俺「ストライクウィッチーズ?」

このエントリーをはてなブックマークに追加
1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
ストパンの世界に俺をいれてイチャイチャしようずwwwwwwwwwwwwww
っていうスレ
                                  ____
                               '"´         `丶、
                            /                \
                            /     /     \       \
                          /   ,  /       }    ヽ  ヽ ヽ
                            /   / /     .:j: ∧:...   ヽ|   l ',    妄想を垂れ流すも良し、
                        |   │/|     .:::/:/ ヽ:..   |   l::│    初SSにチャレンジするも良し
                        l /   |/│ | .://:/´ ゙̄「|\ |   |::│    そこのキミも書いてみよー!
                         |'     |/|⌒!.:/  j/  ,__j/_ ∨   |::::|
                         |    ´| l八 |/     '" ̄`ヾ }   :|/:j     私がヒロインのSSも絶賛募集中だよ!
                         | l    |、x==ミ       xxxx ,  .::::j::/
                         | l   小 xxx  '        /  .:::::::/                 __
                         |ハ    l:ム    rァ   ´}   /.:: .::::::,'                   /´: : :
ーァ'⌒>ー/^>――-  ,,_         |ハ.  |::人    ゝ  _ノ  ∠/ :::/:/          __,,  -─'´: : : : :
ン  ,/: : :|: : : : : : : : : : : : : 〈>―- ,,__  ヽ:{\ {::::jV丶、_       イ.::::/|/      xヘ/`'´: : : : : :/: : : : : : :
  __〈: : : :|,: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :>‐-ヘ ∨j/⌒\_>r-<__|∠.__,,...イ⌒>': : :/: : : : : : : :/ : : : : : : : :
  人: : :{.: : : : : : : : : : : : : : :\.: : : : : : : : : : :.:〈 ̄{ : :く__/ : 〈 `不{   /: : : |‐─1: /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
__ ノ └‐ヘ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : '; : : :/: : : :∨ }}∧_/: : : : !: :l: :|: : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : :_:__
      ` ー──-- 、: : : : : : : \: : : : : : : : : :'; : : :∨: : : : : 〉{{r<: : : : : : :|: :j: :|: : : :/: : : : : : : : : : :>'"´ ̄  
              `  ̄ ̄ ̄ `\ : : : : : : : : : ∨| : : /l| ̄l: : :\ : : : : |: ノ: :!: : : : : : : : : :>'"´

まとめWiki
http://www16.atwiki.jp/vip_witches/
前スレ
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1292238740

2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 09:43:02.98 ID:9znL5wnGP
>>1
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 09:43:15.04 ID:Bz0N3Fvr0
   ○○○
  ○ ・ω・ ○ がおー
   ○○○
  .c(,_uuノ

              ○。  ○
    ミハックシュ   ○    o   ○
    ミ `д´∵° 。 o ○
  .c(,_uuノ  ○ ○   ○


          >>1  ○○○○
                 ○
    ∧∧         ○
    ( ・ω・)       ○    ○
  .c(,_uuノ      ○○○○○
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 09:43:43.45 ID:MQJYM4Fn0
AAでかすぎた
今考えたら下の文をEMTの横にもってくるか、>>2に書き込めば済む話だった
5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 09:46:21.22 ID:KDLsi3KC0
6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 09:46:53.13 ID:V+J3vs0tO
可愛いからいいじゃない

7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 09:47:13.44 ID:KDLsi3KC0
>>4
正直すまんかった
8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 09:49:25.66 ID:9Lw8rDU50
        |ト、   .-y=====┐..    イ!
        || >:':.:/      ヽ.:`く ||
        |レ'.:.:ノ   ̄ ̄ ̄ \:.:ヽ!!
       /_/      ∞    \ ',
      [___________]
       l.:/ .:.:.,'.:.:..:l/‐-/  l.:/ -',.:.:.:.:,
      V.:.>‐l .:.:>ちホ:::::::::::/ちホV.:.:.', 
     ,.:'.:.:.{  |.:./{ ト-j:::::::::::::::ト‐j l∧.:.'、
.    ∠イ',八__|/_  `´      `´ ハ.∧.:.\
         )ハ::\  'ー=-'  ノ    ̄ 
            Vl:::〕  r≦
           ,x<:::::::<    ヽ:::`x
        / \ヽ:::\___}::://ヽ

  _________[][] __| ̄|____[][]__
 |_____  |  |__  __|   \ \ r‐┐
      / /   _ |  |_        ̄ / /
  __/ く_   / / |  |\ \  __/ /
 |___/\_|   ̄   |_|    ̄  |__/
9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 10:01:03.61 ID:4zFLRGwuP
>>8
このAAがストパンを表しすぎてていつ見ても笑える
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 10:17:27.90 ID:qW5CFSYEO
俺も
いつかこの芳佳でSS書いてみたい。ホラー系淫獣無双とか

>>1乙
11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 10:36:19.76 ID:ex1rmk5K0
今から書くとか予約とかあるのかしら?
無ければ投下しちゃうのデスガ…
12悪運な俺:2010/12/16(木) 10:50:03.09 ID:ex1rmk5K0
た、多分大丈夫だよね! イキマス スイマセンorz

一応大まかなアラスジデス
多分9スレも前の 俺「ストライクウィッチーズなの!」の>>346から続き
最新のをwikiに乗せてますが一応トビトビだったので

--------生き残ったらバルクホルン中尉、結婚してください、指輪も良いの準備しますから--------

パ・ド・カレー撤退戦で戦時中行方不明だった俺はジェットストライカーのお詫びと新型ストライカー『ロータリーストライカー』のテストを兼ねて
配属され、バルクホルンに亡霊と勘違いされる
俺が一方的に約束していた結婚の話を出会いがしらに持ちかけるもバルクホルンの態度を見て無理に結婚を持ちかけるのも気が引けたので俺は
その話を白紙に戻してしまう

その後、ノイエ・カールスラントからウルスラ・ハルトマンがストライカー研究と整備の為に501に配属
ウルスラは俺と面識があり2度にわたる撃墜から救った俺にとっての『幸運の女神』だった

その後なんやかんや(シャーリーを股間の前に座らせたり、過去に泣くウルスラを抱きしめたり、エーリカと裸で抱き合ったり、風呂でバルクホルンの胸に挟まったり)あった

人類の反抗作戦『オペレーションマルス』に単独大和に乗り込み、501メンバーに不安を与えながらも
俺はウルスラとガリア撃墜時に助けられた少女の姿をした手のひらサイズの人型ネウロイに支えられ、バルクホルンはシャーリーやエーリカに支えられ
ネウロイが奪取した『ウォーロックツヴァイβ』の乱入もあったがこれを俺は人型ネウロイの強力の元撃破し、ヴェネツィア上空のネウロイの巣も撃破し作戦は無事とはいえないが終了した

怪我だらけやまわり道をし、出会った過去を思い出しながら、俺とバルクホルンは月明かりでうっすらと照らされた医務室で互いの体を重ね
そして501統合戦闘航空団の基地で結婚式を挙げ、戦友たちに祝福されながら二人は家族になった
それからのお話
13悪運な俺:2010/12/16(木) 10:51:52.56 ID:ex1rmk5K0
1945年8月中旬 ヴェネツィア上空のネウロイが完全消滅してから1ヶ月半経過後
ノイエ・カールスラント 技術省所属研究所

 第501統合戦闘航空団『ストライクウィッチーズ』が解散してから約半月、俺はノイエ・カールスラントから帰国命令が下り
元の所属していたカールスラント技術省にウルスラと共に戻っていた

俺「うー…ウーシュ様…そろそろお恵みを…」

ウルスラ「駄目です、次はこの問題を…」

 俺はトゥルーデと本当の結婚をしてから半月
その間に俺にはカールスラントのお偉いさんから様々な命令を受けた

俺「そろそろシャバの空気を吸いたいです先生…」

ウルスラ「そういえば今日で拘束は終わりでしたっけか」

俺「そのはず…」

 まずその一つが、先の単独での極秘裏な扶桑艦大和の護衛の件
守秘義務があったのにも関わらずロマーニャの新聞にデカデカと俺の姿が
取り上げられておりその守秘義務が守られなかった為に刑罰としてノイエ・カールスラントに帰国後
すぐさま研究所に軟禁状態にするという命令が下っていた

ウルスラ「私はこのままでも良いのですが」

俺「やめて!ここ(研究所)は葉巻が吸えないから結構きついノ…」

ウルスラ「やめないんですか?」
14悪運な俺 :2010/12/16(木) 10:53:10.20 ID:ex1rmk5K0
俺「ん〜…本数は減らしたんだけどねぇ、やっぱりたまに吸いたくなるんだ」

ウルスラ「そう聞くと何か贅沢な食べ物に聞こえますね」

俺「実際は苦いんだけどな〜、苦いけど旨い」

ウルスラ「非合理的ですね…あ、そこ間違ってますよ?」

俺「あ…またかよ…この問題難しくないか…」

ウルスラ「仕官試験なんてそういう物ですよ、全て終わらないと帰れませんよ?」

 ノイエ・カールスラントに帰国しての二つ目の命令は『士官試験』を受けよとの事だった

俺「あ゛〜…なんでこんな事しなくちゃならないんだよ〜…」

ウルスラ「不貞腐れないでください、俺『大尉』?」

俺「俺はまだ中尉だ…はぁ〜…軍のメンツがあるのは分かるけど勝手に大尉昇進を押し付ける代わりに試験を受けろってのもなぁ」

ウルスラ「試験を受けていないのに中尉なのが異例なんですよ」
15悪運な俺 〜ウィッチ達のそれから〜:2010/12/16(木) 10:54:23.38 ID:ex1rmk5K0
 俺の階級は中尉だが仕官試験や教育は全く受けていなかった
だが『パ・ド・カレー撤退戦』の時に戦時中行方不明扱いで軍曹から准将へ特進、しかも俺が生きてることが発覚した為
しばらくノイエ・カールスラントに身を隠してもらう代わりに特務少尉に昇進
その後はガリアへの臨時航空部隊への応援に行って再び撃墜…そこで中尉になっており、俺の昇進は全て『特進』だった

 そしてこの間の『ダイナモ作戦』のおり、守秘義務どころか新聞に取り上げられロマーニャでは英雄扱い
ばれてしまっては仕方が無いとばかりに俺に仕官試験を受けよとの辞令とカールスラントのお偉いさんの推薦状が届いたのだ
仕官試験合格後は即大尉に昇進するって命令に近い内容と一緒に…流石にこれ以上の異例の特進は無しみたいだ

ウルスラ「この問題が終わったら今日は終わりにしましょう、バルクホルンさんが待ってますよ?」

俺「ん?トゥルーデはたしかカールスラントの前線に居るんじゃ…」

ウルスラ「休暇を取ってこちらに来ているみたいです、一昨日お会いしました 今日も俺さんの借家に居るみたいですよ」

俺「ナンダッテ…そう言われちゃ早く帰らないと、カールスラントの規律の問題をクリアしなければ…!」
16悪運な俺 〜ウィッチ達のそれから〜:2010/12/16(木) 10:55:48.24 ID:ex1rmk5K0
ノイエ・カールスラント領内 技術省所属開発室付近 俺の家

俺「ただいまー」

バルクホルン「おかえり、遅かったな俺」

 俺の家は開発室付近に隣接しており、501のように基地内にあるのではなく基地外の本当の借家で家というよりは
アパートに近い物であり部屋の数も少ない
 開発室にも寝泊りをする場所はあるが俺はウィッチという事で扱いに今まで困っていたが既婚者になったことで
基地外の借家に住む許可が出ている

俺「悪い悪い、士官試験の問題が結構難しくてな…」

バルクホルン「全く、そこまで難しい問題があったか?カールスラント軍人として過ごしていれば当たり前な…」

俺「ま、まぁトゥルーデやミーナ中佐の偉大さが今になって身に沁みてるよ」

ウルスラ「私も士官試験はクリアしてるんですよ? あ、お邪魔します」

バルクホルン「来たかウルスラ、上がってくれ」

ウルスラ「はい、それとバルクホルンさんこれを…」

 俺と共にこの家に来たウルスラは茶色い紙袋のような物をトゥルーデに手渡す
その中身を確認するため紙袋に手を入れて本を2冊取り出しトゥルーデは少しだけ笑顔を見せる
17悪運な俺 〜ウィッチ達のそれから〜:2010/12/16(木) 10:57:10.85 ID:ex1rmk5K0
バルクホルン「ありがとう、助かるよ しかし二つも…ん?」

ウルスラ「バルクホルンさんの頼みですから、それともう一つは…」

 目的の本の他に重なっていたもう一つの本の表紙を確認したトゥルーデは顔を赤くして手を横に振る

バルクホルン「い!?い、言わんで良い! しかしこれは…いや…有難く頂こう」

 それだけ言ってトゥルーデは部屋の奥へと向かっていく

俺「何を渡したんだ?」

ウルスラ「『カールスラント式! 手料理百貨』ですよ?」

俺「もう一つもか?」

ウルスラ「それは秘密です」

俺「ぇー…」

ウルスラ(『カールスラント式! 子育て百貨』もずいぶん前に頼まれてましたが言わないほうが良いですよね)
18悪運な俺 〜ウィッチ達のそれから〜:2010/12/16(木) 10:58:22.12 ID:ex1rmk5K0
 家というより部屋といって良いほどの部屋の中に入ると良い臭いが俺の鼻をくすぐられ
誘われるようにキッチンへ足を向ける

俺「おお〜、なんか美味しそうな臭いがするぞ?」

シャーリー「お帰り〜、もうちょっとで完成みたいだからちょっと待ってろよ〜」

俺「シャーリー!?どうしてここへ…確かリベリオンに戻ったんじゃ」

シャーリー「ああ、戻ったよ。そこでバルクホルンから俺が昇進したって手紙を貰ってな 休暇も貰ったし祝いに来たんだよ
 本当は501の皆にも来て欲しかったけど私以外皆遠いからなー」

俺「ここ(ノイエ・カールスラント)はサウスリベリオンだからな〜仕方ないって…それとシャーリー、俺まだ中尉なんだけど…」

シャーリー「細かい事言うなって! 仕官試験って言っても推薦状があるから形式的なもんなんだろ?」

俺「流石に酷い状態だったら推薦状あっても落とされると思うが…」

シャーリー「なーに、ウルスラと一緒に勉強してれば大丈夫だって ほら、リビングで待ってなって」

俺「りょーかい、ワインでも準備して待ってるよ」

 俺はシャーリーにキッチンから追い出され、キッチンの隣の部屋であるリビングで料理にも使う為に取っていたワインを取り出して
四角いテーブルに準備して、先に座っていたウルスラの右隣の椅子に座る
 
ウルスラ「バルクホルンさんもイエーガー大尉も俺さんが今日軟禁が解かれると聞いてやってきたみたいですね」
19悪運な俺 〜ウィッチ達のそれから〜:2010/12/16(木) 10:59:31.02 ID:ex1rmk5K0
俺「ありがたい事だけど、大丈夫なのかねぇ…どっちもエースなんだから軍を放って置いて」

ウルスラ「そこは大丈夫だと思いますよ?」

俺「どうしてだ?」

ウルスラ「俺さんが軟禁されている間にカールスラント奪還に向けて大規模な作戦が現在準備されていますので前線問わずウィッチの
 皆さんは交代で休暇を与えられているらしいです」

俺「…ついにカールスラント奪還か」

ウルスラ「そうですね、カールスラントの西のガリア、南のヴェネツィアを開放しましたからね 攻め入る準備が整ってきたと言えます」

俺(それでも北にある故郷、カイザーベルクは…遠いな)

ウルスラ「…カールスラントを奪還すればカイザーベルクも開放されますから大丈夫ですよ?」

俺「うぉ!?心が読まれた…」

 行き成り心を見透かされたような台詞に俺は驚いたがウルスラはくすくすと笑いながら続ける

ウルスラ「そんな暗い顔をしていたら誰でも解ります、今日は俺さんの昇進祝いなんですし笑っていたほうが良いですよ」

俺「笑うって言ってもなぁ…」

バルクホルン「今日位なら腑抜けた笑顔でも構わんぞ俺?」

俺「ぬぉお…複雑な気分になる台詞だなトゥルーデ」
20悪運な俺 〜ウィッチ達のそれから〜:2010/12/16(木) 11:01:17.17 ID:ex1rmk5K0
シャーリー「あっはっはっは、難しい事を考えないで笑えって事なんだよ なあバルクホルン?」

バルクホルン「そ、そうとも言うな」

 リベリオンの赤い軍服を着たシャーリーと緑の服を着て、首にはチェーンに通された螺旋模様の入ったシルバーリングと薬指に結婚指輪をつけたトゥルーデが
大量のフライドポテトと豚肉を長時間香辛料と共に煮込んだアイスバインを持ってキッチンから出てきて料理をテーブルに並べていく

俺「おお〜、旨そうだな…アイスバインなんて久し振りに食べるかも」

バルクホルン「そうなのか?」

俺「普段は軍から支給される豆とか米だったし、501では扶桑料理とかが主だったからなぁ」

シャーリー「これ作ってるところみたけど結構時間かかるみたいだしな〜」

ウルスラ「アイスバインはカールスラントでの家庭料理ですが下準備に時間がかかりますからね」
21悪運な俺 〜ウィッチ達のそれから〜:2010/12/16(木) 11:12:28.14 ID:ex1rmk5K0
俺「そうなのか…旨い物ほど手が掛かる物なんだなぁ トゥルーデの愛情を感じるよ」

 俺の言葉にトゥルーデは少しだけ頬を赤らめて取り皿を配り始める

バルクホルン「そういう事は食べてから言うんだな、勿論愛情も…」///

シャーリー「おいおい、惚気るなら二人だけの時にしてくれよ〜 こっちまで恥ずかしくなるぜ」

俺「あ、ああ…悪い悪い、それじゃあワインを空けてっと…」

バルクホルン「あ、おい俺、私達は未成年だz」

シャーリー「硬い事言うなって、今日は特別なんだから無礼講と行こうぜ〜」

ウルスラ「私もその意見に賛成ですね」

バルクホルン「う、ウルスラまでそう言うのなら仕方ないな…今日だけだからな!」

シャーリー「はいよ、それじゃあかんぱ〜い!」
22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 11:15:12.28 ID:8D1TqUcCQ
悪運キターーー!!
支援
23悪運な俺 〜ウィッチ達のそれから〜:2010/12/16(木) 11:19:41.74 ID:ex1rmk5K0
俺の昇進祝いの乾杯から数時間後

シャーリー「…む〜ん」zzz

バルクホルン「シャーリー…床で寝るな服が汚れるぞ?」

シャーリー「や〜ら〜…」

 ワインを3本も空けた席の中でシャーリーはすっかり出来上がっており、床に寝転がって今にも寝そうな状態だった
バルクホルンとウルスラも酒が入ってる為か顔は赤いが量は少なかった為か一応自我を保っている

俺「昨日もこんな調子だったのか?」

バルクホルン「いや、酒が入ったからだろう 昨日はまともだったのに…」

シャーリー「ん〜ん…」zzz

 甘ったるい声を上げながらシャーリーはすっかり眠ってしまった

俺「今日はこんな所で良いだろ?寝かせよう」

バルクホルン「しょうがない奴だな…」
24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 11:23:36.85 ID:AgEoCCgUO
支援
>>15の軍曹から准将は間違いだよな?
25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 11:25:24.44 ID:jhPlP3b00
>>24
准尉に脳内変換でおk
26悪運な俺 〜ウィッチ達のそれから〜:2010/12/16(木) 11:26:02.79 ID:ex1rmk5K0
ウルスラ「それでは私はこれで失礼しますね」

バルクホルン「泊まっていかないのか?」

ウルスラ「これ以上人が増えると俺さんの寝る所が無くなっちゃいそうですし」

バルクホルン「しかしだな…もう遅いから泊まっていっても」

ウルスラ「大丈夫ですよ、開発省はすぐ近くですから それでは…」

俺「送っていこうか?」

ウルスラ「え…でも…」

バルクホルン「そうしてもらえ、いくらウィッチと言えど夜道は危険だ」

ウルスラ「…わかりました、俺さんお願いします」

俺「了解だ、まかせとけ〜」
27悪運な俺 〜ウィッチ達のそれから〜:2010/12/16(木) 11:30:55.79 ID:ex1rmk5K0
ノイエカールスラント 夜

 俺とウルスラは並んで電灯が並んでいる開発省までの夜道を歩いていた

ウルスラ「俺さんは幸せですね」

俺「ん?何がだ?」

ウルスラ「昇進をあんなに祝ってくれる人が居て…」

俺「確かに幸せだな、でもウーシュにも居るだろ?両親とかエーリカとか…」

ウルスラ「俺さんも喜びますか?」

俺「勿論だ、ずっと一緒に…数年も一緒に過ごした仲間の昇進を喜べないはずがないだろ?」

ウルスラ「そうですか…」

 ウルスラはそう答えて少しだけ二人は沈黙する

俺「ありがとうな、ウーシュ」

ウルスラ「何がですか?」

俺「仕官試験の勉強見てもらったり、撃墜された時に世話してもらったり…その、今まで色々と」

ウルスラ「その時私に出来る事をしたまでですよ」

俺「それでも助かったし、今の俺があるのはウーシュのお陰だ」
28悪運な俺 〜ウィッチ達のそれから〜:2010/12/16(木) 11:36:41.02 ID:ex1rmk5K0
ウルスラ「その言葉、私にとっても言えるんですよ? 今こうやって話したり過ごしているのも俺さんのお陰なんですよ」

俺「そ、そうなのか…?」

ウルスラ「ええ、昔からは考えられない位の成長ですよ、褒めてくれますか?」

俺「お、おおう…偉いぞウーシュ」スッ…

 俺の顔を眼鏡越しに真っ直ぐ見つめるウルスラの瞳に催促されるように俺の右手が癖のようにウルスラの頭に伸びそうになる
だが俺は彼女の頭を今まで通り撫でて良いのか迷い、右手が少しだけ上がった所でピクッっと体を震わせて止まる

ウルスラ「…」

 俺の右手が止まった事を確認したのかウルスラは寂しそうな目になり俺と視線を外す 
その表情を見て、止まっていた手を再び上げて彼女の頭に手を載せて優しく撫でる

ウルスラ「あ…」

俺「…悪い、ちょっと迷っちまった」ナデナデ

ウルスラ「撫でなくても、良いんですよ…?」

俺「俺がそうしたいからしたんだ」

 ポンポンと優しく彼女の頭に手のひらを乗せて『終わり』の合図を送り、手を離すと
ウルスラの瞳は寂しそうなものからとても嬉しそうな瞳に変わり
彼女は初めて俺に涙を見せた時のようにはにかんだ笑顔を見せた
29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 11:40:44.75 ID:4zFLRGwuP
>>10
闇芳佳なら前あったな
30悪運な俺 〜ウィッチ達のそれから〜:2010/12/16(木) 11:41:20.52 ID:ex1rmk5K0
ウルスラ「俺さん?」

俺「なんだ?おかわり要求なら高くつく…」

ウルスラ「婚約者は一人ですけど愛人なら大丈夫らしいですよ」

俺「ぶっ!?あ、愛人!?そんな言葉どこから…」

ウルスラ「はい、この『カールスラント式!愛人百貨』に載って…」

 軍服のポケットから取り出した、今までの『カールスラント式!』より小さく軍服のポケットに収まるほどの大きさの
本を取り出して俺に見せる
 俺はその表紙を見ながらため息をつく

俺「なぁ…前々から思ってたけどそのカールスラント式ってやっぱ怪し…ん?」

 『カールスラント式!愛人百貨』の表紙には著者の名前が書かれているがその横に見知った名前がある
著者:ユウメイ・ジーン 編集:ウルスラ・ハルトマン

俺「…これウーシュが編集したの?」

ウルスラ「はい、最近になって本を書く側にもなったので息抜きの過程で編集させて頂きました とても勉強になりますね」

俺「そ、そうか…そうか…」

ウルスラ「子供もまだのようですし、私で良ければ…」

俺「ストップ、ストップーーー!話が飛躍してますウルスラ先生!確かに子供はまだだけど…」
31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 11:41:55.42 ID:V+J3vs0tO
支援
>>29kwsk
32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 11:43:51.06 ID:/2/ku/vh0
くそ、もげるかインフル発症して発熱で種なしになっちまえ支援
33悪運な俺 〜ウィッチ達のそれから〜:2010/12/16(木) 11:48:04.50 ID:ex1rmk5K0
 結婚という最大の幸せを手にした俺は幸運のストックを全て使ってしまったのかトゥルーデの間には未だ子供は授からなかった
 結ばれてから一ヶ月とあればまだまだなのだろうが、最初に彼女の月ものが来た時は真剣に打ち明けられたっけ…

 子作りをしたのに子供を授かれなかったと本気で落ち込んでた、いつも厳格なトゥルーデとは違ってなお愛おしいかったけど
流石に意地悪するのは気が引けた為、人間は元々妊娠しにくい体質なんだという事、子作りは定期的にしないといけない事を教えると
彼女はすぐに元気になったが、これは神様が与えてくれたチャンスなんだといって結局それ以降トゥルーデが20歳になるまで
彼女を求めるのは禁止になってしまった

ウルスラ「私では不満ですか?」

俺「う…不満という事じゃなくてだな…」

 下から顔を覗かせるのは反則だ…

ウルスラ「私ならいつでも…いざとなれば寝ている間に全て終わりますよ?」

 そう言われ、俺は瞬間的に頭にお腹をぽっこり膨らませてほっこりと笑いながらそのお腹を撫でているウルスラのイメージを思い浮かべ
その父親は…と考え始めた辺りから首を左右に振って考えを強制中断させる

俺「怖い事言わないでくれ…はぁ…」

 俺はトゥルーデとの間に子供が出来る頃には一悶着あるかもしれないと
今までの経験で予感しながらため息を付いた

ウルスラ「ふふふ…半分冗談ですよ、でも」

俺「半分って…」

 ウルスラは少しだけ俺の前に出て俺へ振り向く
34悪運な俺 〜ウィッチ達のそれから〜:2010/12/16(木) 11:52:30.93 ID:ex1rmk5K0
ウルスラ「私はまだ俺さんの事、好きですよ?これから5年、10年先も」

俺「ん…むぅ…面と向かって言われると何も言い返せないな…」

ウルスラ「こう言って拒絶しない俺さんも好きなんだと思います、いつか聞かせてください」

俺「何をだ?」

ウルスラ「誰かを好きだったからではなくて、純粋に私を俺さんがどう思ってるのか…私がお墓に入る前までにで良いですので」

俺「気の長い話だな」

ウルスラ「それまで、今まで通りに接してくださいね? この辺で良いですので 見送りありがとうござました」

 俺が慌てふためいている間に気がついたら開発省の門のすぐ近く、衛兵が見えるところまで来ていた

俺「ああ、了解だ 気をつけて帰るんだぞ?」

 その言葉にウルスラは肯定して俺に背中を向けて歩いていく

 もし何かが違っていれば俺はウルスラとどうなっていただろう
俺は彼女の願いに対して少しだけそう考えて、小さくなってゆく軍服の上から白衣を着た女神様の背中を見つめる

俺「嫌いな訳ないだろ…ウーシュ、ごめんな、そしてありがとう」

 何年もの間一緒に居た相棒の背中に聞こえないほど小さな声で俺は感謝し、開発省を後にして自宅へ向かった
35悪運な俺 〜ウィッチ達のそれから〜:2010/12/16(木) 11:56:17.04 ID:ex1rmk5K0
俺の自宅 夜

俺「ただいまーっと」

バルクホルン「おかえり、俺」

俺「待ってたのか…もう遅いから寝ても良かったのに」

バルクホルン「家族を待つのは当然だろう?」

俺「家族…か」

 6年以上前に突然この世界に飛ばされ、突然として失った家族
元の世界に帰る方法も無く、飛ばされたどり着いた場所は既にネウロイの勢力圏内
生まれ育った故郷にも帰れなくなった俺に、家族と呼びかけてくれるトゥルーデに
心を温められすぎて少しにやけそうになる頬を頑張って引き締め、リビングに入って備え付けの椅子に座る

俺「家族といえば、クリスはどうだった?」

バルクホルン「クリスか?ここに来る前に面会してきたよ、入院しているというのに俺の事ばかり
 聞いてくるくらい元気だったよ」

俺「ノイエ・カールスラントの病院に移っても元気にしてそうで何よりだ」

バルクホルン「そろそろ退院出来るかもしれないな」

俺「その時までにカールスラントを奪還出来ると良いんだけどな」

バルクホルン「するさ、今だってカールスラント奪還の為に各国のウィッチが集まってきている
 その準備も今進んでいるんだからな」
36悪運な俺 〜ウィッチ達のそれから〜:2010/12/16(木) 11:59:51.10 ID:ex1rmk5K0
俺「大規模奪還作戦か…無理はするなよトゥルーデ?」

バルクホルン「それは私の台詞だな、俺は一人で無茶をするから困る」

俺「おいおい…あの時の約束忘れたのか?」

バルクホルン「あの時?」

俺「ヴェネツィア上空でさ、もう無理はしないって言っただろ? それに俺は大尉に昇進したら
 ロータリーストライカーの研究が待ってるんだ」

バルクホルン「『MRE−A01』か…」

俺「あれ、知ってたんだ ロータリーストライカーの名称」

バルクホルン「ウルスラから聞いたんだ、正式名称が決まったってな」

 俺がウーシュの助けを借りつつ作り上げてしまったロータリーストライカー
最初こそジェットが作れるんだからロータリーエンジンも作れるんじゃねって簡単な発想から始めたあのストライカーも
にわかの俺にはハードルが高かったが、俺を飛ばせるように…出力が高い事の優位性やエンジンの簡易性による小型化によって
余剰スペースに魔法力蓄積炉の搭載を可能にした事、その魔法力蓄積炉のお陰でストライカーオペレーションシステムが出力を減少
させずに動作させる事に成功した事…

 色んな偶然が重なって出来上がったあのストライカーもヴェネツィア上空でその使命を全うし、回収された後で
正式名称『MRE−A01』という名前が付けられた
 研究所に扶桑海軍から強い要望で実験機を試験飛行したいとの申し出があったから俺も大尉昇進後は
ウルスラと同じく研究所に後継機を開発する為に引きこもる事になりそうだ…
37悪運な俺 〜ウィッチ達のそれから〜:2010/12/16(木) 12:01:04.35 ID:ex1rmk5K0
俺「壊れてから名称を決められてもなぁ…」

バルクホルン「す、すまん…私が撃墜されたばっかりに」

俺「いや、良いんだよ トゥルーデを助けてくれたのもあのストライカーだしさ」

バルクホルン「そうか、ありがとう」

俺「どういたしまして…ってそれを俺が言えるのかはわからないけどw」

バルクホルン「お前の作ったストライカーだ、誇って良いぞ さて、私もそろそろ寝よう」

俺「一緒に寝るか?」

バルクホルン「だめだ、俺と一緒に寝ると何をされるかわからん」

俺「夫婦なのに警戒されてる…俺は悲しいぜ…」

 机にうな垂れるようにしてへこんだというアピールをする俺にトゥルーデは慌てて手を横に振る

バルクホルン「い、一緒に寝たくないという意味ではない!シャーリーも居る…だが」

俺「ん?」

バルクホルン「子を授かるのに抵抗があるわけでは無いんだ、ただ待ってほしい」

俺「分かってるよ、カールスラント奪還が目の前なんだ」
38悪運な俺 〜ウィッチ達のそれから〜:2010/12/16(木) 12:03:26.58 ID:ex1rmk5K0
バルクホルン「ああ、我がままを言ってすまない…もしカイザーベルクに戻ったら
 父上と母上に報告しよう 結婚した事、クリスの事、そして出来れば新しい家族の事を
 報告できるように」

 トゥルーデの言葉とその真剣な顔に俺は顔から火が吹き出そうなほど赤面する
恥ずかしい訳じゃなく嬉しすぎて…
 それを言葉で表しきれなくて椅子から立ち上がり座っていたトゥルーデの背後に回って
優しく彼女を両腕に包み込む

俺「そうだな、それまで無茶しないでやっていこう…トゥルーデ?」

バルクホルン「なんだ?」

俺「愛してるぞ」

バルクホルン「…私も愛してるぞ、俺 んっ…」

 6年前にこの世界に前触れなく飛ばされ、家族も友人もそして故郷も何もかも失った人生で最大の不幸
けどそれは、こうしてトゥルーデが、少し恥ずかしそう振り向く最愛の嫁が出来た幸福の始まりだったのかも知れない

 俺は多分これからも元の世界に帰る事は出来ないだろう、これだけ長い間この世界に居れば踏ん切りがつく…
それにこの世界に俺の家族が出来た
 だから…いや、とっくに決まっていたのかもしれない
これから何が起きようとこの笑顔を守る為に、
家族を守る為にこの世界で生き抜こうと改めて心に誓い、トゥルーデと優しく口付けを交わした

fin
39悪運な俺 〜ウィッチ達のそれから〜:2010/12/16(木) 12:05:02.39 ID:ex1rmk5K0
 これでこの物語のエピローグもおしまいになります、最初から読んでくれた人、途中から読んでくれた人
今さっき読んでくれた方々、いらっしゃったら読んでいただきありがとう御座いました
 半月くらい空けて何やってんだオレ…エスコンネタとか好き放題やって最後のマトメにしわ寄せが来るとはorz

 とりあえず長い…!長すぎる!(没ネタ含めてプロパティサイズ424kb、本編だけなら−125kbで299kb、ディスク上のサイズはこれの約2倍…)
短くするというスキルすらない知識も危ういにわかでストパンスレどころか2chにSSを書き込む事すら初めてで
処女作だったため誤字脱字から長い妄想、すいませんデシタorz

 悪運な俺は他の『俺』とは違ってとっても無個性でしたネ…
 そしてウィッチなのにとっても弱い!というのが一応特徴ですカネ…特に無双するような固有魔法も無く
腕もそこそこ、カールスラント空軍なのに撃墜数は40以下、いたって普通な俺を書きたいナーなんて意識しながら書いてました

 唯一チート並みな物があるとすれば、支えてくれる人や運があったって事ですネ
 ストパン1期でパ・ド・カレー撤退作戦の時期の詳細は書いてないですが実史通りだったら
1940年以降から1945年の間までウルスラさんに4〜5年もずっと支えられて何とか戦えるくらいに
なった…そのフラグを折るなんて…オレテルノカ?

ウルスラさん、よく喋りますが1945年ベース(2期)と俺の介入があったからという事でご容赦を…

 途中、半ハーレムじゃないかこれ…
なんて言われてましたがこの『俺』はお姉ちゃん一直線でしたが、その周り、支えてくれた
ウルスラさんやシャーリー、エーリカ達が居たからこそ色々助かったりして(書き手な面でも)
ある意味、彼女達もヒロインなんじゃないかなぁと言う意味では半ハーレムだったかもシレマセン
(お姉ちゃん、途中空気な時もあってゴメンネ、ゴメンネ)
40悪運な俺 〜ウィッチ達のそれから〜:2010/12/16(木) 12:06:02.72 ID:ex1rmk5K0
 ヒロインはお姉ちゃんでしたが、ある種のメインヒロインはウルスラさんでしたネ
 大きな目標を周りを見ずただ目指す『俺』、でも立ち止まって自分の辺りを見回せばそこにあるかもしれない
小さな幸せを見逃してしまう、その小さな幸せももし何かが違っていたら…なんて苦い経験は少なからずあるハズ…

 妄想、設定駄々流し!指摘ご指南支援感謝!
 それはではコレにて失礼させていただきますネ
 電波拾った時にはまたご厄介になるかもしれませんがその時はご容赦を…失礼しました〜


 追伸:18禁パートを投下した夜、持っていた痔が爆発して切痔になった
 何を言っているかわからねぇと思うが俺も何をされたのかわからねぇ…
 壁殴りとか空爆とかそんなちゃちなもんじゃねぇ…もっと恐ろしいダイレクトアタックを味わったぜ…

 あと准尉は脳内変換でおねがいしますorz

それでは〜ノシ〜
41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 12:14:36.23 ID:8D1TqUcCQ
乙ー!
42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 12:23:12.36 ID:sXxB2YT7O
乙…長い間お疲れ様でした、あなたの作品大好きでした
次の作品もお待ちしています

今日たしか20時から予約あったと思いますが、その後予約させていただきます
43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 12:45:47.45 ID:K/cGzfSn0
悪運さん乙です

また一つ楽しみにしていた作品が終わってしまった・・・
長い間本当にお疲れ様でした

で、次誰もいないなら保守がてら投下しようと思うんですが良いですか?
44以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 12:48:53.17 ID:V+J3vs0tO
乙乙
長い間お疲れ様ッス

じゃあ俺は>>42の次に予約させてもらいますね
45以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 12:51:14.90 ID:sXxB2YT7O
>>43
保守がてらなんて言わずにGO!!
読ませてください!!
46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 12:52:25.58 ID:V+J3vs0tO
>>43
支援は任せろー バリバリ
47ペルソナ 前スレ>>722から:2010/12/16(木) 12:54:11.54 ID:K/cGzfSn0
超簡単にあらすじ
風邪を引き寝込んだ「俺」は夢の中で別の世界へと飛ばされる
そこで宮藤博士と接触。彼は博士と世界を取り戻すと約束し分かれる。
その後現われた正義をのアルカナを持つネウロイを退け、残すアルカナネウロイも後1体となった。

ミリ知識全くないから軍事関係の記述(連合国軍とか)については目を瞑っていただきたいです
いつも通りオカン級の寛容さでおねがいします

以下本編です
48ペルソナ:2010/12/16(木) 12:56:00.51 ID:K/cGzfSn0
Episode11 『刑死者』

---連合国軍本部:応接室---

ミーナ「失礼します。」

司令「まあそう肩を張らずに・・・かけたまえ、ミーナ中佐。」

ミーナは連合国軍の総司令部から呼び出しを受け出張していた。

今回のこのカールスラント奪還にあたり、世界中の協力を仰ごうと考えたカールスラント皇帝が新たに連合国軍の結成を宣言。

狙い通り、カールスラントを中心に世界中の殆どの国が加盟した。

今ミーナの向かい側に座っている男は、皇帝から直接信任を受けた連合国軍の総司令官。

現在第501統合戦闘航空団はこの連合国軍の指揮下に置かれている。

そのため彼が今回の501の上層部の人間。

と言っても忙しすぎて部隊の運営は完全にミーナに任せきりなのだが・・・

司令「先日のアルカナネウロイの一件、ご苦労だった。君たちが無事で何よりだ。」

ミーナは度々上層部へアルカナネウロイについての報告をしていた。

故に司令もアルカナネウロイについてはそれなりに知っていた。

司令「それで、アルカナネウロイの残りは?」
49ペルソナ:2010/12/16(木) 12:57:00.52 ID:K/cGzfSn0
ミーナ「おそらく、あと1体かと・・・」

司令「そうか・・・俄かには信じがたいが、それを倒せばネウロイは消えると・・・」

ミーナ「確信は出来ません。以前接触した『グレゴリ』と名乗る2人組みはそう言っていましたが・・・」

司令「なるほど・・・しかし、それがもし本当なら次回の満月の晩が最終決戦となるな・・・」

ミーナ「ええ・・・」

司令「そこでミーナ中佐。君に提案がある。」

ミーナ「・・・なんでしょう?」

司令「次回の決戦にあたり、君の部隊に『もう一度』彼女を投入してもらいたいと思う。決戦となるなら、彼女の力は大いに役立つはずだ。」

ミーナ「もう一度・・・?」

司令「入りたまえ。」

ガチャ…

ミーナ「あなたは・・・!」
50ペルソナ:2010/12/16(木) 12:58:57.06 ID:K/cGzfSn0
---ブリーフィングルーム---

エーリカ「ゲッ・・・」

ゲルト「なぜまたあいつが・・・」

ミーナ「という訳で、次回の満月の作戦のために投入されたハンナ・ユスティーナ・マルセイユ大尉です。」

ハンナ「またよろしくな、子猫ちゃんたち。」

ミーナ「彼女は以前の私たちの作戦に参加したことがあるから、皆さんもよく知っているでしょう。」

ハンナが不意に俺へと視線を向ける。

ハンナ「ん?お前、どこかで・・・」

俺「?」

彼女は眉間に手を当て、少し考える。そして・・・

ハンナ「・・・!!思い出した!お前、『銀獅子』だな!!」

芳佳「銀・・・獅子・・・?」

俺「は?銀獅子?」

ハンナ「恍けるな!お前の顔はよく覚えているぞ!」

俺「は・・・はぁ・・・」
ハンナ「あの時のこと・・・忘れるものか・・・!!」

――――――――――
――――――――
――――――
1942年10月

---アフリカ上空---

――あれは不気味なほど巨大な満月が輝く夜だった・・・―――

ドガァァァァァァァン!!

ハンナ「うあああぁぁ!!」

ライーサ「ティナ!!」

――私は墜ちていた・・・――

―――私の大切な戦友の・・・使い魔が、死んでしまった・・・――

――――受領したばかりのストライカーは炎上し、煙が出ていた――――

――正直このときは死を覚悟した・・・上からはネウロイも迫って今にもビームを放とうとしていた――――

――――そんな時だった・・・――――――――

?「はぁッ!!」シュイン!

――――上から何かがやってきた――ウィッチだ――しかもよく見ると男だった――
52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 13:05:06.52 ID:V+J3vs0tO
しーえん
53ペルソナ 過去勝手に改変してすみません:2010/12/16(木) 13:05:48.17 ID:K/cGzfSn0
――――――そいつはネウロイを持っている刀で一撃で葬った――――

?「オルフェウス!!」

――そしてそいつはストライカーの速度を上げ、落ちる私へと手を伸ばす――――

?「間にあえッ・・・!!」

――――縋る思いで私も手を伸ばした――死ぬのが・・・怖かった・・・――――――

パシッ!

―――そいつの手が私をつかんだ・・・――――私は、助かった・・・――――

?「大丈夫っスか?怪我はないっスか?」

――そいつに抱え上げられた・・・――――――

ハンナ「う・・・うぅ・・・うわああああぁぁぁぁ!!」ボロボロ

――――泣いた。――――

――死の恐怖、相棒の死――――安堵や悲しみ・・・いろんな感情がゴチャゴチャになって私は泣いてしまった――――

?「あ・・・いや・・・ちょっと・・・どうしよ・・・」

ライーサ「ティナ!!」ブロロロロロロロロ

?「あ。あなたこの方の知り合いさんっスか?」
ライーサ「あなた、ティナに何をしたんですか!?」

?「へ?」

ライーサ「へ?じゃありません!ティナを返してください!!」

?「あ・・・はぁ・・・」

ライーサ「よかった・・・もう大丈夫ですからねティナ・・・」

ライーサ「とっとと消えなさい!この野獣!!」キッ!

?「野獣って・・・まぁいっか・・・んじゃ失礼しますね。」

――――あいつはそのままどこかへ去っていった――私は依然泣いたままでその後のことは良く覚えていない――――


――――――――――――――
――――――――
―――――
55以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 13:11:03.37 ID:sXxB2YT7O
支援支援
56ペルソナ 支援ありがとうございます:2010/12/16(木) 13:14:58.15 ID:K/cGzfSn0
---ブリーフィングルーム---

俺「あ〜・・・そういえばそんなこともあったような・・・」

ハンナ「あの後お前のことをいろいろ調べた。そしたらアフリカの銀獅子の噂に辿りついた。」

ハンナ「その男は月の晩にストライカーを駆り、銀色の長い髪をたなびかせ、一刀の下にネウロイを葬る。」

ハンナ「だが刀を使う銀髪のやつなんてどこの部隊を捜してもいなかった。ましてや男だ。そうそう見つかるはずがない。」

ハンナ「それがまさかこんなところにいるとはな・・・」

ハンナ「お前には・・・私の無様な姿を見られてしまったからな。いつか決着をつけなければならないと思っていた。」

俺「は?決着?」

ハンナ「私のプライドを傷つけたお前を倒さなければ私の気がすまない!勝負しろ!!」

俺「えー・・・」

ハンナ「もちろんハルトマン、お前との決着もつけるからな!」

エーリカ「え〜・・・」

マルセイユと決闘する事になってしまった・・・
♪Mass Destruction http://www.youtube.com/watch?v=Q9E3VR8Fnj0
翌日・・・

---バルト海上空---

ハンナ「祖国で決着をつけることになるとは夢にも思わなかったな。」

俺「決着って・・・別に俺は・・・」

ハンナ「ミーナに実弾の使用許可をもらえなかったのが残念だが、まあいい。今はこいつで我慢しよう。」

俺「いや・・・実弾使ったら死にますって・・・」

ハンナ「つべこべ言うな!ハルトマン!!」

エーリカ「はいはい。じゃあ・・・はじめ!」

ハンナが勢いよく上昇する。

俺はあまり乗り気ではないが一度ハンナと距離をとる。

今回の決闘のルールは簡単だ。

お互いにペイント弾を撃ち、どちらかが被弾するか、シールドを張った方の負け。

そして固有魔法の使用禁止。

それだけだ。

上昇していたハンナが急降下してくる。
58以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 13:21:27.02 ID:fceklmcbO
支援せざるをえない。
色々参考にさせてもらってます
文章的な意味でもアトラス的な意味でも
その勢いでスピードに乗り、俺を追い始めた。

ハンナ「どうした!逃げ腰では私には勝てないぞ!!」ガガガガガガガガ

俺「くっ・・・」ブォォォォォン

ハンナの攻撃をループで回避する。

本来ならハンナの固有魔法である『偏差射撃』を用いれば被弾させることなど簡単なのだが

今回は自ら固有魔法縛りを宣言してしまったため使うことが出来ない。

完全に実力勝負だ。

俺がループの頂点あたりまでくると、背面の状態からロールして水平飛行へ入る。

ハンナ(へ〜・・・やるじゃないか・・・)

俺「逃げても変わらないんならッ・・・!」

俺は向きを変え今度はハンナに真っ向から仕掛ける。

俺「いけッ!」ガガガガガガガガガガガ

ハンナ「ようやくやる気になったか!!」ガガガガガガガガ

お互いに向かい合い。

2人はロールを加え回避しながら引き金を引く。
60ペルソナ:2010/12/16(木) 13:30:42.10 ID:K/cGzfSn0
しかしお互いに弾に被弾することなくすれ違う。

俺は再びループしようとするがハンナに後ろをとられる。

ハンナ「もらった!!」ガガガガガガガガ

俺「やべっ!オルフェウス!」

俺の思念に応えるようにストライカーが不規則なブレイクを繰り返す。

ハンナ「なんだあのシザーズは!?」

弾は全て回避されてしまった。

そこから捻りこみを行い今度は俺が後ろを取る。

ガガガガガガガガ!!

だが相手は仮にもスーパースター。アフリカの星だ。

そう簡単に被弾するはずもない。

ハンナは垂直降下をしながらバレルロールとシザースを行う。

俺「マジかよ・・・」

ハンナ「舐めてもらっては困るな。私はアフリカの星だぞ?」

決着がなかなかつかない。
61ペルソナ:2010/12/16(木) 13:35:05.51 ID:K/cGzfSn0
2人は再び真っ向勝負へ。

ガガガガガガガガガガガガ!!

互いに回避を行いつつ相手を確実にしとめるため弾を撃ち続ける。

そして、互いが正面に立ち銃を向け合う。

カチッ…

ハンナ&俺「!?」

2人とも弾切れだった。

ハンナ「またか・・・」

俺「夢中になって残弾数のこと忘れてたっス・・・」ゼェゼェ…

結局、勝負はつかなかった。

ハンナ「ハルトマンの時も同じだ。弾が切れて、勝負がつかなかった・・・」
俺「さすがスーパースターっス・・・やっぱちときついっスね・・・」ゼェゼェ…

ハンナ「お前も私が予想したよりはるかに強かった・・・まあ、固有魔法を使えば私が勝っていたがな。」

俺「もう勘弁してほしいっス・・・」

ハンナ「仕方ない・・・今回は引き分けということにしておいてやろう。」

ハンナ「次はハルトマン、お前の番だからな!」

エーリカ「えー・・・やだよ〜・・・」

ハンナ「グダグダ言うな。ほら早く戻ってペイント弾の補給だ!」

この後結局エーリカも決闘をする羽目になるのだがそれはまた別のお話・・・
63以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 13:45:46.17 ID:V+J3vs0tO
いないし良いと思う
しーえん
64ペルソナ では失礼致す:2010/12/16(木) 13:47:30.74 ID:K/cGzfSn0
---???---

イヴ「次でどうやら彼女らの戦いも最後となりそうですね。」

アダム「せやなぁ。オレらもそろそろ動かんとアカンちゃいますか?」

イヴ「そうですね。私たちに残された時間はあまりにも少ない。」

イヴ「今後の動向待つには時間が惜しい・・・直接見に行くとしましょう。」

アダム「りょーかい・・・」

数週間後・・・

---ブリーフィングルーム---

俺「交流会?」

ミーナ「ええ、そうです。」

ミーナ「カールスラントはほとんどの領土をネウロイに占領されているのは知っての通りよ。」

ミーナ「そんな中で親を失い孤児となった子供達もたくさんいるわ・・・」

ミーナ「そこで、孤児院の方から子供達に元気を与えるためにぜひウィッチである私たちと交流会をしたいとお願いがありました。」

ゲルト「それで、引き受けたんだな。」

ミーナ「ええ。それで、私たちからも出し物をすることにしたわ。」
ルッキーニ「なにするの〜?」

ミーナ「それはね・・・」

ミーナ「お芝居よ!」

ハンナ「フッ・・・ならば主役は私だな!」

ミーナ「あ、配役はもう決まってるの。」

ミーナが配役のリストが書かれた紙を見せる。

ハンナ「どれどれ・・・なに!?」

エーリカ「なになに〜・・・プッ!」

エーリカ「プククククク・・・・ハンナ、木だって!アハハハハハハハハ!!」

ハンナ「納得いかない!中佐、配役は変えられないのか!?」

ミーナ「だってあなたが来る前からあったお話だから・・・もう変える役もないのよ・・・」

ハンナ「そんな・・・」

坂本「それで、残りの役は?」

ミーナ「じゃあ順番に言うわね。」

ミーナ「まず主役の白百合姫。これはサーニャさんにやってもらいます。」
サーニャ「私が・・・主役・・・」

エイラ「本当カ!?やったナ!サーニャ!!」

サーニャ「う・・・うん・・・///」

ミーナ「そして女王様はペリーヌさん。魔法の鏡は美緒にやってもらうわ。」

ペリーヌ「女王って・・・」

坂本「鏡?よく分からんが面白そうだな!」

ミーナ「狩人役にはエイラさんね。」

エイラ「狩人?まあいいカ。」

ミーナ「6人の妖精さんには宮藤さん、リーネさん、ルッキーニさん、シャーリーさん、それにトゥルーデにフラウね。」

芳佳「妖精だってリーネちゃん!」

リーネ「うん!どんな役なんだろうね!」

ゲルト「妖精なんてやったことないぞ・・・」

シャーリー「バルクホルンが妖精・・・ククク・・・」

ゲルト「わ、笑うなリベリアン!」

俺「あの・・・俺は・・・?」
67ペルソナ この先一部キャラ崩壊注意:2010/12/16(木) 14:00:05.63 ID:K/cGzfSn0
ミーナ「俺さんは唯一の男性ですから・・・」

ミーナ「王子様役よ!」

数日後・・・

---交流会会場---

院長「今日はみんなのために、ウィッチの人たちが来てくれましたよ!」

髪の短い男の子「ウィッチだって!」

ツインテールの女の子「すごーい!」

ミーナ「こんにちは皆さん!」

子供達「こんにちはー!」

ミーナ「今日は皆さんのために私たちウィッチのみんなでお芝居をすることになりました。」

ミーナ「どうぞ楽しんでくださいね!」

ショートヘアーの女の子「なにするんだろ〜?」

おかっぱの男の子「たのしみ〜!」

ミーナ「それでは、『白百合姫』のはじまりはじまり。」

パチパチパチ
68以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 14:03:47.53 ID:sXxB2YT7O
白雪姫ってことは…キッスするのか……
支援だぜ!!
69ペルソナ:2010/12/16(木) 14:05:23.32 ID:K/cGzfSn0
舞台の幕がゆっくりと上がる。

サーニャ「私は白百合姫。」

サーニャ「ああ、なんて美しい空かしら。木々も、小鳥さんたちや森の熊さんたちもみんな幸せ色に輝いているわ!」

サーニャ「さあ、みんないらっしゃい!」

サーニャ(恥ずかしい・・・///)

ミーナ「白百合姫はその優しい心と美しさでみんなの人気者です。」

ミーナ「そして、お城では・・・」

舞台の幕が下がり、場面が変わる。

ペリーヌ「わたくしが世界一美しい王妃でしてよ。魔法の鏡もいつもそう言ってくれますわ。」ボーヨミ

ペリーヌ(なぜ私がこのような役を・・・)

メガネの男の子「あのおねーちゃんなんかへたくそ〜」

髪の長い女の子「つまんなーい。」

ガヤガヤ…

ペリーヌ(クッ・・・いいですわ。ガリア貴族として、ここで失態をするわけにはまいりません!)

