（　＾ω＾）ドラゴンボールのようです

まかせた

（　＾ω＾）　ナッパよけるな


（　＾ω＾）　死んじゃった

俺達の戦いはこれからだ！


〜THE END〜

来春、第二弾決定！

（　＾ω＾）　お墓を作ろう

（　＾ω＾）　よいしょ

END

>>1　ありがとうございます！

このスレは、


〜〜〜〜〜〜

51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12/27(月) 12:03:54.26 ID:W/9OGpwLQ
こんな時間だけど　人少なそうだけど
代理スレ立て頼みたい

スレタイはそちらに任せる
タイトルから即興で話を考えて、ながらで書いていきたい

スレタイに使うＡＡは、テンプレ１〜３の中から選んでほしい


よろしくお願いします！


〜〜〜〜〜〜


という試みのもとに立てていただきました

俺　ドラゴンボール　ろくに知らない
だから　あの漫画　関係ない話　なる

ながらでゆっくりゆったり進めていきます

いやバトルで書いてよ
参考にしたかった

せいとかいの人かな？
違ってたら申し訳ないけどどっちにしろ頑張れ支援

>>8
作者の好きなようにやらせろよ

>>10
なんでだよお題を消化するのが１の役目だろ？
これは明らかにあの作品のオマージュを書けってことだと思うの

>>11
いぬたまさよなら
おまえが立てたんだろ

期待支援

（　＾ω＾）

（　＾ω＾）「>>2-6で既に終わってるじゃねーか」

（　＾ω＾）

（　＾ω＾）「まあいい」





（　＾ω＾）「始まり　始まり」




　　　　　　　　　　（　＾ω＾）ドラゴンボールのようです




　昔々、かぐや姫に求婚した男は、彼女に「龍の首の五色の玉」を取ってこいと言われた。

　彼は、何のズルもせず、龍に挑み、
　その首にある玉を、持ち帰ったという――

よっしゃ、支援

（　＾ω＾）「そんな伝説に倣って」

（　＾ω＾）「結婚を申し込む際には、竜の首から玉を取ってきて、
　　　　　　　それを相手に送る、ってのが慣わしになったんだけど」

（　＾ω＾）「当然、誰でも出来るもんじゃない。つか普通死ぬお」

（　＾ω＾）「だから実際のところ、山から石を拾ってきて、それを綺麗に磨き、
　　　　　　　五色の玉に見立てることで代わりとしているんだお」

（　＾ω＾）「そんなわけで僕は裏山にやって来たのだった」

（　＾ω＾）「ぶっひゅうｗｗｗ早くクーに石渡して求婚するおｗｗｗｗｗ」



ξ-��-)ξ

（　＾ω＾）

（　＾ω＾）「女の子が倒れてるお」

しえん

（；＾ω＾）「何で山に女の子が……」

（；＾ω＾）「……良かった、生きてるお」

ξ-��-)ξ

（　＾ω＾）「……」

（　＾ω＾）「可愛い子だお」

（　＾ω＾）「10歳くらいかお？」

（　＾ω＾）「こんな所で倒れてたら、ろりぺど糞野郎の餌食になっちゃうお」

（　＾ω＾）

（　´ω｀）「……今日は、石は諦めるお」

ξ-�凵i　´ω｀）　ﾖｯｺｲｼｮ



＊＊＊＊＊

　ｶﾞﾗｶﾞﾗ

ξ-�凵i　´ω｀）「ただいまお」

ξ-�凵i　´ω｀）「……おかえりと言ってくれる人もいないお」

ξ-�凵i　´ω｀）「寂しいお」

ξ-�凵i　´ω｀）「早く石をクーに送りたいお……」

（　´ω｀）「……とりあえず、この子を横にさせて、と」

ξ-��-)ξ

（　´ω｀）「……」

（　´ω｀）「ご飯作るお……」



＊＊＊＊＊

しえしえ

ξ-��-)ξ　ﾋﾟｸﾘ

ξ-�听)ξ「……」

（　＾ω＾）「起きたかお？」

ξﾟ�听)ξ

ξ;ﾟ�听)ξ「！！」

