( ^ω^)ファンタジータクティクスのようです

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1代理人
…戦士は剣を手に取り、胸に一つの宝石を抱く
消え行く記憶をその剣に刻み…
鍛えたその技をその石に託す
物語は剣により語られ、石に継がれる…

The"Boon"Brave Story...

●はじめに●
この作品は”FFT”が原作です。

1、前回の戦闘で得た物の分配(編制)
→安価で装備/アビリティ選択
2、ストーリーの流れ(所謂日常パート)
→時たま安価があります。
3、バトルパート
→敵軍と戦います。流れによって展開がかわりますが、負けるとやり直しになる時もあります。

この流れを一話としておはなしが進んでいきます。

設定、テンプレ http://boonft.blog137.fc2.com/
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 22:56:44.23 ID:nMiDXkBaO
一体何が始まるんです?
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 22:58:13.55 ID:j73JjkD90
第三次獅子戦争だ!
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 22:58:18.02 ID:9h1g2ui90
一日空いただけで10年くらい待ってた気分だ…
5 ◆Akai/EFKQ2 :2010/11/20(土) 23:08:31.23 ID:jOwA+tD30
なんかいろいろやってたら時間があいたことが有名な作者です
逃亡とかじゃないです本当です。
さてはて、2日あけた第二章、よかったらお楽しみください。

●前回までのあらすじ
ココは”イヴァリース”と呼ばれる、所謂中世ヨーロッパのような世界。
名門「ベオルブ家」の末子であるブーンと、平民であるドクオは身分を超えた親友同士であり、王立の士官学校に通っている。
今現在、この国は次期の王様を巡る争いでゴダゴダしている。
また、つい先日まで行われていた”50年戦争”の影響で民は疲弊し、世情はあまり明るくない。組織的な盗賊(骸旅団)まででる始末。
二人は士官学校の訓練の一環で盗賊狩りを行い(第一話)
警備任務を行うために目的地へと向かう途中で盗賊に襲われていたフォックス伯爵の護衛を助けた(第二話)
なんやかんやで兄、(‘_L’)に「ドーターが今熱いよ」って言われてドーターで骸旅団の下っ端を捕まえた(第三話)
下っ端から聞き出した「砂ネズミの穴蔵」に突撃。なんやかんやでモララーと初会合。侯爵を奪還しました(第四話
独断専行作戦無視を(-@∀@)に怒られながらも、盗賊殲滅作戦に参加。ξ゚听)ξを降服させました(第五話)
なんやかんやで自由行動を認められ、( ・∀・)を退けました。が?(第六話)
ξ゚听)ξがo川*゚ー゚)oを救出に!!…しかし、色々あって失敗しました。(第七話/前編)
なんやかんやでo川*゚ー゚)oが死んで、戦場そばで大爆発がおきました(第7話/後編)

登場人物その他はBlogのほうを参照してください。

-----( ^ω^)ブーン・ルグリア-----
イヴァリース屈指の貴族の名門。
騎士の中の騎士、騎士の王。騎士の棟梁。英雄の一族。
そんなベオルブ家の妾子。
年の離れた腹違いの兄二人と、母が同じ妹を持つ。

ξ゚听)ξ---ツン・フォルズ-----
元「骸旅団」団員。
現在はブーンに降り、行動を共にしている。
6 ◆Akai/EFKQ2 :2010/11/20(土) 23:09:47.00 ID:jOwA+tD30
●戦闘パートについて

◆Akai/jazsIが書いたレスを敵軍Speed,その真下のレスを自軍Speedとして、高かったほうが相手に攻撃を行うRPG形式となります。


208 : ◆Akai/jazsI :2010/11/14(日) 00:39:55.90 ID:K1JXlDDc0
●出撃ユニットが決定しました●
A,( ^ω^)Lv3(AT11/Speed+5)
(略)
( ^ω^)軍HP50

敵軍HP65
A,ナイト)(At13 )
(略)

このレスから戦闘開始です

210 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/14(日) 00:43:20.28 ID:UnocdZl2O
あれ? やっぱはにゅうで合ってた?


