ﾉﾊﾟ�听)激情！興奮！素直ヒ――――――トッッッ！！！のようです

代理

ぺろぺろ

毎度のながら投下ですがお付き合いください

ﾉﾊ*ﾟ�听)「〜♪」

lw´‐ _‐ﾉ「おや、ヒート。めかしこんでどうしたんだ」

ﾉﾊ*ﾟ�听)「へへっ。今日は山田とデートしに行くんだー！！」

lw´‐ _‐ﾉ「……デート、か。それはさぞ楽しみだろうな」

ﾉﾊ*^�竸)「うん！！」


ヒートの奴に彼氏とやらが出来て１ヶ月が経った。二人の関係は、未だ順調らしい。
遅刻常習犯だったヒートがほとんど寝坊しなくなり、がさつだった性格も
ほんの１ミクロンほどはマシになったような気はする。それは家族として非常に喜ばしい。
しかし、しかしだ。

lw´‐ _‐ﾉ（なんだろう。胸に去来するこのやるせない気持ちは）

おいしそう

川 ﾟ -ﾟ)「彼氏にヒートを取られたような気がしているんじゃないか？」

長姉であるクー姉に相談すると、いとも簡単な答えが返ってきた。

川 ﾟ -ﾟ)「だってお前、ヒートをからかうのを生き甲斐みたいにしてたとこあるだろ」

なるほど。
確かに恋人が出来てからのヒートは、私のからかいに子供のような反応を返すことは少なくなった。

川 ﾟ -ﾟ)「それがつまらないから、恋人に妬いてるんだろ」

クー姉の言葉はいつも適格だ。
それが妹であれ誰であれ、遠慮会釈なしに事の本質をえぐって見せる。

lw´‐ _‐ﾉ「クー姉、私どうすればいいと思う？」

川 ﾟ -ﾟ)「好きにすればいいじゃないか。唯我独尊のお前らしくもない」

突き放した言い方をされ、私はクー姉を頼りにすることを諦めた。

支援

ひーにゃんカワイイよおおおおおお
ペロペロ支援

川 ﾟ -ﾟ)「まぁ、ひとまずヒートと話でもしてみたらどうだ」

川 ﾟ -ﾟ)「案外あいつも、お前にかまってもらえなくて寂しがってるかもしれないぞ」

そう言われたので、私はアドバイス通りヒートに話しかけることにした。



ﾉﾊ*ﾟ�听)「山田〜♪　山田〜♪　山田とデート〜♪」

lw´‐ _‐ﾉ「やぁ、ヒート。今日はいい天気だな」

ﾉﾊ*ﾟ�听)「そうだな〜。絶好のデート日和だな！」

その言動は、とても私にかまってもらいたがっているようには見えない。

lw´‐ _‐ﾉ「……デート、楽しみか？」

ﾉﾊ*^�竸)「もっちろん！　この日のために新しい服買ったんだ！」

あの着たきり雀のヒートが服を新調？

lw´‐ _‐ﾉ「……気合い入ってるな」

ﾉﾊ^�竸)「へへへ」

駄目だ、私のことなぞ眼中にない。目の前が真っ暗になりそうだ。

このまま会話を続けていると気絶しそうなので、話題を変えてみることにした。


lw´‐ _‐ﾉ「時にヒート。お前、彼氏の山田くんとはどこまで行ったんだ？」

ﾉﾊﾟ�听)「うぇ？　どこまでって？」

lw´‐ _‐ﾉ「ほら、AとかBとか言い方は色々あるが、要するにえっちなことだよ」

ﾉﾊ//��/)「えぇ！？」

急にモジモジしだすヒート。実の妹だがぶっちゃけ可愛い。可愛過ぎる。

ﾉﾊ//��/)「わ、私と山田はキスもまだだよぅ……」

おや、昨今の性乱れた若者にしては珍しい。

lw´‐ _‐ﾉ（……！！）

そこで私の脳裏に、ピーンと閃くものがあった。

lw´‐ _‐ﾉ「それは不味いな」

ﾉﾊﾟ�听)「何がだ？　シュー姉」

lw´‐ _‐ﾉ「山田くんは、もしかしたらヒートにもう飽きてるのかもしれない」

敢えて深刻そうな声を出して、ヒートの不安を煽る。

ﾉﾊ;ﾟ�听)「えぇ！？」

lw´‐ _‐ﾉ「だって、付き合って１ヶ月も経つのにキスもしないなんておかしくね？」

ﾉﾊ;ﾟ�听)「そ、そうかな……」

恐らくはヒートと山田くんが奥手なだけだろうが、そうとも知らずにヒートは私の策略に乗りつつある。可愛い奴だ。

lw´‐ _‐ﾉ「私はまだ山田くんにあったことないから、確信は持てないがな」

ﾉﾊ;ﾟ�听)「どーすれば山田の気持ちを確かめられる！？」

lw´‐ _‐ﾉ「なに、これから私の言う通りにすればいいだけさ」

lw´‐ _‐ﾉ+「私の、言う通りにね……」

支援

しえーん

しえん

【山田宅】

(-@_@)「母ちゃん、俺ちょっと出かけてくるわ」

J( 'ｰ`)し「あらそう。どこ行くの？」

(-@_@)「ん……友達と遊びに」

J( 'ｰ`)し「お昼は？」

(-@_@)「いらね。食ってくる」

J( 'ｰ`)し「そう。じゃあヒートちゃんによろしく言っといてね」

(-@_@)「おう」

(;-@_@)「……って、ヒートと出かけるのバレてるし！」

J( 'ｰ`)し「こないだスーパーでヒートちゃんに会った時に、今度の週末デートだって嬉しそうに言ってたわよ」

(;-@_@)「あの馬鹿……なんでよりによって親にバラすかな」

J( 'ｰ`)し「急ぎなさいよ、女の子を待たしちゃ駄目よ」

(-@_@)「うるせー。じゃ、行ってきます」

J( 'ｰ`)し「ハイハイ」

(;-@_@)「ハァ……まさか母ちゃんにバレてるとはなぁ」

(;-@_@)「帰ってきたらなんてからかわれるか……」

―――Prrr、Prrr

(-@_@)「ん……」

【着信：素直ヒート】

(-@_@)「あん？　あいつ、こんなタイミングで何の用だ？」

―――ﾋﾟｯ

『おーす、山田ー。私だ私ー』

(-@_@)「おう、どうした。なんか用事でも出来たか？」

『まっさかー！　私が山田とのデートの時に、用事なんか入れる訳ないだろ！！』

(-@_@)「それもそうだな。で、要件は？」

『うん、ちょっとな。待ち合わせ場所を変えて欲しいんだけど』

(-@_@)「なんだ、そんなことか。どこに行けばいいんだ？」

『あのなー、陽出州アスレチックパーク』

(;-@_@)「はぁ！？」

山田かわいいよ山田

し！え！ん！だっ！

(;-@_@)「アスレチックパークっつったら、あの寂れた運動公園だろ？」

『……うん』

(-@_@)「待ち合わせに不便とかいうレベルじゃねーぞ」

『あの、だからな……あっ！』

(-@_@)「もしもし？　どしたヒート？」

『……あんたが、山田くんかい？』

(-@_@)「……誰だ、あんた？」

『ヒートの身柄は預かった。返して欲しくば、至急アスレチックパークまで来い』

(;-@_@)「ちょ、待てよ。お前誰だっつってんだろ！！」

『私か。私はヒートに私怨のあるものだよ』

『それでは、アスレチックパークで待つ。こなければヒートの命はない』

(;-@_@)「ちょ……！！」

―――ﾂｰｯ、ﾂｰｯ

(;-@_@)「クソッ！　何なんだよ一体！！」

シューたんハァハァ支援

(;-@_@)（電話かけ直しても全然出ない……）

(;-@_@)（まさかあいつ、なんか事件にでも巻き込まれたのか！？）

(;-@_@)（警察に連絡……いや、待て。とりあえずアスレチックパークに移動してからでも遅くはない）

(;-@_@)（質の悪いイタズラの可能性だって、まだあるじゃないか）

(;-@_@)（……イタズラであってくれよ。頼むから）

(;-@_@)「待ってろヒート。すぐ行くからな！！」

支援！

［陽出州アスレチックパークへようこそ！］

(;-@_@)「とりあえず着いたのはいいが……」

(-@_@)「この広い公園の、どこにヒートがいるんだよ」

―――Prrr、Prrr

(-@_@)「！！　ヒートからだ！！」

―――ﾋﾟｯ

『ククク……ようやく王子様のお出ましかね』

(#-@_@)「るせぇ！！　てめぇらヒートをどこにやった！！」

『そう慌てなさんな。我々なら、君の真後ろの自販機のとこにいるよ』

(;-@_@)「何っ！？(我々…？)」

(@_@-)彡　ｸﾙｯ

lw´▽ _▽ﾉ

(　□∀□)

