1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
Ui side
こんにちわ、平沢 憂です。
早いもので私が高校に入学して、三度目の春を迎えました。
いよいよ高校生活最後の年。三年生です!
お姉ちゃんが一人暮らしを始めて家の中は寂しくなっちゃったけど・・・・
そこは頭を切り替えて!そのぶん学校では楽しく!賑やかに!
目いっぱい高校三年生したいと思います!
製作でやれよゆとり
気持ち悪いから
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 19:31:02.27 ID:Dx9TBVqt0
製作でやれよゆとり
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 19:32:04.15 ID:U2m2BWUjO
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 19:32:19.97 ID:gC3m7le/0
____ ┏┓ ┏┓ ┏┓
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| : :∧|.: : : :.:.| : : : :| ' 、、、 : : : : : |: /
| :/ |.: : : :.:.|.: : : :.| ゝ _, 厶 : : : : j/ | /
|/ 八: : : : :レヘ: : :|\ . イ: : :| : : : / _ /
>'´  ̄ \|\ >‐ァ<: : : :!/ : | : : / / }
/ 寸^\∧ `|: : :/\/| : / | ! /)
/ }ハ/ }{ \|:/ ∨'´ │ {//
. . i |/|ヽ| |/\\ } ト /^つyく
| _ |/|/゙レヘヽ ∨∨ | \ { `〈__ }
| `⌒\〈 |│ }、 ヘ | }、 ヽ ′/
| ヽ、|│人〉´\} \ } 〈
| 〈/ | |/i | ∨ \| i
\ / | |. l | ∨ /^7 }
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 19:33:25.81 ID:RT6VovoI0
こんにちわ!サイです!
ジープに体当たり3年生です!
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 19:33:43.23 ID:HYJnhrVgO
気持ち悪い
ひきこもってろ出てくるな
申し訳ない。
製作行きます。
ごめんね。
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 19:34:57.37 ID:Zh/yZpVW0
制速でやれよにとり
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 19:35:08.65 ID:FdqvughIP
弱っここでやれよ
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 19:36:35.47 ID:LpzjKilzO
打たれ弱すぎだろ
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 19:36:45.88 ID:gWiOiZtaO
耐性低っ
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 19:37:12.42 ID:LMy4qZl80
立て逃げ氏ね
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 19:37:48.72 ID:OLVk+g0FO
これはひどい
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 19:40:36.42 ID:916VPpZiO
お前らツンデレ過ぎwww
立て逃げは気が引けるので・・・
次ぎやることがあったら製作行きます。
憂 「るんるん♪赤い〜夕日が〜〜校舎を染めて〜〜〜♪」
純 「おっはよー、憂!鼻歌なんか歌ってご機嫌だね!」
憂 「おはよう、純ちゃん。いよいよ練習、今日からだねー」
純 「おう!新生軽音部船出の日だぜ!梓新部長のためにも、ここは一つ気張らねば・・・・」
憂 「純ちゃん、気合はいってるね!でも、あまり気負いすぎると、息が切れちゃうよ?」
憂 「それでなくても、ジャズ研との掛け持ちでいろいろと大変だろうし・・・・」
純 「大丈夫!私のやる気は鳥取砂丘よりも高く、瀬戸内海よりも広大!」
純 「部活の一つや二つこなした位で、息を切らしてる暇なんか無いんだよ!」
憂 「そ・・・そっかぁ。あは・・・ それは、頼もしいね」
純 「うん。まぁ軽音部のことは私にドーンと任せておいて!」
憂 「くす。頼りにしてるね」
純 「はいな♪ ・・・お。前を行くのは山田じゃないか!」
憂 「やまださん・・?二年生?」
純 「うん、ジャズ研の後輩。ちょっと声かけてくるから、また後でね!(たったった)」
憂 「うん、また教室でー ノシ」
梓 「憂」
憂 「あ、梓ちゃん、おはよう」
梓 「おはよう。・・・前を走ってくのは純だよね。どうしたの?」
憂 「ジャズ研の後輩がいたって、声をかけに・・・・ あ、後輩さんに飛びかかった!?」
純 「やぁーまだー!おはよー!ちゃんと朝飯食ったかー!?(がばっ)」
山田 「うわぁ、純先輩!いきなり飛びついて来ないで下さい!ビックリするじゃないですか!」
純 「とか何とか言っちゃって、照れちゃってまぁ。本当にシャイなんだから、山田は〜」
山田 「違います!変な勘違いしないで下さい!ちょ・・・もう離れてくださいよ。みんな見てます・・・」
純 「にっひっひ。見せつけたれ。見せつけたれ」
山田 「もぉ〜〜〜〜〜・・・・・」
・・・・・・・・
と、思ってたんですが・・・・
色々思うところの多い女子に、平穏で楽しい一年をってのは言うほど簡単ではないみたいで・・・・
私たちの軽音部に不協和音が響き始めたのは、新歓ライブを一週間後に控えたある日のことでした。
なんで女子高にドカベンがいるんだよ
一週間後。新歓ライブを数日後に控えて。
音楽室!!
じゃかじゃかじゃん、じゃかじゃん、じゃん〜〜〜♪
梓 「ちょっとストップ!」
憂 「・・・と」
純 「ひゃ・・・ なぁに、梓?」
梓 「純、今のところちょっと走りすぎだよ」
純 「そうだった?普通だったと思うけど・・・」
梓 「ううん、ワンテンポはやい。こっちまで引きずられて、ペース乱されそうになった」
純 「・・・そっか。ごめん」
憂 「あ、わ、私も!気が競っちゃって、ペース速かったかも!私もごめんね、二人とも!」
梓 「ううん・・・ じゃ、今のところからもう一回合わせよう」
・・・・・・
・・・・
・・・
憂 「今度はみんなばっちりだったね♪」
梓 「そうだね。じゃ、今の感覚を忘れないうちに、もう一回やってみようよ」
純 「・・・と、ごめん!私、もう行かなきゃ」
憂 「あ、そうか。純ちゃん、ジャズ研の方の練習もあるもんね」
純 「ごめんね、向こうにも顔出しておかなきゃだし。梓もごめん!またあした!」
たたた・・・ばたん!
梓 「・・・・行っちゃった」
憂 「せわしないね(くす)」
憂 「でも、仕方がないよね。ジャズ研はジャズ研で新歓の準備があるんだし」
憂 「両方に参加する純ちゃん、とても大変だと思う。だから・・・」
梓 「わかってる・・・ さっきはごめん。ちょっとイラッとしてて・・・」
憂 「あわわ・・・謝らないで!そういうつもりで言ったんじゃないよ!」
憂 「でも・・・ 何かあったの、梓ちゃん?ここのところ、余裕がないみたい・・・」
梓 「憂・・・ あのね・・・・」
梓 「・・・・・・・」
梓 「・・・・ううん、なんでもない」
憂 「梓ちゃん・・・」
梓 「ごめん、本当になんでもないんだ。それにこれは・・・・」
梓 「(部長の私がなんとかしなきゃならないことだから)」
憂 「・・・・・」
梓 「さ、二人しかいないけど、私たちだけでももう一回いっとこうよ!」
憂 「うん・・・」
練習後!