この場合は敵軍Speedが「90」、自軍Speedが「28+5」なので敵軍が攻撃をしかけてきます。
また、装備、性別、職業などによってSpeedに補正がかかることもあります。

尚、「行動成功」する度に直後の味方と交代していきます。
1,敵Avs味方A→敵の攻撃成功!
2,敵Bvs味方A→敵の攻撃成功!
3,敵Cvs味方A→味方の攻撃成功!
4,敵Cvs味方B,,,,,といった具合です。尚、特別な注釈が無い限りアビリティは戦闘中(順番が回っている人)のみ有効です。
7 ◆Akai/EFKQ2 :2010/11/20(土) 23:12:06.71 ID:jOwA+tD30
●前回の戦闘報奨(レベルアップ/戦利品/転職)

( ^ω^)『今回は事情により省略させてもらうお!』

( ^ω^)『いろいろあるんだお!』



そして今から投下ですがちょっと諸々のお電話がありますのでもう少々お待ち下さいませ
8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 23:12:43.64 ID:j73JjkD90
支援
9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 23:13:24.64 ID:aOAJF5uc0
やっぱりキュー死亡確定か…支援
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 23:16:39.76 ID:j73JjkD90
ついにブーンがルグリアに!
11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 23:18:02.17 ID:aOAJF5uc0
ルグリアって偽名?
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 23:25:13.88 ID:aOAJF5uc0
ほす
13 ◆Akai/EFKQ2 :2010/11/20(土) 23:29:30.65 ID:jOwA+tD30
お待たせしました、投下します

●オーボンヌ修道院/外観●
( ^ω^)「…というわけだお」

女騎士「へぇ…ブーンさんって意外にもいいところのお坊ちゃんだったんですね」

( ^ω^)「…ま、家出した身だお。」


ジークデン砦の悲劇から、凡そ1年。
骸旅団殲滅戦の実績により、十分な実力有りと判断されたブーンは士官学校を卒業。
現在では傭兵としてココ、オーボンヌ修道院へ来ていた。
14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 23:30:21.45 ID:FUJaNo+a0
支援
15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 23:31:47.50 ID:j73JjkD90
支援
16 ◆Akai/EFKQ2 :2010/11/20(土) 23:33:46.62 ID:jOwA+tD30
本来であれば「北天騎士団正規兵」への争いは反逆罪である。
考慮すべき事情こそあれど、その事実は取り消しようがない。

だが…

( -L-)「…ブーン」

(‘_L’)「正直に事情を話すことは悪くない。だが…」

フィレンクトは悩んでいた。
北天騎士団の長として、反逆を許すことは出来ない。
が、事情が事情である。
生存者がブーン一行しか居ないとは言え、その罪を見逃すことは出来ない。
17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 23:36:01.67 ID:zuTki5pz0
ブーン一行だけってことはクズも死んだ?
18 ◆Akai/EFKQ2 :2010/11/20(土) 23:37:50.88 ID:jOwA+tD30
(‘_L’)「ふむ…」

(‘_L’)「処分を伝えよう。ブーン、君を北天騎士団からの除名処分とする」

これが彼にできる、最大限の譲歩。

(‘_L’)「世界を見るのも悪くない。父上も若いときは旅をしてばかりだったと聞く。」

(‘_L’)「ベオルブの名を捨て、人々の暮らしを見る…悪いことではあるまい。」

( ^ω^)「…もとよりその覚悟ですお。兄う…いえ、フィレンクト閣下。寛大な処置をありがとうございます」

僕は、これまで当然のようにベオルブの一員として生きてきた。
その「当然」が失われたとき…

僕は、全てと決別して、旅をすることにした。
19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 23:38:23.03 ID:zuTki5pz0
名言ktkr
20 ◆Akai/EFKQ2 :2010/11/20(土) 23:40:58.57 ID:jOwA+tD30
----------------------------------------------------
( ^ω^)「あっ、この話はココだけの話、ってやつで…」

女騎士「わかってますよ、ブーンさん。でもその話、あまりしないほうがいいですよ?」

( ^ω^)「お、そうするお…」

それにしても。

( ^ω^)「お姫様、遅いお…」

出発予定時刻より遅れること小一時間。
いい加減隊長が痺れを切らす事だろう。
21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 23:44:44.23 ID:rztuWoa60
支援
22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 23:46:23.51 ID:JP+A5ABrO
支援支援
23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 23:46:49.51 ID:j73JjkD90
くるか…
24 ◆Akai/EFKQ2 :2010/11/20(土) 23:47:21.42 ID:jOwA+tD30
そう、今回のブーン一行の任務。
それは「王の養女、しぃ」の護送任務。

