俺「ストライクウィッチーズだぞ!」

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1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします

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          /::::!:::::i:::::::/:/ )'ノ:::::::!    \!::_:::::::::::ヽ:           //  イチャイチャしようずwwwwwwっていうスレ
           /;イ::!:::::ト、/l レ/ヽ::::::!   ,x≦ ヽ:::::|::::::::ヽ          //
            l/ !::!::::::!:/_ィ≧x ヽ::::!ー'/.r≠ `iヽ:レ-::、!          //  ☆妄想を垂れ流すも良し、
           l::ハ:::::l/ / r) ハ   ヽ!、 弋_ソ ' ヽ! ト!          // .|   初SSにチャレンジするも良しだ!
           l' l::::ハ  弋ソ      //// ノ /          //  |   そこのおまえも書いてみろ!
             !:::ハ、', ///  '        /_ノ         //   .|
            V  `ヘ    r− ヽ    人二)           //'  | ☆私がヒロインのSSが多いようだが、
               <へ、  V   ノ  イハ::',         //   |   わたしは一向に構わんッッ!
                /::/  >, 二 イ `´ l::::',          //     .|
             ,、_/;;/-y' (!、   ,イ\_ l::::::',      //      |  ☆まとめWiki
              / ヽt――!   ヽ\_ノ l   Tー-、.!    ,ィ//     |   http://www16.atwiki.jp/vip_witches/
     _        /   i    |     V !ヽ!. 「i!i 下- 」`i  /)'〈_.     ┌┴───────────────
   _/ ヽ、    /    l.   |    ヽ! ! L!」 !   ∨ 〃/)
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   l `>、_  _ ハ     /l        l! / !l.      / 八.  ∧
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 19:01:27.10 ID:izl/qcEN0
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 19:04:26.98 ID:7UFePEut0
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 19:05:10.27 ID:UYKZRgtZ0
おっつー
5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 19:07:48.00 ID:jAtMiiLm0
       ̄ ̄ ̄\                   、_ _
             \                 . : : ´: : ヽ: : :`:.‐. _
        乙  >>1   .|      え      .//: : : : : ,: : ,: : : : : : ヽ
      し  で   .|     っ   /'ィ: :/: : /: :/: : : :、,: : ヽ:.ヽ
      な  .は   . |    へ    /,: :/'.,、,,メ: : イ/: : : : l: : : :.i: : i
      さ  な   .|.     ん     /'|: :|ィ/ .|`>´|/|: ト: :l: : : : : |: : |           え
       |   く   |          レ∨`‐-´  ' マヘ‐ト/: : : i: : :!         へ
      い  .私   . !      (´ `=-  .i .:::.  、  丶__.'ノ: : ; :/: :/     ./ ̄ ̄へ ̄\
       っ .に   ニ=-    .` ‐' .    ヽ /`‐-, .:::.,/:_イ'イ: :/   ./     :
      !     /         ,.-:、__.  _ヽ _ノ  _ソヒ'.ノ:./    .|  命  み  リ
     \___/       ,.、../:Y:::::`ァ‐::`マイ7‐=ァ<-、‐ ´       |  令  な  ネ
.          ,..:::‐-..:^::':、::::、:::::_::ィ^::ヘ/ァ、゙>!_/:i:_;、'`´       -=ニ  で  .さ  ッ
           |::::::::::::ヽ::::::::`::://::::// / ∠_::::::|.ヽ:)             |  す  ん  .ト
            i:::::::::::::::::i:::l::__/:::/::::/!'.L -ァ:´\:::::`::`:ニヽ.           |   っ .に  曹
             i:::::::;::-‐|.' ./:::::i:::/. |',.イ':::::::::::::>:::/::::::::`.         |  !      長
.            i::::::::::::::ヘ_.イ:::::::!/ :: ./::::::::イ´ヽ/::::::::::::::::i.          |         か
             i:::::::/アヘ:::::::::/ .:. /::/:::::::::::/::::::::`:::‐-'、           \         ら
.             i::::::!kヘ,ソ:::::::/  ./::´:::::::::::::::::ヘ:::::::-:::_:::<             \____
              `‐<::`:_::::::/   /;.=ミ,ヘ::::::::; ´ >;:::::::::::::ヘ
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6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 19:10:36.54 ID:hYYeTGM30
>>1
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 19:23:59.14 ID:DfAsmoMEO
乙ぱい
8魔人と呼ばれる俺3-1:2010/11/27(土) 19:41:59.15 ID:L+uPitvMO
>>1
続き

――――――――

夜…格納庫前

俺「・・・・・」

静かだな…
いつか世界中が平和の中でゆったりと暮らせるようになって欲しい

人だから愚かなのか
愚かだから人なのか

昔にそんな事を問い掛けられた事がある
答えは未だわからない
あるかもしれないしないかもしれない

結局誰でもわかるのは人は愚かな事には変わりないということだな

正直俺のやってることも相当愚かだよな…
リーネちゃん乙


俺「・・華は散り続けた〜
朱い滴堕とし〜
拒絶の声遠く〜
虚ろに消えて〜」

歌は良い…心が落ち着く

俺「ah〜
戻りたい〜
戻れない〜
そんな場所最初から失って〜」

※実験体の少女の心境を歌った曲(多分…)

(マスター…前から言ってますがせめて曲を変えてください!)

(洒落になってないんですよ!
その曲で何人部下をトラウマに追い込んだと思ってるんですか!)

良い曲なのに文句多いぞ…
何を歌おうが俺の勝手だろ…

サーニャ「綺麗な歌声・・エイラもそう思わない?」

エイラ「・・そうダナ(洒落になってないけどナ)」
10魔人と呼ばれる俺3-1:2010/11/27(土) 19:52:35.55 ID:L+uPitvMO
俺「なんだ・・いたのかお前達
食事はどうした?」

エイラ「ご飯はみんなで食べた方が美味しいカラナ」

サーニャ「せめて三人で食べようってエイラと決めたんです
サンドウィッチですけど・・」

俺「二人は優しいな・・ありがとう
うん、暖かいな・・味覚が無いのが残念だ」

サーニャ「暖かい・・ですか?」

俺「ああ、誰かの作った料理を食べるのは久しぶりだからな・・」

エイラ「料理って言えるほどのものでもないケドナ」

俺「本格的に作っても持ってくるのが大変だろ
サンドウィッチだって立派な料理だ

御礼に一曲歌おうかな」

俺は好きだった今では懐かしいオラーシャの子守歌を歌った

最後に歌ったのはもう十年程前か…
11魔人と呼ばれる俺3-1:2010/11/27(土) 19:54:49.63 ID:L+uPitvMO
サーニャ「懐かしいです・・小さい頃によく歌ってもらいました・・」

エイラ「ヘー・・小さい頃にサーニャが聞いてた歌ナノカー」

サーニャ「いつか子供が出来たら歌ってあげたいです
・・みんながご飯食べている間にお風呂に行きましょうか?」
忘れてた…
サーニャ→目的がわからない
彼女のほっぺたは魔性のほっぺた

エイラ
→俺の耐久力では無理、なんで止めてくれなかった…
しかし彼女の予知が有る限り他の人に見つかる事はないか?

はっ!?水着着用でなんとかイケるんじゃないか!?

俺「・・水着着用で良いよな?」

サーニャ「・・俺さん水着持ってないですよね?」

そうだった・・

サーニャ「私達は用意してから行くので先に行ってて下さい」

エイラ「水着着用無しナノカ・・マァ良いけどナ」

もう突っ込むまい…
諦めてお風呂に行こう
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 19:57:43.70 ID:+pC9kUD+0
支援!
13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 19:58:02.62 ID:DfAsmoMEO
……少女病だっけ?
――――――――

基地内浴場

俺だ、今浴場の1番奥の隅っこにいる
ここなら誰にも見られない
…見られ無かったら二人に怒られ無いか?
怒られる方がマシです

(ヘタレ)

(正直言ってそれは無いです)

俺「うるさい、俺はヘタレだよ悪いか?」

エイラ「良くは無いナ
でも必要な時に度胸があれば良いンダナ」

サーニャ「エイラの言う通りね・・」

…囲まれた逃げ場無し
―――――
|俺エ
| サ
|岩岩

15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 20:03:38.05 ID:v/hD/uJB0
エイラがそれを言うのかw
16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 20:07:25.88 ID:Ei4u+a7P0
餌・・・ゴクリ
17魔人と呼ばれる俺3-1:2010/11/27(土) 20:08:32.28 ID:L+uPitvMO
しかしエイラ、お前にそれはあまり言われたくない気がするぞ
幸い二人はタオルを巻いてくれている
少しは羞恥心あって良かった!
まあ入浴剤かなんかしらんが湯が不透明だから元から見えないけどな

エイラ「やっぱりお風呂よりサウナの方が良いナ・・」

サーニャ「エイラはサウナ好きだもんね
俺さんはサウナ好きですか?」

現状維持には好きでも嫌いでも無いとしか答えられんぞ…

俺「普通だな…特に好き嫌いというわけでもない
で・・何の為にここへ呼んだ?」
18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 20:13:20.23 ID:TqTpruxj0
サルくらわないようにするには、どういう風に投下すればいいんだ?
5分おきとか?
19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 20:14:07.26 ID:v/hD/uJB0
一つのスレで一時間に8回〜11回レスするとさるが発動する
5分間隔でぎりぎりだな
20魔人と呼ばれる俺3-1:2010/11/27(土) 20:14:21.89 ID:L+uPitvMO
俺にも限界あるんだよ?

エイラ「別に部屋でもよかったんダケドナ
でも少佐がいつも来るしここなら邪魔が無いシナ」

待て!寄って来るな!サーニャも真似しない!
 ―――――
|俺エ
|サ
|岩岩

21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 20:16:17.56 ID:7UFePEut0
>>18
六分間隔ならまず大丈夫
22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 20:17:59.25 ID:izl/qcEN0
00投下開始で45投下したらさるくらう
23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 20:18:19.48 ID:TqTpruxj0
おk、6分間隔だな
エイラ「今更ダケドサ・・俺、あの時はありがとナ
俺が居なかったら私達はここにもう居ナイ」

サーニャ「そうです・・有り難うございました俺さん・・」

二人が俺に抱き着き頬にキスする
タオルが無ければ即死だった
(あら…)(おや…)
((まあ…
良かったですねマスター))
良くない…大問題だ

俺「なあ・・二人とも・・あまり俺に関わるな
俺は善人じゃない・・悪人だ…殺されても文句無いくらいにな
徐隊されないのが奇跡なんだよ」

この二人は置いておいてルッキーニはあんまり深刻さがわかっていない可能性が高い
エーリカはよくわからん…一時の感情で反対した気もしないでない
バルクホルンは失礼だがおかしい
いくらなんでも反対はしないはずだ
この馬鹿共が一時的に洗脳しやがったか
(計画通りでないと困りますので)

(正確にはここが1番計画通りに進め易いからです)

だからってな…もう良い過ぎたことは仕方ない
25魔人と呼ばれる俺3-1:2010/11/27(土) 20:24:49.14 ID:L+uPitvMO
二人をよそに考え事をしていたが急に沈黙していた二人が話し始めた

エイラ「確かにそうかもシレナイ・・でも私は俺が好きでやってない事くらいわかっテル
もうやらないで欲しいケドナ」

俺「考えてはおくよ・・」

サーニャ「俺さんはお兄様に似てます・・全部自分が責任を取れば周りが幸せだと思ってる所が・・
お兄様と言っても血の繋がりは無いんですけど・・
私が小さい頃に家を出て軍にいるってお父様が・・
・・知りませんか?」

…忘れてなかったとは聞いてないぞ
エイラも固まってるし…

俺「いや・・聞いた事無いナ」

その人俺だしな
26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 20:26:07.48 ID:7UFePEut0
せっかくの風呂シーンだから脱いだんだが、風邪ひいちまうよ
27魔人と呼ばれる俺3-1:2010/11/27(土) 20:28:25.13 ID:L+uPitvMO
俺「・・そろそろ二人とも離れないか?
見つかる前に出たいしな・・」

エイラ「今は俺の時間だから大丈夫ダロ
入口に俺入浴中って札掛けたシナ」

俺「・・俺の時間深夜だったよな?」

サーニャ「・・俺さんが夜間哨戒の任が有るから変えといて欲しいって言ってた
と伝えたら変えてくれました・・」

俺「そうだが・・言ってないし・・あくまでも離れない気か」

今更だがこれ俺が構い過ぎたせいで暴走してるよな…
周りから見れば男を知らない少女に付け込んでるわけだ
しかも二人…まあ、良いか…今は諦めようなんかもう慣れて逆に余裕を感じてきた
余裕といっても出れるなら出たいが逃げられないしな

その後は特に変わりなくまったりしていた(二人は)
そろそろ時間になるので二人は先に、俺はその後で上がることにした
28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 20:31:19.37 ID:DfAsmoMEO
支援
29魔人と呼ばれる俺3-1:2010/11/27(土) 20:36:41.10 ID:L+uPitvMO
次回予告

エイラーニャ「・・・・・」ボフッ
俺「おい、何故倒れる!?」
俺は一体何をしたのか

俺「こんばんは、人型ネウロイ
・・まあ君だけはネウロイ化した人間だがな」

突如現れた11の人型ネウロイとネウロイ化した人間
友2「ちょっと待て二人とも!
幾ら殺し合わないからといって二人を戦わせるわけにはいかない!」
再登場した彼

???《始めましょう・・
・・貴方を楽園へと導く為に無力化させていただきますわ》

俺「始めようか・・
“オラーシャの狂った魔人”の俺・・我が力にてお前の力を無力化させる」

決して語られる事の無い憎しみ無き1つの戦いと
11の人型ネウロイとウィッチ達の激動の戦いが始まる
次回前編
30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 20:37:27.12 ID:L+uPitvMO
>>26
今回は軽くだからな

そう、今回は
31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 20:37:34.77 ID:7Cl1Ip7t0
        |ト、   .-y=====┐..    イ!
        || >:':.:/      ヽ.:`く ||
        |レ'.:.:ノ   ̄ ̄ ̄ \:.:ヽ!!
       /_/      ∞    \ ',
      [___________]
       l.:/ .:.:.,'.:.:..:l/‐-/  l.:/ -',.:.:.:.:,
      V.:.>‐l .:.:>ちホ:::::::::::/ちホV.:.:.', 
     ,.:'.:.:.{  |.:./{ ト-j:::::::::::::::ト‐j l∧.:.'、
.    ∠イ',八__|/_  `´      `´ ハ.∧.:.\
         )ハ::\  'ー=-'  ノ    ̄ 
            Vl:::〕  r≦
           ,x<:::::::<    ヽ:::`x
        / \ヽ:::\___}::://ヽ

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32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 20:42:57.90 ID:L+uPitvMO
たいして激動でも無いけど…12人の個別戦闘

駄文だけど支援ありがとうございました
33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 20:43:44.73 ID:izl/qcEN0
34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 20:44:22.47 ID:tNXQ+7V50
乙〜
それにしても今回はって事は・・・
次のお風呂シーンは期待していいんですね
いまから全裸待機だ!!
35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 20:46:01.58 ID:rft4j3JoO
全裸で乙しても、構わんのだろう?
36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 20:51:27.34 ID:L2Pi3l540

>>35
すいませんお客さん外でその格好はちょっと…
37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 20:55:51.99 ID:yD5spZRE0
おつ!
お風呂…ゴクリ

あとしょうもないお知らせなんだがさせてほしい。
変態パイロットなんだが、俺ちょっと手を怪我しちゃって今から入院なんだ
だから結構投下が遅れます。投げたわけじゃないよ!

あと毎回レスありがとう。返したいんだけど朝は時間なくて返せないんだ…すまぬ
てめえこれ答えろ!って質問とかあったらがっつりどうぞ!あと少しならいける。投下まちの人がいたらどうぞ無視していっちゃってください
38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 20:56:36.47 ID:2tUR9Pec0
文章化が進まないまま書きたいネタばかり増えた結果
3つくらい同時に書き溜めることになった、死にたい
39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 20:57:41.14 ID:L+uPitvMO
お前ら…いつくるかわからない風呂エロばかり期待して…
40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 21:41:09.10 ID:ga9xsiL9O
毎日落ちるなこの鰯
41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 21:42:06.97 ID:lJ1teBSQ0
今日は岡村さんの影響かな
42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 21:52:44.48 ID:Rc9D7UEEO
なんで人多い時間帯狙って再起動実験やるんだよ……
43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 21:54:48.20 ID:rK4M6OcwO
どうなってんだよマジで
44以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 21:56:49.44 ID:Rc9D7UEEO
上げ
45以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 21:58:42.52 ID:1R5W4V3aO
とりあえず変態パイロット乙、体は大事にしろよ
46流星:2010/11/27(土) 22:02:36.14 ID:uRxaYRG70
鯖が落ちた後に投下することに定評のある俺 投下します
47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 22:03:23.69 ID:Q2uhy7Ee0
手を使い過ぎたのかと思った
まぁ体は大事にな

あとwiki編集してくれてる方ほんと感謝
48以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 22:05:38.54 ID:G2x6tgvm0
GOGO流星さん!

>>45,47
ありがとう。まさか農作業中にやっちまうとは思わなかったんだぜ…
49流星:2010/11/27(土) 22:06:05.45 ID:uRxaYRG70
前スレ>>770から

………
……


カランカランと音を立てて茶色の扉をひらくと、薄暗い店内が広がっていた。
髭面の初老の男性が出迎えてくれる。

マスター「ホッホ、今日は男連れかい」

ビューリング「男ってほど成長してる奴だといいんだがな」

ビューリングはまっすぐ店の奥に進む。
俺もあわててそのあとを追った。

俺「行きつけって奴か」

ビューリング「そういう事だな」

店の一番奥のテーブルへ座ると、髭面が酒瓶とグラスを二つもって来た。
これがビューリングの"いつもの"ってやつらしい。
50以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 22:08:55.32 ID:1R5W4V3aO
支援支援

>>48
農家…だと…
51流星:2010/11/27(土) 22:10:38.56 ID:uRxaYRG70
マスター「なにか飲みたいものはあるかい?」

俺「あー‥‥軽いウイスキー、ロックで」

髭面はホッホと笑うとカウンターへ戻っていった。

ビューリング「おまえどれぐらい強いんだ?」

俺「ん? そうだな、好きなのは70度ぐらいだけど」

その言葉を聞いてビューリングは驚いた後、にやっと笑う。
52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 22:11:33.23 ID:G2x6tgvm0
支援

>>50
日本の食はまかせろー!
53流星:2010/11/27(土) 22:15:23.33 ID:uRxaYRG70
俺「それより、おまえ運転するのに飲んで大丈夫なのか」

ビューリング「心配するな。私も弱めの酒だ」

俺「‥‥信じていいんだろうな。酔った車の事故で死ぬなんてごめんだぞ」

髭面が琥珀色をした瓶と氷の入ったバケツを持ってくる。

俺「どうも」

マスター「軍の子かい」

俺「ああ、そうだよ」

マスター「若いのに整備士とは大変だね」

まあこんな若い男が軍に入ったと聞いたら、整備士に思われても仕方ないか‥‥
くすくす笑うビューリングが代わりに答える。

ビューリング「こいつはな、ウィッチなんだ」
54以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 22:15:51.13 ID:1R5W4V3aO
支援のお時間

>>52
頑張って!
55以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 22:16:04.81 ID:4EakSjG2O
支援

書き溜め入れてたUSBが折れた。
死にたい・・・
56流星:2010/11/27(土) 22:20:23.83 ID:uRxaYRG70
髭面はその言葉を聞くと目を大きく開く。

マスター「ホッホ! 男のウィッチとは珍しい」

俺「でしょうね」

軽く笑いながらグラスに氷を入れ、ウイスキーを注ぐ。氷の割れる音が耳に届く。

マスター「頑張ってくれたまえよ、若造君。あの警報音にも飽きてきたところだからね」

髭面はホッホと笑うとカウンターの奥へ帰っていった。
57以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 22:21:18.47 ID:43+ms39hP
amazonで安売りしてたポメラ買ったら寝ながら書けて超便利
58以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 22:21:41.01 ID:4CS/dyxb0
書き溜めはPCのHDD、外付けHDD、携帯のSDカード、iPodの四か所に保存している俺に資格は無かった
と思う
59以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 22:22:43.22 ID:e9kc3uMJ0
>>55
生きろ。
そういうのは携帯のSDにも入れとくといいよ。
60以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 22:24:54.42 ID:4CS/dyxb0
死角www
この間からIMEの変換がおかしくて困るw
61以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 22:26:26.89 ID:HzdE/AQR0
何いってんだよ。資格なんかいらねぇよ
62流星:2010/11/27(土) 22:26:57.91 ID:uRxaYRG70
ビューリングも自分のグラスに酒を注いだ。
双方のグラスを口づけさせ、胃を焼く。

たまにはこうやって薄いのを味わうのもいいかもしれない。

俺「ビューリングは良く此処に来るのか」

カラカラと氷を回しながら聞く。

ビューリング「時々、程度だな」

俺「そんなもんか」

ビューリング「昔よりは真面目になったものでね」

俺「これでもねぇ」

ビューリング「悪かったな」

俺「すねんなよ」

ビューリング「そう見えたか?」

俺「全く」

ほぼ同時にグラスを空にし、新しく注ぐ。
こうしてふたりきりで飲むというのも落ち着くものだ。
63流星:2010/11/27(土) 22:30:18.26 ID:uRxaYRG70
俺「そういえば」

せっかくだし話題を提供してやろうと思った。

俺「ハルカが見た赤リボンってなんなんだろうな」

ビューリング「‥‥ああ、あの話か」

少しだけ考えていたビューリングは酒を一飲みする間に思い出したようだ。

ビューリング「あれならたぶん私も見たぞ」

俺「へえ、そうなのか」

ビューリング「ああ、数日前にな‥‥そういえばハルカは早朝に見たといってたな」

俺「そうだな」

空になった銀白に琥珀を流し込む。

ビューリング「私が見たのも早朝だったな」

俺「ふむ、赤リボンは早朝に現れるのか」

だからといって何かするというわけではないが。
64以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 22:33:39.63 ID:1R5W4V3aO
保存は最悪二つには分けとくべきだよなぁ支援
65流星:2010/11/27(土) 22:36:20.66 ID:uRxaYRG70
ビューリング「‥‥思えば、お前に体格が似ていたな」

ビューリングは俺を舐めるように見る。
なんだか変な気分。

俺「俺に?」

ビューリング「ああ。案外お前が女装したら似合いそうだな」

俺「おいおい、冗談だろ?」

ビューリング「そうか? お前結構中性的な顔だから似合うと思うぞ」

確かに俺は昔から中性的な顔だと言われる。
さすがに女に間違われたことはないが。

俺「‥‥似合わないと思うけどな」

ビューリング「今度私の服を貸してやろうか」

俺「お前の服も中性的すぎて女装にならねえよ」

ビューリング「失礼な奴だな」

俺「それは悪かったな」

同時に口角を上げて、同時にグラスを空にする。
適当に雑談を続けた。
66以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 22:38:22.83 ID:w62BAEss0
女装ときいてズボン脱いだ
67流星:2010/11/27(土) 22:40:27.35 ID:uRxaYRG70
………
……


ビューリング「おい」

肩を叩かれた。

俺「ぅん‥‥あれ? 寝ちゃってた?」

ビューリング「幸せそうだったぞ」

やってしまった。二人きりで来て、片方が寝るなんて。

俺「す、すまんビューリング」

口元のヨダレをあわてて拭く。

ビューリング「いや、疲れてるところを無理やり連れだしたのはわたしの方だ。すまなかったな」

そう言いながらカウンターの方へ向かうビューリング。
頼んだ酒はまだ半分以上残っていた。

マスター「そっちの、名前は?」

ビューリング「"リュウセイ"とでも書いておいてくれ」

マスター「あいよ」

ビューリング「じゃ、また来るよ」
68流星:2010/11/27(土) 22:45:43.37 ID:uRxaYRG70
カランカランと音を鳴らし外へ出ると、夕日も半分落ちている頃だった。

俺「おい、金は?」

急いでビューリングを追い、疑問をぶつける。
あのカウンターでのやりとりは残った酒を取っておいてもらうだけだったように見える。

ビューリング「ああ、もう払ってある」

俺「? どういう事だ。先に払ってたのか?」

ビューリング「あの髭面、ここら一体の復興資金を管理してるんだ」

俺「‥‥それはすごいが、関係あるのか?」

タバコを咥え火をつけるビューリング。
やはり全然酔っていないようだ。さすがに強いらしい。

ビューリング「ま、わたしにも良心はあるということだ」

そうつぶやくと、彼女は車へ向けて歩き出した。
69以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 22:49:02.34 ID:1R5W4V3aO
ふぅむ…支援支援
70以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 22:49:59.51 ID:8x2skTpF0
支援

戦闘シーンに入った途端筆が止まった。
71流星:2010/11/27(土) 22:51:24.99 ID:uRxaYRG70
基地に着く頃にはすっかり暗くなっていた。

訓練をサボったビューリングだったが、智子に一言言われただけで特にお咎めも無し。
他の隊員――主にハルカとキャサリン――からはいろいろ言われたようだったが。

もうだいぶ疲弊していた俺は、
夕食時に何を喋ったのかも、何を食べたのかさえも思い出すこともできず、
さっさとベッドに潜るのだった。

あとから聞いた話だが、ふたりきりでどこで何をやってたのか聞かれていたらしい。

‥‥俺、なんて答えたんだろうな。
変なコト言ってなければいいが。
72流星:2010/11/27(土) 22:52:14.81 ID:uRxaYRG70
一区切り 他にいないようなら続ける
73以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 22:55:00.27 ID:Q2uhy7Ee0
今はいないんじゃね
GOGO
>>70
俺最初からつまった
一旦終わらせたSSの続き書くのって労力いるな・・・
74以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 23:00:53.59 ID:1R5W4V3aO
さぁ続きを投下するんだ
75以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 23:01:28.20 ID:hHgqGxIjP
人少ないな支援
このくそ規制がァ
76流星:2010/11/27(土) 23:05:16.30 ID:uRxaYRG70
………
……


明朝、何もせず寝てしまった俺は朝っぱらからサウナに入っていた。

スオムスでは、シャワーや浴槽よりもサウナが一般的らしい。
こちらに来てから初めて知ったが、なかなかいいものである。

俺「‥‥汗かいた後にまた汗かくというのも変な話だがな」

エルマから聞いた話によるとサウナには妖精が住んでいるらしい。

俺が言うのもなんだが、お伽話じゃあるまいし‥‥
なんて考えると妖精さんに怒られちゃうのかな。

ハルカやビューリングが見た赤いリボンの子とかも、実は妖精の一種だったりして。
そうだとしたらロマンチック‥‥そうでもないか。

サウナに入るときは考え事もしないほうがいいそうだ。
こういう一人になれる場では考え事ばかりしてしまう俺には合わない場所なのかもしれない。

適当にボーッと汗を流し、サウナを出た。
77流星:2010/11/27(土) 23:11:12.87 ID:uRxaYRG70
服を着て部屋に戻ろうとすると、曲がり角に見慣れたおかっぱ頭があった。

俺「おい」

ハルカ「ひゃああああ!?」

体を5cmほど浮き上がらせ、大声を上げるハルカ。
ズザザザっと壁まで後ずさり、そこでようやく声をかけたのが俺だということに気づいたらしい。

ハルカ「び、びっくりさせないでくださいよー!」

俺「それはこっちのセリフだろ‥‥声かけたぐらいであそこまでビビられちゃおちおち話しかけられねえよ」

ハルカは安堵の溜息を吐くとこちらに戻ってくる。

俺「何やってたんだよ」

ハルカ「いえね? 昨日の赤リボンがどうしても気になりまして‥‥」

俺「それで柄にもなく早起きか」

ハルカ「そゆことです」

俺「いまさら俺が言うのもなんだが、お前変わってるよな」

ハルカ「そうですかね? わたしなんかよりリュウセイさんやビューリングさんのほうがよっぽど変だと思いますけど」

俺「‥‥否定はしませんけど」

呆れたように肩を持ち上げた。
78以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 23:12:49.33 ID:1R5W4V3aO
支援なのよさ
79流星:2010/11/27(土) 23:15:59.03 ID:uRxaYRG70
俺「で? どうなんだ」

ハルカ「何がです?」

俺「張り込みの成果だよ」

相変わらず曲がり角から廊下を覗き込むハルカに、その横の壁に寄りかかりながら俺は問う。

ハルカ「いやー、まだ現れませんねえ」

俺「‥‥だいたい、ほんとにいたのかよ」

ハルカ「いますよー! この目でしっかり見たんですから」

俺「おまえ、眼が悪いとかいってなかったか?」

ハルカ「そ、それはほら、言葉の綾ですよ」

こちらを振り返り、赤面し言い訳を放っているおかっぱ。
こんなやつがベッドでは、ねぇ‥‥扶桑とは恐ろしい国だ。
まあここスオムスでも、もうひとつの部隊が酷い有様なのだが‥‥

俺「手がかりは赤いリボンだけなのか?」

ハルカ「えーっと‥‥なんかピンク色のふわふわのドレスで、スカートがブワーって!」

身振り手振りで説明しているがよくわからない。
ブワーあたりで大きく手を振り回したため、壁に手をぶつけている。痛そう。

俺「‥‥まあ派手な服装ってことはよくわかったよ」
80以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 23:20:15.74 ID:8x2skTpF0
>なんかピンク色のふわふわのドレスで、スカートがブワーって!

http://iup.2ch-library.com/i/i0195892-1290867542.jpg
一瞬これが頭に浮かんだ
81流星:2010/11/27(土) 23:20:22.25 ID:uRxaYRG70
それから数十分張り込みを続けたが、一向に現れる様子もなく、俺達は部屋へと向かった。

昨晩はハルカによる襲撃もなかったためか、智子が元気そうな笑顔を向けてきた。

智子「おはよう!」

俺「はいおはよう」

ハルカ「おはようございます!」

負けず劣らずハルカも元気なあいさつを交わす。
その元気な声で起こされてしまったような、エルマとウルスラも眠い目をこすりながら体を起こした。

エルマ「おはようございます〜」

ウルスラ「おはよう」

キャサリン「‥‥もう食べられないねー‥‥えへへー‥‥」

こいつはいつから大食いキャラになったんだ。

続々と起床する中、ビューリングの姿はなかった。
さっそく一人で何処かへタバコを吸いに行っているのだろう。

慣れたとは言え、着替え現場に一緒にいるのは悪いと思ったので、一足先に食堂へ向かうことにした。
82流星:2010/11/27(土) 23:25:19.70 ID:uRxaYRG70
………
……ここらへんの向こうとの時間軸が曖昧なので各自脳内補完を。


食堂のいつもの席で新聞を広げながらみんなが来るのを待つ。
相変わらずカールスラント方面の記事がトップだ。

適当に流し読みしていると見慣れた名前を見つけ、目が止まった。

俺「ハルトマン?」

どうやら同じ性のウィッチがいるらしい。
その記事によると、JG52第7部隊の新人ウィッチ、
エーリカ・ハルトマン少尉とハンナ・ユスティーナ・マルセイユ少尉が、最近メキメキと撃墜数を増やしているらしい。

ふーむ、やはり最前線だけ合って優秀な新人ウィッチも多いんだなあ。
俺もこの部隊では新人中の新人だが‥‥腕では新人ではないと自負したい。

と、一番最初に現れたのはスオムスのハルトマンだった。

俺「はやかったな」

ウルスラ「まあ」

いつものように適当に座る。
そうだ、さっきのヤツのことも知っているのかもしれない、聞いてみよう。
83流星:2010/11/27(土) 23:30:36.07 ID:uRxaYRG70
俺「なあ」

ウルスラ「なに」

俺「エーリカ・ハルトマンって知ってるか?」

その名前を聞いた瞬間、彼女の体が反応する。
そして、こちらの目を覗き込んできた。

ウルスラ「‥‥どこで?」

俺「あ、ああ、新聞に載ってたんだよ。優秀なウィッチだってな」

ウルスラ「‥‥」

彼女はうつむき、唇をキュッと噛み締める。

俺「‥‥姉妹なのか?」

その表情から自分の中である程度の予測を立てて質問する。
彼女は表情を崩さず、コクン、と頷いた。
84流星:2010/11/27(土) 23:35:10.12 ID:uRxaYRG70
ウルスラ「エーリカ・ハルトマン。わたしの双子の姉」

彼女は下を向いたまましゃべりだした。

ウルスラ「明るくて、楽しそうで、腕も確か」

俺「‥‥」

ウルスラ「わたしに無い物をいっぱい持ってる人」

俺「無いものって‥‥」

ウルスラ「‥‥事実」

俺「‥‥悔しいのか」

彼女は表情を変えない。
85以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 23:39:29.11 ID:N+CbHyZM0
しえん
86以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 23:39:38.58 ID:Yq1V2O/KO
足りない支援は任せろ!!
87流星:2010/11/27(土) 23:40:31.49 ID:uRxaYRG70
俺「双子ってよく比べられるって聞くからな」

ウルスラ「‥‥」

容姿が瓜二つということもあるのか、双子は同じ能力を持っていると思われることが多いらしい。

俺「‥‥姉さんも同じこと思ってるかもな」

その言葉を聴き、こちらに顔を向けるウルスラ。

ウルスラ「どういう」

俺「お前の言葉を聞く限り、ウルスラとは正反対の人物みたいじゃないか」

ウルスラ「‥‥」

俺「ってことは、お前しか持っていないことがいっぱいあるんじゃないのか」

ウルスラ「‥‥」

俺「おまえだっておまえにしかない長所があると思うんだが」

ウルスラ「‥‥」

俺「ま、推測でしか無いけど」

ウルスラは何も言わなかった。
ただ、その表情は先ほどとは少しだけ、ほんの少しだけ変わっていた――ような気がした。
88以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 23:42:05.97 ID:wziB/0Px0
まさかウルスラまで毒牙に…
いらん子中隊を食い尽くすつもりか!
89以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 23:43:38.26 ID:Rc9D7UEEO
喰い尽くして孕ませろ〜
90以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 23:45:17.95 ID:1R5W4V3aO
壁殴ってくる支援
91流星:2010/11/27(土) 23:45:23.45 ID:uRxaYRG70
新聞を読み進める。スオムスの欄は‥‥小さい。
その小さい欄も大半を占めるのはハンナ・ウインド中尉とエイラ・イルマタル・ユーティライネン少尉の事。
俺達の活躍も載ってはいるが‥‥些細なものだ。

智子「あ、新聞はあんたが読んでたのね」

気づくと、皆集まってきていたようだ。ビューリングを除いて。
相変わらず気まぐれな奴だ。

俺「ああ、読むか?」

智子「いいわ。終わったら貸してくれればいいから」

俺「いや、俺も暇つぶしに読んでただけだ」

そう言うと、新聞をたたみ智子へ渡す。

智子「ありがと」

ハルカ「新聞ですかー、久しく読んでないなあ」

キャサリン「みーとぅーねー」

智子「あんたたちねぇ‥‥もうちょっと世界のことも知りたいと思わないのかしら?」

ハルカ「自分のことで精一杯で‥‥」

キャサリン「みーとぅーねー」

照れながら言うハルカと、あくびを挟みながら答えるキャサリン。らしいといえばらしい。
92流星:2010/11/27(土) 23:50:12.05 ID:uRxaYRG70
智子は新聞の一面を読み笑顔を見せる。
それを見る俺の視線に気づいたのか、こちらに顔を向けた。

智子「なに?」

俺「いや、知り合いでも載ってたのかなぁ、と」

智子「ええ、隼とサムライがね」

そう言いながら彼女は優しい目をし、新聞に視線を戻した。

俺も姉さんの記事でもあったらあんな顔になるのかな‥‥

‥‥無いものをねだっていてもしょうがない。俺は頭を切り替え、朝食を受け取りに向かった。
93流星:2010/11/27(土) 23:52:07.71 ID:uRxaYRG70
本日はこれで終わり また明日の朝にでも

あと貫通とかありえないんで安心してね!
94以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 23:53:12.22 ID:wziB/0Px0
アナルワイプさんと直前まで行ったんだから可能性はありうる…!
クソックソッ
95以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 23:55:38.26 ID:bEz0wCIn0


ぜろはマイナスではないから可能性は存在するんだぜ
と、いうことは… ちょっと壁殴ってくる
96以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 23:58:29.53 ID:8x2skTpF0


調子が悪い日は寝るに限る
97以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 23:58:41.44 ID:Rc9D7UEEO
乙ですぞ
98以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/27(土) 23:59:56.83 ID:Uu9GPMEi0
投下していいの?
99以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 00:00:12.58 ID:hTUD5MZ5O
GO
100以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 00:01:08.82 ID:hlfB8BHB0
真面目に貫通とか憤死するレベルなんで
101機動魔女ストレイバー:2010/11/28(日) 00:03:02.74 ID:bj9yML3E0
俺「ストライクウィッチーズだと言うのか?」
>>921から


2時間後・・・・

ミーナ「おかしいわね・・・・もうそろそろ来るはずなんだけど・・・」

エーリカ「鳥一匹見えないよ〜」

部下「大変です!レイバーを運んでいる輸送艦がネウロイに襲撃されています!」

バルクホルン「なんだって!?」

坂本「どうするミーナ?」

ミーナ「宮藤さんとバルクホルン大尉には現地に向かいレイバーに搭乗してください」

宮藤「えっ、でもまだ操縦を教えてもらって・・・」

俺「操縦のしかたは搭乗したら俺が無線で教えてやるから早く行ってこい!」

宮藤「はっ、はい!」

バルクホルン「了解!」
102以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 00:07:02.16 ID:2vJoK69M0
>>93おつ〜
楽しみにまってるよ〜

支援
103以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 00:07:11.80 ID:QH2SkmDo0
しえーん
104以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 00:09:10.80 ID:sSrpYouaP
貫通もやりすぎじゃなけりゃいいと思うけどなぁ
そんくらいの勢いで壁を殴りたいこともある

支援
1056分ごとに投下するからテンポ悪いかも:2010/11/28(日) 00:09:11.64 ID:bj9yML3E0
ミーナ「リーナさんとシャーリーさん、坂本少佐とペリーヌはいつもどおりストライカーで出撃してください。
エイラさんとルッキーニさんは基地で待機しててください。では出撃します」

みんな「了解!」

5分後・・・・

宮藤「あ、あれですね!」ババババ!(銃声)

バルクホルン「こちら第501統合戦闘航空団のバルクホルン大尉だ、生きているものはいるか!?」ババババ!

兵士「はい!何名か負傷していますが軽いものです!」

バルクホルン「レイバーは無事か?」

兵士「なんとか無事です!」

バルクホルン「よし、あと1分もすれば子機を殲滅できる。殲滅しだいレイバーに搭乗する!いいな?」ババババ!

兵士「こ、この状況でですか!?無茶です!」

バルクホルン「無茶は承知の上だ!レイバーが出撃した後できるだけ逃げてくれ!」

兵士「くっ・・・・了解!」
106以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 00:11:42.78 ID:QH2SkmDo0
ま、なにごともほどほどにね
107以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 00:15:30.08 ID:bj9yML3E0
バルクホルン「いそげ宮藤!」ババババ!

宮藤「はい!あと少し!」ババババ!

バルクホルン「・・・・よし!宮藤、レイバーに乗るぞ!」

宮藤「えっ、はい!」


輸送艦内


宮藤「みなさん大丈夫ですか!?」

兵士2「みんな軽症です!ネウロイは!?」

宮藤「今いたのは私達が撃退しました、あと1分で増援のウィッチが援護します!」

兵士2「ありがとうございます!」

バルクホルン「レイバーはどこだ!?」

兵士2「そこの布を取ってください!レイバーに乗れます!」

バルクホルン「わかった!これだな」ファサッ

宮藤「こ、これがレイバー・・・大きいストライカーもついている・・・」
108以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 00:18:04.93 ID:wavixs7aO
まぁとりあえず支援
109以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 00:18:05.32 ID:/4Bcarqf0
支援
110以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 00:20:35.93 ID:Hyq/ADUf0
どなたか前スレのdatを頂けないか
111以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 00:21:03.30 ID:bj9yML3E0
バルクホルン「こちらバルクホルン、俺巡佐!レイバーの前まで来ました!」

俺「よし、まず首の下にあるハッチを開けろ」

宮藤「ハッチ・・・・これですね!」

俺「おっと、乗り込むときストライカーを穿いた状態で搭乗しろよ!そうしないと動きすらしないぞ!」

宮藤「はい!」

バルクホルン「搭乗しました!」

俺「次は左右にある穴に腕を入れろ、そしたら目の前にあるモニターが付くはずだ!」

バルクホルン「・・・・おぉ!なんか見えるぞ!」

俺「よし、レイバー自分の体の動きに合わせて動く、右腕を動かせばレイバーの右腕が動く
足を動かせばレイバーの足が動く、ある程度馴れればストライカー同様に動けるが今は動かす事だけに集中しろ!」

宮藤(動かす事・・・・・・いつもどおりにやれば・・・・)

ブッ・・・・ブルルルルルル(プロペラの回転音)

宮藤「うっ、動いた!動きました!」

バルクホルン「こちらも動きました!」
112以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 00:24:56.09 ID:hlfB8BHB0
>>110
あげた
113以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 00:27:13.15 ID:bj9yML3E0
俺「次は武器を出すぞ、頭に『拳銃』もしくは『リボルバーカノン』という言葉か銃の絵を想像するんだ
脳波コントロールによって右足の横が開く、そこに拳銃があるから腕を下に向けるんだ
そうするとオートで手が伸びて拳銃を取ってくれる」

バルクホルン「リボルバーカノン・・・・・開いた!」

宮藤「開いたら腕を下に・・・・わっ!手が伸びた!そして私の手もなんか握っている〜!」

俺「言っておくが出し入れがオートなだけで、握った後は自分で操作しないとダメだぞ!手を離すと落とすからな!」

宮藤「は、はい!」

俺「次は防御の仕方だ、シールドはいつもどおり出せるがもし魔力が付きそうになったら
左腕についている盾でガードしろ、対ネウロイ用に特殊加工してあるからある程度は持つはずだ」

宮藤「盾・・・・って、これ小さくないですか?」

俺「余程強い攻撃では無い限りちゃんと防いでくれるから安心しろ
もし強い攻撃がきたらコックピットの前に盾をだしコックピットだけは絶対に守れ!
レイバーは壊れても直るが、ウィッチは死んでは元も子もないからな!」

宮藤「了解!」

俺「あと一つ、今回は緊急事態だからリボルバーカノンの弾が最初から入っている6発しかない
なので弾が尽きた時はシールドの内側にあるスタンスティックを取れ!これはオートじゃないから気を付けろ!」

バルクホルン「ステンスティック・・・これか!」
114以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 00:27:52.52 ID:Hyq/ADUf0
>>112
ありがとう
115以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 00:28:42.54 ID:wavixs7aO
カイジ見ながら支援シニタクナーイ!
116以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 00:29:07.52 ID:bidLh8uP0
レイバーとか胸熱すぎる支援
117以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 00:33:14.72 ID:bj9yML3E0
俺「よし、状況が状況だから近くにいるものにレイバーに不備無いか聞いておけ!俺から伝えることは以上だ!」

宮藤「了解!」

バルクホルン「出撃するがレイバーに不備はないか!?」

兵士3「ちょっと待ってください・・・・・・2機ともコンディショングリーン!」

バルクホルン「緊急発進!」


輸送艦の上空

エーリカ「トゥルーデ遅いね〜」ババババ

リーネ「芳佳ちゃん・・・・」

シャーリー「ん?・・・なんだあのデッカイの!?」

輸送艦をみるウィッチ達

エーリカ「デカ!」

坂本「あれがレイバーか・・・」

バルクホルン「待たせたな!」

宮藤「あっ、待ってくださいよ〜」

ミーナ「二人とも無事?」
118以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 00:37:43.61 ID:X93lERRX0
俺疲れてるんだな、レイバーが何度見てもレイパーに見える…
119以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 00:39:14.13 ID:bj9yML3E0
バルクホルン「あぁ、私たちは大丈夫だし輸送艦の人も軽症の者しかいない」

坂本「そうか、しかし若干ふらついているぞ?」

宮藤「私は飛ぶのでいっぱいいっぱいです!」

バルクホルン「私も流石にいきなり乗りこなすのは難しい・・・」

坂本「そんな状態で戦えるのか?」

バルクホルン「大丈夫だ、問題ない」

宮藤「私は足引っ張らないように気を付けます!」

ミーナ「では、ここから8kmのところに大型ネウロイがいますので迎撃しに行きます。よろしいですね」

宮藤&バルクホルン「了解!」

3分後・・・

ミーナ「では、私とリーネさんシャーリーさんは1号機を
坂本少佐とペリーヌさんとエーリカさんは2号機を援護してください」

みんな「了解!」

バルクホルン「よし・・・それじゃリボルバーカノン撃ってみるか・・・」

ウィーンガシャ

エーリカ「うわー、おっきい拳銃だねー」
120以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 00:41:15.66 ID:wavixs7aO
>>118
とりあえずゆっくり休め、話はそれからだ
121以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 00:44:14.30 ID:raDrqCmI0
設定はある程度できあがってるのに、肝心のストーリーが
全然できないorz
122以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 00:45:11.72 ID:bj9yML3E0
バルクホルン「これでもくらえー!」バン!

その時、反動に耐えられずに仰け反ってしまう2号機

バルクホルン「うわぁあ!」

バルクホルンの弾丸は外れ、ネウロイの攻撃が2号機に

エーリカ「トゥルーデ危ない!」

バルクホルン「くっ・・・」

あわててシールドを張るバルクホルン

バルクホルン「ああっ!レイバーの左腕が・・・・なぜだ!シールドを張ったのに!」

坂本「バルクホルン、シールドが小さいぞ!」

バルクホルン「そうか!レイバーにあわせてシールドのサイズを変えないと当たってしまうのか!」

宮藤「バルクホルンさん!だ、だいじょうぶですか!?」

バルクホルン「あぁ、私は大丈夫だがレイバーの左腕がやられたため銃が精確に撃てなくなった
だから宮藤、お前が撃て!」

宮藤「はっ、はい!」

バルクホルン「少ししか体験してないが一応アドバイスだ、銃を撃ったら反動に身をまかして銃を上にあげろ
機関銃みたいに反動を逃がすと私みたいに仰け反ってしまう!
あと、今見たとおりシールド張るときは大きく張れ!」
123以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 00:51:07.49 ID:bj9yML3E0
宮藤「わかりました!・・・・よく狙って・・・・・」

殺気を感じたのかネウロイが1号機の方向へ見る

リーネ「芳佳ちゃん、気を付けて!」

宮藤「・・・・・今だ!」バン!