憂 「梓ちゃん、本当に手伝わなくっていいの?」
憂 「新歓ライブの講堂使用申請や必要な機材の調達とか・・・色々・・・手伝えることがあるんじゃないかな?」
梓 「ありがと、憂。でも部長の仕事はきっちり自分でやる。これは決めてたことだから」
梓 「手伝って欲しいことが出来たらちゃんとお願いするよ。でも、今は平気だから」
憂 「・・・・そう?じゃあ私帰るけど・・・・・ 本当に出来ることがあったら何でも言ってね?」
梓 「うん。お疲れ様、憂」
バタン。
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 20:12:17.65 ID:gWiOiZtaO
俺はしえんするぜ!
・・・・・・しーん。
梓 「静かになっちゃった・・・・」
梓 「さて。目を通して提出しなきゃならない書類は山積みだ」
梓 「がんばろう」
梓 「それが終わったら、少し自信のないパートの練習をしてから帰ろう」
梓 「純に偉そうな事を言っちゃったし、私がとちったら格好つかないもんね」
梓 「しっかりしなきゃ。私が部長なんだから・・・・」
梓 「・・・・・・」
(数日前)
職員室!
梓 「廃部・・・ですか?」
さわ子 「そう。新歓ライブ後一週間。つまり新学期開始から一ヶ月以内に部員が四名に満たない場合は、ね」
梓 「で、でも!そんな話聞いてないです!」
さわ子 「りっちゃんたちから聞いてなかった?」
梓 「え・・・」
梓 「あ。唯先輩が四人の中で最後に入部したって聞いたとき・・・確か・・・」
さわ子 「そう。その唯ちゃんが入部してくれなかったら、部員不足で軽音部は廃部になっていたかもしれなかったの」
さわ子 「そうならないためにりっちゃん達、唯ちゃんをずいぶん強引に引き止めたって聞いたわ(くす)」
梓 「・・・・」
さわ子 「ね、梓ちゃん。新歓ライブを頑張って、何としてもあと一人、入部したいっていう子を見つけなさい」
さわ子 「うちの軽音部、校外でもけっこう話題になっていてね。きっと新入生の中にも、中学生の頃に学祭でライブを見て興味を持っている子がいるに違いない」
さわ子 「その子らを確保して、去年以上の軽音部をあなたが作り上げて、りっちゃんたちに自慢してやりなさい!」
梓 「先生・・・・」
さわ子 「無くなって欲しくない。だって今や、軽音部は私にとってもかけがいの無い場所なんだもの」
さわ子 「私が軽音部出身ってだけだからじゃない。唯ちゃんたちみんなが確かにそこにいた、証の場所なんだもの」
梓 「じーん・・・」
さわ子 「なにより、ムギちゃんのお茶は飲めなくなったけど、憂ちゃんのお茶も負けず劣らず美味しいからね☆」
梓 「私の感動を返してください」
さわ子 「てへ☆」
さわ子 「とにかく、期待しているわよ。中野部長!」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 20:18:59.82 ID:SiipG6SL0
・・・・
・・・
・・
梓 「・・・・・・うん」
梓 「さわ子先生もああ言ってくれてるんだ。頑張らなきゃ」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 20:19:24.68 ID:fcV/jZcv0
きもちわるい
sage忘れた・・
Jun side
たったったった・・・・
純 「やっべー・・ 軽音部の練習が押しちゃって、遅くなっちゃった!」
純 「ジャズ研って去年まではわりかしノンビリムードだったけど、今年の部長は厳しいからなーー」
純 「ま、それは軽音部もいっしょか・・ たはは」
ジャズ研部室!
がらっ!!
純 「こんちゃー!」
純 「(う、なんだかみんなの視線が突き刺さるように・・・?)」
部長 「・・・鈴木さん、遅かったのね」
純 「い、いやー、ごめんごめん!遅れた分は精一杯練習することで代えさせていただきまっす(敬礼!)!!」
純 「お、私のパートは山田がやっててくれてたんだ。悪いね!じゃ、換わるからね!」
山田 「・・・・・」
純 「(ん?今睨まれたような??)」
部長 「・・・・」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 20:22:11.91 ID:frPkmFtE0
練習後!
部長 「それじゃ今日はこれで上がりましょう。みんなお疲れ様」
おつかれさまでしたー!
純 「いやー、疲れた疲れた♪さて、憂たちまだ残ってるかな??まだいたら一緒に帰
部長 「鈴木さん」
純 「お、部長。どうかしたの??」
部長 「今日、良かったら一緒に帰らない?」
純 「う、え?いいけど・・・ 珍しいね、帰りに私を誘うのなんて」
部長 「たまには良いじゃない。三年間同じ部活で頑張ってきた仲間なんだし」
純 「そりゃそうだね!じゃ、すぐ支度するから待ってて♪」
帰り道!
純 「いやぁー。すっかり春らしくなったね。日も高くなったし、良い陽気だし!」
純 「とはいえ、さすがにこの時間になると、まだまだ寒いね。早く暖かくならないかなぁー」
純 「あ、ねぇねぇ。そこのコンビニで肉まん買ってかない?お腹減っちゃってさぁー」
純 「腹から暖まろうぜ!にっひっひ!」
部長 「そうね(賑やかな人・・・)」
純 「てなわけで、いただきまーす(ぱく)」
純 「ふぁぁあー、おいひいー。部活上がりの疲れた体に肉の滋養成分が染み渡るー」
純 「お、部長はチョコまんか!チョイスが通ですな!ね、一口ちょうだい!私のも上げるから!」
部長 「遠慮しておく。間接キスしてるみたいで、なんか嫌だわ」
純 「うわ、部長ったらそんなこと気にしちゃうわけ?憂たちとだったら、何てことなしに食べ合いっこしちゃってるけどな」
部長 「憂って、平沢さん?あなたと同じクラスで軽音部の」
純 「そうそう。可愛い子なんだよー。料理や家事も出来てしっかり者で、でもって優しくってさ
部長 「その軽音部なんだけど」
純 「・・・はい?」
部長 「鈴木さん」
純 「純でいいよ?」
部長 「・・・鈴木さんにお願いがあるの」
純 「(うぁ、スルーされた・・・)」
部長 「軽音部は部員も少なくて、色々大変なのは分かってる。新歓ライブに真剣に取り組んでいることも」
部長 「でも、それは我がジャズ研でも一緒なの。部員を獲得したい気持ちは軽音部と一緒で切実」
部長 「新入生歓迎会では、万全の準備をして臨みたい。分かるわよね」
純 「うん。分かるよ」
部長 「鈴木さんには、ジャズ研の練習にも本腰を入れて欲しいのよ」
純 「!」
純 「・・・あ、あは。それってどういう意味かなー・・・」
部長 「言葉通りの意味だけど」
純 「な・・・なっ」
純 「っ私がいい加減にやっているって言いたいわけ?」
部長 「そこまでは言ってないわ。ただ、二束の草鞋をはく以上、そう取られてもおかしくはないって言うこと」
純 「なにそれ、意味わかんない!」
部長 「分からないかしら?じゃあ、単刀直入に言うけれど、掛け持ちはやめてこちらに専念してもらえないかしら」
部長 「これなら分かるわよね?」
純 「はぁ?なんでそんなことを部長とはいえ、あんたから指図されなきゃいけないの?」
純 「部活をするのは個人の自由だもん、両方ともきちんとこなしてりゃ、誰に文句言われる筋合いのものじゃないでしょ!」
部長 「・・・・分かってもらえないか」
純 「分からないよ!」
純 「私にとっては軽音部も大切な場所なの。大切な友達が守りたいって言ってる、大事な場所なの!」
純 「ジャズ研も一緒!どっちも大切!だから両立させてみせるよ!だから部長ももう、そんな指図はしないでよね!」
部長 「・・・・・両立させて見せる・・・か」
部長 「出来たらいいね(にこ)」
純 (むかーーーー!)
