1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
『SABUROU』??儚く不確かなもの。
廃墟と化したデパートの屋上遊園地のフェンス。
「さぶろう」のような己の人生を閉じようとする、絶望を抱えた男。
そこに突如現れた不気味に冷笑する全裸の男。
ジャスコ前の十字路で二人は、ある契約を交わす。
肉体と魂を分かつものとは何か? 人を人たらしめているものは何か?
深い苦悩を抱え、主人公は終末の場所へと向かう。
そこで、彼は一つの儚き「命」と出逢い、
かつて抱いたことのない愛することの切なさを知る。
佐藤ユーヤの童貞作、
哀切かつ峻烈な「命」の物語。
2 :
妖犬 ◆youkenkF9Y :2010/12/03(金) 21:24:05.30 ID:+tPffd160
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 21:27:13.91 ID:UfBucjFc0
( ^ω^)「SABUROU・・・」
( ^ω^)「SABUROU・・・」
( ^ω^)「SABU・・・」
( ^ω^)「SABUROU・・・」
爪で引き裂かれたようなボロボロのすし太郎を片手に、俺は涙を浮かべた。
祭りの夜、誰もが楽しい結末を信じて疑わなかった。
17歳の夏、セミの鳴き声と、タンクトップに乳首が擦れる音のみが、
神社の境内に響き渡っていた。
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 21:30:45.93 ID:erS5c08wO
顔酢の予感
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 21:37:33.91 ID:UfBucjFc0
俺がSABUROUに出会ったのは3年前の夏、俺が14歳だった頃だ。
その頃を俺は無知で恥知らず、PSPとバーチャルボーイの区別さえ付かない、ヒヨっ子だった。
・・・・・・
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 21:38:48.33 ID:UfBucjFc0
――ある日、たまには違う便所で食べるかと3階の女子便所に足を踏み入れたとき、
洗面台に壮大に小便をブチ撒けている一人の男に出会った、
そいつが、SABUROUだった。
( ^ω^)「何してるんだお!ここは女の子がおしっこやうんこをする所だお!!」
しかしそいつは僕のしかる声を気にもせず、放尿を続ける、
そしてあまつさえこんなことまで言ってのけた。
SABUROU「堅いこというなよ、堅いのは股間で十分だ」
SABUROU「それに、女の子達はここでナプキンも取り替えるんだぜ?」
その言葉に、僕は何も言い返せないでいた、そして確信もした。
( ^ω^)(こいつ・・・・・・かなり頭の切れる奴だお・・・・・・)
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 21:42:35.93 ID:MJIU0Fd5O
洗面台だと……
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 21:47:57.57 ID:UfBucjFc0
それから殴り合いの喧嘩とか給食のおばさんの貞操を奪い合ったりとか
色々なんやかんやあって、いつの間にか僕とSABUROUは唯一無二の親友となっていた。
例えるならハリーとロン、トリコと小松、山ちゃんとレイモンドのような関係だ。
( ^ω^)「なあSABUROU、僕たちって親友だよな」
SABUROU(以下BURO)「ああ、もちろんじゃないか、俺達はお互いの鼻の穴の数まで知ってる・・・」
ドッカーン!!
そこまで言った時、突如目の前に大きな隕石のようなものが降ってきた、
そのせいで僕達が今まで居たCoCo壱は、カレーと店員の漏らしたうんこでしっちゃかめっちゃかだった。
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/03(金) 21:50:19.03 ID:UfBucjFc0
トイレ我慢しながら書いてたからもう漏れるしおわり
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
クッソスレ