1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
代理
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 20:12:58.34 ID:zqshnbVeO
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 20:19:17.64 ID:Uy/hpH/8O
まだかよ
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 20:23:15.65 ID:zqshnbVeO
('A`)「何故、俺がこんな目に会わないと行けないのだ……」
――東京郊外山奥。
俺の名前は横島ドクオ。
花も恥じらう高校生。
現在バイトで、こんな辺鄙な所に来ている。
異常なブラック企業で、時給は250円。
命の危険は日常茶飯事。
(#'A`)「こんな仕事辞めてやる!」もみもみ
川#゚ -゚)「胸を揉みながら言うな!」
川#゚ -゚)つ)#A`)アフン
(#A#)「アッ-モット-!」
川#゚ -゚)「えぇい気持ち悪い!」
この女性が俺の雇い主。
美神クール。
今時ボディコンを着た時代錯誤の女だ。
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 20:25:15.84 ID:7vcZOJfLO
支援
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 20:27:28.53 ID:K2AMpaADO
支援するよ!よ!
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 20:32:06.70 ID:zqshnbVeO
だがしかし、顔とスタイルは抜群だ。
('A`)(いつか手込めにしてやる。うひひ)
川 ゚ -゚)(なんか凄い悪寒を感じる)ブル
ξ゚∀('A`)(うひひうひひうひひうひひうひひひひひひひひひひひひひひ……ってあれ? なんか悪寒が……)
ξ゚∀゚)ξ(` ;)『うひひひひひひひひひひひひひひぃー』
どうみても幽霊です。本当に有り難うございました。
(;'A`)「なんかついてるぅー! って美神さん! ヘルプーミー!」
実はけしからん身体の我が雇い主は、有名なGS――ゴーストスイーパー――なのだ!
こんな幽霊はちょちょいのちょいの筈だ。
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 20:37:05.18 ID:K2AMpaADO
ツンこえぇぇぇぇぇぇぇ!!
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 20:39:17.76 ID:gPz5DiIjI
あー、懐かしい
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 20:41:27.33 ID:zqshnbVeO
('A`)「あれ美神さん?」
だが我が雇い主は、一向に動く気配が見られない。
ξ゚∀゚)ξ「うひひひひひ。一緒に死んでよ!」
幽霊は俺の首にその腕を伸ばす。
(;'A`)「ちょ何見てるんすか! 助けて下さいよ」
俺は腰砕けのまま、雇い主に助けを求めるが、
川 ゚ -゚)「金に成らない仕事はしたくないし……、それにあんたが死んだら値段釣り上げられるじゃん?」
('A`)「あんたは鬼か……」
どうやら俺は見殺しにされる様だ。
理不尽過ぎる。
ξ゚听)ξ「流石にそれはあんまりだろ……」
('A`)(幽霊にまで同情された……)
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 20:51:23.49 ID:zqshnbVeO
川 ^ ー^)ノシ「と言う訳でじゃあな!」
そう言うと彼女は満面の笑みを見せ、俺を置いて去っていった。
(#;A;)「どちくしょー! 死んで呪ってやるぅー!」
ξ*゚听)ξ「え? ほんと?」
('A`)「え?」
ξ゚听)ξ「え? 死んでくれるんじゃないの?」
('A`)「いや耶喩と言いますか、死にたくはないです」
ξ゚听)ξ「いやでも今、死んで呪ってやるって?」
('A`)「出来る事ならお断りしたいです」
ξ゚听)ξ「駄目ですか?」
('A`)「駄目です」
ξ゚听)ξ「でも死んだら呪えますよ? しかも幽霊なら好きな場所にひとっ飛びですよ?」
(;'A`)(なんか説得始まった!)
ツンwwwww
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 21:02:27.02 ID:zqshnbVeO
その後も説得を続ける幽霊だが、
('A`)(やれもう死なないだの、痛みはないだのどこか擦れてんだよな……)
ξ゚听)ξ「駄目ですか?」
上目遣いで幽霊は聞いてくる。
良く見ると金髪縦ロールに、巫服のギャップが妙にかわいい。
('A`)「やっぱ無理かな……」
少しほだされてしまいそうだが、このまま童貞で死にたくはない。
俺は彼女を見つめて、頼みを断った。
ξ゚听)ξ「そうですか……」
ξ;;)ξブワッ
(;'A`)「えっ? ちょ……どうしたの?」
何やら彼女は急に泣き出してしまった。
美神さん初っぱなから空気だなwwwww
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 21:12:07.85 ID:Rv+60Xf3P
なつかしい
ツンおキヌちゃんか
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 21:13:34.27 ID:zqshnbVeO
ξ;;)ξ「私いつもこうなんです……、死んでくれそうな人を見つけても、説得仕切れなくて」
('A`)「説得って……無理矢理取り殺したりすれば良いんじゃない?」
ξ゚听)ξ「あっ……そっか」
('A`)(この娘が馬鹿で助かった)
ξ^竸)ξ「ありがとうございます!」ペコリ
彼女は頭を下げてお礼を言ってくる。
何かが間違っている気がするが気にしない。
('A`)「いえいえどう致しまして」
俺も軽く会釈し、美神さんが進んだ方へと歩きだそうとした。
うひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!
