澪「怖くて歯医者に行けない……」

代理

今だ！２ゲットォォｫｫ！！
￣￣￣￣￣∨￣￣￣　　　　　　　(´´
　　　　 ∧∧　　　）　　　　　　(´⌒(´
　　⊂(ﾟДﾟ⊂⌒｀つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
　　　　　　 ￣￣　 (´⌒(´⌒;;
　　　　　　ｽﾞｻﾞｰｰｰｰｰｯ

.　　　　　　　　／　　　　　　　　　＼　　ヽ＼　　　　 ＿＿＿_
　　　　 　 　 /, 　/　 |　　　ﾄ､.　　　 ヽ.　　!::i　,　　´:::::::::::::::　｀丶
　　　　ヴ 　 ' !　/　 .∧　　 l| ＼　　　　!　 レ'´:::::: !:::::::::::::＼:::::::::::＼
.　　　　ォ　 ! |　|　　'　∨　　ｌ　ｨヽヽ.　 |! /:::/::::/:::|::::::::::::::::::|:::ヽ::::::::::＼
. 　買　｜ 　| !　|　/　　 ＼ 　 !rz彡‐`ヽ/:::/::::/:::::ハ::::::::::::: L、::|::::::::::::::i
　　う　に 　 !|　;!　ｌ'ヾﾐミヽ＼　!''　　 �Y::::::!:::::l:::|::y=＝ｭ::::::::|r＝==v:::::::|
　　　　ゃ　　ｌ|　|ｌ　! 　 _‐-`　｀`'ﾃ＝- |::|::::!:::::|:::!: ! - ､ ＼::: ! ,　- ､i:::::::!　　　　 　.自
　　　　ん　　ｲ　|�Y 　ｨ´'¨`　　　　　　 |::!:::::|!l::::::::/ーtッ　　゛ r-tッｧ:::::::ﾄ､　　　　 分
　　　　を　/.ｨ!　!　ﾊ　 、、　　　　 '　' ﾚ'l::::|ヽ:::::::! `ー '　　 　 `'ー´ﾚ:::: |ハ　　　　.を
.　　　　　// |ぃ　:::い　　　　ｒ＝i　　 /::::ﾄ､!:::::＼|　///　　　’　/// !::::: !::ハ　　　　売
　　　　. ｨ,'　ｊ .ぃ　 :V丶 、　 `ｰ′ ｨ'::::::l　!|::::::::::| 　 　 　 　 　　　　.!::::::�W ∧　　　る
　　　　/.!! /　入ヽ　ヽ ' , ヾ ‐-‐ ｱｌ::::::::!　!:!::::::::::ﾄ､　　　 　'　　　　ｲ:::::::| ∨∧
　　　　! 冫／:...:..＼　 丶' ,　 ＼/、!:::::::|　!:.!::::::::::|‐＞ ､　　　　 イ¨ |:::::/￣∨∧
　　　　Ｘ　ｌ:..:..:..:..:..:..:＼　ヽヽ　/Ｔ｀|:::::::|　レ'ヽ､::::!:.:|:ヽ`丶､¨´ / |＼／:..:..:..:.V::::，
.　　　//　|:..:..:..:..:..:..:..:..:.ヽ　!:Ｙ i〒!|:::::／.'/ }:..:..＼!:..!:..:ヽ　　＞'､ !:..:..＼:..:..:..::.!:::::!
　　　ｌ |　 |:..:..:..:..:..:.ヽ.:..:..:.�Y:.| || |ｌ |::::| ´/ /,ﾍ:..:..:..:..:.!:..:..:ヽ /|示､ヽ ／:..:..:..!:..|:::::|
　　　| |　 |:..:..:..:..:..:..:..:＼:..:リ:.| !| || |::::!　’ﾚ' /:..:..:..!:..└‐ｧ　∨| !! ｌi | ＼:..:..:.|:｜:::|
　　　ｌ |　 |:..:..:..:..:..:..::..:..:..:..:..:..:＼ﾉ| |:::{　　　 |:..:..:..:.|:..:..:./:..:..:.| !!」| !! !:../:..:..:..!: |:::::|

　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 , ─┐＿ﾉ￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　　イ ￣〉＿＿＿＿＿厂￣＼__
　　　　　　 　　　　　　　　厂ヽ／,二二、二二、｀＼　／/＼
　　　　　　　　　　　 　 　 へ、／／ . : : : : : : : : . ＼ヽ ＼　／ヽ
　　　 　 　　　　 　　　　〈＿∠厂. : : : :/ : :/|: : : : : . ＼丶＼厂〉 、
　　　　　　　　　　　　　/ 厂/. : : : : :/ | :/　|;ﾊ : : : : : . ＼乂 〈⌒〉
　　　　　 　 　　　　 　 乂_,ﾉ: : : :_;∠　l/　　 丿＿_ﾄ.: : : .厂ﾍ l ノ＼
　　　　　　　　 　　　 〈⌒ｲ: : ｌ: :厂 　 ｀　　　´ 　 　 〉: : .＼人〉　 ﾉ
　　　　　　　　　　　 　 乂_ 〉: :l:│,＝ 、 　 　 　 , ＝､⌒|: : |＼〉ｲ
　　 　 　 　 　　　 　　 ／ |: : :|／ , -､ヽ　　 　 ´, -､ ＼|: : |: : | :ｌ　　　３げと
　　　　　　　　　　　／′ ; : :八　ｲ_,ﾊl　　　　　 l_,ﾊﾘ　 〉 : |ﾍ.:| :|
　　　　 　　　　 　/:/　　 ｌ／⌒　 ｀ｰ '　　　　　 ｀ｰ'　　 '⌒|丿l :|
　　　　　　　　　　/:/　 　 ｌ: :ｌ : :l　///　 　 ' 　 　/// 　,'|: : : : : :.＼
　　　　　　　　　ｲ /　　　,ｌ: : | : :ﾄ､　　　　ｰ--ﾍ　　 　 / |: : :ｌ : : : : .＼
　　　／⌒ヽ　　|/ｌ　　　/|: :│: : : .丶、　o　　 　 　 イ　 |: : :|: : .＼　: .＼
　　,'　　 . : .:ｌ　 |/l　　 / :l: :/|: : :|　 '⌒＞ ､＿,　イ⌒　　|: : :l : : : : ＼　⌒
　　Ｖ＾,ﾊ、;ノ　 ∨ 　 厶.:≦ﾐ|: : :|三人￣＼＿厂￣人三|: : :|三≧､: : ＼
　 /　/　/　　　 　 ／ =三三|: : :|三三＼三三三／三三|: : :| 三三 ＼: : ＼
　,　/　广ﾊ.　　 , ' _=三三三|: : :|三三.冫⌒厂⌒< 三三|: : :| 三三三 ヽ: : . ヽ
　|　　 ｌ　ｌ　ｌ　 / =三三三三|: : :|三 ／　　人_人　＼ 三|: : :| 三三三三 ＼: : .ヽ
　 ＼　　　　∨ 三三三三三|: : :|三人＿／厂＼＿人三|: : :| 三三三三三. ＼

