紬「げんじつ!」

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72以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 19:53:34.68 ID:dcJRU0Nd0
>>71
そんなに意図してなかった


さてとここで私『琴吹紬』である。って、え?あれ?私なのか?
何で!?

これから梓ちゃんと彼女の親友同士のお泊りの一夜である
普段ならその二人の甘い一夜を
いや、甘い一夜過ごされても困るが
それをみて、あらあら、などと言うシーンである

それに私はまだこの物語に絡んでいないのだ。来客に玄関のドアを開けようと数歩あるいたところだ。

一体何で!?
放送事故が起こっている!

こうなったら、直接クレームを言いに行くしかあるまい

いざ行かんってあれ?え、尺が足りない?・・・
73以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 19:59:45.15 ID:BLyrHxTk0
そうかwwwまぁ縦読みに変換して読むお
74以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 20:07:23.35 ID:dcJRU0Nd0
翌日私は梓のベッドで目を覚ましました。見ると梓は床で寝ていました。
友達にベッドを貸して、自分は床で寝るなんて、何て心優しい親友でしょう。
唯先輩の家に行くことになっていましたが
昨日、夜更かししたこともあって、時計を見るとすでに11時ちょっと前でした。

準備をした後に梓と近くのお店でお昼ご飯を食べ、唯先輩の家に向かいました。

唯先輩の家に着いたのが大体午後2時でした。
着くと唯先輩が言いました。
「今日はお泊りでいいんだよね?」

二つ返事で梓は「はい」と答えたのですが、今日はお泊りだったのか、私としては初耳でした。
というより、梓は手ぶらで来たのですが・・・
しかし、せっかく唯先輩が私たちのために用意してくれたものを無碍に断るわけにはいきません。

再び唯先輩が言いました。
「じゃあ、みんなも呼んだほうが面白いよね、後、憂も」
私は二つ返事で「はい」と答えました。隣でチッと音がした気がしました。
75以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 20:15:27.81 ID:dcJRU0Nd0
唯先輩が電話をするとわずか数分足らずでいつもどおりにニコニコした憂が来て、私たちをおもてなししてくれました。
唯先輩がきらきらした目で見せてと言うので、ヴィンテージ風ギターを出し、貸すと、唯先輩はさっそく弾き始めました。
梓が「餅は餅屋」と言っただけあって、なるほど確かに唯先輩の方が梓よりも慣れた感じで弾いているのかもしれません。

唯先輩は大層アコギを気に入ったようで、ある程度弾いてからアコギを置くと
「純ちゃん、これ、素晴らしいよー」
と言いながら私にぎゅっと抱きついてきました。

先ほど聞こえたような、チッという音が2箇所2方向からした気がしましたが、気のせいでしょう。
76以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 20:21:26.46 ID:dcJRU0Nd0
そして私はゆらゆら電車に揺られています。電車と言っても2駅区間なのですが。
不意なお泊りの予定だったので一度家に帰って準備をしなければならないのです。

唯先輩と私がアコギを弾いている間、梓はキッチンで憂のケーキ作りを手伝っていたようでした。
皆さんが集まったら食べようと言うことです。

唯先輩と今晩ギターを教えてもらう約束をして、一度帰ることを伝えると唯先輩が
「今夜は寝かさないよ、子猫ちゃん。」
と言ったので、私は二つ返事で「はい、私も寝かせません」と答えました。
 
キッチンの方から南瓜を切ったとき独特の包丁をまな板に叩きつけるようなズダン!という音が2つしました。

ゆらゆらと走る電車にふわふわと揺られながら思いました。

憂と梓が作るパンプキンケーキはとっても楽しみ!
77以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 20:27:01.27 ID:BLyrHxTk0
純ちゃん……生きて帰れますように…
78以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 21:29:03.55 ID:BLyrHxTk0
ナムナム
79以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 21:29:26.99 ID:H2WyeMyyQ
紬純とな
80以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 22:26:36.83 ID:BLyrHxTk0
まだかぁー
81以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 22:35:41.76 ID:dcJRU0Nd0
すまないすまない。再開する


ぴんぽーん、ぴんぽん、ぴんぽん

先に忠告しておく急にチャンネルが変わってクイズ番組になったわけではない。
誰かがせわしなく私『琴吹紬』の家のチャイムを連打しているのだ。

この時私は4畳半の一室のワインセラーで今日持っていく酒選びをしていた。
憂ちゃんがいるということで、食べ物には不便しまい。
私が澪ちゃん用の焼酎とスポーツドリンクの組み合わせを思案していたときに私の部屋に来客が来たのだった。
一言言っておくがこれは彼女がどれだけお酒を飲めるのか復習するためである。決して復讐するためではない。

