1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 17:16:15.23 ID:jMzAUxSY0
つまりビルバインってことか
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 17:17:16.44 ID:kLXTeaw9P
前回までのあらすじ
「第一話 ニュー速+の聖戦士」
ニュー速+板でホロン部と戦う情報強者、国尾守は、元総理「ローゼン麻田」こと
麻田太助にスカウトされ、反日勢力と戦う愛国組織、「反日バスターズ」の一員となる。
そして皇帝陛下から三種の神器の一つ、「クサ薙の剣(チョン斬り丸)」を賜り、
「聖戦士」の素質を認められるが、守は朝鮮人を殺すことに躊躇してしまう。
麻田と共に生活保護を不正受給する在日朝鮮人の元を訪れた守は、
窮地に陥った麻田を救うため、決意を固める……。
「第二話 激突! 秋葉原デモ」
ネットで勢力を拡大する愛国市民グループ、「在主会」。
反日バスターズは彼らを味方にするために、秋葉原で行われる在主会のデモに潜入する。
支那人相手に割引を行う反日家電量販店に正義の街宣を行うが、在主会を狙う
支那人トクアリアンにより、次々と人が殺されていく。
脅威の能力を持つトクアリアンに挑む反日バスターズ。その戦いの行方は……。
「第三話 日韓アイドル対決! 国民に届け、愛国の歌!」
反日マスゴミと反日広告代理店のゴリ押しにより、日本の音楽文化を破壊しようと
企む韓国アイドルが、愛国アイドル「JPN48」に挑戦状を叩きつける。
コンサートの観客数で対決し、負けた方の観客は爆死するという壮絶な戦いに、
反日バスターズは総力を挙げて挑む。だが、韓国側に出場を決める日本の
反日ブサヨミュージシャン、皇室のプリンセスに仕掛けられる朝鮮人の卑劣な罠。
絶体絶命の状況に、日本が世界に誇るあの電子の歌姫が立ち上がる……。
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 17:20:43.78 ID:kLXTeaw9P
登場人物紹介
*国尾守*
日本を愛する心を持つ+民で、麻田太助にスカウトされ反日バスターズの一員となる。
ネットde真実を知った情報強者である以外はごく普通の青年だったが、
聖戦士として覚醒し、妖刀チョン斬り丸を手に反日勢力と戦う。
*麻田太助*
「ローゼン麻田」の異名を持つ元内閣総理大臣で、反日バスターズ司令。
日本史上最高の愛国政治家であり、射撃の腕はオリンピック級。
対トクアリアン用に改造したライフルを操る。
*麻田君代*
麻田太助の娘で、反日バスターズの一員の女子高生。
その大和撫子らしい可憐な容姿とは裏腹に熱い憂国の心を宿し、
対トクアリアン用の銃弾を発射する二丁拳銃の腕前は、父親をも凌ぐ。
*山野*
ネットとコンピュータの知識に優れた反日バスターズの一員。
情報工作を武器に、反日勢力と戦う。
*明石宮弥子*
皇室の第二皇子、明石宮秋仁の娘で、世界で最も美しいプリンセス。
反日勢力に勢力に宮殿を追いやられ、父と共に反日バスターズの施設に身を隠している。
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 17:22:04.26 ID:kLXTeaw9P
「第四話 スーパー宗教大戦! 700年の時をかける少女」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 17:26:03.69 ID:kLXTeaw9P
反日バスターズの拠点、パトリオットベースの作戦室。
パソコンで+板のスレッドを巡回していると、嫌なニュースが目についた。
守「またジャーナリストの不審死か……」
君代「最近多いなあ……で、ニュー速+探偵団の見解は?」
守「100%黒。反日勢力による『友愛』だと+では結論が出てる。
そのジャーナリストは、ミンス議員の献金問題に深く切り込んでいた
優秀な記者だったらしいよ」
君代「+民が言うなら間違いよね……彼らの推理力は一級品だし」
山野「ミンスが政権を獲ってからというもの、ジャーナリストや政治家秘書、
官僚などが立て続けに不審な死に方をしているでござる。あまりにも不自然でござるよ」
ダンバインってえろい
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 17:28:41.91 ID:kLXTeaw9P
山野「暗殺の実行部隊はやはり……あの宗教団体でござろうな」
守「ああ、創世会の連中に違いないな。創世会の政党、公開党は、ミンス党と
裏で繋がっているからな。自自党という枷から解き放たれた公開党は、
ミンス党と結託してやりたい放題だ。創世会の犯罪的で強引な勧誘で、
信者数も次々と増えているらしい」
山野「公開党・創世会と戦ってきた自自党の力が弱まってしまったでござるからな」
守「ミンスが政権を獲らなければ、もう少しで自自党が創世会を潰せていたのに……。
麻田閣下も、さぞ無念だろうな」
君代「うん……創世会を潰すためにあえて公開党と連立してた
パパ達自自党の愛国議員の努力も、反日マスゴミの情報操作のせいで……」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 17:32:01.32 ID:kLXTeaw9P
守「マスゴミも愛国新聞の山系以外は、殆どに創世会の信者が
入りこんでいるからな……。いくら情強ネット民が創世会の裏の顔を知り尽くして
いるとはいえ、テレビや新聞で捏造報道されたらどうしようもない……」
山野「なんとかできないものでござるか……。いい加減我々愛国者も
我慢の限界でござるよ」
君代「創世会はあまりにも巨大だもの……そう簡単に戦いを仕掛けられないわよ。
下手に手を出したらあたしたちが潰されちゃうもの」
守「教祖の海江田犬作に洗脳された数百万のカルト信者が相手だものな……。
警察や自衛隊にだって奴らの信者が深く食い込んでいるし……」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 17:39:48.64 ID:kLXTeaw9P
麻田「おうおう、おめえらずいぶん弱気じゃねえか。そんなに創世会がこええのか?」
守「あ、麻田さん」
麻田「お客さんを連れて来たぞ。創世会と戦っている心強い皆さんだ」
見覚えのある七三分けの中年男性が一歩前に出て、自己紹介をする。
小川「どうもお初にお目にかかります。福音の会の小川龍公です」
君代「え……福音の会、って……」
そうだ、この男はあの有名な宗教団体、「福音の会」の総帥で、キリストや仏陀の
生まれ変わりを自称する小川龍公……。
麻田さんが伴っている他の連中も、どこかで見たことのある宗教団体の代表たち。
それも、カルトと呼ばれる新興宗教の連中だ。
なんだってこんな胡散臭い奴らを……一体どういうつもりなんだ!?
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 17:45:52.44 ID:kLXTeaw9P
小川「我々は反・創世会を目的とした宗教団体の連合組織、
『ASC(アンチ・ソウセイカイ・クルセイダース)』を結成したのです。
反日バスターズの皆さんが日本のために悪しき創世会と戦っておられると聞き、
ご協力を仰ぎにまいりました」
麻田「だ、そうだ。ASCと俺たちは利害が一致してる。創世会との戦いのために、
同盟を結んでおこうと思ってよ」
君代「ちょ……ちょっとパパ! その人達……カルト宗教じゃない!
同盟だなんてそんな、ありえないわ!」
山野「日本に存在していい宗教は、日本古来の神道だけでござるよ!
オカルトや霊感商法で信者から金を巻き上げるカルトなんてお断りでござる!」
守「そうですよ! カルトは日本を蝕む害虫、我々の敵ですよ!
なのになんで……」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 17:51:08.75 ID:kLXTeaw9P
3人で小川龍公たちを睨みつけ、麻田さんに抗議の声を挙げるが、
麻田さんはひょっとこ口を歪めながら冷静に俺たちをたしなめる。
麻田「まあまあ落ち着け、そこんところをよ、彼らに説明して貰うといいぜ」
守「説明って言ったって、カルトの詭弁なんて……」
小川「我々が大いに誤解を受けていることは、十分に承知しています。
ですがそれは……マスゴミや創世会の情報工作によるところが大きいのです」
守「えっ……」
小川「我々は愛国的な教義を持つ、右派宗教なのです。反日極左集団である
創世会とは対極に位置します。ですから、創世会は我々を陥れるために、
カルトなどというイメージ工作を行っているのですよ」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 17:55:38.09 ID:kLXTeaw9P
君代「でも、信じようにも証拠が無いわ! あなたたちが愛国者である証拠が!」
麻田「一般にはあんまり知られてねえけどよ、彼ら右派宗教は長年自自党の
選挙協力をしてくれてたんだぜ。愛国デモへの動員もな」
守「ほ、ほんとですか、それ?」
小川「ええ、創世会によって悪いイメージを植えつけられている我々ですから、
表立っての協力はなかなか出来ませんでしたがね」
君代「そんな……カルトだと思ってた人たちが、実は自自党を支える
愛国宗教だったなんて……」
麻田「おめえら、情報強者のつもりがまんまとマスゴミの捏造に
乗せられてたってわけだぜ」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 17:57:12.72 ID:kLXTeaw9P
山野「情けないでござる……。うう……言い訳になるでござるが、
殆どのネット愛国者は福音の会を始めとした右派宗教を、
カルトと思い込んでいるでござるよ……」
小川「それが創世会の恐ろしさなのです。本来、宗教とは国家のために人々を
導くためのもの。創世会はもはや宗教ではなく……サタンによる人間支配を企む
反日売国集団です。我々は今まで教団のため、日本のために創世会と戦ってきました。
だが、創世会は人の心の隙間に付けこみ、卑劣な手段で勧誘を行い膨大な狂信者を
得ています。我々ASCだけでは奴らに勝利することは難しい……。ですが、
反日バスターズの皆さんと共闘すれば、必ずや創世会を倒すことができます!」
知的で繊細そうだが熱い眼差しを俺に向ける七三分けの小川龍公の気迫に、
俺は圧倒される。そして、彼らを信じたいという気持ちが、愛国魂が湧き上がって
くるのを感じていた。
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 17:59:13.05 ID:kLXTeaw9P
守「小川さん……俺たちも志はあなたと同じです。共に創世会と戦って、
日本から反日カルトを根絶やしにしましょう!」
小川「我々の命……反日バスターズの皆さんにお預けします」
小川さんと、他の宗教の代表の人たちとガッチリ握手を交わしていく。
ASCに参加する宗教団体は――
『福音の会』
『顕老会』
『霊仙会』
『立国更生会』
『成長家族』
『キリシタンの屋根』
創世会と死闘を繰り広げてきた猛者、愛国宗教と我々は手を結んだ。
進むべき道は決まった。創世会との戦い――その火蓋が切られた。
きわどいでござるよwww
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 20:12:23.43 ID:eVE2MmMWP
うわ、鯖落ちで巻き添えになったと思ったら残ってたニダ<*`∀´>
ゆっくりと続けていくニダ<丶`∀´>
>>16 あくまでフィクションニダ!!モデルがどうとか勘ぐってはいけないニダ!!!!<;`∀´>
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 20:22:20.25 ID:eVE2MmMWP
――数日後。
俺たち反日バスターズとASCのメンバーは、創世会の施設である
文化会館に海江田犬作の長男が現れるという情報を掴み、襲撃するために
会館近くに集結していた。
あちこちに仕掛けられた創世会の監視カメラの映像をハッキングし、
ホテルのマイクロバスに偽装した車の中で、様子を伺う。
君代「信者たちが続々と会館の中に入っていくわね」
山野「どいつもこいつも、完全にキチガイの目をしているでござる……」
顕老会「創世会のマインドコントロールにより人間であることを捨てた
狂信者だよ。もはや正気を取り戻すことは不可能だろう……」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 20:23:47.59 ID:eVE2MmMWP
守「一思いに殺してあげたほうが、彼らのためだな……」
立国更生会「そのとおり。奴ら創世会の信徒共を苦しみから救うには、
それしか手立てはありますまい」
君代「それにしても……見るからに頭の悪そうな貧乏人ばかりね。
きっとまともな教育を受けてないから創世会なんかに入っちゃうんだわ」
小川「奴らは馬鹿な貧乏人を騙し、創世会に身を捧げさせるのですよ。
そして生きていけるギリギリまで彼らから絞りとる。信者たちは奴隷以外の
何者でもない」
守「貧乏人や低学歴はカルト信者やブサヨばかりだな……貧すれば鈍する
というか、全く救いようのない連中だ」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 20:27:58.57 ID:eVE2MmMWP
山野「っと、海江田犬作の長男の車が会館に入っていくでござるよ!」
君代「やはり来たわね……」
今回の作戦目的――大勢の信者たちの前で次期創世会トップと言われる長男を抹殺し、
高齢で余命少ない海江田犬作亡き後の跡継ぎを断つと共に、信者にショックを与え
創世会内部を混乱に導くこと……。失敗は許されない。
山野「では……いくでござるか。僕らAチームが裏口から侵入し、内部を撹乱
させるでござる。無線で合図したら守くんたちBチームは正面から突入するでござる」
山野さん他数名は会館の裏に回り、門番の信者を射殺する。
そして内部に侵入し、電源を落として会館内の照明を消すことに成功したようだ。
入り口の警備の信者たちが慌てている様子が見える。
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 20:35:51.42 ID:eVE2MmMWP
山野『僕たちはこのまま長男の逃げ道を塞ぐでござる! 突入OKでござるよ!』
守「了解!」
俺、君代さん、小川さんの三名は、正面入口までマイクロバスで乗り付け、
怒声を挙げて向かってきた屈強な信者たちの首をチョン斬り丸で跳ね、
あるいは君代さんが脳天を撃ちぬく。
君代「信者たちのいるホールまで突っ切るわよ!」
真っ暗な会館内を暗視スコープを付け進んでいく。
ホールの扉を開け、ざわつくホール内の通路を壇上目掛けひた走る。
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 20:40:10.56 ID:eVE2MmMWP
長男「おっ、おい! どうなってるんだ! どこから逃げられるんだ!」
信者「そ……それが……出口が固められていて……」
俺たちは舞台袖で慌てふためく長男を見つけ、取り巻きの信者たちを
一瞬で殺害し、腰を抜かす長男の首根っこを掴む。
守「よう、売国カルトの大幹部さん」
長男「ひっ、ひいっ!」
父親似のぶくぶくと肥え太った醜悪な顔つきの長男を、そのまま
舞台の中、壇上まで引っ張っていく。
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 20:42:05.16 ID:eVE2MmMWP
長男「や、やめろ、やめて、殺さないでくれ! い、命だけは!」
君代「山野さん、OKよ」
山野『了解でござる!』
君代さんが山野さんに無線で合図すると、電源が回復しホール内に照明が灯る。
無様にひねり上げられている長男と俺たちに、大勢の信者たちの視線が集中する。
守「やあ、カルト信者の諸君。おまえらの大事なセンセイのどら息子の命は預かった」
その光景を目にして、悲鳴と怒声の巻き起こるホール内。
泣き叫ぶ声もあちこちから聞こえる。
俺は長男にチョン斬り丸を付きつけ、マイクに声が拾われるように言った。
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 20:52:54.81 ID:eVE2MmMWP
守「今からお前を殺す。だが、お前の代わりにこの会場にいる全ての
信者共の命を引き換えにするなら、助けてやってもいいぜ」
長男「ひっ、あっ、あひいいっ!」
守「どうした? 死ぬか? それともお前の代わりに信者共を殺すか?」
長男「あっ、あひいっ、あ、あいつらを……やってくれ……お、俺は死にたくない!」
守「そうかそうか。はっはっは、そうかそうか! おいカルト信者共、聞いたか!
俺のために死んでくれってよ!」
そう大声で告げると、更に大きなざわめき、悲鳴がホール内に響く。こいつら、
大事な次期教祖様のために死ぬ覚悟もないようだ。所詮は卑しい貧乏人の連中、
最後は自分の命が大切らしい。国のために命を捨てられる高潔な俺たちとは
全く別の人種だ。
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 20:59:12.64 ID:eVE2MmMWP
長男「た、助けてくれ、頼む! 信徒の奴らはどうなってもいい!」
守「お前、最低だな。やっぱりお前を殺すことにするよ」
長男「え……ごべっ!!」
長男の喉に深々とチョン斬り丸を突き刺す。
だが――勢い良く吹き出した血に視界を奪われ、奴に隙を許してしまった。
長男「アイゴオオオオオオオオォォッ!!」
守「な……ぐあっ!!」
長男の体がムクムクと膨れ上がり、俺の腹に強烈な拳が叩き込まれる。
衝撃でチョン斬り丸を落としてしまった――
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 21:06:12.01 ID:eVE2MmMWP
長男「ナンミョオオオオオオオ!!」
視界がぐらぐらと揺れる俺の目に映るのは、仏像のような姿形をしたトクアリアン――。
まさか海江田の長男がトクアリアンだったなんて、うかつだった……!
君代「くっ……正体を表したわね! トクアリアン!」
ベレッタを取り出そうとした君代さんを、トクアリアンの太い腕がなぎ払う。
君代「きゃあっ!!」
守「君代さん!!」
床に転がっているチョン斬り丸を拾おうと動くも、刀を手にしていないと
聖戦士としての力が激減してしまっている。俺の手が刀に届く前に、
トクアリアンに体を補足される。
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 21:11:48.38 ID:eVE2MmMWP
長男「邪宗ノ徒ニ……仏罰ヲ……」
守「ぐっ! ぐああああっ!!」
さば折りの形で、ギリギリと体を締め付けられる。万力のようなもの凄い力に、
体中の骨が軋む音が鳴る。
君代「ま……守!」
信者「おっと、動くな」
君代「――!」
黒い服を着た創世会の暗殺部隊らしき数人の男が、
君代さんに銃を突きつけ取り囲み、君代さんの動きが封じられてしまう。
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 21:18:10.74 ID:eVE2MmMWP
長男「ナンミョオオオオオッ!!」
守「うぐあああああっ!!」
駄目だ……こんなところで、海江田犬作に辿りつく前に死ぬなんて……!
小川「臨……兵……闘、者、皆、陣」
だが、戦う力が無いと思っていた小川さんが印を結び、呪文を唱え出す。
小川「列、在、前!!」
小川さんの体から光が溢れ出し、七三分けの髪がゆらめく。
そして、掌をトクアリアンに向け叫んだ。
小川「裁きの光を受けよ! エル・アカンターレ!!」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 21:29:57.64 ID:eVE2MmMWP
小川さんの掌から無数の眩い光弾が発射され、君代さんを取り囲んでいた
男達の頭を次々と撃ち抜き、そしてトクアリアンへも沢山のそれが襲いかかる。
だが……このままではどう考えても俺にも当たる……えっ、ちょっと、ヤバイって!
守「ああああああっ!!」
長男「アイゴオオオオオオオオォォッ!!」
だが、トクアリアンだけが肉を削り取られながら吹き飛び、
俺はまったくの無傷、それどころか何の感触もなかった。一体、何故?
小川「ご安心を。私の聖なる力は邪なる者にしか効きません。
あなたような愛国者には全く影響はありませんよ」
30 :
わふー ◆PvGtXv3fQg :2010/12/06(月) 21:33:58.03 ID:bLVbt/yW0
www
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 21:34:38.28 ID:eVE2MmMWP
小川さんはそう言うとトクアリアンに向き直り、追撃を行う。
小川「止めだ! 地獄の底で永遠に苦しみ続けるがよい! 仏陀・再誕波!!」
長男「アイゴオオオオオオオオオオオオオォォォォッ!!」
小川さんから放たれた光線が、トクアリアンを焼き尽くす。
朝鮮語の断末魔をあげ、やがてトクアリアンは灰となり消滅した。
小川「浄化……完了です」
守「はあっ……はぁ……助かりました……ありがとうございます。
小川さん、あなたの力は一体……」
小川「私は仏陀とキリストとその他色々の生まれ変わりです。
私には神仏の偉大なる力が宿っています」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 21:39:58.48 ID:eVE2MmMWP
君代「神の力だなんて……凄い……」
山野「海江田の長男を殺ったでござるか!?」
山野さんたちのチームが舞台に駆けこんでくる。
守「ああ、次は信者共の番だ」
客席の信者たちは、パニックに陥り出口に殺到し、
助かりたい思いで我先にと争い、醜い争いが起こっている。
君代「見苦しいカルト信者共ね。さて、まとめて始末するわよ」
君代さんが観客席に手榴弾を放り投げ、何十人もの信者が爆死する光景に、
俺は胸がすかっとする気持ちを覚える。
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 21:40:53.63 ID:yJlm59iZ0
民族主義派のテロリストもびっくりな皆殺しっぷり
山野さんが俺妹の沙織で脳内変換されるんだが。
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 21:46:01.17 ID:eVE2MmMWP
顕老会「ある程度は逃げさせないといけません、長男の死と醜態を
広めさせ、創世会の奴らを混乱させるのです」
顕老会の代表は冷静な口調でそう言いながら、信者たちに自動小銃を乱射する。
守「長男が化物、トクアリアンだったという証言者にさせるわけですね」
俺は客席に飛び降り、逃げ惑う信者の首を次々と撥ねていく。
ホール内は阿鼻叫喚、死体と肉片が散乱し、床は血の海となっていく。
立国更生会「餓鬼のように醜い姿を晒しておりますじゃ。
釈尊の教えを曲解し、悪しき信仰をに染まった邪宗の徒を滅するぞ!」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 21:50:08.76 ID:eVE2MmMWP
やがてホール内には死体の山ができあがり、一部の逃げ出した物を残して
殆どの信者が死に絶えた。俺は残り少ない信者を屠っていく。
守「もうそろそろゴキブリカルトの連中を駆逐できるな……おや?」
隅のほうでうずくまる、和装の女の子が目に入った。
近づくとその女の子は、肩を抱えてブルブルと震えていた。
守「……」
少女「うっ……ううう……」
守「……逃げないのか? 逃げてもいいぞ」
恐怖のあまり泣き出す少女を、俺は斬るつもりになれなかった。
いくらカルト信者とは言え、心が痛む。
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 21:53:37.78 ID:eVE2MmMWP
少女「い……や……殺さないでおくれ……」
少女が俺の顔を覗き見る。
ボロボロと涙を流す彼女の顔はこの上なく整っていて、長い黒髪と相まって
まるで美しい日本人形のように見えた。
小川「どうしました? 斬らないのですか?」
少女の前で立ち尽くす俺の横に、小川さんがやってくる。
守「あ、いや……別にどっちでもいいというか、逃げるなら逃げたら
いいかと思ったんで……」
小川「こんなに腰を抜かしていては、もはや逃げることもできないでしょう。
死なせてやるのがこの子のためです」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 21:57:09.91 ID:eVE2MmMWP
小川さんは表情を替えずに掌を少女の頭に向ける。
そして俺が止める間もなく、光弾を撃ち込んだ。
小川「エル・アカンターレ!!」
俺は思わず目をつぶってしまった。少女の頭が吹き飛ぶ所を見たくなかったからだ。
小川「……な、馬鹿な!」
だが……少女には傷ひとつついてはいなかった。
少女「う……うううううぅ……」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 22:01:06.20 ID:eVE2MmMWP
守「……小川さん、この子は邪教に洗脳されていないと思います。
あなたの力が効かなかったのがその証拠です」
小川「む……どうやら、そのようですな……」
俺は少女に近寄って屈み、できるだけ優しい声色で声を掛けた。
守「怖かったかい? もう大丈夫だよ。君は"良い子"だから
誰も君を傷つけやしないよ」
少女「うぐっ……うう……怖い、怖いのじゃ……」
守「心配しなくていいよ。もう怖がらなくていい。悪いカルト信者たちは
俺たちが追い払ったから」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 22:04:35.13 ID:eVE2MmMWP
少女「あうっ……うっ……いじめないか? わしをいじめない……?」
守「ああ、君をいじめる人なんていないよ。俺が守ってあげる」
少女「うっ……うわああああぁん!」
少女は俺にしがみつき、大声で泣き始める。
柔らかい感触と良い匂いがして、思わず鼓動が高鳴る。
創世会の信者にもこんな子がいるなんて……。
きっと親に無理やり連れてこられた二世信者だろう。
こんなに愛らしい女の子が、カルト宗教に洗脳されているわけがない。
他の信者のように、腐った魚のような目じゃなく、綺麗で澄んだ目をしているものな……。
俺は少女をキチガイカルトの連中から救えたことに安堵し、彼女の頭を撫でる。
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 22:08:50.27 ID:eVE2MmMWP
守「大丈夫、もうだいじょう……ぐえっ!」
突然誰かにケツを蹴り上げられ、俺は情けない声をあげてしまう。
振り返ると……君代さんが怒りを露にして俺を睨み付けていた。
君代「ちょっと守! あんたカルト信者をレイプだなんて……
チョンじゃあるまいし恥ずかしくないの!!」
守「れ……レイプって馬鹿! そんなことするか!」
君代「じゃあ何で女の子と抱き合ってんのよ! 頭湧いてんじゃないの!」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 22:19:48.63 ID:eVE2MmMWP
守「こ、これはあれだ、この子は邪教に洗脳されていないんだ!
