祝日の朝――
最近、受験勉強に精を出して寝不足気味だった俺は、ここぞとばかりに惰眠を貪っていた。
平日に挟まれた祝日って、なんだかオマケの休日みたいな感じがして、ちょっと儲かった気がするよな。
土日にくっついた連休の方が好きな人もいるだろうけど。
まぁ、そんなワケで、今日は昼過ぎまでたっぷり寝貯めてやろうと思ってたのだが――
「……オイ桐乃……なんのつもりだ?」
俺はとびっきり不機嫌な声を投げ掛けた。
いま俺の部屋では、ベッドに横たわってる俺の上に、妹が圧し掛かっているのだ。
「あんたがいつまでも起きてこないから、起こしに来てやったんじゃん?
……いま何時だと思ってんの?」
いやいや、だから今日はたっぷり寝るつもりで確信犯的に寝坊してるわけだし、何か用事があるわけでもないし、それに普段は頼んでも起こしになんて絶対こねえじゃねーか!
そもそも、妹に朝起こしてもらうのなんてエロゲの中だけの話だと思ってたが……
もっともエロゲでは「起きて(はぁと)おに〜〜いちゃん」ってロリっ娘ボイスでやさしく起こしてくれるものだけどな。こんな可愛げのないドスの効いた声じゃなくて。
そんなことを思いながら、シッシッと仕草で桐乃をベッドから払いつつ、
「別に俺が何時まで寝ようが勝手だろ……まだ寝足りないんだからさぁ……ふぁぁ」
と、背中を向けてもう一度眠りの体勢に入ろうとした俺だったが、
バッ!
何だよこいつ!布団を剥ぎ取りやがった!もう〜〜勘弁してくれよ!
「さっさと起きる!そして出掛ける準備!早くしてよね!」
「え、えぇ?? 出掛けるって…… 何で、、何で俺が休日にお前と出掛けることに……」
308 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 10:56:47.30 ID:JzDzNkJ3O
支援age
「……アンタ、今日はなんの祝日か知らないの?」
ん?なんの祝日かって? 今日はこのクソ妹の行動の理由付けになるような祝日だったっけ??
11月23日は――
「ただの勤労感謝の日だけど……」
「そうよ、勤労に感謝する日。――だから今日はあたしをもてなすのよ」
え?ちょっと言ってる意味が……
「平凡で地味な高校生のあんたと違って、あたしは読者モデルとして『勤労』してるじゃん? 」
「今日お父さん達は二人で出かけてるから、いま、この家で『勤労感謝』される資格があるのはあたし一人。そして『勤労感謝』すべきはあんた一人。理解した? じゃあ、どこか連れてってよ」
ええええぇぇー!? 勤労感謝ってそういうコンセプトだったっけ??
あまりに強引な勤労感謝の解釈に、俺がモゴモゴと何か反論しようとしていると、それを制すように桐乃の奴はこう言い放った――
「――40秒で支度しなっ!」
そんなわけで俺はいま妹と二人、地元から電車で少し離れた市街地を歩いている――
眠い…。なにが悲しくて貴重な祝日の朝から妹につき合わされないといけないんだ…。
と、隣を歩く桐乃を見ると、こいつは妙に楽しそうにしてる。
さてはこいつ、今日は俺にたかるつもりじゃねーか…?
モデルやってるリッチな女子中学生が貧乏高校生にたかるなよ!もう!(涙)
と、ちょっと恨めしげな視線を送ってみる俺。
「ちょっと!もっとテンション上げなさいよ! 今日はアンタがあたしに尽くすべき日なんだから!」
「へいへい、お手柔らかに頼むぜ〜… んじゃとりあえずゲーセンでも行くか?」
「はぁ? 何ソレ! 昼間っからゲーセンとか無いでしょ」
「……お前、家では朝からでもエロゲーしてるじゃねーか」
「それはそれ、これはこれ! あと往来のど真ん中でエロゲーとか言うな!」ボカッ
「いってえ!」
「チッ、仕方ないから最初はゲーセンでいい。ただし遊んでる間に次の場所考えときなさいよね」
あああああ、ムカつくうぅぅ! なんでここまで横柄なんだこの妹は!!
そして俺たちはゲーセンに到着。
このゲーセンの1階はクレーンゲーム、2階はビデオゲームのフロアになっている。
入り口の自動ドアをくぐり、何をしようかとキョロキョロしてたら、桐乃の奴はさっさと2階へのエスカレーターに乗ってやがった。まぁ、兄貴とクレーンゲームなんてしねえよな。
そして俺たちが向かった先は格ゲーコーナーの「真妹大殲シスカリプス」。
桐乃は(というか黒猫も沙織もだけど)このゲームにいまだにハマってて、PC版ではずいぶん熱心にプレイしているので、アーケード版でもそれなりに自信があるようだ。
「日々ネット対戦で培ったあたしの技術をここで発揮するんだから。ちゃんと見ててよね!」
「へいへい」
と腕をぐるんぐるん回しながらシスカリの対戦台に着席する桐乃。その後ろからモニターを覗き込む俺。
まぁ、そうは言っても家で何度も対戦させられてる俺が、こいつの腕前を一番よく知ってるからなぁ〜
そりゃあシスカリ歴が浅い俺よりは強いけど、沙織や黒猫には相変わらずコテンパンにされてるし、野良対戦ですんなり勝てるほどアーケードの格ゲーは甘くないぜ?
そんなこと思ってたら案の定、1ラウンドも取れずにあっという間のストレート負け。
「も…もう一回! いまのは油断しただけだから!!」
いまの完敗に、油断という要素が入り込んでた余地があったとは到底思えないが……
てかお前、嫌々ゲーセン来たんじゃなかったのかよ?
そして2連敗、3連敗、4連敗と順調に黒星を積み重ね――
ふと気づくと、桐乃は同じ相手に30連敗を喫していた。
313 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 11:09:21.68 ID:XtemrBzFO
勤労感謝の日をデート口実ワロタ
30連敗ってことは3千円も乱入し続けて全敗ってことかよ!ひでえ!
桐乃の奴、顔真っ赤にしてブツブツ言いながらプレーしてるし…。
こっちからは対戦相手の様子は見えないけど、こんなにしつこく連コインされると、相手の人も気味悪がってんじゃないのか……?