ワインセラーが102号室にあるので
来客が来た私の部屋である203号室に行くには一度外に出て階段を上らなければならない。

斉藤が用意してくれたこの4畳半8部屋のアパートであるがこういうときは少し不便かもしれない。

そんなことを思いつつ、私が外に出ると

私の視野の中には彼女がいた
なんと
82以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 22:46:34.21 ID:dcJRU0Nd0
私が自分のアパートに向かって帰っていた時のお話です。
私がアパートの前の道を歩いているとお隣さんに会いました。するとお隣さんがまた声を掛けてきました。

「ああ今、留守にしていたのか、君の部屋にお友達が訪ねてきていたよ」

お友達?誰だろう?
そう思って、道の反対側から私の部屋の前を見ると

アパートの前には、梓がいたのです。
なんと
83以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 22:56:21.77 ID:dcJRU0Nd0
昨日梓の家で見た日記を思い出しました。
気づかないうちに汗をびっしりかいています。目が合いました。

「ひえええええ!」
私は無意識の内悲鳴を上げると540度向きを変えて走り出しました。

気づくと私はここの近くに住む紬先輩のアパートのチャイムを連打していました。

実は私、ホラーが大の苦手なのです!
84以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 23:07:16.99 ID:dcJRU0Nd0
思った以上に気が動転していたらしいです。紬先輩は他の部屋から出てきました。
私はどうやら違う住人の部屋のチャイムを押していたようです。

事の経緯を早口でカクカクシカジカと紬先輩に話すと紬先輩は言いました。
「あ、あれを見ちゃったんだ」
「あ、あの日記って、、、」と私

紬先輩はニコニコしながら続けました。

「まあ、本当の話といったら本当の話なんだけどね」
85以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 23:12:02.16 ID:BLyrHxTk0
ふふふ
86以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 23:18:35.35 ID:dcJRU0Nd0
彼女のためにも説明させていただく。
まず結論から言うと、彼女が目撃したのはおそらく澪ちゃんであり、彼女が読んだのは映画の台本である。
そして彼女が言う隣人、古河原俊之助さんは我がN女子大の人の良い警備員さんである。

私達はN女子大で『放課後ティータイム』というバンドを組んでいるわけだが
この春梓ちゃんが大学に進学しまた私達のバンドに再加入することで、ひとつの事が話題となった。

「再結成記念ビデオを作ろう」
ということである。

当然、どうやってと言う疑問の声は上がったが
りっちゃんの広い額、いや顔によってそれは意外と簡単に事進んだ。
りっちゃんの友達の映画サークルの娘がビデオ作成を快く引き受けてくれたのだ。

ただし、後から知ったのだがこのビデオ作成には条件があった。

「私たちが次の映画に役者として出演すること」
87以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 23:33:45.85 ID:dcJRU0Nd0
梓ちゃんの加入による再結成だから主演は梓ちゃん。これは多数決で4対1によって決まった。
しかしこれはドッペルゲンガーを題材にした話だから、梓ちゃんがもう1役演じなければならない。
編集すればいいとの意見はもっともであるが、そんな優秀な機材を持ち合わせてはいなかった。
役者が足りずに人のいい警備員さんに頼みに頼み込んで出演してもらっているくらいである。

一度試して録った梓ちゃんの一人二役は、演技力も相まって、それは不自然でひどい出来だった。

そこで白羽の矢がたったのが澪ちゃんである。
髪を下ろすと見た目がそっくりな澪ちゃんがもう一人の梓ちゃんの役を引き受けることになったのだ。

最後まで不満タラタラの澪ちゃんだったが、りっちゃんのこの一言で上機嫌になる

「澪って意外にツインテールでも可愛いじゃん」

それ以来彼女はたまにツインテールをプライベートでするようになったのだった。
88以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 00:08:16.97 ID:man8be7JO
まだ途中までしか読んでないけど、いつかは誰か書くだろうと思ってたよ。森見×けいおん。
俺も書き溜めしてる途中だし、ムギが主役ってのもモロ被りだwww
先を越されたわ
89以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 00:26:37.17 ID:QlCzLpXV0
>>88
そうか
ただ小生のは見ての通り文章が稚拙で口が裂けても森見先生風とまでも言えないから
それの上ムギちゃんを主役のSS少ないから、ぜひとも読みたい