ね、ねえ? 小川さん!?」
小川「あ……まあ、そうですな」
君代「あっそう。だからってワイセツ行為してもいいと思ってんの?
あたしたちは戦いにきてるのよ! 何考えてんのよバカ変態童貞!!」
守「だ、だから違うって……」
君代「あいつはわしをいじめる……おぬし、助けておくれ! 助けて!」
少女が更に強くしがみついてくる。密着する俺と少女を見て、
君代さんがますます語気を荒げる。
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 22:24:41.23 ID:eVE2MmMWP
君代「餓鬼んちょのくせして男に媚びるなんて、朝鮮売春婦丸出しね!
あたしがぶち殺してあげるからそこを退きなさい!」
守「おおお、落ち着け! こんなに可愛い女の子が朝鮮人だのカルトだのの
わけないだろ? 朝鮮人はもっとこう、平べったいツリ目の不細工で……。
ほ、ほら、この子の顔見てみろよ! ザ・日本美人って感じの美少女だし……」
君代「どうせ朝鮮人お得意の整形でしょ? あーあ、守はチョン女のカルト信者に
惚れちゃったのかあ。そっかあ、惚れちゃったかあ……じゃああんたは
売国奴ってことで、二人まとめて殺してあげる!」
君代さんは座った目で二丁のベレッタを取り出し、一丁ずつ俺と少女に向ける。
え、本気? 冗談はやめてくれ……。
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 22:37:03.36 ID:eVE2MmMWP
守「ま、まてって! 誤解だ! 誤解だっての! やめろって!!」
危うく君代さんに撃ち殺されそうになっているところに、
俺と君代さんのただならぬ様子を見かけた山野さんが駆けつけ、
君代さんを制止する。
山野「ちょっとちょっと! 同士に銃を向けるなんて何ごとでござるか!?」
君代「守が朝鮮カルト女に一目惚れしたみたいだから、ぶっ殺そうと思ってね。
邪魔しないで」
守「だから朝鮮人じゃなくてだな……山野さん、君代さんを落ち着かせてよ……」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 22:46:47.98 ID:eVE2MmMWP
山野「って、守殿! 自分だけいい思いをしてズルいでござる!
僕もそのロリ美少女にクンカクンカしたいでござるよ!」
君代「ちょっ……山野さんまで何言ってんの!? 二人して気が狂ったの?
こんな朝鮮女……何が良いのよ!」
山野「こんな可愛い子が朝鮮人なわけないでござるよ?
君代さん、痴話喧嘩はよくないでござる。
ささ守殿、ロリ娘は僕が貰ってあげ……ごべぇ!」
顔を真赤にした君代さんが、拳銃で山野さんの頭を殴る。
うう、痛そう……。
君代「ちちちち、痴話喧嘩って、馬鹿じゃないの!
ああああ! 男って生き物はどいつもこいつも!!」
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 22:53:05.52 ID:eVE2MmMWP
麻田『おう、おめえらご苦労だったな。今そっちに反日警察の連中が
大挙して向かってるそうだ。大至急撤収しろ』
その時麻田さんから無線が入ったので、我々は急いで会館から出て、
マイクロバスに飛び乗りパトリオットベースへと戻った。
君代「……で、なんでその子まで連れてきてるわけ?」
あのまま少女を会館に置いておけば、反日警察に何をされるか
わからないと思ったので、パトリオットベースに連れてきたのだが……。
思いきり睨みつける君代さんに怯え、少女は俺の影に隠れてオドオドと体を震わせる。
少女「あう……あうううう……」
守「だって……あそこに置いておくわけにはいかないだろう?
君代さんそんなに怒るから、この子が怯えてるじゃないか」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 23:15:00.51 ID:eVE2MmMWP
君代「あんた朝鮮女の味方するわけ!?
ν速でも見てブサヨ思想に洗脳されたの?」
麻田「まあまあ、この子は真っ当な日本人らしいじゃねえか。
顔見たらわかるぜ。なあ?」
山野「その通りでござる。可愛いは正義でござる!」
君代「パパまでそんな事いうの? ふん、もう知らないわよ! 勝手にして!」
そっぽを向いて拗ねる君代さん。なんでそんなにこの子が気に食わないのだろう……。
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 23:19:09.34 ID:eVE2MmMWP
麻田「なあ嬢ちゃん、名前はなんていうんだ? おじちゃんは麻田太助って
いうんだけど……知ってるか?」
麻田さんが笑顔で少女に語りかけるが、少女は怖がって俺の後ろに隠れたままだ。
守「このおじさんは怖くないよ。総理大臣をやってた立派な人だ。
俺の名前は国尾守。君はなんて名前?」
少女「あう……くにおまもる……。わ、わしは……月蓮……じゃ」
顕老会「なっ……月蓮!?」
その一風変わった少女の名前を聞いて、宗教団体の代表たちが顔色を変える。
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 23:30:59.41 ID:eVE2MmMWP
霊仙会「月に蓮の……月蓮か!?」
少女「そ……そうじゃ……あうう……」
守「月蓮……どこかで聞いたことがあるような……」
小川「仏教の法気教の教えを説く月蓮宗の宗祖、月蓮という僧の名です。
今から700年以上前に実在した人物ですよ」
顕老会「月蓮大聖人の名を付けるとは……なんと畏れ多い。
親は何を考えておるのだ! まったく、創世会の馬鹿共は……」
守「月蓮宗……。そういえば学校の授業で習った記憶があるような」
麻田「立正暗黒論とか聞いたことねえか? 月蓮は創世会が神のごとく
崇める人物でな、ここにいるASCの何人かも、月蓮宗の流れをくむ宗教だぜ」
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 23:36:08.37 ID:eVE2MmMWP
守「そんな名前を付けられているのに、この子は創世会に洗脳されていないってことは、
情報強者の素質があるんじゃ? 聖戦士になれるかもしれませんよ!」
君代「ちょっと、聖戦士だなんて馬鹿言わないでよ! カルトの娘を
聖戦士にするだなんて、正気!?」
守「いやでも……俺はこの子がとても悪い子には見えないよ」
山野「可愛い子は内面まで可愛いでござるからな!」
君代「あっそ。勝手にしたら……」
麻田「まあ、聖戦士のことはともかく、俺も悪い子にゃ見えねえ。
月蓮ちゃんよ、外に出て創世会の連中に取っ捕まるといけねえからよ、
創世会が潰れるまでここで暮らすといいぜ」
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 23:53:28.28 ID:eVE2MmMWP
月蓮「こ……こで……? でも……あうう……」
守「パトリオットベースに居れば安全だ、心配要らないよ」
月蓮「守は……守もここにいるのか……?
わしといてくれるのか……?」
守「ああ、俺はここにいる。だから安心するといい」
月蓮「わあい! わしは守とずっと一緒にいるぞ!
嬉しいぞ! 功徳成就じゃ〜」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 00:03:55.10 ID:t0BAZ/TaP
君代さんは物凄い不機嫌な顔をして作戦室を出て行く。
はぁ……それにしても、ロリコンの何がいけないのだろう?
俺たち、国を愛する大和男子が小さい女の子を好きなのには、ちゃんと理由がある。
反日マスゴミによる日本人を堕落させる情報操作により、戦後の日本には
性に関して乱れすぎてしまっている。今時のスイーツ女は10代のうちから
DQNに股を開くような、朝鮮人並の馬鹿ビッチだらけになってしまった。
そのため、我々愛国者は清らかで幼い処女を求めるのだ。
ネットの情報強者にロリコンが多いのはその証左と言える。
月蓮「守〜! 共に大勝利していこうぞ〜」
いやまあ、別にこの子に惚れてしまったわけでは……ない……が。
で、でも、こんなにくっつかれると変な気を起こしそうになってしまう。
長年ネットで愛国活動に打ち込んできた俺には恋愛する暇などなく、
はっきりいって女に対して免疫が無いのだ……。
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 00:15:15.43 ID:t0BAZ/TaP
……もしかして読んでる人いないカ?<;`∀´>
読者がいなくてもウリは続けるニダ!けど寝るまでに第四話が終わりそうにないニタ<`∀´;>≡;`∀´>
ネトウ……愛国者のみんな!ウリの素晴らしく愛国的なスレを保守するニダ!!<;`∀´>
54 :
わふー ◆PvGtXv3fQg :2010/12/07(火) 00:25:33.85 ID:UEu1eyl+0
いや結構面白いと思うよ、できるだけ保守してやんよ
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 00:36:33.02 ID:t0BAZ/TaP
それからパトリオットベース内に個室を与えられた月蓮は、
しょちゅう俺を部屋に呼び、彼女の話し相手をさせられる。
まあ正直悪い気はしないしむしろ楽しいのだが、君代さんが
ずっと不機嫌なのが怖くてしょうがない。
それに俺は連日の創世会狩りで目の回るような忙しさだ。
今も、妻が創世会に入信してしまったという家庭に
押し入ってくる信者の連中を成敗しているところだ。
夫「あ……あんたらなんなんだ! 勝手に人の家に!」
信者A「お宅にとても良くない仏壇があると、奥さんに聞きましてねえ」
信者B「邪宗の仏壇は破壊して、正しい信心をせねばいけないのですよ」
56 :
>>54 カムサハムニダ<*`∀´> ゲハ出身のウリは嬉しいニダ:2010/12/07(火) 00:39:23.15 ID:t0BAZ/TaP
夫「ちょっとおい……やめろ、やめないか……ぐあっ!!」
信者A「我々の邪魔をするとはいけないお人だ、邪宗に洗脳されているのだな」
信者B「死ねばいい。海江田センセイの教えに背くものは死ぬべきだあああ!!」
夫「あっ……あああああっ!!」
信者A「へ……へへへ……仏壇をぶっ壊す前に邪宗野郎が壊れちまった」
信者B「いい気味だ。かっかっか!」
我々がその家に踏み込むと、既に主人は殺害され、狂った顔の
信者たちが仏壇を壊しているところだった。
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 00:47:37.36 ID:t0BAZ/TaP
守「くっ……遅かったか!!」
信者A「な、なんだお前たちは!?」
信者B「広宣流布の邪魔をするな……なっ、貴様は……小川龍公!?」
小川「他人の信仰を踏みにじるとは、宗教者にあるまじき非道!
地獄で後悔するがよい……エル・アカンターレ!!」
信者A・B「ぐあああああっ!!」
信者たちは聖なる光で焼かれ、絶命する。
だが、気の毒な主人と、叩き壊れされた仏壇は、もう元に戻らない……。
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 00:55:11.14 ID:t0BAZ/TaP
守「創世会の連中め、なんて奴らだ……!
一体何が奴らをここまで狂気に走らせる!」
小川「海江田犬作の邪なる教えは……自分たち以外の全ての宗教を
滅ぼし、創世会による世界支配が目的なのです。仏教の開祖である
偉大なる仏陀さえも、奴らにとっては宗祖月蓮と海江田犬作よりも
下等な存在だと説いている。創世会はあまりに危険過ぎる団体です……」
守「まるでミンス党や朝鮮人と同じ……いや、奴らは完全に同類と
言えるから当たり前か……。日本を、この国を、奴らの好きにさせてたまるか!」
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 01:00:23.45 ID:JjFbIYcp0
大丈夫だシッカリ読んでるぞ
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 01:02:59.23 ID:t0BAZ/TaP
その後も沢山の創世会信者たちを狩り、その度に奴らの汚さを目にして、
こっちの心まで汚染されそうなおぞましさを感じる。
やはり教祖海江田犬作を倒し、信者を全滅させ創世会を完全に消し去るしかない。
日本は想像以上に反日勢力に蝕まれている。そう再認識した。
そして、やっとのことでその日の狩りを終えパトリオットベースに戻ると、
さっそく月蓮から呼ばれた。
月蓮「おかえり守!」
守「ああ、ただいま……」
月蓮「ずいぶんお疲れじゃのう。わしが按摩でもしてやろうかえ?」
守「えっ、いや、大丈夫だよ。マッサージされて変なとこが反応したらやばいし……」
月蓮「変なところってなんじゃ? ほら、こっちにこんか。ほれほれ〜」
61 :
>>59 カムサハムニダ<*`∀´>:2010/12/07(火) 01:13:06.09 ID:t0BAZ/TaP
月蓮がニコニコしながら擦り寄ってきて、俺はされるがままになる。
が……、ただ肩を揉んで貰うだけのようなので、ちょっとだけ残念な気がしたが。
月蓮「こっておるのう。仕事は辛いか? 守」
守「あーまあ、大変だけど、日本のためだからね……」
月蓮「のう……守……」
守「えっ?」
突然、月蓮が顎を肩に乗せてくる。とても近い距離に彼女の顔があって、
振り返ろうとすれば頬と頬が触れてしまうだろう。
俺は心臓がドクンと跳ねるのを感じた。
62 :
>>59 カムサハムニダ<*`∀´>:2010/12/07(火) 01:18:27.62 ID:t0BAZ/TaP
守「あ……月蓮……ま、まずいよ……」
月蓮「……守から、血の匂いがする」
守「え……」
月蓮「また民を……信徒たちを殺してきたのかえ……?」
守「……」
月蓮「なぜじゃ……? なぜ民を殺す? 国とは民のために在るもの。
民なき国はやがて滅ぶ……おぬしたちは、亡国を望むのか?」
守「だって……奴らは邪教、間違った考えを広めようとしているんだ。
奴らが蔓延ることこそ、国が、日本が滅んでしまうことになるんだ……」
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 01:33:07.10 ID:t0BAZ/TaP
月蓮の声は、とても幼い少女とは思えないほど落ち着き、
心の奥底を鷲掴みにされているような気分になる。
月蓮「おぬしは何故、信徒たちが間違っていると思うのじゃ……?
何故おぬしらの仲間たちの教えが正しいと思うのじゃ……?
守は『じょうほうきょうしゃ』ではないのか……?
真実の理を、見抜ける者ではないのか……?」
守「ど、どうしたんだよ、月蓮……様子が、おかしいよ……」
月蓮「……なんてな。ちょっとお説教をしたくなっただけじゃ。
あはは、慌ておっておかしいのう!」
再び月蓮がいつもの口調に戻る。なんだったんだ? 今のは……。
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 01:40:41.58 ID:t0BAZ/TaP
守「ちょ、おい、いきなり真剣になられて言われてびっくりしたじゃないか」
月蓮「あはは……でも、真面目な話じゃ。のう守、民を殺すのはよしておくれ。
守が人を殺すということが……わしには悲しいのじゃ」
守「月蓮……。わかったよ、なるべく命までは取らないようにする……」
月蓮「本当か!? やっぱり守は優しいのう。大好きじゃ!」
月蓮が満面の笑顔で、俺の胸に飛び込んでくる。
大好き……? そんなこと言われたら俺もう、あああ……。
守「お、おれも……月蓮が……」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 01:51:13.51 ID:yr8s01pI0
フラグ立つのはやっ
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 01:54:31.41 ID:t0BAZ/TaP
と言いかけた時、月蓮の部屋のドアをノックする音がした。
弥子「あの……明石宮弥子と申しますが月蓮さんはいらっしゃいますか?」
……弥子さまが何故月蓮の部屋に?
まずい。二人きりで月蓮に抱きつかれているこの状況を見られると
非常にまずい気がする。
月蓮「わしならおるぞ。どうぞお入りなされ」
そんな事を言い出すので大慌てで月蓮から身を離す。
間髪入れずに弥子さまの返事がして、ドアが開かれる。
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 02:00:29.42 ID:t0BAZ/TaP
弥子「どうも、お邪魔いたしま……あっ……」
守「み、み、弥子さま! こんばんは……」
弥子「国尾さん……いらしたんですか? あ、あの、
ひょっとしてお邪魔だったでしょうか?」
弥子さまが顔を赤くしている。完全に誤解されている。
いや、誤解でもないか……。と、とにかくまずい。
守「いえいえいえ! 全然です! ちょっと月蓮と話をしてて……
で、では、お、俺はこれで……」
68 :
わふー ◆PvGtXv3fQg :2010/12/07(火) 02:03:32.56 ID:UEu1eyl+0
紫炎
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 02:07:20.18 ID:t0BAZ/TaP
月蓮「こらこら守、どこへいくんじゃ? 続きを後でゆっくりしようぞ」
弥子「つ、続き!?」
守「ああいえ、話の続きです!」
弥子「そうですか……あの、月蓮さん初めまして。
明石宮弥子と申します。ここで暮らし始められたとお聞きして、
ご挨拶に伺いました。私もこのパトリオットベースで
暮らしているので、どうかよろしくお願いしますね」
月蓮「おおご近所さんか。この砦におる若い女と言えば、
わしをいじめる君代とかいう意地悪女しか知らなんだ。
どうか仲良くしておくれ」
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 02:12:01.45 ID:1l2tBU+Y0
懐かしいな
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 02:21:31.41 ID:t0BAZ/TaP
弥子「はい、もちろんです! 歳の近い女の子が増えて、嬉しいです」
その後他愛もない会話を交わす二人を、居心地の悪さを感じながら眺める。
しばらくして会話が終わり、弥子さまが部屋を出る時に、声を掛けられた。
弥子「あの、国尾さん……ちょっとだけお話が……構いませんか?」
守「えっ、はい、わかりました……」
弥子「月蓮さん、少しの間国尾さんをお借りしますね。
またお話できると嬉しいです」
月蓮「おうおう、いつでもおいでなされ」
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 02:33:06.64 ID:t0BAZ/TaP
弥子さまと月蓮の部屋を出る。弥子さまは少し離れた廊下で立ち止まり、
小声で俺に話しかける。
弥子「あのぅ……国尾さんと月蓮さんは、お付き合いされているんですよね?」
守「え……いや、ないです! お付き合いしていません!」
弥子「そうなんですか? でもその、とても仲がよろしそうで……」
守「いやあの、きっと月蓮は心細くて、構って欲しいとかそんなんだと……」
弥子「で、その……もしご気分を害されたら申し訳ないのですが、
月蓮さんは……トクア、えーと……」
守「トクアリアン……ですか?」
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 02:49:54.19 ID:t0BAZ/TaP
弥子「そう、それです。中国や韓国の方が姿を変えられるとか……。
月蓮さんは、そのような方ではありませんよね?」
……月蓮がトクアリアン? ちょっとありえないと思うんだが、
弥子さまは何でそんなことを言い出すんだ……?
守「シナ……中国人や韓国人ではないと思いますが……俺の見る限りですが」
弥子「いえあの、私もどこの国の方かというのはわかりません。
ですが……なんと申し上げればいいか……何か、特別なものを月蓮さんから
感じるんです」
守「特別……とは?」
ここが暗黒騎士の……
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 02:56:40.96 ID:t0BAZ/TaP
弥子「よくはわかりません……でも何だか……ああ、すみません!
変なことを申し上げて。きっと私の勘違いです、すみません……
月蓮さんのことを悪く言うつもりは微塵もありませんし、
さっきお話して、とても良い方だと思いました!」
守「まあ……ちょっと変わってますから、あの子……」
弥子「あの、本当にお気になさらずに、忘れてください」
守「いえそんな、弥子さまが仰ったこと、心に留めておきますよ」
弥子「で、ではあの、お邪魔してすみませんでした!」
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 03:03:04.92 ID:t0BAZ/TaP
弥子さまは頭を下げて自分の部屋に戻っていった。
うーん、やっぱ弥子さまは可愛いなあ。月蓮とどっちが可愛いかなあ。
なんか反日バスターズに入ってから可愛い女の子と
お近づきになりまくりじゃあないか。いやー俺って幸せ者……
って、結局なんだったんだんだろ、月蓮が特別って……。
守「おまたせ……」
月蓮の部屋に戻ると、彼女はベッドに寝そべって本を読んでいた。
月蓮「ああおかえり。浮気はもう済んだのかえ?」
守「う……浮気って、な、なにが……」
月蓮「あはは、冗談じゃ。守は可愛いのう」
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 03:10:24.57 ID:t0BAZ/TaP
守「か、からかうのはよせ。ところで、絵本でも読んでるのか?」
月蓮「ああこれか? 御書じゃ。面白いぞ、貸してやろうか?」
守「ゴショ? ポニョじゃなくてか? って、なんだこりゃ……」
月蓮が読んでいる本は、難しい漢字や専門用語がびっしり並んだ内容だった。
こんな難解な本を子供が読んで理解できるのか……?
月蓮「月蓮……わしじゃない方の、昔の月蓮の言葉を本にしたものじゃ。
これを読んでると、なんだか懐かしさを感じてのう」
守「昔の月蓮って……」
つまり……宗教書? 創世会の本ってことか?
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 03:16:04.59 ID:t0BAZ/TaP
守「こ、こら、そんな邪教の本を読んで洗脳されたらどうするんだ!」
月蓮から本を取り上げようとするが、彼女は身をよじって逃げる。
月蓮「これは創世会が記したものではないぞ。勘違いをするでない」
守「そ、そうなのか……? ならいいけど、でも、変な思想にはまるんじゃないぞ」
月蓮「教えをどう解釈するかはその者次第じゃ。
ところで守、さっきの弥子じゃが……」
守「弥子さまがどうした?」
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 03:22:40.33 ID:t0BAZ/TaP
月蓮「あれは位の高い神職か何かの家系の者か? そんな気がしたんじゃが……」
守「えーと、位の高いというか、皇室の方だからつまり……そういうのの
一番偉い人たちっていうか……いやちょっと違うか」
月蓮「ああ、天皇の一族か……なるほどな」
守「って、ちょっとまて。弥子さまを知らないのか? 冗談だろ?」
月蓮「知らぬ。わしにはまだまだ知らぬことが沢山あるからのう」
日本人で弥子さまのことを知らないって、まさか本当に支那人か朝鮮人……
いや、支那朝鮮人が憎み、かつ羨ましがる皇室のプリンセスを知らないはずがない。
それこそ日本人より詳しいぐらいだ。しかも、知らないのに何故弥子さまを
神職の家系だなんて感じた? 月蓮、お前は一体何者なんだ……?
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 03:27:53.74 ID:t0BAZ/TaP
月蓮「さあて、眠くなってきたのう。守、一緒に寝ようぞ」
守「ちょっ……な、何を言い出すんだよおい。そんなことできるわけ……」
月蓮「守はわしと寝るのが嫌か?」
嫌かどうかなんてそんな、許されるなら当然……なあ?
でもやっぱパトリオットベース内でそういうのまずいわけで……。
守「ほ、ほら、男と女だから……色々と、問題があるだろ。な?」
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 03:36:31.95 ID:t0BAZ/TaP
月蓮「問題? そんなものは南妙法蓮火経を心で唱えれば全て許されるのじゃ。
ささ、くるのじゃ守」
守「な、何を訳の分からないことを……と、とにかく駄目! まずいから!」
その後「寝よう」「寝ない」の押し問答と(寝たい)(まずい)の葛藤を
繰り返し、やっとのことで月蓮の部屋を出た。
「じゃあせめて抱っこしておくれ」と言った月蓮を抱きしめた感触を思い出し、
心臓がバクバク言っている。
突然降って湧いたように俺に好意を抱いてくれる女の子に、俺はもう
殆ど心を奪われそうになっていた。
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 03:49:29.09 ID:t0BAZ/TaP
守「恋、かあ……」
幸せな気分で眠りについた時は、翌朝俺に、反日バスターズに大きな衝撃を
与える大事件が起こるとは、思いもよらなかった――。
山野「たたたたたたたたたたたたた!! 大変でござるよおおおおお!!」
目が覚めると、俺の部屋に入ってきた山野さんが大声を出して
俺の体を揺すっていた。眠りを邪魔されて不機嫌な顔で「なんスか?」
と答える俺に、山野さんが言った。
山野「か、海江田犬作が死んだでござるよ!!」
守「え……マジで?」
製速から来た俺も支援
84 :
わふー ◆PvGtXv3fQg :2010/12/07(火) 07:43:18.34 ID:Ni+e6G5kO
ほ
85 :
寝落ちしてたニダ<;`∀´>支援嬉しいニダ!:2010/12/07(火) 08:20:21.51 ID:t0BAZ/TaP
山野「マジのマジでござるよ!! それと……と、とにかく、
作戦室に全員集合でござる! ほら、早く!」
守「ちょ、ちょっと、せめて着替えてから……」
寝ぼけ眼で山野さん引っ張られ作戦室に向かうと、
既に全員が集まっていた。
麻田「おせえぞ守」
守「すっ、すいません! であの、海江田犬作が死んだって……」
木城「ええ、創世会への盗聴で知ったわ。
明け方近くに病院でくたばったらしくて、死因は老衰よ。
信者たちにはまだ知らされてなくて、一部の幹部だけが知っているわ。
まったく……もっと苦しんで死ぬべきだったのに……」
86 :
寝落ちしてたニダ<;`∀´>支援嬉しいニダ!:2010/12/07(火) 08:28:26.38 ID:t0BAZ/TaP
守「で、でも、死んだならまあ、目出度いことじゃないですか?
