァルター「別に。俺は昔のことは覚えてないからわからん。博士か大佐にでも聞いてくれ」

ハルカ「大佐って、あの軍服姿で眼鏡をかけたひとですか?」

ヴァルター「ああ。父の昔からの知り合いだった軍医殿らしいが、俺は覚えていない」

智子「そう……。でも射撃の腕は確かね。体で覚えたことは忘れにくいと言うけど、そうなのかしら」

ヴァルター「知らん。俺はもう寝るぞ」

そう言ってヴァルターは自分のベッドへと潜り込んだ。
647スオムス派遣の大尉:2010/12/31(金) 17:29:35.12 ID:WQwbd6i60
――翌朝、宿舎

エルマ「皆さーん、起床時間ですから起きて下さーい」

キャサリン「まだ、作戦の日じゃないんだから、もうちょっと寝かせてほしいねー」

作戦とは3日後に行われる鉄橋を爆撃する作戦の事である。

エルマ「ラインハルト大尉も起きて下さーい」

エルマ「って、あれ? いない。それにビューリングさんも……」
648以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 17:30:51.57 ID:JuCGpwPjO
支援
649以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 17:32:35.22 ID:UuW93wdVO
しーえん
650スオムス派遣の大尉 支援感謝:2010/12/31(金) 17:34:45.28 ID:WQwbd6i60
――飛行場

ヴァルターは飛行場の隅で煙草を吸っていた。

ヴァルター「やっぱり煙草はいいな。落ち着く」

?「あんたも吸うのか」

後ろにいるだれかに聞かれた。振り返るとそこにはビューリングがいた。

ヴァルター「そういえばあんたも煙草吸うんだったな」

ビューリング「カールスラント人はみんな吸わないのかと思っていたぞ」

ヴァルター「そんなわけないだろう。首相閣下の禁煙政策なんてしったことか」

ビューリング「ふーん。ん、煙草切らしてたか……」

ビューリング「一本もらえるか?」

ヴァルター「どうぞ」

ヴァルターは煙草ケースを差し出す。
651スオムス派遣の大尉:2010/12/31(金) 17:39:43.59 ID:WQwbd6i60
ビューリング「どうも」

火を付け、その煙草を吸ったビューリングが咳き込む。

ビューリング「ゴホッ、ゴホッ、……なんだこの煙草、濃いぞ。ゴホッ」

ヴァルター「そいつはベロモロカナルだ。オラーシャ産の」

ビューリング「お前、こんなもの吸ってるのか」

ヴァルター「不味いが安いんだ。それに今じゃクセになってる」

ビューリング「やっぱり変わってるな」

ヴァルター「リベリオン産の煙草を吸ってる、ブリタニア人には言われたくないね」

ビューリング「フフ……」

ヴァルター「ハハハ……」

二人「ハハハハハハハ」
652以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 17:41:12.52 ID:ibWm0J+P0
支援
653スオムス派遣の大尉:2010/12/31(金) 17:44:10.47 ID:WQwbd6i60
ビューリング「お前、以外とじゃべるんだな。もっと無口かと思っていたが」

ヴァルター「お前とはなんだか話しやすいんだよ」

ビューリング「……ふーん」


――食堂

智子「あの二人どうしたのかしら」

エルマ「ビューリングさんは煙草を吸いに行ったんですかね」

キャサリン「噂をすればなんとやらねー」

ヴァルターとビューリングが食堂に入ってきた。

キャサリン「お二人さん、デートかねー」

ビューリング「かもな」

ヴァルター「さあ」
654スオムス派遣の大尉:2010/12/31(金) 17:49:14.47 ID:WQwbd6i60
――夕方、飛行場
智子「あら? どうかしたの」

ヴァルター「穴拭中尉こそ真剣な顔してどうしたんだ」

智子「私は……、ちょっと考え事してて」

智子「大尉はどうしたんですか」

ヴァルター「俺は煙草を吸いに来たんだ」

智子「そうですか……」

ヴァルターは煙草に火を付ける。

ヴァルター「扶桑じゃあれが普通なのか」

智子「へ?」

ヴァルター「同性愛のことだ」

智子「えっ?べ、別に私は!」

ヴァルター「別に人の性癖は気にしない。それよりうるさくて眠れないんだ」

智子「あれはハルカが」

ヴァルター「と・に・か・く、静かにしてくれ。わかったな」

智子(あの人、絶対、私がレズだと思ってる……。ノーマルだって言ってるのに……)
655以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 17:51:26.55 ID:SB7IVWVh0
支援どすえ
656スオムス派遣の大尉:2010/12/31(金) 17:54:10.80 ID:WQwbd6i60
――宿舎廊下

ヴァルター(少しは静かにしてくれるといいんだがな)

エルマ「あ、あの……」

ヴァルター「はい?」

エルマ「ここは禁煙なんですけれど……」

ヴァルター「あ、はい。すまなかった。えーっと……レイヴォネン中尉」

エルマ「は、はい」

戻るかと思い歩き出すと中尉の方から声をかけてきた。

エルマ「えーと、どちらに行かれるんですか?」

ヴァルター「これから部屋に戻ろうかと」

エルマ「私も丁度戻ろうと思っていたところなんです。ご、ご一緒してもよろしいですか?」

ヴァルター「別に構いませんけど」

エルマ「あ、ありがとうございます」
657スオムス派遣の大尉:2010/12/31(金) 17:58:34.98 ID:WQwbd6i60
エルマ「男の人のウィッチって珍しいですよね」

ヴァルター「そうなのか?」

エルマ「はい。それに20歳を越えても現役だなんて」

ヴァルター「軍医にも言われたがよくわからん」

エルマ「私もよくはわからないです」

ヴァルター「そうなのか……。俺の方から一つ良いか?」

エルマ「は、はい」

ヴァルター「公式な場ではラインハルトではなく、フォンを付けろ。いいな」

エルマ「そういえば貴族さんでしたね、大尉は」

ヴァルター「別に家柄にこだわる訳じゃないが、失礼に当たると思われているからな」
658スオムス派遣の大尉:2010/12/31(金) 18:03:10.95 ID:WQwbd6i60
エルマ「はい、これからは気を付けt」

エルマが話ながら盛大にすっ転ぶ。

ヴァルター「大丈夫か!? 何もないところでいきなり転ぶなんて」

エルマ「す、すいません……。私、どじばかりで……」

ヴァルター「ほら、立てるか? 手を貸すぞ」

エルマ「あ、はい。ありがとうございます……」

ヴァルター「ほら、よっと……ウッ!」

ヴァルターはいきなり頭を抑えてしゃがみ込む。

エルマ「大尉!? 大丈夫ですか! 大尉!」

ヴァルター(い、イレーネ……? なん……で……)

ヴァルターはそのまま気を失った。
659スオムス派遣の大尉:2010/12/31(金) 18:04:37.83 ID:WQwbd6i60
今回はここまで 支援感謝です

つまらないかもしれませんが、見て下さってありがとうございましたー
660以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 18:06:09.69 ID:JuCGpwPjO
乙!
661以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 18:07:03.85 ID:eWCsiOp00
乙!
662以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 18:14:27.44 ID:UuW93wdVO
乙乙

書き溜め進まねえ……
663以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 18:31:36.02 ID:ZyRuDN9CI

ラインハルトと聞くとどうしてもあの黄金を思い出す…
664以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 18:41:20.07 ID:SB7IVWVh0
今、あいてるなら投下しても大丈夫かな?
665以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 18:41:28.23 ID:Adtsu2PfO
乙乙

ガキ遣始まったしトゥルーデとコタツ入ってぬくぬくしながら見てくる
666以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 18:45:10.36 ID:/z9Do0FmO
>>664
ゴウッ!!
667イーグル俺 >>430からの続き:2010/12/31(金) 18:47:17.97 ID:SB7IVWVh0
俺(あっ、適性検査の結果を聞きに行かなくちゃ!たぶん、友も執務室にいるだろう…)

俺は執務室へ向かった

そして、執務室に近づくとドアの前で友が立っているのが見えた

俺はとにかく友を殴らなくてはいけない気がした

俺「うぉぉぉぉぉぉぉぉりぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

俺はグーパンチを友の股間へと運んだ

友「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!息子がぁぁぁぁぁっ!絶対、ボールひとつ無くなってるって!!」

俺「おまえのせいでな…俺は『変態』のレッテルを貼られたんだぞ!!」

友「悪かったって!!それは謝るから!!でも、息子殴ることはねぇだろ!!」
668以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 18:49:51.13 ID:iI9wRYmu0
支援〜
669イーグル俺 支援ありがとう:2010/12/31(金) 18:51:16.35 ID:SB7IVWVh0
俺「それぐらい妥当だと思うがな!!俺、完全にヘルマに嫌われたんだぞ!!」

友「知ったこっちゃねぇよ!って言うか、なんでヘルマ曹長でムキになってるんだよ!」

俺「えっ…それは……」

俺は友の意外な返しに唖然とするしかなかった

俺「それは………なんでだろ?」

友「おれが知ってるはずないだろ」

俺(なんで、ヘルマがでてきたんだろ?)

俺たちが言い争いをしていると、執務室のドアが開き、ミーナ中佐が出てきた

ミーナ「あなたたち!もう少し静かにしてくれないかしら!」

ミーナ中佐は少しお怒りのようだ

まぁ、無理もないが……

俺・友「スミマセン……」
670イーグル俺 :2010/12/31(金) 18:52:37.68 ID:SB7IVWVh0
ミーナ「まあ、いいわ。2人とも結果を知らせるから中に入って」

俺「了解」

俺たちはミーナ中佐の指示に従って、執務室に入った

---------------------
---------------
------

ミーナ「では、結果を伝えます」

ミーナ「2人とも魔法力が確認できました」

友「おぉ……」

ミーナ「友少尉は飛行可能どころか、この隊1番を争うほどの魔法力が確認されています」

友「やったね!」

友は手でグットサインを作って、俺に はにかんだ

俺「おとなしくしろ」
671イーグル俺 :2010/12/31(金) 18:53:20.46 ID:SB7IVWVh0
俺は能天気な友の頭を軽く叩いた

ミーナ「……… 俺中尉は飛行可能レベルですが、少々魔法力が安定していません」

俺「そうなんですか…」

ミーナ「2人とも、明日からの訓練には参加してください」

俺「了解です」

友「うぇ〜訓練かよ〜」

友がだるそうに文句を言うと、ミーナ中佐は友に笑顔を向けた

ミーナ「友少尉、訓練には参加してくださいね」ニコッ

友「(なにこれ…こわいんですけど…)……了解です…」

俺(笑顔が怖い…)

ミーナ「では、これで用件は終了です。下がってください」

俺「了解」

俺たちは執務室を後にした
672イーグル俺 :2010/12/31(金) 18:54:03.33 ID:SB7IVWVh0
-----------------------
-------------------
-----------

俺と友は友の部屋に向かった

本来なら、俺はヘルマと共同の部屋に向かうはずなんだが、今は諸事情により一緒に居ると気まずい…

だから、友の部屋でしばらく過ごすことになった

俺は友の部屋に入ると、ベッドに転がった

俺「はぁ………」

友「どうしたんだよ?ため息なんかついちゃって」

俺「いや……ちょっとね…」

俺はヘルマとの関係を改善することばかり考えている

友「………ヘルマ曹長のことか?…」

俺「な、ななななななんでヘルマが出てくるんだよ!?」
673イーグル俺 :2010/12/31(金) 18:55:03.11 ID:SB7IVWVh0
友「いや…だって…お前、ヘルマ曹長が来てから様子がおかしいから…」

俺「べ、別にヘルマのことは………」

友「それに、ヘルマって名前で呼んでるし…」

俺「それは………」

しばらく沈黙が流れた

友「……………好きなのか?……」

俺「そ、そんな訳な、ないだろ……」

友「本当なのかぁ〜」ニヤニヤ

友はにやけた顔で俺をからかってくる

俺「うるさい!///// そんな事より、おまえはどうなんだよ!?」

俺は苦し紛れに話題を変えてみる

友「おれのこと?」
674イーグル俺 :2010/12/31(金) 18:56:09.91 ID:SB7IVWVh0
俺「そうだよ!!お前、バルクホルン大尉のことトゥルーデって呼んでるじゃん!!」

友「ああ、それはだな、一緒に話ししたりして仲良くなったからな」

俺「だ、だからって…そんな急に……」

俺は焦ることなく返事を返してくる友に戸惑った

俺「じゃ、じゃぁ、お前バルクホルン大尉のこと好きなのかよ!?!」

友「 好きだよ 」

俺「えっ!?………」

俺は真剣な表情で返事を返してきた友に唖然とするだけであった

俺「…ほ、本当に好きなのか?………」

友「ああ、おれは本気だ。トゥルーデとの初めての出会いは最悪だったけど……でも、一緒に喋っていくに連れてトゥルーデの事をよく知ることが出来た」
 「一緒に居ると楽しい…それに、何事にも真面目なトゥルーデを俺は尊敬している。初めて信頼できる上官に出逢ったきがする」
 「もちろん、俺のことも親友として信頼してるぜ!」

俺(上官としては尊敬してないのかよ……)

友「おれはうじうじするのがキライだからな。何事もはっきりと正直にいうのが好きだ。だからおれは自分の事については嘘はつかない」
675イーグル俺 :2010/12/31(金) 18:57:09.20 ID:SB7IVWVh0
俺「…………」

友「もう一度言うが、俺はトゥルーデ…バルクホルン大尉が大好きだ!一生守ってあげたい、そしてこれからずっと一緒に暮らしていきたいと思ってる!」
 「おれは、はっきり自分の気持ちを言ったぞ………」

 「俺……お前はどうなんだ?…」

俺「…………」

俺は……ヘルマの事をどう思ってるんだろ…

あまり喋ったこともないし…ましてや、今は嫌われてるし……

確かに初めてヘルマを見たときは、かわいいと思った……

それと、ちょっとドジな所もあるから、心配だなと思ったりもした…

でも、好きっていう感情ではないような気がする……

そもそも、好きっていう感情がわからない……

友「悩んでるのか?……」

俺「………」

友「…おれの個人的な意見だけど聞いてくれるか?」
676イーグル俺 :2010/12/31(金) 18:58:09.21 ID:SB7IVWVh0
俺は無言でうなずいた

友「…ある女がいたとする。そしてある男は、ある女と仲良くなりたいと思っている」
 「しかし、ある女とはあまり仲が良くない。そこである男はどうしたら仲良くなれるか真剣に考えた」
 「そしてある男は勇気を出して、ある女と真剣に話しをしてみることにした」
 「最初、女は振り向いてくれなかったけど、そのうち男の真剣な態度に心を許すようになった」


俺「………」

俺は黙って男の話を聞いていた

友「ある女はそのうちある男と一緒に居ると楽しいと思うようになった。男も同じだ」
 「そして男は、ある女を守りたいと思うようになった」
 「この守りたい、一緒に居ると楽しい、笑顔が見たいとかの気持ちが好きって感情なんだとおれは思うよ」

友は真剣な表情で俺を見てきた

俺「…………」

そうか……俺は……

677イーグル俺 :2010/12/31(金) 19:00:06.71 ID:SB7IVWVh0

       ヘルマが好きなんだ



俺は一目惚れしたんだ…ヘルマに…


俺はそう思ったときには友の部屋を飛び出していた


友「ふぅ…やれやれ………がんばれよ、俺……」

部屋を出て行った俺のことをひそかに応援する友であった

-----------------------
----------------

今日はここまでです
見てくれた方、ありがとうございます!
678以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 19:02:46.48 ID:iI9wRYmu0
乙です
679以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 19:30:03.06 ID:UuW93wdVO
殴るなwwwwwwwww
680以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 19:31:59.14 ID:COIdjQqQ0
Wiki修復が完了した模様
681以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 19:32:03.01 ID:UuW93wdVO
間違えた。乙
682以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 19:35:14.08 ID:U+0INymj0
紅白見ながら書き溜めだだだ
683以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 19:42:51.33 ID:UuW93wdVO
ガキ使面白くて書きためられねえ
684以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 19:59:02.20 ID:5q8HYQExO
寒いリーネちゃんのズボンに手突っ込んで暖を取りたい
685以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 20:04:10.23 ID:30JBca3TO
22時30頃空いてたら投下しに来ます
686以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 20:05:46.03 ID:tu7OuNv50
俺もガキ使見ながら書き溜め中
687以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 20:09:07.18 ID:iI9wRYmu0
12時すぎたら
>>560の続き投下しようと
思います。では、よいお年を〜♪
688以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 20:16:47.04 ID:JuCGpwPjO
エイラ、サーニャ、寒いね
ちょっとベッドで暖まろうか
689笑ってはいけない501基地:2010/12/31(金) 20:22:42.75 ID:Z0i1oHWb0
宮藤「眠い〜」

リーネ「ウツラウツラ……」

ペリーヌ「なんですの、こんな朝早くに起こすだなんて!」

藤原「ええからはよこんかい、お前ら!」


―――海岸付近―――

藤原「お、あんなところで坂本少佐が朝練しとるで」

宮藤「えっ」

リーネ「……パチッ」

ペリーヌ「少佐が?」

坂本?「……」ブンッ、ブンッ

宮藤「え?」

リーネ「あれ……」

ペリーヌ「少佐の格好をした違うお方のようですわね……」

坂本?「ダボーレップーザーン!」

デデーン    ―――全員OUT―――
690以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 20:30:25.55 ID:9J8dBzsd0
宮藤「いったぁっー!」ペチ-ンッ

