さぁ……戦え邪気眼使い達よ!
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 20:06:22.28 ID:YqhgETLa0
,,-‐''""''ー--,-
>>3サッカーして首の骨折れ(w
.|""" ||
>>4レイプ魔必死だな(w
::::::::::::::::::::::::::: | げ と .||
>>5 必 死 だ な (w
::::::::::::::::::::::::::::::: | 2 っ .||
>>6人間辞めろ(w
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ,ノ""""'||
>>7チンカスついてるぞ(w
:::::::::::::::::::::::::::::::::: | ,/""" .||
>>8鼻糞出てるぞ(w
:::::::::::::::::::::::::::::::::: """" .||
>>9お父さんがSMクラブに通ってたぞ(w
/ )
>>10妹はオレが監禁してるからな(w
/ /||
>>11以下はW杯会場でストリーキングでもしてろよ(w
/ /
( ( /⌒ヽ
ヽ ヽ⊂ ̄ ̄ ̄⊃ <ぐわっはっはっは!!!!
\\(´∀` ) n 2はオレの物だ!!
ハ \ ( E)
| /ヽ ヽ_//
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 20:07:31.89 ID:oSusDafp0
おしっこ漏れた・・・
寒い・・・ここは・・・
寒いのはマジ無理ぃ・・・
どっか暖かい所を
まったく、ホントにここで合ってるんですかね
何も無いじゃないですか
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 20:45:18.55 ID:T3O3++cdO
人の気配もなけりゃ・・・何も無いな。
キモ。
Давай давай
本当に…寒いですね…人っ子1人見当たらない
(・・・ここには人が住んでいた・・・)
(・・・凍死か・・・)
軟弱な連中だぜ。たかが−10℃で震えてやがる。
あの禁呪「E.F.B」を唱えた元凶がどこかにいるはずだ……!
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 21:45:06.25 ID:Sy8m5VGl0
邪気眼使いは、全て殺す
>>13 その話…詳しく聞かせてもらえませんか……?
【中肉中背といった感じの白衣の男 その眼光は鋭い】
(この家で暫く休憩しますか・・・)
【暖炉に火を灯す】
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 22:11:50.40 ID:T3O3++cdO
人の家・・・
そうですか、この極寒の地にまだ生存者がいましたか・・・
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 22:17:05.03 ID:kzjDRKMI0
なるほどねぇ…凍土では参戦する邪気眼が減るな
>>22 失礼、このような場所にまだ人がいるとは思いもしませんでしたので。
【暖炉を背に振り返る】
ああ…さっきの人はどこか行ってしまいましたか…
この地に例の禁呪が封印されてると聞きましたが…本当ですかね
…それにしても 冷えますね
【白衣の男が辺りを見回す かなり寒そうだ】
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 22:32:40.64 ID:T3O3++cdO
なんだいなんだい2人とも。。
僕の用意した役職が気にくわないの??
>>24 ・・・。
・・・最近この周辺で異常な魔力反応が確認されています。
>>27 おお〜参謀長
流石だよ〜2ポイントあげようw
でもよく意味がわからないゃ・・・
>>23 まあいい。四本ある足のある椅子が何処かに転がっているはずだ。
適当に座れ。ベッドに生えているきのこは触るな。育てているんだ。
>>26 そのケツみたいに臭い口をとじろ。
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 22:42:37.50 ID:T3O3++cdO
永久凍土、か…
どうりで寒いわけだよ。
まあ、こうすれば寒くないんだけどね。
【いつの間にか部屋に灰色のフードを着た人物がいて、暖炉の火が勢いよく燃え始めた】
はぁ…寒…
もうちょっと着込めば良かったかな
【腕を黒いケープの中に引っ込める】
>>31 君はキャプテンね
あ。汚い言葉使いは禁止だからね
【突然の来訪者にも物怖じしないでいる】
>>28 数字などこの状況では大した意味はありません・・・
>>29 椅子、これですか・・・
(どうやら集まってきたようですね・・・)
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 22:51:55.23 ID:T3O3++cdO
>>34 じゃぁポイント取り消し
【ふてくされる】
少し外みてくるね
【小さな足音】
…………
【少年が一人】
【フードにすっぽり顔を覆って居る】
【フードの中で揺れる瞳は紅】
【時折、フードの中から白い息が漏れる】
>>30 人の家にはいってでかいツラしている奴にどうしたら敬意を払えるってんだ。
>>34 調査が目的ならさっさと帰ったほうがいい。
同じような奴らが来たがみんな帰ってこない。
>>33 ワタシはそんな言葉使いはしないから、大丈夫だよ。
それに、キャプテンはほかの人に頼んだ方がいいよ。
ワタシはあまり、奴らを知らないから。
そうだ、寒いならこれ使う?
ワタシは炎の魔法も使えるから、必要ないしね。
【灰色の人物は
>>33に普通のカイロを渡した。灰色の人物は背が小さく、少年か少女のようにも見える】
ああ、寒い しかし、あの禁呪を手に入れるまで…くじけるわけには…
【凍土を散策する 見る人が見れば白衣についている紋章が機関のものだと気づくだろう】
>>35 凍死しないようにお気をつけて。
>>37 術式か禁忌かは分かりませんが。
次第にここの温度が低下しているようです、派遣された調査団も消息不明になってしまった。
そこで次に派遣されたのが私です。
【自身の鬼をモチーフに作られた仮面に触れ】
>>40 気温の低下だけじゃない。
放射線の濃度が上がってきている。
調査隊はおおよそ説明のつかない状態で死んでいる。
ねじれていたり、ゼリーみたいに溶けた状態でな。
>>36 キミはワタシと同じ、フードをかぶった子供だから多分トモダチだね。
まぁ何があったかワタシ話してごらんよ。
>>39 あれ、その紋章……かっこいいね。
>>40 温度が『低下』してるの?
それはよくないね。
ワタシは四大元素の魔法が使えるけど、『絶対零度』なったら『火』と『水』は使えないからね。
ワタシは『水』も操れるけど、『氷』は操れないんだよ。
【今まで抑揚のない声で話していた灰色の少女(少年かもしれないが)の声に、ほんの少しだけ焦りが混じっていた】
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 23:11:41.14 ID:66Ncsntt0
>>39 ちょっと……ちょっとそこの人!
【振り向いた先には、女が一人立っている】
【毛皮付きの防寒具に身を固めた、若い娘。白く輝く髪が、フードから覗く】
それ、白衣? この永久凍土でそんな薄着だったら凍死するよ。何しに来たの?
【永久凍土 ― ドライバレー≪乾燥した谷≫ ―】
【氷河によって削り取られたU字谷の谷底】
【大小様々な石塊が無造作に散らばり、小規模な氷河湖が点在する】
【極端な低温度の其処には雪も氷も見られず】
コオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
【――――ただ暴風が唸る】
【其処はまるで大口を開けた黒い怪物の様に獲物を待ち構えている】
>>41 次に捩れるのは私でしょうかね。
>>42 それぞれの使い手には大きな障害となりますね。
このような場所では氷の使い手が有利。
>>43 やあこんにちは。ちょっと禁呪探しにね
この白衣は色々と特別製ですので心配していただかなくて結構ですよ
ところで、貴方は何かご存知ですか?
【あくまでやんわりと聞き返すが、あまり目は笑っていない】
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 23:23:13.11 ID:66Ncsntt0
>>46 禁呪…………? ナニソレ?
聴いた事無い。一体何なの?
【男性の眼差しに、特に物怖じする事は無く】
【しかし威圧するでもなく、あくまで自然に応えを返す】
>>45 そうだね。
『火』と『水』は今はろくに使えないし、こんな凍土じゃ『土』なんて元からありゃしないしね。
一つの魔術に特化してれば問題ないんだろうけど。
ワタシは色々手を伸ばし過ぎた分、無い元素を呼び出すなんて出来ないからね。
「二匹のウサギを追ったアリスは、夢の国に行けない」ってやつだね。 …ちょっと間違えたかな。
まぁ、コトワザなんてどうでもいいけど。
だけど吹き荒れるこの『風』・・・・・・
この子は使えそうだね。
あんまり、戦闘に向いた元素じゃないけど、仕方ないね。
【灰色の少女(?)は少しだけ安心してるようにも見える】
>>45 引き返さなかったらおそらくそうなるな。
帰ってきた奴も放射線と、凍傷でで皮膚が完全に腐り落ちていた。
それでも行くのか?
>>47 そうですか。知らないのなら仕方ありませんね
それさえあれば私の研究は完成するのですが…
所で貴女はどうしてこのようなしてこのような所に?
人の暮らせるようなところではないでしょうに
【すこしいぶかしんでいるようだ】
>>48>>49 (そろそろ目的地に向けて出発しますか・・・)
【窓の外を見る】
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 23:35:31.29 ID:66Ncsntt0
>>50 そもそも『禁呪』っていうコトバの意味が分からないから、何とも言えない。
例を挙げてくれれば分かるかもしれないけどね。
私? 私はここに棲んでるの。生まれた時からね。
心配されるって事は、私もそれなりにヒトっぽく見えるって事なのかな?
でも、人間のように見える生き物が全部人間だと思うのは、人間が犯しがちな間違いだよね。
【娘が溜息をつくが、その息は白くない】
>>51 ワタシは別にいいよ。
ここの冷たい『風』は遮断できるし、暖炉から『火』を持って来たよ。
この『火』が消えないかぎり、みんなが凍傷で死ぬことは、多分、ないよ。
それにホウシャノウって、『科学者』が流した作り話じゃないの?
ワタシは、けっこうな量の魔法を知ってるけど、そんなホウシャノウなんて魔法は知らないよ。
それに四大元素を否定するような面白いオカルト集団たちに、ワタシより魔法の知識があるなんてとても思えないしね。
まぁ、オカルト集団なんていくらでもいるし、面白いから別にいてもいいんだけどね。
【灰色の少女(?)はのんきに言った】
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 23:44:09.64 ID:IjwFHG2B0
【突如空間に皹の様な物が走り、砕け、
中からステテコパンツとランニングシャツ一枚を羽織っただけの
少年が雪上に放り出される】
……寒っ!!?
ちょ、何? ここ何処だよ!!寒っ!!!
ひいっ!死ぬ!死んじゃう!!!
>>52 (人間じゃないのか。ちょっとサンプル取っときたいかも…)
そうですね…例を挙げるとすると…んー 最近気温が下がってきてたり何かおかしなことが起こってたり
しないですか? ちょっとこの辺りの魔力値が最近異常なんですよね
【そう言ってポケットから小型の機械を取り出す】
【一見するとただの携帯電話】
【外に出ると雪が身体に纏わりつく】
・・・さて、方向は。
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 23:47:49.41 ID:QAB4y3hKO
クックック…
’力’を使いこなせない低級の雑魚どもめ…
私がおま……ッ!?
これは…’やつ’の波動……!!
クックック……ハッハッハ!!!魔族の血が騒ぐ!!!!
>>51 いっちまえいっちまえ。
休憩代を頂きたいところだがな。
>>54 なっ…!
(空間転移…?)
……大丈夫?
【少し距離を取って声を掛ける】
【心配そうな顔はしている】
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 23:53:31.39 ID:IjwFHG2B0
>>54 み、み、見れば分かるだろ!?だ、大丈夫じゃねーよ!!
なんだよこれ!どこだよここ!
と、とにかく何でもいいから、服とか暖房具貸してくれ!いや、貸してくださいっ!!
【かけられた声の主の姿をまともに確認する余裕の無い様子で
ガクガク震えながら叫ぶ】
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 23:54:47.67 ID:66Ncsntt0
>>55 異常な事なら人間が大繁殖して以来ずぅっ〜〜〜〜とそう。
気温が上がったり下がったり、融けない筈の氷冠が融けたり。チキューオンダンカ? とかいうので凄く迷惑してんの。
嗚呼、でも――確かに最近、ちょっと今までとは違ったカンジで変。
精霊を初めとする諸力が、『乱れている』ような……。
【喋りながら、男の取り出した装置に視線を向ける。興味がありそうだ】
おかしな現象の中心地、かどうかはわからないけど、輪をかけておかしな場所なら知ってる。
何なら案内しようか?
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 23:56:52.43 ID:V/InVrQa0
ふっ、偽物共が何を語っているのだ
そもそもに貴様ら本当に悪魔の血を引いた闇の眷族なのか?
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 23:59:01.78 ID:kzjDRKMI0
スタッと雪原に降りる人影
「やれやれ、機関も無茶な依頼をするもんだな」
赤い長髪、赤く大きく開襟したスーツと同色のズボンの細身で長身の男
「“加護”が無ければ凍え死ぬよ、まったく…あの三人には適応できない環境だな、僕が選ばれたのも頷けるよ…」
首にかけたネックレスを揺らして男は歩き出す
(他にも機関の構成員がいるとのことですが・・)
(何処に・・・)
>>60 …その元気があれば大丈夫そうね
【ケープの下に纏っていたローブを脱いで渡す】
…とりあえず、何か着ないと
【少年の格好を横目で見る】
>>56 雪・・・!