>>1
ありがとう

――朝

澪「歯が痛い……」ｽﾞｷｽﾞｷ

澪「虫歯かなぁ……」ｽﾞｷｽﾞｷ

澪「歯医者ににいかないと……」

澪「……」

澪「歯医者かあ……」ﾎﾜﾜｰﾝ

　　歯医者『削りますねー』

　　　　　キュイイーーン

　　澪『ひいいっ！？』

　　歯医者『痛かったら手挙げてくださいねー』

　　　　　ガガガガガガガ

　　澪『あがががががが！』ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

澪「うわああああああ！」

エルフェンリートみてまんまんぐっちょっちょ

　　　 　 　　/: /: : : /: : /|: : : : |: : : : : : : : : :＼
　　　　　　/: /: : : /: : :/ .|: : : : |ヽ: : : :ヽ: : : : : ',
　　　　　 /: /: : : /: : :/　.ト.: : : |　ヽ: : : : i : : : i: : i　　　　　　　　　　　　
　　　　 ./: : | ＼ i: : :/|　 ﾚ .─┘　__ヽ: : :i : : : |: :.i
　　　　 i : : i: : : /　 '"´　　　　 u　　 ｀ヽV　: : : |: :.|
　　　　 i : : |＼/　　　　　　　　　　　　　　V : : : |: :|　　
　　　　|: : : i　 i　 　　　　　u　　　　　　　　Ｖ : : |: :|　　　　
　　　　|: :|:八: | .　　ミミﾐ　 　　　彡ﾃ　 　　|: :|: /: :.|
　　　. i: : :|: :ヽ| .　　　　　　　　　　　　 　　.|.: :|/ : : :|
　　　 |: : :|: : ::.', 　////　　о o　　 //// |／ i : : :.|
　　　 |: : :|: : : :ﾊ　　　　　　　　　　　　　　 /: : :| : : :.|
　　　 |: : :|: : : : ', u　　　　/ ,r‐､ 　 　 　 / : : :| : : :.|
　　　 i| : :|: : : : : ﾄ､　 　 　 /⌒ヽ　 　 u /: : : :.| : : :.| 　　　　　　　ちんちん　シュッ！！シュッ！！シュッ！！
　　　　| : | : : : : :|　＞　　　　 　　 　,. イ : : : :.|: :/|/ 　　　　　　　 ちんちん　シュッ！！シュッ！！シュッ！！
　　　　|八ヽ|: : : |: : : : :/i丶 .__ .　'"i ', : : : : / : / .i
　　　　　　　 　 　 ／⌒ヽゝ　 　　ノ~⌒ヽ　　　　　　　　　　　　　ぬおおおおおああああああああああああああああ！！！
　　　　　　　　　　l　　　　　　　　　　 　　|
　　　　　　　　　　|　,Y　　　　　　　　Y　 |
　　　　　　　　 　 |　 |　・　　　　　・　|.　 |
　　　　　　　　 　 |　 l　　　　　　　 　|　 |
　　　　　　　　　　|　.|　　 　　l　　　ﾉ　 ﾉ
　　　　　　　　　　{'　｀＼　　　　　 /　 /
　　　　　　　　　　,>､ 　 ヽ　　　　/　 /ヽ
　　　　　　.　　　/　　＼　＼　　/　/　　 ヽ　　　））
　　　　　（（　　/　.　　　◆◇◆◇◆　　　ヽ
　　　　　　.　 /　　　　　◇◆◇◆◇　　　　ヽ
　　　　　　　/　　　　　　/◆◇◆◇　　　　　　ヽ
　　　　.　　/　　　　　 ／　◆◇◆ ＼　　　　　 ヽ
　　　　..　/　　　　 ／　 　　　　　　　 ＼　　　　 ヽ
　　　　　/　　　 ／　　　　　　　　　　 　 ＼　　　 ヽ

律「うるせぇ黙れ」

唯「歯医者すら行けないとか女子として終わってる」

澪「だって……」

紬「じゃあ虫歯放置するの？アゴがドロンドロンに溶けて死にたいの？」

澪「ア、アランドロン……」

梓「先輩見損ないました。根性なしのクズだったんですね」

澪「だ、だめだ！」

澪「歯医者はだめだ！」

澪「あまりに危険すぎる！」

澪「ちょっと様子をみよう……」

澪「勝手に治ったりしてな！ははっ！」

澪「痛てて……」ｽﾞｷｽﾞｷ

澪「……」

澪「でも怖くて歯医者に行けないなんて言ったらみんなはなんて言うかな」

澪「……」ﾎﾜﾜｰﾝ

　　唯『えー！澪ちゃん怖くて歯医者に行けないのー！？』

　　律『まだまだお子様ですわねー！』

　　紬『澪ちゃん……いい子だったのに……』ｸﾞｽｯ

　　梓『見損ないました。もう話しかけないでください』

澪「うわああああああ！」

澪「そこまで言われちゃ……仕方ない。行ってくるよ」

律「当然だから」

唯「紬ちゃんお茶まだー？」

紬「はいは〜い」

澪（うう……心細いよぉ……）

梓「クスクス」

製
　作
　　速
　　　報
　　　　で
　　　　　や
　　　　　　れ

澪ちゃんかわいい

澪「だめだ！」

澪「みんなに知られてはだめだ！」

澪「ばれないようにしないと……」

澪「うぅ……」ｽﾞｷｽﾞｷ

澪「痛いよう……」ｽﾞｷｽﾞｷ

澪「とりあえず学校にいかないと……」

はいしゃ！

澪「あの……」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

受付嬢「診察券お持ちですかー」
澪「いえ……初めてで」

受付嬢「はい、保険証お持ちでしょうか」

澪「はい……」

澪（１人で病院なんて初めてだよぅ……怖いよぅ）

澪（やっぱり律に付き添いを頼めば……）ﾎﾞｰｯ

受付嬢「あの、座ってお待ち下さい」

澪「あっ…は、はい」ﾄﾞｷｯ

虫歯を放置するとやばいぞ

俺は歯の神経が腐るまで放置した

お前は全て腐ってるよ

和ちゃんが歯医者怖がってたヤツの60分の1ぐらいおもしろいよ

携帯とPCで同時進行とは新しいな。頑張れ

――通学路

澪「痛い……」ｽﾞｷｽﾞｷ

澪「朝ご飯もあんまり食べれなかった……」

律「おーす！みおー！」

澪「うわあっ！？」

澪「り、りつ！？」

律「んー？」

律「どうしたんだ？ほっぺたおさえて」

澪「！？」

澪（まずい！）

澪「きょ、今日もいい天気だな！ははっ！」

律「えっ？曇ってるけど」

澪「えっ、あっ……」ｵﾛｵﾛ

澪「わ、私にとっては晴れなのさ！」

律「へ、へえ〜……」

澪（ふう……）

澪（危ない危ない……）

律「？」

澪（みんなの前では自然に振舞わないと……）

受付嬢A「なに？あの娘……ボーッとつったって」ﾋｿﾋｿ

受付嬢B「なんか緊張してるよ？ｗｗｗ」ﾋｿﾋｿ

澪（恥ずかしいよぅ……）ｸﾞｽﾝ

女「ちょっとカバン退けて貰えません？」

澪「ん……えっ？」

女「邪魔なんですけど」

澪（あ、あっ）ｵﾄﾞｵﾄﾞ

澪「フッフヒヒ……すみません……」ｻｻｯ

女「チッ」ﾄﾞｻｯ!

