n
l | いっちばーん!
_r1´l│,.-、
〈_LU/ /´
ヽ ノ ストパンの世界に俺をいれて
. i l__ イチャイチャしようずwwwwwwってスレだよ!
∠二!-‐ ´ |
ヽ. |
i |
i | , -― ―- 、 妄想を垂れ流すも良し、
i i/::::::::::::::::::::::::::::::::`丶 初SSにチャレンジするも良し!
. i i:/:::::::/::::ィ:i:::::::::::::::::ヽ , ィヽ そこのキミも書いてみよー!
i ./:::::::/:,ィ::/!:ハ:::::i::ヽ::::::ハ-<
. i ./ィフ///7/ .ll _、::::i::::ヽ:::::}:\_> 私がヒロインのSSも募集中だよーん!
. | /:::/ / レ l/ l| '``ト、::l::::'ミ、:::!
. |. /!::/i '⌒ヽ` ゝ ',:l !:::l:イ:::゛=
! .レ !ヽヽ , ⌒ヽj ,!:/i !::::::::|
. i. i、 /`ー‐v、 /i.レ.ノ !::::::::|
i .i l\{ ノ イナ!´. i::::::::|
. i .! / l、>、..._ -‐i´ // i:::::::i
. ! !. ,' !.ヽ_ ノ `メ、. ヽ:::::i まとめWiki
. ヽ j ! __ヽ, / /`-ハ ヽ::i
http://www16.atwiki.jp/vip_witches/ . ,' / ̄<ィ介、\ / / } ヽi
i ,' i l ! l ト' i` iノ ./ ll
i i L! i_ヽ / j ./. ll
i i | | / / ./ィ >‐、
i i | | ./ / />ヘ´ヽ. !
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 21:12:20.38 ID:uOauzAJo0
あざとい
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 21:15:56.23 ID:ZoYSF7o60
おつ
おつん
1乙
あざとい!さすがるっきーにちゃんあざとい!
前スレのラストギリギリの超加速だったなw
――――――――――――――――――――――――――――――
ハンガーに顔を出すと、ストライカーの整備を行っている整備班に混じってシャーリーの姿があった。
辺りを見回すと、鉄骨の梁の上にルッキーニらしき人影も見える。
シャーリー「……俺!? もう大丈夫なのか!?」
俺「ああ。歩き回る分には問題ねぇさ」
『仲間』たちの気遣いが、今の俺には重たい。
俺の中には暗澹とした泥が溜まり続けて、足取りは重くなる一方だった。
だが、それを露骨に表に出した所で、余計に気遣われるのがオチだ。俺は気丈に振る舞った。
シャーリー「そっか……。その、何だ。それ、意外と男前だな!」
眼帯を指して、シャーリーは笑顔を作った。
今にも崩れそうな困惑した笑顔だ。無茶しやがって……。
俺「ありがとよ、501の女神。お世辞でも嬉しいよ」
シャーリー「……ごめん。茶化すつもりじゃなくって」
そんなつもりで言ったんじゃないことくらい、分かっている。
彼女はがさつに見える所もあるが、その実きちんと気配りが出来る女性だ。
__
バマ´ `マヽ
!ノjミイ,イ^从リ〉、!
イルヾ(! ゚ ー゚ノ!ノル <datもあげたにゃー
〜(,_U_U
13 :
スターゲイザー:2010/11/29(月) 21:39:36.52 ID:SMSBMfwZP
俺「分かってるから。……なぁ、俺のストライカー、回収されたのかな」
シャーリー「お前が担ぎ込まれた時、誰も持ってなかった。多分、今も海の底、かな」
ルッキーニ「あーっ、俺だーーーーーっ!!」
俺に気付いたらしく、ルッキーニが俺の頭に飛びついて来た。……梁の上から、直接。
俺「ぐぇ。おいルッキーニ、俺はクッションじゃねぇぞ」
シャーリー「ルッキーニ、俺は頭に怪我してんだぞ。気を付けなきゃダメだろ?」
ルッキーニ「うじゅ……俺、まだ痛い?」
若干気落ちしたルッキーニが俺の頭に巻かれた包帯をいじる。
お願いだから、取らないでくれよ。
俺「怪我して日が浅いからな……。でも、触んなきゃ大丈夫だよ」
シャーリー「そ、そうなのか。治癒魔法ってすごいな……宮藤様々だ」
ルッキーニ「芳佳すごーい!」
ごほん、と咳払いをして、シャーリーは改めて俺を見た。
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 21:40:13.36 ID:4xovxOtUO
1乙
頼むぜスターゲイザー、自分みたいな邪道ではなくまっとうにティナを幸せにしてやってくれ
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 21:41:50.38 ID:siWR6Efq0
,.=-''' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄` -、
/ \
./ .\
{ }
.| / ̄""''-=,,,,_,,,,,,==-'''"\ |
.l, .( ,. - ' .、 ,. - , .} |
l > ,=ニ\ ゛ | ''゛_,=ヘ、 r' {_
/~''i //_\_..`7| l、{''″/__`>ヽ |r`i
l .{`|./ ヽ二・ニゝチ、 ! .ゝrニ・二r } ! i l
{ {(l { ノ | | ヽ :: }| ソ/ 把握した
ヽヽ|.{ / | | \ i.|//
\|.i / ,,.. | l._,, . \ i !/
乂i / - (__,)-゛ ' {丿
.l .!、. ,. !., ., / |
人 \ .!''''" ̄~ ̄`''! / 人
./ | .\ ,\ '-"" ゛-' / / | .ヽ
ノ .{ \ .ヽ,., .: ,イ / } ヽ
-'″ l `' 、`.───″ .} ヽ
最強のスナイパー vs 最強のウィッチか・・・胸熱
} }\`丶、 /' ´ / {:{
{:{ \ `丶、 __〃_ / / }:}
'::. \ >´─-、: :{{: : : '⌒ : < ::′
':::. >'´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : \ ::′
'::.、 /: : : : / : : : : : : : : : : : : :\: : :\V
∧∨ : : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : ヽ: : : :ヽ
. : :/ : : : : :/ : : : : | : : : : :| : : : : : : ハ : : : : :、
|: ,′: : : :/:/ :/| :∧: :_; ィ| : :│ : / : i: : : : : : :
i : : / : : :|イ: -=|/ ´ヽ: : 八: :^ト=:{-: :|: : : : : : : \ 人_ト、__ノ、_,ヘノ\_ノヽノ、
V|: l : : : |:l/x‐==ミ∨ \| V\八 : : : | :i⌒ 人/ \__
',|: | : : : |´ :::::::::::::. 、x==ミ : : ヽ : 八 _ノ
レ八.: :.:| :::::::: {//∨ _)
( (∧:八 u. /⌒ヽ : / __ノ
>>1乙!
\ 〈∨ { ::::::::::::: 人| ノ
_>‐く\ 、 ::::_ノ / < 支援!!
〔__x=ァヘ| 丶 _ . ´ )
/: /: rト、_ 厂 ^ヽ
V:ルく  ̄了{下ヽ、 ⌒)
イ::.::.::.\ |│l }、 \  ̄ヽヘ/⌒ヽ/\i'\へ/⌒Yヽ'^
/ |.::.::.::.::.::丶 人爿人::\ \
|.::.::.::.::.::.::.::∨`〈⌒〉 '::.: \ \_
//⌒'く二ニ=- .::.::.', マハ V:<\/:ヽ
{::.::.::.::.::.::.::.::.::.::__>ヘ | ' /|.::.::.:∨.::.::}
::.::.::.::.::.::.::. \::.\::.::. |\| ∨│.::.::/.::.::.::
∨::.::.::.::.::.::.::.::\::.\::.\|\∧/|.::.:∧.::./.:|
シャーリー「あのさ、その……無事、ってわけでもないけど、助かって良かったよ。
私に出来ることがあったら何でも言えよな。遠慮なんかしなくていいからな?」
俺「少佐や大尉も同じようなことを言ってたよ。揃いも揃って世話好きだ……」
『仲間』だから……『家族』だから……こんな俺を助けてくれる。
俺にとって、『仲間』って何だったんだろう。そんなことも分からず、俺は彼女たちと共に戦い続けてきたのか。
だからこそ、そんな『仲間』たちの好意に対して、尚更申し訳がなくて仕方なかった。
シャーリー「何だ、私は三着か……。私としたことが出遅れるとは」
いやあ、と頭に手を当てて笑うシャーリーと、そんな彼女を指さして笑うルッキーニ。
俺も、庭園に居た時よりは作り笑いが上手くなってきているようだ。
……ふと、シャーリーから笑顔が消えた。えんじ色のジャケットに包まれた肩が小刻みに震えている。
シャーリー「……ホント、生きててくれて良かった。私が見た時にはもう血まみれでさ……。
死んじゃったらどうしようって、気が気じゃなかったよ……」
こんなシャーリーは初めて見た。俺が、こんな顔をさせているのか……。
俺「戦争だぜ。死ぬときゃ死ぬさ。……でも、今は生きてる。みんなのお陰で生きてるよ」
こんな身体になるくらいなら、死んだ方が良かったかもしれないが。
どうしてもそう考えてしまう。それくらい、飛べなくなったという事実は、俺の中で暗澹とした泥を生み出し続けていた。
泥って表現が精神的なダメージを如実に表してるな
これ立ち直れんのか…?
21 :
スターゲイザー:2010/11/29(月) 21:48:27.44 ID:SMSBMfwZP
シャーリー「うん……。でも、もうあれは使わないでくれよ。あんな危険なもの……」
俺「その点は心配ねぇよ。武器には触るなって命令されてるから。ストライカーも失くしたしな。
……こんな俺に出来ることなんて、本当にあんのかね……?」
シャーリー「出来るって、何のことだ?」
俺「大尉に言われたんだ。お前は何もしてないだけだって。だから辛くなるんだって」
シャーリー「そいつは何とも、あいつらしい励まし方だな……。
そうだなあ。なら、探せばいいさ。あるいはこれを期にやりたいことに挑戦してみるとか」
ようやくシャーリーの表情に明るさが戻る。だが、その台詞は……
俺「ったく、大尉二人して同じこと言うんだもんなぁ」
シャーリー「こ、これもか……。今日の私は冴えてないな……」
ルッキーニ「シャーリーにばーん!」
シャーリー「うるさいルッキーニ!」
……やめよう。シャーリーは何も悪くない……。
そう。悪いのは……最初から俺一人だ。
22 :
スターゲイザー:2010/11/29(月) 21:51:45.39 ID:SMSBMfwZP
――――――――――――――――――――――――――――――
シャーリー・ルッキーニペアと別れて、俺は自分のラックの前までやってきた。
今はもう、そこには何もない。担当の整備員の姿も、当然ながら、ない。
俺「マークツヴァイ……最低限のデータは取れたよな。それだけが救いか」
ウルスラ「俺さん……!? 意識が戻ったんですね。良かった……」
背後から上がった声に振り返ると、そこには俺にNライフルを渡した張本人……ウルスラ・ハルトマンが立っていた。
俺「ウーシュ!? 魔導炉の調査に来た技術者ってお前のことか? 専門じゃねぇだろ?」
ウルスラ「マニュアルを作成した時に図面を見たので、構造は知っています。
それに、本当の専門家の手に渡してしまったら、証拠を隠滅されてしまいますから」
開発省の魔導技術研究班に対しても、早ければ週明けから政府の捜査のメスが入るという。
今頃必死に資料を隠しているだろう、とのことだ。
ウルスラ「解析は順調です。本日中に一通りの結果が出るでしょう。後ほど報告に伺いますね」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 21:53:09.34 ID:Wp2j9+hGO
ウルスラ!
失恋に定評のあるウルスラじゃないか!
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 21:55:20.08 ID:LfcEvlwU0
25 :
スターゲイザー:2010/11/29(月) 21:55:42.34 ID:SMSBMfwZP
事務的に言うだけ言うと、彼女はハンガーの奥に引っ込んでしまった。
去り際の横顔が、苦虫を噛み潰したように歪んでいたことに気付く。
……顔を合わせ辛いんだろう。自分が持ち込んだ武器のためにこうなってしまったと考えているのだ。
俺「別にウーシュがやったわけじゃねぇのにな……」
だが、頭で理解していても心が付いてこないということは良くある話で。
俺自身、ハンガーに来る前に体験していて、尚更それを実感出来て。
そんな俺に引き留めるだけの力なんてなくて、彼女の背を左目で追うことしか出来なかった。
俺「……部屋、戻るか。と、その前に班長に声掛けないとな」
整備班長は少佐の紫電改の所に居るようだ。
そちらに向かおうとして、俺は一旦足を止める。
俺「な、ホント、辛いよな。俺もさ……」
気配を殺すことにも気が回らず、俺に視線を送る人物。
彼女が隠れている柱を一瞥すると、俺は歩き出した。
ごめんよウルスラ… ぼくには出演させることしかできなかったよ…
2000おいついた
――――――――――――――――――――――――――――――
芳佳「はい、今日の分はこれでおしまいです。痛くなったらすぐ呼んで下さいね」
整備班長に挨拶して部屋に戻ってきた俺は、宮藤から目の治療を受けていた。
俺「分かった。しかし、こんなの続けて本当に俺の目は治んのか?」
彼女の治癒魔法が、以前負傷して墜落したバルクホルン大尉を救った所を俺は見ている。
その力を疑ってはいなかったが、眼球という繊細な組織まで修復出来るのかどうか、測り損ねていた。
芳佳「あ、信じてませんね? ウチの治癒魔法、致命傷から回復させた実績もあるんですよ。
私に任せて下さい。俺さんの目、絶対に治して見せます!」
頼もしく腕まくりをして見せる宮藤。本当に、あのひよっこが大きくなっちまいやがった。
……そうだ。宮藤と言えば、セットの片割れのことが気に掛かった。
俺「なぁ宮藤、リーネはどうしてる? あいつにだけ、会ってなくてな」
想像はついている。ウーシュと似たような理由で、俺を避けているのだろう。
どうやら俺の行く先々で俺を見ていたようだから、捕まえようと思えば出来たのだが……
そうした所で何がどうなるわけでもないと思い、そのままにしておいた。
´ ´ ̄ ̄ ̄ヽ `
∠_ ヽ `
´ ` \ ` 、
/ ヽ 、 ヽ ヽ
/ / / / | | 、 ヽ 、 ヽ、', __,
' ! | { } | ヽヽ ハ ヽ 个ー─'´
/ .{ | { ハ ソ ト、 ハノヽ } ハ ヽ ハ
/ ̄ ̄ ̄\ |! ハ| ヽ ノ ヽァ==ミ、 ', } ! ヽ
. |
>>27おつ >. ,' | i |ハノ jノ 乂 〃て::ら ア } ハ ! ヽ
\___/ { | ! {,ィち::ハ ノ 弋ソ ハ |ノ リ ヽヽ
. ! ハ ヽ ハゝ弋ソ } ノ ヽ}
jノ__ヽ \ゝヽ 、 jノ / ハ }!
r‐<ヽf´`、ヽヽ ヘ _ _, イ | イ / }ノ
/´ヽ /´ ヽ ` ¨ヽ ` 、 ..イ | ! / ! ./
. / ´ゝ {_ノヽ ヽ ≧=- .._.. ´_ノ} !ハ .{ jノ
{ } / ヽ `ヽム-=イ{|!}´ ト、リ }__!
| ! ヽ__ ゝ、 ', 」⊥! >' \
,' ノ _Y_,ィ`ヽ ', /-‐-|!__〃´ /´ }
. { ィ‐'´ / ハ } 〉‐‐〈| 仆/ / |
人__/ { ,イ / __}_ /ヽ':::::::/ |_/ / |
/ / | / .} //´ ヽ:::/,.イ}ヽ _/ -─' |
. { / ∧ / | ∧ 人::::::::::|::/ ,
Y / .V ./ {::::ヽ__ -‐'´ }::::::::::/ /
| / ヽ !:::::::ヽ |__:::/ /
. V´ } 八::::::::::ト、 ヽヽ /
. }/ | ハ:::::::::| ヽ } ハ イ
{ / //:::::::::{ ノ /::/
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\__/ ,:::::::::::::::::::::ハ /:::::/
30 :
スターゲイザー:2010/11/29(月) 22:03:49.84 ID:SMSBMfwZP
芳佳「……リーネちゃん、俺さんが目を覚ますまでずっと泣いてました。
私のせいで……って。俺さん、違いますよね? リーネちゃんは悪くないですよね?」
俺「当たり前だ。リーネのお陰でネウロイは退いたって聞いてる。でも、どう言ってフォローしたもんかな……。
ま、追い追い考えるとして、夕飯食いに行こうぜ。案外ばったり会えるかもしれねぇし」
芳佳「あ、あの! も、もうちょっと待ってもらえませんか?
その、治療終わったばかりだから急に身体を動かすのは良くないかな、なんて……あはは……」
起き上がろうとする俺を、宮藤が必死に止める。
身体を動かすも何も、今日一日歩き回ったばかりだ。キョドり具合が何とも怪しい。
俺「いや、身体の傷はとっくに治してもらってんだけど。……何か隠してるっぽいな?」
芳佳「ななな、何も隠してなんかいませんよ〜。じっ、実はほら、お夕飯作って持って来たんです!
今準備しますから! (ハルトマンさん……恨みますよ……!)」
宮藤は冷や汗をだらだら流しながら、外に置いてあったカートを部屋に入れる。
絶望的に隠しごとに向いてないな、こいつは。素直なのは良いことだが。
とはいえ、本当に料理を持ち込まれては食堂に行くわけにもいかない。
……あぁまた納豆がある。一人分の料理に二個もだ。俺の食事に出し続けて在庫処分でもするつもりだろうか。
ここぞとばかりに納豆食わす淫獣w
32 :
スターゲイザー:2010/11/29(月) 22:09:41.22 ID:SMSBMfwZP
――――――――――――――――――――――――――――――
食後、俺はいつもの庭園にやって来た。
宮藤からはなるべく早く休むように言われていたが、到底そんな気分にはなれなかった。
俺「星は変わらず、か。片目でなら届きそうなのにな……」
距離感がないと、伸ばした手が星に届いたように見える。
でも、握り締めてみても、開いた掌は空で……俺はスターゲイザーのままだった。
大尉に怒られそうだが、こうして見ると、やはり今の俺には価値なんてないように思えた。
『仲間』。
その定義も曖昧なまま、『仲間』たちの好意を受け入れることなど出来なかった。
……いや。定義だけなら知っている。バルクホルン大尉が言っていた通りだと、俺にも思える。
でも、実感が伴わない。もっと大きな欠落がある気がする。
そう思って見上げた星空に、ふとティナの顔が重なった。
俺「……あ、そうか。そういうことなのか」
唐突に、一つの答えを閃いた。 こ こ
難しいことじゃなかった。俺は、第501統合戦闘航空団が、本当の居場所じゃないって思ってる……。
俺「はは……我ながら酷いな、これは。死にたくなるぜ……」
ティナの隣から逃げ出しておきながら、心のどこかで隣に在りたいと、そう願うあまり……
――願う権利などないと、そんな資格などないと、頭で否定しながらも心が願い続けたあまり――
目の前に居る『仲間』たちを、共に日々を戦う『仲間』たちを、俺は蔑ろにしていたのか。
だから居心地が悪いんだ。施しを受ける資格なんかないって、俺の根っこがそう言ってるんだ。
33 :
スターゲイザー:2010/11/29(月) 22:18:48.65 ID:SMSBMfwZP
俺「資格……。また、資格か」
あの時、成層圏で振り切ったはずの言葉が、再び鎌首をもたげている。
お前は逃げることをやめたのではないと。本当の自分からは逃げられないのだと。
……本当の俺? それって何だ?
色んな理論武装をしてきた挙句、いつの間にか俺は、俺の形が分からなくなっていることに気が付いた。
もう思い出すことも出来ないらしい。実に滑稽じゃないか。
俺「こんなんじゃ、愛想尽かされちまうよなぁ。
なぁティナ。あれは夢だったのかもしれないけど、どうやら現実味を帯びてきたようだぜ」
自分で口に出した言葉が、ますます俺を泥の中へと沈めていく。
自嘲気味な笑みさえも消え失せ、どうしようもない感情の発露だけがそこに残った。
俺「……俺はもう、本当に見ていることしか出来ないのか……」
視界が歪む。声が波立つ。
ティナが居て、ライーサが居て、マティルダが居て、ケイが居て、マミが居て……
シャーロット、ポルシェ中佐、シュミット大尉、ルコ、マイルズ少佐、ガールズ、三馬鹿将軍――
あの頃の……彼女と、彼女らと共に在った日々は何かがズレていたけれども、確かに幸せだった。
それを手放したのは、俺自身に他ならない。
俺「あいつが飛ぶ空を見上げるだけで……。俺はもう、届かないのか……!」
何にもなれず、何からも背を向け、自分の居場所さえも定められないままで……
挙句の果てにこんな身体になって。俺は何をやっているんだろう……。
おぼろげだった『絶望』がはっきりと像を結ぶ。
とうとう決壊した涙腺から涙が留処なく溢れ出し、憚ることもなく俺は咆哮した。
34 :
スターゲイザー:2010/11/29(月) 22:21:55.55 ID:SMSBMfwZP
俺「奇跡なんて……起こそうと思って起こせるもんじゃねぇから『奇跡』なんじゃねぇか……っ!」
「そうかな? どんな『奇跡』も、誰かが何かを為した結果だよ」
その声は、不意に月明かりの陰となっている暗がりから聞こえてきた。
普段から聞き覚えのある声。『仲間』の声。昼間、ここで聞いた声――
「そのための過程を知らないから、そう見えるだけ。私は『奇跡』なんて何処にもないと思うなぁ」
袖で涙を拭い、声がした方を見る。
暗がりから姿を見せたのは……やはり、と言うべきか。
俺「生憎と……そこまでポジティブにはなれないもんでな」
エーリカ「まぁ、今の俺には難しいかもね?」
エーリカ・ハルトマン……人の心の堤防を崩す、黒い悪魔だった。
<つづく>
35 :
スターゲイザー:2010/11/29(月) 22:24:32.68 ID:SMSBMfwZP
毎度恒例次回予告 in アフリカ!
マルセイユ「何だ、天幕まで押し掛けてきて。何の用だ? そのカメラは何だ?」
圭子「俺くん落ち込んでるから、予告どころじゃないんだって」
ライーサ「ティナ、台本です。最低限これだけは言ってくれとのことですよ」
マルセイユ「台本って、これ一行だけか。……そういえば今回ハルトマンの奴、俺にチュウしてたな?」
ライーサ「してましたね。まあ、第一話から露骨に伏線張ってましたし」
圭子「マルセイユ、もしかして……やきもち?」
マルセイユ「そ……そんなわけ、あるか。でもこれ、どう見てもハルトマンルートじゃないか?」
圭子「そりゃまあ、確かに……。慰めて、キスして、月夜の逢瀬。マルセイユ、少し焦った方が良いかもね」
マルセイユ「いや、焦ったところで物理的に距離あるから。……本当に私がヒロインなんだろうな? 疑わしいぞ?」
圭子「夢の中で、結構キツいこと言ってたからねぇ。完全に振ってたわよねアレ」
マルセイユ「実は私も似たような夢を見てな……他人事とは思えないんだ。話すと長くなりそうだから詳しくはまたの機会にするが」
ライーサ「焦ったからって唐突に絡む要素を持ち出さなくても。ところでティナ、もう時間がなくなりそうですが」
マルセイユ「おお、そうだな。次回、『十二星の座』後編だ。どう見ても普通に駄弁っただけだが、台本は消化したぞ」
圭子「そりゃ、タイトルしか書いてないし。次回もどうなることやら、また随分と長文になりそうよ」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 22:27:20.06 ID:siWR6Efq0
いやな解釈した
見つめる星は空を飛ぶウィッチで俺はそれを見つめるだけ
乙
乙乙!
次はどなたかな?
38 :
スターゲイザー:2010/11/29(月) 22:27:53.24 ID:SMSBMfwZP
はい、第四話ようやく終了です。毎度の支援多謝です。
最後の庭園のシーンは入れようか入れまいか悩みに悩んで一週間くらい神喰いながら考えてましたが、
スタゲくんを一度どん底に叩き落とさないとこれからの展開が嘘っぽくなるだろうなぁと思って入れました。
お陰で俺の苦労も倍増です。ひゃっはー!
彼はようやく本当の敵と対峙しました。今のところ負けっぱなしですが、はてさて。
果たして、翼を奪われた雄鷲は不可能を覆して未来を変えられるでしょうか。
と言った所で今宵はこれまでとさせていただきます。
次の方どうぞ〜
乙
ただどう見てもエーリカ√なのは少し期待してしまうようなティナの出番も欲しいようなとにかく乙
新しいやつだけど、投下しようかなー(チラッ
乙乙
乙!
ここからどうやってマルセイユさんに会うのか
一発、二発は覚悟かな?
誰か予約居たろ?
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 22:34:40.60 ID:ev2XZZvf0
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 22:34:54.30 ID:Wp2j9+hGO
乙!
あえて困難な道を選ぶ姿勢に敬意を表するッ
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 22:35:05.70 ID:wHSAhARo0
俺の番かな?(盗撮)
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 22:35:26.76 ID:rdKHm1qJO
乙さ
2200からいたんだった
すまんこ
あばばばばば
三十分もオーバーしてすみませんすみません…
乙
|ト、 .-y=====┐.. イ!
|| >:':.:/ ヽ.:`く ||
|レ'.:.:ノ  ̄ ̄ ̄ \:.:ヽ!!
/_/ ∞ \ ',
[___________]
l.:/ .:.:.,'.:.:..:l/‐-/ l.:/ -',.:.:.:.:,
V.:.>‐l .:.:>ちホ:::::::::::/ちホV.:.:.',
,.:'.:.:.{ |.:./{ ト-j:::::::::::::::ト‐j l∧.:.'、
. ∠イ',八__|/_ `´ `´ ハ.∧.:.\
)ハ::\ 'ー=-' ノ  ̄ 今日は投下が多くて嬉しいね
Vl:::〕 r≦
,x<:::::::< ヽ:::`x
/ \ヽ:::\___}::://ヽ
こんなにうれしいオーバーはない!
そんな2200ですがそこそこ長いから
>>48ゴウッ!
安心してくれ一晩中起きてるからさ
あれ?そうだっけ?まあこまけえこたあ(ry
GOGO!盗撮さん!
55 :
盗撮癖な俺:2010/11/29(月) 22:42:15.07 ID:wHSAhARo0
>>53 すぐ終わるから安心してくれ
しかも、凄まじい終わり方だから・・・・
無理やり終わらせた感じ
俺の恒例行事となりつつある整備士との密会
今日の夜はかなり冷える。雪でも降りそうだ
整備士「大佐、来ました」
俺「来たか、変態」
整備士「いきなり変態呼ばわりは、ひどいじゃないですか・・・・」
「今日はエイラの写真が欲しいんですが・・・」
俺「悪い・・いまは品切れだ」
整備士「そうですかぁ、残念ですね・・・じゃ、エーリカあります?」
俺「エーリカも品切れだ」
整備士「えぇー!?誰だったらあるんですか?」
俺「ええと、シャーリーの着替え中だろ、シャーリーの入浴中とか寝てるときとか・・・」
整備士「イェーガー大尉ばかりじゃないですか・・・・」
俺「あれ?ほんとだ?意識して撮ったわけじゃないんだけどなぁ・・・・」
整備士「じゃぁ、また買いに来ます・・・・・ちゃんと揃えといてくださいよ!!」
56 :
盗撮癖な俺:2010/11/29(月) 22:43:30.17 ID:wHSAhARo0
俺「了解した、変態」
整備士「だから、変態じゃないですって・・・・・」
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―― 基地のとある所
ルッキーニ「シャーリーの話、つまんな〜い」
シャーリー「えっ、なんで?」
ルッキーニ「だってぇ〜最近、俺のことばかり話すんだもん」
シャーリー「そうかな〜?」
ルッキーニ「そうだよー!この前は、俺と一緒に整備したとか、しゃべったとかばかりだったもん!」
シャーリー「あはは・・・・」
(私、やっぱり・・・・俺のことが・・・)
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57 :
盗撮癖な俺:2010/11/29(月) 22:45:34.93 ID:wHSAhARo0
俺はハンガーでストライカーを整備しつつ、シャーリーのことを考えていた
俺(整備士にいわれるまで、気がつかなかったけど、俺はいつの間にシャーリーのことを
こんなに撮ったんだ?)
俺はシャーリーの写真を手に取り、見つめる
その時
シャーリー「何見てるんだ?」
俺「あっ!?」
俺はいきなり現れたシャーリーに写真を奪われた
普通の写真なら何の問題も無いんだが、奪われたのはシャーリーの着替え中の写真だ
これ程死を覚悟したことはない
シャーリーは写真を見たまま固まってる
俺は必死で言い訳を考えた
沈黙の中 先に口を開いたのは意外にもシャーリーだった
シャーリー「なぁ、俺…」
俺「は、はい!?」
声が少し裏返る
58 :
盗撮癖な俺:2010/11/29(月) 22:47:59.39 ID:wHSAhARo0
シャーリー「写真で・・・・我慢・・・・できるのか?」
俺「はへっ?・・・・」
どういうこと?我慢?何のことだ?
答えに困ってると、シャーリーは俺に抱きついてきた
顔を俺の平たい胸に押し付けて・・・・
あたたかい・・・
俺「シャ、シャーリー・・・・」
シャーリー「私は、俺と一緒にいると楽しい・・・・俺は私を幸せにしてくれるんだ」
「最初は、気の合う友達みたいな感じだった・・・」
「でも、最近はその言葉だけでは足りない、変な気持ちを俺に抱えていたんだ・・・・」
「ずっと、わからなかった・・・・この気持ちが何なのか・・・・」
シャーリーは少し声を震わせる
俺「・・・・・」
シャーリー「でも、その気持ちが今、ようやくわかった。私は・・・・私は!・・・・」
「"俺のことが好きだ"」
おう・・・
キタコレ
61 :
盗撮癖な俺:2010/11/29(月) 22:49:19.76 ID:wHSAhARo0
俺は、どう答えていいか分からなかった
確かに俺もシャーリーのことは前々から気になってはいた
明るい性格で、何事にも楽しそうに打ち込む姿勢・・・あと、素晴らしい胸とか・・・俺は好きだった
だけど、恋人前提とした好きなのかと聞かれると、わからない・・・・
本当にわからないんだ・・・・
俺「・・・・・」
シャーリー「俺?・・・・」
俺「シャーリーは・・・・俺のどこがいいんだ?こんな変態盗撮野郎のどこがいいんだ?」
シャーリー「俺の暖かいココロと正直な所・・・・」
「私は、とにかく俺が好きなんだ!今の私、そしてこれからも私は俺と一緒に居たいんだっ!!」
シャーリーがすこし声を張って言う
シャーリー「俺、あなたは私にとって、大切な存在です」ニコッ
俺はその瞬間、疑問が確信へと変わった
俺も・・・・俺も・・・・・
シャーリーのことが好きなんだ・・・・
シャーリーさんマジ女神
うおおおおおおおおおおシャーリィィィ!!!!!!!!!!!!
流されたとかじゃないよな
勢いとか言うなよ?
65 :
盗撮癖な俺:2010/11/29(月) 22:51:36.10 ID:wHSAhARo0
そう考えたときには、もうシャーリーの唇へ迫っていた
シャーリー「ん!?・・・・んちゅっ・・・・んっ・・・・」
「んっ・・・・れろっ・・・・はっ・・・・・んちゅっ・・・」
俺は唇をシャーリーから離す
俺「はぁはぁ・・・シャ、シャーリー・・・・」
シャーリー「お、俺・・・・」
俺「俺も・・・俺も・・・・」
「シャーリーのことが好きだ」
― 一応終わり―
無理やり終わらせた感じだ・・・・
イチャラブしたアフターストーリを書こうと思うんだけど、どうですか?
乙
そして今すぐ作業に移るんだ
68 :
盗撮癖な俺:2010/11/29(月) 22:55:08.89 ID:wHSAhARo0
よっしゃぁぁぁぁぁぁ!
まかせてくれ!
勉強そっちのけで頑張っちゃうんダナ!!
乙
お願いします書いてください!!
投下しても大丈夫?
GO
行くんだプー
よーし2時間くらいで書いた駄文投下するぞー皆にげろー(^o^)/
1944年 8月8日 フランス ノルマンディー 国道158号線
「敵の砲撃だ!2時方向!」
第二次大戦中の1944年6月6日、ナチスドイツの支配下にあった北フランス、ノルマンディーに於いて
連合軍による史上最大数の将兵、航空機、艦艇を投入した「オーバーロード作戦」が決行された。
これに必死に抵抗したドイツ軍であったが、しかし、7月25日、ついに戦線を突破され、
ドイツ軍は完全に連合軍に包囲されてしまった。
そんな中、友軍の後退を支援するためにノルマンディー、サントーへと向かった。
ミハエル=ヴィットマン率いる第1装甲師団LSSAH第2中隊の4両のティーガーであったが――――
「シャイセ!どこに居る!
」
「004号車も006号車もやられた!もう残ってる味方戦車は居ないぞ!?」
「005号車がやられた!敵戦車確認!3時方向、距離1200!」
007号車の車長ハッチから見えるのは黒々とした煙を燻らせながら燃えている僚車であった3輌のティーガーの残骸。
彼らは、敵の対戦車砲に待ち伏せされていたのだ。
こちらから敵の姿は見えず、ヴィットマンの操る007号車が撃破されるのも時間の問題であった。
辺りを注意深く見ていると、3時方向、草木が生い茂った処に敵のシャーマンファイアフライが居た。
しかし、彼らが気づいたときには時すでに遅し。ファイアフライの17ポンド砲が火を吹き、ヴィットマンの乗るティーガーの装甲を撃ち抜いた。
ヴィットマン達は、車内に広がる火炎に身を焼かれ、即死した。
――――ここまでは史実のお話。
俺のシャーリーちゃんがぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
ふぅ…。
「――――……れ、俺!いつまで寝ているんだ!」
誰かに呼ばれる声が……
俺は確か、ノルマンディーで敵戦車に攻撃されて死んだはずじゃ……
「まったく…カールスラント軍人としての自覚がなってないな!」
凛々しくもかわいい声だな……でも聞き覚えがないぞ?
「起きろ!俺!」
だから、誰だ?…全く、耳元でうるさい――――
「やっと起きたか、朝飯だぞ!早く食堂に来い!」
……誰だ?
ノルマンディーで撃破されたと思っていたら、パンツを穿いて軍服を着たお姉さんに起こされた。
何を言ってるかわからねえと思うが、俺にもわからねえ。
あんまり早漏だとさるさんになっちゃうよ。
「何寝ぼけたこと言ってるんだ!全く、ハルトマンといいお前といい、だらしないぞ!」
ハルトマン?…確か空軍にそんな名前のスーパーエースが居ると聞いたことが……
「まだ目が覚めていないな……顔洗ってこい!」
はいはい、分かったよ…
そう言って、俺は顔を洗いに洗面所に行き鏡を覗いて驚愕した。
だ、誰だー!?
鏡の中には、赤みがかった長い髪に赤みがかった目。
歳は17,8歳といったところか、服は戦車兵のものを着ているものの、ブカブカになっている。
おかしい、若返ったと言うことか?
こんな美少女に起こされるなんてあり得ない。ましてや、まさか男である自分が、こんなにかわいいわけがない。ち○こはついてるのに。
……崇高なるドイツ軍人は、戦死するとヴァルハラへと誘われると言う。
ここがそのヴァルハラなのだろう。天国なら何をしても自由……もう一度寝るか。
「こらー!寝るなー!」
先ほどの美少女に頭を引っ叩かれて、文字通りたたき起こされた。
なんと乱暴な女なのだろう。そしてなぜ、パンツ一丁なのだろう。
支援すりゃいいのさ!
超スピードだとか催眠術だとかそんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
「トゥルーデうるさーい……」
と、そこまで考えたところで、部屋のゴミ山が蠢く。
見ると、綺麗な金色の髪をショートに切りそろえたこれまた美少女が眠っていた。ゴミの中に。
「お前も起きろハルトマン!5分以内に食堂に来なかったら2人とも朝飯は抜きだ!
それと、坂本少佐にみっちりしごいてもらうからな!」
そう言うと彼女は、乱暴にドアを閉め部屋を出ていってしまった。
「ふわーぁ……もう、毎朝毎朝嫌になっちゃうよ……
おはよー、俺」
金髪の美少女が挨拶をしてくる。なんという可愛らしさであろうか。
もし彼女がエーリカという名前だとしたら、エーリカマジ天使、略してEMTとでも呼ぶことが出来るだろう。
「私の顔見てどしたの?」
「……すまない、ここはどこだか教えてくれないか?」
「へ?まだ寝ぼけてる?」
俺は、彼女に事情の説明をした。
自分が男でドイツの戦車乗りだったこと、ノルマンディーで死んだはずなのに、気がついたらここに眠っていたこと。
彼女は最初は疑っていたものの、話があまりにもリアルだったのか、俺に様々な事を聞いてきた。
一体何と戦っていたのか、ドイツとはどこなのか、なぜ人間同士で戦っているのか。
俺はそれに答え、彼女に質問もした。
ここは一体どこなのか、一体なぜ彼女のような子供が何と戦っているのか、どうしてパンツ一丁なのか。
彼女はゴミ山の中から世界地図を取り出し、説明してくれた。
ここでは、ネウロイと呼ばれる異形の敵と人類全体が戦っていて、その反抗の主力になっているのは彼女のように魔法力を持っている「ウィッチ」と呼ばれる存在であるということ。
そしてここは地球で言うイタリアの位置するロマーニャにある第501統合戦闘航空団ストライクウィッチーズという、各国のエースが集まり、ネウロイと戦っていること。
履いているのはパンツではなく、ズボンであるということ。
「……と、説明はこれくらいかな。そうだ、じゃあ自己紹介しといた方がいいよね。私はエーリカ=ハルトマン、よろしくね。」
この少女は本当にエーリカという名前だった。EMTと心の中で呼ぶことにしよう。
「俺だ、よろしく頼む。」
と、握手を交わしエーリカに連れられ食堂へと出向いた。
そこにはエーリカを含めて11人の美少女が居た。
彼女たちは朝食を食べ終えたのか、片付けを始めている。
俺達び目の前の皿にはうまそうなジャーマンポテトがあった。
どうやら朝飯抜きは免れたらしい。
宮藤「おはようございます!ハルトマンさん、俺さん!」
シャーリー「二人共起きるのが遅いぞー」
ルッキーニ「うじゅじゅ、二人共お寝坊さんー♪」
トゥルーデ「全く、二人共精神が弛んでいるから寝坊するんだ」
ミーナ「まぁまぁ、2人とも疲れていたみたいだし、トイレ掃除で許してあげましょう。」
坂本「宮藤とリーネとペリーヌ、それから俺は食事が済んだら訓練をするぞ。」
ペリーヌ「了解しましたわ、少佐」
リーネ「分かりました。エイラさん、サーニャさんは?」
エイラ「サーニャなら夜間哨戒から帰ってきて眠ってるゾー」
あと1人は寝ているらしいが、これで全員揃っているらしい。
食堂に行く途中、他の隊員の名前と特徴を教えてもらった。なるほど、聞いた通り見事に美少女ばかりだ。
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 23:17:24.91 ID:jZrW52RmO
2時間でこれを書いただと?
ちょっとその才能ちょうだい
エーリカ「それで、ここの隊長はミーナ。この事を話した方がいいと思うよ?」ボソッ
俺「あの赤毛の子が隊長のミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ中佐か。」ボソッ
エーリカ「…もう『子』っていう年齢でもないと思うけどね。」
ミーナ「…俺大尉とハルトマン中尉、後で執務室に来なさい。」
俺「もしかして、聞こえたのか?」ボソボソッ
エーリカ「まさか…多分、寝坊したことについてだと思う。」
俺「そうか、ならちょうどいい……」
こうして朝飯を食べ終わった俺は、エーリカと共にミーナ中佐の執務室へと出向いた。
ミーナ「それで、二人はどうして寝坊したの?
」
エーリカ「二人でお話してたんだよ、ねっ俺」
俺「ハッ。ミーナ中佐殿にお伝えしたい事項があります。」
ミーナ「どうしたの?そんなに改まって。」
俺「自分は、男であります。」
ミーナの顔が何言ってんだこいつ、と言わんばかりに眉間にシワがよる
ミーナ「どういうこと?」
俺「自分は――――」
俺はミーナにエーリカにしたのと同じ説明をした。
やはり疑われていたが、エーリカの助けもあり、なんとか納得してくれたようだ。
そして、この体は元々、数日前に着任したウィッチのものであることが伝えられた。
ミーナ「それで、貴方はこれからどうするんです?その、ドイツに戻るのか、ここで私たちと共に戦うのか。
幸い、魔法力はあるようなので、私たちと共に戦うことはできますけど。」
俺「自分は、一度死んだ身であります。それに、ドイツにはもう戻れません。だから、ここであなた方と共に戦いたい。
ここには、人間同士の争いがなく、人類が協力しあってる。素晴らしい世界じゃありませんか。
だから自分は、ここでネウロイと戦いたい。」
ミーナ「……そう、分かりました。では、貴方は今から正式に第501統合戦闘航空団の一員とします。
俺「……分かりました。」
ミーナ「それでは、皆に貴方の事を紹介しないといけませんね。2人とも、ブリーフィングルームに行ってちょうだい。」
エーリカ「りょーかい」
俺「了解しました。」
――――ブリーフィングルーム
ブリーフィングルームには、さっきは見かけなかった銀色の髪の毛の女の子がいた。
先ほど、夜間哨戒でなんたらと言われてた少女だろう。
ミーナ「今日集まってもらったのは、先日501に着任したばかりの俺大尉の事についてです。」
トゥルーデ「なんだ、なにか問題でも起こしたのか?」
ルッキーニ「勝手に虫捕まえに行ったのかな!?」
シャーリー「かもなー。それで大物を捕まえてるかもしれないぞー?」
ルッキーニ「やったーっ!俺むしー!」
サーニャ「ふわぁ……」
エイラ「大した話じゃなかったら許さないからナー。サーニャは眠いんダゾ。」
宮藤「それで、何かあったんですか?」
ミーナ「えぇ、彼女、いえ彼は男性です。」
全員が固まった。と、言うよりどう表現すればいいのかわからなかったのだ。
ミーナ「詳しくは本人から聞いてください。俺さん、お願いします。」
ミーナに呼ばれた俺は、壇上に上がり今日三度目の同じ説明をした。
全員怪訝な顔をしたが、構わず話を続けた。
俺「…これが、俺のはなしです。」
ペリーヌ「…ということは、あなたは男っていうことですの?」
俺「えぇ、まあそういうことになるな。」
エイラ「むぅ……まさか男だったなんて、サーニャに何かしたら許さないからナ!」
サーニャ「ダメよエイラ、そんなこと言っては。」
俺「はは…まぁ、そういうことが無いように気をつけるよ。」
坂本「わっはっは!不思議なやつだな!鍛えがいがありそうだ!」
宮藤「男の人だって,リーネちゃん!通りでおっぱいがしぼんでると思った!」
リーネ「怖い人じゃなさそうだけど……」
10レスしたからおそらくこれでさるったな
何、撃ち尽くせば何とかなるさ!支援!
シャーリー「不思議な事もあるもんだなー!」
ルッキーニー「うじゅ…むしじゃなかったー」
トゥルーデ「そ、そうだったのか……いや、しかし朝は……」
エーリカ「トゥルーデはすぐに出ていっちゃったじゃん。あの後ずっと話聞いてたんだよ?」
皆の反応は様々だ。しかし、大した不信感もなく受け入れてくれるとはな………
俺「ま、そういうわけだ。これからよろしく頼むよ。」
こうして俺は、晴れて第501統合戦闘航空団の一員になれたのだった。……多分。
<つづくかもしれない>
一応これで書き溜め終わり
気が向いたら続き書きたい
なら支援しえーん
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 23:29:57.82 ID:xU5oLAsKO
しかし二時間でこれは凄いなぁ・・・・・・俺も書き溜めしないと
これで駄文なら俺のなんて幼稚園児の書いた意味不明な文章だよ…
支援
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 23:30:50.15 ID:eH4o7NxwO
乙〜
おっと乙
聞きたいんだけど、ストパン世界の女になってるの?
それとももともと女っぽい容姿で、転移してきたらなぜか数日前に着任した事になってるの?
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 23:33:50.90 ID:g44SoaSW0
乙〜
>>96 やべwww書こうと思って忘れてたwww
元々こっちの世界のヴィットマンが数日前に501に着任して、そいつは女だったんだけど
ナチスのヴィットマンが憑依したことによって、容姿はほとんど一緒だけど精神に合わせて体も女みたいな男になったというわけだ
つまりふたなりだというのか!?
この場合は男の娘ではないか?
ああそっちだ!焦りすぎちまったい//
男の娘っす
ふむ、科学者としてはじつに興味深い
研究対象だな
多分このヴィットマンさんは下の方もアハトアハト
男の娘か…しこしこおなにー気持ち良いです。
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 23:53:37.92 ID:xU5oLAsKO
前にも男の娘が居たなぁ、また新しい男の娘は期待だ。
つか男の娘って前に書かれたの以外で他に居たっけか?
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 23:56:06.18 ID:ev2XZZvf0
もう予約無かったっけ?
>>52がいる
っていうか誰ルートにしようか迷ってる
誰がいいと思う?
>>108 アギトですら女装が似合う男なのだから驚嘆に値する
ぐっどもーにん!
>>52だけど一話が終わらないのになっがいよ!俺短いんだぜー!って人がいたらGO!
ここはウーシュをだな…
501からスオムスに飛ぶのか・・・ふむふむ
ミーナ様
ミーナさん
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 00:12:24.46 ID:ctdtETZj0
>>111 違うよ!仕草が幼いだけで見た目は歳相応だよ!!
鍛えまくりだから細身マッチョだよ!!
女装させてお姉ちゃんに変態させるってのも……いやそれはやめよう
う゛ぃるるん…と見せかけて真美たん!
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 00:19:54.66 ID:HvuoYlCg0
|ト、 .-y=====┐.. イ!
|| >:':.:/ ヽ.:`く ||
|レ'.:.:ノ  ̄ ̄ ̄ \:.:ヽ!!
/_/ ∞ \ ',
[___________]
l.:/ .:.:.,'.:.:..:l/‐-/ l.:/ -',.:.:.:.:,
V.:.>‐l .:.:>ちホ:::::::::::/ちホV.:.:.',
,.:'.:.:.{ |.:./{ ト-j:::::::::::::::ト‐j l∧.:.'、
. ∠イ',八__|/_ `´ `´ ハ.∧.:.\
)ハ::\ 'ー=-' ノ  ̄
Vl:::〕 r≦
,x<:::::::< ヽ:::`x
/ \ヽ:::\___}::://ヽ
_________[][] __| ̄|____[][]__
|_____ | |__ __| \ \ r‐┐
/ / _ | |_  ̄ / /
__/ く_ / / | |\ \ __/ /
|___/\_|  ̄ |_|  ̄ |__/
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 00:20:12.66 ID:vgbaiL2x0
ここは私が少しだけつなごうか・・・?
正直4レスくらいだが・・・
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 00:21:59.64 ID:FbbCni1vO
GO
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 00:22:56.24 ID:KblR+aZo0
ここってSS初めてでも妄想投下しても大丈夫なのかな
2chに書き込むこと自体初めてで、これだけでもかなり緊張してんだが・・・
122 :
労働意欲旺盛無職俺:2010/11/30(火) 00:23:50.57 ID:vgbaiL2x0
前スレ
>>948からです
ちょっと12話の最後まではいっとくよ!