リーネ「ひぁぁぁっ!」ペチ-ンッ

ペリーヌ「いったぁいっ!」ペチ-ンッ

エイラ「ひりひりする…」ペチ-ンッ

ゲルト「ふんっ…ぁっ!」ペチ-ンッ

サーニャ「いたい……」ペチ-ンッ

エイラ「サーニャになにすんだァー!」ペチ-ンッ

シャーリー「いっ…ってぇっ!」ペチ-ンッ

ルッキーニ「うじゅぁー!」ペチ-ンッ

坂本「ふぅぁっ……!」ペチ-ンッ

ミーナ「あんっ」バキッ

691以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 20:43:54.30 ID:Adtsu2PfO
ギース様何してはるん……ww
692以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 20:47:40.12 ID:T7heOFwo0
!!?最後の方、おかしい!!?
693以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 20:54:43.25 ID:my7BdkvD0
エイラ「ひりひりする…」ペチ-ンッ

エイラ「サーニャになにすんだァー!」ペチ-ンッ


エイラ「な、なんでアタシだけ2回も叩くんダ!!」
694以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 20:55:27.92 ID:9J8dBzsd0
エーリカ「ラッキー」
695以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 20:56:07.08 ID:AW+xWvd70
なんぞこれwwクソワロタww
696以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 20:56:38.58 ID:qiU8PUZX0
藤原wwww
697以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 20:57:13.57 ID:nuU7syuF0
殴る黒子さんになってくる!
698以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 20:58:02.96 ID:IuMFpgpOO
エーリカ、ミーナタイキック
699以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 20:59:19.38 ID:9J8dBzsd0
エーリカ「いったぁっ!」バチ-ンッ

タイキックの人「いてっ…」バチ-ンッ

ミーナ「あらあら」
700以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 20:59:36.65 ID:AW+xWvd70
エーリカいねぇwそしてミーナの効果音だけ痛いww
701以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 21:02:45.92 ID:IuMFpgpOO
ミーナ、OUT!
702以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 21:03:34.04 ID:qiU8PUZX0
蝶野ポジションは誰なんだろう
703以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 21:05:13.34 ID:nuU7syuF0
           。  . : : : : :            : : : : : ☆ : : .
       X  : : ゚  . : :    . -‐…─- .._       : : : : : *。: : .
     : : : ・  . : :     /..:.:.:.:::::::::::::::::::::.:.:..`丶、     : : :  X: : .
     。  . : : :     /..:.:.:.:::::::::rヘ,::::::::::::::::::::::.:.:..\      : : : : ・
       ☆: : : 。o≠.:.:.:.::::::::::r勺彑ミ>::::::::::::::::::::::.:.:..\     o °:
     : : ・ : : : .   (.:.::/:: -‐[ミ__彡]─-  .._:::::::::::::.:.:..ヽ   : : : : : : : .
   +  。 : : : .  \/..:.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::.:.:..丶、::::::.:.:.:.}    ☆ : : : .
     : : :          )-‐=''ニ二三二ニ==‐-ミ::::..\__,ノ       : : : .
   : : *。 : : :     /─- _,,..二..,,_  -─彡、::.:}       . : : *: : .
    : : : ☆ : : : :   `ーf'´''‐-、_  (_,. -‐'' ̄`  }:::`く       . : +: : : : :
   : : :   o。 : : : .  ハ}. r弋ス }     f'てフヾ  ミ/^ヽ     . : : : : : : : :
      +      ム(,} ''   '|   `   ''   (: }    . : : : : : '゚ : :
      ・  : : :     ',刈    |          ノ リ    : : X : : : :
    ゚ : : : :   ☆   ヽ}    〈 _ )、    i   - ノ      : : : °: .
     + : : :       'i  ,,,,;;;;;;;;;;;;;;;,,,,   i /7フ        : : : ☆:
   : : : : *            ' 〈 `r‐…‐─ァ`  i / |′<呼んだかい? : :
    ☆: : :           ヽ  `二二´   /  |┐      : : : o゚: :
   : : : : ×。   : : : :      人        イ //入     : : : °: :
     : : : : : ゚*o。      /ト、 `ー-  -‐'" ノ / /.::::.]、 : : ☆ : : :
      : : : :     . イ.::::| \ヽ    _彡'゙   /.::::::.{:::`  、 : : :
         : : :   /.:::/.::::::|   ,>-<     /.::::::::: ',:::::::::.:.丶、
          -‐''"..::::::/.:::::::::|  / {::::::::::} ヽ   /.:::::::::::::: ',::::::::::::.:.:..丶、
704以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 21:08:54.68 ID:IuMFpgpOO
全員、OUT!!
705以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 21:14:46.67 ID:IuMFpgpOO
山崎ポジションは誰?
706以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 21:16:32.69 ID:vnCXpKz+0
紅白聴いてる俺にはわからんネタだ…
707以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 21:22:58.59 ID:y8QFZglNO
>>706
単にガキ使ネタってだけで別にタイムリーな事は言ってないせ。
708以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 21:30:51.55 ID:AW+xWvd70
ガキ使が分からない俺は負け組
709以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 21:50:25.19 ID:JuCGpwPjO
炬燵暖かいね、サーニャ

ほし
710以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 21:51:55.40 ID:ljdRaePP0
なか暖かいよ、シャーリー。

ほしゅっしゅっ
711以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 22:02:10.59 ID:/z9Do0FmO

俺「あぁ〜寒いなぁ・・・・・・うぉ、雪も降ってる」

坂本「今年も終わり、いやぁ色々あったな」

俺「このスレで初めてSS書いたり、シャーリー好きなのにもっさんのSS書いてみたり、それのお陰でもっさんがめちゃくちゃ好きになったなぁ」

坂本「?お前は何を言っているんだ?と言うかもっさん言うな」

俺「すまんすまん、忘れてくれ。ほら蜜柑剥けたぞ〜」

坂本「おおすまない(パクッ)うむ、やはり炬燵には蜜柑だな。炬燵は扶桑の誇るべき文化だ」

俺「炬燵で思い出した、作者は炬燵で寝てて風邪ひいたらしいぞ」

坂本「心底どうでも良いな」

俺「うん、すまん。早く書き溜めろって話だよ本当に」

坂本「新年に向けて小ネタも書いてるようだが、間に合うか分からんようだ」

俺「・・・・・・どうしようも無いな」

坂本「全くだ。さて私達はとりあえず」

俺「保守しようかね」

来年もよろしくお願いします
712以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 22:29:27.66 ID:TZOLQ13S0
コタツでチンコ立つ
713以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 22:29:38.97 ID:JuCGpwPjO
そろそろ来るか
714以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 22:34:15.23 ID:30JBca3TO
40分から投下開始する
715年末短編:2010/12/31(金) 22:40:12.20 ID:30JBca3TO
――12月31日 AM8:00 ブリーフィングルーム

ミーナ「………今日は基地内の大掃除をします。基地内と言っても整備の方達も手伝ってくれるみたいなので、私達の担当は食堂、談話室、お風呂です。午後からのことはお昼を食べた後にまた伝えます。まず3つのグループに分かれてこの3ヶ所を午前中に終わらせてください。以上」


言い終わると、中佐はブリーフィングルームを後にした。年末だから書類が溜まっているんだろう
隊長って大変だな


芳佳「リーネちゃん。私達は食堂の掃除しよう」

リーネ「そうだね」

サーニャ「私も手伝うよ」

バルクホルン「なら食堂の掃除の指揮は私がとろう(妹達と掃除か……グフフフ)」

エイラ「じゃ、じゃあ私も!」

バルクホルン「12人で三ヶ所を掃除するんだ。一カ所あたり四人でちょうどいい。お前は別のところを担当しろ」

エイラ「そ、そんな…」

すごく残念そうな顔をしている。可愛そうに…

716以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 22:41:11.24 ID:vnCXpKz+0
>>712
パブロフ乙
717以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 22:46:07.51 ID:30JBca3TO
俺「俺はどこ行こうかな…ウーシュはどうする?」

ウーシュ「私は俺さんと同じところにします」

俺「なら余ったとこでいいかなー」

言うのはかわいそうかもしれないが、エイラのようなことにはなりたくはないしな

エイラ「さーにゃぁぁ……さぁぁにゃぁぁ……」

重症だな

シャーリー「あたしは談話室の掃除しよ。風呂は寒いしなー」

エーリカ「私も寒いの嫌だから談話室〜」

バルクホルン「おい!貴様らそんな理由で!」

シャーリー「お前もあんまりひとの事言えないんじゃないのかぁ?」

ニヤつきながら言う

バルクホルン「うっ…」

ルッキーニ「シャーリーが談話室やるならあたしも談話室!」

ここで止まる。なぜだ
718以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 22:47:32.47 ID:5q8HYQExO
12人、ウルスラと俺で11+2だから……
誰だサボってるのは
719以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 22:47:57.43 ID:TZOLQ13S0
ミーナが書類仕事なのでお休み
720以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 22:48:06.14 ID:30JBca3TO
ペリーヌ(この流れだと少佐はお風呂の掃除ですわね……)

エイラ「さぁぁにゃぁ……うぅ」

坂本「なんだ、誰も行かないのか。なら私が談話室に行こう」

ペリーヌ「えぇ!?」

坂本「ん?談話室の掃除がいいなら先に言わんか。じゃ、残りの者は風呂掃除だ」

ペリーヌ「い、いえ。あの…」

坂本「そっちは任せたぞペリーヌ」

ペリーヌ「は、はい…」
721以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 22:50:52.06 ID:vnCXpKz+0
>>718
サーニャ何も言ってないだけでその場にいる…はず…
722以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 22:53:32.15 ID:30JBca3TO
――というわけで風呂

俺「おぉぉ寒いぃぃ」

この基地にあるのは露天風呂だ。よって風呂掃除は外に出ることを意味する

しかも服が濡れてはいけないからという理由で下着姿で、だ

まぁしかしエイラもなかなか…
少佐…スク水姿…凛々しいです
ウーシュは言うまでもなくヤバい。可愛いすぎて死ぬ

うん。目の保養にはなるけどね。でもすっごく寒いんだ

まず四人でバスタブの中を磨きあげ、その後脱衣所を掃除するらしい

俺「ウーシュ。寒くないか?」

ウーシュ「大丈夫です」

<●> <●>

後ろから視線を感じた
振り返ると、エイラがじーっと見ていた
723俺の文章能力だと12人喋らせるのは無理だった:2010/12/31(金) 22:55:21.55 ID:30JBca3TO
エイラ「お前はいいよな」

一言そう言ってブラシを取りにいってしまった
こわいよエイラさん

坂本「よし。さっさと始めるぞ」

そして、さっきくんできた水を撒きはじめた

って……水?

俺「うおっ冷たっ!なんで水!」

坂本「そりゃあ当然だろう。まぁこれも訓練の一貫だと思え。はっはっはっ」

風呂掃除って大変だな…

―――――――――――
―――――――――
―――――――
724以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 22:57:59.56 ID:30JBca3TO
俺は震えていた
冬の寒さに加え水で風呂掃除
辛すぎる

動けずに突っ立っていると、スオムス生まれで寒さには慣れているであろうエイラがやってきた

エイラ「なにやってんダヨ。早く終わらせてサーニャのとこ手伝いに行くんだから急いでくれヨー」

それだけ言って、エイラは俺の横を通り過ぎていった

この寒さをものともせず掃除をしている
スオムス生まれってスゲェ……改めてそう思った

俺「震えてるばかりじゃ格好悪いよな」

そう呟いて俺は動きはじめた

―――――――――――
―――――――――
―――――――
725以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 22:59:04.37 ID:30JBca3TO
エイラ「あ、石鹸転がってった」

持っていた石鹸を落としてしまった
そしてそれは滑っていき、すこし離れたところで止まる

俺「うおぉぉぉぉ!!」

拾いに行こうとすると、俺が何故か妙に張り切って走りながら磨いているのが見えた。折り返してこちらに向かってくる

今拾いに行けばぶつかってしまう
通り過ぎてから行こうと思ったところでエイラは気づいた
このままでは俺が石鹸を踏んでしまうと

エイラ「お、おい危ないぞ!」

俺「へ?うわぁぁ!」

遅かった。俺は石鹸を踏み、そのまま滑ってしまった。そして、

俺「ウーシュ!危ない!」

ウーシュ「え?きゃあ!」
726以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 23:00:36.51 ID:30JBca3TO
そのままぶつかり、二人は倒れた
ガシャーンと音をたて、ウーシュの横に置いてあったバケツが飛び上がり、あたりに水を撒き散らした

エイラ「あちゃー」

俺「いってぇ……ウーシュ大丈夫か?」

ウーシュ「はい、なんとか…」

二人とも起き上がったところで、俺は見入ってしまった

さっきも言った通り俺達は服が濡れるといけないからと思い、下着姿で掃除をしていたわけだが…

さっきこけたときにひっくり返してしまったバケツの水がかかり、今、上半身を濡らしている

そして、濡れた下着は半分透け、ウーシュの体に張り付き、控え目な大きさではあるが形のいい胸がくっきりとわかるようになってしまっていた
727以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 23:04:32.37 ID:30JBca3TO
俺「お、おぉう…」

なんというかエロい…

それをじーっと見ていると、ウーシュがそのことに気づいた

ウーシュ「//////」

無言で赤くなり手で胸を隠す。その横で、エイラは汚らわしいものを見るような目で俺を見ていた

エイラ「この変態!!」

そう叫んで脱衣所へ行ってしまった

俺「あっ…」ビクン

変態という素晴らしい言葉を頂いた俺はそこで気づいた

俺のビッグマグ……じゃない9mmが元気になっていたのだ

坂本「はっはっはっ。元気そうでなによりだ!」

恥ずかしい…もっと見てくれ…
728以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 23:06:31.08 ID:vnCXpKz+0
変態だー!
729以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 23:09:27.12 ID:30JBca3TO
――脱衣所

バスタブの掃除を終え、脱衣所の掃除にとりかかっていた

俺は一つずつ水で濡らした雑巾で棚の中を拭いていく。また水だよ

俺「うぅぅ冷たい……ん?」

そうしていると、俺は棚の中で何かを見つけた

俺「これは……」

誰かのズボンだ

俺「誰のだこれ。クンカクンカ、ペロペロ」

嗅いでみたり舐めてみたりしたが誰のかわからない
まぁ当然か

ウーシュ「俺さん?何してるんですか?」

俺「おぉぉ!」

いつの間にかウーシュが後ろに立っていた
730以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 23:09:49.53 ID:TZOLQ13S0
このアニメ見てる奴は変態しかいないだろ。
731以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 23:10:58.84 ID:nuU7syuF0
なにいってんだ紳士しかいねぇっての
732以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 23:11:34.30 ID:iI9wRYmu0
いやいや普通の人も見てるって!
ラジオ聞いてみなよっwwww
733以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 23:13:39.70 ID:AW+xWvd70
三           三三
      /;:"ゝ  三三  f;:二iュ  三三三
三   _ゞ::.ニ!    ,..'´ ̄`ヽノン
    /.;: .:}^(     <;:::::i:::::::.::: :}:}  三三
  〈::::.´ .:;.へに)二/.::i :::::::,.イ ト ヽ__
  ,へ;:ヾ-、ll__/.:::::、:::::f=ー'==、`ー-="⌒ヽ
. 〈::ミ/;;;iー゙ii====|:::::::.` Y ̄ ̄ ̄,.シ'=llー一'";;;ド'
  };;;};;;;;! ̄ll ̄ ̄|:::::::::.ヽ\-‐'"´ ̄ ̄ll

734以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 23:14:30.84 ID:30JBca3TO
ウーシュ「?」

よかった気づいてないようだ…

俺「掃除してたら誰かのズボンみつけてさ。これ誰のかわかる?」

気づかれないように俺の唾液を拭き取り、ウーシュに渡す

ウーシュ「あ、これ私のです。昨日の晩になくしたと思っていたんですけどこんなところに。ありがとうございます」

うん。セフセフ
てか昨日晩ってことは脱いでから洗濯してないってことだよねうへへ

<●> <●>

はっ。誰か見ている…
横を見ると、エイラがニコニコしながらこちらを見ていた

そして一言

エイラ「変態」

見られていた…だと…
今度は頭を抱えた
735以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 23:14:36.65 ID:nuU7syuF0
三           三三
       ∧/;:"ゝ  三三 ∧f;:二iュ  三三三
  三   ( ^ω^ )    ,.( ^ω^ )^)
      /.;: .:}^(     <;:::::i:::::::.::: :}:}  三三
    〈::::.´ .:;.へに)二/.::i :::::::,.イ ト ヽ__
    ,へ;:ヾ-、ll__/.:::::、:::::f=ー'==、`ー-="⌒ヽ
  . 〈::ミ/;;;iー゙ii====|:::::::.` Y ̄ ̄ ̄,.シ'=llー一'";;;ド'
    };;;};;;;;! ̄ll ̄ ̄|:::::::::.ヽ\-‐'"´ ̄ ̄ll
736以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 23:17:21.86 ID:AW+xWvd70
まさか昨日と同じようにAAが連携するとは・・・
狙ってないよ・・・?、うん
737以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 23:18:13.35 ID:30JBca3TO
――数刻後

俺達は脱衣所の掃除を終え、食堂にやってきた

エイラ「サーニャ!手伝いにきたぞ!」

サーニャ「あ、エイラ」

バルクホルン「こちらも今終わったところだ。三人とも頑張ってくれたからな」

リーネ「バルクホルンさんが的確に指示を出してくれたからやりやすかったです」

バルクホルン「そ、そうか?///」

芳佳「そうですよ!」

エイラ「終わってたカ…」

ニヤついているバルクホルンの隣で、少し残念そうな顔で呟いていた

サーニャ「エイラ。早く終わるのは良いことよ」

エイラ「そ、そうダナ!」

サーニャの一言で一気に元気になった
738以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 23:18:55.38 ID:JuCGpwPjO
明日3時、いきたいな…

