1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
自由
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 17:14:17.81 ID:FqO9Hgah0
通天閣が見えるよぉ!?
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 17:22:19.24 ID:1gTn8IY+O
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 17:24:58.24 ID:1gTn8IY+O
すっかり空は暗くなり、弓を象った月が穴を空けて僕らを照らしている。
その周りを覆う様に星が瞬いていて、たまに見える流星があの出来事を洗い流してくれる気がした。
( ・∀・) 「珍しいな、酒を飲まないなんて」
_
( ゚∀゚) 「んぁ?おう……今はちぃっと、気分じゃあねぇからな」
皮肉のつもりで言ったのだが、コイツにもそんな時があるのか。
( ・∀・) (当たり前だけど)
ジョルジュがした行為を、僕はまだ許せそうにない。
いずれ許せる時が来るのかは分からないが、この先を考えると許さなきゃいけないのだろう。
白かったその衣は、紅で染められて黒ずんでいる。
防寒着を羽織っているからまだ白の面積は多いが、それも切れ目と持ち主の血が付着していた。
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 17:26:40.66 ID:1gTn8IY+O
一度、僕のを見てみる。
突き飛ばされた時に土で汚れはしたが、他の汚れは付いていない、マシロケな服。
対象的なそれが僕とジョルジュの違いを表している様で、気に喰わない。
( ・∀・) 「……ここに来るんなら、さ」
_
( ゚∀゚) 「…言わねぇでくれ、それも理由はあるんだ」
今までに比べると、お互い各段に口数が減っている。
あの戦闘が終わり、僕達を縛る鎖はなくなった。
行き先であった内戦の地に行く理由も、その付き添いもなくなり、今後の目的地を決める時だ。
信じられないことをジョルジュが言って、僕の中の"信頼"と言う物に少し"ひび"が入る。
( ・∀・) 「何で、ここなんだよ」
言葉と共に喉から漏れそうな感情だけをグッと飲み込み、平静を装いながら問う。
この胸の中で渦巻く感情が、憎らしくて堪らない。
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 17:29:01.11 ID:1gTn8IY+O
_
( ゚∀゚) 「何でアサヒは、デミタスに用があったんだろうなぁ」
( ・∀・) 「答えろよ……」
_
( ゚∀゚) 「件のデミタスだがアイツァ、ラウンジ出身じゃあねぇ……"オオカミ"ってぇ軍事国に生まれ育った」
答えではなく、手紙の渡し主の説明をジョルジュは始める。
_
( ゚∀゚) 「そのまま成長して、オオカミの暗殺者として生きた」
しかしそれが何だと言うのか。
適当にはぐらかすつもりであるのならば、僕はもう我慢出来そうにない。
( # ∀ ) 「いい加減に……」
_
( ゚∀゚) 「アサヒとの繋がりが、見えない」
( #・∀・) 「知らねぇよ、僕達みたいにどっかで会ったんだろ?」
_
( ゚∀゚) 「幼い頃からの友人なのに、か?」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 17:29:45.47 ID:nIvGE0aA0
しえん
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 17:31:59.37 ID:1gTn8IY+O
その言葉にハッとする。
勢いよく燃えていた黒い感情が、一瞬で消された。
( ・∀・) 「……」
_
( ゚∀゚) 「国に仕えてんのに、出身が違う国たぁ考えにくい」
何故嘘を吐いて、何故そんな相手との接触を図ったのか―――。
ジョルジュが言うには、ラウンジとオオカミはあまり良い仲ではないらしい。
_
( ゚∀゚) 「関わりのない、そもそも国に仕える者同士なら、間違いなく敵対し合うハズなんだがぁ……」
ボリボリと頭を掻いて思考を巡らせるコイツは、馬鹿に見えて実は切れ者だ。
そんなコイツに頼もしさを感じて、それに少しの憧れが、僕の中に芽を出していたから。
だから僕はジョルジュを完全に信頼していた。
( ・∀・) (あの一言が、僕の歯車を回してくれたのに……)
なのに今じゃ、疑心暗鬼の渦に飲み込まれて、少しコイツが恐ろしくなっている。
付いて行っても、大丈夫なのだろうか。
現在の状態―――――
―――――ニューソク入口、疑心暗鬼。
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 17:33:50.92 ID:1gTn8IY+O
( ・∀・) "シンセカイ"のようです
M-3.creeps