（　＾ω＾）「あ、逃げないで。大丈夫、いじめないお」

ξ;ﾟ -ﾟ)ξ「……、……」

（　＾ω＾）「山で倒れてる君を見付けたんだお。
　　　　　　　無視するのも心苦しいから、勝手に連れてきちゃったお」

ξ;ﾟ -ﾟ)ξ「……」

（　＾ω＾）「……ご飯、食べないかお？」

しえん

支援

ξ;ﾟ -ﾟ)ξ　ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

Σξ;ﾟ�听)ξ　ｸﾞｷｭﾙﾙﾙ

ξ;// -//)ξ

（　＾ω＾）「おっおっ、ただの雑炊で申し訳ないけど、味は保証するお。
　　　　　　　クーに教えてもらった味付けだから、とっても美味しいんだお！」

ξ;*ﾟ�听)ξ「……」

ξ*ﾟ�听)ξ　ﾊﾟｸｯ

ξ*ﾟ〜ﾟ)ξ　ﾓｸﾞﾓｸﾞ

ξ*ﾟ〜ﾟ)ξ

ξ;ﾟ�听)ξ　ｹｯ ｹｯ

（；＾ω＾）「おわっ！？　ど、どうしたお？　口に合わないかお？」

ξ;>��<)ξ　ｵｴｰ

（；＾ω＾）「そんなに美味しくないかお？　もしや失敗しちゃったのでは……」

（；＾ω＾）　ﾓｸﾞﾓｸﾞ

（；＾ω＾）「……いつもの美味しい味だお……」

ξ;ﾟ�听)ξ　ｹﾞｰ

（；＾ω＾）「……子供には美味しくないのかおー」

　　　＜ ｶｻｶｻｶｻ

（；＾ω＾）「！　でかい蜘蛛だお！　ひえええっ、僕、虫苦手なんだお！！」

ξ*ﾟ�听)ξ「！」

　　　　　 ﾊﾟｼｯ!
ξ*ﾟ�听)ξ⊃　そ

ξ*ﾟ�听)ξ　ﾓｼｬﾓｼｬ

ξ*ﾟ�听)ξ　ｳﾏｰ


（　＾ω＾）


（　＾ω＾）




（ ＾ω＾ ）

マスタムニルの奴面白かったよ支援

（；ﾟωﾟ）「蜘蛛食ったぁああああああああああああああああああああ！！！！！」

（；＾ω＾）「ぺーしなさい！　ぺー！　そんなの食べちゃ駄目ぇええええ！！」

ξ#ﾟ�听)ξ　ﾑｯ

　　　　ﾄﾞｸﾞｯｼｬｧｧｱ!!
ξ#ﾟ�听)ξ≡≡⊃))ﾟωﾟ）「こぺんはーげん！！！！！」

:（##)ﾟωﾟ）:

　　　　　＜ ｶｻｶｻｶｻｶｻ

ξ*ﾟ�听)ξ「！」

ξ*ﾟ�听)ξ　ﾓｼｬﾓｼｬ

:（##)ﾟωﾟ）:「何……今の拳……強すぎるお……拳の王となるのかお……
　　　　　　　 ξﾟ�听)ξが拳の王となるようですなのかお……」





（##)ﾟωﾟ）「てかまた蜘蛛食ってるぅうううううううううう！！！！！」

ξ*ﾟ�听)ξ　〜♪

デンマークｗｗｗｗｗ

（；＾ω＾）「……この子、一体どんな風に育ったんだお……」

ヾξﾟ�听)ξﾉｼ

（；＾ω＾）「こら！　狭くてボロっちい家なんだから走り回らない！」

ξﾟ -ﾟ)ξ

（；＾ω＾）「ここ座って」

ξﾟ -ﾟ)ξ　ﾍﾟﾀﾝ

（　＾ω＾）「……さて……」

（　＾ω＾）「君、名前は？」

ξﾟ -ﾟ)ξ

ξﾟ�听)ξ「つん」

（　＾ω＾）「ツン？」

（　＾ω＾）（……喋れるのかお）

またお前かｗｗ支援

（　＾ω＾）「ツン、……えっと、お母さんやお父さんは？」

ξﾟ�听)ξ

ξ;��;)ξ　ﾌﾞﾜｯ

（；＾ω＾）「おおおおおっ！？」

ξ;��;)ξ　ｴｯｸﾞｴｸﾞ

（；＾ω＾）「き、訊いちゃいけなかったかお……ごめんお……」

ξ;��;)ξ　ｴｯｸﾞﾏｯｸﾏﾌｨﾝ

（；＾ω＾）「よしよし……」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ξ;��;)ξ「……」

ξ*;��;)ξ

（；＾ω＾）「ごめんお、今の質問は忘れてくれお……」

ξ*ぅ��;)ξ　ｸﾞｼｸﾞｼ

エッグマックマフィンとな…

串って使うと重くなるもの?