支援
739以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 23:20:24.95 ID:TZOLQ13S0
   {~タ-―=二、`ヾ、~l          バルクホルン、なんという冷静で的確な判断力なんだ!!
 ,-r'"_,,........,__  ` -、 `i)                                           /|
 彡;:;:;:;:;/~_Z_ ̄`ー、_  `l、       ,.-=-.、.                           ,..ィ"~~~~~:::::ヽ
 7:;:;:;:;:/. `ー-ヲ t‐-、!`ヽi::r   ,:、 ,..ム.゚.,..゚..,.、l                         ,r'"::;;;_;;::::::::::__:::::::\
 ;:;:;:;:;/ /   ,.、 `!~|:::)::/   / :K"/ r:'" ,iii ~\         ,,...-,-、           /,.r''"     ヽ:::::::::::i!
 :;,;-〈 /  Fニニヽ | .|:::l:::ヽ   ラ-{ `"・ ・ ・ 。。 llL_/!      /-v"  `丶、       i"    ,.-。-ュ-.ヽ:::::::::;!
 '   fヽ  ヾ--"  l,/::/r'"  /`ー!: |~r-。、~`-、゚_  lソ     /  l      ` 、      i ,r・')、 |:`''''' " ヽヽ:::::::ヽ
   | ` 、___,..- '"|::::ゝ   /  l ノ i/`"'" ´゚-y' ./メ,      /  (・・)`丶、    '''ヽ     l :~ ヽ! ,..-、  ヾ;:::::::::|
   ヽ   /    レ"`‐.、_./  .レ /:; r-ニ、 K ./ 「    r''  //~~`''ーヾ'ー、   ノ     l   f'" '"~ノ  l |::::::::L
 ヽ        _,.-‐−―`ー"ヽ_l ヾ `ー'",.! | |_/     |  /、,,..-i'''t=ニ;ラ",l|`ゝr'     ヽ   ヽ-‐"  //'"二
  `,.-―'''''''''''<.,_     i"   l  ヽ....,,-" く__/     `ヽy:|`T"~、.,,__  `,i|ヾ |       ヽ、 ,.:-‐-'',/,.r‐''"
 '' "        l     i.   `   /    |,~`-、      | :i|  F‐'''"|  ! |ヽイ、_     ,..-‐f彡ゝ--‐"
           |     `: 、_         ノ   ヽ    ヽ'、  l!;;;;;;;/  / /:::::::`t''''丶、

740以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 23:20:39.36 ID:SB7IVWVh0
しえーん
741以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 23:21:18.36 ID:iI9wRYmu0
今日はフリーダムだな・・・w
742以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 23:22:57.50 ID:30JBca3TO
坂本「さて、あとは談話室だな」

ウーシュ「姉様がサボってなければいいですけど…」

バルクホルン「……それにリベリアンにルッキーニだしな…」

俺「ペリーヌは少佐居なくて意気消沈してそうダナ…」

若干重い足取りで、談話室へ向かった

―――――――――――
―――――――――
―――――――
――談話室

談話室へつくと、意外にも掃除は終わっていた

743以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 23:24:42.67 ID:TZOLQ13S0
ん?もうかい?意外に速いんだな。
744以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 23:24:44.60 ID:nuU7syuF0
年の瀬の一人身の紳士たちの今年最後の輝きなんだ

察してくれ…
745以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 23:25:14.06 ID:AW+xWvd70
>>744ありがとう・・・
746以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 23:27:03.17 ID:30JBca3TO
バルクホルン「終わっている…だと…」

シャーリー「あぁ。今終わったんだ」

ルッキーニ「疲れたー」

部屋の中を見回すと、エーリカが居ない。サボったのだろうか

そんなことを考えていると、エーリカが部屋へ戻ってきた

エーリカ「片付けてきたよー。……あ、トゥルーデにウーシュが居る。他のとこも終わったんだ」

何…サボってなかっただと…

俺・ウーシュ「意外だな「です」」

エーリカ「それどういう意味〜?」

バルクホルン「そういう意味だ。普通、あんな部屋に住んでいるやつが掃除をするとは思えんからな」

エーリカ「ひどいなぁ」

ペリーヌ「少佐〜。わたくし談話室の掃除を少佐から与えられた訓練だと思い、やり切りましたわ!」

坂本「そうか!よくやったなペリーヌ」

ペリーヌ「あ、ありがとうございます///」
747以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 23:32:28.56 ID:30JBca3TO
――午後

午後からは自室の掃除をやった
自室は毎晩掃除をしている。ウーシュが俺のベッドに潜り込みに来るからだ。
汚い部屋なんて見せられない
そのため、1時間もかからずに終えることが出来た

そして、次は
悪魔の巣の掃除だ……

部屋へ行くと既に皆揃っていた

ミーナ「これより、ハルトマン中尉の部屋の清掃作戦を開始します。これが終わったら皆で街に行くから頑張ってね」

そしてさっきと同じグループに分かれ、掃除を開始した

―――――――――――
―――――――――
―――――――
748以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 23:36:08.09 ID:30JBca3TO
――酒瓶

俺「おいおい。まだ捨ててなかったのか」

これは俺とエーリカの二人で一晩飲み明かしたときに飲んだ酒の瓶だ

たしか6月半ばの出来事だ。たしかあの時……いや、もう忘れよう…

この部屋にあるものはゴミかゴミじゃないのかわからないため、捨てる前に一応聞くことになっている

俺「おーい。これはどうするんだ?」

エーリカ「んー?」

俺の方を向き手に持っている瓶を確認すると、はっとしたような顔をした

エーリカ「あ!それは捨てちゃダメ!」

慌てて俺の手から瓶を取り上げる

エーリカ「これだけは…ダメだから…」

そして、瓶を抱きしめながら、呟くように言った

俺は何もいわずに他の所の掃除を始めた
749以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 23:39:54.78 ID:QUNHD66r0
エーリカ可愛すぎ支援
750改行ェ…:2010/12/31(金) 23:42:24.38 ID:30JBca3TO
――G
ペリーヌ「ひゃあ!!」
突然、叫び声を上げた
一点を指差して震えているペリーヌ「な、なんて悍ましい…」

サーニャ「ご、ゴキブリがいる……」

エイラ「だ、大丈夫だぞサーニャ。私がついてる」

リーネ「き、きもち悪い…」

芳佳「ゴキブリって一匹居たら100匹はいるって言うよね」

想像するだけで気持ち悪い

ミーナ「これは…私も無理ね…」

さすがのミーナ中佐もゴキブリはキュッてできないらしい。俺も触れないし当然か。
ルッキーニはさすがにゴキブリには興味なし。シャーリーとバルクホルン、ウーシュは逃げてしまった。エーリカはお構いなしという風。困っていると

坂本「こういうものは!こうだ!」
少佐がゴキブリを掴み
坂本「破ぁ!」
窓の外へ投げ捨ててしまった

ペリーヌ「さすが坂本少佐ですわ!」

扶桑海軍ってスゲェ……改めてそう思った
751以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 23:45:01.60 ID:30JBca3TO
――同日 19:00 ローマ

なんとかエーリカの部屋の掃除を終わらせたときには既に18時を過ぎていた
以前にも増して進化していた悪魔の巣は501部隊(一部除く)の力でも6時間近くかかったのだ

そして今、街に到着した

街中は人でごった返している

他の皆は俺達に気を使ったのか、気づいたらどこかへ行っていた

俺は隣にいるウーシュの手をそっと握る

俺「人多いし、はぐれないように…な」

ウーシュ「ふふ。ありがとうございます」

ウーシュ「俺さん。どこかレストランに入りませんか?人混みは苦手です」

俺「そうだな」

俺達は歩きはじめた
752以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 23:47:37.67 ID:AW+xWvd70
くそ!リア充め・・・!!
753以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 23:47:38.54 ID:30JBca3TO
人混みを掻き分けながらしばらく歩いていると

ウーシュ「っ……」

男「おっと御免よ」

男がぶつかっていった
そして、バランスを崩しウーシュが倒れかける

俺「っと……大丈夫か?」

それを抱きしめ、受け止めた

ウーシュ「は、はい。大丈夫です。ありがとうございます///」


俺「人混みは危ないな。早いとこ入れるとこ探してしまおう」

ウーシュ「そうですね」

―――――――――――
―――――――――
―――――――
754以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 23:50:59.23 ID:30JBca3TO
――23:50

あの後、なんとか入れるところを見つけ、話をしながらゆっくり食事をしていた

俺「もう今年が終わるんだな」

ウーシュ「早いですね」

俺「いろいろ大変だったけどな。最悪だった」

ウーシュ「私にとっては最高の一年でしたよ?」

俺「そうなのか?」

ウーシュ「はい。その……俺さんと出会えたから///」

しまった…
本当にだらしねぇ男だな俺は…

俺「ハハ、そうだな。最高の一年だった。ウーシュのような可愛い娘に出会えて、しかもその娘と恋仲になれたんだからな」

そんな話をしていると、外が騒がしくなっていた
755以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 23:52:16.52 ID:UMJFV6cLO
俺も大晦日の内に小ネタを投下したいが……圧倒的…投下中…ッ!
756以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 23:54:05.00 ID:nuU7syuF0
ふふ、俺と一緒に終わるまでまとうね…ウフフ

ロスマン曹長とちゅっちゅしたいんだな…
757以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 23:54:26.17 ID:30JBca3TO
俺「そろそろか」

ウーシュ「そうですね。来年も俺さんにとって最高の年でありますように」

俺「来年もウーシュにとって最高の年でありますように」

ウーシュ「3」

俺「2」

ウーシュ「1」

「「0」」

その瞬間、外で多くの人の歓声と、花火の爆音が響いた

「「Frohes Neues Jahr」」

  〜終〜
758以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 23:57:29.79 ID:AW+xWvd70
空気読まずにすまんが、少し聞きたい、アーマード・コアで被ってる俺は盗作になるのかな
俺の方が後ね

759以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 23:58:38.61 ID:nuU7syuF0
避難所池
760以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 23:59:08.43 ID:iI9wRYmu0
新年あけるぞ・・・
761以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/31(金) 23:59:12.67 ID:AW+xWvd70
ハイ、すいません、ここ本スレだった・・・
762以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 00:05:21.71 ID:vzcDxYcN0
>>758
ネタ元が同じくらいじゃ盗作にはならんぞ。
763以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 00:08:30.46 ID:0/2USAUAO
あけましておめでとうお姉ちゃん
764以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 00:09:15.05 ID:0FVjpl93O
投下終えたとこで猿くらってたぜ…

1時間もあんなので占拠してすみませんでした
765以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 00:09:25.10 ID:pAl9iJYd0
あけおめだよティナちゃん!エーリカちゃん!ウーシュちゃん!
今年もがんばって暇つぶしにSS書こうね!…書こうね!


766以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 00:09:43.57 ID:4nfurzZbO
あけおめ皆様方
767以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 00:10:11.81 ID:eYCGv1VA0
あけましておめでとうウルスラ、頑張って君ルート書き上げるからね!
768以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 00:10:32.58 ID:MqJdQXtqO
大晦日には投下出来なかったけど大晦日のロス(マン)タイムがあるからまだまだ大丈夫だよな!
769以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 00:10:44.58 ID:HVY9Gvf+P
ハイデマリーちゃんとにゃんにゃんする淫夢を見たんだ…
770以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 00:11:09.10 ID:y3rZTMeL0
お前らあけおめ
501のみんなもあけおめ
771以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 00:11:19.15 ID:pAl9iJYd0
えーまいどおなじみーロスタイムーロスタイムのじかんでございまーす
772以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 00:11:32.41 ID:T2i1B97xO
若干遅くなったがあけましておめでとう、エリザベス
上で呼ぶな?だが断る、反応が可愛いし
773以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 00:12:34.80 ID:mK4933no0
皆の衆

明けましておめでとう
774以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 00:12:54.72 ID:vV3viein0
12時過ぎたら投下するっていったけど
しばらくはみんな新年ネタするよね・・・
落ち着くまで待ってま〜す〜
775以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 00:14:10.20 ID:vV3viein0
あと、あけましておめでとうございます
776以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 00:15:04.41 ID:eYCGv1VA0
さて、新年初ssは誰になるのか
777以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 00:15:40.37 ID:MqJdQXtqO
2レス程度の大晦日ネタ、投下して良いかな?
778 【だん吉】 【1092円】 :2011/01/01(土) 00:16:52.43 ID:y3rZTMeL0
>>777
カモン
779以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 00:16:55.15 ID:vV3viein0
どーぞー
780以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 00:17:12.32 ID:T2i1B97xO
良いだろうカモン!
781ロスマン曹長と俺:2011/01/01(土) 00:18:03.80 ID:MqJdQXtqO
ペテルブルク前線野営地

俺「寒いですね。」

ロスマン「せっかくの年越しも基地じゃなくて此処になりそうね……」

俺「皆がいないのは寂しいですけどロスマン曹長が一緒で助かりました。」

ロスマン「ふふっ、お世辞でも嬉しいわ。せめて今日くらいはネウロイが来て欲しくないわね。」

俺「予報では今日は来ない筈でしたけど、どうなんですかね?」


〜夜〜

ロスマン「今日も1日ご苦労様。」コトン

俺「あっ、ありがとうございます。コーヒーですか?」

ロスマン「明日は休みだし、一緒に年越しでもどうかなって思って。大丈夫?」

俺「大丈夫です!」

ウゥーン!ウゥーン!

俺「警報!?せっかくの夜に……」

ロスマン「……行きましょう俺くん、すぐに片付けてゆったりと年を越すのよ!」

俺「りょ…了解!」
782以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 00:20:11.57 ID:hxKQhmm00
>>762それを聞いて安心した、サンクス
783以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 00:20:41.72 ID:MqJdQXtqO
パリーン、ネウロイは死んだ

ロスマン「……まさかトゥーパリェフ級が相手だとは思わなかったわ。」

俺「何とか倒せましたね……けど……」

ロスマン「もう野営地まで戻っても年を越した後ね……確か俺くんは腕時計持ってたよね?」

俺「はい、今は……凄い偶然ですよ、23時59分です!」

ロスマン「じゃあ、予定は狂っちゃったけど2人でカウントダウンしよっか?」

俺「はい!後30秒……20秒……」

ロスマン「10秒……9、8、7……」

俺「5秒前…4」

ロスマン「ねぇ、俺くん?」

俺「3……2……はい?」


チュ……



こんな年越しをしたかったんや。新年初のSSが大晦日ネタでごめん……
784以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 00:22:57.86 ID:hxKQhmm00
新年早々壁がなくなるってどういうことだ!
785以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 00:23:32.78 ID:mK4933no0
>>783
786以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 00:24:55.18 ID:pAl9iJYd0
乙乙!

んじゃ俺ももう少ししたらロスタイムに便乗するかね…
787大晦日ロスマンタイム:2011/01/01(土) 00:32:14.74 ID:pAl9iJYd0
俺「……はぁ、寂しい…他の整備の面子は「戦場に行ってくる」とかいって扶桑いっちまったし。
  ウィッチの方々と一緒に部屋にいるわけにもいかんし…一人さびしく寒いハンガーか」ズルルル

俺「やっぱ今年の最後のお供はこの年越しそばだけ…か」ズルルル

ロスマン「あら、こんばんは俺君」

俺「あ、こんばんはロスマン曹長。 どうしたんです?こんなとこに」

ロスマン「ちょっと、うちのエセ伯爵がなにか厄介後と起こしてないか見回りにね……
     あら?……俺君それ、なに食べてるの?」

俺「コレですか? 扶桑伝統の年越しそばですよ」

ロスマン「としこし……ソバ?」

俺「扶桑の文化で、年を越すときにソバを食べるんですよたしか……
  「細く長く達者に暮らせることを願う」っていみでしたっけ? まぁそんな感じの」

ロスマン「へー……美味しそうね? わたしもいただいていいかしら」

俺「え? いいですよ。 っと、確かもう1人前ぶんは……あった、はいどうぞ」

ロスマン「あら、ありがとう」
俺「あ、トッピングはどうしますか?」

ロスマン「トッピング? 何があるのかしら」

俺「えーっと…エビの天ぷら…しいたけ・えのきの天ぷらに…野菜の天ぷら…
  あとは……油あげですね」

ロスマン「…そうね…私は油揚げをお願いしようかしら」

俺「はいはーい……っとこれくらいですか?」テンコモリ!