・・・・・
・・・・
・・・
純 「じゃあ私こっちだから!ばいばい!また明日!さよなら!!ふん!(ノシ ぶんぶん!)」
部長 「また明日・・・(本当に賑やかな人)」
純 「なにさなにさ!なによ、あの言い草!まるで私が適当にやってるみたいに!」
純 「絶対両立させてみせるんだ!だって、いま私がいなくなったら軽音部は梓と憂の二人だけになっちゃう・・・」
純 「・・・私と憂が軽音部に入るって言いに行ったあの日・・・」
(梓 「ふ、二人とも軽音部に入ってくれるの!?」)
(純 「前に約束したでしょ!私は約束を守る女!できる子!」)
(憂 「私もお姉ちゃん一人暮らしするって言うからすごく暇になるし」)
(梓 「(ぷるぷる・・・)確保ーーー!!」)
(憂・純 「ぎゃーーーーー!!」)
純 「あのときの梓、本当に嬉しそうだった。だから決めたんだ」
純 「新歓ライブを成功させて、あの梓の笑顔に応えるんだって」
純 「腹くくったんだから、今さら軽音部をやめるとかありえないから!ちきしょう!」
純 「どちきしょう!誰が何と言おうと、やってやるぜ!!!」
翌日!の軽音部!
(掛け持ちはやめてこちらに専念してもらえないかしら)
(・・・・・両立させて見せる・・・か。出来たらいいね(にこ))
ぴんっ。
純 「・・・あ、やべ」
梓 「・・・・ストップ。もう一回最初っから行こう」
純 「ごめん」
憂 「大丈夫だよ。気を取り直して次ガンバろ!」
純 「う、うん!」
梓 「じゃ、わん・つー!」
純 (ちぇ・・ 昨日の部長の言葉が気にかかって集中できない・・・・)
純 (なんでこんなに心に引っかかってるんだろう)
Azusa side
ちゃっちゃちゃちゃー♪
梓 「今夜もお休み☆ ふわふわたーぁいむ」
純 「ふわふわたぁーいむ」
梓 「ふわふわたぁーいむ」
純 「ふわふわたぁーいむ」
梓 「ふわふわたぁーいむ」
純 「ふわふわたぁーいむ」
じゃじゃっじゃじゃっじゃーーーん♪
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 20:43:16.90 ID:LkjHWxf8O
三年生から新しく部活始めるってあり得ないけどな
梓 (憂はさすがだな・・・ まだまだ初心者なのに、キーボードのあつかいがグングン手馴れてきている)
梓 (演奏は新歓ライブで披露するのに申し分のない域に出来上がってきている)
梓 (問題は・・・ ドラムが無いってことだ)
梓 (パワー不足。演奏にパンチが足りない・・・・・これで新歓ライブでみんなの心に響く演奏ができるのかな・・・)
梓 (部費さえ出れば、何とか無理して安いドラムセットを買っちゃうって手もあるんだけど・・・・)
梓 (部費が出る前に廃部させないことが大前提なわけで・・・・)
梓 (ドラムが無いからパワーが足りない。パワーが足りないから心に響く演奏ができないかもしれない)
梓 (心に響かなければ部員が集まらない。部員が集まらなきゃ廃部になって、当然部費も出ない)
梓 (部費が出なけりゃドラムも買えない・・・ 負のスパイラル。ジレンマだ・・・)
梓 (て、無い物ねだりしても仕方がないんだけれど・・・)はぁ・・・
憂 「どうしたの、あずさちゃん。ため息なんかついちゃって」
梓 「あ、ううん。なんでもないの。それより純」
純 「ほいさ」
梓 「またペースが速すぎだよ。リズムを揃えて。それになんか、今日は凡ミスが多いみたい」
梓 「・・・調子でも悪いの?」
純 「うんにゃ、そ、そんなことないよ!」
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 20:48:58.04 ID:5ssBuojsO
おしまい☆
>>50 ごめん、もうちょい。
梓 「そう、なら良いんだけど・・・・ じゃ、もっかい行くよー!」
梓 「(ジレンマなんか感じてる暇なんてないよ!今はとにかく、人事を尽くして天命を待つってやつ!!)」
梓 「(ファイトだ、私!!)」
純 「あ、ごめん梓・・・ 私、ジャズ研に行く時間だ・・・・」
梓 「・・・え」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 20:52:47.74 ID:jnyPnHJwO
純みたいなタイプなら掛け持ちしても人間関係上手くいくよな
憂 「あ、本当だ。もうこんな時間。純ちゃん、お疲れ様。ジャズ研も頑張ってね」
純 「ありがと、憂。梓も。今日ミスしたところは、家で自主練してくるからさ、それzy
梓 「待ってよ、純」
純 「あい??」
憂 「梓ちゃん・・・?」
梓 「ねえ純。新歓ライブまで、もう一週間を切っちゃってるの」
純 「う、うん。そうだね・・・・ ???」
梓 「もう練習も仕上げにかからなきゃならない段階なのに、まだ全然納得がいく仕上がりにはなってないの分かるよね?」
純 「え、あ・・・そ、そーかな?結構いい感じになってきてると思うけど・・・」
梓 「本当にそう思う?」
純 「ど・・・どうかな。って・・・梓、なに?ちょっと怖いんですけど・・・」
梓 「機材も部員も足りないの。ないない尽くしで八方ふさがりの状態なんだから、せめて練習だけは・・・・」
梓 「練習だけは他に負けないくらいこなしておきたいんだよ!」
純 「梓・・・」
梓 「ねぇ純。せめて、せめてだよ。新歓ライブが終わるまでは、軽音部を優先させることってできないの?」
憂 「梓ちゃん、それは・・・」
梓 「憂は黙ってて!もう・・・軽音部には後がないんだから・・・・」
純 「それってどういう・・・・」
梓 「あ!と、とにかく!」
梓 「お願い、純。しばらくの間だけ、こっちの練習に集中して!このとおり・・・」
純 「ちょっと!やめて、頭上げてよ!そんなことされたら困る!それに、ダメ。無理だよ・・・・」
梓 「どうしても・・・?」
純 「ほんっと、ごめん!」
梓 「・・・・こんなに頼んでもダメなの」
純 「あ・・・ぅ」
梓 「・・・・そっか。わかったよ」
梓 「純は軽音部がダメになっても、ジャズ研に戻れば良いだけだもんね」
憂 「っっ!! 梓ちゃん!!」
純 「・・・・・・」
梓 「・・・! ・・・え?わ、私・・・いま・・・」
純 「・・・・梓。今のどういうこと・・・?」
梓 「純・・・ 違う・・・ 私・・・イライラしてて・・・つい・・・・」
純 「ついってなに?イライラって・・・!っく・・・・もういい!」
たったった がら!
