1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
律「なんだ?」
梓「近いです」
律「当たり前だろ、えっちなことするんだから」
梓「…うぅ」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 21:28:55.16 ID:hp/SK8Cj0
梓は頬を真っ赤に染め、律から目を反らしていた。
手に持ったバスタオルで、胸から腰まで完全防御。
これじゃあ、何のためにわざわざ服を脱いだのかわからない。
本人を目の前にしながら、おまけに恋人という立場でありながら、私は意地悪なことを思った。
今現在の、こんな状況に至るまでの話を先に始めたのは、梓の方だった。
けれどその原因が私にあるのも確かだから、無駄とは思いつつも一応、助け舟を出して
やる。
「…嫌なら嫌って言えな?」
「嫌じゃないですっ!」
…予想通りか。
自分に不利であっても、意志を曲げるつもりはないらしい。
それともこうなった以上引き返せない、とか思っているんだろうか。
本当に素直じゃない後輩だ。
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 21:30:23.19 ID:hp/SK8Cj0
梓は頬を真っ赤に染め、律から目を反らしていた。
手に持ったバスタオルで、胸から腰まで完全防御。
これじゃあ、何のためにわざわざ服を脱いだのかわからない。
本人を目の前にしながら、おまけに恋人という立場でありながら、私は意地悪なことを思った。
今現在の、こんな状況に至るまでの話を先に始めたのは、梓の方だった。
けれどその原因が私にあるのも確かだから、無駄とは思いつつも一応、助け舟を出して
やる。
「…嫌なら嫌って言えな?」
「嫌じゃないですっ!」
…予想通りか。
自分に不利であっても、意志を曲げるつもりはないらしい。
それともこうなった以上引き返せない、とか思っているんだろうか。
本当に素直じゃない後輩だ。
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 21:32:33.80 ID:hp/SK8Cj0
私はわざと大袈裟にあくびを一つした。
「ふあぁ…やっぱ、眠い」
「え?」
やっぱり、こういうのはまだ早かったんだと思う。
私はともかく、梓を傷つけてしまうだけだ。
「眠いから、今日はもう寝る」
梓は一瞬、きょとんとした。
しかしすぐに、私の意図を理解してくれたらしい。
私はさっさと布団に入り込み、梓に背を向ける。
ちらっと後ろを振り向くと、彼女は私をじっと見つめていた。
「でも…先輩、」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 21:33:50.34 ID:puv8Mh1iO
ふむ・・・続けたまえ
うむ続けてくれ
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 21:36:00.35 ID:hp/SK8Cj0
連投してたすまん
梓の顔はどこか寂しそうで、けれど、恥ずかしい気持ちも捨て切れずにいるようだった。
いじらしい。その言葉がぴったりだ。
そんな梓を見ていると、今すぐ彼女をぎゅうっと抱きしめて、髪をくしゃくしゃに撫で回してやりたくなる衝動に駆られた。
いつもなら素直にその衝動に従うところだが、今の梓の様子だと、そんなことをしたら訴えられそうだった。
何罪とは言わない。
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 21:36:35.95 ID:OQ4RDoQ40
だが次の瞬間、お守りが眩い光に包まれ、どこからとも無くTさんの声が
「破ぁ!!」
お守りは光と共に飛び散り、ゴキブリの半身を吹き飛ばした。
「あああああああああ」
半身でのたうつゴキブリを尻目に私は夢から目覚めた
枕元にあったはずのお守りはどこをどんなに探しても見つからなかった・・・
その話をTさんに話すと
「半身を吹き飛ばした?