ロスマン「まぁ! そんなに? ありがとう」

俺「それでは」

ロスマン&俺「いただきます!」

ロスマン「はむはむ」ジュルル

俺「どうです? 扶桑から取り寄せたそば粉を俺が手打ちした至高の蕎麦のお味は!」

ロスマン「ん〜、腰があっておいしいわ〜」ジュルル

俺「そいつはよかった」ジュルル

ロスマン「はふはふ…ふー、ふーはむはむ。 ん〜この油揚げもいけるわぁ〜」ハフハム
789以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 00:35:16.67 ID:oX8GjqkPO
俺「あけおメールが誰からもこない(;_;)去年も誰からも来なかった」

サーニャ「ごめんなさい、こんなときどんな顔したら良いのかわからないの」
790大晦日ロスマンタイム 笑えよべジータ:2011/01/01(土) 00:36:14.45 ID:pAl9iJYd0
俺「油揚げはまだまだありますからどんどんたべてくださいね」

ロスマン「うん!」ハムハム

俺「(幸せそうな顔してん油揚げ食ってんな〜……かわいい)」

ロスマン「……ハムハム…俺君……今年一年振り返ってどうだった?」

俺「お、唐突ッスね…そうですね〜。今年は此処に配属されてからずっと伯爵がぶっ壊したストライカーレストアして
  ニパ御嬢ちゃんがぶっ壊したストライカーもレストアして、直枝嬢ちゃんのストライカーも
  レストアして…壊したストライカー探しに行って……レストアして…修理して…整備して…あれ?
  俺面倒ごとしかやってない……あれ?なにこの目からあふれるそば粉は……あれなんで?」

ロスマン「あ、あははは……ごめんなさい……」

俺「あ〜いいんすよ〜。みんな無事に帰ってきてくれりゃそれでいいんすから
  ……人間は整備できませんから」

ロスマン「……」

俺「……」

ロスマン「そ、そうだ! この一年のお礼もかねて何かして上げましょうか?」

俺「え、そんな……悪いですよ。 今、こうやって方並べて年越し蕎麦食べてるだけで十分ですから」

ロスマン「そ、そう…それなら…いいのだけど……」
俺「はい……」ズズズルル

ロスマン「……」ズルル

俺「ぷはぁ…くったくった…んじゃ、みんなの整備終わったんで部屋に戻りますね」

ロスマン「あら、もう?」

俺「えぇ、年が明けても俺たちの仕事がなくなるわけじゃないですから……それじゃ、よいお年を」

ロスマン「……えぇ、よいお年を」

タッタッタッタッタ……

ロスマン「……年の終わりくらい…最後まで一緒にいてくれたっていいじゃない…ばか」
792以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 00:39:16.77 ID:MqJdQXtqO
>>788
流石エロスマンタイム曹長だな、鏡を簡単に作るとは……
793大晦日ロスマンタイム:2011/01/01(土) 00:39:32.50 ID:pAl9iJYd0
〜〜俺の部屋〜〜

俺「……ふぅ…今年の大晦日もいつもと大して変わんなかったな……」

俺「いや…ロスマン曹長が一緒だったか……少しだけ……」

俺「……幸せだったな…」

俺「……っと、もう12時過ぎてる……新しい年か……寝よう…電気消して…っと」

コンコン

俺「はーい……だれですか〜? 鍵なら開いてますよ〜?」

シーン

俺「……あれ? 入ってこない……しかたない、よいしょ」テクテク

俺「(ガチャ)…どちらさまで…むぐ!」

?「ん〜〜〜♪」

突如扉を空けた瞬間、なぞの人物によって唇をやわらかいものでふさがれ。
ベッドまで一気に押し込まれてしまい。押し倒されてしまいったうえに。馬乗りで身動きが取れない。
しかも、電気を消してしまいついているので明かりは枕もとのライトだけ…コレでは薄暗くて顔が確認できない。
794 【大凶】 【912円】 :2011/01/01(土) 00:40:43.73 ID:y3rZTMeL0
脱いだ
795大晦日ロスマンタイム:2011/01/01(土) 00:41:45.89 ID:pAl9iJYd0
俺「むぐ!むぐう〜〜ううう!!」

?「〜〜〜♪〜〜〜♪〜〜ぷはぁ!」

俺「ぷはぁ!はぁ……はぁ……だ、誰だ! 俺の平穏だった新年をいきなり波乱の開幕で起こした奴は!」カチンカチイ

俺がライトをつけるとそこには基地の中では見たことがないようなナイスバデーの眼鏡美人さんがいた。
しかも、獣耳をはやしている…ウィッチか?特徴……狐耳……尻尾が…9本…だ…と? 一応合致する人はいるが
尻尾が9本あるなんてそんなやつが内の部隊にいるはずがない!

俺「だ、誰だあんた!」

?「コ〜〜〜ンコン♪コ〜〜〜ンコン♪」

俺「こ、こ〜ん?」

?「あら? こんな美人の顔を忘れたの?」

俺「顔を忘れた?……そのめがね……使い魔が狐……あ、あんたまさか!」

ロスマン「そ、あなたのロスマン・エディータ曹長よ」

俺「あ、あなたの!? …・・・そ、そのロスマン曹長が俺に何の御用ですか!」

ロスマン「ふふふ……決まってるじゃない…姫始めよ」
796以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 00:44:50.02 ID:9mMJsf510
新年初支援
797以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 00:45:01.89 ID:4nfurzZbO
>>789
まさか同士が居るとは…

来ないものは仕方ないだろちくしょう…
798大晦日ロスマンタイム:2011/01/01(土) 00:45:46.85 ID:pAl9iJYd0
俺「っな! ひ、姫始め!?」

ロスマン「そうよ、好きな人と一緒に年を越せなかった分……今から一緒にいてもらうんだから」

俺「た、タイム! まて!誰が誰を好きだって!?」

ロスマン「私が!あなたをよ!…もう!鈍感以前の問題ね」

俺「そういうもんだいじゃ…「ん……ぷはぁ」…」

ロスマン「ここまでやったのよ……おとなしく……食べられちゃいなさい?」

ロスマン「大丈夫……最後まで先生が先導してあげるから………ね?」

俺「は、はい……よろしく…お願いします」

ロスマン「ふふ、素直でよろしい。それじゃ、いただきます……あむ」

ロスマン「……む…じゅるるる……あ…もう…もうこんなに……」
799大晦日ロスマンタイム:2011/01/01(土) 00:46:35.26 ID:pAl9iJYd0
ってとこまで妄想した。

けどロスタイムにはいったからここまで

今年も煩悩前回の一年になりそうですねエロスマン先生!!
800以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 00:55:23.32 ID:3TNuGyqB0
今やっと実家に帰ってこれた・・・
手がかじかんでキーボードもまともに打てないが
あけましておめでとう!俺SSすれがこれからもにぎわうことを願う
トゥルーデちゅっちゅなでなで
801以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 00:57:37.34 ID:vV3viein0
>>560の続きだけどせっかくなので
オレも短いの投下していいかな?
年明けネタなんだけど エイラとなんだけど・・・
802以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 01:06:20.90 ID:RnYy2Rw3I
GoGoGo!
803以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 01:07:22.74 ID:vV3viein0
おー・・・みんな落ちたかと思った・・・

じゃあ次からやります。
804エイラと・・・:2011/01/01(土) 01:12:39.00 ID:vV3viein0

12月31日-夜-

エイラ「お、こんな所にいたのカ」

呼ばれて振り返る、そこにはオレの恋人が立っていた

俺「ああ、ちょっと風に当たりたくてな」

エイラ「なに言ってんだ、早く戻るゾ」

そう今日は12月31日、一年の最後の日だ
501のみんなで年明けを祝う予定だった

でも

805エイラと・・・:2011/01/01(土) 01:16:16.93 ID:vV3viein0

俺「ありがとな、エイラ」

オレは・・・

エイラ「え・・?、何がダ?」

エイラと二人で年を明けたかった

俺「オレのこと、好きって言ってくれて」

エイラ「な、なに言ってんダっ////」

ははっ、やっぱり可愛いな・・・
806以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 01:19:31.95 ID:RnYy2Rw3I
支援
年明け初壁殴りといくか…
807エイラと・・・:2011/01/01(土) 01:19:59.65 ID:vV3viein0

オレはエイラを抱きしめた

俺「好きだぞ、エイラ」

エイラ「うう・・・///////」

-----------------

しばらくそうしていると、最初は抵抗していたエイラも
おとなしくなった
808エイラと・・・:2011/01/01(土) 01:23:59.04 ID:vV3viein0

エイラ「・・・なぁ」

俺「ん?」

エイラ「みんなの所に戻るの、間に合わないじゃないカ・・」

時間は12時58分、確かにもう間に合わないだろう

俺「サーニャとがよかったか?」

オレは意地悪を言ってみる

エイラはちょっと考えたてからこう言った
809以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 01:25:28.98 ID:QrP0RNRo0
あけましておめでとう支援
810以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 01:25:32.01 ID:+HK0PmTH0
紫煙
811エイラと・・・:2011/01/01(土) 01:27:37.87 ID:vV3viein0

エイラ「ううん・・・サーニャも好きだけど、俺のことも」

エイラ「・・・好きだから///」

そんなことを言われて気づいたらオレはエイラにキスをしていた

しばらしくして、そっと口をはなす

エイラ「・・・///」

俺「・・・え、と///」

とりあえず強く抱きしめることにした・・・
812エイラと・・・:2011/01/01(土) 01:31:26.73 ID:vV3viein0

エイラ「・・・しいゾ」

俺「?」

エイラ「苦しいゾ・・・///」

俺「あ、わるいっ・・・」

そう言ってオレはエイラと離れる
怒らせてしまっただろうか?

エイラ「・・・ちょっと目つぶれ」

俺「え!?」

エイラ「いいからっ」

オレは仕方なく目をつぶる、エイラが近づいて来るのがわかる

そして
813以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 01:33:04.54 ID:y3rZTMeL0
なんて甘い空気だ
さっきロールケーキ一本食って胸焼けしているというのに
814エイラと・・・:2011/01/01(土) 01:35:56.75 ID:vV3viein0

エイラ「えいっ!!」

俺「イテェ!?」

デコピンされた・・・期待したのに・・・

エイラ「おしおきダッ♪」ふふっ

・・・怒ってなかったのか

俺「ま、いっか・・・」

エイラはオレを置いて戻っていく

エイラ「行くぞっ」

そう言ってまたエイラは歩き出す

オレは後ろをついていく

俺「!?」
815エイラと・・・:2011/01/01(土) 01:42:15.46 ID:vV3viein0

エイラが突然振り向いた
彼女の髪がふわりと舞った・・・

----そして

エイラ「・・・・」ちゅっ

俺「///////」

え・・・と・・・キス?

エイラ「今年も、これからも、ずぅっと、よろしくな♪」ニコッ

その笑顔は反則だ・・・

1月1日 0時1分 オレの新年は大好きな人とのキスから始まった

--------終わり♪---------
816以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 01:43:55.79 ID:+HK0PmTH0
キュンとくるね
817以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 01:45:34.82 ID:W/4QlJ0/O
アケオメ支援!
818エイラと・・・ 後書き:2011/01/01(土) 01:47:00.22 ID:vV3viein0

これで終わりです。
読んでくれた人、ありがとう。そして明けましておめでとうございます。
下手かもしれませんが楽しんでもらえれば幸いです♪

>>560のお話は完結してませんが、その話の後日談に当たる話です
そっちも読んでくれたらありがたいです

では〜
819以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 01:49:05.98 ID:T2i1B97xO
年越し早々甘ったるいの乙
820ヘルマちゃんいじり(1/3):2011/01/01(土) 01:53:47.34 ID:UEOJ8LSc0
俺「おいヘルマ、年明けまであと5分だぞ」

ヘルマ「はい、今年ももうすぐ終わりですね」ズルズル

俺「しかしお前なんでそんな急いでそば食ってんだ」

ヘルマ「年越しそばは年明け前に食べ終わらないといけないのであります!」ズルズル

俺「ふーん」

ヘルマ「年を跨ってしまうとその年はお金が入ってこないって言われてるであります!」ズルズル

俺「そんな決まりがあるのか」

ヘルマ「そうなんです!貧乏は嫌であります!」

俺「そうだな、お金が無いのは嫌だな」

ヘルマ「だから急いで食べてるんであります!邪魔しないで下さい!」

俺「はいはい」

ヘルマ「うう、天ぷらが熱いです……」フーフー

俺「何で天ぷらそば選んだんだよ……」

ヘルマ「だって!エビさんが美味しそうに揚がってるんですよ!食べないわけには行かないじゃないですか!」フーフー

俺「相変わらずお前の言う事は一個もわかんねえな」
821ヘルマちゃんいじり(2/3):2011/01/01(土) 01:54:40.24 ID:UEOJ8LSc0
ヘルマ「ああもう!時間がないであります!話しかけないで下さいです!」モグモグ

俺「へいへい」

ヘルマ「うう、美味しいけど味わってる時間もないであります」

俺「アホっぽいなぁ……」

ヘルマ「うるさいです!静かにしてくださいであります!」ズルズル

俺「……」

ヘルマ「」ズルズル

俺「……」

ヘルマ「うう、苦しいであります……」ズルズル

俺「バーカ」

ヘルマ「ううー!しつこいです!」

俺「ははは」

ヘルマ「ああもう!時間が無いのにー!」

俺(無視すりゃいいのに、律儀な奴だなぁ)

…………
……
822ヘルマちゃんいじり(3/3):2011/01/01(土) 01:55:44.47 ID:UEOJ8LSc0

ヘルマ「ごちそうさまでしたー!まにあったー!」

俺「はいお粗末さまでした」

ヘルマ「なんとか1分前に間に合いました!これで来年はいい年になるであります!」

俺「よかったな」

ヘルマ「はい!」ニコニコ

俺「ほら、年明けるぞ」

ヘルマ「0時0分!あけましておめでとうでございます!」

俺「ああ、とっくに明けてるけどな」

ヘルマ「へっ?」

俺「お前の時計5分遅れてるぞ」

ヘルマ「……ああっ!うわああああん!どうしてでありますかー!」

俺「ゲラゲラゲラ」

ヘルマ「ま、また俺さんの仕業ですね!ひどいであります!ひどいであります!」ポカポカ

俺「ゲラゲラゲラ」

おわり
823以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 02:00:28.54 ID:9qclCBaf0
しゃああああああああああああありいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!
あけましておめでとおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!

あ、お前らもおめでとう
824以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 02:01:23.57 ID:zheAQYnS0
ヘルマちゃんかわうい。やっぱりいじめられて輝くものがあるよ。
昨晩の避難所のあれは完結させないのかなあ(チラッ
825以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 02:09:16.87 ID:4nfurzZbO
やはり新年早々は旬ネタ以外は投下しにくいな
出来るだけ旬ネタ優先させたいし
826以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 02:10:19.25 ID:T2i1B97xO
別に旬ネタじゃなくて良いのよ?
827以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 02:13:45.55 ID:vV3viein0
旬ネタしといてなんだけど
好きなようにすればいいんダナ!
828以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 02:16:23.33 ID:4nfurzZbO
もうちょっとして誰も来なかったら普通のだけど行きますわ
829以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 02:18:42.61 ID:3TNuGyqB0
なんか帰省したら投下するとかいってた者だけど、寒すぎて死にそうだから今日忙しくなければ投下する
普通のだけれど・・・あとwikiは更新しときました・・・
おやすみ
830以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 02:19:42.79 ID:vV3viein0
>>829
お疲れ様です・・・
831以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 02:41:27.26 ID:4nfurzZbO
>>259から…
行きたいけど新年早々これは酷い気もする
832以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 02:43:35.27 ID:TjyTnCzl0
          \ノ⌒ ミ'/____,._,. -‐'/-、
           /_/  .)ニ二二ニニ‐--,.-、- 、,_
 ̄ ̄ ̄\    / /ヽ// ̄~フ;;フ三ミ/,、/ ̄ ̄ ̄
      |   .ヽヽヽ `´  .ノ//三/ //
 行    L._   ) ノ_,.,,,;'/,./ \=!//  関
 け   ┌´  /<(;;;i''_,ィ''/    |/   系
     /    `ヽ/ ._!''´  ノ r'´|   な
__/      ./  .|:::::.   .(´〉|    い
         ∠,,,,,,,_ ノ     ヽ,ノ|    :
         .`''‐、ノ       ./  |    :
          r´‐-、     ./ <_
          l´`~'''`  _,.,  /    //\___
          .フ"''''  /  `ヽ、  // /〉ノ / 川
         ./   /    _`'''''''┴-- 、,ノ_,.-
         し‐''フ´  _,.-‐'´_二--二ニ'/
          `フ _,. =ニ‐''´ ̄      /
833魔人と呼ばれる俺第二章1話:2011/01/01(土) 02:46:52.72 ID:4nfurzZbO
まあ厄除けにでも…うん

長々やってますが今年もよろしくお願いします
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

バルクホルンが的にならぬよう動きながら俺の行く先を見据え、両手の銃からペイント弾を発射する

俺「人の力だけでここまでやるか・・いや人の力は偉大なもんだったな」

ミーナ「止まりなさい!俺さん!」

俺「止まったら当たってしまうからこのまま用件だけ聞いてやる」

ミーナ「止まらないなら私とフラウ、トゥルーデで貴方を撃墜します!」

俺「そうか・・残念だ
三対一で模擬戦を続けようか
ああ、そっちは実弾装填してるのか・・まあ良いよ」
エーリカ「残念だよ・・俺・・」

俺「なに撃墜出来る前提で悲しんでるんだハルトマン
俺は攻めるのも攻められるのも好きだからね・・痛め付けてペイント弾を当てさせてもらう」

戦場ではやはり容赦無いな…ハルトマン
急所を狙ってないにしても避けるのに少し苦労する

俺「徒手奥義!空薙!」

ハルトマンの持つ銃から放たれた弾丸を大気を爆発させ跳ね飛ばす

この三人の連携は流石と言っても良い
ヴィルケとバルクホルンは援護の体勢に入りハルトマンが銃撃をこちらに向ける
835魔人と呼ばれる俺第二章1話:2011/01/01(土) 02:54:34.74 ID:4nfurzZbO
俺「お前から堕とすか・・因果応報
撃った弾丸はお前が受けろ、ザメナ」