跡継ぎの長男も我々が始末しましたし、その時の騒ぎが広まって
創世会内も混乱しています。それで海江田が死んだなら、
後継者を巡って争いが起こり、創世会は自滅していくのでは……」
麻田「それがそうでもねえんだよ……。山野、画像を映せるか?」
山野「はい、繋がったでござる」
作戦室のモニターに、創世会本部を盗撮した画像が映し出される。
創世会の高級幹部たちが集まり、海江田の死について会議が行われている。
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 08:34:55.07 ID:vAHJ5n6m0
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 08:37:51.62 ID:t0BAZ/TaP
幹部A「ぐっ……海江田センセイがお亡くなりになられるなんて……」
幹部B「一刻も早く後継者を立てないといけないな……」
幹部C「思えばあのバカ息子は死んでくれて良かったな。
奴が新会長になっていたら創世会は崩壊していた」
幹部D「おい! お前海江田センセイのご子息になんてことを!」
幹部C「ふん、あいつを推してたお前らの派閥の人間さえ、
誰一人あいつを尊敬などしていなかっただろ」
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 08:59:04.57 ID:t0BAZ/TaP
幹部E「ここはやはり三男に後を継いでいただくしかないな。
あの方は海江田センセイによく似た顔つきをしている。
信徒たちも納得するだろう」
幹部F「ふざけるな! あれこそどうしようもないボンクラだろ!
見た目は似てても中身はセンセイに遥か及ばぬ暗愚だ!」
醜い派閥争いを行う幹部連中は、自分の派閥から次期会長を
輩出したくて揉めに揉めている。
こんな欲の固まりみたいな連中が幹部だなんて、創世会はさぞ
人材に恵まれなかったんだろう。
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 08:59:44.80 ID:LCjFMJ1Z0
支援
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 09:04:59.50 ID:t0BAZ/TaP
守「なんか争ってますけど、これなら創世会は崩壊するんじゃ
ないですか……?」
君代「あんたの大好きなガキがそうはさせないみたいよ」
守「えっ……それどういう……」
そういえば、月蓮は……? ここにはパトリオットベース内の人間が
全員集まっているはず。だが、何故か月蓮の姿だけが見えない。
守「あの……月蓮は……」
麻田「今にわかるぜ……」
守「わかるって、あの……?」
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 09:13:07.66 ID:t0BAZ/TaP
その時、幹部たちの居並ぶ部屋に、男と女の子が入ってくる。
え……ちょっとまってくれ……この後姿……。
幹部G「皆さん、次期会長はただいま決定しました」
幹部C「はぁ? そんなもの勝手に決められるわけ……」
幹部G「海江田センセイのご息女である月蓮さまです。
センセイからの遺言書をお持ちでございます」
幹部E「センセイに……娘だと!? 馬鹿な!!
ど、どうせその遺言書とやらも偽造し……へぶっ!」
言い終わる前に、幹部の一人の頭が突然はじけ飛んだ。
あまりの出来事に騒然とする室内。
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 09:20:04.45 ID:t0BAZ/TaP
幹部G「今のは月蓮さまの御力です」
月蓮「皆の者、今日からわしが創世会の法主となる。
異論があるなら今この場で申すがよい」
少女は俺のよく知る声でそう告げ、わずかの間振り返り、
まるで俺たちが見ているのを知っているかのように
監視カメラに顔を向け、ニヤリと笑ってみせた。
守「あ……あああ……」
君代「まったく……あたしの言ったとおりじゃない。
海江田犬作の娘ってことは朝鮮人に間違いないでしょ!
こんなのにたぶらかされて、恥ずかしくないの?」
守「あ……あああああああああああああっ!!」
俺は信じられない出来事を目の当たりにして、気が狂いそうになった――。
94 :
インジョブωお稲荷 ◆INJOB6im1I :2010/12/07(火) 09:34:50.16 ID:snJcQ0ORO
ダンバインと聞いて
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 10:22:17.13 ID:PwGitXEQ0
ほ
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 10:37:15.15 ID:t0BAZ/TaP
アナウンサー「……宗教団体、創世会の会長海江田犬作氏が本日亡くなり、
創世会は海江田犬作氏の長女で、わずか13歳の月蓮さんが
新たな会長に就任すると発表しました。悲しみに暮れる大勢の信者の皆さんを
前に就任演説を行う、月蓮新会長の映像をごらんください」
月蓮「信徒の皆よ、海江田犬作は長きにわたり、その生涯を
広宣流布に捧げてくれた。南無妙法蓮火経による世界広布は
我々の目の前にある。わしが海江田犬作意思を引き継ぎ、
完全なる仏法西還を、真の世界広布を成し遂げてみせようぞ!
それが……月蓮大聖人の生まれ変わりであるわしの願いじゃ!
皆よ、共に勝利の道を進もうぞ!」
月蓮のカルト演説に、カルト信者たちから南無妙法蓮火経の大合唱が
巻き起こる。これがあの月蓮だなんて、信じられない。信じたくない……。
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 10:38:33.85 ID:vCYOnvTF0
続編どういうことなの…
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 10:45:52.15 ID:t0BAZ/TaP
顕老会「あの小娘! 月蓮大聖人の生まれ変わりを自称するとは
なんという不届き者だ! 絶対に許せん!!」
山野「た……大変でござる!! 演説を見たネット民たちが……」
『うはwwww月蓮たんカワユスwwwwww』
『ちょっと創世会に入ってくる』
『おいおまいら、どうやったら信者になってあの子と逢えるか教えろ』
『犬作は大嫌いだったけど月蓮が教祖なら創世会を許すわ』
『なんだ、創世会って案外まともそうだな。誤解してたわ』
『>>** そうだよ創世会はちゃんとした宗教だよ。叩いてるのは
顕老会とかあのへんのガチカルト』
木城「相当な数の創世会工作員がネット工作しているわね……
かなりまずい流れだわ」
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 10:59:42.97 ID:t0BAZ/TaP
山野「2ちゃん、ニコニコ、ツイッター、mixiなどの憂国の戦場にも
創世会ファンがどんどん増えているでござる!」
君代「ロリコンってのはどいつもこいつも……信じられない売国奴ね!
恥を知りなさい! ちょっと守、あんたに言ってんのよあんたに!」
守「あ……うん……」
俺はこのあまりにも衝撃的な出来事について、まともに思考することができなかった。
月蓮が、あの愛らしい月蓮が、海江田犬作の娘だなんて、
創世会のトップになるなんて……
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 11:08:09.97 ID:t0BAZ/TaP
君代「ロリコンってのはどいつもこいつも……信じられない売国奴ね!
恥を知りなさい! ちょっと守、あんたに言ってんのよあんたに!」
守「あ……うん……」
俺はこのあまりにも衝撃的な出来事について、まともに思考することができなかった。
月蓮が、あの愛らしい月蓮が、海江田犬作の娘だなんて、
創世会のトップになるなんて……。
小川「標的は海江田犬作から、あの娘に代わりましたね。
しかしなぜ、私の聖なる力が通じなかったのか……」
立国更生会「それほどまでに強力な力をもっておるということだろうか……」
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 11:13:20.08 ID:t0BAZ/TaP
麻田「どうやら戦いは更に厳しくなりそうだぜ、だが俺たちは
負けねえ。このままじゃますます創世会とミンス党の日本支配が進行しちまうぜ」
その日は創世会攻略作戦の会議が夜遅くまで行われたが、
俺はずっと上の空だった。そして皆が解散しかけたとき、
パトリオットベースに突如現われた来訪者に、一同は騒然となった。
「た、大変です! 侵入者が! 間もなく作戦室に到達しそうです!!」
麻田「なんだと? 警備隊はどうした!?」
「そ、それが次々と殺され……ぐあああっ!!」
麻田「おい! どうした!? おい!!」
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 11:18:08.09 ID:t0BAZ/TaP
君代「パパ! 何があったの!?」
麻田「やべえのがここに向かってきてるようだ。
おめえら、すぐに戦闘準備だ! 急げ!」
作戦室にいる全員に緊張が走る。
侵入者? 一体何者なんだ!?
山野「うわっ……扉が!」
作戦室の分厚いドアが、めきめきと音を立ててひしゃげていく。
完全に鉄くずになったドアの向こうから現われたのは――
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 11:21:45.49 ID:t0BAZ/TaP
守「月蓮……」
月蓮「守、ちょっと忘れ物をとりにきたぞ」
月蓮は――朝鮮民族の衣装、チマチョゴリに身を包んでいた。
守「お、お前……なぜ……その格好なんだ……なんなんだよ!!」
月蓮「ああこれか? よくわからぬが高麗の服らしいのう。
なにやらこれを着ていると信徒の受けが良いそうで、着させられておるのじゃ。
どうじゃ? 似あっておるかえ?」
守「ば、馬鹿野郎!! そんな汚らわしいものを……
ぬ、脱げ! そんなもの脱ぐんだ!!」
月蓮「守はわしの裸がみたいのか? あはは、見せてやりたいが
皆の前では恥ずかしい。二人きりなら構わんぞ?」
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 11:26:38.50 ID:t0BAZ/TaP
君代「やっぱりあんた……朝鮮人だったのね!!
整形して日本人に成りすますなんて……ぶっ殺してあげる!」
君代さんが即座にベレッタを抜き、月蓮を撃とうとするが、
ベレッタはバキバキという音を立ててぐしゃぐしゃに潰れていく。
君代「え……なにこれ……」
顕老会「おのれ……怪しげな妖力を使いおって!!
月蓮大聖人の生まれ変わりを騙る物の怪め! 成敗してくれるわ!!」
月蓮「わしはその月蓮大聖人であるが? ああ、おぬしはわしの
教えを学びながらちっとも広宣流布を進めようとせん愚か者か……。
お前らなんぞより創世会の信徒共のほうが、よほど働き者じゃぞい」
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 11:49:34.88 ID:t0BAZ/TaP
顕老会「ふ……ふざけたことを抜かすな! お前のような小娘が
月蓮大聖人であるものかあああっ!!」
顕老会代表は印を結び、呪文を唱え月蓮に向かって気の力を撃ち出す。
――だが、平然とした顔の月蓮が睨みつけると、顕老会代表の体が
ミシミシと音を立てて"ねじれ"だす。
顕老会「が……なんだこれは……がああああっ!!」
そのまま……ブチっと二つに千切れ、大量の血が吹き出し
一瞬で顕老会代表は絶命する。
月蓮「おぬしは仏法修行が足りん」
その、あまりにも恐ろしい超常的な力を目の当たりにして、
宗教団体の代表たちにも驚きと恐怖が顔に現れる。
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 11:55:10.04 ID:t0BAZ/TaP
守「月蓮……お前、なんてこと!! 人を……人を殺すなんて!!」
月蓮「守だって民を殺めておったではないか。正義のためには
殺しは許される……そうじゃろう?」
守「そ……それは……」
確かに俺はカルト信者共を殺した……だが同胞を、愛国者を殺すなんて、
それは悪だ! それに月蓮がこんなことを言うなんて、ありえない……
月蓮は俺に、人を殺さないでくれって言ったじゃないか!
小川「その恐ろしいほどの法力……どうやら貴様は本物の月蓮のようだな……」
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 11:59:38.44 ID:t0BAZ/TaP
月蓮「だからそうだと言うておるじゃろう。もっともこの体は依代に過ぎぬが。
わしの宿っておる体は、創世会が作り上げた『じんぞうにんげん』とかいう
代物だそうじゃがの」
守「人造……人間?」
月蓮「わしそっくりに作ってくれておるから、居心地が良いぞ。
力も思う存分に振るえるからのう」
霊仙会「それは……月蓮大聖人が女だったとでもいうのか! ふざけるな!!」
月蓮「あはは、後の世にわしが爺の姿として伝わっているのを知って笑ったぞ。
わしはずっとこの姿じゃったのじゃがなあ」
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 12:06:37.77 ID:t0BAZ/TaP
守「月蓮……お前はそのことを隠して……俺たちを騙していたのか……?」
月蓮「わしは守に偽りを言わぬ。海江田犬作とかいう奴が死んだとき、
わしは記憶を呼び覚ました……いや、半分になっていた魂がひとつに
戻ったというべきかのう。奴が死ねばそうなるように作られておったのじゃろう。
おかげでわしは700年ぶりの現世を生きられる」
麻田「ちっ……海江田の後継者はあのドラ息子じゃなくて、
おめえさんが用意されてたってことか……盗聴してたのに見抜けなかったとはな。
創世会の奴ら、俺たちを手玉に取ってやがったのか……」
君代「あたしたちに海江田の長男を殺させたことも、
もしかして創世会の思惑通りに……」
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 12:11:27.98 ID:t0BAZ/TaP
木城「指導者としての能力に欠ける長男を殺害させて
信者に衝撃を与え、なおかつカリスマ性を持つ後継者を立て
さらなる求心を集める計画ね……。
……ひょっとして、海江田犬作の死さえも……」
山野「……死んだタイミングがあまりにも出来すぎているでござる」
守「創世会内部に、そんな大それたことが出来る奴が……いや、
内部ではなく……強大な権力を持った組織……」
小川「ミンス党……でしょうね」
月蓮「ああ……ミンスとうだとか言っておったのう、
あの衆道の気がありそうな気持ちの悪いジジイは……千石とか言ったかのう」
守「千石!? 千石官房長官が裏で糸を引いているのか!?」
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 12:14:53.84 ID:t0BAZ/TaP
月蓮「そうそう、千石かんぼーちょーかんじゃ。わしのところに
挨拶にきおったぞ。広宣流布に協力してくれるとな」
君代「ミンス党は創世会さえも掌握していたのね……!
道理でミンスに都合の悪い連中を、創世会が次々と消してくれるわけだわ」
守「月蓮! ミンスは国を特アに売ろうと……日本を支那朝鮮に売渡し
滅ぼそうとする凶悪な反日組織だ……今すぐ手を切るんだ!!」
守「国を売る? 別に構わんじゃろう。わしは買った国の民にも
南無妙法蓮火経の教えを広めるだけじゃ。むしろ都合がいいわい」
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 12:16:47.41 ID:t0BAZ/TaP
守「国を売る? 別に構わんじゃろう。わしは買った国の民にも
南無妙法蓮火経の教えを広めるだけじゃ。むしろ都合がいいわい」
↓
月蓮「国を売る? 別に構わんじゃろう。わしは買った国の民にも
南無妙法蓮火経の教えを広めるだけじゃ。むしろ都合がいいわい」
の間違いニダ<;`∀´>
ちょいと休憩するニダ<丶`∀´>
保守のみなさんの保守をお願いするニダ<*`∀´>
112 :
わふー ◆PvGtXv3fQg :2010/12/07(火) 12:17:10.35 ID:UEu1eyl+0
うぬ
113 :
わふー ◆PvGtXv3fQg :2010/12/07(火) 13:04:58.01 ID:Ni+e6G5kO
わふー
前作はネタ全開だったが、今回は一本話の筋が通ってるな(きわどいけど…)
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 13:35:09.87 ID:lprvimZ6P
続きを楽しみにしてたから、地味に嬉しいw
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 13:50:55.69 ID:t0BAZ/TaP
保守の保守カムサハムニダ<丶`∀´>
再開ニダ<丶`∀´>
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 13:52:06.26 ID:t0BAZ/TaP
守「ば……馬鹿をいうな!! 国が無くなってまで何が教えだ!!」
月蓮「おぬしのいう国とは日の本のことじゃろう? わしは広宣流布さえ
できればどこの国じゃろうと構わぬ。わしは民が好きじゃ。
わしの教えに従ってくれる民がな。さて……お話はこれぐらいにして、
忘れ物を持って帰ろうかのう」
守「忘れ物……?」
月蓮「おぬしじゃ、守。わしはおぬしを連れて帰るためにここにきた」
守「つ……連れて帰るって、なにを言ってるんだよ!?
俺を創世会に連れていこうっていうのか!?」
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 14:00:46.46 ID:vCYOnvTF0
せめて天理とか金光ならなあ…
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 14:13:46.04 ID:t0BAZ/TaP
月蓮「そうじゃ。わしと共に民たちを導こうぞ。
わしはおぬしと夫婦の契りを交わしたい」
君代「め、め、め、め、夫婦ですってえええええええっ!?
こ、こ、この糞ガキ! 冗談もほどほどにしないとぶち殺すわよ!!」
月蓮「なんじゃ意地悪娘。おぬしも守のことが好きなのか?
おぬしのような阿婆擦れに守は釣り合わぬ。諦めい」
君代「なっななな! なんですって!! こんなロリコン男興味ないわよ!!」
罵られ、顔を真赤にした君代さんが月蓮に掴みかかる。
守「おっ、おい! 月蓮の力を見ただろ! やめろ!」
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 14:19:10.80 ID:t0BAZ/TaP
月蓮は、君代さんに指一本触れずに彼女を中に持ち上げる。
君代「ちょっと……おろしなさいよ!」
君代「おぬしを殺すと守が嫌がるじゃろうから、よしておくよ。
だが二度はないぞ、意地悪女」
君代さんを持ち上げたまま俺に向き直り、月蓮はニッコリ笑って言った。
君代「さあ守、わしと一緒にいこうぞ」
守「そ、そんなこと……できるわけないだろう!」
君代「どうしてじゃ? ああそうか、お前にも"立場"というものが
あるからのう。仲間を裏切ることを恥に思うのじゃろう?
だが、正しい教えに導かれることは恥ずべきことではない。
それは勇気ある行いなのじゃ」
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 14:24:34.23 ID:t0BAZ/TaP
>>120 また名前間違えてるニダ<;`∀´>
きっと仏罰が当たったニダ<;`∀´>
月蓮の不思議な力が込められた怪しい瞳に見つめられると、
はいと言ってしまいそうになってくる……だから俺は視線を
反らし、答えた。
守「……断る。ブサヨ思想のカルト宗教なんて俺はごめんだ!」
月蓮「守……わしを、南無妙法蓮火経を信じておくれ。
教えこそ民を正しい生き方に導く……それが信心即生活というものじゃ。
守は……わしが嫌いか……?」
守「……そんなことを言う月蓮は、嫌いだ」
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 14:37:31.39 ID:t0BAZ/TaP
月蓮「守……そんなことを言わないでおくれ……。
わしは守が好きじゃ、おぬしに信心してほしいのじゃ……」
悲しげな顔をする月蓮を見ると、心が痛む。
だが……愛国者として、カルトに身を委ねるなんてことは、
絶対に許されない。
守「嫌だ! カルトに染まった月蓮なんて見たくない!
聞きたくない! 嫌いだ……大嫌いだ!!」
月蓮「ま……守……うっ……う……」
月蓮がに大きな瞳に涙を浮かべ、やがてぽろぽろと溢れ出す。
辛い、月蓮を傷つけたくない……だけど、月蓮の考えを改めさせて、
あの優しい月蓮を取り戻したい……。
月蓮「ま……もる……うぐっ……うううあああああ!!」
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 14:38:45.89 ID:yr8s01pI0
これは面白い展開
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 14:41:57.28 ID:t0BAZ/TaP
守「月蓮……?」
月蓮「うわああああああああっ!!」
月蓮の長い髪が逆立ち、全身から気が溢れ出す。
空気がビリビリと振動し、作戦室のモニターにはヒビが入り、
壁がギシギシと軋みだす。
守「おい……やめろ月蓮!!」
月蓮の顔に、腕に、文字が浮かび上がる――。
小川「これは……曼荼羅!?」
霊仙会「ば、馬鹿な!! この娘そのものから本尊の力が……!!
なんということだ!!」
125 :
わふー ◆PvGtXv3fQg :2010/12/07(火) 15:05:23.95 ID:Ni+e6G5kO
仲間になると思ったのに
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 15:05:55.68 ID:t0BAZ/TaP
月蓮から放出される力が俺たちを包みこみ、
まるで立ちくらみを起こしたかのように体から力が抜けていく。
麻田「こ……こりゃあ一体……!」
小川「まずい……! 魂が肉体から離脱しようとしている……!」
立国更生会「これは奈落の外法……! これほどまでの力を……ぐっ……」
君代「な……なによこれ! 体が……!」
皆の体が二重に見える……いや、体から体が飛び出して……
守「月蓮!! や、やめろ!! やめてくれ!!
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 15:06:31.00 ID:LCjFMJ1Z0
なんぞ
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 15:07:20.13 ID:vCYOnvTF0
オカ板のあのスレ怖いよな
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 15:13:58.51 ID:t0BAZ/TaP
体の感覚が無くなっていく……死?
死んでしまう――
月蓮「うぐっ……守……わしを信じておくれ……」
守「ぐっ……それは……できない……」
そう、例えこの場で死のうと、護国のために死ねたらどんなに
誇らしいことか。大東亜戦争の勇敢な特攻隊員は、全員お国のために
喜んで死んでいったと聞く。そして、靖国に英霊として祀られるのだ。
だから俺は……絶対にカルトの言うことは聞かない!
月蓮「守……ぐすっ……お願いじゃ……」
守「断る……! さあ殺せ! 英霊になれるなら本望だ!!」
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 15:15:44.66 ID:yr8s01pI0
ネトウヨだったら逆にあっさり理由付けて迎合するんじゃないかな
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 15:19:46.00 ID:t0BAZ/TaP
月蓮「守……」
俺は死を覚悟した――だが、突然体の感覚が元に戻り、
皆の姿も二重に見えなくなった。
月蓮の体に浮かび上がった文字も消えていく。
守「えっ……」
霊仙会「……どうやら力を収めたようじゃな。
ふん、悪しき邪宗の僧も、愛する男を殺すのは躊躇するのか」
月蓮「守……もう、お前は仏敵じゃ……」
守「月蓮……」
月蓮「次におうた時は……おぬしを、殺す」
月蓮は涙を流しながら俺を睨みつけ、徐々に体が透けていき
やがて消え去った……。
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 15:27:44.54 ID:t0BAZ/TaP
山野「き、消えた……? 助かったでござる……」
麻田「ふぅ……奴と君代の守の取り合いで、あやうく死ぬとこだったぜ」
君代「ちょ、ちょっと取り合いってなによ! それにしてもあんた、
言うときは言うじゃない。あのロリコン娘にたぶらかされてたのから
目が覚めたの?」
守「俺は、その……」
木城「あんなに愛されちゃうなんて、カルトの女は
恋までカルト的なのねえ。朝鮮女みたいに火病を起こしちゃって」
みんな出来る限りから元気を装って取り繕おうとするが、
その顔色は青ざめていた。月蓮の、まるで神の如き強大な力を
その身に受け、恐怖を覚えないものは誰もいなかった――。
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 15:32:11.92 ID:hX/pFVEeO
続編キター
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 16:01:05.07 ID:t0BAZ/TaP
君代「え……東征教会が創世会に吸収されたですって!?」
山野「+にスレが立っているから間違いないでござるよ!
あの朝鮮邪教の東征教会を取り込むとは……ますます手が付けられなく
なってしまうでござる!」
木城「どちらも朝鮮人信者が多数いるから元々親和性は高いし、
霊感商法のノウハウを取り込んで、集金活動を活発化させるつもりね……」
君代「あのロリコンが教祖になってからというもの、日に日に創世会の
勢力が拡大しているわね……ネットでも創世会に影響された馬鹿が
増えてきているし……ねえ守、ぼけっとしてないで話聞きなさいよ!」
守「あっ、いや、ごめん……」
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 16:08:36.18 ID:t0BAZ/TaP
君代「あんたあれからずっと上の空だけど、まさかまだあの娘に
未練があるんじゃないでしょうね!?」
守「そ、そんなんじゃないよ……」
あれから一週間が過ぎたが、我々は強大な力を持つ月蓮の率いる創世会に
手をこまねいていた。奴らの力はますます強まるばかり。連日の
創世会狩りは続けているが、末端信者共をいくら狩っても、本丸を崩さないと
どうにもならない。だが……月蓮を倒す手立てがない。
それに……仮に倒せたとして、俺にそんなことができるだろうか……。
守「……」
君代「もう、すぐぼーっとする! あんたキムチでも食っちゃったの?
