【赤いｽｲｰﾂ長官】毎日新聞抗議活動2ch本部348【勝手にしやがれ】

政治　政権の危機　公務員が菅首相を見限った？
　◆毎日新聞論説委員（まいにちしんぶんろんせついいん）　与良正男（よらまさお）
ttp://mainichi.jp/life/edu/maishou/mado/news/20101121kei00s00s002000c.html

　尖閣諸島沖（せんかくしょとうおき）の中国漁船衝突事件（ちゅうごくぎょせんしょうとつじけん）の処理（しょり）に
手間取（てまど）っているうちに、一部（いちぶ）の国会議員以外（こっかいぎいんいがい）に非公開（ひこうかい）としてきた
ビデオ映像（えいぞう）を、海上保安官（かいじょうほあんかん）がインターネットに流（なが）してしまう。
自民党（じみんとう）や公明党（こうめいとう）は今年度（こんねんど）の補正予算案（ほせいよさんあん）に賛成（さんせい）してくれず、
国会審議（こっかいしんぎ）も遅（おく）れ気味（ぎみ）−−。最近（さいきん）の菅内閣（かんないかく）はいいところがありません。

（中略）　例（たと）えば「尖閣（せんかく）ビデオ」の流出事件（りゅうしゅつじけん）。私（わたし）は
海上保安官（かいじょうほあんかん）はじめ、公務員（こうむいん）は菅直人総理大臣（かんなおとそうりだいじん）（首相（しゅしょう））ら
内閣（ないかく）の言（い）うことには従（したが）わなくてはならない、つまり「ビデオを公開（こうかい）するな」と言（い）われれば、
不満（ふまん）に感（かん）じてもその通（とお）りにしないといけないと思（おも）っています。
そうでないと政治（せいじ）はガタガタになってしまう。

　しかし、公務員（こうむいん）がこうやって菅内閣（かんないかく）に平気（へいき）で逆（さか）らうのは、なぜでしょう。
もしかすると公務員（こうむいん）のみなさんが「この政権（せいけん）は長（なが）く続（つづ）きそうもないから、
逆（さか）らっても怖（こわ）くない」と思（おも）い始（はじ）めているからではないでしょうか。
もし、そうだとしたら政治（せいじ）は進（すす）まない。要（よう）するに、政府全体（せいふぜんたい）がたるんでいるということです。
今（いま）の菅内閣（かんないかく）が抱（かか）えている最大（さいだい）の危機（きき）はそこだと思（おも）います。

　菅首相（かんしゅしょう）は最近（さいきん）の国会答弁（こっかいとうべん）で
「石（いし）にかじりついてでも頑張（がんば）りたい」と語（かた）りました。「石（いし）にかじりついても」というのは
「どんな苦（くる）しいことがあっても」という意味（いみ）。でも、この言葉（ことば）も「政権（せいけん）にしがみつこうとしている」と
かえってマイナスイメージを持（も）った国民（こくみん）は多（おお）いようです。
菅首相（かんしゅしょう）は「私（わたし）は命（いのち）がけで国（くに）と国民（こくみん）を守（まも）る。
だから、公務員（こうむいん）は私（わたし）に従（したが）え」と語（かた）るくらいの気迫（きはく）が
必要（ひつよう）だと思（おも）います。