ﾉﾊﾟ�听)「きゃー助けてー山田ぁー」←棒読み

(;-@_@)「……」

wwww

この作品のジョルジュのぶれの無さは素晴らしい

(;-@_@)「……」

lw´▼ _▼ﾉ「やぁ、初めましてになるかな、山田くん」

(　■∀■)「キョエーヘッヘ」

lw´▼ _▼ﾉ「我々はヒートに恨みを持つ団、略してＨＵＭ団の者だ」

(　■∀■)「キョエーヘッヘ」

lw´▼ _▼ﾉ「今日君を呼んだのは他でもない」

lw´▼ _▼ﾉ「君の無様な姿をヒートに見せて、落胆する姿を間近で見てやろうという魂胆なのだよ」

(;-@_@)「あの……色々突っ込みたいんですがとりあえず一ついいですか？」

lw´▼ _▼ﾉ「なんだね？」

(;-@_@)「……そこのグラサンのお前、長岡だろ」

(；■∀■)「キョエ……！？」ｷﾞｸｰｯ

支援！

どうでも良いがシューって「lw´‐_‐ﾉ」じゃなくて「lw´‐_‐ﾉv」だぞ

lw´‐ _‐ﾉv
いやいやこうだろう

どっかのブーンよりそれっぽく見えればなんでもいいよ

ここでもしもしの限界が……
携帯の辞書登録だと半角スペースがカットされますん

脳内変換余裕なんで大丈夫す

(；■∀■)「な、だ、誰だね、その長岡というのは！！」

(#-@_@)「黙れ。眉毛剃っても声でバレバレなんだよ！」

lw´▼ _▼ﾉv「ふむ……その人を見抜く眼力はさすがというべきか」

(-@_@)「あんたも、正体現せよ。ＨＵＭ団なんて戯れ言誰が信じるんだ」

lw´▼ _▼ﾉv「まぁ、私の正体はおいおい明かそう。今は我々のゲームに付き合ってもらうよ」

(-@_@)「馬鹿馬鹿しい。帰るぞヒート」

ﾉﾊﾟ�听)「きゃー助けてー山田ぁー」←棒読み

(;-@_@)「……ヒート？」

lw´▼ _▼ﾉv「ククク、無駄だよ。彼女は今や私の操り人形さ」

(;-@_@)「おーい、ヒートぉー。何してんだお前ー？」

ﾉﾊﾟ�听)「きゃー助けてー山田ぁー」

lw´▼ _▼ﾉv「何を言っても聞こえないさ。彼女には今、特殊な催眠暗示がかけられているからね」

(-@_@)「……あ、ヒートの好物の芋羊羮が落ちてる」

ﾉﾊ*ﾟ�听)「えっ！　どこに！？」

(-@_@)「ばっちり意識あんじゃねーか」

ﾉﾊﾟ�听)「あ」

lw´▼ _▼ﾉv「構わん、続けろヒート」

ﾉﾊ;ﾟ�听)「……き、きゃー助けてー山田ぁー」

(-@_@)「馬鹿だろ、お前ら」

主人公はヒートなのかこれ

(-@_@)「どうやら、ヒートもそっちの件に一枚噛んでるみたいだな」

lw´▼ _▼ﾉv「邪推は止めたまえ。賢明な君なら、我々の言うことを聞くしかないとわかっているはすだが」

(-@_@)「確かに、ヒートがそっち側にいる以上俺に選択肢はないが」

lw´▼ _▼ﾉv「ククク、そうだ。さすがに頭はキレるようだな」

(-@_@)「……アホくさ。おいヒート。これ以上この茶番劇を続けるなら俺は帰るぞ」

ﾉﾊ;ﾟ�听)「え！　ま、待って！」

(-@_@)「待たない。そっちに着くか俺に着くか、十秒で決めろ」

ﾉﾊ;ﾟ�听)「う、うぅ〜……」

lw´▼ _▼ﾉv「ははは、なかなかの亭主関白っぷりじゃないか。では、こういうのはどうだ？」

ﾉﾊﾟ□ﾟ)そ　ﾍﾟﾀｯ

(;-@_@)「お、おい！！　あんた……」

ﾉﾊ;ﾟ□ﾟ)「むんがー！！」

lw´▼ _▼ﾉv「問答無用で連れ去れば、たとえ茶番だろうと君の性格上追わずにはいられまい」

lw´▼ _▼ﾉv「では、さらば！」ｼｭﾀﾀｯ

(;-@_@)「……行っちまったよ」

しえーーん

(;-@_@)「何なんだよあいつ……おい長岡、説明してくれよ」

(　■∀■)「だから俺は長岡ではないと」

(-@_@)「それはもういいから。怒んないから事情の説明をくれ」

(　■∀■)「……実は俺もよくわかんないうちに巻き込まれたんだよね」

(-@_@)「はぁ？」

(　■∀■)「素直さんから連絡があって、家に来てみたら強制的に眉毛剃られてこの有り様だよ」

(;-@_@)「お前も被害者なのか……」

(　■∀■)「協力しないと俺のＨＤＤの中身をネットにぶちまけるとか脅されるし、散々だよ実際」

(;-@_@)「お前も大変だな……しかし、あのグラサンの御仁は何がしたいんだ？」

『その説明は、私からさせてくれないか？』

(@_@-)彡「……え？」

川 ﾟ -ﾟ)「やぁ、初めまして山田くん」

(-@_@)「あんたは、どちら様で？」

川 ﾟ -ﾟ)「ヒートから聞いていないかな。私はあの二人の姉の、素直クールという者だ」

(;-@_@)「お姉さん！？」

(　■∀■)「超絶美人だぜ……」

川 ﾟ -ﾟ)「私の妹たちが君に迷惑をかけたな。せっかくのデートだったのにすまない」

(;-@_@)「いや、それはいいんすけど……あなたがヒートの？」

(　■∀■)「お前、付き合って１ヶ月も経つのに会ったことなかったのか？」

(-@_@)「あぁ。ヒートは自分ちに俺を全然呼ばないし」

