1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
憂「え…」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 21:36:07.98 ID:YfFzSeUg0
え
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 21:37:13.36 ID:OBYali7A0
ええ?
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 21:37:57.88 ID:hexAIEpR0
はやくしろ
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 21:41:02.06 ID:MU74Xdk/0
ゆいのへや
唯「ふぁ〜…」
憂「『 も』って…お姉ちゃんは誰と過ごしたかったの?」
唯「そ・れ・は〜♪」
憂「…」ゴクリ
唯「好きな男の子ですっ」
憂「…」ガーン
唯「憂?」
憂「お、お姉ちゃん、すすす好きなおおとこのここの…」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 21:42:19.02 ID:7OY2gnPs0
続けたまえ
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 21:45:12.75 ID:MU74Xdk/0
唯「え?w」
憂「ふ、ふ〜〜…。お姉ちゃん、好きな男の人、いるの?」
唯「ふっふっふ」
憂「…」
唯「どっちだと思う〜?」
憂「え〜…いる、の、かな?」
唯「…ぶー」
憂「ほっ」
唯「『ほっ』 ってーw」
憂「えへへ…だって」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 21:46:42.78 ID:+50RtH21i
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 21:47:38.69 ID:hexAIEpR0
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 21:48:28.82 ID:7kZ3HpYZO
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 21:50:10.27 ID:ruu5FIdEP
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 21:50:29.84 ID:66JlKRNeO
>>8 やめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろ
やめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろ
やめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろ
やめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろ
やめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろ
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 21:51:32.65 ID:xPhd0BnN0
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 21:52:41.65 ID:PEGPMW9VO
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 21:53:10.44 ID:MU74Xdk/0
唯「ういー」ギュッ
憂「お姉ちゃん…」ドキ
唯「んで、憂はどうなの?誰と過ごしたかった?」
憂「わたしは…」
唯「うんうん」
憂「お姉ちゃんとこうしていられるのが一番…」ギュッ
唯「ういは甘えんぼさんなんだから〜」ナデナデ
憂「えへへー…」ニコ
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 21:54:14.47 ID:Vbq1Gm8T0
はやくかけ
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 21:57:49.39 ID:MU74Xdk/0
唯「可愛いよ……うい大好き」
チュ
憂「!」
唯「…」ニコッ
憂「お、おお姉ちゃん…」ドキドキ
唯「…」
憂「お姉ちゃん…?」
唯「んういー…はやくぅ〜…」
憂「早くって…?」
唯「今度は憂の番だよ」
憂「…」ゴク
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 21:58:41.81 ID:hexAIEpR0
ヽ|/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ
/ \,, ,,/ |
| (●) (●)||| |
| / ̄⌒ ̄ヽ U.| ・・・・・・・・ゴクリ。
| | .l~ ̄~ヽ | |
|U ヽ  ̄~ ̄ ノ |
|  ̄ ̄ ̄ |
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 21:58:54.31 ID:+50RtH21i
きもいからやめろ百合オタ
男と絡ませろ
かまわん、つづけたまえ
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 22:01:14.18 ID:RHAnNKWcO
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 22:01:35.15 ID:PLoDkihA0
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 22:02:36.50 ID:PSOxCqoTO
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 22:04:56.43 ID:M0NlfKMMO
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 22:06:57.14 ID:MU74Xdk/0
敷居を下げた、門戸を広げたという意味では価値があったのでは
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 22:08:51.69 ID:0XgdsiKx0
えっ
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 22:11:19.79 ID:MU74Xdk/0
唯「ぅー…」
憂「んっ…」
チュ
唯「…こっち見て、うい」
憂「…//」
唯「恥ずかしがってる憂も可愛いよ」
憂「///」
唯「じゃあ次は〜」憂「お姉ちゃんっ」
唯「ふぇ?」
憂「も、もうやめよ?ね?」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 22:17:05.97 ID:E+Ed3UzD0
俺「らめぇ…やめちゃいやぁああ…」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 22:17:14.92 ID:MU74Xdk/0
唯「またまた〜」モソモソ
憂「ひぁっ//」
唯「折角の聖夜なんだよ〜」
憂「うん…」
唯「ね、じゃあ手退けて」グイ
憂「ちょ…お姉ちゃんどこに手を」
唯「ここ〜」ツン
憂「お、お姉ちゃんってばぁ…」
唯「憂の髪いい匂い〜」クンカ
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 22:21:40.95 ID:MU74Xdk/0
憂「お姉ちゃんの髪も」
唯「同じシャンプー使ってるしね」
憂「そうだよね」
クス
唯「…さぁ憂さん、テンション上げていきましょうや」
憂「も、もういいよ、お姉ちゃん」
唯「次はどうしよっかな〜」
憂「もお…」
グイ
憂「!?」
唯「離しませんっ」
憂ちゃん可愛い
32 :
1:2010/12/24(金) 22:27:31.99 ID:yG5a8HLE0
規制された
あとは任せた
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 22:27:55.53 ID:E+Ed3UzD0
おい
おい
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 22:29:59.68 ID:Vbq1Gm8T0
書きこめるんだからまだ諦めんなよ!
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 22:32:01.17 ID:Iz0P9AIkO
こらああああああああ
なにこの三文芝居
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 22:36:09.73 ID:fcoNqNnB0
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 22:37:37.58 ID:oYR4ajt8P
死ね
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 22:39:11.24 ID:Vbq1Gm8T0
おい、まさか……マジでかよ
しょうがねえ、俺が1レスだけ書く
憂「お、お姉ちゃん///」
唯「憂の身体、やわらか〜い!」
ギュ
憂「はぁ、はぁ……」
唯「首筋ペロペロするよ! ペロペロっ」
憂「ひゃあ! あン! お姉ちゃん///」
唯「憂、今夜は特別な日、なんだよ」
憂「と、特別な日?」
唯「恋人同士が愛し合う、素敵な日♪」
憂「こ、恋人/// おねえちゃぁん! さっきからふともも擦ってるぅ…」
唯「憂のふともも、ペロペロしていい?」
憂「だ、ダメっ!」
唯「いいんだねっ、ペロペロっ」
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 23:02:34.25 ID:Vbq1Gm8T0
ペロペロ
憂「あ、う……だめ、お姉ちゃん……」
唯「だめって顔してないよー、憂?」
唯「んーちゅっちゅ……憂のふとももやあらかいねぇ」
憂「おねえちゃん、っ……ちょっと」
唯「なあに? もうちょっとこっち側のほうがいい?」ツー
憂「ひあっ! ん……うん」
唯「よーし、了解! ぺろぺろー♪」
ピチャッ ピチャッ
憂「はあっ、んん……もっと左ぃ……」
唯「左ってこっち?」チュッ
憂「ん、それ行きすぎ、右だよぉ」
唯「注文がこまかいなぁー憂は。んちゅちゅ……」ペロペロ
憂「やぁん! そこダメ! ビリッとくるからぁ///」
ペロペロ
唯「お、なんかお股からねとぉってした甘い液体が……」
ペロペロ
憂「汚いから、そんなの舐めちゃだめだよぉ…」
唯「おいしいよぉ、憂の愛液〜♪」
憂「〜〜っ!」
唯「もっと触っていい?」
憂「こ、これ以上はダメっ! ダメだからぁ…」
唯「…じゃあやめちゃおうかな」
憂「…え?」
唯「なーんてね、えいっ!」
憂「や、やぁあ!」
唯「憂のおっぱい、ツンと張ってきてるぅ〜♪」
モミモミ
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 23:13:05.43 ID:Vbq1Gm8T0
憂「ふ、あぁっ、はぁっ……そのまま、みぎっ……」ピクンッ
唯「んー、まだ右?」
唯「うい、おぱんつ舐めてほしいの?」ツン
憂「そうじゃ、ないけどっ」
唯「ちがう? じゃあ、パンツにしみちゃってる憂のお汁を舐めてほしいのかな?」
憂「え……へ?」
唯「憂のおぱんつ、びちょびちょになってるよ。これは拭いてあげないとねー」
憂「あ、そんな……」カアアッ
唯「よしよし憂。きちんと舐めとってあげるよ。……はむ」
憂「ん……くぅ」
唯「んむ……もぐもぐ、ちゅううっ」
ズズ…ジュッ
憂「あ、ひゃああっ……恥ずかしいよ、おねえちゃん……」
唯「憂がなめてって言ったんだよー。ん、ちゅ……ぐいぐい」
さーせん!
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 23:19:50.11 ID:m2w8F5viO
全裸になりました
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 23:23:23.94 ID:Vbq1Gm8T0
憂「ん、そんな、押し付けないでぇ……」
唯「やーだ。……むふ、やわらか」ギュウギュウ
憂「ふぅ、ん、んん」
唯「はもっ、むぐむぐ……」
憂「お姉ちゃん……っく、ふぁああ」
唯「ふふ……ん、あれぇ、おっかしいな?」
唯「いっぱい吸ってあげてるのに、パンツがぜんぜんびしょびしょのまんまだよ?」
憂「ん、だってぇ……」
唯「だって? どうしたの、憂?」
憂「……お姉ちゃんがぺろぺろするんだもん。きもちよくなっちゃうから」
唯「きもちよくなると、パンツ濡れちゃうのかな?」
憂「ん、そうなの……」
唯「……ねぇー、うい」
憂「?」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 23:28:57.86 ID:Vbq1Gm8T0
唯「わたし、んちゅうっ……憂のお汁、もっと飲みたいなあ。おいしいんだもん」
唯「どうしたらもっとたくさん出てくるかな? おしえて、憂ぃ」
グニグニ
憂「ん、あっ、はぁ……」
唯「ういー?」グイグイ
憂「ちょ、ちょくせつ……」
唯「直接、なあに?」
憂「ぱんつ脱がして、そのままあそこ舐めて……お姉ちゃんのベロでぺろぺろしてっ」
唯「おっけー、やってみるね♪」
スルッ…
憂「ひあっ……」
唯「おっと、濡れちゃって寒そうだね……」
唯「いまあっためてあげる……んちゅうっ」
憂「くっ……ん」
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 23:36:04.98 ID:vYYGVTTo0
わっふるわっふる
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 23:40:33.42 ID:Vbq1Gm8T0
唯「ちゅっ、じゅるうっ……むは、おいひぃ」
憂「やっ、んぐっ……んはっ、はああっ!」
唯「ん、出てる出てる……ちゅうっ、ちゅぷ、ん……」
憂「お、おね、ちゃっ……ふあああぁっ!!」
唯「ふぅっ……ぺろぺろ、ん、ぐぐっ」
憂「ふあっ、舌ぁ、入って……」
唯「ふっ、んむ……じゅじゅるっ、ずじゅうう」
憂「うんっ……きぁっ、きゃふうっ!! あぁん、やふぁあ!!」
唯「憂かわいいねー。おしるもどんどん出てるよ、飲みきれないくらい……」
憂「んんっ、やだ、お姉ちゃん……みんな飲んでよう」
唯「えへへっ、いいよぉ。残さずいただきますとも」
唯「ふ、じゅるる……んくっ。ん、れろれろ……ちゅっ」
憂「はああっ、くぅん、お姉ちゃん、おねえちゃあん!!」
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 23:48:30.49 ID:Vbq1Gm8T0
唯「んぐっ……ういっ、んちゅる、ちゅぱっ……うい!」
憂「んあああぁっ! おねえっ、ちゃぁっ!! おねえちゃああん!!」
唯「ちゅるる……ん、ふぅ……べろっ」
憂「おねえあっ、おねえひゃああ! いくん、いくぅ!!」
唯「んぅ、ちゅぱっ……いっていいよ憂、ちゃんと全部飲んであげる」
唯「ぺろぺろ、んちゅ。ん……うりうり」
憂「あっ、あ、ああっ……く、んうううああああぁあぁ!!」ビクンッ
唯「んむ……じゅ、ちゅるるぅ……」
ビクッ ピクン…
憂「はああぁ、ひいいっ……ん、ふうううぅ」
唯「ちゅ、ちゅうう……」
憂「……はあっ、は……はああ……」クタッ
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 23:53:45.33 ID:Vbq1Gm8T0
ピチャッ、チュプ…
憂「ん、んううぅ……」グイ
唯「……うい、やだ?」
憂「なんか、くすぐったい感じ……いやかも」
唯「……じゃあ、吸わないでやさしく舐めてあげるね」
ペロ
憂「ふ、ふうぅ……」
唯「ぺろ、ぺろ……こくっ」
憂「……ん」
ナデナデ
唯「えへへ。ぺろ、ぺろ……」
憂「……」ナデナデ
唯「……こくんっ」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 23:59:26.29 ID:Iz0P9AIkO
おしっこおおおおおお
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 23:59:39.95 ID:Vbq1Gm8T0
唯「……じーっ」
憂「?」
唯「もう出ないみたい。よいしょっと」ギシッ
ぽふんっ
唯「ふー、夜だねえ……」
憂「ん、うん。布団上げるね」
唯「おおそうだ、寒いもんねえ」
すすっ……ぽん
憂「明日、起きたら布団洗わなきゃ」
唯「でもそんなに汚れてないよ?」
憂「けっこう汗かいたから……」
唯「憂の汗のにおいだったら、しみてるほうがいいんだけどなあ」
憂「お姉ちゃんってば……だめだよ、くさいもん」
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 00:06:39.86 ID:vfBzm3TG0
唯「ちぇー……あれ?」
憂「どしたの?」
唯「窓の外……雪降ってる」
憂「あ、ほんとだ。……ホワイトクリスマス!」
唯「だねぇ。……雪降っちゃったから、お洗濯はできないね?」
憂「う……確かに、お布団はお日様にあてなきゃだめだね」
唯「やったー、憂の匂いのする布団ゲットん♪」
憂「もう、やだよう……あ、そうだ」
唯「ん?」
憂「明日は私の部屋で一緒に寝たらいいんだ。そしたら汗臭くならないから」
憂「そうしよ、おねえちゃん」
唯「……憂、もしかして誘ってる?」
憂「へ? ……あ、や、ちがっ」
唯「ういーっ!!」ガバッ
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 00:08:17.51 ID:vfBzm3TG0
二人のクリスマスは、まだ終わらない――
とかそんな感じでおしまい
ということは明日の夜も二人は…乙
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 00:14:16.80 ID:vfBzm3TG0
さてID:ff7XiWXC0君、わかっているね?
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 00:16:38.56 ID:I6adPaXg0
――そう、二人のクリスマスは終わらない
これは、二人の、二人だけの、夜だから――
憂「お姉ちゃん、私、本気になってもいいの?」
唯「いまさら何を言ってるの憂? 私はとっくに本気なのに……」
憂「じゃあ、私がお姉ちゃんをい〜っぱい愛する番だよ!」
唯「んぅ〜? きゃ!」
憂「はぁはぁ、お姉ちゃんのうなじ、綺麗――」
唯「う、憂! らめぇ、そんなとこ舐めないでぇ!……あぁ! ダメ、おっぱい抓まんじゃやぁあ!」
憂「お姉ちゃんのおっぱい、桜色でぷっくりしてる///」
唯「憂だって、綺麗なおっぱいで大きい///」
憂「じゅる……じゅっるう……ぴちゃくちゃちゅ……んちゅ……はぁ……んっ……おいひい……」
唯「ち、乳首苛めるの! やっ! 敏感なのっ! ダメ! ダメなのっ! 憂、ンぁあ!」
憂「お姉ちゃんの声、もっと聞きたい……んちゅ……ぺろん……ぴちゅ……ずずぅー……カリッ」
唯「甘噛みぃ! 気持ちいいよ憂っ! それもっとぉ! 憂の舌が熱くて! 気持ちいいっ!」
憂「お姉ちゃんの汗の匂いも、大好き/// もっともっと、いっぱい嗅がせてね……」
すまん、俺には荷が重い! パス!