支援

ξﾟ�听)ξ「……はぐれちゃった……」

（　＾ω＾）「？」

ξﾟ�听)ξ「お母さんたちと、はぐれちゃった……」

（　＾ω＾）「はぐれた？」

ξﾟ�听)ξ「……つんが、」

ξﾟ�听)ξ「つんが、ドラゴンボールとられちゃったから……」

（　＾ω＾）

（　＾ω＾）「どら……」

ξﾟ�听)ξ「ドラゴンボール」

（　＾ω＾）「ハハッ、ワロス」

これは支援

私怨

ξﾟ�听)ξ「つんが、ゴールデンボールとられちゃったから……」

>>38
やめろｗｗｗ

（　＾ω＾）「何それ。７つ集めんの？　願い叶うの？」

ξﾟ�听)ξ「いっこでも、それなりには」

（　＾ω＾）「叶うんだ……」

（　＾ω＾）

（　＾ω∩）「ちょっと待って、分かんない……話が見えない……」

ξﾟ -ﾟ)ξ　ﾑｰ



＊＊＊＊＊



（　＾ω＾）「とんでもない事実が発覚したお」

ヾξﾟ�听)ξﾉｼ

（　＾ω＾）「……この子」

（　＾ω＾）「龍なんだって」

（　＾ω＾）「ハハッ」

カジカだな

支援

（　＾ω＾）「なんでも」

（　＾ω＾）「龍の首には玉がついてて」

（　＾ω＾）「その玉が無くなってしまうと、龍は龍でなくなるのだとか」

（　＾ω＾）「玉は通称『ドラゴンボール』という」

（　＾ω＾）「ツンは、そのドラゴンボールを人間に奪われたと」

（　＾ω＾）「そのせいで人間の姿になってしまったのだと」

（　＾ω＾）





（　＾ω＾）「誰が信じる、そんな話」

ξﾟ�听)ξ そ　ｶﾞｰﾝ

龍は蜘蛛まで食べるのか…

ξ#ﾟ�听)ξﾉｼ

（　＾ω＾）「いや……だって、信じられるかお」

（　＾ω＾）「そりゃ、龍の存在は確認されてるからともかくとして……。
　　　　　　　首の玉が無くなったからって人間になるなんて」

　　　　ｺﾞﾊﾞｧｱｱｱﾝ!!
ξ#ﾟ�听)ξ≡≡⊃))ﾟωﾟ）「わしんとん！！！！！！！！！」

:（##)ﾟωﾟ）:

ξ#ﾟ�听)ξ「ほんとだもん！」

:（##)ﾟωﾟ）:「この力……人間の子供を超越してるお……」

ヾξ#ﾟ�听)ξﾉｼ　ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ

（∩);＾ω＾）「……まさか、本当に龍……？」

　　　　　￥＜ｶｻｶｻｶｻｶｻｶｻｶｻ

ξﾟ�听)ξ≡⊃￥　ﾋｭﾊﾞｯ

ξ*ﾟ�听)ξ　ﾓｼｬﾓｼｬ

（　＾ω＾）「……百足……」

（　＾ω＾）「……信じるわ」

＊＊＊＊＊


（　＾ω＾）「――で、ツンとしては、ドラゴンボールを取り返したいんだおね」

ξﾟ�听)ξ「このままの姿じゃ、お母さんに見付けてもらえないもん」

（　＾ω＾）「ふむ。誰に取られたのかは分からないのかお？」

ξﾟ�听)ξ「男だったかも」

（　＾ω＾）「うーん……あの山に倒れてたってことは、
　　　　　　　この村か、あるいは山の向こうの村の人間に取られたんだろうけど……。
　　　　　　　男ってだけじゃ、絞り込むのは難しそうだお」

ξﾟ�听)ξ「……はやく、とりかえさなきゃ」

（　＾ω＾）「お？」

ξﾟ�听)ξ「ドラゴンボールは、ねがいごとをかなえられる」

ξﾟ�听)ξ「ねがいを聞き届けたドラゴンボールは、こわれちゃうの。
　　　　　 ――そしたら、わたし、りゅうに戻れない」

（　＾ω＾）

／＾ω＾＼　ﾅﾝﾃｺｯﾀｲ

それ富士山だから

（；＾ω＾）「犯人探すのも難しいってのに、時間制限付きかお」

ξﾟ�听)ξ「ドラゴンボールとったひと、まだ、ねがいごと言ってないみたい」

（；＾ω＾）「分かるのかお？」

ξﾟ�听)ξ「ドラゴンボールの、力みたいなの、感じるから」

（；＾ω＾）「……その力とやらでドラゴンボールの居場所を知れたりは……」

ξﾟ�听)ξ「しない」

（；＾ω＾）「ですよねーそんな都合いい話ないですよねー」

（　＾ω＾）「……とにかく、早く見付けないといけないお」

ξﾟ�听)ξ「うん……」

（　＾ω＾）「でも、夜も遅いし、今日は寝るお。ドラゴンボール探しは明日ってことで」

ξﾟ�听)ξ「……ん」

（　＾ω＾）（……どうか、夜の間に願いなんか言わないでくれお、まだ見ぬ犯人さん）



＊＊＊＊＊

　〜翌日〜





(*'A`)ﾉ○「ブーン！　見てくれよ、綺麗な石だろー」


ξﾟ�听)ξ「あれ、つんのドラゴンボール！」


エエエエェェェェ（＾ω＾）ェェェェエエエエ

見つかるのはやいな

第2部完!

ちょｗｗｗ

オワタｗｗｗｗｗｗｗ

うはｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗうはｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