一通り説明し終えた後、夕日を背にしながら紬先輩は言いました。
「この映画は来週私たちの大学で上映されるんだけど、、、」

少しの沈黙の後、先輩は続けました。

「それで、ここにそのチケットがあって。これを鈴木さんにあげようと思ってたんだけど」
「ネタバレしちゃったからもういらないかな?」
「それに、鈴木さんはこういうお話苦手そうだしね」

先輩は寂しそうな笑顔でいつも通りニコニコ笑っています。
90以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 00:32:05.25 ID:ftrLUFQJ0
やっときたな
91以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 00:33:58.31 ID:QlCzLpXV0
「いえ、いただきます。」

そんな寂しそうな笑顔に私は反射的に言っていました
「え、本当?」と紬先輩

でも、私はホラーが大の苦手なのです
そこで私は聞きました

「でも先輩も一緒に見てくれますか?」
92以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 00:40:41.27 ID:QlCzLpXV0
「え、ええ!?」

少しの沈黙の後先輩はとびきりの笑顔で答えました。

「鈴木さんさえよければ、もちろん!」

その夕日を背にした笑顔を目にして私はその場で立ち尽くしました。

困った。
先輩のそのとびきりの笑顔を見た瞬間に、私の心はとらわれたのです。
そう私は紬先輩に一目惚れをしたのでした。
93以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 00:47:14.24 ID:QlCzLpXV0
少しの沈黙の後
「ところで、どうやら私の考えは当たっていたようね」
ニコニコしながら紬先輩がいいました。

「え」と顔を赤らめながら私
心を読まれた!?
「ほら」と後ろを指差しながら紬先輩

後ろを振り返ると、ぜいぜい息を切らせた確かにツインテールの澪先輩がいました

涙を瞳にためながら澪先輩は言いました

「鈴木さん、なんで私の顔見て逃げるんだよぉぉ」
94以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 00:54:14.91 ID:QlCzLpXV0
紬先輩の家から私の家に向かう途中、澪先輩がいいました。
「ムギと鈴木さん、なんだかさっきから顔赤くないか?風邪でも引いた?」

私は「え」と言って、紬先輩の健康を心配し無意識で紬先輩を見ました
でも顔が真っ赤になるのが自分でもわかったので、すぐに照れて顔をぷいと前に向けてしまいました。

私の顔が真っ赤なのは風邪が原因ではないことが自分でよくわかります!ドキドキしているのです!

紬先輩は何か気になるものがあったのでしょうか
私が紬先輩を見た瞬間に別の方向を向きました。

私が苦し紛れに「夕日のせいじゃないですか」と言おうとしたとき

「そ、それは夕日のせいじゃないかな、澪ちゃん。」
と紬先輩がニコニコしながら言いました。
その笑顔にまた私はドキドキしました!

澪先輩は「そうかなあ?、夕日を背に歩いてるのに、、、」と言いました。
95以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 00:54:45.63 ID:YbXSmzf3O
純って軽音部の5人からなんて呼ばれてたっけ?
96以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 01:01:32.19 ID:QlCzLpXV0
私の家から彼女の家に向かう途中、澪ちゃんが言った。
「ムギと鈴木さん、なんだかさっきから顔赤くないか?風邪でも引いた?」

私はボーっと彼女を見ていたのだが、彼女が突然振り向いた。
私は自分の顔が赤くなっていくのがわかったため、照れてすぐに顔を背けてしまった。

自分の顔が赤いのは風邪が原因でないことは自分でよくわかる
彼女と映画を見る約束をして、彼女をどうしても意識しすぎてしまう以上動揺しているのである。

しかし、振り向いた彼女の顔は確かに少し赤かった。
実はあまり体調がよくないのでは?
彼女が何か言おうとしたので、彼女に負担をかけまいと言った。


「そ、それは夕日のせいじゃないかな、澪ちゃん。」
自分でもぎこちない笑顔で、その上声が少し上ずっていたのがわかる。

澪ちゃんは「そうかなあ?、夕日を背に歩いてるのに、、、」と言った。
97以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 01:02:39.48 ID:ftrLUFQJ0
>>95鈴木さんだった希ガス
98以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 01:07:33.81 ID:jwgDyLmk0
むぎゅうううううう
99以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 01:09:11.06 ID:QlCzLpXV0
さて一度部屋に帰って準備をして唯先輩のアパートに行くと律先輩も来ていました。
そして憂と梓は仲良くテレビゲームをやっていました。