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 00:49:57.59 ID:aoLEBbzi0
>>61 黙りなさい
このままただで済むとでも思ってんのか
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 00:50:06.88 ID:hygO4mkfO
へいパース
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 01:36:40.59 ID:0/wtViSQ0
マジでお願いします
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 02:40:08.16 ID:vfBzm3TG0
12月24日 音楽準備室
唯「PCPやろう!」
梓「ハイ! って、なんですかそれ?」
唯「PCPだよ、みんなでやろうよ!」
梓「はぁ……? あの、先輩方、PCPってなんだか知ってますか?」
律「……いや、知らないなあ」
梓「知ってますよね?」
律「し、しらないってば!」
梓「……澪先輩は?」
澪「わ、私もしらない……かな」
梓「そうですか……」
律「なんで澪は疑わないんだっ」
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 02:45:26.08 ID:vfBzm3TG0
梓「ということはムギ先輩も……」
紬「知りませーん♪」
梓「ですよね……」
唯「ねぇねぇー、なにコソコソ話してるの? PCPやろうよ。今夜うちでさ」
梓「唯先輩の家ですk」
紬「梓ちゃんっ」グイッ
梓「フギュッ」
梓「な、なんですかムギ先輩!」
紬「PCPに行ったらだめよ。どうなってもいいの?」
梓「知ってるんですか!? それに、行ったらだめって……」
紬「……」
梓「PCPって……恐ろしいことなんですね」
紬「……そうね」
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 02:50:07.60 ID:vfBzm3TG0
梓「律先輩が語りたがらないくらいだから、よほど……」
唯「あれ、みんな……? あ、あずにゃんは来るよね、PCP」
梓「……え、えっと。すいません、今夜は予定が」
唯「えっ! あずにゃん……クリスマスに予定ってアナタ……」
梓「家族と過ごすんですっ! もう、そろそろ練習に戻りますよ!」
唯「みんなも、だめ……?」ウルウル
律「あーうん、スマン。今日はちょっと……」
澪「私も……ごめんな」
紬「私も、今夜はお家にいなきゃいけないから」
唯「……ぶーっ。みんな忙しいんだからぁ」
唯「去年は暇だ暇だって嘆いてたくせに」
律「あー、はは、まあ去年はな……」
澪「でも今年は、おかげさまって」
律「澪。ちょっと黙りなさい」
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 02:54:01.80 ID:L3QRhvXvO
バクマン
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 02:55:44.81 ID:vfBzm3TG0
唯「じゃあ今年も憂とふたりでPCPかぁー」
紬「いいじゃない、二人でも楽しいわよ?」
唯「そうなんだけどさぁ……まいっか。憂と楽しむよ」
律「あぁ、そうしてあげたほうがいいさ」
澪「じゃあそういうことで。練習に戻るとするか」
律「それはもうちょい待って……」
澪「待ちません」
律「ちぇっ」
ガチャガチャ
唯「……」
唯(……憂とふたりっきりか)
唯(去年はみんなでやったけど、あんまり憂が楽しそうにしてなかった気がする)
唯(今年はちゃんと憂を楽しませてあげないとね!)
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 03:00:44.66 ID:vfBzm3TG0
――――
その日の夜 平沢家
唯「でねー、今年はみんな来れないんだって」
憂「そうなの? ちょっと残念、かな」
唯「でも今年は憂とふたりっきりだから、派手にやれるよ!」
唯「去年は澪ちゃんが恥ずかしい恥ずかしい言うから、私たちも思いきりやれなかったもんね」
憂「そうだね。……そういえば、和ちゃんは誘わなかったの?」
唯「今年は憂とふたりきりって決めたの! やだった?」
憂「ううん、うれしいよお姉ちゃん」ニコッ
唯「えへへ。それじゃ、始めますか!」
憂「うん!」
P C P
唯憂「ペロペロ・クリスマス・パーティ!!」
薬のことかとおもっちまった
ペロペロならいいや
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 03:05:12.48 ID:vfBzm3TG0
唯「よいしょ。えへへ、憂だー」
憂「お姉ちゃんだねー」
ぎゅっぎゅ
唯「最初、どっちがいい?」
憂「……ちゅーからがいい」
唯「おっけ。んっ」
ちゅう……ちゅっ
憂「ん……ぷは。」
唯「憂、もっかい」
憂「ん、んむぅ……ちゅ」
唯「ちゅっ。……うい、ベロ出して」
PCPってなに?
あれ?誤爆った
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 03:10:52.22 ID:vfBzm3TG0
憂「ふはぁ……れぇ」
唯「はむっ、ちゅうう」
憂「ふっ、はああぁ……」
唯「ん、むぐんぐ……れろっ、ちゅぱ、はむっ」
憂「ふ、んぷ……べおぉ」
唯「ん? なあに、うい?」
憂「べろ……ぺろぺろひてもらうの、好き」
唯「私も憂のベロ舐めるの好きだよ。おいしいし」
憂「おねえちゃんのべろもおいひ……んうっ」
唯「うい、もっとちゅーしよ」
憂「ん、むっ」コクン
唯「ちゅ……今度は憂がベロ舐めて。んりゅ……」
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 03:15:49.97 ID:vfBzm3TG0
憂「はむ……ちゅ、ちゅっちゅ、きゅうう……」
唯「ふ、んん……」ピクッ
憂「えろ……れろれろ、はむ、じゅちゅっ」
唯「ふわあぁ、んっ……ういぃ」
憂「ちゅう……ううぅ。……こくんっ」
チュポン
唯「ふぇ……たくさん吸ったね」
憂「おいしかったから……」
唯「えへへ……憂、顔下向けて」
憂「こう?」
唯「うん。……へへ、憂のおでこぉ」ナデナデ
唯「ん、れろ」
憂「……」
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 03:20:20.18 ID:vfBzm3TG0
唯「んー、憂は……おいしいねぇ。ぺろぺろ……」
憂「おねえちゃんのほうがおいしいもん……」
唯「はいはい。目なめるから、閉じて」
憂「うん……」ギュ
唯「ん、ちゅうう……れろれろ」
唯「れろーっ……ちゅ、ちゅぱ」
憂「ふ、ふあ……」
唯「ふぅっ。顔べちょべちょだよ、憂」
憂「鼻が、まだ……」
唯「ん。ぺろ……ぺろぺろ……っと。これでどう?」
憂「うん。顔中にお姉ちゃんを感じる……あったかい」
唯「……ちょっとくさいけどね」
唯「うい、ちょっと唾ためてくれる?」
憂「ん、わかった」
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 03:26:38.50 ID:vfBzm3TG0
憂「ちゅ、くちゅ」
唯「上向いてるから、鼻に……憂の唾液いれてくれないかな」
憂「……」こくっ
唯「ちょっと変態かもしれないけど……PCPだもん、いいよね」
憂「ん……」
唯「よいしょ……きて、憂」カクン
タラーッ
憂「ふ……はぁ」
唯「んん……憂のべろで、鼻に入れて」
憂「わかった……ん、つ」ツプ
ツプ…
唯「ん……憂の匂いだ」
憂「……くさくない?」
唯「ぜんぜん。……すんっ」
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 03:30:09.07 ID:vfBzm3TG0
唯「うい、耳こっち」
憂「……じゃあ、お姉ちゃん左手だして」
唯「ほい」
憂「……ん、ちゅぷぷ……」
唯「……ふぅっ。……ぺろ、ぺろ」
憂「っ……ちゅ、れろーっ」ピクッ
憂「ふう……ちゅちゅっ、ぺろぺろ……」
唯「……あもっ。もごもご、ちゅ、れるれう……」
憂「ふ、は、んむちゅ、れろ、れちゅ」ゾクゾク
唯「んむっ……れろおっ、ず……ず」
憂「ん、やあっ……」ピクンッ
唯「ちゅぽっ……えへ。いま、けっこう奥まで入ったね」
憂「うん、ちょっとびっくりした……」
このペロペロは延々続くのか
このまま1000いけ
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 03:35:45.86 ID:vfBzm3TG0
唯「うい……おっぱい、良い?」
憂「え、もう?」
唯「我慢できないの。……いいでしょ、憂ぃ」
憂「ん……わかった、いいよ」
唯「えへへ、やったやった」
スルル
唯「ブラ取っちゃうよ。……んしょ」プチ
唯「憂のおっぱーい♪ えへへ、やわらか……」ふに
憂「んっ……」
すっ とさっ
唯「……ん、むぎゅ」ムニュウ
憂「……お姉ちゃん、あかんぼみたいだよ」
唯「憂のおっぱい気持ちいからねえ。つい顔うずめたくなっちゃうんだよね」エヘヘ
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 03:38:23.96 ID:vfBzm3TG0
唯「よっと。はむ、んちゅ……」
憂「んん……」
唯「ちゅ、ちゅうう……んちゅ、れろれろ」
憂「はあっ、はっ、ん……」
唯「んぷっ。おー、早速固くなってるね」ツン
憂「あっん……だってぇ」
唯「んっちゅぱ……んんー」レロレロ
憂「あっ、ふあっ、かっ……」
唯「気持ちい? 憂」
憂「うんっ、ん……」
唯「よかった。……ん」
憂「……」
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 03:38:56.21 ID:0WfVeT0N0
けしからんほどエロいじゃないか
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 03:40:02.11 ID:gJlVlShrO
クリスマスの夜に見つけたVIPの良スレ
サンタさんありがとう
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 03:40:24.39 ID:vfBzm3TG0
憂「うー……」
唯「ふむ? どしたの憂?」
憂「わたしもお姉ちゃん舐めたいよ……」
唯「……でも、おっぱいは両手使いたいしなあ」
憂「じゃあおっぱいもういいから……」
唯「えと……じゃあ、アレやる?」
憂「なめあいっこ?」
唯「ん。まだ早いかな」
憂「ううん。なめあいっこ、やろうよお姉ちゃん」
唯「……わかった、じゃあ全部脱いじゃおっか」
憂「うん。寒いから、こたつ布団めくっとこう」
唯「そうだね。……憂、顔カピカピ」
憂「これはいいのっ」ヌギヌギ
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 03:42:32.54 ID:vfBzm3TG0
唯「まあそのへんはお互い様か」ヌギヌギ
バサッ
憂「ふうっ……すっきりするね」
唯「うん。憂は床に寝ててね」
憂「……ねえお姉ちゃん、今年は私が上じゃだめかな?」
唯「へ? 急にどうしたの?」
憂「だって、いつもお姉ちゃんのほうが先に……だから」
憂「上のほうが気持ちいいんじゃないかなって思ったんだけど」
唯「……」
憂「違う?」
唯「……ういーっ!!」ガバッ
憂「ひゃあ!?」
むにゅちゅ
スレタイは
唯憂がクリスマスに相互ペロペロしながら1000目指すスレ
で良かったんじゃないか
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 03:43:35.39 ID:vfBzm3TG0
憂「う、む……ぷへっ。お姉ちゃん、そんなに上がいいの?」
唯「……上じゃなきゃやだもん」
憂「もー。わかった。……ん」
唯「はン……ん、ちゅぱ」
憂「んんっ……れろ、ちゅ……ぺろぺろ」
唯「ふ、んんっ……憂、もうびちょびちょだね」
憂「お姉ちゃん、私のきもちいとこばっかり舐めるから……」
唯「それもそっか。……ん、ちゅぷ」
唯「れろれる……」
憂「んっんん……んしょっと」グイッ
唯「あっ……やっぱりそっち舐めるの?」
憂「こっちのほうが好きでしょ? ……ちゅっ」
唯「そうだけど……んくっ」
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 03:45:38.30 ID:vfBzm3TG0
憂「ん、ちゅちゅっ……れろれろろ、つつ」グゥッ
唯「はっ、あっ、はああ……」
憂「お姉ちゃん、力抜いて。ちゅぷ、ずず……」
唯「……っく、うう」プルプル
グイイ
憂「ん、ふうぅ……」
ズッ…ズズゥ
唯「あっあ……入ってるう」
憂「んむ、ふ、ふう……んいー」
唯「はっ、はっ、あっく……んんっ」
ググッ…ニュウッ
唯「あう……ぜん、ぶ……きたぁ」
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 03:48:00.30 ID:vfBzm3TG0
憂「ん、ふううっ……く、ん」グニグニ
唯「きゃ、ははあっ! あ、うごかすの、だめぇっ……!!」
憂「んー。じゅ、ちゅちゅうう……ん、んっ……」
ずっ、ずっ……
唯「あっ、は、ひはっ……くっくぅ、こす、れて……」
ずっずっずっずっ……
唯「うい……くあっ、ん……も、だめっ」
憂「んっんっんっ……んん、ひっていいよ、おれえひゃん。んっんっ……」
唯「あっ、ぷ……くひゃああ!! もっ……うぁああぁあっ!! いく、いぃっ……」ビクッビクッ
憂「ん……」ギュッ
唯「あ、ふあ……」ピク…ピク
ヌルッ
唯「……く」
憂「……ぷはぁ」
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 03:48:06.05 ID:OOzhbu50P
Let's make this last forever
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 03:50:41.90 ID:vfBzm3TG0
憂「ほらお姉ちゃん、起きて」ペシペシ
唯「お尻たたかないでよう……」
モゾモゾ
憂「はい、お姉ちゃん。おっぱいにお姉ちゃんのたくさんついたから、ぺろぺろしていいよ?」
唯「うん……んちゅ」
ぺろ、ちゅぱ…
唯「んー……」コシコシ
憂「眠い、お姉ちゃん?」
唯「うん……ぺろ、ぺろ」
憂「ちゃんと舐めきれたら寝ていいよ。それまでがんばって」
ナデナデ
唯「う、ん……ぺろ」
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 03:52:56.29 ID:vfBzm3TG0
ムニュウ
唯「……くぅー、すぅ、すぅ」
憂「……」
憂「やっぱり今年も寝ちゃったか」ナデナデ
モゾモゾ…
憂「ん、よっと。ちゃんと肩まで入らないと風邪ひくよ、お姉ちゃん」グイ
唯「うい」
憂「よいしょ……」バサッ
憂「こたつを弱めにしておいて、と」カチ
憂「朝になったらすぐシャワーを……ふわああぁ」
憂「あびなきゃ……。すう、すぅ……」
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 03:55:15.10 ID:vfBzm3TG0
……ガチャッ
和「いやー、ごめんなさい。今日がクリスマスってすっかり忘れてたわ」
和「唯も唯で誘ってくれないなんて……」
唯憂「すう、くかー……」ギュウギュウ
和「……なんかくさいわね、あの二人」
和「ま、いいわ。放っておきましょ」
スタスタ
和「……」チラッ
和「……寂しいものだわ」
おわり
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 03:58:44.32 ID:vfBzm3TG0
@唯憂とはクリスマスじゅうずっとイチャイチャするものである
Aクリスマスはまだ終わらない
さあ、1+2の答えを出すんだみんな
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 04:00:50.56 ID:vfBzm3TG0
ちなみにPCPはさっき乗っ取り損ねたSSスレのスレタイにあったもので俺はなんだか知りません。
ほのぼの唯憂希望
メリーペロリマス和ちゃんは俺がペロペロしとく
乙でした。じゃあ、シリアス唯憂を希望
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 04:19:24.13 ID:skrRLYLfO
唯憂で食糞希望
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 05:39:54.37 ID:gChmE0yxO
唯憂<<<<<セロハンテープ<<<<<唯梓wwwwwwwwwwwwwwwww
アニキャラ個別板見て来いよwww
いや唯×梓スレで待っててやるよw
なんだ、こいつまだいたの?そんなちんけな言葉でなにがしたいんだか
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 09:12:36.27 ID:L3QRhvXvO
おつ
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 11:48:52.70 ID:82nZVPno0
じゃあラブラブ唯憂希望
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 13:13:05.47 ID:iZrhcGOB0
誰か書かないかなー
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 14:13:45.46 ID:vfBzm3TG0
タイトルくれたら書けるかも
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 14:51:06.19 ID:vfBzm3TG0
トゥルルル トゥルルル
プツッ
『ただいま留守にしております』
『ピーという発信音のあとに、お名前とご用件をお話し下さい』
ピーッ
唯「……クリスマスにひとりぼっちの平沢唯でーす」
唯「憂さん、憂さん、お返事をお願いします……」
唯「せめてメリークリスマスの一言だけでも、どうかお願いします」
ガチャ
唯「……ふーっ」
唯「憂はあずにゃん達と遊んでるのかなあ」
唯「家電にかけても出ないってことはそうだよね。……はぁー」
唯「……」
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 14:58:16.03 ID:vfBzm3TG0
唯「……」
憂『来年のクリスマスは、一緒にいられないね』
唯「……」
ごろん
憂『忘れないようにしてあげるね』
憂『来年のクリスマスになにがあっても、お姉ちゃんがよおく思い出すように』