しまった、ワタシは冷たい『風』は遮断できるけど『風で勢いの着いた雪』は遮断できない・・・。
火が消えちゃう・・・!
【灰色の少女が一瞬だけ焦った】
・・・悪いけど、『火』みんなを温めることはできなくなったよ。
この子は消えないようにとっておくからね。
まあでも、多分何とかなるよ。
【すぐにいつもの調子を取り戻した少女(?)は、『火』を持っていた小瓶の中に入れた】
>>57 貴方はだれ?
折角しまった『火』を、また取り出すなんて、面倒だから嫌なんだけどね。
【灰色の少女(?)は突然現れた
>>57を警戒している】
>>61 あはは それはすいませんね。(この方何歳だろう)
では、案内してもらいましょうか
……と言いたいところですが どうして?
こんな得体の知れない男ほっとけばいいじゃないですか
何か企んでるわけでは…ないですよね?
【冗談本気半々といったところだ】
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 00:03:16.85 ID:KPLv60Mu0
>>65 あ、ありがとなっ!!
【必死の様子でローブを掴み取る様にして受け取ると、
身体に纏ってしゃがみ込み、ガクガクと震える】
着たくても着るもんが無いんだよ……寒い寒い寒い……な、なあ、あんた。
ここどこなんだよ。俺、家で寝てた筈なんだけど
つか、これ夢?
>>66 火・・・消えましたか?
【耐え難い寒さを気にせず問いかけ】
(バカどもは行ったか)
(中心部への道は過去の犠牲者のおかげでバッチリだ。)
(あとは行くだけだ)
【家の鍵がかかったクローゼットから強化外骨格を取り出し装備する】
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 00:08:26.43 ID:vaoMi8Bx0
【旅の一般人が間違えて入ってくる】
ガチャ…(なんだここは…だれもいな…な、なんでぇ、こいつらあ!!普通じゃねぇのがみればわかる…!!)
…バタン!
【場の空気に耐えられずに颯爽と立ち去る】
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 00:09:58.38 ID:MNK5Hz+G0
>>67 何か企んでるならもう襲ってるに決まってるじゃん。
あんた一人で到底現在の状況を左右できるとはとても思えないし、よしんばあんたが見かけによらない強大な力を持っていたとしても、
これ以上悪くなることなんか無さそうだから。それなら、一縷の――ホントに一縷くらいだけど――望みをかけても良いかなって事。
【女の言を信じるなら、どうもカノッサの事は知らないようだ】
それにしても、あんたヒネてんのね。こっちが好意で言ってあげてるのに。
人間ってみんなこうなの? それともいつも誰かを疑ってばかりいるような生活してるわけ?
>>68 多分何もないよりマシだと思うけど
一応耐寒仕様にはなってるし
…どこって言われても…君こそどうやってきたの、ここに
>>68 とりあえず、『普通の夢』、じゃないよ。
普通、夢の中ではヒトは服を着てるからね。
>>69 瓶の中に残ってるよ。
だけど、この雪じゃ瓶から出したら、今度は本当に消えちゃうかもね。
ワタシは『雪』は遮断出来ないからね。
『雪が来ない場所』に着いたら、また出すよ。
まぁ、敵が来たら『風』で戦うから大丈夫だよ。
ここの『風』は勢いがあるから、多分、大丈夫だよ。
【灰色の少女(?)も寒さを気にせずのんきに答えた】
(反応は地面の下・・・)
(クレバスの亀裂から侵入可能でしょうか・・・)
>>74 そうですか、期待していますよ。
【何かを考えているようにも見えた】
>>72 いやぁ冗談ですよ冗談
私の研究で異変がどうにかなるとは到底思えませんが
お言葉に甘えさせていただきましょうかね
じゃあ案内していただきましょうか
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 00:18:43.63 ID:KPLv60Mu0
>>73 おお。そう言われれば、だんだん暖かくなんてきた気がする
……いや、だからわかんないんだって。
部屋の布団で漫画読んでて、くしゃみしたらこのザマですよ。
ドッキリじゃなさそうだし、まさか今時異世界ファンタジーもねぇよなぁ。
なあ、一応聞くけど、こういうののテンプレ的にあんたが俺を召喚したとか
じゃないよな?
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 00:20:01.75 ID:1wmiakDP0
ふっふっふ、やっぱりね。
これは面白いことになってきた。
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 00:21:07.10 ID:KPLv60Mu0
>>74 いや待て。俺はかわいい女の子とイチャイチャする夢を
見る時は全裸……って、あんた誰だよ?
つか、なんでここの奴らはこの寒さで平気そうなんだよっ!
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 00:21:13.39 ID:pd2gW2lB0
「雪風で邪気が感知しづらいな…あまり大勢に見つかっても面倒だがこの吹雪なら大丈夫か」
「“伏歩”」
男の姿が吹雪にとけ込み見えなくなった
が、視覚的に見えなくなっただけである
取りあえず情報を集めないと・・・
誰か見つけないと
>>44 【蜘蛛の糸の様に複雑に絡まり合う幾多もの意図を余所に】
【未亡人≪其処≫は未だ現れぬ男≪獲物≫を待つ】
コオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
【不気味な呼び声と、不吉な程の魔力を渦巻かせて】
>>77 【召喚と言う言葉に少し顔を強張らせる】
…私じゃない、少なくとも私にはそこまでの力はないから…
―それに、仮に私だとして、もっとマシな格好で来させるって
【先ほどの表情を振り払うかのように、軽く微笑んでみせる】
誰か気づくかな・・・
【どこからともなく真っ白な花束をとりだす。すると少年の周りの気温が一段と下がりだした】
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 00:28:48.45 ID:MNK5Hz+G0
>>76 逆効果になりそうな事したら止めるからね?
【娘は向きを変え、歩き始めた】
【二人は永久凍土を進み続ける】
【それまで見えていた岩肌や凍土も、雪に埋もれて隠される】
【地。雪。土。雪。雪。雪。石。雪。雪。雪。雪。雪。雪。雪。雪。雪。雪。雪】
【青。白。茶。白。白。白。黒。白。白。白。白。白。白。白。白。白。白。白】
あった。
【前方に、凍結した川があるのが見えた】
【機械を確認すると、周囲一帯の魔力が、あり得ない程高まっている】
【娘は、ずんずん突き進んで行く】
>>75 うん。ありがとう。
ところで、こっちの方向で合ってるの?
まぁ、間違ってても面白い事が起きるなら、ワタシは別に構わないけどね。
その変わったキカイで、モクテキチとか分からないの?
【少女(?)が何気ない調子で聞く 特に疑った訳ではなく、話題を振ってみただけのようだ】
>>79 ワタシ?
ワタシは魔法使いだよ。
だけど、とりあえず、ワタシ何もしてないよ。
召喚魔法が使えるくらいなら、炎の精霊でも呼び出して、みんなでぬくぬくしたいね。
そうだ、どっかのカルト教団が作った産物らしいけどこれいる?
【少年に普通のカイロを渡す】
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 00:29:28.82 ID:pd2gW2lB0
>>84に気付く
遠目から見る男
「なにやっているんだろうあの子は…邪気眼かな」
>>86 ・・・どうやら地中のようですね。
【仮面の奥の眼が赤く光り】
下にいくはまずクレバスから行く必要が・・・・・・
【地面の氷に触れ】
>>87 【人影に気づく】
それいじょう近づいちゃ駄目だよ
僕がそっちに行くから
【花束をその場において近づく】
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 00:35:14.53 ID:KPLv60Mu0
>>83 >>86 ははは、まあ全裸で召喚はないか!!
はは……
……。
……えーと、俺は冗談で言ったつもりだったんだけどな
魔法?召喚?
なんのジョークだよ、ははは。
まだ、睡眠薬呑まされて洗脳されてる途中って方がわかり易いぜ?
……え、本気?
【カイロを受け取り、ゴシゴシしながら尋ねる】
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 00:41:28.48 ID:pd2gW2lB0
>>89 「ッ…“伏歩”状態で気づかれたか…」
男は足元を見る
「足跡で気付いたのかい?それとも感知能力…?」
近づいてくる少年に問いかける
>>88 そうだ、さっき氷が解けた所(
>>85 参照)があったから『土』を持って来たよ。
これで武器が一つ増えたね。
『雪』が降ってるのに土がむき出しなんてヘンだけど、実際、むき出しになってたんだから本当はヘンじゃなかったんだろうね。
川があったから『水』にも期待したんだけど、全部凍ってたよ。
ところで貴方、氷を壊せるの?
もし、どうしても壊したいなら、『火』を分けてあげてもいいよ。
【これから面白い事が始まるのを期待するように、灰色の少女(?)が言った。】
>>91 う〜ん・・・
流れ込んでくる熱量で
って言ってもわかんないよね。
君わ悪い人?いい人?
>>85 これは…
【機械を確認した男が驚きの声を上げる】
ククク、この力があれば…
漏れでてる魔力だけでこれほどだとは…予想外でしたね
【辺りの魔力を解析。データを再構成していく】
【とりあえず、一段落したらしいパタン、と機械を閉じる】
【さて、と女のほうに向き直る】
私はデータの収集ができればそれでいいのですが
どうしましょうか? 見た感じあと10年以内には封印が解けますよ。これ
さすがにこれほど濃い魔力ほって置いていいものではないでしょう?
あ、ちなみに私にはどうこう出来ませんけど…
【そう言ってパタパタと手を振る】
>>90 …夢でも洗脳でも、貴方が好きな方を信じればいい
どちらにしてもこの寒さは現実だけど
【靴先で氷った大地を何度か叩いてみせる】
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 00:52:27.02 ID:pd2gW2lB0
>>93 「温度感知型…君が邪気眼かどうかによるかな。面と向かって言うのも何だけどね」
「僕はカノッサ機関の南支所の所長をやってるんだ。本部の下の支部の下の支所の長」
「邪気眼を狩ってる」
男の眼がわずかに鋭くなる
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 00:54:59.00 ID:MNK5Hz+G0
>>94 【声をかけられて足を止め、男の方を振り向いた】
私にはどうする事も出来ない。
私がこの永久凍土に大して行使できる力は、範囲の面でも大きさの面でもすごく限定的だし、
私はここで生まれ、ここで死ぬ運命だから、立ち去る事も出来ない。
ここがこれ以上変質するなら私も変質するし、場合によっては形質を維持できずに私は死ぬ。
だからこそ完全に部外者であるあんたに望みをかけたんだけど――どうしようもないなら、しょうがないわね。
ところで、『封印』って何? ここに何かが居るの?
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 00:56:36.31 ID:KPLv60Mu0
>>95 ……
……ですよねー。
【目を細め、何も無い地平線の向こうを見てため息をつく】
はぁ……何をしようにも、ここからじゃあ大きな町は『遠いみたい』だし
どうすればいいんだよ、俺
>>92 ええ壊せますよ、火なしで・・・
【火をなしに壊せるということはどういうコトだろうか】
・・・・・・私の能力で問題ないでしょう。
>>96 そうか・・・邪気眼とかよくわかんないけど敵意を感じるし
【またも白花束をとりだす】
【白花束:周りの熱を吸収する】
>>98 ……君が自力で帰るか、帰すことができる人を探すか…
…これは仮定だけど、貴方をここまで連れてきた人を見つけるかのどれかでしょうね
>>97 そうですね、機関の文献によると"意思を持った魔法そのもの"とありますね
何でもすべてのものを一瞬で凍らせるとか何とか…詳しいことは分かりませんが…
私のような下っ端はどうこうできそうにありませんが…ほかの機関員も何人か居るようですし
まあ何とかなるんじゃないですかね
カランデイタダイテ
目的は達成したので帰ります案内していただいてありがとうございました
【そういって男は携帯を操作する】
【元から誰も居なかったかのようにその姿が掻き消えた】
>>99 そう。
【灰色の少女(?)は少しつまらなそうに『火』を瓶に戻した】
まぁ面白い事が起こるんなら、ワタシはそれでいいんだけどね。
それじゃ貴方がここを壊すの?
【しかし少女(?)はまたいつもの調子に戻った。純粋に「面白いこと」がしたいだけのようだ。】
まぁ壊すか壊さないかも貴方の自由だけどね。
【そう言いつつも、頭の中には「封印」=「面白い事」という方程式が浮かび始めていた。】
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 01:10:09.64 ID:pd2gW2lB0
>>100 「やめてくれよ、あまり邪気眼以外には手をかけたくないんだ。それが僕のポリシーさ!」
赤い長髪をなびかせビシッとキメる男
「それに、温度変化だけじゃあ俺はやれないよ」花束を指差す
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 01:10:31.40 ID:KPLv60Mu0
>>101 うわーい!それなんて無理ゲー!?