（　＾ω＾）「もう都合いいとかいう話じゃないおあと自己紹介忘れてた
　　　　　　　僕ブーンっていうんだおよろしく」

ξﾟ�听)ξ「ぶーん！」

('A`)「めっちゃ早口で何か言ってる……」

（　＾ω＾）「ちなみに彼はドクオだお」

ξﾟ�听)ξ「どくお！」

（；＾ω＾）「――いやいやそんなんどうでもいいお！！
　　　　　　　ドクオ、それ、どこで……」

('A`)ﾉ○「これ？　ショボンから預かったんだ」

（；＾ω＾）「……ショボン？」

('A`)「おう――って、お前は知らないか。
　　　 山の向こう、シベリア村に住んでる男だ。
　　　 去年、山菜を採りに行ったときに知り合ったのさ」

（　＾ω＾）「ほうほう」

('A`)「んで、昨日ショボンが俺の家に来たんだが……」

('A`)「……クーに、求婚しに来たみたいだった」

（；＾ω＾）「ﾅﾝﾀﾞｯﾃｰ」

（；＾ω＾）「ショボンとかいう人も、クーが好きなのかお」

('A`)「ほら、山菜採りに行ったときにショボンと会ったっつったろ？
　　　 そんときクーも一緒だったんだが、ショボンの奴、クーに一目惚れしてたらしいぜ」

ξﾟ�听)ξ「……くーって？」

（　＾ω＾）「クーは、ドクオの妹さんだお。とっても綺麗な人だお」

ξﾟ�听)ξ「へー」

('A`)「――そんでな、求婚しても無駄だって分かったショボンが、
　　　 俺に、この石を預けてった」

（　＾ω＾）「どうして……」

('A`)「諦めきれないから、だとさ」

（　＾ω＾）「……おーん。まさかの恋敵だお」

('A`)「はは、そうだな」

ξﾟ�听)ξ「ぶーんも、くーが好きなの？」

（　＾ω＾）「だお。昔から好きだったんだお。
　　　　　　　実は既に告白済みなんだお！」

ξﾟ�听)ξ「こくはく、したの？」

（＊＾ω＾）「したお！　そしたらクーも『好き』って言ってくれたお。
　　　　　　　あとは、五色の玉をクーに渡して求婚するだけ――」

（；＾ω＾）「――玉！！」

(;'A`)「うわっ、何だよ！？」

（；＾ω＾）「それ、その玉！　石！　僕にくれないかお、ドクオ！」

(;'A`)「駄目だって、ショボンのなんだから」

ξﾟ�听)ξ「それ、つんのだもん！」

(;'A`)「あ？　そういや誰だ、この幼女」

（；＾ω＾）「ツンっていう子だお……ええと、その玉の持ち主で……」

(;'A`)「？」

ξ#ﾟ�听)ξ「それ！　ツンのたまなの！　ツンにくっついてたたまなの！！」

(;'A`)