澪（舌打ちされたー……）

受付嬢A「なんか怒られてるよー？ｗｗｗ」ﾋｿﾋｿ

受付嬢B「挙動不審ーｗｗｗ」ﾋｿﾋｿ

澪「」ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

――学校

律「おはよー」

唯「おはよう！」

紬「おはよう♪」

澪（自然に……自然に……）

唯「澪ちゃん、おはよー」

澪「ん、ああ。おはよう」

澪（痛い……）ｽﾞｷｽﾞｷ

唯「……」

唯「澪ちゃんどうしたの？」

澪「え？」

唯「なんか元気ないよ？」

澪「！？」

澪「そ、そう？」

>>21
なにげに面白くてワロタ

虫歯は放置しすぎると虫歯菌が喉にまで転移する
喋る事も食べる事もできなくなってよだれ垂れ流しながらゴミ箱抱えて病院に行った事あるわ

唯「うん、なんか顔が引きつってる」

澪「あ、あはは〜……」

澪（ま、まずい！）

唯「あ！わかった！」

澪（わああ！言うな！）

唯「昨日テレビでやってた小顔トレーニングでしょ！？」

澪「え、あ……」

澪「じ、実はそうなんだ〜」

紬「あ、それ私もみたわ！」

唯「私もやる！」

唯「ふん！」ｸﾞﾆｰ

紬「唯ちゃん変な顔〜」

澪（危なかった……）

律「……」

澪（怖いよぅ……怖いよぅ……）
澪（律……助けて律ぅ……）ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

澪（あ、緊張しちゃダメ！汗かいちゃう……！

澪（汗臭くなりたくないッ！）

澪（し……深呼吸……）ｽｰﾊｰ

客A「ｺﾞﾎﾝｯ」

客B「……」ｸｽｸｽ

澪（え……笑われてる？）

澪（あたし変？変な事してる……！？）ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

澪（ああ嫌……視線を感じるっ……）ｸﾞｽﾝｸﾞｽﾝ

真面目にどっちが本物かわからないから困る
なのでどっちも期待

――授業中

澪「……」

澪（なんだか痛みが和らいできたぞ）

澪（噛みあわせても大して痛くない）

澪（はじめから大したことなかったのかもしれないな）

澪（よし）

澪（このまま痛みが消えれば……）

澪「♪」

律「……」

受付嬢A「秋山さんどうぞー」

澪「は……はいっ」ｶﾞﾀﾝ

しんさつしつ！

医者「はいどうも、どうされました？」

澪「あ……あの……その」ﾓﾆｮﾓﾆｮ
医者「え？」

澪「いえあの、その虫歯で……」ﾓﾆｮﾓﾆｮﾓﾆｮﾓﾆｮ

医者「はいはい、横になって貰える？」

澪「ぁい……」ｽﾞﾙｽﾞﾙ

――休み時間

唯「早くお昼ご飯食べたーい」

唯「もうクタクタだよ！」

律「お前授業中寝てるか遊んでるかだったろだろうに」

唯「失礼な！」

律「はいはい」

澪（お茶でも飲むか）ｺﾞｿｺﾞｿ

澪「……」ｺﾞｸｺﾞｸ

澪「！？」ｶﾞﾀﾝｯ

澪「げほっ！げほっ！」

律「澪！？」

澪（歯に染みた〜！）ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

交互にはやめてくれ

サンジュざまぁｗｗｗ永久に苦しめ

澪ちゃんの虫歯をドリルで萌え萌えキュンしたい

澪（大丈夫かな……口臭くないかな……）

医者「……」ｼﾞｰ

澪（気まずい……）ｸﾞｽﾝ

医者「あ、確かに黒ずんでるねー」

医者「でも虫歯じゃないですねコレ。固まった歯垢が汚れてるんですわ」

澪（ぶ……ぶえっ！？）

医者「歯の裏側まで磨いてないでしょ？ｗｗ」

澪「あ……へへ……」ｶﾞｰﾝ

医者「簡単に除去だけしますから」ｳｨｰﾝ

澪「はい……」ﾄﾞﾝﾖﾄﾞﾝﾖ

　　　　　　　　　　-‐─‐-　... 　_
　　　　　 ／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧.:.:. ｀ヽ、
　 　 　 .:'.:.:.:.:.:.:.:.:.:／.:. /.:./　 ! ﾄ:.:.:.:.:.＼
　　　 / .:.:./:.:.:.:.〃:.:.: /:.:/_,,　|:.| |.:.:.:.:.:....'､
　　　′.:.,' :.:.:.:/.:.:.:.:l/／ 　 　|:.|＼.:.＼.:.:.ﾊ
　　 ′.:.:|.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.,ｲ　　　 　ｌ/　 |.:.:.:.:ヽ.:..'､
　　 |.:.:.:.l|:.:.:.:.:.|／l/ _,　　　　　 　 ﾚﾍ.:.:.:.|.:...l
　　丶.:.:.:Lﾙ.:r'　 z≠ミ　　　　 __,ノ　|.:.:.:.|.:...|
　　　∨（　| .:|　　　　　　　　　~ミ､　ﾊ从:|＼!
　　　 l|.:.:ヽ! .:VWxw 　 　　　 　 　 〈.:.:/V
　　　从.:.:.:.:.:.:.:＼　　 ｌ￣｀>　 wxW厂
　　 / :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼　 ｰ '　　　　ノ|
　／.:.:.:.:.:.:/￣￣＼.:ﾄvrｰ-rfi 爪.:.:.:|
彡イ.:.:.:. / 　 　　　ヽ六／＼jノ.:.:.:|
　ﾉﾘ.:.:. /　 ＼ 　 　　∨　　 人.:.:.:|

唯「どうしたの！？」

澪「だ、大丈夫……」

澪「ちょっとむせただけだから……」

紬「大丈夫？」ｻｽﾘｻｽﾘ

澪「うん、ありがとう……けほっ」

唯「澪ちゃん、ゆっくり飲まなきゃだめだよ〜」

唯「ね！りっちゃん！」

律「ん、ああ」

律「そうだな」

澪（すごい痛い……！）

律「……」

律（うーん……）

律（なんか澪のやつ……朝から様子が変だな……）

律「……」

受付嬢A「秋山さーん」

澪「は……はいっ」ｶﾞﾀﾝ

受付嬢A「料金２５２０円になりまーす」

澪「はいっ…えっと」ﾜﾀﾜﾀ

澪（うう……モタつくっ……早く払わなきゃ）

澪（なんで……なんで財布からお金を出すだけで、こんなにモタつかなきゃいけないのっ……）ﾓﾀﾓﾀ
澪「あっ！」ﾁｬﾘｰﾝ!ﾎﾞﾀﾎﾞﾀ!