ペリーヌ「お、おほほほほほ! 鏡よ鏡よ鏡さん・・・世界で一番美しいのはこのわたくしですわね!」
70以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 14:09:39.40 ID:5hdXyah/0
ペリーヌ可愛い!支援
71ペルソナ:2010/12/16(木) 14:10:11.91 ID:K/cGzfSn0
坂本「私が魔法の鏡だ。で、何の話だったか・・・」

ペリーヌ「ですから、世界で一番美しいのはこのわたくしかと聞いているのです!」

坂本「違う!」

ペリーヌ(そ・・・そんな・・・少佐・・・)ズーン…

ミーナ(美緒・・・)

坂本「そうだな、白百合姫という娘がどうやら一番美しいようだぞ。」

ペリーヌ「まぁ!白百合姫ですって!?そんなはずありませんわ!何かの間違いではなくって!?」

坂本「間違いない!はっはっは!」

ペリーヌ「ムキー!憎い・・・憎いですわ!」

ペリーヌ「そうですわ・・・それならあの子を殺してしまえばいいのよ!」

ペリーヌ「来なさい!狩人よ!」

エイラ「なんだ〜ツンツンメガネ〜」

ペリーヌ「ちょっとエイラさん!今は演劇の最中でしてよ!もっとちゃんとおやりになって!」ヒソヒソ

エイラ「なんダヨもー。わかったヨ。」ヒソヒソ

エイラ「何でございましょうカ王妃様。」
72ペルソナ:2010/12/16(木) 14:15:18.50 ID:K/cGzfSn0
ペリーヌ「森に住んでいるという白百合姫を殺してきなさい!」

エイラ「はぁ・・・わかったヨ。」

ミーナ「こうして狩人さんは、白百合姫を殺すために森へとやってきました。」

再び幕が降り、場面が変わる。

サーニャ「それじゃあ行ってきますね、妖精さんたち。」

芳佳「行ってらっしゃい、白百合姫。」

シャーリー「道中は気をつけろよ〜」

ゲルト「何かあったらすぐに戻ってくるのだぞ。」

サーニャ「ありがとうみんな。それじゃあね。」

ミーナ「白百合姫は森の奥へと入って行きました。」

サーニャ「今日もいい天気だわ。今日は妖精さん達に何を作ってあげようかしら。」

エイラ「あれが白百合姫・・・ハッ!」

エイラ「なんと美しい姫君ダ!私にあんな子を殺せるはずがない!」

エイラ「しかし王妃の命令もあるシ・・・そうダ、あのイノシシを殺してその腸を持って帰ろう!」
73以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 14:18:33.53 ID:V+J3vs0tO
しーえん
74ペルソナ:2010/12/16(木) 14:20:08.15 ID:K/cGzfSn0
ミーナ「狩人さんはすぐそこにいたイノシシを殺してその腸を持って帰ることにしました。」

また場面が変わる。

ペリーヌ「よくやりましたわ!これで私が世界一のはず!」

エイラ「はい。では私はこれで・・・」

エイラが退場する。

ペリーヌ「さあ鏡よ鏡よ鏡さん、世界で一番美しいのはこのわたくしで間違いありませんわね!」

坂本「違う!!」

ペリーヌ「なんですって!?それでは誰だと言うんですの!?」

坂本「前にも言っただろう!白百合姫だ!!」

ペリーヌ「そんな!あの子は死んだはずじゃ・・・」

坂本「死んでなどいない!」

ペリーヌ「あの狩人・・・まさか!」

ペリーヌ「ムキー!こうなったらわたくしが直々に殺してあげますわ!覚悟しなさい!白百合姫!!」

ミーナ「こうして老婆に変身した女王様は毒りんごを作り白百合姫に食べさせるために森へと向かいました。」

場面が変わり・・・
75ペルソナ:2010/12/16(木) 14:25:16.12 ID:K/cGzfSn0
ルッキーニ「いってらっしゃーい白百合姫!」

リーネ「家は私達が守っていますから安心してくださいね。」

エーリカ「がんばってねー!」

サーニャ「ありがとう。いってきます。」

ミーナ「今日も白百合姫は妖精さん達の食べ物を探しに森へと出かけます。」

サーニャ「今日は少し曇っているわ。いやなことが起きなければいいのだけれど・・・」

ペリーヌ「そこのお嬢さん。」

サーニャ「?・・・私のことですか、お婆さん?」

ペリーヌ「そうですわ。あなたにこれをあげましょう。」

サーニャ「まあ。どなたか存じませんがりんごをくださるなんて。ありがとうございます。」

ペリーヌ「よろしいんですのよ。さあお食べになって。」

サーニャ「はい、ではいただきます。」カプッ

サーニャ「うっ・・・!大変、これは毒だわ・・・このままでは死んで・・・しま・・・」パタリ

ペリーヌ「やりましたわ!これで私が世界一でしてよ!おーっほっほっほ!」

ミーナ「白百合姫は女王の毒りんごで数日で死んでしまう呪いにかかってしまいました。」
76ペルソナ:2010/12/16(木) 14:30:04.32 ID:K/cGzfSn0
ミーナ「こうなってしまっては、誰かのキスでしか目覚めることは出来ません。」

場面が変わる

ハンナ「・・・・・」

ゲルト「くぅ・・・うぅ・・・うおおおおおお!白百合姫ええええ!!」

芳佳「ひどい・・・」

リーネ「どうしてこんなことに・・・」

ルッキーニ「うええぇぇん!」ボロボロ

エーリカ(すご・・・本当に泣いてるよ・・・)

シャーリー「だれか助けられる者はいないのか!?」

ミーナ「そこへ、すごく偶然通りかかった王子が登場します。」

俺「失礼妖精さん。どうして悲しんでいるのかな?」

エーリカ「おお!あなたは王子様!」

ゲルト「白百合姫が・・・白百合姫が・・・うおおおおおおぉぉぉ!!」

ハンナ「・・・・・」

シャーリー「白百合姫が毒りんごを食べて呪いにかかってしまったんだ!」
77ペルソナ:2010/12/16(木) 14:35:00.00 ID:K/cGzfSn0
俺「何ということだ・・・!私に何か出来ることは・・・」

シャーリー「この呪いは誰かがキスをすることで解けるらしい・・・」

俺「わかりました。なら私に任せてください!」

ゲルト「わかった・・・好きにしてくれ・・・」

俺が地面に寝かされたサーニャへと近づく。

俺「どうか私のキスで目覚めておくれ。白百合姫!」

そして顔サーニャへと近づける。

俺(あくまでフリだ・・・フリ・・・)

唇の手前で顔を止める。

芳佳「やった!白百合姫が目を覚ました!」

ルッキーニ「やったー!」

ゲルト「よかった・・・本当に良かった・・・」

ミーナ「こうして、白百合姫は目を覚ましその後は王子様と妖精さんと一緒に長らく、幸せに暮らしましたとさ。おしまい。」

子供達「わー!」

パチパチパチ…
78ペルソナ:2010/12/16(木) 14:39:15.20 ID:K/cGzfSn0
メガネの男の子「おもしろかったー!」

髪の長い女の子「白百合姫がおきてよかった!」

拍手はまだ鳴り止まない。

俺「なかなかなりやまないっスね・・・もう少しこうしていても大丈夫っスか?」ヒソヒソ

サーニャ「は・・・はい・・・///」ヒソヒソ

サーニャ(顔が近い・・・///)

俺(やば・・・めっちゃいい匂いする・・・///)

2人が顔を赤くする。

エーリカ「・・・・・・・・・」ニヤリ

俺の背後に立っていたエーリカが怪しげな笑みを浮かべた。そして・・・

ゲシッ!

俺「ん!?」

サーニャ(え・・・・・!?)

エイラ「・・・・・ん?」

ハンナ「・・・・・・」
79ペルソナ:2010/12/16(木) 14:44:20.07 ID:K/cGzfSn0
---ブリーフィングルーム---

ミーナ「みんな、お疲れ様。今日はとっても良かったわよ!」

ゲルト「子供達のためだからな!」

シャーリー「バルクホルンものすごく気合はいってたからな。ククク・・・」

ゲルト「なぜそこで笑う!?」

エイラ「どうしたんだサーニャ、俺も。なんか顔赤いゾ?」

エーリカ「そりゃ〜ね〜」ニシシー

俺&サーニャ「・・・・・///」

ミーナ「子供達もとても喜んでいたわ。院長さんもまたやって欲しいって。」

ハンナ「なら今度こそ主役は私だな!」

ミーナ「はいはい。じゃあそのときはお願いね。」

しばらく他愛もない会話で盛り上がりデブリーフィングは終了した。
80以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 14:45:47.82 ID:1/tvkC6k0
>>40
おつかれさま〜
毎度楽しみにしてたぞ、次の作品も待ってるよ!

そしてペルソナ支援
81以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 14:58:29.66 ID:V+J3vs0tO
さるですよカテジナさん!
82ペルソナ:2010/12/16(木) 15:00:41.39 ID:K/cGzfSn0
そろそろご飯食べたいんでここまで。
ってかこれでようやく√定まりました。あとはサーニャ一直線です。元からだけど。

昨日避難所をチラッと見たのですが自分の作品が思ったより多くの方に認知されていて驚きました。
同時に意見なんかも書かれたりしていて嬉しかったです。

できるだけ未プレイの方にもお楽しみいただけるように書いているつもりなのですが、
やはり分かりにくい部分というのはどうしても出てきてしまうのだと改めて痛感しました。

避難所はみなさんの素直な意見が聞けるのでとてもありがたいです。
これからも避難する場所であると同時に、意見を交換し合えるような場所であって欲しいと思います。

本日もこんな俺の自己満足にお付き合いいただき誠にありがとうございました。
支援してくれた方々も本当にありがとう。
続きはまた空いてれば投下させていただきたいと思います。
それでは。
83以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 15:03:03.51 ID:EvRPj3UT0
乙!
おもしろかったよ!
84以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 15:08:43.23 ID:V+J3vs0tO
乙乙
85以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 15:21:57.37 ID:bEh8X5b/O
空いてるならまあ行こうか…

なんか予約あったっけ?
86以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 15:36:18.25 ID:5hdXyah/0
今は無いんじゃない?
8時からと、その次に一人いただけダと思う
87以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 15:36:45.58 ID:EvRPj3UT0
予約あるか わからないな・・・ゴメン
88以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 15:37:07.90 ID:4zFLRGwuP
20時から→>>42>>44
この時間は空いてたはず
ってわけでゴゥ!!
89魔人と呼ばれる俺第二部1話:2010/12/16(木) 15:40:02.20 ID:bEh8X5b/O
まあ保守がてら行くか

朝5時からの続き

――――――――
自室前

エイラ「今度は何処に行ってたんダヨ・・」

俺「何処でも良いだろ・・
俺は寝る・・」

部屋に入りベッドに向かい寝転がる
本当に荷物が搬入されてるな…
向こうの彼女達の本来のベッド(多分)にサーニャが座っている
久しぶりのベッドだ…

エイラ「油断シタナ!」

仰向けの俺にエイラが馬乗りになる
続いて控え目にサーニャが近付いて来る
90以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 15:42:59.80 ID:5hdXyah/0
支援、相変わらず筆が早い……どうしたらそんなに書けるのか羨ましいぞ
91以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 15:44:51.18 ID:1/tvkC6k0
支援ダゾ!
前はかなり筆が速かったのに最近遅くなってしまった・・・
92魔人と呼ばれる俺第二部1話:2010/12/16(木) 15:45:02.95 ID:bEh8X5b/O
エイラ「フフン、どうしようカナ・・ウワッ!」

俺は素早く身を捻り逆にエイラを押し倒し顔を鼻と鼻が当たるくらいに近付ける

エイラ「あ・・エ・・ふあっ!?」

俺「お前達はまだ若いんだ・・一時の感情でおかしくなる事はない
殺戮者なんかロクな奴じゃない
一旦冷静に考えろ
考えて考え抜いて・・それでもというなら俺も腹を括る
アリサに用事を思い出した・・考え抜いておけよ?」

そう言いながら彼は私から離れ部屋を後にする
一体彼はどれだけ私達に考えさせたいのだろうカ
とっくに考えなど纏まっているというのに

エイラ「・・馬鹿」
93以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 15:50:14.57 ID:EvRPj3UT0
支援!

18時ごろあいてたら投下いいだろうか?
94魔人と呼ばれる俺第二部1話:2010/12/16(木) 15:50:24.98 ID:bEh8X5b/O
――――――――

数時間後

俺「面倒だろうが頑張れよ、二人とも」

友2「まったく・・お前がレギオンの不穏分子を片付けたせいでまた構成し直さないといけないじゃないか・・
面倒事を増やしやがって」

アリサ「無理なさらないで下さいね
何かあったら遠慮無く呼び付けて下さいな」

俺「わかったよ、アリサ
友2、頼んだぞ・・男達の悲願の為にもな」

友2「任せておけ!
必ず間に合わせるからな!」

俺「無茶はしなくて良いからな
また会おう」
95以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 15:52:31.06 ID:4zFLRGwuP
ラッシュ来たな
良いことだ
前1もそろそろ来てもいい頃なんだが
――――――――

食堂

ペリーヌ「あら?俺さん、入浴の時間じゃありませんでしたか?」

俺「エイラとサーニャが待ち伏せしているに$10000賭ける」

ペリーヌ「けほっ!けほっ!
い、$10000!?」

宮藤「坂本さん、どのくらいの価値なんですか?」

もっさん「・・だいたいストライカー2機分だ」

宮藤「そんなにですか!?」

シャーリー「よし!なら私は居ない方に賭ける!
だから賭け金下げてくれ」
俺「$10単位くらいにするか?
好きな数で良いぞ、同じだけ賭ける」

ミーナ「二人とも!
私は待ち伏せしている方に賭けます!」

ゲルト「ミーナ!?止めないのか!?」

ミーナ「・・経費削減で結構ギリギリなのよ・・
少しでも足しになれば楽になるのよ・・」トオイメ
97魔人と呼ばれる俺第二部1話:2010/12/16(木) 16:00:41.63 ID:bEh8X5b/O
俺「知りたくなかった現実だな・・
散々迷惑掛けた訳だし多少俺の軍から支援金出すから今回は諦めろ」

ミーナ「・・何か企んでいるのかしら?」

俺「別に?貧乏臭い基地なんか嫌なだけだ
要らないなら破り捨てれば良い」

小切手を一枚白紙のまま投げ渡す
流石に馬鹿高い値段は書かないだろう

俺「それで・・待ち伏せしているかどうか誰が確認するんだ?」

シャーリー「そりゃ俺だろ」

俺「クロステルマン、頼んだ」

ペリーヌ「何故わたくしが・・
だいたい人の行為を賭けにするなんてふざけてますわ」

俺「・・そうだな
俺の負けで良いや」

ポケットから$10取り出しペリーヌの前に置く

ペリーヌ「何故わたくしに・・」

俺「クロステルマンに負けたからな
ま、少ないけどガリアの足しにしてくれ
風呂行ってくる」
98魔人と呼ばれる俺第二部1話:2010/12/16(木) 16:05:12.21 ID:bEh8X5b/O
わたくしの頭に軽く手を置きながらそう言って彼は食堂から出て行く

さっき少し見えたあの小切手…そういう事でしたの


ペリーヌ「・・貰えませんわ
代わりにシャーリー大尉が受け取って下さいませ」

シャーリー「いや・・あたしも受け取れないぞ」

ミーナ「じゃあこの小切手を使わない事にして基地への援助として受け取りましょう」

ゲルト「俺の奴が来てからというものみんながおかしくなっていく・・」

ハルトマン(トゥルーデは俺が来る前からだもんね…)
99魔人と呼ばれる俺第二部1話:2010/12/16(木) 16:09:58.97 ID:bEh8X5b/O
――――――――

浴室

俺「居るのはわかっている・・出て来い
いや、来なくても構わないがな」

サーニャ「サウナ・・行きませんか?」

俺「行きません
二人でゆっくりしてろ」

サーニャ「わかりました・・」

…簡単に引き下がったな
何を企んでる…

サーニャ「代わりにエイラには悪いですけど二人っきりで少しの間昔みたいに入りたいです」

俺「たまにはゆっくり入りたいんだが・・
少しだけだからな・・」
100魔人と呼ばれる俺第二部1話:2010/12/16(木) 16:17:07.49 ID:bEh8X5b/O
サーニャを膝の上に座らせお腹の前に手を回す

昔はサーニャも小さかったな…って当たり前か

俺「これで良いのか・・?」

なんでだろうな…懐かしい気持ち以外は無い

サーニャ「はい・・
懐かしいですね・・お義兄様」

俺「そうだな・・
サーニャも無事に大きくなってて安心したよ
しかしお義兄様と呼ばれるのはちょっと背徳感が」

サーニャの頭を撫でる…昔はこうしてたもんだ
101魔人と呼ばれる俺第二部1話:2010/12/16(木) 16:20:16.31 ID:bEh8X5b/O
サーニャ「お義兄様とお父様とお母様の優しさで育ちましたから・・
二人っきりの時くらいはお義兄様って呼びたいです」

俺「優しさねー・・
まあ好きに呼べば良い
そろそろエイラの所に戻れ
あんまり遅いと心配するだろうからな」

サーニャ「わかりました・・
戻りますね・・」

去り行くサーニャを見送り再び湯に浸かる

ふぅ…やっと一人になれた
別に誰か居ると困る訳ではないがなんとなく静かに入りたい気分もあるのさ

もうすぐ完成するらしい露天風呂
月見酒とかしたいもんだ

酒と言えば情報ではここのウィッチ達はお酒が入ると色々凄いらしい
お酒が出たら逃げろよとも聞いたな
だがあえて逃げない方が楽しそうだな…
ま、滅多に酒なんか出ないだろ

さて、時間も良い頃合いなので出るとするか
102以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 16:26:26.79 ID:V+J3vs0tO
しーえん
103以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 16:27:49.71 ID:K/cGzfSn0
支援
いつも楽しく読ませていただいてます
104魔人と呼ばれる俺第二部1話:2010/12/16(木) 16:27:55.10 ID:bEh8X5b/O
――――――――

食堂

俺「宮藤、悪いが水を貰えるか?」

宮藤「あ、はい!
どうぞ!」
俺「ん、どうも」
ゲルト「み、宮藤!私にも水を!」

宮藤「?どうぞ」

バルクホルンの暴走はいつもの事らしいので放っておく

全員の視線が外れている内にポケットから2錠薬を出して水で流し込む

宮藤「あ、俺さん!
嫌いな食べ物ってありますか?」
俺「ない
いや、そもそも作ってくれなくても良いんだが・・」
ゲルト「貴様ぁぁぁ!」

俺「お前テンション高過ぎるだろ
うるさくて仕方ない」

エーリカ「そうだよートゥルーデうるさい」
105魔人と呼ばれる俺第二部1話:2010/12/16(木) 16:30:12.45 ID:bEh8X5b/O
ゲルト「これは俺と私の問題だ!
俺!私と勝負しろ!
私の妹達を誑かす奴は許さん!」

妹達ってなんだよ、妹達って

俺「断る・・別に得にもならんしな
だいたい俺からすればお前達全員年下だろ?
俺は年下に出来る限り力を奮いません」

ゲルト「逃げるのか!」

俺「逃げやしないが空戦技術に限っては勝てるか判らんな
まあ、旨味が無いからやる気も無い」

エーリカ「よーし!敗者は勝者の言う事を一つ聞くってのでどうだー!」

ゲルト「それで良いだろう!
明日昼!格納庫に来い!
私はお前に負けんからな!」

彼女は止める間もなく俺に挑戦状を叩き付けて食堂を後にする
その自信は何処から来るんだか

俺「・・拒否権なんてなかった」
106魔人と呼ばれる俺第二部1話・支援感謝:2010/12/16(木) 16:35:35.62 ID:bEh8X5b/O
エイラ「大丈夫ダ!俺なら負けナイ!」

いつ戻って来たのか知らないが大体話を理解しているようだ

エイラが俺に抱き着き、遅れてサーニャが抱き着いて来る

俺「あー・・全力出せば負けないだろうな

それより二人とも・・なんかひんやりしてるな・・」

エイラ「サウナの後は水浴びに限るカラナー」

俺「なるほど・・冷たくて気持ち良いな
少し散歩してくるから先に部屋に帰っておいてくれ」

エイラ「わかった・・明日頑張レヨ、俺」

サーニャ「頑張って下さいね?」

俺「ああ、頑張るさ」
107魔人と呼ばれる俺第二部1話:2010/12/16(木) 16:40:01.52 ID:bEh8X5b/O
――――――――

トイレ

俺「・・・・・」ゲホッ

俺「・・・・・」ゲホッ

俺「薬の副作用なんだから仕方ないよな・・」ケホッ

副作用の軽い吐血…まだ薬の完成には程遠いようだな

まあ死ぬ訳じゃない、気長に完成させていこう

俺「まったく・・生きる為に努力する事になるとはな
精々しぶとくいかせて貰うよ」
108以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 16:42:58.70 ID:5hdXyah/0
支援ぬんぬん
109魔人と呼ばれる俺第二部1話・支援感謝:2010/12/16(木) 16:46:23.19 ID:bEh8X5b/O
――――――――

自室

俺「ただいま戻った」

エイラーニャ「おかえりナンダナ(なさい)」

俺「前々から言おうと思っていたが寝間着を着る気は無いのか?」

エイラ「なんだ?欲情するノカ?」ニヤニヤ

俺「まったくしないと言ったら嘘になるが別に見慣れてるしな
・・おやすみ」

エイラ「ちょっとショックナンダナ
その格好のまま寝るノカ?」

俺「着替えるに決まってるだろ」

特殊装衣を脱ぎハンガーに掛ける、寝る時用のズボンを着る
110魔人と呼ばれる俺第二部1話:2010/12/16(木) 16:50:14.24 ID:bEh8X5b/O
俺「問題、二人はそっちのベッドで寝る気はあるか?」

エイラ「無いナ」

サーニャ「無いですね」

俺「なら俺はそっちのベッドで寝る
・・冗談だからそんな困った顔をするな」

エイラは見ていて面白い
へたれていた尻尾が今じゃ振りまくりだ
ん?尻尾?

俺「・・なんで尻尾出てるんだ?」

エイラ「アリサ特務中尉がこうしたら俺が喜ぶかもッテ言ってたカラ」

俺「どんな偏見だ・・
まあ動物は嫌いじゃ無いけどさ・・普通に戻れ」

エイラ「わかったヨ・・(これいけそうダナ)」

サーニャ「わかりました・・(効果ありそうです)」

俺「もう寝るぞ・・おやすみ(悪くなかった)」
111魔人と呼ばれる俺第二部1話:2010/12/16(木) 16:54:53.51 ID:bEh8X5b/O
エイラ「・・おやすみのあれハ?」

俺「そんなもの無い・・
やりたきゃ勝手にやれ」

エイラ「・・馬鹿
自発的にやれヨ・・」ギュッ

サーニャ「そうですよ・・」ギュッ

俺「またいつかな・・すー・・」ナデナデ

少し頭を撫でられ抱き寄せられる

相変わらず素直じゃない
少し態度が冷たい時もあるが大切にされてるんだなって事はわかってる

エイラ「おやすみ俺・・」チュッ

昔から優しく素直じゃないお義兄様
少し人を遠ざけたがるが寂しがり屋なお義兄様
自分の護りたい全てを容赦無く護ってきた俺さん
サーニャ達はいつも大切に護られてきたのですね

サーニャ「おやすみなさい・・俺さん」チュッ
112魔人と呼ばれる俺第二部1話:2010/12/16(木) 17:00:55.87 ID:bEh8X5b/O
今回はこれで終了
暇潰しにでもなっていれば幸いです

次回は模擬戦、ネウロイ戦辺りかな
番外編挟むかもしれないけど

支援感謝
113以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 17:04:11.75 ID:+kiW2BCWO
114以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 17:06:03.22 ID:5hdXyah/0
乙乙
俺も書くぞー
115以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 18:07:52.79 ID:Tt/DxNuR0
おお!復帰した!
116以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 18:08:03.51 ID:YVuw8fAvO
復活したかな?
117以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 18:09:02.46 ID:Tt/DxNuR0
18時ごろ予約していた者だけど、今大丈夫かな?
118以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 18:12:18.14 ID:UZYwQA1wO
グォウッ!!!
119盗撮癖な俺 番外編 続き:2010/12/16(木) 18:13:28.90 ID:Tt/DxNuR0
―お昼のブリーフィング―

ミーナ「みなさん、今日、健康診断があるので2時までに医務室に行って下さい」

みんな「了解〜」

俺とバルクホルンはその時、アイコンタクトを交わす

俺(バルクホルン、カメラの準備を・・)

バルクホルン(了解・・・)

ミーナ「あっ、俺さんとトゥルーデ、今日の健康診断の記録はしなくていいわ」

俺「えっ、じゃあ誰が記録するんですか?」

ミーナ「私がやるから大丈夫よ」

バルクホルン「いや、でもミーナ一人に任せるわけには・・・」

ミーナ「いいのよ、大丈夫だから」
120盗撮癖な俺 番外編 続き:2010/12/16(木) 18:15:25.96 ID:Tt/DxNuR0
俺「ありがとうございます、ミーナさん」

バルクホルン「ありがとう、ミーナ」

ミーナ「ふふっ、いいのよ」

ミーナ(あの二人・・・何か怪しいわね・・・)
-------------------------------
------------------
-------
― 午後2時 医務室 ―

女医者「はーい、じゃみなさん上着を脱いでくれますか?」

坂本「了解した!」バッ

ペリーヌ「はぁ〜なんて美しい体ですの〜」ウットリ

ルッキーニ「おぉーシャーリーの大きい!」

シャーリー「うっふん!大きいだろ!」

サーニャは女の子らしく上着を脱ぐ

エイラ(サ、サーニャの上着が!肌が!/////////////)
121盗撮癖な俺 番外編 続き:2010/12/16(木) 18:17:18.02 ID:Tt/DxNuR0
ある意味危険人物のエイラ

宮藤「よいしょっ、と」

リーネ「うぅ〜少し寒いよ〜・・・」

宮藤(おお・・・・・)

エーリカ「ねぇねぇミーナ、トゥルーデ見なかった?」

ミーナ「見てないわよ。居ないの?」

エーリカ「そうなんだよねぇ〜さっきのブリーフィングには居たのに〜」

その頃、医務室の少し大きめのロッカーに潜む俺とバルクホルンは興奮を抑え切れなかった

俺《ぶはっ!?》タラー

バルクホルン《おい!静かにしろ!》

俺《す、すまない・・・》

バルクホルン《カメラ、準備できてるよな?》

俺《バッチリだ!》

女医者「はい、じゃ、まず坂本少佐からお願いします」

坂本「了解した」
122盗撮癖な俺 番外編 続き:2010/12/16(木) 18:18:48.73 ID:Tt/DxNuR0
坂本は身長、体重を測り終え、座高に移ろうとしていた

女医者「じゃ、すこし足を開いてここに座ってください」

坂本「うむ」

そういうと坂本は足を開いて座高計に座った

ロッカー組みにはうれしいことに、坂本はちょうどロッカーに向かって足を開いているような状況だった

俺《うぉぉぉぉぉぉl・・・ズーム・・・ズーム・・・えへへへへへ・・・》

バルクホルン《この馬鹿!何やってるんだ!  私も・・・ズームっと・・・・おおおお・・・》

俺《さて撮るか》

カシャッ

バルクホルン《はぁはぁ・・・す、すばらしい体だ・・・》

この2人は馬鹿極まりないやつらである

女医者「はい大丈夫ですよ〜次は、宮藤さんお願いします」

宮藤「はーい」
123以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 18:18:57.53 ID:GX4r5UCz0
おれも混ざりたい
支援
124以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 18:20:07.46 ID:ymMdOvK60
これはだめなおねえちゃんだ
125盗撮癖な俺 番外編 続き:2010/12/16(木) 18:21:52.45 ID:Tt/DxNuR0
バルクホルン《うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!芳佳ぁぁぁぁぁぁぁっ!妹よぉぉぉぉぉぉ!》

俺《うるせぇ!黙れ!この変態シスコン!》

バルクホルン《はぁぁぁぁぁぁっ、あの体ペロペロしたいよぉぉぉぉぉっ!お姉ちゃんは芳佳のこと大好きだよぉぉぉぉぉっ!》

俺《・・・・・・・・はぁ・・・・・・》

女医者「じゃ宮藤さん、下着を取ってくれますか?」

宮藤「わ、わかりました//////」

宮藤は恥ずかしそうに下着を脱ぐ(上のやつ)

バルクホルン《にゃぁぁぁぁぁぁぁっ!あの表情見たか?かわいいよぉぉぉっ、芳佳ぁぁぁぁぁっ!》

バルクホルンは小声で奇声をあげ、シャッターを次々ときっていく

俺《お前!そんなに騒ぐな!それに"にゃぁぁぁぁぁっ"って何だよ!お前、猫かよ!》

女医者「う〜ん・・・・胸のサイズがすこし平均以下だわ・・・牛乳でも飲み始めたら?」

宮藤「うぅ・・・・」ショボーン

宮藤はすこし悲しそうだ

バルクホルン《しゃぁぁぁぁぁぁぁぁっ!大丈夫だよぉぉっ!胸が小さくてもお姉ちゃんは気にしないよぉぉぉっ!》
      《むしろ、小さいほうが好きだよぉぉぉぉぉぉっ!!》
      《胸を大きくするのにお姉ちゃんが毎日、胸を揉んであげようかぁぁぁぁっ??》
126以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 18:23:17.94 ID:+kj85qvGO
駄目だこのお姉ちゃん早くなんとかしないと…
127以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 18:24:53.85 ID:YVuw8fAvO
残念なお姉ちゃんかあいいよwww
128盗撮癖な俺 番外編 続き:2010/12/16(木) 18:25:18.52 ID:Tt/DxNuR0
俺《お、お前!いくらなんでもキャラ変わりすぎだぞ!それにお前、シスコンだけじゃなくてロリコンだったのか!》

いつの間にか大尉のみ変態キャラになっていた

女医者「はい宮藤さん、これで終わりよ。次はシャーリーさんですよ」

シャーリー「おう!」

俺《だぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!シャーリーかわいいよぉぉぉっ!いつかペロペロしたいよぉぉぉぉっ!》

バルクホルン《黙れ!デカパイ盗撮癖変態!っていうか、お前シャーリーが好きだったのか!?》

俺《ここに来たときから好きだったよぉぉぉぉぉぉっ!いつか付き合いたいよぉぉぉっ!》

※俺がシャーリーと付き合う前という設定です

女医者「じゃ、バストとウエスト、ヒップのサイズ測りますよ〜」

シャーリー「しっかりと測ってくれよ」

女医者「す、すごいわね・・・・バスト94cm・・・ウエスト61cm・・ヒップ86cm・・・・」

ルッキーニ「すごーい!シャーリー!ナイスバディ!!」

シャーリー「ありがとよ!」

俺《おぉぉぉぉぉぉっ!あの胸でパフパフされたいよぉぉぉぉっ!挟まれたいよぉぉぉっ!》
129以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 18:35:13.32 ID:ttlVPHUHO
復活したか
支援
130以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 18:41:47.39 ID:YVuw8fAvO
さるか?
131以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 18:44:48.57 ID:cKNic3DuO
復活したと思いきやサルだなんて、おかしいですよカテジナさん!

しーえん
132以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 18:49:12.80 ID:GX4r5UCz0
フミカネ姐のTwitterで公開された
セクシーカレンダーの表紙いいなぁ
ふぅ・・・
支援
133以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 19:16:09.92 ID:cKNic3DuO
どうした
134以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 19:16:37.77 ID:ymMdOvK60
これがテクノブレイクか……
135以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 19:28:20.71 ID:ttlVPHUHO
ふむ…どうした?
136盗撮癖な俺 番外編 さるってたゴメン:2010/12/16(木) 19:37:26.41 ID:Tt/DxNuR0
バルクホルン《本当に黙ってくれないか!!??でも・・・私もされたいな・・・》

俺《だろ?ひゅおぉぉぉぉっ!パフパフ ムニムニィィィィィィィィ!》

バルクホルン《お・・・おね・・・お姉ちゃんもパフパフされたいよぉぉぉっ!》

2人は壊れた

完全に壊れた

そしてロッカーはガタゴトと激しく揺れ、ドアが開き、2人はロッカーから出でしまう

俺・バルクホルン「!?」

みんな「!?あっ・・・・」

俺「・・・・・」アセアセ

バルクホルン「・・・・・・」アセアセ

2人はお互いにカメラを持ち、抱き合った状態であった

しばらく重い空気が流れる

ミーナ「2人とも何をやってるのかしら?」ゴゴゴゴゴゴゴ
137盗撮癖な俺 番外編 時間空けすぎちゃって本当にゴメン・・・:2010/12/16(木) 19:39:20.74 ID:Tt/DxNuR0
俺「ミ、ミーナさん・・・・」

バルクホルン「ミーナ・・・・」

2人とも一気に血の気が引いた

ミーナ「皆さんは、少し目と耳をふさいでてくれる?」

坂本「なんでだ?ミーナ」

ミーナ「いいからふさいでくれるかしら、坂本少佐」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

坂本「りょ、了解した・・・・・・」

みんなはミーナの鬼のようなオーラを感じ取り、おとなしく目と耳を強く、強くふさいだ

ちなみにこの後2人は、魂の抜けた人間のようだったらしい・・・・
138盗撮癖な俺 番外編 :2010/12/16(木) 19:41:07.49 ID:Tt/DxNuR0
番外編は終わりです
本編も順調に執筆中です
番外編あと2、3個は書きたいと思ってます
駄文でゴメン・・・
おもしろいかは微妙だと思うけど、みてくれた人ありがとうございました
じゃ、また今度
139以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 19:41:42.58 ID:YVuw8fAvO
乙!
140以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 19:44:09.82 ID:/wTMK+9/O
乙!

バレてしまうとは情けない。そもそも写真を撮る暇があるならオナn


乙!
141以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 19:55:20.42 ID:ymMdOvK60
乙乙

なんか自分の展開読み直して、なんだこれ……って感じになってきた
142以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 19:56:40.07 ID:8BESqQia0
短いの行っていいか
143以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 19:56:59.45 ID:pWfDYDKB0
俺は片腕を失った俺はカールスラントの研究所に来た。

ウルスラ・ハルトマン。彼女に機械を付けてもらうために。

機械仕掛けの魔法使い。それが今の俺の通り名。

俺の物語は動き出す。世界を守るために・・・

俺「カールスラントの科学力は世界一ィィィィイイイイ!!」

続かない・・・
144以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 20:01:55.03 ID:YVuw8fAvO
>>142
GOGO
145以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 20:03:03.91 ID:pWfDYDKB0
最終決戦どう動かそうか悩んで困った・・・
話は最後の最後までずっと前にできてるのに・・・
悩みすぎて最終決戦キンクリしようかな・・・これ新しくね?とか思った・・
うおぽおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
146以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 20:05:17.49 ID:8BESqQia0
返事がない、ただの屍のようだ

漏れ「寒いねぇ」
ビュー「あぁ」
漏れ「暖房は利いてるのにねぇ」
ビュー「コンセントが抜けてるが」
漏れ「なるほどねぇ」
ビュー「吸うか?」スハー
漏れ「じゃあ頂こうかねぇ」しゅぼっ スハー
漏れ「ハイライトはうまいねぇ」
ビュー「ラッキーストライクだ」
漏れ「どおりで燃焼がはやいねぇ」
ビュー「詰めたらそうでもないぞ」プカプカ
漏れ「もう無理だねぇ」スハー
147以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 20:06:34.93 ID:cKNic3DuO
前から思ってたんだがキンクリって何なんだ
148以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 20:10:27.38 ID:8BESqQia0
漏れ「それはなんなのかねぇ」
ビュー「コーヒーだ」ちびちび
漏れ「少し欲しいねぇ」ゴクリ
ビュー「自分でいれてこい」
漏れ「動きたくないんだねぇ」
ビュー「仕方ない、ほら」スッ
漏れ「悪いねぇ」ぐびっ
漏れ「うーん、95度ぐらいの熱さだねぇ」ぐびぐび
ビュー「よく飲めるな… って飲み過ぎだ」
漏れ「ビューちゃんの唾入りだからねぇ」ぺろろ
ビュー「縁をなめるな」バチコーン
漏れ「ビンタは痛いねぇ…」
149以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 20:15:55.54 ID:UZYwQA1wO
キングクリムゾンの略
ジョジョ5部のラスボス
時間を飛ばす能力を持っているのよ

お、ゆきちゃんじゃない漏れだ久しいな支援
150以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 20:18:16.82 ID:8BESqQia0
時間をすっ飛ばすんじゃね?

漏れ「寒いねぇ」すりすり
ビュー「足を絡めるな」
漏れ「ハァハァ」
ビュー「ハァハァするな」ズバシュ
チョコ「ああっす!」ドシュー
漏れ「腕が取れたねぇ」
ビュー「誰だあいつ」
漏れ「腕を返してくるんだねぇ」
ビュー「あぁ」

漏れ「落とし物なんだねぇ」スッ
漏れ「あれ、死んでるんだねぇ」
漏れ「血が暖かい、なるほどねぇ」
漏れ「ふんは!」ズバァーz_ン!
漏れ「血が暖かいねぇ」どくどく
漏れ「あれ、前が見えないねぇ…」どくどく
漏れ「 」どくどく

    糸冬
151以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 20:20:14.16 ID:8BESqQia0
IDがベスだからビューちゃんに
寒いよシャーリーたん暖めてくださいまし
152以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 20:28:48.11 ID:32fTrCCiO
乙乙
20時からの人がもうちょっと待ってこなかったらその後予約してた俺行っていいかな?
153以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 20:30:35.66 ID:TRicnfrj0
おつかれー
今からで良いんじゃないかな?
まあ、いつでも支援できるがな
154以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 20:30:43.78 ID:cKNic3DuO
>>149
サンクス
155以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 20:31:35.57 ID:YVuw8fAvO
156忍者俺:2010/12/16(木) 20:39:41.80 ID:32fTrCCiO
>>153
じゃあー行かせてもらおうかな?
正直時間空きすぎて覚えている人いるか不安だけどね!!

【あらすじ】

俺「芳佳ちゃん

めんどくさくなったからWiki見てもらえたら嬉しいな

ってわけで第6話『俺さん!私を見てください!!』〜女の意地と男の純情〜です
157以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 20:41:01.63 ID:brHrEND60
忍者来た!
支援じゃ!!
158以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 20:43:45.05 ID:TRicnfrj0
おお忍者!がんばる芳佳が好きです!
159忍者俺 支援感謝!!>>158 今回も頑張るよ!!:2010/12/16(木) 20:45:04.63 ID:32fTrCCiO
〜1950年 とある前線基地 大浴場〜

『風呂は心の洗濯』昔の人は上手い事を言うものだ、と私は思う

この丁度よい温度の湯に体を肩までつからせて一息つけば、先程までのちょっとしたモヤモヤした気分も体から流れ落ちていく

芳佳「はー・・・極楽極楽」

そしてまたお風呂は私の数少ない「一人」でいられる時間でもあるのだ

芳佳「初めて会った頃は関係なくお風呂にも入ってきたのにねー♪」

そう、今はあの鈍感男も私を“女”だと意識しているのだ!!

いったいどういう心境の変化が彼にあったかは私には定かではないが、あの日、私の作戦通りに彼は私に“女”を意識しはじめた
ロマーニャ基地にお風呂ができた日から彼は私がお風呂に入ると言うとどこかへ行くようになったのだ

芳佳「まぁでも、これはいい傾向なのかな?」
160以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 20:45:26.55 ID:cKNic3DuO
忍者や!
しーえん
161以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 20:48:42.66 ID:248GNYcN0
しえん!
162忍者俺 支援感謝っす!!:2010/12/16(木) 20:50:06.45 ID:32fTrCCiO
〜1945年 501基地 芳佳・リーネ・ペリーヌ自室〜

『小悪魔的な痴女っ子で、気になる男を誘惑する10の方法』・・・

ふむふむ、これは役に立ちそうな気が・・・

ほんの少しの期待を込めて、ページをめくる指にも力は入る

1. お酒の席で、太ももに乗せた手をそのままゆっくりと男の子の股間のほうに持っていっちゃえ!

2. 氷を口にくわえてさりげなく首元に落としちゃえ!男の子が「ひゃっふ!」って言ったら、強引に首元にキスしちゃおう

3. 男の子と二人きりになったら、「○○君って耳可愛いよね」って言って耳たぶをかぷっと食べてしまおう。
「あうっ」っとなって、男の子は自然とエッチな気分になっちゃう

4. キスより先に関係が進まない貴方は、ナッシングズボンにチャレンジしてみよう。
部屋で二人きりの時にすっと立ち上がってベルトをゆっくりめくりあげれば、彼はその瞬間に獣に(照)

etc…


芳佳「・・・」

芳佳「・・・で・・・」

芳佳「できるかぁ―――――――――ッ!!!!」

そもそもナッシングズボンってなんですか!!??
163以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 20:51:54.57 ID:8BESqQia0
ににんがよしかでん!
164以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 20:53:27.81 ID:gYTrsK2i0
音速丸「ぼくちんをだぁれかよんだかねぇ?」
165以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 20:55:13.02 ID:qitQnSli0
支援

また懐かしいネタをw
166忍者俺:2010/12/16(木) 20:55:12.56 ID:32fTrCCiO
は!失礼しました、取り乱しました

お久しぶりです宮藤芳佳です

リーネ「芳佳ちゃん・・・どうしたの?大丈夫?」

芳佳「あ、リーネちゃん、ごめんね、大声だして・・・大丈夫だよちょっとツッコマズにはいられなくて・・・」

リーネ「?」

そう、私がさっきまで読んでいた雑誌「小悪魔ageha」は、今は横浜の師範学校に通っているみっちゃんに恋の相談を手紙で送ったら【今、扶桑の女子高生の間で大人気な雑誌だよ!勉強になるよ!!】という返信と共に送られてきたものです

みっちゃん・・・私が知らない間に・・・大人になってしまったのかな・・・

閑話休題です!

そもそもなぜ私がこんな物にすがってまで恋の勉強をしようと思ったかといえば、全ての原因はあの鈍感な男にあります

・・・いや、確かに私も自分から直接気持ちを伝えたわけではないんですけどね・・・

芳佳「・・・はぁ」

どうすればいいかわかりません、だって初恋なんだもん

どうすれば彼が喜んでくれるか、私の事ちゃんと見てくれるか・・・そればかり考えてしまいます

いや、見てくれてはいるんですけどね、そういう意味では無くて・・・うー・・・
167以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 21:02:02.92 ID:TRicnfrj0
ああもうかわいいな芳佳
168忍者俺 >>165アゲハは妹の愛読書でね…… 支援感謝:2010/12/16(木) 21:02:05.86 ID:32fTrCCiO
〜翌日〜

なんと!今日は我等が基地に大浴場が完成する日です!!パチパチパチ

浴場の使用開始の正午まであと5分程です、せっかくの大浴場を存分に楽しむために私達は坂本さんによって訓練をさせられました!
ルッキーニちゃんが大きな虫を捕まえたとか言っていましたがそのルッキーニちゃん本人も今はお風呂に興味津々です

坂本「うむ、時間だな!入ってよし!!」

まず最初にルッキーニちゃんが真っ先に入っていきます、続いてリーネちゃん、エイラさん、私、そして俺さん・・・え!?

坂本「待て!俺、一体どういうつもりだ?」

俺「・・・何か・・・問題があるのか?」

坂本「問題しかない!!」

私も同感です

俺「俺は姫をあらゆる物から守らなければならない、故に俺は姫の行く所にはどこまでもついて行こう・・・例えそこが地獄でもな」

え・・・なんか照れちゃいますね////

坂本「貴様のその決意はともかく、ここは女風呂だ、宮藤以外の隊員も入るんだ自重してくれ」

俺「姫、どうしましょうか?」

こういうものを世間では愚問だと言うのでしょう

芳佳「ダメです!!!」 
169以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 21:03:07.28 ID:cKNic3DuO
支援射撃!
170忍者俺 支援感謝!!:2010/12/16(木) 21:08:08.66 ID:32fTrCCiO
〜大浴場〜

少し遅れて私が大浴場に入っていけば湯船の中に竹筒が水面から突き出ています

あれですよね、明らかに下に誰かいますよね

芳佳「・・・」

でも俺さんが私の言いつけを破るとは思えないし・・・

不審に思って竹筒に近づいた私は迂闊でした

ルッキーニ「ばぁ――!!」

竹筒の下に隠れていたのはルッキーニちゃんでした、驚く私にかまわず俺さんが見ていないのをいい事に私の胸を揉みしだきます

やっと離れたルッキーニちゃんは自慢気に語りはじめる

ルッキーニ「エへへ〜!俺にニンジュツ教えてもらったんだ〜!!やーい芳佳ひっかかったー!!♪これスイトンって言うんだよ!!!すっごいでしょ〜」

ルッキーニ「これで私もクノイチになれる〜!知ってる芳佳?クノイチは色気が無いとなれないんだって!芳佳には無理だね〜♪」

芳佳「ル、ルッキーニちゃんだって変わらないでしょー!!」

主に胸の事を言っているのは理解できました
171以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 21:08:19.01 ID:ymMdOvK60
支援、ああもう!
172忍者俺 支援感謝!!:2010/12/16(木) 21:14:04.57 ID:32fTrCCiO
ルッキーニ「だって私は成長期まだだもん!!それに俺がさっき言ってたようなものじゃん、芳佳の裸見たって平気だって」

え!?・・・いや確かに・・・あの男は私がお風呂に入っていようが後をついてくる・・・

わ、わたし・・・女だと思われていない?

ルッキーニ「芳佳??大丈夫?顔真っ青だよ?」

どうしよう・・・

その時、私の頭をよぎったのは、昨晩のあの頭の悪い雑誌

そう、ならばあの男に教えてやればいいのだ!私も“女”である事を!!

よーし!今にみていろー・・・
173忍者俺:2010/12/16(木) 21:20:09.40 ID:32fTrCCiO
脱衣所ではルッキーニちゃんの虫がみんなのズボンの中に次々に侵入して大騒ぎになりましたが、今の私の関心は虫にではなく、他の事にあります

芳佳「俺さん!!」

俺「はっ!!」

私が呼べばいつもすぐに駆けつける、一体どこに待機していたのか・・・

あの雑誌の通り行動してみる、1はまだお互いに未成年なのでお酒は飲んだらいけません!よって論外・・・なので2を実行する事にします!!

跪く彼の首元に食堂から持ってきた氷を落とす、さぁ「ひゃっふ!!」って言え!言ってください!!

俺「・・・」

芳佳「・・・」

俺「どうかされましたか?」

どうやら彼はよく訓練された忍者のようでこれしきの事では動じません

芳佳「・・・」

盛大に失敗しました
174以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 21:24:51.06 ID:ttlVPHUHO
支援弾
175忍者俺 支援感謝っす:2010/12/16(木) 21:25:20.43 ID:32fTrCCiO
〜談話室〜

どうやら私達がくだらない事をしている内に、事態は大きくなっていたようで、ルッキーニちゃんが捕まえてきた虫はどうやら小型のネウロイだったらしく基地の電力を次々に奪い、機能を停止させているそうです

そんなワケで、私と俺さんもみんなで対策を話し合うためにこの部屋に呼ばれました

しかし、なぜその小型ネウロイが私達のズボンの中に侵入してくるのでしょうか・・・?

シャーリーさんいわく“それは尻ません”だって

あ、そうですか

そんなお茶目なシャーリーさんがなんと!小型ネウロイが発する特殊な電波を探知する機械を作っていたそうです!!凄いです!シャーリーさん!!

シャーリー「ふむふむ、反応は・・・」

シャーリーさんが機械を両手に反応を辿ります・・・一列に並ぶ私達の前をいったりきたり・・・

シャーリー「近いな・・・」

そしてシャーリーさんの足が止まります

シャーリー「そこだ!!」

私の目の前で・・・

芳佳「えええええぇぇぇぇ―――――――ッ!!」

その瞬間・・お尻にモゾモゾしたものがががががが
176忍者俺:2010/12/16(木) 21:30:10.75 ID:32fTrCCiO
芳佳「ひぃぃぃぃぃ――――いい嫌ぁぁぁぁ――――」

リーネ「芳佳ちゃん!!」

ルッキーニ「私の虫〜♪」

芳佳「モゾモゾする―――ッ!!」

あまりの嫌悪感に我慢しきれず走りだす私、自分でもなぜ走ったかはわかりません

坂本「宮藤!脱ぐんだ!!」

芳佳「嫌です〜!!」

坂本さんが恐ろしい提案をします

ペリーヌ「宮藤さん観念なさい!!」

私の前に立ちはだかるペリーヌさん

芳佳「絶対嫌!!」

逃げ続ける私の前に501の仲間達が次々とたちはだかります、このままでは捕まって脱がされるのは時間の問題です・・・

芳佳「く〜、俺さーん!助けて――!!」

そう、周りは敵だらけのこの危機的状況の中私を助けだせるのは彼だけ!!

天井から颯爽と現れた私のヒーロー(予定)は、私の前に立ちはだかり・・・
177以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 21:32:36.18 ID:TRicnfrj0
ゴクリ…
178以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 21:33:26.65 ID:+kj85qvGO
忍者俺を見てると最近宮藤を淫獣としか見てなかった事に気付かされる支援
179忍者俺 支援感謝!!!:2010/12/16(木) 21:35:13.30 ID:32fTrCCiO
俺「姫!ご観念を!これも姫の身の安全のためです!」

嘘!!ここにきてまさかの裏切りですか!?

芳佳「裏切り者〜!!」

俺「これも姫のためです!!」

俺さんの目の前でナッシングズボンなんて屈辱的な事をされてはたまらないとまたまた必死に逃げる私、あまり必死だったものだから・・・

シャーリー「うわ!!」

シャーリーさんに勢いよくぶつかってしまい、二人して倒れこんでしまいました

シャーリー「イテテ・・」

ボン!!

シャーリー「あ!!」

私のお尻から逃げた小型ネウロイがシャーリーさんの“虫探知機”を破壊して逃げていきます

ゲルト「あっちに逃げたぞ!!」

ルッキーニ「私の虫ー!!」

坂本「追え!!」

みんな小型ネウロイを追いかけて部屋から出て行ってしまいました
180忍者俺 >>178実は姫はヒロイン回数がお姉ちゃんに続いて2位なんだぜ!!:2010/12/16(木) 21:40:09.34 ID:32fTrCCiO
で、私はと言うと・・・

芳佳「痛たた・・・」

転んだ拍子に足をくじいてしまいました

俺「姫、お手を・・・」

俺さんが私に手を差し伸べ、起き上がらせおぶってくれます

芳佳「うわわ」////

俺さんの背中、おっきいな・・・

俺「医務室へ向かいましょう」

正直に言えば、治癒魔法を使えば足は治せたけれど・・・

ちょっとくらいは甘えてもいいですよね
181忍者俺:2010/12/16(木) 21:45:12.40 ID:32fTrCCiO
〜医務室へ向かう途中〜

俺「・・・」

芳佳「・・・」

言葉も無く俺さんは私を背負ったまま医務室へと歩を進めます

よくよく考えてみれば、魔力供給の時以外に俺さんの顔にこんなに近づいたのは初めてだった気がする

私の心臓はバクバクなのに、相も変わらず俺さんは無表情のまま

私がどれだけ望んでも俺さんの中では私達の関係は“姫と忍者”のままなのかな・・・

うんうん違う、私はそれを変えてやるんだ!この間そう決めたばかりではないか!
そう、まずは私を“女”だと意識させなければ・・・これは女の意地だ!!

今の顔の距離、そして俺さんの背後を取ったという好条件!今ならあの雑誌の3を実行できます!!

よーし!耳を・・・カプッと・・・ スカッ

俺「どうかされましたか?」

避けられた・・・のだが・・・

芳佳「んあっ!!」////

俺「!!!!!?????」

お、お、お、俺さんの手が・・手が・・・私が噛みつこうと姿勢を変えた拍子に・・・わ、わ、私のお、お尻を触ってます!!
182以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 21:50:02.82 ID:Tt/DxNuR0
ぬぅ・・・・・・・
支援
183以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 22:00:55.28 ID:DTHtPHly0
続けたまえ
184以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 22:06:32.30 ID:0pZxpCQb0
忍者氏が書き込みできなくなった模様@避難所
185以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 22:07:26.93 ID:qitQnSli0
忍者さん規制喰らったらしいぞ

避難所にきてた
186以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 22:08:15.89 ID:QVG52Zte0
なん・・・だと・・・
187以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 22:09:19.34 ID:+kj85qvGO
尻触ったからみっちゃんの逆鱗に触れたか……
188以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 22:11:23.87 ID:TRicnfrj0
芳佳の尻を触ると規制だと?
みっちゃんが運営だったなんて…
189以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 22:11:30.62 ID:ttlVPHUHO
お尻触っちゃったからか…
190以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 22:20:29.26 ID:YVuw8fAvO
なんと……
191以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 22:21:01.89 ID:cKNic3DuO
なんじゃそりゃああああ!!