宮藤が撃ったのと同時にネウロイも攻撃した

宮藤「くっ!」

シールドを張る宮藤、しかし少し大きさが足りなかったのかレイバーの頭部に攻撃を受けた

ネウロイ「・・・・!」パリーン

ペリーヌ「す、すごいですわ・・・・本当に一撃で・・・・」

シャーリー「宮藤、大丈夫か!?」

宮藤「は、はい・・・・なんとか・・・・」

バルクホルン「よくやった宮藤!・・・しかしコレほどまでの攻撃力とは・・・・」ゴクリ

ミーナ「では、宮藤さんとバルクホルンさんは輸送艦にレイバーを置いた後、帰還してください
私たちはこのまま基地へ帰還します」

みんな「了解!」
124以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 00:55:17.57 ID:wavixs7aO
おっと支援支援
125以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 00:57:07.38 ID:bj9yML3E0
2時間後・・・・

俺「・・・・始めてみる実物がまさかこんなにボロボロになったものとは・・・たまげたなぁ・・・」

宮藤「す、すいません!」

バルクホルン「申し訳ありません!どのようにお詫びしていいか・・・」

エーリカ「あれ、初めて見るのになんであれこれ知っていたの?」

俺「いや、俺もよ本部の方でレイバーに関する情報は叩き込まれたからある程度は知っているけど
実物は今日見るのが初めてなのよね」

エーリカ「そうだったんだー」

俺「まぁ、あれだ、おまいさんたちも土壇場でまともに練習せずに乗ったからな
生きて帰ってきただけでいいってことよ。だからそんなに気にするな」

宮藤「本当に申し訳ありません・・・」

バルクホルン「な、なにか私にできる事はありませんか!?」

シャーリー「お前が精密機械いじると余計酷くなりそうだからやめとけってww」

バルクホルン「なんだと!」

俺「はっは!直すのは俺達の仕事だから奪わないでくれよ!
おまえさんたちは疲れたと思うから休んでてくれ」
126以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 01:03:11.92 ID:bj9yML3E0
ボルクホルン「そ、そうですか・・・・では、よろしくお願いします」

宮藤「お手数かけます・・・」

執務室

ミーナ「今日はいつも以上にヒヤヒヤしたわ・・・」

坂本「機械とはいえ二人とも攻撃を受けたからな」

ミーナ「まぁ、二人とも無事でよかったわ。輸送艦の人たちも死者が出なくてよかった」

坂本「俺准佐には着任早々、大仕事になるがな。はっはっは!」

ミーナ「そうねぇ・・・」

俺「・・・あぁは言ったけど、正直面倒な作業になったな〜・・・・・
よし!お前ら、早く寝たいなら気合入れて直せよ!サボっている奴はネウロイの巣に投げ込むぞ!!」

整備員1.2.3.4.5....「はい!」

第1話終わり
127以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 01:05:12.17 ID:bidLh8uP0
乙乙
今後の展開が楽しみ
多分、アレがああで出てくるんだろうなあという予感はするwww
128以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 01:06:18.41 ID:/4Bcarqf0
乙!
おもしろかった
129機動魔女ストレイバー【おまけ】:2010/11/28(日) 01:07:38.24 ID:bj9yML3E0
それは整備中の会話である

シャーリー「・・・・あの俺准佐」

俺「ん、なんだ?」

シャーリー「あの、准佐は何歳なんですか?」

俺「なんだよいきなり、・・・・俺そんなに老けているか?」

シャーリー「いえ、そういうわけではないんですけど、准佐のって何歳なのかな?って思いまして」

俺「あれ、ここに来たときの挨拶で言わなかったっけ?」

シャーリー「あのときはレイバーに関しての質問で終わったので・・・」

俺「あぁー、そういえばそうだったような・・・・」

シャーリー「あ、嫌ならいいんですよ!」

俺「俺は17歳・・・・・」

シャーリー「えっ!?」

俺「17歳と14600日、それが俺の今の歳だ。さ、余計な話はここまで、仕事仕事!」

シャーリー「14600日って・・・・どういうこと・・・?」

その夜
シャーリー「あっ!56歳ってこと!?・・・・・そりゃ老けているわ・・・・」
130以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 01:09:43.46 ID:bj9yML3E0
俺の投下はここで終わり

待っている人は投下しておkです
131以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 01:12:03.52 ID:/4Bcarqf0
盗撮俺だけど投下していいかな?
132以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 01:13:16.94 ID:wavixs7aO
よし来い、全裸で支援する
133盗撮癖な俺 今回エロ関係がないです・・・:2010/11/28(日) 01:15:27.02 ID:/4Bcarqf0
今日は全員で模擬戦をやることになっていた
俺の固有魔法をお披露目するためでもある

坂本「今日は、模擬戦を行う」
  「1対1の勝負だ。同高度での模擬戦となる」

一同「了解」

ルッキーニ「ねぇねぇ、俺の固有魔法って何??」

俺「俺の固有魔法は『爆発』だな。俺は、エクスプロジィオンって呼んでる」

ルッキーニ「エクス・・・わかんな〜い」

俺「そうだろうな。みればわかるよ」

宮藤「そういえば、俺さんの出身とかよくわからないんですけど・・・・」

俺「言ってなかったっけ?俺の出身はリベリオンだ」

宮藤「へぇ〜、シャーリーさんと一緒なんですかぁ」

俺「ほぉ、シャーリーもリベリオン出身なのか。まぁ、そうだろうと思ったよ」

シャーリー「どうしたんだ、2人とも」

宮藤「シャーリーさん、俺さんリベリオン出身なんだって!
134以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 01:16:23.73 ID:wavixs7aO
なん…だと…
135以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 01:19:37.36 ID:PGSAcJEOP
エルシャダイ
136盗撮癖な俺 :2010/11/28(日) 01:21:05.36 ID:/4Bcarqf0

シャーリー「俺が?一緒の出身だなんて嬉しいな!」

俺「俺も嬉しいよ」

ミーナ「みなさん、そろそろ準備してください」

一同「了解」

坂本「まずは、俺!」

俺「はい」

坂本「次にバルクホルン。模擬戦の準備にかかれ!」

バルクホルン「了解した」

ミーナ「2人とも、3000mまで上昇してください。そしたら、一定の距離をとってください。開始の合図は私がします」

2人「了解!!」

2人は順調に上昇する
そして、3000m。お互いに、距離をとり、そして・・・・

ミーナ「始め!!」

両者のエンジン音が空に響く

俺(まずは、上昇して距離をとるか)
137以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 01:24:35.86 ID:ZiDPHYREO
支援。
そして学園僕の続きがもうそろそろ出来そうだよの報告。
138盗撮癖な俺 エロトークは次話 爆発する!!:2010/11/28(日) 01:25:06.44 ID:/4Bcarqf0
俺は太陽を利用し、上昇する

バルクホルン『ふん、そんなのが私に通用すると思うなよ』

さすが、バルクホルンだ
俺の上昇にしつこくついて来る。戦闘機にもいえることだが、高さを敵に取られると、不利になる

俺のストライカー Grumman F6F Hellcatの速度はリベリオン戦闘機の中では、遅いほうだ

バルクホルンのFw190D-9はどんどん距離をつめてくる。そして、バルクホルンのMG42が火をふく

ダダダダダダダダダダダッ

俺はぎりぎりで弾を避ける

バルクホルン『一筋縄では、いかないか・・・まぁ、それでこそやりがいがある』

俺『バルクホルン、俺の実力を知ったら嫌でも尊敬するようになるぞ』

バルクホルン『やれるもんなら、やってみろ』

俺『いくぞ!!』

追われていた俺は反転し、全速力でバルクホルンに突っ込む

バルクホルン『なに!?』

バルクホルンは驚いたようだ。しかし、数多くの戦いを経験してきたバルクホルンだ。冷静に狙いを定め、MG42の
引き金を引く
139盗撮癖な俺 学園僕楽しみにしてるよ!!:2010/11/28(日) 01:30:35.75 ID:/4Bcarqf0
ダダダダダダダダダダダダッ

俺は、またバルクホルンを驚かせた

バルクホルン『な、なんだ!?あいつ・・・・速度緩めるどころか、どんどん加速してるじゃないか!!』

俺『はっはっはっ、俺にかなうとおもうなよ』

弾は一向に当らない。まるで、弾が俺を避けているようにみえる

そして、俺はバルクホルンの視界から消えた

バルクホルン『消えた!?ど、どこだ!?』

俺『チェックメイトだ、バルクホルン』

声が後ろで、しかもかなり近くで聞こえる

バルクホルン『なっ!?』

さっきまで私の目の前にいた俺が、なんで後ろに!?

俺『驚いたか?』ニヤニヤ

バルクホルン『くっ・・・・』

ミーナ「そこまで!俺さんの勝利です」
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----------------
140以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 01:33:30.90 ID:wavixs7aO
爆発しろ支援
141盗撮癖な俺 :2010/11/28(日) 01:35:04.60 ID:/4Bcarqf0
ルッキーニ「すご〜い!俺!何したの?」

宮藤「俺さん、すごかったです!」

リーネ「すごかったですよ!」

ペリーヌ「なかなか・・・やりますね・・」

エイラ「すごかったナ・・・・」

サーニャ「うん・・・・」

坂本「はっはっはっ!さすがだな、大佐!」

エーリカ「そういえば俺って大佐なんだよねー、忘れてた!」

シャーリー「かっこよかったぞ!」

バルクホルン「俺・・・いや俺大佐・・・どうやって私の後ろをとったのですか・・・」

俺「まぁ、そう堅くなるな・・・あれは、俺のもう一つの固有魔法だ」

バルクホルン「2つあるのか!?」

俺「あぁ、そうだ。1つ目は、さっき言った『爆発』。2つ目は『屈折』だ」

バルクホルン「"屈折"?光の屈折のことか?」
142盗撮癖な俺 :2010/11/28(日) 01:40:21.49 ID:/4Bcarqf0

俺「簡単に言えばそうだな。その屈折を利用した俺の”しんきろう”をバルクホルンに見せたんだ」

バルクホルン「しんきろうを見せただと・・・・信じられない・・・」

俺「しんきろうはしんきろうでも、動いたりするし、色もはっきりしてるからな」

バルクホルン「・・・・今回は私の負けだ・・・・だが、次は負けないぞ!!」

俺「はっはっはっ、いつになったら俺に勝てるかな?」

バルクホルン「く〜〜〜っ!!!」

こうして俺のお披露目は終わった

ウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ

ミーナ「警報!?」
   「みなさん、出撃準備を!」

一同「了解!」

全員がストライカーを装備し、大空に舞い上がっていく

管制塔『ミーナ隊長、ネウロイは南東から侵攻中。大型1体のみと思われます」

ミーナ「わかったわ」

管制から伝わってきた声は普段と変わらず冷静だった
このようなことは日常茶飯事で慣れているのだろう
143盗撮癖な俺 :2010/11/28(日) 01:45:31.01 ID:/4Bcarqf0
俺は毎回毎回、緊張する
この警報、そして出撃はいつになっても慣れない
少しでも、緊張を減らそうと思って考えた挙句、思いついたのが"撮影こと盗撮"だった
戦闘に集中しつつ、盗撮にも集中する
なかなか出来ないことだと思う

俺(手始めに1枚っと)カシャッ

坂本「見えた!」

俺(えっ!?バレたか?)

坂本「ネウロイだ!全員警戒せよ!」

ミーナ「全員、フォーメーション"カエサル"!」

一同「了解!」
 
俺(よかったぜ・・・・バレてないな)

バルクホルン「行くぞ!エーリカ」

エーリカ「さっさと終わらせて、寝よ〜っと」

2人はネウロイにかわいそうなほど銃弾を浴びせる・・・・つもりだった

バルクホルン「弾かれた!?」

エーリカ「めちゃくちゃ堅いよ!」
144盗撮癖な俺 :2010/11/28(日) 01:50:13.75 ID:/4Bcarqf0
ミーナ「サーニャさん、やってみて!」

サーニャ「了解!」

バシュバシュバシュッ

サーニャ「!?」

エイラ「弾かれたゾ!!」

ネウロイは少し削れただけで、すぐに修復してしまった

坂本「私が行く!!烈風斬!!!!」

ガキーーーーーン

坂本「弾かれたっ!?これも駄目か・・・・」

坂本は弾かれた衝撃で手を痺らせている

俺(このままじゃ、やばいな・・・・)

俺「みんな、ネウロイから離れろ!」

リーネ「どういうことですか?」

ペリーヌ「このままじゃ、攻められてしまいますわよ!」
145以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 01:52:53.35 ID:fFit0wPD0
支援。

それと爆発はエクスプロージョンな。
146以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 01:55:15.89 ID:Y0m9QN3pP
ドイツ語読みと思われる
イクスプロジオンって感じだな
147盗撮癖な俺 >>145ありがとう さるった:2010/11/28(日) 02:00:21.29 ID:/4Bcarqf0
俺「いまから俺の本気を見せてやる・・・みんな、とにかく離れるんだ!!」

ミーナ「了解したわ・・・・全員、離れて!!」

俺以外の全員がネウロイと俺から離れた

俺「さて、いくか・・・・・エクスプロージョン!!!!」

その瞬間、ネウロイの周りで凄まじい爆発が起きた
一回だけではなく、2回3回と連続的に

ドッカーーーーーーーーーーーン!!!!

衝撃波がみんなを襲う

ペリーヌ「きゃっ!」

エーリカ「何だよこれ〜!?」

バルクホルン「なんて衝撃波だっ!」

ルッキーニ「何これ!?飛ばされちゃうよ〜!!」

シャーリー「冗談抜きで、飛ばされるって!!」

エイラ「サーニャ!つかまれ!」

エイラはとっさに手を伸ばす

サーニャ「う、うん!!」
148以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 02:00:36.80 ID:fFit0wPD0
>>146
なるほど、ドイツ語か・・・・。ドイツ語訛りの英語みたいな感じか?
149盗撮癖な俺:2010/11/28(日) 02:02:17.11 ID:/4Bcarqf0
宮藤「うわわわわっ!す、凄い!」

リーネ「芳佳ちゃん、大丈夫〜!!??」

ミーナ「凄いわね・・・」

坂本「あぁ・・・くっ!!」

全員シールドを張るが、苦しそうだ

一方、俺は平気で空を飛んでいる

俺「これが俺の本気だぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

爆発はどんどん威力を増していき、そして

パリーーーーン

俺「見たか!これが俺の本気だ!はっはっはっはっ」

俺は撃墜数を302機に増やした
そして、今回の戦闘中に撮った写真は100枚を越した
写真の内容は・・・・言うと銃殺刑にされそうなのでやめとく
みんなの想像力にまかせる

ミーナ「・・・みなさん、帰還しますよ」

俺たちストライクウィッチーズは、基地に帰還した
150盗撮癖な俺:2010/11/28(日) 02:03:41.78 ID:/4Bcarqf0
今日はここまでです
支援ありがとう!!
エロなくてごめんね
明日の夕方あたり投下予定
午前中は塾なので
じゃ、また今度
151以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 02:05:05.38 ID:ZiDPHYREO
乙!!
152以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 02:05:53.87 ID:2vJoK69M0
おつ〜
次も楽しみにしてるよ


ゼロシステムを積んだストライカーユニットを考えたが、文章化する力がなくて死んだ
153以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 02:11:37.88 ID:ZiDPHYREO

今空いてるかな?
空いてるなら学園僕を少し投下したいのだが・・・・・・大丈夫?
154以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 02:16:33.54 ID:2vJoK69M0
きたか!
GOGOGO!
155学園僕 ごめんちょっとだけ投下するね:2010/11/28(日) 02:18:04.83 ID:ZiDPHYREO

多分前前スレの>>761から


〜放課後〜

僕「もう放課後かぁ。学校が楽しいと1日が早く感じちゃうね」ニコニコ

ナックル「・・・・・・お前は良いな。俺は今から地獄が始まるんだ」

僕「地獄?どう言う意味なの?」

ナックル「奉仕作業だよ、奉仕作業。今日めでたくマイナスポイントが10貯まったからな」

リフ「3日で10ポイントは学園記録だよ、やったねナックル!!」

ナックル「え、マジ!?流石俺!!って不名誉過ぎるわ!!」

喉「学級委員のサンダーとナイトが居ないから詳しく聞けないが、ナックルってポイント貰い過ぎだよな。お前どんな学園生活してんだ?」

ナックル「どんなって言われても、普段一緒に居るお前らが一番分かるだろ」

リフ・ヘイへ・喉『・・・・・・・・』
156以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 02:18:23.94 ID:5Gezdc4wO
GO!
157学園僕 さるくらうまで行くぞぉ〜!!:2010/11/28(日) 02:20:50.50 ID:ZiDPHYREO

ナックル『お!!あの子可愛いな!!早速声を掛けてみるか〜♪』

ナックル『徹夜で映画鑑賞はマズッたぜ。え、遅刻?まあ五分以内はセーフで!!・・・・・・駄目?』

坂本『お前はまたネウロイ高校の奴らと喧嘩したのか?』

ナックル『先に手を出して来たのはあっちだよ。俺は正当防衛なの』

坂本『正当防衛で六人をボコボコにするな』


ナックル「何が駄目何だろうなぁ」

リフ「・・・・・・多分全部が駄目なんだと思う」

喉「うん、お前の学園生活全部が駄目だわ」

ヘイへ「これは救いようが無い」

ナックル「この一瞬の内にお前らの脳内に何が映ったの!?」

僕「あ、あはは」
158学園僕:2010/11/28(日) 02:22:23.73 ID:ZiDPHYREO

僕「そうだ、今日は部活動見学に行かなきゃ!!」

ナックル「部活動見学?」

僕「うん。学校のパンフレットには全部名前が載ってたけど、自分の目で色々見てみたいんだ」

喉「なるほどな。んじゃ部活に入って無い暇な俺とリフが案内しようか?」

リフ「あちゃぁ〜、すまん。今日はどうしても外せない用事があるんだよ」

ヘイへ「俺も案内したいが、今から部活に顔を出さなければいけないし」

ナックル「俺に至っては何の役にもたてないときた」

喉「うへぇ〜。んだよ皆用事があんのか。仕方無い、俺だけで案内・・・」

僕「の、喉君。悪いけど僕は一人で大丈夫だよ?皆に甘えてばかりじゃ駄目だもん」
159学園僕:2010/11/28(日) 02:25:38.86 ID:ZiDPHYREO

喉「そうかぁ?僕がそう言うなら辞めとくか。んじゃ俺はゲーセン行くわ。じゃな皆」

僕「うん、バイバ〜イ」

ナックル「ハマり過ぎて散財すんなよ〜」

喉「う〜す」スタスタ

ナックル「さて、俺も校庭に行くわ」

ヘイへ「俺も部活行くか」

リフ「あ、やべ。俺も急がねぇと」

僕「それじゃ僕も行こうかな。じゃあね皆!!また明日!!」

リフ「おう!!」


〜数十分後〜


僕「バスケットボール部も中々レベルが高い、っと。本当にこの高校はスポーツが盛んなんだなぁ」

僕「えっと次は水泳部かな。あ、水泳部って全国優勝した子がいる部だ。少し楽しみ〜♪」トコトコ

僕「屋内プール!!しかも大きい!!うわぁ凄いなぁ〜♪」ニコニコ
160学園僕 投下が無くなったら終わりって思って下さいな:2010/11/28(日) 02:30:01.57 ID:ZiDPHYREO

???「誰あんた?冷やかしなら帰ってくれよ」

僕「ひゃぃ!?ご、ごめんなさい!!冷やかしじゃ無くて見学です!!邪魔はしませんから練習してて大丈夫です!!」アタフタ

???「おおぅ。冷やかしじゃ無いなら別に良いぞ。しかし女子が見学なんて珍しいなぁ〜」

僕「あ、あの・・・・・・すみません、僕男です」

???「えぇ!?あんた男なのか!?何か女の子っぽい体つきだし、俺よか小さいからてっきり・・・・・・」

僕「うぅ、今日何度目かなぁそう言われたの」

???「あ、いや気に触ったなら謝るって」

僕「気にしなくて良いよ。僕も慣れてきたから・・・・・・って確か君は、水泳で全国優勝した子だよね!?」

???「おうさ!!俺様が全国統一をしたトビウオ様だ!!水の中では俺に敵う奴は居ないからな!!」フンスッ

僕「うわぁ〜♪一年生で全国優勝だよね!!凄い凄い、おめでと〜♪」
161以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 02:30:45.95 ID:wavixs7aO
支援タイムだJOJOォー!
162以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 02:32:23.17 ID:2vJoK69M0
おまえは今までにした支援の数を覚えているか?

支援だ
163以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 02:36:24.56 ID:5Gezdc4wO
支援が
164学園僕 >>161その支援、感謝するッ!!:2010/11/28(日) 02:36:26.86 ID:ZiDPHYREO

トビウオ「当然だぜ!!俺様に不可能は無いからなぁ〜♪あんた、見た事無いけど一年生だろ?同じ一年生として誇りに思っても構わないぜ〜?」

僕「あ、ごめんなさい。僕一応二年生なんだ」

トビウオ「・・・・・・って先輩かよっ!!」ガビーン!!

僕「でもでも、僕は誇りに思うから大丈夫だよ!!」ニコニコ

???「こらこらトビウオ君。練習をサボって何をしているのかな?」

トビウオ「げっ、おっさん。あんたいつの間に来たんだよ」

???「おっさんでは無いだろう。私の事はマグロさんと呼びなさい・・・・・・ふむ?誰かなこの可愛らしいお客様は?」
165以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 02:36:54.23 ID:wavixs7aO
聞きたいかね?昨日までで982回だ
166学園僕 多数の支援、感謝感激だぁッ!!:2010/11/28(日) 02:38:25.47 ID:ZiDPHYREO

トビウオ「何か知らんけど見学しに来たってさ」

マグロ「HAHAHA!!見学に来たんだね?ゆっくりして行くと良いよ。ちなみに私は外部コーチのマグロだ。そして女子部員は大歓迎だからね?」

僕「あ、あはは。良く、考えておきます・・・・・・(僕ってそんなに女の子っぽいかなぁ)」

マグロ「可愛らしいお客様はさておき。トビウオ君、君は練習に戻りなさい」

トビウオ「おっさんに言われなくても行くよ!!じゃあな、ゆっくりして行けよ〜」ドタバタ

マグロ「HAHAHA!!おっさんは辞めなさいと言っただろうに、話を聞かない子だ・・・・・・それでは可愛らしいお客様、ゆっくりして行くと良い」スタスタ

僕「う〜ん、男の子の制服着てて間違われる・・・・・・どうにかならないかなぁ」
167学園僕:2010/11/28(日) 02:41:35.13 ID:ZiDPHYREO

〜校庭〜


僕「とりあえず今日はこの位にしとこうかな。まだまだ沢山あるみたいだしまた明日にでも・・・・・・ってあれはナックル君?まだ奉仕作業をやらされてるの?」


坂本「こらナックル、そこの雑草がちゃんと取れて無いぞ」

アギト「雑草を袋に詰めて持って行くのもあるからな」

ナックル「だぁ〜!!分かってますって!!流石に三回目だとやる事も分かってくるっつうの!!」ブチブチ

アギト「・・・・・・ふん、威勢良く言っても格好はつかんぞ」

ナックル「へいへい、そいつはすみませんねっと。それより坂本せんせぇ〜、これ終わったらお茶にでも付き合ってくれませんかねぇ〜。そしたら俺やる気出ると思うんすけど?」

坂本「はっはっは!!とうとう先生を口説きに掛かるのか?」

アギト「・・・・・・間抜け」

ナックル「いやいや、元より入学した時からずっと俺は坂本先生しか狙ってませんからね〜」
168以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 02:43:15.65 ID:wavixs7aO
支援じゃ支援じゃー
169以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 02:49:48.05 ID:eHkeMxDuO
さるったか?
ネウロイ学園のアイドル、ネウ子ちゃんはまだかのぅ
170以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 02:50:03.85 ID:5Gezdc4wO
受け取れ支援
171以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 02:51:29.76 ID:2vJoK69M0
支援だ!
これから出てくるウィッチに期待だぜ・・・
172学園僕:2010/11/28(日) 02:51:31.02 ID:ZiDPHYREO

坂本「なっ!?・・・・・・ま、まあお茶位は付き合ってやるか」

ナックル「へ?マジッスか?」

アギト「坂本先生、良いのか?」

坂本「ただ生徒の話を聞くだけだ。これならば大丈夫だろうアギト先生?」

アギト「・・・・・・まあアンタの好きにすると良い。責任はアンタに任せる」

坂本「はっはっは!!すまないなアギト先生。それではさっさと終わらせて二者面談と洒落込むぞナックル」

ナックル「うっす!!」

アギト「・・・・・・やれやれ」


僕「ふふふ、ナックルも楽しそうだから手伝わなくて大丈夫かな?僕も買い物して帰ろうっと♪」


とりあえず今日はこれで終了!!最後の最後にさるくらうなんてな。
続きは今日の夜7時位にしたいと思う。多数の支援感謝しますぜ!!
んじゃ皆、良い夢見ろよ!!
173以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 02:54:00.63 ID:1rYBr50r0
>>152
エイラが素でそれをやっている希ガス
174以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 02:56:47.78 ID:5Gezdc4wO
乙ダナ
175以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 02:57:15.24 ID:1rYBr50r0
あ、乙でした
次も楽しみにしてる
176以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 02:57:18.20 ID:QMo8MeIwO
>>173
ゼロシステムはただ未来が見えるだけじゃないぞ
177以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 02:58:22.49 ID:QMo8MeIwO
っと、乙乙
178以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 02:59:23.97 ID:2vJoK69M0
>>173
エイラは未来予知だけど、勝利だけを最短ルートで結ぶわけじゃないしな
それにゼロシステムは単機戦闘のみの勝利を目的としてるし、少しだけ違うかもな

おつ!
179以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 02:59:45.04 ID:wavixs7aO
乙乙
180以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 03:02:49.76 ID:wavixs7aO
一応全体指揮にも使えなくはないんだがね、最終決戦でカトルが砂岩にゼロシステム読み込んでたし
181以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 03:04:54.78 ID:C1TVhum/0
起きたら盗撮学園レイバーとガッツり投下されてるな
読んでくるぜ
182以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 03:09:34.00 ID:2vJoK69M0
>>180
だな。状況分析とかにつかえたりな。
まぁ強靭な精神がないと無理だが・・・
183以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 03:17:11.20 ID:eHkeMxDuO
しかし学園僕と俺団は凄いよな
作品を全部読み込まないと書けないものだし、キャラもそれぞれちゃんと立ってる
俺も全部読んでるつもりだがこんなの書けないぞ
184以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 03:55:05.70 ID:PGSAcJEOP
鯖移転でBB2Cの過去ログ読めなくなった
残念極まる
185以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 04:21:47.18 ID:eHkeMxDuO
186以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 04:51:50.21 ID:tgLuOJPaO
>>183
全部って言ってもマイナーなのはほとんど出てないし色んな「俺」のキャラも作品内の性格とはあんまり似つかないような気がするが…。

こういうのって出されてない作者的にはどうなのかな?俺だったらモチベーション下がりそうな感じもするけど。
187以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 05:32:04.17 ID:hTUD5MZ5O
上げ
188以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 05:33:59.06 ID:hTUD5MZ5O
また下げ付けたままだったorz
189以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 06:22:34.96 ID:hTUD5MZ5O
この時間はやっぱり人いないな
190以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 06:24:18.62 ID:4JW7wC1A0
そういえばいつぞやのもっさんに斬りかかったゼロ戦の彼はどうなったんだ
続き気になる
191以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 06:28:29.82 ID:PGSAcJEOP
>>186
出なくて当たり前、出たらテンション上がる
が筋だろ
そもそも俺団だのなんだのに出してもらうために書いてるやつなんているのか?
192以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 07:33:36.80 ID:Ui0npbge0
小説家や漫画家の中でも自分の作品の二次創作を心底嫌う人と、むしろ「いいぞもっとやれ!」
な人にわかれるしその辺は人によるだろ。
要はここでやってる俺団や学園僕は書き手のストパン二次創作キャラをさらに二次(三次?)創作してるわけだから

ちなみに俺はもっとやれ派。自分のキャラを他人が使ってるってことはちゃんと読んでくれたってことだと思うし
感想をもらうことと同じくらい嬉しい
193以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 07:37:29.44 ID:bidLh8uP0
今日は予約入ってるのかな
無かったら21時くらいに貰っても大丈夫かな
もしもしが規制されてなきゃ普通に昼に投下できるのに……
194以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 07:38:58.79 ID:K+I0v3Mo0
>>193
もしもしからメール等でPCに転送は無理なのか?
書いてるのがスマホだったりするならなおさら。
195以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 07:47:04.73 ID:PGSAcJEOP
昼はお出かけなんだろうさ
196以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 08:22:38.00 ID:sSrpYouaP
俺学園ktkr
相変わらずいいほのぼのだwww
197流星:2010/11/28(日) 08:42:28.82 ID:hlfB8BHB0
ここでアクセルを全開!インド人を右に  投下します
198以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 08:45:12.70 ID:sSrpYouaP
gogo
流星速筆すぎワロタ
199流星:2010/11/28(日) 08:45:28.70 ID:hlfB8BHB0
>>92から

………
……


俺「さて、どうしたもんかね」

俺の目の前には金髪ブロンドの田舎巨乳娘が浮遊している。

キャサリン「適当にやりゃいいねー」

午前の訓練は個別特訓だった。
なぜかキャサリンの訓練役に選ばれた俺は、こうして頭を抱えているのである。

俺「とりあえずしっかり飛ぶ訓練って言われてもねぇ」

キャサリン「それぐらいできるねー!」
200流星 書き溜めというものがあってだな:2010/11/28(日) 08:50:14.31 ID:hlfB8BHB0
そう言うと彼女は俺を中心にして宙返りをし始めた。
が、どうみてもこの機動だと俺が巻き込まれる。

すこしだけ横へズレる。

俺「それぐらいできる、ねぇ」

キャサリン「あははは‥‥」

俺「じゃあ‥‥とりあえず俺を追ってこい」

キャサリン「おいかけっこねー!」

そういうといつものごとく満面の笑みを向けるキャサリン。
俺はそれとは対照的な表情を浮かべるのだった。
201流星:2010/11/28(日) 08:53:07.45 ID:hlfB8BHB0
まずは簡単に上下左右に動いてみる。
さすがにこれは簡単についてこれるようだ。

次は横旋回。
右へ一回転、左へ一回転。

すこし大回りになったものの、まあ共用範囲、ということにしておこう。

キャサリン「これぐらい簡単ねー!」

そりゃあ簡単じゃないと困る。

続いてループ。
先ほど一度やったからか、今度は完璧な機動を見せてくれた。

ならばと俺は二回、三回と宙返りをする。

数を重ねることにキャサリンの輪はブレていく。

俺「キャサリーン、輪が汚くなってるぞー」

キャサリン「わ、わかってるねー」

何度も何度も繰り返すうちに、次第に綺麗な丸になってくる。

俺「ま、こんなもんか」

そういうと次はロールをする。
これはよくやってるからだろうか、完璧にこなす。
202流星:2010/11/28(日) 08:55:16.39 ID:hlfB8BHB0
キャサリン「ロールは簡単ねー」

俺「そりゃあよかった」

そういうと俺は右上へと曲がる。
シャンデルだ。

コレも基本であるはずなので出来てほしい。

キャサリン「よいしょー!」

変な掛け声と共にグイっと曲がってくる。
まあ、うまいほうだろう。

お次はその逆、スライスバック。
しっかりロールさせないとうまくいかない。

コレは速度が落ちないので俺が個人的に好きな機動だった。風を感じることができる。

ゴォっと風を受け、水平な飛行に戻る。

後ろを見ると、すこしひねりすぎたキャサリンが下の方を通りすぎていった。
ああ、やっぱりと思いながら俺はキャサリンの前へ出た。
203流星:2010/11/28(日) 08:57:14.61 ID:hlfB8BHB0
それから何度か練習し、形にする。

俺「ま、こんなもんだろう」

キャサリン「私にかかればこんなもんねー」

俺「はいはい、じゃあ次はプッシュオーバーな」

キャサリン「あれちょっと怖いねー」

俺「怖くてもやんの!ほらいくぞ!」

そういうと速度をあげる。

キャサリンが付いてくるのを確認した後、一気に機首――俺の場合は箒の先端――を下げる。
重力を一気に感じ、降下し始める。

適当に高度が下がったので、徐々に水平に戻す。

見ると、案の定キャサリンは遥か下の方まで高度を下げていた。
多めに高度を上げていてよかった。そう思いながら俺はゆっくりと高度を上げていった。
204以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 08:59:02.82 ID:C1TVhum/0
F4Fはプッシュオーバー得意だもんな
205流星:2010/11/28(日) 08:59:16.41 ID:hlfB8BHB0
俺「つぎはテイルスライド」

キャサリン「エンジン止めればいいねー!」

俺「スロットルを絞るぐらいにしておけ、死ぬぞ」

キャサリン「どうでもいいけど、リュウセイ詳しいねーストライカー使ってないのに」

俺「おまえも少尉なら勉強したはずだが?」

キャサリン「わたしは過去は振り返らないねー!!」

呆れたように俺は穂先の方から落ちていった。
キャサリンも同じように落ちてくる。

俺「これはうまいんだな」

キャサリン「墜落の数なら負けないねー!」

俺「はいはい負けました負けました」
206以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 09:04:34.08 ID:eHkeMxDuO
流星さん執筆速度がまさに流星の如くねー支援
207流星:2010/11/28(日) 09:05:11.24 ID:hlfB8BHB0
ある程度空中機動を練習し、それなりに形になってくる。
こんなのを送らなきゃならないなんて。リベリオン海軍も切羽詰ってたのかな‥‥

キャサリン「やっほー! 」

俺「たのしそうだなおい‥‥さて、じゃあ締めの特訓と行きますか」

キャサリン「締め? 」

俺「ああ、ついてこい」

俺はそう言うと下に見える、針葉樹の集まりへと向かった。
208流星:2010/11/28(日) 09:10:27.84 ID:hlfB8BHB0
キャサリン「なにするねー」

俺は手前の木の幹に手をかけると言った。

俺「今から、この森の中を飛ぶ」

その言葉を聞いてキャサリンは大声を上げた。

キャサリン「そんなん無理ねー!
      木にぶつかって、雪かぶって、だるまになって、観光名物になるのがオチねー!」

俺「なんだよその変な想像は‥‥」

笑ってしまった自分が不甲斐ない。

俺「必死で付いて来いよ。いくぞ」

そういうと俺はその森の中へ飛んでいった。もちろん超低速で。
もう知らないねー!という声と共に後ろからエンジン音が付いてきた。
209流星:2010/11/28(日) 09:15:27.75 ID:hlfB8BHB0
右へ左へ雪化粧した針葉樹を避ける。
先程までの明るかった空が一変、薄暗くなった。

後ろからはきゃー!とかわー!とか聞こえる。
そんな悲鳴をあげつつもしっかり避けて、付いてこれるんだから、素質はあるのかもしれない。

数分後にはその悲鳴も止んでいた。

キャサリン「案外余裕ねー!」

俺「そんな大口叩いてて大丈夫か?」

キャサリン「もーんだーいなーいねー!」

さっきまでの悲鳴など知らないとばかりに騒ぎ立てるキャサリン。
ふーん‥‥なら、ちょっと意地悪してやろうか。
俺は少しだけ速度を上げた。

エンジン音はしっかりと付いてくる。
と、安心した瞬間、悲鳴が聞こえる。

キャサリン「ぎゃー!ば、バランスがー!」

どうやら軽い接触を起こしバランスを失ったらしい。
俺は急いで減速し、キャサリンの手をつかんだ。
210流星:2010/11/28(日) 09:20:26.70 ID:hlfB8BHB0
そして急上昇。薄暗い森を抜け、また青空の元へと躍り出た。
つないでいた手からは生気を感じない。

俺「大丈夫か?」

キャサリン「‥‥大丈夫じゃないねー、死ぬかと思ったねー‥‥」

いつもの健康そうな顔は何処かへ旅立ってしまったようだ。
今そこにあるのは、ゲッソリという言葉がぴったりの少女の顔だ。

俺「ま、十分だろ。もし実戦でああなったらどうしようもないけどな」

キャサリン「そしたらさっさと死んで、グランパに会いにいくねー」

俺「ハハハ‥‥すまん」

縁起でもない。
211流星:2010/11/28(日) 09:25:15.52 ID:hlfB8BHB0
………
……


基地へ戻り、キャサリンの着陸後のメンテナンスを手伝うと食堂へ直行する。
メンテナンス中、俺のお腹が1回鳴る間にキャサリンは3回鳴らしていた。

智子「遅かったわね」

俺「まあ‥‥ちょっとやり過ぎちゃってね」

キャサリン「死ぬかと思ったね」

エルマ「ど、どんなことしたんでしょう‥‥ゴクリ」

あのエルマの顔は本気だ。本気で俺が鬼畜なことをしたと思い込んでる顔だ。

俺「まるで俺が地獄から来た鬼教官みたいな言い方だな。べつにちょっとばっかし森の中を飛ばせただけだよ」

エルマ「それ一個間違えたら死ぬんじゃ‥‥」

俺「そうでもないだろ?」

キャサリン「おにー! あくまー!」

俺「わかったよ! 今日のおかず1品やりゃいいんだろ?」

キャサリン「わーい!!」

智子「はいはい。全員揃ったんだからさっさとご飯もらいに行きましょ」
212流星:2010/11/28(日) 09:30:12.92 ID:hlfB8BHB0
本日の昼食は、じゃがいもにミートボールとソースをかけた物と、
サーモンのスープだった。

俺「なんか今日は豪勢だな」

普段ならこれクラスは一品だけしか出ない。

智子「何かいいことあったのかしらね」

ハルカ「食べられるだけありがたいですー」

ビューリング「そうだな」

俺「キャサリン、どっち食いたい?」

キャサリン「肉!」

俺「ですよねー‥‥」

全員が席につく。

智子「いただきます」

全員「いただきます」ーす!」
213流星:2010/11/28(日) 09:35:06.27 ID:hlfB8BHB0
キャサリン「それで、午後からはどうするね?」

ぺろっと食べ終わり、食後の雑談に入る俺たち。

智子「午後からは‥‥お休みにしましょう。明日は作戦だしね」

ハルカ「やっ‥‥残念です」

智子の半目に気づいたハルカが振り上げかけた両手を下ろす。
こいつはもうちょっとポーカーフェイスというものを学んだほうがいいと思う。

智子「ま、いいわ。ストライカーのメンテナンスとかしっかりしなさいね」

急に休みになっても俺は特にやることもない。
どうせいつもどおり魔術の研究をすることとなるだろう。

明日のこともあるし、軽めにやるか。
そう心に決めながら紅茶を取りに行くのだった。
214流星:2010/11/28(日) 09:40:14.76 ID:hlfB8BHB0
それから1時間ほどたったが、結局みんな食堂で好きなことをしているだけだった。

俺も紅茶を飲みながら魔術書を読んでいる。
と、ラジオを聞いていたキャサリンが覗き込んできた。

俺「なんだよ」

キャサリン「いや、どんなこと書いてあるのかなーって」

俺「‥‥読んでみる?」

そういうと俺は本をキャサリンに渡す。
視線を渡された本に落とすと、一瞬で眉間にシワが集まった。

キャサリン「こんな本どこの誰が書いてるね」

俺「知らん。小さい頃にもらったんだ」

エルマ「誰にですか?」

俺「知らん。小さすぎて覚えてない」
215流星:2010/11/28(日) 09:45:10.01 ID:hlfB8BHB0
智子「なによそれ‥‥本当に何から何までお伽話ね、あなたは」

俺「まったくだよ。この会話も誰かの書いた台本なんじゃないかと思うね」

もちろん冗談だが。
もし本当に俺が小説の登場人物だとしたら、これを書いてる奴はそうとう頭がオカシイ奴だね。間違いない。

智子「そうだったら面白いわねー。それだったらわたしの回りの性癖も直してくれないかしら」

ハルカ「誰の、事ですか?」

智子「‥‥夢ぐらい見させて頂戴」

ため息を吐きながら、叶わない夢を見る智子であった。
216流星:2010/11/28(日) 09:46:13.41 ID:hlfB8BHB0
区切り また夜に
217以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 09:48:01.48 ID:C1TVhum/0
乙乙
執筆早すぎ恐れ入る
週一でせいぜい25レス位が関の山の俺に爪の垢を分けてくれ
218以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 09:51:59.31 ID:/4Bcarqf0
乙!
おもしろかったよ!
これから塾だよ・・・・
支援
219以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 10:11:36.32 ID:JQAlpj/70
しえん
220以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 10:22:00.97 ID:Y0m9QN3pP
規制なんて知ったこっちゃないねー!(P2的な意味で
>>193の後に予約入れます
221以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 10:32:39.42 ID:dZMMVrWNO
聞きたいんだけどみんな書き溜めどれくらい貯まったら投下してる?
よっぽど面白い内容じゃないと忘れられそうだから最後まで書いて一気に投下したほうがいいかな?
222以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 10:34:21.89 ID:C1TVhum/0
俺は一回分書けたら投下してるなぁ・・・
お陰で覚えてる人がいるかは・・・?
223以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 10:36:33.48 ID:hlfB8BHB0
一章書いたら投下開始してる 具体的には60KBぐらい
224以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 10:37:30.65 ID:o9p/Tkxu0
投下いきます、邪魔が入って止まったらゴメン
225以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 10:38:36.57 ID:Ui0npbge0
今書きためてるのは10k×7話で完結する予定だわ
2話が書き終わりそうだから3話書き終わったら投下する予定
226以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 10:40:00.91 ID:4JW7wC1A0
>>224
gogo
227以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 10:40:52.42 ID:wD/ASBkk0
アギトと試作品の第2部マダー?
228以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 10:41:46.07 ID:dZMMVrWNO
ありがと
半分くらい書き溜め終わってるし来週くらいから俺も投下開始しようかな、ちょっと怖いけど
229お待ちかね?斬りかかったヤツです:2010/11/28(日) 10:42:21.33 ID:o9p/Tkxu0
あらすじ

烈風丸により、倒れた俺は再び襲い掛からないよう椅子に縛り付けられた

俺の私物から不思議な物事やおかしな点ばかり出てくる

朝礼中に起きる俺、言葉は通じるが全員が下着姿なのを疑問に思うがココでは普通らしい

話をしていく中で互いに敵ではないと分かったが、斬り掛かった事に罪悪感が残る俺

しかし坂本は何事も無かったかのように「気にするな」と言ったのであった
230以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 10:42:59.93 ID:4JW7wC1A0
おお、待ってたず
231以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 10:43:40.39 ID:Y0m9QN3pP
短くまとめる能力がないので、今回投下するのだけで60KB弱くらいになりそう…
しかもその次は確実に60KB超える勢い。駄文でスレ占有ホント申し訳ない
232以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 10:47:13.38 ID:o9p/Tkxu0
結構前、〜であります >>366から

バルクホルン「では、こちらの質問にも答えてもらおうか」
俺「言える範囲までじゃ、ワシにも分からん部分があっての」

聞かれる前にあれやこれやと話す、ややこしくなるのは面倒だ

朝のこと、歴史や文化のこと、軍隊のこと、自分は何をされるのか

シャーリー「聞いてた扶桑の話とちょっと違うみたいだな〜」
坂本「本当に作り話ではないんだな?」

バルクホルン「国民までもが力尽きるまで戦うとは……」
俺「国に従う、最初は勝てると誰もが思うたんじゃ」
目を閉じ顔を下げる

俺「力が違った、小さな島国は分が悪かった」
エイラ「急にどーしたんダ?」

溢れ出る涙、溜め込んでいたものもすべて流れ出る
233以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 10:52:04.30 ID:o9p/Tkxu0
俺「戦争はなぁんも手に入らん。人間同士が戦って、喜ぶのは誰じゃ?」
シャーリー「オッさん……」

全員が何を思って聞いているのだろう、戦いに身を投じる者に、何を映し出しているのだろうか


似ているところと違うところ、文化や歴史も互いに異なる世界

俺「何度も死にかけた身体じゃ、好きにせぇ」
泣くだけ泣いた、もう残したモノは無い

ミーナ「…貴方の処遇ですが、今日1日様子を見て決めます」
坂本「魔法力を感じたから、どう化けるかだな」
バルクホルン「戦えるのか?どう見ても足手まといだ」

戦い、どの時代も争いは尽きないものか
234以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 10:57:13.97 ID:o9p/Tkxu0
ミーナ「このままあの機体で出ていっても迷うのは目に見えてるわ、戦力は少しでも必要です」
バルクホルン「だからと言って――」
ミーナ「見殺しには出来ないわ。ウィッチは人を救うの、どんな形であっても」

みな、口を閉ざす
ストライクウィッチーズ、戦うだけが使命ではない

坂本「俺、と言ったな」
俺「そうじゃ、あんたらも大変そうじゃの」

少しの間を置いて


坂本「私たちがいるのは前線だ。大変、で済む程度ではない」
俺「ワシからしたらここは夢の中みたいじゃ、いつ目が覚めてくれるか分からんがのぉ」

俺「勝手にするんじゃ、言うことは何でも聞く」
ミーナ「では、今後は第501統合戦闘航空団の指示に従って貰います」

ここの人は簡単に襲ったことを許してしまうのか、それ以前に戦うべき相手がいるのか
何はともあれ、郷に入っては郷に従えである

俺(本当に、よく分からん場所じゃ)
235以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 11:02:12.24 ID:o9p/Tkxu0
ルッキーニ「飛んできたー、やってきた〜♪」
シャーリー「やっぱり飛んで来たとしか言えないかぁ、身なりを見ても……」

全体的に汚れている
というか黒々としている

ルッキーニ「バッチーねぇ、お風呂入れば?」
リーネ「この後は朝ご飯ですし、そのまま放っておくのも」

坂本「うむ、自慢の露天に入らんか?」
俺「娘さんに斬り掛かったワシをそこまで見てくれるんか?」

確かに涙でクシャクシャになった顔を洗いたい

坂本「お前はまたそれか、男らしくないな」
はっはっは、と笑い言い足す
坂本「ほとんど同郷だ、気にすることは無い」

ミーナ「その件は保留にしておくわ、今は味方と見て宜しいかしら?」
俺「じゃから扱いは自由、なんでもせぇ」
236以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 11:07:11.04 ID:o9p/Tkxu0
――スッ
手足を縛っていた縄が切られ、自由になる

坂本「私も行こう、いつまでもこんな腕は嫌だからな」
真っ赤な左腕、血は乾き妙に生々しい

ミーナ「美緒っ!?」
ペリーヌ「何を考えていますのっ!?」

坂本「はっはっは、監視は必要だろう?」
ミーナ「私も行きます、他の皆さんは朝食の準備を。これは命令よ」
いつもより声が強い、もはや地位濫用のレベルである


俺「人間、極限状態が続くと生きること以外どうでも良くなるんじゃ。だから安心せぇ、なんもしない」
ミーナ&ペリーヌ「当たり前です!」ですわ!」

エイラ「……タロット、止めようカナ」

朝から騒がしい、大変な1日が始まった
237ふろ難しい…:2010/11/28(日) 11:12:12.77 ID:o9p/Tkxu0
――ちゃぽーん

俺「いい湯じゃ」
身体中の傷に染み込むが、痛みよりも喜びが勝る

坂本「はっはっは、湯治も良いものだ」

距離はかなり離れているが互いの位置は把握できる

ミーナ(美緒と2人きりで入りたかったわね〜)
書類整理や報告で休めない分、ここで疲れを癒したい

俺「凄いのぉ、焼けたみたいに柄の跡がある」
両手には烈風丸の柄の跡、本当に焼けたようになっている

坂本「見せてみろ、何かあっては困る」ザブザブ
普通に立って歩く、もちろん纏うものは何もない

ミーナ(気持ち良いわねぇ〜♪)ウトウト
238以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 11:13:03.45 ID:GtXNp0gM0
支援
239以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 11:14:51.90 ID:QH2SkmDo0
中佐〜!ひよってないで現状をみてぇ!
240以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 11:16:24.12 ID:K+I0v3Mo0
ただ監視するだけかと思ったら……

支援
241支援感謝!:2010/11/28(日) 11:17:27.33 ID:o9p/Tkxu0
俺「こんなんじゃ、妖刀かのぅ?」
坂本「私が全身全霊をもって打ち造った刀だ、ある意味では妖刀だな」
互いに手を見る、変な気分にはならない

俺「こんなに近付いて平気か?」
坂本「はっはっは、何を気にする必要がある。互いに武の信念でも語ろうではないか!」

女性らしい、華奢な身体
力ではなく柔を用いて戦っているのだろう

無駄な肉は無いのか、女性のみが持つ魅力は控えめである

坂本「どーした、何をそんなに見ている?」
俺「いや、戦っている割には綺麗じゃなぁと…」

坂本「世辞のつもりか?」
俺「本心じゃ、昔から世辞は言えん」
顔に出やすいと言われたことがあり、それを隠すように顔を洗う
242以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 11:22:11.70 ID:o9p/Tkxu0
坂本「ふむ、お前は傷ばかりあるな。それだけ戦ってきた証か」

今度は坂本がジロジロと身体を見る

俺「ほとんどが撃墜時のもんじゃ…機体に挟まれたり、森に放り出されたりしての」
坂本「こんなにも負傷しては大変だったろう、これで五体満足とは凄いな」

大小さまざまな傷跡、何ヶ所も切っては縫っての繰り返しである

ミーナ(食事当番は宮藤さんだったわね、楽しみだわ)ウトウト

互いに互いを評価したり数々の武勇伝が繰り広げられる
そんな武人同士の会話は続く

俺「そこでワシが前に出たんじゃ、こう相手を威嚇しての」
坂本「はっはっは、そこは動きをよく見て出なければな……ん?」

と、ここで坂本が俺を見て何かに気付く
243以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 11:27:15.82 ID:o9p/Tkxu0
坂本「おい、動くな!」
俺「なんじゃ?」
立ち上がろうとしていたが、その場に座る

坂本「ふむ、こんなにも大きい…苦しくはないか?」
ある一点をよく見ては心配そうな顔をする

俺「何かおかしいかのぉ?」
坂本「じっとしていろ、私でも多少は出来るだろう」
そう言うとその一点にぎこちない手つきで触りだす

俺「いてててっ!そんなに引っ張ったら駄目じゃ」
坂本「我慢しろ、後で大変なのはお前だぞ!」
なかなか上手くいかない、ミーナにも手伝ってもらうべきか

坂本「これほどの大きさ、ミーナもどうにか出来るだろうか…」
俺「別に放っておいてもいいんじゃが」
244以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 11:28:30.48 ID:K+I0v3Mo0
なにやら思わせぶりな言い回しだな。

支援
245ミーナさん崩壊してます:2010/11/28(日) 11:32:27.10 ID:o9p/Tkxu0
坂本「ミーナ!こちらに来てもらえるか!!」
ミーナ「んんっ……」
大きく呼ぶ声に目を覚ます、辺りをよく見ると2つの人影

坂本「手伝ってくれ、この大きさは私では無理みたいなんだ」
俺「だから放っておけと言ってるじゃろ」

裸の男女、大きくて無理、まんざらでもなさそうな俺の様子…
導き出される答えはひとつ

ミーナ(美緒が危ないわ、また襲われる可能性も)
坂本「早く来てくれ!」

ミーナ「今行くわ、覚悟はいいわね」

よく湯を含んだタオル、武器と呼ぶには弱々しいが何もないよりマシだ
それを手に、友を助けに行くミーナであった
246以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 11:37:27.70 ID:o9p/Tkxu0
坂本「ミーナに頼めば安心だ、慣れない事はするものではないな」
俺「早く出んとふやけてしまうんじゃが」

ミーナ「美緒ッ!!」
坂本「おお、俺の手当てを頼むぞ。大きくて大変なんだ」

――スゥ
背を向けている俺を見てタオルを振り下ろす

バシィーンッ!!!
タオルは頭に直撃、音だけでもかなりの威力だと分かる

俺「むぅっ!?」
ミーナ「美緒から離れなさい!」

何度もタオルで叩く、凄まじい連撃である


坂本「ミーナ、落ち着け」
暴れるのが止まったのは十何回目だっただろうか
息切れしてきたので手を上げるのも辛くなってきた
247以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 11:42:05.55 ID:o9p/Tkxu0
ミーナ「美緒!変な事はされてない?無事?あなたがいなくなったら私…」
坂本「何もされていない、むしろやっていたんだが」

やっていた、その一言がどんな意味を持っているのだろうか

ミーナ「美緒からやっていたのっ!?」
坂本「見てみろ、大きいだろう?」
坂本は俺を指す、指の先は俺の背中

坂本「抜糸だ、こうも大きな傷は初めて見るからどう手をつけていいか…」
ミーナ「え、さっきからこれをしていたの?」
傷の3分の1くらいまでは処置がしてある、こんな場所でよくやったものだ

ミーナ「すぐに外へ、気を失ってるみたいだから多少の痛みは大丈夫でしょうね」
坂本「よし、私は上を持つ」
ミーナ「待って、せめて隠すくらいは…///」

とりあえず俺の下半身を隠すようににタオルを巻き、脱衣所へ運ぶ
248以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 11:44:35.67 ID:QH2SkmDo0
武士の情け、武士の情け

支援
249以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 11:45:40.20 ID:4VjRrZEzI
こんなこったろうと思ったよwww

支援
250以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 11:47:07.13 ID:o9p/Tkxu0
ミーナ「…かなり前の傷ね、完全に塞がってるから大丈夫だと思うけど」
素早く抜糸をすませる、さすがミーナといったところか

坂本「ハサミ、持ち歩いているのか?」
ミーナ「髪を整えるのに、カゴの下に置いてあるのよ」
少し小さいが整えるくらいならいいサイズだ


坂本「さて、このまま出るわけにはいかないな」
服を着て、裸のままの俺を見る

――ガタン
「キャッ!?」
脱衣所の外に誰かいる、確認すると

坂本「……ペリーヌ?」
ペリーヌ「し、心配でm…朝食がそろそろなのでお呼びに」
手にはホウキ、掃除でもしに来たのだろうか

ミーナ「ペリーヌさん、シーツを数枚持ってきてもらえるかしら?」
ペリーヌ「分かりましたわ」
走り去っていく、その間に俺を起こしてみる
251以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 11:53:56.28 ID:wavixs7aO
完璧に風邪ひいたぜ支援
252以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 11:56:14.06 ID:XYWl1Ofm0
俺と入院しようぜ支援
253以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 12:04:44.42 ID:o9p/Tkxu0
坂本「おい、起きんか」ペシペシ
俺「んぁ…」
坂本「目を覚ませ」ペチペチ

起きる、目の前には坂本

俺「く、首が痛いんじゃが…」
坂本「はっはっは、とんだ災難だったな」

ミーナ「あれは仕方なく、互いに悪かったというか…」
脱衣所の外から聞こえる謝罪、叩かれたのは気にしていないが

ペリーヌ「お持ちしましたわ、中佐」
ミーナ「ありがとう、少し待っててもらえるかしら?」
シーツを受け取り脱衣所へ、俺の近くに置く
254以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 12:12:57.14 ID:o9p/Tkxu0
ミーナ「服は洗います、代わりになるとは思いませんが…」
坂本「それを服にするのか?」
真っ白なシーツ、確かに無いよりはマシだが

ミーナ「外で待っています」
俺の服をカゴごと持って出て行く
ペリーヌにあれこれ話すと騒ぎ出したが、坂本が上手くなだめた


俺「…ふむ」

適当に上半身と下半身に1枚ずつ纏うように巻く
悪い気はしないが、やはり服が欲しかった

俺「いや、裸に比べたら」
シーツの残りを持ち、脱衣所を出て坂本たちに従う

テルテル坊主と言われたが、馬鹿にされているとは思わない
金髪メガネの女性に睨まれる、だが気にしない事にした
255以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 12:16:27.64 ID:o9p/Tkxu0
今回ここまで、支援感謝です
来月から忙しくなって投下できなくなるかもだけど…
256以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 12:19:37.65 ID:wavixs7aO
乙、ゆっくりとで良いさ
257以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 12:20:50.01 ID:Ui0npbge0
乙ー
258以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 12:21:28.49 ID:XYWl1Ofm0
乙カレー
259以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 12:26:22.50 ID:ZiDPHYREO
乙!!
260以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 12:28:41.89 ID:QH2SkmDo0
乙!
261以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 12:40:38.55 ID:/4Bcarqf0
乙!
盗撮俺は今日投下できるか、わからない・・・・
ごめんね
262以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 12:41:44.70 ID:ZiDPHYREO
ちょっとスマン。
今日って予約入ってたっけ?
263以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 12:45:15.24 ID:Hh8pOX2C0
19:00〜 ID:ZiDPHYREO
21:00〜 ID:bidLh8uP0
その後 ID:Y0m9QN3pP
264以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 12:48:42.16 ID:ZiDPHYREO
>>263
おお、ありがとう!!
7時位に予約してたがどうすっかなぁ・・・・・・あの辺は混むし今投下しようかのぅ
265以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 12:49:50.09 ID:wavixs7aO
やるなら支援はするんじゃよ?
266以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 12:53:20.06 ID:ZiDPHYREO

そうだな、んじゃ少し投下準備するから1時から投下するよ〜。
君達の支援、期待している!!じゃ無くてよろしければ支援お願いします
267学園僕:2010/11/28(日) 13:01:45.38 ID:ZiDPHYREO

>>172からの続き。ネウ子は出ないけどいつか出す


〜帰り道・コンビニ〜


僕「あ、シナモンケーキだ!!でもこのシュークリームも美味しそう・・・・・・う〜ん、迷うなぁ」

???「ファミ○キ1つ下さい」

店員「スマッセ、今うりきれっしゅ(訳:すみません、今は売り切れです)」

???「あ、なら良いです。すみませんでした」

店員「あじゃじゃした〜(訳:ありがとうございました)」

???「しゃあない諦めて帰る、ん?」

僕「う〜ん!!う〜ん!!あのお菓子が、届かない〜!!」

???「(・・・・・・ああ言う時はどうすれば良いんだ?)」

???「(美少女に声を掛けるのは無職でニートの俺は心底緊張するが・・・・・・人助けだ、頑張れ俺!!)」
268以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 13:03:38.27 ID:wavixs7aO
アーパム!支援持ってこいアーパム!
269学園僕 しかし僕がどんどん女の子っぽくなっていく。これでいいのか?:2010/11/28(日) 13:06:40.62 ID:ZiDPHYREO

???「よいしょっと」

ヒョイッ

僕「あっ」

???「こ、ここここれで良いの、かかかな?(良し、上手く言えた!!)」

僕「あ、ありがとうございます!!とても助かりました♪」ニコッ

???「そ、そそそれは、良かったたた(うおっ笑顔が眩しっ)」

僕「?どうかしましたか?」

???「だ、大丈夫だよ!!あははほらこの通り!!」フンスッ、フンスッ!!

