1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
代理だにゃー
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/15(月) 15:47:48.89 ID:J+RSo+dI0
ちんこ触った手でよければ
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/15(月) 15:48:34.18 ID:UKIRVqDhO
Z武「しょうがないのうwww」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/15(月) 15:48:53.84 ID:Hyer3NE1O
触んなドブス
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/15(月) 15:50:11.16 ID:EWzup0fMO
ハンバーグ作った手でとか嫌がらせかよ
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/15(月) 15:53:26.40 ID:wkPZJ3zv0
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/15(月) 15:56:02.09 ID:XIYw2dXk0
「あーずーさっ」
突然、背中から体当たりを食らわせられた。
律先輩が、私の肩に腕を回して「おっはよー」と上機嫌に笑う。
「……おはようございます」
何か良い事でもあったんですか、と聞こうとして止めた。
さりげなくを装って、肩に回された律先輩の手を外す。
元々スキンシップというものが苦手だった。軽音部に入ってから、唯先輩がしょっちゅう
抱きついてくるのにはもう慣れてしまったけど、未だに律先輩のスキンシップには慣れない。
最初、私は唯先輩だって苦手だった。けど一年生のときの合宿で見た唯先輩の意外な一面と
ほんわかとした空気が私に安心感を与えてくれた。それ以来、唯先輩に抱きつかれるのは嫌じゃ
なくなった。
けど律先輩は。
普段だってまったく練習してないし、いつも無茶苦茶で無鉄砲。全然部長らしくも
先輩らしくもない、ただ元気が取り柄みたいな人。小さい頃から私はどちらかといえば
物静かな、大人っぽい人が好きだった。だから律先輩みたいな人とは極力話さなかったし、
そういう人とどうやって話せばいいのかわからなかった。
律先輩に触れられるのが嫌なわけでもないけど、私は正直「怖い」と思ってしまう。
だからなのかも知れない、律先輩が苦手だと思ってしまうのは。
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/15(月) 15:59:34.09 ID:XIYw2dXk0
「なんだよ梓?元気ないぞ?」
「ほっといて下さい」
顔を覗きこまれて、私は思わずびくっと肩を震わせてしまった。
慌てて顔を逸らしたけど、それを見た律先輩が苦笑していたのは見なくても解った。
「何にもしないっつーの」という声が聞こえたから。
少しだけ申し訳ない気持ちになって、私は訊ねてみる。
「今日は澪先輩と一緒じゃないんですか?」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/15(月) 16:01:58.31 ID:9kNeus8eO
ごきにゃんにアプローチするのか
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/15(月) 16:05:58.54 ID:XIYw2dXk0
すると、律先輩は「あぁ」と頷いて後ろを顎で示した。
振り返ってみると、澪先輩は唯先輩とムギ先輩と一緒に歩いていた。
唯先輩が私に気付いて、手を振りながら私に駆け寄ってくる。
「あずにゃん、おはよーう!」
そして、私はいつの間にか唯先輩の腕の中に居た。
唯先輩が「あずにゃん分充電充電」とさらに腕の力を強くした。
「ほんっと唯は梓に抱きつくの、好きだよなあ」
「だって、気持ちいいんだもんっ」
「ふーん。梓も梓で満更でもなさそうな顔、してるしな」
「そんなことありません!」と言うと、律先輩が面白そうに「梓が怒ったー」と
からかってくる。
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/15(月) 16:06:29.40 ID:LVuz0IQVO
律梓?ねぇ律梓?
律梓なの?支援しちゃうよ?
ねぇ?
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/15(月) 16:09:11.24 ID:rpqSoSOE0
そーいや6巻のジャケがいい感じだったな
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/15(月) 16:10:14.41 ID:9kNeus8eO
律にプロレス技かけられてニヤニヤするあずにゃんは変態
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/15(月) 16:16:17.84 ID:XIYw2dXk0
反論する気も失せてしまい、私は溜息を吐いた。
朝から疲れる人たちだ、と思っていると、「おはよう」と癒しの声が聞こえた。
まるで飼い主を待ちわびていた犬みたいに反応した私を見て、律先輩と唯先輩が
「おぉ!」と声を揃えた。
「おはようございますっ、澪先輩、ムギ先輩!」
律先輩たちと比べ、優しいし演奏だって上手で、何より頼りになる澪先輩とムギ先輩。
たぶん、二人がいなければ私は二年生まで軽音部を続けていなかったような気がする。
「今日も暑いな」
澪先輩が立っているだけでも流れ落ちてくる汗を拭いながら、誰にともなく呟いた。
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/15(月) 16:20:01.30 ID:XIYw2dXk0
>>15 ミス。
たぶん、二人がいなければ私は高校初めての夏休みに入る前に軽音部を辞めていたような
気がする。
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/15(月) 16:28:17.15 ID:XIYw2dXk0
そういえば、と再び五人揃って歩き出すと律先輩が口を開いた。
「もうすぐ夏休みなんだよなあ」
「そだねー。今年合宿どこ行こっか!」
律先輩の夏休みという言葉に、唯先輩が食いついた。
私は少し俯いていた顔を上げると、慌てて訊ねた。
「今年も行くんですか、合宿!?」
「え、だめなの?」
唯先輩が不思議そうに訊ねてきた。
先輩、だめも何も、先輩たちは受験生ですよね?
「今年は私たち受験だからやめとこうよ」
私が訊ねる前に、澪先輩がそう言って止めようとした。
だけど、驚いたことに、澪先輩と同じことを言うものだと思っていたムギ先輩が、
「最後の夏休みなんだから」と唯先輩側に立った。
「ムギも!?」
「そうそ、最後こそ合宿行くべきじゃーん?ってことで、日程他は今日の放課後、
ゆっくり決めようぜ!」
律先輩は、こういうときだけ部長らしく纏める。澪先輩が、仕方ないなさそうに頷いた。
私は大丈夫なのかな?と思いながら、校門をくぐって先輩たちと別れた。
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/15(月) 16:37:39.06 ID:XIYw2dXk0
―――――
放課後。
珍しく掃除もなく、早めに部室に顔を出すと、案の定と言うか、やっぱり誰も
いなかった。
誰も居ない部室は初めてで、私は何となく居心地が悪く、ソファーに鞄を置くと、
ギターケースを開けてギターを取り出した。
早く誰か来ないかなと思いながら、チューナーで音を合わせていく。
それが全部済んだとき、背後のドアが小さく音を立てて開いた。
「こんにちは!」
やっと来てくれた誰かは、律先輩だった。
嬉しさと安堵で膨らんだ胸が、一気に萎んでいったような気がした。
「おっす」
律先輩は部室に私以外誰もいないことを確認すると、中に入ってきた。
そして、さっきの私と同じように鞄を置くと、私の後ろに立って手元を覗き込んできた。
「唯と違って真面目だなあ、梓は」
「律先輩とも違って、じゃないですか?」
「んまっ、手厳しいわねえ、この子はっ!」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/15(月) 16:38:50.21 ID:XIYw2dXk0
ちょっと野暮用行ってきます。
夜には再開する。
代理までさせて野暮用とか……
夜に立てれば良かっただろ アホかこいつ
いつものことだ
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/15(月) 17:20:59.50 ID:fFFuEsTFO
また他キャラ噛ませの律梓か
「ちょ?!あ、あずさっ!どこ漁ってるの?!」
立てて貰っといて一時間で離席
即興で地の文
ほんとゴミみたいな奴だな
立てるのもゴミだけどな
さすが律梓厨相変わらずカスだな
あずにゃんにまたりっちゃん可愛いとか言わせんの?