川 ﾟ -ﾟ)「外で遊ぶのが性に合ってる娘だからな。ヒートは」

川 ﾟ -ﾟ)「ちなみに、一緒にいたグラサンが次女の素直シュールだ」

(;-@_@)「あれも身内なんすか」

川 ﾟ -ﾟ)「うむ」

支援

川 ﾟ -ﾟ)「この度は本当にすまないことをした」

川 ﾟ -ﾟ)「ことの発端は、どうやらシューが君に嫉妬したみたいでな」

(-@_@)「嫉妬っすか」

川 ﾟ -ﾟ)「あぁ。今までのシューはヒートをからかうのが趣味みたいな奴だったからな」

川 ﾟ -ﾟ)「ところが、君と付き合ってからヒートは君に夢中で、シューのことなぞ素知らぬ顔だ」

(　■∀■)「女の嫉妬ってなぁ怖いっすからねぇ」

(-@_@)「で、矛先が回ってきたのが今回の件って訳ですか？」

川 ﾟ -ﾟ)「そのようだ。全く、我が妹ながら嘆かわしいアホだ」

(;-@_@)「クールさんも大変っすね……」

川 ﾟ -ﾟ)「私はもう慣れたよ。しかし、他人に迷惑をかけるのだけは許してはおけんと思ってな」

川 ﾟ -ﾟ)「今回、こうして参じた訳だ」

(-@_@)「わざわざすみません」

川 ﾟ -ﾟ)「いや、抑止力にならなかったんだ。私も役には立っていないよ」

面白い。
前スレどっかにまとめられてるの？

俺も前スレ見たいな。

支援するのだ

川 ﾟ -ﾟ)「しかし、ことが起こってしまったからにはただ見ている訳にもいくまい」

川 ﾟ -ﾟ)「私もシューの暴走を止めるのに協力しよう」

(-@_@)「あの……ちょっと思ったんですが」

川 ﾟ -ﾟ)「なんだ？」

(-@_@)「それってもしかして、俺が今回の件から逃げたりしたら、余計心証が悪化したりしませんかね？」

川 ﾟ -ﾟ)「まぁ……それは確かに。だが、否はシューとヒートにあるからな。私から言えば納得するだろう」

(-@_@)「けどそれって、事態が収拾したことにはなりませんよね」

川 ﾟ -ﾟ)「……君は何が言いたい？」

(-@_@)「いや……今回のことの原因が俺にあるなら、シューさんの提案に乗ってみようかと」

(　■∀■)「マジかよ。別にお前悪いことしてねーじゃん」

(-@_@)「確かに、自己中でムカつく理由だけど、それしかシューさんを諌める方法がないならそうしようかなと」

川 ﾟ -ﾟ)「ふむ……君がそう言うなら、説得ではなく攻略に乗り換えてもいいが」

(-@_@)「ありがとうございます。是非、そうして下さい」

川 ﾟ -ﾟ)（しかし、山田くんはシューのえげつなさを知らないからな……）

(　■∀■)「おっと、俺もぼちぼち動きださなきゃヤベー時間だな」

(　■∀■)「そいじゃ山田、俺たちはあっちに見えるうんていのとこにいるから」

(-@_@)「え。お前、正体バレて俺の側についたんじゃないの？」

(　■∀■)「はははは、何を馬鹿な。俺は移動場所を伝えるために残ってただけだぜ？」

川 ﾟ -ﾟ)「君もシューの側の人間なのか」

(;-@_@)「おい、待てよ。お前がこっちについてくれりゃ俺はすげぇ助かるんだぞ？」

(　■∀■)「友情よりＨＤＤの中身の方が大切だもの！」

川;ﾟ -ﾟ)「最低だな」

(　■∀■)ﾉｼ「じゃーなー。早くこいよー」

(;-@_@)「チッ、あの馬鹿……」

ジョルジュいい根性してんなｗ

そして……


(-@_@)「はぁ……」

lw#´▼ _▼ﾉ「遅いぞ山田ぁ！！　ヒートがどうなってもいいのか！！」

ﾉﾊﾟ�听)「きゃー助けてー山田ぁー」

(-@_@)「もうそれはいいから」

川#ﾟ -ﾟ)「シュー！　馬鹿な真似は止めなさい！」

lw´▼ _▼ﾉv「おやおや、クー姉も来ていたのか」

lw´▼ _▼ﾉv「ならばこのグラサンもつける意味はあるまい」

　　▼　▼
lw´‐ _‐ﾉv「はい、みんな大好きシュールさんですよー」

(　ﾟ∀ﾟ)「そして俺がジョルジュ様だぜ！」

(-@_@)「眉毛ないと誰だか分からん」

(　ﾟ∀ﾟ)「自分でもそう思うわ」

(-@_@)「で、シュールさん。俺は一体何をすればいいんですか？」

lw´‐ _‐ﾉv「おや、てっきり私はクー姉と説得でもしに来たのかと思ったが」

(-@_@)「それだと、あんたとの間に遺恨が残るだろ。そんなのはごめんだからな」

lw´‐ _‐ﾉv「ふぅーむ。なかなか男らしいではないか。気に入ったぞよ」

ﾉﾊ*ﾟ�听)（山田カッコいい……！）

lw´‐ _‐ﾉv「ならば説明しよう。君には今から、三つの試練を受けてもらう」

lw´‐ _‐ﾉv「その全てをクリアしたなら、ヒートは君のものだ」

(-@_@)「まぁ場所が場所だから、試練の内容も大方察しはつきますけどね」

lw´‐ _‐ﾉv「それなら話は早い。まずは、そこの30mロングうんていに挑んでもらおうか」

(-@_@)（うんていか……大丈夫かな）

支援っ！

lw´‐ _‐ﾉv「ルールは簡単。この長いうんていを半往復するだけで第一の試練はクリアだ」

(-@_@)「えらい簡単ですね。なんか裏がありそうだ」