------------------------------------------------
〜ヨルムンガンド、敵正面、空にて〜
エーリカ「(なんだろう・・・・。この感じ・・・。今までと違う風が吹いてる。なんだかふわりとして・・・気持ちいいな・・・。)」
バルクホルン「ハルトマン!援護しろ!まず奴の下部の装甲を削る。それからロケット弾であけるぞ。」
エーリカ「うん!わかった!」カチャ ガガガガガガ
リーネ「突入はシャーリーさん、ルッキーニちゃん、私、芳佳ちゃんの四人でします。いつでもいけます!」
サーニャ『・・・・!報告します。先ほどこちらに向かっていた小型ネウロイは不明機により撃墜されました・・・。』
もっさん『なんだと!?いったいどこのドイツだ!』
サーニャ『わかりません・・・。しかし、一瞬で敵の反応がなくなりました。そしてその不明機がこちらに向かって高速で近づいてきます。接触まで約4分。』
ミーナ『それは味方・・・なのかしら?でも今は作戦に集中してください!用意!』
かもん!起きてるうちに投下してってくれ!
>>121 問題無い、やれ…と言いたいが少し待とうな
125 :
労働意欲旺盛無職俺。男は度胸。なんでもやってみるもんさ。:2010/11/30(火) 00:25:12.28 ID:vgbaiL2x0
サーニャがフリーガーハマーをいつものように構える
狙うは敵の下腹の装甲が薄くなったところ
音をたて、ロケット弾が飛んでいき、敵の装甲を砕いた
シャーリー『空いたか!?突入!』
?『まてーーーーーー!!!はいるなーーーーー!!』
ルッキーニ『へ?』
>もっさん『なんだと!?いったいどこのドイツだ!』
__、_、ヽ`ニ、ニ`二、ニ`ニ`、=、=ヾァー:-:ー丶、,、、,,_,.,、
⌒>\丶\ヽヽ ',!|/〃/ //,. ゙ : ' .: ゙ ,: ゙ ,/
⌒丶\丶ヽ`、', 《〈 〃ノ/. ' . '_;.,;._ ;.' , ゙ //
__\ヽヾ:ヾ_ヾミ[]―‐[〕-''''"~´ 彡 . ゙ .゙〃
⌒\ ミ|{「己川ロ后叨:.: し___! 彡 ;' . ゙ / う ・ ・ ・
ヾレュ三<´{(厶ニニ-‐、>ヽ ; : . ,゙i
⊂ ,{ {(j } }==Y∠r:ュ.ヾ, く;/^ヽ!
c { ト >-<ン ,' ~厂 ̄´`ヽ ,ィ个 } うろたえるんじゃあないッ!
' {〔!厂〈ー‐、 '":::... u } )丿,ハ
)|h `-'" / (__/,/ ドイツ軍人はうろたえないッ!
. !| 「r三三ヽ J l /⌒l !
l | } ,. ―-| u ,/ 、_,ノj ,r一''"~´)
!.ハ ノノ二ニ二! ノ `7〈 / ゝ''"´ __
. | .ハ ヽ-r―‐- ,f 、__// ヽ/-‐''(´ _,,ノ、
_,,.. -ー―ノ / ヽ ゙ー‐ / ! `゙{'′ ノ >‐'''(´_,,/
ー-、 ヽ-r―‐< ,r'゙{:___ノ`ー(、__/ >''"´
、_,,,,,,,,,,,,,,,}!,,___{ ;' /´ '゙ ̄´ ̄´ 丶イ __
\ r―ー>''"/~"''ーく⌒ヽ._,,ノィ´ `)
\ / /7゙ <´ ノ /〈 ><~´
ヽ,/ { ヽr、\ ''" ,. -''"―-ヽ `'ー- 、
// \ \ヽ、`丶、__,,..ィ´}! ,iリ ``丶、 \
>>121 なに、問題無い
恥ずかしいもんだがきっと期待されるさ
128 :
労働意欲旺盛無職俺。>>126わずか1分強でそれをはるとは・・・。:2010/11/30(火) 00:29:02.10 ID:vgbaiL2x0
男の大きい声がインカムから突き抜けるように聞こえ、突入を控えていた四人は立ち止まる
その瞬間、ネウロイのぽっかりと空いた穴から煌々と赤い光が乱射乱撃とばかり飛び出てくる
もし入っていたなら蜂の巣だったかもしれない
シールドさえも貫きそうな量だ
芳佳『うえぇぇぇ!あのまま飛び込んでたら私たちただじゃすまなかったですよ!』
リーネ『ほんとだね・・・。罠だったみたいだね。そういえばあの声・・・。』
俺『すまん、遅刻した!!』
シャーリー『あはは!遅いじゃないか!服選びに手間取ってたのか?』
俺『女の人に会うからな!なるべくまともな服装のつもりだ!』
といいつつ、就活時の時に使っていたスーツである
金がなかったんだよ
いろいろ買ったからな
129 :
労働意欲旺盛無職俺。:2010/11/30(火) 00:31:29.50 ID:vgbaiL2x0
ミーナ『俺さん、遅刻ですよ。あとで罰受けてもらいますから。』
俺『解雇とかはやめてくださいね。』
・・・・・・・・・・・・・・・・
耳に入ってくる声が気持ちいい。
ああ、私が待ちわびていた声だ。
たった一日なのに懐かしい。
私はこの声が聞きたかったんだ。
やっぱり戦場にいても安心する・・・。
エーリカ『よかった・・・。こっちに戻ってきたんだね。・・・俺・・・・俺!!』
俺『なんだ!?用があるならあとでいくらでも聞いてやるぜ?今はそいつをぶっ壊す。』
もっさん『ふふっ・・ふふははは・・・わっはっは!戻ってきたか俺!ずいぶん待たせるじゃないか!』
ペリーヌ『女性を待たせるとは本当にだめな殿方ですわね。』
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 00:31:41.81 ID:ctdtETZj0
イイハナシダナー
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 00:32:16.32 ID:KblR+aZo0
>>124 >>127 ありがとう
邪魔にならない時間に起きてたらがんばってみる
どの作品も楽しみにしてます
支援
132 :
労働意欲旺盛無職俺。:2010/11/30(火) 00:33:49.42 ID:vgbaiL2x0
俺『勘弁してくれ。ヒーローと面接に向かう無職は遅れてくるもんなんだよ。・・・でっけぇな。』
エーリカ『俺!おかえり!』フォォォン ダキッ
俺『うおっ!いきなり抱きつくなよ・・・。』ナデナデ
エーリカ『おかえり!俺・・・おかえり・・・ぐすっ・・・おかえり!遅いよ!』
俺『本当にすまない。ちょっとてこずってな。あ、手でこすってたわけじゃないぞ?』ナデナデ
シャーリー『言うことが違うんじゃないか?』ニヤニヤ
俺『あー・・・・・・みんな、ただいま。エーリカ、ただいま。』
エーリカ『ぐすっ・・・遅いってば・・・。でも戻ってきてくれた・・・。ありがとう。』
俺『当たり前だ。エーリカは言っただろ?空で待ってるって。なら約束どおり来ないとな。』ナデナデ
無職なんて名ばかりやないか!
どこが無職なんや!
惚れてまうやん…。
134 :
労働意欲旺盛無職俺。壁を壊せば今日は寒いから気をつけてな。支援感謝。:2010/11/30(火) 00:37:05.76 ID:vgbaiL2x0
エーリカ「俺!ちょっとだけ目をつぶって?」
俺「ん?はい。」
エーリカ「ごめんね。...................ちゅっ.............んちゅ.............ちゅっちゅ......んむぅ..........ぷあっ///」
俺「んん!............ぷはぁっ、い、いい、いきなりなんだよ///びびび、びっくりしたぞ!」
エーリカ「いいじゃん、別に・・・///嫌だった?」
俺「・・・そんなわけないだろ。エーリカのことが・・・・・大好きだからものすごくうれしい。かなり驚いたけど。」
エーリカ「にゃはは〜。私もうれしいよ///」
勢いに乗せてやってしまったけど・・・大丈夫だったみたい
さて、伝えなきゃ、こんどこそ
私も、俺もたぶん思ってることは一緒だ
...................なんか笑っちゃうけど
無職じゃなくてヒーローって職業についてるじゃねえか支援
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 00:38:01.67 ID:ctdtETZj0
壁ェェ!!
俺に壁を殴らせるにはまだ甘いな
ちくしょおおおおお!壁ぇええ!!
寒い!支援!
ネウロイちゃん…空気読んで待ってあげてるなんて流石だね…。ペロペロ。
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 00:40:26.14 ID:e7rrejRgO
壁は壊したく無いから、外に出て塀でも壊すか・・・・・・
もう無職じゃないぃぃ!
支援だ!
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 00:41:14.94 ID:FbbCni1vO
自分から壁とか言ってたら世話ないぜ
143 :
労働意欲旺盛無職俺。ヒーローというほど実はかっこよくありませぬ:2010/11/30(火) 00:41:25.40 ID:vgbaiL2x0
エーリカ「俺、大好きだよ!」
俺「俺も・・・エーリカのこと大好きだ。役立たずで、無職で、童貞で、クズでロクデナシで、生きてる価値ないけど・・・ずっと・・・隣にいていいか・・・?」
エーリカ「・・・・・・向こうの世界はどうするの?家族だっているでしょ?」
俺「ふっ、世界から追い出されちまったよ。働かないやつはいらないってね。・・・で、答えをくれるか?」
エーリカ「にゃはは、考えるまでもないけど、もちろんいいよ!ずっと一緒にいて!私も・・・!俺と一緒にいたいからっ!」
俺「ははっ、ありがとう。エーリカ・・・。愛してるぞ。」
笑っちゃう
自分たちから言い出せなかっただけだったなんて、どれだけ初々しいんだろう
単純なことだったのに・・・
空で強くても私はそれ以外はほんとだめだな〜
★壁殴り代行始めました★
ムカついたけど壁を殴る筋肉が無い、壁を殴りたいけど殴る壁が無い、そんなときに!
ノルマンディーで鍛えた戦車乗りたちが一生懸命あなたの代わりに壁を殴ってくれます!
モチロン壁を用意する必要もありません!スタッフがあなたの家の近くの家の壁を無差別に破壊しまくります!
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`ヽ'ヽ人_ノi l l } ´ ̄}ーー―゚'ー==‐'7 ~~}
`~`^`''´''゙ー -'^ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'゙ー -'
三三 三三
三三 三三
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 00:47:31.32 ID:fl1JnJE90
起きたらヴィットマンが降臨していただと・・・
ヤラれた・・・
146 :
労働意欲旺盛無職俺。>>142このスレの人はほんとノリいいよ!現実じゃリア柔なんだろうな・・・:2010/11/30(火) 00:47:59.43 ID:vgbaiL2x0
ミーナ「あらあら、まったくあついわね〜。」ニコニコ
バルクホルン「まったく・・・今日だけは許してやるからここではやめろ・・・。はぁ・・・。」
エイラ「マッタク・・・心配させんナヨナー。あ、サーニャつかれてないか?」
サーニャ「ふふっ大丈夫よエイラ。」
芳佳「よかったね、リーネちゃん!」
リーネ「よかったけど、俺さんらしくないよね。」
芳佳「どういうこと?」
リーネ「悪い意味だよ。」
----------------------------------
はい、ここでやっと12話終了です
えっと、たぶんこれでさるってると思うので、次の方どうぞ
次回は、前スレで言ったのを変更して
「ロクデナシの意地。」です
俺は傭兵じゃないのか 特定の国家に属せば職業軍人だけど
俺以外は間違いなくリア充だろうな…
投下待ちもういないか?大丈夫か?
相変わらずリーネちゃんが黒いw
乙乙
こういう幸せなエーリカ√が見たかったんだ
エーリカなぜか悲恋多かったし
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 00:53:47.17 ID:vgbaiL2x0
スレ汚しすまんこ
支援してくれた方読んでくれた方感謝
ここらへんはみんなのSSを読みあさってて微妙に落ち込んでたから、ほんと展開に悩んだ・・・
そろそろ無職卒業かもしれんが、現実世界のほうじゃ結局無職なんだよね
根本的に解決してねぇじゃねぇかって言われたら、こまけぇことは気にすんなとしか言えないぜ・・・
次の方どうぞっす!
駄文申し訳ない
スレ汚しなんかじゃないさ!やっとエーリカが報われるんだね…!
さあ2200予約の俺が行っちまうぜ?ほんとに大丈夫か?
__|__ __|__ __|__ _/_ | |
/ヽ / __|__ /
/ ヽ `ヽ/ /ヽ /  ̄ ̄
/ \ _/ \_ _/ \_ / ヽ__
/ ヽ
/ 、 ヽ
フ / 7¨¨ `ー''l | ̄`ヽ ヽ
/ ハ i ./ l.l ', ヽ
/. .i/、,,___ ,,!|__,,..、l ヽ. ヽ
,イ .j i . | i!rrzx_.`i i i!rzzx, i ヽ ハ、
レ .f り .| i  ̄ .| | .i|  ̄ i .l.マ .ヽヘヽ
ノ i j イ .| i! r! !ヽ l . .マ ハ l> (,
ノ .レ l l .i! ` ´ i .ハ >i .ヽ二i
,イ>ァ.了 l l i! `==≠´ ノ .l ヽi マヽ .i!
イ jfニ二 /| i j ヽ、 `¨¨´ /.| i!ヽ ヽヽヽヽニ
∠≦zt|_ ノ )> |./ノ >、__ イ .l j ヽ ヽ>, , ./
乂<| ム,.ィ'''¨ Yト/シシ;ノ ヽ .r 、
i! ム ', ; ,ィシシシイ .j /ァヾ.ヽ.ハ
,.ィ≧z,..-‐'''|.マ ム '., , ' <ァー''¨ .l ̄i .j/ / `|iハ
┌:┐┌┐ ┌:┐┬‐ _/__
|二l l二| l二l |二コ / ヽ | \
| ┌‐┐.| ‐;┬.ヒ二| / __| | |
| └‐┘」 ノ`ト、ノ ヽ (_ )\ \/
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 00:57:03.41 ID:ctdtETZj0
投下したものが正義だ!行け!
来いよ
>>154!そんな質問なんか止めて投下しに来い!
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 00:59:41.57 ID:FbbCni1vO
乙
イーノォオオック!!いくぜ!
第27スレ「ストライクウィッチーズ…なのかもしれない」
>>358から
前回までのあらすじ産業
マルセイユさんと買い物
マルセイユさんにプレゼントをプレゼント
ネウロイさんが来たのに楽しむ
変態パイロット第一話「デスレース1942」行くよ!
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 01:01:25.72 ID:vgbaiL2x0
こいつぁビンビンきやがる!俺に支援しろっていいやがるぜ!
支援だ!!
俺「よーし中尉。運転は出来るな?」
マルセイユ「当たり前だ。まあ、お前程ではないがな」
俺「上等。運転は任せるぜ!」
マルセイユ「お前何をする気だ?」
俺「何って決まってんだろ?今から―――」
加東≪ザザッ聞こえる!?今そっちにネウロイの出現が―――!≫
マルセイユ「おおケイ。どうしたんだ?」
加東≪どうしたもこうしたもないわよ!あなた達のいる領域にネウロイが――!!≫
俺「もう目視範囲だな」
加東≪あなた達何をのんきな事言ってるの!?まだネウロイは気付いてないからさっさと回避しなさい!
すぐに私達が出撃するから!!≫
俺「おいおいカトー、何言ってんだァ?撃破の間違いだろ?」
加東≪はあ?あなた達武器もないのよ?それに後10分もあれば追いつくからさっさと回避しなさい!!≫
緊迫した声で加東は叫ぶ。…しかし今は本当に緊急事態なのだろうか…無線の先から聞こえる音は
緊急時本来の焦ったものではなく、俺の春まっ盛りな頭の中身とマルセイユの暢気な声…
この虎は変態度が足りない
まだ変態を名乗るには早いな
まぁトップにはオナニー卿が居るからソレのせいで若干マヒしてる感がしなくもない
ここの変態はレベル高いからなぁ
むっつり系の俺にはとても真似できない
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 01:06:38.36 ID:+0E/9HFv0
>>162 初登場がずっこんばっこんでもかよ
ぱねぇ
オナニー卿ので変態度数測定が麻痺してるからなー
ギシアン相手を上官に譲る時点で十分変態じゃね?
俺「……ッハ!カトー!俺を誰だと思ってやがる!!」
加東「はあ!?」
俺「ロマーニャ空軍第3航空団所属特殊戦略飛行隊いや、一匹支援隊隊長、否!
ロマーニャ公国が誇る、虎、俺だ!!そして、ロマーニャの男は女の子の前なら世界最強だぜ!!」
マルセイユ「ははっ安心しろ、ケイ!こいつは馬鹿だ!!」
俺「ハァッハー!馬鹿でイカれたいい男!まさに俺の事じゃあねェか!!」
マルセイユ「そういうことだ、ケイ。諦めるんだな」
俺「そうだぜカトー。それに敵に背中を向けるなんて男のする事じゃねえ!!」
加東≪っく〜〜〜ッああ、もう!!好きにしなさい!
……2人とも、私達が着くまでに必ず生きている事。これが今出せる最高の命令よ…!≫
マルセイユ「…了解だ、ケイ!」
俺「ああ、始末書でも書きながらゆっくり来るんだな!!!」
加東≪今から行くわ!二人とも絶対に死なないように!≫ッブチィ
169 :
支援ネタ:2010/11/30(火) 01:10:44.97 ID:Mp3RedXNP
『NEUROI』――儚く不確かなもの。
廃墟と化したデパートの屋上遊園地のフェンス。
「ねうろい」のような己の人生を閉じようとする、絶望を抱えた男。
そこに突如現れた不気味に冷笑する黒髪の女。
命の十字路で二人は、ある契約を交わす。
肉体と魂を分かつものとは何か? 人を人たらしめているものは何か?
深い苦悩を抱え、主人公は終末の場所へと向かう。
そこで、彼は一つの儚き「命」と出逢い、
かつて抱いたことのない愛することの切なさを知る。
妄想野郎の処女作、
哀切かつ峻烈な「命」の物語。
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 01:11:32.43 ID:ctdtETZj0
ヒャア!もう我慢できねえ!支援だ!
保守をしてやろう…なぁんて訳ねえだろ!支援してやる!
加東「はあぁーー……あの馬鹿!!」
通信兵「あの、少佐、何が…?」
加東「…ああ、管制に連絡をよろしく。『三将軍の呼び戻し』なるべく早くね。
どうせどっかのパブで飲んでるんだから…休みだからってあの将軍共は…!!」
稲垣「えっと、ケイさん一体――」
加東「マイルズ聞こえる?」
マイルズ≪聞こえてるわ!何?要請でも来た?≫
加東「ええ、トブルク付近に陸上型ネウロイが6体。今マルセイユと俺少尉が迎撃してるわ。」
マイルズ≪…アレとマルセイユは非番じゃなかったのかしら?≫
加東「買い物帰りで遭遇よ…何考えてるか知らないけど早めに行かないとアレはともかく、マルセイユが危ないわ」
マイルズ≪確かにね。でも…わっ!危なっ、こっちも結構キツイから数人しか出せないわよ!?≫
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 01:19:15.29 ID:+0E/9HFv0
アフリカの「俺」達で俺団とかも面白そうだな
ヒロイン被りまくりだけどwww
加東「分かってるわ。出撃隊員は航空ウィッチより私とライーサ。
陸戦ウィッチはマイルズ隊の数名とシャーロット、あと古子ね」
マイルズ≪了解!今すぐ行くわ!――管制、座標を!≫ブチッ
加東「さっき呼んだ者以外は待機!行くわよライーサ!」ダダッ
ライーサ「…了解!」(ティナの為だからね…馬鹿虎、死んでもティナを守りなさいよ!!)
稲垣「……了解」
―――
俺「カトーもせっかちだなァ…」ヤレヤレ
マルセイユ「さて、武器も無い状態でどう戦うんだ?飛行杯まで出てきたが」
俺「ハッハー、中尉。俺には拳が、お前にゃ射撃の腕がある。これじゃあ駄目か?」
マルセイユ「いーや、最高だ」フフン
俺「はっはっは、おらよ!俺のマテバだ、大事に使ってくれ!」ポイ
マルセイユ「っな、これは競技用だろ?」
俺「安心しろ!3,75口径の対人用だ!!」
マルセイユ「相手はネウロイだ!!」
俺「任せろ!!」ガシッ
マルセイユ「うぇっ!?」
初登場セクロスはオーガスという前例がある分
他の変態のインパクトに霞んでしまうと思ったんだ
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 01:22:31.50 ID:+0E/9HFv0
.357口径ジャマイカ?
マルちゃんとマイルズ少佐の奪い合いか胸熱
俺がマルセイユに渡した銃と共にその手を鷲掴みにする。
ぼう、と俺の手から金色の光が溢れる。そしてその光は俺の銃―マテバ2006M―に溶けてゆく
マルセイユ「これは……?」
俺「俺の魔法を忘れたか?…攻撃特化は攻撃に使うもの、つまり運動性のあるものになら全てのものに使える。
もちろん、銃にもな!」ニイッ
俺「だが、難点が一つ」
マルセイユ「なんだ?」
俺「この魔法は俺の魔法力に連動している。だから後…保って3分だ」
マルセイユ「…ふふん、3分もあれば充分」ニイ
俺「ハッハ、お前ならそう言ってくれると思ってたぜ」
マルセイユ「当たり前だろ?」
俺「やっぱりお前はいい女だ。っと渡し忘れだ」ガサゴソ
そう言ってズボンのポケットから鷲掴みにした.357マグナム弾をマルセイユに手渡す。
手の大きさの違いか、3,4発がマルセイユの手からこぼれる
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 01:27:48.23 ID:+0E/9HFv0
あれほどリボルバーの弾はスピードローダーでまとめておけと(ry
マルセイユ「最初から入れてないのか?」
俺「使う直前に込める主義なんだ」
マルセイユ「せめて最初の6発位入れておけ」ハア
俺「使わないからいいの!っさあ行くぜ!」ッダン!
後ろに積んであった荷物からマントを引っ掴んでボンネットに飛ぶ。その間にマントは
胸の前でしっかり止めて残りの布は遊ばせたままだ。
そして後ろ手にハンドルを操る。アクセルは俺が飛びあがった時にマルセイユが咄嗟に
運転席に移動して踏んだようだ。サスガアフリカノホシ…シビレルッ!
マルセイユ「……マントが邪魔だ…なんでボンネットにいるんだ!前が見えないだろ!」
俺「中尉が選んでくれたんだぜ?それに…カッコいいだろ!!」キリッ!
ボンネットに立った俺が前を向きながら吠える。もちろん腕組みをして
マルセイユ「試し撃ちが済んでなかったな…その尻に鉛玉をブチ込んでやろうか?」チャキ
俺「やめてくれ。さすがに二つも守れない…」タラ…
マルセイユ「何の話だ?」
俺「あ、いや、コッチの話だ…」ストン
座ってまた後ろ手に操作する。その辺りはさすが元レーサーと言いたい手捌きで
ちゃんと右腕は治してくださいよやだー!
すっくと俺が立ち上がる。そのまま瞳を引き絞り、精神を研ぎ澄ます
俺「行くぜ相棒、手ェ貸せよ…」ボウ
俺の体が青い光に包まれる。そして使い魔である虎の耳と尻尾がぴょこんとでてくる
そして毛の方もふさふさしてくる。腕に胸に背中に、今日ももっふもふだ。
マルセイユ「虎が使い魔なんてな…」(もふもふ…暑苦しいな)
俺「ハッハ、エルドラドっつうんだ!よろしくな!」
マルセイユ「はいはい。で、作戦は?」
俺「…おそらく3,4とは接触するだろう。前後に分かれてるしな。
大方、前衛と上の飛行杯は捨てだな。まあ偵察か何かじゃねえか?…分かってるって作戦だろ?
ハッハア!聞いて驚け!
俺が奴等を引きつけて殴ってる間に中尉がそいつで奴等のコアをブチ抜く!!どうだ!?」
マルセイユ「…単純明快、だが一番難しい作戦だな」
俺「はっはっは!無茶で無謀も通せば勝ちだ!」
マルセイユ「ふふん、随分と私達らしい言い分だ」
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 01:41:24.27 ID:+0E/9HFv0
相変わらず読みやすい文章だなぁ
俺「お気に召していただいたようで…ここだな。
中尉、このルートを真っ直ぐ行けば何事も無く基地に帰れる。
危なくなったら俺は捨て行け」
マルセイユ「…ロマーニャの男は女の子の前では世界最強じゃなかったのか?」
俺「だが、何か―――」
マルセイユ「私一人位、守ってみせろ。俺」
俺「…ハッハ!これが終わったら一緒にミルクでもどうだい?」
マルセイユ「乗った!ほらさっさと行け!」ベシ
俺「ハァッハ!…俺の後ろ、任せたぜ!!」
マルセイユ「ああ、任された!」
俺「ハァッハ!ティグレ、突貫する!!!」ドゴォオ!!
(ここからスーパー地文タイム!気をつけろ!読み辛くなるぞ!あと文章うまいとか照れる//)
バルーンタイヤを蹴り跳び出す。衝撃でタイヤがひしゃげるが知ったことではない。
そのまま熱砂の上に一歩を付ける。脚に力を込めて地を駆ける。
前へ前へと飛ぶたびにごうごうと体に熱い砂と風が叩きつけられる。
不快なはずの感覚―これさえも今は心地よくて仕方がない。
俺(なんだ?この感覚は…!)
口元がむず痒くて仕方ない。胸が疼くって仕方ない、嬉しくて仕方がない!!
俺「はは、ックハハ!ハァッハッハッハアーー!!!ふはははは!なんだこりゃあ!?」
楽しくて仕方がない、これほど愉快な戦闘があっただろうか?
インカムも無い、武器も無い。味方と声を交わす事も敵わず、管制からの報告もなにも無い。
応援もあと8分程経たなければ来ない。そしてネウロイとの接触まではあと数十秒。
絶望的とも言えるこの戦況。信じられるのは己の拳。そして相棒の腕。たったこれだけ。
だがこれは、否、これほど信じられるものは無い!!
あれだけ遠かったネウロイも今や後数秒での接触範囲。さあ、戦おうではないか!スクラップメタル達よ!!
俺「女の良さも分からねえ鉄クズ野郎共に、中尉をやらせるかってんだァ!」ダンッ!
また一歩。ネウロイはすでに砲門をこちらに向けている、だが中尉には気付いていない。好都合!
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 01:50:14.36 ID:+0E/9HFv0
ローダーカッコ悪いとかダッチさんに謝れーー!!
陸戦型が撃ち方の準備をする微かな動作音、地を蹴る幾多の脚の回転音、
黒い鉄の体から聞こえる様々な音階の軋み。全てが手に取るように分かる。
そう、お前達の運命はすでに俺の拳の内に!
最前のネウロイとの距離3m。ぐっと脚を踏ん張り、腰を入れる。
小指から拳の形を作り出す。作った拳を握れば轟々と揺らめく金色が力と共に己に満ちる!!
俺「歯ぁ食いしばれよォ、鉄クズ野郎!!
男の魂完全燃焼!!必殺!キャノンボールアタァアアックゥッ!!!」ドゥッ
ゴガシャアアアアアアア!!!
轟音と共にネウロイと俺の拳が激突する。かちあったのは一瞬、
衝撃波と火花が飛び散る中、ネウロイの堅固な装甲に拳が喰い込む。
メキメキと嫌な音がする。一度崩壊を始めたら止まらない。
そのままゴキボギと装甲が拉げ、砕け、壊れ、俺の拳が通る道を創る。
己を遮る装甲は砕いて壊す。装甲内の不可思議な金属もブチ破る。
がしゃっとガラスの割れるような音が耳に届く。やっとネウロイの動きが停止する。
ネウロイは前方の方が酷いか、全体が衝撃でひしゃげ見るも無残な姿に変えている。もはやそこに悪魔の面影はない
コアの破壊によりその身は熱風に削られ、辺りに白いカケラが舞い散る
そして虎はその中心で咆哮する
俺「ハァッハッハッハ!!さあ、次はどいつだ!?一匹残さず狩り尽くしてやるぜ!!」
虎は降りしきる雪の中、咆哮を放った
―――――――――――――
――――――――――――
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 02:05:46.07 ID:Lk4KW/gd0
何このチート野郎wwww
そう、お前達の運命はすでに俺の拳の内に!(キリッ
――――――――――――
マルセイユ「っぅわった!」
俺が蹴り跳んだ衝撃で車線がぶれる。直すがまあ、無理だろう。だが、
マルセイユ(これで既成事実が出来たというわけか…)
マルセイユは内心驚いていた。おそらくこれで『マルセイユの帰る手段を潰した』
と言うことで俺に処分が行くだろう。
マルセイユ「やっぱり馬鹿だな…虎なのに…」ハア
いつまでも呆れている時間は無い。アクセルを踏んだまま立ち上がりネウロイに銃を突きつける。
そこに広がる光景に息を飲んだ。
一瞬わけが分からなかった。だが意味を理解した瞬間言いようのない喜びが湧き上がって来る。
俺はマルセイユをまったく見ていなかった。そして上空、左右にネウロイがいるにも関わらず
中央のネウロイに金の光を纏いながら突っ込んでいく。
傍から見たら自殺志願者だろう。だが、あの時のマルセイユを知っていれば、
これは俺からの最上級の讃辞であった。
初めて使う銃、初めての相棒で要求される作戦にしては酷過ぎる
だが、こんなにも心躍る作戦はない!
マルセイユ「それに、そんな要求もこなせないほど私は、新兵じゃない!」
俺が拳を振りかぶる、上空の飛行杯達が気付き、射撃を開始しようとするが遅い!
天空の王に、死角などあるものか
すっと狙いを定める。狙撃は好みではないが、今はそんな事も言っていられない。
ほわほわと金色の光に揺れるマテバを構える。己の魔法力を込め、再度コア付近に狙いを付け…撃つ!
パンッ ゴパァアアッ!!
軽い音とは裏腹に、遠方の飛行杯の上部が弾け飛んだ。…マルセイユの狙いを大きく外して
マルセイユ「なんだこれ…!?反動が…」
そう、マテバ2006Mは言わずと知れた『変態』リボルバー。
通常のリボルバーならばシリンダーの最上部の弾が発射されるが、このマテバはシリンダーの最下部
…つまり手の軸線上に近い弾丸が発射されることにより、銃身の跳ね上がりを抑える…という寸法で
つくられたのだが実際使ってみるとアラ不思議!
逆に反動が強くなるわ、その癖に慣れると普通のリボルバーは使い辛いわの
良くも悪くも『極端』な変態銃になってしまったのだ!
だがここで諦めるほどアフリカの星は甘くない
マルセイユ「さすがお遊びで造らせた銃だ!…制作元に突きつけてやる!」
立て直すまでわずか2秒。そのまま先ほどコアを露出させた飛行杯を撃つ。
今度は完璧にコアのど真ん中を撃ち抜く…!
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 02:23:06.63 ID:Lk4KW/gd0
2006Mはやっぱ4インチバレルがちょうどいいんだよな
2インチだとホールディングが安定しないわ
俺が撃たせてもらったのは整備も良くて快調に動いたけど基本イタリア製だし・・・
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 02:23:13.28 ID:jmzAy3L00
___
/___\
/ |´・ω・`| \ ・・・・・・
__ /  ̄ ̄ ̄ \ __
/ | 虎 l  ̄`ヾ
/ ,ィ . ヽ ;/ ` ヘ
{ / ヽ / --- 、 〃 ハ
ィ┤f ii ヽ、 / ,. l ヘ ト、
/ ,!/ ,.ィ  ̄ \! イ\_,.イ ム-‐-=ド、 〃ハ ii/ } _ _
イf / ‐-f ィ-‐=- `v'´ }  ̄ `ヽイ 、ト, _イ´ `´ }
r‐ラヘfヘ { iイf´ | ヾ 、 { 〃 / | i〃ィ `ハ ヘ {_ }_二´_ }
{ _二`Y¨}Y } 、ヾヽ { `ト // Λ Λ ,iハ_{_イ__ _ リ
く _.. ィ'}リ } | ii /i\ | / / ト、if ,イ / {、 - ,.イ!
ト、 _,イイ 〃ー- /ハ 丶 __ ,.ィ{ヽ、 / Λヘ / { ハ、__,イイ
ヽ、 ̄/ヾ r'¨ ヽ, __,r‐--'ト=- 、`ー--‐ ´ ,.イ \` if >、 _ イ
 ̄ `ー -=イ __{ Λ__{、__ >- ─ v´ `ヘ、 ´、、 /
`>‐ト-‐ム、r、,.!r-vイヘ、_,.ィ、メ-ュ_ _ ` ー-彳
_r−、∠_,.ィ rヘ 、 f´ー,/,.イ`ー‐=‐ 、
,.ィ´ ̄イ/ /f‘7ァ ,rヘ_/メ、ヾ、rヘ_rヘノ`ー`イ´,イ/ ,ィ へ
,.ィ´ ̄ 〃ィ´/ / // {イ‘-‐'′/,イ `! { /,ィ/ 、 / 〃 \
´ fi / _...-- ─-ィ´/ { } ヘ/ イ/,イ ,.ィ¨  ̄ / /
/ ! ィ´ ̄ム、 ィ-‐--‐イ、 ハ,リ } / く ,.ィ / ,.-= ,イ
if V´,.ィ ─‐ ----イ_、_リ=- ──-- = 、イ ,ィ/イ
 ̄  ̄,.イ ̄ }イ ’ へ イ {
ゴガシャアアアアアアア!!!
響く轟音。その音に紛れて上を飛ぶ飛行杯を落とす。前衛の方の飛行杯は全て落したようだ
視線を落とせば俺とネウロイが正面からがっぷりとぶつかっている。
よく見れば俺は右腕を突き出しているようだ。
マルセイユ「ネウロイを…殴った…?」
信じられないと言った表情でマルセイユは俺を見る
無残にひしゃげたネウロイ。すでにコアに攻撃が届いていたようだ。風でネウロイの破片が舞い散って行く
そして砂漠に咆哮が轟く
マルセイユ「ふふん、これで無茶じゃなくなったな」チャキ
鷲は自信に溢れた笑みをこぼした
―――――――――
―――――
両サイドのネウロイが機銃を放ちながら横に滑る。
俺「ハッハッハ!そんなもんか、よっ!!」ダンッ
バック宙返りで弾幕を避け、ネウロイに機銃を浴びせる。そして宙返りからの落下で
ネウロイに蹴りを叩きこみ己の体勢を整え、ジャブからの正拳突きを横っつらにお見舞いする。
ギイイイィイイイイ!!
高周波のような音を出して刺さる拳から逃れようとするネウロイ…だが願いは叶わず、
俺が拳を抜き去った瞬間、コアに弾丸が撃ち込まれる。
俺「ヒュウッ! いい腕してるなァ!!中尉!」
声は届かないが言いたくなる。それほどに精密、的確。
一瞬でもタイミングがずれれば、俺の右腕は吹き飛んでいただろう。
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 02:31:00.80 ID:Lk4KW/gd0
デザインはまだしも性能は・・・何も言うまい
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 02:31:38.41 ID:jmzAy3L00
>>198 ∧__∧
( ´・ω・` ) ・・・・・
/:: `ニニ´ .:::\`ー-、_
,. -‐'´.: : .:|!:.:ヽヽ、ニ__ ー ::|::...  ̄``ー-、
_,. --r'´.:.:.:.:: ..:.:∧:.:.:.: (__) ::::::::|:.:.:.:... 虎 r \
r‐'´ _:.:.:ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l |!:.:: ハ ::: |;;;;:.:.:.:>....:.|:.. 、 ヽ
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>>200 風邪で喉痛いのに咳こませんなバカwww
なんという虎無双
もうこいつだけでいいんじゃないかな(K子
マルセイユ(撃ちたい時に射程から外れる、そして射撃している方向が分からないように
かく乱…これが観察眼か…?それとも…)
俺「最高に相性がいいって奴かァ?こりゃあよッ!!」バゴオオオオ!!!
前衛のネウロイが全て薙ぎ払われる。中尉の車も結構近くなっている。
俺(あとは陸3と空の6を払えば終わりか…惜しいな…だが!)
俺「これで!!」グッ
まさに大地を踏みしめたその瞬間だった
ッギャリギャリギャリ!!
突如一体の陸戦ネウロイが進行方向を変え、トブルクの逆方向へと進む。
そして残った2体と飛行杯6体が速度を上げてトブルクへ直進する!
マルセイユ「俺!乗れ!」ギャリギャリ
俺「っおう!」ッド!
ターンしたキューベルワーゲンに飛び乗る。
そのままひしゃげたバルーンタイヤの上に腰かけ後ろ手に運転する。
俺「げえっ、ありゃ完全にトブルク行くぞ!」
マルセイユ「追うしかないだろ!俺、代われ!」
弾を込め終わったマルセイユが叫ぶ。
俺「だな、…今から追走だ!」ダンッ!
再び虎は熱砂を駆ける。
俺「どおーーーりゃぁああ!!」ズガァ!!
トブルクへひた走る陸戦ネウロイの背後に思いっ切り飛び蹴りをブチ込む。
バランスを失いひっくり返る。
俺「くらえよ、オラァ!」バゴォッ!
そのままハイキックで背を蹴りあげる。ネウロイの鋼の巨躯が天に舞い上がる。
マルセイユ「っと」タンッ
一発で飛行杯と陸戦型のコアを撃ち抜く。実質2分程度で完全にモノしてしまったようだ。
この時、二人とも気が緩んでいたのかも知れない。
時間を忘れるほどに楽しい戦闘をたった2分。
扶桑のことわざにこんなものがある
『油断大敵』
支援砲撃を開始す
俺「てめえで最後だッ――――――!!?」
虎の拳が迫った瞬間、突如陸戦型ネウロイがスピンターンを繰り出し方向を180°転換
…つまりトブルク方面からマルセイユの方向へ進行方向を変えたのだ
輝く砲門、かりかりと響く動作音…
俺「…!?マジかよ―――てめえ!!!」
咄嗟に砲門前に飛び出す。届かない!
せめてもと右腕を伸ばす。届かない!!
弾丸が砲門から発射されるのが見える。狙いなんて分かりたくもない!!!
手を広げる、一発、二発と掴む―貫通などさせるものか!
そのまま砲身を掴み捻り潰す!
遅かった…三発目はすでに発射されている…まだだ!追いつけ!追いつけ!!
K子www
とりあえず俺の嫁が無事なら一安心
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 02:50:48.32 ID:Lk4KW/gd0
肉弾戦でネウロイ破壊とかどう考えてもおかしいwww
チャージなどさせるか!支援
俺「うお、おおぁあああああああああ!!!!」
指先に弾がかする…!落ちない―――!!
そのまま弾丸は真っ直ぐ中尉へ…
俺(嘘だろ、嘘だろ!?俺が…動け、動けよォ!!)
俺「中尉!!!」
マルセイユ「ッツ―――――!!?」ザシュッ
ぶわりと、砂漠に深紅が舞い散る…
『デスレース1942』Aパート 〜完〜
次回に続く!
貴様俺の嫁ををををおおおあああああ
乙を
なん…だと…
気になって仕方ない終わり方じゃないですかやだー!
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 02:55:51.49 ID:Lk4KW/gd0
乙だ
まぁコイツならどうにかなるだろという気がしてしょうがない
今回ここまでぇ!!
さあ、こんなに長いのにまだまだ続きます!!俺がんばるよ!
産業次回予告
おケイさんによる、蹴る、殴る等のスキンシップ
マティルダによる、刃物投擲、武術
三将軍による、かわいがり
そしてまさかの…!!?
質問とかあったらがしがしどうぞ!みんなこんな時間までありがとう!!
乙っした
そういや策略系の俺ってまだ出てないなと思ったけど俺にそんなものを書く知能の無い俺に隙は無かった
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 03:00:08.19 ID:AJWrg/TLO
乙
乙っしたー
そもそもネウロイに策略と意味あるの?って聞かれれば答えられないからだと思うの
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 03:01:13.21 ID:Lk4KW/gd0
>>217 そこそこ強力な主砲と紙装甲という微妙な性能の俺の「俺」は多分そっち方向にいく・・・ハズ
>>212 やめてくれ、俺は怪我人だ!殴るなら虎を殴れ!さあ、思いっきり!
>>214 がんばって近日中に書くよ!ちなみに全然できてないよ!
>>215 まあ分かる人なら分かっちゃうかもなんだぜ…どうにかして見せるさ!
>>217 がんばれ!一冊でも推理小説とか読んでみたらどうだい?ヒントがあるかもだ!
>>219 どっちかといえば上層部から派遣されてきて501の裏でなんかやってる感じの奴をね
……つなぎな私中尉がそれっぽかった気がしたがあの人は最初から上層部裏切る気マンマンだったからちょっと違うかな?
徹底的な悪ってのはまだ来てないよな
見てみたいが、ウィッチのみんなが辛い思いをするのはなんとも…
まぁこのスレはイチャイチャメインだからなぁ
まあ俺のは最悪さ
人間ごときに | フフフ…奴は ! / \
負けるとは .| 四天王の | | サイアークが |
魔族の | 中でも最弱… | | やられた !
面汚しよ… /\___ __/ | ようだな… |
__ ____./ V \__ ___./
|ミ, / `ヽ /! ,.──、 V
|彡/二Oニニ|ノ /三三三!, |!
`,' \、、_,|/-ャ ト `=j r=レ /ミ !彡
T 爪| / / ̄|/´__,ャ |`三三‐/ |`=、|,='|
/人 ヽ ミ='/|`:::::::/イ__ ト`ー く__,-, 、 _!_ /
/ `ー─'" |_,.イ、 | |/、 Y /| | | j /ミ`┴'彡\
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 03:50:39.06 ID:KblR+aZo0
・九尾のキツネと契約
・軍に村人を人質として無理矢理徴兵
・研究成果な兵器リリカルまじかる
・数年後村人口封じのため皆殺し
・所属の軍研究機関破壊
・幼馴染の遺言「人のために力を使って…」
・501に転属(軍部恐喝)
・幼馴染に似てる誰か
・それから・・・
こんな俺を投下しようと思うんだけどいいかな?
バッチ来い
九尾どっかで見た気がするが、こまけえこたあ(ry
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 03:57:38.99 ID:KblR+aZo0
ありがとう
行かせてもらいます
------------------------------------------------------------
とある大陸の町
軍の研究機関に近い町
故郷から遠く、海すらも隔てた場所にある町
そこにいるのは遠く離れた村にいるはずの人たち
今でも笑って暮らしていると信じていた村の人たち
それが今、目の前で、魂の抜け殻となっている
かろうじで息のある者もいるようだが、もう手遅れだろう
…何故この人たちがここにいるのだろうか
何故村のみんなが死ななくてはならないのだろうか
こんなことを避けるために俺は軍の言いなりになって今まで生きてきたっていうのに
俺は、俺は・・・・・・・・!!!
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 03:58:19.89 ID:KblR+aZo0
「…その力、人のため に 使って…」
「私たち みたい な人、増やさ ないために…」
俺は!一体何のために戦っているんだーーーーーー…………!!
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 03:59:35.30 ID:KblR+aZo0
〜1945年どこかの海〜
ここがヨーロッパの空かぁ・・・
今までとは違う、海からの空気が混じった空もいいものだ・・・
海に映る朝日ってのも乙なもんだねぇ
目的地に着くころには高くて届かないところに登ってるんだろうけど
・・・・・
・・・・
・・・そろそろ噂の前線基地か
「501管制官、こちら本日より501へ転属の『 』だ」
「着陸を許可貰いたい」
基地管制「報告は聞いています。どうぞ。」
「さんきゅー」
基地管制「さん、きゅう・・・?あ、はい、どうぞ着陸してください」
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 04:02:25.26 ID:KblR+aZo0
〜基地滑走路にて〜
宮藤「あれ?誰か飛んでくるよ」
リーネ「ホントだ、でも今日誰も飛んでないよね?」
坂本「ん?あれは・・・今日とは聞いていたがこんな時間とは・・・」
ほどなくして格納庫には見たことの無い人とストライカーが収まっていた
「本日より第501統合戦闘航空団へ転属になりました『名無し・俺』特佐です」
俺「よろしく」
坂本「私は坂本美緒、少佐だ。今日来るとは聞いていたがまさかこんな早い時間だとはな」
俺「まぁ、いろいろ状況が変わりましてね、予定よりだいぶ早い時間に到着してしまい訓練邪魔してすいません」
坂本「何、気にするな。遅れるよりいいさ」
タッタッタッタッ
ミーナ「美緒、さっきのって・・・」
坂本「あぁ、例のだ。彼がそうだ」
支援ぬ
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 04:06:47.06 ID:Lk4KW/gd0
支援支援
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 04:07:35.84 ID:KblR+aZo0
ミーナ「なるほどね。はじめまして。ミーナ・ヴィルケ中佐です。あなたg」
俺(え・・・?なんで・・・?あいつは死んだはず・・・)
ミーナ「・・・あの、きいてます?名無し特佐」
俺「!?・・・あぁ、すm、すみません。ヴィルケ中佐。名無し・俺特佐ただいま到着いたしました。」
(似ていない、なのになんだ、さっきの感覚は・・・)
ミーナ「とりあえずみんなに紹介しましょう。そのあと、聞きたいことがあるので執務室までお願いします。」
俺「了解しました。」
坂本「宮藤、リーネ、みんなをサロンまで集めてくれ」
「「はい!」」
坂本「さて、私たちも行こうか」
俺「あの、聞きたいことって・・・?」
ミーナ「はぁ・・・あなたには書類の時点で不審な点が多すぎるのよ。」
俺「・・・さすがに急造捏造隠蔽のフルコースは信用してもらえないか。」
ミーナ「!?あなた、今、なんて・・・?」
俺「まぁ詳しいことは執務室?でお願いします。国家機密が多分に含まれてるので。」
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 04:13:13.54 ID:KblR+aZo0
ミーナ「止まりなさい」(拳銃を向けて
ミーナ「あなたは何者なの?」
俺「出来れば他に聞かれる心配の無いところでやってほしかったんだが、仕方ないか」
「元扶桑皇国特殊魔法研究機関・第774研究軍所属、名無し俺特務大佐」
「とりあえず今ここではこれだけしか言えない」
「スパイや査察とは関係ない。怪しいが危害を加えるつもりも抵抗するつもりもない」
ミーナ「???国の軍ではないの…?研究軍?なんなのよ・・・」
坂本「…!?おまえ・・・まさか・・・いや・・・」
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 04:13:55.94 ID:ctdtETZj0
まずい!早く投下しないとネタがどんどん被る!
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 04:14:29.33 ID:Lk4KW/gd0
まぁ被ったとこでキニスンナ
支援
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 04:19:03.50 ID:KblR+aZo0
俺「坂本少佐、それ以上はここでは言わないで下さい。中佐も。後できちんと話します。」
「今は俺の武装解除だけ、それしかできないけどとりあえずの信用をください」
ミーナ「頭が痛いわ。とりあえず、とりあえず上を通してここに転属になったわけだし、あなたを信用しましょう」
「今後は、話を聞いてから、ね。」
坂本「一つだけいいか、名無し。お前、精神は正常か?」ミーナ「!?」
俺「世間一般で言う常識、良識、軍規。それらの意味はわきまえてます。」
「たとえば人殺しは『悪』である、とか」
坂本「そうか、悪かったな」
ミーナ「ちょっと美緒、あんな質問どうして・・・」
坂本「何、後でわかるさ、後でな・・・」
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 04:21:35.18 ID:KblR+aZo0
〜基地内サロン〜
ミーナ「はい、みんな集まってるわね」
「前に伝えたとおり本日501部隊の増員があります。先刻到着したので紹介します。」
リーネ「(さっきの人だよね、芳香ちゃん)」
宮藤「(それ以外いないもんね、今日この基地に来た人なんて。)」
コソコソデスワコソコソダナー
ミーナ「こほんっ。詳しい説明も出来なかったし、急な転属で不審に思うこともあると思いますが、これからは一緒に闘う仲間です」
「その辺、よく考えて迎えてください」
バルクホルン「どうしたミーナ、らしくない紹介だな」
ミーナ「いえ、なんでもないわ。入ってきてちょうだい。」
俺「本日より第501統合戦闘航空団へ転属になりました『名無し・俺』特佐です。」(これ言うの三回目。コピペはねーよ)
「「「あうぇdrftgyふじこ!?!?!?」」」
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 04:22:58.93 ID:KblR+aZo0
ペリ−ヌ「お、お、男ってどういうことですの!?」
バルクホルン「なぜこの隊に男が入ってくるんだ!ここはウィチの部隊だぞ!?」
シャーリー「あいつ、目が死んでないか・・・?」
サーニャ「・・・怖い」
ルッキーニ「胸ない・・・おとこー!?」
エイラ「占わなくてもあれは・・・ひどイ」
エーリカ「(うわー、なんていうか、蛇に睨まれてる蛙?にしし)」
俺「えっと、とりあえず、これからしばらく一緒に戦うことになります。よろしくお願いします。」
(うわ、女いっぱい。どうしよう、女性とまともに顔合わすなんて何年振りだろ)
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 04:26:25.22 ID:KblR+aZo0
とりあえずの自己紹介も終わり、解散になろうかという時に声があった。
宮藤「ミーナさん、質問とか、いいですか?」
ミーナ「ええどうぞ。」(ここで何か聞けるかもしれないし、いいわよね?)