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 17:35:51.96 ID:1gTn8IY+O
( ・∀・) 「で、解放されたのはいいけどさ、何処に向かうよ」
なるべく早く、割り切っても割り切れない気持ちを整理したい。
この山にいたら、ダイオードがいたことが、ジョルジュが罪を犯したことが脳裏から離れてくれない。
だからこそ、僕は先へ進むことを促したのだが―――。
_
( ゚∀゚) 「それなんだがぁ……」
次の瞬間、耳を疑うことになる。
今思えば胸ぐらでも掴んでやればよかったか。
_
( ゚∀゚) 「ちぃと気になることがある、このまま山を越えよう」
と言ってもその時は、驚きで声も出せなかったのだが。
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 17:36:46.57 ID:nIvGE0aA0
支援
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 17:38:07.99 ID:1gTn8IY+O
( ・∀・) 「……何言ってんだ…?」
少しの時間が経って、漸く絞り出す。
_
( ゚∀゚) 「言葉通りだ」
( #・∀・) 「……ッ、ざッけんな!」
声にならない声と、怒声。
ここまで感情を露わにしたのは、何時ぶりだろうかなんて、頭の冷静な部分で考える。
( #・∀・) 「お前……お前…!自由になる為に、逃げる為に…そしたらアレは!」
_
( ゚∀゚) 「お前が怒るのも分かる。だが、頼む」
信じてくれ――。
力なく放たれたその言葉は、僕の心にぽっかりと穴を空けた。
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 17:38:56.30 ID:3yuCvk5CO
しえん
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 17:39:48.62 ID:BMKTmCWw0
支援
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 17:40:32.19 ID:1gTn8IY+O
言い知れない虚無感だけが、僕に残る。
なぁ、ジョルジュ。
( ∀ ) 「お前は何を言っているんだ…?」
_
( ゚∀゚) 「もしかしたら、とんでもねぇことになるかも知れねぇんだ」
こちらとしては、コイツのしたことの方がよっぽどとんでもない。
目の前で、ついさっきまで話していた人を―――。
( ・∀・) (でも、先に手を出したのは向こうだよな……)
もしかしたら僕は、勝手に兄貴分としてのイメージを創り、それを壊したジョルジュが許せないのかも知れない。
だとしたら只の阿呆で、随分と身勝手な糞餓鬼だ。
_
( ゚∀゚) 「お天道さんが一周する前にゃあ着きてぇ。先に進むぞ」
麻袋を右の肩に背負い、僕の背を叩くと歩を進め始める。
( ・∀・) 「……」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 17:43:08.28 ID:1gTn8IY+O
返事は出来なかった。
よくよく考える、僕はジョルジュのことを何も知らない。
一緒に旅をしていれば分かる、と言っていたが、普通なら旅をする前にある程度知るはずだ。
( ・∀・) (僕とコイツの関係は、何だ?)
僕が知らない様に、当然ジョルジュも僕を知らない。
お互いに何も分かっちゃいないのに、コイツは僕を相棒として導いてくれている。
昔、今じゃ朧気になっている記憶の中で誰かが言っていた。
信じられるから、人と人とは繋がるのだ、と。
だから僕は疑うことを嫌った。
だから僕は、初対面でもジョルジュを信じた。
ジョルジュは、僕を信じてくれているのだろうか。
信じてくれているから、相棒としてくれているのだろうか。
( ∀ ) (分かんねぇよ……)
誰かの信じる神様よ。
居るんだったら、答えてくれ。
そう思いながら見上げた空には、一羽の鳥が曲線を描いて飛んでいた。
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 17:45:00.80 ID:1gTn8IY+O
――――――――――――――――――――――
岩陰から見えるそこは夜でも関係なく赤い光を放ち、崩れかけた街を照らす。
濛々と立ち込めるやたら黒い煙とその光が、内戦の地であることの証明をしている気がして、眉間にしわが走った。
あの煙は、何が焼かれて産まれたのだろうか。
_
( ゚∀゚) 「こりゃあ……随分とヒッデェもんだ…」
思わず、息を飲む。
今からそんな場所に、生よりも死が常である場所に足を踏み入れるのだ。
覚悟をしなければ。
_
( ゚∀゚) 「っつーかまだ生きて……いや、あの暗殺者ならまだ生きてんな…」
ふと思う、別に僕はここに寄る理由はない。
ジョルジュが行くと言っただけであって、コイツの気になることが確認し終わった後にでも合流すれば良い。