僕「ふふ、そうみたいですね。あ、じゃあ僕行きます!!お菓子ありがとうございました!!」タタタッ

店員「いらっしゃせ〜」

???「(あれが美少女。ええ香りやったわぁ〜・・・・・・うむ、今日は家に帰ってやる事が増えたな)」
270以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 13:09:54.62 ID:hlfB8BHB0

            __
      , <:: ̄:::::::::::::::: `>、
      /::::::::::: i::::::::::::::::::::ヽ::::::::ヽ、
    /::::::::::::::::::;!::::::/l:::;:::::::::::\:::::::ヽ
   //::/:::/::;ハ:::/::::Vト、i::::::::::ヘ:::::::ハ
  ,イ/::::/:: /::/ ,Y-:::::ハ ヽl::::::::::::ヘ::::::l
. //:::::/::::イ:// l::i::::::! l! .V::::::::::::';::::!
 jイ:::;イ:;∠ィ-?- vヘ::::|-t?ト、::::::::::V
.  l:/ l::::■■■■■■■■ V::v-、)
.  ´ l::人■■■■■■■■ V.,イ/
    レ ハ       ,       /_ノ '´
     rニヘ、   _ _      / _二7
      /::;>       ィ´l_ハ::ヽ <わたしは一向に構わんッッ!
.     /::::7  /`!ー .<ト、    !:::ヘ  
     l:::::::l/ lノ    ,V ヽ、 l::::::l  
     l;:ィ/  lヘ  _ ノ/ _ .へ!、:::l_
  r‐(二イ   レ^ く_ //// ト、_ コ-、
  / l i /    ヽ! /  Li/  l    / l
271以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 13:10:53.09 ID:wavixs7aO
コレデヨイ…
272学園僕 支援感謝!!:2010/11/28(日) 13:11:27.18 ID:ZiDPHYREO

〜帰り道〜

僕「ふんふふ〜ん♪シュークリームはお母さんと分けて食べて、シナモンケーキはお父さんと食べよ〜♪」

ドンッ!!


僕「にゃっ!!」

ネウロイ高校生1(以下ネウロイ)「あぁ〜ん?誰だ俺様にぶつかった奴は〜?」

僕「ご、ごめんなさい!!ちょっとよそ見してて、その、本当にごめんなさい!!」

ネウロイ1「ごめんで済むならウィッチ、じゃ無かった警察はいらねぇ〜のよ?」

僕「ご、ごめん、なさい」ビクビク

ネウロイ2「あ!!兄貴、こいつストパン高校の制服着てやすぜ!!」

ネウロイ1「ストパン高校だぁ〜?そう言やこの間子分がストパン高校の奴にやられたって言ってたよなぁ〜?」

ネウロイ3「へい、間違い無くストパン高校の奴にやられやした」

僕「ぼ、僕に何か、するんですか・・・・・・?」ウルウル
273以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 13:16:28.29 ID:wavixs7aO
支援じゃー
274学園僕 >>270お姉ちゃん(?)の許しを得た!!これでかつる!!:2010/11/28(日) 13:17:05.18 ID:ZiDPHYREO

ネウロイ1「・・・・・・おい、こいつ良く見たら女じゃねぇか?」ヒソヒソ

ネウロイ2「本当っすね。男の制服着てやすがかなり上玉っすよ」ヒソヒソ

ネウロイ3「しかも怯えてるみたいですし、こりゃ上手く脅し続けたら・・・・・・」ヒソヒソ


ネウロイ三人『ニヤァ〜』


ネウロイ1「おう、お嬢ちゃん。どうやらあんたがぶつかった所の骨にひびが入ったみたいなんだがなぁ〜」

ネウロイ2「兄貴はこう見えてか弱くてよぉ」

僕「じゃ、じゃあ病院に、ヒクッ、行きま、しょう」

ネウロイ3「病院に行く程でもねぇのよ。でもち〜と着いて来てくれたら許すからさぁ〜」ニヤニヤ

僕「ほ、本当です、か?許して、くれますか?」

ネウロイ1「イヒヒ、大丈夫だからよぉ〜。さあ着いて来い『ま、まままま待てお前ら!!』あぁ〜ん?」
275以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 13:21:55.44 ID:dZMMVrWNO
ネウロイ化する俺もけっこういたよね、そいつらはネウ校の生徒なのかな?
276学園僕 無職俺さん、俺何かの作品に出して申し訳ない:2010/11/28(日) 13:23:49.33 ID:ZiDPHYREO

???「そ、そそそそんな小さな娘を・・・・・・どこに連れて行く気だ!!(やっべぇ〜!!超怖い!!)」

僕「あ、コンビニで、会ったお兄さん・・・・・・」

ネウロイ2「なんだぁ?ヒョロヒョロの兄ちゃん?俺らに文句あんのかぁ?」

???「ヒョロヒョロじゃ無い!!俺は無職って名前だ!!小悪党共、その娘を離せっ!!さもないと、お前らが痛い目に会うぞ!!
(帰り道にこれとは・・・・・・しかもさっきの娘だし助けなきゃだよな。でもマジで退いてください、本当にお願いします!!)」

ネウロイ3「げひゃひゃ!!やってみろよ、兄ちゃんよぉ〜!!」ブンッ!!

無職「まあ退いてはくれないよねぇ〜!!うぉあ!?」ヒョイッ

ネウロイ2「死ねやぁ!!」

無職「後ろから!?(クソッ、間に合わない!!)」

僕「(もう・・・・・・駄目っ!!)」
277以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 13:25:28.68 ID:2vJoK69M0
支援なんだよ!
無職はやっぱりそんなもんだなwww

夕方に暇があったら無職いきまする
278以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 13:27:11.74 ID:wavixs7aO
支援なう
279学園僕 >>275一応ネウロイ高校の生徒で出す予定だよ:2010/11/28(日) 13:28:23.89 ID:ZiDPHYREO

無職「・・・・・・・・あれ?痛くない?」

ネウロイ2「つぁっ!?いってぇ〜!!」

ネウロイ3「どうしたネウロイ2・・・・・・これは石!?」

ネウロイ1「誰だ投げた奴は!?」

???「やれやれ、何か騒がしいと思ったら・・・・・・僕、大丈夫か?」

僕「あ、ヘイへ君!!」

ネウロイ1「へ、ヘイへだと!?」

ネウロイ2「まさかあの『白い死神』のヘイへか!!」

ヘイへ「『白い死神』だとかそんなのはどうでも良い・・・・・・お前ら、俺のクラスメイトに何をしてんだ?危害を加えたのか?」ギロッ

無職「(なんちゅう眼力だよ・・・・・・マジでちびりそうだぞオイ)」
280学園僕 >>277無職俺さんの作品マジで大好きなんだ。応援してますぜ!!:2010/11/28(日) 13:34:51.44 ID:ZiDPHYREO

ネウロイ3「う、うるせぇ!!てめぇ一人なんかなぁ、怖くねぇんだよ!!」

???「誰がヘイへ一人だって?ネウロイ高校の生徒さんよぉ!?」ドカッ

ネウロイ3「ぐぁ!!」

僕「リ、リフ君!?」

リフ「よっす!!お使い中に正義の味方参上!!ってか?」

ヘイへ「参上ってお前、ずっと隠れてタイミング伺ってただろ」

リフ「さ、さあ悪党共!!このリフ様が相手だ!!」

ヘイへ「誤魔化すな」

無職「ってお前後ろ後ろ!!」

僕「リフ君後ろぉ!!」

リフ「へ?」

ネウロイ4「死ね!!リフレク!!」

???「昇龍○!!」

ネウロイ4「げぼぁ!?」
KO!!
ネウロイ2「ネウロイ4!?今度は誰だ!?」
281以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 13:38:20.95 ID:wavixs7aO
ドミナントウィッチーズ…無いな、支援
282学園僕 皆のキャラクターは格好良く書きたい:2010/11/28(日) 13:40:13.76 ID:ZiDPHYREO

???「ちくしょー!!あのゲーマーめぇ!!俺のケ○が通用しないってどんだけだよ!!今なら怒りで滅・昇○拳が出来そうだぜぇ!!」

無職「それはリュ○の必殺技だぞ(あ、ツッコンじゃった)」

リフ「つかお前はゲーセン帰りの暇人か、喉さんよ」

喉「暇人言うな!!」

ネウロイ2「喉だと!?な、何だよ一体!!何でストパン高校の強い奴等が集まんだよ!!つ、付き合いきれねぇ!!」ダダダッ

ネウロイ1「お、オイ!!に、逃げんじゃねぇ!!」

リフ「あらあら、お仲間逃げちゃったねぇ〜」

ヘイへ「残ったのはお前一人だが・・・・・・どうする?」

喉「必殺技の実験台になりやがれコンチキショー」

無職「・・・・・・ニートナメんなよ」ボソッ

ネウロイ1「くっ!!う、動くなぁ〜!!」ガシッ

僕「ひゃぁ!?」
283以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 13:46:54.87 ID:2vJoK69M0
無職を好きでいてくれるとはありがたいことだ・・・
支援なんだよ!
284学園僕:2010/11/28(日) 13:47:25.93 ID:ZiDPHYREO

四人『!?』

ネウロイ1「て、てめぇら動くなよ!!この女を傷つかせたく無かったらなぁ〜」

無職「女の子を盾にするなんて・・・・・・外道め!!」ギリッ

三人『いやいや、まてまて』

ネウロイ1「な、何だ?」

三人『そいつ、男だからな?』

ネウロイ1「なん・・・だと・・・?」ヨロッ

喉「ハイ隙有り!!滅・○龍拳!!」ゴキャッ!!

ネウロイ1「ごぷぁっ!!」ドサッ

KO!!

喉「ふむ・・・・・・やっぱ神竜○を極めるか」

僕「うわぁ〜ん!!怖かったよぉ皆ぁ〜!!」ダキッ

リフ「お〜よしよし。怖かったなぁ僕」
285以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 13:49:47.77 ID:wavixs7aO
その支援、YESだね!
286学園僕:2010/11/28(日) 13:51:35.64 ID:ZiDPHYREO

ヘイへ「ネウロイ高校の奴等か。こいつら柄悪いから今度から気をつけろよ?」

僕「うぐっ、う、うん。気をつけ、ヒクッ、るね」

無職「・・・・・・(嘘だろ、これが男?ハハッ、こんな可愛い子が男な訳無いだろ。絶対女の子だってば)」

喉「で、あんたは誰よ?そして何で放心してんの?オ〜イ、聞こえてる〜?」


〜僕の家前〜


無職「ここで大丈夫なの?」

僕「は、はい大丈夫です。助けて頂いた上に、見送りまで・・・・・・」

無職「良いんだって!!俺暇だし家も近所だしさ!!」

僕「無職さんが来てくれ無かったら僕は・・・・・・本当に、本当にありがとうございました!!」
287学園僕:2010/11/28(日) 14:00:33.76 ID:ZiDPHYREO

無職「ま、まあ気にしないでよ(しかし本当に可愛いなぁ。マジで男かよ)」

僕「あの、お礼とは言いませんが少し僕の家で休んで行きませんか?今誰も居ませんけどそれでよろしければ・・・・・・」

無職「ご、ごごごごごゴメンね!!そ、そそそれは無理かも!!心遣いだけ受け取らせて貰うよ!!(え、何?誘ってるの?でも男って確信は無いし、女の子かもしれない。となると脱童貞のチャンスか!?いややっぱり駄目だぁ!!)」

僕「あ、すみません。無職さんも疲れてますよね。ご無理言って申し訳ありません」ペコ

無職「き、君も疲れてるだろ?さ、さあ早くお家に入って休みなさいな(駄目だよね、犯罪だもん)」

僕「そうですね、無職さんの言う通りにします。それじゃ無職さん、また」

無職「う、うん。じゃあね」
288学園僕:2010/11/28(日) 14:02:36.59 ID:ZiDPHYREO

僕「あ、最後に1つ良いですか?」

無職「ん?何?」

僕「えっと、無職さんの事、その、お兄さんって呼んで良いですか?///僕兄弟居なくて無職さんみたいな人がお兄さんだと良いなぁって思ったんですけど・・・・・・」

無職「・・・・・・もちろん構わないよ。と言うかむしろお願いします」

僕「本当ですか!?えへへ、ありがとうございます!!それではまた、お兄さん♪」

ガチャッ、バタンッ

無職「・・・・・・・・・・・・俺、今夜は眠れないかも」
289以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 14:03:44.80 ID:wavixs7aO
クソッ、壁殴ってくる支援
290以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 14:04:38.56 ID:dZMMVrWNO
学園というより町ぐるみの話になってきたな
いいぞもっとやれ支援
291学園僕:2010/11/28(日) 14:06:13.38 ID:ZiDPHYREO

これで今回の投下は終わり。次回はネウロイ高校の生徒達も少し出す予定だよ。

しかしまぁ前1さんのように上手く動かせて無いよなぁ。下手くそだぜ。しかもキャラ崩壊してるし・・・・・・精進せねば。

沢山の支援ありがとうございました!!感想なんかをくれたら嬉しいです。

それではまた会いましょう!!
292以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 14:08:20.87 ID:LY4WJAc2P
ヘイヘさんが白い死神として知れ渡ってるってことは
槍先生はかつて一番槍として名を馳せた伝説の人なんていうバックボーンが…



当人からしたら完全黒歴史だな
293以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 14:09:34.98 ID:dZMMVrWNO
乙乙
俺は自分のキャラがかっこよく書いてもらって凄い嬉しいよ
いろんな俺がいて大変だと思うけどガンバ
294以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 14:14:04.26 ID:QMo8MeIwO
仕方ないだろうけど無職さん
295以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 14:15:14.43 ID:QMo8MeIwO
ミス

仕方ないだろうけど無職さんって貶しているようにしか見えねーなwww

乙乙
296以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 14:18:28.10 ID:JZ325rcJ0
普通の学校であだ名が「白い死神」って痛いにも程があるなww
297以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 14:18:49.74 ID:2vJoK69M0
おつかれ〜次も期待してるぜ
いい感じの無職っぷりだぜ
>>292
特攻隊長っぽい感じだな
>>295
この働いてなくて、コミュ障っぽい感じがいい気がするwww
298以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 14:21:31.87 ID:C1TVhum/0
空いてるならちょっと投下しようかな?
299以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 14:24:17.36 ID:q/hnZfdVO
毎日ストライクウィッチーズがどうしたこうしたってスレが建っててウゼェんだよ気持ち悪ぃな・・・・って思って、それでもどんな物か気になってGoogle先生に教えて貰ったんだ。





今日からよろしくお願いします。
300以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 14:25:17.15 ID:C1TVhum/0
>>299
ようこそ
さぁ書き始めるんだ
301以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 14:25:31.35 ID:wavixs7aO
投下来い来い

>>299
よう同類、歓迎するぜ
302以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 14:27:11.81 ID:GtXNp0gM0
皆ズボンズボン言うけどどうみてもパンツだろ池沼かよと思ってた時期もありました
303以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 14:28:51.50 ID:q/hnZfdVO
>>301
同類では無いですよ!
ナッカーマです。
>>302
すいません。パンツやスク水の類いでは無いのでしょうか?
304チリ車の俺 第三話:2010/11/28(日) 14:29:23.50 ID:C1TVhum/0
前回までのあらすじ



第31統合戦闘飛行隊「アフリカ」に派遣された新しい陸戦ウィッチ、俺中尉。

ユニットは試作開発の88mm砲装備五式中歩行脚、通称チリ車。

メカマニアでミリヲタ、しかもマイルズ少佐と幼なじみ。

そして連合軍総司令部からアフリカ戦線の戦力をタスクフォースとして再編するように命令が下る。

指揮官は―――通称「ゴールドイーグル」、シェパード将軍。




今回は次回のイチャイチャ回までの繋ぎ
壁展開もなければ燃え展開もない
後半なんかおっさんが話してるだけだが我慢してくれ
それではGO
305以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 14:30:15.08 ID:GtXNp0gM0
>>303




        |ト、   .-y=====┐..    イ!
        || >:':.:/      ヽ.:`く ||
        |レ'.:.:ノ   ̄ ̄ ̄ \:.:ヽ!!
       /_/      ∞    \ ',
      [___________]
       l.:/ .:.:.,'.:.:..:l/‐-/  l.:/ -',.:.:.:.:,
      V.:.>‐l .:.:>ちホ:::::::::::/ちホV.:.:.', 
     ,.:'.:.:.{  |.:./{ ト-j:::::::::::::::ト‐j l∧.:.'、
.    ∠イ',八__|/_  `´      `´ ハ.∧.:.\
         )ハ::\  'ー=-'  ノ    ̄ 
            Vl:::〕  r≦
           ,x<:::::::<    ヽ:::`x
        / \ヽ:::\___}::://ヽ

  _________[][] __| ̄|____[][]__
 |_____  |  |__  __|   \ \ r‐┐
      / /   _ |  |_        ̄ / /
  __/ く_   / / |  |\ \  __/ /
 |___/\_|   ̄   |_|    ̄  |__/
306チリ車の俺 第三話:2010/11/28(日) 14:33:01.43 ID:C1TVhum/0
―――アフリカ、第31統合戦闘飛行隊基地外周

ドォンドォンドォンドォン!!・・・パラパラパラ

稜線に伏せた俺の目の前の地面が爆ぜて頭上から砂が降り注ぐ。

ピピ―――ッ!!

マイルズ「フォーワード!!」

ホイッスルの音と同時に匍匐していたウィッチ達が立ち上がり駆け出す。

ガキン!キュラキュラキュラキュラキュラキュラ

陸戦ストライカーの履帯を展開して砂丘を走行して下る。

ドォンドォンドォン!!

さらに俺の周囲に着弾。

俺「うわっ!っぶねー!!」

驚いて速度を落とす。

マイルズ「怯むな俺中尉!止まったら当たるわよ!」

俺「ええい、こんちくしょう!」

ザザ―――ッ
307以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 14:33:12.72 ID:wavixs7aO
アレはあくまでズボンだ、間違えちゃいけないぞ
308以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 14:34:21.61 ID:JZ325rcJ0
俺らがよく履いてるのはベルトだからな
309チリ車の俺 第三話:2010/11/28(日) 14:37:33.19 ID:C1TVhum/0
パトリシア「ムーブムーブムーブ!!」

アビゲイル「イェーハァ!!」

パットンガールズ達が砂塵を残して斜面を先行する。

北野「待ってください〜、俺中尉〜!」

俺「こっちだ!急げ!」

北野「は、はい〜」

(チハ車のSA一二二〇〇VD魔道エンジンじゃ150呪力が限界だ。
 こんな地形じゃ厳しいな・・・
 これも後で報告書にまとめておくか)

マリリン「インカミーン!!」

俺「伏せろ!」

ガバッ

咄嗟に古子に覆いかぶさって地面に伏せさせる。

ドォンドォンドォン!!

またも至近弾で砂が舞い上がる。
310以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 14:38:53.94 ID:q/hnZfdVO
>>305>>307
申し訳ありませんでした!
以後気をつけます。


私は狐色の猫耳が生えてる人が好きですが、皆さんは誰が好きですか?
311以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 14:40:44.72 ID:q/hnZfdVO
>>310補足で学生服(ワイシャツ?)を着ている人です。
312以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 14:40:48.39 ID:C1TVhum/0
>>310
君は先ずSSスレよりも本スレに行ったほうがいいのではないかね?

ストライクウィッチーズのハンナ・ウィンドは優しい天才カワイイ
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1290910615/
313以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 14:42:11.58 ID:LY4WJAc2P
最近の本スレってレベル上がりすぎてね?
314以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 14:46:07.64 ID:q/hnZfdVO
>>312わかりました!
ありがとうございました!
315チリ車の俺 第三話:2010/11/28(日) 14:47:30.67 ID:C1TVhum/0
またもまき上げられた砂が落ちてくる上に砂塵となって視界を奪った。

俺「近っ!

  何考えてんだ、あいつらー!

  当たっちまうぞ・・・

  ほら行くぞ、北野軍そ―――」

なんとか古子を掴んで立ち上がらせようとしたとき、

ふにっ

俺「えっ?」

ふにふに

なにか柔らかい物に指が触れた。
砂塵が濛々と舞っていて良く見えない。

(なんだこれ?)

ふにふにふに

北野「んあっ・・・お、俺中尉さん・・・・そこはっ、んっ・・・///」
316以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 14:48:04.25 ID:GtXNp0gM0
うっふぅ・・・
317以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 14:48:48.39 ID:QH2SkmDo0
だんなぁ〜!ルコちゃんがルコちゃんが!
318チリ車の俺 第三話:2010/11/28(日) 14:51:56.01 ID:C1TVhum/0
砂煙が晴れると、俺の手がしっかりと古子の控えめながら形のよい胸を捉えているのが見てとれた。
つまり、視界が晴れるまでの数十秒間おもいっきり乳を揉んでいたということになる。

慌てて手をどけて弁解する俺。

北野「お、俺中尉さん何するんですかっ・・・」

俺「あっ、いやこ、ここここれはその間違いでっ」

北野「あ、あはははは、そうですよね。びっくりしちゃいましたよー」

古子も顔を真赤にして乾いた笑いで応じた。
明らかにドン引きしている。

スパーン!

マイルズ「真面目にやりなさい!」

強烈な張り手が後頭部にヒットした。

俺「はいスミマセン、マイルズ少佐殿」
319チリ車の俺 第三話  誰かがお待ちかねなルコが出たよ!こんな扱いだけど:2010/11/28(日) 14:54:57.27 ID:C1TVhum/0
現在第31統合戦闘飛行隊『アフリカ』陸戦隊は空地直接協同作戦、エアランドバトルの為に訓練中である。
カールスラントの「韋駄天ハインツ」ことグデーリアン将軍が推し進めた電撃戦を基にした戦闘教義だ。
的確な航空支援の元、地上部隊がその機動力を最大限に発揮し敵戦線を食い破る。
特に広大な戦場で戦うことになる砂漠戦では機動力が肝だ。
そのため、現在アフリカ戦線では空陸両ウィッチによる連携作戦が推し進められていた。
最終的な目標、スフィンクス作戦―――つまりスエズ運河の解放―――を達成するためには不可欠だろう。

マイルズ「もう一度やり直しよ。

     今度は躍進800m、一気に砂丘を駆け上がるわ。

     全員砂地でフットボール出来るまで訓練よ!」

マイルズ《上空の航空隊、聞こえる?》

加東《良好よ》

マイルズ《もっと近くにお願い。

     出来るわね?》

加東《了解》

マイルズ「さぁもう一度行くわよ。

     全員駆け足で麓まで下りなさい」

全員「イェス、メイジャー!」
320チリ車の俺 第三話  本日のウィッチ達と主人公の出番終了 後はオッサン共:2010/11/28(日) 14:57:49.88 ID:C1TVhum/0
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・

モンティ「まだまだ、だな・・・」

モントゴメリーが双眼鏡を下ろしつつそう呟く。
訓練が行われている砂丘地帯から程遠くないまた一つの砂丘に砂漠の三将軍が佇んでいた。
もちろん目的は訓練の視察である。

パットン「まだ始めたばかりだ、仕方ないだろうが」

ロンメル「我がカールスラントの魔女達は既に戦闘教義段階から講習済みだ。

     いつ実戦でも問題はない」

パットン「抜かせ。あの馬鹿でかいタイガーが付いてこれる訳ねぇだろ」

ロンメル「・・・ティーガーについては本国で新型歩行脚が試作中だ。

     直にこっちにも回ってくる」

モンティ「・・・仕方あるまい。

     それでは我らが新司令官殿をお出迎えに向かうとするかね、諸君?」

パットン「ああ、行くか」

丁度本日が件の「タスクフォース」指揮官に就任するシェパードの着任日である。
そして三人は駐車してあったキューベルワーゲンに乗り込んで走り去った。
321チリ車の俺 第三話  本日のウィッチ達と主人公の出番終了 後はオッサン共:2010/11/28(日) 15:02:55.31 ID:C1TVhum/0
―――滑走路

パットン「それで、奴さんはまだか」

モンティ「すでにレーダーが補足した、じきに着くだろう」

パットン「ふん、何がタスクフォースだ。

     急にやってきて指揮権を持ってくなんてアイクは何を考えてやがる」

ロンメル「なに、君の同国人だろう。せいぜい仲良くし給え」

パットン「ヤなこった」

モンティ「全く君らしいな」

パットン「結構!ズカズカと儂らのテリトリーに踏み込んできて勝手に全部持っていく輩など信用できるか!」

ロンメル「まあ、その点については我輩も同感と言わざるをえないな」

モンティ「私だって出来れば避けたい話ではあるが・・・連合軍総司令部からの意向では仕方が無いだろう?」

パットン「むぅ・・・」

そう押し黙ると懐から葉巻を取り出して愛用のジッポーで火をつけた。

モンティ「相変わらずシガーにオイルライター等と・・・これだからリベリアンは・・・」

パットン「黙っとれ」
322以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 15:04:58.70 ID:Tny1D8fQ0
おっさん多くてイイネ
323チリ車の俺 第三話:2010/11/28(日) 15:06:02.09 ID:C1TVhum/0
―――同時刻、アフリカ基地上空C-47スカイトレイン機内

輸送機内のベンチシートに一人の初老の男が腰掛けている。
厳しく締まった口元に蓄えられた髭も、陸軍のシンボルである黒いベレーからわずかに覗く髪も白い。
肩の特殊戦スクールインシグニアと帽子の三ツ星が彼の地位を物語る。
ガッチリとした長身に野戦服を纏い、脇に吊り下げたショルダーホルスターには愛用の.44口径リボルバーが収まっている。

シェパード「4年前、私は瞬きの間に三万もの兵を失った。

      だが世界はそれをただ傍観するだけだった―――」

誰にともなく、低く太い声でシェパードがつぶやいた。
「SHEPHERD」のネームタグが付いた胸ポケットから葉巻を取り出し、吸口をナイフで切り落としてマッチで着火して咥えた。

シェパード「そして、世界最強の軍事国家たる我々リベリオンは戦う意志を失った―――」

マッチの火を消すと、それを機内の床に放り投げた。

シェパード「しかし・・・この計画が成功すれば我々は再び立ち上がる」

ゆっくりと硬い座席の背もたれに体を委ね、つぶやいた。

シェパード「歴史は勝者によって記される―――」

操縦士「閣下、まもなく到着です」

シェパード「分かった」

確認するとシェパードは目を閉じた。
そして『ゴールドイーグル』はアフリカの地に舞い降りた。
324チリ車の俺 第三話:2010/11/28(日) 15:09:25.03 ID:C1TVhum/0
―――第31統合戦闘航空団作戦司令部

シェパード「・・・諸君、私がシェパード大将―――いや、今は元帥だ。

      現点を以て在アフリカ全兵力を私が総括指揮することになる。

      第31統合戦闘飛行隊も私直轄のタスクフォース141として再編成されることになる。

      その過程で諸君らも私の指揮下に編属してもらうことになった。

      何か質問はあるかね?」

司令部、と言ってもただの天幕だが―――の前方にシェパードが立っている。
毅然と背筋を伸ばし、強くしかしゆっくりと三将軍に尋ねた。
そしてそれに答えた手が上げられる。

モンティ「理由は?

     何故貴官がこのタスクフォースの指揮官に?」

シェパード「良い質問だ。

      私が創設した特殊戦センターでは日夜新しい戦術の研究が行われている。

      私が此処に来たのは、それをこの戦場にフィードバックするためだ。

      そしてなにより、私は諸君らの誰よりも長く戦っている、それだけだ。

      他には?」
325以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 15:09:41.16 ID:GtXNp0gM0
支援
326以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 15:10:32.87 ID:Tny1D8fQ0
おっさん多くてイイネ
327チリ車の俺 第三話 >>322,326 大事なことなので二回(ry:2010/11/28(日) 15:13:31.98 ID:C1TVhum/0
ロンメル「当面の作戦方針はどうなるのかね?」

シェパード「現在のスフィンクス作戦発動までの下準備を継続する。

      以降はタスクフォース単位による特殊作戦を展開する」

パットン「なんだ、その特殊作戦ってぇのは?」

シェパード「現時点では機密事項だ。

      諸君らが知る必要はない」

パットン「そりゃどういう風の吹き回しだ?!」

シェパード「落ち着きたまえ、中将。

      ニード・トゥ・ノウの原則だ。

      『今』、『ここで』、『君が』知る必要のない情報だ」

パットン「ふん・・・」

モンティ「具体的に我々はどうなるのかね?」

シェパード「今まで通り通常部隊の指揮を担当してもらう。

      主に戦線の維持と防衛だ。

      だがタスクフォースに編入する一部戦力と全ウィッチ隊は私の直接指揮下に置く。」
328以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 15:15:48.93 ID:Tny1D8fQ0
ただのミスですw
329チリ車の俺 第三話 :2010/11/28(日) 15:18:27.18 ID:C1TVhum/0
パットン「美味しいところは自分が持って行くってことか?」

シェパード「好きなように捉えてもらって構わん。

      私はこの戦争に勝つために来た。

      その為には『いかなる』犠牲も厭わん。

      覚えておけ」

・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
330チリ車の俺 第三話 :2010/11/28(日) 15:21:38.19 ID:C1TVhum/0
本日の投下はここまで

これからもオッサン共には大活躍してもらう予定です
ひょっとしたらここまでで男の台詞のほうがウィッチより多いかもしれねぇ・・・


次回予告

アフリカに来てから訓練漬けで嫌になりそうな日々。

そんな時に久々の非番日が回ってくる。

マイルズ「ちょっと付き合いなさいよ」

お決まりの台詞でマイルズの買い物に付き合わされる俺。

ということは俺SSシリーズお約束のお買い物回だ!

あんなトラブルやこんなハプニング、そしてもちろんチンピラに絡まれるのもお約束。

そしてマイルズにライバル出現?

なんと俺が市場で運命の出会いを果たしてしまう!

まさかの√変更か?!

次回 チリ車の俺第四話「嗚呼愛しの豹娘」

乞うご期待
331以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 15:29:26.75 ID:QH2SkmDo0
乙!
332以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 15:30:11.18 ID:GtXNp0gM0
乙!

1942年6月6日 ガリア、ヴィレル・ボカージュ
ヴィットマン「ネウロイめ、もう勝ったと思っているな」
ヴォル「どうもそうらしい。では教育してやるか」

っていうネタを思いついたんだけど誰かかいてください><



333以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 15:31:21.63 ID:C1TVhum/0
台詞だけなら出す予定だったんだぜ
334以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 15:53:11.20 ID:5Gezdc4wO
335以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 16:04:45.76 ID:ZiDPHYREO
ちょいと質問。
今までの俺作品でウィッチ達と敵対、もしくはネウロイ側に近い俺って誰が居るかな?

ネウロイ高校生徒として出したいと思ってるんだけど・・・・・・
336以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 16:11:20.10 ID:QH2SkmDo0
幽霊かトビウオのコピーネウロイくらいしかでてこないずら
337以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 16:28:27.82 ID:dZMMVrWNO
ネウロイの力使ってるのはけっこういた気がする
ネウロイ太朗とか、変身俺とか、あと悪運も限定的に使ってなかった?
338以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 16:30:35.50 ID:LY4WJAc2P
士翼号もコア使ってた気がする
339以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 16:31:17.85 ID:sSrpYouaP
変身俺はネウロイ高校の生徒会長な気がする
340以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 16:31:21.81 ID:XYWl1Ofm0
お姉ちゃん√ネウロイ関係多いな
341以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 16:35:04.47 ID:dZMMVrWNO
ネウロイ高校ってクロマティ高校にでてきそう
342以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 16:40:42.49 ID:MskjI2AM0
あとはネウ俺もか
343以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 16:44:04.23 ID:ZiDPHYREO
>>336-342
以外と居るんだね、教えてくれてありがとう!!
次はそのキャラが出てる作品を読んで、特徴を捉える作業か・・・・・・頑張るかねぇ

ネウ子は絶対に出さなければな!!
344以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 16:52:37.16 ID:djRWPBSaO
黒江さんを重要ポジションに据えたいけど、新しく始まった漫画で掘り下げられて矛盾したらと思うと怖い。
娘TYPEあんまり見かけないし、漫画の為だけに買うのも躊躇われるし……
でもコミックスはいつになるかわからないし……
無視してやっていいものかどうか、どうだろう
345以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 16:54:56.26 ID:C1TVhum/0
多分黒江さんしばらくでないだろうしやっちゃえ
どうせ勝手に幼なじみ設定とか付けちゃうSSスレだぜ、ここは
346以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 17:01:12.34 ID:JZ325rcJ0
オナニーSSにそこまで深く求めんさ
347以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 17:01:57.44 ID:2vJoK69M0
まぁある程度黒江さんの元ネタの人のやつを見とけば多少はいけるんじゃね

空いてるなら投下してもいいかな?
348以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 17:02:19.79 ID:XYWl1Ofm0
かもん
349以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 17:03:04.47 ID:C1TVhum/0
>>347
ひたすら釣りバカ日誌になるなwww
350以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 17:04:23.44 ID:QH2SkmDo0
GOGO
351労働意欲旺盛無職俺:2010/11/28(日) 17:07:05.67 ID:2vJoK69M0
じゃあ無駄SSいくよー

前回
元の世界の緊急会議に呼ばれ、戻されてしまった俺
嫌々ながら世界に戻された俺は、501世界のほうが諦められなかった
そして、俺がうじうじとなやんでいたところ、母上に叱咤され、501世界の方に転職を決意する
覚悟を決め、俺は道を走った
ヤンキーを倒し、刀をとって、書かれていないがお金を引き出しいろいろとかった

一方501世界ではエリートが一人たらないまま、作戦へと向かうのであった

>>193からの続きである
正直ここらはほんとに文章力ないから勘弁だ・・・
352労働意欲旺盛無職俺:2010/11/28(日) 17:09:44.92 ID:2vJoK69M0
みすった
どこからかわからんが続きだよ!

〜501世界、朝九時前、空にて〜

もっさん『もうすぐか・・・。こいつを落とさねば、ロマーニャは滅ぼされるぞ。なんとかしてもヤツを倒し、人々を守るぞ!』

シャーリー『了解!ルッキーニ大丈夫だぞ。私たちがそんなことはさせないさ。』

ルッキーニ『うん!私がやっつけてやるんだから!』

エイラ「サーニャ、私が守るカラナ!安心シロヨ!」

サーニャ『ふふっ、頼りにしてるわエイラ。』

ペリーヌ「エイラさんはサーニャさんのこととなったらそうですわよね。」

エイラ「ナ、ナンダヨ。ツンツンメガネだって、少佐のことになったらソウダロ!」

ペリーヌ「その呼び名はやめてくださいまし!それに私は少佐を慕っているだけですわ!」
353以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 17:09:59.84 ID:dZMMVrWNO
あらすじが毎日の楽しみです
354労働意欲旺盛無職俺。第11話「ヨルムンガンド、鉄槌、破壊?」:2010/11/28(日) 17:15:02.09 ID:2vJoK69M0
リーネ『敵は・・・あれですかね・・・?』

バルクホルン『でかいな・・・。あんなのが空に浮いてるとは・・・ある意味壮観だ。』

シャーリー『だけど、あれを落とすのも壮観じゃないか?』

バルクホルン『ふっ、珍しく意見が合うな。あんなもの壊してやるさ。』

芳佳『でも無理はしないでくださいね、バルクホルンさん。』

バルクホルン『み、みやふじ。だ、大丈夫だ。安心しろ。』

ミーナ『勝手なことしたら、芋の皮むきじゃすまないわよ?』ニコ

バルクホルン『りょ、了解だ!』

エーリカ『大丈夫だよ、トゥルーデ。私がそんなことさせないから。』

バルクホルン『あ、ああ。ハルトマン、いくぞ。』

エーリカ『うん!もうすぐだね〜。』
355労働意欲旺盛無職俺。>>352みすってるな。十時前だな。:2010/11/28(日) 17:21:11.48 ID:2vJoK69M0
ミーナ『フラウだいじょうぶ?無理しないでね。』

エーリカ『大丈夫だよミーナ。あ、そういえば、トゥルーデもありがと!昨晩一緒に寝てくれたんだよ〜。』

ミーナ『ふふっ、家族だもの。』

トゥルーデ『ふっ、もちろんだ。さてもうそろそろだな。』

さっきと違い遠目ではなく、近くでみると・・・大きい・・・

予想をしてたけど、やっぱり実物をみると違う・・・

ミーナ『美緒、コアはどこかしら?』

もっさん『ああ、さてコアは・・・。』

もっさん『コアは予測どおり機関部だ。作戦通りにいくぞ。無理はするなよ!』

ミーナ『みんな、ここでやつを落とすわよ!一歩たりともロマーニャにふみこませないように!』
356以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 17:24:02.47 ID:ZiDPHYREO
本家から学ぼう支援
357労働意欲旺盛無職俺。支援感謝。:2010/11/28(日) 17:26:36.63 ID:2vJoK69M0
『撃墜ターゲット:ヨルムンガンド!ストライクウィッチーズッ!!全機攻撃開始ッ!!』

『『『了解!!』』』


空の舞姫、ウィッチたちによる一斉攻撃が開始される

彼女らの勇気はある意味蛮勇にも近いかもしれない

なんせ、自分の数十倍、百数倍もあるかもしれない敵と戦い、それに勝とうとしているのだから

だが、彼女らは強い

今まで一体何機のネウロイがやられてきただろうか

ストライクウィッチーズの前に敵なし、そういっても過言ではなかった


銃の音があたりに響き渡り、光や空気があたりを満たす

ネウロイも自分の天敵、とでもいう敵が今まさに自分を消そうとしてくることに抵抗しようとする

辺り一杯に赤い光線が放出され、雲を裂き、海をはじく

まさにハリネズミのようである
358以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 17:31:05.88 ID:djRWPBSaO
しえん

>>345−347
サンクス、好きにやってみる
359労働意欲旺盛無職俺。支援感謝。黒江さんのやつも期待してる。:2010/11/28(日) 17:32:29.93 ID:2vJoK69M0
シャーリー『ひゃあ〜、こりゃすごい攻撃だな・・・。』

バルクホルン『今までこれほどのものは見たことないな・・・。』

もっさん『かなりの光線の数に、威力も半端ではないな。主砲には全員気をつけろよ。』

エーリカ『さすがにネウロイも本気かな。いっくよ〜シュトルム〜!』


悪魔、いや天使だろうか、風の翼を纏いヨルムンガンドのそばを通り過ぎていく

この疾風は攻撃魔法の中じゃ強力な部類であろう

しかし威力は十分だが、なんせ敵の体が大きいため無理が生じる

しかもすぐに再生しはじめた


そしてその反撃と言うふうにとてつもない主砲が発射される

ネウロイ「キウィィィイィィ!」ドゴォォォォォォォン

雲を貫き、あたり一体空を消し去るが如く宇宙に向かって轟音と共に放たれる
360労働意欲旺盛無職俺。:2010/11/28(日) 17:37:52.09 ID:2vJoK69M0
エイラ『これにあたったラ、痛いじゃすまないナ。まぁ当たらないケドナ』

エーリカ『あたりの雲が全部消えたぞ・・・。再生速度もどうなってんの?』

ミーナ『再生速度が半端ではないわね・・・。この質量でこの巨体で再生が2倍・・・ちょいかしらね。厄介だわ。』

エイラ『中佐、艦の先端の装甲が硬くて穴がアケラレナイゾ!』

ミーナ『坂本少佐お願いできますか?』

もっさん『まかされた!烈風丸よ、いくぞ!』


バルクホルン『はぁぁぁぁぁぁぁぁ!』ガガガガガガガガガ

エーリカ『そりゃ〜。』ガガガガガガガ

芳佳『リーネちゃん!』ダダダダダダ

リーネ『うん!ミーナ隊長、突入準備できています!』ドォン
361労働意欲旺盛無職俺。:2010/11/28(日) 17:42:27.73 ID:2vJoK69M0
サーニャ『報告します!小型が・・・・5・・10・・・・・20。小型が20こちらに向かっています。あと30分で接敵。さらにヨルムンガンドの中から10機ほど・・・でてきます!』


もっさん『くっ、こざかしいな!』

ペリーヌ『少佐!おまかせください!』

エイラ『私もやるゾ!サーニャ、私が先に行ク!』

サーニャ『うん。エイラ気をつけて。・・・きた。』カチャン ドシュドシュドシュ

エイラ『オリャァァァァァァ!』ガガガガガガガガガガ

パリィンパリィンパリィン

ペリーヌ『こぼしてましてよ!トネールッ!』スッ バリバリバリバリ

ドガガガガ パリパリィンパリィン パリィン

シャーリー『ヒュー!さっすが!ルッキーニ、私たちもいくぞ。そーれぃ!」ブン

ルッキーニ『ひゃー!そりゃー!』ヒュン

ドガガガガ パリィンパリパリィン・・・
362以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 17:44:21.02 ID:2EV9eCr10
しえん
363労働意欲旺盛無職俺。支援感謝。:2010/11/28(日) 17:47:38.55 ID:2vJoK69M0
ミーナ『小型は掃討できたようね。美緒!』

もっさん『承知した!切り裂けっ!烈・風・斬ッ!!』シュィィン


いつもより気合でもはいっているのだろうか

刀の権化である大きい青白い斬撃がネウロイを今にも切り裂かんと襲い掛かる

空を裂き、青光が大きい音とともにぶち当たる


もっさん『よし!空いたぞ!四人進入しろ!』

四人『了解!』
364以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 17:48:48.07 ID:wavixs7aO
今日も支援日和だぜ…
365以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 17:57:07.55 ID:JZ325rcJ0
さるってるなこりゃ
366労働意欲旺盛無職俺。さるっちまった・・・。:2010/11/28(日) 18:00:53.40 ID:2vJoK69M0
〜敵の内部〜
バルクホルン『各自役割に集中せよ。なんとしてもコアを壊すぞ。』

芳佳『了解です!やっぱり攻撃が・・・シールド!このまま突っ切ります!私の後ろへ。』シュイン バシッ

エーリカ『ミヤフジもあまり無理しないようにね。私たちもまだ余力はあるし。』

芳佳『いえ、これが私の役目ですし、これぐらいしかとりえがありませんから。えへへ〜。』

リーネ・バルクホルン「そんなことないよ(ぞ)!!」

芳佳「へっ?あ、ありがとう・・・ございます!くっ!」バシッ バシッ

エーリカ「見えた!隔壁がやっぱりある!」

リーネ「任せてください!」カシャ ドォン!

ドガァァァン!

芳佳「さすがリーネちゃん!」

バルクホルン「感謝する!ハルトマン、突入だ!」カシャ

エーリカ「了解!」カシャ
367以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 18:01:19.00 ID:5Gezdc4wO
支援
368以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 18:01:41.08 ID:wavixs7aO
オウフ、支援が足らなかったかすまない…
369以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 18:02:16.77 ID:JZ325rcJ0
五分間隔でも支援不足とか他に書き込みしてると普通にさるるから気をつけて!