あれから一年、イヴァリースの情勢は一変した。
王は病に倒れ、もう長くない。
国王亡き後の覇権をかけ、ニダー公とシナー公の緊張が高まり、いつ戦争が起きてもいない状態である。
そんな中、来るべき戦争を避けるため、修道院で暮らしていた王女しいをガリオンヌへと移送する任務である。

本来であれば傭兵達に声がかかるような仕事ではなかったが、
『信頼の置ける外部の者』を必要しているとの報をうけ、ブーンが所属している傭兵団が請け負うことになったのである。
25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 23:51:43.72 ID:rztuWoa60
しえん
26 ◆Akai/EFKQ2 :2010/11/20(土) 23:51:50.84 ID:jOwA+tD30
( `∠´)「それにしても…遅すぎるンじゃねぇか…?」

( ^ω^)「…そうですお。何処に情報が漏れるか解らない…一刻も早く出発しないといけませんお…」

( `∠´)-----ベル・ガフガリオン------
王女を護送するために北天騎士団に雇われた傭兵。
五十年戦争では東天騎士団の分隊長として活躍したが、勝利のためには手段と方法を選ばぬ残忍な戦い方をとったことから、終戦後、騎士団から追放された。


( `∠´)「…仕方ねぇ、気は進まねえが急かしにいくか…」

( ^ω^)「…僕もご一緒しますお。」

少し祈りたい。
そう言って修道院の中に姿を消した王女。
祈ることは悪いことではないが…時と場合というものがある。

二人は、静寂に満ちた修道院の扉を開いた。
27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 23:54:36.64 ID:FBaxAkaC0
ガフきた!!
28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 23:55:39.88 ID:rztuWoa60
ここでまさかのベルw
29 ◆Akai/EFKQ2 :2010/11/20(土) 23:56:40.50 ID:jOwA+tD30
●修道院/礼拝堂●
(*゚ー゚)「…我ら罪深きイヴァリースの子らが神々の御力により救われんことを。

川 ゚ -゚) 「さ、出発いたしますよ、しぃ様」

(*゚ー゚)「もう少し待って、クー…」

川 ゚ -゚) 「すでに護衛隊が到着しているのです…」

何度目かも解らない押し問答。

『まだかよ! もう小一時間にもなるンだぞ!』

とうとう、痺れを切らした迎えの使者が来たようだ。

川 ゚ -゚) 「無礼であろう、ベル殿。王女の御前ぞ。」


川 ゚ -゚) ----------クー・オークス-------
家直属の近衛騎士団に所属する騎士。
ニダー公とシナー公の間に緊張が高まるにつれて王女の身も危険になってきたため、
元老院が護衛として修道院に派遣した。王家に対する忠誠心はとても高く、また正義感が強い。
辺境の地で暮らさねばならないしぃに同情している。
30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 23:57:12.82 ID:Fow/OztcO
来てたのか
不動無明支援
31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 23:58:47.22 ID:rztuWoa60
やっぱりア川 ゚ -゚)リアスさんかw

てか、ツンはその後どうなった
32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 23:59:07.67 ID:j73JjkD90
命脈は無常にして惜しむるべからず…
 支援! 不動無明剣!
33 ◆Akai/EFKQ2 :2010/11/21(日) 00:02:14.97 ID:hfsbAHGo0
( `∠´)「へいへい、これでイイですかぁ?」

即座に膝まずくブーンと、軽口を叩きながらもゆっくりと膝まずくベル。

( `∠´)「…こちらはとしては一刻を争うんだ、早くしてくれないか?」

川 ゚ -゚) 「…誇り高き北天騎士団にも貴公のように無礼な輩がいるのだな。」

( `∠´)「辺境の護衛騎士殿には十分すぎるほど紳士的なつもりなンだがね…。」
( `∠´)「そもそも…オレたちは北天騎士団に雇われた傭兵だ。あんたに礼をつくす義理はないンだ。」