この雪原歩いてくだけで死ぬつーの!!
畜生、彼女も出来ないままこんな異世界で死ぬなんて嫌だぁ!!
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 01:12:21.80 ID:MNK5Hz+G0
>>102 ふう……骨折り損だったようね。
ま、久々に人間と接触して、それなりに面白くはあったけど。
他に機関員が居るって言ってたし、もう少し人間たちを探してみましょうか。
【娘の姿もまた、その場から消え去った】
>>104 体温変化だけ?
君の体温も奪われてるんだよ??
並の人間ならそう長く保たないよ・・・
邪気眼とここの世界知ってる事を話してもらおうか?
>>105 (それだけ気力があるなら大丈夫そうだけどな)
まあ、歩くだけならまだいいんだろうけど……
それに、まだ異世界とは決まってないわけだし
>>103 【氷に触れると瞬く間に溶けてゆく・・・】
これぐらいなら問題はありません。
少しいじれば氷などすぐに溶けます、このように・・・
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 01:24:49.38 ID:pd2gW2lB0
>>107 「“加護”があるから温度変化に強いんだ。僕はね。だからこそ、この極寒の地へわざわざ呼び出されたのさ」
「邪気眼はその名の通り“邪気”をもつ“眼”を使って戦う。機関にとっては邪魔な存在なのさ…ここ【永久凍土】については僕もよくわからない。こんなところか、これ以上は機密事項に関わる」
男は少年に背を向けて歩き出す
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 01:29:10.78 ID:MNK5Hz+G0
>>44 >>82 此処にこんな所、在ったんだ。
私も永久凍土<ここ>で生まれて結構経つけど、全然気付かなかったな…。
【防寒具を身に纏った一人の娘が、暴風巻き起こる谷底を訪れる】
112 :
>>102乙!:2010/12/05(日) 01:29:29.82 ID:axdfIcRk0
>>102 いきなり消えるなんてビックリだね。
【別に驚いてもいないように灰色の少女(?)が言った】
・・・ところで、あの消えたヒトはどうなるんだろうね。
このヒト(少年の方を見ながら)みたいにいきなりどっかに出てきたりするのかな。
二人はムダに似ている所があるね。
そうなるとこのヒトがこっちに来たのは『組織』がなにかやらかしたからなのかな。
まぁ、ワタシが考えた事だから、多分意味のない事だけどね。
【いつもの調子なので、どこまで本気かどうか判断するのは難しい】
>>109 ・・・!
すごいね。
ワタシの『火』が減らなくってよかったよ。
で、これからどうするの?
【いつもの棒読みの「ふり」をしているが、今度はすこし興奮しているようだ。】
>>110 ご親切にどーも
【自分が邪気眼に当たるかもわかんないのに背を向けるか・・・対した奴ではないかな】
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 01:31:53.30 ID:KPLv60Mu0
>>108 うるへー!!
初めて「見た」時からあんたが一般人じゃないのもわかってましたー!!
空気が違うのも目に見えてたし、ぶっちゃけ夢だと思いたかっただけですー!!
うわーん!!
【泣きながら走り去っていく】
>>112 魔力の源を正常に戻します。
その後のことは後から来る部隊の仕事ですので・・・
【氷を溶かしながら先に進む】
>>114 あっ……まあ、そこまで分かってるなら、大丈夫か
【走り去っていく背中を見ながら】
よく転ばないな…アレ
117 :
落ちます。乙でした:2010/12/05(日) 01:38:07.69 ID:pd2gW2lB0
>>113 「ここは危ないから早く帰りなよ〜」
男は吹雪にとけ込んで消えていった
>>111 【久遠にも及ぶ時間を待ち焦がれ、遂に其処の口腔へ迷い込んだ一匹の小兎】
【荒う風と蝕む冷気の前に、彼女の防寒具はあまりに無力だろう】
【其の異様な光景に果して彼女は気が付くだろうか】
【地面から枯柳の様に生えた、青白く生気の無い幾多もの人間の腕に】
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 01:40:38.39 ID:6AeZniMEO
加護・・・
機関・・・
もう少し色々試して置くべきだったかなぁ
>>115 そう。
・・・ここって、下も氷なんだね。
普通、下は土だと思ったのに。
さて、ここは雪が来ないから『火』を取りだすよ。
氷を溶かすのは貴方に任せるけどね。
【辺りが明るくなる。】
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 01:49:52.03 ID:MNK5Hz+G0
>>118 【猛き暴風と凍気を叩きつけられ、娘はそれに耐えている】
【否――彼女の顔貌に苦悶の色は見られない。もし彼女を見る者が居れば、吐く息が白く染まらぬ事実に気づくだろう】
【娘は、人ならぬ身であった。否否、人どころか生命体ですらないやも知れぬ】
【しかしながら、静寂の大気に大地を踏み歩く音を響かせている事、荒涼とした凍土の空に浮かぶ太陽に照らされて影を作っている事】
【それらを考慮すれば、幽霊のような曖昧模糊とした存在では無いという事実もまた、明らかである】
なに、これ……?
【寒波には毛ほども顔色を変えぬ彼女だったが、腕が生えていうる光景に驚愕の色を露わにした】
【人間が何人か死のうと知った事ではないが、この環境は明らかに異常である】
【青白い腕につかつかと歩み寄ってゆき、それが冷凍保存された人間なのか、死体なのか、亡者なのかを確かめにゆく】
>>120 恐らく何か危険なものの封印が解ける寸前なのでしょう。
これほどまでに大きな魔力は普通ありえません。
・・・この周辺ですが。
【周囲の壁にルーンが刻まれている】
>>121 【奇怪な生け花の真相を確かめる少女】
【彼女の目線の先、乾いた地面の下には白目を剥いて埋もれる幾多もの人間】
【屍では無く、只枯れること無く保存されたままの憐れな花】
ビクッ
【其の花が、蠢く】
【蠢き、少女の足首に掌を伸ばす】
【其の光景は、まるで生者を黄泉へ引きずり込もうとする彼岸花の苑の様で】
>>123 /訂正
【彼女の目線の先、乾いた地面の下には白目を剥いて埋もれる幾多もの人間】
↓
【彼女の目線の先、乾いた薄氷の下には白目を剥いて埋もれる幾多もの人間】
機関・・・
他にも派遣されてる奴らが居るのだろうか。
取りあえず機関の人間を1人くらい生け捕りにしてみるか
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 02:08:20.12 ID:MNK5Hz+G0
>>123 生きたまま凍結している…………の、かな?
『冷やす』事しか出来ない私にはどうしようも無さそうだし、こいつらには悪いけど放置ね。
それにしても、一体何故一つの場所にこれだけの数が固まって―――なっ!?
【突如として伸ばされた掌に対応できない】
――迂闊ッ!
【青白い腕の正体がなんであるにせよ、再び動き出すとは予想外】
【自らの不注意を罵りながら、握られた足首から殴りつけるような冷気を投射した】
【それは、詠唱も動作も無く発動する。いわばそれは、彼女に取って呼吸のような挙動】
【掌が人間の肉体であるならば、操られた状態だろうが凍結は免れないだろう】
>>122 この石板の文字は・・・
何かを封印するための呪文が書かれてるみたいだね。
これを壊せば『何か』の封印が解かれるかもしれないよ。
それが何なのかは分からないけどね。
しょうがないでしょ?こんな昔のルーン文字、ワタシが全部読めるわけないんだからね。
それに読めたとしても『意味』が分からなきゃ意味がないよ。
こんな昔の魔法、ワタシが知るわけないからね。
どうする、壊す?
これが見れただけで、ワタシにとっては十分『面白かった』よ。
だから、貴方にまかせるよ。
【いつもの調子でいう灰色の少女(?)。だけど、「壊す」という答えを期待しているようにも見えた・・・】
>>127 これが解けるのも時間の問題ですね。
これを破壊して、原因となる存在を抹消します―――・・・
【壁に触れ】
>>126 【繚乱した醜花へ、無慈悲な冷撃が投射され、腕が凍結された】
【少女は、退廃的な芸術の中に迷い込んだ様に、何者も居ない其の静寂が支配する場で独り】
【歪な芸術に囲まれながら、刺す様な冷気の洗礼を注がれている】
【其の異様な冷気は、まるで人体を着実に蝕む毒の様に、少女の意識を模糊とさせ行くだろう】
【無論、彼女が人間だったらの場合に限られるが】
>>128 ふふ・・・
そうこなくっちゃね。
これを壊したら『終わり』だから『火』も『土』も『風』も使うよ。
あ、あと『水』も
【溶けた氷を手ですくう。】
とりあえず、こういうのは四大元素をぶつければだいたい壊れるからね。
弱点を調べてもいいけど、どうせ壊れかかってるんし、第一めんどくさいしね。
【灰色の少女(?)の周りに四つの光の弾が現れる】
>>130 破壊時にどのようなセキリュティが作動するか分かりません。
ご注意を・・・
【壁に小さな亀裂が生じる】
・・・・・・あとはソレをぶつけるだけで壊れそうですね。
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 02:23:37.14 ID:MNK5Hz+G0
>>129 シャッ!
【掴まれた脚を蹴り上げる。凍結された腕なら蹴り壊すのは容易であるし、そうでなくとも振り払う事は可能だろう……と、思う】
この寒さ……凄くおかしい。変。異様で奇怪だよ。
【ただの低温ならば零下100℃近辺まで耐え抜く自信を持つ娘だが、周囲の『寒さ』はなにか恐るべきものを感じた】
とにかく、原因を突き止めよう。
どうしようもないなら、少し逃げれば安全の筈……。
【凍結した人間達の位置から、この災厄の中心地を推測し、そこへ足を運ぶ】
>>131 大丈夫だよ。
この石板は四大元素の同時攻撃には耐えられないはずだよ。
ちょっとでもタイミングをずらしたら面倒だけど、ワタシはそんな事はしないよ。
ワタシの魔法はバランスだけが取り柄だからね。
ひょっとして、『火』を心配してたって事は、この石板の事を知ってたの?
もし、『火』がなかったらこの石板を壊せなかったかもしれないよ。
まぁ、貴方がコレを知ってても知らなくても、面白い冒険ができたからワタシはそれでいいんだけどね。
じゃあ、壊すよ。
【四つの弾が『同時に』石版に当たる】
【その瞬間、石版は光となり、消えた。】
【その向こうには・・・】
>>132 【細かな結晶を散し、腕は無残に壊した】
【少女が中心地へ赴く】
【果たして彼女は気が付くだろうか、他と比べ鉄板の様な固い感触の土壌に】
【だが、其れを打ち破るのは常套手段では不可能だろう】
【――――が、】
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
【何処かで其処を封印していた術式が破られた事により、連動したのだ】
【其の土壌に亀裂が入り、裂けて行く】
【中には人工の物だろう、階段が暗闇へ続いている――今回の騒動の母胎まで】
>>133 ―――やはりそうきましたか。
周囲に警戒を。
何処から攻撃がくるか分かりません。
【
>>134の事態を気にしているのか周囲を見回す】
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 02:42:15.18 ID:MNK5Hz+G0
>>134 【長い事永久凍土に存在していた娘に取って、大地は硬いのが常識であり、柔らかい方が異常である】
【何の疑いも持たずに強固な地面の上を歩いていたが、やがてその現象に出くわした】
う、嘘でしょ……マジなの、これ?
【硬いと思い込んでいた地面がぱっくりと割れ、階段が覗く現象】
見なかったフリは、出来ないよねえ……。
【心因的な頭痛を感じながらも、暗闇の中へと足を踏み入れる。無論、警戒は怠らない】
>>135 うそ・・・!
石版は一瞬で消えたはず・・・!!?