宮藤「はいっ!あの、使い魔とか聞いてもいいですか?ハンガーで見たとき、すごい尻尾が大きく見えたんですけど・・・」
俺「あぁあれね。宮藤軍曹は扶桑出身かな?九尾の狐って知ってるかな?」
宮藤「知ってますよ。扶桑の古い妖怪ですよね。なんでも破壊と創造の神だとか、悪さしすぎて殺生石に封印されたとか。」
俺「それで間違いない。こうして契約してみるとそんな伝説ただの作り話だってわかっちゃうから言い伝えとかありがたみ薄れるんだよね。」
宮藤「ほえ?」
俺「ただの狐が長生きして妖怪になっただけなんだ、これ。破壊とかそんなのイタズラが大袈裟に伝わっただけなんだ」
「だからあまり怖がらないでくれよ?」
宮藤「あ、はい!」(イメージよりも優しそうな人なんだなぁ)
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 04:27:24.61 ID:KblR+aZo0
バルクホルン「私からもいいか。」
俺「どうぞ。」
バルクホルン「前の部隊や戦績を言わないのはわざとか?階級が特佐?他にも言うことはあるだろうが!ミーナがはっきりしないのも頷ける。大方書類にも何も書いてなかったんだろうな」
「お前この部隊で共に戦う気はあるのか!?命令だけに従う人形などとは戦えない!!」
ミーナ「ちょ、トゥルーデ「答えましょう、大尉殿。」え?」
俺「今から俺が話す事が国家機密に抵触したとしても他言無用に願います。」
ミーナ・バルク「「えっ!?」」
俺「あくまで言える範囲で、ですが。所属部隊は扶桑皇国直轄研究機関の私兵部隊。戦績は…ネウロイに限って言えば4機撃墜。」
「他敵は1000以上。言える範囲ではここまでです。機密ギリギリ、我ながらウマいこと伝えられたと」
バルクホルン「ふざけるな!何がウマいこと伝えられただ!余計に不安材料が増えたではないか!敵とはなんだ!?扶桑の軍ではないのか!?どうなんだ!」
俺「・・・後で中佐と話します。信用してもらえるなら全て。大尉も同席してはどうですか?ねぇ中佐。」
ミーナ「え!?んー、機密絡みのことだしどうしようかしら・・・」
バルクホルン「ミーナ!!」
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 04:28:21.91 ID:KblR+aZo0
ミーナ「ごめんなさいトゥルーデ、今回は私が全て聞きます。あなたに万が一のことが無いとも言えないのよ。」
バルクホルン「・・・わかった。特佐、納得するまで信用はできないからな。」
俺「聞いたら後悔するかもしれない事を言わないでやったんだ、感謝してほしいくらいだね。」
バルクホルン「なにを〜〜!?」
ミーナ「(パンパンッ)はいこれで解散。聞いての通りと草には聞くことが多いのでこれで解散にします。行きましょう美緒、名無し特佐」
マテミーナ、トクサ!!オサエテトゥルーデ。ナンナンダアイツハーーーー
>俺は!一体何のために戦っているんだーーーーーー…………!!
ビームサーベル片手にヒッフッハッ!って言いながら戦いそうだな。
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 05:07:49.03 ID:jmzAy3L00
zero
寝落ちか?
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 05:41:21.44 ID:3bghfhBg0
九尾の狐がもう一匹か
期待
どうしよう 投下して大丈夫かな?
251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 06:04:07.69 ID:Lk4KW/gd0
来い来い
252 :
流星:2010/11/30(火) 06:07:19.90 ID:RdLX0lwF0
では朝の保守代わりを
253 :
流星:2010/11/30(火) 06:10:16.52 ID:RdLX0lwF0
前スレ
>>794から
ブロッサムはディオミディアに近づいていった。
ある程度近づくとディオミディアによる射撃が始まる。
ブロッサムはすぐさま、もと来た方向に帰る。
どうやら彼女は敵の射程を確かめたようだ。
ある程度離れるとその手にもつ筆を相手へ向けて一言。
私「さー行くわよ!」
ポーズを決めそう叫ぶと、青空というキャンバスに赤色の点を描く。
智子「なにやってるのかしら」
キャサリン「お絵かきなんじゃないかねー‥‥ぷふー」
口元を抑え頬を膨らませるキャサリン。
ウルスラは未だ必死に肩を揺らしながら笑うのを我慢している。
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 06:13:39.66 ID:Lk4KW/gd0
魔法少女ktkrwww
255 :
流星:2010/11/30(火) 06:15:17.82 ID:RdLX0lwF0
描いた赤色の点から、体ほどの火の玉が生まれディオミディアへ飛んでいった。
急に現れた火の玉が射程圏に入ると、無数の機銃が火の玉に向けられ、あっという間に蜂の巣になってしまう。
私「あー、赤色1号さんがー!」
その赤色1号と呼ばれた物体はすぐにかき消されてしまった。
エルマ「ああ、やっぱりあの程度の大きさじゃ‥‥」
智子「たしかに、これじゃあ普通のリュウセイの攻撃じゃ届かなかったわね」
私「ならこれはどう?」
ブロッサムは高く上昇し赤色の星を描いた。
するとその星の真ん中から先ほどと同じように火の玉が何個も生まれ、ディオミディアに注がれていった。
同じように射程圏に入ると機銃の掃射が始まる。
次々とかき消されていく火の玉。
256 :
流星:2010/11/30(火) 06:20:08.89 ID:RdLX0lwF0
ビューリング「あの量でもだめか」
ハルカ「いったいあいついくつ機銃を埋め込んでるんですか。まさにハリセンボンですね」
私「数でダメなら!」
今度は空中を移動しながら、先ほどとは比べものにならない程の大きさの星を描きその頂点を丸で囲んだ。
その大きさはディオミディアと同じくらい、と言ったところか。
先ほどと同じようにその真ん中から特大の火の玉が生まれる。
ディオミディアの胴体がすっぽり入りそうなぐらいの大きさだった。
キャサリン「おっきいねー!」
ハルカ「まるでキャサリンさんみたいですー!」
まるで小型の太陽のような火の玉は、ゆっくりゆっくりとディオミディアに近づいていく。
ディオミディアも機銃を乱射して応戦するが、いかんせん火の玉が大きく消えない。
幾分か小さくなったが着弾。そして爆発。ディオミディアの体を黒煙が包んだ。
257 :
流星:2010/11/30(火) 06:25:09.34 ID:RdLX0lwF0
エルマ「やったー!」
ハルカ「すごいですねリュウセ――いやブロッサムちゃん!」
手を組み歓喜の声を上げるエルマ達。
ギイイイイイイィィィィイイイイイイイイイイィィィィィ!!
先程のように大きな声を上げるディオミディア。
すると、黒煙の中からあの巨体がまた出現した。
キャサリン「げ! しぶといねー!」
智子「あの爆発でも落ちないなんて‥‥あの時よりも格段に硬くなってるんじゃないの!?」
私「もー! あれで落ちてよー! なら次はこの子よ!」
そういうと青色の絵の具で三本線を描いた。
そこから生まれるのは三本の氷の矢。
それがすぐさまディオミディア――いや、ディオミディア改に向かって飛んでいった。
と、その氷の矢が射程圏に入っても先程のように光弾が飛んでこない。
ビューリング「さっきの爆発で機銃がイカレたか」
ディオミディア改の胴体へ氷の矢が突き立った。
が、ディオミディア改は止まることを知らない。
機銃がなくなったディオミディア改だったが、なにやら背中の装甲部分が開いている。
と、そこから小型のラロスをさらに小さくしたような物が出てきているではないか。
良い感じのネタ思いついたが絶賛投下中なんだよな…
早く全部投下したい…
259 :
流星:2010/11/30(火) 06:30:29.56 ID:RdLX0lwF0
ビューリング「どうする」
ビューリングは智子に問いかけた。
智子「なにが?」
ビューリング「機銃がなくなったということは私たちも攻撃できるということだ。
それにあの小さいやつなら私たちでも倒せるかもしれない」
智子「ああ、そういえばそうね。すっかり忘れてたわ」
私「来ないで!」
智子「え?」
隊員の頭の中に声が響く。
私「大丈夫! わたしにまっかせてー!」
その声が響くのと同時にふたたび距離を取るブロッサム。
エルマ「‥‥今みなさんも聞こえました?」
キャサリン「今のわたしにまっかせてー!ってヤツのことね?」
ハルカ「あ、私だけじゃなかったんですね」
見ると第一中隊も動きが止まっている。相手をしていたラロスも掃除し終わったようだ。
智子「‥‥大丈夫らしいけど」
ビューリング「‥‥見てるか」
261 :
流星:2010/11/30(火) 06:40:11.67 ID:RdLX0lwF0
ブロッサムは持っている筆で器用に絵を描き始めた。
その絵は人型でピンク色で‥‥それはブロッサム自身の絵だった。
まるで子供の落書きのようだったが、ブロッサムが描かれていることには間違いない。
私「桃色123号ちゃん! あのちっちゃいのたおしてきて!」
あっというまにそのらくがきブロッサムは完成し、コクリと頷くと、
今しがたわらわらとこちらへ向かってくる小型ラロスに突っ込んでいった。
私「さーてとっ」
その間にブロッサムも遠く離れ、鼻歌を歌いながら新しい絵を描き始めている。
私「はっじめっにおっやまっがあーりましてー♪」
こんどは今までの比ではないぐらい、空全体を使って人型の何かを描いているようである。
らくがきブロッサムの方はというとその手にもつ筆で小さいネウロイをかたっぱしから殴り倒していた。
その動きは俊敏で、姿形からは想像もつかないほどの動きをみせている。
機銃を受けた顔は絵だからなのか笑顔のまま固定されているが、むしろそれが恐怖を引き立てている。
>>260 漏れはながら投下で遅いから、皆いなくなってから逝くわ
263 :
流星:2010/11/30(火) 06:45:12.40 ID:RdLX0lwF0
らくがきがあらかた小さいラロスを根絶やしにした頃、後ろの空の巨大な絵が完成を迎えようとしていた。
私「よーし! でーきた!!」
ブロッサムは特大の絵を青空という名のキャンバスに描いた。その大きさはディオミディアと同等の大きさだった。
そしてその絵は――よく知る赤と白の悪魔の絵だった。
絵は徐々に燃え出し、立体になっていく。
その絵が全て三次元になったとき、そこにあったのは燃え盛る巨大な悪魔――智子だった。
私「紅白999号ちゃん! あいつをやっちゃってー!!」
紅白999号ちゃん「わたしはー」
紅白999号ちゃんはコクリと頷くと、ディオミディア改へ突進しながらその右手を思い切り振り被り――
紅白999号ちゃん「のーまるぅぅぅぅぅぅ!」
――ディオミディアへ突き出した。
その動きはハルカを殴った智子にそっくりだった。
グシャッという音と共に拳が突き刺さるディオミディア改。
直後紅白999号ちゃんが輝きだし――
紅白999号ちゃん「だあああああああああ!!!」
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 06:46:36.81 ID:Lk4KW/gd0
これはひどいwwww
なんかDODの赤さん思い出したwww
代行お願いしてるので投稿と被ったらすまん。
今日の朝、規制受けた人用の投下場所(避難所?)を作って欲しいと提案した前スレ>740だけど、
一応前スレの中で外部スレは作らないという結論になったみたいなので、こっちも礼儀として返答する。
(ですます調で書こうかとも思ったが、なんかヘンに謙るみたいなので素の文で書かせてもらう)
まあ、正直なところ俺にとっては残念な結果だし、結論がそうなら仕方ないと思う。
個人的には言いたいこともあるが、それを言っても始まらないしそもそも簡単には言えない状況にあるしね。
しばらくは規制解除を待ってもいいかと思ってるけど、ここ最近の状況見る限りじゃ
ひと月ふた月でも解除されないケースも多々あるみたいなのであまり期待できないし。
wikiに書いて誰かに代行をお願いしたら、っていう意見もあったけど、ここに依頼するのだって代行が必要だし、
やはり話作った後の投稿という最後の仕事は自分でやるというのは譲れないかな。
途中で付いたレス(俺の投稿にレス付いてるのかってツッコミは勘弁)に返したりする楽しみもなくなっちゃうし。
多分、しばらくは解除待ちするけど、このまま解除されなければ、中途半端になってしまってる俺のページの
wikiの内容は引き払う事にする予定。(どこかに引越しが出来ればいいんだけど、テーマがニッチだしなぁ)
まあ、よくも悪くも自分が好きでやってることだから、こんな事で打ち切っちゃうとしたら残念だけど、
規制解除をじりじり待ってる間に作品とモチベーションが枯死するほうが嫌だからなあ。
一応、wikiのページ消すときは(多分依頼する必要があるんだろうが)トップページだけは経緯を書いて残すようにするので、
ひとまず、ちょっと早いけどお世話になりました、と先に行っておく。
また戻ってこれればそれが一番いいんだけど…だが、今は無理なんだからしょうがないな。
>>266 規制は辛かろうが見守ってくれ
後運営氏ね
_ .. _
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/, '⌒ l.r‐-、.`、
/ ( 八 ) ヽ
( ー-' `ー-' ノ
ー┐ (_八_)┌-'
`ー┐┌┘
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______ ,r-‐ -‐、_______
智子は目の前の一部始終を見て口をあけて呆然としていた。
残り五人は全員が腹を抱えて笑っている。
桃色の魔女は背中に閃光を受けながらびしっとポーズを決め、
私「お仕置き完了☆ 私色に染まっちゃったね!」
戦いは終わった。
俺のプライドも終わった。
後日、新聞にはカウハバの怪奇現象として小さく載った。
269 :
流星:2010/11/30(火) 07:05:07.70 ID:RdLX0lwF0
………
……
…
1940年2月24日。
昨日行われた鉄橋への爆撃は、出撃前に大規模な襲撃を受け翌日に延期となった。
つまりは今日である。
今は出撃前の朝食の時間。
本日もいつもと変わらないパンとスープ。
俺「死にたい」
変わっているのは俺の顔色と俺を見る皆の目ぐらいだった。
エルマ「リ、リュウセイさん? そんなに落ち込まなくても‥‥」
俺「いいんだ‥‥どうせ俺は女装癖の変態魔法使いさ‥‥」
昨日披露した俺の最強の魔法。それは恥を捨てなければ発動できない禁断の魔法だった。
女になるという対価をはらうことにより、莫大な魔力を手に入れることができる。
そして記憶はそのままに性格がかなり改変されてしまう。
出来れば二度と使いたくない。
ハルカとビューリングが基地内で見たという赤いリボンの女の子。それはもちろん俺のことだった。
究極魔法は莫大な魔力を秘めている。が、10分も持たない上に一度使用すると約72時間再発動はできない。
その魔力を通常状態でも自由に使えるようにするため、俺は度々練習を繰り返していたのだ。
その練習をしていた時間帯が早朝だった。両者ともその時間に見ていたのはそのため。
270 :
流星:2010/11/30(火) 07:10:11.99 ID:RdLX0lwF0
なぜそんな面倒くさい魔法が生まれてしまったのか。
それには姉が関係している。
姉は、俺に女装させるのが好きだった。
そして俺は姉が大好きだった。
小さいころの俺は女装すると姉が喜ぶので、いつでも魔法で着替えられるようにしたのだ。
その魔法がなぜか莫大な魔力を含み、且つ、性格さえも改ざんしてしまう副作用を孕んでいたのだ。
結局のところ自己催眠が強くなりすぎる、というのが俺の出した結論だ。
自己催眠が強ければ強いほど魔法力は上がる。
それから俺は何度もこの魔法を研究し、あんな恥ずかしい副作用を切り離そうと努力した。
が、その努力は報われることはなく今に至る。
あのあと変身の解けた俺はすぐさま逃げ出した。
数十分後、ベッドでくるまっている所を見つけられ、夜は部屋で俺を話の肴にどんちゃん騒ぎだった。
キャサリンは終始大爆笑だったし、ウルスラも何度もジュースを吹き出していた。
エルマさえも笑いを我慢できず、何度か口の中のものを吹いては掃除をしていた。
ビューリングも終始ニヤニヤしていた。絶対この先この件をネタに話をふられるんだろうな。
智子だけは怒り狂っていた。
どうしてわたしがあんな扱いなのよ! 納得行かないわ!と酒を煽っていた。
271 :
流星:2010/11/30(火) 07:12:57.51 ID:RdLX0lwF0
そしてハルカは――
ハルカ「あ、あのう、リュウセイさん」
俺「なんだ‥‥」
ハルカ「もう一回あれ、見たいんですけど‥‥」
俺「ぜっ――――たいいやだ!」
ハルカ「そ、そんなあ。あれすっごく可愛くて、その‥‥///」
その目はいつもならば智子に向けられているはずのものだった。
俺はこの時初めて「背筋が凍る」という経験をした。
272 :
流星:2010/11/30(火) 07:14:45.87 ID:RdLX0lwF0
俺「た、助けてくれよ智子」
智子「私の気持ちを味わいなさい」
キャサリン「リュウセイはモッテモテねー!」
エルマ「あ、あう‥‥なんでこっちを見て言うんですかー」
ハルカ「可愛かったなー‥‥はぁ‥‥」
ウルスラ「‥‥プッ」
ビューリング「いいんじゃないか。貴重な体験だと思うぞ」
俺「い、いやだぁぁぁあああ!!」
後に"サイレントウィッチーズ"と呼ばれるようになるスオムス義勇独立飛行中隊。
この隊は"ある意味すごい"ことで有名になる。
俺は今日、改めてこの隊の一員になれた気がした。
-黒色で桃色な歴史-
終わり
273 :
流星:2010/11/30(火) 07:15:30.96 ID:RdLX0lwF0
あとがき
というわけで流星第二章終了です。
どうしてこうなった。
書いてて自分で中身がないなあ、と思いつつも消すこともできず。
こうなってしまいました。
番外でいったことですけど、全てにおいて微妙で腹を切りたいです。
せめて第三章はしっかりしたものを書きたいものです。はい。
それではまたいつか。
ここまで読んでくださった奇特な方、ありがとうございました。
乙乙
ウルスラがジュース吹くって凄いことだな…
よし寝る時間削ってオナニー投下する
前
>>736から
漏れ「飯食べたら眠たなってきたな…」
リーネ「あっ、ゆきさん道分かりますか?」
漏れ「うん。ザ・シューズが導いてくれる…」
リーネ「こんな所で魔法力使わなくても…」
漏れ「寝たら直りますわ…おやすみー」ヌギヌギ
リーネ「お休みなさいですけど廊下で脱がないで下さい!」
宮藤「リーネちゃん、ゆきさんと漫才できそうだね!」
リーネ「あんまり嬉しくない…」
28時間寝て、夜
漏れ「セックシュ!」ブバッ
漏れ「寝起きのくしゃみはなんか起きる予感…」
漏れ「外出るかー」
漏れ「あん?誰かおる?」
漏れ「スパイかもしれんから一応…」コソコソ
漏れ「動くな。そのまま膝まついて…って、オラーシャの娘やん?」
サーニャ「あっ、えっと…深井准尉…」
漏れ「ごめんスパイかと思ったわw」
漏れ「えー、アレクサンドラさんやっけ?」
サーニャ「サーニャでいいわ」
漏れ「ええ名前や。僕もゆきで構へんで!」
漏れ「しかし、この時間帯に飛ぶってことは夜間哨戒かいな?」
サーニャ「えぇ。夜間魔女は私しかいないから」
漏れ「難儀やなー、誰も着いていかんのか」
サーニャ「たまにエイラが来てくれるわ」
漏れ「今日は無しか。ほな僕も行くわ!」
サーニャ「でも」
漏れ「ミーナさんには仲良くなれって言われたから、これもその内や!」
サーニャ「…じゃあ」
漏れ「行きますか」
278 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 07:54:31.62 ID:bQEaedRN0
漏れ「夜の空って暗いよなぁ」
サーニャ「そうね」
漏れ「落ちてしまいそうや」
サーニャ「でも、雲を出るとそうでもないわ」
漏れ「…ほんまですわ。なんていうか、綺麗や」
サーニャ「景色を見てると暇でもないわ」
漏れ「眠たくなりそうやけどなw」
サーニャ「ところで…深井さん」
漏れ「ゆき」
サーニャ「…ゆきさん、そのストライカーは?」
漏れ「スクラップを集めて作った粗大ゴミ。名付けて回天!」
サーニャ「ゴミだなんて、自分で作るなんて凄いわ」
漏れ「えへへーw まぁ名前は扶桑海軍のアレな兵器やけど…」
サーニャ「? ……ッ!」
サーニャ「ゆきさん、ネウロイだわ」
漏れ「なんやて!?」
279 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 07:58:33.05 ID:d02rvN9eP
ひでえくしゃみwww
280 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 08:04:28.37 ID:d02rvN9eP
>>266 ちょい亀だけど、お試し●とかp2じゃだめなのか?
どっちももしもしでもPCでも使えるのに
サーニャ「九時の方向、肉眼で見えます」
漏れ「…ペンシル形の高速型か。と、なるとビームは強いか?」
ミーナ《サーニャさん聞こえる?》
ミーナ《ネウロイの反応があったのでそちらに援軍を寄越したわ。15分程で到着するはずよ》
サーニャ「分かりました。それまで持ちこたえます」
漏れ「ここに来て初めての敵や、僕にやらせてくれださい」
ミーナ《駄目よ、大人しく待ってること。いいわね?》
漏れ「あー、そうやな…だが断るッ」
ミーナ《ちょっと、ゆきさん!?》
サーニャ「…すみません。私が援護します」
ミーナ《全く…!サーニャさん、頼んだわよ!!》
サーニャ「はい」
続く
一発ネタのせいかサーニャは使いやすいな
てか固有がスタンドなら使い魔はどうすればいいんだ…ダニーか?
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 08:12:13.46 ID:bQEaedRN0
お休みなさいイェーガー防衛大臣
284 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 08:12:18.02 ID:d02rvN9eP
荒木でいいんじゃね?
ネウ子ちゃんびゅっびゅっ
287 :
変身俺:2010/11/30(火) 09:11:48.56 ID:ZRZauiiNO
人がいない投下するならいまのうち
288 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 09:21:54.39 ID:sntj47860
ゴウッ!
289 :
変身俺:2010/11/30(火) 09:22:30.41 ID:ZRZauiiNO
一応今までのを探してきた誰得にもならない投下スレ一覧
Part1 〜俺の夢〜
・11スレ:俺「ストライクウィッチーズだな」 656〜669
・12スレ:俺「ストライクウィッチーズらしい」228〜237
Part2 〜家族〜
・12スレ:俺「ストライクウィッチーズらしい」 968〜980
・13スレ:俺「ストライクウィッチーズだと・・・?」 482〜491
Part3 〜星空Dancing〜
・14スレ:俺「ストライクウィッチーズである」 267〜279
・16スレ:俺「ストライクウィッチーズねぇ……」571〜597
・17スレ:俺「ストライクウィッチーズぅ?」556〜570
Part4 〜休日〜
・28スレ:俺「ストライクウィッチーズね!」424〜450
ひますぎてやることない時に読んで下さい
そして前回あらすじ
俺とシャーリーたちでロマーニャに買い物にいったよ。
買い物中抜け出して勝手に街で大道芸しちゃったよ。
怒られたけどシャーリーにプレゼント渡してごきげんとったよ。
と思ったらネウロイ来ちゃった!空気読むよ。
ルッキーニが出撃、でも危ないから俺も行くよ。
290 :
変身俺 〜休日〜:2010/11/30(火) 09:27:57.58 ID:ZRZauiiNO
ズガガガガガガッ
ズキュゥゥゥン
ビュシィイイィン
ルッキーニ「ハァハァ……あう〜速くて当たらない……」
俺「ルッキーニちゃん!」
ルッキーニ「あっ俺!!変身して大丈夫なの?」
俺「うん大丈夫b それよりも1人でよく頑張ったね。俺が代わるから少し休んでて」
ルッキーニ「俺が来てくれたからダ〜イジョ〜ブb 私まだまだ頑張れるよッ!」
俺「ハハハ、そっか。じゃあ一緒にやろう。2人でダブルウィッチだ」
ルッキーニ「二ヒヒッ、まっかせっなさーい」
俺とルッキーニは迫るネウロイに応戦する。敵はスピードを活かし交互に攻撃を仕掛けてくる。
対する俺たちはその速さを逆手にとりカウンターを狙う作戦。うまく陽動して俺の右手でコアを切り裂く。
危険だが2人しかいない現状で早く終わらせるにはこれしかない。
俺「2機のどっちかにコアがあるはず……一回で成功しないと別の行動を取られるな」
ヒュン ビュイイィィィィン ビシュゥゥン
ルッキーニ「俺、1機こっちに来るよ!あたしがシールド張るから俺は横からグッサーってお願い!」
291 :
変身俺 〜休日〜:2010/11/30(火) 09:35:01.96 ID:ZRZauiiNO
ルッキーニの言う通り、敵が近接攻撃の為に近寄ってくる。勝負は一瞬。一か八か狙いを定める。
油断すれば自分だけではなくロマーニャにも危機が及ぶ。失敗はできない。
集中。右手に魔力を溜める。剣が赤く輝いた。
ビュイイィィィィン
ルッキーニ「いくよー。いっせーのーでッ!!」バシュゥゥゥゥン
俺「うおおおおおぉぉぉぉオオオりゃぁぁぁあああアアア!!」ゴッ
ザクッ ドドドドドドドォン
ネウロイの側面から剣を突き刺す。相手は己のスピードのせいで勝手に斬られていく。
作戦は成功。だが、残念なことにこの機体にはコアが無かった。
賭けに失敗したと俺が舌打ちしたそのとき、コアを持つ本体がこちらに突進してくるのを確認する。
俺(正面か、まずい避けられない!魔導装置解放間に合わない。……死…ぬ)
ルッキーニ「おれえぇぇぇ!あたしを投げてえええぇぇえ!!」
諦めが頭の中を支配し始めたとき声が聞こえた。ふと気付くと声の主が俺の右腕にしがみ付いている。
その瞳は何も諦めてはいない。無邪気な子供ではなく、純粋に故郷ロマーニャを守ろうとするウィッチの瞳。
俺(そうだ…俺もウィッチなんだ。簡単に諦めるわけにはいかない。守るんだ皆を!)
俺「せいやぁぁぁぁあああああああああああああ!!!」ブンッ
右腕に魔力を集中させルッキーニを迫るネウロイに向けて発射。即席のカタパルト。
だがルッキーニは怯むことなく直線で飛んでいく。
固有魔法の多重シールドを張り、敵と激突する。
292 :
変身俺 〜休日〜:2010/11/30(火) 09:36:41.55 ID:ZRZauiiNO
ルッキーニ「あちょーーーー!」ガガガガッ!
俺「ブチ抜けえぇぇ!ルッキィィニィィィイ!!」
ルッキーニ「りょーかいーーー!!!」ガガガガガガガガッ!!
パリイイィィィン
装甲を突き破りルッキーニが飛び出すと同時にネウロイは砕け散った。
それは勝利の証。ロマーニャを護ったことを告げる証明。
俺「や、やったぁ……戦闘終了。大丈夫?ルッキーニちゃん」
ルッキーニ「うぇ…頭クラクラするぅ……でも大丈夫ぅ〜b」
シャーリー『2人ともお疲れ様。よく頑張ったな!』
芳佳『俺さん、ルッキーニちゃん、カッコ良かったよぉ!』
俺「ハハハ、じゃあ下に降りようか。先に行ってるねルッキーニちゃん」
ルッキーニ「あー待ってよ〜置いてくなんてヒド〜イ」
街の防衛に成功した俺たちは勝利の余韻に浸る。
ウィッチとして人を、笑顔を守ることの大切さを噛みしめながら。
だが、そのせいで見落としていた。街の人々の様子がおかしいことを。
誰一人としてロマーニャが救われたのに笑顔を見せていないことを。
皆、降りてくる英雄の1人を茫然と見つめるだけだった。
293 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 09:37:45.50 ID:+0E/9HFv0
ネウロイは砕け(ry
294 :
変身俺 〜休日、そのオワリ〜:2010/11/30(火) 09:43:10.99 ID:ZRZauiiNO
最初に異変に気付いたのはシャーリーだった。勝利を喜ぶどころか不穏な空気を変わっている人々に。
それは、俺が地上に近づく度に膨れ上がっている。
シャーリー(なんだこの嫌な感じ……みんな俺を見てる?……しまった!!)ハッ
シャーリー『俺っ!降りてくるんじゃない』
シャーリーの声が届く前に俺も気付いてしまった。皆が自分を見ていることに。
自分の姿が半分……ネウロイであることに。激しい戦闘で失念していた。
この姿は一般人に見られてはならないという決まりを。
覚悟はしていた。ルッキーニを助ける為に姿を晒すときに何が起きても耐える覚悟をした。
だが、その覚悟は一番近くに見える民間人の一言で脆くも崩れ去る。
民間人「……化け物」
俺「ッ!?」
民間人「うわあああ!ネウロイだッ」
民間人「人に化けてるぞ!」
民間人「早く逃げろぉぉぉお」
民間人「殺されるッ!!」
ウワァァァ イヤァァァ ネウロイダ ニゲロ!
295 :
変身俺 戦闘描写しょぼくてすまんお…:2010/11/30(火) 09:47:10.70 ID:ZRZauiiNO
芳佳「えっ?なに?なんで皆逃げるの?戦いは終わったのに……」アゼン
ルッキーニ「……どうして?俺はネウロイをやっつけたんだよ。怖がらなくていいの……」
民間人「おい、そこのウィッチ!ソイツを、そのネウロイを早く撃ち殺してくれ!」
ルッキーニ「!?……撃ち…殺す……?あたしが……俺を……?」
民間人「あんたらもウィッチじゃないのか!私たち市民を守ってくれよッ」
芳佳「えぇ?そ、それは……」
民間人「一緒に戦ってたわ。この人たちもネウロイの仲間かも!」
芳佳「そんなことっ!ネウロイだって倒したじゃないですか!」
ソウイッテワタシタチヲダマスキネ ウィッチガネウロイトテヲクンダノカ ハヤクニゲルンダ!
シャーリー(まずい…皆パニックを起こしている……どうにか手を打たないと大変なことに!)
俺『ザザッ…ザー…リー…シャーリーきこえる?』
シャーリー「ん!俺か、どうした……?」
296 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 09:48:10.20 ID:q02b0Knv0
俺の持ってるP2をひとつIDパス晒して共用にしてもいいんだけど
ここを見ているのが良い人だけとも限らんのであと一歩踏み出せない
297 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 09:50:36.65 ID:FbbCni1vO
安定のプロ市民だな
298 :
変身俺 〜休日、そのオワリ〜 :2010/11/30(火) 09:51:34.92 ID:ZRZauiiNO
俺『小声で話すからしっかり聞いてくれ…この状況を回避する手を思いついた……手伝って…』
シャーリー「――っな!ダメだそんなの!できるわけないッ」
俺『でもやらなきゃ…怪我人がでるし、君たちも危ない……いいからやるんだ……頼む…』
シャーリー「……わ、わかった(ちくしょうクソッたれ!!)」
俺(観客はこれまでにないくらい大入り。今回の演目はお芝居。主演は俺。さぁショーの始まりだ)
俺「ふふふ…あははは……どうやらこの姿を見られてしまったようだな!そうだ、俺様はネウロイ怪人!!
愚かな人間ども、貴様らを皆殺しにする為にやってきたのだ!」
芳佳「は?俺さん……何を言って……」
俺「そこのアホ面のウィッチどもに取り入って軍の情報を仕入れ、寝首をかいてやろうと考えたが
手違いでバレてしまったようだな……」
ルッキーニ「……俺?」
俺「よく気付いた民間人。アホなウィッチは騙せたが…こうなればヤケだ。暴れてやる!」
民間人「や、やっぱりね…おかしいと思ったのよ!ウィッチと一緒にしないでくれる」
299 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 09:55:07.16 ID:FbbCni1vO
こういう展開見ると、キルバーンみたいな奴が欲しくなるよな
300 :
変身俺 人はどの時代でも得体の知れない何かに怯える生き物である:2010/11/30(火) 09:55:48.56 ID:ZRZauiiNO
芳佳(この人、さっき私たち疑ってたのに……)
俺「だが、シールドは張れまい。喰らえ」ビュィィン
民間人「キャーッ!」
バシュゥゥゥゥン
シャーリー「誰がアホ面だネウロイ怪人よぉ。このウィッチであるあたしがいる限り市民に手は出させんぞ」
芳佳(シャーリーさんまで…これってもしかしてお芝居?何する気だろ……)
俺「ふん、お前らに何ができる!これほど多くの人を守るとでもいうのか?我らネウロイから!」
シャーリー「ああ、守ってみせるさ。人を、笑顔を。自分を犠牲にしてもそう願う奴があたしらの仲間にいるからな」
俺「(……シャーリー、ごめん)ならばやってみろ。俺様を倒してみろよ。ウィッチ!」
シャーリー「言われなくても……すぐに終わらせるさ(この三文芝居を……)」カチャ
ルッキーニ「シャーリー!それって!」
シャーリーがとり出したのは軍に属する者なら皆に配られる拳銃。芳佳以外は501のウィッチは持っているもの。
それを前に突き出し俺に対して照準を合わせる。そしてそのまま引き金を引いた。
301 :
変身俺 〜休日、そのオワリ〜 ただそれは仕方のないこと:2010/11/30(火) 09:58:41.07 ID:ZRZauiiNO
パァン
1発の銃声が響く。
同時に俺が胸を抑え苦しがった。
俺「ぐ、おおおぉぉぉお!」
芳佳(シャーリーさん!本当に撃ったの!?)
シャーリー「どうだい、魔力を込めた特別製さ。苦しいだろ?もう1発サービスしてやろうか?」カチャ
ルッキーニ「ダメッ!撃たないでっ」
坂本『安心しろルッキーニ。今のは空砲だ。宮藤も落ち着け』
芳佳「坂本さん……来てくれたんですね!」
空を見上げると、坂本、バルクホルン、エーリカの3人がこちらに向かっているのが確認できた。
坂本『今は説明してる暇がない。周りに動揺を悟られないようにしておけ、この事態を収拾する』
エーリカ『俺が通信で作戦を伝えてくれたんだよ。とは言ってもお芝居なんだけど』
俺「くっ……仲間が来たか。これは歩が悪いな。人間ども!今日は大人しく引いてやる。だが我々は諦めんぞぉ!」
シャーリー「いつでも来い。ウィッチが帰りうちにしてやるさ!」
302 :
変身俺 〜休日、そのオワリ〜:2010/11/30(火) 10:03:14.51 ID:ZRZauiiNO
俺「……ハハハ(このまま先に基地へ戻る。これで大丈夫……)」ドシュウゥゥゥ!!!
民間人「おおっ!ネウロイが逃げていくぞ!俺たちは助かったんだ」
民間人「さすがウィッチだ。頼りになる。僕らを守ってくれた!」
ワイワイ ヨカッタ ウィッチノオカゲダ アンシンシタ
ゲルト「パニックは治まったようだな。あんな安易な芝居でどうして……」
坂本「不安だったんだろう。ネウロイは人類の敵だ。いくらロマーニャを救ったからといって
救世主が同じネウロイじゃ惑うさ。頭では分かっていても本能が恐れてしまう」
エーリカ「民間人にとって私らみたいなウィッチが希望だからね。すがれるものが必要だった。
この場合シャーリーがその役を引き受けて皆を安心させたってわけ。
笑えるような三文芝居でも効果は抜群なんだよ」
ゲルト「なるほどな……だが納得いかん。それでは結局、俺が救われないじゃないか……!」
坂本「誰かを恨むようなことじゃない。気に病むな大尉。……私たちも降りるぞ」
ブォーーーーーー
シャーリー「…………」
303 :
変身俺 〜休日、そのオワリ〜:2010/11/30(火) 10:08:31.80 ID:ZRZauiiNO
・ ・ ・
坂本「街に被害なし。負傷者なし。混乱も時期治まるだろう。あとは任せて宮藤たちは基地へ戻れ」
芳佳「……はい。坂本さん、俺さんのことは……」
坂本「心配するな。マスコミ対策はするし、身元もバレないように気をつける。大丈夫だ。仲間は守る。
……シャーリー、お前たちのしたことを責める気はない。あれがあの時の最上の手段だった」
ゲルト「私たちがもっと早く気付いていれば……スマン」
シャーリー「分かってるよ。あたしだってこれでも大尉だ。分別くらいつくさ。でも……」
シャーリー「仲間に向かって引き金を引くのは…例え演技でも……つらいな……」
芳佳「シャーリーさん……」
シャーリー「悪いけどハルトマン、帰りの運転頼んでいいか?あとルッキーニ、お前のストライカー貸してくれ」
エーリカ「……うん。いいよ。安全運転で届けるね」ニシシ
ルッキーニ「シャーリー、気をつけてね」
シャーリー「すまん。皆ありがとう」ヒョコン
ブォーーーーーー
304 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 10:09:04.39 ID:XAnQljbt0
細かいことだけどシャーリーは標準のPPKじゃなくてM1911(コマケェコタァ
305 :
変身俺 〜休日、そのオワリ〜:2010/11/30(火) 10:12:01.69 ID:ZRZauiiNO
ルッキーニ「シャーリー泣いてた……俺も飛んでいくとき笑ってたけど泣いてた……うぅ…うわあああああん!」
芳佳「俺さんがなんでこんな、悲しい思いしないと……いけないの……?」グスッ
ゲルト「……そうだな、なんでだろうな。堅物の私にはさっぱりだ」ギュッ
――――――――
俺「坂本さんたちも来たし今頃混乱も収まってるだろうなぁ……」
俺「化け物…か……そういえばあの人、俺のショーを見てくれた人だった……」
俺(こうなることは最初から分かってたのに。改造される時も言われたし、覚悟はしてたんだけど……)
俺「ダメダメ!弱気になるな。笑おう。笑っていれば幸せになれる。わっはっは!」
俺「ハハハハハハッ…つらくない……アハハ…苦しくない……ハハハ……笑い飛ばせ」
警告【魔導装置作動率低下:60%】
俺「あれ……?どうしたんだ……身体が動かない……え?右手のネウロイ化が解除された!」
警告【魔導装置作動率低下:40%】
306 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 10:17:16.67 ID:d02rvN9eP
最後まで道化の仮面を被り続けるか
変身系はそういうとこネックだよな、ネウ俺とアギトも気になるわ
307 :
変身俺 〜休日、そのオワリ〜 >>304マジで!?うわ無知を晒した恥ずかしい…:2010/11/30(火) 10:17:44.15 ID:ZRZauiiNO
俺(なんだよコレ!まずい、脚も解除されそうだ……どこかに降りないと……)
俺「確か近くに訓練用の孤島が……あそこで少し休もう」シュウゥゥゥゥ
警告【魔導装置作動率低下:30%】
・ ・ ・
俺「あ、危なかった……もう駄目だ。維持できない……(身体が重い。力が抜けていく…)」ドスン
警告【魔導装置停止・・・】
俺(眠いなぁ…なんか考えるのも面倒だ……どうでもいいや……このまま寝てしまおう)スースー…
――――――――
シャーリー「俺えええぇぇぇぇ!」ブォーーー
シャーリー(どこだッ、あのスピードならそろそろ追いつくはずなのに……!インカムも通じない)
シャーリー「俺えええぇぇ!おれぇぇぇぇぇ!!」グスッ
シャーリー(いない……基地に戻ったのか…?…そうだな、きっと帰ってるさ……また笑ってるんだろうか?
平気な顔して……急いで飛び出したけど、あたしはアイツに会ってどうするんだろう……?)ブォーーー
Part4 END
308 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 10:20:10.79 ID:XAnQljbt0
乙だな
こういうジレンマ展開、嫌いじゃないぜ
だが俺のシャーリーを心配させる不届き者はいかんなぁ
と思ったら俺の俺も俺団で絶賛心配かけてた件
309 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 10:20:48.20 ID:d02rvN9eP
乙乙
毎回楽しみにしてる
前回のスタゲといいやっぱヒーローの挫折は熱い
310 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 10:25:14.67 ID:q02b0Knv0
そして再起が最高に熱い
とプレッシャーをかけてみるテスト
311 :
変身俺:2010/11/30(火) 10:27:02.45 ID:ZRZauiiNO
4話終了。今回はどうにもならない理不尽さを出したかったけど分かりづれぇですはい
ストパンの設定もよく知らずミスを犯したのもごめんなさい
朝からグダグダで申し訳ありません。それでも読んでくれてありがとうッス
5話も早く書くようにしたい。でも今はディケイドの続きを書いてたり…(爆
312 :
悪運な俺:2010/11/30(火) 10:33:20.64 ID:R4jbhtv9O
シリアスだ…
胸が熱くなるお話の後で申し訳ないが行っても良いかしラ…
313 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 10:33:53.85 ID:XAnQljbt0
股間が熱くなる話でもいいんだぜ
314 :
悪運な俺:2010/11/30(火) 10:34:59.96 ID:hYfGI0ha0
股間はナイハズ…
一応大まかなアラスジデス
多分前々々スレ 俺「ストライクウィッチーズ……なのかもしれない」の
>>476から続き
最新のをwikiに乗せてますが一応トビトビだったので
--------生き残ったらバルクホルン中尉、結婚してください、指輪も良いの準備しますから--------
パ・ド・カレー撤退戦で戦時中行方不明だった俺はジェットストライカーのお詫びと新型ストライカー『ロータリーストライカー』のテストを兼ねて
配属され、バルクホルンに亡霊と勘違いされる
俺が一方的に約束していた結婚の話を出会いがしらに持ちかけるもバルクホルンの態度を見て無理に結婚を持ちかけるのも気が引けたので俺は
その話を白紙に戻してしまう
その後、ノイエ・カールスラントからウルスラ・ハルトマンがストライカー研究と整備の為に501に配属
ウルスラは俺と面識があり2度にわたる撃墜から救った俺にとっての『幸運の女神』だった
その後なんやかんや(シャーリーを股間の前に座らせたり、過去に泣くウルスラを抱きしめたり、エーリカと裸で抱き合ったり、風呂でバルクホルンの胸に挟まったり)あった
人類の反抗作戦『オペレーションマルス』に単独大和に乗り込み、501メンバーに不安を与えながらも
俺はウルスラとガリア撃墜時に助けられた少女の姿をした手のひらサイズの人型ネウロイに支えられ、バルクホルンはシャーリーやエーリカに支えられ
ネウロイが奪取した『ウォーロックツヴァイβ』の乱入もあったがこれを俺は人型ネウロイの強力の元撃破し、ヴェネツィア上空のネウロイの巣も撃破し作戦は無事とはいえないが終了した
怪我だらけやまわり道をし、出会った過去を思い出しながら、俺とバルクホルンは月明かりでうっすらと照らされた医務室で互いの体を重ねた
それからのお話
315 :
悪運な俺:2010/11/30(火) 10:36:58.98 ID:hYfGI0ha0
ロマーニャ開放から3週間後 第501統合戦闘航空団基地内 バルクホルン&エーリカの部屋
宮藤「失礼しま〜す、わぁ…綺麗です〜…」
バルクホルン「あ、ありがとう宮藤」
片付けられ、物がほとんど無い部屋の椅子に座っている白いウェディングドレスを着たバルクホルンを見て宮藤は息を呑みながら
彼女の近くに寄る
宮藤「おめでとう御座いますバルクホルンさん!クリスちゃんが来てるのでお知らせに来ました」
バルクホルン「何っ!?クリスが!」
宮藤「あ!?駄目ですよすぐ動いたら…」
ガタンッ と音を立てて座っていた椅子から立ち上がろうとしてこの世界では珍しい長い純白のスカートに足を取られ
転げそうになるのを宮藤に抱きとめられる
その二人が抱きしめられる格好を部屋に入ってきた人物に見られ大笑いされた
シャーリー「あっはっはっは!履きなれない物だから気をつけないと本番でも転ぶぞ?」
バルクホルン「た、大尉っ!?どうしてここへ…」
シャーリー「結婚式の準備も大体終わったからね、花嫁の様子を見に来たんだけど良いものが見れたな〜」
バルクホルン「この衣装も要らぬと言ったのにあいつがどうしてもと言うから…笑うが良い」
シャーリー「そうだな、歩きなれない格好をするバルクホルンを見るのは笑えるけど…」
部屋の入り口に立っていたシャーリーはゆっくり彼女の近くに歩いてきて、ウェディングドレスを纏ったバルクホルンの目の前で止まる
316 :
悪運な俺:2010/11/30(火) 10:39:04.10 ID:hYfGI0ha0
シャーリー「綺麗だと思うぞ?その姿はさ。 本当にあの堅物かと疑うくらいだよw」
バルクホルン「ぬ…ぬぅ…」
少し気恥ずかしそうにバルクホルンは優しく笑うシャーリーの視線から目を外して入り口を見ると
車椅子に乗ったクリスと、その後ろで車椅子を引くミーナが部屋に入ってきた
クリスはその姿に息を呑み、ミーナは少し羨ましそうに惚れボレしている
ミーナ「見違えるわねぇ…おめでとうトゥルーデ」
クリス「わぁ…」
バルクホルン「ひ、久し振りだな、クリス…」
バルクホルンは自分の姿のせいなのか妹のクリスに対してどう接して良いか分からず椅子から純白の手袋をした手を振る
その態度を見かねてミーナはクリスの乗る車椅子を押してバルクホルンの前に歩み寄る
クリス「うん…久し振りだねお姉ちゃん。 結婚おめでとう!」
バルクホルン「ありがとうクリス」
クリス「相手ってあのお兄ちゃんなんだよね?」
バルクホルン「そ、そうだぞ!」
クリス「いいなぁ…昔の結婚の約束を守ってくれる人と結婚出来て…」
シャーリー「ほほぅ…?」
ミーナ「あら?」
317 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 10:39:39.29 ID:XAnQljbt0
シャーリー単芝www
318 :
悪運な俺:2010/11/30(火) 10:41:45.13 ID:hYfGI0ha0
宮藤「へぇ〜…まるで映画みたいなお話ですねぇ、詳しく聞かせてくれる?」
花嫁の部屋に居たシャーリー、ミーナ、宮藤はクリスの発言に興味を持ったのか
ニマァ〜っと頬を緩めてその話をもっと聞かせてと頼み始める
バルクホルン「そ、その話はいいじゃないか!?な、クリス?」
クリス「でも本当の事だよ?」
バルクホルン「私はあの時考えるって言ったんだ…」
クリス「でも今日本当に結婚するんでしょ?」
バルクホルン「あ、ああ…」
結婚をするという言葉に未だ頬を赤らめている純白の花嫁は頬を掻いて肯定する
クリス「これでお兄ちゃんも家族だね〜、お父さんとお母さんは居なくなっちゃったけど喜んでくれるかな?」
バルクホルン「…そうだな、父上も母上も俺の事を好いていたからな とても喜んでくれるだろう」
クリス「一番お兄ちゃんを好きなのはお姉ちゃんだけどね〜」
バルクホルン「なっ…!?」
クリスの言葉に恥ずかしくなりつい否定しそうになるが、反動的に出そうな言葉を飲み込み、赤面しながらもゆっくりと正直な気持ちを吐き出す
バルクホルン「そうだ、私はあいつを一番好いているぞ」///
シャーリーとミーナからご馳走様でしたと言われ、バルクホルンは耳まで真っ赤になる
319 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 10:42:51.79 ID:ZRZauiiNO
プレッシャーでうんこ漏れそうになってる間に悪運さん来てる!