(;'A`)「え……？」

（；＾ω＾）「あっ何か変な誤解生まれた絶対！！」




〜〜〜〜〜〜〜説明中〜〜〜〜〜〜〜

ξﾟ�听)ξﾉｼ（　＾ω＾）ﾉｼ　　('A`;)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




(;'A`)「そんなこともあるのか……信じるけど」

（　＾ω＾）（信じるんだ……）

支援

しえーん

支援
つん可愛い

（　＾ω＾）「というわけだから、ツンに返してあげてほしいんだお」

('A`)「んー、たしかに返してやらないと可哀相だな」

ヾξﾟ�听)ξﾉｼ

('A`)「でも元はツンのものとはいえ、預かり物だしな……」

ξ´ﾟ�听)ξ

('A`)「一応ショボンに話してからでもいいんじゃないか？」

（　＾ω＾）「……だそうだお」

ξﾟ�听)ξ「……ぜったい、かえしてくれるなら、いいよ」

('A`)「えらいな」

ξ*ﾟ�听)ξ

('A`)「たしか今日はラウンジ村に用があるって言ってたから……、
　　　 明日、ショボンのところに行こう。案内は俺がするから」

ξﾟ�听)ξ「たま、だいじにしててね」

('A`)「もちろん」

（　＾ω＾）「ありがとうお、ドクオ。――じゃあ、今日は、
　　　　　　　山に石をとりに行ってくるお」

ξﾟ�听)ξ「いし？」

（　＾ω＾）「綺麗な石をあげるのが、求婚の作法なんだお」

ξﾟ�听)ξ「へー」

('A`)「そんなん、わざわざしなくていいのに」

（　＾ω＾）「クーと約束したんだおー」

('A`)「へいへい、そうですか」

ξﾟ�听)ξ「つんもてつだう！」

（　＾ω＾）「おっお、じゃあ行くおー！」

ξﾟ�听)ξ「おー！」

＊＊＊＊＊



ξﾟ�听)ξﾉ□「これは？」

（　＾ω＾）「んー、もうちょっと丸みがある方がいいお」

ξﾟ�听)ξﾉ△「これ！」

（　＾ω＾）「ちょっと小さいお……」
　_,､_
ξﾟ�听)ξ

（；＾ω＾）「……ごめんお、でもこだわりたいんだお……」

ξﾟ�听)ξ「好きだから？」

（　＾ω＾）「だお。クーのことが大好きだから、一番良いものをあげたいんだお」

ξﾟ�听)ξ「そっか。……がんばろ！」

（　＾ω＾）「頑張るおー」

((ξﾟ�听)ξ　ｶﾞｻｶﾞｻ

（　＾ω＾）ｶﾞｻｶﾞｻ

(((((ξﾟ�听)ξ　ｶﾞｻｶﾞｻ

（　＾ω＾）ｶﾞｻ…

（；＾ω＾）そ

（；＾ω＾）「おーい、ツン、そっちは駄目だお！」

ξﾟ�听)ξ「え？」ｶﾞｻ…

ξﾟ�听)ξ

ξ*ﾟ�听)ξ「おっきい石、いっぱいある！」

ξ*ﾟ�听)ξ「ぶーん、石がたくさん！」

（；＾ω＾）「だから駄目だってば……それは村人のお墓だお」

ξﾟ�听)ξ「えー、おはかなの？」

（　＾ω＾）「そうだお。だから取るなおー」

ξﾟ -ﾟ)ξ「はあい」

ξﾟ�听)ξ「……おはか、なんか、かいてあるね」

（　＾ω＾）「死んだ人の名前が彫ってあるんだおー」

ξﾟ�听)ξ「これ、なんてよむの？」

（　＾ω＾）「『ぎこ』だお。年寄りのくせして、村一番の力持ちだったお」

ξﾟ�听)ξ「これは？」

（　＾ω＾）「『しぃ』。ギコの奥さんだったお。優しい人だったおー」

ξﾟ�听)ξ「じゃあ、これ！」

（　＾ω＾）「それは」

（　＾ω＾）「……」

ξﾟ�听)ξ「？」

（　＾ω＾）「……『くー』だお」

ξﾟ�听)ξ「――え……」

oh

何……だと……

ξﾟ�听)ξ「くー？」

（　＾ω＾）「だお」

ξﾟ�听)ξ「ぶーんの、好きなひと？」

（　＾ω＾）「そうだおー。つい先日、病気で死んじゃったお」

ξﾟ�听)ξ「……？　けっこん……」

（　＾ω＾）「まあ、死んだ人とは結婚出来ないお」

（　＾ω＾）「でも求婚するんだおー」

ξﾟ�听)ξ「わかんない」

（　＾ω＾）「んーと……なんというか、自己満足っていうか」

（　＾ω＾）「大好きだし――約束、したから」

ξﾟ�听)ξ「……」

（　＾ω＾）「さ、石探すおｗｗｗｗｗ」

ξﾟ -ﾟ)ξ「……ん……」



＊＊＊＊＊

なんという…

（　´ω｀）

川 ﾟ -ﾟ)『何て顔してるんだ、馬鹿』

（　´ω｀）『クー、こんなに痩せちゃって……』

川 ﾟ -ﾟ)『君はもう少し痩せた方がいいな』

（　´ω｀）『ドクオみたいにがりがりになっちゃってるお……』

川 ﾟ -ﾟ)『あれほどじゃないだろう、失礼な』

（　´ω｀）『……』

川 ﾟ -ﾟ)『……』

（　´ω｀）『クー』

川 ﾟ -ﾟ)『何だ？』

（　´ω｀）『好きだお』

（　´ω｀）『大好きだお』

（　´ω｀）『綺麗な石、探してくるから……僕と結婚してほしいお』

全俺が泣いた

何だ?眼から水が…

川 ﾟ -ﾟ)

川 ﾟーﾟ)『……なんだか、気力が沸いてきたよ』

川 ﾟーﾟ)『私も君が大好きだ、ブーン』



―――――
―――
―



川;　- )『げほっ、はっ……あ、あう……』

(;'A`)『クー！　クー、大丈夫か！』

（；＾ω＾）『クー！！』

川;　- )『う、くっ……！』

(;'A`)『クー……！』

川;　- )『ぶ、ん……ブーン……』

（；＾ω＾）『何だお！？』

おかしいな、画面が歪む

川;　- )『……いし……』

（；＾ω＾）『お？』

川;ﾟーﾟ)『石……くれるんだろう……？』

川;ﾟーﾟ)『持ってきてくれよ……とびっきり綺麗で、素敵な石……』

川;ﾟーﾟ)『……それで、求婚してくれたら……きっと、私、元気になる……』

川;　- )『う……！　げほ、げほっ！』

(;'A`)『クー、もう喋るな！　おとなしくしてろ！』

（　＾ω＾）『……とってくるお……』

川;　- )『ああ……生半可なもの持ってきたら、許さないからな……』

(;'A`)『おい、ブーン！？　どこに――』



―――――
―――
―

>>2-6が見事な伏線になっていたとは・・・

短編っぽいがおもしろい支援

（；＾ω＾）『――駄目だお、こんなちっぽけなのじゃ駄目だお！』

（；＾ω＾）『もっと、澄んだ色じゃなきゃ駄目だお！』

（；＾ω＾）『こんなのじゃない……』

（；＾ω＾）『これも、これも違う！！』

（；＾ω＾）『……何で、無いんだお……！』

（；＾ω＾）『何で無いんだお！　クーが気に入ってくれるような石！　どうして！』

（；＾ω＾）『こんなにいっぱい転がってるのに！』

（；＾ω＾）『たくさん、たくさんあるのに！　どうして！』

（；＾ω＾）『僕の欲しい石は、一つも無いんだお！！』

（　；ω＾）『――早く、早く見つけなきゃ』

（　；ω；）『クーが元気になってくれないんだお！！』

（　；ω；）『ああ、ああ！　早く！　……お願いだから……』

（　；ω；）『クー……』

え？死んでるとしたらショボンが最近村に来て求婚してった話の辻褄が・・・？

村に来て求婚しても無駄＝すでに死んでいる

―――――
―――
―



川 -　-)