ほら、気晴らしに創世会狩りにいくわよ!」
守「ああ……うん」
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 16:14:24.79 ID:t0BAZ/TaP
信者C「婆ちゃん……金だよ金……300万ほどいるんだ……なあ、出せよ……」
祖母「300万だなんてそんなお金……一体何があったの!?」
信者C「財務しなきゃいけないんだ……500万財務すれば地区リーダーに
なれる……財務は凄い功徳なんだよ婆ちゃん……」
祖母「あんたまさか……おかしな宗教にはいっちまったんじゃないだろうね!?」
信者C「おかしい……? おかしいのは婆ちゃんだよおおおおお!!」
祖母「ちょっと……ぎゃああああああっ!!」
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 16:22:02.65 ID:t0BAZ/TaP
信者C「ちっ……こんだけしかねえのかよ……。
あと200万……そうだ、強盗すればいい……金持ちをぶっ殺して
大勝利すればいいんだ……ぐふ……ぐふふ……ぎゃああっ!!」
家族を殺害し金を奪っていた信者を一突きにする。
散らばった一万円札を薄汚い血が濡らす。
守「こんなアキバ系の若者まで、創世会の信者に……」
山野「アキバ系なんて本来は、カルトに絶対引っかからない
情報強者となるべき人種でござるよ……」
君代「ロリコン娘目当ての馬鹿がどんどん入信してるみたいだしね。
早く創世会をなんとかしないと、ネットさえも奴らに支配されてしまうわ……」
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 16:23:45.14 ID:LCjFMJ1Z0
ラジオ会館の近くで絵を買わされてるお兄さん達は一体
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 16:39:09.64 ID:t0BAZ/TaP
我々は次の信者、また次の信者を狩って回る。
その度に目に映るのは、以前よりも凶悪さを増した信者たち。
金を集め、信者を増やすための狂人と成り果てている。
月蓮、これはお前が望んだことなのか……?
お前の教えとは、こんなに悲しいものなのか……?
守「……」
狩りを終えパトリオットベースに戻っても、気が晴れるばかりか
気分はますます沈み込む。月蓮の顔が浮かんできては消える……。
君代「ねえ、いい加減元気出しなさいよ。臨時召集よ、
作戦室に全員集合!」
守「あ……うん」
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 16:43:59.59 ID:t0BAZ/TaP
作戦室には、反日バスターズとASCの人たち、
それに……秋仁殿下と弥子さままでが待機していた。
麻田「あー、今から創世会攻略作戦について会議を行うけどよ、
まず始めに福音の会の小川氏が立案した、月蓮を倒す方法を
聞いてもらう」
守「え……月蓮を倒す方法!?」
君代「あんな化物を、どうやって!?」
麻田「いいから黙って聞け。おう、頼んだぜ」
小川「はい、今からそれを皆さんにご説明させていただきます。
私は昨夜、霊界におられる仏陀と交信し、かつて仏陀が大悪魔を倒したという
秘法を教えていただいたのです……その名は、『六道輪廻の陣』」
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 16:50:07.56 ID:vCYOnvTF0
蛤は絶対ネタにされるだろうな
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 16:58:31.75 ID:t0BAZ/TaP
霊仙会「な……六道輪廻の陣だと? 釈尊の経典にも記されていない、
あの幻の秘法が実在するというのか!?」
小川「ええ、6人の強力な力を持った聖人が力を合わせ、
その力を56億7千万倍にもして魔を消し去るという、秘法中の秘法です」
立国更生会「6人と言っても……この間顕老会の代表が月蓮に殺されてしまった
ではないか! 我々ASCのメンバー5人では足りん! それに、我々ほどの法力を
持ち、なおかつ愛国的な右派宗教の者など、他にいるとは思えん……」
小川「宗教団体に属する者でなくても、生まれながらにして神の力を
宿す、高貴な血筋の方がいらっしゃるではないですか」
小川さんは七三分けを、弥子さまに向ける。
弥子「えっ……?」
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 17:07:48.27 ID:t0BAZ/TaP
守「まさか……弥子さまを、それに?」
小川「天照大御神の子孫である皇室の方々は、皆神の力をお持ちです。
その中でも弥子さまからは、大変に強い神の御力を感じます。
2500年の皇族の歴史の中でも、一ニを争うぐらいのね」
弥子「わ……私はそんな……おっちょこちょいだし、
よく転ぶし、お料理も上手じゃないし……」
君代「ちょっと……弥子さまを、日本の宝である皇室のプリンセスを
戦いに参加させるなんて、ありえないわ! 危険過ぎるわよ!」
小川「わかっています。無理にとは申しません。
明石宮殿下は……どうお考えでございますか」
秋仁「弥子……やれるか?」
弥子「え……お父様……でも私……」
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 17:24:38.90 ID:t0BAZ/TaP
秋仁「皇族は……国民の上に立つ者。人の上に立つということは、
人々に権力を誇示するだけではない。時として命を賭けて人々を
守らねばならないのだ。それが我々……皇族の使命だ。
弥子、私はお前を皇族の娘として、その心得を教えてきたつもりだ。
国民を苦しめる悪逆を……討て!」
弥子「お父様……私にできるでしょうか……」
秋仁「ああ、信じている。お前は私の娘だからな」
弥子「わかりました……お父様の、皆様のご期待にお応えできるよう、
私、頑張ります!」
守「弥子さま……俺、絶対に弥子さまをお守りしますから!」
弥子「国尾さん……ありがとうございます」
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 17:28:55.51 ID:t0BAZ/TaP
君代「なに? ロリコン娘に飽きたら今度は弥子さま?
この女ったらしはまったく……。弥子さま気をつけてくださいね!
こいつ、可愛い女の子見たらすぐにレイプとかしようとしますから!」
弥子「レ……レイ……?」
守「お、おい、こら!!」
麻田「おい君代よ〜、お前ちょっとヤキモチ妬きすぎじゃねえかあ?」
君代「だ、誰がヤキモチよ!! ああ、もうううううう!!」
――こうして、創価学会攻略作戦が開始された。
これは日本を愛する者と、カルトとの『聖戦』。絶対に負けられない。
だが、奴らに勝つということは、月蓮を殺すということを意味する。
俺はなるべくそのことを考えようにしながら、戦いの準備を進めた。
その時が来てしまうのを恐れながら……。
146 :
わふー ◆PvGtXv3fQg :2010/12/07(火) 17:38:04.56 ID:UEu1eyl+0
佳・・・弥子様かわいい
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 17:41:19.71 ID:DQ96zXt1O
オーラロード開いてきたのに見事に釣られた
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 17:57:55.59 ID:t0BAZ/TaP
ちょ……
>>145にこのお話とはまったく無関係の宗教名が出てるニダ<;;;`∀´>
あああああ違うニダ違うニダアアアアアアア!!決して○○学会とは関係ニダアアアアアアア!!<;;`∀´>
このSSフィクション……そう、完全なるフィクションニダ<;;`∀´>
ウリは疲れてるのかな……飯食ってちょっと休憩するニダ<;`∀´>
おい…
ヤバくね?
150 :
わふー ◆PvGtXv3fQg :2010/12/07(火) 18:25:02.18 ID:UEu1eyl+0
!?・・・・・・・消されるぞ・・・
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 18:28:43.32 ID:LCjFMJ1Z0
アウトー!
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 18:40:19.44 ID:t0BAZ/TaP
>>149-151 わ……忘れるニダ!ただの事故にだ<;`∀´>
……横着してjaneに直接書かずにちゃんとエディタに書こうっと……ニダ<;`∀´>
さて、気を取り直して再開ニダ<*`∀´>
違和感無かったし大丈夫じゃね?
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 18:42:05.97 ID:t0BAZ/TaP
創世会との決戦の日――。
S町にある創世会本部近くの公園を埋め尽くすのは、
総勢一万人近い創世会へ突入部隊。
麻田「おうおう、ずいぶん集まってるじゃねえか。
日本もまだ捨てたもんじゃねえな」
君代「志願してくれた在主会のメンバーとASCの信者たちはいいとして……
大半がネットで集めた有象無象ってのはどうなのかしら……」
山野「『創世会に遊びに行こう祭り』と題して、
手当たり次第にネットで宣伝しまくったでござるからなあ。
盛り上がったのは良いでござるが、本当に遊びにきてそうな
者たちが沢山いるでござるよ」
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 18:54:32.95 ID:t0BAZ/TaP
君代「コスプレしたりニコ生放送したり……うわ、同人誌売ってる奴もいるし」
麻田「ま、いざ戦いになったらやるしかなくなるってもんよ。
群衆の恐ろしさを創世会の奴らに見せてやろうじゃねえか」
弥子「なんだか緊張しますね……私、ちゃんと上手くやれるでしょうか?」
守「あれからこの日のために頑張って練習してこられた弥子さまなら、
きっと大丈夫ですよ、俺が保証します!」
弥子「そう言っていただけると助かります……。
成功したら、月蓮さんの悪い行いを止められるんですよね?」
守「え……はい、その通りです……」
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 18:57:23.03 ID:t0BAZ/TaP
弥子「月蓮さんのしていることは悪いことだけれど、
月蓮さんは、きっと優しい方だと思うんです!
だから……月蓮さんが罪を償ったら……また、月蓮さんにお会いできますよね?」
守「……会えますよ、きっと……」
弥子「ですよね? よし、私頑張ります!」
守「……」
弥子さまは……六道輪廻の陣によって何が起こるかは知らされていない。
その秘法を受けたものは、命を奪われるどころか魂さえ消え去り、
その先に待っているのは永遠につづく無……だそうだ。
弥子さまに本当のことは言えない……それを知ってしまえば、
弥子さまのお優しい性格からして、月蓮の命を奪うなんて出来るはずがないからだ。
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 19:12:45.56 ID:t0BAZ/TaP
木城「さて……そろそろ突入を開始しましょう。
創世会本部を取り囲んでいる数百名の警官隊……奴らは少し厄介ね」
麻田「武器はどの程度用意してあんだ?」
山野「装甲戦闘車両が10台、対戦車ロケット弾が60台、
自動小銃500丁、手榴弾1000個、……というところでござる」
麻田「反日警官隊を殺るには十分すぎる数だな、よく集めたもんだ」
君代「だけど……戦力の大半を注がないといけないのは、警官でも
信者たちでもなく、トクアリアンだわ」
守「一匹や二匹……ってもんじゃないだろうな、創世会を守るトクアリアンは」
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 19:24:11.13 ID:t0BAZ/TaP
麻田「ああ、それこそダース単位でいるんじゃねえか?
ま、それでこそやりがいがあるってもんよ。
おし、そろそろ突入の号令をかけろ。守、弥子さまにあれを頼むぜ」
守「あっ、はい……弥子さま、失礼いたします……」
弥子「えっ、あのっ、何を……? あっ、あぅ、何も見えません……」
守「内部に侵入して月蓮のいる所に着くまで、目隠しをさせていただきます。
俺が案内しますので……ご心配なく」
弥子さまに殺し合いを見せるわけにはいかないからな……。
俺は弥子さまの手を握り、突入に備える。
弥子「ひゃっ! は、はい。よろしくお願いします!」
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 19:30:04.39 ID:t0BAZ/TaP
君代「ちょっと守! どさくさに紛れて弥子さまに
いやらしいことしたら承知しないわよ!」
守「するか馬鹿っ!」
メガホンを持った木城さんが、公園中に響き渡る声で
一万人の大軍勢に告げる。
木城「みんな! 目標はカルト邪教創世会本部よ!
日本を蝕む反日朝鮮カルトに、いまこそ裁きの鉄槌を下しましょう!
全軍……突撃!!」
「おおおおおおおおおおおおおおっ!!」
割れんばかりの鬨の声をあげ、一万人が創世会本部へ向け、行軍する。
遊びにきていたような人々も、集団心理からか皆頼もしい国士の顔つきに
なっていた。
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 19:30:44.19 ID:9Us5ukh/0
トクトリアンのイメージってバイオ4でいいの?
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 19:35:06.75 ID:yr8s01pI0
俺はHxHのユピーを想像していた。
あの膨張してるバージョン。
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 19:41:03.68 ID:t0BAZ/TaP
軍靴の足音は勇ましく、誰かが歌い始めた君が世が広がっていき、
やがて大合唱となる。愛国者たちは一つの大きな火の玉となり、
創世会を焼き尽くさんと勇猛果敢に迫っていく。
麻田「砲撃、撃てーっ!!」
戦闘車両が創世会本部に陣取る反日警官たちに砲撃を浴びせると、
向こうも拳銃やサブマシンガン、ショットガン、催涙ガス弾などで応戦する。
西井「ひ〜るむなぁ! 帰化朝鮮人の反日警官をたぁたきつぶせぇえええ〜〜〜!!」
「たぁたきつぶせぇえええ〜〜〜!!」
在主会の会長、西井さんが在主会の精鋭たちとシュプレヒコールを行いながら
反日警官たちに突撃していく。次々と血祭りにされる反日警官を見て、
我々の士気はさらに高まる。
「ブッ殺せええええ!!」「糞チョンカルトがーーー!!」「ざまあああああ!!」
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 19:41:19.70 ID:QtNs31r00
サヨを貶してるのかウヨを貶めてるのかいまだにわからん
つまりきっとこの
>>1は政治的中立
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 19:58:03.27 ID:t0BAZ/TaP
弥子「えっ、えっ? なんだか凄い音と火薬のような匂いが……
あ、あの、一体何が……!?」
守「大丈夫です、心配いりません。ただの害虫駆除ですので」
弥子「は、はあ……虫さんがたくさんいるのですね?
刺されたらどうしよう……」
俺は弥子さまに流れ弾が当たらぬよう、飛んできてもチョン斬り丸で
たたき落とせるよう部隊の最後方に位置して弥子さまをお守りする。
前線部隊が警官隊をあらかた排除し、創世会の敷地内に突入すると、
堰を切るように中から武器を持った大量の信者たち……そして、
何体もの<丶`∀´>や( `ハ´)の顔をしたトクアリアンが現れる。
君代「5……10……結構多いわね。それも色んなタイプが……。
そう簡単に侵入させないってわけね」
山野「思った以上の守りでござる……創世会の奴らも、全力でござるな……」
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 20:18:21.81 ID:t0BAZ/TaP
前線部隊と信者たちが激突し、激しい戦闘が行われる。
狂気に血走った目をしたカルト信者たちは、死体の山を築きながらも
次々と向かってくる。その上人間を遥かに超える力を持つトクアリアンは
多少の銃弾や爆撃を受けても物ともせず、無残にも我々の犠牲が増えていく。
西井「ひ、ひるむなぁ!! おせおせおせぇ! ちょおおせんじんを!!
とーうきょうわんになげこめえええっ!!」
守「くっ……トクアリアンがあれだけの数だと、とても本部内に
侵入できない!」
小川「物の怪退治は……お任せあれ!」
守「お、小川さんたち! 頼みます!」
宗教団体の代表たちが、法力でトクアリアンに攻撃を仕掛ける。
一匹、また一匹とトクアリアンが消滅していく。
それでも内部からどんどん湧いてくるトクアリアンに、
宗教者たちの顔にも焦りの色が出始める。
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 20:25:07.84 ID:t0BAZ/TaP
小川「むう! 各個撃破していてはキリがない!
小出しにしてこちらの疲労を待つ作戦か!」
君代「どうにかしてトクアリアン共を本部の外に投入させられたら……!」
麻田「なあに、簡単なことだ。おし木城! 例のブツを
ばら蒔いてやれ!」
木城「了解!」
木城さんの乗る装甲トラックが敷地内に突入し、
積荷が次々と運びだされる。
その中身とは……沢山の日本製の家電製品、そして犬。
木城「トクアリアン共! あなたたちの大好物よ!
あたしたちのからのプ・レ・ゼ・ン・ト♪」
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 20:29:52.87 ID:R9eJnYJh0
ts
もう内乱☆状態ですね。
もっとやれw
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 20:31:22.49 ID:t0BAZ/TaP
積み上げられる家電製品と放たれる犬。
すると、本部内から沢山のトクアリアンが我先にと押し寄せる。
<丶`∀´>「犬ニダアアアアア!! マシッソヨオオ!!」
( `ハ´)「ウオオオオオ!! ゼンブゼンブアル!!」
君代「す、凄い……あんなに眼の色を変えて飛び出してくるなんて!」
その効果は絶大で、トクアリアン達は一心不乱に家電製品を漁り、
犬に喰らいつく。隙だらけとなった奴らに、宗教者たちの攻撃が襲いかかる。
小川「物の怪共よ、滅せよ!! 仏陀・再誕波!!」
<丶`∀´>「アイゴオオオオオオオオオオオッ!!」
( `ハ´)「阿阿阿阿阿阿阿阿阿阿阿阿阿阿!!」
小川さんチートw
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 20:52:28.45 ID:t0BAZ/TaP
宗教者たちの一斉攻撃により外に出てきたトクアリアンは
大方殲滅され、中からトクアリアンが出てこなくなった。
それでも大勢の信者たちは必死の抵抗を見せ、犠牲の激しい
我々の部隊との激戦を繰り広げている。
麻田「守! 本部内の入り口が手薄になったぞ!
弥子さまをぜってえにお守りすんだぞ!」
守「はい! 弥子さま……中に参りましょう!」
弥子「はっ、はい!」
弥子さまの手をしっかりと握り締め、宗教者や数十人の突入部隊たちと共に
内部に侵入する。
小川「では、ここで六手に分かれましょう! 打ち合わせ通りの配置に!」
守「了解です!」
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 21:01:05.07 ID:t0BAZ/TaP
弥子さまを護衛する精鋭数十人を引き連れ、創世会本部内を進んでいく。
時折現れ襲いかかってくる信者たちから、部隊が盾となり弥子さまをお守りし、
信者を射殺していく。
弥子「確か天上道……でしたね。私の役割は……」
守「ええ、弥子さまなら必ずや成功させられます!」
六道輪廻の陣……六つの力で魔を滅する禁断の秘法。
天上道、人間道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄堂の六道の力を
増幅させるその秘法は、人間道から地獄堂までを担当するものを
五芒星の形に、残る天上道を中央に配置し、完成させるものだ。
そして最も神聖で清らかな力を持つ弥子さまが……天上道となる。
それはつまり、月蓮に一番近い位置まで弥子さまを近づけなければならない、
非常に大きな危険が伴う賭けだ……だが、弥子さまはその危険を承知してくれた。
だから絶対に失敗は許されない!
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 21:08:30.18 ID:t0BAZ/TaP
「あの扉を抜ければ、月蓮のいる最上階まで通じる階段にたどり着けます!」
先導する隊員が扉を指さす。
守「よし……あたりの警戒を怠るな! 弥子さま、もうすぐです!」
弥子「はあっ……はあっ……はいっ! 頑張ります!」
「周囲に異常は……ふべっ!!」
守「えっ――」
隊員の頭が、突如音を立てて破裂し、
吹き出した血が当たりを濡らす。
弥子「きゃっ! なにか水が……」
守「み、弥子さま、大丈夫です! ちょっと水風船を踏んづけて……」
なんだ!? どこから攻撃を受けた――!?
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 21:14:14.10 ID:t0BAZ/TaP
エアモト「頭が……パァァン!!」
「ぐべぇっ!!」
また隊員の頭が吹き飛ぶ。
そして天井を突き破り、並々ならぬ雰囲気を漂わせた
トクアリアンが姿を表した。
弥子「あら……この声、芸能人のエアモトマチャミさんに似てますね?」
そのトクアリアンは、創世会の信者で有名な女芸人、エアモトが
変化したと思われるものだった。
エアモト「頭がパァン! パァン! パパパァン!」
「ぎゃっ!」「うぴっ!!」「ぶヴぁ!」
隊員の頭が次々と破裂していく――このままでは弥子さまが危ない!
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 21:15:40.82 ID:Mmvf43/30
これはアウ・・・アウ・・・アウ・・・フ
クソ…明日も早いから、俺はもう落ちる…。
体外離脱にもチャレンジしたいしな。
明日起きたら、また見るから絶対落とさないでくれよ。
このスレが落ちたら、生きていく気力が無くなってしまうからな。
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 21:17:12.24 ID:Q67n/KbK0
仮面ライダー部落を思い出す文章
179 :
わふー ◆PvGtXv3fQg :2010/12/07(火) 21:22:10.50 ID:UEu1eyl+0
トクアリアンがカブトのワームで再生される
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 21:27:36.76 ID:t0BAZ/TaP
守「弥子さま、走って!!」
弥子「あっ、はい!」
弥子さまの手を引いて走り、トクアリアンから距離を取る。
トクアリアンは隊員を無残に殺戮しながら、ゆっくりと歩み寄ってくる。
エアモト「アカンデエ……センセニ近ヅイタラ……パァン! パンパァン!
オヤ、アンタ邪教一家ノ娘ヤナイノ……アカンデエ……
悪イ子ヤナパァン! 頭ガパァン!!」
手も触れずに相手の頭部を破裂させる能力……
なんて厄介なトクアリアンなんだ。刀でこいつをどうやって倒せば……!
エアモト「革命セナアカンデエ……信心デナァ……パァン!
凄イ信心ヤモン……パァンパァンパァン!」
守「くっ……!」
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 21:27:54.34 ID:LMd+Sj010
ダンバインじゃあなかった
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 21:35:12.62 ID:t0BAZ/TaP
弥子「く、国尾さん……一体何が起こってるんですか!?
ひ、人が傷ついていませんか!?」
守「う……それは……」
君代「だらしないわねえ、チャンバラごっこなんてしてるから
そんな相手に手も足も出ないのよ」
守「え……君代さん!?」
君代「あんたが弥子さまにセクハラしてないか監視しにきたの。
どうやら、あいつはあたしにうってつけの相手みたいね。
あんたのかわりに殺ってあげるから感謝しなさい!」
守「で、でも、あのトクアリアンは恐ろしく強いぞ!」
君代「あたしのほうが強いに決まってるでしょ!
ほら、ちゃっちゃといってロリコン娘をブチ殺してきなさい」
守「わ……わかった。頼んだ、君代さん!」
君代「さあ……かかってらっしゃいカルト芸人!」
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 21:42:46.58 ID:t0BAZ/TaP
君代さんの無事を祈り、扉の向こうへひた走る。
弥子さまの息が上がっているが、立ち止まるとやられてしまう。
守「弥子さま、しっかり!」
弥子「はあっ……うう……はい……!」
手をしっかりと握り、階段を駆け登る。
弥子さま、もう少しだけ我慢してください……。
弥子「はぁ……はぁ……私、今までこんなに、走ったの、
はあっ……初めてです……今まで、苦労して、こなかった……
情けない、人間です……」
守「そんな……弥子さまは勇気のある御方です!
こうやって、しっかりとついてきてくださっていますし!」
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 21:48:48.06 ID:t0BAZ/TaP
弥子「ありがとうございます……月蓮さんを……はあっ……
悪い道から、救いたい……だから、頑張ります!」
守「え、ええ……月蓮を……」
……本当のことを言うべきではないのか?
弥子さまに黙って、月蓮を殺させて……それでいいのか?
弥子さまのお気持ちを裏切ってしまっていいのか?
守「……」
弥子「国尾さん……? どうされました?」
でも、本当のことを言ってしまえば、弥子さまは
拒否するかもしれない。いや、きっとするだろう。
作戦が失敗してしまったら……。
だけど……。
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 22:02:16.75 ID:t0BAZ/TaP
守、「……弥子さま」
弥子「は、はい……」
守「俺は、弥子さまに嘘をついて……いました」
弥子「え……?」
守「六道輪廻の陣が完成すれば……月蓮は、死にます」
弥子「そ、そんな……! 死ぬって、何故!
何故月蓮さんが死ななければいけないのですか!?」
守「それは……月蓮の間違った教えにより、多くの人々が苦しんで
いるからです。多くの人を不幸にし、多くの人が死にました。
このままでは……国さえも、死に絶えることになります……。
月蓮はもはや反日の権化、凶悪な人殺し……いいえ、国殺しです!」
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 22:09:09.76 ID:lprvimZ6P
寝る前の支援
明日の朝まで残っていますように
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 22:14:58.75 ID:vCYOnvTF0
創価朝鮮人多いのか?
民潭と創価と総連ってそれぞれが仲悪いって聞いたけど
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 22:16:16.87 ID:t0BAZ/TaP
弥子「で、でも、だからって……殺されたから殺すだなんて、
おかしいです! そんなの……争いが争いを生むだけです!!」
『綺麗事保守』のようなことを言う弥子さまを見て、
まるで以前の俺とそっくりだと思った。
反日勢力と戦っていくには、そんな綺麗事……捨てないといけないんですよ!