憂 「あ、純ちゃん! 純ちゃん待って!」
ぴしゃん!
憂 「・・・・純ちゃん」
梓 「憂・・・」
憂 「梓ちゃん、今のは良くなかったと思う」
梓 「ごめん」
憂 「・・・でも、梓ちゃんの気持ちも少しわかるよ。軽音部の存続がかかってるんだもんね」
梓 「・・・知ってたの?廃部の件・・・」
憂 「うん、お姉ちゃんが一年生の頃の話、よく聞いてたから」
憂 「でもその事で私が気をもんでるのを見せるの、きっと梓ちゃん良い気しないと思ってたから・・・・・黙ってた」
梓 「そう・・・ 純は・・・?」
憂 「純ちゃんは知らなかったと思うよ。純ちゃんが軽音部に入ったのは、純粋に友達を想う気持ちからだけだったから」
憂 「軽音部に梓ちゃんを一人ぽっちにさせておきたくなかっただけ」
憂 「新歓ライブを成功させて、梓ちゃんを喜ばせたかっただけ」
憂 「梓ちゃんに笑顔でいてもらいたかっただけ・・・・」
梓 「・・・・・純」
憂 「でも、梓ちゃんを大切に想うのと同じように、ジャズ研も純ちゃんにとって大切な場所だと思うの」
憂 「だからどっちかなんて選べるはずない。それは、軽音部を大切に思ってる梓ちゃんなら分かってあげられると思うな」
梓 (こくり)
憂 「うん。じゃ私、純ちゃんを追いかけるね。で、連れ戻してくる♪」
憂 「純ちゃん戻ってきたら、さっきのことちゃんと謝って。それと・・・」
憂 「純ちゃんの気持ち、分かってあげて。じゃないと私が許さないから」
梓 (・・・・こくり)
憂 「(にこっ)じゃ、行ってくるね」
とことこ・・・ばたん
梓 「・・・・・・・・・純」
梓 「私・・・ なんであんな事を・・・・」
梓 「なんでかなぁ・・・ どうしてかなぁ・・・」
梓 (ぐすっ)
梓 「・・・・サイテーだ」
Jun side
純 「・・・思わず飛び出してきてしまった」
純 (あんなの、梓だって本気で言ったんじゃないって事くらい、私にだって分かるのに)
純 (それでも自分を抑えられなかったのは・・・・)
純 「昨日の部長と同じ事を言われちゃったからだよなー・・・」
純 「さすがに連日のワンツーパンチは堪える・・・ ていうか・・・」
純 (もしかして私、良かれと思ってるのは自分だけで、余計なことして周りを引っ掻き回してるだけなんじゃ・・・)
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 21:17:26.98 ID:cMaaOhw30
ほしゅ
純 「・・・はぁ。とか考えてるうちに、ジャズ研についちゃった・・・」
純 「昨日の今日だし、部長と顔を合わせずらいなぁ・・・」
もう耐えられません・・・!
純 「ん?中からなにやら穏やかならぬ声が・・・??」
部長 「ちょっと山田、落ち着いて」
山田 「落ち着いてなんかいられません!どうして?どうして鈴木先輩があのパートなんですか!?」
純 (え・・!?)
山田 「私は毎日欠かさず練習してるのに、鈴木先輩はいっつも遅刻してきて!」
純 (山田、私のことを”鈴木”先輩って・・・・)
山田 「それで良いポジションを任せるなんて、わたし納得ができません!」
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 21:21:05.90 ID:VM6twORUP
うむ
部長 「つまり鈴木さんのパートを自分にやらせろと、そう言いたい訳?」
山田 「そうです!練習量の多い私のほうが絶対に上手くできます!」
純 (ちょ・・・ちょっとちょっと)
部長 「とにかく山田の言い分は分かったわ。鈴木さんとは後で話をしておくから、今はいったん保留にしておいてちょうだい」
山田 「・・・・はい」
がらっ
純 「・・・・・」
部長 「鈴木さん・・・」
山田 「じゅ・・・・鈴木先輩」
純 「あのね、山田・・・」
山田 (ぷいっ)
純 「え・・・」
部長 「はぁ・・・・やれやれ。これじゃ練習にならないわね・・・・ちょっと早いけれど、今日はこれで解散しましょう」
部長 「鈴木さんは残ってね。ちょっと話があるから」
純 「・・・・はい」
部長 「軽音部の練習ははかどってる?」
純 「・・・・ううん。あっちの部長ともケンカして飛び出してきた」
部長 「あらあら」
純 「昨日部長に言われたこと、梓にも言われちゃった・・・・」
部長 「うん?」
純 「軽音部に集中して欲しいって・・・・」
部長 「でしょうね。そうなるでしょうね(うんうん)」
純 「軽音部がダメになっても、ジャズ研があるから良いって思ってるんでしょとかも・・・・」
部長 「そちらの部長さんは、なかなか手厳しいのね。でも、そうね・・・掛け持ちっていうのは、だから難しいのよ」
純 「え?」
部長 「本人にその気はなくても、片方からはもう片方に肩入れしているように見られる。本人がいくら対等に両立しようと努めていてもね」
部長 「そう思われないように上手く立ち回れる人は問題ないんでしょうけど、あなた、そこまで器用じゃないでしょ?」
純 「・・・ぐ」
部長 「必ず軋轢を生むと分かってたもの。だから鈴木さんには、どちらかの部に専念してもらいたかったのよ」
部長 「あなたのためにも、周りのためにもね」
純 「あ・・・昨日の部長、その事を伝えたくて?」
部長 「器用じゃない上に鈍いんだもの(くす)」
部長 「”純”じゃなくて”鈍”に改名してはどうかしら」
純 「んなっ!そこまで言われるほど鈍くないよ!・・・・多分だけど」
部長 「そう?じゃあ、山田のことも彼女の気持ちを汲んで、怒らないであげてね」
純 「分かってる・・・ 悪いのは私だし・・・」
部長 「山田もたいがい素直じゃないからね」
純 「え??」
部長 「自分のポジションが危機と聞かされたら、軽音部なんかにかまけてる暇なんか無くなるに違いない」
部長 「て、ところかな?」
純 「え・・・あ・・・ ああっ!」