背後から、不気味な声がまたしても響く。
俺はゆっくり後ろを振り向いた。
ξ゚∀゚)ξ「うひひひひひひひひひひひひひひ。じゃあ死んで下さい!」
(;'A`)「あー! そうなりますよねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
俺は全速力で逃げ出した!
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 21:25:49.81 ID:zqshnbVeO
ξ゚∀゚)ξ「死んで下さいよー!」ふわふわ
幽霊は難なく俺の横についてくる。
(#;A;)「童貞のまま死ねるかぁぁぁぁぁ!」
ξ゚∀゚)ξ「まぁまぁ死んだら、幽霊の彼女作れば良いじゃないですかぁ!」
(#;A;)「俺は生身の女がえぇーんじゃぁ!」
ξ゚听)ξ「どうせ、生きてても童貞のままですよ」
(;A;)「お願いそれは言わないで!」
なんでそこだけ真顔なんだよ。
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 21:26:30.40 ID:K2AMpaADO
ドクオアホスwwwww支援
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 21:36:40.01 ID:zqshnbVeO
走り続けていると、いつの間にか山道に入っていた。
(;'A`)「はぁはぁはぁはぁ……撒いたか?」
幽霊はいつの間にか消えていた。
('A`)「たっく! ここどこだよ?」
辺りを見回しても、鬱蒼と木々が生えるばかりだ。
('A`)「こりゃ完璧に迷ったな」
このままでは不味い……、遭難して死んでしまうかも知れない。
('A`)「とりあえず歩くか……」
俺はとりあえず歩き出した。
すると妙な看板が見えてくる。
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 21:43:21.35 ID:oKbZMwp30
支援
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 21:46:48.75 ID:zqshnbVeO
____
|女湯→|
 ̄TT ̄
 ̄ ̄
('A`)「怪しい……」
あからさまに怪しい。
だが、
(;A;)「心と合反する素直な身体が恨めしい!」
俺の身体は意思とは関係なく、勝手に看板の指し示す方向へと向かった。
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 21:51:16.20 ID:K2AMpaADO
支援!
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 21:59:02.06 ID:zqshnbVeO
(;A;)「ちくしょー! 罠だと解ってるのにぃ! 解ってるのにぃぃー!」
少し進むと湯気が立ち上っていた。
その中に、見知った女性の後ろ姿が見える。
( 川
(;'A`)「あれは……美神さん?」
川 ゚ -)クルー
川 ゚ -゚)「あれ? 横島くん?」リ
('A`)(\(^o^)/オワタ)
仮に本物だとしても殺される!
川 ゚ -゚)「君もこっちに来なよ」
('A`)「あぁ……偽物か」
川 ゚ -゚)「偽物? なんの事だい?」
('A`)「黙れクソ幽霊! そんなんで黙される訳ないだろ!」
川#゚ -゚)「失礼だな君は! せっかく君の童貞の筆下ろしをしてやろうと思ったのに!」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 21:59:33.64 ID:OEQ4o0aZO
男のロマンじゃあないか
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 22:09:10.89 ID:zqshnbVeO
やっぱりあの幽霊は馬鹿だ。
美神さんがそんな事言う訳ないだろう!