あずにゃんをキャラ崩壊させるぐらいならモブキャラで書けよ
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/15(月) 19:01:12.11 ID:jNDOwGoJ0
律梓のアンチの多さは異常
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/15(月) 19:08:04.34 ID:9JQuGQqWO
まぁ実際律梓の梓ってほとんど別キャラみたいにされてることが多いよな
女「」とかでやっとけよって感じ
その点わちゃんは誰と絡ませても素晴らしい仕上がりになる
眼鏡も上半分ないしな。
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/15(月) 19:38:36.35 ID:B3JvfxdQ0
しえ
律先輩はわざわざ声を裏返させて言った。
私はそれを無視すると、チューナーをギターから外して立ち上がった。
「練習するの?」
「律先輩と違いますから」
そう答えると、律先輩は乾いた笑いを漏らして「不真面目で悪うございました」と
いつもの席に腰を下ろした。
それ以上、何も言わないので私も遠慮なくギターをかき鳴らす。
「ふわふわ?」
「え、はい、そうですけど」
難しい部分で四苦八苦していると、律先輩が訊ねてきた。
頷くと、「そ」と微妙な相槌を打って、それっきり何も言わない。
律先輩って、こんなに静かな人だったっけ?
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/15(月) 19:55:47.04 ID:O4gSbf6r0
製作カルアなどで律梓と唯梓を同じ内容で叩くと唯梓はすぐ擁護、律梓はすぐアンチが飛んでくる
不思議だね唯梓信者さん
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/15(月) 20:03:52.91 ID:sCgR3jaUP
まあまあまあまあまあまあ
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/15(月) 20:09:43.89 ID:ibDIWMAh0
なんかよくわからんが書き手が帰って来ないし乗っ取っていい?
今無性に律梓SSが書きたくなってきたんだが
そういえば私、律先輩と二人きりになったことは一度もない。
他の先輩だって殆どないんだけど。
律先輩は、誰彼構わず一人喋り倒してるようなイメージがあった私は、だから
何かを考え込むような表情をして黙っている先輩が意外で、思わずじっと見詰めてしまった。
「え、なに?」
私の視線に気付いた律先輩と目が合う。
先輩らしかぬ表情が消え、きょとんとしたような表情で私を見る律先輩から目を
逸らすと、何でもないですと首を振る。
「てっきり私に見惚れてたのかと思っちゃったよ」
「絶対ないですから安心してください」
帰ってきたのか
律梓厨のツボを完璧に突いたSSを思いついたのに…
しゃあないからまたの機会にするわ
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/15(月) 20:19:38.06 ID:jNDOwGoJ0
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/15(月) 20:19:59.78 ID:oPG0qTqNO
スレタイが律「」だと毎回変なん人湧くね
いつものこと
ふざけたように言う律先輩に即答すると、律先輩は「ひどっ」と机に突っ伏した。
「そこは嫌でもそんなわけないじゃないですかーとか言って赤くなってよ可愛くない」
「私は可愛くない後輩ですから」
「梓冷べたい……」
やっぱり律先輩は律先輩だ。
私は「はいはい」と言って再びギターを構え直した。
軽く口ずさみながら、ふわふわ時間のサビの部分を弾いていると、背後からカタカタと
音がした。
律先輩が、私の音に合わせて机を手で叩いていた。
そのまま演奏を続けていると、律先輩が突然「よし!」と言って立ち上がった。
「まだ誰も来ないし少しセッションするか、梓」
「二人だけでですか?」
「いいじゃん、楽しそうだし」
ギターとドラムのセッションもそうだけど、律先輩が自らセッションしようなんて
言い出したことに驚いた。
律先輩は鞄からスティックを取り出して、早速ドラムに触れている。
それから徐にスティックを持った手を頭上に。
私は慌ててギターを構えた。
「ふわふわな!1、2、3!」
律先輩のカウントと、スティックを叩く音が静かな部室に響いた。
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/15(月) 20:38:12.65 ID:jlvuD9SQO
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/15(月) 20:39:01.16 ID:LpiUvg9fO
がんばれ
それに合わせて、私の手が自然に動き出す。
普段は唯先輩が弾いているパートを、少しだけ背伸びして弾いてみる。
二人だけなのに、楽しいと思った。
走り気味の律先輩のリズムだけど、いつのまにかそのリズムが身体に馴染んだらしく、
演奏している間は逆に心地良いくらいだった。
律先輩とずっと二人だけは嫌だけど、今この瞬間だけはずっと演奏を続けていたいと
思った。
それでも曲は終わってしまう。
最後の部分を弾き終わると、私は思わず感嘆の息を吐いた。
「あー、気持ちよかった!」
律先輩が大きく伸びをして言った。
それには同意せざるを得ない。いつものセッションと違って新鮮だっただけなのかも
知れないけど。
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/15(月) 20:44:52.81 ID:GNKdDVTU0
しえ
でも、身震いするほど、演奏が合っていた。
確かに律先輩のドラムは走ってる。
だけど、鳥肌が立つくらい合った演奏が出来る。
今まで澪先輩がしっかりとした土台を作っていると思っていたのに、この走り気味の
律先輩のドラムが既にちゃんとした土台を作っていた。
全然そうは見えないのに。
「律先輩ってちゃんと練習、してるんですね!」
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/15(月) 21:00:34.22 ID:N8csqzviO
しえ
思わずそう言うと、てっきり律先輩は「してるしっ」と言って何か攻撃を仕掛けて
くると思ったのに、身構えた私のほうを見もせずに「そらな」と、やっぱりドラムを
叩いたまま呟くように答えた。
「私が練習しなきゃ放課後ティータイムは滅茶苦茶になっちゃうだろー」
「そりゃそうですけど……いつも部室じゃ練習してる姿見せないから……」
私が言うと、律先輩はドラムを叩くのをやめて私を見た。
「だって、そんな姿見せたくないじゃん?部長が真面目に練習してたら部員もそんな
雰囲気になっちゃうだろー?」
「だめなんですか?」
「だめ。うちの軽音部はいつでも楽しくなきゃ!練習ばっかじゃ楽しくないだろー
楽しく演奏しなきゃ音楽やってる意味、ねえし」
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/15(月) 21:27:30.18 ID:N8csqzviO
age
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/15(月) 21:51:12.49 ID:0LsfjD/J0
なぜとまるw
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/15(月) 22:03:41.47 ID:nucRDAjU0
期待支援
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/15(月) 22:40:40.00 ID:jNDOwGoJ0
まだか
梓「唯先輩は変態さんっぽいけど、律先輩はあんまり変態さんっぽい感じしないよなぁ・・、ハァ」
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/15(月) 23:29:55.95 ID:N8csqzviO
紬「確かに」
しえん
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/16(火) 00:21:09.05 ID:9JMos3ev0
寝たのか?
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/16(火) 00:39:38.02 ID:jBqjKMbBO
日跨ぎたきゃ30レスは書けや
いつものこと
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/16(火) 01:22:35.60 ID:9JMos3ev0
だが保守
あず
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/16(火) 04:28:28.40 ID:8HAGgEkhO
ゴキ律?律ゴキ?