しえん

370労働意欲旺盛無職俺。支援感謝!>>369了解!:2010/11/28(日) 18:06:06.87 ID:2vJoK69M0
〜機関部〜
エーリカ「なにこれ・・・。」

バルクホルン「なんて大きいコアだ・・・。・・・撃ち壊すぞ!」

エーリカ「うん!」カシャ ガガガガガガガガ

バルクホルン「はぁぁぁぁぁぁ!」ガガガガガガガガ


二人は尽きることない弾丸の雨を赤い核に向かって滾々と降らせてゆく

銃音が反響し、何度も耳に飛び込んでくる

コアにくらべれば小さい弾丸ではあるが、満たされればもちろん破壊される


エーリカ「あと少し!・・・終わりッ!」ガガガガガガガ

ピシピシッ パキィィィィィィィィィィィン

バルクホルン『コアを破壊した。ネウロイが消えていく・・・。』

ミーナ『おつかれさま。二人ともでてきて。』

バルクホルン『ああ。壁が崩れていくな。これで出れそうだ。』
371以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 18:08:27.84 ID:wavixs7aO
エクッストリィィィィィム!支援
372以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 18:10:22.74 ID:l+4aztED0
支援、無職さんとオ○ニー卿のSSには期待してる。
373労働意欲旺盛無職俺。支援感謝。:2010/11/28(日) 18:11:19.20 ID:2vJoK69M0
ネウロイが空に散る雪のように消えてゆく

粉々になったネウロイの破片は当たり一面に輝き、幻想的な世界を作り出していた・・・


いくら大きいといってもやはり彼女たちの敵ではなかったのだろうか


エイラ『・・・・・・。みんな気を抜くナヨ。まだなにかアル!』

サーニャ『エイラのタロットは、タワー・・・。』

シャーリー『でもコア破壊したんだぞ。もう終わりさ。」
374労働意欲旺盛無職俺。あと少しだから一気にいくぜ!:2010/11/28(日) 18:13:17.31 ID:2vJoK69M0
ペリーヌ『・・・・・そうであってほしかったですわ。本当に、ネウロイには毎回驚かされますわ・・・。」

リーネ『ネウロイが・・・復活していく・・・。そんな・・・。』

もっさん『どういうことだ!?確かにコアは破壊したな?』

バルクホルン『間違いなく破壊した。ちゃんと割れるところまでこの見た。そのはずだ・・・。』

芳佳『・・・。これって破壊できないんですか・・・・?』

ミーナ『いえ、かならず破壊できるはずよ。美緒、手を。』

もっさん『なにをするつもりだ・・・?まぁいいが。』


もっさん『これは・・・!ふふっ、あながち破壊したのも無駄ではなかったようだ。コアがさっきより小さくなっている。』

ミーナ『そうね。それにさっきより砲門の数も少しだけ減っているわ。』

ルッキーニ『めんどくさい〜。はやくおちちゃえばいいのに〜!』

シャーリー『さっきと同じようにやればいいんじゃないか?』
375以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 18:14:30.70 ID:wavixs7aO
(連投は)止めて!支援
376労働意欲旺盛無職俺。:2010/11/28(日) 18:15:14.55 ID:2vJoK69M0
ミーナ『さて、同じ手が通じるかしら・・・?再生までするんだから、色々構造を組み替えてもいいと思わない?』

シャーリー『まさか先端部分の装甲が厚くなってるとか?』

もっさん『そのとおりだ。どうするミーナ。』

ミーナ『ネウロイも俺さんみたいに馬鹿ね。コアの下の装甲が薄いわ。今度はサーニャさんのフリーガーハマーであけて弾をプレゼントしてください。』

全員『了解!』


まさかこんなことになると思わなかっただろう

しかし彼女たちに揺らぎはない

むしろ若干の余裕さえ感じさせるほどだ

ヨルムンガンドの名がたたると思いはしなかったが、まだ倒れないならあと二度鉄槌を打ちつけるまでのこと

そう、言うのは簡単なことだ

面接受けてくるよ、のセリフのように
377以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 18:18:52.36 ID:wavixs7aO
最後の行に妙な虚しさを感じたんだが…
378以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 18:19:53.27 ID:JZ325rcJ0
同時に切なさを感じた
379労働意欲旺盛無職俺。:2010/11/28(日) 18:20:32.06 ID:2vJoK69M0
はい、これで第11話「ヨルムンガンド、鉄槌、破壊?」終了です
支援してくれた方、読んでくれた方サンクス
ちょっとぐらいは慣れてたつもりだったんだけど、久しぶりにさるっちまった


次回「海より空だよな?」です
さて、ヨルムンガンドのコアを一度破壊したものの再生してしまいますが、もう一度破壊しようと試みます
しかし、接近する小型機もあるため、間違えば一気に不利になってしまう状況となってしまった501
501は一体どうなるのか
そして、俺は果たしてこの世界にこれるのか
次回の職はきまったぜ?
380以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 18:22:27.49 ID:hTUD5MZ5O
乙〜
381以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 18:22:37.62 ID:2vJoK69M0
もともとこのSSも虚しさから始まったからな・・・
まぁ後半はこういうのもさわやかになってるはず・・・

次の方どうぞ〜っているのかな・・・
382以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 18:23:05.60 ID:wavixs7aO
乙乙
383以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 18:24:22.40 ID:RaUIbI4I0
乙〜
384以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 18:24:25.04 ID:eHkeMxDuO
乙!
俺も明日から本気出して面接受けてくるよ
385以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 18:24:38.05 ID:JZ325rcJ0
乙ー、次回の職は決まったぜってなんか仕事転々としてるみたいで嫌だなww
個人的には一番無職のSSが好きだ
386以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 18:28:23.10 ID:GtXNp0gM0
乙乙
387以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 18:29:44.94 ID:2vJoK69M0
そういえばいい忘れてたんだが、wikiの方のやつにはみんなのレスをのせてないんだ
本当にすまない
レスくれた方とか本当にありがとう
ものすごく時間できたらサルベしてのせるよ!
388以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 18:31:49.89 ID:GtXNp0gM0
この世界の60年代にはF-4ストライカーユニットとか出てるんだろうか
389以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 18:34:10.24 ID:Y0m9QN3pP
えーと
次は俺なのか?
390以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 18:36:54.67 ID:Y0m9QN3pP
とりあえず投下の準備だけしておくか
むしろ心の準備か
391以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 18:37:23.98 ID:JZ325rcJ0
んー、そうなんじゃね?いっちまえ!
392以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 18:40:53.95 ID:/4Bcarqf0
支援!!
盗撮俺、ただいま塾から帰宅しました!
393以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 18:41:18.34 ID:5Gezdc4wO
ズボンいっちょうで待ってよう
394以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 18:42:17.91 ID:Y0m9QN3pP
>>351>>139がこのスレの>>139ということでいいのかな?
ちょっと最終チェックするので18:50頃から行くます

>>393
エロはないよwwwズボン履いてwww
395スターゲイザー:2010/11/28(日) 18:51:55.30 ID:Y0m9QN3pP
ズボン一丁だったねwwwごめんねwww
なんかレス番も間違えてるしね……疲れてるのかなぁ


大変長らくお待たせいたしました。もう週明けて月末だと……。
マルセイユ×俺改めスターゲイザー第四話『十二星の座 (前)』行きます。
今回は全編オリジナルで鬱まっしぐらになります。明るい話が書きたい……!

Nライフルの設定を一部変更しました。Wikiの方も該当部分は直しておきます。
構成力がないせいだよ!
396以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 18:53:22.56 ID:UYh0lzze0
おおおついにきたか
待ってたぞ
どん底wktk
397スターゲイザー:2010/11/28(日) 18:54:15.22 ID:Y0m9QN3pP

 全長三万メートルもある柱型ネウロイの攻略作戦から、しばらくが経った。
 その間に、補給任務に出掛けた先のローマで一騒動あったり、
 ロマーニャの第一公女から食糧や調度品が大量に届いたり、
 基地の入浴施設がドラム缶風呂から立派な露天風呂になったり、
 ついでにサウナが出来たり、ミーナ中佐が脱衣所で200機撃墜を達成したり、
 宮藤が急に飛べなくなったり、新型機を引っ提げて無事に帰ってきたり、
 それはもう、目まぐるしく色々と起こった。

 作戦後、Nライフルの異常稼働をミーナ中佐に伝えた所、その力の実態を知る必要があると判断したようで、
 俺には引き続き実戦で可能な限りNライフルを使用してデータを収集することが命じられた。
 何が起きて魔導炉が活性化するのか、ネウロイとの因果関係はどうなのか……
 原因を突き止めることでより安全に運用出来るようにしたいというのが中佐の意向だった。
 それだけの性能……手放すには惜しいものを、Nライフルは持っていた。

 さて、俺はというと、少しだけ変わった。
 態度こそ今までと大差ないが、坂本少佐の訓練にもきちんと出席するようになった。
 仲間たちからの視線も、少しだけ変わったような気がする。能力以外の部分への信頼を強く感じられるようになった。
 夜間哨戒に組み込まれるようになったのも、そういった部分が大きいのだと、少佐は言っていた。
398スターゲイザー:2010/11/28(日) 18:56:07.21 ID:Y0m9QN3pP

サーニャ「レイディオ1、定時連絡。現在位置、方位283、距離3352。ネウロイの反応なし」

俺「……平和なもんだ。いつもこうなら楽なんだけどなぁ」

サーニャ「そうですね……。あ、そうだ。出がけに聞いたんですけど、サウナの設備直ったそうですよ。
  俺さん、入りたいって言ってましたよね」

 今日はエイラが昼間出撃したため、俺とサーニャの二人だけ。
 以前はよく分からん子だと思っていたが、命懸けの作戦を共に潜り抜けたためか、今では普通に談笑する程度には打ち解けていた。

俺「おお、やっとか。待ちくたびれたぜ……っと。サーニャ、速度落としてくれ」

サーニャ「俺さん?」

俺「ストライカーの調子が良くねぇんだ。やっぱ一度オーバーホールしねーとダメそうだなぁ」

サーニャ「あの時、S.E.A.システムを使ったせいですか?」

俺「多分な。整備はきちんとしてたから、中枢部分にダメージが行ってるんだろ」
399スターゲイザー:2010/11/28(日) 18:58:03.29 ID:Y0m9QN3pP

 柱型ネウロイとの戦いで使用した魔法力の緊急増幅装置、S.E.A.システム。
 減退が始まっている俺の魔法力を補い、戦闘の助けとするべく作ったものだ。
 装置自体が使い捨ての上に、ストライカーに対する負担が尋常ではないため、その点の改良を開発省に打診してあった。

俺「ま、試作品には付き物のトラブルだ。開発省じゃ毎日ラボの部屋が丸ごと吹っ飛んでんのに比べりゃ可愛いもんさ」

サーニャ「え、お部屋が? 丸ごと? ……毎日? 俺さん、何を研究してたんですか?」

俺「俺じゃねぇよ、ウーシュだ。ウルスラ・ハルトマン。あいつ、スオムスに居た頃からそうだったらしいぜ」

 サーニャは、以前見たウーシュの姿からそれが想像出来ないのか、首を傾げて考え込んでいる。
 こんな平和な時間がずっと続けばいいのにとも思うが、そうは問屋が卸さないのがこのクソッタレな世界だった。

サーニャ「……! ネウロイです。中型が一機。現在地から方位303、距離約2000。俺さん、Nライフルは……?」

俺「ああ、疑う余地なんかねぇな。こいつはネウロイに反応して活性化する……」

 俺が持つ、黒塗りの大型ライフルの心臓部である魔導炉には、ネウロイのコアが使用されている。
 お陰さまでネウロイのビームと同種のエネルギー弾を生成することが出来、
 装着するバレルによってエネルギーを加工――貫通力を与えたり面破壊力を与えたり――して放つ……
 それが、ノイエ・カールスラント兵器開発省、魔導技術研究班の自信作、Nライフルだった。
400以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 18:58:59.97 ID:UYh0lzze0
暴走くるー?
401スターゲイザー:2010/11/28(日) 18:59:41.01 ID:Y0m9QN3pP

 その魔導炉はバッテリーからの給電によって稼働するのだが、
 ネウロイが接近する今、バッテリーを外しているにも関わらず、炉に火が入っていた。
 もう驚きもしない。これまでにも何度も同じ現象を目撃し、時には恐ろしい性能を発揮することさえあったからだ。

サーニャ「ウルスラさん、大丈夫だって言ってたのに……」

俺「そう言うなよ。聞いた話だと、あいつは試作品を検証する段階からプロジェクトに参加してたそうだし。
  だいたい、不義理を働くような奴じゃねぇさ」

 俺はバッテリーユニットを取り出して所定の位置にセットする。
 これまでのデータ収集で、炉が異常稼働していてもバッテリーからの給電を行えば
 出力のコントロール自体は通常通り可能になることが判明していた。

俺「魔導班の連中、俺にもウーシュにもまだ隠してることがあるんだろうよ。
  開発省も一枚岩ってわけじゃねぇからな。ひとまずコントロールが出来るだけマシさ。
  で、敵さんの情報は?」

サーニャ「初めて見るタイプの機種です。真っ直ぐこちらに向かってきます。
  狙いは私たちみたいですね。俺さん、戦闘指揮をお願いします」

俺「了解。現在位置で迎撃する。サーニャは後方から支援を頼む。俺が前に出る」

サーニャ「了解です」
402スターゲイザー ここから五分間隔でいきます:2010/11/28(日) 19:02:11.64 ID:Y0m9QN3pP

 俺は弾を破壊力に特化させるX-03バレルを装着したNライフルを、
 サーニャは背負ったフリーガーハマーをそれぞれに構え、セイフティを解除する。
 こちらの火力に申し分はないだろうが、まずは敵の情報を収集しなくてはならない。

サーニャ「ネウロイ接近。コース変化なし。来ます」

俺「スコープで捕捉した。レイディオ2、交戦」

 魔導光学式のスコープには、夜間でもくっきりと敵の姿が映っている。
 何やらぼうっと光を放つだけで、ビームを撃ってくる様子はない。
 ……嫌な汗が顎を伝う。その瞬間、小さな針が刺さったような、そんな痛みが右手に走った。
 視界がぐらつき、引鉄に掛けた指の力が抜ける。

俺「いて……何だ、今の。……レイディオ2、攻撃開始!」

 敵は既にこちらの射程に入っている。
 頭を振って思考を回復させると、俺は、迷うことなく引鉄を引いた。

俺「……効いてねぇ、マジかよ?」

 X-03バレルの一撃は大型ネウロイでさえ衝撃でバランスを崩す程だ。
 それなのに、あのネウロイはけろりとしている。何なんだ、あの化け物は?
 これがダメなら貫通力に特化させるX-02バレルで蜂の巣にするしかない。俺はバレルを切り替えた。
403スターゲイザー:2010/11/28(日) 19:08:08.45 ID:Y0m9QN3pP

サーニャ「俺さん、何を言ってるんですか? まだ一発も撃ってませんよ?」

俺「え? いや、だって、今……」

 サーニャこそ何を言っているんだ? 俺は確かにあのネウロイを撃って……

サーニャ「さっきからどうしたんですか? 何かあったんですか?」

 ネウロイを、撃って……撃った? スコープに表示されている発射数を確認すると……撃っていない。
 そのままもう一度攻撃を試みるが……指が動かなかった。それどころか、だんだんと動かせない箇所が増えて行く。
 おかしい。身体の感覚がついさっきまでと違う。まるで自分が自分じゃないみたいだ。

俺「……俺は、どうしたんだ? どうなってるんだ?」

サーニャ「俺さん? 大丈夫ですか? ……俺さん! しっかりして!」

 サーニャが俺を揺すっている。だが、俺の身体は反応しない。
 動かせるのは左腕と首から上だけのようだ。俺は、声を絞り出すのがやっとだった。

俺「逃げろ。何かやばい。基地に連絡入れて増援を呼ぶんだ」
404以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 19:09:52.63 ID:UYh0lzze0
支援
405スターゲイザー:2010/11/28(日) 19:13:12.31 ID:Y0m9QN3pP

サーニャ「置いてなんて行けません。ネウロイはもう見える距離まで来てるんですよ」

俺「いいから行け。多分、ネウロイに何かされた。身体が動かねぇ。早いとこ誰か連れて来てくれ」

 今日のスクランブル要員はバルクホルン大尉とリーネだ。
 大尉には俺のシモノフPTRS1941を預けてある。……増援が来るまで無事で居られるだろうか。

サーニャ「通信ならここからでも届きます。基地司令室、こちら哨戒任務中のレイディオ1。
  現在ネウロイと交戦中。レイディオ2が行動不能です。スクランブルを発令して下さい」

当直員『こちら基地司令室。座標を確認。スクランブル担当をすぐに……ザザッ……わせ……ザザッ
  レイディオ2の……ザザッ……を知ら……ザザザッ』

サーニャ「通信障害……!? ……あ、俺さん!?」

 俺の身体はその場に固定されたように動かなかったが、右腕だけを動かすと、Nライフルを雲の向こうへと向けた。
 ……これは基地の方角だ。もちろん俺の仕業じゃない。何が起きているのか、この頃には大体想像がついていた。

俺「くそ、ネウロイめ……。サーニャ、低空へ退避しろ。雲に紛れて逃げるんだ」

サーニャ「嫌です。俺さんも一緒に……」

俺「ネウロイに操られてんだ! 攻撃されるぞ! 早く行け!」
406以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 19:16:47.01 ID:TqxoB6OSO
支援
コアコントロールシステムか?
407スターゲイザー:2010/11/28(日) 19:18:23.88 ID:Y0m9QN3pP

 操る……それが意味する所を、サーニャはこの一言だけで察したようだった。
 俺の手からNライフルをもぎ取ろうと一生懸命になっている。

サーニャ「くっ……取れない。せめて壊せれば……」

 彼女の手持ちの火器はフリーガーハマーのみ。
 ロケット弾なら確実に消し飛ばせるだろうが、俺までまとめて消し飛んでしまう。

サーニャ「そうだ。ネウロイさえ倒せば……!」

 サーニャは俺の背後に迫るネウロイを見据え、フリーガーハマーを構えて引鉄を引いた。
 その瞬間、固有魔法の発動を告げる淡い光が俺の身体を覆い、
 ネウロイへと放たれたロケット弾は突如出現したワームホールへと飲み込まれて消えた。

サーニャ「そんな、これは……!」

俺「『アスポート』まで使うのかよ。人の身体で好き勝手しやがって……」

サーニャ「でも、ワームホールは一度に何個も作れませんよね。連続で撃てば当てられます」

俺「無駄だ、今より大きなワームホールを作って対抗してくる。
  ネウロイさんが俺の消耗を考えてくれるわけ、ねぇからな」
408スターゲイザー:2010/11/28(日) 19:23:01.08 ID:Y0m9QN3pP

 もう、右腕の自由はなくなっていた。完全にネウロイの制御下に落ちてしまっているのだろう。
 左腕も、指先からだんだん『何か』が肩に向かって浸透していくような感覚がしている。
 じきに動かせなくなる。そうなる前に、俺はライフル側面にある出力のダイヤルを一番下まで下げた。
 スコープも補正モードから通常モードに切り替える。せめてもの抵抗と、保険だ。

俺「いいから逃げてくれ。増援を呼んだんだろ? だったら、合流してから助けてくれりゃいい。
  今、一人で無理することはねぇ。大体、お前に何かあったら後でエイラに殺されちまうよ」

 強がって笑ってみた。
 自分でも、引き攣った笑顔になっていることが分かる。

サーニャ「……分かりました。すぐ戻りますから……!」

 サーニャは高度を下げて、眼下の雲海へと向かっていく。
 俺はようやく安堵の溜息をついた。

 ……そんな俺の安堵を裏切るかのように、俺の右手が持つNライフルが、離れて行くサーニャに向けられる。
 異常稼働している今のNライフルの有効射程なら、海面まで軽々と届いてしまうだろう。
409スターゲイザー:2010/11/28(日) 19:28:02.70 ID:Y0m9QN3pP

俺「やばい……サーニャ!! 真っ直ぐ飛ぶな!! 避けろっ!!」

 俺はインカムがあるのも忘れ、力の限り声を張り上げた。
 声が届いたのか、サーニャはこちらを向いて……あれはシールド? 受け止めて凌ぐ気だ。

俺「よせ!! シールドごとぶち抜かれるぞ!! 逃げるんだ……逃げてくれっ!!」

 そんな俺の警告を嘲笑うかのように、俺の身体は俺の意思に反して射撃態勢を取る。

俺「やめろ……撃つな。あれは、あいつは……」

 スコープ越しに青いシールドが見える。その向こうにサーニャの銀髪が揺れている。
 止まれ……! サーニャは……俺の……俺たちの……

俺「……頼む! やめてくれ! 撃つなぁぁぁっ!!」

 そんな俺の懇願など意にも介さず、俺の指は引鉄を引き絞った……。
410以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 19:28:46.76 ID:UYh0lzze0
サーニャがああああ支援
411スターゲイザー:2010/11/28(日) 19:33:05.95 ID:Y0m9QN3pP

――――――――――――――――――――――――――――――

バルクホルン「方位283、距離3000強か。リーネ、ついて来てるか? 雲の上に出るぞ」

リーネ「はい!」

 基地から出撃したスクランブル班であるバルクホルンとリーネは、真っ暗な海上を突き進んでいた。
 頭上には厚い雲があり、夜間哨戒をしているサーニャたちは雲の上を飛んでいるはずだった。
 あの雲を抜けなければ任務は果たせない。バルクホルンの指示で、二人は高度を上げて行く。

バルクホルン「俺が行動不能になっているということだが、詳細は不明だ。
  念のため臨戦態勢で雲を抜ける。……ん? 来るぞ、散開!」

 雲の向こうが赤く光った、とバルクホルンが知覚するや否や、
 その光源は雲層に巨大な穴を穿ち、海面に落ちて凄まじい水柱を上げた。
 爆音と共に巻き上げられた海水が雨となって二人を濡らす。
412スターゲイザー:2010/11/28(日) 19:38:02.61 ID:Y0m9QN3pP

リーネ「きゃあっ!」

バルクホルン「リーネ!? 無事か!?」

リーネ「だ、大丈夫です。かわしました。何でしょう、今の攻撃……?」

バルクホルン「あんなのが陸地に直撃したら大変なことになるぞ……。
  しかし、ネウロイのビームとは少し違ったな。もしや、Nライフルか?」

 バルクホルンは手元のシモノフPTRS1941を見た。
 夜間哨戒班が出撃する前、本来の持ち主から預かったものだ。

バルクホルン「何が起きている……? 無事で居ろよ、二人とも。
  リーネ、あの穴を通るぞ。警戒を怠るなよ」

リーネ「了解です」

 リーネも得物のボーイズを身体の前に持ってくる。
 二人を、穴から差し込む月明かりが照らしていく……。
413以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 19:42:05.53 ID:XYWl1Ofm0
支援
414以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 19:43:06.98 ID:ZiDPHYREO
支援
415スターゲイザー:2010/11/28(日) 19:43:34.79 ID:Y0m9QN3pP

――――――――――――――――――――――――――――――

俺「撃った……。俺がサーニャを、撃った……」

 炉が限界に達したのか、Nライフルの強制排熱が始まる。
 たった一撃で排熱が発生するような強力なビームを受けたら、シールドをぶち抜かれるどころの騒ぎじゃない。
 間違いなく、蒸発する。跡形も残さず……。

俺「サーニャ……サーニャ! 応答しろ! 応答してくれ! 頼む……!」

サーニャ『だ、大丈夫……かすめただけです。直撃は避けました』

 インカムからサーニャの声がする。生きていてくれた……。
 だが、大丈夫と言うその声音からは苦悶の色が見て取れた。

俺「……今は排熱してるから攻撃出来ない。でも、じきに第二射が行く。
  その前に海面まで降りるんだ。雲の下に居ればこっちも狙いにくいはずだ」

 距離さえ開ければかわしようもあるだろう。そのうち増援も来る。
 攻撃力に優れた二人が来てくれれば、同時攻撃でネウロイに打撃を与えることも難しくないはずだ。

バルクホルン『サーニャ! 俺! 無事か!?』
リーネ『スクランブル班、到着です!』

 噂をすれば何とやらだ。今はこの二人に全てが懸かっている……。
416スターゲイザー:2010/11/28(日) 19:48:45.44 ID:Y0m9QN3pP

バルクホルン『サーニャ、状況を説明してくれ。俺が行動不能とはどういうことだ?
  ……おい、お前、負傷しているのか!?』

サーニャ『ネウロイ本体は攻撃してきません。でも、俺さんがネウロイに操られてます。
  さっきのビームはNライフルです。ぎりぎりで避けたんですけど、余波で左肩が……』

バルクホルン『操られている、だと? 魔導炉の異常稼働と関係があるのか……?』

サーニャ『私は一人で飛べます。お願いします、俺さんを助けて……』

バルクホルン『無論だ。部下の不始末は上司が片を付けねばな。行くぞリーネ!』

 リーネの返事が聞こえた。二人はこちらへ向かってくるようだ。
 やがて俺の目が二人を捉えた頃、Nライフルの強制排熱が終了した。
 狙いは……手負いのサーニャだ。嫌な狙い方をしやがる。

俺「サーニャ、狙われてるぞ!」

バルクホルン「撃たれる前に破壊する! 悪く思うなよ、俺!」

 インカムを通さなくても声の届く距離まで来た大尉が、シモノフPTRS1941を構えて14.5ミリ弾を撃ち放った。
 移動しながらの狙撃とは……この人の技量は人間離れし過ぎではないだろうか?
 弾は真っ直ぐNライフルに向かって吸い込まれていき……着弾の直前、開かれたワームホールの中へと飛び込んだ。
417以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 19:57:46.21 ID:TqxoB6OSO
さるったかな
418以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 19:58:51.49 ID:XYWl1Ofm0
支援が足らんな
全弾撃ち尽くすぞ!
419以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 20:01:31.44 ID:qvSC0rD30
しえーん
420以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 20:02:26.17 ID:hZuDN12L0
支援
421スターゲイザー さるってました:2010/11/28(日) 20:02:48.05 ID:Y0m9QN3pP

バルクホルン「何だと!? 俺の魔法まで使うのか……!」

俺「また『アスポート』か……。くそ、サーニャ、避けろ!!」

 サーニャに向けられた銃口から、再び強烈なエネルギーが迸った。
 心なしか、第一射より弱まっていた気もするが……破壊力にも貫通力にも優れた攻撃であることに変わりはない。

バルクホルン「これ以上撃たせるか。リーネはネウロイを牽制してくれ。私が俺を止める!」

リーネ「分かりました! 任せて下さい!」

 俺はNライフルを大尉の方に向け――やはり俺自身の意思などお構いなしに――冷却を挟まずにビームを撃った。
 やはり、サーニャを狙った第二射の出力が落とされていたようだ。ネウロイが戦局の変化を考えているとでも言うのか?
 幸いにも大尉とリーネが攻撃してくれており、『アスポート』は防御に使われているため、攻撃に用いられることはない。
 救いと言えば救いだが、依然として俺の身体がネウロイの好きにされているということもまた、事実だった。

バルクホルン「くっ……これならどうだっ!」

 続けざまに二発、軌道を変えてさらに一発の弾丸が放たれるが、全て『アスポート』によって阻まれる。
 このネウロイは『アスポート』で転送した弾丸を大尉たちにぶつけるという使い方まで頭が回っていないらしい。
 これもまた、救いと言えば救いだった。

俺「このまま黙ってるわけにもいかねぇ……。何か手はないのか……?」
422スターゲイザー:2010/11/28(日) 20:09:11.26 ID:Y0m9QN3pP

 一番手っ取り早いのはNライフルを破壊することだが、ネウロイは律義にも『アスポート』でライフルを守っている。
 俺の魔法力が切れるか力の行使を封じない限り、俺にもネウロイにも攻撃は届かない。

リーネ「ダメです……全部ワームホールに吸い込まれて、届きません」

バルクホルン「せめてNライフルの脅威がなくなれば余裕も出来るんだが……」

 Nライフルの魔導炉にはネウロイのコアが使われている。
 つまり、今はライフル自体がネウロイのようなもので、支配を受けている俺もネウロイの一部と考えられる。

俺「自分の身体を攻撃されれば、誰だって身を守る……」

 自分の身体だから、守る。では、そうでなければ?
 その可能性が残る場所が、一ヶ所だけある……。
 迷うことはない。この場に居る全員の命が掛かっているのだ。

俺「大尉、ストライカーです。ストライカーを撃って下さい。そうすれば魔法力の増幅が止まる。
  魔法も今みたいには使えない。少なくとも飛べなくなる。俺からの攻撃は止みます」

 俺の身体はネウロイに支配されていて、ストライカーは未だ俺の身体を通して飛行魔法を発動させ続けていた。
 もしストライカーまでネウロイに支配されているのなら、S.E.A.システムを使うはずだ。
 そうしないということは、ストライカーはネウロイの一部ではない。つまり、守らない。
 情けない話だが、今の俺はそんな詭弁に望みを託すしかなかった。
423スターゲイザー:2010/11/28(日) 20:13:59.66 ID:Y0m9QN3pP

バルクホルン「やってみる価値はあるか……。リーネは引き続きネウロイの牽制だ。注意を少しでも本体の方に向けてくれ」

リーネ「はい! 邪魔はさせません!」

 だが、こんなに大声で次に狙う場所をバラしていては、流石の鈍感ネウロイも対応を変えてくる。
 大尉への警戒が強まり、射線を確保させまいとNライフルを乱射し始めた。

俺「くそっ、もういい加減にしろよっ……!」

バルクホルン「これでは近付けない。おのれ……!」

サーニャ『私が行きます』

 突如、低空へ退避したはずのサーニャが猛スピードで戻って来るや否や、俺に体当たりよろしく抱き付いた。
 想定外の出来事だったのか、突進してきたサーニャに対し『アスポート』は発動しない。
 サーニャが、その小さな左手でNライフルを持つ俺の右手をがっちりと押さえる。痛むのか、額に汗を浮かべて表情を歪めている。
 見れば、華奢な左肩が赤黒く焼け爛れている。かすめたなんてもんじゃない……出血も酷いようだ。

俺「サーニャ、お前……そんな傷を……」

サーニャ「あの時は助けてもらったから……。今度は私が助けます……絶対に……!」

バルクホルン「お取り込み中悪いが、今だ!」

 この隙を大尉は見逃さない。今度こそ、放たれた二発の14.5ミリ弾が左右のストライカーをそれぞれ貫いた。
 エンジンが止まり、自動的に俺の両脚が排出され、重力のなすがままとなったストライカーは真下の海へと落ちて行く。
424以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 20:18:12.69 ID:XYWl1Ofm0
支援!
425以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 20:18:22.04 ID:hlfB8BHB0
しえん
426以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 20:18:41.77 ID:UYh0lzze0
打開したか
427スターゲイザー:2010/11/28(日) 20:19:20.46 ID:Y0m9QN3pP

サーニャ「ライフルも止めないと……!」

 俺の魔法力増幅が弱まったのを感じ取ったサーニャの身体が淡く光り、身体強化の魔法を限界まで底上げする。
 その力か、あるいは意思がネウロイに打ち勝ったのか、とうとうサーニャは俺の右手からNライフルをもぎ取った。
 俺の身体から使い魔である大鷲の翼と尾が消える。これで『アスポート』は封じられた。
 全身を支配していた『何か』が浸透するような感覚も徐々に消えていく。

バルクホルン「リーネ今だ! ネウロイを撃破しろっ!!」

 大尉の指示で、リロードを終えていたリーネがボーイズのカートリッジ一つ分の弾丸を次々と発射する。
 その弾丸が……あれ? どうして俺に迫ってくるんだ……?

 次の瞬間、俺の頭で何かが爆ぜ、激しい衝撃が俺の意識を揺さぶった。
 視界がブラックアウトし、これまた激しい痛みに、声にならない声を上げる。
 何も見えず、何も分からない中でただ一つ、俺の身体に重なるサーニャの存在だけは確かで……

俺「サーニャ……痛かったろ。ごめんな……」

 混濁する意識の中で、俺のために傷付いた少女の名を呼んで……

俺「ごめん……」

 それきり、電源を落としたラジオのように、ぷっつりと俺の意識は途絶えた。
428193(アギト):2010/11/28(日) 20:20:52.06 ID:9EjMvacZQ
21時からって言ってたけど30分くらい帰宅が遅れそうずら
次の人先行ってとくれやす
(スタゲの後なんてプレッシャーが過ぎるから逃げ)

いやマジで遅れてるのよ
429以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 20:20:53.38 ID:TqxoB6OSO
なん…だと…
430以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 20:22:11.11 ID:hZuDN12L0
そんな…馬鹿な…


431以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 20:23:08.42 ID:UYh0lzze0
そういや前回の次回予告で死ぬかもみたいなこと言ってたな
432以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 20:23:36.74 ID:XYWl1Ofm0
待て待て待て死んじまったのか!?

――――――――――――――――――――――――――――――

サーニャ「俺さん! 俺さんっ! ど、どうしてこんな……!」

 透き通るような銀髪も、陶磁器を思わせる白い肌も、今は返り血で赤く染めたサーニャが、
 意識を失ってただの重たい塊に成り下がった俺を懸命に支えている。

バルクホルン「何が起きた……? リーネ、ネウロイは?」

リーネ「撃墜は確認してません。おそらく逃げられました……あんなに撃ち込んだのに」

バルクホルン「逃げたのなら取りあえず良い。サーニャ、俺は……何だこれは!?」

 血染めのサーニャと俺を見て、バルクホルンは息を呑んだ。
 リーネに至ってはショックのあまり、ボーイズを取り落としそうになっている。

リーネ「あ……あんなに血が。サーニャちゃんの血じゃないですよね? どうして……!?」

バルクホルン「……おそらく、ネウロイとのリンクが完全に切れてなかったんだ。
  致命的なダメージを俺に転移させ、自らは逃れた……という所か」

リーネ「私が……撃ったから……?」

バルクホルン「お前はお前に出来る最善を果たした。お前のせいじゃない。
  しかし、……しかし、これはあんまりだ……」

 ギリ、というバルクホルンの歯軋りの音が、サーニャにもリーネにも届く。
               ・・
バルクホルン「よりにもよって、そこか……っ!」
434以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 20:25:06.60 ID:luIGV1n80
リーネちゃんが直接狙ったとしたら……
435以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 20:26:05.42 ID:yOCy0YsI0
http://swsort.iza-yoi.net/
誰をヒロインにするか迷ってる人はこれやってヒロインを決めればいいんじゃないかな?
436以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 20:27:36.49 ID:UYh0lzze0
アンチマテリアルで人間撃ったら文字通り吹っ飛ぶぞw

――――――――――――――――――――――――――――――

 暗い。
 自分が床……か地面か知らないが、とにかく立っていることくらいしか分からない。
 俺は……どうなったんだ? 生きているのか? 死んだのか?

 少しずつ五感が戻ってくるが、全身の感覚は未だ酷く曖昧だ。
 こういう場合はとにかく前に向かって歩いてけば何かしら状況の進展が望める場合が多いようだが、
 今は足を踏み出すことさえ面倒に思える。そもそも前ってどっちだ?

「そんなだからお前はいつまで経っても私の前を飛べないんだよ」

 全身に電流が走る。
 聞き慣れた、それでいて渇望した、懐かしい声がした。

俺「ティナ……なのか」

マルセイユ「ふふん。随分と手酷くやられたようだな?」

 嘲るでも、哀れむでもない声。
 その姿は、アフリカで最後に見たハンナ・ユスティーナ・マルセイユその人、そのものだった。

俺「……俺に言いたいことがあるんじゃないのか。俺を殴り飛ばしたいと思ってるだろ?
  俺は、お前から逃げたんだぞ……」
438以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 20:31:52.52 ID:UYh0lzze0
あ、生存フラグ立った。よかったぜ…
そしてついにメインヒロイン(笑)がktkr
439スターゲイザー:2010/11/28(日) 20:34:29.76 ID:Y0m9QN3pP

マルセイユ「うーん。そりゃ、平手の一発くらいは入れときたい所だけどな?」

俺「じゃあ、そうすればいい。お前の気の済むようにやりゃあいい」

 目を伏せて笑う俺を見、ティナは眉間に皺を寄せた。

マルセイユ「……見込み違いだったかなぁ。お前は、どんなに落ち込んでも、
  自棄だけは起こさないと思ってたんだけど。あのシスコン石頭と違ってな」

俺「別に自棄じゃない。俺はやっと前を向けるようになったんだ。
  逃げたくないって……。だから、落とし前を付けたいのさ」

マルセイユ「ふむ。じゃ、いいや。前を向いたんなら、それでいいんじゃないのか」

俺「随分とあっさりだな。奥歯の一本くらい、覚悟したんだけど」

マルセイユ「勘違いしないでくれ。そうする必要がもう、ないんだ」

俺「必要が、ない?」

 俺のオウム返しに、ティナの口の端が邪悪に歪む。
 こいつ……こんな顔をするのか。見たこともない……。
440スターゲイザー:2010/11/28(日) 20:38:17.36 ID:Y0m9QN3pP

マルセイユ「お前と私の道はとうに分かれた。これから先、交わることはあるかもしれないが、
  一度分かたれたが最後、私たちの道は二度と重なることはない」

俺「え?」

 見てみろ、と、ティナが足元を指さす。
 視線を下にやると、そこには暗闇に白く光る二本の線が……
 寄り添い、ある一点で交わって離れ、再び足元で交差していた。

マルセイユ「私の道はこっち。お前の道はそっち。だから、お別れだ。
  運命の女神様がロマンティストなら、またそのうち道が交わることもあるかもしれないな。
  ……お前と過ごした時間、なかなか幸せだった。忘れないよ。それじゃあな」

 そう言い残して、ティナは歩いて行く。
 せっかく会えたのに、彼女は行ってしまう。俺はまだ、何も伝えてないのに……。

俺「ティナ、待ってくれ! 俺はまだ……!」

マルセイユ「まだ? もうとっくに終わったことだろう? お前が終わらせたんじゃないか。
  落とし前を付けたいと言っていたな? ならば、この結末こそが落とし前として最も相応しいと思わないか?」

 冷酷だが正論だった。
 喉元に突き付けられた言葉の刃に、俺は勢いを殺されてしまう。
441以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 20:39:40.67 ID:luIGV1n80
ざまあ
442以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 20:40:31.20 ID:XYWl1Ofm0
おまwww
443以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 20:41:04.17 ID:TqxoB6OSO
ざまあ言うなw
全7話だからここからきっと…!
444以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 20:43:23.09 ID:hlfB8BHB0
>>435
やったら見事にヒロインにしたことのある人たちが上位になった
つまり次はお姉ちゃんか…
445スターゲイザー 実際ここは自業自得デスヨネー:2010/11/28(日) 20:43:47.18 ID:Y0m9QN3pP

俺「それでも……」

 逃げてたまるか。
 一歩踏み出すことで刃が喉に食い込もうとも、俺はもう、逃げることだけは許されない。

俺「それでも、俺は、もう一度お前と一緒に……!」

 俺の言葉を大体の意図を汲んだのか、ティナは掌をこちらに向けて俺の言葉を遮った。
                  ・. ・. ・. ・. ・
マルセイユ「成程。だがお前、そんな状態でこの私に並べるとでも思ってるのか?
  だとしたらそれは思い上がりか、私を過小評価し過ぎだ。『アフリカの星』を舐めるな」

 状態? 今の俺の……?
 そう言えば俺、どうなったんだっけ?

マルセイユ「自分で確かめるんだな。触るか、鏡を見るかしろ。
  そんな状態で私に並べるとしたら、それはまさしく奇跡の業だろうよ。
  ……そうだな。お前がこれから味わう絶望を撥ね退け、奇跡を起こせる程の男なら……」

 ティナは再び、背を向けて歩き出し……

マルセイユ「未来は、この通りではなくなるかもしれないな?」

 一度だけ振り返ると、少し寂しげな目で、微笑んだ。
446以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 20:46:23.72 ID:UYh0lzze0
やだ、マルセイユさんイケメン
447以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 20:47:27.61 ID:luIGV1n80
>>435
ヒロインで書いたことあるのがきっちり上位3位まで独占した
すごいなこれ
次は菅野直枝ちゃん!
ムリダロ
448以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 20:47:43.59 ID:GtXNp0gM0
俺・・・暇ができたらヴィットマンがモデルの陸戦ウィッチが主人公のSS書くんだ・・・
449スターゲイザー:2010/11/28(日) 20:49:41.98 ID:Y0m9QN3pP

――――――――――――――――――――――――――――――

俺「ティナァァっ!! ……ぐあっ……ゆ、夢……?」

 跳ね起きた俺を、強烈な頭痛が襲う。
 思わず右手で額を押さえると……そこには触り覚えのない布地の感触が二つあった。
 触れた瞬間、ぞわりとした悪寒が俺の背を走って、俺は慌てて手を離した。

俺「何だこれ。……ていうか、ここは……俺の部屋?」

 ベッドから見て正面には壁。右側にはクローゼット。ベッドサイドには目覚まし時計。
 左側には窓と、こちら側のベッドサイドにバスケット、その中にリンゴ。
 ああ、どう見ても俺の部屋だ。紛うことなき俺の部屋だ。

俺「昨日のネウロイ、どうなったんだろう。俺がここに居るってことは倒せたのか?
  くそ、よく思い出せねぇ。……ていうか腹減った」

 毎朝起きると、まずリンゴを齧る。数少ない習慣の一つだった。
 俺はいつも通りにリンゴに手を伸ばして……掴み損ねた。

俺「おいおい。寝起きだからって、何やってんだ俺……」

 今度はしっかりと掴み、リンゴを目の前に持ってきた。
 ……何だか、立体感がない。取りあえず一口齧ってみる。
 いつも通りのリンゴの味だと思いながら咀嚼していると、部屋のドアが開く音がした。
450以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 20:51:28.80 ID:TqxoB6OSO
まさか…
451スターゲイザー:2010/11/28(日) 20:54:00.57 ID:Y0m9QN3pP

芳佳「もう丸三日経つし、身体の傷は治ってるんだけど……あっ俺さん! 目が覚めたんですね!」

 宮藤だ。料理を満載したカートを押している。その後ろからサーニャとエイラも顔を見せる。
 宮藤はカートを放り出して、俺の元へと駆け寄ってきた。

芳佳「具合はどうですか? 痛い所はないですか?」

俺「頭がすげー痛い……」

芳佳「分かりました。じっとしてて下さい」

 宮藤が俺の頭に手をかざし、魔法を発動させる。
 彼女の手が青白く光り始めてから一分と掛からずに、俺の頭痛は消えた。
 そうしている間にエイラとサーニャもベッドサイドまで来ていた。
 サーニャはいつもの制服ではなく、ノースリーブのワンピース姿だ。

俺「ありがとよ。で、三人ともどうしてここに?」

芳佳「私は、俺さんの……怪我の経過を見に来ました。
  あと、ご飯も作ったので持って来ました。おなか空いてますよね?」

サーニャ「私はお見舞いに」

エイラ「サーニャの付き添いダ」

俺「怪我……俺が……?」

 そう言えば、額に手をやった時、布の感触がした……。恐る恐る触れてみると確かに包帯っぽい。本当に怪我をしたようだ。
 そんなことをしている内に、宮藤がいつの間にか部屋に置かれていたらしいベッド用のテーブルを持ってきて、
 その上に料理を手際よく並べて行く。扶桑料理のオンパレードで……げ、納豆もある。

芳佳「身体に良いんですからね。残しちゃダメですよ」

俺「ぬうう。分かったよ……と」

 俺は箸を取ろうと手を伸ばして……その指は箸を掴み損ね、取り落とした。
 宮藤とサーニャが口に手を当て、哀れむように俺を見ている。

俺「参ったな。距離感が、ねぇ……」

 ふと見れば、サーニャの左肩にも包帯が巻かれている。
 左肩の傷。心臓の鼓動が早まる。俺はそれを知っている――
 俺の視線に気付いたのか、エイラが鬼の形相で俺の胸ぐらを掴み上げた。

エイラ「オイ、忘れたとは言わせネーゾ。お前が付けた傷なんだからナ!」

サーニャ「やめてエイラ。あの時、俺さんは……」

エイラ「関係ナイわけナイだロ! お前が……お前がサーニャを撃ったンダ!!」

 そうだ。ネウロイに操られて……俺はサーニャを撃った。
 だんだんと、あの夜の記憶が蘇っていく。だが、ある時点からぷっつりと途切れている。
 俺の記憶が正しければ、この三人の中であの場に居たのはサーニャだけだ。
453スターゲイザー:2010/11/28(日) 21:01:36.25 ID:Y0m9QN3pP

俺「サーニャ……。大尉とリーネが増援に来て、お前が俺に飛びついて、大尉が俺のストライカーを撃って……
  そこから先をよく覚えてないんだ。良かったら、話してくれないか」

エイラ「オイ! 何ぬけぬけト……!」

サーニャ「エイラ。……あの後、リーネさんがネウロイを攻撃しました。
  その途端……俺さんが急に頭から血を噴いて……それで……」

 サーニャに制止され、エイラがしぶしぶ俺から離れる。
 ネウロイが被弾するのを見た記憶はない……。一方で、弾が迫ってきたという感覚だけは俺の中に残っていた。
 だが、リーネの狙撃が俺に当たったわけでもない。対戦車ライフルの弾が人体に直撃したら、その部位が消し飛ぶからだ。
 なら、あの時、俺に起こったことは……。起きてすぐ感じたあの悪寒が、再び俺の背を這うように上って来る感触がした。

サーニャ「それで……」

エイラ「それで、こうなったんダ!!」

 エイラが俺の部屋のクローゼットを開け放った。
 クローゼットの扉の裏側には鏡が備え付けてある。
 180度開き切った扉の鏡に、俺の姿が映り込んだ。


 頭に巻いた包帯の上から、顔の右半分を覆う程の大きな黒い眼帯を掛けた、俺の姿が……。


 それを見て、俺は、ああやっぱりな、と溜息をついた。
454以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:03:59.97 ID:Bhmi9w/50
しえん
455スターゲイザー:2010/11/28(日) 21:06:14.59 ID:Y0m9QN3pP
本文57レスのうち半分を投下し切ったところで、21:00回ったので一旦切ります。
続きはアギトの人の後に予約がなければすぐ、あればその後にでも。
賽は投げられた。果たして未来は変わるでしょうか?

とりあえずメインヒロインに(笑)付けないであげてw
456以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:06:58.55 ID:qld4p4yd0
457以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:08:05.11 ID:hlfB8BHB0
おっつー
458以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:08:24.42 ID:UYh0lzze0

なんかモロにロックオンだな
一応こいつ狙撃手だろ…これからどうなるんだ
ロックオンならこの後ガチで死んじまうぞ…
459スターゲイザー:2010/11/28(日) 21:12:42.42 ID:Y0m9QN3pP
それと支援どうもでした、毎度長ったらしい駄文に有難い限りです
それではΑGITΩタイムまでしばし休憩…
460以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:13:17.80 ID:5Gezdc4wO
461以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:13:43.31 ID:JZ325rcJ0
ソートしてみたらミーナ中佐を除いた501全員が同率1位だった…何故こうなった…?
462以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:18:37.50 ID:Y0m9QN3pP
いやあそれにしても御指摘の通り、見事にロックオン・ストラトス(初代)っぽくなってしまいましたな
第一話の時点からしてこの俺と筆者が見事に別人なのも問題か…
自分がティナといちゃつく妄想のはずだったのにどうしてこうなった…

>>461
君の後ろに赤髪の女性がっ!
463以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:18:52.50 ID:9p+cs6IuO
アギトさんの後って予約ありまんこ?


ぼくはみんなかわいいとおもうので、ゆうれつをつけるようなことはしたくないです。
だからみんなと、にゃんにゃんぎしあんしたいです。
464以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:18:57.46 ID:5Gezdc4wO
リーネ単機の戦闘に詰まった…
どんな感じに戦えば良いかが決まらない…
465以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:19:10.20 ID:9EjMvacZQ
俺の後はいないんじゃないん?
むしろ俺も続き読みたいから俺そのあと行くんでスタゲやっておくれやす
まだ家までかかりそうだし

それよりも問題発生だ
冷静に考えたら今後の展開が一部いろんな人と被ることが判明した
ちょっと変えなあかんがな……
466以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:19:43.72 ID:wavixs7aO
>>465
被るのはまぁ仕方なくねえ?
467以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:20:11.50 ID:hlfB8BHB0
ふむ…では俺はまた明日の朝にでも投下するか
468以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:27:08.49 ID:QMo8MeIwO
今日は投下多くて嬉しいね
469以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:27:23.10 ID:dZMMVrWNO
おいおい、コンパでお持ち帰りできなくて凹んでたらスタゲ→アギトかよ…テンション上がっちまったぜ
470以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:27:39.09 ID:Y0m9QN3pP
ティナ>エーリカ>ウーシュ>ビューリング>シャーリー>サーニャ>おケイさん>リーネ>エイラ>ミーナ
という結果に落ち着いた! あれ、ペリーヌはどこだ…あんなに押したのに

>>465
舞台が501なら仕方ないと思うんダナ
俺も第六話でどこかで見たような展開に…

というかここから先はガチでネガティブ鬱々な展開なので期待するだけ損ですよ!
>>463先に行って頂いても構いませんことよ!
471以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:29:15.52 ID:2EV9eCr10
ルッキーニが難しすぎる
一週間ほど展開が進まない・・・
472以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:31:03.39 ID:9p+cs6IuO
>>470
いいの?
でもかなり占領しちゃうよ?
473以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:32:11.65 ID:Y0m9QN3pP
>>472
カモンカモン
これから投下する部分に修正したい所が見つかったもので…
どうせ深夜まで起きてるので無問題ですよ
474以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:39:33.00 ID:luIGV1n80
>>471
射殺された人か
超楽しみにしてるから頑張ってくれ!
475以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:44:53.01 ID:2EV9eCr10
>>474
悪いが別人だ
476以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:44:56.52 ID:9p+cs6IuO
>>473
ありがとうなの。

じゃあアギトさんの後で…。
477以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:45:15.46 ID:dZMMVrWNO
スタゲの人に駄文とか言われると俺の来週から投下予定の作品がgmkzじゃねぇか……
478以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:46:51.70 ID:/4Bcarqf0
支援
479以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:47:32.05 ID:hTUD5MZ5O
>>476
今行けば?アギトの人まだ家に帰ってないって言ってるんだし
480以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:52:56.91 ID:8qdHlml50
帰ってきたらスタゲの人が来てる……これで荒んだ心を潤そう。。。
481以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:53:59.91 ID:Y0m9QN3pP
>>480
やめて!有難いけど命を粗末にしないで!
これからの展開を見たらすごく荒むよ!