lw´‐ _‐ﾉv「もちろん。ただ我々が見ているだけとお思いかね？」

(-@_@)「妨害ありってことか？」

lw´‐ _‐ﾉv「そのとーり！　我々はここに用意した大小様々なボールを使って、君の進路を邪魔させてもらうよ」

lw´‐ _‐ﾉv「ちなみにボールは柔らかいバレーボールから、かったい硬式球まで様々あるから上手く見極めてよけたまえ」

(;-@_@)「いやいや、あんた危ないな！」

lw´‐ _‐ﾉv「なんのこれしき。愛の前にはこれくらいの障害屁ともないだろ」

(;-@_@)「勝手言いやがって……」

lw´‐ _‐ﾉv「それでは〜、よーい……スタート！」

支援


素直シュールが素直じゃないとはこれいかに……

(;-@_@)（うんていなんて何年ぶりだろ……大丈夫かな）

(;-@_@)（しゃあねえ、やるか！）

―――ﾊﾟｼｯ

(-@_@)（お、意外にイケる。こりゃ大丈夫か？）

―――ﾋﾞｭﾇﾝ

(;-@_@)「あぶねっ！！」

lw´‐ _‐ﾉv「チッ……外したか」

(;-@_@)「あんた、いきなり硬式球はないだろ！　そこはバレーボールから慣らしていって徐々に固いのが来るのがセオリーだろ！？」

lw´‐ _‐ﾉv「なんでもセオリー通りにことが運ぶと思ったら大間違い」

lw´‐ _‐ﾉv「ついでに言うと落ちたら最初からだからね☆」

(-@_@)「クソ、またスタートからかよ……要所要所で硬式球に気をつけなきゃな」

ﾉﾊ;ﾟ�听)「や、山田〜……大丈夫かぁ？」

(-@_@)「心配すんな。お前はそこで見とけ」

ﾉﾊ;ﾟ�听)「う……」

シュー鬼畜ｗ

(;-@_@)「ﾊｯ…ﾊｯ…」

lw´‐ _‐ﾉv「はいサッカーボール！　バスケットボール！　ドッヂのボール！」

(　ﾟ∀ﾟ)「へい！」

―――ﾋﾞｭﾋﾞｭﾝ

(;-@_@)「ぐわぁ！！」

lw´‐ _‐ﾉv「ゲートボールにビリヤードの玉にテニスボール！」

(　ﾟ∀ﾟ)「へいへいへい！！」

―――ﾄﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞｯ

(;-@_@)「ふんがーっ！！」


lw´‐ _‐ﾉv「よく耐えてるな、相当固いのも当たってるはずなのに」

(#-@_@)「長岡ぁ！！　てめ後でぶん殴るからな！！」

(；ﾟ∀ﾟ)「なんで俺だけ！？」

(#-@_@)「なんかお前が一番楽しそうに見えんだよ！！」

(；ﾟ∀ﾟ)「言いがかりだー！！」

ﾉﾊ;ﾟ�听)「シュー姉〜……」

lw´‐ _‐ﾉv「ん？　どうしたヒート」

ﾉﾊ;ﾟ�听)「さすがにやり過ぎじゃないかなぁ……山田、すっごい痛そうだぞ？」

lw´‐ _‐ﾉv「なんのこれしき。この程度で根を上げられては、私の出張ってきた意味がない」

ﾉﾊ;ﾟ�听)「……」

(　ﾟ∀ﾟ)「大変です！　シュール曽長！」

lw´‐ _‐ﾉv「どうした、長岡一等兵」

(　ﾟ∀ﾟ)「玉の残りがもうないです！」

lw´‐ _‐ﾉv「む。そういえば、補給のことを考えてなかったな」

lw´‐ _‐ﾉv「仕方ない。長岡一等兵、拾ってきてくれ」

(；ﾟ∀ﾟ)「えぇ……面倒くせぇ」

lw´‐ _‐ﾉv「ほら、敵はあと10mまで迫ってきてるぞ。急げや急げ」

(；ﾟ∀ﾟ)「もー……分かりましたよ」

支援

(　ﾟ∀ﾟ)「えーと、とりあえず当たりやすいデカい玉だけ集めるか」

(；ﾟ∀ﾟ)「……あれ？　ない」

(；ﾟ∀ﾟ)「さっきまでこの辺に転がってたのに」

川 ﾟ -ﾟ)「探し物はこれかな？」

(　ﾟ∀ﾟ)「あ、クールさん。集めててくれたんすか、助かるっす」

川 ﾟ -ﾟ)「あぁ、そうだな。確かに集めていたよ……」

川#ﾟ -ﾟ)「こうするためにな！」

―――ﾎﾟｰﾝ

(；ﾟ∀ﾟ)「あぁっ、ボールが！！」

川#ﾟ -ﾟ)「ふん、ふん！」

―――ﾎﾟｰﾝ、ﾎﾟｰﾝ

(；ﾟ∀ﾟ)「めぼしい玉がどんどん遠くにいぃぃぃぃぃ！？」

川 ﾟ -ﾟ)「ふぅ……さて、長岡くん。どうぞ存分に、好きなだけ拾ってきたまえ」

川 ﾟ -ﾟ)「尤も拾ってきた頃には、山田くんはゴールしているだろうがね」

(　;∀;)「うわぁぁぁぁぁぁん！！」

lw´‐ _‐ﾉv「クー姉め……余計なことを」

(;-@_@)「ﾊｯ…ｾﾞﾊｯ…」

(;-@_@)「ご、ゴール……」

lw´‐ _‐ﾉv「所要時間18分弱か……もう少し時間が稼げると思ったがな」

lw´‐ _‐ﾉv「やむを得まい。次いくぞ次」

川 ﾟ -ﾟ)「お疲れ、山田くん」

(;-@_@)「ﾊｯ…ﾊｯ…どもっす。あれ、長岡は？」

川 ﾟ -ﾟ)「しばらくは帰ってこないから、安心しなさい」

(;-@_@)「なんだかよく分からんけど、いないならいいや……」

長岡が哀れｗ

lw´‐ _‐ﾉv「第二の試練、鉄柱棒登りー！」ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾊﾟﾌﾊﾟﾌ