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/16(火) 05:29:15.20 ID:kjNTpZ5K0
唯梓だろうが律梓だろうが、代理立てまでしてもらっといて投げ出すクズは死ね
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/16(火) 05:31:56.96 ID:DRyPxJls0
深夜の学校で肝試し
梓澪ペアは案の定気絶した澪と別れ梓の単独行動に
だがさすがの梓もこれは怖い。
ビクビクしながらひとりで歩を進める梓が、律が隠れている地点にさしかかった
期待と違うが(澪を脅かそうと思った)
逆転の発想で単独行動の梓に性的なイタズラをすることを思いついた律。
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/16(火) 05:33:15.46 ID:DRyPxJls0
律は背後から梓にそーっと近づきガバッと羽交い絞めにした
梓「ひゃあぁぁあっ!!」
恐怖のあまり床にヘタりこみ失禁してしまう梓
律は右手で梓のアゴを掴み顔を上向きにして口で口を塞で
左手でパンツの上から梓の股間をまさぐった
梓「んんむぅぅんぐっ…」
ここで律、梓の股間がぐっしょりと湿っていることに気付く
律(ありゃ?すごいぐっしょりだぞ?)
律は梓のアゴは制したまま塞いでいた口を離して耳元で囁いた
律「梓、びっくりした?」
梓(この声は…?律先輩?律先輩なの??)
安堵感で我に返った梓
梓「律先輩!?もうっなにするんですかいい加減にして下さい!!」
まだ股間をまさぐられていることにまで頭がまわっていない
律「ごめんごめん、お漏らししちゃったなぁ…」
恐怖のあまり自分でも気付いていなかった梓
言われてハッとする
梓(えっ?嘘?!私、お漏らししてる?!)
混乱と恥ずかしさのあまり頭が真っ白になる梓
股間に意識を向けた次の瞬間、
律は梓のパンツを横にずらして中指を膣内にぐいっとつっこんだ
梓「ひゃんっ」
自分でも触ったことのない膣内に異物が入ってくる
初めての感覚に思わず肩をすくめてしまう梓
梓「ちょっっ待っ…律せんぱいやめっ…!」
再び口で口を塞ぎ今度は舌と舌を絡ませる
梓「ふぐっんんぅぅ…」
梓(えっ?えっ?なにをしているのこの人は)
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/16(火) 06:11:37.56 ID:kjNTpZ5K0
唯梓だろうが律梓だろうが、乗っ取り始めて中途半端で投げ出すクズは死ね
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/16(火) 06:45:58.10 ID:gskVeDGH0
ほ
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/16(火) 07:58:47.90 ID:kjNTpZ5K0
やっぱり投げ出しかよ。死ね
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/16(火) 08:08:39.37 ID:EycHDSgo0
いつものこと
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/16(火) 08:19:13.52 ID:u6yj/gp1O
>>26>>28みたいな事言うやつよくいるけど
そんな事言ったら唯梓・唯憂・律紬以外のカップリングはありえない事になるよな
澪梓は梓の片思いって感じだし
唯律はノリの合う友達って感じだし
他のカップリングもアニメとかみてる限り決定的な描写はあんまないし
澪が唯とか梓にデレたり律が唯とかにデレるのはキャラ崩壊じゃないのかと
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/16(火) 08:29:23.43 ID:CHr2MWLzO
ふーんキミの中では律澪はありえないんだね
律紬は一回遊びに行っただけでアリなのにね
とりあえずお前何か臭いから死んどけ
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/16(火) 08:35:32.04 ID:u6yj/gp1O
律澪の名前だすと律アンチが湧いて出てくるから外しただけだよ
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/16(火) 08:45:08.53 ID:AZp1REXvO
スレタイに律「」とあるスレで何言ってんだろう
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/16(火) 09:06:53.65 ID:u6yj/gp1O
そういう事じゃねえんだけど……
つうか百合って時点で妄想ありきなんだから
キャラ崩壊とか設定とかなに言っちゃってんのかな
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/16(火) 09:18:36.35 ID:zXTXl2zb0
駄スレ立てんな粕
あはは
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/16(火) 10:56:24.10 ID:2WnLWFfR0
ふむ
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/16(火) 11:43:56.95 ID:Ul+OjvYTO
さすがに律澪は外しちゃいけないとこだろ、と唯澪の方が好きな俺が言ってみる
以前SSと妄想について似たような議論したけど「妄想にも限度がある」と断じられてしまった
人によっては妄想だからって何でも許すわけではない、ってこともあるようだ
不毛やね
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/16(火) 13:23:41.67 ID:8HAGgEkhO
まあ澪アンチな俺みたいなのもいるしな
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/16(火) 13:25:29.80 ID:BKpnquti0
人それぞれ
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/16(火) 14:30:13.04 ID:kjNTpZ5K0
許せない奴は来なきゃいいんだよ。嫌なら見るなってやつだ。
スレタイでどんなもんか分かるんだしさ
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/16(火) 14:54:37.08 ID:kjNTpZ5K0
で、いつになったら
>>1は帰ってくるの?
こっちは久しぶりの律梓期待してるってのによ
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/16(火) 15:12:51.72 ID:BKpnquti0
この人いつもこんな感じだからwww
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/16(火) 15:27:17.69 ID:Ul+OjvYTO
たまに酷い詐欺があるから困る
まあ気付いた時点で見るのをやめるなりすればいいんだが
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/16(火) 15:52:10.66 ID:Vtk3H7LS0
律梓はその性質上、唯梓厨と律澪厨の二つの勢力を敵に回しやすいのにゃん
唯梓厨は唯梓のカップリングに拘る唯梓至上主義だし、
律澪厨は半分以上があずにゃんが嫌いな気がするのにゃん
アンチが唯梓厨しかいないというのには同意できないけど、現状として叩かれやすいというのには同意なのにゃん
だれかつづきかけよ
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/16(火) 16:21:15.47 ID:kjNTpZ5K0
かずにゃんの分析がまともでワロタ
それは律先輩がただ単に練習がしたくないからなのか、それとも本当にそう思ってるのか
どうかはわからないけど、やっぱり私は驚いてしまった。
言い訳じみたようにも聞こえるけど、軽音部のことをちゃんと考えてるんだと、
そう思ったから。
「見直した?」
ここで素直にはい、と頷くのは癪なので、私は「ちょっとだけ」と答えた。
律先輩は、意外そうに「へえ」と言うと、少しだけ嬉しそうな顔をした。
.
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/16(火) 16:50:57.81 ID:Ul+OjvYTO
始まったか、支援
しかしかずにゃん最近精神安定してるなw
その後、掃除で遅くなった澪先輩とムギ先輩、さわ子先生に進路のことで呼び出されて
いたらしい唯先輩が来て、いつもの部活が始まった。
ムギ先輩の淹れてくれたお茶をみんなで飲みながら、テーブルを囲む。
普段この時間は、少し心の中で勿体無いなと思ってたけど、今日の律先輩の言葉を
聞いて、確かにこれがなくなったら軽音部じゃないかなと納得してしまったりした。
「んじゃー今年の合宿どこ行きたい?」
「はいはーい、今年も海!」
「去年も一昨年も海行ったから山にしよーぜ!」
何にしたって律梓スレにアンチは付き物、ほっとけばいい
どうせすぐいなくなるんだから
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/16(火) 17:00:23.75 ID:H5Zx3f9b0
>>95 そうでもないぞ
489 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [] 2010/11/15(月) 21:33:29.94 ID:nheMvlgm0
かくなる上はッ!聡があずにゃんで童貞卒業というこの由々しき現実を回避するために
この聡の童貞をぼくのあにゃるで奪って再起不能にしてやるのにゃん!