唯「……ん」
スッ …プニ
憂『いいよね、お姉ちゃん』
唯「っふ……は」
こすっ こすっ
唯「んぅ、ふ」ピク
唯「憂の、ばかぁ……」
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 15:06:25.54 ID:vfBzm3TG0
――――
去年のクリスマスのこと。
思い出すまでもなく、はっきりと覚えていた。
パーティのあとみんなが帰って、例年のように憂と一緒に眠って、
お昼ぐらいに目が覚めて……クリスマスのお片づけをしていたとき、
憂が突然言ったんだ。
憂「でも、来年のクリスマスは一緒にいられないね」
唯「……」
私は、大学生になる来年から、一人暮らしをすることに決めていた。
受験で忙しくなる憂に私の世話まで押し付けられないし、
そろそろ自立した生活を目指してみたかったんだ。
でも私は、だらけているから。
半強制的にでないと、自立できない気がした。
だから私は一人暮らしを決意して、それを憂にも話していたのだけれど。
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 15:13:05.74 ID:vfBzm3TG0
唯「そうだね……ことさら大事な時期だもん」
昨日までのクリスマスが楽しかっただけに、そんなことを言われると寂しくなりました。
その時初めて、私は憂のいない不便さだけでなく、
何より憂のいない寂しさに耐えなくてはいけないのだと気付きました。
唯「しょうがないね……」
憂「寂しくなっちゃうね」
唯「うん……」
クリスマス、よこに憂がいないことを想像するだけで悲しくなります。
私は飾りを取ったツリーをかかえて、ガレージに向かおうとしました。
憂「……寂しくないように、してあげよっか?」
唯「へ?」
憂の言葉に足を止めて、ツリーを置いて振り返ります。
憂「来年のクリスマス。ひとりでも寂しくならないようにしてあげよっか?」
憂は笑っていましたが、なんだかそれは見たことのない笑顔のような気がしました。
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 15:19:30.03 ID:OOzhbu50P
お、始まってる
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 15:23:42.59 ID:vfBzm3TG0
唯「どういうこと? 来年、私の一人暮らししてるとこに来てくれるの?」
憂「ううん、違うよ。そうじゃない」
私は憂の考えていることが分からずにいました。
そんな私に、どことなく頑なな決意を秘めた笑みで、憂が近付いてきます。
憂「お姉ちゃんの頭にね、呪文をかけるの」
唯「呪文? 魔法?」
憂「そう。今年のクリスマスが忘れられなくなって」
憂「来年もしお姉ちゃんが一人でも、事細かに思い出して、ひとりでクリスマスを楽しめる呪文」
「ひとり」という言葉を憂は強調してくるような感じです。
私は、足元から昇ってくる気の早い孤独に、胸をぎゅっと押さえました。
唯「なあに、それ?」
憂「……やる? やらない? どうする?」
質問には答えずに、憂はそれだけ問ってきました。
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 15:34:11.12 ID:vfBzm3TG0
唯「……ん。やる」
どういうことかは分かりませんが、
私はさっそく孤独に耐えられなくなっていました。
寂しくならずにいられるのなら――
迷わず、私は頷いていました。
憂「わかった。忘れないようにしてあげるね」
憂は安心したような顔で私の肩に手を置くと、ソファのほうに私を連れていきます。
憂「来年のクリスマスになにがあっても、お姉ちゃんがよおく思い出すように」
唯「……憂?」
なんだか不思議な感覚です。
憂が喋っているのに、憂が喋っている気がしません。
もしや偽者、なんて思いますが、憂の真似ができるのは世界で私ひとりです。
真似はできても、憂にはなれませんが。
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 15:42:31.13 ID:vfBzm3TG0
憂「いいよね、お姉ちゃん」
とさっ、とソファに座らされます。
いったい憂は何をたくらんでいるのでしょう。
唯「う、うん。いいけど……」
戸惑いつつも、私は頷きます。
別に憂に何をされても死ぬわけじゃないでしょうし、
私は、ほんの少しの恐怖はありましたが、ただぼんやりと憂の顔を見ていました。
憂「……」
ほんとうに、ぼーんやりとしか見ていませんでした。
だから、驚くべきことに――本当にびっくりしたのはこの後ですが、
憂の顔がすすっと近付いてくるのに、私はまったく気付いていませんでした。
憂の瞳はきらきらして綺麗で、まつ毛の並んだ目の周りには、ちょっとキスしてみたいと思います。
肌もなめらかで白くて、触って柔らかいことも私は知っています。
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 15:54:46.00 ID:vfBzm3TG0
唯「……」
でも、この柔らかさは、ちょっと触れた覚えがありません。
いつも触っているのは指先だからでしょうか。
くちびる同士が当たると、こんなにもやわらかいのだと私は初めて知りました。
憂「ふ」
もぞっと唇が動いて、こすれます。
背中がぴんと緊張したかと思うと、すぐに力が抜けていきます。
唯「ん、む」
これは何、と訊こうとしましたが、口がうまく動きません。
どうやら唇は、憂の口にちゅーっと吸われて捕まっているようでした。
唯「ふ、……」
ようやく、これがキスだということが分かりました。
全身がへなへなとしおれていって、私はただソファにもたれかかるだけになりました。
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 16:16:09.29 ID:vfBzm3TG0
憂「ん……ふぅっ」
余韻を残して、くちびるが離れます。
唯「……」
私はまだ、ぼんやりと憂を見つめるだけです。
唇がぷるぷる震えているような感覚がします。
憂「お姉ちゃん。いいよね?」
再度、憂が訊きました。
断ることはできたのかもしれません。
でも、ソファにぐったりと押しこまれた私は、何も考えずに頷いてしまいました。
唯「いい、いいよ……」
もっと欲しい。
すでに私は欲望のプールにひたされて、キスのことで頭がいっぱいになっていました。
子供のころ、私はお母さんからキス魔というふうに言われていました。
わるい癖だからやめなさい、とも言われていました。
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 16:22:52.45 ID:vfBzm3TG0
おかげで、憂や和ちゃんにところかまわずキスをすることはなくなりましたが、
代わりに私の中にはずっとキスしたい想いが渦巻いていたのかもしれません。
そして、それが、
私たちはもう高校生になってしまったというのに、
憂にキスされたことで、爆発してしまったのかもしれません。
子供のころからずっと、私はキスが大好きだったんだと思います。
唯「うい、もっとちゅうしよ……」
むしろ、私が求めていました。
憂はにやっと悪そうに笑ったあと、目を閉じて私に近づいてきます。
憂「んっ、ちゅ……」
くちびるがぶつかるように当たります。
憂がちょっと顔を引いて、触れ合いが気持ちいい位置に調整してくれました。
私は目を開けたまま、憂のちゅーしている顔を至近距離で見つめます。
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 16:31:54.03 ID:vfBzm3TG0
唯「ちゅうう……」
さっき憂がやったように、くちびるを吸ってみます。
やわらかい唇がぴったりとくっついてきます。
憂がぴくんと肩を動かしました。
ソファに置いている手をつかんで、体もくっつけあえるように私の背中に回します。
憂「ふっ」
憂はがくんと動いた自分の体にちょっと驚いたようです。
ちょっと目を開けて、不満そうな視線をくれたあと、
また目を閉じてそろそろとソファに膝を乗っけて私とくっつきます。
私は天井を向かされる形で、憂とキスを続けます。
憂「ふううっ……」
吐き出された憂の息を、逃がさないように吸いこみます。
なんとなくですが、喉を通るときにしめった感じがしました。
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 16:39:31.43 ID:vfBzm3TG0
唯「んむぅ……」
くっつけ合った胸に、憂の心臓のリズムが届きます。
とくとくと、少し速い感じです。
ほんのちょっとずつ速くなっているような気がします。
唯「んく」
口の周りが濡れてきます。
舌の上まで溜まった唾をごくりと飲みました。
憂「……」
また憂が目を開けます。
いま私は、なにかいけないことをしてしまったのでしょうか。
そう思った矢先、吸っていた憂のくちびるから、第三のやわらかさが出現しました。
それは私のくちびるをこじ開けながら伸びてきて、口の中まで吸いこまれてきました。
ざらついた感触が歯を擦ります。
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 16:48:42.87 ID:vfBzm3TG0
唯「ん、ういっ……」
くちびるが開いたぶんだけ、憂の名前を呼べるようになりました。
しかし、伸びてくる舌がどんどん唇のすきまを埋めてしまって、
また私は何も喋れなくなりました。
唯「ふ、んんっ……」
憂の舌先が、上顎をつんつんと突っつきました。
異様な感覚を拒絶するように舌を持ち上げると、
私の舌が、憂の舌裏の感触を満遍なく楽しみながらなぞり上げていく形になります。
憂「っく……」
唯「ぷぁ」
抱きしめ合った私たちは、同時に小さく震えました。
憂「……」
ちゅるちゅると、私の口から憂の舌が抜けていきます。
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 16:57:02.92 ID:vfBzm3TG0
くちびるも離れます。
舌には憂の唾液が残っているような感じがして、
私は反射的にたまった唾液を飲み込んでいました。
憂「……した」
唯「べ」
ぼそりと言った憂の言葉に、私は大きくベロを出します。
憂もちろっと遠慮がちに舌を出して、ちょっとずつ伸ばしてきます。
ちょん、と触れた舌先に、舐め上げで応えます。
今度は憂がべろりと舌を出しました。
憂とおでこをくっつけて、ざらついた舌の表どうしをこすりあわせます。
唯「ん、う……」
憂「ふっ、うぅ……あはっ」
全身を、舌から始まった甘い痺れが駆け抜けて、あっという間に支配していきます。
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 16:58:24.09 ID:OOzhbu50P
かわ唯ちゃんとかわういちゃん
最強
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 16:58:23.72 ID:aoLEBbzi0
よ、よろしい続けたまえ・・・はぁはぁ
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 17:05:03.52 ID:vfBzm3TG0
しゅっ、しゅっと舌のこすれあう音。
ぷちぷちと唾液が泡を作っては潰れていく音。
憂「ん、ふううっ……」
真っ赤になった憂の顔は、わかりやすい興奮にゆがんでいました。
背中に回っていた憂の手が、ほんのり汗をまといながら、
私のトレーナーの下に忍び込んでぺたぺたとお腹を触り始めます。
唯「んっ……憂?」
憂「はふ、ちゅるっ……」
思わず舌を引っ込めて尋ねますが、
憂は垂れ落ちていく唾液をさっとつかまえて吸いこむと、また私の舌にからみついてきました。
唯「ぷ……んふぁ」
憂と舌を重ねられるなら、私はもはやなにもどうでもよくなっていました。
憂の手が、あわただしくズボンのひもをゆるめます。
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 17:14:04.05 ID:vfBzm3TG0
唯「はう、ふっ……ずぞぞっ」
憂の舌をいっきに吸いこんで、口の中に引き込みました。
ずっと外へ出していた舌は、少し冷たくなっています。
口の中の唾液をすくい上げてから、舌同士を寄り添わせます。
憂「ん、むむっ」
ズボンの隙間から、憂の手が入ってきました。
迷うことなく私のパンツの下までもぐりこんできます。
あそこの毛が憂によって撫でられたかと思うと、さらに深くへ指先がやってきます。
唯「むぐっ、ぷぁ」
腰がぶるるっと震えました。
ぬちゃっ、と聞いたこともないようないやらしい音が耳に届きます。
憂「はふ、……んん」
憂の指がぐるぐるとあそこの周りをめぐりながら、
うずしおに飲まれる船のごとく、じれったく中心に近づいてきます。
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 17:19:53.91 ID:vfBzm3TG0
唯「はふ、ああ……」
そして、指が一瞬離れたかと思うと。
ずぷりと憂が内部へ侵入してきました。
唯「っああ……」
さすがにキスを続けられずに、私はくちびるを離して呼吸します。
憂「だめ、おねえちゃん」
唯「んむうぅっ」
しかし憂はそれを許してくれず、
私の頭をソファに押しつけて、ぐいぐいと私の口の中を舐めまわします。
唯「あむ、む、くぅ」
その間にも、指がゆっくり奥へ奥へと入ってきます。
腰が逃げるように下がりますが、今度は憂の左手がしっかりと押さえつけてきます。
くちびるも舌も、あそこも、どこへも逃げられないようです。
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 17:26:55.57 ID:vfBzm3TG0
憂「ふふふ……」
唯「へ、えへへ……」
おでこで私の頭を押さえつけながら、憂がにやにや笑いました。
私もなんとなく笑ってしまいます。
これから起こることが、あまりにも克明に予想できすぎます。
くちびるがちゅっと触れて、舌が入ってきます。
奥まで入って止まっていた指が、
根元から2倍ほどの大きさにふくれていくような感覚がします。
憂「んふ……」
舌が絡まり始めます。
先まで太くなった指が、入り口付近まで引いたかと思うと、また奥へと戻ってきます。
唯「ん、ぐぐ、んぶぁ……」
全身が喉をゆすって奇妙な声を上げさせるのに、
唾液でつながって絡まる舌が、それを外にきちんと出してくれません。
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 17:34:19.16 ID:iZrhcGOB0
支援
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 17:36:20.61 ID:vfBzm3TG0
唯「ん、ぱあっ……ぷちゅ、ふぶうぅっ」
憂の指がどんどん速くこすりつけてきます。
速くなっている、と思うのは、あそこから立つ粘っこい音がどんどん激しくなっているからでした。
実際はどうなのかと問われても、
前後運動が始まった時点ですでに、動きの速さはよくわからなくなっていました。
だって、ただ憂にこすられるだけでも、こんなに気持ちいいのですから。
とうに私の頭は、正確な速さの計算を捨てて、
憂から与えられる異常な気持ちよさにひたることだけを考えているのですから。
唯「っか、あっ、っぷぁ! ふみゅ、っちゅちゅうぅ……」
ああ、もうわけがわからない。
口の中も、あそこの中も、奥まで憂に犯されながら、
私は、はりつめた輪ゴムが空にとんでいくように、
たかくたかく、絶頂へと吹き飛ばされていきました。
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 17:41:25.37 ID:vfBzm3TG0
――――
唯「憂っ、の、ばかぁ、うそつきぃ……」
クチュクチュ
唯「あっ、はぁっ……さびしいじゃん、ぜんぜんさびしいまんまだよぉ……」
唯「あ、んくっ、っふうう……は、っは、ああふぁ……」
ピンポーン
唯「にっ!?」ビクッ
ピンポーン
唯「……だ、だれかな」
コンコン コンッ
唯「こんな状況じゃ出られないよ……居留守、居留守」
ズッ、ズズゥ ガチャッ
唯「!?」
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 17:47:54.50 ID:vfBzm3TG0
キイィ …パタン
唯「……」フキ、フキ
唯「あれ……鍵、開けられるってことは」
ガチャッ
憂「メリークリスマス、お姉ちゃん」
唯「ういっ!!」ダッ
ダキッ
唯「うい、ういぃっ!! 寂しかったよ!」ギュウウ
憂「えへへ……私も寂しくって。やっぱりきちゃった」
唯「もう、おべんきょ……しなきゃだめだよう」ぐすっ
憂「……一日くらいいいじゃん」
唯「へへっ……もう、私みたいなこと言ってる」
憂「そだね。あははっ」
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 17:52:11.28 ID:vfBzm3TG0
憂「はは……ん?」
憂「くんくんっ」
唯「……ぎくり」
憂「お姉ちゃん……一人でしてたの?」
唯「うぅ……だって寂しかったんだもん。憂がいないからっ」
唯「それに、これで寂しくないって言ったのに、憂のうそつき。ぜんぜん寂しかったよ」
憂「……そっか。ごめんね、お姉ちゃん」
唯「いいよ。……もう寂しくないもん。ふふ」
憂「うん、なら良かった♪」
唯「ん……」ギュ
唯「今年の聖夜も憂と一緒かぁ……」
唯「えへへっ、すっごくしあわせだ」
おしまい
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 17:59:33.63 ID:iZrhcGOB0
乙!このまま1000まで続けてくれ
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 18:24:55.59 ID:L3QRhvXvO
乙だ
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 18:27:37.68 ID:SCtQTjgTP
クリスマスのほうがSS賑わってんな
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 18:38:54.02 ID:OOzhbu50P
美しいクリスマスの話。
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 18:42:09.79 ID:kxQVeLkoO
きんもちわりい
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 18:42:55.96 ID:RJtHNoLW0
全然ペロペロしないやつでもよかですか?