【だが、少女(?)はすぐに落ち着きを取り戻した。】
どうも本体の方に仕掛けがあったみたいだね。
だけど運がいいね。
落ちてくるのは『氷の破片』と『土の塊』だけみたいだよ。
『氷の破片』は貴方の能力で壊せるし、ワタシは『土の塊』を『土』を操る魔法で細かくできるよ。
それにね、『水』手に入ったしね。
『水』は扱いやすいんだよ。
折角ここまで来たんだから、ワタシも最後まで付き合うよ。
ああ、そうそう。
心配してくれて、ありがとう。
【落ちてくる土の塊を壊しながら、最深部に向かう】
>>136 【光の注さぬ絶対凍土の深部まで潜り行く少女】
【少し降りれば階段は終わり、先には解放された扉――の先には】
>>135,
>>137 【まだ、何も起こらない】
【しかし、其の最深部まで到達すれば、暖房の効いた不思議な空間に出るだろう】
>>ALL
PIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPI
【其の先には、奇怪な機械音を鳴らす――女性】
【其の身体は長方形の水槽に浮び、水槽には様々な機器が連結し、不可思議な文字が刻まれている】
【恐らくは其れが禍―暴風・冷気・放射線―の根源】
【彼女を何らかの方法で破壊すれば、全ては終結を迎えるだろうが、其れは決して容易では無い】
>>137 最深部への階段みたいですね。
(この先に今回の原因が、それを抑えれば任務は終了・・・)
【階段を降りる】
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 02:58:33.99 ID:MNK5Hz+G0
>>138 理解できない……一体どうなってんのよ。
【機器と文字もそうだが、何よりこの状況が理解できなかった】
【怪しげな音声を放つ女性が全ての元凶だという事は分かったが、ではどう対処しろというのか?】
>>135 >>137 っていうか、あんたら誰?
【娘は、別の開口部から侵入したであろう二人に気づき、声をかけた】
【その娘は毛皮に縁取られた防寒具を纏っており、フードから白く輝く髪が覗いている】
>>138 >>139 ふふ・・・そうみたいだね。
(これを壊せば、ワタシの冒険は、いったん終わりって所かな。)
【さらに階段を下りる】
あれ、なんかあったかいね。
『火』でも燃えているのかな。
【最深部に到達。】
>>140 所属を名乗る気はありません。
自らの命を縮める結果になることもありますので・・・
>>138>>141 ここですね・・・
(温度が違う、外の熱を吸収してる・・・?)
>>140 PIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPI
【電子音は其の回答を示さない】
【しかし直接的な攻撃は届くのか、攻撃された場合の反応はどうか、等は践行するまで不明のままだ】
>>141,
>>142 【暖房の温度は適温だ】
【水槽の中の女性も心なしか快適そうである】
>>140 【そしてその娘の前には、男と灰色のローブを着た人間がいた】
【小柄な体と低い背、幼さの残る声から、灰色のローブを纏っているのは少女のようにも思える】
ワタシは魔法使いだよ。
で、こっちは・・・(男の方に顔をむける)ワタシにも分からないんだよ。
だけど敵じゃないから、身構えなくてもいいよ。
【灰色の少女(?)が的を射ていないようないるような答えを返した】
>>143 【『女性』を見ながら少女は考える】
【『彼女』は明らかに、さっきの石版とは違うモノでできている】
【しかも、自分の知っている『魔法』にもこんな物はなかった】
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 03:17:23.85 ID:MNK5Hz+G0
>>142 >>144 そう? ま、あんたらがどんな人間かはそれほど重要な問題じゃない。
ここに来たって事は何かしらの目的があるんでしょ? それが何であるにせよ、あの水槽をどうにかしないといけない筈。
そういうわけだから、いざとなったら頑張ってね。
>>143 一番確実なのは、あの女ごと此処をブチ壊すことね……。
でも、出来れば怪我したくないし……殺し合い以外の解決策を模索したい所なんだけど。
【水槽に歩み寄る。警戒は解かないが、可能な限り穏やかに】
………こんにちは。その、言葉は通じる?
【水槽の中の女性とコミュニケーションを試みる】
>>143 (あれが今回の原因・・・)
【赤い瞳で水槽の中の女を凝視する】
>>145>>144 何か起こされると面倒ですから。
速やかに破壊したほうがよさそうですね、その水槽と中の人物は・・・
>>145 まあ、目的っていっても大した目的は無いんだけどね。
ワタシは面白い冒険がしたいだけだし。
【灰色の少女(?)はあっさり答えた】
でもまぁ、いざとなったらがんばるよ。
誰かが死んだら悲しいし、悲しいのは嫌いだからね。
【そう言いながら白い髪の少女を見守る】
>>144 【少女が知らぬも無理は無い】
【其れは一般に禁術と呼ばれる物を用いて作られたのだから】
>>145 PIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPI
【相も変わらず機械音が室内へ反響するだけ】
【其れは女性の意思を代弁する物でも何でも無く只の音、其の物だ】
【元より、女性其の物が人間より考えぬ機械に近いのだが】
>>146 【女性の目は開いているが其れだけで】
【機能はしておらず、只装飾され人間に近づけただけという印象を与える】
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 03:29:03.43 ID:MNK5Hz+G0
>>148 何なのコイツ。ヒトガタの癖に会話も出来ないの?
自動人形みたいなものなのかな。いいや、壊しちゃえ。
【更に歩を進め、水槽に触れて中の女性を丸ごと凍結させる】
>>146 わかった。
貴方が言うならそうするよ。
【白い髪の少女とは今会ったばかり、男とは助けあった仲だった】
【そして、灰色の少女(?)は『人が死ぬ』のは悲しかったが、『機械が壊れる』のは悲しくなかった】
【だから、男の言う通りにする事にした】
だけど、いきなり攻撃したら何をされるかわからないからね。
【とりあえず、周囲の機械に軽く水の弾を撃ち込む】
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 03:34:58.17 ID:MNK5Hz+G0
>>146 まさか人間と一緒に地下に潜って、こんなおかしなモノと戦うはめになるとは思って無かったけど。
>>147 そうなの?
まあ、それでもお互いに利益が合致する以上、協力しておくのが無難な所よね
>149
【水槽に触れ、冷気を流し込んだ瞬間】
【刻まれた文字が白く変化し、氷結の力を吸収】
キンッ
【そして反射、少女の全身へ其の儘の冷気の力が襲い掛かる】
>>150 【周囲の機器にも、其れに触れる直前】
【空間へ浮かび上がる青い文字が、まるで壁となり水弾を其の儘反射する】
【どうやら属性能力を反射する障壁が展開されるらしい】
【此れもまた、恐らくは禁術の内の一つである】
>>152 【否、――――】
【水槽にも女性にも機器にも一切の変化は見られず、室内の温度はやはり適温に保たれている】
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 03:48:45.63 ID:MNK5Hz+G0
>>153 うわわ。
【自分の放った冷気を完全反射され、一瞬娘の肉体が雪像と化した】
【比喩では無く、本当に娘の肉体が白く輝く雪へと変質したのだった】
【しかしそれは束の間の事。反射された冷気を全て吸収し、自分の力へ再変換】
【娘の身体は元へ戻り、凍傷も負わず凍結もしてない状態へと回帰した】
【自分だけでは無く水槽もまた、冷気に抗う力がある事が、娘の意気を消沈させる】
参ったわね……如何しよう?
【考えながら、掌の空間に冷気を凝縮させた】
【だんだんとそれは強く大きくなっていくが、それだけだ――有効手を考えている】
>>153 (魔術を弾く結界・・・?)
(いや、ですがこれほどまでに完全に反射する結界は久々ですね・・・)
【周囲の温度が少し上昇する、魔法とは違うもののようだ】
>>153 【反射された水の弾が灰色の少女に襲いかかる・・・】
【しかし、『水』は『操られた』のではなく『跳ね返された』だけだった】
【水は、灰色の少女に当たる事なく、手の中に帰った。】
機械だけど『科学(オカルト)』産物じゃないみたいだね。
【灰色の少女はわざとらしくため息をついた】
【そしてその『風』をもう一方の手の中におさめる】
魔法をあんなに綺麗に反射出来るって事は、意外と『正統派』なのかな。
って事はあの石版と同じ方法で壊せるんじゃないかな。
【灰色の少女(?)の周りに光の弾が3つ現れる】
【そして今度は『女』の本体を狙う】
『火』がないけど、ない物はしょうがないね。
【そして、3つの弾が同時に水槽に直撃する】
>>154 【攻撃は、少女も女性も傷を負わないイーブンな結果に終わる】
【禁術の障壁は正攻法で崩せる程易しい物では無いだろう】
>>156 【三色の光弾が再び投射される】
【しかし、結果は同じ。水槽に刻まれた文字が三色に変わり、其れをまた反射する】
>>155 【周囲の温度が上昇する】
【が、直にまた適温へと戻った。此処の温度は自動的に一定になる様だ】
【余り明るく無い室内なので、気付く者が居るかどうかは不明であるが】
【もしも、鋭い者がいれば気が付くやもしれない――床に一枚、不自然に落ちた紙切れを】
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 04:04:58.69 ID:MNK5Hz+G0
>>157 ……?
【娘は何かの違和感に気づいた。どこかに何かが落ちたのだろうか?】
【しかし、とりあえず今はそれを後回しにする事にした】
あんまりこういうのは得意じゃないけど………。
【ただ掌の上に集めていただけの冷気に、指向性を持たせた】
【娘を取り巻く空気中の水分を急冷し、小さな氷の粒へと変化させる】
【数秒後、鋭利な雹が大量発生していた】
喰らえッ!
【号令をかけると、それらは一挙に水槽へと突撃した。さながらそれは、氷の散弾銃】
【娘の行為は、飽くまで雹の形成と発射。それ以降は操作もせず、温度低下などの『力』も込めていない。慣性によって運動を続けるだけで、既に娘の支配下から脱していた】
【雹はあくまでただの雹。水という物質の固体に過ぎず、物を冷やす力はない。温度が冷たく溶けやすい事以外は、ただの石礫と同様だ】
【従って、例え水槽が冷気を、あるいは特殊なエネルギーや能力全てを、完全に反射するとしても――ただの物理攻撃である雹ならば、ダメージを与えられると踏んだのだ】
>>157 (温度管理も完璧、直接分解するしかなさそうですか・・・)
【周りの温度が下がるのを確認】
・・・。
あんまり『重力』には頼りたくないんだけどね。
【少女が娘に続く】
【少女は『土』の元素を操り水槽の上に『槍』を何本も作った】
【本来、『土』は空を飛ばないが、『砂ぼこり』の原理で、一応飛ばす事はできる】
【『槍』は『重力』よって水槽に落下する】
これで・・・終わりだよ!
>>159 【温度状態は一定である】
>>158 【魔法障壁攻略の為、少女が着眼した物理攻撃への対応】
【雹弾を散乱させるという試み――――】
キンッ キンッ キンッ キンッ キンッ キンッ キンッ キンッ
キンッ キンッ キンッ キンッ キンッ キンッ キンッ
キンッ キンッ キンッ キンッ キンッ キンッ キンツ キンッ キンッ
【其れは一つの正解である】
【水槽及び周辺機器に夥しい罅が生え、絶対的な禁術≪プログラム≫】
【――E.F.B ――が土崩瓦解する】
>>160 【正体不明の女性は狂れた鳴声を響かせ、響かせ、響かせ】
PIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPIPI
【止めの一撃とばかりに、其れは全てを地中に還すグレイブの様に】
【女性の鳴声を止めた】
【水槽も周辺機器も全てが槍の下敷きとなり埋もれ、其の衝撃が収まれば】
【――――全ては呆気無い終焉を告げたのだった】
/gdgdにしてすまない、こんな夜(朝?)まで絡んでくれて乙&ありでした!!
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 04:34:41.26 ID:MNK5Hz+G0
>>161 か、勝った!!
【その場にへたり込む】
あー疲れた。慣れない事はするもんじゃないね、本当に。
暫く万年雪の中に浸からないとね。疲れだけに。
どうでもいいけどこれ、なんだったのかしらね
【落ちた紙を拾い、記念に持ち帰った】
//お疲れ様でした。変な時間に絡み始めて申し訳ない
>>161 ・・・目標の破壊を確認。
【静かに呟くと端末を取り出す】
〈残骸と検体は調査の為後続の調査部隊が回収予定。〉
〈現地にいる機関員は速やかに撤退。〉
【その後調査部隊が到着した。】
【だが、どこを探してもある必要なモノが1つ見つからなかったようだ。】
>>161 >>161 乙!
【『魔法使い』と『人間』と『ヒトではない者』は地上に戻った】
【そしてそこにはもう、永久凍土と言われた土地はなかった】
「ありがとう、二人とも。すごく楽しかったよ!」
「また、面白い話があったら呼んでね。まぁ呼ばれてなくても、面白い事があれば勝手に来るのがワタシだけどね。」
灰色の少女(?)はそう言っって、始めてわらった。
そして、現れた時と同じように消えていった。
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 08:40:23.34 ID:pd2gW2lB0
邪気眼スレが完結を迎えるとか珍しいケースだな
まだ落ちて無いのか
保守しとく
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 14:06:33.18 ID:M3F0fDBwO
ほ
ククク、なぜ保守するwwwwwwww
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 15:34:17.70 ID:axdfIcRk0
本当は、別に保守しなくてもよかったんだけどね。
今日の夜まで残しておいたら、どうなるか気になる
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 15:51:31.42 ID:M3F0fDBwO
もう一回
172 :
>>1:2010/12/05(日) 16:11:41.59 ID:ZCQVtijf0
残ってたらこのスレ使いまわそうかな
保守
ほ
フッフッフ、私だ
ククク……何か久々に来た保守
リサイクル
ククク……今宵もこのスレを<<再利用>>しようと言うのか……それもまたよかろう
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 18:40:45.92 ID:pd2gW2lB0
再び参加だ…
まさにDeathゲィム!
