60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 12:03:02.73 ID:iU4dcvoYO
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 12:04:28.83 ID:PzeHuKeO0
>>60主題がグレてく一方だった時期があったよなwww>芥川賞
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 12:04:33.04 ID:qYdTJQPQ0
>>14 コーマック•マッカーシーいいよな
最近「ブラッドメリディアン」読んだ
判事の勇次郎っぷりにしびれまくったわ
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 12:06:25.21 ID:Bv+jnVKmP
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 12:08:39.79 ID:AqIY7VJx0
Let The Right One In
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 12:09:22.88 ID:25m8oMZwO
>>58 ありがとう
作品よく似てるから、私の脳だとタイトルを失念しちまうのが難点だw
アフターダークは、私が読んだジム・トンプスンの中では一番暖かい話だったよ
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 12:11:02.62 ID:PzeHuKeO0
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 12:18:18.21 ID:iU4dcvoYO
厨二病といえばシェイクスピアの悲劇はいかがだろう
幼年期の終わりオススメ
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 12:23:33.53 ID:UJ9wdCMhO
邦題がまた素晴らしい
天の光はすべて星とか
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 12:23:57.63 ID:PzeHuKeO0
>>67古典過ぎてギリシャ神話並みに興味がないwww
本当の愛とか本当の正義とか盛り込んであるけどwww
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 12:28:30.30 ID:SuDW8kND0
>>70 読む前はオレもそう思ってたよ
でもシェイクスピアすげーぞ
近代ヨーロッパの精神が全部ぶちこまれてる
実はイメージと違って物語としての体裁とか超適当だからねこいつ
台詞のパンチ力重視な記がする
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 12:28:39.23 ID:iU4dcvoYO
厨二病といえばジョイスは(ry
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 12:29:44.84 ID:G51C1kgQP
ホメロスはマジヤベエから一回読んでうんこ拭く紙にでもつかえ
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 12:30:40.46 ID:PzeHuKeO0
>>71なるほど、その観点から見ればいいのか。図書館で借りてみよう。
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 12:38:27.69 ID:bZisdtPr0
みんな原著で読んだりしてるの?
俺は当然の如く翻訳なんだが、翻訳の良い作品、悪い作品なんか知ってたら挙げて欲しい
もしくは同じ作品の訳の比較とか
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 12:42:08.45 ID:PzeHuKeO0
>>75俺は日本語オンリーだよ。
とりあえず村上春樹訳は苦手。
ガルシア・マルケスの訳は鼓直が読みやすい。
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 12:45:20.02 ID:iU4dcvoYO
>>75 俺もほぼ翻訳。訳によってかなり変わるから面白いよな。
変な訳として
>>25で出たイソップ物語の天草本が手元にあるので意味もなく引用してみるずwwww
>>48 シェークスピアで有名な福田が似たようなこと書いてたな
フィッツジェラルドとか好きだ
今のアメリカ文学がどうなってるか知らないけど
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 12:47:04.61 ID:fbiaKJeGO
ロリータしか読んだことない俺にオススメplz
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 12:47:20.39 ID:jgN+jGqkO
失われた時を求めて読んだ奴いない?
感想求む
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 12:49:52.56 ID:iU4dcvoYO
天草本伊曾保物語より
蝉と蟻との事
ある冬の半ばに蟻どもあまた穴より五穀を出いて日にさらし、風に吹かするを、蝉が来てこれを貰うた。
蟻のいふは、「御辺は過ぎた夏秋はなにごとを営まれたぞ。」
蝉のいふは「夏と秋のあひだは吟曲にとりまぎれて、すこしも暇を得なんだによって何たる営みもせなんだ」といふ。
蟻「げにげにその分ぢや、夏秋謡ひあそばれたごとく、今も秘曲を尽されてよからうず」とて、さんざんに嘲り、すこしの食を取らせて戻いた。
下 心
人は力の尽きぬうちに、未来の務めをすることが肝要ぢや。
すこしの力と閑のあるとき、なぐさみを事とせうものは必ず後に難をうけいでは叶ふまい。
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 12:51:03.36 ID:C5lfQf8L0
>>75 ポーを原著で読もうとして挫折して以来翻訳しか手を出してません
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 12:53:54.93 ID:SuDW8kND0
>>81 「尽されてよからうず」wwwwww
超煽りっぽいwww
これ読みたいなー
>>78 え、厨二病てそんな昔の言葉じゃないだろ・・・
つか
>>48のIDが地味にすげえな
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 13:09:55.10 ID:iU4dcvoYO
獅子王と熊との事
あるとき羊の子一疋、熊と獅子との二つの手にかかつて死んだ。
この二つのけだものの互いに自他の勝負をあらそうて、あしたから夕さりまで闘へども、
つひにその勝ち負けが見えいで、争いくたびれて、両方に立ちわかれてゐるところに、
狐がよそからこれを見て、二つのなかに置かれた羊を取つてくらうた。
二疋のけだものども、「さても安からぬ狐が働きかな」とはおもへども、さすがに大敵を前においたれば、小敵を拒むに足らいで、くらはれた。
下 心
両方から争ふものを中から出て取ることは多いものぢや。
鷸蚌(いつぼう)が相争ひて二つながら漁人の手に落つるといふも、これらのことをいふか。
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 13:12:15.33 ID:25m8oMZwO
>>75 読書は好きだが、外国語を学ぶのが心底苦手なので、訳文オンリー
サヴィンコフ・ロープシンの蒼ざめた馬は、川崎>工藤
アンドレ・ジッドの田園交響楽は、今日出海が一番
誰か、セリーヌのおすすめ作品ありませんか?