('A`)「……何故俺の足はあっちに向かってるのだろう?」
――この正直な身体が(ry
彼女の身体まであと少し、あと一歩。
だが急に視界が開けた。
(#;A;)「もう少し夢見させてくれよぉぉぉぉぉ!」
俺は崖を滑り落ちて行った。
下を見ると岩肌に、
木の根っこが突き出ているのが、見える。
(;A;)「死んでたまるかぁぁぁぁぁぁ!」
俺はその根っこをなんとか掴み、九死に一生を得た。
(;'A`)「たっ助かったぁー」
ひゅおおと風が吹く。
落ちていれば助からなかっただろう。
ξ゚听)ξ「しぶといですねぇ」ふよふよ
先程の幽霊が上から下りてきた。
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 22:09:57.47 ID:L7s2D+Ib0
あーかーいかーみーなーびーかせーてー
しえん
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 22:11:44.75 ID:OEQ4o0aZO
このドクオできる
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 22:11:44.92 ID:K2AMpaADO
フヒヒ支援wwwww
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 22:21:07.41 ID:zqshnbVeO
(#'A`)「そりゃあしぶとくなるわ!」
ξ゚听)ξ「案外幽霊も楽しいですよ?」
(#'A`)「知るか! つーかなんで、いきなり人を殺そうとするんだよ!」
ξ゚听)ξ「えーとそれはですねぇ……」
('A`)「それは?」
ξ^竸)ξ「忘れちゃいましたー!」
(#'A`)「はぁ!?」ポキ
勢い良くツッコミを入れると、不穏な音がなる。
('A`)(ポキ?)
ξ゚听)ξ「あっラッキー☆」
(;A;)「ちくしょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
俺はまたしても崖を転がって行った。
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 22:23:41.68 ID:ev1XaQ6L0
なーやーまーしげーなーぼでぃー
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 22:28:32.97 ID:K2AMpaADO
ドクオオワタwwwww
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 22:29:28.35 ID:zqshnbVeO
一方その頃美神は――
川*゚ -゚)「お茶うめぇ」
つ旦と
依頼人の旅館でお茶を飲んでいた。
(-@∀@)「と言う訳で、除霊の方をお願いします」
川 ゚ -゚)「え? 何が?」
(-@∀@)「ですから! 女湯に出る幽霊を退治して下さいと申してます!」
川 ゚ -゚)「あー解った解った! とりあえず依頼料は1000万ね? 踏み倒したりしないでよ?」
(;-@∀@)(たけぇ……バブルと勘違いしてんのか?)
川 ゚ -゚)「なんか文句ある?」
(;-@∀@)「いえ……ではよろしくお願いします」
川 ゚ -゚)「まぁこの美神クールに任せなさい! はっはっは!」
(;-@∀@)(大丈夫かな?)
依頼人は微妙な表情で部屋を後にした。
支援
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 22:38:41.47 ID:zqshnbVeO
川 ゚ -゚)「あっそういや横島くんに荷物預けっぱなしだったっけ? 早く来なさいよねあのクズ!」
幽霊の一人や二人、さっさと撒いてくると美神は思っていたが、中々来ない横島(荷物)を心配し始めた。
川 ゚ -゚)「でもまさかほんとに死んだりしてないわよねwwwww」
川 ゚ -゚)(でもあいつ妙に幽霊に好かれるのよね……)
川 ゚ -゚)「……まさかねぇ?」
川 ゚ -゚)(幽霊の色仕掛けに嵌まってなんかいないわよね?)
V
(、∀,)←しっかり嵌まった人
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 22:40:26.51 ID:K2AMpaADO
ドクオどういう状況だこれwwwww
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 22:40:35.09 ID:ev1XaQ6L0
あの頃はばぶりーだったな
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 22:44:24.06 ID:L5EIdMxa0
落ちてるんだな
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 22:47:57.66 ID:OEQ4o0aZO
いや逆さまのドクオ茸かもしれん
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 22:48:25.65 ID:zqshnbVeO
(;-@∀@)「大変です! 美神さん!」
美神が少しだけ、ほんのすこーしだけ横島の心配をしていると依頼人が慌てて部屋に戻ってきた。
川 ゚ -゚)「どうしたの?」
(;-@∀@)「幽霊が現れて、暴れてるんです!」
川 ゚ -゚)「はぁぁ昼間から元気な幽霊ねぇ……さっさと片付けてゆっくりするかぁ」
横島を心配はするが、面倒臭いので美神は幽霊だけを片付けてゆっくりするつもりの様だ。
ため息を付き重い腰を上げて、美神は女湯へと向かった。
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 22:49:24.88 ID:OEQ4o0aZO
>あのクズ!
せめてグズと言ってやってくれw
まさかこの幽霊って……
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 22:54:50.56 ID:6v684iZ4O
こーのーまーちーをーはーいーひいるでー
しーえん
45 :
>>39おいなんだそれwww:2010/12/07(火) 22:56:52.69 ID:zqshnbVeO
おっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱい!