あずにゃんを襲って処女を奪う、という手もないことはないけどぼくにはそういう選択はとれないにゃん…
いくらビッチで尻軽でも、ぼくにはあずにゃんを悲しませたり苦しませたりすることはできないのにゃん…
だから聡を狙うのにゃん!
聡の童貞をぼくが奪えば、あずにゃんのおまんまんで童貞卒業じゃなくて
ぼくの汚いケツで童貞卒業ということになるのにゃん!
めでたく筆下ろしなのにゃん!
聡のぽこにゃんを押さえ付けて無理矢理、ぼくのあにゃるに挿入してやるのにゃん!
これでこいつの初体験は泣いても笑ってもぼくなのにゃん!
あずにゃんの処女おまんまんじゃなくてぼくの処女あにゃるなのにゃん!
あずにゃんにゃん!あずにゃんにゃん!
「海だよ海!」「山だ山!」と、つまらない言い合いをする唯先輩と律先輩を、
澪先輩が「遊びに行くんじゃないんだから」と言って止めに入る。
「じゃあ澪ちゃんはどっちがいい!?」
「どっちって……ムギ、何かいい案ある?」
「私もなんとも……」
唯先輩に訊ねられ、困ったように澪先輩がムギ先輩に話を振った。
だけどムギ先輩も、苦笑交じりに首を傾げる。
結局何も決まらない。
そういえば、一年生のとき、軽音部の合宿といえばみっちり練習するものだと
思っていたっけ。
今思えば、そんなの夢のまた夢なんだけど。
律先輩の言う通り、楽しいを第一にするとしても、どうせ合宿に行くんなら
軽音部らしいことがしたい。
自分達で演奏しなくても、他の人の演奏に触れるだけでもいい。
「梓は?」
そんなことを考えていると、突然律先輩に話を振られた。
「え?」
「だから、合宿。どこか行きたいとこある?」
まさか自分にも訊ねられるとは思っていなくて、正直戸惑ってしまった。
それでも、私は小さな希望として、今考えていたことを口にすることにした。
却下されるだろうけど、言うだけ言ってみる価値はある。
「えっと、野外フェスとかどうですか?プロのバンドの演奏聴くのも勉強になると
思うんですけど」
「あぁ、夏フェスか。いいな!」
澪先輩が頷いてくれる。
良かったと胸を撫で下ろした。
反対されそうだなと思っていた唯先輩も、「面白そう」と同意してくれた。
「ムギは?」
律先輩は、自分の意見を言わずにまだ何も発言していないムギ先輩に訊ねた。
ムギ先輩が、「野外フェス?」と首を傾げる。
「あれ、ムギ、夏フェス知らない?」
「いえ、大体わかるけど……」
「けど?」
「ほら、ああいうのってチケットとか取るの、大変でしょ?それはどうするの?」
ムギ先輩が、心配そうに特長的な眉毛を顰めて言った。
しまった!と心の中で後悔。
大体、高いし暑いし、やっぱり止めておいた方がいいかも。
「んー……確かになあ」
「あの、やっぱり夏フェスは行くのやめときましょう!」
「何で?梓、行きたいんだろ?」
「それはそうですけど……」
「じゃあ折角提案してくれたんだし、部員の意見無視するわけにもいかねーじゃん?
だから行こうぜ、夏フェス!チケットとかはどうにでもなる!」
律先輩はそう言い切って、がたっと勢いよく立ち上がった。
不覚にもかっこいい、さすが部長!なんて思ってしまった。
「りっちゃん、どしたの?」と唯先輩が訊ねる。
「さわちゃんに聞きに行こうかと、夏フェスのチケット余ってないか」
……前言撤回。
やっぱり律先輩は律先輩だ。
けど、ほんの少しだけ、律先輩が苦手じゃなくなっていた。
―――――
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/16(火) 18:01:54.90 ID:W+USGfM0O
頑張れ
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/16(火) 18:42:26.54 ID:Ul+OjvYTO
>>98 もはやあずにゃんともやしがどうとか言ってた時代が懐かしいな
なんかの境地に達したのか?
それはそうと支援
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/16(火) 18:45:42.34 ID:kjNTpZ5K0
かずにゃん逞しいな
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/16(火) 19:00:14.34 ID:CHr2MWLzO
大学の研究室だので色々あったんだろ
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/16(火) 19:56:37.37 ID:9HvzgTgl0
ふむふむ
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/16(火) 20:23:53.36 ID:w2SQeRuVO
へむへむ
ごめん、テスト前で勉強しながらなので投下よけいに遅くなる。
ええよ
残り少ない一学期もあっという間に終わり、高校二度目の夏休みがやってきた。
去年は、まだ先輩たちのことがよくわかっていなかったり、仲良くできるか不安
だったりで気乗りしなかった合宿だけど、今年は少し楽しみだった。
合宿は先輩たちのことをよく知るチャンスだし、何より今年は夏フェス。
楽しみにしないわけにはいかない。
それに付け足すとすれば律先輩のことをちゃんと知りたいというのがある。
変な意味じゃなくって、純粋に知りたいと思った。
今の時期にこんなこと考えるのも変かも知れないけど、いずれ軽音部の部長になる私が
先代の部長のことを知っているほうがいいと思う。
少しの好奇心のような気持ちもあるんだけど。
合宿はいよいよ明日だ。
私はベッドに寝転びながら、メールの受信を知らせていた携帯を開けた。
律先輩からメールが届いていた。
『集合時間五分前には駅に集合!五分前行動が大切だぞ!』
「……」
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/16(火) 21:04:25.64 ID:9JMos3ev0
書いてくれるだけで充分だ
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/16(火) 21:30:11.54 ID:Zy8c/K+S0
KAKE
律先輩らしいのか、部長らしいのか。
私はなんと返せばいいかわからずに、何となく宛て先を見てみた。
一斉送信だと思っていたのに、私だけに宛てたものだった。
尚更何か返事を返さないといけないよね。
そう思いながら、返信しようと律先輩の文面を消していると、暫くの空欄のあとに
また何か書いてあるのに気が付いた。
慌てて消すのを止めてもう一度律先輩のメールを開いて、下にスクロールしていくと、
『明日は楽しもうな』という言葉が添えられていた。
「……わかりにくいなあ、もう」
私はそう呟きながらも、心の中で「はい!」と大きく返事をした。
律先輩は、他人の心のテンションを上げるのが上手いのかも知れない、なんて思った。
ドッカン
ドッカン
☆ゴガギーン
.______
. | | | .
/\ | | | /\
. </-―-ヘ> | </-―-ヘ>/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
←///i ,,) .| | | ノ!゚ヮ゚乂<おらっ!早く書かなイカ
//// .|つ━━"....ロ|ロ . | l |U \___________
∠__\..| | ⊂\_\
し'∪ └──┴──┘ ∪´
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/16(火) 21:58:07.42 ID:AZp1REXvO
イカ臭くなったと思ったら
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/16(火) 22:00:45.43 ID:vH87rzrJ0
『律先輩こそ遅れないで下さいね!』
それだけ打つと、送信ボタンを押して携帯を閉じた。
律先輩のメールのせいで、よけいに眠れない気がしたけど、目を閉じると案外
すぐに睡魔はやって来た。
呆としてきた頭で、明日は晴れますように、なんて柄にもなく願ってみた。
.