規制もげろ
192以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 22:24:04.39 ID:ejs5QIjt0
規制怖い
193以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 22:35:44.07 ID:G9XHorFW0
予約がなければプロローグ的なのをちょっと投下してみたい
194以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 22:39:56.36 ID:cKNic3DuO
よし来い
俺はその次ね
195以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 22:40:56.93 ID:TRicnfrj0
かもん!
22年前、戦争があった。いや、戦争ならば遥かな昔から幾度となくあった。
彼らは何の為に、どこからやってきたのか分からないが、北辺の谷を拠点に、南の土地を目指して侵攻を繰り返した。
彼らの攻撃によって、人々が生まれ育った町を追われていた。
人類は、ネウロイに対抗する新兵器、ストライカーユニットを開発した。
それを装備し、戦う、強大な力を持つ魔女、ウィッチによって、ネウロイは、次々と領土を失い、縮小していった。
それが22年前の第一次ネウロイ大戦。

世界に平和が訪れた。彼女らのおかげで。
それは永久に続くかと思われた。

平和から最も遠いこの地で、平和を守って飛ぶ彼女たち。
1938年 カールスラント

レッドアラート!
その時、私は空中にいた。
編隊長機の後ろから、演習を8mmフィルムに収めようとしていた。
隊長機が地上に向けて吠えている。

隊長「無茶言わないで!新人の面倒を見てるのよ、こっちは。」

通信員「通信指令室より、JG52。ネウロイのコース、ランダース岬を基点に、278から302。
    隊長中佐、第2飛行隊しか間に合わない。」

隊長「ベイカー、スヴェンソン、後ろについて。教官のみでネウロイを出迎える。
   残りは低空へ避難しなさい。」


世界がひっくりかえり、胃が裏返った。
――――

隊長「ごめんなさいね。」

そんな場合でもないだろうに、彼女は私に謝った。
教官の一機は着陸時にクラッシュして死に、もう一人は空の上ですでに死んでいた。
この人の責任ではない。
ネウロイがためらいなく撃ってきたことは、そして、練習生を逃した先が敵の真っ正面だったことは。
通信司令室の間違えたゼロのために、8人が死んだ。

私「あのジャーマンポインターのマークの機体、あの機体の反撃は見事でした。」

隊長「見てられない。」

隊長「トゥルーデ!あんな飛び方してたら死ぬぞ!」

ゲルト「死にません。」

ただひとり生き残った新米ウィッチが、青ざめた唇で言った。

隊長「虫も殺しませんって面してるわ。」

私の向けたカメラに、彼女はささやくように微笑んだ。
その写真はカメラごと、基地守備兵に取り上げられた。
ネウロイとの戦闘の証拠が拭われてゆく。
――――搭乗員待機室

ネウロイが侵攻しつつあるこの国の基地へ取材に来たのは、ユニークなウィッチが隊長にいると聞いたからなのだが、
これほどとは思わなかった。
この鬼のような女性に鍛えられれば、少女たちも手強いウィッチに育つだろう。
そのはずは、ネウロイの侵入で潰えた。
残った部下はバルクホルン中尉、それから今日は地上にいた若いウィッチが数人。

隊長「文句の山ほどもあるでしょうけど、人手も足りないわ。明日からは新米どももスクランブル配置よ。上では私のそばから離さない。」

隊長「トゥルーデ!」

ゲルト「はい。」

俺「お前は私の二番機だ、目を離すと何しでかすか分からないから。」

ゲルト「了解しました……。」

隊長「それから、私の元につくのはハルトマン、それから俺だ。」

エーリカ「りょーかーい。」

俺「俺……ですか。」

隊長「私も不本意だが、お前らぐらいしか戦場に出せる奴は居ない。二人は、適当に順番を決めておきなさい。」
隊長が、バルクホルン中尉の他に指名したのは、少尉としては最年少の、エーリカ・ハルトマン少尉。
それから、世界でも珍しいであろう、男性のウィッチである俺少尉だった。
ハルトマン少尉は、いつも通り、マイペースに返事をしたが、俺少尉は、数秒間キョトンとした後に、彼は隊長の言葉を了承した。
それを確認した隊長は、ブリーフィングルームに集まったJG52のメンバーを一瞥した。

隊長「とりあえず、今日は以上。明日からまた忙しくなるだろうから、今のうちに休んでおきなさい。解散!」

隊長は言いたいことだけ言い終わると、そそくさと部屋を出ていってしまった。
後に残された隊員達は、不安な表情を浮かべながらなにやら色々囁きあっていた。
そんな中、ハルトマン少尉は、図らずも相棒となった俺少尉と話をしていた。
彼らのそんな姿をカメラに収めようとしたが、つい先ほど、カメラを取られた事を思い出した私は、
心の内で呪詛の言葉を吐きながら、基地司令に与えられた、簡素な部屋へと戻っていった。
俺は、まさか自分に白羽の矢がたつとは思っていなかった。
一応、一通りの戦闘訓練は終えているものの、隊長の技量についていけるほど、器用ではない。
それに、俺以外に指名された二人――トゥルーデとエーリカ――は、同期の中ではトップクラスの技量を持っている。
特にトゥルーデは、先の戦闘で、見事に生還しただけでなく、ネウロイに反撃も加えたのだ。
そんな2人が指名されるなか、成績も並の俺が、どうして指名されたのだろうかと考えていると、いつのまにかエーリカが俺の目の前に来ていた。

エーリカ「どしたの、俺?
そんな難しい顔しちゃってさ。」

俺「あぁ、エーリカ……いや、まさか自分がスクランブル要員になるなんて思ってもみなかったからさ。」

エーリカ「まーね、俺って普通だし。」

俺「いやまぁそうだけど……。」

エーリカ「冗談だよ、そんな落ち込まないでよー。」

俺「そんなことないさ、俺はいつだって元気だぜ?」

エーリカ「ホントかよー?まぁいいや、どっちがいい?」

エーリカの手には、いつの間にかマッチ棒が2本握られていた。
202以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 22:56:25.44 ID:gYTrsK2i0
ハートブレイク1の予感
俺「……ちなみにどっちが3番だ?」

エーリカ「頭のついてないほう。」

俺「じゃあ左だ。」

俺はエーリカの握られた左手から少しだけ尻を出しているマッチ棒を引き抜く。
マッチ棒の先端を確認すると、頭なし。つまり俺が3番、エーリカが4番機になったわけだ。

俺「ドン尻はエーリカだな。」

エーリカ「えー!今のなし!」

ゲルト「どちらでもいい。チームを組むのに変わりはないんだ。早く決めろ。」

俺とエーリカが押し問答をしてると、後ろからバルクホルン中尉の凛とした声が聞こえてくる。

俺「だとさ、これでゲルト中尉もエーリカの4番機行きに賛成だな。」

エーリカ「しょーがないな……。」

エーリカは渋々認めると、つまらなそうな顔をして、部屋に戻った。

俺「バルクホルン中尉、俺たちに手取り足取り教えてくださいね。」

ゲルト「ふん、それは隊長に頼め。俺ももう部屋に戻って休め。」

俺「アイアイマーム。」

ゲルト「なんだ、そのふざけた返事は?」

俺「失礼、中尉。それでは。」

どうやらバルクホルン中尉は思ったより堅物なようだ。
一緒にやっていけるか不安だぜ……。

ウウウウウウウウウウウウ

そんな時、基地のサイレンが鳴り響いた。

俺「休んでる暇、無いな。」

俺はぽつりとつぶやき、ハンガーへと走っていった。

プロローグ 終わり
205以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 23:00:51.16 ID:cKNic3DuO
しーえん
206以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 23:02:40.30 ID:G9XHorFW0
プロローグ終わりです
原作そのままですいません
207以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 23:03:27.81 ID:YVuw8fAvO
乙!続きに期待
208以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 23:09:21.77 ID:gYTrsK2i0
ほんと此処の書き手はエスコン好きが多いのな
209以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 23:10:04.85 ID:G9XHorFW0
>>208
すいません・・・
210以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 23:14:25.72 ID:jZLAEACRO
乙であります
このままいくと俺がスタジアムに墜落しそうだな
211以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 23:17:03.52 ID:6KXSs6zB0
ラジオ大阪『ストライクウィッチーズ スターライトストリーム』

大ヒットアニメ『ストライクウィッチーズ』が、ついにラジオへ出撃!
パーソナリティは、「サーニャ・V・リトヴャク」役の門脇舞以と
「エイラ・イルマタル・ユーティライネン」役の大橋歩夕の2人。
エイラとサーニャが、ラジオの前のあなたと共に夜間飛行いたします!
【放送局・時間】 ラジオ大阪(AM1314KHz) 毎週木曜日 24:00〜24:30
【インターネット配信】 インターネットラジオステーション「響」 毎週金曜日(地上波放送翌日)
【パーソナリティ】 門脇舞以・大橋歩夕
【番組公式HP】http://obc1314.com/strike/ http://hibiki-radio.jp/description/str

ネットで聞けるラジオ:ラジコ(関西地区限定)
■ラジオ大阪→ http://radiko.jp/player/player.html#OBC
http://radiko.jp/

【関連スレ】
ストライクウィッチーズ2 第882統合戦闘航空団 
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1292428398/
ストライクウィッチーズStarlightStream 4
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/am/1288914721/
【実況スレ】
関西ローカルラジオ実況0353☆滋賀和歌山もradiko
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/liveradio/1292264850/
212以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 23:17:55.81 ID:gYTrsK2i0
いやそのセンス嫌いじゃないね!
213試作な俺:2010/12/16(木) 23:18:41.21 ID:cKNic3DuO


それじゃ投下していきます
前スレ>>430からの続きです

今回の投下分では全然話が進まないので、あらすじは割愛します
214-Prototype-試作品-11話:2010/12/16(木) 23:25:58.71 ID:cKNic3DuO
――――――――――――――――――――
?<ぐぬぬぬぬぬ・・・!
?<ぬおおおお・・・!

エイラ「ふわぁ・・・・・」 ムクッ

エイラ「・・・何して居るんだ?オマエ」

俺「見りゃ、分かんだろ・・・!腕、立て、だよ・・・!」 プルプル

エイラ「なんでやってるんダ?」

俺「自主、トレ、だ・・・!最近バルクホルンとの特訓の時間、が、ない……からな……!」 プルプル

エイラ「ふーん」 (意外と真面目なんダナ・・・)

エイラ「・・・・・」 スッ

エイラ「手伝ってやろうカ?」 ニヤリ

俺「は?手伝うってなに―――」

ズシッ
俺「ぅごっ」 ガクッ

エイラ「どうした?頑張れヨー」 ニシシ

俺「お、重っ・・・!」

エイラ「」 カチン
215-Prototype-試作品-11話:2010/12/16(木) 23:29:51.34 ID:cKNic3DuO
エイラ「」 グニッ、ギュウウゥゥゥ・・・!

俺「痛い痛い。顔つねらないでつねらないで」

エイラ「誰が重いっテー?」

俺「いや、だって本当に―――」

エイラ「ウリャッ!」 ムギュウウゥゥゥ!

俺「イタタタタタタ!」

エイラ「そういう時は無理してでも『軽い』って言うもんなんだよバカヤロー!」 ギュウウゥゥゥ・・・!

俺「そ、そういう物なのか・・・!」

エイラ「フンッ」 パッ

俺「ぁう」 ヒリヒリ

エイラ「ホラ、頑張れよー」←背中に馬乗りのまま

俺「人が乗った状態でなん、て……!ムリダナ・・・!」 ガクガク

エイラ「情けないナー、それでも男かヨ」 グリグリ

俺「っ」 ムッ

俺「スゥー・・・・・」
216以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 23:32:40.87 ID:o8VIlMhDO
つまり壁殴りという解釈で良いのかね?

支援支援
217-Prototype-試作品-11話 今回はほのぼの進行でお送りします 支援感謝:2010/12/16(木) 23:36:11.69 ID:cKNic3DuO
エイラ「俺?」

俺「ウォリャアアアーー!」 グイッ!

エイラ「ワッ!」 ガクン

俺「ハァ・・・!ハァ・・・!どーよ、やってやったぜ・・・!」 ガクガク

エイラ「おー・・・!頑張ったじゃないカ、えらいえらい」 ナデナデ

俺「頭撫でるより・・・降りて……くれ。そろそろ、限界だ・・・!」

サーニャ「ん・・・」 ムクッ

エイラ「あっ、おはよーサーニャ」 フリフリ

俺(重い・・・!) プルプル

サーニャ「2人共何しているの・・・?」 ボー……

エイラ「今、コイツを鍛えてやっているんだヨ」

俺「なあ・・・!話すのは降りてからでも良いのでは・・・?」 ガクガク

サーニャ「・・・・・」 ジィー……

サーニャ「私も、乗る・・・」

俺・エイラ「「えっ」」
218以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 23:36:14.92 ID:+kj85qvGO
エイラに馬乗りにされながら床オナとか…
ふぅ…
219-Prototype-試作品-11話:2010/12/16(木) 23:41:25.80 ID:cKNic3DuO
俺「ちょっ・・・」

エイラ「サ、サーニャ・・・?」

サーニャ「・・・・・」 テクテク

ズシッ
俺「ぐっ」

サーニャ「頑張って」 ボー……

俺「ム、ムリ・・・!」 ガクンッ!

エイラ「わッ!」

俺「2人は、駄目だろ・・・」 グデー……

エイラ「オイ、大丈夫か……?」

俺「心配するなら、まずは上からどいてくれ・・・」 グデー……

エイラ「ゴ、ゴメン」 スッ

サーニャ「・・・・・」

エイラ「サーニャ?降りないと・・・」

サーニャ「スー……、スー……」

エイラ「・・・寝てるし」
220以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 23:43:17.52 ID:qitQnSli0
支援だ
がんばれ
221以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 23:43:53.42 ID:G9XHorFW0
支援ぬ
222-Prototype-試作品-11話 支援感謝ダナ:2010/12/16(木) 23:47:06.79 ID:cKNic3DuO
エイラ「なんだ、寝ぼけていただけなのカ・・・」
   (そうだよな、サーニャがあんな事する筈ないもんナ・・・多分) ホッ

俺の背中の上で眠ってしまったサーニャをベッドに戻す

俺「あ゙ー……、腰イテー」

エイラ「大丈夫かー?」

俺「あとで宮藤に治して貰おっかな。『エイラとサーニャの2人が上に乗ってたから、腰痛めちゃった』って」

エイラ「ややこしい言い方すんナー!」

俺「?」

エイラ(本当はコイツ、わかって言ってるんじゃないだろうナ・・・)

俺「さてっ、サーニャはまた寝ちゃったし、夕飯にはまだ時間が掛かる」

俺「暇だったら、一昨日の続きでもやるか?」 スッ

そう言って、チェスを指差す

エイラ「おっ、いいゾ?今日こそ負かしてやるヨ」

俺「だが、ただやるんじゃあまり面白くない。……そこでこれだ」 サッ

ドン!

エイラ「これは・・・」
223-Prototype-試作品-11話:2010/12/16(木) 23:51:56.18 ID:cKNic3DuO
エイラ「肝油?」

俺「負けた方は、この肝油を湯飲み一杯飲み干す!……ってのはどうだ?」

エイラ「だけどチェスじゃ、どう考えてもオマエに有利じゃないカー」

俺「んー……、じゃあこうしよう。三本勝負ってのはどうだ?最初はチェスで、その次はエイラが何で対決するのか指定すればいい」

俺「最後は・・・、まぁそん時に考えればいいだろ。それでどうだ?」

エイラ「ふふっ、いいゾ?乗ってヤル」 ニヤリ

俺「お、いいのか?手加減はしねーぞ」 ニヤリ

俺「三本勝負にする代わりに、負けたら飲む量だって通常の3倍なんだぜ?」

エイラ「フッ、余計な気を使わなくても、すぐにその余裕の表情を塗り替えてやる・・・」

エイラ「敗北と屈辱の表情にナ!」 ビシッ!

俺「ハッ!随分な決め台詞をありがとよ」

俺「退屈させないでくれよ?勝ちばっかってのも、つまらないんでな」


俺・エイラ「「さぁ、始めようぜ(始めるゾ)」」

――――――――――――――――――――
224以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 23:53:07.33 ID:ZHCJPXfm0
支援ダナ
225-Prototype-試作品-11話:2010/12/16(木) 23:56:36.58 ID:cKNic3DuO
俺「チェックメイトってな」 コトッ

エイラ「・・・・・フッ」

俺「随分と余裕だな?肝油様に一歩近づいたってのに」

エイラ「なぁに、この一勝はサービスみたいなもんだ。束の間の勝利、精々味わっておけよ」

エイラ(ここまでは予想通り・・・)

エイラ(悔しいけど、コイツの強さは本物だ。普段あんなにバカっぽいクセに。チェスじゃ私が何回やったって勝てっこない。・・・バカのクセに)

エイラ(とにかく、こういう頭を使う系の対決は却下だ。なら―――)

俺「さて、次はどうするんだ?エイラ」

エイラ「腕相撲だ。腕相撲で勝負!」

俺「それでいいのか?」

エイラ「ああ、やるゾ」 ガシッ

俺「オーライ」 ガシッ

エイラ(コイツのもやしっ子っぷりは、ハルトマンから聞いている。それなら私でも勝てる筈だ) ニヤリ

俺「ハッ、甘いぞエイラ」
 「大方、俺みたいな細い奴が相手なら、男相手でも勝てるとでも思ったんだろう?」

俺「だが・・・おまえは一つミスを犯した」
226-Prototype-試作品-11話:2010/12/16(木) 23:58:05.04 ID:cKNic3DuO
エイラ「なに?」

俺「確かに俺は、力勝負じゃ宮藤にも負けちまう程度だったが・・・それは前の事」

俺「今の俺は、もう人並みには強くなっているんだよ!(多分)」

エイラ「なら・・・それがどのくらいの物なのか、確認させて貰おうじゃなイカ」

――――――――――――――――――――

俺「い、痛い・・・!」←負け

エイラ「結構頑張ったが・・・フッ、まだまだダナ」←勝ち

俺「くっそー……、前よりは鍛えた筈なのに・・・・・あ」 ズキズキ

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
バルクホルン『だが、まだまだだぞ?おまえは出発点が人より後ろなんだ。もっと鍛えなくてはな』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

俺(そうだった。俺、元々がマイナスだったんじゃん・・・・・)

エイラ「さてっ、これで一勝一敗ダナ。次はどうする?」

俺「んー……。そうだな、次は誰かにでも決めて貰うか?サーニャ・・・は寝ているし、誰か他に―――」

ガチャッ
宮藤「みなさーん、そろそろ夕方ですよ、起きて下さ―――って、もう起きてたんですか」

俺「おっ、ちょうど良い所に」
227以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/16(木) 23:58:35.15 ID:keLs7UV50
支援!
228-Prototype-試作品-11話:2010/12/16(木) 23:59:45.85 ID:cKNic3DuO
宮藤に事情を説明すると、「良いものがあるよ!」と言って、どっかに行ってしまった

<3分後>

宮藤「持ってきたよー!」

俺「そのカードの山は何なんだ?」

宮藤「これはね、カルタだよっ」

エイラ「この文字の書いてある札がカルタって言うのか?」

宮藤「うん。扶桑に伝わる遊びの一種だよ、2人共知らないみたいだし、これなら公平でしょ?」

俺「確かにな、これで大丈夫か?」

エイラ「私はこれでいいゾ」

宮藤「じゃあ、ルール説明するね」

――――――――――――――――――――

俺「つまり、読み手の読んだ読み札と同じ語頭と絵が描かれた取り札を」

エイラ「この広げた取り札の中から探し出し、先に取れば良いんダナ?」

宮藤「そう。間違えた札を取ったらお手つきで、次は一回休みだからね」

宮藤「そうやってどんどん取り札を取って行って、最後に取り札の枚数が多い方が勝ち。全部で45枚だよっ」
229-Prototype-試作品-11話 支援感謝ナンダナ:2010/12/17(金) 00:05:39.54 ID:sPAuOCCgO
エイラ「それにしても、このカルタって奴。変な絵ばっかのは何でなんダ?」

俺「半分くらいはどっかのおっさんの絵じゃねーか」

宮藤「これはね、『松尾芭蕉カルタ』なんだよ」

エイラ「マツオバショー?」

宮藤「昔の扶桑の俳人だよ。俳人ってのは俳句を読む人で、俳句ってのは・・・簡単に言うとちょっとした扶桑の詩かな」

俺「じゃあこのカルタの俳句は、全部その芭蕉さんとやらが書いた詩なのか」

宮藤「そうだよ?私も学校に通ってた時に授業で習ったりしたんだ。有名な人なんだよ」

エイラ「フーン」

俺「まぁ何でもいいや。じゃあそろそろ始めようぜ。宮藤、読み手を頼めるか?」

宮藤「うん!任せてっ」

サーニャ「私も読む・・・」 ムクリ

俺(あ、起きた)

宮藤「それじゃあ一緒に読もうよっ」

サーニャ「・・・うん」 コクリ

エイラ(サーニャが見ているなら、絶対に負けられない・・・!) ゴゴゴ
230以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 00:10:33.12 ID:NDjZPNEL0
支援!
231言葉の壁は代行が破壊してくれました:2010/12/17(金) 00:11:13.10 ID:sPAuOCCgO
机の上に乱雑に並べられた取り札を挟んで、俺とエイラが相対する
読み手である宮藤とサーニャは、並んでソファーに座っている

宮藤「それじゃあ、読むよ」

俺「頼むぜ・・・!」

エイラ「来い・・・!」

宮藤「いくよ〜」

宮藤『古池や 蛙(かはず)飛び込む 水の音』

俺「『ふ』か!」

エイラ(えっと、どこに……) キョロキョロ

俺「もらいっ!」 バンっ!

エイラ「あ!」

俺「へへっ、一枚ゲット〜♪」

エイラ「フンッ、まだ一枚目だ。調子に乗るには早すぎるゾ?」

サーニャ「次、読むね・・・」 スッ

サーニャ『さっきまで かゆかったけど おさまった』

俺・エイラ((なんだソレ))
232以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 00:14:16.22 ID:lZi6Yq0l0
ギャグマンガ日和www
支援
233言葉の壁は代行が破壊してくれました 支援感謝:2010/12/17(金) 00:15:07.04 ID:sPAuOCCgO
エイラ「みっけ!」 バンッ!

俺「あっ」

エイラ「気を抜いてるからだゾ」 フフン

俺「……まぁ一枚くらいはどうって事ないから良いとしてだ」

俺「なぁ宮藤。マツオバショーって本当に有名な詩人なのか?」

エイラ「確かに、今のは私も無いと思うゾ」

宮藤「本当だよ?扶桑じゃとっても有名な俳人だったんだ。…………ただ」

サーニャ「ただ?」

宮藤「いい俳句も沢山詠んだんだけど、それ以上にスランプも沢山あったらしくて・・・」

宮藤「多分今のは、そのスランプの時の俳句だと思うよ」

俺「何でスランプ時の俳句までカルタにするかな・・・」

宮藤「それは・・・これ作った人じゃないとわかんないよ。でも、松尾芭蕉が凄い人なのは本当だよ?」

宮藤「授業で習ったんだけど、松尾芭蕉にはこんな伝説があるの」

エイラ「伝説?」

宮藤「うん、伝説。松尾芭蕉が最上川っていう、扶桑の大きい川を訪れた時のこと・・・」
234>>232正直悪ふざけが過ぎたとは思っている。だが反省はしていない。 支援感謝:2010/12/17(金) 00:20:46.36 ID:sPAuOCCgO
宮藤『俳聖松尾芭蕉は最上川の急流を 自慢のマッスルでせき止め下流の村を守り』

宮藤『非力な弟子はマッスル松尾 略してマッスオを 陰から応援するばかりだった』

宮藤『頑張れマッスオ それそれマッスオ マママママッスオ』

エイラ(どんな詩人だヨ・・・)

宮藤『そして芭蕉は―――』

俺「わかったわかった。もうわかった。バショーの話はいいから次読んでくれ」

宮藤「まだ続きがあるのに・・・。わかったよ」

宮藤「じゃあ、読むね」

俺(句の内容に惑わされるな俺・・・!札を奪う事だけに集中しろ)

エイラ(宮藤の話のせいで集中が途切れてしまったゾ・・・)

宮藤『このタイツ 2ヶ月ほどで この始末』

エイラ(また変な詩)

俺「ほいっ」 バンっ!

サーニャ『山下が 木下見たよ 先々週』

エイラ(あった!) バンッ!
235以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 00:22:14.68 ID:ssXAUot20
あの嘘話語り継がれたのかwww
支援
236以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 00:22:48.46 ID:6CACQ6Ac0
支援
 
便乗質問 助けて。
ウィスキーのハイボールを造るとき、炭酸をシュッといれる網を張った
ガラスの容器あるじゃない。あれはなんといいますか?
お助け<(_ _)>
237-Prototype-試作品-11話-支援多謝:2010/12/17(金) 00:26:34.80 ID:sPAuOCCgO
宮藤『かさねちゃん 元気はつらつ どっこいしょ』 バンッ!

サーニャ『暑き日を 海に入れたり 最上川』 バンッ!

宮藤『モナカ暑っ 山で出会った アメリカ人のモニカ』 バンッ!

サーニャ『昨日今日 お尻のダメージ 深刻だ』 バンッ!

宮藤『お尻は 臀部とも言う』 バンッ!

サーニャ『どうしてみんな 私をバカと 言うの』 バンッ!


――――――――――――――――――――

俺「ふふっ」

エイラ(くっ。勝負は中盤・・・。まずい、少し押されているナ)

エイラ(こうなったら奥の手ダ・・・) ピョコン

サーニャ『野茂だもの 逆から読んでも のもだもの』
エイラ「ふっ」 バンッ!

宮藤『涼しさを 我が宿にして ねまるなり』
エイラ「はっ!」 バンッ!

サーニャ『おいでやす京都』
エイラ「よっ」 バンッ!
238今更気がついたがこの世界にアメリカ人なんていないじゃねぇか:2010/12/17(金) 00:32:17.84 ID:sPAuOCCgO
俺(エイラの奴、急に取るのが早くなったな)

エイラ「フフン」 ピョコン

俺(あんな余裕の顔して、耳まで生やして・・・・・って耳ぃ!?)

ふと見ると、何時の間にかエイラの頭には、可愛らしい狐耳が生えていた

俺(こいつ・・・未来予知使ってやがる・・・!)

エイラ(お、俺の奴もう気がついたカ)

俺(そっちがそのつもりなら・・・) ピョコン

使い魔である烏の羽が、耳の後ろから生えた

エイラ(確か俺の固有魔法は「魔力変換」。カルタには役立たないはずなのに・・・)

宮藤『何今日暑っ 逆に山だよ 最上川』

エイラ(そこっ―――) スッ
俺「はっ!」 バンッ!

サーニャ『リスのほほ 食べもの入る ほほぶくろ』

俺「よっ!」 バンッ!

宮藤『エマニエル夫人』

俺『ていっ!』 バンッ
239以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 00:33:40.95 ID:6CACQ6Ac0
支援
先ほどの質問、自己解決!
ハイボールでぐぐったのが失敗でした。ソーダサイフォン。
すみません!
240以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 00:34:15.68 ID:KfLyZ1UO0
いや、そんなささいな問題じゃないだろwww
241以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 00:34:51.38 ID:mz7MgC/TO
>>236
ミキシンググラス…かな
違うか
242-Prototype-試作品-11話 支援感謝ナンダナ:2010/12/17(金) 00:37:17.85 ID:sPAuOCCgO
エイラ(どうなっているんダ?私の未来予知を上回る速度で取り札を―――)

俺「ハンッ」 ニヤリ

エイラ(!  そうかコイツ・・・)

エイラ(私の手の動きを見て、取り札の場所を・・・!)

俺(取り札を探す必要は無い・・・。おまえが未来を見るというのなら―――)

俺(俺はその未来を奪いとるだけだね) ニヤリ

サーニャ『昼だけど 泊まっちゃうんだ 悪いかよ』

俺「せぃ!」 バンッ!

俺(この・・・「超反射」でな)

エイラ(確かに、この速度は厄介だナ……)

エイラ(だが・・・手が無い訳では無いゾ)

エイラ「・・・フッ、私の勝ちダナ」

俺「なんだと・・・?」

宮藤『ブーメラン 顔に刺さって痛いったらないよ ドチクショウ』
俺「ていっ!」 バンッ!

エイラ「フッ」 ニヤリ
243以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 00:39:05.93 ID:KfLyZ1UO0
>>242
>エイラ「・・・フッ、私の勝ちダナ」
もうマルセイユコラのイケメンエイラで再生余裕でした
244-Prototype-試作品-11話:2010/12/17(金) 00:42:55.51 ID:sPAuOCCgO
宮藤「俺さん、お手つきだよ?」

俺「なにっ!?」

エイラ「フフン、掛かったな」 ニヤリ

俺「今の動きはフェイク・・・?まさか・・・!」

エイラ「その通りダ」

エイラ「私の未来予知に手も足も出なかったおまえは、私の未来予知をも利用しようとした」

エイラ「その超人的な反射速度で私の手の動きを見切り、私より先に取り札を掠めとることでな」

俺「くっ・・・!」

エイラ「だが、おまえは一つミスを犯した」

エイラ「所詮その作戦は、私の未来予知に依存しただけの物。私がちょっと別の取り札に手を伸ばせばすぐに引っ掛かる・・・」

叡羅「子供騙しでしか無いんだヨ!」 ビシィ!

俺「ば、馬鹿な・・・!こうも簡単に破られるとは・・・」 ガクッ

叡羅「もはやオマエに勝ち目は無いゾ。フフッ・・・アッハッハッハッ!」

サーニャ「エイラ、それ普通に反則よ」


エイラ「えっ」
245以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 00:44:16.86 ID:ssXAUot20
こいつら仲いいな
そしてもう俳句でもなんでもねえwww支援
246以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 00:49:00.42 ID:9u1/TcIXO
支援
247-Prototype-試作品-11話 支援感謝!:2010/12/17(金) 00:50:40.52 ID:sPAuOCCgO
宮藤「2人共、思いっきり声に出てたよ」

サーニャ「エイラ、耳閉まって」

宮藤「俺さんもだよ。まったく、2人してカルタなんかに魔法使うなんて・・・」

俺「面目ない・・・」

宮藤「ほら、仕切り直し。もう魔法使ったらダメだからね?」

エイラ「はーい・・・」


――――――――――――――――――――

なんやかんやで残り2枚

俺「まさか、ここまで拮抗するとはな。やるじゃないか」←22枚

エイラ「フフン、オマエこそな。だが―――」←21枚

俺・エイラ「「勝つのは俺だ(私ダ)」」

宮藤「最後は片方取れば、もう片方も同時に獲得だよ」

俺(残りは一回、これで勝ち負けが決まる・・・)

エイラ(肝油三杯なんて冗談じゃない。負けられない・・・)

((決着をつける・・・!))
248-Prototype-試作品-11話 支援感謝!:2010/12/17(金) 00:54:13.57 ID:sPAuOCCgO
宮藤「それじゃ、読みますね」

俺「・・・・・」

エイラ「・・・・・」

サーニャ「・・・・」 ムズムズ

宮藤『ほんとです 私は俳句が 上手です』

エイラ(もらった!)

サーニャ「クシュン!」

エイラ「わっ」 クルッ

俺「もらいっ!」 バンッ!

エイラ「あっ・・・」

宮藤「24対21で、俺さんの勝ち〜」

俺「勝った・・・!」 グッ

エイラ「クッ、クソ〜!俺に負けるなんて・・・」

サーニャ「エイラ、ごめんなさい。私があんなタイミングでくしゃみしちゃったから・・・」

エイラ「イヤ、余所見しちゃったのは私ダ。結局は私の集中が足りなかったんダ・・・」
249以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 00:59:32.61 ID:SLEi1TlZ0
しえん!
250-Prototype-試作品-11話 支援感謝です:2010/12/17(金) 01:00:35.60 ID:sPAuOCCgO

ゴトッ

エイラ「うへぇ・・・」

並々と肝油を注いだ湯のみが3つ、エイラの前に並べられる

俺「さぁっ、残さず飲めよ?」 ニヤリ

宮藤(これは大変そう・・・)

サーニャ(エイラ・・・)

エイラは母親に好き嫌いを治させられている子供のような顔をすると、少し震える両手で湯のみを掴む

エイラ「うぅ〜・・・」 

グィッ

エイラ「ふっ、ぅぇ……」 ごくっ

エイラはチビチビと肝油を飲み始めた

エイラ「むぅ、ふぇっ・・・」 ゴクッ

エイラ「ぅ・・・、んっ、う……」 ごくっ

俺(なんだか思った以上に嫌がってて胸が痛いんですけど)
251-Prototype-試作品-11話:2010/12/17(金) 01:08:05.85 ID:sPAuOCCgO
<3分後>

エイラ「んくっ・・・けほっ・・・」

エイラはようやく一杯目を飲み終えた

俺「・・・・・」

俺「あーあ、おまえ一杯飲むのに時間かけ過ぎだっての。喉が渇いちったよ」 バッ

エイラ「あっ・・・」

エイラがまだ飲み始めたばかりの2杯目の湯飲みを奪う

俺「ちょうどいいもの飲んでるなエイラ。これ貰うぞ」 グイッ

ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ・・・

俺「ぅあ゙ーっ!マッズ!」

エイラ「オマエ、何して……」

俺「喉が渇いたってだけだけど?」

宮藤(素直じゃないなぁ・・・)

エイラ(じゃあ残りはあと一杯・・・)

エイラ(ってアレ?無い・・・)
252以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 01:12:13.98 ID:HKl4XnnX0
影羅
253-Prototype-試作品-11話-白い海を越えて:2010/12/17(金) 01:12:38.44 ID:sPAuOCCgO
サーニャ「」 ゴクッ、ゴクッ

エイラ「サ、サーニャ・・・!?」

ゴクッ、ゴクッ、プハァー

サーニャ「・・・不味い」

エイラ「サーニャ、なんで・・・」

サーニャ「一緒だから」

エイラ「え?」

サーニャ「エイラも、私も、俺さんも、一緒に夜の空を飛ぶ仲間、だから」

サーニャ「私達が飲むのは、当たり前の事よ」

エイラ「サーニャ、ありがとう・・・。それと、俺……もな?」

サーニャ「ふふっ」 ニコッ

俺「だから喉が渇いたけど他に飲むもんないから仕方なくだっての、勘違いするなよ?」

サーニャ「ふふっ、じゃあそういう事にしておいてあげるね・・・」
エイラ「・・・まったく、素直じゃないヤツー」
俺「いや、ホントだからな?」


宮藤(あれっ、何この疎外感)
254試作な俺:2010/12/17(金) 01:17:29.69 ID:sPAuOCCgO
ここまでです。

外伝にしようか迷ったカルタパートですが、本編として投下させてもらいました。ギャグ漫画日和知らない人には意味不明だったよね申し訳ない

明日か明後日には、このエイラーニャ編もやっと終わりそうですので、その時には駄文で良ければお付き合い下さい

詠んでくれた人、支援してくれた人ありがとうございました
255以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 01:19:21.81 ID:6CACQ6Ac0
紫煙  ターイム
90.5kbだって。どうなるんだろう。

>>236
わかんなくなった〜。大混乱。頭が既にスパークしてるから・・・。
サイフォンで通すよ。後日、ああ、この話かよ!と笑って頂戴。

90.5だって。
長すぎるよね・・・。まだ2/3くらい、なのカナ・・・。
タバコタバコ
256以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 01:20:05.89 ID:6CACQ6Ac0
おつかれさまでしたぁ。
くわしくないけど、笑ったよ!ありがとう。
257以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 01:20:18.32 ID:9u1/TcIXO
乙!
258以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 01:22:17.25 ID:ruIN/UZ40
乙!
259以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 01:22:22.67 ID:6CACQ6Ac0
>>241 でした <(_ _)>
 事故レスしてどーすんねん、おれのあほ。

ぬぅぅぅーーーーーーーーーーーーーーん
260以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 01:31:36.51 ID:hCwKMWVc0
乙乙おー。

>>250->>251のエイラ、なんかエロい
261以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 01:33:36.95 ID:9u1/TcIXO
>>260
お前もそう思ったか

次はいないのかー
262以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 01:34:27.64 ID:Sjc8mzGu0
次の次に投下するやつがアレな感じになってしまった
おっかしいなぁ、この展開は予定してなかったんだけど……
263以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 01:34:38.56 ID:SLEi1TlZ0
今って予約とか無いのかな

投下してもいい?
264以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 01:36:03.39 ID:QBvfB8ed0
>>263
Jawohl, commandant
265以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 01:42:51.04 ID:SLEi1TlZ0
>>264
日本語でおk
いってもいいってこと?

誰もいないみたいだから行かせてもらいまーす
266以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 01:43:30.74 ID:9u1/TcIXO
ごぉ
267以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 01:44:13.79 ID:VT2hBdUmO
一発ネタのプロローグ作って書き込み携帯に送信しようとしたらドメイン間違えて送信してしまった
DAEMONさんから返事がないから誰かが使ってるアドレスだぜ

めっちゃ恥ずかしい
268以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 01:44:17.17 ID:QBvfB8ed0
>>265
Sir, Yes Sir!
269九尾の俺:2010/12/17(金) 01:46:48.43 ID:SLEi1TlZ0
避難所>>348から
本スレ久しぶりです

前回の簡単なあらすじ

俺暴走の末、倒れる

俺回復直後、ミーナ抱き着く


第7話
「カールスラント奪還作戦(2日目)」
                始まります
270以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 01:48:57.23 ID:ruIN/UZ40
解除オメデトー!
支援だな!!
271九尾の俺:2010/12/17(金) 01:52:00.55 ID:SLEi1TlZ0
俺「どうしたんだよミーナ。離れてくれ、というか泣きやんでくれよ。」

トゥルーデ「私の時にはビンタだったのに…」

エーリカ「妬かない妬かない。今回はミーナもいろいろ抱えきれなくて爆発しちゃってビンタまでいかなかったんでしょ。」



ミーナ「…ぐすっ…俺さん…なんであんなことしたの?」

俺「九尾に聞いたんじゃないのか?それ以上の理由はないんだけど…」

ミーナ「九尾さんには“トラウマと重ねた”としか聞いていないわ…何が、私達の何が重なったの?それくらいはあなたの口からきかせてほしいの…」

俺「…まず離れてくれないか…その、近くて柔らかくていろいろアブないんだ。」

ミーナ「?……!?/// ご、ご、ごめんなさい!…その、あの…」

エーリカ「いいってミーナ、言い訳なんてないんでしょ?勢いなんでしょ?それに隊長だもん、無様な言い訳なんてしないよねぇ?」

ミーナ「フラウ!ち、違うわ俺さん!あれはね!」

俺「くっくっく…いいよミーナ無理するな。最悪な目覚めに良い夢が見れたと思っておくよ。」

ミーナ「もう…/// 言ってることが滅茶苦茶よ、わけわからないわ…」
272九尾の俺:2010/12/17(金) 01:57:43.95 ID:SLEi1TlZ0

俺「トラウマと重ねたものが何か、かぁ…。死んでいくみんなの姿かなぁ。」

  「もう二度と親しい人が死んでいくのなんて見たくなかったから。トラウマ引っかけて何が何でも俺がどうにかしなきゃいけないって思えたんだ。」

  「本当にそれだけなんだよ。それだけなんだ。大義名分なんて有る筈もない、ただの独りよがりなんだ。」

美緒「独りよがりであそこまでやってしまうのもどうかと思うぞ。他にやりようはなかったのか?」

俺「美緒ともあろう奴がそんなこと聞くのかよ。ブチギレた奴に理屈なんて有るはず無いだろ?」

美緒「それもそうか…俺、もう一度聞こう。」


    「今、お前は、正気か?」



俺「狂ってる、と思うよ。人を殺したというのに罪悪感がまったくないんだ。」

  「みんなを守る為ならいくらでも狂える。そのためなら人の命ですら奪ってやる。」

  「正気を失うことよりもみんなを喪う方が怖いから。」
273九尾の俺:2010/12/17(金) 02:02:48.82 ID:SLEi1TlZ0

美緒「…そうか。それだけ言えるならお前はまだ正気だよ。」

トゥルーデ「そうだな。しっかり私達を守ってくれよ?私達に守られて泣くなんて情けないからな。」

芳佳「でもやっぱり人として人殺しなんてダメです!私達がいる限りそんなことさせません!」

エーリカ「あはは。もう“人として”の部分で守られちゃってるよ。頑張ってよ?」

俺「ここの誰かが悲しい顔するなら人殺しなんてしないさ。最悪の手段は最悪の時に取っておくよ。」

芳佳「もう!それじゃ意味無いじゃないですかぁ!」

「「あはははh」」


美緒「さて、俺よ。体調はどうなんだ?まだ耳尻尾が出ているようだが。」

俺「九尾曰く、無茶したせいで調整が進まないんだとか。さっきみたいな大出力の呪文は控えた方がよさそうだ。」

美緒「それは同化?というやつをする前の調子でなら戦えるととらえていいのか?」

俺「それは問題ない。魔法力自体は上がってるんだ、九尾の力に負けない程度の出力に抑えれば何でもない。」

ミーナ「それは…安心していいことなのかしら。」
274九尾の俺:2010/12/17(金) 02:08:22.20 ID:SLEi1TlZ0

俺「心配してくれるならそう簡単に無茶なことはしないよ。現にこれだけ心配されたんだ、無碍にはできないよ。」

ミーナ「当たり前よ!…あなたはどうしてそう捻くれた事を言うの?こっちの身にもなって欲しいわね。」

俺「なんだよ、俺一人じゃ加減なんて出来ないんだからみんなにリミッター役やってもらおうって素直に言ってるんじゃん。」

ミーナ「やってもないのに出来ないなんて言わないでほしいわ。心配する方が大変なのよ?」


エーリカ「もー、痴話げんかならよそでやってよ〜。正直笑い堪えるの大変だよ。」

芳佳「ハルトマンさん、痴話げんかって夫婦でやるものですよね?俺さんもミーナさんも夫婦じゃないんですからそれは変ですよ。」

エーリカ「宮藤〜、どこにいればそんな偏った覚え方するのかなぁ。仲のいい男女がああいう風にけんかしてればもう痴話げんかでいいんだよ。」

俺・ミ「誰が夫婦だ「ですか」!!」


エーリカ「おー怖い。怖いからあたし寝るね〜」

芳佳「あの、えと、ミーナさんも俺さんも程々に、です。ちょっとハルトマンさーん、逃げないでくださいよ〜」


美緒「とりあえず俺も回復したし、一時解散だ。気を緩めすぎるなよ、ここは戦場の中なんだ。」
275以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 02:15:16.78 ID:ruIN/UZ40
おやすみまえの支援!
276九尾の俺:2010/12/17(金) 02:15:49.58 ID:SLEi1TlZ0
〜数時間後・野営上空〜

サーニャ「…!!これは!!」

エイラ「どうしたサーニャ?」

サーニャ「エイラ!大変よ!すぐに中佐達に知らせなきゃ!!」



ミーナ「まだ夜明け前ですが事態が急変しました。サーニャさん。」

サーニャ「はい。ネウロイの巣方面に敵影を感知しました。」

トゥルーデ「ん?巣はもう既にサーニャの索敵範囲ではなかったのか?ならば巣の周辺にネウロイがいてもおかしくはないだろう。」

サーニャ「そうなのですが今はネウロイが巣を離れこちらに進軍しています。まだ夜明け前ですので、事前情報には無い動きです。」

ミーナ「それだけならイレギュラーとして考えられるのだけど今回は数が多過ぎるみたいなの。」

サーニャ「はい。私には空に隙間が無いように感じられました。」

「「!?!?」」

サーニャ「侵攻速度は早くはありませんが夜明け前にはこちらの前線に入ると思います。」

ミーナ「というわけだから私達は今から空に上がってこの前線を防衛、可能であれば侵攻を再開します。」

    「前線司令部からの指示があればそちらを優先させますけど、無い限りはこの作戦が成功するように動きます。」
277九尾の俺:2010/12/17(金) 02:20:53.92 ID:SLEi1TlZ0

ミーナ「何か質問があれば、どうぞ。」

俺「いいか?」

ミーナ「どうぞ。」

俺「まず、昨日はすまなかった。今日からはもっと頼らせてもらうよ。一人じゃ限界があるのは解ってるつもりだ。」

  「それと、またオマジナイしよう。昨日効果有ったんだろ?少しでも出来ることはやっておこう。以上だ。」

ミーナ「ストライクウィッチーズ、出撃!」


〜上空〜

俺「ミーナいいか?」

ミーナ「何かしら。」

俺「魔法出力上がってるから呪文メインで後衛やろうと思うんだが、どうかな。」

ミーナ「大丈夫なの?途中で倒れたりしないわよね?」

俺「大丈夫だよ。高出力の呪文使わなきゃ良いだけの話だ。低出力なら連発できる。」

ミーナ「理屈は良く分からないけど、その方が前に出るよりネウロイを減らせるのね?」

俺「もちろんだ。でなけりゃこんな提案しないって。期待してくれ。」
278九尾の俺:2010/12/17(金) 02:26:17.59 ID:SLEi1TlZ0

ミーナ「間もなく接敵します!だけど…これは…どうすれば…」

サーニャ「…!!!…敵、数え切れません…」

トゥルーデ「嘘だろ…これが攻めてくるというのか…」




俺「駄目だ、みんな完全に敵に呑まれてる…どうにかしないと!ここは…」

   『おいてめぇら!!ナニおじけずいてやがる!!!』



芳佳「俺さん…?」



俺「ここで死ねば未来はないんだ!逃げても死ぬんだ!生きたければ壊せ!意地でも生きろ!」

  「どうしてもだめなら   俺がまとめて守ってやる!!!」




ミーナ「…俺さん…お願い…私達を守って…」
279九尾の俺:2010/12/17(金) 02:31:55.54 ID:SLEi1TlZ0

俺「おいおいおいおい!隊長さんがいきなり弱腰とはどういうことだよ!おい!」

  「ミーナ!お前が俺に無茶を頼むのか!?そんなに簡単に言うこと変えるつもりか!?」

  「トゥルーデ!エースがビビってどうするよ!お前がそれじゃこの部隊はすぐに全滅だなぁ!」


  「他の奴らも敵の数に怯えてんじゃねぇよ!撃てば壊れる壊れれば減る!そんなこともわからないのか!?」

  「てめえらに出来ることは!撃って!当てて!避ける!それだけじゃねぇか!」

  「全部基本だ!出来ないはずがないんだ!待ってたって死ぬだけなんだ!」


  「まずは俺が風穴開けてやる!みんな続けよ!!!」


  「“轟け雷鳴!!” “サンダーブレーーード!!!”」
280以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 02:36:11.52 ID:HKl4XnnX0
あぱーむ!!
281九尾の俺:2010/12/17(金) 02:37:11.86 ID:SLEi1TlZ0

ペリーヌ「ワタクシとしたことが、あのような言葉で正気を取り戻すなんて…しかしあれが雷の剣ですと…?」

リーネ「なんかネウロイの所で弾けて衝撃波みたいだったよね。」

エーリカ「ほらほら。せっかく俺が喝入れてくれたんだし、攻めに行こうよ。けど、呪文名まで叫ぶのはどうかと思うよ。」


エイラ「俺のヤツ、あんな言い方じゃ余計に怖くなるじゃないカ。サーニャ…大丈夫カ?」

サーニャ「すごく怖いわ…でも俺さんの言うとおり、死んでしまえば未来はないの!」

フランカ「そうだよ!綺麗なローマも大好きなパーパとマーマに会えなくなるなんて絶対にいやだ!」

芳佳「みんなを守る為、みんなで生きるため!行こう!私達の明日を簡単に渡したりなんかしないんだからぁ!!!」


ミーナ「最近らしくないわね…」

美緒「私達の上に立てる奴が来たんだ、頼りたくなるのもしょうがないだろう。だが今そうなるのは拙かったな。」

トゥルーデ「もうそんなことどうでもいい!!今はここを生き抜くことだ!」

シャーリー「そうだぜ隊長!どんな時でもあんたを頼りにしてるんだ!気にするなって!」
282九尾の俺:2010/12/17(金) 02:43:12.24 ID:SLEi1TlZ0

俺(あぁは言ったけど、さすがにこれは密度が濃い…数が多すぎる。)

  (魔導砲に頼るしかないのか…それでもまだ時間はかかるんだ。俺はやらなきゃならない。)

  (ごめん、ミーナ。いつも約束破ってばかりで。心配ばかりかけちゃって。)

  「でもまだ焦る時間じゃない。まだだ、もしかしたらどうにかなるかもしれないんだから。」

  「だから俺は!みんなの道を作る!」


  「“灼熱の軌跡を以って 野卑なる蛮行を滅せよ !”」


ミーナ「俺さんの作ってくれた道よ!みんな続いて!」

美緒「背中は任せろミーナ!」


シャーリー「行くぞルッキーニ!今日こそお前のステージだ!!」

フランカ「びゅーん!どかーん!帰ってくればシャーリーがぼいーん!きゃーーー!」
283九尾の俺:2010/12/17(金) 02:50:17.40 ID:SLEi1TlZ0

≪待たせたな501!!お前らだけに美味しい思いはさせないさ!≫

≪昨日の美味しいところは全部特佐殿に持ってかれちまったからな!≫


≪隊長ぉ!こんなのどうすればいいんですかぁ!?≫

≪とにかくぶち込め!逃げたってあの数で追っかけられんだ!死ぬならぶち込んでから死ね!≫


≪ぎゃぁぁぁああああああ…≫

≪くそ!…畜生ネウロイ共め!≫


≪人間が!こんなことで!諦めるなんて思うなよ!≫




ミーナ「辛いのは私達だけじゃなかったのよね…みんな今まで御免なさい。遅いけど今からが私の本領よ!」

トゥルーデ「そうか!ではミーナ!指示を頼む!相手が多くて戦場が把握しきれない!」

エーリカ「そうそう。トゥルーデったらなんだかんだでミーナの援護に入れるとこまでしか出ていかないからね。」

ミーナ「ふふふ。伝説の魔女と呼ばれたストライクウィッチーズの力、見せてあげるわ!」
284九尾の俺:2010/12/17(金) 02:56:04.54 ID:SLEi1TlZ0

≪前線司令部より全ウィッチへ。目標地点より200km地点を魔導砲が通過。≫

≪予想を上回るこちらの侵攻速度、想定以上の敵兵力を考え、本日中に作戦を成功させる。≫

≪三時間後に魔導砲による攻撃を行う。それまでに道を作れ。≫

≪ここで負ければ、ここにいる我々には生きる道はない。死んででも道を作ってくれ。幸運を祈る。≫



美緒「聞いたか!?三時間だ!出し惜しみするなよ!」

俺「なに、昨日の四分の一だ、出し切るなんてできねぇよ!」

ミーナ「ちょっと俺さん!?無茶はしないって言ったじゃない!」

俺「不完全燃焼なんて納得できないんでなぁ!大目に見てくれよ!」

      「“雷雲よ 我が刃となりて”」

ミーナ「だから!私に心配させないでって!」

俺       「“ 敵を貫け!”」
285以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 03:00:16.02 ID:9u1/TcIXO
支援ダナ
286九尾の俺:2010/12/17(金) 03:00:19.63 ID:SLEi1TlZ0

俺「ん〜、これくらいなら問題なさそうだ。」

ミーナ「〜〜!あんなこと言って平気な顔してないでよ!」

俺「だから心配してもらえる限り俺は無茶しないって言ったじゃん。」

美緒「お前らここは戦場だぞ!痴話げんかならよそでやれ!!」



フランカ「シャーリー!もう一回行きたい!」

シャーリー「あはは、まだ我慢だルッキーニ!何度もやったら白けちまうだろ?」

フランカ「あいつら撃ったらすぐ壊れるんだもん、面白くないよ!」

ペリーヌ「まったく、ここは遊び場じゃありませんのよ?もっとまじめにやってくださいまし!」

シャーリー「そうはいってもな、これだけ攻撃が激しいと避け続けるのもしんどいだろ?」

エーリカ「そうそう、リラックスだよ。凝ったら動きが鈍くなっちゃうからねー。」

トゥルーデ「ハルトマン!貴様はもう少し覇気を出せ!」

エーリカ「トゥルーデはもう少し力抜いたら?いくら昨日より時間が短いって言っても疲れちゃうよ?」
287九尾の俺:2010/12/17(金) 03:06:29.72 ID:SLEi1TlZ0

リーネ「…風を読んで…敵を読んで…多く倒せる一撃を!!」

芳佳「やられる前にやる!攻撃は!させない!」

エイラ「サーニャ!リーネの右後方!ミヤフジ!爆風の中から来るゾ!避けロ!」

サーニャ「任せて。一発たりとも無駄にはしないわ。」





俺「“正義の意志 雷撃の剣となり 咎ある者に降り落ちる!”」

  「はぁはぁ…がフっ…さすがに飛ばし過ぎたか。」

ミーナ「俺さん…やっぱり無理していたのね?」

俺「自分を試していただけだ。まだ行ける。もっと押さえればいいだけだ。」

ミーナ「そんなつもりないくせに…」

美緒「ミーナ、止めろ。やつなりの覚悟だ。放っておけ。私達が強ければそれも無駄に終わるんだ。」
288九尾の俺:2010/12/17(金) 03:11:31.81 ID:SLEi1TlZ0

トゥルーデ「魔導砲はまだか!先に進むにつれて敵も増えてなかなかこれは…!」

エーリカ「仕方ないって、敵の多いところにわざわざ行って道作ってるんだもん。」

シャーリー「珍しく気が合うじゃないかバルクホルン!もう三時間くらい経ってるんじゃないかって思いたくなる!」




芳佳「はぁはぁ…まだ、まだだよ。こんなところじゃおわれないよ!」


エイラ「…!!!避けローーー!!ミヤフジーーーー!!」





芳佳「え…?あ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・






リーネ「よしかちゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!!」

289以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 03:12:18.51 ID:9u1/TcIXO
支援
290九尾の俺:2010/12/17(金) 03:17:51.79 ID:SLEi1TlZ0

『よしかちゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!!』



トゥルーデ「なんだ!?被弾したのか!?宮藤!!!」


俺「・・・・・・・・・・!!!!!!!」



美緒「俺!早まるなよ!宮藤はこんな簡単にやられる奴じゃない!」





『…だいじょ……だ…すと…が…』
291九尾の俺:2010/12/17(金) 03:23:23.76 ID:SLEi1TlZ0

芳佳「わたしは大丈夫!ただストライカーが片方止まっちゃって…」

リーネ「待ってて芳佳ちゃん!今行くから!」

エイラ「落ち着け!一人で行くなッテ!あいつのシールドは堅いんダ、すぐにやられたりしないよ。」


ミーナ『誰か状況を説明して!』

リーネ『中佐!芳佳ちゃんが被弾しました!幸いにも外傷なし、ですがストライカーが片方壊れてます!』

ミーナ『リーネさん、ペリーヌさん、フラウで宮藤さんを前線司令部まで運んでください。』

芳佳『ミーナさん!私は大丈夫です!だから…』


ミーナ『私は誰も失いたくないの!それにあなたには飛べなくてもできることがあるでしょ!?戦場が変わるだけよ!』

芳佳『飛べなくてもできること?司令部?…野戦病院!!解りました!!」


ミーナ『リーネさんは後方援護、ペリーヌさんは固有魔法で全域警戒。フラウ、三人をよろしくね。』

エーリカ『任せて!ついでに帰りに弾薬でも持ってくるよ!』
292九尾の俺:2010/12/17(金) 03:27:48.09 ID:SLEi1TlZ0

俺「クソっ!魔導砲はまだか!!俺達から巣までは目前なのに!」

ミーナ「まだ時間じゃないわ…もう少しではあるんだけど。」

トゥルーデ「ハルトマンに頼りたくはないが弾薬ももう少ない、我々の魔力も、だ。」

シャーリー「堅物が弱気なんてらしくないぞー!エースがビビってるようじゃ若い奴らに示しがつかないぜ!」

トゥルーデ「なんだとベリアン!私は冷静に現状をだな!!」

シャーリー「はいはい、その情熱は群がってるネウロイに!悲観したって現実は変わらないんだ、ぜ!」

トゥルーデ「貴様こそ少しは現実を・・・危ない!!」



シャーリー「!?・・・バルクホルン!?」

トゥルーデ「まったく あれだ け 人に文句垂れ てこのざ まかリベリ アン?後ろ   ががら空き  ぞ?」

ミーナ「トゥルーデ!!!あなた、お腹に穴が・・・」

トゥルーデ「なに、小さいもん、だ。 シールドの張りが弱かったから貫通・・・こんな・・・」
293以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 03:29:05.26 ID:9u1/TcIXO
支援…
294九尾の俺:2010/12/17(金) 03:32:55.69 ID:SLEi1TlZ0

俺「てめえら何ぼさっとしてやがる!!死にてぇのかぁ!?」


  「“阻めよ壁  塞げよ壁  下界に満ちし  全ての災厄より  我を隔てよ  絶対の壁”」

  「とりあえずの防壁は張った。短時間だが頭冷やすにはちょうどいいだろ。」


ミーナ「…ありがとう俺さん。…これ以上の戦力分散はマズイわ。一旦全員退避後、先に下がった人達と合流して再度攻撃をします。」

俺「待てよミーナ。それを上が認めると思うか?」

ミーナ「そんなの知らないわ!生きてる人を見捨てるなんて出来ない!!ましてトゥルーデなのよ!?」

俺「軍人がそんなこと言ってんじゃねぇよ!!すぐに死ぬわけでもないんだろ!?」

ミーナ「すぐに死ななくてもこのままじゃ死ぬわ!でも・・・」


俺「…ならすぐにこの作戦終わらせればいいんだろ?」

ミーナ「え?何言ってるの俺さん!出来たらこんなに苦しまないわよ!」




俺「やってやるよ。俺が終わらせてやる。そのための九尾の力だ!!!」
295九尾の俺:2010/12/17(金) 03:35:41.86 ID:SLEi1TlZ0

〜次回予告〜

奪還作戦も大詰め

俺が仲間のために力を使う

「独りよがり」から「仲間のため」に

次回「カールスラント奪還作戦(終)」


−−どうしてこうなった−−
296以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 03:37:28.44 ID:gHhuikb0O
乙!
297以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 03:38:34.00 ID:9u1/TcIXO
乙!
298以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 03:41:49.31 ID:1xgPEUOqO
乙!
299九尾の俺:2010/12/17(金) 03:42:21.97 ID:SLEi1TlZ0
とりあえず今回はここまでです
こんな時間まで支援ありがとう!