「オ、オイ、、、その辺にしといたほうがいいんじゃねーのか……?」
「次こそは……やっと攻略の糸口が見えてきたんだから…! ちゃんと見ててってば!」
30敗もしてまだ糸口なのかよ!!と盛大にツッコミを入れたかったが、いまのこいつに迂闊な発言をすると八つ当たりされそうなのでグッとこらえる。
その直後、モニターには31敗目を告げるKOの文字が映し出されていた――
「ホラ、桐乃、一度頭を冷やして作戦練ってさ。ここはひとつ戦略的撤退ってことで……」
「……」
「……桐乃……さん?」
「……うっさいなあ。わかったわよ フンッ」
まぁ、こいつだって冷静に状況を考えれば、勝てる相手じゃなかったことはすぐ理解できるだろう。
それにシスカリやるんだったら、家で俺と対戦すればいいじゃないかという話である。
なんであそこまで執着したのか俺にはまるで理解できなかったが……ゲーマーの血が騒ぐというヤツなのだろうか。
そんなこんなで、俺たちは深い溜息とともにゲーセンを後にした。
「で、次――――どこに行くか決めたの?」
ゲーセンでフルボッコにされた桐乃は極めて不機嫌そうに尋ねた。
まるで『ホラ見たことか、ゲーセンなんて連れて行くからこんな目に』みたいなツラである。
ゲーセンに連れてったのは確かに俺だけど、店入るなりシスカリに直行して31連敗したのはお前じゃねーか……。
「じゃあ……うーん、映画でも行こうか」
「……」
「ん?ダメか?」
「……なんかちょっと定番すぎるんですケド。いいよ、それでいい」
む、ますます不機嫌になっちまったか?捻りがなさ過ぎたかな?
まぁ、そもそも今日こいつをもてなす義務の根拠がそもそも怪しいからな。文句を言われる筋合いはねーぜ。
317 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 11:18:08.39 ID:JzDzNkJ3O
職場でニヤニヤしながら読んでる
ということで、俺たちは映画館へ。
俺って普段あまり映画観ないから、上映中の作品とかよく知らねーんだよね。
まぁ、ほっといてもどうせ桐乃が自分好みのアニメ映画を選ぶんだろ。俺に選択権は無いからな。
そして俺は桐乃と並んでチケット売り場へ。
「えーっと、高校生1枚と中学生1枚ずつで―――オイ、桐乃、どの映画にすんだよ?」
「えっと……コレで……」
桐野が指差したその映画は子供向けのアニメ映画
――ではなく、劇場ポスター見ただけで瞬時にそれと分かる超ド級ベッタベタの恋愛映画……
ウソだろ… 兄妹でそんなの観るのは勘弁してくれ…
「お、おい、マジかよ…」
まさか対戦相手は松戸ブラックキャットでは…w
「はぁ?なんか文句あんの? 別にいいでしょ、あたしが観たいんだから!」
「そりゃあそうだけどさぁ…… そういうのは友達と来たときにでも観てくれよ……」
兄妹で恋愛モノとかってなんか気まずくなるんだけど…コイツにはそういう意識がないのかなぁ?
映画観終わった後で、劇中のラブストーリーについて兄妹で感想述べ合うとかさ………オエッ
と、俺は上映中ずっと複雑な心境でいたんだが、桐乃はすっかり映画に没頭していたようで、感動シーンでは横でグスグス泣いてやがった。
案外そういうのはスレてないんだなコイツ、なんて変な感心の仕方をしてしまったよ。
でもこの恋愛映画、キスシーンやらベッドシーンやらがやたらと盛り込まれていて、健全な高校生の俺としてはいたたまれない気分にさせられたけどな。
そして上映が終了し――
白状すると、俺は寝不足もたたって、映画全体の1/3ぐらいで居眠りこいてしまっていた。
寝たと言っても頬杖ついて、ウトウトしてた程度だから、桐乃には……多分バレてないと思う。多分。
「アンタ、ちゃんと観てた? 暗いからよく分からなかったけど、なんか時々頭の向きが怪しかったんだケド」
やべ!バレてた!\(^o^)/
「……す、すまん、寝不足で周りが暗くなると……つい、な」
「もう! 映画ってのは観終わった後で、『あのシーンよかったねー』とか、そういうお喋りするのが楽しいんじゃんか!わかってんの?」
「お、お前……このエロシーン満載の映画について俺と語り合うつもりだったのか……?」
やや腰が引けた感じで俺が言うと、桐乃は真っ赤になって慌てていた。
「そ、そうじゃなくて!…ストーリーとか、そういう部分にもっと注目しなさいよ!」
いや、俺はエロ要素抜きにしても実妹と恋愛映画のディスカッションなんて御免だけどな。
だけどこいつはホントに俺と映画の話をしたかったのかな?
だとしたら、居眠りなんかして、悪いことしたな……。
映画館をあとにした俺たちは、ちょっとウィンドウショッピングとやらを嗜んだ後(と言っても桐乃に付いて回っただけだけど)、食事にすることにした。
「ファーストフードとファミレスは禁止だかんね」
ああ、めんどくさい奴!
寝不足と相まって、俺のストレスがマッハだぜ!
そして、紆余曲折の末に、俺たちは小洒落たイタリアンの店とに入った。
紆余曲折ってのは、俺の提案がことごとく却下されて、最終的に桐乃のオススメの店になったって経緯のこと。
じゃあ最初からそこに行きたいって言えばいいのに…女ってホントめんどくせえ。
323 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 11:40:11.07 ID:r+YeS5oY0
勤労感謝の日とかタイムリーすぎる
324 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 11:54:43.98 ID:JzDzNkJ3O
続きまだかあああ
325 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 12:01:35.96 ID:JzDzNkJ3O
もしかして連投規制かな?