守「弥子さま……わかってください! 国体の危機なんです!」
弥子「いや……嫌です! 人を殺すぐらいなら私が死にます!」
守「弥子さま!」
弥子「いや……です……」
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 22:17:14.81 ID:OvVWMd3r0
これは創世ですから
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 22:22:36.86 ID:t0BAZ/TaP
俺は、弥子さまの目隠しを取った。
弥子「えっ……きゃあああああっ!!」
守「俺も弥子さまも、血だらけです。これは……創生会と戦って
散っていった英霊たちの血です」
弥子「あ……あああっ……」
守「彼ら英霊たちは、日本のために命を捧げていきました。
その者たちの行いを……無駄にするわけにはいきません!!
創世会を滅ぼすことが、彼らの願い、我々日本人の願いなんです!!」
弥子「……」
守「弥子さま! どうか……この国を、国民を、英霊をお救いください!」
弥子「……あなたは、月蓮さんを愛しておられるのでしょう?」
守「え……」
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 22:26:42.18 ID:t0BAZ/TaP
弥子「国を守るために愛する人を失う悲しみに、耐えておられるのでしょう?」
守「……」
弥子「浅はかな考えで生意気なことを申して、すみません……。
私、やります……」
守「弥子さま……」
弥子「さあ、参りましょう……」
守「弥子さま、すみません……」
弥子さまはそれ以上語らなかった。
ただ、涙を浮かべた目には決意が感じられた。
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 22:34:29.91 ID:t0BAZ/TaP
階段を登り切り、人ひとりいない廊下を進んで重々しい扉を開くと、
ホールのように広い部屋の奥には、月蓮が我々を待ち構えるかのように立っていた。
月蓮「来たか……新しい女連れでくるとは、またわしに恥をかかす気かえ?」
守「月蓮……俺は、お前を殺しにきた」
月蓮「わしもそうじゃ。わしは未練深い性質でのう、逆恨みで
憎くて憎くて、おぬしを八つ裂きにしてやりたいわい」
月蓮は怪しい笑みを浮かべ、こちらに歩き出す。
体を纏うオーラが、陽炎のように揺らめいている。
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 22:48:52.82 ID:t0BAZ/TaP
守「月蓮、悪いが勝つのは俺達だ……。麻田さん、配置につきました!」
無線で麻田さんにそう告げる。六道輪廻の陣の準備が整った――
麻田『よし! 全員に合図を送る!』
弥子「はい! 月蓮さん……うっ……ごめん、なさい……」
弥子さまが印を結ぶと、月蓮を囲むように五芒星が浮かび上がる。
そのうちの一つ、地獄道が効果を発揮し、月蓮が表情を変える。
月蓮「なんじゃと……六道輪廻の陣とは……!
……愚か者共にしては、洒落た法を使うではないか!」
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 23:00:27.19 ID:t0BAZ/TaP
守「五道が完成したら俺が月蓮の動きを止めます! その間に
天上道を発動させてください!」
弥子「わ……わかりました……」
月蓮「この程度でわしの力を封じたと思うな、守。
刹那の間に死を与えてやろう……食らえ! 立正暗黒弾!!」
月蓮が暗黒の力に満ちた気を撃ち出す。
避ける間もない超高速のそれを、チョン斬り丸で断ち切る――
守「ぐあああっ!!」
が、四散したエネルギーの破片を食らっただけで、体がバラバラに
なりそうなぐらいの衝撃を受ける。
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 23:16:07.52 ID:t0BAZ/TaP
月蓮「なんじゃ守、この程度で悲鳴をあげるとは情けないのう、ん?」
守「ぐ……どうやらこないだみたいな無茶苦茶な技を使うほどの
力はないようだな! 月蓮、だんだん弱くなるお前と遊んでやるよ!」
月蓮を囲む五芒星に、二つ目の餓鬼道が発動していた。
月蓮「面白い……それまでお前のヤワな体が持つといいがのう!!」
月蓮が眼に見えないほどのスピードで俺に接近する。
気づいた時には骨の折れる激痛が襲いかかってきた。
月蓮「開目掌!!」
守「が……がああああああっ!!」
月蓮の放った幾度もの掌底により、肋が、内蔵が悲鳴をあげ、
痛みのあまり一瞬意識が飛びそうになる――
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 23:24:49.67 ID:t0BAZ/TaP
月蓮「守よ、これでは勝負にならんぞ? んー?」
守「三つ目……だ……ぐっ……がはっ……!」
俺はこみ上げる血を吐き出しながら、畜生道が発動するのを確認した。
月蓮「わしとお前では力の差がありすぎる。たとえ六道輪廻の陣に
縛られようとその差を埋めることはできぬ!」
再び俺の懐に飛び込んでくる月蓮。だが、さっきほどのスピードはない。
俺はチョン斬り丸で月蓮の掌底を受け止める。
守「遅いぞ月蓮……お前もこの程度か?」
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 23:26:58.85 ID:DN8SBg9v0
はぁ?
ダンバインじゃないのかよっ
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 23:30:29.81 ID:t0BAZ/TaP
月蓮「ちいっ、手加減してやっただけじゃ!!」
月蓮は拗ねたように吐き捨て、俺に回し蹴りを叩き込む。
そのまま壁に吹き飛ばされ、コンクリートがミシミシと音を立てる。
守「ぐああっ!!」
月蓮「よく悲鳴をあげるのう! 痛いなら泣いてええのじゃぞ!!」
四つ目の修羅道が発動した月蓮がさらなる追撃を行おうとするが、
俺は動きを捉えて身をかわす。
月蓮の拳がコンクリートの壁にめりこみ、壁はガラガラと崩れ落ちる。
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 23:35:59.67 ID:t0BAZ/TaP
月蓮「ちぃ……手元が狂っただけじゃ! なっ……ぎゃあっ!」
チョン斬り丸で月蓮を横薙ぎに斬りつける。
既の所で気でガードした月蓮だったが、その勢いで吹き飛び
床に叩きつけられる。
守「今のは危なかったな、死ぬところだったんじゃないか?」
月蓮「そんなオモチャの刀で斬られたぐらい、どうってことな……くっ!」
俺は立ち上がろうとする月蓮の目前まで飛び込み、
月蓮の喉笛にチョン斬り丸を突きつける。
守「五つ目だ。勝負あったな、月蓮」
200 :
わふー ◆PvGtXv3fQg :2010/12/07(火) 23:38:33.99 ID:UEu1eyl+0
描写がうまいニダ
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 23:45:32.00 ID:t0BAZ/TaP
月蓮「く……やるではないか」
人間道が発動した月蓮は、ボロボロに負傷している俺でも
軽くいなせるほどの力しか残っていないのが手に取るようにわかる。
どうあがいても俺の勝ちだ。
守「月蓮。最後に言い残すことはあるか?」
月蓮「無い。殺せ……」
守「……そう、か……」
もはや躊躇いはない……あとは弥子さまに天上道を
発動してもらえば、月蓮はこの世から消える……。
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 23:56:06.16 ID:t0BAZ/TaP
守「弥子さま……おねがい、します……」
弥子「う……」
守「弥子さま……?」
弥子「本当に……いいのですか?」
守「はい……構いません……」
弥子「国尾さんは本当にそれでいいんですか!?」
月蓮「ぐだぐだ言っておらんとさっさと殺せ!!
これ以上わしに恥をかかせるな!!」
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 00:02:37.26 ID:9DHwjeXqP
弥子「戦っている国尾さんと月蓮さん、とても楽しそうで……
同時に、とても悲しそうに見えました……。
あなたたちは、こんな戦いを望んでいない、そうじゃないんですか!?」
守「弥子さま……いまさら、後戻りはできないんです……いまさら!!」
月蓮「わしらが出会い、こうなることは、全て宿命なのじゃ。
ほら、さっさと殺さんか。はよう!!」
弥子「月蓮さん……国尾さんも、お互いの信念を、思想を、
それほどまでに変えることができないのですか?
それは愛する相手を失わせるほどのことですか!?」
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 00:08:48.58 ID:9DHwjeXqP
守「弥子さま……いまさら、後戻りはできないんです……いまさら!!」
月蓮「わしらが出会い、こうなることは、全て宿命なのじゃ。
ほら、さっさと殺さんか。はよう!!」
弥子「月蓮さん……国尾さんも、お互いの信念を、思想を、
それほどまでに変えることができないのですか?
それは愛する相手を失わせるほどのことですか!?」
守「だってしょうがないでしょう!! いくら月蓮を好きだからって
どうにもできないんですよ!!」
月蓮「なっ……」
弥子「できます!! 本当にお互いを愛しているなら、歩み寄れるはずです!!」
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 00:19:33.14 ID:9DHwjeXqP
守「ああ!! 愛してますよ!! けど、こいつが頑固でカルトで
ブサヨなことばっか言うから……あああもう、どうしたらいいんだよ!!」
月蓮「す、好きだのなんだの……冗談を言っておらんでさっさと
殺さんか!! 馬鹿者!!」
守「うるさい! 本気だからしょうがないだろ!!
俺はロリコンだからお前みたいなのが大好きなんだよ!!」
月蓮「や、やめんか!! やめい!!」
弥子「月蓮さんも国尾さんが大好きなのでしょう?
なら……歩み寄ってください! お互いに!!」
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 00:25:03.15 ID:9DHwjeXqP
月蓮「そ……そんなこと、できるわけ……」
守「……」
弥子「できます!! 絶対に!!」
月蓮「おい守、あの馬鹿を黙らせんか、おいっ!」
守「……本当に、できない……か?」
月蓮「な、なにがじゃ……」
守「俺たちが歩み寄ること……なあ、できないか!?」
月蓮「なにをじゃ……なにがいいたいのじゃ!
わしにどうせいというんじゃ!!」
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 00:30:13.45 ID:9DHwjeXqP
守「そ……それは……だな、例えば……。
創世会を解散させるとか……」
月蓮「無理、無理じゃ無理」
守「おい歩み寄れよお前っ!! じゃ、じゃあ、あれだ。
悪いことはしないとか……」
月蓮「わしはなんも悪いことしとらん」
守「してるだろ、この反日売国奴!! だから、カルトっていうか……
罪の無い人を殺したり強引な勧誘をしたり変なツボとか売りつけたり……」
月蓮「む……むう。まあ、それなら考えてやってもよい、が……」
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 00:33:29.32 ID:9DHwjeXqP
守「本当か? 絶対だぞ!」
月蓮「ただし……! 条件がある」
守「なんだ? 創世会には死んでも入らないぞ」
月蓮「わしと……夫婦になっておくれ」
守「えっ……!?」
月蓮「嫌なら言うことは聞かぬ。ほら、どうする?」
守「え……そんなの……」
月蓮「ほら、どうするんじゃ! わしは気が短いぞ!」
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 00:37:15.66 ID:9DHwjeXqP
守「いい……ぞ」
月蓮「ほ、ほんとか……?」
守「ああ、そのかわり、絶対に悪いことはさせないからな」
月蓮「う……うああ……守……うわあああああん!!」
月蓮は大声で泣きながら、俺に思い切りしがみついてくる。
弥子さまに見られてるのに恥ずかしいけど……でも、俺も泣きそうなぐらい、
嬉しい気持ちになれた……。
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 00:41:37.63 ID:9DHwjeXqP
弥子「良かった……本当に良かった……ぐすっ……」
月蓮「守……大好きじゃ、守……」
守「ああ、俺も……」
弥子「ぐすっ……幸せになってくだいね……えっ?」
守「なっ――」
その時、壁が大きく吹き飛び、一人の男が姿を表した――
211 :
わふー ◆PvGtXv3fQg :2010/12/08(水) 00:44:02.29 ID:PJOnQPx50
うむ
あれ…?なんだこのニヤニヤ展開、と思ったら敵襲?
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 00:47:55.95 ID:9DHwjeXqP
千石「まったく……いつまでグダグダグダグダくっさいお話を
続けるつもりだ、いい加減胸焼けしそうだよ……」
よく見知ったオカマのような顔立ちのその男は、
ミンス党の最高権力者、千石宙人……。
なぜ、どうしてこいつがここに――!?
千石「なあ国尾守くん、好きとか嫌いとか青臭い理由で
勝手に創世会の処遇を決めちゃっていいのかぁい?
潰すとか言ってなかったっけぇ。君のやってることって、
君たちが言うところのブサヨ売国行為じゃあないのぉ?」
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 00:55:07.30 ID:9DHwjeXqP
守「貴様……どうして俺の名を……」
千石「そりゃあ君はミンス党内でも有名人だからねえ。
ネトウヨ出身の凄い聖戦士として、物凄く目の敵にされているよ?」
守「ああそうかい……で、言いたいことはそれだけか?
用が無いなら帰れ! 貴様のオカマ臭いツラを見ると反吐が出る!」
千石「用はあるよう? いやあ、君たちの戦いを見物しようと
思ったんだがねえ、なんかくだらない三文芝居やったあげくに
友愛の精神でくっついちゃうんだもん。それじゃあ私たちは
ちょっと困るんだよねえ……創世会がまともな宗教になっちゃうと……」
月蓮「お、お前などに創世会を好きにさせてたまるか!!
消え失せろ、外道!!」
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 01:01:33.63 ID:9DHwjeXqP
千石「消えるのは君だよ、月蓮ちゃあん。
君におかしなことされるぐらいなら、創世会なんて潰しちゃっていいんだよ。
どうせ信者たちなんて簡単にダマされる頭の弱いクズばかり……。
どこかから神輿を連れてきて創世会の信者をすっぽり
頂いちゃえば、はい! 新しいカルトの出来上がりだよお?」
守「ふ……ふざけるな……!! 貴様……たたき斬ってやる!!」
千石「あっそう? やればぁ」
守「うおおおおっ!! ハイパー……憂国斬り!!」
千石「で?」
守「な――!?」
チョン斬り丸の必殺の一撃は、気づけばトクアリアンに変身していた
千石に、いとも簡単に受け止められていた。
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 01:06:46.10 ID:9DHwjeXqP
千石「もうちょっと泳がせて楽しみたかったけど、やっぱり
ここで死んでもらうことにするよ……むふ、むふふふふ……」
千石が右手を上げると、信じられないぐらいの強大な力が収束していく。
全力の月蓮さえをも遥かに凌駕するその力に、足がすくんで動けなくなる
ほどの恐怖を感じた、
千石「さようなら、ネトウヨくん」
月蓮「守!! 退け!!」
死を覚悟したその時、
俺は月蓮に体当たりされ、吹き飛ばされる。
そして月蓮は――体を『トクアリアン』そっくりに変化させた。
守「月……蓮?」
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 01:11:26.08 ID:9DHwjeXqP
千石「sengoku38をくらいなさぁい」
千石の右手から放たれた、漁船の形をした無数の光弾が、
俺を庇った月蓮に襲いかかる――。
守「やめろ!! 月蓮!!」
月蓮の全身に文字……曼荼羅が浮かび上がり、眩い光を放ち、
俺を覆うように曼荼羅の盾が出来上がる。
月蓮「ウアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
千石「むふふ、むふふふふふふふっ!」
漁船が次々と月蓮の体に激突していく。
肉が削られ、血が吹き出し、見るも無残な姿に変わり果てていく――。
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 01:15:12.21 ID:9DHwjeXqP
守「やめろおおおおおおっ!!」
千石の攻撃が終息すると、ボロボロになった月蓮は
再び人間の姿に戻り、崩れ落ちた……。
千石「せっかく月蓮ちゃんが庇ってくれてたから、
美しい愛情に免じて国尾守くんは助けてあげたよ。
むふふふふっ……」
守「う……うあああああああっ!!」
怒りを爆発させて全力で千石に斬りかかる。
だが、もはや防ぐことすらしない千石の鋼のような体に弾かれる。
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 01:20:58.22 ID:9DHwjeXqP
千石「ねえねえ、大好きな女の子がトクアリアンでびっくりしちゃった?
月蓮ちゃんの体にはねえ、ミンス党が提供した技術とS-Asiaウイルスが
使われているんだよぉ? さて、説明的なセリフはこのぐらいにして、
そろそろ帰るねぇ。感動のお別れとか好きにやっちゃってねぇ。むふふっ」
千石はそう言って……すっと、消えた。
守「あ、あ……月蓮……月蓮!!」
倒れている月蓮に駆け寄り体を抱える。
彼女は既に、虫の息だった。
守「お、おい! しっかりしろ!! 月蓮!!」
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 01:23:21.76 ID:9DHwjeXqP
守「うっ……月蓮、すまない……俺のせいで……ああっ……」
月蓮「守に……あんな姿を見られてしもうて……
バツが悪いわい……わしのこと、嫌いにならんでおくれ……」
月蓮は……トクアリアンになればいつでも俺に勝てたはずだ。
でもきっと、俺にその姿を見られたくなくて、だから変身しなかったんだ……。
守「ならない……なるもんか……おい、死ぬな、死ぬな月蓮!!」
月蓮「守、抱っこしておくれ……」
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 01:24:13.98 ID:jeEx6UilP
創世のトクアリアン支援
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 01:25:20.07 ID:9DHwjeXqP
守「ああ、月蓮……いくらでもしてやるから……死ぬな……行くな!!」
月蓮「守……わしは……おぬしに……会えて……」
俺の腕の中で、月蓮の体から力が抜けた。
守「おい……おい!! 起きろよ!! なあ!!
う……うああ……うああああああああああああああああ!!」
俺の絶叫は、天高く月まで響いた――。
――つづく。
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 01:31:07.88 ID:9DHwjeXqP
時間かかったけどなんとか完結することができたニダ<丶`∀´>
愛国者の皆さんの保守と支援にカムサハムニダ<*`∀´>
翌日に読むって言ってた人たちのために保守してもらえるとウリは感激ニダ<*`∀´>
気力があれば第六話を投下するニダ<丶`∀´>
読んでくれてカムサハムニダ<丶`∀´>ノシ
あ、このSSは完全なフィクションであり、いかなる人物・事件・団体とも
関係ありません!!モデルもありません!!全てが妄想です!!……ニダ<丶`∀´>
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 02:05:06.32 ID:L5PKEdQY0
age
225 :
わふー ◆PvGtXv3fQg :2010/12/08(水) 02:17:29.80 ID:PJOnQPx50
おつおつ〜久しぶりに最後まで読めるSSだ
226 :
わふー ◆PvGtXv3fQg :2010/12/08(水) 03:03:21.86 ID:PJOnQPx50
ほすニダ
227 :
わふー ◆PvGtXv3fQg :2010/12/08(水) 04:07:51.11 ID:PJOnQPx50
寝るニダ、あとは任せたアル
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 04:37:09.05 ID:fk/KKegl0
起きろニダ
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 05:04:42.97 ID:C2yGMSNC0
ただのネトウヨSSじゃなくなっててワロタ
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 06:27:58.94 ID:fk/KKegl0
感激させてやるニダ
231 :
[―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 08:16:31.47 ID:fTBF83ouP
続きが読みたいから保守るぜ
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 09:18:45.77 ID:fk/KKegl0
<丶`∀´>
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 10:07:55.32 ID:b+Tax9JaO
(`ハ`)
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 10:58:43.97 ID:qfIFbJ6R0
保守
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 12:21:10.19 ID:fTBF83ouP
保守
保守の保守カムサハムニダ<丶`∀´>
まったりペースで続き書くニダ<丶`∀´>
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 14:39:45.17 ID:b+Tax9JaO
マチャミどうなったんだwww
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 14:53:55.69 ID:9DHwjeXqP
>>237 エア本さんは君代に撃たれて頭がパァンとなって死んだニダ<丶`∀´>
ちょっと投下遅くなるのでトクアリアン図鑑を貼ってセルフ保守ニダ<丶`∀´>
トクアリアンファイルNO.1
パ・チンカス
∧_∧
<丶`∀´> <ウリの台ニダ!
( )======○
| | |
〈_フ__フ
パワーB 機動力B 耐久力C 特殊能力C
第一話に登場。
素早く目当ての台をゲットするための伸縮自在の腕を持つ、
パチンコ中毒の朝鮮人型トクアリアンで、生活保護を貰った当日に全額パチンコに使う。
よく開店前のパチンコ店に並んでいる。
239 :
わふー ◆PvGtXv3fQg :2010/12/08(水) 15:07:17.78 ID:PgB1QpQJO
きてた
そういやマチャミ戦の描写も欲しかったにゅ
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 15:29:07.01 ID:9DHwjeXqP
トクアリアンファイルNO.2
ゼンブ・ゼンブ
∧∧
/ 支 \
( `ハ´ )<コレゼンブゼンブアル
(´__]l つ[100元]
(_,,X,_)
パワーC 機動力C 耐久力C 特殊能力A
第二話に登場。
日本の家電を買いあさるため来日した支那人。
だがその実態は、日本に不法滞在し強盗や殺人を犯す支那人型トクアリアン。
腕から高速で毒餃子を発射するメタミドホス砲を備え、餃子の皮状の幕を放出し
近くにあるすべての物を包みこむ技「ゼンブゼンブ」の威力は脅威的
よく反日ゲーム機のXbox360やPSPをまとめ買いしている。
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 15:32:20.75 ID:qfIFbJ6R0
ゼンブ・ゼンブちょっとありがたいな
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 16:02:34.76 ID:9DHwjeXqP
トクアリアンファイルNO.3
イカアガシ
, ,― 、
//-― ヽ
ヽ' ノノ、ノヽ)
| <丶`∀´> < ウリはイカニダ
/ ⊂j Viつ、
<,<, <_。_。> 、>
tbtb
パワーA 機動力B 耐久力A 特殊能力C
第三話に登場。
日本の某人気アニメを朴ろうとして作られた人工トクアリアンで、
当然のようにウリジナルを主張する。
口癖は『〜イカニダ』。イカなのか朝鮮人なのかよくわからない
中途半端さにより、日本のみならず韓国でさえ不人気の可哀想な子。
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 16:35:12.82 ID:9DHwjeXqP
トクアリアンファイルNO.4
アマタガ・パァン
,. -―-- 、_
/::::::::::::::::::::::::`丶、
/:::::::彡'〜ー''"`L:::::::ヽ
/:::::::::l -―- ,-‐-ミ:::::::',
'::::::::::/ -=, 〈-== |::::::::|
l:::::::::::! r, ,)、 |n:::::|
ヾ:r、::| ,.ェェェュ、 (っ)ノ <パーンってなりましてね、頭が
`'ーi、 `== '′/ |
`丶、 / /
`ンー一|
/ /
(_)(_)
パワーB 機動力B 耐久力B 特殊能力A
第四話に登場。
某人気女性タレントが信心によりトクアリアンになったもの。
ニコニコ動画で彼女のMAD見てゲラゲラ笑っていたニコ厨が
いつまにか毎日お題目を唱えるようになっていたという
事例は数知れない、凄腕の布教者
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 16:53:22.67 ID:9DHwjeXqP
「第五話 プリンセス誘拐事件! Attack of the 9cm」
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 16:55:38.65 ID:qfIFbJ6R0
多分最悪のエピソードになる
下ネタ的に考えて
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 16:57:40.78 ID:9DHwjeXqP
守「お体の具合は……どうですか?」
弥子「はい……おかげさまでもう大丈夫だと思います。
国尾さんもお辛いのに、お気を使っていただいてすみません……」
あの創世会での戦いから数日が経った。
弥子さまはその時の精神的ショックで寝こんでしまい、
部屋に閉じこもったままの弥子さまを何度か見舞った。
守「あんなことに巻き込んでしまって……本当に……」
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 17:02:13.97 ID:9DHwjeXqP
弥子「いいえ、私が決めたことですから……。
あの、今度……月蓮さんのお墓に連れていってもらえますか?」
守「はい……お連れします」
侍女「国尾様。そろそろご勘弁願えますか。弥子さまのお体に障りますので」
弥子「もう少しだけ……」
守「どうも、長居してしまいました。俺はこれで」
弥子「あ、はい……またいらっしゃってください……。
……あ、あのっ!」
守「……はい」
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 17:05:37.93 ID:9DHwjeXqP
弥子「国尾さんはあんな目に遭われても……まだ戦いを
続けられるのですか? 私は……国尾さんの心が、壊れていきそうな
気がして……見て、いられません……」
守「……月蓮の仇を討ち、反日勢力を滅ぼすまで俺は戦い続けます」
弥子「国尾さん……」
侍女「さあ国尾様、さっさとお帰りください、お部屋の空気が極右臭くなります」
守「失礼します」
侍女「あなたのような下々の下品な極右が弥子さまに近づかれると、弥子さまに
悪影響です。もう来ないでくださいませ」
守「……気をつけます」
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 17:16:15.50 ID:9DHwjeXqP
弥子さまの部屋から追い出され、作戦室にいくと、麻田さんに手招きされる。
麻田「おう、ちょっとおめえに話があるからこっちこい」
守「はい……」
麻田「おめえまだ落ち込んでんのか? 元気出せよおい。
うちの馬鹿娘でよかったらやるぞ」
君代「ちょっと! そんなロリコンこっちから願い下げよ!!」
守「で……お話とは?」
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 17:27:50.07 ID:9DHwjeXqP
麻田「ああ、おめえヤクザの市口組は知ってるか?」
守「ええ……在日と同和だらけの、日本最大の暴力団ですよね。
一匹残らず駆除するべき反日極左集団です」
麻田「その市口組と反日バスターズが同盟を結ぶことになった。
まあ元々資金援助を受けてたんだがよ。日本のために本格的に
力を貸してくれるらしい」
守「はっ……? ちょっとそんな! いくらなんでも
朝鮮人団体と手を組むなんて、滅茶苦茶じゃないですか!!」
251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 17:43:08.12 ID:9DHwjeXqP
山野「まあまあ、話を最後まで聞くといいでござるよ」
君代「あたしたちも最初は守と同じ反応しちゃったけどね」
麻田「ヤクザってのはな、元々愛国的なんだ。
任侠道なんてのは、まさに高潔な日本人の精神そのものだぜ」
守「そんなのは詭弁ですよ! 奴らは弱い者から絞りとり
強い者に媚を売る、朝鮮人丸出しの……」
麻田「そりゃあ今のヤクザにゃあ朝鮮人が入り込みまくってるからな。
市口組も、朝鮮人の幹部がゴロゴロいるぜ」
252 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 17:45:58.39 ID:b+Tax9JaO
お猿さん
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 17:50:24.40 ID:9DHwjeXqP
守「だ、だったら何故!?」
麻田「おめえよ、最近のニュースを見て何か感じねえか?