憂が言いました。
「純ちゃん、私たちは一時的に同盟を組んだんだよ」
「そう、憎き曹操を完膚なきまでに叩きのめすために」と梓。

どうやら画面を見ると三国志のゲームの赤壁の戦いをしているようです。
梓は呉、憂は蜀を操作しています。

そのとき突然唯先輩が「ういー」といいながら、憂にダキッと抱きつきました。

テレビを見ると操作を誤ったのか、赤い旗が緑の旗に全軍すごい勢いで攻撃を仕掛けていきました。
100以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 01:16:25.90 ID:QlCzLpXV0
結局その日はアコギの練習を出来ずに飲み会になってしまいました。

もうそろそろ放課後ティータイムではなくて「居酒屋放課後」にバンド名が変更になるかもしれない
と真面目な顔して律先輩が言い、澪先輩にゴチンと叩かれました。

それにしても、憂と梓が作ったショートケーキはおいしいです!
101以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 01:23:29.82 ID:QlCzLpXV0
そういえば私が唯先輩とその日にしたことと言ったら
アコギの練習ではなく飲み会のノリのポッキーゲームです。
私は律先輩と澪先輩の次に唯先輩とやることになりました。
ペアはランダムでくじで決まるので、どうか次こそは紬先輩と!

「何やってるんだ、破廉恥野郎!」と言う意見は最もだと思いますが
大学生が集まって飲み会でやることなんてこんなものなのです。

唯先輩とのポッキーゲーム中にドンと机を叩くような音が3回ほど聞こえた気がしました。
見ると、梓と珍しく憂と紬先輩が、偶然にも残りのポッキーの上に3人同時にグラスを落としてしまいました。
残ったポッキーは粉々になっています。

第2回をもってしてポッキーゲームはお開きになりました。


こんな感じで楽しかった私の一日は過ぎていきました。

私が唯先輩にギターの才能があるけどギターを教える才能がなかったのを知るのはもっと先のお話です。
102以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 01:28:47.03 ID:ftrLUFQJ0
なんかあとがこわいなぁーwww
103以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 01:29:30.75 ID:QlCzLpXV0
そういえば私から紬先輩を紹介するのを忘れていました。

今私の隣で映画を見ている紬先輩は名前を『琴吹紬』さんと言います。
私の親友中野梓と一緒に放課後ティータイムというバンドを組んでいて、担当はキーボードで、その実力は聞く人ほぼ全てが素晴らしいと評します。
そして作曲さえ手がける才能の持ち主です。

高校の時からの私の一つ上の先輩です。
誰もが知りうる大企業の社長の娘さんで学業優秀、容姿端麗
芯がしっかりしている反面、普段はぽわぽわしてて可愛い人です。
現在は私が通うKO大学の近くにあるN女子大学の2回生です。

先輩がよくご馳走してくれる紅茶とお菓子は絶品で、本当にいくら食べても飽きません。

後、今日本当はこの映画を関係者の特等席で見られたのですが
あえて私の隣の一般席で見てくれるほど心の優しい人です。

そしてそして、私の憧れの、笑顔がとても、とっても素敵な先輩です。
104以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 01:36:46.26 ID:QlCzLpXV0
経験則上、紬先輩は私と性格や考えていることが正反対なこともありますし
私は先輩とこれまで以上にお近づきになるために、私はこれから頑張って努力しなくてはなりません。

そのためには一分一秒たりとも無駄には出来ません。

先輩は私にとっては高嶺の花で、高値の花でもあるからです。

でも私は想像せずにはいられないのです。薔薇色の未来を!
105以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 01:42:41.71 ID:Iqm1jwPtO
私も期待している。百合色の人生を!
106以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 01:44:06.45 ID:QlCzLpXV0
さて私は今彼女と映画を見終わった後、一緒に私のアパートの来客用の105号室でティータイムをしている。
また今日も唯ちゃんの家で映画上映記念パーティがあり
唯ちゃんの家の準備ができるまで時間が少しかかるとのことだったので映画の後に彼女が立ち寄ったのだ。
今日一日ドキドキしっぱなしである。それに今も。

私としては待ちに待った彼女との念願のティータイムである。

しかし、困った。
今気づいたことに、私は彼女を振り向かせるための準備に惜しみない努力と惜しみない時間を費やしたのだが
彼女と仲良くなった後の準備をまるでしてなかったのである。
それに経験則上、彼女と私は性格や考えていることが正反対なのだ。

一体何を何から話したらよいものか
107以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 01:53:31.43 ID:QlCzLpXV0
さてこれでこの物語はおしまいだ。彼女を振り向かせるために闇雲に努力した日々はこれで終わりだからである。
これ以上書くと最初の趣旨と違う物語を、それこそあることないこと闇雲に書かなくてはならない。
しかしそれでは記録にはならないし、記録とは呼べない。