なんでか501がやたらと弱気だったり酷いことになってて俺得以外の何物でもない・・・
矛盾が激しくなってきたり推敲が足りないのばればれですね

ちなみに戦闘は白銀の翼をイメージして書いてました

それじゃ、おやすみなさい
このスレに幸多からんことを・・・
300以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 03:46:20.67 ID:9u1/TcIXO
ストパンのゲームやったことないな…
面白いのかな
301以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 03:50:28.74 ID:SLEi1TlZ0
>300
ストパンとして、というよりシューティングゲームとしてそれなりに楽しめたよ
ダチの弾幕というよりは、誰でも始められるゆるいタイプ
難易度あげればそれなりに難しくなるけどね
気を張らずに楽しめるっていう点では評価していいと思う

ストパンの1期と2期繋ぐって意味では「ゲームがついて¥1500」なら買ってもいいかなってくらい

302以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 03:51:55.66 ID:VT2hBdUmO
1945年に消滅した東欧の巣、この跡地で1946年に謎の大爆発が起きる。
この爆発の影響により30kuに及ぶ広い範囲が瘴気による汚染被害にあう。

時は経ち1947年。

汚染された跡地一帯は、突然変異によるモンスター達や異常な物理現象(アノーマリー)が目撃される「Zone」と呼ばれる危険地帯と化した。
そんなZone周辺には生活するためのビジネスが成り立ちはじめる。
危険な依頼を請け負いその見返りに多額の報酬を受け取り生計をたてていく「ストーカー」と呼ばれる荒くれウィッチ達がゾーン周辺で暮らし始めていた。



ほぼコピペ改変なうえに元ネタと併せて考えると設定に無理のある一発ネタでした。
Zone上空を飛行とか自殺行為だしね
303以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 04:34:59.86 ID:1xgPEUOqO
保守
304以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 04:59:58.18 ID:tbao6PtvO
305以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 05:14:44.74 ID:VT2hBdUmO
アングル的にアレだけど、みんなエスコンみたいな操作のストパンSTGを求めてると思うんだ

・・・だよね・・・。
306以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 06:20:28.28 ID:9UJtcX5X0
寝る前保
307以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 07:09:49.14 ID:1xgPEUOqO
保守保守
308以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 07:29:00.34 ID:8Q2Y+fea0
スレタイ最初にもどったのね
ほしゅ
309以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 08:16:57.12 ID:2u2Q19Sm0
プロット組みなおしたら本編+サブヒロインルート+外伝で30話OVERになちゃった
310以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 08:42:51.55 ID:Q+buC86n0
保守
311以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 09:37:01.42 ID:jaXFllQm0
投下しますがよろしくて?
312以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 09:44:54.44 ID:MVm8MnVs0
ヘイ>>311カモンカモン
313跳んで来た俺:2010/12/17(金) 09:46:48.07 ID:jaXFllQm0
かなり前 ストライクウィッチーズだぞ!>>254から

短いあらすじ

零戦で飛んできたという俺
問題が多々あるがストライクウィッチーズに一時的に身を預ける

相当汚かったのか、露天に入り坂本と意気投合するが
勘違いをしたミーナに叩かれてしまった

服も汚れがひどいので洗うことに
代わりにシーツを巻き、坂本らについて行き露天を出ていった

タイトルも安いのがついた
314跳んで来た俺:2010/12/17(金) 09:51:08.58 ID:jaXFllQm0
――食堂

坂本らに連れられて来たのは食堂、らしい

あれだけ殴打されて奇跡的に無事だったが世話になった身、何も言うことは出来ない

それにシーツを身体に巻き、まるで昔話の僧のような格好

坂本「この時期なら風邪の心配もないだろう、似合っているぞ!」
ペリーヌ「洗濯はご自分で、少佐がご無事で良かったですわ」

他のメンバーからも変わった目で見られる
布切れ数枚を衣服代わりにするとは誰も思っていなかったのだろうか

シャーリー「おっ、スッキリしたな〜」
ハルトマン「朝見た時よりおっとこ前だね♪」

汚れの無い顔、特例扱いの長髪、切れ長で鋭い三白眼――
女性からの人気も無かったワケでもないが、日本の女性以外から見ても容姿は良いのだろうか
315跳んで来た俺:2010/12/17(金) 09:56:04.77 ID:jaXFllQm0
少し浮ついていると芳しい香りが漂ってくる、どうやら味噌汁のようだ

宮藤「今朝は慌ただしかったので簡単な食事ですが元気は出るメニューですよ」
ルッキーニ「おっさかなぁ〜おっさかな〜♪」


テーブルの上には茶碗に盛られた白米、見知らぬ焼き魚に豆腐の味噌汁

数は12、ここにいる全員分である

リーネ「あの……」
ミーナ「何かしら、リーネさん」
極力俺を見ないようにリーネが歩み寄り、言う

リーネ「いい高さの椅子が無くて、どうしたらいいですか?」
椅子が足りない
生活物資は最低限の数があれば事足りるのだが、人員が増えるのは予想外だ
316跳んで来た俺:2010/12/17(金) 10:01:11.81 ID:jaXFllQm0
俺「…贅沢は敵、と言ってな」
ミーナ「えっ?」

適当なスペースのある床に座り込む俺

俺「味噌汁だけ貰えれば大丈夫じゃ、あとは娘さんたちにやるわ」
宮藤「お腹空いてないんですか?」

そんなことは無い、胃袋は正直なものでキリキリと苦しめてくる

俺「今日でいなくなるかも知れん奴にそんな量はいらん」
宮藤「でも……」

飛んで来たという説を考えると、突然飛んでいくという可能性もある

バルクホルン「朝食は1日の体力を作る重要な――」
シャーリー「エネルギーである!」
317跳んで来た俺:2010/12/17(金) 10:06:11.28 ID:jaXFllQm0
バルクホルン「重要な役割を持っている!エネルギーと言っては…」
宮藤に失礼ではないか

エイラ「少し前に大尉がエネルギーとか言ってたナ」
サーニャ「芳佳ちゃんに、無理矢理でも食べろって」

バルクホルン「と、とにかくだ!宮藤が用意したのを食べないつもりか!?」

俺「…これは厄介な人に絡まれたのぉ」
雰囲気的に食べるのを強制させられたようだ、こんなに立派な食事を胃が受け付けてくれるだろうか

坂本「はっはっは、ではエネルギー補給をするか」
バルクホルン「しっ、少佐まで」

気付けばみな座っており、朝食も準備万端だ

ミーナ「では、いただきましょう」
「「いただきます」」
318跳んで来た俺:2010/12/17(金) 10:11:14.16 ID:jaXFllQm0
にぎやかに話す者、黙々と食べる者、魚に苦戦する者…

俺「いただきます」
用意された朝食、何ヶ月…何年ぶりの立派な食事といえる

温かい味噌汁、上品に盛られた白米、おそらく白身の焼き魚

俺「ぐっ!?」
米を少量口に入れるが喉をうまく通らない

俺「……げほっ、ゴホッゴホ」
飲み込むばかりか、身体に拒絶され吐き出してしまう

宮藤「大丈夫ですか!?」
それを見ていた宮藤が布巾を持って駆けてくる
他のメンバーも心配そうにしている

俺「平気じゃ、腹も久しぶりにメシを貰って驚いたようじゃの」
吐き出した米粒を細々と拾っては食べる

俺「味噌汁だけ貰う、あとは片付けてもらえんか?」
宮藤「あ、はい……ごめんなさい」
床を拭き終わった宮藤はトレーを持っていく
319跳んで来た俺:2010/12/17(金) 10:16:15.23 ID:jaXFllQm0
俺「謝るのはこっちじゃ、せっかく嬢ちゃんが作ったメシじゃったのに」

無駄にしてしまった、本当に勿体ない


数十分で食事も終わった、味噌汁も具だけは口に入らず残してしまった

ミーナ「では、今日は変則的な日になります。リーネさん、宮藤さんは片付けながら聞いて下さい」
ミーナの席の隣に俺は立つ

食後の片付けをしている2人にも聞こえるようにゆっくりと喋りだす

ミーナ「まずはメンバー紹介をします、あとは個人でお願いね」

ミーナ「私はミーナ・ヴィルケ中佐、こちらが坂本美緒少佐、あちらがゲルトルート・バルクホルン大尉……」
淡々と名前と階級を言っていく
名を言われたものは一礼したり手を振ったりピースをしてみたり色々である

ミーナ「最後に、宮藤芳佳軍曹。以上が第501統合戦闘航空団ストライクウィッチーズです」
俺「すとら……いく?」

聞き覚えがまったく無い単語、やはり外国語は理解に悩む
320跳んで来た俺:2010/12/17(金) 10:21:14.73 ID:jaXFllQm0
ミーナ「トゥルーデ、俺さんを1日お願い。健康診断に適性や規則を」
バルクホルン「私だけで……そうだハルトマン、規則を学び直す良い機会だな」

ハルトマン「え〜、ミーナは俺だけにって言ってるよぉ〜」
バルクホルン「カールスラント軍人として恥ずかしくない姿を見せるためにだな……」

長々と説教が始まる、周りは気にしないで話を進めているみたいだが

シャーリー「いつも仲のいい2人でさ、賑やかだろ?」
俺「うむ、前線の緊張感が無いんじゃな」

余裕があるのは良いことだ、常にピリピリしていては全体指揮にも関わってくる


ミーナ「ハルトマン中尉は坂本少佐に付き合ってもらいます」
坂本「よろしく頼むぞ、はっはっは」
321跳んで来た俺:2010/12/17(金) 10:26:15.93 ID:jaXFllQm0
ハルトマン「わ、私は今日さーにゃんと寝る約束してたんだよねぇ…」
サーニャ「??」

目で合図を送るハルトマンに対し、首を傾げる感じがまた可愛らしい
元気っ子とお嬢様といった風景である

ハルトマン「さぁーにゃんっ、一緒にねよーよー♪」ギュウー
エイラ「ダァメェー!!!」


ペリーヌ「少佐、ぜひ私にそのご用件を!」
坂本「ふむ……相手が多いほうがいいか、ハルトマンのサポートに回ってくれ」


なかなか騒がしくなってきた、これに耐え切れず俺は食堂から出る

俺「若いモンは元気じゃのぉ」
苦笑、思わず出てきたがどこかへ行くことも出来ない

とりあえず衣服を正す、ただ布を纏っているだけなので数分も要らない
322跳んで来た俺:2010/12/17(金) 10:31:12.88 ID:jaXFllQm0
上半身を直している最中、食堂から誰か出てきた

俺「……ん?」
バルクホルン「医務室だ、付いて来い」

裸足のまま、長い廊下を歩いて行く
食堂からはまだ話し声が少し聞こえた


俺「おいおい、なぁなぁ」
バルクホルン「……黙っていろ、それと勝手に行動するな」
背中にも黙れ、と書いてあるように感じた

俺「つまらんのぅ」
2人きり、廊下を黙々と歩いた
323以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 10:32:21.79 ID:sPAuOCCgO
しーえん
324跳んで来た俺:2010/12/17(金) 10:33:04.93 ID:jaXFllQm0
今回ここまでです
全然進まないケドゆっくりやっていければな、と

てかまだ1日目ってどんなだ…
325以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 10:33:51.40 ID:HXEYGRuw0
乙ー
326以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 10:35:39.62 ID:sPAuOCCgO
乙ん
327以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 11:25:05.82 ID:9psNHqBdO
今週前1来てないなぁ・・・・・・
328以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 11:33:03.66 ID:VHFrzcJhP
乙乙
待ってたから嬉しかった
また期待してる

しかし前1こないと寂しいな…
329以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 12:01:16.47 ID:bzyEnsbMO
バイトで凡ミスやらかした
もっさんに斬られてしにたい
330以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 12:21:31.02 ID:lZi6Yq0l0
誰も居ないならまた俺投下しちゃうよ?
331以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 12:29:58.00 ID:9psNHqBdO
ゴウッ!!
332ペルソナ >>79の続き 16レスほど拝借します:2010/12/17(金) 12:32:53.25 ID:lZi6Yq0l0
---俺の部屋---

深夜0:00

俺「ん・・・」

何かの気配を感じ目が覚める。近くにはもはや見慣れたあの少年がいた。

アニマ「やあ。こんばんは。」

俺「そうか・・・もうそんな時期だったか・・・」

アニマ「うん。次でいよいよ最後の・・・12体目だね。」

俺「そうか・・・次で終わるのか・・・」

アニマ「そうだね・・・君と会うのもあと一回・・・」

アニマ「ここまで長かったのか短かったのか・・・いろんな事があったよね。」

俺「ああ。たとえば見知らぬ少年がいきなり部屋に現われるとかな。」

アニマ「それ、僕のことだよね?フフフ・・・」

俺「ははは・・・」

なぜか自然と笑みがこぼれる。

アニマ「フフフ・・・でも、まだ思い出話をするにはちょっと早いよね。」
333ペルソナ:2010/12/17(金) 12:37:39.31 ID:lZi6Yq0l0
俺「ああ、それは全部ケリをつけてからだ。」

アニマ「じゃあ、終わったらまた会いにに来るからね。」

アニマ「くれぐれも気をつけてね・・・バイバイ。」スー…

アニマはそのまま消えてしまった。

俺「・・・絶対に勝つ!」

俺は決意を新たにした。

2日後の夜・・・

決戦前夜

---ブリーフィングルーム---

ミーナ「・・・いよいよ、明日で最後の作戦です。」

芳佳「長いようで・・・短かったような・・・」

坂本「この半年だけでいろいろなことがあったからな・・・」

俺「みんな頑張ったっスよね。」

エイラ「そうダナ。」

サーニャ「うん。」
334以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 12:38:02.80 ID:bzyEnsbMO
支援
エーリカ「ずっとヒマしてるよりかは全然良かったよ。」

ペリーヌ「無駄なことなんて1つもありませんでしたわ。」

ゲルト「ウィッチとなってもう何年も経つが、悪くない時間だった。」

ミーナ「そうね・・・メンバーも初めのころとはずいぶん変わってしまったけど、私は今のメンバーが一番好きよ。」

ルッキーニ「あたしもー!みーんな大好き!」

リーネ「私も大好きです!」

シャーリー「これで・・・ようやく終わるんだな・・・」

ハンナ「今回の戦いが終われば私の仲間にとってもいい手土産になるな。」

エーリカ「ハンナも今は501の1人なんだからがんばれよー」

ハンナ「言われなくたってやってやるさ!」

決戦を前に皆から静かな闘気を感じる。

皆、最後の闘いに向けて気合は十分のようだ。

ミーナ「明日は最後の招集をかけることになります。ですので今日は良く休んでおいてください。」

坂本「せっかくだ、最後に円陣を組もう!」

シャーリー「お!いいな!ここで一発気合入れてこうよ!」
336以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 12:47:30.43 ID:bzyEnsbMO
ありがとう…
気分転換に海にでも行こうかな
支援
仲間達が中央に集まり円陣を組む。

坂本「ウィッチに不可能はない!いくぞ!!!」

全員「おー!!」

翌日・・・

ミーナ「みんな、今まで良く戦ってくれたわ・・・」

ミーナ「これが最後の作戦になるはずです。いつも通り細心の注意を払って行きましょう。」

俺「片手で捻る!」

エイラ「ダナ!」

ついに最後のネウロイとの決戦だ。

これまで以上に皆の士気が高まる。

ミーナ「それでは作戦メンバーを発表します。」

ミーナ「今回のコアの破壊担当はおそらく俺さんになるはずです。」

ミーナ「なのでメインメンバーは俺一等兵と宮藤軍曹。それとマルセイユ大尉を加えた計3名です。」

ミーナ「残りは必要に応じて応戦してゆく形になります。作戦の説明は以上です。」

ミーナ「では、オペレーション・アレス・・・開始!」
---バルト海上空---

月を背景に2つの人影が見える・・・

俺「グレゴリ・・・!」

以前ウィッチーズの前に現われた、ネウロイの模様が入ったストライカーを履いた2人組みだ。

アダム「おひさしゅーな、みなはん。」

イヴ「今日で最後と言うことは無論知っていますね?」

イヴ「あなた方はネウロイが災いを招くから倒す・・・そうですね?」

ゲルト「当然だ!」

イヴ「しかしどうでしょう。命は日々無数に死んでゆく。ネウロイなどいなくてもです。」

サーニャ「・・・・・」

アダム「ホンマはわかっとるんやろ?自分らが今の生活により一層の充足を感じてることに・・・楽しんでるってことになぁ。」

エイラ「なんダト!?」

リーネ「楽しいだなんて・・・そんな・・・」

イヴ「あなた方はネウロイが滅ぶことなど本当は望んではいない。」

イヴ「あなた方はネウロイを倒すことで自分の中の何かを消した気になりたいだけなのですよ。」
339ペルソナ:2010/12/17(金) 12:54:58.29 ID:lZi6Yq0l0
エーリカ「そんなことあるわけない!」

俺「・・・・・」

イヴ「本心の言葉とは思えませんね。」

アダム「お前らのやってることは善やない。自分を満足させるために戦っとる。そんなんは偽善や。」

芳佳「何といわれようと私たちは戦います!そして平和な世界を取り戻すんです!」

ペリーヌ「そうですわ!」

イヴ「・・・本当に愚かな人たちだ・・・・・どうやら私達とあなた方では僅かほども交わってはいないようだ。」

イヴ「いいでしょう。なら行きなさい。行ってあなた方の未来をその目で確かめるといい。」

イヴ「私達は遠くから見物させてもらいます。退きますよアダム。」

アダム「了解。」

2人はどこか遠くへ飛び去った・・・

俺「・・・・・」

ミーナ「さあ・・・気を取り直していくわよ!」

全員「了解!」
340ペルソナ:2010/12/17(金) 12:58:15.78 ID:lZi6Yq0l0
♪Pandora ~Last Battle~ http://www.youtube.com/watch?v=4SfSSNaEgOg
深夜0:00

最後の満月のネウロイが現われる。

サーニャ「満月の方向にアルカナネウロイを確認。『ハングドマン』です!」

そこには逆さ吊りになった蝶の羽と触覚を持った人型のネウロイがいた。

ミーナ「これで最後・・・作戦開始!!」

それぞれが持ち場へとつく。

俺「殺陣(マーシャルフィールド)、展開!!」

魔法によりドームが形成される。俺の十八番だ。

俺「もってけ!」ガガガガガガガガガガガガガ

紫電を帯びた弾丸が発射される。

殺陣によって制御され弾丸はすべて命中する。

ギャアアアアアアアアア!!

ハングドマンの悲鳴が聞こえる。

芳佳「やああぁぁぁ!」シュンシュン!!

宮藤の手から放たれたビームは複雑な軌跡を描きながらネウロイに命中する。
341以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 12:58:28.21 ID:9psNHqBdO
支援支援!!
海に行くなら俺も付き合うぜ?
342ペルソナ:2010/12/17(金) 13:00:46.60 ID:lZi6Yq0l0
しかしハングドマンは一向に動く気配を見せない。

ハンナ「私が墜とす!!」バララララララララララララララ!!

エーリカ「いくらハンナでもあたるわけ・・・」

ギュアアオオオオオオオオ!!

エーリカ「うそ・・・」

ハンナの放った弾丸は固有魔法も合わさって見事に命中した。

ここでハングドマンが動き始める。

手を前方へ翳し、何かを描くように動かし始める・・・

シャーリー「あいつ、何してんだ?」

ひと通りハングドマンが動作を終え両手を強く前へと突き出す。

サーニャ「!?何か来ます!!」

魔導針がいち早く異変を察知した。

ハングドマンの手から大量の小型ネウロイが召喚された。

ゲルト「何だあれは!?」

ミーナ「各機、ネウロイの掃討にあたってください!!」
全員「了解!!」

それぞれが召喚されたネウロイに応戦する。

ガガガガガガガガガガ!!

ドガーン!

エイラ「攻撃はちゃんと当たるみたいダナ!」

エーリカ「また小型機だよ〜」バララララララララ

ゲルト「文句を言うな!勲章がやってくると考えればいいだろう!!」バラララララララララ

エーリカ「それ前にも聞いた〜」バラララララララ

ミーナ「はぁっ!!」バラララララララララ

ペリーヌ「トネール!!」バリバリバリ!!

リーネ「お願い!!」ダンッ!

シャーリー「これで最後だ!ルッキーニ!!」

ルッキーニ「あちょー!!」

ズガガガガガガガガガ!

仲間達の手で小型のネウロイがどんどんと一掃されてゆく。
344以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 13:06:03.09 ID:Tpt3BuPkO
ハングドマンは苦戦した記憶が全くねえや…支援支援
345以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 13:08:55.42 ID:bzyEnsbMO
しえんー
大丈夫!ちょっと次元旅行するだけだよ!
>>341 よしきた
346以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 13:09:39.17 ID:9u1/TcIXO
支援
347以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 13:11:01.03 ID:MVm8MnVs0
どう見てもタルタルの階層ボスの方が強いしw
芳佳「やあああああぁぁぁぁ!!」ガガガガガガガガガガ!

一方宮藤たちもハングドマンと死闘を繰り広げていた。

ハンナ「避けられるかな?」バララララララララララララララ!!

愚問だ。避けられるはずもない。

彼女の固有魔法である偏差射撃をもってすれば当たらない的など無いのだ。

俺「相変わらずすごいな・・・」

俺たちはすでに何度かネウロイと交戦する中で彼女の固有魔法を見ていた。

が、その能力は何度見ても圧巻だった。

ハンナ「ボサっとするな!集中しろ!」

俺「は・・・はいっス!」

ハンナ「私が活路を開く!コアはお前にしか壊せないんだろう?」

俺「おそらく・・・」

ハンナ「コアが見えたらお前の一撃を叩き込んでやれ!いいな!?」

俺「ウィルコ!!」

芳佳「私も手伝います!」
349ペルソナ 沢山の支援感謝です:2010/12/17(金) 13:16:24.70 ID:lZi6Yq0l0
ハンナ「ならまずお前のビームで奴の装甲を削れ!削れた場所を私の偏差射撃で追撃する!」

ハンナ「コアが露出したらお前の出番だ!わかったな!」

俺&芳佳「了解!!」

3人がハングドマンへと向かう。

その間にもハングドマンの装甲は再生し、新たなネウロイを生み出していた。

ハンナ「そこをどけ!!」バラララララララララ!!

俺「黒風よ!!」ブオオオオオオオ!!

芳佳「烈風斬!!」ザンッ!!

しかし3人の前ではもはや小型のネウロイなど敵ではなかった。

ズガガガガガガガガガガガガガ!!

次々に小型ネウロイが破壊されてゆく。

芳佳「あたって!!」シュンシュンシュン!!

ビームは取り巻きのネウロイを粉砕しながらハングドマンへと向かい装甲を焼く。

命中した箇所へハンナが追撃する。

ハンナ「おしまいだ!!」バララララララララララ!!
350以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 13:20:02.82 ID:bzyEnsbMO
支援
351ペルソナ:2010/12/17(金) 13:21:13.09 ID:lZi6Yq0l0
弾丸は全て狙った箇所に当たる・・・

否、ハングドマンが自ら当たりに来るのだ。

ギュオオオオオオオオオアアアアァァァァァ!!

そしてコアが露出した。

俺「これで終わりだ!!」

俺「殺陣(マーシャルフィールド)、展開!!!」

小型ネウロイが最後の抵抗のためか自爆特攻を仕掛ける。

俺「スラオシャ!!」

俺がそう叫ぶと俺の周り360°全てにバリアが張られる。

バリアは小型機の爆発から俺を完全に守っていた。

これがスラオシャの護る力だ。

エイラ「サーニャ!」

サーニャ「うん!当たって!!」バシュ!バシュ!バシュ!

俺にまとわりつく残りの小型機をサーニャのロケット弾が爆砕する。

サーニャ「俺さん!」
352ペルソナ:2010/12/17(金) 13:26:14.85 ID:lZi6Yq0l0
俺はサーニャの声に応え親指をグッと立てた。

俺「お終いだッ!」

シュバッ!

俺の横一閃。

それは見事にハングドマンのコアを両断する・・・

はずだった・・・

俺「!?」

ミーナ「そんな!?」

ハングドマンのコアには傷一つ無い。

ネウロイの装甲はまた再生を始める。

ハンナ「クッ・・・!」ブオオオオオオオン!!

芳佳「マルセイユさん!」

ハンナが急速にハングドマンへと接近する。

ハングドマンはそれを察知し、近づかせまいと羽をはためかせ黒い鱗粉のようなものを飛ばす。

リーネ「なに・・・これ・・・」
353以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 13:30:23.64 ID:bzyEnsbMO
紫煙
354ペルソナ:2010/12/17(金) 13:31:18.24 ID:lZi6Yq0l0
ペリーヌ「力が・・・抜けますわ・・・」

黒い鱗粉はどうやら彼女達の魔力を急速に奪っているようだ。

それは俺も例外では無い。

俺「ク・・・ソッ・・・!」

ハンナ「しっかりしろ・・・!銀獅子・・・!!」

ハンナはそれでも懸命にハングドマンへと向かっていた。

ハンナ「お前は・・・その程度で・・・くたばるような男じゃ・・・ないはずだ・・・!!」ハァハァ…

俺が何かに気づかされたような顔をする。そして・・・

俺「まったく・・・っスね・・・殺陣・・・展開・・・!!」

俺は力を振り絞り最後の殺陣を展開する。

ドームは次第にハングドマンとハンナを飲み込む。

俺「堅牢なる守護を・・・ここに!!」

スラオシャの力がハンナを黒い鱗粉から護る。

ハンナ「銀獅子!!」

俺「今っス!マルセイユ大尉!!」
355ペルソナ 支援感謝 残り2レス:2010/12/17(金) 13:36:15.10 ID:lZi6Yq0l0
ハンナは頷き、わずかに露出している部分へ全ての弾丸を叩き込む。

ハンナ「はああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」バララララララララララララララララララララララ!!!

1点へ集中砲火を浴びたハングドマンの装甲はみるみるうちに剥がれ・・・

パリーン…

ハングドマンのコアを完全に砕いた。

芳佳「おわった・・・の・・・?」

シャーリー「やっと・・・」

ルッキーニ「やったー!!!」

ミーナ「みんな良くやったわ!!これで・・・これで、ようやく終わりよ!!」

全員が歓喜する。

互いに喜び合い、抱きしめあうものもいた。

サーニャ「俺さん。」

俺「サーニャさん・・・エイラさんも。」

エイラ「お前結局見せ場無かったナ。」

俺「うっ・・・痛いとこ突きますね・・・」
356以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 13:36:55.61 ID:9u1/TcIXO
ならば支援だ
357以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 13:37:58.17 ID:bzyEnsbMO
しえーん
358ペルソナ:2010/12/17(金) 13:39:13.26 ID:lZi6Yq0l0
エイラ「せっかくダ。お前が最後に締めたらどうダ?」

ミーナ「そうね。俺さんにはいつも頑張ってもらいましたし、ここは一言お願いするわ。」

俺「そうっスか?じゃあ・・・」

俺「せーの・・・」

俺「腹減ったー!!」

サーニャ&エーリカ&ルッキーニ「はらへったー!!」

ペリーヌ「はらへっ・・・た?」

シャーリー「あっはっはっはっは!!なんだソレ!」

エイラ「なんだか締まらないけど・・・まァ、お前らしいカ。」フフフ

しばらく皆が笑う。

こうして、最後のアルカナネウロイ『ハングドマン』はストライクウィッチーズの活躍により退けられた。

明日から世界に平和な空が戻る・・・

戦いは・・・終わったのだ・・・

《つづく》
359ペルソナ:2010/12/17(金) 13:42:54.58 ID:lZi6Yq0l0
はい、11話お終いです

次回からいわゆる整合性とやらが崩れるかもしれません。
それと共にネタに詰まって文章のクオリティがより一層低くなります。

それでもいいとおっしゃってくれるなら、是非また投下させてください。
本日も俺の自己満にお付き合いいただきありがとうございました。
多数の支援も本当にありがとうです。
それでは。
360以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 13:44:56.27 ID:Tpt3BuPkO
乙乙

さて、後は夜の女王か…
361以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 13:48:58.85 ID:bzyEnsbMO
乙!
楽しみにしてる
362以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 13:49:45.77 ID:9u1/TcIXO
乙!
次も期待
363以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 14:26:11.21 ID:Tpt3BuPkO
保守
皆書き溜め中なのかねえ
364以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 14:45:23.92 ID:sPAuOCCgO
みんな年末は忙しいんだろうね
ただでさえ話長いのに全然書く暇ないや
365以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 14:48:05.32 ID:gLbjzCIp0
割と書き溜まってきたけどまだ日が高すぎる
366以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 14:57:32.32 ID:MVm8MnVs0
スタゲの人も多忙って言ってたな
書き溜めは進めてるみたいだけど
367以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 15:16:09.12 ID:2tBuOsTnQ
見てくれてる人がいるかなんてわからんけど絶賛書き貯め中
妄想がどんどん膨れて当初よりエピソード追加され杉でやばい
20話くらい行ってしまいそうな気がする……
368以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 15:46:53.82 ID:9u1/TcIXO
行ってしまえばイインダヨ
ほしえん
369以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 15:49:14.02 ID:66DJKX3kO
れっぷーざん
370以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 15:52:15.95 ID:bzyEnsbMO
かいかん
371以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 15:52:23.62 ID:zUenfdQC0
一時間半後位にいく
372以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 15:53:22.22 ID:dXKcJ5Lb0
朕茲ニ>>367ニ対シテ支援ヲ宣ス
373以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 16:26:21.13 ID:j5H5m9txO
374以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 16:41:01.71 ID:1xgPEUOqO
保守
375以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 17:10:25.43 ID:MKFY3PJ0P
>>371
そろそろ来る頃か
376以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 17:13:11.48 ID:zUenfdQC0
来たぜ
377以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 17:25:54.44 ID:VHFrzcJhP
行け行けえ!
378前1:2010/12/17(金) 17:26:07.84 ID:zUenfdQC0
前前々スレ>>900から

ナイト「.................た」

ナイト「ぜ?」

シーン・・・

ザザァアン・・・

リフ「静かだな・・・」

喉「さっきまで俺たち戦場に居たなんて信じられるか?」

ナイト「戻って・・・来たのか・・・」

リフ「そうみたいだな・・・」

喉「俺たちの戦いは終わったのか・・・」

サンダー「いや、まだのようだ。むこうにかなりの数の反応がある」

ナイト「なら行くか!」

______________
___________
379以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 17:27:16.27 ID:MKFY3PJ0P
ようやく帰ってきたな……
ストーリーもお前も……
380以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 17:29:45.35 ID:VHFrzcJhP
お前が来るのを待っていた…
381前1:2010/12/17(金) 17:41:57.09 ID:zUenfdQC0
メモ「幻影波動!」

ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン

幽霊ウィッチ「ぐっ」

メモ「ハァハァ・・・」

幽霊ウィッチ「ハァ・・・どうした?大して効いてないぜ?」

エイラ「そこダァァァァァァ!」ダダダダダダダダ

おれ「え?どこって?」ヒュン

エイラ「ナ!」

おれ「じゃあね」ダダダダダダダ

エイラ「くっ」サッ

サーニャ「エイラッ!」

マルセイユ「あれはわたしの!?」

おれ「固有魔法?」ニヤ

エイラ「え?(あ、当たる・・・ごめん。みんな)」
382前1:2010/12/17(金) 17:52:48.72 ID:zUenfdQC0
『『おらっ!』』

ギュン

おれ「!」

ゲルト「弾が曲がった!?」

『余所見してていいのか?』ダダダダダ

おれ「っ!」バッ

エイラ「あ・・・ああ・・・」

サンダー『大丈夫か?エイラ』

全員「!」
383以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 18:03:51.05 ID:Tpt3BuPkO
支援支援
384以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 18:04:58.50 ID:lZi6Yq0l0
ずっと待ってた・・・
支援!
385以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 18:08:41.45 ID:VHFrzcJhP
そういや幽霊はあっちでもこっちでもラスボスか
386前1:2010/12/17(金) 18:11:31.91 ID:zUenfdQC0
ミーナ「あなたたち帰ってきたのね」

リフ「もうちょっとかっこよく登場したかったんだけどな」

喉「あれ?キ84は?」

キ84『ここだ』

ナイト「ところでこいつらはなんだ?」

坂本「ネウロイだ」

ナイト「人型か・・・」

サンダー「やることはひとつだ。分かってるな?」

リフ・喉「あたりまえだ」

サンダー「よし。いくぞ」

387前1:2010/12/17(金) 18:12:37.10 ID:zUenfdQC0
ちょっと用事
一時間後くらいには戻る
戻らなければ続きは来週
388以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 18:14:09.36 ID:VHFrzcJhP
なん……だと……
389以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 18:37:15.95 ID:1xgPEUOqO
保守
390以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 18:46:56.84 ID:mcWv+eAa0
保守っしゅ


朝の4時ごろ予約したいと思います《盗撮お姉ちゃん》
391前1:2010/12/17(金) 19:03:16.79 ID:zUenfdQC0
幽霊ウィッチ「ああぁ、めんどくせぇ」

幽霊ウィッチ「おれ、来い」

おれ「?」

ブゥーーーーーン

おれ「なにをするんd」

ドシュッ

リーネ「ええ!?」

おれ「ぐ・・・ぼぉあ・・・」ゲホゲホ

おれ「な・・・に・・・を・・・」

ゲルト「味方じゃなかったのか!?」

幽霊ウィッチ「ははッ」

グチョ・・・

シャーリー「見るなルッキーニ!」

おれ「」
392前1:2010/12/17(金) 19:14:41.22 ID:zUenfdQC0
幽霊ウィッチ「お前のコアは大事に使ってやるよ」グッ・・・

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・

ナイト「!」

ナイト「全員そいつから距離を取れッ!はやくッ!」

ブゥーーーーーン ブゥーーーーーーン ブゥーーーーーーーン

リフ「な、なんだ!?」

エーリカ「周りのネウロイ達があいつに吸収されていくよ!」

幽霊ウィッチ「ハハ・・・ハハハ、ハハハハハハハハハ」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

_______________

ゲルト「で、でかい」

男「要塞かなにかか?」

ズズズ・・・

幽霊ウィッチ「はぁ・・・はぁ・・・」
393前1:2010/12/17(金) 19:24:05.87 ID:zUenfdQC0
幽霊ウィッチ「終わらせてやるよ・・・」

幽霊ウィッチ「この・・・」

幽霊ウィッチ「グレイプニルで・・・」

サンダー「グレイプニル?」

ナイト「なんでもいい。アレを落とせば世界が救われるらしい」

ミーナ「ええ、そうね。美緒」

坂本「ああ」ペラ

坂本「なんだこれは・・・」

坂本「アレのいたるところにコアがある」

リフ「んなことたいしたことねぇさ。俺たちはウィッチだ」

リフ「それも選りすぐりのな」

弟「ウィッチに不可能はないんでしょ?お姉ちゃん」

坂本「ああ、そうだな」
394以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 19:29:01.47 ID:NDjZPNEL0
しえん!
395以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 19:36:28.90 ID:ruIN/UZ40
支援!
396前1:2010/12/17(金) 19:37:07.83 ID:zUenfdQC0
幽霊ウィッチ「くらいな」バシュッ

ロボ子「ミサイルなら俺もうてるぜwwwww」バシュバシュバシュ

エーリカ「あ!あのミサイル私のシュトルムをまとってる!」

ロボ子「え?」

ナイト「おいロボ子!はやく避けろ!」

ロボ子「やべ・・・」

ドドオオオオオオオオオン

397前1:2010/12/17(金) 19:46:06.44 ID:zUenfdQC0
リフ「おいおいなにしてんだよ」

ロボ子「すまん・・・」

ゲルト「あいつおれのコアを吸収していたから私たちの固有魔法が使えるのか」

男「そうみたいだな」

喉「なんだよそれ・・・勝てねぇだろ・・・」
398以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 19:55:13.49 ID:mcWv+eAa0
支援!
399前1:2010/12/17(金) 19:58:38.56 ID:zUenfdQC0
ナイト「なんとかなるさ。ぼさっとしてると切り刻まれるぞ?」

喉「え?」

オレ「烈風斬の乱れ撃ちかよッ!クソッ!」ヒュンヒュン

ペリーヌ「次はトネールですわ!」

ゴロゴロゴロゴロ・・・

マルセイユ「くそ!ビームも撃ってくるぞ!」

ドドドドドドドドドドドドド

芳佳「みなさん私の後ろへ!」ババッ

ドンドンドンドン

400以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 20:04:10.25 ID:2tBuOsTnQ
うほっ、前1来てるじゃないの
あっちで俺をかっこよく使ってくれてありがとう支援
401前1:2010/12/17(金) 20:13:02.28 ID:zUenfdQC0
ナイト「何かやばいのが来る!全員高度を下げろッ!」

ブゥーーーーーーーーーーーン

ドッゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン

ミーナ「みんな大丈夫!?」

ゲルト「大丈夫だ」

幽霊ウィッチ「ハハハ!まだ死んでねぇよな!」

幽霊ウィッチ「まだまだこんなもんじゃないぜ」

エイラ「アイツ!」

402前1:2010/12/17(金) 20:26:39.85 ID:zUenfdQC0
『烈・風・斬・ッ!』

ドゴオオオオオオオオオオオオオオ

幽霊ウィッチ「ああ?」

坂本「くっ・・・やはり効かんか・・・」

坂本「うっ・・・はぁはぁ・・・」

ミーナ「美緒!」ダキッ

メガネ「烈風斬もシールドで防がれるなんて」

オレ「直接爆破させる!」

男の娘「あの攻撃の中どうやって近づくんですか?」

青「やつの動きを止めないことには何もできないぜ?」

全員「それだ!」
403前1:2010/12/17(金) 20:33:47.47 ID:zUenfdQC0
ここまで
続きは来週

クリスマスまでに終わらせたいなぁ・・・
404以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 20:43:16.24 ID:NDjZPNEL0
おつ〜
来週か・・・長いな・・・
405以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 20:47:51.18 ID:lZi6Yq0l0
超乙
いつまでも待ってます
406以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 20:52:24.97 ID:SWavAamRO
エイラーニャ殺人事件を書いてるんだけど、既出かな

サーニャと仲良くする芳佳たちに嫉妬→サーニャと私(エイラ)の邪魔をされてる→みんなを殺してサーニャを守らなきゃ
という流れ
俺は捜査班
407以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 21:11:28.15 ID:/D1Y+DRVO
>>406
基本的にウィッチかそれに近いモノ、又は整備士系がメインだし
被ることはまずないと思われ。
408以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 21:21:31.23 ID:GmeH92re0
逆にその二種類以外は粒ぞろいな印象
409以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 21:24:55.69 ID:SWavAamRO
>>407
>>408
ありがとう
頑張ってみるよ
410以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 21:35:11.09 ID:Ee8c1Tl20
過疎だね!リーネちゃんペロペロ
411以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 21:42:15.81 ID:NDjZPNEL0
少しつなぎに投下しようか?
412以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 21:43:00.19 ID:mcWv+eAa0
保守

お姉ちゃん大尉プレゼンツ本

《妹の盗撮の極意》

12月18日発売 定価2980円
413以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 22:10:03.82 ID:NDjZPNEL0
も、もう投下しちゃうんだから!
たぶんもう誰も覚えてないとおもうけど、前スレで山から連れてこられた俺の話です

前は山から連れてこられてやっとこさ坂本の説得に応じついていくことになったところまでです
そこから・・・勝手に投下しちゃうぜ・・・
だれか投下したい人いたらいってね
414なんか過疎だねもっさん:2010/12/17(金) 22:13:24.52 ID:NDjZPNEL0
その後色々しながら空の旅を楽しみながらロマーニャをゆうゆうと目指したわけだが、当初の推測よりはるかにズレが生じ三日間もかかってしまった

途中、観光しながらも美緒と話したり遊んだり、ひさびさに街というものを楽しんだ

美緒はあまりそういうのに慣れてなかったというのもあり、なぜか俺が手を引いて、観光した

ガリアの復興途中の街に寄って復興の手伝いも少ししたし、コルス島で巨石遺跡なども回った

美緒は、休暇に限りがあると言いながらも、珍しいのか楽しんでいたように見えたわけで

それを俺はなかなか歳相応でいいもんだと思いつつ、眺めていた


そして三日後やっと第501基地に到着する

美緒にいたって疲れはなさそうで、安心したが俺は今すぐにでも眠りたい気分であった
415以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 22:13:49.47 ID:GmeH92re0
>>413
ごうごう
もっさん嫁の人か
待っていたぜ
416>>415ありがとう!:2010/12/17(金) 22:15:41.24 ID:NDjZPNEL0
〜501基地、昼食後、談話室にて〜

ミーナ「今日は予報もないからゆっくり休んでね。そういえばまだ美緒は戻らないのかしら?」

バルクホルン「今日帰ってくるとは聞いているが・・・。」

リーネ「大丈夫なんですかね・・・。(なんかあったらどうしよう・・・。)」

芳佳「大丈夫だよ、リーネちゃん!坂本さんなら心配ないよ!」

エーリカ「朝にはもどるっていってたよね・・・。」

シャーリー「とりあえずおとなしくまとうぜ〜。」

エイラ「いやもうすぐここに来るみたいだゾ。ホラ。」
417以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 22:17:20.74 ID:mcWv+eAa0
支援!おもしろいね!俺のより断然・・・・
418デリカシーのない俺>>417いやあなたのSSのほうが断然おもしろい!:2010/12/17(金) 22:21:31.10 ID:NDjZPNEL0
坂本「いやーただいま!それにしても疲れたな〜。」

俺「ああ、あまり速く飛ぶわけにはいかないし、迂回したから3日かかっちまったな。こんなんなら普通に飛行機でも乗るんだったな。」

坂本「まったくだ!わっはっは!リーネ、私に一杯いれてくれ。あ、あとこいつにも頼む。」

俺「あ、すまないな。」


ミーナ「み、美緒おかえりなさい。でも、そちらは一体どなたかしら・・・?」

坂本「ただいまミーナ。いい忘れていたな、こいつが例の山に篭ったウィッチで、名前は俺。階級は中佐。」

俺「どうもー、俺中佐です!正直なんもした覚えが無いし、なにをもって昇進したのか不明だ。俺の階級はお飾りみたいなもんだから、新人として扱ってくれ。」

俺「性別は男だ。年齢は20。見るからに分かるが、扶桑人だ。だが、ブリタニアの山で引き篭っていた。」

俺「俺のことを知りたかったら、美緒に聞いてくれ。すべて話してもらえるはずだ。あとは各自の判断に任せる。以上。」


ペリーヌ「(美緒、だなんて馴れ馴れしいですわ〜!!!)」プルプル

俺「なんだお嬢さん、トイレなら速くいけよ。ついていってやろうか?」

ペリーヌ「結構です!!失礼ですわね、あなた!」
419以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 22:23:52.16 ID:9u1/TcIXO
ならば俺のよりおもしろい
支援だ!
420以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 22:25:05.79 ID:sPAuOCCgO
少なくともみんな俺より面白いよ
しーえん
421デリカシーのない俺。いや俺の方が断然おもしろくないぜ・・・。:2010/12/17(金) 22:26:34.04 ID:NDjZPNEL0
リーネ「は、はい、ティーです。お茶菓子もどうぞ。私はリネット・ビショップ、階級は曹長です。よろしくお願いします。」ニコ

俺「ビショップ家の子か。優秀な狙撃手がいるとよく話を聞いてるよ。よろしくね。」

リーネ「い、いえ!全然優秀じゃないですよ!」


エイラ「おまえナチュラルに溶け込むなヨナ・・・。私はエイラ・イルマタル・ユーティライネン、スオムス空軍中尉。」

サーニャ「私はサーニャ・V・リトヴャクです。オラーシャ陸軍中尉。よろしくお願いします。」

俺「エイラとサーニャちゃんね。ふたりとも雪っ子って感じがしてかわいいな。」

エイラ「サーニャになんかしたら、タダじゃおかねーカラナ!」

俺「そんなに詰め寄るな。キスなら大歓迎だが。」

エイラ「フ、フザケンナー!なんなんダ、コイツハ!」
422以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 22:28:46.67 ID:h2zjXBa90
本日のスーパーネガティブスレはここですか支援
423デリカシーのない俺。支援感謝!:2010/12/17(金) 22:32:02.31 ID:NDjZPNEL0
坂本「ふんっ!」ドスッ

俺「うぐあっ!(あ、足が・・・!)」


ミーナ「なんか変な人ね・・・。私は隊長のミーナ・ヴィルケ中佐よ。こちらの指揮下に入ってもらうわね。どうして今回は来たのかしら?」

俺「一食の恩てやつだよ。」

坂本「あんなことを言ったのにか?」

俺「うるさいな・・・。あれは勧誘にきたやつを追い返すためのものだったんだよ。他のやつらはあっさり俺をぶん殴って怒って帰っていったけどな。」

坂本「まぁ私には通じなかった、ということだ。はっはっは!」

ミーナ「な、なにかあったようね。俺さん、よろしくね。」ニコ

俺「ああ、よろしく。ミーナ。」
424デリカシーのない俺。:2010/12/17(金) 22:37:16.30 ID:NDjZPNEL0
バルクホルン「私はゲルトルート・バルクホルン大尉です。カールスラント出身。以後お見知りおきを。」

俺「かてぇ・・・。かてぇなぁ・・・。もうちょっと楽にしてくれ。」

バルクホルン「え、いやそういうわけにはいきません。」

俺「上官命令。俺に敬語とか一切禁止。目上に対するような口調も禁止。陸軍調もだめだな。メイド口調ならいいけど。」

バルクホルン「なっ!そ、それでは風紀が・・・。」

俺「俺にだけだよ。ま、俺をわんころだと思ってくれていいさ、ゲルトルート嬢。」


エーリカ「変なやつだな〜。私はエーリカ・ハルトマン、階級は中尉だよ〜。まぁ私も語っ苦しいのとか嫌いなんだ〜。」

俺「ずいぶんと気が合いそうだな、エーリカ。ま、よろしくな。」


シャーリー「シャーロット・E・イェーガーだ。階級は大尉。シャーリーってよんでくれ。私も堅苦しいのは苦手でな〜。」

俺「ボンネビル・フラッツの現記録保持者か〜。シャーリーよろしく。」

シャーリー「おお〜私の名前を知ってるなんて光栄だな〜。」

俺「これでも雑誌はよくみててね。でかでかと載っていたのを見たんだよ。いろんなところがでかでかで驚いたよ。」

シャーリー「あはは!よろしくな俺!」
425以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 22:37:43.01 ID:Tpt3BuPkO
皆もうちょい自信持って良いと思うのよ?

支援なう
426以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 22:40:29.69 ID:9psNHqBdO
ほうほう、もっさんルートの人か。
俺も幼馴染みのやつ早く書き溜めないとな支援
427デリカシーのない俺。支援感謝>>425自信なんて毛ほども出ませんわ!:2010/12/17(金) 22:43:05.70 ID:NDjZPNEL0
ルッキーニ「私はフランチェスカ・ルッキーニ、少尉だよ!俺はなんで山なんかに引きこもってたの?」

俺「扶桑ではな、仙人になるために山に篭って修行に励むんだよ。」

ルッキーニ「仙人?それってすごいの?」

俺「もうそりゃすごいぞ。ルッキーニちゃんの体をバインバインにすることだってできるぞ。ま、よろしくな。ルッキーニ。」ナデナデ

ルッキーニ「すっご〜い!俺は使えないの!?」

俺「無理だな。これでも頑張ったんだけどね。」



ペリーヌ「私はペリーヌ・クロステルマン中尉ですわ。坂本少佐の清廉な説得に心を打たれ、ここにきたんですわね。わかりますわ。」

俺「真実は闇の中ってことだ。青の一番がここにきてるとはな。よろしくな、ペリーヌ。」


芳佳「えっと、私は宮藤芳佳軍曹です!男のウィッチなんて初めて見ました・・・。」

俺「珍しいだろうな。少ないだろうし。世界で絶滅危惧種に指定されてるんだぞ。」

芳佳「そうなんですか!私、知りませんでした。」

俺「そうだろうな。よろしくな、芳佳。」ナデナデ

坂本「またホラばっか吹きおって・・・。」
428以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 22:43:42.09 ID:mcWv+eAa0
>>426
物凄く期待しております!
429デリカシーのない俺。>>426私も期待しておりますわ!:2010/12/17(金) 22:48:14.54 ID:NDjZPNEL0
エイラ「で、俺はここに配属されるノカ?」

俺「え、そうじゃないの?もしかしてここまで連れてきておいて、帰れとかないよな?まさか、この俺の純粋な心を弄んだのか?」

ミーナ「手続きというものがあるでしょう・・・。仮にも中佐なんだからそれぐらいはわかってください。」

俺「(純粋な心は無視か。)わかってるよ・・・。ガランド閣下にも言っとかないとな。」

ミーナ「閣下とお知り合いなのかしら?」

俺「まぁ、ね・・・。ずいぶんと世話になったよ。厄介なこともしてくれたけど、俺が除隊されていないのも閣下のおかげだ。」


坂本「やっぱりあの方は心がとても広いな。私だったらとっくに海に沈めてる。」

俺「坂本は厳しいな。まぁあと少し俺のことを言っておくと・・・嘘はつくが逃げも隠れもしない。ちゃらんぽらんだと人はよく言うが、至極まっとうな人間と思う。」

俺「固有魔法の発現は遅かったかな。魔法力圧縮付加および解放。まぁ戦闘でみせるよ。」

俺「かわいい女の子は愛でる主義だ。ま、よろしくな。」

芳佳「よろしくお願いします、俺さん!歓迎します!」

ミーナ「ふふっ、ようこそ。ストライクウィッチーズへ。」

坂本「ああ、ようこそ、ストライクウィッチーズへ。」
http://www.youtube.com/watch?v=d1oCNM0DUgs
430デリカシーのない俺。投下したい人いますか?:2010/12/17(金) 22:54:05.88 ID:NDjZPNEL0
その日は基地を芳佳とリーネに基地を案内され、雑談しながらも楽しく過ごした

別に俺としてはそこらへんの地面で寝るのも余裕なんだが部屋を用意してくれたようだ

部屋に入って休憩しながら、なぜ俺はほいほいと美緒についてきたのか考えたが・・・

一向に終りが見えないので、光もない暗くなった部屋のベッドの上でまぶたを閉じ眠った


そしてまたあの夢をみた

何度も何度も見たことのある、リフレインする夢

そう、あのダイナモ作戦でのことを
431以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 22:54:50.62 ID:9psNHqBdO
>>428>>429
期待に答えられるよう頑張って書き溜めるよwww
>>429さんのお陰で何か刺激されたから書き溜め進みそうだwww
432デリカシーのない俺。:2010/12/17(金) 23:00:03.44 ID:NDjZPNEL0
>>431まじですか。じゃあ存分に期待して待ってるぜ!

さて、一旦これで到着一日目は終了なんだが、次の日そうそうに戦闘・・・
この俺は少しばかりストレートで素直、心に思ったことはなんでも口に出します
そしてちょっとうざいですがお付き合い下さい

だれか投下したい人いますかい?
433以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 23:10:20.11 ID:sPAuOCCgO
だれか投下したい人いますか?
と聞いて、誰かが名乗り出る事はほとんどない。これ豆ね

しーえん
434以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 23:12:53.11 ID:9psNHqBdO
行って大丈夫じゃない?待っても来ないしさ
435デリカシーのない俺。じゃあ続き行くぜ・・・。投下した人いたらいってくれよな!:2010/12/17(金) 23:14:04.47 ID:NDjZPNEL0
〜翌朝、俺の部屋〜

俺「うーむ、いい朝だ。こんな天気のいい日はついつい裸になって走りまわりたくなるな。山の中じゃできたんだけど、さすがにここじゃできそうにないな。」

俺「さて、着替えるか。よっせい!左腕にプロテクターつけてっと。」スッポンポーン

コンコン ガチャリコ

坂本「おーい俺、おきろー・・・・・おき・・・ろー・・・。」

いきなりノックして扉を開けるとは・・・失礼なやつだ

突然のことであったが、俺は超速でシーツを体に巻きつけたが、大事なところは胸、いや筋を張ってでているようだ

しかし臆する俺ではない

俺「よう、美緒。いい朝だな!」

坂本「・・・私は最悪だ!この馬鹿者!!」

バタンッ!