情報強者の+民ならあらゆるニュースはチェックしないといけねえな」
守「……最近色々と忙しくて」
麻田「ミンス政権になってから、市口組の幹部が次々としょっぴかれてるだろ?
それも別件逮捕で無理矢理にな」
守「ええ……それは知っています」
麻田「あれは全部、純日本人だ。市口組内の朝鮮人派閥がミンス党と
結託して、古くからの日本人を排除しようとしてんだ」
守「まさかそんな……暴力団にも純日本人がいたなんて」
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 18:04:19.30 ID:9DHwjeXqP
麻田「博徒ってのはな、天照大御神を信仰してんだよ。つまり皇族を
敬ってるってわけだ。だからヤクザは右翼をやるんだ。ま、中には
朝鮮似非右翼も多いけどよ」
守「あの手のヤクザ右翼は、全て右翼のイメージを悪化させるための
朝鮮人の工作だと思ってました。まともなヤクザ右翼もいるんですね……」
麻田「それに戦後直後の日本で暴れまわり、殺人や強姦の限りを尽くしてた
朝鮮進駐軍を退治して回ってたのが、市口組三代目だ。
しかもヤクザがいなかったら、韓国マフィア、中国マフィアが日本でもっと
幅を利かせてるぜ。ヤクザはたしかに犯罪集団だ。だが昔からの
日本人ヤクザは堅気に迷惑を掛けねえ。ま、必要悪ってやつだな」
守「俺は勉強不足でした……こんなんじゃ、情報強者と言えません……」
仕事から帰ってきました。
残ってて嬉しいです。
>>1乙。
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 18:12:43.15 ID:qfIFbJ6R0
暴力団にチョンが多いのは人材不足だからって聞いたが
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 18:15:46.89 ID:9DHwjeXqP
山野「僕らもさっき知ったことでござるよ。ネットにはマスゴミが決して報道しない
真実があるとはいえ、中にはホロン部の流すデマも混じっているでござるからな」
君代「右派宗教のこともそうだったわね。私たち情報強者は、
もっと+や東亜、鬼女板やオカ板のような愛国板を見て、
真実を見抜く目を養わないといけない……」
麻田「ああ、そうだ。それでだ、今市口組は内部の朝鮮人派閥によって
乗っ取られようとしている。そこで俺たちが、朝鮮人派閥を駆逐して
純日本人の愛国ヤクザになった市口組を、反日バスターズに引き入れるってわけよ」
守「な、なるほど……」
麻田「でだ、市口組に聖戦士の素質のある男がいてよ。
腕前はなかなかのもんらしいが、ちょっと性格に難があるってーか……。
ともかくだ、おめえにそいつの教育係をやってもらう」
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 18:18:24.00 ID:qfIFbJ6R0
>>257 >オカ板のような愛国板を見て、
おいやめろ
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 18:20:34.20 ID:9DHwjeXqP
守「え……俺が教育係ですか? 俺はまだまだ下っ端なのに……」
麻田「おめえなら大丈夫だ、みっちりと愛国心を叩き込んでやってくれ」
木城「麻田さん。例の彼が来たけど、入ってもらっていいかしら?」
麻田「おう、呼んでくれ」
木城「市口くん、どうぞ入ってちょうだい」
海老「うぃーっす」
司令室に入ってきた男は、生意気そうなツラをしたDQN丸出しのチャラ男。
こんな奴が……聖戦士?
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 18:21:24.91 ID:Xabc7xnn0
えび……だと……?
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 18:23:53.79 ID:9DHwjeXqP
木城「彼が市口組組長、市口團五郎氏の息子、市口海老三くん。
今日から反日バスターズの一員よ」
海老「ちょリーッス! 市口海老三ッス」
麻田「おい海老三、こいつがおめえの教育係の国尾守だ
ちゃんと言うこときくんだぞ」
海老「どもッスセンパイ。よろしくッス」
守「あ、ああ……よろしく」
なんなんだこいつ。見た目とか言葉遣いとか、まるでチョンじゃないか。
だいたい俺はDQNが大嫌いなんだ……勘弁してくれ。
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 18:25:40.58 ID:qfIFbJ6R0
どうも、刹那・F・セイエイさん…
263 :
わふー ◆PvGtXv3fQg :2010/12/08(水) 18:36:07.70 ID:PJOnQPx50
AB蔵www
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 18:36:33.93 ID:9DHwjeXqP
麻田「じゃあ早速パトリオットベース内の案内やら、
ここでのしきたりやらを教えてやってくれねえか」
守「は、はいわかりました……」
君代「変なこと教えるんじゃないわよ、ロリコンとか」
海老「ちょ、めっちゃ可愛いじゃん。ねえその制服学習館女子?
何年? ちょっと一緒にトイレいかない?
最近真央の体に飽きちゃってさあ。俺セックス上手いよ?」
君代「はぁ? 頭湧いてんじゃないの?」
守「お、おい、何言ってんだお前。ほら、案内してやるからいくぞ」
海老「うぃッス。じゃ、またあとでトイレいこうよ」
君代「殺すわよ」
なんかカルトとかヤクザとか海老とか、変なのばっか味方になるなw
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 18:46:37.58 ID:9DHwjeXqP
ああもう絶対チョンだ。平気でレイプとかするチョンに違いない。
ただでさえ気分が落ち込んでるのに、こんなやつと一緒にいると
一層気が滅入る……。
守「ここが工作室だ。主にネット工作を行う場所で……」
海老「ふーん、ネット工作ってなにするんスか?」
守「2ちゃんねるとかニコニコ動画に愛国コピペや動画を投下したり、
ネット世論を正しく誘導する、愛国活動の礎だ」
海老「2ちゃんねるってあれでしょ? オタクが見るやつでしょ?
2ちゃんねらーとかいって気持ち悪いッスよねー」
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 18:53:56.78 ID:9DHwjeXqP
守「は……はぁ? なんだその偏見は。それに……オタクのどこが悪いんだ?
いいか、日本が世界に誇るアニメや漫画、ゲームなどのコンテンツは
支那朝鮮人が羨ましがって仕方のない日本の宝で……」
海老「ふーん、アニメに漫画ッスか。俺もエヴォとかワソピース好きッスよ」
守「もっと愛国的なアニメ漫画もあるが……。
とにかく、オタクへの偏見はブサヨ思想丸出しだからやめろ。
反日左翼は二次元児童ポルノを規制しようとしたり、オタクと敵対してるんだ」
海老「よくわかんないッスけど、オタクってイケてるってことッスね」
だめだ、頭が痛くなってくる……。こんな奴ニコニコにある全ての愛国動画を
24時間365日視聴させても憂国の士にはなれないであろう、馬鹿だ。
268 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 19:06:15.67 ID:9DHwjeXqP
2ちゃんで工作するホロン部を論破するために使う他に、支那朝鮮の恥ずかしい
歴史や現状を見て、さらなる愛国心を養うためのものだ」
海老「へー。シナチョーセンっていうのは北朝鮮の友達かなんスか?」
守「北朝鮮と南朝鮮……韓国を一纏めにして朝鮮。支那は中国だ。
特に中国のことは支那って呼ばないとパトリオットベースの皆さんに
ぶん殴られるぞ。まあ、支那朝鮮は反日極まりない極悪国家で、
我々反日バスターズが倒すべき相手だから心しておけ」
海老「中国とか韓国とか嫌いなんスか? なんで?」
2ちゃんで工作するホロン部を論破するために使う他に、支那朝鮮の恥ずかしい
歴史や現状を見て、さらなる愛国心を養うためのものだ」
↑
守のセリフニダ<丶`∀´>
ミスったニダ<丶`∀´>
御飯食べてきますニダ<丶`∀´>
270 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 19:49:04.83 ID:b+Tax9JaO
AB臓…だと…?
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 20:17:13.35 ID:9DHwjeXqP
守「なんでってお前……おい正気か? お前朝鮮人か? 支那人か?」
海老「いや日本人ッスけど。先祖代々」
守「まともな日本人なら支那朝鮮が嫌いに決まってるだろ!
ああそうか、ネトウヨ連呼厨のブサヨか……お前は……」
海老「だって中国料理も韓国料理も美味いッスよ?
隣の国なんだから仲良くしたらいいじゃないッスか。
いえ〜い! ラブ・アンド・ピース!」
守「……麻田さんはなんでお前みたいなブサヨを連れてきたんだ?
もう話にならん! お前なんて知らん!」
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 20:26:11.74 ID:9DHwjeXqP
海老「センパーイ。中国嫌いなんしょー? じゃーこの服なんすか?」
海老三は俺の服に手を伸ばし、めくってタグを覗き込む。
守「お、おいっ、触るな気持ち悪い!」
海老「ほらやっぱ中国製だ。生地が安っぽいからそうじゃないかと
思ったんッスよ。ねえねえ、なんで中国嫌いなのに中国製の服着てんスか?」
守「え……そんなの……別にいいだろ……」
海老「おかしくないスかー? これ買ったら中国にお金が入るんじゃ
ないんッスか? 矛盾してるッスよ」
273 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 20:31:29.76 ID:9DHwjeXqP
守「う……うるさい! あ、あれだ、こういうのは支那の工場で
支那人工員が長い労働時間と低賃金でこき使われて作ってるんだ!
だから……結果的に沢山の支那人が苦しむわけであって、あ、愛国的だろ!」
海老「なんか苦しい言い訳ッスねー。まあ給料が安いならこういうの
着るしかないッスもんね。俺はイケてるブランドしか着ないッスけど。
センパイ、年収いくらッスか?」
守「あ……? そ、そんなのどうだっていいだろ……。
愛国者は金のことをとやかく言わないんだよ! 清貧が日本人の美徳だ!」
海老「愛国者とやらって貧乏なんスか? じゃー税金とか
全然払ってないんスか? 国が好きなら税金払いましょうよ〜。
うちの組なんか税務署の人間がしつこくやってきて、こないだも
追徴金2億も取られたッスよ。ねー、絶対センパイより俺の方が
国に貢献してると思うッスよ?」
まさか…あの事件が再現されるのか…。
275 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 20:40:31.82 ID:9DHwjeXqP
守「いい加減にしろ!!」
俺は海老三のあまりにも酷い態度に我慢できなくなって、
胸ぐらを掴んで壁に押し付ける。
こいつは……人を怒らせる天才、性根の腐った反日下衆野郎だ!
海老「ちょっ……センパイ、暴力ッスか? 俺ケンカ強いッスよ?」
守「そうか、じゃあ喧嘩するか? お前の根性を叩き直してやるよ!」
海老「じょ……冗談ッスよ冗談。仲良くしましょうよ、
ラブ・アンド・ピース!」
守「あんまりブサヨみたいなこと言ってると、マジでぶん殴るぞ。
まあいい、以後口の利き方に気をつけろ」
海老「う……うッス。サーセンした……」
276 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 20:44:18.58 ID:9DHwjeXqP
守「次案内してやるからさっさといくぞ」
海老「ねーセンパイ、ちょっと勝負しましょうよ」
守「あ……? やっぱ喧嘩したいってのか?」
海老「ち、ちげーッスよ。腕相撲ッスよ腕相撲!
センパイがどれぐらい強いのか試してみたいんスよ」
守「腕相撲……? くだらない。遊びにきてるんじゃないんだぞ」
海老「あれあれ? 負けるのが怖いんスか? センパイ」
なんて鬱陶しい奴なんだ。
聖戦士の俺がこんな奴に力比べで負けるはずがない。
軽く捻って涙目にさせてやる。
277 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 20:50:40.79 ID:qfIFbJ6R0
守って学生だったっけ?ニートだっけ?
特に言及はされてないような
でも、ニートっぽい気はするw
279 :
>>277-278 派遣先を解雇され失業保険で暮らす25歳という裏設定があるニダ<丶`∀´> :2010/12/08(水) 21:02:17.88 ID:9DHwjeXqP
守「じゃあやってやるよ。そこのテーブルに肘つけ」
海老「俺マジで強いッスよ? 横綱に勝ったことあるッスもん。
ねえセンパイ、俺が勝ったら灰皿にテキーラ入れて飲んでくださいよ」
守「ああ何でもやってやるから、さっさ済ませるぞ」
俺は備え付けの頑丈なテーブルに肘をつき、
海老三と腕を組む。一瞬でぶっ倒してやる。
海老「いくッスよ? レディー……ゴー!!」
守「――!」
ピクリとも動かない。馬鹿な、半端じゃない腕力だ。
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 21:07:29.76 ID:9DHwjeXqP
海老「あれ? もしかして案外弱いッスか?」
俺勝っちゃっていいスか?」
守「く……!」
このままでは負ける……。仕方がない、少々ズルいが
聖戦士の力を使わせてもらう。俺は左手でこっそりと、
帯剣しているチョン斬り丸を鞘から少し抜く。
守「ぐ……おらっ!!」
海老「う……うわあああっ!!」
聖戦士の力がみなぎり、一瞬で海老三の腕を倒す。
その衝撃でテーブルがバキバキと割れ、そのまま倒れこむ。
281 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 21:13:30.95 ID:9DHwjeXqP
海老「いでえええっ!! あだだだ……ちょっと、
化け物ッスか? つええ……」
守「もっと鍛えてこい、ブサヨ。そんなんじゃトクアリアンとの
戦いに勝てないぞ」
海老「う……うッス……」
チャラチャラしたガキの割に、妙に力がある。
確かにそこそこ強いのかもしれない。だが、強いだけじゃ
聖戦士の資格は無い。強さと日本を愛する心を兼ね備えるのが聖戦士だ。
こんな……ブサヨ思想のチャラ男に務まるはずがない……。
282 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 21:17:43.40 ID:DDW1pqyBO
裏設定wwwwwww
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 21:19:44.46 ID:9DHwjeXqP
数日後。
麻田「ようし、おめえら準備はいいか?
そろそろ出発するぞ」
君代「ばっちりよ! 大阪に行くのは初めてだわ。楽しみね〜」
山野「USJとか行ってみたいでござるよ!」
麻田「おいこら、旅行にいくんじゃねえんだぞ。
ドンパチするんだから、気抜いてっと死ぬぞ」
大阪にある市口組内の朝鮮人派閥、輪田組へ
乗り込む今回の作戦。激しい戦いになりそうだが、
俺はこのところ毎日のように海老三に頭を悩まされて、気力が沸かない。
284 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 21:21:46.68 ID:nfgkSrY30
バカみたいに愛国!チョン死ね!天皇万歳!とかやってる奴見たけど
いくら叫んでも何も変わらないからな
ニコニコの政治タグとかもうね
285 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 21:23:24.19 ID:9DHwjeXqP
海老「思いっきり暴れられるッスね! 輪田の野郎を
ブチ殺してやるッスよ!」
守「ああそう……まあ、頑張れ……」
大阪府――。
いわゆる『反日地域』のひとつで、朝鮮人の巣窟である魔都。
ひったくり、レイプは日常茶飯事で、犯罪を行っても
「まあええやん」で済まされる、日本人の常識が通用しない異世界。
我々反日バスターズは危険極まりない大阪に、足を踏み入れた。
286 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 21:25:12.60 ID:DDW1pqyBO
大阪より福岡の方がヤバいんだけどな…
>>284 ニコニコ見ないけど、そんなバカが居るのかw
288 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 21:27:42.69 ID:nfgkSrY30
2chから流れ込んだって感じだな、
ゲリラ右翼のコメが痛い
289 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 21:28:51.95 ID:L5PKEdQY0
聖戦士なんだろ
290 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 21:29:23.69 ID:9DHwjeXqP
君代「ちょっと……なんなのこの街は……。
ここは本当に日本なの……?」
山野「そこら中に浮浪者がたむろしていて、不潔極まりないでござる……」
木城「なんで路上で覚醒剤を売っているの? ありえないわ……」
守「この臭い……ソースとキムチの臭いで鼻が曲がりそうだ……」
海老「なかなかカオスな感じでイケてるっしょ?」
あちらこちらから女性の悲鳴や、理解不可能な
「おおきにでっしゃろでんがなまんがな」などという阪国語が聞こえてくる。
我々の想像以上である恐ろしい世界に、背筋が寒くなる。
291 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 21:29:59.13 ID:SqVsR7Vz0
これ面白いな
まとめ読んでて気に入った
292 :
わふー ◆PvGtXv3fQg :2010/12/08(水) 21:30:42.20 ID:PJOnQPx50
さすが大阪民国
293 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 21:33:49.91 ID:DDW1pqyBO
ガチムチパンツレスリング動画でネトウヨが字幕演説始めた時は噴いた
294 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 21:39:42.08 ID:9DHwjeXqP
「ねぇちゃん! 茶ぁしばけへん?」
君代「ちょっと……近寄らないで!」
「兄さん兄さん! ちょんの間でオメコしていかへんか!
30分8000円!」
山野「お……オメコ?」
「パンおいしいねん!」
守「あっそう……」
街を歩いているだけで次々と得体のしれない
大阪人たちが寄ってくる。中には我々の標準語を聞いただけで
殴りかかってくる者もいた。我々は大阪の恐ろしさに精神を蝕まれつつ、
目標の輪田組へと向かった。
295 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 21:42:50.46 ID:F/krTJM3O
ダンバインじゃないならリーンの翼SSか
流石vip胸温
296 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 21:48:57.67 ID:DDW1pqyBO
297 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 21:54:40.37 ID:9DHwjeXqP
麻田「ここが輪田組か。ひでえ建物だな」
君代「……大阪全開って感じの悪趣味なビルね」
左隣にはパチンコ店。右隣には風俗店。向かいには焼肉店という
ヤクザ経営をまったく隠す気の無い店に囲まれた輪田組のビルは、
「一粒300メートル」の看板だの、大きなカニを模した道楽っぽいものが
貼りつけられ、異様な雰囲気を漂わせている。
麻田「おし、戦闘員は武器の最終点検をしておけ。
5分後に突入すっからよ」
財主会やASCから応援に駆けつけた数十名の戦闘員と共に、
いよいよ輪田組に乗り込む。
海老三「君代、俺のかっけーとこちゃんと見ててくれよ!」
君代「名前で呼ばないでキモい。 馴れ馴れしいのよ!」
298 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 22:07:46.14 ID:9DHwjeXqP
麻田「おうし……総員突入開始だ!」
麻田さんが号令をかけ、全員でビルの中に雪崩れ込む。
「な、なんやお前ら! どこの組の……ぎゃああっ!!」
戦闘員が警備のヤクザを次々と射殺する。
後に続く俺も、騒ぎを聞きつけて出てきた連中の首を刎ねていく。
海老「うぉーかっけー! センパイ、俺にも獲物くださいよ〜」
守「チャラチャラしてないで気合入れろ!」
階段をドカドカと駆け上がり、組事務所に踏み込む。
大勢のヤクザが日本刀や拳銃を手に、襲いかかってくる。
299 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 22:15:47.94 ID:9DHwjeXqP
「出入りじゃあ!」「いてもうたらんかーー!!」「シバキ倒すぞこらぁ!!」
阪国語を喚くヤクザ共を次々と屠る。
その中に、ムクリと起き上がりトクアリアンに変身するものがいた。
トクア「デンガナマンガナァ!!」
木城「トクアリアンよ! 気をつけて!」
トクア「大阪名物ポコポコヘッドジャア!!」
隊員「う、うわあっ!!」
灰皿を両手に持ったトクアリアンが、戦闘員の頭をポコポコと殴りつける。
頭部が凹み、血を吹き出して崩れ落ちる戦闘員。
300 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 22:24:45.33 ID:9DHwjeXqP
隊員2「こ、このおっ!」
戦闘員がトクアリアンに向けて小銃を乱射するも、
相手は素早く灰皿を動かし、銃弾を受け止める。
トクア「大阪名物パチパチパンチヤデェ!!」
次々と隊員を殺戮していくトクアリアン。
普通の人間じゃ無理だ。奴は俺が……。
海老「あいつ俺にくださいッス!」
守「お、おい!」
海老三が威勢よくトクアリアンに向かっていく。
こいつ、トクアリアンの強さを知らないのか!?
301 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 22:39:04.18 ID:9DHwjeXqP
海老「君代、俺のドスさばき見て惚れんなよ?」
君代「うっさいわね! あんたなんて頭凹まされちゃえばいいのよ!」
トクアリアン「デンガナマンガナァ!!」
海老三に標的を向け襲いかかるトクアリアン。
灰皿が海老三の頭を襲う――
海老「よっと!」
だが、カァンという音が響き、灰皿は海老三の短刀に弾かれる。
海老「人間国宝級の攻撃、見せてやんぜ!」
302 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 22:40:58.59 ID:fTBF83ouP
今更だが、そんな裏設定があったのか…www
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 22:43:36.68 ID:SqVsR7Vz0
吉本ネタ好きだなww
304 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 22:52:49.48 ID:9DHwjeXqP
海老三が素早い速度で短刀の連打を浴びせると、
トクアリアンは灰皿でそれを受け止める。
カンカンと短刀と灰皿のぶつかる音が室内に響き渡る。
トクア「パチパチパンチジャアアア!!」
海老「どーしたそんなもんかおらぁ!!」
海老三は、まるで舞を舞うがごとく優雅な動きで攻撃を繰り出し、
やがて防ぎきれなくなったトクアリアンの体を短刀が切り刻んでいく。
トクア「ゴメリンコオオオ!! ゴメリンコオオオ!!」
305 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 23:08:33.82 ID:9DHwjeXqP
ついには膝を折って崩れ落ちるトクアリアン。
トクア「シマッタシマッタ島倉……」
海老「男なら倒れてんじゃねーよ!!」
海老三はもはや息のないトクアリアンをさらにメッタ刺しにする」
海老「ヒャッハー!! よえええ!!」
守「お、おい、もう死んでる。もうやめろ」
海老「てめー年収いくらだああ!? ああーーっ!?」
嬉しそうに返り血を浴びながらトクアリアンを切り刻む姿に
背筋がゾクっとする。こいつ……なんて凶暴なんだ。
306 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 23:14:29.58 ID:9DHwjeXqP
守「おい! 落ち着けおい!」
海老「え? なんスか? 落ち着いてるッスよ」
平然と振り返りそう答える海老三の顔は、真っ赤に濡れていた。
守「そんなチョンみたいな真似するな!