支援だだだ
320 :
悪運な俺:2010/11/30(火) 10:43:12.53 ID:hYfGI0ha0
ミーナ「そろそろトゥルーデの仕度も終わらせないといけないし、皆は外で待っててくれる?」
シャーリー「あいよ、私は花婿の様子でも見てくるよ」
宮藤「私はクリスちゃんと外で待ってますね、それじゃあ行くよ?」
クリス「うん!ありがとう芳佳ちゃん!」
元々面識の無かったクリスと宮藤だったがお互いの姿が何処か似ていた為か、それともバルクホルンに前もってお互いの事を知らされていた為か
仲睦まじい友達のように話しながら宮藤がクリスの乗った車椅子を押して部屋を後にする
バルクホルン「これでもまだ準備が足りないのか…」
ミーナ「そうよ?今日の主役ですもの、もっと着飾らなくちゃ」
そういってミーナは花嫁衣裳を着たバルクホルンの背後に回り、彼女の髪を縛っているリボンを解き、机の上のバックから白い花の付いたリボンを二つ
取り出して彼女の髪を再び二つに縛る
バルクホルン「しかし…この格好は不慣れでいかんな…」
ミーナ「その言葉、俺さんが聞いたら泣くわよ?」
バルクホルン「ふふふ…確かに泣きそうだ。だがどうしてもこの長いスカートは履き慣れん…」
片方白い花の付いたリボンを巻き終えたミーナはもう片方に取り掛かりながらゆっくりと花嫁へと語る
ミーナ「そうね、私達ウィッチは常にズボンを履いてるから慣れないのかも知れないわね…でも」
バルクホルン「ん?」
321 :
悪運な俺:2010/11/30(火) 10:46:05.76 ID:hYfGI0ha0
ミーナ「その長いスカートには戦わないって意味があるのよ?」
バルクホルン「戦わない?私は軍じn…」
軍人だと言おうとした彼女の口を後ろから人差し指を立てに立たせミーナはバルクホルンの口に当てて静止させる
ミーナ「今日の貴方は花嫁なのよ?今日という日はストライカーを履かない、戦う必要の無い、ウィッチとしてではなく一人の女性として
結婚する…昔はウィッチの力を必要として結婚する場合もあったみたいだけど、今日の貴方は違うでしょ?」
バルクホルン「…ああ」
ミーナ「一人の女性として、そして守ってもらえるほどの人と結婚する…羨ましいわよ?」
バルクホルン「ふふふ…守ってもらえるほどあいつに器量があるかは問題ではあるがな」
ミーナ「そうして貰わないと困るわ、なんて言ったって私の、私達の家族が嫁いで行くんだもの…」
バルクホルン「ミーナ…」
もう片方のリボンも終わり、バルクホルンは二つのリボンに付いた白い花を揺らしながらミーナに振り向くと
彼女の目は少しだけ潤みながら優しく微笑んでいる
ミーナ「ちょっと感傷的になっちゃったわね…後はベールを被れば大丈夫だから…」
322 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 10:48:29.60 ID:XAnQljbt0
それはスカートではない!
ベルトだ!!
323 :
悪運な俺:2010/11/30(火) 10:49:08.09 ID:hYfGI0ha0
バルクホルン「…なぁミーナ」
かばんから机の上に白いブーケを出したミーナにバルクホルンはゆっくりと彼女の前に立つ
ミーナは少しだけ涙声になりながら答える
ミーナ「どうしたの?」
バルクホルン「私とヴァージンロードを歩いてくれないか?」
ミーナ「それは…」
本来花嫁の両親のどちらかが花嫁を花婿へと託すまでの道を共に歩む習わしがある
バルクホルン「私の両親は居ない…だが私を気にかけてくれた『家族』はここに居る、だからミーナ、私と一緒に歩いて欲しい
もちろんこの501の皆が家族だが…」
花嫁の言葉に涙をするようにミーナの瞳は揺れながら花嫁の手を握る
ミーナ「勿論一緒に歩くわよ、家族としてね…ありがとうトゥルーデ…」
バルクホルン「感謝を言うのは私のほうだ、ありがとうミーナ」
324 :
悪運な俺:2010/11/30(火) 10:52:28.23 ID:hYfGI0ha0
第501統合戦闘航空団 昼前 俺の部屋
ペリーヌ「もうちょっとシャキっとしなさい!」
俺「そう言われましてもコレが素の顔で…」
エイラ「酷な事いうなッテ」
ロマーニャが開放されてから3週間後、俺が意識を取り戻してから2週間後の事
俺とトゥルーデは第501統合戦闘航空団が解散する前に結婚しようという流れになった…というか俺がそうした
最初こそ皆に驚かれたが、今は祝福している…ハズ
ペリーヌ「今日の貴方はバルクホルン大尉にとって最高の紳士になってもらわなければなりませんのに…」
エイラ「…最高の紳士って聞くとちょっとアレな人っぽイナ」
白いタキシードに身を包んだ俺はペリーヌの監修の元みっちりと外見を固められていった
タキシードなんてどれも同じだと思ったがまさか白一色になるとは思わなかったけど…
ペリーヌによって花婿に仕立てられている俺の様子をエイラは椅子に座って楽しそうに笑っている
ペリーヌ「おだまりなさい!それほど今日が重要な日って事ですのよ?まったく…」
少しだけ不満そうにしていたペリーヌは大きくも無く、かといって小さくも無い白い薔薇を俺の胸ポケットにつけ始める
ペリーヌ「これは私からのプレゼントです事よ、貴方には少々勿体無い気もしますがそれで少しは品が出ますでしょう」
それだけ言って再び衣装の道具が入っているであろうバックを漁りにペリーヌは俺から離れる
俺「なあ、エイラ、俺ってペリーヌに嫌われてる?」
325 :
悪運な俺:2010/11/30(火) 10:55:56.62 ID:hYfGI0ha0
エイラ「くっくっく…あのツンツンメガネな、この間ずっとこの白い薔薇をロマーニャじゅうを探し回ってたんダヨ」
横で傍観していたエイラは楽しそうにかばんを漁っているペリーヌを指して笑いながら言う
エイラ「大尉の為ってのもあるかも知れないケド、嫌いな奴にそこまでするような奴じゃないからキニスンナッテ」
俺「そっか…」
何かを取り出したペリーヌは再びプリプリと少し不満気味に俺に近づく
ペリーヌ「どうかしまして?」
俺「中尉、ありがとうな」
ペリーヌ「な、なんてことありません事よ!?コレくらい淑女の嗜み…」
行き成り感謝されたペリーヌは肩をビクつかせ驚いたが不満そうな表情は消えてくれたようだ
その様子を見て再びエイラは笑っているとシャーリーが俺の部屋に入ってくる
シャーリー「よう、順調にやってるか?」
俺「おおぅ…多分順調だ」
シャーリー「ほほぅ…バルクホルンも凄かったけど俺も花婿って感じだな」
俺「そうか?」
シャーリーは俺の目の前までやってきて俺の体を下から上まで見るように上半身を動かしながらじっくり見ている
シャーリー「…ああ、とっても似合ってるぜ」
326 :
悪運な俺:2010/11/30(火) 10:58:09.81 ID:hYfGI0ha0
ペリーヌ「当たり前ですわ、私が見立てているのですから」
エイラ「ハイハイソウダナ、ちょっとサーニャの様子見てこようぜツンツンメガネ」
ペリーヌ「え?ちょっとお待ちになって、確かにもう終わりですがバックくらい仕舞わせt…」バタン
エイラは待ちきれないと言わんばかりにペリーヌの腕を掴んで俺の部屋を後にする
置いていかれた花婿とシャーリーは出て行った扉を見てあっけに取られている
俺「どうしたんだあいつら?」
シャーリー「ん〜…サーニャがピアノの練習を見られるの恥ずかしいからって言ってたからな、俺の部屋で時間を潰してたみたいだけど待ちきれなかったみたいだなぁ」
俺「ピアノはサーニャにまかせっきりだからなぁ…ちょっとすまない事をしたな」
シャーリー「いいんじゃないか?本人は張り切ってるみたいだしさ」
俺「なら良いんだけどさ、なあシャーリー、ウーシュとエーリカを見なかったか?朝から見かけて無いんだけど…」
ハルトマン姉妹の事を聞かれたシャーリーは一瞬ビクッ と肩を震わせた後、バツの悪そうな顔で視線を外に向ける
シャーリー「あ、あいつらは私も朝から見てないなぁ…ほんと、せっかくの日なのに何処に行ってるんだか…」
俺「そっか…」
シャーリー「そんな暗い顔するなって、あいつらもそのうちひょっこり出てくるだろうからさ 今日は胸張ってバルクホルンの花婿を務めろよ?」
俺「ああ」
俺はシャーリーの言葉に迷いこそ心の中にあったが、彼女を心配させないように間もおかず肯定した
327 :
悪運な俺:2010/11/30(火) 11:00:05.97 ID:hYfGI0ha0
第501統合戦闘航空団基地 中庭 昼頃
俺「…」
昼のまぶしい光が差し込む緑溢れる中庭には赤いヴァージンロードが基地内部への入り口から敷かれて今日の為に作った祭壇へと続いている
ヴァージンロードのわきには世話になった整備兵達やリーネ、ペリーヌ、エイラ、シャーリー、ルッキーニ、そして車椅子に座ったクリスとその後ろに宮藤が
立って見守ってくれている
祭壇の向こう側には牧師に装ったのか黒い服装を来た坂本少佐がボードに挟まれた紙を必死に呼んで復習している
その中にはミーナにウーシュ、エーリカの姿が無い
ミーナは俺が衣装の準備を始めた時に姿を見せていたから今は別の所に居るから良いとして…
俺「やっぱ来ない…か」
少しだけ、いや…とても寂しい気持ちになった
---「私は俺さんが好きです…空や使命よりもずっと大切です…貴方が私の前で初めて昇進してからずっと 居心地の良い貴方の隣が」---
2ヶ月ほど前のガレージで人類の反抗作戦『オペレーションマルス』の単独参加を止めようとして放ったウーシュの言葉が蘇る
気がつけなかった…というよりは早すぎたのかも知れない 初めて彼女の前で昇進したのは俺がまだ魔法力のピークを終えていない時であり
彼女もまた幼かった
けどそれから数年以上もずっと俺を慕ってくれた彼女の気持ちに答えることが出来なかったのだから、来ないのも当然なのかも知れない
だが自分で出した答えに嘘は付かない、受け止めなければ成らない事ならどれだけ寂しくても自分の出した答えだ
そう自分に言い聞かせて暗くなっているかもしれない表情を振り払うかのように1度だけ首を左右に振って顔を上げる
ヴァージンロードの先、基地内へ続く扉が開かれ、外に運び出されたサーニャのピアノの優しい音色が中庭中に響く
そこには少しだけ正装をしたミーナと、目を見張るほどの純白のウェディングドレスに身を包んだトゥルーデが二人、トゥルーデがブーケを持ちながら
左手を少し持ち上げ曲げているミーナの腕にそっと右手を置くようにして繋ぎ、ゆっくりと祭壇近くに居る俺のところへ歩み寄る
328 :
悪運な俺:2010/11/30(火) 11:05:23.65 ID:hYfGI0ha0
ルッキーニ「うじゅ〜、まっしろ〜」
リーネ「わ〜…」
クリス「お姉ちゃん…とっても綺麗だよ…」
綺麗としか言いようの無い神秘的な雰囲気を出すウェディングドレスのトゥルーデの顔は白いブーケに包まれているにも関わらずその下は真っ赤なのが
良く分かる
様々な人達の小さな声とサーニャのピアノが進むにつれて彼女達は俺の所に近づいてきて目の前で止まる
ミーナ「トゥルーデをよろしくね…」
優しく微笑むミーナは折り曲げていた腕を戻し小声で俺にそう語りかけて花嫁の隣を花婿へと譲る
俺はその言葉に静かに首を立てに肯定して空けてくれた花嫁の隣に立ち、ミーナがしていたように左腕をまげて花嫁をエスコートする
花嫁は花婿の腕に掴まり、ゆっくりと二人は坂本少佐の立っている祭壇へと歩み、たどり着いた
坂本「えーごほん…」
坂本少佐はバルクホルンの頼みによって牧師役をしている
彼女の黒髪と相まって黒い衣装は実に凛々しく見えているが
当の本人はミーナやペリーヌによって作られたボードに挟まれているお決まりの台本の台詞に悪戦苦闘し、未だに言いずらそうにしている
だが坂本少佐の言葉が始まると501の少女達や整備兵達は坂本少佐の台詞を聞くために声がフェードアウトするかのように止まる
坂本「お、俺…貴様…いや貴方はこの者にょを愛し、慈しみ…言いづらいな…」
結婚式のお決まりの牧師の台詞すら言いにくそうにしているとクスクスと501の少女達から笑いが漏れる
ミーナ「少佐、頑張って」
小声で応援される坂本少佐だがどうにも言いづらい事は変えられないらしく持っていた台本を祭壇に置きゆっくりと二人を見る
329 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 11:10:11.25 ID:d02rvN9eP
おいアパムボサッとしてんじゃねえ!壁だよ!壁ェ!
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 11:14:55.94 ID:XAnQljbt0
_
Vハ_ く\__
. / ヘ {\、\-─--_、 _
〈_∧ ∧_ | ト、 \  ̄ ,ハ ∧,>、
〉y'∧_>'´ハrf ヘ-ヘ《 〉/ -‐{>‐- 、
〈_'_∧ / / ,∠ニ \ ′ /\ ,ハ
,.イ 、ヽハ-ヘ/ (/`ヽ、 ヽ──-ミヽ -ヘ
{ 「`ソノノ ∧ {ヘ _,ノイノヘ.._/ ,>、 ヘ
V ´ 〉イ} `¨{ ノイ \ / \ }
ヽ==ァヘ/ /´f´ } ト、__ _><_ ヽ
Vヘ/\′ ヘ 〈 |__> -─へ._>┬─一′
Vハ ' ハ ヘ ソ 〈 _」_ノ ハ
. Vハ //, V / \ 〉7 ̄ ヽ  ̄_]ヘ、
Vヘ,><了了了Y ヽ_」>イ丶 ̄\
ィ´ ̄¨「 _」 { { { ,ハ { /´/´\ \ \
/ ⌒ソ | ̄ | ノ ノ ノ {ハ __ノ}} /,ハ、 \_ゝ-‐ヘ
〈  ̄ ‐-L.__|ノ ノ ノ /ヘ_\´《 { {ヘ、 ‐-{ハ
. V _,ノ ヘ  ̄ ── ニ≧>ヘヘ.} /\ ` ヘ
`Y´ 〈 ,ハ \〉<フ⌒ゝ-ヘ_
|/ヘ、 } { 〈 へ> 、
| ヽ, / \ / ヽ ハ
{ ハ,{ \ く ハヘ、
,ゝ、_/ リ `\ _ / ノ }__
★壁破壊代行始めました★
ムカついたけど壁を殴る程度じゃ足らない、壁を破壊したいけど破壊する壁が無い、壁殴りが高すぎる、そんなときに!
コブナント戦争で鍛えたチーフたちが一生懸命あなたの代わりに壁を殲滅してくれます!
モチロン壁を用意する必要もありません!スタッフがあなたの家の近くの家の壁を無差別に破壊しまくります!
1時間$20〜 24時間営業 年中無休!
331 :
悪運な俺:2010/11/30(火) 11:15:03.33 ID:hYfGI0ha0
坂本「…ふぅ、」
台本を置かれ、それを準備していたミーナとペリーヌの頭に「?」が出そうな何をするのだろうという顔をしている
坂本「今日、この二人は結ばれます」
ミーナ(少佐!?誓いの言葉を飛ばしてるわよ!?)
坂本「私達はこの記念すべき日に立ち会うことが出来ました」
既に覚えられる台詞を言いやすい台詞に変えられて坂本少佐の牧師の言葉が続く
坂本「ここに生あることを心より感謝し 二人の永遠の愛を共に祈りましょう」
準備された台詞とは違うが、牧師のような、そして最前線で戦っている者達に共感さえするような台詞を語り
坂本少佐は小さく頭を下げて目を瞑ると結婚式に集まった皆は少しの間坂本少佐と同じ様に小さく頭を下げて目を瞑り祈り始める
ミーナ(…もう美緒ったら、でも用意した台詞よりももしかしたらトゥルーデ達にとって良い台詞なのかも知れないわね)
互いに生のある事、それはパ・ド・カレー撤退戦で彼が生きていたこと、最終作戦でトゥルーデが撃墜されても生還した事
俺がネウロイの巣から生還した事…
それらを経験した新郎新婦にとってこの言葉はとても有難いことなのかもしれない
そう思ってミーナは一安心していたが、坂本少佐の奇跡はここまでのようだったようで…
坂本「では、この新しいチームに最初の任務を遂行してもらおう」
332 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 11:20:28.78 ID:q02b0Knv0
もっさんは和装よりウェディングドレスの方が似合いそうな気がする
333 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 11:23:27.57 ID:XAnQljbt0
,イ ̄ ̄ `ヽ
l`ヽ≡== ,,_ ヽ
`,ト_lγヽ) ll ,,=、x'
(_|:::〉ゝ-'ノ.ll.ゝ.ノノ
l∧ ̄l",--、ヽ::l_
_____∧ノ_ノゝ.◎)Y /___r‐┐
_'----/ミミミ`ー--彡ソ´  ̄ `ヽ
,::´/-‐-- '7 ̄ ̄ / ̄ ̄7x >____ヾ、::::::',
/:Y l ____/__./_. / .ヽ ノヽ .`Y',::::::,
/::;イ l ̄_ -====- __ ̄/ ./ r´ ゝ ̄`)l::::::i
,イ::::/ノ >-l-" /_ 二 _/__. `〈、 i__.ノ´ ̄ 7 X`ソ.,':::::l
./___./´r( l,==l- ‐‐- l-- ニ=ヽ l /---./ /、_/ /:::::,'
r‐y′.ヽ、 ヽ=_l -=〈ー,≡==-----i!___> / /、__l /:::::/
ヽ、,-、/_,-ゝ- 、i彡((`´/\ / /L≡≡'' ハ_‖:::::/
/ \ > ,-‐`ヽ´,,`Yiヽiヽ---/ /--`ヽ ̄ ̄/- 二!
{ /ミ___/ ,,Y, -、ヾ、´ヽl Y丶__l=≡ミ、ヽ ー/〈::::::l彡Y
l /-ミ/ .// l_ `i===ゞ Y ゝ´ `Yl|l!ヽ_ノ:::::::::::l彡l!
ヾ-==、 .i 丶 ヽニニンx \ .__===:::::::::,--ノ彡ノ
`ー-=ゞ∠ニニ' i\ _\ ̄::::::::::___// 7彡l
★壁破壊代行始めました★
ムカついたけど壁を殴る程度じゃ足らない、壁を破壊したいけど破壊する壁が無い、壁殴りが高すぎる、そんなときに!
チェルノブイリ周辺のZONEで鍛えたスタルカァたちが一生懸命あなたの代わりに壁を殲滅してくれます!
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1時間1000ルーブル〜 24時間営業 年中無休!
334 :
悪運な俺:2010/11/30(火) 11:26:14.36 ID:hYfGI0ha0
ミーナ「えっ!?美緒…」
俺「え…ぁ…え?」
バルクホルン「くっくっくっ…」
坂本少佐らしいその牧師の台詞に俺は戸惑うも
坂本「男らしく早く行け!」
と急かされる…
俺は出鼻を挫かれるものの、その意図を感じ取ったようでトゥルーデの頭に掛かったブーケをゆっくりと上へとめくり花嫁の顔をあらわにする
その顔は坂本少佐の言葉でリラックスしていたのか顔の赤みは取れて微笑んでいるように思える
花嫁の両肩を優しく包むように両手のひらに収めて花嫁の唇へと俺は顔を近づける
ウルスラ「ちょ、ちょっとまったーーーーーーーーーー!」
中庭に、この先まず聞くことも無いであろうウーシュの大音量の声と魔道エンジンの音が結婚式を開いていた中庭に響く
335 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 11:26:51.48 ID:XAnQljbt0
卒業かよwww
336 :
悪運な俺:2010/11/30(火) 11:30:57.53 ID:hYfGI0ha0
俺「ウーシュ!?それにエーリカ?」
二人の双子はメッサーシュミットを履いて中庭の上を旋回している
エーリカ「間に合ってよかった!俺ー!トゥルーデー!私達からの贈り物だよ〜〜〜〜」
ウルスラとエーリカは手に大きな籠を持っており、そこに手を入れて何かを結婚式を開いている中庭へと振りまく
バルクホルン「これは、花?」
白い花びらが結婚式場に舞う
ウルスラ「私達からのプレゼント、フラワーシャワーです」
エーリカ「ほらほらウルスラ、もっと一杯降らせないと!」
ウルスラ「は、ハイ…」
姉のエーリカに急かされるように空中でせっせとフラワーシャワーを降らせる様は天使のような双子の花さか爺さんのようでちょっと
おかしくなって俺は笑ってしまう
ルッキーニ「花の雨だー!」
シャーリー「よく考えたもんだな〜、あっはっはっは」
宮藤「すご〜い…」
花咲かじいさんはない
花咲かじいさんはない
338 :
悪運な俺:2010/11/30(火) 11:35:10.09 ID:hYfGI0ha0
白い花の雨が一通り終わって、ウルスラとエーリカは中庭に着陸し、双子は笑顔を新郎新婦に向ける
ウルスラ「おめでとう御座います、俺さん、バルクホルン大尉」
エーリカ「おめでとう、トゥルーデ、俺もねw」
その双子の言葉に俺とバルクホルンはそれぞれ多くの感謝の意味もこめて「ありがとう」と言い
俺は自分の顔が酷いくらいニカッっと笑っているのを自分でも分かりながらトゥルーデに向き直り
俺「愛してるよ、トゥルーデ」
バルクホルン「私もだ、俺」
まだ名残のように振っているフラワーシャワーの中、二人は誓いのキスを交わした
339 :
悪運な俺:2010/11/30(火) 11:41:25.52 ID:hYfGI0ha0
第501統合戦闘航空団基地内 中庭奥
結婚式に参加した基地のメンバーは祭壇のある中庭から奥に進み
物干しなどに使われる海の見える広い丘に出ていた
トゥルーデを囲った501メンバーの中で俺の隣にはエーリカがストライカーを外して歩いている
ウルスラも同様にストライカーを外して宮藤とクリスの隣に落ち着いていた
俺「今日は来ないかと思ったよ」
エーリカ「えー、どうして?」
俺「朝から見かけなかったしそれに…」
彼女達双子の思いに答えられなかったことに俺は少し寂しそうな顔をする
エーリカ「俺が決めた事だもん、しょうがないよ それにね?」
エーリカは俺の顔を覗き込むように上半身を倒しながら前を歩く
エーリカ「私も、ウルスラもエースなんだよ?」
俺「エース?」
エーリカ「うん、エースは弱くないんだよ 俺が決めた事を受け入れて立ち上がれるの」
俺「…流石だな、俺はエースじゃないから分からない境地だよ」
エーリカ「俺は撃墜数40以下だもんね〜」
俺「カールスラント勢の撃墜数が異常なだけだとおもうがなぁ…」
340 :
悪運な俺:2010/11/30(火) 11:46:18.97 ID:hYfGI0ha0
エーリカ「ネウロイの巣に単独出撃した人が言えるのかな?」
俺「それはそれ、これはこれ、だ」
エーリカ「そんな物なの?あ、そろそろブーケトスかな?」
全員が中庭の外の海の見える丘に出たところで皆が新郎新婦の周りに集まり始めた
トゥルーデは持っていたブーケを胸に抱えてミーナに目配せをした後、背中を向ける
ブーケを投げ、次に受け取った女性が結婚できるという慣わしのある儀式である
ブーケ・トスの準備に取り掛かった
俺「大丈夫なんだろうな…?」
エーリカ「大丈夫だよ」
背後を向けたトゥルーデの正面には501メンバーが様々な面持ちの表情で待っている
リーネ(芳佳ちゃん、芳佳ちゃん、芳佳ちゃん…)
ペリーヌ(次は私と少佐が…)
エイラ(サーニャ、サーニャ、サーニャ!)
ミーナを囲うように3名が獲物を見るような目でトゥルーデの背中を見つめている
更にその奥にニヤニヤとした表情をするシャーリーとルッキーニ…
俺「本当に?」
エーリカ「…多分」
341 :
悪運な俺:2010/11/30(火) 11:50:33.39 ID:hYfGI0ha0
バルクホルン「それでは行くぞ?そらっ!」
トゥルーデの掛け声と共に花嫁の手に握られたブーケは宙を舞い、ミーナ達のところへ飛んでいく
シャーリー「ふふふ、いっけー!ルッキーニ!」
ルッキーニ「うじゅあ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!と〜〜〜つげき〜〜〜〜〜〜」
エイラ「ゲッ!?ルッキーニを投げた!」
ペリーヌ「させませんわ!」
シャーリーの掛け声と共に投げられたルッキーニの前にペリーヌは慌てて飛び出しブーケを掴もうとして
手を伸ばし、ルッキーニとペリーヌの手にブーケは触れられるも掴む事は出来ないまま二人はブーケを通り過ぎる
ブーケは触れられた事により予定していたコースを大きくはずれ
ウルスラ「…?」ポスッ
ブーケは宙をくるくると回りながら、車椅子に座っているクリスの隣で
ただその様子を眺めていたウルスラの手元に落ち着いた
エイラ「アアアァァ…」
リーネ「そんなぁ…」
シャーリー「えへへ、失敗しっぱい」
シャーリー「あははは、これは仕方ないな〜」
オウフ
ネタが完璧にかぶったわぁ
ラストの展開変えなきゃ…
343 :
悪運な俺:2010/11/30(火) 11:55:37.08 ID:hYfGI0ha0
バルクホルン「む?投げたコースを見誤ったか…すまないミーナ、約束なのに」
ミーナの隣までトゥルーデは歩いて小声で謝罪する
ミーナ「仕方ないわねぇ、皆元気なんだから ふふふ」
ミーナは怒った様子も無く仕方ないと言わんばかりに笑いながら
俺の近くにいたエーリカの両肩をガシっと掴む
ミーナ「フラウ、貴方が結婚した時はお願いね?」
エーリカ(ミーナ、目が笑ってないよ…それに私より後に結婚する気なの…?)
501メンバーは様々な表情を浮かべながらブーケを受け取ったウルスラを見る
状況を把握していないウルスラにクリスは声をかけた
クリス「次はお姉ちゃんが結婚だね〜」
ウルスラ「次?」
クリス「そのブーケを受け取ると、次に結婚出来るって習慣があるんだよ〜?」
344 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 11:56:18.05 ID:FZlG/sotO
ネタ被りって最近よく聞くな…早く投下開始せねば……
345 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 11:57:05.11 ID:XAnQljbt0
ぶっちゃけ大抵のネタは何かしらの創作作品で使われてるんだ
被りなぞ気にせずどんどん投下すればいい
346 :
悪運な俺:2010/11/30(火) 12:00:03.67 ID:hYfGI0ha0
ウルスラ「…そうですか」
宮藤「わ〜、おめでとうございます、ウルスラさん!」
宮藤の言葉に コクン と頷いたウルスラはトトトッ と俺の傍まで静かに歩み寄る
ウルスラ「俺さん」
俺「どうしたウーシュ?」
ウルスラ「次は私らしいです」
ウルスラ持っていた花束を俺の目の前に笑顔で突きつける
ウーシュが落ち込んだ表情ではなく、明るい表情で笑っているのを見て俺は救われた気持ちで彼女を撫でる
俺「そういう習わしらしいな、おめでとうウーシュ 先に祝っておくよ」ナデナデ
ウルスラ「ありがとうございます、次は…ふふふ」
撫でられたウルスラはメガネの奥に滅多に見せないはにかんだ笑顔を見せながら舞い込んだ幸せのブーケをその胸に抱きしめた
347 :
悪運な俺:2010/11/30(火) 12:00:57.50 ID:hYfGI0ha0
今回はここまでで終了デス
悪運な俺も残すところ後エピローグのみとなりました
今回で終了かな〜なんて書いていったらエピローグ前がずいぶんと長くなって結局最後は次に持ち越しになりましタ…
ミジカクシロヨ…
花坂ジイサンは例えという事デorz
被った…だと…同じでも良いノヨ?
様々なツッコミと支援ありがとうありがとうゴザイマスb
長々と失礼しました、ソレデハ〜
348 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 12:01:04.69 ID:FbbCni1vO
>>342 俺も予定ではバルクホルンと結婚させるつもりだし気にスンナ
おねえちゃん結婚しまくりですね!
350 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 12:03:13.77 ID:FbbCni1vO
乙!いよいよ終わりかー
351 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 12:03:59.76 ID:XAnQljbt0
乙乙
お姉ちゃん何重婚かな
352 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 12:07:45.82 ID:/Gb+LY5SO
乙〜
353 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 12:11:34.77 ID:FZlG/sotO
乙
長く続いてる作品が終わりに近づくのはなんとも言えない寂しさがあるね
354 :
前1:2010/11/30(火) 12:11:45.77 ID:r8j9usuC0
乙
いっていい?
ここに壁を建てよう
356 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 12:13:07.51 ID:XAnQljbt0
357 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 12:13:55.68 ID:ZRZauiiNO
乙!
やっぱ結婚式話はいいね
ハルトマン姉妹が乱入してきた時は俺がさらわれるんじゃないかと心配したw
358 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 12:24:00.93 ID:q02b0Knv0
バッドエンドでなければいいのだ
359 :
前1:2010/11/30(火) 12:29:56.27 ID:r8j9usuC0
前スレ
>>873から
−病室−
ガチャ
マル「おい!バルクホルン!いつまで寝ている気だッ!」
不死身「ちょ、ティナさん病室ですよ。静かに・・・」
マル「お前は黙ってろ!」
マル「おい、バルクホルン」
マル「お前はそれでもカールスラント軍人か?」
ピクッ
マル「ふん。部屋に戻るぞ不死身」
不死身「え?あ、はい・・・」
ガチャ バタン
________
______
___
360 :
前1:2010/11/30(火) 12:38:32.87 ID:r8j9usuC0
−異世界−
ブォーーーーーーーーーーーーーーー
ヒュンヒュン
ナイト「チッ」
喉「フェルマータッ!」
サンダー「よし!進むぞ!」
ブォーーーーーーーーーーーーーー
ビッビッ
リフ「よっと」バッ
ドンドン
リフ「いい加減にしてほしいぜ」
デコイ「全くだ」
361 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 12:49:55.06 ID:XAnQljbt0
支援
ここからどうまとまるか期待だ
362 :
前1:2010/11/30(火) 12:57:05.13 ID:r8j9usuC0
ナイト「なにかクル」
サンダー「下だッ!」
ザッバアアアアアアアアアアアアアアアアン
バシャバシャ
リフ「戦艦型か」
アイス「こっちを狙ってるぞ!」
ウィイイイイン
ドシュウウウウウウウウン
デコイ「これはまた・・・なんて威力だ」
ウィイイイイイン
ナックル「また来る!」
ドシュウウウウウウウン
363 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 14:09:17.39 ID:w52UAMTXO
上げ
364 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 14:09:46.67 ID:6RCApDMO0
復活したか
365 :
前1:2010/11/30(火) 14:12:41.65 ID:1Fd3PNhL0
ザブンッ
槍「潜った!」
ナイト「厄介だな」
トビウオ「あいつの相手は俺に任せろ!みんなは進むんだ!」
トビウオ「水中で戦えるのは俺だけだぜ?」
リフ「・・・わかった。任せたぜ」
ナイト「おい!」
リフ「大丈夫だ。水中のあいつは誰よりも強い。俺たちがいても邪魔なだけだ」
リフ「あいつは負けやしないさ」
トビウオ「こいつを倒したらすぐに追いつく!」ブゥーーーーン
リフ「さ、俺たちも進もう」
ブォーーーーーーーーーーーーーーー
366 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 14:19:47.38 ID:xDAtE2BAP
お姉ちゃんといえば記憶喪失は結局あの後どうしたのか気になってる
367 :
前1:2010/11/30(火) 14:31:24.57 ID:1Fd3PNhL0
−元の世界−
ミーナ「宮藤さん、みんなの状態はどう?」
芳佳「順調に回復してます」
ミーナ「よかったわ」
芳佳「ただ・・・エイラさんが・・・」
ミーナ「エイラさん?」
芳佳「サーニャちゃんにおれさん・・・色々あって・・・」
芳佳「心のキズが・・・」
ミーナ「そう・・・」
ミーナ「おれさんのことはみんなショックが大きいわ・・・」
ミーナ「カウンセリングでも呼ぼうかしらね」
芳佳「私、病室に戻りますね」
ミーナ「ええ、ありがとう」
芳佳「失礼します」
368 :
前1:2010/11/30(火) 14:44:02.56 ID:1Fd3PNhL0
−外−
坂本「フンッ!ハァッ!」ブンブン
弟「お姉ちゃんッ!」
坂本「お!どうした?」
弟「俺に修業して!」
ショタ「ぼ、僕も!」
弟「666のみんながやられた今、俺がしっかりしなくちゃいけないんだッ!」
弟「俺!強くなりたい!」
坂本「・・・・・」
坂本「よし!いいだろう。しっかりついて来いよ」
弟・ショタ「はい!」
369 :
前1:2010/11/30(火) 14:51:41.62 ID:1Fd3PNhL0
−病室−
「うっ」ガサゴソ
シャーリー「バルクホルン!目が覚めたのか!」
ゲルト「ぐっ・・・」ハァハァ
シャーリー「おい!無理するな!まだ寝てろ!」
ゲルト「うる・・・さい、これくらいなんともな・・・い」ガサゴソ
シャーリー「なんともないわけないだろ!」
370 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 14:54:01.97 ID:xDAtE2BAP
もっさんが普通だ…
371 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 14:54:38.75 ID:WWOySNLhO
支援
372 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 14:58:04.53 ID:pHpgjnYB0
支援
373 :
前1:2010/11/30(火) 15:04:10.79 ID:1Fd3PNhL0
ゲルト「弟たちが頑張っているんだ。こんなところで寝てられん」チラッ
−窓の向こう−
坂本「ほら!しっかり走れ!」
弟「はぁはぁ」
ショタ「げほげほ」
坂本「私に追いつかれたら私の言うこと何でも聞いてもらうからなー!」
−病室−
ゲルト「それに少佐に弟を渡すわけにはいかんからな」フフ
シャーリー「バルクホルン・・・」
「俺たちも寝ていられないな」
シャーリー「!」
374 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 15:05:02.96 ID:qFihvH2z0
いや普通じゃないぞ・・・
支援
もっさん…どうしてこうなった…
紫煙
悪運読んで電車ん中でちょっと涙目になってしまった
なんでだろな…
377 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 15:07:49.27 ID:NaYk8Jdu0
いや落ち着け
普通だな
378 :
前1:2010/11/30(火) 15:09:44.47 ID:1Fd3PNhL0
シャーリー「男!」
メガネ「天使にいつまでも暗い顔させるわけにはいかないもんね」
「おはよう。俺のエンジェルちゃん」
シャーリー「キ84!お前・・・お前・・・」
シャーリー「心配したんだぞ・・・」ポロポロ
シャーリー「馬鹿野郎・・・ううっ」
ガバッ
キ84「イタタ・・・いきなり抱きつくなって・・・」
シャーリー「ううっ・・・よかった・・・」
379 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 15:13:26.02 ID:VUnRM1/j0
380 :
前1:2010/11/30(火) 15:16:37.03 ID:1Fd3PNhL0
大魔神「人前でイチャつかないでくださいよ。サーニャが見てるでしょ」
サーニャ「///」
シャーリー「お前ら!よかった・・・」
シャーリー「まってろ!みんなを呼んでくる!」
_____________
_________
バンッ!
エーリカ「男ーーーーッ!」
だきっ
ぎゅ
エーリカ「起きるのおそいよー」
男「お前もいつも遅いだろ?」
ちゅっ
男「っ!?」
エーリカ「おはよう」ニコッ
381 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 15:17:13.08 ID:6RCApDMO0
しぶとい奴らだ
382 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 15:19:21.95 ID:pHpgjnYB0
みんなイチャつきすぎだろ・・・
383 :
前1:2010/11/30(火) 15:22:09.62 ID:1Fd3PNhL0
ミーナ「あらあら」
三角「羨ましいぜ」
弟「みんな!」
芳佳「よかった」
リーネ「うん!」
マル「なんだ?バルクホルン。起きたのか?」
ゲルト「マルセイユ!・・・・と、誰だ?」
不死身「あ、はじめまして・・・」
384 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 15:27:39.59 ID:xDAtE2BAP
まだだ、これなら壁を殴るまでもない
385 :
前1:2010/11/30(火) 15:28:56.08 ID:1Fd3PNhL0
___________
_______
−ハンガー−
キ84の残骸
キ84「・・・・」
シャーリー「すまない・・・」
キ84「なんでシャーリーが謝るんだ」
シャーリー「もう戦えないじゃないか・・・」
キ84「仕方ないさ」
男の娘「そのことなんですけど」
キ84・シャーリー「ん?」
男の娘「別の機体を取り寄せておきました」
キ84「なに!」
男の娘「もう来るはずです」
386 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 15:31:04.62 ID:6RCApDMO0
ひゃっはー
新機体はパワーアップフラグだぜ―!!
387 :
前1:2010/11/30(火) 15:36:09.01 ID:1Fd3PNhL0
ゴォオオオオオ
キ84「あれは!」
???『こちら青い彗星。荷物を持ってきた』
男の娘「お久しぶりです」
青「ああ」
男の娘「ロボ子と私が改良した」
男の娘「士翼号です」
男の娘「飛行機じゃないんですがもしよろしければ・・・」
キ84「ありがとう!」
キ84「使わせてもらう」
男の娘「よかった」ニコッ
キ84(おお!///)
シャーリー「むっ」
ゴンッ
キ84「イテッ」
チート機体キマシタワー!
389 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 15:38:33.43 ID:6RCApDMO0
おお、懐かしいの来たなwww
390 :
前1:2010/11/30(火) 15:43:31.78 ID:1Fd3PNhL0
−食堂−
エーリカ「はい、あ〜ん!」
男「もぐもぐ」
エーリカ「私が作ったんだよ。たくさん食べて力をつけてね!」
エーリカ「みんなもどうぞ」
三角「まじで!」
オレ「いただきます!」
メガネ「ぼ、僕はペリーヌの手料理食べるから」ガクガク
ペリーヌ「そ、そうですわね!今から作りますわ」
男「旨いのにな」モグモグ
三角「」
オレ「」
メモ「宮藤さん!大変だ!二人が息してない!」
391 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 15:45:27.69 ID:qFihvH2z0
ペロッ・・・これは!うっ!
そしてついに士翼号もきたか・・・
支援
誰か胃薬持ってこぉーい!
393 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 15:48:56.95 ID:6RCApDMO0
久々の壁ラッシュwww
394 :
前1:2010/11/30(火) 15:54:10.80 ID:1Fd3PNhL0
−外−
坂本「さあ、二人とも!修業の続きだ」
弟「は、はい・・・」
ショタ「はい・・・」
坂本「腕立てよーい!」
________
坂本「23」
弟「くそ・・・」
ショタ「うへぇ・・・」
坂本「途中で止まったら私が上から乗るからな!」ハァハァ…
弟「うおおおおお」
ショタ「くぅっ!」
__________
坂本「40」
坂本「どうした?もう終わりか?」
坂本「よし!では///」
395 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 15:55:15.75 ID:WWOySNLhO
久々のイチャイチャ
支援
396 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 15:56:44.40 ID:6HxOIec1O
よし、じゃねーよwww
397 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 15:57:20.54 ID:pHpgjnYB0
もっさん・・・
398 :
前1:2010/11/30(火) 15:59:15.60 ID:1Fd3PNhL0
坂本(いたずらしちゃうぞ///)
ゲルト「させるかああああああ」
坂本「バルクホルン!」
坂本「邪魔をするな!これは訓練だ!」
ゲルト「なら次は射撃訓練だ!」
ゲルト「頼むマルセイユ!こいつらを連れてってやってくれ」
マル「何で私が」チラッ
マル「・・・・・」
マル「いいだろう。こいガキ共」
弟・ショタ「はい!」
399 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 15:59:26.33 ID:xDAtE2BAP
やっぱりもっさんはダメだった…
あかんこのもっさん…早くなんとかしないと…
401 :
前1:2010/11/30(火) 16:05:38.51 ID:1Fd3PNhL0
___________
マル「いいか?これをこうやってな」
弟「はい」
マル「ちがうちがう、こうだ」
ショタ「あ、はい」
不死身(こうしてみると親子みたいだな)
マル「お前も見てないで手伝え」
不死身「あ、うん」
マル(ふふ、悪くないなこういうのも)
402 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 16:07:40.23 ID:6HxOIec1O
ああ…やっぱり……
403 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 16:09:28.49 ID:6RCApDMO0
マルちゃん丸くなったなぁ・・・冗談抜きで
404 :
前1:2010/11/30(火) 16:10:15.55 ID:1Fd3PNhL0
−サーニャの部屋−
エイラ「サーニャ・・・ごMうぇん・・・・ワタジ・・・」
エイラ「うぐっ・・・ひぐっ・・・」
サーニャ「エイラ・・・」
エイラ「あのときサーニャの言うこと聞いていれば・・・」
サーニャ「いいのよエイラ・・・」ナデナデ
エイラ「うぐっ・・・ゴメン・・・」
サーニャ「エイラ」
ぎゅっ
エイラ「うわああああん」
−扉−
大魔神「フフ、よかったな二人とも」
405 :
前1:2010/11/30(火) 16:12:37.58 ID:1Fd3PNhL0
ここまで
また明日
406 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 16:14:41.54 ID:6RCApDMO0
乙乙お
異世界でのバトルとこっちでのイチャイチャを同時進行とかレベル高すぎwww
407 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 16:23:17.40 ID:qFihvH2z0
おつ〜
明日も期待してるぜ・・・
俺も夜に時間あれば投下する!
5時くらいに投下しようと思うけど大丈夫か?
409 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 16:31:34.28 ID:pHpgjnYB0
>>408 いいんじゃない?
その後時間あれば投下する
今晩も投下ラッシュか…良い事だ
乙!
こんなに大人数を動かせるなんて…さすが前1…!明日が楽しみだなあ
そして今夜の投下ラッシュも
今夜も眠れねえ!!
>>409 じゃあさらにその後に続かせていただこうか
俺はそのあとに行こう
414 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 16:53:21.99 ID:xDAtE2BAP
何人いるんだよwww
投下ラッシュがあるのはいいことじゃないか!
そのあとの空白期間がなければいいがな…
現段階で4、5人程度?
バイト終わってから1話辺りから見直しつつ書ききれれば投下しようか考え中な俺も居るし
このスレ今の奴らだけで埋まるんじゃね
じゃあ俺は今日は書きためにして明日行くわ
よしじゃあ
>>91の続きから
今回も2時間程度で書いた駄文だよ
俺がストライクウィッチーズの基地に来てから数日が経ったある日――――
ミーナ部屋で、坂本とミーナが顔を合わせて話し合っていた。
ミーナ「俺大尉の事なんだけれど…彼は陸軍の出身でしょう?」
坂本「うむ、それは確かに気になっていた。なぜ空軍の基地に配属になったのか。
彼の戦績なら、アフリカで陸上ネウロイを屠っている方がいいと思うのだが…」
ミーナ「確かにそうね…時々、上層部の考えは理解できないわ。」
ミーナは手元の資料に視線を落とす。
上層部から届けられたその資料には、女性のものではあるものの、ヴィットマンの名前から戦績まで事細かに書かれていた。
ミーナ「戦績、陸上ネウロイ270体撃破……航空ネウロイの撃破報告はないわ。」
坂本「ますます分からん…。まぁ今日はやつのストライカーが届くそうだ。それを見て判断してみよう。」
――――食堂
いつもの様に朝食を食べた後、俺は他のウィッチ達の雑談の輪の中へと入っていった。
俺のことがそんなに珍しいのか――確かに、男性のウィッチは異例だと聞いていたが――1日中質問された。
しかし今では、もう慣れたのか俺とも普通に接し、また俺も彼女らと分け隔てなく接している。
一応、階級はあるものの、彼女らにとって階級はあまり意味を持たないようだ。
リーネ「俺さん、今日ストライカーが届くんですよね?」
宮藤「え、本当ですか?
」
そう聞いてくるのはリネット・ビショップと宮藤芳佳。
同期で同じ軍曹という階級からか、いつも仲良くしているようだ。
俺「ストライカー?あぁ…確か、足に装着して空を飛ぶんだったか」
エーリカ「そうだよー、この前説明したじゃんっ。」
俺「あぁ、あまり実感が沸かなくてな。」
シャーリー「それなら、見てもらった方が早いんじゃないか?」
トゥルーデ「そうだな。貴様には早くここに慣れさせて戦力になってもらいたいからな。」
そう言えば、こっちに来てからストライカーというものにも見慣れなかったし、彼女達の戦いぶりをこの目で見たことはなかった。
ここではネウロイとやらが出てくる日時が凡そ分かるらしく、その予報まではまだ3日ほどの猶予があった。
ストライカーがまだ来ていないというのもあったが、坂本少佐の行う訓練も、基本的な事ばかりだ。
マラソン、腕立て、腹筋、背筋、その他諸々。。。
もちろん軍人だった俺に体力が無いわけでは無かったが、この体になってから如何せん、筋力が落ちた気がする。
坂本少佐にも、『そんなナヨナヨした体じゃ戦えないぞ!』、とバシバシと背中を叩かれたものだ。
……少佐の方がナヨナヨ…もとい、女性らしい体つきだとは思うがな。
――――ハンガー
そういう訳で、ハンガーにやってきたのである。
戦闘機が3機は入りそうな大型のハンガーには、ストライカーを駐機させるものが並び、その横で整備兵達がストライカーを入念にチェックしている。
……なるほど、整備まで女という訳ではないのだな。
シャーリー「今、『整備まで女ってわけではないんだな』って思っただろー」
俺「何故わかった?
」
ルッキーニ「シャーリーすごい!俺の心が読めちゃった!」
右隣を歩いていたシャーリーが、俺の顔を覗き込んでくる。
元の世界でアメリカに当たるリベリオン出身のウィッチだ。
向こうじゃ敵同士だったが、こっちでは随分と仲良くしてもらっている。
……でかいのが見えそうだな。
そしてルッキーニ。501の中で最年少のウィッチだ。
いつもシャーリーと一緒にいる天真爛漫なイタリア娘、いやロマーニャ娘か。
ともかく常に笑顔が絶えない子だ。
シャーリー「顔に出てたぞー。ま、私だって整備はできるけどなっ。」
俺「シャーリーは確か、バイクで世界記録を樹立したらしいな。」
シャーリー「およ?なんで知ってるんだ?まさかストーカーかー?」
俺「基地内の書庫で新聞を読ませてもらった。この世界の世界情勢、戦況その他諸々を把握しておきたからな。」
エーリカ「俺は勉強熱心なんだねー。朝起きたらいつも居ないし。」
と、ここで後ろからひょいっと顔を出したのはエーリカ・ハルトマン。
撃墜数300を数えるスーパーエースだ。
空軍は詳しくは知らないが、ドイツにもそんな名前のエースが居たな。
トゥルーデ「貴様も見習えハルトマン!いつも寝てるばかりじゃだらしがないぞ!」
そしてその隣を歩くのがゲルトルート・バルクホルン。
常に規律を最優先するような、軍人の鑑である。
それ故か、いつも怒ってばかりに見えるが。
425 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 17:13:39.69 ID:UQ9c4pLW0
しえーん!