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/16(火) 22:09:28.84 ID:AZp1REXvO
梓「明日こそはかずにゃんに抱かれますように」
次の日、天気は良好で、絶好のライブ日和だった。
朝見た返事の返事らしい『当たり前だろ!』という自信満々なメールの通り、
律先輩は遅れないでちゃんと来た。
一番乗りは、なんと唯先輩だったらしい。
電車に遅れずに乗り込むと、少し緊張していた私はやっと落ち着くことが出来た。
夏フェスには何度か参加しているけど、何度行ってもこの妙な緊張感というか、高揚感が
拭えない。
唯先輩の隣に座り、窓の外を見ていると、いつも以上にハイテンションな声が
聞こえてきた。
「……澪先輩、何か凄いですね」
丸一年は一緒に居るのに、あんなにはしゃいでいる澪先輩は見たことが無い。
唯先輩が「うん」と気の無い返事をする。
こっちはこっちで朝早いせいか眠そうだ。
「なあ律!」
「あー、はいはい」
唯先輩越しに、通路を挟んで横に座る澪先輩を見る。
その横には、律先輩が座っていた。
てっきり一緒になってはしゃいでいると思ったのに、律先輩は優しい顔をしているだけで、
澪先輩の話の聞き役に徹していた。
……律先輩ってあんな顔も出来るんだ。
すいません、テスト期間で遅くまで書けそうにないし、このままぐだぐだと続けるのも
迷惑なので落としてくださって構いません。
また後日、書き溜めて投下出来たらしたいと思います。
代理で立ててくださった方もすいませんでした。
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/16(火) 23:11:11.13 ID:w2SQeRuVO
嫌だああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!
書くまで保守
うおおおおお保守
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/16(火) 23:48:52.89 ID:gskVeDGH0
テストとこっち、どちらが大事か分かってるだろ?
とっとと続き掛け太郎
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/16(火) 23:51:43.83 ID:CZMTINUQO
嵐の予感………ゴクリ
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/17(水) 00:53:36.08 ID:TUcVo+Ws0
神は言っている
ここでやめるべきではないと
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/17(水) 01:59:00.52 ID:y84dWgKHO
うーっす
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/17(水) 05:31:41.81 ID:dTaQ/f6cO
ほ
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/17(水) 07:40:05.11 ID:pH0p2O2HO
た
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/17(水) 07:57:49.07 ID:NTbbytziO
俺「手、繋ごっか」
律「えっ!?で、でも…」
俺「でも?」
律「その、誰かに見られたら…」
俺「じゃ、いーや」プイッ
律「…」ムスッ
俺「…はい。」スッ
律「あ…」ギュッ
俺「素直じゃないなぁ」
律「う、うるさいっ」
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/17(水) 09:10:41.17 ID:1mnJQsy4O
りっちゃん大大好き
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/17(水) 10:15:08.99 ID:pH0p2O2HO
ちゅっちゅっ
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/17(水) 10:30:47.29 ID:dTaQ/f6cO
律
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/17(水) 12:33:02.28 ID:heKUTiuTO
は
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/17(水) 12:37:25.71 ID:EqkYrrqTO
俺
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/17(水) 13:35:14.89 ID:wgyUUK2y0
追い言い言いいい言いいい言いいい言いいい言いいいいい!!!!!!!!!!1
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/17(水) 15:12:57.65 ID:wgyUUK2y0
ほおおおおおおおおおおおお
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/17(水) 16:09:55.13 ID:M+vzxq1S0
もおおおおおおおおおおおおお
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/17(水) 17:31:06.93 ID:dh3WvWM2O
ヴィヴィアン
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/17(水) 18:54:15.65 ID:WWNdJ0TK0
ほ
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/17(水) 19:14:10.09 ID:M+vzxq1S0
アンソニー
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/17(水) 19:55:52.33 ID:dTaQ/f6cO
豊郷小学校でドロボーしたやつゆるさん
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/17(水) 20:20:46.54 ID:wgyUUK2y0
ほ
誰まってんのこれ
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/17(水) 22:19:09.33 ID:ScDKFA+MO
ほ
保守
ところでどなたかSSスレ代理で立ててくれんかのぉ
製速で依頼すれば?
>>149 あっちでも頼めるのか
ちょっくらいってくる
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/17(水) 23:06:25.06 ID:M+vzxq1S0
だれか律梓かくんだ
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/18(木) 00:04:52.48 ID:wgyUUK2y0
ほ
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/18(木) 00:42:20.35 ID:pODSV+p50
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/18(木) 01:35:12.47 ID:kRHZdK2tO
こりゃ逃げたかな
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/18(木) 02:57:15.47 ID:2C15o1jx0
ほ
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/18(木) 05:06:55.40 ID:BZJM8WmsO
り
え
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/18(木) 08:03:50.48 ID:cF49/gK30
も
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/18(木) 08:58:37.90 ID:zu2AEBFk0
の
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/18(木) 10:40:55.73 ID:BZJM8WmsO
ど
一気に書ききれないなら製作でやればよかったのに
内容も面白いからちゃんと書ききって欲しいぜ
ほ
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/18(木) 14:22:31.92 ID:iOe2n0450