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 17:47:51.27 ID:1gTn8IY+O
( ・∀・) (ま、んなこと出来ゃしねーんだがね)
結局僕はコイツがいなくなったら、右も左も分からない大きな赤ん坊だ。
何かあるのだから、コイツは行くんだろう。
そうすれば、"次"が決まる。
( ・∀・) 「んで、どーすんのよ? 入口にゃ兵が立ってやがんぜ」
_
( ゚∀゚) 「あぁ……見ろよあの兵、おもしれぇなぁ」
( ・∀・) 「? ただの見張り番じゃん」
_
( ゚∀゚) 「なぁんでラウンジの兵士が、立ってんのかねぇ」
口元を右手で隠しながら、ニヤニヤといやらしく眺めるジョルジュ。
自分の読みでも当たったのか、嬉しそうだ。
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 17:50:09.41 ID:1gTn8IY+O
( ・∀・) 「……ん、ラウンジ…?」
_
( ゚∀゚) 「気づいたか? あの先はニューソク、ラウンジじゃあねぇ」
( ・∀・) 「あの国境を越えたらニューソクだし、まだこの山はシベリアだろ?」
_
( ゚∀゚) 「そのハズなんだがなぁ…」
くつくつと込み上げる笑いを堪える様子もなく、顎に手を当ててじろりと街を見る。
_
( ゚∀゚) 「もしかしたら……あの街はdat落ちするかもなぁ」
( ・∀・) 「dat落ち?」
何でも、どこかの国に属する街をスレッド、国に属さない街をdatと呼ぶそうだ。
昔にdatと言えば、弱肉強食の無法地帯で堕ちた街等と呼ばれていたらしい。
最近では自由を求める者の街だとか言う意味があるそうだ。
_
( ゚∀゚) 「なんだがぁ、結局は独立した後に腕っ節の強いヤツが舵を取っただけさな」
( ・∀・) 「で、何でそうなるかも知れないんだ?」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 17:50:27.64 ID:PbrsowD8O
おお!待ってたよ
帰ったら読む支援
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 17:53:34.51 ID:1gTn8IY+O
ニィと笑う、黄色い歯を剥き出す。
_
( ゚∀゚) 「今ここでやりあってんなぁ、どこだと思う?」
悪戯っぽい笑みに対して抱くのは、少しの恐怖。
何だ、コイツだって十分悪そうではないか。
そんな風に思いながら、また国境の方を見る。
( ・∀・) 「ニューソクと……ラウンジか? いや、でも内戦だろ……」
天を仰ぎながら顎に手を当て、わざとらしくジョルジュは唸って見せる。
_
( ゚∀゚) 「ま、50点……ってところかね」
今の僕の解答に対しての点数だろうか。
二つの国しかないのに半分の点と言うことは、片方しか正解ではないのだ。
僕とコイツは、釣り合わないのか。
そんな風に、今の会話で思ってしまった。
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 17:55:14.38 ID:1gTn8IY+O
( ・∀・) 「……んじゃ正解は何よ」
_
( ゚∀゚) 「不機嫌になんなって…正確にゃわからんがぁたぶん、ラウンジとオオカミだな」
( ・∀・) 「……は?」
理解に苦しむ。
ニューソクの内戦なのに、ニューソクの関係がない国同士の戦争だと言うのだ。
_
( ゚∀゚) 「内戦なんかじゃあねぇな、こりゃ。ニューソクにオオカミかラウンジが仕掛けたんだろ」
どちらかがニューソクに仕掛け、どちらかがニューソクの援護をしている。
_
( ゚∀゚) 「あるいはどちらも……まぁ何にせよ、ニューソクにゃあ迷惑な話だな」
絶対に言えることは、争っているのがラウンジとオオカミ、と言うことらしい。
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 17:57:13.09 ID:1gTn8IY+O
シベリアの真上にあるが同時に、ラウンジとオオカミに挟まれた場所にあると言うニューソク。
( ・∀・) 「なるほどね、取っちまった方が有利になるワケだ」
_
( ゚∀゚) 「その通ーり」
ここでまた一つ、ジョルジュに対して猜疑を持つ。
外から孤島へ現れたコイツは、これを知っていたのではないだろうか。
それも、オオカミの傭兵だって可能性もあり得る。
( ・∀・) (ダイオードの件も、ここに来た理由も……それなら辻褄はあってんな…)
ショックだった。
これは事実じゃなく推測、それでも筋はズレていて欲しかった。
何よりも、ここまでジョルジュを、それもこんな風に疑えている自分が嫌だった。
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 17:58:34.33 ID:n+kGADG2O
きたあぁぁぁぁぁぁ支援!