開いた瞬間ガルシア・マルケスの名を拝むとは思わなかった
俺は堀口大學のサン・テグジュペリが好きだね
あの読点を多用する文体がたまらん
あ、 堀口大學 訳 のね
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 13:18:54.71 ID:25m8oMZwO
>>79 エルコレ・パッティ
たしか、さらば恋の日が、イタリア人のおっさんが悪びれず性欲に流される話だったよ
やたら淡々と性欲に流されてて、笑ってしまった覚えがある
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 13:21:39.23 ID:7hHoP5060
カフカの完全版読みたいよお
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 13:22:24.15 ID:SuDW8kND0
その路線ならモラヴィアの「倦怠」もいいかもしんない!
ハゲ散らかした自称絵描きのニートが
モデルにならないかと釣った10代とやりまくって絵を描くのもやめて
実家に金せびりに行く途中事故って死ぬ話
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 13:35:30.82 ID:LevetrxrO
オースターって入れてもいい?
個人的にリヴァイアサンのラストは今まで読んだ本の中で一番きた
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 13:36:44.34 ID:iU4dcvoYO
>>83 尽されてよからうずキリッ
だっておwwww
↑
ここまで見えた。もしもしだからAAが貼れない……
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 13:45:08.28 ID:25m8oMZwO
>>85 格調高くて面白いな
良いもの読ませてもらったよ
つっか、その本欲しい
>>91 良い話すぎてwwwww目頭がwwwwwww
その路線、他にもなんかない?
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 13:52:13.08 ID:iU4dcvoYO
>>94 もう重版ないかなと思って尼で検索かけたら在庫あったよ!
岩波文庫の薄いやつだから五百円しない
旧漢字だったり横書きは右からだったりするけどww
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 13:53:56.79 ID:PMgYXEgyO
読書仲間ってまわりにあんまいないからこういうところで刺激しあえるのはいいね
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 13:56:23.50 ID:25m8oMZwO
>>95 ふおお!!ありがとう!!
明治初期あたりまでの日本語なら、さくさく読めるからなんとかなると思う
脳が勃起するぜ!
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 15:19:14.58 ID:lsIGr8LkO
保守
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 15:19:37.64 ID:M0AI2j+L0
マルテの手記/リルケ 読了った。
要約すると
僕の家は昔貴族だったんだよ、いろいろあって
パリに引っ越してきたけどいろいろ不安すぎて体調が悪くなって困る
ってこと…なのか!?そのうちもう一度読まないと理解できねえw
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 15:21:53.76 ID:dwNDipsm0
スコットランドの作家、ロザムンド・ピルチャーが好きだな。
「夏の終わりに」は名作過ぎて何十回と読んだ。
「シェルシーカーズ」と「九月に」はいわずもがな。
洋書版も取り寄せる予定だけど、ピルチャーの英語は結構こってて読むのが大変そうだ
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 16:15:16.09 ID:PzeHuKeO0
お、まだ残ってたww
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 16:50:13.09 ID:lsIGr8LkO
ディケンズみたいな作家になりたかったなぁ
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 16:53:00.65 ID:WGULxhI7O
ポール オースター
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 18:10:16.95 ID:25m8oMZwO
あげるだけだと能がないので、海外文学的しりとりしようず
オースター
から
谷間の百合
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 18:14:06.36 ID:iU4dcvoYO
聊斎志異
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 18:56:16.30 ID:iU4dcvoYO
セルフしりとり
イタロ・カルヴィーノ
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 19:08:34.60 ID:V9QbkxZZP
>>99 あの人は詩人が本道だ、ということを忘れちゃいけない
まっすぐな小説として読んだらクソつまんねえだろw
他の詩作品も読むと印象が変わるんじゃね
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
ゴンチャロフの『オブローモフ』読んだ
この主人公の姿はまさに俺らだな
口だけはそこそこ達者だが怠惰で無能で臆病で何一つやり通すということがない