326 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 12:06:59.82 ID:isNgRcQc0
昼飯食いながら読めると思ったのに…
また残業かな
書けるかな
テスト
>>322つづき
「ねぇ この店ほんっと美味しいでしょ〜〜〜!」
「ああ、まぁな」
「撮影のときにスタッフの人に連れてきてもらって、また来たいな〜〜って思ってたんだ」
と満面の笑みでパスタを頬張る桐乃。
ああ、なんだやっぱり最初からこの店に来たかったんじゃねーか。
美味いのは確かだけど、中学生や高校生だけで入るような店じゃないって感じの雰囲気だし、俺は会計が気になって正直味がわからなかったぞ……。
「アンタももう18なんだから、後学のために、こういう店のひとつも知っておきなさいよ」
「んー、別にいいけどな。俺ってファーストフード大好きだからさ」
「アンタの好き嫌いじゃないっての!食事に連れて行く女の子の身になって考えなさいよね。……だからモテないんだつーの」
「ほっとけ!」
なんで妹にそんなアドバイスを受けないといけねえんだよ。情けねえ。
ってか高校生なんだし、ファーストフード店でデートって、分相応でいいと思うんだけどなぁ……。
「ところで…… ねぇ、アンタって……彼女作らないの?」
「は、はぁ!? いきなり何を言い出すんだよ」
「いや、、だから、アンタって女友達はいるけど、彼女っていないからサ。ホラ、どうなのかなって……」
「別に作りたいと思わねーし、、それに俺はいま受験生だぜ」
「じゃあ例えば、地味子とか……が告ってきたら……どうするの?」
「ななな、なんであいつとそういう話になるんだ!? てか地味子って言うな!」
「ハイハイ。じゃ、じゃあさ……あの黒いのとか……告ってきたら?」
「……………」
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 13:18:13.25 ID:6Dff+AFR0
………
331 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 13:23:15.26 ID:r+YeS5oY0
ゴクリ
前触れなく黒猫が出てきたのでちょっと驚いてしまった。
てかこいつから見て、俺と黒猫は付き合ってもおかしくない関係だと思われてるってことか?
だからこの話の流れで名前が出るんだよな…?
「ちょっと!……そこで黙んないでよ」
「あ、あぁ、、まぁ有り得ないな、……うん。」
黒猫は可愛いし、以前はともかく最近は俺への態度もかなり柔らかくなってる気がする。
でも妹の友達と付き合う展開って……ちょっと想像できない。
「そっかぁ」
桐乃は極めて無表情でそう呟いた。
なにが聞きたかったんだろうなこいつは……。
食事を終えたところで、この理不尽な、勤労者様への奉仕活動はようやく終了。
ちょっとまだ早い時間だったけど、そろそろ親父とお袋が帰ってきてそうだし、桐乃には門限もあるしってことで俺たちはさっさと家に帰った。
ひどく疲れた勤労感謝の日だったけど、まぁ、それなりに面白かったし、あいつも少しは楽しんでたようだし、たまにはこういうのも悪くねえかな――と思ったよ。
でも“勤労感謝”の身勝手な解釈については、いまだに納得できてないけどな!
夜、俺がリビングのソファでテレビを観ながらくつろいでると、桐乃が隣に座ってきた。
「ねぇ、兄貴―――」
「ん?なんだよ」
「………きょ、今日はありがとね」
言い慣れない自分の台詞に照れているのか、桐乃は頬を染めて視線を下に向けたままだった。
「お……おお、、おうよ」
不意打ちだったので、思わずどもってしまった。
今日の俺は礼を言われることをしたのだから、傍からみれば普通のやり取りなんだけど、これまでの我が家の兄妹関係ではこんな会話は皆無に近いので、いきなり殊勝な態度を取られると必要以上に驚いてしまう……。
「今日は色々連れてってもらってさ……えっと……」
「…………」
「久しぶりに兄貴とたくさん遊べて、お喋りできて楽しかった」
「桐乃……」
いつしか自然に見つめ合ってた俺と桐乃は、同時にそれに気づき、慌てて視線を外す。
あ、れ…?なんだこの雰囲気。
こいつってば純粋に俺と遊びたかっただけなのか?
てっきり俺を財布代わりにするのが目的なのかと思ってたけど……。
しばしの沈黙の後、桐乃が口を開いた――
「ってことでさ、来年の今日もまた付き合ってよね! ……うん、決めた! 毎年11月23日はアンタがあたしをもてなす日にするね!」
な…!
なん……だと……
「ちょ…おま!? 勝手に決めるなっての!」
「だーかーらー 超カワイイ妹と、最低でも年に一度遊べるってことなんだから、感謝しなさいよ」
「お前って奴は……。大体、なんで勤労感謝の日なんだよ?」
「だって語呂がいいじゃん? それに……」
「……んん?」
「……いつになるか分からないけどさ、いつか兄貴に……彼女……とかできたら、誕生日やクリスマスは恋人のイベント日になるじゃん?」
「だからさ、そういうのに全然関係ない日を、あたしのためにキープしてよってコト!」
そう言うと、桐乃はいひっと悪戯な笑顔を作って見せた。
「これからもずっとヨロシクね―――兄貴!」
END
338 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 13:54:32.67 ID:8w8/8tutO
339 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 13:56:36.17 ID:oHDRLQOIO
乙でござる
340 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 13:59:10.92 ID:psy1yPDg0
乙。あれ?超面白いんですけど
これでSS初めてとか俺の立場がないぜwww
341 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 13:59:38.98 ID:6Dff+AFR0
乙なんだぜ
342 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 14:08:44.78 ID:JzDzNkJ3O
乙!超面白かった!
ネタの仕込みとか丁寧で上手いと思ったよ
語呂ってなんのことかしばらくわからなかったw
次回作希望
乙です。
何かネタとかなしに普通に面白いSSでびっくりしたw
>語呂
勤労→きんろう→きりのう→桐乃に→ 桐乃に感謝の日
という理解でいいのかな?w
344 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 14:58:56.24 ID:8w8/8tutO
>>343 11月23日 いい兄さんだと最初思っちまったよwwww
345 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 15:02:13.39 ID:isNgRcQc0
語呂合わせだから
1123→いい兄さんの日じゃね?
347 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 15:09:49.51 ID:ZsGem5v90
11/23はゲームの日だよ
エロゲー最高!
348 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 15:11:56.23 ID:yUstldf20
349 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 15:21:32.54 ID:D7E7+H7iO
乙
俺もなんか書きたいねぇ
350 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 15:35:28.94 ID:q25r6r8n0
良い夫妻の日じゃなかったか?