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 17:59:07.90 ID:1gTn8IY+O
_
( ゚∀゚) 「なぁに黙りこくってやがんだ、さっさと行くぞ」
( ・∀・) 「おい…なぁジョルジュ」
_
( ゚∀゚) 「あー?」
岩陰から立ち上がろうとするジョルジュを引き止める。
何とも間の抜けた声を出すもんだ、僕の気も知らないで。
こんな猜疑心は早いとこ捨て去ってしまった方がいい。
今後に引き摺れば支障の出る、最悪な感情だ。
( ・∀・) 「お前さ、まさかとは思うけど……」
意を決して言葉を紡ぐも、それを言う寸でのところで言葉が詰まる。
言わなければならないのだ、そんな訳がないだろうと、聞かなければ――。
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 18:01:20.59 ID:1gTn8IY+O
( ∀ ) 「……いや、いい」
_
( ゚∀゚) 「……。そか」
あぁ、決意の何と脆いことか。
信じていた人を信じられなくなって、それを拭い去る為に聞くことが怖くて逃げて。
( ∀ ) (僕は…僕は弱い……)
心の芯のその根っこまでふにゃふにゃの、糞ったれの甘ちゃんだ。
それが悔しくて、自分が許せなくて、ただ悔しくて。
地についている足を眺めていると、頭の上に、覚えのある重みが乗る。
そのまま、グシャグシャと乱暴に、いつもの様に掻き乱される。
_
( ゚∀゚) 「安心しろ。オレァ、どっちにも雇われちゃあねぇ。ただの浮世人だ」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 18:03:09.42 ID:1gTn8IY+O
付き合いは短ェが、なんていつもの様に笑う。
旅をしている上では、無法者として生きていく上では、先の様なことだってある。
強く、シンセカイに立つ者として、相応しく成らなければ。
思わず拳を握る。
麻袋の紐が擦れてギュウと鳴る。
ジョルジュが、相棒と呼んでくれたのだ。
ならば僕は、それに応えなければならない。
( ・∀・) 「一つ、約束してくれよ」
_
( ゚∀゚) 「あ?」
( ・∀・) 「落ち着いたら、お前のことを話してくれ」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 18:05:08.87 ID:1gTn8IY+O
ぽかんと間の抜けた顔をこちらへ向けて、少しして笑った顔が無性に幼く見えた。
そのすぐ後に、僕の眼前へ拳が突き出される。
_
( ゚∀゚) 「お前ェも話せよ」
( ・∀・) 「当ったり前じゃん」
ニィと笑い返してぶつけてやる。これが答えだと、猜疑心に向けて中指を立てた。
弱いのならば強くなればいい。相応しくないのならば、相応しく成ればいい。
_
( ゚∀゚) 「んじゃま、行きますか」
何があろうと何度だって、信じてやればいい―――。
そうして一歩、踏み出した。
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 18:06:31.17 ID:hi2shJuY0
まってたぞしえん!