(;-@∀@)「此処が女湯です!」
川;゚ -゚)「こんな高らかに、おっぱいを連呼するのは確実にあいつしか居ないだろ……」
(;-@∀@)「辞めてあげて! ただでさえ作者が微妙に内容うろ覚えで段々カオスって来てるんだから」
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 22:58:00.56 ID:ixPl7bhv0
基本原作と同じエピソードなのなww
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 23:16:52.66 ID:zqshnbVeO
川 ゚ -゚)「とりあえず相手も解った事だし、さっさと終わらせますか!」ガラガラ
美神は浴場の、引き戸を勢いよく開けた!
――そこには!
(*‘_L’) 「おっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱい!」
鴨志田が、湯舟の水面に立っていた。
_,
川 ゚ -゚)「鴨志田ぁ?」
(‘_L’)「ふふふ……ジョルジュだと思ったかい? 彼なら腕を振り過ぎて肩が上がらなくなって引退したよ」
川;゚ -゚)「あっうん説明ありがとう」
(‘_L’)9m「そして私は二代目おっぱいマスターとしてジョルジュの跡を継ぐものだ!」ビシィ!
フィレンクト自重しろwwww
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 23:19:49.47 ID:zqshnbVeO
(作者)σ(‘_L’)ツンツン
( 作者)「とりあえず色々と展開の都合上問題あるから、余所でやってくんない?」
(‘_L’)「え?」
( 作者)「強制成仏!」
(#‘_L’)「俺の役これだけかよ!」
鴨志田は光の露となって消えて行った。
リテイク。
なんというご都合主義
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 23:31:00.45 ID:zqshnbVeO
川 ゚ -゚)「なんかあった気がするが、多分白昼夢だ」ガラガラ
美神は勢いよく二度(ry……ゲフンゲフン!
浴場の引き戸を開ける。
そこには――
(ヽ゚∀゚)「おっ……ぱいお……い」
力無い腕を、懸命に振ろうとする幽霊が立っていた。
川 ゚ -゚)「なんかスゲー死に掛け?てるんですけど……」
(ヽ゚∀゚)「く……そ……せっかくの仕事なのに……もう腕を振るう気力もないとは……」
幽霊は役者魂を見せ、病床からはい上がってきた様だ。
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 23:41:59.01 ID:zqshnbVeO
川 ゚ -゚)(そんな役者魂を見せる様な作品でもあるまい……)
(ヽ゚∀゚)「うぉぉぉぉぉぉ……ねぇちゃんおっぱい見せてくれ」
川#゚ -゚)「とりあえずうざいから、極楽に生かせてあげるわ!」
美神は神通混を取り出し、幽霊に切り掛かった。
だがその時上空から、何かが湯舟の中にばしゃりと落ちた。
(メ;A;)「助かったぁぁぁぁぁぁぁ!」
どうみてもドクオです。
ドクオ茸じゃありません本当にありがとうございました。
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 23:42:36.63 ID:OEQ4o0aZO
そろそろドクオが燃え尽きる頃か
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 23:44:10.24 ID:K2AMpaADO
支援
生きてて良かったなドクオ
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 23:46:43.16 ID:OEQ4o0aZO
('A`)マッシュ
V
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 23:48:30.85 ID:zqshnbVeO
川 ゚ -゚)「ぺろ!……この御都合主義の連続。 これは打ち切りフラグ!」
ξ゚听)ξ「ボケしか居ないのが、いけないんじゃないでしょうか?」ふよふよ
川 ゚ -゚)「あーあんたさっきの幽霊? 何してんの?」
ξ゚听)ξ「取り殺し
失敗
打ち切り回避に参上」
川 ゚ -゚)「お疲れ様です」
(ヽ゚∀゚)(絶対俺の存在忘れられてる)
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 23:50:38.95 ID:TAKCsdVfO
懐かしい支援
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 23:52:53.55 ID:OEQ4o0aZO
いいから続けるんだ
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 23:59:12.37 ID:zqshnbVeO
(;'A`)「ってここは……またしても女湯! 罠かぁぁぁぁぁぁぁ!」
川 ゚ -゚)「うるさい!」
(;'A`)「美神さん? もう罠でも良い! 筆下ろししてくれぇぇぇ!」
川#゚ ∀゚)「えぇい! これ以上ややこしくすんな!」
('∀`)「この反応美神さんや〜ほんまもんの美神さんや〜」クンカクンカ
川#゚ ∀゚)「気持ち悪い!」ゲシゲシ
('∀`)「モットモットフンデー!」
ξ;゚听)ξ「これは酷い……」
..∵∀゚)(あっなんか身体が消え掛かってる)
し