俺「ふう・・・。あぶねぇあぶねぇ。」

見られなくて助かったぜ、色々と
436デリカシーのない俺。もっさんの眼帯に落書きしたい。:2010/12/17(金) 23:17:56.14 ID:NDjZPNEL0
しかし・・・なんだか悪いことをしたようだ

あとで謝りたいところだが、会ったら一発鉄拳が飛んできそうだ

ちょっとだけげんなりしながら、俺は持ってきた服に急いで着替え部屋をでる

すると扉のすぐ隣に美緒が寄りかかって待っていたので、軽く驚いた


俺「こんなところで立ったまま寝るなよ。さっさと食堂いくぞ。」

坂本「今すぐにでも鉄拳が飛んでいきそうだ。」

俺「朝から激しいな。その衝動をどこかにぶつけてこいよ。欲求不満か?」

坂本「ふん!」ヒュッ

俺「あべっ!」ドゴッ ガッシャーン

部屋に殴り押し込まれた

今何m吹っ飛んだんだ?

てか俺に衝動をぶつけるなよ・・・
437デリカシーのない俺。酒がなくなってしまった・・・。:2010/12/17(金) 23:24:56.04 ID:NDjZPNEL0
坂本「目が覚めたか?さっさと食堂にいくぞ。」

俺「は、はいぃ。(いてて、口の中がきれてるなこりゃ・・・。)」


〜食堂〜

芳佳「おはようございます、俺さん!あれ、どうしたんですか?なにか頬が赤くなってますけど・・・。」

俺「野獣に襲われたんだよ。それも強烈なパンチを持っている奴にな。」

坂本「ふっ、俺が余計なことをしてその野獣を怒らせたのが悪いんだからな。」

俺「全く怖い嫁だ。」

坂本「だれが嫁だ!」
438以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 23:27:39.70 ID:GmeH92re0
もっさんはきっといいお嫁さんになるよね
439デリカシーのない俺。:2010/12/17(金) 23:29:07.17 ID:NDjZPNEL0
リーネ「でも大丈夫そうですね。いい顔になってますよ。俺さん、はいどうぞ。」ニコ

俺「おっ、すまんね。リーネ、横髪が少し跳ねてるぞ。」

リーネ「気づいたらすごい寝癖で・・・。これでも直したつもりなんですが・・・。」

俺「お湯でなら直りやすいよ。」

ミーナ「俺さん、おはよう。よく寝れたかしら?」

俺「おはよう、ミーナ。ミーナ、襟が少し変になってるぞ。まだ寝ぼけてるのか?」

ミーナ「一言余計だけど、ありがとう。」ニコ

俺「さて、みんなそろってるし、食べるか。」

坂本「ああ、そうだな。いただきます。」

俺「いただきまっす。」モグモグ
440デリカシーのない俺。>>438密かに料理の特訓とかしてるとこなんかみたら俺は死んでしまう:2010/12/17(金) 23:34:25.03 ID:NDjZPNEL0
俺「むおっ。これは・・・これは、うまいな〜!涙でそう。」

芳佳「それはさすがに言い過ぎですよ〜。でも喜んでくれてうれしいです。」

バルクホルン「うむ、やはり宮藤とリーネの料理はうまいな。私も朝から元気が出てくる。」

リーネ「ふふっ、喜んでもらえて嬉しいです。」

芳佳「えへへ〜、それならどんどん食べてくださいね。納豆もありますよ。」

俺「お、それじゃあもらおうかな。納豆なんてここ数年食べなかったからな〜。」

芳佳「山にいましたもんね。はい、どうぞ!自慢の私産納豆です!」

バルクホルン「み、宮藤産!(くっ、これは食べねば・・・いやしかし臭いが・・・・!)」

エーリカ「どうしたのトゥルーデ?早くたべなよ〜。」ニヤニヤ
441以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 23:35:52.45 ID:Jm+kTBw4O
442デリカシーのない俺。支援感謝!:2010/12/17(金) 23:40:07.05 ID:NDjZPNEL0
そのあと扶桑食を落ち着いて食べ、みんなと話しながら楽しく過ごした

やはりおいしいな

下界の食べ物ってこんなにもうまかったのか・・・と思いつつ、山にいた日々を懐かしむ

あそこはなんにもないからなぁ・・・

感慨深くもある日常だが、少しだけ戻りたくもあった


しかし芳佳が作った納豆らしいが恐ろしくうまかったが、その情熱をもっと他のところに向けるべきだと思ってしまった

料理がおいしいと一日のやる気が違う

ここで毎日こんなにいいものを食べていると、また山に戻る時に大変そうだ
443以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 23:42:51.93 ID:mcWv+eAa0
密かに料理の特訓・・・
想像したら鼻血を出してる俺がいた
444デリカシーのない俺。:2010/12/17(金) 23:46:12.15 ID:NDjZPNEL0
〜昼前、ハンガーにて〜
俺「ふんふ〜ん♪ふぉっふぉふ〜ん♪」カチャカチャ

シャーリー「おっ、俺、整備か?精が出るな〜。」

俺「俺の機体のな〜。まだ俺しかできないからな。試作機らしいが、整備兵に任せるつもりだ。」キリキリ

シャーリー「へぇ〜なんか見たことないやつだな。・・・これってどれぐらい速度でるんだ?」

俺「たぶん・・・直線でものすごいがんばったら音速手前まで出るんじゃないかな。でもこいつの素晴らしいところはそこじゃないけどね。」

シャーリー「音速手前まででるのにな〜・・・。で、素晴らしいところってなんなんだ?」

俺「格闘戦に優れた旋回性能にロール性能だ。結構旋回してもスピードに衰えがあまり見えないんだ。」

シャーリー「ほ〜、なんか面白い機体だな〜。でも近頃は格闘戦はあまり重視されてないだろ?」

俺「だから試作なんだよ。やっぱり格闘戦を好む人もいるからね。まぁほとんどの人はつかわないだろうけど。」

俺「あと、シュンパティアっていうシステムも積んでるよ。」

シャーリー「シュンパティアってのはなんなんだ?」

俺「精神感応能力を高めたりするんだ。精神状態がストライカーユニットに影響を及ぼすって感じかな。」
445以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 23:46:14.65 ID:h2zjXBa90
傷だらけの指…絆創膏でぐるぐる巻きになった指
それでもじもじされながら料理出されたら俺大爆発するわ
446以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 23:49:32.50 ID:9psNHqBdO
皆のレス読んだら半端じゃ無い位のアイディアが生まれた・・・・・・うぇへへ、俺ともっさんをイチャイチャさせるぜwww
447以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 23:50:30.67 ID:mcWv+eAa0
>>>445
445だけではなくて俺も大爆発
448デリカシーのない俺。想像だけでご飯5杯はいけるな:2010/12/17(金) 23:51:19.79 ID:NDjZPNEL0
シャーリー「なんだそれ〜。さすがにいらなくないか?」

俺「仮にウィッチの精神状態が危なかったら飛ばないんだ。それって少しはいいと思わないか?それに気分がのってたら機体の性能が段違いだぜ。」

シャーリー「ほっほー。確かにいいな。でもなんでそんなもののっけてるんだ?」

俺「気分すよ、気分。まぁ元から積まれてるものだからのぞくわけにもいかなくてね。」

シャーリー「まぁ、なんにもないんだったら特に除く必要もないな。」

俺「(まぁ本来はネウロイと共鳴して会話するっていうシステムだけど、つかわねぇしな・・・。)」


シャーリー「それはおいといて。そういえば俺ってなんか溶け込むの早いよな〜。馴染みすぎとは言わないけど、まだ二日目だろ?」

俺「人と親しくなるのは得意なんでね。俺の魅力で何人もの女の子が近づいてくるからな。もてるんだぞ!」

シャーリー「あははっ!またかー。見え見えの嘘はやめといたほうがいいぞ〜。」ニヤニヤ

俺「も、もてるんだからね!ま、まだ童貞だけど、これでももてるんだから!」

シャーリー「はいはい。もてることにしといてやるよー。」
449以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 23:52:40.73 ID:6hjEO83p0
スパロボDだっけシュンパティア
450以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 23:54:38.54 ID:j5H5m9txO
少し不安そうな顔で「う、美味いか…?」とか聞かれたら料理の味とか分からん様になってしまうだろ……!
451デリカシーのない俺。>>449よく覚えてたな。ジョッシュがかっこいい。:2010/12/17(金) 23:56:41.00 ID:NDjZPNEL0
俺「まぁ、親しくなるのは本当に得意だ。ところで・・・シャーリー、ハンガーでそんな格好はどうかと思うぞ?おっぱい揉みしだくぞ?」

シャーリー「うわっ、俺は変態だな〜。これでもグラマラス・シャーリーって呼ばれてるんだ。どうだ、すごいだろ?」ポヨポヨ

俺「・・・ゴクリ。手が勝手に吸い寄せられそうだな。ま、ゲルトルート嬢にでも怒られないようにしておけよー。」

シャーリー「あははっそうだな!あのカールスラント軍人はカタブツだからな〜。」

俺「かわいらしいけどな。あれは困らせたくなる感じの子だ。」

シャーリー「ぶっ飛ばされないようにな〜。じゃ、着替えてくるよ。よかったらまたそれに乗せてくれ〜!」タッタッタ

俺「また今度な。」カチャカチャ カチカチ


シャーリーがとてとてと楽しそうに走っていき、俺はまた整備を再開しだした

自分の自慢の機体を鼻歌を歌いながらいじっていると、突如意識を貫くように耳に大音量が飛び込んでくる
452以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 23:56:41.39 ID:h2zjXBa90
→美味い
  旨い
  巧い

好きな選択肢を選べ

だがムドカレーテメェーはダメだ




ダメだ…
453以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 23:58:52.51 ID:1zoD3Ohy0
支援
この後に予約はいってなかったら予約します
454以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/17(金) 23:59:49.29 ID:6hjEO83p0
ムドカレーはらめぇぇぇ

>>451
BGMもかっこいい
プロとギュネイと仲良しとかパネェっす
455デリカシーのない俺。そのあと恥ずかしそうにあーんしてもらいたい!:2010/12/18(土) 00:00:30.86 ID:1GNvqWME0
<ウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!ウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!>

警報だ

ハンガー内に何度も反響し、頭が少し痛くなるが、ストライカーユニットの蓋を閉じ、すぐに戦闘準備を始めた

ここに二日目で出撃とはなかなかタイミングがいい

あの腐れ外道どもを屠ってやるとしよう

うむ、武装はそろっている


俺は発進ユニットの上に登り、思いっきりジャンプする

ストライカーユニットにドッキングというわけじゃないがそんな気持ちで装着

目に光をぐっと灯らせ、俺は自慢の愛機に魔法力を注ぐ

同時にサバイバルナイフ2本シースナイフ2本ボウイナイフ1本を差したベルトを二重巻きつける

頭にはふっと羽毛が出現し、目の色が一瞬で黒赤く染まる
456デリカシーのない俺。じゃあこれいれてあと3レスだけかりるぜ:2010/12/18(土) 00:02:39.42 ID:1GNvqWME0
俺「インカムよしっと・・・。フォルティス・アーラ起動。・・・出力安定。オールグリーンか。滑走路に人影なし。」

ミーナ「俺さん!出撃は―――!」


その声を遠くに残し、俺は急発進した

空気の音が耳に入り、風が体を伝い気持ちいい

目をすこしばかり味わっていると、インカムからわずかに機嫌が悪そうな声が聞こえてくる


ミーナ『俺中佐、空で待機を。独断専行すればただじゃおきませんから。』

俺『へいへい。で、敵の情報は?』

ミーナ『敵はここから北東に250kmのところに大型1と小型多数、ロマーニャに進路をとっています。そして東に280kmの海上に大型3小型多数です。』

俺『優先度は?』

ミーナ『私たちはロマーニャの方に進路をとっている方を落とします。俺さんは坂本少佐、宮藤さんリーネさんと共に海上のをお願いします。動かないなら様子をみながら待機を。』


そんなこんなで情報に耳を傾けていると、サーニャを除いたみんなが空に集まってくる
457デリカシーのない俺。:2010/12/18(土) 00:04:06.70 ID:1GNvqWME0
うーむ、やはり女性のウィッチはいいもんだ

正直ウィッチは女に限るな

男なんて違和感バリバリでだれが得するんだよって感じだ

俺も女装をすればあるいは・・・

いやいややっぱりだめだな、オトコとしてのプライドがある

女の子だからかわいいんだし、俺は愛でるだけとしよう


俺『美緒、指示通り向かうぞ。』

坂本『ああ!リーネは俺のところに、宮藤は私のところにはいれ。いくぞ!』
458デリカシーのない俺。:2010/12/18(土) 00:04:59.61 ID:1GNvqWME0
俺達は二手に分かれ、向かう

ロマーニャの方はエース二人もいることだし、向こうは大した時間はかからないだろう

だが、こっちはあくまで様子見、ということらしいが行動をとるなら阻害しろ、ということのようだ

エンジンが吹っ飛ぶんじゃないかというほど速度をだし、指定の地点へ向かう

坂本はなにやらミーナと色々連絡をとっているようだ


俺『リーネ、戦闘の際は俺が落としそこねたのを頼むよ。あと自分の身を優先して守ってくれ。』

リーネ『り、了解ですが、自分の身を優先して守る、とはどういうことですか?』

俺『俺がネウロイに狙われても放っておいてくれ、ということかな。』

リーネ『そ、そんなことできませんよ!大丈夫です!俺さんの元には一体も近づけさせませんから・・・!』

俺『(それだと困るんだがな・・・。まぁいいか。)頼りにしてるよ。』ニコ
459以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 00:06:36.60 ID:nZaYuweL0
おまえらもっさんダイスキだな
460デリカシーのない俺。:2010/12/18(土) 00:06:50.36 ID:1GNvqWME0
はい、いったんこれで止めるよ!
次からはいきなり戦闘からだけど、キンクリしたい微妙さ
支援してくれた方呼んでくれた方ありがとう!
この俺ちょっとうざくてすまないね

>>454BGMはかなり好きだ。あの作品ではギュネイもおとなしくていいよな。
次のかたどうぞ〜
461以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 00:08:42.71 ID:eCbkQVX7O
乙!
462ストライクウィッチーズ -謳われない戦争- 第1話:2010/12/18(土) 00:10:02.27 ID:ysAelBrT0
乙です!では、少しだけ行かせてもらいます

>>204の続きから

あらすじ

1939年。
編隊飛行訓練中に、突如現れたネウロイに襲われたカールスラント空軍第52戦闘航空団。
司令部が間違えたいくつかのゼロの為に、訓練生が8人と教官が2人死亡し、生き残ったのは隊長とバルクホルン。
その2人にエーリカと、俺を加えて編成された第2飛行隊は、早速ネウロイの撃退へと向かう……


平和から最も遠いこの地で、平和を守って飛ぶ彼女たち。
463以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 00:11:15.90 ID:yQpOfFGH0
464以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 00:11:41.73 ID:kEbE3Evb0
乙!!
そして支援
465ストライクウィッチーズ -謳われない戦争- 第1話:2010/12/18(土) 00:13:13.25 ID:ysAelBrT0
――――ブリーフィングルーム

俺がブリーフィングルームに入ると、第2飛行隊の面々は既に、腰掛けていた。
俺は、隊長達に遅れたことを謝罪してから、エーリカの隣に座る。
すると、部屋の隅で待っていた、だいぶ太めの中年のオヤジ――この基地の司令官――が、壇上に立って一つ咳払いをする。

司令「諸君、楽にしたまえ…と、いいたいところだがそうもいかん。ゆゆしき緊急事態である」

司令はそう言うと、傍らに待機していた武官に目配せをする。
すると、武官はそれにうなずいて壇上にあがり、背後のスクリーンに写された基地を中心とする地図を指しながら説明を開始した。

司令「ブリーフィングを進める」

武官「カールスラント領空に、再びネウロイが侵入した。侵入したのは、中型のケファラスであることが確認されている。」

武官「陸軍防空部隊が、対空砲で迎撃を試みた。対空砲は命中したが、撃墜には至っていない」

そこで、防空部隊が配置されていた地点にバツ印がつけられる。
恐らく、ケファラスに返り討ちにされたのだろう。

466ストライクウィッチーズ -謳われない戦争- 第1話:2010/12/18(土) 00:15:48.87 ID:ysAelBrT0
武官「ケファラスは、沿岸部を依然として飛行中である」

武官「これを捕捉し、撃墜せよ」

隊長「ケファラス以外の敵が出てきたらどうするんだ?


武官「許可あるまでの発砲は禁ずる」

隊長「……了解」

それから俺たちはハンガーに走っていき、自分たちの愛機を装備する。
隊長のフラックウルフFw190以外は、全員メッサーシャルフBf109Cである。
魔法陣を展開し、それぞれの使い魔を発現させる。
すると、ストライカーユニットのエンジンが始動し、エーテル体がプロペラとなって回りはじめる。
十分な出力を得た俺たちは、滑走路までタキシングし、離陸の準備をする。

隊長「第2飛行隊、出撃する!」
467以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 00:16:31.79 ID:IKPx9tpO0
ネウロイ相手に発砲を禁ずるっつーのはないないw
間違いなくオールウェポンズフリーだろw
468以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 00:17:56.71 ID:yQpOfFGH0
まぁあっちに忠実に行くとそうなるわな
469以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 00:18:26.64 ID:xz3cdy8GO
ソレつまり死ねって事か…
470ストライクウィッチーズ -謳われない戦争- 第1話:2010/12/18(土) 00:19:53.65 ID:ysAelBrT0
――――ランダース岬沖

隊長「こちら第2飛行隊。これより目標に接敵する」

管制室「こちら管制室、了解。ケファラスを撃墜せよ」

俺たちが今飛んでいるのは、ネウロイ発見の知らせが出されたランダース岬沖だ。
ここに飛んでくるのに数十分かかったため、俺とハルトマンは正直退屈をしていた。

隊長「聞いたわね、ひよっこども」

ゲルト「2番機了解」

隊長「4番!どん尻。聞こえてるかしら、フラウ!」

エーリカ「大丈夫だよー」

隊長「返事だけは一人前のようね」

エーリカ「隊長ー、フラウってなにー?」

隊長「早く大きくなりなさいっていう皮肉よ」
471ストライクウィッチーズ -謳われない戦争- 第1話:2010/12/18(土) 00:22:20.42 ID:ysAelBrT0
隊長「3番機も、聞こえてる?」

俺「イエスマーム、感度良好であります。やれやれ、俺ぁ今回3番機でよかったぜ」

隊長「黙りなさい、俺少尉。お前も何かあだ名で呼ばれたいのかしら?」

俺「自分を呼ばれるなら『チョッパー』であります。それ以外では応答しないかもしれないであります」

隊長「それは実にお前らしい呼び名だけれど、私は心の中ではもっと別の名でお前を呼ぶ。いいわね?」

俺「マジかよ、勘弁してくれ!」

エーリカ「俺がいるとなんか緊張が抜けるねー」

俺「そりゃ光栄だ」

隊長「フラウは緊張なんてしないでしょ?」

エーリカ「そうだったかも」

俺「なんだそれ」

そんな話を続けているうちに、俺たちの眼下にケファラスが見えてくる。
あれが今回の獲物だ。
472以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 00:23:12.80 ID:eCbkQVX7O
ただ生け捕りにしろとは言われるかもよ?

支援
473ストライクウィッチーズ -謳われない戦争- 第1話:2010/12/18(土) 00:25:54.04 ID:ysAelBrT0
隊長「見つけたわ。いくわよ」

隊長が体を捻って、ケファラスに向けて降下を開始する。
俺たちもそれに倣って、突撃する。

隊長「ひよっこども、ちゃんとついてきなさいよ!」

隊長は、目の前にネウロイを捉えると、手元のMG34機関銃の引き金を引く。

バララララララ!

7.92mm弾がケファラスの胴体をなぞるように、その体を削っていく。

俺「なんだ、簡単じゃないか!こいつはいただきだ!」

俺もそれを真似て、ケファラスの胴体に弾丸を叩き込んでいく。
しかし、ケファラスはまだ落ちない。

俺「クソ、落ちなかったか!」

エーリカ「じゃあ私がもーらい!」

俺は一度反転し、ケファラスに再度攻撃を仕掛けようとした。
しかし、その前にエーリカが降下態勢に入り、ケファラスの、これまた胴体に風穴を開ける。
すると、ケファラスはバランスを崩しながら、海へと落ちていく。
474ストライクウィッチーズ -謳われない戦争- 第1話:2010/12/18(土) 00:28:49.73 ID:ysAelBrT0
俺「フラウ!俺の獲物を盗るんじゃねえ!」

エーリカ「落としたもの勝ちだよー」

隊長「フラウの初戦果ね」

俺「ちぇっ、しょうがねーなー」

そう言って俺は、ケファラスが飛んできた方向へと飛んでいく。

俺「この先には、ネウロイの巣があるのか?」

エーリカ「さーねー」

隊長「チョッパー、あまり前に飛び出しすぎないで」

俺「大丈夫、もう敵なんて来やしませんよ」

俺は完全に油断していた。だから、管制室から通信が入ったときも一瞬反応が遅れたのだ。

管制室「第2飛行隊、方位280より新たな機影が接近中!数は6。ネウロイでは無いかもしれない。
    許可あるまで発砲を禁ずる。」
475ストライクウィッチーズ -謳われない戦争- 第1話:2010/12/18(土) 00:31:12.49 ID:ysAelBrT0
隊長「海をこえて爆撃機の援護に来るとは、殊勝なものね。もっとも、もう護衛対象は落としたけど」

俺「ネウロイってどこだ?どこにもいないぞ」

エーリカ「俺の後ろにいるのがそう?」

エーリカの言葉に、俺がふりむくと、新たなネウロイ――ラロス級が、超低空から向かってきているのが見えた。
そして、そのラロスの1機が俺に向かって来ているのを確認した。
俺は、ラロスに後ろをとられる形になったのだ。

俺「まじかよおおおお!」

エーリカ「どうみたってネウロイだよね……」

隊長「俺を助けに行くわよ、全機方位280ヘッドオン!」

俺「ちくしょう!撃ってきやがった!」

管制室「見間違いの可能性がある。命令あるまで発砲は禁ずる」

俺「ふざけんな!どう見たってネウロイじゃねーか!俺を殺しにきてる!」

俺は必死に、ラロスの射線上から体をずらしながら、シールドを張る暇もなく、回避運動を続ける。
顔スレスレを機銃弾が飛び去っていったときは、ちょっとばかしちびった。
476ストライクウィッチーズ -謳われない戦争- 第1話:2010/12/18(土) 00:34:13.38 ID:ysAelBrT0
エーリカ「ど、どうしよう!このままじゃ俺が落とされちゃうよ!」

隊長「しゃべってないで降りかかる火の粉を払いなさい」

ゲルト「しかし、それは命令違反では……」

隊長「私が命令してるんだ。だから従いなさい」

ゲルト「…了解!」

バルクホルンは、それを聞いて、俺の後ろにいるラロスに弾丸を嵐のように撃ち込む。
驚いた敵機は、慌てて回避しようとするが、時すでに遅く、ラロスは翼をもがれて海へと落ちていった。

ゲルト「まったく、世話を焼かせるな」

俺「すいません、バルクホルン中尉!」

ゲルト「ふん、早く俺も敵機を落とせ」

管制室「待て!まだ発砲許可は出していない!」

隊長「うるさいわね!これ以上部下を死なせるわけにはいかないのよ!」
477以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 00:37:12.77 ID:yQpOfFGH0
しえーん
478ストライクウィッチーズ -謳われない戦争- 第1話:2010/12/18(土) 00:37:48.82 ID:ysAelBrT0
隊長「フラウ、全部落とすわよ!」

エーリカ「りょーかい!」

俺「戦果とかあげちゃっていいのか?俺、やっちゃうぜ?」

隊長「やってみなさい」

俺たちは手近な、敵に食らいつき、機銃弾を叩き込んでいく。
敵も反撃してくるが、歴戦のウィッチに、最優秀の新米ウィッチ達には、あまり意味を為していないようだ。
俺も、ラロスの後ろにつき、機銃を食らわせる。ラロスは、胴体の左側から火を吹いて、落ちていった。

俺「やったぜ!1機撃墜だ!」

ゲルト「少しは使えるみたいだな」

隊長「俺のが最後の敵だったみたいね。他に見当たらないわ」

479以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 00:37:52.74 ID:1GNvqWME0
支援しかあるまい
480以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 00:41:52.53 ID:eCbkQVX7O
支援支援
481以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 00:46:43.23 ID:qY1OlIQyO
さるですよカテジナさん!
しーえん
482以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 00:47:09.45 ID:9Ta+rKOT0
支援開始!
483ストライクウィッチーズ -謳われない戦争- 第1話:2010/12/18(土) 00:47:56.61 ID:ysAelBrT0
エーリカ「俺は1機だけかー」

俺「そういうエーリカはどうなんだよ?」

エーリカ「私2機落としたよ」

俺「やるなぁー」

隊長「隊長から各機へ、異常はない?」

ゲルト「問題ありません」

俺「3番機異常なしです」

エーリカ「こっちも大丈夫」

隊長「みんな生きてるわね。よーし、いい子ちゃんたちだわ」
484以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 00:59:55.42 ID:eCbkQVX7O
支援
485ストライクウィッチーズ -謳われない戦争- 第1話:2010/12/18(土) 01:00:53.01 ID:ysAelBrT0
隊長「よし、全員生還の今日の良き日の記念に、エーリカの事は今後、フラウと呼ぶわ。わかったわね?」

エーリカ「えー……」

ゲルト「ハルトマン、隊長が言ってるんだぞ」

エーリカ「りょーかい」

俺「良かったな、フラウ」

エーリカ「良くないよ俺」

隊長「お前もよ、チョッパー」

俺「……やれやれ、もっと優しい隊長の下で飛びたかったぜ」

隊長「あら、私ほど優しい隊長は居ないと自負しているはずだけど?」

エーリカ「どーだか」
486以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 01:01:05.82 ID:eCbkQVX7O
時計がズレているようだ…
再度支援
487ストライクウィッチーズ -謳われない戦争- 第1話:2010/12/18(土) 01:03:18.50 ID:ysAelBrT0
そんな中、基地からの通信が入る。その冷淡な声は、いくらか気落ちした感じがした。

管制室「全てのネウロイの撃墜を確認……隊長は、帰還後司令部に出頭するように」

隊長「了解」

ウィッチとして初めての実戦を経験した俺は、基地に帰還してすぐに自室に戻った。
今頃、隊長は命令違反の件で、たっぷりしぼられていることだろう。あの隊長が、その程度でへこたれるとは思わないが。
そんな事を考えながらベッドに寝転がると、途端に睡魔が襲ってきた。
今日の戦闘は、以外にも疲れたらしい。俺はその睡魔に抗おうともせずに、そのまま眠りについた。
隣国のオストマルクにネウロイが侵攻を始めたと聞いたのは、次の日の朝の事だった…――――

つづく
488ストライクウィッチーズ -謳われない戦争- 第1話:2010/12/18(土) 01:05:54.36 ID:ysAelBrT0
1話終わりです
こんな駄文に支援ありがとうございました
489以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 01:07:34.93 ID:Ae74qIxv0
乙!おもしろかったよ!
490以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 01:08:13.35 ID:eCbkQVX7O
乙!
491以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 01:08:43.78 ID:gqRn9cVXO
乙!
492以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 01:08:53.71 ID:yQpOfFGH0
おっつ!

全部この回のミッションのBGM流しながら見てた
493以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 01:11:00.89 ID:9Ta+rKOT0
乙ん!
494以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 01:19:04.67 ID:nZaYuweL0
わかった、俺の話は分かりづらい!!
495以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 01:40:04.44 ID:q0jdEClt0
乙!

週末なのにこの時間過疎ってるなぁ
496以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 01:53:28.51 ID:tNttJQ2OO
今日も星が綺麗だ
ほしゅっしゅ
497以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 01:54:35.04 ID:7+0I8tZg0
おっぱ
498以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 02:04:27.99 ID:gqRn9cVXO
土日に人が少なくなるからな。ここ
499以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 02:07:25.27 ID:yQpOfFGH0
リア充だらけなんですね分かりません






分かりません!
500以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 02:19:33.66 ID:9Tw7OYEr0
SS中心の生活なんていやさー
501以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 02:22:45.17 ID:tCBl4dFl0

正直三日以上時間かけるとSS書きが息抜きにならなくなる

今度から気をつけよう
502以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 02:39:50.42 ID:lzmMaxiSP
三週間以上かけてる俺はいったいどうなる…
この土日は休日返上で書くぜHAHAHA
503以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 03:01:40.58 ID:eCbkQVX7O
書き溜まらない

ほし
504以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 03:17:39.06 ID:gqRn9cVXO
ほっほ
505盗撮癖な俺 じゃ少しだけ投下いきます:2010/12/18(土) 03:51:53.23 ID:Ae74qIxv0
「ストライクウィッチーズ……だと……?」>>486からの続き

――― 第501統合戦闘航空団 ロマーニャ基地 ―――

伝令「ミーナ中佐!大変です!」

ミーナ「どうしたの?」

書類の整理が終わり、一息ついているミーナの所に伝令が息を切らしてやってきた

伝令「第617飛行中隊の基地周辺におびただしい数のネウロイが出現!」
  「司令部は基地の放棄を決定!至急、増援求むとのことです!」

ミーナ「そこって・・・俺さんの部隊!!」

ミーナは寝静まっている隊員達を急いで起こし、夜間哨戒をしているサーニャとエイラを呼び戻した

坂本「何事だ!ミーナ」

急いで起きてきた坂本は険しい表情でミーナに問う

ミーナ「俺さんがいる基地周辺にたく数のネウロイが出現したらしいの」
   「そして、基地を放棄するらしいわ・・・」
   「いますぐ増援をとのことよ」
506盗撮癖な俺 :2010/12/18(土) 03:53:33.06 ID:Ae74qIxv0
坂本「なんだと!?」

二人が言い合ってるところに、続々と隊員が起きてきた

リーネと宮藤、そしてペリーヌはものすごく眠そうである

バルクホルンも少佐と同様で、険しい表情をしていた

ハルトマンもさすがに異常事態と感じたのだろう、普段からは想像つかないほど真剣な表情をしている

ルッキーニとシャーリーも眠そうに起きてきた

ミーナ「みんな聞いて!俺さんがいる基地の周辺に多数のネウロイが出現!」
   「みんなは今すぐ、そこの増援に向かって!!」

シャーリー「お・・・俺の基地に?・・・・・」
507盗撮癖な俺 :2010/12/18(土) 03:54:13.28 ID:Ae74qIxv0

シャーリーはハンガーへ走り出した

なにか胸騒ぎがしたからだ

一刻も早く、俺のもとへ駆けつけたかった

―― 第617飛行中隊基地 上空 ――

男4「俺ぇぇぇぇぇっ!応答しろぉっ!!」

男2「どうした!?男4」

男2と男3が補給から戻ってきた

男4「俺が・・・・俺が・・・・」

男3「・・・・・・・・・」

男4「・・・墜落・・・・した・・・・」

空にはネウロイたちの光線や対空砲火が飛び交う

その空で俺たち3人は黙り込んだ

男2「・・・まだだ・・・まだ、俺は死んでない・・・・」

男4「・・だが・・・・・」
508盗撮癖な俺 :2010/12/18(土) 03:54:55.51 ID:Ae74qIxv0
男2「うるさい!俺は死んでないんだ!きっと生きてる!」

男3「・・・・・・・あいつは世界中の女を撮るまで死なないだろうな」

男2「・・・そうだ・・・あいつは死ねないんだ・・・」

男4「・・・・よし・・・探すぞ!あいつが落ちたのは、あっちのほうだ!」

男2「わかった!」

男3「あいつにはまだ、話したいことがいっぱいあるんだっ!!」

3人は俺が落ちたと思われる辺りを必死で探した

------------------------
---------
--
その頃、第501統合戦闘航空団は一刻も早く支援に駆けつけられるように猛スピードで飛行していた

シャーリー(俺・・・待ってろよ!!)

ミーナ「みなさん!あと少しで到着よ!がんばって!」
--------------------------
---------------
-----
509盗撮癖な俺 :2010/12/18(土) 03:55:41.26 ID:Ae74qIxv0
男4「いたか!?」

男2「だめだ!まだ見つからない!」

男3「次はあっちの方を探すぞ!」

男たちが次のエリアを探そうとするとき、無線がはいった

ミーナ『こちらは第501統合戦闘航空団です。ただいま、増援に到着しました』

男4「! ありがたい!」

男3「俺を・・・俺を探すのを手伝ってくれ!!」

男たちは少し遠くを飛ぶミーナたちが見えた

ミーナ『俺さんを?俺さんに何かあったんですか!?』

男2「俺は・・・・墜落した・・・・・・・」

その瞬間、無線を通して501のメンバーたちの言葉にならない驚きの声が聞こえた

シャーリー(う・・嘘だろ・・・・・・)

シャーリーは事実を受け入れられなかった
----------------------
----------
------
510以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 03:56:16.50 ID:gwqnfCNE0
早朝支援 盗撮俺ktkr
511盗撮癖な俺 :2010/12/18(土) 03:56:29.81 ID:Ae74qIxv0
しばらくすると、501のメンバーと合流した

バルクホルン「俺が墜落したのは本当か!?」

男2「ああ・・・」

男3「でも、俺たちはまだあいつは死んでないと思ってる!」

エーリカ「わたしだって俺は死んでないと思ってるよ!そうでしょ!みんな!」

宮藤「そうですよ!俺さんは生きてます!」

リーネ「私も生きてると思います!絶対に生きてます!」

ほかのバルクホルンやミーナ、坂本、ペリーヌ、エイラ、サーニャ、ルッキーニもうなずく

シャーリーも同じくうなずき、絶対に俺を助けると決意した

シャーリー(俺・・・・待っていろ!必ず助けてやる!)
     
     (まだ・・・・結婚の了承も伝えてないのに・・・・死なれてたまるかっ!!)

----------------------------
--------------
-----
512盗撮癖な俺 >>510支援感謝!!:2010/12/18(土) 03:57:13.10 ID:Ae74qIxv0
男たちや501のみんながあちこちを必死で探す。ネウロイと戦いながら

基地の放棄は既に決定している為、撤退が完了するまでに俺を見つけなければならない

そしてある無線がはいる

ギブソン中将『撤退は完了した。今すぐ君たちも撤退してくれ!』

男2『待ってください!あと10分だけ待ってください!』

ギブソン中将『どうしてだ?!』

男2『俺を・・・俺を探します!』

ギブソン中将『・・・・・・わかった。10分だけだぞ』

男2『了解!』

男2が無線を切ったとき、ルッキーニが叫んだ

ルッキーニ「見つけた!俺を見つけたよ!」
513盗撮癖な俺 :2010/12/18(土) 03:58:00.27 ID:Ae74qIxv0
シャーリー「どこだ!?俺はどこにいる!?」

ルッキーニ「ほら!あそこ!」

ルッキーニが指差した先には、周りの木々をなぎ倒し、倒れている俺がいた

男2「よし!みんなはネウロイからの攻撃を防いでくれ!おれは俺を運ぶ!」

一同「了解!」

501と男たちは迅速に行動し、そして俺を助けた

俺は息をかろうじてしていた

男たちは臨時設営基地へと撤退した
----------------------------
--------
----

―臨時設営基地―

第617飛行中隊基地の撤退戦からしばらくたった

ここ臨時設営基地は町の教会を借りたものだ

俺大佐こと俺は、宮藤と医師たちの懸命な努力により、かろうじて一命を取り留めた
514盗撮癖な俺 :2010/12/18(土) 03:58:51.79 ID:Ae74qIxv0
一命を取り留めたのだが、いまだに目を覚まさない

シャーリー「・・・・・・俺・・・・」

ベットに寝ている俺の手をぎゅっと握り締める

シャーリーは毎日ほとんど寝ずに俺に付き添っていた

そのせいか少し疲れてそうな顔をしている

そのときリーネがドアをノックして入ってきた

リーネ「シャーリーさん・・・・顔色悪いですけど大丈夫ですか?・・・」

シャーリー「・・ありがとう・・・大丈夫だよ・・・」

少し無理な笑顔をつくる

リーネ「無理しないでくださいね、シャーリーさん・・・・」

シャーリー「うん・・・・」

リーネ「こんなこと言うのもおかしいと思いますけど、俺さん白雪姫みたいですね」

シャーリー「白雪姫?」

リーネ「はい・・・ずっと意識を取り戻さないで眠り続けてるから・・・」
515盗撮癖な俺 :2010/12/18(土) 04:00:06.87 ID:Ae74qIxv0
シャーリー「ははっ、確かにそうかもな」

少しシャーリーに笑顔が戻る

リーネ「お話の中だと、白雪姫は王子様のキスで目が覚めるものなんですけど・・・・」

その瞬間、シャーリーは何かをひらめいたような顔をした

シャーリー「・・・リーネ、ありがとう。私が王子様になるよ」

リーネ「えっ!?どういうことですか?」

リーネはその言葉が理解できなかった

シャーリーは俺の耳元でこうささやいた

シャーリー「俺、目を覚ましてくれ」

シャーリーは俺に軽い口付けをする

チュッ

リーネ「!?////////」
516盗撮癖な俺 :2010/12/18(土) 04:00:55.95 ID:Ae74qIxv0
俺「・・・・・・・・・・」

俺「・・・・・・・・・・う・・・・・」

シャーリー「!?俺!」

リーネ「俺さん!?」

俺「・・・・・・う・・・・・う・・・」

俺はゆっくりとまぶたを開き、起き上がった

俺「シャーリー?・・・・・・・それと、リーネ?・・・・・・・・・・」

シャーリー「お、おおお・・・・俺ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」ダキッ

シャーリーは勢いよく抱きついた

俺「シャ、シャーリー!?/////////」

リーネ「み、みんな!俺さんが目を覚ましました〜!」

リーネは慌ててみんなを呼びに行った

シャーリー「本当によかった!本当に・・・・・・・・・・」

シャーリーは涙を浮かべている
517盗撮癖な俺 :2010/12/18(土) 04:01:51.08 ID:Ae74qIxv0
俺「いったい俺はどうしたんだ?確か戦ってたはずだぞ!?」

シャーリー「俺は・・・撃墜されたんだよ・・・」

俺「!?嘘だろ・・・じゃぁ基地は!?男たちは!?」

シャーリー「基地は・・・・」

シャーリーは首を横に振る

シャーリー「でも、男たちはみんな生きてる・・・」

俺「そんな・・・・・・・・・」

俺は落ち込んだ

基地を守れなかったことを・・・・

そのときシャーリーは少し強い口調で言った

シャーリー「俺・・・・基地は失われたけど、俺は失われてはいない!」
     
     「俺が生きていれば、また基地を奪い返すことが出来るんだ!」
     
     「だから、俺・・・・」
518盗撮癖な俺 :2010/12/18(土) 04:03:03.41 ID:Ae74qIxv0
俺「・・・・・・・・そうだな・・」

シャーリー「うん・・・あまり落ち込んじゃダメだぞ、俺・・・」

俺「ありがとう・・・・」

シャーリー「あと、俺にもう一つ言いたいことがある」

俺「なんだ、シャーリー?」

シャーリー「け、結婚の事の返事がしたい///////」

俺「・・・/////」

シャーリー「私・・・この戦争が終わったら、俺と・・・俺と結婚したい///////////」

俺「シャーリー///////////////」
519盗撮癖な俺 :2010/12/18(土) 04:04:28.19 ID:Ae74qIxv0
2人は見つめあう

そしてキスを交わす

俺「俺は絶対死ぬことが出来ないな」

シャーリー「どうしてだ?」

俺「これからのシャーリーと俺たちの子供たちのことを撮るしかないから・・・////////」

シャーリー「俺・・・・/////////」

チュッ


〜fin〜
520盗撮癖な俺 :2010/12/18(土) 04:08:24.52 ID:Ae74qIxv0
盗撮癖な俺はこれで終わりです
変態学生の駄文に付き合ってくれてありがとうございました
今、書き進めてるネタの内容は・・・
"ある現代の学生がバルクホルン大尉の抱き枕を抱きながら寝て、朝起きたら
本物のバルクホルンを抱いていた"という感じです

今まで盗撮癖な俺を支援してくれた方、本当にありがとうございました!
あと、この作品のタイトルでもある「盗撮癖な俺」を考えてくれた人、ありがとうございました!
じゃ、また今度
521以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 04:10:02.05 ID:gqRn9cVXO
盗撮完結か……乙!

次回作にも期待しているぞ。
522以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 04:10:14.95 ID:FoRP4p1B0
罠だ!これは罠だ!盗撮魔がシャーリーと婚約する為に仕組んだ罠だ!
転勤する前に死亡フラグを言って死なないというのはおかしいじゃないか!
それが罠だという証拠!
523以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 04:10:50.06 ID:eCbkQVX7O
乙!!
次も期待だな
524以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 04:50:23.83 ID:gwqnfCNE0
盗撮乙ー

完結…だと…かんけつ…浣(ry
525以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 05:32:47.72 ID:eCbkQVX7O
ほしえん
526以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 05:59:56.81 ID:gqRn9cVXO
ほっほっ
527以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 06:09:49.74 ID:gwqnfCNE0
ほーたるこい
528以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 06:44:46.93 ID:sRenE8r70
ゆーきやこんこ
529以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 06:51:57.81 ID:sRenE8r70
壁がないと寒いな 投下する
530以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 07:02:59.73 ID:gwqnfCNE0
支援スタンバイ
531STRIKE NEUROIS:2010/12/18(土) 07:39:31.56 ID:sRenE8r70
ージャングルー
漏れ「三人か、少なくなったな…」てくてく
宮藤「そうですね…」てくてく
リーネ「先に逝った皆のおかげで生きてるんです、必ず生き残りましょう!」
漏れ「あぁ、そうだな」
ガシャン!
宮藤「!? 痛っ!」
リーネ「どうしたの!?」
漏れ「お、トラバサミか」
宮藤「いたた… 動脈じゃなくてよかった〜…」
漏れ「わざとだな、よくある手だよ…っと」ガチョン
宮藤「ふぅ、ありがとうございます」ズキズキ
宮藤「………よし、治療完了!」
リーネ「肩、貸すね」スッ
漏れ「肩…? 足そんなだから先行ってくるぞ」
宮藤「どこに行くんですかぁ?」
漏れ「デスキャンプ。拘束されてる奴に帰り方聞いてくるわ」
リーネ「気を付けて下さいね」
漏れ「そっちもな。特に足元を注意しろよ」ダッ
532STRIKE NEUROIS:2010/12/18(土) 07:41:55.22 ID:sRenE8r70
ーデスキャンプー
漏れ「チィーッス!!!」スタスタ
拘束ネウロイ「…?」
漏れ「言葉は分かるな、助けてやるから帰り道教えろ」
拘束ネウロイ「ほンとか…?」
漏れ「あぁ」スラァ
ガギィン ドサッ
拘束ネウロイ「狩ラれる側にタスけられるとはナ」
拘束ネウロイ「…宇宙船がアル。ソレに乗レ」ピポパ
漏れ「分かった、感謝する」

リーネ「結構遠いね…」
宮藤「結構大きいね…」
リーネ「うん…うん?」
宮藤「あぁ今のは何でもない何でもない!」バタバタ
リーネ「ああっ!宮藤さん!暴れたら…」ピン
バッサァ!
リーネ「だから言ったのに〜!」わさわさ
宮藤「ごめんなさい…」わさわさ

漏れ「この感じ…吊り上げられたか…」
拘束ネウロイ「なに言ってるンだ?」
533STRIKE NEUROIS:2010/12/18(土) 07:46:21.66 ID:sRenE8r70
ネウロイリーダー「…」ズリズリ
宮藤「捕まっちゃったね…」
リーネ「ゆきさんを誘き出す罠になっちゃったね…」
ポイッ ドササ
リーネ「きゃ!」
宮藤「うわぁ!」

漏れ「宇宙船がコメート型だと…」キュイイイイン
拘束「作ッた奴ノ趣味だ。後5分で出発スルぞ」
漏れ「分かった」ダッ

ー穴ー
宮藤「変なものが浮いてる、なんだろ?」
リーネ「宇宙船…じゃないかな?」
宮藤「ゆきさん行っちゃうのかなぁ…」
リーネ「私たち殺されたと思っちゃってるかも…」
宮藤「じゃあ…」
リーネ「…」

リーダー「…!?」
リーダー「はっ、阿呆が」ビシュウウン
ドカァァァン…
リーダー「動かせるのは奴しかいないな…」ダッ
534以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 07:49:11.22 ID:tCBl4dFl0
さあどうなる
支援
535STRIKE NEUROIS:2010/12/18(土) 07:53:05.07 ID:sRenE8r70
リーネ「宇宙船、壊されちゃったね」
宮藤「うん…」
リーネ「二人だけになっちゃったね」
宮藤「ゆきさん…」

リーダー「貴様、裏切りおったな」
拘束「なんデこコに!?」
リーダー「人間に助けられるとは…愚かにも程が有るわッッッ!!!」ビリビリ
拘束「〜〜ッ!」ダッ
ギィン!
リーダー「そう焦るな、すぐ楽にしてやる」プンッ
拘束「!?」
リーダー「遅い、これだから囮にされるのだ」ザシュ
拘束「チぃ!」ブンッ
ガギィ
リーダー「死んだら別のコアをやる、次はちゃんと働いて貰うぞ」ザッ
ビシュゥン
拘束「クッ…鬼メ…」ドサッ
リーダー「オォォォォォン!!」
536STRIKE NEUROIS:2010/12/18(土) 08:01:21.57 ID:sRenE8r70
宮藤「ネウロイの声だ」
リーネ「次は私たちの番だね…」
漏れ「帰る番かい?」ヒョコ
宮藤「ゆきさん!?」
リーネ「宇宙船に乗ったはずじゃ!」
漏れ「いやぁ、どうせ乗るならドーラ型が良くって」
リーネ「次は無いんですよ!?なんで!!」
漏れ「生きてるお前ら残して帰れねぇよ馬鹿。これ捕まれ」ポイ
宮藤「馬鹿って…」よじよじ
リーネ「でも、生きてて良かったです」よじよじ
漏れ「まぁ敵がいる中、あんなのただの的だしなぁ」
宮藤「でも帰れなくなっちゃいましたね」
漏れ「んなもん後回しだ!さぁて、最後の狩りにでも行きますかッ!!」
宮ーネ「はいッ!!」
537STRIKE NEUROIS:2010/12/18(土) 08:06:12.76 ID:sRenE8r70
●戦闘とか結果
・ネウロイ
 拘束ネウロイ破壊(リーダーにビームで胸のコアを破壊される
・負傷
 宮藤芳佳(右足首 鈍速だが歩くことは可能
・他
 宇宙船爆破、帰る道が絶たれる
 寒い
続くます

お休みなさいイェーガー技術中尉
538以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 08:07:14.83 ID:tCBl4dFl0
乙ー
そろそろラストっぽいな
539以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 08:09:45.38 ID:sRenE8r70
まだもう少し
オチは違うのを考えてますまる
540以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 08:46:03.44 ID:aE9nWDG90
保守
541以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 09:14:58.57 ID:9NQCLoooO
静かだな
542以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 10:04:56.87 ID:7+0I8tZg0
おっぱ
543以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 10:48:41.33 ID:AIPVxm9pO
544以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 11:25:06.15 ID:+qfGz7k/O
大きな
545以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 11:26:14.36 ID:kEbE3Evb0
避難所にあったじぃさんネタで一発

ワシの名前はオレ

昼食のデザートに食べた、こんにゃく畑をのどに詰まらせ意識を失い

目が覚めたら・・・・・・

体が若返ってしまっていた

戸惑うワシに、見慣れない景色、パンツ丸出しの少女達

こんにゃく畑の助言により正体を隠すことにしたワシは少女たちに名前を聞かれ

咄嗟に“チェリー・オレ”と名乗り、

元の世界に戻るための情報を得るため、少女達の基地へと転がり込んだ

たった一つの理想のおっぱいを探し求め、再び戦いの場へと舞い戻る

見た目は大人、頭脳はエロじじぃ

その名は変態じじぃ“ワシ”

83歳童貞男の戦いが今始まる・・・わけない



546以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 11:37:17.04 ID:tCBl4dFl0
構わん、続きを書きたまえ
547以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 11:45:14.37 ID:kEbE3Evb0
>>546
本当にいいのか?
場面によっては501や504のおっぱいをモミモミしちゃうんだぜ
548盗撮癖な俺 :2010/12/18(土) 11:47:21.53 ID:Ae74qIxv0
>>547
モミモミしちゃってください
549以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 11:48:58.46 ID:Ae74qIxv0
すまん・・・・外し忘れた
550以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 11:49:41.49 ID:tCBl4dFl0
>>547
何それ見たい
>>548
気にすんなって
551以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 11:50:18.74 ID:EkePZhp5O
パドカレーで瀕死の状態だった俺を未来から運命を変える為にやって来た百年以上生きている本物の魔女と契約して生き返り世界を変える為に奔走するって感じのストーリーが浮かんだ。
552以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 11:53:23.40 ID:7+0I8tZg0
ロリババアでお願いします。
553以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 12:02:12.28 ID:qY1OlIQyO
せっかく何も用事が無いのに書き溜め全然進まないねリーネちゃん!
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
==========
554以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 13:05:31.64 ID:AIPVxm9pO
555以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 13:10:21.82 ID:Ae74qIxv0
保守
お姉ちゃんペロペロ
556以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 13:40:43.59 ID:gwqnfCNE0
保守
戦闘シーンが書けないでござる
557以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 13:43:04.84 ID:Ae74qIxv0
>>556
応援するでござる
558以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 13:45:36.44 ID:B3wuddvXO
拙者、もっさんとのデートを書くつもりがエーリカとのイチャイチャを書いてたでござる
559以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 13:47:58.24 ID:Ae74qIxv0
是非、見たいでござる
560以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 13:55:37.90 ID:ysAelBrT0
561以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 13:56:13.28 ID:B3wuddvXO
俺はもっさんと幼馴染みの続きを書いているんだろ!!何でエーリカとイチャイチャを書いてんだよ!!
・・・・・・まあ後半にもっさんとイチャイチャさせれば良いかな、うん
562以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 13:57:53.33 ID:Ai6p/Er50
エーリカって動かしやすいよね
563以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 13:58:42.70 ID:aE9nWDG90
最近エーリカやばい
マジ天使ペロペロしたいよ〜
564以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 14:07:42.98 ID:B3wuddvXO
>>562
確かにエーリカは動かしやすい、何でだろうね
>>563
書き溜めてる途中、ふと気付いたら『俺』がエーリカの首筋をペロペロしてた・・・・・・疲れてるのかな
565以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 14:17:11.18 ID:6KkTnwMD0
俺も書き溜めがんばろーっと‥‥
566以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 14:24:13.74 ID:Ae74qIxv0
この時間帯って予約ある?
567以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 14:27:55.65 ID:9Ta+rKOT0
ナッシング!
568盗撮癖な俺 ミーナ番外編 あらすじ:2010/12/18(土) 14:29:44.10 ID:Ae74qIxv0
俺は朝、盗撮したミーナさん写真をアルバムにまとめていた

そこに一番現れてほしくない人が現れた

ミーナ「俺さん、入るわよ」

ミーナはドアをノックして俺の部屋に入ってくる

俺「!?!?!?!?!?」

ミーナ「俺さん、この後の予定なんだけ・・・・ど・・・・・・・」

見つかった

ミーナ盗撮写真が見つかった

どうしよう・・・・・これでミーナさんに盗撮が見つかったの8回目だぜ・・・

ミーナさんは笑顔で突っ立っている

逆に怖い・・・・

俺はとっさに究極の謝り方 土下座をした

俺「す・・すみませんでしたっ!!」

ミーナ「俺さん、謝れば良いってもんじゃないのよ」
569盗撮癖な俺 ミーナ番外編 あらすじ:2010/12/18(土) 14:31:27.17 ID:Ae74qIxv0
俺「うぅ・・・・」

ミーナ「私、少し俺さんには甘かったようね。今度こそキツイ罰を与えなくちゃね、ふふっ」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

俺「・・・・・・・・・」ゾゾゾーッ

俺は血の気が一気に引いた

ミーナ「俺さん、ベットに仰向けに寝てくれるかしら?」ゴゴゴゴゴゴゴ

俺「なんでですか?」

ミーナ「寝てくれるかしら?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

俺「は、はい・・・・・・」

俺は仕方が無くベットの上に仰向けに寝た

ミーナ「じゃぁ、目をつぶってくれる?」

俺「了解・・・・」

俺は恐る恐る目をつぶる

しばらくつぶってると、誰かがゆっくりと俺の上に覆いかぶさってきた

なんだか、暖かいものがあたってる

「目、あけて良いわよ」
570以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 14:33:55.54 ID:7+0I8tZg0
おい。






おい。



俺のう゛ぃるるんにナニを。
571盗撮癖な俺 ミーナ番外編 あらすじ:2010/12/18(土) 14:35:24.03 ID:Ae74qIxv0

俺はゆっくりと目をあける

すると、あと少しでキスをしてしまいそうなほど近くにミーナさんの顔があった

俺「ミ、ミーナさん?////////」

ミーナ「俺さん、あなたは私の盗撮何回目ですか?」

ミーナさんは耳元でしゃべりかける

物凄く くすぐったい

俺「は、8回目・・・です/////」

ミーナ「いけない子ねぇ・・・こんな悪い子には、こうしなくちゃね」

俺「!?//////////////」

ミーナさんは俺の耳たぶをハミハミしてきた

俺「ミ・・・・ミーナ・・・さん////////」ハァハァ

ミーナ「おれさん・・・ん・・・・れろっ・・・」
572以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 14:35:59.25 ID:ysAelBrT0
ふぅ・・・・
573盗撮癖な俺 ミーナ番外編 あらすじ:2010/12/18(土) 14:39:11.86 ID:Ae74qIxv0
俺「なっ・・・・・・・くっ・・・・・・」

ミーナ「俺さんって、変態さんですね」

俺「なっ・・・・・///////」

ミーナ「盗撮しなくたって、私・・・・俺さんになら裸見せても・・・・いいのに・・・・//////////////」

そういうとミーナは軍服を少しずつ脱いでいく


(作者)この後を書こうかは迷ってる
   続くかはわからないか・・・
574以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 14:41:01.68 ID:ysAelBrT0
弟が病気なんです!この続きを読まないと死んでしまうって!
だから、弟の命を助けるために書いてください!
575以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 14:41:05.40 ID:7+0I8tZg0
書けやオラアァァァ!