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 18:07:04.33 ID:1gTn8IY+O
――――――――――――――――――――――
流石はジョルジュ、と言ったところか。
門番がいることから、入るのが容易ではないと思われていたのだが、何てことはなかった。
アサヒから命を受けたこと、ダイオードと共に行動していたことを告げると、あっさりとその中へ入れてもらえた。
そのダイオードはと問われた時は肝を冷やしたが、山の中ではぐれてしまったと言えば、頷いて終わった。
( ・∀・) 「なんつーか、疑ったりせんのかねアイツらは」
_
( ゚∀゚) 「手前ェが言えたことかよ。ま、実際あんな山ではぐれようもねぇんだがな」
馬鹿な奴らだと、嘘吐きはケラケラ笑っていた。
先とは違い冷静さを取り戻した今、またコイツに対しての猜疑心が芽を出している。
あっさりと嘘を吐いたのを見たせいもあるのだろうが。
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 18:09:09.58 ID:1gTn8IY+O
( ・∀・) (今度は、面にゃ出さねぇぞ)
見極めなければいけない、ジョルジュに付いていっても大丈夫なのかを。
_
( ゚∀゚) 「しっかしヒデェもんだな……見渡す限りが半壊に全壊、まともなァちらちらとしかありゃあしねぇ」
ジョルジュの言う通り、門を抜けたその場所は酷いものだった。
学のない僕にも表すことが出来る様な、その状態。
瓦礫の山――、その一言で片付いてしまう。
_
( ゚∀゚) 「割と栄えた街だったんかね」
( ・∀・) 「? 何でだ?」
_
( ゚∀゚) 「瓦礫に紛れてそこらに散らばってンなぁ、看板やらイス、テーブルなんかが多いだろ?」
店が多かったことが推測出来るのだと気づくと、成る程の一言が口から漏れた。
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 18:11:07.12 ID:1gTn8IY+O
_
( ゚∀゚) 「得られる限り情報を得る、覚えとけ」
( ・∀・) 「了解。んで、どうすんだ?」
_
( ゚∀゚) 「とりあえず、デミタスんとこォ行くぞ」
( ・∀・) 「場所は?」
_
( ゚∀゚)
( ・∀・)
_
( ゚∀゚)
( ・∀・) 「場所は?」
_
( ゚∀゚)
( ・∀・)
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 18:11:15.29 ID:vnT8RpZeO
猿よけ
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 18:13:10.51 ID:1gTn8IY+O
僕の問いに対しての回答は、頭を抱えて出した唸り声だった。
_
( ;゚∀゚) 「忘れてたァ……聞くの、忘れてたァ…」
( ;・∀・) 「えぇぇぇぇ………」
何て詰めの甘い男なのだ。
しかし、ジョルジュがミスをしたのを見るのは初めてだ。
_
( ゚∀゚) 「ダイオードが知ってンだろぉと思ってたがァ…忘れてたぜ……」
( ・∀・) 「馬鹿野郎……」
それに、聞いたっておそらくは教えてもらえなかっただろう。
_
( ゚∀゚) 「しゃあねぇ、そこらのヤツに聞くかァ」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 18:15:05.30 ID:1gTn8IY+O
正気だろうか。
争いの起こってる今この国で、街の人にとって見知らぬ僕らは怪しい者の対象となるだろう。
それに、聞いたところで教えてもらえるとは思えない。
( ・∀・) 「そもそも人なんか歩いてんのかよ……それに、襲われるかも知れねぇぞ」
落ち着けと最後に付け加えて、そこらにあった瓦礫を蹴り飛ばす。
煤けて爛れた、黒くてまぁるい何かが見えた。
現実の切っ先を突き付けられた様で、小さく喉が鳴る。
この現実の中にいるのが恐ろしくて、見たくないから―――――、踏み潰した。
割れる無機質に紛れて、水が漏れた気がした。
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 18:17:04.12 ID:1gTn8IY+O
_
( ゚∀゚) 「なぁしたんだよ、急に瓦礫なんか踏み潰して」
( ・∀・) 「いや、現実なんか糞喰らえって思って…」
_
( ゚∀゚) 「んーだよそれ。ま、人は歩いてるたぁ思うが…襲われるかも、ねぇ……」
そうして前へ指を向けるジョルジュ。
合わせて僕も顔をそちらへ向けると、男が三人、こちらを向いていた。
裸足でボロボロな服を纏った、だが目だけはギラついている、浮浪者の様な者たち。
( ・∀・) 「様な、っつーか浮浪者?」
_
( ゚∀゚) 「どっちの兵でもねぇな…しかも、バッチリ戦闘準備までしてやがらぁな」
ニタニタと気持ちの悪い笑顔を浮かべながら、こちらへと向かって来る浮浪者たち。
随分と覚束ない足取りだが、酒でも呑んで酔っ払っているのだろうか。
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 18:18:40.36 ID:nIvGE0aA0