射線上に止まりわざと一発だけ肩に当たるようにする

俺の肩に当たるという事実をハルトマンの肩に当たるという事実に置き換える訳だ
連発出来ないがハルトマンに使う価値はある

エーリカ「つぅ・・!」

俺「許せ・・」

一瞬怯んだ隙にペイント弾を打ち込む
後二人…
836魔人と呼ばれる俺第二章1話:2011/01/01(土) 03:00:14.05 ID:4nfurzZbO
ゲルト「反則だろ貴様ァァァァァ!!
ハルトマンの仇は討つ!」
実弾も反則ギリギリだけど俺が許可したから良いのか…そうだろうな

俺「溢れんばかりの殺気を感じるなー・・治癒魔法で治してこいよ」

ミーナ「トゥルーデ・・正式に撃墜命令を出します


ヴィルケが軽機関銃をバルクホルンに渡す

俺「本気だな・・もう面倒だし撃墜されて楽になろうかな・・?」

冗談だけどね

?「なに諦めてんダヨ!」

?「まったく・・」
837魔人と呼ばれる俺第二章1話:2011/01/01(土) 03:06:59.74 ID:4nfurzZbO
俺「帰れ!
遊びじゃ無いんだよ!馬鹿が!」

エイラ「馬鹿って言うナヨー・・
それヨリ何でツンツンメガネも居るンダヨ!」

サーニャ「そうですよ!」

ペリーヌ「これ以上見てられないからですわ!
だいたい本当に殺す訳無いでしょうが」

ネタばらしはありがたいがよくない

俺「お前最近俺がこいつら殺しそうだって言っただろ・・」

ペリーヌ「否定なさったじゃ無いですか・・気のせいですの?」

確かに否定したな…でもまだ俺を信用してくれるのか…

ミーナ「三人ともその人から離れなさい、命令です」
ついにその人呼ばわりになった…
838魔人と呼ばれる俺第二章1話:2011/01/01(土) 03:10:53.36 ID:4nfurzZbO
俺「もう下がれ・・俺からもお前達に命令だ
負ける訳が無いだろ?
クロステルマン・・二人を頼む」

ペリーヌ「仕方ありませんわね・・」

俺「悲しみの目を向けないでくれ・・この隊に居られなくなってもお前達を護るし想っている
もう行け・・」

ミーナ「別れは済んだかしら?
リーネさんに関することは誤解だったと認めますがやはり貴方は危険です
投降するなら命は取りません」

俺「ヴィルケ・・あのさ・・」

ミーナ「無駄話をする気はありません!」

俺「・・いや、あのさ」

頭冷やして落ち着けよ…そう言いたかった
バルクホルンは俺が逃げないようヴィルケの上から狙っている

ミーナ「もう良いです!撃墜します!」
839魔人と呼ばれる俺第二章1話:2011/01/01(土) 03:15:36.05 ID:4nfurzZbO
ヴィルケが制止している俺のストライカーへ銃弾を放つ

…ハルトマンに怪我をさせた俺への怒りで我を忘れてるのか?
問う迄も無くそうだろうな
だからって容赦はしないがな!

針の無い注射器を首筋に宛がい中身を注入する
薬品漬けな日々だな…仕方ないけど
本当はこんな事くらいにこれを使いたくはなかったんだけどな…

俺「まあそう言わず俺の話しを聞けよ」

周りから見れば一瞬でヴィルケの横に着いたように見えただろう
まあ実際そうなんだがな
840以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 03:20:06.87 ID:vV3viein0
寝る前支援
841魔人と呼ばれる俺第二章1話:2011/01/01(土) 03:20:09.57 ID:4nfurzZbO
ミーナ「え・・?今あそこに・・」

まず彼女の腹部に裏拳を叩き込む

俺「そもそもビショップが誤射したことに対して俺とバルクホルンに謝るのが先じゃないか?」

胸元に肘を叩き込み肺の酸素を出させる

ミーナ「かっ・・ふ!?」

俺「ハルトマンに到っては自分の撃った分を一発肩に返しただけだ
俺はペイント弾以外は刀しか無いからな」

頭部に掌底を叩き込み軽い脳震盪を起こさせる

俺「俺はハルトマンを殺した訳じゃない
当然の対応をしただけだ」

バルクホルンはただ見ているだけ…圧倒的な状況に放心でもしてるのか?

情けない…ネウロイは俺ほど優しくないぞ

俺「それで俺が悪人と、危険人物と決めたか
まあ、間違ってはいないが俺は悪役であって悪人じゃない
俺はもう良いから頭冷やしてハルトマンとバルクホルンに謝れ・・」

ヴィルケの首を掴みバルクホルンに投げ付ける
少しやり過ぎたかな?
842魔人と呼ばれる俺第二章1話・支援感謝:2011/01/01(土) 03:26:56.91 ID:4nfurzZbO
ゲルト「ミ、ミーナ?」

俺「気絶させただけだ・・死にもしないし後遺症もない・・が念の為に宮藤に診せると良い
それで・・お前も俺を怒らせたいか?」

ゲルト「・・今回の事はお前が脅すからこうなったんだが・・
それよりミーナはただ家族を失いたくなかっただけなんだ・・
私はなんでもする、だからミーナやリーネ・・少佐の事も許してやってくれないか?」

俺「バルクホルン・・あのさ・・身売りは良くないね
それにお前との決着がまだなんだが・・」

ゲルト「も、もう着いただろ・・お前みたいな奴に勝てる訳が無い・・」
843魔人と呼ばれる俺第二章1話:2011/01/01(土) 03:30:14.49 ID:4nfurzZbO
俺「・・こんな俺を見たら誰だってそう言うよ・・言葉は違えど意味は“お前は人の皮を被った化物だ”ってな・・
これが魔人と呼ばれる理由だ・・ちゃんと説明したことは無かったな」

ゲルト「わ、私はそういう意味で言った訳じゃ・・」

俺「同じだよ・・

ああ、そうだ・・俺は別にビショップ達を許さないとか思ってないからな・・
約束の命令だ、ヴィルケを基地まで運んでやれ」ゴフッ

大量の血が口から零れ出る
やっぱり副作用がきつい…後、無理しすぎたな…

ゲルト「お、おい!大丈夫か!?」

俺「二つ目で悪いが仲間には黙っておけよ・・って俺には撃墜命令が出てたんだったな・・
もう仲間じゃないのかな」

貧血故に気が遠くなる…このまま海に沈んで死ぬのか…
死にたい時に死ねなくて生きると決めたら死ぬのか…
俺と同じくらい残酷な仕打ちだな…

ゲルト「おい!俺!―――」

彼女が最後に何て言ったか迄は意識が持たなかった
そのまま俺は気を失う事となる
844魔人と呼ばれる俺第二章1話:2011/01/01(土) 03:33:26.76 ID:4nfurzZbO
キリも良いし寝落ちしないうちに終わるとするか

支援感謝…来年もついでによろしく
845以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 03:38:59.87 ID:mK4933no0
846以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 04:19:50.26 ID:mK4933no0
保守

そしておやすみ
847以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 04:56:43.49 ID:y3rZTMeL0
寝る前の保守
848以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 05:17:45.25 ID:8luFMBz4O
保守がてら初めてだけど502のSS投下していいかな?導入までだけど…
849?な俺:2011/01/01(土) 05:31:18.25 ID:8luFMBz4O
誰もいなさそうだし投下します。



僕のことは話したいけど話せない。なんでかって?
第一に、そんなこと話しても意味がないし、第二にそもそも今以前の「記憶」がないんだ。
とりあえず僕が502JFWに配属された当初のことから話そう。


「俺少佐です。ラル少佐の補佐及び副指揮官として派遣されました。年は…」
「18」
突然腕を組んで不機嫌そうに小さな少女が答える。なんで答えられるんだ、という言葉を飲み込んで僕は他に質問はないか、と聞いた。しかし沈黙が場を包む。視線のやり場に困り僕はラル少佐に目配せをする。
850?な俺:2011/01/01(土) 05:38:52.85 ID:8luFMBz4O
なんて殺伐としたとこに来たんだ、流石は最前線か、なんてことを考えてるうちにラル少佐が「それでは解散」とお開きにしてくれたようだ。
やれやれ、というポーズを取るスラリとした女性の横を先ほどの少女が部屋を出る。さらに管野を追いかけるように二人の子も退室していった。
「あの、ラル少佐。先ほど僕の年齢を言った子は…」
「そうね」ラル少佐が答えようとしたとき、
「ナオちゃんはほっとけないんだよ。」、とスラリとした女性が横から口を挟んできた。
「ほっとけない?」そう僕は聞き返す。
「そう、ほっとけないんだよ」
851改行しきれてないorz:2011/01/01(土) 05:48:11.93 ID:8luFMBz4O
そうスラリとした女性は繰り返した。するとその掛け合いを見てか銀髪の少女が口を開いた。

「管野直枝さんのことよ、ちなみにこちらはヴァルトルート・クルピンスキー中尉、私はエディータ・ロスマン曹長よ」

そう言うと彼女はよろしくね、と付け加え姿を消した。
何度しても自己紹介は疲れるね、とクルピンスキーがため息をついて近くにあった椅子に腰をかける。年齢以上に大人びてるね、そうクルピンスキーに声をかけると、君もだろ俺少佐、と言い彼女は近くのワインをあけだした。
852?な俺:2011/01/01(土) 05:56:16.42 ID:8luFMBz4O
またクルピンスキーの横に座っていた子も挨拶をしてくれた。

「アレクサンドラ・I・ポクルイーシキン大尉、戦闘指揮やメカニック担当です。」

僕と握手を交わし彼女はストライカーの整備があると姿を消した。
続けて、
「ジョーゼット・ルマール少尉です」
と横の少女も挨拶をする。いかにもおとなしい感じの子だ。
そして、あぁ、よろしく。と軽く握手をし、僕は次の質問に移る。
「それでは管野さんと後二人の名前は…」
853?な俺:2011/01/01(土) 06:05:29.76 ID:8luFMBz4O
「扶桑人の方が下原定子少尉、もう一人がニッカ・エドワーディン・カタヤイネン曹長よ」

再びラル少佐が呆れたように答える。
僕が何をしたって言うんだ。そんな風に思っていると、

「二時間後に夕食です。俺少佐は部屋を案内しますね。」

と再びラル少佐が僕に声をかける。こうして502JFWの生活が始まった。



ここまでで導入は終わりです。
稚拙+見にくい文で申し訳ないですorz
ちなみにナオちゃん√です。
854以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 07:18:51.24 ID:QKqwda160
おっつー それは楽しみだな

そしてみんな、あけましておめでとう
855以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 07:33:16.99 ID:QKqwda160
俺も書いてたんだけど、冒頭超長文になってしまった・・・

会話部分も一応あるんだが少なくて、それ以外は描写にしばられてて
全体的に読みづらい感じ
読者はついてこれるんだろうか
これでいいんだろうか 不安になるな
856以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 07:33:47.36 ID:vV3viein0
あけましておめでとうございます
寝起きがてら>>560の続きです
投下していいよね?
857以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 07:36:33.45 ID:QKqwda160
いいんじゃない?

ただ、俺以外いなさそうだし・・・・・・支援すくなめかもです
とにかくどうぞー

858以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 07:39:10.69 ID:vV3viein0
>>857ありがとう・・・
まぁもともと深夜にやろうと思ったら年明けネタで
力尽きたからな、
じゃあ次からします
859ほうきに乗った俺 3:2011/01/01(土) 07:46:33.58 ID:vV3viein0

前回までのあらすじ

オレはウィッチーズの世界にやって来たしかしネウロイなるものに
基地は攻撃されていた・・・かっこよくそいつを倒した俺は
え?ほうきごと墜落した?なんだそれは?
まぁ、ミーナ中佐に脅され・・優しく誘われ、共に戦うことに
そしてアンナという人の下、今日も修行を楽々こなす

-アンナの島-

俺「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

ドッボーン

アンナ「はぁ・・・何本ほうきを沈めりゃ気が済むのかね」

俺「スミマセン」

860ほうきに乗った俺 3:2011/01/01(土) 07:51:22.25 ID:vV3viein0

やはりうまく飛べない・・・
なぜだ?

アンナ「はぁ・・・テスト受けたくなったらきな」
そしてアンナは去っていく

俺「え、ちょっ、まっ・・・」
えーナニコレ放置プレイ?

俺「・・くしゅんっ」
やばい、早く上がらないと風邪引く・・・って

俺「・・・ネウロイ?」
遠くに見える黒い影あれはおそらくそうだろう

俺「くそっ、早く知らせないと!」
861以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 07:52:11.16 ID:QKqwda160
しえん
862ほうきに乗った俺 3:2011/01/01(土) 07:56:36.87 ID:vV3viein0

-アンナの家-

俺「おい、クソバ、、アンナさん!ネウロイが・・」

アンナは電話を置きこちらを向いた

アンナ「ああ・・今連絡があったよ・・・この島に恨みでもあんのかね」

俺「・・・・・」

アンナ「なにボーっとしてる?逃げるよ」

俺「クソバ・・先生」

アンナ「?」

動こうとしないオレをみて不思議がるアンナに
オレはこう言った

俺「テスト、受けさせてくれ」
863ほうきに乗った俺 3:2011/01/01(土) 08:04:55.27 ID:vV3viein0

アンナ「あんた・・なに言って、、、」

俺「借りがあるんだよ、この家には、この場所には」

アンナ「・・・・」

俺「家族の居場所は・・オレが守るよ」
忘れてた『家族』っての教えてくれた人達、温かい家
・・・だからここは壊させない、壊させてやるもんか

アンナ「・・はぁ、どうせ止めても行くんだろ?」

俺「・・・・・」

そしてオレの先生はこう言った

アンナ「行ってきな、クソガキ」

言われなくても行くよ・・

俺「了解、クソババァ」
864ほうきに乗った俺 3:2011/01/01(土) 08:14:42.97 ID:vV3viein0

-アンナの島 上空-

ネウロイ「ウォォォォォォォォォォォン」

俺「いけぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

オレはネウロイがビームを撃つ前に一気に間合いを詰めて
オレの力『削る力』で相手の翼を削り取る

ォォォォォォォォン

ネウロイは一瞬ひるんだがすぐに再生が始まる

俺「くそっ!」

オレはまだシールドをうまく使うことが出来ない
加えてオレの力は魔力を高密度で凝縮して手や足にその魔力を
まとわして攻撃することで意味をなす
レーザーの中、なんども懐に入るのは難しいだろう

俺「とにかく、こっちに気を引かないとな」

島だけは・・絶対に守る
865ほうきに乗った俺 3:2011/01/01(土) 08:20:15.41 ID:vV3viein0

-アンナの島-

そこにはたった一つの家と家族を守る少年を
見守る人影が残っていた

グリゼルダ「・・・お兄ちゃんが、戦ってるの?」

アンナ「そうだよ」

ラウラ「カッコイイ・・」

アンナは彼の勝利を信じている

イザベッラ「お母さん・・」

アンナ「大丈夫だよ・・あの子は・・・弱くないからね」
   『たのむよ・・俺』
866以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 08:20:36.38 ID:QKqwda160
C
867以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 08:21:36.51 ID:nIxcPuCXO
しーえーん

868ほうきに乗った俺 3:2011/01/01(土) 08:28:10.84 ID:vV3viein0

-アンナの島 空中-

オレ「わっ!?」

ネウロイの放ったレーザーは俺のすぐそばを通り抜けた
回避が遅れていたら致命的だっただろう

俺「このっ!」

オレは一気に近づいて正面に魔力を込めた蹴りを入れる

ォォォォォォォォン

ネウロイの正面がえぐれ、そして瞬時に再生が始まる

俺「・・・コアだ!!」

オレが攻撃した場所より少し奥
ネウロイの中心に当たる部分にコアを見つけた
あとはもう一回近づいて・・・

しかしネウロイの標的はもうオレではなかった
869ほうきに乗った俺 3:2011/01/01(土) 08:36:58.08 ID:vV3viein0

俺「だめだっ、そっちは!!」

ネウロイはオレを無視して島に接近していく

ネウロイ「ウォォォォォォォォォォォン」

-アンナの島-

アンナ「!!」

ラウラ「お母さーーん!!」

ネウロイがこっちに向かっている

グリゼルダ「お兄ちゃん・・・!」

----------

俺「くそぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

オレはビームのチャージを始めて島を狙うネウロイと島の間に
入り込む

オレ「このままじゃ・・・」

どうする、どうすればいい?武器なんてない、たとえあったって
今からじゃレーザーの発射に間に合わない・・・
シールドを張るか?いや、防げなかった分が島に・・・
というかオレはそもそもシールド使えないじゃん
870ほうきに乗った俺 3:2011/01/01(土) 08:44:56.56 ID:vV3viein0

俺「・・・!!」

そうだ、あるじゃんか武器

俺「やってみるかっ!!」
オレは足元のソレに魔力を集中する

俺「いっけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

ネウロイ「ウォォォォォン」

レーザーが発射されるその瞬間、細い光がネウロイの体を貫く

一瞬で中心に空いた穴からネウロイは削り取られたように
消えていく
そして

ォォォォォォォォォォォォン

泣き声を上げ光となって消滅した・・・

俺「あぁぁぁぁああああぁぁぁああ〜〜!!」

ドッボ〜ン
871ほうきに乗った俺 3:2011/01/01(土) 08:50:01.83 ID:vV3viein0

-アンナの島-

ラウラ「わぁーい!」

イザベッラ「すごい・・一人だけで」

グリゼルダ「ふふっ、でもまた落ちてるよっ」

アンナ「無茶するよ、まったく」
    ほうきを飛ばすなんてね・・・聞いたことないよ

アンナ「ふぅ〜・・・」
    
-------合格だよ

そこには少年によって守られた笑顔があった
872ほうきに乗った俺 3:2011/01/01(土) 08:54:49.13 ID:vV3viein0

-海-

俺「ああ・・・あとの事考えてなかった」

オレは海の上に浮いている
自分の乗っていたほうきに大量の魔力をまとわして
尚且つ大量の魔力で敵に高速で飛ばす
泳ぐ力は残っていない

俺「・・・・・ま、いっか」

しばらく浮いているとこっちに向かう影が三つ

俺「宮藤にリーネに・・ペリーヌか?」
873以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 08:57:56.95 ID:hxKQhmm00
今起きた、全力で支援する!
874ほうきに乗った俺 3:2011/01/01(土) 08:58:15.84 ID:vV3viein0