最後に一言、現実は無味乾燥なものであるが、味わってみると意外と味わい深いものである。
ただし無論これでやっと努力が報われたなどと浮かれる私でもない
というより彼女の話を聞く限り、私の努力はほぼすべてが水の泡と化していたというのは避けようのない現実である。
これからも努力の日々は続くのである。

そして彼女と今以上にお近づきになるため、これからも一分一秒たりとも無駄には出来ない。
彼女は私にとって未だに高嶺の花なのである。

忠告しておくが、皆さんご存知のように現実は決してカルーアミルクほどは甘くはない。
 
しかし、こうは言っても想像してしまうからやっぱり私は甘い、薔薇色の未来を


後編
「Image」


おしまい
108以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 01:56:06.37 ID:ftrLUFQJ0
後編乙ーあとがあるのかな?
109以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 02:06:13.32 ID:jwgDyLmk0
おつおつ
続き期待してもいいのか
110以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 02:08:10.76 ID:QlCzLpXV0
>>108
今回は後日談はないです

あずにゃんが最初に猫耳でにゃんって言ったとき
リアクションするときのムギが明石さんと同じ位素敵過ぎて勢いで書いてしまった
自分としては猛省をしている


初春かわいいよ初春

では、さらばノシ
111以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 02:09:31.65 ID:ftrLUFQJ0
そかそか今回も愉しかったよ、また書いてね

ノシ
112以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 02:10:38.94 ID:Km2lDiXvO
そうか、唯編と澪編も見たかった





113以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 02:20:50.79 ID:QlCzLpXV0
>>112
>>109
これ自体の話とは別に気が向いたら、また続き書くかも。
表現変えて・・・

ただし唯は難しいと思われる


最後にこれを言い忘れたんで帰ってきた
こんな稚拙な文章を読んで下さったみなさん、本当にありがとうございました

では ノシ
114以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 02:23:54.40 ID:ftrLUFQJ0
楽しみに待ってるよ
再度乙ノシ
115以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 03:53:32.31 ID:9XOk1axq0 BE:1182017063-S★(229989941)

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真の勇者のさすがの攻撃
MP396使ってへっぽこの呪文を唱えた。★ミ (スレのダメージ 0)
このスレは1回目のダメージを受けた (150/1000)
追加攻撃!! さらにこのスレは2回目のダメージを受けた (170/1000)
116以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 03:54:01.10 ID:ujhOvZSC0 BE:3008880779-S★(19973811)

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MP350使って回復の呪文を唱えた!★ミ 89回復した。
このスレは3回目に回復の呪文を受けた (81/2000)
117以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 03:54:01.98 ID:LSr7d8t20 BE:2620431959-S★(61994761)

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真の勇者のさすがの攻撃
MP271使ってへっぽこの呪文を唱えた。★ミ (スレのダメージ 81)
このスレは4回目のダメージを受けた (231/1000)
ぼうそうがはじまった!! さらにこのスレは5回目のダメージを受けた (381/1000)
追加攻撃!! さらにこのスレは6回目のダメージを受けた (401/1000)
118以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 03:54:02.76 ID:HZuDRzyV0 BE:1059859182-S★(189987318)

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真の勇者のさすがの攻撃
MP382使ってへっぽこの呪文を唱えた。★ミ (スレのダメージ 401)
このスレは7回目のダメージを受けた (551/1000)
ぼうそうがはじまった!! さらにこのスレは8回目のダメージを受けた (701/1000)
追加攻撃!! さらにこのスレは9回目のダメージを受けた (721/1000)
119以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 03:54:41.39 ID:j0/GWDsQ0 BE:5308845899-S★(199990631)

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真の勇者のさすがの攻撃
MP436使ってへっぽこの呪文を唱えた。★ミ (スレのダメージ 721)
このスレは10回目のダメージを受けた (871/1000)
追加攻撃!! さらにこのスレは11回目のダメージを受けた (891/1000)
120以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 03:55:01.33 ID:ujhOvZSC0 BE:477600252-S★(19973461)

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真の勇者のさすがの攻撃
すかった。
121以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします

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真の勇者のさすがの攻撃
MP214使ってへっぽこの呪文を唱えた。★ミ (スレのダメージ 891)
このスレは12回目のダメージを受けた (1041/1000)
ぼうそうがはじまった!! さらにこのスレは13回目のダメージを受けた (1191/1000)
追加攻撃!! さらにこのスレは14回目のダメージを受けた (1211/1000)
このスレは・・・

停止しました。