やれやれ、威力は親父の作った奴の半分か・・・」と呟くTさん
寺生まれはスゴイ、私は感動を覚えずにはいられなかった。
END
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 21:40:22.98 ID:hp/SK8Cj0
色々と考えれば考えるほど、何だか面倒になってきて、ついには梓に服を着るよう頼んでしまった。
ところが、
梓「…嫌です」
律「は?何で?」
梓「何のために私がこんな格好したと思ってるんですか」
律「それは…そうだけどさ」
梓「……」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 21:42:55.97 ID:hp/SK8Cj0
梓は黙り込んでしまった。
私はいたたまれなくなり、ベッドから体を起こして彼女に向き直った。
律「…なんか、ごめん」
梓「いえ…別に」
律「……怒ってる?」
梓「怒ってないですよ。…ただ」
梓は、私の目をまっすぐ見た。
梓「律先輩は…何とも思わないんですか?」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 21:44:30.00 ID:puv8Mh1iO
C
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 21:48:20.37 ID:hp/SK8Cj0
その瞳はわずかに潤んでいて、妙な色っぽさを醸し出している。
これまで梓のことを、胸がないだの幼児体型だのと散々からかってきたが、そんなことは色気の有る無しとは関係が無いのだと、この瞬間に気付いてしまう。
律「それ、どういう…意味?」
私はつい弱腰になった。
一緒に風呂に入っても全くピンとは来なかったのに、どうして、今こんなに緊張しているんだろう。
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 21:50:21.38 ID:hp/SK8Cj0
梓「私は…私には」
梓「こういう事する意味、正直よくわかりません」
梓「わからないけど…それが付き合ってることの証になるなら」
梓「それで良いって…思ったんです」
そう言って梓は、口を閉ざした。
そして、私の返事をただ待っている。
二人を遮るものがタオル一枚しか無いことが、私に恐ろしさと、神にでもなったかのような気持ちの両方を感じさせた。
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 21:52:45.07 ID:hp/SK8Cj0
私は想像する。
体中至る所にキスをして、甘い言葉を囁いて、そうしたら梓はどんな顔をするだろうか。
少し前に考えていた真面目なことは頭から去っていってしまい、もう考えようという気も起きない。
脳が溶けていくってのは、きっとこんな感じだろうと思った。
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 21:55:38.38 ID:hp/SK8Cj0
――――――
私は少し腕を伸ばして、ぐっと手に力を込めてそのタオルを奪いさり、彼女を露にする。
もうそれだけで私の脳はとろけてしまいそうだ。
体を起こしたままの彼女を優しくベッドに寝かしつけて、私はそこに覆いかぶさる。
まだ幼い彼女の胸には、愛らしい薄桃色の蕾がちょこんとのっている。
それを爪の先で弄ると、彼女の息使いは荒くなり、腰をよじるように動かした。
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 21:59:30.19 ID:hp/SK8Cj0
蕾が花開くように、私はそれを口に含み、舌先で優しく舐めた。彼女は嬉しがって、さらに腰をゆらす。
口に含んだまま、それを吸ってみた。何故か蜜は出なかった。
彼女の顔はすっかり紅く染まっていた。何か声に出しているようだが、呂律が回っていなかった。
唇を重ね合わせ、舌を絡め合わせる。
唾液を交換して、目を開けると上気した彼女の顔がそこにあった。
表情はよく見えなかったが、きっと喜んでいるに違いないと思った。
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 22:01:40.02 ID:hp/SK8Cj0
私は首筋に口づけてから、今度は先程とは反対の蕾を口にくわえた。空いた指で、その反対のものを弄る。
彼女はどうしていいかわからないほど気持ち良さそうに、声を上げた。
さらに下へ下っていくと、透明に光る場所があった。
彼女が恥ずかしげに太ももをくっつけようとするのを、間に無理矢理指を侵入させることで阻止する。
ぬるっ、とした感覚に、ついに私は探し求めていた蜜のありかを発見した。
私は嬉しくなり、顔を綻ばせる。
その時、誰かが啜り泣く声が聞こえた。
はっとなって私は、首をもたげる。
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 22:02:03.10 ID:X5dSi2Qa0
なんだこの官能小説
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 22:13:02.25 ID:hp/SK8Cj0
どうして泣いてるんだ?
わからなかった。
私は梓に何をした。
いや、そもそもこれは梓なのか。
私は梓をどう思ってたんだ?
