【的外れは金子】毎日新聞抗議活動2ch本部349【当て外れた500億】

このエントリーをはてなブックマークに追加
54以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
記者の目:世論調査「固定電話対象」は正確か=福田昌史
http://mainichi.jp/select/opinion/eye/news/20101126k0000m070123000c.html

 マスコミの世論調査に対し種々の批判があるが、その中に「電話調査は固定電話が対象で、携帯電話しか使わない若者の
意見が反映されないから不正確だ」「若者はインターネットを利用しているからネット調査のほうが正確だ」といった声が少なくない。
しかし、調査を詳細に分析すると、こうした批判は、客観的なデータに基づかない感覚的な議論であることが分かる。
調査の正確さを常に検証するのは当然だが、冷静に数字を分析し、活用してほしい。

(中略) ◇携帯のみ保有、全体の5%
(中略)意識の違いはどうか。固定保有層(固定)と携帯限定層(携帯)に分けて調査結果を比較すると、
多くの回答に極端な違いは見られなかった。
(中略) 面接調査の全83項目を、携帯限定層を含めた場合と含めない場合で比べると、
19項目で数字が1ポイント異なっただけで、残り64項目は同じだった。

 ◇ネット調査は有権者の縮図?
 携帯限定層が増えているのは事実だ。その人たちを調査対象に取り込んでいく仕組みは検討する必要があるが、
現状の調査の正確さに問題はないことを理解してほしい。
(中略) ネット調査は、「調査会社の登録モニターが対象」と「調査のホームページを見た人なら誰でも回答できる」の
2種類に大別できる。

 登録モニターは通常、調査会社の募集に自ら「答えてもいい」と応募した人。この全員が対象でも、その中から無作為に
選んだ人が対象でも、「有権者の縮図」にはならない。まして、誰でも回答できる調査は、無作為抽出の世論調査とは根本的に
性格が異なるし、同じ人が何回も答えられる場合も多い。ネット調査は、回答者に限った意見の分布を示すだけで、
有権者全体の意見の分布を示す「世論」と同一視できない。

 都合のいい数字だけを取り上げ、利用するのは間違っている。この命題は、我々報道する側にもあてはまる。
信頼できないデータに基づく主張は避けるべきだ。(世論調査室)