〜俺と巨乳と時々うじゅじゅ〜

<<よくわかるあらすじまんすじ>>
序章:オナニー→501行け→やだー→イけ→イっちゃうぅぅぅ
1話:お金→じこしょうかい→シャーリーちゃんとフランカちゃんとおしゃべり
2話:首折る→お姉ちゃん
3話:シャーリーちゃんのあーん→エーリカちゃんの小悪魔セクシーポーズ→オナニー→歓迎パーティー
4話:湯船ごくごくおいしいです→フランカちゃんとお風呂→シャーリーちゃんに疑われる→意外と努力家な俺→→シャーリーちゃんピンチ→ミーナさんのお尻に敷かれたい→出撃
5話:シャーリーちゃん助ける→おっぱい気持ち良い→ストライカーにイマラチオ→戦闘中自慰→ネウロイちゃんに射精→基地外変態戦闘→おれつよい
→ネウロイちゃんの貴重な着床シーン→陰茎子宮一閃突き→使い魔とストライカーに責められて喜ぶ俺→ミーナさんに変態バレた→そして伝説へ…

前回生まれた俺の名言
「俺のマグナムからの白濁液で、黒いネウロイちゃん達を俺色に染めてあげるよ!」
「着床完了。」
483以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:57:25.18 ID:wavixs7aO
自分でソレ言うのはどうなんだ…w
484以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:58:22.08 ID:Y0m9QN3pP
ひどい変態だwwwww
その変態を極めろ!
485以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:59:02.29 ID:5Gezdc4wO
変態期待
486以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 21:59:31.27 ID:wavixs7aO
酷いってレベルじゃねえな相変わらずwwwww
487以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 22:01:01.45 ID:8qdHlml50
募)リーネちゃんにしたい酷い事

書き貯め進みません
488以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 22:02:48.95 ID:1rYBr50r0
>>487
「あんまり声出すと誰かにばれるかもな?」→ばれない
ばれてもいいけどNE!
489以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 22:03:08.56 ID:DKSfuBb7P
相変わらず酷い変態www

>>487
マルちゃんには、いちごスパを顔面から『鍋ごと』ご馳走するつもりだけど……
490以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 22:04:42.85 ID:luIGV1n80
>>487
芳佳ちゃんと絶交
491以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 22:05:29.15 ID:Y0m9QN3pP
>>487
芳佳リーネ部屋で芳佳の居ぬ間にぬぷぬぷ
492以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 22:05:54.00 ID:2EV9eCr10
>>487
全裸飛行
493以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 22:06:27.21 ID:hTUD5MZ5O
>>487
縛って蝋燭垂らす
494以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 22:06:32.83 ID:l+4aztED0
>>487
IDの数だけ腹筋させる。
495以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 22:06:55.27 ID:RaUIbI4I0
>>487
みんなの前でお漏らし
496以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 22:08:20.12 ID:5Gezdc4wO
おまえらwww
497以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 22:08:41.89 ID:eHkeMxDuO
お前ら酷いなwww

>>487
孕ま(ry
498以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 22:09:05.48 ID:bidLh8uP0
あ、あれっ、次進んでるかと思ってゆっくり帰ってきたら
まだ誰も始まってないってどういうことなの……
499以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 22:10:17.35 ID:wavixs7aO
お前らの外道っぷりに思わず感心した
500以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 22:12:05.78 ID:8qdHlml50
外道っぷりに安心した
いくつか使わせてもらうね!
501以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 22:14:53.61 ID:GtXNp0gM0
整備班で輪姦す
502以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 22:15:15.56 ID:hlfB8BHB0
俺の嫁がみんなにヒドイことされてる… なんだ、この気持ちは
503アギトの俺:2010/11/28(日) 22:15:17.85 ID:bidLh8uP0
そんじゃなんか遅くなりすぎても申し訳ないのでちゃっちゃと行くずら
とりあえず前回までのあらすじ

501部隊になんかスゲー切れてる俺がやってきた
緑色のなんか変なのに変身とかする奴だ

宮藤を殺そうとしたり、サーニャにガン飛ばしたり、ペリーヌに喧嘩打ったり
お姉ちゃんを挑発したり、ミーナの命令を無視したり
なんかもう手に負えないやんちゃっぷり
だけどミーナが俺の過去をほじくり返して精神攻撃でいじったら落ちました

で、それからのお話
504以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 22:16:28.27 ID:Y0m9QN3pP
>>502
俺の嫁なんか孕まされたぜアヒャヒャヒャヒャ
505以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 22:16:49.57 ID:1rYBr50r0
しえん

>>502がNTRに目覚めるようです
506以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 22:17:07.28 ID:DKSfuBb7P
>>502
NTR俺とか新しすぎる……

仕草がやけにかわいい俺仕草がやけにかわいい俺じゃないか!
507アギトの俺:2010/11/28(日) 22:20:18.26 ID:bidLh8uP0
俺が501部隊に来て暫く経つ
以前のような命を顧みない行いは無くなり、皆とも少しずつ打ち解けてはいるものの
相変わらず無愛想な事には変わりなく、今まで通りほとんど森と川で日々過ごし鍛錬にばかり時間を費やしている
毎朝森からは震脚の音が響き、共に鍛錬に励む坂本もその音を心地よく感じている様子だ

そんな一人でいる時間の多い俺だが、それでも出撃の際に独断先行するような事も無く
ミーナの指示に従い、前線で皆と共闘できるくらいには仲間意識も育ってきているようだ

特に変わったことといえば、部屋でちゃんと寝るようになった事、食事を皆と摂る様になった事くらいのものだろうか
ちなみに食事のときは例の黒いスーツに着替えるようにしているようだ、俺なりの正装なのだろう

自分からアクションを起こす事はほとんどないが、皆ともそれなりに上手くやっているようだ
ミーナとは随分親しげにしている様子で、エーリカに言わせれば「ちょっと遠慮がちな兄妹みたい」との事
エーリカ、ペリーヌ、サーニャ、宮藤、ルッキーニとは目を見て話せるまでに成長した
シャーリーとリーネの事はまだ苦手なようでなかなか目を合わせてくれない
……どちらもまあ理由は想像に難くない
シャーリーは面白そうにからかうがリーネは寂しそうだ
508以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 22:22:53.32 ID:Y0m9QN3pP
おっぱい星人なのか…
509アギトの俺:2010/11/28(日) 22:25:11.80 ID:bidLh8uP0
坂本とは武人として通じ合うこともあるのだろう
戦闘では近接戦闘にてなかなかのコンビネーションを披露している、どちらがとどめを刺すかで争う様は微笑ましい

エイラは俺がサーニャと親しくしているのが若干気に入らないようで、嫌っているわけではないもののまだ威嚇が解けきれていない

バルクホルンはバルクホルンでなにやら俺を気にかけているようだが
何故かミーナとは逆に姉のような接し方だ、俺もそれに戸惑っているようで見ている分には愉快である

ちなみにアギトの姿がいたく気に入ったのか、ルッキーニはやけに懐いているようだ
ちょくちょく俺の鍛錬を邪魔しに行ってる様子を見かける

そんなある日
510アギトの俺:2010/11/28(日) 22:26:04.37 ID:bidLh8uP0
――――基地隣接の森、早朝

例によって俺は日課の鍛錬に励んでいる
今朝もまた僅かに聞こえる波音を掻き消すように震脚の音が森に響いている

俺「……ふゥ」

鍛錬に一区切りをつけ、空を仰ぐ
木々の間から吹く海風が火照った身体に心地よい

ここでの暮らしもだいぶ慣れた、いや、慣れたというのも変な話かもしれない
今までが異常だった俺の生き様が少しずつ平常に戻りつつある、といった方が正解か

ただその安息を享受する事に一抹の不安も覚える
自分はこんな人並みの安息を得るに値する人間なのだろうか
108人分の魂を背負ったこの身は、ただ戦い続けることを望んでいるのではないか
何度思ったか分からない問答を自分相手に繰り返す

ただ現実にはこの状況を甘んじて受け入れている自分がいる
501部隊の皆と過ごす日常は非常に魅力的なものだ、23年間ただ鍛錬に明け暮れた俺が始めて得る甘い安息に抗いきる事が出来ない
妹と師匠と3人で過ごしていた日々も勿論大切なものだ、何物にも代え難い記憶だ
その過去を忘れるつもりは無い、妹の仇を討つことは未だ俺の中の最重要項目として認識されている
511以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 22:26:40.12 ID:wavixs7aO
支援タイムなう
512以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 22:27:41.79 ID:hZuDN12L0
支援
513アギトの俺:2010/11/28(日) 22:30:23.31 ID:bidLh8uP0
108人の英霊の鎮魂
妹の「ミーナ」の仇を討つ事
今の「ミーナ」を守り抜くこと
秤にかけてしまえば何かしらの答えが出てしまう気がして比べる事が出来ない、それを認める訳にもいかない

だから全てに対して平等でなければいけない
そう、自分に言い聞かせてやれるだけのことをする事しかできない

俺「……女々しいな、俺は」

掌を見つめ、力を確かめるように、小指から順に拳を握る
鍛錬を重ねる事で自分が見えてくるかと思ったが、人とはそう簡単なものではないようだ
自分の浅はかさと、戦う事しか知らない躯を思い、自嘲気味に笑う

俺「……あれは」

東の空から朝日に混じって、基地に向かって飛んでくる人影が見える
サーニャだ、夜間哨戒から帰投するところだろう
ひとまずこの答えの出ない問答は他所へ置いておくことにした、考えた所で仕方がない
それよりも任務から帰還した仲間への労いにホットミルクでも入れてやるかと考え
朝の鍛錬を終わらせ基地へ戻る事にした
514以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 22:30:59.38 ID:8qdHlml50
515アギトの俺:2010/11/28(日) 22:34:52.26 ID:bidLh8uP0
――――当日夜、ブリーフィングルーム

ソファに腰掛けた各メンバーの前に坂本とミーナが報告書を持って立っている
灯りもつけず、月明かりに照らされた薄暗い部屋の壁に向けてスライドが投影されている、が
画面はまだ真っ白で何も映されていない

坂本「さて、今朝帰投したサーニャからも確認の報告があったが……新型のネウロイだ」

宮藤「えっ、でも警報も何も鳴ってませんよ?」

皆が振り返って後ろの窓枠に腰掛けた俺を見やる

俺「期待に答えられなくて残念だが、今回俺は何も感知していない……まだ遠距離にいるのではないか」

ルッキーニ「むしー」

ルッキーニを膝に載せた状態で答える俺
何が楽しいのかルッキーニは足をぷらぷらさせながら俺の手を弄っている
そんな俺とルッキーニの様子を少し羨ましそうな顔で見てミーナは書類に目を戻す

ミーナ「そうね、順を追って説明するわ」

坂本「事の発端は1週間前、ロマーニャ空軍の哨戒機がネウロイらしき者に撃墜された事から始まる」
516アギトの俺:2010/11/28(日) 22:38:59.94 ID:bidLh8uP0
バルクホルン「らしき者、とは曖昧だな」

ミーナ「生還した乗務員の話によれば、周囲に機影もネウロイの反応も無かったそうよ
    ただ、ネウロイの赤いビームによって機体を撃ち抜かれた事だけは間違いないと」

坂本「そこで、私に声が掛かった」

眼帯を外し、薄暗い部屋に映えるような紫色の魔眼が露になる

坂本「この目で現場近海を索敵して来いとな」

再び眼帯をかけ話を戻す

坂本「残念ながらこの眼の見える範囲の空域にネウロイは見つからなかった、勿論海中にもだ」

エーリカ「水には弱いからねー、水中ってのは聞いた事ないもん」

薄暗い部屋で今にも眠ってしまいそうなエーリカがけだるそうに茶々を入れる

坂本「とすれば考えられるのは一つだ」

リーネ「もっと上……?」

坂本「そうだ、だが私の眼の届く範囲には何も見当たらなかった……通常高度ではな」

バルクホルン「なるほどな、読めてきたぞ
517以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 22:40:38.10 ID:9p+cs6IuO
アギトはん…ずいぶん丸くなったんやなぁ…。
518以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 22:41:35.07 ID:YVdUGg2S0
しえん
519アギトの俺:2010/11/28(日) 22:43:08.55 ID:bidLh8uP0
坂本「そうだ、奴は我々の活動限界以上の遥か超高高度にいた」

シャーリー「活動限界以上って?」

坂本「およそ高度30,000m、人類にとって未踏の高度だ」

宮藤「ええっと、それって富士山の……」

30000という数字に驚いた宮藤が指折り数える
その姿を尻目に坂本は手元の資料から写真を取り出しミーナに渡し、写真がスライドで壁に映される

坂本「グリニッジ天文台の協力を得て超々望遠で捉えた奴の姿だ」

坂本はそう言うが殆ど真っ暗な写真でノイズしか写ってないように見える
辛うじてうっすらと輪郭のようなものが見えるような気がするがネウロイの姿は視認できない

ルッキーニ「うじゅ、まっくらだよ?」

坂本「空の闇をバックにネウロイの黒い姿はこれじゃ視難いな」

ポケットから白いペンを取り出し、写真にネウロイの形に枠線を引いてゆく

坂本「これが奴の姿だ」
520アギトの俺:2010/11/28(日) 22:48:29.80 ID:bidLh8uP0
      ",,,,                                                  ,,,,''' 
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            ,,,,,,,,;;;;;;;;''''     ,,,;;;;'''''     ;;;;  ;;;;     ''''';;;,,,,,,      ''   '''''''
          ''''''''''  '''      '''''         '' ;;;;'

坂本「ロマーニャ空軍でのコールサインは「アラエル」鳥を司る天使の名から取ったと聞いている」

坂本の手によって形を取った闇に浮かぶネウロイ
その異形の姿に皆の視線が集まる
ちなみにコアはここだと、頭頂部らしき部分を定規で指し示す

宮藤「ほんとだ、鳥みたい」

俺「名前なぞ何だっていい、問題はそんな場所にいる彼奴を如何にして屠るかだ」

普段の愛想の無い口で結論を急ぐが膝にルッキーニを乗せた状態では威厳もへったくれもあったものではない
そのギャップと間抜けな姿にシャーリーは噴出しそうになるのを必死に堪える
521以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 22:51:29.28 ID:luIGV1n80
奇跡の価値は
522以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 22:52:34.14 ID:1rYBr50r0
使徒じゃねーかwww
523アギトの俺:2010/11/28(日) 22:53:23.79 ID:bidLh8uP0
坂本「まあ落ち着け、その前に……サーニャ、頼む」

坂本の声でエイラと一緒のソファにちんまりと腰掛けていたサーニャが立ち上がり
か細い声で報告を始める

サーニャ「はい、ここ数日私は夜間哨戒の時に対象エリア内へ進入してきました」

エイラ「うええっ!」

そんな危ないことしていたなんて聞いていないとばかりにエイラが隣で驚きの声を上げる

サーニャ「砲撃の光源から、おおまかですがネウロイの座標を確認できました。
位置はデネブとアルタイルの中心点からベガに向けて3分の4位進んだ辺りです
     私が観測していた間はほぼ同じ位置から動いていません」

ペリーヌ「そんな高い位置から動かずに地上見物とは、随分偉そうなネウロイですこと
     目的は一体なんなんですの?」

サーニャ「わかりません、今分かっているのは一定の範囲内に進入した航空機を自動的に砲撃している、ということくらいです」

シャーリー「さしずめ、天空の固定砲台とでもいったところか」

サーニャ「ただ、砲撃の射程は日に日に広がっています
     このまま放っておけばアドリア海全域がネウロイの砲撃圏内に制圧される恐れも在ります」
524以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 22:53:40.41 ID:qoBkT276O
誰が精神攻撃の的になるのか
525アギトの俺 改行が変な事になってる……:2010/11/28(日) 22:55:15.86 ID:bidLh8uP0
バルクホルン「手の届かない位置からの砲撃による空域制圧か、なかなか嫌らしい手を打ってくるな」

坂本「ありがとうサーニャ、楽にしていいぞ」

坂本に促され再び身を小さく腰掛ける
大丈夫だったのか、怪我は無かったかと小声でしきりにエイラが尋ねている

坂本「というわけだ、奴がそんな場所にいるからといって我々にぐずぐずしている時間はあまり無い」

ペリーヌ「で、でも、わたくしたちのストライカーユニットの限界高度は精々10,000m……」

常識で考えればどうやっても辿り着けない目標にペリーヌが不安そうに尋ねる
その顔は坂本がまた無茶をしでかすのではないかと心配している風にも見える

坂本「そうだ、だから作戦にはこいつを使う」

スライドが入れ替わり、ストライカーの図面のようなものが映される

坂本「ロケットブースターだ」

宮藤「これがあればネウロイのところまで飛べるんですか?」

バルクホルン「いや、そんな簡単な話ではないはずだ」

ミーナ「ええ、ブースターは強力だけど魔法力を大量に消費するから短時間しか飛ぶ事が出来ないわ」
526以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 22:56:28.50 ID:wavixs7aO
誰かロンギヌス持ってこぉーい!
527以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 22:57:43.31 ID:Ui0npbge0
誰が投げるんだよwww
528以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 22:58:56.51 ID:qoBkT276O
>>527
トゥルーデなら…トゥルーデなら投げられるはず…!
529アギトの俺:2010/11/28(日) 23:00:09.95 ID:bidLh8uP0
シャーリー「だったら私達みんなで誰かを途中まで運べばいい」

坂本「そういうことだ」

ミーナ「30,000mの超高高度は空気も無く、人間の限界を遥かに超えた未知の領域よ」

空気無いのー!?と俺の膝の上でルッキーニが驚きばたばたと慌しく動く
どうしよう、ねえ、死んじゃうよ?大丈夫?とひっきりなしに俺に問いかける
静かにしろと俺はその頭を抑え嗜める

坂本「だが我々はウィッチだ、ウィッチに不可能は無い」

皆に確認させる資料は以上と、スライドを消し部屋の灯りを点ける

坂本「そこで、瞬間的かつ広範囲にわたる攻撃力を備えるものとして……」

先程と同じように、再びサーニャへ視線を移し命じる

坂本「サーニャ、コアへの攻撃はお前に頼みたい」

エイラ「うぇぇっ!?」

指名された本人は大した反応は無い代わりに隣のエイラがひっくり返ったように驚く
さっきから驚いてばかりだな、と見たままの感想を俺は思う
530以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 23:01:00.87 ID:Y0m9QN3pP
なるほど、展開被るってこういうことだったのかw
キニシナイ!! 相手は使徒なんだしw
531アギトの俺 >>530 まだ先だけどこれだけじゃないんだぜ……:2010/11/28(日) 23:05:58.07 ID:bidLh8uP0
坂本「この作戦にはお前のフリーガーハマーによる攻撃力が不可欠だ」

坂本「それと、俺」

俺「……む」

不意に声をかけられ、膝上でもがくルッキーニを抑える手を止める
その手から抜け出したルッキーニはシャーリーの胸に飛び込んで俺に向かって舌を出す

坂本「本作戦の確実性を上げる為にお前にも飛んでもらいたい」

俺「確実性とな」

ネウロイを屠るのはサーニャのフリーガーハマーだ、今回に関しては俺の拳は必要ない筈
戦うことしか能の無い自分に何を望むのかと怪訝な顔をする

坂本「お前の能力、『虚空階梯(ステアウェイトゥヘヴン)』が必要だ」

『虚空階梯(ステアウェイトゥヘヴン)』
何も無い空中に見えない足場を作り出す俺の固有魔法だ
主に空中での近接戦闘の際、震脚を行なう目的で使用している。
他にも姿勢制御や緊急回避等、空を蹴って移動する際に使用する事もある

俺「俺の魔法は自分にしか使えないぞ」

その通り、あくまで自分の足元に足場を設置するのであって、空中に足場を設置する魔法ではない
532以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 23:20:44.67 ID:9p+cs6IuO
なんか起きた?
533以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 23:20:51.81 ID:hlfB8BHB0
どうした?
534以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 23:22:49.48 ID:5Gezdc4wO
うん?
535以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 23:25:23.11 ID:8qdHlml50
さるったか?支援
536以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 23:28:35.44 ID:YahceB3s0
★壁殴り代行始めました★
ムカついたけど壁を殴る筋肉が無い、
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壁殴りで鍛えたスタッフたちが一生懸命あなたの代わりに壁を殴ってくれます!
モチロン壁を用意する必要もありません!
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    /,'"      )'ー、  壁殴り代行では同時にスタッフも募集しています
  / /''ー '    /'"`` ' 、 筋肉に自身のあるそこのアナタ!一緒にお仕事してみませんか?
 /:  /    ヽー'ノ::::....  )-、,,    ∧__∧ 壁を殴るだけの簡単なお仕事です!
 l゙::: /     リ:/   ::: ノ::::.... ヽー 、:( ´・ω・` )      、 ______
  ', | /   l|//     /::"  ::/ ̄ヽヽ、、、,,,::::  |  ',:::::  `'ー、,、-''"´ 
  ',ノ,'' イ'  ::/ ィ   /    :/ ゙''':::::| ヽ;;;;; `゙;;'''';;ーi、,,、- '''''"彡゙ll|ソ ,
   { | l| /,,;イ   /    /   ::| ::」``ヽ;;;;;  ,、;;;ヽ、ヽ;; 、,,,ッ   
   ヽ  リ '"  }  /ノ l|  /     :|" 三三`' 、( );;  ヾ'、○}   { '
   ヽ  ヽ" :l    l l| /     :}、:::::     `' 、;;; ;;; ', ゙''、   j 、|.
    ヽ  ヽ    {    " /  | リ:: ヽ:::      '' 、从 ',、 ミヽ  ゙' 、.|
    ヽ :: \  '、 ミ         / 、 ゙l:::       ゙ll ゙ll:',ヽ  ゙' 、, ゙{
     ヽ :::  ミ  '、 ミ        |:::  ヾ:::::       ゙ll ゙l|l::::゙、  {  |
     ヽ:::::              リl|l|:::  ',         ゙ll: |::::::゙、人|; /
      ゙l ゙ミ          /:l. :レ'::} ',         ノ、;;;;;;;ヽ l|/ヽ
       |`-、ミ        /:::::::|   } |:::......    ,,、 '",、、゙゙''ー''´  ',
       |゙、::::`' 、,_    _/:::::::/   :} /::::::::::::,,、-''" {○ ゙ll`' 、 ゙l|:  |
537以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 23:28:44.45 ID:qld4p4yd0
なんだなんだ?
支援
538以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 23:29:39.10 ID:hTUD5MZ5O
00分跨いでるからサルじゃないと思う。

規制喰らったか寝落ち辺りかな?
539以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 23:29:58.99 ID:Y0m9QN3pP
まだ壁展開ではないと思うが…
540以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 23:31:29.19 ID:hlfB8BHB0
まさかこの世界も破壊されてしまったのか
541以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 23:31:51.59 ID:Y0m9QN3pP
ディケイドォォォっ!!
542以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 23:33:24.16 ID:udIUjmOyI
そういえば家族物って少ないなと思ってエイラの弟僕を妄想してみた

なんだかんだで弟が心配なエイラと
反抗期で生意気だけど時々優しくされるから嫌いになれない、寧ろエイラお姉ちゃん大好きな弟
的な物


支援
543以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 23:33:24.81 ID:8qdHlml50
おのれディケイド! 貴様のせいでアギトの俺の世界も破壊されてしまった!
544以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 23:35:20.21 ID:YahceB3s0
>>539
悪い悪い、ウィキの氷男見てて貼りたくて我慢できなかった
545以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 23:40:23.20 ID:5Gezdc4wO
これが世界の選択か…
546以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 23:42:14.08 ID:K+I0v3Mo0
氷男といえば話の合間に判明したプロフ見て



氷男「クソッ!固有魔法のせいで体が冷える……」

リーネ「ジンジャーティーです、体が温まりますよ」

氷男「なるほどこりゃあいい、これからも俺のためにジンジャーティーを淹れてくれないか?」

リーネ「は、はい、喜んで……///」


こんな展開になると思ってた。
547以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 23:45:01.24 ID:QMo8MeIwO
規制?
548以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 23:45:28.66 ID:luIGV1n80
マンネルハイムって何かで出て来る?
549以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 23:46:00.12 ID:Y0m9QN3pP
名前だけどこかで聞いた
550以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 23:49:02.64 ID:1rYBr50r0
アギトの投下が途中で止まったのもみんなみんな乾巧って奴の仕業なんだ
551以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 23:49:06.51 ID:QMo8MeIwO
ところで「俺」の設定(余所からの引用ばっかなんだけど)凝り過ぎて、オリジナルの設定とかがえらい増えちまった

ひかれたりするかな?
552以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 23:51:25.54 ID:K+I0v3Mo0
>>551
丸々コピって訳でもないんなら別に引いたりしない。
553以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 23:51:52.02 ID:9p+cs6IuO
>>551
ひかれないよ。ここはネウロイちゃんに射精してもひかれないんだよ。


アギトはん…わてどうしたらええのん…?
554アギトの俺 すまぬ……ちょっとトラブってた:2010/11/28(日) 23:53:29.14 ID:bidLh8uP0
坂本「それでいい、まず一つにサーニャは最後の決め手として奴を討つ為に魔力を温存しなければならない
    ロケットブースターはただでさえ魔力を著しく消耗する、上昇中に奴からの砲撃をシールドで防ぐような余裕は無い」

俺「だが、俺とてシールドを張る事はできない」

アギトとしての能力を得た代わりに俺はシールドを失っている
固有魔法の足場ではシールドの代わりにはならないぞと反論しようとするが

坂本「そこでお前の能力だ、ロケットブースターでの上昇中は魔力の消費も勿論だが、そのスピード故姿勢制御も困難になる
   シールドを使えない以上ネウロイの砲撃は避けるしかない、そこでお前の能力を使った微細な軌道修正が必要になってくる」

俺「なるほど、空を蹴ってビームを避けろという事か」

坂本「そういうことだ、やってくれるか?」

俺「その強行策、実に俺向きな作戦だ……無論、断る理由など無い」

自信あり気に不敵に哂う
その顔は、久々に身を追い詰める程の死地に赴く作戦内容に心を躍らせているようにさえ見える
若干の心配を覚えるミーナだが俺と交わした約束を信じる事にしてその不安を振るい払う

坂本「それともう一つ、接敵して射撃体勢に入ったところでサーニャを支える砲座としての役目も頼みたい」

俺「砲座?」

坂本「何しろ未踏の地だ、何があるか分からない以上サーニャには奴を攻撃する事だけに集中してもらいたい
   サーニャは砲身、お前が砲座として支えてやってくれ。お前の能力ならどんな場所だろうと地上と変わらぬ姿勢制御ができるだろう?」
555アギトの俺:2010/11/28(日) 23:55:04.17 ID:bidLh8uP0
サーニャを支える……どうやって?
その様子を想像した俺は少し顔を赤くしてはぐらかすように疑問をぶつける

俺「そ、それはまあいいが……だ、だが待ってくれ、そんな状況で砲撃でもされたらたまらんぞ
  こちとらシールドも貼れない状態でどうしろというのだ」

坂本「そう、だからもう一人盾の役目が必要だ」

エイラ「ハイハイハイ!だったら私も行く!」

授業参観の小学生のような勢いでエイラが手を上げ立候補する
一瞬俺の方を睨んだような気がした、動機はサーニャが心配なだけではなさそうだ

坂本「そうか、時にエイラ、お前シールドを張った事はあるか?」

エイラ「シールド?自慢じゃないケド私は実践でシールドを張った事ナンテ一度も無いんダ」

坂本「なら無理だ」

エイラ「うん、ムリダナ」

エイラ「え゛っ!?」

ミーナ「そうね、こればっかりは」

エイラ「なっ、ナンデ!?」

ミーナ「さっきも話した通り、今回の作戦はブースターの使用、極限環境での生命維持、ネウロイへの攻撃と、とても多くの魔法力を消耗するわ」
556アギトの俺:2010/11/28(日) 23:55:43.72 ID:bidLh8uP0
坂本「となればサーニャは勿論、俺にだって自分の身を守る余裕は無い」

エイラ「わ、私ハ別にシールドを貼れないワケじゃ無いゾ!」

間髪いれず自分の主張を否定された事に納得できず二人に食って掛かる
そのはしゃいでるエイラを、眼の色を戦士のそれに変えた俺が冷たく指摘する

俺「俺だけなら問題ない、ただリトヴャク中尉を守るとなれば話は別だ
  俺はシールドを張れないからな、砲座としての役目を果たすだけで手一杯だ
  そんな状況で実践でシールドを使った事の無い奴にでしゃばられても足手纏いだ」

エイラ「なっ、なんダト!!」

俺「なら問おう、実践でシールドを張ったことの無い貴様がリトヴャク中尉を確実に守りきれると断言できるのか
  相手は新型のネウロイだ、戦闘区域も人類未踏の地で何が起こるか予測できない、その状況をもう一度よく鑑みてみるんだな」

エイラ「わ……私ハ……」

サーニャを守りたい気持ちは誰にも負けないつもりでいるエイラだが
そう面と向かって言われてしまうと自信をもって反論できない
もし失敗したら……自分の責任でサーニャを傷つけてしまったら……そう思うと急に自信がなくなってくる
そのやりとりを視界の端に収め、溜息交じりに坂本が命じる

坂本「宮藤、お前がやれ」
557以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 23:55:47.75 ID:5Gezdc4wO
>>553
流石にさるではないと思うし良いと思うが
とりあえず日付変わったら行けば良いかな?
558アギトの俺:2010/11/28(日) 23:56:04.17 ID:bidLh8uP0
宮藤「は、はいっ!……へっ?」

坂本「最も強力なシールドを張れるお前なら適任だ」

宮藤「は、はい……」

坂本「では作戦決行は明日1200、作戦の詳細は1100から説明を始める、本日はこれまでだ」

ミーナ「みんな明日に備えてよく身体を休めてね、特に……俺さん?」

俺「む」

ミーナ「だめよ、これから鍛錬なんてしてちゃ」

めっ、と片目を瞑り人差し指を口に当て俺に釘を刺す

俺「りょ、了解……」

そのミーナの仕草に頬を染めて顔を逸らす
予想通りの俺の反応に満足したミーナはいたずらっぽく笑いながら、ひらひらと手を振り坂本と部屋を出て行ってしまった
残された各々は風呂に入る者、部屋へ戻る者、明日の作戦の不安を語る者、様々だ
エイラは一人外を見つめ、物思いに耽っていた

サーニャ(エイラ……)
559以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 23:56:19.62 ID:5Gezdc4wO
あ、戻ってきてた
560アギトの俺 すまぬ……すまぬ……:2010/11/28(日) 23:56:59.56 ID:bidLh8uP0
――――数時間後、深夜

俺「……ッ!……ッ!」

ミーナに忠告されたにも関わらずこの俺、深夜まで森で鍛錬を続けている
見つかって小言を言われるのも面倒なので、いつもどおり豪快に震脚を打つ鍛錬法ではなく
一つの動作を通常の何倍もの長さをかけて行なう事で内功の鍛錬を行なっている
不安定な体制を数分、数十分にわたり行なうこの動作、見た目以上に身体に負担が掛かる
だが、そうやって身体に痛みを刻む事で芯を持っておかないと明日の作戦に対する不安が消えなかった

いくらこの戦鬼とて人の子、命を懸けた人類初の試みに不安を覚えるなというほうが無理な話である
まして自分一人の作戦ではない、小さい命を二つ抱えて飛ばなければならない以上その責任は重大だ

俺(負けることの許されぬこの身とて、必ず勝つとも限らない)

俺(だが失敗は許されない)

疲れた身体を樹に預け夜空を仰ぐ
この星空に討つべき仇敵が浮び、今も此方を見下ろしている
改めてそう認識すると不安を闘志が塗りつぶしてゆき、身体に熱が灯る

俺(そうだ、不安にかまけている場合ではない……俺は俺のやるべきことをこなすだけだ)

ふと見上げた夜空から基地へ視線を移すと、テラスから外を眺めているエイラが目に入る
まだ寝ていなかったのか、と自分の事を棚に上げて小声で漏らした
561以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 23:57:04.45 ID:QMo8MeIwO
>>552
元ネタがあって、それをストパンなりに色々加えてアレンジしたって感じかな
話の都合がいいようにだけど

>>553
厨二極まるって感じ。ありがとう

支援
562以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 23:58:05.03 ID:/18sTStn0
今日駅前のライトアップされてた噴水を見てるカップルが数組居て
何気なく、「あぁ俺も芳佳と見にこれたらなー」と思ったんだ。
5秒ぐらいして、ハッて気付いてちょっとへこんだ

疲れてんのかな・・・
昨日パラレルワールドだっけ?芳佳が現実に来る奴読んだせいかも知れないが
563以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/28(日) 23:59:24.42 ID:K+I0v3Mo0
>>561
それくらいはいいんでない?
ってか俺もそれで構想立ててるし。

ただ文章化への道はかなり遠いけどね。
564アギトの俺:2010/11/29(月) 00:00:05.66 ID:ZfK1PmcT0
――――同時刻、テラス

エイラ「はァ……」

何度目か分からない溜息をついて夜空を見る
明日にはこの空のもっと向こうへサーニャは飛んでいかなければならないんだ……
自分には何もできないのに……

エイラ「慣れない事なんて……するもんじゃないのカナ……」

テラスの縁に頬杖をついて寂しそうに一人ごちる
頭の中はごっちゃごちゃだ、サーニャの不安そうな顔と、俺の言葉と敵の姿

『リトヴャク中尉を守るとなれば話は別だ』
『貴様が確実に守りきれると断言できるのか』
『状況をもう一度よく鑑みてみるんだな』

エイラ(アンナ言い方しなくたっていいじゃなイカ……)

だがその正論すぎる言い分に何も言い返せなかった自分が情けない
正論というものは往々にして人から指摘されれば嫌な気がするものだ、エイラとてその多分に漏れない
あそこで「できる!」と断言できるくらいの甲斐性があればまた違ったのかもしれないのにな、と不甲斐ない自分に対してまた溜息をつく
565以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 00:00:12.55 ID:yJ3tKED6P
俺も次回作がそんな予定。
全体の流れも決まったけど相変わらずこれ501いらねえじゃん展開で困る
566以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 00:02:47.58 ID:Hi7xODB+O
>>563
そうだよね。ちょっと量が多いけど
多分近いうちに見る事になると思うよ

支援
567アギトの俺 自分の好きなアギトと八極拳を組み合わせたらこんななった俺もいるから安すれ!:2010/11/29(月) 00:05:14.06 ID:ZfK1PmcT0
俺「眠れないのか?」

エイラ「うおわぁっ!」

溜息の先には何故か俺の顔
どうやってこんな所に……壁でも登ってきたのかと思うが
よくよく考えたら俺の固有魔法はこんなことは造作もないことに気づく
森のほうから空中を歩いてここまで上ってきたのだろう

エイラ「お、脅かすなバカー!」

俺「すまない、そんなつもりじゃなかったんだが」

エイラ「オマエこそなんなんだよこんな時間に、ミーナ中佐に早く寝ろって言われてたじゃなイカ」

俺「……しまった」

これでは隠れて鍛錬していた意味がないじゃないかと、自分の間抜けさ加減に眉をひそめ
心底決まりが悪そうな表情で顔を逸らした

エイラ「アハハッ、明日言いつけてやろーっと」

俺「よ、よせっ」

エイラ「私に好き放題言ってくれた仕返しダ」

笑いながら半分本気でからかうエイラに困りながら俺はテラスの淵に腰掛ける
空を見ているエイラとは逆向きに、テラスの内側に身体を向け左下にエイラの頭を見下ろす
憂いを含んだ切なげな表情に少し心に揺らぎを覚えるが、気のせいとそれを押し込める
568アギトの俺:2010/11/29(月) 00:10:20.24 ID:ZfK1PmcT0
俺「……明日の事を考えているのか」

エイラ「……ウン」

俺「心配するな、リトヴャク中尉と宮藤は責任を持って俺が守る」

エイラ「当たり前ダ」

俺「……そうだな」

エイラ「……」

俺「……」

短い会話の後にしばらく沈黙が続く
互いに何かを言いたげにしているがどう言い出せばいいのか分からないように見える

エイラ「あのサ……」

俺「何か」

エイラ「何でサ、オマエそんなに強いんだ」

漠然とした疑問だ、だがエイラの意図はなんとなくわかる
そこをあえて言葉そのままの意味で答えてみる

俺「俺は物心ついてからずっと武に生きてきた、積み重ねが違うからな、力があるのは当然だ」
569アギトの俺:2010/11/29(月) 00:15:11.81 ID:ZfK1PmcT0
エイラ「そうじゃネーヨ、あのな……」

俺「……」

エイラ「なんでそんなに自信持てるんだヨ、明日の任務なんてまかりまちがったら生きて帰って来れないかもしれないんだゾ」

エイラ「ホントはサーニャは私が守りたいんだ……私が一番サーニャの事を守りたいんだ」

エイラ「でも……」

俺「少佐と俺に無理だと言われた、か」

エイラ「……ウン」

エイラ「オマエはいいよな、強いから……いつだって守りたいものを守れるんだからサ」

その言葉に俺の顔が悲しみと自己嫌悪で暗くなる
顔を合わせていないからエイラにその表情を見られていないのは幸いだった
間に合わなかった力に何の意味がある……誰にも聞こえない声でそう呟く
と同時にエイラに対して自分に近しいものを感じ、なんだか恥ずかしい気分にもなってしまう
そうだ、まるで過去の自分を見ているようなんだ
だが俺はあえて冷静に、突き放すように言い捨てる

俺「ならそうやって、俺のせいにして、いじけて地上で大人しく帰りを待っていればいい」
570アギトの俺:2010/11/29(月) 00:20:22.18 ID:ZfK1PmcT0
エイラ「な、何ダヨ!そんな言い方ないダロ!」

俺の方に向き直り、泣きそうな顔で必死に怒りを訴える

エイラ「わ……私だって、うぅ、私だってもっと力があれば……シールドさえ……ッ……ちゃんと、宮藤みたいに……使えれば……」

自分の不甲斐なさと俺の言葉の厳しさに負けてぽろぽろと涙をこぼす
落ちた涙がテラスの石畳に黒い水痕をいくつも刻んでいく
歯を食いしばって耐えようとするが一向に止まる気配がない、とめどなく溢れてくる涙に抗う事すらできない

エイラ「私が一番守りたいのに……だめ、なんだ……うっ……サーニャを、私は……守れないんだぁぁ……」

そのまま突っ伏して泣き出してしまう
必死に声を押し殺してはいるが、無力感に苛まれた背中がしゃくりあげる度にひくひくと震えている
テラスに爪を立て、かりかりと弱弱しい音を鳴らす

エイラ「もしかしたら……明日が、最後になるかもしれないのに……失敗したら、もう、サーニャは……うぅっ……」

涙というのは厄介なもので、その心理状況によっては悪い方向へ悪い方向へと感情を持っていく
今のエイラの中では最悪の未来が想定されてしまっているようで縁起でもない事ばかり口走ってしまう
571以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 00:21:54.59 ID:CGA6sREYO
相変わらず面白くて良いなぁ支援
572アギトの俺 >>571褒められると調子に乗っちゃうんだぜ:2010/11/29(月) 00:24:58.40 ID:ZfK1PmcT0
俺はそんなエイラの頭を優しく撫でる
その感触に顔を上げ、涙でぼろぼろになった顔で俺の方を見上げる

エイラ「だから……オマエがサーニャを守ってくれよ……お願いだ……私にはできないんダ……」

俺「……」

俺はただ無言でエイラの頭を撫でている
白と銀の中間のような細くて柔らかい髪の手触りが心地よい、などと自分にあるまじき感情に若干の戸惑いを覚えるが
すぐにその思考を頭から振り払い、本来彼女に伝えようとしていた事を改めて口にする

俺「ユーティライネン中尉」

エイラ「……」

俺「俺が貴女に言える事は一つだけだ」

俺「目標、目的、理想というものはどんな時だって、ただそこにあるだけだ」

俺「それに対して背を向けるか、手を伸ばすか、決めるのはいつだって自分自身に他ならない」

エイラ「自分、自身……」

俺「何をどうするかは貴女次第だ、背を向けているだけでは何も変わらない」

俺「辛い言い方をした事はすまなかった……生憎女子に気を遣えるような器用な事は出来ない性分なものでな……」
573以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 00:27:20.63 ID:7kR6mBRt0
しえん
574以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 00:28:04.36 ID:yJ3tKED6P
同じネタだと違った解釈が見れて面白い
というか俺のよりずっと面白くて凹むwww
575アギトの俺:2010/11/29(月) 00:29:43.30 ID:ZfK1PmcT0
少し目を逸らして苦笑いする
なれない表情に引きつっているようにも見えるその顔をエイラは少しおかしく思う

エイラの頭から手を離し、テラスの縁から降りると背を向けて部屋に戻ろうとする
振り返らないまま、最後に一言だけ言葉を残して

俺「それが目の前にあるのなら、手を伸ばせば届かないものなんてない」

俺「必要なのは、その手を伸ばす為の覚悟と勇気……それだけだ」

そのまま基地の中の闇へ姿を消す
残されたエイラは再び空を見上げ、海風で涙を乾かしながら俺の言葉を反芻する

エイラ「覚悟と勇気……勇気……カ……」

すっかり乾いた涙で頬が少しつるのを感じながら、明日サーニャが飛び立つ空の向こうをもう一度深く見上げる
胸の辺りをぎゅっと握り、もう一度自分の気持ちを確認する
いや、確認するまでもない
最初から決まっていたんだ、ただ……自分に足りなかったのは……

軽く微笑んで一人頷く
その勢いで踵を返し、確かな足取りで部屋に戻っていった。
576アギトの俺:2010/11/29(月) 00:31:56.64 ID:ZfK1PmcT0
とりあえずここまで、途中抜けてすまんかった
まさかあんな事が起こるなんて……

そして書いてるうちにエイラが可愛くてしかたなくなってきたずら
メインヒロインのミーナさんの出番が……
というわけで次回はアラエルぶったおしに行きますオッスオッス
577以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 00:34:02.24 ID:PniEKf1y0
エイラに鞍替えしちゃえばいいんじゃないかな!
578以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 00:35:59.95 ID:yJ3tKED6P
まだ軌道修正きくと思うね!
579以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 00:36:24.23 ID:4Ng4uaNiO
>>576
乙乙
相変わらず面白かった
このスレでのエイラの可愛さは異常だと思う
580以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 00:41:38.16 ID:z5og95vH0
それにしてもこのスレ、嫁論争が起きないよな・・・・。
581以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 00:43:29.18 ID:ZfK1PmcT0
>>577-579
最後まで考えちゃってるから軌道変えられないのよ!

>>580
俺が俺でお前も俺で俺もお前で俺も俺
582以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 00:43:55.54 ID:OYM3iuL10
>>581
真理だな
583以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 00:45:50.16 ID:3/pvfAXW0
乙。

ではオナニー投下します。
584注:最後の方に18禁に近い内容あり。うふふ。:2010/11/29(月) 00:49:37.86 ID:0HHU42mDO
たしか前スレ>>313から
あらすじは>>482

〜俺と巨乳と時々うじゅじゅ〜
<<第6話:う゛ぃるるんのお尻は魅力的>>


ブロロロロロロロロロ


サーニャ「あ…みんな、俺さんが帰ってきたみたい…良かった…。」

宮藤「リーネちゃんや坂本さん達も!良かったぁ〜みんな無事だったんだ!」

ルッキーニ「シャーリーシャーリー!窓の外見てみて!俺が帰ってきたよっ!やったぁーー!」

シャーリー「ははは…見てるよ、ルッキーニ…。(俺…無事で良かった…。)」


シャーリー「ほら…お前たちはみんなを迎えに行ってやりなよ。あたしならもう大丈夫さ。」

宮藤「シャーリーさん、本当に背中大丈夫ですか?」

ルッキーニ「うじゅー、しんぱーい…。」

サーニャ「急に具合が悪くなるかも……。」

シャーリー「大丈夫だって、ほら行った行った。」
585以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 00:50:25.02 ID:/0jKfwr6O
このスレのおかげで明日も頑張れそうだ

支援
586以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 00:51:41.54 ID:0HHU42mDO

ルッキーニ「んー…分かった!」

宮藤「いいの?ルッキーニちゃん。」

ルッキーニ「うん!しばらくシャーリーを一人にさせてあげよ!あたしうるさいかもしれないしー。」

サーニャ「ルッキーニちゃん…。」

ルッキーニ「2人とも行こー!じゃね、シャーリー!」グイッ

宮藤「わわ、ルッキーニちゃん急に手を引っ張って…シャーリーさん具合悪くなったら言って下さいねー!」タタッ

サーニャ「きゃっ…ルッキーニちゃん…シャーリーさんお大事に…。」トテテッ

シャーリー「おー、心配すんなー。」


バタン


シャーリー「…ふぅ、みんなに心配かけちゃったな……。」

シャーリー「…。」
587以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 00:51:52.79 ID:ZvsmRLQb0
  f、ヽ、
  |!-‐== 、-‐: :  ̄ ¨__- 、   _____           ,. ⌒ヽ
   !  /: : : : : : : : : : : :.ヾく二 -‐‐ ¨フ          ./    \
   ∨: : : ://:. ;〃: l: : : :i: : ∧    /        / ______ \
  .〃:/: :〃:.:/ /l: :|ヽ: : l: :|: :.∨ /        / (\  ∞  ノ  \
  //:/!: : lム⊥_{ W_ヾ:ト、l: : :.Yi        /    ヽ、ヽ    /    \
.   l/ |!: :.{ ∨‐    - `メ リ: i :}:リ        (       `ヽ)⌒ノ       )
.   |! |\ir=ミ   ≠=ミ ノ:.从リ           \         ̄       ./
       !::::::: ,   :::::::∠ノュ ノ.            \   N O T I C E ./
        ヽ  ┌ ┐   ,.ィ:ァ<.              \         /
          > 、_ .,.ィ ⊥ォ: : :.Y              \      /
        ____ ノT゙ ̄/::ヽ: : ム               \  /
      〃:::/:::}从/:::::/:::::ヾ: : ゙Y                 `´
      〃-‐ヽノフ∠::_/¨::::;::-‐-Y: :{   作品の製法上、パンツのように見えますが、
    ,{:{::::::/ //:::::::>〃:::::::::::::}: : :)        パンツではありません。
    /::{::::/ //::::/:::〃 ::::::::::::::i : : ゙ヽ,       安心してお楽しみください。
588以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 00:54:12.51 ID:0HHU42mDO

シャーリー「この背中の傷、治るのかなぁ。」

シャーリー(…俺なら……。)

シャーリー「って、なんで俺のことが頭に浮かぶんだよ。」

シャーリー「…そういえば、このベッド、昨日俺が寝てたベッドか……。」

シャーリー(なんか…変な気分だぞ……。)ギュッ

――――――――――――――――――――

【滑走路】

ブウゥゥゥゥゥゥン


エーリカ「とーちゃーく!」

ミーナ「俺さん、立てるかしら?」ニコッ

俺「ええ、ありがとうございます。(う゛ぃるるんこわい)」ガタガタ


宮藤「皆さんお帰りなさい!」

リーネ「ただいま、芳佳ちゃん。」
589以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 00:56:54.57 ID:0HHU42mDO

サーニャ「お帰りなさい…。」

エイラ「サーニャ!もう大丈夫ナノカ?まだ疲れてナイカ?」

サーニャ「大丈夫よ、エイラ…。心配してくれてありがとう。」

エイラ「…!ア…アァ…。まぁ…どういたしましてダナ…。(サーニャがお礼言ってクレタ!笑ってお礼言ってクレタゾ!サーニャが笑って私n(ry。)」

ルッキーニ「うにゃぁー!俺おかえりー!」ダダダッ

俺「おっとっと。」ボフッ

ペリーヌ「ルッキーニさん、俺さんは疲れてますわ。あんまり激しくすると…。」

俺「ふふっ、ペリーヌちゃん心配してくれてありがとう。それと、フランカちゃんただいま。」ポンポン

ペリーヌ「…まあ俺さんがよろしいならいいですけれど。」

ルッキーニ「にひひー。」

坂本「そういえばお前たち、シャーリーは大丈夫なのか?」

宮藤「大丈夫ですよ。みんなを迎えに行ってやれって…。」

バルクホルン「まったく、心配をかけおって、あのリベリアンめ。」
590以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 00:57:43.13 ID:PniEKf1y0
おい。握った手でポンポンするなww
591以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 00:58:15.32 ID:ZfK1PmcT0
支援ぬ
18禁期待
592以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 00:58:35.99 ID:0HHU42mDO

エーリカ「トゥルーデ、シャーリーの背中が血まみれなの見て顔真っ青だったもんねー。」

バルクホルン「な、べ、別に心配などしていな……いや、心配はしているが、決してそういう意味ではなくてだな…。」

エーリカ「あー、もういーよー。わかったよトゥルーデー。」


ミーナ「それじゃあ、皆さんはシャーリーさんのお見舞いに行ってあげて?私は俺さんの処分をどうするか決めてから行くわ。じゃあ俺さん、私の部屋に来てくださいね。」

俺「あはは……はい…。」


エーリカ「ふっふっふっ、ミーナは怖いぞー。」

ルッキーニ「そっかー、俺って命令やぶっちゃったんだもんね。んじゃ、シャーリーには後から来るって言っとくねー!」

サーニャ「俺さん…お気の毒に…。」


俺「あはは…。」
593以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:00:40.92 ID:0HHU42mDO

――――――――――――――――――――

【執務室】


コンコン

ミーナ『どうぞ。』

ガチャッ

俺「失礼…します……。」

バタンッ

ミーナ「そこに座っていいわよ。紅茶は飲めるかしら?」

俺「あ、はい…いただきます…。(やばいこわいネウロイさんよりこわい)」


ミーナ「どうぞ。」カチャッ

俺「あ、ありがとう…。」

ミーナ「まずは命令違反から。」

俺「ええ…。」
594以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:01:38.42 ID:5WxCygexO
う゛ぃるるんと二人っきり
595以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:01:39.65 ID:z5og95vH0
>>590
理論上では手より「ナニ」の方が清潔らしいぞ?
ドアノブとかばい菌だらけの場所を触る手と違って、あまりバイ菌に触れることがないらしいからだそうな・・・。

あれ?・・・これじゃあトイレをした後は手じゃなくて「ナニ」を洗わなきゃいけないんじゃ・・・。

ミーナ「んー、リラックスして聞けばいいのよ?顔が凄く強張ってるわよ?」

俺「ほんと?ありがとうう゛ぃるるん。(いつ見ても良いお尻だぜ)」

ミーナ「…いくらなんでも一気に変わりすぎよ。」

俺「リラックスして良いって言われたしね。」

う゛ぃるるん「もう、それでいいわ。…まず、今回の命令違反の件については目を瞑ってあげます。」

俺「え…いいんですか…?」

ミーナ「俺さんが陸戦用ストライカーで空を移動できるなんて知らなかったことだし…そもそもちゃんと説明すれば許可を出してあげたかもしれないのよ?」

俺「まあ…たしかに……。でもあの時は急いでたものですから…。」

ミーナ「ええ、あなたが助けにいかなかったらシャーリーさんがどうなっていたかも分からない…。」

ミーナ「それにネウロイを全滅させたこと…これらの功績を考慮して、今回は許してあげるわ。」

俺「ありがとうございます。う゛ぃるるんありがとう。」
597以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:09:13.36 ID:0HHU42mDO

う゛ぃるるん「うふふ…あと、陸戦用でも十分なのは分かるけど…航空用ストライカーを使えるようになってもらうわなくちゃ困るの。」

俺「…はい。たしかに俺の戦い方は集団戦には向いていませんからね…レール邪魔ですし。」

俺「陸ならまだしも…空となると、スピードが足りないためにネウロイさんの攻撃を避けれないから、全てシールド頼みですから…シールド割れたら終わりですもんね。」

ミーナ「あら、もうわかってるのね?なら私からは言うことは無いわ。でも…。」

俺「でも?」

ミーナ「…あなたが陸戦用ストライカーを履いた時の、あの力を無くすのは惜しいから……臨機応変に対応してくれると助かるわ。」

俺「うん、わかったよ、う゛ぃるるん。」

う゛ぃるるん「うふふ……あ、あと…あの技の名前のことなんだけど。」ニコニコ

俺「いんけいしきゅういっせんづき。」
598以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:09:30.31 ID:ohO6qipr0
>>595
き、汚いよそんなとこ///
599以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:10:11.70 ID:CGA6sREYO
正直う゛いるるんは言いにくいだろうにwww
何故あえてそのあだ名を選んだwww支援
600以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:13:15.88 ID:e8W6XmHT0
>>595
手を洗う→用を済ませる→手を洗う
これでいいじゃないか
601以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:13:24.36 ID:E547saMV0
>>599
書きにくいし読みにくいけど正直言いやすいぞう゛ぃるるん
602以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:13:50.24 ID:esRE+n1kO
隠型死級一線突き…!