律「手、繋ごっか」
製作:2011年 日本
監督:かきふりゃー
出演:ミオ・アキヤマ / リツ・タイナカ/ ユイ・ヒラサワ / アズサ・ニャン / ツムギ・ナントカ
<あらすじ>
20xx年、韓国南部にあるホニャララ刑務所の死刑囚舎房に、仲のいいヒラサワ姉妹殺害の罪で死刑囚になった韓国人少女、ミオ・アキヤマが収監される。
彼女は身長2メートルを超える巨体と残忍な犯行とは裏腹に、子供のような純粋な心と奇跡を起こす不思議な力を持っていた。
やがて看守主任・ツムギたちはミオの人柄に触れるうちに、彼女の犯した罪に疑問を抱き始める。
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/18(木) 14:26:45.17 ID:hk7LX9hV0
普段見慣れていない律先輩の表情に、思わず惹きつけられてしまう。
唯先輩の前に座っていたムギ先輩が、「梓ちゃん?」と不思議そうに私の名前を
呼んだ。
「あ、すいません」
自分でも気付かないうちに、食い入るように律先輩のほうを見ていた私を怪訝に
思ったのだろう、ムギ先輩は「大丈夫?」と訊ねてきた。
「大丈夫です、少し緊張してるだけですから!」
嘘ではない。
実際緊張してるし、今から夏フェスに行けると思うと楽しみで仕方が無い。
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/18(木) 14:27:30.18 ID:ETHdd7zhO
「そう?夏フェスって緊張するものなの?」
「あ、はい、楽しみすぎてっていうか……ほら、小学校の遠足のときとか、眠れないくらい
楽しみじゃなかったですか?そんな感じの、わくわくするような不安なような……」
「そっかー、私、じゃあ私の今感じてる気持ちも緊張なのかな?」
「緊張って言ったら語弊があるかも知れませんけど、身体も心もぎゅっと引き締まる感じ
と言いますか……」
「なら私のも緊張だねっ、梓ちゃんと一緒!」
「はあ……」
あまりにも嬉しそうなムギ先輩。
私が訳も分からずにこくこくと頷くと、ムギ先輩は突然「私ね」と言って、私から窓の外に
視線を移した。
おー勉強もういいのか
「小学校の遠足とか、参加したことなかったからそういう気持ちとかよくわからなくて……」
「え?そ、そうなんですか?」
慌てて謝ろうとすると、「謝らなくていいよ」と先に言われてしまった。
すぐそこまで出掛かっていた謝罪の言葉を飲み込むと、電車の丁度いい揺れのせいか、
いつのまにか眠っていた唯先輩の頭が私の肩に乗っかってきた。
「遠足とかもそうなんだけどね、高校に入るまでは親の言いなりばかりで、習い事ばかり
していたし、お友達も全然出来なくて」
あ、そうだった。
ムギ先輩の家のことはよく知らないけど、すごい家のお嬢様だって聞いたことがある。
でも本人は全くそんな素振は見せなかったから、突然家のことを話された私は、相槌を
打つことも出来ない。
何も言わない私を気にすることなく、ムギ先輩は話続ける。
>>167 いや、まだ明日もあるが休憩しようとパソ開いたらまだ残ってたから。
相変わらず進むの遅いと思う、ごめん。
ええよ気分転換程度で投下し
「中学校のときなんかね?家に籠ってばかりだったの、私」
「ムギ先輩が?」
「えぇ。髪の毛のせいもあるかも知れないけど、皆私のこと避けてたみたいだったし。
元々人付き合いも少なかったから、他の人の気持ちもわからなくて、よけいに怖くて。
だから、誰かと一緒の気持ちになれたんだってわかると、嬉しくなっちゃうの」
暗い話なのに、私の様子を見て微笑みかけてくれるムギ先輩の表情はどこまでも
明るかった。
だから私も、聞いているこっちが暗い顔をしちゃだめだと思った。
「私もです。誰かと同じ気持ちになれるのって嬉しいですよね」
うん、とムギ先輩が大きく頷いた。
横の座席では、澪先輩がまだ律先輩の肩を揺すりながら嬉しそうに話していた。
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/18(木) 16:02:47.97 ID:GNcVFegE0
ふんふん
お、やってる
だめだ、眠くて頭がまわらん……
ちょっと勉強して寝てくる。
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/18(木) 16:29:47.81 ID:ngR0hsCxO
じゃあ俺は添い寝してくる
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/18(木) 16:30:47.85 ID:GNcVFegE0
ん、おやす
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/18(木) 17:28:47.24 ID:2UcnKNVl0
作者なら俺の隣で寝てるよ
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/18(木) 19:01:38.61 ID:GNcVFegE0
やっぱこの時間は早いのう
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/18(木) 19:39:41.50 ID:sodyU08HO
テストがんばれー
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/18(木) 20:57:22.73 ID:JEF/4cG/0
ふむ
ムギ先輩から、律先輩たちのほうに目をやると、ムギ先輩も同じように私の横から
身を乗り出して、ぽつりと口を開き言った。
「りっちゃんは他の子の心を読むのが上手いよね」
「……そうですか?」
「うん。皆のことちゃんと見てるからなんだろうけど」
「律先輩が?」
皆のことをちゃんと見てる……。
改めて律先輩を見るけど、そんなふうには思えない。
今は聞き役に回ってるかもしれないけど、普段はずっと話してばかりなのに。
誰かのことをちゃんと見てるのは、どちらかといえば澪先輩かムギ先輩なんじゃ
ないかと思う。
眠る唯先輩が、ガクッと頭を揺らした。
「うん、りっちゃん昨日もね、メールで梓ちゃん最近、部活に入ったばかりの頃みたいに
いい顔してきたなって。だから明日からの合宿でもっと仲良くなれたらいいなって」
「りっちゃんずっとあずにゃんのこと気にしてたもんね。私もあずにゃんのこと
いつでも気にしてるけど!」
ムギ先輩の言葉の途中で、いつ起きたのか唯先輩が後ろから私に抱き着いてきた。
電車の中なんだから勘弁して欲しい。
さっきからの私たちの視線に気付いたのか、律先輩がこっちを向いた。
「なんだよ、さっきから人の事じろじろと」
不審げに訊ねてくる律先輩と目が合う。
ムギ先輩や唯先輩の言葉が頭に過り、何故か頬が熱くなって私は目を逸らした。
やっぱり律先輩のこと、よくわからない。
まったく誰かのことを気遣ってるようには見えないのに。
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/18(木) 21:32:20.58 ID:JEF/4cG/0
ほむ
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/18(木) 21:35:16.21 ID:px5lLoghO
ああああああああありっちゃあああああああん映画でまた会おうね
>「りっちゃんずっとあずにゃんのこと気にしてたもんね。私もあずにゃんのこと
>いつでも気にしてるけど!」
>ムギ先輩の言葉の途中で、いつ起きたのか唯先輩が後ろから私に抱き着いてきた。
>電車の中なんだから勘弁して欲しい。
律梓ならこういう描写入れるのはやめてくれ、一々唯を噛ませにしなくていいだろ
というかもう律梓に唯を出すな
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/18(木) 22:06:53.77 ID:JEF/4cG/0
それが噛ませなのかフムフム
ごめんなさい、もっと知的障害者の唯(笑)を噛ませにしてくださいお願いします
なかよし学級・池沼唯
___
. . :´: : : : : : :ミ: 、
/ : : : : : : : :\ : : : \
/: : : : :′: : : : : : :ヽ : : : ヽ
.′: : : :|: : : : : : : : : : : : : : : .
|: :| : : :イ: : : ト: : : : : : !: i:. :|
|ノ:|: _/イト: : ト廴ヽ: : :|ヽ:. : :!
/}:ハ: ! \、|: |: :ト:|
|: : :V. へ , へ :ソ: l:. :|リ あう〜あう〜♪
ル'| : :.} xx __ xx. }: : :| }ノ`ヽ
|人:{人 (,,_,| イ: : :ル' {
V ` \ ‖ _.ノ}:/ } }
} >――r―‐< / / /
| / ミ厂 ̄{彡 `ヽノ !