反日バスターズの一員になったからには愛国者らしく振る舞え!」
海老「だって俺愛国者とやらじゃねえッスもん」
守「こ……この野郎!!」
ぶん殴ってやろうと思った時、麻田さんが大きな声で皆に告げた。
麻田「おーい、終わったぞ! 撤収だ撤収!」
307 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 23:38:02.29 ID:9DHwjeXqP
守「え……終わった? 輪田を殺ったんですか?」
君代「うん、すぐに死んじゃったわ」
守「そうか……あっけなかったな。おい海老三、警察が
来る前にさっさと出るぞ」
海老「うぃッス。なあ君代、俺のかっけーとこちゃんと見てた?」
君代「見てない知らないどうでもいい」
海老三の奴……とんでもないDQN野郎じゃないか……。
やっぱりこいつは反日バスターズにふさわしくない、
愛国心の欠片も感じられない反日野郎だ……。
308 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/08(水) 23:41:52.46 ID:9DHwjeXqP
山野「それにしても拍子抜けもいいとこでござるなあ、
トクアリアンも一匹出てきただけで、あっさり輪田組は
壊滅したでござるよ」
麻田「ま、多少の犠牲は出てんだ。
あれ以上仲間に死なれたら困るじゃねえか」
君代「そうね、犠牲になった隊員のためにも
反日ヤクザを壊滅させられて良かった。
英霊となった彼らも靖国で作戦の成功を喜んでいるはずよ」
海老「なあ君代、今度は俺のかっけーとこ
ちゃんと見ろよな!」
君代「だから君代って呼ばないでって言ってるでしょ。
あんたみたいに日本を愛する心のない男は、大っ嫌いなの!」
309 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 00:01:54.21 ID:yBJ43SyqP
海老「じゃー日本好きになるから俺んこと好きになってよ。
日本ラブ! アイラブジャパン!」
君代「あんたふざけてんの!? てゆーか口じゃなくて行動で
示しなさいよ、愛国活動で」
海老「オッケー! じゃあいっぱい税金払って
中国製のもん買わずに日本製の買うからさ、
俺と付き合ってよ」
君代「付き合わない。もう、しつこい!」
海老「えーなんでだよ、好きな男でもいんの?」
310 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 00:16:06.13 ID:yBJ43SyqP
君代さんはそう言われて、一瞬俺を睨んでから
不機嫌そうに海老三に答える。
君代「別に……いないわよ。いないけど、あんただけは嫌!」
麻田「君代は守みてえなバリバリの愛国者が好きだもんなあ?」
君代「はぁ!? こ、こんなロリコン好きなわけないでしょ!」
海老「なに、センパイのこと好きなの? センパイ、
愛国ガールにモテるテクってのを教えてくださいッスよ」
311 :
わふー ◆PvGtXv3fQg :2010/12/09(木) 00:20:29.69 ID:3uBpGYAD0
私怨
312 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 00:22:33.53 ID:yBJ43SyqP
守「そんなもん知らん」
海老「えー、ケチッスねえ。なあ君代、俺いっぱい
愛国活動ってやつするからさ、見ててくれよ?」
君代「見ない。しつこい」
はぁ……この馬鹿エビ、見てるだけで疲れる。
こういう馬鹿は全員竹島と尖閣に送り込んで
人間堤防にでもすればいいんだ。
313 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 00:36:17.27 ID:yBJ43SyqP
その後パトリオットベースへと戻った我々に、
驚くべきニュースが伝わってきた。
守「輪田組を壊滅させたこと、さっそくニュースになってるな」
君代「ずいぶん派手にやったもんね」
アナウンサー『本日起こった暴力団事務所襲撃事件ですが、
大阪府警はこの事件を、広域指定暴力団市口組の内部抗争と断定し、
殺人などの容疑で市口組六代目組長、市口團五郎氏から
任意の事情聴取を行っており、間もなく市口組本部への家宅捜索が
行われる模様です』
守「市口組が……警察にやられてるのか!?」
314 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 00:41:32.43 ID:yBJ43SyqP
山野「市口組に手が伸びないように、海老三以外の市口組員は
連れていかなかったでござるのに……」
海老「え? なに? うちのオヤジ捕まっちゃったんスか?」
アナウンサー『殺害された輪田組組長の妻、輪田昭子二代目姐は、
市口組との抗争に備え、関西の複数の暴力団組織と
連携し、関西連合という組織を設立するという声明を発表しました』
守「関西……連合?」
海老「うわ……アッコさんが声掛けたのか、そりゃあ
関西中のヤクザが集まっちまうよなあ……」
守「何者なんだ、そいつは?」
315 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 00:44:37.52 ID:yBJ43SyqP
海老「輪田組組長の嫁さんで、輪田組を裏から操ってるだけじゃなく
色んな組のトップにも顔が広いすげーやり手の女ッス。
殺しが大好きなすげー残虐な奴ッスよ!」
守「お前が言うな」
君代「もしかしたら……私たちの襲撃を、逆に利用された!?」
木城「ええ……道理で警備が手薄で、組員の数も少ないと思ったわ。
和田組を襲わせておいて、その罪を市口組に被せる。
そして弔い合戦の名の下に、大義名分を手にして組を割り、
内通していた関西の各暴力団と連合を結成する……してやられたわね」
316 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 01:03:33.43 ID:yBJ43SyqP
山野「それにしても、反日警察は犯人が僕達だってことを
知っているはずでござる。何故反日バスターズのことを無視しているので
ござるか?」
麻田「そりゃあ、俺達のことを公にしちまったら、反日バスターズの
存在が世間に広まる。そうなりゃあ潜在的な愛国者たち、多くの日本人が
反日勢力と戦う俺達に賛同する……それを恐れてやがんだよ。
創世会との戦いだって、人がたくさん死んだのにまったく報道されなかったろ?
奴らは自分たちに都合の悪いことを一切報道しねえ。
それが反日勢力のやり口ってわけだ」
君代「わかってたことだけど、ミンス党は朝鮮ヤクザに全面協力
してるってわけね。こりゃあ厄介な戦いになりそうだわ……」
317 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 01:14:57.56 ID:yBJ43SyqP
海老「関西連合をぶっ潰したら愛国活動ってやつなんスよね?
おーし燃えてきた! 君代、俺の愛国で俺を愛してくれよ!」
君代「嫌」
アナウンサー『ミンス党の千石官房長官は会見で事件についての質問に、
市口組の起こした事件は許しがたい凶悪犯罪だ、と述べ、
市口組壊滅のため全力を挙げて捜査を進めるよう、警察庁長官に
指示したことを明らかにしました』
ニュースに千石の薄汚いツラが映ると、あの時の創世会での
光景が脳裏に浮かび、俺は歯をぎりぎりと鳴らしモニターを睨みつけた。
朝鮮人ヤクザの集合体、関西連合。その後ろにはミンス党、
そして千石がいる……。俺は、奴らを絶対に許さない。
月蓮、見ててくれ……お前の敵をとってやる!
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 01:20:42.95 ID:yBJ43SyqP
守「麻田さん、また大阪に向かい、奴らと戦いましょう。
俺は今すぐにでも構いません!」
麻田「そのつもりだが、作戦だって練らなきゃいけねえ。
まあ気持ちはわかるけど、そう焦るな」
守「しかし……こうしてる間にも朝鮮人ヤクザはのさばり、
日本人が苦しめられています!」
麻田「だから焦るなって言ってるだろ。関西中の朝鮮ヤクザが
集まりゃえらい数だ。トクアリアンだって何匹狩ってるか
わからねえ。手はずが整ったらやるつもりだから、
今日は取り敢えず休め。おうおめえら、今日は解散だ」
守「で、でも……。はい……わかりました」
319 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 01:23:46.42 ID:yBJ43SyqP
海老「センパイ、気合入ってるッスねー!
俺も早くカチコミにいきたいッスよ!」
君代さんが唇を噛む俺を覗き込み、気持ちを見透かしたように声を掛ける。
君代「守……気持ちはわかるけど、あんまり無理したらだめよ」
守「えっ……ああ……」
君代「そんなにあんたに思ってもらえて、あの娘も幸せだったと思うわ……」
君代さんはそう言って作戦室を出て行く。
320 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 01:26:23.50 ID:yBJ43SyqP
海老「なあ君代、一緒にトイレ行かない?」
君代「キモい!」
麻田「おめえもなんつーか、罪作りな男だなあおい」
麻田さんは俺の肩をポンと叩いてそう言った。
やがてみんなが出て行った作戦室で、俺は夜遅くまで
テレビのニュースを眺め続けた。
ここまでにして寝るニダ<丶`∀´>
いつも申し訳ないけど保守してもらえると嬉しいニダ<丶`∀´>
アンニョンヒチュムセヨ(おやすみなさい)ニダ<丶`∀´>
322 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 02:03:18.29 ID:AfEhBNIZ0
age
323 :
わふー ◆PvGtXv3fQg :2010/12/09(木) 02:14:11.30 ID:3uBpGYAD0
おつおつ
325 :
わふー ◆PvGtXv3fQg :2010/12/09(木) 03:30:15.46 ID:3uBpGYAD0
ねるまえのほすニダ
出勤前保守
ほしします
328 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 07:04:55.52 ID:Xz9ArjAN0
<丶`∀´>
329 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 08:01:44.87 ID:j566Oo/WP
ほすほす
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 09:24:40.34 ID:Xz9ArjAN0
<丶`∀´>ウェーハッハッハ
331 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 09:44:35.01 ID:zJb5FVq+0
NTRか…
332 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 10:31:29.11 ID:yBJ43SyqP
おはようニダ<丶`∀´>
保守感謝感激ニダ<丶`∀´>
もうちょっと後で投下再開するニダ<丶`∀´>
>>324 誤字脱字しまくりニダ日帝の陰謀ニダ<;`∀´>
333 :
わふー ◆PvGtXv3fQg :2010/12/09(木) 10:44:27.15 ID:3uBpGYAD0
きた
334 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 10:46:35.26 ID:0WgtoAVCO
早くするニダ
335 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 11:13:49.71 ID:yBJ43SyqP
翌々日、弥子さまが作戦室においでなられ、
我々に相談があると仰ってこられた。
守「えっ……修学旅行、ですか?」
弥子「はい、明日からなんですけど、皆さんも戦っておられる状況ですし、
私だけ遊びにいくのは申し訳ないので、最初は参加しないつもりだったのですが……」
君代「別にいいと思いますよ。 あたしもよく友達と遊びに行ってるし、
山野さんはしょっちゅうアキバに通ってるし……まあ守は引きこもりだけど。
うちの学校って選択式だけど、行き先はどこになさったんです?」
336 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 11:18:44.06 ID:yBJ43SyqP
弥子「京都と奈良が一番日程が短くて、二泊三日なんです。
侍女の金田さんもそこが良いと進めてくれて……」
山野「京都と奈良でござりますか? この時期に関西はまずいかもござるよ……」
弥子「そうですよね……じゃあやっぱり、参加は見合わせることにします」
侍女「弥子さま、下々の者の言う事などお聞きになる必要はありません。
弥子さまは極右共のせいで、このところ外出さえもままならぬ
窮屈な生活を強いられておいでです。たまには羽をお伸ばしにならないと
いけません」
君代「弥子さまが危険な目にあったらどうするのよ!」
337 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 11:30:51.84 ID:yBJ43SyqP
侍女「弥子さまは毎日学校に通われておいでですが、
警護のものがしっかりとお守りしています。修学旅行中は
警護を通常の二倍に増やし、万全の体制で行っていただきます。
危険が及ぶことはありえません」
守「じゃあ俺たちも弥子さまの警護に参加させてください」
弥子「そんな、国尾さんたちにご迷惑をお掛けするぐらいなら
参加するつもりは……」
侍女「ええ……構いませんよ。警備についていただいても。
ただし、弥子さまはあくまで学習館の生徒として参加されるのです。
弥子さまに声をかけられたり連れまわそうとしたりレイプしたり
なさらないように。弥子さま、参りましょう。極右のばい菌で
お体が穢れます」
338 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 11:46:59.15 ID:yBJ43SyqP
弥子「あっ、はい……皆さん、ご迷惑をおかけしてすみません」
そう吐き捨てて侍女は弥子さまを連れて作戦室を出ていく。
君代「なによあの反日女! ねえ、あいつって反日勢力のスパイじゃ
ないでしょうね? 弥子さまを修学旅行に行かせようとして……。
何か企んでいるんじゃないかしら?」
守「そうだな……あの侍女の行動は色々と怪しい。
以前も弥子さまに反日朝鮮アイドルのダンスを踊らせていたし」
山野「どう考えても嫌な予感がするでござるよ……」
339 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 11:53:44.61 ID:yBJ43SyqP
海老三「うぃーッス。おそくなったッスサーセン。
さっきそこでミコちゃんとすれ違ったんだけどやっぱ可愛いッスねー。
触ろうとしたら一緒にいたオバサンに蹴られたッスけど」
守「お前なあ……ミコちゃんって、日ペンじゃあるまいし
不敬な呼び方するな! 弥子さまだろ、馬鹿」
海老三「だって年下ッスよ? さま付けとかおかしいっしょ。
殿様じゃないんだから〜。皇族だって同じ人間じゃないッスか」
君代「あんた本気で言ってんの!? 同じ人間ですって?
皇族は神に等しい尊い方々なの! こいつ、警備に混ぜないほうがいいわ。
皇族を敬わないブサヨじゃ役に立たないし」
海老三「警備? なんか作戦ッスか?」
340 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 12:00:44.56 ID:yBJ43SyqP
山野「弥子さまは明日から修学旅行に参られるのでござるよ。
弥子さまをお守りするために、我々が警備につくのでござる」
海老三「え? 修学旅行いくのに警備ッスか? それおかしいっしょー。
そんなの一人で行かせたらいいじゃないッスか。
なんで一人が旅行いくぐらいでゾロゾロついていくんスか? 無駄っしょ?
そうやって過保護にすっから世間知らずのお嬢様になるんスよ。
あーでもまてよ? 学習館の修学旅行についていくってことは、
女子高生食いまくりってことッスよね? 俺いくッス! いきたいッス!」
殴る。もう限界だ。ぶん殴ってやる。
と思った時、既に海老三はぶん殴られ、バチンと大きな音が響き
勢い良くぶっ倒れる。
君代「いい加減にしなさいよ!! あんた皇族が、弥子さまが
どれほど尊くて大事なお方かわからないの!」
341 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 12:06:06.62 ID:yBJ43SyqP
海老三「あ……あっ……」
鼻血を流し、唖然とした顔で君代さんを見上げる海老三。
君代「命を捨ててでも皇族の方をお守りするのがあたしたちの、
日本国民の役目なの!! そんなこともわからないブサヨは
朝鮮に帰れ!! 売国奴!!」
海老三「サ……サーセ……すいません」
君代「もう顔も見たくない!! 日本が嫌いなら出ていって!!」
君代さんはカンカンに怒りながら作戦室を出ていく。
342 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 12:09:54.23 ID:yBJ43SyqP
守「お前、あんなの殴られて当然だぞ。君代さんが殴らなかったら
俺が殴ってた」
海老「はい……すいませんでしたッス……」
山野「とりあえず……その様子じゃ警備に参加させるわけには
いかないでござるよ……海老三くんはパトリオットベースで
待機しているでござる」
守「ああ、そうだな。不敬な奴はお断りだ」
海老「お、俺……心入れ替えるッス! だから連れていって
くださいッス!! このままじゃ……かっこ悪いッスよ……。
君代に軽蔑されたままは嫌なんス! 汚名返上させてくださいッス!!」
343 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 12:19:38.77 ID:yBJ43SyqP
守「しかしだな……信用が……」
海老「お願いしますッス!!」
海老三は立ち上がり、いきなり服を脱ぎ出す。
ズボンを下ろし、パンツまで……っておい!
守「な、なにしてんだお前、気が狂ったのか? ちょ、服着ろ!」
海老三「この通りです!! お願いします!! お願いッス!!」
全裸で土下座しだす海老三。こんなことされても……。
344 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 12:42:13.99 ID:yBJ43SyqP
守「わかったよ、土下座はいいから、愛国活動で示せ。
お前、命に替えても弥子さまをお守りするって約束できるか?」
海老「はい!! 俺、愛国者になるッス!! 必ず!!」
そして翌日。京都、清水寺。
海老「なーんか寺ってつまんないないッスねー。
あれが清水の豚ってやつッスか? 確か飛び降り自殺の名所ッスよね?」
君代「ちょっと守! なんであの売国奴を連れてきたのよ!!」
守「それが……心入れ替えて頑張るって……。お前に良い所を見せたいそうだ」
君代「どこがよ! あいつ完全観光気分じゃない!
デカいスーツケース持ってきて、何泊するつもりよ!」
345 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 12:43:23.93 ID:1FBfiEcWO
346 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 12:46:22.39 ID:Q2dVfurc0
エビwwww
347 :
>>345 詮索してはいけないニダ!元ネタなんて存在しないニダ<;;`∀´>:2010/12/09(木) 12:48:47.66 ID:yBJ43SyqP
山野「それにしても、特に怪しい奴は見当たらないでござるな……」
守「どこに潜んでるかわからない。警戒は怠らないでおこう」
弥子さまは楽しそうに修学旅行を満喫しいるし、参加していただいて良かった。
どうやら危険も無さそうだし……と思って一瞬目を逸らした時、君代さんが声をあげた。
君代「ねえ……ちょっと!! 侍女が弥子さまに向かって走り出したわ!
舞台の上!」
守「な……! まさか、突き落とす気か!?」
清水の舞台で景色を眺めていた弥子さまが、いつの間にか何者かに体を掴まれている。
侍女が大勢の生徒をかき分け、弥子さまに近づく。
山野「二人がかりで落とすつもりでござる!!」
348 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 12:56:26.44 ID:yBJ43SyqP
俺達は急いで弥子さまの元に向かう、だが……。
君代「いやあっ!!」
落ち……た?
守「えっ……侍女が、落ちた!?」
侍女は舞台の上から転落し、地面に衝突する。
弥子さまを掴んでいた者が彼女を抱え上げ、まるでヤモリのように
舞台の足組を伝っていく。そのままスルスルと地面に降り立ち、
弥子さまを抱えたまま走り去っていく。
守「くっ……トクアリアンか! 俺は奴を追う! 山野さんたちは落ちた
侍女を! あいつもトクアリアンの可能性が高い!」
山野「了解でござる!」
349 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 12:59:30.87 ID:j566Oo/WP
昼飯時の支援
350 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 13:10:28.09 ID:yBJ43SyqP
トクアリアンを全速力で追うが、奴は止めてあったバイクに乗り、
そのまま走り出す。どんどんと姿が小さくなって……やがて見えなくなる。
守「くっ……弥子さまが攫われた……!」
弥子さまにはGPSを持って頂いてる、皆と合流し一刻も早く
GPSを頼りに、救出に向かわないと!
守「申し訳ない……! トクアリアンを取り逃がした!
弥子さまが……!」
君代「ちょっと守、この侍女、トクアリアンじゃなくて人間よ!
大怪我してる!」
舞台から落下し、地面に倒れ込んだ侍女は頭から血を流し、
既に虫の息だった。
351 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 13:19:14.91 ID:yBJ43SyqP
守「おい! やっぱりお前は反日勢力の手先……!
弥子さまを攫う手引きをしたんだろ! お前の黒幕を言え!!
弥子さまを何処に攫った!?」
侍女「う……うう……私は……キム……ミンス党員……。
み、弥子さまを誘拐したのは……きっと、関西連合……です……」
やはりこいつは朝鮮人のスパイ……!
こいつのせいで、弥子さまが……!
山野「ま、守殿、弥子さまのご学友に話を聞いたでござる!
突然舞台の下から男が表れて、弥子さまを攫おうとしたと……
そ、それを侍女が助けようとしたとのことでござる……」
守「な……どういうことだ!? おい、関西連合はお前の仲間じゃないのか!?」
352 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 13:26:02.33 ID:yBJ43SyqP
侍女「奴らは……弥子さまを誘拐しようと……私に指示しました……
旅行先を韓国にするように……と……韓国の売春宿に売り飛ばすつもりで……
だ、だから私は、弥子さまを、関西に……で、でも……奴らはここに現れた……」
こいつは……弥子さまを誘拐させるために
ここに連れてきたんじゃなかったのか!?
侍女「私は……弥子さまを監視するために……潜入……だけど……
弥子さま……があまりにも……眩しくて……私は……ぐふっ!!」
守「お、おい!!」
侍女「弥子さまを……救って……くだ……アイゴォー……」
そのまま……侍女は目の光を失った。
353 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 13:29:55.39 ID:yBJ43SyqP
君代「この侍女は朝鮮人なのに、ミンス党を裏切ってまで弥子さまを……」
魂が腐りきった朝鮮人の心さえも変え、敬わずにはいられない、
女神のような優しさと尊さを持った日本の至宝、弥子さま……。
奴らは弥子さまの力を恐れて、亡き者にしようと……!
守「くっ……反日勢力め!!」
山野「弥子さまの位置がわかったでござる! 大阪方面に向けて国道を移動中!
おそらく関西連合の拠点に向かっているでござる!」
守「わかった! 大至急向かうぞ!」
354 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 13:35:18.83 ID:yBJ43SyqP
海老「うっ……くそっ……」
守「おい海老三! 急げ!」
海老「俺、お姫さん……弥子さまが攫われたのに何もできなかったッス……。
愛国するって思ってたのに、何も……」
守「くよくよしていてもしょうがない、ほらいくぞ!!」
我々は車に乗り、猛スピードで大阪へと向かう。
途中我々の邪魔をしサイレンを鳴らしながら追ってくる
反日パトカーや白バイを、君代さんが次々と撃ち殺しながら突き進み、
大阪市内へと入った。
355 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 13:42:18.32 ID:yBJ43SyqP
山野「麻田さんたちが飛行機で応援に向かってるそうでござる!」
海老「あ、あの! 組の連中も駆けつけてくれるそうッス!」
守「ああ、助かる。だが仲間の到着を待ってはいられない!
関西連合の拠点についたら即突入する!」
悪鬼渦巻く大阪の街を駆け抜け、ポン引きを跳ね、ポン中を轢き殺し、
ようやく関西連合の拠点、ヨスモト工業ビルに辿り着く。
弥子さま……どうかご無事で……!
我々は車に乗ったまま勢い良くビルの正面ドアを突き破り、内部に突入する。
武器を手に車を降りた我々を待っていたのは――
356 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 13:44:52.11 ID:yBJ43SyqP
サンシ「いらっしゃ〜い」
ヒトシ「もうねぇ……お前らごっっっつオモロないねん!
ごっっっつオモロないて! もうちょっと入り方あるやろ!
それをブブー! ドーーーン!! こんにちわ〜ってアホかボケェ!!」
シンスケ「チョッパリ殺すって、素敵やん?」
カンペイ「血ぃ吸うたろか〜?」
ショージ「ドゥーーン!!」
君代「こ……こんなに……」
守「これ全部……トクアリアンか!?」
ヨスモト芸人が変化したトクアリアン共。
それも、新喜劇を演じられるほどの数……!
357 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 13:46:31.80 ID:0WgtoAVCO
ヒトシって、DTの松本?
358 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 15:11:45.30 ID:zJb5FVq+0
ショージwwwwwwwwwwwwww
359 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 16:28:26.51 ID:yBJ43SyqP
しまった寝てたニダ<;`∀´>
360 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 16:44:21.11 ID:yBJ43SyqP
海老「や……やるしかねえッスよ……こいつらぶっ殺して
愛国するッス……」
守「そうだ……わかってきたじゃないか。俺達愛国者は、
どんな時でも反日野郎相手に一歩も退かないんだ」
山野「それが日本人の美徳でござる!」
君代「いくわよ……死んだら靖国で会いましょう!」
俺達は覚悟を決めて突撃する。弥子さまを救い出すために――
361 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 16:49:37.26 ID:yBJ43SyqP
ショージ「ドゥン!! ドゥーン……」
守「え?」
トクアリアンの一匹が突如頭を仰け反らせ、血を吹き出して倒れる。
他のトクアリアン共の視線が、俺達から俺達の後方に移動していた。
麻田「タクシーの野郎がチンタラしてやがったから、値切ってやったぜ」
君代「パパ!」
ライフルを構える麻田さんと木城さん。そして財主会やASCのメンバーたちが
ずらりと勢揃いしていた。
西井「ちょぉぉぉせんヤクザおぉ! にぃほんからたぁたきだせえええ!!」
「たぁたきだせえええ!!」
362 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 16:56:56.89 ID:yBJ43SyqP
ヒトシ「じゃかあしいわコラァ! ア……アイゴォォォ!!」
坊主頭のトクアリアンが気弾を食らって吹き飛ぶ。
小川「呪われた半島の忌々しき悪鬼共よ、正義の裁きを受けよ!」
ヒトシ「こ……これはあかん、これはあかんでぇえええ!!」
日本ヤクザ「若! 遅くなりやした!」
海老「お、おう! やっちまえ!」
武器を持った市口組のヤクザたちが次々とやってくる。
あっという間に大人数の仲間達ががヨスモトビルに集結していた。
363 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 17:15:34.98 ID:yBJ43SyqP
麻田「野郎ども! 朝鮮ヤクザを一匹残らず殲滅するぞお!!」
我々の大軍勢がトクアリアン共に突撃する。
トクアリアンは人間離れした力で次々と勇猛果敢に挑みかかる者を
殺戮していくが、集中攻撃を食らって徐々に弱まり、あるいは力尽きていく。
麻田「おめえらは奥に進め! 輪田昭子を殺るんだ!」
守「わかりました! おい海老三いくぞ!」
俺と海老三、君代さんは倒しても倒しても襲いかかってくる
朝鮮ヤクザ共を屠り、ビルの中を突き進んでいく。
海老「おらああああっ!! 愛国すんぞぉお!!」
海老三は倒した相手を切り刻むようなことをせず、
次の標的に向かっていく。
364 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 17:27:38.32 ID:yBJ43SyqP
守「お前、愛国者らしい戦いができるようになったじゃないか」
海老「弥子さまを助けだすんスよお!!」
君代「ふん! あんたなんかに期待してないわよ」
朝鮮ヤクザが妙に多いフロアに辿り着き、
全力を挙げてあらかたのヤクザを倒すと、
幹部らしき太った男が部屋の隅で這いつくばっていた。
守「おい、弥子さまはどこだ」
幹部「ひっ、ひっ、ひいいいいい!!