何の問題もないじゃないか!何の問題もないじゃないか!
603>>599えっ。めちゃくちゃ言いやすいんだけど。:2010/11/29(月) 01:14:11.34 ID:0HHU42mDO

ミーナ「その名前はどうにかならないのかしら?…俺さん…真面目そうに見えるのに…。」

俺「…もうバレたなら隠しませんよ…そうですよ…俺、変態ですよ。」

ミーナ「あら…潔いのね…。」

俺「バレたのなんて初めてですよ…。でも一つだけ言っておいていいですか…?誤解を招かないためにも。」

ミーナ「ええ。」

俺「俺はかなりの妄想癖がありますけど……実際に手を出したり、女の子ならなりふり構わず…とかではないので…それだけは安心して下さい…。」

俺「ここにいる美少女11人に手は出しません。」

ミーナ「…美少女って……。(私も入ってるのね…。)」

俺「あと…これからはあんな技名を言わないようにしますから…ここにいさせて下さい…。(もっと美少女達と触れ合いたいよ……。美少女たちの使用物をペロペロしたいよ…。)」

ミーナ「…ふふっ、もういいわよ。それにあなたも男の子なんだものね、ウィッチは女の子だらけだものね…そういう感情を抱くのは仕方ないわ。」
604以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:16:49.39 ID:ohO6qipr0
社交辞令だよB
605以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:18:00.19 ID:wowHji/JP
屋上
606以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:19:00.04 ID:Q9PLFtFEO
>>604は犠牲になりました
607以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:19:12.77 ID:OYM3iuL10
正直美少女は10人
608以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:19:16.54 ID:0HHU42mDO

ミーナ「それに…戦闘中、ああいう事を言わないように気をつければどうにかなりそうだし…。普段は普通だもの。」

ミーナ「俺さん、変態かもしれないけど…根は真面目で純粋な人だと思うし。みんなには内緒にしてあげるから…改善するように努力してね?」

俺「…う、うっ、……はいっ…頑張りますっ…ぐすっ。(う゛ぃるるんマジ天使…ペロペロペロペロ。)」


ミーナ「あ…あと…あとね…?」

俺「うん…何かな?」

ミーナ「無線で言ってた『お尻に敷かれたい』…なんだけど…。」

俺「あ……ははは…。」


う゛ぃるるん「わ、私のお尻…お、男の人から見て…み、み、魅力的かしら…?」もじもじ

俺「えっ。」

う゛ぃるるん「///」もじもじ

俺「…。(どうしてこうなった)」
609以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:19:17.95 ID:z5og95vH0
>>600
おまえ頭いいなwww

610以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:21:16.60 ID:WNfPU7Im0
>>546
すまぬ・・・すまぬ・・・
リーネちゃんもすきだけど、ただ毎日ジンジャーティー飲むのはきついな

支援なんだよ!
611以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:22:05.57 ID:e8W6XmHT0
だめだこのう゛ぃるるん・・・
612以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:24:26.67 ID:5WxCygexO
う゛ぃるるんにぶっかけたい
613>>604 屋上。突き落としてやるよ。:2010/11/29(月) 01:24:52.42 ID:0HHU42mDO

う゛ぃるるん「ねぇ…どうなの…?」

俺「あ、ああ…そりゃあもう…。あの…正直に言っていいですか…?」

う゛ぃるるん「うん…。」

俺「はい、めちゃくちゃ魅力的です。もうそれはそれはしゃぶりつきたくなるくらいに。プリプリッとして弾力があり、なおかつ程よい柔らかさも兼ね備えているであろう最高のお尻とお見受けします。
さらにその大きさ。う゛ぃるるん自身は大きさを気にしていそうな感じがしますけど、んもう全然気にしなくてオッケーです。う゛ぃるるんぐらいのお尻の大きさが男の好む一番のお尻ですよ。
正直今まで会ってきたウィッチの中でもトップクラスのお尻です。こんなにも両手で鷲掴んで揉みしだきたくなるお尻、なかなかありませんよ。
お尻に敷かれたいというのは本心です。四つん這いになって背中でう゛ぃるるんのお尻を支える座椅子になりたい。いや、正直に言いますとそのお尻で俺の顔を押し潰してほしいです…って、それはクンニしろオラァァァァになるから駄目だと思いますけど。
もうなんですか、男ならそのお尻でイチコロですよ。ズボンからはみ出た部分の柔らかそうなお肉が男をムラムラさせっぱなしのなんの。ぐりぐりコネ回したい舌でベトベトになるまで舐めまわしたい。
ほんと、う゛ぃるるんと結婚する人が羨ましいです。そのお尻で尻ズリできるとか…俺はう゛ぃるるんの夫の息子になりたい。性行為する時にその肉厚なお尻が音をたてながら揺れるとか…想像するだけで俺の息子が爆発しちゃいます。
あとう゛ぃるるんはお尻だけでなく太もももなかなかのもn
614以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:26:05.38 ID:E547saMV0
はい。僕も>>613と同じ気持ちです。
615以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:26:41.11 ID:OYM3iuL10
いつかのマルセイユ妹妄想を思い出した
616以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:27:53.48 ID:/0jKfwr6O
ホットミルク吹いちまった
617以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:28:10.99 ID:A1kJisDmO
流石の変態っぷり
618以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:29:00.07 ID:e8W6XmHT0
さすが卿だぜ・・・

う゛ぃるるん「わ、わ、わかったわ。よーくわかったから…あ、あんまり言われると恥ずかしいから…///」

俺「とにかく、自信持っていいよう゛ぃるるん。」

う゛ぃるるん「…ありがとう。私の周り…私より若い子が多いし、みんな可愛いから…少し気にしちゃってただけかも…。」

俺「え、う゛ぃるるんも美人さんだよ。というか美少女だよ。それにう゛ぃるるん、服少し小さめの着てるから目立たないけど胸もなかなかのものだと思うから自信持っていいよ。」

う゛ぃるるん「うふふ…変態…。」

俺「変態で何が悪い。」

う゛ぃるるん「ふふっ…もうその素の状態でみんなとも接したら?」

俺「いや、それはハードル高いです。(う゛ぃるるんしか許してくれないと思うの)」

う゛ぃるるん「そうかしら…。あ、そうだわ。」

俺「なんですか?」

う゛ぃるるん「そこに四つん這いになってみて?」

俺「えっ。」
620以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:30:12.56 ID:A1kJisDmO
またまたご冗談を
621以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:31:15.66 ID:5WxCygexO
番外編でう゛ぃるるん√書いて欲しいぞ
622以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:31:20.85 ID:Q9PLFtFEO
俺も尻に敷かれたい
623以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:31:51.41 ID:+QGjT21X0
やべぇ。ミーナさん大好きだけどここまで俺に突き抜けさせるのは無理だ
624以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:32:47.32 ID:yJ3tKED6P
ネウロイを圧殺する程度の尻が魅力的でないはずがない
625しかもまだ6話半分もイってない。:2010/11/29(月) 01:33:44.93 ID:0HHU42mDO

う゛ぃるるん「やっぱり無罪放免は優しすぎるから…罰を与えるのよ。」

俺「はぁ…こうですか?」

う゛ぃるるん「ええ、そんな感じ……そのまま……えいっ。」ストン


う゛ぃるるんは…俺の背中に腰かける。


俺「あ、あのー。(え?お?は?え?なにこれ?俺天国イけるの?ついに死ぬの?)」

う゛ぃるるん「あら、どうしたのかしら。これは罰よ?(俺さんったら…いじりがいがあるわね…)」

俺「その、う゛ぃるるん…。」

う゛ぃるるん「これがお望みだったんでしょ?ねぇ俺さん、正直になりなさい?ほら…本音を言いなさい?(やだ私…何かに目覚めそう…)」

俺「…。」プルプル

う゛ぃるるん「言わないとみんなに…あなたが変態だってバラしちゃうわよ?それと…正直になったらお尻でぐりぐりしてあげる…。」

俺「う、う、う、うわぁぁぁァァァァ!う゛ぃるるんのお尻が!ふにふにのう゛ぃるるんのお尻がぁ!俺の背中に当たってるよぉぉ!ああああ、気持ち良いよぉ…気持ち良いよぉ!」
626以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:35:12.40 ID:esRE+n1kO
何かこの俺首輪とか似合いそうだな
627以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:38:03.40 ID:0HHU42mDO

う゛ぃるるん「あらあら…私のお尻に敷かれて喜ぶなんて…変態。そんな変態にはさらに罰を与えるわ。(これじゃ私も変態じゃない…)」

ぐりぐり

俺「お…あ……が…お尻の感触が…重みが……あ…う゛ぃるるんのお尻が擦れて……お…。」

う゛ぃるるん「どうしようもない変態さんね。変態変態変態♪(やだ…楽しい…。)」

俺「あああああああああああああ!!」

―――――――――5分後―――――――――


ミーナ「俺さん…大丈夫?」

俺「おっ…ご…が…あ…は…。(幸せすぎて死ぬ…。)」びくんっびくんっ

ミーナ「うふふ…私が秘密を握った以上…俺さんは私に従ってもらうわよ…?これからは勝手に出撃しちゃダメよ?」

俺「はい…。う゛ぃるるん…あの…。」

う゛ぃるるん「なにかしら?」
628以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:38:40.22 ID:A1kJisDmO
いくら俺でもコレは…コレは………ちょっと壁殴ってくる
629以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:38:49.11 ID:z5og95vH0
>>626
綺麗な腕輪に白と黒のツートンカラーの車の方が似合っているだろwwwww
630以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:39:19.13 ID:PniEKf1y0
BBAが目覚めてしまった・・・
631以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:40:02.67 ID:+QGjT21X0
>>629
ジャケットが似合いそうだよな
頭にかぶせんの
632>>631なんかのキャラ?:2010/11/29(月) 01:42:18.80 ID:0HHU42mDO

俺「どうもありがとうございました。」

う゛ぃるるん「うふふ…どういたしまして。…さて、罰も与えたことですし…シャーリーさんのお見舞いに行ってあげてちょうだい。」

俺「う゛ぃるるんはお見舞いにこないの?」

う゛ぃるるん「後で行くわ。それに…俺さんだけの方がシャーリーさんは喜ぶと思うの。」

俺「そうですかねー。わかりました、では。」

ミーナ「ええ、変態さん。」

俺「ははは…勘弁して下さいよ…。」


バタンッ


ミーナ「…。」

ミーナ「私…なんか凄いことしてたわね…。」

ミーナ「…お尻…魅力的……。」チラッ

う゛ぃるるん「うふふ。(私もまだまだいけるわね…俺さん曰わく、美少女なんだから…。)」
633以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:43:32.55 ID:+QGjT21X0
いや単に逮捕者の護送中って顔隠すために上着かぶせるじゃん
634以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:43:57.04 ID:sx85rU8k0
>>632
腕輪→金属製
ツートンの車→上に赤色灯
ジャケット→頭に

後は分かるな
635以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:44:23.59 ID:xtucwHYZ0
タイ━━━━||Φ|(|゚|∀|゚|)|Φ||━━━━ホ!!!!
636以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:45:23.73 ID:z5og95vH0
>>631
そして、美少女の代わりに強そうなおじさんが手を引いてくれるんだろ?w
637以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:45:29.99 ID:A1kJisDmO
お前らなぁw
638以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:46:53.36 ID:0HHU42mDO

――――――――――――――――――――

【病室】

コンコンッ

「誰だー?」

ガチャッ

俺「俺だよ、シャーリーちゃん。」

シャーリー「…あ…俺…。そこに座っていいよ。」

俺「ん、よいしょっと…。ところでみんなは?(シャーリーちゃん薄着……おっぱお…。)」

シャーリー「ああ、さっきまで見舞いにきてくれてたよ。」

俺「そっか…。…背中の傷は大丈夫?」

シャーリー「あぁ、まあ大丈夫さ。宮藤のおかげで血も止まったしさ。傷跡は消えるかわからないけどね。」

俺「…ごめんね、最初から俺も出撃していれば……。(おにゃのこが傷付くのはツラい…。)」

シャーリー「あっはっは、別に俺が悪い訳じゃないから謝らないでくれよ。」

俺「…もし治らなくって……アレなら…俺が責任取るからさ。」

シャーリー「…あ、あたしはそこまで言ってないぞ。お前、結構恥ずかしいこと言うんだな…。(ちょっとドキドキしたぞ…。)」
639以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:49:10.39 ID:0WP/I7dDP
んでその後同室のごついおっさんに良いケツしてんのぉ
とか言われて同じ布団で寝るのか……

シャーリー「あ…そ、そういえば…さっきは助けてくれてありがとな。あたしもう死ぬかと思ったよ…。」

俺「ああ、どういたしまして。」

シャーリー「あ、あのさ…。」

俺「ん?どうしたんだい?」

シャーリー「結構……カッコ良かったぞ……?」

俺「…。(やだ…こんなの言われたの初めて…。息子がうずいちゃう…。)」

シャーリー「な、なんだよ…何とか言ってくれよ……恥ずかしいだろ…。」

俺「あは…は……ありがとう。女の子に面と向かってそういうこと言われたの初めてかも…。」

シャーリー「ま、まあいいや。…それにしても、面白いもんだなぁ。」

俺「ん?」

シャーリー「だってさ、昨日は俺がここに寝てて、あたしとルッキーニが看病してたのに…今日はまったく逆の立場だなんて。」

俺「そういえばそうだね……あ、いいこと考えた。」

シャーリー「どうした?」
641以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:52:38.22 ID:/0jKfwr6O
ふぅ
642以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:54:17.34 ID:z5og95vH0
>>639
なにその変態矯正ブートキャンプwwww

昔、友人がケツの穴に電池入れて遊んでたら抜けなくなっちまった事があったなw、単1な。
643以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:55:05.24 ID:CJnSxF5I0
>>642
それ遊びじゃないぞ
644以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:55:40.65 ID:e8W6XmHT0
ここからまさかの濃厚なホモ展開に
645以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:55:51.66 ID:esRE+n1kO
犯人は「俺のマグナムからの白濁液で、黒いネウロイちゃん達を俺色に染めてあげるよ!」、「着床完了。」などと意味不明な供述を繰り返しており、警察では変態鑑定も視野に入れ捜査しています
646以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:56:09.76 ID:E547saMV0
さっきのお尻プレイが今までこのスレに投下されたどんなエロよりも興奮した件について
647以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:56:28.91 ID:5WxCygexO
ウィヒ
648>>641いまさらう゛ぃるるんでヌいたのか。:2010/11/29(月) 01:56:52.65 ID:0HHU42mDO

俺「リンゴ剥いてあげる。」

シャーリー「え、おい…それって。」

俺「〜♪」ショリショリ

シャーリー「まさか…。」

俺「そのまさかさ。ほら、あーん。」

シャーリー「う、これは…恥ずかしい…。」

俺「昨日のお返しだー。ほらほら、あーん。」

シャーリー「…わ、わかったよ。あ、あーん。」

ぱくっ…もぐもぐ…

俺「どう?(シャーリーちゃんの口の中…気持ち良さそうだなぁ…いいなぁ、リンゴさん。)」

シャーリー「ああ、おいしいよ…。ありがと…。(俺…優しいな…。)」

俺「ほら、もう一個。あーん。」

シャーリー「あーん。」

俺「…。」ピタッ

シャーリー「ん、どうしたんだ?」
649以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 01:57:09.37 ID:z5og95vH0
>>643
突っ込むところが違うwww正論だけどなwww
650>>645俺はナニをして捕まったんだ…:2010/11/29(月) 01:59:46.60 ID:0HHU42mDO

俺「いや、昨日と同じなら芳ちゃん達が入ってくると思って…。」

シャーリー「ぷっ…あははっ、そう何度も入ってこないよ。ほら、そんなことより……あーん。」

俺「ふふっ、そうだね。あーん。」


――――病室の扉の向こう側では―――――


コソコソ


宮藤「わわ…びっくりした…。ばれちゃったかと…。」

エーリカ「ひゃー、俺もなかなかやるねー。いいなー。」

リーネ「あ、あわわ、またあーんって…。出会って2日目だなんて思えないよぉ…。(しかも責任だなんて…あわわ…)」

ルッキーニ「いひひー、シャーリー楽しそう〜♪」

もっさん「わっはっはっ。魔眼べんり。わっはっはっ。魔眼べんり。わっはっはっ。」

ペリーヌ「しょ、小佐…何かいつもと違うような気がしますの…。」
651>>646ちなみに今回、最後にもえっちぃのあるよ!:2010/11/29(月) 02:02:04.28 ID:0HHU42mDO

サーニャ「ふふっ…二人とも楽しそうだね…エイラ。」

エイラ「ア、アァ…ソウダナ…。(ワ、ワタシもサーニャとあんなコトしてみたいゾ…。)」

バルクホルン「リ、リベリアンめ…軍隊内でこんなことをしおって…。け、けしからん…。」



ミーナ「皆さん何してるのかしら?」

エーリカ「げっ、ミーナ…。」

リーネ「あわあわ…これは、その…。」

ミーナ「まったく…あなた達は…。」

宮藤「ご、ごめんなさい。(あれ…怒られると思ったのに。)」

バルクホルン「そ、そういえばミーナ、俺の処分はどうなったんだ?」

ミーナ「俺さんには…少しキツい罰を与えたの。もう勝手に出撃したりはしないと思うわよ?じゃあみんな、盗み聞きはほどほどにね。」ニコニコ

ルッキーニ「う、うじゅー、こわいー。」

ペリーヌ「一体何を…。」

エイラ「アノ笑い方は普通じゃないゾ…。」
652以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 02:06:16.48 ID:/0jKfwr6O
込み上げる欲に背を向けようとしたけど耐えられなかった。
支援
653>>652う゛ぃるるん「変態…。」:2010/11/29(月) 02:09:05.30 ID:0HHU42mDO

――――――――――――――――――――

シャーリー「なあ俺、そういえばどうやって助けに来たんだ?陸用だろ、あれ。」

俺「ああ、固有魔法で射出機を作ったのさ。魔力をエネルギー源にする射出機をね。」

シャーリー「へー、そんなことまで出来ちゃうのか…。…待てよ…もしかして凄いスピードじゃないのか?それ。」

俺「ああ…音速ぐらいなら超えちゃうよ。」

シャーリー「す…すごいな…。そのうち私にも使わせてくれないか。」

俺「うん、構わないよ。」

シャーリー「それと、陸戦用ストライカーで高速スピード出すやつ、あれも見せてくれよな。」

俺「まあほとんど種明かししちゃってるけどね、前の話で。」

シャーリー「ああ、でも実際に見てみたいんだよなー。」

俺「ふふっ…なら早く良くならなきゃね。」

シャーリー「あー、見たいなぁ、もう。早く動きたいなぁ…。おれー、どうにかしてくれよー。もう傷は大丈夫だってー。」
654以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 02:09:56.75 ID:7kR6mBRt0
もっさん…
655>>654もっさんは犠牲となったのだ…:2010/11/29(月) 02:13:11.12 ID:0HHU42mDO

俺「こらこら、安静にしてなきゃダメだよ。(ダダこねるシャーリーちゃん可愛い。)」

シャーリー「むむ…。俺は首折ってもすぐに動きまわってたくせにー。どう考えても首折った方が重傷だってのに。」

俺「俺は丈夫に出来てるのさ。(シャーリーちゃんも毎日オナニーすれば丈夫になるよ。)」

シャーリー「なんか負けた気分だなー。まあバイクのスピードじゃ勝ってるからいいけどな。」ニヤニヤ

俺「む…今の俺なら190マイルは出せるかもしれないよ?前の記録は抜かれたけど今なら…。」

シャーリー「おー、やる気か?」ガバッ

俺「こらこら。」トン

シャーリー「おわっと。」ボフッ

俺「安静にしなきゃダメだよ。あんまり熱くなると体に悪いよ。」

シャーリー「なんだよ、俺だって190マイル出せるとか言って…少し熱くなってたじゃないか。」

俺「…まあ、たしかに。」

シャーリー「…。」ジトー

俺「…あぁ…分かったよ、俺が悪かった。(そのジト目だけで射精しそう。)」
656以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 02:14:55.29 ID:A1kJisDmO
もっさんェ…
657以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 02:17:04.08 ID:/0jKfwr6O
やべえ・・・何か開花しそうでやべえ・・・
支援
658美緒たんって話に入れにくいよね。:2010/11/29(月) 02:17:13.06 ID:0HHU42mDO

シャーリー「………ぷっ。」

俺「な、なんだい?」

シャーリー「お前さ、女の子に弱いって言われないか?」ニヤニヤ

俺「まあ…弱いというか…甘いとは言われるかな。な、なんでそんなこと…。」

シャーリー「あははっ、いやぁ、まさかあんなに簡単に謝るなんて思わなかったからさ。」

俺「いや、でも俺が悪かったって思ってるよ?」

シャーリー「ほんとかー?まあでも、あたしも挑発してごめんな。」

俺「うん。また今度競争しようじゃないか。」

シャーリー「そうだな。」


シャーリー「あ…あの、話は変わるんだけど……あのさ、俺……。」

俺「ん?どうしたの?」

シャーリー「俺って彼女とか…いるのか?」

俺「残念ながらいないんだなぁ…。ある程度フラグは建ててきたとは思うんだけど…。(まあ会ってきたウィッチほとんどだけどな。ウィルマちゃんとハルカたんが無理だった。)」
659以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 02:20:14.54 ID:A1kJisDmO
俺を鍛える先生役とかなら…うん…
660ヤバい、長い、しにたい。:2010/11/29(月) 02:21:08.39 ID:0HHU42mDO

シャーリー「フラグ?」

俺「あ、いや、こっちの話…。シャーリーちゃんはどうなの?」

シャーリー「え、えっ、あたしか…あたしもいないぞ。」

俺「俺はともかくシャーリーちゃんは心配しなくてもいいんじゃないかな。きっと良い人が見つかると思うよ。」

シャーリー「い、いや…別にそういう訳じゃなくてさ…。そ…その…さっき責任とるとか言ったよな…?じゃあ…。」

シャーリー「あたしの傷…治るかどうかわからないからさ……その…。」

俺「ああ、その傷が原因でシャーリーちゃんにもしものことがあったら…責任取るからさ、俺は彼女とかは作らないよ。」

シャーリー「…んなっ…いや、そこまで言ってる訳じゃあ…。」

俺「まあシャーリーちゃんに限ってそんなことはないだろうけどねっ。きっと良い人が見つかるよ。俺なんかじゃシャーリーちゃんと釣り合わないしね。」

シャーリー「…いや、あたしは…俺は良い人だと思うぞ…?」

俺「そうかなぁ…お世辞でも嬉しいよ。ありがとう。」

シャーリー「…うん…ちょっとは期待して待ってるからな…?」
661以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 02:25:45.85 ID:5WxCygexO
誰だよ壁吹っ飛ばした奴

―――――またまた扉の向こうでは―――――

宮藤「リーネちゃん、こ…これってほとんど、こ、こ、婚約じゃない///?」

リーネ「え、あ…はう……。」プシュー

宮藤「リ、リーネちゃん!?(ガバッ)あわわ、私リーネちゃんを運ぶから。皆さん、お、お先にー!」ズルズル

エーリカ「うわわ…聞いてるこっちが恥ずかしいよ///…わ、私も戻ろーっと///。」タタタッ

ルッキーニ「わぁーい!シャーリーと俺が仲良し〜♪(計画通り…)」ニヤッ

もっさん「わっはっはっ。魔眼べんり。わっは…っはっ。魔…眼べん…り。わっはっ……。」

ペリーヌ「ひぃー///、シャーリーさん…なんて大胆なんですの///?しょ、少佐、わたくし達もここから離れましょう///!」タッタッタッ

サーニャ「シャーリーさん嬉しそう…私もいつか……///。」

エイラ「ンナッ///!?さ、さ、サーニャ…サーニャァァァァァァァァァァ!」

サーニャ「きゃっ…ど、どうしたの?エイラ…。」

エイラ「あ、ワ、ごめんナ、サーニャ。その…わたしタチも戻らないカ…?」

サーニャ「うん…。(シャーリーさんいいな…///)」
663以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 02:26:20.74 ID:uDaVqTKQ0
ロックマンXが蹴り飛ばしたんじゃない?
664以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 02:29:25.84 ID:A1kJisDmO
>>662
何の訓練なんですかやだー!

あともっさん……
665以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 02:30:48.28 ID:sx85rU8k0
音速で壁が吹き飛んだ
666みんなよくこんな深夜に起きてられるな…。:2010/11/29(月) 02:31:02.93 ID:0HHU42mDO

ゲルるん「…リ、リベリアンが……け、結婚………?リベリアンが…?男…俺と…け、結婚……///?」

ルッキーニ「ねぇー、さすがに早合点しすぎー!」

ゲルるん「結こ…ん?あ、ああ、ルッキーニか…、そ、そうだな…まだ決まった訳ではないな。それに男なんていつ女を裏切るかわからないしな……。」

ルッキーニ「…あ、やばっ……バルクホルンー、俺が出てくるよ!?逃げよっ!?」グイッグイッ

バルクホルン「むっ…わ、わかった。(リベリアンを泣かしたらただじゃすまないぞ、俺…。もし泣かしたら…お前の首を再びへし折ってやる…。)」タッタッタッタッ







ミーナ(シャーリーさんが結婚…?俺さんと……?)
667以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 02:33:18.66 ID:A1kJisDmO
今日は風邪気味だったから昼間ずっと寝てましたから(キリッ
668以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 02:34:55.17 ID:DlLRoVtp0
昨日17時間寝たしな・・・

――――――――――――――――――――

俺「まったく…みんなバレバレだぞ…。」

シャーリー「ははは…しかも勘違いされてるぞ。(婚約かぁ…)」

俺「…じゃあ、安静にするんだよ。(なんかシャーリーちゃんといると邪念があんまり…なんでだろ…。)」

シャーリー「ああ、見舞いに来てくれてありがとな。早く良くなって一緒にバイク乗りたいなぁ。」

俺「うん、最速はどちらかっ…てね。じゃあまた。」

シャーリー「ん、またな。」

バタンッ

――――――――数分後――――――――

コンコンッ

「誰だー?」

ガチャッ


ミーナ「シャーリーさん、私よ。」

シャーリー「あ、ミーナ中佐。」
670以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 02:38:18.88 ID:5WxCygexO
病んでれう゛ぃるるん
671以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 02:40:09.95 ID:A1kJisDmO
別に一日二日投下しなくても悪くないからゆっくり書いてても良いのよ?
672以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 02:41:14.53 ID:DlLRoVtp0
そんな二次元に生活を懸けるような生き方

嫌いじゃないぜ?
673以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 02:41:15.31 ID:sx85rU8k0
俺なんか週一ダシナ
しかも短い
674>>671うん…。しかも…センターあるし。:2010/11/29(月) 02:42:23.32 ID:0HHU42mDO

ミーナ「体は…傷は大丈夫?」

シャーリー「ああ、大丈夫みたいだよ。割とすぐに復帰できそうなんだ。」

ミーナ「そう…無茶はダメよ?」

シャーリー「あっはっは、ミーナ中佐も心配性だなぁ…。」

ミーナ「当たり前よ…私達は家族みたいなものだもの…。」

シャーリー「そうだよなぁ。あ、ミーナ中佐、お見舞いに来てくれてありがとう。お礼言ってなかったや。」

ミーナ「うふふ…いいのよ、お礼なんて。あ…そうそう…。」

シャーリー「ん?」

ミーナ「さっきトゥルーデが言ってたんだけど…。」

シャーリー「バルクホルンが?何言ってたんだー?」


ミーナ「シャーリーさん、俺さんと結婚するの?」

シャーリー「ぶっ!?…そ、それはみんなの勘違いだって!」ケホッケホッ

ミーナ「あっ、シャーリーさん咳、大丈夫!?ほら…お水…。」

シャーリー「うぇー、びっくりさせないでくれよミーナ中佐。」ごくごく
675以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 02:42:44.79 ID:LjUzrKtXO
わっはっは、俺なんて構成決める所から進んでいない!

なんかやるついでに考えるとか気楽にやればいいさ
676以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 02:43:17.35 ID:yJ3tKED6P
最初週刊ペース目指してていつの間にか月刊ペースになってる俺みたいなのもいるからキニシナイ!!
677以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 02:43:34.25 ID:A1kJisDmO
>>674
SSよりそっち優先しとけバカwwww
678>>670ところがどっこい:2010/11/29(月) 02:46:04.24 ID:0HHU42mDO

ミーナ「それで…違うの?」

シャーリー「違うって。まったく、バルクホルンは免疫がなさそうだもんなー、こういうことに。」

ミーナ「トゥルーデの思い込みなの?」

シャーリー「そうそう、あいつの思い込みさ。(あ…でも…。)」

う゛ぃるるん「…。(これは恋する乙女の予感!)」ピキィン

シャーリー「み、ミーナ中佐ー?」

ミーナ「婚約とかは勘違いかもしれないけど…。うふふ…シャーリーさん、俺さんに少し惚れちゃってる?」

シャーリー「えっ、な、何を…。」

ミーナ「…俺さんの話をしてる時のシャーリーさん…楽しそうだもの。(この反応は…)」

シャーリー「…そ、そうかな…。」

ミーナ「ええ、それと…最初に会った時から気があってそうな感じがしたし…。(やはり…)」

シャーリー「ま、まぁ、悪いやつじゃなさそうだなーとは思ってたけど…。」
679>>677数学のやり方教えr…教えてください:2010/11/29(月) 02:50:24.47 ID:0HHU42mDO

う゛ぃるるん「それで…俺さんに助けられちゃって優しく抱きとめられて…優しく看病されちゃって…結婚まがいのこと言われちゃって…。」きゃぴきゃぴ

シャーリー「うわわっ、あ、あんまり言わないでくれよ…///。」

ミーナ「うふふ…シャーリーさん顔真っ赤…。…可愛い……///。」じーっ

シャーリー「や、やめてくれよミーナ中佐ぁー///。」

ミーナ「うふふっ、シャーリーさん…こっち見て?」

シャーリー「うぅ///。」

う゛ぃるるん「…きっと大丈夫よ、シャーリーさんなら。私も応援してあげるから…頑張ってね♪」ニコッ

シャーリー「あ…あぁ…///。」

う゛ぃるるん「うふふ…じゃ、早く良くなってねっ。」くるっ

シャーリー「あ、ミーナ中佐…。」

バタンッ

シャーリー「ミーナ中佐…あ、あたしは…。」
680もうすぐ終わるよ!:2010/11/29(月) 02:54:04.46 ID:0HHU42mDO
――――――――――――――――――――

【ミーナ】

…シャーリーさんの照れ顔、女の子の私でも惚れ惚れしちゃうぐらい可愛いかったわ…。

恋する女の子は強いのよ、シャーリーさん…頑張ってちょうだい。

…私も何か手伝ってあげようかしら…。

…それより……。

俺さんの変態がバレた時が楽しみね…うふふ…♪

【シャーリー】

…。

…。

…。

俺のことが頭から離れない…。

あたしってコロッとやられちゃうタイプなのかなぁ…。

ミーナ中佐のせいで余計……。

責任…かぁ…。むぅ…///。
681以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 02:54:41.80 ID:/0jKfwr6O
しえーん
682以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 02:54:46.81 ID:A1kJisDmO
クソッ、何でこんな変態に…

>>679
とりあえずわからん辺りの基礎からしっかりやれば良いと思うの

【俺】

パンッパンッ


はぁっはぁっ

や、やめ…あんまり激しいと……あの人が起きて…!

あの人ってのは夫のことかい?ウィルマちゃん…。

ほ、他に誰が…んっ…あっ…。

あんな50代のおっさんがウィルマちゃんの夫だなんてなぁ…ウィルマちゃん勿体無いぜ。

や、やめっ…!んっ……あの人を悪く言うのは…!

おっと、あんまり大きい声出すと…最愛の夫が起きちまうぜ?

うっ…くっ………んあっ…。

50代のなんかより若い男のチンコの方がいいだろ?ウィルマちゃん?

そ…そんなこと……うくっ…。
684以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 02:59:52.13 ID:sx85rU8k0
シャーリー一番好きなのにそのせいでいまだにシャーリー√を書ききれてない俺はチキンか
そうか、そうなのか
685さんじです。おやつのじかんです。:2010/11/29(月) 03:01:15.54 ID:0HHU42mDO

でもここは正直みたいだな…。

や、やぁっ……っは…。

いやぁ、泣かせるねぇ…夫のために。

んくっ…お前が……。

ははは、そうだったな。ウィルマちゃんが俺と寝ないと…夫さんを殺すって脅したっけ…。

…このっ……最低野郎っ…んあっ。

ウィルマちゃんの夫は将校だからな…少なからず恨み抱いてるやつはいるんだよ…。

……必ずっ……お前と…んあっ…その仲間たちを……あっ…。

へへ、まあ頑張りな。…っと、もう出すぜ…。

……へっ?あ、いやぁ!やめて!お、お願い!言うこと聞くから!中は…中だけは…!

おー、そうか。なら言うこと聞いてもらおうか。

…ぐすっ……うっ…。
686以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 03:01:27.42 ID:CJnSxF5I0
あ、自虐風自慢はいいです^^;
687以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 03:01:43.39 ID:A1kJisDmO
ふぅ…

>>683
オナニーって、溜めてからやると凄いらしいよ?
688以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 03:03:37.75 ID:WNfPU7Im0
なんかもういろいろとすげぇなwww

俺もセンターうけるけど
支援!

若い男の人のオチンポ気持ち良いですって言ってみろよ…。

…えっ……そ、そんなこと……。

あー、そう?なら中に出すけど!(パンッパンッ)

…ひっ?……わ、わかった!わかったから!……お願い……。

ほら、早く言えよ。(パンッパンッ)

わ…うっ……ひっく……

……わ、若い男の人のオチンポ気持ち良いですっ……うぐっ…ひっく…言ったから…早く…

ドクンッ

…へっ?

あ、遅かったね。あと数秒早ければ抜けたのに。

ドクンッドクンッドクンッドクンッ

…あ、え?……い、いやあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!?う…うそ…うそ…こ、こんなの…あ…あ…。
690なんか眠気がどっかいっちゃった。:2010/11/29(月) 03:06:08.91 ID:0HHU42mDO

ヌチュンッ

っと…ふぅ、すごく気持ち良かったぜウィルマちゃん。正直、何回でもやりてぇな。ま、今は時間もないし…じゃあまた今度な。

…あ…あ………ひっ…うっ…。

……あなた…ごめ…ひっく……うえっ…………ん……ごめんなさい…ごめんなさい…あなた…うっ…あっ…。



俺「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」

ドクンッドクンッドクンッドクンッドクンッドクンッドクンッドクンッ

俺「おぉ…。」

ドクンッ…ドクンッ…

俺「やっべ…今までのオナニーでTOP3に入るぞ、この量は…。」

俺「やっぱりたまには固有魔法使わずに想像だけでオナニーするのもいいな。」
691以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 03:07:52.47 ID:/0jKfwr6O
あるある
692以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 03:07:58.68 ID:0HHU42mDO

俺「ん?ウィルマちゃんだけでこれってことは…

リーネちゃんを人質にウィルマちゃん脅して……リーネちゃんはウィルマちゃんを人質にして脅して……

お互いを守ろうとして自分の体を差し出したのに、後になってお互い精液にまみれた姿でご対面ってな感じで絶望させて…

そのあと姉妹丼レイプしたら…


今までのオナニーライフで最高の射精量になるんじゃないか…?」
693以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 03:09:18.60 ID:E547saMV0
ものすごい事を思いついてしまっている……
てかそんな案あるなら書けばいいのにwww
694以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 03:10:03.51 ID:A1kJisDmO
駄目だこの俺…早く何とかしないと…
695以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 03:10:20.35 ID:0HHU42mDO

…。


俺「やっぱり純愛がいいと思う…。女の子が可哀想だよ…。俺…なんてことを…。美少女を傷つけた…死にたい…。」



<<恋のキューピット、マジカルう゛ぃるるん&ルッキーニちゃん。シャーリーちゃんの好意に反してオナニーに走る俺。幾多の思いは交差して新たn(ry>>


第7話に続く→
696以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 03:14:38.36 ID:yJ3tKED6P
乙乙
なんて将来性有望(タイーホ的な意味で)な高校生なんだ
ちゃんと勉強してくれよwww

というわけで今日の19:00に予約入れておきますね
残りの30レスほどはその時に
697以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 03:14:38.94 ID:0HHU42mDO
以上で〜俺と巨乳と時々うじゅじゅ〜6話終了です。
オナニー読んでくれてありがとう。

次回予告

陸戦用ストライカー御披露目。
体長5mを超す蚊。
エイラ狂乱。
エイラ困惑。
エイラ和解。
エイラと同盟。

あと投下ペース落ちる。おやすみなの。
698以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 03:16:02.46 ID:A1kJisDmO
乙乙
相変わらずいい変態っぷりだ

センター頑張れ、お休み
699以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 03:16:33.60 ID:E547saMV0
700以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 03:16:57.77 ID:/0jKfwr6O
乙!
おやすみ
701以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 03:28:51.86 ID:3/pvfAXW0
ペリーヌペロペロ
702以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 03:37:03.84 ID:SaI9xZ3X0
これが十代の妄想力か…
703以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 04:01:35.97 ID:xvVbhoeCO
やっと追い付いた
704以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 04:30:34.63 ID:3hvulWvZ0
さーて…無名で弩級マイナーな俺が誰もいない間に
チキンダイブするよ
…流石にこの時間…よな?
705以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 04:31:25.46 ID:CJnSxF5I0
チラリ
706以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 04:33:31.62 ID:sx85rU8k0
チラリ
707以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 04:36:47.11 ID:WNfPU7Im0
チラリ
708ひみつの文字列さん:2024/08/15(木) 04:08:36 ID:MarkedRes
日本国またはアメリカ合衆国、もしくはその両方の著作権法に触れる内容であると疑われることから表示できません。
709以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 04:38:44.26 ID:sx85rU8k0
レイバーktkr
―― 第501統合戦闘航空団基地 食堂――

俺「ったく…まさかここで『バビロンプロジェクト』の遺産を試験するとはな〜…どうなるとやら」

俺「だけど…もし、もしあの噂が本当なら…相当ヤバイかもしれん」

俺「はぁ……一介の整備員ごときがなに考えてんだか…どーせとめられやしないのにさーっと……ん?……足音?」

坂本「俺……少しいいか?」

俺「!?ど、どうしたんすか美緒姐さん?部屋に戻ったんじゃ」

坂本「……相談があってな……その…少しいいか?」

俺「相談?もしかしなくても魔法力の衰退について……でしょ?」

坂本「……なぜ、そう思う?」

俺「……この頃、紫電改の魔法力制御系部品に魔法力が衰退してアガリ始めてるウィッチによく見られる劣化を確認。
  最近それが一段とひどくなってきてる。それに、烈風斬を放つときに無理やり魔法力を引き出してる痕跡を
  整備用コマンドのテストデバッグログでも見受けられた」

坂本「……」

俺「美緒姐さんの年齢も考えれば、こんな風に相談してくるウィッチがだす話題ってのは相場がきまってんのさ」

坂本「……俺……私は……」
711パシリな俺:2010/11/29(月) 04:44:25.60 ID:3hvulWvZ0
俺「何弱気になってんのよ美緒姐さん」

坂本「……」

俺「ま、そんな美緒姐さんもかわいいけどね」

坂本「っ!お、俺!私は真剣に」

俺「……わかってるって…それで?俺にどうしろと」

坂本「……無茶を承知でお願いしたい。……紫電改を私がまだ飛べるように徹底的に改造してほしい
   これがその要望書だ」

俺「まぁ、ストライカーの無断改造を許可されてる俺ならできるわな…一応聞いとくけど、どんな風に?」

坂本「ただ、私を飛べるようにしてほしい。そのためなら、そのため以外の機能をすべて削ってもらってかまわん」

……美緒姐さんならそう言うと思ってたけど、予想以上に早かったな……まぁ、『あれ』はうちの整備班ががんばってくれたから
完成はしてるけど。もう『片方』は本人との調整が必要だからなぁ、この話題を言い出してからにしようと思ってたからちょうどいいか。

俺「ふむふむなるほどねー飛行能力のみを優先して火器管制、魔法力制御等を必要最低限にとどめる。
  コレで大体合ってる?」

本当に飛んでネウロイと戦うだけじゃんこれ……完全に帰ってくるっていうプロセスが抜け落ちてんだけど。

坂本「そうだ。……やって……くれるか?」

俺「やだ」
712以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 04:45:17.45 ID:CJnSxF5I0
整備兵やるときは坂本少佐のあがり関連は避けて通れないよね
坂本「っな、なんだと!?」

俺「だって美緒姐さんが言いたい事は。「私のウィッチ生命はどうなってもいい!だから私をみんなと戦えるようにしてくれ!」でしょ?」

坂本「……」

俺「ふざけんなぁ!整備員馬鹿にしてんのかぁ!?」

坂本「!!」

俺「おめぇさんらウィッチが無事帰ってこれるように魂ぃこめて整備してんだぞぉ!なぁにが私はどうだっていいだぁ?
  戦えるならそれでいいだぁ?笑わせるんじゃぁねぇ!!」

坂本「……」

俺「こちとらぁおめぇさんらの命預かってんだ!ウィッチ生命を削るための改造なんざぁお断りにきまってんだがよぉ!
  無事に帰ってきてもらいたいてぇ人に危険を及ぼすとか本末転倒だろうがぁ!?ちがうかぁ!?ちがうかぁ!?
  ちがうかぁぁぁぁぁぁ!!!」

坂本「……」

俺「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……てなわけで絶対にやりませんから!美緒姐さんのお願いでも絶対にね」

坂本「……そうか…無理を言って……すまなかったな。…今の話は…忘れてくれ」

俺「……だけどね。美緒姐さん、美緒姐さん」

坂本「なんだ…俺」

俺「誰も協力しないとは言ってないんですよ。コレがな」
714パシリな俺:2010/11/29(月) 04:51:59.72 ID:3hvulWvZ0
坂本「!?し、しかし。俺は今、改造はしないと…」

俺「美緒姐さんに負担がかかる改造がいやだっていったんですよ〜。でも俺がご提案するプランなら
  今までどおり…いや、それ以上に戦える!」

坂本「ほ、本当か!?」

俺「もちろん!!それじゃあ明日の朝。早朝鍛練やるときにハンガーの7番格納庫に来てくださいな。
  ぜひ見せたいものがあるのですよ。これが」

坂本「そう…か……ふふふ、楽しみにしているぞ俺。…あとその……」

俺「ん?」

坂本「あ、ありが……とう」

俺「おっと、お礼は物を確かめてからにしてくださいよ?」

坂本「それもそうだな…それじゃ明日の朝。楽しみにしているぞ」

俺「ご期待に沿えるものは用意してあるつもりっすよ。っと、お茶の準備ができたんで部屋にもどりますわ」
  おやすみなさい」

坂本「あぁ…おやすみ」


坂本「本当に……楽しみにしているぞ俺」
715パシリな俺:2010/11/29(月) 04:54:13.97 ID:3hvulWvZ0
―― 第501統合戦闘航空団基地 廊下――

俺「う〜さみ〜…なんで今夜はこんな冷えるだぁ?……薄着で出てったサーニャ嬢ちゃんといたずらっ娘は大丈夫だろうか…」

俺「しっかし、結構時間食っちまったな……あいつらまだいんのかな?音きこえてこねぇし」

シャーリー「うう〜さむ〜……おお、俺じゃないか。遅かったな」

俺「あれ?シャーリーじゃん。俺の部屋で歌ってたんじゃにゃ〜の?」

シャーリー「あぁ、そうだったんだけど…ルッキーニが歌い疲れたのと待ちつかれたのでねちまってさ〜
      「俺が帰ってくるまで起きてる!」って気合入れてたみたいだけど…この有様で…」

背中を見せてくるシャーリー、そこにはぐっすりお休みになったルッキーニが背負われていた。

俺「あらららら……ごめんよルッキーニ…」ナデナデ

ルッキーニ「ん〜…スースー」

俺「へへ、ぐっすりだな」ナデナデ

シャーリー「俺と一緒に歌うの結構楽しみしてたみたいだぞ?」

俺「ぬう、悪いことしたなこりゃ…次機会あったらまたやろうか」
716パシリな俺:2010/11/29(月) 04:55:54.50 ID:3hvulWvZ0

シャーリー「ははは、私からも頼むよ」

俺「わかった。まかせときんしゃい!…シャーリーが外でたってことはエーリカも部屋に戻ったのか?」

シャーリー「いんや。ハルトマンは俺が戻るまでもう少しまつーって言ってたからまだ部屋にいるはずだぞ」

俺「そうか、わかったありがとう。それじゃルッキーニをよろしくな」

シャーリー「あったりまえだろ?……あ、そうだ。俺、明日時間あいてるか?」

俺「明日か?……午前の整備終わればあとはハンガーで一人で機械いじりだけど、なんかあったか?」

シャーリー「ああ、私のストライカーとバイクのエンジンを一緒にいじってほしいのさ」

俺「おう、いいぞ。昼飯食ったらハンガーきてくれや。いると思うからさ」

シャーリー「わかった。んじゃ、時間が来たら向かうな」

俺「りょーかい。んじゃ、また明日。おやすみ〜今夜は冷えるから暖かくして寝ろよ〜」

シャーリー「あぁ、おやすみ」
717以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 04:58:09.30 ID:sx85rU8k0
支援
718パシリな俺:2010/11/29(月) 04:58:51.00 ID:3hvulWvZ0
―― 第501統合戦闘航空団基地 俺自室――

俺「お待たせ〜!アンパンと牛乳と焼きそばパンかってきましたよエーリカ先輩!あけてくださーい!」

シーン…

俺「ってあれぇ?返事なしかよ…」ガチャ

とりあえず中に入ってみるか。

俺「おーいエーリカー?エーリカぁ……っておい」

あらら、こりゃ返事が無いわけだ。
エーリカ「スー…スー…スー…」

寝てらぁ、しかも俺のベッド様を占領して。
……とりあえず起こすか。

俺「……エーリカちゃん?起きてくれよぉ〜お前さんのパシリがお茶もって来ましたよー」

エーリカ「んん〜スー…スー…」ユサユサ

おきねぇ…もう少し強く行くか。あーだけどぐずって機嫌悪くなってもめんどうだしなぁ。
仕方が無いのでもう少しゆすってみる。

エーリカ「ん〜ん?……俺ぇ?」

俺「おお!起きてくれたか!はやくおき「あと十四万八千光年〜〜」何いってんのこの子。
  どいて!ぼくがねられないでしょ!」
エーリカ「ん〜ん〜ん〜」ガシ バタバタ

駄々をこねるように布団にしがみつくエーリカ…せっかく干してお日様臭漂うふかふか布団にしたのに
なんてことしてくれてんだこの子は!おい馬鹿やめろ!耳出すな尻尾出してまでしがみつくな!
仕方が無いので強硬手段を断念し、ネゴシエーションへ変更だ。

俺「エーリカちゃん、寝るなら自分の部屋で寝て!おねがいだから!トゥルーデにばれたらどうすんのさ!」

エーリカ「やぁ〜だ〜…へやもどるのめんどくさい〜」

俺「じゃあ負ぶって運んでやろうか?」

エーリカ「……はこばれるのもめんどくさい〜」

俺「運ぶのは俺で、運ばれるのはあんたでしょうが!めんどくさいのは僕なの!」

エーリカ「…い〜じゃ〜んべつに〜……じゃあ俺も一緒に寝れば問題ないじゃないのさ〜」

俺「そういうわけにはいかんでしょーが!悪魔かあんたは!」
720パシリな俺:2010/11/29(月) 05:05:03.61 ID:3hvulWvZ0
エーリカ「う〜う〜う〜、ここで…ねる〜ねるの〜」

俺「…わかった。わかったよ……じゃあ俺地べたで寝るからなベッドはお前の領土だ」

エーリカ「……ん〜……よろ…し…い……zzz」

速攻で寝ちまいやがった……寝顔は天使みたいにかわいいくせにこの仕打ち。
俺のふかふか布団を奪いおってからに、悪魔かこの子は……仕方が無いので寝るしかあるめぇ。
……つか俺の持ってきたお茶とお茶菓子…まぁ明日でも片付けるか…この調子だともう起きそうにないしな。
適当な場所において……もうなんでもいいや、寝よ。