川 ゚ -゚) 「…馬鹿にしているのか?」

(*゚ー゚)「…やめなさい、クー。非はこちらにあります」
(*゚ー゚)「おまたせして申し訳ありませんでした、ベルさん。参りましょう」

王女はゆっくりと立ち上がり、自らの非を詫びると頭を下げる。

(;^ω^)「お、構いませんお…どうか謝らないでほしいお」

王族に頭を下げられる。そんな稀有な体験をブーンがしていた、その時である。

『て、敵襲!』

飛び込んできたのは、先ほどブーンと話をしていた女騎士。
34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 00:03:51.88 ID:uHkpF31P0
無双稲妻支援
35 ◆Akai/EFKQ2 :2010/11/21(日) 00:05:42.78 ID:hfsbAHGo0
川 ゚ -゚) 「ッ!?すぐに行く!お前はココで王女をお守りしろッ!」

即座に指示を下し、表へ飛び出すクー。

( `∠´)「…ま、こうじゃないと金は稼げンからな」

( ^ω^)「…。」

( `∠´)「ん?騎士団に無礼な態度をとったから怒ってンのか?」

( ^ω^)「いえ、僕はもう騎士団の一員じゃないお。ただの傭兵だお。」

( `∠´)「…そうだったな。よし、行くぞッ!」


●選択肢●
( ^ω^)
1,『了解だお!』
2,『僕もココで王女をお守りするお』

( ^ω^)『真下から3レス以内で多かったほうでお願いするお』
36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 00:07:26.36 ID:0GsgIhG90
37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 00:07:37.42 ID:x7nJfUptO
38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 00:07:52.25 ID:uHkpF31P0
2
39 ◆Akai/EFKQ2 :2010/11/21(日) 00:13:54.80 ID:hfsbAHGo0
( ^ω^)『ボクもココで王女をお守りするお!』

( `∠´)「なンだぁ?びびるようなタマじゃねぇだろお前…」

( ^ω^)「なんだか…嫌な予感がするんだお。」

( `∠´)「…まあ、あの姉ちゃんもなかなかやるようだし、大丈夫だろ」

ひらひら、と後ろ手をふりながらベルが礼拝堂を後にする。
あれでいてこの男、この国内でも恐らく10指に入る実力を持つ。
ブーンの兄であるフィレンクトには敵わないだろうが、やはり賊を相手に負けるような器ではないのであった。

( ^ω^)「…さ、お姫様はここでまつお。なぁに、敵がきてもボクが倒すお、心配することはないんだお」

(*゚ー゚)「…そうですね。」

外の喧騒とはうってかわり、ゆっくりとした時間が流れる。
…その時であった。

『やれやれ、陽動ってのも役にたたねえな』
40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 00:16:23.47 ID:/7WY6uuQ0
支援
41 ◆Akai/EFKQ2 :2010/11/21(日) 00:19:05.08 ID:hfsbAHGo0
( ^ω^)「誰だおッ!」

ブーンが腰の剣を抜き放ち、王女を壁際へと寄せる。
声の主がゆっくりと姿を表す。
全身を黒衣にまとった男は、身長こそ高くないもののその隙のない立ち振る舞いから相当な使い手だと解る。

黒衣の男「…名乗る必要はない。なに、その王女を頂きにきただけだ…」

( ^ω^)「…ボクがソレを許すとでも?」

黒衣の男「ならば…お前を倒すまでのこと!」

男は腰の剣を抜き放ち、ブーンに飛びかかる!



( ^ω^)『戦う事になってしまったお…』
( ^ω^)『このレスから戦闘が始まるお。』
( ^ω^)『両軍のステータスについてはのちほど。』
42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 00:19:38.45 ID:/7WY6uuQ0
謎が多いな支援
43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 00:22:28.90 ID:/7WY6uuQ0
さらに支援
44 ◆Akai/EFKQ2 :2010/11/21(日) 00:24:02.51 ID:hfsbAHGo0
( ^ω^)AT16/Speed+5 HP75
末尾9;Speedブレイク
末尾8;パワーブレイク
末尾4;ポーション

敵軍Speed(08+25) 自軍Speed(45+5)

( ^ω^)「先手必勝だお!」

ブーンが最上段から振りかぶり、全力を持って剣を振り下ろす。


( ^ω^)のこうげき!
敵???のHP(150→134)
45以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 00:25:17.89 ID:eo7wzYVoO
きてたか支援
46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 00:26:43.38 ID:/7WY6uuQ0
結構きついなー
あg…いやクー助っ人に来ないかな
47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 00:27:00.38 ID:0GsgIhG90
相手つええな…支援
48 ◆Akai/EFKQ2 :2010/11/21(日) 00:29:10.09 ID:hfsbAHGo0
敵軍Speed(51+25) 自軍Speed(89+5)