(;-@_@)「いきなりノリが軽いのはなんでなんだ……」

lw´‐ _‐ﾉv「だって長岡もボール拾いにいったまま帰ってこないしー、一人で盛り上げんの大変なんだぞ？」

ﾉﾊ;ﾟ�听)「無理に盛り上げる必要ないと思うぞ……？」

lw´‐ _‐ﾉv「さて、ルールの説明だが」

ﾉﾊ;ﾟ�听)（シカトされた……）

lw´‐ _‐ﾉv「ここに見えるは、全長5mの登り棒でございます」

lw´‐ _‐ﾉv「この鉄柱のてっぺんには、第三試練を行う場所が書いた紙を張りつけてあります」

(-@_@)「要するに、登ってそれを取って次の場所に行けばいい訳だな」

lw´‐ _‐ﾉv「ただーし！」

(;-@_@)「またなんかあんのかよ」

lw´‐ _‐ﾉv「この鉄柱には、全体くまなくまんべんなく、滑りやすくなるよう油が塗ってあります」

(;-@_@)「げぇ！？」

ﾉﾊ;ﾟ�听)「ま、待ってくれシュー姉！　そんなの、高いとこで落ちたら大変なことになるぞ！？」

lw´‐ _‐ﾉv「だからー、落ちないようにこの雑巾で油を拭き取りながら進むんだって」

今北支援
読んでくる

>>61
山田が波紋を使えるなら問題ないな

lw´‐ _‐ﾉv「命がおしければ怠けずにちゃんと拭いてから登ること」

(;-@_@)「あんたの労力には頭が下がるよ……油塗るのも難儀だったろうに」

lw´‐ _‐ﾉv「では我々は第三試練の場所で待つ。また後でな」

ﾉﾊ;ﾟ�听)「山田ぁー！　死ぬなよー！！」




(-@_@)「……」

(-@_@)「さて、拭くか」

オーバードライブッ！！

ジョイ「出番やで？！」

(-@_@)っ［×］　ｺﾞｼｺﾞｼ

(-@_@)っ［×］　ｷｭｯｷｭｯ

(-@_@)「……まだ滑るな」

(-@_@)っ［×］　ｺﾞｼｺﾞｼ

(-@_@)っ［×］　ｷｭｯｷｭｯ

(-@_@)「もーちょいかな……」




(-@_@)「……なんつーか、あれだな」

(;-@_@)「すっげぇ地味！！」

(;-@_@)「作業の大変さより絵面の地味さに心が折られそうだよこれ！！」

追い付き支援

(;-@_@)「つっても拭かなきゃ先進まないし……」

(;-@_@)「でもこれ途中から拭きながら登らなきゃいけなくなるよな……」

(;-@_@)「んなこと俺に出来るかっての」

川 ﾟ -ﾟ)「お、いたいた。おーい、山田くーん」

(-@_@)「あ、クールさん」

川 ﾟ -ﾟ)「すまないな。泣いてる長岡くんを慰めていたら時間を食ってしまった」

(-@_@)「それで長岡は？」

川 ﾟ -ﾟ)「疲れたからもう帰ると」

(;-@_@)「……同情するぜ、長岡」

川 ﾟ -ﾟ)「それで、今の状況は？」

(-@_@)「あぁ、あのですね……」

【状況説明中】


川 ﾟ -ﾟ)「ふむ……」

(-@_@)「とりあえず、手の届く範囲は拭き終わったんです。けど、こっから先は登りながらじゃないと拭けなくて」

川 ﾟ -ﾟ)「……山田くん。非常に言いにくいんだが、いいかな」

(-@_@)「なんでしょう」

川 ﾟ -ﾟ)「登り棒というのは、通常二本ないし複数本並んで作られている。これもまた然りだな」

(-@_@)「そうですけど、それが何か？」

川 ﾟ -ﾟ)「何も律儀に油を拭かなくとも、隣の登り棒から登って手を伸ばせば届かないか？」

(;-@_@)「あ、あー……」

川 ﾟ -ﾟ)「気づいていなかったのか」

川 ﾟ -ﾟ)「恐らくシューも、不可能なのを承知でそうさせようとしていたんじゃないかな」

(;-@_@)「全く気づかなかった……」

支援

しえーん

十分後……


(;;-@_@)「ｾﾞﾊｯ……ｾﾞﾊｯ……おぇっ……と、取ったどー」

川 ﾟ -ﾟ)「無駄な台詞で体力減らしてないで、ポカリ買ってきたから水分補給しなさい」

(;;-@_@)「あ、すんません……」

川 ﾟ -ﾟ)「それで、紙にはなんて書いてある？」

(;-@_@)「えーと……」

『ロッククライミング場へゴー☆』

(-@_@)「……だそうです」

川 ﾟ -ﾟ)「ロッククライミングか。三つが三つとも腕力ばかり使う種目ばかりだな」

川 ﾟ -ﾟ)「もしかして、握力落ちて死ぬのを想定してたりして」

(;-@_@)「怖いこと言わないでくださいよ……」

ほほう

lw´‐ _‐ﾉv「お、来たか。えらく時間がかかったじゃないか山田くん」

(;-@_@)「伝令役の長岡がいなくなったから場所が分かんなかったんだよ！」

川;ﾟ -ﾟ)「案内板見てようやく見つけ出したぞ……」

lw´‐ _‐ﾉv「ということは、第二の試練自体はそんなに時間がかからなかった訳ね」

(-@_@)「あぁ、そうだよ。あんたのセコい時間稼ぎなんか通用してたまるか」