そのかわり俺の子種を飲め、盗撮ヤロウ。
576以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 14:41:32.78 ID:kEbE3Evb0
シャーリーに言いつけてくる
でも続きは書いてください
お願いします
577盗撮癖な俺  :2010/12/18(土) 14:44:09.49 ID:Ae74qIxv0
シャーリーには言わないでぇぇぇぇぇぇぇっ!!
続き書くから!!許してぇぇぇぇぇぇ!!
578以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 14:45:33.39 ID:gwqnfCNE0
続きを書く?そんなことじゃ、絶対に




許すよ!
579以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 14:46:50.29 ID:9Ta+rKOT0
あと10分以内に投下しなければ…後は分かるな?
580以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 14:48:18.90 ID:5q8OSNRR0
やはりエロは人気だね・・・
いいんだ、俺は地味なリアル路線戦闘でが好きだからそれで続けるんだ・・・
581盗撮癖な俺  :2010/12/18(土) 14:49:32.15 ID:Ae74qIxv0
>>579
さすがに10分以内は勘弁してくれ・・・・朝方まで待っててくれ・・・
582以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 14:50:45.05 ID:9Ta+rKOT0
シャーリー、今あいつが…ヒソヒソ
583盗撮癖な俺:2010/12/18(土) 14:52:24.18 ID:Ae74qIxv0
う、浮気なんてしてないよ!シャーリー信じてぇぇぇぇぇぇっ!
584以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 14:52:27.55 ID:7+0I8tZg0
シャーリーちゃん…はぁはぁ………ふぅ…。
585以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 14:54:38.07 ID:B3wuddvXO
なんだなんだ、ここは紳士達が多いな。
やれやれ、続きが気になって書き溜めが止まったよ。さあ頑張って下さい
586以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 14:54:54.11 ID:kEbE3Evb0
最近エロ少ないからね・・・
というかエロはキャラのイメージとかあるから
なかなか投下しづらい
おれの何かお姉ちゃんじゃなくてもいいんじゃねって感じだし・・・
587以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 14:56:14.05 ID:6KkTnwMD0
れずればいいよ!
588以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 14:56:44.30 ID:Ae74qIxv0
>>586
確かにエロは投下しずらい・・・
589以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 14:57:07.52 ID:7+0I8tZg0
ほもればいいよ!
590以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 14:58:46.11 ID:9Ta+rKOT0
ここは誰でもウェルカム
こまけえこたあいいんだよ!

この二つの言葉が導いてくれる…!4時頃空いてたら飛びこんじゃうぜ
591以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 14:59:55.29 ID:QX/GSy4VQ
俺のミーナさんが!

次の次でエロくないのにエロく見える展開があるからどうしようと思ったけどこのまま突き抜けることにしたぞ!
ひゃっはー!
592以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 15:06:13.98 ID:aE9nWDG90
ふぅ…
593以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 15:06:43.79 ID:gwqnfCNE0
>>591
支援の準備はできてるぞ、いつでも来い
594以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 15:14:03.68 ID:Ae74qIxv0
支援準備 完了
595以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 15:18:39.47 ID:ysAelBrT0
ロック音楽が生まれたのって1950年代だよね・・・?
596以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 15:24:54.46 ID:gqRn9cVXO
wikiだとそうなってるね。
597以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 15:29:55.32 ID:IDFEeKsP0
>>595
こまけぇこたぁ(ry
598以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 15:32:34.64 ID:ysAelBrT0
ストパン世界なら1930年代でもロックがあってもおかしくないって無理やり納得しよう
599以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 16:03:08.45 ID:9Ta+rKOT0
誰もいないか?長いのを投下しちゃうよ?
600以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 16:03:28.10 ID:gqRn9cVXO
GO
601今日も長め:2010/12/18(土) 16:04:57.78 ID:9Ta+rKOT0
前々 第36スレ 俺「ストライクウィッチーズ……だと……?」>>582から

全開までのあらすじ

俺「君の瞳に恋してる」キリッ!


頭の中身は春満開のロマーニャ人な俺が馬鹿で無茶に無謀を通していく話
面白いのが来たおかげでマルセイユさんの悪乗り、無茶に加速がロケットエンジン並みに掛ってしまって加東さんは泣きそうです。
次第に変態ケダモノ野郎から仲間に認められて、やっとアフリカの一員になれたようです。

最後にマルセイユさんからのほっぺちゅーを貰いました。ふへへ

まとめ・加東さんの胃薬消費量が半端ない。見かねた将軍達が色々手を回してくれたけど加東さんピンチ。
お客様の中に旦那様はいませんかー!?
602以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 16:06:43.24 ID:WHuMv7WC0
        |ト、   .-y=====┐..    イ!
        || >:':.:/      ヽ.:`く ||
        |レ'.:.:ノ   ̄ ̄ ̄ \:.:ヽ!!
       /_/      ∞    \ ',
      [___________]
       l.:/ .:.:.,'.:.:..:l/‐-/  l.:/ -',.:.:.:.:,
      V.:.>‐l .:.:>ちホ:::::::::::/ちホV.:.:.', 
     ,.:'.:.:.{  |.:./{ ト-j:::::::::::::::ト‐j l∧.:.'、
.    ∠イ',八__|/_  `´      `´ ハ.∧.:.\
         )ハ::\  'ー=-'  ノ    ̄ 
            Vl:::〕  r≦
           ,x<:::::::<    ヽ:::`x
        / \ヽ:::\___}::://ヽ

  _________[][] __| ̄|____[][]__
 |_____  |  |__  __|   \ \ r‐┐
      / /   _ |  |_        ̄ / /
  __/ く_   / / |  |\ \  __/ /
 |___/\_|   ̄   |_|    ̄  |__/
603ズボン……だと……!?:2010/12/18(土) 16:11:31.67 ID:9Ta+rKOT0
――――ストライクイーグルAパート―――――――――――――――――――

ハルファヤ峠


兵士A「っぐ、増援は!?ウィッチ隊はまだか!?」ガガガガッ!!

兵士B「指令達に任せとけ!―――来るぞ!発射用意!!照準合わせ!!」

兵士C「アハトアハトを守れ!飛行杯共をこっちに―――っがぁ!?」ドサッ

兵士A「Cィーー!衛生兵!っくしょお!数が…まだ彼女もいねぇのにこりゃねぇよ!!」ガガガガガガガガ

 ッドグシャァアアアアアアアア!!!

兵士E「くそがぁあああ!!防衛線突破!っはは、死んだな…せめて――――」

兵士D「バカヤロォ!んなこと言ってる暇あったら撃てェ!!」



≪ウィッチ隊、聞こえるか!?ウィッチ隊!!≫

≪っくぅ、後20分!!こちらも…必ず行きます!持たせて下さい!!≫

兵士A「指令!防衛線突破されました!…もう、撤退しか……!!」
604以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 16:11:37.02 ID:DATUnU8o0
おれの胃薬の消費量も半端ねぇよ
605以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 16:15:07.52 ID:9Ta+rKOT0


≪………ウィッチ諸君、援護は不要だ。そちらの戦闘に専念してくれたまえ……そうだろう?A≫

指令がにやりと兵士を見る―――――兵士は敬礼で返し、再び戦場へと飛び出し、大声で告げた。

兵士A「伝令!……我々は撤退を良しとしない!!死ぬのならば―――――!!」


≪徹底抗戦だ。化けて出てでもネウロイ共…貴様らに――――――≫


兵士A「この北アフリカを、渡しはしない!!!」

兵士「「「「「「うぉぉおおおおおおおおお!!!!!」」」」」」


≪ッ!?何を考えているんですか?…あきらめちゃ駄目です!!≫

≪…君達とこのハルファヤ峠を防衛出来た事、誇りに思う。男74人、ここで――――!!≫

≪やめてください!……お願いですから、すぐに、後10分だけ……必ず行きますから…!≫
606以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 16:18:06.70 ID:kEbE3Evb0
この支援を受け取れ
607以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 16:20:11.13 ID:9Ta+rKOT0

≪…ウィッチ諸君、感謝する。君達に、神の加護が有らん事を……≫

≪待って――――!≫ブチッ


通信兵「指令……ここまでですか………」

指令「…ここが引き際だということだ。行くぞ」ザッ

通信兵「………ハイッ!!」ザッ

指令「男に生まれ、男に生き、男として死ぬのなら…派手に散って、この命、乙女らに捧げよう!!!皆に告ぐ!!一匹たりともこの防衛線の外に出すな!!
    たとえ命散らせてでも…一匹でも多くを道連れにしろォ!!!!」


兵士「「「「「「おおぉぉおおおおおおおおおお!!!!!」」」」」」
608以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 16:23:37.40 ID:Z69+bRgW0
水を差すようなぼやきでわるいが、
この熱狂がちゃめしごとかと思うとアフリカって異常だな
おっかない
609以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 16:25:17.09 ID:9Ta+rKOT0


≪ザザッ、ハッ…ザー…ガガ…でこそ、男って…ンだ!≫

誰もいない通信室に声が響く。からからと向こう側から場にそぐわない陽気な笑い声が流れる。

≪ザザーッ…れもいねぇのか?ガピーザッ…から突貫すガガッ…伏せろ≫

…応答なし。――おそらく全員外に出たのだろう……己の命を掛けて――

男は自分の声すら聞こえない轟音の中で深く息を吸い、インカムに叫んだ。


≪てめぇら全員、頭下げろォオオオオオオオ!!!!!≫


天井から、一握の砂が零れ落ちた。


兵士B「うわっ!?……兄貴…なのか?」

兵士D「〜〜〜ッ痛ってぇ!…今の通信は!?頭下げるってなんで?」ホワイ!?

兵士E「あ゙がぁ、鼓膜がァ!?…ッバカヤロウ!止まるな!死ぬぞ!!」

指令「っくぅ〜〜〜!」(頭を下げろ?奴は何を言っている!?…調子に乗るなよ、野良猫が!たった一人で…何が――――!?)
610以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 16:25:42.27 ID:Ae74qIxv0
支援どすえ
611以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 16:30:03.45 ID:6KkTnwMD0
戦争怖いです
612以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 16:30:21.95 ID:9Ta+rKOT0

突然起こった大音量に頭を抱える。怒りのままに天を見上げ、いきなり現れた星に指令はうっと目を細めた。
――――星か?……いや、今は昼間…まさかッ!?――――
倒れた体を無理矢理起こし、双眼鏡でもう一度真昼の星を見る。

指令「……ははっ、地獄に連れてく奴が増えやがった…!!」

その機体、色は黄にして、時に黒。敵を食らうその様たるや、まさに虎…!!


兵士C「お、おい!アレ!!」

兵士A「ッカヤロ!敵は陸戦が6と大型が1だぞ!?飛行杯だっている!…なんでわざわざ、死にに来た!!」


奴はぐんぐんと高度を下げ、こちらに向かって来ている。速度から見るに墜落か?操縦不能?…どうでもいい、すでに捧げた命だ。好きに使うがよろしい。
墜死でも爆死でも何でも付き合ってやる!!貴様の最後の希望に、しがみ付かせてもらおう!!


指令「総員、直ちに地球にキィイイッスゥ!!」

兵士「「「「「「「イエッサァアアアアア!!!!」」」」」」」
613以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 16:36:19.63 ID:9Ta+rKOT0

多くの兵が砂に身を投げる。轟音が迫る戦否、落ちてくる。垂直落下の形だ。このまま来れば奴は墜死、
こちらの数名は味方機の墜落に巻き込まれた、と不名誉な死を迎えるだろう。
追突まで数秒の所で奴の機首が軽く持ち上がるのが見えた。


――まだ立っている者がいる。あいつは正常な精神を持っているのだろう。こんな賭け、誰がするか。
しかし今、俺達が持っている切符はたったの2枚…ネウロイ共と共に地獄に落ちるか、虎を信じて基地に帰るか……
奴は俺達を信じてここに来たのだろう。だったら、選ぶ切符は、選べる切符はたったの一枚―――!!!


兵士B「俺はあんたに賭けるぞ!虎ぁ!」

飛行杯を撃つ友人をタックルで倒す。ぎゃあぎゃあと喚かれるが次々と倒す。
良いんだ。たとえ死んだとしても、俺は、自分で決めた!!

機首はまだ上がっていない


指令「上がれ……あがれぇええぇぇえええええええええ!!!!!!」


ゴオォオオオオオオオオオオオ!!!!

接触の寸前、黄金の風が彼等を撫ぜた。荒々しく熱砂を巻き上げながら。
614以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 16:40:06.50 ID:9Ta+rKOT0

弾丸が辺りに降り注ぐ。誰一人として動けない。あっという間に飛行杯共は薙ぎ払われた。
そのまま奴は砲台に登った陸戦を2機程撃ち抜き、大型への針路を取る。

兵士A「うえっぺっぺッ!ごほ……生きてる?」

兵士F「何暢気なこと言ってやがる!見ろ!」


ラダー操作と言うのだろうか。奴は辷る様に大型へと向かっていく。
下では目標を奴一点に定めた陸戦、大型が光線やら弾を乱れ撃つがかすりもしない。奴にも、そしてこちらにも。

兵士C「お、おい、なんでこっちに一発も来ないんだ?」

兵士B「…来ないんじゃない!派手に出てきて敵の注意を全部引き付けたんだ!
   だから流れ弾の一つも飛んで来ない!」
615以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 16:42:08.82 ID:IDFEeKsP0
支援
みんなの文章のレベルが高すぎて肩身が狭い今日この頃
616以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 16:43:30.46 ID:tCBl4dFl0
別にそんなことナイヨ、俺とかネ
気にせず投下汁!
617以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 16:45:27.49 ID:9Ta+rKOT0

兵士D「なあ、それってすごいんだよな…?」

少年の様な眼で彼等は奴―タイガーバウム―を見詰める。その間にも陸戦が火花を散らし、その数を減らしてゆく。

大型まで後数秒。急速に敵の固定砲座に赤い光が集まるのが指令の双眼鏡に映った。

指令「奴め!ぶっとい奴をブチ込む気だ!!」

隣で口角泡を飛ばしながら指令が叫ぶ。それでも奴はスピードを緩めない。針路も変えず、まっすぐに敵の懐へ飛び込んでゆく。


瞬間、機体が傾く。機銃を放ちながら大型ネウロイの懐、脚と地面のスキマにその身をねじ込んで―――


618以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 16:47:53.47 ID:Ae74qIxv0
支援!文章構成うますぎる!
俺のやつなんて、盗撮とエロ繰り返すだけの駄文だからな・・・
619以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 16:50:17.41 ID:tCBl4dFl0
盗撮面白かったよー
620以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 16:50:26.27 ID:9Ta+rKOT0


班長「こ、の、馬鹿虎!」ゴィン


俺「あでっ!……スパナは整備士の魂じゃねぇのかよ」サスサス

班長「あのなぁ、飛行杯は分かる!…戦闘機で陸戦4と大型1って何やってんだ!?」

俺「あん?共同撃破だからそんなに落としてねえぞ?」

整備1「また数えてなかったんですか?共同を引いてこれですよ。今の所週間トップですね」ガチャガチャ

俺「仕方ねぇだろ。常に全開じゃなきゃ治まらんからな!」フンス 

整備2「まあ、そのお陰で整備のやり甲斐があるってもんだ。増えた分尾翼に描き加えとくからな〜」

ワイワイ サッサト カエチマウゾー! オー!  ナア、オーバーホールスルカ? ンー チョットシタラヤルカ リョーカイ ガチャガチャ


班長「…ったくよォ、お前は無茶したって構わねえよ。だがな、コイツがぼろっちょになるのは我慢ならん!」ズビシッ
621以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 16:52:57.55 ID:IDFEeKsP0
『辷る』
これ「すべる」って読むんだね
改めて語彙力の無さを痛感

あと盗撮さんは普通に面白い

支援
622以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 16:53:56.70 ID:qY1OlIQyO
しーえん
623以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 16:55:11.64 ID:9Ta+rKOT0

所はハンガー。先程の戦闘は終了。現在は再出撃の為の調整中の様だ。
そして整備班長の指差す先には、脚のもげたBf 109―タイガーバウム。ついでに両翼にも弾を受けている。
そんな愛機を見て満足げに頷くと、俺は操縦席の後ろに積んであった酒瓶を傾ける。

俺「ハァッハー!良くあるこった、気にすんな!」ガブガブ

班長「フゥーー……状況を整理しようか、少尉。大型は確かにデカイがその股をくぐるなんて気が狂ってんのか?
   しかも超低空飛行でエンジンに砂が入るわ、もうちょっと労わってやってくれ」

俺「ハッハッハ、ここに来てからあんまりにも調子がいいからなァ、やっぱお前らの腕は最高だな。
  動きが全然違う、まさに人機一体って感じだぜ。ありがとな」ニシシ


班長「…礼を言うならこのトンデモエンジンの開発者と機体の制作元に言うんだな。
   一度魔法力を流せば、長距離航行可能。運動性の上昇…機体の方もそれに付いてこれる安定性に格闘性能。
   それに戦闘機型のBf 109なんざ聞いた事もないしよ」

俺「エンジンの設計は扶桑だ。機体はメッサーシャルフで…あーエンジンは調整し直しだったな。
  コイツは俺の給料30ヶ月分で作ってもらったのさ」

624以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 16:57:23.32 ID:eCbkQVX7O
俺のよりつまんねぇ作品なんてこの世に存在しない

支援ナンダナ
625以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 16:57:40.59 ID:9Ta+rKOT0

班長「おおう…ストライカーも大分高いが、コイツはすげえな…オーダーメイドか」

俺「そんなモンだな。まぁ、12ヵ月分にまけてもらったけどな」

班長「どうやって!?」


俺「全員に女紹介してやった」ドヤ

班長「……まあ、そうだよな…うん」

俺「ハッハッハ!そいつも本当だが、大方の理由は設計図さ!扶桑でもらったな!」

班長「設計図だァ?」

俺「そ。最初に乗ってた九六式が限界に近かったんでダイナモ作戦の後に変えたんだ。
  そんでメッサーシャルフに、今出てる最高のストライカーと同性能の戦闘機を作ってくれって頼んだら、
  エンジンの設計図を見せろって言われてな」

班長「分かるなぁ…その気持ち。で、企画、設計は誰なんだ?これは実験機だったんだろ?」

俺「イチローだよ。実験内容は男でもウィッチと同等に飛べるか。だけど適合者がいないから駄目になったんだと。
  で、そいつを俺が拝借。」

626以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 16:59:36.70 ID:9Ta+rKOT0

班長「運がいいというか何というか……」(イチロー…はて、どっかで聞いたような…?)

俺「ハッハー、運も実力の内ってな!」


「ふふん、相変わらず良く回る口だな」


突然後ろから羽交い絞めにされ、持ち上げられる。ストライカーの音からして彼女だろう。
まあ持ち上げると言っても数センチ浮いた位だが。

俺「おう、中尉。上がりか?」

マルセイユ「とりあえず午前は終わりだな……おも…」

そう言いながらそのままよろよろと飛び、発進ユニットの方へと進む。

マルセイユ「さーて、今日は何機落とした?」

俺「ハッハー、聞いて驚け!飛行杯5に陸戦4、大型1だ!」

マルセイユ「……飛行杯なら私の勝ちだな、7機だ」

俺「…午後から巻き返してやるよ」

ペットゲン「その前に服を着なさい」ゴンッ
627以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 17:00:51.27 ID:9Ta+rKOT0

俺「ゴーグルガードゥッ!下来てるから良いじゃねえか!」ブーブー

マルセイユ「まあ、暑いのは分かるがなぁ…たかがタンクトップ一枚だぞ?」

俺「キャビンの中は蒸し風呂みてぇなもんだ。少しでも涼が欲しいの!―ぐぅぅ――オゥ…」


ペットゲン「っぷぷ、体は正直ね」クスクス

マルセイユ「よし、さっさと食べに行こう。ライーサ、早く脱ぐぞ」ブロロロ

ペットゲン「はい、ティナ。俺は先に行ってていいよ?」

俺「ハハーン、レディを置いて先に頂戴しようなんて事考えると思うかァ?
  って聞いてねえし…班長ー先に飯貰うぜー」

班長「おーおー両手に花たぁこの事だな。次までには仕上げとくから早く行け」シッシッ

俺「ハッハッハ、さーて今日は何かなーっと……」
628以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 17:05:31.63 ID:9Ta+rKOT0

呟きながらハンガーを出る。今日も太陽さんは絶好調だ。ぎらぎらと辺り一面を焼いている。
半裸でも関係なく汗がどっと出てくる。じりじりと皮膚が焼かれる感覚にはもう慣れたが、
これ以上日焼けしたら立派なアフリカ人になりそうだ。

暑さに思わず呻き声を漏らすと後ろから二人分の駆け足の音が聞こえてくる。
――何も走らなくてもいいのに――
振り返ろうとすると、背中に衝撃と幸せの感触、そしてライーサのため息が聞こえた。

マルセイユ「そんなに肌出してると火傷するぞ?」

俺「ハッハー、俺は火傷しない体質なんだ!…うん、マントがあった方がいいなァ」

ペットゲン「ティナ!飛び付かなくてもマントは渡せるよ?」


マルセイユ「お、ライーサもやるか?」

ペットゲン「やりません……俺、変な事考えて無いでしょうね?」
629以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 17:10:14.20 ID:9Ta+rKOT0

俺「あ?美女に抱きつかれて考えない方が失れい゙!?」ゴシャア

マルセイユ「ナイスキック、マティルダ!」グゥレイト!

蹴りが飛んだ瞬間、マルセイユがその素晴らしい視力を使って俺から離脱。
首に巻き付いた手が離れた瞬間、左手を前にその足を顔面ギリギリで受け止める。


俺「ハッハ、今日もばっちりだな!」

マティルダ「ふん、今日はマミが当番だ。早くしろ」

俺「扶桑料理か!……マミはまだ訓練期間か?」

ペットゲン「…俺、ちょっと……」

振り向きざまに見たライーサの顔は、…なるほど。

俺「ご相談なら何なりと…お嬢さん」


630以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 17:11:38.83 ID:IDFEeKsP0
すまん、俺が引き金で駄文自慢が始まってるな
人が気持ちよく投下してるときにこうした話題を持ち込むのは無粋だった
許して欲しい

支援
631以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 17:15:11.38 ID:9Ta+rKOT0
―――――――――
――――――お昼休憩

加東「今日もハイスコアね…よろしい」モクモク


俺「今の所俺が一歩リードだ。今度こそ引き分けかァ?」モギュモギュ

マルセイユ「ふふん、私は午後だって出撃だぞ?まだ勝ちは譲らないさ」モグモグ


稲垣「あ、おかわり要りますか?」

俺・マルセ「「頼む!」」

加東「腹八分にしときなさいよ?まったく食べれば良いってもんじゃないの!」

俺「腹が減っては戦は出来ぬってな!それにうまいから仕方ない!」モッシャモッシャ

ペットゲン「ティナもだよ?この前みたいに食べ過ぎで戦闘不能なんてやめてね」

マルセイユ「…分かってるよ。もう一杯」

―全部楽しみなんだぜ―――――――――――――――――
――――――――――――――――

お昼寝ほど心地の良いものはなかなか無いと思う。たくさん食べて、その後少しのお休みを使って椰子の木の陰に寝転ぶ。
カトーが『食べた後すぐに寝ると牛になる』と言っていたが、虎だし心配ないだろう。
寝転べばすっと眠りの泥に沈んでいく。少し暑いが風で汗が冷やされて気持ちがいい。そのまま意識はぬるい底なしの泥に沈んで落ちていった。



マルセイユ「えいっ」ピト

俺「……んお?」パチッ


椰子の木陰に寝転んでいた俺の頬に瓶を当てる。泥みたいに動かなかったから少し心配したが杞憂に終わったようだ。
もそもそと起き上がると虎の様な仕草であくびをした。猫かコイツは。


俺「ふぁ〜〜…ゔぅー……中尉?どうした?」ゴキゴキ

マルセイユ「牛乳。マティルダから貰った」ポイ

633以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 17:24:26.72 ID:kEbE3Evb0
支援
634間違えたとか… 。いらないからね…:2010/12/18(土) 17:25:01.36 ID:9Ta+rKOT0

二つ持っていた内の一つを投げ渡し、隣に腰掛ける。
ちょっと冷えた蓋付きの牛乳瓶。嬉しそうに俺が瓶を眺める。

俺「おーあんがとよ。………なあ、アレある?千枚通し」

マルセイユ「そんなものない」

俺「……あれなきゃ開けらんねぇんだよ」

マルセイユ「…女のはいじり慣れてる癖にか?」

俺「お前の口からその言葉が出るとは思わなんだ……あっ」どぶっ

俺「オゥ…指入んねぇ…蓋取ってくれ中尉」

マルセイユ「本当に駄目なんだな…ほら」

俺「ありがとよ。あ、指濡れちまったな」ハシ ベロン

マルセイユ「〜〜〜〜ッ!?」

俺「うん、うまい」

マルセイユ「………馬鹿か」
635以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 17:27:52.72 ID:DATUnU8o0
スタゲー!不死身ー!俺だー!どっちでもいいから虎の首から上吹っ飛ばしてくれー!
636以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 17:30:11.64 ID:9Ta+rKOT0

俺「ハッハ、猫舌はこういう時便利なのさ。欠点はアイスキャンディーがすぐ無くなっちまうトコぐれぇだな」ニシシ

マルセイユ「…今度目の前でゆっくり食べてやる」チビチビ


俺「半分ぐらいもらうからな」グビグビ

マルセイユ「ハン、ジェラートでも食ってろ」

俺「お、じゃあ休暇が被ったらロマーニャ行くか?俺の庭だぜ?」

マルセイユ「時間があったらな」


俺「決まりだな…………さて、行くか」ザッ

牛乳を一気に飲み干し立ち上がる。この行動が示す事は唯一つ

マルセイユ「来たか…便利な耳だな。瓶はちゃんと木箱に入れろよ!」タタッ

俺「あ!待てコラ!今日は俺が勝たせてもらうからな!!」ダダッ
637以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 17:35:05.79 ID:9Ta+rKOT0

テーブルを横切ると書類を書きながらサンドウィッチを食べるカトーから今日の予定が飛ばされる。

加東「俺!2時頃にコンテナ届くからよろしく!!」

俺「あいよ!!」

雑用は大変だ。素早く敬礼し、俺はハンガーへ駆けだした。

――キング、クリムゾン!――――――――



俺「月の〜沙漠を〜はぁーるーばるとォー」フンフン

稲垣「旅のーラクダがー行きーましたー……お上手ですね」

俺「マミの方が上手さ。やっぱかわいい子が歌った方がいいなァ」
638以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 17:39:10.18 ID:gqRn9cVXO
ほっほ
639以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 17:40:02.61 ID:9Ta+rKOT0

二人でコンテナを運びながら歩く。稲垣が一つ、俺も一つ。ちなみに俺は二つ持って行こうとしていたので稲垣が渾身の力で止めた。

稲垣「俺さんはこの後水浴びですか?」

俺「ハッハ、水浴びは最後だ。この後はマミと洗濯だぜ?」ニシシ

稲垣「忘れてなかったみたいですね」ニパ

俺「ハハー、当然だろ?さ、早く運ぼうぜ!」

稲垣「はい!」タタッ


――――――――――――――――――――――――
―――――3時近く 洗濯

ざぶざぶ

俺「あ、これボタン取れそうだな…ゆっくり着ろっての、まったく」ジャブジャブ

稲垣「…なんでそんな普通に洗ってるんですか……」ザブザブ

俺「いやだって…見慣れてるし? あ、カトーの奴コーヒーこぼしやがった」シミヌキット
640以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 17:40:11.05 ID:Z69+bRgW0
ババァ俺だ結婚してくれのリズムで暗殺頼むなwww
641以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 17:45:53.42 ID:+qfGz7k/O
しかし不死身は虎よりも…うむ。

人妻ルセイユ最高です。
642以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 17:46:44.48 ID:9Ta+rKOT0

稲垣「ヒモ?ってすごいんですね」

俺「まあなー養ってもらって女の子と遊べて、最高だ!
  その代わりに掃除洗濯家事のあらゆる全てをこなし、なおかつ相手が好きな俺を保たなくちゃあならないけどな。
  まっ楽勝だがな!」フンス


稲垣「わぁ…すごいんですね……!」キラキラ

俺「ハッハ、マミは正直だな!中尉に『ヒモのなり方』を教えてやった時には怒られたもんだぜ!」

稲垣「え?…そう言えば最初からマルセイユ中尉と知り合いだったみたいですけど、いつ会ったんですか?」

俺「ダイナモ作戦の時さ。あいつの部隊の支援に行った時に少し話したんだよ」

稲垣「それだけですか?」

俺「おう。いつか隣を飛べるようになるといいな、って言って別れたんだ。
  少しだったが、面白い奴だってのは分かったなァ」
643以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 17:48:37.22 ID:DATUnU8o0
それもそうだな

スタゲー!俺だー!虎と不死身の首から上吹っ飛ばしてくれー!
644以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 17:51:15.63 ID:Z69+bRgW0
しえんしえん
>>643
標的増やすなwwwww
そのうちスタゲもマルちゃんといちゃつく・・・のかもしれないがどうなるんだろうな
645以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 17:51:46.64 ID:aE9nWDG90
支援!
646以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 17:52:46.81 ID:+qfGz7k/O
つまり3人ともテクノブレイクさせればいいんだな…?まかせろ…。
647以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 17:57:05.79 ID:iG73Q3ECO
>>646
お前'が'テクノブレイクさせるのかよwww
648マルセイユさんが泣いちゃうでしょー!:2010/12/18(土) 17:57:50.89 ID:9Ta+rKOT0

稲垣「やっぱりマルセイユさんはすごいんですね…」


俺「ハッハ、信念を持った奴は面白いんだよ……してマミ、訓練は辛いか」

稲垣「―――ッ!?い、いえ!全然平気です!むしろもっと頑張らないと、皆さんに……その、ご迷惑を…」

次第に声が小さくなる。無理もないだろう。たった14歳で戦場に来たのだ。
それも周りはみんな実力者。親しくなった者もいつ死んでしまうか分からない…
きっとここで話を終わらせてしまえばそこまで。だが、それはこの子の意思ではないだろう。一声、それだけでいいんだ。


俺「マミ」

洗っていた手を止めて、彼女の潤んだ瞳を見詰めた。
649以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 17:59:48.58 ID:+qfGz7k/O
しえーん。

>>647
よく考えたら不死身は自慰する必要ないから無理だ。だから腹上死させよう。
650以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 18:00:04.88 ID:9Ta+rKOT0

稲垣「…………私は、皆さんより弱いんです」

ぽつりと心の内がこぼれ出す。

俺「ああ、そうだな」

稲垣「…私も、出撃した事はあります。でも、いつも迷惑をかけてしまって」

稲垣「情けないんです。力があるのに、訓練してるのに、全然追いつかなくて……」

稲垣「…分かってはいるんです。ケイさんにも言われたし、まだ、追いつけないって」

稲垣「才能があるって言われても、なんだか……不安で…もしかしたら騙されてるんじゃないかって」

稲垣「……あの、俺さんは、どうして戦うんですか?別の道だってたくさんあったのに…」


俺「やりたかったからだ」

稲垣「………え?」
651以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 18:01:04.96 ID:9Ta+rKOT0

俺「俺は、俺の進みたい道を選んできた。それだけだ」

稲垣「え、その…その力が、ウィッチの力があるからじゃないんですか?」

俺「守りたいものがあったから、力を手に入れたんだ。仕方なくやってるんじゃねえよ」

俺「…誰に言われたか知らねえけどよ、まあ確かにヒモやってた方が楽だし、レーサーやってた方が女も金も手に入るぜ?
  でもよ、それじゃ女の子を守れねえんだ」

稲垣「でも!…自分が死ぬかも知れないんですよ!?誰かを…失うかも知れないんですよ?それなのに、どうして―――」

俺「まったくもってその通り!…だがな、俺は手前の魂に嘘を吐きたくねえ!」

稲垣「―――――ッ」

俺「…それに、この力が無くたって俺は戦いに飛び込んだぜ?マミ、お前は違うのか?」

稲垣「なんで、そんなに…」

俺「後悔なんざしたかねぇんだよ、俺はな」
652以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 18:02:53.38 ID:9Ta+rKOT0

稲垣「……俺さんは、まっすぐでかっこいいです…」ポロポロ

俺「…」ポムポム


稲垣「いつも、考えてたんです…この力が無ければ、幸せだったんじゃないかって」グスグス

俺「…俺はな、いつも幸せだよ」ポムポム

俺「俺は全力全開で生きて来たし今もそうだ。その生き方しか知らねえしな」

俺「一つの場所に留まるのが嫌だった。だから走って来たんだ」

俺「…確かにその力はお前の意思じゃなかったかもしれない。でもよ、ここに来たのはお前の意思じゃねえのか?」

稲垣「…私は…まだまだですね」


俺「お前は俺達アフリカの仲間だ。だから、転んだっていいんだ。焦らなくても、お前はお前の強さに向かって進んでる」

稲垣「はいッ…」

653以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 18:03:46.56 ID:9Ta+rKOT0

俺「ハッハ、それでいい。一人前になるまでは俺達が守ってやる。
  …力があるから戦うんじゃない、信念を、何かをもって、何かの為に戦ってんだ。マミだってもってんだろ?」ナデナデ


稲垣「…はいっ」(大きい手…何だろう、お父さん?ううん、私の知らない……)

稲垣「俺さんの手は大きいですね」

俺「おう。なんでも掴めるぞ?」ワシャワシャ

稲垣「いなかったから分からなかったんですけど……」

俺「おう?」

稲垣「俺さんって、お兄ちゃんみたいです」ニコ

俺「は……ハッハ、そうだなァ」ワシャワシャ

稲垣「うー…そんなにやらなくても良いじゃないですか」ブー

俺「ハハ、これだけ言えれば元気だな。みんな心配してたんだぜ?特にライーサがな」

稲垣「あははやっぱり…ごめんねライーサ…」
654以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 18:04:32.42 ID:+qfGz7k/O
しえーん。

虎が真美たんにまで牙をむく…。
655以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 18:05:31.28 ID:9Ta+rKOT0

俺「ハッハッハ、大丈夫だ!うまい飯食って寝れば明日になる。だろ?」

稲垣「ふふっ、俺さんはやっぱりカッコいいです」

俺「かわい子ちゃんの悩みを聞いて、解決して差し上げるのも紳士のたしなみだぜ?
  それにごちゃごちゃ考えるのが嫌なだけだ。さ、みんな待ってるぜ」

洗濯終了!と言うと俺が桶を抱えて立ちあがる。洗濯のものは全て綺麗に洗ってあった。

稲垣「俺さん、私が持ちます!」

俺「おう、頼んだぜマミ」ヒョイ

稲垣「っとと、…えへへ、今日のご飯は何でしょうね?」

俺「俺は肉がいいな〜たまにはがっつり行きたいもんだ」

稲垣「じゃあ、お肉が届いたらみんなで食べましょう。炊事班の皆さんと頑張りますからね!」

俺「ハッハ、楽しみにしてるぜ」ナデナデ

稲垣「おいしいご飯は任せてください」ニコ

俺「任せた。さ、早く戻らないと炊事班の奴等にどやされちまう」ザッザ

稲垣「あ……はい!」タタッ
656以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 18:06:12.36 ID:9Ta+rKOT0
――――――――――――――
―――――――――――

「新型ストライカーねぇ……」

「今度こそ駄目か?」

「そこまで言うなら使って安全を確かめてみろ、だそうだ。実験はそっちでやれば良いだろうに」ギリ

「事故が多いと聞くからな…それにあの子の意見も尊重したかったがなぁ……」


「祈るしか無かろう。何もない事、何も失わない事…」

「壊したらどやされるかね?」ハッハッハ

「報告書も提出だ。馬鹿馬鹿しい…契約書まであるんだぞ?」


「死ねと言ってる様な物だな。確かにエースが履いて、成果を出せば評価は良くなるだろうが…」

「今まで散々突っぱねて来たお釣りが来たんだろ。諦めなかった執念だけは認めてやる」バサッ

657以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 18:15:51.85 ID:IDFEeKsP0
支援でしてよ
658以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 18:23:13.83 ID:tCBl4dFl0
避難所より

787 名前:名無しの俺 投稿日: 2010/12/18(土) 18:17:21 ID:hsri6jRY
あと2レスなのにさるった…時間が空いたら投下しますんで
次の方どうぞ…申し訳ない

だそうです
659以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 18:51:35.65 ID:gqRn9cVXO
保守
660以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 19:03:07.54 ID:qY1OlIQyO
さる解除だ、さあ来い
661以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 19:16:47.91 ID:9Tw7OYEr0
飯食ってるらしいお
662以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 19:20:39.56 ID:9Ta+rKOT0
今終わりました!寒すぎるよぅ…
少しばっかり待っててね!
663以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 19:21:28.21 ID:tCBl4dFl0
支援するぜ
664以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 19:22:47.39 ID:9Ta+rKOT0

「だからと言ってどう説明すればいいのだ!?」バンッ

「もう逃げられん。それに今から呼んで説明しなければ間に合わない」

「そうだな。おい!彼女を、マルセイユ中尉をここに。話があると」

「はっ」ザッザッ

「あとおやつもあるって!頼むぞ!」


「我が輩の、失態だ」

「お前さんの所為じゃないさ…ここにいる全員が共犯者だ」




Aパート 完
665以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 19:25:37.30 ID:9Ta+rKOT0

ここまでえ!
散々待たせてこれで終わりです…やめてぇ!牛さんだけは連れていかないでぇ!!

なんで俺が真美ちゃんを慰めたかと言うとライーサ達に頼まれたから。これが遊びn…お兄ちゃんの実力だね!

真美ちゃんも新人だから悩んだと思うのですよ。なんか、うん、キャラがつかめないね…
真美ちゃんみたいなかわいい妹が欲しかったです。キャラの名前と身内の名前が被ると複雑だよね…

ちなみに俺も真美が不安定になってるのは分かってました。観察眼の力ってすごい!


次は長すぎるBパート。マルセイユさん回ですよ!戦闘書くの苦手であぼん。絵で描いてた方が伝わるっていう…
そしてストライカー事故だよ!ハードル高い!マルセイユさんに頬ずりされたい!!
今から続き練成して来ます。付き合って下さった皆さんありがとうございました!支援ありがとうございます!お知らせしてくれた人もありがとう!
質問不満、何でもどうぞ!分からなかった所でもカモン!

また次回!
666以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 19:26:37.66 ID:aE9nWDG90
乙乙
667以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 19:27:32.86 ID:tCBl4dFl0
乙ー!
668以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 19:28:31.42 ID:qY1OlIQyO
乙ーん
669以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 19:31:47.05 ID:eCbkQVX7O
乙!
670以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 19:32:33.10 ID:DATUnU8o0
ああ、使い魔死ぬ時のか
671以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 19:37:57.86 ID:9Ta+rKOT0
そうでガンス
ここでどう出るかでマルセイユさんとの状況が決まる!
672以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 19:38:48.63 ID:DATUnU8o0
決まるも何もどうせくっつくんだろ
予定調和なのに期待持たせんじゃねえやちくしょう
673以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 19:39:17.84 ID:Z69+bRgW0
避難所で牛さんが狙い撃たれてるwww
674以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 19:40:52.31 ID:KlBP6fNw0
乙。

しかしこの題名、某孕ませ競馬マンガを思い出す……
675以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 19:47:29.24 ID:9Ta+rKOT0
>>672 くっつくけど俺は甘酸っぱいのが好きなんだぜ…

>>673 あの方には我が家に来ていただきます

>>674 ッ!?知っている人がいたなんて!あれ大好きなんだぜ…
    ちなみに題名は英語辞書のストライクの項目見れば分かると思う。

次の人いないんかな?
676以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 20:13:35.66 ID:gqRn9cVXO
遅れた
乙!
677以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 20:34:21.36 ID:1GNvqWME0
過疎ナンダナ・・・
遅れたがおつ〜
678以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 20:43:10.10 ID:sRenE8r70
チェストォォォォォォ
679以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 20:43:13.89 ID:Ae74qIxv0
今夜は冷えるなぁ・・・保守

680以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 20:51:17.26 ID:eCbkQVX7O
書き溜めがキリの良いところまで書けたら投下出来るのに…

ほし
681以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 20:53:27.81 ID:ysAelBrT0
682以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 20:54:44.40 ID:9Ta+rKOT0
683以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 20:58:10.65 ID:YElNy7rF0
PC治ったから書き溜めするぜ
684以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 21:12:14.00 ID:Ae74qIxv0
>>683
書き溜め頑張れ!
685以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 21:15:25.87 ID:jAX+g6Xs0
投下していいかな?
今回ちょっと長いけど
686以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 21:16:25.71 ID:1GNvqWME0
GOGO!
長いのも全然いいぞ!
687以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 21:17:35.17 ID:sRenE8r70
フライング支援そしてご飯食べようかシャーリーたん
688以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 21:17:54.88 ID:9Ta+rKOT0
カモン!支援なら任せろ!!
689ウィッチーズが家族だったら 四日目:2010/12/18(土) 21:19:24.98 ID:jAX+g6Xs0
ゲルト「俺!一緒に学校に行くぞ!」

トゥルーデ姉ちゃんの声で起こされる・・・まだ学校に行くには早い時間だ。

俺「まだ・・・早いんじゃないの?」

ゲルト「私が早く行くのは知ってるだろう。たまにはおまえと通いたいんだ!」

トゥルーデ姉ちゃんは真面目で文武両道、勉強も運動も成績上位だ。
生活態度もいいので生徒会長に推薦されて、反対もなく選ばれている。
おまけに風紀委員長も兼任している。激務なため、かなり早く登校している。

ゲルト「それとも・・・私と行くのは嫌か?」ウル

トゥルーデ姉ちゃん、涙目で上目づかいは勘弁してください。
そんな顔されたら普通は断れなくなりますから。

俺「わ、わかったよ。用意するからちょっと待ってて」

ゲルト「よし!玄関で待ってるぞ!」

そう言って姉ちゃんは出て行く。朝食食べれないなぁ・・・
昼食は購買にでもしよう・・・
690以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 21:19:52.50 ID:qY1OlIQyO
今日投下するとか言っといて全然書き終わらないよリーネちゃん・・・

しーえん
691ウィッチーズが家族だったら 四日目:2010/12/18(土) 21:25:38.86 ID:jAX+g6Xs0
学校への道を歩いていく。なぜか手をつないで。
トゥルーデ姉ちゃんが言うには「寒いし今なら人目も少ないからだ!」だそうだ。
手袋すればいいじゃん、というのは野暮だろうか。

ゲルト「もうすこし学校への道が遠ければな・・・」ボソッ

俺「なにか言った?トゥルーデ姉ちゃん」

ゲルト「な、なんでもない!」

俺たちが通っている学校は【私立ストライク学園】
名門校だ。海外との交流が盛んな学校で留学生が非常に多い。
あと女生徒の比率が多いぐらいだな。
美緒姉ちゃんやミーナ姉ちゃんの母校もここで芳佳やサーニャやルッキーニも
ここを受ける予定らしい。受かるといいな。

???「おはようございます。トゥルーデ先輩、俺さん」
692ウィッチーズが家族だったら 四日目 支援感謝:2010/12/18(土) 21:30:39.28 ID:jAX+g6Xs0
俺「あ、おはようございます。ウルスラさん」

ゲルト「むっ、ウルスラか、おはよう」

ウルスラ「二人とも、相変わらず仲がいいですね」

この人の名前はウルスラ、2年生で図書委員長。
エーリカ姉ちゃんの双子の妹で子供の頃離れ離れになったらしいが、
この学校で偶然に再会したらしい。たまに家に遊びに来る。
眼鏡をはずしてエーリカ姉ちゃんと並ぶと、わからなくなるぐらいに似ている。
性格はほとんど真逆と言っていいぐらいだけど・・・

ウルスラ「私も一緒に登校していいでしょうか?」

俺「俺はいいですよ。姉ちゃんもいいよね?」

ゲルト「あ、ああ、かまわないぞ」

トゥルーデ姉ちゃんがちょっと落胆したように見えたけど気のせいかな?
693ウィッチーズが家族だったら 四日目:2010/12/18(土) 21:35:23.41 ID:jAX+g6Xs0
ウルスラ「じゃあ、失礼しますね」

そういうとウルスラさんは空いている俺のもう片方の手を取り、つなぐ。
それを見ていたトゥルーデ姉ちゃんは目をまん丸にして固まっている。

俺「あ、あの・・・ウルスラさん・・・これはどーゆーことでしょう・・・」

ウルスラ「私も手が冷たかったのでつながせてもらいました。いやでしたか?」

俺「い、いや・・・いやじゃないですけど・・・」

ウルスラ「それにトゥルーデ先輩もつないでいたので。」

トゥルーデ姉ちゃんは反論できない。自分も手をつないでいるので
反論したら、自分も離すことになるかもしれないからだ。

ゲルト「ふ、ふん!そういうことなら仕方ないな!」

どういうことなら仕方ないんでしょうか。俺にはわかりません。
結局、学校に着くまで手は離してもらえなかった。
ああ・・・他の男子生徒からの目線が痛い・・・
694以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 21:37:29.92 ID:1GNvqWME0
支援!
俺もトゥルーデと一緒に毎日登校したい!
695ウィッチーズが家族だったら 四日目 支援感謝:2010/12/18(土) 21:40:22.49 ID:jAX+g6Xs0
-----------------------------
校門前

俺(ああ・・・男子生徒から殺されそうだ・・・)

ウルスラ「では、私はここで失礼しますね。直接図書館へ行くので」

俺「わかりました」

ゲルト「ああ、わかった」

ウルスラ「あの、俺さん・・・」

俺「どうしました?」

ウルスラ「手・・・暖かかったです・・・またつないでくださいね///」ニコッ

ウルスラさんはそう言うと顔を真っ赤にして微笑みながら走っていった。
うん。正直かなり可愛かった。
696ウィッチーズが家族だったら 四日目:2010/12/18(土) 21:45:21.57 ID:jAX+g6Xs0
ゲルト「・・・」ジトー

トゥルーデ姉ちゃんがジト目で俺を見てる・・・何かまずい事したっけ・・・

俺「ど、どうしたの?トゥルーデ姉ちゃん・・・」

ゲルト「何でもない!」プイッ

怒らせたみたいだ・・・しばらくそっとしておこう・・・
697以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 21:46:54.06 ID:7+0I8tZg0
ふひひ
698ウィッチーズが家族だったら 四日目:2010/12/18(土) 21:50:26.67 ID:jAX+g6Xs0
-----------------------------
玄関 靴箱前

ゲルト「話してるうちに時間が結構経ってしまったな。私も直接生徒会室に行く」

俺「ん、わかったよ姉ちゃん」

ゲルト「そ、それでだな・・・お前昼休みになったら屋上に来い」

俺「へ?なんで?それにあそこ一般生徒立ち入り禁止じゃ・・・」

ゲルト「いいから来い!わかったな!」

俺「う、うん・・・」

ゲルト「よし、それならいい!じゃあまた昼休みにな!」

そういうと姉ちゃんは急ぎ目で生徒会室を目指す。
そういえば生活態度がめちゃくちゃ悪い生徒がいるからマークしてるんだっけ。
どんな人だったっけな・・・ビューリングさん・・・だったかな・・・?
699以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 21:51:25.03 ID:ysAelBrT0
ビューねえさん!
700ウィッチーズが家族だったら 四日目:2010/12/18(土) 21:55:29.93 ID:jAX+g6Xs0
-----------------------------
教室

キーンコーンカーンコーン

俺「ん・・・」

どうやら4時間目まで終わったらしい。今日の授業は寝てても起こらない
先生ばっかだから助かるな。

???「今日の授業もずっと寝てたわね」

誰かが俺に声をかける、誰だろう。 

俺「なんだ穴拭か・・・」

智子「なんだじゃないでしょう。なんだじゃ」

こいつは穴拭智子、家のクラス委員長、実家が神社らしい。
家業らしく巫女をやってるとか聞いたな。ついでに隣の席だ。
701以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 21:56:42.96 ID:ysAelBrT0
アナルワイプさん!
702ウィッチーズが家族だったら 四日目:2010/12/18(土) 21:59:01.92 ID:jAX+g6Xs0
智子「たまにはしっかり授業受けなさいよ」

俺「え〜めんどい・・・」

智子「もう宿題見せないわよ」

俺「・・・できるだけ受けます」

エイラ「お〜れ!一緒にご飯食べるゾ!」

リーネ「おにいちゃん、一緒にご飯食べていい?」

ペリーヌ「わたくしと一緒に食べませんこと?俺」

一年の姉妹たちが教室に入ってくる。エイラ姉ちゃんは俺と同じ1組で
リーネは2組、ペリーヌ姉ちゃんは4組だ。
703ウィッチーズが家族だったら 四日目:2010/12/18(土) 22:00:32.73 ID:jAX+g6Xs0
俺「あ・・・ごめん、今日は先約があるんだよね」

ペリーヌ「あ、あらそうですの・・・では3人で食べましょうか・・・」

リーネ「残念です・・・」

エイラ「まあたまには仕方ないナ、そのかわり今日は私たちと帰るんダゾ!」

俺「ああ、わかったよ。じゃあ行って来るね」

そういって俺は教室を出て行く。屋上まで急がないと

智子「相変わらず騒がしいわね、あ、私も混ぜてもらっていいかしら?」

ペリーヌ「ええ、かまいませんわよ」
704以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 22:02:45.19 ID:9Ta+rKOT0
しえんぬ
705ウィッチーズが家族だったら 四日目 支援感謝:2010/12/18(土) 22:05:19.23 ID:jAX+g6Xs0
-----------------------------
屋上

ゲルト「やっと来たか!待ってたぞ!」

トゥルーデ姉ちゃんは先にいた。手には二つの包みがある。

俺「遅れてごめん!でも大丈夫なのここ?鍵は開いてたけど」

ゲルト「生徒会長ならそれぐらい簡単だ!」

権力乱用しないでくださいトゥルーデ姉ちゃん。

俺「それでどうしたの?」

ゲルト「あー・・・なんだ・・・これを食え!」

俺「これは・・・お弁当?」

ゲルト「そ、そうだ!何でもいいから食え!」

俺「う、うん」
706以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 22:05:36.56 ID:Ae74qIxv0
しえーん
明日、シャーリーと一緒に登校するか・・・・
707以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 22:07:47.35 ID:1GNvqWME0
この俺とシンクロ率を高めなければ・・・!
支援
708ウィッチーズが家族だったら 四日目 支援感謝:2010/12/18(土) 22:10:08.22 ID:jAX+g6Xs0
そう言って俺は蓋を開けてみる。さっそくおかずを口に運ぶ。

ゲルト「ど、どうだ?」

俺「うん、おいしいよこれ!」

トゥルーデ姉ちゃんはそういって笑顔になる。

ゲルト「じ、実は私が全部作ったんだ・・・味に不安だったんだが・・・
    おまえがそう言ってくれてとてもうれしいぞっ!」

姉ちゃんが子供の用に喜ぶ。よく見たら手には絆創膏が何枚か張ってあった。
恐らく何回も失敗したのだろう。

俺「ありがとう・・・姉ちゃん」

形は少しいびつだけど心がこもったこのお弁当はどんな食べ物よりも
おいしかった気がする。
709ウィッチーズが家族だったら 四日目:2010/12/18(土) 22:12:20.89 ID:jAX+g6Xs0
これで終わりです
ウルスラはアニメ版の性格を基準にしています
あとビューリングさんの登場はいつになるか未定です
710以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 22:13:21.10 ID:ysAelBrT0
乙!
711以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 22:13:27.82 ID:Ae74qIxv0
乙!
712以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 22:13:58.58 ID:9Ta+rKOT0
おーつ!
713以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 22:16:05.28 ID:ysAelBrT0
この後の予約は?
714以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 22:20:51.44 ID:qY1OlIQyO
ない
715以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 22:22:30.30 ID:ysAelBrT0
じゃあちょっとだけ投下しようかな
716以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 22:26:36.73 ID:9Ta+rKOT0
来い!
717ストライクウィッチーズ-謳われない戦争- 2話:2010/12/18(土) 22:29:27.41 ID:ysAelBrT0
>>487から

第2飛行隊が初めての戦闘を経験したその日の夕方、私は格納庫の前に置かれたベンチに座っていた。
夕暮れ時の、この基地から見える景色は、世界遺産として残せるであろうほど美しい。
私は、その景色を写真に収めたかったが、カメラはまだ取り上げられたままだ。
そして、私の横には、司令部でさんざん叱られたであろう隊長が座っていた。

私「……ネウロイとは一体何者なんでしょうか」

私は、暇を持て余してる隊長に、思い切って聞いてみた。

隊長「あのね、この山の向こうっていや、オストマルクとネウロイは小さな巣っきりないのよ」

私「ネウロイは、前の戦争以来、侵攻をやめてるじゃないですか」

彼女はゆっくりと息を吐き出し、言葉を紡いでいく。

隊長「だから、巣と向かい合ってるオストマルクで何が起こってるのか、今頃釈迦力になって確かめようとする連中もいる」
718ストライクウィッチーズ-謳われない戦争- 2話:2010/12/18(土) 22:32:38.06 ID:ysAelBrT0
隊長「ホットラインはじゃんじゃかなってるはずよ、この国のどこかでは」

隊長「いたずらに庶民の敵愾心煽るのが政治の仕事じゃないのよ」

隊長「ただね、軍人の石頭に理想は通じない。奴らが口をつぐめと一言いえばこの有様よ」

隊長「すまないわね、せっかくの特ダネをふいにしてしまって」

私「いやぁ…あなた達といられるからいい」

オヤジさん「いちばん心配してるのは隊長なんだよ」

私が振り向くと、格納庫の中でストライカーユニットを整備していた初老の整備兵が、いつのまにか後ろにいた。

私「どういうことです?」

オヤジさん「隊長は、オストマルク出身のさ」

隊長「大昔の話。今はカールスラント人よ」

彼女は苦笑いをしながら、オストマルクの方をみつめる。
……どうやら、それほど昔話ではないようだ。
その話は、また今度聞くことにしよう。
719ストライクウィッチーズ-謳われない戦争- 2話:2010/12/18(土) 22:35:08.82 ID:ysAelBrT0
初戦闘から2日、ネウロイの襲撃もない基地は、隣国のオストマルクにネウロイが侵攻した割には、初日ほどピリピリとした空気も薄れてきていた。
その日、俺は訓練を終えた後に、部屋でお気に入りのレコードをレコードプレーヤーに納め、針を降ろす。
すると、スピーカーからロック音楽が流れてくる。
曲名は「Blurry」、リベリオンのSky kidというバンドの曲だ。
そんな事を考えながら、ベッドに腰掛け、曲を聞く。
すると、部屋のドアがノックされた。

俺「誰だ?」

エーリカ「俺いるー?はいるよー」

俺「なんだ、フラウか」

ドアを開けた先には、フラウことエーリカ・ハルトマンが居た。
……ほとんど下着姿で。

俺「服着ろよ」

エーリカ「暑いからやーだよ」

俺「ったく、何の用だ?