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 00:13:39.84 ID:88yUVhhCO
(#A#)「申し訳ありません。調子に乗りました。反省してます」フシュー
川 ゚ -゚)「やっと落ち着いたかグズ?」パンパン
(#A#)「はい!」
川 ゚ -゚)「あと時給50円下げるから!」
('A`)(ひでぇ……)
あまりの衝撃に、ドクオの傷が治った。
川 ゚ -゚)「文句ある?」
('A`)「いえ何も……」
川 ゚ -゚)「さて。まぁ消え掛けてる色情霊は置いとくとして、そこのあんた名前は?」
ξ゚听)ξ(忘れられてなかった!)「私はおツンって言います」
川 ゚ -゚)「おツンちゃんね! 見た所あなた土地に縛られてる地縛霊見たいだけど自由になりたい?」
しえ
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 00:21:56.21 ID:9nBLA+DBO
しぇー('A`)
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 00:23:34.78 ID:88yUVhhCO
ξ゚听)ξ「出来れば……」
川 ゚ -゚)「なら話は早いわね! おいそこの色情霊!」
∵...「うっああ……おっぱい!」
川;゚ -゚)「どんだけおっぱいに執着してんだよ」
('A`)「流石の俺でもここまで来たら、欲望が無くなると思う……」
川 ゚ -゚)「とりあえずこいつに土地の因果をなすり付けるから、おツンちゃんは自由よ?」
ξ*゚听)ξ「本当ですか!」
川 ゚ -゚)「うん! さぁてとちゃっちゃとやりましょうか!」
川 ー -)「(なんか適当な呪文)」
川 ゚ -゚)「土地神よ! この者の魂を解放せよ!」
('A`)(早い! 明らかに巻いている!)
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 00:23:46.38 ID:T/gtSUQnO
OPが神だった
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 00:24:22.76 ID:knofOj4F0
現代語に直すとツンちゃんちゃん
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 00:29:12.41 ID:MtaAN5go0
おキヌちゃんが金髪縦ロールだとおおおおおおおおおおおおお
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 00:31:59.69 ID:88yUVhhCO
ξ゚听)ξ「あっあぁぁぁぁぁぁぁ!」
おツンの周りに、光が集まる。
そして、その光は消え行くおっぱい星人へと飛びたった。
川 ゚ -゚)「よし成功!」
光は徐々に収縮し、色情霊の姿になって行く!
(神゚∀゚)「ありがとうねぇちゃん!」ピカー
川;゚ -゚)「なんかスゲー神々しくなってる!」
sie
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 00:33:32.70 ID:MtaAN5go0
ワンダーフォーゲルだっけか
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 00:40:02.01 ID:88yUVhhCO
(神゚∀゚)「山の神様の力を貰ったら、煩悩が全て消し飛んだぜ!」
川;゚ -゚)「あぁそうか……」
色情霊もとい、山の神は角笛を吹いてさって行った。
川 ゚ -゚)(主にこいつの出演に意味はあったのだろうか?)
ξ゚听)ξ「ありがとうございます! 美神さん!」ペコリ
川 ゚ -゚)「良いのよついでだしね!」
ξ゚听)ξ「じゃあ私も行きますね! さようなら」
川 ゚ -゚)「うん。来世でまた会いましょう!」
('A`)「まぁ色々あったけど、よかったな!」
ξ*^竸)ξ「本当にありがとうございました!」
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 00:41:54.81 ID:knofOj4F0
最初読んだときはこれが伏線だとは思いもしなかったわ。
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 00:45:31.67 ID:88yUVhhCO
ξ^竸)ξ
ξ゚听)ξ
_,
ξ゚听)ξ
川 ゚ -゚)「どうしたの?」
ξ゚听)ξ「成仏ってどうやるんですか?」
川 ゚ -゚)「もしかして解らないの?」
ξ゚听)ξ「はい……お恥ずかしながら」
川 ゚ -゚)「多分長く幽霊をやり過ぎて、現世に慣れすぎたのね」
ξ;;)ξ「どうしましょう?」
川 ゚ -゚)「うーん……私も除霊は出来るけど、成仏は専門外なのよねぇ」
ξ;;)ξ「せっかく自由になれたと思ったのに……」
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 00:53:45.19 ID:88yUVhhCO
川 ゚ -゚)「泣かないの! 貴女さえよければ私が雇ってあげるから!」
ξ゚听)ξ「良いんですか?」
川 ^ -^)「本当よ! 時給300円からね」
('A`)(俺より高い……)
ξ^竸)ξ「ありがとうございます美神さん!」ダキッ
川 ^ ー^)「こら引っ付かないの!」
それを見て横島も美神に抱き着こうとする。
('A`)「俺も! 美神さーん」ゴロゴロ
('A`)(ゴロゴロ?)