自分も明日の夕方あたりに投下しようかしら
俺「バルクホルンの寝顔もだらしなかったが可愛らしかったぞ?」
トゥルーデ「な、なな、、、さ、さっさと訓練をはじめるぞ!」
顔を真っ赤にしてストライカーの方に歩いて言ってしまった。……怒らせたかな?
エーリカ「……にひっ、大丈夫だよ俺、トゥルーデは照れてるだけだから。」
トゥルーデ「う、うるさいぞハルトマン!」
……なるほど。
そんな会話をしている内に、トゥルーデとシャーリーがストライカーユニットへ足を入れる。
……俺は、今まで見たことのない光景を目の当たりにした。
2人がストライカーユニットに乗ると、当たりに青白い光を輝かせ、なんと動物の尻尾と耳が生えてきた。
魔導エンジンがゆっくりと回転を始めた。
やがて十分な回転数を得たストライカーユニットは、重力の束縛を解き放つその時を待っていた。
トゥルーデ「バルクホルン、出る!」
シャーリー「シャーリー、出るぞ!」
そして二人は、大空へと舞い上がった。
これがウィッチ、これが機械化航空歩兵……。
中隊の奴等に説明しても、この光景の半分も伝わらないだろう。いや、そもそも信じてもらえないだろう。
それほど、彼女達の離陸した瞬間は美しく、綺麗だった。
俺「…すごい、これがウィッチ……」
エーリカ「にひひっ、予想以上に驚いたみたいだね。だけど、俺もウィッチなんだよ?」
ルッキーニ「そーだよ、俺!俺もシャーリー達みたいに、空を飛べるんだよ!」
2人に言われるまですっかり忘れていた。俺にもウィッチの適正はあったのだ。
それどころか、この体の持ち主はガリアの撤退戦で活躍したと言うではないか。
迫りくる陸上ネウロイを、自慢の7.5cm砲で打ち破り、味方の撤退を援護したと、新聞に書いてあった。
……ここで俺は気づく。この時使用されたのは、ティーガーではなく三号突撃砲だということ。
そしてなぜ空 軍 基 地へと派遣されたのか。
エーリカ「そういえば俺は、なんでここに派遣されたの?陸戦ウィッチなのに」
俺「俺ではなく、この体の持ち主がな」
エーリカ「そーだった…。でも、俺も戦車乗りだったんでしょ?それなら、空軍基地に派遣されたのは不思議だね。」
俺「俺もそう思っていたところだ。……何故だ?」
エーリカ「さーね。でも、上層部にもそれなりの考えはあるのかも?」
俺「……だといいけどな。」
ルッキーニ「俺ー!シャーリーとバルクホルンが模擬戦してるよ!」
ルッキーニに飛びかかられ、少しよろける。
そして空を見上げると、二筋の飛行機雲が絡み合い、真っ青なキャンパスに複雑な絵画を描いていく。
戦場でしか見ることのなかったあの絵はしかし、こんなにも美しいものだったのかと、認めざるを得なかった。
ルッキーニ「にゃはー!シャーリーがんばれー♪」
ループやロールといった空戦機動を駆使し、互いに後ろを取ろうと競り合っている。
見る限り、彼女たちの技量は相当なものなのだろう、互いに譲り合うことがない。
まさにエースの機動だ。
エーリカ「あ!あのトラック、俺のストライカーじゃないかな?」
シャーリー「ホントか!?バルクホルン、模擬戦はお預けだ!」
トゥルーデ「あ、こら待て!」
エーリカがこちらに向かってくるトラックを見つけ、声をあげる。
無線越しにそれを聞いたシャーリーとバルクホルンも模擬戦をやめ、滑走路へと降り立った。
429 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 17:20:21.76 ID:Rw4zG4VHO
しえんさ
――――
トラックの荷台に積まれたストライカーは、カバーがかけられており、クレーンでゆっくりとハンガーへと降ろされた。
トラックから降りてきたのは技術士官だろうか、曹長の階級章をつけた男性だ。
士官「俺大尉殿でありますか?」
俺「そうだ。」
そう答えると、彼はカールスラント式の敬礼をし、俺もそれに答礼する。
…敬礼は変わらないのか。
士官「本日付で第501統合戦闘航空団に配備される対空戦用ストライカーを運んでまいりました。」
いつのまにかハンガーにはサーニャとエイラを除く全員が集まっていた。
……俺が言うのも何だが、訓練はいいのか?
ペリーヌ「陸戦用ストライカーですの?」
坂本「やはり陸戦用だったか……」
ミーナ「懸念していた通りね…」
宮藤「陸戦用ストライカーって初めて見るね,リーネちゃん。」
リーネ「そうだね、芳佳ちゃん…でも、どうやって戦うんだろう?」
俺「対空戦用?Y号戦車ではないのか?」
士官「いえ、それが上層部が間違えて大尉を派遣したそうで……」
今度は俺を含む全員が固まる番だった。
その士官が言うには、元々俺はアフリカに派遣される手筈だったらしい。
ところがどこに手違いがあったのか、なぜかここに派遣されてしまったそうだ。
ちなみにアフリカにはカリウス中尉が派遣されたらしい。
……上層部は、別に何も考えていなかったらしい。
士官「それで、少しでも戦力増強の為に対空戦用ストライカーが配備されたそうです……。」
ミーナ中佐や坂本少佐が睨むせいですっかり縮こまってしまっている。…彼は悪くないだろう。
俺「まぁ、過ぎてしまったことはしょうがない。俺はそのストライカーでしばらく頑張ってみるよ。」
ミーナ「でもあなた、ストライカーは使えるの?」
俺「まさか。でも、適性があるならどうとでもなるでしょう。」
坂本「男は度胸!なんでも試してみるもんさ!わっはっはっは!」
そこで、俺たちはストライカーを早速見てみることにした。
カバーを退けるとそこには、4つの銃身のついた武器と、機関部から成ったストライカーが鎮座していた
士官「IV号対空戦闘脚ヴィルベルヴィント。武装は4連装38口径20mm対空砲と、副武装としてMG34です。
W号戦闘脚の改修版で、マイバッハV型12気筒魔導エンジンを積んでいます。
機動性は中々のものですよ。」
支援
クーゲルブリッツでは無いのか・・・
支援ぬ
さるったか?
弾惜しむなよ!支援開始!!
まあこれだけ飛ばせばさる食らうわな‥‥支援
この文章を二時間とか・・・
支援
2時間でこれとか、才能ってやつか
支援
然し火力に不安が残るな
441 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 17:42:34.44 ID:pHpgjnYB0
支援
2時間とかよく書けるなほんと
1、2レスは行けると思うんだがな
やはり戦は火力か…
W号戦闘脚は、史実同様カールスラント陸軍の主力戦闘脚として使用されているストライカーユニットだ。
それに4連装対空砲を積んだ、ヴェルベルヴィント(つむじ風)の名を持つ機体が目の前にある。
バルクホルン「これが俺のストライカーユニットか?」
ミーナ「そうみたいね…。なるほど、上層部の手違いで彼は基地の防空任務に当てられてしまったというわけね。」
ペリーヌ「とんだトバッチリでしたわね、俺さん」
俺「いや、そうでもないさ。…形は違えどまた戦車を操れる。それだけで幸せだ。」
ルッキーニ「うじゅあー!あたしいっちばーんっ!」
ルッキーニが駆け出し、姿を現したばかりのヴェルベルヴィントに乗り込む
魔法陣が展開し、魔導エンジンが唸りをあげる。
1941年に、何度も聞いた、俺の操っていたエンジンの音だ。懐かしさがこみ上げてくる。
これだ、これなのだ、俺が聞きたかった鉄の咆哮は。ティーガーほど響かないが、それでもいい音だ。
シャーリー「こらー、ルッキーニ!それは俺のだろー?」
ルッキーニ「うぁー!このストライカー操縦が難しいよー!」
ルッキーニはまともに動かすこともできず、すぐに降りてしまった。
俺「陸のもだからな、空戦用とは使い勝手が違うんだろう。」
エーリカ「俺、せっかくだから乗ってみたら?
」
俺「そうだな、乗ってみるか……」
俺は初めてストライカーへと足を踏み入れる。
ふわりと、体が浮くような感触がしたと思うと、青白い魔法陣が展開し、耳と尻尾が生えてきた。
……俺の使い魔はトラか。意外にも冷静に全てを受け入れる。
――――頭の中に浮かぶのは戦車長としての知識、砲手、装填手としての知識、操縦手としての知識、そして通信手としての知識。
そして今は亡き戦友達の顔。
ミーナ「俺さん、すごい……」
シャーリー「うわぁ……なんて魔法力だ……」
ルッキーニ「俺、すごーいっ!」
初めて乗ったストライカーなのに、まるで自分の手足の様に動かせる。
そして、目の前の景色が赤に統一され、照準スコープのような三角形が並び、装填された弾薬のイメージが流れ込んでくる。
なるほど、これが固有魔法か。俺の魔法はどうやら、弾丸の威力――というよりも、触れたものの強度を上げるものらしい。
戦闘に特化した魔法だな。
……ん?…おかしい、視界がぼやけてきた。誰かが呼ぶ声がする――――
エーリカ「……俺?俺、俺!?――――――――」
ミーナ「た、大変!すぐにストライカーを止め……――――」
俺は、ストライカーを履いたまま気絶した。
<つづくかも>
書きため終わり
次の方どうぞ
446 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 17:52:12.48 ID:w52UAMTXO
乙
陸戦用ストライカーも“戦闘脚”という呼称を用いるのか
>>442 そこで怪力線戦車ですよ
448 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 17:53:30.84 ID:9k+GyXsdO
乙
ところで物体の威力を上げるって誰かやってなかったか?
乙
乙〜
>>448 イ`ヘ
/: :| ヽ
/ : :/ ヽ ___ _,,,:. .-: :´彡フ
_ノ\_∠: : : : : : : : :`: :-: :,:_:/彡 /
( : : : : : : : : : : : : : : `ゝ /
マ r::/: /: : | : : : : : : : : ::\ /
//: /: : : |: : | |: : |: _: : : :ヽ
ジ {/ 7|`\/i: /|:|/|´: : : : :|ヽ
〉 ,‐-‐、`|7 || |_::|,_|: : :|:::|: |
で / r:oヽ` /.:oヽヽ: :|: | :|
{ {o:::::::} {:::::0 }/: :|N
っ | ヾ:::ソ ヾ:::ソ /|: : |
!? ヽ::::ー-.. /ヽ ..ー-::: ヽ::| r--ッ
-tヽ/´|`::::::::::;/ `、 ::::::::::: /: i } >
::∧: : :|: |J \ / /::i: | /_ゝ
. \ヾ: |::|` - ,, ___`-´_ ,, - ´|: : :|:::|
ヽ: |::|\  ̄/ /| |: : :|: |
乙
454 :
パラレルワールド:2010/11/30(火) 17:58:26.59 ID:pHpgjnYB0
乙
今日の投下はレベル高くて辟易するが、行かせてもらう
前々スレ 俺「ストライクウィッチーズね!」
>>958から続き
あらすじ
突然、2010年の東京に飛ばされてしまった宮藤。
そこで俺と出会い短い時間だが、一緒に過ごすことになる。
2人は打ち解け、その生活を楽しんだがついに帰る方法が見つかった。
俺は隠そうとしていたが、宮藤にはバレていて涙の別れとなったはずだが…
第3話「再会?」
――その頃、ストライクウィッチーズの世界では
ミーナ「まだ見つからないのね…」
坂本「その時の状況はどんな感じだったんだ?」
ゲルト「何回も言ったが、ストライカーを撃墜されて海に落ちた。その後すぐに応援が来てネウロイを撃破。
そして、宮藤を探したが…」
シャーリー「見つからないってわけか」
>>451 どの俺かはちょっと覚えてないんだけど、銃自体を固有魔法で強化して殴ってた俺がいた気がする
とにかく乙。二時間でこんな書けるなんて尊敬するわ。俺もなんか書いてみようかな…
>>455 書け書け 俺でもかけたんだもっといいのが書けるぞ
457 :
パラレルワールド:2010/11/30(火) 18:03:20.17 ID:pHpgjnYB0
坂本「負傷していたわけではないのだろう?」
ゲルト「あぁ、だから泳いででも生きてると思ったんだが」
ゲルト「どうすればいいんだああああああああああああ」
ミーナ「落ち着きなさいトゥルーデ、どこか岸に辿り着いているのかもしれないわ」
シャーリー「そうだ、不謹慎な話だが死んだなら付近で見つかるはずだ」
ゲルト「だったら何故帰ってこない!あれからもうかなり経つぞ!」
ゲルト「はっ!もしや良からぬ輩に…」
その時、海岸の辺りで謎の発光があった。
シャーリー「ん?何か海岸の方が光ってないか?」
坂本「本当だな、何かあるのか?」
ミーナ「これは…宮藤さんだわ!」
ミーナがその能力で確認する。
しかし、反応は1つではなかった。
458 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 18:06:58.84 ID:w52UAMTXO
おっパラレルワールドがkt
パラレルさん来た!
460 :
パラレルワールド:2010/11/30(火) 18:08:34.66 ID:pHpgjnYB0
ゲルト「なんだと!?すぐに…」
ミーナ「待って!もう1つ反応があるわ。誰かはわからないけど…」
ゲルト「そいつが犯人だな!取り押さえにいくぞ!」
坂本「私達も行こう!」
―――――――――――――――――――――――
宮藤「ん…ここは…」
宮藤「海岸…基地の近くの…ってことは」
そう、宮藤は無事に帰ってくることができた。
しかし、たった今まで一緒に居た人が思い浮かび少し寂しくなる。
宮藤「俺さーん!ありがとーございましたー!」
これだけ大きな声で叫べば、きっと俺さんにも届くだろう。
そう思った矢先。
俺「呼んだ?」
宮藤「へ?」
振り返るとなんと俺がいた。
宮藤は、帰ってきたのだ…おまけ付きで。
461 :
パラレルワールド:2010/11/30(火) 18:13:29.52 ID:pHpgjnYB0
あの瞬間、本来なら宮藤だけ飛ばすはずだったのに
何故か俺まで一緒にこちらに飛ばされてしまった。
気付いたら海岸にいて、宮藤も倒れていたが目を覚まさないようなので
1人で付近を探索していた。
俺「しかし俺まで来てしまうとは…」
宮藤「予想外でしたね…」
俺「とりあえずどうしようか?」
宮藤「一旦基地に戻りましょう、事情を説明すれば俺さんも置いてもらえるはずです」
何事も起きなければいいが…
というか、何て説明すればいいんだ?
「違う世界から来ました!」とか言って信用してもらえるだろうか?
まあその辺は宮藤が証人になってくれるはずだ。
俺「あ、髪に砂がついてるぞ。払ってやるよ」
宮藤「ありがとうございます」
俺が手を出して、砂を払おうとした瞬間
右前方から何かが砂煙を上げて近づいてきた。
462 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 18:14:16.13 ID:r3oW8zU20
今日は多いな
しえん
463 :
パラレルワールド:2010/11/30(火) 18:18:15.47 ID:pHpgjnYB0
ゲルト「宮藤から離れろおおおおおおおおお」バキッ
俺はバルクホルンの全力で放った一撃に吹っ飛ばされた。
数回転したあと、状況を把握しようと周りを見渡す
俺「いってえ…一体なにが」
ミーナ「早く取り押さえて!」
弁論の余地もなく一瞬で縛り上げられ宮藤とも引き離された。
そして、尋問が始まった。
ミーナ「あなたは何者ですか?どうして宮藤さんと?」
俺「だから、何回も言った通りだって」
ミーナ「違う世界から来た…こんなのを信じろと?」
エイラ「雰囲気からして怪しい奴ダナ」
ゲルト「さっさと自白したらどうだ」
リーネ「この人が芳佳ちゃんを…発砲許可を…」ジャキン
ミーナ「待ちなさいリーネさん、とりあえず話を聞きだしましょう」
464 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 18:19:49.77 ID:w52UAMTXO
ひでぇ
465 :
パラレルワールド:2010/11/30(火) 18:23:23.28 ID:pHpgjnYB0
こんなやりとりを何回か繰り返した後、宮藤が向こうからやってきた。
これでようやく解放されるのか…
宮藤「待ってください、その人は悪い人じゃないんです!」
―――――――――――――――――――――――
こうして俺の疑惑は晴れ、宮藤と共に何があったかを説明した。
皆半信半疑という感じだったが、何とか納得してくれた。
で、俺の処遇に関する話になった。
ミーナ「どうしようかしら…一般人を置いておくというのもねぇ」
ゲルト「私は、こんなどこの馬の骨ともしれん奴を認める気はない」
坂本「一応だが、何かの役に立つか調べてみたらどうだ?魔力はそこそこあるみたいだぞ」
すると、どこからともなく鳥が現れて喋り始めた。
鳥、正確には鷹だがかなり大きい。
鷹「さよう、こやつはウィッチとしての適正が高い。十分な戦力になり得るであろう」
俺「あ、さっきの鷹じゃん」
ゲルト「な、なんだこいつは!」
466 :
パラレルワールド:2010/11/30(火) 18:28:27.39 ID:pHpgjnYB0
ルッキーニ「とりー!」
シャーリー「鳥…というか鷹だな」
エーリカ「こやつって…俺のこと?」
鷹「うむ。我は俺の使い魔である。」
全員「「「「ええええええええええ!?」」」」
俺まで絶叫してしまった。
なんせいきなり使い魔宣言されたんだから。
ミーナ「どうやら落ち着いたようね…」
エイラ「で、お前はいつ契約したンダ?」
俺「多分こっちの世界に来てすぐのアレかな…森を探索してる時に」
あの時、1人で探索していた俺は森でこの鷹と出会った。
いきなり喋るもんだから、こっちもかなり驚いた。
で、いきなりケツをつつかれたかと思ったら消えるし…
今思えば、あれは契約ということだったのか。
467 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 18:31:09.02 ID:6HxOIec1O
支援
468 :
パラレルワールド:2010/11/30(火) 18:33:18.90 ID:pHpgjnYB0
坂本「知性があり、話す使い魔というのは聞いたことあるが…」
シャーリー「ここまでペラペラ喋るやつは見たことないな」
ペリーヌ「しかし大きいですわね…」
リーネ「芳佳ちゃんぐらいあるんじゃ…」
ミーナ「話を戻します、俺さんは男性ですがウィッチとして飛べるということなの?」
鷹「あぁ、試してみるといい。」
そういうと、俺の使い魔はすうっと消えていった。
あいつがよく喋るせいで何か置いてきぼりを食らってしまった。
ミーナ「それならあの使い魔の言う通り、明日飛行テストをしてみましょう」
ミーナ「その結果で俺さんの処分を決めます」
坂本「今日はもう解散だ、各自好きにしてくれ」
坂本「部屋は…宮藤、案内してやれ」
宮藤「わかりました。俺さん、部屋に案内しますね」
俺は宮藤に連れられ、宛がわれた部屋に向かった。
469 :
パラレルワールド:2010/11/30(火) 18:38:35.75 ID:pHpgjnYB0
宮藤「ここが俺さんの部屋です」
俺「ただいまー」ガチャ
宮藤「おかえりなさい…って、随分昔のことみたいですね」
俺「それにしても広い部屋だな」
宮藤「確かに俺さんの部屋に比べれば…」
俺「それは俺が甲斐性なしということか!」
宮藤「冗談ですよ」クスクス
こうして、何とか無事に1日を終えた。
一時はどうなるかと思ったが…
とりあえず明日だな、頑張ってテストを成功させよう。
そして迎えた翌日。
ハンガーには、ストライクウィッチーズ全員が集合していた。
みんな”パラレルワールドから来た俺”というのに、興味があるのだろう。
坂本「今回は飛行テストを行う。ストライカーはこれを使え」
俺「了解」
ミーナ「シャーリーさん、先導をお願い」
シャーリー「あいよー」
470 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 18:38:41.76 ID:n4O8f1H80
しえん
471 :
パラレルワールド:2010/11/30(火) 18:43:08.12 ID:pHpgjnYB0
ミーナ「それでは飛行テスト始め!」
ウィッチーズが見守る中、飛行テストが始まった。
ブロロロロロロロロロ
シャーリー「ほー、一応ちゃんと飛べるみたいだな。ついてこれるか?」
そう言って、シャーリーは少しスピードをあげた。
俺は今のスピードが精一杯だったのに、もう上げれる余裕はない。
そんな時、頭の中に声が響いた。
鷹(力を抜け、体を楽にしろ。ストライカーと自分を完全に一体化させろ。
そしてイメージするのだ。自分が飛んでる姿や描く軌道を。)
言われたとおり、リラックスする。
すると、不思議なほどに楽になり、体に魔力が浸透するような感覚がした。
途端、スピードも簡単に上げられた。
まったく、使い魔ってのはすごいんだな…
シャーリー「驚いた、なかなかやるじゃないか」
そうして、少しの間飛んだ後坂本少佐から声が掛かった。
坂本「そこまでだ!2人とも降りて来い!」
472 :
パラレルワールド:2010/11/30(火) 18:48:19.92 ID:pHpgjnYB0
ミーナ「変則的な軌道はまだまだだけど、ちゃんと飛べるわね」
坂本「はっはっは、しっかり鍛えてやるからな」
エーリカ「そういえば俺の固有魔法って何なの?」
俺「一言で言うなら…物に魔力を込めることができる。こんな感じだ」
ペリーヌ「それが何の役に立つんですの?」
俺「そうだな…坂本少佐、弓とかありませんか?」
坂本「それなら鍛錬用のが部屋にあるはずだが…」
俺「貸してもらえませんか?」
坂本「いいぞ、取ってこよう」
俺は、昨晩に固有魔法のこともある程度聞いていた。
使い魔によると、物に魔力を込められるらしい。
色々と条件はあるらしいが、とりあえず弓がいいと言われたのでそれを選択した。
―――――――――――――――――――――――
俺「では、撃ちます」
俺は矢を番え、弓を引き絞る。
そして矢に魔力を込めていく。
リンク「同類か」
ハイラルの勇者自重www
確かに魔法の矢使うけどwww
支援の
支援!
477 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 18:59:00.73 ID:9k+GyXsdO
さるか
|\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
,▲ -―▲ 、__ /.. \ \ (;;゚;;) 旦 \
/ / ヽ . ※ \|================== さる解除まで今しばらくお待ち下さい。
/ , /ィ人 /ヽヽ ヽ ※ / ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ \
ヽヽ{ ―-ヽ ―-、! :ハ〉 、 / ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ \
と人"" - ""レ'__スヽ _____________ \
479 :
パラレルワールド さるでした:2010/11/30(火) 19:00:08.30 ID:pHpgjnYB0
――魔力充填完了、発射!
ヒュン ドッパァァァァァァァン
坂本「海が…」
宮藤「割れましたね…」
エイラ「おい見てミロサーニャ海が」
サーニャ「見てるわエイラ」
シャーリー「すげーな…」
ゲルト「しかし、発射に10秒もかかっていたら戦場では蜂の巣だろう」
ペリーヌ「その間動けない、シールドも張れないとなると役立たずですわね」
そこまで言わなくても、と思うが大方事実であり
この能力は実戦ではほとんど使えないだろう。
ミーナ「だったら誰かに守ってもらえばいいんじゃないかしら?」
坂本「そうだな。まあその辺は追々考えていこう。」
こうして、戦力として認められた俺は正式にストライクウィッチーズに入隊となった。
俺自身もどう使うか考えないとなぁ…
ま、あの使い魔もいるし大丈夫か。
480 :
パラレルワールド:2010/11/30(火) 19:02:55.73 ID:pHpgjnYB0
その夜、珍しく食堂でシャーリーと2人になった。
シャーリー「で、結局宮藤とはどこまでいったんだ?あっちじゃ同棲してたんだろ?」
シャーリーが肩を組んで聞いてくる。
…柔らかいものが腕に当たっている。
狙ってるのかそうじゃないのかしらんが、こっちはドキドキしっぱなしだ。
なるべく平静を装って、質問に答える。
俺「だから何も無かったって何度も言っただろ?」
シャーリー「そう隠さずに、ほらほら」ニヤニヤ
シャーリー「宮藤もけっこう懐いてるみたいだしな」
どうにか答えをはぐらかしていると、噂をすれば何とやらで
宮藤が来てしまった。
これはマズい気が…
宮藤「ちょっとシャーリーさん、何してるんですか!」
シャーリー「ん?俺と親睦を深めようと思って」
宮藤「だ、だったら肩を組む必要は…」
シャーリー「別にいいだろ?」
481 :
パラレルワールド:2010/11/30(火) 19:04:30.24 ID:pHpgjnYB0
そう言いながら、さらに強く組んできた。
当たってます!当たってますよシャーリーさん!
なんていうかもう俺の頭の中は、真っ白だった。
宮藤「だめです!俺さんも嫌がってるじゃないですか!」グッ
シャーリー「別に嫌じゃないよな、俺?」
宮藤「だーめーでーすー」グイグイ
引き剥がそうとする宮藤と、離すまいとするシャーリー。
シャーリーはわかっててからかってるよな、絶対。
そうこうしてるうちに、夜は更けていった。
俺はこれからどうなるのだろうか…
次回予告
一人前に戦えるように、訓練する俺。
そんな中、ネウロイがやってきていよいよ俺の初陣となる。
果たして俺は無事に戦場から帰れるのだろうか…
第4話「初めての空」
482 :
パラレルワールド:2010/11/30(火) 19:06:35.73 ID:pHpgjnYB0
今回はここまで。
固有魔法は、弓が今まで無かった気がしたからそれにしよう!と思った。
お待たせしました、次の方どうぞー
483 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 19:06:43.13 ID:1cwwarj70
乙
おい壁
乙
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壁殴りで鍛えたスタッフたちが一生懸命あなたの代わりに壁を殴ってくれます!
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,.イ ノノ/ / ,rん'´ ,f8 \\. ヽ
/ ノレ' い / ,rん'´ ,f8 .:: \1 }
,′リ い ,rん'´ ,lノ‐、/ .:: レ′壁殴り代行では同時にスタッフも募集しています
,′ ! ヽ( )ソ .:; ;:. / / / .:: リ 筋肉に自身のあるそこのアナタ!一緒にお仕事してみませんか?
ノ !:。;. l0.l.l ` ., .: ゚ .:. { / / :: j 壁を殴るだけの簡単なお仕事です!
,. '´ ヽ .l::::l:l レ′‐ 、 .: /
/ ! l:0:リ ,. '"´ .: /
/ ,r-‐─┴┤[.:0.:0.:0フ´ ) /
/ ´ ̄``>く .l l l__ノ  ̄"´ ,. ,.. イ /
/ / ノ⌒i ; l l ,.... ´ ̄ ノ /
′ / "´ し' l し' ,.ィ´
,′ ヽ Y´ し' <ニニ二二 ̄ ̄ ´ ,.. イィ´
{ ハ Y´ / ̄ `` ¨¨¨ー=====---‐ '´「
ヽ / ノL_ _,. イ .: ;;;;, .: ; L
`゙゙゙´ ! .: `゙′ ; ,. ==ニニヽ
! ..:. ; ,.ィ´ニ二三三三ヽ
488 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 19:15:56.94 ID:Rw4zG4VHO
パラレルさん乙です
前の人が上手だとプレッシャーやばいね、しかもヒロイン被りだし
って訳でこれから投下する作品は設定ぶっ飛んでて、文も上手くないよ
それでも読んでもらえたら嬉しいよ
3分後くらいから行きます
489 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 19:16:49.31 ID:AWX88AkA0
かーべが無くてもキニシナイ〜
お金が無くてもキニシナイ〜
頭が悪くてもキニシナイ〜
気にしないのは頭が悪いから?
491 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 19:19:19.54 ID:AWX88AkA0
493 :
忍者俺:2010/11/30(火) 19:20:03.55 ID:Rw4zG4VHO
〜1950年 とある戦場〜
大きな戦場の真っ只中に、その女性はたたずんでいる
扶桑海軍左官の制服を身に纏い、背中には、師の鍛えた妖刀を携え
足には父の遺志を宿したワンオフのストライカーユニット
長く、美しい黒髪を揺らし
整った顔に浮かべている笑みは不敵
《少佐!!お下がりください!無数のネウロイに囲まれています!!》
《一人では危険です!!》
部下が身を案じ、後退を進めてくる
芳佳「そう言えばこの部下は新兵だったか」
芳佳「いついかなる状況、どんな戦場でも私が一人でいた事なんて、もう5年も無いのにね」 クスッ
どうやら彼女は過去を懐かしんでいるようだ
一瞬だけ、その顔に少女の面影を表し、すぐに先程の不敵な笑みを戻す
間もなく、部下の心配通りの結果に陥る
彼女の周囲を、おびただしい程の量のネウロイが取り囲んでいた
公開オナニーだから気にすることなんてないんだよ///
495 :
忍者俺:2010/11/30(火) 19:25:09.40 ID:Rw4zG4VHO
芳佳「総数30・・・といった所か」
しかし、そのような状況でも、彼女の笑みは変わらない
《少佐!!》
慌てる部下と対象的に、芳佳は静かな、それでいて凛とした声で言葉を紡ぐ
芳佳「露払いは任せるよ」
目に見えない誰かに語りかけるように
芳佳「貴様の主君、宮藤芳佳が命じる・・・」
その声色は、相手を深く信頼し、厳しくも、優しい色
芳佳「敵小型ネウロイを速やかに殲滅せよ!!」
俺「はっ!!姫の仰せのままに!!」
芳佳の影から突如現れた男は、足にはストライカーユニットを履き、その姿は時代錯誤のフソーニンジャ
忍『天駆忍法秘伝、影分身』
その言葉と同時に、恐ろしい速度で己の体を増殖させていく
芳佳「雑魚は任せた、私はあれを破壊する!!」
背中の妖刀『烈風丸』を抜き、芳佳は遥か先にいる大型ネウロイを指す
近未来かー 支援
497 :
忍者俺:2010/11/30(火) 19:30:08.42 ID:Rw4zG4VHO
芳佳「早く終わらせて帰ろうね、たまには思い出話でもしようよ」
俺「お付き合いさせていただきます」
芳佳「二人の時くらい、普通に喋ればいいのに」 ボソッ
俺「は!?何か仰いましたか?」
芳佳「何も言っていない!さぁ、攻撃開始だ!!」
無数に分身した俺が、小型ネウロイを次々と破壊しながら、大型ネウロイへの道を切り開く、危なげの無いその道を芳佳は一直線に飛ぶ
その道中、彼女の頭の中にあったのは
現在も続く戦いの日々の中で、今なお輝きを放っている
第501統合戦闘航空団での日々
何物にも代えがたい思い出の日々
芳佳(えーと5年前の、春頃だったかな?)
汚い、流石忍者汚い 支援
499 :
忍者俺:2010/11/30(火) 19:35:07.56 ID:Rw4zG4VHO
〜1945年 扶桑皇国 横須賀第四中学校〜
キーンコーンカーンコーン
こんにちは、宮藤芳佳です
15歳の中学3年生
同級生「芳佳ちゃん、また明日」
そんな私は普通の女の子と違う所が2つあります
芳佳「うん、また明日」
一つは私には魔力があって、空を駆け、誰かを守るために戦える力があること
もう一つは・・・
シュタッ
俺「姫、学校お疲れ様でした!お荷物、お持ちいたします!!」
父が生前に、私がいずれ戦場に出るであろう事を予見して、彼に私の護衛を依頼したそうで
忍者の主君をやっていることです
芳佳「これくらい大丈夫だよ・・・」
500 :
忍者俺 支援感謝!:2010/11/30(火) 19:40:08.33 ID:Rw4zG4VHO
〜帰り道〜
桜吹雪が舞う中、私と俺さんは肩を並べて家路をたどる
芳佳「いつも迎えに来てくれてるけど、別に大丈夫だよ」
俺「いえ、姫の身に何かあってからでは遅いじゃないですか!」
芳佳「あと、いい加減に敬語もやめてよ、私達同い年なんだし」
本当は『姫』って言うのを1番やめて欲しいんだけど、ここは譲れない部分らしいからあきらめたんです、忍者のルールがよく解かりません、私はお姫様なんかじゃないのに・・・
俺「いえいえ、主君にタメ口の忍者とかあり得ないですよ」
うーん、忍者ってみんなこんなに頑固なのかな?
芳佳「俺さんがとっても優秀な忍者だってのはガリア解放戦の時に解かったし、私なんかが主君じゃもったいないよ」
芳佳「お父さんとの契約なら、破棄しても大丈夫だから・・・」
俺「いえ、それでも俺の主君は姫以外にはありえません」
芳佳「どうして?」
俺「ブリタニアで姫と共に、ストライクウィッチーズの一員として戦った時に俺は確信しました」
そう、私はついこの間まで戦場にいました
ウィッチとして、熾烈な戦いの果てにガリア解放を成し遂げたんです
予想外
502 :
忍者俺 >>501いい意味で予想外だったと信じたい:2010/11/30(火) 19:45:06.52 ID:Rw4zG4VHO
芳佳「うん、あの時は俺さんに沢山助けてもらったね」
陰に日向に支えてくれていたのを思い出す
特に最終決戦直前、ネウロイと友達になった事を信じてくれたのは俺さんだけだった
あの時は嬉しかったなぁ
俺「真の優しさと強さを兼ね備えている、この方こそ我が主君に相応しいと」
俺(そして、俺が命を懸けてでも守らなきゃいけない存在だと・・・)
俺「俺は絶対に姫の側から離れません」
凄い恥ずかしい事言われてる気がする・・・
芳佳『////』
こんなに褒められると、誰だって照れちゃいますよね
わ、私だけじゃ、ないですよね・・・?
寒すぎ
床もないんだけど
芳佳視点なのがイイ
wiki編集しました
今回もほとんどそのまんまコピペですがw
505 :
忍者俺:2010/11/30(火) 19:50:48.05 ID:Rw4zG4VHO
〜翌日 扶桑軍横須賀基地〜
今日は、坂本さんから招待状を頂いたので、大和の完成式典に来ています
芳佳「わー、すっごい人だねー」
俺「姫、俺の手を離さないように、しっかりついて来てくださいね」
なぜ私が子供のように扱われているかは不明だったけど、俺さんの手がおっきくて、お父さんみたいで・・・どこか安心したから、言われるままになってしまう
芳佳(あれ?手を繋いで歩く男女って・・・)
俺「あ、たこ焼きの屋台もありますねー」
そう思った瞬間に、急に恥ずかしくなってきて
少し、顔が熱くなってきた
忍「姫?どうかしました?顔真っ赤ですよ?」
そう言いながら顔を覗きこんでくる俺さんにびっくりして
芳佳「だ、大丈夫、あ!坂本さんだ!急ごう!!」
照れ隠しに手を振り解いてしまった
芳佳(うーん、最近私おかしいな)
坂本さんの元へと走りながら、私は手に残る温もりを、名残惜しんでいる
ゲルトって略だとどーしてもルントシュテット親父を思い浮かべるんだけど
どうすれば良いのだろうか
まだいいじゃないか
俺なんかゲルトラウト・ゲオルクだ
508 :
忍者俺 所々俺の部分が忍になってる…脳内修正お願いします…:2010/11/30(火) 19:55:09.78 ID:Rw4zG4VHO
久しぶりに会った坂本さんは、あまり変わっていませんでした
坂本「久しぶりだな、宮藤、俺・・・ガリア解放以来かな?」
芳佳「お久しぶりです坂本さん」
俺「お久しぶりです」
坂本「どうだ、俺?軍に入る決心はついたか?天駆忍者であるお前の力を野放しにしておくのはもったいない」
俺「俺の主君は姫だけ、それ以外のために戦うつもりは無いです」
坂本「あっはっはっは!そうかそうか、そいつは残念だ!」
坂本「宮藤、誇っていいぞ、これ程の忍者に主君だと認められたのだからな」
芳佳「えへへ」////
私が褒められたのが嬉しかったのか、俺さんが褒められて嬉しかったのかは解からないけど、少し照れてしまう
その後も私達は談笑を楽しみましたが・・・
楽しい時間は長くは続かないものみたいで
突然、爆音が響いて
走る衝撃、上がる黒煙、海上の大和の護衛艦の一つから爆発が起こり、火災が発生
楽しかったはずの式典会場は、阿鼻叫喚と化してしまいました
wiki見る限りだとサーニャが一番少ないな・・・支援
510 :
忍者俺:2010/11/30(火) 20:00:06.68 ID:Rw4zG4VHO
坂本さんが、魔眼を輝かせながら、状況を教えてくれる
坂本「どうやら、事故による火災のようだな・・・中にはまだ乗組員が50名程いる、救助に手間取っているようだ」
芳佳「この基地に今使えるストライカーはありますか!?」
坂本「私の紫電改なら使えるはずだが」
坂本「お前が一人で行った所で状況は変わらないぞ」
芳佳「はい、私だけなら・・・でも私達なら!!」
そう言い放ち、私は俺さんに目を向ける
坂本「ふむ、確かに宮藤と俺なら・・・」
俺「姫、ご命令を」
芳佳「ストライカーは一機・・・俺さん、久しぶりに“あれ”やります!!」
俺「はっ!!」
坂本「では久々に天駆忍者の力量、見せてもらおうか、宮藤!俺!ついて来い!!」
史実では大和の進水式に大元帥陛下の御臨席は無かったが
秘匿性の薄いストパン世界なら或いは・・・
あ、陛下は勿論美少女で御願いします
513 :
忍者俺 支援感謝!:2010/11/30(火) 20:05:12.00 ID:Rw4zG4VHO
〜横須賀基地 滑走路〜
坂本さんが見守る中、紫電改を履いた俺さんに、私は近づいて行く
芳佳「じゃあ・・・いきます!」
うー、いつまでたっても慣れない
俺さんはなんでもないような顔で私を見つめてくる
もう少しドキドキと言うか、緊張してくれないと割に合わないといつも思う
芳佳「あ、あの目つむって」
そう言って私は使い魔の耳と尻尾を出現させ
チュッ
口づけをする
坂本「何度見ても面妖なものだな」
これは、天駆忍者の俺さんに自分の魔力を与えるための行為
俺さんは特殊な体質の一族の生まれだそうで一族がみんな忍者をしているそうです、その血筋は由緒正しく、元を辿れば扶桑建国の英雄・織田信長に寵愛を受けた『天駆武者、森蘭丸』の名前もあるとか・・・
話がそれました、俺さんは粘膜接触?(よく解かりません)によって魔力を他人から譲り受ける事ができます
つまり、口づけによりウィッチから魔力を与えられる事で、驚異的な戦闘力を発揮する忍者・・・だそうです
514 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 20:06:41.36 ID:6HxOIec1O
>>509 一応あるんだけど√を明確にしてないのが多いんだよなぁ。
もれなくエイラがくっついてくるのがでかい気がする
これは……!
今すぐ左官を呼べ!すぐにだ!
517 :
忍者俺:2010/11/30(火) 20:10:09.26 ID:Rw4zG4VHO
だから魔力の量が多い私とはとっても相性がいいんだって
俺さんに、初めて魔力供給した時「初めてがこんな形ですまない」と謝ってくれたっけ?
もう、変な所で優しいんだから
唇を離す
芳佳「目、開けていいよ」
そして後は命令を下す、私の忍者に
芳佳「宮藤芳佳が命じます!みんなを・・・救って!!!」
私の声と共に、俺さんの体から魔力が溢れだす
俺「姫の、仰せのままに!!」
俺さんの足元に出現する魔法陣
坂本「この魔法陣の大きさ・・・宮藤、また魔力が増したか!」
芳佳「俺さん、お願いします!!」
とてつもない速度で飛び去っていく俺さんの事を、私は坂本さんと共に見送りました
519 :
忍者俺 やはり設定に無理がありすぎるか…:2010/11/30(火) 20:15:31.32 ID:Rw4zG4VHO
俺は天駆忍者、魔力ある少女の口づけにより翼を与えられる者
やっと見つけた命を懸けてでも守るべき価値のある主君の魔力は、俺が今まで授けられてきたどの魔力より優しく、力強い
まるであの少女自身を象徴するかのように
力が湧いてくる、彼女のためであれば、どんな事だってできそうな気がする
こんな気持ちになったのは初めてだ
今の命令は、炎上した艦の船員全員を救う事
俺一人では間に合わないだろう、しかし俺は忍者、一人でダメなら
手で印を結び、魔力を練る
忍『天駆忍法秘伝、影分身』
増えればいい
姫により与えられた膨大な魔力で俺の分身を大量に作る
俺は天駆忍者、姫のためなら不可能を可能にしよう
520 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 20:17:08.73 ID:AWX88AkA0
支援
521 :
忍者俺:2010/11/30(火) 20:20:09.39 ID:Rw4zG4VHO
芳佳「俺さん、お疲れ様」
姫の願い通り、全ての乗組員の救助を果たしたものの
全ての魔力を使い果たし、満足に立って歩く事もできなくなった俺に対し、主君である宮藤芳佳が微笑み、ねぎらってくれた
芳佳「みんな無事だったのも俺さんのおかげだよ」
彼女も傷ついた乗組員達に治癒魔法を使い、疲労しているはずなのに
芳佳「いつも、ありがとう」ニコッ
俺「・・・」
彼女の力になりたいと思うのは俺のわがままだ
誰かを守るため、救うためには自分が傷つく事もいとわない彼女
そんな彼女を守るために傷つく人間が一人くらいいてもいいはずだ
だから・・・俺が・・・
522 :
忍者俺 支援感謝:2010/11/30(火) 20:25:12.29 ID:Rw4zG4VHO
《次回予告》
〜1950年 最前線の基地 芳佳自室〜
大型のネウロイを殲滅した後、約束通り、杯を交わしながら、想いで話に花を咲かせる二人
芳佳「あの魔力供給の時、なんで無表情だったの!!?少し傷付いたよ!!」
俺「す、すいません!久しぶりだったから緊張していたんです」
芳佳「もう、それは後でゆっくり聞くから、・・・」
芳佳「そう言えば、さっきの戦闘中、ロマーニャでストライクウィッチーズが再結成した時を思い出したよ」
芳佳「あの時だったよね?俺さんが私に恥ずかしい誓いをしたのは」 ニヤッ
俺「そ、それは言わない約束だろ!!」
芳佳「あっはっはっ、言葉が乱れてるよ〜」
俺「くっそ!」
次回『宮藤芳佳に誓います』〜再結成ストライクウィッチーズ+1〜
乙〜
次回も楽しみに待ってるぞ
524 :
忍者俺:2010/11/30(火) 20:28:44.54 ID:Rw4zG4VHO
以上です、ぶっ飛んだ設定&駄文のダブルパンチに関わらず支援してくれた方、本当にありがとうございます
1950年の宮藤少佐が、1945年の出来事を振り返る形で物語を進行させていきたいと思います
続きは忘れられないように早く投下しようと思うよ
最後に読んでくれた優しい人に感謝
525 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 20:30:06.41 ID:pHpgjnYB0
乙
526 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 20:30:13.85 ID:w52UAMTXO
乙〜
527 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 20:31:18.00 ID:6HxOIec1O
乙。
528 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 20:32:04.91 ID:UQ9c4pLW0
乙です
おつおつうじゅじゅ
530 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 20:34:04.36 ID:6HxOIec1O
というか治癒魔法を持つ姫とそれに仕える忍って……
531 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 20:34:40.53 ID:NeMwXgL60
乙!
532 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 20:36:02.69 ID:xDAtE2BAP
>>530 こりゃあ火遁の一つや二つ使えないといかんな
533 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 20:37:55.45 ID:6HxOIec1O
534 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 20:38:49.99 ID:AWX88AkA0
乙!おもしろかったよ!
536 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 20:57:07.59 ID:pHpgjnYB0
540 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 21:09:41.98 ID:xDAtE2BAP
542 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 21:11:22.27 ID:NeMwXgL60
<<ふっ、はははは
>>413が挟まっちまった>>
413っ・・・!
544 :
衛生兵4:2010/11/30(火) 21:12:42.57 ID:5d7BhYn/0
ごめんちょっと出かけてた。
今からいくヨ
------------------------------------------------------------------------------------------------------
誰かが泣いている声が聞こえた。起きなければと、俺は強く思った。
頭が割れるように痛い。しかし何度もしゃくりあげながら、それでも必死で俺の名を呼び続けるその声はきっとあの子のものだから。
目を開くと、そこにあったのは予想通りの顔で、瞑った瞳から次々と零れ落ちる涙が、俺の顔を濡らしていた。俺は
「……フランカ」
彼女の名前を呼んだ。
ルッキーニの目が見開かれる。弾かれたように動いたルッキーニの腕に俺は抱き寄せられた。
「俺!!ッ……よかっ……たぁ〜。ぜんっ…ぜん起きないっから……。あたし……し…しんじゃったのかと思ってぇ〜」
「ごめんな……、心配かけて」
ろりこんさんや
衛生兵が来たぞー!
/|
/ ::::|::::::::::::::::::::::::::::
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|:::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
|:::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
|:::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l<
|:::::::::::::::|::::::::::,,ヅ彡ニミ;;,,::::::::::::::::::::F
|:::::::::::::::||::::ィ<" , ‐ 、 ゙ミ、:::::::::::::::l
|:::::::::::::::||Fミミ、, ゝ__゚,ノ,, イ〃ノ::::::::::|=-<
|:::::::::::::::||::::::::゙゙'ヾ三≡彡'":::::::::::::::::,'、
|:::::::::::::::||::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ト
|:::::::::::::::||::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,ィ'
|:::::::::::::::||::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,/\_
|:::::::::::::::||::::::::::::::::::::::::::::::::::,イ |
|:::::::::::::::||::::::::::::::::::::_,, ┐' ト-
\:::::::::::||| ̄乃'゙人 ∧
\ ::::|| ∴ ・ ∵
\||
支援
550 :
衛生兵4:2010/11/30(火) 21:22:18.38 ID:5d7BhYn/0
俺の胸に顔をうずめてそう言うルッキーニ。俺はその頭をそっと撫でて謝った。
訊きたいことは山ほどあった。
しかし、それを聞いたときに返ってくる答えが分かっていたから、
俺は何も言わずにルッキーニの体をそっと抱きしめた。
小屋の中にルッキーニがしゃくりあげる音だけが響いている。
このままどこかに逃げ出してしまいたいという衝動が、胸を突き上げる。
しかし、それが恐らくは叶わないということも、理解していた。
脱走兵たる自分とルッキーニの立場を考えれば当然のことだ。
各国の様々な思惑が重なる統合戦闘航空団。
そのエース一人の脱走を許したという失態に、ミーナ中佐の立場では耐えられない。
501を守るために、なんらかの手段でもみ消しを謀って来るはずだった。
「俺……」
ルッキーニが呟いた。
聞きたくなかった。
しかし、何も言葉に出来ない俺の返事を待たずにルッキーニは言葉を続けた。
ズボンぬいだぞ
ふぅ…
「あたし、ちょっと出かけてってネウロイばっーんってぶっ飛ばしてくるね! どうしても戦力が足んないっていうんだもんっ!」
そう言うルッキーニの表情は笑顔だった。
しかし、泣き腫らした目元が痛々しく、赤くなっている。
ルッキーニも分かっているのだ。
ロマーニャから惟一派遣されている自分が501を脱走すれば、
間違いなくミーナ中佐は指揮官としての責任を問われる。
501はミーナの部隊だ坂本少佐が後を継ごうと、新任の指揮官が来ようと、
今まで通りようにはいかないだろう。
「だからね……、お願いがあるの!」
「……お願い?」
「あのね……、いつになるか分からないんだけど……。えっとね……」
554 :
衛生兵4:2010/11/30(火) 21:41:55.40 ID:5d7BhYn/0
ルッキーニが言おうとする言葉を遮る。その言葉は、俺から言うべきものだった。同時に思う。
(フランカは守ろうとしているんだ501のみんなを守る。
自分が戻ることでそれが出来るならやらないはずがないじゃないか。
そんなフランカだから、俺は今生きているんだから。ならば俺にできることはなんだ?)