( ^ω^)「ッ!?」

全力で打ち込んだ。
一年前の騎士見習いだった頃とは違う、全力の…一撃。
なのに。

黒衣の男「何を驚いている?別に受け止める必要はない…勢いを逸らされただけだろ?」

( ^ω^)「だったら…連続で打ち込むだけだおっ!」


( ^ω^)のこうげき!
敵???のHP(134→118)
49以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 00:31:31.81 ID:/7WY6uuQ0
無双稲妻支援
50 ◆Akai/EFKQ2 :2010/11/21(日) 00:35:05.91 ID:hfsbAHGo0
敵軍Speed(09+25) 自軍Speed(81+5)

( ^ω^)「どうして…」

何度も何度も、打ち込む。
が、一度としてその剣が相手に触れることはない
全ての攻撃は、その男が使う不思議な剣技に受け流される。

黒衣の男「相変わらず…直線的な剣だな」

( ^ω^)「相変わらず…?誰だか知らないけれど、その黒衣、剥ぎとって見せるお…!」


( ^ω^)のこうげき!
敵???のHP(118→102)
51以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 00:36:12.37 ID:x7nJfUptO
支援
52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 00:37:04.51 ID:/7WY6uuQ0
イベント戦闘か…しかしこの作者、安定した出目である
53 ◆Akai/EFKQ2 :2010/11/21(日) 00:39:33.42 ID:hfsbAHGo0
敵軍Speed(91+25) 自軍Speed(37+5)

黒衣の男「さて…そろそろいかせてもらおうか」

まずい。この感覚は。
何度も何度も兄に打ち込まれた…

黒衣の男「大気満たす力震え、我が腕をして 閃光とならん…」


敵のこうげき!
Speed95突破;『無双稲妻突き』!
( ^ω^)のHP75→35
54以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 00:42:01.84 ID:/7WY6uuQ0
無双稲妻突きktkr
55以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 00:43:14.23 ID:0GsgIhG90
二発くらったら終わりとは…
56 ◆Akai/EFKQ2 :2010/11/21(日) 00:47:08.10 ID:hfsbAHGo0
敵軍Speed(42+25) 自軍Speed(84+5)

( ^ω^)「ぐあッ…」

一撃食らっただけでこの重さ。
まずいまずいまずい。

黒衣の男「…なんだ、もう終わりか?」

( ^ω^)「まだ…まだっ!」

まるで自分のじゃないような体の重さ。
気を抜けば崩れ落ちそうになる膝に喝をいれ、斬りかかる。


( ^ω^)のこうげき!
『Speedブレイク!』→敵のSpeed-5
敵HP(102→86)
57以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 00:48:48.78 ID:/7WY6uuQ0
まるで勝てる気がしねえ…
58以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 00:50:25.00 ID:8KNOFfW90
支援
59 ◆Akai/EFKQ2 :2010/11/21(日) 00:54:09.69 ID:hfsbAHGo0
敵軍Speed(10+20)  自軍Speed(78+5)

斬る。受け流される。
足払いをかける。華麗にかわされ、斬撃が飛んでくる。
懐から短刀を投げる。打ち払われる。

敵軍HP(86→70)

***『いつまで遊んでるのよ』

打つ手がない。
王女を連れて逃げるべきだ、という考えが頭によぎったその時であった。

女騎士「いつまで遊んでるのよ、アンタ。」

なんだ、これ。

王女に付いていた女騎士が、王女を締め上げている?
60以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 00:55:19.79 ID:/7WY6uuQ0
なん…だと?
61以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 00:55:57.28 ID:0GsgIhG90
アリシアでもラヴィアンでもなかったか
62 ◆Akai/EFKQ2 :2010/11/21(日) 00:59:15.68 ID:hfsbAHGo0
(*゚ー゚)「…ブーンさん…!」

締め上げられた王女が、喘ぐような声でボクを呼ぶ。
強烈なフラッシュバック。その目の前で、大切な何かが失われてしまう、その記憶。

(  ω )「その手を…離すお」

全てを擲って、最悪でも相打ちを…。
全身全霊を持って、王女を逃せれば…
捨て身の一撃…ソレを打ち込もうとした,その時だった。

女騎士「ああ、決死の一撃ってやつ?多分無駄よ、実力が違いすぎる。」
女騎士「それに、私たちは別に王女を殺そうってわけじゃないわ。」
女騎士「ほら、ちょっとアンタ、ブーン君に挨拶しなさいよ、彼怒ってるわよ?」