支援
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 18:19:07.43 ID:1gTn8IY+O
( ・∀・) 「うっわー、真っ赤な顔してやがんぜ」
_
( ゚∀゚) 「日に焼けたのか、火に焼けたのか……はたまたァ酔っ払いか」
是非最後のであって欲しいねぇと、相棒はぼやく。
そのまま構えるは、あのサーベル。
( ・∀・) 「おい」
_
( ゚∀゚) 「モララー、お前ェも棍あんだろ? 構えろ」
( ・∀・) 「…また、か?」
ドロドロとした何かを孕んだ目で、睨み付けて問う。
三人組はこの間も、ゆったりとしたスピードでこちらへと距離を縮めてきた。
よく見ると、その手に鉈が握られている。
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 18:20:36.02 ID:nIvGE0aA0
支援
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 18:21:09.39 ID:1gTn8IY+O
_
( ゚∀゚) 「モララー」
先までとは変わって、重さを得た声で名を呼ばれる。
あまりにも冷たくて、心臓が軽く搾られて、手から汗が滲み出す。
( ・∀・) 「んだよ……」
_
( ゚∀゚) 「覚えとけェ……やらなきゃ、やられる場面はな…たっっくさんあるんだ」
その大半が理不尽で、手を汚さざるを得なくて。
それを嫌々言ってンなァ、糞餓鬼の甘ちゃんだ―――。
その言葉は、今まで聞いてきたどんな言葉よりも鋭くて、痛かった。
自分でも理解していることを言われるのは、こんなにも苦痛だったのか。
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 18:21:27.07 ID:z4FvSvFGO
しえん
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 18:24:45.45 ID:1gTn8IY+O
麻袋から飛び出した二本の棒を抜き取り、それを繋げて一本へ。
( ∀ ) 「畜生畜生畜生……」
同じ言葉を、何度も何度も、ブツブツと連ねると、まるで呪いの言葉みたいだと心の中で笑えた。
そんなことは、言われずともちゃんと分かっているのに。
――頭の中が掻き回される、気持ち悪い。
グッと腰を落とし左足を前にし、重心を右足へ移す。
棍に添えた左手を胸の前に、握った右手は、肚の前に。
何時だか何処かで見た姿勢の、見よう見まねで構える。
――あぁ、体の芯をぎりぎりと捻られている様だ。
足は肩より少し広めに開ける。
――頭で理解していても、納得出来ないことなんて沢山あるだろうが。
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 18:26:21.67 ID:1gTn8IY+O
大きく息を吸い、吐き出す。
――心臓が跳ね回る、そのまま体を突き破りそうだ。
体の力が抜けていく。
――苛々する、自分で自分が嫌いで仕方がない。
そのまま相手を見据える。
――要らない要らない、全て必要ない。
三人組がいやらしい笑みを浮かべながら、こちらへ駆け出してきた。
――もう全て、どうだっていい。
( # Д ) 「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」
一度吠えてみれば、甘ちゃんは裸足で逃げ出すだろう。
信じられるか、信じられないか。
そんなものはもうどうだっていい。
信じられないのならば―――僕が信じられるところにまで、堕ちてしまえばいい。
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 18:27:07.13 ID:PbrsowD8O
これから読む支援
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 18:30:18.01 ID:1gTn8IY+O
_
( ;゚∀゚) 「ッ!?」
一人が僕へ、残り二人はジョルジュへと飛び掛かる。
流石にこの場所で生きているだけあって、彼らはどう狩ればいいのかを理解していた。
強い方へ力を多く割り振って、弱い方へは少ない力で。
何よりも驚くべきはその嗅覚か。
( ∀ ) (スッゲェなぁ、その判断…的確過ぎだよなぁ)
ちらと見たジョルジュの顔には、焦りが見えた。
そんなに心配しなくても大丈夫だと笑って見たが、上手く笑えているのだろうか。
ふにゃりと力の抜けた、情けない顔ではなかったか、心配だ。
どんどんと、浮浪者は僕への距離を零へと近付けていく。
来るなら来いと思った時に、喉から少し空気が抜けた。
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 18:32:04.76 ID:1gTn8IY+O
頭の禿げた男は嬉しそうに、口から涎を垂らして目を引ん剥いて鉈を振り被って涎を垂らして飛び上がって。
何だかよく分からないが、とにかく汚ならしかったから一直線に棍を突いた。