笑顔のまま涙を零すルッキーニを再び、しかし今度は強く抱きしめて言った。
「大丈夫だフランカ。いつまでも待っている。だから、行って来い。ネ
ウロイなんかぶっ飛ばして、大手を振って帰ってこい。それまで俺はここで待っているから」
ルッキーニははっと顔をあげる。ポツポツと頬を濡らしているのは彼女の涙だけではなかった。
「泣き虫さんだねぇ〜。俺は……」
そう言ってルッキーニはよしよしと俺の頭を撫でる。
「ばっか。お前も泣いてるくせに……」
「あたしはい〜の♪ まだ子供だもん」
しえんほうか
556 :
衛生兵4:2010/11/30(火) 21:51:45.30 ID:5d7BhYn/0
ルッキーニが立ち上がる。
「約束したよ! 私はネウロイをぶっ飛ばす!」
「俺はここで待っている!」
俺は立とうとするが、足に力が入らずよろめいた。シャーロット大尉の放った弾丸は頭の近くをかすめ俺の脳を揺らしていた。
ルッキーニが俺の体を支えた。顔が近い。俺達はそのまま自然に唇を重ねた。
「んぅっ……」
ルッキーニの口から吐息が漏れる。唇を話したのはルッキーニからだった。彼女はそのままくるりと一回転すると言った。
「またね!」
別れの言葉。しかし、約束の言葉でもある。
俺の返す言葉もまた、
「ああ、またな!」
再開の約束だった。
待ってた
558 :
衛生兵4:2010/11/30(火) 22:01:04.22 ID:5d7BhYn/0
〜〜一年後〜〜
俺は午前中の農作業を終えて小屋に帰ろうとしていた。
そのとき音が聞こえた。
その音は一年前に聞き慣れたもの。戦闘脚のエンジン音だった。
駆けだす。作業用の細い道を抜けて開けた牧場の上に出た。
空を見上げると11本の軌跡。そのうち一本が折れてこちらに向かってくるのが見えた。俺は叫んだ。
「フランカ!!」
「おれえええっ!!」
向こうの声が聞こえる。その声はやhり一年前に聞いたあの声で。俺が夢見た声だった。
姿が見える。高速で接近する純白の影は体当りするように、俺を上空にさらっていった。
「おかえりフランカ」
「ただいま♪」
笑顔でこちらを向くルッキーニに自然に唇を重ねようとした。
559 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 22:03:29.02 ID:AWX88AkA0
支援!
個人的な話で悪いんですけど、朝の5時ごろ
盗撮俺のシャーリとのイチャラブ編を少し投下したいと思うんですが・・・
もし、そこらへんの時間帯に書き込み無ければ寝てると思うんで・・・
560 :
衛生兵4:2010/11/30(火) 22:09:51.61 ID:5d7BhYn/0
「ちょっと待っタ〜!!」
ところで横から遮られた。ユーティライネン中尉だ。
「誓いの口づけはまだ早いですよ」
その横を飛ぶ宮藤さんが言う。そこで俺は気付いた。
彼女たちは全員軍服ではなく色とりどりのドレスを着込んでいた。そしてルッキーニが着る純白の衣装は……。
「しかし、その格好ではしまらんな」
いつの間にか後ろに回り込んでいた坂本少佐が言う。
「安心するがいい。ちゃーんと用意してあるぞ。ルッキーニ。
ちょっと旦那を借りるぞ。なに。恥ずかしがることはない。空では誰も見ていない!」
「いや……、あんたたちが見て……」
「気にするな!」
そう言って笑う少佐に反論しようとするが、ウィッチに不可能はなく、瞬く間に俺はタキシードに身を包んでいた。
空中で俺とルッキーニが向かい合う。俺を支えているのはシャーロット大尉と坂本少佐だ。
間に立つミーナ中佐が言う。
ウィッチに不可能はなくwww
13で結婚…だと…
まさに不可能はないなwwwww
ありったけの支援だ!
565 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 22:14:35.28 ID:6/GGUASh0
なん・・・だと・・・・・
566 :
衛生兵4:2010/11/30(火) 22:18:58.11 ID:5d7BhYn/0
間に立つミーナ中佐が言う。
「汝俺は、このフランチェスカ・ルッキーニを妻とし、
良き時も悪き時も、富める時も貧しき時も、病める時も健やかなる時も、共に歩み、
他の者に依らず、死が二人を分かつまで、愛を誓い、妻を想い、妻のみに添うことを、神聖なる婚姻の契約のもとに、誓いますか?」
正面に立つルッキーニはやはり笑顔だった。
何も疑うもののないその瞳がこちらを見据えている。
唐突に始まった結婚式だが、迷うことなく俺はその言語を復唱する。
一言一言を噛み締めるように、愛を誓った。
「わたくし俺は、この女フランチェスカ・ルッキーニを妻とし
、良き時も悪き時も、富める時も貧しき時も、病める時も健やかなる時も、共に歩み、
他の者に依らず、死が二人を分かつまで、愛を誓い、妻を想い、妻のみに添うことを、神聖なる婚姻の契約のもとに誓います」
一日に二回も結婚式が来るとは…
ミーナはしっかりと頷くとルッキーニの方を向き言った。
「汝フランチェスカ・ルッキーニは、この俺を夫とし、良き時も悪き時も、
富める時も貧しき時も、病める時も健やかなる時も、共に歩み、他の者に依らず、
死が二人を分かつまで、愛を誓い、夫を想い、夫のみに添うことを、神聖なる婚姻の契約のもとに、誓いますか?」
ルッキーニは小さく頷くとこちらを見て言う。
「あたしフランチェスカ・ルッキーニは、この俺を夫とし、良き時も悪き時も、
富める時も貧しき時も、病める時も健やかなる時も、共に歩み、他の者に依らず、
死が二人を分かつまで、愛を誓い、夫を想い、夫のみに添うことを、神聖なる婚姻の契約のもとに誓います」
ミーナが続ける。
「よろしい。それでは、誓いのくちづけを」
おケイさんと結婚したい
570 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 22:27:01.65 ID:6/GGUASh0
オレはシャーリーと結婚したい
572 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 22:27:55.65 ID:w52UAMTXO
ティナちゃんと結婚したい
573 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 22:28:31.11 ID:EltzZERA0
じゃあ俺はさーにゃんと結婚するわ
ティナだけは渡さん!
やった!ついにねんがんのおケイさんとのけっこんをてにいれたぞ!
576 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 22:29:18.69 ID:u2Mwqbfx0
もっさんとケーキ入刀烈風斬したい
初めての共同作業があんな惨劇になるなんて・・・この時は誰も予想していなかったわ(ミーナ談)
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
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|::::::// / / │ .| ヽ::::::::|
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,ゝ.|||」_|| .| .|| || || .|,≠
|γ|──└-┴-┴─≦二∠ ::|勹
ヾ卜:: // 丿 .弋少/:::/|‖
弋|ハ::ー─ ' ..:::::::::... ゙゙゙゙゙´ ::/_イ
ヘ:: | ::/ 貴様らそこまでだ
ヽ _ _ /
_ <= ̄/ヘ> 、 _ , /冫二≧_、_ _
_,./´`´::::::::` ̄ヽ::゙゙゙゙`| | ∧/ _/ ./ :::::::::::::::::::::::::`┘ミ
_______/::::::::::::::::::Y::::::|:::::: ヽ_| |_$〃_| ::::)::::::::i::::::::.:::::::::|::::\______
三三三三三三 |:::::::::|::::::::::|:::::::|:::::: /三.| |≡ ≡.| ::::|::::::::|::::::::/:::::::|三三三三三三三三
三三三三三三∧:::::::|::::::::::|:::::::|::: /三皿 |冫 <.| ::::|::::::::|::::::::|::::::/三三三三三三三三
//:::::|ヽ:::::|::::::::::|:::::┴<::::::丿| | 彡 ミ>-へ::::人::::人:/:::::/:::::::::::::\
/:::::::::::::::::\匕弋二し(⌒::::::::/ | | ‖从 ミ弋::::::::/::::::::::ノ─:::::ノ::::::::::::::::::::::\
580 :
衛生兵4:2010/11/30(火) 22:31:33.36 ID:5d7BhYn/0
俺の代わりに左右の二人が前に俺を引っ張った。ルッキーニとの距離が近づく。
「俺っ! どう? びっくりした?」
ルッキーニの言葉はこんな時まで、彼女らしくて、俺は一年ぶりに心から笑った。
脱走兵である身分、射殺されて無戸籍、ロリコン疑惑、と三拍子揃った俺との結婚を、
どうやって501のみんなに認めさせたのかは分からない。
しかし皆が祝福しているという事実は間違いなくルッキーニのおかげであった。
かなわないな。また思う。
「ああ、これ以上無いくらいに。でも、最高のサプライズだよ」
俺の言葉にルッキーニはにひひと笑った。
「フランカ……。ありがとう。俺を助けてくれて。愛してる」
「俺……。ありがとう。あたしを待っていてくれて。だいすきだよっ」
周囲から祝福の歓声があがる。
そして、今度こそ、二人の唇が重なった。
〜fin〜
581 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 22:32:06.95 ID:A2kJkyEiI
シャーリーは俺のものだ……俺だけのものだ!
582 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 22:33:27.53 ID:qFihvH2z0
俺はウィッチが幸せならなんでもいい
ところで本日の暦は仏滅なんだけど…
/ ̄ ̄ ̄ \ ホジホジ
/ ― ― \
/ (●) (●) \
| (__人__) |
\ mj |⌒´ /
〈__ノ
ノ ノ
____ ,
/ \ -
/ ― ― \` ・・・。
/ (● ) (● ) \
| (__人__) |
\ . `⌒´ /
. mj~i
〈__ノ
ノ ノ
____
/ \
/ ⌒ ⌒ \
/ (●) (●) \
_|__ (__人__) |
/ \ `ー'´ /
/⌒⌒⌒/ ..:::::::::::.. ヽ ピトッ
| | | { .::::::●::::: }
| | | \ ::::::::::::::/
ヽ ヽ ヽ `ー一'´
>>582
585 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 22:34:02.09 ID:Rw4zG4VHO
ロリコン疑惑←ダウト
不吉だwwwwwwwwww
乙!
588 :
衛生兵4:2010/11/30(火) 22:34:34.29 ID:5d7BhYn/0
おわりです。実は投下まで寝ていて、
3レス目からは全部書きながらの投下になってしまい
めっちゃくちゃあ投下間隔が空いてしまったうえに
文章の推敲も十分に出来ていません。
それでも勢いだけはあってルッキーニちゃんと結婚できたので俺は大満足です
しえん一杯ありがとう!みんなも結婚するといいよ!テンション上がるよ!
乙!
俺はオナニー出来ればなんでも良い。
乙
俺…家帰ったら一期1話と2話見ながら推敲するんだ……
594 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 22:38:20.36 ID:w52UAMTXO
乙
595 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 22:38:48.97 ID:A2kJkyEiI
>>581 ごめんなさい。空気読まないタイミングでマジごめんなさい。
一時はどうなることかと思ったけど、大団円でよかった。
しかし空中結婚式は予想外だったw 何はともあれ本当に乙でした!
596 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 22:44:48.92 ID:6RCApDMO0
またいいアイディアを思いついたが先に今のシリーズを終わらせないと・・・
この後って予定ある?
598 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 22:45:34.73 ID:xDAtE2BAP
最近ヘビーなストーリーが多かったから新鮮だな
いや俺はどんヘビーも大歓迎ですけどね!
599 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 22:45:53.27 ID:pHpgjnYB0
600 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 22:46:43.05 ID:qFihvH2z0
だれかいたと思うが・・・
今のところ考えてたゲッターみたいなのやゼロシステムみたいなのはだれかが書いてるっぽいから
ゼンガーみたいなのを書きたいが、かっこよくかけないジレンマ
601 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 22:46:45.60 ID:6RCApDMO0
>>599 掛け持ちで行ける・・・そんなふうに思っていた時期が俺にもありました
ゴーダンナー
>>601 掛け持ち行けるいける。衛生兵だって
今思うとINP販促の短編だったはずが、ずいぶん当初の構想と変わってる
ほんとはラッキースケベ野郎俺が次々と501隊員にえっちなことをする
TOLAVEるみたいな短篇集になるはずだった
でもまあこれでやっと俺バルに集中できるぜ!もう横道にそれたりしないぞ!
604 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 22:49:38.76 ID:qFihvH2z0
>>601 骨組み立ててりゃ案外いけるもんだぞ
つなぎと無職同時進行で書いたし、意外といけるぞ
>>602 すまない、ゴーダンナーは少ししかみてないんだ・・・
掛け持ちできると思ってた でも思いついたアイデアが全て片方に吸収されていった
606 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 22:50:42.27 ID:6RCApDMO0
マクロスFとかいいかもしれんな
ネウロイの親玉はバジュラか
むしろバジュラ=ネウロイになるな
610 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 22:56:55.64 ID:Rw4zG4VHO
501で歌姫…ミーナとサーニャ、斬新なトライアングルだね
最終的にバイドになる魔女と聞いて
違うか
>>611 馬鹿、俺のメイドになるに決まってんだろjk
とにかく拷問だ、拷問にかけろ!
トライアングラー 501ver
U^ω^)俺くぅ〜ん
姉と妹みたいな感じでよさげだな ミーナとサーニャ
お前達が俺の翼だ理論でいけば
エイラーニャ同時攻略もいけるか
>>616 ウチの隣の家からバルクホルンと宮藤とか聞こえてきたんだが
投下ないならちょっとだけ落としてもいい?
>>619 お姉ちゃん辺りの暴走だろうからほっとけ
622 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 23:03:50.11 ID:6RCApDMO0
さぁ来い!
624 :
1レス小ネタ:2010/11/30(火) 23:04:44.09 ID:6nsS/H9I0
>>616 俺「ううん・・・」
ミーナ「あら、おはよう」
俺「ね、ねえさん!?なんで俺のベッドに!?」
ミーナ「起こしにきたのよ。目が覚めた?」
バタバタ
サーニャ「お姉さま!またお兄様のベッドに入って!」
ミーナ「別にいいじゃない。好きなんだから」
サーニャ「もう・・・お兄様、朝食が出来てますよ。」
こうですかわかりません
>>445から
――――
目を覚ますと、俺は医務室のベッドに横たわっていた。
そうか、俺は確かストライカーを履いて気絶したんだったな……まだ少し頭が重い。
エーリカ「あ、俺!」
俺「…エーリカ?なぜここに?」
トゥルーデ「目が覚めたか俺。」
俺「バルクホルンもか……」
どうやらこの2人が看病をしてくれたようだ。
寝ていれば治るのに、ありがたいことだな。
俺「…それで、俺はどうして気絶したんだ?」
トゥルーデ「疲労のしすぎだ。貴様、ここ数日まともに寝ていないのだろう?」
いいねぇ
ふーむ…真面目に書いてみようかな 最近ラブが書きたいと思ってたところだ
確かにそうだ。朝飯を食う前に書庫で調べ物をし、朝飯を食べた後はひたすら訓練。
夕飯を食べた後も調べ物をして、気づいたら東の空が明るくなっている――なんていう生活を続けていた。
この体になってから体力が衰えたのは明らかだった。
さらに、初めて魔法を使用したために調整が出来ずに無駄な魔力を放出しすぎたのが原因だった。
エーリカ「俺、勉強熱心なのはいいけど、あんまり無理するの、ダメだよ?」
トゥルーデ「エーリカの言う通りだぞ、俺。訓練だけ頑張っても、実戦で倒れてしまったら意味ないからな。」
まさか年下の少女たちに説教をされるとはな。
俺「そうか…すまなかったな二人共。これからは気をつけるよ。」
それでも、俺の事を心配してくれてのことだ。
口元に少しだけ笑みを浮かべて謝罪をする。
629 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 23:09:03.14 ID:6RCApDMO0
ヴィットマン、カリウス、バルクマンというカールスラント三大地上エースウィッチ夢の共演とかやりたくなってきた
俺マクロス見たことなかったわ 断念
トゥルーデ「ハァンッ!……わ、分かればいいんだ!」
なんだ…?いきなり鼻を抑えてそっぽを向きやがった…そんなにおかしかったか?
エーリカ「……俺って、本当に男なんだよね?」
俺「あ、あぁそうだが?」
エーリカ「正直に言っていい?」
俺「何をだ?」
エーリカ「女の子にしか見えないよっ!」
…確かに、ヒゲははえてこないし、肌は白いし、全体的に丸みを帯びているし、髪だって長い…髪は切るか。
俺も自分の姿を鏡で見たときは、誰だと思ったものだ。
それでも女の子に見えるとは心外だな……これでも男としてのプライドというものがある。
俺「それは傷つくな。こう見えても俺は男なんだ。」
エーリカ「それは分かってるけどさー……」
そこでエーリカはバルクホルンへと視線を移す
トゥルーデ「俺は男俺は男俺は男俺は男…ブツブツ……」
俺「なにやってるんだ?」
トゥルーデ「んひゃぁっ!?と、とにかく今日はもう部屋で寝ていろ!」
そう言うや否や、バルクホルンは医務室を飛び出していってしまった。
……なんだったんだ?
まぁ彼女の言う通り、今日は部屋でゆっくりしていた方がいいかもしれない。
そう思った俺は、ミーナ中佐の下に行き、今日は休むという旨を伝え部屋へ戻った。
倒れたとは言え、上官への報告は軍人の義務であるから、そういう事だけは怠ってはいけない。
ミーナは『今日はゆっくり休んで、明日からまた訓練に励んでください。』と言い、快諾してくれた。
部屋に戻った俺は、自分のベッドに座り、ベッドの下に置いてあったレコード盤を聞こうと、エーリカのゴミ山の中にあったレコードを取り出す。
盤を置き、試しにかけてみる。針が痛んでるのか、少々雑音が入るが、聴ける事は聴けるのでそのまま音楽をかけながらベッドへと倒れこんだ。
ピアノの旋律が心地よいクラシック音楽だ。眠るにはちょうど良い………――――
634 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 23:15:37.01 ID:qFihvH2z0
氷の続きをニヤニヤしながら真面目に書いてくるか・・・
最近本当にみんなのレベルたかいから困っちまう
支援なんだよ!
635 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 23:16:06.51 ID:9k+GyXsdO
――――
一体どれくらい眠っていたのだろう。昼に寝たはずが、部屋はすっかり闇に包まれている。
時計を見ると、短針は12の数字を指していた。…きっかり12時間も寝ていたのか。
そんなことを考えていると、喉が乾いたことに気づき、紅茶でも飲もうと食堂へ向かった。
食堂で、紅茶を飲もうと思っていたが、酒瓶を見つけた。……シュナップスか?懐かしい。
とりあえず、これを飲めばまた眠れるなと、考えていると、昼間に聴いていたレコードと同じ旋律を奏でるピアノの音が、サロンの方から聞こえてくる。
一瞬、幽霊……なんてことも考えたが、馬鹿馬鹿しい。そんなことがあるわけないだろう。
しかし、それでも心臓の鼓動が少し早くなるのを感じながら、覗いてみる。
……たしかあれは、サーニャ・V・リトヴャク中尉か。
ナイトウィッチと言われる夜間哨戒を主としたウィッチらしい彼女がピアノを弾いている。
サーニャ「…〜〜♪〜〜♪」
俺「上手なものだな。」
サーニャ「!……お、俺さん?」
俺「リトヴャク中尉、だったな?こうして2人で喋るのは初めてだな。」
彼女は昼間寝ているため、話す機会はそうそう多くない。
…しかし、綺麗な肌だな。他の子達も綺麗だが、リトヴャク中尉は飛び抜けてきれいだ。
そのまえにプラスだろ
638 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 23:18:09.07 ID:pHpgjnYB0
支援
確かに段々レベル上がってる気がするよね
サーニャ「そ、そうですね……」
俺「これから夜間哨戒か?」
サーニャ「えぇ…飛ぶ前に少しだけ弾いていこうと思って…。」
俺「綺麗な音だ。…リトヴャク中尉、紅茶でも飲んでいかないか?」
サーニャ「ありがとうございます…、でももう行かないと。」
俺「…そうか、じゃあまたの機会に。頑張ってくれ。」
サーニャ「はいっ。…そ、それと私のことはサーニャと呼んでもらって構いません。」
俺「サーニャ?」
サーニャ「皆さん、そう呼ばれるので……」
俺「分かったよサーニャ、気をつけて行ってくるんだぞ?」
サーニャ「はいっ!行ってきます」
こうしてサーニャと別れた俺は、食堂のテーブルで一杯だけシュナップスを煽って部屋に戻り、洗面所に向かった。
ハサミを取り出して鬱陶しいほどの長さの髪の毛をばっさりと切り落とし、昔ほどとは行かないが、随分とさっぱりした髪型へと変えた。
男の俺が倒れてどうする。
ミーナを始め、ウィッチたちは平和を守ろうとしている。
サーニャに至っては、眠いだろうに、あんなに夜遅く出撃している。
俺がしっかりしなかったらどうする。
いい加減、甘えるのは終わりだ
支援
どんどんレベルがあがってくのはうれしいが
俺みたいなポンコツは生きずらくなっていくな
――――翌日
気づくと朝日が上り、朝食の時間になっており、ウィッチの皆は、起きて朝飯を食べていた。
宮藤「あ、おはようございます俺さん……って、どうしたんです?その髪!」
リーネ「短くなってる……」
バルクホルン「ショートもいいな…」
ミーナ「何があったの?」
俺「あなた方には随分とお世話になった。
だから次は俺が恩を返すべきではないかと思いましてね。」
シャーリー「おー。男っぽいなー」
ルッキーニ「なー!」
俺「男っぽい、じゃない男だ。」
エイラ「ナニがあったんダ?」
ペリーヌ「一体なにがあったというんですの?」
俺「…いつまでも甘えているわけにはいかないだろう?」
坂本「いい心がけだ俺!」
俺「坂本少佐、ストライカーユニットでの訓練を是非頼みたい。」
坂本「……そうか!よーし分かった!基礎訓練は終わりだ!実戦訓練をやるぞ!」
朝食を食べ終えた後、俺はヴィルベルヴィントに乗り、飛行場の先端へと来た。
昨日、一度乗ったときに思ったのだがどうやらストライカーユニットは思考することで動くことができるらしい。
力をセーブしながら動こうと思えば、そのように動けるのだ。
坂本「一日でコツを掴むとは…なかなかやるな、俺!」
俺「ええ、ありがとうございます。」
インカムから聞こえる少佐の声に礼を言い、機関砲の向きを変えたりエンジンの出力を変えたりしてみる。
やはり、昨日ほどの疲れは感じない。
坂本「正直、私も陸戦ウィッチの訓練の仕方は分からない。だから、まずは射撃の腕を見せてもらうぞ。」
目の前の大海原には、いくつものバルーンが浮かんでいる。
なるほど、あれを撃ち抜けということか。
俺は目の前に浮かんだ三角形の頂点にバルーンが来るように照準を合わせ、引き金を引く。
20mm機関砲弾は狙い違わずに、バルーンに命中し、バルーンは弾け飛んだ。
坂本「うまいぞ、俺!さすがは元戦車乗りだな!」
俺「そんなに褒めても何もでませ――――」
レベルが上がって辛いなら俺の俺をよめばいいさ
俺のはグダグダと長いだけで決してレベルが高いわけではない。
んよ、と言おうとしたところで、基地中のサイレンが鳴り響いた。
坂本「――!ネウロイだ!」
ネウロイ――正体不明の人類の敵。ついに奴が、現れたのだ。
ミーナ「美緒、俺さん、聞こえる?」
坂本「聞こえるぞ!敵はどこに?」
ミーナ「基地から南東60km地点よ!恐らく大型だと思われるわ。
美緒とシャーリーさん、ルッキーニさん、エーリカ、トゥルーデそれからペリーヌさんで迎撃に向かってください!
他は基地待機を命じます。俺さんもいいかしら?」
俺「了解しました。待機します。」
基地待機になるのも当たり前か。まだ全然使いこなせていないし、そもそも陸戦用だ。
基地上空に敵が来ない限り、手も足もでない。
滑走路からは、シャーリー達が飛び出し南東へと向かって行った。
甘えるのは終わりだと言ったが……結局何もできないじゃないか。
辟易しながら格納庫に戻り、ストライカーを置いてブリーフィングルームに戻ると、待機を命じられた宮藤、リーネ、エイラとサーニャが居た。
宮藤「俺さん、大丈夫なんですか?」
俺「あぁ問題ない。コツはもう掴んだからな。」
リーネ「すごいですねー…。たった1日で習得しちゃうなんて!」
エイラ「フン、お前もちょっとはできるんダナ。」
サーニャ「エイラ、めっ」
エイラ「チェー」
俺「ははは、仲がいいんだな。」
エイラ「そーダゾ、サーニャに何かしたら許さないからナー」
待機中でも緊張感がない、というよりは楽観的な彼女たちだ。
自然と笑顔が漏れる。
――――ウゥゥゥゥッ
宮藤「警報!?」
ミーナ「また中型のネウロイよ!まさか、向こうのは陽動なのかしら…ロマーニャ方面に向かっているわ!ここから50km地点!
俺さん以外の待機要員はこれを迎撃してください!」
4人「了解!」
こうして4人もまた、ネウロイ迎撃に飛び立って行ったわけだが…これで基地の戦闘要員は2人だけということになる。
もし俺がネウロイだったら第3波を用意して、ガラ空きのこの基地を襲撃させるね。
どうやら第1波の大型ネウロイに、エーリカ達も苦戦しているようだからな。
――――そんなとき、警報がなった。
ミーナ「……第3波を確認、中型が1機、高速で飛来中です。北西の方角から、進行方向から推測して、この基地が狙いだと思われます。」
……ネウロイも考えることは一緒なのか。
ミーナ「皆が帰って来るまで、私が食い止めます。俺さんは待機、いいですね?」
俺「しかし……」
ミーナ「待機です。いいですね?」
俺「…了解。」
結局、ミーナも飛び立ってしまった。
しかし、エースが5人も集まって苦戦する相手だ、ミーナ一人で倒せるはずがない。
ミーナさんなら高高度からのヒップアタックで一撃だろ
一番尻ってか
十八番・・・
安心しろ、俺のが1番駄文なんだからよぉ!
エーリカ「こいつー!しぶといよー!」
シャーリー「ルッキーニ、もう一度やるぞ!」
ルッキーニ「シャーリー、分かった!」
坂本「コアは後部にある!あそこを狙うんだ!」
ペリーヌ「了解ですわ!」
トゥルーデ「うおおおお!」
無線だけでも、苦戦してる様子がわかる。
ミーナ「発見したわ!…は、速い!」
俺はこのまま待機していていいのか。何か、何か出来ることをやるべきではないのか。
しかし、一体なにがある?
俺はこのまま待機していていいのか。何か、何か出来ることをやるべきではないのか。
しかし、一体なにがある?
ミーナ「なんて速さなの……!ダメッ……つぅっ――――!」
俺「ミーナ中佐、大丈夫ですか?」
ミーナ「大丈夫、少しかすっただけよ。それよりも!」
レーダーの画面を見ると、ネウロイの輝点がミーナの輝点を追い抜かし、速度をあげながらこちらに向かってきている。
ミーナ「…れさん、俺さん!…ネウロイを、迎撃してください!」
俺「…了解!」
言うな否や、俺は格納庫へ向かい駆け出した。
まだ扱い慣れない旋風に乗り、魔法陣を展開し使い魔を発現させる。
俺「俺、出撃する!」
ネウロイが向かってくる北西の位置に陣取り、空を睨みつけるように4連装20mm機関砲を向ける。
すると、徐々に青い空に黒点が現れ、段々と大きさを増していく。
あれがネウロイか……初めて見たが、なんとおぞましいものだろう。
真っ黒な機体にところどころ赤い斑点があり、そこからビームを撃ってくるようだ。
俺「……目標、敵ネウロイ。12時方向進路そのまま、距離1500、速度800、…フォイア!」
<つづく>
656 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 23:48:54.76 ID:6/GGUASh0
情け無用、フォイヤ!!
去るよけ支援
遠くに見えるネウロイを三角形の頂点に捉え、固有魔法で弾丸の威力を増幅させた4丁の20mm機関砲の引き金を引く。
連装砲の奏でる独特の重低音が501の基地に谺し、ネウロイの先端部分の装甲をガリガリと削っている。
しかし、速度が速いためかすぐに俺の頭上を飛び越えていく。
俺「シャイセ!」
すぐに砲身を旋回させ、ネウロイへと向ける。
ネウロイはこちらの対空砲火に驚いたのか、一度基地の上空をフライパスし、もう一度旋回して戻ってくるつもりらしい。
させてたまるものか。
砲身を向けた瞬間、ネウロイがちょうど旋回途中にあり、こちら側に背を向けていた。
>>655 あるあるある
一晩寝かせて読み返すと大丈夫かこれでって思う
支援
ついでに明日の夜に投下予約
その点ながら投下の漏れは気にすることなど何もなかった
どっちにしろうんこだけど。ご飯食べるねシャーリーたん!
662 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 23:53:28.88 ID:qFihvH2z0
>>659 かなりわかるなぁ・・・
あとで訂正加えたりしてるけど、他のSS読むとだめだな〜って思う
明日は朝早いんで今日はやめて、無職俺明日の昼いきます
16000で60%ってことは100%で27000弱?しかももう1話増えるって?
あんたどんだけ書いたら気が済みますのんw
664 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 23:56:18.13 ID:pHpgjnYB0
さすが無職さんです
665 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 23:57:06.22 ID:w52UAMTXO
MHP3ですか?無職さん
すぐに砲身を旋回させ、ネウロイへと向ける。
ネウロイはこちらの対空砲火に驚いたのか、一度基地の上空をフライパスし、もう一度旋回して戻ってくるつもりらしい。
させてたまるものか。
砲身を向けた瞬間、ネウロイがちょうど旋回途中にあり、こちら側に背を向けていた。
コアの場所がどこかは知らないが、この距離なら十分蜂の巣にできるだろう。
俺「対空砲を目前にして背中を向けるのは迂闊だったな、ネウロイ!」
俺は残弾をすべて撃ち込む勢いでネウロイに向け掃射し、空薬莢をあたりにバラまいていく。
ネウロイは破片を撒き散らしながら、4つの砲身から打ち出される20mm砲弾を何十発と受けついにコアに命中した。
次の瞬間ネウロイは、白い雪のような破片を降らせ、消滅した。
俺「……て、敵ネウロイ撃墜、しました。」
エーリカ「こっちもやったよー!」
宮藤「こちらもなんとか倒せました!やりましたね俺さん!」
次々に無線が飛び交う中、ミーナだけは終始無言だった。
喜びに浸っていた俺たちはその時にはミーナが大変な事になっているなんて思いもよらなかったのだ。
<つづく>
うわこれつまらんな
お目汚し失礼しました。
667 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 00:00:19.79 ID:LA+NgVd20
>>663 無職かと思ったらWIKIスタゲのことかw
無職はMHP3だろうな間違いない
俺も書いてみようかなぁ
670 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 00:03:10.69 ID:LA+NgVd20
かけかけ
671 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 00:04:39.14 ID:gw/o+Akd0
無職だけどMHP3なんてやらないもん!
明日は朝から病院いって本屋いって食料を買ってきて兄貴の家尋ねるだけだよ!
ちゃんとした用事なんだから!
俺は予約し損ねたので二次出荷まで買えない組
しばらく神喰ってようw
イチャラブ挑戦してみよう
>>666 乙
心配スンナヨ俺のがつまらんし大丈夫だ
675 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 00:09:09.91 ID:kDIUySsD0
676 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 00:11:39.82 ID:5A3DyxTSO
677 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 00:12:44.63 ID:3pzR8zNJ0
>>666 乙
もちろん後半ではティーガー来るよな!
忙しくて書き溜めも投下もできねぇ
こうしてる間にも誰かにネタを先越されるんじゃないかと不安でたまらない
679 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 00:19:28.11 ID:JMuvB0VPP
ええい俺学園と俺ジャーナルはまだか
orejournalには期待している
分析鋭くて見てて頷かされることが多い
681 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 00:25:47.75 ID:ZDHv72Bb0
MHのせいで書き貯め何それ美味しいの状態に
俺教官とレジ袋の続きがみたい
予約できなくて書き溜め的にラッキーかもしれんぬw
第五話投下したらお財布握り締めて買いに行こう
684 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 00:27:33.44 ID:G5e6PIOO0
>>266 書いたSSをお蔵入りさせるのがどうしても嫌なら製速に個別スレを立てて書いてくれ
その場合はこことは関係の無い独立したスレということになるけど
ちなみに現状製速にはストパン関連のSSは一件も見当たらない
大部分が禁書
だが書いてるうちに人が集まるかもしれないし集まらないかもしれない
685 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 00:28:21.77 ID:UvGP3sjvO
>>680 それに比べて俺の書く学園僕(爆笑)とかねwww
明らかにレベルが低すぎるよなぁ・・・・・・つか皆の文才を分けて頂きたいのう
686 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 00:33:09.21 ID:fazBUO8HO
>>685 多人数のキャラをどう上手く動かすかで、面白くなるんじゃないか?
テンプレのキャラだけでもいいかもしれないけどさ
個性が強い奴だと動かしやすいのかもな
1937年 モスクワ
幼俺「サーニャちゃん!あーそーぼー!」
幼サーニャ「あ、俺君。いらっしゃーい」
幼俺「へへー!さーにゃちゃん今日もかわいいねっ!」
幼サーニャ「俺君もかっこいいよぅ」
サーニャ母「俺君とサーニャはいつも仲良しなのね」
幼俺「しょーらいはさーにゃちゃんとけっこんするんだー!」
幼サーニャ「お、おれくん・・・///」
1944年 501基地
ミーナ「今日から配属になった俺中尉です。カールスラントでナイトウィッチをやっていたそうよ。」
サーニャ「あの人・・・。」
エイラ「ン?サーニャ、どうかしたのカー?」
サーニャ「う、ううんなんでもない・・・(あれって・・・)」
俺「えー、カールスラントでナイトウィッチをしていた俺中尉です。えー、まぁ色々と至らない部分はあると思いますが、えーよろしくおねがいします。」
宮藤とか「男のウィッチですか!?」「まぁ汚らわしい・・・」「態度のなってないやつだ全く!」
俺「ん?サーニャ!サーニャじゃないか!俺だよ、俺俺!」
サーニャ「やっぱり・・・俺君!会えてよかった!」
エイラ「ムー・・・」
っていうネタを考えた
690 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 00:35:30.07 ID:fazBUO8HO
つーか予約してた連中はどこに行ったの
>>688 俺「ん?サーニャ!サーニャじゃないか!俺だよ、俺俺!」
サーニャ「俺俺詐欺!通報しました!」
俺ジャーナルってwikiに載ってないんだね、残念
スレのログ掘り起こすの大変だw
695 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 00:41:03.36 ID:rso1ALVH0
この時間て予約いないのかな?
朝書いてて寝落ちした奴逝ってみたいんだが、どうだろう
さてと、妄想しながら寝るか
697 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 00:41:27.06 ID:5A3DyxTSO
GOダナ
698 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 00:43:15.60 ID:cKRKeZ6kO
いきなさい
さぁ続きを書くんだ
しかし推敲してたら足りない部分やら書き直したくなる部分が増えてアババババ
せめて出撃位までは書きたいですチクショー!
701 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 00:44:25.76 ID:rso1ALVH0
>>697 行かせてもらいます
>>245からの続き
〜ミーナ執務室〜
ミーナ「はぁ。名無しさん、あんな形でケンカ売らなくてもよかったんじゃないかしら?」
俺「売り言葉になんとやら。あの手の人は避けるよりもぶつかった方が仲良くなれると思うので。」
ミーナ「それは任せるけど、致命的な溝は作らないでくださいね。・・・では本題に移りましょうか。」
「あなたは何者なの?」
俺「元扶桑皇国特殊魔法研究機関・第774研究軍所属、名無し俺特務大佐。任務は主に実験兵器のテスト。」
「ここからは聞く方も言う方も危険が及ぶ機密です。いいですか?」
坂本・ミーナ「「(コクン)」」
俺「実験内容は現地政府に対する反乱軍の鎮圧、制圧、排除、消去。簡単に言えば人殺しです。来る日も来る日も。今では果物と同じ感覚で殺せます。」
「それでも心は痛むんですよね。やっぱり人を手に欠けるのは。
「違うか・・・本当の任務は他国に媚を売る売国奴の手伝いってとこですかね。敵は知らない言葉使ってたし、上部の連中も金と兵器の話しかしてなかった」
坂本「そんなことあるはずないだろう!!!あの国に、自分の国を売り他国に取り入ろうとする不埒な輩がいるはz「美緒!!」」
702 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 00:45:50.81 ID:aNgMEaGS0
>>684 製速で勝手にやれとか、どんだけ上から目線なんだよ
したらばとかパー速に避難所作るだけでいいじゃねぇか
703 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 00:50:38.78 ID:rso1ALVH0
ミーナ「・・・続けて」
俺「いたんですよ。そういう奴が。事実です。俺の出身の村が残っていれば証言してくれますよ。」
坂本「くっ・・・・」
ミーナ「そんな研究所からどうやってこの隊に来るような命令が出るのかしら・・・聞いたままの話だと外に人を漏らすようなことはないと思えるんだけど?」
俺「・・・研究所が消滅したんですよ。」
「「!!」」
俺「研究所近くに敵の攻撃隊が進んでるときに、バカな所長が索敵実験とか言って警報機全部きって実験兵器の恐ろしさ見せてやれー、とか。」
「で、試作爆弾への引火を皮切りに弾薬庫が爆発。地図から消えました。」
ミーナ「よく生きてたわね。研究所が消滅したのにどうしてここへの移動命令が出たのかしら。」
俺「外に出て迎撃してましたから。俺のストライカーは実験兵器にふさわしいトンデモ兵器です。爆発よりも空気の壁の方が恐ろしい。」
「…話がそれました。ここへの移動命令ですが、研究所が消滅したので距離の離れていた仮設実験棟で通信しました。」
坂本「それでも上官が死んでいてそんな話が通るとは思えないな。何をした?まさか」
704 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 00:50:57.15 ID:ZDHv72Bb0
>>682 ごめんね、修論とMHでいそがしいんだ。。。
>>702 俺も避難所はあってもいいと思ってる。しかし前スレで
スレが分散してこのスレの寿命が縮むことを危惧しているひとが多いようだったから
このスレにこだわらずに整速とかでやったほうが自由に書けていいんじゃないのと思って
>>684のような提案をしたんだよ
706 :
ここになんか名前入れた方がいいのかな?:2010/12/01(水) 00:56:02.73 ID:rso1ALVH0
俺「きっとそのまさかです。恐喝しました。軍でなく国を。」
坂本「貴様ぁっ!!!!そんな奴を信用できると思うのか!?国を脅すような奴に私たちの背中を預けるというのか!?」
瞬間、抜刀した烈風丸が俺の首筋に赤い傷を作った。
俺「・・・信用してもらいたくてこんなこと言ってます。隠したってそのうちばれる。国家機密をこんなに話してる時点で矛盾してるんですがね。」
ミーナ「美緒、落ち着いてちょうだい。・・・名無し・俺特佐。答えてください。あなたはなぜ戦うの。なぜこの部隊を選んだの?」
俺「死んだ女の遺言で、人のために力を使ってくれ、ってね。俺だって好き好んで人間殺してたわけじゃないんだ。人間の役に立つ研究だって信じたかったさ。でもそんなの幻想だった。」
「でも今、俺を囲う檻は壊れたんだ。せめてあいつの最期の言葉くらい守らせてほしい。これだけ話したここが最初で最期なんだ。お願いだ。どうか、お願いします・・・」
ミーナ「わかりました。あなたの処遇については昼食までには出します。自室で待機していてください。」
俺「了解しました。…昼までってもうすぐじゃないですか。いいんですか?」
ミーナ「あら、この"最前線"基地の隊長は私よ?間違った判断はしないわ。安心して。」
俺「失礼しました。自室にて待機します。」
VIPだからこそ多くの人の目につくというのがあると思うなぁ
支援
規制関係はwikiのほうに新しくページ作るからそこで話すことにしようぜ
709 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 01:01:20.85 ID:CwyekkAp0
>>706 タイトルでもいれとくとwikiのったときわかりやすい
タイトルはあった方がわかりやすくていいと思う
711 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 01:03:06.50 ID:aNgMEaGS0
避難所のせいで本スレ過疎るとか、末期じゃねーか
ここの勢いはそんなもんかよ
そういえば途中までタイトル決めてなかったなぁ
713 :
九尾の俺・・・・・・アドバイスさんくす:2010/12/01(水) 01:05:25.96 ID:rso1ALVH0
ミーナ「どう?彼、信用できそう?」
坂本「正直あまりしたくはないな。しかし、最後の言葉には力があった。あのm「目に嘘はないように見えた」」
ミーナ「でしょ?」(クスクス
「わかってるわ。この隊のみんなと同じ目をしているんだもの。」
坂本「だな。全員から信用されるまでに時間はかかるだろうが、歓迎しよう。あの目の悲しみが晴れるよう手伝ってやれればいいがな。」
ミーナ「そこは彼次第ね。トゥルーデみたいな前例もあるんだし、この隊のみんなならどうにかなるわ。戦力強化と新しい仲間を喜びましょう」
坂本「そうしよう。・・・そういえばあいつ部屋わかるのか?」
ミーナ「あ」
次回予告
501に正式に迎えられた『名無し・俺』特佐
謎だらけの俺はみんなに仲間として受け入れられるのか
転属後初のネウロイ戦とその結果は
説明ばっかりで戦闘まで時間かかるけど大目に見てほしいな
お目汚しすんませんでした
/ヾ
丶イノ
支援なんだよ! / /
/ /
∧ ∧ / /
( ゚Д゚) / /
/ \ / /
( ) ゚ ゚/、/⊂//
\\ ( /⊂//
シコ \⌒つ /
(  ̄/ /
シコ | O○\
| | \ 丶
| ) | )
/ / / /
/ / L_)
L_)
乙〜
716 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 01:07:58.43 ID:3pzR8zNJ0
乙
避難所はあるとこっちが過疎るというより、こっちがある限り避難所が過疎るって話だったような?
乙
wikiに簡易的に避難所作ったから規制とかに関して
なんか言いたいことがあったらそこでやってくれ
719 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 01:10:41.95 ID:G5e6PIOO0
乙
さっそくwikiに簡易避難所ができてたから
議論はそっちでやるよ
720 :
九尾の俺:2010/12/01(水) 01:19:10.15 ID:rso1ALVH0
初投稿で見苦しいとこもあったかと
しゃべって無いキャラ多いとか…
回りのレベル高すぎて恥ずかしい
ところで
誰も来ないなら続き逝っちゃってもいいのかな
いけよやぁぁぁ!
722 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 01:21:13.33 ID:3pzR8zNJ0
いくがよい
書き終わったら投下するとか言った俺は確実に後3時間はかかるだろうしやれば良いと思うよ!
724 :
九尾の俺・・・・・いっきまーす:2010/12/01(水) 01:22:02.80 ID:rso1ALVH0
あのあと、予告通り中佐から昼食前に返事をもらった
ミーナ『歓迎します。あなたの願いと私たちへの信頼がある限りあなたは私たちの仲間です』
『ようこそストライクウィッチーズへ。』
あんな告白の後なのに何故あんなに眩しい笑顔で迎えてくれたのだろう
いや、まぁ、嬉しくはあるんだけど、怒ってる少佐とかも見てるし、なんか怖いなぁと。
女は怖い。見とれるくらい綺麗だったけど。今はこれだけでいいか。
迎えてくれたことに変わりはないんだし。
今までの罪滅ぼしや、最後の願いを叶える機会ができたんだ。
喜びこそすれ、訝しむ必要なんてないさ。
さぁ昼飯だ。
期待してくれって言われてるし、遅れても悪いから行くとしよう。
725 :
九尾の俺:2010/12/01(水) 01:28:05.23 ID:rso1ALVH0
宮藤「あ、名無しさん!」
俺「ごめん、遅かったかな。」
俺が食堂に入った時には他の隊員が揃っていた。
宮藤「そんなことないですよ。坂本さんが話があるってここに集まっただけですから。」
俺「!?」
坂本「名無しには悪いと思ったが、お前のこと話させてもらった(安心しろ、マズイことは伏せてある」
俺「そうですか、話すことで少しでも俺が受け入れてもらいやすくなるなら安いもんですね(お気づかいありがとうございます」
バルクホルン「あー、なんだ、さっきはすまなかった。ここまで大きな問題抱えているとは思えなくて…」
俺「しょうがないことですよ。誰だってあんな話信じませんて。それに俺もケンカ売ってたわけだし。信用は行動で示してから得ようとも思ってましたし。」
エーリカ「まったく、ほどほどにしてよ?トゥルーデ暴れたら抑えるの大変なんだから。」
俺「ほどほどにしとくよ。すまないな。」
バルクホルン「やめるとは言えないのか、貴様というやつは…」
後少しなのにフラグ立てる準備するか否かで筆が悩むぜメルツェル支援
727 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 01:31:43.13 ID:5A3DyxTSO
支援
ビッグボックスへようこそ!支援
729 :
九尾の俺:2010/12/01(水) 01:33:05.69 ID:rso1ALVH0
〜昼飯食べながら〜
俺「さて、みんなに俺の危ない過去が知れてしまったわけだし、猫かぶるのもやめようかな。」
シャーリー「アハハ、お前、それで猫かぶってるつもりなのか?けんか腰の猫の皮なんて聞いたこと無いぞ。」
俺「丁寧に喋ろうとすると感情が入らなくなる分、言葉が尖ってね。」
バルクホルン「新参者が何を言う。今のままでいいだろうに。」
俺「あれ?俺階級言わなかったっけ?これでも大佐なわけよ。」
バルクホルン「軍でもないところの階級が信用できるか!」
俺「兵器研究って元は軍用だろ?作ったものが軍で使えなきゃ意味無いわけだし。」
バルクホルン「だ、だからなんだ;」
俺「変態どものことだ、軍でも自分の駒で試験できなきゃ意味無いとでも思ってたんだろ。」
「つまり軍で堂々と試験行うために俺の階級は本物なわけさ。」
バルクホルン「だからと言って、どうするつもりだ?」
俺「どうもしないよ。ただ言葉づかいだけ目を瞑って欲しいかなって。どう?中佐。」
730 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 01:38:13.14 ID:gMOpg7bT0
明日の夜に投下したいなぁ!!
ひゃっほう!戦闘じゃー!