堪忍してくれなはれ!」
365 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 17:36:38.75 ID:yBJ43SyqP
守「弥子さまはどこだ、言わないと殺す」
幹部「ひっ、じゅ、十三階の、乱交ルームや!
なあ頼むわ! 見逃してんんか!」
守「ああ」
そのまま幹部の首を刎ねる。十三階に弥子さまが……!
海老「よ、よし……あれをやるッス……」
海老三は背負っていたスーツケースを下ろし、開く。
中には女性の衣装、カツラに……化粧道具。
守「お、お前、こんな時になにしてんだ!?」
366 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 17:43:56.63 ID:yBJ43SyqP
海老「3分……いや2分だけ待ってくださいッス!
すぐに出来上がるッスから!」
君代「そんな悠長なこと……ちょ、どこいくのよ!」
海老三は荷物を抱えて近くにあったトイレに駆け込む。
守「おい、なにしてんだよ!」
君代「ねえ、あんな奴ほっといて先を急ぎましょう!」
守「し、しかし……どんな相手が待ち受けているかわからない、
人数は多いほうがいい。君代さんちょっと海老三ひっぱり
出してきてくれない?」
君代「いやよ。あいつとトイレに入ったらレイプされるじゃない。
あんた連れてきて! グズったらそのまま首刎ねちゃいなさい!」
367 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 17:49:11.16 ID:yBJ43SyqP
海老「おまたせしたッス! 急いだからちょっと出来が悪いっスけど!」
守「え……ちょっと……」
君代「み……弥子さま!?」
トイレから出てきたのは、弥子さま。
え、でも海老三の声で喋って……え?
海老「歌舞伎の秘伝、女形変装術ッス!
俺、歌舞伎役者目指してたからこういうの得意なんスよ!」
どう見ても弥子さまな姿に唖然とする。身長まで縮んでいるし、
一体どういう仕組みなんだ。しかしこいつの華麗な動きは、
歌舞伎役者だったからか……。
368 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 17:51:19.05 ID:yBJ43SyqP
海老「弥子さまを救出してもきっと狙われるから、
俺が弥子さまのフリして囮になるッス! さあ、行きましょうッス!」
君代「え、ええ……行くわよ、守!」
弥子さまになった海老三を引き連れて階段へと向かおうとした
我々に、ドスンドスンという地響きのような音が聞こえてくる。
守「なんだ……この音」
アッコ「あんたらちょっと暴れすぎやで……ここどこやと思ってんの……。
アタイの城で好き勝手させへんでえ……」
巨大なトクアリアンが、ノシノシと俺達に向かって歩いてくる。
369 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 18:02:55.67 ID:H9OGxMu8O
???「アッコさんすげーwwwwww」
370 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 18:06:13.27 ID:yBJ43SyqP
海老「なんか化け物になってるッスけど……あいつ、アッコさんッス!」
アッコ「海老三のガキやないの……アタイに挨拶もなしに……
礼儀知らずはこの世界で生きていけへんでぇ……」
守「こいつは……俺が殺る。君代さん、海老三。先へ行ってくれ」
君代「でも……あいつ、他のトクアリアンとはまるで雰囲気が違うわ!
守ひとりじゃ……」
守「大丈夫だ、ほら行け! 弥子さまを頼んだ!」
君代「わ、わかったわ!」
海老「センパイ……絶対勝ってくださいッス!!」
アッコwwwww
372 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 18:21:00.99 ID:yBJ43SyqP
守「さあこい、輪田昭子……朝鮮ヤクザの親玉……!」
アッコ「あんたなかなか可愛い顔してるやないか……。
アタイのオメコねぶらしたろか……ん?」
背筋がゾクっとするような事を言われ、
一瞬固まってしまった俺に、猛スピードで踏み込んできた
輪田の拳が迫る。
アッコ「ほああああああっ!! ゴッド姉ちゃんパンチ!!」
守「ぐっ……! ぐあああっ!!」
かろうじてチョン斬り丸で受け止めたものの、その勢いで吹き飛び
壁に叩きつけられる。
373 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 19:10:27.69 ID:yBJ43SyqP
アッコ「東京モンは軟弱やなあ……なああんたぁ……
アタイが飼うたろかあ……アタイのペットになるんやったら
命は助けたるでえ……」
守「くっ……"あがった"ババアののくせに性欲旺盛だなんて、
朝鮮人丸出しだな」
アッコ「なんやてえ……ほああああああっ!!」
輪田の馬鹿でかい割りにとんでもなく素早い足蹴りが
繰り出されるが、すんでのところで避け、懐に潜り込む。
アッコ「ゴッド姉ちゃんキィィック……ほげええええっ!!」
そのまま下から、隙だらけとなった輪田の腕を斬り上げる。
374 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 19:17:47.77 ID:yBJ43SyqP
守「どうだっ!!」
輪田の太い腕がスッパリと切断され、床に落ちる。
アッコ「こ……この……いてもうたらぁあああ!!」
守「もう一本も落としてやろうか!?」
怒り狂って顔を真赤にした輪田が、空気を吸込みだす。
ビュウビュウと音がなるような勢いで空気を貯めこみ、
胸が大きく膨らみ、またビュウビュウと吐き出す。
守「な……なんの真似だ……深呼吸……?」
そして、ビル全体に響き渡るような無茶苦茶な大声で
輪田は叫んだ。
375 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 19:25:39.64 ID:zJb5FVq+0
アッコは子宮が…
いや、これは金福子とは別人なんだ、うん
376 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 19:26:11.58 ID:yBJ43SyqP
アッコ「……あの頃は、波ッッッッ!!」
守「う……うわあああああああっ!!」
輪田から巻き起こった衝撃波が室内の机や椅子を粉々に破壊しながら
俺に襲いかかる。全身がバラバラになりそうなショックを受け、
吹き飛んだ俺は壁にめり込む。
守「があああああああっ!!」
アッコ「どうや……アタイの歌は……」
音の衝撃波……こいつは……生きる音響兵器……!
377 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 19:30:48.25 ID:yBJ43SyqP
アッコ「アタイは昔歌手でなあ……そらあ売れに売れたんよ……。
せやけど……とうとうCDだしても三桁しか売れんようになって
お払い箱や……なあ、アタイの歌聴いてや……」
守「ぐ……ぐぐっ……」
さっきの衝撃で体の自由が効かない……!
来る……奴の攻撃が……。
アッコ「あの鐘をおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
守「うあああああああああああっ!!」
ガラスが次々と割れていき、壁がギシギシと軋む。
このままでは……為す術もなくやられる……。
378 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 19:40:23.29 ID:yBJ43SyqP
アッコ「鳴らすのはあたなあたあああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああ」
守「うぐあああああああっ!! やめろっ!!
あああああああああああああああああああっ!!」
く……くそ、なにか手は……そうだ……!
俺は、輪田に対抗するように、喉が壊れそうなぐらいの声で叫んだ。
守「輪田アアアアアアアアァァ!!
貴様朝鮮人としてのプライドはないのかアアアアアアッッ!!」
アッコ「ああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああ……あ?」
379 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 19:46:38.53 ID:yBJ43SyqP
守「昔売れてたって……? お前朝鮮人のくせに、日本語で歌って、
それで売れて恥ずかしくないのか? 歌が売れたのは日本語だからだ!!
朝鮮人の歌なんて誰も聞かない、ゴミだ!!」
アッコ「な……なんやてえええええええええええええっ!!」
守「日本に出稼ぎにくる朝鮮アイドルも、みんな日本語で歌いやがる!
朝鮮語で歌うのが恥ずかしいからだ! そうだろう? 言語として
最下級で聞くに耐えないもんな、朝鮮語なんて!! 下等な朝鮮語の
下等な文化だ!! お前悔しくないのか? 朝鮮語がゴミで!!」
アッコ「うあああああああ!! 殺したらああああああああ!!」
380 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 19:52:27.25 ID:yBJ43SyqP
火病を起こした輪田が俺に突進し、思い切り横殴りにぶん殴る。
激情して力を入れすぎるあまりスピードが犠牲になり、
なんとか避けれたものの、かすっただけで皮膚をえぐられる。
守「がああっ!!」
アッコ「殺す……殺すど……殺すどおおおおおおおおおっ!!」
守「ぐっ……ぐぐっ……悔しかったら歌えよ……朝鮮語で」
アッコ「……な、んやて……」
守「お前は朝鮮語で歌いたかった、でも売るために仕方なく日本語で歌った。
……そうだろう?」
アッコ「そうや……芸能界の……音楽業界の連中が、朝鮮語やったら
あかんいいよるんじゃ!! お前らかて朝鮮人のくせに……。
朝鮮人の誇りを捨てやがって……くそおおおおおおおおおおっ!!」
381 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 19:56:29.23 ID:yBJ43SyqP
守「なら、歌えよ……俺が聴いてやる。朝鮮語で、朝鮮の歌を!!」
アッコ「聴いて……くれるんか……歌ってええんか……?」
守「ああ、歌え! 何十年もの胸のつかえを吐き出せ!!」
アッコ「う……う、う……アァァァリラン、アァァァリラン
アァァラァリィヨ〜……」
輪田は、朝鮮語で朝鮮民謡を歌い出した。
さっきまでとはうってかわって、とても清らかな声で。
『恨(ハン)』の感情を歌った朝鮮民謡、『アリラン』。
輪田は、日本人への恨みを声にし、涙を流しながら歌った。
そして……
382 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 19:58:35.34 ID:yBJ43SyqP
アッコ「アァァァリ……ウっ……」
守「いい……歌だったぜ、輪田」
俺は、輪田の心臓にチョン斬り丸を突き立てた。
アッコ「あ……あ……」
守「あんたは……偉大な歌手だ」
アッコ「そう……か……おおきに……な……」
輪田は崩れ落ちた。その顔は、安らかだった。
383 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 20:06:35.69 ID:Q2dVfurc0
なんだこのノリw
384 :
わふー ◆PvGtXv3fQg :2010/12/09(木) 20:27:20.38 ID:3uBpGYAD0
イイハナシダナー
385 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 20:38:46.17 ID:zJb5FVq+0
387 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 20:52:03.89 ID:yBJ43SyqP
弥子「国尾さん!」
声の方に振り返ると、弥子さまが君代さんと手を繋いで立っていた。
守「み……弥子さま……」
そのまま弥子さまが駆け寄ってきて、俺の腕を両手で掴む。
弥子「良かった……ご無事で……」
守「ほ、本物の弥子さま……? 海老三じゃなく?」
弥子「はい! 君代さんと海老三さんが助けにきてくれて……
わ、私のせいで皆さんにご迷惑を……あの! 海老三さんが、まだ!」
388 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 20:56:25.08 ID:yBJ43SyqP
守「海老三が……どうしたんですか?」
君代「……あたしと海老三が弥子さまの捕らわれている部屋に入ったら、
トクアリアンたちが向かってくるのが見えたの。
海老三のやつ、自分が囮になって敵を引き付けるって言って、
その部屋に残って……ブサヨのくせにかっこつけて、あの馬鹿……!」
守「なんだって……君代さん、弥子さまを頼んだ!
海老三を助けにいってくる」
君代「その体で……? 無茶よ!」
389 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 21:04:24.66 ID:yBJ43SyqP
守「日本のために戦うものを救うのが、愛国者の役目だ」
弥子「く……国尾さん……どうか、ご無事で……」
守「ええ、俺は負けません。さあ、早く逃げてください!」
君代「弥子さま! 行きましょう!」
俺は傷ついた体に鞭打ちながら13階までひた走る。
そして、その扉を開けた時……全裸で倒れる海老三が目に入った。
守「え……海老三!!」
390 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 21:09:22.69 ID:yBJ43SyqP
9cm「ホルホルホル……また獲物が来たニダ」
8cm「また男ニダよ? ウリは女もレイプしたいニダ!」
7cm「せっかく日帝の孫娘を犯せると思ったのに、
服をひん剥いたら男でがっかりしたニダよ……」
守「な……」
俺を見てニタニタと笑う、小さな性器を丸出しにした
3匹のトクアリアン。こいつらが、海老三を……!
391 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 21:12:09.53 ID:zJb5FVq+0
名前wwwwwwwwwwwwwwwww
392 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 21:12:51.88 ID:yBJ43SyqP
9cm「しょうがないからお前で我慢してやるニダ」
8cm「泣き叫ぶチョパーリをレイプするのは格別ニダ!」
7cm「あの男もいい声で鳴いたニダ。ホルホルホル!」
守「き、貴様ら……うおおおおおおおおっ!!」
チョン斬り丸で斬りかかると、奴らは股間の短いモノを
器用に使い、刀を弾いて防ぐ。
9cm「ウリたち黒い三連棒を甘くみるなニダァァアア!!」
ビール返してくれwwww
394 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 21:19:24.83 ID:yBJ43SyqP
3匹のトクアリアン共は後ろに大きく飛び退き、
縦に連なり、尻に性器を連結して構える。
9cm「セブン! エイト! レイプストリームアタックをかけるニダ!」
奴らはそのまま床を滑るように突進してくる。
先頭の9cmが股間から白い弾を拡散発射する。
9cm「食らえニダァァアアア!!」
俺はチョン斬り丸を振るい、弾を叩き落すが、
後ろに隠れていた8cmが大きく飛び上がり、
中空から俺に向け白いビームを撃ち下ろす。
8cm「おちんぽミルクニダァァアアア!!」
395 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 21:29:20.18 ID:yBJ43SyqP
俺は飛び上がりビームを避け、
9cmの頭を踏んづけて、さらに飛び上がる――
9cm「う、ウリを踏み台にした!?」
目の前まで飛んできた俺に驚く8cmを、チョン斬り丸で両断する。
8cm「アイゴォォオオオオオオオ!!」
守「よし……! なっ――!」
着地したと同時に、7cmが俺を羽交い絞めにする。
振りほどこうとした時――9cmが股間を俺に向けて接近する。
9cm「ウリの巨チンで串刺しニダァァアアア!!」
目前に性器が迫る――
守「ぐっ……!!」
見える…私にも結末が見えるぞ!
397 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 21:37:49.04 ID:yBJ43SyqP
――だが、俺の顔に当たるスレスレで、性器は止まる。
9cm「どうニダ! ウリの25cm砲でピッタリ顔を貫く距離ニダ!
ウェー、ハッハッハ!」
7cm「ま……待つニダ、届いてないニダ! や、やっぱりナインの
チンポはどうみても25cmもないニダ……」
9cm「な、何を言うニダ!! ウリより小さいくせに生意気ニダ!!
祖チンは黙ってろニダ!!」
7cm「ファビョーン!! ウリの方が大きいニダァァアアア!!」
398 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 21:42:55.29 ID:zJb5FVq+0
/⌒\
( )
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<丶`∀´∩ <`∀´> ∩ <`∀´∩
)つヽノ )つヽノ )つヽノ
.し(_) .し(_) .し(_)
399 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 21:52:30.98 ID:yBJ43SyqP
いきなり言い争い、さらにはつかみ合いのケンカをしだす
二匹を、俺は仲良くたたき斬ってやった。
9cm・7cm「アイゴォォオオオオオオオ!!」
どうやら朝鮮人の妄想癖に救われたらしい。
そ、そうだ、海老三は……。
守「おい! 海老三!!」
倒れている海老三を抱え起こす。
脈はある、どうやら生きているようだ。
400 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 22:06:48.11 ID:yBJ43SyqP
守「おい、海老三! しっかりしろ!!」
海老「セン……パイ……奴らを……倒したんスね……。
やっぱセンパイは……つええ……や……」
顔のあちこちがボコボコになり歯も欠けた海老三が
苦しそうに喋る。
海老「弥子さま……は……無事ですか……
あの方に……何かあったら……申し訳ない……ッス……」
守「大丈夫だ、お前のおかげで弥子さまは救われた、
お前……凄い愛国者だよ! よくやったな……」
海老「ま……マジッスか……やった……へへ……へ……」
守「お、おい!」
401 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 22:15:01.85 ID:yBJ43SyqP
海老三はそのまま気絶した。
肉体的なダメージ以上に、精神に相当なダメージを受けたはずだ。
なんせ朝鮮人にレイプされたんだからな……。
千石「むふっふっふっふ……いやあ、海老三くんが犯されているのは、
実に美しい光景だったよぉ? 君にも見せてあげたかったねえ……」
守「せ……ん……ごく……」
その部屋に……千石が突如現れる。それもまるで気配を感じさせずに。
守「う……うああああああああああ!!」
俺は一瞬で頭に血が上り、千石に斬りかかる、
だが――
402 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 22:20:31.86 ID:MQhxX67o0
おい
前作のに出てきたシャイニング娘。って師走の翁だろwww
403 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 22:21:57.76 ID:j566Oo/WP
レベルの高いSSだwww
404 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 22:22:10.43 ID:yBJ43SyqP
千石「まあまあ、そうカリカリしないでぉ、国尾守くん」
いつの間に……後ろに移動した!?
守「き……さ……ま……。よくも弥子さまを誘拐して
奴らをけしかけようと……! ああああ!!」
勢いよく跳びかかるが、またも千石は後ろに一瞬で移動していた。
千石「誘拐は私の支持じゃないよぉ? まあミンス党のみんなは
日帝の一族が大嫌いだから、弥子を消そうとするだろうけどねぇ。
私は弥子や日帝なんてどーでもいいんだよ。あんなのはお飾りに過ぎない」
守「なんだと……?」
405 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 22:37:56.20 ID:yBJ43SyqP
千石「私の計画が完成すれば、日帝なんてこの世から消えちゃうんだからさ。
むふっ、むふふふふぅ……」
守「貴様……何を企んでいる!!」
千石「さあねえ……なんだろねえ……これに耐えれたなら、
次に会ったときに教えてあげる……かも」
千石が手をかざすと、黒い大きな珠が生まれ、膨れ上がる。
千石「『罪悪』を感じて発狂なさぁい……むふっ……またねぇ、国尾守くぅん」
守「き……貴様……!!」
406 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 22:40:50.00 ID:yBJ43SyqP
千石はそう言って消え去り、大きな黒い珠が俺を包む。
守「な……んだこれ」
『ネトウヨwwwww』
守「な!?」
『ネトウヨざまあwwww』 『ネトウヨ脂肪wwwww』
俺を"煽る"声が、四方八方から襲いかかってくる。
『ねえねえなんで働かないの?』 『すごい一体感を感じる(キリッ』
『愛国企業リストだってよwww腹いてえwww』 『ネトウヨまた負けたの?w』
守「や……やめろ……やめてくれ……!!」
407 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 22:43:26.01 ID:yBJ43SyqP
心を削り取られるような膨大な煽り。
俺の精神を蝕み、ドロドロに濁していく。
『+民=統失』 『あいつら平日の午前中に湧くよなw』
『ひのもとおにこ(笑)』 『痛いニュースに帰れ』
『マウスの裏見てみ?』 『ニコニコで愛国布教活動w』
守「うわあああああああああっ!!」
壊れる……壊れてしまう……俺が壊れてしまう……。
『なんで中国製の服着てんの?』
『愛国者なのに税金払わないの?』
守「……えっ」
今の……同じようなのをどこかで聞いたぞ。
そうだ、海老三が前に……。
408 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 22:45:14.45 ID:yBJ43SyqP
守「は、はは……、よく考えたら、海老三に
似たようなこと言われまくったじゃないか……。
いまさらそんなネトウヨ連呼厨の妄言、効くかよ!!」
『ネwwwwwwトwwwwwwウwwwwwwwヨwwwwwwww』
守「それで?」
『……』
――俺が聞く耳を持たなくなった時、視界は開け、
闇から抜け出すことができた……。
守「たすかっ……た……」
ありがよと、海老三。お前のおかげで
ネトウヨ連呼に打ち勝つことができた……。
409 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 22:50:04.15 ID:yBJ43SyqP
海老「いやー、弥子さまにお見舞いしてもらえるとか
マジ感激ッス! 日本国民として誇らしいッスよ!」
弥子「私を助けるために辛い目に遭われて……
なんとお詫び申し上げたらいいか……」
あれからしばらく入院していた海老三だったが、
今ではすっかり回復して元気になった。
会見を開くッスとか言ってたけど、誰に対してだよ。
海老「じゃ、じゃああの、一緒にトイレに……ごげぇっ!!」
君代「あんた全然不敬が治ってないじゃない! この売国ブサヨ!」
410 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 22:52:00.42 ID:yBJ43SyqP
海老「え〜、マジ愛国っすよ俺、君代俺に惚れたっしょ?
俺めっちゃ活躍したし! ねえセンパイ?」
守「ああ、お前は立派な聖戦士だ」
君代「あの程度で愛国者面なんて甘いのよ! 真の愛国者なら
靖国に祀られなさい!」
海老「それ死んでるじゃん!」
こうして、反日バスターズに新たな『聖戦士』が加わった。
愛国ヤクザの市口組も、我々に全面的に協力してくれるそうだ。
俺がここに来た当初はわずか100人程度だった反日バスターズの
賛同者も、今ではその1000倍以上にもなった。
411 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 22:53:14.84 ID:yBJ43SyqP
守「よし、海老三が愛国者になれるように靖国にお参りにいこう!」
弥子「わあ、いいですね」
それは……日本人の反日勢力に対する怒り。
もはや日本人は気づき始めている。ミンス党の命も、そう長くはない……。
そして千石……貴様を倒すまで、まだ俺は靖国に祀られるわけにはいかない――。
――つづく。
412 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 23:00:34.16 ID:yBJ43SyqP
愛国者の皆さんの支援と保守カムサハムニダ<*`∀´>
誤字脱字ミス多くてごめんニダ<;`∀´>
今回はこれでスレ落とすニダ<丶`∀´>
また今度スレ立てて、それで完結させるニダ<丶`∀´>
読んでくれてカムサハムニダ<丶`∀´>ノシ アンニョン〜
乙
また会う日まで
414 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/09(木) 23:25:47.66 ID:5/9vkGYr0
乙乙乙
おつおつ
416 :
わふー ◆PvGtXv3fQg :2010/12/09(木) 23:54:12.63 ID:3uBpGYAD0
おつ!
417 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 01:01:25.95 ID:EKdrMk1v0
乙
おつ
419 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 05:08:07.44 ID:qq+kZigs0
<丶`∀´>オツカレー
420 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/10(金) 13:01:55.20 ID:yZBQCHP5P
<丶`∀´>
おつ
422 :
わふー ◆PvGtXv3fQg :2010/12/10(金) 18:59:20.26 ID:6npJAbsY0
なんでまだのこってんだよwww
ホルホル<丶`∀´>
自己顕示欲の塊のウリがそんなこと聞かれたら喜んで晒すニダ<丶`∀´>
医者「ほう、童貞をこじらせたと」 患者「はい」
女「キミと、逢えてよかった」
唯「せっくすぼらんてぃあ!」
ニート「そうだ、リフォームの番組に応募しよう」
勇者「ブラックPTに入ってるんだが、もう俺は(ry」
淫魔「いっぱいエッチなこと……しよ?」
亮子「おちんちん固くなってるよ……」 男「あっ……!」
VIP「うはwwwwVIP最強wwwwww」
ネトウヨ「小沢が総理になるだと……?」
サンクス、読んでみる。
読んだことあるのもちらほらだが。
いきなり最初の奴でワロタwwwww
427 :
わふー ◆PvGtXv3fQg :2010/12/10(金) 21:35:44.72 ID:6npJAbsY0
いくつか読んだことあるな
読んだことあるヤツが結構あってワロタwww