ゴム球を潰した様な音が聞こえる。
何だかよく分からないが、不快だったからそのまま棍を降り下ろした。
地面に叩き付けられた浮浪者から紅が飛び散る。
何だかよく分からないが、見たくなかったから瓦礫の山へと蹴り飛ばす。
すぐ近くから肉を断つ音が幾つかと悲鳴、それと聞き慣れた声が流れ込む。
何だかよく分からないが、何となく嫌だったから音を意識の外へ弾く。
糸が切れたのか、クラクラする。
暗転、世界が廻り、背中に小さな衝撃。
頭も打った、痛い。
痛い。
きしきしと、心が痛む。
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 18:34:05.65 ID:1gTn8IY+O
( ;Д;) 「あ、あ、あああ……うぁぁ、あ……」
神様ごめんなさい、会ったことのない両親へも、頭を下げよう。
倒れた時のちょっとした衝撃でも痛いのに、今飛ばされた彼はどれだけ痛かったのだろうか。
ダイオードも、苦しかったのだろうな。
目玉が落ちそうなくらいに水が流れてくる。
罪を、犯した。
さぁどうだジョルジュ、僕は甘ちゃんなんかじゃないぞ。
胸を張って、笑ってやるよ。
神様は見てくれているんだろう。
( ;Д;) 「うは、ぁぁあは、ぅえっ…は、が……はは。ぇぇうぁ………」
_
( ゚∀゚) 「……モララー…」
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 18:36:33.77 ID:1gTn8IY+O
その身を真っ赤に、真っ赤に染めたジョルジュが、上から呆然と見下ろしてくる。
何だよその何も詰まってない声は、笑えよ。
( ;Д;) 「ぅぐあ、は、わら、ジュ……な…? わら…よ、ぉぐ……」
なぁ、笑えよ。
笑ってれば、救われるんだろ。
でも、何故だろう。
―――――笑えない。
歪んだ世界の中で、項垂れた人の影。
お前じゃないよな、なんて考える。
だって、お前は、僕の、相棒で、兄貴分、なのだから。
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 18:36:39.27 ID:f91aIquxP
新世界のゼブルktkr!
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 18:38:33.94 ID:1gTn8IY+O
――――――――――――――――――――――
_
( ゚∀゚) 「ちったぁ、落ち着いたか…?」
( ∀ ) 「……あ、ぁ」
気づけば、何処かの中にいた。
マトモな家もあったのだな。
喉がイガイガとするし、胸はぐるぐると濁った何かが循環している。
目は焼ける様に痛むし、食道も胃液やら何やらでやられてずきずきする。
( ∀ ) 「……これで"オレ"は、甘ちゃんじゃあ、ねぇ…」
_
( ゚∀゚) 「……! すまねぇ…」
( ∀ ) 「いい…自分でも、わかってるから」
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 18:40:09.47 ID:1gTn8IY+O
鼻がツンとする。
そうだ、分かってるんだ。
自分の下らない感情のせいで、僕は人を殺めた。
_
( ゚∀゚) 「だが…お前のそれは間違っちゃあいねぇ」
( ∀ ) 「気休めだ…」
_
( ゚∀゚) 「んなこたねぇ、旅をするってこたァ、…手前ェの身ィ守る為にその手だって汚さなきゃあいけねぇ」
違う。
違う違う違う。
( ∀ ) 「オレは、違うんだ……」
_
( ゚∀゚) 「何がだよ」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 18:40:47.70 ID:BMKTmCWw0
今から読む支援
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 18:42:08.08 ID:1gTn8IY+O
( ∀ ) 「身を守る為、なんかよりも―――」
ジョルジュを、追いかけたくて――。
( ∀ ) 「置いてかれたく、なくて…釣り合いたくって…」
_
( ゚∀゚) 「……」
嗚咽。
幾ら頬を塩水が伝おうと、幾ら後悔をしようとも、それは消えないし、それは戻らないのに。
止まらない、手を汚しても、僕は弱い。
_
( ゚∀゚) 「……昔、今からちぃとだけ昔の話だ」
( ;Д;) 「……あ゛?」
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 18:44:13.47 ID:1gTn8IY+O
顔を上げて見てみれば、いつもとは違う真剣な顔付きで、口を開いて言葉を紡ぐ。
短い髪を手櫛で解きながら、複雑そうに。
_
( ゚∀゚) 「赤ぁい長髪で片目を隠した…"切札"と持て囃されて、手前ェを"最強"と謳った馬鹿がいてなァ」
( ぅДと) 「………」
グシャグシャになった顔を両手で擦り、気を張る。
何時までぐじぐじとしているのだ、甘ちゃんめ。
_
( ゚∀゚) 「今は"消えた存在"だがァ、アイツみたいにはなるな」
金さえ出るのならば、雇われた国を裏切りその国へ。
次の戦争があってまた別の国に金を積まれれば、その別の国へ。
_