エーリカ「カークに会いにきたんだよ」
720以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 22:37:20.54 ID:djCZrgTN0
我らが失恋女王ウルスラの所属って技術省なの?兵器開発省なの?
資料によって表記がブレててわからん
カークというのは、俺が使い魔兼ペットとして飼っている黒いラブラドールレトリバーの事だ。
基本的には、部屋で大人しくしているのだが、たまに俺が外に連れていくと、異様なはしゃぎっぷりを見せる。
最近は、報道特派員としてこの基地に来て、今は軟禁状態の「私」がお気に入りのようだ。

エーリカ「カーク、いい子にしてた?」

カークは、エーリカの問いに答えるように、のっそりと立ち上がり、尻尾を振りながらエーリカの足にすり寄る。
エーリカは、カークの頭を撫でながら、座り込む。

エーリカ「いい子にしてたみたいだねー」

俺「そりゃそうだ。なんてったって俺の使い魔だからな!」

エーリカ「飼い主とは真逆だよ」

カーク「ワン!」

俺「この野郎!」

エーリカ「あはははー、俺こわーい!」

俺「まったく……」
722ストライクウィッチーズ-謳われない戦争- 2話:2010/12/18(土) 22:41:52.27 ID:ysAelBrT0
エーリカ「そういえば、俺はいつもこの曲を聴いてるよね」

俺「俺はロック以外は聞かない主義なんだ」

エーリカ「ポスターまで貼っちゃって」

俺「いいじゃねえか、それぐらい」

エーリカ「ま、いいけどさ」

俺「それで、カークと遊びにきただけか?


エーリカ「……ねぇ、俺。俺はさ、この前の戦い、怖くなかった?


俺「いきなりどうしたんだ。フラウらしくもない」

エーリカ「うるさいなー……で、どうだったの?」

俺「そりゃあ怖かったぜ。ラロスに追いかけられたときなんてチビっちまったぐらいだ」

エーリカ「そっか……そうだよね」
723以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 22:44:36.20 ID:+qfGz7k/O
しえーん
724ストライクウィッチーズ-謳われない戦争- 2話:2010/12/18(土) 22:47:32.76 ID:ysAelBrT0
俺「フラウは、怖いのか?」

エーリカ「うん……ちょっとだけね」

俺「大丈夫さ、いざとなったら俺が守ってやるぜ」

エーリカ「俺は守られる側になりそうだけどね」

俺「うるせ」

エーリカ「あはは。ありがとう、俺」

俺「礼を言われるようなことなんて何もしちゃいないさ」

エーリカ「そーかも。じゃあ部屋に戻るね」

ウウウウウウウウウウウ!

俺「……どうやら、部屋に戻る前に出撃がありそうだぜ」

エーリカ「そうみたい。急ごう!」

警報が鳴り響いた後、俺たちはすぐにブリーフィングルームへと駆け込み、基地司令と武官の説明を聞く。
この前と同じ、方位280からネウロイの小型の爆撃機少数が近づいてきているということだった。
725以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 22:50:21.50 ID:qY1OlIQyO
しーえん
726以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 22:53:08.66 ID:9Ta+rKOT0
支援!
727ストライクウィッチーズ-謳われない戦争- 2話:2010/12/18(土) 22:53:48.72 ID:ysAelBrT0
空に上がった俺たちは、方位280へと向け、飛行する。
しばらく飛んでいくと、前方に、ゴマ粒のような点が見え、それはだんだんと大きくなっていく。

隊長「こちら第2飛行隊、敵の爆撃機編隊を見つけた。数は……6」

俺「護衛もつけないで爆撃機をよこすなんて、俺らも舐められたもんだなぁ」

ゲルト「俺、作戦中だぞ。私語は慎め」

エーリカ「中尉、俺のは私語じゃなくて独り言みたいなものだから、一々気にしてたら身が持たないよ」

ゲルト「そういうお前もだ、ハルトマン少尉。上官にタメ口とは……」

隊長「まぁまぁバルクホルン中尉、この隊で階級が役に立つなんてことはないんだから、そんなに気にしないの」

ゲルト「しかし隊長……」

隊長「そうだ、あなたもあだ名でよんであげましょうか。そうね……トゥルーデなんてどうかしら」

俺「いいあだ名ですぜ、トゥルーデ」

ゲルト「な…!き、貴様!」

エーリカ「トゥルーデー」

ゲルト「その呼び方はやめろ!」
728以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 22:55:23.25 ID:yQpOfFGH0
しえんだー
729以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:03:02.74 ID:gwqnfCNE0
The Unsung Warか 支援
730ストライクウィッチーズ-謳われない戦争- 2話:2010/12/18(土) 23:03:31.88 ID:ysAelBrT0
隊長「今日からあなたはトゥルーデよ」

ゲルト「隊長……」

俺「なんか親近感がわいてきたぜ」

隊長「さぁ、そろそろ接敵よ。フラウ、あなたの腕前を見せてもらうわ」

エーリカ「えー……」

ゲルト「ハルトマン」

隊長「トゥルーデ、フラウの護衛につきなさい」

ゲルト「了解」

フラウとトゥルーデは、編隊に先行して、爆撃機群に近づく。
機銃座のない爆撃機など、本当の的にしかならない。
二人は、確実に敵の主翼を破壊し、あっという間に数を半分にしてしまった。

隊長「やるわね、二人共。でも、まだ弾を使いすぎよ」

俺「はっはー、怒られてやんの」

隊長「次は俺、行ってみなさい」

俺「俺かよ!……よし、見とけよ3人とも」
731ストライクウィッチーズ-謳われない戦争- 2話:2010/12/18(土) 23:06:04.03 ID:ysAelBrT0
フラウとトゥルーデが下がり、俺が前に出る。
俺はゆっくりと回避運動を取っている爆撃機の後ろにつき、MG34の引き金を引く。
近くで見ると、ネウロイは確かに圧巻だが、反撃がなければ恐れるに足らない。

俺「そんなゆっくり飛んでて大丈夫かよ」

俺が放った機銃弾は、爆撃機のエンジンに突き刺さり、破片を撒き散らしていく。
そして、ゆっくりと高度を落とし、やがて海に落ちる。
同じ要領で、残った敵も落としていく。これで、スコア4だ。

俺「どんなもんよ!」

エーリカ「やるなー、俺」

ゲルト「ふん、偶然だ、偶然」

俺「トゥルーデ、負け惜しみですかい?」

ゲルト「そ、そんなわけないだろ!」

エーリカ「本当かなー?」

遠くにいるおかげで、並んで飛んでいる2人の顔は見えないが、大体想像はつく。
きっとトゥルーデは顔をしかめて、フラウはそれをニヤニヤしながら見ていることだろう。
732以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:08:45.60 ID:qY1OlIQyO
しーえんダナ
733ストライクウィッチーズ-謳われない戦争- 2話:2010/12/18(土) 23:08:49.36 ID:ysAelBrT0
隊長「やるわね、チョッパー」

エーリカ「ヒュー、俺かっこいいー」

俺「だろ?オストマルクの前線で戦ってるウィッチと遜色ありませんよ」

隊長「調子に乗るな、アホ」

ゲルト「そうだぞ、全く」

管制室「管制室より第2飛行隊、敵爆撃機の全機撃墜を確認……待て、方位280より新たな反応。」

俺「新手!?マジかよ、位置的に俺が格好の的じゃねーか!」

エーリカ「なんだか、俺が編隊を離れてるときに敵が来るね。」

ゲルト「珍しく同感だ」

隊長「新手をやるわよ。管制室、敵の数は?


管制室「およそ10。ラロス級と思われる。」

俺「じゅう!?…って、あいつらか…うわわわ!俺の方に来やがった!」

俺が目を向けると、雲の割れ目から敵編隊が飛び出し、手近な俺に殺到してくる。
パッと見、10どころではない。多分、20はいるだろう。
734ストライクウィッチーズ-謳われない戦争- 2話:2010/12/18(土) 23:11:53.77 ID:ysAelBrT0
俺「ちくしょう!助けてくれ!」

俺は、咄嗟にシールドを張り、敵の銃撃を避ける。
心臓の脈打つ音が、耳元から聞こえてくる。

隊長「二人もぼさっとしてないで、あいつが火の粉を払うのを手伝いなさい!」

エーリカ「了解!」

ゲルト「了解した」

エーリカ「やっぱり俺は守られる側なんだね」

ゲルト「どういう意味だ?」

エーリカ「なんでもない、行こう、トゥルーデ!」

ゲルト「お、おい…全く!」

バララララララ!

俺が必死に敵からの攻撃を躱している間、フラウとトゥルーデは上昇して、敵の上から奇襲をかける。
俺を攻撃することに夢中になっていたラロスは、二人の銃弾にあっという間に穴だらけにされ、落ちていく。
735ストライクウィッチーズ-謳われない戦争- 2話:2010/12/18(土) 23:14:57.91 ID:ysAelBrT0
エーリカ「俺、援護するよ!」

俺「た、助かったぜ……今回ばかりは死んだと思った!」

隊長「おしゃべりしてないで目の前の敵を叩きなさい!」

俺「…やっぱ隊長はおっかねえぜ」

隊長「チョッパー、基地に帰ったら3人に何か奢りなさい」

俺「ひえー、そいつは勘弁!」

ゲルト「無駄口を叩くからだ!」

俺は、トゥルーデの後ろについたラロスに狙いを定め、急降下を開始する。
無理にこっちに対応しようとしたラロスが、一瞬失速し、動きが鈍る。
その瞬間を狙って、機関銃を叩き込む。
機首をめちゃくちゃにされたラロスは、ふらふらと虚空をさまよい、爆発した。

ゲルト「隊長の後ろに1機、撃墜する」

隊長「ほいよ、やるじゃない」

しかし、さすがは隊長達だ。喋りながらも、次々と敵の数を減らしていく。
俺が2機落とすころには、3人は3機も4機も落としているのだ。
736ストライクウィッチーズ-謳われない戦争- 2話:2010/12/18(土) 23:18:37.17 ID:ysAelBrT0
俺「残りは何機だ!?」

隊長「あと1!」

エーリカ「いただきー!」

ゲルト「いいや、私のだ!」

最後に残ったラロスを、全員で仕留めにかかる。
4方向から囲まれたラロスは、どの相手をしようか迷う暇もなく、無数の弾丸を叩き込まれる。
バラバラになったラロスは、爆発四散した。
これには、さすがに敵ながらも同情してしまった。

俺「イヤッッホォォォオオォオウ!全機撃墜!」

エーリカ「大勝利!」

隊長「全機撃墜を確認」

管制室「レーダーに依然として探あり。なんだこれは……小型高速機が急速接近!」

管制室の声に、目を凝らすと、長さ1メートルほどの大きさのネウロイが、トゥルーデに向けて飛翔している。
737ストライクウィッチーズ-謳われない戦争- 2話:2010/12/18(土) 23:23:46.93 ID:ysAelBrT0
ゲルト「くっ!なんだ、こいつ……!」

トゥルーデはそいつから逃げようと、エンジンを回転させ、必死に回避行動をとる。
俺も慌ててトゥルーデを追いかけるが、追いかけたところでどうにもならない。
トゥルーデは、急旋回を続けているからか、苦しそうなうめき声をあげる。

隊長「トゥルーデ!3、2、1で右に回避だ!」

ゲルト「り、了解!」

隊長「3、2、1!」

トゥルーデが右旋回をした瞬間、隊長はネウロイとトゥルーデの間に強引に割り込む。
目標を変えたネウロイは、隊長を追いかける。
隊長は急制動をかけ、シールドを張ってネウロイを破壊した……。
しかし、隊長の足からストライカーが外れ、隊長は海に落下した。
738ストライクウィッチーズ-謳われない戦争- 2話:2010/12/18(土) 23:29:36.84 ID:ysAelBrT0
隊長「私も年みたいね。破片がシールドを貫通したみたい」

ゲルト「隊長!」

隊長「涙声なんか出すんじゃないの。機体なんざ消耗品。ウィッチが生きて帰れば万々歳よ。」

俺「救出にいきます!」

管制室「警報!警報!第2飛行隊全機、至急基地に帰還!」

ゲルト「まだ隊長を救出していない!」

管制室「今、救助隊を発進させた。お前たちは基地で弾薬を補給して再発進!」

俺「ふざけるんじゃないぜ!」

隊長「なあに、基地までの遠泳を楽しむだけよ。さっさと帰って私の着替えと予備の機体の整備、よろしく頼むわね」

俺「ちくしょう、救助隊のやつら頼む……」

俺たちは、隊長を救助する暇もなく、基地へ帰還することを余儀なくされた。
そして、その帰路の途中、管制室から衝撃な言葉を告げられた。

管制室「よく聞け、ネウロイはオストマルクを占領した!」


つづく
739以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:29:54.35 ID:eCbkQVX7O
支援ダナ
740以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:31:22.88 ID:9Ta+rKOT0
乙カレー!
隊長…
741以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:34:20.20 ID:eCbkQVX7O
もう終わってたか…

乙!
742以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:35:28.48 ID:djCZrgTN0
この流れなら最終的に男連れで戻ってくるから心配ない
743以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:36:56.87 ID:ysAelBrT0
2話終わりです
こんな駄文に支援感謝です
744以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:42:56.50 ID:B3wuddvXO
乙なんだよ!!
745以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:04:37.84 ID:eBCf6ZjH0
乙!
そして保守
ただいまミーナと盗撮俺書き溜め中
746以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:14:06.98 ID:9Jrxlc/t0
静かな夜だねエーリカ
もう寝ようか
747以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:18:00.53 ID:vEgjzrzlO
1日で書き溜めが2000文字か・・・・・・まだまだ全然だなぁ
748以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:19:04.25 ID:h8EFd3Ki0
      j`ミメ ´ ̄ ̄ `  ____
      .| . : ::        ヽ 7,' 
     /     .,'    /  ハ
     i .:i  ,' .// / /ヽ,'  ソ
     |  | .i .//',イ /   レハ.::|
     | .ハ |/', \    /リノ     
     /ハ:( ヽリ ●    ● ハ 
      \ヘー、 xx   ' xx }ノ     おやすみ
       ノイ|i>ト_   ▽_ノ  
((( ((((  ⊂二二二二二二⊃
((( (((( / ○ ○ ○ ○ \    +
((( ((((.(__________)        *
       ゝ,__ノ ゝ,__ノ ゝ,__ノ          *
                      *          +
  +       *        ・

749以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:24:18.28 ID:eBCf6ZjH0
今の予約状況分かる人いる?
750以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:26:30.36 ID:+AoEmtcTO
このままだと綾香たんと付き合うことになりそう…どうしよ…。
751以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:28:20.80 ID:YhthRW11O
4時くらいにあったくらい?
752以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:29:31.65 ID:BxYdr+Eq0
>>750
あ、お薬出しときますね
753以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:29:49.51 ID:pGVyUlUp0
今3つ前のスレ読んでるけど全然追いつかないぞ
754以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:33:09.51 ID:eBCf6ZjH0
少し盗撮投下いいだろうか?
755以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:34:17.78 ID:+AoEmtcTO
ID微妙なEMT

>>752
本編ではシャーリーちゃん√書いてるのに、過去編で綾香たん√進みそうでヤバいんだよ。

まあ現実ではシャーリーちゃんと付き合ってるけど。
756以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:35:11.39 ID:YhthRW11O
カモン!盗撮魔!
757以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:35:41.35 ID:BxYdr+Eq0
やっぱりお薬出しときますね

虹色の奴
758以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:36:26.17 ID:KSHm2F3Z0
シャーリー!今こそ超古代都市トールから過去に跳ぶ時だ!
759以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:36:38.04 ID:LHWF6Rq8O
盗撮カモン

あ、俺からは黒い丸薬出しときますね
760盗撮癖な俺 ミーナ番外編 エロ注意:2010/12/19(日) 00:39:36.79 ID:eBCf6ZjH0
今から10分後に投下します

761以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:42:09.43 ID:FgTItrk60
なんでシャーリールートの人ってうわきばっかするのおとうさん
762以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:43:11.52 ID:m2Ltpk9W0
俺のミーナさんが!俺のミーナさんが!!
763以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:43:53.11 ID:x0g1S9bMO
>>761
陰で泣いてるシャーリーを知らないだよ坊や
764以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:45:08.20 ID:+AoEmtcTO
俺のう゛ぃるるんが!俺のう゛ぃるるんが!
765盗撮癖な俺 ミーナ番外編 盗撮俺はシャーリー 一筋です:2010/12/19(日) 00:45:56.46 ID:eBCf6ZjH0
続き

ミーナ「盗撮しなくたって、私・・・・俺さんになら裸見せても・・・・いいのに・・・・//////////////」

そういうとミーナは軍服を少しずつ脱いでいく

俺「な、なにやってんですか!?ミーナさん!!/////////」

俺はとっさにミーナさんを止める

ミーナ「あら、俺さんは普段、盗撮盗撮って変態振りをアピールしてるのに、いざとなったら純情なのね♪」

俺「うぅ・・・・///////」

ミーナ「私、こんなにドキドキしてる・・・////触ってみて?//////」

そういうと、ミーナさんは俺の手を胸に押し付けた

ドクン ドクン ドクン

俺の手を伝って、ミーナさんの鼓動が聞こえてくる

俺「ミーナさん・・・・/////」

ミーナ「俺さん・・・・/////」

お互いに唇の距離を近づけていく
766以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:46:06.25 ID:tzOBGKdy0
827 名前:名無しの俺[sage] 投稿日:2010/12/19(日) 00:45:05 ID:RzPW31.c
せめてアナルワイプさんにしてくれ
あの人なら別にかまわん


だってよ!
767以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:47:00.96 ID:FgTItrk60
向こうでシャーリーは今泣いているんだ!って主人公強奪野郎みたいなこと言ってる
おねーちゃんとふらんかちゃんがレイプ目であばれてたけどみなかったことにするね
768以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:47:48.08 ID:+AoEmtcTO
ちょっと待て、この後シャーリーちゃんと結ばれてたよな?

…盗撮のゲス野郎!
769以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:50:23.65 ID:KSHm2F3Z0
>>767
脳裏でマカデミアンナッツがはじけたんですね
770以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:50:27.01 ID:ilVEvyku0
支援

おいらの書いてるの、長くて重いんだわ。
自分のHPに出して、アドレスを張るというのは
非常識かな。
今、途中なのに137KBだってさ。
ご意見もとむ。
771盗撮癖な俺 ミーナ番外編 :2010/12/19(日) 00:50:45.55 ID:eBCf6ZjH0
それにつれて、ミーナさんから聞こえてくる鼓動も大きくなっていく

お互いの唇が触れようとするとき、ドアがノックされた

コンコン

2人「!?」

ドアの向こうからはバルクホルンの声が聞こえた

バルクホルン「俺、入ってもいいか?」

俺「い、いや!?少し待って!?!?!」

俺はとっさにミーナさんを布団の中に隠した

ちょうど俺の股間らへんにミーナさんの顔がある状態だ

バルクホルン「どうしたんだ俺?とにかく入るぞ」

バルクホルンはドアを開け、入ってくる

俺「や、やぁ・・・・」

バルクホルン「ん?俺、太ったか?」

俺「い、いや・・・変わらないと思うぞ・・・・」
772以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:51:53.87 ID:2YWu547i0
>>770
それより長いのなんてザラだと思うぞ
773以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:53:27.80 ID:ilVEvyku0
>>772
そか!じゃここでいいね。
ありがとう。
書いてくる。今年中には完成させたいわ。
774盗撮癖な俺 ミーナ番外編 そんなに盗撮俺をひどく言わないでくれ・・・・頼む:2010/12/19(日) 00:53:50.74 ID:eBCf6ZjH0
そういうと、バルクホルンは毛布を取ろうとした

俺「ま、待て!あそこの棚に宮藤裸体写真セットがある!」

バルクホルン「なに!?//////////////」ハァハァ

俺はとっさにバルクホルンを止めて、誘惑材料をしゃべった

俺(バルクホルン・・・・素直なのはいいけど、将来心配だな・・・結婚できるのかな・・・・)

毛布の中で俺にくっついているミーナさんのため息も聞こえた

バルクホルンが鼻息を荒くして写真を見てるとき、布団の中のミーナさんが信じられない行為をした

なんと、俺のズボンを脱がし始めたのだ!!

俺「!?!?」

俺は驚き、小さい声でミーナさんに言った

俺《何やってんですか!?》

ミーナ《あら、別にいいじゃない》

ミーナさんは俺のズボンを脱がし終えると、俺の竿を触り始めた
775以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:54:58.54 ID:+AoEmtcTO
支援。

まあ変態仲間として盗撮さん好きよ。お尻向けなさい。
776盗撮癖な俺 ミーナ番外編 盗撮俺、お尻向けました:2010/12/19(日) 00:56:34.62 ID:eBCf6ZjH0
俺「あっ!・・・」

大きい声を出してしまった

バルクホルン「どうした?!」

俺「いや・・・何でも・・くっ!・・・・」

バルクホルン「本当に大丈夫か?」

俺「だ、大丈夫・・・・」

バルクホルン「そうか」

ミーナさんはおもしろがって会話中にも激しく竿を動かしてくる

俺はかつて無い興奮を感じていた

俺の部屋の中には、宮藤写真をいやらしい目でみるバルクホルンと

布団の中で俺の竿で遊んでいるミーナさんがいる

そして、ミーナさんは次のステップに移った

ミーナさんは俺の竿を口にくわえ込み ゆっくりと頭を動かし始めた

初めての感触に 俺はびっくりした
777以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:56:58.63 ID:vEgjzrzlO
>>775
あんたは黙ってオ○ニーしときなさいwww
778以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:57:43.93 ID:BxYdr+Eq0
おい




おい
779以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:58:30.34 ID:x0g1S9bMO
さっき悲しそうな顔したシャーリーさんとすれ違った
780盗撮癖な俺 ミーナ番外編 本当にこんなの投下してスミマセン・・・:2010/12/19(日) 00:58:53.86 ID:eBCf6ZjH0
俺「うわっ!?・・・・・・・」

バルクホルン「俺、さっきからおかしいぞ?熱でもあるのか?」

俺「本当にだいじょう・・・くぅ!・・・」

バルクホルン「俺、顔が赤いぞ。やっぱり熱あるんじゃないか?」

バルクホルンはおでこを俺の額にくっつけてきた

俺「バルクホルン!?////////」

バルクホルン「ん?なんか変な音が聞こえるんだが・・・・」

俺「!?気のせいだ!絶対に気のせいだっ!」

バルクホルン「いや、気のせいじゃない・・・・この音は・・・・布団の中からか?」

バルクホルンは布団を取ろうとするが、俺は必死で抵抗する

その間にもミーナさんは行為をやめない

むしろ、激しくしてきた
781以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 00:59:17.96 ID:m2Ltpk9W0
うぎぎぎぎぎぎぎあばばばばっば
782以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 01:02:22.23 ID:TXcDxrx50
むしろばれろ
そしてもげろ
783以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 01:02:47.90 ID:YhthRW11O
>>780
なに、ガンガン行こうぜ!
支援してるからな!
>>781
壊れてやがる…
784以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 01:04:16.32 ID:+AoEmtcTO
俺と一緒にお姉ちゃんに殴られようぜ…。

その後にシャーリーちゃんを悲しませた罰として尻使ってやるよ…。
785以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 01:04:43.79 ID:FgTItrk60
支援はするよ!



だが、わかってるな?
786盗撮癖な俺 ミーナ番外編 本当にこんなの投下してスミマセン・・・:2010/12/19(日) 01:05:07.36 ID:eBCf6ZjH0
俺の射精感が高まってきた

それにつれて、バルクホルンも力を入れて、布団を取ろうとした

そして俺はエクスタシーを迎えた

ミーナさんは、ほぼ同時に俺にズボンを履かせた

バルクホルンは渾身の力で布団を取った

バルクホルン「どりゃぁぁぁぁぁぁっ!・・・ミ、ミーナ!?・・・それと、イカ臭っ!!」


この続きは朝方
こんな駄文投下して、本当に申し訳ございません・・・
盗撮俺はシャーリー 一筋です!信じてください!信じてぇぇぇぇぇぇっ!
787以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 01:07:07.87 ID:2YWu547i0
信じる   が、許さん

788以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 01:07:49.97 ID:+AoEmtcTO
乙でゲソ。

前から気になってたんだけどさ…アレってイカの匂いか…?
789以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 01:09:20.88 ID:eBCf6ZjH0
イカの臭いってのは、友達から聞いたでゲソ
790以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 01:11:24.59 ID:2YWu547i0
イカ臭いというよりはスルメ臭いと思うでゲソ
791以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 01:11:34.26 ID:YhthRW11O
乙!待ってるぞ!
>>788
イカ臭いぞ

もう弁当には入れたくない
792以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 01:13:07.35 ID:eBCf6ZjH0
俺・・・魔法使いになるんだ・・・
793以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 01:13:08.10 ID:TXcDxrx50
乙!もげろ!

俺は海産物の匂いだと思う
魚市場とかね…
794以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 01:13:50.99 ID:BxYdr+Eq0
>>791を読んで
「お前弁当に何入れたんだよ」とか思ったのは俺だけ
795以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 01:14:33.02 ID:m2Ltpk9W0
ふぅ

お前ら何を熱くなってるんだ?乙乙
はは、妄想は楽しいなあ
796以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 01:16:31.02 ID:5+mqBo2Q0
おつでゲソ

無職俺の現代世界クリスマス編かくことにしたぜ!
いい加減しつこいって?早く終われって?
うるせぇ!俺もいちゃいちゃしたんだよ!エーリカといちゃいちゃしたんだよ!
ってことでエロはないが、クリスマスか一日過ぎた日に投下する
797以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 01:18:02.26 ID:5+mqBo2Q0
イカのおつまみのお菓子には嫌な思いであるから思い出しくないな・・・

このあとだれか投下する人いるかな?
暇なら投下しようと思うんだが・・・
798以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 01:20:25.49 ID:m2Ltpk9W0
いいんだ、いいんだ、リアルがなんだくそ、俺も次々回はミーナさんといちゃいちゃ
いちゃいちゃ……なのかこれは、まあ、いろいろするんだ!!
とにかくそこまで書き進めなければ

>>797
夜中の予約は無かった気がするよ
799以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 01:20:36.68 ID:x0g1S9bMO


信じるからシャーリーにチクって来ていいよね!?もげろ!
800デリカシーのない俺:2010/12/19(日) 01:24:10.12 ID:5+mqBo2Q0
じゃあちょっとだけ失礼いたす
てかもっさんデレさすとかむずかしすぎるわ

>>458からで
前回は
山から降りてきたよ!→皆に失礼なこといいながら501に入るよ!→一日経った
→やべぇ戦闘じゃん!→さっさと落とそうぜ
ってところだと思う
駄文いかせてもらおう
801デリカシーのない俺:2010/12/19(日) 01:26:59.95 ID:5+mqBo2Q0
>>458から
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜海上、敵多数〜

俺『ヒュー、たっくさんいるね。で、どうするんだ?』

坂本『今は様子見だな。・・・俺、この敵おかしいとは思わないか?』

俺『まぁおかしいっちゃあおかしいけど、今までも時々あったしな。気にすることじゃないぞ。』

芳佳『今までもあったってどういう事ですか?』

俺『新たなネウロイの巣ができてから時々な。どっかの研究者の推測上じゃあいらなくなったネウロイの「廃棄処分」ってところかな。』

リーネ『廃棄処分・・・。なんかひどいですね・・・。』

俺『でも人類の敵に変わりはないさ。さて、ここで一つ思ったが、さっさと倒さないか?』

坂本『いやいやここは様子をみるべきだろう。撃墜命令が下ったわけでもないしな。』
802以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 01:32:54.73 ID:m2Ltpk9W0
支援ぬん
803デリカシーのない俺。支援感謝ぬん!:2010/12/19(日) 01:34:26.41 ID:5+mqBo2Q0
芳佳『でも眺めてるだけってのももどかしいですね・・・。』

俺『そういうこった。みんなは後方支援を。すまないが、やらせてもらおう!』

リーネ『あ、俺さん!独断専行を報告しますよ!』

俺『そんなもの怖くないね!いくぜっ!』キュィィン カシャ

坂本『おい!やめろ!死ぬつもりか!くっ!』


俺は人のいうことを全然聞かないとよく親に言われたもんだ

あと、やんちゃだと怒られたことがあるな


坂本の声を無視し、俺は腰に二重にまいたベルトに吊り下げたシースから一本のぎらりと光るシースナイフを取り出す

ブレードの背中のカッティングが特徴的で、ヒルトが少し大きく存在感を感じさせるナイフ・・・

俺はこれがお気に入りだ

それを右手に、逆手でナイフをもち、ぐっと力をいれる

そしてストライカーユニットに魔法力を注ぎこみ瞬発し、ネウロイに向かって一直線に突撃を開始した
804デリカシーのない俺。なんかいきなり眠くなってきた・・・。:2010/12/19(日) 01:40:57.06 ID:5+mqBo2Q0
坂本『くっ!戻れ、俺!』

俺『ははははははッ!!切り刻んでやるよ、ネウロイッ!!・・・魔法力圧縮・・・付加!30%・・・!』キュィィィン


ネウロイ「フィィィィン!」ビシュゥッゥゥン

俺「まず一体!」ヒョイ シュピ

ドガァァァァァン

俺「続けて二体目ッ!」シュピッ ドガァァァン

ネウロイ「フィィィィィィィィィン!!」ビシュビシュゥゥゥン

俺「甘イ甘イ!!オラァッ!』ザシュッ

リーネ『俺さんもどってください〜!』ダァン
805以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 01:44:31.52 ID:eBCf6ZjH0
支援!
806デリカシーのない俺。もっさんなでなで。:2010/12/19(日) 01:46:30.62 ID:5+mqBo2Q0
小型をフックの要領で軽く小型のネウロイを一体一体斬りつけていく

すると、紙のように引き裂かれ、大きな音と破片を舞いたて爆発する

ネウロイも反撃にとあらゆる方向からネウロイのビームを放つが、俺はなんなく肉薄ですべてを避けきる

敵に超速接近し、魔法力で恐ろしく強化されたナイフでネウロイをどんどん斬りつけ落としていく

塵の中で踊り、白い刃が暴れる

剥きだした刃は止まることをしらない


芳佳『す、すごい・・・。あれだけのビームを避けてる・・・。それにあんなナイフで・・・。』ダダダダダ

リーネ『扶桑刀でもないのにすごいね・・・!」カシャ ドォン

坂本『あの馬鹿ッ!全員、俺を援護!死なせるな!』ダダダダダダダ

芳佳『は、はい!』ダダダダダ

俺『はははははッ!!さっさと消えろよ!』
807以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 01:49:54.23 ID:x0g1S9bMO
支援
808デリカシーのない俺。支援感謝!深夜は寒くていけねぇな。:2010/12/19(日) 01:51:55.90 ID:5+mqBo2Q0
俺が次々とナイフを斬りつけ、落としそこねたやつを三人が狙いを定め軽く落とす

近づき右に斬りつけ、上昇、急降下で速度を乗せ一撃、さらにロールしながら通り過ぎざまに引き裂く

ネウロイの攻撃は紙一重ですべて避け、歪めた口からは少しの笑いが漏れる


俺「圧縮・・・付加・・・40%!解放!」ギギギ シュピ


俺の手に持ったナイフが蒼く輝き、それを振るったネウロイを砕く

ナイフから魔法力の塊が吹き出し、刃長180mmのナイフから鋭く大きい刃が具現化する

ナイフでは考えられないが、ネウロイを一刀両断にした


芳佳『俺さん!敵の攻撃に気をつけてください!あと敵の攻撃が激しくなってきてますよ!』

俺『なら!』
809デリカシーのない俺。支援感謝!:2010/12/19(日) 01:57:53.71 ID:5+mqBo2Q0
俺はナイフを手で一回だけくるりと回した後シースにしまい、両足のストライカーユニットのハッチを開ける

そこには大量、とまではいかないものの多くのスローイングナイフが収納されていた

俺はまたしてもそれを軽やかに引きぬき、手に一本ずつ柄を手にもつ

にやりと笑いながら神速で敵の上空に移動

ナイフを構え魔法力をそそぎこむと、刃が蒼く高らかに輝く

それを空を切る音と共に華麗に投げた

ブレードがポイントからぎらりと光を反射する

刃を先にしながらネウロイを銃弾のようにたやすく爆音と共に撃ちぬき、白煙のとともに散った


俺『もういっちょ。さらに2・・・4・・・6・・・8・・・10機!もっといくぜっ!!』シュピシュピッ

ネウロイ「キシャァァァァァァァ!』ドガァァァン
810デリカシーのない俺。:2010/12/19(日) 02:00:15.56 ID:5+mqBo2Q0
坂本『ありえん・・・。あんなナイフでネウロイの装甲がえぐるほど・・・。』ダダダダ

俺『はいっと。これで小型全部終わりかな?』

リーネ『ふぅ・・・みたいですね。大型はどうします?』

俺『めんどいんで。魔法力圧縮付加、60%。よっと。』シュピッシュピッ

ネウロイ「シュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!」ドガァドガァァァン

俺『あと一体っと。』ヒュン
ドゴォォッドガァァァァァァン
811デリカシーのない俺。強さの秘密は後半部に載せてます:2010/12/19(日) 02:03:26.80 ID:5+mqBo2Q0
投擲したナイフは容赦なくネウロイの装甲を消滅させていき、装甲ごとコアをかき消した

貫いたナイフは青い光をなくし、海に光の欠片とともに落ちていく

そこらじゅうに何百何千もの雪の結晶が舞い、太陽の光を反射していた

幻想的な風景のなか俺達はそれを少しだけ見上げながら、ふうとため息をついたが他の者達はあっけに取られていたようだ

なんせたった十数本のナイフで敵を全滅に追い込んだのだから


俺『おつかれみんな。えっと、ミーナ?こちら俺、こっちは全部片付いたよ。そっちは?』

ミーナ『こっちも片付いたけど・・・あの数の敵をすべて落としたっていうの?』

俺『みんなが勝手に突っ込んで落としにいったんだよ!』

坂本『いや俺がほとんど撃墜した・・・。私たちも信じられん・・・。』

俺『まぁこれが俺の固有魔法だ。』
812デリカシーのない俺。寒すぎて死ぬ・・・。:2010/12/19(日) 02:09:52.99 ID:5+mqBo2Q0
芳佳『すごかったですよ!!なんかあっという間に全部消えちゃったんです!』

シャーリー『ほ〜、すごいじゃないか俺!』

俺『もっと褒めてくれ。できれば、褒美でも・・・・。』

リーネ『ミーナ隊長!俺さんが独断専行しました!』

俺『あ!おい、ちくるな!』

ミーナ『あらあら・・・じゃあ罰でも与えましょうかね。ふふふ、俺中佐はなにがいいかしら?』

バルクホルン『少佐の訓練を普通の10倍量をこなすというのはどうだ?』

坂本『おお、それもいいな!それなら楽しみだな!』

エーリカ『お菓子を大量に買ってきて〜。』

ルッキーニ『あ、あたしもそれがいい!俺!お菓子いっぱい買ってきて!』

ペリーヌ『ならみなさんの言う事を全部聞いていくというのはどうでしょうか?』

シャーリー『罰としては変だけど、それいいな!』

エイラ『俺をコキ使うノカ。じゃあ私ハ・・・。』

俺『おい、やめろ。ていうか・・・そろそろ帰還しないか?』

ミーナ『あ、そうね。全機基地へ帰還してください!』
全員『了解!!』
813デリカシーのない俺。:2010/12/19(日) 02:15:12.64 ID:5+mqBo2Q0
----------------------------------------------------------------
〜501基地、帰還後、談話室〜

全員基地に帰還し、ストライカーユニットを脱ぎ、一息つく

慣れていることなのか、体力があるのか皆そこまで疲労の色がなく、いたって普通にティーを飲んでいる

俺は紅い透明の液体を覗き込み、その光に反射する自分の顔を見て、ヒデェかおだな、とひっそりと思う

実際のところウィッチではあるが、そこまで外見に自信があるわけではない・・・

この世界にいる男ウィッチらに比べるとやはり見劣りするのではないかと考えたが、すぐに無用なことだと思い、脳内にしまい込む


少しだけカップを傾けてティーを嗜む美緒を見て、その似合わなさにひっそりと苦笑した

それに気づいたのか気づいてないのか、こっちに顔を向け、むっとした顔で尋ねてくる


坂本「俺、あれはどうなってるんだ?」

俺「俺の固有魔法についてか?」

坂本「戦闘を見てもいまいちピンとこなかったぞ。きちんと説明ぐらいしてくれ。」
814デリカシーのない俺。:2010/12/19(日) 02:20:33.18 ID:5+mqBo2Q0
俺「わかったよ。まずいっておくが俺は固有魔法の発現が遅かったから、俺自身もそこまで詳しいとは言えないぞ。」

バルクホルン「遅かった?いつぐらいからだ?」

俺「ダイナモ作戦が終わってちょいだったから・・・。16、7歳のころかな。それから引きこもってたから・・・。」

エーリカ「じゃあ実際に使用している期間は長くないんだ?」

俺「そうだ。まぁ軽く言うと、俺の固有魔法を使うと!なんと!魔法力を圧縮できます。」

俺「圧縮っていってもよくわからないと思うが、純粋な魔法力の塊をつくると考えてくれるといい。」

ペリーヌ「魔法力の塊・・・。魔法力を集めて、それを形成する感じですの?」

俺「そうと言えばそうだ。つまり・・・袋にゴミをどんどん入れていくだろ?そうするといっぱいになるわけだ。これが通常の状態。」

俺「俺はそこからさらにゴミをぎゅーっと押しこんでさらにゴミをいれられるスペースを無理やり作る。そこにゴミをさらに放り込む。それを何度も繰り返す。」

俺「そうしたら圧縮したものの出来上がりだ。」フーフー
815以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 02:23:51.80 ID:FN8NK8U2O
しーえん
816デリカシーのない俺。支援感謝!まさかこの時間に見てくれてる人がいるとは・・・:2010/12/19(日) 02:26:00.90 ID:5+mqBo2Q0
シャーリー「例えが最悪だな〜。」

俺「すまん、いいのが思い浮かばなかったんだ・・・。」

芳佳「それを、さっきはナイフに付加したんですね。」

俺「そういうこと。爆発的に性能が上がるぞ。」

エイラ「まぁそれはいいとシテ、どんな感じナンダ?」

俺「どのぐらい圧縮付加するかにもよるけど、武器の強度増強にもなるし、武器に付加して使うと威力が大幅にあがるぞ!」

ルッキーニ「それってどのぐらい〜?」

俺「俺のナイフ・・・シースナイフくらいなら、20%くらいで小型はらくらく切れるぞ。30〜40%で弱い大型はいけるかな。」

ミーナ「それはすごいわね。でも刃渡りに限界があるからそこまで有効ではないんじゃないかしら?」

俺「それを可能にしたのが、解放だよ。解放って言葉も適当じゃないが、圧縮したものを一瞬だけ爆発的に放出して具現化できるんだ。」
817デリカシーのない俺。:2010/12/19(日) 02:31:24.10 ID:5+mqBo2Q0
俺「ナイフなら扶桑刀みたいにすることも可能だぞ。わずかな時間だけどな。」

芳佳「へぇ〜なんかおもしろいですね。つまり・・・ナイフとか関係ないってことですかね。」

俺「そういうこと。俺の武器はナイフにしてナイフにあらず、ってところか。」


バルクホルン「まぁだいたいわかったが・・・別にナイフである必要はなくないか?」

エーリカ「そうだよね〜。別に銃でもいいんじゃない?」

俺「ナイフが一番好きなんだ。圧縮付加もしやすいし、耐久力もある。長持ちもするし、携行可能だしな。」

シャーリー「そういうことなのか。でも圧縮して付加をしまくったらものすごい武器作れないか?」

俺「武器にも耐久力があるんだ。つまりどの武器も100%までで、それ以上するとぶっ壊れる。それに滞留性が優れているわけでもない。」

俺「せいぜい10分か。それに使用してると減っていくしな。時々供給して使用って感じか。」
818以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 02:32:34.58 ID:IM7+VC/HO
CWCとここ見ながら支援
819デリカシーのない俺。:2010/12/19(日) 02:36:43.34 ID:5+mqBo2Q0
坂本「ふむ、解説すまんな。だいたいわかったぞ。しかし・・・俺が突っ込んでいったときは肝を冷やしたな、まったく。」

リーネ「罰とか必要ですよね。」ニコニコ

俺「まぁまぁ落ち着けよ。罰なら受けるが、多めに見てくれ。」

ミーナ「じゃあ・・・さっき言ったとおり皆の言う事でも聞いてもらいましょうかね。」ニコ

俺「んぇ?どんな罰だよ・・・。つまり、奴隷ってことじゃないか。」

エーリカ「俺!私の部屋の掃除お願いね〜。」

ペリーヌ「あとで新しいお花を植えたいので、その手伝いをお願いしますわ。」

エイラ「ちょっとグランドピアノをダナ・・・。」

ルッキーニ「一緒にあそぼーよ!」
820デリカシーのない俺。支援感謝!:2010/12/19(日) 02:42:15.73 ID:5+mqBo2Q0
俺「俺の体がもつかどうか・・・。はぁ・・・ま、いいか。それより美緒、芳佳、リーネ怪我ないか?」

坂本「ん?いや全然ないぞ。攻撃はほとんど俺に向いていたからな。」

芳佳「私もありませんよ〜。えへへ、こう見えても頑丈なんです!」

リーネ「私も大丈夫です。俺さんは大丈夫ですか?」

エイラ「俺は頭が怪我してたりシテナ。」ニヤ

俺「ひ、ひでぇ。俺は大丈夫だよ。」ニコ



俺はカスリ傷もほとんどなかった

服はいくつか破れたため帰還してすぐ着替えたが、帰還時は恥ずかしかった

基本格闘戦だし、怪我なんて昔からよくしてきたから、ちょっとのケガじゃたいしたことはない
821以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 02:42:57.74 ID:IM7+VC/HO
支援
822デリカシーのない俺。支援感謝!:2010/12/19(日) 02:47:33.18 ID:5+mqBo2Q0
その後、ペリーヌの言うとおりに外にある自前の花壇に足を運び、指示の下土を耕したり、植えたり肥料をまいたりした

美しい海が一望でき、そこに作った花壇は一段ときれいに映えていた

ペリーヌが丁寧に育てているのだろう

俺が、きれいだ、というと顔を赤くしていた

たぶん違う取り方をされたんだと思うが、別に訂正もしなく、水を一面に巻いて終了した


その晩は豪勢な夕食のはずだったが、ルッキーニとシャーリーにより俺のおかずはあっさりと消えてしまった

楽しみが一個減ったことでがっくりと頭をたれたが、美緒が俺に少しだけ分けてくれたことがとてもうれしかったわけで

ありがとうなと感謝して、頭を撫でてやると、耳まで真っ赤にして強く手を払いのけられてしまった

かわいいなと思いつつ、俺って子供みたいだな、と心の内で思いながら食事の時間を十分に楽しんだわけだ
823以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 02:59:55.73 ID:FN8NK8U2O
さるですよカテジナさん!
824デリカシーのない俺。:2010/12/19(日) 03:00:18.41 ID:5+mqBo2Q0
今回はここでとめるよ
支援してくれた方読んでくれた方感謝!
正直こんな駄文だけどなにか気分転換にでもなれば幸いだ

次からはちょっと長いからここまでで
もっさんとの絡みは次からだよー
いちゃいちゃって感じじゃないけど
825以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 03:02:19.67 ID:FN8NK8U2O
乙ーん
826以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 03:07:43.82 ID:IM7+VC/HO
乙!
827以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 03:16:30.17 ID:x0g1S9bMO
乙乙

SSの設定考えて矛盾を潰していってたら俺の俺がどんどん弱体化してしまったお…
828以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 03:39:14.78 ID:5+mqBo2Q0
矛盾潰していくのは結構難しいよな・・・
まぁ大きいの以外軽く話を流す感じにすればいいさ
829以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 04:01:10.66 ID:IM7+VC/HO
保守
830以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 04:45:25.59 ID:IM7+VC/HO
ほしゅ
831以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 05:43:44.02 ID:IM7+VC/HO
人いないな……
832以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 05:45:44.57 ID:ggDsBMsOO
徹カラ明け保守。
833以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 06:22:42.47 ID:5P9QcgjiO
毎日がエブリデイ
834以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 07:10:22.57 ID:WtRVhPtq0
朝は寒い寒いよぅ!

いつからだろう
彼女の、その言葉が懐かしくなったのは?


漏れ「早く起きなさいエーリカ」
エーリカ「暖房がついたら起きるー」
漏れ「ついたから!早くおきろー!」
エーリカ「まだ寒いよぅ」
漏れ「よーしなら激しく暖めてやろう」ヌギヌギ
エーリカ「しゅとるむー」
漏れ「ブフォ!」
漏れ「あーもういい、朝飯持ってくるわ」
エーリカ「はーい」
835以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 07:18:31.72 ID:WtRVhPtq0
そんな毎日が続くと思っていた

ミーナ「皆、よく聞いて」
坂本「どうした?」
ミーナ「ハルトマン中尉は病気なの」
ゲルト「なんだ、イモ食い病か?」
シャーリー「それはお前だろ〜」
ミーナ「…彼女は首から下が動かせないの」
ミーナ「何故そうなったのかはわからないわ」
ゲルト「ミーナ、冗談はやめろ」
ミーナ「冗談ならどれほど良いか…!!」
漏れ「…」
836以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 07:25:30.83 ID:WtRVhPtq0
漏れ「エーリカ、起きてくれ」
エーリカ「えー、まだ寝たいよー」
漏れ「…なら食事にしよう、皆も食堂で食べてるぞ?」
エーリカ「昨日、お菓子食べ過ぎてお腹いっぱいだよ」
漏れ「…」
漏れ「エーリカ、お前に聞きたいことがある」
エーリカ「…ミーナ、もう言ったんだ」
漏れ「いつからだ」
エーリカ「一昨日かな」
エーリカ「これは戦闘や病気のせいじゃないと思う」
エーリカ「もっとこう、誰かの念…みたいなものだと思う」
837以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 07:32:55.02 ID:WtRVhPtq0
漏れ「恨まれてるのか」
エーリカ「戦闘の被害は出したことはないし、怒られもするけど恨みってことはないんじゃないかな」
漏れ「なら、嫉妬?」
エーリカ「どうだろ?」
エーリカ「とりあえずトイレ行きたい…」
漏れ「感覚はあるのか。よし、おぶってやる」



エーリカ「朝は寒いねぇ」
漏れ「お前の場合、布団から落ちでもしたら死ぬな」
エーリカ「ここがオラーシャじゃなくって良かったよ…」
漏れ「さて、私もトイレに行ってくる」
エーリカ「うん」
838以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 07:40:35.52 ID:WtRVhPtq0
漏れ「ミーナ」
ミーナ「あら、何かしら」
漏れ「エーリカの面倒は私がみる」
ミーナ「…」
漏れ「許可は求めていない、報告しただけだ。じゃあ」
ミーナ「想像以上に大変よ、それでもやるの」
漏れ「例え世界が滅んでも、そこにエーリカがいる限り」

エーリカ「長かったね〜、トイレ詰まらせてない?」
漏れ「心配無用、しっかり流した」
エーリカ「ならいいや」
エーリカ「ねぇ、ゆき」
漏れ「ん」
エーリカ「本読んで」
839以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 07:48:28.33 ID:WtRVhPtq0
そして半年が経った

エーリカ「あついよー」
漏れ「半裸で何を言うか」
エーリカ「背中が蒸れてきた」
漏れ「仕方ないな、椅子に座らせてやる」
エーリカ「背中がすーすーするよ!」
漏れ「扇いでやろう」
エーリカ「あー涼しーい」
ウルスラ「姉様」
漏れ「うお、急に現れるな!」
エーリカ「あれ?なんでウルスラがここにいるの?」
ウルスラ「お見舞いですよ。花、持ってきました」
エーリカ「わーいありがと!」
漏れ「ふむ、邪魔者は退散としますか」
840以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 07:55:38.72 ID:WtRVhPtq0
漏れ「最近、ネウロイが騒がしいのに見舞いとはな」シュボ
漏れ「フゥー… 妹かぁ…」

漏れ「…」
漏れ「……ん、少し寝てしまったか」
漏れ「すまんエーリカ、寝てしまっ…」
エーリカ「 」
漏れ「…はっ?」
エーリカ「 」
漏れ「おい、なんだよ、何が、あった」
漏れ「ミーナ!美緒!」
漏れ「!? 皆…皆どうした!なんでっ…」
841以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 08:04:56.74 ID:WtRVhPtq0
ウルスラ「あぁ、貴方の存在を忘れていました」
漏れ「あぁ?」
ウルスラ「対人となると、皆、こうも弱いのですね」
漏れ「何故」
漏れ「何故殺した」
ウルスラ「私が一年掛けて考えた術式を、一ヶ月で編み出されたら貴方はどうします?」
漏れ「…?」
ウルスラ「姉様が羨ましかった。姉様の才能は素晴らしかった」
漏れ「嫉妬…か」
ウルスラ「私の一年が姉様の一ヶ月」
ウルスラ「姉様はがんばれと励ます。でもそれが苦痛だった」
ウルスラ「遠く離れてもそれは変わらない」
ウルスラ「呪いってしってますか?古来より扶桑に伝わるそれを会得するのはそれはもう大変でしたよ」
842以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 08:12:10.95 ID:WtRVhPtq0
漏れ「呪いも動機も分かった。だが何故、他の者も殺した」
ウルスラ「うるさそうだった。が、理由ですかね?」
ウルスラ「あっ、今日ここに来たのはですね、姉様がしぶとく生きてるからとどめを…」
漏れ「黙れ」
ウルスラ「なかなか良い声でした。良い顔でした。良い血飛沫でした」
漏れ「黙れ、殺すぞ」
ウルスラ「んー、いいです、自分でやります」
ウルスラ「今の貴方に勝てるとは思いません。それに殺してくれないでしょう?」
ウルスラ「オリに入るのは嫌なんですよ。では、さようなら」
パァン
ウルスラ「 」
843以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 08:16:54.97 ID:AZU+QER90
ウーシュ……
844以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 08:22:52.47 ID:WtRVhPtq0
この事は、お上によって無きものとされた
秘密に作られていた原子爆弾で、基地ごと吹き飛ばして。
やったのはネウロイ。まぁ、ネウロイならできそうでもある

私は逃げた、捕まれば消されるから

顔を隠し、名前を変え
幾つも国を飛び回った
時には犯罪を犯し、時には難民に紛れ
生き延びた

そのうち奴等は追わなくなった
誰にも言わないと分かったのだろうか
こんなこと、言うはずがないのに


いつの間にかネウロイは全滅し、世界には平和が訪れていた
845以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 08:31:28.47 ID:WtRVhPtq0
漏れ「エーリカ、そっちでは元気か?」
漏れ「いや、あの世で元気ってのもおかしいな」
漏れ「ウルスラとは仲良くなやってるか?」
漏れ「あまりペリーヌをいじりるなよ?」
漏れ「んん、今からそっちにいくから自分で確かめればいいか」
漏れ「エーリカがいないと心は寒い寒いよぅ!」

漏れ「…魔導ダイナモ起動 システムオールグリーン」
漏れ「私が持つ全魔法力を魔導ダイナモに注ぎ、圧縮。それを瞬時に放ったらどうなるかな」
漏れ「はっはっはっ!さぁ、理科の時間だよー!!」
キッ ゴッオオオオオオオ

オォォン………
846以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 08:33:10.82 ID:WtRVhPtq0
その日、宇宙から地球は消えた

おしまい
847以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 08:35:40.94 ID:WtRVhPtq0
うはwww寒いwwwwwwwwwww
をネタに、どうしてこうなりました?