澪「す……すみませっ」ﾋﾛｲﾋﾛｲ

受付嬢A「はーい」

澪「ううっ……あの3000円で」

受付嬢A「お釣４８０円になりまーす」ﾋｮｲﾋｮｲ

澪「あ、あ……」

受付嬢A「ありがとうございましたー」

澪「……」

ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ ｳｨｰﾝ

澪「……むぎゃああああああああああああああああ！！！！！！！」

澪ちゃん可愛すぎ
虫歯にならないように毎朝昼晩と歯磨きしてあげたい

――授業中

澪（ぐおお……！）

澪（痛い！）ｽﾞｷｽﾞｷ

澪（せっかく痛みが引いてきたのに……）

澪（飲み物もまともに飲めないなんて……）

澪（辛すぎる……）

澪（うう……）ｽﾞｷｽﾞｷ

澪（また痛みが引くまで耐えるしかないな……）

澪「うう〜っ！怖かったよぉ！律〜！」

律「コミュ障は甘えだから」ｼｯｼｯ

澪「うう……だってえ」

梓（いっつもこんなんですか？澪先輩）ﾋｿﾋｿ

律（コンビニの買い物すらこんなんだわ。本ッ当に迷惑）ﾋｿﾋｿ

唯「うわあ……」

澪「お願い……今度はついてきて？ねっ？律」

律「嫌」

澪「律〜ゥ！！！」ﾎﾞﾛﾝﾎﾞﾛﾝ

おわり

――昼休み

唯「お昼〜お昼〜♪」

律「腹減ったー！」

紬「みんなで食べましょう♪」

澪（お昼ご飯か……食べれるかな……）ｽﾞｷｽﾞｷ

澪（朝ご飯もあんまり食べれなかったからなあ……）

律「今日も憂ちゃんに作ってもらったのか？」

唯「うん！」

紬「すごく美味しそうだわ〜」

律「あ〜、私も憂ちゃん欲しいわ」

唯「自慢の妹だからね！」ﾌﾝｽｯ

乙！

澪可愛かった

あれ、会話で出ただけなのに憂ちゃんかわいい

うざ澪サイド乙
面白かったよ

澪（まず一口……）ﾊﾟｸｯ

澪（……）ﾓｸﾞﾓｸﾞ

澪（うう……噛み合わせる度に痛む……）

澪（これじゃあたべれないよ……）

紬「澪ちゃんどうしたの？」

澪「え？」

律「さっきからずーっと黙ったままじゃないか」

澪「えっ、あ……」

唯「朝から元気ないね〜。風邪？」

唯「お弁当もあんまりたべてないし」

澪「な、なんでもない！」

澪「なんでもないよ！」ｱｾｱｾ

紬「そ、そう?」

おぉ二人進行だったかID:GCWe2KLZO乙

片っぽ乙！
澪ちゃんがワガママだと周りが冷たい法則
余計可愛く見えてくるから困る

本編で真面目な時多い分SSでメチャクチャウザキャラにされてても可愛いなぁ
澪ちゃんにとことん甘えられてぇ

唯「お弁当食べないなら私がもらっちゃうぞ〜」ｼﾞﾜｼﾞﾜ

澪「じゃ、じゃああげるよ！」ｽｯ

唯「え！？いいの！？」

澪「う、うん」

唯「でも澪ちゃんのお昼ご飯は……」

澪「今あんまりお腹空いてないんだ」

澪「だから大丈夫だよ」

澪「残すのももったいないから食べていいよ」

唯「そういうことだったら遠慮なく！」

澪（ママが早起きして作ってくれたお弁当を残すわけにはいかないからな）

澪（それにしても痛い……今朝よりひどいかも……）ｽﾞｷｽﾞｷ

律「……」

律（なーんか変だな……）

SMAPの曲に歯が痛いっていう迷曲があってだな

――放課後　部室

唯「ふえ〜」

唯「つかれた〜」

律「一日中だらけてただろ」

唯「りっちゃんも人のこと言えないよ！」

律「なにをー！」

梓「こんにちはー」ｶﾞﾁｬ

唯「あ！あずにゃん！」

紬「今日はイチゴショートよ♪」

律「おお！おいしそう！」

唯「わーい！」

梓「今日は練習しますからね！？」

紬「今お茶淹れるから先に食べてて♪」

律「いただきまーす！」

梓「あ、おいしい」

唯「おいし〜」

澪（ケーキならやわらかいから大丈夫かな）

澪（でも虫歯なのに甘いもの……）

澪（……）

澪「唯、私の分食べていいぞ」ｽｯ

唯「え！？いいの！？」

澪「ああ」

唯「でも澪ちゃんお昼ご飯もあんまり食べなかったけど大丈夫？」

澪「うん、遠慮することないよ」

唯「うーん……」

唯「でもなんか変だよ」

唯「朝から何も食べてないんじゃない？」

澪「そ、そう？」

唯「うーん……」

唯「！」ﾋﾟｺｰﾝ

唯「わかった！」

澪（！？）

澪（ばれたか！？）

唯「澪ちゃんもしかして……」

澪（言っちゃだめ！言っちゃだめ！）

唯「ダイエットしてるでしょ！？」

澪「へ？」

紬「んな！？抜け駆け！？」

梓「澪先輩がダイエット……」

唯「なんだ〜」

唯「それなら早く言ってくれればよかったのに〜」

澪「あ、あはは〜……」

紬「私も……いやまだ……」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

澪（唯でよかった……）

律「……」

�C

デコの無言が怖いな

もしもしやるじゃん
乙でありました

――帰り道

唯「ばいばーい！」

紬「また明日〜」

澪「うん、じゃあね」

梓「明日は絶対練習しますからね！」

律「わかったわかった」

梓「もうっ……」

梓「じゃあ失礼します」

澪「……」ﾊﾞｲﾊﾞｲ

律「……」ﾊﾞｲﾊﾞｲ

律「私達も行くか」

澪「そうだな」

澪の虫歯をドラムのスティックでグリグリしたい。

律「……」ﾃｸﾃｸ

澪「……」ﾃｸﾃｸ

律「なあ澪」

澪「ん？」

律「今日はどうしたんだ？」

澪「！？」

澪「ど、どうしたって……？」

律「なんかいつもと様子が違かったような気がする」

澪「そ、そうかな」

律「うん」

澪「気のせいだよ！」

律「……」

律「そっか、ならいいんだけど」

澪「ははっ……」

律「……」

――澪の家

澪「はあ……」

澪「結局１日中痛かった……」

澪「今も痛い……」ｽﾞｷｽﾞｷ

澪「……」

澪「ホントにこのまま放置してて大丈夫なのかなあ……」

澪「……」

歯医者行けよｗ

――律の家

律「う〜ん……」

律「やっぱり今日の澪はなんだか様子が変だった」

律「何かを隠してるっていうか誤魔化してるっていうか……」

律「う〜ん……」

律「よし」

律「明日澪をじっくり観察してみよう」

――夜中

澪「……」ｽﾞｷｽﾞｷ

澪「……」ｽﾞｷｽﾞｷ

澪「痛くて寝れない……」

澪「うう……」ｽﾞｷｽﾞｷ

澪「……」ﾁﾗｯ

澪「もう３時……」

澪「学校あるのに……」

澪「……」

――翌朝　通学路

澪「結局一睡もできなかった……」