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 18:53:02.97 ID:vfBzm3TG0
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 19:03:55.01 ID:iZrhcGOB0
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 19:07:55.71 ID:S5GffTwnP
ういー
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 19:35:24.86 ID:RJtHNoLW0
明日はクリスマスイブ。
あ、日付が変わってるから今日、かな。
いつもとは違って、私がたくさんの料理を作る予定も、交換するプレゼントの用意もしていません。
だってたぶんそれは、必要ないから。
だから私は努めて普段どおりに振る舞います。
聖なる日、なんて存在しないかのように。
がちゃっ
唯「…ふぅ」
お姉ちゃんがお風呂から上がってきたみたいです。
さぁ、いつも通り私もお風呂に入ろう。
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 19:41:53.29 ID:RJtHNoLW0
唯「あ、12時回ったんだ」
憂「そうだね」
唯「クリスマスイブかぁ」
お風呂上がりに冷蔵庫へと向かうお姉ちゃんはいつも通りですが、何もないかのようにそう言われても困ってしまいます。
さっき私は知らんぷりを決め込むことにしたのに。
憂「そうだね。お風呂、行ってくるね」
唯「…うん」
お茶を飲みながらも向けられる視線が何か言いたそうにも思えたけれど、私は振り向かずにお風呂へ向かいました。
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 19:48:35.54 ID:Z4xV6Vxl0
支援支援
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 19:50:42.75 ID:RJtHNoLW0
───
憂「ふぅ…あれ」
お風呂から上がって戻ると、お姉ちゃんはまだリビングにいました。
自分の部屋へ戻っているかと思っていたので、少し緊張します。
憂「お姉ちゃん、まだいたんだ」
唯「うん、なんとなく」
憂「そっか」
いるんなら仕方ない。
ココアでも入れようとやかんを火にかけました。
唯「…」
憂「…」
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 20:00:35.67 ID:RJtHNoLW0
お姉ちゃんはテレビを見つめて、私はやかんを見つめて、そこにはただ沈黙が。
やかん、いつまでも沸かなければずっと台所にいられるのに。
でもそういうわけにもいかず、やかんはきちんと私を呼んで。
お風呂上がりだから特にあたたまりたい訳ではなかったけれど、出来上がってしまった二つのココアを手に、私はお姉ちゃんの元へと向かいました。
憂「はい、ココアどうぞ」
唯「あ、うん。ありがと」
お姉ちゃんもお姉ちゃんで、目の前に置かれたマグカップなど気にならないかのように、視線をテレビに戻します。
占領されているこたつに素直に座る気にはなれず、ダイニングテーブルに腰を下ろし、ココアの湯気をただ見つめていました。
どうしようかな。
さっさと飲んでしまって、部屋に行こうかな。
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 20:07:00.75 ID:RJtHNoLW0
唯「ねぇ」
ぼーっとしていました。
今…呼ばれた?
唯「聞いてる?」
憂「あ、うん。なに?」
そう言う割に体をこっちに向けるわけでもなく。
別に聞いてなくたってわからないんじゃないかな。
唯「明日、何かするの」
憂「明日?」
唯「あ、今日か。まぁ明日でもいいけど」
憂「別に、何も」
唯「ふぅん」
別段何を思うでもないような反応。
やっぱり部屋に行っておけばよかった。
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 20:14:06.55 ID:RJtHNoLW0
憂「それより、早く寝なくていいの?」
唯「いいよ。明日も休みだし」
憂「じゃあ起こさなくていいんだ?」
唯「どっちでもいいよ」
何、それ。
お姉ちゃんが何を考えているのかわからなかったので、深追いをすることはしませんでした。
また湯気を見つめる作業に戻ります。
でも湯気はもう消えかかっていて、何だか口をつけるタイミングを失ってしまいました。
突然お姉ちゃんが立ち上がりました。
唯「やっぱ寝よっと」
そして思い出したようにココアをほとんど一気に飲み干します。
唯「うん、おいしい。ぬるくて」
憂「あったかいうちに飲まなきゃ意味ないよ」
唯「そだね、じゃあ早く飲みなよ」
憂ちゃん可愛い
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 20:23:41.48 ID:RJtHNoLW0
憂「…」
唯「よしっ」
そう言ってカップを机の上に置くと、
唯「じゃあ、おやすみ」
憂「おやすみ」
お姉ちゃんは部屋へ戻っていきました。
後に残されたのは私と、ぬるくなっているだろうココア。
憂「…」
いくら見つめても、もう湯気を返してくれることはなくて。
私は諦めてもう流してしまおうと立ち上がり、ついでにお姉ちゃんのカップを回収しました。
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 20:26:41.31 ID:S5GffTwnP
うんうん続けて
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 20:34:35.60 ID:RJtHNoLW0
でもいざ流そうと台所に立つと。
空になったお姉ちゃんのカップがやけに気になって。
憂「…ぬるい」
気付けば私も一気飲みしていました。
その甘さに、少し気分が悪くなります。
はぁ、さっきあったかいうちに飲んでしまっていたらこんな気分になんてならなかったかもしれません。
憂「私も寝よう…」
カップは、朝洗うことにしよう…
重い体を引きずるようにして、私も自分の部屋へと向かいました。
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 20:37:59.42 ID:iZrhcGOB0
支援
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 20:41:56.02 ID:RJtHNoLW0
─────
憂「ん…朝…」
気が付くと外はもうすっかり明るくて。
今日もよく晴れているみたいです。
今日は洗濯のしがいがあるな、なんて思いながら私は下へ降りました。
リビングには人の気配はなく。
お姉ちゃんはまだ寝ているのかな。
『どっちでもいいよ』
流しに置かれたマグカップを見て、夜に言われた言葉が蘇ります。
憂「…」
大事な予定があるなら、自分で起きる、かな。
起こさなくても私が責められる理由はないので、私はいつも通り家事を始めることにしました
ああんもどかしい
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 20:49:21.36 ID:RJtHNoLW0
───
お昼頃になってもまだ、お姉ちゃんは起きてきません。
もしかしたら、もう部屋にはいない?
普段なら私より早く起きることはあまり考えられないけれど、今日はいわゆるクリスマスイブでもあるので。
お昼の用意もしたかったし、私はお姉ちゃんの部屋に確かめに行くことにしました。
階段を上った先の廊下はひんやりとしていて、とても静かです。
何の音もせず、お姉ちゃんは本当にいないような気がしてきます。
コン、コン
ノックをしても返事はありません。
コン、コン、コン
やはり返事は返ってこず、いないなら緊張する必要もないと、思い切ってドアを開けました。
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 20:57:03.63 ID:RJtHNoLW0
そしてやはりベッドはもぬけの殻…
ではなく。人が中にいるであろう膨らみがそこにはありました。
憂「はぁ…いたんだ」
思わずため息が出ます。
ブーブーブー
憂「っ?!」
突然何かの音がします。
携帯のバイブの音でしょうか。
とっさに部屋から出ようと思いましたが、お姉ちゃんがそれに気付かなくても困るので、私はじっと立っていました。
携帯はまだ震え続けています。
早く出なくていいのかな。
ようやく布団がもぞもぞと動きます。
これで私の役目はなくなったけれど、なぜか気になって動けませんでした。
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 21:03:51.72 ID:RJtHNoLW0
唯「…うん…今、起きた」
唯「え…いいよ。…いや、ほんとに」
唯「うん、ありがと。…じゃあ、また」
会話は終わったようです。
気になっていたのに、今のだけでは何もわからなくて何だか拍子抜けです。
唯「ふわぁー…」
大きな伸びをしながらお姉ちゃんが体を起こします。
やっとの対面ですが、少し気まずいです。
唯「ってあれ、憂?」
憂「あ、おはよう」
唯「おはよう、でもなんでここに?」
憂「お昼いるのか訊こうと思ったんだけど」
唯「あぁ、そっか」
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 21:20:21.89 ID:RJtHNoLW0
憂「いらなかったかな?」
唯「え、なんで?」
憂「あ、いるの?」
唯「うん、おなか空いたよ」
憂「そうなんだ。じゃあ作るね」
てっきりいらないのだと思っていたので、そんな答えが返ってきて戸惑ってしまいました。
お昼を食べてから出かけるのかな。
とりあえず今私に与えられた役目を果たすべく、キッチンへ急ぎました。
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 21:30:03.04 ID:RJtHNoLW0
───
唯「ごちそうさま、ふぅ」
そう言ったあとも、お姉ちゃんは動こうとしません。
服も部屋着のままで。
昨日普段どおりに過ごすと決めたはずなのに、なぜか落ち着きません。
そこにいるお姉ちゃんが、何より一番普段どおりなのに。
ブーブーブー
私を落ち着かなくさせるのは、この音なのかもしれません。
仕方なく、お姉ちゃんを呼びます。
憂「お姉ちゃん、携帯」
唯「え…また?」
急ぐわけでもなく、どこか面倒くさそうに通話に出るお姉ちゃん。
それは少し相手に失礼ではないのでしょうか。
唯「…もしもし」
唯「…うん…大丈夫だって」
唯「わかったよ…行くから」
支援、支援
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 21:43:49.87 ID:RJtHNoLW0
『行く』
お姉ちゃんはそう言いました。
それは悲しい現実ではあったけれど、この言い様のない不安から解放されるのが少し嬉しくもありました。
大きなため息をつきながらお姉ちゃんは携帯を閉じます。
依然として動こうとしないその姿を見るのが少し、辛くなります。
憂「お姉ちゃん?」
唯「なに?」
憂「着替えなくて、いいの?」
唯「…」
お姉ちゃんは黙ったままテレビを見つめています。
流れているのはドラマの再放送。
今更見たって話がわかるはずはないと思うのですが。
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 21:51:00.55 ID:iZrhcGOB0
うーいー
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 21:55:19.29 ID:RJtHNoLW0
憂「家にいても、楽しくないでしょ?」
出来ることなら、早く出かけてほしい。
いなくなってしまうまでの時間を待つ方が、よっぽど辛いから。
唯「…憂も、なんだ」
憂「え…?」
唯「わかったよ…出かければいいんでしょ」
お姉ちゃんは不機嫌そうにそう言うと、リビングから出ていきました。
これで、よかったんだ。
お姉ちゃんを待つ、誰かのためにも。
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 22:03:31.58 ID:RJtHNoLW0
階段を降りてくる音がします。
お姉ちゃんが家を出る前に、ひとつだけ訊いておきたいことがありました。
憂「お姉ちゃんっ」
急いで降りてきた勢いがぴたっと止まります。
流れる空気の重さのせいか息苦しかったけれど。
唯「…なに」
憂「夕飯は…いらないよね?」
唯「…っ」
ばたんっ、と玄関のドアが思い切り閉じられました。
憂「ふぅ…」
ようやく心が落ち着きを取り戻します。
これで、これでよかったんだ。
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 22:14:59.62 ID:RJtHNoLW0
自分の醜い期待にお姉ちゃんを付き合わせずにすんだことに、安堵を覚えます。
主のいなくなったこたつに入ってみます。
じんわりと包みこむようなあたたかさが心地よく、思わず寝転んでしまいました。
お姉ちゃんが帰ってくるまで、時間はたっぷりあるはず。
私はただ、待っていればいいんだ。
ただ、純粋に。
憂「ふぁ…」
緊張が解けたからか、こたつがあたたかいからか、少し眠気が襲ってきました。
お昼寝してみようかな。
少しぐらいなら…
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 22:21:28.56 ID:OOzhbu50P
仲良うせんとあかんよ。
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 22:28:05.33 ID:RJtHNoLW0
───
憂「…ん、ん…」
何か違和感を感じるような気がして、目が覚めてしまいました。
どれくらい時間が経っているのでしょう、中途半端な眠気はまだ頭に貼りついています。
時計を見ようと体を起こします。
部屋を見渡すと、なぜかドアが開けっ放しになっていて。
なぜか、不機嫌そうな顔のままのお姉ちゃんが立っていました。
憂「え…」
慌てて時計を見ると、さっき見たときから一時間も経っていませんでした。
…何でもう帰ってきてるんだろう。
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 22:33:58.93 ID:vfBzm3TG0
続き気になる
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 22:39:08.53 ID:RJtHNoLW0
憂「あ、何か忘れ物?」
唯「…べつに」
そう言いながらお姉ちゃんはこたつの上に置きっぱなしになっていた携帯を手に取りました。
あぁ、それで。
眠い頭ではっきりとは考えられませんが、なんとかお姉ちゃんが戻ってきた理由を見つけられた気がしました。
唯「…こたつ、入りたいなら言えばいいじゃん」
憂「…?」
お姉ちゃんが何か言ったようでしたが、よく聞こえませんでした。
部屋を出ていくのであろうその背中に、どうにか一言だけ。
憂「気を、つけて…」
ドアが閉まる音が聞こえます。
これで私も本格的な眠りに落ちることができそうです。
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 22:50:25.59 ID:RJtHNoLW0
───
憂「ん…」
今度はよく眠れました。
目を開けると、部屋のなかはもう真っ暗でした。
今、何時だろう。
お姉ちゃんは、まだ楽しんでいるかな。
そう思ったのに電気をつけて愕然としました。
ソファには、上着を着たまま眠るお姉ちゃんの姿が。
憂「なんで…」
一体いつ帰ってきたのでしょうか。
時間は21時を過ぎたところ。
帰ってくるには少し、早すぎる時間のように思えます。
ブーブーブー
私を悩ませるあの音が。
しかし今回はお姉ちゃんの携帯ではなく、私の携帯が震えていました。
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 22:51:55.90 ID:Z4xV6Vxl0
お風呂行きたいのに続きが気になってイけない
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 23:01:38.97 ID:RJtHNoLW0
憂「もしもし?」
梓『もしもし、憂?』
憂「うん。どうしたの?」
梓『あのね…唯先輩って帰ってきてる?』
憂「…うん、寝てるみたいだけど」
梓『そっか、よかった…』
憂「そう、なの?」
梓『え?うん、急に飛び出してっちゃったから』
憂「そう、なんだ…」
澪『梓、憂ちゃんか?』
梓『あ、はい』
澪『ちょっと代わってくれ』
澪『もしもし、憂ちゃん?』
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 23:06:58.64 ID:RJtHNoLW0
憂「あ、はい。そうです」
澪『ごめんな。迷惑かけて』
憂「いえ、私は何も…」
澪『唯は帰ってきてる?』
憂「はい、寝てますけど」
澪『そっか、ならよかった』
憂「あの、それなんですけど。どうしてお姉ちゃん、帰ってきてるんですか?」
澪『あぁ、それは。唯が帰りたがってたから』
憂「お姉ちゃんが?」
澪『うん。無理に呼び出しちゃった私達が悪いんだけど』
唯「…誰と、何を話してるの」
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 23:10:41.07 ID:VAIo0jTMO
しーえん!!