川 ﾟ -ﾟ)（私の助力のおかげだがな）

lw´‐ _‐ﾉv「ふふん、そうかい。それならば最後の試練のルールを説明してあげよう」

(-@_@)「次が最後……」

しえしえ

ながら？

lw´‐ _‐ﾉv「さて、見ての通りここにあるのはロッククライミング練習用のでこぼこウォールだ」

(-@_@)「もしかして、これを登れとかいう単純なルール？」

lw´‐ _‐ﾉv「あぁ。但し、取っ掛かりがある分楽だから、今回は妨害をキツくさせてもらうぞ」

(-@_@)「ちょっと待ってくださいよ。俺、壁登ってる間は背中向けてるから避けれませんよ」

lw´‐ _‐ﾉv「大丈夫。今回は当たっても痛くないものをぶつけるから」

川 ﾟ -ﾟ)「……なにやら嫌な予感がするな」

支援

(-@_@)「……あれ、そういえばヒートは？」

川 ﾟ -ﾟ)「む？　言われてみれば姿が見えない」

lw´‐ _‐ﾉv「ククク、ヒートかい？　ヒートならあすこにいるよ」

(-@_@)「あそこ……？」

ﾉﾊﾟ�听)ﾉｼ『うぉーい！！』

川 ﾟ -ﾟ)「あぁ、壁のてっぺんに座ってる……」

(-@_@)「要するに、登りきったら会えるってことか」

lw´‐ _‐ﾉv「まさにその通り」

川 ﾟ -ﾟ)「行けそうか？」

(-@_@)「妨害の内容次第っすかね……」

lw´‐ _‐ﾉv「それでは、最終試練……スタート！」

しえん

(-@_@)（まぁ、なんやかや言っても登り棒と同じくらいの高さだし……）

(-@_@)（一息に登れば楽にイケるはず）



lw´‐ _‐ﾉv「ほう……なかなか順調だね」

川 ﾟ -ﾟ)「妨害はいいのか？　シュー」

lw´‐ _‐ﾉv「ぼちぼち行くよ。私の最終兵器でね」

川 ﾟ -ﾟ)「最終兵器……？」

lw´‐ _‐ﾉv「そう。それはね……」

lw´‐ _‐ﾉvっー●　こいつだ……！！

川;ﾟ -ﾟ)「……あまり聞きたくないが、まさかそれは」

lw´‐ _‐ﾉvっー●「そう。犬のうんｋ」

川;∩ﾟ -ﾟ)∩「山田くん避けろおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ！！」

しえ

(;-@_@)「え？　避けろって言われても……」

lw´‐ _‐ﾉvっー●「さてどこにぶつけてやろうか。頭か背中か……」

川;ﾟ -ﾟ)「お前、公衆の場を汚す気か！！」

lw´‐ _‐ﾉvっー●「大丈夫大丈夫。的確に当てていくから」

川;ﾟ -ﾟ)「えぇい、さすがにこれは人として捨て置けん！」

ｶﾞｼｯ　川;ﾟ -ﾟ)っlw´‐ _‐ﾉvっー●

川;ﾟ -ﾟ)「山田くん、今のうちに登れえ！！」

(;-@_@)「は、はい！」

(;-@_@)（なんか良く分からんけど、すごい気迫を感じる……）

えげつないなｗｗｗ

(;-@_@)（やべ、腕がもう限界だ……）

川;ﾟ -ﾟ)「どうした山田くん、早く登るんだ！！」

(;-@_@)「すんません、腕力が、もう……」

川;ﾟ -ﾟ)「えぇい……そうだ！　ヒート、ヒート！？」

ﾉﾊﾟ�听)「なんだー、クー姉ぇ？」

川;ﾟ -ﾟ)「お前、そこから山田くんを引っ張り上げろ！」

ﾉﾊ;ﾟ�听)「え！？　でも、それだとルール違反になっちゃうぞ」

lw´‐ _‐ﾉv「そーだそーだ、早く離せ」

川;ﾟ -ﾟ)「四の五の言ってる場合か！！　早くしないと山田くんが犬の糞まみれになるぞぉ！！」

ﾉﾊ;ﾟ�听)「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ！？」

しえーん

し

引くわーw
シューさんw

続きはまだか、男
　　　_______
　　 /　　 　ヽ
　　 |〒ｿwvw″（´<_｀ 　）　俺に言われても
　　 lw´‐ _‐ﾉv　 /　　 ⌒i
　　 ／_ゝh_|＼　 　　　|　|
　　/　_|　||/￣￣￣￣/　|
＿_(__ﾆつ/ しゅーる./ | .|＿＿＿＿
　　　 ＼/＿＿＿＿/　 （u　⊃

寝落ちかな

>>91　だ、そうだ
　　　　_______
　　　/　　 　ヽ
　　　|〒ｿwvw″（´<_｀ 　）　俺らも寝るか
　　　lw´‐ _‐ﾉv　 /　　 ⌒i
と＼／_ゝh_|＼　 　　　|　|
　＼__|　||/￣￣￣￣/　 |
　＿_| ＿/ しゅーる./ | .|＿＿＿＿
　　　＼/＿＿＿＿/ （u　⊃

　　　　zｚｚｚ......
　　　　_______
　　　/　　 　ヽ
　　　|　　 　　ヽ　（<_｀ 　；）………。
　　　l〒ｿwvw″,, /　　 ⌒i
　　 ／_ゝh_|＼　 　　　　|　|
　　 /　_|　||/￣￣￣￣/.　|
＿_(__ﾆつ/ しゅーる./ .. | .|＿＿＿＿
　　　＼/＿＿＿＿/　 （u　⊃