ノ_} 个i′ `ー‐、 ∨ {
[_ノ {ニ} 池 沼 i} ヽ二}
{ 厂 r‐y‐、 '| `T′
丶__ノ ヽ. ノ 人 /
| >r
190 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/18(木) 22:16:11.98 ID:cpABfzOrP
好きなように書けばいいじゃないの
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/18(木) 22:21:36.03 ID:2UcnKNVl0
>>186 ヽ人人人人人人人人人人人人人人人ノ
/ ̄(S)~\ < >
/ / ∧ ∧\ \< 嫌なら見るな! 嫌なら見るな! >
\ \( ゚Д,゚ ) / /< >
\⌒ ⌒ / ノ Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Yヽ
)_人_ ノ
/ /
∧_∧ ■□ ( ))
( ; )■□  ̄ ̄ヽ
γ⌒ ⌒ヽ  ̄ ̄ノ ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
この程度で噛ませとかどんだけだよwwww
噛ませの意味分かってんのか
はは。わかってなかろうな
なんだこの自演だらけみたいなスレは
IDよく見たらどうやら俺は釣られたようだ
作者は気にせず続けてくれ
でも勉強も頑張れよ
「梓ちゃんがりっちゃんのこと気にしてたから」
「き、気にしてたわけじゃないですっ」
ムギ先輩の言葉を慌てて遮ったとき、車内アナウンスが流れた。
澪先輩が、はっとしたような顔をすると、「皆!」と立ち上がった。
駅名を聞いて、私も立ち上がる。
目的の駅に着いていた。
電車が止まるとすぐに、澪先輩は出口に向かって歩き出す。
律先輩は、「そんなに急がなくてもバスの時間までまだまだあるって」と言いながら
追いかけようとした。
だけどその前に私たちを振り向いた。
「忘れ物はないな?あと澪はあんなだけどさ、気にしないでやって」
言い方はいつもと全く変わらないのに、あんな話を聞いた後じゃこれも律先輩が
私たちや澪先輩を気遣って言ってくれてるのかなと思ってしまう。
いや、律先輩にとってはいいことかも知れないけど。
私にとっては変な感じ。
勉強追い込みしてくるから今日はもう投下できそうにない。
全然投下できなくてごめん。
ええよお疲れ様
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/18(木) 23:19:57.12 ID:2UcnKNVl0
おつおつ
保守はまかせろー
おつおつ
テストがんば
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/19(金) 00:31:43.28 ID:B0e82Bfs0
ほ
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/19(金) 02:02:48.65 ID:B0e82Bfs0
し
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/19(金) 03:26:29.64 ID:B0e82Bfs0
ゅ
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/19(金) 04:34:57.39 ID:5IQDX1nm0
ん
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/19(金) 07:20:55.69 ID:auFgocf9O
ぎ
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/19(金) 08:50:53.36 ID:ItEkbpf+0
ゃ
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/19(金) 10:40:57.22 ID:ASY+q0XMO
た
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/19(金) 12:08:15.27 ID:B0e82Bfs0
る
210 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/19(金) 13:29:47.02 ID:ItEkbpf+0
る
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/19(金) 14:24:58.60 ID:BEYBYSMUO
ほしゅーと
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/19(金) 16:18:12.36 ID:JKaN5cSgO
JUDAS
色んな意味でテストオワタwwwww
今から投下します、遅くてすいません。
「よし、んじゃあ行くぞ」
私の内心なんて知らない律先輩が、部長らしく号令をかけた丁度その時、
澪先輩の「みんなー!」という声が重なる。
何がおかしかったのか、ぷっと唯先輩が噴き出した。
――――― ――
駅から遠い夏フェスの会場までは、バスに乗って向かう。
バスに乗っても山の中なので小一時間はかかるし、ゆらゆらと揺れるせいで
車に弱いらしい唯先輩はすっかり酔ってしまった。
「あずにゃん、私ちょっと寝るね……」
「さっきも寝たじゃないですか」
「酔っちゃった……」
唯先輩はそう言うと、私が座っていた窓際の席に半ば無理矢理入り込んできて
私は仕方なく通路側の席に座る。
隣で唯先輩は、ハンカチで顔を覆いながらぐだーっとした体勢で「気持ち悪いー」を
繰り返す。
通路を挟んで隣の席では、相変わらず澪先輩が律先輩の肩を揺らして「身体が3つ欲しい!」
なんて澪先輩らしかぬことを言っている。
私の前の席では駅で合流したさわ子先生と、ムギ先輩が座っている。特に会話はない。
隣に居る誰かが黙り込んでしまうとこうも暇になるものなんだということを始めて知った。
中学校の遠足のとき、嫌いな人と隣になってずっと黙り込んでたこと、反省しなくちゃ。
肘置きに肘をついて、私は久しぶりの溜息を吐いた。
.
結局、バスの中じゃずっと黙り込んだまま(と言っても私も寝てしまったんだけど)、
会場に着いた。
まだ早い時間だというのに、そこはもう人でいっぱいだった。
「律ー、人でいっぱいだあ」
「うん、そうだな」
「焼きそば買えるかしら?」
「ムギ、焼きそばが目的じゃないからな」
「気持ち悪いー……」
「ここで吐くなよ、唯」
一人ずつに適切なのか適切じゃないのかわからない突っ込みや言葉を返しながら、
律先輩が先頭をきって歩き出す。
とりあえず人の少ない場所に出ると、私たちは立ち止まった。
「すごい人でしたね……」
「づがれだ……」
人混みの中を歩いて、唯先輩はさらに気分が悪くなってしまったらしく、その場に
座り込んでしまった。
これじゃあ始まるまで持たない。
「ここらで休憩しとくか」
律先輩もそう思ったらしく、時計を見るとそう言った。
「それなら今のうちにこの辺り回ってステージ確認してくる」と澪先輩が、元気良く
走って行ってしまった。
「元気だなあ、澪は……ってムギも!?」
「焼きそばがどこで売ってるか確認しに行くのー」
ムギ先輩が澪先輩を追いかけながら答えた。
サンダル履いてるけど大丈夫なのかな。
そういえば、どこに消えたのかさわ子先生の姿も見えない。
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/19(金) 17:59:13.88 ID:P/N2ALT00
りっちゃんはいいこやでぇ
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/19(金) 18:26:55.04 ID:B0e82Bfs0
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/19(金) 19:23:08.10 ID:MMAZI3LW0
夏フェス回みてたら、りっちゃんが梓の頭の上にあご乗っけてて和んだ
あのシーンはよかった
ほ
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/19(金) 20:30:15.24 ID:MMAZI3LW0
保守だぞ
まだかよカス
唯先輩は唯先輩でばてて伸びてしまっている。
ここにいるのは三人だけど、ある意味二人きりと同じようなもの。
何でかわからないけど、楽しみとは違う意味で緊張してくる。
「さわちゃんも勝手にどこ行ったんだよもう……」
律先輩が「まったくー」と言いながら唯先輩の隣に座った。
そして、そのもう一つの隣をぽんぽんっと叩く。
「なんですか?」
「そんなとこに突っ立ってるのも邪魔だしお座り」
「あ、はい」
確かにここは一応通路なわけだし。
私は頷くと、律先輩の隣に腰を下ろした。拳一つ分くらい間を空けて。
律先輩は、それに気付いたようだけど、何も言わなかった。