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 23:14:56.54 ID:RJtHNoLW0
憂「え…ってお姉ちゃん?」
澪『え、唯?起きたのか?』
唯「ねぇ、憂」
憂「あ、あの、澪さんだけど」
唯「…貸して」
憂「う、うん…」
唯「…もしもし」
唯「まだ、何か用?」
唯「そう…うん、帰ってきてるから」
唯「じゃあね」
憂「お、お姉ちゃんちょっと待っ」
ピッ
唯「…なに」
憂「なんでもない…」
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 23:17:25.82 ID:vfBzm3TG0
ほうほう
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 23:26:02.42 ID:RJtHNoLW0
お姉ちゃんは携帯をソファの上に投げました。
もう見たくもない、とでも言うかのように。
唯「…だから出かけたくなんてなかったのに」
憂「え…」
唯「憂はそれでいいのかもしれないけど…私が嫌なんだよ…」
お姉ちゃんの顔が苦しそうに歪んでいます。
どうしたのでしょうか。
唯「…」
憂「お姉ちゃん…」
唯「…おなか空いた」
憂「食べて、こなかったの?」
唯「うん。何かない?」
憂「何も用意してないよ…私寝てたし…」
ふむ
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 23:33:33.40 ID:RJtHNoLW0
唯「…そっか」
唯「じゃあコンビニ行ってくる」
さっき聞いたお姉ちゃんの言葉が頭の中でひっかかっています。
些細なことかもしれないけれど…
憂「お、お姉ちゃんっ」
唯「…へ?」
憂「いや、有り合わせでよかったら何か…作るけど…」
唯「…でも」
憂「わ、私も何も食べてないから…」
唯「いいの?」
憂「無理にとは言わないけど…」
唯「じゃあ、お願いします」
憂「…はい」
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 23:42:07.27 ID:RJtHNoLW0
───
結局冷蔵庫の中身で作れたのはクリスマスには程遠い、貧相な食事にしかなりませんでした。
それでもまだ、幸せなのかもしれません。
昨日は食事を作れるとさえ思えなかったから。
憂「買い物行っておけばよかったなぁ…」
唯「十分だよ、これで」
お姉ちゃんはぺろりと食事を平らげて、こたつではなく、ソファに寝転がりました。
私は食器を片付けながら、終わったらお茶を入れようと思いました。
憂「お茶、ここに置いておくね」
湯飲みをこたつの上に置いて、私はテーブルの方に戻ります。
立ち上る湯気を見つめながら、昨日と同じだな、とぼんやり考えていました。
唯「ねぇ」
お姉ちゃんに呼ばれるのまで同じなんて。
今度は聞き逃さなかったけれど。
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 23:51:27.15 ID:RJtHNoLW0
憂「なに?」
唯「こたつ、入らないの?」
私に遠慮してくれていたのでしょうか。
いつもの定位置にお姉ちゃんがいないのは、どこか不自然に感じます。
憂「…そうだね、入ろうかな」
今なら少し素直になれそうな気がして。
お茶を連れて、お姉ちゃんの居場所におじゃまさせてもらうことにします。
唯「あ、そっちなんだ」
憂「だってそこはお姉ちゃんの場所だからね」
唯「じゃあ私も入ろ」
いつもの、テレビの真正面にお姉ちゃんが座ります。
そこにいてくれた方が、やっぱり落ち着きました。
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 23:53:10.76 ID:Z4xV6Vxl0
ふむふむ
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/25(土) 23:59:11.05 ID:RJtHNoLW0
さすがクリスマスイブだけあってテレビは賑やかそうな番組を映し出しています。
お姉ちゃんの視線はそれに注がれて、私は湯気を見つめて。
今日が何もなく終わっていくかのようです。
それに少しだけ、抵抗してみます。
こんな風に考えれるようになったのは、きっとお姉ちゃんのおかげ。
憂「なんか…クリスマスイブっぽくないね」
唯「別に、いいじゃん」
視線をテレビから外すことなく、お姉ちゃんはそう言いました。
唯「クリスマスイブが何なの、みんな気にしすぎだよ」
でも口調はさっきみたいに怒っている風でも、苦しそうでもなくて。
唯「集まって何かしなきゃ、死ぬわけでもないんだし」
憂「そうだね」
憂「別に外に出ちゃいけないわけでも、ないんだけどね」
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 00:09:41.72 ID:dLcJ1tzZ0
唯「何、それ」
憂「ううん、自分に言ってるだけ」
唯「嫌味にしか聞こえないよ?」
憂「そうじゃないよ」
今度は私から。
憂「ねぇ」
唯「なに?」
憂「明日、何かするの?」
唯「えっ?」
思わずお姉ちゃんが視線をこちらに向けてしまいます。
それだけ、意外だったということ。
唯「別に何も、しないよ」
慌ててテレビに向き直るその頬が少し焦っているように見えました。
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 00:16:53.46 ID:xrCGdL9MO
今北支援
この雰囲気はすきだな
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 00:21:11.43 ID:RH9utZUqO
面白い
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 00:21:53.05 ID:RJ/UGZm80
期待する
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 00:21:59.64 ID:dLcJ1tzZ0
憂「そっか」
唯「うん」
憂「明日も一応、クリスマスだよね」
唯「そう、なんじゃない」
どうやって切り出そうか、湯気を見つめながらぼんやり考えていると。
唯「…クリスマスが何?」
お姉ちゃんの方から呼びかけてくれました。
胸にうずまく期待がさっきはあんなに醜かったのに、今では淡いそれに変わっていました。
憂「ケーキとか、食べたい?」
唯「いらないよ、そんなの」
憂「ふふっ、そうだよね」
唯「言っとくけど、プレゼントなんてないからね」
これはいい支援
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 00:37:40.22 ID:dLcJ1tzZ0
お姉ちゃんの顔はいつの間にか真っ赤で。
それだけで十分うれしくなります。
憂「大丈夫だよ、私も用意してないから」
唯「…クリスマス意識してるのは、憂の方じゃん…」
ぼそっとそう呟くお姉ちゃんに、私からも報いの一矢を。
憂「…お姉ちゃんだって」
唯「…」
憂「…んっ?」
こたつの中で小さく反撃されます。
そんな小さな反応も、今はちゃんと受けとめられるのです。
唯「知らない…」
ついに私からもテレビからも顔を背けて、お姉ちゃんはこたつの上に寝そべってしまいました。
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 00:42:01.78 ID:jG8LpHeK0
ああもう
この姉妹ほんとカワイイな
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 00:51:00.32 ID:dLcJ1tzZ0
憂「でもね、お姉ちゃん」
唯「…なに」
憂「スーパーには、行こうね」
唯「行けば、いいじゃん…」
憂「違うよ、行くんだよ?」
唯「…」
唯「…七面鳥でも買うつもり?」
憂「いや、カレーにするつもりだったけど…」
憂「お姉ちゃんがそんなに食べたいなら、買おうかな?」
唯「…」
げしっ、と再び足を蹴られました。
そんなに恥ずかしがらなくてもいいのに、なんて。
私が言えたことではないから、口には出さないでおきました。
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 01:04:30.51 ID:dLcJ1tzZ0
憂「それとね、お姉ちゃん」
唯「まだあるの?」
憂「明日は自分で起きてね?」
唯「わかってるよ…」
憂「ありがとう、お姉ちゃん」
唯「まだ何もしてないよ」
憂「ううん、そんなことないよ」
憂「でも『まだ』って…何かしてくれるの?」
唯「もういいよ…そういうの…」
もう堪らないといった様子でお姉ちゃんは悲鳴を上げました。
明日何時に起きてくるか、楽しみにしてるよ、お姉ちゃん。
おしまい
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 01:07:15.07 ID:jG8LpHeK0
乙
こういうペロペロも良いけどこういうふいんきも良いな
というか唯憂なら全て良いな
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 01:07:34.38 ID:dLcJ1tzZ0
クリスマス終わってしまった…
あんまりほのぼのでもなく、長々と失礼しました。
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 01:10:32.37 ID:cFAfg70tP
いや、よくやったよ
お疲れ様
メリークリスマス
なかなかない感じの唯憂でおもしろかった
おつ!!
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 01:44:13.55 ID:RH9utZUqO
乙、よかった
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 01:55:37.23 ID:vvUpNjwkO
乙
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 04:24:53.61 ID:Wd2wfas3O
いちゃつけよ
ええいまだクリスマスの32時だ
雪の降る帰り道、友達の一人が言いました。
「憂ちゃんって、唯のためなら何でもしてくれそうだよな」
手には紙で包装されたプレゼント。
首を温めるマフラーは、一昨年憂がくれたプレゼント。
「そう、かな」
家では憂が待っています。
きっと食べきれないほどの料理と、溢れてしまいそうな笑顔を用意して。
「そのくらい仲良いだろー」
今日はクリスマス。
世間では恋人同士が仲良くする日。
私の頭からは、友達の言葉が離れませんでした。
「ただいまー」
ドアを開けると早速良い香りが漂ってきます。
きっと憂ががんばってくれたんだろうな。
思わず顔が綻びます。
「おかえりなさーい」
階段の向こうから聞こえてくるのは、かわいらしいスリッパの音。
少しして憂が顔を出しました。
「おかえり」
憂はもう一度、言いました。
「ただいま」
私ももう一度、答えます。
「寒いからリビング行こ?」
憂は私のマフラーをほどいて、無垢な表情を私に向けます。
「うん」
この笑顔が欲しいと、そう思いました。
部屋の扉を閉め、コートや手袋を外していきます。
冷えきった私の部屋はそれでも外より寒さは和らいでいました。
「……ふぅ」
何でもしてくれる。
その言葉を聞いてから、私の中に妙な感情が頭を出しました。
どういった意味なのかを、私は知りません。
タイツを脱ぎ、パジャマのズボンを履きます。
何でもしてくれる。
期待をしていました。
気づいたのは、ずっと隠れて見えなくなっていた気持ち。
部屋の扉を開けます。
リビングへと階段を降りました。
「憂、私の憂」
私は、憂のことが好きでした。
考えれば、憂は嫌なんて言ったことはありません。
ただ私のお願いを聞いてくれて、可愛い笑顔を見せてくれるのです。
優しくて、あったかい憂。
そのせいで返って私の気持ちは埋もれてしまっていたようです。
いつもそばにいることを、信じて疑わせない憂だから。
少し自分の鈍さに嫌気が差します。
能天気に過ごしていた昨日まではもっと意味のあるものにできたのに。
何気ない一言に気づかされても、あまり驚きはありませんでした。
憂のことを一番抱き締めていたのだから、それも当然なのかもしれません。
リビングで、ふたりきりのパーティーを開きました。
憂の手料理を食べて、憂とたくさんおしゃべりをしました。
透き通る目で私を見る憂は、私をどう思っているのでしょうか。
わかりません、私にはわかりません。
ただ、好きじゃないということは、私はとんでもなく嫌なだけでした。
プレゼントはまだ渡していません。
憂も、まだ私に渡してはいません。
「ねぇ、うい」
「ん? なあに?」
「今年はサンタさん来るかなぁ?」
「えっ?」
困った顔で私を見つめる憂。
どんな表情も、みんなみんないとおしいのです。
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 08:42:15.93 ID:cFAfg70tP
またまた始まってる!
「サンタさん?」
「うん」
「……来るといいね」
その笑顔が、私の心を蝕むのです。
「うん、憂のとこにもね」
「えへへ、そうだね」
ケーキのイチゴを憂の口元へ差し出します。
「んっ」
ぱくりと食べて、今度は憂が差し出します。
「ありがとー」
食べると、少しだけ酸っぱさがありました。
「お姉ちゃん」
「んー?」
「メリークリスマス」
「……うん、メリークリスマス」
深夜一時過ぎ、布団に潜ります。
憂は別々に寝たいと言いました。
時計の針の音が、真っ暗な部屋に響きます。
足元は未だに寒いまま。
扉が開く音がします。
僅かに聞こえる息づかいを頼りに場所を確かめます。
暗闇に慣れた目は、ぼんやりとその輪郭が見えました。
白くてきれいな腕を掴みます。
「サンタさん」
「っ!」
振り払おうとする腕を、布団へと引っ張りました。
「わわっ!」
私が強く引くと憂はベッドに倒れ込みました。
心地よい圧迫感がお腹に伝わります。
「うーい」
私が呼び掛けても、憂は動きません。
優しい憂のことだから、きっと失敗した自分を責めているのでしょう。
ぽんぽんと頭を撫でてあげます。
「……おっ、お姉ちゃん」
布団に顔をうずめているからか、憂の声はくぐもっていました。
「なーに?」
「さ、寂しくて……きちゃった」
この期に及んでごまかそうとしているようです。
でも、でもね、憂。
言い訳の言葉でも、そんなこと言われたらもっと好きになっちゃうんだよ。
「さ、サンタさんまだ来ないから……早く寝よ?」
ああ、やっぱり素敵な憂。
「うい、こっち向いて」
「ん……」
月明かりなんかよりもよっぽど明るいその輪郭も
すべすべで柔らかいその肌も
小さくすぼんでしまっているその口も。
私を魅了して離さないのです。
「もう、そんなに子供じゃないよ」
憂は、少しだけ悲しそうな顔を見せました。
「私のために、ありがとうね、憂」
そして一言、好きだよと伝えました。
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 09:03:14.12 ID:cFAfg70tP
め、メリークリスマス!