澪「痛みも引いてないし……」

澪「はあ……」

澪「とりあえず学校にいかないと……」

澪「ふああ……」

澪「痛い……」

――学校

律（よし、澪はまだきてないな）

律「唯、ムギ」

律「ちょっといいか？」

紬「なにかしら？」

律「あのな、澪のことなんだが……」

唯「え、澪ちゃん？」

律「ああ」

律「昨日の澪の様子、なんか変だったと思わないか？」

紬「昨日の澪ちゃんの様子が変？」

さるしえん
しかし良い投下ペースだな

唯「そうかなあ？」

律「うん」

紬「う〜ん……」

紬「でも言われてみるとたしかにちょっと変だったかも……」

律「だろ？」

律「なんか元気がなかったり、学校にいる間食事をほとんどしなかったんだ」

唯「ダイエットしてるんじゃなかったっけ？」

律「ダイエットはしてるのかもしれないけど……なにか別な……」

律「私達に何かを隠してるような……」

紬「澪ちゃんが私達に隠し事……」

唯「なんだろう？」

ククク…

勘違いが加速する予感

恋だよ‼

律「そこでだ！」

律「今日１日みんなで澪を観察してみようと思う」

唯「観察？」

律「そうだ」

律「でもあからさまにやったらだめだ」

律「自然に観察するんだ」

紬「ちょっと面白そうだわ〜」ﾜｸﾜｸ

律「授業中は私の席からは澪は見えないから、唯とムギが見ててくれ」

唯「まかせて！」

律「よーし、それじゃあ……」

澪「はあ……」ｶﾞﾁｬ

律唯紬「！？」

律「そういうことだ、わかったな？」ﾋｿﾋｿ

紬「わかったわ」ﾋｿﾋｿ

唯「大丈夫だよ」ﾋｿﾋｿ

紬「
澪ちゃんおはよう♪」

唯「おはよう！」

澪「おはよう……」

律（う〜ん……やっぱりなんか違うな……）

澪（痛いし眠い……）ｽﾞｷｽﾞｷ

――授業中

澪「……」

澪（まずい……！）

澪（眠気と痛みで全く授業に集中できない……！）

澪（なんかか頭がクラクラしてきた……）

澪（座ってるのにふらふらする……）

澪（ああ……早く授業終わんないかな……）

今書いてる奴の話がひたすら進んでない所を見ると
もう一人の方が良い出来だったと言えるんじゃないだろうか

――――

唯（まーるかいてちょん♪まーるかいてちょん♪）ｶｷｶｷ

唯（お豆に芽がでて植木鉢〜♪植木鉢〜♪）ｶｷｶｷ

唯（あれ？）

唯（なにか大切な事を忘れてるような……）

唯（……）

唯（まあいっか！）

唯（６月６日にＵＦＯが〜♪）ｶｷｶｷ

――――

紬（むむむ……）

紬（う〜ん……）

紬（澪ちゃん……なんかふらふらしてるような……）

紬（ノートもあんまりとってないみたいだし……）

紬（確かにいつもの澪ちゃんじゃないわね……）

紬（……）ﾁﾗｯ

律「ぐごー」

紬（……）ﾁﾗｯ

唯「♪」ｶｷｶｷ

紬（唯ちゃんとりっちゃんはいつも通りね）

紬（う〜ん……）

紬（どうしたのかしら……澪ちゃん……）

――休み時間

律「どうだった！？」

唯「え？なにが？」

律「なにがって、授業中の澪の様子だよ」

律「私の席からは見えないから代わりに見ててくれって頼んだだろ」

唯「あっ、忘れてた！」

律「忘れんなよ……」

唯「でもね、ドラえもん描いたんだよ！」

律「あー、はいはい」

紬「私が見てたわ」

律「どうだった？」
　
　　紬は授業中の澪の様子を話した。

律「そうか……」

紬「ええ」

律「どうしちまったんだ……澪……」

――――

澪（全く授業聴けなかった……）

澪（日常生活にも支障がでてきた……）

澪（本当にこのまま放置してていいんだろうか……）

澪（このまま虫歯が進行して最終的には……歯がなくなったり……）

澪（そしたら……）ﾎﾜﾜｰﾝ

　　唯『歯がない澪ちゃんなんて澪ちゃんじゃないよ。バイバイ』

　　律『もうお別れだ。元気でな』

　　紬『あの頃の澪ちゃんはもういないのね……』ｸﾞｽｯ

　　梓『ファンクラブが消滅したそうですよ。堕ちたものですね。さようなら』

　　澪『ほ、ほいへははいへー！』

澪「うわああああああ！」

澪「うう……どうしたらいいんだよう……」

澪「やっぱり歯医者に行くしかないのかな……」

澪「いや、でも……」

もういっそ俺が治してあげたいわ

――――

律「おい……なんか叫んでるぞ……」

紬「今度はなんか呟いてるわ」

唯「ねえ、ドラえもん描いたんだよ」

律「だまっとけ」

唯「ぶー」

紬「髪の毛を掻きむしってるわ」

律「なんなんだ……さっぱり分からねえ……」

――放課後

澪「ねえ、律」

律「ん、ああ」

律「どうした？」

澪「あのさ……今日はちょっと用事があるから部活を休むよ」

律「！」

律「そ、そっかー」

律「用事があるなら仕方ないなー」

澪「？」

澪「うん、じゃあそういうことだから」

律「了解了解」

澪「じゃあ、また明日」

律「おう」

澪「……」ｽﾀｽﾀ

律「……」

律「唯！ムギ！」ﾊﾞｯ

唯「どうしたの？」

律「澪を尾行するぞ！」

唯「尾行！？」

紬「おもしろそう！」ｷﾗｷﾗ

律「澪が部活を休んで一人で帰るなんてあるはずがない！」

律「いくぞ！」

唯「おー！」

紬「おー！」

相変わらず唯ちゃんはかわ唯なァ

――――

梓「よし……」

梓「今日は何が何でも練習をしよう」

梓「ガツンと言ってやるです！」

梓「こんにちは！」ｶﾞﾁｬｯ

　　シ〜ン

梓「……」

梓「まだ誰も来てないか……」

――外

澪「はあ……」

澪「やっぱり歯医者に行こう……」

澪「このままじゃあ普通に生活できないからな……」

澪「……」

澪「でもやっぱり怖い……」

澪「……」

澪「いや、だめだ！」

澪「ここは勇気を出して行かないと！」

澪「よし……」

澪「大丈夫……大丈夫……」

――――

紬「何かを呟きながら歩いてるわ……」

律「おかしいぞ……」

律「こっちは澪の家への道とは違う道だ」

唯「どこに行くのかな？」

律「う〜ん……」

律「とりあえず後をついて行ってみよう」

――歯医者の前

澪「ついた……」

澪「……」

澪「やっぱり帰ろうかな……」

澪「……」

澪「でも……」

　　ガチャ

子「うわああああん！」

親「りょうちゃん！もう終わったのよ！」

親「あなたは立派に耐え抜いたのよ！」

子「すんげえ痛かったよおおおおママあああああ！」ﾋﾞｴｴｴﾝ

澪「……」