もうそろそろか……
『刻』の訪れは
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 19:50:50.04 ID:It3AcAf4O
――開幕、か…
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 19:57:17.61 ID:I3e9jJp/0
・・・
――……・・・ ・ ・ ・ ・
開幕するのか
いや、幕など永久に開きはせんよ
穢らわしい邪眼の眷属共の物語など、『機関』の手で引き裂いてやる――!
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 20:19:53.97 ID:V/QP1mEdO
時は満ちた…もうまもなくだ…
クッ右手が疼く…
グオアァァァァァァアアアア
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 20:43:49.59 ID:M3F0fDBwO
age
【ーーーー……氷塊、それらの表面はガラス細工の様に滑らかできらびやかで】
【虚空の闇とも言える、その中でゴミの様に散らばる星屑と、月】
【それらが透き通り見える程、美しい……ーーーー氷、そして】
「………ーーーー」
【全てを透き通す、光の屈折を繰り返す、氷の塊の中心に見えるのは】
【………ーーー女性】
【それ程、齢高く見えず、まだ成人していない少女、桃色の長い髪】
【氷塊の中、キチンと女子高たる制服の服装で、眠っている様に見える】
【しかし、ソレは、“人”と異なる所があった……ーーー】
【エルフの様な長い耳、スカート越しに見える蜥蜴のような尻尾】
【僅かに寝息を立て開けたような口から見える……ーー牙】
【“ソレ”は、深緑の瞳を露わに、目を覚ます……ーーー】
「ーーー……おはよう、月、今日もお前が一番、光輝いてるね♪」
【ピシッ、氷に亀裂が走る音……ーーーそれらはさながら稲妻の様な】
【形の亀裂を辺りに広めてゆき、ソレは、夜の月をまるで朝日の様に】
【眺める崩れ行く氷の塊から、爽やかな寝起きの顔をひょっこり出す】
(・・・ページが見つからない。)
永久凍土の青白い大地に一筋の亀裂が入る。
崩れるように突き破るように。
重厚な音を響かせ、はるか数万年前の氷床から。
一匹の巨竜が這い出して来た。
白銀の鱗を月明かりに煌めかせ、羽ばたきまわして氷を払う。
静寂の氷原に咆哮がこだました。
翼を広げ尾を振り乱し、真紅の眼で遥かを見据えている。
192 :
>>117:2010/12/05(日) 21:01:26.55 ID:pd2gW2lB0
「ここにある巨大な“力”が破壊され…抑圧されていた別の“力”が目を覚ます…」
吹雪から赤髪長身の男が出てくる
「悪夢は終わらないのか、【永久凍土】━━━━」
>>189 白銀の地を踏みしめ、大地を駆ける巨竜。
ニビ色の爪が氷を捉え、食い込み、跳ね除ける。
弾かれたように、生きる喜びを噛み締めるように。
駆ける、駆ける。
地を響かせ風をかき乱し、やがて1つの場所に辿り着く。
氷の中の少女、その眼前に立ちふさがる。
強い魔力を感じた。冬眠から目覚めた食料には十分なよう。
見たことも無い生き物だが、この氷原はいつまでも変わらない。
懐かしさも愛おしさも、ずっとずっと変わらない。
きっとこの少女も、遥か太古と同じ。
きっと強い魔力を持っている、きっと舌に絡みつくような。
濃厚な旨さだろう。
舌を垂らし、雄叫びを上げた。
>>193 「……ーーー♪」
【巨竜を前にして、何かのリズムを口ずさむように余裕、どころか】
【“ソレ”を目の前にして小さな笑みを見せている……ーーー】
「何だなーんだ、同じ種族の者じゃぁ無いか」
「んー♪俺のように、知性と“閉じこめる”身体がある訳じゃあ……」
「ーーー……なさそうだけどねぇ♪」
【蜥蜴のような尻尾、長い耳、手の爪も異様に長い“ソレ”は】
【人の形をしていながらも“竜”を名乗る、人ならざる容姿を持つ少女】
【言葉通りその少女の中には“竜”に等しい、強大な魔力があった】
「8年と三ヶ月ぶりの、起床だ……ーーーー楽しませてくれるよねェ?」
【ニィッ、と、今にも悪どい笑みを繰り出す、よく見れば少女の足元には】
【地面たる、かなりの硬度の氷の床に“ヒビ”が入っている、それが】
【意味すること……ーーー人の持つ質量とは比にならないのだ。】
【指を一本、相手にクイクイと動かし、挑発的な行動を取る】
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 21:35:31.10 ID:GMQ1jpFG0
ここが噂に聞きし【永久凍土】ですか。
【白銀の地面に魔方陣のようなものが現れそこからはをシスターのような身なりをした少女が】
しかし、命令とは言え、こんな辺境の地に来ることになるなんて…
さっさとアレを手に入れて神父様に文句言ってあげないと
【少女は探知結界を張りながら奥へと歩を進める】
>>194 小さく嘶く。
薄々感じ始めた。
目の前の小さき者はただの餌食ではない・・・同族?
遥か懐かしい気配を感じるが、それは理性の彼方に追いやる。
空腹感、それだけで良い。
ともあれ手強そうだ、それだけは間違いない。
巨竜は大きく雄叫びを上げ、力を発現させる!
【邪気眼・"碓氷の記憶"】
氷原が蒼く輝き、月明かりの空は藍色に歪む。
氷がボーリング状に浮かび上がり、かつてここに生きていた生物の形をとる。
それはかつてこの地に跋扈していた。
空を漂う灰色のクラゲだった!
氷より発現した数多の巨大なクラゲは、刃のような触腕を振り乱し、
少女に襲い掛かってくる!
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 21:42:56.09 ID:ifz49IZaO
さてと…いきますか…
一人の少女がつぶやき歩き始める
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 21:50:53.09 ID:I3e9jJp/0
さて、と
【凍土の中心部、氷樹のてっぺんに】
【一人の少女が、大地を見つめている】
何人かは、既に行動をしているようね
【紅色のロングヘアーを風に靡かせ、緑色のリボンが揺れて】
【黒い、闇のような瞳が、凍土を見下ろす】
これは早い所仕事を終わらせないといけないかな?
【少女は立ち上がり、不敵に笑う】
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 21:55:26.12 ID:pd2gW2lB0
「この感触は、邪気……!!?どこかで邪気眼持つ者が闘っている…!」
ドンッという音とともに男は高く跳躍する
そして空中に着地━“着空”の方が正しいかもしれないが━した。
「僕も一人でも多く邪気眼を始末しなきゃな…」
>>196 「クラゲ……ーーー美味しそうな響きじゃ無いな」
「んー……竜の形をしていて器用な真似するじゃあないか。」
「てめェら、ごとき、俺の“息”だけで十分だ……ーーー」
「すゥゥッッー…………!!!!」
【クラゲを前に、たった笑み一つの反応、冷静にその場から】
【ひとつ、ドンッ!と鈍い音を立てる30mは余りある跳躍】
【クラゲの触腕から、一時逃れる……ーーー彼女は、腹が盛大に凹む位の】
【深呼吸……ーーーそのまますぐに吐き出す、ソレは】
『ドラゴン・ブレスッッ!!!!《氷炎竜人の息吹》』
【“蒼い”炎、それは空気すら寄せ付けなく、ほぼ純度ゼロの氷を】
【数秒の間に生み出し、炎の形状の氷の中に閉じこめる……ーーー】
【古代の“神”にも等しい力を持つ竜の業】
【その蒼い炎は、クラゲの居る地表の殆どを覆いつくす範囲でクラゲ】
【そして竜の足元すら巻き込む勢いで時すら凍らせてしまいそうな炎の息吹が】
【向かうであろう】
炎を受け、足が凍りつく巨竜。
あっという間に氷の中に閉じ込められるかつての同僚。
衝撃、そして思い出す。
変わっていた、そうだ。
自分が住んでいた世界はこんなに殺風景ではなかった。
こんな力など、ただの獣であった自分は持っていなかった。
何も、違う。何もかも違う。
なにより・・・食物連鎖の頂点である自分が、恐れるなど。
絶対になかった!!
大きく雄叫びを上げ、足元の氷が砕かれる。
大きく躍動し、爪を振るい上げて飛び掛る。
巨竜の牙が少女に迫る!
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 22:16:35.70 ID:vqoi14Ct0
>>195 【探知結界が、少女の前方に何者かの影を発見する】
【全く生気を纏わず、その代わりに穢れた魔力と僅かな腐敗臭を撒き散らす、ヒトガタ】
【不死者、アンホーリー、アンデッド、リビングデッド――様々な表現が可能だが、一言で言うならそれは動く死体だ】
【生命活動を停止してまだ新しいのか、この冷気がそうさせるのか、はたまた胡乱な手段で処置が施されているのか】
【その死体の腐敗は、殆ど進行して居なかった――即ち、強度が失われていないことを意味する】
【死体は少女の方へ突き進んでくるが、肉眼で捉えられる位置まで接近すると、その動きを止めた】
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 22:24:32.18 ID:GMQ1jpFG0
>>202 何ですかあなたは?
機嫌がよろしくないようですが…
【少女は右手を前にかざす】
事情を話していただけませんか? 懺悔してあげますよ?
【少女は口角を吊り上げ不適な笑みを浮かべる】
>>201 「オイオイ……ーーーさすがは、純血種は馬鹿力だねェ……!」
【鉄の硬度にすら勝る純度の氷が破られる事に、少し驚きの色を見せる女】
【未だ、女は空に“落ちている最中”だ……ーーー】
「あーあー、やっちった、久しぶりの運動だから跳びすぎてたし……」
「今更……、羽根を生やしたって……ーーーー」
【しまった、と言うようにため息を漏らしているのは、高く跳び上がりすぎて】
【なかなか、地に足が付かない、つまり……ーーー迫る竜の爪を回避する】
【手段が、打てないのだ……ーーー少女は手を曲げで防御体勢を取るも】
「ーーーー……遅いよねェ」
「良いだろうッ!力勝負ならこっちだって……ーーー負けないねッ!」
【しかし、人の形や大きさを持っていながら、数10トンの質量を持ちし少女】
【備えしパワーも、桁外れだ……ーーー防御の手を解除し】
【直前まで引きつけ、その牙を掴み止めんとす……ーーーそれに成功したなら】
【即座に、最初に見せた深呼吸を始め、放つだろう、今度は……ーーー】
『ドラゴン・ストリームッッ!!!《炎氷竜の衝撃砲》』
【それはただの純粋なゼロ距離の“衝撃波”】
(結局あの装置と女は一体・・・)
(そして見当たらない頁は何処に・・・)
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 22:34:09.05 ID:vqoi14Ct0
>>203 シスターは懺悔する方じゃなくて懺悔聴く方じゃねえの?
【罅割れた声で、応えがあった】
【やや聴き取り辛く、発音は不明瞭であるものの、声帯は問題なく機能しているらしい】
事情、ねえ……ま、俺は大した理由があるわけじゃねえ。
身体が腐ると困るから寒い所に居るだけだ。
此処に棲んでる俺としては、お前らみたいなのに荒らされるのは困るんだよ。
さあて、次はそっちの番だ。
シスターがこんな所に何の用だ? ていうか、そもそもお前シスターか?
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 22:36:46.96 ID:rasPgexmP
>>204 爪が砕かれ、氷の破片が空に煌めいた。
巨体が弾き飛ばされ、無様に後ろに倒れこむ。
・・・負ける。
かつての頂点たる自分が、こんなちっぽけな動物に!
数万年にも及ぶ"回想"から生まれた邪気眼だった。
何万年も冷たい氷の中で眠り続けてきた竜。
いつしか血肉は雪のようになり、皮膚はまるで霜のよう。
それでも竜は夢を見続けた。
いつしか賑やかなあの世界に、己が頂点に立つ食物連鎖の輪に戻れることを信じて。
『ゴォアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!』
巨大な、雪原を揺るがすような雄叫びを上げる。
あちこちからは氷でできた樹木が生い茂り、ソーダ色の花が咲き乱れる。
クラゲがあちらこちらに漂い、ワームとも獣とも判別できないモノが駆け巡る。
巨竜の足元が競り上がり、山となる。
ゴツゴツした岩盤がむき出しになる、かつての縄張り!