部長 「慕われてるんだから、友達と同じくらい後輩も構って上げなさいね」
きゅんっ
純 「山田・・・ やばい、萌える」
純 「部長、ありがとうね。山田には明日にでも謝っておくよ」
部長 「ん。ちゃんとフォローしてあげてね」
純 「うん。山田にはずっと可愛い後輩でいて欲しいからね。仲直りするよ」
純 「それと、部長に言われたこともきちんと考えてみる。だから自分で納得のいく答えを見つけられるまで時間を下さい」
純 「ジャズ研も軽音部の友達もどっちも大切だから。いい加減な結論は出したくない。だから・・・」
部長 「了解。急かしても仕方がないもの。わかったわ」
純 「さんきゅね。じゃあ、まずは梓と仲直りしてくるよ。今日はこれで失礼するね」
部長 「あ、ちょっと待って」
純 「ん?」
部長 「・・・・あの、鈴木さん」
純 「ま、まだ何か怒られる事やっちゃったですか、アタクシ・・・」
部長 「違うわ。 ・・・・き、昨日も言った事なんだけれど」
部長 「あなたのことは三年間一緒にがんばってきた仲間だと思っているの。だから・・・・」
部長 「部長としてではなく友達として。あなたにとってベストな考えにまとまる事を祈っているわ。・・・・純」
純 「・・・・! うん、さんきゅっ!!」
廊下!
憂 「純ちゃん・・・」
純 「うわ、憂!ずっとここで待ってたの!?」
憂 「うん。ジャズ研の部長さんと話しこんでるようだったし、邪魔しちゃ悪いと思って・・・」
純 「迎えに来てくれたんだよね?にへへ・・・ありがと!」
純 「大丈夫だよ、私も音楽室に戻るつもりだったし。というか、梓に話したいこともあって・・・」
憂 「その前に純ちゃんに聞いてもらいたいことがあるの」
純 「はへ??」
Azusa side
梓 「憂、なかなか戻ってこないな・・・・」
梓 「純、戻ってきてくれるかな・・・・・」
自己嫌悪・・・・
勝手にイライラして、イライラの原因は誰にも言わなかったくせに・・・
自分の都合だけ勝手に純にぶつけて、純を怒らせて・・・・
嫌われちゃったらどうしよう。それとも、もう手遅れかな。
謝っても、許してくれないかもな。
梓 「こんなとき・・・・」
こんな時、先輩達だったらどうしただろう。
律先輩なら、多少強引でも持ち前の明るさで、和やかに部をまとめ上げられるんだろうな。
澪先輩なら、廃部の危機も持ち前の冷静さで、打開策を見つけられたかもしれない。
ムギ先輩なら、どんな辛い時でも笑顔を絶やさず、周りのみんなの心まで穏やかにできたはず。
そして、唯先輩なら・・・・ 大切な友達を傷つけたとしたら・・・・
梓 「唯先輩なら、どうしてましたか・・・・?」
唯 「あーーーずーーーーにゃんっ♪」
梓 「うわぁ!?」
ぎゅぎゅーっ
唯 「久しぶりぶり〜〜」
梓 「あぅ、唯先輩ですか?もー、考え事してるんだから抱きついてこないで下さい!」
唯 「あぇ〜、久しぶりなのにあずにゃん、つめたいぃーー・・・・」
唯 「・・・・あずにゃんや、私が入ってきたことに気づかないくらい、何を真剣に考えてたのー??」
梓 「それはですね、唯先輩ならこんな時、どういう風に・・・・・・」
唯 「私がー??なになにー??」
梓 「・・・・・唯先輩?」
唯 「唯先輩です(ふんす)!!」
梓 「」
梓 「唯先輩だ・・・・ 唯先輩・・・・」
唯 「唯だよー。私だよー」
梓 「唯・・・せんぱ・・・」
唯 「んー?」
梓 「せんぱーーーい(ぎゅうううう!)!!」
唯 「ふぉおおおおおお!?」
梓 「先輩!せんぱ・・・・ う・・・ ぐすっ」
梓 「うえ・・・・ うえーーーーーーーーーん・・・・」
唯 「あずにゃん・・・・」
唯 「あずにゃん、落ち着いた?(なでなで)」
梓 「はい・・・ すみません、取り乱してしまって・・・ みっともないところを見せちゃいました」
梓 「私、部長なのに。もう三年生なのに。情けないですね・・・・」
唯 「そんなことないよ。誰だって泣きたくなる時はあるよー」
唯 「あずにゃんが泣きたい時はいつだって胸を貸すから、遠慮なく飛び込んできてねー」
唯 「撫でこねくり回して慰めてあげるよ(ふんす)!!」
梓 「それはちょっと・・・・」
唯 「えへへ。それで、何があったの?」
梓 「えぅ・・・ そ、それはぁ・・・」
唯 「言っちゃいなよ。旅の恥はかき捨てだよ、あずにゃん!」
梓 「別に旅してません!唯先輩は相変わらずですね。変わってなくて、安心したような心配なような・・・・」
唯 「よせやぃ。照れるよー」
梓 「褒めてもいません!(あれ・・・でも、なんだか気分が落ち着いてきちゃった)」
梓 (瞬く間に唯先輩のペースに巻き込まれて、心がほぐされて・・・ やっぱり唯先輩はすごいな)
梓 「あ・・・あの、ですね。実は・・・」
唯 「そっかー。純ちゃんにひどいこと言っちゃったのかー」
梓 「それでその・・・ 私、これからどうしたら良いのか・・・・」
梓 「純にひどいことを言ったのは反省してるんですけど、軽音部に重点を置いて欲しいっていうのも本心で・・・」
梓 「でも、これ以上その事を言ったら、純をもっと怒らせてしまいそうで・・・」
唯 「あずにゃん、ありがとうね」
梓 「え・・・?」
唯 「あずにゃん、私達の大切な軽音部のために一生懸命になってくれてるんだね」
唯 「一生懸命すぎて、ついつい言葉がトゲトゲしちゃったんだよね」
唯 「でもそれで大切なお友達とケンカして、あずにゃんが悲しい気持ちになっちゃったら私も悲しいな」
梓 「唯先輩・・・」
唯 「私だけじゃなくて、憂や純ちゃん。あとあと、りっちゃんや澪ちゃん、ムギちゃんも悲しくなっちゃうと思うよ」
唯 「もちろんトンちゃんも。軽音部はみんながニコニコ、あったかあったかな場所じゃないとだからね」
梓 「・・・そうですよね。もし唯先輩なら、こういう時どうしますか?」
唯 「腹を切る!!(ふんす)」どどんっ!!