黒衣の男「…。」

黒衣の男がその外套を脱ぎ捨て、その覆面を投げ捨てる。

まさか…そんな。

( ^ω^)「ドク…オ?」

その素顔は、一年前に失われたと思われていた親友…ドクオそのものであった。
63以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 01:02:03.57 ID:W32xfIiTO
おお支援!
64以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 01:03:03.07 ID:VmmKKnOu0
ドクオキター
65以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 01:05:11.88 ID:EZAqqB7m0
やはりか
66 ◆Akai/EFKQ2 :2010/11/21(日) 01:05:14.26 ID:hfsbAHGo0
そんなはずはない。
彼の命は、一年前に散ったはず。
確かに彼やミツキの遺体は出なかったが、彼が居た位置からいって、生き残れるはずがないのだ。

心臓が早鐘を打つ。
両手の掌は自分でも解るほど汗ばみ、体温の上昇を感じる。

('A`)「…悪いな,ブーン。俺にも色々あるんだ、行かせてくれ」

女騎士「…だそうよ。どうする?ブーン君。」

( ^ω^)「…。」

女騎士「あ、任務を投げ捨てる事は出来ない、て顔ね。じゃあこうしましょう。よっ!」
67以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 01:07:10.57 ID:VmmKKnOu0
おいおいクズも生き残ってんのか…
68 ◆Akai/EFKQ2 :2010/11/21(日) 01:09:11.10 ID:hfsbAHGo0
ゴスッ。鈍い音と共に、王女の鳩尾に女騎士の拳が突き刺さる。
呻く隙さえも与えないその華麗な一撃は、容易に彼女の意識を刈り取った。

女騎士「あ、動かないこと。もし動いたら、王女の左腕が落ちると思いなさい?」

('A`)「…あまり時間がないんだ、ブーン。恐らく、すぐに表の賊は片付けられるだろう」
('A`)「…その程度の賊を用意した。」

女騎士「だからアンタは、王女の命を人質に取られ動けなかった、ってことにすればいいのよ。簡単でしょ?」

笑顔でそんな提案をする女騎士に薄ら寒いものを感じる。

( ^ω^)「一つ、聞かせてほしいお」

選ぶべき言葉は、たった一つ。

( ^ω^)「ボクらはまだ、友達かお?」

一瞬の沈黙。

('A`)「…ああ。お前はずっと俺の親友だよ。次に会うことがあれば、ゆっくりと話そう。

ボクは、一歩も動けずに、二人を見送った。
69以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 01:11:11.57 ID:VmmKKnOu0
切ない支援
70 ◆Akai/EFKQ2 :2010/11/21(日) 01:12:14.84 ID:hfsbAHGo0
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本日の投下は以上です。
投下に間が開いてしまい、申し訳有りませんでした。
もし「今日はこねーのかな」なんて思わせてしまいましたらもうフライング土下座アタックをするくらいの勢いで申し訳ないです。
もしそうじゃなかったら、時間見つけて読んで頂けるだけでも嬉しいです、ありがとう。

そんなこんなで第二章『利用するもの、されるもの』の始まりです。
章のタイトルコールは次回からだよ!

いつものように感想や要望、批評などなど頂けると励みになります。
71以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 01:16:07.10 ID:W32xfIiTO
乙でした!
自分のペースでいいので頑張って!
72以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 01:16:45.42 ID:edLaZVmJO


川 ゚ -゚)さんキター
73以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 01:18:24.37 ID:VmmKKnOu0
無双稲妻乙、面接結果どうだった?


文章も良くなってるしいい感じだと思う。
強いてあげるなら3点リーダーは、…じゃなくて……と2連続で使うのが正しいんだが
まあ、あんまり堅苦しくやる必要は無いか。

ツンがどうなったかとかはまだ秘密?
74以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 01:24:07.75 ID:0GsgIhG90
乱命割乙打

今回の戦闘終了条件は5ターン経過?
75 ◆Akai/EFKQ2 :2010/11/21(日) 01:26:37.38 ID:hfsbAHGo0
>>71
作者のペース、それは毎晩の規則正しい投下…ッ!
はい、明日も多分投下できるので頑張って投下します。

>>72
やっぱ川 ゚ -゚) さんしか居ないっすよね!