351 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 15:38:20.25 ID:ZsGem5v90
夫婦の日は11/22だぞwww
読んでいただいてありがとうございました。好評で嬉しいです。
仕事の合間に投下したので、投げっぱなしになってサーセンw
語呂は「いいにいさん」の日でした。わかりにくいかw
またなにかアイデア浮かんだら書いてみます
353 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 16:08:10.94 ID:U9hAUeajO
超乙。
354 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 16:19:03.64 ID:2dMrLFTtO
学校と電車で一気によんで追いついた、乙
下手なエロSSしか書けないからこういう単純に面白くてネタ仕込み秀逸なの書けるのが羨ましい
355 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 17:31:03.83 ID:UnUtNimJ0
乙!
356 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 17:41:01.02 ID:j4bLyPmp0
乙
こんな妹ほしいな・・・・妹いないけど
357 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 18:27:13.99 ID:fQTplu9B0
大層乙であった
358 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 18:27:22.18 ID:psy1yPDg0
これから黒猫√書き溜めるよ
ID:qDaVLbSm0の作品が素晴らしくてハードル上がってるけど気にしない
359 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 18:41:02.15 ID:yBWbElPH0
だからせなちーはまだかと
360 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 18:45:33.81 ID:JzDzNkJ3O
いずれ京介に彼女ができるであろう現実&自分はあくまで妹の立場だということを受け入れて、
その上で京介との繋がりを残そうとしてる桐乃がいじらしい(´・ω・`)
原作でもこんな落とし処になるのかな…と妄想した
>>358 激しく期待してる
361 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 18:53:23.15 ID:psy1yPDg0
>>359 おk、黒猫√が早く終われば書く
間に合わなかったら明日でいいかい?
362 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 18:54:55.10 ID:w6tq2cEQO
桐野ビッチルートに需要があるなら俺が書く
363 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 18:58:57.59 ID:yBWbElPH0
>>361 書いてもらえるならいつでも大丈夫ですありがとうです!
364 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 18:59:07.50 ID:WFoTV9IQ0
こないだまで異常な黒猫達を書いてたからピュア分が足りない
黒猫支援
365 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 19:29:31.54 ID:azyZnGkh0
異常な嫉妬するあやせか桐乃がみたい。
もうすごい嫉妬
366 :
以下、名無しにかわりましてミサカネットワークがお送りします:2010/11/24(水) 19:37:12.84 ID:j4bLyPmp0
黒猫たんのために保守
367 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 20:14:26.80 ID:psy1yPDg0
今更だけど、原作のイベントありきで書くのやめたほうがいい?
何のことかわかりにくかったりする?
369 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 20:19:57.93 ID:isNgRcQc0
370 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 20:21:53.60 ID:WFoTV9IQ0
>>367 ここ見てる人はみんな原作読んでると思うからおk
371 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 20:23:51.26 ID:0WNm4GX70
くるsyんうぇ
372 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 20:24:31.82 ID:0WNm4GX70
すまん誤爆った
373 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 20:59:03.40 ID:UnUtNimJ0
ほ
374 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 21:16:33.30 ID:psy1yPDg0
そろそろできる。軽く見直したら投下してくよ
やっぱりアイデア出してもらうと楽だね
きたい
376 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 21:30:43.30 ID:psy1yPDg0
信じられないイベントが発生した夏休みも明け、いつも通りの学校生活が始まった。
黒猫と付き合うようになって数週間ほど経つが未だにどう接していいのかわからない。初めて呪いをかけられた時のように恋人っぽく接してもばっさりいかれるだけな気がするし…かといって今まで通りに接するというのはとても難しい。
今日だって二人そろって部室に顔を出しているってのにろくに会話すらできない有様だ。
京介「そ、そういえばさ……次作るゲームってどんなやつ…なんだ?」
黒猫「ま、まだ決めてないわ。私一人で決めるわけにはいかないもの」
京介「そうか、それもそうだな」
意を決して話かけてはみるが、どこかよそよそしくなってしまって会話が続かない。
しかし、黒猫の「一人で決めるわけにはいかない」ってのは瀬菜と相談して決めるということだろう。なんだかんだで仲良くやってるみたいで安心したぜ。
グゥ〜
京介「う……腹減ったな。昼を抜くのは失敗だったか……」
黒猫「昼…食べてないの?」
京介「ああ、夏コミに参加するのにデジカメ買ったろ?あれで結構小遣い使っちまったもんだから節約生活始めたんだよ」
黒猫「あらそうなの?甲斐性のない雄ね」
そう言って追い打ちをかけてくる黒猫。お前…付き合いだしてから冷たくなってねえか?
夏コミのときの白猫モードはすっかり鳴りを潜めてしまって俺は悲しいぞ。