梓 「さ、サムライ!?」
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 21:52:48.06 ID:SiipG6SL0
唯 「で、話し合う!!!(ふんす)」
梓 「・・・いやそれって、普通に死ぬじゃないですか。そこは腹は割って話すころですよね?」
唯 「やだよ、あずにゃんや。腹は割っても死んじゃうよぉー。まぁそれは置いといて。とまぁ、このように私は頭が悪いです!!(ふんす!)」
梓 「そんな自信満々に言われても・・・・」
唯 「頭悪いから、言葉にして言ってくれないとイマイチ伝わらないんだー」
唯 「言葉ってとても大切だと思うんだよ。場合によっては気持ちを心に秘めるのも必要かもしれないけど」
唯 「だけど本当に分かって欲しいことがあったら、言葉にしてはっきりと伝えなくちゃダメだと思うの」
梓 「・・・・・・」
唯 「今あずにゃんが抱えてる悩みや想い、全部純ちゃんに打ち明けちゃったらどうかな?その上でこれからをどうするか、軽音部のみんなで考える!」
唯 「そこでどんな答えが出るか私には分からないけど、あずにゃんとあずにゃんの大好きなみんなで話し合うんだもん」
唯 「ぜったい全員が納得のいく答えが出ると、私は思うよ!」
梓 「・・・・唯先輩」
梓 「で、でも・・・ 純、戻ってきてくれるかな。私の話、聞いてくれるかな・・・・」
唯 「大丈夫だよ。言ったよね。はっきり伝えなきゃダメだって。ごめんなさいも一緒だよ」
唯 「ちゃんと謝ればぜったい許してくれるよ。ほら・・・・(ちょいちょい)」
梓 「え・・・?」
純 「・・・・梓」
梓 「純!戻ってきてくれたの!?」
憂 「純ちゃん連れてきたよー。ていうか、お姉ちゃん!え?どーして??」
唯 「うーいー♪あいたかったよぉ〜(ぎゅっ)」
憂 「ああ、お姉ちゃんお姉ちゃん!本物のお姉ちゃんだ!(ぎゅっ)」
唯 「みんなの顔が見たくなって。それと、憂のご飯が食べたくなって、抜き打ちで帰ってまいりました!!(敬礼)」
憂 「はぁう!嬉しい!食べて!私のご飯を食べて!何でも好きなの作ってあげる!このさい私を食べても良いよ!!」
唯 「ふぉおおお!むしろごはんはおかずで主食は憂だ〜〜♪ 憂、好き好きーーー(ぎゅぎゅううう)」
憂 「私もお姉ちゃん大好きーーーー♪(ぎゅううううう)」
梓 (先輩が一人暮らし始めて一月も経ってないのに、まるで運命の再開を果たした恋人のような抱擁シーン・・・)
純 (・・・この姉妹って・・・・)
唯 「というわけで・・・・ あとは若い二人に任せて、年よりは退散しましょうかねぇ」
唯 「あ、そうそう。せっかくだし今晩はうちでみんなでご飯食べない?ね、憂。良いよね?」
憂 「あ、うん。それは大賛成だけど・・・・」
唯 「そうと決まったら食材の買出しだー!料理は私も手伝うから、憂、いこー!」
憂 「え・・・ でも、・・・」
唯 「良いから良いから〜♪じゃ、あずにゃん。あとでお腹すかせて私の家に来てね。純ちゃんもー」
梓 「え、ちょっと唯先輩!(今二人っきりにされるのはさすがに気まずいです!)」
唯 「(大丈夫だって言ったよ?あずにゃん、ガンバレ)」
憂 「ひっぱらないで〜。ちょっとお姉ちゃ〜〜〜ん・・・」
とてとて・・・・ばたん。
純 「・・・・行っちゃった」
しーーーーーん・・・
梓 「・・・・・・・・」
純 「・・・・・・・・」
梓・純 (き、気まずい!!)
梓 「・・・・・・・・」
純 「・・・・・・・・」
梓・純 (このまま黙ってても埒が明かないし、ここは意を決して!)
梓・純 「あのっ!」
梓・純 「!??」
梓・純 「あ・・・・純(梓)からどうぞ!」
梓・純 「・・・・・」
梓・純 「じゃあ、私から!」
梓・純 「!!??」
梓 「・・・・ぷっ」
純 「くくく・・・」
梓・純 「あははっ」
梓 「あはは・・・は・・・ あの・・・純・・・」
梓 「・・・・さっきは・・・ほんっとゴメン!!!」
梓 「私、色々考えることあって、上手くいかなくって、それでイライラしちゃって・・・・・」
梓 「つい純に当たるようなことしちゃって。私、どうかしてた。本当にゴメン!!」
純 「良いよ。許す」
梓 「本当に
純 「ただし!それには条件が二つあります!」
梓 「え・・・う、うん。私が悪いんだもん。出来ることだったら、何でもするよ」
純 「では一つ目の条件ー!! ・・・私のことも許してね!」
梓 「え・・・・」
純 「私さー、色々と甘く考えてたみたい。ジャズ研と軽音部の両立とか・・・・」
純 「考えてみたらさ、それってそれぞれの場所で一生懸命がんばってる人に対して、ずいぶん失礼なことだったんだよね」
純 「両立といったら言葉は良いけど、要は片方ずつ半分の手間しかかけられないって事だもんね。そりゃ怒られるよ・・・」
梓 「純・・・・」
純 「ジャズ研のさ、部長と後輩からも怒られちゃった。へへへ・・・ ちょい凹み中」
純 「だから・・・ごめんね?でも、軽音部に入ったのはいい加減な気持ちからじゃない。それだけは分かって欲しいんだ」
梓 (分かってる・・・ 私のためになんだよね・・・・ 純・・・・)
(今あずにゃんが抱えてる悩みや想い、全部純ちゃんに打ち明けちゃったらどうかな?)