>>73
ありがとうございます。
ちょっと書き方忘れた感じなんで色々試してみました。
たまには短編とか書いて気分転換もいろいろ見えてきていい感じですね

面接は…某役所が最終結果待ち、他企業二つが最終待ち、他はなしです。
いい加減おわらせてぇなぁ、と思いながらも特にすることもないので投下している次第です。
76以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 01:30:26.70 ID:x7nJfUptO
無双稲妻乙……もオリジナリティーがなくなってしまったか
とにかく乙
77以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 01:32:23.07 ID:VmmKKnOu0
公務員志望か、がんばれよー
ちなみに昨日の短編もいい味出てた。

あとブログのデータとかプロフィール更新忘れずにな!
78 ◆Akai/EFKQ2 :2010/11/21(日) 01:33:41.36 ID:hfsbAHGo0
>>74
はい、正に。
大雑把な戦闘の流れを決めて、やらせること決めて…ってなったら5Tくらいがちょうどいい感じでした。
ギリギリ( ^ω^)が死なない時間の流れですしね。



あ、( ^ω^)の仲間一行は無事です。
この辺はまぁ、主人公補正というヤツで…。
他の人については秘密。

>>11について渋澤さんが。
  _、_
( ,_ノ` )y━・~~~ ・・・
ルグリアについてだぁ?ソイツは良い質問だ。
当時の( ^ω^)は除名処分を受けてベオルブから追放されてんだ。
故に「ベオルブ」の姓を名乗らない…いや、名乗れねぇ、って言ったほうが正しいな。
当時のイヴァリースにおける「ベオルブ」はある意味で王家にも通じる特別な存在だ。
だから、このころの彼は母方の姓である「ルグリア」を名乗っていた…と後の研究で明らかになっている。

これで満足か?
79 ◆Akai/EFKQ2 :2010/11/21(日) 01:36:17.07 ID:hfsbAHGo0
>>76
皆さん名無しだし、鳥支援もお互いにアレだし、誰が誰だか解らない!
でもその支援は確かに励みになってます、ありがとう。

>>77
アクティブBlogは常に確認。それが勝利への近道!



さて、あと15分くらいしたら次回予告をして休みますね。
80以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 01:39:12.05 ID:VmmKKnOu0
>>78
ルグリアについてありがとう。
ID変わってるけど俺だ。あと毎回ツッコミ入れたりレスが早かったりするのも俺だ。
明日も楽しみにしてる。
81以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 01:40:17.56 ID:0GsgIhG90
最初のスレから張り付いてる俺もいるぜ!
82 ◆Akai/EFKQ2 :2010/11/21(日) 01:59:16.02 ID:hfsbAHGo0
        ●次回予告●
ξ゚听)ξ「次回予告!」
ζ(゚ー゚*ζ「予告ぅー♪」
ξ゚听)ξ「あのドクオが生きていた!?」
ζ(゚ー゚*ζ「生きていた!」
ξ゚听)ξ「なんだか大きな事情がありそうな気配!」
ζ(゚ー゚*ζ「気配!」
ξ゚听)ξ「徐々に大きな陰謀に飲み込まれていくブーン!」
ζ(゚ー゚*ζ「ブーン!」
ξ゚听)ξ「果たして、王女の運命は!?」
ζ(゚ー゚*ζ「運命は!」

ξ゚听)ξ『次回,( ^ω^)ファンタジータクティクスのようです』ζ(゚ー゚*ζ

( ^ω^)「追跡」

ξ゚听)ξ「なんて捻りのないタイトル…」
ζ(゚ー゚*ζ「タイトル…」
ξ゚听)ξ「今回アンタ、私のマネしかしてないわね」
ζ(゚ー゚*ζ「あ、バレた?」


以上でオシマイです。
明日はいつもの時間、21時前後スタートで投下出来たらいいな、と思います。
作者の読んでくれるのも嬉しいけど、合作のがwktkするからよかったら読んでね!(宣伝)
では、皆様の支援に厚い感謝を送りつつ筆を置きます。
本日も長々とお付き合いいただき,ありがとうございました。
83以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 02:03:26.60 ID:++WfmjoZ0
乙でしたー
楽しみにまってるぜ!
84以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 02:10:09.41 ID:eo7wzYVoO
乙っした!
85以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
乙!