（　＾ω＾）


('A`)『……お前が出てってから、少し経った頃に死んじまったよ』

('A`)『石、見付かったか』

（　＾ω＾）『……見付からなかったお』

（　＾ω＾）『――僕が、石を持ってこれなかったから……クー、死んだのかお……』

('A`)『……そういうことじゃないと思うぜ』

（　＾ω＾）『……』

('A`)『お前の悲しむ顔、見たくなかったんだろ』

（　＾ω＾）『……』

あー、見逃してたわ

（　＾ω＾）『ドクオ』

('A`)『あん？』

（　＾ω＾）『僕……絶対、クーに綺麗な石をあげるお』

（　＾ω＾）『石をあげて、求婚するお』

（　＾ω＾）『それで……いつか僕が死んで、天国に行ったら』

（　＾ω＾）『クーと、結婚するお』

('A`)『……そうかい』

('A`)『そこまで愛してもらえて、幸せもんだな。この妹はよ』





＊＊＊＊＊

支援

>>77
だめだこれのせいで笑った

（　‐ω‐）

（　‐ω＾）「……お？」

ξﾟ�听)ξ「ぶーん起きた」

（　＾ω＾）「おー……寝ちゃってたかお」

ξﾟ�听)ξ「なんか悲しそうな顔してたよ」

（　＾ω＾）「……ちょっと、夢を見ただけだお。
　　　　　　　もう暗くなってきたし、帰るかおー」

ξﾟ�听)ξ「ん」



＊＊＊＊＊



ξ*ﾟ〜ﾟ)ξ　ﾓｼｬﾓｼｬ

:（；ﾟωﾟ）:（ひええええＧとヤモリを一緒に食っておられるううううううう）


＊＊＊＊＊

>>87
こいつんち虫大杉だろ

　〜翌日〜

('A`)「っつーわけで、ショボンのところに行くぞ」

（　＾ω＾）ノξﾟ�听)ξﾉ「おー」



＊＊＊＊＊


（；＾ω＾）ｾﾞﾋｯｾﾞﾋｯ

('A`)「疲れすぎだろ豚」

ξﾟ�听)ξ「ぶたー」

（；＾ω＾）「何でそんなに余裕なの君達……」

('A`)「いつも行き来してるし」

ξﾟ�听)ξ「龍だし」

('A`)「ま、そろそろ着くし、あと少しの辛抱な」


＊＊＊＊＊

('A`)「――さ、着いたぞ」

（；＾ω＾）「大きな家だお……僕の家とは大違いだお」

ξﾟ�听)ξ「おっきー」

('A`)　ﾄﾞﾝﾄﾞﾝ

('A`)「ショボーン、いるかー」

　　　　「――はいはい」

　　ｶﾞﾗｯ

(´･ω･`)「……おや、ドクオじゃないか」

('A`)「よお」

(´･ω･`)「何の用だい？」

('A`)ﾉ○「――これについて、ちょっとな」



＊＊＊＊＊

追い付いた
支援

しえしえ

(´･ω･`)「――そうだね、たしかに、僕が幼い龍から奪ったものだ」

ξ#ﾟ�听)ξ「ひどい！」

(´･ω･`)「ごめんね。あまりにも無防備に遊んでいたし、
　　　　　 玉が無くなったら人間になっちゃうなんて、知らなかったんだ」

（　＾ω＾）「知らなかったんなら、仕方ないおね」

ξﾟ -ﾟ)ξ　ﾑｰ

('A`)「そういうわけだ。この子に返してやってくんねえか」

(´･ω･`)「そうだね。――その前に確認したいんだけど」

('A`)「ん？」

(´･ω･`)「この玉……ドラゴンボールは、願いを叶えられるんだよね」

ξﾟ�听)ξ「うん！」

(´･ω･`)「そっか」

(´･ω･`)「じゃあ、僕の願い、叶えさせてもらおうかな」





（　＾ω＾）「――え……」

え？

ぬう

武術の神と言われる亀仙人より強い天津飯でも歯が立たないドラムを瞬殺した悟空が8年修行して、
同じ位の強さのピッコロさんと二人がかりでやっと倒したラディッツと匹敵する戦闘力を持つ栽培マンを
あっさり倒した天津飯・ピッコロ等が束になっても敵わないナッパを悠々倒した悟空の2倍以上強いベジータが
かなりパワーアップしても全く相手にならない強さのリクームを一撃で倒した悟空が更にパワーアップしても、
それを半分の力で殺せるフリーザをあっという間にバラバラにして消した未来のトランクスでさえ仲間と束になっても
敵わない人造人間17・18号に匹敵する強さを持った神コロ様でも敵わない程に
生体エネルギーを吸って強くなったセルと互角の16号を大きく越える17号吸収態セルを子供扱い出来る
精神と時の部屋パワーアップ後のベジータと随分差がある悟空でも勝てない完全体セルを
一方的に痛めつけることが出来るブチ切れ悟飯をも越えたベジータが命を賭けても倒せなかった魔人ブウが
更に凶悪になったブウと互角以上の戦いをしたゴテンクスよりも強くなった悟飯でも全く歯が立たない
ゴテンクス&ピッコロ吸収ブウが更に悟飯を吸収して強化しても全く歯が立たないベジット。