377 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 21:35:05.96 ID:psy1yPDg0
京介「ぐ…悪かったな。俺は桐乃やお前と違ってモデルやバイトをやってるわけじゃねえんだから仕方ねえだろ?」
黒猫「ふん……仕方ないわね。そ、そういうことなら明日からは私がお弁当作ってきてあげるわ」
そういって黒猫はぷいっと向こうをむいてしまう。
京介「え?それはありがたいけど…いいのか?」
黒猫「か、勘違いしないでちょうだい、あなたの腹の虫の音が不快なだけよ」
京介「いや、そういうことなら俺も昼は食べるようにするよ……お前もわざわざ作るの大変だろ」
黒猫「気にしなくていいわ。妹の分も作っているし、今更一人分増えたって変わらないから」
京介「そ、そうか?そういうことならお願いするよ。ありがとな黒猫」
会話が終わると黒猫は顔を赤くしてぷいっと向こうをむいてしまう。ふっ、かわいいじゃねえか。
しかし、手作り弁当とは…これはかなり彼氏彼女の関係っぽいよな……。いかん、意識したらこっちまで恥ずかしくなってきたぜ。
C
379 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 21:40:56.19 ID:psy1yPDg0
翌日、昼休み
赤城「おい高坂〜。なんか一年の子がお前を探してるぞ!」
赤城に呼ばれて目を向けるとそこには黒猫が立っていた。立っていたといっても教室の扉の陰に隠れるようにしていて頭しか見えてないけどね。
京介「おう、ちょっと待っててくれ今行くよ」
そう答えるとさっさと作業を終え、黒猫のところへ向かう。
赤城「なんだお前。田村さんという人がありながらあの子に浮気してんのか?」
京介「うっせ、ガチホモだとばらされたくなかったらほっとけ」
赤城「お、俺はガチホモじゃないって言ってるだろ!」
赤城よ、お前が大声でガチホモなんて叫ぶからみんなお前に注目しちまってるじゃねーか…そういえばエロゲーの深夜販売の時の言い訳でも大声で叫んでたな。
そこまで必死だと逆に怪しいぞ?あの瀬菜の性癖はお前の影響じゃあるまいな…。
俺は脳裏によぎった不安を全力で振り払いつつ黒猫のところへ歩いて行った。あばよ赤城、うまくやれよ。
京介「悪いな、今日はちょうど日直でさ」
黒猫「それならそうと昨日のうちに言っておいてちょうだい。てっきり騙されたのかと思ったわ」
京介「悪かったよ、そんなすねるなって」
予定では昼休みになったら黒猫の教室に顔を出し弁当を受け取るつもりだったのだが、日直の用事のせいで遅くなってしまった。それで不安になった黒猫はわざわざ俺の教室まで持ってきてくれたのだろう。
380 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 21:42:36.49 ID:JzDzNkJ3O
支援
381 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 21:43:51.85 ID:psy1yPDg0
黒猫「べ…別にすねてなんか」
京介「せっかくだから一緒に食べるか」
黒猫「え?あ……でも……」
京介「せっかくかわいい彼女がつくってくれた弁当なんだしよ」
黒猫「な…何を言ってるのあなたは///こんな…公衆の面前で……///」
京介「はは、そう照れるなって。駄目か?」
黒猫「……わかったわ。私のお弁当とってくるから校舎裏のベンチで待っていて」
京介「おう」
ふぅ〜、超恥ずかしかったぜ。赤城が勝手にスケープゴートになってくれたとはいえ、こっちの方が気になる奴らもいたようだし。
エロゲではよく教室でイチャコラしてるやつらがいるが俺には無理だね。恥ずかしすぎる。同級生に彼女と一緒のところを見られるのがこんなに気恥ずかしいとは思わなかったぜ。
382 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 21:48:08.31 ID:psy1yPDg0
黒猫「…おまたせ」
京介「おう、じゃあ早速食うか」
黒猫から受け取った弁当をあけるとメルルが俺に微笑んでいた。な…何を言ってるかわからねーと思うが俺にもわけがわからなかった。
京介「え、えーと…黒猫さん?これは一体……」
黒猫「お弁当よ」
京介「いやいや!これはまずいだろ!メルル弁当って!!」
うおおおおおお!あぶねえ!!こんなのを教室で広げた日にゃあ、俺のあだ名がロリコンにならないとも限らない。黒猫と一緒に食うことにしてまじで助かったぜ……。
黒猫「……ぐす………私は…先輩のためにと思って……それをまずいだなんて……」
京介「え?うお、すまん黒猫!泣かないでくれ!俺が悪かったから!!」
黒猫「………冗談よ。私と妹の弁当の材料のあまりで作るんだから、そうなるのは仕方なかったのよ」
京介「そ、そうか。それもそうだよな。いや、悪かったよせっかく作ってくれたのにさ」
黒猫「気にしていないわ、それより早く食べましょう。ただでさえあなたが遅れて時間がないのだから」
黒猫の弁当は見た目はともかくとてもうまかった。見た目はともかくの意味がちょっと違うけどな。でもこれ以降はできるだけ普通の弁当にしてほしいよ。
383 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 21:51:19.10 ID:psy1yPDg0
キャー
京介「ん?」
声がしたので校舎の方を見上げてみると数人の女子生徒がこちらを見ていた。目が合うと女子生徒はさっとひっこんでしまった。あそこは確か図書室だが……
京介「なんだったんだ?」
と、不思議に思っていたところで黒猫から声がかかる。
黒猫「あ、あのね先輩。お願いがあるのだけれど…」
京介「お、どうした?何でも言ってみろよ。弁当の礼もしたいしな」
黒猫「そんなに大きい規模ではないのだけれど…今度マスケラのコスプレイベントがあって。い、一緒に参加してほしいのよ」
京介「へぇ、そんなのあるのか。わかった、参加させてもらうよ」
黒猫「うん…あ、ありがとう///」
弁当を食べ終え素直にうまかったと告げると黒猫は顔を真っ赤にして悪態をついていた。褒められると照れ隠しをする癖は相変わらずだな。
教室に戻る途中「鬼畜先輩」という単語がかすかに聞こえてきたが、聞こえなかったことにする。
384 :
こういうイベントの知識が皆無なのでおかしいところがあったらごめんなさい:2010/11/24(水) 21:54:56.10 ID:psy1yPDg0
イベント当日、俺は黒猫との待ち合わせ場所へと歩いていた。
今からすげー緊張するぜ。衣装を着てノリノリになっちまえばそうでもないのかもしれないが…。いかんせん不安だ。
その衣装だが黒猫が自作したものを使うらしい。沙織に借りた方が金も手間もかからなくてよかったんじゃねえか?
京介「よう、黒猫。悪いな、待たせたか?」
黒猫「……」
黒猫は無言で首を振る。あれ?こいつも緊張してるのか?
それもそうか、これからコスプレイベントに参加するわけだからな。
普段からあんなかっこしてうろついてるもんだから忘れがちだが、こいつはとても恥ずかしがり屋なのだ。
京介「じゃあ、行くか。荷物は俺が持つよ、重いだろ」
黒猫「ええ、ありがとう先輩」
京介「そういえば桐乃や沙織は呼ばなくてよかったのか?」
黒猫「!?――――――」
そういうと黒猫は一瞬目を見開いたかと思うと急に不機嫌になってしまった。不機嫌になったと察知できるまでには黒猫のことを理解できているつもりだが、肝心の理由についてはさっぱりだった。俺何かまずいこと言ったかな?