( ゚∀゚) 「それも生きる一つの手段だったんだがァ、人の命を金勘定でしか……計れねぇ大馬鹿野郎さ」
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 18:45:41.04 ID:9sy4NM810
( ・∀・) 「オレねえ人口知能サイトへ行ったんだよ」
( ・∀・) 「ぬるぽって書いたらさ」
( ・∀・) 「古いわ!!って返された」
( ・∀・) 「これも時代の流れって奴かな?」
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 18:46:04.10 ID:1gTn8IY+O
それをおそらく、誰よりも近くでコイツは見ていたのだろう。
聞けば、ジョルジュが初め旅に出たのも僕と似た理由なのだそうだ。
詳しくはまだ教えてくれなかったが、少し話してくれただけでも今は十分だった。
_
( ゚∀゚) 「アイツみてぇには成ってほしかねぇ……だから、お前ェを相棒にしたんだ」
( ぅ∀・) 「……そっか」
だいぶ落ち着いてきた。
それでもまだ手は震えている。
でも、だから気づけた。
ジョルジュが震えていることにも、その可能性にも。
だから、抑えることが出来た。
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 18:48:03.61 ID:1gTn8IY+O
( ・∀・) 「…なぁ、ジョルジュ」
_
( ゚∀゚) 「……ん」
( ・∀・) 「いや……やーっぱいいかな。昔話よか、オレにゃ今だからな」
_
( ゚∀゚) 「……」
聞かずに途中で破り捨てれば、言葉を返さずにジョルジュは俯く。
きっと、聞こえた気がするだけだ、"ありがとう"なんて言葉は。
僕は当然ながら、他の誰も言っていないハズなのだからそれは幻聴なのだろう。
だが、やはりしこりは残ってたから心の中で口にしてみた。
当然答えは返っては来ないのだが、本当は聞きたくて聞きたくて仕方がない。
たぶんだけど、それってさ――
_
( ゚∀゚) 「そういや、デミタスの居場所…聞き損ねたなぁ」
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 18:50:11.92 ID:1gTn8IY+O
―――――その大馬鹿野郎って、お前だよな。
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 18:50:19.88 ID:BMKTmCWw0
追いつきしえん
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 18:56:39.48 ID:1gTn8IY+O
M-3終わりです、短かったですね
VIP高校か何かの時に長くなるって言ってたのですが、あの時はデミタスに会うまでを予定してましたので……
一人称のメリットとデメリットが強く出てしもうたしモララーご乱心だし…どうしてこうなった……!
待ってた方お待たせいたしました、短編ばかり書いててすいません
支援も代理も、いつもありがとうございます
何かアドバイスや罵倒、批評や感想や質問ございましたら、お気軽にどうぞお願いします
>>49 ゼブル……?
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 18:58:22.11 ID:BMKTmCWw0
乙!
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 19:00:39.44 ID:n+kGADG2O
席を外してる間に終わってた……
乙
乙、いいじゃないか
64 :
◆kfuPUnAWpda0 :2010/12/28(火) 19:16:16.94 ID:1gTn8IY+O
そだ、感想スレに虹食書いてくださった方
続きを待つスレに約束を抱いて、やってくるを書いてくださった方、シンセカイを書いてくださった方
本当にありがとうございました、めちゃくちゃ嬉しくて嬉しすぎてテンション上がりまくりました
ちょっと
>>3に書いたような状態なので次は年明けの予定でござんす
あと
>>55詳しく
乙
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 20:32:45.85 ID:nIvGE0aA0
感想もらうと脳汁が出るよな
乙!
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 20:37:05.49 ID:PbrsowD8O
これから読みかけの続きを読むがひとまず乙
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 20:53:23.12 ID:PbrsowD8O
読めた
色々と忙しそうだが頑張れ
改めておつ
69 :
◆kfuPUnAWpda0 :
書き忘れ
タイトルはSABOTENより拝借いたしました、収録アルバムはCIRCUS
そしてたくさんの乙ありがとうございます!!
>>68 忙しいと言うか何というか……
ひとまずは気張ろうと思います、ありがとうございます!