少女の足元からも岩盤が飛び出し、山麓の一部となり始める。
あちこちから氷の竜が飛び掛り、その背後から巨竜が躍動する。
翼の先端にある手で岩盤を掴み、飛び回るように移動する。
少女の眼前へと迫り、巨大な尾で薙ぎはらう!
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 22:43:28.90 ID:It3AcAf4O
此処が、かの氷の禁呪が封ぜられた秘境か……
成る程な、一筋縄では行きそうにもない。だが、為遂げてみせる
【一面の銀世界に溶け込む、純白のロングコートを着込んだ男が一人】
【しんしんと降り積もる雪に足跡を刻みながら、何処へともなくひた歩く】
―――「E.F.B.」。あれを手に入れれば、また一つ蓋が開く
その先に、俺の“願望”が有るのだからな………
【その手には、革の装丁が施された分厚い書物を一冊抱えて】
【黄金の瞳を爛々と輝かせ、亡者のようにただ歩く】
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 22:45:33.47 ID:GMQ1jpFG0
>>206 まぁ、シスターですかね…一応
ここには昔の友人に会いにきただけですよ。
というより、あなたは死んでるんですか? 生きてるんですか?
はっきりしてくださいよ。
【少女はまた笑いながら問いかける】
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 22:46:51.46 ID:pd2gW2lB0
>>208 音も無く背後に舞い降りる男
「探し物かい?」
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 22:54:08.51 ID:vqoi14Ct0
>>209 綺麗な顔してるだろ、死んでるんだぜ俺……
【言ってやった言ってやった】
昔の友人ん〜〜?
こんな辺鄙な所にトモダチが居んのか? 嘘臭えな。一体何者だ?
【古ぼけた羊皮紙をじっと眺めている】
「………」
【何事か呟いた言葉は風にかき消えた】
>>205 何してるの?
【いつの間にか、
>>205 の後ろに灰色のフードをかぶった少女(?)が立っていた】
そこには『面白いもの』なんて、もう何もないと思うよ。
というか貴方、昨日ワタシとここで戦った人だよね?
>>207 「ンだ……?この竜……ーーー」
【辺りが、花咲き木々茂り様々な生き物が漂うように駆け巡る光景】
【少女は驚きの色しか無かった……ーーー単純な力、では説明し切れない】
【少女の背から……ーーー何かが生えるそれは、翡翠色の竜の羽根】
【少女はこの広大な範囲に及ぶ“力”を見て、むしろ、喜んでいた……ーーー】
「そりゃァ!そうかッ!“竜”はこうで無くちゃなァッ!!!」
「はっはっは!有り難うッ……ーーーー」
『“蒼”の邪気眼……ーーー“コオリノガイネン”』
【ーーーー……尾の迫りし時、少女は、その場から“消える”】
「……ーーー私の周りの時と空間を“凍らせる”程度の力」
【凍らせた、時と時の狭間を“移動”したのだ……ーーー】
「ま、つまらないだろうから……ーーーひとつ良いのをくれてやる♪」
【再度、相手の竜の頭上で……ーーー深呼吸】
>>210 【全くの無音で、忽然と現出した男。対して、もう一人の男――白い人影は】
【声の掛けられるより早く振り向くと、一つ頷いてみせた】
そうだ。“禁呪”と言えば通じるだろうが……
……それを知って、どうする腹積もりだ?
【恐らくは、感知の手段を張り巡らしているのだろう。明らかに反応が速い】
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 23:01:41.09 ID:GMQ1jpFG0
>>211 別に綺麗じゃないです。
どう考えても死人です本当にあり(ry
【突っ込んでやった】
そんな嘘なんてついても仕方ないでしょ…ハハハ
変わったヒトでねホントに
そういえば、あなたこの辺で氷の洞窟を見ませんでしたか?
少し行ってみたいんですけど
【少女は相変わらず目を細めニコニコしている】
>>213 ・・・仕事ですよ、大したことありませんが。
(昨日の魔力はあの本の頁が原因・・・)
(ですが見つかっていない、少し前には反応があったのですが・・・)
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 23:07:39.22 ID:vqoi14Ct0
>>216 はぁ? お前の目ん玉俺より腐ってんじゃねえの?
どっからどう見ても死にたてホヤホヤのイケメンゾンビじゃねえか!
そうか? 俺がもし聖職者なら、動きまわる死体なんてものを見かけたら警戒して嘘の一つくらい平気で吐くと思うがね。
氷の洞窟、ねえ……そんな場所も在ったかも知れないが、お前そこに行って何するつもりだ?
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 23:12:50.39 ID:rasPgexmP
>>214 自らの尾が空を切り、岩盤を吹き飛ばす。
小さな生き物は自分の頭上に飛び上がっているのを見た。
巨大な魔力の魔力のうねりを感じる。
なにか訳のわからない力を持っている。
なんなんだコイツは。
やたら魔力があるくせに速い、小さいくせに力が強い。
だが・・・
『ゴァアアアアアアアアアアアアアアアア!!』
大きく口を開け、岩盤に足を架けて飛び上がる。
翼を広げ、空中の少女を食い千切らんとする。
知ったことか! ようやく故郷に戻ってきたのだ!
この場所では自分が頂点だ! 恐れる物など何も無い!!
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 23:13:44.84 ID:GMQ1jpFG0
>>218 そうでしたか、失礼しました…
いえいえ、私は人には嘘をつけないんですよ…
ちょっとした観光ですよ。
もし覚えていたら、何も聞かずに場所を教えてくれませんか?
【少女は笑顔をやめ冷たい目で
>>218を見る】
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 23:14:17.87 ID:pd2gW2lB0
>>215 白い人影に応える赤い人影
「君の所属が知りたくて、ね」
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 23:19:22.08 ID:axdfIcRk0
>>217 そう。
【灰色の少女(?)はそっけなく答えた】
というかさ、何でここ、また凍ってるの?
まぁ凍りたかったら勝手に凍ればいいんだけどね。
でも、なんかスッキリしないよね。
【灰色の少女(?)は自分のやった事が『無』になったのが少し不満のようだ】
>>222 前より温度は下がっています。
気温がまだ下がり始めていないのか、それとも・・・・・・
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 23:22:35.18 ID:vqoi14Ct0
>>220 観光? 人に会う為に来たんじゃなかったのか?
ますます怪しいねえ。人に嘘がつけない発言の信憑性も微妙な所だな。
【少女によって冷たい視線を送られた死体は、人をイラつかせる嘲笑と挑発でそれに応えた】
フン。生意気なガキだ。威圧のつもりなのかどうか知らんが、俺様をビビらせるには迫力って奴に欠けるな。
……よし、気が変わった。テメーには絶対教えてやんねー。
如何しても知りたかったら俺に勝つんだな。お前には絶対無理だろうけど。
>>219 【その場から、又“消える”】
「……ーーーー♪」
【少女は、竜の頭後ろに居る】
【少女は羽根を広げ滞空、挑発的な笑み、ため込んだ息をさぞ美味しそうに】
【ペロリと、食後のように舌なめずりをする】
『DORAGON・FLAME《“竜”の息吹》』
【“氷”では無い、純粋な炎……ーーー彼女は“蒼”と“紅”の】
【二つ相反する邪気眼を持って成り立つ竜……ーーー】
【彼女の吐く炎は、まるで極太いレーザーの様な、岩すら1秒経たず溶岩に】
【木々は、一瞬に半径数十メートルを焼け野原にする熱量……ーーー】
【そんな熱線を、竜の背後に浴びせんと吐く】
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 23:28:58.28 ID:It3AcAf4O
>>221 【彼に、魔力や邪気といったモノを感知する事が適うなら】
【周囲に循環した、高濃度の魔力――人為的な物だ――に気付けるだろうか】
――知って何とする。所属など、所詮は儚いものだと思わないか?
まあ、問いに問いで返した所で堂々巡りだ。“今の所は”フリーだ、とだけ答えておこう
【淡々と、機械的な口調で白の人影は言った】
【冷たい金の眸は、無感情に。或いは品定めするように、眼前の男を観察している】
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 23:30:32.56 ID:GMQ1jpFG0
>>224 はぁ、女の子の話に一々文句言っちゃて…
あなた生前絶対もてなかったでしょ。
【少女の両腕に幾重にも重なった魔法陣が現れる】
いいから連れて行けって・・・いってんだよ!!
【少女が右腕をふるうと魔法陣の一枚が回転しながら
>>224に放たれる】
【ふれると体が真っ二つになるのは免れないであろう】
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 23:37:27.19 ID:axdfIcRk0
>>223 で、貴方はその『原因』を壊しに来たの?
だったらここには無いっぽいから外を探した方がいいと思うよ。
貴方も気づいてると思うけど、ここには『魔力』も『よく分からない力』もあんまりないからね。
そうそう。
さっき外で、『歩く死体』と『シスターのコスプレをした人』が話してたよ。
その人たちに聞いてみればいいんじゃない?
まぁどうするかは貴方次第だけどね。
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 23:38:44.34 ID:rasPgexmP
>>225 断末魔すら上がらず、喉が解け身体が融解する。
熱は亡国の氷像を跡形もなく、消し飛ばす。
灼熱の熱線の中、巨竜は悟る。
なるほどそうか・・・、勝てないわけだ。
この魔力、この力。どうやらこの小さい奴は自分と同――
融解した氷山から巨竜の骨だけが落下した。
己の邪気眼で肉付けされていた骨が・・・
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 23:39:55.94 ID:pd2gW2lB0
>>226 「へぇ、機関の人間では無さそうだね…まぁ中には機関のなかに無所属の一匹狼もいるらしいけど」
男は漠然と、白の人影から発せられるチカラに気付く
「…君から出てるソレ…邪気とは違うね、魔力かな?珍しいな」
ジリ…と男の髪が少し広がる
「でも、ソレをしまってくれないかな。武器を相手に突きつけるようなものだよ…」
目を鋭く細める男
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 23:40:12.32 ID:vqoi14Ct0
>>227 女の子である以前に不審者だからな。
喋る内容を信じる気にはなれないのが普通だろ。
【現出した複数の魔法陣に目を瞠る】
はあ? 魔法陣ん〜〜〜?
どこのシスターがこんな魔術魔術した陣描くんだよ。お前何教徒だ?
【無駄口を叩きながら無防備に少女と走り寄る死体】
【魔法陣が少女の右腕から放たれてからも、その態度は一向に変化せず】
【あっと言う間に、死体は上半身と下半身に分かれた】
【上半身は吹っ飛び―――突然、空中でピタリと止まる】
お、気円斬か。良い趣味してるじゃん? お前クリリンさんって呼ばれた事無い?
【上半身は宙に浮きながら、下半身は大地を踏みしめて】
【それぞれ別方向から、挟み込むように少女へと向かう】
>>228 可能であれば対処します。
歩く死体とシスター、ですか・・・
それらが関係あるかは分かりませんが見つけたら接触してみますか。
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 23:52:30.64 ID:GMQ1jpFG0
>>231 な!?
気持ち悪いですね本当に。
もう一回死んどいた方がいいですよ
【少女はそれらを観察する】
(見たところ攻撃手段を持っているように見えない)
(でも、どうやったら殺せるの…)
【少女は魔方陣を一枚展開】
【その魔方陣は豪炎を纏いながら下半身の方に向かう】
しっかり火葬してやりますから安心しといて下さい。
【少女はにっこりと微笑む】
>>229 「ーーーー……ブハァッ!ゲッホ!ゲホッ!」
「んん、さすがは俺の同種……ーーー素晴らしい力であった。」
「“それ故”に……生み出す代償が大きいのは……世の常さ」
【咳込みながら黒煙を吐く彼女の手元には“半ば凍った腕”】
【そう……ーーー元々が強大すぎる力の代償、“竜”でも“人”でも無い】
【“混合種”には、邪気眼単体の力の負担が、大きいのだ……ーーー】
【しかし彼女なら、わざわざ“邪気眼”を見せずとも勝てたかも知れない】
【敢えて危険を冒し“見せた”のは、彼女にとっての……ーーー敬意の表れ】
「ンン、何時の世も、強者は辛いモンだ……ーーーなんつってね♪」
「ありがとよ、久々に“世界”を巡る気になれた。」
【彼女は、一つ、小さく砕けた骨を拾い……ーーー振り返ること無く】
【その場を去っていく】
/乙!久しぶりでチート気味になって、スンマセン……
/でも、楽しませて貰いました!絡み含め、有り難う御座いました!