大切にしてたはずなのに。
結局、相手なんか誰でも良かったんじゃないか。
私は梓のことを――。
――――――
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 22:16:17.21 ID:hp/SK8Cj0
梓「律先輩…?」
梓の声がする。
梓「うなされてましたね、恐い夢でも見ましたか?」
頭が鈍く痛む。
そうかもしれない。
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 22:18:21.35 ID:hp/SK8Cj0
意識が判然としないまま、私は頷いたか唸ったか、ともかく反応を示した。
すると呆れ気味に、夜にホラー映画見るからだ、とかいうようなことを言われた。
隣に梓はいなかった。すでに起き出しているらしい。
彼女の姿を探し寝ぼけた視線をさ迷わせていると、カーテンのすき間からさんさんと光が差し込んでいることに気付き、私は飛び起きた。
梓「もう朝ですよ」
そう話しかけてきた梓は既に髪をくくっていて、随分私は眠っていたんだなあとぼんやり考えた。
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 22:19:35.91 ID:hp/SK8Cj0
律「…梓」
ちょいちょい、と手招きすると梓は素直にこちらに近付いてきた。
腰に腕を回して、彼女を抱き寄せる。
梓「な、なんですか」
梓は、少し警戒しているようだった。
あの泣き声が、まだ頭の中にこびりついている。
私はいつの間にか、梓の服に顔を押し付けて泣いていた。
ういうい
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 22:22:55.21 ID:hp/SK8Cj0
梓「わ」
それに気付いた梓は、少し驚いたようだった。
梓「どうしたの…?」
そう言いながらよしよしと、何度も髪を撫でてくれる。お姉さんのようだった。
やがて、彼女の体が私から離れたのを感じた。
なんとなく不安になって、梓の顔を見上げる。
すると梓は左手で、私の前髪を持ち上げた。
ちゅっ。
「!」
額に触れたものは、やけに柔らかかった。
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 22:28:05.49 ID:hp/SK8Cj0
梓「…私にも、もっと相談してください」
梓「私じゃ頼りないかもしれませんけど…一人で考え込むより、ましだと思います」
律「うぅ…梓ぁ…」
梓「はい」
律「さみしい…」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 22:35:01.43 ID:QqNENkYxP
あずにゃんの意外な包容力
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 22:41:48.88 ID:puv8Mh1iO
あずにゃんなかなかやるのう
りっちゃんはあまえんぼさん
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 22:44:57.67 ID:X5dSi2Qa0
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 23:14:26.74 ID:h0ztn7Zq0
風邪引いたときのあのりっちゃんの可愛さは異常
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 23:43:06.95 ID:HyF5g1Gt0
本日の律厨ホイホイスレ
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 00:00:48.89 ID:DQ/J6SH90
続き求む
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 00:04:40.00 ID:iUq7aWhP0
濃厚ないちご×信代SS書いたんだが誰か立ててくれんか
続きまだー
てか、さっさと書け
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 00:10:14.89 ID:c4ln2kIt0
なにそのグロSS
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 00:40:08.18 ID:MrArWovUO
続きはまだですか
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 01:13:44.06 ID:DQ/J6SH90
こんな平和な律梓は珍しいんだから頼むよ
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 01:44:15.31 ID:Vv3hPEHAO
俺からもお願いします
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 03:25:02.84 ID:ej4g4kvCO
ほ
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 04:30:25.44 ID:9VWURyqh0
信代と春子って何でそんなに叩かれてるの?
どっちも可愛いと思うよ。
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 08:16:03.97 ID:c4ln2kIt0
まだ〜
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 09:07:40.04 ID:QVrijAjW0
おいおいまだかよ寝過ぎだぞゴルァ
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 12:40:42.63 ID:DQ/J6SH90
保
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 14:22:55.97 ID:DQ/J6SH90
俺しかいないのか?
律「あ〜ずにゃん♪」
梓「り…りーっ…ちゃ…ん…///」
律「照れが残ってるもう一回」
梓「りっちゃーん///」
律「もう一回!」
梓「りちゃーん///」
律「まだまだ!」
梓「りっちゃん」
律「まだ!」
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 14:40:03.72 ID:2hfrQ6Yn0
生殺しひどい!
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 15:01:38.57 ID:QVrijAjW0
まだか早く続きを投下しろ
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 17:27:17.93 ID:DQ/J6SH90
・・・
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 19:06:19.50 ID:33T0YYv9P
おっと危ない
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 19:53:02.62 ID:DQ/J6SH90
こら厳しいかな
浮上
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 21:08:39.61 ID:c4ln2kIt0
まだ〜
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 21:59:39.72 ID:DQ/J6SH90
.
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 22:48:50.55 ID:33T0YYv9P
おっと危ない
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 23:00:27.14 ID:c4ln2kIt0
いつまでも
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 23:15:49.44 ID:ajkLCCHX0
ちんこ
んん
こ こ
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 23:19:20.69 ID:c4ln2kIt0
まとぅわ
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 23:57:40.75 ID:gKjG6V4CO
せいっ
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/04(土) 23:59:56.03 ID:c4ln2kIt0
ほー
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/05(日) 00:26:31.74 ID:4LjdRplm0
寝る
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
うーむ