宮藤「俺さ〜〜〜〜ん」

俺「お〜〜〜い」
オレはぷかぷかと浮かびながら呼びかける

リーネ「一人でネウロイを倒したんですか?」

俺「へへっ、まぁね」
我ながらよくやったと思うぞ、今回は

ペリーヌ「でも、なんで浮いてらっしゃるの?」

俺「・・・・さぁ?」

聞かないでくれよ・・・・
875ほうきに乗った俺 3:2011/01/01(土) 09:03:33.71 ID:vV3viein0

〜しばらくして〜

宮藤「じゃあ、また来ますね、アンナさん」

リーネ「私も来ますっ」

ペリーヌ「来て差し上げても・・よくってよ//」

三人がアンナさんに別れを告げている
宮藤達はアンナさんと知り合なのだそうだ

-----------

宮藤「それじゃあまた〜〜」ブゥゥゥゥゥゥン

オレもそろそろ行くか・・・
876ほうきに乗った俺 3:2011/01/01(土) 09:07:48.56 ID:vV3viein0

俺「じゃあ俺も行きますね」
そう言って飛び立とうとすると服を引っ張られた

俺「!」

グリゼルダ「お兄ちゃん!!」

俺「グリゼルダ、どうしたんだ?」
服を引っ張ったのはグリゼルダとラウラのようだ

ラウラ「あのね」

グリゼルダ「私達、、」

二人「お兄ちゃんみたいなウィッチになるっ!」

俺「・・・!!」

そんなことを言われてしまった・・・
なんか、恥ずかしいな
877ほうきに乗った俺 3:2011/01/01(土) 09:11:59.91 ID:vV3viein0

俺「・・・そっか、じゃあ泳ぐ練習しないとな」
冗談を言ってみる

グリゼルダ「私は落っこちたりしないもんっ!」
ラウラ「わたしも〜〜」

俺「ははっ・・そっか」

----やっぱり

俺「頑張れよ」

二人「うんっ!!」

-----家族って

イザベッラ「またきてくださいね俺さん」

-----いいよな
878ほうきに乗った俺 3:2011/01/01(土) 09:18:20.45 ID:vV3viein0

俺「・・はい、絶対来ますよ」

二人「じゃあね、お兄ちゃんっ」

俺「うん、またな」ナデナデ
ロリコン?違うからな、違うからなっ!?

アンナ「さっさと行きな」

俺「ははっ、またな『先生』」

アンナ「もう来るんじゃないよ」

顔を見れば冗談ってわかる・・・
アンナさんのご飯、うまかったな・・・

俺「・・・嫌って言っても来ますからねっ」
879ほうきに乗った俺 3:2011/01/01(土) 09:23:33.73 ID:vV3viein0

-----------------俺「おーい三人とも待って〜〜」

---------------

----------

-----

イザベッラ「ふふっ、あんなこと言わなくても」

アンナ「いいんだよ、別に」

イザベッラ「あらあら、寂しいくせに」

この娘はなにを言ってるんだか

でもね、応援ぐらいしてやるよ

アンナ「がんばんなよ『教え子』」

-------私は、『先生』、だからね
880以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 09:26:21.37 ID:097kwNHK0
新年早々いいものを見ちまったぜ
881ほうきに乗った俺 3 後書き:2011/01/01(土) 09:30:12.55 ID:vV3viein0

はい、三話はこれでお終いです
読んでくれた人がいたらありがとうございます。

二話がとてつもなく短い気がせんでもないですが
三話は結構長いです、読みづらかったらごめんなさい

次は四話です、ウィッチーズのみんなと基地でなんやかんやする
お話になっております
それでわ〜

PS>>804はこのお話完結後のお話という設定です
ようするにこれエイラルートです
882以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 10:07:52.68 ID:0Dl08e0R0
保守
883以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 10:18:38.78 ID:T2i1B97xO
うみねこついでに中古屋巡りしてるがアフリカはやはりねえうぎぎ……
884以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 10:44:59.74 ID:9mMJsf510
筆が進まねぇ……遅筆過ぎワロえないほしゅ
885以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 11:54:37.79 ID:0/2USAUAO
初夢に501メンバーが出て来たいい年になりそうだ
886以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 12:34:04.38 ID:LW+CXEiS0
>>885
idにうさ
887以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 12:47:33.75 ID:oX8GjqkPO
おまいらあけおめ
今年はシャーリーの年か
888喉 ◆NODO.2x7/2 :2011/01/01(土) 12:53:34.40 ID:2znC7BMX0
心配するな俺も遅筆だ

あけましておめでとうございます
889以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 13:04:28.84 ID:vz2eEctgO
あけおめー
完結何時になるかわかんないけど飽きられないくらいにやってくんでよろしくー
890以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 13:54:22.49 ID:25XQzNga0
あけおめ!

このスレのおかげで頑張れる
891以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 13:59:01.19 ID:Rp8ApRwy0
あけおめ!
今空いてる?
892以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 14:02:13.69 ID:0/2USAUAO
よしズボン脱いだぞ!
893以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 14:02:54.27 ID:4nfurzZbO
うむ
カモン!
894失礼します:2011/01/01(土) 14:06:15.67 ID:Rp8ApRwy0
あらすじ

もっさん「わっしょーいアハハハハ」

土方・俺「ぜんっりつーせーんwwwwwww」

もっさん「士ね」

土方・俺「アッー」
895以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 14:08:47.22 ID:8fqoR4/G0
あらすじから何も読めねえwww
896以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 14:11:31.31 ID:Rp8ApRwy0
>>381から

数日後

俺「・・・。」ボロッ

坂本「いや・・・その・・・すまん。」

俺「・・・。」

坂本「だ、大体俺が悪いんだ!あ、あんな・・・は、破廉恥な歌を!」

俺「しかし・・・まさかここまで・・・」

坂本「わ、悪かった・・・。」

俺「・・・。」

坂本「わ、わかったわかった!何でも一つ聞いてやる!その代わり俺も一つ、私の言う事を聞け!」

坂本「これでおあいこ、それでいいだろう!?」

俺「・・・。」
897以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 14:15:45.43 ID:Rp8ApRwy0
(上空)

ミーナ「今日の演習では、通常の戦闘機と、ウィッチでロッテを組みます。」

ミーナ「バルクホルン大尉、俺少尉貴方達でロッテを組んでください。」

ゲルト「よろしくな、俺。」

俺「はっ!」

ミーナ「バルクホルンさん達の相手は、リーネさんと宮藤さんがやります。」

リーネ「頑張ろうね、芳佳ちゃん!」

芳佳「うん!」
898以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 14:17:02.27 ID:lBM1LHXYO
粗筋が本当に粗いwww
899以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 14:44:40.71 ID:Rp8ApRwy0
(上空)

ゲルト「宮藤は任せろ。お前はリーネを叩いてくれ。」

俺「了解!」

ゲルト「リーネの銃は狙撃銃だ。ちょこまか動いて、狙いを定めさせるな!行くぞ!」

俺「はいっ!」グオオ・・・


リーネ「っ! 狙いが・・・定まらない!」

宮藤「リーネちゃん!大丈夫?」

リーネ「だ、大丈夫・・・。」

ゲルト「よそ見している暇は無いぞ、宮藤ィ!」ダダダダ・・・

宮藤「え?きゃっ!」グオン

ゲルト「避けたか・・・流石だな。だがこれならどうだ?」

バルクホルンは両手のmgを構え、宮藤に向かって掃射する。

宮藤「くっ!(シールドで今のところは大丈夫・・・)」
900以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 14:51:29.99 ID:Rp8ApRwy0


俺「それっ!」ババババッ

宮藤「え?え?」ビチャッ

ミーナ「勝負あり!」

芳香が信じられない、といった顔で後ろを向く。

リーネ「ふええ・・・ごめん芳佳ちゃん・・・」

ペイントをあっちこっちにくっつけたリーネと、

俺「ひゃっほーい!!」

その横を通り過ぎるハトヤマ式の姿があった。

    素晴らしい!
ゲルト「ヴァンダーバー!、いい腕だ。」

俺「大尉こそ!ありがとうございます。」
901以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 14:53:17.80 ID:LW+CXEiS0
鳩山式www
902以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 14:58:33.61 ID:Rp8ApRwy0
(基地)

リーネ「負けちゃったね・・・。」

芳佳「うん・・・。二人とも、凄いなあ・・・。」


ゲルト「お前のおかげだ!ありがとう!」

俺「いえいえ、大尉の腕のおかげですよ。」

ゲルト「いやいや・・・」

俺「いいえ、大尉のスピード、技術、精神力。どれをとっても、普通の戦闘機では敵いませんよ。」

ゲルト「そ、そうか・・・なんだか照れるな///だが、お前の腕も素晴らしかった。」

ゲルト「間違いなくお前は、普通の戦闘機乗りで唯一私に着いてこれる者だろう。」

俺「そ、そんな///」


坂本「ぐぬぬ・・・俺の奴・・・デレデレしおって・・・なあ土方?」

土方「え、ええ。(坂本少佐に嫉妬させるなんて・・・流石です、俺さん。)」
903以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 15:01:44.50 ID:Rp8ApRwy0
(食後)
俺(坂本さんに呼び出されたけど・・・何だろう?まさかクビ、とかじゃないよな?)

土方「あ、俺さん。どちらに?」

俺「坂本さんの部屋です。悪い知らせで無ければいいんですが。」

土方「ご武運を、お祈りしています・・・。」スタスタ

俺「あ、ちょ、ちょっと!不吉な事を言わないでくださいよ!ああ・・・」

904以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 15:06:46.65 ID:T2i1B97xO
支援ザム
905以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 15:11:14.18 ID:dODm8p000
御武運をw
906以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 15:27:14.49 ID:fGuul2sw0
もっさんペロペロペロペロペロ
907以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 15:32:46.85 ID:RyVwOLrm0
御武運を・・・・ これは前向きに捉えるべきだな。うん。押し倒せ!のしまくれ!
908以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 15:56:30.00 ID:RyVwOLrm0
あり。止まっちゃった。新年版つくったんだけど、いいかな?
909以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 16:01:56.99 ID:RyVwOLrm0
空き巣いくべw

お年玉で「豚」出た記念SS。

ミーナ「はい、皆さん?今日は坂本少佐から教えてもらった扶桑の伝統行事
 で新年を祝いたいと思います。皆、いるわよね? はい、結構w」

ルッキーニ「ねぇねぇ!ミーナ!何するの?花火?爆竹?高射機関砲乱射?」

ミ「いいえw、違うわよ、ルッキーニさん」

エイラ「まさか、少佐が前に言っていた『寒中水泳』やるんじゃないダロ?死ぬゾ!」

ミ「エイラさんが死ぬと判断することは、当然、私が許可を出しませんよ?」

シャーリー「うーん?坂本少佐が絡むんだから・・・酒の一気飲みワッショーーーーーイ!
 隊長にディープキス祭り? 面白そうだな!!やろうやろう!」

ルッキーニ「ワァーイ!おもしろそ!やろやろ!!」

ミ「ウッ・・・・。シャァリィさんww??」

シ「ゴメン・・・」
ル「ウヂュジュー・・・」

ハルトマン「お菓子??ねえねえ!お菓子でしょ?ミーナ♪」

バルクホルン「お前は大掃除の残りをやれ!大体お前はだな、カールス・・・・(以下略)」

サーニャ「皆でキスの交換、ですか?///////・・・・構いませんけど?」
910以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 16:05:03.02 ID:RyVwOLrm0
エ「サーーーーーーーーーーーーーーーーーニャァァァァ!いいの??イイノカ!
 あ!でも私とだけダゾ!さあ!さーにゃ!おいで!」

ミ「はいはい。落ち着いて?エイラさん?」

リーネ「何をやるんでしょう?」

ミ「皆さんに『お年玉』を差し上げます」

「「「「「「オトシダマ?」」」」」                 

ペリーヌ「オトシマエとは・・・違うんですよね?」

俺「おら、なにこっち見ていってんじゃ!ぺり犬!しばかれたいなら何時でもこんかい!」

宮藤「だ!駄目ですよっ!俺さん!新年早々なに言ってるんですか!」

ミ「そうですよ?俺さん?後で話しましょうかwwww?」

俺「ゴメンナサイ          テメ クソイヌ・・・・」

ミ「では、皆さん。順番に配りますので手を出してくださいね?」

次々に配られるポチ袋。中には手の切れるようなポンド札!
皆、歓声を上げて喜ぶ。

宮藤「有難うございます!ミーナ隊長!    あ でも・・・」
911以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 16:05:58.21 ID:RyVwOLrm0
ミ「喜んでもらえて嬉しいわw。なあに?宮藤さん?」

宮藤「あの・・・お年玉って最年長の人が・・・・」

俺「間違ってないじゃん。ミーナさんじゅうきゅうさい、だろ」

ミ「・・・さ、俺さん?ちょっとテラスに行きましょうねw 逃げたら撃ちますよ?」

エイラ「サーニャぁ・・・・キスしようヨーォ・・・・」


終わりダナ
912以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 16:10:26.24 ID:pAl9iJYd0
ごめんロスマン先生…名前と苗字反対だったヨごめんね

酔っ払いながら書くとこうなるとか死にたいね
913以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 16:11:10.02 ID:8fqoR4/G0
>>774
MIMINIって何だよwww
914以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 16:12:11.05 ID:8fqoR4/G0
誤爆ごめんなさい
915ID:Rp8ApRwy0:2011/01/01(土) 16:15:50.58 ID:Rp8ApRwy0
うわああああすまん初詣行ってたああああ
そしてミーナさんマジ天使いいいい
916以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 16:23:43.70 ID:Rp8ApRwy0
>>903から

コンコン

俺「俺少尉です。ただ今参りました。」

坂本「・・・俺か。入れ。」

俺(うわあ・・・めっちゃ怒ってるよ・・・)

俺「し、失礼します・・・。」

坂本「・・・。」

部屋の中には、顔を真っ赤にした坂本さんが。

坂本「い、いいか俺!」

俺「は、はぃぃ!」

坂本「さっき、何でも一つ言う事を聞く、と約束させたよな?」

俺「は、はい。(何だろう・・・)」
917以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 16:24:52.47 ID:Rp8ApRwy0
坂本「きょ、今日から、他のウィッチと話す事を控えろ!そして訓練は私とペアを組め!」

俺「な、何故ですか?」

坂本「そ、それは・・・///」

俺「わ、分かりました・・・。ご命令とあらば・・・。」

坂本「う、うむ!それでいいんだ!」パァ

俺「し、失礼します・・・。」

バタン

坂本(お、お前は・・・わ、私だけを見ていればいいんだ///)
918以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 16:32:55.61 ID:Rp8ApRwy0
俺「と、いう事があったんですよ・・・。」

土方「そ、そうですか・・・プッwww(あ、あの少佐がww)」

隊長「・・・。」ゴゴゴ

坂本さんに呼ばれた後、偶然来ていた隊長大尉と、土方さんと一緒に酒を飲んでいた。

俺「わ、笑い事じゃありませんよ・・・」

隊長「オイ、お前・・・」

俺「え?」

隊長「歯ァ、食い縛れッ!!」

俺「ごふっ!」

隊長「畜生・・・畜生・・・!!ウィッチと・・・仲良くなりやがって!しかも相手はあの扶桑の魔女か?羨ましいじゃねえか!むしろ死ねっ!」

俺「ふぐおっ!」

土方「た、大尉、それぐらいにされた方が・・・」
919以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 16:33:38.07 ID:dODm8p000
支援
920以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 16:44:18.85 ID:Rp8ApRwy0
隊長「うるせえっ!俺だってウィッチとイチャイチャしてえよ!ロマーニャ人なのに口説けすらしねえ!」

俺「な、何を言ってるんだ?俺は坂本さんに怒られただけだぞ?」

隊長「くそっ!くそおッ!歌うぞ!土方!」

土方「・・・は、はい。」

921以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 17:22:58.47 ID:4nfurzZbO
ほしえん
922以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 17:29:04.34 ID:8oFghXepO
ながら投下か?

そうでないなら、投下待ちの人が困るし投下止める時に一言書いて欲しい。
923以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 17:30:42.40 ID:Rp8ApRwy0
http://www.youtube.com/watch?v=jbrzZWLu6Qw

隊長・土方「ゲッハッハッハ!!」」

俺(なんだか・・・嫌な予感・・・)

ゲルト「気をつけえええええいいっ!」

土方・隊長「「はっ、はい!」

ゲルト「基地の中で酒とは・・・いい度胸だな?」

土方・隊長「「す、すみません!」」

ゲルト「罰として滑走路30周!!俺、お前もだ!」

隊長「俺、上官なんだけど・・・。」

ゲルト「うるさい!とっとと行け!」

俺・土方・隊長「「「はっ、はい!」」」

俺(ちくしょう・・・。)


924以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 17:32:07.84 ID:Rp8ApRwy0
>>922申し訳ない!