731 :
九尾の俺:2010/12/01(水) 01:38:54.78 ID:rso1ALVH0
ミーナ「こちらの命令にきちんと従ってくれるなら何も言わない。その方が貴方らしく居られるならそれに越したことはないわ。」
俺「ありがとう、ミーナ。」
「「!!??」」
俺「あれ?みんなこう呼んでない?まずかったかな…」
ミーナ「ま、まぁさっきの手前何も言えないわね、好きになさい/// あなたは、こう、どう呼ばれたいとかある?」
俺「名前で呼んで」
ミーナ「!?///」
ペリーヌ「あなた!いきなり何をおっしゃいますの!?」
俺「えっ?あいや、ミーナだけってわけじゃなくて、みんなにも、その名前で、さ。仲良くなりたいから。」
「階級気にせず接してくれると嬉しい。改めてよろしくお願いしますm(__)m」
732 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 01:40:04.55 ID:5A3DyxTSO
ミーナ√かな?支援
733 :
九尾の俺:2010/12/01(水) 01:45:52.14 ID:rso1ALVH0
〜昼食後ハンガーにて〜
坂本「さて、新隊員の実力、見せてもらおうか。」
俺「よし来た。と言っても俺の機体の説明からですよねー。」
坂本「わかってるじゃないか。飛ぶ前に把握した方がいいこともあるしな。」
ルッキーニ「ねーねー、あれホントにストライカーなの?」
ルッキー二が指さした方にはストライカーとは似ても似つかない異形が鎮座していた。
上半分だけ見れば確かにストライカーである。
しかし下半分は鉄筋が何十、何百と生えている、何ともおかしなものだった。
鉄パイプでも上に付いていれば鋼鉄の箒にも見えていただろう。
俺「一応ストライカーらしい。足入るし、人体保護機能やオートシールドもある。その辺は押さえてあるって聞いた。」
シャーリー「しかしありゃなんだ?レシプロでもなければジェットでもないだろ。」
俺「人知を超えた軌道で飛ぶためのモノらしいな。見た目からして箒なんだが、軌道もまんま箒と同じだ。」
「なんでもストライカーの魔力増幅炉と付加魔法回路に箒に見立てた鉄筋を直接つないでるらしい。」
宮・リ・ぺ「箒・・・///」
734 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 01:50:49.14 ID:YOhhDuBz0
支援
735 :
九尾の俺:2010/12/01(水) 01:50:54.76 ID:rso1ALVH0
シャーリー「箒がエンジンに勝てるわけないだろ!?何考えてんだか。」
俺「普通はそうだろうな。でも俺は普通じゃないんだ。朝、話に上がった通り俺は九尾の狐なんだ。」
「伝説は大袈裟すぎると言ったけど、それを実現するだけの力は持ってる。」
坂本「どういうことだ?その言い方だとまるでお前が九尾の狐みたいじゃないか。」
俺「実際そんなもんなんだよ。俺の使う魔法力の殆どは九尾から流れてきてるんだし。これ、普通じゃないんだろ?」
「俺の本来の魔法力なんてスズメの涙、ストライカーは反応しないくらいに小さいんだ。」
坂本「(使い魔からの膨大な魔力供給だと?)・・・まぁいい。で、得意な戦法や固有魔法なんかもあるのか?」
俺「戦法としては機関銃で牽制して固有魔法で決定打、というのを良くやってたよ。」
ミーナ「決定打になる固有魔法って言うのは知っておきたいわね。」
俺「伝承の中で呪文唱える魔法使いって出てくるよな?それに限定条件付けたものだよ。」
坂本「で、限定条件と言うのは?」
俺「相手に攻撃できるものに効果を与える。ってのが一番簡単な口での説明になる。」
「後は訓練でも見てくれればわかると思う。」
支援
リーネちゃんと絡めるのむずい
俺は何とかなりそうだけどリーネちゃんが立ち直ってくれないw
737 :
九尾の俺:2010/12/01(水) 01:58:28.97 ID:rso1ALVH0
坂本「訓練で、ということは戦闘中に限られるわけでもないか…ここでは見せられないのか?」
俺「仕方ないねぇ・・・ちょっとハンガー出口まで俺の前に立たないでもらえるー?」
みんなが道をあけると俺は背中からリボルバーを取り出した。
バルクホルン「そんなんでネウロイと戦うつもりか!?お前本当に分かっているのか!?」
俺「まぁみてから判断してくださいよっと。・・・始めます」(ヒョコッ
俺「”弾薬装填1 弾種:閃光弾 威力3割 魔力充填開始”」
ルッキー二「わぁ!!光ってるよシャーリー!」
シャーリー「ホントに呪文かどうか怪しいけど唱えやがった・・・で、もう終わりなのか?すぐに光は収まったみたいだが。」
俺「今のは銃に弾薬を込めただけさ。今度は撃つよ。」
そう言うと外に向けて引き金が引かれた。
弾丸は光を帯びて飛び、滑走路の終わりで爆ぜ、白い光をまき散らした。
738 :
九尾の俺:2010/12/01(水) 02:04:52.60 ID:rso1ALVH0
俺「こんなもんですかね。威力、射程、効果なんでも変更可能。ハンドガンなのは見た目だけってね。」
バルクホルン「それを持ってずっと戦場にいたのか?信じられん・・・」
俺「今のはデモンストレーションだからあんなんだけど、状況次第でトンネルくらいは作ったこともある。威力は折り紙つきさ。」
「実戦で見ることを楽しみにしてくれよ。な」
サーニャ「!!…なにか来る」
サーニャの声に反応するように警報が鳴った。
サーニャ「方角は滑走路直上、距離25000、数・大型1中型5、速度中」
坂本「何とも空気を読んでくれるネウロイだな。」
ミーナ「そうね、大佐殿の実力が嘘でない事も見せてほしいところだったし、ちょうどいいわ。」
「夜哨のサーニャさん、エイラさん以外で出ます。余裕だと思うけど気は抜かないで。」
「出撃!」
739 :
九尾の俺:2010/12/01(水) 02:11:17.54 ID:rso1ALVH0
〜アドリア海上空〜
坂本「いつもと同じ爆撃型、か」
シャーリー「大きいのも小さいのもだな。慣れてはいるんだが、堅いんだよなあ」
俺「バルクホルン、どれくらい堅いんだ?」
バルクホルン「マガジン一つ使ってようやくコアが見えるくらいには硬い。」
いつもは固有魔法で短時間で決めるんだが、今回は数が多いな。どうするミーナ」
ミーナ「今回もトゥルーデ、フラウ、ルッキー二さんを中心に短時間で決めに行きましょう。」
「あの数は長引けば不利だわ。」
俺「ミーナ、いいか?」
ミーナ「何かしら俺さん。」
俺「右側3機任せてくれないか?先制打浴びせて陣形乱してくる。」
ミーナ「…それがあなたなりの実力の証明かしら?」
740 :
九尾の俺:2010/12/01(水) 02:16:48.37 ID:rso1ALVH0
俺「それもあるが、あれは見たことあるんだ。その時は独りでやった。あのときは一体一発で済んだし成功すればみんなも楽になるんだろ?」
バルクホルン「私に堅さを聞いたのは何だったんだ?」
俺「威力の調整に聞いたんだ。それくらいの破壊力持てないと実験兵なんてやってられないんでね。」
ミーナ「わかりました。被弾の危険ありとこちらが判断した場合すぐに下がってもらいます。接敵後こちらも攻撃を始めます。」
バルクホルン「おい、どう攻めるつもりだ!?」
俺「超高速で接近後、挨拶代わりに一発、焦った攻撃をかわした後カウンターで一発、爆煙に混じって一発。何、難しいことはないさ。」
「全て基本の繰り返しだ。
さぁ始めようかぁ!」
バルクホルン「それは特攻と何が違う!待てぇっ!!」
741 :
九尾の俺:2010/12/01(水) 02:23:37.81 ID:rso1ALVH0
バルクホルンの叫びが鳴りやまないうちに俺は飛び出した。
加速は一瞬。
一瞬あれば亜音速まで行ける。
このストライカーに今までの常識は無い。
標的が視界に大きくなる中、俺は詠唱を始めた。
俺「”全弾装填 弾種:破砕 威力全力 充填開始”」
「さぁ始めようか、人類の敵さん。俺が人の力になれるのかはお前さん次第だ、ぜ!!」
急な接敵に間に合わず狙いの定まらないネウロイ達。
五分の見切りと五分の勘で速度を落とさず接近を続ける。
その軌道は空気を切り進む弾丸そのもの。
俺「”充填続行 13割 超えろ”」
近づくにつれて敵の弾幕は濃くなっていく。
それでも俺の軌道は変わらない。
俺「亜音速に横から囲って当てようなんて常識が無いねぇ。脳味噌あるなら考えてみろ。」
そして今、俺がネウロイの正面に
742 :
九尾の俺:2010/12/01(水) 02:30:27.32 ID:rso1ALVH0
俺「はじめまして。そしてさようなら。」ダンッ
真正面に一発。
コアの位置を確認せずに。
速度さえ落とさずに。
しかし、そんなことに意味はない。
宮藤「え…」
リーネ「一番堅い先端なのに…」
ペリーヌ「先から奥まで砕けたというのですの!?」
俺「さすが人外、堅いねぇ。もっとも砕かれちゃそんな実感あるわけないか。」
そんな軽口を叩きながらビームを避け続ける俺。
俺「人間の使う銃弾の雨の方が隙間が無くて怖いくらいだ。」
743 :
九尾の俺:2010/12/01(水) 02:35:24.87 ID:rso1ALVH0
俺「さて再びこんにちは。後ろから失礼するよ。」
遥か後ろへ通過したはずの俺がそこにいた。
普通の感覚ならそう思うところだろう。
俺「生憎このストライカーは普通が通じないんでね。バイバイ。」ダンッ
慣性を無視し、ネウロイ後方で止まったのだ。
常識があるなら追える筈が無い。
俺「さぁお前もサヨナラだ。役目果たせず消えていけ。」ダンッ
言うが早いか第三射を放った。
宣言通りネウロイの散る欠片の中から。
例外なくネウロイを破壊する。
もはや距離は関係ないようだ。
バルクホルン「なんだあいつ、無茶苦茶だ。」
ハルトマン「このままじゃあたし達が追いつく前に終わっちゃうかもねー。」
支援
745 :
九尾の俺:2010/12/01(水) 02:42:08.66 ID:rso1ALVH0
坂本「どうするミーナ、退かせるか?」
ミーナ「…任せましょう。彼が自分の言った通り三体に牽制し陣形を乱すならこれ以上無謀なことしないはずよ。」
坂本「とてもそうは思えないな。止めるなら今だ。」
ガガッ
俺『ミーナ、残りも片づける許可をもらいたい。接敵まで随分時間がかかりそうじゃないか』
ミーナ『貴方自分が言ったこと忘れたの?それにこれ以上の無謀な攻撃は許可できないわ』
俺『今のどこが無謀なのさ。最小限の接敵時間で敵を撃滅。回避行動も安全すぎるくらいだ。』
『危険と言うならここでみんなを待つ方が危険だ。片づけた方が早い。回避と攻撃の一石二鳥さ。』
ミーナ『…はぁ、もう。本当に大丈夫なのね?心配するのがバカらしくなるじゃない。』
俺『ははは。心配してくれたのか。感謝する。何度も言うが俺は無茶なんかしてない。』
『それとこんなのは今回だけだって約束するよ。これ以降は隊として戦うから。』
ミーナ『早く片付けて帰ってきなさい。話はそれからです。はぁ…』
ハルトマン「言うこと聞かない弟の世話してるみたいだね、ミーナ」
しょっぱなからチートくせえw
だが俺は嫌いじゃないわ!
そして終わんねェ…
748 :
九尾の俺・・・厨二病こそSSの醍醐味w:2010/12/01(水) 02:48:03.60 ID:rso1ALVH0
俺「さて残り三発。どうするか」
やはり言葉とは裏腹に曲芸飛行でビームをかわす。
急旋回、ひねり、ループ、どれも速度と軌道に違和感がある。
俺「箒ならではの慣性無視した軌道の変更。身体は辛いけどそれも病み付き、ってね」ダンッダンッダンッ
続けてネウロイ二体が破壊された。
ここまでに中型は姿を消していた。
大型は被弾しているものの、大きいだけあって一発で全てを壊すまではいかなかったようだ。
俺「”弾丸装填1 弾種:炸裂 威力今の気分 充填開始”」
今の俺を感じてくれよ!?
ルッキー二「見て見て!あれっておれかな?すっごいひかってるー!」
シャーリー「あの光り方って少佐に似てないか?」
ダンッ
リーネ「あっ!光がネウロイの中に!」
749 :
九尾の俺:2010/12/01(水) 02:55:38.56 ID:rso1ALVH0
俺「弾けろ!切り裂け!」
ネウロイに入った弾丸は呪文の通り中で炸裂した。
内側からバラバラになっていく。
割れ目から見える空が異様に綺麗に見えた。
俺「…これが人類の敵、か。あっけないもんなんだな」
こんなモノと少女たちが戦っている間、俺は何をしていたのだろう
国の、いや、一部の上層の人間の私利私欲のために動いていたのだ
村のみんなを人質にされたとか、逆らえない事情もあった
でも
ほんと、おれは、なんのために、たたかってきたんだろうな
750 :
九尾の俺:2010/12/01(水) 03:01:09.93 ID:rso1ALVH0
ブーン…
坂本「おい、俺大丈夫か!?」
ミーナ「どうしたの!?被弾したようにも見えないし…」
俺「どうしたんだ?みんなして痛々しいもの見るような顔しちゃって。」
シャーリー「ホントにわかってないのか?お前、泣いてるんだよ。」
俺「え・・・?」(ヒタヒタ
「ホントだ…」(グシグシ
「すみません、先に帰ります」
あぁ泣いている原因はわかってる。
恨みも後悔もすべてわかってる。
なんであいつは恨みしかない最期に俺の未来を指さしたのだろう
今はただ 眠りたい
751 :
九尾の俺:2010/12/01(水) 03:07:19.22 ID:rso1ALVH0
次回予告
初戦闘で見せた俺の涙の訳とは
そう言えば俺って何歳?ミーナの弟になれるかも
俺にやられたネウロイ達からの熱烈なアタック
飛べない豚はただの豚さ
次回「おおきい・ふっとい・いっぱい(嘘)」
ここまでありがとう
こんな厨二全開な俺で投下予定だった人の時間潰したかと思うと申し訳ない
752 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 03:10:01.07 ID:CwyekkAp0
乙
いいじゃないか
俺なんか駄文ダラダラ書いてたせいで本来第四話だったものが第四話〜第六話になるかもしれないんだ
描写を最低限に絞る練習をした方がいいのかもしれない…
絶賛ソレ真っ最中だぜヒャッハー!
……ナニヤテンダオレサッサトカケヨ
755 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 03:21:31.71 ID:zXiqnV2TO
俺なんて俺を登場させられなくてストーリーが始まりもせん
指令官視点がこんなに難しいとは…
756 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 03:22:04.88 ID:gMOpg7bT0
乙乙、厨ニこそこのスレの華
単純計算で全部終わらせるのに10何話もかかりそうな俺を誰かぶんなぐっていいよ!
乙
502の人物呼称表が完成しねええ
フミカネもっと頑張ってください
758 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 04:35:52.86 ID:Eezlvp1xO
完成が見えないが…以降の劣化が酷そうだが眠いし保守しつつ寝るか…
759 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 04:47:41.21 ID:VMQ5uYtC0
今、大丈夫かな?(盗撮)
760 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 04:48:08.39 ID:c1lzG41I0
こい
キャモォォォン
支援なら任せろー!(バリバリ
762 :
盗撮癖な俺 いきます 少しだけです・・・:2010/12/01(水) 04:50:29.57 ID:VMQ5uYtC0
衝撃的な告白から一夜明けて・・・
昨日の夜はとにかく大変だった・・・
あの後、俺はやるべきことをヤッた
初めてとはこんなにも緊張するものなのか?
俺は、無意識にカメラで撮ろうとしてたんだ、俺とシャーリーの愛の行為を・・・
そしたら、シャーリーは
「こんな時にもカメラで撮ろうとするのか〜さすが、変態だな////」ニヤニヤ
「そんな悪い子にはお仕置きだっ!」と言い、
俺を仰向けに押し倒し、馬乗りになった
「い、いくぞ////俺・・・・/////」
開幕から壁殴り推奨とは…やるじゃない
764 :
盗撮癖な俺 :2010/12/01(水) 04:52:02.94 ID:VMQ5uYtC0
自ら腰を動かし、慣れないことを一生懸命やっていた・・・・俺は、そういうシャーリーが大好きだ
そして、俺が絶頂に達しても、
「まだ・・・・がんばれるよな?/////」
また、腰を動かし始めた・・・くねくねと・・・時には動きを早めたり、遅くしたり・・・
何回、達しただろうか?おかげで、今の俺の貯水タンクはすっからかんだ
今の俺は、俺の部屋でシャーリーと一緒に寝ている
俺は、シャーリーより早く起きたようだ
スースースー
寝息を立ててるシャーリー、かわいいな・・・
この顔撮ってやろうかな?
765 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 04:52:21.70 ID:c1lzG41I0
ぐ・・・俺はもうダメだ・・・
置いていけ・・・
766 :
盗撮癖な俺 :2010/12/01(水) 04:54:10.88 ID:VMQ5uYtC0
そう考えた俺は愛用のカメラを取り出し、パシャッとかわいい寝顔をレンズに収めた
しかし、これだけで満足する俺ではない。もう少し、普通の男では見られないところも撮りたいという欲求に駆られた
そうでないと、"変態盗撮遅漏野郎"の名が廃ってしまう
シャーリーに掛かってるシーツを取ろうとした瞬間、
シャーリー「俺、何してんだ・・・・」ムクッ
起きた。
俺「!? いや、ナンデモナイデス・・・・はははははは・・・・」
シャーリー「じゃ、その手にあるカメラは何なんだ?」
俺「こ!?これは、ですね・・・・シャーリーガ、カワイカッタンデ、トロウトシマシタ・・・・」
シャーリー「声が小さくて聞こえないぞ?」
…フッ、窓割っちまったぜ…
>>765 死ぬな!まだお前は嫁と結婚してないじゃないか!
768 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 04:54:56.25 ID:c1lzG41I0
ちょっと一発殴らせろ!!
769 :
盗撮癖な俺 :2010/12/01(水) 04:55:25.83 ID:VMQ5uYtC0
俺「シャーリーがあまりにもかわいかったんで撮ろうとしたんだよ!!だって、隣で幸せそうな顔してたら
誰だって写真撮りたくなるわ!!シャーリーめちゃくちゃかわいいよぉぉぉぉぉぉっ!」
シャーリー「お、俺・・・・/////」チュッ
シャーリーは俺に口付けをした
シャーリー「ん・・・・れろっ・・・はっ・・・・んちゅ・・・」ハァハァ
俺「れろっ・・・ぬちゅ・・・はっ・・・」ハァハァ
そして俺は、手をシャーリーの豊満な胸に伸ばした
むにゅっ
シャーリー「あっ!お、俺!?・・・///」
俺「朝からだけど、大丈夫か?」
シャーリー「別に大丈夫だよ////俺と一緒になれるから/////」ニコッ
770 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 04:56:40.32 ID:zXiqnV2TO
なんか寒いと思ったら家がなくなってた
771 :
盗撮癖な俺 :2010/12/01(水) 04:57:13.85 ID:VMQ5uYtC0
俺「あぁぁぁぁぁっ!かわいい!獣の大佐が襲っちゃうぞ〜!」
シャーリー「ははっ!襲われちゃう、助けて〜//////」
俺はシャーリーをベットに仰向けに押し戻し、その上にかぶさるようにした
シャーリー「俺・・・・/////」
俺「シャーリー・・・・////」
再び唇を重ねようとしたとき、
コンコン
俺・シャーリー「!?」
宮藤「俺さ〜ん、もう朝ですよ!起きてくださ〜い」
俺「み、宮藤!!お、起きて・・・『ガチャッ』
遅かった
気づいたらガラスと近くの壁全部砕いてた
773 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 04:57:57.66 ID:c1lzG41I0
Ok、俺
こういう時は素数を数えて落ち着くんだ
1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89....
ってこれフィボナッチ数列じゃねえか!!
774 :
盗撮癖な俺 :2010/12/01(水) 04:58:12.73 ID:VMQ5uYtC0
宮藤「俺さん、もう朝で・・・・すよ・・・・」
俺「・・・・・・」
シャーリー「よ、よう・・・宮藤・・・・・」
宮藤は混乱してる
そりゃ混乱するだろうな
俺の部屋にシャーリーがいて、しかもお互い半裸状態でベット上で抱き合ってるんだから
部屋にしばらくの沈黙が流れて、
宮藤「し、失礼しましたっ!!」
バタン
宮藤は去っていった
俺「は、ははははははは・・・・」
シャーリー「ははははははは・・・・」
お互い苦笑しかできなかった
775 :
盗撮癖な俺 :2010/12/01(水) 04:59:44.74 ID:VMQ5uYtC0
今日はココマデです・・・
少なくてごめん・・・
休日になったら大量に投下するから許してぇ!!
学生に勉強という2文字は無い!!
じゃ、また今度
…緋蜂様ってアリかなぁ、色んな意味で
777 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 05:01:08.97 ID:c1lzG41I0
くそう・・・わずか数レスでなんという破壊力・・・
乙だぜ
おっと乙
だ が 勉 強 は し ろ
779 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 05:01:54.67 ID:dI14QA5V0
___
/___\
/ |´・ω・`| \ おそかったか・・・・・・
__ /  ̄ ̄ ̄ \ __
/ | l  ̄`ヾ
/ ,ィ . ヽ ;/ ` ヘ
{ / ヽ / --- 、 〃 ハ
ィ┤f ii ヽ、 / ,. l ヘ ト、
/ ,!/ ,.ィ  ̄ \! イ\_,.イ ム-‐-=ド、 〃ハ ii/ } _ _
イf / ‐-f ィ-‐=- `v'´ }  ̄ `ヽイ 、ト, _イ´ `´ }
r‐ラヘfヘ { iイf´ | ヾ 、 { 〃 / | i〃ィ `ハ ヘ {_ }_二´_ }
{ _二`Y¨}Y } 、ヾヽ { `ト // Λ Λ ,iハ_{_イ__ _ リ
く _.. ィ'}リ } | ii /i\ | / / ト、if ,イ / {、 - ,.イ!
ト、 _,イイ 〃ー- /ハ 丶 __ ,.ィ{ヽ、 / Λヘ / { ハ、__,イイ
ヽ、 ̄/ヾ r'¨ ヽ, __,r‐--'ト=- 、`ー--‐ ´ ,.イ \` if >、 _ イ
 ̄ `ー -=イ __{ Λ__{、__ >- ─ v´ `ヘ、 ´、、 /
`>‐ト-‐ム、r、,.!r-vイヘ、_,.ィ、メ-ュ_ _ ` ー-彳
_r−、∠_,.ィ rヘ 、 f´ー,/,.イ`ー‐=‐ 、
,.ィ´ ̄イ/ /f‘7ァ ,rヘ_/メ、ヾ、rヘ_rヘノ`ー`イ´,イ/ ,ィ へ
,.ィ´ ̄ 〃ィ´/ / // {イ‘-‐'′/,イ `! { /,ィ/ 、 / 〃 \
´ fi / _...-- ─-ィ´/ { } ヘ/ イ/,イ ,.ィ¨  ̄ / /
/ ! ィ´ ̄ム、 ィ-‐--‐イ、 ハ,リ } / く ,.ィ / ,.-= ,イ
if V´,.ィ ─‐ ----イ_、_リ=- ──-- = 、イ ,ィ/イ
 ̄  ̄,.イ ̄ }イ ’ へ イ {
780 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 05:04:37.49 ID:zXiqnV2TO
お前らどこに隠れてた乙
782 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 05:14:13.16 ID:dI14QA5V0
,.=-''' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄` -、
/ \
./ .\
{ }
.| / ̄""''-=,,,,_,,,,,,==-'''"\ |
.l, .( ,. - ' .、 ,. - , .} |
l > ,=ニ\ ゛ | ''゛_,=ヘ、 r' {_
/~''i //_\_..`7| l、{''″/__`>ヽ |r`i
l .{`|./ ヽ二・ニゝチ、 ! .ゝrニ・二r } ! i l
{ {(l { ノ | | ヽ :: }| ソ/ 把握した
ヽヽ|.{ / | | \ i.|//
\|.i / ,,.. | l._,, . \ i !/
乂i / - (__,)-゛ ' {丿
.l .!、. ,. !., ., / |
人 \ .!''''" ̄~ ̄`''! / 人
./ | .\ ,\ '-"" ゛-' / / | .ヽ
ノ .{ \ .ヽ,., .: ,イ / } ヽ
-'″ l `' 、`.───″ .} ヽ
783 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 05:18:02.81 ID:c1lzG41I0
ところで今書いてるのイントロがグロいんだけど大丈夫かなぁ?
鬱ではないと思うけど
気になるなら先に注意書きしとけばいいんじゃね、後は自己責任だし
785 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 05:23:42.91 ID:c1lzG41I0
そうか
書き溜まったらそのうち投下するよ
786 :
本編開始はいつになるかわからないよ☆:2010/12/01(水) 05:56:47.43 ID:zXiqnV2TO
さて誰も見ていないだろう時間帯にプロローグだけちょろっと行くぜ
連合軍第501統合戦闘航空団「ストライクウィッチーズ」が最結成され、まもなく一週間が経つ。
基地のドタバタも落ち着いてきた頃、その知らせは届いた。
「あら…?これは上層部からね」
この航空団の隊長を努めるミーナの元に一通の封筒が届いていた。
入っていた手紙の内容を簡潔にまとめると、
・戦局の変化に伴い、最結成された501に新たな指令官の配置。
・上に同じく、新たな装備のテスト(これはまた後ほど)
の二つだ。
「…指令官ですって?」
ミーナが驚くのも無理はない。自分も指令官としての働きは十分なはずだ。
なぜ新たに配置する必要があるのか。
「あら、追伸があるわ」
『P.S.この指令官は基地直属の指令官であり、501統合戦闘航空団の指令官が異動となるものではない』
「そういえば、この基地には指令官がいなかったものね。私が兼任していたようなものだけど」
封筒には、その指令官の経歴書などもファイルに入れられ入っていた。
「これにも目を通しておかなくちゃね…」
資料に目を通し、経歴を確認してゆく。
「…階級は少将、以前スオムスにて義勇飛行隊を指揮。功績を認め
787 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 05:57:51.09 ID:c1lzG41I0
ほう・・・
788 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 05:58:34.06 ID:zXiqnV2TO
ちょ、途中で切れるとは思ってなかった
〜 スオムスにて義勇飛行隊を指揮。功績を認められ統合戦闘航空団への昇格を認められる、と。年齢は…36!?しかも男性ですって!?」
「魔力はなく、作戦の提案や後方での指揮を担当…」
「これは…先が思いやられるわね…」
789 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 06:00:48.08 ID:zXiqnV2TO
投下すんのってこんなに緊張するものなのか…
手ガクガクで携帯のキーまともに打てない
790 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 06:02:53.34 ID:c1lzG41I0
まぁ気楽にやんな
791 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 06:07:46.01 ID:zXiqnV2TO
792 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 06:14:18.87 ID:TmIQQg2wP
今日は流れ早いな
ところで、このスレで初めてSS書くってやつはどれくらいいるんだろう
793 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 06:17:19.91 ID:c1lzG41I0
ここに一人
794 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 06:23:04.88 ID:zXiqnV2TO
ここにも一人
795 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 06:36:21.99 ID:kDIUySsD0
ここにいるぞ!
さて、投下していいか
797 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 06:47:51.09 ID:UvGP3sjvO
ゴウッ!!
ポンコツ投下するね!
>>281から
漏れ「中型…中の小が三つ。高速ですかぁ」
漏れ「ほな戦闘体制に入りますで!」
サーニャ「私がネウロイを別れさすわ」ドシュウ
漏れ「了解!」
ドゴォォォン…
漏れ「2、1に別れたか…サーニャ一人で二体はキツイ。ならッ」
ビシュウウン
漏れ「OKOK、そのままこっちに食いついてろよ?」ジャコン
漏れ「死ねゴルァ!」ズゴォン
漏れ「早くもコア露出ッ!シャッガン最強ゥ!!」
漏れ「後はスチェッキンでWRYYYYYYY」バラララララ
バーン!ネウロイは砕け散った。
サーニャ「撃墜を確認。後二体、後ろにいるわ」
漏れ「遠距離とか防ぎようがないぜ!しかも早いっ!」
漏れ「うぜぇ死ねカスコラ!!」バラララララ
サーニャ「動きを止めるわ」ドシュシュウ
ドガァン
漏れ「キタキタァー!」ジャコン
漏れ「再生する前に取り付いてやるぜクソが!」
ミーナ《何してるの!それじゃ的よ!?》
漏れ「だから使うんだよ!ザ・シューズッッ!!」ギリッ
漏れ「空間を捻れ!」ズ…ズズ…
シュイィィン…
漏れ「ハッハァー!!!」ズガァン ジャコ ズガァン
ミーナ《ゆきさん、サーニャさんが危ないわ!》
サーニャ「っ…!」ドシュゥ
サーニャ「避けられた…!」
800 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 07:16:55.66 ID:c1lzG41I0
バーン(ryワロタ
漏れ「回避行動に徹しろォー!」
ビシュウウウン!
サーニャ「駄目、シールドの展開が間に合わない…」
漏れ「ザ・シューズ、サーニャの前の空間を捻れぇー!!」
サーニャ「いやっ!」シュイィン…
漏れ「サーニャに何するだァー!」バララララ
サーニャ「有り難うゆきさん…」
漏れ「うるせぇ弾は!?」
サーニャ「…もうないわ」
漏れ「奇遇だな!こっちもない!!」
サーニャ「どうするの?」
漏れ「皆を待つ!」
漏れ「あーあー、もっさんマダー!?」
坂本「無線で叫ぶな。姿の確認は出来ている」
坂本「シャーリー、お前は先に行き、注意を引きつけろ」
漏れ「もっさんカッケェ!」
漏れ「グルグル回りながら撃ちまくりやがって、後でクソ虫殺す」
サーニャ(誰この人…)
シャーリー「よーっす来たぞー。ほらほらネウロイこっちだ!」
漏れ「女神きた!カッケェ!股濡れてきた!!」
シャーリー(なんかうざいな…)
坂本「すまん、遅れた」
エイラ「サァァァァニャァァァァ!」
漏れ「後でエクレア奢れよ!」
ゲルト「うるさい。後は私たちに任せろ」
漏れ「って、暇になったァァァァァ」
しゅとるむー トネール!
漏れ「風神雷神!?カッケェ!」
ルッキーニ「コアかっくにーん!」
宮藤「リーネちゃん!」
リーネ「落ち着いて、狙いを定めて…!」
漏れ「そいつぁ!俺が!ころす!」ゴゴゴゴゴゴ
ゲルト「なっ、お前何やって」
漏れ「ザ・シューズ!コアを叩きのめせ!!」
漏れ「WRYYYYYYYYYYYYY」ドカガスグチャポキィ
ズガァーz__ンッッ!!
漏れ「死んで詫びろゴキブリみたいなクソ虫ッ!」
804 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 07:45:33.25 ID:W+EGK168O
漏れを読みながら出勤する
それが俺のライフスタイル(キリッ
帰還し、基地内
漏れ「すんませんでした…」
ミーナ「勝手に夜間哨戒に加わり、命令を無視し、危険な真似をした」
ミーナ「准尉、一週間実室禁固か降格のどちらがいい?」
漏れ「禁固がええですすんません…」
ミーナ「分かったわ。トイレや入浴以外は部屋から出てはいけません」
ミーナ「尚、移動の際にはバルクホルン大尉に付き添って貰います」
漏れ「分かりましたすんません…」
ミーナ「では明日から一週間よ」
漏れ「明日って、後5分で明日やん…」
シャーリー「まぁそう言うな、厄介なネウロイを三体倒したんだぞ?」
漏れ「でもちっさいやーん」
宮藤「カマボコ板?」
漏れ「胸ジャネーヨ!」
漏れ「クソッ!全裸で踊ってやる!!」
リーネ「皆さんお茶を入れまし…脱ぐの早いですってー!!」
漏れ「じゃあ服着る」
リーネ「スタンドに服着せないで下さい!」
漏れ「お?見えるようになったか!」
リーネ「浮いてるからスタンドなんでしょう!?」
漏れ「ザ・シューズ!リーネの胸を揉め!」
リーネ「何やらせてるんですか!?」
漏れ「いやだって後2分しかないもん」
リーネ「服を着るのに時間を使って下さい!」
エーリカ「賑やかだねー」
ペリーヌ「全く、うるさいだけですわ」
漏れ「マタニティ!」
ペリーヌ「破廉恥な…」
ミーナ「ゆきさん、時間よ?」
漏れ「あっ、はい」
部屋に連れられる姿は、痴女と警官みたいだと坂本は語った。
一応つづく
これが宿題だったら破いて喰うね
>>804 気を付けて事故れよー
808 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 08:10:17.96 ID:UvGP3sjvO
乙!!
んで暇だからちょっと小ネタ投下していい?
古子ネタ期待
810 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 08:14:34.63 ID:UvGP3sjvO
すまない、学園僕の小ネタだ
リフ「もう十二月だなぁ」
喉「まったく時が過ぎるのは早いなぁ」
サンダー「今年も後一ヶ月・・・・・・今年は色々あったな。ふむこのミカンは美味い」モグモグ
ナイト「体育祭ではしゃぎ過ぎたり(書く予定)夏休み皆で海に行ったり(書く予定)」
ナックル「ネウロイ高校の奴らと衝突したりもしたなぁ。あ、クーラードリンク忘れた」
ヘイへ「まあそれも引っくるめて良い思い出だろ。クーラードリンクはやらんからな」
喉「しかしまぁ・・・・・・今年も誰1人浮わついた噂が無かったなぁ。やべ回復薬が無い」
ナイト「男だらけは正直悲しいが・・・・・・これもこれで良いと思うぞ。確かにミカンが美味い」モグモグ
リフ「だな。男同士の友情ってのも大事にしなきゃな。おい、斬り上げは辞めろ」
811 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 08:15:18.09 ID:c1lzG41I0
古子好きだなwww
モンハン俺も買ってくるかな
813 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 08:16:57.95 ID:UvGP3sjvO
ガラッ
僕「皆お待たせ〜お茶淹れて来たよ〜。あはは、皆完全に炬燵でぬくぬくモードだね」
喉「まあ俺達は入れて無いけど」
ヘイへ「部屋が暖かいから問題無いな」
ナックル「わざわざすまんな僕。ほれほれここにお入りなさい」
僕「ありがと〜。ふぁ〜・・・・・・暖かいなぁ」
無職「よっす、学生諸君。学園生活を謳歌してるかぁ〜?むむ、モン○ンか。俺も後で混ぜてくれよ」
リフ「お、無職兄さんも来たのか」
喉「んじゃこのクエが終わったら俺と交代しようぜ」
無職「フフフ、プレイ時間6000の実力見せてやんよ!!」
リフ「ろ、6000時間!?」
喉「なんと言う廃人プレイだ!!」
ナックル「・・・・・・兄さんの相変わらずなニートっぷりに正直感動するよ」
814 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 08:18:29.54 ID:JMuvB0VPP
なんという無職…
815 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 08:20:57.04 ID:UvGP3sjvO
無職「辞めて!!肉体は打たれ強いけど精神は辞めて!!しかも学生に言われると何かダメージが追加されちゃうのぉ!!」
僕「そんな言い方は駄目だよナックル君。お兄さんは頑張ってちゃんと仕事の面接も受けに行ってるんだよ?ね、お兄さん」ニコニコ
無職「僕ちゃん・・・・・・あんたは天使やぁ!!」
ヘイへ「僕は無職さんに甘すぎだよな」
サンダー「仲が良くて良いじゃないか」
ナイト「あ、ミカン無くなった」
喉「まあとりあえず、だ。作者はさっさと本編書け」
リフ「俺達も暇じゃ無いんだからな」
サンダー「楽しみにしている人が居るかもしれないんだ。その人達を待たせてはいけないぞ」
ナイト「それじゃ皆、また本編で会おうな」
・・・・・・モ○ハンの新作めちゃくちゃ欲しい。
さて、今日も頑張りますか
>>811 だってストーカーしたくなる可愛さじゃないか
まぁ皆可愛いけど
817 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 08:23:38.72 ID:+Ji4XNaA0
乙乙
3はスラッシュアックスとか言うのが楽しみだ
お休みなさいイェーガー国家首相
819 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 08:25:58.95 ID:+Ji4XNaA0
日に日にえらくなるイェーガーさんwww
>>817 やたら長い焼き鳥の串で喉頭刺してしまえ
821 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 08:33:10.55 ID:WUc9btUmO
乙乙
本編待ってるぜ
さて、起きたら12月だった訳だか…今年ももう諦めてクリスマス用のSS書こうかな……
822 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 08:33:42.82 ID:+Ji4XNaA0
>>820 寝ろよwww
大丈夫だ、飽くまでアクシデント
本命はマイルズだ
823 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 08:46:04.29 ID:W+EGK168O
乙
続き楽しみにしてる
車に轢かれかけたが会社についたぞ
じゃあ学園僕がきたから俺も投下するかな
824 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 08:53:40.56 ID:JMuvB0VPP
ゴウッ
825 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 08:56:59.20 ID:W+EGK168O
本当は続ける予定なかったけどネタが思い付いたから仕方ないよね
DCD俺 〜???の世界篇〜 俺「ストライクウィッチーズ……なのかもしれない」
>>598から
前回の三つの出来事
一つ ウィッチの危機に謎の青年、『俺』が乱入
二つ オレライドカードで別世界の俺に変身。ネウロイを倒す
三つ うまいコーヒーを飲む為に基地へ同行した
そっから小ネタだよ
826 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 09:01:03.91 ID:5A3DyxTSO
おのれディケイド!
また世界を壊しに来たか
828 :
DCD俺 〜???の世界〜 ここから他作品のキャラが出て来ます。すいません:2010/12/01(水) 09:04:56.63 ID:W+EGK168O
‐501総合戦闘航空団仮施設‐
俺「ここが基地か?随分と開放的だな」
ミーナ「ネウロイの攻撃で以前の基地は壊滅、他部隊の基地も殆どが定員オーバーで私たちを受け入れる余裕もない。
それに敵の侵攻を防ぐためにはこの海に近い港が一番条件がいいのよ」
100機を超えるネウロイを倒した後、俺は501の基地へ連れてこられた。
しかし、そこは基地と呼べる代物ではなく、港を基地として使用している場所だった。
既に近隣住民はどこかへ避難しているらしく今は501とサポート役の軍人少数しか存在していない。
坂本「こんな場所ですまんな。だがここも市民からの善意で提供してもらったのだ。悪く思わないでくれ」
俺「いいさ、屋根とベッド、明日のズボンさえあれば俺はどうでもいい。あっ、あとうまいコーヒー」
リーネ「フフ、そうでしたね。お口に合うか分かりませんが淹れてきます」
俺「しかしここまでの激戦区は旅した世界でもそうそう無いぞ。人員も少ないし。整備兵とか大変じゃないか?
ストライカーの修理とか人数分面倒見るの辛いだろ」
坂本「その辺は問題ない。ここには腕のいい整備班長がいるからな。あいつのおかげで私たちは飛べるんだ」
ルッキ「凄いんだよ!武器もストライカーもピカピカにしてくれるし、お願いはなんでも聞いてくれるし〜」
エーリカ「お菓子作れる貴重な人材なんだ。頼みごとは嫌な顔一つしないで叶えてくれるいい人だし。
たぶんこっちに来るから会ってみなよ。男だけどね〜」ニシシ
俺「なんだと……?それってただのパシr」
???「パシリっていうんじゃねぇ!」
829 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 09:07:22.43 ID:JMuvB0VPP
おのれディケイド!待っていたぞ!
830 :
DCD俺 〜???の世界〜 キャラ違うかもだけど別世界ということで許して。ディケイドも違ったし…:2010/12/01(水) 09:11:51.21 ID:W+EGK168O
???「いいかいそこの君、俺はただ魔女(レディ)の要望に忠実で敏感なだけなんだ。女性に優しい紳士であって
決して断ることができない訳じゃないんだ!決していいように使われるパシリではないんだよ!!」
俺「お……おお、そうか……わるい……」
???「分かってくれたならいいんだ。ちなみに俺の名は『パシリ』。ここの整備班長を無理矢理やらされ……」
ミーナ 「(ニッコリ)」
パシリ「自分から志願して働かせて貰ってるであります!至極光栄であります!!」ビシッ
ゲルト「そうだパシリ。さっきの戦闘でユニットが少し故障したみたいだ。あとで診てくれないか?」
パシリ「おいおい昨日整備したばかりだぞ……まあいいや、どうせだから全員分整備し直してやるよ」
エーリカ「パシリ〜ついでにお菓子も作ってぇ〜」
パシリ「…あのねエーリカちゃん?僕のお仕事はパティシエではなくてですね……」
エーリカ「つくってくれないの……?」ウルウル
パシリ「わかった!わかりましたよ!喜んで作らせていただきます。晩御飯後のデザートでいいだろ?
楽しみにしてろよチクショウ!!」
エーリカ「うわーいっ!パシリ大好き〜」
831 :
DCD俺 〜パシリの世界〜:2010/12/01(水) 09:16:57.36 ID:W+EGK168O
俺「……なるほど。ここは『パシリの世界』というわけか。俺の世界ではないみたいだな」フゥ
パシリ「おうどうした?なんか困ってるなら言ってくれ、力になるぞ……名前は『俺』だっけか?」
俺「ああそうだ。よろしくな、パシリ整備班長」
芳佳&リーネ「皆さーん。コーヒーが入りましたよ。おやつにしましょう。パシリさんの分もありますから」
パシリ「あんがとよ〜。でもこれから仕事だからハンガーで飲むわ。じゃあ俺、なんかあったら頼ってくれ」
サーニャ「ストライカーの整備お願いしますパシリさん」
エイラ「お菓子もたのんだゾ〜」
そうしてパシリはハンガーへ向かった。
見送った後、俺はコーヒーを飲みながらウィッチたちからリ・イマジについて質問攻めに合うのだった。
・ ・ ・
シャーリー「へぇ、いろんな世界があるんだな〜。面白かったぞ俺!」
ペリーヌ「にわかには信じがたい話ですわね。あんな戦い方を見せられては信じるしかありませんけど……」
832 :
DCD俺 〜パシリの世界〜 自分で書いといてなんだがパシリの世界ってネーミング……:2010/12/01(水) 09:22:31.23 ID:W+EGK168O
俺「俺にも解らんことだらけだがな。自分が何者か、なぜ世界を旅する力があるのか?
まぁどうせどっかの馬鹿の気まぐれだろう。まったく面倒なことさせやがって……」
リーネ「苦労してるんですね。あの、旅の仲間とかはいないんですか?」
俺「仲間なんていない。俺は1人だ……あ、でもそういえば最近勝手に着いてくる奴がいたな。
ここに来てからはぐれたけど(※面倒だから置いてきた)」
芳佳「なぁんだ、一緒にいてくれる人がいるんじゃないですか。1人は寂しいし誰かがいると安心しますから。
それなら迎えに行かないといけませんね?」
俺「あーいや、たぶん大丈夫だろ…きっとそろそろ……」
サーニャ「……この基地に近づく正体不明の反応あり。速いです。速度800`」キィン
ミーナ「高速型ネウロイかしら?さっき戦ったばかりなのに……迎撃します。皆、ハンガーへ急いで!」
‐ハンガー‐
パシリ「なんだなんだまた出撃かぁ?忙しねぇなったく!整備はある程度済んでいる。だが気をつけていけよ」
ゲルト「了解した。整備感謝するぞ。ネウロイめ、好き勝手はさせん!」ヒョコン
俺「おい、ちょっと待て!」
エイラ「ナンダヨ〜。こっちは急いでるんダ。すぐそこまで来てるんだゾ」ブルルルル
833 :
DCD俺 〜パシリの世界〜 ヒロイン登場……:2010/12/01(水) 09:28:17.19 ID:W+EGK168O
坂本「いや、ネウロイじゃない。あれは……人間……女、ウィッチ……?」
シャーリー「人間なのか?マッハ近く出てるぞ!どんなストライカーだよ!」
パシリ「……ジェットストライカーだ。だがこの御時世生産が追い付かずほとんど廃止になったと聞いてるが」
エーリカ「冷静に分析してる場合じゃないでしょ!こっち来るよっ。このままだとぶつかる!避難避難〜!!」ダッ
ルッキ「うじゃー!なにしてるの俺!?あぶないよ!!」
皆は避難したが俺は1人だけ動かずに、迫りくる物体を眺めていた。
相手も自分を確認するとスピードを落とすどころか突撃の態勢で突っ込んでくる。
……あれは相当怒ってるなぁ。なんて溜息を吐いて1枚のカードを腰のホルダーから取り出す。
オレライドォ ノド! ブゥゥーン
俺[ノド]「ハァ……このままだと怪我するって解ってんのかアイツ……仕方ない…フェルマータッ!!」
俺はこうやってカードを使うことによって他世界の『俺』の力を使用できる。
今回は[ノド]の能力、『フェルマータ』で目の前まで迫っているモノの動きを止めた。
だが、予想外にスピードが出てた為、完全に止めることができず、速度は落とせたが激突は防げそうにない。
俺[ノド]「ぁ、ミスった……危ねぇ」ヒョイッ
???「避けるなああああぁぁぁぁあああああ!!!」ブウォン……ドゴォン!!
パシリ「俺のハンガーがあああぁぁぁああああ!!!」
834 :
DCD俺 〜パシリの世界〜:2010/12/01(水) 09:31:24.16 ID:W+EGK168O
全員「…………生きてる?」
ガタン ゴトン ガサ ザッザッザッ
???「ぷはぁ!し、死ぬかと思いました。なにを避けてくれちゃってますかこのすっとこどっこい!」
俺[ノド]「あんな速度で突っ込んできたお前が悪い。助けてやっただけでもありがたいと思えチビっ子」ブゥゥーン
???「なっ、チビっ子って言わないで下さい!私にはヘルマっていうちゃんとした名前があるんです!!
それにこれは俺さんが私を置いて勝手にいなくなったのが原因でしょうが!」
俺「勝手に着いてきたのはお前だろう。いい加減付きまとうのは辞めて自分の世界に帰れ」
ヘルマ「そうはいきません。俺さんには罪があります。それを償ってくれるまでは私は帰りませんよ!」ガルル
俺「(面倒な奴に捕まったな……)それだよ。罪ってなんだ?俺は何かした覚えはないぞ」
ヘルマ「えっ///そ、それは……えと…その……///あんなこと自分の口から言えませんっ////
と、とにかく俺さんが罪を償うまでは―――」
俺「どうでもいいが皆呆れてるぞ」
ヘルマ「へ?みんな……?ってわぁッ!ストライクウィッチーズの皆さんです!バババルクホルン大尉もいます」アセアセ
ミーナ「えっと……貴女は見たところ軍人のようですがどちらの方かしら?」
835 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 09:31:47.67 ID:+Ji4XNaA0
まさかのヘルマ登場
一瞬ダ・カーポかと思った。
雪村ちゃんペロペロ。
837 :
DCD俺 〜パシリの世界〜 >>835 ヘルマたんをペロペロしたかったんだ…:2010/12/01(水) 09:36:25.28 ID:W+EGK168O
ヘルマ「わわっ、こちらの世界でははじめまして、ヘルマ・レンナルツ曹長であります!!ジェットストライカーの実験部隊に所属しておりましたが、
今はこちらの甲斐性なしの監視及び贖罪の追求の為、旅の同行をしています!」ビシッ
エーリカ「へー、暇なんだねー」
ゲルト「こらハルトマン。すまないなヘルマ曹長。同行ということは貴女も他の世界から?」
ヘルマ「はい!こちらでも憧れのバルクホルン大尉にお会いできて光栄です。…失礼ですがこの世界で私との面識はありませんか?」
ゲルト「(憧れ?)悪い、私は貴女に会った事はないな。そちらではあるようだが……」
俺「こっちでは運命はなかったみたいだ。残念だったな」ポンポン ヘルマ「う〜」(´・ω・`)ショボーン
サーニャ「……あのぅ、パシリさんの様子がなんだか変です」
パシリ「」シーン…
坂本「(忘れてた)ハンガーが滅茶苦茶だな。これでは任務に支障がでる。パシリすまないが早めに整理しといてくれないか。
それとそのストライカーも修理してやってくれ」
パシリ「…ハッ!ちょ、ちょっと美緒姐さん?まさか俺1人でこれ全部やるんですか?」
坂本「うむ。客人の手を煩わせるわけにはいかん。頑張ってくれ!わっはっは」
パシリ「OMG」
[つづく]
ヘルマちゃんペロペロ
いい采配だ、乙
839 :
DCD俺:2010/12/01(水) 09:46:57.24 ID:W+EGK168O
まず最初にパシリ俺作者様に謝罪しますごめんなさい
一発ネタのつもりがもっとやれと応援されたので調子に乗って続編です
やさしぎるだろこのスレの住人。きっとジャニーズ系のイケメン揃いに違いないな俺以外
この話は書くつもりだけどその後は未定
ヘルマたんルートがないから登場してもらいました。続かないけど
書き溜めに移ります。読んでくれてありがとう
840 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 09:54:45.83 ID:JMuvB0VPP
どっちも期待してる
構わん、どんどんやってくれ
i::ヽ ,rニ==ュ..__ /::i
i::i、::.V/: : 杏 : :_:_: :}/::∧:i
i::!:::ゞ:ト: : :ゞ: : : : -ヘ/::::!::i
レ ´ >ーィ ヾ:!::! 〇
/ _ / - フ´ , i i ヘ 。 o
/ / /7 i! i / / !