京介「く…黒猫?」
黒猫「…………………………なにかしら」
やべぇ、超怒ってらっしゃる。謝らねばならないが何が悪かったのかわからないまま謝っても逆効果だろう。恋愛というものにうとい俺の脳をフル回転させ必死に考える。
黒猫が怒りだす直前、俺は何て言った?そこにヒントが………。
385 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 21:57:05.41 ID:psy1yPDg0
京介「あ……ひょっとしてこれデートのつもりだったのか?」
ゴスッ
京介「ぐはっ」
黒猫が無言で脇腹にひじ打ちをいれてくる。が、多分正解だったんだろう。怒っているというよりは呆れているといった表情に変化している。
一つ言い訳をさせてもらうなら、コスプレイベントへの参加がデートだって気づくか?黒猫にも非があると思うんだが…。黒猫語完全翻訳への道は長そうだ。
会場に着くとすでにコスプレをしている人が何人も見えた。
見渡す限り女性ばっかりだな。マスケラは腐女子に人気だって聞いてるし…ここにいる女性がすべて瀬菜みたいな変態かもしれないと思うと空恐ろしくさえある。
意外だったのはコスプレをする側は男と女が半々くらいだったってことかな。
京介「へぇ、そんなに大規模じゃない言ってたけど…結構人多いじゃないか」
黒猫「そうね、マスケラの3期の製作がきまったのが大きいみたい。おかげでまた人気が出てきたのよ」
京介「そうなのか?よかったじゃないか。お前、マスケラ大好きだもんな」
黒猫「ええ、今から放映開始が待ち遠しいわ」
更衣室で着替えをすませ姿見で確認する。沙織が貸してくれたものとは少し仕様が違うようだ。これは2期のクライマックスでの衣装だな。うむ、衣装が変わっても主人公そっくりだ。
386 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 22:00:05.40 ID:psy1yPDg0
京介「さて、黒猫はどこだ?」
更衣室を後にして黒猫を探す。
京介「お、見つけた。準備できたぞ黒猫」
黒猫「!?………これは…………やはり…………」
京介「?…しかし、黒猫はあんまり変わらないな」
黒猫「悪かったわね、代わり映えしなくて」
京介「あ、いや、そういう意味じゃねえよ。今日も似合ってるぜ」
黒猫「ふ、ふん。お世辞は結構よ。あと、これ」
京介「ん?ああ、仮面か」
黒猫は劇中で主人公が被る仮面を差し出してきた。ほんと用意いいなこいつ。
京介「で、着替えたのはいいけど俺は何をすればいいんだ?」
黒猫「だされたリクエストに応えて適当にポーズとっておけばいいのよ。あなたのことだから代表的なの以外はわからないでしょう?」
京介「甘いぜ黒猫…俺はな、この日のためにわざわざ桐乃からDVD借りてまで予習してたんだぜ!仕草までばっちりだ!!」
黒猫「……全速力でオタクへの道をひた走っているわね、先輩」
グッ…今日のためにがんばった先輩に対してそれはないんじゃないかな、黒猫よ。
387 :
以下、名無しにかわりましてミサカネットワークがお送りします:2010/11/24(水) 22:00:24.21 ID:j4bLyPmp0
支援しますわ
388 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 22:02:25.32 ID:psy1yPDg0
黒猫「で、でも…とても似合っていて、その……か、かっこいいわ」
京介「う…そ、そうか?ありがとな」
お互いちょっと照れくさくなったところで黄色い声が聞こえてくる。
腐A「ちょ…ちょっとあの人、真也きゅんにそっくりじゃない!?」
腐B「まじだ!超そっくり!!」
腐C「あ、あの写真!写真いいですか!?」
京介「え?ええ…構わないっすけど……」
腐女子の勢いに押されつつも黒猫とともにポーズのリクエストに応えていく。見たか桐乃!地味面でもやるときはやるのだ!!ふはははははは!!
腐女子の方々のリクエストをこなしていると、どこからか聞いた声が響いた。
???「あれ?五更さんと…高坂先輩?」
俺は嫌な予感とともにゆっくりと視線を声のした方へと移す。そこには見知った顔と胸があった。
瀬菜「やっぱり五更さんと高坂先輩だ!すご!二人とも超似合ってるじゃないですか!!」
し、しまったああああああああああ!そういえばこいつはマスケラファンで腐女子だった!!
コスプレしている姿という知り合いには見られてはならない姿を晒してしまったことで、俺の心はもはや砕けそうである。
389 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 22:05:58.57 ID:psy1yPDg0
京介「あ…赤城、こんなところで何してるんだ?」
瀬菜「私ですか?実は今日お気に入りのレイヤーさんが参加するって聞きつけまして、その方の写真とってたんですよ」
京介「へ、へぇ…そうなのか」
瀬菜「それにしても五更さんは元がいいからともかくとして、高坂先輩がこんなに似合うなんて意外でした!」
京介「悪かったな、地味面で」
まずい、どうやってごまかそう。セクハラ先輩、鬼畜先輩に続いてコスプレ先輩と呼ばれるのだけは絶対に避けたい。が、知恵を絞っているところに容赦なく腐女子のお姉さんのリクエストが飛ぶ。
腐D「すいません!今度はクイーンをお姫様抱っこしてもらっていいですか?」
京介「ええっ!?いや…それは」
確かにマスケラ本編にそういうシーンはあったが…どうするんだよ、黒猫ぉ!
黒猫「…リ、リクエストだから仕方なくよ。か、勘違いしないでちょうだい///」
そう言うと黒猫は俺の首に腕をからめてくる。え?まじでやるの?
いや、あの恥ずかしがり屋の黒猫がここまでしているんだ、恥をかかせるわけにはいかないだろう。俺は意を決して黒猫を抱き上げた。
390 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 22:09:36.29 ID:psy1yPDg0
瀬菜「きゃ〜!」
瀬菜も大興奮である。お前が興奮してどうするんだ。
やばい、顔がどんどん赤くなっていく。ふと黒猫を見てみると黒猫も同じように顔を赤くして俺を見ていた。一瞬目が合うが、お互い恥ずかしくて目をそらしてしまう。
腐E「あ!ちゃんと見つめ合っててください!!」
ぬおおおおお!お前はこの後におよんでなんつうリクエストを!!時よ加速しろおおおおおお!!
腐F「きゃ〜!いい!実いいです!!」
やっと解放された…俺、がんばったよな……。スイッチがオンの俺でなければ乗り切れなかったぜ。
京介「やっと終わったな…って、黒猫?」
と、声をかけようとするとさっきまで隣にいた黒猫がいなくなっていた。
慌てて辺りを見回してみると黒猫は瀬菜に何やら耳打ちをしているようだった。
瀬菜「おっけー、まかせてください!ではまた明日学校で!」
黒猫「ええ、また明日」
京介「赤城と何を話してたんだ?」
391 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 22:11:34.31 ID:psy1yPDg0
黒猫「え…それは、その…先輩が明日からコスプレ先輩と呼ばれないように口止めしておいてあげたのよ。感謝なさい」
でかした白猫!!お前はなんて気の利くやつなんだ!!