次、十分以上自分の投下が無かったら、投下待ちの人、投下お願いします。
925以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 17:34:23.40 ID:Rp8ApRwy0
今回の投下は此処で終わりです。

迷惑掛けてすまんかった。

ちょっと書き貯めてくる・・・。
926以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 18:13:31.77 ID:oX8GjqkPO
ほし
927以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 18:55:14.87 ID:0/2USAUAO
928以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 19:12:37.84 ID:4nfurzZbO
この静けさは…
929以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 19:14:40.86 ID:pFOZ8ioK0
今日の23時頃空いてますか?
930以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 19:22:13.98 ID:Rp8ApRwy0
空いていると思います。
931以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 19:26:50.82 ID:1vNvv7NU0
あいてるようだから投下おkかな?
932以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 19:27:57.09 ID:Rp8ApRwy0
gogo
933スオムス派遣の大尉:2011/01/01(土) 19:29:16.80 ID:1vNvv7NU0
>>658より
あらすじ
戦闘割愛とかひどすぎww

ビューリング「ベロモロカナルなんてすうもんじゃない」
ヴァルター「お前に言われたくないわ」
二人「ハハハハ」

エルマ「キャー」バタンッ
ヴァルター「何もないとこでころぶなし」
エルマ「どじでサーセン」
ヴァルター「あれ? これどこかで見たような」バタンッ

ってかんじ
934スオムス派遣の大尉:2011/01/01(土) 19:33:02.98 ID:1vNvv7NU0
?「ここのお料理はおいしいですね」

ヴァルター「一度、一緒に来てみたいと思っていたんだよ」

ヴァルター「そ、その……、イレーネ、話があるんだが……」

イレーネ「何? ヴァルターさん」

ヴァルター「ウィッチとしての寿命は20で終わりだろう? そうしたら親父達の研究所に行こうと思うんだ」

ヴァルター「それでなんだが、イレーネもその……、一緒に来てくれないか?」

イレーネ「それってつまり……」

ヴァルター「俺と、けっ、けっこ
935スオムス派遣の大尉:2011/01/01(土) 19:36:03.01 ID:1vNvv7NU0
?「――ルターた――! ヴァル――大尉!」

ヴァルター「イ、イレーネ……?」

目を開けたらそこにいたのはエルマ中尉だった。

エルマ「大丈夫ですか? 大尉、いま大佐を呼んできますね!」

エルマ中尉はかけだしていった。

智子「いきなり倒れたって聞いたけど、大丈夫ですか?」

ヴァルター「あ、ああ……。なんとか」

そこにはエルマ中尉以外の中隊の全員がいた。

そこに大佐が入ってきた。

大佐「目覚めたか。君たちは少し席を外してくれ。大尉と話したいので」

智子「わかりました。行きましょう」
936スオムス派遣の大尉:2011/01/01(土) 19:39:52.67 ID:1vNvv7NU0
大佐「大尉、体調の方は大丈夫かね?」

ヴァルター「はい、少し頭痛がしますが問題有りません」

大佐「うむ、そうか。……ところで、記憶の方はどうだね」

ヴァルター「イレーネがどうとか……」

大佐「そうか。博士の方には私から話しておく(イレーネというとフォン・コンラディ家の娘か)」

大佐「明後日は作戦だ。明日も将軍が視察に来るそうだから、安静にしていなさい」

そのまま眠りについた。
937スオムス派遣の大尉:2011/01/01(土) 19:42:01.63 ID:1vNvv7NU0
――翌朝、飛行場

飛行場に一機のスオムス空軍輸送機が着陸した。

その輸送機から降りてきたのは、スオムス軍の将軍だった。

ハッキネン「マンネルハイム将軍、いますぐ兵を整列させますので……」

マンネルハイム「その必要は無い。普通にしていてくれればいい」

ハッキネン「はっ、了解しました」

マンネルハイム将軍は数名の副官を連れ、基地へと向かっていった。


――宿舎

智子「なんだか外が騒がしいわね」

キャサリン「今日はマンネルハイム将軍が視察に来てるねー」

智子「えっ!? じゃあ、なんでこんなにくつろいでるのよ!」

キャサリン「いつも通りにしてていいって言われたねー」

智子「そう言う問題じゃ無いでしょ!」

ガチャ
938スオムス派遣の大尉:2011/01/01(土) 19:45:07.00 ID:1vNvv7NU0
マンネルハイム「失礼するよ。久しぶりだね、お嬢さん達」

智子「こ、これはマンネルハイム将軍っ!」

智子はサッと立ち上がり、直立不動の姿勢を取った。

マンネルハイム「楽にしてくれたまえ。穴拭中尉」

マンネルハイム「ん、君は……」

ヴァルター「自分……ですか?」

マンネルハイム「やはり! 久しぶりだなあ、ヴァルター君。今は大尉か」

ヴァルター「はあ、そうですが……。どちら様でしょうか?」

マンネルハイム「スオムス軍最高司令官マンネルハイムだ」

ヴァルター「これは失礼しました!ご無礼をお許し下さい」

マンネルハイム「構わないが、一体どうしたんだ。公式な訪問では無いのだからいつも通りでいいんだぞ」

ヴァルター「すみません。私には将軍にお会いした記憶はないのですが」
939スオムス派遣の大尉:2011/01/01(土) 19:46:10.22 ID:1vNvv7NU0
ここで親に呼ばれたため一区切り
一時間後にあいてれば続きをやります
940以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 19:57:48.09 ID:LW+CXEiS0
乙乙
941以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 20:06:24.89 ID:nIxcPuCXO
おつつ
942以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 20:06:40.48 ID:ltfwclaN0
少しばかりいってもいいかな?
やっと親戚が帰ってくれた
隠れるのも容易じゃないぜ・・・
943以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 20:11:26.50 ID:Rp8ApRwy0

>>942
gogogo
944以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 20:16:28.62 ID:pAl9iJYd0
いっちゃいなよ
945デリカシーのない俺:2011/01/01(土) 20:17:42.53 ID:ltfwclaN0
ではいかせてもらいまする

>>332からの続きです
前回
俺「もっさんと喧嘩しちまった。」
シャーリー「しゃあねぇ仲直りさせてやらぁ。」
仕組まれてもっさんと一緒にロマーニャへ
買い物
もっさん「おまえは甘いな。」
俺「そんなこというなよ。ほらケーキでも食べて落ち着けって。」
もっさん「もぐもぐ。うめぇな。」
俺「かわいいかわいい。」
って感じ
946デリカシーのない俺。いい忘れてたが、乙!:2011/01/01(土) 20:20:06.54 ID:ltfwclaN0
俺「それにしてもここは本当にきれいだな。ロマーニャにずっと住んでいたくなるな。」

坂本「私は扶桑のほうがやはり好きだな。故郷でもあるしな。そういえば俺は扶桑出身なのだろう?帰りたくはならないのか?」

俺「いや帰りたいとも思わないな。もう俺の故郷に帰っても俺を覚えている奴なんていないしな。」

坂本「両親や兄弟はいないのか?」

俺「姉がいたけど、ウィッチになってからどこにいるのかしらないな。両親はどこか遠いところでも旅してるんじゃないかな。」

ほんとに俺がいけないようなところを旅しているはずだ


坂本「まぁ俺が生きているならいつか会えるさ。・・・ずっと気になっていたが俺はずっとプロテクターしてるな。」

俺「片腕にだけ装着してる意味がわかるか?」

坂本「わからんな。なんだ?」

俺「かっこいいからだ!」

坂本「期待して損したぞ・・・。」
947デリカシーのない俺。寒すぎて死ぬ・・・:2011/01/01(土) 20:26:28.65 ID:ltfwclaN0
俺「ま、違う理由もあるけど・・・。」

坂本「違う理由・・・?聞いていいか?」

俺「・・・めんどくせぇからまた今度な。まぁ時期がきたら・・・・・・・ん?」

坂本「どうした?」


ふとわずかに赤くなった太陽を見る

うーむ、いつものように美しいが・・・なにか・・・違和感が・・・

太陽の黒点てあんなに大きくて多かったっけ・・・?

おっと、美女発見・・・じゃなくて
948以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 20:31:38.42 ID:pAl9iJYd0
支援
寒いならコレくれてやるよ

つマロニー抱き枕
949デリカシーのない俺。寒すぎて死ぬ・・・:2011/01/01(土) 20:32:15.92 ID:ltfwclaN0
俺「・・・美緒、あの太陽の付近、ちょっと魔眼で見てくれ。」

坂本「ん、まぁいいが・・・。」キュィィン

坂本「・・・ネウロイだ。俺!ネウロイが侵入している!距離11000!」

俺「おいおい、ありえないだろ!なんでここまで南下してきてるんだ。」

坂本「ごたごた言ってる暇はないぞ。早く空へ上がるぞ!」

俺「わかってるッ!」


急いでトラックに向かい、かぶせた厚い布をめくり上げる

少しばかり上がった砂埃が口に入り込み乾いた口の中がしぶい


俺「さて、俺のはあるな・・・。美緒の紫電改もある。準備万端だ。」

坂本「なら早く行くぞ。俺からいけ。」
950以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 20:32:19.73 ID:dODm8p000
>>948
アッー!
俺「わかった。よっと!・・・。」フォン

俺「出力安定、精神状態も良好。俺中佐出るぞ。」

坂本「銃も持って行くといい。」

俺「いやスローイングナイフが・・・。ありゃ・・・?ないぞ。」カシャ

坂本「はぁ・・・補給はしっかりしておけ。ほら銃だ。使い方はわかるな?」

俺「大抵のは大丈夫だ。戦闘中に自分の感覚を修正していけばいける。じゃあ早く来いよ。」


頭に羽角が出現し、深いエンジン音があたりにうるさく響き渡る

周りの人々はなにごとかと目を一瞬だけ疑ってくるが、すぐに俺達がウィッチだとわかると

理解したように嬉々とした声援を送ってきた


さすがロマーニャ人だ
952以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 20:41:32.28 ID:0/2USAUAO
つアンナ抱き枕
支援
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

俺は一目散に空へ舞い上がり、空をきって敵に向かって高度を合わせ一直線に飛ぶ

敵が街に侵入するまでにはまだ距離がある

その前になんとしても全機撃墜せしめなければ


「武装はベルトにさしたシースナイフ2本にこの九九式か・・・。十分だが・・・。」


十分だが、俺は銃をほとんどつかわない

一応訓練もしているし、結構得意ではあるのだが・・・

条件が整わない限り実際あまり使わないのだ
954デリカシーのない俺。wikiがまた荒らされてる:2011/01/01(土) 20:51:39.61 ID:ltfwclaN0
『俺!大丈夫か?』

『感覚もいい。銃はなんとかする。それより美緒の方は武装も大丈夫か?』

『こちらは万端だ。敵は視認する限りは、大型1小型15。あと応援は呼んでおいた!』

『了解。まずは小型から落とし、大型をやるぞ。大型の攻撃を撹乱しつつな。街には必ず向けさせるな。もしもの時は俺が防ぎにはいるから心配せずに戦ってくれ。』

『わかった!だが無理はするな。上から襲うぞ!』

『了解。美緒も無理はするなよ!』カチャ


夕日に照らされロマーニャが赤く燃える

家々からは、御飯の支度でもしているのだろうか、煙がもくもく空へとたなびく

黒い異形の敵はそんな平和な風景を知ってかしらずかこっちへとむくむくと向かってくる

せっかくの休暇も邪魔しやがって

全機ぶっこわしてやる
敵も俺と美緒に坂本にようやく気づき、こちらに首を向けてくる

気味の悪い黒い体に闘争心と憎しみを滾らせる

ただ自分を見失わないよう冷静ではあった
956デリカシーのない俺。連続で投下する。:2011/01/01(土) 21:00:31.91 ID:ltfwclaN0
『接敵。戦闘開始ッ!ネウロイどもかかってきやがれ!』カチャ

ダダダダダダダダダダ

『俺!あまり突っ込みすぎるな!』

ダダダダダダダダダダ

『これが俺の戦闘スタイルだ!』

ダダダダダダダダダダ

『そんなスタイルがあるか!もっと考えて戦わないか!』

ダダダダダダダダダダ

『これでもちゃんと考えてるんだ!一番俺に合ってるんだよ!』

ダダダダダ゙ダダダダダ

『もう少し連携を考えろ!おい、後ろだ!』カチャ
『人に合わすのは苦手でねッ!美緒、後ろ!』カチャ

ダダダダダタッダダダダッダダダダダダッ
957デリカシーのない俺:2011/01/01(土) 21:01:15.56 ID:ltfwclaN0
互いの後ろに現れた敵を、交錯して構えながら敵を銃弾の雨で撃ちぬいた

俺の耳の後ろでぱらぱらと音がし、目の前にいる美緒の背後では白い欠片が舞い散る

『危なかったな。』

『俺こそあぶなかっただろう。やっぱり下がっていたほうがいいんじゃないのか?』

『言ってろ。ありゃちょっとだけ気づかないふりをしてただけなんだよ。』

『ふっ、よく言う。残り大型1に小型4!』

『ははははははッ!消えろッ!!』カシャ

ダダダダダ

『このっ、さっさと落ちろッ!!』カシャ

ダダダダダ

『美緒、右と後方上!』
ダダダダダダダダダダダダ
『俺は後ろだ!あと右!』
ダダダダダダダダダダダダ
958デリカシーのない俺。さるってたら次誰かどうぞ:2011/01/01(土) 21:02:15.39 ID:ltfwclaN0
敵の機銃を高機動によってかいくぐり、敵を目がけて何度も銃弾を放つ

装甲がぼろぼろにはげ、紅の空の下何度も消し飛ぶ


『よし、残り大型1機・・・。俺達ってなかなか息があうと思わないか?』

『ふっ、少しだけそう思うな。さて・・・コアは敵の中心部。あと少しで援軍がくる・・・がこのままでは街に侵入されるな・・・。』

『ってことは食い止めるか、落とすかしないな。』

『息を合わせてくれるだろうな?』

『ははっ、任せろ。』


俺は大型に向け、静かに銃を構え撃つ

装甲が硬いのかあまり深い損傷は与えられなく、すぐに再生してしまう

ネウロイはそのお返しにと俺が撃った銃弾を数倍にして、ビームを放つ
959デリカシーのない俺:2011/01/01(土) 21:03:20.03 ID:ltfwclaN0
『・・・再生速度は従来の2倍。装甲は少し硬いぐらいか・・・。速度は依然低速・・・。そのかわり攻撃が激しいな。』

『なら・・・烈風斬で落とす。』

『いいだろう。俺が一時敵の攻撃を引き受ける。その隙を頼んだ。』

『わかった。俺、頼りにしてるぞ。』

『美緒、信じてるぜ。さっさと落として帰ろうじゃないか。』

『ああ、今日は楽しかったぞ。』

『おいおい、帰るまでが遠足だぞ?』

『じゃあカラスが鳴きそうだから早く帰ろうじゃないか。』
『カラスなんて今はないけどな。代わりに真っ黒な奴が前にいるが。』カシャ

『帰りも運転を頼むぞ。私は寝る。』

『ははっ、寝てる間に逃避行でもしちまうぞ?』

『・・・・・・ふふっ・・・それも悪くないな。』ボソッ

『・・・ん?すまん、今の聞こえなかったんだが。』


『な、なんでもない!敵の攻撃が来るぞ!街にビームをむけさせるな!』カシャ
『了解!』
960デリカシーのない俺:2011/01/01(土) 21:04:17.83 ID:ltfwclaN0
夕暮れに輝く空を見て笑いながら他愛のない会話をする

久しぶりだ

ずっと空を飛んでいたくなる感情とこのまま消えてしまいそうな感覚

ここで消えれば楽になれるのだろうか、と少しばかり考えてしまう自分に苦笑する

ネウロイ「―――!」


さすが大型というところだろうか

数えきれないビームを俺たちを射ぬかんばかりに放ってくる

ストライカーユニットのシステムを通してばくばくとした殺意や憎しみに似たものが伝わり

少しばかり恐怖が体を締めつけるが、視界も冴え全身はなめらかに動く


しかし、敵になかなか隙がなく、たとえ攻撃できてもこれじゃ火力不足だ
961デリカシーのない俺。:2011/01/01(土) 21:05:48.78 ID:ltfwclaN0
『ちょいと光線の数が多くて、めんどいな。美緒、俺がやつの攻撃を止めるから頼んだよ。』カシャ

『わかった!』

機銃を背負い、ナイフに武装を変更

シースからお気に入りのものを取り出し、両手に一本ずつもって、闘争心を漲らす

ブレードにロマーニャの街並みが反射している・・・

四の五のやるならナイフでやってやるさ


『圧縮、付加14・・・26・・・36・・・48・・・50。はぁァァァァァァッ!』ヒュン

『おい、俺!つっこむんじゃない!』


右手のナイフを逆手に、左手のナイフを順手に握り締め、速度を活かし襲いかかる

回避運動を鍛えに鍛え、感覚が染み付いているため、こういう近接戦闘は得意中の得意だ

ネウロイのすぐそばまで接近し、閃光をひらりと躱し、装甲をぐねぐねと這うように飛ぶ
962デリカシーのない俺。なんかでたらめですまん。:2011/01/01(土) 21:06:58.92 ID:ltfwclaN0
『よっと!』
ドゴォォォォォォォン

敵の腹に潜り込み、まず左手に構えた一本を殺さんばかりに突き立てる

ネウロイの結晶が吹き飛び悲鳴をあげるが、俺の心はすんとも揺るがない

次にまた這うようにしながら逆手にもったナイフで、魔法力を解放して思いっきり体をかっさばいていく


『くっ!オラァァァァァァ!』ガガガガガガガ

『俺!下がれ、放つぞ!』シュィィン

『了解!』


敵の動きが止まるやいなや待ち構えていたように烈風丸が輝きを放つ

正直烈風斬なんて技名もどうかと思ったが、この技を見れば馬鹿にはできなかった

美緒に謝罪
963デリカシーのない俺。あと1レスでいってきます。:2011/01/01(土) 21:08:32.03 ID:ltfwclaN0
『くらえッ!烈 風 斬ッッ!!』