「へっ……えっ?」
憂は驚きを隠せません。
私は不思議と落ち着いていました。
「憂のこと、好きなんだ」
私はもう一度言います。
「……本当に?」
憂は一度、尋ねます。
「うん」
「……そっか」
憂はお腹の上で確かに呼吸をしています。
「憂、一緒に寝よ」
「……うん」
憂の持ってきたプレゼントを受け取って、私も憂に渡しました。
「サンタさん」
冷えた体を抱き締めます。
「サンタさんじゃ、ないよ」
申し訳なさそうに、憂は言います。
「ううん、サンタさんだよ」
憂は小さくなったままです。
「私だけの、素敵なサンタさん」
憂も抱き締め返してくれました。
小さな口元から、白い吐息が漏れたのが見えました。
「……お姉ちゃん」
足元はもう、寒くはありません。
「私も、好きだよ」
たぶん、憂の顔は真っ赤になっていました。
それこそ私まで恥ずかしくなるくらいに。
クリスマス。恋人たちの特別な日。
私だって、例外ではありませんでした。
可愛くて、柔らかくて、とっても優しい恋人と、今夜は共に眠ります。
凍える寒さの夜に、心にほのかな炎が灯りました。
口づけはまだできないまま、私たちは深い眠りへと落ちてゆきます。
おしまい。
乙々
起きたら枕元にプレゼント置いてあった気分だ
唯憂は神話
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 10:16:37.28 ID:cFAfg70tP
絵本のような、柔らかな暖かさをもった話だったよ
ありがとう。
素晴らしい。この二人は本当にかわいい
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 13:18:22.87 ID:M6whcgqv0
おつ
ほし
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 14:36:45.15 ID:xrCGdL9MO
> 「……おっ、お姉ちゃん」
> 「さ、寂しくて……きちゃった」
この一節を読んだとき、ああ自分は本当に唯憂が好きなんだと思いました
GJ
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 14:45:43.31 ID:fbhpgPNqP
ああ…乙だ
乙すぎる…
☆
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 17:32:44.82 ID:RH9utZUqO
乙
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 18:07:56.79 ID:xrCGdL9MO
SS書きたいけど時間が足らない
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 19:20:06.30 ID:M6whcgqv0
なら保守
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 20:50:24.17 ID:RH9utZUqO
ほ
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 21:38:47.84 ID:Wd2wfas3O
ほ
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 22:24:46.40 ID:Up9WQYPW0
h
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/26(日) 23:25:42.34 ID:M6whcgqv0
ほし
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/27(月) 00:22:48.80 ID:ikvUZx/SO
ほ
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/27(月) 01:32:59.85 ID:Zva9AU0OP
今から読むほ
唯「うーん」
憂「どうしたのお姉ちゃん?」
唯「ひまー」
憂「わたしもひまー」
唯「なんかないのー?」
憂「私に言われても困るよー」
唯「そうだよねぇ」
テスト
唯「うーん」
憂「うーん」
唯「こんな時は」
憂「こんな時は?」
唯「…ごろごろしよう」
唯「ごろごろーごろごろー」
憂「ごろごろー」
唯「…飽きるね」
憂「そうだね」
憂「思い切って外に出てみる?」
唯「えー寒いよー」
憂「確かにそうかも…」
唯「家でのんびりしてるほうがいいよ」
憂「そうだね」
唯「…」
憂「…」
唯「ぬーん」
唯「ぬーん」
唯「ぬーん」
唯「ぬーん」
憂「ねえお姉ちゃん」
唯「なにー?」
憂「さっきからぬーんって言ってるけどどうしたの?」
唯「ああそれね、ぬーんってのは特に言いたいことはないけど何か口に出したい時に使う言葉なんだよ」
憂「そうなの?初めて聞いたよ」
唯「今考えました!」フンス
憂「やっぱり…」
ほう
唯「ほら!ういも言おうよ!ぬーんって!」
憂「う、うん」
唯「ほらほら!」
憂「ぬ、ぬーん」
唯「おおいい感じだね」
憂「いい感じとかあるの?」
唯「ないかも」
憂「だよね」
唯「細かいことは気にしちゃだめだよ!ほら!ぬーん!」
憂「ぬーん」
唯「ぬーん」
憂「ぬーん」
憂「なんだか楽しくなってきたよ」
唯「でしょー?ういも大人になったんだね」
憂「ぬーんぬーんぬーん」
唯「ぬーんぬーん」
憂「あ!」
唯「え?」
憂「夕食作らなきゃ!」
唯「あれ、もうそんな時間?」
憂「と思ったら1時間見間違えてたよ」
唯「おお。気付いてよかったねー」
憂「よかったぬーん」
唯「ぬーん」
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/27(月) 02:17:08.77 ID:DsrX3VNO0
支援ぬーん
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/27(月) 02:18:08.65 ID:MtsIo0JZO
ぬーん
正直自分で意味わからん
唯「でも結局することがないよねー」
唯「ぬーんでごまかせたのも一瞬だけだったし」
憂「そうだったねー」
唯「…」
憂「…」
唯「ぬーん」
憂「ぬんぬん」
唯「おお新しいねそれ」
憂「ぬんぬんだよぬんぬん」
唯「意味は?」
憂「ぬーんの最上級だよ!」
唯「ぬんぬんぬーん!」
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/27(月) 02:31:32.44 ID:m2AuE3+PO
ぬーんワロタ
かわゆいうい
唯「正直ぬーんでここまで話が続くとは思ってなかったよ」
憂「さっき一瞬だけとか言ってたけどね」
唯「ぬんぬんぬーん」
憂「あ、ごまかしたねお姉ちゃん」
唯「ぬーん」
憂「ぬーん」
唯「あ、そういえばさ」
憂「うん?」
唯「お腹が減ってきたよ!」
憂「まだ夕食には早い…と思ったらあれから1時間も過ぎてるよお姉ちゃん!」
唯「おお!いい調子ですぞ!」
憂「じゃあそろそろ夕食の準備してくるね」
憂「と思ったけどたまには美味しいものでも食べに行かない?」
唯「えー外寒いのにー」
憂「ちょっと作るのが億劫になってしまいました」
唯「うーん、まあういがそれでいいならいいけど」
憂「わーい!じゃあ外に行く準備しなきゃね」
唯「準備するの早すぎない?」
憂「善は急げだよ!」
やべえ何も考えずに書くんじゃなかった
ほのぼの書こうと思ったけど何を書けばいいのかわからん
そんのまま永遠と平沢家の日常を
唯「うーん、まあいっか」
憂「行こう行こう!」
唯「どうしてそんな張り切ってるのー?」
憂「だってお姉ちゃんと外食するの久しぶりじゃない?」
唯「うーんそうだっけー?」
憂「そうだよ!確か一週間前に行ってそれっきりだよ!」
唯「一週間前って全然久しぶりじゃないよ!むしろ短すぎるくらいだよ!」
憂「そうかな?まあ早く行こうよ!」
唯「はいはいちょっと待ってー」
―――――――――――
テクテク
唯「ふー美味しかったねーういー」
憂「そうだねーサ○ゼも悪くないね」
唯「せっかく外食しにきたのにサ○ゼってのもどうかと思うけどね」
憂「ぬーん」
唯「まあ安いし美味しいし文句なしだぬーん」
ピュー
憂「うー寒いねーお姉ちゃん」
唯「うー早く家に帰ろうか、ダッシュする?」
憂「いやさすがにそこまでしなくていいよ!」
唯「ですよねー」
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/27(月) 03:07:01.11 ID:KER5cDiYO
あれ?ぬとんってこんな変わった形だっけ?
あれ…?ぬーん
唯「ふーようやく帰ってこれたねー」
憂「お風呂沸かしてくるね」
唯「ありがとーういー」
唯「あ、ういーごろごろしよーよー」
憂「ごろごろってわざわざしよーよーって人を誘うものなの?」
唯「ほらほら気にしない気にしない。ごろごろー」
憂「しょーがないなー、ごろごろー」
唯「ごろごろー」
憂「ごろごろー」
唯「そういえばさ」
憂「うん」
唯「ごろごろにゃーんって絵本あったよね?」
憂「……あ!あった気がする」
唯「私たちの場合さ、ごろごろぬーんだよね!」
憂「…ふふっ、確かにそうかもね」ニコ
唯「ごろごろぬーんごろごろぬーん」
憂「ごろごろぬーんごろごろぬーん」
唯「懐かしいなぁ」
憂「お姉ちゃんって昔からよくごろごろしてたよね」
唯「そうだったっけ?」
憂「そうだよ、家にいるときはいつもごろごろしてたよ」
唯「私ってなまけものだったんだねえ」シミジミ
憂「お姉ちゃんらしくていいと思うよー」
唯「私らしいって言われてもあまりうれしくないよー」
唯「そういえばさー」
唯「さっきから気付いてたんだけどさー」
憂「うん」
唯「今日ってクリスマスだったんだよね」
憂「そうだよ、私もあえて言わなかったけど」
唯「ういに言わなきゃいけないことがあるんだよねー」
憂「な、なに?」ゴクリ
唯「…」
憂「…」
唯「めりーくりすまぬーん」
おしまい
これはひどい
初めてSS書いたが大変だねこれ
支援とかしてくれた人ありがとう
おもしろかったよ
おつ!!
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/27(月) 03:41:12.97 ID:MtsIo0JZO
乙
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/27(月) 03:42:27.13 ID:uYwT1UWF0
なかなかよかった乙
いや、いや、とてもも白かったよ!ぬーん
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/27(月) 04:27:34.72 ID:PBvYmisSP
電波がぬ〜ん
唯「ただいま」
憂「おかえり」
唯「…ふぅ」
憂「ため息?」
唯「え、違うよ」
憂「帰ってきてすぐ、ため息かぁ…」
唯「だから、違うってば」
憂「そうなの?」
唯「うん」
憂「考えすぎかな…」
唯「ちょっとギー太が重かっただけ」
憂「疲れてるの?」
唯「うーん…そうなのかな」
憂「少し部屋で休んでて、ごはん出来たら呼びに行くから」
唯「わかった、そうする」
ぱたん
唯「…ふぅ」
唯「なんでため息なんかついちゃったんだろ」
唯「…」
唯「まぁいいや、練習しよ」
唯「…うい」
唯「うーい」
唯「憂…?」
唯「ういっ」
唯「…はぁ」
唯「…一人のときは言えるのになぁ」
唯(何で目の前にいると言えないんだろ)
唯「…お姉ちゃん、かぁ」
唯(それは私の名前、じゃないよね)
唯「…憂はいいなぁ」
唯「…」
唯「…寝ようかな」
唯(でも、憂はごはん作ってるのに)
唯(私は寝るの?)
唯「…起きてよう」
唯「下、降りようかな」
唯(名前も呼べないのに)
唯(降りて何を話すっていうの?)
唯「…やっぱ練習しよ」
唯「…うい…」
唯「う、と、いだけなのになぁ」
唯「う、い。う、い。う、い」
唯「…私、何やってんだろ」
うむ
唯「憂は私の妹じゃん」
唯(そんなことわかってる)
唯「意識しすぎなんだよ」
唯(意識せずにはいられないことも)
唯「それに私はただのお姉ちゃんじゃん」
唯(そんなことわかってる)
唯「私たちはただの姉妹なんだよ」
唯(憂が私の名前を呼べなくなることなんてない)
唯「ただの姉妹…」
唯(気付いてるくせに)
唯「姉妹…」
唯(私が名前を呼べなくなってること、憂はもうわかってるって)
ほほう……?
唯「…」
唯(それなのにどうして何もないふりをするの?)
唯(憂を悲しく笑わせているのは、自分だって)
唯(気付いてるくせに)
唯「…はぁ」
唯「一人でいると、ろくなこと考えないなぁ」
唯「うい…」
とんとんとんっ
ぱたぱた
唯「っ!」
唯「…」どきどき
こんこん
唯「寝たふり…っ」
憂「お姉ちゃん?」
唯「…」
憂「ごはん出来たから、降りてきてね」
唯「わ、かった」
憂「寝てたの?」
唯「いや、あの、うん」
憂「そう?眠いなら寝てていいよ?」
唯「え、いや、食べます」
憂「食べるの?じゃあ、下でね」
ぱたぱたぱた…
唯「…ふぅ」
唯「…情けな」
おお、また始まってる支援
唯「とりあえず、下行かなきゃ」
唯「大丈夫かな…」
唯「練習は、したけど」
唯「う、い」
唯「…がんばんなきゃ」
がちゃっ
憂「あ、ほんとに降りてきた」ふふっ
唯「…」どきっ
唯(今、笑った…)
唯(落ち着け、落ち着け私)
憂「今用意するから、ちょっと待っててね」
唯「うん」
唯(テレビ見てよ)
憂「はい、準備できたよ」
唯「うん」
憂「いただきます」
唯「いただきます」
唯(憂の方見れないや…)
唯(やっぱりテレビ見てよ…)
憂「ほんとは眠かったんじゃない?」
唯「へ?」
憂「だって、こぼしてるよ?」
唯「えっ」
唯(ほんとだ…ていうか今日肉じゃがだったんだ)
唯(味が全然わからなかった…)
憂「そんなに柔らかかった?煮すぎたかな?」
唯「え、いや、おいしいよ」
唯(何適当なことを…)
憂「…変な、お姉ちゃん」くすっ
唯「へへ…」
唯(今、笑った)
唯(笑ったけど、困ってた…)
唯(テ、テレビを…)
プツッ
唯「へ…?」
憂「テレビもいいけど、食べおわってからね」
憂「ほら、またこぼれてるよ?」
唯「あ…はい」
すごくいいよ
唯の逃げ場を消し去りました
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/27(月) 06:29:49.87 ID:PBvYmisSP
恋だなァ
憂「…」モグモグ
唯「…」モグ、モグ…
唯(…気まずい…)
唯(…どうしよ…)
唯(…とりあえず食べ終えよ)
唯「ごちそうさま、でした」
唯(テレビ、見よう…)
唯(全然頭に入ってこないや…)
ザー、ガチャガチャ
唯(食器、洗ってるのかな)
…
唯(何の音もしないな、お風呂かな)
唯(…練習した意味、なかったなぁ)
唯(いつまで憂をあんな風に笑わせるんだろう…)
唯(う、い…)
ぴとっ
唯「う、いっ!?」
唯(え…ほっぺたに、アイス?)
唯(これは、どういう…?)
唯(ていうか、いま、私、なんて…言った?)
憂「…うわぁ、久しぶり、だなぁ」
唯「!?…なにっ」
憂「びっくりさせようかな、と思ったんだけど」
憂「今何か言わなかった?お姉ちゃん」
唯「何も…言ってないっ」
唯(言ってないっ、聞かれてない…っ)
憂「あれ、アイスいらないんだ?」
唯「なっ、何でそうなるのっ」
憂「何も言わないなら、いらないのかなって」
唯「た、食べるよっ」
憂「ん、何?」
唯「え、え?」
憂「聞こえないな、しまっちゃおうかな」
唯「…っ」
唯(絶対、聞かれてた…)
S憂
憂「じゃあ、もっかいほっぺたに当ててみようかなぁ」
唯「いい、いいよっ」
憂「いらないんだね?」
憂「せっかくチャンスあげようと思ったんだけどなぁ」
唯(もう、どうにでもなれ…)
唯「…」
ぴとっ
唯「う、いっ…!?」
憂「なぁに、お姉ちゃん」
唯「あ、アイス…」
憂「あはは、お姉ちゃん顔まっか」
唯「溶ける、からっ」
ひょいっ
唯「あ、ちょっ」
憂「なに?」
唯「もう、許して…」
憂「ふふっ、はい」
唯「…」ガツガツ
唯(恥ずかしすぎて、顔上げられない…)
憂「お姉ちゃんはアイスがほんとに好きなんだね」
唯「…」
憂「でもアイスなしの、練習もしなきゃね?」
唯「ぶっ!」
憂「お姉ちゃん、きたないよー」
唯(アイスなしで…)
唯(今は無理…だけど)
唯(いつかは…呼べるといいな)
おしまい
もはやクリスマスに何も関係なくてすみません…
お疲れ様
290 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/27(月) 07:25:42.49 ID:PBvYmisSP
甘くて、良いんじゃないかな?