京介「ありがとな!お前のそういう所大好きだぜ!!」
黒猫「な……ま、また公衆の面前で……は、恥を知りなさい!!///」
この後しっかり黒猫にひじ打ちを頂いたところでイベントはお開きとなった。
付き合ってるんだからあれくらいは許されてもいいと思うんだが…。
京介「赤城じゃねえか。おはよう」
黒猫「……」
瀬菜「奇遇ですね高坂先輩、おはようございます。五更さんも。あ、そうそう五更さんから頼まれたもの忘れないうちに渡しときますね」
京介「頼まれたもの?」
黒猫「!?あ…そ、そ、それはっ!……あっ、ああ後で……きょうしつで」
京介「何を慌ててるんだ?」
392 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 22:12:46.04 ID:psy1yPDg0
瀬菜「高坂先輩も見ます?それはもうばっちり撮れてまして!どこぞのイラストみたいですよ!!」
瀬菜が自慢げに胸を張りながら一枚の写真を差し出してくる。
京介「ん?写真?……………げ!?これは!!」
黒猫「あ、あっ……………う………その……」
そこには俺が黒猫を抱き上げている俺の姿が映っていた。確かにイラストみたいでいい写真だ。
黒猫「あ、あのこれは……違うのよ」
何が違うのかはわからない。だが慌てている黒猫が妙にかわいく思えてしまえて、俺は顔が笑顔になっていくのを抑えられない。
黒猫「違うと言っているでしょう!」
京介「ふふ…いや、すまん。俺の方も違うんだよ」
瀬菜「?」
「きゃ〜、あれがコスプレ先輩よ」
……黒猫さん?
おわり
なんか知らんが乙
後で読むよ
394 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 22:15:40.78 ID:WFoTV9IQ0
よかった、非常に乙
395 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 22:15:58.84 ID:U9hAUeajO
超乙。
面白かった。オチも良いね。
396 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 22:20:55.21 ID:psy1yPDg0
合間にSS書いてくれた人、支援、保守してくれた人、ネタくれた人ありがとうございました
瀬菜√待ちの人すまない、明日にするよ。
俺としては沙織√が読んでみたかったり…
397 :
以下、名無しにかわりましてミサカネットワークがお送りします:2010/11/24(水) 22:35:21.49 ID:j4bLyPmp0
乙b
398 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 22:38:24.77 ID:oHDRLQOIO
おつー
399 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 22:40:28.46 ID:JzDzNkJ3O
乙!
黒猫養分補給させてもらった
400 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 22:44:21.28 ID:D7E7+H7iO
沙織といったら俺だろ
というわけで書く
401 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 22:48:21.78 ID:U9hAUeajO
桐乃意外はみんな可愛い
一番は麻奈実だがな
俺の誕生日がネタになっとるー。
乙
403 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 23:00:58.99 ID:nC2dUaFp0
がんばれ
そしてあやせと桐乃も誰か頼む
乙
イベントネタ採用してもらえてよかったw
405 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 23:07:56.43 ID:D7E7+H7iO
沙織√ネタがなかった…
406 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 23:08:14.74 ID:q1jwxi7x0
もっと桐乃のはなしがほしい・・・
沙織は?
408 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 23:25:10.67 ID:D7E7+H7iO
ネタが…思いつかないんだ…
409 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 23:27:59.89 ID:psy1yPDg0
>>408まかせろ
桐乃や黒猫ばかりとイチャつく京介に大きい女の子は嫌いですか?と人生相談する沙織
でお願いします。
411 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 23:50:29.35 ID:azyZnGkh0
黒猫 桐乃
京介 = 異常
いちゃいちゃ 嫉妬
412 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/24(水) 23:56:14.62 ID:WFoTV9IQ0
書いて欲しいわけじゃないけど沙織でエロ書ける人っているの?
どんなに頑張っても俺じゃ書けないような気がするんだけど
沙織はエロに明るそうだし上手く京介を振り回してくれそう
原作知らんからよくわからんが
414 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 00:06:10.66 ID:WaaoyJLn0
>>412 少し前に書いてた人はいた。リクエストに応えまくって最終的にハーレム√まで書いてた
415 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 00:16:06.99 ID:0DAqQ8/QO
416 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 00:21:17.45 ID:rgwGXyQw0
俺の中の沙織はオナニー知ってても怖くてできないくらい純粋なイメージ
他のキャラは凄く変態に仕立て上げやすいんだけど沙織だけそれができない
418 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 00:24:43.22 ID:WaaoyJLn0
>>415 実はあの人に触発されてSSに挑戦してみた
明日は瀬菜√+余裕があれば桐乃嫉妬or桐乃&あやせ√に挑戦したいと思ってる
おやすみお前ら。リクという名のネタ援助があれば助かります
419 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 00:27:12.88 ID:WaaoyJLn0
>>417 沙織「タイが曲がっていてよ」 でぐぐらばでるとおも
今度こそおやすみ
420 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 00:28:02.02 ID:0DAqQ8/QO
>>418 あやせとくっつくんだけど桐乃に構い過ぎててあやせがむくれちゃう感じのがあると俺が喜ぶよ
ハッピーエンドで
421 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 00:39:13.48 ID:rgwGXyQw0
>>419 サンクス、読んでみるわ
嫉妬ルート楽しみにしてる
422 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 00:39:47.76 ID:wP+T3R/5O
沙織「京介氏!!何故きりりん氏と黒猫氏とはすぐイチャイチャする癖に拙者とはイチャついてくれないんでござるか!!」
え、ちょw
沙織「京介氏は拙者の様なでかい女は嫌いでござるか?」ウルウル
え、何この沙織。
可愛いな畜生///
いや、てか何この状況。
冷静に思いだしてみよう。
あれは確か…
423 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 00:45:56.36 ID:BnlZQShE0
wktk
424 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 00:51:56.27 ID:wP+T3R/5O
久々にみんなで家に集まろーってなったんだよな。
…
沙織「お邪魔するでござる。」
黒猫「お邪魔するわ。」
京介「おう、上がってくれ。
今茶出すからなー」
沙織「いえいえ、お構いなく。」
京介「いやいや、そんくらいはやらしてくれよ。」
沙織とのこんな他愛もないやりとりが不思議と俺を落ち着かせる。
桐乃「いいからさっさと出しなさいよ、バカ。」
そしてこれである。
426 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 00:56:59.21 ID:kMUf2fqU0
>>425 それなんだよ、俺が読みたいのは
誰かよろしくお願いします
今日提出のレポート書きながら待ってますぜx
ふひひww
「タイが曲がっていてよ」の沙織のキャラに違和感感じてWikipedia見たら
沙織ってお嬢様?設定なのな、ついてけないのが悔しい
428 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 01:10:40.66 ID:BnlZQShE0
>>427 あぁ、原作読んでないのか
それは残念だ
429 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 01:57:40.19 ID:0DAqQ8/QO
寝る前保守。
保守
431 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 02:35:21.80 ID:wP+T3R/5O
まぁ、そんなことはさておきここにいる三人のおなご、
なかなかの粒揃いである。
丸顔だが何故かモデルをしている糞生意気な我が妹高坂桐乃。
基本的なスペックが高く、自慢じゃないが黙っていればなかなか可愛い。
しかしヲタクである。
現世に舞い降りた堕天使黒猫こと、五更瑠璃。
いつもコスプレ紛いのゴスロリ服だが基本的に可愛い、ワンピース着たときはやばかったね、うん。
白猫たんマジ天使。
しかしヲタクである。
そして三人目、Aスタイルで身を包んだ身長180を越えるエゥーゴ大尉沙織・バジーナ。
しかし沙織はこのぐるぐる眼鏡を外す事で超絶美少女お嬢様、槙島沙織に変身するのだ!!