俺「おやすみエーリカ…くそぉ…薄い毛布しかねぇ……くそぉマジ寒い…エーリカちゃんまじ鬼神……グズスンスンzzz」

エーリカ「スー…スー…」

俺「グズスンスンzzzグズスンスンzzz」

エーリカ「スー…スー…」

俺「zzz」
721パシリな俺:2010/11/29(月) 05:09:19.98 ID:3hvulWvZ0
――――1時間後――――

エーリカ「……寒い」ムク

うう…さむい〜…今夜はやけに冷えるな〜…一発で目が覚めちゃったよ。

エーリカ「……なにか…暖かそうなものないかな……っと」キョロキョロ

あった。

エーリカ「おぉ〜…みつけた」

ちょうどいい毛布と。

俺「zzz」

すばらしい抱き枕兼湯たんぽが。
……とりあえず、ぐっすり寝てるかどうかだけ確認しようか。
起きそうに無かったら後はコッチのベットに引きずり込んで…っと。

エーリカ「……おーい…おれー?起きてる?…ねてるよね?」ツンツン

ベッドから離れ。俺に近づいて頬を突っついてみる。

俺「zzz」

起きないなぁ…とりあえずベットに運ぼうか、寒そうだし。
さっそく俺がかぶっていた毛布を剥ぎ取り、俺をベットに運んで寝かせるが、
まったく起きる気配はないようだ。
722以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 05:11:06.01 ID:CJnSxF5I0
エーリカマジ力持ち!
……まぁ。結構重かったのでベットまでは引きずって持ってたんだけどね。

エーリカ「…ぐっすり眠っちゃって…ふふ、かわいいなー…さて…毛布を被せて布団被せて…っと」
エーリカ「それじゃあ私もお邪魔して…」ゴソゴソ
エーリカ「ん〜〜ぽかぽか〜」

はぁ〜…やっぱ人肌が近くにあると全然違うや。
…ソレになんだか不思議と安心するしね。

俺「zzz」

エーリカ「……」

ほんとにぐっすりなんだなぁ〜…せっかくこんなかわいい子が隣で寝てるのに…。

俺「zzz」

と、言う事は何をしてもばれないってことで。

エーリカ「(…こうやって腕を伸ばさせて…っと、完成…っと)」

俺の腕を伸ばし、自分の頭の下に……っと。
うん!結構いい枕になった。
おお、昔より腕太くなってちょうどいい高さになってる。



724パシリな俺:2010/11/29(月) 05:27:17.88 ID:3hvulWvZ0
エーリカ「ん〜ぎゅう〜」ギュー

ついでに、俺の背中に手を回し、思いっきり抱きついてみる。
……思ったより筋肉付いてるなコイツ…いつも頼りなさそうにへらへらしてるのに
予想外の発見だ。

エーリカ「(久しぶりだな〜俺と一緒の布団で寝るなんて…いつが最後だっけな〜…あれ?)」

俺「……なにしてんのエーリカさん」

エーリカ「あ、あれ?起きちゃったの俺?」

俺「……そりゃ、おもいきり抱きついてきたら起きるぞ。普通」

エーリカ「にゃははは、やっぱり?」

俺「当たり前です…つかなんで俺ベットにいるのさ」

エーリカ「えーっと、今日さむいじゃん?それで暖かいものがほしくて…」

俺「……じゃあ、しまってあるあったかい毛布あげるんで今つかってるこの薄い毛布を私にください
  地べたで寝ますので」

エーリカ「それじゃ俺が風邪引いちゃうじゃない!だめだよ」
725パシリな俺:2010/11/29(月) 05:32:06.80 ID:3hvulWvZ0
俺「だから…」

エーリカ「だめ〜。俺には私の抱き枕兼湯たんぽ代わりになってもらいま〜す」

俺「……えぇ…その、抱き枕役はちょっと……」

エーリカ「えー…いーじゃんべつに〜。初めて一緒に寝るわけじゃないじゃん?」

俺「そうだけどよぉ」

エーリカ「……俺、お願い」

……頼むからこんな事でそんなすがるような声を出すな…。
そんな風に言われたら断れるわけないだろうがよぉ。つか、そんな声を俺に対して使うな。
もっと、ふさわしい男とシチュエーションがあるだろうが。

俺「はぁ…はいはい…わかりましたよお嬢さん」

エーリカ「……ありがと。けどいつ振りだろ。俺に添い寝してもらうなんて」

俺「……たしか、お前さんが初出撃で墜落したときにトラウマもって。夜眠れなくなったんだっけか?」

エーリカ「違うよ、墜落じゃなくて不時着だよ」

俺「どっちもかわんねーの」

エーリカ「……にゃはは、あの時はすごかったよねー」
726以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 05:32:58.03 ID:uDaVqTKQ0
みんな一つの話を書くのに何時間くらいかけているんだろう?
727パシリな俺:2010/11/29(月) 05:38:09.98 ID:3hvulWvZ0
俺「すごかったのなんのって……お前は眠れないから俺がいるハンガーに入り浸るわ、偽伯爵は面白がって付いてくるわ、、
  マルセイユまで混ざり始めるわ、ロスマン曹長に俺の油揚げを全部奪われるわ、九本の尻尾もった謎い美女に
  襲われるわ……九…本だ……と?あんた……だれ?あ、あわわわわわわわわわわ……変な事思いだしてきた…」

エーリカ「あ、あははは……油揚げは知らないけど。うん。俺達のおかげでぐっすり眠れるようになったんだよ?」

俺「……そうか。じゃあ、やっぱこんな風に添い寝する必要は無いな。ですから、床で寝たいんですお願いします……離れてください……」

エーリカ「だーめ、俺には抱き枕兼湯たんぽとしてここにいてもらうんだからっていったでしょ?
     ……それとも、さっき言ったことはうそだったの?」

俺「嘘じゃありませんお嬢さん…誠心誠意こめて湯たんぽ役をやらせていただきます!」

エーリカ「……よろしい」

俺「んじゃ、明日は美緒姐さんとの早朝デートがあるからな…もうねさせていただきやす」

エーリカ「…デー…ト?だと?」

俺「すいませんデートじゃありませんただの新兵装発表会ですすみませんよくわかりませんがこわいですゆるしてください」

エーリカ「俺は山ほど説教があるちょっと付き合ってもらうよ?」

俺「っひ!」

その後、エーリカの説教はエーリカが寝るまで続いた……。
……つか俺何か悪いこと言った?何が悪かったの?エーリカちゃん鬼神すぎてちょっとこわい。
728パシリな俺:2010/11/29(月) 05:42:16.50 ID:3hvulWvZ0
終わり〜

この部分ほんとは書くつもり無かったけど
夢でエーリカに抱き疲れて寝る夢見たから書いた
……夢文書化するとかやっぱ支離滅裂できついな。

次はこのネタを元に番外編でも書いてみようかしら。

>>726

俺は大体この話+この後の話で1週間かかったぞ…
仕事時間かけないからしかたないんだけどね。家帰っても時間そんないし
729以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 05:42:55.98 ID:ZedlAPIz0
乙乙

次あいてるかな
730以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 05:44:49.32 ID:3hvulWvZ0
GOGO
731以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 05:44:51.73 ID:sx85rU8k0
>>729
行き給え
732以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 05:47:17.67 ID:ZedlAPIz0
おkちょっち待ってくれ
733以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 05:52:04.83 ID:ZedlAPIz0
前スレ>>326だったかな

リーネ「では私たちはこれで」
漏れ「おおきにお疲れ!」
バタン
漏れ「とりあえず一服しますかなー」シュボッ
漏れ「フゥー 確か灰皿は荷物の中に…あった」
漏れ「よっしゃ!この部屋、自分色に染めたるか!」

ミーナ「ゆきさん、夕食の時間よ」コンコン
漏れ「おいっす」
ミーナ「皆とは仲良くなったかしら?」
漏れ「ガリアとオラーシャのはまだ話てへんなぁ」
ミーナ「二人とも良い子よ」
漏れ「皆ええ子や!」
734以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 06:00:52.02 ID:ZedlAPIz0
坂本「お、来たな」
漏れ「すんまへん待たせましたか」
宮藤「いえいえ、今できたところです」
漏れ「っておまこれカレーやんきたああああ!」
宮藤「ハヤシライスですよ?」
漏れ「なんや…」
シャーリー「ゆきちゃんはカレーが好きなのか?」
漏れ「まぁまぁ」
リーネ「大好きじゃないんですね…」
ミーナ「さぁ、みんな食べましょう」
皆「いただきまーす!!」
漏れ「ハムッ!ハフハフッ!ハフッ!」
シャーリー「きめぇwww」
ペリーヌ「ちょっと貴方!汚らしいですわね!」
漏れ「すんますんwww」
ペリーヌ「全く、食事のマナーが 漏れ「うめぇwwwwwwww」
ペリーヌ「聞いてまして!?」
漏れ「えっ?」
735以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 06:04:31.66 ID:ZedlAPIz0
漏れ「あれ?あー、自分誰?」
ペリーヌ「!?」
宮藤(ペリーヌさんです)コソコソ
漏れ(あぁ、ガリアの)コソコソ
ペリーヌ「これだから扶桑の子娘は…」
漏れ「すまん、ペリーヌ」
736以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 06:09:28.97 ID:ZedlAPIz0
はいミスった

ペリーヌ「では普通に食べて下さいまし」
漏れ「分かった、『普通』に食べるわ!」ガツガツ
ペリーヌ「ですから!」
坂本「ペリーヌ、少しうるさいぞ」
ペリーヌ「す、すみませんわ…」
漏れ「宮藤おかわりー」
宮藤「私をおかわりはできませんよー?」
漏れ「お前はおかんか」
737以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 06:11:32.88 ID:ZedlAPIz0
終わり。
そろそろネウロイ出さなきゃ

お休みなさいイェーガー総理
738以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 06:15:58.91 ID:sx85rU8k0

ネウロイさんは最近他のSSで頑張り過ぎなんで休んでいいよ、うん
さて俺も続き書こう
739以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 06:35:03.30 ID:Kwy0wjLR0
乙カレー

オラァシャアアアア!俺スレよ俺は帰って来た!
今日の夜辺りに空いてたら投下行かせてくだしあ!
740以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 06:50:34.01 ID:WF8vKQ9q0
ごめん、このレスは代行してもらってるからひょっとしたら
誰かの投稿とタイミング被るかも知れんが許してくれ。

以前スレの中でどういう話になってたかよくわかってないんだが、こことは別に製作速報あたりに投稿するスレが欲しい。
というのも、規制されてしまってこっちじゃ投稿ができないんだ。
規制解除を待ちつつ書き溜めはしてるんだけど、やっぱり投稿が出来ないとモチベーションが保てない。
まあ、正直俺のワガママと言われればそうなのかも知れないが
今の2chの規制状況がこんな状況だと、多分俺以外にも巻き添え食ってる人もいると思う。
規制が解けるのだっていつになるかわからないし…。

こうやって1レス意思表明するくらいなら代行していただくことでなんとかなるが、投下まで代行してもらうわけにはいかないし…。
当然本スレはこのVIPで続けるべきだとおもうし俺もできればこっちでしたい気持ちもあるけど、
避難所的な感じで規制食らってる間に書き込める場所を作らせてもらえると嬉しい。
wikiは同じところに更新させてもらって、相互にリンク貼り合うとかして兄弟スレっぽい感じにすれば
相互乗り入れもある程度簡単になると思うし。

…いや、「ならwikiに直接落とせよ」と言われると反論の余地がなくなってしまうんだが
やっぱり投稿するからにはレスが欲しい、というか正確にいうとレスが有りうる環境が欲しい。
作った端から黙って保管庫に突っ込むのは多分耐えられない。

割と繊細な問題でもありそうだし、議論を委ねる意味で、俺が勝手にスレ作ることはしない。
どうか検討してもらって、できればどこかに用意してもらえると嬉しい。
ワガママを言って申し訳ないが、検討の程よろしくお願いします。
741以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 07:10:14.92 ID:ZedlAPIz0
おはよう
纏めると規制されても投下できる『避難所』を作ればどうか?
ってことかな?後運営氏ね?
おやすみ
742以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 07:10:19.73 ID:Spsb7iz9O
>>740
wikiに投下→書き込める人に投下依頼

ってのはどうかな?
743以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 07:13:17.71 ID:ycdIz5Yp0
レスがほしいって気持ちはわかる。
ただ、スレの分散はレスの分散でもあり、スレの寿命を縮めることになる。

俺の思い込みかもしれないがこのスレは長い間続いているにもかかわらず、
未だに需要が多いってこともある。

そりゃもともとスレは一期一会であるべきだろうし、寿命?笑わせんなってのもわかる。


結局は規制死ねで落ち着くんだけどね。
744以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 07:13:46.61 ID:CJnSxF5I0
避難所を作っても現行スレがあるかぎり無人だろうから
「レスがありうる環境」にはならないな
745以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 07:14:51.01 ID:sx85rU8k0
ぶっちゃけるとだ、VIP以外に立ててもそこを見る人間は恐らくかなり少ない
しかも分けて立てると分散もする
かなり勢いが削がれるかもしれない

で、運営氏ね
746以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 07:35:05.07 ID:Kwy0wjLR0
wikiに現状を書き込める所を作るしかないんじゃないか?
みんなが言ってるようにこのスレはここしかないから
長く続いているんだと思うし

とりあえず最近規制厳しすぎだろうよ運営
747以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 08:30:54.18 ID:xvVbhoeCO
規制で大分勢いなくなったな・・・
748以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 08:38:40.48 ID:IGO5idYSP
一番早かった頃でスレ一つ消費するのに50時間切るくらい
最近は55時間くらいか
製作行ったらもっと過疎るよなぁ
749以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 08:39:59.97 ID:A1kJisDmO
5時間ちょいしか時間差無いじゃないですかー!
750以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 08:41:28.31 ID:aLBDzqeF0
aaaa
751以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 08:41:48.05 ID:IGO5idYSP
まぁまだスレとしては最盛期のうちということだな
752以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 08:42:34.86 ID:ycdIz5Yp0
そろそろ前1こないかなー
753以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 08:43:31.86 ID:sx85rU8k0
来週だ、来週
754以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 08:44:33.26 ID:E547saMV0
それでも2日で1スレ消費するってペースは維持し続けてるっていうね……
夜寝る前には大抵建ったばかりの200〜300レスか終盤の700〜800レス
755以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 09:10:01.73 ID:4Ng4uaNiO
ちょい相談なんだけど、今書いてる主人公の俺が書いてる現実の俺と全く違うんだ
それでも俺で進めていいのかな?
「俺」って名前のキャラって感じで
756以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 09:12:09.73 ID:sx85rU8k0
むしろ完全にそっくりな奴がいるのかと(ry
757以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 09:13:14.70 ID:ohO6qipr0
もしだめだったらこのスレイケメンだらけじゃねーか
758以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 09:17:26.70 ID:IGO5idYSP
だいたいの「俺」は作者にとって、そのままの自分ではなく理想の自分といった感じじゃないだろうか
759以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 09:23:18.05 ID:0HHU42mDO
オナニーはまんま俺だけどな
760以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 09:35:48.45 ID:IGO5idYSP
>>759
おまえイケメンだな
あれイケメン……?
変態……?

761以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 09:46:47.01 ID:4Ng4uaNiO
ありがと、このまま書き進めるよ
現実の自分とのギャップに泣きそうになってたんだ
762以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 09:58:06.85 ID:MzFJ8WTLO
そういやコミュ障のオレとかいないな
掲示板だとバリバリ話せる→テレパシーだと饒舌というキャラが浮かんだが広がらない
763流星:2010/11/29(月) 10:15:17.09 ID:8ZottrPo0
保守は任せろー(バリバリ 投下します
764以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 10:15:53.31 ID:A1kJisDmO
カモンなのさ
765以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 10:16:15.93 ID:sx85rU8k0
当加速度パネェなぁ
766以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 10:16:20.44 ID:ApQ48tGZ0
大暮にストパン描かせてみたい
767流星:2010/11/29(月) 10:17:26.64 ID:8ZottrPo0
>>215から

………
……


ミカ「あら、ごきげんよう」

夕食を食べ終わり移住区へ移動中、廊下でアホネン大尉とすれ違った。

ミカ・アホネン大尉。第一中隊を率いる隊長。もとい、"おねえさま"だ。

俺「こんにちわ」

足を止め向き直る。
768以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 10:17:35.21 ID:K1q6Xh+60
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/govexam/1287277422/


このスレに
「平日に一日中、精神病んで頭が弱すぎて住人に論破されて発狂するチョンのオタ>>283>>278>>262>>250がいるすれはここでつか」
って書くと恐ろしい勢いで発狂してワロスww

お前らでも釣れるぞwwww

769流星 こんにちわとかwww修正します:2010/11/29(月) 10:20:10.43 ID:8ZottrPo0
ミカ「先日の魔法。お見事でした」

先日‥‥ヴォスク鉄橋の作戦のことだろう。

俺「そりゃどうも」

ミカ「最初に来たときは変わり者過ぎて、
   いらん子の中でも、ブッチギリのいらん子が来たのかと思いましたけど」

ストライカー全盛期の時代に箒だもんな。

俺「まあ、そう思われるかもしれませんね」

ミカ「これからも活躍、期待してますわ」

俺「こちらこそ。第一中隊の活躍、期待してますよ。俺達が本当に"いらん子"になるくらいにね」

別に嫌いという訳ではないが、変に牽制してしまう。
アホネン大尉はニッコリと、それでいて隙を見せない笑顔を作った。
770流星:2010/11/29(月) 10:25:28.28 ID:8ZottrPo0
ミカ「それと」

グッとその輝くおでこを近づける。

ミカ「あなたはウィッチではあるけど男よね?」

俺「女に見えますか?」

ミカ「‥‥あなた意外ときれいな顔立ちしてますのね」

その蒼い目が妖艶なものに変わる。
墓穴をほった、のかもしれない。

ミカ「それはさておき、私のいもうと達に手は出していないでしょうね?」
771以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 10:26:03.06 ID:sx85rU8k0
流石アホネンさんやー
772以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 10:26:06.57 ID:A1kJisDmO
支援なう
773流星:2010/11/29(月) 10:30:27.79 ID:8ZottrPo0
俺はアホネン家が大家族なのかどうかは知らない。
ここでいう"いもうと"とは第一中隊の隊員のことである。

第一中隊はここにいるミカ・アホネンを"おねえさま"と呼び、その隊員たちを"いもうと"と呼ぶ。
しかし"おねえさま"と"いもうと"はただの隊長と隊員の呼び名というわけではない。
その間柄は本当の姉妹という意味ではなく、"あっち"の意味の関係でもある。

過去にハルカも"いもうと"になったことがあると聞いた。
なるほど、それを乗り越えたからあそこまで一途になったのだろう。

俺「こっちにその気があったとしても、向こうはあなた――しか見ていないようですけどね」

"の眩しい額"が喉まで出かかったのは秘密だ。

ミカ「当たり前よ。ま、そんな事しでかした日にはあなたのお墓がここに立つことになるでしょうね」

俺「その時は是非とびきりキツイ酒を備えてくれると嬉しいね」

部屋の方へ向き直る。

ミカ「私に無駄な出費をさせないようにね。あなたはこの基地の、そして世界の財産でもあるのだから」

背を向け手をひらひらと振りその場を去った。
774流星:2010/11/29(月) 10:35:12.42 ID:8ZottrPo0
………
……


深夜、俺は物音で目を覚ました。
普段はこんなこともないのだが。
明日が作戦と合って、緊張でもしているのだろうか。

どうせ誰かが用でも足しに行ったんだろう。
特に気にすることもせず、体を傾けさせ、再び目を瞑る。


再び物音がする。
この短時間で戻ってきたということはやはり用を足しに行っていたんだろう。

と、足音がこちらに向かってきた。
俺は一番窓際のベッドを使わせてもらっている。

隣にはキャサリンが寝ているはずだ。ということは起きていたのはキャサリンということになる。

‥‥おかしい。その足音は俺のベッドまで来ていた。
そして俺の毛布がまくられた。

俺「‥‥?」

振り返ると、目の前に豊満な体が迫っていた。
柔らかい感触と共に俺の驚きの声は封殺される。
775流星:2010/11/29(月) 10:40:05.48 ID:8ZottrPo0
まるで俺を人形のように抱く何か。

顔に感じるのは布のような感触。視界は闇をかぶったピンク色と肌色に支配され、鼻をくすぐる香水の香りがする。
‥‥柔らかい。やはり見た目通り、とでも言えばいいか。

って冷静に分析してる場合じゃない。息が苦しくなってきた。

両手を使ってその体を引き剥がしにかかる。
が、彼女の両手が首をがっちりと固定し、さらに俺の上に転がってきた。

こんな事言うのもなんだが、重い。

キャサリン「んんー‥‥」

どうも寝ぼけているようだ。
足を俺の腰に回し、彼女なりの熟睡スタイルを徐々に組み上げていく彼女。

引き剥がそうにも首と腰に回された四肢の力がすごい。
そうこうしてる間にもどんどん肺の中の空気が少なくなってくる。

必死でもがき、なんとか空気を確保する俺。

キャサリン「んー‥‥うごいちゃだめねー‥‥」

彼女はそういうと両腕で、またもその柔らかな双丘に顔を押しつけてくる。
今度はさらにすりすりと顔を動かされた。
776流星:2010/11/29(月) 10:45:18.26 ID:8ZottrPo0
頬に当たる柔らかい感触。

ええいこうなりゃやけだ。
無理矢理にでも起きてもらおう。

と、そのとき俺の頭の中の悪魔が囁く。
せっかくなんだから楽しめ、と。

俺はその開いている両手を下に持って行き、今、顔に当たる双丘とは別の柔らかな双丘を撫でる。
極め細やかな肌の柔らかな感触が手のひらから感じ取れる。

彼女はすこし反応するもまだまだ起きる様子はない。
ならば、と俺はその双丘に指を沈めていった。

すべてを受け入れるようにその肉は指を食べていく。
ただそれだけなのにすごく気持ちいい。

それを楽しむように俺は何回も手を閉じたり開いたりする。
だんだんと彼女の顔がこわばっていくのが見えた。

キャサリン「ぅうん‥‥そこは‥‥」

と、腕の力が弱まる。
今だとばかりに体を引き剥がす――予定だったのだが、俺は悪魔に取りつかれてしまった。

今度はその息を止めていた肉に手を回す。
先日掴んだ智子の物もなかなかの物だったが、やはりこの隊の"こっちの"トップエースだけはある。

手のひらに収まりきらないその果実は、俺の手の動きにあわせ大きく形を変える。
俺はそれをまるで子供のように楽しんだ。
777流星:2010/11/29(月) 10:50:27.57 ID:8ZottrPo0
寝ぼけていた彼女の息遣いがだんだんと荒くなってくる。
それにあわせて手から伝わる体温も上昇していくのがわかった。

苦悶の表情を浮かべている彼女。

‥‥そろそろやめてやるか。十分楽しんだし。
そう思うと、俺は手を離した。

そして体を引き剥がす。うーんと唸りながら俺の体は彼女の束縛から解放された。

さてどうしよう。
このまま一緒に寝るとまた息を止められるかもしれない。

だからといって開いているであろう彼女のベッドに行ってもいいものか。
それ以上のこともしたし。

‥‥こいつがこっちに来てるんだからいいか。

俺の脳内会議が数秒で終了し、ベッドの上に立ち上がるとさっきまで楽しんだ体に別れを告げ、
持ち主の居なくなったベッドの方へ向かった。

ベッドに倒れこむ。彼女の甘い匂いがする。まあ、分かってはいたが落ち着かない。
が、明日は作戦日だ。さっさと寝ないと。

キャサリン「‥‥ヘタレねー‥‥」

俺「‥‥‥‥寝言、だよな?」

返事はなかった。
778流星:2010/11/29(月) 10:53:47.06 ID:8ZottrPo0
………
……


翌日。
本日は橋爆撃作戦の二日目だ。

キャサリン「今日も楽勝だといいねー」

エルマ「そーですねー」

昨日の深夜のことは特にお咎めもなく終わった。
なんでベッド交換してんの?→キャサリンが寝ぼけてこっち来たから俺がキャサリンの方で寝た→ふーん。
だいたいそんな感じ。
当の本人のキャサリンも特に覚えていないようだった。

災難でしたねー等と言われた。とんでもない、むしろラッキーだったよ! なんて口が裂けても言えないが。


本日も相変わらず全員で爆弾を投下する作戦。
信用なんてそうそう勝ち取れるものではないということだ。

と、その時耳障りなあの音が基地中に響いた。

智子「なっ!」

エルマ「警報!?」

今から出撃というときに来るとは‥‥今しがた準備した爆弾を引き払い、空中戦用の装備を準備しはじめる整備班。
大変そうだなーと、俺は他人ごとのように見ていた。
779以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 10:57:07.93 ID:esRE+n1kO
ふぅ…

支援
780流星:2010/11/29(月) 11:00:11.26 ID:8ZottrPo0
とにかく出撃し、編隊を組む。
そこで、相手の情報が入った。

智子「はぁ!? ディオミディア!?」

智子が素っ頓狂な声を上げる。
ディオミディア。話だけは聞いた。智子を退け、ビューリングを撃墜した大型ネウロイ。
うちの二人のエースに勝つとは‥‥まさにバケモノと呼ぶのにふさわしい。

どうやら敵はそのバケモノを中心として、ラロスが10体ほどの編成らしい。

智子「ディオミディアが相手となると‥‥」

キャサリン「前と同じやり方でどうね?」

そうか。前にこいつらはそのバケモノを倒しているんだ。

ウルスラ「無理。今ロケット砲が改修中」

どうやら前回はウルスラのロケット砲が活躍したらしい。
なるほど、それほど装甲の厚い相手ということか。

エルマ「あれに近い火力を出すとすれば‥‥やはりリュウセイさんの魔法ぐらいですかね‥‥」

あのロケット砲はかなりの火力がある。
あれに近い火力となると‥‥俺も最大限の魔法、"あの白い魔法"を使うしか無い。
781流星:2010/11/29(月) 11:05:20.21 ID:8ZottrPo0
智子「しかたないわね‥‥リュウセイ、頼めるかしら」

俺「やるしかないんだろ?」

智子「すまないわね」

というか一回襲撃されているなら、なにか対応策を考えているのではないのか?
それがウルスラのロケット砲頼りということはないだろうし‥‥

まあいい、俺は与えられた役目を果たすだけだ。

俺「まあ、やってみるさ。とにかく迎撃地点まで行こう」
782流星:2010/11/29(月) 11:10:52.70 ID:8ZottrPo0
………
……


俺「ほんとにでっかいなこりゃ‥‥」

迎撃予定ポイントに着くと、遠くの空から向かってくる黒い集まりが目に見えた。

間違いなく今まで見たどのネウロイよりもでかい。
よく見ると、身体中に針のような突起が無数に付いている。

智子「あいつがディオミディアよ‥‥身体中に機銃が付いていて不用意に近づくと蜂の巣にされるわ」

キャサリン「誰かさんみたいにねー」

キッっと睨みつける智子の視線をヘタな口笛を吹きながら受け流すキャサリン。

俺「とにかくここから大砲を撃たせてもらう。第一中隊の奴らにも連絡してくれ」

目を閉じ、集中する。
あの時と同じだ。できる。

俺「我に翼を。重力という名の鎖から開放を。『グリーンフィールド』」

足元に魔方陣が広がり、俺はそこに降り立つ。
その間に皆は俺から離れ、事の顛末を見守っている。
783以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 11:12:03.02 ID:C7brtL9/O
支援

白い魔法と聞いたらまた射精しちゃうのかって思ってしまった…許してくれ…
784流星:2010/11/29(月) 11:15:37.40 ID:8ZottrPo0
箒を構え、詠唱。

俺「光。それは全てを浄化する力。それは我らの歩むべき道を照らし出す力。
  この惑星を照らす力の源よ。その一端を我が振るうことに許可を。
  黒は白に。全てを焼き尽くす光は――」

光を穂先に集め、奴を一撃で沈めるためのエネルギーを貯める。

ギイイイイイイィィィィイイイイイイイイイイィィィィィ!!!!

金切り声が俺の耳を襲った。
途端に、穂先の光が霧散していく。

俺「今、我が手に!‥‥『アポローンホワイト』!!」

なんとか詠唱を完了し、エネルギーを射出するもその大きさは前に撃った白とは比べものにならない。
光の矢はディオミディアに命中した。が、風穴をあけるどころか装甲を削ることも出来ていない。

俺「くっ‥‥そ‥‥」

膝をつき、がっくりとその場に這い蹲る。

智子「大丈夫!?」

その様をみて、すぐさま皆が集まってきた。
785以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 11:15:52.71 ID:A1kJisDmO
支援
786流星:2010/11/29(月) 11:20:08.03 ID:8ZottrPo0
俺「す、すまん‥‥集中が切れちまった‥‥」

エルマ「一体なんだったんでしょうあの音」

キャサリン「まだ耳がキンキンするねー」

ビューリング「どうやらあのディオミディアが鳴いたようだな」

ミカ「そんなことより、もう次が迫ってます! もう一度さっきのを‥‥」

いつのまにか第一中隊までも集まっていた。

俺「すまん‥‥もうあれは撃てない‥‥」

ざわっと回りから声がする。それはもちろん動揺の声だろう。

俺「もう一度あれを撃つ魔力は、残っていない‥‥」

そう言いながら俺は箒に乗り、足元の魔方陣を解除する。

ミカ「そんな‥‥じゃああれはどうしたら‥‥!」

そうだ。あいつを倒すのはこの俺にしか出来なかったのだ。
しかしそれももうできなくなってしまった。‥‥くそっ、自分に腹が立つ。
787流星:2010/11/29(月) 11:25:14.52 ID:8ZottrPo0
ビューリング「とにかくなんとか足止めをするしか無いだろう。その間に爆弾でもなんでもぶつけるしか無い」

智子「そうね‥‥アホネン大尉、第一中隊で回りの蝿共をケチらしてくれないかしら」

ミカ「いいけど‥‥貴方達だけでアレを止められるの?」

智子「前にあいつらを倒したのは誰でしたっけ?」

ミカ「‥‥そうね。頼みましたわ。では行くわよ、私のかわいい妹たち!」

そう言うと第一中隊はディオミディアに群がるラロスへ向かっていった。

智子「‥‥さて、私たちも行きましょうか」

ハルカ「がんばります!」

エルマ「街はやらせません!」

キャサリン「怖がってられないねー!」

ウルスラ「‥‥倒す」

ビューリング「だが、どうする。今の私たちに火力はないぞ」

その一言で空気が重くなる。
どうあがいてもここの奴らが装備しいる銃では、あの巨体に穴を開けるなど無理だろう。

智子「誰かが投下用の爆弾を持ってぶつけるぐらいしかないわね‥‥」

こうなったら‥‥やるしかないのか‥‥
788以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 11:27:03.66 ID:A1kJisDmO
フフフ…デッドエンド支援フフフ…
789流星:2010/11/29(月) 11:30:08.65 ID:8ZottrPo0
俺「‥‥‥‥切り札を使う」

重い空気の中、俺は口を開いた。

智子「切り札? そんなものがあるの?」

俺「ああ。呪文詠唱もなくなるし、魔法力もアップする。魔力も回復する。」

ウルスラ「‥‥つまり、今のリュウセイの完全上位互換?」

キャサリン「そんなモノがあるならさっさと使うねー!」

俺の顔はすこぶる暗くなっているだろう。

俺「こいつだけは‥‥こいつだけは使いたくなかった‥‥」

そういうと俺は覚悟を決め、数m前進し魔術書を掲げる。
そして大きく息を吸い‥‥

俺「変身! 『みらくる☆まじかる☆れいんぼー』!!」

その瞬間、世界は止まった。
790以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 11:30:52.91 ID:Ic8+ILN+0
ひでえwww
791流星:2010/11/29(月) 11:35:19.24 ID:8ZottrPo0
俺の体を光が包む。
柔らかく、それでいて力強い光が俺の周りに集まり、やがて弾けた。

そこには全身をピンク色のフリフリで固めた少女の姿があった。

頭には、可愛らしい赤いリボンがついた帽子が。
手には、先程までそこにいた男が持っていた箒と、同じサイズの筆が。
腰には、巨大な花をそのまま取り付けたような、スカートが。
足には、純白のロングソックスと天使のような純白の翼の生えた靴が。

その姿は小さな女の子が好きそうなデザインで固められていた。

遠くで見ていた全員が口をぽかんと開けている。

俺、改め私「七色の魔女、コメット・ブロッサム! あなたもわたし色に染めてあげる☆」

二度、世界は止まる。
792以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 11:36:10.91 ID:sx85rU8k0
・・・
793以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 11:36:41.59 ID:A1kJisDmO
うわぁ………うわぁ
794流星:2010/11/29(月) 11:40:06.90 ID:8ZottrPo0
智子「‥‥え、えーっと‥‥なにそれ」

なんとか言葉を搾り出した智子。

私「わたしの名前はブロッサム! コメット・ブロッサムよ!」

ビシッ!とポーズを決める少女――ブロッサム。
驚くべきことに容姿だけでなく、声までも可愛らしい少女の声になっていた。
たしかにどこから見ても少女だが‥‥

エルマ「え、えーっと‥‥あれ、リュウセイ少尉‥‥ですよね?」

ビューリング「そのはず、だが‥‥」

ハルカ「‥‥かわいい」

智子「えっ」

キャサリンは空中であるにもかかわらず器用に腹を抱えて笑い転げ、空中を叩いている。

ウルスラまでも必死に吹き出すのをこらえているようだった。

私「さぁ行くわよネウロイちゃん! 今からわたし色に染めちゃうんだから!」

魔女っ子――ブロッサムは三度目の静止をした世界を飛翔していった。
795流星:2010/11/29(月) 11:40:58.63 ID:8ZottrPo0
区切り

次回!第二章最終回!
どうしてこうなった!!
796以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 11:41:30.43 ID:yJ3tKED6P
ここに今、新たな変態が誕生した!
斗え! コメット・ブロッサム!!(わーたしーにーでーきることー

ところで予約を19:00から21:00に変更しても大丈夫でしょうか
理由  _ _ ∩
  ( ゚∀゚)彡 ざん!ぎょうしんウチノジョウシッ!
   ⊂彡    ざん!ぎょうしんウチノジョウシッ!
(「幻星神ジャスティライザー」に乗せて)
797以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 11:43:26.52 ID:A1kJisDmO
乙だけどこっちが知るかよ馬鹿野郎(褒め言葉)wwwwww
798以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 11:44:31.83 ID:/Xyo8t240
講義中だけどズボン脱いだ
799以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 11:50:45.30 ID:Ic8+ILN+0
乙乙

>>796
大丈夫じゃね?
800以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 12:58:42.89 ID:brY25pUq0 BE:2365534894-2BP(0)

復活だ!
801以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 13:00:19.59 ID:3fLBYohi0
復活来た
埋もれる前にage
802以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 13:02:12.30 ID:eH4o7NxwO

そしてまた鯖落ち
803以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 13:04:13.41 ID:n10HY4sAP
今SS一覧の編集の話してるっぽいけど確かに数がすごいことになったなぁ
804以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 13:08:13.66 ID:Wp2j9+hGO
再起動試験頻繁すぎワロエナイ
805以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 13:09:36.70 ID:r4ryZtJHO
指令官視点で書こうと思っているんだがこれは難しいな…
806前1:2010/11/29(月) 13:09:56.78 ID:gvRnB7SK0
空いてる?
807以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 13:10:36.39 ID:brY25pUq0
最初のスレは9月か… 思えば遠くへ来たもんだ

来いよ前1!
808以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 13:11:37.80 ID:DRg414Al0
随分と早い一週間だった
来いよ前1ぃ!
809前1:2010/11/29(月) 13:13:41.74 ID:gvRnB7SK0
じゃあ30分後に
810以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 13:17:43.77 ID:DRg414Al0
しっかり待機する、問題ない
811以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 13:24:01.33 ID:gO91SPJp0
昨日のレス読み返したらセンター受ける奴多すぎwww
お前ら日曜はセンタープレじゃねーのかよ・・・
812以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 13:25:28.91 ID:/lYjyg2C0
このスレ見てるだけでセンターまでの日数が365日増えるんだぜwww
813以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 13:30:06.23 ID:gO91SPJp0
>>812
見てたら書きたくなってくるから困る
まぁ既に増えた後だから多分大丈夫
814以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 13:30:29.25 ID:8+f+iwgZO
ソレ色々駄目じゃねえか!
815以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 13:34:59.21 ID:gO91SPJp0
>>814
すまん伝わりにくかったか
一浪だからある程度の点数は確保してあるって意味だ
だからってこのスレ見てていいわけじゃないけどな・・・
816以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 13:38:06.68 ID:/lYjyg2C0
一浪してもし九割も取れねーようならさっさとスレ閉じて勉強しろってこった
817以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 13:39:05.49 ID:8+f+iwgZO
一話の筋だいたい決まったけど文章力が足りねえ^q^

>>815
まぁアレだ、落ちない程度なら問題無いさ
818以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 13:45:25.02 ID:juXUKreS0
おいおいここはセンタースレじゃないぜ
そんなもの忘れてここでは楽しもうじゃないか
前1に期待だぜ
819以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 13:46:09.00 ID:gvRnB7SK0
坂本「あのネウロイつよいぞ!」
ゲルト「ピンチだ!」
俺「どかーん」
坂本「ネウロイを倒した!で、あいつは?」
宮藤「落ちてます!」

基地
坂本「目が覚めたか」
俺「でも魔力を回復させたいんだが・・・」
坂本「なら休め」
俺「それが・・・おっぱいを揉まないと回復しないんだ・・・」
坂本「な、なんだと・・・」
坂本「ならば、し、仕方ない・・・///」パサッ

こんなの誰か書いてくれ
820以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 13:47:31.54 ID:gO91SPJp0
>>819
さあ頑張って書いてみるんだ

そろそろ前1の時間か
821以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 13:51:32.20 ID:NDrZ64EzO
>>819
おっぱいじゃないけどキスで粘膜接触で魔力供給受けるの書いてるよ、明日投下予定だよ
822以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 13:52:35.96 ID:eH4o7NxwO
オリーブ期待
823以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 13:52:46.04 ID:3fLBYohi0
魔力供給のためにセクロスするまで行くとFateだな
824以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 14:02:23.22 ID:lLWutwqEO
煩悩で回復とか横島だなw
825前1:2010/11/29(月) 14:04:12.90 ID:gvRnB7SK0
前スレ>>404から

−異世界−

コナー「諸君、ついにこの日が来た」

コナー「この作戦が成功すれば」

コナー「今日という日が歴史の1ページに刻まれるだろう」

コナー「今日我々は」

コナー「この世からネウロイを殲滅するッ!」

コナー「最終決戦開始だ!」

ワーーーーーーーーーーーーッ!

826以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 14:06:10.42 ID:8+f+iwgZO
来た来た支援
827以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 14:11:19.46 ID:DRg414Al0
来よったな
今度は異世界編か
828前1:2010/11/29(月) 14:11:36.26 ID:gvRnB7SK0
−ハンガー−

パシリ「準備は万端だ。お前ら頼んだぜ」

ムキムキ「ああ」

アタシ「あら!」

リフ「げぇ!」

喉「どした?」

リフ「いや・・・べ、別に」

アタシ「(アタシ諦めないから)」ボソ

リフ「ひぃッ」

ミーナ「全員必ず帰って来てね・・・」

ナイト「もちろんだ」

コナー「では頼んだぞ」

サンダー「ああ」
829以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 14:15:28.86 ID:4xovxOtUO
感応能力者な俺ならは妄想したことある
830前1:2010/11/29(月) 14:17:26.14 ID:gvRnB7SK0
ブロロ・・・

ブォーーーーーーー

ガロロロロロロ

ムキムキ「では、ストライクウィッチーズ」

ムキムキ「全機出撃するッ!」

全員『『『了解ッ!』』』

ブゥーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン

ヒュンヒュン ヒュンヒュン ヒュンヒュン

ヒュンヒュン・・・・・・

____________________
______________
_________


831以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 14:23:23.50 ID:DzQ7nntxP
しえん
832前1:2010/11/29(月) 14:30:50.12 ID:gvRnB7SK0
−空−

ブロロロロロロロロロ

ネウ俺「もうすぐだ」

サンダー「だろうな。ネウロイの反応をキャッチした」

サンダー「しかもかなりの数だ」

リフ「何体だ?」

サンダー「大小合わせて40000だ」

喉「帰りたいんだが・・・」

ナックル「お、俺も同意です!無理ッス!」

アイス「さすがは敵の本拠地か」

デコイ「どうする?全部は相手してられないぞ?弾も温存したいしな」
833以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 14:31:56.02 ID:juXUKreS0
ネウロイさん本気すぐる
支援!
834以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 14:34:02.32 ID:DRg414Al0
もう本気ってレベルじゃ(ry
300機撃墜で悪魔扱いされた元の世界が懐かしいくらいだよ・・・
835前1:2010/11/29(月) 14:41:58.81 ID:gvRnB7SK0
ナイト「そんなことも言ってられない。来るぞ!」

サンダー「くっ」チャキ

ダダダダダ

女ウィッチ1「私たちを忘れないでよ」

女ウィッチ2「みんな!援護するわよ!」

他のウィッチ達「おおおおおおおお!」

ムキムキ「お前たち!」

女ウィッチ2「さ、行きなさい」

ムキムキ「うむ!」

女ウィッチ2「パーティのはじまりよ!」

女ウィッチ1「やぁーーーーー」

ダダダダダダダダダダダダダダダダダ

ドドドドドドドドド バララララララララララララララ

ドォオオオオン ドォオオオオオオオン

ドガアアアアアアン 
836以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 14:51:27.64 ID:gO91SPJp0
支援
837前1:2010/11/29(月) 14:55:31.81 ID:gvRnB7SK0
ダダダダダダダダ ヒュンヒュン

デコイ「しかし多いにも程がある」

ダダダダダダ ダダダダダダ

ネウ俺「仕方ないさ」

ネウ俺「ハァッ!」

シャキン! パリィン

ナイト「弾がもったいな・・・」ガチャガチャ

ビッ

ナイト「しまった!」

パァーン

ナイト「すまない。たすかっ・・・!?」

???「危ないわね、しっかりしなさいよ。帰ってくるって言ったじゃない」
838前1:2010/11/29(月) 14:56:30.41 ID:gvRnB7SK0
ナイト「オリーブッ!?」

オリーブ「久しぶり、ナイト。来ちゃった」テヘ

ナイト「来るなと言ったはずだぞ!」

オリーブ「はいはい、そんなことより早く世界を平和にしてきなさいよ」

カチャ パァーン

ナイト「おい!」

サンダー「事情は分からんが今は後だ。行くぞ」

ナイト「くそ!」
839以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 15:00:11.62 ID:8+f+iwgZO
支援タイムなう
840以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 15:02:38.35 ID:9sqkJrsvO
これは全ウィッチ集合の予感
841前1:2010/11/29(月) 15:13:46.11 ID:gvRnB7SK0
ブゥーーーーーーーーーーーーーーーン 

槍「キリがない」ダダダダダ

ガチャドォン ガチャドォン ガチャドォン
ヘイへ「俺が道を作る。ここは俺に任せて先に行け」

デコイ「駄目だ!一人で何ができる!」

ドゴオオオオオオオオオオオオオオン

デコイ「なんだ!?」

兄「俺も残る。文句ないだろ?」

ダァンダァンダァン

ヘイへ「今だッ!行けッ!」

デコイ「絶対死ぬなよ!」

ブゥーーーーーーーーーーーーーーーーン

ヘイへ「おい、背中を預けていいか?」

兄「ああ、任せろ」

ヘイへ「では、狩りの時間だ」
________________
_______
842以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 15:14:35.60 ID:gO91SPJp0
これは熱い展開だな
支援
843以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 15:18:15.06 ID:DzQ7nntxP
俺がだいたい40人くらいいるから、善意でかかれば一人あたり1000機くらいか
機で1ショット1キルくらいしないと間に合わん
844以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 15:21:15.44 ID:DzQ7nntxP
機関銃で1ショット1キル
845以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 15:24:35.98 ID:9sqkJrsvO
というか待機組に一瞬で100機くらい倒せるやつ居ただろ。
846以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 15:29:37.14 ID:cnIkzXdAP
俺にもいろいろあるから作者の癖が見れて比べると楽しい

そう考えると無双系の俺ってあんまいないな
847前1:2010/11/29(月) 15:31:56.76 ID:gvRnB7SK0
リフ「おいおい冗談だろ・・・」

ナイト「ヘイへもバスターライフルも今はないんだぞ・・・」

喉「しかも4体も・・・」

槍「どうします?」

――あの時の四角いネウロイが4体、俺たちの前に立ちはだかった・・・

ムキムキ「ふむ・・・4体か、悪くない」

ムキムキ「ここは俺が引き受けよう」

ムキムキ「先に行っててくれ」

ナイト「駄目だ!全員でやる」

ムキムキ「お前たちは足手まといだと言ってるのだ」ギロッ

ナイト「!」ゾクッ

ナイト「わかった・・・」

ムキムキ「大丈夫。心配しなくていい」
848以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 15:32:59.64 ID:DzQ7nntxP
一人で二つも三つも特別 (固有魔法や特製武器、特製ストライカー) を持ってるタイプの主人公は無双型だと思うが
849以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 15:33:56.39 ID:DzQ7nntxP
ああでも文句なしに一番は元帥のおっさんだった
850以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 15:34:25.19 ID:LgCRoaic0
大型を単騎で撃墜できるようなのは無双タイプでいいと思うけど
851以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 15:35:23.82 ID:NDrZ64EzO
>>848
実際は固有魔法ある時点で特別なんだよね、いたっけ?固有魔法無い俺

支援
852以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 15:35:24.39 ID:SMSBMfwZP
>>848
全部持ってるけどあんまり無双感のない俺の俺w
853以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 15:35:27.94 ID:DRg414Al0
ある意味一番チートなのは戦闘機でネウロイ落とすアイツらかもしれない
854以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 15:39:18.64 ID:brY25pUq0
固有魔法複数っていた?
855前1:2010/11/29(月) 15:41:56.01 ID:gvRnB7SK0
______________
_______

−元の世界−

ミーナ「では行ってくるわね。みんなのこと、頼んだわよ美緒」

坂本「ああ。任せてくれ」

_____________
_______

坂本(ミーナはいない。バルクホルンも病室だ)

坂本(弟とイチャイチャできる・・・)

坂本(と、本来ならそう思うのだがな・・・)

坂本(そんな気分にはなれないな・・・)

____________
________
____
856以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 15:44:38.61 ID:DzQ7nntxP
>>851
ウィッチは全員固有魔法持ってるものと思ってた
モブのウィッチは持ってないのか
857以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 15:44:58.96 ID:/lYjyg2C0
つまりもっさんは本来変態ということか
858以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 15:46:17.13 ID:DRg414Al0
>>856
モブどころか大半のウィッチは持ってない設定
いらん子はもちろん多分大将とかジェーンも無いし
アフリカでもケイとマルセイユ以外は無いな
859以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 15:49:35.28 ID:DzQ7nntxP
全員が固有魔法使える501は本物のエリート部隊だったんだな

860前1:2010/11/29(月) 15:51:02.24 ID:gvRnB7SK0
坂本「おかえりミーナ」

ミーナ「ただいま。みんなを集めてくれるかしら?」

_____________
______
__

男の娘「どうしたんですか?」

ミーナ「今回の件で二人、増援のウィッチが派遣されたの」

ミーナ「知らない人もいるから紹介するわ」

ミーナ「入って」

ガラッ

ルッキ「あーっ!マルセイユ!」

マルセイユ「久しぶりだな。お前たち」

ルッキ「と、だれ?」

マル「ん?こいつか?こいつは私の相棒だ」

???「は、はじめまして」

???「不死身と言います」
861以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 15:52:06.84 ID:DzQ7nntxP
孕ませ野郎が出てきたぜ!!
862以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 15:52:35.43 ID:cnIkzXdAP
そうすっと666も999も超絶エリート部隊なんだな
しかも全員男
863以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 15:52:36.71 ID:3fLBYohi0
マルちゃんの相棒は不死身で確定か
まぁスタゲはまだ終わってないしな
864以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 15:53:58.54 ID:brY25pUq0
>>859
本物どころか、
ネウロイ撃墜王に絶対被弾しないウィッチ、マッハを超えることができるウィッチ

とかいうチート集団
865以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 15:54:06.55 ID:juXUKreS0
孕ませか!
支援!
866以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 15:54:20.95 ID:DRg414Al0
帰ってきた孕ませ野郎!
待っていたぜ!!