お休みなさいイェーガー市長
848以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 08:37:46.72 ID:AZU+QER90
やべえ、ネタ被った
849以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 09:22:08.77 ID:IM7+VC/HO
850以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 09:24:16.00 ID:j/KpIpES0
保守
851以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 09:55:57.20 ID:+AoEmtcTO
ふぅ…。
852以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 10:35:37.05 ID:FgTItrk60
853以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 10:42:03.31 ID:FgTItrk60
ぺってなんだよぺって

保守って書いたのに!
854以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 10:47:17.27 ID:eBCf6ZjH0
今の予約状況分かる人いる?
855以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 10:51:26.27 ID:IM7+VC/HO
がらがらです
856以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 10:54:21.46 ID:eBCf6ZjH0
ほほう、じゃぁゆっくりとしたペースで盗撮を投下させてもらってもいいかな?
857以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 11:00:39.18 ID:IM7+VC/HO
どぞー
858盗撮癖な俺 じゃ、少しだけいきます:2010/12/19(日) 11:03:06.99 ID:eBCf6ZjH0
バルクホルンは渾身の力で布団を取った

バルクホルン「どりゃぁぁぁぁぁぁっ!・・・ミ、ミーナ!?・・・それと、イカ臭っ!!」

俺「ははははは・・・・・」

ミーナ「こんにちは、トゥルーデ」

バルクホルン「ど、どうしてミーナがここにいるんだ!?それに顔に何かついてるぞ?」

ミーナ「あら、ありがとう」

ミーナは顔についた"何か"を拭き取る

ミーナ「トゥルーデ、まさか俺さんが撮った写真を見にここの部屋に来たとかじゃないわよね?」

バルクホルン「い!?いや、決してそ、そんなことはないぞ・・・・・・・」アセアセ

俺は少しいじわるをしてみた

俺「あれ?バルクホルン、俺が撮った宮藤の写真が欲しいとか言ってなかったっけ?」ニヤニヤ

バルクホルン「そ、それは・・・・・」アセアセ
859盗撮癖な俺 :2010/12/19(日) 11:09:14.61 ID:eBCf6ZjH0
ミーナ「トゥルーデ・・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

バルクホルン「し、失礼しましたっ!!」

バタン

バルクホルンは凄い勢いで部屋から出で行った

ミーナ「ふふっ、あとでおしおきしなくちゃ♪」

俺「・・・・・・・」

ミーナさんてものすごく怖い・・・・

ミーナ「あっ、そうそう、俺さんどうしてくれるの?私の顔にかけちゃうなんて・・・」

俺「い、いや・・・・気持ちよかったんで・・・・」

ミーナ「答えになってないわよ。でも、いいわ、許してあげる。私とキスしてくれるなら・・・・・///////////」

俺「ミーナさん・・・・・////////」

俺は唇をミーナさんの唇へ近づける

ミーナ「ん!・・・・んちゅっ・・・・・はっ・・・・れろ・・・・」

俺「はっ・・・・ん・・・・・・ぴちゃっ・・・・・・・」
860以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 11:11:35.02 ID:IM7+VC/HO
支援
861以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 11:11:36.78 ID:vEgjzrzlO
支援支援。
まったく、これはシャーリーに言い付けて良い位の浮気だな
862盗撮癖な俺 :2010/12/19(日) 11:14:51.32 ID:eBCf6ZjH0
ミーナさんは俺とキスをしながら、手を再び竿へ運んできた

俺の竿は出したばかりなので、いつもより敏感だった

俺「!?/////////ミ、ミーナさん!?」

俺は跳ね上がるようにビクンとした

ミーナ「俺さんのを触るの・・・これで、2度目ね・・・・///////////」

俺も負けじと、ミーナさんの胸に手を伸ばした

ミーナ「お、俺さん・・・・//////・・・あっ!・・・・・そこは!・・・・・・////////」

俺はもう理性を抑え切れなかった

俺は、手を下の部分へ移そうとした

その時

コンコン

ドアがまたノックされた

エーリカ「俺〜遊びにきた・・・・よ?」

俺とミーナさんが抱き合っている所を見られた

エーリカ「へぇ〜二人とも仲がいいんだね〜」ニヤニヤ
863以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 11:17:08.34 ID:9Jrxlc/t0
シャーリーは俺が慰めてあげるから安心しろ
864盗撮癖な俺 :2010/12/19(日) 11:20:17.31 ID:eBCf6ZjH0

俺「い、いや・・・・その・・・・」アセアセ

ミーナ「これは・・・作戦の一環で・・・・」アセアセ

珍しくミーナさんが焦っている

エーリカ「作戦ねぇ〜まぁ、いいや!また今度ね、俺〜」

バタン

エーリカは部屋から出て行く

俺「ふぅ・・・・びっくりした・・・」

ミーナ「私もよ・・・・」

二人は一息ついた

ミーナ「俺さん・・・・続き、やりましょうか?////////////」

俺「うん・・・・・//////////」

2人は晩御飯を呼びにきた宮藤に見つかるまで行為が続いた

終わり
865盗撮癖な俺 :2010/12/19(日) 11:21:34.34 ID:eBCf6ZjH0
見てくれてありがとう!
盗撮俺はシャーリー 一筋どすえ!!
866以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 11:24:35.29 ID:vEgjzrzlO
乙乙!!
まあ俺の『俺』も似たようなもんか。
もっさんルートのくせにエーリカをペロペロしたりしてるしwww
867以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 11:26:10.05 ID:IM7+VC/HO
868以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 11:26:20.41 ID:KSHm2F3Z0
今ガンダムOOを再放送してるんだが
スタッフの中に股監督の名前があったw
俺たちは彼から逃げられないのか…
869以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 11:30:52.23 ID:Pdo09S/W0
乙〜
870以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 12:11:02.06 ID:Fjux3fr50
保守
なんでこんなに過疎ってるん
871以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 12:13:34.11 ID:9Jrxlc/t0
>>870
何故か土日は少なくなる
872以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 12:39:37.62 ID:eBCf6ZjH0
保守

月刊 愛する妹
著者:バルクホルン

世界の妹ファン待望の一冊

定価1690円 
873以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 13:17:04.77 ID:AZU+QER90
最近ミーナさん好きが急増中だな
喜ばしいことよ
製作で予告されてたミーナさん√も楽しみに待ってるんだがまだかね
874以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 13:56:08.74 ID:9Jrxlc/t0
>>872
一冊下さい
875以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 14:08:16.30 ID:+AoEmtcTO
>>872
著者を下さい。
876以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 14:10:05.27 ID:x0g1S9bMO
貴方がこのスレに投下したのは規律に厳しいお姉ちゃんですか?それとも妹狂いのお姉ちゃんですか?

何?両方違うなら私が貰って行きますね
877以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 14:32:13.07 ID:Fjux3fr50
>>876
お前、ゲルハルトさん抱えてなにやってんだ
878以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 14:35:26.12 ID:oU0dBOnHP
>>873
どんなだっけ?
879以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 14:39:00.23 ID:AZU+QER90
>>878
エスコンネタでメビウス1
880以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 14:49:23.86 ID:x0g1S9bMO
>>877
お前のレスで何故かゲルハルトな俺がストパン世界に世界移動したら何故かお姉ちゃんそっくりに女体化してお姉ちゃんにお姉ちゃん教育されてダブルお姉ちゃんまで想像した
881以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 14:50:15.79 ID:XJtjGr4G0
俺は目の前がまっしろになった!

>>879ごめんなさいアレはボツにしました
なんかほんと申し訳ないです
882以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 14:53:32.60 ID:AZU+QER90
>>881
没にしたのかw
いやそんな気にしないで下さい、なんか申し訳ない
883以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 14:58:52.60 ID:2YWu547i0
>>880
お姉ちゃんがゲルトルート…ゲシュタルト崩壊した
884以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 15:04:42.16 ID:VpLWkIL50
エイラ「今日はサーニャの誕生日なんダ。勝利をプレゼントしろヨ」

モビウス「モビウスワン、インゲイジ」
885以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 15:29:55.56 ID:oU0dBOnHP
ミーナさん人気にあやかって俺もミーナさん√書いてみようと思ったけど
ミーナさんって一歩引いた立ち位置からのまとめ役としては動かしやすいけど
メインヒロインに持ってくるとなると途端に動かしづらくなる印象
妄想に上手く火がつかない…
886以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 15:30:05.78 ID:Fjux3fr50
>>880
一瞬思考がフリーズしたぜ…

以前、元ネタの方のバルクホルン・ハルトマン・ヴィルケさんと一緒にストパン世界に遭遇する俺とか妄想したけど、
俺が完璧に空気。というか俺いらなくね?となって没にしたの思い出した
887以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 15:32:04.91 ID:eBCf6ZjH0
俺「バルクホルン、スカイツリーって知ってるか?」

バルクホルン「ああ、扶桑にできる最新の電波塔だろ?」

俺「そうだ。スカイツリーを写真に収めたくても、なかなか機会がないんだよなぁ・・・」

バルクホルン「私はお前のスカイツリーを撮るから、別にいい・・・・////////」

続かない
888以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 15:41:17.44 ID:FN8NK8U2O
過疎だねリーネちゃん!

保守代わりに投下いいかな?
889以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 15:41:37.09 ID:AZU+QER90
gogo
890以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 15:47:03.40 ID:FN8NK8U2O
やっべえ前回のあらすじ用意してなかった

ちょっくら待ってて下せえ
891以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 15:48:21.41 ID:AZU+QER90
おk
892試作な俺:2010/12/19(日) 15:58:51.01 ID:FN8NK8U2O
あらすじ出来た
誰も待ってないだろうけどお待たせしました

>>253からの続きです

前半のあらすじ!

夜間哨戒中のサーニャを襲ったのは、一定距離を保って接近して来ずに超長距離攻撃のみしてくる、通称「臆病ネウロイ」だった

ダルシム「バスターライフルの狙撃モードで狙撃させます」

サーニャも来る事になり

エイラ「私も行くぞ!」

ダルシム「俺中尉の足を引っ張らないように」

みんな「UZEEEEEEE!!」

俺「なんかすまん」

その後また悪夢を見たり、3人で一緒にサウナ入ったり、一度ネウロイに逃げられたり、サーニャを励ましたり、エイラ達とカルタで遊んだりした

そして、これからが4度目の夜間哨戒
893以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 15:59:22.40 ID:AZU+QER90
待ってたよー
支援
894-Prototype-試作品-11話 >>893ありがとー:2010/12/19(日) 16:03:50.29 ID:FN8NK8U2O
<夜・基地港・ラオホウ>

研究者B「こちらが今回分のγ-グリフェプタンとアラキドノイルです」 スッ

俺「・・・助手はどうしたんだ?」 パシッ

研究者B「助手さんは現在、ダルシム大佐の命にてバスターソードの調整作業に取り掛かっております」

俺「ふーん……、まぁいいけどさ」

俺(以前なら、忙しくても無理やり顔出してくるのにな・・・)
俺(あいつ、どうしたってんだ・・・)

研究者B「彼女が心配ですか?」

俺「は?おまえには関係ねーだろ」

研究者B「失礼しました。・・・それと、戦闘中の『時間切れ』にはくれぐれもご注意下さい」

俺「ゴチャゴチャうっせーな、わかってるよ」

俺「・・・出撃義務に従い、出撃する」

テクテクテクテク……

研究者B「・・・・・・」

研究者B「・・・・・哀れだな」

――――――――――――――――――――
895-Prototype-試作品-11話-白い海を越えて:2010/12/19(日) 16:10:04.33 ID:FN8NK8U2O
<基地内・ハンガー>

俺「悪い。待たせたな」 ガシャン!

エイラ「待った待った・・・。でも、そんな重装備なんだから仕方ないカー」

サーニャ「もう、大丈夫?」

俺「ああ、出撃れるさ」

誘導灯が、暗闇の滑走路を照らし出す
今夜も辺り一体が雲に覆われており、月明かりは閉ざされてしまっている

俺(相変わらず真っ暗だな・・・)

俺「・・・発進する」

3人の足元に魔法陣が出現する
1人の少年と2人の少女が夜空に駆け出した

<高空>

3人は厚く空を覆っていた雲の上に出る。そこには相も変わらず月明かりに照らされた、一面真っ白の世界があった

雲がまるで白い海のように、どこまでも広がり続ける

俺(こっちも相変わらずだな)
896-Prototype-試作品-11話:2010/12/19(日) 16:16:40.88 ID:FN8NK8U2O
三人は並んで飛び続けている

俺「さて、今日こそは仕留めねーとな」

エイラ「大丈夫なのか?」

俺「さぁな、成るように成るとしか」

エイラ「オイオイ・・・、あのオッサンと随分言ってる事違うんダナ」

俺「ダルシムか?……まぁ、確かにな」

俺「あの野郎は・・・ダルシムはさ、ただ自慢したいだけなんだよ」

サーニャ「自慢?」

俺「そう、自慢」
俺「あの野郎はさ、ウィッチの存在をあまり快く思っていない。むしろ疎ましく思っている」

サーニャ「私達の事も・・・?」

俺「ああそうだ。厳密に言えば、ちょっと違うけどな」

エイラ「どう違うんだヨ」

俺「何でかなんて知らねーが・・・あの野郎は、自分の研究が世界を救うと思っている」

俺「つまり、普通のウィッチなんざ必要ないと考えている」

俺「だから自慢したいのさ、自分の研究をな。『おまえら普通のウィッチなんか出る幕じゃねえ!』って意味合いでな」
897以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 16:18:12.40 ID:AZU+QER90
支援
898以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 16:20:52.65 ID:qfKHS0La0
雑談していた連中はどこに行った・・・支援
899-Prototype-試作品-11話 >>897支援感謝 >>898ごめんねごめんね:2010/12/19(日) 16:23:07.66 ID:FN8NK8U2O
俺「2人も聞いただろ?ダルシムがこの基地に来た日にハンガーで、あの野郎のご高説をさ(※3話)」

俺「って、おまえ達は途中から来たんだっけ。じゃあ聞いてないか」

エイラ「いや、ハルトマン達から聞いたから、一応知っているゾ」

サーニャ「……うん」 コクリ

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ダルシム『分かりませんか?お嬢さん。この実験が成功すれば世界は救われる』
ダルシム『だがここで謹慎処分など受けたら……?世界が救われるのが一週間遅れてしまう』
ダルシム『その一週間の間に、一体どれほどの地が焼かれ、涙と悲しみが世界に溢れる事か……!』

ダルシム『そうです!世界です!』
ダルシム『私の研究は世界を救う!必ず!その為にも研究と実験を、一刻も早く完成させなければならない!!』

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

エイラ「あれじゃ、まるでマッドサイエンティストだよナ」

俺「まるでじゃないさ。合ってるよそれで
  あの野郎は、自分の研究さえ完成出来れば、あとはどうでもいいんだよ」

俺「全てが、な・・・」

サーニャ(悲しそうな目・・・)

エイラ「うーん・・・・・、でもそれっておかしくなイカ?」
900以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 16:23:34.79 ID:VpLWkIL50
しえんぬ
901以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 16:24:27.78 ID:j/KpIpES0
支援
902-Prototype-試作品-11話 支援感謝なんダナ:2010/12/19(日) 16:28:59.69 ID:FN8NK8U2O
俺「おかしい?」

エイラ「そうだ、何でか知らないが大佐は、ウィッチの事が気に食わないんダロ?」

エイラ「そして、自分の研究があれば世界は救える、だからウィッチは必要ない。そう考えているんだよナ?」

俺「その通りだけど」

エイラ「・・・だったらやっぱりおかしいゾ」

サーニャ「……何が?」

エイラ「研究や実験ってのは、そのライフルや、テウルギストの事を指すんだろ」

エイラ「それってどっちもウィッチじゃないと使えない、ウィッチありきの兵器じゃないか」

俺(!)

エイラ「それなのにウィッチが不要っておかしいダロ。武器だけあっても、それを扱えるウィッチが居なければ意味がない」

エイラ「だいたい、ウィッチに普通も特別もないじゃないカ」

サーニャ「確かに・・・」

俺(……鋭いねぇ)

俺(少し、ベラベラと話し過ぎたかな)
903-Prototype-試作品-11話:2010/12/19(日) 16:33:29.47 ID:FN8NK8U2O
俺「とにかく、あの野郎の事はどうでもいいんだよ。こんなつまらない事、わざわざ考える事ないって」

エイラ「うーん・・・」

俺「それと、あの野郎は2人の事を足手まといだとか言ってたけど、俺は全然そんな風には思ってないからな」

サーニャ「大丈夫。それくらいわかってるよ・・・」

エイラ「それどころかオマエ、1人じゃ怖くて夜飛べない怖がり屋さんだもんナー」 ニシシ

俺「そ、それは置いといてだ。仲間がそばに居るってだけで、安心出来るだろ?」
俺「だからさ、2人が居てくれて、本当に良かったよ。エイラ、サーニャ」

サーニャ「私も、2人が一緒で嬉しい・・・」

エイラ「わ、私だって、サーニャと一緒で嬉しいゾ」

エイラ「そ、それと、俺……もナ?」

俺「なに照れてんの?」

エイラ「てっ、照れてなんかいない!」

俺「またその顔してる〜」 ハハハ

エイラ「オ、オマエー〜〜!///」 プルプル

サーニャ「ふふっ」 ニコニコ
904-Prototype-試作品-11話:2010/12/19(日) 16:39:18.26 ID:FN8NK8U2O
顔を真っ赤にして睨むエイラ、その視線を飄々と受け流す俺、その光景を見て微笑むサーニャ。
白い海の上を、3人は一緒に飛び続ける

サーニャ「俺さん、耳を澄ませて・・・?」

俺「あ?ああ」

キュゥーン……

サーニャの言われた通りに耳を澄ますと、インカムを通してどこからともなく少しノイズ混じりの音楽が聴こえてきた

『吹けば飛ぶような儚い夢に〜♪賭けた命 笑わば笑え〜、尊く高き星に 選ばれしmission〜♪』

『痛みだけを確かめるような〜そんな弱さ 今越えてゆけ〜♪彷徨う魂が 浮かび 上がるOnce&Forever〜♪抱いて貫け〜〜♪』

俺「これは・・・歌?」

サーニャ「うん、ラジオの音。夜になると空が静かになるから、ずっと遠くの山や地平線からの電波も、聴こえるようになるの」

ラジオ『続いては人気コーナー!!「ハガキでポン!!」だ。今日のテーマは「学校であったコト!!」』

俺「へぇー、そりゃあ便利だな」

サーニャ「うん、夜に飛ぶ時にはいつも聴いてるの」

エイラ「2人だけの秘密……って訳でもないかぁ。もう宮藤も知ってるもんナ」

サーニャ「ごめんね。でも、さっきと一緒だから」

ラジオ『まずは常連のハチミツボーイから!!まーた送ってきてるよコイツは!!さあ今夜も笑わせてくれよ!!』
905以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 16:42:13.97 ID:eBCf6ZjH0
支援!おもしろす!
906以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 16:42:56.68 ID:qfKHS0La0
あれか、GRANRODEO好きなのか
支援
907以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 16:45:14.23 ID:x0g1S9bMO
支援
908-Prototype-試作品-11話 >>905良かったありがとう>>906大好きです:2010/12/19(日) 16:46:20.74 ID:FN8NK8U2O
サーニャ「俺さんも同じ仲間だから。さっき俺さん、エイラの事手伝ってくれたでしょ?」

エイラ「ハァー……、しょうがないナー。俺、今回だけだかんナ?」

俺「はは、アリガトー」

ラジオ『さあ読むぞ〜〜〜!!「昨日カツアゲした金で、トンカツ食っ―――」』

ザザー!ザー!ザァーー!

急にラジオの音が聴こえなくなり、砂嵐のような耳障りなノイズが耳に響く

エイラ「あれ?急に電波が―――」



?「= ==ー= ===ー= = =〜♪」



俺(っ!?)

サーニャ「これは、あの時と同じ・・・」

キュイーーン・・・

サーニャの魔導針が反応して、赤く点滅する

エイラ「ネウロイの歌・・・」
909以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 16:48:46.72 ID:AZU+QER90
支援
910以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 16:53:14.79 ID:hxEduJFB0
支援
911-Prototype-試作品-11話 支援多謝!:2010/12/19(日) 16:53:30.50 ID:FN8NK8U2O
ラジオの音声がノイズに変わり、すぐに何も聴こえなくなる
すると生物が放つとは思えない、高いんだか低いだかもよくわからない不可解な音が、辺り一体に鳴り響いた

俺「歌、これが・・・か?」

サーニャ「シリウスの方角15000に、ネウロイと思しき飛行物体1。接近はしてこない・・・」

俺「15000・・・、例の臆病ネウロイで間違い、無さそうだな・・・くっ」

エイラ「じゃあこの歌は、その臆病ネウロイが歌っているのカ?」

サーニャ「周囲には、他にネウロイはいない。それで間違いないよ・・・」

サーニャ「ネウロイにはまだ攻撃の気配なし。こっちを見ているだけみたい・・・」

ネウロイ「= == == ー== ===〜♪」

何故か攻撃のビームが飛んで来ない。ネウロイは超長距離で姿を見せずに、依然歌だけが聴こえてくる

エイラ「なんでダ?何故仕掛けてこない・・・。いや、これはチャンスだゾ俺―――」

エイラ「俺……?どうした?」

俺「・・・・・くっ」

俺(なんだ、何なんだってんだ一体・・・)

俺(この不愉快さ・・・このザラつくような感覚は・・・!)

俺「不愉快だな、この感覚は・・・」
912以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 16:58:38.20 ID:2em4qM6I0
お、試作さん来とるでぇ
支援!
913以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 16:59:32.69 ID:FgTItrk60
シロッコ「呼んだ?」
914-Prototype-試作品-11話-白い海を越えて:2010/12/19(日) 16:59:50.17 ID:FN8NK8U2O
サーニャ「俺さん……?」

俺「なぁ、あの時ってのは―――」

ビシュゥゥゥゥン!!

俺「っ!来るぞ!」

静観していたネウロイが、突如攻撃を開始した
超長距離から、三人を狙い撃ちにする

エイラ「サーニャ!」

エイラはサーニャにくっつき、未来予知で一緒にビームをかわす

俺「野郎っ!」

懐に手を入れ、γ-グリフェプタンを取り出すと、2人の注意とビームに気を配りながら一気に飲み干す

――――――――――γ-グリフェプタン・投与――――――――――

俺は背中のバスターライフルを右手に持ち替え、チャージを開始する

魔導変換開始――――――――――――――――――――完了

ジャキッ!

ビームの飛来する方角目掛けてライフルを構え、スコープを覗き込む

遠くの空が魔導スコープに映る。だが―――
915以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 17:02:54.71 ID:XJtjGr4G0
支援
916以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 17:04:09.01 ID:+AoEmtcTO
支援。

ちょうどワンスで自慰替え歌作ってたからワロタ。
917-Prototype-試作品-11話->>912支援感謝!>>913スイカバーあげるのでお帰り下さい:2010/12/19(日) 17:07:22.58 ID:FN8NK8U2O
俺「いない・・・?」

スコープを凝視して、遠くの空を見渡すがネウロイの存在は確認できない

俺(どこに―――)

ネウロイ「――――――――――」

ビシュゥゥゥゥン!!

遠くの空、突如ネウロイが雲の中から姿を現し、こちら目掛けてビームを発射した

俺「ちぃっ!」 サッ

スコープを覗くのを止め、超長距離から飛来したビームを回避する

俺「くそっ!ナメた真似しやがって!」

エイラ「オイ大丈夫か!」

俺「そおら!今度はこっちの番だぁ!」

俺はエイラの呼び掛けには応えず、バスターライフルを発射する

ズゴオオオオオオオオオオオオァッ!!

青白い閃光が雲を散らしながら、遥か遠くのネウロイ目掛けて一直線に突き進んで行った

俺「・・・外したか」
918-Prototype-試作品-11話-支援感謝!:2010/12/19(日) 17:11:56.63 ID:FN8NK8U2O
ビシュゥゥゥゥン!!

俺「ちっ」 サッ

スコープ越しに、ネウロイが雲の中に潜り込んで回避するのが確認できた
どうやらネウロイは此方を攻撃する時のみ雲から姿を現し、ビームを発射しているようだ

ネウロイ「== ==  ー=<〜== === 〜♪」

ネウロイは接近する事は無く、相も変わらず超長距離攻撃を仕掛けてくる

その間もずっと、耳障りな歌声が空に響き渡る

その2つの要素が、俺をどうしようもなく苛立たせる

俺「どうしたよ・・・!そんなに俺が怖いのかよ!」

ビシュゥゥゥゥン!!

時々飛来するビームをかわしつつ、次射のチャージをしながら、エイラ達に問い掛ける

俺「おい、この歌は何なんだ?以前もこんな事があったってのか?」

エイラ「わからない、ネウロイの歌だとしか・・・。ただ・・・」

俺「ただ?」

エイラ「以前同じ事が―――ネウロイがサーニャの歌を真似した時、そのネウロイはサーニャを狙っていた」 サッ

エイラ「そして今回もその時と同じように、ネウロイがサーニャの歌を真似している・・・」
919-Prototype-試作品-11話-:2010/12/19(日) 17:18:53.32 ID:FN8NK8U2O
ビシュゥゥゥゥン!!

俺「つまり、今回の狙いもサーニャだってのか?」 サッ

サーニャ「わからない。ただこの歌は、前とは少し違う気がするの・・・」

俺「・・・・・」

しかしその時、遠方より飛来するビームが少し変わった

ビシュゥゥゥゥン!!

エイラ「うわっ!」 ヒョイ

ビシュゥゥゥゥン!!

エイラ「またっ」 ヒョイ

サーニャ「っ・・・」

三人の居る空域を無差別に通り過ぎていたビームが、明らかにくっついた状態で回避していたエイラとサーニャの2人に集中し始めた

俺「ちっ!本当にサーニャが狙いかよあの野郎!」

ドシューン!

突如俺がチャージを止め、ビームの飛来する方角目掛けて前進し始めた

サーニャ「俺さん!?」
エイラ「何をする気だよ!」
920以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 17:19:02.65 ID:oU0dBOnHP
一期も二期もエイラーニャ回のエピソード人気だなw
921以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 17:20:16.99 ID:2em4qM6I0
6話は神回だから仕方ない
支援
922-Prototype-試作品-11話 支援感謝!:2010/12/19(日) 17:24:38.56 ID:FN8NK8U2O
2人のインカムから俺の声が聞こえる

俺『このままネウロイを引き離す。サーニャが狙いだってんなら、おまえらはさっさとこの空域から離脱しろ』

サーニャ「離脱っ?」

俺『そのまま避け続けてたって危ねえだろ。明確に狙われてんなら、さっさと退避しろって事だ。エイラ、おまえがサーニャを守れ』

エイラ「退避って・・・おまえはどうする気だよ!」

俺『野郎は俺が仕留める。どのみちおまえらの装備じゃ奴には届かない。ここは俺に任せろ』

俺『近づいた分だけ逃げるってんなら、このまま俺が近づけば近づく程、奴はどんどん逃げて行く』

俺『それにおまえらが退避すれば、ネウロイとの距離は益々開く。そうすればいずれ、奴の射程圏からは外れる。だから退避しろ』

俺はどんどん前進して行き、もう肉眼では捕捉出来ない
インカムより声が聞こえて来るだけだ

エイラ「1人でやるってのカ!?待て俺!」

俺『これは俺の役目だからな。エイラはサーニャを守る事だけ考えていればいい』

エイラ「役目・・・?」

俺『臆病者の相手は、臆病者がちょうどいいってな』

エイラ「おまえ・・・」

俺「心配いらねーよ。すぐに終わ―――」 ザザー!ザーー!!
923-Prototype-試作品-11話:2010/12/19(日) 17:31:06.19 ID:FN8NK8U2O
例のネウロイの仕業か、ジャミングにより俺とのインカム通信が不可能になった

エイラ「俺! ・・・っ!」

ビシュゥゥゥゥン!!

エイラ「くっ」 サッ

ネウロイは2人を狙い撃ちにしてくる。退避しろと言われたが、1人先行していく仲間を見捨てて逃げ出す程、エイラは薄情じゃないつもりだ

だが追いかけるのも駄目だ。サーニャが狙われてるのに連れて行く訳にはいかないし、
未だ敵のビームが飛んで来る空域に、サーニャを1人置いて行く事なんてとても出来ない。

どちらにせよ、サーニャを危険な目に遭わす訳にはいかない。
結局退避はせず、現空域での未来予知を使った回避行動を続けている

エイラ(どうすればいい・・・!)

ふと自分の両手が支えている少女を、サーニャを見る

サーニャは目を閉じて回避をエイラに任せ、何やら魔導針に集中しているようだ

エイラ(サーニャ?何をして・・・くっ!)

ビシュゥゥゥゥン!!

ビシュゥゥゥゥン!!

ビシュゥン・・・!
924-Prototype-試作品-11話-白い海を越えて:2010/12/19(日) 17:35:01.48 ID:FN8NK8U2O
不意にビームが止み、空は穏やかさを取り戻す

エイラ(ビームが、止んだ……!?)

エイラ「逃げたのカ・・・?それとも―――」

サーニャ「うん。あの人がネウロイを引き離したから」

エイラ「じゃあ、ネウロイは・・・」

サーニャ「ネウロイは依然健在。でも、さっきより遠くなっている」

サーニャ「それよりも、あの人の所に急がなくちゃ・・・!」

エイラ「駄目だ。サーニャは狙われているんだぞ?危険だ。ここは私に任せ―――」

サーニャ「違うの、私じゃないの・・・!」

エイラ「え・・・?」

サーニャ「今分かったの。このままじゃあの人が……、俺さんが危ない」

サーニャ「だって、ネウロイの狙いは最初から―――――」
925以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 17:35:59.58 ID:x0g1S9bMO
支援支援
926以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 17:36:36.89 ID:qfKHS0La0
しえ〜ん
927以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 17:38:28.67 ID:+AoEmtcTO
しーえーんー
928試作な俺:2010/12/19(日) 17:39:21.69 ID:FN8NK8U2O
電池ががが

一旦切ります。続きはまた夜に。今夜中には11話終わらせるつもりです

毎度毎度陳腐な展開で申し訳無い!

たくさんの支援、本当に感謝です
929以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 17:40:35.55 ID:2em4qM6I0
一時乙
楽しみに待ってます
930以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 17:44:00.49 ID:FgTItrk60
おつ!
931以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 17:44:27.53 ID:qfKHS0La0
乙乙!!
932以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 17:50:41.98 ID:Pdo09S/W0
乙!!
933以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 17:56:21.90 ID:+AoEmtcTO
おつ
934以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 18:07:08.26 ID:AZU+QER90
乙ー!
935 ◆hyE3y4aX2. :2010/12/19(日) 18:08:32.62 ID:Uk8Ubga40
次投下してみます、初です。 お見苦しかったらすいません
936以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 18:10:54.73 ID:qfKHS0La0
ならば支援するぜ
じゃんじゃん投下してくれ
937以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 18:18:44.22 ID:eBCf6ZjH0
支援するぜよ!
938蒼き流星の行方   ◆hyE3y4aX2. :2010/12/19(日) 18:19:08.37 ID:Uk8Ubga40
坂本美緒のクーデター失敗による公開処刑から半月、様々な半政府団体が世界中で戦乱を巻き起こしていたが、
ビショップ少佐はいつも通り不敵な笑みを浮かべて、その戦場に駆り出していった。
「ビショップ少佐、核誘導弾の装填完了いたしました」
「リーネでいいわよ。フナサカくん」
あどけない笑顔、まだ少女にしか見えないが、私は彼女に苦笑を返すくらいしかできなかった。
破壊の神 鎮圧の女神といわれ、ネウロイ事変の英雄、坂本美緒少佐を打ち倒した彼女は、半ばいける伝説として軍内外から恐れられていた。
それにしても情けない話だ。たった数名の少女たちに、大国の軍隊が次々と打ち負けていったなど


939以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 18:20:15.17 ID:j/KpIpES0
支援支援
940以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 18:25:17.81 ID:bBE6+9Sz0
状況が読めんw
941以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 18:27:13.28 ID:+AoEmtcTO
リーネちゃん!
942以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 18:28:36.93 ID:qfKHS0La0
          /         `ヽ| | \
         /             |┼┼`ヽ
        /|  ,  -―――- 、  r― !、_┼\
   _r、_   ,レ '´            ヽ::::::i´  〉 ̄ヽ
   > ' ノヽ/ ,. -‐――‐,-r 、     <:ヽ:/'-i'、::::::::/ _ r.i゙ ノ┐
  ヾi./.;;/::ヽ/   / / / |   > 、   \ノ,/ ヽニ>'´、:ヽ  'ノ
  <´i:::/::::::// i l /!/  ヽ  /ヽノヽ` ゙iー.i' | l\/:::::::::i::::l〉'`
  r' |:/::::::::!i.|  ヽ! ,z==  \! =z !、ノ|  .| l |/::::::::::::|::::|ヽ
  ヽl:i::::::::::::::>、!、| ヾ´,,  / ̄ヽ  ,,`ヾ/l  l'´::::::::::::::::::::l::::レ  リーネちゃん!
  i´|:l::::::::::::/   l ''   l    l  ''  |  lヽ::::::::::::::::::::::;!:イ
   \!::::::::::l   .∧    ヽ   ノ   ,. l  l:|::l::::::::::::::/ | l
    ヽ:::::::|   l::r―-、    ̄ _ ,/:::l /::l:::|:::::::/  ノ ./
     ヾヽ!|  .|:::|   / ̄ヽ   `ヽ:| /::::|::l/ー―' _ノ
      \|、 l::/   l!   .ノ r‐   /::::/::| ̄ ̄ ̄
        ヽlヾ>、__>=r'ノ   ̄|::::::::/:::/

943以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 18:28:43.33 ID:AZU+QER90
うーむ、多分被った……まあ仕方ないな
支援する!
944蒼き流星の行方   ◆hyE3y4aX2. :2010/12/19(日) 18:29:38.53 ID:Uk8Ubga40
そのクーデターの理由も不明だ。坂本少佐は何一つ明らかにしなかった。側近である私にも。
・・・彼女はその首を断たれた時彼女は一体何を思ったのだろうか。
今では知る由もないが。
「暑いわね、リゾートにはもってこいかも。フフ」
上着を脱ぎタンクトップ一枚になる。
多少きわどい格好をしていても、なぜか性欲の対象にならないのが殺戮の女神たる由縁であろうか
無理もないだろう。
眼前で見たのだから。
リベリアンの赤ウサギの眉間にロングレンジのライフルを突き立て、薄笑いを浮かべながらすう初打ち込んだあの姿
脳裏に焼きついてはなれることはないだろう。
945以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 18:31:55.90 ID:Pdo09S/W0
シャーリー・・・
支援
946以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 18:39:05.09 ID:eBCf6ZjH0
シャーリーが・・・
しえーん
947以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 18:42:37.06 ID:qfKHS0La0
もう2人死んでるのか
948蒼き流星の行方   ◆hyE3y4aX2. :2010/12/19(日) 18:43:21.18 ID:Uk8Ubga40
通称「魔女狩り」だ。軍部はできるだけ彼女の機嫌をそこねないように、魔女の状況を逐一報告してきた。
「バルクホルンさんは立派だよ。結局、しゃべらなかった。」
どういう意味だろうか。尋問に失敗し、居場所が聞きだされる前に、舌を噛み切ったというのか?
惨状を見て唖然とした。 以前あったことがある、あの凛々しい姿はどこにもなく、あるのは赤い、何かだ。

だが、裏を返せばこれはビショップ少佐の慈愛だ。
彼女を愛するがゆえに、美しく誇りある死に方を選ばせたのだろう

「自分で自分の心を偽るのはやめたら?」

サーニャ司令・・・

「リーネには言わないよ。安心して」

いわずもがな、彼女はすべての兵士の思念を把握しているのだ
949以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 18:43:24.41 ID:oU0dBOnHP
これが話に聞いた暗黒リーネか…
950以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 18:45:20.46 ID:qfKHS0La0
お姉ちゃああああああああああああああああああん!!!!
951以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 18:45:41.76 ID:senYSU+J0
お姉ちゃん…
952蒼き流星の行方   ◆hyE3y4aX2. :2010/12/19(日) 18:46:23.77 ID:Uk8Ubga40
ごめんなさい。用事ができてしまったので、今日はこれで。後日投下させていただきます。

(・・・続きはできているんですが。蒼い流星というのはもちろん青いスク水の彼女のことです。)

953以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 18:49:52.13 ID:x0g1S9bMO
ペリーヌの事かと
954以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 19:04:39.17 ID:Pdo09S/W0
少し投下してもいいですか?
前の方とだいぶ雰囲気が違いますが・・・
955以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 19:06:22.03 ID:apc+/URd0
GO
956以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 19:10:21.84 ID:Pdo09S/W0
それではいきます

ワシの名前はオレ

昼食のデザートに食べた、こんにゃく畑をのどに詰まらせ意識を失い

目が覚めたら・・・・・・

体が若返ってしまっていた

戸惑うワシに、見慣れない景色、パンツ丸出しの少女達

こんにゃく畑の助言により正体を隠すことにしたワシは少女たちに名前を聞かれ

咄嗟に“チェリー・オレ”と名乗り、

元の世界に戻るための情報を得るため、少女達の基地へと転がり込んだ

たった一つの理想のおっぱいを探し求め、再び戦いの場へと舞い戻る

見た目は大人、頭脳はエロじじぃ

その名は変態じじぃ“ワシ”

83歳童貞男の戦いが今始まる・・・
957変態じじぃ:2010/12/19(日) 19:15:11.98 ID:Pdo09S/W0
ワシ「んっ・・・ここは?」

目が覚めるとそこには見慣れない景色、周り一面に広がるのは海
そして、得体の知れない建物があるのみだった

ワシ「はて?ワシはさっきまで飯を食うてたはずじゃが?」

昼食の後大好物のこんにゃく畑を丸呑みし、それが喉に詰まり意識を失ったところまでは覚えている
しかし、目が覚め周りを見渡せば見知らぬ場所、戸惑うのも無理はなかった

ワシ「ここは一体どこじゃろな?」

一人呟くもそれに応えるものは・・・いた

??「さぁな、だけど俺たちがいた世界ではなさそうだ」

ワシ「???」

声は聞こえるものの姿が見えない、戸惑いながら周りを見渡す。
すると下のほうから怒鳴り声が飛んできた

958以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 19:17:43.79 ID:x0g1S9bMO
じじぃ支援だ
959以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 19:20:09.67 ID:qcWeEuJB0
急展開ばっかで今日はwktkしてるぜ
960以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 19:20:09.73 ID:FN8NK8U2O
しーえん
961変態じじぃ:2010/12/19(日) 19:21:44.43 ID:Pdo09S/W0
??「こっちだ、じぃさん!!」

怒鳴り声がするほうへと視線を向けると、さきほど喉に詰まらせたこんにゃく畑がピョンピョンと飛び跳ねている

ワシ「おぬし、まさか?」

こんにゃく「あぁ、さっきあんたに食べられそうになったこんにゃく畑さ」

ワシ「たまげたの〜こんにゃく畑がしゃべるとは、でここはワシらのいた世界じゃないと言っておったが」

こんにゃく「あぁ、肌に感じる空気が違う。俺にはここの空気は合わないな。それにあんたの姿」

ワシ「ワシの姿?」

こんにゃくに言われるままに海面に自分の姿を映し出す

ワシ「な、なんじゃこりゃ〜!!」

海面に映し出されたのは若かりし頃の自分の姿があった

962変態じじぃ 支援感謝:2010/12/19(日) 19:26:05.91 ID:Pdo09S/W0
ワシ「若返っておる・・・どういうことじゃ?」

こんにゃく「知るか、まぁここにいてもしょうがない、とりあえずあの建物のところに行ってみようぜ」

というわけでまずは一番目立つ大きな建物へと歩みを進める
すると二人の少女が洗濯物を干しているのが見える

ワシ「ふむふむ、若いのに感心じゃ・・・じゃが、パンツ丸出しというのはイカンのぉ〜、ワシの中のペロペロさんが疼きだしてしまう」

こんにゃく「誰だよ・・・ペロペロさんって」

こんにゃくのツッコミを無視し少女達に近づく

963以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 19:27:37.94 ID:qfKHS0La0
おお、書いたのか支援
964以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 19:30:15.19 ID:IM7+VC/HO
支援

今更だが、商品名そのまま書くのはどうかと思うぞ
965変態じじぃ >>964忘れてた・・指摘ありがとう:2010/12/19(日) 19:34:46.05 ID:Pdo09S/W0
リーネ「今日もいい天気だね、芳佳ちゃん」

芳佳「そうだね、洗濯物が早く乾きそう、あれ誰かこっちに来るよ」

リーネ「本当だ、男の人みたいだけど・・・」

ワシ「お〜い、嬢ちゃん達よかったらペロペrじゃなくてここは一体どこかのぉ?」

芳佳「えっと、ここは私達501の基地なんですけど・・・」

リーネ「あの・・・失礼ですがあなたは?」

ワシ「ほぉ〜この建物は基地じゃったのか、おっとワシのことじゃったな・・・ワシは・・・」

こんにゃく「ちょっと待った」コソッ

ワシ「なんじゃ、こんにゃく」

こんにゃく「ここで本当のことを言わないほうがいいんじゃないのか」

ワシ「なぜじゃ、ペロペロする相手に隠し事など・・・」

こんにゃく「じじぃ、あとで屋上な・・・そうじゃなくてどこの世界にこんにゃく詰まらせて、目が覚めたら若返ってたなんて話信じるんだよ!!」

ワシ「それもそうじゃの〜、じゃがどうするんじゃ?」

こんにゃく「ここは・・・」

966以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 19:37:56.63 ID:qfKHS0La0
                          __,,:::========:::,,__
                        ...‐''゙ .  ` ´ ´、 ゝ   ''‐...
                      ..‐´      ゙          `‐..
                    /                   \
        .................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´                      ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
   .......;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙      .'                            ヽ      ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;......
  ;;;;;;゙゙゙゙゙            /                           ゙:               ゙゙゙゙゙;;;;;;
  ゙゙゙゙゙;;;;;;;;............        ;゙                             ゙;       .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
      ゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;.............................              ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙
                ゙゙゙゙i;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;l゙゙゙゙゙
              ノi|lli; i . .;, 、    .,,            ` ; 、  .; ´ ;,il||iγ
                 /゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li   ' ;   .` .;    il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙
                `;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `,  ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
                 ゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
                    ´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙i|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´

967以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 19:39:56.13 ID:qfKHS0La0
やっべえ誤爆したすまん
支援
968以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 19:40:39.77 ID:xK8QVwGE0
文字道理誤爆だな、吹いた
969変態じじぃ :2010/12/19(日) 19:40:54.41 ID:Pdo09S/W0
リーネ「あの・・・」

ワシ「すまんの、ワシの名はチェリー・オレじゃ。ちょっと道にまよってしまってのぉ〜、
それよりも二人ともいいおっぱいをもっとるの、ホォホォホォ」

こんにゃく「じじぃ、おまえなぁ」ハァ

リーネ「えっと、その////」

芳佳「私のはともかく、リーネちゃんのはすごいですよ、ボインボインです」

リーネ「あの・・芳佳ちゃんそういうことはあんまり」

ワシ「たしかにボインボインじゃな、しかしおぬしのも中々のモノじゃ」

芳佳「でも、ルッキーニちゃんが私のは残念だって・・・」

ワシ「そのルッキーニちゃんとやらは、おっぱいの素晴らしさをわかっておらんな」

芳佳「おっぱいの?」

リーネ「素晴らしさ?」
970以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 19:41:43.61 ID:IM7+VC/HO
支援支援
971以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 19:42:54.10 ID:FN8NK8U2O
じじぃいい趣味してるな
しーえん
972変態じじぃ :2010/12/19(日) 19:47:44.32 ID:Pdo09S/W0
ワシ「そうじゃ、でかけりゃいいってもんじゃない、張り、ツヤ、さわり心地、感度、そして包み込むような包容力、まぁ挙げればきりがないんじゃが、つまりはでかさだけで判断するのは素人の考えじゃ」

芳佳「はぁ、でも服の上からそんなことわかるんですか?」

ワシ「だいたいのことはな、私ほどの上級者なら簡単なことじゃ、まぁ、触り心地は実際触らなければわからんがの」

芳佳「すごいですね、私にもできるようになりますか?」

ワシ「厳しい修行が必要じゃ、おぬしが耐えられるかどうか・・・」

芳佳「大丈夫です、おっぱいへの愛はだれにも負けません!!」

ワシ「うむ、そこまでの覚悟があるのなら大丈夫じゃろ」

芳佳「よろしくお願いします、オレさん・・いえ師匠!!」

ここまでです
訳分からない展開ですみません
ここまで読んで頂きありがとうございました
973以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 19:48:27.37 ID:FgTItrk60
今日もけいさつのひとが元気にはしりまわってるけどどうしたの?
974以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 19:50:24.28 ID:qfKHS0La0
支援!!
975以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 19:51:28.83 ID:oU0dBOnHP
SSで商品名がどうこう突っ込むなんて初めて見た支援
976以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 19:53:00.08 ID:qfKHS0La0
と思いきや終わっていた。乙
977以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 19:56:53.83 ID:FgTItrk60
おッつ
978以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 19:57:42.23 ID:senYSU+J0
979以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 20:17:18.18 ID:VpLWkIL50
乙!
980以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 20:21:30.44 ID:x0g1S9bMO


リーネちゃんはチェリーと淫獣の両方から乳を狙われるのか
981以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 20:21:36.41 ID:eBCf6ZjH0
乙!
エイラーニャと盗撮野郎の話を今週中に投下したいと思います
982以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 20:21:54.79 ID:WtRVhPtq0
駄目だ寒いと鬱話しか浮かばない
983以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 20:23:48.68 ID:bBE6+9Sz0
浮気野郎はもげろおおお
984以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 20:24:57.16 ID:eBCf6ZjH0
>>983
もげたくないよぉぉぉぉぉぉぉぉっ!
985以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 20:25:41.58 ID:x0g1S9bMO
今日もシャーリーに浮気調査の結果を報告する仕事が始まるお…
986以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 20:26:22.57 ID:VpLWkIL50
予約がなければエスコン5のやつの3話を投下しようかななんて・・・・
987以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 20:28:30.55 ID:FN8NK8U2O
予約は無いよ
GO
988以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 20:28:50.07 ID:WtRVhPtq0
シャーリーたんをほにゃららした盗撮はとりあえず呪っとくわ
989以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 20:31:43.92 ID:eBCf6ZjH0

盗撮野郎 呪われ、体調を崩す
990ストライクウィッチーズ-謳われない戦争- 3話:2010/12/19(日) 20:33:56.24 ID:VpLWkIL50
>>738から

私「……私にあてがわれた部屋。または牢獄」

今、私の身はカールスラント空軍第52戦闘航空団の基地の中にある。
私は、民間人として、ネウロイとの戦闘を経験したために、身の安全の保護と情報漏洩を防ぐためという大義名分で、半ば軟禁状態というわけだ。
幸い、司令官付参謀のハミルトン中佐のはからいで、隊員や基地要員と、この部屋で話すことは許されたし、盗聴付きながら外部への電話も許された。
それでも、私の軟禁状態は変わらないのだが。

――――搭乗員宿舎

今、この部屋には私ともう一人、ハミルトン中佐がいる。
私を閉じ込めた、傲岸な基地司令とは好対照に周囲への配慮も怠らない優秀な人物だ。

私「ありがとうございます」

ハミルトン「何がだ?」

私「いえ、カメラを取り返していただいて」

ハミルトン「それくらいお安い御用ですよ」

私「助かりました。これがなけりゃあ取材なんて碌にできない」

ハミルトン「伯父が軍人でなかったら、あなたのような職業につきたかった」

私「中佐だって立派ですよ」

ハミルトン「はは、ありがとう」
991以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 20:35:26.38 ID:eBCf6ZjH0
しえーん
992ストライクウィッチーズ-謳われない戦争- 3話:2010/12/19(日) 20:36:20.53 ID:VpLWkIL50
私は、彼から第2飛行隊が再びネウロイと交戦している、という話を聞いた。
以前と同じ方角から侵入してきた、前よりは大規模な爆撃機編隊が相手だという。

私「オストマルクは、一体どういう状況なんでしょうか?


ハミルトン「こちらでもよく状況は分かっていないが…窮地に立たされていると聞いている」

私「そうですか…」

ハミルトン「もう少し待ってもらえれば、特ダネの機会もあると思うのだが」

突然、部屋の電話が鳴り、私たちの会話は中断された。
私には、この部屋に電話をかけてくれるような物好きな友人はいない。
電話の主は恐らく、基地司令官殿だろう。
ハミルトン中佐は受話器を取り、話し込む。
しばらくすると、彼女は受話器を置いて、その背を指でトントンと叩いている。

私「何の話だったんです?」

ハミルトン「たった今、あなたを閉じ込めている理由がなくなったよ」

私「え?」

ハミルトン「ネウロイがオストマルクを占領した」

私「何ですって!?


ハミルトン「我が国のセントヒューレット軍港も空襲を受けている」
993ストライクウィッチーズ-謳われない戦争- 3話:2010/12/19(日) 20:38:53.46 ID:VpLWkIL50
ハミルトンは口速にそういうと、私の部屋を後にした。
私は、滑走路に面した窓のブラインドを少し開き、外を見る。
第2飛行隊の面々が離陸しようとしているところだった。
……彼女たちは、3機しかいない。
994以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 20:41:04.06 ID:F/cm7pBFO
995ストライクウィッチーズ-謳われない戦争- 3話:2010/12/19(日) 20:41:59.31 ID:VpLWkIL50
隊長の救助をこの目で確認することもなく、慌しく基地に帰投した俺たちを迎えたのは、
オストマルク陥落と、カールスラントへのネウロイ侵攻の報せだった。
オストマルクに一番近いセントヒューレット軍港は、ネウロイの大編隊に襲われ、混乱の最中にあるという。
俺たちは、自分の部屋に戻ることすら許されずに、すぐに出撃させられた。
隊長を欠き、3機でトライアングル編隊を組んだ俺たちは、セントヒューレット軍港に向けて飛行を続けている。

管制室「軍港は、奇襲によって重大な混乱を来している。軍港内に停泊中の戦艦ビスマルク、及びリベリオン海軍の空母ケストレルだけは守り通せ!」

俺「カールスラントに海軍なんてあったか?」

ゲルト「あるにはあるが、扶桑やリベリオンほど強力ではないらしい」

エーリカ「今、空爆されてる軍港も、オストマルク支援の為にリベリオンから来た艦隊が居るんだってさ」

俺「ふーん、そうなのか」

ゲルト「さぁ、軍港が見えてきたぞ」

俺「煙がすげえ」
996以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 20:42:42.07 ID:FgTItrk60
しーえん
997以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 20:43:41.96 ID:bBE6+9Sz0
次スレ立ててくる
998ストライクウィッチーズ-謳われない戦争- 3話:2010/12/19(日) 20:44:28.69 ID:VpLWkIL50
管制室「こちら管制室。バルクホルン中尉、今日から貴官が指揮をとれ」

ゲルト「私が……?しかし…」

俺「いいじゃねえかトゥルーデ、お似合いだぜ」

エーリカ「じゃあ私2ばーん」

ゲルト「……了解した、私が指揮をとる」

ミーナ「うろうろしないで、ここは戦場よ!そこらじゅうにいる敵に喰われるわよ!」」

編隊を組んでいる俺たちを、何人かのウィッチ達が追い抜いていく。

俺「ひぇー、俺はどん尻でいいよ」

追い抜いていったウィッチ達は、俺たちの前にポジションを取り、臨戦態勢にはいっている。

ミーナ「こちらはカールスラント空軍第3戦闘航空団所属のミーナです。次の敵編隊を迎撃します、位置を知らせてください」

エクスキャリバー「こちら、対空艦エクスキャリバー。前方を塞ぐ艦、離れてくれ!電探が乱れてる!」

電探なんか使わないでも、もう敵の位置なんて分かってるさ。
なんせ目の前で味方艦に攻撃を加えているからな。
999以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 20:48:48.69 ID:bBE6+9Sz0
1000以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/19(日) 20:50:09.41 ID:tq1a3Kx5P
おつおつ
右京さんなにやってんのwww

1000ならティナは俺の嫁
10011001
16歳♀暇だから全レスします☆     こちらスネーク        1990年生まれ集まれ〜☆       安価でお絵描き
   中学生      遊戯王        新ジャンル    VIPで本格的にRPG作ろうぜ   XBOX360
        全力で釣られるのがVIPPERだろ!w   ポケモン      コテデビューする                  ら
が    カレシと別れそう・・・   初心者   鬱病♀だけど     彼氏/彼女いないVIPPERちょっとこぃ♪       き
っ      唇スレ         mixi招待するお     釣った厨房に安価でメールwwwww               ☆
こ  さみしい・・・誰かかまって       425はどこも変えてなかった              ピカ厨       自    す
う     時代の流れ     デブきめぇんだよ           捨てアド晒してメル友     メンヘラ     殺     た
い  VIPヌクモリティ   顔晒し      馴れ合いスレ  「〜だお」              コテ雑         し
き     今のVIPが嫌ならVIPから出てけww        A雑    大阪VIPPER集まれ!!☆        ま
た 工作員 18歳♀が16歳♂に安価メール   VIPでMMO           ネタにマジレスの嵐         す
く    隠れオタ           skype       パートスレ   Skype         mp3垂れ流し
な  住所ギリギリまで晒して近かったらラーメン               二番煎じ
い       空気読め    リア充          ニコニコ動画   >>1 そっヵ、残念やわ(´・ω・`)
お   付き合ってくだしあ><       今から元カノに痛メする  >>3 ウチは高校生だぉ☆
                                           >>9 うはwwこれがVIPクオリティw
    ∩∩ V I P は ぼ く ら の 時 代 だ !!  V∩     >>2 自重しろwwwww          Be
ハ  (7ヌ)                               (/ /    >>7 ブラウザゲーやらないか?
ル  / /                 ∧_∧         ||                          モリタポ
ヒ / /  ∧_∧     ∧_∧  _( ゚ω゚ ) ∧_∧   || 埼  >>5 2chって有料なんですか?
  \ \( ゚ω゚ )―--( ゚ω゚ ) ̄      ⌒ヽ( ゚ω゚ ) //  玉  >>6 え?俺マジ貧乏なんだけど
    \       /⌒   ⌒ ̄ヽ ゆとり /~⌒    ⌒ /    O  >>8 お母さんに何て言えば
     |      |ー、      / ̄|    //`i構って女/     F   安価で絵描くお
低    | 恋愛 | | 厨房 / (ミ   ミ)  |    |     F   14歳♀中学生処女だけど質問ある?  ハ
年    |    | |     | /      \ |    |                                  ム
齢    |    |  )    /   /\   \|       ヽ   PCに詳しい人ちょっときて!!!   イ      ス
化    /   ノ | /  ヽ ヽ、_/)  (\    ) ゝ  |        電車男              ミ       タ
     |  |  | /   /|   / レ   \`ー ' |  |  /  サーセンwwwwwwwwwwwwwww   フ      |


                                                              ニュー速VIP
                                                             http://yuzuru.2ch.net/news4vip/