澪「かーえっろと」ｽﾀｽﾀ

仕上げはおかぁさん

かえんなｗ

↓上の歯下の歯前歯

――――

唯「あれ？澪ちゃんが立ってる所って……」

紬「歯医者のようね」

律「……」

唯「どうしたのかな？」

律「……」

紬「りっちゃん？」

律「そういうことだったのか……」

唯「え？」

律「すべてがつながった……」

紬「どういうこと？」

梓ェ・・・

律「分かったんだよ……澪の様子が変だった訳が」

唯「ええ！？本当！？」

紬「教えて！」

律「ふふっ、それは明日話すとしよう」

律「澪がいるところでな……」

律「ふふふふふ……」

唯「りっちゃん……」

律「ムギ」

紬「なあに？」

律「歯医者の前に立ってる澪を写真に撮ってくれ」

紬「写真？」

律「ああ、携帯のカメラでいい」

紬「わかったわ」

紬「……」ｶｼｬｯ

律「よし、完璧だ」

律「今日はもう帰ろう」

唯「え、もういいの？」

律「ああ、もう十分だ」

律「すべては明日に……」

これは、麻酔して削られまくるパターンか……
麻酔しても痛いんだよなぁー

――部室

梓「……」

梓「誰も来ない……」

梓「……」

梓「夕日綺麗だなあ」

梓「あ、カラスが鳴いてる」

梓「……」

梓「帰ろう……」

>>96
あずにゃん・・・

――夜

澪「結局そのまま帰ってきちゃった……」

澪「……」

澪「でも昼間ほどは痛くないかも……」

澪「……」

澪「ふああ……」

澪「もう今日は寝ちゃおう……」

澪「おやすみ……」

澪「ZZZ」

――翌日　学校

唯「ねえりっちゃん教えてよー」

律「澪が来たら全て話すからまってろ」

紬「いやそんなことは…でも…」

紬「まさかあのとき……！？」

律「ふふ…推理ショーのはじまりだ……」

澪「はあ……」

澪「おはよう……」

唯「おはよー」

紬「おはよう♪」

律「……」

律「おい、澪」

澪「ん？なんだ？」

律「まあ、そこに座れ」

澪「え？」

律「いいからいいから」ｸﾞｲｸﾞｲ

澪「え、ちょっ……」ｽﾄﾝ

律「よし、でははじめよう」

澪（な、なにがはじまるんだ）

唯「……」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

紬「……」ﾜｸﾜｸ

律「あー、えー」

律「率直に言うと昨日、一日澪の行動を観察させてもらった」

澪「！？」

澪「な、なんでそんなことを！？」

律「おとといから澪の様子がなんか変だったからだ」

澪「！？」

澪（気付かれてた！？）

律「順を追って話そう」

律「まず第一にいつもより元気がなかった」

澪「……」

律「唯の証言によると顔が引きつってるようにも見えたらしい」

律「そう、まるで何かに耐えてるかのように……」

唯「小顔トレーニングじゃないの？」

律「だまっとけ」

律「そしておとといは、お昼ご飯もケーキも食べなかった」

唯「私が食べたけどね！」

律「大人しく聴いてろ」

律「最初はこれらのことに関連性ないと思われた」

律「そう……あの時までは……」

律「ムギ、あの写真を見せてくれ」

紬「あ、はい」ﾋﾟｺﾋﾟｺ

紬「これよ」ｽｯ

律「澪、これを見てくれ」

澪「これは……」

澪「！！！？？？」

澪「こ、これは……！」

律「昨日学校から後をつけさせてもらった」

�C

律「そして見た」

律「歯医者の前で佇むお前を」

律「その時わかったんだ……」

澪（え、ちょっ……）

澪（これってまさか……）

律「澪、お前は虫歯だったのだ！」ｽﾞﾊﾞｰﾝ

唯紬「な、なんだってー！？」

澪（ばれたあああああ！）

律「澪のことだからどうせ歯医者が怖いとかそういうことだろ！」

澪（終わった……何もかも……）

澪（さよなら、私の青春……）

律（ふっ、きまったぜ）

唯「でも歯医者は私も怖いな〜」

澪「え？」

紬「私も苦手だわ〜」

澪「え？」

澪（あれ？バカにされないぞ？）

紬「でもなんで澪ちゃん私達に黙ってたの？」

澪「あ、あの……」

唯「相談してくれればよかったのにー」

澪（……）

澪（セーフか？セーフなのか？）

澪「はは……」

澪（よかったああああ……）

律「そこでだ！」

律「今日はみんなで澪の歯医者に行こう！」

澪「ええ！？」

唯「行こう行こう！」

澪「や、やだ！」

紬「でも放っておいたらもっと酷くなるのよ？」

澪「やだ！」

律「……」

律「じゃあ行かないんだったらあのこと話しちゃおーっと」

澪「あ、あのこと……？」

律「あのなー、澪のやつ小学校の時の遠足でなー」

澪「わー！わー！」

澪「それは話しちゃダメ！」

律「じゃあ歯医者に行こう」

澪「うう……」

紬「その話は今回の件とは別枠で聞きたいわ」

澪「だめだ！」

唯「ちぇー」

――放課後

律「よし！いくぞ！」

唯「おー！」

紬「おー！」

澪「ホントに行かなきゃだめ……？」

律「……」

律「あのなー澪のやつ小学校のプールの授業でなー」

澪「わー！わー！」

澪「わかった！行くから！」

紬「その話も別枠で聞きたいわ」

唯「私も別枠！」

澪「だめ！」

律「ほら、いくぞ」ｸﾞｲｯ

澪「うう……」

――――

梓「よし……今日こそ……」

梓「ガツーンと……」

梓「こんにちは！」ｶﾞﾁｬ

梓「……」

梓「まだ来てないか……」

梓「……」

梓「来るよね……？」

梓「……」

あずにゃん・・・・

――歯医者の前

唯「ついたー」

律「ほら、入るぞ」

澪「やだ！」

律「またいってるよ……」

紬「澪ちゃん！勇気を出して！」

澪「やだ！」

律「いい加減にしろ」

澪「あ！ＵＦＯだ！」

律「え？」

唯「どこどこ！？」

紬「見えないわ〜」

澪「っ！」ﾀﾞｯ

唯「あ！澪ちゃんが逃げた！」

律「なんだって！？」

紬「いつの間に！」

唯「追いかけよう！」ﾀﾞｯ

律「待て」

唯「え？でも……」

律「そう慌てるな」

紬「りっちゃん？」

律「ふふ……」

――――

私は走った。
歯医者という脅威から逃れるために。
このまま私のことを誰も知らない土地へ逃げてそこで暮らそう。
どこへいこうか。
そうだ、京都行こう。
修学旅行で行ったあの地へ。
毎日八つ橋を食べて暮らそう。
冬には千枚漬けも食べたいなあ。
そして清水の舞台で風を感じながら詩を書くんだ。
それから……。