291 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/27(月) 07:40:38.30 ID:N+TDY8Qe0
よかった、乙
もうクリスマスから2日か
ほ
よきかなよきかな
乙です
うん、うん。唯憂は素晴らしいよ。乙でした。
ほ
アイス食べてるのにポカポカした
298 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/27(月) 14:26:56.91 ID:352Z46jI0
h
ぎゅー
唯「はぁ、今日はずっとこのままね」
憂「ごはん作れないよ?」
唯「むむっ……キッチンでも抱きしめてるからいいもん」
憂「もー」
唯「いや?」
憂「んーん」
唯「ふふ、休みの日くらい憂を堪能しなくちゃね」
憂「! ……お、お姉ちゃん」
唯「ん?」
憂「む、胸……」
唯「おっぱい?」
憂「ん、うん……」
唯「おっぱいがどうしたの?」
憂「……手、あたってる……」
唯「ほんと?」
むにゅむにゅ
憂「わ、わざとやってるでしょ!」ガシ
唯「やってないよー」
憂「じゃあ……もうちょっと手の位置下げて」
唯「もー」
憂「そのくらい」
唯「……憂はおっぱい大きいなぁ」
憂「うぅ、もうおっぱ、胸のことはいいよぉ」
唯「どうして?」
憂「とにかくいいの! おしまい!」
唯「むー……」
憂「……」
唯「憂のおっぱい、好きなのに……」ボソ
憂「! お、お姉ちゃんのばか!」
唯「……」
憂「もう……」
唯「憂は自分のおっぱいきらい?」
憂「……あんまり、好きじゃないよ」
唯「どうして?」
憂「だって、お姉ちゃんのみたいにきれいじゃないし……」
唯「そんなことないよー」
憂「……」
唯「憂のおっぱいきれいだと思うけどなー」
憂「気を使わなくても……」
唯「ほんとだよー」
憂「……」
唯「だからさ、憂」
憂「?」
唯「ちょっと、さわってもいい?」
ほう
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/27(月) 14:52:41.72 ID:N+TDY8Qe0
続けて
憂「ええっ!? や、やだ! ダメだよ!」
唯「そんなに嫌がらなくても……」
憂「とにかくだめ!」
唯「ちょっとだけだから」
そーっ
憂「……だめ」サッ
唯「も〜」
憂「……ほんとに、好きじゃないの」
唯「……」
憂「こんなおっぱい、やだ……」
唯「……」
もみっ
憂「ひゃあっ」
唯「わ、やわらかい……」
憂「や、やだっ!」パシッ
305 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/27(月) 15:02:17.61 ID:hB4qDYZ1O
唯「わっ」
憂「お、お姉ちゃんのばか!」
唯「ちょっとだけでしょー」
憂「わ、私は真剣に悩んでるのに!」
唯「……」
ぎゅー
憂「……離してよぉ」グス
唯「憂のおっぱい、私は大好きだよー?」
憂「うそつき……」
唯「ほんと!」
憂「だ、だって、こんな変なおっぱいなんか……」
唯「変じゃないの! わかった?」
憂「……変だよぉ……」
唯「この子はぁ……」
憂「だって……」
憂ちゃん可愛い
唯「……どうしてそんなにいやなの?」
憂「……お姉ちゃんみたいなおっぱいじゃないんだもん」
唯「……うい、今のはちょっと怒ったよ」
憂「だ、だって」
唯「憂、ちょっとさわらせて」
憂「えっ」
唯「さわらせてくれたら今の許してあげる」
憂「で、でも……」
唯「じゃあ許してあげない」
憂「……だめ」
唯「憂……」
憂「うぅ……」
唯「ちょっとわがままだよー、憂」
憂「……いいもん」
唯「変じゃないったら」
憂「へんだもん」
唯「んもー」
憂「……お姉ちゃんもどうしてそんなにさわりたがるの」
唯「憂のおっぱい好きだからだよー」
憂「……お姉ちゃんって、おっぱいフェチ?」
唯「んー? そうじゃないけど……」
憂「じゃあどうして……」
唯「だーから、憂のおっぱいが好きなの」
憂「……ほんとに?」
唯「そうだってば」
憂「……」
唯「おっぱいフェチなんじゃなくて、憂のおっぱいが好き」
憂「……」
唯「どんなおっぱいよりも好きなの、わかった?」
309 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/27(月) 15:32:34.47 ID:DsrX3VNO0
わかります
憂「……わかった」
唯「よろしー」
憂「……えへへ」
唯「?」
憂「ちょっと嬉しい、かな」
唯「よかったぁ」
憂「……ちょっと、だけなら」
唯「ん?」
憂「さ、さわっても、いいよ」
唯「ほんと?」
憂「う、うん」
唯「やった! ありがとー」
憂「……」ドキドキ
唯「ね、憂」
憂「?」
唯「やっぱり憂のおっぱいが一番好きだよ、わたし」
憂「……うん」
唯「では……」
おしパイ!
ほんとに何したかったのかわからない
ごめんなさいほんと
良かったよ
最後の行が見えないけど
314 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/27(月) 15:42:27.27 ID:N+TDY8Qe0
おつおつ
今は憂純の時代だから唯憂(笑)とかもう二度と書くな
素晴らしい、乙
乙、素晴らしい!憂純の時代?そんなもの来てないぞ?
どっちかって言うと、純梓のほうが最近多いよね?
純あずは最近好きになったなぁ。この二人って何気にお似合いだと思う。
唯憂には勝てないけどね!
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/27(月) 16:55:00.77 ID:fHT2JiH40
憂純も純梓も増えていいと思うが何故憂梓が増えないんだ
>>315はただの唯アンチだからスルーした方がいい
>>318 俺、唯憂好きだけど同じくらい憂梓も好きだよ
へえ、あれ唯アンチなのか。なるほど、今度から気をつけます。
322 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/27(月) 19:12:28.38 ID:bGcOOZFH0
ほす
323 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/27(月) 20:29:19.51 ID:MtsIo0JZO
ほ
324 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/27(月) 21:26:10.28 ID:fHT2JiH40
しゅ
325 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/27(月) 22:33:03.62 ID:fHT2JiH40
ほ
ほほ
ほー?
328 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 00:25:02.94 ID:hgdLyQItO
ほす
329 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 00:34:18.34 ID:EeEEthHR0
ちょwおしパイってww
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 00:41:35.48 ID:Q5q4nkAt0
ゆっくりと12月の明かりが灯りはじめる
にぎやかになっていく街の様子に誰もが心を踊らせる
その幸せに満ちた街を私は一人、足早に駆け抜けていく
目的のお店の前につき、少し息を整える
唯「よかったぁ、売れてなくて」
331 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 00:43:12.90 ID:Q5q4nkAt0
憂と一緒に買い物に来た時、憂が欲しそうに眺めていたこのお店のこの椅子
私はそれを買い、店員さんに丁寧にラッピングしてもらい受け取った
予想外の重さに少しよろけてしまい、店員さんを心配させてしまったが
「大丈夫です」と笑顔を見せながらお店を出る
荷物を抱えにぎやかな街の中を家へと向かい一人歩く
私は幸せだった
332 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 00:45:17.60 ID:Q5q4nkAt0
煌びやかに装飾された繁華街を抜け、少し静まり返った住宅地へと出る
唯「ジングルベール ジングルベール 鈴がー鳴るー♪」
急に静かになってしまった寂しさをごまかすように私は歌を歌う
私の歌が響く静かな帰り道を歩いていると、私は少し急ぎ足になっていた
憂にプレゼント渡したら喜んでくれるかな?とかどんな顔するんだろうと思うと楽しみで仕方がないからだ
333 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 00:46:59.16 ID:Q5q4nkAt0
家に付いた私は静かにドアをあけ中に入っていく
こっそりとリビングから台所を覗くと、憂が居た
台所に向かう憂はいつものように忙しそうに、でも楽しそうに夕食を作っていた
唯「憂、ただいまー」
憂「あ、お姉ちゃん、おかえりなさい」
買ってきたプレゼントを憂には見えない位置に置き、憂に声をかけた
憂「今夜も冷えるね、もうすぐご飯できるからね」
唯「うん、じゃあ部屋で着替えてくるね」
私はもう一度買ってきたプレゼントを持つと自分の部屋までそれを運んだ
334 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 00:49:00.48 ID:Q5q4nkAt0
部屋着に着替えリビングへと戻り椅子へ腰掛けると、何をするでもなく夕食を作っている憂をただ眺めていた
私の視線に気が付いたのか、憂が私へと声をかけてくる
憂「お姉ちゃん、どうしたの?」
唯「ううん、なんでもないよ、憂」
憂「ふふっ、変なお姉ちゃん」
こんななんでもないやりとりにも幸せを感じるようになったのはいつからだろう
335 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 00:50:11.62 ID:Q5q4nkAt0
いつまでも、こんな幸せを感じる続けることができるような気がしていた
何もかもを煌めかせ、私に幸せを与えてくれる
喜びも悲しみも全部分かち合って過ごしてきた
今、一緒に微笑み合っている
この憂と
336 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 00:51:28.96 ID:Q5q4nkAt0
訂正
いつまでも、こんな幸せを感じ続けることができるような気がしていた
何もかもを煌めかせ、私に幸せを与えてくれる
喜びも悲しみも全部分かち合って過ごしてきた
今、一緒に微笑み合っている
この憂と
支援
338 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 00:54:27.39 ID:Q5q4nkAt0
にぎやかな街の中を憂と歩いていた
ふと立ち止まってしまった私に憂が近づいてきた
憂「どうしたの?お姉ちゃん」
唯「うんとね、憂と過ごしたいつかのクリスマスを思い出してたの」
憂「いつかのクリスマス?」
唯「うん、憂に椅子を買ってあげた時の…」
そんな会話をしてる私たちの側を誰かが足早に、大きな荷物を抱えて通り過ぎる
今の私たちのように幸せそうな顔で
うむ
340 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 01:00:13.56 ID:Q5q4nkAt0
途中でぶん投げちゃったのでこれで終了です
341 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 01:04:20.91 ID:X1qSM1/W0
ふざっけんな
乙
押し入れからB'zのCD引っ張り出してくる
343 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 01:11:01.27 ID:Q5q4nkAt0
地の文でSS書くのって難しいわ…俺文章力無さすぎワロタになる
とりあえず読んでくれた方ありがとう
344 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 02:12:44.83 ID:uqpSCDcR0
おつおつ
ちょっとずつ上手くなっていけばいいさ
345 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 03:10:35.01 ID:HuuyRr5UP
346 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 04:08:18.27 ID:wzy1t1VKP
まだ残っているのかい…
ほ
348 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 07:33:59.01 ID:0eWzxHo4O
唯憂はラブラブ
349 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 09:27:58.07 ID:X1qSM1/W0
おい
350 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 10:23:04.29 ID:X1qSM1/W0
oi
351 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 10:48:56.55 ID:uqpSCDcR0
ほ
oui
353 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 13:09:14.39 ID:Yg6vVnFr0
唯憂あげ
唯憂は最高
ほっしゅ
☆
357 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 17:29:06.74 ID:X1qSM1/W0
おい
358 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 18:28:14.47 ID:uqpSCDcR0
待機
憂(性夜…お姉ちゃんと…)ドキドキ
静夜な性夜にえっちせいや
【審議中】
∧,,∧ ∧,,∧
∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧
( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` )
| U ( ´・) (・` ) と ノ
u-u (l ) ( ノu-u
`u-u'. `u-u'
☆
363 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 21:03:22.80 ID:Ya57Hzli0
本拠地
憂「プレゼントは私だよお姉ちゃん!」
唯「憂が裸で靴下だけ履いてる…」
お互いに一枚一枚脱がしていくのも良いと思うんだ
うん、それいいね
ほ
……
憂「うーんうーん」
純「どしたの?」
憂「あっ純ちゃん。いたんだ」
純「ずっといたけど」
憂「そっかー」
純「……それで、どうしたの?悩み事?」
憂「わっ、純ちゃんすごーい!どうしてわかったの?」
純「いまうんうん唸ってたから」
憂「……えっとね、もうクリスマスでしょ?」
純「うん」
憂「お姉ちゃんへのプレゼント、どうしようかなーって」
369 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 22:56:59.61 ID:Tmc2zMUH0
きたか
純「プレゼント?」
憂「うん。なにがいいかなあ?」
純「憂のお姉ちゃんね……手袋とかは?」
憂「それは前あげたんだー」
純「ふむむ……」
憂「むずかしいよねー」
純「……」
純「憂ってさ、お姉ちゃんと仲良いよね?」
憂「うん、お姉ちゃんやさしいよー」
純「じゃあ、憂をプレゼント!とか……」
憂「ええっ!」
純「なーんて……」
憂「わ、わたしはもうお姉ちゃんだし……それに……」
純「……あ、あの」
よし
憂「ちゃんと言ったことないけど……」
純「……」
憂「で、でも恥ずかしいし……」
憂「じゅ、純ちゃんどうしよー!」
純「……」
純「いいと思う」
憂「ほんと!?」
純「うん」
いいよ、いいよ
……
…………
純『この際がつんといっちゃいなよ。がつんと』
憂「……よーし」
憂「……」
憂「……き、緊張する……」
「ただいまー」
憂「!」
憂(お姉ちゃんきた!)
唯「ういー、ただいま」
憂「お、おかえりなさい」
唯「?どうかした?」
憂「う、ううん!」
唯「?ね、うい、今日は夜更かししちゃお」
憂「うん、クリスマスだもんね!」
……
唯「ふー、ごちそうさま」
憂「ごちそうさまー」
唯「おいしかったよー、うい」
憂「えへへ……」
唯「でもちょっと作りすぎかなー」
憂「ご、ごめんなさい……」
唯「……憂、こっちおいでー」
憂「……?」
唯「ぎゅー」
憂「わっ」
唯「ごめんね、クリスマスだからいつもよりがんばってくれたんだよね」
憂「うん……」
唯「ありがとー、ういー」
憂「……えへ」
和「…癒されるわ」
唯「よしよし」
憂(お姉ちゃんあったかいなぁ……しあわせ)
唯「さて、じゃあお姉ちゃんからプレゼントです」
憂「あ、ありがとー」
唯「よいしょ……はい、どうぞ」
憂「なにかな、開けてもいい?」
唯「うん」
憂「えっと……わ!セーターだ!」
唯「憂あんまりもってなかったから」
憂「ありがと……大事にするね……」
唯「よかった、喜んでもらえて」
憂「えへへー」
憂(よ、よし)
憂「お、お姉ちゃん、わたしもプレゼントがあります!」
唯「んっ、なにかなあ?」
憂「あの、えっと……」
唯「……」
憂「……わ、わたしをもらってください!」
唯「へっ?」
憂(言っちゃったよー……)
唯「……」
憂「……?」
憂(うぅ、やっぱりだめだったかなぁ)
唯「むぅー」
憂「?」
唯「もー!そんなこと言ってるとほんとにもらっちゃうぞー!」
憂「!お、お姉ちゃん!わたしは本気で……」
唯「……もう」
憂(失敗しちゃったよぅ……)
唯「ぎゅー」
憂「!」
唯「ね、憂」
憂「な、なあに?」
唯「憂はわたしのものじゃなかったの?」
憂「もっ?え……えっ?」
唯「わたし以外のものだったの?」
憂「ち、ちがっ」
唯「憂が他の人のものだったら、私怒っちゃうからね」
憂「……は、はい」
唯「よろしい」
憂(なんてこと……)
唯「うーい」
憂「?」
唯「私、憂からまだなにももらってないなぁ」
憂「あっ、ごめんね!あとでなにか……」
唯「いま」
憂「えっと、えっと……」
唯「憂の、欲しいな」
憂「えっ?な、なに……わぁっ!」
「お、お姉ちゃんだめだよ!」
「へへへ……」
「だ、だめむぐっ……」
おしまい!
ありがとう ございました
ほかのひとのがないと しんでしまいそうです
383 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/28(火) 23:45:12.69 ID:lsRyiwI40
乙々
唯憂最高
乙でした!この二人は本当にかわいい。
385 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 00:12:21.81 ID:T3h02nzX0
ごっつえぇ感じやわぁぁぁ
386 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 00:16:11.29 ID:UoYFk5K3P
たまらん
たまらん
お題とか書いたら書いてもらえたりするんですかね?
年末大掃除して汚れた体を互いに綺麗にする姉妹とか?
書けそうなら書きますよ
そうですか、ありがとうございます
憂「お姉ちゃん、恋したことってある?」唯「・・・ないよ」
とかどうですか?ダメだったら、ほかの考えてみます
くっ…長編になる感じのお題だ…
全然やってくれ
ふぇぇ
394 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 03:30:21.00 ID:JeOe49XP0
ほ
395 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 06:08:22.35 ID:jMMbX2x/0
とりあえず落とさない
396 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 07:32:33.26 ID:E3CwPrDbP
一応、ね
やっぱい唯憂は安定して面白いな
だめだったかぁ
じゃあ、憂「甘い囁き」とかは?