妙な沈黙が訪れる。
周りは今日の開演を心待ちにしていて浮き足立っているのに、私たちのところだけ
何だかお通夜みたいな雰囲気になっている。
唯先輩が苦しそうに唸っているせいでもあると思うけど。
「……律先輩」
こんな雰囲気に耐えられずに、何か言おうと口を開くと、律先輩はそれを待っていたかのように
私のほうに身体の向きを変えると乱暴に私の頭を叩いた。
「な、なんなんですか急に!」
「そんな緊張しなくてもいいっつーの」
頬が暑さとは別に熱くなっていくのを感じた。
緊張しているのがばれてたなんて。
しかも、律先輩はおかしそうに笑っている。
「別に緊張なんて!」
「はいはい、いいから肩の力抜けって」
「う……」
律先輩の手が私の肩に伸びてきて、宥めるように抑えられた。
それで、自分でも知らないうちに肩に力を入れていたことがわかった。
それにガチガチに固まってたんだから、ばれるのも当たり前。
だけど、そうだとしても少し恥ずかしいし、律先輩がわかるなんて、何だか腹が立つ。
「何拗ねてんだよ?」
「拗ねてません」
「今度は肩じゃなくってほっぺに力が入ってるけど?」
「力っていうか空気で……って拗ねてないです!」
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/19(金) 21:34:08.02 ID:wElEC2mQ0
うむうむ
律先輩は「ふーん」と言いながら、私の膨れた頬を人差し指で突いてきた。
一気に空気が抜けていく。
「それじゃあ何でそんな暗い顔してるの?」
もう膨らんでいない頬を突き続けながら、律先輩が訊ねてきた。
私は「え?」と律先輩を見る。その拍子に先輩の人差し指の爪が少し食い込んだ。
律先輩は「悪い悪い」と軽い調子で謝って指を引く。
「私、暗い顔なんてしてました?」
「うん、すっごい。楽しくなーい、みたいな雰囲気丸出し。もしかしてバスの中とか
誰にも話しかけてもらえなかったから寂しかった?」
そんなことないです、と言おうとしてはっとする。
律先輩の言う通りだった。
自分ではそんなつもりなかったけど、確かに今の私はすごく暗い顔をしている
気がする。
会場入りしてからも、中々テンションが上らなかった。
それは、誰にも構ってもらえず、寂しかったからなのかも知れない。
「図星?」
「ち、違いますっ」
一応反論はするけど、律先輩にこうして話してもらえて、さっきまで冷えていたような自分の心が
温かさを取り戻していくような気がした。
――――― ――
その後のことは、あっという間であまり覚えていなかったりする。
気が付くと、もうすっかり日は暮れていた。
澪先輩たちが戻ってきて、唯先輩も復活して、夏フェスが開演して、皆で声を張り上げたりして。
それからヘドバンしていたさわ子先生が首が痛いからと言って先に寝てしまって。
気持ちいいくらいの疲労感に包まれた私は、熱い身体を冷やそうとテントの外に
出た。
まだ音が聞こえている。
律先輩のおかげで、緊張や暗い気分が吹っ飛んでしまった私は、夏フェスが始まると
澪先輩以上にはしゃいでいたんじゃないかと思う。
それを思い出して、また頬が熱くなった。
「何してんの?」
テントから少し離れた場所で夜空を眺めていると、突然後ろから声を掛けられた。
暗がりの中、よく見えないけど、私の後ろには律先輩が居た。
律先輩はよっこらしょっと私の隣に腰を下ろす。
朝、私が空けた拳一つ分の間はなかった。
だけど、そのことで私が緊張することも、嫌な気分になることもなかった。
たぶん、今日の律先輩の色々な一面を見たからなのかも知れない。
「楽しかったな、今日は」
律先輩は「楽しかったか?」とは聞いて来ない。
絶対に「楽しかった」ことを前提にしている。
それも全部、律先輩がちゃんと私を見てくれているからなんだと思う。
「そうですね、すごく」
私は頷いた。
律先輩は意外そうに私を見ると、ぽんっと私の頭に手を置いて乱暴にぐしゃぐしゃと撫でた。
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/19(金) 22:35:55.20 ID:wElEC2mQ0
んんーよいな
「なんなんですかもう……」
「やけに素直な梓を褒めてやったの」
こんな綺麗な夜空の下だから、たまには素直になろうと思っただけ。
私は心の中でそんな言い訳をする。
もう、律先輩に触れられるのが「怖い」なんて感じなくなっていた。
寧ろ心地いい。
律先輩は、私の思っていたような人じゃない。
他の先輩たちよりも接しやすいとさえ感じている自分がいる。
今でもまだ、少し苦手なところもあるけど。
だけど……。
「あずにゃん、りっちゃん、そんなとこで何してるの?」
「内緒のお話?」
やっぱり突然、後ろから声を掛けられて私は驚いて振り向いた。
唯先輩とムギ先輩、それから疲れたような澪先輩が立っている。
「二人とも勝手にいなくなるなよ、心配しただろ」
澪先輩はそう言いながら私たちに近付いてくると、私たちより少し前に腰を下ろした。
「悪い悪い、もう寝てると思ってさ」
「なんか目が覚めたんだよ」
「私もー。ね、ムギちゃん!」
「えぇ!」
唯先輩とムギ先輩も、澪先輩の両隣に腰を下ろす。
私は今さっき律先輩に言おうとした言葉をぐっと飲み込んだ。
その代わり、隣で空を振り仰ぐ律先輩との距離を少しだけ詰めてみる。
前のほうで、先輩たちが笑っている。
何かいいなと思った。
私がその中に入っているわけじゃないのに、軽音部に入って初めて、
私もこの軽音部の仲間なんだと思えた。
ふいに遠くの方で大きな音がした。
花火が上っていた。
眩しいくらいに輝いている星のすぐ傍で、綺麗な花火が散っていく。
唯先輩たちは立ち上がって歓声を上げている。
三人の手は、繋がっていた。
夜空を見上げていた律先輩が、ふいに私を見て言った。
「手、繋ごっか」
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/19(金) 23:03:31.16 ID:B0e82Bfs0
うわああああああああああああああああああ
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/19(金) 23:12:55.69 ID:LbutrJSy0
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
私はまだ、ちゃんと先輩たちのことを知っていない。
律先輩のことだって、きっとまだまだ知らないことが沢山ある。
もっと知りたい。
もっと心を通じ合わせたい。
もっと先輩たちと同じ気持ちになってみたい。
ここで手を繋いでしまったら、私はこの関係のまま踏みとどまってしまう気がした。
だから今はまだ、と私は思う。
今はまだ、律先輩と手は繋げない。
私が首を振ると、律先輩は「梓に振られちゃったよ」と言って笑った。
私も小さく笑い返す。
律先輩の手のすぐ傍に、自分の手を置いた。
いつかこの手が律先輩の手に重なる日が来れば良い。
私も律先輩と同じ場所に立つことが出来る日が。
第一部終わり。
続く、かも。
うんうんいいねいいねー
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/19(金) 23:18:05.92 ID:LbutrJSy0
乙!
で、第二部は何時から始まるんです?
変なとこで切れちゃったけどとりあえず第一部は終わり。
変に期待させてしまってたっぽいけど、ごめんなさい。
このまま書き溜めなしで続けるのは自分的にも辛くなってきたし、区切りのいい
ところでとりあえず終了。書き溜められたら続きを書くかもです。
ちなみに、解説を入れると梓は軽音部の中で居場所がないと感じていて、夏フェスで
やっと居場所を確保した、というつもりで書いていました。凄くわかりにくいですけど。
続きを書くとしたら、律や他の先輩との関係がどうなっていくか、みたいな感じになると思います。
それでは長々とすいません。保守、見てくださった方ありがとうございました。
ういういお疲れ様
続きできるの待ってるよ
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/19(金) 23:29:08.20 ID:BEYBYSMUO
乙でした
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/19(金) 23:32:31.59 ID:B0e82Bfs0
乙!
続きまってるよ
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/19(金) 23:57:10.12 ID:b+gbxaz40
>>243 >凄くわかりにくいですけど
んなこたーないぞ
いつか続き書いてくれ
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土) 01:27:59.15 ID:62Vcc4EdO
おつ
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
りっちゃんの妹になりたい…