お嬢様姿はまさに必見、可愛いとしか言いようがないね。
見ての通りヲタクである。
432 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 02:48:29.33 ID:wP+T3R/5O
こいつら全員ヲタクじゃなければな。
マジ美少女なのにもったいない…
沙織「どうしたでござるか?
そんなジロジロとこちらを見て…
さては拙者達美少女に見とれといたのでござるな?」
黒猫「年中無休で発情期なのね、この雄は。
恥を知りなさい、全く…」
桐乃「あ、今嫌らしい視線で見てたでしょ?
信じらんない、この変態!!」
はぁ、すぐにこれだよ…。
…事実だけど。
京介「いや、なんかそっちに虫がいたような…
ていっ、お!仕留めたぜ。」
し
434 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 03:35:14.48 ID:vNRBAHvP0
え
435 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 03:57:42.07 ID:a9Lz8cWZ0
ほ
ほ
437 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 06:36:55.63 ID:F70xV6Ci0
ほ
438 :
以下、名無しにかわりましてミサカネットワークがお送りします:2010/11/25(木) 06:48:53.63 ID:fOBNEXFb0
ほ
439 :
以下、名無しにかわりましてミサカネットワークがお送りします:2010/11/25(木) 07:48:10.39 ID:fOBNEXFb0
まだ〜?
440 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 07:52:15.05 ID:P4Jv0t980
桐乃「え?私の年収、低すぎ・・・?」
かと思った
441 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 08:06:29.35 ID:gwdW2LtvO
実際どのくらい金もってんだろうな
ゲームやグッズ、DVDとか大量に持ってるけど全部でいくらなんだ
なんかの広告バナーで見たなw
445 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 11:48:38.73 ID:4GlNy+hu0
>>442 読モはせいぜい一回の撮影で一万前後
下手したら交通費だけとか
桐乃の場合読モといっても
専属モデルだと思う。そうなると
年間契約料とかもあるし、モデルの質でギャラは変わってくるけど
人気モデルなら一日15万とか
週刊誌だろうし、週一日か二日くらい(ロケーションにより)だとして
月収〜40万くらい?(一日のギャラが5万として)
専属モデルとかはそれ+年間契約料とか入ってくるんじゃないかな
446 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 11:49:27.27 ID:4GlNy+hu0
>>445 年間契約料を二回上げてしまった恥ずかしい
447 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 12:04:11.26 ID:wP+T3R/5O
我ながら悪くない咄嗟の言い訳だな。
桐乃「虫ぃ?ならいいんだケド…
あんまこっち見ないでよね、キモいから。」
沙織「まぁまぁ、そろそろ始めましょう
秋のアニメ上映会!!」
そういう話しだったね、そういえば。
すっかり忘れてた…
桐乃「もちろんメルルからよね!!」
子供のように目をきらつかせる桐乃。
こうしていれば可愛いんだが…
黒猫「なに馬鹿なことを言ってるのかしら。
どうして私があんな電波アニメを見なきゃならないの?
沙織、マスケラから上映しなさい。」
448 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 13:12:50.41 ID:wP+T3R/5O
沙織「ふむ、では間をとってガンダムから…」
果たしてそれは間をとってるのか?
しかしよく言った!!それでこそだ、沙織!!
京介「はーい、俺もガンダムが見たいでーす。」
黒猫「な、なら私もガンダムでいいわ。」
桐乃「まぁ、沙織がどうしてもと言うなら…」
沙織「なら決まりでござるな。」
そういって早々と準備する沙織。
こういう姿見てると沙織はいい嫁さんになりそうだよな。
449 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 13:53:25.74 ID:dtIKVv0yO
1時間で1レスとかふざけてるの?
450 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 13:55:18.92 ID:4GlNy+hu0
うむ、さすがに…
できれば書き溜めてからでお願いしたい
451 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 14:15:01.42 ID:WaaoyJLn0
夜は俺が投下しちゃうからきっと忙しい合間を縫って書いてくれてるんだよ
ところで瀬菜√のネタが全く出てこない
京介と一緒に兄へのプレゼント買いに行くまでは妄想したけどそこから続かない。なんなのこの子
また夕方に来ます
452 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 14:15:38.73 ID:wP+T3R/5O
沙織「では早速上映スタートでござる!!」
どうして俺がガンダムを選んだかっていうとだな。
まぁ、純粋にあの三作品の中ではガンダムが一番好きなんだが
それとは別の理由があってだな。
取って置きの物真似を持っているのだよ!!
それはあとのお楽しみだがな。
453 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 14:16:52.26 ID:wP+T3R/5O
すまん
もうちょいまとまってから書くわ
454 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/25(木) 14:27:43.60 ID:Nc4dd/H10
まとまってじゃなくて完成させてから投下してほしい
455 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
ほ