　prrrrrrrr

その時携帯が鳴った。
相手は……律だ。
そうだった、まだお別れを言ってなかった。
さよならくらい言っておくか。
そう思い電話にでた。

律『あれれ〜、こんな所に一年生の時の合宿の写真があるぞ〜』

私は来た道を引き返した。

――――

澪「はあ……はあ……」

紬「戻ってきたわ」

唯「戻ってきたね」

澪「写真を渡しなさい」

律「歯医者が終わったらな」

澪「うう……」

律「さあ！観念するんだ！」ｸﾞｲｯ

澪「うわー！やだー！」

紬「その写真も別枠で……」

澪「うるさい！」

紬「しゅん……」

唯「澪ちゃんが怒った」

――歯医者

律「私達は終わるまで待合室で待ってるか」

紬「そうね」

唯「絵本置いてあるよ」

律「じゃあ大人しく読んどけ」

唯「はーい」

『うわあああああああ』

律唯紬「！？」ﾋﾞｸｯ

『そっち押さえろ！』

『やだー！』

『ロープ持ってこい！ロープ！』

唯「澪ちゃん戦ってるんだね……」

紬「澪ちゃん……」

律「でも私達はここで待ってることしかできない……」

唯「澪ちゃん隊員……御武運を……」ｸﾞｽｯ

こんな歯医者だったら俺でも行きたくないわ

――終了後

澪「あーあー」

唯「澪ちゃーん」

澪「どどどどど」

律「帰ってこーい」

澪「ちゅどーん」

紬「澪ちゃん、もう終わったのよ」

澪「あうあう」

律「澪！」

澪「へ？あ、あれ？」

澪「わ、私は一体……」

ロープｗｗｗ

律「澪、お前は耐えきったんだ」

律「治療という名のもとに行われる拷問に……」

澪「治療……」

澪「そうか、私は歯医者に……」

澪「はは……」

澪「そうか！終わったんだな！」

澪「まあ初めから余裕だったけどな！」

澪「あははははは！」

唯「私も虫歯にならないように気をつけなきゃ！」

紬「私も気をつけなきゃ」

澪「高等学校卒業から10年か…私は士官学校を卒業し職業軍人として祖国防衛の任務へ就いている」

唯「えらいねー…私なんて毎日、畑仕事だよ…」

澪「大変だろう。しかしそれも、人民に作物を供給するための大切な労働なのである」

唯「ははは…」

律「まあ私は死んでも歯医者なんて行かないけどな！」

唯「りっちゃん怖いの〜？」

律「怖くねえよ！」

紬「うふふ〜♪」

澪（そうか……終わったのか……）

澪（よかったああ……）

律「よし！帰るか！」

唯「……あれ？」

律「ん？」

紬「どうしたの？」

唯「何か忘れてるような……」

律「学校に何か忘れものか？」

唯「う〜ん……」

紬「なにかしら？」

澪「あ！」

律「どうした？」

澪「そう言えば梓は……」

唯律紬「ああ！」

律「やっべ……」

紬「考えてみると昨日と今日、梓ちゃんに会ってないわ……」

唯「あずにゃん……」

澪「梓怒ってるかな……」

律「そうだな……最近練習も全然してなかったから尚更……」

紬「……」

唯「……」

律「よし、明日はちゃんと練習をしよう」

律「お茶やお菓子はある程度練習してからだ」

紬「そうね」

澪「あとちゃんと謝ろう」

澪「２日も無断で部活中止にしたんだから」

唯「うん、そうだね」

――部室

梓「……」

梓「……」

梓「来ない……」

梓「……」

梓「私何かしたかなあ……」

梓「……」

梓「もしかしていっつも練習練習言ってるから……」

梓「……」

梓「うう……」ｼﾞﾜｯ

梓「嫌われちゃったのかなあ……」ｸﾞｽｯ

梓「……」

梓「もう帰ろう……」

幼児退行した澪ちゃんを治療したい
むしろ赤ちゃんから育てて成長見守りたい

――翌日　放課後　部室前

律「いいか？みんなで謝るんだぞ？」

澪「当たり前だ」

律「そして練習を始めるんだ」

紬「ええ」

唯「わかったよ」

律「よし……」

律「おーす！」ｶﾞﾁｬ

梓「！」ｶﾞﾀｯ

梓「みなさん！」

律「いやー、ごめんなー梓」

澪「一人にしてごめんな」

唯「私達、心を入れ替えたよ！」

紬「練習しましょう！」

梓「さあ！みなさん座ってください！」

律「え？」

梓「お茶にしましょう！」

澪「梓？」

梓「今日は私が用意します！」ｶﾁｬｶﾁｬ

紬「？」

梓「お菓子も今日は私が用意しました！」ｼﾞｬｼﾞｬｰﾝ

唯「わ〜お……」

>>117
IDがけいおん

梓「先に食べててください！」

律「……」

律「おい、どうしたんだ……梓のやつ」

澪「さ、さあ……」

紬「今度は梓ちゃんの様子が変ね……」

唯「これおいしー！」ﾊﾟｸﾊﾟｸ

梓「あはははは！」

梓（頑張れ！私！）

律「う〜ん……何なんだ？」

ふむ

――後日　朝のＨＲ

さわ子「今日は歯科検診がありまーす」

律「歯科検診？」

さわ子「ええ」

さわ子「歯医者の先生が来て下さって歯の検査をしてもらうの」

さわ子「生徒全員が対象よ」

さわ子「午前中の内に保健室の先生が呼びに来るわ」

さわ子「そしたら静かに体育館に移動するのよ」

さわ子「はい、じゃあ授業始まるまで静かにしててね」

授業始まらないね

歯医者が怖くて逃げ出したか

さるってました


――――

先生「はい、じゃあ体育館に移動してくださーい」

澪「歯科検診か……」

唯「なにするの？」

紬「虫歯がないかとか見るんじゃないかしら？」

澪「もしまた虫歯が見つかったりしたら……」

唯「私も歯医者はやだなあ」

紬「私も……」

律「私もぜってーいかねー」

澪「はあ……」

虫歯残ってたら歯医者に予約取られるだろJK

――帰りのＨＲ

さわ子「はーい、じゃあ今日の歯科検診の結果の用紙を渡すわね」

さわ子「受け取った人から帰っていいわよ」

唯「……」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

澪「……」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

律「……」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

紬「……」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

田井中ー。アウトー

―――

律「よし……誰から見る……？」

唯「じゃあここは私が……」

唯「ほい！」

　　　　
　　　「　虫歯……０本
　　　　　処置歯……２本

　　　　　コメント……よく磨けています。過去に虫歯になってるようなので気を付けてください　」

紬「唯ちゃんすごい！」

唯「憂に毎日チェックしてもらってるからね！」ﾌﾝｽｯ

律「唯のくせに……」

澪「じゃ、じゃあ次は私が……」

澪「えい！」


　　　「　虫歯……０本
　　　　　処置歯……２本

　　　　　コメント……よく磨けています。過去に虫歯になってるようなので気を付けてください　」

澪「よかったぁぁ……」

唯「よかったね！澪ちゃん！」

紬「じゃあ私も……」

紬「とう！」

　　　「　虫歯……０本
　　　　　処置歯……１本

　　　　　コメント……よく磨けています。この調子で頑張ってください　」

唯「おお！ムギちゃんすごい！」

この流れは…

紬「うふふ♪」

澪「律の番だぞ」

律「わかってるって」

律「いくぞ……」

律「おりゃー！」


　　　「虫歯……２本
　　　　処置歯……３本

　　　　コメント……歯医者に行きましょう　」

律「……」

紬「あら……」

唯「りっちゃん……」

( ´,_ゝ｀)ﾌﾟｯ

律「さーて、今日も練習頑張るぞ！」ｽﾀｽﾀ

澪「待ちなさい」ｸﾞｲｯ

律「きゃうん」

澪「ここに歯医者に行きましょうって書いてるよな？」

律「何の事だかさっぱり……」

澪「さあ行くぞ」

律「いやだ！私は練習がしたいんだ！」

澪「観念しろ！」

律「いやだあああああ！」

　
　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おしまい

俺の和はまだですか

終わりです

ありがとうございました

あと途中のもしもしは俺と無関係だぞ☆

おちゅ

乙
よいこは歯磨きしろよ

乙
どっちの澪ちゃんも可愛いかったよ

おつ
悶え暴れるりっちゃんも見たかった

律「おーし、4人揃ったなー」


ジャラジャラ…

梓「んん？部室から騒がしい音が聞こえる…先輩たち、珍しく練習してるんだ！」

梓「でも歌声が聞こえない…何やってるんだろ」

ソォー


唯「ろぉーーーん！ロンロンローソーン！！」

澪「…ふふふ…また振り込んだ…今月の小遣いが…」

律「よぉーっし澪トビなー！あちゃー…ぶっちぎりでマイナスだな…逆に凄いな…」

紬「肩代わりしてあげるわよ〜」


梓（な…まさか…)