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 23:56:31.64 ID:It3AcAf4O
>>230 ……“機関”。成る程な、お前はあの狂信者の群れの同胞か
【相手の言葉を受けて、嘆息混じりに辛辣な科白を吐き出し】
察しの通り、俺は魔道の徒の端くれだが――珍しい事もあるまい、魔術師など
尤も、この魔境では「人間が歩いている事」自体珍しいだろうから、一概に否定も出来んが
【大して面白くも無さそうにそう呟くと、次いで】
【眼前の彼が醸し始めた剣呑な雰囲気を察して、眉を顰めた】
気配まで殺して、唐突に人の背後に立つような無作法者が言う科白とは思えんな
却下させて貰う。言われてはいそうですかと命綱を手放す程に、俺の頭は幸せじゃない……
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 00:04:29.31 ID:dPuHCun+P
>>234 雪が降った。
白い雪は樹木を腐らせ、動物達を殺していった。
冬が来たと思った。少し早い気がするが、
いつものように沢山食って、冬眠に備えた。
雪が降った。
いつの間にか王国は消えていた。
あれほど沢山いたクラゲも、赤い花も、なにも無くなっていた。
種は凍りつき、積雪で冬眠の穴から出て来れなくなったヤツらもいた。
雪が降った。
長すぎる冬に蓄えも尽き、冬眠から永眠になってしまった。
忌々しい雪は自分の巣穴に降り積もっていく。
雪が降った。
重い、寒い・・・でも大丈夫。今回は運が悪かった、仕方が無い。
でもすぐに元通りになるさ、明けない冬なんて無いんだ。
自分が死んだだけだ、春になればきっと。他の巨竜が――
――凍りついた時間が、ようやく解けた。
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 00:06:15.23 ID:0ojHCQXv0
>>233 ひゃひゃ!少なくともそんな攻撃じゃ俺は殺せねえなァ!
むっ……火か。
確かにアンデッドに火は定石<<セオリー>>だけどよぉー。
ここがどこか、忘れてんじゃねえのかッ!
【下半身は地面を蹴り上げた】
【凄まじい脚力によって大地にクレーターが出来、土塊が魔法陣を迎撃する】
【もしこの場がただの荒野であったなら、魔法陣の勢いを弱めた程度で終わってしまっただろう】
【だが、ここは永久凍土。魔法陣の熱量は凍結した土を温める事に使われ、下半身に到達した頃にはただの刃となる】
【それでも少女の魔法陣は死体を切り裂くが、傷口からは出血がほとんど無く、既に修復が始まっていた】
【更に、別方向から上半身が飛来する】
ハラワタ
臓物 を―――ブチ撒ける!
【死体の胸が開かれ、心臓や肺、そして大量の血液が弾丸のように飛び出した】
【それらは男の外観からは想像もつかぬほど汚染が進んでおり、僅かながら毒素も含んでいる】
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 00:07:18.34 ID:duPgCh1N0
>>232 じゃあ、いったん外に出るよ。
【二人の足元に『風』が起こり、二人をクレバスの外に運ぶ】
【その時に、少女(?)の灰色のフードから一瞬だけ顔が見えそうになる】
あ、顔は見ないでね。お互いにその方がいいと思うよ。
【あまり心配していなさそうに、灰色の少女(?)が言った】
【そしてすぐに『歩く死体』と『シスター』を見つける】
なんか、ケンカしてるみたいだね。話しかける?
邪気眼って…何さ…?
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 00:13:11.69 ID:dPuHCun+P
>>238 【クレバスの外に出る】
・・・ええ。
暫く様子を見ながら放置しておきましょう。
この状況だと彼らが危険因子であれば共倒れが好都合ですから。
>>240 貴様は邪気眼だろう…?
ならばそれを私に示して見せろ!!
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 00:17:12.42 ID:dPuHCun+P
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 00:19:44.40 ID:IIPrPPmr0
>>237 うそ・・?
【少女は魔法陣を二重にし身を護るように展開】
【血液や臓器は魔方陣に当たるとべっとりと血をつけ落ちていく】
くそ・・
【だが全ては防げず、血が数滴少女の肩と足に付着する】
【軽いめまいが少女を襲う】
【ダメージは少ない。だが侮っていた相手の自分を超えるであろう実力に動揺を隠し切れない】
(こうなったら、大規模な火炎魔術で広範囲を一気に焼き尽くすしか…)
(でも、詠唱が終わるまで持つかな。)
【少女は魔方陣を変形させ炎を纏った長い太刀を造形し、迎撃の構え】
見ててね、神父様。私、こいつを倒して「神の右腕」を手に入れるから…
【少女は詠唱を始める】
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 00:21:44.77 ID:F231JPJd0
>>235 「狂信者の群れ…捉え方は人それぞれだね。」
「君の金色の目が邪気眼かと思って…近付いたら邪気を感じなかったのさ。邪気眼じゃなかったら普通にスルーしてた。」
フッと息を継ぐと
「でも背後から話しかけたのに随分と鋭い反応をしたね…“感知”…してた?そして今も…敵意があるなら応えるよ、このまま去ったら背後から襲われそうな勢いだ」
男の周りが少し熱を持った
邪気眼楽しいの?
>>247 邪気眼に…生まれて…楽しかったことなど…
ぐああああああ
自分にも制御できない力なぞ…お前には想像も…付かないだろうな
【いつの間にか雪原に1人の青年が立っていた】
【毛皮で出来た防寒具からのぞくその目は禍々しいほどの紅】
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 00:31:47.39 ID:duPgCh1N0
>>241 そうだね。
ケンカに巻き込まれたら面倒だしね。
人が死ぬのは嫌だけど、そうなりそうになってから止めればいいしね。
【その時、灰色の少女は> >245の台詞を聞いた】
『神の右手』って何か知ってる?
まあ、そんな事はどうでもいいんだけどね。
>>249 異端の力を打ち消すことができる腕ですか?
あれは仮説だけの話であって実際に存在するとは思えません・・・
【端末を取り出し】
>>248 なっ!?
【声のする方へと視線を移すと先程まで誰もいなかった雪原に青年が立っている事に気付き驚く】
…これが邪気眼か…
【相手の禍々しい瞳に竦み上がり身動きが取れずにいた】
【こんな感じ?】
252 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 00:38:59.06 ID:0ojHCQXv0
>>245 防御にも使えんのか……見た目魔方陣っぽいし実際そうなんだろうが、戦闘時の運用法は物質に近いんだな。
【まるで逆再生のVTRを見ているかのように、防がれた血液や臓物が男の胸の中に戻ってゆく】
【そしてその頃には、傷が修復しつつある下半身が眼前へと迫っていた】
【自分で創った傷はすぐ元通りになるようだが、他者に傷つけられた下半身の治癒は時間がかかるようである】
お? カタナ作って詠唱?
詠唱しながら白兵戦もこなせるわけ? お前器用だなー。
俺には絶対出来ねえわ、そういう事。必ずどっちかが単調になっちまう。
下半身で蹴ってる時は上半身は突撃するだけ……とかな。
【死体は、少女によって創られた下半身と上半身を分ける傷口に手を入れると、中からズルズルと腸を引きずり出した】
でもよぉー。俺も器用なんだぜ、お前とは違う意味でな。
【大腸小腸合わせて10m近くなるそれを、鞭のように振るう】
【腸を巧みに操り、高熱の太刀に鞭が触れぬよう迂回させながら、したたかに少女を打ちつけようと腐敗しているとは思えぬ腕力を存分に用いた】
>>251 こんな感じ…だと?
貴様何者だ…邪気眼のことを知っているという事は
ただの人間ではあるまい…
…っぐ
【
>>251のほうを睨みつける】
【自分の邪気眼を制御しきれていない所為か男の周りには仄かに蒸気が上がっている】
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 00:42:34.52 ID:D4hi430xO
>>246 ……邪気眼邪気眼と、頭の中は其ればかり。狂的だろう、十二分に
(だが、勘は利くようだな――。唯の愚物とは、些か以上に毛色が違う)
【眼光も鋭く、射るように男を見据えたまま、更に苦言を呈して】
【内心で思考しつつ、ふむ、と小さく鼻を鳴らす】
勿論。こんな場所だ、警戒はし過ぎても過ぎる事が無い
然し……ああ、随分と間の抜けた話だ。そうしたのが何処の何奴か、考えれば解るだろうに
……だが、逃走でなく闘争がお前の選択だと云うのならば。其れもまた、悪くない
【気温の変化に伴い、吹雪の中を陽炎が揺れて】
【じり、と微かな音を立てて新雪が融解し――それを見て取った白い人影は】
【諦観とも歓迎とも付かない笑みを、その貌に薄く浮かべて見せた】
>>253 俺は外からこの世界を眺めているだけの存在
ただの傍観者さ…
【
>>253から目を背け横の景色を眺めながめる】
何者でもないただの人だよ、何も無い…
しかしまぁ、随分と辛そうだな
【視線は逸らしたままで少し笑いながら相手に問いかけた】
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 00:49:52.55 ID:IIPrPPmr0
>>252 (グロいな。しかし問題なのはあの鞭の攻撃範囲…)
(本来なら詠唱中は近づかないのが鉄則だがこんな障害物も無い雪原)
(逃げ回ってもいつかはやられる…)
(接近戦しかない。)
【少女は姿勢を低くし上半身へと突っ込んでいく】
(両腕を切り落とす!!)
【詠唱完成まではまだ時間がかかるようだ】
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 00:54:51.25 ID:F231JPJd0
>>254 「邪気眼を潰す理由なんてのはどうだっていい!みんな結局強い奴と闘いたいってのが本音なのさ…」
口角を上げてさらに男は言う
「僕もそうだ、邪気眼というより強い能力者と闘いたいと思い始めている…」
「君の能力、」
パッと白い飛沫を上げて地面の雪が舞う
「見せてみなよ!」
その言葉は白い人影の背後から発せられ、同時に男の鋭い中段蹴りが薙ぐように繰り出される━━━!!
>>255 俺の邪気眼には…古代の炎神が封じられている…
それを中和できないかと思って…<<E.F.B>>を探しに来たんだが…
っぐ…用がないなら去れ…この炎神は俺の意思とは関係なしに…人を傷つける…
【男から紅い熱気のようなものが放たれ辺りの雪を蒸発させる】
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 00:59:33.85 ID:0ojHCQXv0
>>256 ウヒャー!鞭くぐり抜けられるのかよ!
ゾンビの俺よりタフなんじゃね? おー怖。
【上半身は後方へと飛びつつ、更に鞭攻撃を繰り返す】
【少女が接近すれば離れ、少女が立ち止まれば死体も止まる。逃げればそれを追う】
【つかず離れずの距離を置きつつ、鞭でじわじわと体力を削ってゆく戦法だ】
>>258 そうか、俺は元々この世界にあっては淘汰される存在…
どのみち長くは留まる事は出来ないから今ここで貴様に討たれても何が変わる訳でも無いのだが
【逸らしていた視線を相手の方に向けて】
この場は去るとしよう…
【
>>258に背を向け歩き出す】
ま、なんだ、探し物が見つかるといいな
【背を向けながら軽く
>>258に手を振ってその場を立ち去った】
・・・さて、暫く様子を伺いますか。
【民家の屋根に移動】
>>260 そうか…
【ただ
>>260の背中を見送る】
こんなところで人に会うとは…思わなかったな…
いったい何者だったのだろうか…?
まあいい、俺は<<E.F.B>>を探すとするか…ぐっ…
【男もまた、凍土の中へと消えていった】
(乙 もう寝ます)
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 01:10:02.88 ID:IIPrPPmr0
>>259 (くそ・・ 舐めてますね。でもこれで終わりです!!)
【少女の詠唱が止まる。どうやら完了したようだ。】
ふふ、ゾンビの分際で出しゃばるからです。
【少女を中心とした魔法陣が辺り一面に広がる】
これは神の力を借りし、聖なる炎。信者である私は大丈夫ですけど
あなたは・・・
跡形も残らなくなるくらい火葬してあげますよ!!
【少女が右手を振るうと辺り一面が凄まじい豪炎に包まれる】
はぁはぁはぁ、これで終わりです。 やりましたよ神父様!!
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 01:19:35.25 ID:duPgCh1N0
>>261 ・・・。
いつまでやってるんだろうね。
【灰色の少女(?)はだんだんと退屈してきた】
もう、ワタシたちだけでその『腕』を探そうか。
そんなに魔力の強いモノってそうあるモノじゃないから、
もしかして、この異変と関係があるかもしれないよ。
【灰色の少女がそう言ったのは『面白い事をしたい』という以外にもう一つ理由があった。】
【『シスター』は『神父様』と言った。つまりそれは彼女が本物の『シスター』であることを意味していた】
【一方、灰色の少女のような『魔法使い』は、教会からは『魔女』と呼ばれていた】
【つまり、彼女にとって『シスター』はあまりいい存在ではなかったのだ】
【そんな『シスター』が探しているモノを先回りして奪うのは『面白そう』だと灰色の少女(?)は考えたのだ】
>>257 戦闘狂か……為らば最早、語る迄もないな。ああ、確かにそれは真理だ
―――故に、此処より先の道は“力”で以って示すとしよう
【応じて、口許だけを緩く曲げたアルカイック・スマイルを浮かべ】
【男とは真実真逆に、この氷原の如き平静を湛えた態度で開幕を告げた】
自動防御術式を待機状態から通常稼働<Active>へ、
精霊魔導、喚起――解放<Element-Release>。
【背後より胴を払いに掛かる廻し蹴り、呼応して彼の周囲に魔力が巡り】
【即座に作り上げた簡易的な魔術障壁をして、其れを受ける】
【並々ならぬ威力に、みしりと皹を刻まれた不可視の防御。だが、確かに蹴り足は止めた】
【次の言葉で、相手の下方より無数の氷柱が湧き出して。其処に生じた僅かな隙を突きに掛かるだろう】
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 01:21:42.43 ID:0ojHCQXv0
>>263 うおっ!? 熱ッ!!これ死ぬ!ガチで昇天する!