(´◆ωの`)来た早々終わってるとは･･････

というか消息不明

たぶん寝るほ

寝落ちしたのか？
一応ほしゅ

ほしゅ

ほ

おげふ、寝落ちしていた
すんません続けます……

お、支援！

ﾉﾊ;ﾟ�听)「犬の糞まみれだなんてそんなの嫌だぞ！！」

(;-@_@)「クールさん、それどういう意味ですか！？」

川;ﾟ -ﾟ)「どういう意味も何も、シューが君を狙って犬の糞を投げようとしてるんだよ！」

lw´‐ _‐ﾉv「ふふふ……ほーれ、右か左か前か後ろか」

(;-@_@)「嫌あぁぁぁ」

川;ﾟ -ﾟ)「分かったら早くゴールしろ！」

ﾉﾊ;ﾟ�听)っ「山田、捕まれ！」

(;-@_@)「お、おう……」


ﾉﾊ ﾟ�听)っと(@_@-)　ｶﾞｯｼｨｨ―――――ﾝｯ！！


ﾉﾊﾟ�听)「ファイトオォォォ！！」

(;-@_@)「い、いっぱーつ……」

川;ﾟ -ﾟ)「よし、よくやった！」

lw´‐ _‐ﾉv「……ちぇ、ゴールされちゃったか」

しえしえ

追いついた支援

(;-@_@)「ﾊｯ…ﾊｯ…」

ﾉﾊ;ﾟ�听)「山田ぁー、大丈夫かぁー？」

(#-@_@)「大丈夫なはずあるか！　お前、自分が何したか分かってるのか！？」

ﾉﾊ;ﾟ�听)　ﾋﾞｸｯ

(#-@_@)「原因はクールさんから聞いたけど、お前まで一緒になって俺を引っ張り回してどーすんだ！！」

ﾉﾊ;ﾟ�听)「……ごめんなさい」

(-@_@)「ハァ……まぁ、済んだこた仕方ないや。今日はこれで許してやる」

―――ﾊﾟﾁｯ

ﾉﾊ;>��<)「あいてっ！！」

(-@_@)「デコピン一発で済んだだけありがたいと思いな」

ﾉﾊ;ﾟ�听)「はーい……」

支援

lw´‐ _‐ﾉv「よっこらしょとくらぁ！」

(;-@_@)「うおぅ！？」

ﾉﾊ;ﾟ�听)「シュー姉、どっから顔出してんだ！！」

lw´‐ _‐ﾉv「普通によじ登ってきた」

川;ﾟ -ﾟ)「そんなことしなくても、別通路から登ってくれば良かったのに」

(-@_@)「あ、クールさん」

川 ﾟ -ﾟ)「山田くん、お疲れ様。シューの理不尽に負けずよく頑張ったな」

lw´‐ _‐ﾉv「その頑張りに免じて、私は君たちに褒美をやろうとぞ思ふ」

(-@_@)「褒美ですと？」

ﾉﾊﾟ�听)「なんだろな？」

lw´‐ _‐ﾉv「ほらよ」

(-@_@)「なんすか、この茶封筒」

lw´‐ _‐ﾉv「中身を改めたまへよ」

(;-@_@)「げ！？　諭吉さんが五人も入ってる！！」

ﾉﾊ;ﾟ�听)「まじか！？」

川 ﾟ -ﾟ)「シュー、その金どうしたんだ？」

lw´‐ _‐ﾉv「怪しい金ではない。私がコツコツ貯めていた貯金の一部だよ」

(;-@_@)「そんな金、受け取れませんよ」

lw´‐ _‐ﾉv「君が心配する必要はない。もともとそれはヒートのために貯めていた金なのだからな」

ﾉﾊﾟ�听)「うぇ？　私の？」

lw´‐ _‐ﾉv「そうだ」

支援支援

lw´‐ _‐ﾉv「その金は、ヒートに服でも買ってやろうかと思って貯めていた金だった」

lw´‐ _‐ﾉv「しかし、君と付き合い始めた頃から、こいつは己でお洒落に気をつかうようになったからな」

lw´‐ _‐ﾉv「どうせ使わない金なら、君に服でも選んでもらった方が良かろと思ったまでのこと」

(;-@_@)「いやでも、さすがにこんな大金はもらえませんよ……」

lw´‐ _‐ﾉv「えいうるさい。お前は黙ってもらっておけばいいんだよ」

(-@_@)「……それならこれ、一枚だけお借りします」

lw´‐ _‐ﾉv「駄目だ。クリア報酬に拒否権はない。全て受け取りたまえ」

(-@_@)「この一万は、後でヒートと飯でも食ってきますから。残りはやっぱりシュールさんがヒートに服を選んでやって下さいよ」

(-@_@)「な、ヒート。それでいいよな？」

ﾉﾊ*ﾟ�听)「お……おう！」

lw´‐ _‐ﾉv「……」

川 ﾟ -ﾟ)「一本取られたな、シュー」

おぉ……山田カッコイイ

lw´‐ _‐ﾉv「……ふん、山田のクセにカッコつけやがって」

lw´‐ _‐ﾉv「クー姉。私もう帰るから、その金煮るなり焼くなり好きにしちゃって」

川 ﾟ -ﾟ)「何が帰るからだ。私からの説教はまだ始まってもいないぞ」

lw´‐ _‐ﾉv「おっと、クー姉の逆鱗に触れる前に退散退散」

lw´‐ _‐ﾉv「とうっ！！」

(;-@_@)「うわ飛び下りた！」

ﾉﾊ;ﾟ�听)「シュー姉ッ！！」

川 ﾟ -ﾟ)「いや、どうやら上手く着地したみたいだぞ」

(;-@_@)「パネェなあの人……」

なんだよ、シューもカッコイイじゃないか支援

しえしえ
山田の苦労は続きそうだな

最後にしえん

あかんもう限界。寝ます……
明日残ってたら続けます

乙

ならば保守しよう

続いてたのか保守

保守するしかないじゃなイカ!

保守感謝
しかし……今から仕事だ
あと少しなんだがすまねぇ

なにこのゴミ、なんでこんなに人気ないし駄文を平然と公共の場に晒せるんだ？
まずストーリー、よくあるラノベっぽいなにかに萌え（笑）キャラ。
まるでマネキンのような個性のないキャラ。
地の文は文体からしてレベルが低い。
はっきし言ってしまえば俺からして見れば
アマチュアの『ア』の字すらもったいないないゴミ駄作だと思うわ。
小説を語るのもおごがましいんだよ。
小説はな？らくがきとは違うんだよらくがきとは
厨房の妄想じゃないんだよ。高等で至高なんだよわかったか？
クソつまらない駄作を二度と見せんな勘違い野郎が。