399 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 11:20:52.26 ID:bxEIBpul0
oi
……
憂「……ふー」
カラーボックスのなかに本を戻し終えて、一息。
ようやく部屋も見慣れた姿に戻ってきました。
憂「こっちはおわったよー」
唯「むっ?憂はやいよぉー」
机の下を掃除していたお姉ちゃんが顔を出して、困ったような顔を作りました。
憂「そっちも手伝うよ」
唯「へへ、ありがとー、ういー」
わたしがそう言うと、お姉ちゃんはにへらと顔を崩しました。
今日は12月29日。
大晦日は明後日なのですが、その日はゆっくりしようということで早めに大そうじをすることになりました。
ふたりで家中をそうじするのはなかなか大変だったのですが、
お姉ちゃんもふんすと鼻を鳴らしてがんばってくれたので思ったより時間はかかりませんでした。
リビング、お風呂場、トイレとそうじをしていき、
そしていよいよ最後のお姉ちゃんの部屋。
お姉ちゃんはなかなかたくさんものをため込んでいたようで、一番時間がかかってしまいました。
でもお姉ちゃんがせっせとがんばっているのでわたしも負けてはいられません。
ラストスパートとばかりにそうじを片付けていきました。
そのおかげか、夕方から始めた部屋のそうじも夕飯前には終わりそうです。
あと残っているのは、机まわりだけです。
憂「よいしょ……」
唯「どうぞどうぞ」
わたしも机の下に膝をつくと、お姉ちゃんは体を横に詰めて入れるだけの空間を作ってくれました。
憂「おじゃましまーす」
お姉ちゃんに乗せられて、そんなことを言いながらもぐりこみます。
唯「……うふふ……」
頭を入れると、お姉ちゃんが楽しそうに声を漏らします。
憂「どうしたの?」
唯「なんかさ、こういうのって楽しいよね」
わたしが頭に疑問符を浮かべるのを見て、お姉ちゃんは続けます。
唯「ふたりで狭い場所入って……なんだか秘密基地みたい」
そしてまた楽しげに口元を抑えました。
唯「……あれー?」
わたしがまだ不思議そうにしているのを見てか、お姉ちゃんもそんな顔になりました。
唯「そう思わないかなぁ?」
今度は考え事を始めてしまったお姉ちゃんを見て、わたしも笑ってしまいました。
憂「ふふっ……うん、そうだね」
唯「でしょー?」
よく分からないけれど、少しわくわくするような気持ちのことなのかな。
お姉ちゃんが楽しそうにしていると、わたしまで楽しくなってしまいます。
唯「よし、じゃあ続きやろ」
憂「あっ、うん」
わたしが考えているうちにお姉ちゃんに言い出されてしまいました。
取り返さんとばかりにぞうきんでホコリを拭いていきます。
唯「ういー、ちょっと雑巾かして」
憂「うん」
この調子だとすぐに終わりそうです。
憂「……あれ?」
机の下に踏まれるように、紙切れがはみ出しているのが見えました。
唯「んー?どうかした?」
憂「ちょっとまってて」
端をつまんで切れないようにゆっくり引き抜きます。
あまり机の重みがかかっていないのか、紙はするする抜けていきます。
唯「え……それは……」
お姉ちゃんにはやっぱり見覚えがあるようです。
憂「……んしょ」
紙には何やら文字が書いてあるようでした。
下にも何枚か挟まれていて、どれも封筒に包まれています。
憂「なにかな……」
封筒を見てみようとしたところ、影がさして見づらくなってしまいました。
唯「……う、憂」
憂「ん?なあに?」
お姉ちゃんはなぜかさっきより声が小さくなっています。
ふり向くと、どうみてもぎこちない笑顔でわたしを見ていました。
唯「それ……かしてくれる?」
お姉ちゃんの頬を、つーっと汗が伝いました。
そんなに暖房を効かせないのに、どうしたのかな。
C
唯「渡して?」
その声は良いかどうか聞くというよりも、渡すよう迫るような声でした。
憂「うん……」
わたしも拒む理由もないので、手にとったそれを持ち上げます。
一目、封筒に目線を落とそうとすると、飛び込んできたお姉ちゃんの手に遮られてしまいました。
唯「ご、ごめんね!」
奪うようにわたしの手からそれを引きぬき、お姉ちゃんは慌ててそれをポケットにしまいました。
憂「う、うん」
そして今度はまだ挟まったままの封筒を取ろうと口をぱくぱくさせながら取り掛かっています。
唯「あわわ……」
見ていると、焦りすぎてなかなか掴めないようです。
憂「お姉ちゃん、わたしが取るよ」
そんな姿を見かねて言ったのですが、お姉ちゃんは、
唯「だ、だいじょうぶ!」
机の足のほうを向いたままそんなふうに答えました。
唯「くぅっ……もう……」
憂「……」
お姉ちゃんはしばらく取ろうとがんばっていたみたいですが、
どうやら最後の一枚が取れないようです。
憂「平気?」
唯「……うん、憂は心配しなくていいよ」
さっきよりは落ち着いたのか、笑顔を向けてくれました。
唯「んん……」
それでもまだ取れないようで、とうとう手を止めてしまいました。
一息付いているお姉ちゃんの汗をハンカチで拭ってあげます。
唯「あ、ありがと……」
憂「……ね、お姉ちゃん」
唯「?」
聞かれるのはいやだったのかもしれませんが、気になってお姉ちゃんに尋ねます。
憂「その紙、なにか書いてあるの?」
唯「へっ、いたっ!」
お姉ちゃんはびくりと体を跳ねさせて、頭を机にぶつけてしまいました。
憂「ご、ごめんね。大丈夫?」
わたしのせいでぶつけてしまったので思わずお姉ちゃんに近づきました。
唯「つつ……」
お姉ちゃんが手で抑える頭をさすってあげます。
よかった。どうやらコブはできていないみたいです。
憂「ごめんね……」
唯「……へへ、大丈夫」
お姉ちゃんが笑顔をみせてくれたので、わたしも少し安心しました。
憂「……?」
頭から手を離すと、お姉ちゃんのおしりのあたりに封筒が落ちているのに気づきました。
どうやら今のはずみでポケットから出てしまったようです。
唯「?どうしたのうい」
目を凝らさなくても宛名が見えました。
憂「……平沢、憂?」
唯「へっ……あっ!」
気づいたお姉ちゃんがとっさにわたしの目を追って隠します。
唯「……み、みた?」
憂「うん」
また慌てだすお姉ちゃん。
なにか後ろめたいものがあるのかもしれません。
憂「それ、わたし宛だよね?」
唯「……ち、ちがう」
お姉ちゃんは目を合わせてくれないので、余計に疑わしくなります。
憂「お姉ちゃん」
唯「うぅ……」
少し語気を強めて詰め寄ると、お姉ちゃんは小さくなってしまいました。
憂「あっ、ご、ごめんね!」
少し罪悪感を感じてしまいました。
唯「……ううん」
でもお姉ちゃんはまだ所在なさそうにしたまま。
わたしも小さな声で尋ねました。
憂「……わたし宛、だよね?」
唯「……うん」
もう折れたのか、申し訳なさそうに答えます。
憂「だれからの手紙?」
わたしには手紙のやりとりをするような友達もいないので気になります。
唯「……言えない」
でもお姉ちゃんは答えてくれませんでした。
唯「ごめんね」
その姿があまりにも小さく見えたので、わたしも言葉を続けられません。
なにより、わたしがお姉ちゃんにそんな思いをさせたくありません。
お姉ちゃんはちらちらとわたしを伺っています。
わたしが怒っているとでも思っているのでしょうか。
憂「もー、わかったよ」
唯「え……見せなくてもいいの?」
憂「見てもいいの?」
唯「う……それは、だめ……」
憂「お姉ちゃんが見せられないなら、いいよ」
唯「……」
お姉ちゃんは私の顔を見つめます。
憂「?」
その表情は、何かを決めかねているような顔でした。
唯「……う、うい」
搾り出したような声が、わたしの耳に届きました。
憂「なあに?」
ごくりと唾を飲む音が聞こえました。
唯「その……」
何度もわたしを見ては目をそらすお姉ちゃん。
こんな姿もかわいいななんて思ってしまいます。
唯「お話が、あるの」
何か決心がついたのか、ポケットに封筒をしまいながらわたしの目を見つめます。
憂「うん、わかった」
お姉ちゃんを不安にさせないように、わたしはしっかりとした声で答えます。
それでも、胸はなぜかどきどきしていました。
唯「封筒の手紙は、私が書いたの」
お姉ちゃんは正座して、手をぎゅっと握っています。
唯「憂に言いたいことがあって、それで……」
憂「……そっか」
わたしの心も落ち着いてはいませんでしたが、お姉ちゃんのためにがんばります。
唯「……あ、あとで言う、から」
憂「……」
唯「だから、ちょっとだけまって」
憂「……うん」
どうしてわたしたちはこんな狭い場所にいるのかな、なんて思ってしまいました。
それでも、お姉ちゃんが勇気を出すのにはよかったのかもしれません。
不安そうなお姉ちゃんの手を握ってあげました。
憂「えへへ」
唯「……ふふ」
そうすると笑顔になってくれて、わたしの体も熱くなります。
わたしの目に写ったのは、ポケットからはみだしたその言葉。
お姉ちゃんには内緒にするのは、ちょっとだけ意地悪かな。
◆ ◆ ◆
あとで続かせてくだしー
待ってる
乙です。そして待ってます。
…いや待ってるだけじゃダメなのか。
頑張ってみようかな。
419 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 14:55:31.79 ID:yZiov8lH0
ほ
いいね
頑張れ
俺も受験生じゃなかったら書いてるんだが
421 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 16:23:27.63 ID:SIoIi2CQ0
>>420 そんなに焦らないで… 来年もあるから大丈夫だよ〜
。※※。 + 。※※。
/@´ `@. /@´ `@.
+ /゚从 ,ノjノヽハ /゚ l (itノヽヽlヽ +
//!ゝ({*゚ ヮ゚ノ!.ノ /!リ(l|*゚ ヮ゚ノi!.ノ
/ ⊂{ミ}fー@!{ミ}づ⊂{ミ}fー@!{ミ}づ
<_ /゚。介ヾ。 /゚。介ヾ。 +
`ー./,,゚,,。ノ,j,゚。,ゝー./,,゚,,。ノ,j,゚。,ゝ
w
424 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 18:05:53.53 ID:SOWwl+Go0
唯憂は世界を救う
かわいいい
426 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 18:51:38.74 ID:AGozusTS0
唯憂はいいな
427 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 18:58:04.20 ID:SIoIi2CQ0
>>423 ` ‐、__/: : : : : : : : : : : : : : : ヽ ヽ: : : : ` 、_
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ l: : < ̄
_/: : : : : /| : : : : : :`、: : : :i:丶: : : :ヽj: : : :ヽ,
/ ̄ ̄ /:ィ: :l: : :/ .|ト: : l、: : : :`: : : : i: : :,: : : } }: : iV
/: : : : : : : : ' {: /|: :/. || i: :| 丶: :入: : : : i: : : : : lJ }:ノ
/: : : : : : : : : : : : :|:l :|: :|.,-‐リ }:.リ 丶: lヽ: : : :i: : : : :.|--‐'~ヽ,_
/:, : :|: : : : l: : :、: : : : V:.|: :| |/ --`i 丶: :i:| ヽ:, - ' ̄ )ヽ
::/: : .:|: : : : ト: : 丶: : : :|: ヽ:| __ イニミ }:./ ノ - ─ ' ̄` }
|:i: : : :.|: : : : :|_ヽ: :丶: : i: : :、| ェ=≡ """ レ- ' ̄ _ !、 もちろん
|: i: : : :| |: : : :| ヽ 、:丶: `´ヘ:ヽ""" ' /-~  ̄ ̄ \ {
:: :.i===|-l:.ト: : | ヽ_ヽヽ: : :ト:| ヽ ( ̄7 / `.V
. | : :i===| レ丶.:| ” し ハ} |V: : | ` _  ̄/-‐ 、 ヽ
|: : :i: : : :| ,▽` 弋_ノ |: : : |' : : : : / ヽ 丶
|: : :レ'}: : ト.{弋 ハ "".}: : :/: : :./ ヽ ヽ
.}: : : : :ヽ: l:.ヽ. ィ,, 、 i: : /~ 丶}
||ヽ| : : : :`': : ヘ マ フ {: / / 丶, 受験の事だよー
.|八:l: : : : : : : : : :. 、 _ / / _ ヽ
.| |: : : :./|: : : : : ト、:{;.;.;.;./ {、ヽ'`ヽ、, / ̄;,;,; ̄;.;~ ー '  ̄ - |
丶 .|: : : { 丶: :l: : :| ;ヽ.;.;/ {`/;.;.;.;.;.;ヽ、;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.i.;.;\ ~` - |
|: :l`:_' {ァ丶ト、:ヽ;.;.;/ r/;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.l;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;i;.;.;.;.丶. |
ヽゝ ヽニ !-'、;.}、 /ー^l/;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;i;.;.;.;.;.;.;.;;.;.;i;.;.;.;.;.;.ヽ ト、
i |丶,U};.;/ `-´~;.;.;.;.;.|\;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.i;.;.;.;.;.;.;.;.;i.;.;.;.;.;.;.;.;l l ヽ
トー /;.;ヽ /、l};.;.;.;.;.;.|. . |\;.;.;.;.;.;.;.;.;l;.;.;.;.;.;.;.i;.;.;.;.;.;.;.;.;.| }
受験勉強は来年頑張ろ?
428 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 19:11:51.84 ID:bxEIBpul0
oi
、. . _ |:、
,.-.-.`: :ヽ::ヽ. . . . . . . . . .
-、: : : : :,: :゛!´: : : : : : : : : : : : : . .
/: : :./: : : >´: : : : : : /: : : : : : : .ヽ
iri: :/{: |: : :/: /: : : : :/: : : /: ,、: : : : : :ヽ
V: : : l: :/:/l: : : : :/l: : :/: :/ l: : : : : :i: :ヽ
. !: : : : !:! /:l -―/‐トi :/: :/ !: !: : : :l: : l: .
|: : : : : l//! : : / .lハ !: / LlL:i: : :l: : !: :l
. l: : /`!/ l: : /__ | `l:/ .|/ ! !:ヽj: : l:l l
. Vj ´` |l ゝ"⌒ヽ l' .l' ! !: :/ : /:ハl 私は今年頑張るけどね〜
. `;{、(_ ゛ -j___!'|:/!: :// l
ヽヽ / / / ゛ ̄`i /!:/
_ . .く:::ヽ ///'/ '゛
/:::::::::::ヾ:ヽ、. _ ;
. /::::::::::::::::::::::>;{ヽ. ゝ_  ̄ノ ノ:..、_
. j::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>==::::::::::::::::7:::::::::::::::::::::::ハ_
,{::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>=ニ、:::::::::::::::::::::::::::::/ ̄ 、
/:::\:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ , i  ̄V:::::::::::::::::::/ }
430 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/29(水) 20:43:46.02 ID:bxEIBpul0
おい
/: : / /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
: : : / /: : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : \
7 : { / : : : : /: : : : : : : : : : : ノ: :/: : : : : : ヽ
: : : Y :{: : : : : :/: : : : : : : :/| : /|i: : : : : : \
: : ハ{: :ハ : :/ :/ : : : : : /⌒ l / |:ト、 : : : ヽ:ト\
: ||V: : V: :/ : : : :/ 、 〃 ‖`'; :ヽ : ':!
ヘ U : : :/ィ" : : /、アΤ}ヽ/ | : : l : :|
ヽ ハ/ { : /{ ん ィ/ ィぅ、 | : |: : |
{ ∨ ゞ‐'′ んハ} 〉 l : ハ: :| だって、浪人しちゃうとお姉ちゃんと一緒に大学いける期間が
ヽ._ "" ゞ '′ / :/ V 一年減っちゃうんだよ?
人 ' "" イ/
, -_jヽ. {⌒ン /
__.ノ: . ヾ \ `´ ,. ′
ィ<: . . : . . : ヽ ` ーr< // `丶、
´- 、 ヽ\. : . . : ヽ /| : . \// `丶、
\\\: . . : ヽ-ー┤. : .}// `丶、
\\\: . . ヽ二l . : // /
\\\. : .', l_:_// /
i \\\ / -、`Y /
\ l } \ヽ/´-‐ 、 }J /)、
l / / ⌒ヽ )′ (´.ィ′
受験生多いんだね
息抜きに頑張って
頑張れ〜
正直な話、憂ちゃんはニッコマ無勉MARCH三ヶ月早慶半年を普通に出来そうだから困る
そもそも唯ちゃんも憂ちゃんも天才型だから一年勉強すれば東大すら簡単に入っちゃいそうだ