/i >' / , イi! //! /! / ハ!
/: :!: ! ∠-kキ=i! //! //=≠/ / ゝ
/: : : : :!: レ彳 iレ子= シ =ミ, イ , ヘ
/: : : : : : : :ゝ:ヽ人 ゞ弋:リ 弋:ソ}/ィ !
/: : : : : : : : : / /ィ ヽ:::: ' :::: イ/ !
/: : : : : : : : : く ,、 !i i ト、 // / i
ゝ: : : :-: : : : : : : : -、 i!i !v 、 ´ ̄´ ィ /ィ i
' ,: : : : : : : : : : :ヽ: :-,、...._, ! ー !、 ! i
' ,: : : : : : : :ヾ: :/:/: :>_<: : :ヽ==.、 !
' ,: : : : : :V::::入/::{::}::ヽ: : /:!::::i: : ヘ
' ,: : /:/: : : V::i:iゞ::::>: : :!:::i: : : :!
|::V/: :--:/:イ::!: : : --: i::! : : : i
|:::::{: -v- i::i:L:!: : :-v-: :!: : :--!
.ヘ l | ` ̄フ ‐七 / __i_ ヽ``
´ \ 丿 レ \′ ´__) や /⌒し / )
┼ ┼ _ ‐┼‐ ヽ
,-|--、ヽ /| ̄ ヽ α
i_」 ノ ' | α、 ヽ_ノ
842 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 10:19:41.61 ID:Hzm8/Y5X0
JSはガランド少将が熱心に後押しして実験部隊までいるはずだが…
843 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 10:23:10.21 ID:Hzm8/Y5X0
ああ、世界が違うのか
なるほどな
そういえば少将の喋り方ってどんなんなのなのかなかな
845 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 10:33:05.32 ID:+Ji4XNaA0
>>845 帰ってから見るね、ありがとう。
2期小説か…そういえば持ってねぇ…。
立ち読みしてくるか…。
買えよw
取り合えず乙ー
>>844 似非伯爵風別名宝塚風
ジェットストライカーは素晴らしいものだ…
某出来立て掲示板風
ジェットストライカーは素晴らしいものだにゃー
某社長風
ジェットストライカーはスンヴァラシイ!ハッピバッスディ!ジェットストライカー!
849 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 10:46:39.28 ID:W+EGK168O
>>842 こまけえこと(ryの魔力が空間を歪め新たな異次元世界を生み出したのさ
パラレルワールドだと思ってくれ……すまん
ヘルマたんペロペロしたかっただけだ
>>845 フイタwww
これって股間て人のネタ?
>>847 お金ェ…。
/ヾ
あとさ、2冊の 丶イノ
どっちで少将 / /
喋ってるの? / /
∧ ∧ / /
( ゚Д゚) / /
/ \ / /
( ) ゚ ゚/、/⊂//
\\ ( /⊂//
シコ \⌒つ /
(  ̄/ /
シコ | O○\
| | \ 丶
| ) | )
/ / / /
/ / L_)
L_)
質問多くてごめんね。
851 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 10:49:28.72 ID:+Ji4XNaA0
>>849 うんにゃ、フミカネのツイッター
元ネタのガランドさんがゲーリングに
「大変素晴らしい働きだ、何か希望を言ってみろ」と言われて
「ならば私の部隊をスピットファイアで装備してください」と返したのが元ネタ
852 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 10:51:41.58 ID:+Ji4XNaA0
>>852 ありがとお!
___
/)――\
// ∞ \
[______]
| ゙)(_人_))|
\ ゚。`⌒j゚/ ノ~|
__/ \ |_|
LL/ \‖
|| L__ |\(⊆)
 ̄\_LLUΠ ̄ ̄ ̄ ̄|
\ ニ|| |
\||____|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
>>851 だからガランドさんリーネをころしてでもうばいとるな人になってしまったのか…
然しアレだな、いざネウ子ルートの為に拉致っても人間にするか
そのままネウ子のまま接するべきか
人間にするとしたらどうするか困るな……
考案した人間化方法が全部ニッチな方法しか思いつかなくて困る……
855 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 11:06:29.28 ID:W+EGK168O
>>851 サンクス
元ネタはカッコイイのになんでこうなったwww
サーニャヒロインにしたらエイラがもれなく付いて来るってのは本当だった
857 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 11:17:37.70 ID:JMuvB0VPP
その逆もまた然り
858 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 11:19:00.39 ID:Uz5RczO9Q
今日23時くらいから予約おk?
859 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 11:20:26.89 ID:Hzm8/Y5X0
ウィッチは所詮連合軍の一員。己のランクを上げ、給料を貰うために働いているに過ぎん。
違うな! 少なくともこの男が働くのは、金のためでも、ランクを上げるためでも、
まして軍人同士の生存競争で仲間を蹴落とすためでもねえ!
では何だ?
進化だ。
失敗しても成功しても、ともに働く仲間を励まし、助け合い、一緒に進化していく。
そのために働いているんだ!
働こうず
エイラどうすんだよ・・・サーニャがいいのに・・・
861 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 11:25:17.24 ID:W+EGK168O
よくみたらヒャッハーやおっぱいおっぱいまでガランドさんなのかw
ガラーネとはまた夢がひろがりんぐ
>>854 何となくネウ子は無口キャラだけど好きな人には胸を触らせたりする積極的なエロっ娘だと妄想してる
862 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 11:31:53.64 ID:UvGP3sjvO
>>854 学園僕では普通にネウロイ高校の女子生徒として出しますよん。
やっぱり無口な少女ってイメージしか無いけどねwww
(ネウロイが)信じて送り出したネウ子がバイオベースに投げ込まれて
人間になって帰ってきたにするのもアレだし
ネウ子を研究室のビーカーに浮かせてぷかぷかも何かなぁ
いっそコアを培養細胞にぶっこむとか考えたが嫌なフラグしか立たない
ネウ子を元に言語翻訳機作るのが一番無難なのか・・・?
>>861 概ね同意だが、肌が色白か褐色か……
他の人がネウ子ルート書き易くするために書こうとしたら
書きにくさが浮き彫りになってなんてこったい
>>862 取り合えず通り魔的な戦場のオナニストに先にぶっ掛けられそうな予感がしてるんだ
どこかで生き残ってた宮藤博士に改造してもらうでいいんじゃないかな
>>864 ちょっと書いてくる!
愛してるぜベイビー!
866 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 12:00:32.33 ID:JMuvB0VPP
今日はこの時間投下無しか
寂しいのう
867 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 12:08:52.51 ID:TmIQQg2wP
前1あたりが来そうなものだが
無職の人が昼くらいに投下とか言ってた気がしたけど気のせいかな
書き溜め終わったら投下できるのに・・・
ネウ子ってコア触らしてくれるよね、女体化したらコアはやっぱクリ(ry
871 :
前1:2010/12/01(水) 12:40:28.28 ID:0+UJlgY50
1時までに無職こなかったら行かせてもらう
872 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 12:40:53.76 ID:UvGP3sjvO
873 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 12:59:27.63 ID:Hzm8/Y5X0
少将はガチレズなんだろうか
/ /´ ヽ\
' /イ ハ. \
. / .′ ィ:′ ノ } ヽ
′ ′ l .//: /} | ヽ i
i | i .:/ ,./:ムミ| , ム.L i }
| | |...;//イ j /}′}i: |i′
{ .:{ |:/ /斗=ミ/,/ /}ム=y}} ||
|:. ::: :. | 〃{:::n}ソフイ /' {:n}ハノi
i:::.. :ハ i :.. :| ヘ. V..ソ じ'{:..... |
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{\::{::....∧..:::从 ノ:. /
ヽヽト、:ヽ..: トヽ )ー ,.イ:./}′おひるだー
ヽハ:.{ .._ / }/
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/__ // \ 7ヽ |ヽ》、
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| ハ \ __,. ャ {:/ヽ ヽ }
∨ ヽ.:.. \ `¨ー’ / 二j VYヽ/:{,ィイ
V }::: ヽ .′ 丶〉ハ{:,:} : }:.ノ/}
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∨:. ::. {:r‐y'´{ノ ノi:::::ハ 7´ー ´)
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875 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 13:02:58.63 ID:kDIUySsD0
ついに無職は現れなかった・・・
876 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 13:03:14.65 ID:JMuvB0VPP
前1来た!これで勝つる!
877 :
前1:2010/12/01(水) 13:10:09.44 ID:0+UJlgY50
すまん
呼び出しのお電話がかかってきた
すんません明日の日中に予約します・・・
ごめんなさい・・・・
なん・だと・・・
879 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 13:13:19.41 ID:JMuvB0VPP
ファァァァァック!!
880 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 13:14:45.67 ID:Hzm8/Y5X0
流れにワロタw
アチャー…
882 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 13:25:26.33 ID:WUc9btUmO
そいつは残念
まぁ最近はまた投下増えてきたし、気長に待とうか
書いたけど忙しくて貼れないっって言う
884 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 13:51:00.11 ID:gw/o+Akd0
無職だけど三時か四時くらいから投下するよ
すまぬ
885 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 13:59:19.30 ID:WUc9btUmO
ウルスラヒロインで
ノイエカールスラントの兵器開発局の主人公
優秀なウルスラに嫉妬、敵対心を燃やす
そんな中、原子力の兵器転用に気づく主人公
核兵器の開発、ネウロイを攻撃、殲滅成功
1945年、世界は核の炎に包まれた、人類は死滅したかのように思われたが…
世紀末救世主伝説
あれ??
886 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 14:00:19.69 ID:Hzm8/Y5X0
それウルスラがライバルに孕まされるフラグ
ウーシュ…
誰かウーシュを幸せにしてやってくれよ
あんなに健気な頑張り屋さんなんだぞ!
>>885 は冗談だけど、ウルスラヒロインにするなら研究者になんのかな?
アインシュタインさんとかモチーフにして誰書いてくれないかなー?
NTRとか誰得だよ
891 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 14:20:54.45 ID:gw/o+Akd0
右手を武器を隠せる義手にしてそれをウーシュが調整してくれて・・・
あれ・・・ハガレ(ry
892 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 14:30:26.03 ID:JMuvB0VPP
失恋に定評のあるウルスラ!ウルスラじゃないか!
錬金術も魔法みたいなものだから
俺は幼い頃錬金術の実験で右腕を失う。
そんな俺に淡い恋を抱いていたウーシュは科学者になる決意をする
絶望を生きる俺…そこに鋼の義手を抱えたウーシュが現れる!!
そして広がる錬金術師の俺とウーシュの物語!!
こうですか?わかりません!
イチモツを武器を備えた半機械にしてそれをウーシュが調整してくれて…
あれ…手コキびくんびくん
895 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 14:33:25.54 ID:gw/o+Akd0
イチモツから波動砲か・・・
さてだれもいないなら投下してもいいかな?
カモン!
四肢を還送式の特殊義肢に改造したウィッチと戦闘用義腕の開発に携わっていた技術者(ウルスラ)で
話つくろうかと思ったけどプロットが進まず挫折した
898 :
労働意欲旺盛無職俺:2010/12/01(水) 14:41:19.19 ID:gw/o+Akd0
いっくぜー
前回
ついに元の世界での職を退職し、501世界のほうに就職しようする俺
退職金も全然でなくてがっくりするがこれからの希望に目を輝かせ空にいるみんなを助けに出動する
新たな刀をもって戦場にたち、小型20をたちまちのうちに撃墜する
すさまじい働きをもってみんなのもとにかけつけた
そしてエーリカとまた再会し、感動に目をうるませるのであった俺だが
さっさと仕事を終わらそうとする
>>146の続きである
なんか中途半端な続きからだけど勘弁な
「ロクデナシの意地」
いないなら投下しますよ
無職来たー
901 :
労働意欲旺盛無職俺。なんか昨日あけたからよくわかんないな:2010/12/01(水) 14:44:58.91 ID:gw/o+Akd0
ネウロイ「フシュゥゥゥゥゥゥゥン!」
ピシュッィィン
俺「くっ!」バシッ ジジジ
エーリカ「俺、銃は?」
俺「いらねぇ。大丈夫だ。」
このネウロイをさっさと片付けないとな
ゆっくり話もできねぇ
まったくネウロイはもっと空気を読んでくれるものと思っていたが・・・今は邪魔者だな・・・
俺「さて・・・・ネウロイよ、この場におまえはふさわしくないぞ?おまえじゃサクセスラブストーリーの障害役さえもつとまらねぇ。消えてもらうぜ?」
902 :
労働意欲旺盛無職俺。なんか昨日あけたからよくわかんないな:2010/12/01(水) 14:46:31.45 ID:gw/o+Akd0
俺『みなさん少しだけ離れててください。飛べなくなるかもしれないんで。』
ルッキーニ『どういうこと?』
ペリーヌ『とりあえず少しだけ離れますわよ!』
俺『そのまんまさ。はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』
俺の周りにしゅうしゅうと風が収束していく
そして集まったかと思えば、一気にその風の輪をひろげてゆく
すると面白いことに俺の周りに一つの大きな・・・竜巻、とでもいったほうがよいものができあがる
それにさらに魔法力を注いでいき、自分を中心として作り上げていく
―――全ての流れを引き寄せるように
ウルスラヒロインの設定を一つ思いついたけど
まーた話が重たくなりそうな上に
今進めてる話以外に二本書き途中の話があるせいで
いつ投下できるかわかったもんじゃないw
904 :
労働意欲旺盛無職俺。なんか昨日あけたからよくわかんないな:2010/12/01(水) 14:48:24.78 ID:gw/o+Akd0
俺「いくぜ!必殺!俺の必殺技!!」
バルクホルン『なんて風の塊だ・・・。あれに巻き込まれたら確かに飛べないな・・・。』
エーリカ『私はあれほど大きくはできないな〜。』
もっさん『俺の今までためてたエネルギーを爆発的に使ってるんだとしたら面白いな。』
リーネ『今までなにもしてなかった分ですか?』
芳佳『さすがにそれは・・・。あ、でも俺さんて確かにご飯食べてただけのような気が・・・。」
シャーリー『働かなくてもミヤフジとリーネのご飯はうまいっていってたぞ〜。いいお嫁になれるとも言ってたな。』
芳佳『そ、そんな///』
リーネ『お嫁さん、かぁ///』
エイラ『アレ?ここって戦場ダヨナ?』
やだこの無職かっこいい…
今の書き物が終わったら、俺、ウーシュ√書くんだ…!
リーネがさらっとひどいことをw
907 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 14:50:25.72 ID:5A3DyxTSO
黒リーネ降臨
908 :
労働意欲旺盛無職俺。なんか昨日あけたからよくわかんないな:2010/12/01(水) 14:51:36.24 ID:gw/o+Akd0
俺「吹っ飛べぇぇぇぇぇぇぇぇぇッッッッッ!!ネウロイッッッ!」フォン ゴゴゴゴ
竜巻が起こり、雲をさけ、空を切り、海が荒れ始める
俺は竜巻を纏い一気にネウロイに向けて突撃する
刀を突きの形に構え、敵を鋭き眼光で刺す
ネウロイは恐怖したのだろうか
体を赤く染まらせ、俺を空の下海の上で迎え撃とうと強烈な一点を突破させるビームを高速で放つ
俺と赤く図太い光線が正面から衝突し、衝撃波に似たようなものがあたりに解き放たれ、あたりの空気がビリビリと振動する
さらってひでぇ…w
910 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 14:52:35.46 ID:Hzm8/Y5X0
>>905 俺、今の書き物が終わったらウーシュ√を書くんすよ
帰ったらプロットを組み立てようと
ポメラも買ってあったりして
912 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 14:54:56.71 ID:W+EGK168O
労働意欲旺盛無職俺に対抗して
労働意欲皆無有職俺を妄想したら
リアルの俺すぎて泣きたくなった……支援
913 :
労働意欲旺盛無職俺。:2010/12/01(水) 14:56:39.05 ID:gw/o+Akd0
俺「ぐぐぐぐぐぐ・・・!そんなもん・・・不採用通知より軽いんだよッッ!!うおおおおおおおおおおおお!!!」ゴゴゴゴゴゴッ!
雄たけびをあげ、魔法力を注ぎ込み、風の威力を増大させる
俺は閃電を爆発するんじゃないかと思うくらいふかせ、前に前に進むように、ただ推進力だけにそそぎこむ
するとビームを弾き飛ばし、掻き分け、敵の装甲の薄いであろう下部に蛇のように潜り込む
そして、勇を心にし一気に突撃し貫く
――風は切り裂く
俺「くだけろぉぉぉッ!」ガガガガガガガガガガガガ
ネウロイ「シュゥゥゥゥゥンン!」バリバリバリガガガガガ
915 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 14:58:01.27 ID:+Ji4XNaA0
とりあえず先ず書いてるのが一本
大体筋組みあがって書く準備出来てるのが一本
アイディアは固まってるのが二本
年末で休み入ったら鬼のように書く
916 :
労働意欲旺盛無職俺。>>912対比させて書いたら面白そうだなwww:2010/12/01(水) 15:00:02.95 ID:gw/o+Akd0
巨大なネウロイに小さな竜巻が突き刺さる
威力は予想を超えるものであった
爆音を発し、敵の下側から装甲を一気に削り取って、ぼろぼろの粉カスにしていく
まるで消しゴムみたいにとっていき、ついにはコアでさえも食いちぎるように飲み込んだ
その瞬間耐えられず、ヨルムンガンドは雪のように、砕け、雲ひとつなくなった空にちらちらと舞い散った
俺「はぁ・・・はぁ・・・!どうだ・・・風って気持ちいいだろ・・・?」
パラパラとチラチラと太陽の光を反射し、踊り降る結晶を見て俺は一瞬だけ心を奪われる
そしてまた、別の意味で心を奪われる
そう・・・ネウロイの再生
バラバラになったパズルをすぐに組みなおしていくがごとく
どんどんピースが繋がり結晶が欠片へ、欠片が塊へとなっていくのに俺は驚きを隠せなかった
>>911 マジk≪警告!書き溜め喪失!≫≪ブレイク!ブレイク!≫
≪くそっ!
>>911めやりやがった!!≫
ちょっとジャン・ルイ撃墜してメガリスぶっ壊してくる
919 :
労働意欲旺盛無職俺。ここから5分間隔:2010/12/01(水) 15:05:10.90 ID:gw/o+Akd0
俺『どういうことだ・・・?再生していくぞ?』
リーネ『このネウロイはコアを破壊しても再生するんです・・・。さっきも一回コアを破壊したんですけど・・・。』
もっさん『壊すと何度か再生するようだ。でも、コアがまた一段と小さくなっている。』
バルクホルン『あと何度くらい壊せばいいか予想つきますか?』
もっさん『たぶん、あと一度だ。あくまで推測だがな。』
シャーリー『なら、もう一回やるだけさ!俺もいるし。』
ルッキーニ『12人だし!』
芳佳『そうですよ!私たち12人、ストライクウィッチーズが全員そろえば敵なんかいません!』
ペリーヌ『宮藤さんたら・・・能天気ですこと・・・。でも嫌いじゃありませんわ。』
エイラ『・・・おっ!今日は運勢がいいな。これだと意味的に・・・勝利ダナ。』
サーニャ『エイラの占いはあたるもんね。あと少しだから頑張りましょう、エイラ。』ニコ
エイラ『まかせろサーニャ!』
ラインアークの生命線は壊させんぞォ!
921 :
労働意欲旺盛無職俺。:2010/12/01(水) 15:10:53.23 ID:gw/o+Akd0
リーネ『あわわ、もうすぐ復活しそうですよ!あ、そういえば俺さんその刀・・・。』
俺『おっ、気づいたか。俺の家に代々伝わる刀だそうだ。詳細は不明だが、かなりいいものらしい。』
ミーナ『なんか刀身が怖いくらい美しいわね・・・。再生完了したみたいね・・・。みんな来るわよ?』
もっさん『敵の装甲が薄いところはあるか?あとサーニャ、弾はあといくつ残ってる?』
サーニャ『あと、二発です・・・。』
ミーナ『・・・それじゃまずいわね。今回は敵の装甲が薄いところが見当たらないわ。みて、艦全体が収縮してる。その分装甲にまわしたのかもね・・・。』
エーリカ『やっかいだな〜。さっさと終わらせて帰りたいよ〜。』
俺『俺が向こうの世界からおかし持ってきてるから、それを褒美でやるよ。だから今はがんばろうな?』ナデナデ
エーリカ『うん!ちゅっ!』
俺『うおっ!・・・こりゃ加護がありそうだ。ちゅっ・・・。』
エーリカ『あはは!私もこれはがんばらないとね〜。』
シャーリー『あっつあつだな〜。』
バルクホルン『ここは戦場だ・・・ここは戦場だ・・・ここは戦場だ・・・。』ブツブツ
922 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 15:13:10.64 ID:WUc9btUmO
現実世界から俺がウィッチーズの世界に行く系統は無職で完成された感すらある
支援
923 :
労働意欲旺盛無職俺。>>922完成などしない、「俺」がいる限り終わりはせず進化し続けるのだ!:2010/12/01(水) 15:16:11.62 ID:gw/o+Akd0
ミーナ『さて、どうしようかしらね。残弾数も少ない。魔法力も少ない。敵は強化されている。・・・俺さん?』
俺『ははっ、仕事でもくれるんですか?』
ミーナ『大仕事も大仕事よ。今まで働かずに休んでた分のエネルギーをここで使ってほしいの。さっきのでヨルムンガンドを壊せる?』
俺『正直さっきので魔法力をかなり使ったから、きついかもしれません・・・。でもやってやりますよ。貧相な誇りにかけて!』
エーリカ『俺、一人じゃだめだよ。私も一緒にやる!二人ならきっと大丈夫だよ!』
もっさん『そういうことか・・・。よし、決定したな・・・。』
ミーナ『そうね・・・。全機!敵の攻撃かく乱及び砲門の破壊、そしてハルトマン中尉と俺軍曹の道を作ってください!あなたたち二人にかけるわ。』
『ストライクウィッチーズ!!全機、戦闘再開!!』
『『『了解!!』』』
海に飛び込みたくなってまいりました
925 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 15:20:55.29 ID:Y1TICnbEO
926 :
労働意欲旺盛無職俺。というかこの駄文よりほかのSSのほうが断然楽しいと思う。:2010/12/01(水) 15:21:22.09 ID:gw/o+Akd0
全員がそろったストライクウィッチーズに敵はない
残弾少なかろうがネウロイへ水のように撃ち込んでいく
魔法力が少なかろうが、攻撃に、防御に、回避にどんどんつぎ込んでいく
銃の音を空気が鮮明に伝え、戦意があたりにさらに満ちていくのを感じる
ロマーニャがわずかに見えた
でもここから先へはなにがあってもいかせない
俺「ふふ・・・無職に大仕事たぁ、賭けも賭けだぜ。」
エーリカ「そんなことないよ。みんな俺を信じてるんだから!さ、いこ?」
一人の冴えない男と一人のかわいい女の影が海に映し出され、波がかき消す
二人を中心にひゅうひゅうと風が巻いていき、海が少しずつ荒れていく
支援ぬ
支援支援
しえーん!
930 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 15:26:33.49 ID:Uz5RczO9Q
俺の話は変に堅いから読みづらくて申し訳ない
楽しく読めるのが一番だよ支援
相変わらずかっこいい、無職のくせに!
931 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 15:26:36.12 ID:kDIUySsD0
>>925 そういやパラレルさんさらっと世界移動してたな
932 :
労働意欲旺盛無職俺。支援感謝。:2010/12/01(水) 15:26:41.99 ID:gw/o+Akd0
俺「エーリカありがとな。俺、この世界にきてよかった。エーリカに会えてよかった。俺、変われたよ。」
エーリカ「にゃはは、私はどんな俺でも大好きだよ。だからこれからはいきなりいなくならないでね?」
俺「約束するさ。この世界に誓ってな。風よ、もっと渦巻け!」
二人の小さな旋風が重なり合い、混じりあい、大きな竜巻となっていく
もう止めることはできない流れはさらに加速していく
ミーナ『二人とも準備はできた?』
エーリカ『大丈夫だよ〜。いつでもいける!』
バルクホルン『このあとはないぞ?もうみんな限界だ。』
俺『まかせといてくださいよ。仕事は完遂する派ですから。』
シャーリー『俺に10ドルかけるぞ〜!』タタタタタタタ
ルッキーニ『私も〜!!』ガガガガガ
ペリーヌ『お金を賭けるなんて下品ですわよ!・・・・私は信頼をかけますわ。』パパパパパパ
リーネ『俺さんがネウロイをおとせたら前に貸したお金をちゃらにしますよ。』ニコ ドォン
支援が
リーネに20ドル!
リーネさん真っ黒なんですがw支援
936 :
労働意欲旺盛無職俺。支援感謝。:2010/12/01(水) 15:32:10.62 ID:gw/o+Akd0
ネウロイは恐ろしかったであろう
自分さえも飲み込むほどの竜巻が目の前に渦巻いていて、それもさっきより強いものなのだから
どんな姿をしていようが、異形であろうが、不安だろうが、悲しみだろうが、なにもかも吹き飛ばしてしまいそうな風
風が吹いて
風が泣いて
風が去れば
残すものはなにもない
でも、心地にいい風
937 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 15:34:09.02 ID:WUc9btUmO
支援
支援
939 :
労働意欲旺盛無職俺。支援感謝。:2010/12/01(水) 15:37:18.02 ID:gw/o+Akd0
俺「――さよなら、ネウロイ。おまえのおかげで俺は最高の天職に就けたぜ。世界とみんなを守るという職につき、エーリカの隣にいられるわけだからな。」
エーリカ「いくよ俺?」
さらに風が強まる
俺「いいぜ、エーリカ」
さらに風は輝く
そして二人は叫ぶ
この戦闘の終わりを告げるように・・・
「 疾 風 ! ! ! 」
「 怒 涛 ! ! ! 」
『『シュトゥルム・ウント・ドラングッッッッ!!!』』
ゴゴゴゴゴゴゴ――・・・
940 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 15:39:37.11 ID:fazBUO8HO
シュバルツ「呼ばれた気がする」
夫婦の共同作業です
出たぁー!ゲルマン忍法……ってえ?違う?
943 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 15:41:09.58 ID:zXiqnV2TO
ネウロイ型のケーキカットですね
944 :
労働意欲旺盛無職俺。そろそろ終わりだなぁ。:2010/12/01(水) 15:42:27.66 ID:gw/o+Akd0
ネウロイ「ジュイィィン!フシュゥゥゥ!」ビシュゥ
ネウロイが反撃にと大量の赤き光線を吐きだす
壁のように迫り、槍のように貫こうとする
また、主砲を二人に向けすぐに抹殺せんとの勢いで発射する
しかし二人には届かない
その竜巻はビームさえも飲み込み、回転に巻き込む
赤き弾丸となった二人はその中心で互いに手をつなぎ微笑んだ
俺は刀を前に構え、それにエーリカは片手をそっと添える
二人の心も重なり合い、一つになる
冷静に考えてゲルマン忍法って単語のセンスに狂気を感じる
946 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 15:44:46.93 ID:yNy7rNX9O
そのネタ先を越されたぜ
947 :
労働意欲旺盛無職俺。>>946なんかすまん。:2010/12/01(水) 15:47:36.24 ID:gw/o+Akd0
俺「ずっと一緒だ!エーリカ!!」
竜巻の中心で聞こえない言葉を叫んだとき、ヨルムンガンドと爆音をたてて衝突する
ネウロイ「キィィィィィィン!!!」ズガガガガガガガガガ
バキバキッバキバキバキッガガガガガガガガガガガガガ!
大きな竜巻はネウロイを飲み込み、バラバラと問答無用で切り裂いていく
漆黒の男は剥がれ、もがれ、ちぎられ、削られていく
轟々とした風が全てを壊していく
そして最後に、敵の赤き核、コアに疾風が斬りつけかき消すように粉々にする
ズガガガガガッパリィィィィィン―・・・・
コアを破壊されたヨルムンガンドだが、光を失う前に竜巻によって解体され、一重の塵となって消えた
.......あたりにまばゆい雪が降る
.......二人の門出を祝すように
そのときには二人は重なっていた
948 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 15:50:01.59 ID:Hzm8/Y5X0
空中セクロスとはやるな
さすがウィッチに不可能はない
壁殴ってくる
950 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 15:52:39.89 ID:Uz5RczO9Q
ヒャア!我慢できねえ!壁だ!
951 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 15:52:54.92 ID:kDIUySsD0
>>949 早いんじゃないか?
これぐらい耐えねばこの先やっていけんぞ!
952 :
労働意欲旺盛無職俺。あと3レスで13話おわり。次回は最終話。:2010/12/01(水) 15:53:02.45 ID:gw/o+Akd0
ルッキーニ『すっご〜いぃ!なんかズバッシャァァってなってネウロイがなにもかも消えちゃった!」
芳佳『二人ともすごいな・・・。ネウロイもこのときだけはきれいですね・・・。』
ペリーヌ『二人の門出でも祝福してるんじゃなくて。』
リーネ『ふふっ、ペリーヌさんてなかなかロマンチストですね。』
ペリーヌ『なっ!リーネさん、あなたね!』
シャーリー『あはは!でも二人を祝福してやらないとな!』
バルクホルン『ふふっ、帰ったら、なにかしてやるか?』
ミーナ『トゥルーデも気が利くのね。うふふ、とりあえずティータイムで色々話きこうかしら。』ニコニコ
もっさん『ふふ、そうだな。今日はもう帰って休むか。俺の話もおもしろそうだ。』
エイラ『とりあえずカエラナイカ?(くっそーイチャイチャしやがってー。私にだって・・・!)」
サーニャ『エイラ、今日もありがとう。帰ったら休みましょ?』
エイラ『ソ、ソウダナ。サーニャも疲れてるダロウシ!全員帰還ダ!』
シャーリー『あはは!エイラがそれをいうのか!まぁなんでもいいや、今日は疲れたよ!早くかえろうぜ〜。』
ミーナ『うふふ、さてみんな。基地へ帰還します!あの二人はほっときましょう。』
全員『了解。』
ついに次回最終回か…支援
954 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 15:58:06.52 ID:UvGP3sjvO
また楽しみな作品が完結するのか・・・・・・支援
955 :
労働意欲旺盛無職俺。>>948ちげぇよwww俺はエロは書かない主義!いや書けないだけですけど:2010/12/01(水) 15:58:08.64 ID:gw/o+Akd0
四時に鯖ちるのか?
http://www.youtube.com/watch?v=rncCyzu6dLM&feature=related 俺『ひどいジャナイカ!俺達も帰還しますとも。いこう、エーリカ。』
エーリカ『うん!俺、帰ったらちゃんといなかったときの話をしてよね!』
俺『エーリカがいなくて泣きそうだった。それだけだ。』
エーリカ『にゃはは〜、かわいいじゃん。よしよし。』ナデナデ
バルクホルン『うおっほん!さっさと帰るぞ!』
芳佳『って、俺さんひどい怪我してますよ!』
俺『ん?』
俺は体をふと触り、その指と手のひらに触れた液体を確かめる
自覚していなかったのだろう
血が流れていると知った瞬間体に鋭い痛みが走りだす
たぶん最後にネウロイの破片が体中に俺だけにささったのだろう
俺『うおおおお!いてぇぇぇぇ!いてぇよぉ!体が痛熱い!!』
ルッキーニ『俺大丈夫?』
心配されたようではあるが、痛みのせいで返事がしにくい・・・
956 :
労働意欲旺盛無職俺。:2010/12/01(水) 16:00:05.71 ID:gw/o+Akd0
エーリカ『俺!ほんと大丈夫!?』
俺『いっ・・・たくねーし、全然いたくねーし。全然大丈夫だし。でも早く基地に帰ろう!』
芳佳『飛びながらでも治療できますけど・・・・どうしますか?』
リーネ『あれだけしゃべれるから大丈夫だよ、芳佳ちゃん。』
ミーナ『それに宮藤さんも魔法力かなり使ってると思うから、帰って余力があったらお願いね。』
もっさん『俺よ、男なら少しぐらいは我慢せんといかんぞ!』
俺『いや、その前に心配をだな・・・。いづづづづづ!シャーリー、銃でつつかないで・・・!』
ペリーヌ『少しは我慢なさい!もうちょっとで基地に着きますわよ。』
バルクホルン『なんとまぁ情けない・・・。私の拳を喰らって生きていたんだから、そのくらい大丈夫だろう。』
俺『あのときは本当に死ぬかと思いましたけど、こうやって痛みが続くのって嫌なんですよね・・・。うぐぐぎぎぎ・・・!』
エーリカ『いたいのいたいの飛んでいけ〜。』ナデナデ
俺『痛みが麻痺してきた。』
957 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 16:00:17.94 ID:5A3DyxTSO
16時に鯖落ちか
958 :
労働意欲旺盛無職俺。:2010/12/01(水) 16:01:29.18 ID:gw/o+Akd0
ストライクウィッチーズは基地へ帰還した
俺は今にも落ちるんじゃないかと思うくらいふらふらしながら帰還した
今日も世界を守る、強き翼を持つ少女たち
その光に惹かれた役立たずな男がその中に入った
これからは12人
男は光を手に入れた
959 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 16:56:38.27 ID:KpnTHs2k0
やっほー
復帰したか
961 :
労働意欲旺盛無職俺。:2010/12/01(水) 16:59:15.34 ID:c1sFHd9x0
復活したかな・・・?
とりあえずさっきので13話は終わりです
支援してくれた方読んでくれた方本当にありがとう
次回「それ以上でも以下でもない、無職」です
後日談で少しぐらい俺の今後を書いたほうがいいかな?
962 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 16:59:26.43 ID:29s67xp5O
何で毎日落ちるんだ?
963 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 17:01:20.38 ID:29s67xp5O
>>961 好きにすればいい
需要で書くもんじゃないさ
乙
964 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 17:01:42.03 ID:1Heo1PPO0
乙!
もちろん無職はこのままエーリカのヒモに…
なんてことはやめてくれよ!
何かを失敗しまくってるらしい。詳しくは分からん
966 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 17:04:11.03 ID:PgBsoM9/0
乙
967 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 17:04:31.26 ID:eJlK3vXD0
無職さん乙!!
次ってあいてるんですか?
968 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 17:06:24.69 ID:c1sFHd9x0
>>963 わかった!書きます!
ちょっと俺の小話とかを入れようかと思ったんだ
次はあいてるのかわからん・・・
969 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 17:06:44.02 ID:29s67xp5O
970 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 17:07:26.59 ID:PgBsoM9/0
>>967 空いてるのかな・・・?
とりあえず俺は、あなたの次に行かせてもらおう
次スレの準備は万端だぜ!
972 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 17:09:21.23 ID:29s67xp5O
>>971 流石だぜ
今夜も投下多そうだし、嬉しいねえ
973 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 17:12:41.06 ID:eJlK3vXD0
wikiの簡易避難所で、避難所についてひとつの結論が出たそうなので
まだ見てない人は一読よろしく
>>660だが今日も投下多いなwww
まあ空いてたら投下するってことで
IDかわっちまったが
>>899は俺か、
無職が終わってから先に書き込んだのは君だからやりなさいな
977 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 17:23:06.69 ID:PgBsoM9/0
どうぞどうぞ合戦が始まる予感
それとも次スレにならないと書けないか?
前前々スレ
>>142から
超簡単なあらすじ
アルカナネウロイの正体に一歩近づいたウィッチーズたち
そんな中再びアニマから宣告を受けアルカナネウロイと対決する
迫りくるハイエロファントとラヴァーズを退けウィッチーズたちはまた一歩真実へと近づいてゆく・・・
以下本編です
文章が非常に汚いのでオカン級の寛容さで読んでいただけるとありがたいです・・・
スレなどまたいでしまえばいいじゃないか
来なければ雑談が始まってしまうぞ?
書いた瞬間いらっしゃるとは…
すまん支援
982 :
ペルソナ:2010/12/01(水) 17:29:53.72 ID:eJlK3vXD0
Episode8 『戦車と剛毅』
---ブリーフィングルーム---
ミーナ「みなさん、今回も良く戦ってくれました。」
ゲルト「しかし、また2体同時とはな・・・」
ミーナ「そうね・・・これからは2体以上の戦闘も覚悟したほうがいいかもしれないわね・・・」
ミーナ「でも2体片付けられたのは大きいわねこれで残るのは・・・」
エイラ「『戦車』、『剛毅』、『隠者』、『運命』、『正義』、『刑死者』・・・の6体ダナ。」
芳佳「あと・・・6体・・・」
エーリカ「ゴール、ちょっと見えてきたね。」
ミーナ「ええ、そうね・・・残り6体、みんなで頑張りましょう!」
---俺の部屋---
俺「さて・・・今日も・・・」
机に目をやるとまたカードがあった。
俺「これは確か・・・法王と恋愛・・・」
カードは今日倒したネウロイのアルカナが描かれていた。
983 :
ペルソナ:2010/12/01(水) 17:33:02.97 ID:eJlK3vXD0
俺「なるほど・・・その日に倒したネウロイのアルカナが関係してたってか・・・」
手に取るとまたカードは光だし、一つのカードとなって手元に降りる。
カードには悪魔のような絵が描かれアルカナ名の欄には【DEVIL】と書かれていた。
俺「悪魔・・・」
いつものようにカードは砂のように消え、頭に声が響く
―――オレの名はベルゼブブ―――蠅の王だ―――
――お前にオレの力を貸してやろう――お前が拳を振るうとき―――――
――――お前の拳にに風の力を乗せてやろう――――ありがたく受け取れ!――――
ベルゼブブからは黒き疾風の力を与えられた。
これにより風の力で攻撃することが可能となった。
俺「よろしく・・・蠅の王様さん・・・」
俺「でも俺、拳は使わないんだよなあ・・・」
その頃、窓の外に不審な影が2つ、現われていた。
シエンヌ
985 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 17:35:39.35 ID:29s67xp5O
これでペルソナさんスレ跨ぐの二回目じゃね?
支援
986 :
ペルソナ:2010/12/01(水) 17:37:11.51 ID:eJlK3vXD0
---基地の外---
謎の女「・・・想像よりも早い解決でしたね。」
謎の男「ホンマや。それにやっこさんら、毎月こういった活躍をしてるそうですわ。」
謎の女「どうでしょう、彼らは敵に見えますか?」
謎の男「まだ測りかねますわ・・・あんさんが直接あってみるとええんちゃいますか?」
謎の女「それもそうですね・・・近いうち接触を図るとしましょう。」
謎の男「それになんや、えらいおもろそうな奴がおるやないですか。」
謎の男「男のウィッチなんちゅーモンはオレだけかと思っとりましたで。」
謎の女「フフフ・・・興味を抱くのはよろしいですが、あまり長い時間ここにいては見つかってしまいます。」
謎の女「そろそろ退きますよ、『アダム』・・・」
アダムと呼ばれた男「へいへい、あんさんはいつも慎重なお方や・・・『イヴ』はん・・・」
イヴと呼ばれた女「フッ・・・」
アダムと呼ばれた男「フッ・・・って・・・ホンマクールやなあんさんは・・・」
そう言って去ってゆく2人の足には、ネウロイの模様が入ったストライカーが装備されていた・・・
987 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 17:37:42.57 ID:PgBsoM9/0
支援
スレたて規制されてた…死にたい…
誰か頼む
ガランドちゃん想像してた喋り方と全然違った。
♪Deep Breath Deep Breath(arrange)
http://www.youtube.com/watch?v=nIxUrx6Bnvk 数日後・・・
---ブリーフィングルーム---
俺「な・・・夏祭りっスか!?」
坂本「そうだ!この地で夏祭りが開かれるそうだ!」
芳佳「やったー!」
リーネ「夏祭り?」
芳佳「うん!扶桑ではね、7月や8月くらいになるとお祭りを開くんだよ!」
坂本「なんでも今回は扶桑とカールスラントの友好のために開かれるそうだ。屋台などの出店も扶桑から出されるそうだぞ!」
芳佳「あ、でも浴衣が・・・」
ペリーヌ「ゆかた?」
芳佳「浴衣って言うのは、扶桑でお祭りのときに着る和服のことですよ。」
坂本「はっはっは!大丈夫だ、それなら・・・」
坂本が足元の箱から何かを取り出す。
坂本「ここにあるぞ!」
そこには11人分の浴衣が用意されていた。
芳佳「うわー!浴衣だー!でも、これどうしたんですか?」
坂本「実は夏祭りの情報を先に耳にしていてな・・・そこで浴衣をあらかじめ届けてもらうよう頼んでいたんだ。」
俺(少佐・・・・・グッジョブ!)
俺は心の中でそう思った。
芳佳「これ、着てもいいんですか?」
坂本「ああ、早速着てみるといい。わたしも久々に袖を通してみるか。」
坂本「俺は・・・すまないな。お前の分の服は用意できなかった。」
俺「あ、いえ、俺は自前の甚平あるんで大丈夫っス。」
坂本「そうか、ならよかった。よし!それじゃあお前達に着方を教えてやろう!」
そういって坂本はほかの皆を別の部屋へ連れてゆく。
坂本「フフ・・・お前はそこで楽しみに待っていろよ。」バタン
俺「あはは・・・」
994 :
ペルソナ:2010/12/01(水) 17:50:09.32 ID:eJlK3vXD0
数十分後
ガチャ・・・
着替え終わった11人が部屋へ戻ってきた。
シャーリー「あー、なんかちょっときついな、これ」
エーリカ「スースーする・・・」
俺(こ・・・これは・・・!!)
色とりどりの浴衣を着た彼女達は実に艶やかで美しかった。
エイラ「オイ、俺。」
俺「なんスかエイラさ・・・のわっ!」
目の前のエイラとサーニャももちろん浴衣を着ていた。
エイラは水色のアジサイ柄の浴衣。髪はまとめられ、いわゆるポニーテールに。
一方、サーニャは黒地に白百合柄の浴衣。髪には花の髪飾りが付けられていた。
エイラ「なんダ、へんな声出して・・・」
俺「いや・・・その・・・///」
エイラ「それよりどうだ・・・今日は一段と可愛いダロ、サーニャ。」ヒソヒソ
995 :
ペルソナ:2010/12/01(水) 17:52:29.11 ID:eJlK3vXD0
俺「はいっス・・・浴衣がこんなにも似合うとは・・・」ヒソヒソ
サーニャ「?」
坂本「どうだ、俺?みんな良く似合っているだろう。」
そういう坂本はまさに扶桑撫子というにふさわしい美しさだった。
俺「は・・・はいっス!俺には眩しすぎるくらいですっ!」
坂本「はっはっは!そうか、それはよかった!」
坂本「よし!祭りは明日だ!みんな存分に楽しもうじゃないか!!」
翌日
---夏祭り会場---
祭囃子の音が聞こえる中、会場は多くの人で盛り上がっていた。
芳佳「うわぁ!ここだけ扶桑みたい!」
シャーリー「へぇ、これが扶桑の夏祭りねぇ・・・」
ペリーヌ「あちこちなんだか騒がしいですわね・・・」
坂本「それが祭りというものだ!はっはっは!!」
996 :
ペルソナ:2010/12/01(水) 17:54:58.10 ID:eJlK3vXD0
ミーナ「それではしばらく自由行動としますので、みんな、存分に楽しんできてね!」
芳佳「行こう!リーネちゃん!」
シャーリー「お!だったらあたし達も連れてってくれよ。祭りのこと良く分からないしな!」
ルッキーニ「しな!」
ゲルト「む・・・なら私も連れて行ってもらおう!」
エーリカ「トゥルーデが行くならわたしもー」
芳佳「はい!一緒に行きましょう!」
ペリーヌ「少佐!・・・あ、あの・・・」
坂本「ん?どうした、ペリーヌ?」
ペリーヌ「あの・・・よろしかったら、わたくしも・・・少佐と一緒に・・・」
坂本「なんだ、そんなことか。私は一向に構わないぞ!」
坂本「ミーナも一緒にどうだ?」
ミーナ「あら、いいの?それじゃあご一緒させてもらおうかしら。」
宮藤組も坂本組も足早に行ってしまった。
俺「さてと・・・俺は・・・」
997 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 17:55:52.71 ID:PgBsoM9/0
支援
というかさるったら次スレだな
998 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/01(水) 17:56:07.80 ID:snO9+GE7O
航空支援
999 :
ペルソナ:2010/12/01(水) 17:57:12.83 ID:eJlK3vXD0
そこへ誰かに声をかけられる。
サーニャ「俺さん。」
俺「あれ?サーニャさん。エイラさんも。みんなと一緒にいかないんスか?」
エイラ「サーニャはお前に案内してもらいたいんだってサ。」
俺「え?俺っスか?」
サーニャはコクリとうなずいた。
俺「あはは・・・わかりました。案内するっスよ!」ニッ
俺、サーニャ、エイラの3人でしばらく屋台を練り歩くことにした。
俺「お、アレは・・・」
俺の視線にはりんご飴の屋台があった。
俺「お2人ともちょっと待っててくださいっス!」
サーニャ&エイラ「?」
そういって屋台へと向かう。どうやらりんご飴を買うようだ。
エイラ「サーニャ。あの扶桑語読めるカ?」
サーニャ「私にはちょっと・・・」
|ト、 .-y=====┐.. イ!
|| >:':.:/ ヽ.:`く ||
|レ'.:.:ノ  ̄ ̄ ̄ \:.:ヽ!!
/_/ ∞ \ ',
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l.:/ .:.:.,'.:.:..:l/‐-/ l.:/ -',.:.:.:.:,
V.:.>‐l .:.:>ちホ:::::::::::/ちホV.:.:.',
,.:'.:.:.{ |.:./{ ト-j:::::::::::::::ト‐j l∧.:.'、 次スレへGO
. ∠イ',八__|/_ `´ `´ ハ.∧.:.\
)ハ::\ 'ー=-' ノ  ̄
Vl:::〕 r≦
,x<:::::::< ヽ:::`x
/ \ヽ:::\___}::://ヽ
_________[][] __| ̄|____[][]__
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__/ く_ / / | |\ \ __/ /
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1001 :
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き 今のVIPが嫌ならVIPから出てけww A雑 大阪VIPPER集まれ!!☆ ま
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>>1 そっヵ、残念やわ(´・ω・`)
お 付き合ってくだしあ>< 今から元カノに痛メする
>>3 ウチは高校生だぉ☆
>>9 うはwwこれがVIPクオリティw
∩∩ V I P は ぼ く ら の 時 代 だ !! V∩
>>2 自重しろwwwww Be
ハ (7ヌ) (/ /
>>7 ブラウザゲーやらないか?
ル / / ∧_∧ || モリタポ
ヒ / / ∧_∧ ∧_∧ _( ゚ω゚ ) ∧_∧ || 埼
>>5 2chって有料なんですか?
\ \( ゚ω゚ )―--( ゚ω゚ ) ̄ ⌒ヽ( ゚ω゚ ) // 玉
>>6 え?俺マジ貧乏なんだけど
\ /⌒ ⌒ ̄ヽ ゆとり /~⌒ ⌒ / O
>>8 お母さんに何て言えば
| |ー、 / ̄| //`i構って女/ F 安価で絵描くお
低 | 恋愛 | | 厨房 / (ミ ミ) | | F 14歳♀中学生処女だけど質問ある? ハ
年 | | | | / \ | | ム
齢 | | ) / /\ \| ヽ PCに詳しい人ちょっときて!!! イ ス
化 / ノ | / ヽ ヽ、_/) (\ ) ゝ | 電車男 ミ タ
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