(;'A`)「ショボン？」

(´･ω･`)「どうしても叶えたい願いがある。頼むよ」

(;'A`)「話聞いてたか！？　願いを叶えたら、ツンは……」

(´･ω･`)「そんなの知ったこっちゃないって」

ξ;ﾟ�听)ξ「？　え？」

（；＾ω＾）「な、何を――」

(´･ω･`)「分かるでしょ？　僕が叶えたい願い」



(´･ω･`)「――クーさんを、生き返らせてほしいだけなんだ」


（；＾ω＾）(;'A`)「！！」

（；＾ω＾）「クーを……？」

(´･ω･`)「そうだよ」

(;'A`)「おま……ドラゴンボールで人を生き返らせるって、何か妙な既視感が」

(´･ω･`)「死んだ人を生き返らせることは出来るのかな？」

ξ;ﾟ�听)ξ「う、うん」

(;'A`)「ばっ……正直に答えんな！」

ξ;ﾟ�听)ξ「あっ」

(´･ω･`)「……ははは、そうなんだ。やった。良かった。……良かった」

（；＾ω＾）「ショボンさん、本気かお！？」

(´･ω･`)「本気さ」

(´･ω･`)「さあ、ドクオ。それ、ちょうだいよ」

(´･ω･`)「君も、妹さんに会いたいだろう」

(;'A`)「……！」

しえん

（；＾ω＾）「駄目だお！　ツンが可哀相だお！？」

(´･ω･`)「……君は、本当の、心の底からの愛ってものを知らないのかな」

(´･ω･`)「何物を犠牲にしたって構わない」

(´･ω･`)「彼女に会えるなら、他のものなんて、どうだっていい」

(´･ω･`)「そういう深い愛情を、抱いたことはないのかい？」

(;'A`)「……でも、生き返ったところで、クーがお前を受け入れるか――」

(´･ω･`)「僕のおかげで生き返ったと知れば、
　　　　　 彼女も、僕のこの愛に気付けるだろう」

(#´･ω･`)「ほら！　早くそれを僕に寄越せ、ドクオ！！」

支援

siesie

（；　ω　）「――そんなの……」

(#´･ω･`)「あ？」

（；　ω　）「そんなの、愛じゃないお。クーへの愛情なんかじゃないお」

（；　ω　）「そんなの――」


（＃＾ω＾）　ｷｯ!!


（＃＾ω＾）「クーの命を！
　　　　　　　彼女の死を軽んじるなんて、クーへの侮辱だお！！」


ξ;ﾟ�听)ξ「ぶーん……！」

支援

（＃＾ω＾）「僕は、クーが死ぬ瞬間にこそ立ち会えなかったけど、
　　　　　　　死んでしまった後の、安らかな顔は見たお！」

（＃＾ω＾）「……きっと――絶対、もっと生きたいとは思っていた筈だお」

（＃＾ω＾）「それでも！　クーは、死を理解して、受け止めた！」

（＃＾ω＾）「彼女の最後の最後、そこにあった心を、気持ちを、
　　　　　　　無駄になんてしたくないお！！」


(#´･ω･`)「ごちゃごちゃとやかましい……！」


(;'A`)「……っ」

（＃＾＾ω ) そげぶ！！

支援

支援

＊＊＊＊＊

川;　- )『――……兄さん、見たか……』

(;'A`)『……何を』

川;　- )『ブーンさ。今の、石をとってくると言ったブーンを』

川;　- )『なんて凛々しい。……なんて優しい』

川;　- )『最後に見るブーンの顔があの顔で、本当に良かった……』

(;'A`)『最後なんて言うな、クー……！』

川;　- )『自分のことは、自分で分かるさ。
　　　　　……ふふ。ブーンの悲しい顔なんて、見たくないからな』

川;　- )『あれで、良かった』

(;'A`)『……』

川;　- )『兄さん。本当は石なんて必要ないんだ』

川; ー )『もう、あれだけで――充分だよ』

＊＊＊＊＊

支援

(#'A`)「――そうだ、ブーン！
　　　　クーの意思を、無駄になんかしないでくれ！！」

(#´･ω･`)「……揃いも揃って……」

(#´･ω･`)⊃Ｐ　ｽｯ…

(#'A`)

(;'A`)

(;'∀`)「しょ、ショボンくん、その斧をどうする気かな？」

(#´･ω･`)「ころしてでも　うばいとる」

(;ﾟAﾟ)「ひぃいいやぁあああああああああああああ！！！！！」

（；＾ω＾）「汚い、さすがショボン汚い」

アルファベットやー

きゃー

Ｐｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

ξ#ﾟ�听)ξ「どくお！」ﾊﾞｯ!!

(;'A`)「うわっ」

ξ#ﾟ�听)ξﾉ○「……ゆるさないんだから」

(#´･ω･`)「んー？　お嬢ちゃんに何が出来――」


爪ξ#ﾟ�听)ξ爪　　ﾊﾞｻｧｯ!!

爪ξ#ﾟ皿ﾟ)ξ爪　　ﾋﾞｷﾋﾞｷ…


（　＾ω＾）

（　＾ω＾）「そういやこの子、龍だったわ」



爪ξ#ﾟＷﾟ)ξ爪　　ｷﾞｼｬｧｧｧｧｱｱｱｱｱｱ!!!!!


(´･ω･`)


(´･ω･`)

Pで龍に勝てるのか?