蒼く光る斬撃が刀から出現し、高速で敵に向かう

ネウロイの回避運動が遅い

これならもう次の瞬間がエイラみたいに予測できる

一撃の斬撃は美しい小気味のよい音をたてて、ネウロイを二つに裂いた

当然の結果だ

ズガガガガガガガガガガガガガッパリィィィィィン―・・・

コアが真っ二つになったところを見て、口をゆがめてにやりと笑う

だが・・・異様な感じがシステムを通して伝わってくる


―――一瞬の判断だった


俺は普段と違うネウロイの雰囲気に驚異的な恐怖を感じ、美緒をかばうように前に躍り出た

一瞬一瞬がコマ送りのように目に映り、心音さえも耳から聞こえてくる

もっていた一本のナイフを右手に持って順手に切り替え、気を張り詰め”なにか”を静かに待つ
耳に声が遅く遅く聞こえて

わずかに目の端にきれいな黒髪とかわいい笑顔が映った


……その瞬間真っ二つにされたネウロイが爆音と共に爆散

普通の爆発ではなく、まるで爆竹のような・・・爆弾のように破片を撒き散らし爆ぜた


弾丸と化した無数のネウロイの破片

一本のナイフでさばいていく

処理不可能

いくつも破片が俺の体にささり、えぐる

血が吹き飛び、鋭い痛みが全身に走った



爆風は俺を刻んで通り過ぎ、血煙を残す

……景色を赤く染めて
965以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 21:15:15.05 ID:ltfwclaN0
支援してくれた方読んでくれた方感謝
ちょっとばっかし実家の近所のやつに久々に飲みにさそわれたので行ってくる
連続投下、文でたらめ、ぐだぐだで本当にすみません
ちゃんともっさん√ですからもう少しだけお付き合いを
966以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 21:21:45.80 ID:pAl9iJYd0
おつー
967以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 21:33:27.24 ID:4ZygWDCV0

正月なのに人いないな
いや、正月だからこそいないのか?
968以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 21:34:11.44 ID:4nfurzZbO
おつー!
次も期待
969以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 21:37:21.17 ID:1vNvv7NU0
おつー
先ほどの続き行っていいかな
970以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 21:42:23.00 ID:4nfurzZbO
まあ良いんじゃないか?
971スオムス派遣の大尉:2011/01/01(土) 21:43:53.79 ID:1vNvv7NU0
では行きます >>938より

その時、部屋に軍医殿が入ってくる。

大佐「失礼します。マンネルハイム将軍」

マンネルハイム「君も来ていたのかね。クリューガー大佐」

大佐「はい。それで、彼のことなんですが、彼は記憶を失っておりまして……」

マンネルハイム「なんだって!? そんな状態で前線に立たせるとは、カールスラント軍も酷だな」

大佐「戦力は不足しておりますので……。致し方ないかと」

マンネルハイム「致し方ない……か。ところでお父上とは会ったのかね」

大佐「か、閣下……」

ヴァルター「亡くなりました」

マンネルハイム「……」

マンネルハイム「すまぬ事を聞いたな。しかし、惜しい人を亡くした。君の記憶がいち早く戻ることを祈るよ」

ヴァルター「お気遣いありがとうございます」

マンネルハイム「それでは失礼するよ。中隊の皆さん、明日の作戦は期待しているよ。それでは」

将軍は司令室の方へと向かっていった。
972スオムス派遣の大尉:2011/01/01(土) 21:47:02.83 ID:1vNvv7NU0
マンネルハイム「それでは失礼するよ。中隊の皆さん、明日の作戦は期待しているよ。それでは」

将軍は司令室の方へと向かっていった。

智子「なにを話していたんですか? カールスラント語で分からなかったけど」

ヴァルター「たいしたことじゃない」

エルマ「でも、マンネルハイム将軍とお知り合いみたいでしたけど……」

ヴァルター「俺は記憶にないが、会ったことがあると言っていたが」


将軍は基地をまわり、兵達に激励の言葉を述べた後、
輸送機でミッケリの司令部へと帰った。
973スオムス派遣の大尉:2011/01/01(土) 21:50:06.18 ID:1vNvv7NU0
――翌日、上空

ついにヴォスク鉄橋爆撃作戦当日となった。

義勇独立飛行中隊の任務は鉄橋付近の対空砲を破壊することだ。

編成はビューリングとキャサリンのロッテ、エルマとウルスラのロッテ、
そして智子とハルカ、ヴァルターのケッテとなった。

智子「対空砲陣地は全部で3つのようね。ビューリング小隊は右、エルマ小隊は左をお願い」

智子「私たちは真ん中をやるわ。私と同じ機動で付いてきて!」

二人「了解」

バレル・ロールとシールドで対空砲火を避け、三人は対空砲陣地に爆弾を投下する。

爆弾は見事命中し、対空砲は吹き飛んだ。

キャサリン「大変ねー! ビューリングが!」

右を向くと対空砲陣地は破壊されているが、ストライカーから煙を噴いているビューリングの姿が見えた。

智子「待ってて! 今行くわ!」

キャサリン「早くー! わぁっ!」

ついでキャサリンも被弾。
974スオムス派遣の大尉:2011/01/01(土) 21:53:21.77 ID:1vNvv7NU0
ウルスラ「エルマ中尉、被弾……」

振り返るとエルマ小隊もビューリング小隊と同じような状態になっていた。

智子「ハルカ! 大尉と一緒にエルマ中尉の撤退を援護して!」

ヴァルター「俺はビューリングとキャサリンを援護する! 君は敵に集中しろ!」

智子「でも」

ヴァルター「でもじゃない。向こうを見てみろ」

そこには新たなネウロイの迎撃隊がこちらに向かって来ているのが見えた。

ヴァルター「俺のストライカーの方が速い。安全空域まで送り届けたら戻ってくる。行け!」

智子「わかったわ。任せました、大尉」

すぐさまビューリング小隊の撤退援護に向かう。

ヴァルター「ほら、掴まれ」

キャサリン「……わるいねー」

ヴァルター「早く戦闘空域から離脱するぞ」

肩を貸し飛び立とうとしたとき、ヴァルターは頭を押さえた。

ヴァルター(くそ……! またあのときの頭痛か……)
975スオムス派遣の大尉:2011/01/01(土) 21:57:10.27 ID:1vNvv7NU0
キャサリン「どうしたねー」

ヴァルター「いや、何でもない。行こう」

安全空域までヴァルターとハルカ達は離脱した。

ヴァルター「ウッ……(またあの頭痛が……)」

キャサリン「どうしたねー」

ハルカ「大尉! 大丈夫ですか、大尉!」

ヴァルター(意識が……、遠のいて……いく……)

―――――
本日はここまでです
見て下さってありがとうございました
それとフラックウルフと書いたのに、
小説では普通にフォッケウルフと行っていた件についてw
976以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 22:04:47.28 ID:PBt2DqqR0
フォッケウルフとフラッケウルフの2社があったんだろ
977以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 22:05:25.14 ID:vV3viein0
乙、ところでだれか投下する予定ある?
978以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 22:14:05.67 ID:4nfurzZbO
大丈夫…じゃないかな
979以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 22:15:53.97 ID:vV3viein0
じゃあ次からしますね>>879の続きです
980ほうきに乗った俺 4:2011/01/01(土) 22:21:40.32 ID:vV3viein0

〜あるすじ〜
ウィッチーズの世界に来たオレは半ば強引にネウロイと戦うことになった
優しいミーナさんが脅迫?するわけないだろ?
なにはともあれ、ほうきでしか飛べないオレは
アンナという人の所に行き、過酷な修行をなんなく乗り越える
・・・うそつくな?ついてないよ

そして今回は基地に帰ってきてしばらくしたある日の出来事をお話しよう
981ほうきに乗った俺 4:2011/01/01(土) 22:27:12.40 ID:vV3viein0

俺「なんだよ、『あるすじ』って『あらすじ』だろ・・・」

オレは自室でそんなことを
つぶやいていた

ほうきに乗ることに慣れたとはいえ、武器がうまく使えないオレは
まだ夜間哨戒にしか行ったことがない
そしてその夜間哨戒でもネウロイに遭遇したのは一度だけだ

つまり

俺「オレって、使えなくないか・・・」

この基地から追い出されたらどうしよう

すると入り口から元気な少女が入ってきた
そんなことを
982ほうきに乗った俺 4:2011/01/01(土) 22:33:11.76 ID:vV3viein0

するのは一人

ルッキーニ「オーーレーーー!!」

俺「どうした?」

ルッキーニ「遊ぼーーーー!!」

俺「スマン、オレは忙し・・・」

忙しい、そう言おうとしてオレは考えた

俺『このままじゃ・・存在感まで消えちまうんじゃないか?』

俺「・・・・よし、遊ぶか」

まぁ・・・みんなと遊ぶのも楽しいからな
983以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 22:34:59.11 ID:dODm8p000
支援
984ほうきに乗った俺 4:2011/01/01(土) 22:41:36.44 ID:vV3viein0

俺「・・・さて、どうするか」

とりあえず庭に来たのだが・・・
ルッキーニからはまだ何をするのか聞いていない

ペリーヌ「・・・で、なにをするんですの?」

ペリーヌ?なんでいるんだよ・・・

ルッキーニ「んーとねコレーー!」

そこには水鉄砲があった

宮藤「それでなにするのかな?リーネちゃん」

リーネ「なにをするんだろ?」

シャーリー「鬼ごっこだ!」

なんだかよく見れば結構いっぱいいるな
でも鬼ごっこって・・・

俺「ああ!、タッチの変わりに水かけるのか?」

ルッキーニ「じゃあ始めるよ〜〜!」

その一言でオレ達の鬼ごっことオレの不幸な一日が始まった
985以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 22:44:55.97 ID:4nfurzZbO
スレ立て試してみたがやっぱり無理だった
986ほうきに乗った俺 4:2011/01/01(土) 22:48:24.63 ID:vV3viein0

〜鬼ごっこ開始からしばらく〜

-基地内-

バルクホルン「・・どこだ!!ハルトマン!!」

そこにはおそらく怒っているであろうバルクホルンが居た

バルクホルン「部屋の掃除をしろーーーー!!」

----------
------
---

エーリカ「・・・ふぅ、やっと行ったかぁ・・・」

エーリカは影からバルクホルンが去っていくのを見ていた

エーリカ「トゥルーデ、どうしたんだろう?」
ジークフリー・・・なんとかって言ってたけど・・・?

エーリカ「・・・!外でなんかやってんじゃん!!」
987以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 22:49:06.40 ID:dODm8p000
スレ立て逝っていいのか?
988ほうきに乗った俺 4:2011/01/01(土) 22:57:05.42 ID:vV3viein0

-再び庭にて-

ルッキーニ「オレ見っけーーーー!」

鬼ごっこ開始からしばらくして
オレは鬼に見つかっていた

俺「お、見つかっちまった」

しかし、ここはおとなしく鬼に・・・

俺「・・オイ、それでかくね?」

ルッキーニ「気のせいだよ〜〜」
シャーリー「気のせいさ〜〜〜」

俺「そっか〜〜〜」
989ほうきに乗った俺 4:2011/01/01(土) 22:59:32.01 ID:vV3viein0

シャーリー・ルッキーニ「それっ!!」

その瞬間ルッキーニの手にあった水鉄砲(消化ノズル)が
火・・じゃなく水を吹いた

俺「ギャァァァァァァァァァ!?」

シャーリー「ふぅ〜、ノズル伸ばすの大変だったんだぞー」

俺「・・・・・・」

ルッキーニ「わーい、俺がオニ〜〜〜!」

俺「・・・鬼は・・お前らだ・・・」

完敗だぜ・・二人とも

ドサッ

そしてオレの意識は闇の中へと沈んでいった

シャーリー「・・やりすぎたか?」
990以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 23:00:59.21 ID:pAl9iJYd0
すえーん
991以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 23:04:40.84 ID:dODm8p000
俺「ストライクウィッチーズでござる」で立ててくるけどいいかな?
992ほうきに乗った俺 4:2011/01/01(土) 23:06:47.34 ID:vV3viein0

〜数分後〜

エーリカ「何々〜、騒がしかったけど〜?」

宮藤「あ、ハルトマンさん!鬼ごっこしてたんですよ」

リーネ「ああ・・・」

ペリーヌ「はぁ・・・」

エーリカ「どしたの二人とも、、って」

エーリカは気絶している俺を見つけた

エーリカ「あれっ!?俺〜、こんな所で寝てると風邪ひくよ〜?」

俺「・・・・・」

エーリカ「・・ん?なにそれルッキーニかして〜〜」

ルッキーニ「えーだめー、まだ遊ぶ〜!」

エーリカ「いいじゃん!いいじゃん!ちょっとだけだよ」

------ワーワーワー

エーリカ・ルッキーニ「あっ・・!」
993以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 23:08:47.16 ID:dODm8p000
規制で駄目だったorz
どなたかお願いします
994以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 23:09:16.25 ID:4nfurzZbO
頼んだ

支援ダナ
995以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 23:09:31.98 ID:TcWRAF/w0
試してみる
996以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 23:11:42.80 ID:TcWRAF/w0
997ほうきに乗った俺 4:2011/01/01(土) 23:12:30.82 ID:vV3viein0

バルクホルン「お前たちっ!なにをして・・・」

バッシャァァァァァァン♪

バルクホルン「・・・・・」

エーリカ「あ・・・」

シャーリー「やべっ、逃げろ〜〜」

ルッキーニ「オニだ〜〜〜〜♪」

ワ〜〜〜〜〜

バルクホルン「・・・またんかぁ〜〜〜!!」

俺「・・・あれ、オレなんでここに・・・」

そこにはバルクホルンがいた、怒ってる?

俺「ど・・・どうした?バルクホルン」

恐る恐る聞いてみる

バルクホルン「・・・」

俺「・・・」

そして
998以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 23:12:52.40 ID:dODm8p000
>>996
   n                n
 (ヨ )              ( E)
 / |    _、_     _、_    | ヽ
 \ \/( ,_ノ` )/( <_,` )ヽ/ / グッジョブ!!
   \(uu     /     uu)/
    |      ∧     /
999以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 23:13:23.43 ID:fhJh48ksO
1000なら死ぬ
1000以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/01(土) 23:13:28.01 ID:TcWRAF/w0
>>1000ならルチアナは俺の物
10011001
16歳♀暇だから全レスします☆     こちらスネーク        1990年生まれ集まれ〜☆       安価でお絵描き
   中学生      遊戯王        新ジャンル    VIPで本格的にRPG作ろうぜ   XBOX360
        全力で釣られるのがVIPPERだろ!w   ポケモン      コテデビューする                  ら
が    カレシと別れそう・・・   初心者   鬱病♀だけど     彼氏/彼女いないVIPPERちょっとこぃ♪       き
っ      唇スレ         mixi招待するお     釣った厨房に安価でメールwwwww               ☆
こ  さみしい・・・誰かかまって       425はどこも変えてなかった              ピカ厨       自    す
う     時代の流れ     デブきめぇんだよ           捨てアド晒してメル友     メンヘラ     殺     た
い  VIPヌクモリティ   顔晒し      馴れ合いスレ  「〜だお」              コテ雑         し
き     今のVIPが嫌ならVIPから出てけww        A雑    大阪VIPPER集まれ!!☆        ま
た 工作員 18歳♀が16歳♂に安価メール   VIPでMMO           ネタにマジレスの嵐         す
く    隠れオタ           skype       パートスレ   Skype         mp3垂れ流し
な  住所ギリギリまで晒して近かったらラーメン               二番煎じ
い       空気読め    リア充          ニコニコ動画   >>1 そっヵ、残念やわ(´・ω・`)
お   付き合ってくだしあ><       今から元カノに痛メする  >>3 ウチは高校生だぉ☆
                                           >>9 うはwwこれがVIPクオリティw
    ∩∩ V I P は ぼ く ら の 時 代 だ !!  V∩     >>2 自重しろwwwww          Be
ハ  (7ヌ)                               (/ /    >>7 ブラウザゲーやらないか?
ル  / /                 ∧_∧         ||                          モリタポ
ヒ / /  ∧_∧     ∧_∧  _( ゚ω゚ ) ∧_∧   || 埼  >>5 2chって有料なんですか?
  \ \( ゚ω゚ )―--( ゚ω゚ ) ̄      ⌒ヽ( ゚ω゚ ) //  玉  >>6 え?俺マジ貧乏なんだけど
    \       /⌒   ⌒ ̄ヽ ゆとり /~⌒    ⌒ /    O  >>8 お母さんに何て言えば
     |      |ー、      / ̄|    //`i構って女/     F   安価で絵描くお
低    | 恋愛 | | 厨房 / (ミ   ミ)  |    |     F   14歳♀中学生処女だけど質問ある?  ハ
年    |    | |     | /      \ |    |                                  ム
齢    |    |  )    /   /\   \|       ヽ   PCに詳しい人ちょっときて!!!   イ      ス
化    /   ノ | /  ヽ ヽ、_/)  (\    ) ゝ  |        電車男              ミ       タ
     |  |  | /   /|   / レ   \`ー ' |  |  /  サーセンwwwwwwwwwwwwwww   フ      |


                                                              ニュー速VIP
                                                             http://yuzuru.2ch.net/news4vip/