【凍土に拳を叩きつける。その剛力によって穿たれた穴に必死で入り込んだ】
【モグラのように土を掻き分け、可能な限り深くへ潜る】
熱っつ!!しかもこれただの炎じゃねえ!?
チクショー!何か物凄い痛いんですけど!!
【身体を凍土に擦りつけ、必死で消火した】
【しかし既に炎は内部まで侵入していて、そのダメージは大きい】
【周囲の炎が消えた頃を見計らって恐る恐る顔を出す】
>>264 【正体不明の仮面は笑い声を漏らし】
・・・フ。
異端を打ち消す腕には持ち主がいると言われています。
そしてその腕は持ち主を選ぶ。
【この人物は腕に対しての情報を持っている様子】
268 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 01:29:57.33 ID:IIPrPPmr0
>>266 うそ・・ 何で生きてんのよぉ・・・
【少女は涙目になりながら太刀を構える】
【だがそれは太刀というよりはナイフのように小さい】
【少女は先の大規模魔術でほとんど魔力を使い果たしていた】
来るなら来なさいよぉ・・!!!
(神父様。 お願い助けて・・)
【少女は十字のネックレスを握り締める】
269 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 01:31:48.23 ID:duPgCh1N0
>>267 そうなの?
まぁ、腕がワタシを選んでも選ばなくても関係ないんだけどね。
ワタシには使えない使えないのかな?
【あまり興味がなさそうなふりをしているが、少女(?)は『腕』興味をもったようだ】
>>269 過去の情報では腕を持つ者は戦争や貧困が激しい時代に現れる兆しがあります。
旧大戦では世界戦争の終結と共に姿を消しました。
【手元の端末から情報を得ているようだ】
271 :
寝オチしてしまいそう…:2010/12/06(月) 01:40:01.10 ID:F231JPJd0
>>265 魔術により止められた左脚に驚きを見せず
「読めてるよ!“緋炎躍”!!」
地についた右足裏から爆炎、その勢いで男の体は振り上げられる
片脚を上げた態勢からだったのか、男の体は不安定に空中へ飛ばされたが、男はザザザッと着地すると今度はその身に電気を纏う
「“霆歩”」
男は斜め上へ飛ぶ
そして空中でカクンと向きを変え、白い人影へ電気を帯びた脚で飛び蹴りの態勢に入る
━この間わずか一秒にも満たない程の出来事だったが、男の通った軌道には、視認できる程度の電気の筋が残される━
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 01:40:12.43 ID:0ojHCQXv0
>>268 そりゃ地面に隠れたからだよ。
お前の方こそ、なんで格闘の片手間の呪文詠唱であんな大規模な術使えるわけ? こっちがビビった。
正直侮りまくってたわ。ガチで。
【痛覚が存在しない筈の死体は、神の炎によって受けた負傷を慰めるかのように、冷えた凍土で全身を擦っている】
【ただの負傷ならすぐに塞ぎ始めるのだが、再生能力はほとんど働いていない】
いや来るなら来なさいよとか言ってるけど、仕掛けてきたのお前じゃん。
『いいから連れて行けっていってんだよ!!』って啖呵切った時の威勢は何処へ行った?
お前、強いのか弱いのかわからないな。あと十字架持ってるけどキリスト教徒?
どうするつもりだこれから? まだやんのか?
273 :
寝堕ちしそう・・・:2010/12/06(月) 01:47:56.64 ID:duPgCh1N0
>>270 じゃあ、『教会』はその『腕』で何をするつもりなんだろうね。
昔みたいに『魔法使い』を根絶やしにしようなんて事を考えなければいいんだけどね。
面倒になるから。
ところで、そのキカイ、強い魔力は探知できないの?
『腕』も『今回の異変の原因』も、その方向にあるはずだよ。
ワタシは『面白い事』がしたいだけだからどっちでもいいけど、
『貴方が壊したいモノ』にたどり着けたらもっといいかな。
【のんきそうに喋りながらも、次第に『面白い事』への期待が高まっていく】
274 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 01:50:09.45 ID:IIPrPPmr0
>>272 私の切り札があの火炎魔術だったのに…
あなたが最初から黙って連れていってくれれば良かったのに
【少女は相変わらず涙目でぼそぼそ呟くように話す】
私はクリスチャンではないよ。 何て名前の宗教かは知らない。
神父様に幼い頃拾われて育てられたから・・
【少女はうつむく。だが、次の瞬間・・】
で!! 連れて行ってくれるの!? くれないの!?
まさかこんな泣いてる女の子にこれ以上意地悪する気!?
いくらゾンビだからって善悪の判断ぐらいつかないの!?
【少女は半ば錯乱状態である】
>>273 (旧大戦では・・・・・・は散り散りになりましたね・・・)
簡易探知はできますが精密な探知能力はありません。
元々、情報端末として作られたものですから。
276 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 02:02:20.09 ID:0ojHCQXv0
>>274 地の利はこちらに有ったってわけだな
永久凍土様様だぜ
ふーん。他に十字架使う宗教なんてあったっけ?
ちょっと神父疑った方が良いぜ。あんたが崇めてるのは得体の知れない邪神かもだ。
【続く言葉を考えていると、突然少女が騒ぎ始めたので一瞬虚を突かれた】
うおっ!? いきなり大声出すな!ビビるだろ!
第一、お前は女の子以前に不審者だって……ああ、わかったわかった。
案内は出来ないが、場所を教えるよ。ていうか痛くて動けねえ。
あっちの方に小さい谷があって、それっぽい洞窟が穴を開けてる筈だ。
遠目から見るとわからないが、近くで見るとちゃんとわかる。くまなく探せ。
それがあんたが探してる洞窟かどうかはわからないけどな。健闘を祈る。
>>271 (隠蔽はしていたが、尚読まれたか。――組成が甘かった)
……喋りながら仕込んだ即席の術で、仕留められるとも元より思わんが、な
【続けてゆるりと振り返れば、小脇に抱えた本を宙へと放り投げる】
【重力に従って落ちる其れは、独りでに開き、ぱらぱらと頁を風に捲らして】
【白い人影の前方にてふわりと静止すると、宙を漂う】
稼働<Active>。「苦界より剥落せよ、得られずとも其は絶無の安息也」
魔術名、停滞の箱庭=\――解放<Release>。
【追加詠唱。白い彼の前方のみならず、360度を囲むように更に氷柱が湧き出して】
【形を変えてゆき、瞬きの間に分厚い氷のドームを創造し――以って、雷撃を纏う蹴りを食い止めんとする】
/了解しました、くれぐれも無理はせんで下さいませ
278 :
寝堕ちしそう・・・:2010/12/06(月) 02:08:07.62 ID:duPgCh1N0
>>275 だいたいの向きが分かればいいよ。
そんなにすごいモノなら、多分洞窟とかお城とか、目立つ所にあるんだろうしね。
っと思ったらケンカが終わったみたいだね。だれも死ななくてよかったよ。
どうする?あのシスターさんと合流する?
クリスチャンじゃないなら『魔法使い』だからって襲ってこないだろうしね。
だけど、その『腕』とやらが、貴方が壊そうとしてるモノなら、
最後の最後であの子と戦うハメになるよ。
>>278 破壊ではなく捕獲を前提に考えます。
希少な存在ですからね、壊してしまうのはこの世界の大きな損失になりますから・・・
【仮面に触れ】
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 02:14:12.62 ID:IIPrPPmr0
>>276 そうですか。
神父様の顔は確かに直接見たことないですけど、良い人ですよ。
【少女はさっきとは打って変わって落ち着いている】
【どうやらさっきのはわざとだったようだ】
ふふ、あなたゾンビのくせに本当は優しいんですね。
面白いです。
【そして少女は
>>276に近づき、その額に口付けをした】
これはご褒美です・・
それでは、あなたにも神のご加護があらん事を//
【少女はにっこりと笑い、谷へと歩いていった】
(これで終わりです。付き合ってくれてありがとうございました。楽しかったです。)
281 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 02:18:16.64 ID:0ojHCQXv0
>>280 …………したたかな女だ。
【思った事がそのまま口から出た】
うおわっ!? ゾンビにキスとかお前勇気あんなー。
【今日最も驚いた。腐敗が無いとは言え、死んでから生者に接吻されるとは完全予想外】
神の加護、ねぇ。ゾンビなんか神様に怒られそうな化け物筆頭候補だけど、有難く受け取って置きますか。
そんじゃ、さいなら。
//お疲れ様でした
282 :
寝堕ちしそう・・・:2010/12/06(月) 02:20:44.74 ID:duPgCh1N0
>>279 そう。
宝さがしってわけだね。
じゃあとりあえずあの子の後を付けて行ってみようか。
念のため足音は出ないようにするからね。
『音』は風の振動。ワタシは『風』を操れる。
つまりはそういう事だよ。
【足音を消しながらシスターの後を付ける】
【ただし、姿は消えていない】
>>282 ・・・私は先にやることがあるのでお先にどうぞ。
【後を付ける
>>282を見送ると仮面を外した】
・・・神の腕ですか。
284 :
>>280 >>283乙!:2010/12/06(月) 02:33:16.42 ID:duPgCh1N0
そう。
また何処かで会えるといいね。
ああ、心配しなくても貴方の素顔は見たりしないよ。
【灰色の少女(?)は
>>283に背を向けたまま手を振った】
っていつの間にか肝心のシスターさんが居なくなってるじゃないか・・・。
まぁいいや。
ワタシも今日の所はこれで帰ろうかな。
【現れた時と同じように消える】
やっぱり寝オチしてしまった…
>>277さん、中途半端な形で終わってすみません
保守
ほしゅ
ほ
289 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 16:00:15.48 ID:jkjLQrZuO
しゅ
291 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 18:58:34.15 ID:vPQuwgf2P
世話ねぇぜ
292 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 19:19:42.90 ID:aeJjOxpvO
古びた洋館
時計台
幽霊少女
地下実験室
辺りで大まかなストーリー考えれる人いない?
ククク…終末は終わったのだ…
保守することもあるまい…
あれ?ID変わってる
はっ・・・
ID変わってた・・・
なんかショック
296 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 20:26:22.91 ID:aeJjOxpvO
ホシュ・・・する必要なかった?
297 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/06(月) 21:17:30.57 ID:0YFu0LRBO
☆
もう…安らかに…眠るがよい……
ここまで来たなら、折角だし来週まで残しておきたいな
去年くらいの盛り上がってた時期には1000まで数時間で行ってたのにな
どうせだし、1000まで行かせてみるか
300突破したね
始めるか?
休日までムリダナ
邪気が足りない…
落とすが吉
邪気使いが減っているのか・・・
まだ残ってるとは
307 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 05:20:18.92 ID:IswB/RrnO
また大規模規制か
すげぇ
残ってる
保守
ほ
311 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 12:37:37.95 ID:wwVIcEntO
ほ
312 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 15:49:48.98 ID:wwVIcEntO
age
313 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 16:41:26.85 ID:ytHBU2+0O
ぁ
314 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 17:46:37.15 ID:ytHBU2+0O
邪気
315 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 18:34:05.09 ID:wwVIcEntO
ほ
316 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 19:53:08.42 ID:1EP0/YamO
し
317 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 20:22:23.51 ID:ytHBU2+0O
ゅ
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 21:43:17.21 ID:mWBeFd5U0
ほっす
319 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 22:11:44.84 ID:wwVIcEntO
ま
320 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 23:08:07.77 ID:ytHBU2+0O
ん
321 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/07(火) 23:43:01.41 ID:wwVIcEntO
あげ
まさかワタシまで『規制』されるとは思わなかったよ。
まぁ、別にどうでもいいんだけどね。
別に規制されても『第二の凍土(シベリア)』に行けばいいだけの話だし、向こうはここよりも暖かいしね。
でも……
いっしょに『面白いこと』をした仲間と会えなくなるのは、少しだけさびしいね。