(#ﾒ)ω(#ﾒ#)


('A`)「えっと……またね」



　ｶﾞﾗｶﾞﾗ ﾋﾟｼｬﾝ





＊＊＊＊＊


ξﾟ�听)ξﾉ○「ふう」

（　＾ω＾）「あれ……外しちゃうのかお？」

ξﾟ�听)ξ「ちょっとね」

おや

ξﾟ�听)ξ「ぶーん、これ、綺麗だと思う？」

（　＾ω＾）「ドラゴンボールかお？　とっても綺麗だと思うお」

ξﾟ�听)ξ「……くー、喜びそう？」

('A`)「クーの好きそうな感じはするよな」

（　＾ω＾）「だおー」

ξﾟ�听)ξ「そう……――じゃあ」

ξﾟ�听)ξ「これ、ぶーんにあげる」

（；＾ω＾）「へっ」

ξﾟ�听)ξ「くーに、わたしてあげて」

（；＾ω＾）「で、でも、でも……ツンが……」

ξﾟ�听)ξ「……」

ξﾟ�听)ξ「あのね、お母さんから聞いたお話なんだけどね」

ξﾟ�听)ξ「むかーしむかし――」

支援

　――昔々。

　ある、怪我をした龍が、倒れたまま動けずに困っていました。
　そこへ、１人の、人間の男がやってきます。
　彼は武器を持っていましたが、龍を傷付けることなく、
　丁寧に手当てをしてくれました。

　喜ぶ龍に、男は、首についている玉をくれないかと尋ねました。
　愛する人のため、持って行かねばならぬと言うのです。

　当然、龍は「あげられない」と答えます。
　すると男は、残念そうな顔をしながら、その場を去ろうとしました。
　武器があるのに、龍は怪我をしているのに、それでも無理矢理奪おうとはしなかったのです。

　とても優しい男を見て、龍は、どうしても何とかしてあげたくなりました。

　そんなとき。
　龍は、あることを思いつきました――

支援

�C

しえしえ

支援

ξﾟ�听)ξﾉ○

ξﾟ�听)ξ「ドラゴンボールさん」



ξﾟ�听)ξ「――つんに、あたらしいドラゴンボールをください」



（；＾ω＾）「！！」

(;'A`)「あ……」


○ヽξﾟ�听)ξﾉ○


　　　　ﾊﾟｷﾝ――


○ヽξﾟ�听)ξ ｡ﾟ;。ｻﾗ…


ξﾟ�听)ξ「……ちょっと、小っちゃくなっちゃったけど。
　　　　　 いい？」

僕にも下さい

これは裏技

（　＾ω＾）「……おっお」

（＊＾ω＾）「それぐらいの大きさでいいお、嬉しいお、ツン。
　　　　　　　――ありがとう、お」

ξ*ﾟーﾟ)ξ「えへへ」

('A`)「……良かったな、ブーン」

（＊＾ω＾）「本当に、良かったお……」



ξ*ﾟ�听)ξ「――じゃあ、お別れね」

（　＾ω＾）「だお……ありがとうお、ツン」

ξ*ﾟ�听)ξ「こっちこそ、ありがと」

爪ξ*ﾟ�听)ξ爪　　ﾊﾞｻｯ

爪ξ*ﾟーﾟ)ξ爪



　――ばいばい。

支援

いい子や…

なんかいいなこれ

＊＊＊＊＊



爪ξ*ﾟｗﾟ)ξ爪　「！　おかーさん！」

爪ζ(ﾟｗﾟ*ζ爪　「ツン！！」

爪ξ*ﾟーﾟ)ξ爪　爪ζ(ﾟーﾟ*ζ爪


爪ξ*^ー^)ξ爪



＊＊＊＊＊

うんうん

＊＊＊＊＊



（　＾ω＾）「クー」

（　＾ω＾）「石、持ってきたお」

（　＾ω＾）「綺麗だお？」

（　＾ω＾）「とっても優しい子が、君と、僕のためにくれたんだお」

（　＾ω＾）

（　＾ω＾）「……クー」



（　＾ω＾）「……僕と、結婚して下さいお」


（　‐ω‐）

しえん

(;_;)

（　‐ω‐）「僕が、いつか、そっちに行ったら」

（　‐ω‐）「結婚してほしいお」

（　‐ω‐）「大好きだお、クー」




　　　　　（　‐ω‐）


　　　　　（　‐ω‐）


　　　　　（　‐ω‐）川 ﾟ -ﾟ)




　　　　　（　‐ω‐）川*ﾟーﾟ)

お？

ほんと幸せになってほしいな

（　＾ω＾）「……お」

（　＾ω＾）「何だか、今、クーが居た気がするお」

（　＾ω＾）「……」

（　＾ω＾）「待っててほしいお、クー」

（　＾ω＾）「また会えるの、楽しみにしてるお」










　――君が来るのを、気長に待っておくよ。
　　　ブーン。

　　　　　　　　　　（　＾ω＾）ドラゴンボールのようです





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おわり

支援だ

おっついた
おつ

乙！

終わりー

スレ立ててくれた人、読んでくれた人、レスしてくれた人、
皆さんありがとうございました！

漫画の方のドラゴンボールネタ楽しみにしてスレ開いた人がいたら、ごめんなさい



質問・指摘ありましたら、お願いします

泣けるわ

乙！おもしろかった

乙

乙

乙
感動した

乙

乙！
とてもいいほのぼのだった

乙、泣けたよ
心がほっこりした

乙
龍のツンのAA前に聞いてた人か

いや、ながらだからそれはないか
忘れてくれ

掴もうぜ！

ドラゴンボール！

乙っした
ほのぼのしたけどせつねえ……

よむほです

最近乗っ取りのクオリティがやばい
乙

乗っ取りじゃねーから

>>162
これはのっとりじゃないぞ

くそっ…泣けてきやがる！！！

泣いた
乙

良かった・・・乙