さてさて、保守するか☆

保守

保守

ほ

ほし

川 ﾟ -ﾟ)「どうせ今から追っても逃げられるだけだろう」

川 ﾟ -ﾟ)「ヒート、シューのことは私に任せて、お前たちはこれから好きにしなさい」

ﾉﾊﾟ�听)「クー姉。いいの？」

川 ﾟ -ﾟ)「まだ昼下がりだしな。デートに遅いという時間でもあるまい」

(-@_@)「すみません。今日はなんか色々助けてもらっちゃって」

川 ﾟ -ﾟ)「いやいや、本来なら謝るのはこっちの方だ。長岡くんにも、シューが悪いことをしたと伝えておいてくれないか」

(-@_@)「はい。次に会った時には必ず」

川 ﾟ -ﾟ)「悪いな、手間を取らせて」

川 ﾟ -ﾟ)「それでは、また。近いうちに君もうちに遊びに来なさい」

(-@_@)「……はい、ありがとうございます」

よしきたしえん

(-@_@)「……さて、これからどうするかな」

(-@_@)「とりあえず、宣言通り飯でも食いにいくか」

(-@_@)「ヒート、お前なんか食いたいもんあるか？」

ﾉﾊ;ﾟ�听)「……」

(-@_@)「どうした、ヒート。ボーッとしてないで早く下りるぞ」

ﾉﾊ;ﾟ�听)「あ、あのさ、山田……」

(-@_@)「なんだよ」

ﾉﾊ;ﾟ�听)「……もう、怒ってないか？」

(-@_@)「怒っても仕方ないだろ。お前だって、あの姉ちゃんにそそのかされただけなんだろ？」

ﾉﾊ;ﾟ�听)「そうだけど……」

(-@_@)「……要するに、迷惑かけたことに引け目を感じてるのか」

ﾉﾊ;ﾟ�听)　ｺｸﾘ

(-@_@)「……バーカ」

しえん

支援

(-@_@)「この程度で迷惑だなんだと言ってたら、お前と付き合うことなんか出来ねんだよ」

ﾉﾊ;ﾟ�听)「けど、今回はあんまり酷くなかったか？」

(-@_@)「悪いのはお前の姉ちゃんだろ。お前はそれに利用されただけだ」

ﾉﾊ;ﾟ�听)「……ごめんな。私、本当に山田に好かれてるのか不安になっちゃったんだ」

(-@_@)「だからって、こんなしち面倒なことしても愛情が確かめられるはずないだろうが」

ﾉﾊ;ﾟ�听)「そうだな。お前の言う通りだ」

(-@_@)「分かったら、頭を切り替えて行けよ。そんな辛気くさい面してたら、飯が不味くなるぞ」

ﾉﾊ*ﾟ�听)「……ありがとう、山田。お前はやっぱり優しいな！！」

(*-@_@)「真顔で言うな、アホ」

おかえり支援

(-@_@)「で、お前は何が食いたいんだ？」

ﾉﾊ*ﾟ�听)「ピザ！！　ピザが食べたい！！　トマトとチーズの乗っかったやつ！！」

(-@_@)「よっしゃ、ピザだな？　金はあの人から預かってるし、吐くほど食うぞ」

ﾉﾊ*ﾟ�听)「おう！……あ、でもその前に」

(-@_@)「なんだ？」

ﾉﾊﾟ�听)「せっかく降って湧いたようなお金があるんだから、ちょっと行きたいとこがあるんだけど」

(-@_@)「ん……別に構わんけど」

ﾉﾊ*ﾟ�听)「あんがと！　それじゃ、着いてきてくれ山田！！」

(-@_@)「……？」

しえん

支援しえん！

数十分後……


(-@_@)「……何これ？」

ﾉﾊ*ﾟ�听)「見ての通り、免許証とかの証明写真を撮る機械だぞ！！」

(-@_@)「なんでここに俺を連れてきた？」

ﾉﾊ*ﾟ�听)「デートの最後に、山田と写真撮ろうと思ってたんだ！！」

(-@_@)「プリクラでいいじゃん」

ﾉﾊﾟ�听)「プリクラだと紙がやわやわ過ぎて、すぐ破けるんだもん！！」

(-@_@)「あぁ、お前ああいうシール扱うの苦手そうだもんな……」

ﾉﾊ*ﾟ�听)「だからこれで、ちゃんとした頑丈な写真撮って飾るの！！」

(-@_@)「飾るな、飾るな」

申し訳ない。あと数レスで終わるんだが昼休み終わるわ
続きはまた後で……

仕事頑張れ！

ほ

ほっ

支援

ほっしゅ

あげ

保守る

へ

保守だっ！！

星

野

ﾉﾊ*ﾟ�听)「いぇーい、山田と初めてのツーショット写真ー！！」

(;-@_@)「つーか、中意外とせまっ！！」

ﾉﾊﾟ�听)「普通二人で入る作りにはなってないからなー」

(-@_@)「密着すんな息苦しい」

ﾉﾊ*ﾟ�听)「やだー。てか無理ー」

(-@_@)「テカテカしやがってこの馬鹿たれが……」

(-@_@)「じゃあ、金入れるぞ」

ﾉﾊ*ﾟ�听)「バッチコーイ！」

支援

ヒート可愛いなｗ

ﾉﾊ*ﾟ�听)「いぇーい、ピースピース！！」

(-@_@)「外に声漏れたら恥ずかしいからはしゃぐな」

ﾉﾊﾟ�听)「お、カウントは三秒前からか」

(-@_@)「あんま変な顔して写るなよ」

ﾉﾊ*ﾟ�听)「山田こそ、私に見惚れて明後日の方向向くんじゃないぞ！！」

(-@_@)「お前と一緒にすんな……って、もうカウント始まるし」

ﾉﾊ*ﾟ�听)「へへ……」

支援

音声ガイド『それでは、撮影を始めます』

『３』

　　　ﾉﾊ*ﾟ�听)(@_@-)　　　

『２』

　　　ﾉﾊ*-��-)(@_@-)　　　

『１』

　　　　 ﾉﾊ*-(@_@-;)そ

支援

―――カシャッ



【　　ﾁｭｯ　ﾉﾊ*- (@_@-;)　　　】

ぬおおおおおお

おかえり支援

うおおおおおお！

さすがヒートだ
かわいい

(;-@_@)「うわあぁぁぁ、ヒートお前何しやがる！」

ﾉﾊ//��/)「へへへ……これが本当の愛の証明写真、なんちゃって」

(;-@_@)「照れるなら言うなあぁぁぁ！」

ﾉﾊ//��/)「この写真、私の一生の宝物にするから……」

(;-@_@)「駄目だ返せ、人に見られたら軽く死ねる」

ﾉﾊ*ﾟ�听)「やーだよ！」

(;-@_@)「返せ！」

ﾉﾊ*ﾟ�听)「やだー！」

うふふ

ﾉﾊ*ﾟ�听)ノ□「この写真を返して欲しければ、私に向かって愛してると叫んでみろー！！」

(;-@_@)「だーかーら公衆の面前でそういう台詞を吐くなってば！」

ﾉﾊ*ﾟ�听)「あー楽しい。山田相手にここまで優位に立ったの初めてだ」

―――ドンッ

ﾉﾊ;ﾟ�听)「痛っ……す、すみませｎ」

lw´‐ _‐ﾉv「……やぁ」

ﾉﾊ;ﾟ�听)「シュー姉！？」

(;-@_@)「シュールさん！　なんでここに！？」

lw´‐ _‐ﾉv「いやぁ、白昼堂々ラブオーラを撒き散らすカップルがいるから、様子を見ていたのさ」

(;-@_@)（さては俺らの後つけてたな）

ﾉﾊ;ﾟ�听)（シュー姉に尾行された……）

lw´‐ _‐ﾉv「しかし君たち、思った以上に仲がいいねぇ」

lw´‐ _‐ﾉv「あ、そーれ。ヒートと山田はラッブラブー。ヒートと山田はラッブラブーっと」

ﾉﾊ#ﾟ�听)「むぅ〜！　せっかくのいい雰囲気を邪魔しやがって！！」

(;-@_@)「どこがいい雰囲気だったんだよ」

ﾉﾊ#ﾟ�听)「何の用だ、シュー姉！！」

lw´‐ _‐ﾉv「いやなに。ちょっとクー姉に、私への怒りを収めるよう口添えしてもらえないかと思ってな」

ﾉﾊ#ﾟ�听)「誰がそんなことするかあぁぁぁぁぁ！！」

lw´‐ _‐ﾉv「おや、そんな口を聞いていいのかな？　この写真がどうなっても知らんぞ？」

lw´‐ _‐ﾉvﾉｼ□

ﾉﾊ;ﾟ�听)「え！？　あれ！？　いつの間に！？」

(;-@_@)「手癖悪っ！」

支援

しえーん

シューヒドイ

ﾉﾊ#ﾟ�听)「返せー！！」

lw´‐ _‐ﾉv「だが断る」

ﾉﾊ#ﾟ�听)「かーえーせーっ！！」

lw´‐ _‐ﾉv「やーだよっとヒラリ」

(;-@_@)「……」



ヒートとシュール、二人の姿を見ながら、山田は
これからも素直一家に翻弄され続けるであろうことを
予感したのであった……。

　 _
(　ﾟ∀ﾟ)「第二部、おしまいだぜ！！」

乙！

乙！！

乙

乙
ヒートかわいい

乙。
第二部って事は前スレあり？
同じタイトル？

乙！

乙！！

シュー姉めw
いやあベッタベタのラブコメって本当にいいものですね

終わったぞ
「乙」……と
　　_______
　/　　 　ヽ
　|〒ｿwvw″
　lw´‐ _‐ﾉv
　.(__つ /￣￣/　　　
　//＼/＿＿/＼ 　（´<_` 　）　 はいはい乙乙
／/ ※＼＿＿＿＼ ノ　　 ⌒i
＼＼ 　※ 　※ ※ ヽ 　　 |.　|
＼ヽ-―――――ヽと￣　　 ）

一部でこんな山田ノリノリだったっけ･･･？　まぁいいや　乙ですう

>>176
ﾉﾊﾟ�听)熱血！情熱！素直ヒ―――――――トッッッ！！！のようです (152)
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1289547068/

乙です