ガララッ

梓「これは一体どういうことですかっ！」

律「ゲッ…」

唯「あずにゃ〜ん！おいすー」

澪「(ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ…」

紬「あ、梓ちゃん今ツメシボ持ってくるわね」

梓「そうじゃなくて！部室で麻雀なんて何考えてるんですか！廃部になってもいいんですか！？」

さわ子「その心配は無いわ！」

梓「先生！」

さわ子「私公認よ！雀卓無き部活動なんてあり得ないわ！」

唯「さわちゃんが最初に持ってきたんだよね〜」

律「今はムギが持って来た全自動だけど、最初は手積みでやってたんだよな〜」

澪「お前がサマを使うからだけどな…まぁ便利になっていいけどさ…」

律「澪だっていつの間にか握ってるじゃねーかよ！」

唯「でもムギちゃんのツバメは誰も気付かなかったよね〜」

梓（…何の話をしてるのかさっぱりわからない…）


紬「お待たせ、梓ちゃん」

梓「ムギ先輩…ムギ先輩も麻雀できるんですか…？」

紬「もちろんよ〜？よく別荘を使って親戚同士で麻雀大会を催していたわ〜」

さわ子「梓ちゃん、もしかして麻雀できないの？」

梓「はい…」

さわ子「ダメよ〜今時麻雀も出来ないような子は。あっという間に素寒貧にされちゃうわよ〜？」

律（やらなきゃされないけどな…）

澪（やらなきゃされないけど…）

唯（鴨を逃がす訳無いよね…）

何故麻雀
しかしちょっとだけ面白そう

紬「先生、それじゃあ梓ちゃんは今日は見学して貰いましょうよ」

さわ子「そうね〜しばらくは仕方ないわね〜。あ、ムギちゃん私カレー」

唯「カレーのち…わたしピラフ！」

律「コーラ氷抜き！」

澪「…ナシナシ」

唯「澪ちゃんお財布の中身もナシナシだもんねっ！」

澪（クソっ…果てしなくムカつくぞ…）

律「まーまー澪、博打の借りは博打で〜ってな。ムギが来たら次始めるぞ〜」


梓「先生、ナシナシってなんですか？ってか電子レンジ…」

さわ子「ナシナシはミルクと砂糖が入ってないコーヒーよ〜　あ、ムギちゃんありがと」

紬「冷凍だけど軽食はあるから…梓ちゃんもいつでもどうぞ？」

梓「あ、はぁ…唯先輩は打ちながら食べるんですか？」

唯「ハフッ、ハフッ、そんなマナー悪い事しなムグムグよ！始まる前にハフッハフ」


ジャラララララララララ

律「始めるぞ〜」

唯「待ってぇー、もう少し…ハフハフ…ングググ」

澪「もう横置いとけ、やるぞ！…親は私か」

梓「先生、今真ん中のサイコロが勝手に動きましたけど…」

さわ子「親を決める時や山を崩す場所を決めるのに使うのよ。まぁ見てればなんとなく判るわ」

終った後の乗っ取り…
そういうのもあるのか

紬「７…ドラは２ｐね　はいどうぞ〜」

澪「ヒョイ　ヒョイ　ヒョイ　チョンチョ…あ」

唯「あーっ！私の！私の赤五見せたね！澪ちゃんひどいよ！」

律「まぁまぁ唯落ち着けよ〜今日は勝ってるだろ〜？」

紬「言わなければ私は気付かなかったのに〜」

唯（…澪ちゃんさっきのまだ根に持ってるね…謝る素振りすら見せない…御無礼だよ…）

澪（チッ…唯にしちゃいい牌引いたな…）


梓（空気…重）

さわ子「梓ちゃん、ルールブックがそこにあるから…誰かの後ろについて見てみなさい」

梓「あ、ハイ…（澪先輩も今日は怖いし…ムギ先輩の見てよう）」

紬「頑張って覚えてね〜」

澪（典型的平和型…三色乗るか…？いや…無理だな…恐らく…）

律「〜♪」

澪（あの馬鹿の呆け様…ドラが固まってるんだろうな…親だしここは連壮狙い！）　ピシっ 【1秒】

唯「（いつもの通り聴牌には程遠い…まぁずっぽしずっぽし貰っていきますかぁ）ほいっ」　トンッ　【0.7秒】

紬　ビッ　「 ん ト 〜 ン … ッ 」 【0.2秒】

律「（キタキタキタ…のっけから勝負手…いかん焦るな田井中…）ほっ」　ビッ　【0.8秒】


梓（紬先輩の手、バラバラで何がなんだかわからない…皆みたいに整理しないのかな…）

さわ子「ムギちゃん、梓ちゃんが困ってるわよ」

紬「あっ、ごめんなさい…今整理するわね（とんだアドバンテージだけど梓ちゃん可愛いわ〜）」

歯医者→麻雀ってどういうコンボだよ……
面白そうだからいいけど

澪はデジタル派な気がするよね

リサイクルで良いんじゃないかな
ただ麻雀は書き手が詳しくないと叩かれるからなー

借金のカタで無理矢理な紬澪期待

5順目

澪（鳴けない…さっさと上がりたいのに…）　ピシっ

唯（ん〜しょぼい…そしてペンチャン…裏は乗らない…リーのみで上がる…？無い無い…止まらない止まらない…）　ガッ

紬（唯ちゃん張ったわね…まぁあの様子じゃまだ大丈夫かしら…）　トンッ

梓「先生、あの〜」

さわ子「ダメよ〜梓ちゃん、他の人に手がバレちゃうわ〜」

梓（と言われても何が何やら…６７８６７８９９中中中東東…なんだか綺麗だなぁ…）


律（……梓の目ってこんなに綺麗だったんだな…９９東東…）　ピシっ

紬「あっ、りっちゃんったらずるいわ〜」

律「はて、なんのことですやらわかりましぇん！」

梓（…律先輩？）

あれ？なんでいきなり麻雀の話になってるんだ？

9順目

澪「馬鹿律！」　ビシッ

唯（澪ちゃん相当溜まってるなぁ…こりゃ貰ったかな？と…ムギちゃんが怖いけど…）　ドッ

紬「唯ちゃん調子良さそうね」　トンッ

唯（ここでの応酬はまるで無駄だろうなぁ…仕上がってるのはあちらさんだし…）

唯「ムギちゃんには適わないよぉ〜」


律（こりゃムギだな…しゃあない）　トンッ【２ｐ】

梓「あ、それって…」

律「ん？そそ、ドラだよん」

唯「りっちゃん珍しいね！」

律「いーのいーの、今に判るよ」

>>159
麻雀マンガなら最初はコリコリのデジタルなんだけど活躍できずファンシーな打ち手に路線変更するイメージ

良い形で終わってるのに、乗っ取りがダメにしちゃった

スレ立てられないからって乗っとるな

結局途中で書いてた携帯の方が面白かったわけだし
今更乗っ取りとか気にする事じゃないと思う

>>164
まさに噛ませ役ﾜﾗﾀ

澪「何が判るんだよ」　ビシッ

律「はいポン」　カッ　ピッ【２ｐ】

紬「わぁ、大盤振る舞いね！」

澪「何を馬鹿やってんだ…」　ビシッ

律「そりゃポーン！」　カッ　ピッ

梓「え？え？」

唯「な〜に〜りっちゃんと澪ちゃんばっかり〜」

澪「お前からドラ取ったら何も残らないだろ、無だよ無。何考えてんだ？馬鹿律」

律「残念！ポーン！」　カッ　ピッ

唯（面白いこと考えるなぁ…あっ、あずにゃん口半開き…）

澪「おい…やめてくれ…私の親番だぞ…」　コトッ

律（ムギは待ちを変えてない…恐らくこの局は私とムギの捲り遭い…２ｐは恐らく唯で枯れてる…）

さわ子「梓ちゃん、あれは間違った鳴き方だから覚えちゃダメよ」

梓（鳴く？正しい鳴き方って…にゃん…？）

携帯よりは本編の方が面白かったわ

澪（まぁ罵ってはみたけど…かなり進んだな…）　トンッ【西】

唯（うわ、澪ちゃんハート強いね…親ってのもあるだろうけど…まさにぴゅあぴゅあハート…）　トッ【西】

紬（梓ちゃんにいいところ見せたいのだけれど…）　トンッ



律「…」　ガッ【２ｐ】


唯（プッｗ）

澪（クッｗ）

紬（ダメよ笑っちゃｗｗｗ）

梓（もったいないのは判る…）

律「うっせ！」

俺も本編の方が良かった
つか今、書いてる奴

おもんない

梓「あ、ムギ先輩！」

紬「えぇ、これでツモよ！」　６７８６７８９９中中中東東　６

梓「おめでとうございます！」


さわ子「どう？梓ちゃん。なんとなくわかったかしら？」

梓「うーんそうですね…先輩方って実は頭いいんですか？」

唯「あー…りっちゃんはどうかな…」

澪「律はちょっと…」

梓「それはなんとなく判ります…」

さわ子「しばらくはこんな風に見たり…雀荘用語を覚えて貰うほうが楽でいいわね…」

t8FhHL2tO様がご立腹ですので終わり

あれ６？ってか終わりか、ちょっと残念

みおみお

まぁスレ立ててやったらいいんじゃないかな。

>>167
そこが良いんだろ
必死になって絶望して全てを捨ててそれでもダメみたいな
そんなときに俺が慰めてあげたい

麻雀マンガって言っても結局頭使って頑張る子じゃ超能力持ってる子には勝てないしな

乗っ取りさんはせっかく書き溜めしたなら勿体ないからスレ立てればいいと思うよ

>>174
三面張

>>178
あ、一色か
スゲー勘違いしてたｽﾏｿ

最後までやる気ないならかくなよ
こういうの好きだぜ

893｢金が払えないなら…ｸｸｸ｣

澪｢待って｣

紬｢麻雀で勝負よ｣

893｢何言ってんだ たくあん JKに何が出来る まぁいいややってやらぁ〜｣

澪紬(貰った)

893(鴨が葱しょってｷﾀｰ 散々輪姦してシャブ漬けにしてやらぁ)

ー終局ー

893｢すみませんでした 指詰めたんで許して下さい あっ靴舐めます｣

って言うのを瞬時に閃いた

トンちゃん｢東｣

南

北

歯医者復活