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 01:00:11.26 ID:88yUVhhCO
そして上空からの雷が横島を直撃した。
(メ A)プスプス
(神゚∀゚)「ハレンチ禁止!」
(メ A)「お前が言うな!」ガクリ
川 ゚ -゚)「さっおツンちゃん行こうか?」
ξ゚听)ξ「横島さん置いて行って良いんですか?」
川 ゚ -゚)「馬鹿はほっときましょ!」
二人は横島を置いて、さっさと浴場を後にした。
終わり
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 01:05:19.45 ID:88yUVhhCO
――その後
(-@∀@)「……なんか焦げたり、土砂で湯舟が埋まってるんだけど」
(メ A)「……」
(#-@∀@)「お前のせいかぁぁぁぁぁぁぁ!」
(メ A)「誰か救急車……」
一人の命と、一つの旅館の命が終わりを迎えようとしていた。
これで一応全部終わり
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 01:10:15.61 ID:CM2XkUPV0
>>川 ゚ -゚)(主にこいつの出演に意味はあったのだろうか?)
つまりおキヌちゃん復活まではやると
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 01:11:47.34 ID:88yUVhhCO
後書きなど
満喫で22巻辺りから読んで、懐かしくなって書いた。
ちなみに第一話完璧うる覚えwww
大体こんなんだった気がするが、なんだろう?
勢いが足りないw
とりあえず質問とかありましたらどうぞ〜
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 01:17:47.94 ID:knofOj4F0
続きキボンヌ
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 01:18:03.18 ID:88yUVhhCO
>>77 気力が続く気がしないwww
しかも微妙に覚えてないwww
気が向いたらオリジナルで続き書いた方が、ちゃんと書けそう。
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 01:26:18.34 ID:CM2XkUPV0
>>80 よし期待してる
あと足りないのは
「いやーーーーーー!」
「わかいねーちゃーーーーーーーーん!」
「横島さーーーーーーん!」
だと思う
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 01:34:47.60 ID:88yUVhhCO
>>81 うーん資料用に漫画買うかな……
とりあえず冥子とマリア、小竜妃辺りは書きたいんだけどね。
横島('A`)もキャラとしては気にいってる。
ただ如何せん、川 ゚ -゚)を動かすのが難し過ぎて途中でかなりだれました……。
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 01:37:27.57 ID:knofOj4F0
確かに美神さんはクーじゃない気はするw
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 01:49:16.45 ID:88yUVhhCO
続き書くにしても
暫定配役表を晒すと、
横島('A`)
冥子从'ー'从
犬神ノパ听)
小龍妃从 ゚∀从
ぐらいしか決まってないんですよ
ξ゚听)ξはおツンちゃんの響きで採用。
川 ゚ -゚)は髪がロングのキャラがこいつしか浮かばず……
てかこの漫画我の強い女キャラしか居なくて、从 ゚∀从←全部こいつに配役回したくなるw
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 01:59:09.00 ID:88yUVhhCO
まぁとりあえず夜も大分更けて来たので、続きまた書く事があれば配役変わってる可能性もありますがお付き合い下さいwww
ではお疲れ様でした。
お休みなさい!
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 03:00:01.98 ID:knofOj4F0
ヒートがシロならタマモをクーにしてもよかったような気がしないでもない
美神さんは・・・ペニサスとか?w
まぁ楽しみに待ってるよ。
美神ネタを先にやられるとは
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 03:43:59.36 ID:88yUVhhCO
>>87 早い物勝ちって訳でもないと思うの
人それぞれの料理の仕方があるからこその小説なんじゃないないかな〜と
今回みたいな適当にノリでながらで書き始める物もあれば、しっかり温めてやる物もあるし
手垢は付きましたが気にせずに書いて貰えればと思います。
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 07:15:54.71 ID:nHxk0TvH0
いや
誰もやらないだろうなぁと思ってたから、単純に好きな人間がて嬉しい
オレもそのうちやってみるかな
頑張ってくれ
乙!