梓 「(唯先輩・・・)」
梓 「純・・・ 今、こんなこと言ったら怒るかもだけど。やっぱり私、純と一緒に軽音部で頑張りたい」
梓 「純には軽音部で、ずっと私の隣でベースを弾いていて欲しい!わがままなのは分かってる!」
純 「梓・・・・」
梓 「でも今の軽音部には、私には! ・・・純が必要なの・・・・ だから・・・ お願い・・・・」
純 「いいよ!!(あっさり)」
梓 「・・・へ?」
梓 「い、いいの・・・・? そんなサラリと!」
純 「うん。純様に二言はないぜ!ていうか、戻ってくる前に決めといた事だったし」
梓 へなへな・・・・
純 「なにへたり込んでるの?」
梓 「一大決心して言ったのに・・・・誰のせいよ・・・」
純 「気を抜くのはまだ早いぜ!私の話には続きがあるんだけど!」
梓 「へ?・・・・なに??」
純 「・・・うん!」
純 「掛け持ちはやめる。新歓ライブまでは・・・・違うな。新入生が入部して軽音部が安泰になるまでは、私も梓と一緒にこの場所を全力で盛り立てる!」
純 「・・・だから、その後のことは保留にしておいて欲しいんだ」
梓 「保留って・・・・純、ジャズ研に戻っちゃうの?」
純 「まだ自分でも分からない」
純 「でも自分の中で優先順位をつけるとしたら、まずは梓の大切な軽音部を守ることだと思うんだ。廃部になんて、絶対にさせない」
梓 「え、純・・・廃部の件・・・」
純 「さっき憂から聞いた。水臭いぜ。こんな大事なこと、親友には真っ先に相談するべきじゃないのかなぁ」
梓 「あぅ・・・ごめん」
純 「そこで二つ目の条件。もう何でも一人で背負い込もうとしないこと」
純 「憂もそうだし、目の前のこの可愛い純ちゃんは何のためにいるの?」
純 「大好きな友達と一緒に、手を取り合って頑張っていくためにいるんだよ。さ、いつまでへたり込んでんのさ」(すっ)
梓 「・・・純」(ぎゅっ すくっ)
純 「ま、というわけで、だ・・・」
純 「まずは目の前の脅威をなんとかしなきゃだね。先のことは・・・・ごめん。その時になったら考える」
純 「どっちに残るかとか、自分でもどうして良いか決めかねてるんだ。でもその時になったら答えはきちんと出すから・・・・」
純 「なんか無責任なこと言ってると思うけど、今はこれで何とか納得してくれないかな?」
梓 「・・・ううん」
梓 「ううん! 充分だよ。ありがとう、純!」
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 22:07:15.46 ID:SiipG6SL0
純 「ほいさ。・・・じゃあ、仲直り。はい、しぇいくはーんど!」
梓 「ぷっ、なにそれ。ただの握手じゃん。たく・・・ はい、しぇいくはーんど・・・!」
純 「・・・へへっ。じゃ、次ははーぐっ!」
梓 「ハグ!?、そ、それはいいや!遠慮しておk
純 「そりゃーーーーー!(ばたーん!ぎゅうう!)」
梓 「ちょ!押し倒された・・・もぉー・・・(ぷくー)」
純 「いいではないかいいではないか。仲直りの場は無礼講だよん♪」
梓 「し・・仕方がないなぁ。はい、ハグ。・・・今回だけだからね(ぎゅうっ)」
純 「にひひっ。このツンデレめ♪」
梓 「・・・・違うから。もー、どさくさで撫でないでよ」
梓 「・・・・・純」
純 「んー?」
梓 「ほんとごめん、ありがと」
純 「もう良いよ」
梓 「・・・・うん。しばらくこうしていて良い?」
純 「・・・良いよ」
梓 「・・・・へへ」
Ui side
平沢家!
家を出てほんの数週間なのに、見違えるほどお姉ちゃんの包丁裁きは上達していました。
やっぱりお姉ちゃんはやる時はやる人だなぁ。
なんて感心しながら二人で作った料理を食卓に並べ終わった頃。
梓ちゃんと純ちゃんが揃って、いつもと変わらない様子でやって来ました。
軽音部のこと、これからのこと。きっとみんなで話し合わなきゃいけないことは多いんだろうけれど。
今日は楽しく!賑やかに!
美味しい料理に舌鼓が打てれば良し!だと思います。
おわり?
なら乙
おもしろかった
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 23:09:51.62 ID:SiipG6SL0
唯 「あずにゃん、これ私が作ったんだよー!食べて食べて!」
梓 「・・・えーぇ、見た目は美味しそうだけど・・・ 大丈夫かな。あ、こっちは・・・」
憂 「それは私が作ったの」
梓 「じゃ、こっちをいただきます(ぱくっ)。美味しい!」
唯 「ひどいよ、あずにゃん〜〜〜(うるうる)」
純 「唯先輩、梓はツンデレだから。本当は先輩の料理、食べたくて食べたくて仕方がないんですよ」
梓 「ちょっと、変なこと吹き込まないでよー・・・・」
純 「にっひっひ♪」
唯 「そうなの!?あずにゃん!!」
梓 「・・・・え、いやあの」
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 23:13:49.25 ID:SiipG6SL0
唯 「本当に可愛いんだからあずにゃんは!(ぎゅう)」
梓 「ちょ、食事中に抱きつかないで下さい!お行儀悪いです!」
憂 (にこにこ)
唯 「はい、私の!食べさせてあげるからね!あーんして、あーんって!」
梓 「あ、ちょ!一人で食べられますから(ぱくっ)!
梓 「・・・あ、すごい美味しい(まぐまぐ)」
唯 「でしょー♪」
憂 「お姉ちゃん、本当お料理上手になったよねー」
唯 「溢れんばかりの才能が、とうとう料理でも開花したんだよ!天才過ぎる自分が怖いです(ふんす)!!」
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 23:15:40.00 ID:SiipG6SL0
純 「相変わらず憂のお姉さんは面白いね」
憂 「えへへ♪」
梓 「・・・面白すぎでしょ」
純 「そこが良いくせに。ねー♪」
唯 「ねー♪」
梓 「いつの間にやらこの二人、息ぴったりだし・・・・」
憂 「くすくす」
梓ちゃんと純ちゃんはすっかり仲直りできたみたい。
本当に良かった・・・
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 23:16:56.78 ID:SiipG6SL0
そして、そんな楽しかった夕食会から一週間後。
新歓ライブが無事終了しました。
手ごたえはばっちり!練習の甲斐もあって大成功のうちに幕が閉じたと思います。
あとはライブを見てくれた子が、入部してくれるのを待つだけ。
梓ちゃんの想いと、純ちゃんの友情と、みんなの努力。
何一つ無駄にしたくない。だからお願い、新入生きて!!
・・・やっぱり不安をぬぐうことはできません。
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 23:18:52.91 ID:SiipG6SL0
新歓ライブの翌日。軽音部!