>>862
撃墜数で見ても軽く501の数倍行ってるしな
867以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 15:55:58.13 ID:XR4YMEfr0
なんか逆にコミュ力無し能力なし才能無しの俺を書きたくなってきた
・・・あれ、これ盛り上がり所がないな
868以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 15:58:08.94 ID:3fLBYohi0
>>867
ボケ倒せばあるいは
869以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 16:00:41.46 ID:Nn/Cw2amP
不死身来たってことはこのマルセイユは中古

中古…
870以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 16:01:11.74 ID:DzQ7nntxP
厨二病と高二病だな
無敵、万能、オンリーワンの厨二病と
普通、平凡、量産型の高二病
871以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 16:02:05.16 ID:cnIkzXdAP
前1のノリならそれでも笑い飛ばせるから問題ない
あ、壁は殴りますよ遠慮なく
872以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 16:02:29.44 ID:DRg414Al0
>>869
中古いうな中古www
大体この世界はパラレルだ
873前1:2010/11/29(月) 16:02:33.37 ID:gvRnB7SK0
ミーナ「みんなが目を覚ますまでの間、一緒に戦ってもらうわ」

不死身「よろしくお願いします」

マル「もういいか?シスコン石頭の顔を拝みに行きたいんだが?」

マル「よし、いくぞ不死身」

グイッ

不死身「あ、待って」

ガチャ バタン

オレ「なんだあいつ?」

三角「アフリカの星さ」

オレ「誰?」

三角「おまえしらないのか!?」

ロボ子「おれブロマイドとフィギュアもってるぞwwww」

______________
_________
874以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 16:03:39.26 ID:LgCRoaic0
その厨二病が進行したら単に代償、制限付き能力での最強モノになる気がする
875以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 16:08:28.82 ID:cnIkzXdAP
さすがロボ娘安定

限定付きの厨二能力とか最高じゃないか
876前1:2010/11/29(月) 16:10:57.00 ID:gvRnB7SK0
今日はここまで
続きは明日の日中
早くおきれば朝おきなければ昼くらいに

40000はヘイへが4000のロシア兵あいてに勝ったって書いてあったからウィッチ用に40000にした
まあ俺たちなら問題ないよ多分
877以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 16:11:08.94 ID:3fLBYohi0
ビッグバン・パンチとか最高だな
878以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 16:11:11.72 ID:DRg414Al0
よし、バランス取りに徹底的に高二な短編書くか
879以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 16:12:28.11 ID:DzQ7nntxP
どっちも「特別な自分」を空想することには変わりないんだが、
いろんな面で特別でありたい、要は欲張りなのが厨二病で、
他の面を平凡にすることで、一点の特別さを際立たせようとする高二病だと思う

人間、成長すれば厨二病のままだはいられない
自分が平凡な人間だということがだんだんわかってくる
厨二病だった自分を嫌悪するようにもなる
だから平凡ではあるがキラリと光るものを一つ持っている自分を空想するようになる

そういう文脈で、厨二病は高二病へとシフトしていくと思う
880以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 16:14:03.58 ID:DzQ7nntxP
>>876
乙乙
そういやヘイへは32人で4000人追っ払ったんだよな
リアルチート人間
881以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 16:14:10.87 ID:DRg414Al0
乙乙
これで寝れるわ
しかしこの分だと最終決戦でシャーリーの相方が必要だな
882以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 16:26:20.83 ID:brY25pUq0
>>876

そろそろクライマックスか…胸熱
883以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 16:41:18.75 ID:3fLBYohi0
>>881
オナニーマスターか・・・
884以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 17:01:53.61 ID:XR4YMEfr0
平和やねぇ
885以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 17:02:25.56 ID:brY25pUq0
今日は夜いっぱい来るそうだから期待
886以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 17:04:09.46 ID:9sqkJrsvO
>>883
いや大統領かも
887以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 17:22:10.87 ID:cnIkzXdAP
昨日の夜も豊作だったしな
やはり予約で埋まるくらいだと勢いがあって楽しいな
888以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 17:22:37.04 ID:3fLBYohi0
そういやリッチャァァァァァドの人もいたなw
早く帰って全裸待機したい…俺んとこの残業神ウチノジョウシーの機嫌がいいことを祈ろう
889以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 17:32:28.73 ID:rUrNQAR00
シャーリーの相方濃過ぎだろwww

朝方予約した者だけど10時頃に行けそうです
もし来なかったら待ってる人とろしく
890以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 17:42:21.84 ID:juXUKreS0
7時以降時間的に空いてたら無職投下する。予約じゃないけど・・・。

じゅんじゅんをヒロインにして書きたかったが、難しくて頭が死んだ
新隊長でもしてくる
891以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 17:56:55.28 ID:9sqkJrsvO
それで思い出したがウルスラが失恋2回とかなり不憫な件について。
892以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 18:09:09.40 ID:cnIkzXdAP
ウルスラそんなあったっけ?
893以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 18:11:07.94 ID:OTkjtuy90
悪運と記憶喪失だっけ?
894以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 18:13:54.33 ID:9sqkJrsvO
しかも両方トゥルーデ√
895以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 18:23:04.24 ID:QdtD742c0
今予約は
1900 無職
2100 >>796
2200 >>889

って感じか?
896以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 18:23:14.46 ID:cnIkzXdAP
そういやそうだったっけ…ウルスラェ
誰か幸せにしてやってくれよ
897以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 18:33:57.83 ID:SMSBMfwZP
ただいまんこ

おわぁぁぁ22:00に終わらすなんて絶対無理だww
どないしよ…
898以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 18:34:48.84 ID:wHSAhARo0
盗撮俺だけど、>>889の後の予約okかな?
899以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 18:36:31.77 ID:rUrNQAR00
あばばば

22時に終わらせなくても大丈夫です!
自分一晩中起きてますから。じわじわとやってくだされ!
900以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 18:37:46.21 ID:Fc44o1ec0
残業神ウチノジョウシーはどうしたwww
901以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 18:39:02.03 ID:5OKmWRMo0
当初の予定通りに7時から投下すればいいんじゃね?
902以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 18:40:26.76 ID:cnIkzXdAP
私は一向に構わん
903以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 18:41:07.61 ID:SMSBMfwZP
ボクらの希望の星・無職さんがいらっしゃるというのにブッキングなどできねっすw
まだもうちょい直すところもありそげだし…
とりあえず無職さん終わり次第行くということでだいじょぶかな
904以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 18:47:05.26 ID:5OKmWRMo0
っとそういえば無職も居たか
905以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 18:47:28.20 ID:SMSBMfwZP
>>900
早退されて残業なくなた
906以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 18:48:37.32 ID:XR4YMEfr0
い、今起こった事をありのまま話すぜ!
なんだまだ18時か・・・あれ?18時って3時くらいだよな?→・・・おい6時じゃねーか俺の頭どうかしてんのか、
もうすぐ無職くるのに昼寝するとこだった、あぶね
907以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 18:49:10.72 ID:juXUKreS0
いや無職は別に空いてる時でかまわないぞ
投下したい人優先で俺はいつでもいいんだ
908以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 18:49:54.68 ID:XR4YMEfr0
>>907
俺はあんたのを一番見たいんだ
909以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 18:49:55.43 ID:5OKmWRMo0
さすが無職
910以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 18:50:23.11 ID:3ThM5ZXJ0
焼酎一瓶空けてやってきたら自分の俺が前1氏の作品にやってきて吹いたw
いや、あんなひどい奴を使ってくれてありがとうございます。
前1さんの今後の展開に期待します。
911以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 18:50:47.92 ID:eH4o7NxwO
そろそろ次スレ
912以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 18:51:29.96 ID:5OKmWRMo0
早くない?
913以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 18:51:51.63 ID:DXXwOAR50
はえーよ
914以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 18:55:16.80 ID:9sqkJrsvO
早いけど残りレス数での投下は可か不可かってとこだな。
915以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 18:56:17.86 ID:rdKHm1qJO
スレ跨ぐ事なんてざらにあるじゃん
916以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 18:57:54.77 ID:QdtD742c0
AAでも用意しておくか
917以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 18:58:21.61 ID:juXUKreS0
投下したい人いないのかな・・・?
いないならつなぎにいくが・・・
918以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 18:59:29.91 ID:XR4YMEfr0
この残りなら十分に投下可能だよ
919以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 19:00:03.99 ID:SMSBMfwZP
こちらは大丈夫です
無職さん終わり次第行きます
920以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 19:00:24.86 ID:5OKmWRMo0
ならば支援だな
921以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 19:00:47.18 ID:rdKHm1qJO
80もあれば大丈夫ダナ
922労働意欲旺盛無職俺:2010/11/29(月) 19:05:50.78 ID:juXUKreS0
>>919本当にすまない
なるべく早く片付ける!

前回
さて、ついに始まったオペレーション:トール
ネウロイ:ヨルムンガンドを撃墜するため、画策を練ってコアを直接破壊しようとするも
ネウロイも本気なのか、苦労に苦労を重ねます
なんとかコアを破壊するも、再生してしまいもう一度コアを破壊することになりますが
これまためんどくさいようです
一方働き者の俺は元の世界でうんちゃらこうちゃらして、ようやく501の世界の方に転職しようとします
俺は覚悟を決め、ついに海に向かったのです

>>376からの続きである
今日も今日とて無職
明日はきっと明るいさ
第12話「海より空だろ?」
923労働意欲旺盛無職俺:2010/11/29(月) 19:07:20.07 ID:juXUKreS0
〜俺世界、海に向かい走る〜
俺は疾駆していた

風でも追い越せるんじゃないかと思うほど、走っていた

俺「はぁ・・・はぁ・・・!(体から力がわいてくる)」タッタッタ

今までこんなことはなかった

そう、最初の就職面接いくときよりも力が、勇気がわいてくる

いつものように求人誌をみて、うなだれるような気持ちも全くない

今は・・・言い表すなら、エリートどもを押しのけて採用されるぐらいの気持ちだ

爽快にして、壮快

俺を止めれるものはもうこの世界にはいない
924以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 19:08:09.66 ID:xg2ngHXJ0
さるよけ
925以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 19:08:24.84 ID:cnIkzXdAP
イケメン覚醒した無職ktkr
926労働意欲旺盛無職俺:2010/11/29(月) 19:13:04.52 ID:juXUKreS0
〜朝1000時、浜辺にて〜
俺「やっと来た・・・!ここが始まりの場所・・・。」

俺「これを抜けてエーリカと会ったんだよな・・・。最初はなにごとかと思ったな。ズボン下げようかと思ったし。」

俺「さて・・・いくか・・・。海よ、俺を・・・もう一度あの世界に連れて行ってくれ。みんなのもとへ、あいつの・・・エーリカのもとへ。」

俺は手をいっぱいにして袋をつりさげ、海を目の前につったっている

感傷的だな

うむ、やはり海はきれいだな


子供「なんかへんなひとがいるー。」

子供の母「こら、みちゃいけません!はやくいくわよ。あのお兄ちゃんは仕事がなくてきっとつらいのよ。」


俺「・・・。テンションさがるな・・・。まぁいい。どれだけののしってもかまわないさ。俺はもうこの世界に戻るつもりはない。」

俺「あばよ、孤独な世界と前の俺。さよなら、職につけない世界。」ガサガサ
927労働意欲旺盛無職俺。そこまでイケメンではないんだぜ・・・。:2010/11/29(月) 19:18:34.99 ID:juXUKreS0
俺は海に向かって思いっきりなにも省みず走っていく

ゆっくり、ゆっくりと加速する

これが女の子がいたなら絵になっていたが、なんせよくわからない一人の男である

・・・人からみたら馬鹿でクレイジーにみえただろう


だが、俺の目にはあるもの以外なにもうつらない

写るのはあの世界の風景に、みんなの笑顔

そして・・・大好きな人の姿だ

俺は勢い良く、すべてを放り投げるように、身を海に放り投げる

「は・た・ら・か・せ・ろォッ!!」

「おらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!この時間のあの世界にいかせろぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
928労働意欲旺盛無職俺。今の時期の海は寒いから気を付けろよ。:2010/11/29(月) 19:24:03.72 ID:juXUKreS0
大声が空に劈き、願いは次元を突き抜ける

その瞬間俺の周りをまばゆい光が包み込んだ

目が眩むような希望の光は俺の存在をこの世界から抹消する




―――俺はその瞬間くだらない世界に別れを告げた





.........さよなら、と

929以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 19:25:40.82 ID:Fc44o1ec0
自分が生きた世界を…自分を生み育てた母がいる世界を…
くだらないなんて言うんじゃねええーッ!!(ソゲブ
930以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 19:27:01.94 ID:XR4YMEfr0
この世界にもいいところは・・・あ・・・あ・・・ねーな、うん、海行ってくる
931以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 19:27:24.17 ID:QdtD742c0
:.... .... ..:.... .... ..... .... .. .:.... .... .. ..... .... .. ..... ............. .. . ........ ......
:.... . ∧∧   ∧∧  ∧∧   ∧∧ .... .... .. .:.... .... ..... .... .. .
... ..:(   )ゝ (   )ゝ(   )ゝ(   )ゝ
....  i⌒ /   i⌒ /  i⌒ /   i⌒ / .. ..... ................... .. . ...
..   三  |   三  |   三  |   三 |  ... ............. ........... . .....
...  ∪ ∪   ∪ ∪   ∪ ∪  ∪ ∪ ............. .............
932労働意欲旺盛無職俺。くだらない、というのは俺の望みが叶えられないという意味で。:2010/11/29(月) 19:29:14.32 ID:juXUKreS0
〜501世界、朝1010、消えた時の海辺〜
心地良い波音が耳に自然と入ってくる

俺は今生まれたかのように初々しくまぶたを開く

太陽の光がまぶしい・・・

俺「う、うぅぅん・・・。はっ!」キョロキョロ

俺「・・・・・・・・・・・・・・・っ!これた!いけたぞ!YATTA!!」

俺「これたぞぉぉぉぉぉ!よっしゃああああああああああああああ!」バシャバシャ

俺「ははっ!ははははははっ!ニョホホホホホホホホホホ!」バシャバシャ


はっ!

こんなことやってる場合じゃねぇ!

みんなはもう戦闘にでたんだ!

俺も・・・はやくかけつけなきゃな!!

空で待たせてるし、約束に遅れるのは最低だしな。

つっても、もう遅刻してるがあとでなにかおごって機嫌でもとろうか。

いかなきゃ、約束の空へ。
933労働意欲旺盛無職俺。>>930せめて劇場版見てからいくんだ。:2010/11/29(月) 19:35:04.71 ID:juXUKreS0
〜ハンガー〜
整備兵「・・・。よし点検終了。」

俺「ぜぇ・・・!ぜぇ・・・!今すぐ出撃準備だっ!」ガタッ

整備兵「くくっ、よく来たな。待ってたぜ?整備は完璧だ。いつでもみんなのもとへいけるぞ。」

俺「感謝する!整備兵、あとでなんでも聞いてやるぜ。今は空へいく!女を待たせてるんでな!」

整備兵「最上級の美女を待たせるのはよくないぜ?はやくいってやりな。近づく男は叩斬って追い返してやれ。」

俺「おう!ありがとう!・・・とりゃー!」タッタッタ ピョン フォン


整備兵「・・・出力安定。エンジン音も最高だ。オールグリーン。滑走路に人影無し。武器は?」

俺「こいつ一本で上等だ。」

整備兵A「お、おいっ!なにをしてるんだ!その男は自室禁固中のはずだ!そいつをいかせれば我々まで被害をこうむるぞ!」

整備兵「ウィッチが飛ぶっていってんだ。仲間を助けにいくっていってんだ。飛ぶことを俺たちは止めることはできねぇよ。固定はずすぞ?」

整備兵B「おまえ、今回はさすがに異動とかじゃすまないぞ!!やめろ!」


俺「固定解除確認。整備兵、いや朋友よ。感謝する。俺、いきます!」ブロロロロロロロ ヒュィィン

整備兵「ああ、いってこい。だれかが怪我してたらおまえをぶん殴ってやるさ・・・。」
934以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 19:38:24.64 ID:AcRGyfkE0
しえん
935以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 19:39:25.00 ID:xU5oLAsKO
やだ、この無職カッコいい支援
936以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 19:39:25.29 ID:8+f+iwgZO
劇場版のDVDが出るまでは行けないぜ…
937労働意欲旺盛無職俺。支援感謝。:2010/11/29(月) 19:40:21.62 ID:juXUKreS0
俺は滑走路に出る

あのときのように光り輝く海と空を目の前にして、あの時とは違うように翼を羽ばたかせる

俺「閃電、おまえも売れ残りみたいなもんだったな。本当はもっとすごいやつがのるはずだったのにすまねぇな。でも、今は力をかしてくれ。」

俺の呼びかけに応じるように、鼓動を感じる

空高く舞い上がり、刀を背負い、目を開き前も見据える

速度を上げていく

エンジンが轟音をあげ、それに応える
938以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 19:41:59.72 ID:3NiqnyBtO
無職には期待している
支援
939以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 19:43:12.05 ID:5OKmWRMo0
さるよけ
940労働意欲旺盛無職俺。支援感謝。:2010/11/29(月) 19:46:09.53 ID:juXUKreS0
――ザザザァッ

『こちら基地。応答を願います。』

俺『こちら俺。どちらへむかえばいい?』

『みなさんは戦艦型ネウロイ:ヨルムンガンドと交戦中です。しかしあと15分ほどで小型20機と接触してしまいます。そうすると戦況が悪くなってしまう。』

俺『つまりたどり着く前に叩けばいいんだな。』

『そこから方位030、小型20機だ。閃電の速度だと少しの間で接敵できる。すぐに破壊しろ。』

俺『無茶言うね・・・。俺に働けとは・・・。いいさ、やってやる!』

『労働意欲が旺盛な俺軍曹よ、まずは仕事が先だ。そのあとに女のところに向かうんだな。・・・頼んだぞ。』ブツッ



方向を少し変え、指定されたように体を向け進む

どんどん速度をあげ、わずかな時間がたつころに敵を発見する
941以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 19:48:46.14 ID:OZrzs5Fp0
支援
今史実の人物を主人公に書いてるんだけど、これってありなの?
942以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 19:49:50.91 ID:5OKmWRMo0
ありなんじゃない?
943以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 19:51:14.51 ID:rdKHm1qJO
>>941
名前少し変えるくらいはした方がいいかもね
944以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 19:51:17.78 ID:QdtD742c0
ヘイヘがありならありだろう
945以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 19:52:06.11 ID:9sqkJrsvO
>>941
グレースがそれだし別にいいだろ
946労働意欲旺盛無職俺。全然大丈夫だよ!:2010/11/29(月) 19:52:31.23 ID:juXUKreS0
俺「小型発見。全部落とす。たまにはきっちり働いてやるぜ!」カチャ シューチャキン

刀を抜き構える

眼光がするどくし、敵を見定める

敵も気づいたのか、こっちに構え、機銃らしきものを放ってくる

それをわずかに速度を落とし、体を切り替え、急上昇して避けていく

一気に空へ駆け上がり、刀を上段にかまえをとった

そして刀に風が集まり、俺を中心に大気がうずまいてゆく

大空に一つのつむじ風が舞ったとき、太陽はさらに輝く


そして気合充分にずっと考えていたセリフをとりあえず大声で叫んだ
947労働意欲旺盛無職俺。あと1レス:2010/11/29(月) 19:57:48.45 ID:juXUKreS0
俺「天駆ける風よ!我が手に集いて無数の刃となって切り裂けッ!!旋風刃ッ!!」


発現した当初とは比べ物にならない威力である風の斬撃の塊を敵に向けて放つ

ネウロイ「フィィィィイィィン!」ドガガガガガ ズガガガガ

轟々とした風音をたて、ネウロイどもを一掃する

きれいさっぱりに一掃する

切り裂かれ、ちぎられ、舞い散るネウロイのこっけいな姿に俺は一瞬だけ笑いそうになる

”落とす”側っていうのも楽しいじゃないか

俺「小型ならきれいさっぱり落とせるな。ふふふ・・・。」

俺「次は技名とか考えないとな・・・。かっこいいのがいいよな!無音殺とか、よくないかな・・・。」


敵の攻撃がわずかに横腹と腕をかすめ血が滲みでるが、そんなのは気にもとめない
948労働意欲旺盛無職俺。あと1レス:2010/11/29(月) 20:01:01.78 ID:juXUKreS0
俺「やっぱりこの刀のおかげかな。切れ味が全然違う。手に馴染む。実になじむぞぉ!」

俺「さて、馬鹿なことやってないで向かうか。」

俺『こちら俺。基地応答してくれ。』

俺『次はなんだ?』

『こちら基地。さすがだ。さて、つぎはデートの集合場所に向かうぞ。変な大男がいるが気にせずぶっ飛ばしちまえ。方位は――・・・
949以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 20:02:00.27 ID:8+f+iwgZO
支援支援
950以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 20:02:40.47 ID:wHSAhARo0
支援!
951労働意欲旺盛無職俺。:2010/11/29(月) 20:05:48.31 ID:juXUKreS0
はい、これで止めまする
支援してくれた方読んでくれた方ありがとう!
この俺がやっと働けそうです

次回「遅刻は最低さ」です
やっと501世界に戻ってこれた俺
長いようで実は一日もたってないんだよね
さてさて、遅刻してしまった俺はどうなってしまうのか・・・
みんなを助けに駆けつける俺
次回は少し壁を殴りそうだけど、クリスマス前の訓練と思ってくれ
952以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 20:07:12.64 ID:5OKmWRMo0

テイルズみたいだね
953以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 20:07:48.54 ID:gO91SPJp0

これは海に飛び込みたくなるな
954以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 20:07:59.86 ID:juXUKreS0
実は駆けつけてエーリカと会うまでを第12話にしようと思ったけど
一時間で一話という感じで書いてるから、ここでくぎるよ

次の方どうぞでござんす
955以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 20:08:11.00 ID:3NiqnyBtO
どうすればこんな上手く書けるのか…
乙!
956以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 20:08:18.97 ID:XR4YMEfr0
乙!
957以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 20:09:40.58 ID:XR4YMEfr0
さて、ちゃちゃっと次がくれば充分投下できる量ではあるが・・・
958スターゲイザー:2010/11/29(月) 20:10:01.42 ID:SMSBMfwZP
では、残りのレス数が心許ないのでちゃっちゃと行きます。
ネガティブな話で余韻ぶっ壊します。ごめんなさい。

残り30レス、>>453からです
959以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 20:11:40.23 ID:QdtD742c0
ごーごー!
960以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 20:12:47.88 ID:5OKmWRMo0
スタゲktkr!

支援!!

――――――――――――――――――――――――――――――

俺「じゃあ、ネウロイは撃墜出来なかったんですね……」

坂本「ああ。リーネの攻撃を受けて撤退したと報告を受けている。
  それにしても、まさかダメージをこちらに押し付けてくるとは……厄介な相手だ」

俺「あの時、俺はネウロイに操られて『繋がった』状態だったから、俺にダメージが来たんでしょうね。
  おそらく、本来は攻撃してきた者にそのまま返すんじゃないでしょうか? 対策なしに仕掛けるのは危険ですね」

 宮藤からの報せを受け、彼女らと入れ違いにミーナ中佐と坂本少佐が部屋に来ていた。
 戦闘報告を聞いて冷静に分析する俺を見、少佐は顎に手をやった。

坂本「……思ったより大丈夫そうだな。もっとしょげているかと思ったが」

俺「ショックじゃないって言ったら嘘になりますけどね。
  眼帯、貸して頂いてありがとうございました」

 この黒い眼帯は少佐の私物だそうだ。
 たまには気分を変えて、いつもと違う眼帯にしたくなることもあるそうで。
962スターゲイザー:2010/11/29(月) 20:20:01.73 ID:SMSBMfwZP

坂本「構わん。それはお前にやろう」

ミーナ「とにかく、今の貴方を空に上げるわけにはいかないわ。
  俺特務中尉、決定事項を伝えます。飛行及び、武装の持ち出しを無期限に禁ずる。
  坂本少佐の訓練にも参加しちゃダメよ。……いいわね?」

俺「了解です。無期限……長くなりそうですね」

 期限が定められていないのなら、あっさりと処分は覆るかもしれないし……
 もしかすると、二度と飛ぶことは出来ないかもしれない……。

ミーナ「本当にごめんなさい。貴方にはどんなにお詫びしてもし切れないわ。
  本来ならすぐに入院させるべきなのに、機密の都合でこんな最前線に留め置いて……
  Nライフルのこともそう。魔導炉が異常稼働すると分かっていながら、その性能を頼りにして……」

 別に中佐のせいじゃないのに……。
 深々と頭を下げる中佐を、俺は必死に宥めた。

坂本「Nライフルと言えば、ノイエ・カールスラントから技術者が来ているそうだな。
  魔導炉の調査を行うとか。……ま、結果は想像付くがな。調査だけが目的でもあるまい」

俺「コアコントロールシステムが逆流したんでしょうね。他に説明が付かない」

 ウォーロックに搭載されていた、ネウロイの行動を乗っ取って意のままに操るためのシステム。
 Nライフルの魔導炉に同様のシステムがあって、それが逆に作用したと考えれば全ての辻褄が合う。
 そんなものが前線に配備されていたと知れては大問題になるから、ライフルの回収に技術者を寄越したのだろう。
963以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 20:22:28.54 ID:Fc44o1ec0
これもマロニーの差し金なのかな支援
ってマロニーはブリタニアでスタゲはカールスラントか
964スターゲイザー:2010/11/29(月) 20:25:21.34 ID:SMSBMfwZP

俺「異常稼働の件も含めて、警戒を怠った俺のミスです。
  ウーシュがライフルを持って来た時、みんな同じことを考えてたはずなのに……
  性能ばかりに目が行って、リスクを頭の隅に押しやってた。起きるべくして起きたってとこですね」

 それでも管理責任というものがある。そのためか、中佐も少佐も済まなそうにしている。
 何と言うか……中佐はともかく、少佐までこんな調子では非常に気まずい。

ミーナ「とにかく、貴方の右目は第501統合戦闘航空団が責任を持って治療を行うわ。
  専門家の話では、治癒魔法を掛け続ければ破壊された体組織は再生するそうよ。
  つまり、時間は掛かるけど、貴方の目は治る。宮藤さんも完治まで治療したいと言ってくれているわ」

俺「助かります。……視力は、元に戻るんでしょうか」

ミーナ「視力は……元通り、とまでは行かないそうよ。見えるようになるのは間違いないということだけれど……。
  ……そうね。貴方も勘付いているようだし、いずれ伝えることだから今のうちに言っておくわね」

 迷う素振りを見せ、それでも咳払いで場を整えて、中佐は言い放った。

ミーナ「貴方の飛行停止処分が解除されることは……ありません。
  少なくとも、視力が完全に回復しない限り。無期限とは、そういうことよ」

俺「そう……ですか……」
965スターゲイザー:2010/11/29(月) 20:30:03.42 ID:SMSBMfwZP

 文字通りの無期限。事実上の引退宣告。
 両眼視差が機能しない状態では、戦うことはおろか飛ぶことすら難しいだろう。
 編隊員に危険が及ぶ可能性だってある。そんな奴を空に上げるわけにはいかないということだ。
 目のことが開発省に知れれば同じように処理されるだろう。いや、既にそうなっていても不思議じゃない。

 薄々そんな気がしていたとはいえ……バルクホルン大尉にぶん殴られたなんてもんじゃないくらい、ショックだった。
 でも、それを表に出せば、責任感の強い中佐のことだ……また余計に表情を陰らせてしまうだろう。

俺「……見えるようになるだけマシってことですね。分かりました。
  ええと……、それと、基地の中、歩いても良いですか? ずっとベッドの上じゃ目が治る頃には脚の方がやばそうで」

ミーナ「ええ……。飛行と訓練以外、基本的に貴方の行動を制限するつもりはないわ。
  みんな随分心配してたから、顔を出してあげて頂戴」

坂本「何かあったら遠慮なく言うんだぞ。お前は私たちの仲間なんだからな」

 仲間……。今の俺が? 空を閉ざされた、この俺が?
 その言葉の響きに違和感を覚えつつ、俺は了解の旨を告げた。
966以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 20:32:28.40 ID:juXUKreS0
支援だ!
飛べなくなるのはきついなぁ・・・
967以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 20:34:44.43 ID:Wp2j9+hGO
命令違反以外で飛行禁止になる俺は初めてか?
ってあまり書き込まない方がいいのか
968スターゲイザー:2010/11/29(月) 20:36:31.05 ID:SMSBMfwZP

――――――――――――――――――――――――――――――

 いつもの庭園。昼間からここでのんびりするのは久し振りだった。
 今日からは、ここで昼寝していても、誰も怒鳴り散らしたりなんかしない。
 ……それが少し寂しいと感じていることに、俺は自分で驚いた。

俺「良い天気だねぇ……お、あれは宮藤か」

 空を見上げる俺の左目に、空戦機動の訓練中なのか、複雑な軌道を描いて飛ぶ宮藤の姿が映った。
 彼女が履く『震電』は扶桑製ストライカーの最新型で、長らく開発がストップしていたものに、
 新たに解析された宮藤理論が盛り込まれて試作機の建造に至ったという。
 結果論だが、父から娘へ……というやつだ。

俺「あのひよっこが随分立派になりやがった。それに比べて俺は……」

サーニャ「俺さん?」

 視線を戻すと、そこにはサーニャとエイラが立っていた。
 エイラは未だおかんむりらしい。無理もないだろうけど、少しはこっちの身にもなってくれないものか。
969以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 20:38:56.72 ID:OZrzs5Fp0
支援
この後って予約ある?
970スターゲイザー:2010/11/29(月) 20:40:04.68 ID:SMSBMfwZP

俺「よう。肩の傷は大丈夫なのか?」

サーニャ「はい、さっき包帯が取れました。もう傷跡もありません。少し痛むくらいですよ」

俺「傷跡は残らないんだな? それを聞いて安心したよ。ほんと、悪かった」

 不幸中の幸いというやつは本当にあるものだ。
 彼女の柔肌に一生消えない傷を刻んだとあっては、詫びても詫び切れるもんじゃない。

エイラ「ナニが安心なんだヨ。柱のネウロイの時から、ちょっとは見直してたのニ……!」

サーニャ「エイラ。撃ったのは俺さんじゃないわ、ネウロイよ。俺さんはずっと私を逃がそうとしてくれてた」

エイラ「でも……許せないんダ。あの銃が危険ダって、分かってたはずじゃないカ!」

 エイラの言う通りだ。あれの一番近くに居た俺は、危険性も一番良く知っていたはずだった。
 俺は何も言い返さず、エイラに言われるままにしていた。

エイラ「なのに俺も誰も止めないデ……その挙句にサーニャが撃たれたんだゾ。
  当たり所が悪かったら死んでたかもしれないんだゾ! 肩だって、ピアニストには大事な――」
971スターゲイザー:2010/11/29(月) 20:45:02.80 ID:SMSBMfwZP

サーニャ「もう、いい加減にして!」

 突然、サーニャの感情が爆発した。
 今にも泣き出しそうな顔で歯を食い縛っている。

エイラ「さ、サーニャ……」

サーニャ「俺さんはもっと辛いのよ。片目が見えなくなっちゃったのよ。
  私はまだ飛べるしピアノも弾けるけど、俺さんはもう――」

 言葉の続きは聞かずとも容易に想像出来る。
 どうやら、俺の無期限飛行停止処分は、とっくに知れ渡っていることらしい。

俺「サーニャ」

 俺に呼ばれて、サーニャは息を飲んで言葉を止めた。
 自分のことのように怒ってくれるのはありがたいけど、俺は二人に喧嘩して欲しいわけじゃない。
972以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 20:46:35.83 ID:8+f+iwgZO
>>969
あった…筈
973以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 20:49:01.23 ID:rUrNQAR00
>>969
ごめんな。俺がいるんだ…
投下したかったらやってくれても平気なんだな

サーニャが優しすぎて泣きたい…
974以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 20:51:04.03 ID:OZrzs5Fp0
>>973
短いから、これが終わったらちょっとだけ投下してもいいかな?
975スターゲイザー:2010/11/29(月) 20:51:18.86 ID:SMSBMfwZP

俺「宮藤がさ、俺の目を治すって言ってくれたらしくて。その間はここに居ることになったんだ。
  でも、タダ飯食らいってのも存外居心地が悪くてな。なんせ出来ることがなんにもないと来たもんだ」

 飛行禁止に訓練への参加も禁止。
 片目では、精密な作業を要求されるストライカーの整備も満足に行えないだろう。

俺「時間だけはあるから、色々余計なことまで考えちまって。これがなかなかきつくてな……。
  悪いけど、他に用がないなら少し一人にしておいてくれねぇかな。
  ほら……お前らに見られてたんじゃ、しょげることも出来やしねーから」

 な、と笑って同意を求めるが、三日前と同じく、全く上手く笑えてない自分が情けなくて仕方がない。
 そんな俺に二人は何も言うことが出来ず、表情を曇らせたまま背を向けて歩き出した。
 ……おっと、もう一つ言っておくことがあったな。

俺「エイラ。お前は間違ってない。お前の言った通りだよ。だから、気にすんな」

エイラ「……こっちこそ、言い過ぎタ。ゴメン……」

 浮かない表情のまま、今度こそ二人は庭園を後にした。
 後には、うなだれてそれきりになった俺が残された。
976以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 20:51:58.40 ID:eH4o7NxwO
この後は
>>889→盗撮?
977以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 20:53:52.42 ID:rUrNQAR00
>>974
いいよー
今日はオールナイトだから大丈夫だ!
978スターゲイザー:2010/11/29(月) 20:54:10.00 ID:SMSBMfwZP

――――――――――――――――――――――――――――――

ペリーヌ「もう。慰めに来たというのに……あんな言葉を聞いたら入るに入れませんわ」

 柱の陰で彼女は困り果てていた。
 廊下を歩く俺を見掛けて、声を掛けようとして何と言えば良いのか分からず、そのまま追い掛ける内にここまで来た。
 隠れて心の準備を整え、いざ出て行こうとしたら、エイラーニャという先客が居て。
 二人の口論の末に、彼自身に一人にして欲しいと言われて。まるで隙がない。

ペリーヌ「はぁ……。俺さん……」

 彼の身を案じるほど、考えれば考えるほど、胸が締め付けられる。
 はて。これではまるで……?



「………」

 うなだれる俺に、悶絶するペリーヌに、さらに陰から視線を送る人影が一つ……。
979以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 20:54:11.97 ID:OZrzs5Fp0
>>976
マジか
じゃあ盗撮の後に投下したいと思います
980スターゲイザー:2010/11/29(月) 20:58:06.03 ID:SMSBMfwZP

――――――――――――――――――――――――――――――

エーリカ「やっほー俺。やっぱりここに居たね」

俺「ああ、キューピッド・フラウ。俺は今、猛烈に一人になりたいんだ。ほっといてくれないか?」

エーリカ「だーめ。一人で居ると、どんどん悪い方向に考えちゃうでしょ」

 エーリカは俺の要求を華麗に却下すると、遠慮なく隣に腰かけた。
 こいつほど周囲に気を配りながら、それを感じさせない人間を、俺は他に知らない。

エーリカ「おー。あれはミヤフジだね。最初に比べればずっと良いけど、立ち上がりがまだ甘いねー」

俺「……でも、飛んでるな」

エーリカ「そう、だね……」

 俺たちの視線の先では、相変わらず宮藤が飛び回っている。
 俺にはもう、ああすることは許されない。自分の中に泥のようなものが溜まって、息苦しかった。

エーリカ「聞いたよ、飛行停止だって。解除されることも、ないって」

俺「まぁな。でも、すぐ聞けて良かったよ。変に希望持たされるよりはまだ気が楽だ」
981スターゲイザー:2010/11/29(月) 21:03:06.78 ID:SMSBMfwZP

 苦笑して空を見上げる俺の頭を、立ち上がったエーリカは、その胸に抱き寄せた。

エーリカ「嘘だよ。……辛いよね。私も、なんにもしてあげられないの、辛いよ」

俺「よせよ。ガキじゃねぇんだぞ……」

エーリカ「強がらなくていいよ。泣きたかったら泣いてもいいんだよ」

 弱った。抵抗する力が出ないどころか、本当に涙が出そうだ。

エーリカ「みっともなくなんかないよ。悲しい時に泣いて、何が悪いのさ?」

 ああ、キューピッド・フラウ。確かにお前は悪魔だ。人の心の堤防を崩す、悪魔だ……。

俺「……俺はさ。あいつに追い付けなかったんだ。頑張ったけど、ダメだったんだ」

エーリカ「ハンナのことだね?」

 彼女の隣を飛んでいたかった。でも、それは叶わなかった。

俺「だからさ。あいつの背中を守るために、俺は長距離狙撃を死に物狂いで身に付けたんだ」

エーリカ「うん。トゥルーデを門限過ぎまで付き合わせて、ボスに怒られたこともあったね」
982以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 21:03:46.93 ID:eH4o7NxwO
>>796>>889は同じ人?

違うなら順番は>>796>>889→盗撮→>>979になるけど……

俺「この手で守りたかったから……大事だったから」

エーリカ「うん……そうだね。途中からライーサが二番機取っちゃったけど。
  でも、三人で息ぴったりだったよね。ハンナも幸せそうだったなぁ」

 大尉には感謝している。あの人がみっちり仕込んでくれたお陰で、俺は彼女に並べないでも……同じ空を飛んでいられた。
 でも……いつからだろう? 俺は彼女の隣に居ることに『ズレ』を感じるようになって……

俺「なのに、俺はいつからか、あいつから逃げて……あいつの隣に居ることから逃げて……」

 遠く頭上の星を見上げる、スターゲイザーになった……。

エーリカ「でも、俺は変わったでしょ? ここんとこの頑張り具合とか、見てれば分かるよ」

俺「もう一度、きちんと向き合おうって……そのために前を向こうって……
  そう思えるようになったんだ……でも……」

 右目を失って……戦う術を失くして……
 もう、涙を抑えることは出来なくて……

俺「フラウ……俺はもう……飛べない……!」

 もうスターゲイザーとしてしか生きられない。その『絶望』が少しずつ形を持ち始める。
 俺は、彼女の胸の中で、声を殺して泣いた。
984以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 21:09:52.25 ID:Fc44o1ec0
うわああこれは鬱だ…スターゲイザーってこんなに重いネーミングだったのか
ってか30レスだとするともうレス数足りなくね?

>>982
今投下してるのが>>796
985以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 21:10:31.80 ID:QdtD742c0
次スレ試してくる
986以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 21:13:28.89 ID:QdtD742c0
次スレ
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1291032676/

任務完了 これより帰投する



エーリカ「そんなこと……ないよ。そんなこと、ない。私がさせない」

 普段のエーリカらしからぬ力強い声に、俺は彼女を見上げた。

俺「フラウ……?」

エーリカ「やっと普通にフラウって呼んでくれたね。嬉しいな……」

 心の底から嬉しそうに、彼女は俺の唇にそっと口付けて。

エーリカ「だいじょーぶ。全部私に任せておいて。にゃははははっ」

 両手を広げて走って行ってしまった。
 俺が放心から回復したのはそれからしばらく経ってからで……

俺「うおおい!? エーリカさん!? り、理由はともかくワケを言えーーーっ!!」

 いつの間にか、涙はすっかり乾いていた。
988以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 21:16:12.10 ID:Wp2j9+hGO
エーリカとキス…だと…
989以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 21:17:04.81 ID:rUrNQAR00
スタゲぇえええ…
誰か、誰かマルセイユさん呼んできてあげて!ブン殴れば…殴ってやってくれよ…

IDで確認していただけるとありがたい。ちなみに>>889は長いです
盗撮さんと>>979が俺短いやんな状態ならGO!
990スターゲイザー >>986 乙!:2010/11/29(月) 21:20:07.34 ID:SMSBMfwZP

――――――――――――――――――――――――――――――

 ハンガーへと向かう道を、俺はとぼとぼと歩いていた。
 途中でペリーヌが顔を押さえて悶絶しているのを見たが、構う余裕のなかった俺は、そのまま通り過ぎてしまった。
 年下のエーリカに甘えたことを恥じているのではない。チュウしちゃったことが問題なのである。
 彼女をそういう対象として見ていなかっただけに、急激に意識してしまって、尚更心苦しかった。
 それは次第に強烈な自己嫌悪となって、右目の負傷とは別の意味で俺を追い詰めつつあった。

バルクホルン「俺。おい、俺! そんな調子で歩いていると頭をぶつけてしまうぞ!」

俺「あ、大尉……」

 気付かないうちにバルクホルン大尉とすれ違っていたらしい。
 俺の余程酷い状態を見かねたのか、大尉は俺を呼び止めた。

バルクホルン「右目以外の傷はもう良いようだな……。心配したぞ。部屋に閉じこもっているんじゃないかとな」

俺「それじゃ気が滅入るんで。出歩く許可もらって、あちこちぶらついてます」

 大尉は眉をひそめて俺をしげしげと観察している。何事だ……?

バルクホルン「しかし何てザマだ。それでもカールスラントの男か?」

俺「国籍はそうですよ。両親は扶桑人で、頭ン中はブリタニア語ですがね」

バルクホルン「そのくらい減らず口を叩ければ、大丈夫か……」

俺「……さあ。どうでしょうね」
991以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 21:23:23.62 ID:muQyfY9E0
この状態のスタゲをマルちゃんがなぐったらポンコツになりそうだな
992以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 21:24:04.87 ID:Fc44o1ec0
これエーリカ√なんじゃね?

>>991
再起不能になってエーリカが甲斐甲斐しく世話するENDか…
993スターゲイザー:2010/11/29(月) 21:24:22.84 ID:SMSBMfwZP

バルクホルン「……俺。その。もし、辛いことや吐き出したいことがあったら、いつでも私に言うといい。
  私では頼りないかもしれないが……な、仲間の悩みを受け止めるくらいの器量は持ち合わせているつもりだ」

 俺は目を丸くした。大尉からこんな言葉を掛けられたのは、空軍時代を含めても初めてだったからだ。
 心なしか、大尉の顔が赤くなっているように見える。

俺「大尉……。無理しなくていいんですよ?」

バルクホルン「む、無理とは何だ! ひひ、人がせっかく言い慣れないことをだな……!」

 世間的にはそれを無理と言うのだ。

俺「まぁそれはそれとして。俺、大尉に謝らないといけません」

バルクホルン「な、何をだ?」

俺「ジェットストライカーの騒ぎの時、大尉に怒鳴りましたよね。その後、偉そうなこと散々言って……
  人のことなんか、言えた義理じゃなかった。本当にすみませんでした」

バルクホルン「……正論は人を救わない、という言葉がある。だが、あの時はお前が来てくれて良かったと思っているよ。
  あの時の言葉が、今お前自身を責め立てているのなら……それは甘受するべきだ。あの日の私のようにな」

 諭すように大尉は言う。今日は珍しいことだらけだ……。
 いや、俺が普段から気付いていなかっただけなのか。自分のことにかかりっきりで……。

俺「大尉。せっかくなんで、話を聞いて頂いてもいいですか」

バルクホルン「何なりと。カールスラント軍人に二言はない」
994以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 21:25:05.34 ID:muQyfY9E0
そうか〜スタゲテッカマンブレードだったか〜
995スターゲイザー あと4レスで次スレに移動します:2010/11/29(月) 21:26:18.50 ID:SMSBMfwZP

――――――――――――――――――――――――――――――

 半分がゴミ屋敷と化している、大尉とエーリカの部屋。
 ここに来るとエーリカのことを否応なしに意識してしまうので招待は丁重にお断りしたのだが、
 大尉の馬鹿力によって強引に連行されてしまった。

バルクホルン「ジークフリート線の向こうが見苦しいが気にするな。
  って、お前は一度見ているな。で、話とは何だ?」

俺「部屋を出る前、中佐と少佐が会いに来たんです。その時、少佐が俺を『仲間だ』って言ってくれて……何だか居心地悪くて。
  もう戦えない俺を、飛ぶことすら許されない俺を、技術屋としても力になれない今の俺を……
  どうして『仲間』だなんて言えるんですか?」

バルクホルン「何だ、そんなことか……」

 露骨にがっかりされた。これはこれで何だか傷付くな。

バルクホルン「逆に聞くが、どうして今のお前が『仲間』ではないなんて言える?』

 傷付いたと思ったら、今度は頭をガツンと殴られたような気がした。
 どうして……だろう。いや、だって、今の俺は何の役にも立たないんだぞ……?
996スターゲイザー:2010/11/29(月) 21:28:52.16 ID:SMSBMfwZP

バルクホルン「理屈じゃないんだ。何が出来るか、どう貢献出来るかでもない。
  お前も含めて、私たちは十二人全員で第501統合戦闘航空団『STRIKE WITCHES』なんだ。
  誰一人欠けてもいけない……『仲間』というのは、そういうものだろう?」

俺「そんなんで納得なんか出来ませんよ……」

 俺は、今は連合軍の外部の人間だ。連合軍として戦うために集まった大尉たちとは都合が異なる。
 もうウィッチとして戦えないことが違和感に拍車を掛けて、尚更『仲間』という言葉の定義は迷走していた。

バルクホルン「確かに、『仲間』とは……軍や開発省ではまた違った定義なのかもしれない。
  でも、ここはここだ。連合軍という組織の中にありながら、ここだけは軍隊とは一線を画している。
  無論、そうなるよう尽くしてきたミーナや少佐の力あってこそだがな」

 大尉の言う通り、普通なら軍法会議レベルの問題が何度も起きているにもかかわらず、
 俺たちはそんな堅苦しいものとは無縁の生活を送ってきた。
 でも、それとこれとは……

バルクホルン「これまで共に戦ってきた決して短くない時間は、
  お前を『仲間』だと私たちに認識させるには充分だったさ」
997以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 21:29:26.94 ID:xg2ngHXJ0
さるよけ
998以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 21:30:49.95 ID:ko5W5OrcO
支援
999スターゲイザー:2010/11/29(月) 21:30:58.92 ID:SMSBMfwZP

 大尉が手を伸ばし、俺の肩に触れる。

バルクホルン「……そうだな、『仲間』なんて言い方をするからややこしくなるんだ。
  ブリタニア基地に居た頃、私がミーナに叱られたことを覚えているか? 私が墜落した時のことだ。
  あの時の言葉を、今度は私からお前に贈ろう――」

 そっと俺を抱き締めると、大尉は穏やかな声で言った。

バルクホルン「私たちは『家族』だ。この部隊の全員がそうなんだ。
  そして、だからこそ、私たちは損得勘定抜きでお前の力になりたいと思っている。
  お前自身のためにも、お前を思う『家族』のためにも、自分を無価値みたいに言うんじゃない」

 あれ。エーリカにも同じようなことを言われた記憶がある。
 ……何だ。俺は、変わったつもりで、一番根っこの部分が変わってなかったんじゃないか……。

バルクホルン「もう一度言うぞ。私たち十二人は『家族』なんだ。家族に遠慮する必要なんかないだろう?」

俺「……俺は、ここに居ても良いんですか? 何も出来ないのに、ここに居て良いんですか?」
1000スターゲイザー 移動だっ!:2010/11/29(月) 21:31:54.79 ID:SMSBMfwZP

バルクホルン「当たり前だ。『お前だからこそ』ここに必要なんだ。
  それに、何もしないことと何も出来ないことは違うぞ。お前には力がある。知識もある。
  お前は何もしていないだけだ。だからそれを苦しく感じる……。
  出来ること、望むことを探すんだ。それをなせばいい。そのための助けになりたいと思うよ」

俺「俺に出来ること……。俺が……望むこと……」

 続く言葉が追い打ちをかける。言葉は凶器、とはよく言ったものだ。
 大尉だって飛行停止処分のことは知っているだろう。だからこそ、他に自分を活かす道を探せと言ってくれている。
 それは分かっている。頭では分かっていて、そうするのが正しいんだってことも、ちゃんと分かっていて。
 でも、俺の望みは最初から一つしかなくって……今はもう、叶うことはなくなっても、捨てられなくって。
 思考と心理に板挟みにされて、俺の身体は震えた。

 そして、俺の震えを察したのか、大尉は俺の頭を撫でながら言葉を繋いだ。

バルクホルン「少しきついことを言ったかもしれない。でも、お前ならこの壁を乗り越えられると信じている。
  ……泣きたかったら泣いてもいいぞ。今なら涙は見えないからな」

俺「冗談じゃありませんよ……。ついさっき、柄にもなく泣いたばかりなんです」

 それは残念、と大尉は笑った。
 大尉に見えない所で、一筋だけ、俺は涙を流した。
10011001
16歳♀暇だから全レスします☆     こちらスネーク        1990年生まれ集まれ〜☆       安価でお絵描き
   中学生      遊戯王        新ジャンル    VIPで本格的にRPG作ろうぜ   XBOX360
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が    カレシと別れそう・・・   初心者   鬱病♀だけど     彼氏/彼女いないVIPPERちょっとこぃ♪       き
っ      唇スレ         mixi招待するお     釣った厨房に安価でメールwwwww               ☆
こ  さみしい・・・誰かかまって       425はどこも変えてなかった              ピカ厨       自    す
う     時代の流れ     デブきめぇんだよ           捨てアド晒してメル友     メンヘラ     殺     た
い  VIPヌクモリティ   顔晒し      馴れ合いスレ  「〜だお」              コテ雑         し
き     今のVIPが嫌ならVIPから出てけww        A雑    大阪VIPPER集まれ!!☆        ま
た 工作員 18歳♀が16歳♂に安価メール   VIPでMMO           ネタにマジレスの嵐         す
く    隠れオタ           skype       パートスレ   Skype         mp3垂れ流し
な  住所ギリギリまで晒して近かったらラーメン               二番煎じ
い       空気読め    リア充          ニコニコ動画   >>1 そっヵ、残念やわ(´・ω・`)
お   付き合ってくだしあ><       今から元カノに痛メする  >>3 ウチは高校生だぉ☆
                                           >>9 うはwwこれがVIPクオリティw
    ∩∩ V I P は ぼ く ら の 時 代 だ !!  V∩     >>2 自重しろwwwww          Be
ハ  (7ヌ)                               (/ /    >>7 ブラウザゲーやらないか?
ル  / /                 ∧_∧         ||                          モリタポ
ヒ / /  ∧_∧     ∧_∧  _( ゚ω゚ ) ∧_∧   || 埼  >>5 2chって有料なんですか?
  \ \( ゚ω゚ )―--( ゚ω゚ ) ̄      ⌒ヽ( ゚ω゚ ) //  玉  >>6 え?俺マジ貧乏なんだけど
    \       /⌒   ⌒ ̄ヽ ゆとり /~⌒    ⌒ /    O  >>8 お母さんに何て言えば
     |      |ー、      / ̄|    //`i構って女/     F   安価で絵描くお
低    | 恋愛 | | 厨房 / (ミ   ミ)  |    |     F   14歳♀中学生処女だけど質問ある?  ハ
年    |    | |     | /      \ |    |                                  ム
齢    |    |  )    /   /\   \|       ヽ   PCに詳しい人ちょっときて!!!   イ      ス
化    /   ノ | /  ヽ ヽ、_/)  (\    ) ゝ  |        電車男              ミ       タ
     |  |  | /   /|   / レ   \`ー ' |  |  /  サーセンwwwwwwwwwwwwwww   フ      |


                                                              ニュー速VIP
                                                             http://yuzuru.2ch.net/news4vip/