山田 「純先輩、いい加減ジャズ研に戻ってくださいよ」
純 「私が戻ったら、山田のパートを私が取っちゃうけど、それでも良いの?」
山田 「構いませんよ。実力で阻止して見せますから」
純 「じゃ私、居場所がなくなっちゃう。戻る意味ないじゃん」
山田 「そ、そんな事ないです!先輩には先輩として、後進の指導とか色々ですね・・・」
純 「はいはい、で。なんで山田がここにいるの?毎日ジャズ研の練習後に顔出してさ」
山田 「じゅ・・純先輩がこれ以上軽音部に篭絡されないように見張りです!ジャズ研のためです!」
山田 「べ、別に純先輩の顔を見ないと落ち着かないとか、そんなんじゃないんだから!」
梓 「・・・・・(ツンデレだ)」
憂 「・・・・・(ツンデレなんだ)」
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 23:21:24.30 ID:xnngZ4QF0
おつ
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 23:22:06.69 ID:hxjjShUKP
しえしえ
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 23:22:21.80 ID:SiipG6SL0
憂 「純ちゃんが心配なんだよね。はい、お茶でもどうぞ(かちゃっ)」
山田 「要りません!軽音部の施しは受けません!」
純 「こら山田!先輩に向かって、その態度はないでしょ!」
山田 「う・・・だって・・・・」
梓 「まぁまぁ純。山田さんも。憂のお茶は本当に美味しいんだから、ね。飲んでいきなよ」
純 「そうだよ。せっかく平沢先輩が煎れてくれたんだから、ありがたく頂きな、ね?」
山田 「〜〜〜〜〜!きょ、今日はもう帰ります!さ、さよなら!」
(つかつかつか・・・ばたん)
憂 「行っちゃった・・・・」
梓 「・・・・可愛い子だね」
純 「いじりがいあるでしょ」
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 23:22:43.99 ID:xnngZ4QF0
まだ続いていた…私怨
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 23:24:21.48 ID:SiipG6SL0
とんとん。
純 「ん?ノックの音?山田、忘れ物でもしたかな」
憂 「はーい(とことこ、かちゃ)。・・・あれ?」
憂 「あなた達は・・・・」
梓 「憂、誰だったー?」
新入生A「こ、ここ軽音部ですか・・・?」
新入生B「あの、私達、入部希望なんですけど・・・」
梓・憂・純 「・・・・・・・!!」
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 23:25:35.17 ID:SiipG6SL0
梓 「ほ・・本当に入部希望なの??」
A 「はい」
純 「ブラバン部やジャズ研じゃなくて・・・・?」
B 「いえ、軽音部に・・・・」
憂 「と言うことは・・・・」
(ぐっ!!)
梓・憂・純 「やったぁーーーーー!」
A・B 「・・・・・!?」
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 23:29:08.50 ID:SiipG6SL0
純 「ああ、ごめんごめん。ビックリさせちゃった?色々あったからさー。ま、中に入って入って」
梓 「さ、ここにかけて。憂、お茶お願い」
憂 「了解〜〜〜♪」
純 「さ、お茶がくるまでに自己紹介しておこうか。私はまぁ・・・仮部員の身なんだけど」
純 「一応ベースの鈴木純です。よろしくね」
純 「で、今お茶を煎れてる大人しそうなのが現キーボード。本当はギターも達者なオールラウンドプレイヤー。平沢憂ね」
憂 「純ちゃん、誇張しすぎ〜〜〜。あ、はい。お茶どうぞ♪」
純 「そしてそこのツインテールがギターで部長の中野梓。一番ちっさいくせに部長」
梓 「背は関係ないでしょ・・・ よろしくね!」
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 23:30:52.53 ID:SiipG6SL0
A 「あ、私!新歓ライブで中野先輩のギターに感動して、それで軽音部に入ろうって思ったんです!」
梓 「・・・・え?そ、そうなんだ。・・・・・へへ」
純 「照れてますなー」
憂 (にこにこ)
B 「でも、私たちまったくの素人で、楽器もあまり触った事なくて・・・それでも入部して平気ですか?」
梓 「まったく問題ないよ!ちゃんと教えるし、一緒に練習して頑張ろうね!」
梓 「それに私が軽音部に入るきっかけになった先輩もね。あ、私も新歓で感動して入部したクチなんだけど」
梓 「その先輩も入部当初はギターに触った事も無かったんだって。でも一年後には、人を感動させる演奏が出来るようになってたんだよ」
梓 「だから大丈夫!」
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 23:34:40.84 ID:hxjjShUKP
C
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 23:41:05.31 ID:hxjjShUKP
さるったかな?
0時まで待つか
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 23:42:08.05 ID:uHsa2iNM0
支援しよう
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 23:46:01.59 ID:xnngZ4QF0
眠い…自動更新にしたまま眠る事にしよう…支援
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 23:56:52.82 ID:S7zfL3qhO
C
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 00:00:56.97 ID:5GJKrEUm0
さるってました。支援感謝です。
・・・もう終わりなのに・・・orz
純 「はい確かに!入部希望用紙うけとりました♪」
梓 「それじゃ二人とも、自己紹介をお願いできるかな」
A・B 「あ、はい!私たちは・・・・!!」
雨降って地かたまるって諺があります。
今回の梓ちゃんと純ちゃんの行き違いは、きっとその雨だったのだと。
すべてが丸く収まった今なら、そう思えるんです。
みんな一生懸命に青春してるから、時にぶつかり合う事だってあるし、必要なことだとも思う。
でもそれを乗り越えられたら、雨の過ぎ去った跡になら・・・
これまで以上の実りが、そこには残されるんだって。
梓ちゃんと純ちゃんの結びつきのように。
これからの軽音部のように・・・!
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 00:03:20.67 ID:5GJKrEUm0
だから。
だから!!
これから、楽しい一年が送れそうな予感です♪
梓・純・憂 「軽音部へようこそ!!」
おわり!
「〜〜〜 ノシ」はまあスルーできたし
「〜〜〜(くす)」は割と大丈夫だったし
バタン。 もギリギリ我慢できたけど
・・・・・・しーん。で限界だったから閉じますね
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 00:08:13.61 ID:5GJKrEUm0
終了です。
支援してくれた人、読んでくれた人。
あと、最初のほうで製作に行けと教えてくれた人。
みんなどうもありがとう。
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 00:27:48.60 ID:NzvqPjvdP
のんびり楽しめた
おつ
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 01:00:28.94 ID:0fZy+ZjNO
乙〜
安心して楽しめた
また書いてな!
これは良作
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 01:22:29.34 ID:9QRrt2RD0
ジャズ研の話が意外と少なかった!
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 02:16:41.57 ID:YjbM6gZ90
おつ。
次もVIPで書いてよ。
おつ
こういうのもありだな